◆帰りのHR終了後・教室
左右田「何って……だからソニアさんはオレに気があるんだよ!」
日向「いや、だから……何言ってんだ左右田、頭でも打ったのか?」
左右田「おいおいソウルフレンド、オレの心配してくれてんのか?」ニッコリ
日向「そうだな、お前(の思考)が心配だよ」
左右田「【超高校級の相談窓口】らしいっちゃらしいけどよォ、オレは今すっげーノッてるから平気だっつーの!」ケタケタ
左右田「ソニアさんとのハッピーエンドも間近だぜ!」
日向(ダメだこいつはやくなんとかしないと)
※このスレは、
【リレーSS】苗木「ダンガンロンパでリレー!」日向「企画用だ」
【リレーSS】苗木「ダンガンロンパでリレー!」日向「企画用だ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406542758/)
で決定したお題のリレーSS三週目本編投下スレです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409650012
日向「なあ左右田、ソニアがお前のこと好きだっていう根拠はあるのか?」
左右田「根拠?」
日向「例えば、ソニアの態度が柔らかくなったとか、何か貰ったとかだ」
日向「そうじゃなければ、お前の思い違いかもしれないじゃn」
左右田「おっとあそこにソニアさんがいらっしゃる!ご挨拶をば!」
日向「おい、左右田」
左右田「ソニアさーん!今日もお美しいです!お気をつけてお帰り下」
ソニア「控えなさい左右田和一!今から私は先生にお呼ばれしていますのでカチコミに行くのです!」
ソニア「日向さんもお気をつけてお帰りくださいね、では」ニッコリ
ガラガラ ピシャン
日向(カチコミ……いやそれはともかくソニアはそのまま教室を出ていった)
日向(いつも通りあしらわれている、よな?)
日向「な?左右田、お前の思い違いだろ…?」
左右田「見たろ日向ァ!あの反応、明らかにオレへの好意に溢れてるだろ!」
日向「えっ」
左右田「えっ」
左右田「…へっ、さては驚いてるな?驚いてンだろ日向ァ!」
日向「いや、だって」
左右田「確かに数日前までは違ったさ。いやでもソニアさんに厳しいお言葉を頂くのも全然悪くな…ゲフンゲフン」
左右田「でもよ、今じゃあんなにアプローチされてるんだぜ?ソニアさんの恋はオレにハリケーンしてるぜ!」
日向「……頭痛はしないか?熱は?」
日向「あと左右田、この指何本だ?」すっ
左右田「オレは酔っぱらいじゃねーぞ!?二本に決まってんだろ!」
日向(コレガワカラナイ)
左右田「ケケケ……オレにも我の世の春が来たってことだぜ!じゃあな日向!」だっ
◆下校途中
(唐突に)ロジカルダイブ 開始!
日向(……左右田はソニアに対して以外、おかしいところはなかった)
日向(一体どうなってるんだ?あまりにもな現状に絶望して現実逃避でもしたのか?それとも悪いものでも食ったのか?)
日向(正直に言えばこれは放って置きたい、全力で。だけど)
日向(……俺の勘だが、嫌な予感がする)
日向(少なくともソニアに危害は加えないだろうけど、いつも以上に迷惑をかけるのはソニアはもちろん、左右田のためにもならないはずだ)
日向(だけど、俺には左右田が本当に不味い状態なのかが分からない……俺一人じゃ解決出来ない)
日向(それなら……)
日向「推理は繋がった!」
◆日向の部屋
ピッ、ピッ
プルルル……
日向「あぁ、もしもし、日向だ」
日向「悪い、ちょっと相談があるんだ……そう言ってもらえるなら助かる」
日向「分かった、じゃあ明日にでも」
ガチャ
日向「次は……」
◆左右田の部屋
左右田「………」ガチャガチャ
左右田「………」ガチャガチャコン
左右田「………」ガチャメメタァガチャン
左右田「深呼吸からのよっしゃ出来たぜ!これなら間違いなくソニアさんのハートはオレのものだ!」
左右田「ケケッ、明日が楽しみだぜ!」
プルルルル
左右田「……んあ?こんな時に誰だ……はっ、もしやこれは」
左右田「ソニアさんのおやすみコール!」
ガチャ
左右田「はい、もしもし!……え?」
短いけどここまで!
第二走者はナナミィさん、よろしくお願いします!
遅れてしまいすいません!
今から投下します
◆翌日
日向「くそっ3人しか都合のいい奴がいないなんて…」
日向「まあ仕方ないか、皆に無理強いは出来ないしな」
日向「そろそろ時間だな…あ、おい!」
九頭龍「…オイ、いきなり呼びだしてなんだよ?」
日向「頼みがある、左右田の事だが…」
九頭龍「あ?またなんかやらかしたのかよアイツ」
日向「そうなんだけどそうじゃない…ああなんて言えばいいんだ!?」
九頭龍「落ち着きやがれ、素数でも数えな」
日向「あ、ああ、悪い。動転してた」
九頭龍「おう。で?左右田のヤローがなんだって?」
日向「左右田!実は…」
九頭龍「落ち着いて無ぇじゃねえか!」
日向「わ、悪い…」
~~日向説明中~~
九頭龍「なるほどなぁ、左右田がなんかおかしいってのはわかった」
九頭龍「でもよぉ、それはいつもの事じゃねーのか?」
九頭龍「隙あらばソニアへアタックしてんじゃねえか」
九頭龍「別に気にする程でも無えと思うけどな」
日向「お前もそう思うか…だけど今回は違う、何かもっと厄介な事になりそうなんだ…!」
九頭龍「考え過ぎじゃねーの?」
日向「九頭龍…お前忘れたのか?」
九頭龍「は?何をだよ」
日向「あれはそう…まだ俺が皆と会って日が浅い頃…」
九頭龍「い、いきなりなんだよ…」
日向「あの時も左右田はおかしかった…!だけど皆は気づかないまま…!」
九頭龍「お、おい…まさか…!」
日向「俺たちは取り返しのつかない事をしてしまった…!」
九頭龍「や、やめろ…!やめやがれ…!」
日向「あの事は皆忘れたふりをしてるけど…まだ心の底にいる…!」
日向「名付けるなら、そう…」
日向『77期生史上最大最悪の絶望的事件…!!』
九頭龍「やめろっつってんだろうがぁ!!」
日向「悪い、調子に乗りすぎた」
日向「まあ関係あるかはわからないけどな、嫌な予感がするとしか」
九頭龍「…で?俺は何すりゃいいんだよ」
日向「ああ、九頭龍には後輩の一人と行動してもらいたい」
日向「そいつは構わないと言っていたから問題無いと思うが」
九頭龍「何俺が手伝う前提で話進めてやがんだ!」
日向「あ、そうだった…ちょっと待っててくれ、今断りの電話を…」
九頭龍「待ちやがれ!やらねえとは言ってねえだろうが!」
日向「いいのか?だけど…」
九頭龍「最初から断らねえと思ってたくせに良く言うぜ…」
日向「ありがとな!なんてお礼を言ったらいいか…」
九頭龍「気にすんな…そういやお前はこれからどうすんだよ?」
日向「後輩2人と会ってくる、なんか近くにいたらしくてな」
九頭龍「そうかよ、んじゃその後輩に挨拶してきますかね」
日向「食堂にいるらしいから近くに行ったら声かけるそうだ、じゃあな!」
九頭龍「おう!よし、ちょっくら走りますかねっと…!」
◆会議室前
左右田(やべーよやべーよ!なんかしたか俺!?)
左右田(昨日電話で『翌朝、至急会議室に来てください』ってマジかよ!?)
左右田(心当たり全く無えよ!?いや全くとは言い切れねえけど!)
左右田(そうだ、先生来るまでソニアさんを数えて落ち着こう)
左右田(ソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさんソニアさん)
??「あー…すみません、君が左右田先輩ですか?」
左右田「ソニアさん!?」
??「は?」
左右田「って違―よ!誰だよお前!」
??「む、自己紹介が遅れてしまいましたな!」
石丸「僕の名前は石丸清多夏、78期生で風紀委員をしている者です!」
左右田「あ、どうもご丁寧に」
左右田「俺は左右田和一、77期生で超高校級のメカニック…」
左右田「って違―よ、何で後輩がここにいんだよ!」
石丸「僕が左右田先輩に用があるからです!」
石丸「本来なら僕が行くべきだったのですが、先生方の厚意で呼び出して貰ったのです!」
左右田「そ、そうなのか?」
石丸「そうなのです!」
左右田「悪い、怒鳴っちまって…」
石丸「お気になさらず!僕も不敬でしたので!」
左右田「で?用って何だよ?」
石丸「はい!単刀直入に言いますと…」
石丸「この学園の風紀を乱す行動をやめて貰いたいッッッ!!」
とんでもなく短いけどここまで
3番手の人はどんな希望を見せてくれるのかな?頑張ってください!
今から投下します!
石丸 「事情は日向先輩から聞きました。が、あなたのやっていることはストーカー行為に近いものがあります。これは風紀委員として見過ごす訳にはいきません!」
左右田 「風紀委員? 一年生が俺の邪魔をしようってのか?」
石丸 「あなたが何をやろうとしているのかは知りませんが、女性を悩ませる行為はしてはいけません!」
左右田 「困らせる? そんなことするわけねーだろ」
石丸 「なっ......」
左右田 「だってソニアさんは俺に惚れてるんだぜ? 迷惑だなんて思わねーって」
石丸 「だからそれは左右田先輩の勘違いでは」
左右田 「あぁ?」 ギロッ
石丸 「......っと、とにかく悪ノリはやめてください」
左右田 「分かった、分かった。善処しますよーだ」 スタスタ
石丸 「.....」
九頭龍 「やっぱり止めるのは無理っぽいな」
石丸 「あ、九頭龍先輩......すみません」
九頭龍 「お前が気を病む必要はねーよ」
石丸 「......はい」
九頭龍 「よし、じゃあ次の手を使うか」
石丸 「次の手?」
九頭龍 「説得がダメなら元凶を突き止めて対処するしかねーだろ」
石丸 「それはそうですけど...」
九頭龍 「そのためにはまず情報収集だ。あいつを呼べ」 ニヤ
___________________
霧切 「それで私が呼ばれたという訳ですか」
九頭龍 「どうだ? 乗ってくれるか?」
霧切 「いいですけど、捜査費用を使いませんから情報の質は期待しないでくださいね」
九頭龍 「構わねーよ。 情報が全くないよりマシだ」
霧切 「分かりました。 それじゃあ三日程待ってください」
九頭龍 「あぁ」
___________________
霧切 (左右田先輩の周りを調べて見たけれど怪しいものがなかなか見つからないわ)
霧切 (彼の部屋に入れれば何か分かるんでしょうけど......さすがにそこまでするわけにはいかないし)
霧切 (あと残った捜査手段はハッキングぐらいね) カタカタ
霧切 「うん? この履歴は......」
___________________
九頭龍 「何か分かったのか、霧切」
霧切 「はい、といっても想像で補った部分が大半ですが」
九頭龍 「それでもいいから聞かせてくれ」
霧切 「分かりました。
まずこの結論に至るカギとなったのは彼がアルターエゴにハッキングしていた履歴です。」
九頭龍 「アルター......何だそりゃ?」
霧切 「超高校級のプログラマーが作った自律型のAlです。」
九頭龍 「超高校級のプログラマーって不咲千尋のことか?」
霧切 「はい。自律型なので普段はネットに接続したまま放置しているらしいのですが、左右田先輩はこのときにハッキングした形跡がありました。
ですが......おかしい点がいくつかあって」
九頭龍 「おかしい点?」
霧切 「ひとつは三ヶ月前にハッキングしただけで、それ以降の形跡がないこと、
もうひとつは彼がプログラムの解析まで行っていながら、アルターエゴに何もしていないこと」
九頭龍 「う?ん」
霧切 「彼はなにがしたかったのか? アルターエゴに対して何もしていないということは目的が窃盗や妨害とは考えにくい」
九頭龍 「まあ、そうだな」
霧切 「また、自分の腕試しをするためにアルターエゴに挑んだというのが考えられますが、それなら不二咲さんの同意の元で行えばいい。
ハッキングは普通に犯罪ですから、ばれたときのリスクが大きすぎます」
九頭龍 「そう...だな (お前が言うなよ) 」
霧切 「私が言えたことではないですが」 ボソ
九頭龍 (あ、自覚あったんだ)
霧切 「さて、となると彼の目的は何だと思いますか?」
九頭龍 「おいおい可能性はお前が全部否定したじゃねーか」
霧切 「いえ、全部ではありません。もう一つ可能性が残っていますよ」
九頭龍 「はぁ?だから何なんだよ、答えは」
霧切 「そうですね......彼はアルターエゴが『見たかった』のではないでしょうか」
九頭龍 「見たかったぁ? 意味が分からん」
霧切 「観察した、と言ったほうが分かりやすいでしょうか。
彼はアルターエゴの内部の情報が欲しかったのだと思います」
九頭龍 「そのアルターなんとかの情報を見てどうするつもりだったんだ? あいつは」
霧切 「アルターエゴの内部の情報と三ヶ月という時間.....この二つがあれば、超高校級のメカニックである彼ならアルターエゴのコピーを作ることができると思いますが」
九頭龍 「うん? どうしてそれがソニアの一件に繋がるんだ?」
霧切 「アルターエゴには第三者の人格をコピーして自律するという特徴があります。
そして外部と繋ぐことで、そのAlに知識を与えることができます。
......与える情報を間違えなければ自分に『恋をさせる』こともできると思うんです」
九頭龍 「!? おいおい、さすがに冗談がキツイぞ」
霧切 「左右田先輩は
ソニア先輩のアルターを作って、自分に......恋をさせたんだと思います」
以上です。
第四走者の方、がんばってください!
少し見づらいかな。
後書き溜めはしたほうがいい(断言)
それもしかしてトリップ失敗してね?
ちなみに霧切は目上の者相手でも、割と普段通りの喋り方だよ
>>33>>34
トリップ失敗してました、すみません
正直、霧切が九頭龍相手にタメ語というのは想像しにくかったのですが...やっぱり敬語だと違和感がありますね
あと書いた物をきちんと5等分せずに振り分けたので結構見にくかったと思います
ミスを連発してしまってすみません。アドバイスありがとうございました
ごめんなさい。きづいたら左右田病んでました。
これは【初恋】だ
この【初恋】のきっかけは
一目惚れだった
初めて会った時、『この人だ』と思った
――――――――――
左右田「えーと、すいません。名前を教えてくれませんか?」
ソニア「おお、貴方はメカニックの左右田和一さんですね!わたくしはソニア・ネヴァーマインドと申します。これからよろしくお願いします!」
左右田「! ソニアさんですね!こちらこそよろしくお願いします!」
――――――――――
ソニアさんの長い金髪、ソニアさんの蒼い瞳、ソニアさんの優しい性格、ソニアさんの王女としての態度、ソニアさんの国への思い、
ソニアさんの全てが大好きだ
――――――――――
――――――――――
左右田「ソニアさん!オレと一緒に昼食を食べませんか!?」
ソニア「えーと、残念ですが左右田さん。わたくしは田中さんとご一緒にお食事をする約束をしておりますので、また次の機会にお願いします」
左右田「そうですか……」シュン
ソニア「それでは…」スタスタ
――――――――――
オレは元々男子校で、今とは違ってガリ勉だった
そのせいで、女子とは話したことが碌にねェ
――――――――――
左右田「ソニアさん!放課後いっしょに勉強しませんか!?」
ソニア「残念ですが左右田さん。放課後は田中さんと一緒に飼育小屋の動物のお世話をするので…」
左右田「では、また今度お願いします!」
――――――――――
アプローチの方法も分からねェけど一生懸命振り向いて貰えるよう頑張っている
それに、ソニアさんのことを考えてれば、一日中時間をつぶせると思う
それほど、ソニアさんへ向けられるこの気持ちは本物だ
――――――――――
――――――――――
左右田「ソニアさん!今日はオレと一緒に食べてくれますか!?」
ソニア「残念ですが左右田さん。今日は委員会がありますので、ごめんなさい」
左右田「でしたら、また明日お願いします!」
ソニア「……か、考えておきます」
――――――――――
でも、ソニアさんに一生懸命アプローチしてみてもソニアさんは田中の方がいいみたいだ
どうして?
――――――――――
左右田「ソニアさん!オレと一緒に組んでくれませんか!?」
ソニア「さあ、行きましょう!田中さん!」
左右田「ソニア…さん……」
左右田「…」
――――――――――
このソニアさんはオレが好きなソニアさんじゃない
このソニアさんはオレのことを見てくれない
だったらどうする?……オレが……自分で創ればいいのか?
――――――――――
――――――――――
そういえば、一年下のプログラマーがついに自立型AIを完成させたらしい
そのデータを使えば、オレの理想のソニアさんが創れる?
――――――――――
左右田「…………」カチャカチャ
左右田「…………」カチャ ピコーン カタカタ
左右田「……! 開けた!」
左右田「ケケケッ、予想通りここのプログラムはセキュリティが堅くねェみたいだな」
左右田「それで、『人格コピー自立型AI』はっと……あった!」
左右田「この程度なら、オレでも創れそうだな……」
左右田「……これで、オレのソニアさんが……」
――――――――――
創作
――――――――――
完成
――――――――――
――――――――――
ソニアル「こんにちは!貴方がわたくしのマスターですね!」
――――――――――
遂に完成した。オレだけのオレのためのソニアさん
――――――――――
ソニアル「左右田さん!大好きですよ!」
――――――――――
そしてオレの望みはソニアさんと……?
あれ?
オレはソニアさんとなにがしたかったんだ?
オレはどうしてソニアさんを創った…?
――――――――――
ソニアル「左右田さん!愛しています!」
――――――――――
これは…ソニアさんなのか……?
オレは…オレのしたことは……本当に正しかったのか……?
う~ん。スランプってやっぱりキツイですね。
日本語とかキャラとか設定とか間違えてる気がします。
なにはともあれ、最後はアンカー怨み唄さんです!よろしくお願いします!
書き溜め終わりました!文才がないもので皆さんの納得のいくオチになってないかもしれませんが……。
投下していきます!
左右田「オレは……」
日向「……そうやってお前は逃げて……」
左右田「逃げてなんかない!」
日向「違う!お前はソニアとの"現実"から逃げ出してるだけだろ!」
左右田「オレなりの理想を求めて何が悪いんだ!」
日向「理想を求めることは確かに悪いことじゃない!でも流石に……」
左右田「……例えこの行為が間違いだとしても、これはオレ自身が決めたことだ。【超高校級の相談窓口】のお前に何を言われようと意思を曲げるつもりはない!」ダッ
日向「お、おい!」
左右田「……ねえ、ソニアさん」
ソニアル「はい、どうかしましたか?」
左右田「ソニアさんは、その……オ、オレのこと……好きですか?」
ソニアル「えっ?……勿論、大好きですよ!」
左右田「そ、そうですよね……ははは……」
ソニアル「?」
左右田「い、いえ!なんでもないんです!」
ソニアル「なら、いいんですが……」
左右田「……」
……違う。オレが望んでいたのは……!
左右田「……なんで……」
こんなことに……。
左右田「……」
高望み、しすぎたのだろうか。
左右田「オレは……」
ただ、"彼女"と話したかっただけだ。
左右田「……違う!」
**************************************************
*目の前にある"彼女"は"彼女"であり"彼女"ではない。*
**************************************************
左右田「これは……」
"彼女"の皮を被った"ナニカ"だ。
左右田「こんなもの……っ!」ガキッ
……壊してしまえばいい。
左右田「くそっ!くそっ!」ガッ ガッ ガキッ
望んだ物は、違う。
左右田「違う!違う!違う!」バキッ ガツッ ボガッ
その望んだ物が、正規に得られぬのなら。
左右田「あああああああああああああっ!」
慰めの為の物は、虚しいだけだ。
左右田「……はぁっ、はぁっ、はぁっ……違う……違う……」
……あれ?
左右田「!?……目が……」
……体が動かない。
左右田「……あぁ……」
……ダメだ
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
…………
気付くと、目前には見知らぬ天井。
そして……
左右田「……」
罪木、その横には……
左右田「……ソニア……さん?」
ソニア「……」
……何故かその目は涙目である。
左右田「……えっ?」
まさか……オレを心配して!?
ソニア「左右田さん……」
左右田「はいっ!」
ソニア「あのですね!」
左右田「はいっ!」
ソニア「あんなに機械を滅茶苦茶にして、どうか……したんですか?」
左右田「えっ」
ソニア「何か悩みがあるなら、お友達に相談された方がいいですよ!」
左右田「えっ」
ソニア「それでは!」
罪木「それでは私も……お大事に……」
左右田「……えっ?」
左右田「でもやっぱり……アレも愛情の裏返しだと思うんだよ。なあ日向!」
日向「おう……」
左右田「あれで確信した!絶対に!ソニアさんはオレのことが好きだな!オレがソニアさんを好きなのと同じように!」
日向(……戻った……のか?)
左右田「田中が何だ!待っててくださいねソニアさん!」
日向(ま、これが左右田らしいと言えば左右田らしいか……)
完
これで終わりました……多分。走者さんの思っていたオチとはかけ離れているかと思います!知るかそんなもん!
……やっぱり酷いオチ。オチだけで皆さんの努力を無駄にした気がします(白目)
進行として依頼は責任を持って出しておきます。ナナミィさん、アクアさん、メカソーダさん、モモクマさん、皆さんお疲れ様でした。
このSSまとめへのコメント
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