【艦これ】提督「今日も平和だ」その8 (1000)



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作っていただいたまとめwiki
http://www59.atwiki.jp/kyoumoheiwada/




注意事項
・艦これ4コマ漫画風SS
・キャラ崩壊
・オリジナルキャラ有り
・雑談可
・支援絵大歓迎


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404572504


登場人物

【横須賀鎮守府】

提督
深海棲艦との戦争を終戦にまで持ち込んだ実力者。
しかし、現在はとにかく仕事をしない、だめ提督。
エロ本、エロゲの数の方が仕事をこなす量よりも多い。
外面だけはいっちょ前なので外部や上層部からは全く怪しまれない。
しかし、本来の実力は……。


加賀
秘書艦、みんなの中でも安定した提督の嫁。
過去の経験から提督の傍にいることを誓う。
誇り高き一航戦を自称しクールに振舞っているが提督にだけデレまくる。
無論そのことは殆どの連中にバレている。
料理だけ壊滅的に不得意で食べた者は精神と人格を破壊する。
一航戦だけあって戦闘力は高い。



みんなに愛されているゆとり駆逐艦。
非常に早とちりしやすく、勘違いもしやすい。
しかし、意外と計算高いところがありプラズマ化しつつある。
芸術的センスは皆無。
最近の趣味はルンバを追いかけること。
好きなお菓子はわたパチ、好きな飲物はバン●ーテンココア。


愛宕
何故か提督のエロ本エロゲの隠し場所を全て知っている重巡。
本当は提督のことが好きだけどその真意は心の奥底に隠している。
雷など大きな音が苦手。
最近は電とお菓子を作るなど女子力の高さを誇るが
かなりの下ネタ好きなので勘違いされやすい。
摩耶の姉だが、本人は次女なので妹属性を押す。


【横須賀鎮守府その2】



摩耶
愛宕の妹の可愛い物大好きな重巡。
怒らせるととにかく怖い。
よく提督と鈴谷におちょくられてはキレて二人を逆さ吊りにする。
自室はぬいぐるみだらけなので部屋にはあまりいれたがらない。
可愛いもの好きはバレてないと思っている。
ぬいぐるみには名前もついてるがネーミングセンスはない。
天龍無き横須賀でツッコミ役を一生懸命引き継ごうとしている。
現在名前だけ出ているのがシェリー、ココア、ガンジー、どぶろく、モジャ美
フジヤマ(故)、ゴールドオシャンティー(故)、ロッゴー、ジューシーライダー、
元就(モッチー)



鈴谷
お調子者でカレー好き。
イタズラもすごいするのでよく提督と一緒に摩耶を怒らせる。
たまに摩耶以外にイタズラして怒られることも。
夢はカレーの出る蛇口を手に入れること。
ゲームや漫画は好きなので提督のをたまに借りている。
熊野とは幼馴染。顔面第一主義なので佐世保がすごい気になるが
ホモはノーサンキューなので板挟みになり複雑な思いをしている。



卯月
一人称うーちゃんのうさぎ系駆逐艦。
若干鬱陶しい所はあるが電と仲良しで
いつも一緒にいる憎めない奴。
まだまだ奥がありそうな人物。
超可愛い。鎮守府の癒やし。


【呉鎮守府】



かなりキツい性格をした提督のことが嫌いな女将校。
士官学校では提督と同期でライバル関係であり、首席で卒業。
その時の恨みを今でも抱えている。
本人も無茶苦茶に強くその気になれば砲塔も素手で折ることができる。
学生時代のアダ名は呉リラ、歩く災害、ミリオン地雷原。
歓迎の訓練メニューが死ぬほどキツく金剛が4,5回吐くほど。
トレーニングでは那珂も同様に吐いている。
隠れクサメタラーで、酔っ払うと幼児退行するが
ガードが固いので中々飲まない。



金剛
提督のことが好きな戦艦。加賀と同じで料理が壊滅的。
ストーカー気質な所があり、提督からは鬱陶しく思われている所がある。
呉の秘書艦だけあってリーダーであることはしっかり頭に入っているのが、
たまにそれっぽいことをするとみんなから別人なんじゃないかと疑われることがある。
実は本人の戦闘力は加賀とほぼ互角ぐらいはある。
改二になることができる。
あまりに怒られすぎて人格が崩壊し「控えよ」が口癖になったことがある。
加賀に何度も殴られて元に戻った。



扶桑
体力が全くといっていいほどない不幸戦艦の姉。
「結婚したい」が口癖になりつつある何かが残念でモテない残念女子。
助けられたことがきっかけで天龍のことを気にいる。
向こうが女子だとしても別に構わないらしい。
山城が天龍のことを好きで盗られると勘違いしている。
移動手段は山城が押すベビーカー。
綺麗な黒髪は椿のかほり(by山城)
熊野のせいで腐りかけている。


【呉鎮守府その2】


山城
扶桑にベッタリな重度のヤンデレ妹。
扶桑に近づこうとする奴を片っ端から排除していこうとする。
趣味が半田付け。
扶桑のお気に入りの天龍を狙うがいつも倒せない。
一度間違えて加賀に向かっていってボロクソにされた経験があり実は加賀のことが怖い。
同様に呉にもボロクソにされたことがある。
だいたい黒い瘴気を纏っている。


龍驤
不憫な扱いが目立つが意外としっかりもの。
横須賀の連中にはどうあがいてもピザ屋といじられまくる軽空母。
飛行甲板がどう見ても遊戯王のデュエルディスク(使いやすいらしい)。
持ってる漫画は渋い。
ツッコミ体質なこともあって割りと苦労している。
どこがとは言わないが生えてない。



那珂
艦隊のアイドル(自称)
提督の下で建造されたが追い出され呉の所に厄介になってる。
かなりのお調子者でとにかくやかましい奴なので色んな奴から疎まれるが
別に悪い奴ではないのでみんなどこか憎めないでいる。
とうとう改二に変身することができるようになったが、
変身の仕方が分からないために未だになれずにいる。
怖いもの知らずのせいかよく呉に口答えしては怒られている。
ライブハウスの全国ツアーも絶好調の軍人兼アイドル。


【佐世保鎮守府】


佐世保
提督の一つ下にあたる後輩。
とても丁寧な物腰、だがホモ。
イケメンで何でも出来る、だがホモ。
仕事も完璧にこなす、だがホモ。
皆の信頼も厚く学年では首席だった、だがホモ。
ファンクラブまであるほどのイケメン、だがホモ。
本人はただ尊敬しているだけだと、だがホモ。
記憶が提督に助けられてからのみある、ゆえにホモ。




電の姉にあたる駆逐艦。
しっかりものだが見事なダメ男製造機。
佐世保LOVEだが、等の佐世保がアレなので本人は意外と苦労している。
隠れマッチョな佐世保にキュンキュンする。



熊野
神戸生まれのお洒落な貴婦人。
鈴谷の幼馴染で気品あふれるお嬢様系腐女子。
怖ろしいまでの感染能力を持つために被害者が出現。要注意。
佐世保よりも早く鎮守府に居たが後から来た佐世保のせいで覚醒。
しっかり者なので普段はきちんとしている。



天龍
意外と面倒見がよく、艦娘たちや提督の相談相手になることがある。
眼帯の下は龍田につけられた傷があるが、本人はそれを愛の証として受け取っている。
優しい性格だが、眼帯のために近所の子供のアダ名が極道でありすごく気にしている。
扶桑に気に入られたことがきっかけで山城に命を狙われる日々が続く。
駆逐艦から謎の人気がある。服役中の妹龍田の元に毎週必ず通っている。
横須賀から佐世保へ引きぬかれ佐世保の記憶を取り戻すために頑張ってる。


【舞鶴鎮守府】

舞鶴
提督と呉の先輩。
野心がないので提督達よりも階級は低い。
のんびりした性格だが、この人も無茶苦茶強く霊体も斬ることが出来る。
自由奔放で周りを振り回すこともある。
提督よりも年上だが見た目が非常に幼い。通称ロリババア。
島風の一件で提督達の手助けをしていることから
ただのお人好しの何でもできるすごい先輩だと判明している。
最近、初雪達に身長を抜かされ始めているのを気にしてる。



初雪
比叡から舞鶴の元に引き取られた駆逐艦。
引きこもりがちの引っ込み思案だが、真面目な性格。
舞鶴のことは姉や母のように慕う。
隼鷹に関しては困った仲間だという印象。
響とは仲の良い双子みたいな関係になった。



隼鷹
元ホームレスで舞鶴が拾ってきた。
酒飲みでだいたい酒を手にしている。
やる時はやるが口癖なのだが、
実際にやっていることは確認することはできない。
ホームレスの前はお嬢様だったらしい。
言葉の重みが違う。


Верный(響)
元響というあだ名があるロシア帰りの駆逐艦。
妹に雷、電を持つ姉である。
クールな正確だがまだまだ子供っぽく中二病患者である。
天龍のことを尊敬している。
お化けが怖くて夜に一人でトイレに行けない。


【深海棲艦】

戦艦棲姫
深海棲艦のトップ。
小さな子供の頃、海で提督と遊んだことがある。
姫のおかげで終戦になり平和が訪れた。
現在は不可侵の条約の元、海の向こうで暮らしている。


空母ヲ級
提督のバナナトラップに唯一引っかかったことがある。
実は気さくな奴だが芸人魂が行き過ぎてボケっぱなし。


【その他】


赤城
かつて加賀と提督と部隊を組んでいたパートナー。
食いしん坊だが、加賀と同じくらいの戦闘能力を持っていた。
多くの兵士のために犠牲となり最期を迎えたはずだが、
なぜか亡霊として横須賀鎮守府に住み着くことになった。
亡霊のくせに資材含む食べ物は食べることができる。


比叡
上層部のエリート戦艦。
忠犬のような性格だが、姉思いが行き過ぎたただのシスコン。
何かある度に「ヒェェー!」とひっくり返る。
そのオーバーリアクションが非常にうるさい。
下世話なことも平気で聞いてくるド変態。
改二になると闇遊戯みたいな喋り方になるらしい。
必殺技はハリケーンミキサー


北上
大井と共に横須賀で北上ラーメンを経営する一人。
大井とは軍人時代からの仲良しで”親友として”大好きではある。
提督や知人には何かとおまけもしちゃう気前の良さ。
北上ラーメンは巷で人気の美味さで隠れた名店として有名。


【その他その2】


大井
北上のために何かと奮闘するが空回り気味の北上ラーメン創設者。
店を勝手に作るなど外堀を埋めて北上を逃げられないようにした。
提督に対して何かと口悪く罵るが見ての通り嫌いではない。
日々、定番メニュー北上ラーメンに並ぶメニュー作りに励む。
怒るとすぐにラーメンに使うスープをぶちまけてくるために
マニアな常連客には大井の方が人気がある。



島風
かつて提督と加賀と数日間だけ横須賀で過ごした駆逐艦。
舞鶴と提督のおかげで生き延びることができ、
現在はレン、ソー、ホウの三匹(?)と共に
悪戯をする困った集団のボスをやってる、らしいが実態や実績は不明。
元々核を搭載していたこと兵器のために今でも追われることがあるとか……。
楽しいことが大好きなので楽しそうな匂いを嗅ぎ分け唐突に現れることがある。
その時の合言葉は”ちくわ大明神”


龍田
天龍の妹。現在は過去に行った罰を受けている元人斬り。
人斬り時代はキレると手に負えない性格だったが現在の詳細は天龍のみが知る。



青葉
軍に関連することからファッション雑誌まで幅広く取り扱うフリーライター。
怖いもの知らずで各鎮守府を引っ掻き回すマスゴミ。
良い記事の臭いのする場所には必ず現れるせいで
最近では青葉は4人以上いる噂が広がっている。


こんな時間なのに前スレ乙埋めありがとうございました。
1000でまたど偉い無茶ぶりを……。頑張ります。


今回、微閲覧注意です。
実際読み終わったらそんなことないかもしれませんが、一応。


まあ今回も安定の雑文章に誤字脱字がどうせあります。
チェックしてない訳じゃないんですけどね。


よろしくお願いします。


番外編

☆復讐者☆




「残念だが……彼は殉職扱いになるだろう」

呉「……」

「よって君が繰り上がりで現在の首席という扱いになる」

呉「はっ」

「何か不服かね?」

呉「いえ」

「ついては、首席の君に艦娘の実装を行う。選りすぐりのエリート達が
 育成コースに用意されていたはずだ。一体何が気に食わなかったのだ?」


呉「あの一航戦は……」

「あぁ、赤城も消えた今、残された加賀は使い物にならん」

呉「はあ」

「何より加賀は”自分の司令官はあの方だけだ”そう言って言うことを聞かない。
 これ以上歯向かうなら解体という手もあるというのに……困ったものだ」

呉「お言葉ですが、それは得策ではありません」

「わかっているとも。だから彼の帰還を待っているのだよ。……希望も期待も無いが、ね」

呉「……」


「さて、話は戻るが。君は我々が育て上げた艦娘が
 どれも君の指揮の下で動くに値しないと言うのかね?」

呉「はい。閣下の命令を受けて育てられた艦娘達はどれも優秀そのものでした」

「では、何故」

呉「覚悟が足りないのです」

「……」

呉「死を怖れぬ覚悟が。我々は軍人です。現在は攻めてこない深海棲艦共を
  根絶やしにするために何時如何なる時も気を緩めてはいけません」


呉「そして闘って、骨の一つになるまで闘いぬく覚悟が……
  どいつもこいつも足りなかった。それだけの理由です」

「困ったものだ……。君といい彼といい加賀といい……」


あの馬鹿とは一緒にしないでもらいたい。
本当にこの無能上官の豚共が作った連中はどいつもこいつも駄目だ。


私は心底がっかりした。


「あー……だが、彼女で最後になるだろう」


そう言って上層部の豚野郎は私に1枚の写真とデータを渡す。
その中には海外から帰国する帰国子女の名前が書いてあった。


「彼女は英国で鍛えられたのだが……それが帰ってくるというのだ。
 まあこれだけのエリートを揃えたのだが、合わなかった君からしたら」

「……また駄目なのかもしれないが。もう彼女しか残されていないからな」

「いいか。これは命令だ。この大戦艦金剛を扱って次の戦場に出てもらうぞ、呉」

呉「分かりました」



……こうして私は金剛と会うことになった。
何が艦娘だ。最新鋭の兵器を流用して名を挙げる機会ももう殆ど無いというのに。

全てあの馬鹿がかっさらって行って……おまけに死んで帰ってこない。
死んで帰ってこないのはいい気味だが、手柄を次にあげても二番煎じになるだけ。


だが、死んで帰ってこないという報告を受けた時は衝撃を受けたのは事実。
あの馬鹿が戦争で死ぬわけがない。
何故だかは分からないけれどそう思い込んでいた。

最終試験で私と闘う最後の約束をしたはずなのに……
どこで何をしているのだろうか。


アイツが消えてから次席だった私が
今度は艦娘を運用して戦闘に行かなくてはいけなくなった。


そのために旗艦である艦娘を選ばなくてはいけなくて、
次々に上が薦めてくる艦娘と面会するのだった。


私の質問はただひとつだった。


「このまま敵が攻めて来なくなって戦争がこのまま終わればどうなるか」


艦娘達は戦うために学校に入っているにも関わらず、
望んでいるのは平和ばかりだった。

馬鹿のひとつ覚えのように「平和になると思います」だとか口々に吐く。
お前達の本文は……私達の本文は国のために戦い抜くこと。

勝利を掴むこと。

私は難しいことを聞いているのだろうか?


何より私が腹が立ったのは平和を求めているというのが
アイツと同じだった所だった。
アイツもを開けば平和になるように闘うとか何とか言いやがって。
結局アイツが消えた戦闘は敗戦だったじゃないか。


私達が逃げ帰ってきたあの戦い……アイツが行方不明になり、
赤城とかいう生意気な艦娘が戦死した戦いが終わって
まだほんの僅かしか経ってない。



あれは完全に私達の敗走そのものだった。
惨め極まりない。あの惨劇に私は耐えられなかった。
本島に逃げ帰る船から飛び降りて闘ってやろうかと思ったくらいだった。
実際にはその時は舞鶴さんに顔面を殴られて止められたけど。


勝利など……奴らに勝利するなど……遠いものだった。


そんな中……艦娘達の中で一際目立った光を放っているのに出会った。
私に気に入られれば出世できると知っている何十人者艦娘の面談を
立て続けにしたせいで疲れきっていたこともある。


そのせいで感覚が麻痺していたのかもしれないし、
数えることを辞めた私はもう艦娘達と全員面談をしたんじゃないか、
というくらい色んな奴に会っていた。



放っていた光は真っ黒に見えた。


絶望に満ちたその目をした艦娘は私と殆ど同じ考えだった。


呉「まず質問させてもらう。この戦争が
  もしこのまま終わったならどうなると思う?」

扶桑「戦争は終わらないわ。戦いが産む憎しみの連鎖は無くならない」

扶桑「仮に終わったとしても全てのわだかまりが消えることは有り得ないもの」

扶桑「それに……まだ私達は勝ってないもの。終わらせることなんて出来ない」

扶桑「勝たなくちゃいけないもの」

呉「……」



こんな風に答えたのは扶桑だけだった。

私はすぐにこの娘を自分の下で使いたいと上に言った所、猛反対された。
彼女の書類上のステータスをよく見ろと言われ、見たところ……。
勉強面以外は殆どの成績が最低ランクをぶっちぎっていた。


これを見てさすがの私も一番最初の娘がほぼ最下位の娘というのは
(ほぼ)首席であった私のメンツが立たないし嫌だったが。


彼女よりも上位の成績を収めている連中が、
あの調子ならばもう私が欲しいと思う人材はもういないと思った。
だから私は上の連中の反対を押し切って彼女を受け入れることにした。


一番最初に彼女と話した時にある条件が出された。
妹を同じ舞台に入れて欲しいとのこと。
半ば適当に頷いてしまっただけあって、
あとから断れなくなってしまった。



これが金剛に会う直前の話。
扶桑と山城を使うことになった私はぶっちゃけ金剛と会う理由もなかった。
だが、面会室で会っただけの扶桑を使うことにした私を襲ったのは
皆もご存知、奴の病気だった……。


扶桑は異常なほど体力が無かった。
一体どうやって今まで艦娘のコースに居続けたのだろうか。

一方山城は中の上と言った普通レベルだった。
一度引き取ったからには最後まで責任は取るつもりだったし、
これだけで捨てるのは……何か別の使い道がこの娘達にもあるはずだと思った。


そこで私はようやく金剛と会うことにしていたのを思い出し
ダメ元ぐらいの気分で会いに行って話をすることにした。




私は同じように質問をした。


呉「戦争が終わったら、これからどうなっていくと思う?」

金剛「戦争はまだ終わってないネ。今は攻めてこないだけデス」

金剛「まさか……勝ってもない戦いが終わることを望むネ?」


金剛「私達はまだ戦えるネ。折角英国から帰ってきたのに活躍の場がない
   そんなこと許さないデス」

金剛「私達は奴らを駆逐するために育ってきたデス」

金剛「逆にどうなると思ったデス?」

呉「私? 私も同じ意見よ。私達はまだまだ闘える」


金剛「だったら気が合いそうネー! ……でも何かまだあるネ」

呉「……何か? って何?」

金剛「私達が言う、憎しみの連鎖……。それを直に背負ってる目をしてるネ」

呉「私のこと?」


金剛「イエース」

呉「……驚いたわ。そうね。確かにあるわ。私の根源には大きな憎しみがあるわね」

金剛「首席が憎しみだけで動いてるとは……恐ろしい執念ネ。でもそれ嫌いじゃないデス」

呉「憎しみとは人の強さの秘訣よ。そしてその強さは唯一の正義を語れる。
  これをよく覚えておきなさい」

金剛「これからずっと一緒にいるパートナーデス。教えてくれるネ?」

呉「……そうね。まあ単純なことよ。
  でも……それは単純な感情じゃ済まされないのよ」

金剛「……」


呉「私が軍人になるきっかけになった理由はよくある物よ。
  戦争で両親が死んだのよ」

金剛「軍人だったデス?」

呉「違うわ。一般的な家庭よ」

金剛「侵攻された時に……?」

呉「深海棲艦に殺されたって? 半分はそうだけど違うわ」

金剛「……?」

呉「仕方なかったのよ。そうするしか分からなかった」

呉「戦争が始まって、深海棲艦に度々侵略されては押し戻す、
  そんな一進一退の攻防が続いていた中で……私の住んでいた街が襲われたわ」


戦争が始まって毎日を幼い私はびくびくと過ごしていた。
何度も母親に「大丈夫かな?」と尋ねた。
その度に母親は「大丈夫よ」と優しく頭を撫でてくれた。


当時、私は12歳になる頃だった。
気弱だった私は家で一人で遊んでいるのが好きだった。
外は戦争中で危ないという意識の元から家にいることが多かったんだと思う。

母親の元にいれば安全だとそう思っていた。


父親もとても優しかった。
私の話をとても楽しそうに聞いてくれるいつもニコニコ笑っていてくれる人だった。



そして、事件が起こる日。


夜中にけたたましいサイレンの音で目が覚める。
こういう時どうすればいいのか、親に教わっていた私はすぐに荷物の支度をして
街の中でも安全な市民会館とかもっと内陸の方を目指すようための準備をした。

すぐ近くに海があったから深海棲艦が襲ってくる可能性もある
なんて言われたけど、比較的安全とも言われていた。

それは一番最初の事件があった小さな深海棲艦を謝って殺害した
戦争の火種が起きた場所からは相当遠い所に住んでいたからだ。
海に面しているとはいえ、こんな何もない小さな街を襲っても何もない。


だが、そんなことは関係なくサイレンが鳴ったということは
この街にとうとう深海棲艦が襲ってきたということだろう。


逃げる準備を始める私に対して母親は
「すぐに軍人さんが何とかしてくれるからだから大丈夫だよ」
と言って慰めてくれた。



避難の準備をする中で街のサイレンは鳴り続けるばかり。
私の不安は益々大きくなっていくだけだった。
怖い。早く逃げなきゃ。怖い。やだ。怖い。怖い。


不安を煽るように今度は街の人達の悲鳴も聞こえてくる。
いよいよ私は怖くなって震えが止まらなくなった。


足が竦む私に父親はすぐに目の前でしゃがんで
「父さんの背中に。早く」
そう言ってくれた。私は父親におぶられて家を出ることに。



もう安全だ。父親が安全な所まで運んでくれる。
そう思ってしまった。

だが。


父親は玄関を開けてすぐに足を止めた。
あちこちで家が燃えているせいで夜だというのに外は明るかった。


父親は震えていた。私はただぎゅっとしがみついていることしか出来なかった。



「お父さん早く行きましょう」

「待て!」



母親の急かす声を父親が慌てて止める。
手で無理矢理母を玄関に引き戻し、隠れるように外を見る。


目の前を見たこともないモノが歩いて行く。
手で軽がる持っていたのは人形なんかじゃなく間違いなく生きた人間だった。


泣きわめくそれを尻尾にある口に運んでいった。


「見るな!」


突如として途切れる悲鳴。撒き散る血しぶき。
ボトリと落ちる人のパーツ。


慌てて私の目を父親が隠すがもう手遅れ。
胃の中から熱い物が逆流してくる。


呉「……ッッおェ゛ェ。ゲホッ。エ゛エェーッ」


堪らず父親の背中で吐いてしまったせいで、
私の嘔吐とビチャビチャと床に落ちる音が。




目の前を通っていた深海棲艦が気づかない訳がなかった。

「いかん、家の奥に隠れるんだ!」


そう言ってすぐに奥に避難したが、
そんな無駄なあがきも虚しくすぐに父親と母親は見つかってしまう。


一方押入れの中に隠れた私は隙間から声を押し殺して見ていた。


まるで人間を真似たかのような形。
真っ白の不気味な肌。フードの下からはニヤニヤした顔が見える。
お尻の方からは巨大な生き物のような尻尾が動く。


人間の女の子ような顔だった。身体も12歳の私と同じくらいの。


父親は必死に自分の方へ引きつけようと
深海棲艦のその巨大な尻尾に抱きつき引き止めるがすぐに振り解かれる。
その勢いで壁に叩きつけられてはすぐに起き上がる。


母親は押入れにいる私の方へ向かい、
深海棲艦の目の前に立ちはだかり何度も殴られては倒れこむ。

その度に父親は見たこと無い表情で叫び、
ついには近くにあった壺を掴んでそれで深海棲艦の頭部を殴りつけた。

深海棲艦の動きは一瞬止まったがすぐに
父親の方を振り向き頭を片手で掴み上げた。


ここで初めて深海棲艦は笑い声を上げた。
笑っている。言葉は分からずとも……笑っている。


深海棲艦はいとも簡単にそのまま父親の右腕を引きちぎった。


笑い声と叫び声が重なる中、すぐに母親はまた殴られて床に這いつくばる。


私は涙が止まらなかった。
震えが止まらなかった。


こんなに怖い思いをしたのは初めてだった。



押入れの扉が簡単に剥がされ目の前にニヤニヤと笑う深海棲艦が現れる。


それでも尚、母親は私の前に立ちはだかり、
深海棲艦を睨みつけて、無言で首を横に振った。



”この娘だけは手を出すな”

そのジェスチャーが通じたかどうかは分からないが
深海棲艦は一度周りをキョロキョロと見回し始めた。


そして、母親が最初に武器に使ったであろう包丁を手にとって
痛みに叫ぶ父親を引きずって私の目の前に突き出して……。



”オ……マエ  ガ  殺セ”




ニヤニヤと笑いながら深海棲艦は私に両親を殺すように命じてきたのだった。
母親はそれを聞いて何故か安心したかのように

「そうすればこの娘には手を出さないのね!?」

「絶対に手を出さないのね!?」



そう何度も聞いて、深海棲艦はそれに対して深く頷いた。


私はすぐに理解した。
両親は私を逃がすために死ぬつもりなんだと。




呉「や、やだよ……できないよ……」


深海棲艦が私の頭を鷲掴みにして包丁の柄を差し出して無理矢理持たせる。
そして目の前に片腕の父親と、血だらけの母親を立たせる。

深海棲艦はその後ろでニヤニヤと笑っているだけだった。


父親は苦痛のせいで歪んだ笑顔のまま、片方の腕だけで私を抱きしめた。
母親もそこに加わり抱きしめてくれた。



身体はガタガタと震え、涙が止まらない。
首だけは横に振っていた。

嫌だ。出来ない! そんなこと出来ない!


二人共血だらけの手で優しく撫でながら笑ってくれた。


「愛しているよ」

「強く生きなさい」


2人に優しく包まれながら、それでも泣きながら首を横に振る私。
嫌だ。


嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。





「やりなさい。父さんは大丈夫だから」

「母さんも大丈夫よ」




呉「あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」



涙で前が見えない中、
私は目の前に無理矢理立たされている二人を一回ずつ刺した。


深海棲艦の笑いの中、私は倒れる二人を泣きながら何度も刺した。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も。




私の腕が、身体が真っ赤に染まった頃、ようやく深海棲艦は帰っていった。


私の街が襲われた攻撃はその深海棲艦たった一匹による攻撃だった。


血に染まる自宅で2人の死体を目の前に泣き続けた。
手は震えるのに握った包丁が手から離れなかった。


私はその数時間後に助けられた。


事情聴取を重ね、祖父のもとへ引き取られた。
厳格な祖父の元へ。

祖父は退役したが元軍人だった。
地位は元帥。


泣きじゃくる私に武術を叩き込み、
生き残る術をこの身に染み込ませてくれた。


祖父は言った。

「戦争が終わらなかったのは私の責任だ。私が終わらせていれば
 お前の両親は、お前の街は襲われずに済んだかもしれん」

「恨むなら私を恨め。殺したい程憎いなら殺せ」

「そのための力を身に付けろ」

「私が教えるのは力だ。お前が生きるための力。強くなるための力だ」



…………
……



金剛「よくここまで復活できたものデス」

呉「悲しみは怒りに。怒りは憎しみに。憎しみは力に。全ては周り巡るのよ」

金剛「そして力で新たな悲しみを産む……ネ」

呉「そうね。繰り返しの悲劇になろうとも」

金剛「オーケー。私と呉で根絶やしにしてやるネ」

呉「一匹残らず皆殺しにする」

金剛「強い司令官に会えたこの幸運に感謝するネ」




私は父親の最後の言葉を守り、
祖父の教えを守り強くなった。


誰にも負けないくらい。


強く生きることを、私の心に刻み込んだ。


戦争が終わろうとも私の戦いは終わっていない。
いつか……準備が整った時、必ず奴等を根絶やしにする。


私は戦い続ける。


今回の後日談。
こんな私の経緯をあるふとしたきっかけで那珂と龍驤に話した時。


那珂も龍驤も号泣しながら私に抱きついてきた。


呉「汚いから離れてくれない……」

那珂「そ、そんな辛い過去があったんだね……ぐすん。
    那珂ちゃんのことこれからは妹のように慕っていいんだよ!?」

呉「鬱陶しい」

龍驤「ぐすん、アホ、お前が妹やったらうちは何になんねん!」

那珂「お婆ちゃん……?」

龍驤「せめて末っ子とかにしろや!」

呉「離れろって鬱陶しい! 鼻水つけるな!」






扶桑「じゃあ私が長女なのかしら? 年齢的にも」

山城「私は次女になるの?」

金剛「呉が長女じゃなかったらどこデス?」

那珂「お婆ちゃん……?」

呉「せめてお母さんにしなさいよ」

那珂「ママ?」

金剛「ママー!」

龍驤「おかん!」

呉「やっぱ無し!私はお母さんでも何でもないから!」


那珂「那珂ちゃん達の絆は家族よりも固いスーパーファミリーだよ!」

扶桑「それって結局家族なんじゃ……」

金剛「イエース! 那珂の言うとおりネ!当たり前デス!」

龍驤「せやなー。呉もうちらのこと大好きやしな」

呉「あんた達ねえ……。馬鹿言ってないで訓練行くわよ」

那珂「あれ照れてるよね」

龍驤「せやな。ちょっと耳赤なってへん?」

ゴンッ!!

那珂・龍驤「痛ぁぁーーーい!!」

呉「そんな訳あるか」


まあでも、こうやって家族のように結束があるのは……悪くないかもしれない。
私の愛すべき家族達。

彼女らと共にいつか本当に闘う時が……それは来るのだろうか。




お疲れ様です。


歯切れの悪い終わり方をしましたがおしまいです。
実際文章のせいで心配していたものは案外平気だったはず。
人によっては分かりませんが。

元々最終回の中に含まれていた呉の生い立ち。
そう言うと今後の展開はある程度予想されるものがありますが……。


なんか読み返すと雑な作りの話だなぁ~と。
100%の雑で出来た話ですね。申し訳ない。

まあそんなこんなで今後もよろしくお願いします。


☆憧れ☆


卯月「うーちゃんも愛宕お姉ちゃんみたいになりたいぴょん」

提督「どの辺りが? あのばいんばいんな所か?」

卯月「うーん、よく分かんないぴょん」

加賀「女の子の憧れのような存在なのでしょうか」

提督「愛宕みたいに余計な知識を持って欲しくないから却下!」

愛宕「……誰が余分な脂肪が胸についてるよ」

提督「そんなことまでは言ってない!!」


☆願い事は決まったか!?さあ言え!☆


加賀「明日は七夕です」

提督「笹を用意したぞお前らぁぁぁ」

電「願い事書くのです!」

卯月「うーちゃんはねー、何がいいかな~」

鈴谷「願い事書きまくるぞおおおおおおお!
    うおおおおおおおおお!」

摩耶「一つにしとけよ……お前」


☆遭遇☆


初雪「織姫と彦星は会えると思う?」

響「……可能性はある」

隼鷹「無理だねー」

初雪「なんで?」

隼鷹「だいたいさー、異性とあったって腹の足しにもならないんだよ」

舞鶴「その判断基準はどうなんだい」


☆お幸せに☆


扶桑「呉は七夕に何をお願いするの?」

呉「え? そうね……」

那珂「那珂ちゃんはこの超絶プリティな那珂ちゃんが全世界に知れ渡りますようにって書くかな」

龍驤「別に好かれんでもええんやな……」

呉「扶桑のことだったらもう決まってるんだけどね」

扶桑「幸せになって欲しい、とか?」

呉「……。うん、もうそれでいいや」


☆怪しい壺売り☆


謎のおじさん「幸運になりたいとおっしゃるのですねあなた」

扶桑「……誰?」

謎のおじさん「私全然怪しいものじゃないんだよ?」

扶桑「見るからに怪しいのだけれど……でもどうして私の願いを知ってるの?」

謎のおじさん「それは秘密だよ」

扶桑「それで……何の用なんですか?」

謎のおじさん「この壺がね、あるでしょ? この壺毎日掃除すると幸運になるらしいのよ」

扶桑「なんですって?」


☆幸運よ来たれ☆


謎のおじさん「ほら、撫でてごらん」

扶桑「……こうかしら」スリスリ

鈴谷「あれ? 扶桑さんじゃん。え!? 扶桑さんもしかして最近痩せた!?」

扶桑「え? そ、そうかしら」

鈴谷「そうだよー、綺麗になったよー」

謎のおじさん「ほら、もう幸せなこと起きたよ~」

扶桑「本当だわ」

謎のおじさん・鈴谷(ちょろい)


☆この人、変なんです☆


摩耶「提督、そんなことやって姉呉に知られてどうなっても知らないぞ?」

謎のおじさん「誰ですかあなた? あっ、ここにコバエが!」ぽにゅん

摩耶「ぎゃあああ!どこ触ってんだ糞野郎! その無駄な変装技術なんなんだよ」バリバリバリ

扶桑「え?謎のおじさんの顔が剥がれたと思ったら中から提督が?
    もっとお話聞きたかったのに……。そうだわ。もう一度こすれば幸運で会えるかも」スリスリ

提督「ちょっとおじさんの太くて固い棒もスリスリしてみてよ」

加賀「いいですよ提督。その任務、私がやりましょう」

提督「Oh~~! 手に持ってる紙ヤスリを置いてくださ~い!」


☆夢見る☆


提督「笹片付けるか」

提督「ん?加賀のかこれ」


”提督とずっと一緒にいられますように”


愛宕「それもう叶ってるわよね~」

提督「うおっ!? いきなり出てくるなよ……。うーん、まあそうだな」


☆早く書け☆


愛宕「ほら提督ももう七夕過ぎたけど書きなさいよ」

提督「なんて」

愛宕「加賀さんとずっと一緒にいられますようにって」

提督「えーでも結局書かなくても一緒にいるし……」

愛宕「じゃあ別に書いたっていいじゃないのよ」

提督「そうだけどさ~」

愛宕「早くしないとエロゲの類全部バラすわよ」

提督「わかったよ!書けばいいんだろ!?」


☆そこに奴は現れていた☆


摩耶「ん? あぁ、七夕の笹、捨てたのか」

摩耶「……なんか鈴谷のばっか付いてるなぁ~」

摩耶「ん?」


”ちくわ大明神”


摩耶「これ誰のだよ!!」


☆アニメ金剛☆


金剛「ジャーン! 私のキービジュアルデース!」

呉「うん、まあ文句ない出来栄えなんじゃない?」

金剛「これでテートクも可愛いってくれるデス?」

呉「そんなことは知らないわよ」

龍驤「なんで金剛やねんーうちでもええやろー」

那珂「このアイドル様を差し置いて抜け駆けだなんてずるいよー」

呉「あんた達ならいつかどうせ来るから安心して待ってなさい」


☆タイム☆


那珂「いつかって何時ー?」

龍驤「何年?」

那珂「何月?」

龍驤「何日?」

那珂「何時?」

龍驤「何分?」

那珂「何十秒?」

那珂・龍驤「地球が何回回った時?」


ゴンッ!!


呉「うるさい!! 小学生かお前らは!」

那珂・龍驤「痛い~~~!!」


☆見せに来た☆


金剛「どうデース!? 可愛いデス!?」

提督「え? あー、うん」

金剛「本当デス!? きゃー! テートクはやっぱり私と結婚するべきネ!?」

加賀「まあ私の方がもっとずっと前に出てますけどね」

金剛「弓持ち方で色々言われた奴に言われたくないネ」

加賀「エセ外人」ボソッ

金剛「エセ弓道」ボソッ


加賀・金剛「「ぐぬぬぬ」」

提督「喧嘩すんなよ」


☆ノーブラ☆


鈴谷「摩耶、今日ノーブラの日らしいよ」

摩耶「へえ」

鈴谷「なろうよ」

摩耶「やだよ」

鈴谷「輪になって」

摩耶「踊らねえよ」


☆No brand girl☆


鈴谷「ケチ」

摩耶「ケチじゃねえし。別になる必要ねえし」

鈴谷「あたしもうノーブラなんだけど」

摩耶「提督ーーー! 鈴谷が今ノーブラらしいぞーーー!」

提督「ん?呼んだ?」パカッ

摩耶「なんで床下から出てくんだよ気持ち悪い」

提督「ピンクの水玉」

摩耶「どこ見てんだぶっ殺すぞ!!」


☆好きな下着の色はスケルトンです!☆


提督「ちなみに今の摩耶が大声で呼んだ所録音させてもらったからな」

摩耶「はあ!?」

提督「そして編集した結果が、これだ」


摩耶『ノーブラーーーーーー!!』


鈴谷・提督「ぎゃははははは!!」

摩耶「お前ら……覚悟は出来てんだろうなぁ」


☆一昔前にゲーム機で流行ったスケルトンとか好きだった☆


提督「で、今、鈴谷はノーブラなの?」

鈴谷「摩耶もこんなおふざけで吊るさなくてもいいじゃんねー」

提督「まあ確かに。で、今ノーブラなの?」

鈴谷「加賀姉はよく分からないみたいな顔するし、愛宕姉には一蹴されるし」

提督「愛宕は乳でかいからな。無いと大変だからな。で、ノーブラなの?」

鈴谷「違うよ?」

提督「はあああああ!? てめえぶん殴るぞコラ! 変な期待させてんじゃねーぞボケ!」

鈴谷「何でキレてんの!? キモっ!」


☆気になったの調べてみた☆


加賀「ちなみに提督、ブラジャーの日もあるのですがご存知ですか?」

提督「へえ、そうなんだ。……とりあえず下ろしてくれる?」

加賀「2月12日がブラジャーの日だそうです(Google調べ)。
    私達その時何してたか覚えてますか?」

提督「いや全然? で、下ろしてくれる?」

加賀「ちょうど海外から帰国した次の日でした。
    ゴーストライターや大雪等のネタがありました」

提督「そういやそんなこともあった気がする。……で、下ろしてくれる?」

赤城「つまり艦これSS界における連続更新日数における世界記録が始まった次の日ですね。
    いやー、長くやってくるといよいよこんな芸当も出来るんですね」


☆空中睡眠術☆


加賀「提督、それ推したいみたいですけど、社会において何の役にも立ちませんよ?」

提督「お、おま、バッキャロウ! んなこたーねえってんだい!べらんめえ!」

加賀「何故急に江戸っ子口調なんですか。あまり騒ぐと
    隣で吊るされたまま起用に寝てる鈴谷を起こすのでやめてください」

提督「ほんと起用に寝るよね……」

加賀「起用の使い所が間違ってる気がしますが」

提督「隣っ! のっ! 俺もっ! ……もうちょいで反動つければ触られそうなんだけどな」

加賀「……」

提督「やめてー! これ以上吊るす位置を高くしないで!」


☆今朝の夢☆


加賀「提督、そんなに資材運んでどうしたんですか?」

提督「今日の夢で大和型戦艦が出る夢を見たんだ!」

加賀「はあ。そうですか」

提督「ちょっと行ってくる!」


…………
……



加賀「結果はどうでした?」

提督「金剛が出てきた」

加賀「……」


☆起動☆


金剛「テンドロンテンテンドン♪ ハジメマシテ。ピーガガガ……アナタ ガ テートク」

提督「え? うんそうだけど」

加賀「ものすごい適当なXPの起動音が聞こえたんですが……」

提督「え? 一番最初になんかちょっと歌ったそうだったの!?」

金剛「ギュイーン。ソチラ ガ ガガ?」

提督「そうだな。彼女がレディーガガだ」

加賀「違いますし、もしそれで呼んだら殴ります」


☆メカ金剛☆


鈴谷「うわー! メカだ!」

提督「ば、馬鹿野郎!俺たちは今その可能性を
    必死に考えないようにしてたってのに」

金剛「ピーガガガ。ミス・スズヤ」

鈴谷「あたいのことは……スージーって呼びな」

金剛「イミフメイ」

鈴谷「手厳しい~~~!」


☆まずは話を☆


提督「まあまあせっかく着任したんだから、まずはお茶でも飲みながら
    ゆっくり話していこうじゃないか」

金剛「センキュー。オチャ イタダキマス。ズズズーガガガガガガガガガピーーーーーー」

提督「ど、どうしたメカ金剛!」

加賀「大変です提督。故障しました!」

提督「め、メカ金剛ーーーーー!!うおおおお!」


☆バケツ-1☆


提督「壊れて動かなくなったな」

金剛「テートクー! どうやら私の偽物が現れたようデス!?」

提督「今度は本物か。ってかまたお前はどっからそんな話聞いたんだよ」

金剛「テートクのことなら何でも知ってるネー! で、どこにあるデス?」

提督「ん? ああ、これだよ。これ。壊れて動かなくってさ」

金剛「あーOK、OK。私にそっくりネー。これは私にも一度詳しく見せて欲しいデス」

提督「……ん?」


☆スクラップ☆


金剛「じゃあ一度私持って帰るネー」

提督「待て待て。俺が解析をするよ」

金剛「NO。テートクはえーっと、怪我しちゃうかもデス! だから私が……じゃあ!グッバイ!」

提督「いやいやいや、ちょっと待てよ。だからこれは俺が……」

金剛「ダメデース!」

提督「じゃあ金剛頼むよ。ところでさ、こいつ作るのにどれくらい費用かかったんだ?」

金剛「大型建造30回分の資材は……ハッ!」

提督「呉に報告しとくからな。それとこのスクラップも持って帰れ」


☆元気があれば何でも食べれる☆


鈴谷「メカ金剛返しちゃったの?」

提督「うん。いらないもん。なんで?」

鈴谷「カレー食べさせたらどうなるかな~って思ってさ」

提督「いや壊れるだろ」

鈴谷「そうだよね。せっかくのカレーが台無しだよね」

提督「何か勘違いしているようだから補足するが、カレーが壊れるんじゃないからな?」

提督「カレーのせいでメカ金剛が壊れるんだからな?」


☆となりの☆


隼鷹「となりのひっびき♪ひーびーき♪」

響「最近否定してなかったからいうけど、ヴェールヌイだからね」

隼鷹「いやーいいねー。懐かしいねー」

舞鶴「何が?」

隼鷹「あたしも昔こんな緑豊かな別荘に行ったことがあってさ~」

舞鶴「そ、そうなんだ」


☆まっくろくろすけ☆


卯月「うーちゃんもトトロに会いたいぴょん!」

電「電は探してくるのです!」

提督「あいつら元気だなぁ」

摩耶「子供だよなぁ~。まったく」

鈴谷「あたしも摩耶もあれくらいだったら
    無邪気に探しにいけたのかもしれないけど……」

鈴谷「今じゃ摩耶の股間がまっくろくろすけだもんね~」

摩耶「っるせえな! 無えよ! あ、いや、無くは……無くて……ああもう死ね!」


☆隠された真っ黒☆


卯月「摩耶お姉ちゃんまっくろくろすけ持ってるぴょん!?」

摩耶「持ってないよ。なんでだよ」

卯月「司令官が言ってたぴょん」

摩耶「いいか? アタシはそんなものは持ってないし、隠してもない」

卯月「ぱんつの中って言ってたぴょん。うーちゃんあんまり分かんなかったんだけど……
    それってどういうことぴょん?」

摩耶「えっとー……大人になれば卯月も持てるようになる奴だよ」

卯月「ほんとぴょん!?」

摩耶(提督の野郎あとでぶち殺す)


☆お座り☆


提督「ずっとその俺の脇に立ってて疲れないの?」

加賀「疲れますよ。あなたの言動にいちいちツッコミ入れないといけないのが」

提督「っていうか普通に席だって用意してるんだから座ればいいじゃん」

加賀「お茶淹れるついでに提督の仕事の様子見です」

提督「そう言いながらもう2時間以上立ってるじゃないか」

加賀「じゃあ座りますよ。座ればいいんでしょう?」

提督「そーゆー言い方は刺があr……何で俺の膝の上座ってきたし」


☆飯作ったった☆


天龍「おら、こっちに来てから飯作ってなかったからな」

雷「えっ……これ全部作ったの!?」

天龍「うん、そうだ。久しぶりに作ったから腕が鈍ったかなぁ」

佐世保「すごいですね。いつも僕が作るんですが……
     これなら天龍にも任せても問題なさそうですね」

雷「いただきます。……悔しい」

天龍「味の感想を言えよ」


☆うちわ☆


提督「台風が過ぎた! が!!」

加賀「なんですか」

提督「アツゥーーーイ! 熱いよ!」

加賀「夏ですね」

提督「もうやだ! 夏嫌い! エアコン入れよう!ガンガン行こうぜ!」

加賀「うちわで扇いであげますから、頑張ってください」パタパタパタパタ

提督「それじゃあ加賀が暑いじゃん。じゃあ俺が扇ぎ返すよ」パタパタパタパタ

加賀「意味ないじゃないですか」パタパタパタパタ

加賀さんの排熱的にほとんどハロゲンヒーターなのでは

通報先・便利なリンク一覧
■警視庁匿名通報フォーム http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/anket/other.htm
■全国ハイテク警察リンク集 http://www002.upp.so-net.ne.jp/dalk/ksatulink.html
■警視庁ホームページ http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/
■警察総合相談電話番号 http://www.npa.go.jp/safetylife/soudan/madoguchi.htm
■公安調査庁 http://www.moj.go.jp/KOUAN/
■国家公安委員会 http://www.npsc.go.jp/
■公安9課 http://www.production-ig.co.jp/contents/works_sp/03_/
■内閣情報調査室 http://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jyouhoutyousa.html
■国防省 http://www.defenselink.mil/
■アメリカ中央情報局(CIA) http://www.cia.gov/
■アメリカ連邦捜査局 (FBI) http://www.fbi.gov/
■国家安全保障局(NSA)http://www.nsa.gov/
■ドイツ国境警備隊第9連隊(GSG-9) http://www.gsg9.de/
■機動警察パトレイバーhttp://www.bandaivisual.co.jp/patlabor/
■創価学会http://www.sokagakkai.or.jp/
■国防省http://www.mod.gr/
■特捜戦隊デカレンジャー(SPD)http://www.toei.co.jp/tv/dekaren/index.shtml
■ドイツ国境警備隊第9連隊(GSG-9)http://www.gsg9.de/
■英国首相官邸(ダウニング街10番地)http://www.number-10.gov.uk/



☆ゆたか☆


卯月「ねえねえなんであの人加賀お姉ちゃんと似てるの着てるぴょん?
    もしかしてライバルぴょん?」

愛宕「あ~、あれは浴衣よ。加賀さんのは道着だけどね」

卯月「ゆたか? 竹野内豊ぴょん?」

愛宕「ゆ・か・た。夏のお祭りなんかに着て行ったりするのよ」

卯月「綺麗~~!」

愛宕「じゃあ提督におねだりして買ってもらわないとねっ」

卯月「ぴょん!」


☆竹野内豊「ぷっぷくぷぅ」☆


卯月「司令官、うーちゃんね、浴衣欲しいぴょん」

提督「武豊? 馬券なんてお前の年齢じゃ買えないぞ?」

卯月「ぷっぷくぷぅー! 違うぴょん!浴衣!」

提督「ああ、それがどうかしたのか?」

卯月「欲しいぴょん」

提督「加賀が似たような道着たくさん持ってるから貸してもらいなよ」

卯月「ぷっぷくぷぅ!! 司令官のお馬鹿!」


☆着付けもしたい☆


加賀「私のですか?」

卯月「うーちゃんほんとは浴衣買って欲しいぴょん」

提督「そうは言ってもうちは貧乏だし、俺は着付けは出来ないし」

加賀「何故着付けまでするつもりでいるんですか。提督はだめです」

加賀「まあ私の小さい頃のものがあったと思うんですが、
    買いに行く前に一度見てみてください」

愛宕「あら、じゃあそれ着たら加賀さんみたいな女性になれるんじゃないかしら?」

卯月「ぴょん!? うーちゃん、加賀お姉ちゃんの見たいぴょん!」


☆MOTTO派手にね☆


加賀「ああ、ありました。これですが、どうですか?」

提督「……」

提督・愛宕(すっごい地味~~~~)

加賀「赤城さんの分も何故かあったんですが、こっちはどうでしょうか?」

卯月「ぴょん!? こっちのが可愛いぴょん!
    ……でもこれ着たら将来死んじゃうぴょん?」

提督「てめえ赤城コラ、うーちゃんが将来に不安感じてんじゃねーかどうしてくれんだアアん?」

赤城「知らないですよ!未来永劫何も無い私よりいいんじゃないですか!?」


☆ようやく☆


電「い、電も加賀お姉ちゃんの着たいのです!」

卯月「うーちゃんが先だぴょん」

電「はわわわっっ」

提督「おや、珍しく喧嘩してるとは……」

提督「加賀……これはもう」

加賀「仕方ありませんね。買いに行きますか」

提督「そうだな」


☆拗ね赤城☆


赤城「私のは結局誰も着ないのかよ~~~」

赤城「どうせ呪われてる浴衣ですよ~~~だ」

赤城「本当に呪うぞこのやろ~~」

赤城「呪ってやる~~~」

赤城「呪ってやる~~~」



摩耶「アタシの部屋でやるなあああああ!」


☆夏祭り☆


電「今日も街で浴衣着てる人たくさん見たのです!」

卯月「すっごく綺麗だったぴょ~ん」

提督「今日?なんかあったのか?」

加賀「靖国神社でお祭りがあったそうです」

電「着たかったのです……!!」

提督「そっか。ごめんな電。お詫びに俺が夏の日差しより熱いキッスをしてやるよ」

電「……いらいのです」


☆苛いワロタ……それいらないの誤字だよ!☆


加賀「……」

提督「いやお前にはしないし」

加賀「何故ですか」ギリギリギリ

提督「ま、卍固めぇ!? いててて! ロープ!ロープロープ!」

愛宕「縄プレイ? もう! うーちゃんも電もいるのよ?」

提督「違う!」

加賀「だいたいちょっと詩的なのも腹立たしいんですよ。
    何が夏の日差しよりですか……」


☆知恵☆


提督「じゃあ何したら許してくれるんだよ」

加賀「……」

提督「考えてないのね」

愛宕「浴衣デート」ボソッ

提督「コラコラ、入れ知恵をするんじゃない」

鈴谷「~からの神社の裏の林で青姦」

提督「コラコラ、挿れ知恵をするんじゃない」


☆何故あんなに高くても買うのか☆


初雪「お祭り行きたい」

響「浴衣の人がたくさんいた。……羨ましい」

舞鶴「えー? 別にだめとは行ってないし、行ってくれば良かったじゃん」

初雪「だって隼鷹さんが……」

隼鷹「だめだめ!お祭りなんて!あんなの高いもので中身もないようなものばっかり売って!
    あんなの詐欺だよ詐欺! たこ焼きあの味で500円なんて冗談じゃないよ!」

舞鶴「……今度、3人で行こうね」


☆明るい色の浴衣は透ける☆


鈴谷「知ってる浴衣って下に何も履かないんだよ」

摩耶「はんっ、嘘つけ。そんなのに騙される訳ねーだろ」

愛宕「私もしないわよ?」

鈴谷「あたしもしないよ?」

摩耶「ばっ、馬鹿だな! そんなのに騙される訳ねえって!!」

提督「俺も普段から履いてないけど」

摩耶「それは履けよ」


☆大胸筋矯正サポーター☆


鈴谷「知ってる?浴衣って腋の所開いてるから気をつけないとブラも見えちゃうんだよ?」

摩耶「それは構造は確かにそうだけど」

摩耶「だからってつけない訳にもいかないだろ」

愛宕「私は逆にしてないと不安かなー」

提督「俺もしてないと不安かなー」

摩耶「それは気持ち悪い」


☆物置☆


天龍「うっわー、物置なのに何でこんなピカピカなんだよ」

佐世保「お掃除してくれる雷のおかげですね」

雷「でしょ!? でしょ!? 佐世保の私物結構あったからぜーんぶ綺麗にしてるの!」

佐世保「まあ私は見ても分からないので……」

天龍「そっかー。お、バイオリンじゃん。懐かしいな~」

佐世保「え、それ僕の物なんですか?」

天龍「そうだぞ? たまーに聴かせてくれたんだよ」


☆いかーがですぅ~↑☆


雷「楽器といえばグランドピアノ、広間にあるけどあれいつからあるの?」

佐世保「あれは熊野さんのですよ」

天龍「意外だな。雷は何かないのか?」

雷「私!? フルート吹けるわよ! ふふんっ格好いいでしょ?」

天龍「そ、そうだな」

佐世保「じゃあ天龍さんは太鼓ですかね」

天龍「バイオリン、ピアノ、フルート、太鼓ってお前そりゃ山の音楽家じゃねーか!
    っていうか知ってる奴いんのかよこれ……」

雷「何それ。登山家サークルの名前?」


☆髪が暑くて☆


鈴谷「電~、髪留め貸してよそのおっきいの」

電「これなのです?」

鈴谷「そうそう」

電「まだ余ってるのでいいですよ」

卯月「うーちゃんもそれ貸して欲しい」

愛宕「私も~」

…………
……



提督「なんでみんなして電と同じ髪型してんだ」


☆何で扇ぐのだろう☆


雷「はぁっはぁっ……」

熊野「そんな汗だくでどうしたんですの?」

雷「さ、佐世保をうちわで扇いでたの!」

熊野「どうしてまたそんなことをしてたんですの?」

雷「汗にはフェロモンがあるかもしれないって思って、
  それをうちわで扇ぐ風に乗せて飛ばしたら一石二鳥かなって」



熊野(佐世保が提督を扇ぐ……)


☆かゆ~い季節☆


提督「ふぇぇ~」

加賀「なんですか朝から」

提督「さっき表に新聞取りに行ったらその間に蚊に刺された!」

加賀「もうそんな時期なんですね」

提督「かゆい!」

加賀「引っ掻いちゃだめですよ?」


☆応急処置☆


提督「た、大変だぁ~~電~~!」

電「はわっ! どうしたのです?」

提督「さっき蚊に刺されたんだ!かゆいんだ!応急処置としてこの刺された箇所を舐めてくれ」

電「はわわっ! ど、どうして電なのです!?」

提督「比較的若い子の唾液の方が免疫力や回復力があるんだ。
    俺を助けると思って……頼むよ~~~」

電「はわわわっ。は、恥ずかしいのです……」

加賀「では私が蚊に刺された場所を噛み千切ってあげましょう」

提督「はわわわわわわ」


☆現金な奴☆


北上「売上やばいね」

提督「脱げよ」

大井「死ね。どうしたらいいのかしら……」

提督「とりあえず服脱いでさ」

大井「死ね。冷やし中華とか作ってみる?」

北上「うーん」

提督「北上ラーメン大盛りチャーシューコーンバタートッピングして一つください」

大井「特別に生きることを許可してあげるっ♪」


☆新メニュー考案会議☆


北上「という訳で……うちの店が夏でも闘えるようなメニュー一緒に考えて」

提督「まあまずはいくら出せば脱ぐのかって、話しはそこからだよな」

加賀「提督はいくら殴れば(私を)抱くんですか?」

愛宕「無難に冷やし中華とかでいいんじゃない?」

大井「実はメニューにはもうあるんだけど、中々定着しなくって」

提督「お前らってホントよくこんな見切り発車でラーメン屋やろうと思ったよな……」

北上「えへへへ」

提督「褒めてねえよ」


☆飲み会で今帰ってきた☆


鈴谷へ。


まじごめん。



鈴谷「許さないんですけど」


☆クソ眠い☆


鈴谷「謝罪の手紙を書くにしてもさー。
    たった2つの文で許されると思ってるのー?」

提督「わかったよ! わかりましたよ!身体で払えばいいんだろ!?」

鈴谷「何も分かってないんだけど!」

提督「まじごめん」

鈴谷「だめ」


☆借り暮らし☆


響「アリエッティ面白い」

隼鷹「あたしも昔は狩り暮らしをしていたようなもんさね」

響「それは別の狩りの暮らしじゃん」

初雪「うちにもああいうのいるのかなぁ」

響「あっ、お姉ちゃんのことじゃないからね!?」

初雪「ち、違うからね!?」

舞鶴「誰もそんなこと思わんわ!」


☆空想スキャンダル☆


青葉「ちわーっす。最近なんかありましたー?」

鈴谷「あれマスゴミさんじゃん」

青葉「いきなり酷い言われっぷりですね。ん? こ、この手紙は!」

鈴谷「それ?提督にもらったの」

青葉「中に出して、ごめんってことですか!?」

鈴谷「いや違うし」


☆食べさせて☆


鈴谷「カレーの件で謝罪の手紙が来たんだよ」

青葉「実際もらった時ラブレターかと思いました?」

鈴谷「思わないよ?」

青葉「カレー食べさせられなくてごめんってことですよね?」

鈴谷「うん」

青葉「それって下の口からってことですか?」

鈴谷「ちょっと君、何言っちゃってるの?」


☆のどちんこ☆


提督「うーちゃん、口開けて”あーっ”ってして」

卯月「ぴょん? あーーーーーー」

提督「電、この喉の奥に見える突起は何て言うか知ってるかい?」

電「えっと……確か、口蓋垂なのです」

提督「なんで正式名称なんだよおおおおおお!」


☆こうがいすい☆


提督「くっそー! この優等生駆逐艦め」

摩耶「何一人でぶつぶつ言ってんだよ気持ち悪い」

提督「摩耶、この喉の奥にあるのってあれだよな、あれ」

摩耶「あれ? あー、のどちんこのことか?」

提督「はぁーーー。やっぱ摩耶じゃ駄目だぁぁ~~」

摩耶「何か知らんがすげえ腹立つ」


☆雷ゴロゴロ☆


電「ぐ、ぐるぴいのです」

卯月「うーちゃんも苦しいよよよよ」

愛宕「ご、ごめんね。雷収まるまでもうちょっとだけ抱きしめさせて」

加賀「……」ジィー

…………
……


加賀「提督、雷が怖いです」

提督「……お、おう(なんだ急に?)」


☆雷こわい☆


提督(落ち着け。雷って”いかづち”のことか?あのロリっ娘の。
    ロリが怖い。若さが怖いってことなのか?)

提督(待て待て、さっきから鳴ってる雷のことか?)

提督(加賀の落とす怒りの雷の方がよっぽど怖いというのに)

提督(いや、違う。雷装のことか!? 自分の艦載機が反抗期にでもなったのか?)

提督(何にしても何だこれ……)

加賀「怖いです」

提督「奇遇だな。俺も怖い」


☆女児☆


愛宕「人が雷で怖い思いをしてたっていうのにイチャコラしてたらしいじゃない」

提督「人聞きの悪い。していないぞ」

愛宕「何でしてないのよ! しなさいよ!」

提督「どっちなんだよ。それと両手に握ってる2人の手をそろそろ離してやりなさい」

卯月「ぴょん~~」

電「はう~~」

愛宕「も、もうちょっとだけ! 二人共可愛いから!」


☆07月21日☆


提督「今日は海の日?いいや、違うな!オ●ニーの日だ!」

愛宕「何? 手伝ってもらうの?」

提督「それじゃあオ●ニーならないじゃないか」

提督「いや待てよ? ……俺のアソコが悪いものでかくなってしまった!
    悪いものを出すためには誰かからシコシコしてもらわなくてはいけないんだ!」

提督「とか何とか言って電にしごいてもらえば」

愛宕「ねえまじで捕まっても知らないわよ?」


☆今日は下ネタ祭り☆


摩耶「昼前から一体何の話してんだよ、アホかお前らは」

愛宕「もうっ、一緒にしないでちょうだい」

提督「すまねえすまねえ。昼前から飛ばし過ぎたな」

提督「飛ばすのは精液だけにしろってか?」

摩耶「おいなんだこいつ朝からうるせーしうぜーし」

提督「うるせーし? 精子だけに?」


☆一人でできるもん☆


雷「佐世保は……その……」

熊野「どうしたんですの?」

天龍「何もじもじしてんだよ」

雷「一人でするのかしら」

天龍「なっ、餓鬼が何いってんだよ!」

熊野「そうですわよ。脳内で提督としているに決まってるでしょう?」

天龍「お前も何言ってんだ!?」


☆エスケープ☆


加賀「提督、少しよろしいですか」

提督「今は忙しいんだ。あとにしてくれ」

加賀「何もしてないじゃないですか」

提督「ドラゴンボールの技で覚えるとしたら何かを真剣に考えてるんだよ。邪魔しないでくれ」

加賀「提督、先ほど摩耶に何か不埒な真似事をしたそうですね」

提督「今、瞬間移動に決定したわ。逃げ出したい」


☆※入ってません☆


鈴谷「で、なんで膝の上に加賀姉座ってるのさ」

加賀「ここは譲れません」

提督「いやどいてくれよ」

加賀「いやです」

鈴谷「入ってるの?」

提督「入ってねえよ」


☆モロ見え前衛ファッション☆


提督「今更ながらなんだけどさ」

加賀「はい」

提督「セラムンであの腰の位置とスカートの長さだと
    パンモロ必須なのに見えないのは何なの?」

加賀「……さあ」

提督「股という概念が存在しなくなるの!?」

加賀「……さあ?」


☆私はマーキュリー派☆


龍驤「何コスプレしとんねん」

那珂「セーラームーンだよ。お団子ヘアと言ったら月野うさぎか那珂ちゃんでしょ?
    それぞれに似合ってるのをちょっと用意してみたんだよー」

龍驤「いやだからって……お前何扶桑にまで持たせてんねん」

扶桑「あの、この衣装は……」

那珂「セーラーマーズだよ。黒髪ロングにぴったりでしょ?
    あ、それでで、山城さんは髪短いからマーキュリーね」



山城「なんでフレディー・マーキュリーなのよ」


☆アンチ☆


舞鶴「もう急に怒りだして~、呉ってば~~」

金剛「フォローが大変だからやめるネ」

舞鶴「えーー、楽しいのに」

金剛「一緒にいる身にもなって欲しいデス」

舞鶴「だって”アンチエイジングってどうやるの?”って聞いただけだよ?」

金剛「舞鶴さんが言うから余計によくないデス」


☆若さの秘訣☆


初雪「……それで怒られたんだ」

舞鶴「うん」

響「で、結局お姉ちゃんは若さを保つのに何をしてるの?」

舞鶴「え? えーと。……君達お子ちゃまにはまだ分からないから教えてあげない!」

初雪「えー」

響「えー」


隼鷹(あー、あれ分かってないんだな~)


☆ぐるぐる回す意味は今でも分からない☆


初雪「知らない」

響「知らない」

舞鶴「嘘でしょ……。隼鷹は知ってるよね?」

隼鷹「タイムショック? 知ってるよ?」

舞鶴「こ、これがジェネレーションギャップ!」

隼鷹「過ぎていった時間の衝撃という意味でもタイムショックだよね」


☆拉致監禁事件やって欲しいとのことで☆


愛宕「拉致監禁事件があったようだけど、
    ある意味私達のこの生活って監禁状態なのかしら」

提督「人聞きの悪いことを言うな!」

提督「たまたま、勤務地に宿舎も着いてて寝泊まりも出来るし
    便利に生活も出来ちゃってるってだけだからな!」

愛宕「でも監禁状態なんじゃ……」

提督「いやいや、お前ら好き勝手に外出してんじゃん」


☆ネタなんて常に無いよ!?☆


愛宕「大変よ! 私達、提督に監禁されてたらしいわよ!」

提督「コラコラ、ご近所さんが聞いてたらどうするのよ」

鈴谷「嘘よ! 提督はそんなことしないもん!」

提督「ノリノリで応えるんじゃないよ」

卯月「缶……金? 缶コーヒーにたまにあるぴょん?」

電「司令官さんに缶コーヒーにされるのです!?」

加賀「米国産黒豆煮出し汁?」

摩耶「無理矢理すぎんだろ」


☆中で☆


加賀「私は監禁してくれないんですか?」

提督「無理矢理出てくるじゃん」

加賀「それは提督が一緒に監禁されないからです」

提督「仕事は?」

加賀「中ですればいいじゃないですか」

提督「よくねーよ。訓練は?」

加賀「中ですればいいじゃないですか」

提督「よくねーよ」


☆夜戦やらせん☆


提督「加賀ともあろう者が、訓練や仕事を疎かにするなど見損なったぞ一航戦……!」

加賀「疎かにするつもりは……。はい、すみませんでした」←地味に傷ついてる

提督「あ、いや、ごめん。言い過ぎた」

こんな反応するとは思わず、急なテンションの下がり具合にキョドる


加賀「……っ」

提督「……っ」





愛宕(あーもう、2人まとめて殴りたーーーーーい!)


☆真面目☆


愛宕「仲直りのチューすれば終わりなんじゃないの!? っていうかしろ」

提督「いや、そこはそういうので解決するんじゃなくて」

加賀「ええ、しっかりとお互いの反省点を話し合うべきだと」

愛宕「真面目か!!」

愛宕「揃いも揃って真面目かよ!! 普段こんな口調でツッコミとか入れないけど
    何でこんな時だけ2人して真面目なモードに入ってるのよ!」

提督「お前なんか今日おかしいぞ」

加賀「熱でもあるんじゃ」

愛宕「熱があるのはあんた達2人でしょうが! あっつあつですよ!もう!」


お疲れ様です。
早いもので8スレも500を過ぎました。


リアルが忙しすぎて寝る前と
朝起きた瞬間にした投稿しかできない日が続いています。

ネタ切れがって話が出てますが、
関係が進まないまま放置されてる人達がいたりしますのでネタ切れはしてないです。

と、言いたいところなんですが、普通の小ネタ等はネタ切れ状態です。
特に艦これゲーム本編に関するモノはマジで何もないです。

あと番外編もネタ切れなので思いついたら~という形ですね。
最終回も忙しすぎて全然書けてないです。申し訳ない。


なので使えそうなら有りがたく拾っていきます。


今後ともお付き合い頂ける方はよろしくお願い致します。



☆スカウト☆


比叡「こんにちはー!」

北上「いらっしゃーい。まだ開店準備中なんだけど、お客さん?」

比叡「はい。実は軍役の経験もあるお二人が飲食店を経営しているとお聞きして
    お二人に軍の食堂の人員として働いて欲しいというお声がけをしに」

大井「帰れーーーーー!」バッシャァァ

比叡「ヒェェー!! 熱っ!? なにこれ!? スープ!?」

大井「私と北上さんの居場所を犯そうとする奴は帰れーーー!」

北上「ごめんね~、そういうことだから~」


☆出来ないネタなんて無い☆


隼鷹「半分寝ながら開発したら彩雲出来たよ! すごくない!?」

初雪「勤務中に寝るのよくないよ……」

舞鶴「いやほんとある意味すごいね」

隼鷹「私ってもしかしてこの鎮守府に幸運を運んでいるのかも!?」

響「すごいポジティブシンキングだ。どうやったらそこまでに考えが及ぶんだろう」

隼鷹「隼鷹運送が幸運をお届けに参ります!?」

舞鶴「酒臭そうな運送業者だな~。飲酒運転で年に3回くらい捕まってそうだわ」

隼鷹「いやそんな捕まってたら即廃業になるわ」


☆スプラッシュ☆
>>520の続き


提督「ん? 比叡だ。なんだあいつ濡れてんぞ」

加賀「蒸し暑さに頭でもやられたんでしょうか」

提督「おーい、比叡~~」

比叡「ヒェェー!! 誰かと思えば提督じゃないですか!」

提督「うわっ、お前その臭い北上ラーメン行ったな!?」

比叡「ヒェェー!! なんで分かるんですか!?」

提督「この近辺のクレイジーなスプラッシュスポットって言ったらあそこしかないよ」

比叡「ヒェェー!! あの店の店員はおっかない人でした!」


☆嫉妬×嫉妬☆


提督「大井が俺以外の奴にスープかけるだなんて……」

加賀「何の嫉妬なんですかそれは」

比叡(ヒェェー! そこにも嫉妬が隠れてるといのに!)

提督「っていうか一体何言ったら大井にスープかけられるんだよ、
    お前アホだなぁ~ははははは!」

加賀「行く度にかけられてる提督は言えないと思いますが」


☆幸福を運びに来た☆


鈴谷「なんかねー風の噂で不憫な隼鷹さんを救えって言われてさ」

隼鷹「余計なお世話だなぁ~~。で、何の用事なの?」

鈴谷「幸せを運びに来たよ!」

隼鷹「またか!またなのか!」

鈴谷「カレー食べれば幸せだよ!」

隼鷹「えっ!? あ、ここで作るんだ……。
    てっきり作ったの持ってきたのかと思ったよ」

鈴谷「できたてが一番美味しいに決まってるじゃん!」


☆カレーサイコーマチガイナイ☆


鈴谷「幸せ!? ねえ今幸せだよね!?」

隼鷹「えっ!? う、うん……まあね?」

鈴谷「まあまあの幸せ!? いやいやそんな訳ないって」

隼鷹「えっ!?」

鈴谷「カレー食べてるんだよ!? 超幸せに決まってるよね!? ね!」

隼鷹「う、うん。カレーサイコー」


隼鷹(……幸せの押し売り)


☆その頃の鎮守府☆


提督「おい鈴谷どこ行った」

愛宕「なんかカレーの使命がどうこう言って」

提督「先週のことまだ恨んでるのかあいつ」

愛宕「しょうがないないじゃない。あの娘の期待を裏切ったのは提督よ?」

提督「ぐぬぅ、奴め書類出してないが……
    まあ今日くらいは許してやるか」


☆魔法使い☆


提督「そういえばいつか秘密の地下室があって、
    チェスしたり、箒に乗って鍵取ったりって適当なこと言った気がする」

赤城「……しかも誰とそんな話したのかも思い出せてないみたいですね」

提督「はっはっは!参ったな!」

加賀「何言ってるんですか。またそんな適当なこと言って……」

提督「俺も魔法使いになりた~~い」

愛宕「30までには出来ると思うわよ。加賀さんと。っていうかもう一回くらいしたんでしょ?」

提督「いやそういうことじゃなくて」


☆お辞儀をするのです☆


電「し、司令官さん!? こ、後頭部に赤城さんの顔があるのです!?」

提督「赤城? この御方はヴォルデモート卿だぞ」

赤城「また会ったな。電ちゃん」

電「ヴぉ!? 名前呼べないのです!」

赤城「私は今、なんだかんだで提督の後頭部にだけ顔をぬるっと出して遊んでます」

加賀「いや普通に不吉なのでやめてください」


☆チキン☆


提督「お前らの所は鶏肉とか使ってないもんな」

北上「そだねー。まあ使ったとしても産地直送だし?」

大井「仕入れ先を決める時ってそういえば大変だったわよね」

提督「だいたい俺の助け借りてたじゃん」

加賀「その提督も舞鶴さんに助けてもらったりしてたじゃないですか」

提督「ちょっとだけな! ちょっとだけだから!」


☆ひでお☆


提督「しかしそれでもマ●クには人が入ってるよね」

加賀「ファミリー層から絶大な支援がありますからね」

北上「うちだって大日本帝国の英雄の支援があるのにねー」

大井「その英雄(笑)が……これじゃあ全国のファミリーには勝てないわよ」

提督「大井は本当に俺に感謝してるんだろうか」

北上「大井っちが? してるよ? だって1ヶ月近く来ないとカレンダーばっかり見てたり
    表の掃き掃除して来ないか見てたりするし」

大井「きゃーー!! きゃーー!!」

提督「痛っっ! 加賀、なんでつねるの!? 」


☆夏もラーメン美味しい☆


提督「結局夏に対しての対策ってのはしたのか?」

北上「いや?全然?」

大井「なんか有り難いことに商店街の方とかよく来てくれてね」

北上「お店自体も冷房いれて涼しくして食べやすくしてるし」

提督「へえ~、お前らもだいぶ街に馴染んできたんだな」

北上「まあね~。結局変に変えてくより自分たちのものを貫く方が
    固定のファンがつきやすいかなって思ってね」


☆メイド☆


那珂「じゃーん! 衣装で使ったメイド服だよー」

金剛「Oh……これが日本伝統のご奉仕文化の結晶ネ!」

龍驤「いやそれは言い過ぎやろ」

金剛「これを来てテートクの所に行けば喜ぶデス!?」

那珂「大喜びでもうビンビンだよ」

龍驤「お前ほんまにアイドルの自覚あるんか?」


☆真・メイド服☆


金剛「テートクーーー! ご奉仕しに来たデース」

提督「ゴボウ死!? ゴボウしばき合い対決で俺を殺す気なのか」

金剛「違うデース! ワタシの格好見るネ。カワイイ!?」

提督「メイド服じゃねーか。なるほど。お前がメイド服で乗り込んできたということは……」

提督「うちの加賀もとうとう軍が用意した最新の戦闘服で金剛を迎え撃ちに来るだろう」

金剛「さ、最新の戦闘服!?」

提督「名称はパワードスーツ」

金剛「もしかしてメトロイドのことデス?」


☆それは紛れも無く奴さ☆


金剛「でも最新艤装を上から任されるなんてさすがテートクネ!」

金剛「でも最新の戦闘服ってどんな感じなんデス?」

提督「最新の戦闘服には右腕に筒状の
    艦載機発射用のシューターを装着し」

金剛「サイコガン?」

提督「いやそれはコブラじゃねーか」


☆ワンフェス行ってくるのん☆


加賀「そういえば先ほどから何を見ているんですか」

提督「明日は久しぶりの休日遠出だ!」

加賀「どこ連れてってくれるんですか?」

提督「ああもう着いて行くこと前提で話をするのね。まあいいけどね」

加賀「どこ行くんですか?」

提督「ワンフェス」

加賀「……?」

提督「まあ分からないよね……一緒に行けば分かるよ」


☆今回の成果☆


赤城「今日の提督の活動はメタイので私から報告させて頂きますと……」

赤城「デレマスステージ優先券獲得に失敗。
    加賀figmaも購入に失敗、
    同人で加賀フィギュアを探すも1つしか見つからず」

提督「な、なんてザマだ……」

赤城「朝から行ったのにご苦労様ですね」

提督「ふっ、だが、俺の今日の一番の収穫は
    企業側で加賀コスした人の写真を撮ったことだ!」

赤城「それでいいんですか?」

提督「figmaは普通に出たら買います」 


☆幕張で売ってた☆


佐世保「もしもし? 先輩じゃないですか。どうしたんですか?」

雷「提督からの電話?」

佐世保「え? 佐世保バーガーを食べた? ああ、なるほど」

佐世保「幕張のイベントで販売していたものを食べたんですね」


熊野「て、提督が……佐世保のバーガーを!? 食べた!!?」

天龍「落ち着け。たぶんお前が想像したのとは全く違うと思うぞ」


☆今日のハイライトは六畳間のステージで見たスカートの中☆


提督「ぐったりだよ。疲れた……」

加賀「そうですね」

提督「悪いね。久しぶりに2人で出掛けたのに」

加賀「いえ。私はこれでも十分満足していますよ」

提督「そう? 加賀はどっか行きたい所あるの?」

加賀「強いて言うならば……提督の行きたい所、でしょうか」

提督「そう……か」


提督(じゃあ次夏コミ行きたい、とか言える雰囲気じゃないなぁ……どうしよう)


☆乳は常に飛び出てる☆


提督「や、やべえ、昨日の疲れが取れない」

愛宕「遊びっぱなしで何言ってるのよ」

提督「遊びに連れて行ってやれと言ったり
    遊びに行ったから悪いと言ったり、君は酷い人だな」

愛宕「ふふん、褒めても何も出ないわよ?」

提督「褒めてない」


☆追加☆


提督「なんかちゃっかりボイス追加されてたな」

加賀「そうね。まあ当然じゃないかしら」

提督「なんか嬉しそうだし別にいいけど」

加賀「あれは赤城さんが私の資材をつまみ食いしようとした直前を
    偶然見つけた所の音声を偶然通りかかった青葉が録音したそうです」

提督「そんなバックグラウンドがあるんだ……」


☆個性☆


扶桑「私、最近気がついたんだけど無個性な気がしてきたわ」

山城「姉様は無個性なんかじゃないです! 個性ありまくりです!」

扶桑「嘘よ。なんか語尾につけようかしら……っぽい?」

山城「姉様それは人のネタなのでだめです」

那珂「ここはギャップ萌えってのを狙って語尾に”ってのは嘘だバカヤロー”にしたらどう?」

扶桑「ギャップ萌え……。なるほどいい案かもしれないわねってのは嘘だばかやろぉ」

那珂「酷い!那珂ちゃん真剣に考えたのに!」

山城「もうっ!那珂はあっちいってちょうだい」


☆飛び出せ個性達☆


天龍「……で、なんで俺に聞く」

山城「横須賀行くより佐世保来る方が近いし」

山城「そうじゃなくて、姉様の個性を出すにはどうしたらいいと思う?」

天龍「そうだなぁー。ベッドに寝たきりにするとか?」

山城「姉様を病気だとそう言いたいの!?
    馬鹿にしてるならそう言えばいいじゃないの!」

天龍「毎回思うけど、お前俺から聞く気あんのか!?」


☆お世話☆


雷「ねえそこのおじさん」

提督「雷じゃん。何の用事?」

雷「佐世保と結婚した時のためにいつも佐世保があなたのお世話をしてるし、
   それの分担をしたところを今から練習しておこうと思うの」

提督「へえ、つまり俺のお世話係を自ら申し出ると言うのか」

加賀「悪いことは言わないから辞めておきなさい」

提督「俺が股間にジュースをこぼしたらそれをフキフキしてくれるんだな?」

加賀「ほら、悪いことは言わないから今のうちに帰りなさい」


☆うなぎ☆


卯月「土用の丑の日?」

加賀「ええ」

卯月「今日は火曜日ぴょん。それにどうしてお肉食べないぴょん?」

加賀「元々は鰻屋が繁盛するために勝手に言い出したキャッチコピーらしいわよ」
(※Google調べ)

卯月「ぴょん?ホワイトデーのチョコレート会社の陰謀みたいな感じぴょん?」

加賀「ま、まあそんなものじゃないかしら?」


☆食事量☆


卯月「お姉ちゃんはえーと、コニシキぴょん!」

加賀「博識と言いたいのかしら?」

卯月「そうぴょーん! 間違ったぴょん」

赤城「私も加賀さんも食べる量はKONISHIKIで合ってるけどね」

加賀「余計なお世話です。私はそれだけの分しっかり働いてるのでいいんです」

卯月「うーちゃんもいっぱい食べておっきくなりたいぴょーん」


☆うなぎの嫌いな所は裏側のグロ☆


摩耶「うなぎってこの小骨のチクチクしたのがムカつくんだよなぁ」

愛宕「まあスタミナつけるため~とか言っても目に見えて変わる訳でもないしね」

提督「だな。ステータスが数値化されて表示されてればいいのにな」

鈴谷「ほほう、うなぎ食べてスタミナ値が上昇するわけだね!」

電「電のステータスはどれくらいなのです?」

加賀「きっと、頑張り屋さんって項目がみんなの中でも一番だと思うわよ」


☆声に出して読んでみよう☆


提督「加賀えも~ん! 愛宕が俺の腕を赤子の手を捻るかのごとく文字通り捻ってきたよう~」

加賀「はあ、今度は何したんですか?」

愛宕「提督ったらまた電と卯月にセクハラして……」

提督「違う! 重要な新聞の記事だったから音読させただけだ!」

愛宕「じゃあ自分で読み上げなさいよ」

提督「空き家率63万戸増痛ててててててて」


☆異性の仕草☆


那珂「RJはどんな異性の仕草にドキッと来るの?」

龍驤「どんな? 考えたこともなかったわ」

那珂「まあ毛も生えてないし無理もないか」

龍驤「なんやねんそれ! 今は小学生くらいからきっちり恋愛感情での
    好き嫌いって意識できんねんで!?」

那珂「で、どうなの?」

龍驤「うーん、一緒にいて楽しい奴がええわなぁ~」

那珂「それってもしかして……ごめん、
    那珂ちゃんはRJのこと親友としてしか見てなくて」

龍驤「シバクぞほんまに」


☆家具コインは余ってる☆


提督「加賀よ」

加賀「何かしら」

提督「花火が見えるって聞いて買った窓だけど」

加賀「……」

提督「全く見えないな。いつ上がるんだ?」

加賀「さあ?」


☆中尉☆


提督「ハガレンおもろいわ~ん」

加賀「漫画ばかり読んでないで仕事する準備をそろそろしてください」

提督「まるで君はホークアイ中尉みたいな冷たさだね」

提督「ん……?」

電「司令官さん? どうしたのです?」

提督「電はホークアイ中尉と同じ髪型してるんだな……」


☆電は永遠とロリロリしてて欲しい☆


提督「純粋に成長すればあんな感じのナイスバディになるとしても」

提督「性格はあんなに冷たくはならんだろうな~電」

電「電がどうかしたのですか?」

提督(成長した電×加賀の性格=ホークアイ中尉。なんてことだ!)

提督「それはそれで悪くないけど……。電、君はそのままでいてくれ」

電「は、はいなのです……?」


☆ドラえもん(試写)見てきたった☆


提督「あの映画の一番の見所はなんと言ってもしずかちゃんがくっそカワイイところだ」

加賀「90分何を見てたんですか」

提督「あとドラえもんが普通に愛くるしい。完全にゆるキャラの類だわアイツ」

加賀「だから何を」

提督「そして吹き替えに妻夫木が出てきた辺り、T●Y●TAの陰謀を感じた」

加賀「提督の着眼点がわかりません」

提督「でもフルCGにした理由は全然分からん」

加賀「そこは私も同感です」


☆ドラえもんでマジ泣きした☆


鈴谷「へえ~、それで2人で出かけていったんだ」

愛宕「でも見たのがドラえもんって……ねえ」

摩耶「提督のセンスを疑うわ」

提督「うるせえな! 当たったんだから見に行くだろ!」

鈴谷「で、映画にあれは出てきたの?」

提督「あれ? ……ってなんだ?」

鈴谷「カレーに決まってるじゃん」

提督「出るわけねえだろ。今週のカレーネタ無茶苦茶だなオイ」」


☆バイト☆


龍驤「ええなぁ~、うちもバイトとかしてみたいわ」

那珂「那珂ちゃんのマネージャーさんやる?」

龍驤「絶対嫌やわ。お前みたいな奴がマネージャーのことを
    パシリと勘違いして飲み物買いに行かせたりすんねん」

那珂「そんなことしないよー!じゃあ何やりたいの? やっぱピザ屋?」

龍驤「アホかそんな訳あるか。ってか大前提で呉が許す訳無いしなぁ~」

那珂「そ、そうだね~」

タモリさん「那珂ちゃんは歌うだけじゃなくて戦うアイドルなんだって?」

那珂ちゃん「そうだよ~。那珂ちゃんはねぇ……以下略」

こんな感じになりそう>那珂ちゃんMステ出演


☆コンビネーション☆


呉「だめに決まってるじゃん」

龍驤「まあせやろな~」

金剛「RJは那珂に憧れてるネ」

呉「へえ~、じゃあユニットとかにする?」

金剛「OH!2人で漫才のユニットデス!?」

那珂「那珂ちゃん一応アイドルなんだけど」


☆おっぱいの日☆


提督「え、昨日おっぱいの日だったらしいぞ!」

愛宕「残念だったわね~。昨日だったら触らせてあげても良かったわよ」

提督「畜生てめえ!この鬼!悪魔!」

愛宕「なんでそこまで言われないといけないのよ……」

提督「乳魔神愛宕ともあろう者が触らせもせんとは……」


☆座席☆


提督「明日……観艦式予行じゃないですか」

加賀「そうですよ」

提督「俺も行くわけだけど……俺壇上にたって話すなんて出来ないよ?」

加賀「いや提督は座ってるだけです」

提督「そうなの!? 席はどこなの!?」

加賀「3階席です」

提督「何故ええええええええええ!!」


☆観艦式予行☆


加賀「提督、あれだけ楽しみにしていたのに物販はいいんですか?」

提督「お金ないし……」

加賀「イベント中に赤と青のペンライトを使う場面があるかもしれないとのことで
    持っていくようにと、記載されていますが何に使うのでしょうか」

提督「なんかYES、NOみたいに使うんじゃない?」

加賀「そうですか。あとは各自、参加される方の、という注意事項を熟読してください」

提督「まあみんな読んでるだろ」


☆初のスマフォ更新☆


提督「着いた!俺、パシフィコって初めて来たよ」

加賀「一応我々横須賀鎮守府なんですからそこは来たことあってください」

加賀「コンビニってこの付近はないんですか?」

提督「ああ、俺も飲み物欲しい!コンビニないならその辺のホテルの売店でいいよ」

加賀「あなたの言動で真似するものが増えて迷惑かけると悪いからやめてください」


☆ふざけんな!!!!☆


提督「おいいいいい!!!」

提督「座席一番後ろじゃねーか!三階席最後尾て!!!」

加賀「提督がいつまでも発券しないからですよ」

提督「だって早めに発券してたら亡くしそうなんだもん!」

提督「なんも見えねえーぞ!」

提督「お、俺の約一万円が……」

提督「チクショオオオ!楽しんでやる!!」


☆ただいま☆


加賀「で、楽しめたんですか?」

提督「ああ、後ろすぎたせいもあってか周りが非常に落ち着いた方ばかりでな」

加賀「会場全体の最後列ですからね。皆一様にテンションが低かったんでしょう」

提督「ゆったりと見れたよ。思わず隣の人と話し込んで友達になるくらいだったわ」

加賀「提督、そういう、イベントとかライブで隣の方に話しかけるの好きですよね」

提督「周りから変えてやったほうがイベント楽しめると思ってね」


☆那珂ちゃんはマジですごかった☆


那珂「那珂ちゃん初めてあんなに大きな会場で歌っちゃった!」

提督「いやーまじで那珂はすごかったわ。本気で見直したわ」

那珂「えへへ~。でしょ~?」

提督「でもお前さあ」

那珂「何? なになに?サインならあげらんないよ~?」

提督「お前あんな胸おっきかったっけ?」

那珂「何のことか那珂ちゃん分からない」

那珂ちゃんコスして『恋の2-4-11』歌ったんらしいね…
めちゃくちゃ見たいんだけど(白目)


☆ 噛 ☆


提督「いやーやっぱり昨日は楽しかったね」

加賀「そうですね」

提督「赤城は初っ端から噛むし」

赤城「噛んでないですよ」

提督「あんなに真面目な赤城の声を久しぶりに聞いて
    俺は何だか感動してしまったよ」

加賀「そうね」

赤城「私はいつだって真面目なんですけど~」


☆子供の宝☆


卯月「じゃーん! いいもの拾ってきたぴょん」

愛宕「へえ、どれどr……きゃあああああああああ!!!」

提督「な、なんだなんだ!」

愛宕「す、捨て、早く捨ててきてぇぇぇえ!」

提督「はあ? 卯月、何持ってんだ?」

卯月「セミの抜け殻ぴょん……そんなに嫌だったぴょん?」

提督「じゃあ俺がもらうよ。やったぜ! ひゃっっほう!」

卯月「司令官が喜んでくれて良かったぴょん!」

セミの抜け殻って大抵ロクな事に繋がらない気がする…
気のせいかねぇ


☆ 蝉 ☆


提督「セミの死んだふりからのビャビャビャビャ!!!って急に動き出すのやめて欲しいよな」

卯月「面白いぴょん」

愛宕「びっくりするからやめて欲しいわね」

電「電もさすがに昆虫さんは苦手なのです」

卯月「えー、面白いのに」


提督(可愛いとかじゃなくて”面白い”という部分にサイコな何かを感じる)


☆PV公開☆


加賀「提督、PVはご覧になられましたか?」

提督「ああ、見たぞ。すごかったな。
    イベントでも見たが、思わず胸が熱くなるな!」

加賀「うちで未登場の娘の持ちネタを使うのは辞めてください」

提督「持ちネタて……。まあいいや。だが、とにかく心配なことがあるな」

加賀「そうですね」


提督「向こうの世界の描写とはだいぶズレてるがどうすんだこれ」

まぁ仕方ないね

それにしてもPVの赤城さんかっこよかった


☆議論中☆


加賀「だいたいうち詳しい戦闘描写あんまり無いじゃないですか」

提督「でもほら、よく加賀に追われる描写なんて書いても
    艦載機発艦してるけど、どっからどうやってって書いた記憶ないもん」

加賀「あなた、そういうの書けないですからね」

提督「書けなくはないけど書かないだけだし」

加賀「それを書けないと言うんです」


☆艤装錬金☆


提督「水上スキーはいいけど、艤装はどうなんだろうね?」

加賀「我々は一応、装備品を担いで海に出ていますよ」

提督「でもどっかの漫画で武装錬金みたいに必要な時に
    呼び出してるのあったよな。ブォン、みたいな擬音出しながらさ」

加賀「あれは便利そうですね」

提督「うちも今度からそうすっか」

加賀「どんだけ雑な世界観で今までやってたんですか」


☆1月放送が楽しみです☆


加賀「まあ世界観の基盤が出来れば、どうせ引っ張られるとは思ってましたが」

赤城「あまりにも早かったですね」

加賀「でも良かったです。こっちで既に死んでるあなたが活躍してくれそうで」

赤城「いやーホントよね。主役じゃないって所で
    また美味しい場面で死にそうだわ」

加賀「また不吉なことを……」

赤城「イベントでも何故か私だけ中破されたし」

加賀「こ、今度こそはきっと大丈夫ですよ」


☆気にしたら負け☆


提督「というわけで気にしたら負けなんで別に何も考えずにやってくわ」

加賀「そっちの方が提督らしいです」

赤城「最近の提督の悩みは私のせいで肝試しネタとか夏の怪談話ネタとか
    何にも出来ないところらしいわよ」

提督「やめないか君ィ! よしなさい君ィ!」

赤城「難儀なものですね」

加賀「一番難儀なのは赤城さんなんですが……」


☆持たせたい☆


熊野「~♪」

天龍「お? なんだかご機嫌だな。どうしたんだ?」

熊野「な、何でもないですわ」

天龍「何手に持ってんだよ、見せろよ~」

熊野「ちょっと! やめてくださいっ。あっ!」

天龍「別にいいだろ見せるくら……何で提督の写真なんだよ」

熊野「佐世保に持たせようと思いまして。青葉さんに頼んだんですわ」


☆写真☆


天龍「一瞬お前がそういう趣味なのかと思ったよ」

熊野「有り得ませんわ」

天龍「そうなんだ」

熊野「男性に興味がないと言えば嘘になりますが……」

熊野「この写真、あと3分もわたくし自身が持っていれば吐き気で倒れてしまいそうですわ」

天龍「ふんどしで三輪車乗ってる提督の写真じゃ誰でもそうなるよ」


☆複製☆


天龍「もしもし? 加賀か?」

加賀『天龍? 久しぶりね。どうしたの?』

天龍「いや実はさ、青葉の野郎が提督の変な写真を持ってて」

加賀『変な写真? ……あの人が映り込めばそれは必然的に変な写真だけど……』

天龍「酷い言い様だな。ふんどしで三輪車乗ってる奴だよ」

加賀『ああ、あれね。大丈夫。私も5枚くらい持ってるから』

天龍「なんでだよ」


☆結局行き渡る☆


天龍「ったく。没収したはいいが、どうすっかなぁ~この写真」

佐世保「何持ってるんですか?」

天龍「はっ!? い、いや何でもない」

佐世保「こ、これは……!」

天龍「あっ、コラ……」

佐世保「僕のために……撮ってきていただいたんですか?」

天龍「ち、違うっ!断じて違うぞ!」


☆仕事終わりの☆


隼鷹「っぷはー!遠征帰りの一杯は最っっ高だねー!」

初雪「もう帰ろうよ」

隼鷹「あと一杯だけ~」

響「お姉ちゃんに怒られても知らないよ」


「そこの方、ちょっといいですか?」

隼鷹「あん? 誰?」


☆CRATZ☆


隼鷹「……ということがあって、よく分かんないけど
    ビール持って写真撮られる仕事をするんだって」

舞鶴「何それ」

響「帰りにお店で飲んでたら声をかけられて」

隼鷹「いやー、ついにこのあたしがホームレスから全国に広告でデビューですわー。
    ビールのおつまみのパッケージとか最高だよねー」

舞鶴「まあそれはいいとして……。
    仕事終わりに飲んできたって話をもう少し詳しく聞かせてもらおっか」

隼鷹「ヒィィー!」


☆8月6日☆


金剛「日本人にとって今日は忘れてはならない日ネ」

呉「ええ、特に私達はね。軍人であり広島にいる私達は」

扶桑「何でもない夏の一日が、考えるだけでより一層重くなるわね」

山城「姉様それも現実です。過去に起きたことは変えられませんから」

呉「そうね。でも未来は変えることができる」

金剛「ワタシ達がいい世界に作り変えれば問題無いネー!」


☆夏休み☆


提督「夏にだらだら過ごしている諸君!」

摩耶「あ?」

提督「返事はサーイエッサー! そして俺のことは”お兄ちゃん”と呼べ」

愛宕「それで……今度は何?」

提督「だらだら過ごしている君達には夏休みの宿題をやってもらおう!」

鈴谷「イヤだ!」

提督「返事はサーイエッサー!だ!」


☆自由研究とかいう小学生達のサマーウォーズ☆


提督「電と卯月には毎日の絵日記を書かせている」

愛宕「それ日報じゃないの」

提督「絵も書かせてるからな。電に関しては何書いてるんだかマジで分かんないけど」

摩耶「で、アタシらには何やらせんのさ」

加賀「私が用意した問題集です」

鈴谷「げぇ~、ってことは結構難しい感じじゃん」

加賀「一日1ページやれば31日には終わります。はい、提督の分です」

提督「は? え?」


☆宿題は早めにやったらやったで内容忘れる☆


提督「なんで俺のだけやたら分厚いんだよ。電話帳くらいあんぞ」

加賀「もう一度一から学び直し真面目なあの頃に戻って頂きたいと思っています」

摩耶「そりゃあ無理だな」

鈴谷「カレーの自由研究ならいくらでもするんだけどなぁ~」

加賀「日頃から身体は動かしていますが、脳の動きが鈍っているかもしれませんので」

提督「なるほど。涼しい部屋でお勉強しようぜってことか。外の訓練よりはいいな」

加賀「いえ、冷房はつけません」

提督「は? え?」


☆夏季集中講座~終わりの始まり~☆


加賀「冷房つけて鈍ってしまえば元も子もないので、
    ほどよく汗をかき、集中力が欠ける環境でも集中して頂きます」

提督「お寺の座禅みたいだな。心を無にして問題に没頭しろと」

加賀「その通りです」

鈴谷「汗で紙が腕にくっつく奴だ!」

愛宕「でも終わっても何もないんじゃモチベーションが上がらないわね」

加賀「モチベーション……。そうね、
    終わったらご褒美に私が冷たい料理を用意します」



提督・摩耶・鈴谷・愛宕「「「「 夏が 終わらねえ!! 」」」」


☆別支給☆


摩耶「余計なこと言いやがって愛宕姉ぇ……」

愛宕「はい先生! 私、食べ物じゃなくて新しいバッグ欲しいです!洋服欲しい!」

鈴谷「あ、ずるい! バッグ欲しい!」

摩耶「アタシも!」

提督「俺も!」

加賀「提督はバッグ必要ないじゃないですか。何に使うんですか」

提督「ほ、ほらあれだよ。ちょっとバッグに入ったり」

加賀「あなたはエスパー伊東ですか」


☆ステップアップ☆


摩耶「ぐっ、……分かんねえ……」

愛宕「結構難しいのね……」

鈴谷「ぐぅー……。すぴー……」

提督「フハッハハハ!終わったぞォー!
    見たか!学年次席のこの俺の実力をォォ!」

加賀「では提督の好きなボーナスステージです」

提督「2つ目!? 嘘でしょ!?」


☆不正行為☆


鈴谷「摩耶見せて~」

摩耶「っざけんなてめえずっと寝てたろ!」

鈴谷「じゃあ代わりにパンツちらっと見せてあげるから~ん」

摩耶「誰も見たくねえよそんなの!」

鈴谷「ケチケチしないでさ~……何この問題……あたしのと違う」



加賀「一人一人違うものを用意してありますのでカンニングは出来ません」

加賀「そして不正行為が発覚した者は罰として課題が増えます」

鈴谷「ひぃぃ!」


☆問・題・解・決☆


佐世保「……」

雷「どうしたの?」

佐世保「先輩から暗号を受信して、解読したはいいんですが、
      内容が何故か国公立大学の受験問題のような内容で……」

佐世保「まさか……二重の暗号なんじゃ」

雷「いや、それ答えて送ればいいんじゃない?」

佐世保「……なるほど。僕は時々先輩が何をしているのか本当に不思議な時があるよ」

雷「大丈夫、何も考えなくても佐世保には私がいるから!」


☆赤城の課題☆


赤城「みんな午前は訓練、午後は勉強だなんて大変ね~」

提督「てめえ見てるだけならちょっとは手伝え!」

加賀「不正した者は追加で課題が出ます」

提督「サーイエッサー!」

加賀「暇そうな赤城さんのためにも簡単なものを用意しました。
    これを書き写す作業をして頂きます」

赤城「おっ!? どれどれ……ってこれ御経じゃねーか!殺す気か!」

加賀「もう死んでるじゃないですか」


☆誰のとは言わない実話シリーズ☆


加賀「自由研究って提督はどんなの提出しました?」

提督「なぞなぞの本を買ってノートの切れ端に丸々書き写したのを冊子にして
    全て自分で考案したことにして提出したことならあるぞ」

加賀「何やってるんですかあなたは」

鈴谷「鈴谷はカレーの研究を自由にやりすぎた結果、
    提出日にカレー持って行って怒られたことあるよ!」

提督「お前馬鹿じゃねーの」

鈴谷「提督に言われたくないっつーの」


☆喧嘩☆


那珂「ねえーってばー」

龍驤「ふんっ」

山城「何? 喧嘩したの? 2人らしくないわね」

那珂「RJが口聞いてくれないよー!」

山城「喧嘩とかして鎮守府の空気を濁すと姉様の体調が崩れるから
    早々に仲直りしてくれないかしら?」

那珂「えぇー!? 全部那珂ちゃんのせい!?」


呉「というかあんたが手伝いなさいよ」


☆那珂の人の那珂の人が☆


金剛「喧嘩はよくないネー!」

那珂「RJがー!」

龍驤「那珂がー!」

呉「原因は那珂のバストアップが原因らしいわよ」

扶桑「重いだけなのに……あっても。あげたいくらい」

龍驤「もうええわ! 舞鶴さんちの娘になるわ!
    あそこやったら気にせんでもようなるわ!」

呉「……普通にあんたが怒られるからやめときなさい」


☆呉の日常である☆


那珂「龍驤が枕だ枕だって言ってくるから」

龍驤「那珂が胸でかなった自慢して来て……
    お前でかなったのは中の人やろ」

金剛「醜いデース!」

呉「そんなに喧嘩したいなら2人で素手で殴りあってくれば?」

那珂「那珂ちゃんアイドルだよ!?」

扶桑「喧騒は空気悪くなるしやめて……頭痛い」


☆分からん☆


提督「……」

電「し、司令官さん……イベントは始まってるのです」

提督「分かってる。分かってるんだ。……だが!!」


提督「何をどうしたらいいのかさっぱり分からず出撃に見合った艦隊すらも作れない!!」

提督「なんじゃこりゃあ!」

加賀「よく公式の案内を読んでください」


☆テヘペロ!☆


提督「出撃できねー!とか思ってたら……」

電「どうなったのです?」

提督「単純に所属してる艦娘が上限ギリギリだっただけだったわ!」

加賀「説明を読む以前の問題じゃないですか」

提督「いやー参った参った」


☆伝説のタッグマッチ☆


提督「俺と呉で組んだら最強! ほらもう組みたいだろ~? SAY YES!」

金剛「Yes! Yes! Yes!」

呉「死んでも組まない」

提督「頼むよ~~お願いだよ~~! 
    ショートケーキの上のいちごとかあげるからさ~」

呉「何であんたとショートケーキ食べる瞬間があるのよ。意味不明。
   さっさと海域出て死んだ方がいいんじゃない?」

龍驤「それにしてもいちごとか似合わへんなぁ」

那珂「どっちかって言うとバナナだもんね」


☆ポジティブ☆


佐世保「困りました」

雷「何が?」

佐世保「先輩の役に立ちたいのですが、どうしても艦隊が足りませんからね」

雷「大丈夫! 私がいるじゃない」

佐世保「そうですね」

雷(!? どこか諦めた表情をして見てくるわ!)


雷(そっか……私を危険な目に合わせたくないのね!?)


☆黙祷☆


佐世保「……」

雷「……」

天龍「……」

熊野「……」




天龍(黙祷中に何も起きないのは
    ここが佐世保鎮守府だからなのか……?)


☆絶対に笑ってはいけない☆


熊野「どうしたんですの?」

天龍「いやほら、黙祷ってしてる時にふざけて
    笑わせてこようとする奴が一人くらいいるだろ?」

熊野「そんなのあなたの身近な人ばかりで…………」

熊野「まあそのような方がいないのは
    ここが規律正しい佐世保の下だからこそですわ」

天龍「そっかー。提督の所もこういう時だけは真面目にやるんだけどなー」

熊野「提督だけでもあれなのにそこに鈴谷もいて
    よくまじめに出来ますわね」


☆高い!☆


加賀「卯月、いつまで起きて遊んでいるんですか」

卯月「えへへ~赤城お姉ちゃんに遊んでもらったぴょ~ん」

赤城「ふぅ、子供と遊ぶのは結構体力使わね~」

卯月「赤城お姉ちゃん抱っこして欲しいぴょ~ん!」

加賀「はあ。すっかり懐いちゃって……」

赤城「ほーら他界他界ー!」

加賀「辞めなさい。冗談に聞こえないから」


☆電の絵日記☆


加賀「提督、これ電の描いた絵なんですが、何か分かりますか?」

提督「なんだこれ? リモコン?」

加賀「電が言うにはこれは小川だそうです」

提督「川!? 河!? リバー?」

加賀「ええ。この緑のボタンっぽいのがスイカだそうです」

提督「もういいよ。電はこのままでいてくれ。
    絵日記がルンバの観察日記にならなかっただけいいよ」


☆スイーツ食べ放題で結局食うのはパスタ☆


愛宕「私はスイーツの自由研究にしようかしら」

摩耶「自由研究って電と卯月だけじゃないのかよ」

愛宕「ほら、作って食べればみんな幸せじゃない?」

提督「……」

愛宕「今、太るぞとか思わなかった? ねえ?」

提督「思ってないです!」


☆食い意地☆


愛宕「でもいいわよね~」

摩耶「何が」

愛宕「電とうーちゃんは食べても成長に栄養がいくでしょ?」

加賀「愛宕もカロリー分運動しっかりすれば大丈夫ですよ。
    それにあの娘達もお菓子食べ過ぎれば普通に太ります」

愛宕「あ、分かった! カロリー計算の自由研究をすれば
    食べて計って痩せてを繰り返せる!?」

摩耶「それ食べなかったらもっと楽じゃね?」

加賀「誰も食べる人がいないのであれば私が……」


☆E2クリア出来ません☆


提督「つばの大きいハットに二の腕まである手袋。
    日傘にサングラス……」

愛宕「何よ」

提督「暑くないの? ギャグ漫画でもそんな紫外線気にしてる奴いねーよ」

愛宕「女性が美にかける戦いは終わらないの」

提督「日焼け止めも塗らずに外でバッタ追いかけ回してる卯月を見習ったら?」

愛宕「若いってすごい……」

提督「おい」


☆害虫駆除班☆


初雪「む、虫……!」

響「隼鷹さんなんとかして」

隼鷹「え!? 虫!? どこどこ!?」

隼鷹「……」

隼鷹「……なんだ食べても美味しくない奴じゃん」

初雪・響「えっ」

隼鷹「な、なーんて! うそうそ!いくらあたしでも
    虫は食べたことないってばー! やだなーもう」


☆台風の日は大人しく家にいましょう☆


初雪「台風すごいね」

響「外出られないのは残念」

舞鶴「台風の日はどうしてたの?」

隼鷹「橋の下に大集合さ」

舞鶴「そうなんだ……」

隼鷹「もういっそのこと濡れて楽しくなってくるんだよ。
    風に飛ばされたものを拾ってきて誰が一番すごいの拾った見せ合ったり」

舞鶴「う、うん。楽しんだか悲しいんだか分からない思い出だね」


☆3日間の激闘のために☆


佐世保「え?お休みが欲しい?」

熊野「すみません。3日ほどですが」

佐世保「いいですよ。いつもよく働いてくれてますし」

熊野「ありがとうございます」

佐世保「鈴谷さんと旅行に行くんですか?」

熊野「えっ!? 鈴谷とは行かないですけれど、
    まあそんなところですわ」


☆川の流れのよう☆


電「へえ~。としまえんの流れるプールは世界初なのです」

提督「あぁ、あの社会の荒波に流されていき
    己が一つの歯車でしかないことを悟るプールか」

摩耶「いやいや重すぎるだろ」

卯月「うーちゃんも流されたいぴょん」

提督「摩耶に頼めば訓練用のプールの真ん中ですごい回転してくれて
    自力で流れを作ってくれると思うよ」

摩耶「じゃあお前が試しにやってみろよ糞が」


次スレ

【艦これ】提督「今日も平和だ」その9
【艦これ】提督「今日も平和だ」その9 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407672177/)


お疲れ様です。
イベントが始まりましたが如何でしょうか。
私はE2がボスにもたどり着けなくて泣きそうです。


さて、次スレの番外編は
今月忙しすぎたせいもあり手抜き具合満載のものです。
本当は書くつもりなくって「今回はありません」とか言う予定だったけど、
結局昨日の夜に3時間くらいで書きました。


埋まり次第番外編を始めます。


今後ともお付き合い頂ける方はよろしくお願いします。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月07日 (月) 23:25:53   ID: RLr0MtUv

がんばー

2 :  SS好きの774さん   2014年07月09日 (水) 18:38:48   ID: 2IpD68L4

楽しみにしてますぜ

3 :  SS好きの774さん   2014年07月30日 (水) 09:04:23   ID: ioqPtFc0

いつも楽しみにしてます!

4 :  SS好きの774さん   2014年08月02日 (土) 22:40:37   ID: bLCbZN-F

電可愛い。
楽しみにしとります。

5 :  SS好きの774さん   2014年08月18日 (月) 02:10:53   ID: GKM9xf9E

毎回キャラ説明ウザい。
前スレのリンクありゃいらんだろ。

6 :  SS好きの774さん   2015年12月14日 (月) 06:05:22   ID: s7JnCdMC

過去話でもうざい呉

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