【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】5 (672)

※ ダンガンロンパ風SSです。1・2のネタバレがある可能性があります。

・どことなくも何も、二番煎じです。楽しそうだったのです。許してください。
・舞台は、希望ヶ峰学園では【ありません】。舞台設定もオリジナルとなります。
・基本的なルールはゲームに準拠します。モノクマが明言しない限り、ルールの変更はありません。
・登場人物は当然、オリジナルとなりますので苦手な方は注意をお願い致します。
・バッドエンドにはなりません。主人公は如何なる場合を持ってしても死なないものと考えてください。
・主人公以外の全てのキャラには死亡の可能性があります。折角作成したキャラが死亡しても泣かない。
・石を投げないでください。痛いです。すいません。

以上が、注意書きとなります。 
では、以後よろしくお願い申し上げます。

【前スレ】
【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】
【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】 - SSまとめ速報
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【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】2
【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】2 - SSまとめ速報
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【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】3
【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】3 - SSまとめ速報
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【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】4
【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】4 - SSまとめ速報
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能力値について(あくまで最初の目安です)

① コミュ力 … 人付き合いの良さ、他人からの好意判定に関係します。
         好意判定が高ければ高いほど、その相手にターゲットにされにくくなります。
         また、キャラクターの性格の一端を担う部分となります。
         コンマ以下の、十の位がコミュ力の値となります。
         得点は、0~9。0が最低で、9が最大となります。

② メンタル … そのキャラの、メンタル力の高さを示します。
         メンタル力は、クロ判定に関係します。
         クロ判定に関しては、一定数値以上まで溜まるとクロに任命される可能性が生じます。
         メンタルが高ければクロ判定が溜まりにくくなり、クロになりにくくなることになります。
         コンマ以下の、一の位がメンタルの値となります。

③ クロ判定 … 初期クロ判定の数値がコンマ以下で計算されます。
         計算方法に関しては、隠しステータスとなるため非公開です。
         クロ判定は、動機が発表された日の夜の時点で、最も高い人物がクロとなります。
         また、主人公を除く15人全員がクロ判定50以下の場合、何事も無く次のチャプターに移ります。
         チャプターは全部で6予定。選択次第ではコロシアイが起きない可能性も…。
         クロ判定は、主人公の行動如何で上下し、動機の発表によって何名かが急激に上昇します。
         クロ判定が70以上のキャラ同士が【親友・恋慕・主従】の判定を持つ場合、
         共犯となって事件を起こす可能性が生じます。

④ 交友度  … 交友度の細かい数値は隠しパラメータとなり、公開されません。
         交友度は0から開始され、特定の行動を起こすと上下します。
         また、各キャラも独自に行動しており、交友関係が変動する場合があります。
         その場合には、【Info】として公開されます。
         交友度が高いキャラ同士では、コロシアイが起きにくくなります。
         ……が、特定の条件下ではその限りではありません。動機に左右されると思ってください。
         交友関係が0以下は険悪、10以上で知人、30以上で友人、70以上で親友・恋慕の判定が生じます。

以上で、能力値についての説明を終わります。

生徒番号 1 (主人公)

【超高校級の魔法少女】 円 マギカ (つぶら マギカ)
「明日も変わら無い一日が過ごせればいいな、って」
モデル:鹿目まどか(魔法少女まどか☆マギカ)
性別:女性
コミュ力5 精神力7

スキル
「恥ずかしがりや」恥ずかしがっているため、自己主張が少ない。
         だが、恥ずかしがる姿がウケるのか、交友度が上がりやすくなる。
「身体強化魔法」 自分の身体能力をブーストする魔法を常時身にまとっている。
         両親は格闘家になると思い込んでいるようだ。
         自由行動時、捜査時に動ける回数が増加することがある。
「主人公」    いかなる場合でも、クロ・被害者・黒幕にならない。


生徒番号 2 

【超高校級のサーファー】 茅ヶ崎 ナミ (ちがさき なみ) 【DEAD】
「……君は、本当の私を理解してくれるの?」
モデル:古明地こいし(東方project)
性別:女性
コミュ力2 精神力7

スキル
「疑心暗鬼」    表面上ではそれなりにコミュニケーションが取れるタイプだが、疑り深い。
          相手をなかなか信用しないため、交友度が上がりにくい。
「ノリが軽い」   話題に乗りやすく、ノリよく会話に参加ができるようになる。
          一緒に行動しているメンバーの精神力が+1される。


生徒番号3

【超高校級のカウンセラー】 三菱 乍 (みつびし ながら) 【DEAD】
「そんなに自分を責めちゃだめよ? あなたの行いは、間違いなく皆を救っているんだから」
モデル:鞠川静香(学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD)
性別:女性
コミュ力5 精神力9

スキル
「溢れ出る才能」  自分が持つ才能に、更にブーストが掛かる。
          相手がどんなに口下手でも、相手との間に言語の壁があっても相手の伝えたいことを読み取ることが出来る。
「トラウマ持ち」  過去に大きいトラウマを抱えている。そのトラウマを乗り越えて今に至る。
          相手が抱く絶望を和らげ、一緒に過ごしたキャラのクロ判定を-5する。


生徒番号4

【超高校級の政治家】   円天寺 美菜輝 (えんてんじ みなき) 【DEAD】
「いがみ合ってもいいことなんてありません! 宜保さんと私を信じてついてきてください!」
モデル:劉備(真・恋姫†無双)
性別:女性
コミュ力8 精神力9

スキル
「洗脳」      自分の思い通りに相手を動かすだけの言霊を秘めている。
           相手との交友度が上がりやすく、主従判定を受けやすくなる。
「謙虚」      何事も謙虚に、今の自分があるのは周りのおかげだと捉えている。
           周囲の好感度があがりやすく、被害者に選ばれにくくなる。

生徒番号5

【超高校級の弓道家】  蜜岡 美緒 (みつおか みお) 【DEAD】
「マギカちゃんはずーっと、美緒のお友達でいてくれますよねぇ?」
モデル:佐久間まゆ(アイドルマスター・シンデレラガールズ)
性別:女性
コミュ力6 精神力7

スキル
「勇猛果敢」     あふれる勇気で行動するが、自分を顧みずに行動を起こすことも…。
           モノクマに対して激しい敵対行動を取りやすくなり、捜査の際には積極的に行動する。
「ヤンデレ」     彼女はいつでも愛に飢えている。ねぇ、どうして私とお話してくれないのぉ?
           友好度が激しく上がりやすくなるが、友好度が高い相手を束縛しやすくなる。


生徒番号6

【超高校級の薬剤師】 愛鬼 望 (いとしき のぞみ)
「……な、何よ! 私が薬中でひどい顔をしてるから、いけないっていうの!?」
モデル:黒木智子(私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い)
性別:女性
コミュ力3 精神力2

スキル
「喪女」       本人はなぜかわかっていないが、モテナイ女の子。
           モテません。相手の交友度の上がり方が悪くなりますが、相手次第で自分の交友度の上がり方が高くなる。
「被害妄想」     何もかも、悪いのは周りです。自分は悪くありません。被害者なのです。モテナイのも周りがおかしい!
           自分が不幸な目にあったとき、周囲からの交友度ががくっと下がる。
「躁鬱」       テンションの上下が激しい。ある意味面倒な体質。
           テンションが高い時には交友度に+1のブースト、低いときは-1のブーストがかかる。
           なお、コミュ力は変わらない模様。


生徒番号7

【超高校級の秘書】  涌井 留峰 (わくい るみね) 【DEAD】
「ご安心ください。皆様にとっての危険は、円天寺様、宜保様、そしてこの涌井が排除してみせますので」
モデル:真希波・マリ・イラストリアス(新世紀エヴァンゲリオン)
性別:女性
コミュ力8 精神力6 

スキル
「容姿端麗」     恵まれた美貌と、整った顔立ちを持っている。
           他人との交渉に成功しやすくなり、男性陣の交友判定が×1.5される。
「計算高い」     何をするにも、自分や主が特をする方法を考える。
           衝動的な殺人を起こしにくくなるが、利益があると考えた場合殺人を起こしやすくなる。


生徒番号8

【超高校級の怪盗】 リアナ・マルジェイヌ
「あまり私と親しくしない方がいいと思うぞ。私は怪盗だ……モノだけでなく、心や命まで盗まれたくはないだろう?」
モデル:エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル(魔法先生ネギま!)
性別:女性
コミュ力2 精神力3

スキル
「ミステリアス」  どことなく不思議な雰囲気を醸し出している。別に中二病というわけではない。
          特定のキャラの交友度が上がりやすくなるが、其れ以外のキャラの交友度が上がりにくくなる。
「幻惑」      彼女の発する不思議な雰囲気は、どことなく人を魅了する側面を持っている。
          男性キャラの交友度が上がりやすくなり、衣装がやや際どくなる。
「没落貴族」    没落さえしてなければ、きっと【超高校級のお嬢様】だった。
          身分と境遇から、モノに対する異常な執着を見せることがある。

生徒番号9

【超高校級の幸運】  破魔耶 麗司 (はまや れいじ) 【DEAD】
「ぼ、僕の所為で不幸になっちゃってごめんなさい…」
モデル:津田信澄(織田信奈の野望)
性別:男性
コミュ力4(+2) 精神力1

スキル
「正義感」    独特の正義に則って行動する。その正義をなすためならば、どんな困難があってもめげない。
         特定行動時の精神力が最大値になる。
「幸運の種」   一緒にいるだけで、一緒にいる相手の運勢を引き上げる。
         コミュ力に+2のブースト。また、一緒に行動している相手に何かしらの幸運が呼び起こされる。
「希望の化身」  希望のためならなんだってする。それが希望のためであるならば、ビバ希望。
         特定行動時のコミュ力・精神力に数値変動が起こる。


生徒番号10

【超高校級の落語家】   四ノ宮亭 円扇 (しのみやてい えんおう) 【DEAD】
「これは世界が滅亡する前兆だ! 世界は絶望に支配され、人類は滅亡する!」
モデル:キバヤシ(MMR マガジンミステリー調査班)
性別:男性
コミュ力3(日常・学級裁判で5) 精神力3

スキル
「終末思想」    いつでも世界が終わると思っている。ノストラダムスの予言が外れたことに絶望したことがある。
          時折、周囲のクロ判定に+5の数値を与える。
「笑い上戸」    いつでも笑いがついて出る。ツボがおかしいともいう。
          事件発生時のコミュ力に-2の補正がかかるが、日常のコミュ力に+2の補正がかかる。
「誘導尋問」    相手の言葉を引き出すのが上手だったりする。
          学級裁判時のコミュ力に+2の補正がかかり、主人公をアシストしてくれる場合がある。


生徒番号11


【超高校級の画家】    藻根 蔵人(もね くろうど)
「魔法少女ですと? それは、小動物と契約したり、空中で魔砲を撃ちあったり、キスして仮契約するあの魔法少女ですかな?」
モデル:材木座 義輝(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている)
性別:男性
コミュ力2 精神力6

スキル
「オタク体質」   自分の好きなジャンルはとことんまで究めるタイプ。
           特定の趣味を持つ相手との交友度が上がりやすくなる。
「ギャグ体質」   どんなに悪いことがおきても、意外となんとかなる。
          不運な理由で被害者になる可能性が激減する。


生徒番号12

【超高校級のトレーサー】 地院家 大門 (ちいんけ だいもん) 【DEAD】
「よう、円! 絶対ここから、生きて出ような!」
モデル:花村陽介(ペルソナ4)
性別:男性
コミュ力4 精神力3

スキル
「中国拳法」     中国生まれの拳法家。中国拳法を取り入れた新しい形のパルクールを発表した。
           体育系の行動をとった場合、友好度があがりやすくなる。
「ムードメーカー」  場を和ませるのが得意。場の雰囲気を良くすることができる。
           一緒に行動している相手のクロ判定に-5のブーストが掛かる。
「偽善者」      自らの利己心や虚栄心を満たすために善良である行為を行う。
           自分の行動を盲目的に肯定する。正義に関しては、他人の意見を取り入れない。

生徒番号13

【超高校級の霊能力者】 宜保 愛也(ぎぼ あいや)
「勝手な行動をとるな! この私が、必ずこの状態を打開してみせるからな!」
モデル:ルルーシュ・ランペルージ(コードギアス)
性別:男性
コミュ力8 精神力8

スキル
「教祖」       自分を中心とした派閥を作るのに長けている。また、人を扱うのにも慣れている。
           自分の意見がより通りやすくなり、リーダー的ポジションを取りやすくなる。
「希望への道標」   絶望しててもいいことなんかないよ! 世の中には希望が満ち溢れているんだ!
           周囲の人間の絶望フラグを折ることができ、主人公と行動している場合、
           特定のクロ候補を、候補から除外することができるようになる。


生徒番号14

【超高校級のSP】   矢倉 風善(やぐら ふうぜん) 【DEAD】
「……無事、か? あまり無茶をするものじゃない……」
モデル:桐生一馬(龍が如く)
性別:男性
コミュ力1 精神力8

スキル
「団体一名様」    本来であれば複数人行うSPの業務を一人でこなすことができる…と言われている。
           SPに必須な能力の他、警察の業務一般についての知識を持つため、捜査の中心人物となれる。
「大黒柱」       彼がいるだけでどことなく安心できる。そんな雰囲気が周りに染み出します。
           一緒にいる人物の被害者判定を、一緒にいる間のみ-100する。


生徒番号15

【超高校級の検視官】 矢田 大志(やだ たいし) 【DEAD】
「こんなことばっかりしてないで……! もっと、世のために能力を使おうとは思わないのか!」
モデル:上条当麻(とある魔術の禁書目録)
性別:男性
コミュ力3 精神力7

スキル
「熱血漢」     熱い男です。周囲が参ってしまっていても、持ち前の熱さで元気づけます。
          動機が発表されてからクロ候補になった人物を、クロ候補から外すことができることがある。
「望郷の念」    何があっても帰りたい場所を持っている。望郷の念が強い。
          故郷が原因で殺人を起こしやすくなるが、他の動機で殺人を起こしにくくなる。


生徒番号16

【超高校級の美容師】 島 武彦 (しま たけひこ) 【DEAD】
「俺様が髪をセットしてやろうか? 今以上にかっこ良くなること間違いないぜ?」
モデル:ゼロス・ワイルダー(テイルズ・オブ・シンフォニア)
性別:男性
コミュ力1 精神力9

スキル

「女性恐怖症」    女性に触るのが怖く、女性に触られるのも怖い。男性なら大丈夫なのに…。
        女性キャラとの交友度が上がりにくくなり、女性キャラを狙ったクロにはならなくなる。  
「独創的」      彼が作り出す髪型は独創的の一言。ただ、若い層には大変受けがいい……らしい。
       根は悪い人ではないが、独創的につきる。本人は真面目だが、周囲には(笑いの)受けがいいらしい。

ゲストのルール確認です。

① ゲスト達はこの楽園内だけで共同生活を行いましょう。
  共同生活の期限はありません。

② 夜10時から朝7時までを”夜時間”とします。
  夜時間はホテルから出られませんので、注意しましょう。

③ 当楽園『テーキョーモノクマランド』について調べるのは自由です。
  特に行動に制限は課せられません。

④ キャストことモノクマへの暴力を禁じます。
  監視カメラの破壊を禁じます。

⑤ 仲間の誰かを殺したクロは”卒業”となりますが、
  自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。

⑥ 仲間の誰かが死体となって発見されたとき、
  殺害した当人を除く三人が発見したとみなされるとモノクマアナウンスでお知らせします。

⑦ 鍵のかかってるドアを壊すのは禁止とします。

⑧ 生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、生徒全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。

⑨ 学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。

⑩ 学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、クロだけが卒業となり、残りの生徒は全員処刑です。

⑪ 人を殺している場合には、ルール違反を起こしてもお仕置きされることはありません。

⑫ なお、ゲストルールは順次増えていく場合があります。

【獲得スキル一覧】

獲得スキル


『真贋の見極め』:捜査時に、裁判で使用しないコトダマを記録しないようになる。 (裁判では効果なし)
『ビッグウェーブ』:裁判中に一回だけ、他の偽の論破ポイントを消し去ることが出来る。
『援護射撃』:裁判中のノンストップ議論で誤った解答をした際、一度だけ仲間の誰かがフォローをしてくれる。
『ラッキー・ハプニング』:動機発表後の自由行動回数が特定回数増加する。 (裁判では効果なし)
『政治家の威光』:自身の発言力を+2する。
『芸術センス』:閃きアナグラムの際に発動可能。ダミーの文字をすべて消すことが出来る。
『身体強化魔法』:精神力2使用して、論破失敗時のダメージをなくすことが出来る。
『鋼の肉体』:ロジカルダイブのコンマダメージを受けなくなる。
『薬物中毒』:謎の薬物の力で、精神力と発言力の値を最大で3まで入れ替えることが出来る。
        また、反論ショーダウンの際に一度だけ正解を選ばずとも斬り伏せることができるようになる。
『降霊術』:裁判中に一度だけ使用可能。被害者の霊を呼び出して、代わりに解答をしてもらうことが出来る。(殺人事件限定)
『安定呼吸』:精神力を4消費して発動可能。直前の議論で受けた発言力のダメージを回復することが出来る。


【交友度一覧】

愛する者と愛される者

蜜岡(DEAD)


無二の親友

茅ヶ崎(DEAD)


義姉妹

リアナ


親友

愛鬼


信頼関係

宜保 ・藻根


ナイトとプリンセス

地院家(DEAD)


友人

破魔耶(DEAD)・円天寺(DEAD)・涌井(DEAD)・三菱(DEAD)・円扇(DEAD)・矢倉(DEAD)・矢田(DEAD)


知人

島(DEAD)

これがラストのスレになります。

読んでいただいている方々には、ここまでお付きいただいたことにお礼を……。

雑談スレで名前を上げていただいたりして、モチベーションが上がってきたりしています。

チャプター6の更新を本日より開始していきますので、よろしくお願い致します。

ラストの裁判だけあって、今回はコトダマの数が多く、ちょっと苦戦中。

今回の更新は、捜査前編からとなりますので、よろしくお願い致します。

了解、ちなみにこれと並行でやってるやつ終わったら何かやる?

>>12

クルーズが終わったらってことですかね?

そうですね……また、新しくコロ……オリロンパをやりたいとは思っています。

今度はまた才能安価から、かなとか何とか。

まぁ、それは随分先の話になりそうなので、夢物語で終わらないようにするのがひとまずの目標でしょうか。


では、ここから更新を再開します。

チャプター6:彼女が世界を恨んだら

      非 日 常 編

二十日目になりました。

最後の学級裁判まで、後三日です。

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……ホテルの中は、静かだった。

ここでの生活には、もう慣れたと思っていたけど……。

一人ずつ、一人ずつ……死んでいってしまった。

昨日の夜は、皆で最後の晩餐とばかりに盛大な夕食会にしたからか、今日は誰も起きてきてはいないみたいだった。

……元々今日は捜査に当てるつもりもなかったし、皆も思い思いにやり残したことをやる、と言っていた。

宜保さんは、祈祷を行うそうだ。

愛鬼ちゃんは、ドラッグストアで研究に当てると言っていた。

藻根君は、まだ描ききれていない肖像画を仕上げるらしい。

リアナちゃんは、黒幕に一矢報いるために盗みについて振り返るみたい。

……私は、今日は何をしよう。

……折角だから、皆との生活を思い出すのと一緒に。

皆の部屋も、掃除しておこうかな。

後三日で、この場所を離れるんだもん……最後くらい、いいよね?

幸い、モノクマは亡くなった人の部屋の鍵をしめていないみたいだし。

……矢田君は、皆に不安を感じさせないような熱い人だった。

あまりここでは話せなかったけれど、きっと皆の中心になれるような人だったんだと思う。

……円扇さんは、何というか、面白い人だったと思う。

でも、落語に掛ける思いは人一倍で……それでいて、熱いものを持っていた。

……破魔耶君は、本当に希望を信じてやまない人だった。

希望のためなら、が口癖だったけど……そんな破魔耶君自信も、私達にとっては希望だったね。

……島君は、ちょっとばっかし軽い人だったけど、でも才能に誇りを持っていた。

あんな事件がなければ……きっと仲良くなれていたはずなんだ。

涌井さんは、ずーっと殺意と忠誠の間で揺れ動いていたみたい。

でも、美菜輝ちゃんのために……って、この生活中も頑張っていたよね。

矢倉さんには、生命を救われてしまった。

あの人が身を挺して守ってくれていなかったら……私は今、ここに立っていないはずだ。

美菜輝ちゃんは、絶望した時を思い出してからでも、私のことを信じているって言ってもらった。

……絶望して、心降りそうになったけど、私は今もまだ、頑張れてるよ。

三菱さんは、ずっとカウンセラーとして皆を助けようと奮闘してくれた。

矢倉さんを失ってから沈み込んでしまっていたけど、それでも彼女がいてくれて助かった。

美緒ちゃんは、……死んでしまってからも私の親友。

私のことを、皆のことを命をかけて守ってくれたんだ。忘れられるわけがない。

地院家君は、私のナイト。ナイトらしいことなんて、何一つしてもらえなかったけれど。

でも、私のことを守ってくれる、って言ってくれたのは嬉しかったな。

ナミちゃん……私達を黒幕の手から守り切った、大親友。

……私は、前を向いて……歩いていけるのかな……?



……うん、一部屋ずつ……掃除していこう。

今の私には、それくらいしか出来ないから。


訪れる部屋(亡くなっている人の部屋のみ) ↓2

ナミの部屋

>>18 茅ヶ崎ナミの部屋 選択


……やっぱり、ナミちゃんの部屋からにしよう。

私にとって、ナミちゃんは……特別だから。


【茅ヶ崎ナミの部屋】


……ナミちゃん、事件の前から死ぬつもりだったのかな?

……部屋を片付けようとしたのに、もう殆ど整理されてる。

身辺整理してから臨んだってこと……だよね?

……私、ナミちゃんを助けてはあげられなかったのかな?

マギカ「……ナミちゃんの、日記?」

……私が、部屋を片しに来ると思って先に整理しておいた、って。

昔っからの大親友である私を舐めないでおきなさい、って。

……ふふ、ナミちゃんらしいな。

ナミちゃんがいなかったら……今の私もいないんだよね?

そう考えると……ナミちゃんには感謝してもし足りない。

……ナミちゃん。

また、会いたいよ……。


……ナミちゃんにもらった、サーフボードのストラップ。

大事にしてるんだよ?

だから……私のことをいつまでも、見守って……。

……あれ? なんで……ストラップが……光って?

【???】


茅ヶ崎「それでね、今度……ハワイでサーフィンの大会があるんだよ」

茅ヶ崎「37メートルを超える大波も来る、世界で一番波の高い海での大会なんだ」

茅ヶ崎「ふふ、その大会に行く前に……こうして、一緒にマギカと買い物に出れて良かったよ」

茅ヶ崎「……って、マギカ? 聞いてる?」

……あれ?

なんで、私……こんなところに?

茅ヶ崎「あ、もしかしてクレープ食べたくなった?」

茅ヶ崎「それならね、ちょうどここに美味しいクレープ屋さんがあるんだよね」

茅ヶ崎「ツナマヨでいいかな?」

……ナミちゃん?

夢……って、わけじゃないんだよね?

だって、引っ張られている手の感触は……間違いなく、現実で。

マギカ「ツナマヨ……で、いいよ」

絞り出した声も、間違いなく現実で。

茅ヶ崎「あれ? ……なんで、マギカは泣いてるの?」

頬を伝う涙も、間違いなく現実な気がする。

マギカ「ううん、なんでもない!」

マギカ「それで……えーと、サーフィンの大会、だっけ?」

渡されたツナマヨのクレープを一口。

なんだろう、食べたことがないはずなのに……懐かしい味。

茅ヶ崎「このクレープのお店、花村食堂と天栗ブランドの共同出資なんだよ」

茅ヶ崎「おいしくないわけがないってこと!」

マギカ「ナミちゃんの知ってるお店なら、間違いないと思ってたけどね」

それにしても花村……天栗……どこかで聞いたような記憶も……?

なんだっけ……どこで聞いたんだろう……?

茅ヶ崎「そうだよ! そんなことよりさ、私、マギカと何か一緒のアクセサリー欲しいなって思ってるんだけど!」

マギカ「アクセサリーか……でも、私おしゃれなんかしないからなぁ……」

茅ヶ崎「……それじゃあさ! 一緒に、ストラップでも買おうよ!」

茅ヶ崎「携帯電話に付けられるストラップ……!」

マギカ「それくらいなら……いいかな?」

茅ヶ崎「それじゃ……じゃーん! このサーフボードのストラップなんてどうかな?」

マギカ「な、ナミちゃん……それ、高くない?」

……あ、このストラップ。

茅ヶ崎「ふふん、それじゃあさこのストラップ……!」

茅ヶ崎「私はマギカの分を買うから、マギカは私の分を買ってね?」

……このストラップ、ナミちゃんが最後にくれた。

茅ヶ崎「……手術終わったら、渡すから」

茅ヶ崎「手術……頑張ってね?」

【茅ヶ崎ナミの部屋】


……あれ、私?

なんで、あんな夢……見たんだろう?

夢……なのかな?

現実……じゃなかったとは思うけど。

でも、このストラップ……。

間違いなく、夢の中で……私がナミちゃんと買ったもの、だよね?

でも、手術……?

何だったんだろう……今の。

マギカ「あ……これ、ナミちゃんのストラップ……?」

マギカ「私がもらったストラップとお揃いだ……」

マギカ「ずいぶん年季が入ってるみたいだけど……大事に、使ってたみたいだね」

マギカ「壊れてる場所もない……」

……このストラップを持ってたら、ナミちゃんを近くに……感じられるかな?



コトダマ:【おそろいのストラップ】を手に入れました。

【おそろいのストラップ】:超高校級のサーファー、茅ヶ崎ナミの形見の品。サーフボードを模したストラップで、手術を乗り越えたマギカにプレゼントする予定だったらしい。彼女が使っていたストラップは年季が入っている。




……これで、ナミちゃんの部屋は片付いた……かな?

ふふ、なんだか感傷に浸っただけな気もするけど。


次に訪れる部屋(亡くなっている人の部屋のみ・茅ヶ崎以外) ↓2

地院家

>>22

>>23>>22 地院家大門の部屋 選択


ナミちゃんのことを思い出したら、ふと地院家君の部屋に行きたくなってきちゃった。

……つい、昨日の出来事のはずなのに。

なんだろう、なんだかもうずいぶんと時間が流れてしまったような気がする。

私を守ってくれるって、言ってくれた人。

……なんだかんだ言って、私にとっては初めてだったなぁ。

異性に、ああやって面と向かって守る、なんて言われたこと。

魔法少女なんてやってると、他の人より肉体的にも強くなっちゃうことが多いから。

矢倉さんみたいにSPとかじゃなくって、普通の人から言われるのなんて、はじめての経験だったなぁ。

マギカ「……あれ、この箱?」

マギカ「なんだろ……整理するのに、見ていいのかな?」

そんなことを考えながら、地院家君の部屋を整理し始めたところで、机の上にある箱を見つけた。

なんだろう……なにかしまってあるみたいだけど、それにしては小さい箱だし……。

マギカ「えっと……島、には負けない……?」

マギカ「こんなきれいなピアス……どうしたんだろう?」

……って、あれ?

なんか、このピアス……光って……!?

【???】


地院家「今日のライブ! 俺、感動しちゃって……!」

地院家「女神様って、ベースの経験とかあったのか?」

……あれ、今度は……?

ここは、希望ヶ峰学園……だよね?

……ライブ? べ、ベース……?

地院家「それにしても、矢田のドラムや円扇のキーボード、茅ヶ崎のギターも完璧だったし……」

地院家「舞園ちゃんのボーカルもさすがだったんだけど……」

地院家「それにしたって、やっぱり女神様が一番様に……って」

地院家「どうかしたのか、普段通りにマギカって呼んだほうが良かったか?」

地院家「それとも、勝手にステージに登ったのが悪かったか?」

……いや、勝手にステージに登るのはまずいでしょ。

地院家「矢倉に吹き飛ばされるし……てんてこまいだったんだけど」

地院家「でも……こうして、皆で学園祭ってのも……悪くなかったしな」

地院家「……手術前に、皆、マギカに思い出を作るんだって、必死だったんだ」

……また、手術?

手術って……なんなんだろ?

地院家「……一つだけ、聞いてもいいか?」

マギカ「……何を聞きたいの?」

地院家「……俺で良かったのか?」

地院家「……島だって、お前に告白を」

……な、何の話?

マギカ「……嬉しかったよ」

……私、何を言ってるの!?

地院家「……なら、いいんだ」

地院家「俺、お前のナイトでいつづけるからさ」

地院家「手術が終わったら……渡したいものがあるんだ」

地院家「真っ先に、俺のもとに来てほしいんだけど」

マギカ「……うん」

……何となく、分かった。

地院家君が、最初から私に優しくしてくれていたのは。

……私の事、好いてくれていたんだって。

そっか、最初から最後まで……私のナイトで、いてくれたんだね。

【地院家大門の部屋】


……また、白昼夢だ。

いったい、私……何を見ているんだろう。

それに、私なんで顔を赤くしてるんだろう。

地院家君に、何を期待していたの……かな?

……このピアスの入ってる箱、夢の中で地院家君が持っていた箱と同じだし。

……遺品って考えると、悲しいけど。

マギカ「……つけたら、似合う……かな?」

……回収させて、もらおうかな?


コトダマ:【瑠璃色のピアス】を手に入れました。

【瑠璃色のピアス】:超高校級のトレーサー、地院家大門の形見の品。彼の部屋に置かれていた、彼の大切な品。一緒に入っていた手紙には、島には負けない、と書かれている。


……ふぅ、地院家君の部屋もこれで整理がついたかな?

このピアスは……ここから出たら、つけさせてもらうね?



次に訪れる部屋(亡くなっている人の部屋のみ・茅ヶ崎・地院家以外) ↓2

>>28 島武彦の部屋 選択


今日はここまで。

見たいエピソードとかがあれば、採用されるかも。

かもですけど、かも。

とは言え、ゆったり更新が続きますがご容赦を。

次回は明日の21~22時の間になります。

そろそろ更新再開。

暫くは、過去めぐりが続く予定。

一応、全員分回りますのでご安心を。

だって、ほら、コトダマ回収してるし。

尚、学級裁判の進行度は60%ほど。

最後の裁判がこんなに書くのが難しいとは思わなかった……!

では、更新を再開いたしましょう。

>>28 島武彦の部屋 選択


【島武彦の部屋】


……地院家君の部屋で見た、何か。

なんで、地院家君は……島君には負けない、なんて書いたのかな?

あの、白昼夢が関係しているのかどうか……そう思ったら、いても立ってもいられなかった。

そのままの勢いで、島君の部屋へと突撃してきたわけだけど……。

……思ったより、部屋の中は綺麗にされてるみたい。

モノクマが掃除していたってことなのかな?

……それにしても、島君の部屋はハサミや櫛がたくさん壁にかけられてるけど……。

それ以外は、飾りっけ無い部屋みたいだ。

……って、なんだろうこの手紙。

モノクマがわざわざ出したのか……?

こんなわかりやすいところに、ハートマークの手紙が置いてあるなんておかしいし……。

えーと……これ、私に向けた……ラブレター?

なんで……私に?

えっと……そう言えば、島君の遺品のこの櫛も……随分、効果な品みたいだけど。

……あぁ、やっぱりその櫛……。

光るんだね……!

【???】

島「……お前、来週手術なんだよな?」

島「怖く……ないのか?」

……ここは、どこだろう?

私はどうやら……島君に髪を切ってもらっているみたいだけど……。

島「……例の手術、失敗したら……お前はお前じゃなくなるんだぜ?」

島「……いや、成功してもそうなるかもしれない……」

島「それなのに、お前は……」

……手術に成功しても失敗しても私じゃなくなる……?

島「日向創のことは聞いてないのか?」

マギカ「何も知らないけど……」

島「カムクライズルプロジェクトは成功したらしい」

島「手術も成功、万事問題はないらしいが……」

島「日向は日向じゃなくなったらしい」

島「この前散髪に来た、罪木や九頭竜が嘆いていたんだ」

マギカ「日向君が……日向君じゃ、なくなる?」

……なんだろう、その話を聞くのが、怖い。

島「九頭竜や左右田達にしてみれば、クラスや科は違えど親友だった男だし……」

島「罪木は日向に恋心を抱いていたみたいだしな……」

島「辛くないはずがないんだ……」

……聞いたことがあるような……ないような、名前がたくさん出てきた。

でも、なんでそんなことを……島君が?

島「……お前の手術、中止には出来ないのか?」

島「俺……お前を失うのが怖いんだわ」

島「俺だけじゃない……皆、同じことを思ってるんだぜ?」

……でも、それでも……。

私は、その手術を……受けたってこと?

島「……いや、俺があれこれ言ったって仕方がないんだよな」

島「……俺、お前が帰ってきた時に渡したいものがあるんだ」

島「それとこれ、読んでくれ……」

渡された手紙は、さっきみた、ハートマークの手紙。

マギカ「……告白の返事は、手術が終わってから?」

島「ああ、お前が成功するって祈るために、な」

島「お前が無事に戻ってきたその時には、この竹櫛を渡すつもりだ」

島「だから……お前には……」

……死んでほしくない、か。

私に、一体何があったんだろう?

【島武彦の部屋】

……あの白昼夢、一体何なんだろう?

どうして、私はあんな白昼夢を見るんだろう?

……私に何か、伝えようとしているってこと?

……一体私に何があったの……?

教えて欲しいよ……ねぇ、誰か……。

一体私に……何をさせようって言うの?


コトダマ:【高価な竹櫛】を手に入れました。

【高価な竹櫛】:超高校級の美容師、島武彦の形見の品。島の故郷の伝統工芸品であり、元々は島が好きな女子に告白した際に渡そうとしたもの。


コトダマ:【島武彦のラブレター】を手に入れました。

【島武彦のラブレター】:超高校級の美容師、島武彦がクラスメイトに送った恋文。送り先は超高校級の魔法少女、円マギカ。告白の返事は、手術後に欲しいと書き添えられている。



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円扇

>>37 四ノ宮亭円扇の部屋 選択


【四ノ宮亭円扇の部屋】


……誰が私にあんな夢を見せているのかは分からないけれど。

……それでも、私は向き合わなくちゃいけないよね?

……それが、美緒ちゃんやナミちゃんとの約束だったんだから。

……もう、逃げちゃいけないんだ。


随分と長い間使われていない円扇さんの部屋は、既に小綺麗に纏められていた。

やっぱり、死んでしまった皆の部屋はモノクマが綺麗に整頓しているみたいだ。

マギカ「円扇さんが亡くなったのも、随分前のことだよね……」

マギカ「何というか、ムードメーカーみたいな面白さを持ってる人だったんだけど……」

思い出すと悲しくなってくる。

面白い人だったけど、落語に対する思い入れは人一倍激しくて。

凄い、熱い人だった……!

……それは、円扇さんの形見の品になっちゃった、この台本が証明してくれている。

もうぼろぼろになるまで使い込まれて……ところどころ注釈まで書かれている。

マーカーで線を引いて、きっと凄い努力家だったんだろうな。

……あれ、でもなんで……わざわざ人に向けた注釈なんて乗っているんだろう?

【???】


円扇「どうやら、説明を受けたようですね?」

円扇「あの手術の内容……私も、聞き及んでおります」

円扇「小泉さんや舞園さんも……心配していましたよ?」

……ここは、楽屋?

それに私……なんで、着物を着てるんだろう?

円扇「……私としては、これが私とあなたとの最後の思い出にならないことを祈るばかりですが……」

円扇「暗い話は、そこまでにいたしましょうか」

円扇「今日の舞台のために、あなたは今まで頑張ってきたんですからね」

円扇「失敗なんてしません……ふふふ、ふははははははっ……ゲホッゲホッ!」

マギカ「水、水飲んでっ!」

……円扇さんは、相変わらずだった。

この高笑いからの水が、彼にとっては日常だったのかもしれない。

円扇「この学園祭の目玉の一つなのですからね」

円扇「あなたの演目……皿屋敷」

円扇「今までずっと……放課後に練習してきた甲斐がありましたね」

……だから、この台本にはマーカーが引かれていたり、注釈が書かれていたんだ。

……素人である、私のため?

でも、これは夢のはず……。

それなら、なんで実際にあの台本にも……?

円扇「そう言えば、私を元の落語家の道に戻してくれたのは、あなたでしたね」

円扇「面と向かってお礼を言う、と言うのは少し気恥ずかしいものですが……」

円扇「今日を逃すと、一生お話できないかもしれませんからね」

円扇「……ありがとうございました。私を、落語家にしてくれて」

……落語家に、した?

円扇さんを、元に戻した……?

円扇「芸能界のスキャンダル……あなたのおかげで乗り越えられたんです」

円扇「まさかお家騒動に巻き込まれる思ってもいませんでしたけどね……」

そう言って、円扇さんは力なく笑った。

円扇「では、そろそろみなさんもお待ちですよ?」

円扇「一度限りの大一番、楽しんできてくださいね?」

マギカ「ちょっと、ま、まだ心の準備が……!」

円扇「大丈夫です」

円扇「絶対に成功しますよ……!」

円扇「落語も……手術も……」

円扇「だってあなたは……超高校級の……」

その先は、私では聞き取れなかった。

割れんばかりの大歓声を前に、私の意識は薄れていった。

【四ノ宮亭円扇の部屋】


……なんだったんだろう、あの臨場感。

皆が言う、手術って言葉の意味はわからないけれど……。

なんだか不思議と……懐かしい気持ちになれる。

私達は確かクラスメイトだって言っていたし……こういう時代もあったのかな?

ナミちゃんが言っていた通り、仲良く出来ていたのかな?

……できてたんだよね。

ナミちゃんが、涙を流しながら嘘をつけるわけ無いし……。

それに……私は今でも、皆に支えられているんだよね……!


コトダマ:【使い込まれた台本】を手に入れました。

【使い込まれた台本】:超高校級の落語家、四ノ宮亭円扇の形見の品。題目は皿屋敷で、ところどころにマーカーでラインが引かれていたり、注意書きが書き込まれている。


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矢倉

>>43 矢倉風善の部屋 選択


申し訳ないが、本日はここまで。

明日は少し書き溜めてから夜投下に持って行きたい。

では、早いですがここまでです。おつきあいいただきありがとうございます。

書き溜めておこうと思ったら裁判の流れを完成させるのに時間がかかって結局書きためてない……!

今日もスローペースな更新になりそうです。

>>43 矢倉風善の部屋 選択


【矢倉風善の部屋】


……私の命を守ってくれた矢倉さん。

皆のことをずっと見守ってくれていた矢倉さん。

私達の中では、精神的支柱だった気がする。

……当然、私にとっても矢倉さんは精神的な支えだった。

マギカ「今の私がいるのも……身を挺して守ってくれた矢倉さんのおかげ……」

マギカ「感謝しても、し足りないなぁ……」

……私のせいで、矢倉さんが死んだとは思わないようにしよう。

私は、矢倉さんのおかげで生き残っていられるんだ……!

マギカ「それにしても……矢倉さん、随分とマメに部屋の中を掃除していたみたい」

マギカ「不要なものなんて無いみたいだね……」

服もしっかりと整理されてる。

……意外と、細かいところまで気を配っているんだね。

マギカ「……あれ、このコート」

クローゼットに掛けられている黒いコート。

……今まで、矢倉さんがこのコートを着ていたのは見たことがないけど……。

でも、どことなく……赤黒い染みが……。

このコートって……!

【???】


矢倉「……お前は、いつも誰かに追われているな」

矢倉「何故……お前は、そうまでして人を助けようとする?」

矢倉「……何がお前の、原動力になっているんだ?」

……ここは、どこだろう?

夕日が入ってきているけど……教室、でいいのかな?

矢倉「……生命をとしてまで、見ず知らずの他人を助ける意味は……あるのか?」

矢倉「……自己犠牲は、自己満足にすぎないんだぞ?」

……あ、よく見ると矢倉さんの肩から血が流れてる。

矢倉さんが身につけているのは黒いコート。

……あの、クローゼットに掛けられている黒いコートと同じだ。

マギカ「……私は、魔法少女の使命だと思うの」

マギカ「きっと……魔法少女になった以上、私は……」

マギカ「この力を使って、皆を助けることが……」

……そう、私が魔法少女になった時に思っていたこと。

私は、魔法によって皆を助けたいって……。

矢倉「……それが、手術を受けるに至った経緯か?」

矢倉「人を助けるのはいいことだとは思うが……」

矢倉「お前の場合は、何かから逃げようとしているようにも見える」

マギカ「……そんなこと、ないはず」

矢倉「……それならいいが」

矢倉「だが、たまには周りを頼ることを覚えた方がいい」

矢倉「お前は……お前が思っている以上に皆に大切にされているんだ」

矢倉「この学園祭だって……お前の為に、皆して動き回っているんだぞ?」

マギカ「……そう、だね」

……記憶にはないけど、皆、そうだったみたい。

円扇さんの落語体験も、きっとそうなんだ。

矢倉「いいか……お前は、無理をしすぎだ」

矢倉「俺や……三菱を、頼れ」

矢倉「お前には……それぐらいしか、してやれないんだ……」

……そんなことない。

矢倉さんは、私のヒーローだった。

矢倉「……お前が帰ってきたら、俺が必ず」

矢倉「お前のことは守り通す……」

矢倉「だから……死ぬなよ、円」

……矢倉さんの大きいコートを、背中にかけられたような気がした。

【矢倉風善の部屋】


このコート……夢の中で、私がかけてもらったあのコート。

……暖かい。

何だか、色々なものから守ってもらえるような、そんな気がする。

これが、矢倉さんの安心感。

私にとってはまだぶかぶかなこのコートだけど……。

いつか、私も……。

このコートの背中のように……。

頼れる人間になれるのかな?


コトダマ:【黒いコート】を手に入れました。

【黒いコート】:超高校級のSP、矢倉風善の形見の品。頼りになる背中を包み込んでいた黒いコート。よくよく目を凝らすと、赤黒い染みができていることが分かる。


次に訪れる部屋(亡くなっている人の部屋のみ・茅ヶ崎・地院家・島・円扇・矢倉以外) ↓2

荳芽廠

三菱

>>51は文字化けしててわからないから、>>52の三菱で



【三菱乍の部屋】


……矢倉さんの部屋を訪れた後だと、やっぱり次は三菱さんの部屋がいいよね。

確か、三菱さんと矢倉さんはお付き合いしている……恋人同士だったはずだし。

でも、三菱さんと矢倉さんにそんなフラグめいたことなんてあったかな?

……いや、あれは在学中の話だっけ?

……でも、三菱さんがずっとそう言っていたから少し気になるなぁ。

マギカ「……でも、二人の関係を示すようなものはないみたいだね」

マギカ「写真なんか、モノクマが残しておくわけない、か……」

折角だから……二人の仲の良い写真とか見たかったなぁ。

学生生活を思い出せるようなものなんて、あるわけないか。

マギカ「……あれ、そういえばこの手帳」

部屋の中をぐるりと見渡すと、ぽつんと置いてある一冊のノートに気がついた。

このノート……やっぱり、カウンセリング用のノートだ。

えっと、中を勝手に見るのは悪い気もするけど……。

ちょっとだけ、覗いてみようかな?

【???】


三菱「……はぁ、こういうときはカウンセラーとしての私の才能が恨ましいわ」

三菱「……精神状態は良好、問題はないわ」

三菱「手術に臨むことに関して、カウンセラーとして反対意見は出せないわね」

三菱「もちろん……個人的には、反対なんだけど」

……ここは、病院の一室?

いや、ここも学園内なのだとしたら保健室なのかな?

私の目の前には、白衣姿の三菱さん。

どうやら……私はカウンセリングを受けていたみたいだけど。

……なんでカウンセリングをしてる三菱さんのほうが、泣きそうなんだろう。

三菱「……私が、超高校級のカウンセラーじゃなければ」

三菱「嘘をつくことも出来たはずなのに……」

三菱「どうして私達は……才能と希望ヶ峰に、縛られるのかしらね」

三菱「どうして……私は……」

マギカ「三菱さん……? どうしたのさ……?」

三菱「大切なお友達を……手術台に送り出せてしまうのかしら……」

三菱さんはカウンセラーだから、そのチェックを行っているってことかな?

でも、私は何の手術に臨んで……?

なんで、その手術にはカウンセリングが必要なんだろう?

三菱「私は……日向創の件を聞いているわ」

三菱「彼の精神状態も、また良好だった」

三菱「彼は、狛枝君を筆頭とする77期生とより親しくなるために……手術を受け……」

三菱「彼という存在を失ってしまった……」

三菱「……私は、あなたも同じになってしまうのではないかと思って」

三菱「……怖いのよ」

……それが、三菱さんが涙を流している理由。

私を、私じゃなくすることに加担してしまっているような気がして。

でも……私は、どんなときだって奇跡を掴んでみせる。

それが、魔法少女である私の……才能だから。

三菱「……カウンセリングは以上よ」

三菱「続きは……あなたの手術が終わってからにするわね」

マギカ「……三菱さん」

三菱「その時には……今は言えなかった言葉を言うわ」

三菱「だから……次のカウンセリングを、待っているわね」

……それ以降、三菱さんは何も、喋ろうとはしなかった。

【三菱乍の部屋】


……さっきのは、一体……なんだったんだろう?

私はどんな手術を受けたんだろう……?

私に必要な手術ってなんだったんだろう。

……私、なんで何も覚えていないんだろう?

……ねぇ、三菱さん。

結局最後、あなたは一体なんて……言おうとしたの?

私はその言葉を、聞いてあげることは出来たのかな?


コトダマ:【カウンセリングノート】を手に入れました。

【カウンセリングノート】:超高校級のカウンセラー、三菱乍の形見の品。彼女がカウンセリングに関わってきた相手の情報が事細かに書かれている中、誰かに向けての感謝の言葉が記されている。


次に訪れる部屋(亡くなっている人の部屋のみ・茅ヶ崎・地院家・島・円扇・矢倉・三菱以外)

破魔耶

>>57 破魔耶麗司の部屋 選択


【破魔耶麗司の部屋】


カウンセリングといえば……破魔耶君が三菱さんのカウンセリングを受けているのが印象的だったなぁ。

破魔耶君は……その、やっぱりちょっと特殊な人だったからかな。

誰よりも希望を愛していて……誰よりも希望を信じていた。

そして、私たちのことを希望だと認識して……信じてくれた。

破魔耶君にとって、希望って一体何だったのかな?

幸運で希望ヶ峰学園に入ってきたからこそ、私達に希望を見出してくれたのかな?

今となっては、破魔耶君本人に聞くことすらも出来ないけれど……。

マギカ「それにしても、部屋の中でも希望まみれなんだね……」

壁には、希望と書かれた毛筆が一枚。

クローゼットには、希望と書かれたTシャツが一枚。

テーブルの上には、希望ヶ峰学園が売り出している希望サブレが。

……本当に希望まみれ、なんだね。

マギカ「……そう言えば、この指輪も」

マギカ「希望ヶ峰学園のロゴが入ってるみたい」

……やっぱり、破魔耶君にとって、この指輪も大事なものだったんだよね?

【???】


破魔耶「今日はね、円さんに一つ報告があるんだ」

破魔耶「この前、君に相談していたものがあったでしょう?」

破魔耶「実はね……ほら、その試作品ができたんだよ!」

……試作品、ってなんのことだろう?

そんなことを考えているところに、破魔耶君は指輪を見せてきた。

この指輪……さっき、部屋にあったものと一緒だけど。

破魔耶「ほら、学園長から言われていたって言ったじゃない?」

破魔耶「そこで、学園祭の目玉商品として、この希望の指輪を売りだそうって思ったんだ!」

破魔耶「超高校級の鍛冶師が打った鉄に……」

破魔耶「超高校級の細工師が柄を彫り……」

破魔耶「超高校級の幸運とギャンブラーが選んだものだけが集められ……」

破魔耶「超高校級の魔法少女の魔力がこもった、素晴らしいマジックアイテム!」

破魔耶「これこそ、希望の名にふさわしい指輪だよ!」

破魔耶「まさに、希望ヶ峰学園の希望を象徴しているよね!」

……そうやって話をしてくれる破魔耶君の表情は、とても明るいものだ。

狂気じみた笑顔なんかない。

心から、希望を謳歌して、喜んでいるようにさえ見えた。

破魔耶「……あれ? お気に召してもらえなかったかな?」

マギカ「……そういうわけじゃないんだ」

マギカ「でも、なんていうか……綺麗だなって」

破魔耶「そうだよね!」

破魔耶「こんなに洗練された指輪もないと思うんだ……!」

破魔耶「これこそ、正に希望の象徴だよね……!」

そして、破魔耶君は一呼吸を置いた。

破魔耶「ボクがこの希望の指輪をつくろうとしたのは……」

破魔耶「君のためなんだよ、円さん」

破魔耶「君こそ、ボクの希望の象徴だ!」

破魔耶「でも……君は、さらなる希望への昇華をしようとしている」

破魔耶「だから……ボクは!」

……みんな、同じことを言っていた。

私は手術を受けるって。

……でも、どういうことなんだろう?

破魔耶「この、希望の指輪は……」

破魔耶「君が……より輝かしい希望になった際に……渡してみせるからね!」

……その指輪が、まだ破魔耶君の手元にあるってことは。

私は希望に……なれなかった?

【破魔耶麗司の部屋】


……わからなくなってきちゃった。

……私は今まで、希望のために魔法を使ってきたと思っている。

確かに私達は、一度絶望してしまっているみたいだけど。

それでも、私は……希望ヶ峰学園で希望を振りまいていたと信じたいのに。

ねぇ、破魔耶君。

……私は、君の希望で……いられたのかな?

今でも、私のことを希望だって、誇ってくれるのかな?


コトダマ:【希望の指輪】を手に入れました。

【希望の指輪】:超高校級の幸運、破魔耶麗司の形見の品。希望ヶ峰学園の学園祭でのみ売られたレア物で、プレミア品。発案者は破魔耶本人のようだ。


次に訪れる部屋(亡くなっている人の部屋のみ・茅ヶ崎・地院家・島・円扇・矢倉・三菱・破魔耶以外) 安価下2

矢田

今日の更新はここまでなので、今回は安価下の>>61矢田君を採用。


裁判が出来上がったので、少し書き溜めできるかも知れませぬ。

では、次の更新は21時以降になります。

昨日今日と更新ができませんでした。

色々事情はありますが……仕事の都合というやつでした。

一応、最後の学級裁判は完全書き溜めでスムーズに、と思っているのですが……

現在四分の一ほど描き上げた時点で一万文字を超えております……!

今週中には中断手前まで書き上げて投下していく予定です。

あ、その前に捜査を……!

取り敢えず、明日は更新がありますのでよろしくお願いします。

21時ちょっと過ぎより更新再開。

完全書き溜め超スローペースでダンガンロンパの再構成とかいずれやってみたいね。

ちーたん主人公で。ヒロインは>>1が無印ロンパ女性キャラで一番好きな人になりそうだけど。

安価とらない形式なら、書き溜めながら出来そうだし、ね。

まぁ、そのあたりはいつもの妄想話だと思って、まずはこちらを完結させます。

普通のダンロンSSは書いたことないのです。

と言うより、これが全版権等を通して初SSですからね……。

いや、本当になんでいきなりこんな長編を書こうと思ったのか……!

まぁ、いずれやるということにしましょう。……いずれ、ね。

では、今日ものんびり更新です←

いえ、オリジナルもありませぬ……わかりにくかったですね。

では、矢田君選択から再開です。

>>61 矢田大志の部屋 選択


【矢田大志の部屋】


……皆の部屋を回ってきたけど、次は矢田君の部屋に入ってみよう。

……一番、矢田君とは親交がなかったんだよね。

きっと、もう少しお話ができれば……。

私は矢田君とも仲良くなれていたんじゃないかな?

……だって、矢田君は熱い心を持っていて……。

なにより、仲間思いだった。

……そんな矢田君をも凶行に走らせた黒幕が一枚上手だったんだよね……。

マギカ「……矢田君、部屋の中の物はほとんど手付かずだったみたいだね」

マギカ「……確かに、全然この部屋で生活もしてなかったんだし」

マギカ「当たり前なのかもしれないけどね……」

マギカ「なんだか……寂しいな」

……取り敢えず、矢田君の遺品も整理させてもらわないと。

……えーと、このノートは何だろう?

検視……マニュアル……?

【???】


矢田「いいかね、円君」

矢田「君を……あのような、得体のしれない手術に送り出すことを認めたくはないのだ」

矢田「だが……あの手術が成功すれば、君は故郷を……」

矢田「何故だ……! 何故、君でなければならなかったのだ……!」

夕日が入り込んでくる教室で、矢田君は涙を流していた。

他の誰からも見たことがない、慟哭。

非常に分かり易いまでの男泣きだ。

矢田「例の手術では……罪木君や松田君……」

矢田「確か、江ノ島君や不二咲君、左右田君に……」

矢田「……神座君まで立ち会うとは聞いている」

矢田「医学面に機材面……更には江ノ島君の分析力を要して……」

矢田「万全な体制で手術が行われていると聞いているが……」

矢田「何故だ……! 僕は不安が抑えきれないのだ!」

……また手術の話。

罪木、松田、江ノ島、不二咲、左右田、神座。

いずれも……よく知らない人だ。

矢田君の話からすれば、希望ヶ峰学園の生徒なんだろうけど……。

矢田「円君……!」

矢田「一つだけ、約束をしてくれないか?」

マギカ「……約束?」

矢田君の言葉に思わず首を傾げる。

……何の、約束をするんだろう?

矢田「君の手術が終わったら……」

矢田「……花村君に頼んで、皆でパーティーを開こうと思う」

矢田「……その時には、皆から」

矢田「……その、感謝の印を受け取ってはもらえないだろうか」

……感謝の印?

……何の、話なんだろう。

私には……皆に感謝されるようなことなんて……なにも……。

【矢田大志の部屋】


……私達、一体どんな学園生活を送っていたんだろう。

……いや、それよりも気になるのは。

……私はどうして、そんな得体のしれない手術を受けることになったんだろう?

……そして、なんで皆……私が手術を受けることを……。

悲しそうな表情で受け止めているんだろう。

……私が受けた手術って、一体何なの?

そして、今の私は……手術後の、私……なの?

それにしては、夢の中では普通に会話が続いていたような……。

いや、夢だから……かな?

夢だとすれば……手術なんてなかった……?

……わけが、わからないよ。


コトダマ:【検視マニュアル】を手に入れました。

【検視マニュアル】:超高校級の検視官、矢田大志の形見の品。誰かに向けて書かれたものなのか、わかりやすい注釈が記された彼の手書きノート。


次に訪れる部屋(残り、蜜岡・円天寺・涌井) 安価下2

涌井

>>75 涌井留峰の部屋 選択


【涌井留峰の部屋】


……涌井さんの部屋に入るのは、二回目だったっけ。

黒幕の内通者として……。

そして、美菜輝ちゃんの秘書として。

……彼女の、親友として。

様々な立場の中で葛藤を覚えていたのは、間違いないと思う。

そんな中で、涌井さんは私達に生き残る手がかりを残してくれていたんだよね。

……モノクマの設計図がなければ、私達は今頃死んでいたはずだ。

……それに、涌井さんが根っからの悪人だなんて、思いたくないし。

マギカ「……そうだよね」

マギカ「あんなに……美菜輝ちゃんと仲の良かった涌井さんが……」

マギカ「あんなに気配りができる涌井さんが……」

マギカ「根っからの悪い人なわけ、ないよね」

だって……涌井さんの手帳、美菜輝ちゃんのことばっかり書かれてるんだもん。

……美菜輝ちゃんのこと、いっつも一番に考えていたんだよね?

【???】


涌井「このようなときにお時間を使わせて頂いて申し訳ありません」

涌井「ですが……その、美菜輝様のこともございますので……」

涌井「できるだけ手短に終わらせていただきますので、ご容赦頂ますよう」

……何というか、この頃の涌井さんってすごく固い?

いや、これが涌井さんの仕事モードなのかな……?

涌井「まず、例の手術についてでございますが……」

涌井「此方は、安全性をより追究するところまでしか持って行くことが出来ませんでした」

涌井「超高校級の幸運にでも縋りたいところではございますが……」

涌井「申し訳ございません……成功率は100%には、なりえません」

……まぁ、何事も100%なんて無理だよね。

それはしかたがないことだと思うんだけど……。

涌井「美菜輝様のご要望により、医学の専門家を招いた上で」

涌井「世界最高峰の執刀医まで用意することは出来ましたが……」

涌井「何分、今回の手術は危険が伴います……」

涌井「本来であれば、手術そのものを中止させるべきなのでしょうが……」

涌井「さすがに、各界の重鎮がこぞって賛同に回っている以上、どうしようもありませんでした」

……各界の、重鎮?

涌井「……どうして、私達のクラスメイトに……こんな重い手術を……」

涌井「出来ることなら……私が、代わりに受けてきて差し上げたいほどです」

涌井「ですが……私は……」

涌井「円様ほどでは……ございませんから」

涌井「……では、私からは言葉だけですけれど……」

涌井「美菜輝様がお待ちですわ」

涌井「……選挙事務所まで、お連れいたします」

……美菜輝ちゃん、政治家だもんね。

忙しいはずなのに……わざわざ涌井さんが時間を作ってくれた、ってことなのかな?

……こんなに仲が良かったのに、どうして仲がこじれちゃったんだろう……。

【涌井留峰の部屋】


……最後の最後まで、涌井さんは美菜輝ちゃんの秘書で在り続けたんだよね。

黒幕の手先になる……裏切り者となってでさえ。

……だから、涌井さんは……ずっと使っていたこの手帳に……。

あんな、ダイイングメッセージを書いたんだよね?

……どうして、皆こんな目に遭うんだろう……。

私が……皆を巻き込んだんだよね……?

明らかに黒幕は私を意識していたし……私には、何か隠された秘密がある、とか……?

……涌井さんはそれを、知っていたのかな?


コトダマ:【血に汚れた手帳】を手に入れました。

【血に汚れた手帳】:超高校級の秘書、涌井留峰の形見の品。朝から晩までの円天寺の行動が事細かに書かれている。よく見ると可愛らしい丸文字なのがよく分かる。


次に訪れる部屋(蜜岡・円天寺) 安価下2

円天寺

>>79 時間的に厳しいと判断して、円天寺美菜輝の部屋 選択



【円天寺美菜輝の部屋】



……そう言えば、涌井さんの部屋には入ったこともあったけれど、美菜輝ちゃんの部屋には入ったことがなかったんだよね。

……美菜輝ちゃんは、思い出しちゃったって言っていた。

それって、つまり私達の過去に辿り着いたってことだよね?

……一人で辛い過去を思い出しちゃった美菜輝ちゃんは、一体何を感じたんだろう。

人が変わってしまうほどの……何かが、あったってことなのかな?

……ここにいる、私達は。

……私達のまま、なのかな?

……机の上には議員バッジ……じゃないのかな?

ちょっと本物とは違うみたいだけれど……。

マギカ「……私達は、私達のまま……なんだよね?」

マギカ「私達が全てを思い出した時……」

マギカ「……私達は、私達でいられる……のかな?」

……誰も答えてはくれない。

だけど……それでも……。

……前を向き続けなきゃ、いけないんだよね?

【???】


円天寺「えっと……あの……その……」

円天寺「えへへ……言いたいこと、いっぱいあったのに、全部吹き飛んじゃった」

円天寺「選挙の演説とかさ、記者会見とか……あるいは、政治的な論争とか……」

円天寺「そういう場面なら、何も考えなくてもドンドンと言葉が溢れて出てくるのに……」

円天寺「なんでだろう……言いたいことがまとまらないんだ」

円天寺「でも、一番言いたいのは……えっと、ありがとう……なのかな?」

……今まで来たことがないのに、なんでかここがどこかが分かる気がする。

ここは、美菜輝ちゃんの選挙事務所、だよね?

日本では政治家になれないって聞いたけど……でも、なんでここにもあるんだろう……?

……いや、本題はそこじゃない、かな。

マギカ「ありがとう……って、どうしたのさ、いきなり」

マギカ「そんなに気にすることなんてないと思うんだけど……」

円天寺「あの……ね、今でこそ言うんだけど……」

円天寺「私が政治家を続けているのって、マギカちゃんの一言だったりするんだよね」

マギカ「私の……一言?」

……何か、私は大事なことを話したりしたのかな?

円天寺「……私が、誰のために政治家をしているのかがわからなくなったときのことだよ」

円天寺「マギカちゃん、言ってくれたよね……」

円天寺「私が頑張る姿で、皆が笑顔になれるんだよ、って」

円天寺「私……嬉しかったんだ」

円天寺「辛い思いしてまで政治家を続ける意味なんかないと思っていた私に……」

円天寺「世襲で政治家になったこの私に……」

円天寺「はじめて、色を付けてくれたのがその言葉だったんだもん」

円天寺「私にとって……マギカちゃんは、恩人なんだよ」

マギカ「……なんだろう、そう言われると……恥ずかしいんだけど」

……特に、私にはそんな記憶が無いから。

円天寺「……手術が終わったら、私」

円天寺「マギカちゃんに渡したいものがあるんだ……」

円天寺「それに……きっと、もっと希望として輝けるようになったら……」

円天寺「私は、この国を……住みやすい国にしてみせるよ……!」

……その約束、結局果たせなかったんだよね。

……全ては、モノクマの所為。

……モノクマの所為?

……モノクマを、ここに連れ込んだのは、誰……?

【円天寺美菜輝の部屋】


……あれ、そう言えばこのバッジ。

さっきの夢の中で美菜輝ちゃんが持っていたもの……?

それなら……美菜輝ちゃんが私に渡そうとしていたものは、このバッジってこと、だよね?

……私が、美菜輝ちゃんに色を与えたって言ってた。

美菜輝ちゃんが政治家として……円天寺美菜輝という政治家として動けるようにしたって言っていた。

……私は、そんな高尚な存在なんかじゃないのに。

……私、美菜輝ちゃんの思ってるほど。

優しくも強くも、ないんだよ……。


コトダマ:【議員バッジのレプリカ】を手に入れました。

【議員バッジのレプリカ】:超高校級の政治家、円天寺美菜輝の形見の品。彼女が持っていた議員バッジのレプリカ。当然、法的な証明力はない。彼女が議員を続けられた感謝の気持ちが込められている。

【蜜岡美緒の部屋】


……最初にナミちゃんの部屋に行ったから、美緒ちゃんは最後まで残しておきたかった。

ナミちゃんも、美緒ちゃんも……私の大事な、大親友だから。

もちろん、他の人が友達じゃない、仲間じゃないなんて言いはるつもりはなかった。

……だけど、それでも……。

美緒ちゃんとナミちゃんは、やっぱり特別だ。

……美緒ちゃんの部屋の入り口には、小型の弓がそのまま置かれていた。

これが、第四の事件で風船を割るのに使った弓矢、だったんだよね。

……私のために、命を賭して行った犯行の、決め手。

……この赤いリボンは、そんな美緒ちゃんとの確かな思い出。

マギカ「……美緒ちゃんにとって、このリボンってどんな意味を持っていたのかな?」

マギカ「私が思っている以上に……美緒ちゃんにとってはきっと」

マギカ「大きい意味を持っていたんだよね……?」

マギカ「だって……美緒ちゃんは……」

マギカ「今までの記憶を全部……持っていたんだもん」

……辛くないはず、なかったよね。

【???】


蜜岡「マギカちゃんとデートが出来るなんて夢みたいだわぁ」

蜜岡「……これが最初で最後のデートにならなければいいんだけどぉ……」

蜜岡「少し……縁起でもなかったわねぇ」

蜜岡「心配も度を通り越すと良くないって言うし……」

蜜岡「これ以上あれこれ考えても仕方ないわよねぇ……」

蜜岡「何より……折角のデートだったら、楽しまなくちゃいけないわよねぇ?」

……問い詰めたいけど、やめておいたほうがいいよね?

デートって、本気で言ってないよね?

……本気で、言ってないよね?

蜜岡「今日は……そうだわぁ……」

蜜岡「弓道具入れを止めるための紐を買いたいのよねぇ……」

マギカ「紐……?」

蜜岡「いつも持ち歩いてるあのカバンの、よ」

蜜岡「飾り気がないから……少し可愛い感じにしようかと思っているんだけどぉ……」

そうして、美緒ちゃんは私のことをちらりと見た。

顔を赤らめているのは、見間違いだと思いたい。

蜜岡「……私の恋が実るように」

蜜岡「赤いリボンにしようかしらぁ?」

……見間違いじゃなかったぁっ!

蜜岡「……この赤いリボン、どうかしらぁ?」

マギカ「に、似合ってると思うよ……?」

……それが、女の子同士での恋愛を後押しするリボンじゃなかったら……!

蜜岡「ふふ、安心していいのよぉ?」

蜜岡「私は……あなたの嫌がることをするつもりはないの」

蜜岡「恋愛って、相手のことを思ってこその恋愛でしょ?」

蜜岡「……私の目を覚ましてくれたのは、他でもないあなただもの」

……美緒ちゃんの、目を覚ました?

蜜岡「私って、その……愛が重いじゃない?」

蜜岡「……相手のことを思っていなかったんだなって、あのとき、教わったの」

蜜岡「だからこの赤いリボンは……私の恋を実らせて欲しいのとともに……」

蜜岡「あなたへの感謝の気持なのよ」

蜜岡「私がマギカちゃんにふさわしい存在になれたとき……」

蜜岡「これは、そのときにマギカちゃんに渡したいの……」

蜜岡「だって、マギカちゃんに……似合いそうだもの」

【蜜岡美緒の部屋】


……私は、美緒ちゃんにふさわしい存在になれていたのかな?

……私は、美緒ちゃんのことを本当に分かってあげられていた?

ナミちゃんのことも。

美菜輝ちゃんのことも。

美緒ちゃんのことも。

……私、本当に皆の友達でいられたのかな?

死んじゃった皆に対して……私は。

胸を張って、生きていけるのか……な?


コトダマ:【赤いリボン】を手に入れました。

【赤いリボン】:超高校級の弓道家、蜜岡美緒の形見の品。彼女が愛用していた弓道具入れを縛るために使っていたもの。愛する人と結ばれた位がために赤いリボンにした。

二十日目が終了しました。

最後の学級裁判まで、二日後です。


各々、やり残したことを終わらせました。

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本日の更新は以上です。


捜査パートは明日から始めていきます。

察しが良い人は、捜査の段階で黒幕が分かってしまうかもしれませんが……!

分かっても、分かった!とだけ言って答えは言わないでくださいね。

ちなみに、現在回収しているコトダマ以外での数は、23個になります。

>>1はどこまでも不二咲千尋を応援しています。


では、また次の更新にお付き合いいただければ……!

あ、ちゃんと伏線は回収するよぉ?

いや、まさかあれが伏線だったとは思うまい……!

取り敢えず、恐らくではありますが捜査段階で真相は見えてくると思います。

と言うか、恐らく最後の裁判はそんなに難しくはないでしょう。

実際、ダンガンロンパの本編も最後の裁判はそこまで難しくないわけでして……。

それと、前回みたいな鬼畜パートはありませんよ!

ただ、プロット段階で>>1は絶望しました。

この裁判に当事者として参加しているとしたら、私は耐え切れない気がします……。

こんな時間ですが、15分より捜査を開始します。

基本↓1進行になりますが、お付き合いいただける方はご参加いただければ幸いです。

是非、黒幕等を考えながら捜査に臨んで下さいませ。

では、捜査開始……!

!すでのな

二十一日目になりました。

最後の学級裁判まで、一日後です。

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マギカ「……明日が、全てを明らかにする日、だね」

マギカ「……皆の遺品は、明日」

マギカ「裁判場に……持っていくから」



宜保「……本日一日の捜査で、全てを明らかにする」

宜保「……今までの事件を乗り越えてきたお前らには」

宜保「……俺から指示することは何もないがな」

マギカ「……俺、ってキャラだったっけ?」

宜保「今までは茅ヶ崎の前でだけ出していたが、これが俺の素だ」

宜保「……信頼の証だとでも思っておけ」

愛鬼「ふーん……」

愛鬼「それでさ……一つ聞きたいんだけど……」

愛鬼「今朝、起きたら枕元にあったこの光の玉って……」

マギカ「あぁ……えっと、この玉のこと?」

藻根「僕の枕元にもありましたが……」

宜保「奇遇だな……俺の枕元にも、だ」

リアナ「……私のところにもあったぞ?」

……この光の玉は、一体何なんだろう?

モノクマ「オマエラ、おはようございます!」

モノクマ「その玉について説明してなかったから説明しておこうかと思って」

宜保「手身近にしろ」

モノクマ「……嫌われてるなぁ、もう!」

モノクマ「はいはい、それじゃあ簡単に説明しましょう!」

モノクマ「オマエラには既に説明しておいたと思うんだけど……」

モノクマ「オマエラが記憶を失っているって話は、覚えてる?」

マギカ「説明していたかどうかはともかくとして……」

マギカ「美菜輝ちゃんや三菱さんの反応から、なんとなく察せるレベルだよね」

リアナ「それで……失われた記憶と、なんの関係があるんだ?」

モノクマ「簡単にいえば、その光の玉の中には……」

モノクマ「オマエラの記憶が入っています!」

宜保「……何を言っているんだ?」

愛鬼「これが、記憶……?」

モノクマ「理屈とか云々は抜きにしておいてね」

マギカ「いや、理屈云々は抜きって……」

モノクマ「それを円さんが言うのっ!?」

マギカ「……ん?」

モノクマ「いや、そのさ……」

モノクマ「その玉の中に記憶を入れたのは……魔法を使ったとかだと思うんだけど」

マギカ「……はぁ?」

モノクマ「まぁ……いいや」

モノクマ「取り敢えず、その記憶の玉を使えば……」

モノクマ「オマエラが失った、希望ヶ峰学園の記憶がすべて戻ってきます!」

モノクマ「すべて! だよ……?」

モノクマ「記憶も! 才能も! すべて!」

モノクマ「うぷぷぷ……!」

愛鬼「どことなく不自然ね……」

宜保「取り敢えず、この玉は必要な時までは……」

リアナ「保留、だな」


コトダマ:【記憶の玉】を手に入れました。

【記憶の玉】:希望ヶ峰学園で過ごした学生時代の記憶。今まで忘れてしまっていた記憶。そして、失われた才能が眠っている。

宜保「……では、各自捜査開始としよう」

愛鬼「操作が出来る場所は……」

藻根「当然、アカデミカル・エリアですな?」

リアナ「最後の裁判……五人全員で……」

マギカ「乗り切ってみせるよ!」



【捜査開始】

今パートで捜査が出来るのは、アカデミカル・エリアのみです。

宿舎での捜査は、二十日の各自の部屋をめぐるイベントで網羅しております。


アカデミカル・エリアで調べられる場所


【研究員の部屋】

【ロッカー室】

【遺体安置所】

【クローン研究所】

【事務室】

【資料室】


安価↓1

【クローン研究所】

>>96 【クローン研究所】 選択


【クローン研究所】


アカデミカル・エリアは、どうやら3つの建物で構成されているみたいだ。

一つが、ここ、クローン研究所。

一つが、資料館とも呼べるほどの大きな資料室。

そして一つが、このアカデミカル・エリアの中心と言ってもいいほどの大きさを誇る研究所。

通称、希望ヶ峰ラボ、というらしい。

希望ヶ峰ラボは、大きな研究所で、中には職員の生活スペースとかもあるらしい。

……それはともかくとして、まずはこのクローン研究所から捜査を始めようかな。

……クローンって、またいきなりSF染みた話な気もするけれど……。

取り敢えず、何から見てみようかな?


1. 机の上においてある書類

2. 電源が着いているPC

3. 研究員が書いたと思われる引継書


安価↓1

2

>>99 2. 電源が着いているPC  選択


……えっと、まずはこの電源がついているPCから確認してみようかな?

……あれ、アイコンが一つしかない。

希望ヶ峰……ドリー、プロジェクト?



マギカ「ドリーって、羊か何かのクローンの名前、だったっけ?」

マギカ「……でも、クローンなんて」

アイコンをクリックしてみると、いくつかの項目が現れてきた。

マギカ「……目的は?」

マギカ「……生まれた万能の天才を幾重にも生み出すため?」

マギカ「……どういうこと?」

……よく、意味はわからないんだけれど。

取り敢えず、天才を量産したかった?

何のために……って、聞くのは野暮だよね?

……これも、希望ヶ峰学園が携わっていたって、ことなのかな?

他の項目には被験者……。

それに、プロジェクトに関わってきた人の名前が書かれているのかな?

……先に、プロジェクトに関わってきた人の名前を見てみようかな?


マギカ「【超高校級の保健委員】罪木蜜柑……」

マギカ「【超高校級の神経学者】松田夜助……」

マギカ「【超高校級のプログラマー】不二咲千尋……」

マギカ「【超高校級の執刀医】朝神輝仁……」

マギカ「希望ヶ峰学園に在籍する研究員の他にも、セラピストや医学部……」

マギカ「……三菱さんの名前もあるね」

マギカ「それに……愛鬼総合病院の名前も……?」

マギカ「何だかよくわからなくなってきたけど……」

明らかに違法な研究な気もするんだけれど……。

ここに書いてある皆は、ここで行われている研究について知っていたのかな?

知らないで……加担していた……?

マギカ「被験者は……」

マギカ「あれ……名前が出てこない……」

マギカ「でも、どうやら76期生の中から選ばれたみたい……だね」

マギカ「ここで調べられるものはこれだけ、かな?」


コトダマ:【希望ヶ峰ドリープロジェクト】を手に入れました。

【希望ヶ峰ドリープロジェクト】:希望ヶ峰学園が秘密裏に行っていた、万能の天才を生み出すプロジェクトの一つ。他三つのプロジェクトで完成した天才を量産するためのクローンプログラム。被験者は希望ヶ峰学園76期生から選出された。


1. 机の上においてある書類

2. 研究員が書いたと思われる引継書


安価↓1

1

>>102 1. 机の上においてある書類  選択


マギカ「……次は、この机の上に置いてある書類を見てみようかな?」

マギカ「それにしても……なんでこの書類だけ、むき出しに?」

マギカ「乱雑に置かれている中で、この書類だけを見せたいように……」

それとも、この書類が最後の裁判に使われるから、ってこと?

……どっちにしても、ここの書類は見ておかないといけないとは思ったけど。

えっと……書いたのは、ここで働いている研究員、かな?

マギカ「本日起きてしまった、プロジェクト内の殺傷事件について?」

殺傷事件……なんだか、まずい響きだけど……。

マギカ「当プロジェクトで使われている警察犬ココアが……」

マギカ「開発されたクローンを一体噛み殺してしまった……?」

マギカ「なんで、ここでココアの名前が……?」

……ココアによって、クローンが噛み殺された。

クローンから薬物反応が出たから?

76期生……って、私たちのことだとは思うんだけど……。

マギカ「……クローンの判別をさせる場合には」

マギカ「……今後は危険なので注意されたし?」

……うーん、ココアがここで関わってくるとは思わなかったけれど。

取り敢えず、ここで事故があったことは確かみたいだね。


コトダマ:【研究員の始末書】を手に入れました。

【研究員の始末書】:ドリープロジェクトの研究員が書いた始末書。どうやら、誕生したクローンをココアに判別させたところ、クローンの内の一つが食い殺されてしまったらしく、それに対する報告が記されている。



……さて、ここからどうしようか。

1. 研究員が書いたと思われる引継書

2. 別の場所に行く

安価↓1

1

>>104 1. 研究員が書いたと思われる引継書  選択


マギカ「えーと、この壁にかかっている紙は……」

マギカ「引き、継ぎ……書?」

マギカ「ドリープロジェクト研究員への引き継ぎっぽいけど……」

クローンの素体は16体……?

クローンはすべて、中央の希望ヶ峰ラボにて保管されている……?

マギカ「クローンは、全部で16体……」

マギカ「希望ヶ峰ラボの中には、そのクローンがある場所が存在するってことだよね?」

……クローンには番号がふられている。

えっと、C1~C16までが存在していて、素体のなった生徒のあいうえお順に番号が付けられている。

登録名は、しーいち……しーに、となり……しーじゅうろくまで存在する。

間違えた保管場所に、当該のクローンをしまうことはできないので、注意されたし。

マギカ「……えっと、保管場所は名前で登録されるってことかな?」

マギカ「生まれたクローンには番号がふられていて……」

マギカ「番号によって保管場所が決まっているってこと、だよね?」

マギカ「それにしても……クローンが16体って、どういうことなんだろう?」

マギカ「偶然……だよね?」


コトダマ:【クローン個体識別番号】を手に入れました。

【クローン個体識別番号】:クローンの識別番号は、すべてCから割り振られている。クローンは、C1~C16まで存在する。



マギカ「ここの捜査はこんなところ、かな……?」

マギカ「次はどうしようか……」


次に訪れる場所


【研究員の部屋】

【ロッカー室】

【遺体安置所】

【事務室】

【資料室】


安価↓1

事務室

>>106 事務室選択


……取り敢えず、中央の研究所を調べないことには何も言えない。

そんなわけで、中央の研究所に足を運んだわけだけど……。

なんで入り口にある事務室だけでこんなに大きいのさ!

えっと、調べられそうな場所は……!


1. 机の上に散乱している報告書

2. 受付に伏せて置いてある雑誌

3. 電源がついているPC


安価↓1

2

>>108 2. 受付に伏せて置いてある雑誌  選択


マギカ「なんだろう……この雑誌」

マギカ「えっと……週刊文冬……?」

……なんだろう、なんだか胡散臭い雑誌だけど。

えっと……なになに……?

マギカ「希望ヶ峰学園の闇に迫る!」

マギカ「超高校級の殺人事件の真相……?」

マギカ「……え?」

希望ヶ峰学園の生徒が起こした殺人事件?

……それも、普通に雑誌に掲載されているということは。

超高校級の絶望が、絶望を振りまく前のこと、ってこと、だよね?

そんなときから、殺人事件……?

えっと……細かく見てみると……。

マギカ「白昼堂々! 都内某所で起きた連続殺人事件に急展開!」

マギカ「……犯人の名前は書いてないけど、ことのあらましだけ書いてある……」

……結構、痛ましい事件だけど……。

マギカ「被害者は、都内に通う高校生五名……」

マギカ「死因は……ナイフによる刺殺、か」

マギカ「犯人は希望ヶ峰学園へと逃げこむも、寮の中で茫然自失のまま……」

マギカ「凶器を所持していたために緊急逮捕……」

マギカ「しかし、責任能力がないとして保釈されている……」

マギカ「犯人は被害者五名に、幼少期、ひどいいじめを受けており」

マギカ「この復讐のために凶行に及んだと考えられる……」

……そんな事件があったんだ。

なんで、こんな大きい事件のことを忘れているんだろう?


コトダマ:【超高校級の生徒による殺人事件】を手に入れました。

【超高校級の生徒による殺人事件】:都内で起きた高校生をターゲットとした連続殺人事件。被害者は五名でいずれも刺殺。犯人は茫然自失としており、責任能力がないとして保釈されている。犯人は被害者達によるひどいイジメを幼少期に経験していたようだ。


1. 机の上に散乱している報告書

2. 電源がついているPC


安価↓1

今日はここまでにしておきましょう。

安価はこの↓、ということで。

今回の捜査では資料室が山場になる予感。

!すでのな

では、続きは土曜日中に。

1

30分から再開するって。
>>1はちーたんが好きだからねぇ、ついお題SS書いて来ちゃったんだぁ。

それじゃあ、更新再開するよぉ!

>>111 1. 机の上に散乱している報告書  選択


事務室の机の上は整頓がきちんとされていないみたいだった。

無造作に複数の書類が、そのままの形で放り出されているみたい。

えーと、こっちの書類は……収支報告書?

新しいパソコン……?

包帯詰め合わせ……?

こんぺいとう一年分……?

ドーナツ一年分……?

プロテイン一年分……?

誰だよ、こんなの買ったの……!

取り敢えず、裁判には関係がなさそうだけれど。

えーと、こっちは……。

あ、関係がありそうな書類が二つ。

どっちから見てみようかな……。


1. 警察庁に向けた書類

2. ココアに関係する書類


安価下1

誤爆乙1

誤爆じゃなかったんだよぉ。これを機にちーたん党員が増えてくれると嬉しい。
>>1にしては珍しく桑田君を主人公にしたのも書いたりして一休みしてきたんだぁ。

>>116 1. 警察庁に向けた書類  選択


えっと……取り敢えず、なんだかわかんないけど実験全体のことについて書かれた報告書、かな?

……見た感じだと、結構重要な書類っぽいんだけど。

なんでこんな適当無造作に放り投げられてるんだろ……?

マギカ「警察庁……宛?」

マギカ「警察庁……!?」

警察庁……って、なんでいきなりそんな組織が出てくるの?

え、今回の事件って警察まで関わってるってこと……?

マギカ「なになに……希望ヶ峰学園隔離特別研究所……以下、希望ヶ峰ラボと記すで……」

マギカ「行われている一切の研究は、非合法なものではないと判断する」

マギカ「よって、ここに法律違反を課す事はできない……?」

……嘘でしょ?

この研究所で行われていた研究が合法なものだなんて、思えないよ……!


コトダマ:【警察庁の調査報告書】を手に入れました。

【警察庁の調査報告書】:希望ヶ峰ラボで行われている違法な実験に対する警察庁の調査報告書。中で行われている実験に対して、合法なものであると書かれているが、研究所の実態からはかけ離れている。



……他にも気になるものがあるけど、どうしようかな?

1. ココアに関する書類

2. PCの情報を見てみる


安価下1

1

>>121 1. ココアに関する書類  選択


マギカ「取り敢えず、もうひとつの書類も見てみたほうがいいよね……?」

此方の書類は、どうやらココアに関する内容が書かれているみたいだけど。

えーと、何々……?

えーと、警視正……安形亮……書いた人の名前かな?

マギカ「えーと、ココアの能力を利用してのクローン適正調査……?」

マギカ「……どういうことだろう?」

マギカ「完成したクローンが本物と同じかどうかを判断させた……?」

マギカ「……ココアは、終ぞクローンをオリジナルと認めることはなかった……?」

つまり、ココアはクローンとオリジナルを見極めることが出来た?

……でも、どうしてココアが……?


コトダマ:【汚職警官の報告書】を手に入れました。

【汚職警官の報告書】:警察犬であるココアの反応が纏められている報告書。どうやらココアは、クローンと本物を別の個体として認識していたらしく、最後に完成したクローンであってもココアをごまかすことは出来なかった。


……後は、パソコンを見るだけだけど。

どうしよう、いま見ておく?


1. パソコンを確認する

2. 他の場所に行く


安価下1

1
桑田のお題安価書いたの自分だった

>>123 1. パソコンを確認する  選択


この、あからさまに調べて下さいとばかりに自己主張しているパソコンを調べない訳にはいかないよね。

パソコンの画面を見た感じだと、使用できるソフトは3つしかないみたいだけど。

……どれから調べてみようかな?


1. メールソフト

2. モノクマのアイコン

3. 女の子のアイコン


安価下1

>>125 3. 女の子のアイコン 選択


マギカ「なんでこのアイコンだけ、やたら可愛い女の子の写真なの?」

マギカ「……まぁ、碌でもないものだとは思うけど」

マギカ「も、も、もしかして……」

マギカ「エッチな画像……とか?」

モノクマ「そんなわけないでしょう!」

モノクマ「円さんには早すぎます!」

マギカ「な、何さ……いきなり!」

モノクマ「それは、絶望更生プログラム!」

モノクマ「とある人が作った、ゲームの一つだよ!」

マギカ「ふーん、ゲーム……なんだ」

マギカ「えっと……このメモ帳がゲームの説明みたいだけど……」

なんなの、このゲーム……!

これを作った人……頭がおかしいんじゃないの……?


コトダマ:【絶望更正プログラム】を手に入れました。

【絶望更正プログラム】:超高校級の生徒達を絶望に堕とす為に作られた架空のゲームプログラム。コロシアイを経験させたり、その人物にとって最も大きい心のダメージを与えるように計算されている。


……気を取り直して、他のものも調べてみよう。



1. メールソフト

2. モノクマのアイコン

安価下1

2

>>127 2. モノクマのアイコン  選択


マギカ「……今度は、このモノクマのアイコンを見てみようかな」

マギカ「どうせ、ロクでもないものだとは思うけど」

……そう思って、モノクマのアイコンをクリックしてみると。

ポップアップとともに、ひとつの動画が映しだされた。

江ノ島「はいはーい! 超高校級のギャル、江ノ島……盾子ちゃんでーす!」

江ノ島「今日はねぇ、江ノ島印の檄カワグッズをご紹介!」

江ノ島「見てください、この白黒クマクマぬいぐるみを!」

江ノ島「希望ヶ峰学園の、マスコットなのだぁっ!」

江ノ島「……可愛すぎるんですけど」

江ノ島「これは、買うしかねーよなぁ!」

江ノ島「今回のこのぬいぐるみは……先輩達がデザインしてくれたんだよ?」

江ノ島「クマをモチーフにしたのは、ウチの学校の聖女様」

江ノ島「円マギカ先輩が、クマが好きだからです!」

江ノ島「かわいいよね、クマのプー次郎さん!」

江ノ島「デザインは、同じく先輩の藻根先輩が手がけてくれました!」

江ノ島「うぷぷぷ……かわいいよね! かわいいよね!」

江ノ島「今なら、この等身大モノクマヌイグルミ1/1スケールが……」

江ノ島「一万九千八百円!」

……映像はそこで途切れている。

……意味分かんないよ。


コトダマ:【モノクマプロジェクト】を手に入れました。

【モノクマプロジェクト】:超高校級のギャルである江ノ島盾子が計画した、希望ヶ峰学園のマスコットプロジェクト。デザインを手がけたのは藻根蔵人で、学園中で大人気になった。クマがモデルになったのは、マギカの一言らしい。


……なんだろう、毒気が抜かれた気分。

メールソフトも見てみようかな?


1. メールソフトを見る。

2. 他の場所に移動する。


安価下1

あれ、上がらなかったのかな?

最安価下1

>>130 1. メールソフトを見る 選択


マギカ「……取り敢えず、さっきの映像に毒気を抜かれはしたけど……」

マギカ「まずは、このパソコンの内容を全部調べておくべきだよね」

マギカ「……そうすると、残りはこのメールソフトだよね」

……メールソフトにパスワードも掛かっていないなんて。

まぁ、モノクマが解除したって考えたほうがいいのかもしれないけれど。

えーと、調べられるメールは一通だけか。

送信先は……警察官僚の人、かな?

送信者は……ん?

マギカ「送信者……円天寺美菜輝……?」

マギカ「美菜輝ちゃんが、警察官僚に送ったメール……?」

マギカ「希望ヶ峰学園の生徒が起こした殺人事件について……?」

……どうやら、美菜輝ちゃんが警察官僚に対して要求を載せたメールみたい。

例の事件、希望ヶ峰学園の生徒が起こした殺人事件について。

その犯人を責任能力がないとして釈放するように、って。

マギカ「……ど、どういうことなんだろう?」

マギカ「こんな、メール……あり得るのかな?」


コトダマ:【円天寺美菜輝のメール】を手に入れました。

【円天寺美菜輝のメール】:超高校級の政治家である円天寺が、警察官僚にあてて送られたメール。希望ヶ峰学園の威信を守るために、例の事件の犯人を責任能力がないとして釈放するようにと書かれている。


……もう、事務室で調べられるものはないみたいだね。

別の場所に行こう……。


次に訪れる場所


【研究員の部屋】

【ロッカー室】

【遺体安置所】

【資料室】


安価↓1

遺体安置所

>>133 遺体安置所 選択


【遺体安置所】


……いかにも怪しい響き、だよね。

この、遺体安置所、って。

リアナ「お姉ちゃんもここを調べに来たの?」

マギカ「あ、リアナちゃん……!」

リアナ「見ての通り、ここは遺体安置所……みたいだけど」

リアナ「元々は、冷凍室って名前だったみたい」

……冷凍、室?

リアナ「あっちにある冷凍装置のの中に、遺体が入っているみたいだね」

リアナ「管理者権限がないと、冷凍装置を開くことは出来ないみたいだけど」

……それじゃあ、どこに誰が入っている、とかはわからないってことかな?

リアナ「……一応、マニュアルはあったけど」

マギカ「目を通してみようかな……」


調べる場所

1. 冷凍装置

2. 装置のマニュアル


安価下1

>>135 2. 装置のマニュアル  選択


マギカ「えっと……まずは、装置のマニュアルに目を通したいかな……」

マギカ「マニュアルは今も持ってる?」

リアナ「持ってるけど……はい、これ」

……えっと、冷凍装置の使い方?

リアナ「冷凍装置ってのは、あっちの遺体安置所っぽいもの、だね」

リアナ「あれを利用するのには、事前に装置利用者の名前を入れなくちゃいけないらしいんだ」

……えっと、利用者の名前を入れる。

ああ、本名で登録する必要があるって、これのことだね。

リアナ「例えば、四番目の装置に私を入れたい場合は……」

リアナ「四番目の装置の利用者に、リアナ・マルジェイヌを登録する必要があるんだって」

マギカ「でも、本人確認できるのかな?」

リアナ「見た感じだと……どうやら、希望ヶ峰学園の生徒と、ここの研究に携わる人間は……」

リアナ「網膜、虹彩、声帯などの個人を特定できる情報が埋め込まれている、ってさ」

マギカ「それじゃあ、登録した人物と違う人を入れることは出来ないってわけなんだ……」


コトダマ:【冷凍装置のルール】を手に入れました。

【冷凍装置のルール】:冷凍装置は、先に入られられる人物を登録する必要があった。登録には、その人物の本名と情報を入力する必要がある。希望ヶ峰学園の生徒や実験に関係する人物は、個人を特定できる仕組みになっているらしい。


……それなら、冷凍装置も調べてみたほうがいいかな?

1. 冷凍装置について調べる

2. 別の場所に移動する


安価下1

来ていないので最安価 下1

1

>>138 1. 冷凍装置について調べる 選択


マギカ「冷凍装置についても調べてみようかな……」

リアナ「それなら、中を見ることは出来ないから、どこに人が入っているかをランプで確認するといいよ」

マギカ「ランプ……?」

あ、確かに11箇所、赤いランプが点滅している。

マギカ「この赤いランプが点滅しているのは……」

リアナ「そこに、皆が眠っているってことだね」

マギカ「……中は見れないけど、間違いなさそうだね……」

マギカ「あれ、でも……元々入っていたクローンは……?」

モノクマ「ああ、中に入っていた不要なクローンは殺処分されたよ」

モノクマ「別にボクがやったわけじゃないんだけどね……」

モノクマ「研究棟に焼却記録が残っていたから」

……それじゃあ、この中に眠っているのはクローンじゃない、ってことか。

えっと……ランプがついていないのは……。


コトダマ:【遺体安置所のランプ】を手に入れました。

【遺体安置所のランプ】:遺体安置所となっている冷凍室のランプ。入れられる場所は全部で16個で、死体が入っている場所が赤く点滅している。ランプによると、死体が入っていないのは左側から、一番目、三番目、八番目、十二番目、十五番目のようだ。

マギカ「……この遺体安置所のランプって、実は黒幕の正体を暴くのに重要、だよね?」

リアナ「そうだとは思うんだけど……問題は一人だけいるんだよな」

マギカ「……問題?」

リアナ「この冷凍装置を使用するのには、本名が必要なわけでさ」

リアナ「一人だけ、本名がわからないじゃん?」

マギカ「あ……円扇さん……」

マギカ「……ということは?」

リアナ「遺体が入っていない場所で、黒幕の正体を暴くのは不可能ってことだよね」

マギカ「……誰かが生きていたとしても、それじゃ分からないってことか」

……他の情報が必要なのかもしれないね。

もし、円扇さんの本名がわかれば。

そして、遺体安置所に入っている人の並び順がわかれば……。

生存者の名前が、ヒントになるはずだよね……。


リアナ「ここで調べられることは以上だよ……」

リアナ「お姉ちゃん……私、昨日……」

リアナ「腕を磨いておいたから……任せて、ね?」

マギカ「何を……?」

リアナ「モノクマから一度だけ、何かを盗めるかもしれないから」

……それは、裁判の時に使わせてもらおうかな。


さて、それじゃあ……他の場所も捜査しておこう。

次に訪れる場所


【研究員の部屋】

【ロッカー室】

【資料室】


安価↓1

資料室

>>141 資料室 選択


……中央ラボでの捜査を一度切り上げてから資料室へとやってきてみた。

というかここ、資料室とは言うけど……もはや、図書館とかの規模だよね?

本の数もそうだけど、こんなに膨大なものの中から必要な物を探すの?

愛鬼「あら……マギカじゃない」

愛鬼「資料を探すのは私の得意中の得意だから、必要な物を見つけてきましょうか?」

……どうやら、愛鬼ちゃんが先客としてここにいたみたい。

……そうだね、知りたいことは色々あるけど。


1. 映像メディアを調べる

2. 愛鬼に資料集を持ってきてもらう


安価下1

2

>>143 2. 愛鬼に資料集を持ってきてもらう  選択


マギカ「それじゃあ……お言葉に甘えて……」

マギカ「今回の裁判に臨むにあたって、必要そうな資料をくれるかな?」

マギカ「愛鬼ちゃんの目線で構わないから……」

愛鬼「私は基本的に薬学関係の本からあたっているんだけど……」

愛鬼「マギカにわかりやすくて、必要そうな情報となると……」

愛鬼「プロフィール帳、かな?」

マギカ「プロフィール帳……?」

愛鬼「希望ヶ峰学園の生徒について紹介されている辞典みたいなものだよ」

愛鬼「これ、なんだけど……」

……え、ページ数多くない?

愛鬼「これが一番、わかりやすくて楽な資料だと思うよ?」

……そう言う愛鬼ちゃんの目線の先には、既に100冊以上の本が置いてあった。

捜査開始からまだ半日。

愛鬼ちゃん……凄すぎ……。


取り敢えず、プロフィールを見てみようかな?


【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:魔法少女、薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー、弓道家

    幸運、美容師、霊能力者、トレーサー、検視官、画家、落語家、SP

77期生:極道、メカニック、詐欺師、マネージャー、料理人、幸運、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、プログラマー、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー

時期不明:ベーカリー、スケート選手、時計技師、モデル、レポーター、カメラマン、シナリオライター
     俳人、刑事、ストーカー、弁護士、マダム、皇帝、柔道部、ディレクター、パイロット

詳細不明:相談窓口、災厄


安価下1

とりあえず落語家で
本名載ってるかな

>>145 落語家 選択


マギカ「えっと、本名とか載ってるといいな……」

マギカ「でも、これを制作したのって……」

マギカ「超高校級の放送委員……?」

マギカ「不安だ……不安すぎる……!」



【超高校級の落語家】 四ノ宮亭 円扇 (本名は本人の意向により割愛)

・生い立ち

代々落語家の家系に、長男として生まれる。父親は、一世を風靡した落語家である森家木久翁。
母親は銀座で個人経営のバーを営んでいた。
中学校二年生の頃に落語家デビュー。
以降、最年少にして四ノ宮亭の亭号を襲名することになった。
希望ヶ峰学園が入学者として選定した基準は、この部分にあるようだ。

・友人関係

最も中がいいのは、同じく同期の藻根蔵人。
下級生にも知り合いが多く、業界人として良き先輩となっている。
アイドルである舞園さやか、ギャルである江ノ島盾子、写真家である小泉真昼、料理人である花村輝々、軽音楽部である澪田唯吹らとは、テレビ番組で共演することも多々あるようだ。
また、テレビ業界には知り合いも多く存在する。

・過去

彼の読む落語には命が宿るとされており、火を扱った落語を読んだその日に、実家を消失する火事の被害を受ける。その際に両親、弟と彼以外の一家をすべて失った過去を持つ。
この話に関しては、今回特別に打ち明けてくれた内容である。
尚、当時葬儀を担当していたのが私の同級生の……って、あ、何するんですか!


……最後以外は、意外とまとも?

それにしても……円扇さんにはそんな過去があったの?


【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:魔法少女、薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー、弓道家

    幸運、美容師、霊能力者、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、詐欺師、マネージャー、料理人、幸運、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、プログラマー、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー

時期不明:ベーカリー、スケート選手、時計技師、モデル、レポーター、カメラマン、シナリオライター

     俳人、刑事、ストーカー、弁護士、マダム、皇帝、柔道部、ディレクター、パイロット

詳細不明:相談窓口、災厄


安価下1

プログラマー

>>146
これ捜査終わった後に76期生全員分見たいな

>>148 プログラマー 選択


マギカ「それじゃあ、今度は……」

マギカ「えっと、プログラマー……?」


【超高校級のプログラマー】 不二咲 千尋

・生い立ち

幼い頃からパソコンの技術に優れ、小学生の段階で自分でプログラムを一から構築できるほどだった。
その一方で、幼い頃から身体の発育が遅れ気味で、男子であるにも関わらずそれを引け目に感じることが多かった。
男の癖に、というキーワードで幼少期からいじめの対象になっていたようだ。
転校を機に女子として生きていくことを決意すると、彼はまるで最初から女子であったかのように世間に溶け込めるようになった。
現在では、男子であるということを同級生に暴露したりしているものの、同期の人間からは相変わらずマスコット兼癒し系として過ごしているらしい。と言うより、男子の格好をさせてくれないと嘆いていた。
彼が男子の格好をすると風紀が乱れて癒やしがなくなるとか。それでいいのか、風紀委員。
あ、でも私の同級生にも男の娘がいるからよくわかるかも……って、はいはい、分かりました。

・友人関係

意外なことに、同期の人間では暴走族である大和田紋土、風紀委員である石丸清多夏と最も仲が良い。
ただ、基本的に同期の人間とは良好な人間関係を築いており、彼を見ると自然に笑顔になってしまうらしい。
同期以外の人間とも非常に良好な人間関係を築いているようで、画家である藻根蔵人、メカニックの左右田和一などとは才能の為かよく一緒にいるようだ。
最近は、アルターエゴと呼ばれる技術を開発し、アルター○○シリーズを全国展開している。
オリジナルである七海千秋を筆頭に、アルター○○シリーズは非常に良好な売上を誇っている。
七海千秋の設計の際に、藻根蔵人、左右田和一らと胸の大きさで大論争になったようで……って、不二咲さん、見たことないような般若な顔に……ひぃっ!

・過去

幼少期にイジメられた記憶は今なお深く残っているようだ。
今はもう吹っ切れたように、男としても女としても生きて行けているようではある。
ただし、トラウマを刺激するようなことが起こるとどうなるか分からない、というのが当学園のカウンセラーの見解である。
また、本人に明かせる内容ではないものの、現希望ヶ峰学園学園長、霧切仁によれば、不二咲千尋のイジメを主導していた五人組に、希望ヶ峰学園のスカウトが接触していた疑惑が取り沙汰されているようだ。


……こんな可愛い顔してるのに、男の娘?

……生命の神秘って怖いなぁ……。


【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:魔法少女、薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー、弓道家

    幸運、美容師、霊能力者、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、詐欺師、マネージャー、料理人、幸運、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー

時期不明:ベーカリー、スケート選手、時計技師、モデル、レポーター、カメラマン、シナリオライター

     俳人、刑事、ストーカー、弁護士、マダム、皇帝、柔道部、ディレクター、パイロット

詳細不明:相談窓口、災厄


安価下1

魔法少女

>>152 魔法少女選択 というところで本日はここまで

ちなみに、基本的に誰のプロフィールを見ても重い内容が書かれていますので安心して下さいね。

最後の学級裁判の内容に関わるものの、コトダマとして出てこない才能も五個あったりします。

意外な人が最後の裁判に必要な情報を持っていたりしますので……。

今更ながら、時期不明組は別に入れなくても良かったね。

そこは諸事情に付き次回から割愛させてもらいます。

後、当然ながらこのSS内では、ダンガンロンパの原作キャラの過去を捏造していますのでご注意を。

ちーたんが絶望してる時点で、とも思いますが。

後、>>149は了解。

コトダマを集め終わっても閲覧はできる感じにしておきますね。

では、また次回お付き合い下さい。

次回更新は日付が変わった本日の21時前後……気が向けばお昼すぎにもあるかもしれません。

ちーたんは絶望カワイイ!(合言葉)

取り敢えず、気が向かなかったり何だりだったので21時から再開予定です。
いや、暑い部屋でPCつけてると書く気力が、ね。夜はまだ少し涼しいからいい。

そう言えば、21時って夕方だよね(すっかり忘れてた)

では、更新を再開していきます。

>>152 魔法少女選択


マギカ「私の情報とかも載ってるのかな……」

マギカ「ちょっと気になる……」


【超高校級の魔法少女】 円 マギカ

・生い立ち

一般人の父母を持つ、ごく一般的な家庭に生まれる。母親はとある企業の社長らしい。
幼い頃、ふとしたきっかけで魔法少女になった。
魔法少女になる際には、必ず何らかの願いをこめるらしいが、彼女が何を思って魔法少女になったかは不明。本人の記憶も定かではない。
幼少期に魔法を暴発させ、祖父を失う事故を起こしている。
また、既に戦死してしまっているものの、他にも四名の魔法少女とともに人知れず活動していたという。
四名の行方は、明らかになってはいない。


・友人関係

だれにでも平等に接する性格と、持ち前の優しさ、更には才能が相まって、希望ヶ峰学園全体を通じて人気の高い生徒の一人。
学年内外、予備学科や本科に関係ない人気を誇り、アイドルである舞園さやかやギャルである江ノ島盾子に次ぐファンクラブの人数を誇る。
尚、ファンクラブの栄えあるNo.1は、77期生の幸運、狛枝凪斗。
76期生の生徒が抱える様々な問題を解決してきた手腕を買われ、学園内では超高校級の聖女、とまで呼ばれている。
彼氏は今までに作ったことがないが、これは彼女を愛する蜜岡美緒の牽制の結果とも言われている。

・過去

前述の通り、魔法を暴発させて祖父を失ったことがあるものの、それ以外は魔法の運用において死者を出してはいない。
この時の心の傷は非常に大きいものではあったが、現在に影を落とすようなことはないようだ。
希望ヶ峰学園学園長、霧切仁によれば、彼女が魔法少女であることは間違いなく、魔法という非科学的な力を扱うことは確かだが、魔法少女そのものの原理は未だ明らかにされていないという。


マギカ「よかった……意外とまともだ」

マギカ「覚えのない事が書かれていたら嫌だもんね……」

マギカ「って、あれ……? 何ページか焼けて失われてるね……」

マギカ「取り敢えず、その分は抜いて考えるようにしよう……


【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー、弓道家

    幸運、美容師、霊能力者、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、詐欺師、マネージャー、料理人、幸運、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー

詳細不明:相談窓口、災厄


安価下1

弓道家

>>159 弓道家 選択


マギカ「……ちょっと気になるけど、美緒ちゃんの情報とか見てみようかな?」

マギカ「……気になるし、いいよね」


【超高校級の弓道家】 蜜岡 美緒

・生い立ち

父親が日本を代表する弓道家であり、過去にオリンピックや国内外の賞を総なめにしている。日本古来からの弓道以外に、アーチェリーも得意なようだ。
その才能が受け継がれたのか、幼い頃から弓道の腕に秀で、5歳にて関東地方で行われた大会に優勝。
10歳になる頃には、国外のアーチェリーの大会に招待選手として招かれることもあった。
母親は優秀な通訳であり、家族揃って世界中で幅広く活躍している。


・友人関係

女同士にもかかわらず、病的なまでに魔法少女、円マギカに想いを寄せている姿が確認されている。
他の生徒とは別け隔てなく接しているようだが、こと円マギカに関することになると見境がなくなるらしい。
超高校級のストーカーの生徒は希望ヶ峰学園にもいるが、彼女を持っていして出来るストーカーと言われている。誰も褒めてはいない気がするけれども。
SPである矢倉風善とともに、円マギカを警護する役目を担っている、とは本人の話である。
波長が合うのかは分からないが、77期生の罪木蜜柑とは仲がいいらしい。


・過去

一度、恋愛問題が世間で騒がれたことがある。
当時交際していた男性を誤って弓で撃ち殺してしまったことがあったのである。
本人曰く、あれはわざとだったらしいが、警察当局は過失だったものとして不起訴処分になったという。
それ以来めぼしい大会には参加していない。
どうにも、当時警察に対して希望ヶ峰学園のスカウトが接触していたというきな臭い噂が流れているが、学園長はこれに対して、調査する、と声明を出している。


マギカ「……美緒ちゃん、本当に、交際相手を殺したことがあったんだ……」

マギカ「……でも、どうして?」


愛鬼「どうかな、マギカ……」

愛鬼「調査は順調?」

マギカ「そうでもないかも……」


1. 【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】を読む


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー

    幸運、美容師、霊能力者、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、詐欺師、マネージャー、料理人、幸運、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー

詳細不明:相談窓口、災厄


2. 愛鬼に相談する

3. 一度本を置いて、別の場所を捜査する

安価下1

2

>>161 2. 愛鬼に相談する 選択


マギカ「ちょっと調べるページも多いから、どこを見るかで悩んでるんだよね……」

愛鬼「……そうね」

愛鬼「まず、ひとつ言えるのは……詳細不明の二人に関しては読んでおいたほうがいいってことかしら」

愛鬼「相談窓口はともかく、災厄って明らかに怪しいわよね?」

マギカ「……確かに」

愛鬼「後は、この資料に過去が載っているのがポイントよね」

愛鬼「……こうは言いたくないけれど」

愛鬼「希望ヶ峰学園にはまだまだ怪しいところが多すぎるわ……」

愛鬼「私達の才能に関して、きっと何かを隠しているはず」

マギカ「隠している……?」

愛鬼「明らかに、私達全員の過去が重たい内容なのよ」

愛鬼「例えば、才能によって何かを縛られている生徒のところを読んでみたらどうかしら?」

愛鬼「……イジメられた、家庭の居場所を奪われた、家族に捨てられた」

愛鬼「あるいは、子供の頃から持っていていい才能ではなかった、とかね」

マギカ「……なるほど」

愛鬼「参考にしてみてね?」


1. 【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】を読む


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー

    幸運、美容師、霊能力者、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、詐欺師、マネージャー、料理人、幸運、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー

詳細不明:相談窓口、災厄


2. 一度本を置いて、別の場所を捜査する

安価下1

災厄

>>164 災厄 選択


マギカ「……取り敢えず、この災厄って項目を読んでみようかな?」


【超高校級の災厄】 ???

希望ヶ峰学園に通う、ある生徒の成れの果て、と言われているが詳細は不明。
残念ながら近づくことさえままならない。
どうやら、最近話題の超高校級の絶望の一人のようだが、誰なのかまではわかっていない。
超高校級の絶望は、絶望を周囲に撒き散らす存在である。
どうやら、超高校級の災厄とは、絶望を生み出した存在であるらしく、絶望陣営による激しい情報統制が行われている。
世界中で起きている災厄をもたらす存在として、畏怖を込めて超高校級の災厄、と呼ばれているらしい。


マギカ「……超高校級の絶望の、親玉」

マギカ「世界を席巻する絶望組織の生みの親、ってことなのかな」


コトダマ:【超高校級の災厄】を手に入れました。

【超高校級の災厄】:希望ヶ峰学園のとある生徒の成れの果て。絶望に堕ちた生徒の一人で、周囲に絶望をまき散らすことになった生徒のことだが、誰のことかまではわかっていない。


マギカ「さて……どうしようかな?」


1. 【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】を読む


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー

    幸運、美容師、霊能力者、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、詐欺師、マネージャー、料理人、幸運、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー

詳細不明:相談窓口


2. 一度本を置いて、別の場所を捜査する

安価下1

1 77 幸運

>>166 77期幸運 選択


マギカ「えーと、幸運は必ず一学年に一人いるんだよね……」

マギカ「っと、77期生は……」


【超高校級の幸運】 狛枝 凪斗

・生い立ち

一般人の父母の元に生まれたものの、持ち前の幸運が彼の人生を滅茶苦茶にすることになった。
両親は後述するものの飛行機事故で亡くし、莫大な資産を継ぐことになったりする。
尚、その後は親戚の下を点々としており、そのほとんどが既に鬼籍に入っている。

・友人関係

希望が大好き。俗称希望厨。同期以外の学年からもそう呼ばれることがある。
最も仲がいいのは一つ上の先輩に当たる、幸運の破魔耶麗司。
尚、超高校級の魔法少女を愛でる会、会員ナンバー1にして、超高校級のアイドル舞園さやかを愛する会の会員ナンバー1で、超高校級のギャル江ノ島盾子に忠誠を誓う会会員ナンバー1、超高校級のギャンブラーセレス様に踏んでもらう会の会員ナンバー1である。
他にも、ほとんどのファンクラブで会員ナンバー1を誇るのは、もはや幸運の範疇を超えるような気がする。
予備学科の日向創のことは、予備学科呼ばわりしているものの、意外と友人として上手くいっているようだ。


・過去

自身の幸運が効力を発する時、その後には必ず不運が来る。
幸運と不運が一つになって訪れるのが、彼の幸運らしい。
ハイジャックされた飛行機に乗り合わせ、偶然降り注いだ隕石がハイジャック犯を打ち抜き、そのせいで飛行機が墜落して家族を失い、莫大な資産を手に入れるなど、その幸運は狂気の沙汰だ。
希望ヶ峰学園学園長、霧切仁によれば、彼だけは抽選枠以外で選ばれてもいい幸運である、という。
幸運という才能の中でも、まさに超高校級の幸運である、といえる。


マギカ「……怖いなぁ」

マギカ「っていうか……なんというか、大丈夫かな、この人……」

マギカ「それにしても……才能によって、居場所を奪われ続けたみたいだね……」

マギカ「幸運のお陰で生きている、というのが皮肉すぎるよね……」



1. 【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】を読む


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー

    幸運、美容師、霊能力者、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、詐欺師、マネージャー、料理人、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー

詳細不明:相談窓口


2. 一度本を置いて、別の場所を捜査する

安価下1

詐欺師

>>169 詐欺師 選択


マギカ「……詐欺師、ってそんな才能の人までいるんだ……」

マギカ「それにしても、詐欺師なんてどんな人生を送ってきたんだろう……」


【超高校級の詐欺師】 本名不詳

・生い立ち

結婚詐欺師の父と、結婚詐欺師の母の間に生まれる。
……と言うより、お互いが結婚詐欺師だと知らない間にお互いで騙し騙され、何故か普通に夫婦になった妙な経歴を持つ父母である。
そういう事情もあり、苗字がコロコロかわり、また名前もコロコロ変わる幼少期を過ごす。
両親は、お互いに不倫相手を作り、その不倫相手を騙してお金を手に入れてきた。
子供である彼には、とびっきりの愛情を注いできたらしい。
彼は幼稚園の頃から変装のプロとなり、詐欺を働いてきた。最初はお弁当のおかずだったが、給食費などにターゲットが変わっていく。果てには、有名私立中学の入学権まで詐欺で手に入れるほどだった。


・友人関係

希望ヶ峰学園では基本的に、78期生の御曹司、十神白夜の姿を借りていることが多いが、他の生徒の姿になることもある。
ただ、同期である77期生だけは、どんな姿をしていても騙すことが出来ないらしい。
一度、ギャンブラーであるセレスティア・ルーデンベルクに変装した際、バレて腹をおもいっきり踏まれたことがある。
素の性格は非常におとなしく、臆病なところがある。
彼を彼個人としてみてくれる、予備学科の日向創が彼にとっての親友に当たる。


・過去

結婚詐欺師の両親は、後に結婚詐欺がバレて殺害されることになる。
その場に居合わせた、当時中学生だった彼は、両親を殺したとある人物の部下を演じることで生還する。
後に、彼は両親を殺した人物をだまし討ちし、警察になりきって逃げ切ることに成功する。
もちろん、この情報が流れたところで彼が捕まることはない。なぜなら、彼の戸籍は世界中どこにも存在しないからである。
存在しない人間を逮捕することは出来ないのだ。
尚、結婚詐欺師である両親の殺害には、希望ヶ峰学園のスカウトの息が掛かっていたという情報もあり、学園長である霧切仁は、学園のスカウト全体を厳しく調査している。


マギカ「生まれながらにして、詐欺師……か」

マギカ「希望ヶ峰学園で、真の友達が出来たのなら……よかった、のかな?」


1. 【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】を読む


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー

    幸運、美容師、霊能力者、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、マネージャー、料理人、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー

詳細不明:相談窓口


2. 一度本を置いて、別の場所を捜査する

安価下1

相談窓口(日向)を

>>171 相談窓口 選択


マギカ「えっと……相談窓口、ってなんだろう」

マギカ「と言うか、超高校級の相談窓口って……」


【超高校級の相談窓口】 日向創

・生い立ち

他に比べればそれなりに裕福な家庭に生まれた、普通の少年。
超高校級の生徒である本科生のような才能が身につく環境で育ったわけではない。
しかし、彼は幼少期から人の相談にのることが多かったらしく、友達が多かったらしい。


・友人関係

この資料に乗る人間の中では、唯一の予備学科生。
にも関わらず、超高校級と付けた理由は簡単である。
彼の才能が超高校級なのではなく、超高校級の生徒がよく相談することから、「超高校級の生徒の為の」相談窓口、と呼ばれていることからである。
予備学科の生徒であるにも関わらず、本科の生徒、特に77期生とは非常に良好な関係を築いている。
特に、保健委員である罪木蜜柑や日本舞踊家である西園寺日寄子、写真家である小泉真昼からは親愛を通り越して恋愛感情を抱かれているようである。


・過去

予備学科であることから、才能に固執しているということが分かる。
ただ、それ以上のことは本人の口からは語ってはくれなかった。
希望ヶ峰学園では、予備学科の中でも本科に馴染みやすいことと、本人の希望もあって、とあるプロジェクトの被験者に選ぶことが内定している。


マギカ「予備学科……?」

マギカ「でも、才能のあるなしにかかわらず仲良く出来るなんて、それも才能……だよね?」


コトダマ:【超高校級の相談窓口】を手に入れました。

【超高校級の相談窓口】:予備学科の生徒である、日向創の別称。本科の生徒と関わりを持つことが多かった彼は、聖女同様に多くの本科の生徒の心を救ってきた。特に77期生の生徒は、日向と深い関わりを持っていたらしい。


マギカ「さて……まだ、調べたりないことがあるけど……」


1. 【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】を読む


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー

    幸運、美容師、霊能力者、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、マネージャー、料理人、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー


2. 一度本を置いて、別の場所を捜査する

安価下1

霊能力者

>>174 霊能力者選択 ということで、今日はここまで。
暑さで頭がぽわぽわするわけでしてー……。

これ、資料集全員読むだけでものすごい食うことにやっと気付いた……。
まぁ、残りのコトダマが手に入るのは実は……そろそろヒントとか入れてもかな。

ちなみに、裁判ではこの資料集の内容が質問されることがあるかもです。
きっと必要な情報は、>>1の好きなキャラかもしれない、とか言っておこう。

裁判はずれ込んでいるけど、明日も捜査パート投下予定。
クルーズは捜査終了後に、地図の投下と自由行動を行います。

昨日は捜査パートを投下しようと思いつつ来ることが出来なかったので22時より更新。

そろそろ資料集を終わらせたいので、宜保さんの次辺りにヒントを入れよう。

76期の資料集ネタは、ラスト裁判後にでも回収する感じにしてみる、という。

次作は捜査パートの扱いを変えてみたり試行錯誤してみるかな……。

では、更新を再開します。
涼しい部屋のノートPCで更新しようとして準備進めていたのにイーモバ連投規制っていうのは何というか……。

あ、メインPCに切り替えているので、連投規制は今は受けていません。

では、投下します。

>>174 霊能力者 選択


マギカ「……私達の謎を解く鍵、か」

マギカ「宜保さんのプロフィールも見てみようかな……」


【超高校級の霊能力者】  宜保 愛也

・生い立ち

霊能力者の一族である宜保家に生まれた三男。代々の宜保家は、最も霊感の強い人間が継いできた。
家族構成は父母の他、兄が二人、姉が一人、弟と妹が一人ずつ。
幼い頃から死者の声を聴き、死者とともに過ごしてきた。
一族の掟で、跡を継がなかった妹は別の家に養子として送られている。弟については行方がわかっていない。


・友人関係

76期生の中では、政治家である円天寺美菜輝とともに、クラスのツートップに立つことが多い。
宜保の一族を継ぐことになったことから、滲み出るリーダーシップと教養の高さから、予備学科にはファンクラブが存在する。
彼の霊能力を見ることが出来るのは、信頼されている証である、とまで言われる。
尚、78期生の占い師、葉隠康比呂から毛嫌いされているらしい。理由は、オカルトを信じないから。
本人的には、全くどうにも思っていないとのこと。……まぁ、彼に好かれるよりはいいのかもしれない。


・過去

宜保の一族を継ぐことの出来るこどもは一人だけである。
継ぐことの出来なかった子供は、この世を去るか、宜保の名前を捨てるか、の二択となっている。
実際、兄の一人は仕組まれた事故により事故死し、もう一人は旅行中に飛行機が墜落している。
姉は火事に巻き込まれ、弟も行方不明になっている。
妹だけは唯一養子に出され生きているものの、彼女は既に宜保の名前を捨てている。
幼い頃からこうした宜保家の異端な側面を見続けている。



マギカ「……これが、宜保さんの家?」

マギカ「……ここに戻ることが、幸せなのかな?」

マギカ「……それじゃあ、どうしようかな?」



1. 【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】を読む


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー

    幸運、美容師、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、マネージャー、料理人、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー


2. 一度本を置いて、別の場所を捜査する

3. 愛鬼に相談する(調べる項目のヒントがもらえます)

安価下1

ギャル

>>181 ギャル選択


マギカ「えっと……芸能人のプロフィールって気になるよね」

マギカ「江ノ島さん……私でも知ってる人だけど……」

マギカ「あれ、お姉さんも同じページに載ってる……」


【超高校級のギャル】  江ノ島 盾子
【超高校級の軍人】   戦刃 むくろ

・生い立ち

芸能関係者の母と、軍人の父の間に生まれる。姉は、78期生で軍人の戦刃むくろ。
彼女達が幼いころに両親は離婚。
江ノ島盾子は芸能関係者の母に引き取られ、戦刃むくろは警備関係者の父に引き取られた。
希望ヶ峰学園で再会するまでも、江ノ島盾子と戦刃むくろは手紙やメールでやりとりをしていた。
残念な姉、と言いながら姉のことは信頼している模様。


・友人関係

芸能関係の友人としてか、舞園さやかとはそこそこ仲がいいらしい。
また、姉妹である戦刃むくろのほか、77期生のメンバーとは好意的に接している。
江ノ島盾子本人は希望を疎ましく思っている言動が目立つが、意外なことに希望を崇めたてる狛枝凪斗らと話をする姿も目撃されていたりする。
本人曰く、円先輩からは絶望の香りがして好き! 落ち着く! らしい。
蜜岡美緒が親の敵を見るように、江ノ島盾子に視線を向けていたことを教えてあげたほうがいいのだろうか。


・過去

両親の離婚の理由は、彼女達の才能だった。
幼少期から売れっ子ギャルの片鱗を見せていた江ノ島盾子に対して、わずか3歳で銃器を自在に操る戦刃むくろ。
母親は江ノ島盾子を世に売りだしたい、父親は戦刃むくろを傭兵に仕立てあげたい、として対立してしまった。
江ノ島盾子も戦刃むくろも、両親のことが大好きだったからこそ、『将来の希望』を疎ましく思ってしまったようだ。
その数カ月後、偶然遊園地で再会した一家を襲ったのはテロリストによる立てこもり事件。
この事件が創りだした『絶望』は、仲違いしていた両親を再び強く結びつけたらしく、両親は最期のときまで二人を守り切ったようだ。
二人は、江ノ島盾子と戦刃むくろの目の前で、テロリストに射殺されている。


マギカ「……江ノ島さんに、こんなに思い過去が?」

マギカ「……あんな笑顔の裏で、辛いことがたくさんあるんだ……」

マギカ「……なんか、皆重い過去ばっかりだね」


1. 【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】を読む


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー

    幸運、美容師、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、マネージャー、料理人、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    ギャル、軍人、アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー


2. 一度本を置いて、別の場所を捜査する

3. 愛鬼に相談する(調べる項目のヒントがもらえます)

安価下1

>>184 3. 愛鬼に相談する 選択


愛鬼「ふぅ……一通り調べられたけど、そっちは順調……」

愛鬼「……じゃ、なさそうだね?」

マギカ「……愛鬼ちゃんって、ナチュラルに天才だよね」

愛鬼「……一応、私薬剤師だからね?」

愛鬼「飛び級で医師の免許も持ってるからね……?」

マギカ「……普通に天才だったぁ」

愛鬼「それは、まぁいいわ……」

愛鬼「どうやら、希望ヶ峰学園のスカウトの中に、異常な選定基準を設けている人間がいたみたい」

マギカ「異常な、選定基準……?」

愛鬼「簡単にいえば、……不幸な過去があるかどうか」

愛鬼「……イジメ、両親の離婚、家庭の崩壊、事故、事件」

愛鬼「誘拐、殺人、テロ……」

愛鬼「本人にとって後ろめたい過去を持っている人間が選ばれているわ」

マギカ「……なんでだろう」

愛鬼「……一応、精神療養をするため、とはなっているけれど」

愛鬼「恐らく、保身か出世欲でしょ」

愛鬼「優秀な才能を、希望ヶ峰学園にスカウトすることが出来た」

愛鬼「結果だけ見れば、彼は優秀なスカウトだわ」

マギカ「……」

愛鬼「私が見た限りだと、そのスカウトが明らかに何かをしていたのは2件だけど」

愛鬼「恐らく、探せばいくらでも出てくるわね。きな臭い噂が……」

マギカ「その二件って言うのは……?」

愛鬼「……とある、日舞の一家と」

愛鬼「……『超高校級のいじめられっ子』よ」

マギカ「……え?」

愛鬼「その他にも、本人が本名を名乗ったりしないケースも怪しいわね」

愛鬼「きっと、忘れたい過去でもあるんじゃないかしら」

マギカ「……忘れたい過去、か」

愛鬼「それじゃあ、頑張ってね?」

マギカ「改めて、どうしようかな……」


1. 【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】を読む


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマを手に入れられる項目は、以下の内3つです。
数回確認した後、ヒントを貰うなどの追加項目が出現します。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー

    幸運、美容師、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、マネージャー、料理人、飼育委員

    保健委員、王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー


2. 一度本を置いて、別の場所を捜査する


安価下1

保健委員

>>188 保健委員 選択


マギカ「えっと、愛鬼ちゃんは超高校級のいじめられっ子って言ってたけど……」

マギカ「誰のことだろう……? この、包帯巻いてる子かな?」


【超高校級の保険委員】  罪木 蜜柑

・生い立ち

医師の父親と看護師の母親の間に生まれたため、幼い頃から簡単な治療などについて学んできた治療のスペシャリスト。
小学生の時には、学校にいる保険医よりも手当が早く、正確に助言をするなど活躍していた。
子供の頃はよく水族館に連れて行ってもらっていたことからか、一番の思い出の場所は水族館。
好きな動物はウミガメ。得意なことはウミガメの産卵シーンのものまね。


・友人関係

77期生の中で、というよりも所属する全学生の中でもっともドン臭いと本人は思っているが、実は意外と行動力がある。
仲が良いのは、写真家の小泉真昼、軽音楽部の澪田唯吹、日本舞踊家の西園寺日寄子。
口の悪い西園寺日寄子は、彼女をいじめているように端からすると見えるのだが、どうやらあれは西園寺日寄子なりの愛情表現らしい。
彼女の本音は、もっと自身を持てばいいのに、このゲロブタクソビッチ。それに対する罪木蜜柑の解答は、ちゃんと私をみてくれている証拠ですぅ、だそうだ。
ただし、罪木蜜柑自身が自分を卑下する言葉を言うと、必ずそれを西園寺日寄子に否定されるなど、友人関係はこじれていないようだ。


・過去

幼い頃から治療技術に優れ、保険医よりも頼られる存在になった罪木蜜柑は、当時はハツラツとしたいい子であった。
ただ、運動会で起きた大規模な事故の際、保険医よりも早く適切な処置をして死者を出さなかったことが後の禍根となる。
保険医は、自分自身の立場と存在意義を疑問視し、自殺。
罪木蜜柑は、そんな保険医を自殺に追い込んだとしてイジメの標的となった。
それ以来、彼女はどこに行ってもイジメられ続けてきたらしい。

この件で、独自にこのような記録を手に入れることができた。
学園長、霧切仁の許可もとったので添付しておく。


マギカ「……この子、イジメられるようなこと、してないのに」

マギカ「これも……才能に縛られた、ってことなの?」

マギカ「それにしても……いよいよ、希望ヶ峰学園もきな臭くなってきたね……」

マギカ「こんな、ひどいスカウトの仕方……ないよ」

コトダマ:【スカウトの記録】を手に入れました。

【スカウトの記録】:超高校級の保健委員である罪木蜜柑に関するスカウトの記録。彼女を学園にスカウトするために、通っている学校でのイジメを助長させるよう教育機関に働きかけたことが記されている。


マギカ「……なんだか、知りたくない情報ばっかり出てくるよ」


1. 【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】を読む


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマは集まりました。
裁判での解答になる部分が、まだ二人残っています。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー

    幸運、美容師、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、マネージャー、料理人、飼育委員

    王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼、ギャンブラー


2. 一度本を置いて、別の場所を捜査する


安価下1

ギャンブラー

>>190 ギャンブラー 選択


マギカ「えっと……この、セレスティア・ルーデンベルク……って」

マギカ「……外国、人?」


【超高校級のギャンブラー】  セレスティア・ルーデンベルク(本人の希望により本名は割愛)

・生い立ち

栃木県出身。母親はキャリアウーマンであったが、父親は粗暴だったようだ。
幼い頃から賭け事の才能があり、それが現在、ギャンブラーとして希望ヶ峰学園にスカウトされる礎となる。
賭け事を教えたのは父親であり、娘の才能を手放しで喜んだようだ。
好物が餃子なのは、母親がよく作ってくれたから。彼女にとっての家庭の味なのだそうだ。


・友人関係

78期生の生徒の中でも取り立てて個性派な一人。同人作家である山田一二三をよく顎で使っている。
オセロなどの盤ゲームでは、御曹司である十神白夜、幸運である苗木誠とよく戦っているらしいが、未だに一敗もしたことがないらしい。
彼女の夢は西洋のお城でAランクの男性と暮らすことだそうだが、まだAランクの男性は現れていないらしい。
女性だったら、という質問には円さんなら考えないこともありませんわ、と答えてくれた。
理由としては、愛でたら可愛いというのと、唯一自分とまともにギャンブルが出来る事、らしい。
蜜岡美緒が親の敵を見るようにしているのと、円マギカがゲームの際に魔法を使っていることは教えてあげたほうがいいのだろうか。


・過去

彼女が頑なに本名を隠そうとする理由は、彼女の才能にあるようだ。
ギャンブラーとしての才能を発揮していた幼いころの彼女を、父親は利用し放題だった。
各地の違法賭博場で賞金を巻き上げ、一躍大金持ちになったのだ。
それをよく思わなかった彼女の母親が、父親を止めるために彼女を連れて一人で家を出たところ、父親が逆上。
母親は父親に殺害されるに至ってしまった。
そんな過去があるからこそ、忌々しい名前となった本名をひた隠しにして、セレスティア・ルーデンベルクという新しい人生を歩んでいるのかもしれない。
男性を厳しく批評して、自分の周りにAランクしか置きたくない、というのもこの辺りの心情から来ているのかもしれない。


マギカ「日本人なんだ……この人……」

マギカ「でも、生まれた才能のせいでお母さんを失うなんて……悲しいよ」


1. 【希望ヶ峰学園生徒のプロフィール帳】を読む


プロフィールを見たい生徒の才能を指定して下さい。
必要なコトダマは集まりました。
裁判での解答になる部分が、まだ残っています。


76期生:薬剤師、怪盗、秘書、政治家、サーファー、カウンセラー

    幸運、美容師、トレーサー、検視官、画家、SP

77期生:極道、メカニック、マネージャー、料理人、飼育委員

    王女、写真家、日本舞踊家、軽音楽部、体操部、剣道家

78期生:幸運、野球選手、暴走族、風紀委員、御曹司、同人作家、占い師

    アイドル、探偵、スイマー、格闘家、文学少女、殺人鬼


2. 一度本を置いて、別の場所を捜査する


安価下1

日本舞踊家

>>194 日本舞踊家 選択 で今日はここまで。


まさかセレスさんの過去がこんなに重いものになるとは……とか。

また水曜日中に更新を再開する予定ですが、諸事情で、最悪な場合しばらく更新できない可能性があります。

私が狛枝だったら、この後には幸運が待ち構えているはずなんだけど……かれこれ一年間、不運しかないなぁ。

勤め先とのやりとりが上手くまとまらなかった場合、しばらく休止する可能性がありますのでご容赦下さい。

その場合は、またおってこちらでその旨をお伝えいたします。

では、本日はお付き合いありがとうございました。

本日九時より再開します。

さて、これより更新を再開します。

>>194 日本舞踊家 選択


マギカ「えーと……この子が、日本舞踊家の……」

マギカ「西園寺……えっと、なんて読むんだろう?」


【超高校級の日本舞踊家】  西園寺 日寄子

・生い立ち

婿養子である父親と、家元である母親の間に生まれた西園寺家の時期家元。
本人曰く、西園寺家は謀略と暗殺がめぐる最悪の家庭環境、らしい。
西園寺家の他の人間からは、才能のある彼女が最も疎まれており、挙句の果てには舞台照明を落とすなどの犯罪すらも行われてきた。その被害者は、常に彼女である。
その為、彼女はお家のことを嫌っている。



・友人関係

同期の77期生である写真家の小泉真昼、軽音楽部の澪田唯吹、保健委員の罪木蜜柑とはよくつるんでいる。
本人的には、罪木蜜柑をゲロブタクソビッチと呼んでいるものの、他の人間から彼女が罵られた場合は率先して庇っているようだ。
予備学科の日向創を顎で使い、同級生の左右田和一をモブと読んだりと何かと口の悪い彼女であるが、実際は優しい側面もあり、ただただ人間関係に慣れていないだけのようだ。
優しくされることに不慣れだったが、希望ヶ峰学園に来て改善が見られる。


・過去

西園寺家の中では、婿養子である父親だけが彼女の心の拠り所であった。
その父親は、彼女を他の人間から守るために狂ったふりをしてごまかしていたらしい。
尚、家名が大事な祖母から父親と母親は別離させられた彼女は、最終的に「研修」の名目で希望ヶ峰学園に編入される。
家名だけが大事な祖母、才能のある娘を恨む母親、狂ったふりをして殺された父親。
彼女が才能をもって生まれたことは、果たして幸せなことだったのだろうか……。


マギカ「……思った以上に、ひどいよね……」

マギカ「そんなこと……あるんだ……」

マギカ「芸能界って一括りにしていいのかわからないけど……」

マギカ「怖いものだよね……」



愛鬼「そろそろ資料集については調べ終わったかな?」

愛鬼「どうせ、裁判が終われば時間もあるんだし、残りはその時にでも見たら?」

マギカ「……そう、だね」

マギカ「それじゃあ、他の捜査を再開しようかな」




1. 映像メディアを調べる

2. 別の場所に向かう


安価下1

1

>>202 1. 映像メディアを調べる  選択


マギカ「……取り敢えず、本だけじゃなくってこっちも調べておいたほうがいいよね」

マギカ「えっと、映像メディアって何かと思えば……」

マギカ「DVDか……」

マギカ「裁判に使えそうな映像はあるかな……?」

モノクマ「ん? 円さん、なにか探しもの?」

マギカ「ああ、モノクマ……」

マギカ「何か裁判に使えそうなDVDはあるかな、と思ったんだけど」

モノクマ「ふーん……それなら、もう一度これでも見てみたら?」

モノクマ「DVDプレイヤーはあっちのものを利用してね!」

マギカ「コロシアイ自然教室のDVD……」

マギカ「またこれか……」


モノクマに渡されたDVDを改めて見返してみれば、今度はスッタフロールまできっちりと見ることが出来た。

スタッフロールには、宜保さん、三菱さん、美菜輝ちゃんの名前が書かれているわけで……。

一応、これも証拠、だよね?



コトダマ:【コロシアイ自然教室のDVD】を手に入れました。

【コロシアイ自然教室のDVD】:別の場所で行われたコロシアイの映像。この事件でモノクマを操っていたのは、宜保・円天寺・三菱の三名だったことがスタッフロールで明らかになった。


マギカ「もう、ここで調べられることはなさそうだね……」

マギカ「別の場所を捜査するべき、かな」


次に訪れる場所


【研究員の部屋】

【ロッカー室】


安価↓1

来ていないので、最安価下1

ロッカー

>>205 ロッカー室 選択


【ロッカー室】


資料室で捜査することがあるという愛鬼ちゃんと別れて、私はロッカー室にやってきた。

このロッカー室は、どうやら研究者の人の私物が並べられているみたいだね。

研究者の中には希望ヶ峰学園の生徒もいるかもしれないし、この研究所を利用している人は多岐にわたりそうだね。

とは言え……鍵の開いているロッカーは全部で3つだけか。

77期生の保健委員である罪木さんのロッカーもあるみたいだけど、ここは鍵が開かないみたい。

女性のプライバシーを除くのも申し訳ないし、解錠魔法を使う必要もないかな。


それじゃあ、どのロッカーから調べてみようかな?


1. 飾りっ気のないロッカー

2. 好きな落語家の写真が貼られているロッカー

3. 風紀と書かれた腕章とデフォルメされたモヒカンのマスコットでデコレートされているロッカー


安価下1


>>208 2. 好きな落語家の写真が貼られているロッカー  選択


マギカ「取り敢えず……ロッカーの中身を調べてみないことには……」

マギカ「って、あれ?」

マギカ「この写真……どこかで見たことあると思ったら、円扇さんの写真だ」

マギカ「……なんだろう、気持ち今より少し若く見えるけど……」

……ってことは、この研究者の人は……。

あれだね、円扇さんのファンってことだよね?

マギカ「あれ……もしかして、円扇さんの本名とか、知らないかな……」

マギカ「例えば新聞に載ってるとか、雑誌に載ってるとか……」

マギカ「うーん、ありそうな気がするんだけど……」

持ち主のロッカーの中身をゴソゴソとあさり、カバンまでひっくり返してみたところで……。

マギカ「あ、これだ!」

マギカ「やっと見つけた……!」


コトダマ:【新聞の切り抜き】を手に入れました。

【新聞の切り抜き】:研究員のロッカーから見つかった新聞の切り抜き。どうやら、円扇のファンだったようで、円扇の襲名会見の記事だけを切り抜いていたらしい。記事によると、四ノ宮亭円扇の本名は、連城扇子<れんじょうおうぎ>というらしい。


マギカ「……円扇さん、本名が既に芸能人っぽい」


……まだ、調べられそうだけど、どうしようかな?


1. 飾りっ気のないロッカー

2. 風紀と書かれた腕章とデフォルメされたモヒカンのマスコットでデコレートされているロッカー


安価下1

1

>>210 1. 飾りっ気のないロッカー 選択


マギカ「……なんだろう」

マギカ「このロッカーだけ、やけに無骨で飾りっ気がないなぁ」

マギカ「他の人は、結構自分の個性を全面に出してるのに……」

マギカ「罪木さんは写真も貼ってあるくらいなのに、ね」

マギカ「本当に研究一筋ってことなのかな……」

マギカ「えっと、名前は……院九倍太……?」

マギカ「なんて読むのかな……いんきゅう、ばいた?」

マギカ「面白い名前の人だけど……」

マギカ「ちょっと開いてるから、手帳を拝見させてもらおうかな」


マギカ「なになに、僕は魔法少女という存在についてずっと調べ続けてきた……」

マギカ「そして突き止めた事実は、魔法少女は人間とはまた少し違った生命体になる、ということだ」

マギカ「ほぼ人間であるものの、彼らの生命の源は血肉ではなく魔力」

マギカ「彼らは、魔法のために生命のあり方さえもねじ曲げてしまったのだ」

マギカ「まったく、わけがわからないよ……?」


マギカ「……つまり、私は人間じゃない……?」

マギカ「人間だけど、人間じゃないの……?」


コトダマ:【研究者の独白】を手に入れました。

【研究者の独白】:研究者である、院九倍太が書いた独白文。魔法少女はある一つの願いを叶えるために、生命のあり方を変えてしまったことが書かれている。魔法少女の生命は、血肉ではなく魔力であるらしい。


…‥私の存在って、一体……。

と、とりあえず、他の場所も捜査しないと……!




1. 風紀と書かれた腕章とデフォルメされたモヒカンのマスコットでデコレートされているロッカー

2. 他の場所に移動する


安価下1

>>212 1. 風紀と書かれた腕章とデフォルメされたモヒカンのマスコットでデコレートされているロッカー 選択


マギカ「……えっと、このロッカーの持ち主は誰なんだろう……?」

マギカ「取り敢えず、風紀と書かれた腕章に対して……」

マギカ「なんでもう一つは暴走族がマスコットみたいにデフォルメされてるの……?」

マギカ「ちょ、ちょっと趣味がわからない、かな……?」

マギカ「えーと、名前は……不二咲千尋……」

マギカ「超高校級のプログラマー、だっけ……」

マギカ「そうすると、このピンク色の手帳は……彼女のもの、だよね?」

マギカ「……なんか、栞がはさまってるけど……」


マギカ「今日……昔のクラスメイトにばったりと出会ってしまった」

マギカ「みんな、あの頃のままで……男の癖に女の格好をしていることを……」

マギカ「気持ちが悪いと……顔を合わせて罵ってきた」

マギカ「希望ヶ峰学園で仲間に出会ったから……軽く流せると思ってた」

マギカ「でも……その仲間のことを悪く言われたとき……」

マギカ「頭が真っ白になってしまった」

マギカ「気がついたら……彼らが持っていたナイフを奪い取って……」

マギカ「……後のことは、良く覚えていない」

マギカ「でも……どことなく、やり遂げた気がした」

マヒカ「あの時聞こえていた言葉は、嘘じゃなかった」

マギカ「人生を、やりがいを、幸福を、希望を……」

マギカ「奪い取ってきた相手に復讐すること……」

マギカ「それが、こんなにも……気持ちのいいことだったなんて」


マギカ「……あの、可愛い子がこんなことを……?」


コトダマ:【不二咲千尋の日記】を手に入れました。

【不二咲千尋の日記】:超高校級のプログラマーである不二咲千尋の日記。過去に受けたイジメによって心に大きい傷を負っており、偶然過去のクラスメイト五名に会ったときの出来事が、震える字で書かれている。



……後は、調べていないのは……あそこだけ、だ。


自動的に【研究員の部屋】 に移動します。

【研究員の部屋】


まだ調べていない場所に来てみれば、既に中には宜保さんと藻根君がいた。

宜保「……マギカか」

宜保「どうやらこの部屋は主任研究員の部屋のようだな」

藻根「希望ヶ峰学園が秘密裏に行ってきたあらゆる実験のデータが残っているみたいですぞ」

マギカ「……気になる実験のデータとかはある?」

宜保「この3つだな……」

宜保「もう、時間もほとんどない……」

宜保「手短に調べたほうがいいだろう」

マギカ「それじゃあ……どれから調べようかな」


1. 人工メシア計画について

2. カムクライズルプロジェクトについて

3. カムクラハジメプロジェクトについて


安価下1

1

>>215 1. 人工メシア計画について  選択


マギカ「……気になるのは、やっぱりこれ、かな」

マギカ「人工メシア計画……」

宜保「……やはり、それが気になるよな」

宜保「人工メシア計画は、いうなれば……人類史上最低最悪の人体実験だ」

マギカ「人類史上最低最悪の人体実験……?」

藻根「この人人工メシア計画では、ありとあらゆる非科学的な才能を一人に詰め込んだようなのですぞ」

藻根「例えば、幻術士」

藻根「例えば、死霊使い」

藻根「例えば、占い師」

藻根「ロールプレイングゲームに出てきそうなとんでもないものまで、です」

宜保「霊能力、錬金術、超能力、魔法使い」

宜保「医学や物理学を超越した存在を作る、まさに人間という枠を捻じ曲げる実験だったわけだ」

マギカ「そんな……ことが……」

宜保「あらゆるオカルト染みた能力を持つ人間を、神にでも育てようとしたのだろうな」

宜保「別称、超高校級の奇跡を作るプログラム、だ」

宜保「……何が奇跡なのか」

マギカ「……どうして宜保さんは、そんなに計画を目の敵にしたように……?」

藻根「万能の天才を創りだそうとしたこの計画……」

藻根「人体実験手術の被験者の名前はわからないのです」

藻根「ただ、ひとつわかることは……」

藻根「この実験の被験者は、僕達、76期生の誰か、ということだけです」

マギカ「私達の内の、誰か……」

マギカ(……それって)


コトダマ;【人工メシア計画】を手に入れました。

【人工メシア計画】:希望ヶ峰学園が秘密裏に行っていた、万能の天才を生み出すプロジェクトの一つ。オカルト染みた才能を増幅させ、奇跡を起こす人間を創りだすのが目的。被験者は希望ヶ峰学園76期生から選出された。通称、人類史上最低最悪の人体実験。


まだ、調べることがあるよね……。


1. カムクライズルプロジェクトについて

2. カムクラハジメプロジェクトについて


安価下1

>>219 1. カムクライズルプロジェクトについて  選択


マギカ「えっと、それじゃあこっちのプロジェクトについていきたいんだけど……」

宜保「カムクライズルプロジェクトについて、か?」

宜保「最初に言っておくが、このプログラムの被験者は、予備学科だ」

マギカ「予備学科……?」

宜保「超高校級の才能を持たない、希望ヶ峰学園の生徒だと思えばいい」

宜保「そして、彼らは才能を欲している、というわけだな」

マギカ「……もしかして?」

宜保「恐らく察しているとおりだろうな」

宜保「予備学科の人間を、人工的に才能のある人間にすること」

宜保「その第一の実験が、カムクライズルプロジェクトだ」

宜保「人工的に天才を創りだす実験の中では、ニ段階目のものだな」

藻根「この実験の被験者は日向創……」

藻根「実験の名目は、あらゆる才能を超高校級で持った、超高校級の天才を作ることですぞ」

宜保「当然、超高校級の奇跡を作るための土台、ということだろうな」

宜保「忌々しいことだ……」

マギカ「えっと……その、日向さんはどうなったの?」

宜保「実験は成功した」

宜保「ただ一部を除いて、な」

マギカ「一部……?」

藻根「確かに彼は天才になったのです」

藻根「しかし、才能意外のすべてを失いました」

藻根「記憶も、感情も、ですぞ」

藻根「だから……日向創という人間は、実験を境に……消滅した、といえるでしょうな」

宜保「その後、どうやらこの研究所で眠らされていたようだな……」

マギカ「ひどい……」

マギカ(……日向さんって、77期生の生徒に、凄く慕われていたのに……!)


コトダマ;【カムクライズルプロジェクト】を手に入れました。

【カムクライズルプロジェクト】:希望ヶ峰学園が秘密裏に行っていた、万能の天才を生み出すプロジェクトの一つ。あらゆる才能を持った、超高校級の天才を創りだすのが目的。被験者は予備学科に属する日向創。記憶をすべて失った日向は、希望ヶ峰ラボに眠らされていた。


マギカ「それじゃあ……最後に、もうひとつの実験についても教えて欲しいんだけど」

マギカ「えっと、カムクラハジメ、プロジェクト?」

宜保「どうやらそのプロジェクトは、残りの二つのプロジェクトの更に根幹部分になるようだな」

宜保「言ってしまえば、超高校級の天才見習いを作り出すためのものだ」

マギカ「超高校級の天才見習い……?」

宜保「あらゆる才能をある程度自由に使いこなすだけの天才、というものだな」

宜保「モノマネをさせれば、超高校級のモノマネ師には敵わないが、非常に高い水準で完成させる」

宜保「栄養学の知識では超高校級の栄養士には敵わないが、他の人間から見れば天才の領域、ということだ」

藻根「できる器用貧乏というか、なんというか……」

宜保「この実験の被験者は分かってはいない……が、恐らく76期生の人間だろう」

マギカ「なんでそう思うんですか?」

宜保「黒幕……こそが、この実験の被験者だと睨んでいる」

宜保「茅ヶ崎の事件で、地院家の聞いた複数人の声がその証拠だ」

宜保「……恐らく、あれは黒幕が声を真似ただけだろう」

マギカ「でも、私達にはモノマネを才能に持つ人はいない……」

宜保「だからだな……」

宜保「あくまで予想だが……確率は高いだろう」

マギカ「……分かりました」


コトダマ:【カムクラハジメプロジェクト】を手に入れました。

【カムクラハジメプロジェクト】:希望ヶ峰学園が秘密裏に行っていた、万能の天才を生み出すプロジェクトの一つ。カムクライズルプロジェクトよりも先に行われ、あらゆる才能をある程度有する人間を創りだそうとした。実験は成功したらしい。


【最期の裁判に使うコトダマをすべて集め終えました!】


モノクマ「オマエラ! 制限時間は、もういっぱいです!」

モノクマ「これにて、捜査時間を終了します!」

モノクマ「もう夜時間にさしかかりますので……」

モノクマ「ささやかながら豪勢な夕食をオマエラの部屋に用意しておいたよ!」

モノクマ「最後の晩餐だと思って……」

モノクマ「オマエラ、張り切って食べて下さい!」

モノクマ「……明日は、午前十時から最後の裁判です」

モノクマ「朝食を九時に運び入れるので、遅れないように研究所まで来てください!」

モノクマ「以上クマ!」


マギカ「きゃ、キャラが混じってる……!」


研究所から宜保さん、藻根君と一緒に戻ってきた。

……最期の夕食は、舟盛りにステーキと、本当に豪華だった。

けど、正直一人じゃ食べきれなかった。

……明日は起きたら、何をするでもなく最期の裁判。

……みんな、私達は必ずここから生きて帰るから……。

見ててね、絶対……!




二十一日目が終了しました。

最期の学級裁判は翌日です。


現在生き残っているメンバーにリアナと愛鬼がいます。

黒幕に???フラグが立ちました。

---------------------------------------------------------------------------------------------------

さて、本日の更新はここまでです。

捜査終了時点で黒幕はもう割れていることでしょう。

裁判更新は月曜日を予定しています。

一応、現状、裁判中断までは進める予定になります。

学級裁判が盛り上がるのは中断後、ですけどね、やっぱり。

日曜日の更新は、21時よりクルーズの自由行動になります。

クルーズの裁判では新要素取り入れたいな……。

では、本日はここまで。

是非皆さん、黒幕を予想してくださいね!

二人がどうなるかについては学級裁判本編にて。

黒幕の推理に関しては、実は重要な証言を持っているキャラが生き残りにいますよね、うん。

過去に黒幕の複線もあるので参考に。

では、本日は予定通り21時からクルーズの自由行動を更新します。

地図は手書きだけどいいよね……!

そう言っていただけると非常に意欲が高まります。

あちらでもよろしくお願いいたしますね。


やっと、学級裁判中断まで仕上がった……!


少しずつ書き進めていたにしても、腕がボロボロに……!

15分後くらいから学級裁判を投下します。

……時間的に中断まで行けるのか?

最後の学級裁判ですが……人がいらっしゃることを祈りましょう。

二十ニ日目になりました。

最後の学級裁判の日です。

---------------------------------------------------------------------------------------------------

……最後の学級裁判。

定刻通りに朝食を摂りに食堂に向かえば、そこには既に皆が揃っていた……?

あれ、藻根君だけがいない……?


マギカ「おはよう……えっと、藻根君は?」

宜保「あいつは、先に裁判場に絵を飾ると言って出て行ったぞ」

宜保「それよりも円……愛鬼から渡すものがあるらしい」

マギカ「愛鬼ちゃんから……?」

愛鬼「……実は、一昨日ついに完成させたのよね」

愛鬼「……絶望病の予防薬」

リアナ「何が起こるかもわからないし、裁判前に飲んでおいてほしんだそうだ」

愛鬼「……安心していいわ、腕は保証する」

マギカ「うん……今日で、終わりなんだね」

宜保「勝たねばならん……!」

愛鬼「絶対に負けないわ……!」

リアナ「一矢報いてやらないとな……!」


……こうして、私達は最期の学級裁判へと臨むことになった。

【裁判準備】


ついに始まる最期の学級裁判……。
はたして、このコロシアイ生活を計画したのは誰なのか。
黒幕は一体誰なのか。
……そして、マギカ達の正体は一体何なのか。
希望ヶ峰学園とマギカ達の秘密に迫る、最期の裁判が幕を開ける!




獲得スキル
『真贋の見極め』:捜査時に、裁判で使用しないコトダマを記録しないようになる。 (裁判では効果なし)
『ビッグウェーブ』:裁判中に一回だけ、他の偽の論破ポイントを消し去ることが出来る。
『援護射撃』:裁判中のノンストップ議論で誤った解答をした際、一度だけ仲間の誰かがフォローをしてくれる。
『ラッキー・ハプニング』:動機発表後の自由行動回数が特定回数増加する。 (裁判では効果なし)
『政治家の威光』:自身の発言力を+2する。
『芸術センス』:閃きアナグラムの際に発動可能。ダミーの文字をすべて消すことが出来る。
『身体強化魔法』:精神力2使用して、論破失敗時のダメージをなくすことが出来る。
『鋼の肉体』:ロジカルダイブのコンマダメージを受けなくなる。
『薬物中毒』:謎の薬物の力で、精神力と発言力の値を最大で3まで入れ替えることが出来る。
       また、反論ショーダウンの際に一度だけ正解を選ばずとも斬り伏せることができるようになる。
『降霊術』:裁判中に一度だけ使用可能。被害者の霊を呼び出して、代わりに解答をしてもらうことが出来る。
『安定呼吸』:精神力を4消費して発動可能。直前の議論で受けた発言力のダメージを回復することが出来る。

現在の発言力(HP):8 (チャプター6開始時6+政治家の威光で2足されています)
現在の精神力(MP):6 


以下、薬物中毒の判定

発言力と精神力の値を動かすことが出来ます。

安価下

>>235 ふ……? 不、かな? ということで、今回は動かさない方向で。



>>234 再掲

【裁判準備】


ついに始まる最期の学級裁判……。
はたして、このコロシアイ生活を計画したのは誰なのか。
黒幕は一体誰なのか。
……そして、マギカ達の正体は一体何なのか。
希望ヶ峰学園とマギカ達の秘密に迫る、最期の裁判が幕を開ける!




獲得スキル
『真贋の見極め』:捜査時に、裁判で使用しないコトダマを記録しないようになる。 (裁判では効果なし)
『ビッグウェーブ』:裁判中に一回だけ、他の偽の論破ポイントを消し去ることが出来る。
『援護射撃』:裁判中のノンストップ議論で誤った解答をした際、一度だけ仲間の誰かがフォローをしてくれる。
『ラッキー・ハプニング』:動機発表後の自由行動回数が特定回数増加する。 (裁判では効果なし)
『政治家の威光』:自身の発言力を+2する。
『芸術センス』:閃きアナグラムの際に発動可能。ダミーの文字をすべて消すことが出来る。
『身体強化魔法』:精神力2使用して、論破失敗時のダメージをなくすことが出来る。
『鋼の肉体』:ロジカルダイブのコンマダメージを受けなくなる。
『薬物中毒』:謎の薬物の力で、精神力と発言力の値を最大で3まで入れ替えることが出来る。
       また、反論ショーダウンの際に一度だけ正解を選ばずとも斬り伏せることができるようになる。
『降霊術』:裁判中に一度だけ使用可能。被害者の霊を呼び出して、代わりに解答をしてもらうことが出来る。
『安定呼吸』:精神力を4消費して発動可能。直前の議論で受けた発言力のダメージを回復することが出来る。

現在の発言力(HP):8 (チャプター6開始時6+政治家の威光で2足されています)
現在の精神力(MP):6 

【コトダマリスト1】


【人工メシア計画】:希望ヶ峰学園が秘密裏に行っていた、万能の天才を生み出すプロジェクトの一つ。オカルト染みた才能を増幅させ、奇跡を起こす人間を創りだすのが目的。被験者は希望ヶ峰学園76期生から選出された。通称、人類史上最低最悪の人体実験。

【カムクライズルプロジェクト】:希望ヶ峰学園が秘密裏に行っていた、万能の天才を生み出すプロジェクトの一つ。あらゆる才能を持った、超高校級の天才を創りだすのが目的。被験者は予備学科に属する日向創。記憶をすべて失った日向は、希望ヶ峰ラボに眠らされていた。

【カムクラハジメプロジェクト】:希望ヶ峰学園が秘密裏に行っていた、万能の天才を生み出すプロジェクトの一つ。カムクライズルプロジェクトよりも先に行われ、あらゆる才能をある程度有する人間を創りだそうとした。実験は成功したらしい。

【希望ヶ峰ドリープロジェクト】:希望ヶ峰学園が秘密裏に行っていた、万能の天才を生み出すプロジェクトの一つ。他三つのプロジェクトで完成した天才を量産するためのクローンプログラム。被験者は希望ヶ峰学園76期生から選出された。

【研究者の独白】:研究者である、院九倍太が書いた独白文。魔法少女はある一つの願いを叶えるために、生命のあり方を変えてしまったことが書かれている。魔法少女の生命は、血肉ではなく魔力であるらしい。

【警察庁の調査報告書】:希望ヶ峰ラボで行われている違法な実験に対する警察庁の調査報告書。中で行われている実験に対して、合法なものであると書かれているが、研究所の実態からはかけ離れている。

【汚職警官の報告書】:警察犬であるココアの反応が纏められている報告書。どうやらココアは、クローンと本物を別の個体として認識していたらしく、最後に完成したクローンであってもココアをごまかすことは出来なかった。

【研究員の始末書】:ドリープロジェクトの研究員が書いた始末書。どうやら、誕生したクローンをココアに判別させたところ、クローンの内の一つが食い殺されてしまったらしく、それに対する報告が記されている。

【遺体安置所のランプ】:遺体安置所となっている冷凍室のランプ。入れられる場所は全部で16個で、死体が入っている場所が赤く点滅している。ランプによると、死体が入っていないのは左側から、一番目、三番目、八番目、十二番目、十五番目のようだ。

【冷凍装置のルール】:冷凍装置は、先に入られられる人物を登録する必要があった。登録には、その人物の本名と情報を入力する必要がある。希望ヶ峰学園の生徒や実験に関係する人物は、個人を特定できる仕組みになっているらしい。

【クローン個体識別番号】:クローンの識別番号は、すべてCから割り振られている。クローンは、C1~C16まで存在する。

【新聞の切り抜き】:研究員のロッカーから見つかった新聞の切り抜き。どうやら、円扇のファンだったようで、円扇の襲名会見の記事だけを切り抜いていたらしい。記事によると、四ノ宮亭円扇の本名は、連城扇子<れんじょうおうぎ>というらしい。

【モノクマプロジェクト】:超高校級のギャルである江ノ島盾子が計画した、希望ヶ峰学園のマスコットプロジェクト。デザインを手がけたのは藻根蔵人で、学園中で大人気になった。クマがモデルになったのは、マギカの一言らしい。

【スカウトの記録】:超高校級の保健委員である罪木蜜柑に関するスカウトの記録。彼女を学園にスカウトするために、通っている学校でのイジメを助長させるよう教育機関に働きかけたことが記されている。

【不二咲千尋の日記】:超高校級のプログラマーである不二咲千尋の日記。過去に受けたイジメによって心に大きい傷を負っており、偶然過去のクラスメイト五名に会ったときの出来事が、震える字で書かれている。

【超高校級の生徒による殺人事件】:都内で起きた高校生をターゲットとした連続殺人事件。被害者は五名でいずれも刺殺。犯人は茫然自失としており、責任能力がないとして保釈されている。犯人は被害者達によるひどいイジメを幼少期に経験していたようだ。

【円天寺美菜輝のメール】:超高校級の政治家である円天寺が、警察官僚にあてて送られたメール。希望ヶ峰学園の威信を守るために、例の事件の犯人を責任能力がないとして釈放するようにと書かれている。

【超高校級の相談窓口】:予備学科の生徒である、日向創の別称。本科の生徒と関わりを持つことが多かった彼は、聖女同様に多くの本科の生徒の心を救ってきた。特に77期生の生徒は、日向と深い関わりを持っていたらしい。

【超高校級の災厄】:希望ヶ峰学園のとある生徒の成れの果て。絶望に堕ちた生徒の一人で、周囲に絶望をまき散らすことになった生徒のことだが、誰のことかまではわかっていない。

【絶望更正プログラム】:超高校級の生徒達を絶望に堕とす為に作られた架空のゲームプログラム。コロシアイを経験させたり、その人物にとって最も大きい心のダメージを与えるように計算されている。

【全世界絶望計画】:超高校級の希望である希望ヶ峰学園の生徒達を使って行われたコロシアイ生活を全世界に放映することにより、世界を絶望させる計画。超高校級の絶望であった頃の記憶を奪ってからコロシアイをさせるケースもあった。

【島武彦のラブレター】:超高校級の美容師、島武彦がクラスメイトに送った恋文。送り先は超高校級の魔法少女、円マギカ。告白の返事は、手術後に欲しいと書き添えられている。

【記憶の玉】:希望ヶ峰学園で過ごした学生時代の記憶。今まで忘れてしまっていた記憶。そして、失われた才能が眠っている。

【コロシアイ自然教室のDVD】:別の場所で行われたコロシアイの映像。この事件でモノクマを操っていたのは、宜保・円天寺・三菱の三名だったことがスタッフロールで明らかになった。

【コトダマリスト2】


【検視マニュアル】:超高校級の検視官、矢田大志の形見の品。誰かに向けて書かれたものなのか、わかりやすい注釈が記された彼の手書きノート。

【使い込まれた台本】:超高校級の落語家、四ノ宮亭円扇の形見の品。題目は皿屋敷で、ところどころにマーカーでラインが引かれていたり、注意書きが書き込まれている。

【希望の指輪】:超高校級の幸運、破魔耶麗司の形見の品。希望ヶ峰学園の学園祭でのみ売られたレア物で、プレミア品。発案者は破魔耶本人のようだ。

【高価な竹櫛】:超高校級の美容師、島武彦の形見の品。島の故郷の伝統工芸品であり、元々は島が好きな女子に告白した際に渡そうとしたもの。

【黒いコート】:超高校級のSP、矢倉風善の形見の品。頼りになる背中を包み込んでいた黒いコート。よくよく目を凝らすと、赤黒い染みができていることが分かる。

【血に汚れた手帳】:超高校級の秘書、涌井留峰の形見の品。朝から晩までの円天寺の行動が事細かに書かれている。よく見ると可愛らしい丸文字なのがよく分かる。

【議員バッジのレプリカ】:超高校級の政治家、円天寺美菜輝の形見の品。彼女が持っていた議員バッジのレプリカ。当然、法的な証明力はない。彼女が議員を続けられた感謝の気持ちが込められている。

【カウンセリングノート】:超高校級のカウンセラー、三菱乍の形見の品。彼女がカウンセリングに関わってきた相手の情報が事細かに書かれている中、誰かに向けての感謝の言葉が記されている。

【赤いリボン】:超高校級の弓道家、蜜岡美緒の形見の品。彼女が愛用していた弓道具入れを縛るために使っていたもの。愛する人と結ばれたいがために赤いリボンにした。

【瑠璃色のピアス】:超高校級のトレーサー、地院家大門の形見の品。彼の部屋に置かれていた、彼の大切な品。一緒に入っていた手紙には、島には負けない、と書かれている。

【おそろいのストラップ】:超高校級のサーファー、茅ヶ崎ナミの形見の品。サーフボードを模したストラップで、手術を乗り越えたマギカにプレゼントする予定だったらしい。彼女が使っていたストラップは年季が入っている。

ここまでが、学級裁判の裁判準備になります。

……なんだ、このコトダマ数。


尚、学級裁判は筋書きこそ全て出来上がっていますが、書き溜めは現状中断まで。

そこまでの文字数が25000文字近くという長丁場です……!

では、これより……学級裁判を始めます。

【学 級 裁 判 開廷!!】



モノクマ「今回は、最後の学級裁判ということで……」

モノクマ「特別ルールが適用されます!」

モノクマ「まずは、そのルールを明確にしておきましょうか」

モノクマ「今回のコロシアイ生活の謎を解き明かし……」

モノクマ「黒幕であるボクの正体を明確にして……」

モノクマ「なおかつ、オマエラの過去についてはっきりとさせた場合は……」

モノクマ「オマエラの勝ちー!」

モノクマ「だけど、それが出来なかった場合は……」

モノクマ「ボクの勝ちー!」

モノクマ「もちろん、敗者に待ち受けるのは……」

モノクマ「ワックワク、ドキドキの……」

モノクマ「オシオキですよー!」

マギカ「あなた自身が敗者になった場合は、黒幕自身が処刑されるってこと?」

モノクマ「うん、そうなるね」

マギカ「それなら、処刑方法は私達で決めてもいいよね?」

モノクマ「……まぁ、別に構わないけどね」

宜保「その発言に訂正はないんだな?」

モノクマ「もちろんだよ! クマに二言はないからね!」

周囲に並ぶ、無機質な機械。

色とりどりの薬品がしまわれている薬品棚。

いつもどおりのチケット売り場から訪れるわけではない裁判場は……

研究所の一室を、まるまると使われたものになっていた。

周囲に浮かぶ遺影は、藻根君が一から書き直したものだ。

白黒でバッテンのある遺影じゃない。

フルカラーで、今にも動き出しそうな、そんな遺影。

遺影の置かれている証言台の上には、皆の遺品。

この裁判……必ず、皆で乗り切るんだ。

……そして、黒幕をここに引きずり出してみせる!

モノクマ「それでは、まずはどの議論から始めるのかな?」

モノクマ「当然、最後の学級裁判には……」

モノクマ「ボクだって参加させてもらうからね?」

宜保「こういうときは……まずは、わかりやすい事柄から議論をするべきだろうな」

リアナ「わかりやすい事柄?」

愛鬼「既に、明らかになっている事柄から論点を整理するってことね」

愛鬼「今回、既に明かされている情報はひとつ」

愛鬼「それは……」

愛鬼「私達の正体について、ってところでしょう?」

藻根「僕達の正体……ですと?」

マギカ「私達の正体……確かに、今までさんざん話題になってきてたね」

リアナ「だが……うーん……」

モノクマ「およよよ……? どうかしちゃったの?」

リアナ「……いや、なんでもない」

モノクマ「……そう?」

モノクマ「それなら、改めて聞かせてもらいましょうか!」

モノクマ「オマエラの正体って、一体何なのでしょうか!」


マギカ(……私達の正体)

マギカ(……それは)



1. 超高校級の希望

2. 未来機関の一員

3. 超高校級の絶望


安価下2

3

>>244 3. 超高校級の絶望   正解!


マギカ(これだね……!)解!


マギカ「私達の正体……それは……」

マギカ「超高校級の絶望……だよね?」

リアナ「……そう、だよな」

リアナ「やっぱり……そう、なんだな?」

宜保「だが、死んでいった人間の内……」

宜保「記憶を持っていた人間がそう言っているのだから、な」

愛鬼「確かに……裏切り者として記憶を有していた蜜岡が言っていたわね」

愛鬼「絶望病で記憶を取り戻した円天寺も同じことを言っていたわ」

藻根「確か、サーファー殿も似たようなことを言っておりましたな?」

藻根「ともすれば……やはり、僕達が超高校級の絶望、ということなのですかな……」

マギカ「今までに出てきた情報を踏まえれば、その結論は間違ってはいないと思うんだ」

モノクマ「実際に間違ってはいないわけだから否定なんて出来ないよね」

モノクマ「そう、君達は正真正銘!」

モノクマ「ボクと同じ立場で全人類を絶望させていた……」

モノクマ「超高校級の絶望だったんだよ!」

リアナ「……この期に及んで、とは思うが」

リアナ「どうしても一つだけ確認しておきたいことがあるんだ」

リアナ「無駄な時間を取らせるだけかもしれないが……」

リアナ「それでも、いいだろうか?」

宜保「今回の裁判にタイムリミットなどない……」

宜保「気になることがあるのなら、一つずつ潰していく必要があるだろう」

宜保「遠慮することはない……議題を提示してみろ!」

【ノンストップ議論 開始】


▶【絶望更正プログラム】
▶【冷凍装置のルール】
▶【カムクライズルプロジェクト】
▶【コロシアイ自然教室のDVD】
▶【モノクマプロジェクト】


リアナ「確かに……今までに与えられてきた情報を振り返ってみると」

リアナ「私達が超高校級の絶望である可能性は低くない、とは思う」

リアナ「だが……その情報も、元をたどってみれば……」

リアナ「<円天寺や蜜岡が言っているだけ>だろう……?」

愛鬼「つまり、リアナは……」

愛鬼「私達が本当は……<超高校級の絶望ではない>って言いたいわけ?」

宜保「確かに、可能性として全くないわけではないな……」

藻根「僕達の記憶だけでなく……」

藻根「……裏切り者だった者の【記憶が刷り込まれている】という可能性、ですな?」



【コトダマ】→【ウィークポイント】で論破せよ!


安価下2

【コロシアイ自然教室のDVD】→【記憶が刷り込まれている】

>>247

>>248 → >>247 【コロシアイ自然教室のDVD】→【記憶が刷り込まれている】 正解!


   B R E A K !



マギカ「そんなの絶対おかしいよ!」論破!



マギカ「いや、皆の記憶が刷り込まれているってことはないはずだよ」

藻根「ふむ……その可能性を否定できる条件があるって言うことですな?」

藻根「この先の議論に必要が有ることですし、よろしければお聞かせ願えませんかね?」

マギカ「……私達が、超高校級の絶望であることが証明できるんだよ」

マギカ「もっとも、私達全員が超高校級の絶望だったかどうかは分からないけどさ」

宜保「……例のコロシアイ自然教室とやらだな?」

宜保「だが、それも確か……伝言情報だったと思うのだが……」

マギカ「コロシアイ自然教室は……DVD化されていたんだ」

マギカ「改めて見ることになったコロシアイ自然教室のDVDのクレジット……」

マギカ「……確かに、三人の名前が記されていたよ」

マギカ「宜保さん、三菱さん、美菜輝ちゃん……」

マギカ「三人の名前が……ね?」

愛鬼「改めて確認するけれど、アンタにはその記憶は……?」

宜保「あるわけがないだろう?」

宜保「だが、モノクマが今回の裁判に臨む上で用意した証拠品は……」

宜保「全て本物なはずだったな……!」

リアナ「……なら、宜保が絶望だというのは……」

リアナ「……事実、だということだな?」

宜保「そして……それが指し示す事実はただ一つだけだ」

宜保「失われた記憶の中で……俺達は、超高校級の絶望だった、ということだ」

藻根「ですが、そう考えると……少しおかしいことがありませんかね?」

愛鬼「おかしいこと……?」

マギカ「……おかしいことって何かな?」

マギカ「少しでも疑問があるなら、そこを突き詰めないといけないよね」

リアナ「私達にはまだ、知らない情報が沢山あるってことだよな?」

リアナ「……疑問点がなければ、議論も出来ない」

リアナ「……そのおかしいことについて、まずは言ってみてくれ」

藻根「いえ、単純なことですぞ」

藻根「そもそも、超高校級の絶望という存在が……」

藻根「理論も何も関係ない……理屈も何も関係ない……」

藻根「そう言った存在だったとすれば、無意味な疑問でしかありませぬが……」

藻根「そもそも、僕達が超高校級の絶望だったとすれば……」

藻根「どうして僕達はここでコロシアイなんかしているんでしょうかね?」

宜保「確かに……考えたこともなかったが……」

宜保「なぜ、俺達はコロシアイなんか……?」

宜保「やはり、理屈も何もない不可解な組織だった、ということか?」

マギカ「いや、超高校級の絶望にも目的や理屈があったんじゃないかな?」

愛鬼「理屈があった……?」

愛鬼「……コロシアイなんて訳の分からない理不尽なことを考える連中に?」

モノクマ「……あの、それってオマエラ自身にブーメランで返ってくるってこと」

モノクマ「オマエラ……自覚してる?」

リアナ「……モノクマの言葉は無視してさ」

リアナ「私達がコロシアイをしていた理由って、何なの?」


【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

【全世界絶望計画】

>>252 【全世界絶望計画】 正解!


マギカ「これだよ!」解!



マギカ「全世界絶望計画……」

マギカ「それこそが、コロシアイを私達がしていた理由だよ」

マギカ「そうだよね、モノクマ?」

モノクマ「そうだね、その通りだね」

宜保「全世界絶望計画というのは一体なんだ……?」

宜保「俺達はその情報を見てはいないんだが……」

モノクマ「元々は、希望ヶ峰学園に通っている生徒達を使って」

モノクマ「全世界の人間を絶望しようっていう計画だね」

モノクマ「この計画では、超高校級の希望である……」

モノクマ「希望によるコロシアイを放映するつもりだったんだよね」

モノクマ「ま、そんなわけで……オマエラにもその一端を担ってもらったってわけだね」

愛鬼「……例の、コロシアイ自然教室も、ってところね?」

モノクマ「そうだね」

モノクマ「日本だけでなく、世界各地で起こしたコロシアイ映像は……」

モノクマ「全世界に通信衛星を通して配信していたわけですよ!」

リアナ「それで……一つ聞きたいんだけど」

リアナ「それが絶望同士でコロシアイをする理由にはならないわけだが……」

モノクマ「だからオマエラから記憶を奪ったんでしょ?」

モノクマ「超高校級の絶望であった頃の記憶を奪ってコロシアイさせることで……」

モノクマ「希望がコロシアイしているかのように見せつけたんだよねぇ」

マギカ「でもさ、超高校級の絶望ってそんなにいっぱいいるのかな?」

宜保「……どういうことだ?」

宜保「超高校級の絶望の数が多いからこそ、世界中でこのようなことが起こっていると思うのだが……」

マギカ「いや、確かにそうなんだけどさ……」

愛鬼「なにか疑問点があるの?」

藻根「ふむ……どこに疑問点が……」

マギカ「いや、単純な話なんだけどね」

マギカ「そもそも、どうやって超高校級の絶望は勢力を広めていったんだろうって」

マギカ「いくら超高校級の才能を持っているとは言ってもさ……」

マギカ「そんなに急進的に勢力を拡充できるのかな?」

モノクマ「いやいや、オマエラに与えた情報の中に……」

モノクマ「その謎を解き明かすものがあったはずだけど?」

リアナ「既に与えられた情報……?」

リアナ「説明できるものなんかあったか……?」

愛鬼「……一人で無理だとすれば」

愛鬼「何かしら、道具を使ったとかじゃないの?」

宜保「……道具、か」

マギカ(……それなら、もしかすると)



【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

【絶望更正プログラム】

>>256 【絶望更正プログラム】 正解!



マギカ(これだよ!)解!


マギカ「……そっか、謎が解けたよ」

モノクマ「さすがは頭の回転も早い円さんだね」

モノクマ「それで、どんな方法を使ったのか……」

モノクマ「他の皆にも説明してあげたらどうかな?」

リアナ「お姉ちゃん、お願いできるかな?」

マギカ「おそらく……超高校級の絶望が勢力を拡充した背景には……」

マギカ「絶望更生プログラムがあったはずだよ……!」

宜保「絶望更生プログラム……」

宜保「確か、通称……新世界プログラムだとか言ったか、モノクマ?」

モノクマ「そうだね、開発者はそう呼んで欲しいようなことを言っていたんだけど……」

モノクマ「わかりにくいから、絶望更生プログラムって言うことにしておこうかな!」

モノクマ「どうせこのプログラムの開発者だって……」

モノクマ「開発者としての自覚なんて、今はないんだろうしね!」

リアナ「ただ、たかがゲームプログラム一つで……」

リアナ「心の底から絶望する、なんてことがあり得るのか?」

愛鬼「確かに……ゲームプログラム一つでっていうのは、少し考えにくいわ」

モノクマ「それはオマエラがゲームプログラムを侮っているからじゃない?」

モノクマ「絶望更生プログラムは、対象が最も絶望しやすいゲームを開始するんだよ?」

モノクマ「例えば、親友を永遠に殺し続けるとか」

モノクマ「家族を何度も目の前で殺されるとかね」

モノクマ「むしろ精神をおかしくしない人間のほうがいないと思うけど!」

藻根「ですが……そうなると、またひとつ疑問が生じますな」

藻根「その絶望更生プログラムというのは……」

藻根「確かに……ゲームなのですよね?」

モノクマ「何度も言っているけど、これはゲームなの!」

モノクマ「ゲームプログラム……強いて言うならそんなところかな?」

モノクマ「現実とゲーム内で感覚を共有するような……」

モノクマ「そんなリアリスティックあふれるゲームなのです!」

藻根「ふむ……であれば、少しおかしいと思うところがあるのですがね」

モノクマ「どこがおかしいのさ!」

モノクマ「今回の裁判では、ボクは一切嘘を吐いていないよ!」

藻根「いえ、疑うとか疑わないとかではないのです」

藻根「しっかりと自分たちで本当かどうかを確かめなければいけないのですな」

藻根「そうですよね、宜保殿?」

宜保「正しくその通りだ……」

愛鬼「それにしても、どこに疑問が生じたの?」

愛鬼「私はそういうプログラムだとかっていうのには疎いからよくわからないんだけど」

リアナ「私もちんぷんかんぷんだな……」

リアナ「だが、ゲームにはきっとあいつのが詳しいだろう……」

モノクマ「あー、もう! 何が疑問なのさ!」

【ノンストップ議論 開始】


▶【絶望更正プログラム】
▶【全世界絶望計画】
▶【カムクライズルプロジェクト】
▶【クローン個体識別番号】
▶【警察庁の調査報告書】


藻根「そのゲームプログラムは……」

藻根「実際に、今世の中に流通しているものなのですな?」

モノクマ「そうだよ……! さっきから言っているでしょ!」

モノクマ「オマエラ【超高校級の絶望が作成した】魔のゲーム……」

モノクマ「強いて言うなら……【本物のデスゲーム】」

モノクマ「それこそが、絶望更生プログラムなんだよ!」

藻根「いえ、そんなことはありえないのですぞ……!」

藻根「まるで【現実とゲームの区別がつかない】ようではありませぬか!」

リアナ「……いや、現実とゲームの区別がつかないだなんて……」

藻根「そんなゲームプログラムを……完成させるなんて無理であるはずです!」

藻根「僕達は……作り方を知らないわけですからな」

モノクマ「いや、別にオマエラじゃなくってもさ……」

モノクマ「【他の生徒に作らせれば】別に問題ないでしょ?」

愛鬼「どっちにしろ無理でしょ……?」

愛鬼「そんなわけのわからないプログラム……」

愛鬼「【存在しているはずない】じゃない……!」

あ、入れ忘れてしまった……この安価から下2で 

【コトダマ】→【ウィークポイント】

【超高校級の絶望が作成した】→【存在しているはずない】かね
難しい

>>262 【超高校級の絶望が作成した】→【存在しているはずない】



マギカ「超高校級の絶望が作成したとすれば……」

マギカ「存在していてもおかしくないんじゃないかな……!」

愛鬼「でも、私達以外の超高校級の絶望なんて知らないわよ?」

愛鬼「……本当に、私達の誰かが作ったのかしら……?」


マギカ(……超高級の絶望が作っただけじゃ納得してくれないか)

マギカ(……じゃあ、もし希望ヶ峰学園に、それだけの才能を持つ生徒がいれば……)


発言力 8 → 7 



【ノンストップ議論 開始】


▶【絶望更正プログラム】
▶【全世界絶望計画】
▶【カムクライズルプロジェクト】
▶【クローン個体識別番号】
▶【警察庁の調査報告書】


藻根「そのゲームプログラムは……」

藻根「実際に、今世の中に流通しているものなのですな?」

モノクマ「そうだよ……! さっきから言っているでしょ!」

モノクマ「オマエラ【超高校級の絶望が作成した】魔のゲーム……」

モノクマ「強いて言うなら……【本物のデスゲーム】」

モノクマ「それこそが、絶望更生プログラムなんだよ!」

藻根「いえ、そんなことはありえないのですぞ……!」

藻根「まるで【現実とゲームの区別がつかない】ようではありませぬか!」

リアナ「……いや、現実とゲームの区別がつかないだなんて……」

藻根「そんなゲームプログラムを……完成させるなんて無理であるはずです!」

藻根「僕達は……作り方を知らないわけですからな」

モノクマ「いや、別にオマエラじゃなくってもさ……」

モノクマ「【他の生徒に作らせれば】別に問題ないでしょ?」

愛鬼「どっちにしろ無理でしょ……?」

愛鬼「そんなわけのわからないプログラム……」

愛鬼「【存在しているはずない】じゃない……!」


【コトダマ】→【ウィークポイント】

安価下2

存在しているはずがない←カムクライズルプロジェクト

>>266 【カムクライズルプロジェクト】→【存在しているはずない】 



マギカ「えっと、カムクライズルプロジェクトを受けた生徒であれば……」

マギカ「そう言った才能を持っていてもおかしくないよね」

愛鬼「……確かに、あのプロジェクトを受けている生徒がいれば、ね」

愛鬼「ただ、被験者の生徒はここで眠っていたわけだし」

愛鬼「誰が彼に作らせたのかって話になるわよね?」

マギカ「それはそうだけど……」

リアナ「そもそも、そのカムクラなんちゃら、って何?」

モノクマ「はいはい、オマエラは資料室でいろいろ調べたんじゃないの?」

モノクマ「カムクライズルプロジェクトに頼らずとも、ゲームは作れるんだよ!」

マギカ(……カムクライズルプロジェクトに頼らない……?)

マギカ(……と、言うことは?)

発言力 7 → 6 



【ノンストップ議論 開始】


▶【絶望更正プログラム】
▶【全世界絶望計画】
▶【カムクライズルプロジェクト】
▶【クローン個体識別番号】
▶【警察庁の調査報告書】


藻根「そのゲームプログラムは……」

藻根「実際に、今世の中に流通しているものなのですな?」

モノクマ「そうだよ……! さっきから言っているでしょ!」

モノクマ「オマエラ【超高校級の絶望が作成した】魔のゲーム……」

モノクマ「強いて言うなら……【本物のデスゲーム】」

モノクマ「それこそが、絶望更生プログラムなんだよ!」

藻根「いえ、そんなことはありえないのですぞ……!」

藻根「まるで【現実とゲームの区別がつかない】ようではありませぬか!」

リアナ「……いや、現実とゲームの区別がつかないだなんて……」

藻根「そんなゲームプログラムを……完成させるなんて無理であるはずです!」

藻根「僕達は……作り方を知らないわけですからな」

モノクマ「いや、別にオマエラじゃなくってもさ……」

モノクマ「【他の生徒に作らせれば】別に問題ないでしょ?」

愛鬼「どっちにしろ無理でしょ……?」

愛鬼「そんなわけのわからないプログラム……」

愛鬼「【存在しているはずない】じゃない……!」


【コトダマ】→【ウィークポイント】

安価下2

【他の生徒に作らせれば】→【存在しているはずない】

>>270 【他の生徒に作らせれば】→【存在しているはずない】 正解!


   B R E A K !



マギカ「そんなの絶対おかしいよ!」論破!


マギカ「いや……モノクマの言うとおり、おそらくそのプログラムは……」

マギカ「実在すると思うよ……!」

藻根「ですが……そんな高度なプログラムを組める存在が……」

藻根「僕達の中にいるとは思えないのですが……」

愛鬼「ゲームとリアルの世界を混同してしまうほどに……」

愛鬼「秀逸なゲームプログラムの開発よ?」

愛鬼「脳にかかる負荷……」

愛鬼「粒子や元素などの不一致……」

愛鬼「重力や浮力といった疑問……」

愛鬼「人間が現実じゃないものを現実だと認識するのは……」

愛鬼「数々のチェックポイントを越えて行かなくちゃいけないんだよ?」

宜保「……確かに、架空をリアルと誤認するなど聞いたこともない」

宜保「そんなものを現実に作れるとは……残念ながら思えないわけだが」

モノクマ「全く……オマエラは頭が固いなぁ……」

モノクマ「オマエラがここに閉じこもっている間に世界はがらっと変わったの!」

モノクマ「それぐらいのプログラムを作れる人がいたっておかしくないでしょ?」

リアナ「……それで、その製作者は誰なんだ?」

モノクマ「そうだなぁ……」

モノクマ「それでは、ボクの理解者である円さんにお聞きしましょう!」

モノクマ「ずばり……このプログラムの製作者は誰でしょう!」

>>271 訂正 

>>270 【他の生徒に作らせれば】→【存在しているはずない】 正解!


   B R E A K !



マギカ「そんなの絶対おかしいよ!」論破!


マギカ「いや……モノクマの言うとおり、おそらくそのプログラムは……」

マギカ「実在すると思うよ……!」

藻根「ですが……そんな高度なプログラムを組める存在が……」

藻根「僕達の中にいるとは思えないのですが……」

愛鬼「ゲームとリアルの世界を混同してしまうほどに……」

愛鬼「秀逸なゲームプログラムの開発よ?」

愛鬼「脳にかかる負荷……」

愛鬼「粒子や元素などの不一致……」

愛鬼「重力や浮力といった疑問……」

愛鬼「人間が現実じゃないものを現実だと認識するのは……」

愛鬼「数々のチェックポイントを越えて行かなくちゃいけないんだよ?」

宜保「……確かに、架空をリアルと誤認するなど聞いたこともない」

宜保「そんなものを現実に作れるとは……残念ながら思えないわけだが」

モノクマ「全く……オマエラは頭が固いなぁ……」

モノクマ「オマエラがここに閉じこもっている間に世界はがらっと変わったの!」

モノクマ「それぐらいのプログラムを作れる人がいたっておかしくないでしょ?」

リアナ「……それで、その製作者は誰なんだ?」

モノクマ「そうだなぁ……」

モノクマ「それでは、ボクの理解者である円さんにお聞きしましょう!」

モノクマ「ずばり……このプログラムの製作者は誰でしょう!」



1. 超高校級の文学少女 腐川冬子

2. 超高校級のメカニック 左右田和一

3. 超高校級のプログラマー 不二咲千尋


安価下2

3

>>274 3. 超高校級のプログラマー 不二咲千尋  正解!


マギカ「これだよ!」解!


マギカ「……恐らく、そのゲームプログラムを作ったのは……」

マギカ「……不二咲千尋、なんじゃないかな?」

宜保「不二咲千尋……?」

宜保「聞いたことのない名前だが……」

モノクマ「不二咲さんは、オマエラと同じ希望ヶ峰学園の生徒の一人だよ」

モノクマ「その肩書はね……」

モノクマ「『超高校級のプログラマー』なんだよ!」

藻根「超高校級の……プログラマー……?」

リアナ「……まぁ、その肩書なら納得できなくはないと思うけど」

モノクマ「およよ? 超高校級のプログラマーの不二咲さんが作ったんだよ?」

モノクマ「あの可愛らしい、不二咲さんがせっせか作ってくれたんだよ?」

モノクマ「他でもないオマエラの頼みを聞いて……」

モノクマ「寝る間も惜しんで作ってくれたんだよ?」

モノクマ「それなのにオマエラときたら……」

モノクマ「なんで揃いも揃って……不二咲さんに疑いの目を向けるの?」

モノクマ「あ、不二咲君だったっけ!」

モノクマ「あんなにかわいい姿をしてるのに……男の娘だなんてね!」

藻根「いえ……容姿は関係ないのですがね……」

マギカ「でも、そんなゲームプログラムを作れるのなんて……」



愛鬼「それは間違った処方箋ね!」反論!



愛鬼「確かに……そんなプログラムを作れるのなんて不二咲千尋しかいないでしょうね」

愛鬼「でも……だからといってさ!」

愛鬼「不二咲千尋が超高校級の絶望だったか……分からないでしょ?」

【反論ショーダウン 開始】


▶【新聞の切り抜き】
▶【円天寺美菜輝のメール】
▶【超高校級の生徒による殺人事件】
▶【絶望更正プログラム】
▶【超高校級の災厄】


愛鬼「確かにマギカの言う通り……」

愛鬼「そんな凄いプログラムを作ることが出来たのは……」

愛鬼「超高校級のプログラマーである……不二咲千尋だけだったかもしれないわ」

愛鬼「でも……彼女が作ったとは限らないはずでしょ!」

愛鬼「彼女……いや、えっと……彼だったっけ?」

愛鬼「少なくとも、作った証拠なんてないじゃない!」



マギカ「……確かに、彼女が作ったって証拠はないのも知れない」

マギカ「でも、不二咲千尋が絶望していた可能性は否定出来ないよね?」

マギカ「だったら……可能性は捨てきれないはずだよ!」



愛鬼「でも、そのマギカの意見は……不二咲千尋が絶望しているのが前提だよね?」

愛鬼「不二咲千尋が【超高校級の絶望である可能性を証明】出来ない限り……」

愛鬼「彼女がこんな絶望的なプログラムを作ったことを証明できないんだよ?」

愛鬼「それとも……【彼女が何かをしでかしたわけじゃない】んでしょ?」



【コトダマ】→【ウィークポイント】


安価下2

超高校級の生徒による殺人事件→彼女が何かをしでかした分けじゃない

>>278 【超高校級の生徒による殺人事件】 →【彼女が何かをしでかしたわけじゃない】 正解!


マギカ「その言葉、斬らせてもらうよ!」論破!



マギカ「不二咲千尋……彼女が起こしたと思われる事件なら、あるよ」

愛鬼「……本当、なの?」

モノクマ「だから、最初から不二咲千尋が絶望更生プログラムを作ったんだって……」

モノクマ「ボクは最初から説明しておいたんだけどね……」

マギカ「……希望ヶ峰学園に通っている生徒の一人が起こした殺人事件」

マギカ「……被害者は都内の高校生が五名」

マギカ「……お腹を刺されたことが死因になっているみたい」

愛鬼「その事件の被害者、もしくは加害者の名前は……?」

マギカ「いや……そこまで細かくは書かれていなかったんだけどね」

モノクマ「今の時代、プライバシーは何よりも大事だからね!」

モノクマ「勝手に被害者や加害者の名前を出すのはご法度になっているんだよ!」

モノクマ「あ、被害者の名前だったら教えてあげてもいいけど?」

宜保「それを聞いたところで意味などないだろう!」

リアナ「と言うか、被害者のプライバシーはどうなった!」

藻根「いえ……ですが、それだけでは……」

藻根「不二咲千尋が犯人だとは断定できないと思うのですが……」

モノクマ「あ、不二咲さんっていうのは、この子ね!」

藻根「……普通に可愛いですな」

モノクマ「だけど男だよ!」

愛鬼「人体の神秘を垣間見たわ……」

宜保「それで……お前は、こんなか弱い女子が……」

宜保「五名もの高校生を殺害したというのか?」

マギカ「……それは、もう一つ証拠品を提示すればすぐに分かるはずだよ」

マギカ「不二咲千尋がその事件の犯人だという理由……」


【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

不二咲千尋の日記

>>281 → >>280 【不二咲千尋の日記】 正解!



マギカ「これだよ!」解!



宜保「それは……日記か?」

マギカ「ここ、希望ヶ峰ラボの研究員用ロッカーから見つかったものだね」

愛鬼「……どうして、希望ヶ峰学園の生徒の日記がそんなところに?」

モノクマ「希望ヶ峰ラボは、元々超高校級の生徒達に与えられた実験場の一つだからね」

モノクマ「……他にも、超高校級の保健委員用のロッカーもあるし」

モノクマ「あのお化け屋敷なんかは、超高校級の精神学者が準備した実験場だし」

藻根「スプラッタ・スプラッシュでしたかな?」

モノクマ「早い話が、このテーキョー・モノクマ・ランド自体が……」

モノクマ「希望ヶ峰学園の用意した施設の一つなわけです!」

リアナ「壮大な話だな……」

モノクマ「元々ここは、希望ヶ峰学園の分校舎として作られたからね」

モノクマ「そんな話はどうでもいいか」

モノクマ「取り敢えず、不二咲千尋の日記がここにある理由は理解してもらえた?」

愛鬼「……まぁ、納得はしたわよ」

愛鬼「それで……その、肝心の内容はどうなっているわけ?」

愛鬼「その中に、不二咲千尋が殺人事件の犯人だって言う確たる証拠があるの?」

モノクマ「それでは、ボクが代表して不二咲千尋の日記を……」

モノクマ「一部分だけ抽出して教えてあげましょう!」

モノクマ「今日……昔のクラスメイトにばったりと出会ってしまった」

モノクマ「みんな、あの頃のままで……男の癖に女の格好をしていることを……」

モノクマ「気持ちが悪いと……顔を合わせて罵ってきた」

モノクマ「希望ヶ峰学園で仲間に出会ったから……軽く流せると思ってた」

モノクマ「でも……その仲間のことを悪く言われたとき……」

モノクマ「頭が真っ白になってしまった」

モノクマ「気がついたら……彼らが持っていたナイフを奪い取って……」

モノクマ「……後のことは、良く覚えていない」

モノクマ「でも……どことなく、やり遂げた気がした」

モノクマ「あの時聞こえていた言葉は、嘘じゃなかった」

モノクマ「人生を、やりがいを、幸福を、希望を……」

モノクマ「奪い取ってきた相手に復讐すること……」

モノクマ「それが、こんなにも……気持ちのいいことだったなんて」

愛鬼「く……狂ってしまってるじゃないの……!」

愛鬼「人を殺して、やり遂げた……だなんて」

モノクマ「まぁ、不二咲千尋がこの事件を引き起こしたときには……」

モノクマ「既に彼は絶望に堕ちようとしていたからね」

モノクマ「正確には、絶望に堕とされようとしていた、かな?」

モノクマ「既に、超高校級の絶望によって思考を誘導されていたからね」

リアナ「思考を……誘導?」

リアナ「どういう意味だ……?」

モノクマ「早い話が、事件を起こしやすい精神状態にあったってわけ」

モノクマ「そして、超高校級の絶望の目論見通りに……」

モノクマ「不二咲千尋は殺人事件を起こしたってわけだね」

宜保「だが、不二咲千尋の起こした殺人事件は警察の知るところとなったわけだろう?」

宜保「超高校級の絶望としては、優秀な手駒がほしいところだろうに……」

宜保「その手駒が逮捕されてしまっては困るのではないのか?」

モノクマ「不二咲千尋は逮捕された後……」

モノクマ「有罪判決を受けずに釈放されているのです!」

宜保「ありえないだろう……!」

藻根「こんな証拠品が残っているのなら……」

藻根「確実に起訴、有罪判決を受けていると思うのですが……」

リアナ「いや、背後に過去の私達がいたとするのなら……」

マギカ「……モノクマが言っていることも理解が出来るってわけだね」

藻根「では、どうして警察は……」

藻根「不二咲千尋を起訴することもなく釈放したのですかな?」

マギカ(警察が彼女を釈放した理由……それは)


1. 証拠品が足りなかったから

2. 警察に大きな圧力が掛かっていたから

3. 不二咲千尋に事件時の記憶がなかったから



安価下2

>>285 2. 警察に大きな圧力が掛かっていたから  正解!


マギカ「これだよ!」解!


マギカ「警察に大きな圧力が掛かっていたから……」

マギカ「それが、不二咲千尋が警察に釈放された理由だよ」

宜保「警察に圧力……だと?」

リアナ「だが、警察は……その、国家権力を持っているんだろう?」

リアナ「……そんな国家的に大きい権力を持っている組織に」

リアナ「殺人犯の釈放などをさせられるほどの圧力がかけられるなんて……」

愛鬼「いや、逆にありえない話じゃなくなったわ」

リアナ「……警察に圧力をかけられる、ということか?」

愛鬼「少なくとも……私達だったら、それが出来る人のことを知っているはずよ」

藻根「ですが……いくらなんでも、警察に圧力をかけて……」

藻根「殺人犯を無条件で釈放しろ、だなんて要求……」

マギカ「……でも、そっちの方向性で考えないといけないと思うんだ」

マギカ「警察が……圧力をかけられていた証拠が……存在するからね」

宜保「……証拠があるのか」

マギカ「その証拠は……」




【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

【円天寺美菜輝のメール】

>>288 【円天寺美菜輝のメール】 正解!


マギカ「……これだよ!」解!



マギカ「……研究所のパソコンに、一通のメールが有ったんだよ」

リアナ「メール……?」

リアナ「誰が、誰に当てたメールなの?」

マギカ「宛先は、警察庁のお偉いさんみたいだったけど……」

マギカ「送信者は……円天寺美菜輝、ってなってたんだ」

愛鬼「だから言ったでしょ?」

愛鬼「私達は既に、超高校級の絶望としての顔を持った円天寺を見ているんだもの」

愛鬼「……超高校級の政治家として、彼女が圧力をかけていたとすれば」

愛鬼「釈放だって……ありえない話じゃないわ」

宜保「いや……だが、たかが政治家一人の意見に……」

モノクマ「たかが政治家、じゃないんだよ?」

モノクマ「円天寺さんは、超高校級の政治家としての手腕を買われ……」

モノクマ「オーストラリアの名誉議員の称号と……」

モノクマ「当時の日本では、文部科学省の副大臣まで務めていたんだから!」

藻根「……高校生にして、副大臣、ですか」

モノクマ「と言っても、議員としてと言うよりはオブザーバーみたいだけどね」

モノクマ「一応、日本では議員として認められる年齢じゃなかったし」

愛鬼「……まぁ、円天寺の優秀さはわかっていることだったけどね」

宜保「いや、だが待て……!」

宜保「さすがに円天寺が優秀だったとしても……」

宜保「一人で警察に圧力をかけたなどと……」

モノクマ「一人じゃなかったからね」

リアナ「……は?」

モノクマ「ですから、一人ではなかったのです!」

モノクマ「当然、警察側の人間からも根回しがあったんだよ?」

宜保「警察側の人間……?」

モノクマ「オマエラも知っている人間なんだけどなぁ……」

マギカ(……私達も知っている人間?)




怪しい人物を指定しろ!

>>291 矢田大志 正解!



マギカ「あなたしか……いない!」解!


マギカ「そっか……もう一人は矢田君だね」

モノクマ「はいはい! 大正解です!」

モノクマ「警察に対して働きかけていたもう一人は……」

モノクマ「超高校級の検視官の、矢田大志君でした!」

宜保「……確かに、その二人の力添えがあれば……」

宜保「警察を動かすことも可能……なのか?」

リアナ「あの国家権力を自由自在に操るだけの力があるってことか?」

リアナ「超高校級の絶望には……それだけの力が?」

愛鬼「現実に、それが可能だということが証明されているでしょう?」

愛鬼「経緯はどうあれ、実際不二咲千尋は釈放されているわけだし……」

愛鬼「そうなんでしょ、モノクマ?」

モノクマ「愛鬼さんも結構察しがいいよね」

モノクマ「……愛鬼さんの言う通り、不二咲千尋は釈放されています」

モノクマ「その証拠が……ほら!」

モノクマ「希望ヶ峰学園で行われているコロシアイ学園生活に……」

モノクマ「参加している映像です!」

……そして、モノクマは私達に向こうの映像を見せた。

どうやら、あっちではまだコロシアイが行われていないようだけど。

そこには、たしかに不二咲千尋の姿があった。

モノクマ「それじゃあ、そこまでの現実を踏まえて……」


リアナ「そんな話が認められるかっ!」反論!


リアナ「私と……あんなに苛烈な争いを繰り返してきた警察が……」

リアナ「そんなことで黙るなんて……認められない!」

マギカ(……でも、外の世界の警察はとっくのとうに……)

マギカ(……崩壊しているはずだよ!)

【反論ショーダウン 開始】


▶【遺体安置所のランプ】
▶【警察庁の調査報告書】
▶【超高校級の生徒による殺人事件】
▶【絶望更正プログラム】
▶【クローン個体識別番号】


リアナ「私の邪魔立てをしてきた警察が……」

リアナ「そんなに脆い相手なわけがないんだよ……!」

リアナ「超高校級の怪盗と張り合えるだけの能力がある組織が……」

リアナ「そんな軟弱なわけがないんだ……!」


マギカ「昔の警察がどうだったかはわからないけど……」

マギカ「少なくとも、今の警察が正常に機能しているとはいえないよ!」


リアナ「どうして警察が正常に機能していないって言えるの?」

リアナ「今だってきっと……警察が動いているはずだよ……」

リアナ「【私のライバルだった】刑事がいる組織が……」

リアナ「警察内部の【倫理観が崩壊しているはずがない】んだ!」


【コトダマ】→【ウィークポイント】


安価下2

警察庁の調査報告書 →【倫理観が崩壊しているはずがない】

>>295 【警察庁の調査報告書】 →【倫理観が崩壊しているはずがない】 正解!


マギカ「その言葉、斬らせてもらうよ!」論破!



マギカ「残念だけど、リアナちゃん……」

リアナ「……何か、やっぱり証拠があるの?」

マギカ「……そういうこと、だね」

マギカ「ただ、これを証拠と言うには、この希望ヶ峰ラボで行われてきた実験について」

マギカ「改めて整理する必要が出てくるけどね」

リアナ「このラボで行われてきた実験については一度置いておくとして」

リアナ「お姉ちゃんの言う、警察内部の倫理観が崩壊している証拠、っていうのは?」

マギカ「それが、この報告書なんだ」

マギカ「警察庁に向けて送られている、調査官の調査報告書」

宜保「警察庁宛……か」

宜保「……予想はつくが、念のために聞こう」

宜保「その報告書上では、一体どのように書かれている?」

マギカ「ここで行われている実験は、合法なものであり違法性は見られない、だね」

愛鬼「……あり得ないわね」

愛鬼「研究者として意見を言うのであれば、まずありえない判断ね」

愛鬼「ここで行われている実験が合法なんて、何の冗談かと思うレベルね」

藻根「そこまでひどいものなのですかな?」

愛鬼「なら、次はこのラボで行われていた実験について話を進めましょうか」


ここまでで一つ話題が終わるので、今日はここまでにします。

本日の夜に、残り中断部分までの投下になります。


明日には黒幕の正体も突き止められそうですね!

では、本日はお付き合いいただきましてありがとうございました!

10分後に再開します。

しばらく愛鬼ちゃんのターン。

では、ここより再開です。

愛鬼「マギカはここで行われていた実験については理解してる?」

愛鬼「ここで行われていた……と言うより、希望ヶ峰学園が行っていた実験は」

愛鬼「全部で四種類のはずね」

マギカ「……四種類の実験なら、全部理解してるよ」

マギカ「もっとも、その中身が私の考えている通りかはわからないけど」

愛鬼「名前でなんとなく判断できるところが多いから気にする必要はないわ」

宜保「その実験の中に、先の調査報告書と矛盾する内容がある、ということだな?」

愛鬼「簡単に言えば、明らかに非合法な実験がある、ってこと」

リアナ「明らかに非合法……?」

愛鬼「動物を使った実験の場合、用が済んだ後に殺処分する場合があるわ」

藻根「それは、そうかもしれませぬが……」

愛鬼「……実験に即して、仮に人間が死に至った場合、事故報告書を上げる必要があるわね」

リアナ「……当然じゃないのか?」

愛鬼「……いいえ。ここの研究所ではそんな当然なこともされていないわ」

愛鬼「そもそも、そんな危険な実験に警察が関与している可能性すらあるわ」

愛鬼「……マギカなら分かるよね?」

愛鬼「私がどの実験について言明しているのか……」

マギカ(……愛鬼ちゃんが言っている実験、あれのことだよね?)




【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

【希望ヶ峰ドリープロジェクト】

>>303 【希望ヶ峰ドリープロジェクト】 正解!



マギカ「これだよ……!」解!



マギカ「希望ヶ峰ドリープロジェクト……」

マギカ「愛鬼ちゃんが言っている実験って言うのは、これのことだよね?」

愛鬼「他の実験も正直きな臭いとは思うけれど」

愛鬼「これだけは明らかに違法なのよ」

モノクマ「どの辺が違法なの?」

愛鬼「クローンを作ると言う部分に関しては、百歩譲るとしても……」

愛鬼「そのクローンを何度も殺しているなんて……」

愛鬼「戸籍にはないにしろ、業務上過失致死ってところよね」

愛鬼「それに加えて……それを警察が指を咥えて見ていたのよ?」

愛鬼「流石に異常だと言わざるを得ないわ」

モノクマ「なるほどねぇ……」

モノクマ「でもさ、愛鬼さんが怒っているのはそれだけが理由じゃないんでしょ?」

愛鬼「な、何を言ってるの?」

愛鬼「それだけが理由よ? 他に理由なんてないわ」

モノクマ「そんなに事実を隠してもいいのかな?」

モノクマ「この学級裁判では、真実を追い求めなきゃいけないのにさ!」

宜保「……愛鬼、話せない内容なのか?」

愛鬼「いいえ、信じたくないだけよ」

愛鬼「私の為じゃないわ……」

宜保「それでも……俺達は真実を知らねばならない」

モノクマ「それじゃあ、この実験の中身について……」

愛鬼「……」

モノクマ「議論してみましょうか!」

モノクマ「愛鬼さんは何を信じたくないんだろうね?」

【ノンストップ議論 開始】


▶【クローン個体識別番号】
▶【遺体安置所のランプ】
▶【不二咲千尋の日記】
▶【絶望更正プログラム】
▶【コロシアイ自然教室のDVD】
▶【新聞の切り抜き】
▶【研究者の独白】


モノクマ「いったい何を、愛鬼さんは信じたくなかったのか」

モノクマ「それはきっと、【実験の内容に隠されている】はずだよね?」

宜保「……実験の内容、か」

宜保「確か……この実験の目的は、<クローンを作ること>だったな?」

藻根「ですが、クローンを作ると言うことは……」

藻根「<素材となる人間>が、どこかにいるということですかな?」

リアナ「……クローンの素材となる人間か」

リアナ「……やはり、<希望ヶ峰学園の生徒>と言うところだろうか」

モノクマ「そんなことなら愛鬼さんは信じてくれるんじゃない?」

モノクマ「そうだなぁ……愛鬼さんが信じられないって言うのなら」

モノクマ「<被験者がオマエラ16人>とかぐらいのインパクトは欲しいよね!」



【コトダマ】→【ウィークポイント】で論破せよ!


安価下2

被験者がおまえら16人で素材となる人材が居る(逆かもしれんが)

「<素材となる人間>→<被験者がオマエラ16人>

>>307 <素材となる人間>→<被験者がオマエラ16人> 半分正解


マギカ「もしかして、素材となったのは私達ってこと……?」

愛鬼「……その可能性は否定出来ないのよ」

愛鬼「問題は……私達は、どれだけの人数が素体となっているのか、ってことよね」

マギカ「どれだけの数か……それは……」

愛鬼「……どう、かしらね?」




【ノンストップ議論 開始】


▶【クローン個体識別番号】
▶【遺体安置所のランプ】
▶【不二咲千尋の日記】
▶【絶望更正プログラム】
▶【コロシアイ自然教室のDVD】
▶【新聞の切り抜き】
▶【研究者の独白】


モノクマ「いったい何を、愛鬼さんは信じたくなかったのか」

モノクマ「それはきっと、【実験の内容に隠されている】はずだよね?」

宜保「……実験の内容、か」

宜保「確か……この実験の目的は、<クローンを作ること>だったな?」

藻根「ですが、クローンを作ると言うことは……」

藻根「<素材となる人間>が、どこかにいるということですかな?」

リアナ「……クローンの素材となる人間か」

リアナ「……やはり、<希望ヶ峰学園の生徒>と言うところだろうか」

モノクマ「そんなことなら愛鬼さんは信じてくれるんじゃない?」

モノクマ「そうだなぁ……愛鬼さんが信じられないって言うのなら」

モノクマ「<被験者がオマエラ16人>とかぐらいのインパクトは欲しいよね!」



【別のコトダマ】→【ウィークポイント】で更に論破せよ!


安価下2

>>306

>>310 → >>306 <被験者がオマエラ16人>→<素材となる人間> 


マギカ「それじゃあ、逆に考えてみて……」

マギカ「私達16人が素材だったとすれば……」

愛鬼「そこには確たる証拠がないでしょ?」

愛鬼「クローンの数でもわかれば、逆算も可能かもしれないけれど……」


マギカ(……クローンの数、か)



【ノンストップ議論 開始】


▶【クローン個体識別番号】
▶【遺体安置所のランプ】
▶【不二咲千尋の日記】
▶【絶望更正プログラム】
▶【コロシアイ自然教室のDVD】
▶【新聞の切り抜き】
▶【研究者の独白】


モノクマ「いったい何を、愛鬼さんは信じたくなかったのか」

モノクマ「それはきっと、【実験の内容に隠されている】はずだよね?」

宜保「……実験の内容、か」

宜保「確か……この実験の目的は、<クローンを作ること>だったな?」

藻根「ですが、クローンを作ると言うことは……」

藻根「<素材となる人間>が、どこかにいるということですかな?」

リアナ「……クローンの素材となる人間か」

リアナ「……やはり、<希望ヶ峰学園の生徒>と言うところだろうか」

モノクマ「そんなことなら愛鬼さんは信じてくれるんじゃない?」

モノクマ「そうだなぁ……愛鬼さんが信じられないって言うのなら」

モノクマ「<被験者がオマエラ16人>とかぐらいのインパクトは欲しいよね!」



【別のコトダマ】→【ウィークポイント】で更に論破せよ!


安価下2

【クローン個体識別番号】 →<被験者がオマエラ16人>

>>313 【クローン個体識別番号】 →<被験者がオマエラ16人> 正解!



マギカ「……多分、モノクマの言う通り、かな」賛同!


マギカ「……愛鬼ちゃんが、信じたくないって言った現実は……」

マギカ「私達16人が、そのクローン実験の被験者……」

マギカ「つまり、そのクローンの素体となったってこと、だよね」

宜保「俺達がクローンの素体、だと……?」

マギカ「まず、クローンに与えられている番号がC1~C16の16体であること」

マギカ「それに加えて……素体とクローン体の判別方法が証拠になるんだ」

愛鬼「……そうよね、ここで目を反らすわけにはいかないかしら」

愛鬼「……私のクローンが、何度も殺されたって言う現実から」

藻根「クローンが殺された?」

藻根「ど、どういうことなのですかな?」

愛鬼「その細かい話は後にしましょう」

愛鬼「裁判において大事なのは、私が目を反らしていた現実」

宜保「つまり、クローンの素体である16人は、俺達だと言うこと」

宜保「そういうことだな……?」

愛鬼「それが大事な理由は言わないでも分かるかしら?」

宜保「黒幕の正体を……狭めることが出来る、と言うことだろう?」

リアナ「……そうなのか?」

マギカ(……黒幕の正体を絞り込める)

マギカ(……ゆっくり考えてみよう!)



【ロジカルダイブ 開始】


Q1. この実験が行われた場所はどこ?             希望ヶ峰学園 / 愛鬼総合病院 / モノクマテーキョーランド


Q2. この実験で作られたクローンが保存されていた場所は?   遺体安置所 / ホテルの冷凍倉庫 / トワイライト号


Q3. 黒幕となる人物は……?              既に死んでいる人物 / 未だ生き残っている人物


安価下2

1モノクマテーキョーランド

2遺体安置所 
3既に死んでいる人物 

>>316 


1モノクマテーキョーランド   ○

2遺体安置所          ○
3既に死んでいる人物      ○




マギカ「推理は繋がったよ!」解!



マギカ「……そっか、黒幕となる人物は」

マギカ「今までに死んだ人の中にいるってことだよね?」

愛鬼「……そうなるはずよね」

リアナ「……ちょっと待て」

リアナ「どうして、クローン計画があると……」

リアナ「既に死んでいる人物が黒幕になりえるんだ?」

愛鬼「難しく考える必要はないわ」

愛鬼「実際は生きているのに、死んだように見せかける技があるってことよ」

リアナ「生きているのに、死んだように見せかける……?」

リアナ「……何を言っているんだ?」

マギカ「この実験を踏まえれば、当然……」



1. クローンがこの裁判に参加しており、本物はモノクマを操っている

2. 本物は既に死んでしまっており、クローンがモノクマを操っている

3. クローンが本物の代わりに死に、本物はモノクマを操っている


>>319 3. クローンが本物の代わりに死に、本物はモノクマを操っている  正解!


マギカ「これだよ!」解!



マギカ「……このコロシアイ生活中に、生き残ったまま自分を殺すことが出来るんだよ」

リアナ「……なにかのなぞなぞ?」

マギカ「言葉のあやって奴だね」

マギカ「実際には死ぬこともなく、私達には自分の死を印象付ける方法があるんだ」

愛鬼「……なんのためにクローンを議題に出したのか、分かったかしら?」

マギカ「私達の目の前でクローンを処分して、生き残っている人がいるってことだよ!」

藻根「……うすうす、議論の結果的にそうなるかとは思っておりましたが」

藻根「しかし、仮に誰かが生き残っていたとして……」

リアナ「それをどうやって判別するんだ?」

リアナ「私は勿論、生物学などからっきしだ」

リアナ「クローンか本人か、なんて会った当時でも判別できないはずだ」

宜保「更に言ってしまえば、既に奴らは死んでしまっている」

宜保「冷凍装置に入っている遺体が本物かどうかを判別する手段すらない」

愛鬼「それに、私達には初対面の相手がクローンかどうかを判別する手段がない、ってことでしょ?」

愛鬼「それぐらいは織り込み済みよ」

宜保「ふむ……頼もしいことこの上ないが、どうやって判別するつもりだ?」

モノクマ「そうだよね、判別する方法なんてふつう思いつかないよね!」

愛鬼「……判別する方法がないわけじゃないわ」

愛鬼「現に、私は確信めいて黒幕の正体を導き出せているもの」

宜保「……それは本当か?」

愛鬼「……ただ、まだ確たる証拠があるわけじゃない」

愛鬼「だから、一つ一つ確認していかなくちゃいけないのよ」

藻根「ふふ……であれば、おまかせあれ!」

藻根「不肖、この藻根蔵人……!」

藻根「必死に議論に食いついて見せましょうぞ!」

リアナ「わ、私も頭はそれほどじゃないけどさ」

リアナ「頑張ってそこに食いついて見せるさ」

マギカ「……それじゃあ、愛鬼ちゃん」

マギカ「議論の音頭を取ってくれるかな?」

モノクマ「判別する方法なんてあるはずもないのにさ!」

愛鬼「……元々私は研究者だったのよ?」

愛鬼「あまり舐めないでほしいわね……!」

【ノンストップ議論 開始】


▶【人工メシア計画】
▶【円天寺美菜輝のメール】
▶【不二咲千尋の日記】
▶【新聞の切り抜き】
▶【コロシアイ自然教室のDVD】
▶【遺体安置所のランプ】
▶【研究者の独白】


モノクマ「ボクを操っている黒幕が【既に死んでいた】なんて……」

モノクマ「そんなありきたりな妄想を誰が信じるって言うのさ!」

モノクマ「モノクマを操っている黒幕は……」

モノクマ「<生き残っているオマエラの内の誰か>なのです!」

愛鬼「私達の内の誰かなんてことはあり得ないわ」

愛鬼「……私には、一つの確固たる推論があるもの」

モノクマ「その推論って言ったって、証拠はないんでしょ?」

モノクマ「誰が生き残っているのかなんて、分からないじゃん!」

リアナ「なぁ、本当に判別する方法はあるのか?」

リアナ「正直なところ、【判別なんてできるはずがない】とさえ思うのだが……」



【コトダマ】→【ウィークポイント】で論破せよ!


安価下2

【遺体安置所のランプ】 →【判別なんてできるはずがない】

>>324 【遺体安置所のランプ】 →【判別なんてできるはずがない】 正解!


   B R E A K !



マギカ「そんなの絶対おかしいよ!」論破!


マギカ「……そうだ! 推理するための材料なら、ある!」

宜保「……よし、ならその材料から推理を再開してみよう」

リアナ「それで……推理に使う材料って言うのは?」

マギカ「冷凍装置のランプ……」

マギカ「つまり、皆の遺体が入っているはずのあの遺体安置所だよ!」

愛鬼「あの冷凍装置は……確か、遺体が入っている場所にランプがつくんだったわね」

マギカ「確か……冷凍等装置でランプがついていなかったのは」

マギカ「一番目、三番目、八番目、十二番目、十五番目だったよね」

モノクマ「それで? そのランプがついていない場所が何か役に立つの?」

マギカ「このランプがついていない場所が、生き残っている私達の場所ってことだよね」

愛鬼「普通に考えればそうなるわよね」

藻根「ですが、どうしてそんな風に間が空くのですかな?」

藻根「それも、一番最初が空いていると言うのが余計にわからないと言いますか……」

リアナ「そこにはきちんとした理由があるのだが……どう説明すればいいのか」

宜保「確か、遺体安置所は円も調べていたはずだったな」

宜保「お前からは何か説明できないのか……?」


マギカ(遺体安置所のランプが妙な形で転倒している理由……)

マギカ(あのコトダマを提示すれば……!)




【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

【冷凍装置のルール】
転倒ってなんのことかと思ったら点灯ね

>>327 → >>326 【冷凍装置のルール】 正解!

本当だ、見なおしたのに見落としていたのね……。



マギカ「これだよ!」解!


マギカ「しっかりしてよ、リアナちゃん!」

マギカ「あの冷凍装置を使うには、あるルールに従わなきゃいけないんでしょ?」

愛鬼「……そう、そのルールこそが今回のポイントだと思うわ」

宜保「冷凍装置のルールと言うのは……」

リアナ「えっとだな……事前に使用者を登録しなければならないんだ」

藻根「事前に利用者を登録、ですかな?」

リアナ「もともと、あの遺体安置所は、そのために作られたものではない」

モノクマ「そうだね! あれは、あくまでもクローンの冷凍装置だからね!」

モノクマ「それをボクが遺体安置所として再利用しているわけだよね!」

リアナ「だからだろうな……早い話が、個人情報を入力しなければならない」

リアナ「それも、希望ヶ峰学園が把握している本名で、な」

藻根「本名……ですか?」

藻根「ですが、それが分かってもあの不可解なランプには何の説明にも……」

愛鬼「いいえ、一般的に考えればそれだけで謎が解けるはずよ」

愛鬼「名前を入力しなければいけないのなら……」

愛鬼「並び順は何が一番いいのかしら?」

マギカ(……あの遺体安置所の規則性を見つけないと!)




【ひらめきアナグラム】 (8文字)



あ お の じ い さ ん と た し ゅ み な う え き



安価下2

あいうえおじゅん 

>>330 あいうえおじゅん 正解!


マギカ「そうか、分かったよ!」解!



マギカ「……あいうえお順」

マギカ「一般的に、名前が分かっているのであれば……」

マギカ「登録順はあいうえお順なんじゃないかな?」

愛鬼「そうね、妥当だと思うわ」

愛鬼「おそらく、あの装置の登録順はあいうえお順じゃないかしら?」

宜保「だろうな……そうすれば、あのランプの謎も解けると言うものだ」

リアナ「私達16人をあいうえお順に並び替えたとき……」

リアナ「一番最初に来るのは愛鬼だから、だな」

マギカ「そうすれば、最初の装置が空であることにも説明がつくよね」

マギカ「後は、どこかでずれが生じていないかを元に判断すればいいんじゃないかな」

マギカ「遺体が入っている場所と、死んでしまった人の差異で考えれば……」

愛鬼「誰が生き残っているかを判断できるってわけ」

愛鬼「それと、ここのクローンの正式名称を調べておいたわ」

愛鬼「ほぼ一日かけて資料室の資料を大半漁っておいて正解だったわね」

リアナ「お前……すごい奴だったんだな……」

愛鬼「感心するのは後にしておいて」

愛鬼「ここのクローンの正式名称は、『しーいち』から『しーじゅうろく』で登録されている……」

愛鬼「だから、そこでずれが生じているはずだわ」


モノクマ「うぷぷぷ……!」反論!


モノクマ「オマエラ、それだけでボクの正体がつかめるとでも思ってるの?」

モノクマ「残念だけど、オマエラは大事なことを見落としているよ」

モノクマ「仮に……あいうえお順で登録しているのが本当だったとしても……!」

モノクマ「このままじゃ真実にはたどり着けないんじゃないかな?」

【対論ジャッジメント 開始】

▶【カムクラハジメプロジェクト】
▶【円天寺美菜輝のメール】
▶【希望ヶ峰ドリープロジェクト】
▶【新聞の切り抜き】
▶【モノクマプロジェクト】
▶【超高校級の生徒による殺人事件】
▶【超高校級の災厄】


モノクマ「確かに愛鬼さんは結構手強いみたいだね?」

モノクマ「さっきまでの推理には思わず息を呑むものがあったよ?」

モノクマ「でもさ……その推理を押し通すには、足りない情報がないかな?」

愛鬼「足りない情報……?」

愛鬼「いいえ、クローンの個体識別番号も分かっているもの」

愛鬼「後は私達の順番とクローンを入れた時の順番を考えて……」

モノクマ「さっき自分たちで証明したことだよね?」

モノクマ「あの冷凍装置は、本名で登録する必要があるんだよ?」

愛鬼「だから……どうしたって言うの?」

愛鬼「別に何の問題も無いはずじゃない」

モノクマ「……円扇君のことを忘れた、なんて言わせないよ!」

モノクマ「四ノ宮亭円扇っていうのは明らかに芸名じゃないか!」

モノクマ「彼の本名が分からない以上、その推理は破綻するよね!」

愛鬼「……つまり、本名が分かればいいってことかしら?」



どちらに賛成?&根拠となるコトダマ

安価下2

愛鬼に【新聞の切り抜き】で賛成

>>334 → >>333 愛鬼に【新聞の切り抜き】で賛成 正解!



マギカ「助太刀するよ、愛鬼ちゃん!」賛同!



マギカ「残念だけど、モノクマ」

マギカ「その辺りは、抜かりないんだ」

モノクマ「円扇君の本名を知らないのに、はったりをかましても無駄だよ!」

モノクマ「資料集にも名前が載っていないのに、分かるわけないじゃん?」

マギカ「連城扇子……」

モノクマ「ど、どこでその名前を……!」

マギカ「ロッカー室の研究員の一人が、熱狂的なまでの円扇さんのファンだったみたい」

マギカ「その人のロッカーから、一枚の新聞記事の切り抜きが見つかったんだよ」

宜保「その新聞記事によれば、円扇の本名が連城扇子だった、と言うわけだな?」

藻根「僕もその名前を知りませんでしたぞ……」

リアナ「この記事も、内容を見れば襲名披露会見みたいだし……」

リアナ「円扇の本名も間違いはなさそうだな」

愛鬼「そうすると……おかしなことが起こるのよね」

愛鬼「……この時点で、黒幕が二人にまで絞り込めるんだからね」

モノクマ「あー、あーあーあー!」

モノクマ「そんなわけないのです!」

モノクマ「黒幕は、生き残っているオマエラの中の誰かなんだよ!」

宜保「ふん、往生際が悪いぞ」

【ノンストップ議論 開始】


▶【研究員の始末書】
▶【クローン個体識別番号】
▶【不二咲千尋の日記】
▶【スカウトの記録】
▶【超高校級の災厄】
▶【人工メシア計画】
▶【超高校級の相談窓口】



モノクマ「ボクを操っている人が、実はもう既に死んでいたって?」

モノクマ「みんなの目を欺いて、死んだふりをしている人がいるって言うの?」

モノクマ「それって誰のことかなぁ?」

モノクマ「<矢田大志>クン?」

モノクマ「<四ノ宮亭円扇>クン?」

モノクマ「<破魔耶麗司>クン?」

モノクマ「<島武彦>クン?」

モノクマ「<涌井留峰>さん?」

モノクマ「<矢倉風善>クン?」

モノクマ「<円天寺美菜輝>さん?」

モノクマ「<三菱乍>さん?」

モノクマ「<蜜岡美緒>さん?」

モノクマ「<地院家大門>クン?」

モノクマ「<茅ヶ崎ナミ>さん?」

愛鬼「この中で一人だけ、【クローンが代わりに死んでいる】人間がいるのよ!」

モノクマ「いやいや、あり得ないって!」


【コトダマ】→【ウィークポイント】で論破せよ!


安価下2

上がってこないので一回自己支援。

安価下1

【クローンが代わりに死んでいる】→<四ノ宮亭円扇>

>>338  【クローンが代わりに死んでいる】→<四ノ宮亭円扇>


マギカ「分かったよ……黒幕の正体……!」

マギカ「黒幕として今も生き残っているのは、円扇さん、あなたですね!」

愛鬼「違う」

モノクマ「違うけど」

リアナ「なんでここは息ピッタリに否定するんだよ!」

愛鬼「確かに、円扇も条件には合致するわ」

愛鬼「ただ問題は……他に怪しい点が見えてこないことよ」

宜保「つまり……何か追究するべき怪しい点が見える人間が、黒幕だ、ということだ」


マギカ(……それじゃあ、黒幕の正体って……)



【ノンストップ議論 開始】


▶【研究員の始末書】
▶【クローン個体識別番号】
▶【不二咲千尋の日記】
▶【スカウトの記録】
▶【超高校級の災厄】
▶【人工メシア計画】
▶【超高校級の相談窓口】



モノクマ「ボクを操っている人が、実はもう既に死んでいたって?」

モノクマ「みんなの目を欺いて、死んだふりをしている人がいるって言うの?」

モノクマ「それって誰のことかなぁ?」

モノクマ「<矢田大志>クン?」

モノクマ「<四ノ宮亭円扇>クン?」

モノクマ「<破魔耶麗司>クン?」

モノクマ「<島武彦>クン?」

モノクマ「<涌井留峰>さん?」

モノクマ「<矢倉風善>クン?」

モノクマ「<円天寺美菜輝>さん?」

モノクマ「<三菱乍>さん?」

モノクマ「<蜜岡美緒>さん?」

モノクマ「<地院家大門>クン?」

モノクマ「<茅ヶ崎ナミ>さん?」

愛鬼「この中で一人だけ、【クローンが代わりに死んでいる】人間がいるのよ!」

モノクマ「いやいや、あり得ないって!」


【コトダマ】→【ウィークポイント】で論破せよ!


最安価に伴い、安価下1

【クローンが代わりに死んでいる】→<涌井留峰>

>>340 【クローンが代わりに死んでいる】→<涌井留峰> 正解!



マギカ「……もう、言い逃れはできないよ!」論破!



マギカ「……モノクマを操っている黒幕の正体」

マギカ「みんなの目を欺いて、今も死んだふりをしているのは……」

マギカ「『超高校級の秘書』である……」

マギカ「涌井留峰さん……!」

マギカ「あなた以外には考えられないんだよ……!」

愛鬼「私もそれと同意見よ?」

愛鬼「クローン実験の結果と照らし合わせると、アンタ以外には考えられないのよ」

宜保「……薄々ではあるが、俺もその可能性は考えていた」

宜保「だが、どうしても推論で終わってしまうのだが……」

リアナ「涌井が黒幕だと言うことを明確に示す証拠があるのか?」

愛鬼「いいえ、涌井が黒幕だと言うことを物理的に立証するのは不可能よ」

愛鬼「ただ……円天寺の事件で死んだのが涌井ではないと示すことなら十分に可能だわ」

宜保「……なん、だと?」

藻根「あ、あの事件で死んだのは本物の秘書殿ではなかったというのですかな!?」

愛鬼「当然でしょう? そうでもなければ、こいつを黒幕として疑うことはないわ」

モノクマ「ちょ、ちょっと待ってよ!」

モノクマ「ボクを操っているのが涌井さんだって証拠がないどころか……」

モノクマ「どうして円天寺さんの事件の時に死んだのが涌井さん本人じゃないって証明できるの?」

モノクマ「どうせ、口から出まかせでも言っているんでしょ?」

愛鬼「あら、出まかせじゃないわよ……失礼ね」

愛鬼「あの事件で死んだのが涌井本人じゃないことを証明することは可能なはずよ」

愛鬼「いいえ、正確に言っておいた方がいいわね」

愛鬼「証明することは……可能だったはずよ」

宜保「可能だった……?」

宜保「今では証明できない、と言うことか?」

マギカ「状況証拠からの証明しかできないってことだよね」

リアナ「……何故だ?」

リアナ「その言い方だと、あの事件で死んだのが涌井じゃなかったのを証明できる人がいたみたいな気もするが……」

愛鬼「実はリアナの言う通りよね」

愛鬼「あの遺体が、涌井本人のものではないと言うことを証明できる人が一人だけいたわ」

愛鬼「……一人、って言っていいのかは微妙だけどね」

マギカ(……あの遺体が涌井さんじゃなかったことを証明できるのは)

マギカ(……こういうこと、だよね?)



1. モノクマ

2. ココア

3. 宜保愛也


安価下2

2

>>344 2. ココア  正解!



マギカ「これだよ……!」解!


マギカ「そっか……クローンかどうかを判別することが出来る子がいたよね」

リアナ「そ、それは誰なの?」

マギカ「……前回、なんで急に処刑したのかと思ったらそう言うことだったんだね」

宜保「前回……処刑された?」

藻根「ま、まさか茅ヶ崎ナミ殿が判別を……!?」

愛鬼「そんなわけあるかー!」

愛鬼「前回、何の前触れもなく処刑されたココアこそがその証人なんだよ」

マギカ「そう、ココアはクローンと本物を見極めることが出来ていたみたいなんだ」

モノクマ「ふーん、あの犬っころにそんな芸当ができるなんて予想外だよ!」

モノクマ「でもさ、死人に口なしって言葉知ってる?」

モノクマ「オマエラが勝手に予想を言うのは構わないんだけどさ……」

モノクマ「勝手にそんな期待を背負わせたら可哀想じゃない?」

モノクマ「ほら、あの犬がクローンと素体を判別できるなんて妄想だよ!」

モノクマ「妄想、幻覚……そういう類なの!」

マギカ「そんなことないよ……!」

マギカ「ココアは確かに、クローンと素体を判別できる……!」

モノクマ「証拠でもあるって言うの?」

マギカ(……ココアが、クローンと素体を判別できることを示す証拠……)

マギカ(これで示せるはずだよ!)


【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

【汚職警官の報告書】

>>347 【汚職警官の報告書】 正解!


マギカ「これで証明できる……!」解!



マギカ「残念だけどさ、モノクマ」

マギカ「ココアがクローンと素体を判別できたことは研究結果からも明らかなんだよ!」

モノクマ「……ぐぐ、そ、そんなことないよ……!」

愛鬼「まぁ、この汚職警官の報告書を見る限り、モノクマの嘘は通用しないってわけね」

愛鬼「実際、ココアはクローンと素体を別個体として認識していた」

愛鬼「その事実を踏まえると、円天寺が起こしたあの事件では何かおかしいことが起こらないかしら?」

モノクマ「あ、あの事件におかしい所なんて存在しなかったよ!」

モノクマ「涌井さんはココアに首を噛まれて死んだ……ただそれだけでしょ?」

宜保「……なるほど、愛鬼の言いたいことが分かった」

リアナ「……嘘っ!?」

藻根「流石は霊能力者殿でありますな!」

宜保「……確かに、涌井が死んだふりをしていると言うので間違いもなさそうだな」

モノクマ「そんなわけないじゃないか……!」

モノクマ「あの事件におかしい所なんて存在しなかったんだよ……!」

愛鬼「このままシラをきり続けられると思ったら大間違いよ……!」

【ノンストップ議論 開始】


▶【人工メシア計画】
▶【円天寺美菜輝のメール】
▶【不二咲千尋の日記】
▶【新聞の切り抜き】
▶【コロシアイ自然教室のDVD】
▶【遺体安置所のランプ】
▶【研究者の独白】



モノクマ「円天寺さんが起こした第三の事件……どこがおかしいって言うの?」

モノクマ「あの事件には何もおかしいところは無かったはずだよ?」

リアナ「確かに……あの事件でおかしいところなどなかったような気も……」

藻根「おかしいところ……たとえば……」

藻根「【絶望病の感染速度】とかでしょうかね?」

リアナ「もっとシンプルに……【涌井の死因】とかなのか?」

藻根「いえ、でしたら……【SP殿の死因】の可能性もありましょうな」

リアナ「……それとも、【円天寺の動機】とかなのか?」

藻根「何か思い当たるような……ないような……」

モノクマ「ほらね、こんなもんなんだって!」

モノクマ「あの事件において、何かおかしい所なんて何もないよ!」

モノクマ「【ココアに怪しい動きなんてなかった】でしょ!?」



【コトダマ】→【ウィークポイント】で論破せよ!


安価下2

【涌井の死因】→【ココアに怪しい動きなんてなかった】

>>351 【涌井の死因】→【ココアに怪しい動きなんてなかった】


   B R E A K !



マギカ「……もう、逃がしはしないよ!」論破!



マギカ「……違うよね、モノクマ」

マギカ「……明らかに、ココアの行動がおかしかったよね?」

リアナ「……いや、違法薬物に反応してココアが涌井に噛みついたんだろう?」

リアナ「ならば、それは別におかしくはないと思うんだけど……」

モノクマ「リアナさんの言う通りじゃないの?」

モノクマ「ココアは違法薬物に関しては犬一倍鼻が利くんだよ?」

モノクマ「そんなココアの前で違法薬物を摂取していれば……」

モノクマ「ああいった結末を迎えるのも仕方がないことだと思うんだけどね?」

マギカ「……ねぇ、モノクマ?」

マギカ「その発言は、モノクマの意見ってことでいいんだよね?」

モノクマ「そうだよ?」

モノクマ「違法薬物に敏感なココアの前で、あれだけ薬物を摂取していたんだもの」

モノクマ「ココアに殺されてしまったのは、むしろ当然だったんじゃないかな!」

宜保「……それがお前の失言だな」

モノクマ「……失言? 失言なんてないよ!」

宜保「……なら、円!」

宜保「それがおかしいことを、証明してやれ!」

マギカ(……違法薬物を摂取していれば殺されて当然だった?)

マギカ(違う……それは、彼女で証明できるはず……!)



妖しい人物を指定しろ!

愛鬼

>>354 愛鬼望 正解!



マギカ「あなたなら……証明できる!」解!



マギカ「モノクマ、さっきの発言の墓穴……まだ気づいていないの?」

モノクマ「……墓穴なんて掘ってないんだけどな」

モノクマ「それじゃあ、念のために聞いてあげましょう!」

モノクマ「ボクの発言のどこにおかしいところがあったの?」

愛鬼「……私が生きていることが、あなたの発言がおかしいことの証明よ」

モノクマ「……何言ってるの?」

リアナ「……どういうことだ?」

藻根「さっぱりですぞ……?」

宜保「ふん、愛鬼が愛用しているものを考えればすぐにわかることだ」

宜保「モノクマ、貴様はさきほどこう言ったな?」

宜保「薬物に人一倍鼻の利くココアの前で、違法薬物を摂取していれば……」

宜保「噛まれて死んでもおかしくない、とな?」

愛鬼「それなら、どうして私は今もぴんぴん生きているのかしら?」

愛鬼「私の愛用しているものは違法薬物……」

愛鬼「それも、涌井が使用していたものより純度の高い危険なものよ?」

リアナ「……なるほど!」

リアナ「確かに、それなら涌井の前に愛鬼が噛み殺されているはずだ……!」

愛鬼「答えて見せなさい、モノクマ」

愛鬼「なんで私は襲われなかったのかしら?」

モノクマ「ぐぐぐぐっ……!」

マギカ「それどころか、矢田君が死んでしまってから……」

マギカ「ココアは、逆に愛鬼ちゃんに懐いていたんだよ?」

マギカ「違法薬物を使用していれば、殺されるって言う仮説は……」

マギカ「この時点で成立していないんだ!」

モノクマ「そ、そんなの詭弁だよ!」

モノクマ「たまたま、たまたま愛鬼さんは噛み殺されなかったんだよ!」

モノクマ「もしかすると、薬物の種類の問題で反応しなかったんじゃないかな?」

藻根「可能性としてはないわけではなさそうですが……」

マギカ「そんなことはあり得ないんだよ……!」

愛鬼「ええ、私が断言してあげるわ」

愛鬼「私の違法薬物に、ココアが反応しなかった訳がないの……!」

モノクマ「それなら、証拠を見せてよ!」

モノクマ「ココアが、愛鬼さんの薬物に反応する証拠を……!」

マギカ(……愛鬼ちゃん本人でなければ、ココアは反応していた)

マギカ(……あれを使えば!)



【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

【研究員の始末書】

>>358  →  >>357 【研究員の始末書】 正解!



マギカ「これで証明できる……!」解!



マギカ「そんなに証拠が欲しいなら、これを見なよ!」

マギカ「この始末書は、ここの研究員がある実験の事故に対して書いたものだよ!」

リアナ「……誕生したクローンをココアに判別させたところ」

リアナ「クローンの内、一体が噛み殺されてしまった……?」

モノクマ「それが何の証拠になるのさ……!」

宜保「クローンと言うのは、健康状態まで全く同じに再現するものだ」

宜保「そして、私達の中で違法薬物を使っているのは……」

愛鬼「私だけ、と言うことよ」

愛鬼「つまり、この実験で噛み殺されたのは私のクローンだってことよ!」

リアナ「するとつまり……薬物にココアが反応していることの証明になるな!」

藻根「それだけではありませんな」

藻根「これで、本物の薬剤師殿にはココアが反応しなかったことを証明できます」

藻根「なので、クローンと素体を、ココアが判別していたことの証明になりますぞ!」

愛鬼「あきらめなさい……!」

愛鬼「そして、いい加減に姿を現せ、涌井留峰!」



モノクマ「うぷ……うぷぷぷ……!」

モノクマ「認めるわけないじゃんか!」

【パニックトークアクション 開始】

モノクマ「認めないもーん」

モノクマ「オマエラ! お仕置きしちゃうよ?」

モノクマ「あー! あー! あー!」

モノクマ「マイクテスト! マイクテスト!」

モノクマ「聞こえないもーん」

モノクマ「何か言った?」

モノクマ「知らないもーん」

モノクマ「わかんないもーん」


マギカ「いい加減、全てを認めて姿を現しなよ……!」

マギカ「涌井さん……あなたが黒幕だ……!」

モノクマ「ボクが何か失敗でもしたって言うの……?」


モノクマ「今までに、ボクがおかしかったことでもあったって言うの?」




             円 天 寺

               △

    処刑  □             ○ の

               ×

             美 菜 輝




安価下2

△ × ○ □ 

>>361

>>362 → >>361  △ × ○ □ 


円天寺 → 美菜輝 → の → 処刑

円天寺美菜輝の処刑 正解!


マギカ「これでおしまいにするよ!」論破!




マギカ「……それじゃあ、一つ聞くけど」

マギカ「どうしてモノクマは……美菜輝ちゃんの処刑のときだけ」

マギカ「自分でボタンを押さなかったの?」

モノクマ「そ、それは……!」

マギカ「どうしてあのときだけは……」

マギカ「エクストリーム! って叫ばなかったの?」

モノクマ「……それは」

マギカ「美菜輝ちゃんに殺意を持たれていたことに驚いた?」

マギカ「自分があんなにも恨まれていたなんて知らなかった?」

マギカ「それとも、美菜輝ちゃんを処刑することを躊躇った?」

モノクマ「……はぁ、降参降参!」

モノクマ「お察しの通り……モノクマの正体は……」

突然裁判場に湧きだした白い煙。

そして、その煙が消えた先にいたのは……まぎれもなく。

死んだはずの涌井留峰さん、だった。

涌井「あのときは、あそこまで敵意をむき出しにされているとは思わず……」

涌井「思った以上に茫然としてしまったのですわ」

涌井「そして、あの方の望みをかなえて差し上げた上で……」

涌井「あの方との別れを惜しんでいた、ただそれだけのことです」

愛鬼「……いつから、入れ替わっていたの?」

涌井「絶望病が蔓延した時に、ですわ」

涌井「本当なら薬物を乱用して無差別殺人を起こしたクローンの涌井留峰を」

涌井「学級裁判で処刑させるつもりだったのですが……」

涌井「まさか、それが理由で正体がばれるとは思いもしませんでしたわ」

涌井「そうそう、円様?」

涌井「茅ヶ崎ナミ様の事件の際に、地院家大門様が耳にした謎の声の正体はわかりますか?」

涌井「当然、黒幕が私なので、あの声も私なのですが……」

マギカ(あの時に、地院家君が聞いた声を説明するには……)



【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

【希望ヶ峰ドリープロジェクト】

>>366 【希望ヶ峰ドリープロジェクト】 


マギカ「……それを説明するために必要なのは」

マギカ「ドリープロジェクトを使えばいいんじゃないかな!」

涌井「……期待はずれですわ」

涌井「……期待はずれですわね」

マギカ「な、なんで二回も言ったし!」

愛鬼「その理論だと、涌井以外の人間も生き残っているか……」

愛鬼「或いはクローンが存在していることになっちゃうよ?」

涌井「あまり私を失望させないでくださいね……」


マギカ(うぐっ……私の発言力が……)


発言力 6 → 5  (途中で一回明記し忘れました)




マギカ(あの時に、地院家君が聞いた声を説明するには……)



【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


最安価につき、安価下1

【カムクラハジメプロジェクト】

>>368 【カムクラハジメプロジェクト】 正解!


マギカ「これで証明できる……!」解!



マギカ「あのときに地院家君が聞いた声は……おそらくだけど」

マギカ「涌井さんが、カムクラハジメプロジェクトの被験者だってことの証明、だよね?」

涌井「ふふ、素晴らしい……! 素晴らしいですわ……!」

涌井「それでこそ、最後の学級裁判に臨むにふさわしい……!」

宜保「……だが、これで黒幕は引きずりだせた」

リアナ「残るは……こいつを説き伏せて……」

藻根「すべてに終止符を打つのみ、ですな?」

愛鬼「ここまで来たんだもの……負けられないわよ……!」

マギカ「負けるつもりなんてないよ……!」

マギカ「負けてなんて……あげるものか……!」

涌井「ふふ、では次の話題に移りましょう?」

涌井「裁判はまだまだ……これからでございますわ」


【学級裁判 中断!】

これにて、学級裁判は中断です。

書き溜めも消費したので、今日はここまで。

次回更新は書き溜め終了後の予定です。

その間にクルーズ更新を挟む可能性はありますが。


黒幕の正体は予想通りといった感じでしょうか。

チャプター3からヒントを挟んでおいたのでわかった人にはわかっていたかもしれませんね。

では、本日はここまでです。

お疲れ様でした。

愛鬼が証拠になったということは3章で死んでたら黒幕が別になった可能性があるのか…?

ところで三菱さんとかのおしおき案ってもう出てたっけか

本当にいまさらだが違法薬物使いまくって、よく体が無事だよな愛鬼


冷凍庫の下りがよくわかってないんだが、なぜワクワクさんなんだ?

つあいうえお順
愛鬼→円天寺→宜保→島→地院家→茅ヶ崎→円→破魔耶→蜜岡→三菱→藻根→矢田→矢倉→リアナ→蓮城(円扇)→涌井

すまん、そこからがよくわからないんだ

黒幕の正体、正解だった人はおめでとうございます……!

>>375
愛鬼ちゃんが死んでいたら、別の側面から追い詰めることになりそうですね。黒幕は最初に決まっていたので。
お仕置き案は、まだ出してないですね……ここから出していきます。

>>376
多分、原作1のBADルートだったら、遺影になってるポジションですから……。
その内たたって、一気に来そうですよね。

>>377>>378>>379
一応、>>1の頭の中では、

本来のあいうえお順である

愛鬼→円天寺→宜保→島→地院家→茅ヶ崎→円→破魔耶→蜜岡→三菱→藻根→矢田→矢倉→リアナ→蓮城(円扇)→涌井

の並び順だと、生存者が 1・3・7・11・14になるはずなんですが、
涌井さんが自分の代わりにクローンを入れるとなったときのあいうえお順は

愛鬼→円天寺→宜保→シー16→島→地院家→茅ヶ崎→円→破魔耶→蜜岡→三菱→藻根→矢田→矢倉→リアナ→蓮城(円扇)

となり、生存者は 1・3・8・12・15になります。

そうなると、リアナの位置が15番目になるので、16人目は蓮城(円扇)か涌井となる……というつもりでした。

涌井さんがわざわざ、クローンを正式名称のシー16で入れていたと言うわけです。

明日の夜に更新するんだからね!

着々と筆を進めていますので……もう少々お待ちください……。

ま、まだ今日やでな……!こんな時間までかえってこれなんだとは思わなかったけんども。

ほんのちょっとだけだけど、更新いたします。

日付変わっちゃうけど24時より、少しだけ裁判パート投下。

続きは、明日の帰宅時間次第……。

では、ほんのちょぴっと更新。

先っちょだけ。

【学級裁判 再開!】


涌井「ここまでであなた方は、このコロシアイ生活の謎と……」

涌井「黒幕の正体について、明らかになさって参りました……!」

涌井「やはり、あなた方こそ……世界を代表する超高校級の絶望……!」

涌井「できそこないの絶望とは、格が違いますわ……!」

宜保「戯言の類に耳を傾ける余裕はない」

宜保「……この学級裁判で、俺達が勝利するためには」

宜保「俺達自身の過去について解明しなければならないんだったな」

リアナ「だが……私達の過去を解き明かせ、と言うのはどういうことなんだ?」

藻根「確かに……僕達の過去を解き明かすと言う言い回しは、少し謎がありますな」

藻根「まるで、僕達の過去がどこかに忘れ去られているような……」

愛鬼「確かに、私達には失われている記憶があったわね」

愛鬼「それこそ、超高校級の絶望だったころの記憶……」

愛鬼「ただし、その中身については裁判の冒頭で明らかにした筈よね?」

マギカ「……だったら、この裁判はもう終了なんじゃないかな?」

マギカ「これですべての謎を解明したと……」

涌井「いいえ、まだ最後の謎は解明されておりませんわ」

涌井「私が提示する最後の謎……」

涌井「この学級裁判で解き明かしていただきたい最後の謎は……」

涌井「あなたたちはどうして、超高校級の絶望へと堕ちてしまったのか……!」

涌井「そして、超高校級の絶望として、一体どのようなことをしてきたのか……!」

涌井「この二点を解明し……そして……」

マギカ「そして……?」

涌井「その全てを受け入れた上で……心機一転として希望として生きるのか」

涌井「あるいは、ここまで抱いてきた希望の全てを捨て去って絶望として生きるのか……」

涌井「最後の決断を下していただきたいのですわ!」

愛鬼「……希望を捨て去って、絶望として生きるかどうか、ですって?」

愛鬼「……絶望として生きる価値が見いだせないわ」

宜保「そのようなもの、聞くまでもないことだ」

宜保「絶望として生きるなど、愚かな選択を取る人間がいるとも思えんな」

涌井「それは、全てを思い出してから判断していただければ結構ですわ」

涌井「あなた方は……今までの絶望を受け止めて……」

涌井「それでも、希望として生きる道を選び続けることが出来るのか……」

涌井「最後の最後まで、お供させていただきますわ……!」

リアナ「……悪趣味なことこの上ない」

マギカ「こんな、支離滅裂なのが……超高校級の絶望……?」

マギカ「つまり……昔の……私達?」

宜保「何人もの人間を死に追いやって来た外道、と言うわけか」

藻根「正直、全く、これっぽっちも想像がつかないのですがね……」

愛鬼「それはここにいる人間全員が同じよ」

愛鬼「……すっかり記憶として失われているんだもの」

愛鬼「いくら指摘されたとしても、他人がやったことだと脳が認識するわね」

宜保「……出来るのか、そんな状態で……」

宜保「俺たちの記憶を解き明かすことが……!」

リアナ「できるかどうかじゃないんだろうな……」

リアナ「解明しなければいけない……そして、その上で……」

マギカ「私達の過去と向き合わないといけないんだね……」

マギカ「そして、それを乗り越える……!」

マギカ「それが……約束、だから」

涌井「皆様の心意気は、この涌井留峰にしっかりと伝わってまいりました」

涌井「それでは、これより最後の議題へと話を進めてまいりましょう!」

リアナ「最後の議題、と言えば……私達の過去についてだが……」

リアナ「いきなり分かりもしない過去の話をするのは得策ではないだろうな」

宜保「その通りだな……俺達は、微塵も過去について覚えていない」

宜保「ならば、分かっているところから話し合うべきだな」

愛鬼「……超高校級の絶望に、希望ヶ峰学園の人間が堕ちた理由、ってわけね」

藻根「先ほどの議論を振り返ってみますと……超高校級のプログラマー殿が堕ちた理由は分かりますな」

リアナ「元々は、過去のいじめを発端とする殺人事件から、ってわけだな」

マギカ「それが、彼が世界に絶望する理由となった……」

マギカ「つまり、世界を憎むきっかけがどこかにあったってことじゃないかな……」

涌井「流石は円様、鋭いご指摘ですわね」

涌井「その通り、希望ヶ峰学園に集められた超高校級の才能を持つ生徒は……必ず絶望の種を持っているのですわ」

愛鬼「絶望の……種?」

涌井「何かを憎むきっかけ、とでも申しましょうか」

涌井「たとえば、愛鬼様はどうして違法薬物に手を出されたのでしょうか?」

愛鬼「……私は、どうして……?」

宜保「何も覚えていないのか……?」

愛鬼「……それが、いつの間にか当然になっていたから」

愛鬼「そのきっかけなんて……覚えて……」

涌井「そこに絶望の種があるのですわ」

涌井「そして、絶望の種は同じ理由の元に誕生するのです」

藻根「同じ理由の元……?」

マギカ「全員が同じ理由の元で絶望する、ってこと……?」

涌井「その理由……希望ヶ峰学園の生徒のプロフィールを読んだ円様なら分かりますわよね?」


マギカ(……希望ヶ峰学園の生徒が絶望の種を有する理由か)

マギカ(……それは恐らく)



1. 自分の才能に縛られたから

2. 自分の性格に縛られたから

3. 世界の運命に縛られたから


安価↓2

>>391 1. 自分の才能に縛られたから  正解!



マギカ「これだよ!」解!



マギカ「……自分の才能に縛られたから」

リアナ「才能に縛られたから……?」

マギカ「生まれ持って、あるいは日々過ごした中で生まれた私達の才能が……」

マギカ「私達を縛っているんじゃないかな……」

マギカ「それこそが、私達に仕組まれている、絶望の……種……」

愛鬼「才能に縛られる……生き方が、固定される……?」

リアナ「盗みの才能に縛られて……怪盗として生きざるを得なくなった……?」

宜保「霊能力者の一族に生まれたから、血に塗れた生き方しかできなくなったのか……」

愛鬼「生まれたころから薬品と過ごして来た私は……薬品が危険だと思わなくなったの……?」

藻根「絵と美術の才能で……いったい何が、縛られると言うのですかな……」

マギカ「魔法少女としての才能に縛られて……そのあと……」

涌井「皆様方、それぞれ少しは思い当るところがあったのでしょうか?」

涌井「では具体的に、どのように皆様が才能で縛られていたのかを考えてみましょうか」

涌井「……これは、皆様方と同じく超高校級の絶望に堕ちた生徒についての問題です」

涌井「はてさて、彼らはどのように才能で縛られて……」

涌井「絶望の種を生み出してしまったのでしょうか……?」

宜保「……何を言い出すつもりだ?」

涌井「いいえ、思惑なんてございませんよ」

涌井「分かりやすく、例を挙げさせていただこうかと思っただけですもの」

リアナ「……それも、また戯言の一つなのか?」

涌井「戯言などと聞こえの悪い……」

涌井「皆様が真実にたどり着くためのフォローをしているだけですわ」

マギカ「フォロー……ね」

涌井「では、お聞きしますわ」

涌井「本人の才能によって、家族環境が縛られ……何度も死の危険にあったのは誰で御座いましょう?」

宜保「……そんな人間が、俺以外にいるのか?」



マギカ(……何度も殺されかけてただけでなく、才能によって家族の愛情を縛られたのは……)



1. 超高校級のギャンブラー セレスティア・ルーデンベルク

2. 超高校級の保健委員 罪木蜜柑

3. 超高校級の日本舞踊家 西園寺日寄子

4. 超高校級の幸運 狛枝凪斗


安価↓2

>>393 3. 超高校級の日本舞踊家 西園寺日寄子  正解!



マギカ「彼女しか……いない!」解!



マギカ「日本を代表する、日本舞踊の家元、西園寺家に生まれた時期家元……」

マギカ「……超高校級の日本舞踊家、西園寺日寄子さん」

マギカ「彼女こそが、才能で家庭環境に縛られ……何度も命の危険にさらされてきた人だよ」

涌井「大正解ですわ」

涌井「今でこそ、ビックバンボディな姿に育たれた西園寺様は……」

涌井「まだその容姿がちんちくりんであったときに、何度も殺されかけたのですわ」

涌井「時には、飲料に毒を混ぜられ」

涌井「時には、乗っている自動車に追突され」

涌井「時には、舞台照明を落とされ」

涌井「時には、直接的に暗殺まで差し向けられましたの」

リアナ「……そんなの、ただの犯罪じゃないか」

宜保「……各業界の家元と言うのは、強大な力を持つ」

宜保「俺の家系でも同じような事実はあるが……」

宜保「全て、闇に葬り去られるだけだ」

リアナ「……死んだ方が悪い、とでもいうのか?」

宜保「西園寺家ではそうだった、つまりそう言うことなのだろう……」

宜保「信じたくはないことだが……な」

愛鬼「それが、西園寺日寄子が絶望に堕ちる種、と言うことね」

涌井「彼女は絶望に堕ちてから、一家全員に復讐しましたけれども、ね」

藻根「……全員、ですと?」

涌井「当然ですわ……自分の希望を、根こそぎ奪われていたんですもの」

宜保「……狂気の沙汰、だな」

愛鬼「はじめからわかっていたことじゃないの……」

涌井「次に参りますわね?」

涌井「続いては……そうですわね……」

涌井「生まれ持った才能の所為で、愛する母親を失った人を聞きましょうか」

藻根「今度は……才能で母親を失った、ですかな?」


マギカ(……才能の所為で母親を失ったのは、確か)


安価↓2

>>398 1. 超高校級のギャンブラー セレスティア・ルーデンベルク  正解!

選択肢が入ってなかった……すまなんだ。



マギカ「彼女しか……いない!」解!



マギカ「本名を常に偽って希望ヶ峰学園で生活してきた彼女……」

マギカ「超高校級のギャンブラーである、セレスティア・ルーデンベルクさん」

マギカ「彼女以外には考えられないよね……」

涌井「ええ、まさしく大正解ですわ」

涌井「生まれ持ったギャンブラーと言う才能によって、母親を失ってしまったのです」

リアナ「ギャンブルにでも失敗したのか?」

リアナ「だが、それでは才能に縛られていることにはならないのか……」

愛鬼「才能を父親に利用されたのよ」

愛鬼「賭博が趣味だった、彼女の父親にね」

涌井「そして、母親はそんな父親に猛反発……」

涌井「最終的に、母親は父親によって殺害されてしまったのです」

藻根「そして彼女は……どうなったのですか?」

涌井「父親を恨みに恨んで、彼女の名前を捨てたのです」

涌井「安広多恵子、という本名を、ですわ」

リアナ「そして、別の人生を歩み始めたというのか……」

宜保「それこそが、彼女の絶望の種と言うことだな……」

宜保「理不尽な仕打ちに、世界を憎むのも分からなくはないが……」

涌井「まだまだ続きがございますわよ」

涌井「今度はそうですわね……才能によって、自分の居場所を奪われ続け……」

涌井「その才能によって生きながらえつつも、不幸にし続けられている人物はどなたでしょうか?」


マギカ(……才能によって振り回され続けていたのは、きっと)


1. 超高校級のギャンブラー セレスティア・ルーデンベルク

2. 超高校級の保健委員 罪木蜜柑

3. 超高校級の日本舞踊家 西園寺日寄子

4. 超高校級の幸運 狛枝凪斗


安価↓2

>>402 4. 超高校級の幸運 狛枝凪斗  正解!



マギカ「彼しか……いない!」解!



マギカ「超高校級の幸運にして、数々の不運に苛まれてきた人……」

マギカ「それだけ不幸な目にあいながらも、幸運にも生き残って来た……」

マギカ「一つ下の世代の超高校級の幸運、狛枝凪斗君だよね」

涌井「ぱんぱかぱんぱんぱーん! またしても大正解ですわ」

リアナ「確か、希望ヶ峰学園では毎年抽選で選ばれる幸運枠があるんだったな」

リアナ「だが、あくまでもそれは抽選枠で……本当に幸運かどうかは」

愛鬼「いいえ、抽選枠で選ばれた人間も、本当に超高校級の才能なのよ」

愛鬼「幸運にもホテルの異常を起こしてクロを指摘した」

愛鬼「幸運にも自分の望む相手をクロにすることが出来た」

愛鬼「破魔耶の持っていた幸運も、こういった異常性のある幸運だったわ」

藻根「彼も、その類だとおっしゃられるのですかな?」

愛鬼「いや、その比じゃないわね」

マギカ「彼の幸運は、破天荒なことこの上ないね……」

マギカ「家族旅行でハイジャックに合って不運見舞われると……、幸運にも落下してきた隕石がハイジャック犯を打ち殺した」

マギカ「だけど、不運にも彼以外の乗客は死んでしまい、両親を失うことになって」

マギカ「……幸運にも遺産が彼の元へと転がり落ち、自由と金を手に入れるんだ」

宜保「……あり得ない、と言いたいところだが」

藻根「何とも恐ろしい話ですな……」

リアナ「それなら、自分の幸運と言う才能を疎むのも分かる気がするが……」

涌井「まだまだ参りますわよ?」

涌井「次は……そうですわね……」

涌井「自らの才能によって、イジメられるに至ってしまった方は誰でしょうか?」


マギカ(才能によってイジメの対象に選ばれてしまったのは……きっと)


1. 超高校級のギャンブラー セレスティア・ルーデンベルク

2. 超高校級の保健委員 罪木蜜柑

3. 超高校級の日本舞踊家 西園寺日寄子

4. 超高校級の幸運 狛枝凪斗


安価↓2

>>405 2. 超高校級の保健委員 罪木蜜柑  正解!



マギカ「彼女しか……いない!」解!



マギカ「自分が発揮した才能の結果、イジメの対象になってしまったのは……」

マギカ「超高校級の保健委員、罪木蜜柑さん」

マギカ「おそらく、彼女だったはずだよ」

愛鬼「罪木蜜柑……確かに、その救急センスは話題になっていたわ」

愛鬼「かつては、下手すれば死亡事故につながりかねなかった急患に適切な処置を施し」

愛鬼「その患者の命を取り留めさせた、とも」

宜保「……それがどうしてイジメにつながるのだ?」

リアナ「……確かに、理解に苦しむが……」

愛鬼「学校には当然保険医がいる」

愛鬼「でも、その保険医には急患を助けることはできなかったのよ」

マギカ「結果、保険医は無力さを感じ……自殺してしまった」

涌井「その結果、彼女を待っていたのはとんだ掌返しだったのですわ」

涌井「少し前まで救世主だ何だと囃し立てていた者たちは……」

マギカ「総じて彼女をイジメるに至った……ってわけだね」

藻根「ふ、ふざけておりますな……」

藻根「彼女は何も悪いことをしていないではありませんか!」

涌井「学校側は、保険医の死の責任を……彼女に被せたかったのですわ」

涌井「担当する保険医が自殺した原因が学校側にあったことを隠すために……」

愛鬼「そのために、彼女はスケープゴートにされたの?」

涌井「……そのイジメは仕組まれたものではありましたが……」

涌井「結果的に学校側には、名誉しか残りませんでしたものね」

宜保「自殺した保険医はどうなったのだ?」

涌井「勝手に自殺した心の弱い人物、と切り捨てられましたわ」

涌井「自殺の原因は、罪木蜜柑にあるとして、ですけれどね」

涌井「それも、名前は明るみに出ないように隠しながら、彼女の心だけを責めたてたのですわ」

宜保「外道どもめ……」

涌井「希望ヶ峰学園の、絶望の種を抱えた次世代の希望には少なくない事例ですわね」

涌井「中には、その才能によってもっと大きいものを奪われた人がいるのですから」

リアナ「……もっと、大きなもの?」

藻根「家族を奪われ、希望を奪われ、名前を奪われた挙句、才能によって世間に恨まれ、その手を汚して来た……」

藻根「そんな人々よりもひどい目に合った方がいる、というのですかな?」

リアナ「だが、普通に考えればそれよりも大きいものなど……」

宜保「家族を奪われたものに残るのは何だ?」

リアナ「きゅ、急にどうしたというんだ……」

愛鬼「そりゃあ、自分個人が残るんじゃないの?」

宜保「名誉が傷つけられたものに残るものは……?」

リアナ「どちらにせよ、命は助かっているだろう」

宜保「では、世間に恨まれたものに残るものは……?」

藻根「いくら恨まれようとも、自分個人は消えませんからなぁ」

宜保「己の手を汚した者でも、持ちうるものは……?」

マギカ「自分の命だけは、残り続ける、よね?」

宜保「……つまり、才能によって失われる最も大きなものは……」

宜保「生命、ということか?」

マギカ「……生、命?」

愛鬼「は……? 才能によって、殺されるってこと?」

涌井「ええ、大まかには正解ですわね」

愛鬼「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

愛鬼「死んでいたら、そもそも希望ヶ峰学園に入ることなんてできないじゃない!」

涌井「あら、そうでしょうか?」

涌井「別に生命を失うと言っても、死んだわけでは御座いませんわ」

リアナ「死んだわけではないのに……生命を失う?」

涌井「単刀直入に申しましょうか」

涌井「その方は、自分の才能によって……人としての生命を……」

涌井「つまり、人生を奪われてしまったのですわ」

マギカ「人生を奪われた……?」

宜保「……人間として、存在しなくなったわけじゃないな」

愛鬼「どういうことなの……?」

涌井「そして、才能によって人生を奪われた方がこの中にいらっしゃいます!」

涌井「どなたのことなのか……わかっていただけますか?」


マギカ(……才能によって、人生を奪われた人って誰のことだろう?)


怪しい人物を指定しろ!


安価↓2

マギカ

>>409 円マギカ 正解! と言うところで、今日は短いけどここまでで。

さらりと書いておこうっと。
ここからが本当の絶望です。


明日は予定がちょっと見通せないので、更新できるようなら更新いたします。

難しければ水曜日……すくなくとも、此方は今週中に完結までもっていこうかと思っておりますので。

では、お付き合いいただいた方、ありがとうございました!

急に水曜日が夜勤になったので今日帰宅。

今日の夜に改めての更新予定です。


それと、オシオキを書かなかったのは伏線……ではなくて、ちょっと思いつかないままずるずると、なだけですね。
完結後のタイミングで残りの面子のオシオキ案を載せようかと思っております。

朝、今日更新予定としていたわけですが、急な体調不良により更新を延期します。

運ばれて点滴打ったり、高熱が出ていたり…

久しぶりに、39℃出しまして、辛いので取り急ぎ報告でした。

流行り病らしいので、皆さんも気を付けて…

結局二日ほど入院しましたが、今の私は(お腹以外)元気です。
お腹はある意味元気です。元気にゴロゴロしてます。


明日の夜22時前後より最後の学級裁判をラストまで突っ切り更新する予定です。
その他諸々、おまけをいくつか書いたらこちらの更新は終わりになりそうです。

その後は続編、絶望クルーズを更新していく予定ですので。


それとは別に、もう一本……裁判以外の安価がなさそうになりそうなものを一本まったり更新しようかと思っております。


① 主人公をちーたんにした、ロンパ再構成もの 
不二咲「こ、コロシアイ学園生活……?」 モノクマ「その1だね」

② 主人公はちーたんだけど、版権キャラでロンパを行う 
不二咲「来期の新入生とコロシアイ入学試験……?」 鳴上「そっとしておこう」

多分どちらか……。


ちーたんを主人公として動かす練習としては②で新しい環境のがいいのかな……。
裁判上、ちょっとやりたいシステムを導入するのに適していなくもない。
ただ、男性キャラで動かす人が実は数人埋まっていない……。

まぁ、どちらも構想だけは練っているのでのんびりまったりのんのんゆっくり(二週間に1.5回くらいで?)更新するかもです。
あくまで本筋更新はこちらのシリーズなので。


取り敢えず、今日は明日更新するよ!という告知と、その内立てるかもしれないスレの話でした。
では、明日の22時に。

少し帰宅が送れそうですが、大きな更新の遅れはなさそうです。

22時~22時30分の間には再開いたします。

さて、更新するんジャー

>>407>>409より再開


マギカ(もしかして……私……?)解!


マギカ「……その、この中って言うのは、生き残った私達、ってことだよね?」

涌井「ええ、お察しの通りですわ……」

マギカ「愛鬼ちゃんは、薬物の取り過ぎで体がボロボロ……私なら、魔法で治癒できるけど」

愛鬼「……否定は、出来ないわ」

マギカ「宜保さんは、家族殺しの汚名。……一族の長になるための宿命を越えた」

宜保「……そうだ」

マギカ「藻根君は芸術家のさだめ……芸術への精神的傾倒の激しさ……」

藻根「そこは認めざるを得ないところがありますけれども……」

マギカ「リアナちゃんは、盗みの才能。……犯罪者として生きる道を選んだ」

リアナ「それを選んだのは他でもない私だからな」

マギカ「……私は?」

愛鬼「……マギカは、何かを失わなかったの?」

マギカ「……分からない、何も……覚えてないの……」

マギカ「家族がいて……皆がいて……私は魔法を使えるようになった」

マギカ「みんなを助けるために魔法を行使する魔法少女に……」

マギカ「私の人生は魔法に奪われた……?」

マギカ「もう、魔法使いと言う生き方から逃れられないってこと……?」

涌井「いいえ、それだけなら人生を奪われた、などと言いませんわ」

涌井「あなたが生涯の仕事に魔法少女を選んだから……それが理由ではありませんの」

マギカ「でも……人生を奪われたのは、私?」

涌井「ええ、その通りですわ……」

涌井「あなたは、自分の才能によって人間として生きることを奪われ、魔法少女になった」

涌井「そして、希望ヶ峰学園によって……希望の魔法少女であることをも奪われた」

愛鬼「希望の魔法少女であることを……奪った?」

宜保「……魔法少女に希望だとか絶望だとかの派閥があるというのか?」

涌井「いいえ……少なくとも、私が把握している限り……」

涌井「魔法少女の才能を有する方は……彼女以外にはおりませんわ」

藻根「では……なぜ、そのようなことを……?」

涌井「そもそも、この一連の事件の発端は、希望ヶ峰学園に責任があるのですから」

リアナ「希望ヶ峰学園の責任……だと?」

涌井「……では、まずは希望ヶ峰学園がどうして……この事件に責任を負うのかについて」

涌井「話し合っていただくことに致しましょう」

リアナ「希望ヶ峰学園が、今回発生した絶望的事件の発端だと言ったな?」

涌井「ええ、あの学園があのようなことをしなければ……」

涌井「少なくとも、このような事態には陥らなかったと言えるはずですわ」

愛鬼「……あのような、こと?」

涌井「希望ヶ峰学園が、私たち絶望を作り出してしまった要因は大きく分けて二つです」

涌井「一つは、既に皆様の知るところになっているはずですわ」

藻根「……絶望の種、ですかな?」

宜保「……希望ヶ峰学園にスカウトされた人間の大半が持っている、そう言っていたな」

宜保「だが、絶望の種の元々の要因は俺達の才能にあるのではなかったのか?」

涌井「基本的には、私達の中の才能が絶望の種を植え付けていることに変わりはありません」

涌井「希望ヶ峰学園は、その絶望に水をやり、大きくしたのですわ」

リアナ「待て、希望ヶ峰学園のキャッチコピーは次世代の希望を育てることだろう?」

リアナ「ならば、どうしてわざわざ絶望を育てるようなことをするんだ?」

涌井「希望ヶ峰学園の総意ではなかった、そう言っておきましょう」

涌井「少なくとも、希望ヶ峰学園の学園長である霧切仁は、そのような方ではありませんわ」

愛鬼「……なら、誰が絶望の種を育ててしまったのか」

愛鬼「考えられるのは、ただ一つね」

藻根「……なにか、お分かりになるので?」

愛鬼「さっきまでの、絶望に堕ちた生徒達のことを考えれば必然的に、ね」

愛鬼「マギカは……それに伴う証拠とか持っていないかしら?」



マギカ(……希望ヶ峰学園が、絶望の種を育ててしまった証拠、か)



【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

【スカウトの記録】

>>429 【スカウトの記録】 正解!



マギカ「確か、スカウトの記録にこんなのが残っていたんだよ」

マギカ「正直許せる話じゃないけど……」

宜保「超高校級の保健委員、罪木蜜柑のスカウト記録、か」

愛鬼「罪木蜜柑がいじめの対象になっていたのはさっきの話からも明らかよね」

愛鬼「そして、このスカウトの記録を見る限り……」

リアナ「イジメは……教育機関ぐるみで行われていた、か」

マギカ「学校側がいじめを黙認するどころか、助長していたんだよね」

マギカ「それを知っていた警察機関、教育機関みたいな国の機関も見て見ぬふり……」

マギカ「このスカウトは、彼女の心が弱まるように追い詰め、誘導して」

マギカ「あたかも救いの手を差し伸べるかのように、彼女を希望ヶ峰学園にスカウトした」

涌井「……超高校級の生徒をスカウトすることが出来れば」

涌井「彼らには莫大な報奨金が振り込まれるから、ですわね」

マギカ「つまり、罪木さんは……」

藻根「希望ヶ峰学園の闇によって、被害者にさせられたというところでしょうかな?」

涌井「……そうですわね」

涌井「そして、これは氷山のほんの一角にすぎませんわ」

涌井「果たして希望ヶ峰学園の在校生の内、何人がこのような汚い手に晒されてきたのか……」

涌井「その結果は、推して知るべし……ですわね」

リアナ「いや、ちょっと待て」

リアナ「確かに、希望ヶ峰学園によって自分の人生がゆがめられたとすれば……」

リアナ「私達は希望ヶ峰学園に対して恨みを抱くだろうし……」

リアナ「場合によれば、反旗を翻すことだって考えられなくはない」

リアナ「……だが、ことはそう簡単ではないのだろう?」

藻根「全世界を巻き込んだ、絶望的な事件……」

藻根「果たして、希望ヶ峰学園に対する恨みだけで発現するものなのでしょうかな?」

涌井「それが、もう一つの希望ヶ峰学園の責任につながるのですわ」

涌井「寧ろ、此方が本題……」

涌井「先ほどまでの絶望の種は、あくまで希望ヶ峰学園に……」

涌井「もっと大きいスケールで言えば、大人、世界に不信感を抱かせるものだけですもの」

涌井「希望ヶ峰学園の最も大きな責任はそこには御座いませんわ」

リアナ「最も大きな……責任?」

涌井「皆様は、どうしてこの世界を絶望に陥れている存在が……」

涌井「『超高校級の絶望』などと呼ばれているか、考えたことがありませんか?」

宜保「……その答えは、順当なところで一つしかないな」

宜保「……希望ヶ峰学園が生み出したからこそのブラックジョークな名前なのだろう?」

宜保「だからこその……『超高校級の絶望』……違うか?」

涌井「いいえ、その通りでございますわ」

涌井「そして、希望ヶ峰学園が『超高校級の絶望』を生み出す要因を作ったことこそ」

涌井「希望ヶ峰学園が逃れることのできない、大きな責任なのでございますわ」

【ノンストップ議論 開始】


▶【人工メシア計画】
▶【円天寺美菜輝のメール】
▶【不二咲千尋の日記】
▶【新聞の切り抜き】
▶【コロシアイ自然教室のDVD】
▶【遺体安置所のランプ】
▶【研究者の独白】



涌井「希望ヶ峰学園が、この事件に大きくかかわっているのは……」

涌井「既に説明したとおり、ですわ」

リアナ「希望ヶ峰学園が……私達の中に根付いた【絶望を育て】あげ……」

リアナ「……【世界に不信感を抱かせた】と言うことではないのか?」

愛鬼「世界に不信感を抱く程度で、あんな支離滅裂な行動に出る人間はごく少数よ」

愛鬼「単発的な自爆テロとかならともかく……」

愛鬼「【集団的に世界を壊す】なんて、普通は考えられないわね」

宜保「そもそも、絶望を抱いた人間が、世界を壊すためとはいえ……」

宜保「【手を取り合って】仲良くすることが出来るのか?」

リアナ「……主義も主張も違う人間同士が、手を取り合うのは難しいだろうな」

藻根「……誰でもが主として仰げるような……【絶対的な存在がいた】とかでは?」

リアナ「そんなことがありえるのか……?」

宜保「いくら才能あふれる希望ヶ峰学園の生徒とはいえ……」

宜保「【どの人間をも圧倒する才能を持った人間などいない】と思うがな」



【コトダマ】→【ウィークポイント】で論破せよ!


安価下2

【絶対的な存在がいた】→【どの人間をも圧倒する才能を持った人間などいない】

>>434 【絶対的な存在がいた】→【どの人間をも圧倒する才能を持った人間などいない】 正解!


   B R E A K !


マギカ「そんなの絶対おかしいよ!」論破!




マギカ「才能を生まれ持っていなくても……作れるよね」

宜保「才能を作れる……とはどういうことだ?」

愛鬼「アンタは読んでないかもしれないから分からないけど……」

愛鬼「この世界に奇跡を起こす才能を作り出すプロジェクトがあったわ」

リアナ「奇跡を起こす……人工的にか?」

藻根「流石にそれは……人工的に才能を作り出すだなんて、そんなことが……」

愛鬼「でも、奇跡を起こせるほどの才能の持ち主なのだとしたら……」

宜保「他の誰をも圧倒できるだけの存在……」

宜保「それこそ絶対的な存在になれる、と言うわけだな……」

マギカ「……そして、その情報は、手元にあるんだよ」



【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

【人工メシア計画】

>>437 → >>436 【人工メシア計画】 正解!



マギカ「これで証明できる……!」解!



宜保「……人工メシア計画、か」

藻根「それは、もはや奇跡と言うのでしょうかね……」

愛鬼「細かいことは私にもわからないわ」

愛鬼「ただ、希望ヶ峰学園がそうしたオカルト染みた奇跡の才能を作り出そうとする」

愛鬼「人類史上最低最悪の人体実験に手を出しているのは確かなのよ」

宜保「そうすると、主義も主張もばらばらだった絶望の種を……」

宜保「その人間がまとめあげた、と言うことなのか?」

愛鬼「他にも可能性のある者はいるわ」

愛鬼「いずれにしても、可能性があるのは希望ヶ峰学園の才能育成プログラムの被験者ってこと」

愛鬼「奇跡を起こす天才か、万能な天才かの違いだけよ」

涌井「そして、その才能育成プログラム……」

涌井「通称、人工メシア計画の被験者は……」

マギカ「希望ヶ峰学園、第76期生……」

マギカ「つまり……私達の中の……誰か、だね」

愛鬼「……そして、その見当はもうついているってわけよね」

リアナ「……もう、誰が被験者か分かっているのか?」

宜保「……薄々気づくレベルの話だな」

宜保「言いにくければ、俺から言ってもいいが……?」

マギカ「……ううん、大丈夫」

マギカ「おそらくその実験の被験者……私の筈なんだよ」

リアナ「実験の被験者がお姉ちゃんだった……?」

リアナ「いやいや、お姉ちゃんが魔法少女だったとしてもさ」

リアナ「そんな話、信じられるわけないじゃないか!」

リアナ「お姉ちゃんは、今まで私達と同じように生活してきたじゃないか!」

リアナ「お姉ちゃんが、奇跡を起こす天才だなんて……そんな片鱗なんて……!」

藻根「いえ、もともとこの生活の中では……そんな片鱗を見せようがないのではないでしょうかね?」

リアナ「……片鱗を見せようがない?」

愛鬼「……藻根の言う通りなのよね」

愛鬼「……間違いない、マギカが実験の被験者だとしても」

愛鬼「この生活上ではマギカが天才の片鱗を見せることは無いはずよ」

宜保「……俺達の記憶が失われているのと同義だな」

宜保「仮に円が被験者だったとしても……」

リアナ「そもそも、その記憶が失われているってことか……」

リアナ「ただ、それじゃ……お姉ちゃんが被験者かどうかを判断することどころか」

リアナ「誰が被験者かを判別することすら難しくなるんじゃないのか?」

マギカ「……そんなこと、ないんだよ」

マギカ「私が被験者だったってことを示す過去の証拠が……ね」

愛鬼「……そんな証拠、私も知らないわよ?」

マギカ「……この証拠品、研究所で手に入れたものじゃ……ないからね」



【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価↓2

島武彦のラブレター

>>441 【島武彦のラブレター】 正解!



マギカ「これで証明できる……!」



愛鬼「その手紙は……?」

マギカ「ある人から私に対して書かれたラブレターだよ」

マギカ「……自分で言うのも恥ずかしいんだけどね」

宜保「誰かが……この生活中にラブレターを出していたということか?」

宜保「いや……それでは、円が被験者だったことの証明にはならないな」

リアナ「……誰からのラブレターなの?」

マギカ「……島君、だよ」

藻根「美容師殿、ですと?」

藻根「ですが、美容師殿とは第二の事件で対立しておりませんでしたか?」

愛鬼「あいつがここでの実験を知っているとも考えにくい……」

愛鬼「なら、どうしてここで島の名前が出てくるの……?」

宜保「……円、そのラブレター……いつ書かれたものだ?」

リアナ「ラブレターがいつ書かれたものか、大事な質問なのか?」

宜保「この上なく大事な質問だ……」

宜保「そのラブレター……ここでの生活よりもっと前に書かれたものじゃないか?」

マギカ「……具体的にいつ書かれたものかまでは分からないんだ」

マギカ「でも、このラブレターに書かれた私への一文が……」

マギカ「私が実験の被験者であったことを証明してくれるんだ」

マギカ「……告白の返事は、手術後に欲しい」

リアナ「……手術、後?」

愛鬼「人工メシア計画は、その性質上……」

愛鬼「ロボトミー手術を必要としているのよ」

リアナ「ロボ……トミー……?」

藻根「聞いたことはありますが……具体的なことは……」

宜保「早い話が……頭を切り開く、と言うことだろう?」

涌井「ええ、愛鬼様ではなく宜保様が答えられるとは思いませんでしたが……」

涌井「確かに、件の被験者はロボトミー手術を受けておりますわ」

愛鬼「そして……過去に希望ヶ峰学園で行われた手術において」

愛鬼「被験者が分からないものは存在しないのよ」

愛鬼「少なくとも、この研究所にある資料の中には……ね」

宜保「ちょっと待て、もう一つ……カムクライズルプロジェクトがあるのではないのか?」

愛鬼「あの実験においては、被験者がある程度判別できるわ」

愛鬼「少なくとも、マギカではないのよ」

リアナ「その実験の被験者がお姉ちゃんではないと言える証拠はあるのか?」

愛鬼「被験者が予備学科……それで十分でしょう?」

涌井「ええ、あの実験に関しての情報は保証致しましょう」

マギカ「そうなると……実験における手術の経験者である私が……」

マギカ「人工メシア計画の被験者だってことになるよね?」

藻根「……確かに、それはそうなのかもしれませんが……」

藻根「それが、例の絶望的事件とどのような関係があるのでしょうかね?」

涌井「では、皆様には選択肢でお尋ねしましょうか」

涌井「予想でお答えくださいませ……」

涌井「人工メシア計画自体はなんとか成功いたしましたが……」

涌井「その後、円様はいったいどうなってしまったのでしょうか?」



1. 絶望してしまった

2. 絶望してしまった

3. 絶望してしまった

リアナ「……ふ、ふざけるな!」

リアナ「こんな選択肢……認められるわけが……!」

マギカ「答えは簡単なことだよ……そうでしょ?」

宜保「だが、それを認めるということは……!」

マギカ「……認めないと、ダメなんだ」

マギカ「どんな絶望が待っていても……それが、皆との約束だったから」

マギカ「だから……私は、過去のことを……認めるよ……!」

マギカ「手術後の私は……絶望してしまった……」

マギカ「絶望に……堕ちてしまったんだ!」

愛鬼「……マギカが、それでいいんだったら私はついていくわ」

愛鬼「……他でもない、マギカがそれを認めるなら」

涌井「……さて、円様が絶望してしまったことはもう皆様理解してくれましたか?」

藻根「……認めたくなど、ありませんぞ」

リアナ「……でも、お姉ちゃんが認める、って言うんだ」

リアナ「私達に、それを邪魔することなんてできないさ」

宜保「……一番つらいのは、円のはずだ」

宜保「あいつは……自分が絶望に堕ちたことを認めるということが……」

宜保「俺達をこの事件に巻き込んでしまったことと同じだと分かった上で……」

宜保「前に進もうとしているんだからな」

涌井「ふふ、宜しいですわ」

涌井「では、絶望に堕ちてしまった円様が作り上げたものは次のうちどれでございましょう?」

マギカ「……私が作り上げたもの、か」



1. 未来機関

2. 希望ヶ峰学園

3. 超高校級の絶望


安価↓2

3. 超高校級の絶望

>>446 → >>445  3. 超高校級の絶望  正解!



マギカ「……こうとしか、考えられない!」解!



マギカ「……絶望した過去の私が作り出してしまったのは」

マギカ「……超高校級の絶望、そうとしか考えられないよ……」

愛鬼「……この質問、そもそも考えさせるつもりすらなかったみたいね」

宜保「円が超高校級の絶望を創設した……」

宜保「人工メシア計画の被験者である……円が……」

愛鬼「だからアンタは言っていたのね……」

愛鬼「世界を巻き込む、絶望的事件のきっかけを作ったからこそ」

愛鬼「希望ヶ峰学園が負うべき責任は重い、って」

涌井「ええ、当然でありましょう?」

涌井「希望ヶ峰学園が余計なことをしなければ……世の中は、こんなことにはなりませんでした」

涌井「……全知全能の力を、人間に宿そうなどと言う愚かな真似をしなければ」

藻根「……全知、全能ですと?」

藻根「神を作り出したとでも、そう仰りたいのですかな?」

涌井「……知る必要のないことを、知ってしまったのですわ」

涌井「だからこそ、円様は絶望してしまった」

涌井「折角忘れていたものを、思い出してしまったから」

涌井「だから、世界を亡ぼすために……超高校級の絶望を組織して……」


リアナ「お姉ちゃんは……そんな人じゃない!」反論!


リアナ「違う、違う違う違う違う……!」

リアナ「お姉ちゃんが、たとえ絶望していたとしても……」

リアナ「私達を絶望させた、超高校級の絶望の創設者だなんて……」

リアナ「そんなこと絶対に、絶対にありえないんだ……!」

【反論ショーダウン 開始】


▶【人工メシア計画】
▶【円天寺美菜輝のメール】
▶【モノクマプロジェクト】
▶【新聞の切り抜き】
▶【コロシアイ自然教室のDVD】
▶【遺体安置所のランプ】
▶【研究者の独白】
▶【冷凍装置のルール】
▶【全世界絶望計画】


リアナ「お姉ちゃんは、人工メシア計画の被験者だったかもしれない」

リアナ「……確かに、お姉ちゃんは絶望してしまったのかもしれない……!」

リアナ「それでも、お姉ちゃんが……世界中の人々を絶望させるための組織を作ったり」

リアナ「世界を滅ぼそうとするはずなんてないんだ……!」


マギカ「……私にだけは、それよりも前の失われた記憶がある」

マギカ「それに……私が創設者だとすると……納得のいくこともあるんだよ」


リアナ「今までの情報だって、全部希望ヶ峰学園のデータからの推論じゃないか!」

リアナ「お姉ちゃんが超高校級の絶望の創設に関係する証拠がない限り……」

リアナ「今までの話は、全部【涌井のほら話】だったとしてもおかしくない!」

リアナ「そうだよ……【お姉ちゃんと超高校級の絶望との間のつながりなんてない】じゃないか!」



【コトノハ】→【ウィークポイント】で論破せよ!


安価下2

【モノクマプロジェクト】→【お姉ちゃんと超高校級の絶望との間のつながりなんてない】

>>450 【モノクマプロジェクト】→【お姉ちゃんと超高校級の絶望との間のつながりなんてない】 正解!



マギカ「……その言葉、斬らせてもらうよ!」論破!



マギカ「……私が超高校級の絶望を創設したと考えれば、納得できることがあるんだよ」

リアナ「……そんなもの、どこにあるっていうのさ!」

愛鬼「……うーん、私もそれは分からないけど」

マギカ「……涌井さんに一つ聞きたいんだけどさ」

マギカ「涌井さんが操っていた、モノクマについて……」

涌井「モノクマについて、ですか……?」

涌井「元々は、希望ヶ峰学園のマスコットキャラクターですけれど……」

マギカ「そのマスコットキャラクター化計画を実働したのは……」

マギカ「確か、カリスマギャルとして有名な江ノ島盾子だったよね?」

涌井「ええ、そこまでは正しいですけれども……何がお聞きになりたいので?」

マギカ「どうして、モノクマが超高校級の絶望のマスコットになったのか」

マギカ「……トップが、決めたんじゃないの?」

涌井「……と言うよりは、創設にかかわった人が、クマが好きだったからそのまま使うことになったと」

リアナ「……そう言えば、資料館でそんな資料を見た気がするな」

リアナ「お姉ちゃんはクマが好きだ……とか」

愛鬼「ええ、インタビューの一つに書いてあったわね」

藻根「……まさかとは思うのですが」

藻根「超高校級の絶望がモノクマをマスコットにしているのは……」

マギカ「……私が、そう決めたから、だよね」

マギカ「だって、モノクマを完成させるプロジェクトには私もかかわっているんだから」

愛鬼「……もう、リアナからの反論は無い?」

リアナ「反論する材料がなくなっただけだ」

リアナ「本当は認めたくはないが……いつまでも、議論を止めるわけにもいかないだろう……」

涌井「では、反論もやみましたので、議論を続けていきましょうか」

涌井「では、超高校級の絶望を創設した円様は最初に誰を絶望に堕としたのでしょうか?」



マギカ(……誰を、最初に絶望させたのか……)



1. 超高校級の幸運 苗木誠

2. 予備学科 日向創

3. 超高校級の幸運 狛枝凪斗


安価↓2

>>454 → >>453 2. 予備学科 日向創 正解!



マギカ「……これだよ!」解!



マギカ「ここからは予想の範囲を抜けないけど……」

マギカ「おそらく、最初に絶望させたのは……予備学科の日向創だったはずだよ」

宜保「……俺も同じ考えだ」

宜保「希望ヶ峰学園の実情と、実験のことを考えるとな」

愛鬼「……おそらく、それで間違いないはずよ」

愛鬼「……対象となる日向は、普通の予備学科じゃないからね」

藻根「……普通の予備学科じゃない?」

藻根「……えっと、ど、どういうことなのですかね?」

愛鬼「件の予備学科、日向創を絶望させることは……」

愛鬼「多くの77期生を絶望させるきっかけになるってことよ」

リアナ「……どういうことだ?」

リアナ「なんで予備学科の人間が本科の人間を絶望させることが出来るんだ?」

藻根「そもそも予備学科は……本科の人間との関わりなどないのでは……」

マギカ「……いや、彼だけは本科の人間との関わりがあったんだ」

マギカ「……それを示す証拠、あるよ」

涌井「では、教えていただきましょう!」

涌井「……どうして、日向創が本科生を絶望させるきっかけになるのか……を!」



【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価↓2

【超高校級の相談窓口】

>>456

>>457 → >>456 【超高校級の相談窓口】 正解!



……あかん、寝落ちしてまう。

続きは……今夜。

もう裁判終了まではできているので、ぼちぼちやっていくです。


……取り敢えず、お体には気を付けて!

30分から更新します。します。

>>457 → >>456 【超高校級の相談窓口】 正解!



マギカ「これで証明できる……!」解!



マギカ「予備学科に所属しているものの、日向創は本科の人間と友好的だったんだ」

マギカ「特に77期生とは、だね」

愛鬼「そんなことから日向につけられたあだ名が、超高校級の相談窓口」

愛鬼「彼は、悩みを抱える77期生の人間のカウンセラーのような人間だったのよ」

宜保「……保険委員の罪木、日本舞踊家の西園寺、写真家の小泉からは恋心を」

宜保「メカニックの左右田、極道の九頭竜、飼育委員の田中辺りとはより深い友情を……」

宜保「日向と言う男は、77期生の人間の中心と言っても差支えのない存在だったというわけだ」

藻根「……予備学科の人間が、本科でもなじめるだなんて……」

リアナ「そもそも、私達は予備学科についてはあくまで情報の上でしか理解できていないがな」

リアナ「私達には、本科や予備学科の記憶なんてないわけだからな」

宜保「だが、日向が最初に絶望に堕とされた理由は納得できるだろう?」

愛鬼「中心人物が絶望したとなれば、やがて絶望は伝染するのよ」

マギカ「……好きな人が絶望した、親友が絶望した、親族が絶望した……」

マギカ「人は簡単に、絶望してしまうんだよね……」

リアナ「……だが、どうやって日向を絶望させたんだ?」

リアナ「別に、その男はお姉ちゃんに傾倒していたわけじゃないんだろう?」

愛鬼「……日向創の経歴を考えれば、なんとなく想像はつくはずよ」

涌井「では、日向創を絶望させた方法について、考えてみていただきますわね」

【ノンストップ議論 開始】


▶【人工メシア計画】
▶【カムクライズルプロジェクト】
▶【クローン個体識別番号】
▶【カムクラハジメプロジェクト】
▶【希望ヶ峰ドリープロジェクト】
▶【絶望更正プログラム】
▶【超高校級の生徒による殺人事件】
▶【モノクマプロジェクト】
▶【全世界絶望計画】


リアナ「確かに、日向を最初に絶望に堕とした理由については納得できる」

リアナ「だが、どうやってその対象を絶望させたんだ?」

リアナ「日向は<お姉ちゃんのことを慕っていた>りでもしたのか?」

藻根「最初に絶望させたということは……」

藻根「当然、<他の生徒を利用して>絶望させたわけではないのですよね?」

愛鬼「そもそも、最初に絶望していたのは……<日向創じゃなかった>とかね」

リアナ「日向が最初に絶望させられた、と言うのは貴様らが言い出したのだろう!」

宜保「本当に最初に絶望したのが、【日向自身だったのかどうか】と言うことだ」

宜保「もしも日向が日向でなくなっていたとすれば……」

愛鬼「……生まれたばかりの日向に、<記憶を一から刷り込むことも可能>よね」

リアナ「日向が日向じゃなくなるとか……貴様らは一体何を言っているんだ!」

リアナ「私達にもわかるように説明してくれ!」

>>462訂正


【ノンストップ議論 開始】


▶【人工メシア計画】
▶【カムクライズルプロジェクト】
▶【クローン個体識別番号】
▶【カムクラハジメプロジェクト】
▶【希望ヶ峰ドリープロジェクト】
▶【絶望更正プログラム】
▶【超高校級の生徒による殺人事件】
▶【モノクマプロジェクト】
▶【全世界絶望計画】


リアナ「確かに、日向を最初に絶望に堕とした理由については納得できる」

リアナ「だが、どうやってその対象を絶望させたんだ?」

リアナ「日向は<お姉ちゃんのことを慕っていた>りでもしたのか?」

藻根「最初に絶望させたということは……」

藻根「当然、<他の生徒を利用して>絶望させたわけではないのですよね?」

愛鬼「そもそも、最初に絶望していたのは……<日向創じゃなかった>とかね」

リアナ「日向が最初に絶望させられた、と言うのは貴様らが言い出したのだろう!」

宜保「本当に最初に絶望したのが、【日向自身だったのかどうか】と言うことだ」

宜保「もしも日向が日向でなくなっていたとすれば……」

愛鬼「……生まれたばかりの日向に、<記憶を一から刷り込むことも可能>よね」

リアナ「日向が日向じゃなくなるとか……貴様らは一体何を言っているんだ!」

リアナ「私達にもわかるように説明してくれ!」


【コトダマ】→【ウィークポイント】で論破せよ!


安価下2

記憶を一から刷り込む事も可能→カムクライズルプロジェクト

>>465 → >>464 【カムクライズルプロジェクト】→<記憶を一から刷り込むことも可能> 正解!



マギカ「愛鬼ちゃんの意見に賛成だよ!」賛同!



マギカ「……愛鬼ちゃんの言う通り、過去の私は恐らく……」

マギカ「生まれたばかりの日向創に記憶を刷り込んだんだと思う」

リアナ「生まれたばかりの日向ってどういうことさ!」

リアナ「さっきまで、日向創は超高校級の相談窓口とまで呼ばれていると……」

リアナ「クローンの日向、ってことなの?」

愛鬼「それも不正解ね……」

愛鬼「日向創は、カムクライズルプロジェクトを受けた際……」

愛鬼「日向創ではなくなってしまった、と言うことよ」

リアナ「日向ではなくなった……?」

マギカ「カムクライズルプロジェクトは成功したみたいなんだけど」

マギカ「被験者である日向創は、記憶を失ってしまったみたいなんだ」

宜保「そして、記憶が無くなった状態で、この希望ヶ峰ラボに眠らされていた」

涌井「当然、人工メシア計画が行われたラボもこちらでありますので……」

藻根「絶望に堕ちた魔法少女殿が、件の日向創に記憶を刷り込むことが出来る、ということですな……」

リアナ「そうなると……希望ヶ峰学園が生み出した天才二人は……」

愛鬼「ともに絶望してしまった、と言うことになるわね」

宜保「皮肉なことながら……希望の為に行われた実験が絶望を生み出した、と言うことだ」

マギカ「そして……超高校級の絶望を創設した私は……」

マギカ「いつの間にか……超高校級の魔法少女ではなくて……」

マギカ「別の呼ばれ方をするようになった、と言うわけだよね……」

リアナ「……別の呼ばれ方、か」



(……絶望に堕ちた私のことを指す言葉、確かあったはずだよね……)



【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価↓2

超高校生級の災厄

>>468 【超高校級の災厄】 正解!



マギカ「これで証明できる……!」解!



マギカ「……超高校級の災厄」

マギカ「それって、他でもない私のことを指している言葉だったってことだよね?」

涌井「ええ、そうでございますわね」

涌井「希望ヶ峰学園が行った人工メシア計画によって誕生したのは……」

涌井「超高校級の奇跡でも、超高校級の希望でもなく……」

涌井「ひたすらに絶望を振りまく、超高校級の災厄だった、と言うわけですわ」

リアナ「お姉ちゃんと日向創と言う、希望ヶ峰学園が生み出した人工的な天才二人は……」

愛鬼「数多くの生徒のトラウマを刺激して、徐々に絶望させていったのでしょうね」

宜保「イジメ、家族問題、後継ぎ、事件事故、異常性……」

宜保「希望ヶ峰学園のスカウトが行ってきた数多くの失態が……」

宜保「最悪な形で結びついた、と言うことだな」

藻根「特に、希望ヶ峰学園にはそれぞれの分野で一線級の実力を持つ方々ばかり……」

涌井「メディアに露出の多い人間は、その知名度を生かして人々を絶望させたのです」

涌井「医学にかかわる人間は、治療の出来ない奇妙な病原菌を作り出し……」

涌井「公安に属する人間は、治安をボロボロに染め上げていった」

涌井「各国で地位を築いた人間は、談合して戦争を起こしあい……」

涌井「機械に詳しい人間が、ロボットやインターネットを反逆させた」

涌井「次々に、人間を絶望させていったのですわ」

藻根「……その目的は、あったのでしょうかね?」

藻根「世界を絶望させて……その先の、目的が」

涌井「……そうですわね、超高校級の災厄だったころの円様には……」

涌井「明確な目的がありましたわ」

マギカ「……明確な、目的?」

涌井「ええ、世界を……ふふ、滅ぼすこと、ですもの」

リアナ「世界を……滅ぼす?」

愛鬼「それが……世界中の人々を絶望させた理由だって言うの?」

宜保「いや、そもそもどうしてそう言った希望に達した!」

宜保「円は魔法少女になる際に、人生を失ったと言ったな?」

宜保「よもや、それこそが世界を滅ぼそうとした理由なのか?」

涌井「それは……やはり、円様ご自身に思い出していただくのが一番だと思いますわね」

涌井「ですが、記憶と言うのはなかなか思い出すのに勇気がいるもの……」

涌井「まずは考えてみていただきたいのですわ」

藻根「……考える、ですかな?」

涌井「ええ、円様はそもそもどうして絶望してしまったのか、から遡れば分かるのではありませんか?」

マギカ「私が絶望してしまった理由……?」

マギカ「それこそが人工メシア計画なんじゃないの?」

愛鬼「いいえ、それは直接的な理由にならないわ」

愛鬼「実験メンバーの中に、あなたを絶望させようとした人間がいれば別だけど……」

愛鬼「そうとは考えられないもの……」

宜保「ともすれば、実験で得られた状況の副産物、と言うことか?」

リアナ「……実験では、確か……奇跡を生み出す存在を作り出そうとしたんだったな」

涌井「ええ、全知全能の……まさしく神を作り出すような、そんな行為ですわ」

愛鬼「全知、全能……」

愛鬼「もしかして……マギカは、その実験の中で……何かを……」

愛鬼「マギカ……あなたが絶望したとすれば、その絶望の種がどこかにあるはず……!」

愛鬼「それを踏まえて、一度考えてみて……!」


マギカ(……人工メシア計画で、私にあったこと?)

マギカ(……きっと、私が知らないことを知ってしまったことだと思うけど……)

マギカ(……一体、何を……?)


1. 学園生活の記憶を思い出した

2. 魔法少女になってから失っていた記憶を思い出した

3. 魔法少女としての戦闘の記憶を思い出した


安価↓2

>>472 2. 魔法少女になってから失っていた記憶を思い出した  正解!



マギカ「えっと……こう、かな?」解!



マギカ「私が忘れている、絶望の種……」

マギカ「存在するとしたら……失っていた記憶の中にあるとしか思えないよ」

愛鬼「失っている記憶って言っても……」

愛鬼「その内容までは、思い出せないんでしょ?」

リアナ「そもそも、どうしてその記憶を失ったの……?」

藻根「記憶を失うとなると……考えられるのは……」

愛鬼「一つは、物理的な外傷」

愛鬼「頭部を激しく打ったとか、そう言う類による記憶喪失よね」

愛鬼「もう一つは、精神的なショック」

愛鬼「……何か、忘れたいような何かがあったのかどうか」

宜保「思い出して絶望するようなものなのだろう?」

宜保「……そうであれば、当然」

リアナ「……異常なほどの絶望を煽るような記憶だということだよな?」

愛鬼「それも、世界を憎むほどの……ものでしょ?」

涌井「あら、確か皆様には既にその証拠品をお渡ししておいたのですけれど……」

涌井「お分かりになりませんの?」

マギカ「……私の、失われた記憶に関する証拠品?」

愛鬼「……マギカが知れば、絶望するような事実」

愛鬼「あるいは、その記憶に関する証拠品……」


マギカ(……それって、多分、あれのことだよね?)



【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


安価下2

記憶の玉

上?

>>475 → >>474 【記憶の玉】



マギカ「……そうだ、この記憶の玉を使えば……」


愛鬼「いや、それじゃないんじゃないかな」

愛鬼「もっと何か……マギカのことが分かりそうなデータとかがあれば……」

宜保「円が絶望するようなデータだと……」

リアナ「何か、衝撃的な事実とか、そう言うのじゃないのか……?」



マギカ(うぐっ……私の発言力が……)


発言力 5 → 4


愛鬼「……マギカが知れば、絶望するような事実」

愛鬼「あるいは、その記憶に関する証拠品……」

愛鬼「他に何かないのかな……!」


マギカ(……それって、多分、あれのことだよね?)



【コトダマを提示しろ!】


コトダマリスト >>238 >>239


再安価に伴い、安価下1

【研究者の独白】

昨日は思いっきり寝落ちしてしまいました。

申し訳ありません……。



今日も裁判を引き続き投下してまいります。

投下開始時刻→22時

では、>>477より再開です。

>>477 【研究者の独白】 正解!



マギカ「これで証明できる……!」解!



マギカ「えっと……確か、院九さんっていう研究者が書いた独白文に……」

マギカ「あまり見たくない記述があったのを覚えてるよ」

リアナ「あまり見たくない記述……?」

愛鬼「その内容、思い出せたりしないかな?」

宜保「思い出さずとも、そこの黒幕ならすべてを知っている気もするがな……」

マギカ「えっと、書いてあった内容は結構シンプルだったんだけど……」

マギカ「まず、魔法少女になる際に何かしらの願いを引き換えるみたい」

宜保「願いを引き換える……とは、どういうことだ?」

マギカ「えーと、魔法少女になる代わりに願いが叶うってことみたいだね」

愛鬼「……でも、それっておかしくない?」

愛鬼「まるで、魔法少女になることが何かしらのペナルティになるような……」

愛鬼「そんな契約内容だよね……それじゃあ」

涌井「あら、おかしいことなんてありませんわよ?」

涌井「だって、実際に……魔法少女になるということは、ペナルティを背負うのと同じですもの」

リアナ「……どういうことだ?」

リアナ「私達には魔法少女に関する知識が足りなすぎるから分からないんだが……」

マギカ「問題となるのはその後の記述……ってことだよね」

マギカ「……魔法少女は、生命の在り方を変えるって言う記述」

マギカ「でも……私にはその部分の意味が分からないんだ」

マギカ「生命が血肉でなくて、魔力に宿るらしいんだけど……」

愛鬼「血肉じゃなくて、魔力に宿る……?」

愛鬼「それ、本当にそう書いてあったのよね……?」

愛鬼「……そう、そう言うこと」

リアナ「な、何かわかったのか?」

涌井「ああ、愛鬼様は当然理解されてしまいますよね」

涌井「その絶望的なまでの事実に……ですわ」

宜保「絶望的なまでの事実……だと?」

宜保「さっきの記述が、その絶望的な事実だというのか……?」

愛鬼「……私の推論が正しいことを前提にすれば……」

愛鬼「……マギカにとって、耐えられる内容じゃないわ」

藻根「な、そんな内容なのですかな?」

愛鬼「……でも、これは証明できない」

愛鬼「もう、証明する手立てなんてない……」

愛鬼「なら、思い出す必要なんてないわ!」

マギカ「……愛鬼ちゃん?」

涌井「いいえ、これは学級裁判ですわ」

涌井「……現実から目を反らすことだけは、認められないのです」


愛鬼「……こんなことが、証明できるはずが……ないのよ!」反論!


涌井「学園生活を送っていた愛鬼様はご存知でしたのですけれど……」

涌井「今の私たちにそれは、本当に証明できないのでしょうか?」

【対論ジャッジメント 開始】


▶【カムクラハジメプロジェクト】
▶【円天寺美菜輝のメール】
▶【希望ヶ峰ドリープロジェクト】
▶【新聞の切り抜き】
▶【モノクマプロジェクト】
▶【超高校級の生徒による殺人事件】
▶【超高校級の災厄】
▶【記憶の玉】
▶【超高校級の相談窓口】


愛鬼「過去に何があったのかなんて知らないけど……」

愛鬼「私の立てた絶望的な推論なんて証明できない……!」

愛鬼「こんな、こんな非科学的すぎる推論なんて……!」

涌井「あら、そもそも魔法少女と言う存在自体が……」

涌井「非科学的すぎて証明できないと思いますけれど?」

愛鬼「……知らないわ、そんなこと」

愛鬼「そう、過去に何があったのかなんて……ここでは議論なんてできない!」

愛鬼「過去を確かめる方法なんてないんだから、一方的な議論の押し付けにしかならないわ!」

涌井「本当にそうなのでしょうか……」

涌井「皆様が過去のことを思い出せば、先ほどの疑問の答えも出るでしょうに」

涌井「あなたの推論がどのようなものなのかを……!」

愛鬼「過去を思い出すことなんて……出来ないのよ!」



安価↓2 どちらに賛成 + 根拠のコトダマ

涌井に賛成←記憶の玉

>>484 涌井に賛成←記憶の玉 正解!



マギカ「……悔しいけど、涌井さんの言う通りだよ」論破!



マギカ「……過去のことを思い出す方法なら、ある」

マギカ「今が、その時だってことだよ……」

愛鬼「き、記憶の玉……」

宜保「……この玉を使えば」

リアナ「私達の失われた記憶が……」

藻根「戻ってくるのですな……」

愛鬼「ダメ、それを使えば……!」

愛鬼「もう、戻ってこれなくなる……!」

マギカ「……でも、ここで現実から目を反らしたら」

マギカ「今までの皆の頑張りも、皆の犠牲も……何もかも意味がなくなるんだよ?」

マギカ「……私は、皆と約束したんだ」

マギカ「どんな絶望が待っていたとしても……乗り越えて見せるって」

マギカ「魔法少女の前に、一人の人間として……!」

愛鬼「違う、そうじゃないの……そうじゃないのよ……!」

マギカ「……ごめんね、愛鬼ちゃん」

マギカ「……私、記憶の玉を使うよ」

宜保「……構えろ、愛鬼」

藻根「……皆で乗り越えましょうぞ」

リアナ「……何が待っているのかは分からないけど」

リアナ「私達なら乗り越えられる」

マギカ「……そうでしょ?」

涌井「ご安心くださいませ」

涌井「記憶以外の全ては、今のあなた方が残りますから」

涌井「感情も、意見も、気持ちも……今のあなた方のままです」

涌井「そこに、過去の記憶をインストールするだけ……」

マギカ「……それじゃあ、皆!」

マギカ「……使うよ!」

……そして、私は記憶の玉を使った。



私の中に、全ての情報が流れ込んでくる。

人を殺した記憶。人を騙した記憶。人を引きずり込んだ記憶。

……そして、私の過去。

私の正体、私の代償。



そして、私の……ネガイゴト。



マギカ「……嘘、嘘だ」

涌井「嘘ではありませんわ」

マギカ「嘘だよ……こんなの、私じゃない……!」

涌井「それがあなたの失われた過去ですわ、円様」

涌井「思い出せた感覚はいかがでしょうか?」

マギカ「私の……願い事は、こんなことじゃない……」

マギカ「一人でも多くの人を助けたいから魔法少女に……!」

涌井「円様のお爺様が刷り込んだ都合のいい記憶ですわね」

涌井「あなたの本当の願いはそんなものではありません」

涌井「あなたは幼い頃から、異質でした」

マギカ「違う……異質なんかじゃ……」

涌井「イジメの対象になり、視力を失い……」

マギカ「そんな過去ない……」

涌井「実の親から虐待をふるわれて……」

マギカ「お母さんも、お父さんもいい人だよ……」

涌井「親友に裏切られて死にかけて……」

マギカ「そんなことする人じゃ……ない」

涌井「その時にあなたはこう願ったのですわ」

涌井「世界なんて滅んでしまえ、って」

マギカ「違う、違う違う違う違う!」

マギカ「私の願い事は……!」

涌井「もう、全てお分かりなのでしょう?」

涌井「その記憶が……本物だってことを」

マギカ「……そんなこと、ないはずだよ」

涌井「では、あなたの見えないはずの目が見える理由は?」

涌井「動かないはずの足が動く理由は?」

涌井「ベッドから起き上がれないほどの大けがを負ったあなたの身体が無事な理由は?」

涌井「体中の骨と言う骨が折れたのに、動ける理由は?」

マギカ「……私が、魔法少女だから」

涌井「分かっているではありませんか」

涌井「そう、あなたは魔法少女になったからこそ……」

涌井「自分の身体を再生させることなんて、わけもないのですわよね?」

涌井「それをあなたは、知識として覚えているのですわ」

マギカ「……魔法少女は、魔法少女だから」

涌井「ええ、人間ではありませんものね」

涌井「魔法少女は、人間ではありませんもの」

マギカ「……私の本体は、ただの魔力」

涌井「根源が尽きない限り、あなたは死ぬことがないのですわよね?」

マギカ「ただ、この体が動かなくなるだけ……」

マギカ「私は……化け物だったんだね」

マギカ「こんなこと、思い出したら……冷静じゃいられないよ」

涌井「当然ですわ」

涌井「……円マギカと言う人間は、もう死んでいるんですもの」

マギカ「魔法少女は……自分の抜け殻を動かしているだけに過ぎないんだよね……」

マギカ「こんなこと、思い出したくなかった……」

マギカ「魔法少女の前に、一人の人間として……」

マギカ「希望を抱いて、生きていこうと思っていたのに……!」

マギカ「こんなんじゃ……皆との約束、果たせないよ」

涌井「そもそも人間じゃないんですものね」

涌井「……では、あなたを救うために犠牲になった人々って」

涌井「何のために死んだのでしょうね?」

涌井「元々死んでいる人間を救い上げるなんて、ただの無駄死にですわね」

涌井「ふふ、無様ですわね……まさか、ただの抜け殻を救うために命を捨てているなんて……!」

マギカ「私は……私は……」

マギカ「……皆を、犠牲にして生き残ったのに……」

マギカ「それも……無意味、だったの……?」

涌井「あなたにとって、一番いい解決法を教えて差し上げます」

マギカ「……解決、法?」

涌井「ええ、ここでの出来事をすべて忘れて、元の絶望に戻ればいいのですわ」

涌井「あなたが超高校級の災厄に戻れば……」

涌井「そうやって、思い悩むこともなくなるのですわよ?」

涌井「あなたの願いはもうそろそろ成就しそうなのですから」

マギカ「すべてを忘れて……超高校級の絶望に戻る……」

マギカ「ここで過ごした、皆との記憶を……忘れて」

マギカ「果たすことのできない約束も忘れて……」

マギカ「私の為に命を投げ捨てた人のことも忘れて……」

涌井「辛い事なら、すべて忘れてしまえばいいではありませんか」

涌井「私は、あなたを見捨てませんわよ?」

マギカ「……違う」

マギカ「もっと、いい方法があるよ……」

涌井「あら、そんなものが……?」

マギカ「私の肉体を殺して……、もう復活しないんだ」

マギカ「……そうだよ、もう……死んでもいいよね」

マギカ「こんな辛い世界になんていたくない……」

マギカ「もう、いいよね……」

【ノンストップ議論 開始】


▶【検視マニュアル】
▶【使い込まれた台本】
▶【希望の指輪】
▶【高価な竹櫛】
▶【黒いコート】
▶【議員バッジ】
▶【カウンセリングノート】
▶【赤いリボン】
▶【瑠璃色のピアス】



マギカ「私は……世界を滅ぼすために、魔法少女になった」

マギカ「私の本当の願い事は……この世界を……滅ぼすこと……」

マギカ「私では……【笑顔を作ることなんて出来ない】」

マギカ「私は、【皆を幸せにすることなんて出来ない】」

マギカ「私に【希望なんて作れない……】」

マギカ「私が【振りまけるのは……絶望だけ】」

マギカ「……【皆を巻き込んだ】のは私」

マギカ「……【皆を殺した】のも私」

マギカ「私と出会ってしまったことが……【皆の不幸だった】」

マギカ「私が生きていることこそが……【世界の不幸だった】」

マギカ「私なんて……【生き残らないほうが良かった】」

マギカ「もう……いいよね? ここで死んでも……いいよね?」


安価↓2

これどれでもいけるパターンかな…?
【振りまけるのは……絶望だけ】←【希望の指輪】

>>491 【振りまけるのは……絶望だけ】←【希望の指輪】



破魔耶『それは……違うよ……!』論破!



破魔耶『マギカさんが絶望しか振りまけない、だって……?』

破魔耶『そんなことないんだよ……!』

破魔耶『君はいつも……僕達に希望を振りまいていたじゃないか』

破魔耶『僕達は、いつだって君に励まされてきたんだ』

破魔耶『……僕達にとって、過去なんてどうでもいいんだよ』

破魔耶『そして、マギカさんがどんな存在であっても構わないんだ』

破魔耶『僕達にとっての君の存在は、人間だからとか、魔法少女だからとかじゃないんだから』

破魔耶『少なくとも……僕にとっての君の存在は……』

破魔耶『……絶望の象徴なんかじゃない』

破魔耶『君はいつも、僕に希望をくれる憧れだよ』

破魔耶『……だから、そんなに思いつめないでほしいんだ』

破魔耶『心配しないで……!』

破魔耶『君は今まで、希望をたくさん振りまいてきたじゃないか……!』

破魔耶『マギカさんは……、いつだって……』

破魔耶『希望の象徴なんだ……奇跡の象徴なんだよ……!』

破魔耶『だから、もう一度立ち上がって……!』


破魔耶『希望は前に……進むんだ!』

【ノンストップ議論 開始】


▶【検視マニュアル】
▶【使い込まれた台本】
▶【希望の指輪】
▶【高価な竹櫛】
▶【黒いコート】
▶【議員バッジ】
▶【カウンセリングノート】
▶【赤いリボン】
▶【瑠璃色のピアス】



マギカ「私は……世界を滅ぼすために、魔法少女になった」

マギカ「私の本当の願い事は……この世界を……滅ぼすこと……」

マギカ「私では……【笑顔を作ることなんて出来ない】」

マギカ「私は、【皆を幸せにすることなんて出来ない】」

マギカ「私に【希望なんて作れない……】」

破魔耶『いつだって……希望を振りまいてくれていたじゃないか!』

マギカ「……【皆を巻き込んだ】のは私」

マギカ「……【皆を殺した】のも私」

マギカ「私と出会ってしまったことが……【皆の不幸だった】」

マギカ「私が生きていることこそが……【世界の不幸だった】」

マギカ「私なんて……【生き残らないほうが良かった】」

マギカ「もう……いいよね? ここで死んでも……いいよね?」


安価↓2

【生き残らないほうが良かった】←黒いコート

>>496 【生き残らないほうが良かった】←黒いコート



矢倉『それは違うな……!』論破!



矢倉『……俺は、お前がたとえ人間じゃないと分かっていても』

矢倉『守ることを止めなかっただろうな』

矢倉『俺にとって、お前は魔法少女やら人間やらの前に……』

矢倉『かけがえのない……仲間だった……!』

矢倉『……俺には、何かを守るだけしかできない』

矢倉『……守ることはできても、その先のことは何もできない』

矢倉『政治的手腕もなければ、料理の才能も無い』

矢倉『口もまわらないし、頭もまわりはしないさ』

矢倉『だが……それでも、俺は一つだけ言えることがある』

矢倉『俺が守り通した人に……死んでいい人なんていないってことだ』

矢倉『人がなんと言おうと、俺はそれを信じている』

矢倉『俺の勘が守れと言った相手を、信じている』

矢倉『……お前は、昔から俺達一人一人のことを案じてくれた』

矢倉『……絶望に堕ちたお前を見て、俺は守れないことの辛さも知った』

矢倉『だが……今度こそ、俺は守り通して見せる』

矢倉『……一度目はお前の肉体だけだったが』


矢倉『今度はお前の心まで……守り通すと誓ったんだ!』

【議論開始】


▶【検視マニュアル】
▶【使い込まれた台本】
▶【希望の指輪】
▶【高価な竹櫛】
▶【黒いコート】
▶【議員バッジ】
▶【カウンセリングノート】
▶【赤いリボン】
▶【瑠璃色のピアス】



マギカ「私は……世界を滅ぼすために、魔法少女になった」

マギカ「私の本当の願い事は……この世界を……滅ぼすこと……」

マギカ「私では……【笑顔を作ることなんて出来ない】」

マギカ「私は、【皆を幸せにすることなんて出来ない】」

マギカ「私に【希望なんて作れない……】」

破魔耶『いつだって……希望を振りまいてくれていたじゃないか!』

マギカ「……【皆を巻き込んだ】のは私」

マギカ「……【皆を殺した】のも私」

マギカ「私と出会ってしまったことが……【皆の不幸だった】」

マギカ「私が生きていることこそが……【世界の不幸だった】」

矢倉『今度こそ……俺は最後まで、お前を守り抜いて見せる……!』

マギカ「もう……いいよね? ここで死んでも……いいよね?」


安価↓2

【笑顔を作ることなんて出来ない】←【高価な竹櫛】

>>500 【笑顔を作ることなんて出来ない】←【高価な竹櫛】



島『それは違うぜ!』論破!



島『俺様は、お前に言いたいことがあったんだ』

島『……どうして、あの時、お前を止めることが出来なかったのかって正直悩んだ』

島『俺様にとって、お前って大きい存在だったんだぜ?』

島『ここでの共同生活の間は、すっかりそんなことも忘れて……』

島『俺様の起こした事件の時は、思いっきり当り散らしちまったけど……』

島『俺様、お前のこと……好きだったんだぜ?』

島『まぁ、ラブレターが見られた時点で、もう分かってくれているとは思うんだけどよ』

島『でも、俺……改めてこの場で言わせてもらうわ』

島『俺は、お前の見せてくれる笑顔が好きだった』

島『たまに見せる、困ったような顔が好きだった』

島『俺達のことで一喜一憂して、時には泣き出してしまうお前が好きだった』

島『俺達の問題を親身になって聞いて、悩んでくれる姿が好きだった』

島『後輩ができて、頑張って先輩っぽく振舞うお前が好きだった』

島『俺様は……お前のことが、ずっと好きだったんだ!』


島『皆の笑顔を作る……そんなお前が好きだったんだからな……!』

【議論開始】


▶【検視マニュアル】
▶【使い込まれた台本】
▶【希望の指輪】
▶【高価な竹櫛】
▶【黒いコート】
▶【議員バッジ】
▶【カウンセリングノート】
▶【赤いリボン】
▶【瑠璃色のピアス】



マギカ「私は……世界を滅ぼすために、魔法少女になった」

マギカ「私の本当の願い事は……この世界を……滅ぼすこと……」

島『俺様たちの笑顔を作っていたのは、いつもお前だったんだぜ?』

マギカ「私は、【皆を幸せにすることなんて出来ない】」

マギカ「私に【希望なんて作れない……】」

破魔耶『いつだって……希望を振りまいてくれていたじゃないか!』

マギカ「……【皆を巻き込んだ】のは私」

マギカ「……【皆を殺した】のも私」

マギカ「私と出会ってしまったことが……【皆の不幸だった】」

マギカ「私が生きていることこそが……【世界の不幸だった】」

矢倉『今度こそ……俺は最後まで、お前を守り抜いて見せる……!』

マギカ「もう……いいよね? ここで死んでも……いいよね?」


安価↓2

【皆を殺した】←【検視マニュアル】

>>504 【皆を殺した】←【検視マニュアル】



矢田『間違いが大概にしたまえ!』論破!



矢田『何を気にしているのかはわからないが……一つだけ言えることがある!』

矢田『君が私達を巻き込み……』

矢田『そして、殺してしまったなどと言うのは全くの誇大妄想だ』

矢田『いいかね、円君!』

矢田『君がいくら魔法少女とは言え、操れないものもあるのだよ!』

矢田『私達の感情、私達の運命……』

矢田『私達の決定権……』

矢田『もしも、その全てを操ることが出来ると思っているのであれば……』

矢田『それは思い上がりも甚だしいというものだ!』

矢田『いくら君が非常に素晴らしい才能の持ち主だったとしても』

矢田『たかがそれだけで私達がホイホイと君についていくとでも思っているのかね?』

矢田『否だ! 全くの否だ!』

矢田『私達は、私達の意思で君に従い……』

矢田『私達の意思で、この生活に参加したのだ!』


矢田『君の所為で死んだなどと……あまり私達のことを舐めないで欲しいものだ!』

【議論開始】


▶【検視マニュアル】
▶【使い込まれた台本】
▶【希望の指輪】
▶【高価な竹櫛】
▶【黒いコート】
▶【議員バッジ】
▶【カウンセリングノート】
▶【赤いリボン】
▶【瑠璃色のピアス】



マギカ「私は……世界を滅ぼすために、魔法少女になった」

マギカ「私の本当の願い事は……この世界を……滅ぼすこと……」

島『俺様たちの笑顔を作っていたのは、いつもお前だったんだぜ?』

マギカ「私は、【皆を幸せにすることなんて出来ない】」

マギカ「私に【希望なんて作れない……】」

破魔耶『いつだって……希望を振りまいてくれていたじゃないか!』

マギカ「……【皆を巻き込んだ】のは私」

矢田『いいかね! 君がそのことで思い悩む必要はないのだ!』

マギカ「私と出会ってしまったことが……【皆の不幸だった】」

マギカ「私が生きていることこそが……【世界の不幸だった】」

矢倉『今度こそ……俺は最後まで、お前を守り抜いて見せる……!』

マギカ「もう……いいよね? ここで死んでも……いいよね?」


安価↓2

【世界の不幸だった】←【カウンセリングノート】

>>509 【世界の不幸だった】←【カウンセリングノート】 から、次回再開です。


裁判もクライマックスです……が、リアルさん忙しさがこんにちはで亀更新。

申し訳ないですが……じっくりゆったりお待ちくださいませ。

また本日夜更新ですので。

時間が時間だけど、ちょっとばかり更新するべ。

30分から……。
もし、しばらく時間が空いたら、こいつトイレにこもってやがるな、と思ってください。
お腹痛い……。

ここ一週間ばかり酷い状態が続いておるわけでしてね……一時間に二回くらいこもるような。

一度、それが原因で脱水症状になるレベルでした、絶望的だね!


夕飯食べながら更新していくよ。

>>509 【世界の不幸だった】←【カウンセリングノート】



三菱『それは違うわね!』論破!



三菱『……あなたは、いつまでも変わらないのね』

三菱『どこまでも純粋で……他人思い……』

三菱『いつか、壊れてしまうんじゃないかと思っていたもの』

三菱『死んで、全てを思い出したとき、ハッとしたわ』

三菱『ここに揃っている、私達って……』

三菱『あなたを絶望させてしまったことに、絶望してしまったんだってこと』

三菱『この希望ヶ峰学園の生徒のほとんどは、絶望的な事実、過去を持っている』

三菱『その絶望を取り除いて、希望の学園生活を送らせてくれたのは……』

三菱『他でもない、あなただったじゃないの』

三菱『……カウンセラーとしては、正直悔しかったわ』

三菱『……どんなカウンセリングでも取り除けない絶望を、あなたは底なしの笑顔と』

三菱『……純粋に人のことを思いやれる気持ちで、取り除いていったんだもの』

三菱『……私の最大の失態は、あなたの絶望に気付いてあげられなかったこと』

三菱『私達は……あなたを救い上げたいがために……』

三菱『同じ絶望に、身を窶したのよ』

三菱『私達にとって……あなたは、大事な人だもの』

三菱『才能なんて関係ない、出自なんて関係ない』


三菱『私達が大事だと思っている以上、あなたが生まれたことは世界にとっての不幸じゃないのよ!』

【議論開始】


▶【検視マニュアル】
▶【使い込まれた台本】
▶【希望の指輪】
▶【高価な竹櫛】
▶【黒いコート】
▶【議員バッジ】
▶【カウンセリングノート】
▶【赤いリボン】
▶【瑠璃色のピアス】



マギカ「私は……世界を滅ぼすために、魔法少女になった」

マギカ「私の本当の願い事は……この世界を……滅ぼすこと……」

島『俺様たちの笑顔を作っていたのは、いつもお前だったんだぜ?』

マギカ「私は、【皆を幸せにすることなんて出来ない】」

マギカ「私に【希望なんて作れない……】」

破魔耶『いつだって……希望を振りまいてくれていたじゃないか!』

マギカ「……【皆を巻き込んだ】のは私」

矢田『いいかね! 君がそのことで思い悩む必要はないのだ!』

マギカ「私と出会ってしまったことが……【皆の不幸だった】」

三菱『あなたが生まれたことは、世界にとっての幸福なのよ!』

矢倉『今度こそ……俺は最後まで、お前を守り抜いて見せる……!』

マギカ「もう……いいよね? ここで死んでも……いいよね?」


安価↓2

【使い込まれた台本】→【皆を巻き込んだ】

>>522 【使い込まれた台本】→【皆を巻き込んだ】


円扇『それは違い……げほっごほっ!』論破!


円扇『久しぶりに声を張り上げようとしたら、咳が出てしまいました……』

円扇『全く、この私が声を張り上げることになるとは……』

円扇『死んだ私達も、生き残っている皆さんも……』

円扇『誰一人あなたの所為だとは思ってなど居ないというのに』

円扇『昔からあなたはそうでしたね……』

円扇『他の人の起こしたことでも、まるで自分のことかのように思い悩んでくれて……』

円扇『お家騒動に巻き込まれた私を……絶望した私を奮起させてくれたのは、あなたでした』

円扇『私が超高校級の落語家でいつづけられたのは、あなたのおかがなのですよ?』

円扇『私達は、自分の意志であなたと共にあることを選びました』

円扇『私達の思いは、ただ一つ』

円扇『手術の後、絶望してしまったあなたを、連れ戻したいという気持ちだけです』

円扇『……そして、たとえ絶望したとして、あなたがいなければ』

円扇『私達、76期生は成り立たないからなのです』

円扇『この生活に参加したのも、当然……私達の意思ですよ』


円扇『そうです……私達は、自分達の意思でここにいるのですよ……ふふふ、ふははははははっ!』

【議論開始】


▶【検視マニュアル】
▶【使い込まれた台本】
▶【希望の指輪】
▶【高価な竹櫛】
▶【黒いコート】
▶【議員バッジ】
▶【カウンセリングノート】
▶【赤いリボン】
▶【瑠璃色のピアス】



マギカ「私は……世界を滅ぼすために、魔法少女になった」

マギカ「私の本当の願い事は……この世界を……滅ぼすこと……」

島『俺様たちの笑顔を作っていたのは、いつもお前だったんだぜ?』

マギカ「私は、【皆を幸せにすることなんて出来ない】」

マギカ「私に【希望なんて作れない……】」

破魔耶『いつだって……希望を振りまいてくれていたじゃないか!』

円扇『あなたと共に在ろうとしたのは、他でもない私達の意思なのですよ!』

矢田『いいかね! 君がそのことで思い悩む必要はないのだ!』

マギカ「私と出会ってしまったことが……【皆の不幸だった】」

三菱『あなたが生まれたことは、世界にとっての幸福なのよ!』

矢倉『今度こそ……俺は最後まで、お前を守り抜いて見せる……!』

マギカ「もう……いいよね? ここで死んでも……いいよね?」


安価↓2

【議員バッジ】→【皆の不幸だった】

>>527 → >>526 【議員バッジ】→【皆の不幸だった】


円天寺『それは違いますよ!』論破!


円天寺『政治家にとって、一番大事な物ってなんだと思う?』

円天寺『……私は、公約を守ること、だと思ってる』

円天寺『政治って、人と人との緩衝をすることだと思うから……』

円天寺『人との関わり合いを、何よりも大切にしたいって思うんだ』

円天寺『……私、あなたとお友達に戻れたんだよね?』

円天寺『今まで、あなたとは上下関係しかなかったけど……』

円天寺『もとの、友人関係に戻れたんだよね……?』

円天寺『大丈夫……お友達として、政治家として、私はこれだけは約束できる』

円天寺『誰もが笑って暮らせる世界を作る、とか、そう言う理想じゃなくて……』

円天寺『こんな私にでも守ることのできる、たったひとつの公約』

円天寺『あなたの笑顔を作るってこと』

円天寺『……私の笑顔を作ってくれた、あなたへの恩返し』

円天寺『人々の笑顔を作る、政治家としての責務を……果たすよ』


円天寺『ここに約束するよ! 私は、絶対にマギカちゃんの笑顔を取り戻してみせるから!』

【議論開始】


▶【検視マニュアル】
▶【使い込まれた台本】
▶【希望の指輪】
▶【高価な竹櫛】
▶【黒いコート】
▶【議員バッジ】
▶【カウンセリングノート】
▶【赤いリボン】
▶【瑠璃色のピアス】



マギカ「私は……世界を滅ぼすために、魔法少女になった」

マギカ「私の本当の願い事は……この世界を……滅ぼすこと……」

島『俺様たちの笑顔を作っていたのは、いつもお前だったんだぜ?』

マギカ「私は、【皆を幸せにすることなんて出来ない】」

マギカ「私に【希望なんて作れない……】」

破魔耶『いつだって……希望を振りまいてくれていたじゃないか!』

円扇『あなたと共に在ろうとしたのは、他でもない私達の意思なのですよ!』

矢田『いいかね! 君がそのことで思い悩む必要はないのだ!』

円天寺『あなたの笑顔を……取り戻して見せるから!』

三菱『あなたが生まれたことは、世界にとっての幸福なのよ!』

矢倉『今度こそ……俺は最後まで、お前を守り抜いて見せる……!』

マギカ「もう……いいよね? ここで死んでも……いいよね?」


安価↓2

【希望なんて作れない……】←【瑠璃色のピアス】

>>532 【希望なんて作れない……】←【瑠璃色のピアス】


地院家『それは違うな!』論破!


地院家『俺達が、希望ヶ峰学園で生活できていたことこそが……』

地院家『俺達にとって、希望だったんだ』

地院家『それぞれが、途方に暮れるほどの絶望を抱いて入学して……』

地院家『そこから二年間だ』

地院家『女神様は、俺達の絶望と言う絶望をどこかへと追いやってしまった』

地院家『それぞれ、重い絶望を抱いていたはずだったのに……』

地院家『気が付いたら、俺達って笑いあえてたんだよな』

地院家『あのとき、俺達は希望ヶ峰学園に感謝したんだ』

地院家『この学園に入ることが出来なかったら……』

地院家『俺達は、女神様に会うことすらできなかったんだからな』

地院家『俺達の希望は、女神様が作り出してくれたんだぜ?』

地院家『そんな女神様が……希望を作れないなんて、言っちゃいけない!』


地院家『女神様のことは、死んでもこの俺が守り通して見せるからさ!』

【議論開始】


▶【検視マニュアル】
▶【使い込まれた台本】
▶【希望の指輪】
▶【高価な竹櫛】
▶【黒いコート】
▶【議員バッジ】
▶【カウンセリングノート】
▶【赤いリボン】
▶【瑠璃色のピアス】



マギカ「私は……世界を滅ぼすために、魔法少女になった」

マギカ「私の本当の願い事は……この世界を……滅ぼすこと……」

島『俺様たちの笑顔を作っていたのは、いつもお前だったんだぜ?』

マギカ「私は、【皆を幸せにすることなんて出来ない】」

地院家『女神様のことは……俺達が助け出すんだ!』

破魔耶『いつだって……希望を振りまいてくれていたじゃないか!』

円扇『あなたと共に在ろうとしたのは、他でもない私達の意思なのですよ!』

矢田『いいかね! 君がそのことで思い悩む必要はないのだ!』

円天寺『あなたの笑顔を……取り戻して見せるから!』

三菱『あなたが生まれたことは、世界にとっての幸福なのよ!』

矢倉『今度こそ……俺は最後まで、お前を守り抜いて見せる……!』

マギカ「もう……いいよね? ここで死んでも……いいよね?」


安価↓2

【赤いリボン】→【皆を幸せにすることなんて出来ない】

>>536 【赤いリボン】→【皆を幸せにすることなんて出来ない】 から次回再開です。

また夜に更新いたしますので。


もうそろそろフィナーレに近づいてきている感がヒシヒシと……。

お腹の調子もヒシヒシと……!

これは、いずれトイレを使ったトリックを考えるフラグ……。

夜(日付が変わる前とは言っていない)

23時30分から少しだけ更新。

明日はオフだから、また更新。

ちょっとだけ更新。

本当にちょっとだけ。

>>536 【赤いリボン】→【皆を幸せにすることなんて出来ない】 



蜜岡『それは違うわよぉ!』論破!



蜜岡『うふふ、寂しくなってまた会いに来ちゃったわ』

蜜岡『私ねぇ、本当は……こっちの世界でもマギカちゃんと一緒にいたいと思っているわ』

蜜岡『でもね……私、あなたと一緒にいる以上に……』

蜜岡『大事なことに気が付いてしまったのよねぇ……』

蜜岡『……一緒にいるのも大事だけど、あなたの笑顔を見ている方がもっと大切だってこと』

蜜岡『あなたの笑っている顔が……一番好きだったみたいなの』

蜜岡『私とマギカちゃんは女の子同士で、お友達の筈なのに……』

蜜岡『あなたを見ていると、胸のドキドキが止まらなくなってしまうのよぉ?』

蜜岡『あなたを見ていられることが幸せ……あなたと一緒にいられたことが幸せ……』

蜜岡『だから私は……私自身の幸せを掴むためにも……』


蜜岡『あなた自身にも……幸せになって欲しいのよぉ!』

【議論開始】


▶【おそろいのストラップ】



マギカ「私は……世界を滅ぼすために、魔法少女になった」

マギカ「私の本当の願い事は……この世界を……滅ぼすこと……」

島『俺様たちの笑顔を作っていたのは、いつもお前だったんだぜ?』

蜜岡『今度はあなた自身が……幸せになる番なのよぉ?』

地院家『女神様のことは……俺達が助け出すんだ!』

破魔耶『いつだって……希望を振りまいてくれていたじゃないか!』

円扇『あなたと共に在ろうとしたのは、他でもない私達の意思なのですよ!』

矢田『いいかね! 君がそのことで思い悩む必要はないのだ!』

円天寺『あなたの笑顔を……取り戻して見せるから!』

三菱『あなたが生まれたことは、世界にとっての幸福なのよ!』

矢倉『今度こそ……俺は最後まで、お前を守り抜いて見せる……!』

マギカ「もう……いいよね? 【ここで死んでも……いいよね】?」


安価↓2

【おそろいのストラップ】→ 【ここで死んでも……いいよね】

>>544 → >>543 【おそろいのストラップ】→ 【ここで死んでも……いいよね】


   B R E A K !



茅ヶ崎『それは違うよ!』論破!


茅ヶ崎『マギカ、私は約束したよね?』

茅ヶ崎『マギカがもし絶望しようとしたら……』

茅ヶ崎『私は、皆を引き連れてでもそれを止めにくるって』

茅ヶ崎『マギカが弱音を吐いたら……』

茅ヶ崎『蘇ってきて、叱咤激励するって』

茅ヶ崎『私は……約束を守ったよ?』

茅ヶ崎『私が、人間であるマギカと交わした約束じゃなくって』

茅ヶ崎『私が、マギカと言う存在と交わした約束を』

茅ヶ崎『マギカの生命の形なんて、私たち誰も気にしないんだ』

茅ヶ崎『一緒に過ごしてきたマギカが偽物だったわけじゃないんだもん』

茅ヶ崎『人間かどうかじゃないの』

茅ヶ崎『私にとってのマギカは、今のマギカしかいないんだ』

茅ヶ崎『誰も無駄死だったなんて思ってない』

茅ヶ崎『私はマギカを守れて、誇らしい気分だよ』

茅ヶ崎『こっちでお姉ちゃんに会えた……喜んでくれたよ』

茅ヶ崎『親友である、マギカを助けたこと』

茅ヶ崎『……やり方は怒られちゃったけどね』


茅ヶ崎『……さ、私達は約束を果たしに来たんだ……!』


茅ヶ崎『次はマギカ!』

茅ヶ崎『マギカが約束を守る番だよ……!』

茅ヶ崎『何があっても絶望しない……希望を胸に抱いて生き抜いていくんでしょ……!』

茅ヶ崎『私達の声が聞こえない不届き者達に……マギカが声をかけてあげてよ!』

茅ヶ崎『マギカの希望を……私達に、見せてよ!』

マギカ「……聞こえる」

マギカ「死んだはずの……皆の声……」

茅ヶ崎『マギカ……!』

蜜岡『やっと、目をあけてくれたわぁっ……』

円扇『今までの経緯は常に見てきました……どうやら、大詰めのようですね』

マギカ「なんで……皆が……?」


藻根君の描いた着色済みの遺影から、光が溢れだすようにしてみんなの姿がぼやけて見える。

まるで、そこに皆がいるみたいに。

この裁判場に、初めて16人が勢ぞろいしたかのような現実味を帯びて。

……皆が、席に立っていた。


島『安心しろっての。俺様達が、仲間のピンチに来ないわけねーだろ?』

地院家『この学級裁判は、俺達が絶望から足を洗えるかの最後のテストなんだろ?』

矢倉『憶することは無い……今のお前には、俺達がついているだろう』

マギカ「……み、皆」

マギカ「どうして……ここまで……!」

三菱『皆を助けに来るのに、何か理由がいる?』

矢田『私達は、昔からずっと仲間だったではないか!』

破魔耶『……皆の希望が、届いているでしょ?』

円天寺『私達にできるのは……こうして、あなたを後押しすることだけだから』

マギカ「……私は、これで」

茅ヶ崎『……今も、他の四人は絶望に苦しんでるよ?』

ナミちゃんの言葉に耳を傾けて、改めてみんなの姿を見渡してみた。


宜保「……俺が、奴らを殺したのだ」

宜保「それが分かった瞬間にこの怨嗟……止めろ」

宜保「それ以上俺に恨み言をぶつけるなぁぁぁっ!」


リアナ「……私が、弟を殺した?」

リアナ「母を……父を……殺した?」

リアナ「私は一体何のために……犯罪に手を染めたんだ……?」


藻根「僕はどうしてあのようなものを……」

藻根「お、思い出すだけで寒気がしてきてしまいますぞ……」

藻根「あんな血みどろで奇怪なオブジェを……僕が作ったなどと……」


愛鬼「……絶望病だけじゃない、あれも、これも」

愛鬼「私が自分で作り出して……散布したんだ」

愛鬼「私が……皆を、殺したんだ」

愛鬼「ひひひっ、そ、そうよ……私が、殺したのよぉっ!」


マギカ「……皆」

茅ヶ崎『皆を救えるのは、マギカだけだよ?』

マギカ「私なんかじゃ……」

円天寺『私達の声が、あなたに聞こえるだけで奇跡なんだよ?』

矢倉『お前は、正真正銘の……』


『超高校級の奇跡』、なんだ。


蜜岡『マギカちゃんは、もう絶望なんかじゃないでしょぉ?』

破魔耶『君なら希望が作れる……僕はそう確信してるんだ!』

島『怖がるな……俺様達がついてる』

円扇『一人で背負わずとも、皆で背負っていきましょう』

矢田『さぁ、いまこそもう一度、宣言してくれたまえ!』

三菱『絶望を作り出してしまった私達だからこそ……出来るってものでしょ?』

地院家『俺達の手で、希望を作り出しに行こうぜ?』

茅ヶ崎『さぁ、ほら! 後はマギカの……』

蜜岡『号令があれば……すぐにでも動けるわよぉ?』

円天寺『私達は今こそ……超高校級の希望になれるんだから!』


……そうだ。

私には、皆がいるじゃないか。

私が人間かどうかなんて、些細なことは関係ない。

私は……自分の友達を、仲間を……助けたい。

涌井「あら、円様……いかがなさいましたか?」

マギカ「涌井さん……私は、皆の希望を背負っているんだ」

マギカ「私は……皆の命を背負っているんだ」

涌井「……絶望されていないのですか?」

涌井「あなたという抜け殻を救うために……」

円天寺『抜け殻なんかじゃない!』

茅ヶ崎『……マギカは、どんな形でもマギカなんだからね』

涌井「……なにやら幻聴が聞こえてきましたが」

マギカ「……幻聴なんかじゃないよ」

マギカ「だって……私は、希望ヶ峰学園が作った……」

マギカ「……『超高校級の奇跡』、なんだからね」

涌井「……では、さっきの声は?」

円天寺『……きっと、マギカちゃんはあなたをも救おうとするはずだよ』

円天寺『……だから、私達にもあなたを救わせてほしいの』

円天寺『超高校級の希望の一員として……!』

涌井「そ、そんなことがあるはずありませんわ」

涌井「あなたは、以前にもこのようにして絶望したではありませんか」

涌井「だからこそ、世界をこのように破壊しつくして……」

涌井「『超高校級の災厄』として……」

マギカ「そうじゃないんだよ……」

マギカ「私が、ここで過ごした短い日数と……」

マギカ「学園で皆と過ごした希望の日々が……」

マギカ「私を本当の奇跡にしてくれた……」

マギカ「……こんな、奇跡を起こしてくれたんだ」

涌井「……そんなこと、あり得ませんわ」

マギカ「ううん、そんなことない」

マギカ「ここからは……私達の反撃だよ」


マギカ「奇跡も……魔法も、あるんだよ!」

今日はここまで。次回、裁判終了までもっていく予定。


最初のキャラづくり安価でいただいた、超高級の奇跡をここで回収。
思えばこのシナリオ構想、そこから始まっていた気がする。


……細かいことはエピローグ後にしましょう。
また夜にお会いしましょう。

ちょっと諸事情で明日まで更新できませんでした。

明日の夜。エピローグまでもっていきますのでよろしくお願いいたします。

了解、次作の版権ロンパは出るの決まった?

>>554
取り敢えず暫定案はまとまった感じでございますね。
キャラ名はあげませんが、参加版権一覧だけ掲載しておきます。

ダンガンロンパ ペルソナ4 デビルサバイバー2 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
逆転裁判5 テイルズシリーズ 実況パワフルプロ野球シリーズ バカとテストと召喚獣
中二病でも恋がしたい アトリエシリーズ(黄昏の世界シリーズ) アイドルマスターシリーズ 未来日記
彼女がフラグをおられたら とある魔術の禁書目録(超電磁砲) ご注文はウサギですか? バイオハザードシリーズ

以上を予定しております。

尚、地雷枠は4人程度の模様。


参加者の選出基準は、一部例外を除いて

① その人物が高校、またはそれに類似する学園に通っている
② その人物の年齢が、現役高校生に該当する年齢での出演機関があること
のいずれかを満たしていることになっています。

例外は二名、一人は作中で年齢が明かされていないものの、現役高校生くらいだろうと判断された者。
一人は、作中では中学生であるものの、学園都市の特権を駆使したことにした者(ご都合云々)。


では、更新は本日の21時~23時の間に開始されます。
帰宅時間で前後する可能性を考え、幅広くとっておりますのでご容赦ください。

23時に帰宅できると思った私が愚かだった……。

ぐぬぬ……ぐぬぬぬ……。

度重なる予定変更で申し訳ないのですが、火曜日の21時に変更。

明日はお仕事も早番なので大丈夫なはず……。

早番なのでもう寝なくちゃ(使命感)

早番(残業がないとはいっていない)


では、23時ですけど、15分から更新を再開いたします。

では、>>549より再開です。

尚、今回の更新は自由安価が多めになりそうな予感しかない。

【 議 論 開 始 ! 】



▶【超高校級の災厄】



マギカ「私達は負けない……」

マギカ「【仲間】がいる限り……負けないんだ!」

涌井「もし私が処刑されたりしましたら……」

涌井「このモノクマテーキョーランドは爆破処理ですわ」

藻根「【もう僕は何も信じませんぞ……】」

涌井「ちなみに、外の世界はもうほとんど滅んでおりますよ?」

涌井「ここが平気なのは……」

涌井「希望ヶ峰ラボの誇る、特殊な除染技術のおかげですもの」

愛鬼「【……薬、薬飲んで落ち着かないと】」

涌井「私が死んだら、当然その除染技術も無に帰します」

涌井「つまり……私が処刑された時点で……」

涌井「このテーマパークでの共同生活は終了ですわね」

リアナ「【私が……自分の家族を、殺すだなんて……】」

涌井「そして、皆様は出て行かなくてはなりません」

涌井「絶望と死だけが存在する外の世界に……」

涌井「そして、皆様を殺そうと躍起になっている希望のレジスタンスどもの目の前へと……」

宜保「【……死んだ人間の声が……怨嗟の声が……聞こえてくる】」

涌井「さて……いかがなさいますか?」

涌井「決断できないのなら、私から提案して差し上げましょう!」

涌井「私と一緒に……もう一度絶望へと堕ちてしまいましょう?」

涌井「それこそが……私達の愛した、円マギカの願いでありましょう?」



↓2 【コトダマ】→【ウィークポイント】

【仲間】→【もう僕は何も信じませんぞ……】

って良かったっけ?

>>563 → >>562 【仲間】→【もう僕は何も信じませんぞ……】


マギカ「奇跡はここにあるんだよ!」論破!



藻根「僕は……超高校級の絶望で」

藻根「死んだ人間を使って、あんなオブジェを……」

涌井「あら、あれはあなたが喜んで作ったのではありませんか?」

藻根「ひぃ……あんな、奇怪で恐ろしいオブジェを……!」

藻根「そんなの、そんなの認めるわけにはいかないのですぞ」

マギカ「違うよ、そうじゃないよっ!」

マギカ「藻根君が作ってくれた絵のおかげで、奇跡が起きたんだもの」

マギカ「諦めちゃだめだよ……!」

藻根「それでも……僕は……!」



↓ 3 までで打ち込む希望を自由安価

断片だけでも繋ぎつつ書いていきます。

【何時だって、
誰の為でもない、
自分の為の絵を
描いていいんだ。
今、描ける絵は前のオブジェとは違うでしょ】

絶望も希望も知っている…だからこそ作れる世界だってあるんだよ!

>>565>>567


マギカ「……ねぇ、藻根君!」

マギカ「藻根君と仲の良かった二人が……今、藻根君が絶望して折れることを望んでいるのかな?」

マギカ「円扇さんも、美菜輝ちゃんも……藻根君が絶望することなんて望んでいないはずだよ?」

藻根「……そ、それはそうかもしれませんけれども」

藻根「ですが……僕のこの手は、もはや真っ赤でして……」

マギカ「私は、そんなことないと思うけどね」

マギカ「だって、ここに並ぶ皆の絵を描いたのは、他でもない藻根君だよ?」

マギカ「みんな生き生きしてる……皆があそこに宿っているんだ」

藻根「皆さんが……宿って……?」

マギカ「ほら、円扇さんも……美菜輝ちゃんも……笑って手を振ってくれてる」

藻根「僕は……僕の芸術を……?」

藻根「あんな、笑顔を作り出すことが……」

マギカ「これからは誰の為の絵でもない、自分の為の絵を描こうよ!」

マギカ「絶望も希望もここで知ることのできた藻根君の芸術なら……」

マギカ「あんな血みどろのオブジェなんか、もう作らないはずだよ!」

マギカ「私と一緒に……新しい世界を作っていこうよ!」

藻根「……新しい芸術の世界」

藻根「……そうですな、ここでこうしてうじうじしていたらお二人に笑われてしまいますな」

藻根「不肖、この藻根蔵人!」

藻根「希望も絶望も超越した芸術を……ここに打ち立てて見せるのです!」

【 議 論 開 始 ! 】



▶【超高校級の災厄】



マギカ「私達は負けない……」

マギカ「【仲間】がいる限り……負けないんだ!」

涌井「もし私が処刑されたりしましたら……」

涌井「このモノクマテーキョーランドは爆破処理ですわ」

藻根「僕は、僕なりの芸術を生み出すことしましたぞ!」

涌井「ちなみに、外の世界はもうほとんど滅んでおりますよ?」

涌井「ここが平気なのは……」

涌井「希望ヶ峰ラボの誇る、特殊な除染技術のおかげですもの」

愛鬼「【……薬、薬飲んで落ち着かないと】」

涌井「私が死んだら、当然その除染技術も無に帰します」

涌井「つまり……私が処刑された時点で……」

涌井「このテーマパークでの共同生活は終了ですわね」

リアナ「【私が……自分の家族を、殺すだなんて……】」

涌井「そして、皆様は出て行かなくてはなりません」

涌井「絶望と死だけが存在する外の世界に……」

涌井「そして、皆様を殺そうと躍起になっている希望のレジスタンスどもの目の前へと……」

宜保「【……死んだ人間の声が……怨嗟の声が……聞こえてくる】」

涌井「さて……いかがなさいますか?」

涌井「決断できないのなら、私から提案して差し上げましょう!」

涌井「私と一緒に……もう一度絶望へと堕ちてしまいましょう?」

涌井「それこそが……私達の愛した、円マギカの願いでありましょう?」



↓2 【コトダマ】→【ウィークポイント】

【仲間】→【……薬、薬飲んで落ち着かないと】

>>571 → >>570 【仲間】→【……薬、薬飲んで落ち着かないと】


マギカ「奇跡はここにあるんだよ!」論破!



愛鬼「私が絶望病を作ったのよ」

愛鬼「それだけじゃない……未知の病原菌を、これでもか、ってほど」

愛鬼「ひひっ、おしまいよっ!」

愛鬼「もう何もかもおしまいだわ……!」

愛鬼「私なんて、もう生きている価値もない……」

愛鬼「いひひひっ、お薬の世界に埋没することしか出来ないんだわ……!」

マギカ「……違う、違うでしょ!」

マギカ「愛鬼ちゃんが変わったのを、私は良く知ってる」

マギカ「ここで出来た友達のために頑張る、って言ってたじゃない!」

マギカ「ダメだよ、薬なんかに逃げちゃ……!」

愛鬼「く、薬の所為かしら……げ、幻聴が……」



↓ 3 までで打ち込む希望を自由安価

断片だけでも繋ぎつつ書いていきます。

作ったのが愛鬼ちゃんなら治せるのだって愛鬼ちゃんしかいないんだよ
作ったことに罪悪感を感じている愛鬼ちゃんはもう昔の愛鬼ちゃんじゃない!

毒も扱いに寄っては薬になるし
薬も扱いに寄っては毒になる。
今の愛鬼ちゃんは毒じゃないでしょ。
もし、また毒になりそうになっても
今度は私が、私たちが愛鬼ちゃんの薬になるから。

このまま、あと一人分募集しながら本日はここまで。

また夜に再開……21時に帰宅できればいいんだけど……。


連日で更新するからよろしくです。

↓1 打ち込む希望自由安価

幻聴なんかじゃないよ 
私にはあなたが必要だよ

ヤッドイエニガエッダンデズ!

はい、今帰宅しました。21時とはなんだったのか。

今日は愛鬼ちゃんの分だけ希望を打ち込んで次につなげます。

更新は24時から。

では、少しだけ更新するんやよ

体は愛鬼ちゃんよりは大丈夫かと思われます!
いや、あれこれやりたいことがあるのでございますよ……!
オリロンパ2の書き溜め、版権での書き溜め、オリロンパ3作目(2終了後予定)のテーマ設定と才能やキャラ起こし、シチュエーションなど。
メモに起こしておかないと忘れてしまうぅ……。

>>573 >>574 >>576


マギカ「幻聴なんかじゃないよ!」

マギカ「愛鬼ちゃんは……、今もここに生きているんだ!」

マギカ「そして、私の声を聴いてくれているはずなんだよ……!」

愛鬼「わ……た、しは……現実に……?」

愛鬼「でも、現実は……こわいところだから……」

愛鬼「ひひっ、毒である私は薬に頼って……!」

マギカ「愛鬼ちゃん……毒も薬も、表裏一体なんだよ」

愛鬼「ど、毒は薬じゃない……薬は……毒じゃないのよ」

愛鬼「私とは違う……そう、違うはずなの……」

マギカ「毒は使い方を変えれば薬になるし……」

マギカ「薬は使い方を間違えたら毒になっちゃうんだよ!」

マギカ「大丈夫……もし、愛鬼ちゃんが過去に毒だったとしても……」

マギカ「今の愛鬼ちゃんは毒じゃない……もう、薬なんだよ!」

愛鬼「わ、わたしが……く、すり……?」

愛鬼「ひひひっ、あんな毒を作った私が薬になれるわけないじゃないっ!」

マギカ「……あの毒を作った愛鬼ちゃんは」

マギカ「見事にその薬を作ったんだよね?」

愛鬼「あ……そ、それは……」

マギカ「罪悪感を感じているだけでも、昔から変わったことの証明なんだ……!」

マギカ「大丈夫、恐れないで……」

マギカ「もし、愛鬼ちゃんがまた毒になろうとしても……私達が、薬になってみせるから」

マギカ「だから私の……この手をとって……!」

マギカ「世界で一番の薬剤師の力を……猛威をふるう病魔に見せつけてやろうよ!」

愛鬼「わ、私は……く、薬になっていいのかしら……」

愛鬼「……ううん、違うわね」

愛鬼「私が、世界から病を消し去りたいんだもの……」

愛鬼「私はドラッグじゃなくて……抗生物質……」

愛鬼「もう、この誓いは破らない……!」

愛鬼「ドラッグになんて、もう頼らない……」

愛鬼「私が頼るのは……友人で……仲間だけよ!」

【 議 論 開 始 ! 】



▶【超高校級の災厄】



マギカ「私達は負けない……」

マギカ「【仲間】がいる限り……負けないんだ!」

涌井「もし私が処刑されたりしましたら……」

涌井「このモノクマテーキョーランドは爆破処理ですわ」

藻根「僕は、僕なりの芸術を生み出すことしましたぞ!」

涌井「ちなみに、外の世界はもうほとんど滅んでおりますよ?」

涌井「ここが平気なのは……」

涌井「希望ヶ峰ラボの誇る、特殊な除染技術のおかげですもの」

愛鬼「私はもう、ドラッグになんて頼らないわ!」

涌井「私が死んだら、当然その除染技術も無に帰します」

涌井「つまり……私が処刑された時点で……」

涌井「このテーマパークでの共同生活は終了ですわね」

リアナ「【私が……自分の家族を、殺すだなんて……】」

涌井「そして、皆様は出て行かなくてはなりません」

涌井「絶望と死だけが存在する外の世界に……」

涌井「そして、皆様を殺そうと躍起になっている希望のレジスタンスどもの目の前へと……」

宜保「【……死んだ人間の声が……怨嗟の声が……聞こえてくる】」

涌井「さて……いかがなさいますか?」

涌井「決断できないのなら、私から提案して差し上げましょう!」

涌井「私と一緒に……もう一度絶望へと堕ちてしまいましょう?」

涌井「それこそが……私達の愛した、円マギカの願いでありましょう?」



↓2 【コトダマ】→【ウィークポイント】

【仲間】→【私が……自分の家族を、[ピーーー]だなんて……】

うえ

>>584>>583 【仲間】→【私が……自分の家族を、殺すだなんて……】



マギカ「奇跡はここにあるんだよ!」論破!



リアナ「わ、私は弟を助けるために……」

リアナ「お、お母様を助けて……」

リアナ「お、お父様を助けて……」

リアナ「ささやかでもいいから、幸せな生活をするために……」

リアナ「そ、そのために怪盗になったのに……!」

リアナ「私にはもう……愛していた、家族もいない」

リアナ「この手で……奪った……!」

マギカ「落ち着いて……落ち着いてよリアナちゃん……!」

マギカ「家族の為に怪盗になったリアナちゃんを犯罪者って呼ぶ人はもういないんだ……!」

マギカ「リアナちゃんとかかわってきた人は、そんな姿……見たいと思わないよ……!」

リアナ「うるさいっ……! 私のことなんて、何も知らないくせにっ!」



↓ 3 までで打ち込む希望を自由安価

断片だけでも繋ぎつつ書いていきます。

そんなことは無いよ
忘れないで私たちは切れることのない信頼で繋がってるんだ
前に進もう、今までだってそうやってきたんだから
未来を、奇跡を信じて

ここに来て初めて仲良くなったとき妹ができたみたいで嬉しかった
またやり直そう
絶望からいろんなものを盗み返そう
私も手伝うよ

今度は私たちが
リアナちゃんを助ける
例え、家族を失っていても
幸せになれるように手助けする。
それでもし少しでも余裕が出来た時に、
近くで誰かが困っていたら
その人を助けらるようになってほしいんだ。

>>587 >>588 >>589


マギカ「リアナちゃん……私は、リアナちゃんのこと……」

マギカ「本当に妹ができたみたいで……ずっと……ずっと!」

マギカ「リアナちゃんのことを見て来たんだよ?」

マギカ「私達とリアナちゃんは、切りようのない信頼で繋がってるんだよ?」

リアナ「人と人のつながりなんて……絶望で、全部消せたじゃないか」

リアナ「私の家族は……私の思いは……絶望で、どこかに……」

マギカ「リアナちゃんの家族……ここに、まだ一人残ってるでしょ?」

マギカ「お互いに天涯孤独だったかもしれないけど……二人そろえば寂しくないよ?」

リアナ「……わ、私は……!」

リアナ「弟と、お母様と、お父様と……愛する人達を殺した……」

マギカ「……過去は変えられないよね」

マギカ「でも、未来は変えられるはずだよ……?」

マギカ「……私、お姉ちゃんとしてリアナちゃんを絶対に幸せにして見せるよ」

マギカ「私が奇跡を起こして、何だってしてあげる!」

マギカ「ほら、絶望に奪われたものを……私達の幸せを、盗み返しに行こうよ!」

マギカ「お姉ちゃんが手伝ってあげる……!」

マギカ「そしていつか……その幸せを周りの人に振り撒けるようになろうよ!」

リアナ「……どうして、お姉ちゃんはそう言うことが平気で言えるんだか」

リアナ「……私の過去と幸せは、絶望に盗まれたんだよね」

リアナ「……仕方ないな、私の愛するお姉ちゃんにそこまで言われた仕方ないよね」

リアナ「私がモノを盗まれたままって言うのも納得がいかないし……」

リアナ「何より、たらしのお姉ちゃんを監視する役がいないといけないよな!」

リアナ「……だって私とお姉ちゃんは、家族なんだから!」

※ 今日はここまでです、宣言。


後は明日の更新で、エピローグまで突っ走れることを期待しよう(フラグ)

体調崩しんぼ 木曜日これなかったのはそれが原因です。


近い内に精密か、これ……。


取り敢えず、本日はいい感じなので22時から更新再開です。

久しぶりに予定通りの更新ができそうです。

では、ここより更新を再開いたします。

【 議 論 開 始 ! 】



▶【超高校級の災厄】



マギカ「私達は負けない……」

マギカ「【仲間】がいる限り……負けないんだ!」

涌井「もし私が処刑されたりしましたら……」

涌井「このモノクマテーキョーランドは爆破処理ですわ」

藻根「僕は、僕なりの芸術を生み出すことしましたぞ!」

涌井「ちなみに、外の世界はもうほとんど滅んでおりますよ?」

涌井「ここが平気なのは……」

涌井「希望ヶ峰ラボの誇る、特殊な除染技術のおかげですもの」

愛鬼「私はもう、ドラッグになんて頼らないわ!」

涌井「私が死んだら、当然その除染技術も無に帰します」

涌井「つまり……私が処刑された時点で……」

涌井「このテーマパークでの共同生活は終了ですわね」

リアナ「私は……今度こそ、家族を守って見せる……!」

涌井「そして、皆様は出て行かなくてはなりません」

涌井「絶望と死だけが存在する外の世界に……」

涌井「そして、皆様を殺そうと躍起になっている希望のレジスタンスどもの目の前へと……」

宜保「【……死んだ人間の声が……怨嗟の声が……聞こえてくる】」

涌井「さて……いかがなさいますか?」

涌井「決断できないのなら、私から提案して差し上げましょう!」

涌井「私と一緒に……もう一度絶望へと堕ちてしまいましょう?」

涌井「それこそが……私達の愛した、円マギカの願いでありましょう?」



↓2 【コトダマ】→【ウィークポイント】


安価↓2

【仲間】→【……死んだ人間の声が……怨嗟の声が……聞こえてくる】

>>598

>>599 → >>598 【仲間】→【……死んだ人間の声が……怨嗟の声が……聞こえてくる】


マギカ「奇跡はここにあるんだよ!」論破!


宜保「奇跡など存在しない」

宜保「あるのは常に、惨たらしい現実だけだ」

宜保「どれだけ非道な殺され方をしたのか……」

宜保「怨嗟の声が……断ち切れないのだ」

宜保「そう、これが現実だ……夢のような奇跡など、存在しない!」

マギカ「違う……奇跡だって現実なんだ!」

マギカ「怨嗟の声に苛まれて、絶望するんだったら……」

マギカ「その絶望を超える奇跡を……流し込んで見せる……!」



↓ 3 までで打ち込む希望を自由安価

断片だけでも繋ぎつつ書いていきます。

私達が見えないものから目を逸らさなかった貴方を知っている
私達を真っ先にまとめようとした貴方を知っている
ナミちゃんからの思いを正面から受け止めた貴方を知っている
こんなところで絶望に堕ちるような人じゃないということを私達は知っているんだよ

凄惨で、辛くて、逃げたいような現実でも、目を背けなかった、引っ張ってくれた、諦めなかった貴方はどうしたの?

ナミちゃん言ってたよね?
宜保さんは当主としても皆のリーダーとしても魅力的だって
例え現実がどんなに辛くたって宜保さんなら正面から立ち向かえるはず
今度は…貴方が皆を救う救世主になる番だよ!

>>601 >>602 >>603


マギカ「……ねぇ、宜保さん」

マギカ「宜保さんは、私達のリーダーなんだよ?」

マギカ「ナミちゃんだって言ってたじゃんか……!」

マギカ「宜保さんは……私たち、全員のリーダーで……」

マギカ「霊能力者の当主としても、私達のリーダーとしても魅力的だって……!」

宜保「それは……俺の仮面にすぎない……」

宜保「この手は既に真っ赤に染まっていて……今も、地獄の底から、声だけが響いて来るんだ……!」

マギカ「それでも……! 今までも、どんな絶望的な状態だって……」

マギカ「宜保さんは目を反らさずに……引っ張ってきてくれたでしょ!」

マギカ「仲間が仲間を殺していく、そんな辛くて逃げたい現実からだって……」

マギカ「私達を救い出してくれたでしょ……!」

宜保「俺は……、何も知らなかっただけだ」

宜保「……俺が殺した人間の声が……今になって激しく耳を打つんだ!」

宜保「なぜ俺は霊能力者に……生まれてしまったんだ……!」

マギカ「宜保さんはこんなところで……絶望に屈する人じゃないんだ!」

マギカ「……ナミちゃんの思いを真っ向から受け止めた時の決意を、思い出してよ!」

宜保「……俺は、なんで今もまだ……生き残った……!」


茅ヶ崎『しゃきっとしろ! マギカの足を引っ張るな!』

茅ヶ崎『……昔のアンタも、ここでのアンタも!』

茅ヶ崎『怨嗟の声程度で止まる人間じゃないでしょ!』

茅ヶ崎『さっさと目を覚まして……マギカと共に救世主になる、くらい言ってくれないと』

茅ヶ崎『おめおめ成仏も出来ないでしょうが!』


宜保「……そうか、お前が」

宜保「お前達が、あの恨み言を……上塗りしてくれたのだな……」

宜保「……恥ずかしいところを見せた」

宜保「もう大丈夫だ……もう、俺は……迷わない」

宜保「……俺が殺した人間からの、怨嗟だと思えば……俺を後押しするようなことを言いやがって……」

宜保「これでは、立ち止まることもできないじゃないか……」

宜保「いいか、一つだけ言っておく……」

宜保「ここにいる全員で、ここを出る」

宜保「いいな、これはリーダー命令だ!」

【 議 論 開 始 ! 】



▶【超高校級の災厄】



マギカ「私達は負けない……」

マギカ「【仲間】がいる限り……負けないんだ!」

涌井「もし私が処刑されたりしましたら……」

涌井「このモノクマテーキョーランドは爆破処理ですわ」

藻根「僕は、僕なりの芸術を生み出すことしましたぞ!」

涌井「ちなみに、外の世界はもうほとんど滅んでおりますよ?」

涌井「ここが平気なのは……」

涌井「希望ヶ峰ラボの誇る、特殊な除染技術のおかげですもの」

愛鬼「私はもう、ドラッグになんて頼らないわ!」

涌井「私が死んだら、当然その除染技術も無に帰します」

涌井「つまり……私が処刑された時点で……」

涌井「このテーマパークでの共同生活は終了ですわね」

リアナ「私は……今度こそ、家族を守って見せる……!」

涌井「そして、皆様は出て行かなくてはなりません」

涌井「絶望と死だけが存在する外の世界に……」

涌井「そして、皆様を殺そうと躍起になっている希望のレジスタンスどもの目の前へと……」

宜保「ここにいる全員で……このテーマパークを出るぞ!」

涌井「さて……いかがなさいますか?」

涌井「決断できないのなら、私から提案して差し上げましょう!」

涌井「私と一緒に……もう一度絶望へと堕ちてしまいましょう?」

涌井「それこそが……私達の愛した、【円マギカの願い】でありましょう?」



↓2 【コトダマ】→【ウィークポイント】


安価↓2

【仲間】→【円マギカの願い】

>>608 → >>607 【仲間】→【円マギカの願い】 で、本日はこれくらいの更新です。


明日の夜に残りを更新していく予定です。

恐らく、明日にはエピローグまで行けるのではないだろうか……。

35分から更新と行きましょう。

明日は更新できるかわからんからね、出来るときにやっておきたい。

では、更新を再開してまいります。

>>608 → >>607 【仲間】→【円マギカの願い】


マギカ「そんなもの、私の願いじゃない!」


   B R E A K !



マギカ「……私が魔法少女になったとき、最初に願ったものは世界の滅亡だった」

マギカ「私が奇跡の少女になったとき、次に願ったものは世界を絶望させることだった」

涌井「ようやくお認めになられましたね」

涌井「では、私と一緒に世界に絶望を……」

マギカ「……違う!」

マギカ「今ここにいるのは……、魔法少女になりたての私でも……」

マギカ「絶望に堕ちた、災厄の私でもない」

マギカ「私は……16人の仲間と共に、ここで生きて来た私なんだ!」

マギカ「ここにいる皆が愛してくれたのは、ここで生きている私なんだよ!」

マギカ「もう、誰のことも裏切らないよ」

マギカ「私は、ここにいる皆で希望の世の中を作っていくって決めたんだから!」

涌井「……何故、どうしてなのですか」

涌井「どうしてあなたは……希望なんかに改宗してしまうのです!」

涌井「私に……その使命まで果たさせるおつもりなのですか……?」

涌井「……私は、超高校級の絶望なのです」

涌井「たとえ一人になろうとも……超高校級の絶望なのです」

涌井「例え、あなたが相手であろうとも……」

涌井「希望は全員根絶やしにするまでなのですわ!」

茅ヶ崎『……なりふり構わないみたいね』

円天寺『こうなったとき、無理やりでも希望を絶望に変える方法があったね』

円扇『絶望病……もともと、このために作ったものでしたっけ』

涌井「……これで、無理やりでも絶望させて差し上げましょう!」

破魔耶『問題ないよね……皆なら』

矢田『その程度の苦行、当然乗り越えられるのだからな!』


……そう、もう私達には、絶望病なんて効かない。


愛鬼「残念だったわね」

愛鬼「もう絶望病の予防薬は接種済みよ」

愛鬼「自分で作ったものくらい、一日で特効薬でも予防薬でも作って見せるわ」

宜保「……流石は、生き残りメンバーで最も優秀な頭を持つだけあるな」

リアナ「……こいつの作る薬なら、安心できるからな」

涌井「な、な……そんな……!」

涌井「どうしてそこまで……絶望を拒むのです……!」

涌井「思い出してください……あなた方は、絶望なのです!」

涌井「そう、絶望なんですわ!」

涌井「希望に生まれ変わるぐらいなら……!」

涌井「私自身をオシオキするまでです!」

【パニック・トーク・アクション 開始】


涌井「私は超高校級の絶望なのです!」

涌井「さぁ、絶望してください!」

涌井「論破するおつもりですか?」

涌井「一足先に……あの世に……!」

涌井「これが……本当の絶望……」

涌井「希望の手先になんてなりませんわ!」

涌井「……オシオキしかありませんわね」

涌井「論破なんて無駄ですわ!」

涌井「絶望に殉じて死ぬまでです!」


涌井「私の主は超高校級の災厄だったあのお方ただ一人……」

涌井「あなた方に従うつもりはありません……!」





               円

               △

    マギカ  □            ○ の命令

               ×

             の 最 後




安価下2

△→□→×→○

>>617 △→□→×→○   円マギカの最後の命令  正解!



マギカ「これで本当におしまいだよ!」論破!



マギカ「……涌井さん、そこまで取り乱している理由、私にはわかってるよ」

円天寺『全ての記憶を取り戻した彼女なら……』

矢倉『自分で出した命令も覚えているのが道理だろうな』

宜保「今まで何もかも忠実に従ってきたのだろう?」

宜保「最後の目入れにも忠実に従ったらどうだ」

涌井「……い、嫌ですわ」

涌井「希望になんて戻りたくないですもの……」

三菱『最後の命令の内容……』

地院家『もし、女神様が希望に戻るようなことがあれば』

島『監視役である者も希望に戻ること』

リアナ「……何を迷っている」

リアナ「希望の道に一歩踏み出せばいいではないか」

涌井「……い、今更希望に戻りたくないのです」

涌井「私の壊れた理性を……元に戻さないでください……!」

蜜岡『……最後の最後まで、マギカちゃん自身の手でたどり着いて』

茅ヶ崎『マギカの意思で希望に戻った……』

藻根「ならば、今度はあなたが元に戻る番でしょうな」

愛鬼「……ほら、犯罪者仲間同士、仲良く希望を作り上げましょう?」

愛鬼「どうせここにいる人間全員、前科有の大犯罪者集団なんだからさ」

涌井「嫌ですわ……希望に戻るくらいなら……!」

涌井「……死んで見せるまでですわ!」


そう言って、涌井さんはスイッチを押そうと腕を振り上げた。

         G A M E O V E R !






      ワクイさんがクロマクに決まりました。
         おしおきをかいししま

リアナ「……何を押すつもりだったんだ?」

リアナ「そのボタンは、何の意味もないボタンだぞ?」

涌井「……な、何を言っているのか分かりませんわ」

涌井「私は、自分自身をオシオキするためにこのボタンを……」

リアナ「オシオキ用のボタンか……それなら、ここにあるぞ?」

宜保「貴様が死のうとすることくらい読めていた」

宜保「ボタンを手元に用意する前に、リアナに盗ませていたのさ」

宜保「残念だが……オシオキなどさせん」

涌井「……き、希望なんかになるわけには……」

マギカ「……涌井さん」

マギカ「……怖いかもしれないけど、希望に戻るのは私の命令だったよね?」

マギカ「……命令に、背いていいの?」

涌井「そ……それは……」

涌井「私が仕えるのは……円マギカ様……おひとりで……」

マギカ「……それじゃあ、言われた通りに希望になってもらうよ」

マギカ「……怖くなんかないよ」

マギカ「大丈夫……私達に仲間がいるように……」

マギカ「涌井さんにも仲間がいるんだから……!」

愛鬼「……ほら、一緒に行くわよ」

藻根「此処を出るときは、16人揃って……」

リアナ「そう言う約束だったんだからな」

宜保「一人の欠けも許さん……それが、黒幕である貴様であってもな」

涌井「……皆様、どうして」

涌井「私は……皆様を殺し合わせて……」

マギカ「その責任は私のモノだよ」

マギカ「……次に目覚めるときは昔の涌井さんだから」

マギカ「……ごめんね、私の所為で……こんなことさせちゃって……」


……気絶させた涌井さんを背負って、テーマパークを後にする。

私の背中には、涌井さんも含めた生き残った皆と……。

宜保さんの力なのかわからないけれど見えるようになった、死んでしまった皆がいる。

……希望に生まれ変わったとしても、まだまだやることは沢山ある。

まずは、今もまだコロシアイに興じている……皆を助けることから始めよう。

……私達が掴んだ奇跡で、今度こそ未来を創るために。

チャプター6:彼女が世界を恨んだら

      非 日 常 編


       E N D

これにて、学級裁判は終了です。


エピローグは、書き溜めて一気に投下予定です。

ちなみに、愛鬼とリアナが生き残ったことは、黒幕生存フラグ、でした。


愛鬼 リアナ 矢倉 三菱 円天寺 破魔耶の六名中、二名が生存している場合黒幕生存エンドになります。


エピローグは後日談になりますので、更新までしばらくお待ちください……。

そういえば、黒幕やクロのポイントの計算方法を知りたい

>>630

これだけの更新ですが許してね。
各コンマ等は最初のスレを確認して下さい。


初期クロ判定計算 (時間+分)×秒×コンマをして、出た計算の下二桁 × 1-(0.1×精神力)で小数点以下切り上げ


男性305

【超高校級の幸運】 コミュ力4 精神力1    45920 → クロ判定20×0.9=18   
【超高校級の落語家】 コミュ力3 精神力3   37488 → クロ判定88×0.7=62   
【超高校級の画家】 コミュ力2 精神力6    83512 → クロ判定12×0.5=6   
【超高校級のトレーサー】 コミュ力4 精神力3 63640 → クロ判定40×0.7=28   
【超高校級の霊能力者】 コミュ力8 精神力8  46816 → クロ判定16×0.5=8   
【超高校級のSP】 コミュ力1 精神力8 12834 → クロ判定34×0.5=17   
【超高校級の検視官】 コミュ力3 精神力7   21978 → クロ判定78×0.5=39   
【超高校級の美容師】 コミュ力1 精神力9   25080 → クロ判定80×0.5=40   

女性440

【超高校級のサーファー】 コミュ力2 精神力7  15336 → クロ判定36×0.5=18  
【超高校級のカウンセラー】 コミュ力5 精神力9 25842 → クロ判定42×0.5=21  
【超高校級の政治家】 コミュ力8 精神力9 13172 → クロ判定72×0.5=36  
【超高校級の弓道家】 コミュ力6 精神力7    208236 → クロ判定36×0.5=18  
【超高校級の薬剤師】 コミュ力3 精神力2    63232 → クロ判定32×0.8=26  
【超高校級の秘書】 コミュ力8 精神力6     33024 → クロ判定24×0.5=12  
【超高校級の怪盗】 コミュ力2 精神力3 31668 → クロ判定68×0.7=48  
【超高校級の魔法少女】 コミュ力5 精神力7    8664 → クロ判定64×0.5=32  


黒幕判定計算 各キャラのコンマ下の足し算÷16した答えの、一番小さい下二桁が
       クロ判定時に行った計算の下二桁に最も近い人物。
       (305+440)÷16=46.5625 → 25に最も近い、秘書が黒幕となる。


以上、自分用メモ帳からのコピペ。


円扇さんが生き残ったら……きっと、誘導尋問と話術で黒幕を説き伏せてくれたことでしょう。
地院家は……キット、ナイトに……。

では、明日はクルーズの更新となります。
エピローグは来週中に更新します。

円扇さんが一章クロ不可避と言う風潮、一理しかない
と言うか、リアナにフォローが入った時点で円扇さん→島のクロコンボ不可避なような……

主人公がマギカでなければ、二章はリアナ被害者、マギカクロの展開も十分にあり得そうな……
こうしたクロ判定とかは、ある程度分かりにくくしないと展開読めてつまらないかな、と思って計算式を……
数値や計算の順序を変えるだけで全く別の答えができるし、安価でキャラ決める系ならありかな、と軽い気持ちで計算式を作りました


他の安価ロンパスレ……今までほとんど名言はしていませんでしたが、基本ほぼチェックしております
純粋に読者として楽しみつつ、事件の動かし方とか参考にさせてもらっていたり……
勿論、絶望の作り方とかも……ですね。読者視点での絶望の仕方がわかるので
なんにせよ、界隈がワイワイしてくれるのは嬉しいですよね

エピローグは日曜日の夜に投下いたします。


キャラのオシオキはもう少しかかりそうか……と言いつつ、そちらも少しずつ進めていきますかね
書きたい量とかける量の差異ってどうにもならないのかね……

誰が帰宅がこの時間になると予想したのか……。 流石に更新できる眠さじゃないので、延期。

遅い時間になる可能性はありますが、月曜日夜に更新に変更です。

月曜日の夜はまだ続いていたのだ……! エピローグだけ投下。

こんな時間だけどいいよねぇ……。

【一年後・旧希望ヶ峰研究所 ホテル・ミコラスタ】


涌井「それではこれより、第六回未来機関閣僚会議を執り行います」

涌井「今回も議長を務めますのは、この涌井留峰ですわ」

涌井「まずは……各部門長より、近況報告を入れていただきます」


かつてはホテルのラウンジだったこの場所は、今では未来機関の会議室。

超高校級の絶望になってしまった私達が、やり直すための場所。

世界を壊し続けるだけだった私達が、世界を作り上げるために選んだ部屋。

私は、一人だけ高い位置にある席で、残りの皆を見渡していた。

隣には、絶望から生まれ変わった涌井さんの姿。

最初こそ取り乱していたけど、今では昔と同じように控えてくれている。


愛鬼「まずは研究部部長、愛鬼よ」

愛鬼「研究部からは、新しい感染症の治療薬の完成を報告するわ」

愛鬼「アフリカを中心に猛威を奮っていた出血性熱の特性を持ったインフルエンザ……」

愛鬼「ヨーロッパを中心とした出血を伴う狂犬病……」

愛鬼「それぞれの特効薬を医療班の協力のもとに完成させることが出来たわ」

罪木「い、医療班の罪木です……」

罪木「わ、私なんかがリーダーですみません……ゲロ豚ですみません……!」

罪木「えと……その……か、患者さんの全治を確認してます」

罪木「私が四六時中見ていた甲斐がありましたね……!」


あの生活を生き残った愛鬼ちゃんは、今では違法ドラッグを完全に断っている。

薬を使い続けてボロボロになった体は、あのままだったら相当にまずかったみたいではあるけど……。

今では、部下にあたる医療班リーダーの『超高校級の保健委員』、罪木さんに看病されているみたいだ。

幾ら薬剤師である愛鬼ちゃんとは言え、医療知識は罪木さんには勝てないらしい。

顔色もすっかりと回復した彼女は、今では美人上司として研究部内での人気も高い。

愛鬼ちゃん自身が、それに気づいているのかは別として、だけど。

藻根「開発営業部の部長、藻根ですぞ」

藻根「それにしても、僕達の部はイマイチ何をしているのか分かりにくい部門ですな……」

藻根「まずは、希望を持って生き抜く人々への慰安企画ですが……」

舞園「慰安部門の舞園です。こちらは、私と……」

澪田「唯吹達がライブするっすよ!」

西園寺「……って言うかさー、舞園おねぇはともかく、明らかな人選ミスだよねー」

藻根「ですが……芸能関係の才能を持っている人が少ないので……」

藻根「それと、安全を確かにするための防犯グッズですが……」

左右田「昨日はばっちりだぜ! なんて言ったってソニアさんも持たれる装備だからな!」

山田「男性用のデザインは僕が担当しました! 萌えから燃えまでよりどりみどりです!」

江ノ島「女性用なら任せておけっての! これでバカ売れ間違いなしです……」

藻根「あの……利益は追及しないのですけどね……」

藻根「と、取り敢えずこちらからは以上ですぞ」


芸術家の才能を幅広く開眼させた藻根君は、プランナーから販売戦略まで、ありとあらゆるものの

設計や構図まで手掛けられるようになっていたりする。

押しが弱い部分もあるし、たまに人選ミスもしたりするみたいだけど……。

でも、基本的に機関員からは好意的に受け止められているみたい。

澪田さん、西園寺さん、左右田君、山田君と強烈な小勢揃いの部署だし、大変なんだろうね……。

宜保「つづいて総務人事部の宜保だ」

宜保「今回も、幸運にも各地のレジスタンスを見つけることが出来た」

宜保「苗木、狛枝はお手柄だったな」

狛枝「当然だよ……希望の為だったら、遺憾なく幸運が発揮できるんだ……!」

苗木「えっと……ほとんど狛枝クンが見つけていたんだけどね……」

宜保「これに伴って各班に人員を補充することとなる」

十神「今回、一般人が多く保護されてきているため……」

豚神「花村とソニアが引っ張る生活班へと編入するぞ」

小泉「二人とも、しっかり宜しくね?」

花村「みんな疲れ切っているもんね……少しでも元気出してもらえるように頑張るよ」

ソニア「お任せされました! よろしくつかまつってください!」

宜保「こちらからは以上だ……」


宜保さんは、総務人事と言う一番大変な役割をこなしてくれている。

小泉さんやダブル十神君が下にいるのに、それ以上の働きを見せるんだから、流石は宜保さんな気がする。

死んでしまった皆も総務人事部で宜保さんのサポートをしているみたいだけど……

未だに美緒ちゃんとかは、たまに私の元に遊びに来る。

多分、仕事を抜け出しているんだろうなぁ……。

ナミちゃんとはあれから、少しだけ仲が進展したらしいけど……幽霊と人間でも結婚って出来るのかな?

リアナ「最後に公安部のリアナから報告だ……」

リアナ「今回、おね……円統括理事を狙う不届き者を数名とらえることに成功した」

霧切「侵入経路は既に分かりきっているもの……当然ね」

大神「統括理事には指一本触れさせぬ……」

終里「よく分かんねーけど……取り敢えず、見たことねぇ奴はのしといたぜ!」

弐大「……しっかりと、仕事内容は把握させておくわい」

九頭竜「こっちも問題ねぇ……敵対組織もねぇよ」

辺古山「……仮に、敵対者が出ても速攻で九頭竜組が潰して回りましょう」

戦刃「……相手にもならなかった」

ジェノサイダー「安心しろ……峰打ちだ。……って、ハサミの峰ってどこだよっ……!」

リアナ「……私の出番はなかったんだけどね」

朝日奈「このメンバーが相手じゃ、侵入者が可哀想だよ」

石丸「うむ……いい、ことなのではないかね?」

大和田「なんで疑問形なんだ……兄弟……」


リアナちゃんは、今では公安部の部長を務めている。

探偵の霧切さんと怪盗だったリアナちゃんが手を組めば、どんな侵入経路でも丸裸、ってわけだ。

そこに待ち受けるのは、大神さんに弐大君、それに終里さんに戦刃さん、ジェノサイダー翔。

外に逃げれば九頭竜組までいるとなれば、逃げることなんてできないと思う。

うん、過剰防衛だよね……間違いなく過剰防衛だよね……。

ちなみにリアナちゃんは最近、私のベッドにもぐりこんでこなくなっちゃったのがちょっと寂しい。

お姉ちゃん離れ……ってことなの、かな?

涌井「……統括理事からは、何かお話はございますか?」

マギカ「新世界プログラムについて……」

マギカ「不二咲さんと田中君、セレスさん、江ノ島さん」

不二咲「えっとぉ……統括理事直属の不二咲です」

不二咲「新世界プログラムは、元々僕が開発していた擬似世界体験型のゲームなんだけどぉ……」

不二咲「絶望堕ちした人々を元に戻すためのカウンセリングプログラムとして完成したよぉ」

田中「中には闇の魔獣どもも生息しやすいように……」

不二咲「……田中君?」

田中「……プログラムの起動に伴って、生物が過ごしやすい環境に調整しました」

セレス「私は確率系の計算を行ったのと……チート行為の根絶のお手伝いを」

セレス「私の知る限りの反則スレスレ行為をすべて禁じさせていただきましたわ」

江ノ島「つーわけでさぁ、完成したんでさっそくオマエラでため……」

不二咲「江ノ島さん……?」

江ノ島「いえ、完成しましたので次の定期報告会で発表しようと思っております」

江ノ島「実際に起動してみるのも悪くないかもねー」

マギカ「これで、長かった絶望狩りも終わるかもしれない……」

マギカ「今後は、この新世界プログラムで……絶望の更生を図ろう」

マギカ「……くれぐれも悪用されないように、しっかりと監視を行わないとね」

不二咲「仮にウィルスを入れられても、僕なら対処できるけど……」

不二咲「冗談半分でそんなことしたら、許さないからねぇ?」

江ノ島「…………」

戦刃「盾子ちゃんがたったまま震えてる……本気で怯えているみたい……」

セレス「あの……彼が笑うたびに田中君や江ノ島さんが怯えている事には突っ込まないのですか……?」

マギカ「……取り敢えず、以上で会議は終了だよ」

マギカ「これからも、絶望を取り除くために頑張ろう……!」

……まだ、私は知らない。

この世界に巣食う、絶望の根強さを。

それでも私は……もう、迷わない。

皆の力を合わせれば、どんな絶望だって吹き飛ばせる。

……どんなに小さい奇跡だって、みんなと一緒なら掴みとれるって、私は気付いたから。

……私は、もう負けない。

だって……希望は……奇跡は……!




マギカ「奇跡は、絶望なんかに負けないんだ……!」




- E N D -












??「うぷぷぷ……!」











-- To be continued?

以上、これにて本編は完結です。


最後のは、単純にクルーズ編に続く、と言うことになりますね。

まだ、こちらでは消化しきっていないお仕置き案や外伝もありますが、そちらはゆっくりと更新させていただきます。

最後の方は中々更新できずに申し訳ないところです……。


ここまでお付き合いいただいた方、ありがとうございます。

次回作、さよなら絶望クルーズもどうぞよろしくお願いいたします。

では、本日更新は以上となります。

お疲れ様でした!完結おめでとうございます
宜保さんのおかげで幽霊も一緒に仕事できるんだ、生きててくれてよかった

ただなんだか、この世界での本家無印の扱いがどうなってるのかいまいち掴めなかった
自分たちの記憶を消してコロシアイしたのか、あれは絶望更生プログラムの1つのループを切り取ったものでしかないのか
生きてるってことは後者かな……
あと、ここでの江ノ島はマギカに絶望させられた内の一人に過ぎないってことでOK?

乙です!

以前、モノクマが島のことを「裏切り者」と言ってたと思いますが、あれは何だったんでしょうか?

>>653
自分の考えだけど、その前に「絶望はモノクマ一人で十分だ」と絶望を否定する事を言ったからだと
「お前も絶望だったくせに何言ってんだ」みたいな意味だったと思ってる

軽く返信……

>>652
本家無印に関しては、後ほど番外編でこんな感じだった、ってのをあげるつもりです。
その部分はすっ飛ばしてしまっていたので……。
江ノ島は絶望シンパですが、彼女自身は絶望させられているわけではない、と言う感じにしてあります。

>>653
此方の返答は、>>654の方が言っている通りですね。
全員絶望だったのに何言ってるんだ、と言う皮肉で裏切り者発言を入れてみました。


その他、これってどういう意味だったの?と言うのがあれば、お答えします。
(中には、考えてなかったわ……と言うのもありそうですが、悪しからず……)

うわわっ…なに口走っているんだろう…自分…。島→マギカ←地院家はスルーしてくださって構いませんので!すみません…。
お詫びといってはなんですが、マギカちゃんを描いてみたので宜しければどうぞ!http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5268132.jpg_tnyqc3gJITIKodXWhkMs/www.dotup.org5268132.jpg
…ちゃんと貼れてますかね?画質悪いし下手だし、イメージと違っていたらすみません!自分の想像力の無さは絶望的だね!もっと練習しないとなぁ…。あっ…貼って大丈夫でしたか?
それと、一つ気になることが…。多分4日目ぐらいだと思うんですが、男湯と間違えてたらどんなハプニングがあったんですか?

エピローグ後に出す予定って後は、各キャラおしおきだけだったかな

個人的には、1スレ目で書いてた生徒ごとの犯罪計画が気になる
あとはプロフィール帳、通信簿が無かったし76期生たちの掘り下げが見てみたいなって
1の捏造過去が結構絶望的で好きだから無印メンバーのも時間があったら見せてくれるとありがたいです
苗木桑田舞園石丸山田大神朝日奈葉隠あたりが想像つかないからどうしたのかずっと気になってる

おはようございマム! いや、これからおやすみか……。

細々とこちらの番外編は書いて行きます……と言っても、まとまって休みが来ないと書く体力が……。
番外編はゆっくり、とまではいかないけどしばらく後になりそうな予感。現実って厳しい。

>>658
多分、一つ上のコメントと同じ方だと思うので纏めて。
まずは支援絵ありがとうございます! ちょっと成長したまどかがモデルだけあって、まさにイメージ通りです!
質問内容の男湯に関しては、藻根・円扇・島の好感度上昇+女湯イベントと言う、お得感なあれです。
主人公女性なので、所謂男のロマンイベントのつもりでござーした。
番外編でもしかすれば三角関係?辺り触れるかもですが……。

>>659
エピ後は、各キャラお仕置きと番外編での文化祭辺りを出そうかな、と予定しております。
加えて、無印ロンパのコロシアイ生活の位置づけ辺りを示していこうかな、とか。
それと六章の捜査で出て来た名簿関係……不二咲・セレス・罪木・西園寺・狛枝以外は裁判に直接かかわらないので、
実はその場の即興だったり……。その辺りの無印メンバーのプロフは作成しても面白そうかも。
通信簿関係はこっちではなかったんですよね、そう言えば……。
その辺りも少し纏めてみようかな……とらぬモノクマの皮算用にならないように気をつけねば……。

最近時間取れていないのですが……スローペースながらぼちぼち書き進めます。
クルーズの方もよろしくお願いしますね。

こちらもボチボチ進めていきます。

体調が戻り次第になりますが……月内には更新しておきたいと思っております。

月内に更新が無理でしたが……ようやく復調してきたので今週の土日のどちらかでこっちもあっちも更新いたします。

本日更新の予定でしたが、避難情報が発令されていたりしておりますので、明日へと延期いたします。
と言うか、既に一度停電していたりでまともにPCを繋いでいられない……。

明日夜にこちらとあちらと更新いたしますので、宜しくお願いいたします。

昨日の夜に投下できなかった未採用お仕置きを二つほど掲載いたします。
中々思うように勧められていなくて申し訳ないのですが今週は少しずつ更新していく予定です。

【Dr.ノゾミの密室診療所 / 愛鬼望処刑執行】


どこか窓のない研究室に連れてこられてしまった愛鬼ちゃん。

そこで、愛鬼ちゃんはウィルスの入った小瓶をモノクマに渡された。

モノクマが言うには、この小瓶のウィルスを全滅させることが出来れば処刑から逃れられるみたいだった。

モノクマがどこかへと消え去ってから、愛鬼ちゃんのウィルスとの戦いが始まった。

小瓶の中に、青と赤で出来た抗生物質を投げ入れる愛鬼ちゃん。

すると、部屋の上部から青と赤で出来たブロックが落下してきた。

集中しているのか、それにも気づかなかい愛鬼ちゃんはついで黄色と青で出来た抗生物質を小瓶に投げ入れる。

すると、部屋の上部から今度は黄色と青で出来たブロックが落下してきた。

愛鬼ちゃんが赤と黄色で出来た抗生物質を投げ入れると、部屋の中には赤と黄色のブロックが落下してくる。

その作業を何度も繰り返している内に、愛鬼ちゃんの周囲は高く積まれたブロックばかりになっていた。

小瓶の中のウィルスが少なくなって気ことに安堵したのか、残り一つとなった青く細長い抗生物質を愛鬼ちゃんは一呼吸おいてから小瓶へと入れた。

部屋の上部からは、青く細長いブロックが落下してくる。

そして……愛鬼ちゃんの身体は青く細長いブロックに押しつぶされてしまった。

画面には、「STAGE CLEAR」の文字。

ブロックが投入されたことで、人間を全滅させることに成功したのはモノクマの方だったんだ。

【劇場版リアナ三世 -ライバル怪盗登場- / リアナ・マルジェイヌ処刑執行】


学級裁判でクロになったリアナちゃんに、モノクマは一枚の紙を渡した。

そこには、『ツンデレラ城にある生命の宝石を盗んでくるように』との指令が書かれていた。

これは取引だよ、とモノクマの甘い言葉がリアナちゃんの心を動かしたのか、リアナちゃんは一目散に部屋を飛び出していく。

たどり着いたお城は、大量のガードマンモノクマが警備している難攻不落の要塞だ。

リアナちゃんは、丁寧にも『生命の宝石はいただいた』と犯行声明をモノクマの中心部へと投げ入れる。

その犯行声明にざわめきだつガードマンモノクマ。

リアナちゃんが侵入してくる前に、なんとしても食い止めようとしているのか、いつの間にかお城はトラップまみれになっていた。

レーザー光線。地雷。落ちてくる天井。針地獄。

その一つ一つを華麗に避け、傷一つない状態で宝石を手にするリアナちゃん。

私にかかればこの程度雑作もない、と一心地着いた瞬間。

ツンデレラ城は激しい炎に包まれ、カメラは倒壊するお城の映像へと切り替わった。

黒いマントを付けた怪盗モノクマが、お城を見て一言つぶやく。

「これで生命の宝石はいただいた」、と。

炎に包まれ、倒壊するお城から主人公であるリアナちゃんは戻ってこなかった。

それにもかかわらず怪盗モノクマにカメラのズームインがされていって、最後に「END」とスタッフロールが空しく流れていく。

バックに、耳障りなモノクマの笑い声だけが何度も何度も響いていた。

こちらの更新は次回もお仕置き案です。

それに加えて、クルーズの更新も挟む予定ですのでよろしくお願いします。
思った以上に最近忙しいのと体調が振るわないので、亀更新気味になりますが、ご容赦願います。

次回、日曜日に更新いたします。

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