アスカ「シンジ、アタシあんたのこと好きよ」(69)

アスカ「僕もだよ、アスカ。最近アスカすごく色っぽくなったよね」

アスカ「え、そ、そうかなぁ?」

アスカ「胸も大きくなってきてるでしょ?」

アスカ「ば、バカシンジ!どこ見てるのよ、もう」

アスカ「実はね…」ペラペラ



ミサト「うわー気合入ってるわね…」

シンジ「ミサトさん!こんなの見せられて明日からどう接すればいいんですか!」

ミサト「しっ!声が大きい、バレちゃうでしょ」

ミサト「にしてもあのアスカをここまでにしちゃうとは…シンちゃんもやるわね」

シンジ「おかしいな…今日だってずっと馬鹿馬鹿言われましたよ、笑顔すら向けてもらってないです」

ミサト「ふーん、普段素直になれない分の反動ってわけか、思春期はやっかいね~」

ミサト「…そうだ、いいこと思いついた!」

ミサト「シンちゃん、今から私が言うことをそのまま明日実行するのよ」ごにょごにょ

シンジ「ほんとにやるんですか?」

ミサト「マジよマジ、ふふっ明日の夜が楽しみだわ」

次の日の夕方

アスカ「ただいまー」

シンジ「おかえり、アスカ。早かったね」

アスカ「まあね、あれ、ミサトは?」

シンジ「仕事疲れてるみたいで先に寝るって」

アスカ「はっ、おばさんはつらいわねージュース、ジュースっと」

シンジ「アスカ……最近可愛くなったよね」

アスカ「ぶふっ!」

アスカ「ゲホッゲホッ…!あ、あ、あんた、いきなり何言ってんの?」

シンジ「アスカが可愛くなった」

アスカ「ば、バカじゃないの?そんな恥ずかしい事平然と…」

アスカ「そ、そう。ようやくあんたも私の魅力に気付いたってわけね」

アスカ「まあこの私と一緒に住んでるんだもん、気付かない方が罪ってものか」

アスカ「その功績に免じて明日から荷物持ちくらいはさせてあげてもいいわよ」

アスカ「それじゃ私部屋にもどるから!」



シンジ「…………これでよかったんですか?」

ミサト「うん、ばっちりね。じゃあ今日の夜同じ時間にね」

深夜

ミサト「そろそろね、シンちゃん覗きに行くわよ」

シンジ「アスカに悪いような…」

ミサト「まあまあ。これほどのつまみはなかなか無いんだから。ビールが進む進む」

ミサト「ほら、やっぱり起きてる…ん?」

アスカ「あのシンジが…あのバカシンジが…私のことを…」

アスカ「もうこれはそういうことよね…うんそうよ…そうにちがいない」

アスカ「すでに同意を得たのと同じ…シンジは私のもので…私はシンジの…」

アスカ「あぁ…シンジ、しんじぃ…はぁっはぁ…」

アスカ「ダメ…さっきしたばっかりなのに…もう…」クチュクチュ

シンジ「えっ、アスカ…まさかうむっ!?」ガシッ

ミサト「ごめんね、シンちゃん!今日はここまでにしましょう、明日も学校早いし」

シンジ「んーっんーっ」

ミサト「(まずいわね、あのアスカ…暴走しなきゃいいけど)」

三日後

ミサト「シンちゃん、あれからアスカとはどうなの?」

シンジ「特に何もないです、というか顔を合わせるたび避けられてる感じがします」

ミサト「(どういうこと?あのアスカなら有無を言わさず自分のものにしそうだけど)」

ミサト「(タイミングを計っているのかしら…)」

ミサト「シンちゃん、私今日はネルフに泊まることになるけど戸締りしっかりね」

シンジ「はい、大丈夫です」

ミサト「あと…はいコレ」

シンジ「えっ、コレって…」

ミサト「使い方はわかるわね?」

ミサト「勢いに流されずにちゃんとするのよ」

シンジ「…はい」

ミサト「それじゃ行ってくるわね」バタン

夕食にて

カチャカチャ

シンジ「(ミサトさんが居ないだけでものすごく静かだ…)」

シンジ「(しかもあんなの渡されたら嫌でもアスカに意識が…)」

アスカ「ねぇ…」

シンジ「な、なに?」ビクッ

アスカ「ミサト、遅いわね」

シンジ「…今日はネルフに泊まるみたいだよ、さっき言ってた」

アスカ「…………………あっそう」

アスカ「ふふっ」

眠たい、明日立て直します

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