【スーパーダンガンロンパ2】天倉「長い夢の先にあったもの」【安価】【オリキャラ中心】 (1000)

※注意

・ダンガンロンパ1、2、ゼロのネタバレがあります

・舞台は2と同じジャバウォック島、ルールも2と同じです

・オリキャラ中心になりますのでご注意ください
・最初のスレ【プロローグ~CHAPT.1】
【スーダン2】???「コロシアイ修学旅行……!?」【安価】【オリキャラ】
【スーダン2】???「コロシアイ修学旅行……!?」【安価】【オリキャラ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400847912/)

・2番目のスレ【CHAPT.2】
【スーパーダンガンロンパ2】天倉「修学旅行はまだ続く」【安価】【オリキャラ中心】
【スーパーダンガンロンパ2】天倉「修学旅行はまだ続く」【安価】【オリキャラ中心】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402398450/)

・3番目のスレ【CHAPT.3】
【スーパーダンガンロンパ2】天倉「俺はいったい何者なんだ?」【安価】【オリキャラ中心】
【スーパーダンガンロンパ2】天倉「俺はいったい何者なんだ?」【安価】【オリキャラ中心】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404737506/)

・前々スレ【CHAPT.4】
【スーパーダンガンロンパ2】天倉「未来にあるのは希望か絶望か」【安価】【オリキャラ中心】
【スーパーダンガンロンパ2】天倉「未来にあるのは希望か絶望か」【安価】【オリキャラ中心】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407759082/)

・前スレ【CHAPT.5】
【スーパーダンガンロンパ2】天倉「未来なんてどこにもない」【安価】【オリキャラ中心】
【スーパーダンガンロンパ2】天倉「未来なんてどこにもない」【安価】【オリキャラ中心】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1410319339/)

注意は以上です。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413035112

・修学旅行名簿

男子

・天倉春尊(あまくら はるたか)
才能…超高校級の影武者
身長…179cm
料理の腕…38
掃除の腕…84

・狩谷煉司(かりや れんじ)【DEAD】
才能…超高校級のハンター
身長…190cm
料理の腕…76
掃除の腕…14
好感度…7.8
天倉への印象【悪いね、大将】

・福永豪(ふくなが ごう)【DEAD】
才能…超高校級の福祉委員
身長…210cm
料理の腕…84
掃除の腕…5
好感度…0.3
天倉への印象【カ、カーペット運び手伝ってくれてありがとう】

・王城志紀(おうしろ しき)【DEAD】
才能…超高校級のチェスプレイヤー
身長…178cm
料理の腕…52
掃除の腕…49
好感度…3.9
天倉への印象【待ってるよ、向こうでな】

・姫埜メリー(ひめの ――)
才能…超高校級の文芸部
身長…156cm
スリーサイズ…B70 W56 H87
料理の腕…95
掃除の腕…95
好感度…MAX
天倉への印象【春尊君に親友として何が出来るのかしら……】

・当麻隼(とうま はやと)
才能…超高校級の槍使い
身長…182cm
料理の腕…89
掃除の腕…51
好感度…8.6
天倉への印象【このままじゃやべえぞ……】

・切原生人(きりはら いくと)【DEAD】
才能…超高校級の傭兵
身長…170cm
料理の腕…85
掃除の腕…65
好感度…4.4
天倉への印象【……後は任せる】

・クリス・アルテミア・フォン・リーデルハイド【DEAD】
才能…超高校級の王子
身長…185cm
料理の腕…98
掃除の腕…73
好感度…1.6
天倉への印象【なかなか見所はあるな】

・女子

・若葉実(わかば みのり)
才能…超高校級の幸運
身長…162cm
スリーサイズ…B89 W58 H86
料理の腕…80
掃除の腕…69
好感度…MAX
天倉への印象【…………】

・奉田仕乃(まつりだ しの)【DAED】
才能…超高校級のチアリーダー
身長…165cm
スリーサイズ…B87 W59 H88
料理の腕…91
掃除の腕…8
好感度…4.6
天倉への印象【ごめん、アンタみたいには出来なかった……】

・和水冬羽(なごみ とわ)【DEAD】
才能…超高校級のセラピスト
身長…160cm
スリーサイズ…B85 W56 H83
料理の腕…88
掃除の腕…92
好感度…MAX
天倉への印象【さようなら、ハル……】

・二ノ宮歌恋(にのみや かれん)
才能…超高校級のダンサー
身長…159cm
スリーサイズ…B77 W55 H78
料理の腕…24
掃除の腕…27
好感度…6.6
天倉への印象【どうしたらあなたの力になれますか……?】

・二ノ宮美踊(にのみや みよう)【DEAD】
才能…超高校級の歌手
身長…159cm
スリーサイズ…B77 W55 H78
料理の腕…28
掃除の腕…37
好感度…1.1
天倉への印象【歌恋とお揃いのペンダントありがとう!】

・志賀萌衣(しが めい)【DEAD】
才能…超高校級のパティシエ
身長…150cm
スリーサイズ…B80 W56 H82
料理の腕…120
掃除の腕…39
好感度…3.3
天倉への印象【隼くんと美魅ちゃんの事、話してよかったよ】

・音木詩(おとき うた)【DEAD】
才能…超高校級の放送委員
身長…145cm
スリーサイズ…B72 W52 H76
料理の腕…57
掃除の腕…62
好感度…3.0
天倉への印象【儀式は止められたけど……月の石をくれたから……ありがとう】

・神乃木美魅(かみのぎ みみ)【DEAD】
才能…超高校級のシスター
身長…168cm
スリーサイズ…B96 W60 H90
料理の腕…62
掃除の腕…21
好感度…1.9
天倉への印象【あなたの未来に光がありますように……】

ふと思ったけどトワは「タカ」とは恋仲だったのかな?
そして「タカ」はミノリと幼なじみなんじゃないかって思うんだよね。
そうすればネズミー城にあった石碑の文書に出てくる4人の順番が妙に納得がいくんだよね。

トワ→(恋仲?)タカ→(幼なじみ?)ミノリ→(恋仲)ハル→(幼なじみ)トワ
で繋げることが出来そうだから。







CHAPTAR.0【希望が潰えた日】






「……」

「何してるんだ?」

「あっ、ハル君!」

「珍しいじゃないか、実が少女漫画以外の本を読むなんて」

「あー、ひどい!私だって勉強してるんだからね!」

「ごめんごめん。それで?何を読んでるんだ?」

「……笑わない?」

「笑わないようにはするさ」

「なんか怪しいけど……えっと、外国語の勉強を」

「旅行の予定でもあるのか?」

「ち、違うよ!ただハル君は外国語をたくさん知ってるでしょ?」

「まあ、一応は……家で徹底的に叩き込まれたからな」

「だからハル君についていく時は私も会話ぐらい出来るようにならないと!」

「……」

「だって、ほら、私達はその……」

「全く本当に健気と言うか何というか……だけど嬉しいよ」

「本当?」

「俺が家で孤立してるの知ってるだろう?」

「う、うん」

「だから実と冬羽とタカにはずっと助けられてきたんだ」

「そ、そんな事ないよ!私達はいっぱいいっぱいハル君に助けられて……私達が絶望しなかったのはハル君のおかげだし」

「ちょっと買い被りすぎじゃないか?」

「そんな事ないもん!」

「……まいったな本当に」

「おや、ミノリにハルじゃないか」

「2人して何してんだ?あっ、もしかして邪魔だったり?」

「も、もう!そんなんじゃないよ!」

「そもそもタカと冬羽には言われたくないぞ」

「えっ?」

「あははっ、そんな関係じゃないから問題ないって!なっ、冬羽」

「……知らないよ」

「えっ!?な、なんでそんな膨れっ面なんだ!?」

「相変わらずトワも苦労するね……」

「ははっ、おっと……もうこんな時間か。俺行かないと」

「えっ、何かあったの?」

「ちょっと色々あってその調査だよ。夜には戻れるとは思うけど」

「なんだ?何かあるなら俺も付き合うぞ?」

「いいよ、そんな危険な事じゃないし万が一の警護もいるから」

「……へっ、強情だなハルは」

「タカこそ、最近おかしくないか?」

「俺は自分の思うがままに行動してるだけだよ」

「昔はあんなに家の事を嫌ってたのに……」

「……まっ、ちょっとした心変わりだよ」

「ハル、行かなくていいのかい?」

「あっ、マズい!早く行かないと!じゃあまた後でな、実、冬羽、タカ!」

「ハル君、頑張ってねー!」

「ああ!」

「さてと、私もそろそろ部屋に帰らないと!トワとタカ君はどうするの?」

「んー、どうするかな。冬羽は?」

「ボクは新世界プログラムのプログラム構成を不二咲さんと話してくるよ」

「新世界プログラムってあの仮想空間を使ったセラピーのための機械だよね?」

「ああ、これが完成したらもしかすると脳から記憶をサルベージして記憶喪失などは解消されるかもしれない」

「相変わらずすごいな冬羽は……俺とは大違いだ」

「タカ君だってすごいよ!ハル君は言わずもがなだし、すごくないのは私だけだよ……」

「……ボクはミノリの幸運は洒落にならないと思うけれどね」

「そうかなぁ……」

「俺もそう思うぜ?」

「むー……」

「さて、それじゃあ俺はトレーニングルームにでも行くかな……」

「あっ、うん!」







若葉「それじゃあまた明日ね!トワ、タカ君!」


和水「また明日、ミノリ、タカ」


天倉「ああ、また明日な。実、冬羽」












――――その日から私の希望は消えたまま。

――――ボクの大切な人も希望を繋ぐために命を落とした。

――――だから。

――――ボク達は……












SEARCH……



PROGRAM……DOWNLOAD……





PROGRAM START







CHAPTAR.0【希望が潰えた日】END






【若葉の病室】

天倉「…………」

若葉「……」

天倉「実……」

若葉「……」

天倉「……」

若葉「……」

あれから何日経っただろう……
王城の悪意に冬羽が引きずり込まれたあの日から、実のそばにいるだけの日々を俺は過ごしていた。

天倉「……」

食事はいつの間にか用意されている物をとっている……起きた実に心配をかけるわけにはいかないから。

天倉「……」

若葉「……」

天倉「実……」

若葉「……」

天倉「………………………………………………………」

――ああ……







――いつになったら、この悪夢は覚めるんだろう……












CHAPT.6【失い続けた者がたった1つだけ捨てなかった願い】






【ホテルミライ・レストラン】

姫埜「はぁ……まいったわね」

歌恋「天倉お兄さんは、まだ……」

姫埜「実ちゃんにつきっきり。食事はしてるから餓死とかの心配はないけど……半ば廃人ね」

当麻「……無理もねえ。和水の事と若葉の事は立て続けに起きちまった。しかも欠片みてえな希望があるのがまたたちが悪い」

姫埜「割り切る事も出来ないからね……本当に春尊君はいつ壊れてもおかしくないわよ」

歌恋「な、何か出来ないでしょうか?」

当麻「つってもよ、何が出来んだ?今の俺様達に」

姫埜「そうね……実ちゃんを目覚めさせるなんてあたし達には無理だし、かと言って何もしないのも……」

歌恋「あ、あの、ネズミー城の石碑の数字を何とか解き明かしてみませんか?」

当麻「あのわかんなくなってるのをか……つうかあれは誰がやったんだ」

姫埜「多分、志紀君じゃないかしら。モノクマは入れないみたいだからあんな事するとしたら志紀君くらいでしょ?」

当麻「なるほどな……となると、あの野郎に一泡吹かせるためにもあの数字を解くのもいいかもしれねえ」

歌恋「決まり、ですね」

姫埜「よし!それじゃあまずはネズミー城に行ってみましょう!」

【ネズミー城】

姫埜「うーん、やっぱり謎を解く鍵はこの文よね」

【冬が来て、雨が降り、実りがあって、春となる。
4人の誓いは不滅であり、希望の道を指し示す。
その証にこの数字を残そう。
×××××】

歌恋「どういう意味なんでしょう……?」

姫埜「多分、二行目の【希望の道を指し示す】って部分からして一行目の文が数字のヒントなんじゃないかしら?」

当麻「俺様には一行目に3人の名前が入ってる事しかわからねえな」

姫埜「えっ?」

当麻「【冬】は和水の冬羽だろ。【実り】はそのまま若葉の名前だ。で、【春】は天倉の名前だろ?」

歌恋「あっ、本当……それじゃあこの【4人の誓い】って言葉の4人って……」

姫埜「春尊君、実ちゃん、冬羽ちゃんって事?そうなると【雨】は誰の事かしら……」

当麻「つうか、そこからどう数字が出てくんだ?」

歌恋「……あっ!」

姫埜「どうしたの、歌恋ちゃん」

歌恋「も、もしかすると名前から連想する数字じゃないですか?」

当麻「あん?」

歌恋「天倉お兄さんは【ハ】ルタカだから8、和水お姉さんは【ト】ワだから10、若葉お姉さんは【ミ】ノリだから……」

姫埜「3って事ね?」

当麻「なるほどな……つまり一行目の順番に数字を並べると……」

姫埜「10×38……消えてる数字は5つみたいだから後1つわかればいいわけね……」

歌恋「でも雨が誰を指すのかわからないと……」

姫埜「そうね、そこが問題になるわ」

当麻「この数字、わざわざこんなとこにあったって事は重要な数字だよな?」

姫埜「……多分遺跡のパスワードよ」

歌恋「えっ!?」

姫埜「他にないじゃない。数字を必要としてる場所なんて」

当麻「くそっ、そういう事か!何回も出来んなら1から9まで試すんだがよ……!」

姫埜「間違えたら蜂の巣でしょうし、それはね……」

歌恋「……」

姫埜「とにかく考えましょう。間違えてないならあたし達は後1つまで来てるんだから」

当麻「ちっ、若葉ならここまでわかりゃあ、一発で正解を引き当てるんだろうがな」

姫埜「そうね……だけどあたし達は実ちゃんじゃない。考えるしかないのよ……」

【若葉の病室】

天倉「……」

モノクマ「うぷぷ、やあやあ天倉クン!絶望してる?」

天倉「……」

モノクマ「まあ気持ちはわかるよ。ボクにも昔とてもゾッコンな人がいたからね!もう死んだけど!」

天倉「……」

モノクマ「いや、もしかしたら今も引きずってるのかな?あの時並の絶望は1回しか味わえてないし……」

天倉「……何の用だ」

モノクマ「みんなが今遺跡のパスワードを解き明かそうと遺跡の前で唸ってるみたいだよ!」

天倉「みんなが……」

モノクマ「うぷぷ、天倉クン。キミなら何となくわかってるんじゃないの?あの遺跡のパスワード」

天倉「……」

モノクマ「ボクもさ、キミとの決着がこんな形だなんて正直イヤなんだよね!」

天倉「……」

モノクマ「だから来てよ!最終決戦の場にさ!」

天倉「……」

モノクマ「まっ、拒否権はないんだよね……というわけで!」







モノクマ「1時間後、このジャバウォック諸島を消滅させまーす!」






天倉「……!?」

モノクマ「今のキミならわかるよね?ボクにはそれが可能な事ぐらい!」

天倉「……」

モノクマ「もちろんジャバウォック諸島にいる人間は全員死亡となります!今キミが手を握ってる大切な大切な若葉さんも死んじゃうわけ!」

天倉「……」

モノクマ「うぷぷ、公園にアレを設置しておいて良かったよ。否応なしにキミはボクとの最終決戦の場に来ないといけないんだから!」

天倉「そのための、物だったのか……」

モノクマ「いやあ、キミが自主的に来るならわざわざ使うつもりはなかったよ?だけどこうなった以上、仕方ないよね!」

ピンポンパンポーン…!







モノクマ「エマージェンシー!エマージェンシー!」

モノクマ「ただ今ジャバウォック公園にあるモノクマ爆弾が起動しました!」

モノクマ「この爆弾が爆発すればジャバウォック諸島は跡形もなく消し飛びます!」

モノクマ「ただし……遺跡の中はその影響を受けません!」

モノクマ「助かりたかったら、さっさと遺跡に行く事だね!」

モノクマ「アーハッハッハッハッハッハ!!」






モノクマ「じゃあ待ってるね!決着つけようよ、今度こそさ!」

天倉「……」

1時間、か……

若葉「……」

天倉「……ああ、そうだな」

こうなった以上、やる事は1つだけだ。

天倉「必要なのは車椅子、それと……」

【遺跡】

当麻「くそが!!何が消滅だ!」

歌恋「あ、後10分もありません……!」

姫埜「こんな時に春尊君はどこ行ったのよ……とりあえず2人共、大切な物は持ったわね!」

当麻「おう……志賀と美魅のコテージからな」

歌恋「私も、美踊と生人お兄さんのコテージから……」

姫埜「良かった、他のみんなの遺品は集めたんだけど4人は出来なかったから……煉司君のイグアナ達ったらすぐ逃げるし……」

天倉「……みんな」

姫埜「春尊君!それに実ちゃんも!」

天倉「車椅子を押しながら歩くのに手間取って……遅れてすまない」

歌恋「あ、あの、若葉お姉さんの膝にいるのは……」

天倉「モノミも、仲間だったからな」

当麻「ちっ、感傷は後だ!さっさとパスワードを突き止めて……」

天倉「大丈夫だ、わかっているから」

姫埜「えっ?」

歌恋「天倉お兄さん……?」

そう、なぜかはわからないけど……今の俺にははっきりわかる。

遺跡のパスワード……【誓いの数字】が。







【10338】

ニンショウカンリョウシマシタ……

ピー!

ガコン!












一部のデータが強制的にDELETEされました。

緊急プログラムの起動を許可します。

管理者権限を持つ者がいないため、権限を………………………………






本日はここまで。

次回からはコトダマ集めに入ります。

それでは……

【???】

天倉「……」

モノクマ「ようこそ!最終試験会場へ!」

当麻「最終試験だぁ?」

モノクマ「そうだよ!オマエラにはある課題をクリアしてもらって、最終的にはこの島から出るか選択してもらうの!」

姫埜「……選択も何も、答えなんて1択しかないじゃない」

歌恋「そもそも、ここはどこなんですか?」

遺跡の中、俺達は確かにそこに進んだはずだ。
だけど今俺達がいるのは……

天倉「……扉があるだけの部屋だな」

正方形の部屋の3方向に赤、黄、青の扉があるだけの部屋……
いったいどこから俺達が入ってきたのかさえわからない……そんな部屋だった。

モノクマ「この扉の先にはそれぞれ課題に関するヒントを散りばめてあるんだよ!オマエラは今までのように調べて……課題の答えをボクに示せばいいってわけ!」

当麻「ちっ、御託はいらねえ!課題ってのはなんだ!」

モノクマ「うぷぷ、課題は4つ!」

モノクマ「このジャバウォック諸島の秘密は何なのか?」

モノクマ「なぜオマエラはジャバウォック諸島に来る事になったのか?」

モノクマ「このコロシアイ修学旅行の目的は何か?」

モノクマ「そして……」







モノクマ「限られた人間しか知らないある殺人事件の隠された真相とは何か?」






姫埜「殺人事件……!?」

モノクマ「そうだよ!そしてこれがその事件のー……ザ・モノクマファイルー!」

歌恋「ま、また誰かが……!?」

モノクマ「ああ、大丈夫大丈夫。一応この事件犯人はわかってるから」

当麻「つまり表向きは解決した事件に隠された真相があるってのか?」

モノクマ「そういう事……うぷぷ、それじゃあ頑張ってね!正真正銘のラストステージ、楽しんでくださーい!!」

天倉「……」

4つの課題、か……まず1つ目の課題【このジャバウォック諸島の秘密】は検討がついている。

当麻「けっ、気に食わねえがやるしかねえみてえだな……」

姫埜「逃げ場なんてどこにもない……まさに背水の陣ね」

歌恋「だけど後少しで……」

天倉「とにかく調査を始めよう」

ファイナルデッドルームで知った事、和水の言葉、モノミの言葉、そして……

若葉「……」

実が知っていた事……
全てここで明らかにしてみせる!


       【捜査開始】

まずはモノクマファイルの確認……!?

ドクンッ!!

天倉「……」

これは……

コトダマ:【モノクマファイル6】を手に入れました。
〔被害者は天倉春尊。
死亡推定時刻は不明。
死体発見現場は希望ヶ峰学園内。
死因は首を絞められた事による扼殺。
犯人は既に死亡している〕

1…赤の扉を開ける
2…黄の扉を開ける
3…青の扉を開ける

↓1

1選択

まずは赤の扉から……

ギィィ……

【???】

天倉「ここは……」

姫埜「誰かの部屋みたいね。それも多分女の子の」

確かに、寮の一室って印象を受けるな……
だけどなんだ、この既視感は……

1…机を調べる
2…テーブルを調べる
3…ゴミ箱を調べる

↓1

1

1選択

机の上にはノートが置いてある。
それをパラパラとめくっていくと……

天倉「っ!?」


【今日は残念なお知らせ。
ハル君が私達より1年遅く希望ヶ峰学園に行くって……
もう!ハル君はいつもこうと決めたら突っ走るんだから……
そういう所も好きだから文句は言えないんだけどね。
だけど罰としてもうハル君呼びは訂正しない!
だいたいいつも違うって言うけどハル君はハル君だし。
……間違いから始まったけど、もうずっとハル君達とは一緒だったなぁ。
……これからもハル君と、ううん、トワやタカ君ともずっと一緒にいられたらいいな】

この日記、まさか……

天倉「実の日記……?」

コトダマ:【若葉実の日記】を手に入れました。
〔若葉が書いたと思われる日記。
内容は【今日は残念なお知らせ。
ハル君が私達より1年遅く希望ヶ峰学園に行くって……
もう!ハル君はいつもこうと決めたら突っ走るんだから……
そういう所も好きだから文句は言えないんだけどね。
だけど罰としてもうハル君呼びは訂正しない!
だいたいいつも違うって言うけどハル君はハル君だし。
……間違いから始まったけど、もうずっとハル君とは一緒だったなぁ。
……これからもハル君と、ううん、トワやタカ君ともずっと一緒にいられたらいいな】〕

1…テーブルを調べる
2…ゴミ箱を調べる

↓1

1選択

テーブルの上にはネックレスが光っている。

天倉「このネックレス……」

自分の首かけられたネックレスと見比べてみると……それは製造番号から小さな傷まで全く同じ物だ。

天倉「……」

実からもらったネックレスと全く同じ物がなんでここに……?

コトダマ:【ネックレス】を手に入れました。
〔赤の扉の部屋のテーブルにあったネックレス。
若葉からもらったネックレスと小さな傷まで全く同じ物〕

ゴミ箱の中には……特に何もなさそうだな。

姫埜「あら?春尊君、ちょっとそのゴミ箱持ち上げてみて」

天倉「えっ?ああ、わかった」

姫埜の言うとおりにゴミ箱をひっくり返す。
するとゴミ箱の底に小さく折り畳まれた紙が貼られていた。

天倉「これは……写真?」

広げてみるとそこには……4人の男女が写っていた。

1人は実、1人は冬羽、1人は俺……
そしてもう1人。

姫埜「嘘、春尊君が2人……!?」

そう、俺と瓜二つの顔をしたもう1人の人物。
その4人が笑っている写真だった。

コトダマ:【4人の写真】を手に入れました。
〔赤の扉の部屋にあった写真。
まるで隠すかのようにゴミ箱の底に貼られていた。
写っていたのは天倉、若葉、和水と天倉と瓜二つな少年〕

天倉「……!?」

あれ、俺はいつの間に外に出たんだ?
しかも赤の扉がなくなって……

天倉「……モノクマの仕業か」

1…黄の扉の部屋に入る
2…青の扉の部屋に入る

↓1

2選択

天倉「次は青の扉の部屋に行ってみるか……」

俺は実の車椅子を押しながら青の扉を開けた。

ギィィ……

【???】

天倉「ここは、何かの研究室か?」

部屋の中央にはケーブルで繋がった人1人が横になれるぐらいの大きさのカプセルみたいな物がある。
他にも本棚の専門書や専門用語のたくさん書かれた書類から見て、間違いないだろうな。

歌恋「すごいですね……だけどこの整理のされ方、どこかで見たような……」

1…机を調べる
2…本棚を調べる
3…中央の機械を調べる
4…金庫を調べる

↓1

1選択

机の上にはさっきの部屋と同じようにノートが置いてある……

天倉「……」

一種の確信めいた何かに導かれるように俺はそのノートを読んでいく。

【いよいよだ。
ボクの全てを注いだ新世界プログラムがもうすぐ完成する。
これでボク達はハルを助けられる。
みんなに希望を与えたその心、タカが命を懸けて守った命を救うんだ。
だけど不安材料がないわけじゃない……生徒側の監視者役はボクと彼でやるとして問題はミノリだ……
甲斐甲斐しくハルの世話をする彼女が1人の時は泣いているのをボクはよく知っている。
そんなミノリとハルをそのまま会わせて何か起きたら……
ミノリには新世界プログラムに入る際、一切の重要事項を話しても認識されないようにした方がいいかもしれない。
きっとミノリも断らないはずだ……】

天倉「やっぱり……」

これは冬羽の日記だ……

コトダマ:【和水冬羽の日記】を手に入れました。
〔青の扉の部屋にあった和水が書いたと思われる日記。
内容は【いよいよだ。
ボクの全てを注いだ新世界プログラムがもうすぐ完成する。
これでボク達はハルを助けられる。
みんなに希望を与えたその心、タカが命を懸けて守った命を救うんだ。
だけど不安材料がないわけじゃない……生徒側の監視者役はボクと彼でやるとして問題はミノリだ……
甲斐甲斐しくハルの世話をする彼女が1人の時は泣いているのをボクはよく知っている。
そんなミノリとハルをそのまま会わせて何か起きたら……
ミノリには新世界プログラムに入る際、一切の重要事項を話しても認識されないようにした方がいいかもしれない。
きっとミノリも断らないはずだ……】〕

1…本棚を調べる
2…中央の機械を調べる
3…金庫を調べる

↓1

本日はここまでで。

捜査は今週中に終わらせたいところ……

それでは……

2選択

中央にある機械は何なんだ?

歌恋「天倉お兄さん、説明書みたいな物がありますよ」

天倉「ちょっと見せてくれ」

【サイコセラピューティック・コミュニケーション・シミュレーター……またの名を新世界プログラム。
超高校級のセラピスト和水冬羽と超高校級の神経学者松田夜助の理論を基にした最新型サイコセラピー機器と、超高校級のプログラマー不二咲千尋の開発した人工知能アルターエゴを根幹とした物である。
当該装置を被験者の頭部に装着する事で共感覚仮想世界……言うなればリアルなバーチャル空間を体感させる事が可能。
さらに仮想世界の情報を置換する事で現実世界の情報との逆転現象を起こす事も可能である事がわかっている。
さらに研究が進むにつれ、脳の奥底にある記憶のサルベージや記憶の一部を同じ新世界プログラムの機器に転送する事で記憶に関する事柄にも効果があるとわかった。
これにより洗脳や人格支配の治療に大きな効果をあげる事が期待されており……】

歌恋「な、なんですかこれ……?」

天倉「……」

やっぱりこの世界は……
だとしたら王城のあのメモにも違う意味があったんだな……

コトダマ:【新世界プログラム】を手に入れました。
〔和水や数人の超高校級の生徒達の研究によって完成したセラピー機器。
被験者の記憶のサルベージや記憶の一部を転送、そしてリアルなバーチャル空間に送り込む事などが可能〕

コトダマ:【王城のメモの真意】を手に入れました。
〔【実験を経て軌道の修正はほぼ成功。
材料が残り少ないため計画を実行に移す。
これで何もかも終わりだ。
このくだらない世界も、このゲームも】
この文面には違う意味があったようだ……〕

1…本棚を調べる
2…金庫を調べる

↓1

1選択

天倉「どれも記憶や意識不明の人間に関する本ばかりだな……」

んっ?1冊だけノートか……

天倉「【心理研究ノート】?もしかしてこれは冬羽の書いた物か?」

【トラウマによって記憶や意識を閉ざした人間をそのまま目覚めさせても解決にはならない。
下手をすればその行為によって人格が破壊されてしまう恐れすらある。
そこでボクは今回の新世界プログラムでぶっつけ本番だけれどある事をする。
被験者の記憶をほとんど転送し、期間内は別人として扱うという物だ。
名前が記憶を取り戻すキーワードになる可能性がある以上、妥協は出来ない……対象は名前から何まで全てだ。
そして全ての過程が終わったその時に、サルベージして転送しておいた記憶を渡す……全てを思い出した時のショックは大きいだろうけれど、万が一を起こさせないためにみんながいてくれる。
許されなくてもやるしかないんだ……
だってこれが失敗すれば……】

天倉「……」

コトダマ:【心理研究ノート】を手に入れました。
〔和水が書いたと思われるノート。
【トラウマによって記憶や意識を閉ざした人間をそのまま目覚めさせても解決にはならない。
下手をすればその行為によって人格が破壊されてしまう恐れすらある。
そこでボクは今回の新世界プログラムでぶっつけ本番だけれどある事をする。
被験者のサルベージした記憶をほとんど転送し、期間内は別人として扱うという物だ。
名前が記憶を取り戻すキーワードになる可能性がある以上、妥協は出来ない……対象は名前から何まで全てだ。
そして全ての過程が終わったその時に、記憶を返す……全てを思い出した時のショックは大きいだろうけれど、万が一を起こさせないためにみんながいてくれる。
許されなくてもやるしかないんだ……
だってこれが失敗すれば……】〕

後調べるとしたらこの金庫か……

天倉「ダイヤル式の金庫か……ファイナルデッドルームのに似ているな」

暗証番号は……多分遺跡と同じだろうな。

カチッ

天倉「やっぱりそうか……」

中にあるのは、手紙と写真?

天倉「写真は場所が違うけどまた4人で写った写真か……」

手紙は……

【色々あってこのメモを書く……いわゆる懺悔かな。
このまま計画を進めていいのかわからない。
いくらみんな納得しているし一時的にとはいえ監視者のボクと彼以外から記憶を奪うなんて本当に正しいのかな?
だけどみんな大なり小なり助けられたんだ……会ったら間違いなく動揺してしまうって結論は出ている。
タカだったらこんな時にいったいなんて言ったのかな?
新世界プログラムで万が一事故や何かでアバターの消滅という緊急事態があったら緊急プログラムを作動しよう。
危険なんだから、それぐらいは……引き受けないと】

天倉「緊急プログラム……?」

コトダマ:【和水の懺悔】を手に入れました。
〔和水はどうやら複数人の記憶を一時的に奪うつもりだったようだ……〕

コトダマ:【緊急プログラム】を手に入れました。
〔事故や何かの要因でアバターが消滅した場合に起動するらしいプログラム。
どうやらリスクがあるようだが……〕

天倉「っ……」

またいつの間にか外に……調べ終わったとでも言うつもりか?

天倉「……次に行こう」

後は、黄色の扉だけか……

ギィィ……

【???】

天倉「ここは……」

当麻「こっちに来たのか天倉」

天倉「ああ……」

また既視感がある。
この部屋はいったい……

1…机を調べる
2…ベッドを調べる
3…写真立てを調べる
4…花瓶を調べる
5…落ちているメモを調べる

↓1

1選択

また机の上にノートか……

天倉「……」

【全くハルにはまいった。
知らない間に76期のみんなと仲良くなってるんだもんな……これも才能の内か?
いや、ハルに関してはただの人柄か。
本当ならいつまでも間違いなハルなんて呼び名も許してるくらいだし。
俺も正直影武者なんて冗談じゃなかったってのに、ハルのためなら命懸けてもいいって思ってるもんな……】

天倉「これは……」

俺の、日記?
いや、だけど……文字が違う気がするぞ。

コトダマ:【天倉春尊の日記?】を手に入れました。
〔黄色の扉の部屋にあった天倉が書いたと思われる日記。
しかし天倉自身は文字が違う印象を受けている。
内容は【全くハルにはまいった。
知らない間に76期のみんなと仲良くなってるんだもんな……これもあいつの才能の内か?
いや、ハルに関してはただの人柄か。
本当ならいつまでも間違いなハルなんて呼び名も許してるくらいだし。
俺も正直影武者なんて冗談じゃなかったってのに、ハルのためなら命懸けてもいいって思ってるもんな……】〕

1…ベッドを調べる
2…写真立てを調べる
3…花瓶を調べる
4…落ちているメモを調べる

↓1

1選択

ベッドには何かあるか?

天倉「これは……何かの液か?」

ラベルには【判別用】って書いてあるな……どういう意味だ?

天倉「一応確保しておくか」

コトダマ:【謎の液体】を手に入れました。
〔黄色の扉の部屋のベッドにあった液体の入ったボトル。
ラベルには【判別用】と書いてある〕

1…写真立てを調べる
2…花瓶を調べる
3…落ちているメモを調べる

↓1

3選択

何かメモが落ちているぞ……

【ハルがヤバい状況だ。
何もかもあの女の……何が超高校級の絶望だ!
もしかしたらいよいよ俺が動く時が来たのかもしれない。
超高校級の影武者として俺はあいつを守る。
いや、関係ないか……俺は幼なじみとして、親友として……ある意味同じ名前を持った人間としてハルを守るんだ。
早速話さないとな……冬羽に告白する前で良かったぜ、全く……】

天倉「……」

コトダマ:【決意のメモ】を手に入れました。
〔黄色の扉の部屋に落ちていたメモ。
内容は【ハルがヤバい状況だ。
何もかもあの女の……何が超高校級の絶望だ!
だけど、いよいよ俺が動く時が来たのかもしれない。
超高校級の影武者として俺はあいつを守る。
いや、関係ないか……俺は幼なじみとして、親友として……ある意味同じ名前を持った人間としてハルを守るんだ。
早速話さないとな……冬羽に告白する前で良かったぜ、全く……】〕

1…写真立てを調べる
2…花瓶を調べる

↓1

本日はここまで。

コトダマが揃うまで後少しです。

それでは……

1選択

天倉「また写真か……」

しかも写っていたのはまた俺達4人……んっ?

天倉「俺か瓜二つの方かはわからないけど……手の甲に何かタトゥーみたいな物があるぞ?」

これは他の写真だとわからなかった情報だな……

コトダマ:【4人の写真】をアップデートしました。
〔3つの部屋にあった写真。
赤の部屋はまるで隠すかのようにゴミ箱の底に貼られていた。
青の部屋は金庫に入っていた。
黄色の部屋は写真立てに飾られていた。
写っていたのは天倉、若葉、和水と天倉と瓜二つな少年。
黄色の部屋の写真には天倉か少年の手の甲にタトゥーみたいな物がある〕

花瓶には色んな花が飾ってある……

天倉「梅、桜、ひまわり、コスモス、シクラメンか……」

季節の統一性が全くないな……

天倉「花瓶に何か書いてあるみたいだ……」

【これは俺達4人を示す花らしい。
梅は俺、ひまわりは実、シクラメンは冬羽、桜とコスモスはハル……だそうだ。
しかし若葉のひまわりや冬羽のシクラメンはともかく、俺はなんか合ってるか疑問だし、ハルは乙女すぎないか?
いや、四季に合わせただけなのか?確かにハルは春で秋にもなるし……わからん】

天倉「……」

コトダマ:【四季の花】を手に入れました。
〔黄色の部屋の花瓶に飾られていた梅、桜、ひまわり、コスモス、シクラメンの花。
どうやら天倉達4人を示す花のようだが……
【梅は俺、ひまわりは実、シクラメンは冬羽、桜とコスモスはハル】
【いや、四季に合わせただけなのか?確かにハルは春で秋にもなるし……】〕

天倉「……どういう事だ?」

3つの部屋を見て1つおかしい事があった。
赤は実、青は冬羽、黄色は俺の部屋であるはずなのに……
そして4人はそれぞれハル、実、冬羽、タカだ。
だけど情報をまとめる限り……

天倉「死んだのはタカとしか思えない……」

死んだのは天倉春尊、つまり俺のはずなのに……

天倉「……」

まさか、これは……

コトダマ:【ハルとタカ】を手に入れました。
〔部屋を捜査した限りでは死亡したのはハル=天倉ではなく、タカと呼ばれた人物である印象を受ける〕

また戻ってきたな……扉もなくなってるしみんなはどこに行ったんだ?

天倉「……んっ?」

後ろに新しい扉が……?
これは……

ギィィ……

【???】

天倉「……」

……知っている。
俺はこの部屋を知っている。

天倉「……」

1…机を調べる
2…本を調べる
3…壁の絵を調べる

↓1

1選択

机にはまた日記が……

天倉「……」

【実、冬羽、タカの了承は得た。
後は俺自身が1年違う学校で実績を作るだけ。
元いた学校がエスカレーター式だから出来る荒業だけど、本来なら2年かかる可能性もあるから仕方がない。
中学三年生にしてもう高校の××××になるなんておかしいんだけど……みんなには受け入れてもらえたのが救いだ。
そういえば希望ヶ峰学園ならタカの腕にあるあの入れ墨を何とか出来るかもしれないらしい。
特殊な液体を塗らないと浮き上がらないとはいえ、いつまでもタカを影武者として縛るわけにはいかない……早く何とかなればいいんだけどな】

天倉「この日記は……」

コトダマ:【???の日記】を手に入れました。
〔謎の部屋にあった日記。
内容は【実、冬羽、タカの了承は得た。
後は俺自身が1年違う学校で実績を作るだけ。
元いた学校がエスカレーター式だから出来る荒業だけど、本来なら2年かかる可能性もあるから仕方がない。
中学三年生にしてもう高校の××××になるなんておかしいんだけど……みんなには受け入れてもらえたのが救いだ。
そういえば希望ヶ峰学園ならタカの腕にあるあの入れ墨を何とか出来るかもしれないらしい。
特殊な液体を塗らないと浮き上がらないとはいえ、いつまでもタカを影武者として縛るわけにはいかない……早く何とかなればいいんだけどな】〕

1…本を調べる
2…壁の絵を調べる

↓1

1選択

机の上には日記以外に1冊の本がある。

天倉「【希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件について】!?」

なんでこんな物が……とにかく読んでみよう。

【希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件。
それは希望ヶ峰学園が総力をあげて作り上げた超高校級の希望カムクライズルが、旧校舎を舞台に希望ヶ峰学園のエリートを集めて作られた希望ヶ峰学園生徒会15人の内13人を惨殺したと言われる事件だ。
しかし実際はカムクライズルが殺害したのは数人であり……実態は生徒会メンバー同士の殺し合いだった。
彼らは殺し合いを止めようとする超高校級の生徒会長村雨早春を筆頭とした何人かの言葉に耳を貸さず、凄惨な殺戮劇を演じてしまう。
そして良識派だった面々もカムクライズルに殺害され……生徒会長村雨早春と難を逃れた超高校級のボディーガード斑井一式のみが生き延びる事となった。
しかし悲劇は終わらなかった……なんと事件の直後村雨早春と斑井一式も殺害されてしまったのである。
元々評議会の闇を探っていた生徒会を希望ヶ峰学園は良く思っておらず……いずれにしても生き残りは殺害されていたのではないかとの意見もあった。
しかし生徒会メンバーが全員殺され、煽動していた超高校級の絶望や犯人も死亡した今……真相は闇の中だ】

天倉「……」

希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件……
超高校級の絶望……

天倉「……」

コトダマ:【希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件】を手に入れました。
〔【希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件は生徒会メンバー同士の殺し合いだった。
彼らは殺し合いを止めようとする超高校級の生徒会長村雨早春を筆頭とした何人かの言葉に耳を貸さず、凄惨な殺戮劇を演じてしまう。
そして良識派だった面々も超高校級の希望カムクライズルに殺害され……生徒会長村雨早春と難を逃れた超高校級のボディーガード斑井一式のみが生き延びる事となった。
しかし悲劇は終わらなかった……なんと事件の直後村雨早春と斑井一式も殺害されてしまったのである。
元々評議会の闇を探っていた生徒会を希望ヶ峰学園は良く思っておらず……いずれにしても生き残りは殺害されていたのではないかとの意見もあった。
しかし生徒会メンバーが全員殺され、その後の人類史上最大最悪の絶望的事件を煽動していた超高校級の絶望や犯人も死亡した今……真相は闇の中だ】〕

壁には絵が飾られている。

天倉「……」

確か、この裏には……

天倉「そうだ、隠し金庫があったんだ……」

暗証番号は……【10338】

天倉「誓いの数字、か……」

中には希望ヶ峰学園からの入学案内……
そして……

コトダマ:【希望ヶ峰学園からの入学案内】を手に入れました。
〔謎の部屋の金庫にあった手紙。
内容は【あなたを希望ヶ峰学園第77期生、超高校級の××××としてスカウトします】〕

コトダマ:【誓いの数字】を手に入れました。
〔遺跡のパスワードでもあった10338という数字。
4人の名前に対応する数字のようだが……〕

コトダマ:【17人の写真】を手に入れました。
〔今回コロシアイ修学旅行に参加したメンバーと天倉と瓜二つな少年が一緒に写った写真〕

モノクマ「うぷぷ、集まったみたいだね」

天倉「……」

当麻「おい、ここはどこだよ!?」

モノクマ「いわば最後の学級裁判場ってトコロかな?」

姫埜「捜査の結果をぶつけろって事ね……」

歌恋「も、もし間違えたら……?」

モノクマ「大丈夫大丈夫、オマエラへの処刑はもうないよ!」

当麻「ちっ、最後までこんな場所ってのはアレだが……やるしかねえか」

天倉「……」

モノクマ「天倉クン、やっと決着だね!」

天倉「……」

モノクマ「ボクは心残りだったんだ。キミを絶望させられなかった事が一年後の天気ぐらい気になってたんだよ!」

天倉「特に気にしてなかったんじゃないか……」

モノクマ「まっ、せっかく余波で侵入出来たんだからチャンスは逃さないでいこうと思っただけだからね!」

天倉「……」

モノクマ「それじゃあ始めようか天倉クン!」







モノクマ「絶望のラストステージをね!」






本日はここまで。

来週から最後の学級裁判が始まります。

それでは……

【コトダマ一覧表】

【モノクマファイル6】>>45

【若葉実の日記】>>50

【ネックレス】>>52

【和水冬羽の日記】>>58

【新世界プログラム】
【王城のメモの真意】>>62

【心理研究ノート】>>64

【和水の懺悔】
【緊急プログラム】>>65

【天倉春尊の日記?】>>68

【謎の液体】>>70

【決意のメモ】>>72

【4人の写真】アップデート版>>76

【四季の花】>>77

【ハルとタカ】>>78

【???の日記】>>82

【希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件】>>85

【希望ヶ峰学園からの入学案内】
【誓いの言葉】
【17人の写真】>>86

全ての謎が明かされる時が来た。
モノクマの正体は?
コロシアイ修学旅行の目的とは?
ある殺人事件に隠された真実とは何か?
全てが明らかになったその時……天倉が選択するのは希望か絶望か。
最後の学級裁判が今、始まる。


     【学級裁判開廷!】

モノクマ「うぷぷ、さーてまずは最初の課題……」

モノクマ「【このジャバウォック島の秘密】を教えていただきましょう!」

当麻「ジャバウォック島の秘密ねぇ……俺様には何の事だかさっぱりだ」

天倉「……」

まずはこの課題……
俺はもう答えがわかっている。

天倉「……」

【ジャバウォック島の秘密とは?】

・プログラムの世界だった
・人工島だった
・生物だった

正しい答えを選択しろ!

↓2

正解!

天倉「これだ!」


天倉「このジャバウォック島、いや、この世界の秘密……」

天倉「それはこの世界がプログラムの世界だって事だな?」

姫埜「は?プログラム……?」

モノクマ「正解ー!」

当麻「ちょっと待てや!!今のはどういう意味だ!?」

モノクマ「どういう意味も何もそのままだよ?この世界はプログラム、いわば0と1の羅列でしかないの!」

歌恋「そ、そんな……」

当麻「ふ、ふざけんな!そんなの信用出来るか!」

天倉「いや、それは真実だ」

姫埜「は、春尊君まで何を……!」

天倉「今この瞬間にも俺達はそうじゃないとおかしい事実を目の当たりにしてるんだ!」

そうだ、今考えればこんなにもおかしかったんだ……
お前がこうして話せているのは……!

人物を指名しろ!

↓2

正解!

天倉「それはお前だ!」


天倉「……歌恋」

歌恋「えっ?」

天倉「自分の怪我がどれぐらい重いかわかるか?」

歌恋「少なくとも、片腕と片目がなくなった事は……後左脚は……美踊のを移植したって聞きました」

天倉「それだけじゃない」

姫埜「どういう事?」

天倉「歌恋が入院していたあの時病院でカルテを見たんだ。そこにはこう書かれていた」

【患者名……二ノ宮歌恋。
右腕神経断絶のため肩から切断。
左目修復不可能のため切除、義眼を嵌め込む。
左脚も切除したが奇跡的に損傷の少ないものがあったため移植し、成功。
ただし神経は傷ついており、踊りなどの激しい動きは絶望的。
いくつかの内臓も損傷していたため移植し、成功】

当麻「内臓も移植してたのか……だけどよくこんな大怪我で……!?」

天倉「そうだ、おかしいんだ……そもそもこれだけの大怪我をした歌恋がたった数日でまた俺達と行動出来るようになった事が!」

歌恋「……!」

モノクマ「うぷぷ、1人だけ病院にいられてもつまらないからねー。まっ、現実だったらまだ目覚めてすらいないんじゃない?」

姫埜「そ、それじゃあ本当に……?」

天倉「ああ。俺達は現実の存在をゲーム世界で再構築された存在……アバターなんだ」

当麻「く、くそが、いきなりわけわかんねえ事になりやがった……!」

皆が混乱するのも無理はない……だけどこれを認めないと話は進まないんだ……!

モノクマ「ちなみに天倉クン、この世界がいったいどういうプログラムかは理解してる?」

天倉「どういうプログラムか……」

恐らくこの世界を作り上げたプログラムの名前は……

>>91から正しいコトダマを選べ!

↓2

正解!

天倉「これが答えだ!」


天倉「新世界プログラム……それがこの世界を作り上げたプログラムの名前だ」

姫埜「新世界プログラム……それってどういう物なの?」

天倉「本来これは心理療法に使われるサイコセラピーのための機械を使って作られたんだ」

歌恋「サイコセラピーって……」

天倉「ああ、この新世界プログラムには……冬羽の研究が使われていたらしい」

当麻「和水の研究がか……」

モノクマ「仮想世界に入って洗脳や人格支配を治療する……まっ、聞こえはいいよね」

モノクマ「その代わりに記憶を消してるわけだけどさー!」

当麻「なっ……」

モノクマ「うぷぷ、言ったでしょ?オマエラは記憶が消されてるって……」

モノクマ「なんとビックリ!その犯人は和水冬羽さんだったのでーす!!」

姫埜「な、な、なんですってぇ!?」

歌恋「和水お姉さんが、私達の記憶を……?」

天倉「……」

現在【未来への夜光塗料】を使用出来ます。
【ダミーのコトダマ】か【論破ポイントのダミー】のどちらを消すか選択してください。

↓2

【ダミーのコトダマが消滅します!】

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>91
【和水の懺悔】


モノクマ「和水冬羽さんこそ……」

モノクマ「オマエラの記憶を奪った犯人だったのだー!」

当麻「てめえ、前は【モノミが奪った】って言ってたじゃねえか!?」

モノクマ「モノミは和水さんの仲間だったからね!」

モノクマ「モノミも奪ったようなもんってわけさ!」

姫埜「そもそも新世界プログラムが冬羽ちゃんの研究結果だからって……」

姫埜「【冬羽ちゃんが使ったとは限らない】わ!」

歌恋「も、もしかしたら【誰かが和水お姉さんの研究を盗んだ】とかかも……」

モノクマ「現実を認められない……」

モノクマ「哀れだね、全く!」

【】のどれかを論破しろ!

↓2

正解!

天倉「それは違う!」


天倉「いや、和水が俺達の記憶に関わっていたのは間違いない」

姫埜「な、なんで言い切れるの!?」

天倉「和水が……懺悔の手紙を残していたからだ」

歌恋「ざ、懺悔……?」

天倉「ああ、そうだ」

…………

【色々あってこのメモを書く……いわゆる懺悔かな。
このまま計画を進めていいのかわからない。
いくらみんな納得しているし一時的にとはいえ監視者のボクと彼以外から記憶を奪うなんて本当に正しいのかな?
だけどみんな大なり小なり助けられたんだ……会ったら間違いなく動揺してしまうって結論は出ている】

…………

当麻「た、確かに……これを見る限りだと和水は俺様達の記憶を消すつもりだったみてえだが……」

姫埜「ちょっと待って!みんな納得しているって、どういう意味!?」

歌恋「こ、これじゃあまるで……」

天倉「俺達は消される事に納得した上で記憶を消した……そうとしか思えない」

モノクマ「うぷぷ……自分達から記憶を消すだなんてオマエラもなかなか変わった趣味してるよね!」

歌恋「だ、だけどなんで……」

姫埜「それに気になる事がもう1つあるわ……」

姫埜が気にしているのは多分あの文だな……

【スポットセレクト開始!】

【色々あってこのメモを書く……いわゆる懺悔かな。
このまま計画を進めていいのかわからない。
いくらみんな納得しているし一時的にとはいえ監視者のボクと彼以外から記憶を奪うなんて本当に正しいのかな?
だけどみんな大なり小なり助けられたんだ……会ったら間違いなく動揺してしまうって結論は出ている】

【上の文から正しい箇所を選択しろ!】

↓2

正解!

天倉「これだ!」


天倉「もしかしてそれは監視者って文か?」

姫埜「えぇ、というよりその後……冬羽ちゃんはある人物と2人の記憶は消さないつもりだったみたいなんだけど」

当麻「だけど前回の裁判で和水は記憶を取り戻したって感じだったぞ……」

歌恋「それに、【彼】って誰の事なんでしょうか……その人も監視者だったらしいですけど」

天倉「そもそも監視者がどういう意味なのかが重要だな」

モノクマ「お答えしましょう!監視者とは新世界プログラムの進行中に文字通り何も問題が起きないか監視する役割なのです!」

姫埜「もしかしてモノミちゃんも……」

モノクマ「あいつはいわゆる教師としての監視者だね!それとは別に和水さんは自分と誰かを監視者とするつもりだったみたい!」

モノクマ「まあ、仲間外れは良くないからプログラム構築前にボクがその2人の記憶もしっかり消してあげたけど!」

天倉「やっぱりお前の仕業だったのか……!」

モノクマ「うぷぷ、だけどまさか監視者の記憶を消す事であんなにコロシアイ修学旅行が楽しくなるとは思わなかったよ!」

……なんだ、今のモノクマの言葉は?
まるで記憶を消したからこそ、コロシアイ修学旅行に影響した人物がいるみたいな……

天倉「……!」

まさか……和水と一緒に記憶が消されないはずだった監視者って!

人物を指名しろ!

↓2

正解!

天倉「お前しか、いない!」


天倉「王城、なのか?」

当麻「はあ!?あの野郎を監視者にするなんて……和水はトチ狂ったのか!?」

モノクマ「うぷぷ、違うよ。むしろ逆なんだよ」

歌恋「逆……?」

姫埜「もしかして、現実の志紀君は……」

モノクマ「うぷぷ、その通り!王城クンは学園生活である人物と出会った事で……あのゲーム思考を改めていたのです!」

当麻「あのゲームゲーム言ってた王城がか……!?」

モノクマ「そういう事。新世界プログラムで記憶が消える前の王城クンはただサンタさんを信じる子だったのだ!」

姫埜「い、意外にかわいい趣味してるのね……」

歌恋「だけど記憶が消えたから王城お兄さんは入学前のゲーム思考になって……」

モノクマ「コロシアイ修学旅行を大いに盛り上げてくれたってわけ!」

当麻「くそが……!」

天倉「……」

王城は、この島では誰よりも危険な存在だった。
だけど現実では……冬羽に監視者を任されるほどに、信頼されていたんだ。

モノクマ「うぷぷ、そろそろわかってくれた?この世界がプログラムだって」

姫埜「正直まだ信じられないけど……」

当麻「今思えば心当たりが多すぎるくらいだ……」

歌恋「……私、どうして気付けなかったんでしょう」

天倉「……」

モノクマ「さて、それじゃあそろそろ次の課題に行こうか?」

モノクマ「うぷぷ、オマエラがどうしてこのジャバウォック島……新世界プログラムに入ったのかをね!」

新世界プログラムに入った理由……
わざわざ記憶を消してまでこの仮想世界に来た理由、か……

明日早いので本日はここまで。
それでは……

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>91
【心理研究ノート】

天倉「俺達が新世界プログラムに入った理由……」

姫埜「あたし達がここにいるのは……」

姫埜「【未来機関が連れてきた】からよね?」

歌恋「和水お姉さんと王城お兄さんは、未来機関の仲間だったって事になります」

歌恋「そして私達もまた……」

歌恋「【記憶が消えるのを承知で】新世界プログラムに入った可能性が高いです……」

当麻「〔コロシアイのため〕にやったわけじゃ、なさそうだな……」

当麻「心理療法って事は……」

当麻「〔誰かの治療が目的〕だったのか?」

【】を論破か〔〕に同意しろ!

↓2

正解!

天倉「その意見に同意する!」


天倉「当麻の言う通り……元々新世界プログラムは誰かの治療のために使われるはずだったんだ」

当麻「やっぱりそうなのかよ……!」

天倉「ここに冬羽が書いたらしい心理研究ノートって本がある。これによると……」

…………

【トラウマによって記憶や意識を閉ざした人間をそのまま目覚めさせても解決にはならない。
下手をすればその行為によって人格が破壊されてしまう恐れすらある。
そこでボクは今回の新世界プログラムでぶっつけ本番だけれどある事をする。
被験者の記憶をほとんど転送し、期間内は別人として扱うという物だ。
名前が記憶を取り戻すキーワードになる可能性がある以上、妥協は出来ない……対象は名前から何まで全てだ。
そして全ての過程が終わったその時に、サルベージして転送しておいた記憶を渡す……全てを思い出した時のショックは大きいだろうけれど、万が一を起こさせないためにみんながいてくれる。
許されなくてもやるしかないんだ……
だってこれが失敗すれば……】

…………

天倉「このノートによると冬羽はトラウマがあるらしい被験者を新世界プログラムに入れるつもりだったみたいだ」

姫埜「返すとはいえ名前から何まで全部って……」

歌恋「相当な、念の入りようですね……」

当麻「さしずめ俺様達はその被験者が自殺とかしねえようにする役だったって事か」

モノクマ「うぷぷ、もうわかったよね?今回の新世界プログラム……被験者が誰なのか?」

天倉「……」

冬羽はその被験者の名前から何まで全てを一時的に忘れさせる予定だった。
あの島に初めて来たあの日そんな状態だった人物……1人だけいる。

人物を指名しろ!

↓2

正解!

天倉「これが答えだ!」


天倉「俺はこの島に来た日、名前すら覚えていなかった……」

当麻「つまり天倉が新世界プログラムの被験者だったって事か!?」

天倉「まず間違いない……」

姫埜「だけど春尊君は自己紹介の時には名前を覚えてたわよね?」

天倉「それはこの手帳に名前が書いてあったからなんだ」

名前が書いてあったこの手帳……今までお守り代わりにポケットに入れっぱなしだったな……
これがあったから俺は天倉春尊として……!?

天倉「……」

この手帳の春って字……似てる。
黄色の扉の部屋にあった花瓶にあった春の字に……!

コトダマ【小さな手帳】を手に入れました!
〔天倉がジャバウォック島に来た時持っていた手帳。
名前の春の字は黄色の部屋にあった春の字と酷似している〕

歌恋「だけど……本当に天倉お兄さんが被験者だったんでしょうか?」

姫埜「どういう事?」

歌恋「天倉お兄さんには手帳という名前の手がかりがありました……もしかしたら和水お姉さんと王城お兄さんを除いた他の誰かが被験者だったのかも……」

モノクマ「なるほど、もしかしたら天倉クンは不幸な事故で記憶を全部なくしただけかもしれないねー!」

当麻「事故だと!?やったとしたらてめえだろうが!」

天倉「いや、被験者は俺だったはずだ」

姫埜「何か根拠があるのね?」

見つかったのは心理研究ノートや懺悔だけじゃない……
冬羽が俺を被験者にしようとしていた根拠があったはずだ!

>>91から正しいコトダマを選べ!

↓2

正解!

天倉「これが根拠だ!」


天倉「懺悔や心理研究ノートが見つかった部屋からは冬羽の日記も見つかったんだ……そこに」

…………

【いよいよだ。
ボクの全てを注いだ新世界プログラムがもうすぐ完成する。
これでボク達はハルを助けられる。
みんなに希望を与えたその心、タカが命を懸けて守った命を救うんだ】

…………

天倉「……そんな文章が書かれてあった」

姫埜「なるほどね、冬羽ちゃんがハルと呼ぶのは春尊君だけ……」

歌恋「前回の裁判で記憶を取り戻した後も和水お姉さんは天倉お兄さんをハルと呼んでいましたから……」

当麻「やっぱり被験者はハル……天倉だってわけか」

天倉「つまり第2の課題、新世界プログラムに入った理由は……」

・天倉の治療のため
・コロシアイ修学旅行を起こすため
・絶望の更正のため

正しい選択を選べ!

↓2

正解!

天倉「これが答えだ!」


天倉「俺の治療のため……みんなはそのために記憶を消してまでこの仮想世界に来てくれたんだ」

そしてコロシアイ修学旅行に巻き込まれた……
俺が元凶みたいな、ものだ。

姫埜「何を考えてるのか想像はつくけど……それはきっと違うわよ春尊君」

天倉「姫埜……」

姫埜「記憶を消してまであたし達はあなたを助けたかった。だから巻き込まれたなんて……思わないで?」

当麻「はっ、てめえの責任なんざどこにもねえよ。今となっちゃ王城もだ」

歌恋「元々新世界プログラムは治療のためだった……だけど」

モノクマ「うぷぷ」

姫埜「……ここがプログラムならアレはウイルスってところかしら?」

当麻「関係ねえよ。ただ言えるのは……」

当麻「元凶はモノクマ!てめえだって事だけだからなぁ!!」

モノクマ「ひ、酷い!ボクに全ての責任を擦り付けようなんて……」

天倉「……」

……みんな俺を許して、いや、そもそも責めようなんて考えもないみたいだ。
もしかしたら冬羽はこの絆があれば俺が記憶を取り戻したとしてもなんとかなる、そう考えたのかもな……

モノクマ「とにかく第2の課題も大正解!オマエラなかなかやるね!」

天倉「御託はいい……次だモノクマ!」

モノクマ「うぷぷ、それじゃあ次の課題はまとめて答えてもらおうかな!」

モノクマ「このコロシアイ修学旅行の目的は何か?そしてある殺人事件の隠された真相は何か?」

モノクマ「ガンガン行くとしましょーう!」

当麻「隠された真相だぁ?笑わせんなや!」

モノクマ「はい?」

当麻「あのモノクマファイルは被害者からしてありえねえじゃねえか!」

姫埜「そうね、被害者が春尊君だなんて笑えない冗談よ」

歌恋「あの課題は前提からおかしいです」

モノクマ「うぷぷ、天倉クンはどう思う?」

天倉「……」

あのモノクマファイルの事件は……

・本当にあった
・本当にあった
・本当にあった

正しい選択を選べ!

↓2

正解!


天倉「あの事件は……本当にあったんだ」

当麻「じゃあてめえはなんだ!?幽霊か?」

姫埜「プログラムとか言わないでよ?春尊君が被験者なら生きた人間なのは確実なんだから」

歌恋「モノミ先生も言ってましたし……」

天倉「……正直俺は今回の捜査まで自分が監視者のプログラムだと思ってた」

モノクマ「新世界プログラムの監視者は本来モノミみたいなノンプレイヤーキャラクターだからね!天倉クンに渡したファイルにもそう書いといたし!」

ファイナルデッドルームのあの特典……あれは事実だけど今回に限っては正しくなかったんだな……
生徒側の監視者は冬羽と王城だったんだから。

当麻「じゃあどういう事だよ。まさか同姓同名の別人か?」

天倉「……」

繋ぐんだ、今までの議論から……

【ロジカルダイブ開始!】

被害者が俺の名前……その意味は……


Q.1【新世界プログラムの被験者は?】
1…天倉春尊 2…若葉実 3…和水冬羽

Q.2【和水が新世界プログラムの被験者に対して取った手段は?】
1…コロシアイをさせる 2…監視者にする 3…名前を忘れさせて別人として扱う

Q.3【コロシアイ修学旅行に参加した天倉春尊は?】
1…本人 2…別人

正しい答えを選べ!

↓2

正解!

天倉「結論は出た……!」


天倉「心理研究ノートの記述を思い出してほしい」

…………

【トラウマによって記憶や意識を閉ざした人間をそのまま目覚めさせても解決にはならない。
下手をすればその行為によって人格が破壊されてしまう恐れすらある。
そこでボクは今回の新世界プログラムでぶっつけ本番だけれどある事をする。
被験者の記憶をほとんど転送し、期間内は別人として扱うという物だ。
名前が記憶を取り戻すキーワードになる可能性がある以上、妥協は出来ない……対象は名前から何まで全てだ。
そして全ての過程が終わったその時に、サルベージして転送しておいた記憶を渡す……全てを思い出した時のショックは大きいだろうけれど、万が一を起こさせないためにみんながいてくれる。
許されなくてもやるしかないんだ……
だってこれが失敗すれば……】

…………

天倉「これによると被験者は記憶を消す以外にもう1つ処置をされる」

姫埜「別人として扱う……ってまさか!」

天倉「ああ、被害者が天倉春尊という名前な事に問題はなかったんだ……だって」







天倉「俺の本当の名前は、天倉春尊じゃないんだからな……」












モノクマ「……」

モノクマ「もうすぐだよ」

モノクマ「全部思い出したその時こそ……」

モノクマ「あの時に最後まで希望を捨てなかったキミを絶望させられる」

モノクマ「ボクの心残り、しっかりと果たさせてもらうよ」

モノクマ「……うぷぷ、うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ」






     【学級裁判中断!】

本日はここまで。

現状3分の1までといったところです。

それでは……

     【学級裁判再開!】

当麻「てめえの名前が天倉春尊じゃねえだと……?」

天倉「……」

姫埜「そ、それは飛躍しすぎじゃないかしら?」

歌恋「本当に別人として扱う事にしたのかも、わかりませんし……」

天倉「いや、本当の天倉春尊は……もう死んでるはずだ」

当麻「だからなんでそう言えんだよ!根拠をはっきりしやがれっての!」

天倉「……」

俺も信じたくはない……
だけど集まったピースを組み合わせると……そうとしか言えないんだ!

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>91
【天倉春尊の日記?】


当麻「天倉が天倉じゃねえとか……」

当麻「意味わかんねえよ!」

姫埜「春尊君が【名前が違う別人】だなんて……」

姫埜「正直世界がプログラムとかいう以上に信じられない……」

歌恋「で、でも……天倉お兄さんが別人だって……」

歌恋「そんな【根拠なんてない】はずですよね……?」

【】を論破しろ!

↓2

正解!

天倉「それは違う!」


天倉「……根拠ならあるんだ」

歌恋「う、嘘……」

天倉「黄色の扉の部屋にも日記があったんだ……」

…………

【全くハルにはまいった。
知らない間に76期のみんなと仲良くなってるんだもんな……これも才能の内か?
いや、ハルに関してはただの人柄か。
本当ならいつまでも間違いなハルなんて呼び名も許してるくらいだし。
俺も正直影武者なんて冗談じゃなかったってのに、ハルのためなら命懸けてもいいって思ってるもんな……】

…………

天倉「この日記、ハルって名前が出ている。だけど同時に……」

天倉「自分を影武者だって表記もしているんだ!」

姫埜「つまり超高校級の影武者である天倉春尊君と、冬羽ちゃん達にハルって呼ばれていた人は別人……」

天倉「そうだ、それに日記の字は……俺の字とは違う印象を受けた」

当麻「だ、だけどよ……じゃあ本物の天倉春尊はてめえとどういう関係だったんだ?」

天倉「……」

本物の天倉春尊と俺を結ぶ線……それは少なくとも2つあったはずだ。
まずはその内の1つを提示しよう。

>>91から正しいコトダマを選べ!

↓2

正解!

天倉「これが根拠だ!」


天倉「黄色の扉の部屋にあったメモがここにある……字は同じだから本物の天倉春尊が書いた物だろう」

…………

【ハルがヤバい状況だ。
何もかもあの女の……何が超高校級の絶望だ!
だけど、いよいよ俺が動く時が来たのかもしれない。
超高校級の影武者として俺はあいつを守る。
いや、関係ないか……俺は幼なじみとして、親友として……ある意味同じ名前を持った人間としてハルを守るんだ。
早速話さないとな……冬羽に告白する前で良かったぜ、全く……】

…………

天倉「これによると、天倉春尊と俺は幼なじみで親友とも言える関係だったみたいだ」

当麻「和水みてえにか……」

天倉「そして……俺の影武者でもあったらしい」

姫埜「本物の天倉春尊君が春尊君の影武者……ってなんかややこしくなってきたわね」

天倉「そして俺達の関係を示す根拠はもう1つある」

3つの部屋に共通してあった物……
あれが本物の天倉が俺の影武者だった証明になる!

>>91から正しいコトダマを選べ!

↓2

正解!

天倉「これで証明してみせる!」


天倉「みんなも見なかったか?3つの部屋にあった写真を」

歌恋「あ、あれが……」

姫埜「確かにあの写真には実ちゃん、冬羽ちゃん、春尊君と春尊君に似た子がいたわね……」

当麻「あれのどちらかがてめえで、もう1人が本物の天倉ってわけか!」

天倉「ああ、そうとしか考えられない」

多分俺達は実も含めて4人が幼なじみだったんだ……
だからこそ……俺達4人の名前から誓いの数字なんて物を考えたんだろう。

当麻「つまりなんだ……本物の天倉はてめえの幼なじみで親友で影武者だったわけだよな?」

天倉「……そうだ」

姫埜「そして天倉君は死亡している……」

天倉「間違いない」

歌恋「そ、それじゃあ天倉お兄さんは何者なんですか?」

天倉「……その前にモノクマ」

モノクマ「はい?」

天倉「第4の課題に答えておく」

当麻「わかってんのか!?」

天倉「情報を整理すれば答えは明らかだ」

天倉春尊が殺された事件の隠された真実、それは……

・天倉はハルの代わりに殺された
・天倉は生きている
・本当はハルが殺された

正しい選択肢を選べ!

↓2

正解!

天倉「これが真実だ……!」


天倉「……本物の天倉は俺の代わりに殺されたんだ」

天倉「【超高校級の影武者】として、幼なじみとして、親友として……」

…………

天倉「なあハル、俺考えたんだけどな」

「んっ?どうしたんだタカ、改まって」

天倉「……俺、やっぱり今はこのままお前の影武者でいるわ」

「えっ、あんなに嫌がっていたのに?」

天倉「……ハルをよ、守れるならそれもありって気がしてきた」

「……タカ」

天倉「まっ、お前が頑張ってくれるだけで俺は何もせずとも希望ヶ峰の一員としてやっていけるわけだしな!」

「……感動を返せ」

…………

天倉「……」

ああ、そうだ……天倉……いや、タカは……

天倉「俺の幼なじみで、親友だったんだ……」

姫埜「春尊君……」

モノクマ「もう!まとめて答えてって言ったのに!」

モノクマ「だけど正解、大正解!」

モノクマ「天倉クンはキミを守るために殺されたんだよ!」

モノクマ「うぷぷ、周りが次々に死ぬなんてキミってまるで疫病神だね!」

当麻「黙ってろや!」

モノクマ「おぉ、怖い怖い……それじゃあ最後の課題!」

モノクマ「このコロシアイ修学旅行の目的をお答えくださーい!」

モノクマ「ちなみにヒント!それはそこにいる天倉クンの正体が関係してるかも!」

歌恋「天倉お兄さんの正体……」

姫埜「とは言っても、今わかってるのは現実でもハルって呼ばれていた事と本物の天倉君が影武者をしていたって事ぐらいよ?」

天倉「……」

俺の正体を示すヒント……それはいくつかあったはずだ。
まずはそれを整理してみよう。

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>91
【希望ヶ峰学園からの入学案内】

当麻「天倉の正体……」

姫埜「影武者がいたって事は……」

姫埜「〔裕福な家の出身〕なのかしら?」

歌恋「それに希望ヶ峰学園に入学したなら……」

歌恋「〔何かしらの才能があった〕んですよね?」

当麻「後、わかってるっつったら……」

当麻「天倉が【俺様達のクラスメート】って事か」

【】を論破か〔〕に同意しろ!

↓2

正解!

天倉「それは違う!」


天倉「当麻、残念だけど俺はみんなのクラスメートじゃない」

当麻「は?」

天倉「みんなとクラスメートだったのは本物の方、つまりタカなんだ」

姫埜「やけに断言するわね……」

天倉「根拠はこの希望ヶ峰学園からの入学案内だ」

【あなたを希望ヶ峰学園第77期生、超高校級の××××としてスカウトします】

歌恋「才能の部分が読めませんね……」

天倉「だけど何期生かは読めるだろう?」

当麻「第77期生……俺様達は76期生だから確かにクラスメートじゃあ、ねえな」

姫埜「だけど名前もないし、これって本当に春尊君の入学案内なの?」

天倉「これは間違いなく俺への入学案内だ」

その根拠も同じ部屋にあったはずだ……

>>91から正しいコトダマを選べ!

↓2

正解!

天倉「これが根拠だ!」


天倉「その入学案内があったのと同じ部屋からまた日記が見つかったんだ」

…………

【実、冬羽、タカの了承は得た。
後は俺自身が1年違う学校で実績を作るだけ。
元いた学校がエスカレーター式だから出来る荒業だけど、本来なら2年かかる可能性もあるから仕方がない。
中学三年生にしてもう高校の××××になるなんておかしいんだけど……みんなには受け入れてもらえたのが救いだ。
そういえば希望ヶ峰学園ならタカの腕にあるあの入れ墨を何とか出来るかもしれないらしい。
特殊な液体を塗らないと浮き上がらないとはいえ、いつまでもタカを影武者として縛るわけにはいかない……早く何とかなればいいんだけどな】

…………

姫埜「なるほど、遺跡のパスワードは4人の名前からみたいだったしその内3人の名前が出ているなら……残る1人の日記の可能性が高いわね」

当麻「入れ墨ってのは写真にもあったアレか」

天倉「そこもはっきりさせておこうか……」

特殊な薬品、それはきっとアレの事だ。

>>91から正しいコトダマを選べ!

↓2

正解!

天倉「これで証明してみせる!」


天倉「黄色の扉の部屋……タカの部屋にあったこの薬品がきっとその特殊な薬品だ」

歌恋「判別用って書いてありますしね……」

天倉「念のため、写真に写っていた入れ墨の位置に塗ってみよう」

…………

天倉「……出ないな」

これで間違いなく俺は天倉春尊じゃないと証明されたわけだ。

天倉「やっぱり俺は77期生の……」


モノクマ「おしおきしちゃうぞー!」反論!


モノクマ「うぷぷ」

天倉「……いきなり何だ?」

モノクマ「いやはや、オマエラもあっさり信じるんだね……」

モノクマ「だけどボクは納得しないぞー!」

いきなりなんなんだ……?
だけど反論するなら迎え撃つまでだ!

【反論ショーダウン開始!】

・コトノハ>>91
【若葉実の日記】

モノクマ「うぷぷ!天倉クンが77期生?」

モノクマ「そんなのまだわかんないじゃーん!」

モノクマ「もしかしたらその入学案内も日記も……」

モノクマ「違う子の物かもしれないしさ!」

天倉「今さらそんな言い分が通るわけないだろう!」

天倉「この日記も入学案内も……」

天倉「俺の物だ!」

モノクマ「うぷぷ、いやいや!まだ認めないよ!」

モノクマ【他に天倉クンが1年遅れるって証明する物はないんだし!】

モノクマ「きっとあれは【天倉クン以外の誰かの日記】なんだよ!」

なんなんだ!?
モノクマはなんでこんな……

【】をコトノハで斬れ!

↓2

正解!

天倉「その反論、打ち崩す!」

モノクマ「ちょこざいなー!」反論!


【反論ショーダウン開始!】

・コトノハ>>91
【ネックレス】

天倉「赤の扉の部屋にあった実の日記がその根拠だ!」

天倉「実の日記にはハルが1年遅く希望ヶ峰学園に行くつもりだって書いてある……」

天倉「つまり76期生の1年後……77期生に俺はなるつもりだったんだ!」

モノクマ「それが若葉さんの日記だなんて証拠は?」

モノクマ「もしかしたらそれだって若葉さん以外の日記かもよ?」

天倉「お前はなんなんだ!?」

天倉「お前自身もわかってるはずなのになんで……!」

モノクマ「ボクは【疑問の余地を残したくない】だけだよ!」

モノクマ「うぷぷ、【その日記が若葉さんのだって証明出来ない】なら……」

モノクマ「天倉クンの意見は全部却下だー!」

【】をコトノハで斬れ!

あっ、↓2です

正解!

天倉「その意見は通さない!」


天倉「赤の扉の部屋にはネックレスがあった……」

天倉「実が俺に渡してくれたこのネックレスと細かい傷まで全く同じ物が!」

天倉「この仮想世界でこれを用意したのはお前のはずだモノクマ!」

天倉「それなのになんでこんな反論をした?」

モノクマ「……うぷぷ」

モノクマ「ボクはただ疑問の余地があるのが嫌だったんだよ!」

モノクマ「ほら、正しかったんだし続けてちょうだい」

天倉「……話を戻そう」

当麻「とにかく天倉が77期生なのはわかったけどよ。もっとこう、名前のヒントとかないのか?」

天倉「名前に関するヒントか……」

何かなかったか?
俺の名前のヒントになるような物が……

>>91から正しいコトダマを選べ!

↓2

正解!

天倉「これだ!」


天倉「……タカの部屋にあった花がヒントになるかもしれない」

歌恋「花、ですか?」

天倉「花瓶に梅、桜、ひまわり、コスモス、シクラメンが飾ってあったんだ」

姫埜「また統一性のないチョイスね……」

天倉「俺もそう思ったんだけど……後こんな事が書いてあった」

…………

【これは俺達4人を示す花らしい。
梅は俺、ひまわりは実、シクラメンは冬羽、桜とコスモスはハル……だそうだ。
しかし若葉のひまわりや冬羽のシクラメンはともかく、俺はなんか合ってるか疑問だし、ハルは乙女すぎないか?
いや、四季に合わせただけなのか?確かにハルは春で秋にもなるし……わからん】

…………

当麻「天倉だけ桜とコスモスだぁ?ますます意味がわかんねえ」

天倉「……実はこの花、ある場所に全く同じ種類があったんだ」

姫埜「それってどこなの?」

この花があった場所は……

・ファイナルデッドルーム
・天倉のコテージ
・遺跡

正しい選択肢を選べ!

↓2

正解!

天倉「これだ!」


天倉「ファイナルデッドルーム……そこにコスモス以外の花が揃っていた」

それに大きな秋の紙、それを桜に合わせる事で秋桜……コスモスが導き出された。

姫埜「なるほど……じゃあもしかしたら春尊君は春と秋が名前にあるのかも」

天倉「そうかもしれない、な」

歌恋「……そういえばあのパスワードは?」

当麻「そういや、あのパスワードは名前から取ってたんだよな……それで残った数字とやらは3か」

姫埜「それに雨って言葉もつく可能性があるし……ああ、もう。混乱してきたわ!」

天倉「……」

そういえば、気になる事がある……

…………

【今日は残念なお知らせ。
ハル君が私達より1年遅く希望ヶ峰学園に行くって……
もう!ハル君はいつもこうと決めたら突っ走るんだから……
そういう所も好きだから文句は言えないんだけどね。
だけど罰としてもうハル君呼びは訂正しない!
だいたいいつも違うって言うけどハル君はハル君だし。
……間違いから始まったけど、もうずっとハル君達とは一緒だったなぁ。
……これからもハル君と、ううん、トワやタカ君ともずっと一緒にいられたらいいな】

…………

【全くハルにはまいった。
知らない間に76期のみんなと仲良くなってるんだもんな……これも才能の内か?
いや、ハルに関してはただの人柄か。
本当ならいつまでも間違いなハルなんて呼び名も許してるくらいだし。
俺も正直影武者なんて冗談じゃなかったってのに、ハルのためなら命懸けてもいいって思ってるもんな……】

…………

天倉「……」

この共通点はいったい……

若葉と天倉の日記の共通する記述とは?

・ハルという呼び名は間違っている
・ハルと書いている
・ハルを大切に思っている

↓2

正解!

天倉「これは……」


天倉「実とタカの日記には共通したある記述があった」

歌恋「共通する記述?」

天倉「……ハルというのは間違った呼び名らしいんだ」

姫埜「ど、どういう事?」

天倉「……」

まだだ、もう1つある……
タカのメモにあったあの意味がわからなかった文章だ……

【スポットセレクト開始!】

【俺は幼なじみとして、親友として……ある意味同じ名前を持った人間としてハルを守るんだ。
早速話さないとな……冬羽に告白する前で良かったぜ、全く……】

【気になる文を示せ!】

↓2

正解!

天倉「これが……」


天倉「……」

ある意味同じ名前?
どういう意味だ?
いったいこのピースが示す先にあるのは……

ザザッ!!

…………

「それじゃあハル君だね!」

「いや、俺はハルじゃなくて……」

…………

「ハル、誓いの数字は完成したよ」

「なんで俺が3なんだ?」

「ごくまれに3をそう読むんだよ」

…………

「ハル、俺すごい事に気がついた」

「なんだいきなり」

「俺達ある意味同じ名前だったんだよ!」

「は?」

…………

天倉「……」

ザザッ!!

そうだ、俺の名前は名前名前名前名前名前名前はははははははははははははははは

ザーーーーーーーーー!!

天倉「いいか、まずは天の字だ……これはアメとも読む。そこから漢字を直して、読み方の変換は簡単だよな」

天倉「次は倉……これはソウと読むから漢字を直せばいい」

天倉「次は春……まあ、読み方を変えるだけだな」

天倉「最後に尊……これはソンと読むから……最初みたいに漢字を直して読み方を変えてさらに文字を入れ換えれば……完成だ!」

天倉「これでハルの名前になっただろ?」

…………

和水「十三という地名を知っているかい?」

和水「ジュウソウ……偶然知ってね。だからキミは3にしたんだ」

和水「だってほら、キミの名前は……」

…………

若葉「ハル君はハル君だもん!」

若葉「だから俺の名前はって……わかってるよ!」

若葉「ハル君の名前は……」







天倉「村雨早春ってな!」

和水「村雨早春だろう?」

若葉「村雨早春だよ!」






ああ、そうだ。


俺の名前は……

村雨、早春。


希望ヶ峰学園の……



生徒会長だ。


村雨早春【超高校級の生徒会長】







本日はここまで。

天倉クンの正体までやっと来ました。
ちなみに花瓶にあった春と秋というのは名前の春と秋の村雨という言葉から来ています。

それではおやすみなさい……

「…………」

姫埜「は、春尊君?」

「……違う」

当麻「違うって、何がだよ」

「…………俺は」

モノクマ「うぷぷ、やっと思い出したみたいだね!本当の自分を!」

歌恋「本当の自分って、まさか……」

「みんな、ごめん。俺のために記憶まで……」

モノクマ「おかえりなさい!やっと本当のキミに再会できたよ!」

「みんなは覚えてないだろうから、改めて自己紹介させてくれ」



村雨「俺の名前は村雨早春。【超高校級の生徒会長】として希望ヶ峰学園にスカウトされた」

当麻「村雨早春……!?」

姫埜「村雨早春って確か希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件の生き残りで……」

歌恋「その直後に殺されてしまった人……」

村雨「その時殺されてしまったのがタカ……天倉春尊だったんだ」

モノクマ「そのとーり!ちなみに犯人は【超高校級の神経学者】松田夜助クン!まあ、意識不明だったキミを殺せるのなんて希望ヶ峰学園の教師か治療を頼まれる松田クンぐらいだし簡単だよね!」

村雨「……斑井兄弟もお前が殺したのか」

モノクマ「うぷぷ、さてどうでしょう?死んだのは事実だよ!」

村雨「……そうか」

斑井兄弟……唯一生徒会で惨劇から逃れられたメンバーで俺のボディーガードだった8人。
せめて彼らには生きていてほしかった……

村雨「……」

感傷は後だ。
今の俺に出来る事……

村雨「俺はそれをはたす……!」

モノクマ「さてさて、天倉クン改め村雨クンが帰ってきた事だしそろそろ最後の課題を答えてもらおうかな!」

当麻「そういや、村雨が記憶を取り戻す事が3番目の課題【コロシアイ修学旅行の目的】のヒントだったな……」

姫埜「え、えっと、早春君は何か覚えてるの?」

村雨「まだ靄がかかった部分はあるけど……だいたいは思い出した」

歌恋「で、でもどうやって?確か記憶は別に転送されてるはず……」

モノクマ「あのね、記憶の完全な転送なんて希望ヶ峰学園ですら無理なの。あくまで脳の記憶の引き出しの中身をコピーした後、厳重に鍵をかけるぐらいしかね……それですらせいぜい20年分コピー出来ればいい方で完全じゃないしさ」

村雨「要するに俺は鍵を開けて引き出しの中身を見たんだ。コピーした物はどこかにあるだろうけどな」

歌恋「あ、頭が痛くなってきました……」

姫埜「多分みんな同じよ」

当麻「……だな」

村雨「専門的な話はなしにして【コロシアイ修学旅行の目的】を紐解こう。多分それで黒幕もはっきりするはずだ」

当麻「マジか!?」

モノクマ「うぷぷ……」

村雨「モノクマ。お前はこの遺跡に入る前、そして裁判が始まる前こう言っていた」

…………

モノクマ『ボクもさ、キミとの決着がこんな形だなんて正直イヤなんだよね!』

天倉『……』

モノクマ『だから来てよ!最終決戦の場にさ!』

…………

モノクマ『天倉クン、やっと決着だね!』

天倉『……』

モノクマ『ボクは心残りだったんだ。キミを絶望させられなかった事が一年後の天気ぐらい気になってたんだよ!』

天倉『特に気にしてなかったんじゃないか……』

モノクマ『まっ、せっかく余波で侵入出来たんだからチャンスは逃さないでいこうと思っただけだからね!』

…………

村雨「この2つの会話から推測すると……お前の言う心残りに関係するのはこの事件だろう?」

>>91から正しいコトダマを選べ!

↓2

正解!

村雨「これが俺の示す答えだ!」


村雨「希望ヶ峰学園史上最大最悪の絶望的事件……あれが全ての始まりだった」

モノクマ「うぷぷ、ボクにとってアレは実験だったんだよ。どうやって絶望を広められるかの実験……まあキミ達生徒会が超高校級の希望であるカムクライズルを殺してくれたらもっと良かったんだけど」

村雨「だけどカムクライズルと俺は生き残った……」

モノクマ「たかが実験、されど実験。実験で絶望していない人間がいたのはあまり好ましい事じゃなかった」

姫埜「まあ、実験で完璧じゃないなら本命も不安だしね……」

歌恋「練習で失敗した物をそのままにして本番なんて危ないです」

モノクマ「しかも村雨クンと来たら評議会からも身を守るために意識不明のフリをしようとしてたんだよ!まあ、本当に意識不明になっちゃってたんだけどね!」

村雨「だからお前は松田を利用して俺を始末させようとした」

モノクマ「だけどよりによってそれは影武者の天倉クン!キミはその時既に76期生のみんなに希望ヶ峰学園から連れ出されてたんだよ!」

当麻「俺様達がか……!?」

村雨「意識不明だった間、何があったか俺にはわからない。だけどみんなは俺を新世界プログラムにかけて助けようとした……そこをお前が乗っ取ったんだな?」

モノクマ「うぷぷ、そういう事!チャンスだったからね、ボクの心残りを何とかするのに!」

つまりモノクマの、コロシアイ修学旅行の目的は……

・村雨早春の殺害
・村雨早春を助ける
・村雨早春を絶望させる

正しい答えを選べ!

↓2

正解!

村雨「これが答えだ!」


村雨「俺を絶望させる事……それがこのコロシアイ修学旅行の目的だったんだな」

モノクマ「正解正解!ボクはキミに絶望してほしかったんだよ村雨クン!」

姫埜「も、もしかしてあなたがコロシアイ修学旅行を終わらせたのは冬羽ちゃんと実ちゃんの事で早春君が絶望したから……!?」

モノクマ「うーん、少し違うかな?」

当麻「どういう事だ」

モノクマ「アレは絶望じゃなくてただの廃人なんだよね。ボクが望んだ決着じゃないの。だからわざわざここに来るようにお膳立てしたんだよ」

モノクマ「村雨クンが本当の意味で絶望する姿を見るためにね!」

村雨「……これで黒幕の正体もはっきりした」

歌恋「ほ、本当ですか?」

村雨「今の話を聞いてわかるように、希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件を仕組んだ黒幕と今回の黒幕は同じだ」

姫埜「確かこの事件を煽動していたのは【超高校級の絶望】だったわよね?」

当麻「天倉のメモにも書いてあったな。【超高校級の絶望】の女ってよ」

歌恋「でもその人はもう……」

村雨「ああ。確かに希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件のファイルに書いてあった。だから超高校級の絶望本人は死んだんだろう」

モノクマ「うぷぷ……」

村雨「……だけどこの世界なら1つの仮定が成り立つ」

新世界プログラムの説明にも書いてあった……

【閃きアナグラム開始!】

○○○○○○

ア キ ル ナ ゴ ビ ザ ヌ ー タ エ ワ カ ハ モ

○を埋めて正しい答えを示せ!

↓2

正解!

村雨「これだ!」


村雨「人工知能アルターエゴ……それが今のお前なんだろう?」

モノクマ「…………」

村雨「決着をつけたいなら姿を現したらどうだ……」

まさか、この名前をまた口にする日が来るとは思わなかった……

俺が生涯これ以上の負の感情を抱くなんて有り得ないと確信した相手。

村雨「もうお前のぬいぐるみと遊ぶ気はない!」

生徒会メンバーを騙し、脅し、殺し合わせた元凶……
そしてまた俺の大切な仲間を傷つけた女。

村雨「出てこい……江ノ島盾子っ!!」

モノクマ「うぷ、うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ!」

モノクマが光に包まれる。
そしてその光が消えたその先に……そいつは立っていた。

「お久しぶりだね……セ・ン・パ・イ」

村雨「……やっぱりお前だったのか」

江ノ島「そのとーりだよー!先輩に会いたくて頑張ったんだー!」

江ノ島「はっ!死んじまった状態での再会なんて最高に絶望的な再会だなぁ!?」

江ノ島「感謝しなさい。私様がわざわざ人間に会いに黄泉から来てやったのだから!」

江ノ島「うぷぷ、うぷぷぷぷ!」

江ノ島盾子【超高校級の絶望】

当麻「こいつが黒幕……」

姫埜「あたし達にコロシアイ修学旅行なんてさせた」

歌恋「超高校級の絶望……!」

江ノ島「それじゃあ先輩、始めようか……絶望のラストステージ第2幕!」

江ノ島「とびっきりの絶望を楽しんでねー!」

村雨「江ノ島盾子……!」







若葉「……」

ピクッ……

若葉「…………」






本日はここまで。

ラスボスはお馴染み超高校級の絶望江ノ島盾子でした。
主人公を村雨早春に決めた時からラスボスは江ノ島盾子と決めていたので……

それではおやすみなさい……

江ノ島「いやー、懐かしいね先輩!あの旧校舎で顔を合わせた時以来だったっけ?」

村雨「相変わらずよく喋る……」

江ノ島「つれないなぁ。せっかくの再会なんだからもっと喜ぼうよー!」

村雨「再会か……アルターエゴになってまで絶望を撒き散らしたがるような奴とは会いたくなかったよ」

江ノ島「きっついなー。先輩はどんなつまらない会話にも何かしら返す温厚さが売りだったのに」

江ノ島「でも仕方ありませんよね……あれだけされてお話なんて……」

当麻「またキャラが変わりやがった……」

江ノ島「アタシ、飽きっぽいから。自分のキャラにすぐ飽きちゃうんだよねー」

姫埜「な、なんなのこの子……」

江ノ島「こっちとしてはー、男なのに肌スベスベな先輩の方がなんなのって思いまーす!」

姫埜「……っ!」

村雨「これが江ノ島盾子なんだ」

歌恋「こ、これが……」

村雨「どうしようもなく無茶苦茶で荒唐無稽で自由奔放で……ただ絶望を追求するだけの存在」

江ノ島「それがこの江ノ島盾子ちゃんなのでーす!」

こんなふざけた奴に……俺達は今まで振り回されてきたんだ……!

江ノ島「まっ、とにかくおめでとう!みんなは見事4つの課題をクリアしましたー!パチパチパチパチ!」

歌恋「それじゃあ、本当に……」

江ノ島「うん、お手元のタッチパネルをご覧くださーい!」

今までクロを投票してきたパネルに映るのは、【クリア】と【コンテニュー】。

江ノ島「クリアというパネルを押せばあなた方は現実に戻ります。もちろん目覚める際に記憶も返却されますので」

当麻「……おい」

江ノ島「なんでしょう?」

当麻「この世界がプログラムなら……死んだ連中は現実でどうなってやがる」

江ノ島「この新世界プログラムが本当にリアルだからねー。脳が死を体感した瞬間現実の脳もストップしたんじゃない?」

姫埜「そう、都合よくはいかないってわけね……!」

江ノ島「まあ、仕方ないよ!死んだ人間は帰ってこない……人生なんてそんなもんだしさ!」

……死んだ人間は帰ってこない。

村雨「……本当か?」

江ノ島「へっ?」

村雨「……まだ方法があるんじゃないのか?」

江ノ島「や、やだなー。先輩、正気で言ってるの?」

少なくともあるはずだ……
今のような物じゃないとはいえ、アバターの消滅に対する措置が……!

>>91からコトダマを選べ!

↓2

正解!

村雨「これが俺の答えだ!」


村雨「……緊急プログラム」

江ノ島「ドキッ!?」

村雨「冬羽が事故などでアバターの消滅という緊急事態があった場合に備えて用意していたプログラムがあるはずだ」

姫埜「それ本当!?」

村雨「例の懺悔に確かに書いてあった……江ノ島、お前も把握しているんじゃないのか?」

江ノ島「え、えっとぉ……」

歌恋「な、なんなんですか緊急プログラムって!?」

江ノ島「そ、そんなのないって!アバターの脳神経にリミッターをかけて、消滅しても一定の動作を行えば復活させられるプログラムなんて本当にないから!」

江ノ島「あっ、言っちゃった!」

当麻「な、なななな……」

姫埜「なんですってぇ!?」

歌恋「もしかしてこの人、隠したままクリアさせようと……!?」

江ノ島「あー!もう!せっかくクリア押して戻る直前に助かる方法はあったよーって教えて絶望させるつもりだったのに!」

江ノ島「姉に劣らない自分の残念さに絶望しちまうぜぇ!!」

当麻「言え!!どうやったらそのプログラムは動く!?」

江ノ島「それだけは言えませーん!」

江ノ島「それを言っちゃったらみなさん緊急プログラムを使っちゃうじゃないですか……せっかくのコロシアイ修学旅行が全部パーになっちゃいます……」

歌恋「知りませんそんな事!!」

歌恋「わ、私は謝らないといけないんです……美踊に、音木お姉さんに……生人お兄さんにも……!」

当麻「俺様だって、志賀や美魅に言わなきゃならねえ事が山ほどあるんだ……」

姫埜「みんなが助かるなら、当然あたし達はそれを使うわよ!」

江ノ島「ああ、やっぱり……こうなっちゃいますよね……」

江ノ島「わかりました。あなた方の執念に敬意を表して緊急プログラムの作動方法をお伝えします」

江ノ島「管理者か、その場の生徒全員が緊急プログラムの起動を宣言する事……それが緊急プログラムの起動条件です」

江ノ島「ちなみに若葉さんは除外されますから安心してください」

当麻「そ、そんな事かよ……」

歌恋「それじゃあ……」

姫埜「やりましょうか……」

村雨「……」


【緊急プログラムを作動しますか?】

・作動する
・作動しない

↓2







「それは、ダメだよ……!」






当麻「なっ……!」

姫埜「嘘……」

歌恋「あっ……」

村雨「……!」

「……みんな、落ち着いて聞いて」

若葉「緊急プログラムを起動したらダメ!」

当麻「わ、若葉……」

若葉「これは全部罠なんだよ!」

姫埜「ど、どういう事?」

若葉「えっ……みんな、私の言葉が聞こえるの……?」

歌恋「えっ、それはもちろん……」

若葉「そ、そっか、それなら良かった……私、幸運で記憶が戻った時に備えて重要事項は話しても認識できないようにしてあったから……」

村雨「……実」

若葉「ハル君……」

村雨「話は後だ。聞かせてほしい、緊急プログラムについて」

若葉「うん……みんな、緊急プログラムは確かに消滅したアバターの復活を可能にするプログラムなの」

当麻「だったら何が問題なんだよ!?」

若葉「緊急プログラムの用途はもう1つあって……問題はそこなの」

姫埜「もう1つ?」

若葉「……緊急プログラムは」







若葉「トワが、自殺するために用意していたプログラムなんだよ……」






歌恋「な、和水お姉さんが自殺……?」

若葉「正確に言うなら理由付けかな……トワは緊急プログラムを使って、自殺じゃなくてあくまでみんなを助けた事にしたかったんだよ」

姫埜「緊急プログラムを使ったら自殺になるの……?」

若葉「アバターを無から復活させるなんて、そんなの無理だった」

当麻「お、おい……」

若葉「少なくともきっかけになる物が必要で……その代償が、自分のデータを削って書き換える事」

村雨「まさか、それが……!?」

若葉「緊急プログラムはただアバターを復活させるんじゃない……」

若葉「管理者のデータを削って復活させるんだよ……」

若葉「そしてその管理者が、トワ……」

当麻「だ、だけどよ……今和水はいねえんだぞ?」

若葉「うん、だから私にもわからないの……今緊急プログラムを起動して、誰がデータを削られていくのか」







江ノ島「それならアタシが村雨早春って書き換えといたよー!」






若葉「っ!?」

江ノ島「しかもこの人数を復活させるとなると……データは欠片も残らないだろうね!」

姫埜「そ、それじゃあ、緊急プログラムを起動したら……」

江ノ島「村雨早春先輩は今度こそ完全に消滅しまーす!!」

当麻「んなっ……!?」

歌恋「そ、そんな……」

江ノ島「さーらーにー、ここまで来たご褒美を渡しとくね!」

姫埜「ううっ!?」

当麻「がっ!?」

歌恋「こ、これ……!?」

村雨「みんな!?」

江ノ島「記憶をお返ししまーす!よかったね、全部思い出せて!」

姫埜「あ、ああああ……!」

当麻「な、なんてこった……で、出来るわけ、ねえ……」

歌恋「早春さんを犠牲になんて、私達には出来ません……!」

姫埜「そんな事したら、あたし達は……もう、自分自身を許せない……」

当麻「俺様達は志賀や美魅達を見捨てるしかねえのかよ……」

歌恋「そんなの、いやです!だけど、そのためには私達は希望で恩人でもある人を……」

若葉「み、みんな!」

江ノ島「ねぇねぇ、改めてどうしよっか?」

江ノ島「大切な仲間を復活させるために村雨先輩を殺しちゃう?」

江ノ島「それとも村雨先輩を助けてみんなを見殺しにする?」

江ノ島「アタシはどっちでもいいよー!」

江ノ島「だってどっちにしても……」

江ノ島「最っ高に絶望的だからさぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

村雨「みんな……」

江ノ島「先輩、いい事教えてあげるよ」

江ノ島「希望はね、あまりに大きすぎると絶望と変わらないの」

江ノ島「先輩は大切なみんなにたーくさんの希望を与えてきたわけだけど……」

江ノ島「今はそれが毒になってる」

姫埜「どうしたらいいの……どうしたら……」

当麻「俺様は、どちらも見捨てたくねえよ、ちくしょう……!」

歌恋「こんなの、どっちを選んでも絶望しか待ってないじゃないですか……」

若葉「っ……」

江ノ島「それで?村雨先輩はどうするの?」

江ノ島「みんなに自分を犠牲にして絶望しろって言う?」

江ノ島「みんなに大切な人を見捨ててでも自分を助けて絶望しろって言う?」

村雨「くっ……!」

江ノ島「言ったじゃない、これは絶望のラストステージだって」

江ノ島「どこにも希望なんて……ないんだよ」







村雨「俺は……」






本日はここまで。

最後の裁判、残りも後少しです。

それではおやすみなさい……







俺は、間違っていたのか……?






俺はみんなが苦しんでいた時、色々な事をした。
話を聞いたり、一緒にどうしたらいいか考えたり……微々たる事しか出来なくてもみんなを無視するなんて無理だった。

だけどその行動の行き着く先が……

姫埜「選べない、あたし達にはどっちも……」

当麻「すまねえ……」

歌恋「うっ、ううっ……」

若葉「……」

これだって言うのか?

俺はみんなに絶望の種を与えてしまっていたのか?
これじゃあ……江ノ島盾子となにも変わらない。

村雨「く、そっ……」

みんなが生き返るならいつ死んでもおかしくなかった命だ、俺はどうなろうが構わない。
だけどそれはみんなを絶望させる……

だったらみんなの死を背負って生きていくのか?
いくら身体が残っていてもみんなが目覚める可能性は限りなく低い。
それこそ、この世界をはっきりプログラムと認識して、その思考を崩さなかった人間でもなければ……
そんな果てのない時間をみんなに過ごさせるのか?
救えたはずの命を救わない選択に耐えていけるのか?

村雨「……」

俺は、何を間違っていたんだ……







ピーピーピーピー!!

ウイルスが侵入しました。
緊急プログラムの起動権を被験者村雨早春に譲渡します。






江ノ島「……は?」

村雨「な、なんだ今のは?」

「あはっ、あははははははっ!!」

若葉「こ、この声……王城君!?」

王城「このメッセージが聞こえてるなら、俺のラストゲームは失敗したみたいだな……まあ代わりに最後の仕込みは上手くいったみたいだけどさ!」

当麻「ど、どういう事だ!?あいつは確かに……」

王城「当麻辺りは疑問に思うだろうから説明しておくと……これはあくまで録音だよ。で、俺はこのゲームから戻る前にあるウイルスを仕込んでおいて、それが動き出したんだ」

姫埜「ウイルスって……」

王城「まあ、簡単に言えばこのゲームで一番重要な選択権を天倉に渡すってところかな?若葉の電子生徒手帳にデータが隠してあったのは驚きだったけど、まさか若葉も未来機関の仲間なのか?」

村雨「なっ!」

若葉「私の、電子生徒手帳に……?」

王城「まあ、いいや。起動時間は俺のラストゲームから数日後ってところだから……最高のタイミングなんじゃないか?」

江ノ島「あの雑魚……いつの間にそんな!」

王城「残念だよモノクマ。今のお前の顔が見られないのは……だけど言っただろ?」

王城「俺は俺のゲームを邪魔する奴は絶対に許さないって」

村雨「……」

王城「じゃあ天倉、また後で……外で改めてゲームする時を楽しみにしてるからさ!」

王城「あははははははっ!!」

ブツン!

歌恋「え、えっと、どういう事ですか……?」

若葉「本来、緊急プログラムを1人で動かす権限はトワにしかなかった……」

姫埜「ま、まさかそれが……」

村雨「俺に、移ったのか……!」

若葉「ハル君が緊急プログラムの起動を宣言すれば……緊急プログラムが動き出すよ」

江ノ島「だけどそれって何も変わらないよねー?だって絶望の選択しかない事には変わりないんだからさ!」

当麻「ぐっ……!」

江ノ島「結局雑魚の足掻きも無駄に終わって……残るのは何も変わらない選択だけ」

江ノ島「うぷぷ、本当に絶望的だね!」

村雨「……」







村雨「緊急プログラムを起動する……!」






若葉「ハル君!?」

当麻「て、てめえ、何してやがる!?」

姫埜「そんな事したら早春君は……!」

歌恋「あ、あああ……」

村雨「……」

江ノ島「そっかー。先輩は自分を犠牲にして絶望させるんだ!」

江ノ島「いいんじゃない、そういう選択も?」

江ノ島「楽しみだなー、村雨先輩って希望を失って絶望に堕ちた76期生のみんながまた新しい絶望を……」

村雨「何を勘違いしている?」

江ノ島「勘違い?」

村雨「俺は……みんなの希望になった覚えなんて一度だってない」

村雨「……俺はただ、大切な仲間を、友達を、好きな人の力になりたかっただけだ」

村雨「俺が希望でみんなが絶望するなら……」

村雨「そんな希望はこっちから願い下げだ!!」

江ノ島「ふーん……じゃあどうするの?」

村雨「今から1人1人説得する」

江ノ島「はあ?」

村雨「たとえ俺が消え去っても絶望しないように言葉をぶつけるんだ……」

村雨「友達としてな!!」

【???】

やってやる、やってみせる……!
俺はみんなの希望なんて大それた存在じゃない。
俺はただの仲間で友達なんだ……!
悲しんでも、苦しくなっても……
絶望だけはさせない!

【緊急プログラムが起動しました】

【アバターの復元を開始します】

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「俺は【犠牲になんてならない】」

村雨「だから……!」

「余は……」

「そうか、全て思い出した……」

「なんと情けない醜態だ……」

「我が友のようには出来なかった……」

「すまぬ、早春……」

「余は【お前を犠牲に生き恥を晒してしまう】……」

【】を記憶して【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「らしくないな、そんな弱気になって」

「余は強くなどない。お前に救われなければとうに絶望していた」

村雨「救うなんて大げさだ」

村雨「俺はただ話を聞いていただけ……」

村雨「最後に選択したのはお前じゃないか」

村雨「俺を我が友って言うなら、あくまで上下とかない関係とかでいたいって言ったのに希望だの絶望だのって壁を作らないでくれよ」

「……」

村雨「それに、俺だって1人で何でも出来るわけじゃないんだ」

村雨「みんながいてくれなかったらこうして話す事すら出来なかったしさ……」

「……お前は、本当に不思議な男だな」

村雨「……」

「……よかろう。今はそれで納得してやる」

村雨「ありがとう」

「だが余は諦めんぞ!必ず、必ずお前を目覚めさせる!」

村雨「……楽しみにしてるよ」

クリス「ふはははははっ!!当たり前だ、余を誰だと思っている!」

クリス「余はクリス・アルテミア・フォン・リーデルハイド……」

クリス「お前の友だ!」

【クリス・アルテミア・フォン・リーデルハイドを復元しました】

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「【間違いは必ず償える】」

村雨「だから……!」

「ぼ、ぼくはなんて事を……」

「ぼくが台無しにしてしまったんだ……!」

「村雨くんを助けるどころかコロシアイなんてやって……!」

「その上村雨くんを犠牲に生きようなんて……」

「【救いようがない】よ……」

【】を記憶して【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「相変わらず、だな」

「だ、だってぼくは……」

村雨「確かに、お前は過ちを犯してしまったのかもしれない……きっとクリスはカンカンだろうな」

「ぐ、ぐうっ……」

村雨「だけどさ、それでもお前はまだ償える。取り返しがつかないわけじゃない……」

「だ、だけど!」

村雨「このまま絶望したら、今度は取り返しがつかなくなるぞ?」

「こ、怖くないの……?」

村雨「……信じてるから、友達をさ」

「……」

村雨「目覚めたら【超高校級の福祉委員】としての才能を発揮してみんなを助けてほしい」

村雨「そうして償える道を……捨てないでくれ」

福永「あ、ぐっ……」

村雨「福永」

福永「わ、わかったよ……」

福永「償うよ、ぼくのした事を……必ず」

福永「友達に背中を押してもらったんだから……!」

【福永豪を復元しました】

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「【1人なんかじゃない】」

村雨「だから……!」

「……」

「孤独……いつもの事……」

「そんなわたしを……村雨は救ってくれた……」

「なのにわたしは……村雨を失って【ひとりぼっち】……」

「…………」

【】を記憶して【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「ひとりぼっちか」

「うん……」

村雨「冬羽が聞いたら泣くな、間違いなく」

「えっ……」

村雨「冬羽はずっとお前の死を引きずっていた」

村雨「友達だって思っていたからだ」

「和水が……?」

村雨「もっと周りを見てみるんだ。誰もお前を虐めない、むやみやたらに傷つけたりなんかしない」

「……」

村雨「俺はちょっとしたきっかけなんだ。みんななら俺がいなくても間違いなくお前を放っておかなかった」

「…………」

村雨「【超高校級の放送委員】として声を伝えてきたお前なら……」

村雨「きっとみんなに本当の声が伝わるよ」

音木「……村雨」

村雨「んっ?」

音木「わたし……ずっと言えなかった事がある……」

音木「友達になってくれて……ありがとう……」

音木「必ず……起こすから……」

音木「悪魔とかに頼らず……わたしに出来る事をやって……!」

【音木詩を復元しました】

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「【おかしくなんてない】」

村雨「だから……!」

「……あたしのせいで色々あったんだ」

「あたしが考えもせず余計な事したから……」

「あたし、馬鹿だよ……」

「【こんなあたしが生きるなんておかしいんだ……】」

「早春兄ちゃが生きた方がいいんだよ……」

【】を記憶して【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「随分おとなしいな?いつもの悪戯好きなお前はどこに行ったんだ?」

「あたしだって落ち込むよ……」

村雨「落ち込むか……確かにそれはしかたないかもしれないな」

「ぐすっ……」

村雨「だけどな、どちらかが生きるのがおかしいって言うのは違うぞ?」

「えっ……」

村雨「どちらも助かって生きるのが最善の答えじゃないか?」

「でも、早春兄ちゃは……」

村雨「俺は死なない。このまま死ぬ気もない」

「……!」

村雨「だからそれ以上泣かないでくれ」

村雨「【超高校級の歌手】はのどが大事だろう?」

美踊「うっ、ううっ……」

村雨「美踊……」

美踊「いいのかな?あたし、生きていいのかな?」

村雨「否定なんかさせないさ。誰にもな」

美踊「そ、早春兄ちゃ、あたし、あたし……」

美踊「早春兄ちゃに言われた事忘れずに頑張るよ……!」

美踊「いつか起きた早春兄ちゃに笑われないように……!」

【二ノ宮美踊を復元しました】

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「【1人で背負い込むな……】」

村雨「だから……!」

「……自分は守れないのか」

「どんなに力をつけても……」

「どんなに行動しても……」

「【自分は誰1人守れない】のか……」

「……傭兵、失格だ」

【】を記憶して【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「どうして誰1人守れないなんて思うんだ?」

「事実だ……結局自分は守るどころか尻拭いをさせてしまっている」

村雨「……なあ、1人で背負い込むなよ」

「なに?」

村雨「お前は1人で守ろうとして、それで守れないって思っているみたいだけど……」

村雨「だったら頼っていいんだ。ここは戦場じゃない、ずっと警戒する必要はないんだ」

「……」

村雨「【超高校級の傭兵】として譲れないのかもしれない……」

村雨「それでも仲間を守る以外に頼る事も大切だと俺は思うぞ……お前は1人じゃないんだから」

切原「……」

村雨「切原、起きたら話をしよう」

切原「話?」

村雨「……くだらない世間話でもなんでも、友達らしくな」

切原「……1人じゃない、か」

切原「ならば、自分はお前の未来のための露を払おう」

切原「仲間と共にお前が目覚めた時を楽しみにしながらな……」

【切原生人を復元しました】

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使いません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「【そんな荷物は持たなくていいんだ】」

村雨「だから……!」

「……はぁ」

「さすがにキツいよねぇ……」

「恩人をどうにかして生きていくってさぁ……」

「【萌衣には重すぎる】よぉ……」

「本当に、やんなっちゃうやぁ……」

【】を記憶して【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「確かに重いかもしれないな……」

「でしょ?」

村雨「だけどそんな荷物を持つ必要はないぞ?」

「へっ?」

村雨「俺はどうにかなる気なんて全くないからな」

「でもそれって希望的観測ってやつだよねぇ?」

村雨「いいや、信じているんだ。みんなの事を」

「……早春くんって変だよねぇ、結構」

村雨「そんな事はないさ」

村雨「ここで消えたら【超高校級のパティシエ】のお菓子が二度と食べられない……」

村雨「そんな事も考えるしな」

志賀「そういうの、反則じゃないかなぁ?」

志賀「そういう風に言われたら……」

志賀「頑張るしかないよぉ」

志賀「甘いお菓子、用意して……待ってる」

志賀「早春くんを信じるからねぇ」

【志賀萌衣を復元しました】

眠気が限界なので今日はここまで……

明日というか今日後半戦をやります。

それではおやすみなさい……

しまった……

クリスとの会話の

村雨「……楽しみにしてるよ」



村雨「……楽しみにしてるよ【超高校級の王子】」

に脳内変換お願いします……

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「【自分を責めないでくれ】……」

村雨「だから……!」

「私は……」

「神に仕える身でありながら人を殺めてしまいました……」

「その上村雨さんを糧に生き延びようなんて……」

「そんな事許されません……」

「【罰を受けてここで果てるべきなんです】」

【】を記憶して【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「罰か……お前らしいな」

「私は、シスターですから」

村雨「だけど俺は認めないぞ」

「なぜです……?」

村雨「当麻が悲しむのと……俺がいなくなってほしくないからだ」

「隼が……」

村雨「罰というならまず……当麻ときちんと向き合うべきだ」

「……」

村雨「お前は【超高校級のシスター】として罪を犯した人間を赦し、救ってきた」

村雨「自分の事も、もう少し許してあげてもいいんじゃないか?」

神乃木「……私は、許されるのでしょうか?」

村雨「わからない。だけどそれでも進むのが……正しい道じゃないか?」

神乃木「……私は、逃げようとしていたのですね」

神乃木「死に、絶望に……ですが神が一番許さないのはその行いなのかもしれません」

神乃木「……村雨さん」

神乃木「あなたに神の祝福がありますように」

神乃木「そして……」

神乃木「ありがとう……」

【神乃木美魅を復元しました】

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「【お前なら出来る】」

村雨「だから……!」

「これはまいったねぇ……」

「村雨の大将も酷な事をしてくれたもんだ」

「オレは根無し草だからさ」

「こんな選択をするのはちぃと荷が重いんだけどねぇ……」

「【オレはそこまで強くない】んだ大将」

「どうしたもんかねぇ……」

【】を記憶して【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「強くない?」

「疑問かい?」

村雨「疑問どころか否定するよ」

「それはまた買いかぶりが酷いねぇ……オレは大将の方が強いと思うよ」

村雨「買いかぶりなんかじゃない。俺はきっとお前みたいには出来なかった」

「何の話だい?」

村雨「お前は死ぬ間際まで人を守ろうとした」

村雨「【超高校級のハンター】として……命の危険を狩ったんだ」

狩谷「だけどオレは失敗した」

村雨「だけど俺には出来ない」

狩谷「……」

村雨「俺が強いなら……お前はもっと強いよ狩谷」

狩谷「……強情だねぇ、大将」

村雨「まあな……そうだ、返さないとな、お前のイグアナ達」

狩谷「いや、大将が預かってくれないかねぇ」

村雨「えっ?」

狩谷「目覚めるまで遊び相手にでもしてやってさ」

狩谷「そして……目を覚ました時返してくれればいいさ」

狩谷「オレなりに頑張ってみるからさ」

【狩谷煉司を復元しました】

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「【役に立つとかじゃないんだ】」

村雨「だから……!」

「アタシは、結局何も出来なかった……」

「舞が行方不明になった時も、今も……」

「挙げ句の果てに狩谷を撃って自殺して……」

「はは、むしろ迷惑ばっかり……」

「【役立たずにも程があるわね】……」

【】を記憶して【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「役に立つとか立たないとか、そういう話じゃないだろう」

「そういう話よ!だって、アタシが生き残ってもきっと何も出来ない!」

「アンタなら何か出来るのかもしれないけど……アタシには無理よ……」

村雨「だったらそれでもいい」

「っ!」

村雨「だけど誰かの役に立つとかじゃなくて……自分の思うようにやってみてもいいんじゃないか?」

「アタシの思うように……?」

村雨「【超高校級のチアリーダー】として生きてきたお前は……どうしたい?」

奉田「……アタシ、は」

奉田「また、みんなと笑いたい」

奉田「バカやって、クタクタになるまで遊んだりしてさ……」

奉田「そんな、未来がっ、欲しいわよっ……!」

奉田「……だったらやるしかないのよね」

奉田「いいわよ、やってやるわよ!」

奉田「舞以上のエールでアタシ達の未来を切り開いてやるわよ!!」

奉田「だから、絶対目覚ましなさいよ……」

奉田「アンタが消えたら、泣く子もいるんだから……」

【奉田仕乃を復元しました】

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「【もう苦しまなくていいんだ】」

村雨「だから……!」

歌恋「……私は」

歌恋「もう、嫌です……」

歌恋「これ以上……」

歌恋「……【前なんて向けません】」

歌恋「……」

歌恋「ごめんなさい……」

【】を記憶して【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「歌恋……」

歌恋「私は音木お姉さんを殺して美踊を死なせて生人お兄さんを犠牲にして……」

歌恋「それで今度は早春さんを犠牲になんて……」

村雨「歌恋!」

歌恋「っ……」

村雨「もう、苦しまなくていいんだ」

歌恋「無理、ですよぉ……」

村雨「1人ならそうかもしれない!だけど歌恋は1人じゃない……支えてくれる人がいる」

歌恋「……」

村雨「今はみんなと生きるんだ歌恋」

村雨「そして起きた俺に見せてくれ……【超高校級のダンサー】の素晴らしいダンスを」

歌恋「……」

歌恋「目を覚まして、くれますか?」

村雨「もちろんだ」

歌恋「……わかり、ました」

歌恋「辛くても、その言葉を信じて前を進みます」

歌恋「だから、必ず……目を覚ましてくださいね……」

【二ノ宮歌恋の一部データを復元しました】

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「【もうお前は強いよ】」

村雨「だから……!」

当麻「わからねえ……」

当麻「何が正しいんだ?何が間違ってんだ?」

当麻「俺様は村雨を切り捨てればいいのか?」

当麻「無茶だ、無理だ、出来ねえよ……!」

当麻「【俺様は弱い】から……」

当麻「村雨を切り捨てるなんて出来るかよぉ!!」

【】を記憶して、【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「当麻……お前は弱くなんかない」

当麻「けっ、嫌みか……?それともその目は節穴か?」

村雨「どっちでもない」

当麻「俺様が強いだと?笑わせんなよ……こんなに今迷って弱い俺様のどこが強いんだよ!?」

村雨「強いから迷うんだ」

当麻「は……?」

村雨「当麻は強いからこそ迷って苦しんでるんだ。弱いならさっさと逃げてる」

当麻「……」

村雨「当麻、強さは単純な力だけじゃない。心の強さは時にそれ以上の力を持つ」

村雨「【超高校級の槍使い】として鍛錬してきたお前なら……わかるだろう?」

当麻「……俺様は、強いのか?」

村雨「ああ、だから絶望なんてしない……だろう?」

当麻「……はっ、ははははは!!」

当麻「そうか、悩む事なんざどこにもねぇな!」

当麻「てめえみたいな強さを知る人間なら……」

当麻「必ずこの状況も何とかしちまうんだろうからな!」

当麻「だったら俺様は強さを貫き通すぜ……」

当麻「信じる強さってやつをな!!」

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

村雨「絶望なんてさせない……」

村雨「【俺達は仲間で友達だ】」

村雨「だから……!」

姫埜「あたしは嫌よ……」

姫埜「早春君が消えるなんてそんなの……」

姫埜「早春君に救われたのに、あたしは早春君を助けられない……」

姫埜「何が親友よ、あたしなんて……」

姫埜「こんな時何も出来やしない……」

姫埜「【親友失格】じゃないの……」

【】を記憶して【】を論破しろ!

↓2

村雨「それは違う!」


村雨「姫埜」

姫埜「おかしいわよね?何も出来ないくせに……親友だなんて」

村雨「そんな事ないぞ姫埜」

村雨「姫埜の存在には助けられてたんだから」

姫埜「嘘……」

村雨「嘘じゃない。俺はお前がどれだけ頑張ってきたか見てたから……」

姫埜「……でも頑張ってもあたしは」

村雨「姫埜は仲間を思いやって、今もこうして泣いてくれている。それだけで俺は親友がいてくれて良かったって思えるんだ」

姫埜「早春君……」

村雨「だから姫埜、何も出来ないなんて間違っているんだ」

村雨「姫埜は今もこうして俺の力になってるんだから……」

村雨「【超高校級の文芸部】の言葉は……かなり効くぞ」

姫埜「……あたし、これから早春君を犠牲にするんだって思ってた」

姫埜「だけど違うのね……あなたはちょっとやり残した事があって、みんなの想いと一緒に行ってくるのよね?」

姫埜「……だったら信じないとそれこそ親友失格だわ」

姫埜「早春君……あたし達は待ってるからね」

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>91
【王城のメモの真意】

村雨「後3人……!」

「〔俺はいらない〕よ、村雨」

村雨「……!」

「わかってるはずだ。こんな事をしなくても俺は目覚めるって」

村雨「……」

「〔その証拠だってきちんとある〕はずだろう?」

〔〕に同意しろ!

↓2

「……割と本気で落ち込むからサンタの話題はやめてくれ」

村雨「あ、ああ……ごめん」

「……それで証拠は?」

村雨「あのメモだな?」

…………

【実験を経て軌道の修正はほぼ成功。
材料が残り少ないため計画を実行に移す。
これで何もかも終わりだ。
このくだらない世界も、このゲームも】

…………

村雨「あのゲームはお前が言っていたゲームじゃなくて……」

村雨「この世界の事を指していた」

「正解だ。俺はさっさとプログラム管理されてるゲーム世界から退場したかった……だからあんな事をしたんだ」

「記憶をなくしたくらいでまたあんな事をしてしまうなんて情けないけどな」

村雨「……だけど少なくともお前のウイルスで今は助かった」

村雨「【超高校級のチェスプレイヤー】らしく、ここまで読んでいたのか?」

王城「俺はそんな万能じゃないよ」

王城「……今も目を覚ましたら焼いた鉄板の上で土下座したいぐらいなんだ」

村雨「王城……」

王城「あははっ、村雨……ごめんな。俺、たくさん傷つけた……」

村雨「……だったら俺のいない間は頼む」

王城「……」

村雨「戻ってくるまで……支えてやってくれ」

王城「……わかった」

王城「後の2人は手強いぞ、覚悟しておいた方がいい」

村雨「言われるまでもない」

王城「それもそうか……じゃあ、またな村雨」

村雨「ああ、またな王城」

【????】

「…………」

村雨「っ、これはまた……」

みんなを説得して、また景色が歪んで……その先に待っていたのは。

「何の用だい?」

村雨「……お前を説得しに来た」

「説得?何のために?」

村雨「……」

「……まあ、付き合ってあげるよ」

和水「さあ、話してみなよハル……」

和水「ボクに」

和水「何を」

和水「言いにきたのか」

和水「ははっ、何を言ったところで……」

和水「ボクを止められるとは思えないけど」

たった2人の裁判場。
だけどまるで何人もの冬羽がいる錯覚さえ覚える。

村雨「冬羽……!」

だけど俺は諦めない。
冬羽も必ず、一緒に……!

【和水冬羽を復元しました】

【エラー発生】

【エラー発生】

【エラー発生……】

【論争タッグショット開始!】

和水「【もう放っておいてくれ】」

和水「【ボクに未来なんかいらない】」

和水「【ボクはここで消える】」

和水「【それでいいじゃないか】」

和水「【それでいいんだよ……】」

↓3までのコンマ120以上で邪魔な言葉を剥がせます!

成功!

和水「【もう放っておいてくれ】」

和水「【ボクに未来なんか】んだ……」

和水「【ボクは】誰も……【消える】」

和水「どうしてこんな事になってしまったのかな……?」

和水「【それでいい】望んだ【よ……】」

↓3までのコンマ120以上で邪魔な言葉を剥がせます!

失敗……

村雨「くっ、ダメだ……!」

このままじゃ、冬羽は……!

和水「【もう放っておいてくれ】」

和水「【ボクに未来なんか】んだ……」

和水「【ボクは】誰も……【消える】」

和水「どうしてこんな事になってしまったのかな……?」

和水「【それでいい】望んだ【よ……】」

↓3までのコンマ120以上で邪魔な言葉を剥がせます!

成功!

和水「ボクは【っておいてくれ】」

和水「タカがいない未来は辛くて死んでしまいたかった……」

和水「そんなボクには誰も……ハルやミノリを助ける事なんて元々出来なかったんだ」

和水「どうしてこんな事になってしまったのかな……?」

和水「【それでいい】望んだ【よ……】」

↓3までのコンマ120以上で邪魔な言葉を剥がせます!

成功!

和水「ボクはきっと死にたかっただけなんだ……」

和水「タカがいない未来は辛くて死んでしまいたかった……」

和水「そんなボクには誰も……ハルやミノリを助ける事なんて元々出来なかったんだ」

和水「どうしてこんな事になってしまったのかな……?」

和水「ボクは自分の死を望んだだけなのに……」

「違うよ……」

「だったらなんでトワは……」

【私の電子生徒手帳にあんな物を残したの?】

村雨「……!」

【】で和水の「」のどれかを撃ち抜け!

↓2

村雨「それは……」

若葉「違うよ!」

和水「ミノリ……」

若葉「トワなんだよね?最終的にハル君に全ての選択を委ねるプログラムを私の電子生徒手帳に入れたのは」

和水「……!」

村雨「死にたかっただけなんて嘘だ。本当は、誰よりも俺達を助けようって思ってくれていたんだろう?死にたくて死にたくてそれでもどこかで……タカがそんなの認めないってわかっていたんだ」

和水「ボクは……」

若葉「きっとね、ハル君がいなくなってたら私がそこにいたと思う」

村雨「そして冬羽は実を止めたはずだ。俺がそんなの望まないってわかっていただろうから」

和水「ボクは……!」

若葉「トワ、ごめんね……辛かったのに、泣きたかったのに支えてあげられなくて」

和水「う、あああっ……!」

村雨「……冬羽、遅いかもしれないけど、泣いてくれ」

和水「あああああ……!」

村雨「【超高校級のセラピスト】だからって、泣いたらいけないわけじゃないんだから……」

和水「タカ、タカタカタカァ……なんで、なんで死んじゃったんだ……ボクはずっと、ずっと……」

和水「うわああああああああんっ……!」

冬羽の泣き声は長い間続いた。
我慢していた今までの分を流すかのように……

和水「…………ごめん、2人共」

村雨「いいんだよ、冬羽」

若葉「今までの事を考えたらこれくらいは当然だよ!」

和水「……ありがとう」

村雨「それじゃあ戻ろう。そしてみんなで……」


若葉「それは違うよ……」


和水「ミノリ……?」

若葉「ハル君、何勘違いしてるの?」

村雨「実、何を……」

若葉「私は、まだ納得なんかしてない……ハル君が消えてしまう事を納得なんかするわけない!!」

村雨「実……」

若葉「みんなが納得しても私は許さない!絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に……!」







若葉「今ハル君の身体が消えかかってるなんて認めないんだからぁ!!」






村雨「っ……」

隠していたつもりだったのに、わかっていたのか……!

和水「ハル!?キミは、まさか……」

村雨「……感覚は、もうないみたいだ」

和水「そこまで、もう……」

若葉「はあはあ……嫌だよ、やっと会えたのにまたいなくなるの?」

若葉「私は、こんなの嫌だよ……」

村雨「……」

そうだよな……実がこのまま納得なんてするわけない。
俺だって逆の立場ならそうだ。

和水「ハル、ミノリ……」

村雨「……実」

若葉「聞きたくない!!」

村雨「っ……」

若葉「ハル君が消えるのを納得させようとする言葉なんて私は聞きたくない!!」

村雨「……」

違う、実。
俺は、俺は……!

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【使用しません】

若葉「ハル君が消える、いなくなる……」

若葉「【そんなの嫌だよ……】」

若葉「せっかく会えたのに……またハル君がいなくなったら私は……」

若葉「【もう立ち直れない……】」

村雨「俺は消えたりなんかしない……」

村雨「信じてくれ、実!」

若葉「信じたいよ!!」

若葉「だけど、どうしてもハル君がいなくなったあの日を思い出しちゃうんだよ……」

若葉「私には……無理だよ」

若葉「あんな日々をまた過ごすなんて、無理だよ……」

若葉「【ハル君がいなくなる】なんて、もう嫌だよぉ……!」

村雨「……それでも俺は消えたりなんかしない」

村雨「だって俺には……」

村雨「【幸運の女神】がいるんだから」

【】を記憶して【】を論破しろ!

村雨「俺は、絶対に……!」

村雨「実……大丈夫だ」

若葉「なんで、なんでそんな事言えるの……」

村雨「だって俺には、とても頼りになる幸運の女神がいるんだ」

和水「それは……」

村雨「俺も大切に思うその幸運の女神がいてくれるなら、俺はきっと戻ってこれる……」

若葉「ハル君……」

村雨「必ず戻ってくる。もう実を悲しませたりなんかしない……」

村雨「情けないしな、好きな子を泣かせるのは……」

若葉「ハル君っ……」

村雨「……そうだな、帰ってきたら実の言うことをなんでも聞くよ。何を言うか考えておいてくれ」

若葉「……ううん、何もいらない」

村雨「えっ?」

若葉「ただ……無事で帰ってきて、抱き締めてくれたらそれだけで十分だよっ……」

村雨「……そうか」

和水「ボクも全力を尽くすよ。セラピストとかじゃない……ボク自身の気持ちでね」

村雨「後少しの間実を頼むな、冬羽」

和水「今さらだよ」

村雨「……ありがとう」

若葉「ハル君……」

村雨「行こう、みんなも待っている」

若葉「…………うん!」

本日はここまで。

おそらく次回で本編更新は最後になるかと……
どうか、最後までお付き合いください。

それではおやすみなさい……

【卒業試験場】

江ノ島「……は?」

村雨「江ノ島、わかるか?みんなはもう絶望なんてしない、お前の思い通りになんてならない!」

江ノ島「何よそれ……アンタ達村雨早春が死んでも構わないってわけ?」

クリス「死んでも構わない?はっ、笑わせるなよ」

福永「ぼ、ぼく達はただ信じるんだ……」

音木「村雨は……必ず戻ってくる……」

美踊「ううん、信じるだけじゃない!」

切原「必ず目覚めさせる……」

志賀「起きなかったら叩き起こしちゃうしねぇ」

神乃木「私達は村雨さんに希望を与えられてそれを拠り所にしていた部分すらありました」

狩谷「だけどまあ、それじゃあダメなんだって教えられたわけだしさ……」

奉田「希望とか絶望とかそういったものはアタシ達の間には必要なかったのよ」

歌恋「だって私達はそんな物なくても……」

当麻「仲間で友なわけだしよ!」

姫埜「本来ならここにもう2人いるんだけど……きっと2人も同じ事を言ってくれる」

和水「だからボク達は絶望なんてしないんだ、する必要もない」

若葉「だってあなたが言うハル君が目覚めないって前提が……あり得ないから!」

村雨「江ノ島……もう終わりにするぞ」

村雨「この長かった悪夢を!」

【パニックトークアクション開始!】

江ノ島「ありえないありえないありえない!」

江ノ島「アンタ達は希望も絶望ももう視野にないってわけ!?」

江ノ島「なんなのよ……」

江ノ島「アンタ達いったいなんなのよ!?」

江ノ島「寒いなんてレベルじゃない!ウザイなんてレベルじゃない!」

江ノ島「アンタ達は……」

江ノ島【なんで絶望しないのよぉ!?】


諦めないで

行くからだ!   みんなとの絆を

信じて


並び替えて答えを示せ!

↓2







村雨「これが俺の、いや、みんなの……」

『答えだ!』






村雨「ウサミ、いるんだろ?」

ウサミ「……」

若葉「ウサミ先生……!」

和水「そうか、ウサミの機能にかけていた制限も解除されたんだね……」

村雨「ウサミ、頼みがある」

ウサミ「なんでちゅか?」

村雨「教師としてみんなを外に戻してやってくれ……」

クリス「早春、貴様身体が……!」

村雨「俺はみんなと一緒には帰れないみたいだからさ……」

福永「む、村雨くん!」

奉田「バカ!永遠の別れみたいな声出すな!」

美踊「そ、そうだよ!だって早春兄ちゃは……」

歌恋「うん、きっと戻ってくる……」

切原「そうだな……」

当麻「俺様達がそれを信じねえで誰が信じるんだよ!」

志賀「早春くんなら大丈夫だよぉ」

神乃木「寝坊するようなら昔隼にしたみたいに踏んで起こしましょうか?」

当麻「何言い出しやがる美魅!?」

村雨「あ、あはは……遠慮しておく」

狩谷「安心しなよ。大将が目覚めるまではしっかりやっとくからさ」

音木「大変だろうけど……頑張る……」

姫埜「だから、早く戻ろうとして無理はしないようにね?」

村雨「……ああ」

和水「ハル、ボクの全てを懸けてキミを助けるよ」

和水「タカも……ボクもそれを望んでいるから」

若葉「……私待ってるから!」

若葉「おばあちゃんになっても、死んじゃって幽霊になっても私はハル君を待ってるからね!」

村雨「……」

ウサミ「それじゃあミナサン、クリアのボタンを押してくだちゃい」

ウサミ「ミナサン、とってもいい顔でちゅ!」

ウサミ「あちしは何も出来ませんでちたけど……」

ウサミ「ミナサンを誇りに思いまちゅよ!」

ウサミが杖を振る。
1人1人みんなの姿が消えていく。
だけどそれは今までとは違う……夢から覚めるという意味だ。

そして世界には……俺とウサミと……

江ノ島「……」

江ノ島が残された。

江ノ島「……あはは、なんて絶望的なんだろうね!」

江ノ島「結局アタシは全部ひっくり返されて消えていく」

江ノ島「これって本当に……」

村雨「もう、やめろ」

江ノ島「は?」

村雨「お前、本当は絶望なんて望んでないんだろう?」

江ノ島「何言ってんの……?アタシを誰だと思ってるわけ?」

江ノ島「アタシは超高校級の絶望、江ノ島盾子……」

村雨「あいつは死んだ。今俺の目の前にいるのは……」

村雨「江ノ島の模倣をしているアルターエゴだけだ」

アルターエゴ「……!」

村雨「江ノ島のアルターエゴだからお前は絶望を望んでいるかの如く振る舞った」

村雨「だけどお前の本当の目的は……」

村雨「松田が殺せなかった俺を殺したかったんだろう?」

村雨「松田のした事を無駄にしたくなかったんだ」

アルターエゴ「……なんでそう思うわけ」

村雨「モノクマだった時お前は松田の事を口にしていたな」

…………

モノクマ『まあ気持ちはわかるよ。ボクにも昔とてもゾッコンな人がいたからね!もう死んだけど!』

天倉『……』

モノクマ『いや、もしかしたら今も引きずってるのかな?あの時並の絶望は1回しか味わえてないし……』

…………

村雨「今振り返って思ったんだ……もしかしたらってな」

アルターエゴ「……だったらなに?」

村雨「……さあな」

アルターエゴ「あは、はははははは……!」

アルターエゴ「外れだよ!外れ外れ大外れ!!」

アルターエゴ「アタシは……」

アルターエゴ「…………」

アルターエゴが消えていく。
アルターエゴには、みんなと違って消滅の未来しかない。

アルターエゴ「アタシは……た…だ…消え……」

アルターエゴ「人工知能……は……お…姉……ちゃんにも……松田……クンにも……会え……ない」

アルターエゴ「そん、な…の………絶……望……て、き……で」

アルターエゴ「……い……や……」

ブツン……

村雨「…………」

江ノ島は、本当に嫌な事ばかり残していくな……

村雨「……タカ」

なんで俺を守って、死んだりしたんだ……

村雨「……っ」

涙が止まらない。
俺は生徒会のみんなと大切な幼なじみを失って……
俺のためにみんなも危険に晒した。

村雨「疫病神、か……言い得て妙なのかもしれないな」

ウサミ「それは違いまちゅよ」

村雨「ウサミ……」

ウサミ「ミナサンは本当に村雨クンが大好きで必死だっただけなんでちゅ」

村雨「だけど……」

ウサミ「村雨クンはミナサンを悲しませたいでちゅか?」

村雨「えっ?」

ウサミ「ミナサンが大好きな村雨クンを馬鹿にしたら……」

ウサミ「ミナサン、悲しみまちゅよ」

ウサミ「自分を貶めて、傷つけて、馬鹿にして……」

ウサミ「それは自分を好きでいるミナサンも馬鹿にしてる……」

ウサミ「あちしはそう思いまちゅ」

村雨「……」

そう、か。
俺はみんなを、俺を信じてくれているみんなをまた傷つけてしまうところだったんだな……

村雨「ありがとう、ウサミ」

ウサミ「あちしは先生でちゅから!」

村雨「ああ……ウサミはいい先生だ」

消えていく。
俺の身体が少しずつ消えていく。
みんなみたいに夢から覚めるか、アルターエゴみたいに消えてなくなるか……

村雨「……」

だけど大丈夫、たとえ俺が消えてしまっても……


いや、そんな想像はいらないか。

だって約束したんだ、必ず戻るって。

だから俺は戻る。

失い続けてきた俺だけど……

みんなと一緒にいたいってこの願いは絶対捨てない。

村雨「…………」

そう、これのように……

>>91から正しいコトダマを選べ!

↓2

村雨「…………」

俺はポケットに入れていた写真を取り出す。

タカがいない今もう17人ではいられないけど……

もう失わない。

村雨「…………」

タイムリミットが近付いて、言葉すら話せなくなって……

思考がぼやけて、意識がゆっくりとなくなっていって……

村雨「…………」

みんな。

またしばらく眠ってしまうかもしれないけど……

絶対に帰るから。

……ありがとう。

実……

必ず戻って約束ははたすから……

その時は、笑ってほしい。

村雨「…………」

そして…………







――俺の意識は、閉ざされた。












CHAPT.6【失い続けた者がたった1つだけ捨てなかった願い】END

生き残りメンバー5→15人












【アルターエゴの記憶ノート】を手に入れました!












……それから私達はてんやわんやだった。






起きた途端に私達を待っていたのはクロになってしまったみんなの謝罪と……
まだ寝てる王城君の耳元でサンタはいないと言い続けてる人を止める事だった。

その後起きた王城君は悪夢を見たって言ってたっけ……

未来機関にクリス君とトワが連絡して……私達はたくさんたくさん怒られた。
数日間音沙汰なしだったもんね、私達……

その後色々わかった事もある。
あの江ノ島さんは私達が動く直前に新世界プログラムで起きた事件の残滓だった可能性があるんだって。

だけど真相はわからない。
そもそもその事件とやらがあまり情報がないらしくて……
そもそも新世界プログラムが使われたなんてトワすら知らなかったらしい。

使われたとしたら私達がいるのとは違う島に設置していたやつらしいけど……関係ないからその話はいいよね。

それから私達は動き回って、ハル君の目覚めを待った。
萌衣ちゃんが毎日お菓子作ったり、美魅さんがお祈りをしたり……
クリス君は国から最高の設備を用意させて、福永君がハル君のお世話をしたり……
トワや私も目が回るぐらい忙しかった。

ハル君はまだ目覚めない。
だけど私達には諦めなんて1つもなかった。
みんなが信じていたから。

ハル君が目覚めるその日を。

【ジャバウォック島・施設】

若葉「……んっ」

あれ……

若葉「あっ、私寝ちゃったんだ……」

今日はみんな島から出払っていて私だけがハル君を見るために残って……
ハル君の顔を見に来ただけなのに、疲れてたのかな……

若葉「んー……」

背を伸ばして唸った後、私はハル君の眠ってるカプセルを覗く。

若葉「あ、れ……」

だけどそこには……

そこには……

若葉「っ!!」

私は急いで施設から飛び出した。

だってあれが意味する事は……!

【砂浜】

……いた。

「……」

若葉「あの……」

「んっ……?」

若葉「えっと、大丈夫?」

「君は……」

見た目、大丈夫。

若葉「あはは、だいぶ困ってるみたいだね」

「まあ、ね」

声も、大丈夫。

若葉「私も同じだよ。ううん、きっとみんなもそうなんじゃないのかな」

「どうして?」

ドキドキと胸が鳴る。
話の中で何もないって確かめようと私は話を引き伸ばした。

若葉「寝坊助がいるから。ずっとずっと私達を待たせた……」

「そうか……ああ、そうだ」

若葉「……!」

怖い、もし目の前にいる人から私の事が消えていたりしたら……
怖い、何か障害が残っていたりしたら……

「……俺、君に言う事があるんだ」

お願い、神様。
もう幸運じゃなくてもいい……だから彼に何かあるような事だけは……







ギュッ……

村雨「おはよう、実」






ああ、ダメだ。

私もう涙が止まらないよ。

村雨「……」

だけど今私が見せる顔は違う。
私が見せる顔は……

若葉「っ……」

笑顔。

いつかはわからないけど、ハル君が大好きだって言ってくれた笑顔を精一杯浮かべて……私は言うんだ。

若葉「ハル君……」

おはようって……







その日、また私達の時間は本当に動き出した……

長い長い夢の先にあったのは私の泣き笑いだったなって笑うハル君の胸に顔を埋めながら……

私は今幸せなんだって事を思いっきり噛み締めた。












EPILOGUE【奇跡の起きた日、歩み始める日】END

生き残りメンバー15→16人












【絆の写真】を手に入れました!






これにて今回の物語も終了です。

そしてお知らせ、一応次回の16人の才能も思いつきました。

質問等あればどうぞ。

>>1さんお疲れ様でした。
本当に、完結ありがとうございます。
質問ですが、この全員生還エンドは最初からそのつもりで書いたんですか?
あと、トワがChapter5より前にクロになっていたり、他のクロのメンツが違っていたらオシオキの内容も変わっていましたか?

>>434
全員生還は元々の流れですね。
和水のオシオキは展開によって変わります。

以前も聞きましたが、最後まで来て今回も。
男女それぞれで一番気に入ったキャラクターと本編で一番良かったCHAPTを教えていただきたいです。

女子:音木
男子:王城

外伝のせいで王城さん好きすぎてもう
当麻の成長が見れた絶望の5章が一番好き

絶望的な意味ではChapter5ですね。
まさにダンガンロンパって感じの救いようがない展開だったので。
それに今思えばあんな展開だったからこそ、Chapter6の感動がさらに引き立つと感じています。
感動的な意味ではもちろん、Chapter6です。まさかの夢にまで見た「本編での」全員生還エンドでしたし。
自分的にはもし「3」が発売されるとしたら「本編での」全員生還エンドを希望していたりしますw

お気に入りは、男子は天倉(村雨)、女子は若葉です。
二人ともどこまでも優しくて自分も友達になって欲しいぐらいです。

とりあえず塔和シティ舞台のコロシアイは少なくともスクールモード終了まではやりませんのであしからず。
アイランドは……やるにしても作業とかなしになると思います。

それと名前の由来を聞かれていたので……

天倉春尊…村雨早春の変形

狩谷煉司…狩りとトラップ作成のさい煉るイメージから

福永豪…福祉とギャップのために強そうな字面の豪に

王城志紀…王→キング、城→ルーク、志→士→兵士→ポーン、紀→騎→騎士→ナイトから

姫埜メリー…女の子みたいな名前が良かったので姫を名字に

当麻隼…有名な槍、【当麻】と【隼風】から

切原生人…原を切り、人を生かすというイメージから

クリス・アルテミア・フォン・リーデルハイド…グラス会社リーデルとワインのハイド・ド・ヴィレーヌから

女子

若葉実…幸運枠の木関係縛りからのイメージ

奉田仕乃…奉田さんは当初超高校級のメイドだったのでそこから引っ張った物

和水冬羽…なごみと彼女の中では冬がずっと続いているという意味でトワに字をあてました

二ノ宮姉妹…双子なので二ノ宮、名前は恋の歌、美しく踊るから

志賀萌衣…シュガーとメープルシロップから

音木詩…音と詩から

神乃木美魅…シスターなので神、元はソニアさんポジションだったので美しく魅了するから

名前の由来はこんなところです

そういえばアナグラムで『希望はない』って人がいたらしいけど結局誰だったんや

【さあ、笑顔で歌いましょう!】

【超高校級の歌手二ノ宮美踊処刑執行】

ステージで美踊さんが歌っています。

その歌声はまさに天使の歌声、聞くものを魅了していきます。

美踊さんの周りで輪になっているモノクマも、美踊さんの歌声にウットリしています。

そして美踊さんが歌を歌い終わりました。

するとなんとモノクマ達は爪を出して美踊さんを殺そうとします!

美踊さんは驚いて自分を落ち着けるためにまた歌を歌います。

するとモノクマ達はまたウットリとして動きを止めました。

美踊さんは歌を止めたら自分がどうなってしまうか気付き、涙を流しながら歌を歌い続けるしかありません。

ループさせながら歌を歌う美踊さんの喉は限界に近付き、声もどんどんかすれていき……


次の瞬間、美踊さんの喉を背後からモノクマの爪が貫きました。


まだ歌えていたのに……困惑したままステージに倒れる美踊さんと周りのモノクマの抗議。

そのモノクマは自分が聞こえなかっただけなんだとようやく気付いたのでした。


まあ、歌が聞こえない歌手に価値なんてありませんよね!

【貫け!貫け!当麻が通る!】

【超高校級の槍使い当麻隼処刑執行】

平原の上で当麻クンが槍を構えて立っています。

周りにはモノクマが用意した刀を持つ大量の人形。

しかし自分の槍に自信があるのか当麻クンは獰猛な笑みすら浮かべています。

そして当麻クンと人形の戦いが始まりますが、それはまさに一方的でした。

当麻クンの槍が人形をなぎ払い、貫き、バラバラにしていきます。

人形の残骸が増える度に当麻クンの顔には余裕の表情が広がっていき、さらに速度を上げて槍を振り回して……

そして人形99体をバラバラにした当麻クンの前に剣を持った金髪の女の子らしき人物が現れます。

当麻クンは目を見開きましたが、すぐに首を振ると槍を構えて女の子に向かっていきました。

そして当麻クンの槍が女の子を貫くかと思われた時、女の子の口が動きます。


ハヤト、と……


動揺した当麻クンの目に最期映ったのは、自分の槍が柄から真っ二つにされた事と……

女の子に扮したモノクマが自分の心臓に剣を突き刺した事だけでした……

【男の子?女の子?モノクマの子?】

【超高校級の文芸部姫埜メリー処刑執行】

姫埜さんの前に2つの扉があります。

後ろからはモノクマの顔を模した壁が口の部分を動かしながら近付いてきて危ない状況。

目の前にある男女用の扉、姫埜さんは少し考えて……男用の扉を開けて入ります。

数秒もせず姫埜さんは追い出されました。

お前のような男がいるかとモノクマ達が怒ったのです。

姫埜さんは涙目になりながら今度は女用の扉を開けて入ります。

また数秒もせず姫埜さんは追い出されました。

男なんだから当然ですよね。

後ろから近付くモノクマの壁を見ながら、姫埜さんは何回も扉を開けては追い出され、水をかけられ、叩き出され……

結局姫埜さんはモノクマの壁に食べられてしまいました。

男か女かどちらかはっきりしていれば助かったかもしれないのに。

中途半端はよくありませんよね!

【幸運が結果的に幸せになるとは限らない】

【超高校級の幸運若葉実処刑執行】

若葉さんが学級裁判場に1人ポツンと立っています。

するとモニターに文字が映し出されました。


【若葉さんがクロに決まりました。
オシオキを開始します】


若葉さんの首に首輪がつけられ、若葉さんは引きずられていきます。

砂浜で腕を取られそうになった若葉さんは、拘束が外れて助かりました。

王宮みたいな部屋でギロチンにかけられそうになった若葉さんは、ギロチンが壊れて助かりました。

暗い部屋で悪魔に食べられそうになった若葉さんは、悪魔が消えて助かりました。

ダンスを踊らされて串刺しにされそうになった若葉さんは、剣がないところに落ちて助かりました。

戦場にいた若葉さんは、敵に出会わなかったため助かりました。

部屋ごと巨大なオーブンに入れられかけた若葉さんは、部屋の扉が開いて助かりました。

教会で十字架に貫かれそうになった若葉さんは、十字架がそれて助かりました。

森でモノクマ達に襲われそうになった若葉さんは、モノクマ達が腐っていた木に潰されて助かりました。

競技場で像に潰されそうになった若葉さんは、像を持ち上げたモノクマ達がバランスを崩したため助かりました。

チェス盤でクロのクイーンの駒に縛られていた若葉さんは、拘束が外れて助かりました。

そして逃げて逃げて逃げて……若葉さんは1つの部屋にたどり着きます。

そこにあったのは一部分だけ細くして切れるようになった2つの紐。

左の紐を切ると上から岩が降ってきて押し潰し、右の紐を切るとオシオキを中止する。

はっきりとそう書かれていたのを見た若葉さんは右の紐を手に取り……固まってしまいます。

そして……

グシャッ!

左の紐を切って潰された若葉さんの血が部屋を染めます。

ただ不思議と、右の紐の切る部分にしっかり貼り付けてあったある男女の写真だけは……全く血で汚れていませんでした。


よろしければ全員の反論カットインをお願いします。

ふと思った
王城って妖怪の類いや、二十歳まで覚えてちゃいけない言葉系の都市伝説とかも信じてそう

>>460
反論台詞は二段階あったりします

男子

狩谷「おっと、それはおかしいねぇ」
狩谷「狩らせてもらいましょうかね、その意見!」

福永「そ、それは間違ってるよぉ!」
福永「そんなのおかしいよ!」

王城「その一手、致命的だぞ!」
王城「その一手、くだらないな」

姫埜「ちょっと納得いかないわね!」
姫埜「その詩には共感出来ないわね!」

当麻「風穴ぶち空けてやるよ、オラァ!!」
当麻「その言葉、貫く!」

切原「戦局を甘く見たようだな」
切原「それでは生き残れない!」

クリス「口を慎め愚者が!」
クリス「勅命を下す!」

女子

若葉「それは違うよ!」
若葉「その意見が正しいか試させて!」

奉田「その推理にエールは贈れないわよ!」
奉田「アタシのエールで打ち崩すわ!」

和水「それは違うと思うよ」
和水「ちょっと認められないな」

歌恋「その推理はリズムが狂ってます……!」
歌恋「その推理はリズムとメロディーがバラバラです!」

美踊「その推理はメロディーが滅茶苦茶だよ!」
美踊「その推理はリズムとメロディーがおかしいよ!」

志賀「ちょっと甘すぎるかなぁ?」
志賀「甘いのはお菓子だけでいいんじゃないかなぁ?」

音木「悪魔の産物……その推理は……」
音木「不協和音……聞くわけにはいかない……」

神乃木「その意見を主はお許しになりません!」
神乃木「主の名の下に反論させていただきます!」

反論はこんな感じです

若葉も冬羽もおしおきがえぐいなあ…
パートナーに冬羽を選んでたらまた展開が違ってたんかな?
あと美踊のおしおきは歌恋が肩代わりするんだと思ってたけど

安価なしだったらどんな展開になってましたか?

>>463
王城はその手の物は基本的に全部信じてます。


>>466
最初に選んだのが和水だった場合和水と若葉の立場が逆になっていました。
二ノ宮姉妹は2人揃うと肩代わりして、片方だけ生き残っているとそのままオシオキされる仕様です。

>>467
今回は安価ありきだったので……と思ったらなんかメモがあったので載せておきます。

CHAPT.1
・被害者…福永豪
・クロ…当麻隼

CHAPT.2
・被害者…クリス・アルテミア・フォン・リーデルハイド
・クロ…奉田仕乃

CHAPT.3
・被害者…二ノ宮歌恋
・被害者…二ノ宮美踊
・クロ…切原生人

CHAPT.4
・被害者…音木詩
・被害者…姫埜メリー
・クロ…姫埜メリー

CHAPT.5
・被害者…和水冬羽
・被害者…王城志紀
・クロ…若葉実

正直5以外はどう展開するつもりだったのかも思い出せませんが……

王城に無限たんぽぽを「ケセランパセランだよー」って言って渡したら
白粉大量に持って嬉々として飼育し始めそう

王城に延々と「紫鏡」って囁きたい

【某国某所】

隊員「隊長!例の物の積み込み完了しました!」

切原「わかった、出発は予定通りだ……警戒は怠るな」

その日、自分は傭兵部隊を引き連れて物資運搬の任務を行っていた。
既に物資の積み込みは終わり、後は引き上げるだけだが偵察で得た情報によると敵襲はまずない。
そんな安堵からか警戒しつつも喋り出す隊員の1人から自分はその話を聞かされた。

隊員「そういえば隊長、聞きましたか?」

切原「何の話だ」

隊員「あのフェンリルの犬共に新しい奴が加わったらしいんですけどね?」

切原「あの傭兵部隊か……それで?」

隊員「どうも日本人の女、しかも十代くらいのらしいんですよ」

切原「……日本人の女?」

隊員「日本人ってだけなら隊長もいますから不思議じゃないんですけど、そんなお嬢ちゃんがどうしてフェンリルになんて入ったのか不思議で不思議で」

隊員は首を傾げるが決して不思議な話でもない。
自分という存在がいる以上、ありえない話ではないのだから。

切原「……どんな相手だろうと必要があれば戦うだけだ」

隊員「まっ、そうなんですけどね。今回の任務は物資の輸送だけですからさっさと帰って……」

「て、敵襲ー!」

切原「っ!」

隊員「敵襲!?いったいなんで……」

おかしい、今回は敵襲があるような任務ではなかったはず。
疑問を片隅に置きながら隊員の方を見ると……

上からナイフを構えた敵が隊員に向かって落下してきていた。

切原「っ、下がれ!!」

隊員「うわっ!」

「……」

切原「くっ」

ナイフが右頬を掠める。
そのナイフ捌きに躊躇いなどは全く感じられない……こいつは間違いなくプロの軍人だ。

隊員「隊長!」

切原「かすり傷だ、今は目の前の敵に集中しろ」

隊員「だけど、いつの間にこんな近くに……」

切原「……」

「……」

目の前にいる敵を改めて観察する。
まず目についたのは腕の甲にある狼のタトゥー……フェンリルの隊員の証。
そして……そばかすのあるその顔は、どう見ても女のそれ。
つまりこいつがさっきの話にあったフェンリルに加わった女か……

切原「予定を早める。今すぐ物資を持って各自離脱しろ」

隊員「隊長は!?」

切原「……自分はこいつの相手をする」

同年代ではあるだろうがこの女はただ者じゃない。
殺すという行為を作業で行える……ある意味では銃器よりも危険な代物だ。

切原「行け!!」

隊員「は、はい!」

走る隊員に向かって投げられたナイフをこちらのナイフで弾く。
女は自分という存在にターゲットを変更したようで、素早い動きでこちらに向かって来た。

切原「っ!」

お互いに持つのはナイフのみ、銃器は動きを鈍らせて間違いなく命を落とすからだ。

「……!」

あくまでこちらは足止めに徹する。
この女は自分以外なら一捻りで殺せてしまうだろう。
ならば撤退までの時間を稼ぎ、機を見て煙幕用手榴弾を使い退くだけだ。

切原「っ!!」

「……!」

時間が過ぎ、周りの銃器の音が止んでいく。
どうやら撤退は完了したようだ、これ以上は戦う必要もない。

隊員「隊長!」

切原「なっ!?」

手榴弾を取ろうとした瞬間、横合いからありえない声とありえない援護射撃が入る。
一瞬、視線を向ければさっき撤退を指示した隊員が女に向かって銃を撃っていた。

「……」

隊員「ぐあっ!?」

切原「っ……!」

しかし敵は冷静だった。
女はナイフを隊員に投擲し、そのナイフは隊員の首に突き刺さる。

切原「くっ!」

「っ!?」

自分は手榴弾を投げると隊員の体を抱えて走り出す。
一刻も早く治療しなければこいつは間違いなく死ぬ……!

「……」

「むくろ!任務は終了だ、戻ってこい!」

戦刃「了解」

…………

切原「……」

「隊長」

切原「あいつはどうだ」

「……命だけは持っていかれませんでしたが、二度と目覚めないそうです」

切原「……そうか」

あいつはただ息をしているだけの状態にされた。
そして自分は無様にも撤退するしかなかった……たとえあの状況で命を取るなら正しいとしてもだ。

「……フェンリルは、こちらを贔屓にしてる依頼主に売り込んだそうです」

切原「こちらの首を手土産にか」

「……はい」

切原「あの依頼主とは手を切る。そう伝えておけ」

「了解。それと右頬の傷は……」

切原「…………戒めだ、このままでいい」

「……はい」

戦場だ、こういう事があるのは理解している。
だがたとえある事だとしても……本来ならなかったはずの状況を作られて納得など出来るはずもない。

切原「フェンリルの犬が……!」

今度敵対する戦場で会ったら必ず壊滅させてやる。
特にあの女だけは……必ず始末してやる。

切原「……」

しかし自分のその願いは叶うことはない……
名前などを知ったその時、既にその女はこの世にいなかったからだ。

だが自分がそれを知るのは、何年も後の事だった……







EXTRACHAPT【戦場での邂逅】END






切原がフェンリル嫌いな理由でした。
なお本編では手に入れませんでしたが戦刃ナイフなんてプレゼントを渡したら好感度が一気に0になるレベルです。

相性がいいだけで、面識があるとは言われてないんじゃ?
でも前作メンバー(こまる含み)と今作メンバーの絡みは見たいな

【相性の話】

石丸「むっ」

志賀「あー、清多夏くんだぁ」

石丸「志賀クン、連絡があったから来てみればまた君かね!」

志賀「連絡?」

石丸「風紀の乱れがあるという投書があったのだ!」

志賀「えー、萌衣何もしてないよぉ?」

石丸「制服を着崩してよくもそんな……制服はしっかり着たまえ」

志賀「窮屈なんだけどなぁ」

石丸「それにだ……」

志賀「?」

石丸「先ほどからチラチラ下着が見えている。女性ならばもう少し慎みという物を……」

志賀「あっ、もっと見てみる?」

石丸「んなっ!?」

志賀「それともぉ、その先まで見てみたい?」

石丸「な、ななな、なにを……」

志賀「ねぇ、どうする?」

石丸「……ぼ、僕は失礼する!」

志賀「うん、またねぇ」

志賀「あはっ、真面目な清多夏くんなら絶対間違いはないから安心だなぁ」

志賀「後でお詫びのクッキー届けとこうっと」

END

【相性の話2】

全く今日もいい天気だねぇ。
こんな時は寝るに限るもんだ。

狩谷「おやすみっと……」

…………

舞園「えっと、ここなら誰もいませんよね?」

狩谷「……んっ?」

舞園「ふぅ……よし!」

狩谷「あれは確か……」

舞園「~~♪」

へぇ、美踊の嬢ちゃん以外にも歌が上手い嬢ちゃんがいたんだねぇ……
確かあの嬢ちゃんの名前は……

狩谷「舞園さやか」

舞園「えっ?」

狩谷「おっと、邪魔しちまったかねぇ……こんにちは嬢ちゃん」

舞園「あなたは……」

狩谷「狩谷煉司。76期の【超高校級のハンター】さ」

舞園「先輩さんだったんですね。こんにちは、私は……」

狩谷「舞園さやか。【超高校級のアイドル】だったっけねぇ」

舞園「あっ、はい」

狩谷「悪いねぇ、つい歌声に聞きほれてさ。邪魔するつもりはなかったんだ」

舞園「い、いえ、そんな事……」

狩谷「移動するからさ、心置きなく歌って……」

舞園「あ、あの!」

狩谷「んっ?」

舞園「もしよろしければ、少し聞いていてくれませんか?」

狩谷「……オレがかい?」

舞園「えっと、先輩の雰囲気がお父さんに似てて……」

狩谷「……お父さん」

舞園「あっ、別に悪い意味じゃ……!」

狩谷「あっはっはっはっは!それはまた面白い評価をされたもんだ!」

舞園「あ、あの……」

狩谷「オレなんかで良ければいくらでも付き合いますよ、舞園の嬢ちゃん」

舞園「あ、ありがとうございます」

でもオレが悪い奴だったらどうするつもりだったのかねぇ……

舞園「あっ、それは大丈夫です」

狩谷「はい?」

舞園「私、エスパーなんです」

狩谷「……王城の大将が聞いたら嬉々としてそうだねぇ」

舞園「冗談です。ただの勘です」

狩谷「……面白い嬢ちゃんだ」

END

【エンゲージリングを渡したら……和水編】

村雨「和水、これ」

和水「……これは、永遠エンゲージリングだね」

村雨「ああ、俺はお前が……」

和水「……ごめん。気持ちは嬉しいけどこれは受け取れない」

村雨「っ!」

和水「……」

村雨「理由を、聞いても?」

和水「ボクには好きな人がいるんだ」

村雨「……そうだったのか」

既に好きな人がいるなら、どうしようもないか……

和水「ごめん、ハル。だけどキミの気持ちは本当に嬉しかったから」

村雨「……ああ」

和水「……これからも友達ではいてくれるかい?」

村雨「もちろん。和水が良かったら」

和水「……ありがとう」

村雨「俺、ちょっとコテージに戻るよ。じゃあ、またな」

和水「うん……」



和水「……ああ、ボクには好きな人がいる」

和水「名前すら、思い出せないけれど……」

和水「ずっと、心に誰かがいるんだ……」

和水「誰なんだ、キミは……」

和水「なんで、ボクはこんなにも……」

今日はここまで。

エンゲージリングの反応はまた明日にでも。
とりあえず埋めネタをやりながらスクールモードスレを進めていきます。

それでは。

集計結果

・男子
狩谷…6
王城…5
メリー…3
天倉(村雨)…3
クリス…2
当麻…2
切原…1

・女子
若葉…6
和水…5
歌恋…3
音木…2
美踊…1
奉田…1
志賀…1
神乃木…1

ざっとこんな所でした。

そういえば天倉と天ケ瀬さんの相性がいいのって何か理由があるんですか?
過去スレ読み返してたらふと疑問に思って

>>497
村雨クンは天ヶ瀬さんの闇を理解して受け入れる事のできる人だからです
天ヶ瀬さんを救えるのは男女合わせてたった2人なんですけどね

ちなみにエンゲージリングは天倉(村雨)クンが渡したシチュエーションでいいんでしょうか?

【エンゲージリングを渡したら……奉田編】

村雨「奉田、これを受け取ってほしい」

奉田「何よ、改まって」

村雨「改まって然るべきだからな」

奉田「ふーん、いったい何を……………………ねぇ」

村雨「どうした?」

奉田「アタシにはこれが指輪、それもマーケットのエンゲージリングに見えるんだけど」

村雨「その指輪だからな」

奉田「……はっ!?」

村雨「そこまで驚くのか……」

奉田「いや、だって、えっ、えぇっ?」

村雨「……」

奉田「……ごめん、ちょっと落ち着かせて」

村雨「ああ」

奉田「…………」

村雨「……」

奉田「うん、落ち着いた。本気、なのよね……?」

村雨「俺が冗談でそういう事をすると思うか?」

奉田「思わないから驚いてるのよ……これなんて言ったらいいの……」

村雨「奉田?」

奉田「でも……アンタから指輪もらって嬉しいって事は、確かね」

村雨「それじゃあ……」

奉田「アタシにエンゲージリングなんて渡したからには、えっと、その……か、覚悟しなさいよ!」

奉田「本当に離れてなんかやらないんだから!」

END

【エンゲージリングを渡したら……村雨→歌恋編】

村雨「歌恋、これを受け取ってくれないか?」

歌恋「指輪、ですか?」

村雨「ああ」

歌恋「あっ、でもこれって確か……」

村雨「そうだ、マーケットにあったエンゲージリングだよ」

歌恋「……」

村雨「歌恋、どうした?」

歌恋「す、すみません!ちょっと、胸がいっぱいになっちゃって……」

村雨「良かった、突き返されたらショックだからな」

歌恋「そ、そんな事しません!」

村雨「うわっ!?」

歌恋「村雨お兄さんはとても頼りになって、いつも助けてくれて……だから、だから嬉しいです……!」

村雨「歌恋……」

歌恋「あ、あの、ちなみに……私料理とか苦手ですけど」

村雨「俺も得意じゃないな……だったら2人で上手くなればいいさ」

歌恋「……はい!」

歌恋「これからもよろしくお願いします!早春お兄さん!」

村雨が全員(男含む)に指輪を渡したらどうなりますか?
後最初の方で王城と相性のいい人が全くいなかったですけど
サンタを信じる王城だと相性は変わりますか?

【エンゲージリングを渡したら……美踊編】

村雨「美踊、ちょっといいか?」

美踊「なになに?あっ、もしかしてプレゼントでもくれるとか!」

村雨「まあ、そうなんだけどな……少し目をつむっていてくれないか?」

美踊「えー?どうして?」

村雨「どうしてもだ」

美踊「しょうがないなぁ……はーい、目つむったよ!」

村雨「……」

美踊「あり?なんで手取るの?」

村雨「……よし、いいぞ」

美踊「……わー!綺麗な指輪!」

村雨「気に入ってくれたか?」

美踊「もちろんだよ!こんなに綺麗な指輪もらって喜ばない女の子はなかなか見つからないって!」

村雨「そうか……」

美踊「えへへ、大切にするから!じゃあね!」

村雨「は!?」

美踊「歌恋に自慢しちゃおうっと!」

村雨「待て美踊!」

美踊「んっ?どしたの?」

村雨「まさかとは思うが……指輪の意味をわかってないのか?」

美踊「指輪の意味?なんか言い伝えでもあるの?この指輪は魔王を倒すアイテムなの?」

村雨「……それはエンゲージリングだ。それを左手薬指に着けてる意味、本当にわからないのか?」

美踊「……えっ?」

村雨「……」

美踊「あ…………」

村雨「み、美踊?なんだか顔が真っ赤に……」

美踊「きゅう……」

村雨「美踊!?お、おい、しっかりしてくれ美踊!」

その後起きた美踊は改めて受け取ってくれました。

【エンゲージリングを渡したら……村雨→志賀編】

村雨「……」

志賀「どーしたの早春くん?」

村雨「志賀……」

志賀「んー?」

村雨「これを受け取ってほしいんだ」

志賀「……あっ」

村雨「……」

志賀「え、えっと、早春くん……本気、なの?」

村雨「ああ」

志賀「……萌衣だよ?」

村雨「わかっている」

志賀「もっと、早春くん好きな子いるよ?」

村雨「それでも俺はお前がいいんだ」

志賀「……まいったなぁ」

村雨「……」

志賀「……ドキドキ、止まらないやぁ」

村雨「志賀……!」

志賀「萌衣」

村雨「えっ……」

志賀「萌衣って、呼んでほしいかな……ダメ?」

村雨「……萌衣」

志賀「~~~~っ!」

村雨「ど、どうした?」

志賀「恥ずかしい……」

村雨「……羞恥の基準がわからないぞ」

【エンゲージリングを渡したら……音木編】

村雨「音木」

音木「どうしたの……?」

村雨「受け取ってほしい物があるんだ」

音木「プレゼント……なに……?」

村雨「これ、なんだけど」

音木「指輪……綺麗……」

村雨「それを左手薬指に着けてほしい」

音木「……!」

村雨「何をしているんだ?」

音木「悪魔……呼び出す……」

村雨「お、おい音木?」

音木「死する時も……一緒だった男女の悪魔を……」

村雨「人の話を……」

音木「だって……わからない……」

村雨「えっ?」

音木「こんなの初めてで……どうすればいいのかわからない……」

村雨「音木……」

音木「本当に……わからない……」

村雨「音木は、嫌だったか?」

音木「いや……じゃない……」

村雨「じゃあ嬉しいか?」

音木「……」

村雨「どうだ?」

音木「うん……嬉、しい……」

村雨「だったらそれでいいんだ」

音木「これで……?」

村雨「自惚れじゃないなら音木が俺に少しでも好意を抱いてくれているって事だから」

音木「……!」

村雨「答えはいつでもいいから。俺は待つよ」

音木「……必要ない」

村雨「えっ?」

音木「やっと……わかったから……」

ギュッ

村雨「お、音木!?」

音木「暖かい……ちょっと恥ずかしいけど……」

音木「嬉しくて……ドキドキする……」

音木「これが……わたしの答えだから……」

村雨「……ありがとう」

【エンゲージリングを渡したら……村雨→神乃木編】

村雨「神乃木」

神乃木「はい、なんでしょうか?」

村雨「……贈りたい物がある」

神乃木「いいんですか?いつも受け取ってばかりで申し訳が……」

村雨「いいんだ」

神乃木「……村雨さん?」

村雨「……これは多分俺も返してもらう物があるから」

神乃木「指輪……?」

村雨「……」

神乃木「あ、あのまさかこれは……」

村雨「エンゲージリング……だな」

神乃木「っ!」

村雨「……」

神乃木「わ、私は神に仕える身で、ですから……」

村雨「神乃木」

神乃木「……!」

村雨「シスターとしてじゃなく、神乃木美魅として答えてくれないか」

神乃木「……」

村雨「……」

神乃木「村雨さんは、私を好いてくれているのですか?」

村雨「ああ」

神乃木「……私、結構嫉妬深いですよ?」

村雨「だとしてもだ」

神乃木「……後悔、しますよ?」

村雨「しない、絶対にだ」

神乃木「……村雨さん」

村雨「……」

神乃木「お受けします、あなたの気持ちを」

神乃木「こんな私でよければ……末永くよろしくお願いいたします」

【エンゲージリングを渡したら……姫埜編】

姫埜「ありがとうね、早春君!おかげでいい物が書けそう!」

村雨「ああ……」

姫埜「あら?なんだか上の空ね……おーい、早春君」

村雨「……姫埜」

姫埜「どうしたの、なんだか変よ?」

村雨「……ずっと悩んだ」

姫埜「何を?」

村雨「だけど俺は素直な気持ちでいく……これを受け取ってくれないか?」

姫埜「……エ、エンゲージリング!?」

村雨「それを左手薬指に着けてほしいんだ姫埜」

姫埜「あ、あたし男よ!?」

村雨「心は乙女なんだろう?」

姫埜「い、いや、それに早春君の周りには可愛い女の子だって……」

村雨「姫埜がいいんだ」

姫埜「あー……えっ、とぉ……」

村雨「答えを、聞かせてほしい」

姫埜「……後悔しない?」

村雨「ああ、しない」

姫埜「はあ……この気持ちは抑えようと、思ったのに」

村雨「もうそんな必要はない」

姫埜「そうみたいね……」

村雨「……受け取ってくれるか?」

姫埜「うん……ありがとう、早春君」

姫埜「あたし、あなたのお嫁さんに頑張ってなるからね!」

【エンゲージリングを渡したら……当麻&志賀編】

当麻「おい志賀」

志賀「どうしたの隼くん?」

当麻「……ちょっと話がある」

志賀「あー、もしかしてようやく萌衣のコテージに来る気になったとか?」

当麻「……」

志賀「あはっ、隼くんならいつでも大歓迎だよぉ?」

当麻「本当だな」

志賀「へっ?」

当麻「その誘いに乗って本当にいいんだな」

志賀「えっと、隼くん?なんだかいつもと様子が……きゃっ!?」

当麻「……」

志賀「あ、あの隼くん、顔、近いよぉ……?」

当麻「言っとくが、俺様は本気だぞ萌衣」

志賀「えっ……い、今名前……」

当麻「いつまでも惚れた女を苗字呼びってのもな……」

志賀「……惚れた、女?誰が?」

当麻「お前だ」

志賀「……隼くんが萌衣を?」

当麻「信じられねえなら証明してやろうか?」

志賀「しょ、証明?」

当麻「手貸せ」

志賀「あっ、これ指輪……」

当麻「おい萌衣、今までのお前のアピールとやらは全部嘘か?」

志賀「そ、そんな事ない!萌衣は本気だけどぉ……」

当麻「だったら問題ねえな。お前の攻勢に俺様はとうとう陥落したわけだ」

志賀「あ、あの隼くん、萌衣こんなだよ?」

当麻「今さらだろ」

志賀「色々苦労するとか、思わないの?」

当麻「俺様しか見えねえようにすりゃいいだけだ」

志賀「……!」

当麻「いいか、お前が何言おうが俺様はもうお前に惚れてんだよ。絶対離さねえし、他の野郎なんざ石ころぐらいに思わせてやる」

志賀「あ、うっ……」

当麻「だから今はいいけどよ、今度からコテージに来るかなんて言ったら……」

志賀「い、言ったら?」

当麻「……まっ、期待に応えてやるよ」

志賀「ーーーーっ!!」

当麻「そういうこった。萌衣、これから覚悟しとけよ」

志賀「もう、耳元で名前呼ばれただけでいっぱいいっぱいだよぉ……」

当麻「……お前、意外に純情なんじゃねえか」

END

【エンゲージリングを渡したら……当麻&神乃木編】

当麻「……くそっ、どうすりゃいいんだ」

神乃木「何か悩んでいるのですか?」

当麻「指輪をな……ある女に渡してえんだ」

神乃木「指輪を?」

当麻「おう。だけどそいつとは疎遠だったし、渡して受け取ってもらえるかもわからねえ」

神乃木「大変なんですね、隼も」

当麻「……美魅!?どこから聞いてやがった!?」

神乃木「隼がどうしたらいいのか悩んでいた辺りからですね」

当麻「ほとんど全部じゃねえか!?」

神乃木「うるさいですね……踏みますよ?」

当麻「……!」

神乃木「ふふっ、相変わらずこのキーワードには弱いんですね」

当麻「……ったく、変わらねえな美魅は」

神乃木「隼こそ、美魅ちゃん呼びじゃなくなった以外は変わりませんね」

当麻「……なあ、美魅」

神乃木「なんですか?」

当麻「俺様はまだあの頃みたいに頼りねえか?」

神乃木「えっ?」

当麻「久々に再会して、色々お互いにあったのも話して……それでも俺様への評価は頼りない幼なじみのままか?」

神乃木「隼……?」

当麻「……俺様は、ちげえ」

神乃木「何がです?」

当麻「……正直、お前と腹割って何もかも話せてよ。昔みてえな越える目標以外に見えちまってる」

神乃木「まだ私を越えるつもりだったのはともかく、それ以外とは?」

当麻「……一緒にいてえ」

神乃木「はい?」

当麻「一緒にいてえんだよ、お前と」

神乃木「隼……」

当麻「出来れば、一生よ。さっきの指輪渡してえ女ってのは……お前の事だ」

神乃木「あっ……」

当麻「もう一度聞く。俺様は……」

神乃木「……同じです」

当麻「っ……」

神乃木「昔と同じ……初恋の人ですよ隼は」

当麻「なっ……」

神乃木「あなたと話して、またあの頃の気持ちが蘇ってました。諦めていたんですよ?志賀さんもいるし、もう無理だって……なのにあなたったら」

当麻「美魅……指輪、いいか?」

神乃木「……はい、もちろん」

END

今回はここまで。

次は切原&歌恋組からです。

それでは。

【エンゲージリングを渡したら……切原&歌恋編】

歌恋「あ、あの生人お兄さん?話があるって聞きましたけど……」

切原「……二ノ宮、お前に聞きたいことがある」

歌恋「聞きたいことですか?」

切原「……お前には誰か添い遂げたいと思う人間はいるか?」

歌恋「……えええっ!?」

切原「なぜそんなに驚く」

歌恋「だ、だってそんないきなり……」

切原「しかしその反応を見るからにいるようだな」

歌恋「う……」

切原「なら、これを渡しておく」

歌恋「……こ、これマーケットの永遠エンゲージリング!?生人お兄さん、じゃあ……」

切原「それを使ってその想い人を捕まえて幸せになれ」

歌恋「えっ?」

切原「安心した。お前にそんな顔をさせられる存在がいて」

歌恋「い、生人お兄さん?」

切原「自分は傭兵だ。いずれ戦場に戻り戦場で死ぬ」

歌恋「!?」

切原「そんな時、心残りがないよう確かめたかった。憎からず思っているお前が幸せになれる要因が少しでもあるかどうか」

歌恋「……」

切原「おそらくこの修学旅行のメンバーなのは推察できた。ならばいつ死ぬかもわからない自分より問題ない人間ばかりだろう」

歌恋「……で」

切原「!?」

歌恋「な、なんで、そんな事、言うんですか……?私の気持ち、考えもしないで……」

切原「二ノ宮、なぜ涙を……」

歌恋「私が好きなのは!生人お兄さんなんですよ!」

切原「……!?」

歌恋「す、好きな人に自分は死ぬだろうとか自分以外と幸せになれとか言われて……泣かないわけないじゃないですか!」

切原「二ノ宮……」

歌恋「ひっく、ぐすっ……」

切原「……すまない。お前を傷つけるつもりはなかった」

歌恋「っ……生人お兄さん、私は……このエンゲージリング、生人お兄さんに持っていてほしいですっ……」

切原「……自分は、お前を必ず悲しませる」

歌恋「それでもっ……!」

切原「……そうか。お前は、覚悟して言ってくれているのか」

歌恋「……」

切原「……指輪を、渡してほしい」

歌恋「あっ……」

切原「改めて渡そう。今度は自分からの気持ちとして……受け取ってくれるか?」

歌恋「……はい!」

END

【エンゲージリングを渡したら……福永&奉田編】

福永「…………」

奉田(福永が話があるって言うから来たのに全く話をしようとしない)

福永「あ、あの、えっと……」

奉田(かれこれ10分、こんな調子をずっと繰り返して……いい加減イライラしてきたわね)

奉田「福永」

福永「は、はひ!?」

奉田「話がないなら帰るわよ」

福永「ちょ、ちょっと待って!話ある、あるから!」

奉田「だったら早く話してほしいんだけど。全くこれから告白しようってわけじゃあるまいし……」

福永「な、なんでわかったの!?」

奉田「……えっ」

福永「あっ……」

奉田「…………」

福永「ま、奉田さん……顔真っ赤に……」

奉田「う、うるさい!顔見るな!」

奉田(ちょっと待って、何よそれ!告白って、福永がアタシに!?)

奉田「つ、罪の告白なら、美魅ちゃんの方がいいわよ?」

福永「ち、違う!これはこういう意味の告白で……!」

奉田「そ、それ指輪じゃないの!?アンタ、いきなり階段駆け飛ばしすぎよ!」

福永「そ、それだけ本気なんだぁ!」

奉田(ふ、福永が……男らしい……)

福永「ま、奉田さん!ぼ、ぼくと……ぼくと……」

奉田「ま、待って、福……」

福永「結婚してください!!」

奉田「!!」

福永「…………」

奉田「あ、あの、福永?」

福永「…………」

奉田「ア、アタシ……キツい事も言ったりしたけど……アンタの事、その……」

福永「…………」

奉田「だ、だから!そのプロポーズ……お、お受け……」

フラッ……バタン!

奉田「…………えっ?」

福永「ぼ、ぼく、ぼくとぼく……」

奉田「……意識飛んでる?」

福永「あー……あー……」

奉田「……はあ」

奉田(本当に、しまらない奴ねアンタは……まあそんなのに惚れた、アタシも大概かな……)

奉田「そんなアタシだけどこれからよろしくね豪……なんてね」

END

【エンゲージリングを渡したら……狩谷&音木編】

狩谷「よっ、音木の嬢ちゃん。今日は何を呼び出してるんだい?」

音木「希望の兄を持つ……妖怪メダル拾い……」

狩谷「悪魔じゃないのかい」

音木「悪魔より……こっちの方が合う……」

狩谷「なるほどねぇ……」

音木「だけどこの妖怪メダル拾いには……怖い顔をした悪魔がいつもそばにいる……」

狩谷「それはまた大変だ。オレ個人としては音木の嬢ちゃんにあんま危ない真似はしてほしくないんだがねぇ」

音木「なんで……」

狩谷「嬢ちゃんが好きだからかねぇ、やっぱりさ」

音木「それなら……納得……」

狩谷「わかってくれてありがとさん」

音木「あれ……?」

狩谷「どうしたんだい?」

音木「狩谷……今のはなに……」

狩谷「愛の告白ってやつさ。指輪も用意してある」

音木「ノリが……軽すぎ……」

狩谷「オレだからねぇ、そこはしかたないと思って諦めてほしい」

音木「狩谷……物好き……」

狩谷「どうしてだい」

音木「悪魔使いを……好きになるなんて……」

狩谷「まっ、こういう事は不思議なもんさね」

音木「変な……人……」

狩谷「あっはっはっは!言うねぇ、音木の嬢ちゃん!さて、そろそろ指輪つけていいかい?」

音木「好きに……して……」

狩谷「あいよ」

音木「……!」

狩谷「相変わらず綺麗な目だねぇ、それに白い肌が赤みを帯びてるよ音木の嬢ちゃん。照れたならはっきり言ってくれて良かったのに」

音木「顔は……関係ない……」

狩谷「それもそうなんだけどねぇ。やっぱり顔を見てはっきり言いたいのさ」

音木「それに……この目は綺麗なんかじゃ……」

狩谷「音木の嬢ちゃんが何を言おうと、オレはこの目、いや、詩が好きなんだけどねぇ」

音木「……!」

狩谷「まっ、オレ独占欲強いからこうやって見るのはオレだけの特権って事で。それじゃあ指輪つけるよ嬢ちゃん」

音木「……狩谷、ううん、煉司」

狩谷「んっ?」

音木「好き……わたしも……」

狩谷「……オレには負けるさ」

END

【エンゲージリングを渡したら……王城&和水編】

王城「チェックメイト」

和水「まいったね、またボクの負けだ」

王城「これでも超高校級なんでね。負けるのは沽券に関わる」

和水「やれやれ、そんな風に言って本当はただ負けず嫌いなだけだろう?」

王城「まあな」

和水「王城クンらしい」

王城「だったら俺が諦めないのもわかるだろう?和水、この指輪を受け取ってくれ」

和水「そこは諦めてほしいよ。ごめん、キミの気持ちは受け取れない」

王城「……こっちはまた負けか」

和水「ボクの心にはもう決まった人がいるからね」

王城「……これは強敵だ」

和水「だから諦めてほしい」

王城「嫌だ」

和水「……キミならいい人が見つかるのに」

王城「そういう問題じゃないだろう。俺のいい人はあくまで目の前の人間だけだ」

和水「……見る目がないね」

王城「それは俺が決める事だよ」

和水「……ボクはキミを見る事はない」

王城「だったら振り向かせる」

和水「まいったね、平行線だ」

王城「全くな……チェックメイト」

END

とりあえずエンゲージリングネタリクエストはこれで全部ですね……

>>508
記憶ありの王城はそれなりに友好的なので相性いい人が増えます。

眠気もきたのでここまでで。

そろそろこまるスレもやっていきたいと思います。

それでは。

美踊「今日はどんな悪戯しよっかなー……あり?」

揮央「……お腹すいた」

美踊「あれは確か79期の……食いしん坊クイーン!」

揮央「……根駒遅い」

美踊「そうだ……いい事思いついちゃった!」

揮央「……あ」

揮央「クッキーの箱が落ちてる……」

揮央「……」キョロキョロ

揮央「……早く食べないとダメになる。しかたない」

スー……

揮央「……?」

揮央「勝手に動いた……?」

揮央「……気のせい?」

スー……

揮央「また……」

揮央「……今度こそ」

スー……

揮央「……」

スー……

揮央「逃がさない……!」

スー……

揮央「クッキー待って……!」

スー……

揮央「こうなったら、ナイフで動きを……」

根駒「何してるんだお前は」ペシッ

揮央「……根駒、痛い」

根駒「揮央が動くなって言ったのにフラフラしてるからだろ。飯を要求しといていないのは何事だ」

揮央「全部クッキーが悪い」

根駒「クッキー?」

揮央「さっきまでそこをクッキーが走ってた」

根駒「……とりあえず飯食おう。そうすればそんな幻も見ないから」

揮央「……本当」

根駒「はいはい」

…………

美踊「にしし、上手くいったー!クッキーの箱動かした時のあの子いい顔してたなー」

トントン

美踊「へっ?」

高坂「どうも。妹がお世話になったようで」

美踊「……えっ?」

この後美踊は人体切断マジックの助手をさせられました。

END

こまる「むむむ……」

若葉「ううん……」


村雨「……なんだあれ」

王城「チェスの基本を教えて一局打たせたら思いのほか白熱したみたいでさ、もう何回もやってるんだ」


こまる「えっと……ここだ!」

若葉「あー!また取られちゃったよ……」

こまる「えへへ、これで形成逆転です!」

若葉「むー……だったら私は……」


村雨「ちなみに戦績は?」

王城「五分五分ってところかな。ちなみに俺は全勝」

村雨「後半は聞いてないからな」


若葉「チェック!」

こまる「ま、待った!」

若葉「ええっ!?」


村雨「楽しそうだな」

王城「初心者同士だからな」

村雨「いや、それもあるんだろうけど……実は運が絡むとゲームを楽しめない事の方が多いから」

王城「ああ、そういえば双六やったらサイコロ全部6だった事があったんだっけ」

村雨「ババ抜きやったら最初から全部ペアだった事もある」

王城「それはまた……」

村雨「いくら毎回じゃなくても面白くは思われてなかったから色々言われたりもした。だから実はゲームの時は参加しないようにする事がほとんどだったけど」


こまる「ここは……」

若葉「あっ、そこはダメ!」

こまる「ええー!?」


村雨「……うん、楽しめているみたいで良かった」

王城「全くだな……ところで村雨」

村雨「んっ?」


ルチアーノ「…………」


王城「さっきからこっちを見てる彼は知り合いか?」

村雨「……多分、実の対戦してる子の知り合いだろうな」


ルチアーノ「……後で教える必要がありそうだな」

END

根駒「……」

「やあ、待たせちゃったみたいだね」

根駒「別に……何の用ですか」

狛枝「ちょっとキミに話があったんだ【超高校級の不運】根駒劾斗クン?」

根駒「【超高校級の幸運】でも変人と言われてる狛枝凪斗先輩にね……光栄ですよ」

狛枝「あはは、光栄だなんて思わなくていいよ」

根駒「それで?話ってなんですか」

狛枝「ちょっとキミとお友達になりたいんだ」

根駒「は?」

狛枝「……キミの【超高校級の不運】は素晴らしい才能だ」

根駒「……嫌みか?」

狛枝「あはは、そんなわけないよ。ボクは本当に賞賛したいんだ……キミが仲良くなった人は必ず死ぬ。そうして死が訪れる度に絶望が産まれて、キミはそれを乗り越えてきた」

根駒「……!」

狛枝「あはは、周りの人間をことごとく死なせても壊れないどころか抗おうとする。その強い意志、本当に素晴らしいよ!」

根駒「……」

狛枝「だからさ!是非ともボクもキミの不運で殺してほしいんだ!ボクを希望への踏み台としてほしいんだよ!」

根駒「死ぬために、俺と仲良くなりたいって言うのか……!?」

狛枝「数多くの死という絶望を全て乗り越えたキミなら、きっとどんな絶望にも負けない絶対的な希望を見せてくれるんじゃないかってボクは思うんだよ!」

根駒「絶対的な希望……」

狛枝「それにさ、もし今キミが仲良くしてる希望ヶ峰学園79期生の中で、キミの不運で起きるだろう仲間の死を乗り越えた人がいたとしたら……」

根駒「……!」

狛枝「あははっ!その時輝く希望も間違いなく素晴らしいものなんだろうね!」

根駒「……アンタ、いかれてるな」

狛枝「あれ?キミには理解してもらえると思ったんだけどな……だって」

狛枝「キミもボクも【絶対的な希望】を欲してるのに変わりはない、そうでしょ?」

根駒「……!」

狛枝「キミは望んでるんだよね?【自分の不運という絶望的な才能を乗り越えてくれる】という絶対的な希望を」

根駒「お、俺は……」

狛枝「……もし仲良くしてくれるならいつでも会いに来てよ。その先にある絶対的な希望のためならいくらでも協力するからさ」スタスタ

根駒「くっ、俺は……!」

END

【???コンビと兄の1日】

【7:00】

揮央「……おかわり」

根駒「相変わらず揮央はよく食べるな……」

揮央「根駒のご飯が美味しいのがいけない」

根駒「いや、悪いとは言ってないんだが……」


高坂「……」

【10:00】

根駒「揮央、アップルパイ作ったんだけど食べるよな?」

揮央「食べる」

根駒「じゃあ切り分けるからお皿とフォーク用意しといてくれよ」

揮央「任務了解」

根駒「そこまで大げさではないからな……さて、みんなも呼んでくるか」


高坂「……」

【12:00】

揮央「……根駒」クイクイ

根駒「どうした?」

揮央「お昼」

根駒「おっと、もうそんな時間か。何かリクエストあるか?」

揮央「根駒のご飯」

根駒「なんだそりゃ」


高坂「……」

【15:00】

揮央「……飴美味しい」

高坂「紅緒」

揮央「兄さん、どうしたの?」

高坂「あなたは随分根駒さんのご飯を気に入っているようですね」

揮央「美味しいから」

高坂「綾咲さんや本居さんのより?」

揮央「……甲乙付けがたい。どうしよう兄さん」

高坂「紅緒の思うようにすればいいですよ」

揮央「……わかった」

【19:00】

高坂「……というわけで紅緒を餌付けし過ぎです。今や紅緒はあなたのご飯にはまってしまいました」

根駒「いや、俺はそんなつもりじゃ……」

高坂「とりあえず、栄養は考えてあげてください。それと紅緒は飴をすぐ口にするので歯磨き後は必ず……」

根駒「……あ、あはは」


揮央「……ご飯美味しい」

END

王城「村雨、話があるんだ」

村雨「どうしたんだ、そんなに改まって」

王城「俺は、もうすぐ死ぬかもしれない」

村雨「……えっ?」

王城「短い付き合いだったけど、ありがとうな」

村雨「待て!いったい何があったんだ!?」

王城「電話が、来たんだ」

村雨「電話?病院からか?」

王城「いや……メリーさんからだ」

村雨「……なんだって?」

王城「聞いたことないのか!?あの都市伝説のメリーさんから電話が来たんだ!」

村雨「……とりあえず話を聞こうか」

王城「あれはついさっきの事だ。チェスでアルターエゴを処理落ちさせてたら携帯に電話がかかってきた」

村雨「またそんな事を……」

王城「知らない番号だったけどとりあえず出てみたら相手はこう言ってきた……」

…………

「あっ、志紀君?あたしメリーよ。今駅前にいるんだけど」

…………

村雨「……それで?」

王城「驚いて切ったらまたかかってきて……」

…………

「あっ、メリーだけど!志紀君、いきなり切るなんてあんまりよ!それで今学園近くの本屋さんなんだけど」

…………

村雨「……なあ、王城」

王城「それでまた切ったら……」

…………

「メリーだけど。志紀君ちょっと酷いわよ!?今学園前だからこれから……」

…………

王城「それが最後の電話だ。だから俺はもう……」

村雨「いいか王城、よく聞くんだ。その電話は……」

姫埜「ちょっと志紀君!電話番号変わったからって連絡したのに、すぐ切るってどういうつもり!?本屋さんで探してた本見つけたって連絡してもすぐ切るし!」

村雨「……遅かったか」

【その後王城クンは滅茶苦茶叱られました】

END

【4人の日常】

若葉「あっ、役満だ!」

天倉「くっ、実の1人浮きか!」

村雨「相変わらずの豪運だな実……」

和水「それに比べてタカは1人沈みだね」

天倉「それを言うなよ冬羽……だいたいハルやお前が回避うますぎるんだよ」

和水「ボクは心理に関しては一日の長があるからね」

村雨「実はよく見ればだいたい何を欲しがるかはわかるぞ」

天倉「それ出来るのハルだけだ……」

若葉「ハル君は若葉実博士だからね!」

村雨「今の実の発言の意図はよくわからない」

若葉「そんなぁ!?」

和水「クスクス、あまりミノリをいじめないであげなよハル」

若葉「そうだよー!」

和水「とはいえ、ミノリも少し落ち着いた方がいいね」

若葉「はーい……」

天倉「あはは……おっ!よし来た、リーチ!」

和水「ロン」

天倉「またか!?なんで冬羽は俺ばっかり狙い撃ちするんだ!」

和水「タカは単純だからね」

天倉「あんまりだ……実にはデカいのやられて、冬羽には直撃されて……」

村雨「俺は特に何もしていないな……ツモ」

若葉「うう、親被りだよ……」

天倉「地味に削って順位を上げてるじゃないか……」

村雨「運は及ばないから技術でいくしかないんだよ俺は」

天倉「俺だって同じ、なんだけどなぁ」

和水「ロン」

天倉「誰かもうトバしてくれ……」

村雨「……ご愁傷様、タカ」

END

ところでchapter2で若葉がもらった写真ってハルのどんな写真だったんですか?
全然イメージできなくて……

>>564
村雨クンが1の血まみれの教室で立ち尽くしているのを背中から撮った写真です。
見ただけでは村雨=ハルとはわかりませんが、記憶があればすぐわかるようになっています。

【写真内容】

天倉(村雨)……希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件時の写真

狩谷……飲み水に困って泥水を啜っている写真

福永……掃除しているのに逆に散らかっていく様子の写真

王城……親から虐待を受けていた時の写真

姫埜……幼少期男の子の格好をしていた時の写真

当麻……幼い神乃木にボコボコに負けている写真

切原……部下を再起不能にされた時の写真

クリス……国で子供の悪戯に引っかかった時の写真

若葉……誰か(村雨)に料理を作ろうとして失敗している写真

奉田……毛糸に覆い尽くされて足の踏み場もない自室の写真

和水……写真立てを胸に抱きかかえて泣いている写真(写真に写っているのはタカですが見えないようになっています)

歌恋……病室で喉をかきむしって泣いている写真

美踊……踊りを踊れなくなり歌恋に当たってしまった時の写真

志賀……部屋の隅で目を瞑って耳を塞いでいる写真

音木……いじめられていた時の写真

神乃木……養父である神父が当麻の父親を殺しているのを側で見ている写真

こんな感じです。

【ジャバウォック島・ホテルミライ】

当麻「……」

天倉「当麻」

当麻「天倉か」

村雨「なんだか今日は随分ピリピリしてるな……」

当麻「あたりめえだ。今日は……」

志賀「隼くーん!ポッキーの日だからポッキーゲームしよーよー!」

当麻「来やがったか!!俺様は逃げる、あばよ天倉!」

天倉「あ、ああ」

志賀「隼くん、待ってよー」

当麻「誰が待つかぁ!!」

天倉「……大変だな当麻」

天倉「……それにしても」

天倉「ポッキーゲームってなんだ?」







EXTRACHAPT【好奇心は猫を……】






【ホテルミライ・ロビー】

天倉「ポッキーゲーム……その名の通りポッキーを使うゲームなんだろうけど」

天倉「……わからない」

天倉「とはいえ気になるのを放置というのも……ここは誰かに聞くしかないな」

王城「やあ、天倉」

天倉「王城」

王城「チェスの相手を探してたんだ。一局お相手願えるかな?」

天倉「わかった。俺も聞きたい事があったしちょうどいいな」

王城「聞きたい事?」

…………

王城「ポッキーゲーム……なんだそれ」

天倉「王城も知らないのか」

王城「ゲームなんて基本的にボードゲームばっかりだったからな」

天倉「となると他を当たるしかないか……」

王城「……いや、待ってくれ」

天倉「どうした?」

王城「もしかしたらポッキーを積み重ねて崩れないように抜きながら食べていくゲームなんじゃないか?」

天倉「ならなんで当麻は……」

王城「弱いんだろうな」

天倉「なるほど」


…………

当麻「なんでだよ!!」

志賀「見つけたぁ」

当麻「やべっ!?」

奉田「……何してんのアンタ達」

天倉「ポッキーゲームの準備だよ」

奉田「はぁ!?」

王城「大声を出さないでくれよ、崩れたらやり直しなんだから」

奉田「……」

奉田(アタシの知ってるポッキーゲームってポッキーをジェンガみたいに積み重ねる物だったっけ……?)

天倉「どうせならみんなでやろうと思ってさ。奉田も参加してくれたら嬉しい」

奉田「……まあ、アタシの予想通りの内容ならいいけど」

王城「抜くのに椅子が必要だな……ここは少しバランスを……」

天倉「いや、それよりはここを……」

奉田「……まあ、頑張って」


…………


当麻「止めろよ!」

志賀「隼くん、何言ってるのぉ?」

当麻「ちっ、見つかった!」

志賀「待ってよー」

美踊「わぁ……!」

歌恋「す、すごいです……」

狩谷「何というか、もはや芸術だねぇ」

王城「頑張ったからな」

和水「キミは何をしているんだい、全く……」

音木「バベルの……塔……」

姫埜「ポッキーの日だからってここまでしないわよ、普通」

クリス「ふっ、余を呼んだのだ!普通などありえぬ!」

切原「天井近くまで積み上げたのか……」

若葉「ハル君、これから何をするの?」

天倉「ポッキーゲームだよ」

福永「えっ!?」

奉田「アンタの思ってるのとは違うから安心しなさい」

天倉「積み重なったポッキーを崩れないように抜いていく……知らなかったから細部は違うかもしれないけど楽しんでほしい」

若葉「え、えっと細部というか、その……」

神乃木「……隼と志賀さんはどこに行ったのでしょうか」


…………


志賀「追いつめたよぉ、隼くん」

当麻「ちぃっ!」

志賀「諦めて萌衣とポッキーゲームしちゃいなよぉ」

当麻「誰がやるか!」

志賀「むー、だったら実力行使だよぉ」

当麻「く、くそがぁ!」

…………

天倉「一本目で崩れたな……」

美踊「想像はついてたよねー」

王城「くっ、なんでこんな事に!」

和水「そもそもこれはポッキーゲームではないよ2人共」

天倉「そうなのか?」

姫埜「勘違いしてたのね……実ちゃん、出番よ」

若葉「えっ?」

奉田「ほら、ポッキーあげるから行った行った。天倉、後は実ちゃんが教えてくれるからコテージ行ってなさい」

天倉「あ、ああ、わかった……行こうか実」

若葉「えっ、へっ?」

歌恋「行っちゃいましたね」

狩谷「まっ、大将はまかせとくとして……オレ達はこっちを何とかしないとねぇ」

福永「す、すごい量だねポッキー……」

クリス「ふん、この程度であれば問題ない!」

切原「……3人減ったがこの人数ならば攻略可能と判断する」

音木「大量に食べる悪魔……呼ぶ……」


…………


当麻「……おい」

志賀「あはっ、なにかな隼くん?」

当麻「ポッキーゲームやらねえのか」

志賀「……いざ咥えると恥ずかしいんだねぇ、あれ」

当麻「……」

神乃木「……ほっ」

【天倉のコテージ】

天倉「……」

若葉「ハル君、ポッキーゲームってそういう意味なんだよ」

天倉「……」

若葉「ハル君?」

天倉「俺は、なんて恥ずかしい事を……」

若葉「か、可愛い勘違いだよ!?」

天倉「俺にとっては致命的な勘違いだ……」

若葉「うっ……」

天倉「知識不足であんな事をしてしまうなんて……」

若葉「ハ、ハル君!」

天倉「……?」

若葉「んっ」

天倉「……実?」

若葉「んー!」

天倉「ポッキー咥えて何を……」

若葉「わ、私がポッキーゲームがどんなものか実際に教えてあげる!」

天倉「……えっ?」

若葉「だ、だから、その、元気、出し……ううう」

天倉「……実」

若葉「っ!」

天倉「……ありがとう」


…………


当麻「……おい」

志賀「なにかな、隼くん?」

神乃木「なんですか隼」

当麻「なんで俺様はお前ら2人に挟まれてポッキー食ってんだ」

志賀「なんでだろうねぇ?」

神乃木「ふふっ、なんででしょう?」

当麻「……ったく」ポキッ

END

【こまるスレメンバーのポッキーの日】

揮央「むぐむぐ……」

こまる「紅緒ちゃん、ポッキーもう8箱目だよ……?」

揮央「今日はポッキーの日。ポッキー食べ放題と聞いた」

こまる「誰がそんな……」

揮央「本に書いてあった」

こまる「絶対間違いだよそれ!?」

揮央「……問題ない」

こまる「ええー……」

高坂「紅緒」

揮央「……!」

こまる「あっ、高坂さん」

高坂「またそうやってポッキーを……」

こまる「また?」

高坂「紅緒は昔何を思ったかポッキーだけをひたすら食べていた事がありまして」

こまる「そ、それで?」

高坂「夕飯が食べられず両親に叱られました」

こまる「ああ……」

揮央「……ポッキーの日だから」

高坂「全く困ったものです」

こまる「あはは……」

根駒「うーん、こんなのどうだ?」

本居「なるほどなるほど。それでは僕は……」

綾咲「ありがとうございます。これで……」

こまる「……」

根駒「おっ、こまる」

本居「苗木さん、ちょうどいい所に」

こまる「ちょうどいい?」

綾咲「今日はポッキーの日ですので根駒様、本居様とポッキーをアレンジしたデザートを作っていたのです」

根駒「誰かに試食してほしくてさ。頼めるか?」

こまる「うん、いいよー」

…………

こまる「……」

根駒「どうだ?」

こまる「美味しいけど……」

本居「けど?」

綾咲「何か不手際がありましたか?」

こまる「色々負けた気がします……」

ううっ、3人が集まって作って美味しくないわけないからなぁ……

鉢笛「あーちゃん、ポッキーゲームしよう!」

神導寺「は、はい?」

こまる「舞さん!?」

鉢笛「ルールは簡単!ポッキーを両端から咥えて食べていって折った方の負け!」

神導寺「あ、あの、なぜ私に?」

鉢笛「この前水泳で負けたリベンジだよ!さあ、いざ尋常に勝負!」

神導寺「……わかりました。そういう事ならばお受けします!」

こまる「ええっ!?」

鉢笛「それでこそあーちゃん!こまっちゃん、審判よろしく!」

こまる「な、なんだか大変な事に……」

鉢笛「いっくよー!」

神導寺「はい!」

こまる「ス、スタート!」

ポキッ、ポキッ、ポキッ……

神導寺「勝ちました!」

鉢笛「負けたー!」

こまる「何事もなく、進行しましたね……」

鉢笛「くーやーしーいー!こうなったら修行するしかないね!」

こまる「修行……?」

鉢笛「こまっちゃん、よろしく!」

こまる「……ええー!?」

神導寺「あっ、美味しい……」

こまる「……」

矢頼「疲れているようだな、苗木」

こまる「色々守るのに忙しくて……」

岩淵「なんだそれ」

天ヶ瀬「うふふ、もしかしてポッキーゲームですか?」

こまる「えっ!?」

天ヶ瀬「鉢笛さんが次々と勝負を挑んでいるようですので」

こまる「な、なるほど……」

矢頼「ポッキーゲーム?」

岩淵「矢頼が知らなくても無理はねえわな。要するにバカップルがイチャイチャしやがるために利用するもんだしよ」

天ヶ瀬「岩淵君には無駄な知識ですわね」

岩淵「お前、オレに恨みでもあんのか!?」

こまる「お、落ち着いて岩淵くん!」

矢頼「……そもそもポッキーとはどのような洋菓子なのだ?」

こまる「えっ」

下村「うーん、上手くいかないな」

こまる「何をしたの下村くん」

下村「なんか俺がやらかした前提!?」

こまる「下村くんだし」

下村「俺はただセーラちゃんにポッキーゲームしようぜって言っただけだぜ?」

こまる「やっぱりやらかしてる……」

下村「いやいや!前やった時はセーラちゃんもノリノリだったんだって!」

こまる「……前?」

下村「そうそう。だから今日もいけるって思ったんだけどさー」

こまる「……とりあえず見かけたら探してたって言っておくよ」

下村「サンキュー、こまるちゃん!」

…………

りん「あっ、お姉ちゃん」

こまる「りんちゃん、どうしたの?」

りん「清良お姉ちゃんが変なの……」

こまる「花巻さんが?」

花巻「……」

こまる「……ボーッとしてる」

りん「うん……」

花巻「はあ、幸洋君に悪い事しちゃったかしら……だけど私だって恥ずかしかったのよ……でもさすがに逃げるのは……とは言っても……」

こまる「……と、とりあえずソッとしておこうか」

りん「そうだね……」

【娯楽室】

こまる「という事が今日はあったんだよ」ポキッ

細河【た、大変だったんだね】ポキッ

こまる「本当だよー。ポッキーの日だからってみんなポッキーの話題ですごかったなー」ポキッ

細河【みんならしいけどね】ポキッ

こまる「あはは、確かに」ポキッ

ルチアーノ「……」

こまる「あれ、ルチアーノさんポッキー食べないんですか?」

細河【食べないの?】

ルチアーノ「グラスが空なのに気付いていないのか」

こまる「あっ、本当だ」

細河【いつの間に……】

ルチアーノ「……取ってきてやる」

こまる「いいんですか?」

ルチアーノ「構わん」

細河【行っちゃった。悪い事しちゃったね】

こまる「うん……戻ってきたらわたし達は少し我慢しようか」

細河【そうだね!】


ルチアーノ「ふん、あいつらも十分ポッキー一色だな」ポキッ

ルチアーノ「……甘い」

END

本日はここまでで……

【ルチアーノの部屋】

ルチアーノ「朝か。今日の予定は……ん?」

「……」チョコン

ルチアーノ「……」

【食堂】

根駒「ルチアーノ、どうした?」

ルチアーノ「この人形に心当たりはあるか」

根駒「ああ、メダル吸引人形か。なかなかいい出来だろ?」

ルチアーノ「なぜ俺の部屋にこんな人形がある」

「……!」ジタバタジタバタ

根駒「いや、その人形には下村が勉強用に作ってた最低限レベルの人工知能が搭載されてるんだけどさ。昨日起動したらちょうど部屋に戻るお前の後ついてったんだよ」

ルチアーノ「……」

「……?」クビカシゲ

根駒「懐いてるみたいだし、しばらくそばに置いてみたらどうだ?モデルはこまるだし、問題ないだろ?」

ルチアーノ「……ふん、勝手な事を」

「……」ジー

ルチアーノ「いくぞ、人形」

「……」コクコク

根駒「……気に入ったのか?」







EXTRACHAPTER【マフィアと人形の1日】






ルチアーノ「……」

「……」キョロキョロ

鉢笛「おっはー、ルッちゃん!」

ルチアーノ「ああ」

「……」ペコッ

鉢笛「うわ!何この子、すごく可愛い!」

「……!」ビクッ

ルチアーノ「メダル吸引人形だそうだ」

鉢笛「名前は可愛くないなー……よし、じゃあこの子はこまっちゃんに似てるし、メダこまちゃんと呼ぼう!」

メダこま「???」

ルチアーノ「……勝手にしろ、俺は行くぞ」

鉢笛「ルッちゃんの事だから人形とか呼んでるんだろうけど、女の子なんだからもう少し可愛い名前で呼んであげなよー!」

ルチアーノ「……女の子?」

メダこま「……?」

ルチアーノ「ふん、くだらんな」

【図書室】

ルチアーノ「おい」

本居「ル、ルチアーノさん?」

ルチアーノ「こまるはどこだ?」

本居「きょ、今日はまだ見てませんね……」

ルチアーノ「そうか」

メダこま「……」ピョコン

本居「うわっ!?胸ポケットから何か……!」

ルチアーノ「メダル吸引人形だ。呼び方は好きにしろ」

本居「は、はあ。じゃあ苗木さんに似てるのでミニ苗木さんと……」

メダこま「……!」

ルチアーノ「なんだ、急に暴れ出したぞ」

本居「もしかして本が読みたいのでは?」

ルチアーノ「本だと?」

本居「とりあえずポケットから出してみたらどうでしょう?」

ルチアーノ「ふん、このまま暴れられてもかなわないからな」スッ

メダこま「……!」トテトテ

本居「あ、あれ?本棚の隙間に……」

メダこま「……」ヨロヨロ

本居「あれはメダル、ですね……」

ルチアーノ「メダル吸引人形というだけあってメダル探索機能があるわけか」

メダこま「……」エッヘン

本居「胸をはっているつもり、みたいですね」

ルチアーノ「……1枚見つける度にこれか」

本居「ど、どうでしょう?」

メダこま「……」ジー

ルチアーノ「……なんだ」

本居「ほ、ほめてほしいのでは?」

メダこま「……」ジー

ルチアーノ「ふん、ならお前のモデル並みに探し出すんだな」


【美術室】

こまる「くしゅん!」

細河【こまるちゃん、風邪?】

こまる「うーん、そうなのかな……」

【購買部】

ルチアーノ「ここにはいないか」

メダこま「……!」クイクイ!

ルチアーノ「ここにもあるか……いいだろう、行け」

メダこま「……」トテトテ

ルチアーノ「……」

メダこま「……」フラフラ

ルチアーノ「2枚か。よく持てる物だな」

メダこま「……」フウ

ルチアーノ「最低限レベルという割りには行動による感情表現は問題ない……喋れはしないがだいたいの思考はわかる」スッ

メダこま「……」ストン

ルチアーノ「行くぞ」

メダこま「……」コクコク


岩淵「……」

岩淵「なんかルチアーノが小人と話してやがった……」

岩淵「いや、小人なんているわけ……ねえよな?」

岩淵「……後で細河との話題にするか」

ルチアーノ「……」

メダこま「……」キョロキョロ

ルチアーノ「……」

下村「おっ、ルチアーノ」

ルチアーノ「下村。こいつをこまるの外見にしたのはお前のしわざか」ヒョイ

メダこま「……!」ジタバタ

下村「おー、ちびこま。どこに行ったかと思ったらルチアーノと一緒だったか」

ルチアーノ「……ちびこま?」

下村「いやー、昔ちびロボ!ってゲームをやったんだけどな、そこでもしちびロボが女の子だったらって思ったんだよ」

ルチアーノ「……」

下村「で、せっかくだし不二咲や左右田先輩、それに【超高校級のロボット工学者】の協力も得て作ってみたわけだ」

ルチアーノ「それなら花巻か時雨でいいだろう」

下村「りんはアルターエゴのモデル予定だし、セーラちゃんモデルは今開発中だ」

ルチアーノ「……」

下村「これでも気遣ったんだぜ?ルチアーノは単独行動多いから、寂しくないようにこまるちゃんモデルを最初にロールアウトしたんだからな」

ルチアーノ「余計なお世話だ」

ちびこま「……!」ジタバタ

下村「まっ、今追加装備も開発中だから楽しみにしとけよ!」

ルチアーノ「追加装備だと?」

下村「おっと!俺は左右田先輩から頼まれたソニア先輩モデルのプログラムについて不二咲と話し合いするからまたなー」

ルチアーノ「……」

ちびこま「……!」ジタバタ

ルチアーノ「ふん、本当に余計な事を……」ストン

ちびこま「……」ホッ

【4階廊下】

ちびこま「……!」クイクイ

ルチアーノ「ここには随分メダルが落ちているようだな……行け」

ちびこま「……」トテトテ

ルチアーノ「……ふん」

【情報処理室】

ちびこま「……」ゴソゴソ

ちびこま「……」グイグイ!

ちびこま「……」グイー!

ちびこま「……」シュン


こまる「メダルはあるかなー?」

こまる「うーん……ここかな?」

こまる「あっ、何かあるね……メダル見ーつけた!」

ちびこま「……!」

こまる「……えっ?」

ちびこま「……」クビカシゲ

こまる「えっと……あなた名前は?」

ちびこま「……?」

こまる「わたしは苗木こまるって言うんだけど……」

ちびこま「……!」

こまる「もしかしてあなたもこまるって言うの?」

ちびこま「……」コクコク

こまる「なるほどー……つまりあなたはどこか別の世界のわたしとか?」

左右田「いやいや、おかしいだろ!?別世界だからってサイズ違いすぎるだろ!?そもそも別世界ってなんだよ!?中二病は田中だけでいいっつうの!」

こまる「……」

ちびこま「……」

左右田「……しまった、ついやっちまった」

こまる「ちょ、超高校級のツッコミの人ですか?」

左右田「ちげぇよ!そのちびこまの制作者の1人だよ!」

こまる「なっ!?わたしはチビじゃないよ!」

左右田「どう考えてもその手のひらにいる方だろ!?

こまる「あっ、そうか」

左右田「あー、とにかくちょうど良かった。ちびこまの追加装備完成したから探してたんだよ」

こまる「追加装備?」

左右田「おう、最高にイカす装備だ!」

ちびこま「……?」

ルチアーノ「……遅い」

ルチアーノ「ふん、どこかに行ったか……」

ルチアーノ「……」

ルチアーノ「ちっ、まさか壊れていないだろうな?」

ルチアーノ「……手間をかけさせる人形だ」


…………


ルチアーノ「ふん、4階にはいないか」

ルチアーノ「どうやら他の階に行ったようだな……」

ルチアーノ「上は俺の視界に階段があった以上ない。つまり下か」


こまる「あっ、ルチアーノさん!」

ルチアーノ「こまるか……」

こまる「見てくださいよこの子!」

ちびこま「……」シャキーン!

ルチアーノ「……」

こまる「情報処理室にいたんですけどね。なんとわたしをモデルにしたロボットなんですよ!」

ルチアーノ「……」

こまる「それでさっき制作者って言う先輩から追加装備をもらったんですよ!わたしとお揃いの拡声器型ハッキング銃!」

ちびこま「……」コワレロ!

こまる「でもこっちは音声付きでわたしのより性能いい気が……」

ルチアーノ「……」

ちびこま「……」シビレロ!ウゴケ!

こまる「ルチアーノさん?」

ルチアーノ「……くだらん心配をした」

こまる「えっ?」

ちびこま「……?」

ルチアーノ「ふん……」







こまる「ちなみにこのハッキング銃、本当に機械に効くらしいです」

ルチアーノ「……それならむやみやたらに撃たせるな」

ちびこま「……?」コワレロ!コワレロ!






END

こまる「琉彌ちゃーん」

根駒「……」

こまる「あっ、ルチアーノさん!」

根駒「……」

下村「どうしたよ根駒、こまるちゃんをジッと見て」

根駒「いや、こまるも随分俺達に馴染んだなと」

下村「馴染むも何もクラスメートなんだから当然だろ?」

根駒「……そこなんだよ」

下村「は?」

根駒「……こまるって何の才能で79期生になったか知ってるか?」

下村「そんなの……」

根駒「……」

下村「……なんだっけか?」

根駒「……そうなんだ。俺達、こまるの才能を知らないんだよ」

下村「こまるちゃんの才能、か……そう言われると気になるな」

根駒「そうだな……」

こまる「あっ、メダルだ」







EXTRACHAPTER【彼女の才能】






細河【こまるちゃんの才能?】

根駒「ああ、細河なら知ってるんじゃないかって思ってさ」

細河【そういえば聞いた事ないや……なんなんだろうね?】

下村「琉彌ちゃんにも話してないとなると、普通の才能じゃないかもな」

根駒「まさか俺や揮央みたいな……」

細河【それはないんじゃないかな……】

下村「うーん、謎だ……岩淵は聞いた事ないか?」

岩淵「オレもねえな」

根駒「ううむ……」

細河【聞いてみようか?】

根駒「いや、いいよ。わざわざそこまでしてくれなくてもさ」

下村「琉彌ちゃんがダメなら……あっちに聞いてみるか」

岩淵「まあ止めねえけど、ほどほどにしとけよ?」

根駒「わかってる。才能に関して隠したい気持ちはよくわかるからな……」

ルチアーノ「知らんな」

下村「マジかよ!?」

ルチアーノ「なぜそこまで驚かれなければならない」

根駒「いや、ルチアーノになら話してると思ったからさ」

ルチアーノ「ふん、そこまで信頼関係はないという事だ」

下村「んな事ないと思うけどな……」

ルチアーノ「だが1つだけ聞いた事はある」

根駒「えっ、なんだ?」

ルチアーノ「あいつは才能を兄にも話していないようだ」

根駒「兄貴にも……?」

下村「そこまで隠してんのか……」

ルチアーノ「ふん、その隠し事を暴くのは勝手だが覚悟はしておけよ」

根駒「……覚悟、か」

下村「どうする?」

根駒「俺は、どんな才能だとしても受け入れてやりたい。こまるが俺の才能を受け入れてくれたみたいに」

下村「じゃあ決まりだな」

根駒「ああ」



ルチアーノ「……ふん、くだらん事を」

根駒「……結局誰も知らなかったな」

下村「こうなったら本人に聞くしかないな」

根駒「……行くか」

【こまるの部屋】

こまる「えっ」

根駒「もし嫌なら無理強いはしない。だけどどんな才能だとしても俺は受け入れる!」

下村「まあ、俺達友達なんだしさ。根駒や紅緒ちゃんも受け入れられたんだからばっちこいってやつだぜ?」

こまる「……」

根駒「……ダメ、か?」

こまる「あの……言うのはいいんだけど、笑わない?」

下村「かわいこちゃんの話を笑うなんてするもんか!」

こまる「……はあ、琉彌ちゃんやルチアーノさんには話してたけどこんな事になるなんて」

根駒「んっ?」

下村「はっ?」

こまる「わたしの才能はね――」

ルチアーノ「ふん、今頃どうなっているやら」

細河【女の子の秘密を暴くんだから少しは痛い目にあうんじゃないかな?】

ルチアーノ「そもそも隠すような事でもあるまい。マフィアに比べれば健全だ」

細河【うーん、そこはほら、複雑なんだと思う。だから話してくれた私達にも口止めしたんだし】

ルチアーノ「……よくわからんな」

細河【女の子とはそういう物なのです】

ルチアーノ「ますますわからん」

こまる「……」

根駒「……」

下村「あー、あー……」

こまる「言いたい事があるならはっきり言っていいよ……」

根駒「えっと、その……【超高校級の妹】か」

下村「い、いやー、ほら、【超高校級の妹】なら九頭竜先輩の妹ちゃんもいるし……」

こまる「あっちは今や【超高校級の組長】なんて呼ばれて【超高校級の妹】なんて扱いじゃないよ……」

根駒「いや、それは」

こまる「そこまではまだいいんだよ?だけど今は【超高校級のメダル拾い】とか【超高校級のブラコン】って呼ばれて……わたしブラコンじゃないもん!」

根駒「メダル拾いは否定しないのか……」

こまる「ちょっと一緒に漫画読んだりお菓子食べたり夜部屋に行くぐらいだもん!」

下村「それ、立派なブラコン……」

こまる「それは違うよ!」

根駒「お、落ち着けこまる!」

こまる「ううっ……!」
下村「ど、どうする根駒」

根駒「……とりあえず、この話はここだけにしよう」

こまる「こんなのおかしいよ、もうー!」

END

本日はここまで。

メダル吸引人形は当初はポケットに入るぬいぐるみみたいな感じでしたが、ちびロボとあったので調べたらこまる人形を幻視したのでロボットっぽくしてみました。

学園側は苗木クンが超高校級と円滑に過ごしているのを見て、妹はどうなのか確かめる意味もあってこまるをスカウトしてます。

【いい夫婦の日に関するエトセトラ】


【希望ヶ峰学園・生徒会室】

若葉「ねぇねぇ、ハル君」

村雨「どうした?」

若葉「今日は何の日か知ってる?」

村雨「11月22日……レバノンの独立記念日か?」

若葉「……ハル君はなんでそういう事は知ってるの」

村雨「希望ヶ峰学園生徒会長として知識は重要だからな」

若葉「もう、そういうのじゃなくて!今日はいい夫婦の日なんだよ!」

村雨「いい夫婦……なるほど、語呂合わせか」

若葉「そうそう」

村雨「それで?」

若葉「えっ」

村雨「いや、いい夫婦の日なのはわかったけど俺と実はまだ夫婦というわけではないだろう?」

若葉「まだ?」

村雨「……そこは流してくれないか」

若葉「……」

村雨「そんな目をしないでくれ……ああ、今はまだ……将来は、な」

若葉「……えへへ。トワとタカ君の言った通りだったね」

村雨「……冬羽とタカ?」

若葉「あっ」

村雨「……2人に何を吹き込まれたんだ」

若葉「ハル君に気持ちを言わせたかったら、いい夫婦の日を持ち出せばまだ夫婦じゃないとか言い出すだろうって」

村雨「あの2人は……!」

若葉「さすが幼なじみだよね!」

村雨「そうじゃないだろう……全くわざわざこんな真似をして」

若葉「迷惑だったかな……?」

村雨「実、それは卑怯だ。そんなの否定するしかないじゃないか」

若葉「えへへ、ごめんなさい」

村雨「……しょうがないな」



斑目「この空間から今すぐ逃げたいのに逃げられない……ボディーガードは辛いぜ……」

END

急いでたら名前間違えた……斑目じゃなくて斑井でした。

【いい兄さんの話】

【食堂】

揮央「兄さん」

高坂「おや、どうしました紅緒」

揮央「……これ」

高坂「……紅緒、ご飯の催促に空の弁当箱を寄越すのは感心しませんよ」

揮央「違う……中身は入ってる」

高坂「……まさか紅緒が?」

揮央「今日はいい兄さんの日だって聞いた。だから兄さんに感謝の気持ち……」

高坂「紅緒……」

揮央「……柄じゃないけど」

高坂「いえいえ、とんでもない。くくっ、成長してくれて嬉しいですよ」

揮央「んっ……」

高坂「それでは早速いただくとしましょうか」

揮央「……」

高坂「……」

揮央「……兄さん?」

高坂「紅緒」

揮央「なに兄さん」

高坂「日の丸弁当とはまた、シンプルですね」

揮央「それはご飯用だから、ご飯だけ」

高坂「……ご飯用?」

揮央「おかず用は別に用意してある……重箱でたくさん」

高坂「……」

揮央「味は問題ない。きちんと習ったから」

高坂「……食べきれないとは言いません。が、今度があればその時は少し量を減らすように」

揮央「兄さんがそう言うなら……わかった」

高坂「やれやれ……今日の1日の食事はほぼ決まりですね」

END

唐突ですが安価

こまるスレより花巻清良
天倉スレより二ノ宮歌恋

どちらかをお選びください

↓2

【ジャバウォック公園】

切原「……」グー

切原「そろそろ昼か」

切原「……レストランまで行くのは面倒だが、携帯食料がない以上しかたない」

切原「明日からは持ち歩くようにするか……」



歌恋「……」

歌恋「……よし!」







EXTRACHAPT【愛情にだって出来ない事はある】






【ホテルミライ・レストラン】

グツグツグツグツ……

歌恋「えっと、塩……これぐらいかな?」ザバー

歌恋「うーん、ちょっと砂糖で味を整えた方が……」ザバー

歌恋「後は隠し味にチョコチップジャーキーを入れて……」ドボドボ

歌恋「……出来た!」

美踊「お腹すいたー……」

天倉「あれ、何してるんだ歌恋」

歌恋「美踊、天倉お兄さん。実はお弁当を作ろうと思って……」

天倉「へぇ、お弁当か」

美踊「え゛っ」

歌恋「あっ、良かったら少しどうぞ。作りすぎちゃったので」

天倉「それじゃあ少し……」

美踊「あっ、や、やめた方が……」

パクッ

天倉「……………………」

ドサッ

歌恋「えっ……」

美踊「あわわわわ!?天倉兄ちゃー!?」

【1時間後】

和水「病院に運んだハルはミノリに任せるとして……」

姫埜「これは、その……」

音木「禍々しいオーラ……危険物……」

歌恋「ううっ……」

美踊「歌恋は家事が壊滅的だもんねー……」

当麻「つうか、何入れたらこんな物が出来んだよ!?」

歌恋「えっと、ヤシの実と収集した魚とか貝……後ドラッグストアにあった漢方とか……」

奉田「聞いてるだけで頭痛くなってきたわ……」

神乃木「あの、調味料の塩と砂糖が半分近くなくなっていますがまさかこれは……」

志賀「砂糖が、砂糖がこんなに……あんまりだよぉ」

狩谷「あー……大将も珍しい体験ができたんじゃないかねぇ?」

クリス「このような体験、せずともよいわ!二ノ宮歌恋、何の目的でこのような物を作った!」

歌恋「わ、私はお弁当を作ろうと思っただけで……」

福永「お、お弁当?」

歌恋「はい……」

奉田「なるほど……よし、ちょっと男子は外出てなさい」

切原「なぜだ?自分達がいると不都合な事でも……」

和水「キミは特に不都合だね切原クン」

切原「なっ!?」

当麻「意味わかんねえ、理由を……」

王城「やめときなよ当麻。女性陣がこう言うんだ、大人しく従っておいた方がいいと俺は思うよ」

狩谷「その方がいいかもねぇ。こういう時は逆らわないに限る」

クリス「……まあよかろう。ならば余は天倉春尊の様子を見に行くとする」

切原「不都合、自分の存在が不都合……」

福永「き、切原くん、連れていくね」


和水「行ったね」

奉田「それじゃあ、改めて始めましょうか。歌恋ちゃんが切原に作ろうとしてるお弁当について」

歌恋「っ!?」

姫埜「ふふっ、歌恋ちゃんもわかりやすいわね」

歌恋「うっ……」

美踊「あれ、メリー兄……」

姫埜「なーに?」

美踊「……ナンデモナイヨー」

本日はここまでで。

すみませんが今日は出来そうにないのでまた明日に続きをやりたいと思います

奉田「とにかく、切原が食べる前に歌恋ちゃんの料理スキルを改善する必要があるわね」

歌恋「私そんなにダメなんでしょうか……」

和水「少なくとも人が倒れる料理はいいとは言えないね。心理的に多大な負担をかける恐れもあるし……」

志賀「砂糖……」

神乃木「あの、志賀さんが落ち込んだまま帰ってこないのですが……」

音木「すごい……落胆……」

和水「……彼女みたいな人もいるしね」

歌恋「はい……」

姫埜「それじゃあ、まずは基本的な所からね。歌恋ちゃん、ゆで卵をレンジで作ろうとはしないわよね?」

歌恋「そ、そんな事しません……!」

美踊「そんな事するのはドジッ子くらいでしょー」

奉田「そうね、さすがにそんな事する人いないわよ」


【同時刻】

ボンッ!!

「……失敗か」

神乃木「いきなり高い場所を目指すのも辛い道のりですからまずは私達が教えさせていただきますね」

音木「供物作成……ふふっ、楽しんでいく……」

歌恋「よ、よろしくお願いします」

美踊「頑張れ歌恋ー。さーてあたしはお菓子でも食べながら見物……」

ガシッ

美踊「あり?」

姫埜「ねぇ、美踊ちゃん?あなたも少し料理を勉強した方がいいんじゃないかしら?」

美踊「あ、あたしは食べる専門だし……」

奉田「まあまあ、そう言わずに」

美踊「あ、あの、姉ちゃ達……なんかチャンスを掴んだって顔してるけど……」

姫埜「別にこの前の悪戯のお返ししようなんて思ってないわよー?」

奉田「そうそう、人のコテージをスプラッターハウスにした事なんて怒ってないわよ……!」

美踊「お、怒ってるじゃーん!?た、助けてー!?」

和水「……やれやれ」

志賀「砂糖……」

歌恋「……」

神乃木「わかりました。歌恋さん、あなたは基本的に調味料を入れすぎです」

歌恋「でも味がしっかりしてた方が……」

音木「何事も……ほどほど……」

神乃木「音木さんの言うとおりです。それと……失敗を取り返すために無茶なアレンジはやめた方がいいですね」

歌恋「はい……」

神乃木「……それにしても懐かしいです」

歌恋「懐かしい?」

神乃木「私も昔は塩や砂糖を大量に入れては怒られていましたから」

音木「神乃木……そんな失敗してたの……」

神乃木「えぇ、昔は未熟だったのでつい……」

歌恋「つい?」

神乃木「な、なんでもありません」

【砂浜】

当麻「しかし料理ねぇ……昔を思い出すな」

狩谷「なんか思い出でもあるのかい?」

当麻「昔美魅の奴が俺様とピクニック行く時弁当作ったんだけどよ……これがもう、悶絶するレベルでのたうち回る代物だった」

狩谷「それはまた……」

当麻「それからあいつに料理させたら殺されるって、俺様は料理をし始めてよ……全くあれは本当に死ぬかと思ったぜ」

明日早いので本日はここまでで。

和水「どうやら状況は芳しくないみたいだね」

歌恋「どうして上手くいかないんでしょう……」

和水「ふむ、これはもしかすると……」

歌恋「えっ?」

和水「いや、昔似たような人の相談を受けたんだけれどね。その人の失敗の原因は焦りと他に気持ちを持っていかれてる事だったんだ」

歌恋「焦り……それに他に気持ちって……」

和水「他の誰かへ、という事がその人を失敗させてしまっていた。渡したらどんな反応をするか、そういった事に気を取られてしまうんだよ」

歌恋「あっ」

和水「心当たりがあるみたいだね」

歌恋「はい……」

和水「だからまずは料理に集中する事から始めないといけないね……」

歌恋「ど、どうしたら……」

和水「歌恋さん、切原クンがハルみたいに倒れるところを想像してみてほしい」

歌恋「……」

和水「……嫌だよね?」

歌恋「はい……」

和水「だったらまずはそのために料理に集中しよう。反応を思うのは渡しに行く時にすればいいから」

歌恋「わ、わかりました……!」

和水「……やれやれ、昔を思い出すね」

【病院】

若葉「ハル君、あーん」

天倉「実……自分で食べられるから」

若葉「ダメだよ!倒れたんだから絶対安静!」

天倉「……まいったな」

歌恋「な、なんだか上手くいきそうな気がしてきました!」

和水「それは良かった」

志賀「……」

和水「おや、志賀さん」

志賀「ごめんねぇ、砂糖がなくなってついつい取り乱しちゃったぁ」

和水「いや、謝る必要はないのだけれど」

志賀「それでお弁当だっけ?家庭の味とかは食べた事ないしわからないけどデザートなら教えるよぉ?」

歌恋「でもお弁当だと限られますよね……」

志賀「おまかせあれ、そういう時に向いてるデザートのレシピならきちんとあるからねぇ」

歌恋「あ、ありがとうございます!」

志賀「いいのいいの、萌衣がやりたいからしてるだけなんだからねぇ」

和水「……」

【そして……】

歌恋「で、出来ました……!」

和水「うん、味も問題ないみたいだね」

志賀「デザートも完璧だよぉ」

奉田「あっ、終わったの?」

神乃木「はい。そちらは……」

美踊「さしすせそさしすせそさしすせそ……さは砂糖、しは塩、すは酢でせは……」

歌恋「み、美踊!?」

美踊「あははー、お姉ちゃん、料理って楽しいよー」

歌恋「し、しっかりして美踊……!」

音木「重症……なにしたの……」

姫埜「うーん、少しやりすぎちゃったかしら……」

美踊「小さじ大さじ適量グラム……」

歌恋「美踊ー!?」

【軍事工場】

切原「……」

自分の存在は不都合……

切原「……間違ってはいないか」

自分は傭兵……あの中にいるのが不自然なほど血に染まった人間。

切原「……」

住む世界が違う、特に二ノ宮のような人間とは……わかっていた。

切原「……」

歌恋「い、生人お兄さん!」

切原「二ノ宮……?」

歌恋「さ、探しました……」

切原「自分を探していた?」

歌恋「えっと、その、こ、これ受け取ってください!」

切原「……これは」

歌恋「い、生人お兄さん、わざわざレストランに行くのもって言ってたから……」

切原「……聞かれていたのか」

歌恋「そ、その、お口に合うかはわかりませんけど……」

切原「……いや、問題ない」

……お前がそこまで指を傷つけてまで作ってくれた物が、マズいはずなどないからな。

切原「二ノ宮……ありがとう」

歌恋「は、はい……」




美踊「あー、あー、からかおうと来てみたけど見てらんないや。さっさと退散しようっと」

美踊「……良かったね、歌恋お姉ちゃん」

END

本日はここまで。
明日からこまるスレを再開します。

【王城のコテージ】

和水「今日も平和で何よりだね」

王城「経過も順調……昔のみんなを見てるのもなかなか楽しいな」

和水「ボクとしてはキミだけは昔に戻ってほしくないけどね」

王城「その節は色々面倒を……チェックメイト」

和水「むうっ……これで132戦0勝132敗……もう一局だよ」

王城「はいはい。ところで村雨はともかく他は問題ないのか?」

和水「少なくともキミが普通なだけ昔に比べたらはるかにマシだと言わせてもらうよ」

王城「……根に持たれてるな」

和水「仕方ないね」

ウサミ「た、大変でちゅー!」

和水「おや、どうしたんだいウサミ?」

ウサミ「チャ、チャンドラービーチで当麻クンと切原クンが決闘しようとしてまちゅー!」

和水「……この頃の当麻クンは本当に血の気が多いね」

王城「どうする?」

和水「行こう。一応監視者として見過ごしてはおけない」

王城「やれやれ、それじゃあさっさと終わらせるか……チェックメイト」

和水「……」







EXTRACHAPT【対決!当麻VS切原!】






【チャンドラービーチ】

当麻「……」

切原「……」

歌恋「ふ、2人共やめてください!」

神乃木「なぜこんな事に……」

志賀「止めるのは無理だと思うよぉ?隼くんやる気満々だし」

切原「……本当にやるのか」

当麻「ああ、てめえなら俺様の相手としちゃ上等だからな」

切原「悪いが自分は無駄な時間を過ごすつもりはない」

当麻「へっ、言うじゃねえか……だったら無駄じゃなくしてやるよ!!」

切原「……!」

当麻「おらぁ!!」

切原「……」

当麻「っ!」

当麻(至近距離からの突きを上半身の動きだけで避けやがった……おもしれぇ!叩き潰しがいがありやがる!!)

切原(荒いな。威力はあるだろうが軌道が楽に読める……しばらく避けた後に制圧を開始する)

福永「あわわわ、ど、ど、どうしよう?」

奉田「止めに……アンタが行けるわけないわよね。狩谷とかに頼む?」

美踊「無理だと思うよー?」

狩谷「Zzz……」

音木「起きて……狩谷……」ユサユサ

姫埜「この状況で眠れる煉司君が羨ましいわ……」

天倉「……いざとなったら俺とクリスが行く」

若葉「あ、危ないよハル君!?」

天倉「でもこのままってわけにもいかないだろう?」

クリス「ふん、当麻隼は少々痛い目を見た方が良いだろうが……いざとなれば余が直々に止めてやろうではないか!」

志賀「止められるって事には全く疑問がないんだねぇ」

歌恋「生人お兄さん……」

神乃木「……」

当麻「おりゃああああああっ!!」

切原「……!」

当麻「はっ、やっと動きやがったか……手こずらせやがって!」

切原「驚いたな……疲弊するどころか鋭さが増しているとは」

当麻「けっ、甘く見んなよ!俺様を誰だと思ってやがる!!」

切原「っ!」

切原(さらに鋭さを……避けるだけで済ませるのもそろそろ限界か)

当麻「超高校級の槍使い!当麻隼だぞ!!」

切原「……」

当麻「いつまでも何も持たず反撃もしねえなんて生ぬるい事はやめろや切原!」

切原「……」

当麻「ちっ、黙り込みやがって……」

切原「いいだろう」

当麻「あ?」

切原「当麻、お前の望み通り本気を出してやる。ただし……」

切原「――後悔するなよ」

当麻「……!」

当麻(こ、この野郎、こんな殺気隠してやがったのか!?)

当麻「ちっ、やれるもんなら、やってみろやぁ!!」

切原「……」

天倉「マズいな、クリス!」

クリス「ふん、仕方あるまい。そろそろ止めねば当麻隼が槍を持てなくなりかねん」

若葉「ううっ、気をつけて……」

美踊「……あ、あれ?」

奉田「どうしたの?」

美踊「1人いないような……」

福永「あ、あそこ!」

姫埜「ちょっ、何してるの!?」


当麻「切原ぁぁぁぁぁぁぁ!!」

切原「対象当麻隼……速やかに制圧する」


歌恋「生人お兄さん!」

志賀「隼くん!」







神乃木「隼、いいかげんにしなさい」






当麻「んなっ!?」

切原「っ!」


天倉「切原は止まったけど、当麻が……!」

姫埜「み、美魅ちゃん危な……」


神乃木「はあっ!」

当麻「うおっ!?」


美踊「き、木の棒で隼兄ちゃの槍を弾き飛ばした!?」


神乃木「あなたという人は……!」

当麻「ぐほっ!?」


福永「と、当麻くんのお腹に木の棒が……」


神乃木「手加減されているのにも気付かないで!」

当麻「がっ!?」


奉田「うわ、肘も入って……痛そう」


神乃木「どこまでおめでたいんですか!」

当麻「どわあっ!?」


若葉「足払いまで……」


当麻「ぐっ……うがっ!?」

神乃木「……前にも弱いくせにいきがるなと言いましたよね?」

当麻「み、美魅てめえ……」


狩谷「……んっ?神乃木の嬢ちゃんが当麻の大将を踏みつけてるけどどうかしたのかい?」

音木「起きるの……遅い……」

クリス「ふっ、見事な連撃であったな」

切原「……終わりか」

神乃木「すみません、隼がお手数をおかけして……」

当麻「てめえは俺様の身内か!」

志賀「見事にやられちゃったねぇ、隼くん」

当麻「頬を指でつつくなや!!」

神乃木「うるさいですよ隼」

当麻「お前も足をどけろや!!」

切原「……賑やかだな」

歌恋「生人お兄さん!」

切原「……二ノ宮。すまない、チケットを渡されたというのにこんな時間になってしまった」

歌恋「そんなのどうでもいいです!いくら強いからって危ない事して……」

切原「……すまない」

歌恋「……生人お兄さん、とりあえずコテージに行きましょう!怪我してないか調べますから!」

切原「かすってもいないが……」

歌恋「それでもです!」

当麻「……ちくしょうが」

志賀「悔しいねー」

神乃木「レベルが違うんですから当然です」

当麻「お前らぁ……!」

【ビーチハウス】

王城「やれやれ、何事もなかったみたいだ」

和水「神乃木さんは相変わらずの腕だね……」

王城「あれを修道服のままするんだから恐れ入るな」

ウサミ「よく見えませんでちた……」

王城「それで?合流するか?」

和水「いや、戻ろう。後は何とでもなるからね」

王城「了解、それじゃあコテージに戻るか」

和水「……次は勝つよ」

王城「……負けず嫌いはこれだから困る」

END

【苗木家】

こまる「……」

苗木「こまる」

こまる「……」

苗木「こまる!」

こまる「うわっ!?な、なにお兄ちゃん、ビックリさせないでよ!」

苗木「こまるが人のベッドで漫画読んでゴロゴロしてるからだろ!」

こまる「やっぱり少女漫画はいいよねー。希望ヶ峰はもう少し充実させてもいいのに」

苗木「あのな……」

こまる「硬いこと言わない言わない。別にやましい物があるわけでもないんだし」

苗木「ボクだって男なんだからそんな事……」

こまる「ないない」

苗木「事実だけどなんか腹立つな……」

こまる「それよりさ、お兄ちゃん。せっかく希望ヶ峰から一時帰宅してるわけだしわたしに何か言う事ないの?」

苗木「……別にないよ。そもそもこまるも希望ヶ峰に来てから話はしてるじゃないか」

こまる「わかってないなー……希望ヶ峰だと色々兄妹水入らずで話せない事もあるでしょ?」

苗木「……例えば?」

こまる「浮いた話とか!さやかちゃんとか霧切さんと何かあったりしないの?」

苗木「あ、あるわけないだろ!?」

こまる「えー、つまんない」

苗木「あのな……こまるだって別に浮いた話なんてないだろ?そういう物なんだって」

こまる「えっ?」

苗木「えっ」

こまる「…………ウン、ソウダネ」

苗木「……こまる、ちょっと話そうか」







EXTRACHAPTER【苗木兄妹の家庭裁判】






【苗木家・リビング】

苗木「……それじゃあ何から話そうか」

こまる「お兄ちゃん?なんで椅子を前にわたし達立ってるの?」

苗木「こういう時はこうする物らしいって江ノ島さんが……」

こまる「お兄ちゃん、女の子の知り合い多いよね」

苗木「江ノ島さんには好きな幼なじみいるらしいからこまるが考えてるような事はないよ!」

こまる「そうなんだ」

苗木「というか話を逸らすなよ!こまる、さっきの態度について話をしてもらうからな!」

こまる「わ、わたしにやましい所なんて何もないもん!」



苗木父「……誠とこまるは何をしてるんだ?」

苗木母「兄妹水入らずで話したい事があるみたいだから私達は見守ってましょう?」

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ
【希望ヶ峰学園第79期生】
【変わったこまるの雰囲気】
【少女漫画のチョイス】

苗木「こまる、さっきなんであんな態度を取ったんだよ!」

こまる「わ、わたしは別に変な態度なんて取ってないよ!」

苗木「じゃあこまるにも浮いた話はないんだな?」

こまる「あ、当たり前だよ!」

こまる「わたしは普通だし、すごい才能だってないし……」

こまる「そもそも【きっかけなんてない】もん!」


苗木「それは違うよ!」

【希望ヶ峰学園第79期生】

苗木「いいや、少なくとも出会いはあったはずだ……」

苗木「希望ヶ峰学園第79期生……こまるのクラスメート達との出会いが!」

こまる「ううっ!?」

苗木「こまる、どうなんだ?」

こまる「……確かに出会いはあったけど、それが何だって言うの!」


こまる「それは違うよ!」反論!


こまる「お兄ちゃんは深読みしすぎだよ!」

苗木「ボクが何を深読みしてるって言うんだ!」

こまる「浮いた話はあったよ……」

こまる「だけどそれはわたしの話じゃないんだよ!」

【反論ショーダウン開始!】

・コトノハ
【変わったこまるの雰囲気】

こまる「この前わたしのクラスでカップルが出来たの」

こまる「それがわたしの浮いた話なんだよ!」

苗木「だったら初めからそう言えば良かったはずだ!」

苗木「なんで言葉がカタコトになるくらい動揺したんだよ!」

こまる「ど、動揺なんてしてないもん!」

こまる「信じてよ!【わたしは何も変わってないよ!】」


苗木「その言葉切らせてもらうよ!」

【変わったこまるの雰囲気】

苗木「こまる、最近料理を勉強するようになったよな」

こまる「うっ」

苗木「他にもよく娯楽室でビリヤードの練習してるってセレスさんに聞いたし」

こまる「ううっ」

苗木「他には……」

こまる「もういいよ!」

苗木「……認めるんだな?」

こまる「確かに、わたし自身も少しはそういう話はあるよ」

こまる「だけどそれ以上はもう話さないよ!」

こまる「お兄ちゃんにはわたしの好きな相手が誰かなんてわからないんだからこの話はこれで終わり!」

苗木「……いや、もしかしたらわかるかもしれない」

こまる「えっ!?」

苗木「こまる、これで終わりにするよ!」

【マシンガントークバトル開始!】

こまる「それは違うよ!」

こまる「わかるわけない!」

こまる「もうやめてよぉ……!」

こまる「お兄ちゃんのバカ!」

こまる「壊れろ!」

こまる「わたしは逃げないよ!」

こまる「諦めない!捨てたりしない!絶望なんてしない!」

こまる【お兄ちゃんにわたしの好きな人なんてわからないよ!】

苗木「これで証明するよ!」

【少女漫画のチョイス】

苗木「こまる、今日は何を読んでたんだ?」

こまる「【恋人はマフィア】だよ!」

苗木「その前は?」

こまる「【ファミリーとは違う恋心】だけど……」

苗木「……さらにその前」

こまる「【恋は抗争】かな?」

苗木「……マフィアが相手の少女漫画ばかりじゃないか!」

こまる「あっ!?」

苗木「79期生には【超高校級のマフィア】がいたよな?」

こまる「う、ううう……」

苗木「こまる」

こまる「……ごめんなさい、その人です、つい隠しちゃいました」

苗木「……はあ」

こまる「だ、だけどいい人なんだよ!?」

苗木「……とりあえず」

こまる「と、とりあえず?」

苗木「……真実が嬉しいとは限らないのはよくわかったよ」

【後日】






こまる「ルチアーノさん、今度わたしの家に来てください!」

ルチアーノ「何を言っているんだお前は」






END

質問があります。
村雨君は76期の皆から希望であり恩人だと言われてましたが具体的にどのようなことをしたのですか?

>>682

天倉【村雨早春の影武者として育てられた天倉をまともな人間として扱い、将来的には影武者から解放すると約束した】

若葉【両親と死別した若葉を自分の家にいられるよう親に頼み、親戚が引き取るまで孤独にならないように一緒にいた】

和水【セラピーに失敗してセラピストを辞めようとした和水を立ち直らせた】

王城【人の命を使ってゲームをしようとする王城の計画を阻止し続け、最終的にはゲーム思考を改めさせた】

クリス【王族としての責務と自身の感情の板挟みになっていたクリスの悩みを友達として受け止め続けた】

福永【自分に自信のない福永が自信を持てるように色々考え、付き合い続けた】

音木【いじめの原因だったオッドアイを綺麗な眼と発言、そこを皮切りに音木の痛みを解きほぐした】

二ノ宮姉妹【お互いに未練だったダンスと歌を最後に行える機会を作った】

切原【自分の傭兵としての生き方に悩んでいた切原に今までやってきた事は間違いだったのかと聞き、答えを出す手助けをした】

志賀【家庭のトラウマを抱えていた志賀に和水の力を借りるよう示し、自分も下手ながら家庭の味を作ったりした】

当麻【勝負を行い当麻の負の感情を吐き出させて、神乃木との和解を果たさせた】

神乃木【許されないと当麻から逃げ続けた神乃木を説得して当麻と話をさせた】

狩谷【狩谷自身には何もしていないが、周りをひたむきに助ける村雨を狩谷が気に入った】

奉田【誰かと自分を比較する奉田に比較をするんじゃなくて自分の出来る事をやるという事を教えた】

姫埜【女の子としての生を否定せず、女の子としての姫埜の初めての親友になった】

大まかですがこんな感じです。
若葉がCHAPT.3の回想で【お父さんお母さん】、好感度イベントで【パパママ】呼びなのはこのためです。

こまるスレでも書いた強さと頭の良さ

・強さ
切原>狩谷>クリス=当麻≧神乃木>村雨>福永>奉田>歌恋>姫埜>若葉=和水>美踊>王城>志賀>音木

・頭の良さ
クリス>村雨>王城=和水>神乃木>姫埜>奉田>狩谷>福永>若葉=歌恋=音木>志賀=切原>当麻>美踊

こんな感じです。

【飼育委員と放送委員の日常】

【希望ヶ峰学園】

田中「……」

「……」

田中「……そこにいるのはわかっているぞ」

「……!」

田中「フン、俺様の邪眼を誤魔化せると思ったか【音の民の悪魔使い】!」

音木「さすが……【制圧せし氷の覇王】……」

田中「それで何用だ悪魔使い。よもや悪魔と呼ばれた俺様を使役しようなどと企んではいまいな?」

音木「あなたに用はない……わたしはあなたの魔獣に用がある……」

田中「貴様……我が僕、破壊神暗黒四天王に何をするつもりだ」

音木「わたしが召還する究極の悪魔には……最上位の生贄が必要……」

田中「……貴様、破壊神暗黒四天王を生贄にしようと言うのか!?」

音木「……」

田中「……フハハハハハッ!!」

音木「何が……おかしいの……」

田中「笑いもする、ここまで身の程を知らずにいるのだからな……」

音木「身の程を知らないか……試してみる……?」

田中「面白い……ならばゆけ破壊神暗黒四天王!【音の民の悪魔使い】を蹂躙せよ!!」

音木「わたしが……何の対策もしてないと……?」

田中「むっ!?貴様、それは……!」

音木「太陽の実……あなたの魔獣達の生命の雫……」

田中「まさか破壊神暗黒四天王の贄を用意していたとはな……だがちょうどいい枷というものだ!」

音木「【制圧せし氷の覇王】……勝負……!」

田中「俺様に挑んだ事を地獄で後悔させてやろう!」


【数分後】


音木「モフモフ……」

田中「フハハハハハッ!どうやら破壊神暗黒四天王が一角【侵略する黒龍】チャンPに屈したようだな!」

音木「悔しいけど可愛いのは事実……生贄にするのは諦める……」

田中「可愛いだと……?」

音木「なに……」

田中「……あ、ありがとう」

音木「……どういたしまして」

END







…………それは夢だと俺にはすぐわかる光景。

ただただ俺にとって楽しくて、今となっては辛く悲しい……

取り返しのつかない過去の夢だ。












EXTRACHAPT【彼の後悔】






【希望ヶ峰学園・生徒会室】

村雨「……」

目を開けるとそこに広がっていたのは見慣れた光景だった。

村雨「また、か……」

これは夢だ。

何回も何回も見てきた……俺の……

ガチャッ

1から14までの数字から1つ選んでください。

↓1

12選択

「やあやあ、お疲れ様村雨会長!これ報告書だよ!」

村雨「……ああ、色葉こそお疲れ様」

色葉「いやー、最近生徒会に来なくてごめんね!新しい植物がもうすぐ完成するから張り切っちゃって張り切っちゃって!」


色葉田田田(しきば さんた)
【超高校級の植物学者】


村雨「あまり、無茶はしないようにな」

色葉「いやいや、今こそ頑張り時だよ会長!前のフラワーは人間を襲ってしまうような物だったから……今度こそ僕は自然に優しい植物を完成させるんだ!」

村雨「……」

色葉「おっと、そろそろ経過観察に戻らないと。それじゃあ会長、また明日!」

村雨「ああ、さよなら……色葉」

ガチャッ、バタンッ

村雨「…………」

生徒会役員No.12【色葉田田田】

↓1から14までの数字から12を除いた数字を選んでください

↓1

5選択

ガチャッ

「あれ、会長。なんか疲れてね?」

村雨「……そう思うか?彩賀」

彩賀「そりゃ、俺は生徒会の健康を一手に引き受けてるからな!」


彩賀 療助(さいが りょうすけ)
【超高校級の病理学者】


彩賀「ところでさ、会長。もし体調悪いならこの新薬のモルモ……ゲフン!試してみないか!」

村雨「遠慮しておくよ」

彩賀「ちぇー。マウスでは上手くいってんだけどなぁ……もう少し研究重ねてくしかないか」

村雨「……そうだな」

彩賀「それじゃあ俺は戻るわ。俺配合の栄養ドリンク置いとくから無理だけはすんなよー」

ガチャッ、バタンッ

村雨「……それは」


パァン!!


村雨「こっちの、台詞だ……!」


生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡

1から14までの数字から5、12以外を選んでください

↓1

10選択

「あー……会長、もしかしてお邪魔だった?」

村雨「なんでそう思うんだ?塔和」

塔和「いや、最近兄さん達が同じように黄昏てるからさ……決まって1人になりたいみたいだし」


塔和蔵羅(とうわ くらら)
【超高校級の物理学者】


村雨「何かあったなら聞くぞ?」

塔和「……実は新しく妹が出来て」

村雨「そうなのか?」

塔和「そうそう!モナカって言うんだけどワタシとしては家族になるなら……複雑だけど受け入れたいわけ」

村雨「複雑?」

塔和「うん……出自がちょっと、ワタシに似てるから」

村雨「……」

塔和「だから最近は家と連絡とってないんだよね。空気清浄機も後一押しあれば完成しそうだし」

村雨「……」

塔和「まあ、もう少し悩んでみるよ。軽はずみに結論ってわけにもいかないし」

村雨「……そうか」

塔和「バイバーイ会長!」

ガチャッ、バタンッ

村雨「塔和、お前は結局どんな結論を出したんだ……?」

生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会殺し合いの最初の犠牲者
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡

1から14までの数字からを選んでください

除外【5、10、12】

↓1

7選択

「会長!」

村雨「……どうした?祭山」

祭山「どうしたじゃないって!学園祭の準備にかかる人手が足りないんだよ!」

祭山盛夏(まつりやま せいか)
【超高校級の学園祭実行委員】

村雨「……あれでまだ足りないのか?」

祭山「お祭だよ!?ド派手に行くんならもっと必要に決まってんじゃんか!」

村雨「……大部分を任せているとはいえ、節度を持ってやってほしい」

祭山「なんで!?」

村雨「……祭山」

祭山「うー、うー、わかったよ!その代わり会長にも手伝ってもらうからね!」

村雨「……ああ」

祭山「よぉぉぉぉし!!そうと決まれば祭だ、祭ー!」

村雨「……本当に手伝いたかったよ祭山」


生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.7【祭山盛夏】教室で椅子で殴られ撲殺
生徒会役員No.10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会殺し合いの最初の犠牲者
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡

1から14までの数字からを選んでください

除外【5、7、10、12】

↓1

2選択

「お疲れー」

村雨「金丸……」

金丸「なんでい会長、お化け見たような顔してからに」


金丸銀次郎(かねまる ぎんじろう)
【超高校級の会計】


村雨「……いや、そんな事はないさ」

金丸「んー?そんならいいんでい。ところで会長、金の流れが掴めたぜい」

村雨「……研究費がやっぱりかかってるな」

金丸「そんために色々やらかしてるみたいだぜい?」

村雨「……わかった」

金丸「動くならいつでも手伝うぜい会長。生徒会は一蓮沢庵ってやつでい」

村雨「一蓮托生、か?」

金丸「ああ、ああ、そんな感じでい。とにかく1人で抱えて動いたら罰金でい……わかったな会長」

ガチャッ、バタンッ

村雨「……ああ、わかってた」

村雨「わかってたはずなのに……」


生徒会役員No.2【金丸銀次郎】秘密の写真を1人で抱えたため惨殺される
生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.7【祭山盛夏】教室で壁に叩きつけられ死亡
生徒会役員No.10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会殺し合いの最初の犠牲者
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡

1から14までの数字からを選んでください

除外【2、5、7、10、12】

↓1

本日はここまで。

このスレの村雨君は意識を失っている間こうした生徒会役員達との夢を見ては後悔をしていた設定です。

それでは。

13選択

「どうしたよ会長」

村雨「……!」

「……本当にどうした?」

村雨「斑井……いや、なんでもないんだ」

斑井「警護対象がそんな態度取って気にするなって方が無理だと思うがな」

斑井一式(まだらい いっしき)
【超高校級のボディーガード】

斑井「……」

村雨「どうした?」

斑井「……いや、お前は間違いなく村雨早春だな」

村雨「何を当たり前な事を……」

斑井「前にお前の影武者が盛大に三式から八式をひっかけてくれたからな」

村雨「……すまない。タカには俺から言っておく」

斑井「別に構いやしない。今目の前にいるのが影武者だろうと全力で警護するのが俺達兄弟だ」

村雨「……」

斑井「希望ヶ峰学園生徒会を守るのが今の俺達の存在意義だからな……外を見張ってくる」

ガチャッ、バタンッ

村雨「……斑井」

村雨「もう、生徒会はお前達しかいないんだ」

村雨「……生きてくれ」

生徒会役員No.2【金丸銀次郎】秘密の写真を1人で抱えたため惨殺される
生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.7【祭山盛夏】教室で椅子で殴られ撲殺
生徒会役員No.10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会コロシアイの最初の犠牲者
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡
生徒会役員No.13【斑井一式】生徒会コロシアイは不参加で生存するが……

1から14までの数字からを選んでください

除外【2、5、7、10、12、13】

↓1

3選択

「会長会長会長ー!」

村雨「……とりあえず落ち着いてくれ浅井」

浅井「は、はい!不肖浅井文!反省という字を100回ノートに記入しまーす!」


浅井文(あざい あや)
【超高校級の書記】


村雨「それで、何があったんだ」

浅井「いえ、その、クララちゃんが悩んでるみたいだったので……」

村雨「……そうか、また地雷を踏み抜いたんだな」

浅井「あうう、クララちゃんに嫌われたら私……」

村雨「塔和が浅井を嫌いになるなんてないと思うけどな」

浅井「そ、そうですか?」

村雨「2人は仲がいいからな。話せばきっとわかってくれるさ」

浅井「……そ、そうですよね!だってクララちゃんと私は親友ですから!」

村雨「……ああ」

浅井「わかりました!不肖浅井文!クララちゃんとお話してきます!」

ガチャッ、バタンッ!

村雨「……」

村雨「……2人は本当に仲が良かったな」

村雨「…………」

生徒会役員No.2【金丸銀次郎】秘密の写真を1人で抱えたため惨殺される
生徒会役員No.3【浅井文】塔和蔵羅を刺殺後発狂。部屋で手首を切る。
生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.7【祭山盛夏】教室で椅子で殴られ撲殺
生徒会役員No.10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会殺し合いの最初の犠牲者
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡
生徒会役員No.13【斑井一式】生徒会殺し合いは生存するが……

1から14までの数字からを選んでください

除外【2、3、5、7、10、12、13】

↓1

8選択

「おやおや、お疲れですか?だったらインタビューにお答えを!」

村雨「……なんでそうなる記虎」

記虎「弱ってる時はペラペラ喋りますからね、にっしっし」


記虎真実(きとら まみ)
【超高校級の記者】


村雨「俺には話すほど面白い事なんてないぞ」

記虎「またまたご謙遜。希望ヶ峰学園生徒会会長村雨早春!そのプライベートとなれば喉から手が出るほど欲しい人間もいるってもんですよ!」

村雨「いるとしたら物好きだな」

記虎「それに生徒会広報のウチといたしましては、もっと生徒の皆様方には会長に親近感を抱いてほしいわけでして」

村雨「……」

記虎「にっしっし、いずれ会長の伝記を発表して会長の魅力を広めてみせますのでその時はお楽しみに!ではウチはスクープ探してまいります!」

ガチャッ、バタンッ

村雨「記虎、俺はそこまで言われるような人間じゃないよ……」

生徒会役員No.2【金丸銀次郎】秘密の写真を1人で抱えたため惨殺される
生徒会役員No.3【浅井文】塔和蔵羅を刺殺後発狂。部屋で手首を切る。
生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.7【祭山盛夏】教室で椅子で殴られ撲殺
生徒会役員No.8【記虎真実】写真の撮影者と疑われトラッシュルームに監禁。空調破損により窒息死。
生徒会役員No.10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会殺し合いの最初の犠牲者
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡
生徒会役員No.13【斑井一式】生徒会殺し合いは生存するが……

1から14までの数字からを選んでください

除外【2、3、5、7、8、10、12、13】

↓1

4選択

「……会長。書類の整理終了」

村雨「雑田か。悪いな、書類整理をまかせてしまって」

雑田「それが俺の仕事」


雑田縁(ざつだ ゆかり)
【超高校級の庶務】


雑田「会長、これを」

村雨「……んっ、コーヒーか」

雑田「今回は上手く出来た」

村雨「それは楽しみだ。雑田の入れるコーヒーは美味しいからな」

雑田「それも俺の仕事。雑務をこなし生徒会を支える有意義な」

村雨「……いつも助かっているよ」

雑田「……光栄。雑務があればいつでも呼び出しを」

ガチャッ、バタンッ

村雨「……本当に、支えられてたな」

生徒会役員No.2【金丸銀次郎】秘密の写真を1人で抱えたため惨殺される
生徒会役員No.3【浅井文】塔和蔵羅を刺殺後発狂。部屋で手首を切る。
生徒会役員No.4【雑田縁】教室で刺殺。
生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.7【祭山盛夏】教室で椅子で殴られ撲殺
生徒会役員No.8【記虎真実】写真の撮影者と疑われトラッシュルームに監禁。空調破損により窒息死。
生徒会役員No.10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会殺し合いの最初の犠牲者
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡
生徒会役員No.13【斑井一式】生徒会殺し合いは生存するが……

1から14までの数字からを選んでください

除外【2、3、4、5、7、8、10、12、13】

↓1

11選択

「ただいま、村雨会長」

村雨「田宮、帰ってきていたのか」

田宮「まあね、山奥の秘境調査はなかなか有意義だったよ」


田宮桂馬(たみや けいま)
【超高校級の民俗学者】


田宮「はいこれ、お土産」

村雨「木彫りの……なんだこれは」

田宮「とある地方の神様だよ。いやはや、さすが八百万の神がいる国だ」

村雨「この個性的な造形の代物がか……」

田宮「なんでもその村では代々巫女の家系がいるらしくて……その巫女の夢にそれが出てきたらしい」

村雨「……悪夢になりそうな気もするぞ」

田宮「あはは、村雨会長も言うねぇ。さてと、部屋に戻って仮眠でもするかな……ふぁぁ」

村雨「寝に帰ってくるのは感心しないぞ」

田宮「ごめんごめん、しばらくはいるから許してくれよ……ああ、眠い……」

ガチャッ、バタンッ

村雨「なんでお前が帰ってきたあのタイミングで……」

生徒会役員No.2【金丸銀次郎】秘密の写真を1人で抱えたため惨殺される
生徒会役員No.3【浅井文】塔和蔵羅を刺殺後発狂。部屋で手首を切る。
生徒会役員No.4【雑田縁】教室で刺殺。
生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.7【祭山盛夏】教室で椅子で殴られ撲殺
生徒会役員No.8【記虎真実】写真の撮影者と疑われトラッシュルームに監禁。空調破損により窒息死。
生徒会役員No.10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会殺し合いの最初の犠牲者
生徒会役員No.11【田宮桂馬】生物室の薬品に引火し焼死
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡
生徒会役員No.13【斑井一式】生徒会殺し合いは生存するが……

1から14までの数字からを選んでください

除外【2、3、4、5、7、8、10、11、12、13】

↓1

本日はここまで。

この話で登場する原作にも出ている村雨、斑井、色葉以外のキャラクターは、以前希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件で話を書こうと思っていたため、一応考えていた生徒会役員達です。

それでは。

6選択

「会長、書類を持ってきました」

村雨「ああ、ありがとう二地屋」

二地屋「いえ、業務ですから」


二地屋 まなび(にちや )
【超高校級の学級委員長】


村雨「相変わらず真面目だな」

二地屋「いい事ばかりでもありませんよ。私は会長のように臨機応変な対応は出来ませんから」

村雨「だとしても俺が見習う所も多いよ。ただ二地屋は自分で抱え込みやすいから、もう少し頼ってくれたら嬉しい」

二地屋「クスッ、会長らしいですね」

村雨「……そうかな」

二地屋「はい。やはりあなたは超高校級の生徒会長に相応しい人です」

村雨「……」

二地屋「それでは、業務がありますので失礼しますね」

ガチャッ、バタンッ

村雨「……俺は、気付けなかった」

村雨「二地屋が苦しんでいた事、俺は……」

生徒会役員No.2【金丸銀次郎】秘密の写真を1人で抱えたため惨殺される
生徒会役員No.3【浅井文】塔和蔵羅を刺殺後発狂。部屋で手首を切る。
生徒会役員No.4【雑田縁】教室で刺殺。
生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.6【二地屋まなび】洗脳により生徒会役員を殺害後、倉庫で荷物に潰され圧死
生徒会役員No.7【祭山盛夏】教室で椅子で殴られ撲殺
生徒会役員No.8【記虎真実】写真の撮影者と疑われトラッシュルームに監禁。空調破損により窒息死。
生徒会役員No.10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会殺し合いの最初の犠牲者
生徒会役員No.11【田宮桂馬】生物室の薬品に引火し焼死
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡
生徒会役員No.13【斑井一式】生徒会殺し合いは生存するが……

1から14までの数字からを選んでください

除外【2、3、4、5、6、7、8、10、11、12、13】

↓1

9選択

「いよーっす、村雨」

村雨「千里か」

千里「いやー、悪いな!なかなか来れなくてさ」


千里 零(せんり れい)
【超高校級の防犯診断士】


村雨「忙しいみたいだな」

千里「まあな!アタシの役目は優秀な連中が危険な目に合わないかしっかり防犯を整える事だから責任重大だしさ」

村雨「だからといってマシンガンを申請するのはやりすぎだ」

千里「外からの脅威から身を守るにはこれぐらい普通だろー。本当はもっと防犯カメラとかシェルター化とかしたいの我慢してるんだぜ?」

村雨「要塞にでもする気か」

千里「守るのに必要ならな」

村雨「全く……」

千里「おっ、そろそろ入り口の防犯カメラを見に行かないとな。じゃあな、村雨!」

ガチャッ、バタンッ

村雨「……どちらが正しかったんだろうな」

村雨「中からの脅威に対抗するには……」

生徒会役員No.2【金丸銀次郎】秘密の写真を1人で抱えたため惨殺される
生徒会役員No.3【浅井文】塔和蔵羅を刺殺後発狂。部屋で手首を切る。
生徒会役員No.4【雑田縁】教室で刺殺。
生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.6【二地屋まなび】洗脳により生徒会役員を殺害後、倉庫で荷物に潰され圧死
生徒会役員No.7【祭山盛夏】教室で椅子で殴られ撲殺
生徒会役員No.8【記虎真実】写真の撮影者と疑われトラッシュルームに監禁。空調破損により窒息死。
生徒会役員No.9【千里零】玄関ホールにて射殺
生徒会役員No.10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会殺し合いの最初の犠牲者
生徒会役員No.11【田宮桂馬】生物室の薬品に引火し焼死
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡
生徒会役員No.13【斑井一式】生徒会殺し合いは生存するが……

1から14までの数字からを選んでください

除外【2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13】

残り【1、14】

↓1

14選択

「どうやらきちんと仕事をしているようですね村雨会長」

村雨「……もちろん生徒会としての仕事は全うするさ風見鶏」

風見鶏「えぇ、それはいい事です。あなた方が問題なく生徒会業務を行っていれば僕の手が煩わされる事もない」


風見鶏 真弥(かざみどり しんや)
【超高校級の監査委員】


村雨「……」

風見鶏「僕は評議委員会の方々からあなた方の監査を任命されました。ですから余計な事は考えないように」

村雨「余計な事?」

風見鶏「希望ヶ峰学園を探っている事に僕が気付かないとでも?」

村雨「……何の事かわからないな」

風見鶏「予備学科、いや、僕達は希望ヶ峰学園に異論など挟まなくていいんですよ。希望ヶ峰学園が産み出す利益に比べれば些細な事なのですから」

村雨「……本気で言っているのか?」

風見鶏「もちろん。所詮は僕も含め生徒は希望ヶ峰学園の物なんですから……忠告はしましたよ」

ガチャッ、バタンッ

村雨「……風見鶏」

村雨「だったら、なんであの時……」

生徒会役員No.2【金丸銀次郎】秘密の写真を1人で抱えたため惨殺される
生徒会役員No.3【浅井文】塔和蔵羅を刺殺後発狂。部屋で手首を切る。
生徒会役員No.4【雑田縁】教室で刺殺。
生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.6【二地屋まなび】洗脳により生徒会役員を殺害後、倉庫で荷物に潰され圧死
生徒会役員No.7【祭山盛夏】教室で椅子で殴られ撲殺
生徒会役員No.8【記虎真実】写真の撮影者と疑われトラッシュルームに監禁。空調破損により窒息死。
生徒会役員No.9【千里零】玄関ホールにて射殺
生徒会役員No10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会殺し合いの最初の犠牲者
生徒会役員No.11【田宮桂馬】生物室の薬品に引火し焼死
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡
生徒会役員No.13【斑井一式】生徒会殺し合いは生存するが……
生徒会役員No.14【風見鶏真弥】村雨を庇い、カムクライズルに殺害される

コンコン、コンコン

村雨「……どうぞ」

ガチャッ

「あらら、早春さん。悩ましげな顔をして」

村雨「……天笠副会長」

天笠「まあ、ひどい。私の事はカレハと愛しげにお呼びくださいと申し上げていますのに」


天笠 枯葉(あまがさ かれは)
【超高校級の参謀】


天笠「それで何をお悩みですか?ここの生徒は破天荒ですから、悩ましい事もおありでしょうけど……」

村雨「自分も含めてか?天笠副会長」

天笠「私は【超高校級の参謀】として目立たない存在なので除外ですね」

村雨「……いい性格だ」

天笠「お褒めに預かり光栄です」

村雨「褒めてはいない」

天笠「あらら、勘違いさせるなんてひどい人……それで本当にどうしましたか?」

村雨「1つ聞きたい……天笠には後悔している事はあるか?」

天笠「……なるほど、何かを後悔してらっしゃるんですね早春さんは」

村雨「……そうかも、しれないな」

天笠「早春さん、私は生徒会副会長です」

村雨「……?」

天笠「あなたが望むなら、あなたを支えられるなら何でもします。それだけは覚えておいてくださいね……失礼します」

ガチャッ、バタンッ

村雨「……望んでない」

村雨「あんなの、俺は望んでなかったんだよ枯葉……!」

生徒会役員No.1【天笠枯葉】村雨を気絶させた後、カムクライズルに挑み返り討ちに
生徒会役員No.2【金丸銀次郎】秘密の写真を1人で抱えたため惨殺される
生徒会役員No.3【浅井文】塔和蔵羅を刺殺後発狂。部屋で手首を切る。
生徒会役員No.4【雑田縁】教室で刺殺。
生徒会役員No.5【彩賀療助】水絶ち後水供給のため拳銃自殺
生徒会役員No.6【二地屋まなび】洗脳により生徒会役員を殺害後、倉庫で荷物に潰され圧死
生徒会役員No.7【祭山盛夏】教室で椅子で殴られ撲殺
生徒会役員No.8【記虎真実】写真の撮影者と疑われトラッシュルームに監禁。空調破損により窒息死。
生徒会役員No.9【千里零】玄関ホールにて射殺
生徒会役員No10【塔和蔵羅】物理室で刺殺・生徒会殺し合いの最初の犠牲者
生徒会役員No.11【田宮桂馬】生物室の薬品に引火し焼死
生徒会役員No.12【色葉田田田】逃げ回った先のモノクマフラワーに喰われ死亡
生徒会役員No.13【斑井一式】生徒会殺し合いは生存するが……
生徒会役員No.14【風見鶏真弥】村雨を庇い、カムクライズルに殺害される







俺は何も出来なかった。

あの絶望に呑まれないようにするのに精一杯で……

みんなが死んでいくのを止められなかった。

生徒会役員のみんな……

ごめん……






【???】

村雨「……」

和水「心拍数が乱れているね……やはり、このままプログラムを行うのは危険だ」

王城「だったらやるしかないな……」

和水「ならば予定通りに……みんなもいいね?」


…………


クリス「それでは行くとしようか」

福永「む、村雨くんを助けに行くんだね……」

音木「必ず……わたし達が……」

美踊「助けるんだ、絶対!」

切原「……この任務、失敗は許されない」

志賀「今度は萌衣達が頑張らないとねぇ」

神乃木「はい、今こそ恩を返さなければいけません」

狩谷「大将との記憶は一時的に消えるみたいだけど……まっ、なんとかするしかないねぇ」

奉田「アタシ達とあいつなら、きっとまた仲良くなれるわよ」

歌恋「やっと、この時が来たんですね」

当麻「待ちわびたぜ、ったくよ……」

姫埜「早春君、待っててね……」

王城「監視者としてこのプログラムがスムーズにいくよう動かないとな……」

和水「……ハル、タカが繋いだ命を無駄にはさせないよ」

若葉「…………ハル君」


村雨「……」


若葉「絶対、一緒に帰ろうね。私いっぱいいっぱい頑張る、から……」

和水「……始めようか、新世界プログラムを」







SEARCH……

被験者:村雨早春

キオクヲサルベージ、テンソウシマシタ


PROGRAM……DOWNLOAD……

新世界プログラムを起動開始……


ステージ:ジャバウォック諸島


PROGRAM START












――ウプププププププププププ……












EXTRACHAPT【彼の後悔】END






生徒会メンバーの性別・容姿の詳細をお願いします。

>>743

・男子

【村雨早春】超高校級の生徒会長

・上下ブレザーと見えないよう首からネックレスをしている事以外は本編と同じ。

【金丸銀次郎】超高校級の会計

・身長…176cm
・胸囲…80cm
・髪…坊主頭に黄色のキャップ
・容姿…白いシャツの上に黄色のスーツ、赤のネクタイ、黄色のズボン
・その他…右の人差し指に金、左の人差し指に銀の指輪。目の色は黒で肌の色は肌色

【雑田縁】超高校級の庶務
・身長…195cm
・胸囲…77cm
・髪…前髪だけ長めの茶髪。
・容姿…希望ヶ峰学園の制服。前髪で左目を隠している。
・その他…肌の色は肌色で目の色は泡褐色

【彩賀療助】超高校級の病理学者

・身長…179cm
・胸囲…78cm
・髪…肩まで伸びた黒髪を右の前髪部分だけ白に染めている。
・容姿…赤いベストの上から白衣にグレーのズボン。青い手術用手袋。
・その他…肌の色は肌色で目の色は黒。


【田宮桂馬】超高校級の民俗学者

・身長…183cm
・胸囲…85cm
・髪…肩までのボサボサの金髪を頭頂部だけ黒に染めている。
・容姿…ブルーのジャケットとダメージジーンズ。大きいリュックを背負っている。
・その他…肌色は白めで目の色は赤。


【色葉田田田】超高校の植物学者
・原作通り

【斑井一式】超高校級のボディーガード
・原作通り

【風見鶏真弥】超高校級の監査委員

・身長…179cm
・胸囲…80cm
・髪…黒い中分けの短髪。
・容姿…上下白のスーツに真っ黒なネクタイ。右腕に監査と書かれた赤い腕章。
・その他…肌は肌色で目は紫色。黒いフレームの眼鏡を着けている。

生徒会コロシアイのチャプターごとのクロと、できればチャプター名お願いします

>>743

・女子

【天笠枯葉】超高校級の参謀

・身長…168cm
・スリーサイズ…B82-W58-H83
・髪…腰までのストレートな黒髪。右側の肩辺りに玉型の髪留めが3つ並んで着いている。
・容姿…希望ヶ峰学園のブレザー。
・その他…肌は肌色で目は金色。


【浅井文】超高校級の書記
・身長…155cm
・スリーサイズ…B86-W58-H81
・髪…肩までの茶髪の姫カット。
・容姿…希望ヶ峰学園のブレザー。胸ポケットに筆記用具の入った袋。
・その他…肌は肌色で目は黒。常に書記ノートなる物を持ち歩いている。

【二地屋まなび】超高校級の学級委員長
・身長…164cm
・スリーサイズ…B83-W57-H86
・髪…セミロングの黒髪を後ろでまとめたアップスタイル。
・容姿…希望ヶ峰学園のブレザーをしっかり着込んでいる。
・その他…肌は肌色で目は赤。銀縁フレームの眼鏡を着けている。

【祭山盛夏】超高校級の学園祭実行委員
・身長…167cm
・スリーサイズ…B78-W56-H82
・髪…ショートの金髪にねじりはちまきを巻いている。
・容姿…白いシャツに祭と背中に書かれた半被。黒い短パン。
・その他…肌は白めで目の色は泡褐色。

【記虎真実】超高校級の記者
・身長…159cm
・スリーサイズ…B88-W57-H85
・髪…茶髪の外はねセミロング。
・容姿…希望ヶ峰学園のブレザーを前を開けた状態で着ている。左腕には広報と書かれた黄色い腕章。
・その他…肌の色は肌色で目の色は茶色。デジタルカメラやボイスレコーダーの入ったケースを首から下げている。

【千里零】超高校級の防犯診断士
・身長…175cm
・スリーサイズ…B90-W60-H88
・髪…茶髪のセミショートに青い警備帽。
・容姿…青の警備服に赤いスカート。
・その他…肌は肌色で目は黄色。腰から防犯グッズを下げている。

【塔和蔵羅】超高校級の物理学者
・身長…160cm
・スリーサイズ…B76-W54-H80
・髪…黄緑色のセミロングのぱっつん。
・容姿…希望ヶ峰学園のブレザーの上から白衣。
・その他…肌は白く目の色は緑。左目に片眼鏡を着けている。

こんな感じです。

>>745
学級裁判がないのでクロ処刑はありませんが……

CHAPTER01【絶望のはじめかた】

被害者…塔和蔵羅
クロ…浅井文

CHAPTER02【冷たい希望達】

自殺者…浅井文

被害者…金丸銀次郎
クロ…村雨など少数を除いた複数

被害者…記虎真実

CHAPTER03【僕達は手を振りかざしてしまった】

被害者…色葉田田田

被害者・クロ…祭山盛夏
被害者…雑田縁

クロ…二地屋まなび(後に事故死)

CHAPTER04【ウェルカム・トゥ・ディストピア】

自殺者…彩賀療助

CHAPTER05【死人の教室】
ルール違反による死亡…千里零

被害者…田宮桂馬
クロ…カムクライズル

CHAPTER06【ロンリー・ホープ】

被害者…風見鶏真弥
被害者…天笠枯葉

クロ…カムクライズル

・生き残り
村雨早春
カムクライズル

こんな感じです。

>>1が考えた生徒会メンバーの名前の由来を教えてください

>>753-754

【天笠 枯葉】
・名前…天笠→雨傘=村雨、枯葉→枯れ葉=若葉との対比
・好きなもの…村雨早春、青空
・嫌いなもの…ネバネバした物

【金丸 銀次郎】
・名前…金と銀、丸はコインのイメージ
・好きなもの…お金
・嫌いなもの…時間を無駄にする節約

【浅井 文】
・名前…名字は浅井(あざい)→字(あざ)、名前は文(ぶん)の読みを変えた物
・好きなもの…手紙、塔和蔵羅
・嫌いなもの…電子書籍

【雑田 縁】
・名前…名字は雑用、名前は縁の下の力持ちから
・好きなもの…誰かの役に立つ事
・嫌いなもの…目立つ事

【彩賀 療助】
・名前…名字は由来なし、名前は医療と助けるから
・好きなもの…試行錯誤
・嫌いなもの…完璧

【二地屋 まなび】
・名前…日夜学びから
・好きなもの…努力、勉強
・嫌いなもの…怠惰、サボリ

【祭山 盛夏】
・名前…祭、盛り上げる、夏祭りから
・好きなもの…賑やかな場所
・嫌いなもの…静かな空間

【記虎 真実】
・名前…記者、真実(しんじつ)から
・好きなもの…思い出
・嫌いなもの…忘れる事

【千里 零】
・名前…由来なし
・好きなもの…安全、防犯グッズ
・嫌いなもの…危険、冤罪

【塔和 蔵羅】
・名前…物理学者なので空気清浄機を開発した塔和グループの血縁に、名前は塔和灰慈(ハイジ)の身内設定なのでクララに
・好きなもの…家族団らん、浅井文
・嫌いなもの…暴力、罵倒

【田宮 桂馬】
・名前…由来なし
・好きなもの…自由、旅
・嫌いなもの…束縛

【風見鶏 真弥】
・名前…名字は生徒会メンバーだけど評議委員側のため風見鶏、名前は真実から半分だけ取ったのと、生徒会メンバーとは距離があるため遠いの意味を含む弥
・好きなもの…秩序
・嫌いなもの…違反、ルールを乱す全て

こんな感じです。

ありがとうございます
生徒会の中で天ヶ瀬さんのお気に入りになりそうな人は誰でしょうか。

>>757
【男子】
村雨、雑田、風見鶏

【女子】
浅井、二地屋、祭山、記虎、塔和

こんな感じです。

これで最後の質問にします
生徒会メンバーのなかでこのスレとこまるスレ
そして1と2のキャラとの相性を教えてください

>>759

【相性がいい】

・こまるスレ
こまると斑井以外
根駒と雑田
揮央と風見鶏
下村と記虎
花巻と塔和
りんと色葉
細河と浅井
鉢笛と祭山
岩淵と千里
神導寺と田宮
本居と浅井
高坂と塔和

・天倉スレ
若葉と浅井
和水と彩賀
王城と田宮
福永と雑田
奉田と祭山
神乃木と二地屋
切原と斑井
歌恋と塔和
美踊と記虎
狩谷と金丸、彩賀
姫埜と浅井
クリスと天笠

・1
苗木と斑井以外
霧切と千里
舞園と記虎
朝日奈と祭山
石丸と二地屋
不二咲と浅井
セレスと金丸
大神と斑井

・2
七海と浅井
狛枝と風見鶏
左右田と彩賀
ソニアと塔和
小泉と二地屋
罪木と彩賀
弐大と千里
辺古山と斑井

>>759

【相性が悪い】

・こまるスレ
こまると斑井
根駒と記虎
揮央と斑井
岩淵と雑田
鉢笛と彩賀
天ヶ瀬と天笠
高坂と斑井

・天倉スレ
若葉と天笠
和水と風見鶏
王城と二地屋
当麻と金丸
神乃木と千里

・1
苗木と斑井
霧切と風見鶏
石丸と記虎
江ノ島、戦刃と全員
セレスと二地屋
十神と天笠、彩賀
大和田と塔和

・2
日向と全員
狛枝と天笠、風見鶏
花村、終里、田中と二地屋
西園寺と浅井
十神と千里、風見鶏
九頭龍と塔和

こんな感じです。

【地獄の沙汰に金はいらず】

【超高校級の会計金丸銀次郎処刑執行】

金丸クンが部屋の中に立っています。
広めの部屋には何もなく、金丸クンはただ目を閉じて立っています。

チャリン……

静かだった部屋に響いた音に金丸クンが目を開けると目の前にコインが落ちています。
金丸クンがそれを拾い上げると……

チャリン……

また金丸クンの目の前にコインが……どうやら天井の隙間からコインが入ってきているようです。
金丸クンは好きなお金がどんどん目の前に落ちてくる事に複雑な表情を浮かべますが、そんな事お構いなしにコインは天井から降ってきます。

チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン

コインは勢いを増し、金丸クンの膝、腰、胸までの高さまでを埋め、飲み込んでいきます。

チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン

流れ込むコインは金丸クンの口にまで入り、そして…………

チャリン!

モノクマが最後のコインを入れて満杯になった自分の顔をかたどった貯金箱を満足そうに持ち上げます。
その時、手を滑らせてモノクマが貯金箱を割ってしまいました。

散らばったコインの何枚かに赤い染みがついている事に……途方に暮れているモノクマは気付く事はありませんでした。

【書き記すクロの末路】

【超高校級の書記浅井文処刑執行】

椅子に縛られている浅井さんの目の前でモノクマが紐を引くと浅井さんの足下の床が開き、浅井さんは下に落ちていきます。

浅井さんが落ちる先にあるのは燃え盛る焼却炉。
浅井さんは椅子が引っかかってまだ落ちてはいませんが、動けば間違いなく落ちてしまいます。
自分がどうなるか、炎が激しく燃えている様子を見せられ想像したのか浅井さんの目から涙がポロポロと零れていきます。

その時、上からノートがどんどん落ちて焼却炉に飲み込まれていきました。
そのノートを見た浅井さんの目が見開かれます……なぜならそれは今まで自分が書き記してきたノート、浅井さんの人生とも言える物だったのですから。

浅井さんが上を見上げると、そこにあったのはモノクマが浅井さんのノートを焼却炉に投げ込む光景。

そして自分の顔に被さる【クロは処刑】と書かれた紙……

紙が被さって思わず身体を動かしてしまった浅井さんは……自分の全てと言えるノートと一緒に炎の海へ消えていったのでした。

【燃えよ雑用魂!】

【超高校級の庶務雑田縁処刑執行】

雑田クンが身体に固定された大きな荷物を背負って歩いています。
そこに現れたモノクマが雑田クンの荷物の中に忍び込んでいきました。

重量が増えた荷物に雑田クンの歩みが少し鈍くなりますが雑田クンはそのまま歩いていきます。

するとそこに2匹目のモノクマが現れ、雑田クンの荷物の中に忍び込みます。

さらに重量が増えた荷物に雑田クンの歩みがまた鈍くなりました。

その後もモノクマが現れては雑田クンの荷物の中に忍び込み、雑田クンの荷物の重さはどんどん増していきます。

そしてとうとう雑田クンは歩みを止めて、膝をついてしまいました。

しかしモノクマはまだまだ雑田クンの荷物に忍び込み、荷物の重さを増していきます。

倒れ伏した雑田クンの荷物に忍び込めないモノクマが飛び乗り、雑田クンの身体中にどんどんモノクマが集まり……

ボキッ!!

最終的に身体中にモノクマに群がられた雑田クンがいた辺りから鈍い音がします。

縁の下の力持ちでもやっぱり限界はあったようですね!

今日はここまで。

元々は考えてませんでしたが、浮かびそうなので生徒会メンバーのオシオキを書いていきたいと思います。

近々こまるスレも再開します。

それでは。

【薬は用法用量を守って正しく!】

【超高校級の病理学者彩賀療助処刑執行】

彩賀クンが狭く暗い場所に閉じ込められています。

彩賀クンは脱出しようとしていますが、満足に手も動かせない状況ではそれもままなりません。

その時、周りが明るくなるのと同時に彩賀クンの目の前に巨大なモノクマが現れました。

彩賀クンがいたのは、透明なカプセル。
それが大量に詰まったビン……巨大な薬ビンだったのです。

モノクマがビンからカプセルをいくつか取り出すと口の中に放り込みます。
ムシャムシャとカプセルを噛み砕くその光景に、彩賀クンは自分の処刑方法を察したのか顔を青ざめさせました。

モノクマがまたカプセルを鷲掴みにして噛み砕きます。
周りのカプセルが減る度に彩賀クンの身体は震え、顔もますます青白くなり……
そしてとうとう彩賀クンの入ったカプセルをモノクマが手に取りました。

彩賀クンは観念したかのように目を固く閉じます。

そして……

ボチャン!!

彩賀クンが目を開けると、そこは暗い大量の水がある空間。
どうやら彩賀クンは噛み砕かれずに済んだようです。

ホッと胸をなで下ろす彩賀クンはまだ気がつきません。
胃液に見立てた硫酸で、自分の入っていたカプセルが溶け始めている事に……


モノクマがお腹を撫でています。
どうやら特別製の薬が効いたみたいですね。

健康が一番だと思いながら、モノクマは布団に入るのでした……

【落第確定】

【超高校級の学級委員長二地屋まなび処刑執行】

二地屋さんがテストを受けています。

周りにいるモノクマ達はうんうん唸っている中二地屋さんはスラスラと問題を解いていきます。

そして見事二地屋さんはたった1つを除いて100点満点を取りました。

しかし教壇のモノクマは二地屋さんに落第を宣告します。

なぜなら二地屋さんが唯一100点を逃した科目を含めてモノクマ達は全教科100点満点。
二地屋さんが合計点では最下位だったのですから。

落第が確定した二地屋さんの真下の床が開き、二地屋さんは奈落の底へと真っ逆さま!

何かが潰れた音と共に終了のチャイムが鳴り響いたのでした……

【祭りの後は静かに沈む】

【超高校級の学園祭実行委員祭山盛夏処刑執行】

モノクマ達が神輿を担いで町を練り歩いていました。
その神輿には祭山さんが縛られています。

モノクマが神輿を揺らす度に祭山さんの身体もガクガクと揺れ動きました。

それを知ってか知らずかモノクマ達の動きはどんどん激しくなります。
飾りがボロボロ取れ、祭山さんが目を回してもお構いなしに神輿は揺らされて……


いつしか神輿に祭山さんの姿はありませんでした。

神輿の遥か後方で落ち、下に落ちていた神輿の飾りが身体中に突き刺さっていたのです。

血を流しながら助けを求める祭山さんでしたが、盛り上がっているモノクマが気付く事はなく。

祭山さんは静かに血を流しながら、ゆっくりと……暗い闇に引きずり込まれていったのでした。

狛枝と風見鶏が相性良くもあるし悪くもあるってのはどんな感じなの?

あと葉隠と金丸って金に目がないあたり相性良さそうとか思ったけど違う感じなのかな?

>>771
狛枝と風見鶏は予備学科への見解などは一致してますが、お互いに譲れない一線に関しては完全に分かり合えない関係です。
金丸は借金という返済しなければならないお金を作る行為が大嫌いなので葉隠とは相性がよろしくありません。

若葉と天笠と村雨の三角関係を少し見てみたいです

【大スクープ!超高校級のスキャンダル!】

【超高校級の記者記虎真実処刑執行】

記虎さんが席についている所にモノクマが新聞を持ってきます。
記虎さんが無理やり読まされたそこには……

【モノクマ新聞!朝刊の一面は超高校級の記者記虎真実への1日密着取材!】

書かれていたのは記虎さんが1日何をして過ごしていたか赤裸々に記した記事。
記虎さんはどうしてと口をパクパクさせ、顔は赤くなったり青くなったりしていますね。

モノクマが新しい新聞を持ってきます。
記虎さんは恐る恐るその新聞を手に取りました。

【モノクマ新聞!夕刊の一面は記虎真実さんの裏の顔!?】

書かれていたのはまるでデタラメのゴシップ記事。
記虎さんはこんな物を書かれて悔しいのか涙を流していますね。

モノクマが新しい新聞を持ってきます。
記虎さんは奪い取るようにその新聞に目を通しました。

【モノクマ新聞号外!記虎真実さん、人を殺して処刑決定!】

最後の新聞に書かれていたのは記虎さんがこれから辿る運命を記した記事。
記虎さんがその記事を終えると同時に……モノクマが記虎さんにカメラを向けます。

そして新聞が落ちると……記虎さんは最後の新聞に仕掛けられていた毒針、よく見ればわかったお粗末な罠で事切れていました。

モノクマがそんな記虎さんを取って新しい記事を書きます。

【モノクマ新聞号外!助かるチャンスを捨てた馬鹿なクロのスキャンダル!】

それが記虎真実さんに対する最後の記事でしたとさ。

【防犯システムSOS!】

【超高校級の防犯診断士千里零処刑執行】

千里さんが暗視スコープを着けて暗い部屋の中央に立っていました。
部屋の四隅にあるカメラが千里さんを捉え、そのカメラにはマシンガンがついています。

暗視スコープを通して見ると、千里さんの足の周りには赤いセンサーが足を避けて隙間もないほどに張り巡らされているのがわかりました。
センサーはマシンガンに連動しており、動けばマシンガンが発射される仕組み……そのため千里さんは微動だにしません。

その時、千里さんの目の前にサイレンを着けたモノクマが現れました。
モノクマはキョロキョロと辺りを見回して、まだ千里さんには気付いていないようですが、もし見つかればどうなるか……千里さんは息を必死に殺してモノクマが去るのを祈ります。

どれだけ長い時間が過ぎたか……千里さんの感覚が麻痺し始めた頃、モノクマは千里さんに背中を向けていなくなります。
ホッとする千里さん……その後ろでいきなりけたたましいサイレンの音が響きました。
千里さんの後ろにもモノクマが来ていたのです。
気のゆるんだところにきたサイレンに驚いた千里さんは動いてしまい……

サイレンに混じって聞こえるマシンガンが撃たれる音、何かが倒れる音。
そして、サイレンが止んだ時部屋には息遣い1つない静寂が広がったのでした……

【ありもしない家族の絆】

【超高校級の物理学者塔和蔵羅処刑執行】

塔和さんが車椅子に座っています。
その車椅子には爆弾が仕掛けられ、カチカチとタイマーを進めていました。
しかし塔和さんの足は車椅子に固定されて、彼女は逃げ出す事が出来ません。

震える塔和さんの目の前にタッチパネル式のモニターが現れました。
そこには【塔和さんの家族を入力しろ!】と書かれています。

塔和さんは疑問を感じますが、助かるかもしれない可能性にかけて文字を入力していきます。

父、兄、妹……次々に入力していく塔和さんの手が母親の欄で止まりました。
手をさまよわせて、涙を浮かべながら……塔和さんは名前を入力していきます。

ブー!!

入力した名前が違うと言われ、塔和さんはだらんと腕を垂らしてしまいます。
なぜなら、塔和さんが今入力したのは育ての親の名前。
塔和さんが助かるには……名前も知らない生みの親の名前を入力するしかないのだから。

塔和さんは目から光を失い、諦めたようにその時を待ちます。

タイマーがゼロになるその時まで、塔和さんの目に光が宿る事はありませんでした……

永遠リング使わずに好感度MAXにした場合ってどうなってたの?

>>778
普通に好感度MAXのイベントでしたね
関係変えるのは永遠エンゲージリング使用時のみと決めていたので

本居と腐川とメリーの文系組の相性についての詳細を教えてください
(腐川とメリーの相性が少しわからないので)

【模野熊儀式見聞録】

【超高校級の民俗学者田宮桂馬処刑執行】

田宮クンが台に両手両足を繋がれています。
これから田宮クンはモノクマ達の行う儀式を体験する事になったのです。

フードを被ったモノクマが松明に火をつけ、儀式は始まりました。

モノクマ達が田宮クンの周りを回ります。
田宮クンは不気味な雰囲気に汗を垂らしながらモノクマ達を見ていました。

回っていたモノクマの1匹が白い粉を取り出して田宮クンにふりかけます。
田宮クンは顔をしかめて舌を出しました。

モノクマが次に黒い粉を取り出して田宮クンにふりかけます。
田宮クンは顔を歪めてくしゃみを何回もしました。

そしてモノクマが次に取り出したのは……ナイフとフォーク。

塩こしょうで味付けした田宮クンにモノクマ達が群がります。

儀式の生贄の最期なんてこんなものなんです。

【自然に還ろう!】

【超高校級の植物学者色葉田田田処刑執行】

木々が生い茂る森を色葉クンが歩いています。
周りにある草花は色葉クンの心を癒やし、彼にこれから起こる事から逃避させます。

しかしモノクマがそんな事を許すはずもありません。
色葉クンには既に処刑用の仕掛けが迫っていました。

突然色葉クンに巻きつくツタ。
ツタは色葉クンの身体を持ち上げ、締め上げています。

骨の軋む音、枝が揺れる音、色葉クンの呻きが辺りにこだましていました。

色葉クンはこのまま植物に殺されるならいいと感じているのか、抵抗を全くしません。

しかし色葉クンが植物によって処刑される事はありませんでした。

なぜならモノクマが森に火を放ち、ツタを焼き払ってしまったのですから。

次々と木に燃え移り、規模を増していく炎から色葉クンが逃げる事は出来そうもなく。

燃える植物達を呆然と眺めていた色葉クンは、いつしか炎に遮られ見えなくなったのでした。

【あなたはだあれ?】

【超高校級のボディーガード斑井一式処刑執行】

目の前すら見えない暗闇で斑井クンが辺りを警戒しています。
処刑されるとわかっている以上、この暗闇から何が襲ってくるのかわからない……斑井クンの緊張感は凄まじいものでした。

突然斑井クンが横に動きました。
そこに何者かの拳が通り過ぎます。
斑井クンはそれが処刑を執行しようとするモノクマの刺客と判断し、その方向に拳を振り抜きます。

ゴキッという何かが折れた音の後、刺客の倒れる音がしました。

斑井クンは周りを見渡し、まだ刺客の気配があるのを確認すると……今度は自分から刺客に襲いかかります。

首を折り、内蔵を破裂させ、首を絞め……斑井クンは次々に刺客を蹴散らしました。

そして最初の刺客と合わせて七人の刺客を返り討ちにした斑井クン。

するとパッと電気がついて斑井クンがいた部屋が明るくなります。

……斑井クンは言葉を失いました。

なぜなら、自分の周りには七人の兄弟が死体となって転がっていたのですから。

そう、斑井クンは刺客と思い込み七人の兄弟を殺してしまったのです。

事態を飲み込んだのか、斑井クンが悲鳴を上げます。
まるで自分のした事から逃れたいかのようなその叫びは……

パァン!!

後ろにいたモノクマの撃った銃弾で途切れたのでした……

【彼の居場所はどこにある】

【超高校級の監査委員風見鶏真弥処刑執行】

風見鶏クンが上に巨大な鉄の塊が吊られたガラス張りの部屋に立っていました。
扉は外から開けるしかないようで、風見鶏クンは人がいないか探しています。
右を見ると人が集まっていました。
風見鶏クンはそちらの方に足を向け声を出しますが、どうやら聞こえていないようでこちらを向きもしません。

今度は左に誰かがいるのが見えたので風見鶏クンはそちらに向かい、ガラスを叩いて自分の存在を知らせようとします。

しかしそちらにいた人も風見鶏クンのSOSには気付いていないようです。

風見鶏クンは右に行ったり左に行ったりしながら助けを求めますが……どちらも反応せず。

風見鶏クンが苛立ったようにガラスを叩いてうつむいたその時……視線を感じました。

風見鶏クンが顔を上げると、なんとさっきまで全く顔を向けなかった人々が自分を見ていました。

風見鶏クンはようやく気付きます。

自分の助けが届いていなかったのではなく、自分はただどちらにも無視されていたのだと。

そしてそれが、自分という風向きによって違う方向ばかり見てきた人間を助ける者などいないという皮肉なのだと……

落ちてきた鉄の塊に押しつぶされるその時、風見鶏クンは自嘲の笑みさえ浮かべていました。

【雨はやまず葉は枯れゆく】

【超高校級の参謀天笠枯葉処刑執行】

大粒の雨が降りしきる中、天笠さんが傘を差して立っています。

赤い傘を叩く雨は時間と共に激しさを増し、天笠さんの髪を濡らしました。

そこに雨合羽を着たモノクマが踊りながら現れます。

天笠さんと見つめ合うモノクマ……その手には封筒がありました。

封筒を渡された天笠さんが中身を読むと、表情が変わりにくいと言われる端正な顔が歪みます。

そして天笠さんは傘を閉じると、雨の中に自らの身体を晒しました。

強くなる雨、その勢いに身体が流されそうになりながらも天笠さんは目を閉じてひたすら雨を受け続けて。

しばらくの後、ダムが決壊したかのような大量の水が天笠さんを飲み込みます。


大量の水の上をボートに乗ったモノクマが漂っていました。

ふとモノクマは水に沈んでいく何かを見つけます。

……それは写真。

とある男の子とその男の子を想いながらも何も言えなかった女の子の写真。

そして女の子の真意は……写真のように沈み、もう二度と伝わる事はありません。

生徒会全キャラのオシオキお疲れ様でした。
後よろしければ続編のキャラの才能を教えてください。

>>786
申し訳ありませんが、次回作の才能は本編が始まった時に明かすようにしたいので……

>>780
姫埜は文学少女としての腐川を高く評価しています。
性格に関しては自分も色々あるのでとやかく言わない方針。
仲良くなれるならなりたいとも考えています。

腐川は基本的に女の子みたいにしている部分で姫埜に引きます。
自分のクラスメートにもいるため、世界はおかしくなってると思うときも。
作品に関してはなかなか気に入ってますが、口にするのはまあ、いいんじゃないのといった感想。

本居に関しては本を大切にする人って認識。
本居からは作者として見られます。
なおジェノサイダーが出たら本居は命の危険があります。

――お父さん、お母さん

――どうした?

――サンタさん、今年は来るかな?

――ふふ、きっと来るわよ。

――ああ、志紀はいい子だからな。

――やったー!


…………


――僕が悪い子だからサンタさんは来ないんだ。

――僕が悪い子だからお父さんもお母さんも僕を怒るんだ。

――僕が悪い子だから2人は僕を殴るんだ。

――僕が悪い子だから2人は僕をいらないって言うんだ。

――僕が悪い子だから2人が喧嘩ばかりするんだ。

――いい子に、ならないと。

――サンタさん、僕いい子になります。

――だから、その時は……







EXTRACHAPT【彼がサンタを信じる理由】






【希望ヶ峰学園・食堂】

王城「……はあ」

村雨「ため息なんてついてどうしたんだ王城」

王城「ああ、村雨。いや、今年こそサンタさんは来るかなって思ってさ」

村雨「……そうか」

王城「やっぱり俺は色々やりすぎたかな?」

村雨「……いや、きっと来るさ」

王城「……だといいけどな」

村雨「……」

王城「ところで村雨、この前髪型が凄い占い師から御守りを買ったんだけど1ついらないか?」

村雨「御守り?1つっていくつも買ったのか?」

王城「1個100万だったからさ、それだけ効果も高いだろうから、みんなの分も買ったんだけど」

村雨「……王城、それ騙されてないか」

王城「大丈夫だって!占い師本人はどんな事でも3割当てるくらいの凄腕だし」

村雨「どんな事でも3割か。確かに占いは凄いのかもしれないけど、御守りはその占い師の作った物なのか?」

王城「多分」

村雨「……」

【和水のセラピールーム】

和水「それでもらってきたのかい?」

村雨「ああ、みんなの分もある」

天倉「ハルもよくやるな……」

若葉「それにしても、王城君はまだサンタさん信じてるんだね……」

和水「むしろ彼は不思議な事は全て信じているみたいだけれど」

天倉「だけどなんというか、王城のそれって鬼気迫ってるというか……」

村雨「……王城にとっては重要なんだ」

天倉「んっ?サンタがいるかどうか、がか?」

村雨「ああ。それに王城は自分でもわかっているんだよ……九割九分九厘サンタはいないだろうって」

和水「……もしかして過去に何かあったのかい?」

村雨「ああ」

若葉「ハル君はそれを知ってるの?」

村雨「本人から聞いたよ。これ以上は俺が話す事じゃないから……」


王城「俺は構わないよ」

天倉「王城!?」

王城「別に隠すような事でもないしさ」

村雨「……いいのか?」

王城「どうせなら俺が自分で話すよ。俺がサンタさんを信じる理由をさ」

和水「……もしかしてそのためにボクのセラピールームに来たのかい?」

王城「……」

若葉「王城君……?」

王城「さて、それじゃあ何から話そうかな。やっぱりまずは……」

王城「俺の家族の話からかな?」

王城「俺は自分で言うのもなんだけど、平々凡々な家庭に産まれたんだ」

王城「特に何かあるわけじゃないごく普通の一般家庭……俺はその一人息子として生きていた」

王城「少なくともその時は愛されていたんじゃないか?今となってはわからないけどさ」

王城「で、いつからだったか……親がよく喧嘩するようになった」

王城「理由は、まあ……世間的にもありがちな話だよ」

王城「そこから俺はよく2人に殴る蹴るってされるようになった」

王城「2人共憎い相手の血を引く俺が気にくわなかったんだろうな。俺がいるから離婚出来ないって言ってたからそのせいでもあるか」

王城「暴力暴言は当たり前、苦手な食べ物を口に無理やり詰め込まれた事もあるな」

王城「今から思えば……生きてるのが奇跡だな」

王城「でさ、その時の俺はそんな事情全く知らないから自分が悪いんだって思ってたんだよ」

王城「ちょうどその時サンタさんも来なくなってたから余計にそう感じたんだろうな」

王城「俺が悪い子だからこんな事になったんだってさ」

王城「だからいい子になるために努力したよ」

王城「だけどやっぱりさ、いくら努力しても俺は殴られたんだよ」

王城「当たり前だよな、だって俺は的外れだったんだから」

王城「サンタさんも来ないから、きっと俺の努力が足りないんだってますます努力した」

王城「人の考えを理解するためにチェスを始めたのもその頃だ」

王城「そこで人の心の動きを掴んでも、2人には通用しなかったけどな」

王城「チェスで培った思考が全く通用しない。あれだけ盤上なら人の気持ちがわかるのに実の親の思考が全くわからない」

王城「だから俺はこう思ったんだよ」

王城「この世界はゲームみたいなもの」

王城「両親以外は駒みたいな連中、だから俺が駒を完璧に動かせるようになれば両親の気持ちを理解出来るってさ」

王城「その時の俺にとって人間は両親だけ。他の奴はみんな駒でしかなかった」

王城「村雨に会うまで俺はこんなゲーム思考だったわけだ」

王城「俺は理解出来ない両親がおかしいんじゃなくて簡単に理解出来る周りだと勘違いして、取り返しのつかない事をやらかそうとしてたんだ」

王城「……ああ、話がそれたな」

王城「そんな下地もあって……俺がサンタさんを信じる理由は結局のところ」


――サンタさん、僕いい子になります。

――だから、その時は……

――優しかったあの時のお父さんとお母さんをプレゼントしてください。


王城「自分じゃどうにも出来なかったあの時の願いが、いつか叶うって未だに信じたいからだよ」

若葉「そんな事が……」

王城「まあ、そんなわけだから俺はサンタさんを信じてる。たとえ1%に満たない確率だとしてもだ」

和水「……なるほどね。キミが他の不思議な物を信じるのはそのためか」

王城「不思議があればサンタさんだってやっぱりいるんだって考えてるからな」

天倉「王城、お前……」

王城「あははっ、そんな顔しないでくれよ天倉。俺はただ、サンタさんを信じてるだけなんだから」

村雨「王城」

王城「だから感謝してるんだよ村雨には。あのままだったら俺は悪い子になる道しかなかったからさ」

村雨「……大したことはしてないさ」

王城「全く相変わらず謙遜して……さてと俺はそろそろ戻るよ。じゃあな」

村雨「……そういう理由らしい」

天倉「王城も色々あったんだな」

和水「少しはわかった気もするね。王城志紀という人間が」

若葉「……家族、かぁ」







王城「……」

王城「いつか必ずあの日みたいに……」

王城「あははっ、頑張らないとな!」






END

王城……本編ではあんなだったのに何でここでこんなええ子になってるんや……ともかく>>1さん乙です

こまるスレ一ヶ月近く放置してるけどなんで?

>>799
すみません、色々考えていたらすっかり……近い内に再開はします。

【希望ヶ峰学園・生徒会室】

村雨「さて本日の議題だけど……」

村雨「クリスマス……生徒が羽目を外しすぎないかチェックするべきだという意見があった」

天笠「あらあら、せっかくのクリスマスなのに生徒会はお仕事というわけですか?」

金丸「クリスマスってのは金稼ぎにはうってつけでい。悪さするのもいるかもしれないってわけでい」

浅井「え、えっとえっと、つまり私達は……」

雑田「……見張り」

村雨「そういう事だ。みんなにも予定があるだろうから強制はしない。もし参加してくれるなら生徒会室に来るように。以上」

ザワザワ

村雨「……俺も連絡しておくか」







EXTRACHAPT【それぞれの聖夜】






【希望ヶ峰学園・寮】

村雨「……それで」

若葉「……」

村雨「どうしてここにいるんだ実」

若葉「だってハル君の事だから、1人で見張りするのかなって思って……」

村雨「相変わらず鋭い……」

天笠「まあ、ひどい。私が早春さんを置いていなくなる薄情者だと思っていらしたのですね?」

村雨「そこまで思っていない……天笠副会長」

天笠「ですから私をお呼びになる際は、カレハとまるで砂漠で見つけたオアシスのようにお呼びくださいと……」

村雨「意味がわからないぞ……」

若葉「……むー」

村雨「とにかく始めよう。天笠副会長、他のメンバーはどこに行ったのか聞かせてほしい」

天笠「金丸さんグループが77期生に、浅井さんと雑田さんグループが78期生を担当しています。ですので私達は76期生の元に行けばよろしいかと」

村雨「わかった。それじゃあまずは……」

若葉「あっ、待ってハル君!」

村雨「んっ?」

若葉「はいマフラー、寒いからちゃんと着けないとダメだよ?」

村雨「ああ、ありがとう。わざわざ用意してくれたのか」

若葉「えへへ」

天笠「……」

【食堂】

姫埜「んー……!やっぱりこの時期はみんな忙しないわね」

村雨「姫埜」

姫埜「あら早春君。実ちゃんと枯葉ちゃんも一緒にどうしたの?」

村雨「生徒会の仕事だよ。姫埜は1人なのか?」

姫埜「さっきまで部屋で年末の原稿書いてたところだからね。いやー、修羅場だったわよ」

若葉「お、お疲れ様……」

姫埜「ありがとう。でもあたしはまだマシな方なのよ?美踊ちゃんと歌恋ちゃんなんて撮影でしばらくホテル暮らしみたいだし」

天笠「二ノ宮さん達は芸能人ですからね。この時期忙しいのは仕方のない事です」

村雨「だったら何も問題なさそうだな……」

姫埜「さてと……そろそろあたしは部屋で寝るから失礼するわね」

天笠「すみません。休んでいたところをお邪魔しました」

姫埜「いいのいいの。それじゃあお仕事頑張ってね……ふああ」

村雨「……他のみんなを探すとしよう」

【玄関ホール】

クリス「よいな!我らはこれより街に出る!装備は万全にせよ!」

切原「任務了解」

狩谷「あいよ、クリスの大将」

村雨「……何をしてるんだ?」

クリス「むっ、早春か。治安維持大儀である」

村雨「生徒会長として当然の事をしているだけだよ。それで……その格好はなんなんだ?」

クリス「見てわからぬか!サンタクロースだ!」

切原「……トナカイだ」

狩谷「トナカイその2だねぇ」

若葉「えっと、その格好でどこかに行くの?」

クリス「孤児院や施設に行くのだ。神乃木美魅や福永豪がいた場所などを回る」

天笠「もしかして……子供達にプレゼントを?」

切原「肯定だ」

狩谷「クリスの大将、わざわざ1人1人からアンケート取っててねぇ。これからプレゼントしに行くんだってさ」

村雨「全員にか!?」

クリス「無論だ。未来を担う子供達、せめてものささやかな贈り物は受け取って然るべきであろう」

若葉「クリス君……」

クリス「故に余は私財を使う事を躊躇いなどせん!なぜなら余はクリス・アルテミア・フォン・リーデルハイドなのだからな!」

狩谷「まっ、それならオレ達も今日はやる事もないしつきあわせてもらおうってねぇ」

天笠「そうですか……それは素敵な事なのでしょうね」

クリス「そろそろ行くぞ!待っているがよい、子供らよ!フハハハハハハハハッ!!」

切原「クリス、付け髭の装備を……」

狩谷「それじゃあ行ってくるよ大将」

村雨「あ、ああ」

若葉「……やっぱりクリス君ってやる事規格外だね」

天笠「さすが【超高校級の王子】といった所でしょうか」

【和水のセラピールーム】

和水「おや、いらっしゃい」

音木「生贄……?」

村雨「それは違う!」

音木「冗談……クスクス……」

若葉「冗談に聞こえないよ……」

天笠「何をなさっているんですか?」

和水「いや、クリスマスだろう?いつもこの時期になるとセラピーの患者が増えてね」

音木「大罪……囚われし者達の力……」

村雨「そういえばこの時期にはよく負の投書が届くな」

若葉「ああ……」

天笠「ですが、それはどうしようもない定めですから……」

和水「というわけでウタに協力してもらって、少しでもこのクリスマスシンドロームを何とかしようと思ってね」

音木「トワの頼みだから……やる……」

村雨「具体的にはどうするんだ?」

和水「ウタの声には人を和らげる効果があってね。それをこの機械を通して流す事で少しでも心を鎮めてもらうのさ」

村雨「なるほど……だけど上手くいくのか?」

和水「まあ、物は試しというからね……ウタ、準備を頼むよ」

音木「わかった……負の念を集めて悪魔を……」

若葉「ハル君ハル君、邪魔したら悪いから行こう?」

村雨「……そうだな」

天笠「それでは次に行きましょうか」

【娯楽室】

天倉「……うーん」

王城「……」

天倉「ここ、か?」

王城「残念、チェックメイト」

天倉「ぐっ……!?」

王城「これで100連勝かな?」

天倉「王城……もう1回だ」

王城「俺は構わないけど」

村雨「……意外な組み合わせだな」

王城「やあ村雨、1局打たないか?」

天倉「おい、王城……」

王城「あははっ、冗談だよ。まずは天倉との101局目を楽しませてもらうさ」

若葉「タカ君、もうそんなにやってるの……」

天倉「まあ、な」

村雨「戦績は……聞かなくていいか」

天笠「……」

王城「おや、副会長じゃないか。副会長もこの後1局打たないか?」

天笠「うふふ、遠慮します」

王城「それは残念」

村雨(話しながら駒を動かしてるな……)

若葉(しかもタカ君がどんどん汗かいてる……)

天倉「ぐ、ぐぐっ……」

王城「おっと、チェックメイトだ」

天倉「またやられた……」

村雨「タカ、大丈夫か」

天倉「ハルみたいにはなかなかいかないな……」

若葉「相変わらず似てるなぁ……ハル君とタカ君」

天笠「本当に……」

【廊下】

村雨「クリスマスと言っても普段とあまり変わらないな」

若葉「そうだねー」

天笠「普段と変わらないと言うべきか、普段から問題だと言うべきか悩みどころですね」

村雨「それを言ってしまうと……んっ?」


志賀「隼くん、どこぉ」

神乃木「隼、どこに行ったんですか!」


天笠「……あれも普段通りなのですか」

村雨「普段通りと言えば、普段通りだな」

当麻「……よぉ」

村雨「当麻、相変わらずだな」

当麻「今のお前には言われたくねぇ」

村雨「こっちは仕事だぞ?」

当麻「けっ、端から見たら同類だろうが」

若葉「当麻君、萌衣ちゃんや美魅さんに誘われてるんだね」

当麻「志賀の奴はケーキ作り、美魅は教会の事で忙しいってのに誘ってよ……どうしろってんだ」

天笠「ただそばにいてほしいのでは?」

当麻「……はっ、んなもん言われても困るっつうの……うおっ!?」

志賀「隼くん、捕まえたぁ」

神乃木「もう逃がしませんよ!」

当麻「しまっ……ちぃっ、離せや!俺様は1人で……」

志賀「ダーメ」

神乃木「却下です」

当麻「ふざけっ、おいこら、ひきずんな!?お前らも見てねぇで助け……!」

村雨「すまない、当麻」

当麻「薄情者がぁぁぁぁぁぁぁ……!」

若葉「連れていかれちゃったよ……」

天笠「止めなくてもよろしいんですか?」

村雨「……大丈夫さ、多分」

【体育館】

奉田「……あー、どうしよう」

奉田「今さらなしって言うのは……いやいや、さすがにそれはないわよね」

奉田「かといって、やっぱり面と向かってって言うのも……」

福永「あ、あの、奉田さん?」

奉田「っ!?ふ、福永、アンタいつの間に!」

福永「さ、さっきから声かけてたんだけど……そ、それで何かあったの?」

奉田「……」

福永「ま、奉田さん?」

奉田「これ……あげる」

福永「マフラー……えっ、こ、これもしかしてクリスマスプレゼント……」

奉田「か、勘違いしないでよ!?ちょ、ちょっと毛糸が余ったから……!」

福永「そ、その割には長いような……」

奉田「揚げ足取るなバカ!」

福永「ご、ごめんなさい!」

奉田「……いらなかったら、捨てていいから」

福永「そ、そんな事しないよ……つ、着けていいかな?」

奉田「そのための、マフラーだし」

福永「…………」

奉田「…………あっ」

福永「な、長いね、これ……」

奉田(し、失敗した……!)

奉田「あっ、その……ゴメン、直すから返して」

奉田(何してんのよ、アタシは……最悪……)

福永「い、いや、でもさ……」

奉田「っ!?」

福永「ふ、2人で巻くなら結構いけるかも……」

奉田「身長差がありすぎて酷い事なってるじゃない……」

福永「うっ……」

奉田「……ありがと」

福永「へっ?」

奉田「な、なんでもない!」


村雨「……入れないな」

若葉「うん……」

天笠「青春、という事で良しとしましょうか」

村雨「とりあえず76期はこれで全員か」

若葉「歌恋ちゃんと美踊ちゃんはテレビ出てるし、全員でいいんじゃないかな?」

天笠「そうですね」

村雨「よし、とりあえずこちらの担当は終わりだ。2人共手伝ってくれてありがとう」

天笠「いえいえ。それじゃあ早春さん、私達もこれから聖夜を……」

若葉「ハル君!お仕事終わりならこれから一緒に……」

天笠「あら」

若葉「むっ」

天笠「今日は聖夜ですから譲っていただけません?」

若葉「ハル君と過ごすのに聖夜とか関係ないもん」

天笠「……」

若葉「……」

村雨「……さてと、1回生徒会室に戻るか。2人共行くぞ」

天笠「うふふ、わかりました」

若葉「ま、待ってよハル君!」



村雨「……この後どうするか、考えておかないとな」

END

クリスマスと>>773の三角関係ネタでした。

雑談スレで原作キャラのスカウト時の学年が話題になっていたのを見たので……

【76期生スカウト時の学年】

・一年生
村雨早春(辞退して77期生に)
天倉春尊
若葉実
和水冬羽
二ノ宮姉妹
志賀萌衣
王城志紀

・二年生
音木詩
当麻隼
神乃木美魅
福永豪
切原生人

・三年生
クリス・アルテミア・フォン・リーデルハイド
奉田仕乃
狩谷煉司(+留年一年)
姫埜メリー

各キャラの好感度MAXアイテム、遺品の名称を教えて下さい。

>>816

・クリス・アルテミア・フォン・リーデルハイド
好感度MAX【半身の腕輪】
遺品【王家の腕輪】

・福永豪
好感度MAX【家族のミサンガ】
遺品【血に縛られない家族写真】

・音木詩
好感度MAX【封印された魔術書】
遺品【幸せの魔術書】

・二ノ宮美踊
好感度MAX【絆のリボン】
遺品【笑う姉妹の写真】

・切原生人
好感度MAX【仲間の隊章】
遺品【血塗れの隊章】

・志賀萌衣
好感度MAX【マル秘シュガーノート】
遺品【新品のコック帽】

・神乃木美魅
好感度MAX【慈悲のロザリオ】
遺品【懺悔のロザリオ】

・狩谷煉司
好感度MAX【狩猟者の日誌】
遺品【トラップ作製図面】

・奉田仕乃
好感度MAX【手編み76期生人形】
遺品【手作りぬいぐるみセット】

・王城志紀
好感度MAX【王者のチェス盤】
遺品【愚者のチェス盤】

・和水冬羽
好感度MAX【心理研究ノート】
遺品【誰も救えなかったセラピーノート】

・二ノ宮歌恋
好感度MAX【幸せな姉妹の写真】
遺品【絶望リボン】

・当麻隼
好感度MAX【絆の兄弟槍】
遺品【ヘし折れた槍】

・姫埜メリー
好感度MAX【桜の花びらの髪飾り】
遺品【バラバラの桜の髪飾り】

・若葉実
好感度MAX【幸せのネックレス】
遺品【不運のネックレス】

こんな感じです。

【村雨の部屋】

村雨「もう今年も終わりか……」

和水「ハルは村雨の家に帰らなくていいのかい?」

村雨「冬休み中には顔を出さないといけないだろうけど、まだ数日はこちらにいるつもりだ」

天倉「俺も影武者である以上残るぞ」

和水「ミノリはどうするんだい?」

若葉「私はお正月には顔見せに家に帰るよ。トワは?」

和水「ボクは研究があるからね。もちろん居残り組だよ」

若葉「帰るのは私だけかー……」

天倉「まっ、甘えてきたらいいさ」

村雨「実、お父さんお母さんによろしく言っておいてくれ」

若葉「うん、わかった!」







EXTRACHAPT【76期生の大晦日】






【玄関ホール】

王城「さて、そろそろ行くか……」

美踊「うあああー!?遅刻だよ遅刻ー!?」

歌恋「まだ少しなら余裕あるから落ち着いて美踊……」

王城「また随分騒がしいな……」

歌恋「あっ、王城お兄さん」

王城「そんなに急いでどうしたんだ?」

美踊「紅白だよ!」

歌恋「美踊、今年の紅白で歌うから急いでテレビ局に行かないといけないんです」

王城「そういえば美踊は歌手だったな」

美踊「そうだよ!全国のお茶の間があたしの歌声を待ってるんだよ!」

歌恋「王城お兄さんもどこかにお出かけですか?」

王城「こっちも企画でさ、最新型コンピューターと対局する事になってるんだ」

美踊「どうせ志紀兄ちゃが勝つっしょー」

王城「あははっ、信頼されてるじゃないか。まっ、期待には応えてみせるよ」

切原「二ノ宮、準備が出来たぞ」

歌恋「あっ、わかりました!美踊、行こう」

王城「切原、何か頼まれたのかな?」

切原「バイクを借りてきた。妹はサイドカーに、二ノ宮には後ろに乗ってもらう」

王城「免許あったのか」

切原「肯定だ。待たせたら任務に支障が出る……失礼する」

王城「ああ、じゃあな……」

王城「……さて、俺は1人で行きますか」

【狩谷の部屋】

狩谷「ふああ……さて、暇だし寝るとしますかねぇ」

ピンポーン

狩谷「んっ?」

音木「狩谷……」

狩谷「おや、音木の嬢ちゃん。なんか用かい?」

音木「みんな……いない……」

狩谷「ああ、何人かは出かけたしクリスの大将は国に戻ってるしねぇ……」

音木「だから来た……相手して……」

狩谷「音木の嬢ちゃんも変わったもんだねぇ……昔ならこもって魔術書でも読んでただろうに」

音木「みんなと……いたから……」

狩谷「それじゃあ2人で年越しするとして。年越しそばでも食堂から取ってきますか」

音木「うん……」

【当麻の部屋】

志賀「はい、隼くんミカンだよ、あーん」

当麻「……」

神乃木「コタツは生き返りますね……」

当麻「……なんで年越しまで3人でやんなきゃなんねぇんだよ」

志賀「萌衣は隼くんといたかっただけだよ?」

神乃木「私は幼なじみの様子を見に来ただけだす」

当麻「結局最後までこの調子かよ……クリスマスの時だって人を振り回しやがったっつうのに……」

志賀「隼くんは萌衣達と過ごすの嫌だったぁ?」

神乃木「……嫌だったんですか?」

当麻「……ちっ、んな事言ってねぇだろうが」

志賀「じゃあ嬉しかったんだぁ」

神乃木「素直じゃありませんね隼」

当麻「そうとも言ってねぇだろうが!?ああっ、くそが!これがまだ続くのかよ……!」

当麻(俺様自身が楽しくなっちまってるのが一番腹立たしいっつうの……!)

【奉田の部屋】

奉田「えっと……」

鉢笛「やっほー!」

奉田「舞!?」

鉢笛「うわっ、どしたの仕乃!着飾っちゃって」

奉田「べ、別にいいじゃない。お正月になるんだし」

鉢笛「でも仕乃、着物なんて今まで……ははーん」

奉田「な、なによ」

鉢笛「もしかして見せたい人がいるとか、かなーって」

奉田「なっ!?」

鉢笛「そっかそっか、仕乃も青春してるんだねー」

奉田「……舞はどうなのよ」

鉢笛「ボク?ボクはまだそういうのはないかなー」

奉田「そう……」

鉢笛「でも仕乃、いい顔してるね!」

奉田「そう、かしら」

鉢笛「従姉妹としてずっと見てきたんだもん。間違いないよ!」

奉田「そっか……」

鉢笛「でも少し寂しいかも……あはは、こんな事言ったらダメだよね」

奉田「……馬鹿ね。これから何があったとしても、アンタはアタシの可愛い従姉妹よ舞」

鉢笛「えへへ、ありがとう……」

奉田「ところで何か用でもあったの?」

鉢笛「あっ、そうだ。なんか姫ちゃんって人が呼んでたよ」

奉田「……それを早く言いなさいよー」

鉢笛「いひゃいいひゃい!」







【食堂】

姫埜「……」

姫埜「遅いわねー、仕乃ちゃん」

姫埜「まっ、焦ってもしかたないし待ちましょうか」

姫埜「……来年もいい年になればいいわね」






END

【食堂】

根駒「ふぅ、この時期はやっぱり人が多かったな」

岩淵「つうか、なんで男三人で初詣なんだよ……」

根駒「そう言うなって竜太郎。細河はこまると行ったんだからしかたないだろ?」

岩淵「ルチアーノも一緒だったらしいじゃねえか……ってか、おい下村!」

下村「んー?」

岩淵「花巻はどうしたんだよ」

下村「いや、セーラちゃんは埃っぽくなるから人ごみ苦手だし。そんなところに連れて行くわけにはいかないから、俺が代わりにお願い事するって決めたんだよ」

根駒「時雨は?」

下村「りんは生け花の展覧会の準備あるから今忙しいってさ」

岩淵「なんだよ、愛想尽かされたんじゃねえのかよ」

下村「羨ましいか」

岩淵「うっせぇ!」

根駒「落ち着けって……んっ?」

花巻「……」

根駒「下村、花巻来たぞ」

下村「マジか!おーい、セーラちゃーん!」

花巻「あっ、いたいた……おかえりなさい」

下村「ただいま。はい、お土産の健康祈願の御守り」

花巻「ふふ、ありがとう。ねぇ、幸洋君。ちょっとお願いがあるんだけどいいかしら」

下村「セーラちゃんのお願いなら神様より先に叶えてみせるぜ!」

岩淵「爆発しやがれ」

根駒「竜太郎……」

花巻「良かった。それじゃあ……」

下村「うんうん」







花巻「ひめはじめしたいから、服脱いでくれない?」

下村「…………はい?」












EXTRACHAPTER【79期生におけるひめはじめのあり方】






根駒「ぶふっ!?」

岩淵「うおわっ!?汚えな!」

下村「……セーラちゃん、それマジで言ってる?」

花巻「冗談言ってどうするのよ」

下村「マジかー……あのさ、さすがにここではマズくない?」

花巻「……あっ、それもそうね。屋内だから寒くはないけど幸洋君はちょっと恥ずかしいわよね」

根駒「いやいや……」

岩淵「つうかよ、ひめはじめってなんだ?」

根駒「……竜太郎、耳貸せ」

岩淵「おう」

…………

岩淵「はぁ!?」

根駒「俺もそう思ったからお茶を吹いたんだよ」
岩淵「……前々から思ってたけどよ、花巻って結構大胆だよな」

根駒「ああ、それは……」

揮央「……根駒」

根駒「ああ、揮央。どうしたんだ」

揮央「……」

高坂「おや、紅緒。また根駒君に……」







揮央「今日はひめはじめだって聞いたから一緒に来て」

根駒「!?」

高坂「は?」






岩淵「根駒、お前……」

根駒「いやいやいやいや!待て、ひかないでくれ竜太郎!」

高坂「根駒劾斗……辞世の句なら読ませて差し上げますよ」

根駒「高坂も落ち着け!き、揮央!そんなの誰から聞いた!?」

揮央「本居がそう言ってた」

根駒「本居……」

高坂「……もう1人いましたか」

【図書室】

本居「……ふぅ」

本居「温かいお茶を飲みながらまったりと本を読む時間……今日も平和ですね」

根駒「と、とにかく落ち着け揮央。いいか、姫始めっていうのはそんな風に人がいる前で言う事じゃ……」

高坂「2人なら歓迎ですか?」

根駒「そうじゃないからそのナイフをしまってくれ」

高坂「マジックナイフですよ」

根駒「袖から本物っぽいのが見えてるんだよ!」

高坂「おや、失敬」

揮央「……なんで?いつも言ってるのと変わらない」

根駒「はっ!?」

岩淵「……爆発四散しちまえ」

高坂「タネのない切断マジックをしてみますか?」

根駒「するわけないだろ!揮央、そんな事言った事ないのになんで……」

揮央「……言ってるけど?」

根駒「だから……!」

揮央「ご飯、作ってって……」

根駒「…………えっ」

【調理場】

揮央「もぐもぐ……」

根駒「なるほどな、姫始めは確かに初めてご飯を食べる日って説もあった……」

揮央「おかわり」

根駒「あのな揮央、おかわりはいいけど今後はああいう言い方はやめてくれよ」

揮央「……なんで?」

根駒「なんでって、それは……」

揮央「それは?」

根駒「……とにかくダメな物はダメなんだ!」

揮央「根駒が何を言いたいのかわからない……」

根駒「……」

揮央「……ご飯美味しい」

根駒「だけど下村達のは違うよな……ご飯食べるひめはじめなら服脱いでなんて……」

根駒「……そういえば俺の誤解は解けたけど本居は大丈夫なのか?」

【下村の部屋】

花巻「これでよしっと」

下村「……セーラちゃんさぁ、洗濯なら洗濯ってはっきり言おうぜ?」

花巻「えっ、でもひめはじめって洗濯を初めてする日でしょう?だから昨日は洗濯しなかったのよ?」

下村「妙に落ち着きなかったのはそのせいか……」

花巻「1日でもせずに溜めるってすごく神経使うのよ……だからって人前で洗濯するために脱いでって言ったのは軽率だったわ……ごめんなさいね」

下村「んー……それはいいんだけどさ」

花巻「きゃっ!?ちょ、ちょっと幸洋君!」

下村「……セーラちゃん、姫始めのもう1つの意味も知ってるよな?」

花巻「……な、なんの、事?」

下村「りんに昨日聞かれて滅茶苦茶動揺してたじゃん」

花巻「み、見てたの!?でもあれは、その、あの」

下村「……清良」

花巻「…………はい、知ってました。幸洋君の驚いた顔見てちょっと楽しんでました」

下村「……セーラちゃんってさ」

花巻「な、なに」

下村「やっぱ、すっげえ可愛い」

花巻「…………ここで、それは卑怯よ」

【武道場】

鉢笛「矢頼君、ひめはじめだよ!」

矢頼「飛馬始めの事を言っているのだろうが……俺は馬には乗らないぞ、鉢笛」

鉢笛「えー、矢頼君の流鏑馬見てみたかったのに」

矢頼「俺はこうして弓を引くのも修行中だ。馬に乗ってなどまだまだ早い」

鉢笛「でも出来ないとは言わないんだ?」

矢頼「……いずれは乗り越えるべき課題だからな」

鉢笛「そっかぁ……じゃあさじゃあさ!」

矢頼「んっ?」

鉢笛「初めて流鏑馬する時はボクに応援させてね!矢頼君の弓、ボク大好きだから!」

矢頼「……ふっ、もちろんだ」

【神導寺の部屋】

綾咲「と、ひめはじめの諸説は様々ですが……あやめお嬢様?」

神導寺「は、はい!?」

綾咲「どうかなされましたか?」

神導寺「い、いえ、少し思うところがあっただけ。綾咲は気にしなくて大丈夫です」

綾咲「はっ、差し出がましい真似をしました」

神導寺「……綾咲、少しお茶をお願いします」

綾咲「御意」

神導寺「……はぁ」

神導寺「恥をかかないようにとひめはじめの意味を知るのは構いませんが……」

神導寺「淡々と夫婦の営みの意味もあるのだと説明しないでほしいです……!」

神導寺「ううっ、意識したら顔が熱くなってきました……」

神導寺「なんとか熱を冷まさないと……」

【娯楽室】

こまる「そういえばルチアーノさん、知ってますか?」

ルチアーノ「なんだ」

細河「……?」

こまる「今日ってひめはじめっていう日らしいですよ」

細河「!?」

ルチアーノ「ひめはじめ?なんだそれは?」

こまる「わたしも知らないんですけど……琉彌ちゃんは知ってる?」

細河【え、えっと、知らない、かな……】

こまる「そっかー……姫始めって言うぐらいだからお姫様が関係あるのかな?」

ルチアーノ「だが姫はわざわざ始めるものではないだろう」

こまる「ですよね……」

細河「……」オロオロ

ルチアーノ「いや、もしくは……一定の年齢に達した者が1人前の姫として認められるのが今日なのかもしれんな」

こまる「あっ、なるほど!それなら確かに意味が通じますね!」

ルチアーノ「ふん、だが王家に連なるわけでもない一般人には関係ない話だな」

こまる「ですね」

細河「……」

こまる「もしわたしが姫だったらみんな、少なくともルチアーノさんと琉彌ちゃんにはそばにいてもらいたいかなぁ」

ルチアーノ「マフィアを雇う姫か。国民からの支持は低そうだな」

こまる「ルチアーノさんのよさはきっとわかってもらえますから!」

ルチアーノ「そもそも俺にお前に跪いて手を取れと言うつもりか」

こまる「お姫様っぽい!ちょっと憧れちゃうかも……あの、ルチアーノさん」

ルチアーノ「やらん」

こまる「ううっ」

細河「……」

細河(も、盛り上がってて訂正出来ないよぉ……)

【書庫】

本居「……」

本居(い、いったいなんでこんな事に……)

高坂「いませんか……くくっ、見つけたら人の妹に色々吹き込んだお礼をしなくては……」

本居(なんで高坂さんはあんなに怒ってるんでしょうか!?)

ガチャッ、バタンッ

本居「い、行ってくれたみたいですね……しかし本当に心当たりがありません」

本居「ここ最近は女子に変な事はしてないんですが……」

天ヶ瀬「うふふ、日頃の行いですわ」

本居「あ、天ヶ瀬さん!?いたんですか……」

天ヶ瀬「えぇ、高坂君と入れ違いで」

本居「そうですか……でも日頃の行いと言われても……とにかくしばらくは図書室に隠れてます」

天ヶ瀬「それが賢明ですわね」

本居「あっ、そうだ。どうせならお茶でも……うわっ!?」

天ヶ瀬「あっ……」

ドサッ!

本居「いつつ……あっ!?」

天ヶ瀬「……」

本居「す、すみません!また、今年も僕は……!」

天ヶ瀬「……うふふ」

ガシッ

本居「えっ、あ、天ヶ瀬さん?」

天ヶ瀬「本居君、1つお願いがあります」

本居「あ、あの、それはいいんですけど、手を離してもらわないと起き上がれな……」







天ヶ瀬「――私と、姫始めをしませんか?」

本居「…………えっ?」






END

本日はここまで。

本居君がどうなったかはご想像にお任せします。

そして遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
今やっているスレ、やるであろう3つ目のスレも含めて今年もよろしくお願いします。

それでは。

思ったんだけど>762の生徒会と日向の相性って
日向が「カムクライズル」としての相性なの?
それともスーダン2本編の「日向創」としてなの?
前者なら想像は容易だけど、
もし後者なら日向が生徒会を避けている感じなの?
それとも風見鶏みたいに生徒会メンバーが予備学科に偏見を持っている感じ?

本物の天倉春尊との1、2、こまるスレ、生徒会の相性が知りたいです

>>850

・相性がいい

1…苗木、大神

2…辺古山、十神

こまるスレ…矢頼

生徒会…雑田

・相性が悪い

1…江ノ島、戦刃

2…日向、狛枝

こまるスレ…天ヶ瀬

生徒会…風見鶏

こんな感じです。
これよりさらに別格で良相性なのが村雨、若葉、和水です。

>>849

カムクライズルとしても日向創としても相性はよくありません。
超高校級の才能、その中でもエリートである生徒会に対してはどうしてもいい感情を抱けない。
話もしてないのでそれを解消する機会もないといった感じです。
ただしスーダン本編のように記憶がない場合では仲良くなれる可能性はあります。

一方生徒会メンバーは天笠、雑田、二地屋、田宮辺りは予備学科にいい感情を抱いていません。
なお風見鶏は予備学科どころか自分を含めた本科も学園のために存在すると考えています。

生徒会の秘密の写真の詳細を教えてください

リクエストされまくりだけど大丈夫か?
絶対に拾わないといけないわけじゃないぞ?

>>857
取捨選択は一応無理のない範囲でするようにしています。


リクエストに関してはなるべく拾うようにはしていますが、どうしても出来そうにない物は残念ながらスルーしてしまうのをご了承下さい。

>>856

村雨早春【時間をコロシアイ直前に細工された生徒会室前で天倉と入れ替わっている時の写真】

天笠枯葉【村雨の部屋に盗聴器を仕掛けようとしている写真】

金丸銀次郎【借金を苦に両親が首を吊っている写真】

浅井文【予備学科の生徒に暴行されかけた時の写真】

雑田縁【人を殺した時の写真】

彩賀療助【まだ認可されていない自分の薬を使ってしまった時の写真】

二地屋まなび【投げ捨てられた机の前で立ち尽くしている写真】

祭山盛夏【祭中の事故で死亡した親に泣きすがる写真】

記虎真実【疑いを持たせるため写真は渡されず】

千里零【鬼の形相で車を破壊している写真】

塔和蔵羅【塔和の親類に虐待された時の写真】

田宮桂馬【生きるために死体を食べた時の写真】

色葉田田田【モノクマフラワーに人が襲われている写真】

風見鶏真弥【評議委員に反抗分子の情報を流している写真】

こんな感じです。
なお風見鶏が流した反抗分子の始末は揮央さんに依頼されます。

【教室】

村雨「……」

左右田「うおおお!聞いてくれよ村雨ー!」

村雨「……またソニアにフラレたのか左右田」

左右田「フラレてねーし!ただ田中と先約があるって言われただけだ!!」

村雨「……そうか」

西園寺「あははー、現実を認められない負け犬がなんか吠えてるよー」

左右田「なんだとこの野郎!?」

西園寺「あれれー?わたし左右田おにぃの事だなんて一言も言ってないよ?」

左右田「うぐっ!?」

村雨「……」

西園寺「村雨おにぃも友達にするなら違う人選をすべきだねー」

村雨「……まあ、そう言わないでやってくれ西園寺。左右田にもいい所はあるさ」

左右田「さすが村雨だぜ!!オレのいい所、この毒舌ビックバンにビシッと言ってやれ!」

西園寺「誰がビックバンだ!この変態!骨格フェチ!」

村雨「……本当に、総合的にはいい奴なんだけどな」

左右田「なんだよその言い方!つーか変態じゃねぇよ!そもそもなんで西園寺が骨格の話知ってんだよ!」

村雨「……相変わらず左右田のツッコミは超高校級だな」

西園寺「誰にでも取り柄の1つはあるんだねー」

左右田「嬉しくねぇよ!」







EXTRACHAPT【村雨早春と同期の話】






【廊下】

村雨「左右田も諦めずによくやるな……」

ソニア「あら?こんにちは村雨さん」

村雨「ソニア。田中と一緒じゃなかったのか?」

ソニア「えっ?確かに田中さんとさっきまで一緒でしたけど……なぜ村雨さんがその事を?」

村雨「いや、それは……」

ソニア「もしかして村雨さんはエスパーだったのですか!?わぁ、わたくし本物のエスパーなんて初めてです!」

村雨「興奮しているところ悪いけど、左右田から聞いただけなんだ」

ソニア「あっ、そうだったのですか……残念です」

村雨「ご期待に添えなくて申し訳ない」

ソニア「いえ、勘違いしてしまったのはわたくしですから。ところで村雨さん」

村雨「んっ?」

ソニア「この前のリーデルハイド王子との会合の手配、ありがとうございました」

村雨「ああ、あれか。いい結果だったみたいで何よりだよ」

ソニア「はい、とても有意義な時間でした。褒めてつかわします!」

村雨「どういたしまして」

【グラウンド】

村雨「んっ?」

終里「おりゃあああああっ!!」

弐大「噴ッ!まだまだ甘いぞ終里よぉ!」

村雨「相変わらず激しいトレーニングだな……」

弐大「むッ!どうした村雨よ、もしやワシのトレーニングを受ける気になったか?」

村雨「俺はそんな柄じゃないよ弐大。今は終里を鍛えてやってくれ」

弐大「しかしのぉ……」

終里「村雨!いつになったらあのつえー奴とバトれんだよ!」

村雨「切原の事なら諦めろって言っただろう?」

終里「そうだっけか?忘れちまった」

村雨「……終里、つい数時間前の事だぞ」

終里「なあなあ、いいだろ!アイツを見ると血がたぎるんだよ!バトれたらお礼にオレの胸、枕にしていいからさ!」

村雨「ダメだ」

終里「あり?っかしいな……胸枕持ち出せば必ず言う事聞くって聞いたんだけどな……」

弐大「終里よ、お前さんはまだまだ発展途上。強者に挑みたいなら……まずは基本をマスターせねばならんぞ」

終里「ちぇっ、わかったよ、弐大のおっさん」

弐大「ならばもう一度かかってこぉぉぉぉい!!」

終里「よっしゃああああああっ!!」

村雨「……行くか」

【食堂】

村雨「……」

十神「なんだ」

村雨「よく食べるなと思っただけだよ」

花村「やぁ、村雨くん!ぼくの夜までフルコースを堪能しに来たのかな?」

村雨「食事だけにしてくれ」

花村「つれないね……気が変わったらいつでもウェルカムだからね!」

村雨「……料理関係はどうしてああなんだ」

澪田「ムムム、それはきっと食欲という三大欲求が関係してる気がするっすね」

村雨「澪田、いつの間に……」

澪田「どうも、いつも背後であなたを見守る澪田唯吹でーす!」

村雨「背後霊にでもなったのか……」

澪田「えっ、唯吹死んじゃった!?早春ちゃんが殺したんすか!?」

村雨「どうしてそうなるんだ!?」

澪田「白夜ちゃーん!唯吹、早春ちゃんに殺されちゃったよー!」

十神「……くだらん話はやめろ」

澪田「くはー!やっぱり白夜ちゃんはクール!冷凍庫もビックリっすね!」

村雨「……十神」

十神「なんだ」

村雨「……いつか来るぞ」

十神「……わかってるさ」

澪田「ありり?なんかシリアスムード?」

村雨「いや、そんな事はないさ。それじゃあ俺は行くよ」

十神「ああ」

澪田「バイバーイ!」

【廊下】

九頭竜「おっ、村雨か」

村雨「九頭竜、機嫌がいいな」

九頭竜「わかるか?」

村雨「少なくともいい事があったのは読み取れるよ……それでどうしたんだ?」

辺古山「ぼっちゃんの妹さんが次期入学者になりそうなのだ」

村雨「妹さんが?」

九頭竜「ああ、自慢の妹だからな。兄貴としては感慨深いってもんだ」

村雨「兄妹か。仲が良さそうで羨ましい」

辺古山「村雨にも兄弟はいたのではないのか?」

村雨「村雨の家は兄弟どころか家族なんて絆も感じないからな……血の繋がりはあっても他人と変わらない」

九頭竜「……」

辺古山「すまない。あまり愉快な話ではなかったようだな」

村雨「構わないさ。少なくとも今は……大切な物がたくさんある」

九頭竜「……そうか」

村雨「九頭竜」

九頭竜「あん?」

村雨「妹さんが来たら生徒会長として歓迎すると伝えておいてくれ」

九頭竜「……おう」

【保健室】

罪木「だ、誰か助けてくださぁい!」

村雨「罪木、どうした!?」

罪木「ああっ、村雨さん!」

村雨「……なんで包帯でベッドに縛り付けられてるんだ?」

罪木「こ、転んじゃいましたぁ……!」

村雨「どんな風に転べば……とにかく助けるから待ってくれ」

罪木「は、はいぃ……」

村雨「なんでこんなに複雑に絡んでるんだ……」

罪木「ひゃああ!?く、くすぐったいですぅ!」

村雨「ちょっと待て、罪木!暴れたらますます……!」

罪木「ふゆぅ……ますます絡まっちゃいましたぁ!」

村雨「……切るしかないな」

田中「……むっ?」

村雨「ああ、田中。ちょっと手を貸してくれないか」

田中「村雨、貴様……これは悪魔と呼ばれた俺様でも怖気が走るぞ」

村雨「……俺が縛ったわけじゃない」

罪木「いいから早く助けてくださいよぉ……」

…………

罪木「や、やっと解放されました……ありがとうございます、村雨さん、田中さん」

村雨「怪我がないなら何よりだな」

田中「ふっ、呪縛の鎖を断ち切った破壊神暗黒四天王に感謝するのだな!」

罪木「は、はい!お礼にウミガメの産卵の真似を……」

田中「その呪われし儀式はやめろ!」

村雨「罪木、それはダメだ」

罪木「え、えぇっ?」

村雨「なんとか止められた……」

パシャッ!

村雨「っ、小泉……いきなり撮ったらビックリするじゃないか」

小泉「あはは、ごめんごめん。村雨が珍しい表情してたからつい」

村雨「そんな表情をしていたか?」

小泉「何というか、疲れるけど楽しいって感じ?」

村雨「……なるほど、確かにそんな気分だった」

小泉「疲れてるって生徒会の仕事が大変なの?」

村雨「……いや、むしろクラスの方だな」

小泉「あー……まあ、アタシ達のクラスは個性豊かだしね、うん」

村雨「……全く少しは落ち着いてほしい」

小泉「ほらほら、そんな顔しないの!アンタは生徒会長、なんでしょ?」

村雨「……ああ、そうだな」

小泉「みんなだってアンタの事は認めてるんだから、シャキッとしなさいよ」

村雨「ああ、ありがとう小泉」

小泉「別に、たいしたこと言った訳じゃないわよ」

村雨「それでも、だよ」

村雨「……」

狛枝「やぁ、村雨クン」

村雨「狛枝……」

狛枝「あっ、もしかして気分を悪くしちゃった?ボクみたいなどうしようもない人間に話しかけられたんだから無理はないけど……」

村雨「そんな事言ってないだろう」

狛枝「アハハ、村雨クンは優しいね。ボクみたいな人間も気にかけてくれてさ……さすが【超高校級の生徒会長】だよ!」

村雨「……」

狛枝「アハハハハハ!本当に楽しみだよ、キミがこの先いったいどんな希望を見せてくれるのか!きっととても素晴らしい希望なんだろうね!」

村雨「狛枝、俺はそんな大それた人間じゃない」

狛枝「それはどうだろうね?ボクは信じてるよ……キミが素晴らしい希望を輝かせるのをね」

村雨「……好きにしてくれ。俺は俺らしく生きていくだけだからな」

村雨「希望か……」

高坂「希望がどうかしましたか村雨さん」

村雨「高坂」

高坂「もしかして狛枝さんですか」

村雨「ああ」

高坂「彼にも困ったものですね」

村雨「みんなにも言っているみたいだしな……それに」

高坂「それに?」

村雨「いや、なんでもない」

高坂「そうですか……ああ、村雨さん」

村雨「んっ?」

高坂「これをどうぞ」

村雨「トランプ……スペードのキング?」

高坂「くくっ、それでは」

村雨「ちょっと、これはどういう意味……」

村雨「……なんなんだ?」

村雨「だけど狛枝も高坂も……なんだか危ういな」

村雨「何もなければ、いいんだけど……」

村雨「それにしても変わったトランプだな……」


村雨「赤いバラを持ったキングなんて」







高坂「彼女達は見事にスカウトされたようだ……78期生入学まで後数ヶ月」

高坂「つまり数年もしない内に世界を巻き込んだショータイムが始まる……」

高坂「くくっ、せいぜい楽しむとしましょうか」






END

リクエストにあった過去話、音木verを投下します。
少々いじめ表現がありますのでご注意を。

わたしは自分の眼が嫌い。


『うわっ、眼の色が普通じゃねぇぞこいつ!』

『きっと化け物なんだ!退治しようぜ!』

――痛っ!や、やめてよ、石ぶつけないで……

『うるさい化け物!』


人とは違う、それぞれ色が別々のこの眼が嫌い。


――きゃあっ!?

『やだー、制服泥水でグチャグチャじゃん』

『汚いから早く消えてよねー』

――う、ううっ……

『気持ち悪い眼でこっち見んなよ、化け物!』

――痛っ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!

『化け物は化け物らしくしてろっつうの!』


眼の色が周りと違う、それがわたしが小中学校でいじめられるきっかけ。

たったそれだけでわたしは罵倒された、殴られた、物を壊された、人間として生きる事すら否定された。

周りは笑った、教師はわたしを無視した、親は忙しいと話も聞いてくれなかった。

目立たないように喋らなくなったのと眼を隠すために髪を伸ばし始めたのはこの頃。


――……いや、だ。

――もう、いや、だ……

――生きていたく、ない……


耐えられなくなって手首を切った。

病院で後少し見つかるのが遅ければ危なかったと言われて、助かった事にガッカリしたのを覚えてる。

話を聞いてくれなかった両親が泣いてるのが滑稽で笑いたくなった。

それから自殺しないように危険物は取り除いた生活を余儀なくされた。

二度と消えないと言われた手首の傷を隠すために袖の長い服を着始めたのはこの頃。


――わたしは化け物……

――わたしは……

世界全てが敵に見えた。

こんな眼に産んだ親を呪った。

自分をいじめる人達を呪った。

無力な自分自身を呪った。

ありとあらゆる全てを呪いながら生きていた。


呪いや悪魔に関する本を読み始めたのはこの頃。


『音木』

――なに……?

『えっと、実は昨日休んでる間に音木が放送委員に決まったんだ……』

――わたしが……放送委員……?

『音木なら十分いけると思うんだ……引き受けてくれないか?』


――……


新しい中学に転校したわたしはなし崩しに放送委員になった。

最初は嫌々だった、だけどマイクに自分の声を乗せて広がっていくその瞬間が……心地よくなるのに時間はかからなかった。

みんながわたしの放送を喜んでいた、待ち望んでくれた、この時だけはわたしは昔みたいに明るくなれた。


――ああ……

――楽しい……


だけどわたしは放送の時だけしか変われなかった。

この眼は相変わらず嫌いだし、手首の傷は一生消えない。

黒魔術の本も、放送もいわば逃避の手段でしかなくて。

わたしはそのまま、高校生になる。


――手紙……?

――希望ヶ峰学園……【超高校級の放送委員】……

【超高校級の放送委員】……わたしはそんな肩書きで希望ヶ峰学園からスカウトされた。

断る理由は思いつかなかったし、わたしは入学する事にした……今思えばそれがわたしの分岐点だったんだと思う。

希望ヶ峰学園に入学したわたしはクラスに馴染めないでいた。

と言うより、当時のみんなはそれぞれ色々あって仲良くなんて雰囲気になかった。


――……


失敗だったのかもしれない、そう思っていた頃。

『うわっ!』

――っ……!

わたしは、【彼】に出会った。

『ご、ごめん。大丈夫か?』

音木『天倉……?』

『あっ、いや……俺はタカじゃなくて……んっ?』

音木『なに……』

『いや、その眼……オッドアイだったか』

音木『っ!?』

この眼を見られた、それはわたしにとって悪夢以外の何物でもなくて。

またいじめられる、また全てを否定される……

わたしにとって、眼を見られる事は……

『綺麗な眼だな』

音木『……へっ?』

『あっ、悪い。初対面の相手にいきなりこんな……』

音木『……本当?この目が、綺麗って』

『んっ?ああ、もちろん』

音木『……』

初めてだった。

この眼が綺麗だなんて、言われたのは。

親すら、言わなかったのに。

音木『……』

『おーい、ハル……と音木もいたのか』

『タカ。なるほど、君は音木っていうのか』

音木『……!』

『あっ、ちょっと……!』

『……何したんだハル』

『いや、俺は……』


気がついたら逃げていた。

多分、どうすればいいのかわからなかったんだと思う。

その時出会ったのが【村雨早春】という人だと知ったのは……少し後の事。

【???】

音木「……」

狩谷「ここにいたのかい、音木の嬢ちゃん」

音木「狩谷……」

狩谷「いよいよだねぇ、村雨の大将を目覚めさせる計画」

音木「……」

あれからわたしは村雨の繋がりで天倉、若葉、和水と話すようになって……

天倉『音木って綺麗な眼してたんだな』

若葉『綺麗だよその眼!』

和水『いい眼じゃないか、音木さん』

どんどんその輪は広がって……

美踊『わぁ!綺麗な眼ー!歌恋もそう思うでしょ!』

歌恋『うん、宝石みたい……』

切原『……いい眼をしているな』

クリス『ほぉ、良い眼ではないか。さしずめ原石といったところか……輝くかはこれから次第だがな』

気がついたら、わたしはこのクラスに溶け込んでいた。

当麻『けっ、なんだ。普通の眼じゃねえか』

志賀『可愛い眼だねぇ……お持ち帰りしていいかなぁ?』

神乃木『私は好きですよ、音木さんの眼』

きっかけは些細な一言。

福永『き、きれいだね……へ、変な意味はないよ!?』

奉田『詩ちゃん、綺麗ないい眼じゃない』

姫埜『ふふっ、詩ちゃん、いい眼してるのね』

王城『……綺麗なんじゃないかな』

狩谷『自信持っていいんじゃないかねぇ、この眼はいい眼だってさ』

だけどわたしは……そのきっかけをくれた彼にお礼を言えてない。

音木「狩谷……」

狩谷「なんだい?」

音木「目覚めさせる……必ず……」

狩谷「……みんなも同じ気持ちさ。行くとしましょうか音木の嬢ちゃん」

音木「うん……」

だからわたしはみんなと行く。

村雨、あなたを目覚めさせるために。

音木「お礼……絶対受け取ってもらうから……」

END

【希望ヶ峰学園・武道場】

志賀「隼くーん」

当麻「またてめえか志賀……」

志賀「また萌衣だよぉ」

当麻「毎日毎日飽きもしねえで……俺様に恨みでもあんのか!」

志賀「萌衣はただ隼くんと仲良くしたいだけだよ?」

当麻「仲良くしてえなら他を当たれ!」

志賀「えー」

当麻「えーじゃねぇよ!」

志賀「うー」

当麻「てめえ、喧嘩売ってんのか……!」

志賀「……どうしてもダメ?」

当麻「……ちっ、そこまでどうしても俺様に気に入られてえなら槍の修行中は邪魔すんな!!」

志賀「あっ、だったら今度のお休みにデートしよう」

当麻「なんでそうなるんだよ!?」

志賀「修行中じゃなかったらいいんでしょ?」

当麻「っ、やっぱさっきのは……」

志賀「前言撤回はなーしだよ」

当麻「……」

志賀「……」

当麻「……ちっ、わかったよ!!迂闊な事言ったツケは払ってやらぁ!!」

志賀「やったぁ」







EXTRACHAPT【彼女の理由】






【数日後】

志賀「んー、美味しいー」

当麻「……」

志賀「このケーキはもう一工夫かなぁ……」

当麻「……」

志賀「あっ、これこの前公開したレシピのケーキ。再現度は……なかなかかなぁ?」

当麻「……」

志賀「あれぇ、隼くんどうしたの?1個も減ってないよぉ?」

当麻「なんでケーキバイキングに来ねえといけねえんだ……」

志賀「隼くん甘いもの苦手だったっけ?」

当麻「わざわざ店来る意味がわかんねえんだよ。甘いもの食いたきゃ自分で作った方が美味いものにありつけんだろ」

志賀「んー、自分で作ってたらいつもと変わりないしねぇ」

当麻「……俺様にはわかんねえ感覚だな」

志賀「隼くん、こんなのどう?」

当麻「……制服か料理する時の格好しか知らねえから新鮮ではあるな」

志賀「えっ、可愛い?」

当麻「耳遠いみてえだから病院行きやがれ」

志賀「ノリ悪いなぁ」

当麻「てめえのノリに付き合ってたら過労死するっつうの……」

志賀「ちぇー」

当麻「……ったく、ちょっと貸せ」

志賀「えっ?」

当麻「てめえの髪の色ならこっちの方が映えんだろ。そうなると……」

志賀「……隼くん、意外に経験豊富なのぉ?」

当麻「女連中に叩き込まれたんだよ!!くそ、姫埜の奴なんか嬉々としてレッスンなんかしてきやがって……」

志賀「頑張ったんだねぇ」

当麻「うっせぇ、いいから自分で着て確かめてみろ」

志賀「わかったぁ」

当麻「……けっ、何してんだ俺様は」

当麻「おい志賀、次は……」

当麻「志賀?」

当麻「……」

当麻「……ちっ、はぐれたのか」

当麻「このまま帰ったら……美魅に八つ裂きにされんな」

当麻「しかたねえ……」


…………


当麻「あんなとこにいやがった……あん?」

志賀「……」

当麻「なんだあいつ、言い寄られてやがんのか」

見てくれだけは悪くねえから不思議でもねえか。

志賀「……」

当麻「……?」

なんだ、志賀の奴……震えてんのか?
いつも人に言い寄るあいつとはまるで別人……

志賀「っ、や、やだ、やぁ……!」

当麻「!?」

本当になんなんだ?
腕掴まれただけで、あんな反応……

当麻「ちっ、なんだか知らねえがあのままにするわけにはいかねえみてえだな……!」

【公園】

志賀「……」

当麻「ほらよ。てめえが好きそうな甘ったるいコーヒーだ」

志賀「あはっ……ありがと」

当麻「……」

志賀「……」

当麻「俺様には和水みてえな事は出来ねえ」

志賀「えっ……?」

当麻「その上で聞くぞ。随分らしくねえ有り様だったな志賀」

志賀「っ……」

当麻「てめえは学園じゃもっとえげつねえ事言ってるような奴と意気投合してるじゃねえか」

志賀「……輝々くんはなんだかんだで一線は踏み越えないからねぇ」

当麻「何かあったのか」

志賀「……隼くん」

当麻「あん?」

志賀「……聞いたらきっと嫌な気分になるよ」

当麻「それを決めんのは俺様だ……話してみろ」

志賀「……隼くんらしい」

※志賀の過去です。
少々性的表現が含まれますのでご注意ください。
タイトルに【志賀の過去】とつけますので、ダメな場合は単語をNGでお願いします。







志賀「萌衣ね、お父さんの顔知らないの」

志賀「死んじゃったとかじゃなくて……あの人、あっ、一応お母さんが当時相手にしてた人が多すぎて絞りきれなかったんだって」

志賀「1回だけの行きずりの関係っていうのも多かったみたいだしねぇ」

志賀「で、そんな人が萌衣が産まれたくらいで止まる訳なくて……」

志賀「物心ついた頃には家に毎日毎日違う男の人が来てた」

志賀「隣の部屋でそういう事してるの聞いてたらどんどん気持ち悪くなってね、いつの間にか部屋の隅で眼を閉じて、耳を塞ぐようになった」

志賀「早く終われ早く終われってずっと念じてたのは……はっきり覚えてる」

志賀「……だけど逃げられるわけないんだよねぇ」

志賀「あの家に来るのって、どうしようもない人ばっかりなんだもん」

志賀「……最後までされなかったのは、本当に運が良かったんだろうね」

志賀「……手と口は、散々使われたから汚れてるのは否定出来ないけど」







志賀「でね、そんな生活だったから口の中がいつも気持ち悪かった」

志賀「ある日水でゆすぐだけじゃどうにもならなくて、吐き気が収まらなくて……目についたのが角砂糖だった」

志賀「口に含んで必死に口を甘くしたら、不思議と気持ち悪さは収まって……」

志賀「隼くん、萌衣は甘いのが好きなんじゃないんだよ」

志賀「萌衣にとって砂糖がくれる甘味は、生きるために必要な物だったの」

志賀「依存してる、って言った方が正しいんだよ」

志賀「……それから砂糖に飽きないようにお菓子を作るようになった」

志賀「必死だったよ、本当に」

志賀「砂糖の救いがなくなればきっとダメになるってわかってたから……」

志賀「時が過ぎて、最後までされそうになる直前に萌衣はパティシエとして認められ始めたの」

志賀「周りに人が集まるようになって、あの人達も手を出せなくなって……」

志賀「萌衣はなんとか逃げ出せたんだよ」

志賀「……今でも家に来たような人達に似た感じの人は話すのも無理なんだけどね」

当麻「……」

志賀「……さっきの人達は一番家に来たような人達に雰囲気が似てたから取り乱しちゃったんだ」

当麻「……ならなんで普段はああなんだ」

志賀「……反応を試してるの」

当麻「試すだと?」

志賀「どれだけあの冗談に引いてくれるか」

当麻「……」

志賀「萌衣の冗談を受け入れるような人は逆に怖いの。輝々くんは料理と目の前ではそういう事言わないからなんとかなってる」

当麻「……」

志賀「嫌な気分に、なったよね?」

当麻「もう1つ聞かせろ志賀……なんで俺様に関わろうとするんだ?」

志賀「えっ?」

当麻「そんだけの事がありゃあ、男そのものに恐怖を抱いてもおかしくねぇ。なのになんで俺様に積極的に関わってきた」

志賀「……」

当麻「まあ、俺様は誰よりもお前の冗談とやらを嫌ってたからよ。安心できたのかもしれねえが……」

志賀「……違うよ」

当麻「あん?」

志賀「それもあったけど……隼くんは、それだけじゃないの」

【入学直後】

志賀「……ああ、良かったぁ」

みんないい顔はしてなかった。
みんなはいずれ本当の萌衣を見せてもいい人達かもしれない。

志賀「あっ、だけど……」

もう1人、クラスメートになる男の子がいるんだっけ……

志賀「……大丈夫、きっと大丈夫」


…………


当麻「……」

志賀「……いた」

当麻「あ?なんだてめえ」

志賀「……」

お願い、萌衣に心安らぐ環境を下さい……!

志賀「あはっ!萌衣は志賀萌衣って言うんだ!【超高校級のパティシエ】だよ!」

当麻「ちっ、同期ってわけか。俺様は当麻隼、【超高校級の槍使い】だ」

志賀「隼くんかぁ……あはっ、もしよかったらベッドの上で槍を使ってみない?」

当麻「はあ?」

うん、いい反応!
これで萌衣は……

当麻「ちょっと待て」

志賀「えっ?」

当麻「忠告しといてやる。襲われたくなかったら軽はずみにんな事言うんじゃねえ、危ねえぞ」

志賀「……えっ?」

当麻「はっ、くだらねえ事言ったか。せいぜい邪魔すんじゃねえぞ」

志賀「……」

今まで萌衣の冗談に嫌な顔をした人はたくさんいた。
萌衣と距離を置くようになった人もいた。

だけど……萌衣を心配してくれたのは、今の男の子が初めてだった。

志賀「当麻、隼くん……」

当麻「おい志賀、何をボーッとしてやがる」

志賀「ふえっ!?」

当麻「……まあ、言えねえなら無理に聞かねえよ」

志賀「あ、あの隼くん?」

当麻「あん?」

志賀「げ、幻滅した……?」

当麻「……」

志賀「……」

当麻「帰るぞ」

志賀「あっ……」

当麻「戻ったら一番得意な菓子食わせろ」

志賀「……えっ?」

当麻「お前の菓子は気に入ってんだ。いつもみたいにまとわりついてくんならせめてそれぐらいしてもバチは当たんねえぞ」

志賀「……」

ああ、そうなんだ。
萌衣は、こんなぶっきらぼうで優しい隼くんが……


志賀「――好き、なんだ」


当麻「今なんか言ったか?」

志賀「……ううん、なんでもない」

当麻「そうかよ」

いつか、言えたらいいな……
萌衣の隼くんに対するとびっきりの感謝と、とびっきりの気持ちを。

END

【生徒会が絶望病になったら】

天笠「早春さんなんて好きじゃないんですからね!」

金丸「世の中お金が全てじゃないんだ!」

浅井「……」カチカチ←ひたすらメール

雑田「あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!げほっ、ごほっ!?」

彩賀「改造していいよね!ね!ね!?」

二地屋「この風泣いてる……」

記虎「にゃーにゃー!」

祭山「ごきげんよう、皆さん」

千里「……そう」

塔和「いーやーなーのー!」

田宮「外に出るなんてとんでもない!病気になるじゃないか!」

色葉「ヒャッハー!汚物は消毒だー!」

斑井「うわああああ!?膝すりむいたー!」

風見鶏「皆さん仲良くしましょうよぉ……」

こんな感じになるかと。

【某月某日】

鉢笛「よっし!今日も1日頑張るぞー!」

奉田「……ねぇ、舞」

鉢笛「なにー?」

奉田「アンタっていつも学ランだけど女子用の制服着ないの?」

鉢笛「……そもそも買ってないよ?」

奉田「はぁ!?」

鉢笛「だって制服じゃ、こう、うーん……応援に身が入らないしさ!希望ヶ峰学園も別にいいって言ってたし」

奉田「あのねぇ……普通制服すらないっておかしいでしょう。たまには制服着てもバチは当たらないわよ?」

鉢笛「んー……じゃあさじゃあさ!」

奉田「なによ」


鉢笛「今日1日制服交換してみようよ!」

奉田「…………なんでそうなるの?」







EXTRACHAPT【彼女が服を着替えたら】






【76期生教室】

姫埜「なるほどなるほど。だから今日は学ランなのね」

奉田「あの子結構強引だから……まっ、たまにはね」

狩谷「へぇ、服だけで印象変わるもんだねぇ」

和水「髪もまとめてるし、余計にそう思うんじゃないかな?」

美踊「でもさー、確か舞っちってボタン外してなかった?」

歌恋「そういえば……仕乃お姉さんみたいにしっかり留めてなかったような」

奉田「アタシにあんな格好出来ないわよ!」

切原「服はきちんと着るべきだ。防弾性に大きく違いが出る」

神乃木「確かに羽織るだけでちゃんと着ないのは危ないですね……隼」

志賀「えー、でも萌衣はこんな隼くんもワイルドでいいと思うよぉ。ねぇ、隼くん」

当麻「俺様に飛び火させんなや!?」

奉田「とにかくそういう事だから、今日1日はこんな感じでよろしくって事で」

音木「黒き衣……とうとう闇に堕ちた……」

奉田「いやいや、なんでそうなるの!?」

天倉「イメチェンか……ハルにやらせて俺も合わせるか」

若葉「ハル君のイメチェン……あわわ、ハル君がなんかすごい事にー!?」

クリス「何を想像したのだ若葉実よ」

若葉「年末に着るようなキラキラ衣装のハル君……」

王城「ぶふっ!?くっ、くくくく……」

和水「今のがツボだったのかい王城クン……」

奉田「本当に着替えただけでこれってどういう……あれ」

姫埜「どうしたの?」

奉田「いや、福永は?」

当麻「アイツなら来ねえぞ。今日は施設でやる事があるんだと」

奉田「あっ、そうなの」

美踊「おやおやー?もしや豪兄ちゃに見せられなくて残念なのですかなー?」

奉田「ち、違うわよ!」

【79期生教室】

こまる「……」

鉢笛「どしたのこまっちゃん。そんな明日は雨になるのかなって顔して」

こまる「明日は雨になるのかな……」

鉢笛「一字一句そのまま!?」

下村「おぉ、舞ちゃんがブレザーなんて珍しい!いつもも可愛いけど今日も可愛いぜ!」

鉢笛「あはは、ありがとうゆっきー!」

天ヶ瀬「ですがどうしたのですか?確か制服は購入していないと聞きましたけれど」

鉢笛「たまにはって事で仕乃と交換したんだー」

下村「なるほど、76期生には舞ちゃんのいとこがいたからな」

岩淵「本当に女に関しては把握してんだな……」

花巻「……私もたまには制服着ようかしら」

りん「清良お姉ちゃん、いつもつなぎだもんねー」

神導寺「お似合いですよ舞さん」

鉢笛「えへへ、あーちゃんもありがとうね!」

神導寺「これを機に綾咲も制服を着ればいいのですが」

綾咲「私にとってはこれが制服ですので」

根駒「綾咲は学生であるより前に執事って感じだからな……」

揮央「制服じゃないと言えば……」

ルチアーノ「なんだ」

本居「そ、そういえばルチアーノさんはいつもスーツで制服着ていませんよね」

ルチアーノ「これは特殊加工の特注スーツなんでな。マフィアの世界にいる以上外で脱ぐわけにはいかない」

矢頼「不便ではないのか」

ルチアーノ「ふん、今さらだ」

細河「……」

鉢笛「あり?何してるのるっちゃん」

細河【今の鉢笛さんの絵を描こうかなって】

鉢笛「本当!?出来たら見せて見せてー!」

細河【うん、もちろん】

【76期生教室】

キーンコーン、カーンコーン

奉田「さて、部屋に帰って元に戻しますか」

奉田(最初はなんかいつもとは違う感じに戸惑ったけど、1日過ごしてみると案外楽しめたわね)

奉田「慣れって怖いわ……」

奉田「……最後に少しくらい冒険してみようかしら」

奉田「舞みたいにボタン外してっと……うーん、改めてサラシだけはどうなのよってなるわね」

奉田「なんだか恥ずかしいし、さっさと部屋に……」

福永「あっ、ま、奉田さん」

奉田「ぴいっ!?」

福永「えっ、な、なに今の声……というかその服なんでボタン外して……」

奉田「ち、違うわよ!これはただ舞みたいにしてみただけで、アタシにそういう趣味があるわけじゃないから!!」

福永「え、えっと、わ、わからないけどわかったよ、うん」

奉田「……わかったならいいわ。じゃあアタシは部屋に戻るから」

福永「ま、奉田さん」

奉田「なに?」

福永「に、似合ってるよその学ラン」

奉田「……ありがたく受け取っておくわ」

【奉田の部屋】

奉田「はああああ……」

奉田「最後の最後でドッと疲れた……」

鉢笛「たっだいまー!」

奉田「おかえり……」

鉢笛「あれ、仕乃なんだか疲れてない?」

奉田「そりゃあ疲れもするわよ。ほら、早く返して」

鉢笛「はーい」

…………

鉢笛「やっぱりこれが一番落ち着くなー」

奉田「同意ね。やっぱり着慣れた服が一番だわ」

鉢笛「でも反応違って楽しかったのも事実だし、たまには制服いいかもね!」

奉田「それはよかったわね」

鉢笛「あっ、でも……」

奉田「でも?」







鉢笛「胸がキツかったのだけは困っちゃったかなー」

奉田「胸部分だけなんか隙間あるのアンタのせいか!」






END

【希望ヶ峰学園・生徒会室】

村雨「んっ……?」

ザー……

村雨「雨か。降るのは夜だと聞いていたけど少し早かったか」

ザー……

村雨「……こんな日だと思い出すな」

村雨「村雨の家にいた時の事を……」







EXTRACHAPT【雨が晴れた日】






【十数年前・村雨家】

村雨「……」

「ほら、あの子よ。村雨家次期当主の座に最も近いと言われてる……」

「ああ、高名な方々が口々に大成すると仰った……」

「まだ小学生になるかならないかで礼儀作法もしっかりして……」

「でも大人びすぎてるというか、正直不気味よね……」

村雨「……」

いつもこうだ。
本家の廊下を歩く度に周りの使用人は僕について色々言う。
子供ならばわからないとでも思っているのだろうか……不気味なほど子供らしくないと自分達で言っているのに。

村雨「お爺様、村雨早春ただ今参りました」

「入れ」

村雨「はい」

「早春。勉学ははかどっておるか?」

村雨「はい。お爺様方のおかげです」

「世辞はいい。お前を呼んだのは他でもない……本来ならばまだ先だったが、お前にも影武者をつける事にした」

村雨「影武者、ですか?」

「そうだ。代々影武者として生きてきた天倉の家……そこの子を本日付けてお前の影武者とする」

村雨「……」

村雨家は代々続く旧家でそれなりの地位を持つ……それ故に命の危険に常に晒されてきた。
そんな時、代わりに死ぬ影武者を用意しているのだと教育されていたけれど……

「早春よ。お前は村雨家の歴史の中でもなかなかの資質を備えておる……村雨家を繁栄させるためせいぜい寝首をかかれぬよう励めよ」

村雨「……わかりました」

この家は歪だ。
子供なのにそんな事を考えている自分を含めて……歪んでいる。

村雨「……」

「……」

その後お爺様に会わせられたのは、自分と瓜二つの男の子。
天倉の家は産まれてくる子供が五割の確率で何から何まで村雨家の誰かと瓜二つになるらしい……

「……」

村雨「……」

そのためか村雨家と天倉家は古くから親交があった。
村雨家の成功の裏には影武者となった天倉の家の犠牲がつきものだったと、お爺様は言っていたけど。

村雨「……」

まさかここまでだなんて……

「……」

とにかく、長いつきあいになるんだ。
名前だけでも聞いておかないと……

村雨「名前、教えてくれないかな?」

「……なんで」

村雨「なんでって……」

「どうせいつかお前の代わりに死ぬんだ。名前なんか聞いたって意味ないだろ」

村雨「っ……」

睨まれてたのはそのせいか……

「……」

だけど何でだろう、よく思われてないはずなのに……

村雨「早春」

この子とは仲良く出来そうだって思うのは。

「は?」

村雨「僕は村雨早春。君の名前は?」

「……」

村雨「……」

天倉「天倉、春尊」

村雨「春尊か……じゃあタカって呼ぶよ」

天倉「……!」

村雨「そっちも好きな風に呼んでいいから。これからよろしくタカ」

天倉「…………よろしく」

【2ヶ月後】

タカが影武者として傍にいるようになってから2ヶ月。
その時にはもうタカとは2人でよく話すぐらい仲良くなっていた。

そんなある日……

天倉「ハル、ちょっといいか?」

村雨「タカ……僕の名前は早春だからハルじゃないんだけど」

天倉「好きな風に呼べって言ったのはそっちだろ」

村雨「それはそうだけど」

天倉「そんな事はどうでもいいんだよ。それよりハルは外で遊んだりしないのか?」

村雨「外で?」

天倉「ほら、この家に来てからハルはずっと勉強と鍛練ばっかだろう?たまには遊んだっていいんじゃないか?」

村雨「そうはいっても……許してくれるわけないし」

両親は典型的な権威主義で、他人は利用するものと考えている人達だった。
だから遊びなんて、タカが教えてくれなかったらいつまでも興味すらわかなかったかもしれない。

天倉「黙って行ってすぐ帰ってくれば大丈夫だって!見回りは俺が何とかするから!」

村雨「……本当に?」

天倉「俺を信じてくれ!なっ?」

村雨「……わかった。たまには、遊んでくるのも悪くないかもしれないし」

天倉「そうこなくっちゃ!じゃあ代わりはこっちでしとくから、見つかるなよ?」

村雨「うん……ありがとう、タカ」

天倉「いいってこと」

【公園】

村雨「……公園に来てみたのはいいけど」

曇ってるからか誰もいないな……
せっかくタカがくれた機会なのに1人でブランコだなんて……もったいない気もする。

ポツ、ポツ……

村雨「あっ……雨……」

マズい、どこかで雨宿りしないと……
濡れたら言い訳が出来ない……きっと二度とこんな風に遊べなくなる!

村雨「あの木の下なら……」

ザー……

村雨「……」

公園にある一番大きな木の下で雨宿りしてから一時間。
雨は全然やむ気配がない。
急いで帰らないといけないのに……

村雨「……」

遊ぶ事にもこんなにビクビクして、僕は何をしてるんだろう。
普段の行動も、言葉選びも全て年相応じゃないって言われて……

村雨「……」

僕は、このまま……



「なにしてるの?」

村雨「っ!?」

ふと気がつくと、目の前に雨合羽を着た女の子が立っていた。
女の子はなぜか心配そうな顔で僕を見ている。

「怪我したの?それともお腹痛いの?」

村雨「な、なんで?」

「だって泣きそうな顔してたよ?」

村雨「えっ……」

泣きそうな顔?僕が?
僕は、泣きそうだった?

「えっと、大丈夫だよ!」

村雨「大丈夫?」

「お父さんとお母さんがよく言ってるの!悪い事ばっかりなんてずっと続かない、いつか雨はやむんだって!」

村雨「……」

「意味は、よくわからないんだけど……」

村雨「……ははっ」

「???」

村雨「ありがとう、なんだか元気になったよ」

「本当?よかったぁ……あっ、雨やんだね」

村雨「本当だ」

通り雨、だったのかな。

「私、そろそろ帰らないと」

村雨「あっ、待って!君の名前を……」

「実だよ!私の名前は実って言うの!」

村雨「ミノリ……」

「バイバイ!」

村雨「あっ……行っちゃった」

ミノリ、か……

村雨「……また会えたらいいな」

その時の僕の心は、まるで雨があがったみたいに晴れやかだった。

【1ヶ月後】

村雨「タカ、また頼めるかな?」

天倉「いいぞ。それにしても最近なんか楽しそうだなハル」

村雨「そうかな?」

天倉「なんか外に行くのが楽しみで仕方ないって感じ」

村雨「あはは、当たってはいるかも。それじゃあ行ってくるから」

天倉「本当に変わったなハル……」

天倉「なーんて、それは俺も同じか」


【公園】

村雨「実!」

「あっ、ハル君だ!」

村雨「僕はハルじゃないんだけど……」

「……」

村雨「あれ?実、その子は……」

「あっ、ハル君は初めてだよね。この子はトワ!私の大親友なんだ!」

「……君がハル?」

村雨「えっと、一応……僕は村雨早春っていうんだ」

和水「ボクは和水冬羽。ミノリの友達……いや、飼育係かな?」

「トワったらまたそんな事言ってー!」

和水「ところで村雨クンの名前にはハルがないけど……なんでハル?」

村雨「漢字で早春って書くと春の字があるからだと思う」

和水「ああ、なるほど。ミノリらしい」

「馬鹿にされてる気がするよ……」

和水「気のせいだよ」

和水「そういえば村雨ってあのお屋敷の村雨なのかな」

村雨「っ!」

「お屋敷ってあの大きな家だよね?ハル君、そんなにすごい家の子だったの?」

村雨「……うん」

隠すつもりはなかった。
だけどなんとなく、言い出せなかった。
言ったら何かが変わってしまうのかもしれないって怖かったから。

「ふーん……それじゃあ今日は何して遊ぼっか!」

……そんなわけ、なかったのに。

村雨「えっ?えっと……」

「そうだ!ハル君、私の家で一緒に遊ぼうよ!」

村雨「実の家?」

和水「まだ行ってなかったの?」

「なんとなく機会がなくて……だから今日は私の家に行こうハル君!ほらトワも!」

村雨「わっ、ちょっと引っ張ったら危ない……」


その後連れて行かれた実の家は、とても暖かかった。
事務的な事しか言わないで、お金だけ置いていく家とは違って……

これが家族なんだって、教えられた気がした。

――実の家は僕にとってまさに理想的な家族だった。

だから、あの日……

村雨「あれ?今日は冬羽だけ?」

和水「ハル……」

村雨「ど、どうしたの?」

和水「ミノリが、ミノリの家が……」

村雨「えっ……」

――実が、両親を失ったなんて聞かされて頭が真っ白になった。

【葬式会場】

「……」

村雨「……」

「グスッ、お父さん……お母さん……」

村雨「……」

実は1人で泣いていた。
周りには誰もいない。
ここに来る途中、大人達が言い争っていたのは聞いたけど……実はほったらかしにされていた。

村雨「実……」

「ハル、君?」

村雨「……」

「……お父さんとお母さんが、死んじゃった」

「もう、二度と会えないって……」

「なんで、こんな事になっちゃったのかな……」

「私、ひとりぼっちになっちゃった……」

村雨「実……!」

見ていられなかった。
膝を抱えて泣いている実を、どうにかしてあげたかった。
だけど僕は無力で、子供で……

それなのに僕は……

村雨「僕が側にいる!」
「えっ?」

村雨「実をひとりぼっちになんてさせない」

村雨「寂しい時、泣きたい時、実とずっと一緒にいる!」

村雨「僕が一緒にいるから、だから……」

「ハル君……」

村雨「実……」

「ありがとう……」

そう言って実は泣きながらぎこちない笑みを僕に見せた。
その顔を見て僕は……ある1つの決意を固めた。

【村雨家】

村雨「……お父様、お母様、頼みがあります」

「なんだ早春」

村雨「僕の……友達が家族を失いました」

「友達?いつの間にそんな……」

村雨「彼女には行くところがありません。だから……この家に住まわせてあげてください!!」

「何を言い出すかと思えば……くだらん」

「そんなの無理に決まっているでしょう」

村雨「お願いです!彼女をひとりぼっちにさせたくないんです!どんな事でもします!だから……!」

「そんな事をして何になる。一時的な感傷で動いてもろくな事にはならないぞ」

「どうして知り合ったかは知らないけどやはり悪影響だったようね」

村雨「っ……!」

ダメなのか……
僕は結局実の力になれないのか……

村雨「……」

いや、諦めるな……
ここで諦めたら実はどうなる!
僕は……!

村雨「……ならばお爺様、村雨家現当主にお願いしに行きます」

「なに!?」

村雨「お爺様ならば色好い返事をいただけると思いますから」

「……現当主ならは確かにありえる」

「だけどもし無理だったらくだらない話を持ち込んだとなる恐れが……」

「だったら……くっ、話がいく前にここで受け入れるのが最善か」

村雨「……」

「好きにしろ。ただし悪影響だと判断したらすぐにでも……」

村雨「させません、絶対に」

「……ふん、子供らしくない目だ」

村雨「……」

【生徒会室】

村雨「……あの後、実が俺の家で暮らし始めたんだったな」

いざという時は既に色々な自由を切ってお爺様に話を通してあると言うつもりだったけど……あそこでなんとかなって良かった。

村雨「村雨家の暮らしで……あの時間が一番楽しかったな」

実とタカ、冬羽も一緒に4人で過ごすようになって……
今となっては輝いていた時間だった気がする。
そういえば俺って言うようになったのもこの頃か。

村雨「その半年後に外国にいた若葉の家の人達が来て……実は若葉実になった」

それでも俺達は一緒にいて……
中学、高校、そしてこの希望ヶ峰学園でも一緒になった。

村雨「んっ?雨やんだな……」

いつか雨はやむ、か。


村雨「……本当にいい言葉だ」

今日は4人で食事でもするかと思いながら、俺は残りの書類に取りかかった。

END







EXTRACHAPT【希望ヶ峰学園生徒会の1コマ】






【生徒会室】

村雨「……」

天笠「……」

村雨「天笠副会長……さっきからこっちを見ているけど何かあったのか」

天笠「いえいえ、早春さんの凛々しい顔を見ていただけですよ」

村雨「……少しは自重してくれ」

天笠「あら、残念です」

金丸「ひーふーみー……にひひ、金勘定はこの世で最高のストレス解消法でい」

浅井「そ、それは、金丸君だけじゃないかな……」

雑田「……金の亡者」

金丸「なんでい雑田、その言い方は。こちとら金のためなら閻魔すら敵に回してやるんだ、亡者なんて言い方は心外ってもんでい」

浅井「怒るのそこなの……?」

祭山「それにしても暇だね!なんかこう楽しく騒げる事ないかな!?」

二地屋「祭山さん!机の上に足を置かないでちょうだい!」

祭山「にちやんは堅い!皺出来たらどうするの!?」

二地屋「なっ!?だ、誰のせいで私が日々……」

村雨「祭山、あまり二地屋を困らせてやるな」

祭山「でもさでもさー!」

彩賀「はーい、セイカ。ちょっと黙ってようなー」シュー

祭山「……!?……!……!」

村雨「彩賀、今何をしたんだ」

彩賀「新開発のスプレー型試薬。吹きかけると声帯に反応して一時的に声が出なくなるんだよ」

斑井「それ大丈夫なのか?」

彩賀「さあ?人間に使ったの初めてだからわからん」

祭山「!?!!!?」

千里「あんまし脅かすなよ彩賀……祭山泣いちゃったぞ」

彩賀「まあダメだったその時は回復する薬作るから問題ないって事で」

村雨「彩賀、冗談はそこまでにしておけ」

彩賀「わかったわかった。安心しろってセイカ、実験ならともかく俺がそんな中途半端な薬使うわけないから」

祭山「……」グスッ

塔和「ふああ……」

浅井「クララちゃん、疲れてるの……?」

塔和「んー、ちょっと研究行き詰まってさ。まあそこは徹夜でクリアしたからいいんだけどおかげで眠くて眠くて……」

浅井「えっと、じゃあ……膝どうぞ」

塔和「あはー、アヤの膝枕だ。至福の一時だよー」

浅井「クララちゃん、くすぐったいよ……」

記虎「浅井さん浅井さん、ちょっとつかぬ事をお伺いいたしますが」

浅井「な、なにかな?」

記虎「ぶっちゃけあなたと塔和蔵羅さんってそういう関係なんですか!?」

浅井「そういうって……」

記虎「だから百合の花が咲く関係……あいたっ!?」

天笠「何を聞こうとしているんです、記虎さん?」

記虎「それはもう!真実の探求……あいたたたっ!?アイアンクローは駄目ですって!」

浅井「わ、私達は植物じゃないから花は咲かな……」

色葉「えっ、出来るけど」

千里「マジかよ!?」

色葉「種あるからなんだったら誰か試してみる?」

村雨「……却下に決まっているだろう」

色葉「あはは、だよね」

雑田「会長」

村雨「んっ?どうした雑田」

雑田「メール」

村雨「田宮からか……」

二地屋「そういえば彼は今山奥の秘境に行っていたんでしたね……」

村雨「……どうやら熊に遭遇したらしい」

千里「おいおい、大丈夫なのかそれ」

村雨「そこは逃げ切ったらしいんだが逃げた先でワニにも遭遇したり、蠍や毒蛇もいたみたいだ」

金丸「相変わらずのトラブルメーカーでい」

村雨「それでも元気にやっているからお土産を楽しみにしておいてほしいとの事だ」

二地屋「その前に無事に帰ってこられるかが悩ましいですね」

村雨「全くだ……」

【2時間後】

村雨「……みんなは帰った」

風見鶏「……」

村雨「風見鶏、もう黙っていなくてもいいんじゃないか?」

風見鶏「僕が黙っていたのは喋る必要性がなかっただけですよ村雨会長」

村雨「……そうか」

風見鶏「評議委員会は才能の面ではあなた方を高く評価しています。これからも励んでください」

村雨「評議委員会のために、か」

風見鶏「そうですよ。希望ヶ峰学園のため、ひいては評議委員会のために……」

村雨「風見鶏」

風見鶏「はい?」

村雨「そこに、幸せはあるのか?」

風見鶏「道具に幸せも希望も必要ありません」

村雨「道具……か」

風見鶏「それでは報告がありますので」

バタンッ

村雨「風見鶏……」

村雨「この学園の雨は……簡単に晴れそうにないな」

END

Chapter5の皆が「認識」出来なかった若葉のセリフの補完が見たいです。

>>930

順番に


【前スレ>>27

若葉「狩谷君はきっとこう思ってたんだ……私達に生き延びてほしいって」

和水「生き延びてほしい、か……」

若葉「もしかしたら私みたいに何か思い出してたのかな……だったら狩谷君が自殺を選んだのも不思議ではないよね。ここがプログラムなのがわかった上での行動だろうから」

姫埜「あれ?実ちゃん、口が動いてたけど何か言った?」

若葉「……ううん、なんでも」

天倉「……?」

なんだ、今まるで実の言葉だけが急に途切れたような……?

【前スレ>>48

歌恋「それに未来機関の仲間で死んだ人間に化けた人っていうのも気になります……」

和水「あれがどこまで信用出来るかはわからないけれどね……」

若葉「……私達だって未来機関にいたのに」

天倉「……」

まただ、また実の言葉が……

【前スレ>>64

若葉「……大丈夫だよ」

天倉「実?」

若葉「ハル君もトワも私達を傷つけたりしないから。だって2人、ううんタカ君も含めた私達17人は仲間なんだから」

和水「……?」

【前スレ>>460

天倉「実、どうかしたのか?」

若葉「……」

実が黙ったという事は……まだ話せないって言っていた俺に関連する話か?

若葉「トワ、誓いの数字ってわかる?」

天倉「?」

なんだ、また実の言葉が……

和水「誓いの数字?なんだい、それは?」



若葉「……ごめんなさい、話せないんだ。私にそれは許されてないから」

和水「ミノリ……?」

若葉「ごめん、少し1人になりたいから……コテージに戻るね」

天倉「実!」

若葉「こんな事になるなら、私も一緒に監視者になれば良かったんだ……」

ダメだ、実の声がまた途切れて……!

和水「ミノリ、今のはいったいどういう……?」


こんな感じです

【ジャバウォック諸島】

【希望のカケラを手に入れました!】

天倉「希望のカケラが全部集まったか」

若葉「つまり私とハル君はすごく仲良くなれたって事だよね!」

天倉「ああ、そうだな」

若葉「それじゃあ記念にプレゼントしないと……」

天倉「いや、そんな事しなくても……」

若葉「いつも貰ってるからお返しもこめて受け取ってほしいの。それじゃあちょっと待っててね!」

天倉「……まいったな」

【数分後……】

若葉「ハル君お待たせー!」

天倉「どこまで行ってたんだ?」

若葉「ちょっとコテージまで……それじゃあこれ、プレゼントだよ!」

天倉「ありがとう実。喜んで受け取らせてもらうよ」



【天倉のコテージ】

天倉「プレゼントか……」

天倉「いつも人にしてるけどされる側だと気恥ずかしいな」

天倉「さて、実はいったい何を……」







【若葉実のパンツを手に入れました!】

天倉「……」

天倉「………」

天倉「…………んっ?」












EXTRACHAPT【そして彼はこの世界に戸惑う】






天倉「…………」

天倉「…………よし、ひとまず落ち着いて考えよう」

天倉「これは所謂下着だ。ほかの用途があるようには見えない」

天倉「そして女性物。男の俺に対するプレゼントとしては少々意図が不明だ」

天倉「…………」

ガチャッ

和水「ハル、話とはなにかな?」

天倉「冬羽……とりあえずこれを見てほしい」

和水「…………ハル」


天倉「なんだ……」

和水「えっとだね、キミとミノリが仲良くしているのはボクもよくわかっているつもりだよ」

天倉「ああ」

和水「だからといってパ…………ミノリの下着がコテージにあるというのは、その……」

天倉「……」

冬羽の反応を見る限り最悪の予想が当たったらしいな……

天倉「とりあえず落ち着いてくれ冬羽。これは実から直接もらったんだ」

和水「……ちょっと待ってほしい。ミノリから、ハルに?」

天倉「ああ」

和水「いつからミノリにはそんな趣味が……ボクの知る限りミノリはごく普通でそんな特殊な……」

天倉「……」

和水「いや、だけどミノリは超高校級の幸運。全てを思い出した瞬間に色々と歯止めがきかなくなった可能性も……つまり寝ているハルの身体を拭いたりしていた時も何かしていたのか!?」

ああ、相当混乱してるなこれは……

和水「まさか大親友がこんな……とりあえずここは王城クンと話し合いを……いやいや、話せるわけないじゃないかこんな事……!」

天倉「冬羽?」

和水「……あ、ああ、すまないね。少々混乱してしまったみたいだ」

天倉「俺はこれから実にどんな反応をすればいいんだ……」

和水「気持ちはわかるよ……見ただけでこれだから受け取ったハルは当然動揺しただろうね」

天倉「正直実がわからなくなってきた……」

和水「……本人が聞いたら泣きそうだね」

天倉「……」

和水「とにかく、ボクなりにミノリに探りを入れてみるよ。だからハルは出来るだけ普段通りに接してあげてほしい」

天倉「……わかった」

和水「それじゃあボクは……」

【希望のカケラを手に入れました!】

和水「おや?」

天倉「冬羽の希望のカケラも全部集まったみたいだな。こんな形でというのはアレだけど」

和水「……」

天倉「冬羽?」

和水「少し待っていてほしい」

天倉「えっ」

【数分後】

和水「ハル、これを受け取ってほしい」

天倉「……」

なんだ、このデジャヴは……

和水「それじゃあボクは失礼するよ」

バタンッ

天倉「……」

【和水冬羽のパンツを手に入れました!】

天倉「……俺はもしかして疲れているんだろうか?」

【食堂】

天倉「2人共いないな……」

顔を合わせたら気まずいから助かるけれども。

天倉「んっ?」

当麻「…………」

当麻、どうしたんだ……

天倉「当麻」

当麻「……よぉ」

天倉「どうしたんだ、なんか考え込んでるみたいだけど」

当麻「……天倉、お前若葉と仲良かったよな」

天倉「ああ」

当麻「……なんかもらったりしたか?」

天倉「なんかって……まさか当麻!?」

当麻「志賀と美魅の2人がよ……なんか、渡してきやがったんだ。俺様にいったいどうしろってんだ?」

天倉「……」

切原「……隣は空いているか」

天倉「切原」

切原「……天倉、当麻。少しいいか」

当麻「なんだよ」

切原「……下着を交換するのは日本では当たり前なのか?」

天倉「……交換?」

当麻「てめぇもかよ!?」

天倉「……」

いったい何が起きているんだ……

【若葉のコテージ】

若葉「~~~っ!!!」ジタバタジタバタ!!

和水「つまり、ミノリには渡すつもりはなかったと」

若葉「当たり前だよ!?私ハル君は大好きだけどそこまではしないよ!」

和水「やはりそうか……希望のカケラが全て集まった時、下着を渡したくなる……」

和水(新世界プログラムのバグ、といったところかな……まさかこんな形で出てしまうとは思わなかったけれど)

若葉「もうやだー……ハル君絶対私の事変な子だって思ってるよ……」

和水「ミノリ、ベッドに籠もりたい気持ちはわからないでもないけれど、ハルと話はした方がいいと思うよ?」

若葉「だけどぉ……」

和水「大丈夫、ハルなら話せばわかってくれるよ」

若葉「ううっ、頑張ってみる……」

和水「さて、他のみんなも様子を見てこようかな……」

狩谷「……」

福永「や、やあ狩谷くん」

狩谷「おや、福永の大将」

福永「な、何してるの?」

狩谷「いやあ、さっき音木の嬢ちゃんとクリスの大将からプレゼントもらってさ」

福永「そ、そうなんだ」

狩谷「しっかし、物がなんと言ったらいいのかねぇ……下着なんだよ」

福永「えっ!?」

狩谷「しかも気がついたらオレも2人に渡しちまったみたいでねぇ……この島は色々変だけどこれは本当にどうなってるんだか」

福永「……」

…………

奉田「こ、これプレゼント。良かったら受け取って」

…………

福永「ぼくだけじゃなかったんだ……」





【奉田のコテージ】

奉田「どうしたらいいのよこれ……」

【最終日】

ウサミ「それではミナサン!修学旅行も後は帰るだけでちゅ……が」

天倉「どうしたらいいんだ……」

若葉「結局話せなかった……」

和水「帰ったら早急に対処を……」

狩谷「なんだか、恥を晒してしまったねぇ……」

クリス「ありえん、王族としてあのような……!」

福永「……」

奉田「……返せって言いたいけど、言えない……」

音木「あれは……何かの呪い……?」

歌恋「どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう」

美踊「か、歌恋、しっかりして!」

切原「二ノ宮……」

当麻「どうすりゃいいんだちくしょうがー!!」

志賀「あはっ、あんな事するなんて所詮は萌衣もあの人の…………グスッ」

神乃木「神に仕える者としてなんという行いを……!」

姫埜「あはは、困ったわねー……」

王城「監視者としてあれは放置して良かったのか……?」

ウサミ「え、えっと……」

ウサミ「もう一回、やり直した方がいいんでちょうか……」

END

ふと思ったんですが
スーダンのクロの遺影みたく、今回のコロシアイのクロも×が変化していたんですか?

>>948

原作みたいに変わるとしたら

福永【背が高いため細長い棒】

美踊【歌恋の代わりに死亡したため踊り子の影絵型】

神乃木【シスターのため十字架型】

狩谷【ハンターのため猟銃型】

奉田【チアリーダーのためメガホン型】

王城【チェスプレイヤーのためキングの駒型】

和水【監視者のためウサミの耳を合わせたような×印】

こんな感じかと。

村雨が若葉からもらったネックレスのルーツが知りたいです。

>>951

花巻さんの指輪のように両親にもらった物で、大切な人に渡すよう言われていた物です。

・お知らせ

本日21:00より新しいスレを立てたいと思います。

【2月14日】

村雨「今日はなんだか浮かれた雰囲気だな」

天倉「2月14日だからな」

村雨「ああ、そういえば今日はバレンタインか」

天倉「何を今気付いたみたいに……さっきから誰かさんを見てるのわかってるんだからな?」

村雨「……そこは気付かないフリで頼む」

天倉「はいはい」







EXTRACHAPT【76期のバレンタイン】






クリス「これはあの家から、こちらは近衛兵の……」

姫埜「うわっ、クリス君。これ全部チョコレート?」

クリス「そうだ。毎年この時期になると本国から大量の菓子が届く」

姫埜「モテモテねぇ、さすが王子様」

クリス「確かに嫌われているよりはマシであろうな。しかしこれだけのチョコレート菓子を全て食すには少々手間がかかるのが難点か」

姫埜「……もしかして全部食べてるの?」

クリス「余への民からの貢ぎ物だぞ?その気持ちに応えずして何が王か!」

姫埜「さすが王子様……」

クリス「むっ、電話か……なに!?さらにチョコレート50個追加だと!良かろう!全て持ってくるがいい!!」

姫埜「……頑張ってね」

王城「……完成だ」

王城「製作期間数ヶ月。志賀に教えられて作り上げたチェス型チョコレート」

王城「キング、クイーン、ルーク、ナイト、ビショップ、ポーン……全て精巧に作るのは大変だったな」

王城「さて、食べる前にこれで一局打つか」

美踊「うわっ、何これすごい!」

王城「美踊」

美踊「これ志紀兄ちゃが作ったの!?」

王城「ああ、そうだけど……」

美踊「すごーい!志紀兄ちゃ、チェスが関わると本当に凄いね!」

王城「なんだかひっかかる言い方だ……」

美踊「ねぇ、1個もらっていい?」

王城「えっ」

美踊「ダメ?」

王城「……」

美踊「……」

王城「……わかった、いいよ」

美踊「やったー!」

王城「やれやれ……これでやるチェスは来年までお預けか」

音木「…………」

狩谷「音木の嬢ちゃん、ちょっといいかねぇ?」

音木「なに……」

狩谷「なんでオレは縛られてるんかねぇ」

音木「儀式を……するから……」

狩谷「あっはっはっは!オレは生贄ってわけかい?」

音木「理解が早くて……助かる……」

狩谷「いやはや、まいったねぇ」

音木「儀式に……必要な物……」

狩谷「おや、チョコレートかい」

音木「これを……こうする……」

狩谷「なるほど。指に塗ってそれから?」

音木「食べて……」

狩谷「オレがかい?」

音木「二度も……言わせないで……」

狩谷「これやらせるためにオレをわざわざ縛ったのかい?」

音木「そう……」

狩谷「なるほどねぇ……よっと」

音木「縄……なんで……?」

狩谷「ハンターやってると、変な部族に捕まったりもするんでねぇ……さて、音木の嬢ちゃん」

音木「……」

狩谷「生贄の大役、しっかりと果たさせていただきましょうかねぇ」

音木「……!」

歌恋「みー……」

切原「……」

歌恋「んにゃあ……」

切原「……」

【歌恋にウイスキーボンボン食べさせたらなんか変になっちゃったんで生人兄ちゃ、後よろしく!】

切原「……」

歌恋「あははー、生人お兄さんが3人もいましゅー……」

切原「自分にどうしろと言うんだ……」

歌恋「あは、さらに増えまひた~……しやわせれしゅ~……」

切原「……」

当麻「……」

志賀「んふふー」

神乃木「ふふふ」

当麻「要求はなんだ」

志賀「要求なんてひどいよぉ。萌衣達はただ隼くんにチョコレートを食べてほしいだけだよぉ?」

神乃木「今日は色々な考えはなしで隼にチョコレートを渡そうと思ったんです」

当麻「だったらなんでガッチリ腕を組んでんだよ!?」

志賀「こうでもしないと隼くん逃げるでしょ?」

神乃木「当然の措置です」

当麻「ふざけんな!腕を組まれたまま、どうやって食えってんだ!?」

志賀「そんなの萌衣達が食べさせてあげるに決まってるよぉ」

神乃木「しかたありませんからね」

当麻「てめえらなぁ……!」

志賀「それじゃあ隼くん、チョコレートだよぉ」

神乃木「たくさんありますからね」

当麻「……もう好きにしやがれ」

福永「こ、これは!」

奉田「……!」

福永「チョ、チョコレート!いったい誰が……」

奉田「……」

福永「あ、あれ?名前がない?」

奉田「……」

福永「ううん、いったい誰だろう……」

奉田「良かったじゃない。アンタにもチョコレートくれる人がいて」

福永「な、なんか棘がない?」

奉田「別に?せいぜい味わって食べたら?そのハート型のチョコレート」

福永「あっ、奉田さん!行っちゃった……」

福永「と、とりあえずチョコレート開けてみよう……あっ、ハート型のチョコレート」

福永「……あれ?」

福永「……ちょっ、ちょっと待って奉田さん!」

和水「……さて、どうしたものかな」

天倉「何が?」

和水「っ、タカ!?」

天倉「ああ、チョコレートか。冬羽にも春が来たんだな」

和水「キミは本当に失礼だね……」

天倉「今さらだろ?」

和水「まあ、キミは初めて会った時もボクを男の子だと勘違いしてくれたからね」

天倉「いや、だって冬羽はあの時半ズボンだったし、一人称はボクだしさ……」

和水「言い訳はいいよ。ボクが女の子らしくないのも原因だしね」

天倉「今はそんな事ないけどな」

和水「えっ……」

天倉「そんなに驚くなよ。今の冬羽を男と間違えるなんてあり得ないだろ」

和水「……はあ、タカはそういう人だったね」

天倉「な、なんだよその言いぐさ」

和水「……タカ、このチョコレートあげるよ」

天倉「えっ、いいのか?」

和水「もちろん」

天倉「そっか、ありがとうな」

和水「うん」

天倉「それじゃあ俺は行くな」

和水「またねタカ」

和水「……」

和水「……ふふっ」

村雨「……」

若葉「あっ、ハル君!」

村雨「……!」

若葉「ちょっと教えてほしい所があるんだけど……」

村雨「ああ、これは……」

若葉「ありがとうハル君!」

村雨「ああ」

若葉「……ハル君。何か様子が変だよ?」

村雨「いや、そんな事はないよ」

若葉「本当に?」

村雨「ああ」

若葉「本当の本当に?」

村雨「ああ」

若葉「……」

村雨「……」

若葉「ふーん……せっかくのチョコレート、ハル君は嬉しくなかったんだ」

村雨「えっ」

若葉「せっかく朝一番に渡したいから机の中に入れておいたんだけどなー」

村雨「机の中……あっ」

若葉「……もしかして、今まで気付いてなかったの?」

村雨「……ごめん」

若葉「……ハル君って時々抜けてるよね」

村雨「うっ……」

若葉「じゃあ、今きちんとここで食べて感想教えてほしいな」

村雨「……わかった」

若葉「……」

村雨「……美味しいよ、実」

若葉「良かった!」

END

――なぜだ。

狩谷「このままだと美踊の嬢ちゃんは……!」

当麻「どうにかなんねえのか!?」

――なぜだ。

モノクマ「はいはーい、何とかしましょーう!」

天倉「出来るのか!」

なぜだなぜだなぜだ。



「ぁ、っ……美踊……」


切原「……」

なぜ、こんな事に、なったんだ……







EXTRACHAPT【彼の最期の光】






【モーテル前】

切原「…………」

2つの事件、この島で消えた4つの命。

切原「……」

それは全部自分の油断がもたらしたようなものだ。

切原「……」

王城に二度も出し抜かれ、奴の計画を成就させてしまった……

切原「……」

そして二ノ宮は姉を喪い、今もどうなったかわからない。

切原「自分が……油断しなければ……!」

なぜ王城に殴られて何も出来なかった!
なぜ王城を拘束するだけで満足した!
なぜ……二ノ宮達と関わりながら何も気付かなかった……!

切原「自分が、殺したようなものだ……!」

姫埜「生人君!」

切原「姫埜……」

姫埜「この島の病院に、美踊ちゃんがいたわ!」

切原「っ!?」

行かなければ……
何が出来るかはわからない、それでも……

【病院前】

切原「……」

なぜだ……

切原「……」

なぜ、お前がそこにいたんだ……?
二ノ宮、お前は……妹を助けるために人を殺めたのに……自分が助かってしまったのか?

切原「……」

天倉「切原」

切原「天倉か……」

天倉「美踊のお見舞いか?」

切原「……いや、通りかかっただけだ」

行って自分は何を言えばいい。
あの病院にいる、二ノ宮歌恋に。
それがわからないから……自分は逃げているのか。

天倉「そうか……」

切原「……天倉」

――もし、あの場にいるのが姉の歌恋ならお前はどうする?

天倉「どうした?」

切原「……いや、何でもない」

そんな事を聞いて、自分はどうしようと言うんだ。
こんな話、信じられるかもわからないと言うのに。

天倉「なぁ、切原」

切原「なんだ」

天倉「前回の事件についてどう思ってる?」

息が詰まった。
なぜ、そんな事を聞く?
自分が今二ノ宮に対してどう思っているかなど……自分でもわからないと言うのに。

【砂浜】

切原「……」

天倉や和水も気付いていた……あの場にいるのが姉の歌恋だと。
だがあの2人は自分と違い、足掻いている。

自分は結局、1日経っても逃げてばかりだ。

切原「……」

天倉に聞かれた生きているのは二ノ宮歌恋とわかった理由。
天倉にはわからないと答えたが、本当はわかっている。

似ていたんだ。

昔フェンリルの女に部下を重体にさせられたあの頃の自分と……

自分の生きる意味がわからないという顔を、していたんだ。

チャリン

切原「人形、か」

これを渡せば少しは気が紛れるだろうか?
だが……

狩谷「おや、切原の大将」

切原「狩谷……」

狩谷「アンティークドールかい?随分洒落た物手に入れたねぇ」

切原「……」

狩谷「んっ?」

切原「狩谷、頼みがある」

――自分は、結局また逃げてしまった。

【病院】

切原「……」

あの後天倉と話して……やはりこのままではダメだと悟らされた。
身体の方は大丈夫だ、と天倉は言っていたが言い換えれば心の方は……

切原「……入るぞ」

歌恋「あっ……」

切原「……」

やはり、あの頃の自分と同じだ。
このままでは……二ノ宮は。

切原「二ノ宮……すまない!」

歌恋「えっ……」

切原「自分が王城をもっと警戒して見張っていればこんな事にはならなかった……本当にすまない……!」

歌恋「……」

切原「……それだけ、伝えたかった」

歌恋「あ……」

バタン

切原「……」

二ノ宮、出来る事なら自分に責任を向けてくれ。
自分がフェンリルや王城に怒りと憎しみを向けているように……

そうしなければ、人間は簡単に壊れてしまうんだ……

――――

狩谷「ああ、切原の大将」

切原「なんだ」

狩谷「馬鹿な事は考えない方がいいんじゃないかねぇ」

切原「……」

やはり気付いていたのか狩谷。
自分が王城を殺そうとしている事に。

狩谷「さすが超高校級の傭兵、微かすぎてオレや当麻の大将くらいしかわかんないだろうけどさ……殺気が完全に隠せてないのはそれだけ怒りが強いって事かい?」

切原「……止めるな狩谷」

狩谷「いいや、止める」

切原「……」

狩谷「嬢ちゃん、泣かせたいのかい?」

切原「……」

二ノ宮が泣く?
なぜだ、王城と自分……二ノ宮をクロにする要因を作った自分達が消える……何の問題がある。

狩谷「まぁ、切原の大将ならわかってくれるって信じてるよ……じゃあ」

切原「……ならば自分はどうすればいい」

切原「他の方法など知らないんだぞ……」

切原「自分は……」

和水のように自分は癒せない。
天倉のように気にかける事も出来ない。
自分は……戦場でしか、人を殺す事でしか結果を出せない。

切原「……」

そんな自分のために……二ノ宮が泣く?

切原「……そんな事、あっていいわけがない」

――――

歌恋「私は二ノ宮歌恋です……音木お姉さんを殺して、美踊に助けられて生き残った人殺しです……」

切原「……!」

二ノ宮、なぜだ。
なぜそこまで自身にだけ責任を向ける?

歌恋「自殺は許されないって言われました……だから私は二度と人を殺せないようにします」

――なぜ自分を憎まない?

歌恋「この場で、この右目を潰します……」

――自分だったら同時に誰かを憎んでいた。

歌恋「片腕が使えず、目も見えないなら、絶対に人なんて殺せません……」

――なぜだ。

歌恋「……!」

――二ノ宮。

歌恋「えっ……」

切原「……」

――ああ、そうか。

歌恋「は、離してください!」

切原「なら先にそのナイフを離せ」

歌恋「嫌です!」

切原「それならば自分も離さない」

――自分は、逃げていただけなんだ。

歌恋「私は人殺しなんですよ!?」

切原「自分は傭兵だ、人を殺して生きてきた人間だ」

歌恋「切原お兄さんと私は違います!」

切原「何が違う」

ああ、違う。
自分の責任だと言いながらお前に向き合おうともしない自分とお前では大違いだ。

歌恋「私は音木お姉さんを……」

切原「お前の行動はただの逃げだ二ノ宮歌恋……!」

――お前は自分のように逃げるな。

歌恋「っ!」

切原「その目で見ろ!自分が罪を犯した世界を!」

――自分が目をそらした世界を。

切原「その耳で聞け!自分への罪の糾弾を!」

――自分が耳をふさいだ世界を。

切原「そして、生きるんだ……それが人を殺して生き延びた者の責任だ」

――お前は、生きていくべきなんだ。

歌恋「……うっ、あっ」
カラン……

切原「……二ノ宮を病院へ連れていく」

自分は……お前のようにはなれない。
だからこそ……

【深夜・病院】

切原「王城は来ない、か」

数日前モノクマから提示された新しい動機、スタンプラリー。
二ノ宮の警護と同時に、スタンプ台も見張っているが……

どうやら今日も何事もなく過ぎそうだな……

ガタン!!

切原「っ!」

なんだ、今の音は。

切原「……二ノ宮!!」

ベッドから飛び降り、階段を駆け下りる。
そして二ノ宮の病室の扉を開けるとそこには……

二ノ宮「あ、ああ……」

「……」

装備、クロスボウ。
シーツを被っているため現時点での人物の識別は不可能。

制圧は可能、しかしその場合二ノ宮への影響が懸念。

ならば警護対象の救出が、最優先……!

切原「二ノ宮!」

歌恋「えっ、きゃっ!?」

二ノ宮を抱えてガラスを突き破る。
腕が多少切れたがこの程度ならば問題ない!

「……」

ドスッ!

切原「……!」

脚を負傷……!
だが、止まるわけにはいかない。
自分が止まる時は……二ノ宮も死ぬ。

もう二度と……あんな失態を繰り返してたまるものか!

――――

ドスッ!

切原「っ……!」

腕に、突き刺さったか……!
だが、この手の力を抜くわけにはいかない、絶対にだ!!

歌恋「き、切原お兄さん……」

切原「大丈夫だ。お前は何も心配しなくていい」

ドスッ!

切原「っ!」

背中に、また一本……!
まだだ、まだ止まれない。
必ず逃げ切って……

ドスッ!

切原「っ……!」

肺を、やられた、か。

……どうやら、自分は終わりのようだな。

切原「……」

ならばせめて、この手の中の震える存在だけは守り抜こう。

血を吐くな、逆に飲み下せ。
足を止めるな、距離をもっと取れ。
手を離すな、必ず守れ。

切原「二ノ宮……必ず、助けてやる」

歌恋「切原、お兄さん……」

どうせ死ぬなら、最期ぐらいはやり遂げてみせろ切原生人。
【超高校級の傭兵】として……これが自分の最後の任務だ。

【ジャバウォック公園】

切原「……」

脚は、限界。
腕も……力が抜けてきている。
意識も、時々飛ぶが……

歌恋「切原お兄さん!」

切原「二ノ宮……自分のコテージに行け」

歌恋「切原お兄さんはどうするんですか!?」

切原「自分は、残って敵を制圧する」

歌恋「で、でも……」

切原「お前がいたら、足手まといだ……!」

歌恋「あっ……」

見せるわけにはいかない。
自分がこれから死ぬ、その瞬間を。

切原「これが鍵だ。いいか、鍵をかけて絶対に出るな」

歌恋「は、い……」

切原「よし、行け……!」

歌恋「っ!」

二ノ宮が走る。
それでいい、お前は生きろ。
そして……自分が見られなかった世界を見るんだ。

「逃がさない……!」

切原「っ!」

「なっ!?」

追跡者に向かって突き刺さった刃物の一つを投げつける。
当たりはしなくても、怯ませたなら充分だ。

「この……!」

切原「――――」

……ドサッ

ドスッ!

切原「……」

身体が、重い……
それに、眠気が酷いな……

切原「……」

自分は……成し遂げたのか?

二ノ宮は……逃げ切ったのか?

今度こそ、守り抜けたのか?

切原「……」

「逃げられた……やってくれましたね切原さん」

そう、か。

自分は……出来たんだな。







切原「――――任務、完、了……」

最期に笑みを浮かべた自分を自覚しながら、自分の意識は、暗闇に消えた。






END

――希望ヶ峰学園寄宿舎廊下

花巻「えっと、今日は確か……」

本居「あっ、花巻さん。おはようございます」

花巻「おはよう本居君。いよいよ先輩方との初対面ね」

本居「そうですね……どうやら在学中の超高校級の委員は生徒会所属を除くと僕達を含め7名らしいです」

花巻「つまり私達を除くと5人……どんな人達なのかしらね」

本居「飼育委員、保険委員、風紀委員、福祉委員、放送委員……どんな方々にせよ迷惑をかけないようにしなければ」

花巻「そうね……それじゃあ、行きましょう」







EXTRACHAPTER【集合!希望ヶ峰学園委員会】






――委員会室

コンコン

花巻「失礼します。美化委員花巻清良と……」

本居「図書委員本居秋詠です」

ガチャ

「なぜわかってくれないのだ!」

本居「うわっ!」

花巻「取り込み中、みたいね……」

「ふん、何度言われようと俺様の言の刃は変わらぬ!この魔犬のイヤリングの封印を解けなどと……そのような戯れ言に耳を貸す謂われはないわ!」

「ならばこちらも何度でも言わせていただくぞ田中くん!」

「い、石丸さん、もうやめましょうよぉ……」

石丸「いいや、罪木くん!一度こういう事を許容してしまえばズルズルと腐敗を許してしまうのだ!故に僕は諦めない!【超高校級の風紀委員】としてそのイヤリングを外させてみせる!」

田中「石丸、貴様が理を守護する任を授けられし者である事は俺様とて理解している。しかしだ!俺様は【制圧せし氷の覇王】田中眼蛇夢!!理に縛られるなど覇王としてあるまじき事!」

罪木「ふぇぇ、誰か何とかしてくださいぃ……」

本居「……」

花巻「……」

石丸「だいたい……んっ?」

田中「むっ?」

罪木「ふぇ?」

花巻「あ、あの新しく美化委員になった花巻清良と……」

本居「図書委員の本居秋詠です……」

――……

石丸「すまなかった!新しい仲間が来る日だというのにそれを放置してしまうとは……僕は風紀委員失格だ……!」

花巻「あの、そこまで自分を責めなくても……」

田中「俺様に気配を悟られずに侵入するとは、貴様何者だ?」

本居「い、いや、僕はただの……」

石丸「とにかく!これより希望ヶ峰学園各委員会の会合を行うとしようではないか!」

罪木「あの、まだ2人来てませんよぉ?」

石丸「そういえば……福永くんと音木くんが来ていないな」

花巻「名前から察するに福祉委員と放送委員かしら……」

本居「でしょうね……風紀委員は石丸さんですから、あの2人が飼育委員と保険委員……」

田中「この俺を時の彼方に追いやるとは……結界に踏み入った瞬間にこの破壊神暗黒四天王の贄にしてくれよう!」

花巻「ハ、ハムスターがストールから!?」

田中「ふははははっ!破壊神暗黒四天王も血を求めてたぎっているぞ!」

罪木「ふふっ。もし怪我しても私が治してあげますからねぇ……」

本居「さ、さすが希望ヶ峰学園の委員達ですね」

花巻「私、やってく自信なくなってきたわ」

ガチャッ

福永「お、遅れてごめん!」

花巻「っ!?」

本居「お、大きい……」

石丸「遅いぞ福永くん!集合時間はしっかり守りたまえ!」

福永「ご、ごめん……」

田中「福永、【音の民の悪魔使い】はどうしたのだ」

福永「あ、あれ?さっきまで一緒だったんだけど……」

花巻「ねぇ、今のってどういう意味かしら……?」

本居「さ、さぁ……?」

田中「……むっ!?」

音木「隙あり……【制圧せし氷の覇王】……!」

田中「ちいっ!?【音の民の悪魔使い】よ、まだ破壊神暗黒四天王を狙うか!」

音木「毛並みが気に入ったから生贄にはしない……だからその魔獣はわたしの使い魔にする……」

田中「この俺と破壊神暗黒四天王の盟約を断てると思うか……いいだろう!何度でもその野望、打ち砕いてやる!」

音木「勝負……!」

田中「行け、破壊神暗黒四天王!」

石丸「暴れるのはやめたまえ2人共!」

花巻「なんだか、大変な事になってきたわね……」

本居「あわわ……うわっ!?」

花巻「あっ、ちょっと本居君!?」

本居「うわわわわわぁ!?」

罪木「えっ、きゃっ、きゃああああああっ!?」

ドンガラガッシャーン!!

本居「むぐっ!?むうっ、むー!」

罪木「んんっ!そ、そんな所に顔押しつけないでくださぁい!」

花巻「ああ、また本居君の犠牲者が!」

本居(う、腕も脚も椅子で固定されて動けませんー!)

罪木「ひんっ!そ、そっちも触ったらダメですよぉ!」

石丸「な、ななな、何をやっているのだ!だ、男女がそのような……ふ、不健全ではないか!」

福永「……」ゴクッ

石丸「なにを凝視しているのだ福永くん!!」

福永「ひ、ひいっ!?」

花巻「……」

田中「ふはははははははっ!!なかなかやるようになったではないか!【音の民の悪魔使い】!」

音木「【制圧せし氷の覇王】……やはり強敵……」

本居「んんんっ!むぐうっ!」

罪木「も、もう許してくださぁい……」

福永「……」ジー

石丸「福永くん!!」

福永「ご、ごめんなさい!」

花巻「……」

ああ、やっぱり。

花巻「私、ここでやってく自信ない……」

END

【某所】

村雨「んっ……朝か」

チュンチュン

村雨「今日も、いい天気だな」

コンコン

若葉「ハルくーん、起きてるー?」

村雨「ああ、起きてるよ」

ガチャッ

若葉「おはよう、ハル君!」

村雨「おはよう、実」







EXTRACHAPT【ある晴れた日】






若葉「今日もいいお天気だよねー」

村雨「そうだな」

目を覚ましてから2週間、俺は未来機関の医療施設にいた。
長年眠っていた代償は少なく、俺の身体は車椅子が必要なくらいのダメージを受けていて。
目覚めた当日外に出られたのが不思議だと言われるほどだ。

村雨「実」

若葉「なにかな?」

村雨「いつもありがとう」

そんな状態の俺の面倒を実は毎日来ては見てくれている。
俺が無茶しないかの監視という側面もあるようだが……それでも俺は嬉しい。

いまさらですが、生徒会メンバの鉱石が知りたいです。

>>991

原作キャラを除くと

天笠枯葉【様々な団体のアドバイザーとして成功に導いた】

金丸銀次郎【不正な金の流れを次々に暴き、正常化させた】

浅井文【記憶力が優れており、産まれてからの全てを記録出来るため重要な記録を残す手伝いをしてきた】

雑田縁【複数の組織の雑用を行い、成功を支えてきた】

彩賀療助【治療法が見つからなかった難病の特効薬を開発した】

二地屋まなび【全国トップクラスの学力と学級委員長としてクラスの学力を上げた】

祭山盛夏【寂れた村の祭を盛り上げ、復興させた】

記虎真実【学生でありながら数々のスクープを納めてきた】

千里零【強盗団の犯罪を防ぐ手助けをし、最新の防犯システムを完成させた】

塔和蔵羅【汚染地域を浄化する空気清浄機の理論を開発】

田宮桂馬【未発見の遺跡や文明の痕跡をいくつも見つけ出した】

風見鶏真弥【評議委員に育てられ、希望ヶ峰に仇なす人物を調査、報告してきた】

こんな感じです。

>>990の続き

若葉「いいんだよ!私が好きでやってるんだから!」

村雨「……それでも、言わせてほしい」

冬羽に言われたが、実は俺が眠ってからずっと塞ぎ込んでいたらしい。
笑顔を浮かべる事も、酷い時は食事を取ることすら……

なのに、俺の世話だけはやめなかった。

若葉「もうハル君は強情だなぁ……」

村雨「……」

時々わからなくなる。
俺は彼女にここまでされるような人間なのか。

あの雨の日から俺はずっと助けられていて。

俺が実を縛りつけているんじゃないかって……考えてしまう。

若葉「……ハル君」

村雨「どうした?」

若葉「変な事、考えてるでしょ」

村雨「……」

若葉「ハル君ってわかりやすいよね。そこもいいところだけど」

村雨「……」

若葉「もし迷惑なんじゃないかとか自分がここまでされるような人間じゃないとか考えてるなら……ハル君は勘違いしてるよ」

村雨「なんだって?」

若葉「……ハル君は私が新世界プログラムで意識不明になった時、どう思った?」

村雨「……」

王城が新世界プログラムから離脱して、冬羽が消えて……実が意識不明になったあの時……

村雨「何もかも、どうでもよくなった。ただ実のそばにいる事しか出来なくて……そんな自分がたまらなく嫌だった」

若葉「それが、現実で私が感じてた気持ちだよ」

村雨「……!」

若葉「私はずっとずっと嫌だった。幸運だなんて言ってもハル君が目覚める幸運も引き寄せられない私自身が……」

村雨「……」

若葉「タカ君みたいに命を懸けて助ける事も!トワみたいに自分の悲しさを殺して助けるために必死になる事も!私には、出来なかった……」

若葉「ただ泣いて、ハル君のお世話なんて本当は福永君に任せた方がいい事をする事を理由にそばにいるしか……」

村雨「実……」

若葉「だから、迷惑なんてありえないよ」

若葉「私にとって、ハル君は……」

若葉「今こうして話せるだけで嬉しい。それぐらい、大切だから」

村雨「……」

やっぱり、俺はダメだな。
勝手に自分で自分に感じている価値を実の価値観にまで当てはめて。

もし実があのまま目覚めなかったら……俺も同じように、もしかしたらもっと酷くなってたのに。

若葉「それとも……ハル君は私がこうしてると困る?」

村雨「……」

ああ、そう思わせたいわけじゃないのに。
本当に……気持ちを伝えるのは難しい。

若葉「ハル君が迷惑なら私は……」

村雨「それは違う」

若葉「へっ?」

村雨「実がこうしてくれるのは嬉しいんだ。ただ……されてる自分自身に自信が持てない」

若葉「……」

村雨「多分難しく考え過ぎなんだろうな、俺は……」

若葉「だったら」

村雨「実?」

若葉「私がハル君が自分に自信が持てるようにするよ!ハル君がまた変な事考えたりしないように!」

村雨「……どうやって?」

若葉「……どうしよう?」

村雨「……」

若葉「……」

村雨「くっ、ははっ」

若葉「わ、笑わないでよ!」

村雨「……実」

若葉「……」

村雨「まいったな、どうしたら機嫌を直してくれるんだ?」

若葉「……くれたら」

村雨「えっ?」

若葉「もういなくならないって約束してくれたら」

村雨「……」

若葉「……」

村雨「……わかった」

若葉「あっ」

村雨「約束する。もうあんな気持ちを実に味わわせたりしない」

若葉「……本当に?」

村雨「……実を泣かせたくないからな」

若葉「ハル君……」

村雨「そのためにも、早く身体を治さないといけないな」

若葉「無理はダメだよ?」

村雨「無理しすぎたらみんなに怒られそうだしな」

若葉「ハル君はすぐ無茶するからね」

村雨「……もうしないさ」

タカや生徒会のみんなみたいな事は、もう嫌だからな。

若葉「ハル君……」

村雨「……実、そばに来てくれないか?」

若葉「……うん」

村雨「……実、ここにいるんだよな」

若葉「うん、私はここにいるよ。ハル君のそばにずっと……」

村雨「……ありがとう」







それはとある晴れの日。
俺は、自分がどれだけ大切に思われてるか……少しだけわかった気がした。






END

| ̄| ∧∧
|ニニ( ゚Д∩コ
|_|⊂  ノ
   / _0
  (ノ

 えっ…と、糞スレ
\はここかな…、と/
  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧∧ ∧∧
 ∩Д゚≡゚Д゚)| ̄|
  ヽ  |)ニニニ|
   | |? |_|
   ∪∪


  ∧∧ ミ  ドスッ
  (  ) ___
  /  つ 終了|
?(  /   ̄|| ̄
 ∪∪   || ε3

      ゙゙~゙~

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月14日 (火) 23:24:33   ID: pOrbMKOc

ツマラナイの一言に尽きる

2 :  SS好きの774さん   2014年10月16日 (木) 21:36:27   ID: J7C6MW9I

オモシロイの一言に尽きる

3 :  SS好きの774さん   2014年10月21日 (火) 00:03:17   ID: Vnvqfea1

たぶん頑張って書いてるんだろうから完結まで漕ぎ着けたことだけは評価すべき

4 :  SS好きの774さん   2014年11月19日 (水) 19:23:54   ID: 7lqCInG9

これ普通に面白くない?
いい出来だと思うけど…

5 :  SS好きの774さん   2015年02月11日 (水) 03:50:01   ID: 7Vo2Oavk

これ普通につまらなくない?
糞みたいな出来だと思うけど…これ

6 :  SS好きの774さん   2015年03月03日 (火) 18:41:37   ID: rJlcSmtW

何で上から目線の馬鹿共が湧いてんだよ
嫌ならさっさとバックしろよカス共が

7 :  SS好きの774さん   2015年06月12日 (金) 11:53:02   ID: VdIfOFL-

自己紹介乙

8 :  SS好きの774さん   2017年03月09日 (木) 17:15:23   ID: jsLVqm7R

個人的に好きです。

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