左右田「プリティで!」日向「キュアキュアだ!」 (1000)

ゆうべ君がねだったのはアロマオイルみたいなダンガンロンパSS



※ダンガンロンパのSSだった気がします
※1・2・ゼロのネタバレあります
※ややキャラ崩壊注意
※独自設定注意
※むしろ時間帯を30分間違えてそうなテンション注意


キュア力の高いスレ
左右田「プリティでキュアキュア?」☆1スレ目
左右田「プリティでキュアキュア?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386329050/)

左右田「プリティで?」葉隠「キュアキュア!」☆2スレ目
左右田「プリティで?」葉隠「キュアキュア!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386942336/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387985674

ここまでのあらすじ



左右田は主人公なのに空気だったので
腹いせに九頭龍とペコを祝い
モブ本科生の才能が発覚し
デパート店長の息子が恐怖の状態異常にかかり
1が寝坊した

楽しい野郎どm…かわいいプリキュア達


左右田=キュアソーダ
主人公。彼の視点で話が進むのが主。
個性豊かなメンバーに囲まれ、いよいよ自分のキャラの薄さに焦っている。
一応絶望フラグも立ってるので、彼の身の振り方は安価のみぞ知る。
武器は槍(ゲイボルグ)。どうやら左右田の趣味に合わせて機械式らしい。
メンバーカラーはピンク、変身アイテムはスプーン。

葉隠=キュアミント
仲間達の中で特に被弾する男。誤射される、一撃死する、盾になるなどの活躍(?)を見せる。
キレるとアツい…大人らしいスレた発言もたまにしたり?ちなみに笑い上戸。
武器は己の髪を束ねたドレッドウィップ。だが大して出番がない。
メンバーカラーは緑、変身アイテムは皿。

日向=キュアホープ
メンバーで唯一の予備学科。あまり一緒に行動する機会はないが、希望には溢れている。
二重人格っぽいと凪斗に思われているが真相は定かではない。
武器は霊石である要石。結界張れたり、光の剣を出したりと汎用性は高い。
メンバーカラーは白、変身アイテムは箸置き。

桑田=キュアヒット
愛と野球に生きる男。いぶきとフラグが立ちかけた気がするがそんな事もなかった。
素の身体能力が高いので、この中では最も戦闘で重宝されている。
武器は磨き上げた金属バットと、ホームベース型の盾。野球球も出せる。
メンバーカラーは赤、変身アイテムはコップ。


凪斗(ナギト)
真の姿は白っぽい猫みたいな妖精。
希望のために己をも投げ出す覚悟がある。また最近キャラがブレているらしい。
現在は希望の力で、燃える火のようなシルエットの髪型の、顔立ちの整った青年の姿をしている。

誠(マコト)
凪斗と同じく妖精。希望を信じている。
現在は小動物系とも揶揄される可愛らしい顔立ちの青年の姿をしている。
なお凪斗からは結構ぞんざいな扱いをされている。希望を守るための存在だから仕方がないね。

そのほかの愉快な仲間達


いぶき(澪田)
元は敵だったが、なんやかんやで幼女化してからはレギュラー入り。音感とギターテクは、小さくなってからもそのままである。
後述のびゃくやとは仲良しの関係。友達以上恋人未満?

びゃくや(十神)
コンマに呪いかけてくるメガネ。最初はネタでいじられていたが、まもなくスレに介入してきた。
その代わりに幼女にされてしまい、早く元に戻るために奮闘している。

九頭龍
プリキュアの適性を持っている生徒。極道である。
辺古山同様にもふもふが好きなので、凪斗達の猫姿に心奪われかけている。

辺古山
メイドPこと剣道家。九頭龍と旅行に行く事が決まった。

大神さくら
伝説のメイド。みんなのあこがれ。
葉隠が恋愛的な意味で狙ってたり、日向がリスペクトしていたりする。
大天使。だが現在はセレスに傷を負わされ重傷である。


不二咲千尋
左右田達の現れる前のプリキュア。
その当時現れた怪人を倒し絶望を退けたらしいが、戦いの記憶を失っている。
現在は学園のマスコットとして活躍中。

七海千秋
不二咲の相棒。もうひとりのプリキュア。
絶望を退けるために自らに絶望を封印していたが、左右田達に倒され、かつての絶望ごと消滅した。
そのくせゲームネタがあるところにちょくちょく出てくる。死んでるのに出てくる。


モブ本科生
超高校級のタイムキーパー。

デパート店長の息子(陽介)
陽介ぐへへへへ

☆敵・ゼッツボーウ
現在確認されているのは

「???」ソニア
真の姿=???

「希望の女神」舞園(消滅済)
真の姿=全身に目のある黒い魔女
嫉妬を力に変えて戦う

「超音波(ハウリング)」西園寺
真の姿=本編の姿にコウモリの羽
超音波使う、超強い

「絶望の音撃」澪田(ちっこなった)
真の姿=斬鬼
西園寺とは違い、音そのもので攻撃する

「運命の輪(ホイールオブフォーチュン)」セレス(消滅済)
真の姿=ゾーマ風な姿
ルーレットと賭けで不規則な攻撃をする

「狩り撮る者」小泉(消滅済)
真の姿=小林幸子的な舞台装置
写真を撮られた相手は体力を奪われる

「二次元殺法(アウトディメンション)」山田(弾けて混ざった)
真の姿=そんなものない
二次元を三次元に召喚する


幹部
「コンバット」戦刃(消滅済)
真の姿=重火器にまみれた姿


そして大ボスがいる気がする

このスレのおやくそく

◯安価とコンマの判定はかなり頻繁

◯コンマが悪いからって十神のせいにしない

◯安価が悪いからって十神のせいにしない

◯負けそうだからって十神のせいに(ry

◯メタ、他作品ネタもあったりなかったりする

◯なお単一シリーズで3スレ目に行くのが久しぶりなので若干の緊張が隠せない

◯ゾロ目出た時は何かしら追加判定があるが、大抵何も決まってないのでやりながら決めます

◯というか大体の事はやりながら決めます


以上ここまでがスレのおやくそく
何かあればすぐにどうぞ
疑問、質問、要望、叱咤激励、なんでもござれ。雑談大好きです

前スレ1000の言う事は絶対

次回誠になにかしら起きます
でもスレ立ててなんだけど今日は寝ます
おやすみなさい、おやすみなさい

下手したら年末にかけてほとんど進行が出来ない気がするので今のうちにぐへへ



次の敵、直下コンマ判定
奇数で西園寺(パワーアップ版)
偶数でソニア
ゾロ目だとたてこちゃん襲来

どうあがいても西園寺





セレスとの激戦からおおよそ一週間が経過していた…

今年もいよいよ終わると言うその頃、
やっぱりあいつらは現れたのだった。


………話はその日の昼から始まる。



左右田「」ぱたぱた

日向「……どうやったらこんなにシャワールームを汚せるんだ、葉隠?」

葉隠「そんなん知らんべ!普通に使ってただけだぞ?」

日向「これのどこが普通なんだ、これの!」

左右田「つーか何でオレ達、こいつの部屋の掃除してンだったっけ……」

誠「あはは……ほんとごめんね、色々と」

日向「なんでお前が謝るんだ!」

がちゃ

桑田「だーっ!ゴミ袋何個投げりゃ終わるんだよコレ!?」

葉隠「あのなぁ、俺の部屋が汚いって言いたいのは分かっけどな?俺の商売道具まで投げんなって!」

日向「こんな札に霊力があるわけないだろう!」

桑田「そうだアホ!詐欺師!」

葉隠「詐欺じゃねーべ!」

左右田「もう勝手にやっててくれ……」ぱたぱた



凪斗「おかしいな、この辺りのはずだけど」


発端は凪斗がいきなり「葉隠クンの部屋に希望がある気がする!」と言い出した事だ。
そもそもなんの根拠があってそんな事を言い出したかは知らねェけどな。
…今となっちゃそれが本当かどうか確かめるために、とにかく掃除を済ませる必要があるわけだ。

と。


凪斗「…ん!?何かあったよ!」

葉隠「へ?なにそれ?」


凪斗が見つけたのは>>28

土偶

部屋から出てきたのは!


凪斗「土偶だね」

葉隠「どっからどう見ても土偶…だべ」

日向「なぜ土偶が…」

葉隠「俺にもさっぱり思い出せん…むむむ、俺いつこんな土偶買ったべ?」

左右田「つか買うもんなのか?これ」

桑田「こんなもん捨てりゃいいだろ!ゴミじゃねーか、ゴミ」ひょい

凪斗「あっ、でもそこから希望の力を感じ……」

桑田「はぁー?」


うふふ判定
コンマ50以上で土偶がなんかすごい
ゾロ目でさらにすごい
直下

自レスが7しかも直下も77と来たか
凪斗「コンマはボクが育てた」





桑田「こんなきったねぇ土偶なんかさっさと捨てるぞ」

と、その時!

かっ!

凪斗「」!?

葉隠「っ!な…なん……?」

日向「」ぴくっ

左右田「お、おい、その土偶…光ってねェか……」

桑田「うわっ!?ま、マジかよ…!?」

左右田「いや、いやいやいや、え?」

葉隠「これはあれか?」

凪斗「パワーアップイベントかな?」

日向「確かにすさまじい力を感じるぞ…霊力とは違う何かだ、これは……」



日向「七海……お前なのか……?」


左右田「ちげーと思うけどな」

誠「左右田クンは夢がないなぁ…」

左右田「うっせ、うっせ」

葉隠「つーか土偶を何に使えってんだべ…?」


……数秒後、光っていた土偶はぱらぱらと崩れ落ちた…。
まるで、今まで保っていた力が全て抜けてしまったかのように……。



凪斗「……。」

凪斗「うん、この部屋に感じていた反応はあれだけみたいだよ、お疲れ。もう掃除しなくていいかもね?」

左右田「あァー……よーやく終わりだな?」

桑田「葉隠、オメーの部屋片付けたんだからなんかお礼とかねーのか?」

葉隠「なもん俺が頼んだわけじゃあねーから渡すわけねーべ」

桑田「だと思った…骨折り損のくたびれ儲けってやつだな」

日向「桑田も慣用句位は知ってるんだな」

桑田「ナチュラルに失礼じゃね?!」

左右田「ま、次回の戦闘以降何かしらの補正が入るみたいな事だろ……」

誠「あはは、多分そうだと思う、けど……」

がちゃ


葉隠の部屋を出た。
何の気もなしに。
本当に偶然に、たまたまに。

いきなり声をかけられた。



「ねぇ」

左右田「あ?」

「やっぱりここだったのね、あなた達」

「そして……誠君だったかしら」

誠「え?」

「単刀直入に聞くわ。あなた……不二咲千尋とはどんな関係なの?」

日向「……人に話を聞く前に、お前は何者だ?」

「私は不二咲千尋の依頼を受けて動いている存在…依頼人以外に素性を明かす趣味はないわ」

桑田「………ああ、だろうな」

日向「桑田?知り合いか?」

桑田「つーか、ぶっちゃけクラスメイトだけど」

葉隠「けど俺らも名前しか知らんべ。他の情報は何も教えてくれねーからな」

「そうね……名前を名乗らないのは非礼が過ぎるわね。名乗らせてちょうだい」

霧切「霧切響子…よ。さっきの質問には悪意も他意もないわ、これは彼の意思だから」

左右田「……つーかオメー、やっぱりここだった……っつったよな?オレ達の動きは大体知ってたとでも?」

霧切「まぁ大体、だけれど。あなた達の動きが把握出来なければ、こうして会話も出来ないし」

誠「ちょっと待って!じゃ、じゃあ霧切さん……だったよね、君がここに来たのは、ボクと不二咲さんの関係を聞くため?」

霧切「そうなるわね」

誠「……でも、なんだってそんな事を……?」

霧切「ひっかかってる事がある、と言ってたわね、彼」

左右田「ひっかかってる事、ねェ」

……何がひっかかってるってんだ、
そしてそれを誠に聞いてどうするんだ?

謎は深まるばかりだ。

オレ達は

1誠を潔く霧切に突き出した
2不二咲と話し合いしたいと言った
3霧切から詳しい話を聞こうとした
4にげた
5ほか

>>40

ただしここがダベミのスレだという事を忘れてはいけない




左右田「……待てよ」

左右田「そもそもひっかかってる事ってなんだ?」

霧切「私の口からは言えないわ…守秘義務に値する」

左右田「んならよ、不二咲と直接話をさせてくれ」

霧切「!」

誠「そうだね、そうしてくれた方が話が早いと思うけどな……」

霧切「……ふふっ」

桑田「な、オメー何笑ってんだよ!」

霧切「いえ、不二咲君からはこうも言われていたわ」

霧切「直接話したいと言われたら、部屋に連れてきてほしいってね」


笑いながら霧切は携帯電話を取り出し、数秒後には不二咲と電話で会話をしていた。
つーか不二咲のひっかかってる事ってのは何だ?
悪い予感がする。
……オレ達になんとか出来る話ならいいけど。


霧切「……分かったわ、今から行く」ぴっ

霧切「彼は自室で待っているそうよ、行きましょう」

……そして、数分もせずオレ達は不二咲の部屋に来ていた。


不二咲「ご、ごめんねぇ、いきなり呼んだりして……」

誠「ううん、気にしてないよ。それで……」

不二咲「誠君を呼んだ理由、だよねぇ……うーんと……」

左右田「それって誠ひとりで何とかなりそうな話なのか?」

不二咲「……わかんない……」

葉隠「とりあえず話聞いて考えるべきだべ」

桑田「うわ、正論」

日向「うるさいぞお前たち」


直下コンマがこのレスよりも低ければ話が中断されて西園寺が出る
直下

超えた!?バカな!




不二咲「……誠君、何か隠してるよね?僕に」

誠「え……」

不二咲「僕、この間…ちょっとだけ思い出しちゃったんだ、昔の記憶」

不二咲「僕は、いや、僕「達」だったはずなんだよ」

不二咲「……ねぇ誠君」

誠「……!」

左右田「お、いおいこれって」

日向「……!」


話が違うじゃねェかよ、七海。
不二咲は、七海の事を思い出す事は絶対にない……と言っていた。
だから不二咲が絶望に転移する事もないし、だからこそ救って欲しいと言っていた。
なのに、おい。


不二咲「ほんとは全部知ってるんだよね?」

不二咲「誠君……僕達の妖精だったんだから」


左右田「?!?!」


話が見えない。

え?

誠が不二咲と七海の妖精?

誠「………」

凪斗「はぁ…君がグズなせいでボク達の希望がこんな事になったじゃないか、誠クン。責任とってくれるよね?」

左右田「つーか待て!誠が前に不二咲の妖精やってたっつー事は聞いてねェけど!?」

凪斗「言うわけないじゃない。相手は記憶喪失だし、自分は絶望を消滅させられずあまつさえ希望をひとつ潰したんだから」

凪斗「それも………たった2年しか経ってないんだよ」

左右田「……はぁ!?」

凪斗「今攻めてきているゼッツボーウとは別の次元の絶望達…それを退けてたった2年しか経ってないんだ」

凪斗「その意味が分かるかい?」

凪斗「そこの彼が!誠クンが!とどめを刺さないからこんな事になったんだよ!」


霧切「……待って、何の話?」

不二咲「!」

凪斗「……あれ、君は」

霧切「いちゃ悪いのかしら?それで……話がよく分からないのだけれど。誠君が不二咲君に隠し事をしていた……それだけの話じゃないの?」

凪斗「君には関係のない話だよ」

霧切「関係どうのこうのは今置いておいてくれないかしら?」

凪斗「……勿体無いな、こんなに希望にあふれているのに…君も」

霧切「人間、希望だけでも絶望だけでも生きてはいけないものよ」

凪斗「……」


なんかすげー空気が重苦しい、
まぁ当たり前っちゃ当たり前なんだけどな……。

………。
あー………。


1誠と霧切を不二咲の部屋に置いて行く
2誠を連れ出す
3左右田だけこっそりと出てみる
4凪斗を連れ出す
5ほか

>>55

1

左右田「……凪斗!オメーがいると話がややこしいんだよ!」

凪斗「ややこしいも何も、事実なんだけどな」

日向「うるさいぞ、お前」がしっ

桑田「ここからは当事者達の話し合いだろ?」がしっ

凪斗「なんだよ!君達はこんなボク以下のグズをかばうのかい!?」

葉隠「まあまあ!」

霧切「……あの」

左右田「わかんねーけどオメーはいてやれよ。知りてーなら」

凪斗「ちょっ」

葉隠「じゃああとはごゆっくり!」

桑田「チョリーッス!」

凪斗「待ってよ!まだ話は終わってn」


ばたんっ

凪斗「……どうして!」

左右田「どうして、じゃねェよ!」

日向「お前がやけに誠に厳しいと思ってたが……そんな理由だったのか」

凪斗「そんな理由、って……!そのせいで希望の園は再び襲われて、しかもダンガンストーンが奪われたんだよ!?」

葉隠「……んー、なんか俺もひっかかるべ」

凪斗「はぁ?!君まで何を……」



凪斗になんか質問あれば
↓3レスくらいで

とどめをささなかったって?

>>58-60
凪斗「てへぺろ!また奇跡起こしちゃった!」
なお1のレスはコンマ69の模様




左右田「確かに引っかかるな。誠が前に来たのが2年前だろ?」

凪斗「そうだよ、だから舞台もこの希望ヶ峰学園じゃなかったし、大型デパートも出来てなかったと聞いてる」

凪斗「もっと田舎の方で起きた事件だったのさ」

葉隠「誠っちの昔の話が聞きたいべ!」

凪斗「え?ああ、ボクが知っている範囲でよかったら…彼は希望の園の中でも特に希望が強い妖精だった」

凪斗「ある時、この世界に人々の夢と希望を食う怪人が現れた。誠クンはその気配に気付いて、単身で地球に乗り込んだんだ」

凪斗「ダンガンストーンも奪われてなかったし、彼自身も非常に強い力があったし。だからたったふたりしかいなくても、ほとんどの戦闘は圧勝だった」

凪斗「………でも」

凪斗「絶望怪人は世界に絶望がいればそれだけ現れる。誠クンは絶望を全て取り払う事が出来なかった」

凪斗「そして七海さんに……あんな選択をさせてしまった。自分自身が絶望に身を落とし、自分ごと封印すると言う最悪の方法を」

日向「………その時お前は何をしていたんだ?」

凪斗「ボク?希望の園にいたよ?誠クンの事をたまに観察しながら、希望を管理していた」

凪斗「だからこそあんな事になったのは残念だったし、そんな風にした誠クンを許したくはない……」

凪斗「信じてなかったんだけど、実際に目で見た七海さんは確かに絶望になっていたからね」

左右田「ん?待てよ?じゃあとどめを刺さなかった、って……」

凪斗「決まってるじゃないか。絶望になった七海さんの意思を、覚悟を、無下にしたって事だよ」

凪斗「そこでとどめをさせば……彼がその世界の絶望を砕いていれば、こうはならなかったかもしれない」

凪斗「もしかしたらゼッツボーウは、当時の戦いを知っていたのかもしれない」

凪斗「それでまずボク達の弱体化を図り、その上でこの世界を絶望に染めようとしてきた。絶対に学んでるんだよ」

桑田「オメー……今……!」

凪斗「七海さんにとどめをささなかった、の部分かい?でもそれが事実さ、そのせいで今の君達はこうなっているんだからね」

左右田「………!」


どん…っ!


桑田「って何だよ次々と!」

日向「爆発音?!近いぞ!」

凪斗「………」

左右田「凪斗!」

葉隠「こいつの事は一回いいべ!とりあえず音の方へ……」

日向「もしかしたら敵が来たのかもしれないな!」

西園寺「もしかしなくても敵だから!」

左右田「何ィ!?」


目の前に西園寺の姿が!?
やべェ、ここはまだ不二咲の部屋に近すぎる………!


1にげる
2押し切る
3迎え撃つ
4飛び降りる
5ほか
>>70

4

左右田「………しゃーねェ、下に飛び降りる!」

桑田「下ぁ!?下ってオメー」

左右田「中庭だよ!」

葉隠「ここ何階だと思ってそんな事言ってんだって?!」

左右田「んな高くねーだろうが!」

西園寺「飛べるわたしと違って不便だよね?お兄達は!」

左右田「いけるいける!」

日向「そんな時だけ妙に前向きだな、お前は!」

桑田「……為せば成る、為さねば成らぬ、何事も……」がくがく

日向「桑田!?」

西園寺「もたもたしてたらわたしから………」

葉隠「飛ぶぞ!窓から!!」

左右田「あいきゃんふらーーーい!!」

日向「お前らここに来てヤケになるなぁぁ!!」


そしてオレ達は、思い切って窓を突き破る勢いで飛び上がり…




がしゃあーーーんっ
ぼてっ



左右田「………へ?」


桑田「あ、不二咲の部屋は寄宿舎1階だから地面近いんだった」

日向「」

葉隠「あはは、日向っち?大丈夫か?」

日向「………大丈夫じゃ、ないっ!頭打った……」

西園寺「バカなの?なんなの?死ぬの?」すいーっ

左右田「オレ達は死なねェよ!」


「プリキュア!メイクアップ!!」

左右田「オレ達はオメーを………」


かっ!!


ソーダ「全力で迎え撃つ!」


西園寺「わたしもあんたらを絶対に許さない!小泉おねぇの仇は打つ!」

ミント「ありゃ、小泉おねぇ?」

ヒット「あれだろ?写真家の」

西園寺「あんたらが小泉おねぇを殺した!殺したんだよ!!」

ミント「やー、でも俺もやられたし………」

西園寺「あんたは勝手に死になよモップ!」

ミント「」

西園寺「わたしの怒りを喰らえ!」

ソーダ「やべェ、なんか来るぞ!」

西園寺「わたしはあの時よりも強くなったんだから!」

ホープ「それなら俺達だって強くなった!」


直下コンマ末尾判定
1ほど苦戦、9ほど善戦
0だと西園寺を圧倒

ここまで

>>1
また
寝落ち

すまんのう




西園寺「何よ…あんたら死んじゃえ!」

キィイイインッ!
これは!以前にも使ってきた音波攻撃か!

ソーダ「ちィ、あれの攻略方法が…」

ホープ「任せろ!」

日向が前に進み出る!

西園寺「!?」

ヒット「ば、バカよせ!危ねーぞ!」

ホープ「舐めるな!俺には…これがある!」

その瞬間、オレ達に飛んできた音波が、見えない壁にぶつかったように途切れた。
…不意に足元に視線を落とすと、日向の武器である要石が発動していた。
つまり、これは日向が起こした行動…結界か!
日向の結界は、攻撃たる攻撃を防ぐ事が出来るらしい。
つまり前回みたいに、超音波でやられ放題って事はなさそうだ。

西園寺が、明らかな動揺を見せた。


西園寺「え……?な、なんでわたしの超音波が…」

ホープ「今だ、桑田!」

ヒット「言われなくとも!」

今度は桑田が両手に気を集め、希望の力で作った野球のボールを右手に握っている。

ヒット「なんつか、子供の見た目にこれ投げんのも悪いけど…試合なら仕方ねぇよな!」ぶんっ

超高校級の野球選手による本気の投球。
飛ぶ鳥を撃ち落とす勢いで、それはまっすぐ西園寺に向かって行った!

西園寺「ひっ!?」

どがぁっ!

西園寺「あ、い、いた…痛い!痛い痛い痛い!うわーん!」

キイイイイイイイイイインッ!

さらに音波が大きくなるが…

ソーダ「ゲイボルグっ!」

以前、そう……澪田と戦った時に、オレには分かった事があった。
このゲイボルグは、音速を超える事が出来る!

ソーダ「ゲイボルグ乱れ打ち!」

ギャギャギャギャッ

西園寺「え?!」

…音を破る。
超音波はあくまでも人の耳に聞こえないほどの周波数の「音」だ。
どこまで行っても音は音。
そして今のゲイボルグなら、その音と言う概念自体をも突き刺す!

ギャイィンッ

西園寺「なっ、なんで!なんで?!」

西園寺「ぐっ、こうなったら!」

しゅっ

西園寺の姿が前方から消える。
高速で飛び回っているんだろう。
風を切るような音が辺りから聞こえてくる。
これは見きれない

ミント「と思うべ?だが!ドレッドウィップ!」

ミント「そこっ!」ヒュンッ

西園寺「っ!?」がしっ

ホープ「ナイスだ!」

西園寺「つ、捕まったの!?くそっ、胴に髪の毛が絡まって逃げられ…」

ミント「さらに!叩きつけるっ!!」

ぶんっ

西園寺「あ…!!」


どがぁあああんっ!


かなり圧倒していた。
やべ、オレ達かなりキュアキュアしてない?



西園寺「………許さない………許さない!」

西園寺「小泉おねぇを倒した上!わたしに傷まで!!ほんとに許さない!!」

西園寺「あんたらは殺すっ!!」



西園寺、まさかの第3形態安価
攻撃方法が、音波以外に増える
>>88

カメラで撮った空間を切り取る能力
小泉の遺志みたいな感じで

この年末年始、予告なく現れて予告なく寝落ちする可能性がかなり高くなります
許してくださいなんでもしますから




西園寺「これを見なよ!」

西園寺の手に握られていたのは…
ちょっと古いカメラだった。
それもポラロイドカメラかァ?

あれだ、いわゆるインスタントカメラってやつ。
写真撮ったらその場で現像出来るあれだ。

小泉のとはまた違うみたいだけど。

西園寺「わたしはおねぇの意志を継ぐ!ひよこフラッシュ☆」かしゃ

ミント「うおっまぶしっ」

ヒット「言ってる場合か!」

ソーダ「………あ?何が起きた?」

西園寺「気付かないの?」

ホープ「…なにが、だ?」

ソーダ「え、凪斗?」

凪斗「いるよ……ただ今の君達とは話したくないだけさ」

ソーダ「」

西園寺「気付いてないなら負けだね」

は?
と言おうとしたその時ーーー


キイイイインッ


ソーダ「!?」

ホープ「ぐ、バカな!?俺の結界は完璧だったはず…っ!」

西園寺「ならその元を断てばいいだけじゃん?」

ひらひら、
西園寺が見せてきた黒いインスタントフィルム。
そこに、じわり、とある光景が映る。
ちくしょ、音がうるせェから集中して見れねェよ!


ミント「………つ、つうかこれって…」

ヒット「ピンチじゃねーか!!」


………写真に映ったのは、要石が配置されているはずの地面だった。
そしてここにいる誰もが、いや西園寺だけか…超音波のせいで気付いてなかったけど、
実は一箇所だけ地面がえぐれている。

ホープ「っ…だ、めだ……結界が張れない……!」

西園寺「あはははは!そのまま脳みそ潰れちゃえ!!」

マジで戦闘方法もセリフもエグくねェ!?
これプリキュアですか?
違いますよね?!


ミント「うー…!このままじゃ全滅だべ……」

ソーダ「くっそ、ゲイボルグ…」

西園寺「させない!」かしゃ

ソーダ「乱r」ヒュン

ホープ「………左右田!?左右田!!」

ヒット「おいどーすんだよぉ!!」

西園寺「そして超音波と!高速移動のコンボ攻撃!!」

西園寺「このまま死んで!」

それからしばらく。

彼らは殴られていた。
もちろん反撃もしてみたのだが、西園寺の元々の速さと、
超音波による揺さぶりで彼らの集中などとうに切れており、
既に当たるはずもない攻撃だったのだ。

一方的、と言うやつだろうか。

西園寺「こんなに脆いの?あんたらって」

ヒット「………へっ、まだ、まだ……」

西園寺「そんな意地張ったってダメだからね!」ばしっ

ヒット「!」

凪斗「………」

凪斗(左右田クンはどこへ…彼さえ取り戻せればまだ勝機は………)




ファーザーハートな判定
コンマ60以上で遂にあの人が!
それ以下は凪斗、決死の特攻
ゾロ目は(ry
直下

速報:仕事終わった
その前に十神、お前は屋上





ホープ「………っ」


西園寺「もういい。つまんない」

凪斗(………くっ、ここまでか)

ざっ

凪斗「…き、希望の感覚!?これはっ!」

「テメーら、こんなとこで何してんだ?」

西園寺「なにさ、部外者は帰んなよ!おこちゃまのくせにさ!プークスクス」

「あ?テメーにだけは言われたくねぇよ」

西園寺「……って言うか、超音波流してるはずなのに…き、効かない…?」

「………超音波?」

ホープ「頭が…っ」

ミント「もう無理だべ、マジに脳みそぐっちゃぐちゃになりそう………」

ヒット「オメーのは既にぐっちゃぐちゃ寸前だから安心しろ…」

ミント「ちょ、ひでぇ」

凪斗「偶然?運命?何にせよ、ボクはやっぱり幸運だよ…」




凪斗「九頭龍クン!」


九頭龍「………テメーのその笑顔、気味悪いからやめろ」

凪斗「いいじゃない、嬉しいんだから……超音波攻撃を忘れるほどの喜びだよ!」

西園寺「何で!?なんで超音波が効かないの!?」

九頭龍「………」チラッ

ヒット「つーか俺も、ぶっちゃけやベー…かも…」がくんっ

九頭龍「ふぅー………」



九頭龍「…あのなぁガキ、」


九頭龍「テメーの仲間がやられてる時に、頭が痛ぇっつって帰るような奴ぁ極道名乗る資格なんざねぇんだよ」

九頭龍「筋通してこそ極道、テメーらはオレに変なイメージ持ちすぎだアホが」


凪斗「素晴らしい…あははっ、やっぱり君は希望の戦士になるべくしてなる人間なんだよ!」

九頭龍「何?まさかテメー」

凪斗「九頭龍クン!今の希望溢れる君なら!これが見えるはずだ!!」

凪斗「今の君にはその資格がある…だからお願い…これを…!」


九頭龍の変身アイテム安価>>115
なんか響き的に名前を3文字に収めたい予感

ごめんちゃい
名前はあれです、変身アイテム安価には関係ないです、忘れてください
かーそーく

まつぼっくり

食器ではないが




凪斗「これを!」

九頭龍(なぜまつぼっくり)

凪斗「君に一番合う物なんだ…さあ!」



まつぼっくり。
本来は松かさと呼び、その意味は「松の果実のようなもの」である。
濡れれば閉じ、乾けば開く。そんな変わった特性を持っている。

しかし何よりもこの松かさの特徴たるは、
その鱗片の内側に種子が付く事。
そして種子を風で飛ばすものや、かさを動物に捕食されるもの、さらには山火事でのみ鱗片を開くものもある。

いかにも普通の植物ではない、ダーティな生態。
まるでいかにも普通の人間ではない九頭龍には、ぴったりだった。



凪斗(さすがに苦しいか)

九頭龍「………ちなみにな、まつぼっくりってのは燃えやすいんだ…松脂を含んでるからな」

西園寺「何の話!?あんたも死にたい?!」

九頭龍「プリキュア、っつったか?オレはどっちかっつーと悪の側の人間だぜ?いいのかよ」

凪斗「…君は絶望じゃない、って知ってるから…信じるよ」

九頭龍「変わってんな、オメー…」

凪斗「よく言われる…ははっ」

九頭龍「プリキュア、メイクアップ」

かっ!!

九頭龍の体は光に包まれる……。

その両手に!
両足に!
可愛らしいグローブとブーツ!
それぞれ眩しい黄色に包まれている!

そして皆さん、お待たせしました!

そう!

膝上ギリギリ、絶対領域が攻め込んでいる美しいミニスカ!
やけに足が綺麗に見える!
気のせいじゃない、これは九頭龍の足が綺麗なんだ!!

可愛らしいカチューシャまで付いて完成っ!

これが!


九頭龍「穿つ弾丸、キュアジンギ……とでも呼べ」

凪斗「キュア…ジンギ……?」

はやいけど今日ここまで

左右田=みなぎるオイル
葉隠=あふれる未来
日向=輝く希望
桑田=唸る剛腕
九頭龍=穿つ弾丸

うん、30分間違ってるな
おやすみなさい、おやすみなさい

おはこんばんちん
再開は明日昼予定

あと先に年末年始のお話
31日の9時から1日の19日にかけて仕事だからこの2日は進行しません
ご挨拶はしにきます
誰か死なない事を祈っててください

ここまでのあらすじ的なもの


やだなぁ怖いなぁ
怖いなぁ
とおもったらそこにヤの付く職業の怖いお兄さんがいたんだよねぇ
怖いよねぇ

九頭龍「穿つ弾丸…」

凪斗「キュアジンギ…?」

西園寺「はぁ?なにそれ」

九頭龍「………」

すうぅ………

凪斗(何だ?息を吸って……)





九頭龍「お控えなすって!!」きゃぴ☆



西園寺「」
凪斗「」

ホープ(な……なんだこれは…!?)

西園寺「」

ヒット「………あ?超音波が」

ホープ「や、止んだ!?」

ミント「きっと九頭龍っちのキュアキュアなオーラで、コウモリ野郎の動きが止まったんだべ!」

九頭龍「どうだ!オレを怒らせると怖いってのは分かったか?」

ホープ(ただ、さっきの威圧はどちらかと言うと可愛かったぞ、九頭龍)




西園寺「………はっ!」

ヒット「おっと、もう元に戻りやがったか」

西園寺「く、あ、あんたら今何を…むかつく!むかつく!!」

西園寺「今度こそ全員倒しちゃうんだから!」すっ

ミント「ま、またカメラが来るぞ!」

九頭龍「何だ?あのカメラ」

ホープ「まだ分からない…が、あれに左右田がやられた」

九頭龍「……なるほどな」



戦闘判定
コンマ60以下で九頭龍さん早撃ち披露
直下ー

じ、じゃすとがーと




九頭龍「」すっ

西園寺「まとめて全員消えちゃえ!」すっ

ミント「とりあえずかわすしかねーんか!?」

九頭龍「」かちゃ

凪斗(…拳銃!)

ッターン

西園寺「……痛っ!?」ぽろ

ヒット「カメラを落とした!?」

ホープ「西園寺の手を…狙ったのか」

九頭龍「とりあえず黙れ、ガキ」

西園寺「っ…そんならこっちには人質が」

九頭龍「だからどうした」

西園寺「え?」

九頭龍「人質だぁ?こすいマネしてんじゃねーぞゴルァ」

西園寺「……っ」ぶるっ


その時、人質ことオレ、左右田は西園寺の懐に収められていた。
つーかオメーらはあれだけどさ、
…あのー、早く助けてください。


九頭龍「覚悟出来てんだろうなぁ?」

西園寺「……う、う……」うるうる

九頭龍「」パンパンパン

カメラ「キタムラ-」ぱきぃんっ

ホープ「!」

西園寺「わたしじゃなくてカメラを…!」


……そう。
あくまでも写真に収めた空間を切り取るのはカメラの能力。
つまり、本体であるカメラを破壊すればその能力は消え





西園寺「……ないよ?」

九頭龍「何ぃ!?」

ホープ「当てが…外れたのか!」

西園寺「ほら、ここに」ぴらっ


西園寺が出してきた写真には、槍を構えたキュアキュアなオレ…左右田が写っていたわけで。
イメージに一番近いのはなんだ?初期の遊戯王のモクバの魂カードみてーな?あんな感じ。


西園寺「このおにぃが真っ二つになるように写真を破ったら、おにぃ死んじゃうから!」

九頭龍「そうか」パンッ
西園寺「えっ」

西園寺「ちょ、あ、危ないって!」

九頭龍「ち、動き回られるとうぜぇな。誰かあいつを捕まえたりは出来ねーのか?」

ミント「……もっぺんやってみるか、俺が」

ホープ「そうだな、あいつの動きを封じさえすれば……左右田の救出も、撃破も、早いはずだ」

九頭龍「オレとそこの赤いので遠距離攻撃する」

ヒット「!?な、なんで俺g」

九頭龍「見た感じテメーは野球のあれだろ?だからだ。むしろテメーである事が好都合」

西園寺「もう!わたし怒るから!」


ホープ「……そうだな」

ミント「それに今の俺、なんか……」

ミント「パワーアップイベントがある気がするべ!」

ヒット「あ、いいなぁ」

九頭龍「パワーアップ?」

ホープ「………あの土偶か!?」

ミント「あいつからパワーもらったべ!だから俺は…」

ミント「さらに強くなる!!」

カッ!!



1特殊能力追加(新フォームとは別)
2武器がさらに強化
3新しい武器が誕生
4制限付きの強化フォーム
5ほか

ミントさんそろそろテコ入れしないと負けすぎなんや!



というわけで武器案募集
↓3レスまで

正直ヒットさん以外役立ち度は似たり寄ったりだと思う(小声)

>>156
左右田「そ、そんな事ねェし、オレちゃんと主人公してるし(震え声)」




と、言う訳で葉隠さんを露骨にテコ入れする新武器多数決
1水晶玉?
2美貌?
3手裏剣?
4ニワトリ!?

ここまでの1
見える地雷と噂のオロチアンリミ購入






ミント「やぁってやるぜぇ!!」

ぱああああっ














にわとり「おう」

ホープ「!?」

西園寺「」

ミント「出来た!」

ソーダ「じゃねェよ!また使えねェもん作りやがって!!」

ミント「使えない事ぁねーぞ?」

ソーダ「は?」

そう言うと葉隠はにわとりをつかんだ!


ミント「ほいっ」ジャンプ

にわとり「こけー」ぱたぱたぱた

…すたっ

ミント「な!」

ヒット「な、じゃねーよ!文字じゃ全く伝わってねーし、そして30センチも離れてねーし!?」

九頭龍「全然着いてけねーぞゴラァ」

西園寺「あほらし、殺す」ぎゅんっ

ミント「っ!」


その時!

ふつーにソーダ喋らしてたけどNAにするの忘れてましたてへぺろ





ずばっ!

にわとり「ぐあっ!」

九頭龍(シャベッタァァァァァ)

ミント「に、にわとりー!」

西園寺「どこが新兵器よ、どこが」

にわとり「」かっ

ホープ「な、なんだ?にわとりが光って……」



>にわとりりゅうせいぐん


どどどどどどど……!!

西園寺「ぎゃあああああ!!」

ヒット「す、すげぇ……」


にわとりが降り注ぐ!
ってなんだこれ!?


にわとり「テメーはオレを怒らせた」ドンッ

西園寺「くっ…!なにこれ……にわとりが!減らない!!」

どぎゃああああんっ!!


……程なくしてボロボロになった西園寺がそこにいた。
すげェなにわとり。

ミント「だろ?」

つーかなんでオメーはオレと喋れてんだよ。これ地の文つーか、ナレーションつーか、そう言う設定だったんですけど。

ミント「それはそうとして」

おい

ミント「いい加減に左右田っちを返してもらうぞ、おこちゃま」

西園寺「ふんっ、渡すわけ……」

九頭龍「なら体に言い聞かせるか?」がちゃっ

西園寺「っ…!」

ホープ「さっさとやろう、葉隠。左右田が心配だ」

ミント「そうだべ」

にわとり「こけー」

西園寺「何言ってんのさ…わたしはまだ負けて…」


はい判定
コンマ30以上で西園寺をボコスカラッシュ
70以上ならクリティカル、爆散
ただしコンマ末尾が4だと左右田に悲劇
直下

コンマ末尾4だと左右田さん破かれてました






ヒット「ならまだやるか?もう俺達は負けねーぞ」

ホープ「お前は既に自らの自信を失っている。アドバンテージはないだろう」

西園寺「うるさいうるさいうるさい!!」

ボロボロのはずの西園寺が飛び上がり、再び構える。

西園寺「いけえええっ!」

キィイイイインッ!

ミント「ぐっ!…ど、ドレッドウィップ!」ひゅんっ

西園寺「?」ひょい


西園寺ではない…葉隠はにわとりを狙っていた。
そのにわとりを、西園寺の死角から投げつける!
そして、にわとりがばれないようにするため、桑田がバットで西園寺へ立ち向かっていた!


ヒット「うおおおおっ!」

西園寺「あんたのバットなんてふにゃふにゃなんだから!」

こけー「にわとり」

西園寺「! 背後!」

西園寺は空中で無理やり体をひねって、自分へと向かってきていたにわとりをかわした。
あれに当たればどうなるか、西園寺はすでに知っているのだ。

が、その無理な姿勢で西園寺は体勢を崩してしまった。
思わず中空で羽ばたけず、頭を地面に向けて墜落する。

しかし地面に到達するよりも早くーーー


九頭龍「」ちゃき

西園寺「!」

九頭龍「あばよ」


ぱぁん


西園寺「あ…!」

…撃たれた。

西園寺「」どしゃっ

ホープ「今のは…」

九頭龍「入ったろ、確実に」

ミント「戦い方がエグいべ」

…多分オメーには言われたくねーと思う。

西園寺「………う、ぐ………」さらさら

九頭龍「そろそろテメーも年貢の納め時って事か」

西園寺「おねぇ………」さらさら

西園寺「うう……小泉おねぇ……!」さらさら

ホープ「………西園寺」

西園寺「寂し…よ……今、い……」さらさら

さらっ…



西園寺は砂のようなものになって消えた。
小振りな着物が一着と、色が失われた写真が一枚。
そこに残された。


…あれ、またオレの出番…?


ぼむん



左右田「………また出番なくなった!?」

凪斗「絶望の源である西園寺さんを倒したから、左右田クンが元に戻ったよ」

日向「結局最後まで助けられなかったな…すまん左右田」

左右田「そんな、助けようって思ってても難しい事ァあるだろ?そりゃ寂しいけどよ」

九頭龍「けっ、テメーの出番なんか一生来ねーよ。オレもいるからな」

左右田「………えっ」

九頭龍「そ、その…これから頼むぜ」

桑田「ツンデレ?」

葉隠「ツン要素が皆無だべ」

九頭龍「葉隠、テメー海と山だとどっちが好きだ?」

葉隠「いや俺インドアなんで…」

左右田「そんな事よりよ、何か忘れてねェ?」


1そういや不二咲達は?
2プリキュア揃ったけど?
3ダンガンストーンは?
4敵ってあと何人?
5そのた

>>186

1

ねぇ知ってる?もう31日なんだよ?
というわけでここだけは終わらせようと言う決意




左右田「そういや…」

不二咲達はどうした?

派手に突撃して割ってしまった窓ガラスの向こうには不二咲の部屋のドアが見えた。
どうやらまだ誰も出てきていないようだ。

九頭龍「不二咲?」

左右田「詳しい説明は後でじっくりするから」

凪斗「………あのグズのところに行くのかい?全く…」

日向「凪斗…お前は…」


つーか無駄に割った窓ガラスどうしよう。
誰にもバレませんように、バレてませんように…。

…ほどなくして、不二咲の部屋。


がちゃ


不二咲「ど、どうしたの?」

左右田「話し合いは終わったかと思って戻ってきたんだよ」



はい、恐らくは今年最後の判定

コンマ末尾
4で進展してない
3・9で誠がらーぶらーぶ
それ以外は進展、収束
なお0は
直下

誠「………みんな」


部屋の奥にはまだ誠と…霧切がいた。
って、え、霧切?


霧切「興味深い話だったわ…勿論、すぐに信用はできないけれど、でも」

霧切「…希望を守る存在、ね…彼らのおかげでこの世界が救われている…日曜の朝から子供に見せるのには似合っている、面白い話よ」

凪斗「信用してるのかしてないのか…いまいちわからないんだけどなぁ?」

不二咲「でもね、これだけは絶対にそうだって事がひとつ」

不二咲「………七海さんは、最初…自分を倒してくれって言ったんだ。間違いなく」

桑田「思い出したん?」

不二咲「うん、ほんとに朧げにだけどねぇ」

誠「………ごめん、ほんとうに、ボクは」

左右田「何で謝ってんだよ、オメーは」

誠「絶望は絶望でしかないんだ……だから、ボクは自分を投げ打ってでも七海さんを倒すべきだった」

誠「……絶望の先にはやっぱり絶望しかなかったんだから……」

不二咲「ううん、でも………僕も出来なかった。七海さんも泣いてた。だからああなったんだぁ。…誰も悪くないよ、誰も」

誠「………不二咲クン」

霧切「私もあなたに興味が湧いたわ、誠君。よかったら、もっと詳しく聞かせて欲しいのだけれど」

葉隠「つーか俺達さっき絶望怪人倒したんだけど」

誠「ほんと?す、すごいじゃないか!」

九頭龍「あとその、オレもこれからは仲間だ。よろしく頼むぜ」

誠「うん!君がいれば100人力だよ!よろしく、九頭龍クン!」

わいわいがやがーや




凪斗(絶望の先にはやっぱり絶望しかない、か………)




凪斗(果たしてそれは本当なのかな?)





凪斗(江ノ島さんに襲われて、かけられていた術が解けた時の左右田クンは、)

凪斗(絶望から解放された希望に溢れていたんだけどな)



凪斗(もしかして)



凪斗(………絶望があればこそ、希望は輝く?)




ふ、と。
一瞬、オレは凪斗を見た。
その時の凪斗の表情が、なんつーか…不安で、不安で。

それでもオレ達の毎日は終わらない。
まだまだ、終わらない。

今年はここまで、もう更新出来なさそう
というわけで早いですが、年の最後の挨拶


思えば魔改造からぶっ続けで大量にスレ立てちゃ安価出して来ました
こんなのにお付き合いいただいて本当にありがとうございます
時に安価ミスしたり、話がぶっ壊れたりしてきましたが、なんとかなったのはオーディエンスの皆様のおかげです
まだまだ未熟ですが、来年も安価出してコンマ判定してスレ大量にぶっ建てたいと思ってます

あとプリキュア年内に終わらないと思わなかった……
エピソード的にはカムクラ覚醒とか日常回を何回かやる予定です、もう1スレかかるかも
来年もまたみてくださいね!
ジャンケンポン!(パー)

ぅぅぅうううううおあけましてぇぇぇぇぇ!!
ぅおめでとおぉうございまぁぁぃぁぁぅす!!



日向「おーい、俺の誕生日を忘れてるんじゃないだろうなー?」


えっ?



という訳で…今年最初の選択多数決はストーリー選択じゃ!
1日向さんの誕生日を誰も知らない話
2左右田「新年だし安価でなんかする」
3凪斗「本編、進めようか…」
4そのた

選択安価を見て2と1どっちもやりなよ、Youどっちもやっちゃいなよ
と言うお告げが事務所からピンときた
お年玉やで







ー2013年12月31日ー




日向「」そわそわ





日向「………!」



日向「………来た!」


その時ってのは、案外結構あっさりと来てしまうもんで、
なんつーか実感もあんまりないって言うか、
なんて言うか。


ー2014年1月1日ー


日向「あけましておめでとう、みんな!」

桑田「じゃねーよ!!何が悲しくて野郎ども勢ぞろいで年越しなんだっつの!?」

凪斗「まあまあ…この希望に満ちた新しい年を早速潰そうとしてくる敵がいるかもしれないじゃない?」

左右田「よくそう言う考えにたどり着くよな」

葉隠「はっはっは、見たか!俺は年越しを迎えた瞬間、ジャンプしてたべ…つまり!地球上に俺はいなかった!」

いぶき「えー、いいなー…かっこいいっす!いぶきも来年はやるっすよ!」

九頭龍「もしくは本当に消えるか?地球上から」

葉隠「え、何?イリュージョン?」

びゃくや「ある意味な…」

左右田「いやー………しかしめでてェな!」

左右田「めでてェついでにあれやるか、」>>227

初詣

普通でよかった




左右田「めでてェついでにあれやるか、初詣!」

凪斗「い、今から?」

桑田「お、いいな。んで帰りにナンパしてみんなでワイワイとかマキシマムテンション上がるっす!」

誠「良い子は寝る時間だよ、と言いたかったけど……まあ、そうだよね。初詣ならいいかも」

凪斗「誠クン、君まで…」

葉隠「あら、いつの間に仲直りしたん?」

「この間だよぉ」

「あれからしばらく私達とも話し合いを持ったから…」

左右田「…不二咲に霧切?ってなんでここにいるンだよ」

不二咲「き、希望の力を感じ取って?」

桑田「疑問形?!」

九頭龍「つーかテメーら言っとくけど…ここ桑田の部屋だぞ」

桑田「新年早々マジ狭いんだけど…」

誠「でもなんか落ち着くんだよね」

葉隠「おし!日本酒飲むべ!」

桑田「待て待て待て待て待て!!」

いぶき「それよりさっさと初詣行くっすよ!!」

日向「あ、ああ、そうだな…ほらお前達、さっさと準備して行くぞ?」

霧切「ふふっ、そうね…おみくじを引くのは初めてだから楽しみだわ」

誠「そう言えば海外暮らしが長いって言ってたね…」

左右田「オメーらいつの間にそんなに親密に…」

葉隠「よーし!出発ー!」ぐびぐび

凪斗「もうお酒飲んでるの?!早いよ!!」

ー希望ヶ峰学園側、狛枝神社ー





左右田「さっみィ!!」

葉隠「雪降ってねーんが残念だけど…ま、マシな方か」

いぶき「ホワイトニューイヤーも見たかったっすねぇ」

誠「その後が大変だよ?雪が降ると…地面がぬかるむし」

不二咲「うーん、確かに…足元が取られて、転んで泥まみれになっちゃうよねぇ」

桑田「オメーらは何の心配してるんですか!?」

モブ本科生「おっ、お前達も来てたのか!」

デパート店長の息子「おーっす」

桑田「そして何さもレギュラーメンバーみたいな顔して出て来てんだオメーらは」

本科生「キャラ紹介に乗ったもん!俺の事書いてあるもん!!」

霧切「ふう……」



左右田「初詣…つー事で、みんなで新年の抱負を胸に秘めて賽銭を投げる事にした。オレは…今年のオレの目標は…」


左右田「>>233

平穏無事な一年

左右田「平穏無事な一年を過ごすーっ!!」
左右田「オレもうやられたり出番取られたりしたくねェよー!!」
左右田「あと目を見てはなーす!!」


ちゃりんちゃりん


心の中で思いっきり願い事を叫んだ。
怪我するポジションは葉隠だろ?オレは主人公!
あくまでも!主!人!公!!



桑田(モテたいモテたいモテたいモテたいモテたい)どどどどど

葉隠(お金持ちお金持ちお金持ちお金持ちお金持ち)ごごごごご

日向(才能が欲しい才能が欲しい才能が欲しい才能)おおおおお

九頭龍(あいつらの顔が煩悩にまみれているようにしか見えない)

いぶき「びゃくやちゃんが元に戻りますようにー!」ぱんぱん

ひゃくや「なっ…い、いぶき…?!」

凪斗「誠クンが爆発しますようにっと」

誠「あれ?!やっぱり許してないよね!?」

左右田「………よし!出来た!」


お参りを済ませたオレたちは、ふと神社を見回した。
すると………意外な人物に会う事になったんだ。

それは>>238

大神

たてこさん来てたら詰んでたな




大神「あけましておめでとう…む、お主らか」

葉隠「オーガ!オーガじゃねーか!」

左右田「お、オメーその、風の噂で怪我したって聞いてたけど…」

大神「ふ、あのような怪我……プロテインを飲めばたちまちのうちに回復した」

いぶき「プロテインすげー!」

九頭龍「つーか、テメー…そ、その格好は………」

大神「察しがよいですな、さすがは冬彦坊ちゃん。左様です、今宵の我は………」

大神「神社の巫女を務めさせていただいております故」

びゃくや「なん………だと………?」

誠「すごく似合ってるよ、大神さん!綺麗だ」

大神「…ありがとう…そう言ってもらえるだけで我は満足だ」

日向「大神はここでアルバイトか?」

本科生「そうらしいな」

左右田「よし、折角だし………」


1おみくじ
2お札を買う
3お守りを買う
4オーガと談笑
5ほか

>>244

1

左右田「おみくじでも引くか………」

桑田「お、いいな!俺も引くぜ!」

え?名前欄に!omikujiしたらおみくじ引けるの?




という訳で
このレスから下でみんなでおみくじをひいてください
お願いしますなんでもしますから

順番は
左右田→葉隠→日向→桑田→九頭龍
で5レス判定したい
そんな気がする

何が起きるかは出目次第、とりあえずやってみよう!

はい出来なかった、今年もダメミだね


ちょっち中断

大変失礼致しました、これはダベミが100:0で悪いです
反省してまーす
……ご迷惑おかけしました、謹んでお詫び申し上げます
新年の出だし一発目これで大丈夫なのか

それよりももしも判定を適用したら九頭龍が大凶なんだがそれの方が大丈夫なのか

という訳でオーディエンスの皆様にご迷惑おかけしつつも出来ました、本当にありがとうございます
オーディエンス!愛してるよ!!


おみくじの結果
左右田→ピョン吉
葉隠→吉
日向→吉
桑田→小吉
九頭龍→大凶



九頭龍「」

左右田「いやあの、ピョン吉って」

大神「小吉より少し下だ」

左右田「下なの?!」

桑田「誰か大吉出せよ!しょっぱなから出だし悪すぎんだろ!!」

葉隠「そんなん無理だべ、そもそもおみくじっつーのは確率論だからな」きりっ

日向「お前が言うと説得力皆無だな」

凪斗「と言ってるそばから」大吉

誠「出しちゃったけどね…」大吉

霧切「そうね」大吉

びゃくや「」大凶

九頭龍「………十神………ドンマイ」

びゃくや「お前には言われたくないぞお前にはな」

大神「ふふ、楽しんでいるか?おみくじは当たるも八卦当たらぬも八卦…全ては人の力で未来が切り開かれるのだ」

大神「ゆめゆめ忘れるな、お主ら……」



さて、無事に初詣も終わったけど、これからどうすっかな?

左右田「よし、>>272

餅食う

左右田「餅食うぞ!」

いぶき「お餅をお持ちで?」

ソニア?「ワンダフルですわ!」

九頭龍「今の誰だ」

大神「む?」

店長息子「と言う事で、餅を持ってきてやったぜ!」
ずらっ
店長息子「パック包装のちっちゃい餅もあるし、鏡餅サイズのデカイのも持ってきてるぜ?」

本科生「ワシが持ってきた」

辺古山「嘘をつくな。私の足手まといになっただろう」

九頭龍「ペコ!お前も来てたのか!?」

いぶき「わーいわーい!おもちっす!」

葉隠「俺はきなこもちが好きだぞ、オメーらは?」

日向「バーロー、普通に醤油で味わうのがシンプルイズベストに決まってるだろ?」

びゃくや「俺に死亡フラグを建てるのはよせ、お前達」

誠「はいはい、小さく切るから…」

凪斗「でも何か起きそうだね…」

左右田「例えば>>279(人物指名)に?」

凪斗「>>283が起こるとかさ」

九頭龍

セレスの亡霊が取り憑く

ごめんなさいでちゅ
早いけど今日は寝まちゅ
明日一気に進めるでちゅ

(そうそう、何か響きで決めたって言ってた。被ってるのに気付いたのはさっきだけど)

起きてたし生きてました
遅めの正月やすみをいただいていました

ここからどうにか日向を覚醒させます
あと本家プリキュアのためにも改名だな……無知こそ罪

ミキはね、まだ1月1日の設定なの





左右田「例えば九頭龍に?」

凪斗「セレスさんの亡霊がとり憑いたり」

九頭龍「縁起でもねー事言うなよ」

葉隠「はっ!背筋に寒気が…きっと幽霊がいるんだべ!」

凪斗「葉隠クンはちょっと黙っててくれないかな」

誠「最近厳しいね、凪斗クン」

九頭龍「それにオレに誰が取り憑くって?」

セレス『』

九頭龍「」

セレス『』

辺古山「坊ちゃん?そこに何かあるのですか?」

九頭龍「……ある、っつーかいるわ」

セレス『うふふ、私もまだ運が尽きていなかったようですわね…』

セレス『実体こそ失いましたがこうしてまたここに来る事が出来ましたわ』

九頭龍「」

セレス『これも何かの縁…九頭龍君と言いましたわね、今後はよろしくお願いしますわ、うふふ』

びゃくや「…頭を拳銃で撃ち抜けば出てくるんじゃないか?」

いぶき「それなんてペルソナ3?」

誠「澪田さんは4でしょ」

日向「………ところでみんな、何か忘れてないか?」

桑田「あ?なんかあったっけ?」

日向「ほら、1月1日だぞ?な?」

不二咲「うーん…思い当たらない、かな」

本科生「しかし元旦か…駅伝が楽しみだな……正月はやっぱりテレ東見ながらのんびりか?」

葉隠「いや、ヒットパレードだべ!」

びゃくや「これだから愚民は困る。俺はしゃべくりを見ながらヒットパレードは全録画だ」

霧切「私はむしろテレビを見ずに寝るわ」どやぁ

いぶき「この会話不毛っすよ」

誠「……とにかく、もう夜も遅いし帰ろうか」

左右田「餅どうすんだよ」

葉隠「持って帰るべ?」

店長息子「お、いいぜ?ほんと余ってるからな」

誠「君がナチュラルにいる事にはもう突っ込むのやめるよ」

左右田「まァいいけどよ。んじゃ帰るか…」

日向「おーい!俺の誕生b」

ぞろぞろ

大神「気をつけて帰るのだぞ、お主ら」

日向「」









…日向…

……日向、創…


日向「?」


ざざざざ…


大神「む?帰らないのか?」

日向「誰かに…呼ばれた気がして」


私は君で…君は私です、日向君…


日向「………誰だ?」

フラグ立てておいて次の敵

>>315



リーフか……リーフいいな
葉隠「俺はさらに強くなったー」ばりばり
とかで

田中

クライマックス近付いてるなって仏そう思います



それから数日。

ぶっちゃけよう。
オレ達はまだ正月気分が抜けていなかった!
つーかどこもかしこも、まだ「あけましておめでとうございます」って言いやがるじゃねェか!おい!

しかし不幸な事に、オレ達希望ヶ峰の生徒には正月なんてのはほとんど関係がない。
なんせ才能研究のためにオレ達は寮生活だしな。
いつでもどこでも授業出来る上、教職員にだっていつでも会ってしまうような環境にいるんだ。
ついてねェ。


左右田「」

葉隠「どしたん、左右田っち」

九頭龍「顔色ワルすぎだろ」

左右田「………疲れたんだよ」

桑田「ははっ、疲れただぁ?俺と違ってオメーは疲れるような事してねーだろアホ……」

九頭龍「そういやテメーはさっきまで投球練習させられてたんだって?」

桑田「ふつーの高校生なら確実に冬休みだよな?な?!なのになんでこんな時期に誰が好き好んでボール全力で投げんだよ!」

葉隠「俺も俺も、抜き打ち占いテストは大変だったべ…コールドとホット使いこなして凌いだからいいものの…」

桑田「あ?コールドとホット?自販機?」

左右田「なわけねェだろ…それに葉隠テメーそれは占いじゃなくて詐欺のテクニックじゃねェか!」

葉隠「俺は詐欺なんかしねーっつーんだ!」

九頭龍「どの口が言うかどの口が」

にわとり「こけー」

桑田「………あ?」

にわとり「こけー」

にわとり「こけー」

桑田「に、にわとり大集合?」

左右田「で済むならいいけどな」

九頭龍「……おい、テメーら…周りよく見ろ」


九頭龍の体に緊張感が高まる。
オレは言われた通りに、自分達の周りを目を凝らしてよく見てみた。

…がさがさ。

ばさばさ。

遮蔽物に、天井に、背後に、正面に、

あらゆる場所に動物がいる。

それも、オレ達が気付かない間に…!?

左右田「はあぁ?!」

葉隠「か、囲まれてる?!お、おい、なぁ、どうする?!」

九頭龍「まずは出る事を考えろ。一点突破するぞオメーら…」

聞きたい事はたくさんある。
なんで動物にオレ達が囲まれてるのかが定かじゃない…。
敵、なのか?
だとしたら何のために動物を使った?

疑問は膨れ上がるばかり。

左右田「ち、まずは…」


1全員で手分けして異変の原因を探る
2にわとりと言えば植物庭園へ行く
3日向にコンタクトを取る
4そのた


そしてダベミまさかのもうねる

あっ寝る前に安価

>>326

こんな凡ミスばかりなので寝ます
おやすみなさい、おやすみなさい

1

22時半くらいには再開出来たらいいのにな
武士道精神のある葉隠なんか葉隠じゃない

ミントさんはカスやない、クズなんや…
再☆開

左右田「と、とにかく手分けして学園を見回るしかねェか」

九頭龍「っち、時間はかかるがそれが一番かもしれねぇか…」

桑田「んじゃオメーら、なんかあったらすぐ呼べよ?」

左右田「呼んだら来るよな?…いなくなったりしねェよな?」

葉隠「何の心配してんだっての?!」

九頭龍「つーかよ、この寄宿舎だけでこうなってるんだ…学園内には動物が溢れてるかもしれねぇぞ」

左右田「………にわとりか…なァ葉隠」

葉隠「俺は知らんよぉ、なーんも知らんよぉ…」

桑田「含みある言い方すんな」


………と言うわけでオレ達はそれぞれ散らばって索敵を始めたわけだ。
つーかにわとり多くねェか?!
なんだってこんないるんだよ?!
…っつーか、あれ?誠と凪斗は?

たく、大事な時だってのに!!



索敵判定
直下が左右田、下2が他の仲間のコンマ
1ほど情報が少なく、9ほど多い
0なら敵見つける

左右田:1
仲間:2
ほぼしゅうかくなし




こんな異常事態だ。
まず間違いなくゼッツボーウの…今更だけどなんだこのネーミング、センスねェな…いやいいけど、
とにかくこんな異常事態なんだし、まず間違いなくゼッツボーウの仕業だろう。
それは分かる。
何もしなくても分かる。

つーかそれ以外が分からん!

進もうにも戻ろうにも、
オレの足元には大量の生物が蠢いていた。

にわとりの群れがオレの行く手を阻み、それをなんとか避けると今度はわんにゃん大行進。
とにかくひっきりなしに動物が往来している!
こんなのありえねェよ…誰か止めろよ、と言いかけて、止めるのはオレ達だったなと思い直す。
その後はネズミが来たり、干支である馬が来たり、ひつじが来たり、執事が来たり、水嶋ヒロが来たりと色々と大変だった。

進 ま ね ェ よ ! !
…仕方ねェ。テレパシーとやらで呼びかけてみるか。


左右田『アー…おい、オメーらの方はどうよ?なんか分かったか?』

桑田『ラッコが!ラッコがああああ!』

左右田『!?』

葉隠『あちょま俺の頭つつくn』

左右田『!?!?』

…桑田と葉隠が無事ではない事は分かった。

九頭龍『弾が何発あっても足りねーぞ…左右田、テメーは無事か?』

左右田『撃ったのね!?』



イベント判定
コンマ50以上でそれなりなイベント
70以上だとワンダフルなイベント
直下

判定:60…それなりなイベント




そんなオレ達の愉快な会話にひとり、いきなり割り込んできたヤツがいた。


『無事か、みんな!』

左右田『!』

九頭龍『オメーは…』

その声は、さっきまでの会話に入ってきていなかった、もうひとりの仲間だった。



日向『今、予備学科寮を出た!何が起きてるんだ?』

九頭龍『説明すると長くてめんどくせぇ事になるが…』

左右田『寄宿舎、ペット大集合なうってとこか』

日向『…そんなぽちたまみたいな事を言われても何も分からないぞ!』

桑田『な事いいから助けてくれよオメーらぁ!ぺ、ペンギンが!ペンギンが!』

日向『ペンギンがどうしたんだ!?』

葉隠『うぎゃー!エミュー!!』

日向『エミュー!?…とにかく今行く!』

左右田『オレも早いうちにここを抜け出す!つーかオメーらどこにいるんだよ!?なんでオレだけまだ寄宿舎なわけ!?』

日向『!』

桑田『いだだだだ!…ひ、日向!?』

日向『…見つけた』

左右田『え?』


テレパシーってのは、いわゆる念波ってやつらしいな。
このオレ達だけに使えるテレパシーはあれだ、自分達の脳内で考えている事をそのまま他のメンバーに伝えられる。
分かりやすい例えだとLINEのグループチャットに違いっつーか、いわゆるご都合主義の塊というかごにょごにょ。

だから日向の空気感が変わったのは、手に取るように分かったわけだ。


日向『敵を発見した。…急いで来てくれ』

左右田『来てくれっても!』

日向『焦るな!場所は>>352

校内っぽいところで

飼育室

女子更衣室だったらもう目も当てられない変態バトルになってたよ…





日向『場所は飼育室!あからさまに動物がいる場所だ!…気をつけて、来てくれ』


日向のその声は、最初に急いでこいと言ったそれよりも幾分低くなった。
…テレパシーに声色が関係あるのか?っつー質問は野暮だ。
さっきも言った通り、頭で考えてんのがそのまんま相手に伝えられる。
つまり、感情もそのままストレートに言葉に乗り、それをオレ達が受け止める事が出来るっつーわけだ。

そう書くとなんだかこえーもんに感じるけど、気のせいだと信じよう。

そして、それを最後に日向からの声は聞こえなくなった。

左右田「なんとか日向んとこに行かねェとマズイな……」

つうか、よ。

犬猫はいい。
にわとりもまァいい。
今オレの前にいるのはヘビなんですけど?
いや、オメーの年もう終わったから!

左右田「なんだよ!なんなんだよ年明け早々!?自動車バラすテスト終わったばっかりのオレをくたびれさせんな!!」

…仕方なく、本当にいた仕方なく。
あらゆる動物愛護団体からのバッシング覚悟で、オレは動物を押し分け掻き分け、時に間違えて踏み倒し…



もういっちょ判定
目的地に着くのは1ほど遅く9ほど早い
直下

判定:8…あれ?意外と早かった?




そして…着いた。

希望ヶ峰学園の飼育室は、寄宿舎からは割と近い位置にある。
なんでも『超高校級』に合わせたグレードな飼育室らしい。何がいるんだかは知らんけど。
知らねェヤツが見たら、もうこれなに?でかくね?サウナ?…と言うサイズだ。
引き戸の扉は開け放たれている。


左右田「日向!」


オレは迷わず中に足を踏み入れた。

「なるほど、貴様…わずかひとりでどこに俺を相手取る余裕があるかと思ったが…」

「魂の契約を結んだ魔族を携えていたか。侮れんな、力無き人間よ」

…そして3秒で後悔した。
なんかわけわかんないこと言ってるヤツがいた…。


日向「…左右田」

だだだだっ
九頭龍「遅くなったな」

葉隠「しんどかったべ…」ぜえぜえ

桑田「お?俺達ナイスタイミングじゃね?」

日向「ああ、ナイスタイミング…だ」

???「ほう…異界から次々と魔族を呼び寄せるとは…もしや貴様、人の身でありながらも魔力を行使する…特異点ではあるまいな?」

桑田「ごめん、今なんて?」

???「ふん、まあいい…」

田中「我が名は田中眼蛇夢。制圧せし氷の覇王…そして」

田中「貴様らを冥府へ突き落とす者なり!フハハハハ!!」どーんっ!


葉隠「ん?なにこれ、ゆとり世代?」

九頭龍「テメーにだけは言われたくねーと思うが」

田中「安心しろ、愚鈍な輩共…我が田中王国(たなかキングダム)の住民は、貴様らの骨も残さず喰らい尽くす!」

ドドドドドドド…!

日向「…来るぞ、こいつ!」

左右田「くそっ、こうなりゃ変身だ!」

葉隠「それしかねーな!」

桑田「世界の平和を守るために変身っつーとマキシマムカッケーっす!」

九頭龍「…そういや姿がねぇが…ペコは無事なのか…?」


「プリキュア!メイクアップ!」

※なお改名はストーリー進行したらなのでお待ちください





今日もきらっきらの衣装が目に眩しい!
なんつーか、キュアキュアだ!
新年あけましておめでとうございまァす!

新品下ろしたての手袋!
磨き抜かれて美しいブーツ!
ワンポイントに石を入れてみたカチューシャ!

そして!!
今年もぎりっぎりまで攻めているーーー
ミニスカーーーート!!

脇毛?そんなものありませんよ、ファンタジーでもあるまいし…

ソーダ「今年もよろしくお願いします!」

ミント「おもてなしてやるべ!」

ホープ「いつやるんだ!今でしょ!」

ヒット「じぇじぇ、それ古くね?」

ジンギ「…テメーのも去年のだろうが…倍返しにするぞ」

ヒット「いや、何を」

ソーダ「つーわけでプリキュア参上だ!」

田中「むっ!?貴様!なぜだ…この俺様の空間でまさか変化するだと…バカな、あり得ん…!」

田中「だが!残念だったな!ここは俺様の領域(フィールド)!その身を砕かれるがいい!出でよ…我が魔獣!」

ソーダ「…やりにくい」

ジンギ「突っ込んだら負けだ、ああいう奴は特にな」



戦闘、開始
そして、判定
このレスのコンマ末尾と直下コンマ末尾で判定しまーす
大きければ勝ち、有利になる
はい!直下!

俺「なん…だと…?」






田中「ククッ、貴様らはこの魔獣にどう立ち向かう?さあ、出でよ!」

そこに現れたのは…

ずんっ


ソーダ「…おいおいおいおい」

ミント「俺…この戦いが終わったら…真面目に生きてくんだべ…」

ヒット「何死亡フラグ立ててんだアホおおお!」




キリン「………」

そこにはでかい、キリンがいた。

………でかい………

いや、それ以前にキリンってこの建物に入れたのかよ?!
あ、ああ、確かに天井高いけどだな…なにこれ、どこまで突っ込んでいいやつ?


田中「貴様らはキリンの恐ろしさを知らないと見える…彼奴等は時に、その後ろ足の蹴りでライオンをも手負いにするのだ」

ソーダ「これ5人がかりで行けるか!?」

田中「やれ!スピR!」

キリンのスピR「ぎゃおおおおお!!」

ヒット「それキリンの鳴き声か!?」

ホープ「言ってる場合か!」

キリンは猛烈な勢いでオレ達に迫るっ!

ヒット「…やるしかねーか!」ごうっ

ミント「愛護団体さん、ほんとすまんべ!」

ソーダ「気にするとこはそこか!?」

スピR「ぎゃおっ!!」


ずどぉん!
キリンの足踏みが地面を揺らすっ!
いやマジ、勝てる?

ジンギ「ちっ、早い!」

ソーダ「う、お…おおお!桑田!」

ヒット「任せとけ!千本ノック!」カキンッ

スピR「!」

ドガガガガガガッ
桑田のノックが次々とキリンの体に当たる!

ヒット「オラオラオラオラオラオラオラァァァ!!」

スピR「…ぶ、おおお!!」

が、相手もただ球を受けるだけじゃすまねェわけで。
攻撃を受けながら、キリンはあろうことか桑田に頭突きを繰り出した!

ヒット「え?と、止まんねぇのかこいつ!?ちょ、っ…!」

ジンギ「桑田!」

ホープ「くそっ!桑田!!」

どごっ

ヒット「……っ!」

…どっからどう見てもクリーンヒットだ。
腹にめりめり、とめり込んでるようにも見える。
普通なら内臓が破裂して即死してもおかしくねェが、桑田はその最悪の事態だけは避けたようだ。
日向のバリアはギリギリ間に合った…らしいが、気休め程度みたいだな。
吹っ飛ばされる桑田を九頭龍が後ろから受け止めにかかったが、逆に一緒に吹き飛ばされて後ろに倒れた。
と、

ミント「足元がお留守だべ!」

田中「むっ!?いかん、スピR…」

ミント「遅い!」

スピR「…!」

勢いに任せて突っ込んだキリンの、地についた後ろ足を葉隠が髪で掴んでいる!


ミント「ドレッドウイップ・新春一本釣りっ!!」


…随分な名前だけど、オメー…キリンはどうしようもないんじゃあ…

ずるっ


スピR「!?」
田中「バカな!」

ミント「うぎぃ…!もう無理!左右田っち!」

思い切り後ろ足を引っ張る葉隠。
キリンは前方に向かって走ったばかりで、もちろん重心も前に傾いているわけで…

田中「キリンが何キロある生き物だと思っているのだ、貴様…!?なぜ!どうしてそんな事が!」

スピR「」ずるっ

…つまり体勢を崩させたのだ。
なぜ?どうして?はオレが聞きたい位だ。


ソーダ「まァ任されたら任されるけどな!行くぜ、ゲイボルグっ!!」キィンッ

田中「く、スピR!早く体勢を…」

ソーダ「ゲイボルグ乱れ突きイイイ!!」

ひゅん
どどどどど

キリン「………!!」

かっ


ホープ「あ」

ソーダ「え?」


ちゅどおおおおおおおおんっ





ホープ「おいおいあぶねーな!自爆かよ!」

ミント「巻き込まれなくてよかったべ…桑田っちも無事か?」

ヒット「げほっ…とりあえず、はな…」

田中「………れ、……の…れ………」

ソーダ「…まだやんのか?もう意味ねェだろ?さっさと降参して…」

田中「おのれ…貴様ら!その非道な行為は絶対に許すまじ!」

田中「我がしもべをよくもやってくれたな!生きては返さんぞ、貴様ら!」

ホープ「最初にしかけたのはお前だろう!それにキリンだって…」

田中「聞かぬ聞かぬ効かぬわ!残虐たる貴様らにはこの俺様自らが相手になってくれてやろう!」

ジンギ「まずいな、あいつ頭に血が上ってやがる」

ミント「なんなんだべ…?」

田中「俺様の力を侮るな、人間風情が………」

ごごごごご
空気が次第に不穏になっていく。
一体これは…?

ヒット「なんかやばくねぇか…あいつ」

ソーダ「強い…間違いなく、あいつは強い!」

ホープ「気をつけろ!来るぞ!」

田中「くくく…今!俺様はリミッターを外した…もはや何者にも止める事は叶わぬ」

田中「あの世で俺様とスピRに懺悔せよ!」

かっ!!




田中の真の姿安価
つよそうなやつ>>373

氷の覇王ミブロック・バラガン

ミブロックバラガンって何と思ったらあれですね、土方歳三モチーフなんですね





ひゅうううう
室内に風が巻き起こった。
ん?
…室内に、風が?
その疑問は直後に解ける事になる。

オレ達の目の前に、いたのだ。

その、冷たい風を作り出した張本人が。

ヒット「………な、なにこいつ…」

ソーダ「鎧!?」



そこには、まるで装甲騎兵かなにかのような姿に変わったそいつがいた。


田中「制圧せし氷の覇王の真の姿を引き出すとは…俺様を本気で怒らせた事、後悔させてくれる」

ソーダ「くっ、なんかやべェ!下がれ!」


正直直感だった。
恐怖したんだ、その一瞬で。
今まで感じた事がなかった感じに。





田中「……冷たさは本物の熱さに変わる、か…」

ソーダ「!」

田中「『燃え尽きぬ絶氷(インフィニティ・アンリミテッド・フレイム)』」

一瞬だった。
オレの右腕が、ゲイボルグごと凍りついている。
けれど、それよりも何よりも…

ソーダ「………!!?」

熱い!

あ、え?こ、氷が…『氷が熱い』?
感覚と現実の乖離で余計に混乱してしまうオレを立ち直らせる術はなかった。


………あまりにも冷たすぎるものは、熱く感じる。
それに近い現象としては、矛盾脱衣、と言う言葉がある。
これは雪山で遭難した人が、寒い雪山であるにも拘らず何故か衣服を脱ぎ捨てた状態で凍死しているのが発見される現象。
詳しくはぐだぐだと長くなりそうなんで省くが、まァ簡単に言うと人間の体が起こす錯覚が原因と言われてる。


そんなアカデミックな知識を披露しているのは、別に余裕があるとかではないので気をつけてほしい。
マジ余裕ない。
助けて。本気で助けてくれ!


ソーダ「………ァアアアアア!?」

ヒット「そ、左右田?!」

田中「くくく、この程度で音を上げるとは…まだまだだな」

ホープ「近付くな…みんな、凍らされる!」

田中「スピRの恨みはまだ晴らされてはいないぞ!」

ミント「左右田っち!左右田っち!?」

ソーダ「…あ、つ…!」

ジンギ「熱い?テメー、正気か!?」

ホープ「お前っ…左右田に何をしたっ!?」

田中「知りたくば俺様を超えるがいい!『燃え尽きぬ絶氷』!!」

びゅおっ!!
再び室内に熱を感じるほどの冷たさを纏った風が巻き上がる!!

ヒット「ちっ、やられてばっかりっつーのも癪だ!千本ノック!!」かきんかきんっ

ぴきぴき

ヒット「はっ?た、球が凍っ…」

田中「ぬるい!」ばっ

ヒット「!」

ホープ「間に合え…結界!」

本気を出した田中の速度はバカにならない。
あの桑田が全く反応出来ずに間合いまで寄られたのだ。
それさ、オレがどうにか出来るわけなくね?
日向はさっきのように、瞬間的に分厚い結界を張って桑田を守ろうとしていた。が、

田中「効かんぞ!」

ばちばちばち

ホープ「な…」

ジンギ「壊してやがる…!?」

田中「………人間はどうして、こうも儚く脆いのだろうな」

がしっ

ヒット「しまっ」

田中「…凍て付け」


………バキィンッ!

ホープ「あ、そんな、桑田…」

ミント「く、桑田っちが…」

田中「せめて俺様に立ち向かった褒美だ…その形、未来永劫語り継いでやろう」

桑田が…一瞬で氷像に変わった……。

おい、おいおい、そんなのって……!
オレ達、これ勝てるのかよ?
桑田…桑田オメー、無事に戻るよな?
オレは、オレのこの腕は……!
つーか、マジでどうすんだよ!

この状況って


なんて、



なんて………




「諦めるんですか?」

「君の力では守れないと」
「やっぱり才能がなかったと」
「諦めてしまうんですか?」

ああ、そうだ
俺は結局何も出来ない
仲間も守れないし、才能もない
どうせ俺は選ばれたヒーローなんかじゃないし
超高校級でもない

ただ金の力で学園に来た、どうしようもないやつなんだ

そしてその事を受け入れたつもりになってただけだった

「日向君、お言葉ですが」

「何をしてもツマラナイ私にも」

「………ひとつ出来る事があります」

お前は誰だ?

俺の何なんだ?

「………私は、」

「もうひとりの君」

「君が忘れている君ですよ」

何を言っている?
俺が何を忘れているんだ?
お前は何なんだ?

「私の事はこう呼んでください」




ソーダ「………っ…、な…んだ…?」

田中「………?!」ぴくっ

ジンギ「日向…?」

ミント「いや、なんか様子が…」

日向「………」

ざっ

田中「貴様、貴様……止まれ!」

ミント「お、おい、日向っち…」

日向「」ギロッ

ミント「」びくっ

田中「ま、待て!貴様は一体何なのだ!?人間ではないだろう!もしや魔界よりの使者か!なぜここに!」

日向「………」

ざっざっざっ

田中「くっ、かくなる上は……!『燃え尽きぬ絶「ツマラナイ」


………そこから先は、見えなかった。

田中「ぐは……!?な、ば、バカな!貴様っ…何者…」



「私は、」

「神の座より出で流れたモノ」


日向「…カムクライズル。そうお呼びください。」

田中「カムクラ…!?」

ソーダ「……イズル…」

腕の熱さを忘れるほどの、そんな唐突で突然で、鮮烈な登場だった。
先程までの日向だったそいつは、いつの間に体を覆い尽くすのではないかと言うほどの髪の長さになっていた。

日向?「安心してください。私は皆さんの味方です…」

日向?「もう誰も絶望させません」

日向?「左右田君。…もちろん君も」

ソーダ「………オメーは」

田中「だが!まだ俺様は終わってはいない!行け、我がしもべ達よ!」

田中のその言葉に、室内のいきものと言う生き物が反応する。
辺りから殺気めいた空気が渦巻き、そして田中本人も怒りを込めた冷気を纏って日向を狙っている。

日向?「………」

カムクラと名乗ったそいつは、一瞬静かな光に包まれて……

日向とは真逆の、真っ黒な姿に変わった。

日向?「私はキュアカオス、とでも名乗る事にしましょうか……ああ」

カオス「ツマラナイ……!」

そこから先は、なんつーか、
………語るに及ばずってところだ。
カムクラ改めキュアカオスが、田中をボコボコにしてくれた。
ただ、とどめはさせなかったせいで逃げられたけどな。

………ひとつだけ分かっているのは。


田中「う、ぐ…だ、が………左右田、とか言ったな………貴様」

田中「拭えておらんぞ…体から漏れ出すその力、くくく……貴様は我らと道を同じくした……」

………言うな、やめてくれ。
頼むから。

田中「絶望だ」



左右田「………ウソ、だ………」

オレの中で何かが、終わった。

カムクラのお披露目と左右田のフラグとパワーアップフラグをいっぺんに立てて見た
無理はしてない
今日ここまで


次回プリキュアロンパ

「生きとし生ける全てのものへ」

………殺す。邪魔だから、全部。

お楽しみに☆


感想とか意見はありがたく読ませていただいてます、どしどし応募お待ちしています
おやすみなさい、おやすみなさい

カムクラさんの一人称って僕で、二人称あなたじゃなかったっけか

ここでいつも楽しみにしてくれている大きなお友達へ訂正と謝罪と後付け設定の発表があります

>>387さんのご指摘通りカムクラの一人称とかを思いっきり間違えておりました
関係者各位、並びにオーディエンスの皆様に謹んでお詫び申し上げます
なお後付け設定として、カムクラ君は人見知りと言う事で各自補完をよろしくお願いします。

と丁重なお詫びをしていくスタイル
再開は夕方ですん

夕方?寝過ごしましたよ?

プレイヤーさんいたら再開するよー

まさかのプレイヤーさんの数にびっくりした


というわけでストーリー選択
1・左右田ルート(本筋
2・日向カムクラルート(やや本筋
3・十神澪田ルート(サブイベ
4・そのた(内容如何ではサブイベント

4ナエギリはありですか?

>>398
ありでちゅ

2進行




………翌日、桑田の部屋
桑田「だからなんで俺の部屋に来るんだよ」



左右田「………」

葉隠「左右田っちが集まれっつーから集まったんだぞ」

左右田「………おう」

日向「左右田?」

九頭龍「気にしてんのか?あいつに言われた事」

びゃくや「あの後すぐに学園内は平和になった。それに……」

いぶき「和一ちゃんから変な感じはしないっすよ?!」

左右田「……いや、それはいいんだ、どうせあいつのウソだろうしな」

左右田「それより………」

日向「………カムクラ、か?」

桑田「あいつ何なんだよ?日向」

日向「………俺の仲間だ」


聞きたいことがあったらカムクラをよびだしてくれるらしいか…?
何かあれば↓5レス位まで募集

左右田「そういや日向って坊主だったけどいつ戻って」
日向「いやそれはなんか知らないうちに戻った」
桑田「何それ怖い」


というわけで

カムクラ「僕がカムクラです」

桑田「昨日とキャラ違くねぇか!?」

カムクラ「ツマラナイ事を言わないでください」

葉隠「ボケ殺しだべ…」

左右田「そもそもなんでオメー、オレ達に教えてくれなかったんだよ」

カムクラ「僕の存在をいきなりあなた達に伝えたところで、混乱するのは目に見えていました」

カムクラ「本来は僕がこうして矢面に立つつもりはなかったのですが…事情が事情だけにいた仕方なくこうして出てきました」

カムクラ「第一、日向君に僕の存在を分かりやすく知らせたのも昨日ですし」

葉隠「つーか、そもそもだけど…オメーは何なん?」

カムクラ「こうなっては黙っている必要もありませんし…」

カムクラ「僕は2年前のあの時に生まれた存在です」

九頭龍「2年前?」

左右田「………オメーと日向の関係は?」

カムクラ「日向君は希望を求めていた存在で、僕は才能を持ってそれに応える」

カムクラ「そんな関係でしょうか」

九頭龍「待て、2年前って何だ?」

カムクラ「………詳しい話は後でしましょう、とにかく」

左右田「それにオメーいきなり強くなってるし!」

カムクラ「…ツマラナイ質問ですが、まぁそれに答えるなら」

カムクラ「僕には才能があります」

カムクラ「この世のありとあらゆる才能が僕には行使出来る、そう思ってもらっても構いません」

カムクラ「あの時見せたものはそのうちのひとつに過ぎません」

左右田「つまりどう言う事だってばよ…」

カムクラ「そしてそれは日向君の脳を始め、全身に大きな負担を与える事になります。だから、僕はなるべく出る事を避けています」

九頭龍「ちょっとついていけねぇぞ…」

桑田「もうなんかややこしいんだけど、えーと…?」

びゃくや「つまりカムクラは…」

左右田「敵じゃない、んだな?」

カムクラ「僕はあなた達と志を同じくしているものです…だから、それは安心してください」

桑田「………えーと………」


1まだまだカムクラに質問
2このあとどうするか雑談
3そのた

カムクラに追加で質問


↓3レス位まで募集
もちろん「好きな食べ物なに?」みたいな雑談も歓迎

左右田「つーか、その髪の毛ざらっざらの長い状態なら普通に本科来ても大丈夫じゃね?」

カムクラ「あくまでもこの髪の毛が長い状態は、僕の状態でしか維持出来ませんから」

葉隠「って言うかなんで髪の毛伸びてんだ?」

カムクラ「ツマラナイ質問は一切受け付けません」

葉隠「」

九頭龍「………色々聞きたい事が」

カムクラ「仕方ありませんね………」


カムクラは九頭龍に、2年前にもプリキュアがいた事などの説明をした……


カムクラ「と言う訳です。僕はその時に生まれた存在である、と認識してください」

葉隠「………ドリアン食う?」

桑田「なんでドリアン?つか、そんな匂いするもんを俺の部屋に持ち込むなよ!!おい!!」

カムクラ「いえ、結構です。食べ物を食べるかどうかは日向君に委ねていますから」

左右田「なあ、カムクラ」

カムクラ「………なんですか?」

左右田「オレ達…どうしたら強くなれる?」

カムクラ「そう、ですね………」

カムクラ「>>428

このカムクライズルの髪の毛を煎じてムシャムシャ食べなさい

カムクラ(僕にはあらゆる才能がある………)

カムクラ(彼らにも、僕に『笑い』の才能がある事を分かってもらいましょう)




カムクラ「この僕の髪の毛を煎じて食べなさい」

桑田「えっ」

左右田「そうか、わかった」E:ハサミ

葉隠「早ぁ!?」

カムクラ「………え、ええどうぞ」

びゃくや「真に受けたのか?そんなわけないだろうに…」

チョキチョキ

カムクラ(しかしここまで本気だとは…感情のないはずの僕が驚きを隠せません)チョキチョキ

いぶき「髪の毛って美味しいんすか?」

カムクラ「イチゴ味……?」

左右田「なら食えそうだな!もさもさしてそうだけど!」

葉隠「マジで!?」

桑田「つーか食ったら強くなれるのか?マジか?」

九頭龍「カムクラなんか微妙な顔してるけど大丈夫なんだろうな」

カムクラ(希望も絶望も、全てを受け入れる事が必要だとは…いえ、今言ってもきっと出来ませんよね)

びゃくや「あと俺の事を元に戻せないか?」

カムクラ「それは……」

いぶき「この髪の毛を煎じて食えばいいんす!」ぐしゃっ

びゃくや「」もごっ

左右田「そういや誠と凪斗がまだ見つからねーんだけど」



そして謎の判定
コンマ奇数で成功、直下

判定成功で十神が戻れたのに…


びゃくや「」もごもご

左右田「つーか髪の毛ってどうやって食うんだマジで」

カムクラ(本気ですね、左右田君…まあ面白いからいいや)

葉隠「そんなので強くなれるってのもまたなかなか怖いけどな」

桑田「ダイジョーブダイジョーブ」

九頭龍「科学に犠牲はつきものってやつか」

カムクラ「僕と日向君は常に共にいます、何かあればすぐに呼んでくれれば」

左右田「オメーらバラバラにはならねェのか」

カムクラ「………ええ、僕も日向君の一部には違いありませんから」

いぶき「そんな事よりも!」


これからどうしよう?
1まだまだカムクラと雑談
2凪斗と誠探す?
3左右田の話をする
4敵を探す
>>435

いぶき「誠ちゃんと凪斗ちゃんがいないっすよ!?どこなんすか!」

左右田「昨日からいないよなァ」

カムクラ「僕は一度日向君に戻ります…日向君の方が、話が円滑に進むでしょう」

カムクラ「僕達は感覚や意識を共有しています。ですからちゃんと日向君も今の話は分かっているはずです」

桑田「なるほどなー」







日向「いや状況はわかってるんだがなんでお前は髪の毛を食べてるんだ?左右田」

左右田「」もごもご

びゃくや「………」

葉隠「いつ探しに行くんだよー」

左右田「いや行くけど、行くけどなァ」もごもご

九頭龍「はぁ……オメーら平和だな…」

いぶき「とにかく探すっすよ!」

桑田「つってもどこ探すんだよ」

日向「うーん………>>438?」

保健室

日向「………保健室とか?」

左右田「なんでそうなる」

桑田「とりあえずなんでもいいけどドリアンしまってけよ葉隠」




そんな訳でオレ達は、保健室を目指した。
あ、そういや普通にいたら日向バレるかな?
とも思ったが、どうやら昨日の混乱もあったせいか誰も歩いていない。

これなら日向がいてもおかしくはねェか?
うーん?うん、まぁ、うん。


そしてオレ達は保健室に……



遭遇判定、コンマ末尾
1・3・5・9で保健室にゆかりあるあの子
2・4・6・8で学園で一番偉いあの人
7で誠と凪斗、0は………
直下

本当に残念でした、ヒロイン追加の可能性を潰すって言うのは怖いね




がちゃ


仁さん「やあ」

左右田「」

桑田「………な、なんでここに」

日向「え、こ、この人は…」

葉隠「学園長」

日向「ああ、学園長」





日向「………は?」

そういえば日向って予備学科だったよな……学園長との面識もないし、知ってるわけねェか。
しかし日向が知らないのはまだ仕方がねェんだ。それはまァいいとしてだ。

仁さん「昨日は無茶言ってすまなかったな、みんな!」

桑田「いやまぁ、その……」

仁さん「あれ?見覚えない子がいるが」

………そう、こっちが問題。
学園長はオレ達本科生の事を全員覚えているわけで………

日向「」

左右田「」

仁さん「どこから来たのかね、君?」

これ、ちょっとヤバイ、かも?

左右田「えェと!その、あの、こいつは………」

葉隠「>>444

左右田「?!」

あなたの娘の息子

葉隠「あなたの娘さんの息子です!」

左右田「!?」

九頭龍「いや色々おかしいだろ、年齢が…」

仁さん「?!」

九頭龍「ってなんでだよ?」

葉隠「ふふふ、学園長の親バカっぷりは俺達本科生には筒抜けだからな…」

葉隠「どんなに無理な事でも!学園長にはダイレクトアタックだべ!」

日向「そ、そうなのか…カムクラにも教えておこう……」

桑田「いやカムクラはオメーと感覚共有してるんじゃなかったのか?」

日向「まだ俺もカムクラもこの状況に慣れてないからな…念のためだ」

びゃくや「」こそっ

いぶき「」こそっ

仁さん「」

桑田「………学園長?」

九頭龍「まさかとは思ったがあんなので気絶するとは」

左右田「そっとしておこう…学園長は……誘われたんだ、円環の理に…」

葉隠「とりあえず学園長はベッドに寝かせておくべ、さて……」

桑田「それより!いねーじゃねーかよマジで!誠も凪斗も!」

日向「テレパシーも通じない………」

左右田「一体何してるんだろうな?あいつら」

今日ここまで
果たして誠と凪斗は無事に見つかるのか?
田中再戦はいつか?
そしてまさかの4スレ目突入なるか?
ご意見ご感想、お待ちしてます
おやすみなさい、おやすみなさい

ホモスレではないです、ただちょっと変態なだけだから…(震え声


オーディエンス準備はいいかい?

すごい数のオーディエンス、私幸せです
あとNLでもBLでもGLでも守備範囲なだけでホモではない(断言)



さいかいっす!

桑田「学園長はどうでもいいって!」

日向「いい加減、誠と凪斗を見つけないとな」

左右田「………テレパシーが通じないってのはどういうことだ?」

日向「うーん…向こうから無視されているか、あるいは」

葉隠「テレパシーが無効化されてる?」

左右田「誰が何の為に…」

九頭龍「あーだこうだ言ってても仕方がねぇだろ?とにかく今は」

びゃくや「見つけるしかないな、あいつらを」

左右田「ってオメーらいたのかよ」

いぶき「いぶき達は退屈なんっすよ」

桑田「でもよ、左右田?心当たりもねーのに見つけられるか?あいつらを」

九頭龍「確かにな…闇雲に探しても」

葉隠「………うーん………」



じゃあ判定しようか
コンマ奇数なら無事に誠と凪斗発見
偶然だと発見はするけど無事じゃない
直下

びゃくや「………」ぴくっ


いぶき「びゃくやちゃん?」

そーいやァ今の十神の体は希望の力で形作られたなんとやら、だったな。
そのせいか、絶望の気配には一段と強く反応するんだったっけ?
………って、おい。
十神が反応するっつー事は……


左右田「ゼッツボーウか?」

びゃくや「いや…何か違う」


オレの質問の意図を一瞬で理解する十神。
……しかし、何か違うってのは何だ?
誠と凪斗は無事なんだろうな?
おい、十神!

びゃくや「とにかく…ついて来い、この気配はこっちからだ………」



そして、たどり着いたのは………




植物庭園。

誠「………みんな!何でここに!」


開口一番、誠から放たれたのはそんな言葉だった。

左右田「誠!凪斗!」

桑田「アホかオメーらはぁ!なんで昨日から黙っていなくなってんだよ!」

誠「う、そ、それはごめんね…色々あって…その………」

凪斗「………」

葉隠「でもふたりとも無事でよかったべ!なぁみんな!」





凪斗「やっぱり、そうなんだ」






左右田「あ?」

凪斗「今の表情、それに今のリアクションで分かった事があるよ」

誠「な、凪斗クン?」

凪斗「そしてそのためなら………」




凪斗「ボクはこの身を差し出してもいい」



凪、斗?
明らかにふたりとも無事だ。
怪我ひとつない。
だが様子がおかしいぞ……?
なんだっつーんだよ?


1凪斗に攻撃
2凪斗を説得
3今まで何をしていたか聞く
4周囲を警戒
5ほか

>>485

4

凪斗が何を考えてるかは分からねェがとにかくヤバイ…!
何か起こるような、そんな気がする。
だからオレは目の前の凪斗より、オレ達の周りを気にしていた。

もしも凪斗が何か仕掛けていたら…。

罠があるかもしれない。
そしてそれに気付けなかったら、オレ達はもうどうしようもなく追い詰められる!
周囲に殺気が立ち上る!


誠「凪斗クン?君は何を…」

凪斗「君は考えなくてもいいよ、何もね。代わりに、ボクが踏み台になるから」

誠「………え?」

びゃくや「!」

左右田「十神?!」

びゃくや「敵だ!」

九頭龍「どうなってる?おい、説明しやがれ誠!」

誠「ぼ、ボクにも何が何だか!」

凪斗「………来た」


空間が、歪んだ。


左右田「………っ!」


びゅっ!


田中「………ほう、あれを躱すか」


桑田「な、た、田中…!?」

葉隠「えーと、どういう事だべ?なんでここに敵が?」

日向「………変身だ、戦うぞ」

左右田「日向、でも」

日向「知りたかったら戦うしかないんだ!」

日向「プリキュア!メイクアップ!」ぱあああっ

左右田「………っ!」

桑田「おい、凪斗テメー…まさか」

凪斗「………」

田中「口ばかり動かしている場合か!」

田中「『枯れぬ猛毒(ドメスティック・ポイズン)』」

左右田「!?」

田中の手にいつの間にか何か乗っている。
さ、サソリ?

え?サソリ?!


左右田「ぎにゃぁあああああ!?」


どんっ


左右田「ア?!」



田中「………む」

凪斗「………アハハハハ!!」


田中の両手に乗ったサソリは、その尾を深々と…猛毒を孕んだ針を持つその尾を深々と、凪斗の体に刺していた。



日向「………っ、」ぱあああ

凪斗「」どさっ

ホープ「凪斗ぉぉぉぉ!!」

田中「フハハハハ!脆弱よ、やはり絶望こそ希望に勝る唯一正義!」

ソーダ「テメー………もしも凪斗が死んだら…許さねェからな!」

ヒット「変身完了っと…んで、覚悟は出来たかこの百獣大行進さん」

田中「ククク、覚悟?そんなものとうに出来ている…この世は常に弱肉強食だ」

ソーダ「………っ!」


ずきんっ


あー、なんだ?
こんな時に限って頭が、痛い。

なんだ、なんだよ。

誰かに呼ばれているような、そんな…


気が、……
する。




ジンギ「ちっ、こいつは…倒すしかねぇな」

ミント「倒せば何とかなるんかいな?!」

ヒット「それはわかんねーけど!でも!やるしかねーだろ!」

誠「凪斗クン!凪斗クン!?なんであんな事を?!」

凪斗「………く、ふっ…」ごぽっ

誠「……!?」

ジンギ「血ぃ吐いてやがる!?」

ミント「マジでヤバイべ……」

ソーダ「………オレは」

ホープ「左右田!」


1全員で田中に全力を浴びせる
2頭の中の声に耳を傾ける
3日向にカムクラ発動を頼む
4ほか

さりげなく全員パワーアップフラグもある

2把握
お風呂行ってきましゅ
質問等あれば↓

敵を決める安価での質問。
名前を二人書いて、書いた二人がタッグで襲い掛かるとかはOK?

大神みたいな味方キャラやいぶきみたいな敵から味方キャラは増える予定あり?

>>497
大和田&石丸
終里&弐大でもする気か

遅くなったが再開っす

>>497
タッグマッチ全く想定してなかったけど、キュア戦士が5人なんだから敵が2人でもおかしくないですよね
ただゼッツボーウにはそこまでの統率力がないとの噂も

>>498
安価次第です

ソーダ「………オレは」


誰かが呼んでる気がする。
頭の中の声に耳を傾けてみた…。




「ようオレ」

「やっと向き合う気になったか?」

「オメーの認めたくねーオレに」

「オレの中の絶望であるオレに」




田中「………風が、鳴いている」

ホープ「?」

田中「そこの、かつて俺様が絶望と呼んだ男だ」

ヒット「っるせー!俺達がオメー倒さないと、なんかあれなんだろ!?」

田中「あれが何かは分からんが、確かに俺を倒さないとそいつは毒で死ぬ」

田中「孤独の中で、蠱毒の中でな」




「……なァ、オレ」

「オレは本当に絶望なのか?あいつらと一緒なのか?」

「それをオレがオレに聞いてどーすんだよバカ」

「オレがどう生きるか、決めるのは」

「オレだ」


ちりちり、
喉の奥で、さっき食った髪の毛が絡まった気がした。
何か言いかけて、


「オメーが信じれば、この世界案外楽勝だぜ?」

「なァ、そうだろ?オレ」



ソーダ「………ああ、そうだな。オレ」

田中「絶望を克服した、と言わんばかりだが……甘いな」

田中「絶望はその程度のぬるま湯ではない!」

ごごごごごっ!
また田中が例の鎧みたいな姿に変身しやがる!

ヒット「だああ、どーすんだよ左右田!」

ソーダ「そうかもしれねェな」

ミント「って、ちょ?!」

ソーダ「それでもオレ達は、生きてくんだ」

ホープ「………左右田」

ソーダ「希望も絶望も人間には必要なもんなのかもしれねェ」

誠「そ、左右田クン!?」

ソーダ「絶望しない人間なんかいねーよ」

ジンギ「…左右田、テメーってやつは」

ソーダ「それに…確かに、オメーの言う通り、オレの絶望なんてのはぬるいと思うぜ」

田中「ほう、賢い猿だったようだな………貴様は」

ソーダ「けどな」

田中「………ん?」

ソーダ「その絶望かっ喰らって、それでもまだ絶望すんのか、それとも希望を見つけるのか」

ソーダ「どう生きてくかはオレが決める!」



ソーダ「オレは!」


カッ!!

誠「………すごい」



その時彼らの目の前には、光が溢れていた。
まばゆい光が世界を包んでいるようにも見える。


凪斗「…ああ、これが………」

誠「凪斗クン?!喋っちゃ…」

凪斗「大丈夫、ボクは死なないよ」

凪斗「…希望がある限り」



ヒット「うわっ!な、なんだこれ」

ソーダ「つーかマジで髪の毛で強化フラグだった?やべーなカムクラ」

ホープ「それを俺に言われてもな」

ミント「その前に俺達どうなるん?」

ジンギ「知らねーよ…」

ソーダ「そのー、あれだ。オレの絶望を乗り越えた希望?が、あれ、ダンガンストーンと共鳴した、みたいな?」

ヒット「適当だなおい!」

ミント「なにこれバージョンアップ?」

ソーダ「オメーの名前の件もこれで解決だな」

ジンギ「まさかとは思うがそのためだけに?」

ソーダ「ちげェよ」

ホープ「しかしこの溢れる希望の力は…」

ホープ「カムクラ…俺に力を貸してくれるのか…」




というわけで全員のフォルムチェンジです
全員名前変わっちゃうけどずっともだよ

ソーダ「うおおおおおっ!!」


カッ!

オレ達を眩しい光が包む!

…衣装は更にキュアキュアに変化していた!

二の腕あたりまでを包む肩部分、
それぞれの特徴を出しながらもシュッとしたウエスト部分、
何よりも、

変化前よりも更に短くなってねェか?!

と言わんばかりのミニスカート!
本家プリキュアも顔が真っ青になるほどだろうな…膝上何センチだよ!?

だがな、中にはちゃんとスパッツ穿いてんだ、残念だったな!

そして足にはこれまたきゅっとしたブーツ。
腰元を絞める帯のようなデザイン。
オレの場合は、なんか歯車みたいなデザインになってる感じで脳内変換よろしく。

さらに全員の髪の毛には可愛いリボンが!
カチューシャはリボンになりました!やったね!


まばゆい光の中でオレ達は目を開ける!



叫べ!オレ達は!


左右田「螺子巻く希望!キュアマキナ!」

葉隠「さざめく平和!キュアリーフ!」

日向「創り出す明日!キュアカオス!」

桑田「投げ抜く未来!キュアピッチ!」

九頭龍「撃ち抜く愛情!キュアバレル!」



オレ達がプリキュアだ!!



誠(九頭龍クンの名前が一番時間かかってたね…)

左右田「あと今言っておくけどォ!オレ主人公だからァ!」





マキナ「と言う訳で、左右田改めキュアマキナだぜ」

バレル「これが…新しい力」

リーフ「つーか何かその、なんで全員?」

マキナ「誰かだけが変身なんてのは邪道だろ?オレの精神に反する」

ピッチ「そう言う事なのか?」

カオス「………カムクラ………」

マキナ「! 日向オメー…」

日向は白と黒の両方が半分ずつ混ざった、不思議な衣装に身を纏っていた。
そしてその口振りから察するに…

田中「茶番は済んだか?」ずおぉっ!!

マキナ「」!

とかなんとか言ってたらこれだよ。
田中がいつの間にか変身を終えてオレ達の前に立っていた!
だが、もうオレ達は挫けねェ。
ここにオレ達が居る限り…


マキナ「諦めてたまるかよ!」


田中「………ふん、哀れな…特別に一瞬で終わらせてやろう」

リーフ「とか言ってオメーは俺達を倒せねーべ!俺の占いは…」

リーフ「今日は特別に!10割当ててやるべ!」



コマンド?
1総攻撃
2連携攻撃
3特技
4そのた

>>513

オールプリキュアキック

田中「ふん、貴様らはここで死ぬ運命だ!その因果からは逃れられん!」

リーフ「……あのなぁ田中っち?運命が分かっちまったら、それもう超能力だべ」

マキナ「どの口が言うか」

田中「地獄の門を開く悲鳴を上げてもらうぞ、キュア戦士ども!」

バレル「あいにくだな。こう言う強化回は大体敵がどれだけ強くても噛ませ犬になるもんだぜ?」

ピッチ「かませ…」ちらっ

びゃくや「」

カオス「………俺達の攻撃を食らっても、まだそんな事を言えるのか!田中!」

田中「何?」

マキナ「おし、やるか!全員で!」

リーフ「折角こんなにでかいフラグも立ってるしな」

ピッチ「一発食らわせておくか」

バレル「おう、テメーらに合わせてやるよ」

田中「貴様らが何を企んでいるかは知らんが!俺様が負けるはずがない!」

オレ達は、一斉に走り出す!


マキナ「うおおおお!!これが!オレ達の!」

田中「くっ!『燃え尽きぬ絶氷(インフィニティ・アンリミテッド・フレイム)』!」

「「オールプリキュアキーーーック!!」」


どごぉぉぉっ………!



判定
コンマ30以下だと田中改心フラグ?
それ以外は爆散
直下

デウス・エクス・マキナは『機械仕掛けの神』って意味のラテン語、つまるところがカラクリの事




田中「うおおおお!俺は、俺様は!」

かっ!!
ばきぃっ……!

田中「が、は………!」

マキナ「どうだっ…!」

すたっ

田中「お、おおおっ…!」

オレ達5人の、希望を乗せたキックが遂に田中の装甲を砕いた。
そして中からは大量の犬やら猫やら、動物が溢れ出す。
ってなんで中にいるんだよ?!


田中「あ、ああ……逃げて行く……消えていく、俺の、俺様の…命が、誇りが………!」

田中「俺様の、田中王国(キングダム)がっ……!」

カオス「あいつにとって…動物達こそが、自分そのものだったってわけか」

田中「……あああ、…済まないな、雌猫…俺様の野望に、覇道に付き合わせてしまった…」

リーフ「雌猫?」

田中「願わくば…俺様の魂だけでも………そこに………」










田中「ソニア………」



マキナ「ソニア………さん………?」




カオス「………ソニア?」






ちゅどおおおおおおんっ!!!







………そして








凪斗「いやー一時はどうなるかと思ったけどすっかり完治してよかったよーあっははははははは」

左右田「」

日向「そ、左右田?左右田ー?」

桑田「あんなにカッコ良く絶望を克服したとか言っておいてこのざまだよこいつ…」

葉隠「どこも克服出来てねーべ」

九頭龍「それはもうどうでもいい」

左右田「」

桑田「あとで反省会しよう左右田、な?」

九頭龍「で?テメーらの話がまだなんだが、誠に凪斗?」

誠「あ、ええっとね、それは…」

凪斗「うん、ボクから話すよ」

日向「一体何をしていたんだ、お前達は」

凪斗「さらなる絶望の気配を感じたボクは、君達のレベルアップのために姿を隠したんだ」

凪斗「希望が新しいステージに登るために必要なものが絶望だって、分かっちゃったからね」

凪斗「その結果、どうだい!君達は進化した!」

九頭龍「そんなくだらねー理由か…心配して損したな」

凪斗「でもね、さっきのでもうひとつわかった事があるよ」

凪斗「絶望は絶望でしかなくて、君達の邪魔であるって事さ…」

桑田「は?…なんかさっきと言ってる事が矛盾してねーか?」

凪斗「矛盾はしないよ?ただボクが学んだのは、君達の中にあったものは希望に変わる存在だったけど」

凪斗「彼らゼッツボーウは希望に転換する事すらも叶わない、可哀想な、哀れなただの絶望なんだって事さ」

凪斗「ボクが君達に会えたのも幸運なんだなって思ったし」

凪斗「………仮に君達のためにゼッツボーウに手を貸しても、何の得もないって事さ」

左右田「オメーやっぱり裏切る気満々だったなこの野郎ちくしょう爆発しろあとソニアさんと付き合いたいと思います」

桑田「…無理です。話聞く限り敵だしな」

左右田「はい!ちくしょう!ちくしょう!」

葉隠「で、凪斗は裏切ったりとかしねーもんな?」

凪斗「もちろんさ」

九頭龍「って言うやつほど怪しいけどな」

左右田「っちくしょー!!」

日向「いい加減落ち着け左右田、敵に惚れたお前が悪いんだ。この場合は」

桑田「つーかオメーが好きな女はみんな敵だな!」

左右田「仕方ねェだろ!一目惚れなんだよ!」

葉隠「俺オーガと付き合いたいべ」

九頭龍「向こうからお断りされるに決まってるだろうがボケが」

左右田「なァ九頭龍!オメーは彼女いるだろ!」

九頭龍「あ?そんなもんいな」

日向「辺古山か」

九頭龍「ち、ちがうペコはそのいわゆる身内っつーかそんな彼女みたいのとかそんなもんじゃねぇよクソ黙れよ」

桑田「動揺しすぎじゃね!?」

葉隠「何かアドバイスくれてやれっての、九頭龍っち」

九頭龍「アドバイスだぁ?なもんねーよ、テメーの人生はテメーで決めるんだろ?」

左右田「………く、くずりゅー………」

びゃくや「はぁ、愚民はこれだから…」

いぶき「でもびゃくやちゃんもどーてーなんすよね?」

びゃくや「」

いぶき「今は幼女だから違うけど」

びゃくや「」



こうしてまた平和な日々を取り戻した。

都内某所のゼッツボーウ基地


??「あー、飽きた。」


??「あいつら、ダンガンストーン5つまでしか集めてくれないし」


??「展開も冗長っていうの?だるいし」


??「飽きてきた、私様は飽きてきた」


??「………潰すか、本格的に。」


??「幸い、絶望のタネはもうあの学園の生徒に寄生してるみたいだし」


??「今度こそ絶望しな、キュア戦士ども」


??「次の敵はぁ、正真正銘!怪人でありながらも人間ですよ?」


??「楽しみ、楽しみ!」





………Next

次の

1・まさかの修行回?
2・日常回
3・モブキャラ回?!
4・いや、本編ルートだね


日常回把握
今日はここまでで寝ますん
どんな日常回がいいかリクエストとかあったらお気軽に書き込んでね

おやすみなさい、おやすみなさい

すげーどうでもいいこだわり
○名前3文字縛り
○桑田は音楽用語でもあり野球用語でも使うもの縛り
○よく見たら日向は仲間外れ


はいこにちわー
1誠と霧切を尾行
2オーガと談笑
3墓場トーク
4そのた
どれ見る?

とてもいい事があってね!僕は機嫌がいいよ!!はっはっは!
というわけで2把握

凪斗ちゃんの闇堕ち?はて何のことかな?





~脱落者ルーム~


舞園「第一回、ここが変だよプリキュアロンパです」

セレス「突然何か始まりましたわね」

七海「もう出番がない私達が、色んな事を答えるコーナー……だと思うよ」

山田「その割には七海千秋殿はちょこちょこ出ているような気がしますが」

七海「そんなわけないよ!私はもういないんだよ!本編には!」

小泉(これきっと突っ込んだら負けなのよね)

田中「くくく……死神がすぐそこまで迫っているぞ、もたついている暇があるなら今すぐにでも始めるのだな」

西園寺「なにそれ意味わかんない!小泉おねぇー!田中がいつにもまして顔色悪くてグロいー!」

舞園「……分かりました、始めますよ」


みんなに話して欲しい事とか、質問とか、なんかあれば
↓3~4レスくらい

変なエサにつられかけた





舞園「それでは最初の質問です」


Q:自分がやられた事に納得行ってる?


山田「いや、それはその」

小泉「全然納得行ってないよ!あたし日向抜きのパーティに…それも2人も戦闘不能にしたのに負けてんだから!」

舞園「それを言い始めたら私だって、本来負けるはずない戦いだったのに…日向君を連れて行かれちゃうなんて想像してませんでしたし…」

戦刃「私なんかやられた時雑だったし」

山田「拙者の能力でもうちょい遊びたかったです」

七海「メタが大変な事になるからやめて欲しい、と思うよ」

セレス「私もですわ。なんかもう関係のない子に切られましたし」

西園寺「わたしもー、最後にわとりって…」

小泉「そう考えると、案外戦闘って雑じゃ」

舞園「それは言わないお約束です」

田中「だがそれでも俺達が負けたのは事実………か」

山田「こんだけのメンバーがやられてきたんですなぁ」

セレス「約一ヶ月、ですか…早いものですね」

<いや、ぶっちゃけちょっと遅いかなくらいには思ってるけどね

七海「私は負け確だったし別に負けてもいいんだけど、ゲームやらせて欲しいな」

山田「関係ないー?!!」

戦刃「って言うか一番がっくり来たのは盾子ちゃんが大して気にしてない事だよ」

田中「あれでも案外、主は落ち込んでいるようだがな?」

Q:復活できたら何がしたい?


舞園「日向君を絶望させます」

西園寺「あのキモい男達をぐちゃぐちゃにします」

田中「………牙を剥き出しにしているな、貴様ら」

セレス「うふふ……私でしたら、大きなお城を買いますのに……」

山田「拙者はあれですな、まだクリアしてないエロゲを攻略する作業に戻りたいと思いますぐへへ」

七海「ゲームは一日一時間、だよ」

田中「ふん、俺様は……田中王国を作り上げる事が夢だった。もしも復活出来るならば、俺様の野望をあの雌猫とともに叶えよう」

小泉「田中!ソニアちゃんの事、雌猫って呼ぶのやめなさいよ!」

田中「ぐ、う…しかしだな、奴の本性に触れた途端…俺様の封印が解ける気がし」

山田「何の封印!?」

七海「どうでもいいけどグルーブコースター面白いね」

山田「そしてほんとにどうでもいい!」

西園寺「って言うかなんで澪田おねぇだけ復活とかしてんの?ズルくない?」

戦刃「あれは判定が上手く行ったから…」

舞園「戦刃さんの時は爆散でしたもんね」

小泉「田中の時もね」

セレス「つまりレアケースと言う訳ですわ」

セレスはんも九頭龍親分の背後霊になれたやん
まだ出番あるかもやで

Q:キュア戦士達を評価してください


小泉「って言うか何パワーアップしてんの!?」

舞園「私と最初に遭遇した時はふたりしかいなかったのに…こんなに成長したんですね」

山田「果たしてそれは成長と呼んでいいのやら…ううむ、とにかく」

田中「まずあの絶望の気配を漂わせる桃色の男から評価するか」

セレス「左右田君、と言いましたか?」

西園寺「えー?あんなわたしの攻撃も満足に避けられないようなへぼいのどーでもいいよ」

小泉「でも何か知らないけど主人公してるね、最近」

山田「その代わりに色んなフラグがへし折れたような……」

舞園「フラグなんてなかったんです、きっと」

田中「奴の中には未だ絶望の欠片が残っている。だが、それが果たして奴を潰すものになるかどうか…」

セレス「確かに、彼は自分の絶望が大した事がないと認めてはいますが、どんなものなのかまではお話ししていませんわね」

舞園「………最終戦で覚醒、とか?」

戦刃「なにそれ、燃える!」

セレス「他の人は語るに及びませんわ」

西園寺「だよねー、仲間はずれの日向おにいもそうだし、あとへぼいのしかいないし」

田中「葉隠のテコ入れはいつまで続くのか………」

舞園「多分もうやりませんよ、色んな人が諦めてますから」

小泉「あと桑田がますます強くなってない、なんで?」

山田「彼らも真面目に能力開発してる設定ですからな」

セレス「せめて才能実験とお呼びなさい」

舞園「………これが最後みたいですよ」


Q:彼らに何か一言お願いします


舞園「誠君が出る前に私を倒した事だけは絶対に許さない、絶対にだ」

西園寺「って言うか普通さ、プリキュアって女の子がなるもんでしょ!なんで男しかいないの?変態!」

山田「もしも機会があればガンガン他作品ネタを仕込んで色んな人を困らせようと思います」

西園寺「やめてwiki見る時間増えるから!」

田中「ソニアを侮るなよ、貴様ら……あやつは俺様達よりも何倍も強い…!」

小泉「強いて言うならもうちょっとでいいから出番が欲しかったかな?日寄子ちゃんへのフラグにはなってたけどさ」

小泉「かなり出番少なかったよねあたし」

山田「それ我輩もですわ」

戦刃「あ、私も」

舞園「戦刃さんは色々と仕方ありませんよね、うん」

セレス「そうですわね……私の出番はそれなりにありましたからまぁいいとして」

セレス「私の最後のセリフの意図が何人に伝わっているのか…そこが疑問ですわ」

山田「ブルータスがどうのと言うのですか」

西園寺「それってあれでしょ?裏切り者の代名詞!」

舞園「さて、本当に裏切り者はいないんでしょうかね?みなさん」

>>552
セレス「いや…どうでしょう…分かりませんわ…そもそも九頭龍君も忘れていそうですし」




舞園「これにて終了です」

山田「早ぁ?!」

セレス「うふふ、日常編はまだ終わりませんわ…だって…」

西園寺「シリアスばっかりじゃ飽きるでしょ!」

戦刃「なんか盾子ちゃんが言いそうなセリフだね」

舞園「何かまたチャンスがあればお会いしましょう!」

小泉「はあ…もうないと思うけどね…」






??「さて、それはどうかな」


??「お約束じゃね?」


??「やられた怪人が復活してボスラッシュとか」


??「………うぷぷぷぷ」

ネクスト日常編


>>558
お風呂いてくる

オーガと談笑

今猛烈にエロ系安価スレを立てたくなった私を誰か罰してください
罰してください………



さいかい

>>524から数日後




オレ達はメイド喫茶に来ていた。


桑田「………なんで?」

左右田「何が?」

桑田「メイド喫茶だよメイド喫茶!なんで全員で来てんだよ!」

葉隠「オーガにちゃんと挨拶できてねーからに決まってるべ?」

桑田「そのくだりは一回やったろ!」

すたすた

大神「済まぬ、待たせたな…」


今日の大神は、頭に猫耳カチューシャを付けて愛らしい表情を見せていた。
ほっぺたを赤らめる大神がなんかかわいく見えてきた。
気のせいではないはずだ。
多分。


大神「して、お主らは何故来てくれたのだ?」

九頭龍「そりゃテメーの完治祝いをちゃんとしてねーからに決まってるだろ」

桑田「早速意思疎通取れてねーぞ、九頭龍と葉隠が」

日向「まあいいじゃないか、それも愛嬌だ」

桑田「何が?つか、誰の?」

誠「でも、本当に怪我が良くなってよかったよね。かなりひどい怪我だったし」

大神「プロテインは偉大だな」

桑田「オメーの体がすごいんだと思うけどな、俺は…」

左右田「つーわけで…」


大神と何を話そう?
>>570

>>569

エロ安価スレ始めたらこっちの進行が遅れそうやねんやねん





左右田「オレ達、もっとキュア力を磨きたいんだ」

大神「ほう?」

桑田「あー…それな」

誠「と言うか未だにキュア力が何なのかボクもよく分からないよ」

凪斗「キュア戦士達の心の中にある力、それがキュア力(ちから)だよ」

九頭龍「キュア力…なぁ、そんなもんなんとかなるのか?大神に…」

葉隠「あら、九頭龍っち知らんの?」

日向「俺達は以前このメイド喫茶で修行をしたんだ」

九頭龍「」

桑田「俺騙されたんだったな…あの時は可愛かったんだよ、あいつ…」

日向「らしいぞ」

九頭龍「」

大神「ふむ、今以上となると、そうだな…」

誠「何か知ってるの?」

葉隠「俺達に出来る事ならしてみるべ!…あー、痛いのとかは無しな」

日向「教えてくれ、大神」

大神「>>575

ゴスロリ衣装に身を包む

今更だけど葉隠とモノクマってなにプレイに当てはまるん?





大神「なればゴシックロリータファッションがいいだろう」

日向「略してゴスロリだな!」

誠「ゴスロリ…だと…」

九頭龍「………俺のゴーストが囁いてるぜ」

セレス『一番いいのを頼みます』

九頭龍「………」

凪斗「なぜだろう、九頭龍クンしかパワーアップする気がしないよ」

左右田「つーか…その、ゴスロリが似合いそうなやつがあんまりいねェんだけど」

葉隠「キュアキュアしてねーとキュア力は上がらんしなぁ」

誠「なぜナチュラルにキュア力と言う単語を使えるのかが謎だよ」

大神「ふむ……では冬彦坊ちゃん、お似合いのゴスロリ衣装をお持ち致します」

九頭龍「ちょ、ちょっと待て、ここにあるのか?」

桑田「………でもそれだと九頭龍しか成長しねーんだろ?どーすんだよ」

大神「お主らはこの猫耳カチューシャをつけておれば良い」

大神「ちなみに脳波で耳が動く」ぴこぴこ

桑田「科学の力の無駄遣いすぎる!」

日向「だがこれは………」

葉隠「ああ、キュアキュアしてるべ…」

左右田「………よし!やるか!」


判定、コンマ末尾
結果は1ほど悪い、9ほどいい
0はもうなんか天元突破グレンラガン
直下

結果:3………うん、微妙




オレ達は大神に断って、店の着替え室を借り…


プリキュア!メイクアップ!


新衣装に身を包んだ!



左右田「………んー」

日向「どうした?左右田」

左右田「いや、なんかしっくり来ねェんだよな」

葉隠「あ、それわかるべ」

左右田「オメーもか?葉隠」耳ぴこぴこ

桑田「んー、なんだろうなこれ」

左右田「やっぱちょっと前のに比べて、衣装がややスタイリッシュになりすぎたかなってのがあると思うんだよな」

(イメージはキュアソードとかダイアモンドみたいな衣装が原型だと言っておこう。これを各自スタイリッシュな感じで身に纏っているよ)

日向「ああ、スカートも曲線ではなく直線的だしな」

葉隠「それに猫耳があんまり合ってねー感じがするんかな?」

桑田「そもそも論だけど、俺達が男だからじゃ…」


その時、九頭龍の着替え室のカーテンが開いた!


九頭龍「………っ///」


まさにセレスそのもの、みたいな白と黒のゴシックな衣装を九頭龍が着ている…。

日向「………うん、いいんじゃないか?」

九頭龍「ばっ、ばかやめろ」

左右田「おォ、想像してたよりもかなり似合ってるぜ?」

九頭龍「…冗談ならやめやがれよ?」

葉隠「この猫耳見てもそんな事が言えるんか!」耳ぴーん

九頭龍「なっ………」

桑田「俺達に比べて相当いいって、九頭龍」

日向「そうだな、これなら店で働けるんじゃないか?」

九頭龍「働く…だと…?」

左右田「うん、店で働くとよりキュア力が増えるんだ」

九頭龍「」

葉隠「行ってらっしゃい」

九頭龍「」


…オレ達はイマイチしっくり来なかったが、九頭龍ならイケるかもしれねェな……。
ちなみに大神にも見てもらったが、あいつもイマイチしっくり来てなかった。

大神「む?お主ら、以前と服が違わないか?」

左右田「あ、まァ色々あってな」

大神「ならん…ならんぞ左右田、その衣装にはあまり猫耳の相性が良くない」

葉隠「あーあ、今回はバイトおあずけだべ…」

九頭龍「俺もバイトなんかしたくねーぞ」

左右田「………だってよ、どうする?」


1でもパワーアップのために働かせる
2九頭龍が嫌っていうならやめようか
3じゃあ誠も働かせるから
4そのた
>>586

3

さがってた




凪斗「なら一緒に誠クンも働かせるよ」

九頭龍「!?」

誠「なんでボクが」

凪斗「希望のための踏み台にしてあげてね!あはははは!」

左右田「誠もキュア力が必要だったのか……知らなかった」

誠「いやあのボクの意思は」

九頭龍「ちっ、仕方ねぇ……」

誠「なんでやる気になっちゃってるの九頭龍クン!?」

凪斗「よかった!これで安心だね!」

大神「ああ、冬彦坊ちゃんが我の手伝いをしてくれるとはな」

誠「そしてボクが頭数に入ってないし!」

葉隠「よし、九頭龍っちのためにオムライス食うべ!」

誠「あの、ボクは………」

九頭龍「は?テメーもやるんだろ?」

誠「」



さらに判定
このままでも十分成功するんですが
コンマが70以上でわんだふる
直下

九頭龍「お、オムライスに、魔法をかけ……」

セレス『魔法をかけますわ、ご主人様…ですわ』

九頭龍「…ま、魔法」

セレス『いいから早く言えよ』

九頭龍「………」


九頭龍「………い」





九頭龍「今からこのオムライスに魔法をかけますわ、ご主人様!(笑顔」

日向「」
左右田「」
桑田「」
葉隠「グッジョブ」


からんころーん


大神「む、お客人か!おかえりなさいませ」

モブ本科生「ああ、ただいま(イケメンボイス)」

桑田「まーたお前か」

モブ「都合のいい男って呼ぶなよ?」

左右田「呼ばねェよ」

九頭龍「…おう、おかえりなさいませ、ご主人様…ですわ」

モブ「かわいい」

九頭龍「………///」

誠「あ、おかえりなさいませご主人様!」

モブ「うん、コーヒーちょうだい」

誠「さっきからボクの扱いがさぁ!」

凪斗「ただの妖精風情がいい扱いされようなんておこがましいんだよ、誠クン?ボクもそうだけどね」

モブ「そこの子の名前は?」

大神「この子は………冬子、そう冬子です」

桑田(誰かと被っている、そんな気がする)

日向「おーい!こっちのコーヒーを忘れてるんじゃないだろうなー!」

九頭龍「あの野郎………」

大神「こら冬子、笑顔は」

九頭龍「………は、はい、ただいままいります………わ」

セレス『あなたも大変ですわね』

………こうして

九頭龍「も、萌え萌え、きゅん…ですわ!」

九頭龍の修行は………

九頭龍「ご主人様ぁ…もうお出かけなさるのですか?」

怒涛の勢いで過ぎて行った………

九頭龍「うふふ…私の勝ちですわ、フォーカード」ぴらっ

モブ「」ぐばぁっ

………そして




九頭龍「だーっ!疲れたー!」

大神「お疲れ様でございました、冬彦坊ちゃん」

左右田「結構面白かったぜ?」

桑田「似合ってたしな……なんでもう脱いだんだよ」

九頭龍「あの服、ウエストをキュッと締めてやがる!着てるの辛いんだぞ!」

葉隠「おしゃれの基本は我慢だべ」

桑田「誰のセリフだそれ」

日向「…どうだ、凪斗?」

凪斗「すごいよ九頭龍クン…キュア力が高まってる!」

誠「………」

日向「………誠も、お疲れ様。」

誠「ひ、日向クン………」ほろっ

桑田「あー、ありゃダメな女に騙されるタイプだな」

左右田「案外ダメな男に騙されるかもしれねーぞ」

葉隠「それだと誠っちがホモだべ」

左右田「でも妖精に性別とかあんのか?」

桑田「確かにそう言われると…」

誠「ってまぁ、分かってたけどね、こんな扱いになるのも……君達に心配もかけたし。あと妖精には性別あるから」

左右田「えっ」

葉隠「マジか…」

九頭龍「………まぁ、そうだな」

九頭龍「またテメーらが見たいっつーんなら…」

九頭龍「………考えてやらねー事も無い、事も無い事も無い事も無い」

桑田「それほぼねーじゃねーか!」


左右田「ま、久しぶりにのんびりやれたって事で今日はいいじゃねェか」

葉隠「あ、そういや今日はほんとなんもなかったべ」

日向「たまにはいいんじゃないか?」

誠「………はは、そうだね」



そうして今日も平和に、
多分、きっと、どっかしら平和に、
一日は過ぎて行く。

過ぎて行くったら、過ぎて行く。



1そろそろ本筋
2まだまだサブシナリオ
3実はびゃくや編
4安価スレやる?(ゲス顔
5そのた

十神編、完結




翌日、桑田の部屋


びゃくや「………なんだ、藪から棒に」

桑田「いやさ、オメー一応ここの学生なわけじゃん?」

桑田「そろそろ学園長がオメーの不在を怪しみ出しててさ」


ま、学園長的には「十神君が僕に従わないのも、彼の才能の賜物だから仕方ないね」とか言ってたけどな。
それと同時に「でも部屋にもいないみたいだし」なんて言い出すから、俺が焦ってるわけだ。
つーかなんで俺が焦らされてんだよ。


びゃくや「………ふむ、確かにあの学園長なら」

いぶき「びゃくやちゃん、元に戻るんすか?」

びゃくや「俺はそもそも男だ。もう何日も女の体でいるが、やはり違和感しか感じない」

びゃくや「早く戻せ、俺も暇じゃない」

桑田「それが出来るなら初めからしてたんだよアホ………で」

桑田「今になってようやく凪斗が、その方法が分かったからってメールをくれた」

桑田「あ、ケータイ持ってねーから左右田のケータイからな」

桑田「んで、聞けよ十神」

びゃくや「謹んで聞いてやろう、俺が元に戻れるなら」

桑田「元に戻る方法は>>603

トガミの呪いを解く

桑田「………十神、オメー自身の呪いを解く事だ」

びゃくや「俺の…呪い?」

いぶき「さっぱどわかんねっす」

桑田「いいか?つまりな、オメーが自分自身に呪いをかけてるってわけだ、あとこのスレに」

びゃくや「スレに、と言うのは理解出来ん…それに俺自身に呪い?ますます意味が分からん」

桑田「心当たりねーのか?」

びゃくや「………そうだな」

いぶき「もしかして、びゃくやちゃん」






いぶき「元に戻ったら、もう遊べないって思ってるっすか?」

びゃくや「!」

いぶき「そんな事ないっすよ!いぶきはいつまでもびゃくやちゃんの友達っす」

いぶき「いぶきは、いぶきは…びゃ、びゃくやちゃんを……」

いぶき「うう、ぐすっ」

びゃくや「………澪田」

桑田「つまりそういう事だ。オメー自身にかけちまったその呪い、解いてやれ」

びゃくや「…俺は…」

桑田「もうこんなに一緒にいたんだぞ?オメーが仲間じゃねーなんて思ってねーから」

桑田「だから元に戻ったら、飯でも食わせろコノヤロウ」

びゃくや「桑田…俺は、俺は…!」




判☆定
コンマ内に4が入ってなければ成功
直下

びゃくや「………俺は!!」


かっ!

その時、十神の体は光り輝いた。
そういや、この体は希望の力で塗り固めてたんだっけ?

ちゅっ

………何か聞こえたような。
気のせいだよな?


光の中で、小さな影はだんだんとその大きさを取り戻して行く……。


「やっと、やっとだな………」

「俺は俺の姿を取り戻す………」

「………」














十神「褒め称えろ、俺の復活だ。」




………ただし、十神は>>616

女の子のまま

………十神は、



十神「ん?何だ桑田、そんな変な顔をするな」

桑田「いや、だって、だってよ……」

いぶき「」

桑田「お、オメー………」

十神「なんだ?言いたい事があるならはっきりと……」














桑田「オメー、女のままだぞ」




十神「」






………十神は元に戻った。…性別以外は。

そして。


桑田「………」いらいらいら

桑田「………十神」

十神「なぜだ、なぜ俺はまだ女のままなんだ!」

桑田「頼むから部屋から出てくれ、その、胸が…」

十神「何?まさかお前、俺を見て変な事を考えているのではないな?」

桑田「だってオメーさぁ!完全にノーブラだよな!?」

十神「黙れ………!」

桑田「ああー!もう!俺だってオメーなんかでこうイライラムラムラしたくねーんだよ!」

十神「ふん、お前達を頼った俺がバカだった。完璧に元に戻る方法を俺は探す」

桑田「だから早く部屋から出てけって!!」

いぶき「………貧乳じゃないびゃくやちゃんは………びゃくやちゃんじゃないっす………」ガクガク

十神「」





こうして十神は部屋から出て行った。
だが俺の目には焼き付いている。
衣服をあり得ないほど持ち上げていた……
推定Fカップはあろうという巨乳がな……

幸せです……

By桑田

桑田っちはそう言うところあるから仕方ないね
チャラいし、あとチャラいし


今日はここいらで一旦セーブします
まいぞのさんすれ?たてませんよ?(棒読み
単に忙しいので更新はそんなに早くなくなります
次そろそろ本編でしょうか
おやすみなさい、おやすみなさい

最近のダベミにはカオスが足りないような気がする

こんちゃーっす、ダベミ屋でーす
同人誌?ほ、ほら、そんなのしなくても安価スレはできますから(震え声)

>>636
真面目なスッドレをやってるとそうなっちゃうものなんですね


というわけで次の敵安価
>>640

こういう物のお約束の敵に洗脳された桑田と日向

さくっと更新出来るかと思いきや出来なさそうなので先にご報告
12日の昼頃まで本編更新は出来なそうです、それまではご歓談お願いします
レス返しくらいなら出来そうです

あと>>638ですが
本家プリキュアには「プリキュア同士は戦ってはいけない」という戒めがある(wiki参照)ため出来ません
予めご了承ください

ネシカ台フリーズしすぎでマジで台バンかましたい1でした、おやすみなさい

ひっそりと再開






物事は始まればいつか終わる。
それは至極当たり前の、とても真っ当な事だ。
けれど何かが終わった時って言うのは、実は違う何かが始まる瞬間だったりもするわけで。
…あァ、ええと、先に断っておくとこれは浮気とかではありませんからね!
オレはいつだってソニアさん一択です、と言いたいが、ソニアさんに会ったのはたったの一度だけなのだし、
むしろ近い内にまたお会いできたらいいななんてオレは夢想しているわけですよ。
なんつか、だからその浮気ではないんです!
けど、そのォ、どうしても目が離せないと言うか。

つまり何が言いたいか。

恋だ。


桑田「ちげーよアホ」



…オレは保健室に、いつものメンバーと来ていた。
相変わらず日向はいない。ま、この時間じゃ本科生が多すぎるんで致し方ねェのだが。
ん?状況説明が少なすぎるって?


左右田「つーかこの程度の怪我でいちいち大袈裟なんだよオメーらが、ってて…」

葉隠「大袈裟でもなんでも、怪我は怪我じゃねーか?」

左右田「いや、だから」

九頭龍「怪我したテメーを送り届けてやるのも、同じ班のメンバーとしてやるべき事だろ?」

石丸「ああ!君達のその精神は本当に素晴らしい!君達と同じ班になれてよかった!」

左右田「ただちょっと指切っただけじゃねェかよ!!」


…本科生には本科生のカリキュラムがある。
今回はたまたま、全員揃っての家庭科授業があった。
そしてオレは運良く…いや、運悪く?いつものメンバー+石丸と言う、非常にうっとおしい連中とのクッキングを強いられていたんだ!

~回想~


左右田「つーかカレーとか今更家庭科で作るもんじゃねェだろ」

九頭龍「仕方ねぇだろ、学園長が「響子の作ったカレーが食いたい」とかトチ狂った事言い出したんだからよ」

左右田「いや、まァ…おう」

葉隠「って言うかこう言う時くらいは新鮮なメンツでやりてーべ」

左右田「それはオレのセリフでもあるわ」

桑田「そして俺のセリフでもある。なんでオメーらなんだよ」

石丸「僕としては非常に新鮮な光景だがね?まさか九頭龍君がここまで打ち解けているとは…僕は…感動で涙が止まらない!」

桑田「オメーにゃ言われたくねーと思うぞ、さすがの九頭龍も」

九頭龍「あ?どう言う意味だそりゃ」

葉隠「漫才ならよそでやってくれって!…ほれ、カレー作るんだろ?さっさと作ってさっさと帰るべ?」

石丸「ああ、作るなら最高に美味しいカレーを作ろう!」

左右田「つーか石丸、オメー…大和田は?」

石丸「ん?兄弟ならそこで…」


大和田「っち、いいから貸せ…」
不二咲「で、でもぉ…危ないよぉ…」
朝日奈「大和田はそこで鍋の準備してて!具材は私が切るよ!」
モブ生徒「ミキはね、タマネギをみじん切りにして涙が止まらないの」
大和田「オメーも無茶すんじゃねーよ!ほら、タマネギ貸せ」
モブ生徒「ハニー…」
大和田「違う」
辺古山「ジャガイモは切れたぞ、大和田」


石丸「と言う具合だ!」

左右田「向こうハーレムかよ!?」

桑田「よく見ろ左右田!」

葉隠「いや、あながち間違いでもねーな」

九頭龍「ち、俺だってペ…こやまと一緒にカレーを作りたかったぜ」

石丸「くじ引きの結果にいちいち文句を言うんじゃない!」

左右田「…そォだけどよ」

葉隠「や、やすひろは、タマネギが目に染みてるんだべ………」

桑田「0点だな。っつーかみじん切り下手すぎんだよアホが!」

葉隠「な事言うけどな、タマネギってのはルチンがたっぷり含まれてんだよ!しゃーねーだろ!」

九頭龍「はぁ…オメー、タマネギ切る前に15分くらい冷凍しなかったのか?ほら、こっち切ってろ雑魚」

葉隠「おいおい九頭龍っち?今日のレシピはお魚は入ってねーぞ?」

桑田「俺はオメーが入ってるカレーなんざお断りだから嬉しいよ」

葉隠「?」

桑田(こいつアホすぎだろ)


辺古山「ちなみにタマネギを15分ほど冷凍してから切ると、辛味成分が空気中に散布されにくくなり、目に染みにくくなる。覚えておくといい」
モブ生徒「ありがとうなの!」


石丸「ふむ、では僕達はニンジンを切ろう、左右田君」

左右田「あ?あァ、そうだな…えーと?」教科書ぺらぺら

石丸「まずニンジンの皮を剥かなければいけないようだな!」

石丸「うん?ピューラー…か」

左右田「皮むき器か…オメー使った事あるか?」

石丸「いや…、僕の家にはこんなものはなかったな…」

九頭龍「小中の家庭科で使わねーのか?」

石丸「むしろ使うのか?」

葉隠「主に皮むきの必要ねー野菜使ってたか、あるいは包丁で全部やってたなぁ…なついべ…」トントントン

桑田「葉隠が包丁さばきいきなり上手くなった?!」

葉隠「失敬な、目に染みてなきゃこんなもんだ!」トントントン

石丸「………す、すまない、僕にはあんな器用な包丁さばきも出来ないし………かと言ってピューラーの使い方も分からない」

左右田「はァ、しゃーねーな…オレが手本見せるから見てろよ」

桑田「あー、左右田!それ終わったらジャガイモも皮むき頼む」

九頭龍「テメーはさっさと分量計れ桑田」

左右田「おう、分かった」

しゃっしゃっざくっ

左右田「あ」

石丸「あ」


~回想終了~



とまァオレは不注意で指を切っ……いや、
ここまでなげーよ!何レス使う気だよ!?

と言う訳で、長かったけど、そういう訳で!オレは保健室にいた!
カレー作るっつー面白みのない授業を受けるよりは数倍マシだ。

ちなみに他の班員も同じ事を考えていたのか、オレの怪我を見て血相を変えやがり、好機とばかりに笑顔でオレの背中を押して
「あ、保健室行ってきます^ ^」などとほざきやがったのであった。
石丸だけは別みたいだけど。


「ふゆぅ…手当終わりましたよぉ」


そしてその保健室で、オレは白衣の天使を見た。


罪木「だ、大丈夫ですかぁ?」

左右田「あ、あ?お、…ああ、うん、大丈夫…だと思う」

桑田「歯切れ悪いなオイ」

左右田「うっせ、うっせ」

罪木「その、今左右田さんに巻いた絆創膏は希望ヶ峰特製のものでして…あの、け、結晶体が固まるのを…」

葉隠「結晶体?高そうだな」

石丸「君はまず中学生から勉強をやり直すべきだ」

九頭龍「同意見だぜ。なんでこんな奴がこんな高校にいるんだか」

左右田「ちょっと待って!今、罪木さんが何か言ってる!(いい声)」

罪木「ひゃ、ひゃいぃ?!私の話なんてそんなちゃんと聞かなくてもいいんですよ、左右田さぁん…」

桑田「きっも。こんな時だけ女にさん付けか?」

左右田「ただのチャラ男のオメーには言われたかねーよ!」

葉隠「そういや十神っちがそんな事言ってたなぁ」

桑田「はぁ!?と、十神!?」

葉隠「いや、桑田っちに変な目で見られたとか」

石丸「何だと!?…いや待て、十神くんは男性のはずだが?まさか桑田くん、君は…」

桑田「えっ?え、え、いや石丸!違う、俺は…アホ!アホアホアホ!!」

九頭龍「動揺しすぎだろ」

左右田「あのさぁ………」

罪木「左右田さん、本当にいいです、から…」

左右田「………あの」

罪木「そ、それと!」

左右田「ア?」

罪木「わ、私の事は気軽に「罪木」って呼んで下さいっ!」

罪木「…こんな私ですから、こんなダメでしょうもない私ですから…さん付けなんてされる立場じゃありません…」

左右田「…罪k石丸「何を言っているのかね、罪木くん!」

罪木「ふぁい?」

石丸「君は!まず自分に自信を持つところから始めたまえ!!」

罪木「………そそそ、そんな、私が自分に自信をなんて!」

左右田「あの、罪k石丸「そもそも君は自分を卑下しすぎだ!」

罪木「そ、そんなことは」

左右田「つm石丸「君には努力して培った【保健委員】という才能があるではないか!」

罪木「い、石丸さぁん…」

石丸「君はもっと自信を持って生きて行くべき人間だ、恥ずところがあるとしてもそれはどんな人にでもある欠点だろう」

石丸「それに今日の処置も完璧だった。これのどこがダメでしょうもないのかね!」

罪木「ふ、ふゆぅ…」

左右田「」

桑田「あ、左右田が虚無った」

葉隠「ご愁傷様だべ」

一旦ここまでなの

さーいーかいー




左右田「」

左右田「………オレ………帰るわ」

胸に感じる虚無感がオレの体の動きを鈍くしている。
あー、もう。
こう、なんつか、大事な時にオレはツイてねェな。
そして石丸テメーは許さない、絶対にだ。

しかし、

罪木「う、うゆぅ、左右田さん…」

罪木「まだ傷が塞がり切ってませんから、保健室に居てくださぁい」

左右田「………罪木」

石丸「ん?しかし処置自体は済んだのだろう?」

桑田「………なぁ」

九頭龍「……ああ、そうだな…」

石丸「?」

葉隠「い、石丸っち、そのー……カレー作りに戻るべ?」

桑田「授業サボったってバレたらやべーしそうするしかねぇよな」

九頭龍「チッ、納得いかねーが…」

石丸「カレー………ああっ!そうだった!僕達はカレーを作っていたんだ!」

石丸「こうしてはいられないな、みんな!調子実習はまだ終わっていない!厨房に戻るぞ!」

がちゃっ

石丸「はっ!しかし急いでいるとは言え廊下は走ると他生徒とぶつかって危ないから、急ぎつつ早足で行くぞ!みんな!」

桑田「…あー、はいはい」

すたすたすた



ばたん














罪木「………やっとふたりきりですね、左右田さん」

左右田「えッ」


やっとふたりきりですね。
こんないかにもなセリフを、生きている間に聞けるとは思っていなかった。
これ、あれか?
誘ってんのか?

オレに保健体育の授業してくれる的な流れですかァーーーッ!?


罪木「左右田さん?」

左右田「あ、えーと悪い…そうだ、な」

罪木「うふふ、左右田さんおかしいですよ?」

左右田「…そ、そう、か?」


そうだ、ふたりきりだ。左右田がふたりきりだ。
以前…メタ的な言い方だと2スレ目の最初の方…も書いたと思うが、オレは女子との会話はあまりしない。
だからこそ、相手が女子で、しかもふたりきりとなると、
オレは緊張して口が回らなく…あばばばば。
何を話せばいいんだ?

と、思っていたら、罪木から口を開いた。


罪木「……そういえば、左右田さぁん」




イベント判定
コンマ60以上で不穏な空気が…
それ以外は平穏な会話、ただしゾロ目は?
直下

直下セーフ…戦いはまだ起こりませんのでしばしご歓談ください




罪木「九頭龍さんと仲がいいんですかぁ?」


罪木が唐突に聞いてきたのはそんな事だった。
オレ達本科生には、入学した年度に応じてそれぞれクラスが定められている、事にはいる。
(ちなみにオレや九頭龍が同じクラスで、葉隠や桑田はオレ達の後輩に当たる一つ下のクラスな。罪木はオレと同じクラスらしい)

しかしこんな人並外れた野郎どもの集まりなので、どいつも協調性が皆無だ。
そもそも各自決められたプログラムがあるから基本的にクラスに集まる事はないし、ましてや学園内であったって会話する事も少ない。
せいぜい、ホームルームやら何やらで集まったり…あとは基礎科目、国数英社理だのやる時くらいか。
以前霧切について、桑田や葉隠が「名前は知ってるけどよく知らない」と言ったのもそう言う理由だろう。

じゃあなんだって罪木がそんな事を聞いたかって言うと………


罪木「ああ、す、すいません、変な事を聞いてしまって」

左右田「そんな事ねェけど…やっぱ意外?」

罪木「はい…あんなに他人を避けていた九頭龍さんが、まさかあんなに普通に話してるなんて…」

左右田「だよなァ。オレも最近まで意外だった」

罪木「え?仲良くなったのって最近なんですかぁ?」

左右田「んー…まあな」

罪木「何かあったんですか?」

左右田「あー…うん、説明するとなげーけど色々、あった」


さすがに何にも知らない子に、プリキュアがどうのなんて口が裂けても言えない。
言っても信じちゃもらえないし。


罪木「………ふぅん」


さらに判定
コンマ50以上で不穏な空気
ただしゾロ目は…
直下

夢の時間終了のお知らせ
左右田「延長…延長は、…延長はねェのかよ…!」





罪木「そう言えば、ひとつ下のクラスの人とも仲がいいんですかぁ?」

左右田「ん?あ、ああ、葉隠達?まァそれも色々あったんだよ」

罪木「色々…って何なんですかぁ?」

左右田「それはー…そうそう、あいつらが困ってた時に、たまたまオレが居合わせて、助けてやった、みたいな?」


嘘は言ってないぞ。
マジだからな。


罪木「どんな困り事だったんでしょうねぇ、超高校級さんが困るなんて…」

左右田「男には男の事情っつーのがあるんだ…悪いな罪木」

罪木「ふゆぅ…」

罪木「………左右田さん」

左右田「ん?」


………よく見ると罪木はなんか持ってる。
えーと?それは何かな?
注射器かな?



おまけにもういっかい判定
コンマ40以上で完全に悪意を撒き散らす罪木、戦闘開始
70以上だと罪木の先制攻撃だべ
39未満は左右田逃げる、ゾロ目は…
直下

寝る前にちょっとだけじゃぞ




罪木「まだまだお話したいんですけどね」

罪木「その前に………」


罪木の目が歪んだ。


罪木「左右田さんの体が弱っちゃいけませんから」


ぐにゃ。
そんな擬音が聞こえてきそうな程、唇も弧を描く。


罪木「おくすりを注射しましょう」


罪木は……いつのまにか、右手に注射器を持っている。
その中に入っている液体は、なんつか、
オレのこの、脱色に失敗しまくった結果生まれた蛍光ピンクの髪の毛の色に似ていた。


罪木「これがあれば、もう左右田さんは私なしではいられませんよぉ」


あ、そういやさっぱり言い忘れてたけど、オレが髪の毛脱色した直後の授業で会ったクラスメイトには
「左右田ってピンク似合うね」
って言われたけど素直に喜べませんでした、と合わせて報告させてくれ。

いや、そんな事はどうでもよくって。

………あの注射器の中身は間違いなくヤバイ薬だろ!?
オレの直感が警鐘を鳴らし続けている。
あれをむざむざ食らってたまるかと。
かと言って、オレの胸のトキメキも止まらない。
助けてトキメキマン!愛してるって言えってかァー!


罪木「さあ、左右田さん」


オレはその保健室から全力で逃げ出した。

全力疾走。
体育会系とはけして呼べないような、至って平均的な体力しかないオレの足でも、それでも罪木に追いつかれる事はないだろう。
もしこれで来てたらこえーよ!

と、思ったが、なんだか違和感が。
保健室から出てしばらく走り、振り返った。

左右田「………?」

恐ろしい位気配がしない。

始めから罪木が保健室にいないかのような、そんな感じだ。
てっきり逃げたオレを追いかけてきて、いよいよバトル!なんて思っていたら肩透かしを食らった。
いや、オレとしてはこのまま平穏無事に終わってくれるのが有難いんだけどさ。

けれど、これがプリキュアと言う物語である限り、希望と絶望の戦いである限り、
このまま平穏無事に終わってくれる、なんて事は確実にあり得ない。


左右田「な、んだ?何であいつ、来ないんだ…?」

「それはあいつが、あいつこそが俺が『守る』べきものだからだ」


聞き覚えのない声が、突然背後からした。


「そして俺は『守る』ための存在。あいつを守るためだけの存在」

左右田「………は?いや、ちょ、話がいきなりすぎて意味わかんねェし、そんでオメー誰だよ!」

「名乗ったところでどうせ、お前は俺の名前を誰かに言う事はない…ここで死ぬんだから」

「それでも知りたいなら聞いておけ……」

斑井「斑井一式、だ。」

左右田「斑井、一式…一式って!」

斑井「初めまして、そしてさようなら」

左右田「!」


今年もほんとに、ついてねェなオレ。

斑井一式と名乗ったそいつは、肩幅が異様に広くて舌が長い蛇みたいな奴だった。
その凶悪そうな見た目に反して、語り口調も声色もそんなに怖くは無いから安心…するわけねェだろ!?
これだってあれだろ、完全に戦闘フラグだろ?!

斑井が、駆け出した。
それも想像よりもかなり速い速度で---。


左右田「うげっ?!」

斑井「……!」

前方から飛び出た蹴りを、体を無理やりひねって交わす。
あァちくしょう、怪我増えた!
オレの動きを見た斑井はなぜか追撃せずにすぐバックステップで距離をとった。


斑井「…お前、今ここに仲間が来る事を願ってないか?安心しろ、お前の仲間はここには来ない」

斑井「今頃お前の仲間のところにも俺達がいるはずだ」

左右田「…は?俺達?」


オレを動揺させるための言葉だろう。…にしても引っかかるぜ。
俺の仲間達、なら分かる。
だが、俺達ってのは…こいつ分身でもすんのかってばよ?

ああもう!疑問ばっかり増やすな!

左右田「オメーいい加減にしろよ!訳わかんねェ事言うし、いきなり攻撃してくるし!」

左右田「何だオメーは!それになんだって罪木はいきなりオレに攻撃しようとしてきたんだ!?」

斑井「お前がキュア戦士だからだ…キュアマキナとか言ったか?」

左右田「!」

斑井「希望の戦士を罪木蜜柑と共に全員潰せ…それがゼッツボーウ総司令から俺に言い渡された事だ」

左右田「…話が早くて助かるぜ」

斑井「その分お前の死期も早まるがな」

左右田「ちっ…!」

斑井「戦う理由は出来ただろう、キュアマキナ?」

左右田「ちっくしょ、クラスメイトがゼッツボーウの怪人だったとか絶望的すぎんだろ…!」

斑井「………お前」

左右田「いいぜ…オメーらがやる気なら!プリキュア!メイクアップ!」

カッ!!



コマンド?
1真っ正面からぶつかる!
2一旦逃げよう
3保健室に戻って罪木を倒せば…
4仲間を呼んでみる
5ほか

>>689

3

3把握でちゅ
今日のところは寝まちゅ、日付変わって今日夜から再開ー

良い子は画面からなるべく離れて明るいところでご視聴してください


さぁみんな!今日もあのヒーローを呼んでみよう!
せーの!!

調子に乗りました




かっ!

マキナ「螺子巻く希望…キュアマキナ!」

斑井「ようやくやる気になったな、キュアマキナ」

マキナ「やりたかねェけどしかたがねェだろ、つーかオメーらのせいだオメーらの!!」

斑井はまだ余裕の表情を見せている。
…つーか、オレったらとんでもない事を思いついてしまった。

こいつが守るべき存在は、罪木。
そしてこいつは「罪木を守るためだけに存在する」らしい。

つまり、罪木を先に倒せばいいんじゃね?


そう思いついた時には、すぐさまオレは体を反転して、再び保健室へと走っていた。
虚を突かれた斑井が驚いた表情で固まっていたのを尻目に、オレは
目標である罪木がいるはずの保健室の扉を開き





斑井「単純な攻めだな」


マキナ「え?」





…置き去りにしたはずの斑井が、すぐ目の前にいた。

斑井「今度はこちらの攻めの番、だな?」

マキナ「」!


保健室は先ほどと変わらず、静かな部屋だ。
扉のすぐ目の前に、斑井。
その奥にはどうやら、まだ罪木がいるらしい。
しかし、斑井の巨体に邪魔されて奥はみえなかった。

まさかマジで分身の術が使えるなんてな。
…裏をかいたオレのさらに裏をかかれた。
きっとこいつは火影を目指してんじゃねェかな。知らねェけど。

斑井が構える…!
そんなに難しい行動は取れそうにない。
避けるか、カウンター決めるか…
あるいはまた保健室を出る?いや、出てどうすんだよ!

とにかく…


コマンド?
1回避に専念する
2カウンターを狙う。この書き込みよりコンマが高ければ成功
3バックステップで部屋を出る
4ねーこーだーまーしー
5ほか。難しい行動は実行出来ない


>>698

選択:カウンター
斑井22:左右田76

カウンター成功



マキナ「ちっ!こうなりゃ!」


冷静になれよ、アミーゴ。
そうさ、地元じゃ負け知らずだろ?
オレはこの窮地でなんとか冷静さを取り戻していた。
敵が分身するから何だよ。
全部倒してやる。

そして幸い?いや、不幸中の幸いなんだろうが、
放たれた斑井の拳にはそこまでの速度はなかった。
まるで怪人とは思えない、まさに人並みな速度で。

…ん?人並みな速度?

それに引っかかってる余裕まではなかった。


斑井「………!」ぶんっ


リーチの長さを利用してのパンチ。
それを、変身している事もあってか、オレは軽くいなす。


マキナ「っらァ!!」


お返しとばかりに放った蹴りが斑井の腹を捉えた。

斑井「ぐっ、」

外の斑井「二式!」

斑井「………一式!」

外の斑井「積木は!」

斑井「まだ無事だ…やり遂げる、俺は守り通す」

罪木「斑井さん!」


前門の斑井、後門の斑井。
…つーか、今、一式と二式って…。

ついでに罪木の声がした。
どうやらまだこの部屋からは動いていなかったようだ。
だが眼前の斑井への一撃も、仕留めるには至らなかったようだ。
これは…マズイ、後ろから斑井に攻められちゃ困る。
足音から察するに、こちらへ近寄ってるぜ?!

さすがに3対1は分が悪ィだろ!

ここは目の前の斑井を倒すに限る…か?
ただ、倒したところでさらに罪木がいる。
オレひとりでどこまでやれるのか…。



コマンド?
1目の前の斑井へ追撃
2斑井へフェイントして罪木狙い、この書き込みよりコンマが高ければ成功
3後ろから来る斑井に不意打ち
4武器で前後の斑井を返り討ち、追加判定あり
5ほか


>>703

青春アミーゴ懐かしいなw

4

>>702
ただ歌詞通りにいくと例の約束を守れずにやられちまうんですよねぇ…(ゲス顔)




こうなったら、自分の不利を覆して五分、いや、せめてまだなんとかなるところまで戦況を戻したい。


マキナ「ちくしょう、こうなりゃ…」

斑井「反撃するか?くくく」


そのためにオレは、あえて前方へ攻撃をすると見せかけて、
背後からする足音に合わせ…


マキナ「」くるっ

斑井「?!」

マキナ「ゲイボルグ!」しゃっ

斑井一式「がっ…?!」どがっ

斑井「! い、一式に!?」


上手く決まってよかった。
ま、オレが扉付近にいたせいもある。
半分は賭けだったけどな。
それでも、後ろから来ていた斑井への一撃は綺麗に入った。
まァ、部屋に入ろうとするなんて単純な動作だ。移動する方向は限られる。

さっきとは違う…完全に虚を突けたようだ。

鈍い音を立てて、斑井一式が廊下に大の字に寝転がった。


マキナ「分身とか卑怯すぎんだよテメー!あー、もう!ちくしょう!」

二式「………よくも」

マキナ「ん?」

二式「お前、よくも一式を!」

マキナ「………ん?」


あれ?
ぶんしん、じゃないんですか?

目の前の斑井は殺意を増した!
えっと、なんでなん…。

罪木「大丈夫です、二式さぁん。まだ一式さんは死んでませんから」

罪木「私がいれば治ります。私がいれば、全て治ります」

罪木「だから私を倒そうなんてするキュア戦士を倒しましょう」

二式「一理あるな、罪木」

罪木「えへへ……それに世の中が絶望に染まれば、私を頼る人が増えるに違いありませんからぁ……」

マキナ「」ぞくっ


罪木の表情まで伺えない立ち位置ながら、その声だけで、言葉だけで鳥肌が立った。
これは、こいつは、白衣ならぬ悪意の天使。

…それと、もしかしてもしかするのかもしれねェが……。

いや、まだ推理の域を出ない事だから黙っておくか。


二式「とにかく俺は俺の守るべきものを守らせてもらう。邪魔するなら…」

二式「死んでもらう!」

マキナ「………っ」


罪木がどう言った行動をとってくるか、それがまだ分からない。

しかし罪木には大した戦闘能力はないはずだ。
でなければ、こんなヘビみたいな男をつけてまで守る意味が分からない。
注意するべきは注射器。
けれどこのままではそれを予期する余裕はない。

…どうするオレ。
もしかしたらこの斑井、ただの人間かもしれねェんだぞ。
人間に手を上げるなんて、プリキュア失格すぎるぜ?

かと言ってこのまま斑井を放置したままだと罪木を倒せるような気はしないが……。



コマンド?
どちらも追加判定あり
1まずは眼前の斑井!
2禍根を立つべく罪木!
3ほか

>>708

なんかとても本格的な戦闘安価スレになったね!やったね左右田!





……キュア戦士としての信念は覆すわけにはいかねェよな。
だから、だからこそ、
オレは罪木だけを狙い撃つ!


マキナ「………っ、リミッター解除っ!」

二式「?!」


あくまでも雰囲気だが。
それでも自分の体を奮い立たせるのには充分な言葉を叫んで、走り始めた。

案の定、斑井…こいつは二式か、はその速度について行けないわけで。

分身だろうがなんだろうが、オレの邪魔が出来なければ大した問題じゃない。
背後にいるはずの罪木へ、声を上げて……


二式「な……ばかな、俺をかわして」

マキナ「狙いは始めからオメーだけなんだよ罪木ィ!!」

罪木「!?」


手に持った獲物で、罪木がいるはずの場所へと一気に近寄った!




判定
コンマ30から70以内で先制攻撃成功
29以下で左右田の攻撃が空振り
71以上で斑井に追いつかれる
ゾロ目は……?
直下

順調でよかったのよ十神さん




マキナ「ゲイボルグ!乱れ……」

二式「させると思うか?」

マキナ「う、ちィ!?」


斑井は完全に振り切ったはずだった。
その証拠に、背後に隠れていたはずの罪木をオレの肉眼で捉える事に成功した。
が、目測を誤ったのは、斑井の身体能力についてだったようで。

振り上げた右手を背後から掴まれた。


マキナ「な、オメー」

二式「許さないと言っただろう」

罪木「二式さん…」

マキナ「くっそ、離せっ!」

右腕を振り上げたままの状態でオレは捕まっている。
掴んだ槍は今にも爆発しそうな輝きを放っているが、今にも使えば二式は無事じゃいられないだろう。

二式「悪いな、俺は握力には自信がある」

めりめり

マキナ「いってェ!?」

二式「このまま右の拳を砕いてもいいんだが」

罪木「さっきの続きですよ、左右田さん」

マキナ「や、やめろ……やめろ罪木ィ!それなんなんだよォ!?」

罪木「大したものじゃありませんから大丈夫ですってばぁ」

マキナ「そう言う事じゃねェ!つーか話が噛み合ってねェ!?」


オレ!ピンチ!

1コンマ50以上で斑井を振り切って部屋から逃げる。今度こそ逃走
2コンマ60以上で罪木の注射器を蹴り上げて手放させる
3一回注射器に刺されてみる。コンマ80以上の時は無事じゃぞ!
4斑井への手加減はやめ全力で反抗
5ほか

>>717
1~3を選んだ場合のコンマ判定も安価レスで行う
お風呂行ってくる

3

なんですぐ左右田死んでしまうん?
再開……しないって手はねェかな?って左右田が言ってた

そうだ、左右田!
いやそんなボケかましてる場合じゃなく!

……ここは、一回刺されてみるってのはねェかな?
あれが劇薬の可能性は確かに高い。
が、もしかしたら何もないかも……

なわけねェ!!

しかしオレの体は動かない。
斑井の力が予想よりも強い。
それ以上に、罪木から放たれるプレッシャーが……!



罪木「じっ、としててくださいね?」


罪木「変なところに刺さったら困りますから」




オレは



っておい、デジャブだぞこれ!
オレ、生きて帰れますか?大丈夫ですか?




ぷすっ

視点変更
1葉隠・桑田・九頭龍(と石丸)
2日向
3凪斗・誠
4モブ生徒(?!)

あふぅ




所変わって、ここは厨房。
僕達はカレー作りに悪戦苦闘していた。
左右田くんが抜けてしまった以上、その穴を埋めなければいけないからだ。

たかがひとり、と桑田くんなんかは思っていたようだが、そのひとりはとても重要だ。

チームプレイをするために必要なのは個だ!





………だそうです。

葉隠「さすが石丸っちは毎度毎度熱いべ」

桑田「いいからオメーさっさと玉ねぎ炒めろよ」

九頭龍「ちっ、後片付けまでやって初めて料理だぞ」

石丸「素晴らしいぞ、九頭龍くん!その通りだ!」

桑田「………つーかもう俺やる事なくね?」

葉隠「俺に玉ねぎ炒める役振るならオメーやればいいべ」

石丸「うむ、しかしだな」


霧切「………」
終里「ジャガイモ生でもうめぇ」むしゃむしゃ
腐川「………」
モブ本科生「………」
終里「ニンジンもうめぇな」むしゃむしゃ
斑井六式「………」
終里「これなんだ?カレー粉?」むしゃむしゃ
霧切「………」いらっ

しかし左右田っちが遅い。
いつんなったら戻ってくるんだ、あいつ。
まさかカレー出来上がったら、食うだけ食おうとしてねーかあいつ。

葉隠「………左右田っちが心配だから見に行くべ」

石丸「む?確かに左右田くんが遅いな…」

桑田「この展開って前もあったな」

葉隠「あったか?なんか懐かしい気もすっけどどうだったか…」

九頭龍「あったのかよ」

葉隠「そん時はどうなったんだっけ?」

桑田「あー、その時は………」


あ、その時は確か左右田っちがピンチなんだった。

………さて、どうしようか。


1葉隠さんはスマートなので先生にばれずに厨房を抜け出す
2葉隠さんは頭がいいのでこの場を抜け出すための言い訳を思いつく
3この場で敵に襲われる。現実は非情である。
4その他、葉隠さんならきっとやってくれる

>>743

4 そんなことよりカレーだ!

葉隠「そんな事よりカレーだ!」


桑田「えっ」
九頭龍「は?」
石丸「だな!」


葉隠「つーか九頭龍っちは黄色なんだからカレーキャラだろ」

九頭龍「しらねーよ」

葉隠「とりあえずカレー作ってから考えるか」

葉隠「腹減ったし」

終里「オメーも腹減ったのか」

葉隠「…うん…、うん?」

終里「食うか?リンゴ」

葉隠「リンゴ?」


その時、葉隠の脳に電流走る---!


葉隠「ひらめいた」



カレーの判定
1ほど物体X、9ほどブリリアント
0だと六式さん懐柔
直下

葉隠は---


終里から受け取ったリンゴを擦り始めた。
その手つきはまるで、一流の料理人にも見えた…。

そして擦り下ろしたリンゴを!


葉隠「カレーにシューッ!!」

超!エキサイティング!




石丸「美味しい…」

葉隠「だろ?」

桑田「なんだこれ!」

九頭龍「こんなうめーカレーは初めて食ったぜ…」

終里「すげーなオメー!」がつがつ

葉隠「あっそれ左右田っちの分」

斑井六式「………うまい」もぐもぐ

斑井六式「………」もぐもぐ

葉隠「………」

九頭龍「………」

終里「………」もぐもぐ

石丸「………」

斑井六式「………」もぐもぐ




斑井六式「ごちそうさm」

葉隠「誰だオメー」



モブ生徒「あれはハニーの一学年上の生徒の斑井さんなの、別名【超高校級の多胎児】って呼ばれてるの
いっぱいいるけどあれは六式さんなの」
大和田「だから俺はハニーじゃねぇよ」
モブ生徒「あふぅ…」



斑井六式「なぜ分かった」

桑田「当たってた」

葉隠「ただのネタ枠じゃなかったんか…」

斑井六式「…俺は斑井六式。だがそれが分かったところでどうするつもりだ」

九頭龍「どうもこうも…オメー何左右田の分も食ってんだよ」

斑井六式「それはすまん」

石丸「君も一緒に片付けを手伝ってくれるのか?」

桑田「………あのさ」

六式「………何だ」

桑田「その………」

葉隠「………ん?」

九頭龍「なんか嫌な予感がする」

葉隠「………んー?」

六式「………そう言えば俺は何をしに来たんだったかな?」

葉隠「………」








葉隠「は?」

六式「………ああ、そうだ俺は確か………」






四式「遅いぞ、六式」

五式「いつまでカレー食ってるつもりだ」

六式「!」

葉隠「増えたーーーー!?」

三式「全く、お前がだらだらやっているから…俺達の待ち伏せが無意味になったじゃないか」

桑田「待ち伏せしてたのかー!?」

石丸「む、全く状況が飲み込めないんだが」

三式「とにかくキュア戦士」

四式「ぐだぐだになったのは六式のせいだ」

五式「しかし俺達はお前達を倒すために来た」

六式「まだカレーが残ってr」

三式「黙れ小僧」

終里「………何?キュア戦士?」

石丸「キュア戦士とは何かね?」

四式「ここにいる生徒達を守りながら俺達に勝てるかな?」

モブ生徒「あふぅ…ハニー、ピンチなの」

桑田「つーかなんで俺達が戦士だって知ってんだよ!」

九頭龍「こいつら…ゼッツボーウの手下か!」

五式「行くぞ、キュア戦士!」

六式「俺はカレー食ってから行くぞ」

三式「お前もう片付けしてろ」



コマンド?
1がんがんいこうぜ
2いのちだいじに
3めいれいさせろ
4そのほかなの、あふぅ


>>765

4カレー食ってる六式を人質にする

4 ハイパープリキュアビーム

>>766
葉隠「ただしビームは尻から出る」
三式「お前達、ほんとに希望の戦士なのか?」




桑田「やるしかねーか…」

九頭龍「プリキュア!メイクあ…」



葉隠「いつから俺がオメーらと普通に戦うと錯覚していた?」

四式「………何?」

桑田「いやオメーもさっさと変身…」ぱあああ

葉隠「いいか?」

葉隠「勝てば官軍、正義は常に俺達にある…つまり」


がしっ



葉隠「こいつがどうなってもいいのかー!!」つピューラー
六式「」


バレル「変身完了……って葉隠ぇー!!」

ピッチ「あいつ絶対やっちゃいけねー事やりやがったぁーーー!!」

五式「おのれ葉隠!許さんっ!!」

石丸「無駄な抵抗はやめていますぐ人質を解放したまえ!」

三式「これじゃどっちが正義だか…」

葉隠「フゥーハハー!勝てばよかろうなのだべ!」

バレル「テメー…」

六式「みんな、俺の事はいい…戦え」もぐもぐ

三式「お前はよくその状況でカレーが食えるな、六式」

ピッチ「葉隠!そんなこすい真似はすんな!キュア戦士らしくねーぞ!」

石丸「…なんと言うか、いつもの葉隠くんと言われればそうなのだが、違うと言われたら違うような…」

葉隠「そんなん知らんべ!俺は俺だ!」

四式「ちっ!俺達が手を出したら六式を殺す気か!」

五式「………」



判定☆
コンマ30以下で六式に逃げられる
70以上でヘイト上がりすぎて葉隠ボコボコ
それ以外は冷静に会話
ただしぞろ目は
直下

五式「…ちっ」

斑井達は両手を上げ、戦闘の意思をなくした事をアピールする。

葉隠「…ん。そんじゃ質問に答えてくれ」

三式「答えれば六式は」

葉隠「当然解放するべ。そんな取引持ちかけるほど、俺も落ちちゃねーよ」

ピッチ「既に落ちるところまで落ちてるんですがそれは」



さて、と。
ここからが本題だ。

じゃ、ちょっと見せてやるか。
裏の世界も渡り歩いた俺の本気ってのを。


取引?駆け引き?
そう言うダーティな仕事は俺にやらせとけばいいんだっての。







葉隠「んじゃまず、一式はどこだ?」

三式「っ!?」

ピッチ「…何を聞いてんだ、葉隠?」

葉隠「なあ、教えてくれ」

四式「………」

五式「一式なら…保健室に二式と一緒にいる」

五式「左右田とか言ったな。あいつもいるかもしれん」

葉隠「左右田っちと?なんでまた」

三式「俺達の任務のもうひとつは、罪木蜜柑を守る事」

三式「左右田が保健室に行った事は俺達も把握している」

バレル「………つまりやっぱり左右田はピンチなのか」

葉隠「じゃもうひとつ」

葉隠「…オメーら全部で何人?」

日向「8人だろ、多分」

三式「!」


………って日向っちがなんでここに。
しかも既に何者かと交戦して来たのか、肩で息をしている。
いきなり現れた人物に、誰もが面食らってるべ。


石丸「君は…君は誰だ?」

日向「………なんでもない存在だ、忘れてくれ」

バレル「おい日向、いきなり来た事はさておいても…なんで8人なんだ?」

日向「さっき2人、俺に襲いかかってきたからだ」

三式「…お前、七式と八式を倒したのか!」

日向「あいつら、七式と八式って言うのか…知らなかったぞ」

日向「それにどっちが七式でどっちが八式かも聞き忘れた」

葉隠「なるほど、なるほど…」

三式「バカな…お前ひとりでよく七式と八式を退けたな」


そこで俺は六式を離す。
もうこいつらに交戦の気はないようだし、たとえ人質なしでも冷静に会話出来そうだ。
ちなみに六式はまだカレー食ってる。


石丸「それよりもその生徒は誰なのかね!」

モブ生徒「あんまり騒ぐと怒るの」

日向「俺は…生徒じゃない。でもこいつらの仲間だ」

大和田「生徒じゃねぇ…?じゃあどうやって入ってきたんだ?」

日向「そ、それは…」

学園長「ファッ!?君は確か響子の!うーん(気絶)」ばたん

霧切「私が何?学園ちょ…学園長?」

日向「……今はこうやって話すより、左右田のところに行こう」

葉隠「ああ、そうだな。んでも」

葉隠「頼むべ斑井達。俺達はオメーらと戦いたい訳じゃねーべ」

三式「………一式と二式に何かあったらただじゃおかないぞ、キュア戦士」

葉隠「つーかオメーらって普通の人間で普通に生徒だったりする?」

四式「何の確認だ?」

葉隠「いやー………」

バレル「葉隠、急ぐぞ」

葉隠「分かったっての!…じゃあな、スーパー斑井ブラザーズ」

五式「止めろ、訴えられたら負ける」

六式「何も守れなくなるだろ」

ピッチ「もう俺ツッコミやめていい?」


そんなこんなで俺達は見事に戦闘せず斑井達を倒したのだった!
いささか本家プリキュアに怒られそうな描写があったけど、これはちいさなお友達には見せないから大丈夫だろう。
多分、きっとたぶん…。

万一にも、親御さんが間違えてプリキュアで検索してこれが引っかかって子供に読み聞かせたりしませんように!

というわけで俺達は保健室を目指した。
部屋の前には、斑井が倒れている。
どの斑井だべ?
一式か二式かは分からんがどっちかだろう。


開け放たれた扉が不気味に感じる。
でもここに左右田っちがいる、かもしれねーんだろ?

逃げるわけにもいきませんし……。



思い切って俺が部屋を覗くと、左右田っちは>>785になっていた。

バッドエンドプリキュア


どうでもいいけどキュアピッチがいつもキュアビッチに見える

バッドエンドって事は絶望落ち左右田さんですか?ね?
ビッチに見えるは私も思っております

今日ここまで
次回!死闘!罪木蜜柑対キュア戦士!
長い麩菓子をどっちが早く食べられるかとかで戦えばいいのにね

質問要望疑問ご指摘は感激するのでいつでもお願いします
おやすみなさい、おやすみなさい

ここまでのあらすじ
日向「斑井をふたり倒したぞ!」

??「ダブルは行進ありです」

桑田「!?」



今日も元気に!せーのー!!

扉を開くと、そこは別世界でした。



罪木「」うっとり

斑井「………」

左右田「」



葉隠「なんじゃこりゃ」


罪木っちはなんか注射持ってうっとりしてるし
斑井の一式か二式か分からんがなんかいるし
左右田っちがなんか真っ黒くなってるーー!?



ピッチ「えーっと、どうなってんだこれ」

バレル「とりあえず敵はあいつだな?」

日向「………それはいい、が」

左右田「」

日向「左右田がおかしくなっている」

罪木「うふふ、左右田さんは私のお友達になったんですよぉ」

斑井「そう言う事だ。残念だったな」

葉隠「ん?どう言う事?」

罪木「つまり左右田さんは」


罪木「………もう、絶望してるんです」





左右田「」


葉隠「………」


嘘だろ?左右田っち。


一触即発…!
1左右田に話しかけよう
2とりあえず罪木を殴ろう
3斑井を倒そう
4ほか
きりよーく>>800

4左右田に総攻撃

1

>>799
やめたげてよぉ!




………左右田っちは本当に絶望しちまったのか?
いや、そんなんない、よな?

確かに左右田っちは何か真っ黒いけど……。

いや、うん、いや!

左右田っち…俺はオメーの事を信じてるぞ!


葉隠「…左右田っち」

ピッチ「葉隠、もしかしてオメー」

葉隠「俺はまだ左右田っちの事を諦めてねーからな!」

左右田「」

罪木「無駄ですよぉ?私のお友達ですからね、左右田さーん」

左右田「」

葉隠「………左右田っち!」


葉隠「>>805!!」

バレル「はぁ!?」

ソニアさん

左右田っちを呼び戻すシンプルな言葉…!


テメー何回絶望する気だ主人公のくせにこのアホがああああああ!!!






と言いかけてやめた俺は




葉隠「ソニアさん!!」

バレル「はぁ!?」

左右田「」ぴくっ

葉隠「今の絶望したオメーはソニアさんに似合うオメーなのかな!?」

左右田「」

罪木「………うふ、うふふ」

罪木「あはははははは!!」

日向「何がおかしい!」

罪木「え?だってソニアさんは絶望の仲間ですよ?だから…絶望してた方がいいに決まってます」

葉隠「帰って来なかったら内臓売るぞ」

左右田「」びくっ

ピッチ「またかよ!!」

バレル「………こいつに付き合う義理もねーだろ、葉隠…」

バレル「とりあえず罪木を吹っ飛ばして、左右田を助けるぞ」

葉隠「荒事は避けたかったんだけどそれしかねーか?」

左右田「」

罪木「あなた達と私は敵ですからね、もうこうするしかないんです」

罪木「………希望なんて、この世界にはいりません!」

葉隠「…とにかく変身か!」

日向「メイクアップ!!」

カッ!!

罪木「……あなた達も仲間にしてあげますからね」

左右田「………」

斑井「………!」



コマンド?
1さらに左右田に説得
2もう左右田に攻撃
3全員で戦う
4ほか
>>811

そしてこういう時は判定なしでクリティカルです




葉隠「オメーはいい加減に………」

かっ!!

左右田「」


リーフ「目ぇ覚ませコラァー!!」

葉隠のムチ攻撃!

左右田「」

ピッチ「これなに、そう言う雰囲気?」

桑田のストレート!

左右田「………いて」

バレル「オレの武器も見せてやるよ、特別にな!」

九頭龍の一斉掃射!

左右田「いや痛い痛い痛い、ちょっ、ちょっまっ」

そして!

左右田「あの、あのちょっ」

カオス「実に…実にツマラナイ…」

日向とカムクラの体術!

カオス「はああああっ!!」

左右田「………え」

ずどぉおおおんっ!!

クリティカル!

左右田「」


カオス「今なら一斉攻撃、行けるぞ!」

→はい いいえ
ぴこーん


カオス「よし!任せろ!」

左右田「」

リーフ「せーの!」

ピッチ「どーん!!」

バレル「………ん?」

左右田「」

ピッチ「あ?どうした九頭龍?」

バレル「いや、なんか違和感が」

リーフ「違和感?」

左右田「」

罪木「」ふゆぅ

斑井「」

カオス「とりあえず左右田を殴るぞ」

リーフ「ガッテン」

バレル「いや待て何かがおかしい」

左右田「」よろよろ

罪木「って言うか左右田さんの技、ちっとも使ってないじゃないですかぁ!」

左右田「」

罪木「もう!怒りましたよ!」

罪木「みんな、みんなみんな………」

罪木「私のお友達にしてあげます…!」

左右田「」びく

ピッチ「まだ動くかっ!」がすっ

ピッチ「そしてこれも!これも!」がすごすっ

リーフ「そしてこれはクリリンの分」がんっ



左右田「………ら………」














左右田「やりすぎだろオメーらァァァァ!!」ぼろぼろ






リーフ「はぁ?いきなり絶望するオメーが悪いべ」

ピッチ「全くだ、毎回助ける俺達の身にもなれよ」

左右田「」


左右田「………ちくしょー」


左右田「ちくしょおおおおお!!」かっ!

罪木「あはははは!いい感じに絶望してますね、左右田さん!」

「うるっせェーー!!」


罪木「!?」




マキナ「これが絶望?これが絶望だァ?」

マキナ「舐めてもらっちゃ困るぜ、罪木蜜柑…」




マキナ「オレはもっと絶望的な光景を知っている」




罪木「あなたは…あなたは、何なんですか…」

罪木「なんで私の術が効かないんですか!」




リーフ「……やれやれ、元に戻ったからいいものの」

バレル「ま、壊れたら叩けばいいっつー発想だな」

ピッチ「やりすぎは認めるけどよ」

マキナ「いやいい、ありがとな…目覚めるにはちょうどいい位だった!」

ただし左右田っちの体力はほぼゼロである。
…やりすぎたな。


罪木「仕切り直したつもりですか!?無駄です!」

バレル「無駄かどうかは今から見せてやるよ!」


直下レスコンマがこの書き込みのコンマより高ければ左右田達が有利に
低ければ罪木達が有利に戦闘が進みまちゅ
ゾロ目は…

判定
敵:21 キュア:78
圧倒的有利っ…!




バレル「ほらよ」

がぢゃっ

九頭龍っちの周りを取り囲むように、銃が現れた!
そ、空飛ぶ銃ですか…便利な世の中になったもんだな。
そしてその銃口が罪木っちを狙う!



斑井「させるかっ…!」

リーフ「それは俺が防ぐっ!」


罪木っちへの被弾を防ぐために走って来た斑井(そういえばまだ何式か聞いてねーな)。
俺達は斑井ブラザーズとやりあう気はない!だから俺が、この俺が、ムチのようにしなった髪の毛を伸ばして斑井を捕まえる…!


がしっ

斑井「ぐっ!」ぎりぎり

リーフ「オメーと戦う気はねーんだって!」

罪木「………そんなもので!」

バレル「掃射!」

ダダダダダダダッ!!

雨霰のように降り注ぐ銃弾。
それを罪木っちは、白衣のようなものでガードしていた。
どうやらまだ一発の銃弾も通っていないらしい。




ピッチ「隙ありぃ!」

罪木「っ!」ばっ

がぎぃんっ

ピッチ「ち、金属バットを避けやがった!」

カオス「それで終わりだとでも思ったのか!」

罪木「何ですか!ただの攻撃じゃ私は、」

カオス「大丈夫、攻撃じゃなくて防御だ」

罪木「………は?」

かきんっ

罪木「!」

罪木「な…なんですかこれ、いつのまに閉じ込められて!」

カオス「防御結界でお前を取り囲んだ。もえ無駄だぞ、罪木」

罪木「で、も、それだと!あなた達が攻撃出来な」

マキナ「するさ、オレが!」


ぎゅんっ、と左右田っちの手から槍が飛び出した。

結界に守られたはずの罪木っちが傷を追う。
理由はあまり長く述べる必要はない。つまりところが、
日向っちがタイミングよく結界を解除しただけの話だし。

どすんっ!


罪木「う、ぐ…」

罪木「まだです…まだ私は本気じゃありませんから!」



罪木の真の姿とか雰囲気とか
>>832

そして寝落ちそうなので寝るでちゅ
ごめんねごめんねー
またあした

サイレントヒルのナース

サイレントヒルのナースはエロいよな!よく分かってるぜオメーら!って左右田が


さーいかーいにっこにっこにー

罪木「私は………」


ごうっ
熱を帯びた風が吹く!



ミカン「まだ負けて…ません……!」


顔を隠す布。
艶かしい体つき。
血と錆に塗れた衣服……。

これが罪木蜜柑なのか?
と周りのやつが首を傾げるレベルのそれがそこにいた。
こえーよ!なんだよこれ!
なんか関節がごきごき言ってるぞ!

あと手に持ってんのなに?
それ何?注射器ですかぁーー!?


マキナ「早くもクライマックスの気配だぜ」

リーフ「ほぼオメーのせいですが?」

ミカン「殺すっ!!」

バレル「ちっ!」


罪木に反撃しよう!
誰が攻撃する?
>>844

桑タッチ

はい桑田ライン



マキナ「ビッチ!」

ピッチ「誰がビッチだ」

マキナ「ともかく!オメーならやれる!」

マキナ「オメーのその……黄金の右足なら!」


黄金の右足!
それは倒れた敵を一発で即死させる力を持つ!

神を殺した男やその娘、トラックの運転手などもこれを持ってんだぞ!
…あ、行方不明の弟を探す元軍人には使えなかったか?


カオス「ただ気をつけろ、桑田!あいつは…」

リーフ「艶かしい体つきをしてるべ!」

ピッチ「マジで!?」


ミカン「あなたたちはバラバラにしてあげますからねぇぇぇ!!」カシャカシャ



ピッチ「」


バレル「大丈夫だ、あいつは音と光を目当てに戦いに来てるだけだぞ!」

斑井「……つ、罪木…そんな姿を…」

リーフ「………?」




ビッチさん判定
コンマ40以上でとりあえず一発
70以上で追撃、90以上もしくはぞろ目で黄金の右足炸裂
直下

2と4をナチュラルに忘れてたてへぺろ



判定:66
悪魔が来たりてなんか言う




ピッチ「ナースは序盤の強敵だけどよぉ!」

ミカン「」カシャカシャカシャカシャ

ピッチ「ホームカミングじゃただのチュートリアル扱いじゃねーかよこのアホがぁぁあ!!」

黄金バットでの一撃!

ミカン「!」カシャ

ピッチ「からの!」

さらに一撃!

ミカン「ぐっ…!」がくん

ピッチ「そして!」


みなさんお待ちかねのー!


ピッチ「黄金の右足ーー!!」どぐしゃ


決まったー!!


ミカン「」

リーフ「さすが桑田っちだべ!」

バレル「敵と分かれば女にも容赦ねーとかこえーよテメー」

ミカン「」

カオス「黄金の右足が決まったんだ、これで罪木も立て…」

ミカン「…ますよ…!まだまだです!」

ピッチ「…げ、なんでだよ」

斑井「みてなかったのか?最後に蹴られたのは俺だ」

マキナ「何というドM…いや、奉公精神!ドM!」

斑井「うるさい」

斑井「罪木…無事か」

ミカン「体を少し損傷しましたけど…問題ありません!」

斑井「…そうか、なら次は俺が」

ミカン「斑井さんは下がって!これは私の戦いなんです!」

斑井「」

バレル「……仕事なくなったな、テメー」

斑井「うるさい」

ミカン「今度はこっちの番ですよ!これを食らってください!」


と、次の瞬間!


マキナ「っ!?」

リーフ「な、でかい注射器!?」


空中に浮く注射器が俺達を囲んでいた!
おい、チュートリアル扱いじゃなかったんか、ナースは!
いや確かにね、確かに銃とかも使ってくるけどね。


ミカン「食らってください!」

カオス「…かわせ!」


無茶言うなっ!!



判定ばっかりだけどまだ判定
コンマ末尾で犠牲者が変わる
1・5→左右田
2・6→葉隠
3・7→桑田
4・8→日向
5・9→九頭龍
なお0で斑井さんが
直下

もう5は毎回ふたつ用意しよう(錯乱)



ミカン「シャラポワぁ!」びゅん

マキナ「うおッ!」

ぷすっ
わーお


マキナ「」

バレル「左右田ー!!」

??「凸と凸がぶつかり合ってるね…んふふ、守備範囲だよ」

ピッチ「今の誰だ!!」

リーフ「な事よりも!」

ミカン「うわ…へんなところに刺さっちゃいました…幻滅です」

マキナ「」

ピッチ「左右田!左右田!?」

マキナ「」



なんと!左右田っちは>>865

ホモォ

左右田がホモだと…


お風呂いてくるよ
しゃべれるようになたよ
ホモ応援してほしよ

ここまでのあらすじ

オレ達は帰るぞ!
絶対に平和な学園へ帰るぞ!



………も………ほ………も………

マキナ「」


なんと!左右田っちは











マキナ「………斑井っていい筋肉してるな♂」






ピッチ「」
リーフ「」
ミカン「」
バレル「」
カオス「」
斑井「」


全員がドン引きした。

斑井「い、いや、俺は勘弁してくれさい」

マキナ「遠慮すんなよ斑井」

斑井「いやあの」

マキナ「オメー何式?」

斑井「…あ、ご、ごしき(嘘)」

マキナ「いや、匂いが二式だからオメーは二式だな」

斑井「」

マキナ「大丈夫、オレの中では一式だぜ」

斑井「」

アッーーー!!





ミカン「えーと…」

ピッチ「………とりあえず戦うか」

バレル「それしかねーな」

斑井「罪木!罪木蜜柑!お前!!」

マキナ「オメーはこっちだけ見てればいいんだよ♂」

斑井「ムリヤリハヤメテー!!」

斑井…戦闘不能(いろんな意味で)
左右田…戦闘不能(好感度が)





バレル「あとテメーだけなら俺達でも倒せるな」

ミカン「いやです!!」

ミカン「このスレの最後の戦闘なんだから派手にやりますよ!!」

ピッチ「だから派手の結果がこれじゃねーかぁぁぁぁ!!」


マキナ「突入!」

斑井「あんぎゃーー!!」


リーフ「左右田っちは死んだ!なぜだ!」

ミカン「坊やだからです!!」

マキナ「童貞ってバカにしてんのかァー!」

カオス「なんでそうなる!?」

ピッチ「もうなんなんだよオメーはぁぁぁぁ!!」

リーフ「とりあえず罪木っち!オメーは倒す!!」



判定
このレスよりコンマ高ければ戦士たちの連携
しかし低いと誰かが再び薬の餌食に
なおぞろ目で左右田さんと斑井二式のホモ
直下

そんなにダベミさまはホモがいやなのか

>>894
簡単に見られるホモに価値はない(格言)




カオス「さあ!お前の罪を数えろ!」

リーフ「俺達の見せ場キターーー!!」

ミカン「そんなものありません!」

ピッチ「ショータイムだ!!」

マキナ「やらないか♂」

斑井「ぎゃぼー!!」

バレル「天の道を行き、総てを司る…」

ピッチ「それなんか違くね?」

斑井「マジで!マジか!?」

ミカン「!?」

バレル「俺のターン!」がちゃっ!

マキナ「ああ、次は放銃だ」

斑井「三式ー!四式ー!!」

バレル「ティロ・フィナーレ!!」

ばばばばばばば!!

ミカン「あれって一発なんじゃ…」

ばばばばばばば!!

ミカン「っ!」ばっ


罪木っちが攻撃を何とかかんとかかわしている。
紙一重だ。
しかしさすがに全てを避ける事は出来ないらしく体をいくらか傷つけられている。

マキナ「いや、女はいいです」


ミカン「くっ…」

ピッチ「終わったと思ったか?」

ミカン「!?」

ピッチ「っ!」びゅんっ


…そこに、背後から剛速球が飛んでくる!!


ばきっ
ミカン「う、」

ピッチ「おらぁ!」

ミカン「くうううっ!」


カオス「からの」


ミカン「!」


…そして日向っちが間合いを詰める。

カオス「!」

音を置き去りにするほどの、正拳突き。

ミカン「!?」

どんっ

ミカン「………なんですか」


ミカン「なんなんですかぁ!!」


ミカン「寄ってたかって女の子を!!」


ミカン「なにが正義!なにが希望!!」

ミカン「そんなもの!」



ミカン「糞食らえですょぉぉお!!!」





リーフ「………オメーが信じれば、それが希望なんだよ」


ミカン「は?」




トドメの一発>>910

優しい抱擁

リーフ「もういいんだ」

ミカン「………!」

俺はその子をぎゅっと抱きしめた。
その体は小さく、そして柔らかかった。
血と錆の匂いがつん、と鼻についた。

………まるで霧の街の中に隠れてしまいそうな、儚さ。

俺はその子を離さないように、強く、抱きしめる。


リーフ「………もう、いいんだべ」

ミカン「ふ、ゆう…っ」

リーフ「無理すんな」


ぱああああっ…。
光り輝いて、俺は変身を解く。


葉隠「オメーの気持ちも分かる。分かる」

ミカン「分かりませんよ!」

葉隠「分かってる!」

ミカン「………っ」

葉隠「やっぱ…世の中はクソなんかもしれんけど」

葉隠「それでも、それでも俺達はここで生きてんだ」

ミカン「………葉隠、さん」




マキナ「オレもここで生きてるぜ♂」

斑井「」ビクンビクン

葉隠「………なぁ」

ミカン「………」

葉隠「俺達は分かり合えねーんか?罪木っち」

ミカン「………」

ぱああああ………

罪木「………」

葉隠「………ほら、」

罪木「え?」

葉隠「ふつーにしてたらかわいいのに。」






マキナ「二式、オメーもかわいいのにな」

斑井「ちょお前達?!罪木を倒したんだから元に戻るんじゃないのか!?」

罪木「私、わたし………」










??「あーあ、つまんないの」

??「簡単に絶望から救われやがってさ」

??「壊れちゃった、よ」







ぱー………ん

罪木「………」

葉隠「………ん」

罪木「………」

葉隠「………あれ、」

罪木「………」

葉隠「罪木っち?」

罪木「………」

葉隠「………おーい、罪木っち?」





………罪木っちは>>927

消滅

いい話って書くのむつかしいです







葉隠「罪」

ふっ、とその手の中のぬくもりが、


罪木「………ありがとう」


葉隠「え?」






罪木「今度は、私」




罪木「………希望を希望して生まれてきます、から」










………消え、た。




葉隠「………罪木っち?」




マキナ「よし!入れるぞ、斑井ー!」

斑井「アッーーー!!」


マキナ「こっちは嫌がってねェぞ?つーかえへへへオレなんでこんな事してんだっけ?えへへへへ」























左右田「オレちょっと首つってくる」

九頭龍「早まるな左右田」




そして俺達は、悲しみを抱きながらも、苦しみで胸が潰れながらも、

それでも、

………それでも。

やっぱり俺達はこの世界で生きていくんだ。

悲しいですがこれが現実です




1葉隠と左右田を慰めよ
2十神さんなにしてはるんですか
3モブたちの戦い
4そのほか

なんか地味に3が多いので3進行でよい?ま、本編は次スレでいいよね!

モブ生徒「実は本編に登場してないだけでこの学園にはいっぱいの生徒がいるの」

モブ生徒「今回はスレももうすぐ終わりだから、便乗して何人か紹介するの」




日向「それは誰が得するんだ?」

モブ生徒「あふぅ………」




店長息子「聞いたか?」

モブ本科生「ああ、左右田と葉隠がやられたらしいな」

店長息子「マジでこえーよな…保健室の死神でも出たのか?」

モブ本科生「あいつらがみえるひとだったから仕方ないんだ」

モブ生徒「ふゆぅ、って言ってた人がいなくなっちゃったの…」


そこで我々は、モブの力を結集し、
主人公たちを慰める事にしたのだった!



そして集まった本科生徒は>>960-965
(キャラ名とか、作品名とかをややぼんやりめに出してくれたら嬉しいな)

ピンク色した大食いボール

ここまでのあらすじ…

「この安価を出したのは誰だ!」がばっ

1「は、はい私です」

「この安価からは他作品ネタを混ぜておけばいいと言う浅ましさが見え見え隠れ見え…つまりほぼ見えている!」

1「し、しかし番外編なので息抜きになればと」

「やかましいっ!安価を出す出さない以前の問題だ!こやつにはSSを書く資格はないっ!」

1「」

過負荷『そして集まったのは』『僕達って訳だ』

先導者「僕なんかが来てよかったのかな…ブラスター・ブレード…」

編みぐるみ「いいんじゃねーのか?ひとりでも多い方が喜ぶだろうしよ」

魔法少女「ウェヒヒ」

ピンク玉「ぽよぽよ」


美食家「………ふん」



店長息子「無茶苦茶な人選すぎんだろ、もっと違うの集まらなかったのか!?」

モブ本科生「いいんだよ、時にこんな日だってあるさ」

店長息子「意味わかんねぇ!」

モブ生徒「つまりみんなこの学園の生徒の設定なの」

店長息子「あの俺は違いますよね?」

モブ生徒「そこまで考えてなかったの、まぁ本筋じゃないからどっちでもいいの」

過負荷『何だったら』『僕がここに来る前にいた学園に行く?』『箱庭学園って言うんだけど』

店長息子「八十稲羽に帰らせてくれ」

編みぐるみ「先輩、オレも行くっす」



美食家「というわけで私達は>>975で左右田達を慰めてやる事にした」


ピンク玉「………はぁい」

先導者(どうしようツッコミがいないから収拾がつかない)

美食

美食家「私達は美食で左右田達を慰めてやる事にした」

美食家「私も学園の食堂のアドバイザーを務める【超高校級の美食家】として、本気で美食を用意してやろう」

先導者「あの……【超高校級のカードファイター】である僕に出来る事は」

美食家「ない。左右田達を呼んでくる位だな」

過負荷『じゃあ』『【超高校級の過負荷】と呼ばれる僕は邪魔になりそうだね』『料理が不味くなるよ』

魔法少女「私にも……【超高校級の魔法s】…これは内緒のやつだった…えと、」

魔法少女「【超高校級の射手】の私にも何か出来ませんか?もう…守られるだけなんて嫌なんです!」

美食家「いい覚悟だ…私を超える勇気があるなら、美食作りに挑戦してみるか?」

魔法少女「………はい!」

編みぐるみ「俺は編みぐるみ作りに戻るんで、始まったら呼んで欲しいっスね」

モブ生徒「ちなみにミキはね、【超高校級のアイドル】なの、本編のその肩書きの人がいないなら繰上げなの」

ピンク玉「ぽぺ?」

店長息子「これは何?」

モブ本科生「これはゾンビですか?」

ピンク玉「いえ、カービィです」

モブ本科生「キエェェェェシャベッタァァァァァァ」

そしてモブ達の、
そう、もしかしたらこの一回使い切りなのかもしれない超高校級達の、

左右田と葉隠を立ち直らせようと言う戦いが…

今、始まろうとしていた!


店長息子「ちなみに俺って何枠で入ってるわけ?全く自覚ねーんだけど」

モブ本科生「お前は【超高校級のアルバイト】だろ」

店長息子「」




………そして数時間後





左右田「」ぽへー

葉隠「」ふゆぅ



先導者「よ、呼んできました……」

編みぐるみ「おっ!準備出来てんすか!旨そうな料理ばっかっすね…」

美食家「噂にたがわず、心ここに在らずの状態か」

美食家「だが私の用意した美食でお前達を必ず取り戻してやろう」



はいなぜかこんなとこでも判定
コンマ30以上でそれなり、60以上でかなり回復
80以上なら完全復活
なおゾロ目は
直下

判定61:かなり回復



美食家「さあ、私の至高のメニューを味わってもらおうか!」


左右田「」
葉隠「」


九頭龍「わりーな。こいつら、この間からずっとこうで」

美食家「ふん、別に大した問題ではない。美食とは、人が思わず食べたくなる料理なのだからな」

桑田「うおーっ!これ俺らも食っちゃ…」

美食家「ならん。これはあのふたりのための食事だ」


左右田「………」


何分、何十分経っただろうか。
早いような遅いような、短いような長いような沈黙。

それを破ったのは、左右田だった。

そっ、とテーブルに並べられた料理に手を伸ばし

左右田「」ぱくっ

左右田「!!」


左右田「………ウ・マ・イ・ゾー!!」


美食家「当然だ」

左右田「葉隠!オメーもふゆぅふゆぅしてねーで食え!もったいねェから!」

葉隠「………」ぱくっ

葉隠「!!」

葉隠「り、料理が舌の上でシャッキリポンとしていて美味いべ!」

先導者「よ、よかった…」

魔法少女「ふたりが元気にご飯を食べ始めてくれてよかったね」

凪斗「そうだねまどか」

誠「最近出番がないからってそっちに出ようとするのやめてもらっていいかな」

凪斗「あ、そうだ誠クン」

誠「?」

凪斗「新スレらしいよ」

左右田「プr桑田「プリティで!」九頭龍「…キュアキュア」
左右田「プr桑田「プリティで!」九頭龍「…キュアキュア」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389847819/)

美食家「1000の言う事は可能な範囲で実行、だったな」

モブ本科生「罪木復活だけはないと断言しよう」

葉隠「うめぇ……うめぇよ……」ぼろぼろ

左右田「オレ、命をいただいてるんだな…、ありがとう……ありがとう……!」ぼろぼろ


凪斗「次スレで完結するといいね!アハハハハハハ!!」

誠(紹介に裏切りフラグが、って書かれたからってやけにならないでよ)

1000の言う事は可能な範囲で実行
皆さん次スレでもよろしくお願いします
実は単一シリーズ4スレ目って初めてです
ありがとうオーディエンス、ありがとうキュア戦士

>>1000なら

不二咲「出来たよみんな!一般人でもプリキュアになれるマシーンだよ!」

左右田「」

できるのならお願い

>>1000ならちーたんがもう一度プリキュアに再覚醒

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