【艦これ】提督「今日も平和だ」その7 (1000)


登場人物

【横須賀鎮守府】

提督
深海棲艦との戦争を終戦にまで持ち込んだ実力者。
しかし、現在はとにかく仕事をしない、だめ提督。
エロ本、エロゲの数の方が仕事をこなす量よりも多い。
外面だけはいっちょ前なので外部や上層部からは全く怪しまれない。
しかし、本来の実力は……。


加賀
秘書艦、みんなの中でも安定した提督の嫁。
過去の経験から提督の傍にいることを誓う。
誇り高き一航戦を自称しクールに振舞っているが提督にだけデレまくる。
無論そのことは殆どの連中にバレている。
料理だけ壊滅的に不得意だが基本的に何でもできて提督の無茶ぶりにも一応応える。
一航戦だけあって戦闘力は高い。



みんなに愛されているゲームボーイも知らないゆとり駆逐艦。
非常に早とちりしやすく、勘違いもしやすい。
しかし、意外と計算高いところがありプラズマ化しつつある。
芸術的センスは皆無。
最近の趣味はルンバを追いかけること。
好きなお菓子はわたパチ、好きな飲物はバン●ーテンココア。


愛宕
何故か提督のエロ本エロゲの隠し場所を全て知っている重巡。
本当は提督のことが好きだけどその真意は心の奥底に隠している。
雷など大きな音が苦手。
最近は電とお菓子を作るなど女子力の高さを誇るが
かなりの下ネタ好きなので勘違いされやすい。
摩耶の姉だが、本人は次女なので妹属性を押す。


【横須賀鎮守府その2】



摩耶
愛宕の妹の可愛い物大好きな重巡。
怒らせるととにかく怖い。
よく提督と鈴谷におちょくられてはキレて二人を逆さ吊りにする。
自室はぬいぐるみだらけなので部屋にはあまりいれたがらない。
可愛いもの好きはバレてないと思っている。
ぬいぐるみには名前もついてるがネーミングセンスはない。
天龍無き横須賀でツッコミ役を一生懸命引き継ごうとしている。
現在名前だけ出ているのがシェリー、ココア、ガンジー、どぶろく、モジャ美
フジヤマ(故)、ゴールドオシャンティー(故)、ロッゴー、ジューシーライダー、
元就(モッチー)



鈴谷
お調子者でカレー好き。
イタズラもすごいするのでよく提督と一緒に摩耶を怒らせる。
たまに摩耶以外にイタズラして怒られることも。
夢はカレーの出る蛇口を手に入れること。
ゲームや漫画は好きなので提督のをたまに借りている。
熊野とは幼馴染。顔面第一主義なので佐世保がすごい気になるが
ホモはノーサンキューなので板挟みになり複雑な思いをしている。



卯月
一人称うーちゃんのうさぎ系駆逐艦。
若干鬱陶しい所はあるが電と仲良しで
いつも一緒にいる憎めない奴。
まだまだ奥がありそうな人物。


【呉鎮守府】



かなりキツい性格をした提督のことが嫌いな女将校。
士官学校では提督と同期でライバル関係であり、首席で卒業。
その時の恨みを今でも抱えている。
本人も無茶苦茶に強くその気になれば砲塔も素手で折ることができる。
学生時代のアダ名は呉リラ、歩く災害、ミリオン地雷原。
歓迎の訓練メニューが死ぬほどキツく金剛が4,5回吐くほど。
トレーニングでは那珂も同様に吐いている。
隠れクサメタラーで、酔っ払うと幼児退行するが
ガードが固いので中々飲まない。



金剛
提督のことが好きな戦艦。加賀と同じで料理が壊滅的。
ストーカー気質な所があり、提督からは鬱陶しく思われている所がある。
呉の秘書艦だけあってリーダーであることはしっかり頭に入っているのが、
たまにそれっぽいことをするとみんなから別人なんじゃないかと疑われることがある。
実は本人の戦闘力は加賀とほぼ互角ぐらいはある。
改二になることができる。
あまりに怒られすぎて人格が崩壊し「控えよ」が口癖になったことがある。
加賀に何度も殴られて元に戻った。



扶桑
体力が全くといっていいほどない不幸戦艦の姉。
「結婚したい」が口癖になりつつある何かが残念でモテない残念女子。
助けられたことがきっかけで天龍のことを気にいる。
向こうが女子だとしても別に構わないらしい。
山城が天龍のことを好きで盗られると勘違いしている。
移動手段は山城が押すベビーカー。
綺麗な黒髪は椿のかほり(by山城)
熊野のせいで腐りかけている。


【呉鎮守府その2】


山城
扶桑にベッタリな重度のヤンデレ妹。
扶桑に近づこうとする奴を片っ端から排除していこうとする。
趣味が半田付け。
扶桑のお気に入りの天龍を狙うがいつも倒せない。
一度間違えて加賀に向かっていってボロクソにされた経験があり実は加賀のことが怖い。
同様に呉にもボロクソにされたことがある。
だいたい黒い瘴気を纏っている。


龍驤
不憫な扱いが目立つが意外としっかりもの。
横須賀の連中にはどうあがいてもピザ屋といじられまくる軽空母。
飛行甲板がどう見ても遊戯王のデュエルディスク(使いやすいらしい)。
持ってる漫画は渋い。
ツッコミ体質なこともあって割りと苦労している。
どこがとは言わないが生えてない。



那珂
艦隊のアイドル(自称)
提督の下で建造されたが追い出され呉の所に厄介になってる。
かなりのお調子者でとにかくやかましい奴なので色んな奴から疎まれるが
別に悪い奴ではないのでみんなどこか憎めないでいる。
とうとう改二に変身することができるようになったが、
変身の仕方が分からないために未だになれずにいる。
怖いもの知らずのせいかよく呉に口答えしては怒られている。
ライブハウスの全国ツアーも絶好調の軍人兼アイドル。



【佐世保鎮守府】


佐世保
提督の一つ下にあたる後輩。
とても丁寧な物腰、だがホモ。
イケメンで何でも出来る、だがホモ。
仕事も完璧にこなす、だがホモ。
皆の信頼も厚く学年では首席だった、だがホモ。
ファンクラブまであるほどのイケメン、だがホモ。
本人はただ尊敬しているだけだと、だがホモ。
記憶が提督に助けられてからのみある、ゆえにホモ。
以前、天龍と交際していたらしい、だが今はホモ。




電の姉にあたる駆逐艦。
しっかりものだが見事なダメ男製造機。
佐世保LOVEだが、等の佐世保がアレなので本人は意外と苦労している。
隠れマッチョな佐世保にキュンキュンする。



熊野
神戸生まれのお洒落な貴婦人。
気品あふれるお嬢様系女子。
しかし、実態は腐女子。鈴谷とは幼馴染。
怖ろしいまでの感染能力を持つために被害者が出現。要注意。



天龍
意外と面倒見がよく、艦娘たちや提督の相談相手になることがあった。
眼帯の下は龍田につけられた傷があるが、本人はそれを愛の証として受け取っている。
優しい性格だが、眼帯のために近所の子供のアダ名が極道でありすごく気にしている。
扶桑に気に入られたことがきっかけで山城に命を狙われる日々が続く。
駆逐艦から謎の人気がある。服役中の妹龍田の元に毎週必ず通っている。
横須賀から佐世保へ引きぬかれ佐世保の記憶を取り戻すために頑張ってる。


【舞鶴鎮守府】

舞鶴
提督と呉の先輩。規格外の能力を持つ。
しかし野心はないために提督達よりは階級は低い。
のんびりした性格だが、この人も無茶苦茶強く霊体も斬ることが出来る。
自由奔放なところがあり周りを振り回すこともある。
提督よりも年上だが見た目が非常に幼い。通称ロリババア。
島風の一件で提督達の手助けをしていることから
ただのお人好しの何でもできるすごい先輩だと判明している。



初雪
比叡から舞鶴の元に引き取られた駆逐艦。
引きこもりがちの引っ込み思案だが、真面目な性格。
舞鶴のことは姉や母のように慕う。
隼鷹に関しては困った仲間だという印象。
響とは仲の良い双子みたいな関係になった。



隼鷹
元ホームレスで舞鶴が拾ってきた。
酒飲みでだいたい酒を手にしている。
やる時はやるが口癖なのだが、
実際にやっていることは確認することはできない。
ホームレスの前はお嬢様だったらしい。
言葉の重みが違う。


Верный(響)
元響というあだ名があるロシア帰りの駆逐艦。
妹に雷、電を持つ姉である。
クールな正確だがまだまだ子供っぽく中二病患者である。
天龍のことを尊敬している。
お化けが怖くて夜に一人でトイレに行けない。


【深海棲艦】



戦艦棲姫
深海棲艦のトップ。
小さな子供の頃、海で提督と遊んだことがある。
姫のおかげで終戦になり平和が訪れた。
現在は不可侵の条約の元、海の向こうで暮らしている。


空母ヲ級
提督のバナナトラップに唯一引っかかったことがある。
実は気さくな奴だが芸人魂が行き過ぎてボケっぱなし。


【その他】


赤城
かつて加賀と提督と部隊を組んでいたパートナー。
食いしん坊だが、加賀と同じくらいの戦闘能力を持っていた。
多くの兵士のために犠牲となり最期を迎えたはずだが、
なぜか亡霊として横須賀鎮守府に住み着くことになった。
亡霊のくせに資材含む食べ物は食べることができる。


比叡
上層部のエリート戦艦。
忠犬のような性格だが、姉思いが行き過ぎたただのシスコン。
何かある度に「ヒェェー!」とひっくり返る。
そのオーバーリアクションが非常にうるさい。
下世話なことも平気で聞いてくるド変態。
改二になると闇遊戯みたいな喋り方になるらしい。
必殺技はハリケーンミキサー


北上
大井と共に横須賀で北上ラーメンを経営する一人。
大井とは軍人時代からの仲良しで”親友として”大好きではある。
提督や知人には何かとおまけもしちゃう気前の良さ。
北上ラーメンは巷で人気の美味さで隠れた名店として有名。


【その他その2】


大井
北上のために何かと奮闘するが空回り気味の北上ラーメン創設者。
店を勝手に作るなど外堀を埋めて北上を逃げられないようにした。
提督に対して何かと口悪く罵るが見ての通り嫌いではない。
日々、定番メニュー北上ラーメンに並ぶメニュー作りに励む。
怒るとすぐにラーメンに使うスープをぶちまけてくるために
マニアな常連客には大井の方が人気がある。



島風
かつて提督と加賀と数日間だけ横須賀で過ごした駆逐艦。
舞鶴と提督のおかげで生き延びることができ、
現在はレン、ソー、ホウの三匹(?)と共に
悪戯をする困った集団のボスをやってる、らしいが実態や実績は不明。
元々核を搭載していたこと兵器のために今でも追われることがあるとか……。
楽しいことが大好きなので楽しそうな匂いを嗅ぎ分け唐突に現れることがある。
その時の合言葉は”ちくわ大明神”


龍田
天龍の妹。現在は過去に行った罰を受けている元人斬り。
人斬り時代はキレると手に負えない性格だったが現在の詳細は天龍のみが知る。



青葉
軍に関連することからファッション雑誌まで幅広く取り扱うフリーライター。
怖いもの知らずで各鎮守府を引っ掻き回すマスゴミ。
良い記事の臭いのする場所には必ず現れるせいで
最近では青葉は4人以上いる噂が広がっている。


前スレ乙ありでした。
番外編行きます。
どうせ今回も後々になって誤字脱字に気がつくんだろうけどもう知らん。



番外編
☆Stage Zero☆





「あなたは将来何になりたいんですの?」



昔、そう熊野に聞かれたことがあった。
その時、あたしは答えることができなかった。

今が楽しい。
ただそれだけでこの先の未来のことなんて見ようとも思わなかった。





毎日学校に行って友達の熊野とお喋りして
好きなことをして好きなように遊んで
日が暮れたら家に帰って温かいご飯を食べる。
そんな毎日が楽しかった。


友達の熊野。
あたしの唯一の友達でいてくれた熊野。
幼い頃、突然あたしの家の隣にどでかい家が建ったと思ったら
そこに越して来たのが熊野でよく二人してお互いの家の塀を乗り越えて遊んでいた。


でも少し周りと違う価値観を持っているあたしは
小等部に入って色んな子がいる中に放り込まれた時、
そこには溶け込めずにいた。

「変わった子」

そう言われて周りの子はあたしには近づこうとはしなかった。
あたしには自分が普通に思えていたし
熊野はそんなあたしにも普通に話してくれていた。


でも熊野はあたし以外にも友達がいて
ちゃんと周りとも打ち解けていて可愛いし頭もいいし
男の子にも女の子にも人気があっていつも周りに人がいた。


次第にあたしは熊野が羨ましくなった。
少し憎らしくなった。
大好きだった友達なのに。


「どうして熊野さんあの鈴谷って子といつも一緒に登下校するんだろうね」

あたしはある時、こんな話し声が聞こえたのがすごくショックだった。
自分のせいで熊野もみんなに嫌われるんじゃないかって。


だからすぐに熊野に言った。

「明日から……あたし一人で行くから」

「……? そうなんですの?」


次の日。

いつもあたしの家に迎えに来る熊野が来る前に家を出た。
でも全部お見通しだったみたいで熊野は玄関の前で立っていた。


俯いて横を素通りしたら熊野は何も言わずに後ろを着いてきた。
下校の時もそうやってきた。


何の嫌がらせかと思った。

次の日も。

その次の日もあたしの後ろを黙って着いてきた。

走って逃げたこともあったけどそれでも熊野は追いかけてきた。


「なんでそんなに構うのさ!」

「わたくしは別に……。あなたのお母様に言われただけですのよ」


聞けば、まだ塀を乗り越えてこっそり二人で遊んでいた幼い頃。
あたしのお母さんに言われたそうだ。
よろしくね、って。

ただそれだけで。


でもそれが人に言われたからという理由だったのに
少しむっとしたあたしは心にもない言葉を浴びせてしまった。



「熊野はあたしのお母さんに言われたからそうしてるだけでしょ」

「違いますわ。わたくしはあなたのことを心配して」


そこからしばらく言い争いが続いた。
そんなくだらない喧嘩をしたこともあった。


結局あたしはこの喧嘩のあと、熊野と仲直りをして
より一層深い絆で結ばれた。そんなような気がした。
実際に熊野には聞いてないから分かんないけどね。


まああたしは結局周りには馴染めずにいたけれど。


中等部に上がった時に深海棲艦との戦争が激化してきた。
その時、ちょうど進路希望調査が行われたことがあった。


「ねー、熊野は何になるのー? アダルトビデオに出演するのー?」

「しませんわよ! どうしてそうなるんですの!?」

「あはは、冗談冗談~」


全く、といった呆れ顔をこちらに向けるがすぐに真剣な表情になる熊野。


「わたくしは早くにでもこの戦争を終わらせたいですわ」

「へぇ……」


そりゃ誰だって早く終わって欲しいもんさ。
そんな風に思いながら適当に相槌を打つ。


「だからわたくしは艦娘になりますわ」

「げぇ!? マジ?」

「大マジですわ」

「だって高等部からの艦娘コースに編入するってことでしょ?」

「ええ、何か問題が?」


そう熊野は自慢げに言ってきたのがあたしは少し悔しかった。
熊野のお父さんがお金持ちの人とは思えないくらいに
優しい人だったのを思い出したあたしは聞いた。


「あのおっちゃん止めなかったのー?」

「おっちゃんて……あなたいつの間にわたくしのお父様のことをそんな風に」


こほん、と咳払いをする熊野。

「確かにわたくしが危険な目にあうのは大反対でしたわ。
 ですが、わたくしもそれで黙るほどではありませんわ」


「ふぅーん、それで? 熊野は正義のヒーローごっこをするの?」

「あなた軍人をそんな風に見てたんですの? 呆れてものも言えませんわ」


しっかり自分の夢を持っている熊野が羨ましくて、
ちょっとだけ嫌味を言ったつもりだったけど。
さすがに小等部の頃の喧嘩みたいに熊野はそれで怒ったりはしなかった。

それがまた悔しかったけれど。


「確かに正義心が無いと言ったら嘘になりますわ。
 ヒーローと言うと馬鹿らしいですが」


熊野は続ける。

「あなただって小さいころ正義の味方とか特撮とか好きでしたわよね?」

「えぇ~、そんなのホント小さい時のことじゃん」


確かに小さい頃よく男の子が見るような特撮ヒーロー物を
好きで見ていたことはあったし、
今でも漫画は好きだけど……それで軍人になろうとはあたしは思わなかった。


「あなたも向いているかもしれませんわよ? ヒーローに」

「ないない。あたしは将来イケメンの玉の輿に乗って
 優雅に老後までマイホームに引っ込んでるよ」

「それこそ今の戦時中には無理ですわよ……」


熊野のそんな言葉を無視してぼんやり考えた。


「ヒーローか。あたしにとっては……」


今でもずっと一緒にいてくれてる熊野がヒーローだよ。
ほんと、悔しかった。

何もない自分が。


ある時、中等部の教室に入った時
熊野の足が止まった。

少し青ざめた様子でいた熊野。

「どしたん?」

「何でもないですわ。少し体調が……」


そう言って熊野はすぐに保健室に行ってしまった。
その日、結局熊野は教室には戻ってこなかった。


次の日、熊野を心配して迎えに行くと
普通に元気に出てきたからあたしは安心した。


「早く行こう~。今日の課題忘れちゃったからさー」

「……そうですわね。はあ、わたくしが教えますから大丈夫ですわよ」

「まじ? ラッキー。とうとう熊野も鈴谷ちゃんにご奉仕する時が来たかー」

「はぁ。あなたという人はどうしてそう……まあいいですわ」

「でも珍しいねー。素直に見せるとか。今日は何? 便秘とかなの?」


熊野はジト目を向けてから大きくため息をついた。

まあこの時のあたしはなんにも考えてなかったし
まさかそんなことがあったなんて……思ってもなかった。



またとある日。
放課後。
いつものように熊野と帰ろうと思って熊野を探すけれど
熊野はどこにもいなかった。

ここの所元気のない熊野が心配だったから
あんまり話しかけないけど勇気を出してその辺の人に聞いてみた。


「ねえ、熊野知らない?」

「さあ……見てない」


そんな風に思い切って聞いてみるも皆知らない様子。
どこに行ったんだろう……熊野。


昇降口の下駄箱に行ってみる。
熊野の下駄箱を開ける。


既に上履きに履き替えられていた。

「もう帰っちゃったのかなぁ……?」


今まで置いて行かれたことなんて一度も無かったのに。
どうしたんだろう。
目の前には熊野の上履き。
上履きの下に紙が挟まってる。


便箋?
これは……。


「おほっ。こ、これはラビュレタァじゃないですか!」


熊野の奴、まあ人気者だからねぇ。1つや2つもらっていてもおかしくはないか。
ここは誠意をもって届けてあげるとしますか。



このラブレターを熊野に渡したら熊野はどんな風に驚いて恥ずかしがって
顔を真赤にしながら何て言うのか楽しみで仕方なかった。


「くーまーのんっ」

「あら鈴谷……。ごめんなさい今日……」

「いいってことよ。あたしも熊野が帰っちゃったことは下駄箱調べて分かったし」

「そう……」


それだけ言うと玄関の扉を閉めようとする熊野。
そこを無理矢理扉を抑えて引き止めて

「ちょちょ、ちょっと待った。何暗い顔してんのさ」

「……」


「んふふ、熊野にとっておきのものあげるよ」

「……なんですの?」

「さっき下駄箱調べたって言ったっしょ?
 その時に見つけたの。じゃーーん! 熊野宛のラヴレタ~」


熊野はそれを見るときつく睨みつけてきた。
熊野にそんな顔を向けられるのは初めてだったあたしは
ただただ驚くだけで……いや、それよりも怖かった。


嫌われるんじゃないかって。


「またそんなものを……!」

「え……」

「いりませんわ! こんなもの!!」


そう怒鳴ると手から手紙をひったくりビリビリに引き裂いた。

「な、何もそんなんすることないじゃん……どうしたの熊野」

「あなたという人は……! 今日はもう帰って下さい!」


今度は閉める扉を止められないようにかあたしのことを少し突き飛ばして
それから壊れるんじゃないかってくらい思いっきり扉を閉めた。


あたしは閉まりきった扉をただ見ることしか出来なくて立ち尽くしていた。


その晩。
自分の部屋の窓から隣の家を見つめる。
熊野はどうしてるんだろう。


今、何を思っているんだろう。


次の日。

いつか熊野にされたようにあたしは
熊野が登校する時間の3時間は前に家を出て、
隣の家の玄関の前に立っていた。


3時間も前からいたもんだから先に出勤するであろう
熊野のお父さんと鉢合わせた。


目を丸くしたお父さんだったがすぐに状況を察したのか
あたしの肩を軽く叩いて小さく

「あの娘をよろしくね」


そう言われた。
何か大きな使命を与えられた気がして
あたしのやる気はマックスになった。


3時間後。
結局いつもの時間に熊野が玄関から出てきた。
あたしはこの時、勝ち誇ったような顔をしていたのかもしれない。
何せ3時間も待っていたんだから。
先を越されないために。


熊野は本当に冷たい目で一瞥すると横を素通りした。
その後ろを黙って着いて行く。


だんだんと早足になる熊野。


「ねえ、熊野!」

「……」


「あたしね。熊野がそんな風に突き放してもずっと付き纏ってやるから!」

「……」


あれ? これじゃなんかストーカーみたい?
違う違う。言いたいことはそうじゃなくて……。


「熊野、何があったのか教えてよ。
 何も出来ないかもしれないけど熊野のちからになりたいの」

「……」


熊野が立ち止まる。


「そうですわね。あなたには何も出来ないですわ。
 あなたにして欲しいことなんて何もないわ」


それだけ言うと熊野は走りだした。
は、早っっ!

頑張って走って追いかけるも全然追いつけない!


教室に着く頃には熊野は自分の席で涼しい顔をしていた。
あたしは朝から汗だくで息を切らしていた。

みんな、
遅刻ギリギリの時間でも何でもないのに何で走ってきてるんだろう
そんな不思議そうな顔をして見てくる。
こっち見るな。


そんな朝からイライラづくしの日。
放課後も近くなってきた時、とある男子が声をかけてきた。


「あのさ」

「あん? 何?」

ついついそんなつもりもないのに睨みつけてしまう。
よく見たらその男子は学年でも噂が絶えないくらいのイケメン君だった。


「もし良かったら……放課後ちょっといいかな?」

「はあ?」


「話したいことがあるんだ」

「へえ……どこで?」

「体育館裏でいいかな?」

「分かった」


あたしはイケメンは好きだけど、
この時ばかりは本当に面倒でそっけない態度を取ってしまった。


が、すぐにそれを後悔した。
なんで学年1のイケメンにあんな風に呼び出しされて
そっけない態度取ったんだあたしは!
こ、この展開! もしかして告白なんじゃないの!?
春が来るんじゃないの!?
なんか熊野ともめてる最中だけど春が来ちゃうんじゃないのー!?


とか、そんなアホなことを考えながら放課後、体育館裏に行く。
そこにはその例のイケメン君以外にも色んな男女がいた。

男子がイケメン君を含めた4人。
女子が5人。


対するあたしは一人。


「何……これ」

状況の読み取れないあたしに対して
一人の派手な女が口を開く。

「あっははは。もしかして○○君から告白されるとでも思ったの?」

その隣の女も馬鹿笑いしながら言う。

「ないない! ありえないっつーの! こんな変人に」


はあ。どうやらあたしはここで意味もなくボコられるのかな?
少し価値観が違うだけで何をそんなに偉そうにしてるんだか。


「えっと、それで何の用事なの?」

「熊野さんのことなんだ」

「熊野?」

「まだ分かんないのかよ!
 〇〇君さー、熊野さんのこと好きで告白したのに振られたんだよ?」

「ちょーありえないよねー」


鬱陶しいなぁ。お前達には聞いてないよ。


「それってやっぱりあの変人のお守りが大変だからじゃね?
 ってうちらが言ったら何かマジギレしちゃってさー」

「マジうぜーからちょっとやり返したら大人しくなってよ」

「マジ○○君ちょーイケメンなのにマジ可哀想とか言ったら
 うぜー反応してくるからな」


馬鹿笑いする後ろの輩にイケメン君は困っている様子だった。
どうやらこのイケメン君は周囲の人間関係は上手に組めないようだ。


そこであたしはこの馬鹿達の会話の”やり返したら”
という言葉に引っかかった。


「やり返したらって……熊野に何したの?」

「まあまあ一緒に来いって」


そう言われてあたしはいつの間にかそいつらに囲まれていることに気がつく。
逃げられない。……黙って着いて行くしか無い……のか。


こうしてる間にも熊野は帰っちゃうかもしれないのに。
一緒に帰りたかったのに。まあ今は後ろを追いかけるだけになるけど。


連れて来られたのは自分たちの教室だった。
熊野の机に一直線に向かった取り巻きの馬鹿男の一人が
熊野の椅子を乱暴に蹴飛ばして机を漁る。


「ちょ! 何して――

「いいから見とけってマジ笑えるから」


一人の馬鹿女に腕を掴まれて止めに入れなかった。
そこから先はあたしの耳にただ馬鹿笑いが響くだけの時間が続いた。


「ってかさー、鈴谷さん顔はいいのにマジ勿体無いよねー」

「友達いないなら、ほら、一緒にやってスカッとしようよ」

「やべーよマジ。友達の鈴谷さんにやられたの知ったらマジ泣きすんじゃね!?」

「最初っからそれが狙いだっつーの!」


女は熊野の本を黒いペンでぐちゃぐちゃに塗りつぶす。
男は熊野の私物を漁っては次々にゴミ箱に放り投げる。




「ほら、あんたもやんなよ」



熊野はいつも勉強しなくても頭いいから良い点を取れる。
本人曰く、授業中に予習も復習も全て出来るし、問題無いとのこと。
そのために机に置きっぱなしの教科書……。

ボロボロにされたその教科書が投げて寄越される。

にやにやした顔で連中はあたしのことを見てくる。


あたしの唯一の友達の熊野に……。


熊野が最近元気ないのはこいつらが原因か。



絶対に許さない。




「あ゛ァああ゛あ゛あぁーーーーッッ!!!」

受け取ったボロボロの教科書を手に取ると
そのまんまあたしの腕を掴んでいる馬鹿女の横っ面を教科書でぶん殴った。


「痛っっっ!! なにすんだテメェ!」

「こいつッ!」


教科書で殴られてよろけた馬鹿女に対してすぐに他の女があたしの肩を掴んでくる。
容赦なくあたしはそいつの横っ面も教科書でぶん殴って、
怯んだ所をお腹の辺りを思いっきり蹴飛ばした。


他の子の机を巻き込み大きな音を立てながらパンツ丸出しでぶっ倒れる。
あたしはすぐに3人目の女に捕まり羽交い締めにされる。
4人目に平手打ちされ最初の女は髪を引っ張ってくる。


背後の女の脇腹に肘をぶち込んで、怯んだ隙をついて腕に噛み付く。
小さい悲鳴があがる中でなんとか逃げることが出来たあたしは
教室の扉の前で通れないように立つ馬鹿女を扉ごとタックルでぶっ飛ばす。


女同士のものに男子が関わってこないのが不幸中の幸いだったのかもしれない。
男子に加勢されたら絶対に勝ち目はない。


この時代、訓練も何も受けていないあたしは一般女子中学生と同じ。
男子に取り押さえられたら適うわけない。
戦略的撤退あるのみ。
ごめん熊野。ちょっとしか仕返しできなかった。


「待てコラ!!」


走りだして教室から逃げ出したあたしのうしろを物凄い剣幕で追いかけてくる。


学校から飛び出して、
なんとか逃げ切っても息切れが戻らない。
ボロボロになっちゃったよ……とほほ。
はぁ……でも怖かった……。


変人あつかいされてるのは慣れてるとは言え、
あんな風に敵意をむき出しにされることはなかったからなぁ。


こんなにボロボロになってお母さんになんて言えばいいんだろう……。

とぼとぼと荷物も放り出して逃げてきたけど……
あぁ~きっとあたしの荷物もぐちゃぐちゃにされてるよぉ~。


「鈴谷……? どうしたんですの!? その傷!」


なんて考えてる時にもっと会いたくないのに会ってしまった。
迂闊……なんてタイミングの悪い奴……。


「あ、あはは~……。ちょっとそこらの犬と取っ組み合いの異種格闘技戦を」

「こんな時に何言ってるんですの!? まさか……あの連中……」

「あ……ごめんね」

「いいんですわ。わたくしを怒らせたことを後悔させてやりますわ」

「違うの……そうじゃなくて」

「何がですの」

「こんなタイミングで……あれなんだけど。
 ごめん、手紙のこと。全部あいつらから聞いたんだ」

「……」


「熊野。断ったんだって?
 そしたら周りの取り巻きに因縁つけられたんでしょ?」


話をもう一度改めておさらいすると……。


熊野はイケメン君に好かれていて告白されるも断る。
これがそもそもの全てのきっかけ。

それを聞いたあの取り巻きの馬鹿共が
「イケメン君が可哀想でしょ~?」
とかいうくそったれな言い分でいちゃもんつけてくる。


熊野は耐えるも次の標的があたしになりそうだったのを庇って
攻撃がエスカレートしていく。


熊野がラブレターを見てあんなに激怒したのは
イケメン君も同じようにラブレターを使って呼び出してきてて
それがトラウマになっていたみたい。


ちなみに引き裂かれたラブレターはあとで繋ぎあわせてみたところ
全く関係のない人だったそうだよ。ご愁傷様。タイミングが悪いとしか言えないね。


そこから馬鹿猿達が考えたのが
あたしを熊野への攻撃に加担させること。
そうすればもっと傷つくんじゃないかと思ったらしいね。


熊野とおさらいをして明日学校に説明しに行こうと誓った。
その時、熊野は小さくつぶやいた。


「本当……どうして男女の恋愛沙汰にはくだらないいざこざばかりが起こるんですの」


これが後の彼女の病気を発症させる原因にもなっている……のかもしれない。
……が実はもっと別に元凶がある。それはまたのちほど。


次の日、二人で登校するとすぐに呼び出されたのはあたし達二人だった。
教員から説明を受けたのは驚くことに


昨日の騒動が全部あたし一人加害者として成り立っているものだった。
連中しか確かに目撃証言はいなかったし、
連中が口裏合わせをすればあたしはいともたやすく犯人になるのだ。

でもさすがの教員も馬鹿じゃないし、
あの連中の普段の素行を知っているし
あたしと熊野が毎日一緒に来てるのも知ってる。


だから机をぐちゃぐちゃにしたとか、
扉を壊したとかそんなことは怒られなかった。


だけど、先に手を出して女の顔を殴ったことに関してあたしはこっぴどく怒られた。
いくら友達のためだとしてもやり返してはいけないとか云々。


それと同じくらい先生には褒められた。

「友達のためによく闘った。お前は立派なヒーローだよ」

それが何よりも嬉しくて学校に来たばっかりだってのに
泣きまくって目元が腫れてしまった。


教室に戻る時。


「何をそんなににやけてるんですの」

「ん? 何でもないよ。熊野の言ってたこと……
 ちょっとわかったかもしれないかなって」

「……? どういうことですの?」

「へへへ、なんでもないよ」


あたしは少しだけこの時から身体を鍛えることにした。
自慢のナイスバディを保ちつつ……というのが非常に難しかったけれど。


そんな小さな事件があった日から
熊野の根回しもあってなのか、
二人共とくに面倒事に巻き込まれる対象にならなかった。


それどころか、しばらくするとあの仲間内での内乱みたいなのが
始まってものすごく滑稽だったのをよく覚えている。


あたしはこのあと熊野と同じ
艦娘になるために進学。
勉強もそこそこしなくちゃいけなかったのは全部熊野任せ。


そうやって高等部に入ったあと、
よく分かんないけどやたら才能がどうこうって褒められて
申し訳ないことにあっという間に以前からいた娘達を追い抜いた。


期待の新星コンビなんて言われてたけど。
実際そんなの実感なんてなかった。
たまたま訓練しても射撃訓練だって当たるし
艦載機運用訓練だって何となくだけど満点だった。


射撃に関しては熊野に「お祭りの出店にある射的感覚でやってる」とか
嫌味っぽく言われたし、
艦載機の方は
「本来なら3年以上専門的にやらないと扱える代物じゃない」
とかなんとか色んな人に言われたくらい。


まあでも入る時にはすでに
「飛び級なんて制度もあるからわたくしから置いて行かれても頑張るように」
なーんてドヤ顔で言われていたけども。

また熊野や先生からは

「そのうち引き抜きが来るかもしれないし、
 今から現役の司令官の所に行って話をつけてもらうのもいいかもしれない」

なんて話をされて、本気になれば何時だって
鎮守府の勤務が始められると言われていた。


まあそんなこんなで要するに
こっちに進学してからあたしと熊野はトントン拍子で事が進んで
何だか物凄い期待を背負っていたってこと。



だけど戦争は終わってしまった。




この戦争を終わらせるために熊野は軍に入って戦うことを決意した。
それに見習ってあたしも入ったけど、終わってしまったらだめじゃん。
必要なくなるじゃん。

平和になるのはいいことなのに……釈然としない。


終戦の報告を受けて半年くらい経過した。
その間、いつも通り訓練を怠らないようにしていたが、
みんなどこか気が抜けたような感じだった。


戦中は常に張り詰めたピリピリとした空気の中にいたのに
突然終わってしまったせいで、
皆これから自分がどうしたらいいのか分からないんだろうね。



ある晩、寮の二段ベッドの下の熊野が話しかけてくる。


「今更ですけど、終わったのよね」

「そだね」

「これもわたくし達が目指していた未来だったのでしょうか」

「うーん。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」

「……なんですのその曖昧な」

「だってそうでしょ? 本当は熊野さー
 自分が平和にしてやる! くらいの意気込みだったじゃん?」


「確かにそうですが……」

「でもそれってどっかでさー、深海棲艦どもを一匹残らず駆逐してやる!
 そんでもって名前を上げて地位と名誉を手に入れてやる!
 ってことだったんじゃないの?」

「……それは言い方に悪意がありますわ。
 でも……自覚はないですけど、もしかしたらそうだったのかもしれませんわね」

「だったら良かったんだよこれで」

「戦争が終わってってことですの?」

「そうそう。だって熊野は手を汚さずに済んだんだから」

「……そう」


「でもどうすんだろうね? せっかく艦娘になって
 技も技術もついてきたのに」

「どうするって別に戦争が終わったからと言って
 軍人がいなくなるわけではないですわよ」

「そりゃそうだけどさー」

「まあその点わたくしはもう当てがあってそこに行くのですけど」

「えっ!? いつから!?」

「来月からですわ。もうここを離れて……あなたともお別れですわね」

「そうなんだ……寂しいな」


「まあ別に会えないわけではないですし、
 あなたもどこかの鎮守府に勤務する形になれば
 何かの縁でまた会えますわよ」

「で、どんなところなの?」

「わたくしの所は条件は厳しいですわよ?」

「げー、そんな所嫌だなー」

「どこもそんなようなもんですわよ」

「なんか無いの? みんなでわいわい極楽楽しい平和な鎮守府は」

「有りませんわよそんな所……。……と言いたい所ですが」


「何々?あるの?」

「楽ではないと思いますが……
 変人あつかいされてるあなたにはうってつけの場所がありますわよ」

「ほほう? どういう所がうってつけなの?」

「まず……そこの提督はとんでもなく強くすごい指揮力、巧みな交渉術
 など飛び抜けたスペックを持っていて深海棲艦との戦争を終わらせた人」


さすがにあたしはこの時、どんな豪傑が出てくるのかと思ったもんだよ。
まあ蓋を開けたらあれだもんねー。
向こうもきっとあたしのことそんな風に思ってたり? ……いいけどね。


さらに熊野が続ける。


「艦娘の司令官として初めて戦場に出て多大な功績を上げた人物ですわ」

「ですがその裏では艦娘の犠牲など何とも思わない冷血人間で
 既に一人の犠牲者を出してるとか……」


まじ? そんな人のとこに行ったら盾とかコマにされてすぐ殺されそうだよ!?


「謎の疾走から突如として復活したり……」

「彼の艦隊の秘書艦は深海棲艦との戦争において
 前線で提督の指揮の下で活躍した鬼のような一航戦がいて……」


「他にも元人斬りがいて……」


人斬り!? それって大丈夫なの?


「あとは金髪巨乳がいるそうですわよ。
 あなたの好きそうな感じでしょう?」


どこでそんな噂を聞いてきたんだろうか、本当に謎だけど……。
でも。


「へぇ~、なんか色々いるんだね。面白そうじゃん」


「まさかそこ行くつもりなんですの!?」

「え? なんで? だめ? 怖いもの見たさっていうかさ」

「訓練も毎回、胃液を吐くそうですのよ?」

「それは……うーん、嫌だけど。大丈夫っしょ。
 だってうちらだって基礎体力作りの時はゲーゲー吐いてたじゃん」


熊野は呆れた顔で小さくため息をつく。


「まあいいですわ。そんな偉大な方の所に
 あなたみたいな人が採用されるわけないですわ」



――と、熊野は言ったけれど。


はっはっは、そんでこんなもんさ。
どうよ? 熊野が結果聞いた時どんな顔したか想像できる?


口に入れた紅茶がそのまんま口から出てたよ。
拭いてあげたけどさ。


いや前代未聞の採用らしいんだけども、
本当この時はまだ提督の権力の凄さってのを信じていたよ。


入ってみてたまげたよ。
だいたい面接受けた時だって脱げだの何だの言われて全裸になったけど、
その前から提督の頬にはビンタされた跡があったしね。
一体何したんだか……。


小さな頃に見た特撮の中で
あたしはなんでか分かんないけどイエローが好きだった。


カレーの好きなイエローを好きになったのか、
イエローが好きだったカレーを好きになったのか、その詳細はもう忘れちゃった。


ヒーローになろうとして、結局なれなかった格好悪い二人組は
準備段階だったステージ0から
次のステージ、”1”へとステップアップしていくのでした。


そう言えば……小さな頃、庭のテラスで大人しく本を読んでいた熊野に最初に声をかけて
遊びに誘ったのはあたしの方だっけかな……。
そんな熊野が囚われのお姫様にでも見えたのか、あたしは言ったんだ。
そこから出してやる! こっちへ来て自由に遊ぼう。


「ヒーロー見参!」




あー、そうそう今回の後日談。



熊野はあれからコネのある所に行ったんだけど、
そこがめちゃくちゃキツかったんだって。


熊野こそ艦娘を奴隷か何かと勘違いしてるお馬鹿な司令官にぶち当たったそうでね。
でも熊野ったら真面目ちゃんだから何されようが我慢してたんだって。


で、ある時現れたのがあのイケメンさんね。


彼は熊野よりも後から佐世保鎮守府に来たんだけど、
当時はお馬鹿な司令官の部下だったんだとさ。


でもある時、熊野にセクハラするお馬鹿な司令官を見て
何ともびっくりそいつを退役にまで追い込んだんだと。
ナニをしたかは知らないけどねー。


この頃から熊野の趣味が激変したのはよく覚えてるよ。
お嬢様らしくバイオリンとか休みの時は優雅に演奏してたのに
それらを突然全部売っぱらってたし……。
一体ナニを見たんだろうねー。


まあ今思えばあの人も頭おかしいくらいのスペックだったし、
佐世保さん自体、学年首席だったらしいし、
そんで上層部もじゃああの鎮守府は佐世保一人に任せてもいいか、ってなったとか。


何で助けてくれたのか熊野が聞いた時、
爽やかスマイルの佐世保さんは少し意味深な感じでこう答えてくれたそうだよ。


「僕もあなたのように世界を変えたかったんです。
 でも世界を変えるのに必要なのは周りを変えることでした」


いやー、熊野の暴露話になっちゃったね。
怒られそうだわー。
おしまいっ!



お疲れ様です。
番外編書く時は脳内を加賀一色にいつもしてたけど、
意外と鈴谷の方が書きやすかったりしますが

ラノベっぽく鈴谷視点の話はいかがでしたか。
今回初の台本形式ではないものにしました。
読みづらいですかね? 
地の文が現在の鈴谷なのかその当時の鈴谷なのか、ぐちゃぐちゃしてましたが(汗)



最近、艦これスレが増えてきて嬉しい限りですが、
どうやら完結しないものが多いのが悩みどころとのこと。
何か1つでも完結した物を増やし艦これSS界にいい風吹かしたいです。

このスレが終わることはまだまだありませんが(番外編だけは次回最終回)

具体的には、安価スレを別に建てて一日限定、とかにします。
反応速度の速さが売りの私の次なるステージのために。
(来週の土日とかになるかも)


まあそんなこんなで今後ともよろしくお願いします。


ごめんなさい忘れてました。

http://www59.atwiki.jp/kyoumoheiwada/


ありがたいことに作っていただいたまとめwikiです。
(現行がその5で止まってるけど大丈夫なんでしょうか?)



☆元気いっぱい☆


扶桑「雨はザーザー……じめじめしてて気分が滅入ってしまいそう」

龍驤「いや扶桑は別にええやろ」

金剛「まあ呉は雨の中でも外の訓練は敢行するネ」

呉「当たり前じゃない。あんた達、雨が降ってたからって理由で
   敵に遅れを取って死にたいの?」

扶桑「でも風邪引いちゃうわよ?」

呉「意外とみんな引かないから大丈夫よ?」


☆脚攣った時☆


提督「摩耶がプール上がった瞬間脚つってたろ?」

加賀「ええ、そうですね」

提督「寝てる時とかも脚つって激痛で起きるじゃん」

加賀「普段からしっかり運動していればそんなこと起きないです」

提督「そのまんま”痛いよ~”って思いながら何もしないで寝たら
    つった脚と反対の脚をつる夢を見たことがある」

加賀「現実とシンクロしたんですかね」


☆艦娘型録 発売☆


提督「へぇ~、色んなことが書いてあんだな」

青葉「当たり前です。青葉の緻密な努力が詰まってます」

赤城「その割には自分のこともしっかり書いてあるのは笑えますね」

青葉「いいんですよ! 上の人に書いてって言われたんですから!」

提督「青葉も意外と人気のある奴なんだな」


☆特盛りカレー☆


鈴谷「……」

卯月「鈴ちゃんこんな所にいたぴょん!」

鈴谷「お? うーちゃんじゃん」

卯月「どうしたんだぴょん?」

鈴谷「いやーこの前みんなで入ったプールあるでしょ?
    あれがさ、もし水じゃなくてカレーが入ってたらどうしようとか思ってて」

卯月「うーちゃん、カレーはお皿で食べたいぴょん」


☆混ぜるな危険☆


卯月「鈴ちゃんがプールにカレー入れようとしてるぴょーーん!!」

提督「何してんだ鈴谷」

鈴谷「ぐへへ……いっぱいのカレーが」

摩耶「とうとう狂ったか」

提督「カレーのプールなら催しても安心だね」

鈴谷「キエエエエ!」バチーン

提督「痛ぶげぇ!」


☆イライラも収まった所で☆


金剛「テートクの所はプールがあって泳いでトレーニングができるネ」

山城「水泳なら姉様も出来るかもしれないわ!」

呉「そうなの? 25mも泳げないんじゃないかしら」

山城「大丈夫、足なら付くだろうし、歩けばいいのよ。
    それでも立派なトレーニングになるわ」

呉「そんなのもう、おばあちゃんじゃん」


☆2日間共LVだよ馬鹿野郎ォ!☆


提督「装備換装も急いで!」

電「な、なのです」

卯月「任せるぴょん!」

加賀「何やらせてるんですか」

提督「今日のライブに向けてのリウムの電池交換を手伝ってもらってる」

加賀「そうじゃなくてですね」


☆素晴らしかった☆


提督「ふぅむ」

卯月「どうしたんだぴょん?」

提督「私は今、まさに仙人のような状態じゃ」

卯月「……?」

提督「とても卯月には説明できん」

加賀「解説をすると今日行って来たのがとても良かったそうで
    放心状態が続いているそうです」


☆賢者タイム☆


鈴谷「あぁ~賢者タイムね」

提督「うちの鎮守府もケルベロスが守ってる地下への入り口があるんだぞ」

電「なのです!?」

提督「ああ、だが進むのには箒に載ったり巨大チェスしたりしなくちゃいけない」

加賀「どう考えても嘘です。そんなの見たことも有りません」


☆姉様の水着が見たくて☆


呉「山城がうるさいからうちにあるトレーニング用のプールを使うわよ」

金剛「お掃除はしなくていいデス?」

山城「こんなこともあろうかと私が全てやっておきました」

山城「姉様の水着姿を見るためなら私の苦労など何のその」

龍驤「何それキモい」


☆悪巧み☆


呉「扶桑は寒いから嫌だってワガママ言ってたけど
   無理矢理連れてきたわ」

山城「姉様に乱暴しないでよ!もう」



龍驤「なんやお前」

那珂「どうする? 落とす?」

龍驤「はあ? 何言うて……呉、落としたらお前あとで水に沈められんで?」

那珂「後ろから押せば誰が押したか分かんないから大丈夫だって。
    最悪金剛さんとかのせいにすれば大丈夫でしょ」

龍驤「それはそれでシバかれんで」


☆押すなよ!絶対押すなよ!☆


龍驤・那珂「せーのっ! どーーん!」

呉「ふっ」サッ

龍驤・那珂「ぎゃあああ!」ドボーンッ

呉「あんた達のやることなんてお見通しよ。私が簡単に落とされて
   サービスシーン回収するとでも思ったの?」

那珂「悔しい~!」


龍驤(まあこれでお咎め無しになるんなら、これで良かったわ)


☆姉様のビキニ姿☆


山城「姉様プールはこっちですよ!」

扶桑「……寒い……」ガタガタガタガタ

山城「大丈夫です姉様。山城が身体で温めますから」

扶桑「……重い……」

山城「じゃあもう山城がおんぶしますから」


龍驤「プールにすらたどり着けへんのかい」


☆浮島☆


扶桑「水に浮いてるって……楽でいいわね」

那珂「あれはきっと2つのおっきな浮島持ってるからだよね」

龍驤「せやな~。死ねばいいのにな」

那珂「あ、呉水着に着替えてきた」

呉「那珂と龍驤はさっさと泳ぎなさい。そうね、軽く500kmは行けるわね。
   二人の内、遅かった方は200km追加ね」

那珂「おやおやあの大っきな浮島2つがなんか言ってますよ~?」

龍驤「せやな~。死ねばいいのにな」


☆wiki編集乙です☆


龍驤「おっぱいしぼめばいいのにな。みんな」

那珂「呉と扶桑さんはどっちが大きいの?」

山城「姉様の方が若干大きいんじゃないかしら」

呉「いいからさっさと泳げ!」

金剛「呉も泳ぐネ!」

呉「はいはい、あとでね。山城は扶桑の手、引っ張ってバタ足ぐらいやらせなさい」

山城「了解! 姉様、山城と一緒に泳ぎましょう~!」


☆ヒャッハー!前スレ1000をやっと回収できるぜェー!☆


呉「全く、こんなの大きすぎても意味ないってのに何がいいんだか」

呉「さて、私も着替えて行くかな。私より遅い奴は……罰で1000kmくらい泳がすかな」

呉「……。ん? 上がキツいかな……?」


提督「おい呉~、ちょっと資源売ってくれ……oh」


呉・提督「………………」




提督「ぎゃああああああああああああ!!」


☆き、きっと可愛くネイルされてるんですよ☆


加賀「は? うちの提督が何故、呉さんの所の懲罰房にいるんですか?」

金剛「呉のご機嫌が悪いから早く回収しに来るデース!」

加賀「うちの提督は無事なんですか?」

金剛「……今、3本目の爪が……」



<ぎゃあああああああああ!


加賀「提督!? 提督ー!?」


☆引き渡し☆


提督「やめちくり~~!」

加賀「うちの提(バ)督(カ)がお世話になりました。
    あとの拷問の続きは私がするので任せて下さい」

提督「続けるの!?」

呉「私はまだ収まりきらない怒りでいっぱいなんだけどね」

加賀「それは私もです」

呉「やっぱりあんたはうちに来るべきなのよ。……まあそれはもういいけれど」


☆呉ンさん☆


加賀「まったく……お上に迷惑をかけるないでください」

提督「一応俺もお上なんだけど」

加賀「……で、何したら呉さんが髪の毛逆立つほど怒るんですか?」

提督「みんながじゃんけんで負けた奴が呉の所に資材交渉しに行けってなって
    舞鶴さん所行ったら呉の所行けって言われて行ったらおっぱいぼーん」

加賀「おかしいですね。途中まで分かったんですけど突然分からなくなりましたが」


☆輸入品☆


※呉の所に来た理由

舞鶴「那珂ちゃんの収入で資材輸入したりしてる呉の方が
    金銭面的にも余裕があるからそっちに行きなよ」

響「あ、提督」

初雪「提督、ゲームしようよ」

隼鷹「お、提督じゃん。お菓子くれよ」

提督「なんだお前ら。なんなんだお前ら」


☆責任転嫁☆


加賀「なるほど。私が出掛けている間に……」

加賀「結局資材は手に入らなかった訳ですね」

提督「その様ですね」

加賀「何で他人事なんですか。お使いも満足に出来ないんですか?」

提督「まああれは事故だからしょうがない様ですね」

加賀「だから何で他人事なんですか」


☆コーヒーショップにあった☆


舞鶴「あれー? 隼鷹はー?」

響「さっき試食がどうって」

初雪「お姉ちゃん……隼鷹さんが試飲のワインでベロベロ酔っ払ってて……助けて」

舞鶴「こらー!」

隼鷹「うへへ、お? 迷子かな? よしよし、抱っこしちゃる」

舞鶴「こらー!降ろせー!」


☆背後の☆


雷「はぁ……雨ばっかりでお外出れないね」

雷「ところで佐世保、相合傘をね……あのね」

天龍「俺は佐世保じゃねえぞ」

雷「にゃ゛!? い、いつから!?」

天龍「途中から入れ替わってたが、気が付かなかったのか?」

雷「ど、どうして言ってくれないのよもうっっ!」


☆雷は新たにノリツッコミを習得した☆


雷「でもどうして気が付かなかったんだろう……」

雷「あっ! そっか!」

雷「似たもの夫婦ってことで雰囲気もそっくりだったんだー!」

雷「あははは!」

雷「――って、そんなの認めるかーーい!」


天龍(……楽しそうだな)


☆身体だるいぴょん☆


提督「梅雨ってなんだよ。俺はもうやる気ないよ」

加賀「6月頃の長雨の時節のことですよ」

提督「辞書的な意味を聞いたんじゃないんだけど」

加賀「だいたいやる気ならいつだってないから大丈夫ですよ」

提督「それ大丈夫じゃないよね?」

加賀「わかってるんだったら早く仕事してください」


☆テーマソング☆


提督「うちの鎮守府のテーマソングが決定した」

加賀「また訳の分からないことを……」

鈴谷「何にしたの?」

提督「ファイアーエンブレムの一番有名なCMの歌」

摩耶「どうしてそうなったし」

加賀「驕れる者はドツボにハマる所だったり、危なくなったらすたこら逃げてくる所でしょう」

提督「お前らピクミンの歌じゃねえだけいいと思え!くっそー!」


※知らない子は調べて聞いてみてね


☆ワールドカップが近づいてきた☆


鈴谷「なんで私があんた達と遊ばなきゃいけないのさ」

子供1「いいだろワールドカップ近いし」

子供2「そうだよビッチの姉ちゃんもワールドカップ級におっぱいあるし」

鈴谷「だーかーらー、ビッチじゃねえっての。ワールドカップも関係ないし」

子供1「モンローはワールドカップなのか?」

鈴谷「まあ愛宕姉は確かに世界規模のおっぱいだけどね」


☆羨ましくなって☆


鈴谷「はふん、ワールドカップクラスのおっぱいさすがだわ~」

愛宕「帰ってくるなりどこ触ってるのよ」

鈴谷「あたしもこんなボインバインになってグラマラスになって
    パラシュート無しダイビングしてもぼいーんって生還したい」

愛宕「それ私も出来ないわよ」


☆ピザ屋志望☆


金剛「そういえばどうしてRJは艦娘になったデス?」

龍驤「うちか? うちも色々迷ったんやで?」

那珂「あぁ、ピザ学科に入りたかったんだっけ」

龍驤「そんな学科無いわ!」

那珂「ハイパーピザ屋クリエイティブ学科?」

龍驤「そんな専門学校みたいにしても無いっちゅうねん」


☆食事制限☆


扶桑「私ピザって食べてみたいの」

龍驤「え? 食べたことないんか?」

扶桑「いつもウィダーインゼリーだから」

金剛「OMG! それでどうして体力ないデース!」

龍驤「そういう問題ちゃうやろ。ってか嘘つくなや!」


☆作る楽しみ☆


那珂「食事の縛りプレイとか斬新だね!」

龍驤「何やねんそれ……」

山城「ピザ屋さんって作る時何が一番楽しいのかしら」

那珂「そりゃあ、窯を作る時でしょ」

龍驤「窯からお手製!? それどこのTOKIO!?」


☆昔、高速道路でビッグブルー流して本気で友人に怒られた☆


提督「うぇ~ん、加賀えも~ん」

加賀「よしよし、何ですか。今度は」

提督「鈴谷が運転中にF-ZEROのBGMばっかり流してくるよぉ~」

提督「アクセル踏んじゃうよぉぉ~」

鈴谷「いやー、提督が眠いとか言い出すからアガる曲を、と思ってね」

提督「マッハ2の世界に引きずられる所で怖かったよぉぉ~」

鈴谷「いやむしろ横にいたあたしのが怖い思いしたっての!」


☆E3☆


卯月「うーちゃんクイズ! 最近巷で噂のE3、何の略称だぴょん!?」

提督「ふっ、簡単だぜ……」

卯月「一人一個ずつEがつくものを答えるぴょん! どうぞ!」

鈴谷「エロ!」

愛宕「エロ!」

提督「エロ!」

卯月「……違うぴょん」


☆ぴったり揃いました☆


提督「いぇ~い!」

鈴谷「Foo↑」

愛宕「きゃー!」


加賀「さっき卯月が泣いて私の部屋に来たんですが」

提督「散開!!」ダッ

鈴谷・愛宕「御衣!」ダダッ


☆誤字した二人は捕まりました☆


電「よしよし、ちょっとだけ先輩な電が司令官さんに言ってあげるのです」

卯月「お願いするぴょん」



電「司令官さん」

提督「どうした電。よく俺が倉庫に隠れていることがわかったな」

電「うーちゃん泣かしたら、めっ!なのです」

提督「電は可愛い奴だな。今日は一緒に寝よう」

電「電の話を聞いて欲しいのですっっ」


☆天と地☆


雷「佐世保ー、リフティングしてみてよ」

佐世保「リフティング? あぁ、サッカーの。はいっ、これでどうですか?」

雷「きゃー! 佐世保かっこいい!」

天龍「あれくらいなら俺も出来るぞ」

佐世保「じゃあこのままパスいきますよ。はいっ」

天龍「よっ、と。ほらっ、どうだ!」

雷「ふーん……すごいね」

天龍「最近の子供は冷めてんなー」


☆こっちも☆


提督「俺サッカーのリフティングって全然出来ないんだよね。
    ちょっとやってみてよ加賀。はいボール」

加賀「こうですか?」

提督「いとも簡単にやってみせるね君は。
    じゃあそのまんまこの500のコーラ早飲みしてみて」

加賀「んぐっ……ぷはっ。……こ、こうですか」

提督「さ、さすがに苦しそうだね」


☆御覧ください。美しいホモの寝顔です☆


熊野「佐世保、報告書を……あら、珍しい」

天龍「ホントだ。寝てやがるし。まあここ最近3徹とか続きまくってたからな」

熊野「ふぅ~ん。どうしてそれを知ってるんですの」

天龍「あ? 普通に聞いたんだよ」

熊野「一緒に寝てほしいと?」

天龍「ちげえよ」


☆洗脳☆


熊野「わたくしはあなたと佐世保の関係を特別応援している訳では有りません」

天龍「別にいいよしなくて」

熊野「提督提督提督提督提督」ボソボソボソッ

佐世保「……うーん、せ、先輩……」

天龍「何してんだよ」

熊野「こうして佐世保の脳にあなたよりも提督のことを無意識的に植えつけるんですわ!」

天龍「……それ本当に意味あんのか?」


☆雷ちゃんのドン引き顔がみたいです☆


天龍「ったく、やっと行ったか。普通に寝かせといてやれよ」

佐世保「すぅー……すぅ……」

天龍「……ごくり」

天龍「……て、天龍天龍天龍天龍」ボソボソボソッ

雷「えっ、何してるの?」

天龍「な、何もしてない!」


☆世界の料理☆


鈴谷「ねえ電」

電「なんですか?」

鈴谷「ワールドカップが始まったけれど、ブラジルの人達はさ
    カレーについて何て思ってるんだと思う?」

電「カレーはカレーだと思ってると思うのです!」

鈴谷「そりゃそうか! あー今日もカレーが美味い!」


☆ブブゼラ☆


提督「応援に必要なものと言えば懐かしいこれだね」

愛宕「ブブゼラだっけそれ? そんなものよくあったわね」

加賀「どうせ4年前も何も考えずに買ったんでしょう」

提督「4年前の時は代表も全然海外出てなかったよなぁ~」

提督「ぶぼぉぉ~~~」


☆関節技☆


加賀「ぶぼぉぉ~~~」

卯月「うーちゃんも吹きたい!うーちゃん吹きたい!」

加賀「コツがあるので結構難しいと思いますよ。はい」

卯月「ぷす~~! ぷす~~! 音でないぴょん」

加賀「こうですよ。ぶぼぉぉ~~~~」



提督(さっきから吹きまくってるけど……素晴らしい光景だな)


☆トップを目指せ☆


青葉「なんかユニットとか組まないんですか?」

那珂「え~? 那珂ちゃんが~? 何で?」

青葉「だってそっちの方が人数いて人気も出るんじゃないですか?」

那珂「でも那珂ちゃん的にはグループ内の娘にファンが移動するのは許せない的なー?」

青葉「意外と独占欲が強いんですね」


☆空腹☆


加賀「……」

加賀(……お腹空いた)

赤城「提督、加賀さんお腹すいてますよ? そろそろご飯あげないと」

加賀「育成ゲームみたいに言わないで下さい。
    というか人の心を勝手に読まないでもらえますか」

提督「そうなの? 何か食べる?」

加賀「……はい」


☆ファミレス☆


卯月「うーちゃんハンバーグ食べたい」

電「電もハンバーグがいいのですっ」

鈴谷「摩耶はこのお子様ランチがいいって」

摩耶「いやさすがにそれは後々お腹空きそうな量だから嫌だ」

加賀「珍しくラーメン屋じゃなくてファミレスに来ましたが」

提督「なんか良心価格だね。広いしゆっくり出来るし」


☆パパさん☆


加賀「ほら卯月、口の周り……ついてるわよ」ゴシゴシ

卯月「うにゅにゅぬ」

鈴谷「まるで親子みたいだねえパパさん」

提督「誰がパパさんだ。じゃあお前と摩耶は何の立ち位置なんだ」

摩耶「鈴谷は穀潰しのクソニート」

鈴谷「摩耶は引き篭もりの厨二コミュ障」

摩耶「やんのかテメエ!」

鈴谷「何だとー!?」


☆酉もsageも忘れててワロタ☆


提督「それにしても卯月はすっかり加賀になついてしまったな」

加賀「悪い気はしないです」

提督「まあうちの中でもかーちゃんだしな」

加賀「それはあなたがお父さんになるのを認めるんでしょうか」

提督「それは別の問題だと思うんだけど」


安価スレ建てたらどういう内容がいいでしょうか?


1、ここの人物を引き継いで

   1-1、雑談フリーワード拾っていく形式

2、全く新しい世界観でスタート

   2-1、雑談フリーワード拾っていく形式

   2-2、ストーリーを安価で決める形式


3、別スレなんか建てずにここでフリーワード拾っていく形式
  (条件:加速するので次スレは番外編無し&
       話が大きく変わる結婚、死亡等の単語は拾われない)


4、その他案


☆まじー?もう面倒くさいからここでじゃあ拾ってちゃうよー?☆


鈴谷「あたしもさー、北上ラーメンに習ってお店出すよ!」

摩耶「……店の名前は聞かないよ」

鈴谷「聞いてよ! カレーの店だよカレーの!」

摩耶「しらねーよ。好きにしてくださいとしか言えんわ」

鈴谷「じゃ、じゃあ資金を」

摩耶「ふざけんな」


☆ワールドカップ開催記念拾いまくり祭り☆


天龍「すごいよなぁ」

熊野「何がですの」

天龍「お前って何でそんなに頭の中にカビでも湧いてるかのように腐ってるんだろうな」

熊野「喧嘩売ってるんですの?」

天龍「いや、それが外に出ると全然表に出てこないのがすごいんだよ。感心する」

熊野「やっぱり喧嘩売ってますわよね」

今のこのスタイルが好きなんです


☆どんどん遡っていくよー☆


加賀「ここはあなたの日記帳じゃないわ。
    チラシの裏にでも書いてなさい」

卯月「ぷっぷくぷぅー。でも加賀お姉ちゃんが言うなら分かったぴょん」


…………
……



提督「それでどうして俺の手帳にお絵描きしたんだろうな、卯月は」

加賀「チラシの裏と同等の価値だと子供ながらに判断したんでしょうね」


☆思い出の一品>>290


那珂「ねえ、いい加減それ替えないの?」

龍驤「このデュエルディスク? まあーせやな」

那珂「まさかっ! 那珂ちゃんのゲロ付きの巻物そんなに嬉しかったの……? うわぁ」

龍驤「そんな訳あるか!!」

龍驤「なんかな……今のこのスタイルが好きなんです……」

那珂「なんで敬語なの」


☆電凸☆


呉「はぁ……頭痛い」

金剛「どうしたデス? まさか呉も扶桑みたいに」

呉「そうね……。いや。いや、そんな訳ないでしょ」

金剛「何かあったネ?」

呉「那珂のファンからの抗議の電話が鳴り止まないのよ」

金剛「oh……熱狂的なファン達は怖いネ」

呉「いっそのこと乗り込んできてくれた方が有り難いわ」


☆3人のお子様ランチ☆


初雪「お子様ランチきた」

響「美味しそう」

隼鷹「あれ? お子様ランチ4つきたけど」

舞鶴「私は足りないから2個注文したの。どう大人でしょ?」

隼鷹「んもう。3人とも子供なんだから~。あ、すいませんビール追加」

舞鶴「あー!ズルい!」


☆那珂ちゃんのことは嫌いになっても☆


呉「うーん、ネットのアンチをどれか適当に提訴して見せしめにしてやろうかな」

那珂「そんな! そんな人でも那珂ちゃんのファンかもしれないんだよ!?」

龍驤「いやさすがにそれはちゃうやろ……。どんだけ心広いねん」

那珂「それが那珂ちゃんだしね。んふ」

呉「調べてもらった結果、対立を煽ってネットの熱をあげようとした
  どっかのマスゴミの仕業らしいんだけどちょっと懲らしめてくる」


☆無敵☆


那珂「那珂ちゃんって呉がいるからある意味無敵のアイドルだよね」

龍驤「まあせやな。でもお前、自分が言うたことよお考えてみ。
    呉がおるからやからな?」

那珂「いやー、いつも厳しいけど有り難いわーほんっと有り難いわー」

龍驤「もし仮に呉が死んだりしたらうちらも大変なことになるで?」

那珂「そうだよねー……。でもどうせ死なないよね」

龍驤「せやなー」


☆既成事実は難しい☆


愛宕「既成事実というのがあってね?」

加賀「なるほど。お酒の力を借りる訳ですか。さっそくお茶に仕込んでみましょう」

加賀(どうせ飲むなら美味しい方がぐっと飲んでくれそうですね)

加賀(お茶に日本酒と果実酒と甘いカクテルと……)


加賀「提督、お茶です」

提督「なにこれ!? え!? お茶!? 今お茶って言った!?」


☆改心しました☆


青葉「……はい、青葉もマスコミが報道しなかった物や
    マスコミが隠そうとする真実を暴くためにこの仕事してるんでした」

呉(なんかちょっと調教したら無駄に改心した?)

青葉「だから青葉! 呉さんのスリーサイズを隠蔽するのやめます!」

呉「待て。待て!」

青葉「美しい呉さんのためにも! その素晴らしさを世界に広めるためにも!」

呉「当て身」バシッ

青葉「ぎゃんっ!」ドサッ


☆横取り☆


加賀「お茶です。ぷっ……ふふ」

提督「いやもう笑ってるし。お茶じゃないよね!?」

加賀「分かりました。口移しがご所望ですか?」

提督「言ってない。誰も言ってないから。でもちょっと口に含んでみろよお前」

金剛「そうはさせないデース! 関節キッスなんてやらせないネ!
    むしろこれは私が飲んで……What's!? OMG! Motherfucker!」


提督「すごい怒ってるけど、何言ってるか分かる?」

加賀「さあ?」


☆あててててんのよ☆


金剛「うわぁ~~ん!呉ぇ~~!」ガバッ

呉「何よ急に」

金剛「うぅ、いじめられたデース。酷い仕打ちを受けたデース。
    呉の胸で泣いてしまうのは久しぶりネ」

呉「分かってるんだったらさっさと退きなさいよ」

金剛「大きくなったです?」

呉「早く離れろ!」


☆球蹴りダメ絶対☆


提督「なんとかしてこの鎮守府にサッカーを流行らせたいものだが……」

加賀「何故ですか?」

提督「いや、こうフィールドを駆けまわるみんなのオッパーイぶるんぶるんになって
    愛宕とか大変なことになってそうだし」

加賀「……球蹴り遊びですね。要するに」

提督「何するつもり!?」


☆お前ボールな!俺がゴールな。さあ飛び込んで来いよ☆


摩耶「提督のケツを蹴り回すゲーム?」

鈴谷「なんか趣旨が変わってるよ」

愛宕「あんまり変わってない気もするけれど」

提督「金的以外ならどこを蹴ったって構わないぜ!」

提督「さあ俺がボールだ!ボールは友達ぃぃ!ともだちんこぉぉおお!」


摩耶・鈴谷・愛宕「きゃあああああ! こっち来んなあああ!」


☆2つのボールに触ってみよう☆


提督「こんなところにも2つのボールがあるじゃねえの」

愛宕「どこ触ってんのよ!」バキィッ

提督「ぎゃふんっ」

愛宕「何か変な物で食べたのかしら……ハッ」

提督「ぼ、ボールが、回る? て、天井はどっちだ……」

愛宕「完全にやられてる……」


☆その辺歩いてる人の2つの丘を触ると怒られるから辞めた方がいいよ☆


加賀「提督が酔っている今がチャンス」

加賀「金剛は泣いて帰ったので邪魔は入りません」

加賀「提督あの」

提督「加賀も2つのぼーるをしまいなさい。破廉恥ですよ」

加賀「出してもないですし、何を言い出すんですか」

提督「私は今、前が見えません。どうやら視力を奪われたようです」

加賀「当たり前です。目を閉じてたら見えませんよ」


☆寝てたし☆


※ふらふらと街をさまよった挙句

提督「うい~~」

大井「いらっしゃ……提督? げっ、酒臭!」

提督「2人のメロンちゃんをぺろりんちょしようかな?」ぷにん

大井「ぎゃああああああ!」

北上「わっ! 店員さんへの嫌がらせ行為はおやめくださーい」バシャァッ

提督「熱ぅぅうっっ!」


☆介抱中☆


北上「ってあれ? 提督じゃん」

提督「うい~」

大井「むしろ誰だと思ってスープかけたのよ」

北上「まあでも、いつもスープかけてるんだし、たまにはお触りさせてもいいんじゃない?」

大井「よくないわよ!!」


☆不倫騒動で謝罪入ってたけど☆


加賀「……で、ご迷惑をかけたことで謝罪はしたんですか」

提督「……はい。羽根を伸ばしすぎました」

加賀「伸ばしすぎましたじゃないですよ」

加賀「……まあ今回はこのくらいで勘弁してあげますが、次はないですからね」

提督「うん、ごめんね」

加賀(私のせいであんな酔っ払ったとは言えない……)


☆父の日☆


加賀「やはり手作りの料理などが喜ばれるのでしょうか」

愛宕(昨日の失態を反省してない!?)

愛宕「え、えっと……確か提督はデパートで売ってる高いプリン好きって言ってたわよ」

加賀「なるほど。買ってきます」

愛宕「2人は何をプレゼントするの?」

摩耶「は? 何が?」

鈴谷「え? 誰に?」

愛宕「世話になってるんだからあげるのよ。……分かった?」

鈴谷・摩耶「う、うっす」


☆命日☆


電「じゃーん!電とうーちゃんで花飾りを作ったのです!」

卯月「うーちゃんの力作なんだぴょん! えへん」

提督「ほぇ~、こらまたすんげえのこしらえただな」

電「……なんで鈍ってるのです」

卯月「ぱぱ~~!」ギュッ

提督「ほぇ!?」

電「あぁ! ズルいのです! ぱ、ぱぱ……」

提督「っほぁ!?」

提督(なんだ!? 俺は今日死ぬのか!?)


☆何でも有りもここまで来ると☆


摩耶「やべえ、マジで何あげりゃいいんだよ」

鈴谷「全裸にリボンで突撃かませばいいんじゃない?」

摩耶「はあ? 嫌に決まってんだろお前がやれよ」

鈴谷「あたしは何あげよっかなー」

摩耶「まあ何でも喜びそうじゃね?」

鈴谷「まじ? 鼻くそとかあげても喜ぶかな?」

摩耶「きったねえな……そんなもんで喜ぶわけ……」


鈴谷・摩耶「「してきたわ~~……」」


☆乳の日☆


提督「なるほど。今日は父の日か」

愛宕「うん、分かったから人の胸ばかり見るのやめて」

提督「で、愛宕の持ってるそれも俺に?」

愛宕「そうそう。はいこれ」

提督「……何でホテルの割引クーポンなんだよ」

愛宕「加賀さんと行くかなって」


☆本田△☆


提督「本田さああああああああああああん!!

加賀「さすがです。素晴らしい形でした」

提督「初戦先制点とか一番かっこいいやん」

鈴谷「きゃーーーー!やっばまじかっこいいんだけど!」

摩耶「にわか丸出しだなぁお前も」

鈴谷「いいの!」


☆日本初戦敗北☆


提督「ぎゃあああああああああああああああ!!」

鈴谷「ぎゃあああああああああああああああ!!」

摩耶「オワタ……」

加賀「露骨な時間稼ぎにはさすがの私も冷静ではいられません」

鈴谷「むきぃー! どんまい日本!」

提督「>>349とは何だったのか」


☆次があるさ!☆


龍驤「いやーあかんかったなー」

那珂「那珂ちゃんがこんなに応援したのに……!
    でもみんな那珂ちゃんのためにすごい頑張ってたと思う!」

龍驤「ほんまにお前のご都合解釈はワールドカップ級やわ」

那珂「日本も代表選手に呉をいれようよ」

龍驤「みんな死んでまうわ」

那珂「だよねー」

龍驤・那珂「「あははは」」


呉「二人共ちょっと表に出なさい。楽しい楽しいサッカーでもしましょうか」


☆父の日だって戦いなの☆


雷「ふふ、あ・な・た♪」

佐世保「あの……執務に差し支えるので離れて頂きたいのですが」

雷「今日は父の日だから将来私の旦那さん、私の子供のパパになる佐世保に
   今から感謝しようと思って」

天龍「おうおう、モテる男は辛いねえ」

熊野「ヤキモチ?」

天龍「違うし! 全然違うし!」


☆父の日(暗黒面)☆


鈴谷「父の日に何かあげなさいって言われたけど何にもあげるもんない」

提督「それを堂々と言いにくるお前のメンタルの強さに俺は白旗をあげるよ」

提督「そうだな。じゃあ今日から俺が……お前の親父だ」

鈴谷「うわっ! すごい嫌だ!」

提督「I'm your father」

鈴谷「Nooooooooooo!!」


☆あばよ、とっつぁん☆


提督「電、パパに何か用かな?」

電「あっ、司令官さん! 遠征(おつかい)の報告書なのです」

提督「あ、あ~! はいはい、無事に帰ってこれたね。
    いやー、パパは心配だったよー」

電「パパは期間限定なのです」



提督「チクショォォオーーーーーーー!」

電「どこ行くのです!? 司令官さーん!」


☆天使の仕業☆


卯月「司令官どうしたぴょん?」

提督「ぐはっ!」

卯月「ぴゃー! 血吐いたぴょん!?」

摩耶「気にすんな。ロリコンが行き過ぎたんだ」

卯月「うーちゃんがいい子いい子してあげるぴょ~ん」

提督「うひょぉぉーーー!」

卯月「治ったぴょん!」

摩耶「……一生やってろ」


☆DEAD OR ALIVE☆


提督「摩耶も俺のこと大好きだからきっと夜戦夜戦してくれるさ」

摩耶「お前まさかそれで”いい子いい子”と読ませるつもりかよ」

卯月「うーちゃんも夜戦夜戦して欲しいぴょん!」

摩耶「あ!コラ! そんな言葉使うんじゃない!」

摩耶「あとこのおっさんと同じ空気を吸っちゃだめだ。灰になるぞ」

提督「俺を生きるバイオハザードとでも言いたいのか」


☆成長期☆


舞鶴「ただいまー」

初雪「ただいま」

隼鷹「おかえり~! ビールあるー?」

舞鶴「あるけど、だめー」

隼鷹「……ん? ん~~?」

舞鶴「何?」

隼鷹「あのさあ、初雪、身長伸びt――あっ、逃げた!」


☆プンスカ☆


舞鶴「私を基準にして身長伸びたかどうかを計るんじゃないよ!」プンスカ

隼鷹「(可愛いのう) ははは、ごめんごめんっ」

初雪「確かに最近、目線が合わなくなってきた気がする」

舞鶴「気のせいだよ気のせい!」

響「もし追い抜かしてもお姉ちゃんはお姉ちゃんのまま」

舞鶴「お、おう。ありがとうね……。釈然としないけど」


☆愚鈍眼帯☆


天龍「ん? なんだ山城じゃん。久しぶりだな」

山城「なっ、何慣れ慣れしくしてるのよ!」

天龍「いやーなんか知ってる奴に会うと安心すんじゃん」

山城「いやあなたこっちに移動してきてから結構経ってるわよね……」

天龍「ま、まぁな。佐世保以外と中々上手く行かなくて」

山城「……」ゲシッ

天龍「痛っ! なんで蹴るんだよ!」


☆用事☆


天龍「で、なんだよ。俺に用か?」

山城「は? べ、別にあなたに用があるわけないじゃない!
    何勘違いしてるのよ……私じゃなくて姉様が」

天龍「おうそんで何の用事なんだ?」

山城「姉様が最近会いに来てくれないって寂しそうにしてるのよ」

熊野「それで、あなたは何の用事なんですの?」

山城「だ、だから私は何も用なんてないわよ!」

熊野「まあ、せっかく素直になれてない様でしたから助け舟を出してさしあげたのに……」


☆出てきた時思わずグフフフって変な笑いが出てきた☆


加賀「青い……ガンダムが出てきましたね」

提督「その間違いはどうなんだよ。グフね、グフ。
    というか間違うならせめて青いザクにしてくれよ」

加賀「赤いのといい青いのといい、彼らは戦場でのカムフラージュを重要性を知らないのでしょうか」

提督「た、確かに……。でもそれを言ったら海上で戦闘した時の艦娘も変わらんよね」

加賀「なるほど。要はどうせ見つかるのだからカラーリングなんてどうでもいいということでしょうか」

提督「どうでもいいってことはないと思うがが……うーん、まあ……そうかもね」


※基本的に海上戦は負け知らずの2人


☆地球は輪姦る☆


鈴谷「はぁ、モテたい。イケメンの男子に囲まれてそのまま連れ去られたい」

提督「そしてそのまま東京湾にドボン」

鈴谷「ちょっとちょっと、あたしの妄想に勝手に付け足さないでくれるー?」

提督「たぶん存分にまわされた跡の証拠隠滅だよな」

鈴谷「まじそれ女子に対して振る話題じゃないし。
    提督こそ、東京湾に沈められないようにね」


☆大型☆


熊野「またモテたいとか言ってるんですのね」

鈴谷「お? 熊野じゃん。ちーっす」

提督「熊野ぷーさんじゃん。はちみちぃーっす」

熊野「なんですのその適当な挨拶……。
    わたくし今日は佐世保のお使いですの」

提督「頼んどいた資材キターーーー! Foo↑」

熊野「はあ、正解ですわ。大型トラックで飛ばしてきたので受け取ってくださいまし」

鈴谷「ぷっ、大型運転してるの似合わねー!」


☆ソースは中濃派☆


熊野「あなたも黙ってればモテると思いますわよ」

提督「まじか」

熊野「あなたじゃなくて」

鈴谷「あたしか!?」

熊野「そうよ」

鈴谷「っべー。まじっっっべーわ。ソースどこよソース」


☆クラスに一人はいる恋バナ始めると現れる奴☆


愛宕「でも鈴ちゃん学生時代はぼっちだったって言ってたじゃない」

鈴谷「そうだぞ!えへん」

提督(出たな!妖怪恋バナ大好き女!)

熊野「そんなの鈴谷の勘違いでしてよ。彼女、軍に入るまで中二病のようなものでしたから
    孤立気取ってたせいでわたくししか友達がいなかったのよ」

提督「なんだ俺と一緒じゃん」

愛宕「さらっと悲しい事実折りませてくるのやめて」


☆俺もこうであって欲しかった☆


熊野「でも鈴谷はそれでいて男子から絶大な人気でしたのよ?」

鈴谷「うっそだー。だって誰も言い寄ってこなかったよ?」

熊野「それはあなたが日常的に異常な程の近寄らないでオーラを出してるからで」

鈴谷「みんなあたしのこと避けるからもういいよって思ってた」

熊野「あなたがそんなだからみんな近寄らなかったんですわよ?」

鈴谷「何その負のスパイラル! なんで当時教えてくれないのさ!」

熊野「言ったら調子乗るから言いませんでしたわ。調子乗ると鬱陶しいことこの上ないですし」

鈴谷「むきぃー!」


☆夏の朝☆


愛宕「あら? どうしたの?」

卯月「司令官とお姉ちゃんがいないぴょん」

愛宕「あー、二人なら夏の朝は涼しいから云々言って朝の散歩に言ったわよ?」

卯月「うーちゃんも行きたいぴょん! うーちゃんも行きたいぴょん!」

愛宕「駄目よ~? 二人を邪魔しちゃ~」

卯月「じゃあ愛宕お姉ちゃんと一緒に行くぴょん!」

愛宕「私!? そうね、うん。行きましょっか」


☆朝からイチャイチャしやがって☆


加賀「涼しいですね」

提督「そうだねー。だからと言って手繋いでたら暑くない?」

加賀「私は平気です。嫌ですか?」

提督「いや?」

加賀「嫌なんですか?」

提督「いや?別に?」

加賀「どっちなんですか?」

提督「なんだよぉ」

加賀「なんですか」


☆お調子者☆


摩耶「……」

電「ど、どうしたのです? こ、怖いのです……」

摩耶「あ? すまん、鈴谷のヤローがうぜえからよー」

電「何かあったのです?」

鈴谷「それがあたしってば学生時代モテモテだったんだってさ!んふふ」

摩耶「チィッ。でも気づいてなかったんだろ」

鈴谷「おやおや? おやおや? それは嫌味を言ったつもりですかな?」

摩耶「殺してえ」


☆電の慰め、略して電慰☆


摩耶「けっ、糞ビッチめ」

鈴谷「……びっちじゃないもん」

加賀(摩耶、それは禁句です。彼女も過去に色々あるんです)

摩耶(な、なんだよそれ!聞いてねえよ……)

電「はわわっ、鈴谷お姉ちゃんはとても優しくて楽しいから大好きなのです」

鈴谷「……びっちじゃないもん。電、ぎゅっってして」

電「電に任せるのです!ぎゅーーっ!」


☆電抱っこしながら絵本読んであげたい☆


摩耶「いやその……悪かったよ。すまん」

鈴谷「ふーんだ。電がいるからいいもんねーだ」

電「さすがに抱きかかえられるのは恥ずかしいのです……」

愛宕「摩耶が何でも一回だけなら言うこと聞くから許してあげて」

鈴谷「ん?」

摩耶「おい! 勝手に決めるなって!」


☆死すら生温い☆


提督「話は聞いたぜ! 摩耶が何でも言うことを一つ聞いてくれるらしいな!」

摩耶「ふざけんな!お前じゃねえよ!!」

鈴谷「じゃあ言うこと聞いてくれる個数を100個に増やして」

摩耶「鬼畜かお前は! そういうのするんだったら何も聞かないからな」

鈴谷「じゃあ姉呉にスリーサイズ聞いてきて。知らないって言ったら計ってきてね」

摩耶「いっそのこと殺してくれ」


☆乗せやすい摩耶様☆


提督「やめとけやめとけ。摩耶ちゃんは死ぬのが惜しいんだとよ」

鈴谷「はあ、まあ所詮私への謝罪なんてそんなもんだよね。
    いつも自分が怒る時は謝ってる鈴谷達を無視して縛り上げて宙吊りにする癖にねー」

提督「怪我するのが怖くて、死ぬのが怖くて、なーんで軍人やってんだろーねー」

鈴谷「摩耶ちゃんはああ見えてお人形大好きなチキンガールだからしょうがないっすわ」

提督「今度から摩耶の装備はか弱い乙女系のコスメティックのみにしてあげるか」


摩耶「てめえら、見とけよ! スリーサイズに身長体重足のサイズまで聞いてきてやるよ!!」


☆仲間が一人増えた☆


摩耶「……とは言ったものの。どうしたもんか」

青葉「お困りのようですね!」

摩耶「お前か。お前はあてにならないからな」

青葉「ちょっとちょっと! 酷いじゃないですか!」

摩耶「で?何?」

青葉「冷たいなぁ……。摩耶さん死地へ赴く戦士の心情お察しいたしますよ」

青葉「この青葉。お伴して差し上げますぜい」


☆酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞー☆


提督「……で、何やってんだよ、うちの食堂で」

摩耶「うるへー!死にに行くのに最後の杯をやっちゃいけねーのかコラ!」

青葉「そうですよ! ささ、もっとぐいっとぐいっとイッちゃってください摩耶さん」

摩耶「おーう悪いな」

隼鷹「ういー、悪いな」

提督「おう待てコラてめえ何してる」


☆恋の攻防前半戦☆


加賀「ここは何とか勝ちたいですが、いい流れは来てるんじゃないですか?」

提督「なんか攻めてる割にはゴールが決まらないね」

加賀「そうですね。相変わらずカウンターはヒヤヒヤするので早く決めて欲しいですね」

愛宕「……まるで誰かさん達みたいね」

提督・加賀「……誰のこと(ですか)?」

愛宕「うん、もういい。分かんなくていい」


☆W杯オワタ☆


隼鷹「あれ?ちびっこ二人は? ……おっとここにもいたか」

舞鶴「誰がちびっこだコラ。二人なら実質敗退が決定した日本のために
    今外でサッカーしてるよ」

隼鷹「いやいや代表になれる訳でもないのに」

舞鶴「まあまあ感受性と責任感の強い彼女達が何かしら受け取って
    自分から動いてるんだからそれでいいのさ」

隼鷹「ふっ、ならば流浪人時代、公園の子供達に幾度と無くゴール扱いされ
    何度もボールを顔面でトラップした私の実力を見せて現実を思い知らせてあげよう」

舞鶴「いやそれ当てられてるじゃん。っていうか流浪人とか格好良く言ってんじゃないよ」


☆出張サービス☆


鈴谷「出張カレーサービスに来たよ!」

雷「わっ、何!? こんなの頼んだっけ?」

佐世保「いえ……。ですが、折角ですのでいただきましょう」

鈴谷「請求は熊野にしといてね!」

熊野「ちょっ……何でですの!?」

鈴谷「坊やだからさ」

熊野「意味が分かりませんわ」


☆さらば摩耶☆


金剛「呉のスリーサイズ? 何故デス?」

摩耶「いや、その……なんていうか、ほら、姉呉の強さを学ぼうと思ったら
    まずはその肉体美から調べていこうと思ってさ」

金剛「じゃあ本人に聞くといいネ! 呉~~!」

摩耶「ちょ、ちょっと待った!」

金剛「何デース?」

摩耶「こ、心の準備が」


☆ブラッ呉☆


呉「……何? 今忙しいんだけど」

摩耶「あ、いやえっと、ちょっと聞きたいことがあって」

呉「は?」

那珂「新入社員がわからない所は先に聞けって怒られたから聞きに来たのに結局教えてくれない、
    そんな理不尽を突きつけられてテンパってる新入社員の顔してるよ摩耶さん」

呉「誰がブラック企業だ」


☆お見通しだぜ!☆


呉「はぁ? スリーサイズ?」

摩耶「いや、あたしもほら、姉呉みたいになりたくってさー」

呉「ふーん。今正直に言えば許す」

摩耶「乗せられました! ほんっっとすいませんでした!」

呉「まあそんなことだろうと思ったわよ。……ねえ、聞こえてんでしょ青葉」




――摩耶につけた盗聴器の向こう側――


青葉「ひぃぃぃ」


☆秘訣☆


摩耶「まあでも姉呉スタイルいいから全然興味ないって訳じゃないんだぜ?
    だから数値は別にいいけど、保つ秘訣とか教えてくれよ」

呉「私だって詳しい数値なんて測ったことないわよ。
   美容云々に関しては芸能人がいるからそいつに聞いてよ」

那珂「呼んだ!? ねえねえ!」

摩耶「帰っていいか?」

那珂「えーー! 聞いてかないの!? 那珂ちゃんのお肌すべすべの秘訣!」

呉「ええ。……と言いたい所だけど。単身で乗り込んだからには覚悟は出来てるんでしょう?」

摩耶「……。で、ですよねー」


☆書類☆


呉「まあ何てことはないわよ。この書類書いてもらうだけよ」

摩耶「しょ、書類!?」

呉「ええ。この書類に今の件に関わってる人物の名前を片っ端から書きなさい」

摩耶「あ、はい。ところで……どうするつもりなの?」

呉「聞きたいの?」

摩耶「いいえ」


☆モノローグ☆


那珂「こうして、呉に書かされた書類から発覚した首謀者、元凶は
    ことごとく粛清されました」

那珂「提督の最後の言葉は”実際俺は何もしてなっちょっ、ぎゃあああああ!”でした」

那珂「その時の呉を見た愛宕さんは言いました」

那珂「”まるでこち亀の部長が怒りながら派出所に来るオチの様だった”と」

扶桑「……頭キンキンするから……静かにして」

龍驤「何さっきから独り言言うてんねん」

那珂「あ、ごめんね」

ところで愛宕はどうなったんだろう?
元はと言えば愛宕が「摩耶が何でも一回だけなら言うこと聞くから許してあげて」って言ったから…


☆晴れ時々☆


金剛「山城はさっきから外で何してるデース?」

龍驤「なんや知らんけど、晴れるための儀式言うてたで」

那珂「えっ、何それ。それやると晴れるの? 那珂ちゃんも教わりたい」

龍驤「扶桑が雨降ると頭痛いって泣き言言い出すから覚えた言うとったわ」

那珂「扶桑さん、色々抱えすぎでしょ……」

金剛「きっと何かに取り憑かれてるネ……」


☆雨の帰り道☆


提督「何で傘一つしか持ってきてないんだよ」

加賀「忘れました」

提督「嘘つけ! 雨に当って風邪引いたらどうすんのさ」

加賀「その時は看病してください」

提督「俺が弾いたらどうすんのさ」

加賀「私が看病します。一生」

提督「最後の一言のせいで途端に重くなったよ」

加賀さん胸当てはずして濡れたら透けるのかな?

むむむ…おおう♪(妄想中)


☆晴れ時々ドキドキ☆


提督「晴れてきたよ」

加賀「……本当ですね」

提督「なんで残念そうなんだよ」

加賀「雨が降っていたら相合傘出来たので」

提督「そっか。あーほら、あれだよ。手つなげるようになるじゃん?」

加賀「それは盲点でしたね」

提督「そ、それはくっつきすぎなんじゃ……当たってるよ」

加賀「構いません」

提督「構ってよ」


☆大食い☆


摩耶「お、大食いってすげえよな」

鈴谷「カレーなら誰にも負けない自信があるよ」

電「お腹壊しちゃいそうなのです」

卯月「うーちゃんはゆっくり美味しく食べたいぴょん」

赤城「はあ、こんなもんですか……。情けないんですね」

加賀「あなたは本当に規格外なので黙っていてください」

赤城大食い大会の選手権でも行って賞金でボーキ買えばいいのに。
誰かに憑依するなりしてさあ。


☆パイレーツ☆


加賀「このちゃらちゃらした海賊……」

提督「ジャック?」

加賀「そっくりですね。提督に」

提督「なんでだよ。一度愛宕の時に一緒に海賊も討伐したというのに」

加賀「あの時の無双っぷりはどちらかが悪党なのか
    分からないほどだったとお聞きしましたが?」


☆ミニマム☆


佐世保「……小さくなりたい」

雷「!? な、何!? 急にどうしたの?」

佐世保「ああ、雷。この前先輩が言っていたんですよ。
     その意味が未だに理解できなくて……」

雷「ちいさくなりたい……?」

雷(小さい子になりたい→同じ目線の小さい子を狙いたい→ロリコン)

雷「佐世保! 深く考えたらだめよ!」


☆欲望に従順☆


提督「なんかお前の不思議パワーで俺の身体を小さく出来たりとか無いの?」

赤城「え~~? 私亡霊であって、別に宇宙人とかじゃないですよ?」

加賀「だいたい小さくなって何するつもりなんですか?」

提督「そんなもん街に繰り出してその辺のJKのスカートの中見たり、
    風呂場に侵入して覗いたり……いや何でもない。何もしないさ」

加賀「いやそこまで言っておいてその誤魔化し方は通用しませんよ」


☆南くんの恋人的な☆


加賀「それでしたら私も小さくなりたいです」

提督「何で?」

加賀「提督の胸ポケットとかに入ってずっと監視していたいです。
    心臓の音が聞こえる場所がいいです」

赤城「あらまあ。深い愛を感じますね~」

提督「不快だよ!それってつまりはいつでも心臓を一突きできる場所ってことでしょ!?」


☆599で思い出したけど☆


比叡「ヒェェーー!! 最近出番なくて……悲しいです」

比叡「お姉様……」

青葉「ま、まあ真面目に仕事してるってことで……!」

比叡「お姉様に会いたーい!」

青葉「写真だけなら……ありますけど」

比叡「五枚ください」


☆衝撃の比叡現スレ初登場(紹介含まずコメ含む)でワロタ☆


比叡「比叡は……比叡は……! 真面目に働いてるだけなんですよーー!」

金剛「よしよし……。比叡はエラいデス」

比叡「もっと頭を撫でて欲しいですー!」

金剛「OK。任せるネー! ん? 何か落ちたネ。写真?」

比叡「ヒェェー!! それは見ちゃだめですーー!」


お疲れ様です。
出番少ない娘達よ。すまぬ。

今日が気がついたけど私、
艦これSSの連続更新日数(暇人暇潰し)の世界記録を持っているんじゃないかって。
世界記録って言うと響きがいいですね。どうでもいいですね。
一度休んでるし、どこかにいますよもっと凄い方が。世界って広い。


さて、残り400となりましたが、実はその7が始まってから、
番外編の最終回をゆっくり着実に作っていたのですが、
この時点で分かるのは……どう考えても間に合わないということ。

そこで、最終回に組み込まれるはずだった
ショートエピソードを次回の番外編に放出しようと思います。
(無論間に合えばそのまま行きます)

最近なんだか熱狂的なファンの方がいるあの人の話をします。
その7まで来てようやくスポットが当たりますよ。やったね!
一番キツい内容かもしれないけど。


まあ何はともあれ今後とも、お付き合い頂ける方はよろしくお願いします。


☆提督くんの恋人(故人)☆


提督「……俺は確かに先日、小さい女の子がとか言ってたが」

赤城「小さくなってみましたよ」

提督「……胸ポケットに入ってみて」

赤城「どうですか」

提督「あ!悪くない!」

加賀「……っ」

提督「ぎゃああああああ! 塩! 目に塩が! ぎゃあぁぁ!」


☆その後の悩み☆


卯月「司令官がよく分からないこと言ってたぴょん」

愛宕「悩み事かしら? なんて言ってたか覚えてる?」

電「えっと……確か、最近胸ポケットがしょっぱいって」

愛宕「どういうこと!?」

卯月「うーちゃんも分かんないぴょん」




☆夏でもキッチリ☆


提督「加賀……暑くないの?」

加賀「暑いですよ」

鈴谷「そうだよー。加賀姉も水着でお仕事しようよー」

愛宕「そうよー。脱ぎましょう脱ぎましょう~♪」

提督「まあ加賀も倒れないようにして欲しいけど、
    お前らもお腹冷やすなよ……?」

鈴谷「うーい」


☆寝る時だって☆


青葉「皆さん今、寝る時どんな格好してます?

提督「パン一で寝てるよ」

鈴谷「あたしも最小限の服しか着てない」

摩耶「お前の場合服ってより布だよな……」

加賀「寝る時ですか?寝間着ですよ」

愛宕「だから、暑くないの……?」


☆ヤジ☆


提督「遅れてすまん! よし、ブリーフィングを始めようか」

鈴谷「遅いよー! どんだけ待たされたと思ってるんだよー!」

卯月「そうだぴょーん!」

摩耶「何してたんだよ!」

提督「え? 加賀がどうしてもお散歩はしたいって言うからしてたら」

<ふざけんな! どんだけ待たしたと思ってるんだ!
<早く結婚したほうがいいんじゃないのか
<早く子供産みなさいよ
<やーい種なしー


提督「ええい、うるさい!種なしって言ったやつは昼食抜きな」


☆あえて言及はしない☆


舞鶴「響ー? ちょっとお使い頼んでもいいー?」

響「任せろ。……レンジャー」

舞鶴「……。 えっと、買い出しだけど」

響「いつものでいい? レンジャー」

舞鶴「その語尾はまたなんか変なテレビでも見たんだなレンジャー」

響「格好良かった……レンジャー」


☆本当は何も考えてないなんて言えない☆


響「……」ササササッ

初雪「お買い物に来たんじゃないの?」

響「……危ない。その位置はあのビルにもし狙撃兵がいたら」

初雪「いないよ」

響「いたら頭を撃たれている」

初雪(今日は時間かかりそうだなぁ)


☆露出度☆


提督「お前らのそのシャツの袖まくりと裾まくりヘソチラ最高だわ」

北上「暑いけどだらし無い露出はしたくないんだけど、どうよこれ?
    学園祭とかで作るTシャツの着こなしアレンジしすぎちゃってる女子みたいでしょ」

提督「それも最高だけど……。でも大井のショーパンはいいのか?」

大井「エプロンしてたら別に気にならないじゃない」

提督「そんな短いの履いてエプロンしてたら前から見たら履いてないように見えるし、
    後ろはすごくいいお尻が見放題じゃないか!」

大井「何処見てんのよ馬鹿ぁぁ!」バッシャァァ


☆大井いい尻良いイジリ☆


大井「どうすればいいのよぉ……お客さんの目が気になってお仕事できないじゃない」

提督「心配するな。そんなこともあろうかと秘策がある」

北上「どんな?」

提督「下がエロく感じるのは上がエロくないからだ。つまり、上も脱ごう」

大井「ばっっっかじゃないの!?」

北上「大井っち~、如何わしいお店にするのやめてよ~~」

大井「してないもん! 私如何わしくないもん!」


☆VSコロンビア☆


提督「キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

加賀「ギリシャが一点先制しています」

提督「よし、これで全て揃ったよ!」

加賀「今日は中々に熱い試合していますね」

提督「攻めている姿勢は最高にいいが、最高に痛いミスが多いのも事実」

提督「あとは松木さんちょっとうるさい」

加賀「これが最後になりかねませんからね」

提督「頑張れニッポン」


>>661とは……何だったのか☆


提督「終了~~~~~~」

加賀「これが単純な差なんでしょうか」

提督「最後の方、松木さん諦めてたし」

鈴谷「うっちーかっこいい」

提督「日本人の悪いところである、熱い掌返しによって代表が叩かれまくるんだろうな~」

提督「とにかくお疲れ様でした」

提督「よし、仕事しよう」

加賀「そうですね」


☆リフティング出来る?☆


提督「第一回!チキチキ奇想天外リフティング選手権~~!」

提督「ルールは簡単、より奇想天外なリフティングをした奴が勝ちます。
    回数は最低5回が条件。100回連続で加点なので長く続くよりも奇想天外なことして欲しい」

鈴谷「じゃあ私は水中でリフティングするよ」

提督「おーーっと!さっそくリフティングそのものを覆しに行ったーー!
    水中でボール遊びしてるだけで、もはや全く意味が分からない!!」

佐世保「私は椅子に座って読書しながらリフティングします」

雷「さすが佐世保!」

提督「既に2冊目!一蹴りの間に1ページめくる脅威の速読!」


☆※佐世保達との合同演習の風景です☆


加賀「ならば私はリフティングしながら別にサッカーボールを制作します」

提督「なんかよく分かんないけどボール縫い始めた!?」

天龍「ふっ、見ろ。お前ら……」

提督「おっと、何やら天龍選手、地面をトントン蹴っていますが……
    あれは伝説のエアリフティングでしょうか!?」

天龍「馬鹿め……。俺はこの地球という名のボールをリフティングしてるのさ」

提督「スケールが違ううううう! 一人だけスケール違う馬鹿がいるううううう!」


☆ティータイム☆


熊野「アホらしい……。わたくしは一足先にお茶にしますわ」

提督「おっと、熊野選手試合を放棄して一人のんびりティータイムか~~!?」

提督「いや!! 待て! あ、あれは……!!」

提督「対面の椅子にボールを置いているぅぅ~~!」
 
提督「組んだ足の先がテーブルを挟んで若干ボールに触れているということは……
    これはリフティング中だぁぁーーー!」

熊野「えっ!? ちょっ、誰ですのここに置いたの!?」


提督「いやー、一足先に、とはよく言ったものですねー。どうですか解説の愛宕さん」

愛宕「もう全部意味分かんないっ♪」


☆水雷戦隊クロニクル発売中☆


提督「ふむ、実にロリロリしてるな」

摩耶「ああ、駆逐艦達がこんなに可愛いくなってる」

提督「でも天龍はこんなにイケメンじゃないよな」

摩耶「まあイケメンな所はあるけれど、ここまでじゃねえな」

提督「あっ、天龍に言ってやろ」

摩耶「ずりぃぞテメエ!」

提督「ちょっと電抱っこしてくる」

摩耶「じゃあアタシ卯月のこと撫でてくる」

愛宕「ロリコンと可愛いもの好きって同じ趣向なのかしら……」


☆おんぶに抱っこ☆


卯月「うーちゃんもお姉ちゃんと夜のお散歩行きたいぴょん」

加賀「私と? そうね、じゃあ今日は私と行きましょうか」

…………
……



提督「――で、途中で眠くなったからおんぶして帰ってきたのか」

加賀「そうみたいです。すっかり寝入ってしまいました」

卯月「すぅー……すぅー……」


☆晒すなんてよしておくれよ、恥ずかしいじゃないか☆


提督「ずっとおぶってきて疲れたろ? 交代するよ」

加賀「ええ、そうね……ん? いえ、やっぱり辞めます」

提督「なんだよ」

加賀「この娘は渡せません。提督に渡すと何をするか分かりません」

提督「何でだよ。大丈夫だってほら」

加賀「何でそんな頑ななんですか。余計に怪しいです」

提督「じゃあもういいし、電抱っこして来ようっと」


☆肩車したい☆


那珂「やっほー、こっちの方でお仕事あったから寄ってみたよー」

電「わあ、お久しぶりなのです」

提督「なんだお前。何しに来た。借金なら返せないぞ」

那珂「いや借りてもないし……っていうかなんで電ちゃん肩車してるの」

提督「さっきそこでルンバの後ろちょこちょこ歩いてる電を見つけて可愛かったからな」

那珂「那珂ちゃんも肩車してもいいんだよー?」

提督「ええい、黙らんか! この老いぼれBBAめが!」

那珂「酷い!? 何でそこまで言われなくちゃいけないの!?」


☆おんぶに抱っこに☆


摩耶「随分と重装備だな……おい」

提督「電を肩車してたら那珂に会って、何か知らんが脚にしがみついてきて」

提督「正面から卯月が飛びついてきて、その後加賀をおぶることになった」

提督「さ、さすがに4人を引きずると重い……というかこれ、俺はどこに行けばいいんだ」

電「食堂までお願いするのです」

加賀「自室まで」

卯月「お風呂行きたいぴょん」

那珂「呉まで連れって欲しい」

提督「ふざけんなお前ら!」


☆お婆ちゃん☆


那珂「呉ってお姉ちゃんっ子っぽいよね」

龍驤「そうか~?」

呉「どちらかと言えばお婆ちゃん子かもしれないわね」

那珂「うへぇ、意外~」

龍驤「そういえば家族はおらんの?」

呉「お爺ちゃんとお婆ちゃんに育てられたからね」


☆お爺ちゃん☆


那珂「那珂ちゃんお婆ちゃん子でこんな優しくない人初めて見たよ」

呉「誰が優しくないって?」

那珂「なんでもないです」

呉「お爺ちゃんが厳格な軍人だったからお爺ちゃんに鍛えられたのよ」

金剛「お爺ちゃんに厳しくされてお婆ちゃんに甘えてたデス!?」

呉「まあ、そういうことかしら?」


☆混ぜたら美味しくなるさ☆


加賀「卯月、好き嫌いなく食べないと大きくなれませんよ」

卯月「ぷっぷくぷぅ! 大丈夫だぴょん!」

加賀「ほら、鈴谷をごらんなさい」

鈴谷「何でもとりあえずカレーに入れたら美味しくなるから大丈夫!」

卯月「絶対嘘ぴょん! うーちゃん信じないぴょん!」

じゃあ俺は比叡カレー(紫)入れるわ


☆駆逐艦達の宴☆


電「お姉ちゃん達と遊べるのです」

響「家族会議って奴だ」

雷「そうなの?」

初雪「空母懇親会と聞いて私達もやるべきだと思った」

舞鶴「いやほんとナイスアイデアだよね!」

提督「うんうん。やっぱり駆逐艦は最高だぜ!」


☆終始円満☆


提督「まあ保護者は俺だけだが、君らは自由に飲み食いしなさい」

雷「て、提督のくせにやるわね……!」

電「さすが司令官さんなのです」

卯月「うーちゃん司令官大好きぴょん」

響「それは誤解を招くからやめた方がいい」

舞鶴「舞鶴にゃんも後輩くん大好きだぴょん」

提督「BBAコラ、キャラぶれてんぞおい」

舞鶴「ああん?やんのか糞餓鬼」

時雨かな?(


☆ジェネレーションギャップ☆


提督「若い子達と話すのは楽しかったですか?」

舞鶴「うん、まあね」

電「電もとっても楽しかったのです!」

卯月「うーちゃんも楽しかったぴょん!」

提督「それは良かったよ。……で、舞鶴さんはどの辺が楽しかったですか?」

舞鶴「若い子の話題に着いていけなかったよぉぉー! くっそーー!」

響「よしよし」


☆お留守番してたあいつ☆


舞鶴「ただいまー」

隼鷹「ういーひっく……おかえ……ひっく」

響「ああ! 飲んじゃだめって言ったのに……」

隼鷹「えぇ? ゆったっけ? ゆってないよ~~~ん」

初雪「言ったよ」

舞鶴「げえ!私の分もないし!! こらーー!」


☆サマデレ☆


提督「やべえよ~~。ラジオの公録とか言って
    そのラジオ全然聞けてねーよぉ~」

加賀「じゃあ行かなければいいんじゃないですか?」

提督「歌も歌うとか言って……全然新曲とか分かんねーよぉ~」

加賀「じゃあ行かなければいいんじゃないですか?」

提督「折角当たったから行っちゃうんだなぁ~これが」

加賀「なんなんですか」


☆喧騒☆


那珂「那珂ちゃん公開収録とかしたい~~」

龍驤「物は試しや。呉に言うてみ」

那珂「でも絶対後悔する羽目になるじゃん~」

龍驤「まあ……せやな」

山城「あなたのファンが詰めかけると喧騒で姉様が頭痛くするからやめて」

龍驤「まあこういうのもおるからなぁ、うちは」

那珂「那珂ちゃん諦めました」


☆新宿は世紀末☆


提督「新宿で焼身自殺をした人がいたらしいな」

鈴谷「それでTwitterで写メが出回ってたらしいね」

愛宕「それ自体を叩くツイートが今度は出回って」

提督「今度は叩くツイートを叩く拡散推奨派が現れて」

加賀「何が正しいのか分かりませんね」


☆サマデレ乙☆


加賀「で、今日はどうだったんですか?」

提督「ああ、なんかイベント自体は楽しかったぞ。
    色んな発表もあったし」

加賀「何か不満があるような言い方ですね」

提督「ああ……座席が狭いのはまあ許容範囲なんだが……
    隣が非常に体格の良い方でね……発汗量もすごくて」

加賀「私の隣に座って膝枕されてる方が一億倍良かったんじゃないですか?」

提督「ざ、座席云々だけなら……な。ほかは本当に楽しいイベントだったよ!」


☆ラブライブ!最終回☆


提督「くぅ~!最初はラブライブ!というタイトルにもある大会に予選敗退したのに
    次の2期はどうすんのかと思ってたが……普通に最後感動した」

提督「そして止まらないラブライブ!の爆進撃……これは期待したいところだが……」

提督「今度こそ何するのよ」

加賀「でもどうせ見るんですよね?」

提督「うん」

加賀「はあ……もう止めないのでせめて一緒に連れて行ってくださいね」

提督「え? うん、別にいいけど、いいの?」


☆両手が塞がって☆


卯月「うぅぅ……」

加賀「どうしたの? 朝からめそめそして」

愛宕「怖い夢を見たそうよ」

加賀「なるほど。卯月、今日は手をつないでいてあげるから元気だして」

愛宕「じゃあ私も~」

提督「卯月の両手が塞がってしまった……じゃあ俺は一体何を卯月に持たせれば。
    あっ、そっか。咥えてもらえ痛えっっっ!!」

摩耶「お前は何を朝から言ってるんだ」


☆イケメンを求めて☆


鈴谷「YO!そこのイケメンさん!鈴谷とお茶しない!?」

佐世保「おや? 嬉しいお誘いですね。……ですが、すみません。まだ仕事が残ってますので」

鈴谷「そうなのー? ちぇー。熊野~」

熊野「わたくしを佐世保が駄目だった時の暇潰しの保険として使うのやめていただけます……?」

鈴谷「何でバレたの!?」

熊野「あなた仕事はいいんですの?」

鈴谷「いいんじゃない?」

熊野「……絶対良くないですわね」


☆ゲリラ豪雨☆


愛宕「た、大変よ、提督が大変なの!」

摩耶「はあ?何だよ、あいつならいつだって大変なくらい変態じゃねーか」

愛宕「違うのそうじゃないの! 加賀さんの作ったワッフルをどうやら食べたらしくって
    下半身がゲリラ豪雨状態なの!!」

摩耶「最後の方は何言ってるのかちょっと分からなかったが……
    食っちまったんだな?」

愛宕「うん、さっきから譫言のように”ゲリラ豪雨が止まらない”って」

摩耶「それはやべえぞ!! 何でロマンティックが止まらない風なのかは分からんが
    とりあえずアタシ除細動器持ってくる!」


☆爆弾処理☆


赤城「なんで私が爆弾処理班として呼ばれたの……」

摩耶「一緒にボーキも食っていいからこの殺人ワッフルも一緒にわっふるしてくれ」

赤城「まあ私すでに死んでますし、別にこれくらいなんてことないですよ」

赤城「私も昔よく加賀さんの作ったご飯で何度も殺されかけましたし。
    そのせいで胃袋と食に関する脳の機能が壊れて食べても食べてもまだ食べられるんです」

愛宕「あなたの暴食の原因って加賀さんなのね……」


☆雑談スレで失禁がって話を今更見たからネタにしたけど何か違うね☆


佐世保「もう2014年も半分が終わりますね。早いものです」

天龍「そうだな……」

佐世保「コーヒーで大丈夫ですか?」

天龍「ん? ああ、サンキュー」

雷「コーヒーどうぞっ♪」

佐世保「おや? もう寝たんじゃなかったんですか?」

雷「抜け駆けなんて許さないんだから」ヒソヒソ

天龍「そんなつもりはなかったんだが」ヒソヒソ


☆コーヒーブレイク☆


天龍「ところで……ちょっとは思い出したか?」

佐世保「それがさっぱりで。すみません」

天龍「ちっ。まあいいよ。こうやって一緒にコーヒー飲んだことも忘れたのか……」

佐世保「そんなこと……してたんですね」

天龍「嘘だよ。……ばか」

佐世保「……」

天龍「なんだよ」

佐世保「あなたも冗談を言うことがあるんですね」

天龍「っるせえ。ちょっとからかっただけだよ」


雷(何この空間)イラッ


☆文字通りコーヒーブレイク☆


雷「やーん、手が滑った♪」パシャッ

天龍「熱っぅぅうう!! て、てめえ! 今わざとコーヒーかけやがったなぁ!?」

雷「うぇぇん、ごめんなさぁ~~い。チラッ」

佐世保「ふたりとも落ち着いてください。怪我はありませんか?」

雷「うん、大丈夫!心配してくれるなんて佐世保優しい~~。天龍さんは怒鳴ってきたけど」

天龍「こ、この餓鬼ぃぃ~……!お前は大井か!」

雷「いやそのツッコミもどうかと思うんだけど」


☆復活☆


提督「ハッ……!」

加賀「目が覚めましたか。心配しましたよ」

提督「お、俺は一体何を……。4,5歳老けた気分だ」

加賀「うわ言で聖書の内容を語りだした時はもう駄目かと思いました」

提督「えっ何それ。俺聖書なんて読んだことないよ」

加賀「……前世が関連しているんじゃないですか?」

提督「それはそれで怖いな」


☆ループ☆


加賀「まったく……こんな寝込むなんて何か悪いものでも食べたんでしょう」

提督(お前のせいだよ)

加賀「ところで提督」

提督「ん?」

加賀「ちょうど目がさめたので良かったです。
    ワッフルというものを作ってみたんですが、食べてみてください」

提督「またなの!? また俺はあの世の境界線まで行くの!?」


☆恋人にしたいなら☆


青葉「イケメン好きの鈴谷さんですが、世の中の女性の大半が実はキモメン童貞でも
    彼氏にしてもいいという意見が出てるんですがどう思いますか?」

鈴谷「え? ……ふっ、まあ鈴谷は無理だけどね」

青葉「うわー、鼻で笑っちゃう辺り実にリアルですねー」

鈴谷「キモメン童貞(※イケメンに限る)ならいいよ」

青葉「矛盾してますよー。それとも阿修羅マンみたいに顔があればいいんですか」

鈴谷「その場合キモい面は削ぎ落としてイケメンだけ残す」

摩耶「お前、案外ひでえやつだな」


☆星に願えよ☆


電「もうすぐ七夕なのですっ」

提督「いやーホント久しぶりに季節柄のネタが書ける時期になったよ」

電「……?」

提督「いや、こっちの話。電は何かお願いごとはあるのかい?」

電「電は不可思議な動きをする新型のルンバが欲しいのです!」

赤城(ガーン! 私、飽きられてる!)


☆超次元クッキング☆


提督「前回臨死体験が可能となった加賀の料理だが、
    何かのきっかけで食べたら身体が女の子になる食べ物とか作れないかな」

愛宕「いや無理でしょ……」

提督「食べたら身体が透明になったりとかしないかなぁ」

愛宕「それ死んでるってオチじゃないわよね?」

提督「いや、糞不味いのをもぐもぐしてる間、時間が止まるとか」

愛宕「そういうビデオ見過ぎなんじゃない?」

提督「臨死体験出来るならそれくらい出来るかもしれないさ!
    俺はついに加賀の料理をも食う価値を見出したぜ!待ってろ加賀!」

愛宕「死なないでね?」


☆手作りクッキー☆


提督「俺が透明になった所を想像しながらクッキーとか焼いてくれよ」

加賀「全く意味が分かりませんが、クッキー食べたいんですか?」

提督「うん、加賀の手作りがいい」

加賀「でしたら先日、近所の方に頂いたクッキーがあるのですが」

提督「違うの! 手作りがいいの!」

加賀「急にどうしたんですか……」


☆メイクラブ☆


加賀(かつてこれ以上に提督が私を求めていることが……)

加賀(これはまたとない機会)

加賀「あの……」

提督「作ってくれるの? 出来れば、透明になった俺とか想像しながら」

加賀「そ、その……子作りなら」

提督「何を言ってるのか俺には全然分からないよ」


☆珍しくキレる☆


加賀「あ、あの……提督?」

提督「どうしたんだい? マイスウィートハニー」

鈴谷「えっ、何?提督どうしちゃったの? なんかすごいキラキラしたオーラが出てるけど」

愛宕「加賀さんの料理息巻いて食べた結果、超次元の化学反応が起きて
    人格が崩壊した後……ああなったらしいわよ」

鈴谷「佐世保さんと同じくらいイケメンオーラ出してるけど……キモい」

提督「ふふっ、女の子がそんな言葉遣いしちゃ……い・け・な・い・ぞ♪」コツンッ

鈴谷「ひぎぃぃい! ぶ、ぶち殺すぞてめえ!」


※きもすぎてマジギレした鈴谷


☆ムカつく☆


提督「おーっと、そんな言葉を使って照れ隠ししても無駄だぜ」

鈴谷「ほげぇぇ! 頭を撫でるな! ナチュラルに触ってくるなぁ!」

提督「おやおや、困ったレディだ」

愛宕「加賀さん一体提督に何食べさせたの?」

加賀「私ですか? えっと、昨日は仕方なく手作りのクッキーを」

愛宕「それで佐世保さん風になったのね。しかし言動はともかく悲しいことに
    顔面が追いついてないからすごく残念なナルシストに見える」

提督「俺の噂かい? やれやれ、困ったベイビーちゃんだぜ」

加賀・愛宕(なんかすごいムカつく)


☆チャラさとは何だ☆


金剛「テートク!? Why!?」

提督「君のような子猫ちゃんがこんな近くにいたなんてね」

金剛「OK、プロポーズには十分な言葉ネ!」

電「司令官さん結婚するのですか!?」

加賀「 し ま せ ん !! 提督、軽はずみな発言は辞めてください」

提督「おーっと、マイハニー。この俺を一人のレディに留めておくなんて、
    風を捕まえるとの同じこと……つまりは、そう! インポッシブルってことさ!」

加賀「殴りますよ」


☆沈没☆


提督「今日は海開きらしいぜ、子猫ちゃん達」

加賀「……はい」

提督「さあ、マイハニー。俺と一緒に渚でランデヴーしようぜ」

愛宕(あ、中身は意外とお馬鹿なままなんだ)

加賀「海に沈めればいいんですか?」

提督「君はもうとっくに俺という恋の泥沼に沈んでいるのさ」

愛宕「泥なんだ」


☆ショック療法を試みよう☆


提督「よう、ベイビー。久しぶりだな」

呉「……殺していい?」

那珂「まあまあ待ちなよ。なんかおかしな物食べておかしくなってるだけらしいよ」

提督「そんな……嘘だろおい。スーパースーパーアイドルのチャン那珂じゃねーか!」

那珂「なぜスーパーを二回言ったのかとか業界用語風に言われたのか謎だらけなんだけど」

龍驤「いや言うてもこれどないせえっちゅうねん。戻し方分からんで?」

提督「心配しなくてオールオッケーだぜ。宅配レディ」

龍驤「なんでうちだけ遠回しのピザ屋やねん!!」


☆荒ぶる治療☆


呉「あんまり変わってるように思えないんだけど」

金剛「でも確かに変わってるデス」

呉「確かにそうなんだけど。うーん、殴ればいいの?」

山城「死なない程度にやればいいらしいわよ」

呉「ちょっとじゃあ取り押さえなさい」

提督「チッチッチッ。俺を捕まえることはできないぜミスジャングルプリンセス」

呉「手加減ってどうやるんだっけ。忘れちゃったわ」


☆満身創痍で帰宅☆


加賀「あらおかえりなさい」

提督「あらじゃねーよあらじゃ。ひどい目にあったぞ」

加賀「そうお願いしたもの」

提督「意識が戻ったと思ったら呉に殴られているんだぞ。
    さっきまで加賀にもらった物食ってたところだったのに」

加賀「またおかしなことを……」

提督「おかしなことを……だと? 食ってたものがお菓子だけにか」

加賀「……この一連の流れのオチは本当にそれでいいんですか?」


☆生還者☆


摩耶「お? やっぱ生きてやがったか」

提督「やっぱってなんだよ……生きてるよ。かなりギリギリだったけどな」

提督「壁を突き破った先が扶桑の部屋で扶桑が泣きだした時は大変だったんだぞ」

摩耶「そ、そりゃあ御愁傷様」

提督「おまけに那珂とピザ屋は何故かおんぶに抱っこしなくちゃいけないし」

加賀「結局いつもどおり遊んできたんですね」

提督「殺されかけてきたんだよ」


☆なんだっていける☆


卯月「ドーナツ美味しいぴょん」

電「美味しいのです」

提督「ドーナツもきゅもきゅ食ってる2人は最高に可愛いな」

鈴谷「ドーナツにだってカレーは合うんだよ? 知ってた?」

提督「知らねえし2人の邪魔をするんじゃないよ」

鈴谷「鈴谷だってカレーがつがつ食ってる所可愛いでしょ?」

提督「健康そうだなぁ~とか元気だなぁ~としか思わねーよ」


☆第一回横須賀観艦式予行、急遽参戦決定☆


加賀「報告です。第一回横須賀観艦式予行に提督が出るように上からの司令です」

提督「ふざけんな!チケット戦争で敗北したんだぞ!」

加賀「ですから上から用意されてますので行ってください」

提督「……まじすか?」

加賀「一般発売で普通に取れました」

提督「あのチケ戦争は何だったんだよ……」


☆もののけ☆


提督「いいなぁ。俺も可愛い子からジャーキー口移しされたい」

電「……あの、何故電を見るのです」

提督「ジャーキー買ってくるけど……」

摩耶「お前は電に何をやらせようとしてるんだ」

提督「じゃあお前がやってくれるのかよ!!」

摩耶「加賀姉に頼めよ!」


☆主題歌、那珂ちゃん☆


那珂「那珂ちゃんこの歌得意だよ」

那珂「はりつめたーー弓のーーー」

龍驤「お前それ好きやなぁ~」

扶桑「静かにして……頭痛い」

那珂「那珂ちゃん最近扶桑さんのせいでお歌歌えないんだよ!?」

山城「姉様に文句言うの!?」


☆いや、ちくわ大明神じゃ救えないだろ


卯月「……うーちゃんあのうじゅうじゅしたの嫌いぴょん」

提督「俺もあの祟り神になる時の触手のうじゅうじゅしたのは何歳になっても苦手だ」

愛宕「あら意外。触手プレイとかそういうの好きそうなのに」

提督「そうでもないぞ。そんなにグロが得意じゃない」

愛宕「触手好きはああいうグロいグッチョグチョのがいいらしいわよ?」

提督「らしいわよ?じゃないよ。あのシーンはいつ見ても内蔵が縮こまる思いをする」


☆怖くて寝れない☆


隼鷹「……暑い。何故みんなして私のベッドで寝てるし」

響「……うぅ~ん」

初雪「……すぅー」

舞鶴「くぴーすぴー」

隼鷹「あぁ、昨日のテレビ怖かったのか。あたしも寝ようっと」


☆甘えん坊☆


卯月「うぅ~、今日は寒いぴょん」

電「なのです」

摩耶「だからってお前ら引っ付くなよなー」

卯月「摩耶お姉ちゃん暖かいぴょん」

電「摩耶お姉ちゃん~~~」

摩耶「くっ、きょ、今日だけだからな!」


☆ぬくもり☆


提督「摩耶~~摩耶の腋に挟まれるの暖かいよ~う」

摩耶「ぎゃあああああああ!! ぶっ殺すぞてめえ!!」

鈴谷「はぁあ~~ん、摩耶の太ももの間に挟まれるの暖かいおほほ~~い」

摩耶「て、てめえら……! 死にたいようだな」


☆はじめてのおつかい☆


隼鷹「あっれぇー……無くなっちゃったよーう」

舞鶴「何が? またお酒飲んでんの?」

隼鷹「お使い行って来てよー。一人でいける?」

舞鶴「行けるわ! いや行かんわ!」

隼鷹「しょうがないなぁ~、あたしが着いて行ってあげるよ」

舞鶴「いや駄目だし。飲み過ぎだし」


☆姉様談義☆


山城「はあ……姉様。美しい」

比叡「ん? お姉様が美しい?」

山城「え? ええ、そうよ」

比叡「金剛お姉様も負けてないですよ!」

山城「えっ……。う、うん。そうね」

比叡「ヒェェー! そこは張り合ってくる展開じゃないんですか!?」


☆陰と陽☆


比叡「金剛お姉様の淹れてくれるお茶はとても美味しいんです」

山城「それくらい私も知ってるわ。何度も飲んだことあるもの」

比叡「ヒェェー! そ、それってどれくらいですか!?」

山城「もう覚えてないわよ。食後には必ず出してくれるし」

比叡「ヒェェー! 羨ましいです! 憎いです憎いです!」

山城「そうかしら? 姉様が何かしてくれるってだけで珍しい私からしたら
    あなたの方が十分羨ましいのだけれど……」


☆駄目な妹達☆


比叡「そんなに何度も何度も飲んでいるなんて羨ましいです。ぐぬぬ。
    でも何もしてもらえないのは辛くないですか?」

山城「そんなことないわよ。……私がしてあげることこそが幸せだもの」

比叡「ヒェェー! すごい考えですね! トイレのお世話とかもするんですか!?」

山城「常識的に考えて頂戴。したけど姉様はそういうのは恥ずかしがりだからやらせてくれないわ」

比叡「ヒェェー! したいんだ! まあ私もしたいですけど!」


☆来週忙しいから今日明日でこのスレ終わらせたい☆


龍驤「ういーっす。鈴谷ー貸した返してー」

鈴谷「あ~。あれ売ったわ」

龍驤「ふざけんなシバくぞコラ」

鈴谷「冗談冗談~。ちょっと待っててねー」

提督「むむっ、そこにいるのはピザ屋じゃねーか! 
    貴様、うちの敷地を跨いどいて踊りの余興もねえとか舐めてんのか!?ああん!?」

龍驤「そーゆーのは那珂に頼めや!なんやねんそのダル絡み」


☆肝心な何を貸したのかという大事なネタの部分入れるの忘れててワロタ☆


那珂「扶桑さんも那珂ちゃんと一緒に歌えばいいんだよ」

扶桑「……無理」

那珂「あきらめないで! ネバーギブアップ!」

扶桑「分かったわ。何を歌えばいいの?」

那珂「とりあえずギリギリchopとかでいいんじゃない」

龍驤「死んでまうわ」


☆例え話☆


加賀「卯月、遠征の報告書は書いた?」

卯月「はう!? まだだぴょん! ごめんなさいぴょん」

加賀「鈴谷と遊ぶのもいいけれど、お仕事もしっかりしないとだめよ」

卯月「ごめんなさいぴょん……」

加賀「分かればいいのよ。ちゃんと仕事しないと提督みたいになってしまうわよ」

卯月「うーちゃん頑張るぴょん!!」

提督「ダメな例で俺のこと出すのやめてよ」


☆謎のキャラ付け☆


鈴谷「へっへっへ、そこのお嬢ちゃん」

電「はわわっ! 鈴谷お姉ちゃん!?」

鈴谷「鈴谷お姉ちゃん? いいや、あたしゃCIAのスージーだよ」

摩耶「誰だよ」

鈴谷「お嬢ちゃんの語尾を今からぴょんにしてうーちゃんにしてやるよ。ひっひっひ」

電「きゃー!」

摩耶「遊んでねえで遠征行くぞお前ら!」


☆さらっと人のせいにする☆


電「鈴谷お姉ちゃんのせいで怒られたのです」

鈴谷「あたしのせい!? おっと、いいや、
    私は鈴谷お姉ちゃんなどではなくCIAのスージーだよ」

摩耶「いつまでふざけてんだお前」

鈴谷「首領・卯月の語尾を全員で真似してぴょんぴょんする……
    それが私達の目的だよぅ!」

摩耶「だいたいスージーのキャラが強すぎて語尾の件がどうでもいいんだが。
    ってか愛宕姉も黙ってないで何とか言ってやってくれよ」

愛宕「ぴょーん?」

摩耶「 !? 」


☆心ぴょんぴょん☆


卯月「くふふ、うーちゃんのぴょんぴょん大作戦だぴょん!」

鈴谷「愛宕姉は色んな所がぴょんぴょんして……むしろバインバインしてるぴょん」

愛宕「やーん鈴ぴょんスケベぴょん」

電「電もうーちゃんになるのですぴょん!」

摩耶「抜けきれてないぞ電は」


☆ジョイン☆


提督「ぐふふ、僕も混ぜてぴょん僕も混ぜてぴょん」

卯月「きゃー!」

電「きゃー!」

鈴谷「変態さんは近寄っちゃ駄目ぴょーん♪」

愛宕「見敵必殺、ぴょんぴょんパーンチ!」ドゴォッ

提督「ぐぼぇ!? おげぇ……!」

摩耶「色んなストレスをついでに発散させるんじゃないよ」


☆スクフェス☆


提督「今更ながらにスクフェスを始めたんだよ」

加賀「また今更ですね。アニメも終了したんじゃないんですか?」

提督「まあ映画化もするしね。でもさあ、もうアンインストールするよ、これ」

加賀「……? 何故ですか?」

提督「最初は良かったんだよ。でもハードモードとかにするとさ
    すごい連打しなくちゃいけない訳じゃん?」

加賀「はあ」

提督「Androidの俺には辛い! フリーズしまくってライブめっちゃ失敗するもん。
    まともに遊べないもんこれ……次スマフォ買い換える時はアイフォンに大人しくします」


☆スマフォ動作重すぎ事件☆


加賀「データの入れすぎなんじゃないですか?」

提督「まあ確かにピクシブで見つけた可愛い画像は片っ端から保存する癖があるからなぁ……」

加賀「原因が分かってるじゃないですか」

提督「で、でももう入れすぎてPCに移すのも一苦労なんだよ!?」

加賀「一晩ほったらかしとかにしとけば終わるんじゃないですか?」

提督「お前それで朝起きて見たらすごい手前の方でエラー出てそこで中断されてみ?
    ものすごい萎えるよ~~? 朝からイライラすごいよ?」



次スレ

【艦これ】提督「今日も平和だ」その8
【艦これ】提督「今日も平和だ」その8 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404572504/)



遅くなって申し訳ない。
この時間からではあるが、埋まれば番外編を開始します。


今回の番外編。
若干閲覧注意……?そうでもない?

何はともあれ、
今後ともお付き合い頂ける方はよろしくおねがいします。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年06月06日 (金) 07:26:43   ID: Ih8qs1xG

今スレも楽しみにしております

2 :  SS好きの774さん   2014年06月12日 (木) 09:04:04   ID: BPFKaW7E

相変わらず良いね!

3 :  SS好きの774さん   2014年06月16日 (月) 01:14:03   ID: oUTJqnmm

やっぱりこのスタイルのままが1番好きです!

4 :  SS好きの774さん   2014年06月19日 (木) 11:35:32   ID: EnDJf0aa

相変わらず面白いなぁ。ニヤニヤしながら読めるし加賀さんと愛宕ォォォ‼︎‼︎‼︎‼︎

5 :  SS好きの774さん   2014年06月20日 (金) 02:46:54   ID: HJeaZSoX

ギガデリかな?

6 :  SS好きの774さん   2014年06月27日 (金) 18:04:46   ID: 7_5ZFH7C

最高!

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