雪女「おかえりー」(129)

男「ただいま…じゃ、ねぇよ!」

男「何平気で居着いちゃってんの?バカなの?」

雪女「え?だって山には帰れないし」

男「いや、帰れよ!てか、帰れよ!」

雪女「ところで何買ってきたのー?」

男「人の話を聞け、な?」

雪女「かったいこと言わないのーっwww」

男「そういう問題じゃねぇよな?」

なんてのを書いてみたよ

男「はぁ…昨日いきなりきて夜遅くに泊めてほしいって言うから……」

男「昨日、明日には帰るって言ってたよな!?」

雪女「あれ、嘘」

雪女「だっていまさら帰れないもーん」

雪女「人間の男を虜にするまで帰ってくんなって言われちゃったしー」

男「あのなぁ…だったら他の男探すとかあるだろ」

雪女「めんどくさーい」

男「ねぇナメてんの?いいの?暖房つけちゃうよ?いいの?」

雪女「やってみれば?」スッ

男「氷柱ごときに…」ピトッ

雪女「ごめんなさいは?」

男「誰がそん…ごめんなさい、調子乗ってました」

雪女「よろしい」サッ

男「そもそもそんな雪女事情に俺を巻き込むなよ」

男「しかもだよ?俺はね?お前がいるだけで寒いんだよ?」

男「今もう冬だよ?ただでさえ寒いのに暖房つけるなとかふざけてんの?」

雪女「私が溶けちゃうじゃん」

男「溶けてしまえばいいのに」

雪女「何か言った?」ギロッ

男「いえなにも」

雪女「とりあえずしばらく泊めてくれれば」

雪女「山に帰った時探したけどダメだったーってうまいとこ言い訳できるの!」

雪女「だから泊めてくんないと凍らせるよ?」

男「理不尽すぎる…」

男「冬なのに暖房禁止、ストーブ禁止って」

男「なんかこたつ好きな雪女もいたのに…」

雪女「まぁーまぁーwww」

男「笑ってんじゃねぇよ」

雪女「ところで今日の夕飯は何?」

男「え?食うの?」

雪女「食うよー食う食う」

男「いや、そこ普通は遠慮とかしないの?」

雪女「人間界の食べ物っておいしーよね!」

男「俺一人分しか買ってきてないのだけども?」

雪女「いつからお前の分だと錯覚していた」

男「なん…だと!?」

雪女「危なっかしい冗談はさておき、買ってきてね?今すぐに」スチャッ

男「ちょ、わかった、行く!行くから!」

男「氷柱はわりとマジでシャレんなってねーっ」

----バタン

とりあえず淡々と書き溜め放出中なんだけど
なんか寂しいぜ…(´・ω・`)

男「はぁ…何やってんだ俺」

男「完全にパシリじゃねーかよこれじゃあ…」

---家---
男「ただいまー…」ガチャ、パタン

雪女「遅いっ」シュッ

男「わりとはや…」スッ、カッ

男「あの、言い終わる前に氷柱投げんのやめてくれます?」

雪女「待ちくたびれたぁ」グゥゥ

雪女「早くつくってー?」

男「とりあえず手伝ってくんない?」

雪女「…え?嫌…だけど?」

男「何信じらんねーって顔してんだよ!」

男「もういいよ、で、熱いのとか食えるの?」

雪女「まぁね!鍋とか好きよ」

男「なんでそれで暖房がダメなんだよ!」

雪女「雪女はね、内側から体内に取り入れる熱さなら耐えられるようになってるの」

雪女「でも外側からとかダメなんだよねぇ」

男「なんかめんどくせぇな」

雪女「あ、でも私、辛いのは苦手」

男「男受け狙いか?」

雪女「凍りたい?」

男「ごめんなさい」

男「そうこうしてるうちにロールキャベツとシチューが出来上がりました」

雪女「何それ怖い」

男「ご飯は?食う?」

雪女「特盛で!」

男「太るぞ?ブヨるぞ?」

雪女「雪女だから大丈夫」

男「雪女って超都合よくね?」

男「じゃ、いただきます」

雪女「え?最近はこの世の全ての食材に感謝をこめて、って言うんじゃないの?」

男「言わない、言わないから食べよう」

男「うまいか?」

雪女「…73点かなぁ」モグモグ

男「何それ超微妙」

雪女「まさに男そのもの、みたいな?」モグモグ

男「やめて、凹む」

男「食い終わったら流し台によろしく」

雪女「えー…」

男「それくらいしろよ」

男「じゃ、俺風呂掃除して湯入れてくるから」

雪女「いってらっさーい」

雪女「…あれ?もしかして私、暇?」

雪女「…男がいない隙にいたずらとかしたいなー」

雪女「とりあえず誘惑とかしてみようかしら」スルスル


男「よーっし、これで後はしばらく待つだけ」

男「…うーさみぃっ!待ってる間あいつにこたつ交渉してみよ」

男「で、何やってんの?」

雪女「…誘惑?」

男「聞き返されても…」

男「とりあえず服きろよ…」

雪女「もしかしてイン…」

男「妖怪には反応しねーよ!」

男「だから服きろ」

雪女「ちぇ…」

雪女「…いろいろ挟めるよ?」

男「いいから着ろっ」

雪女「った…イン…だ」

男「わりと聞こえてんぞ」

雪女「お風呂は?」

男「…あっ!やべぇ」


男「なんとかセーフだったな、入れすぎちゃうとこだったよ」

雪女「褒めてもいいよ!」フフン

男「ありがとな」

雪女「えっ…う、うん」テレ

男「で、お前は風呂入れるの?」

雪女「無理よ?」

男「だったら湯が冷めてから入るか…冷水シャワーな」

雪女「いいの!?」

男「あ、あぁ…別にいいけど?」

雪女「い、一緒に入れないけど?」

男「知ってるよ、何をそんなに動揺してんだよ」

雪女「て、てへっ?」

男「じゃ、俺入ってくるから」

雪女「ら、らじゃーっ」


男「ふぅー……風呂ってすごくリラックスできるよなぁ」

スーッ

雪女「お背中…何これっ!あっつ!溶ける!マジ溶けるって!!」

ピシャッ

雪女「あっぶねー…風呂こぇぇ超こぇぇ」

男「何しにきたんだ?あいつ…」

雪女「…暇なんだけど」

男「浪人生には時間がないんだ」

雪女「あ、バカなんだ」

男「うっさいよ」

男「と、言っても序盤飛ばしすぎたから」ガサゴソ

男「特にやることねー…」ガサゴソ

男「って、お前人の話聞かずになにしてくれちゃってんの!?」

雪女「暇潰しのゲームでも探そうかと」

男「あんま散らかすなよ?」

雪女「こんなえっちな本持っててそういうこと言うの?」

男「おまっ、それは…」

雪女「もし仮にだよ?私とこのえっちな本だったら…」

男「えっちな本」

雪女「…」ピキーン

男「ちょ、お前何してくれちゃってんの!?」

雪女「べっつにー」ムスッ

男「なにすねてんだよ」

雪女「わたしのほうがおっぱいおっきいのにぃ…」

男「だって妖怪じゃ…」カッ

雪女「デリカシーのない男は嫌いよ?」

男「それもはや脅迫だろ」

雪女「触って確かめてみるべきよっ!」

男「だが、断る」

男「あっやめて、痛い、痛いって、ちっちゃい氷のつぶ投げないでっ」

雪女「なんなの?普通の男なら喜ぶとこでしょ?」

男「がさつな妖怪に興奮して…すいません!妖怪まじパネぇっす、大好きっす」

雪女「よろしい」

男「とりあえず、勉強させて?」

雪女「私は何をすればいいっていうの!?」

男「いや、風呂でも入ってこいよ」

雪女「あれは…地獄やでぇ…」

男「お前のために風呂場開けっ放しできてやったから大丈夫だろ」

雪女「…えっ?」

男「いーからさっさと入ってこい」

雪女「…う、うん///」



雪女「はぁー…ちょっと熱いけど氷浮かべれば…」

雪女「気持ちいいなぁ」

雪女「あんな短時間でこんなにお湯って冷めるのかしら?」

雪女「…ま、いっか」

雪女「とりあえず出よっと」

男「あれ?早かったな」

雪女「う、うん…」

雪女(よく考えたら男が入った湯だったんだよ、ね///)

男「ぬくもったか?」

男「雪女にこれは変か(笑)」

雪女「変に決まってるじゃない!だから浪人すんのよ」

男「や、やめて…」

雪女「ふぁ~あ……」

雪女「じゃ、私先に寝るね?」

男「いいご身分だなこんにゃろー…」

男「そういや妖怪も寝るんだな」

雪女「そりゃ、妖力とか回復しなきゃだし」

男「そんなもんなの?」

雪女「ま、人間と似てるっちゃ似てるわよ」

男「ふーん…じゃ、俺もうちょっと起きとくから」

男「寝室は昨日の場所な」

雪女「あ、うん」

雪女「そういえばあんたはどこで寝てんの?」

男「…ソファーだけど?」

雪女「あ、あんたがベッドで寝なさいよ!」

男「なんで?」

雪女「なんでって…」

男「仮にも女の子だしソファーで寝させるわけには行かないでしょ」

雪女「……」

男「じゃ、おやすみな」

雪女「お、おやすみ…」



男「…ふぁ~……」

男「もうこんな時間か」

男「俺もそろそろ寝るかな」

男「よいしょっと…」

男「あー…明日の朝飯どーすっかなぁ」

男「パンしかねーけどあいつ食うかなぁ…」

男「ま、いいや、寝よ」



男「…あれ?もう朝か」

男「雪女はまだ寝てんのかな?」

男「とりあえず朝飯…ん?」

男「なんだこれ」

男「…置き手紙?」


…男へ
泊めてくれてありがとう
いろいろ優しくしてもらって
ホントは嬉しかったよ?
なかば家出みたいなもんだったから
一度ちゃんと山に戻ってきます
ほんの少しの間だったけど
ありがとう…

雪女より

男「…嘘だろ?」

男「しばらく泊めろって言ってたくせに…」

男「なんだよ…これ」

男「手紙なんか…ずりぃよ…」

男「俺だって楽しかったのに…言えなかった……」

男「浪人してセンター間近で孤独で気分沈んでたときに」

男「すげぇ嬉しかったのに」

男「また一人かよ…」

--3日後--

男「ふぅー…今日も疲れたなっと」ガチャ

雪女「あれ?遅かったじゃん、どこ行ってたの?」

男「あぁ、夕飯の買い出し…え?」

男「ちょ、お前、なんでここにいんの!?」

雪女「帰ってきたんだけど?あと鍵は閉めときなよ?」

男「あ、うん…いやいやいや!お前山に帰ったんじゃ」

雪女「帰ったよ?」

男「じゃ、じゃあなんで?」

雪女「いやー…それがさ」

雪女「どうせ虜にするならあんたがいいなって」

雪女「それで山に帰ってちゃんと報告してきたの」

雪女「だから一度戻るって書いてたじゃん」

男「返せ!俺の心配と涙を返せ!」

雪女「へ?」

男「い、いやなんでも…」

雪女「もしかして私がいなくなって寂しかったのかなー?」ニヤニヤ

男「そ、そんなことねーって」

雪女「照れるな、照れるな」

雪女「男は素直なくらいでちょーどいいよっ」

男「だーっもううるせー」

男「夕飯、もう一人分買ってくっから」

男「ちゃんと待ってろよ!」

雪女「うんっ!」



おわ…り?

最後ちょっとブレてたけど一応、完走
当初より早めに終わらせたけど…

虜にするまでの仮定は?

>>65
エロ路線の伏線として書いてたんだけど
ここは純粋に終わらそうかと思って回収してない
期待してたんならすまん

続き書くとしても
夫婦みたく恋人みたく
いちゃついて終わる予定だよ?
それでもいいなら書いてみるけど…

雪女「男…んっ、奥にあたってる…」

男「ごめん、初めてだから…」

雪女「いいよ別に、それに思ったよりテクニシャンだしwww」

男「ま、まあ時々ならまたやってやるからな///」




雪女「残念、耳掃除でしたーwww」プギャー

男「ふぃー…やっぱ外さみぃなぁ」ガチャ、パタン

雪女「おかえりーっ」

雪女「今日の夕飯は何?」

男「ロールキャベツとシチュー」

男「お前が帰ってきたからな」

雪女「なんか思い出しちゃうね///」

男「キャラ違うくね?(笑)」

雪女「恋した雪女は素直になるのっ」

男「…ふふ、そっか」

男「じゃー…作るかっ」

雪女「て、手伝おっか?」

男「いーよ、ゆっくりしててくれて」

雪女「でも…」

男「いーからいーから」

男「じゃ、食べよっか」

雪女「…う、うん///」

男・雪女「いただきます」

男「今回も微妙かも…」

雪女「ううん…美味しいよ?」

男「そっか、なんか照れるな…」

雪女「そ、そうだ///」

男「ん?」モグモグ

雪女「あ、あーん、していい?///」

男「…」ゲフン、ゲフンっ

雪女「だ、大丈夫?」

男「あ、うん…」

雪女「ダメ…かな?」

男「だ、ダメじゃ、ない」

男「す、すげぇ積極的になって優しくなったな…」

雪女「いや…?」ウルッ

男「いや、逆、すげー…いい」

雪女「よかったっ」ニコッ

雪女「はい、あーん」ニコニコ

男「あ、あーん」

雪女「どう?おいし?」

男「…うん//」モグモグ

雪女「…えへへ」テレ

男・雪女「ごちそうさまでした」

男「じゃ、俺いつものごとく風呂の準備してくる」

男「流し台に置いといてくれたらまた洗うから」

雪女「…洗っといていい?」

男「いいっていいって」

雪女「洗い物くらいできるもん!」

男「そ、そういう意味じゃなくてさ」

雪女「洗っとくからね!」

男「わりぃ、頼むよ」

ごめん、風呂
残ってたら書くよ

残りそうにないな…
悔しいが風呂行くか

--風呂場--
男「やべぇ…完全に意識しだしてるよ俺」

男「相手は妖怪だぞ?」

男「でも素直に可愛いし…」

男「俺、喰われたりするのかな?」

男「何考えてんだ、俺は」


--台所--
雪女「どうしよう、あの人のこと完全に好きになっちゃった」

雪女「早過ぎる、よね…」

雪女「山のみんなには正直に言ってきたけど」

雪女「やっぱり変なのかな」

雪女「みんな虜にしたあとは殺しちゃうみたいだし…」

雪女「掟では虜にしたあとは自由にしていいってことになってるけど…」

男「ごめん、やらせちゃって」

男「洗い物片付いちゃった?」

雪女「あ、うん一応全部洗っといたよ」

男「そっかー…なんかごめんな?ホント」

雪女「ううん、私が勝手にしたことだし…」

男「助かったよ、ありがと」

雪女「そ、そんな…照れるよ//」

男「あー…待ち時間って暇だなぁ」

男「そういや前はなんか誘惑とかしてたっけ(笑)」

雪女「はっ、恥ずかしいこと思い出させないでよ///」

雪女「でも…私、妖怪だから…」

男「今だから言うぞ?」

雪女「…何?」

男「お前の肌とかすげー綺麗で女の子の裸とか実際に見たことなくて冷静を装ってただけなんだ…」

雪女「…え?」

男「ひどいこと言ってごめんな…」

雪女「そう…だったの?」ポロポロ

男「え、あっ、やっぱ傷ついてたよな、ごめ……」

男「うあっ」

雪女「……グスン」ギュー

雪女「…しばらくこうさせて」ボソッ

男「…ホントごめんな」

雪女「ううん…」ギュー

男「あ、風呂見てこなきゃ」パッ

雪女「…あっ」

雪女「…もぅ」


男「ふー…あぶねーあぶねー」チャプ(指)

男「雪女にしちゃちょっと熱いかもなぁ…」

男「俺が入るときに水足しとくか」

男「ごめん、先入っちゃうからテキトーになんかしてて待ってて」

雪女「あ…うん」


--風呂場--
男「いいのかなぁ…妖怪と人間って」

男「てかこんなこと考えるってやっぱあいつのこと好きなのかな…」

男「あー…何悩んでんだ俺はっ」バシャバシャ

男「うーさみっ」

男「でもこんくらい温くしとかなきゃな…」

男「よしっ、あがるか」

男「で、お前は何してんの?」

雪女「あ、いや、お洗濯物を畳もうかなーって」

雪女「迷惑だった?」シュン

男「いや、助かるけど、無理しなくていいよ?」

男「あとで俺やるし」

男「くつろいでていーのに」

雪女「やっぱり、優しいね」

男「な、なんだよ急に」

雪女「んーん、なんでもなーいっ」ニコッ

男「そろそろ風呂入ってきたら?」

雪女「…まだ熱いと思うから」

男「大丈夫、今日は水に近い状態だったから」

雪女「…えっ?」

男「だって最初っから水に近かったら早く入れるだろ?」

雪女「あ…うん…」

男「だから早く入ってこいって」

雪女「じゃ、じゃあそうしようかな」

雪女「あ、ありがとう…」

男「おうっ」ニコッ

--風呂場--
雪女「ホントだ、熱くない」

雪女「こーいうのずるいよぉ…」

雪女「前のときもそうだったんだろうなぁ…」

雪女「やっぱり決める!」

雪女「今日決めるもん!」

雪女「他の女のとこいっちゃったらやだし…」

雪女「あがったよー」

男「おー」

雪女「勉強?」

男「一応、な」

男「出だし飛ばしたからあんまやることねーけど」

雪女「受かるといいねっ」

男「今年こそは、な」

男「受かって教師になって俺みたいに学校つまんねーって思ってたやつの味方なってやりたいんだ」

雪女「…そうなんだ」

雪女「きっとなれるよ」

男「だといーんだけどな(笑)」

男「雪女にこんな話ってのもどーかと思うけどな(笑)」

雪女「ううん、なんか感動しちゃった(笑)」

雪女「ところでさ、今日、一緒に寝ない?」

男「…えっ?マジで?」

雪女「なんか一人で寝室つかっちゃうの悪いし…」

男「気にしなくていーのに」

雪女「気にするの!」

男「はい…」

雪女「だから、一緒に寝よ?」

男「…わかったよ」

男「でも溶けたりしない?」

雪女「人なら大丈夫だよっ」

男「雪女ってわかんねーなー…」

雪女「自分でもたまにちょっと都合よすぎでしょってなるときあるし」

男「ダメだろそれ(笑)」

雪女「じゃ、じゃあ、寝に行く?///」

男「あ、うん…//」

男「どうしてこうなった…」

雪女「ん?」

男「いや、独り言…」

男「てかなんで脱いでるんだよっ!」

雪女「パンツははいてるよ?///」

男「そういうことじゃなくてー…」

雪女「誘ってるのに男ってばそうやってー…」

男「いや、そういうのは将来を約束した人がするものであって…」

雪女「…私じゃ、いや?」

男「嫌じゃないというか…大歓迎というか」

雪女「じゃーもうしちゃおっ?」

男「待て待て待てっ!」

雪女「なぁに?」

男「お前絶対なんか隠してるだろ!」

雪女「か、隠し事なんて」

男「俺は隠し事されるのが一番嫌いなんだ、話してくれよ」

雪女「うー…鋭いなぁ」

雪女「実はね、雪女の掟で虜にした、って認められるには」

雪女「その人と肌と肌を重ね合わせて」

雪女「そ、その…そういうことしなくちゃダメってことになってるの」

雪女「…初めてだからよくわかんないけど」

男「ばっかだなぁ…」

雪女「ほえ?」

男「俺はもう充分お前の虜だよ」

雪女「…へ?」

男「こーいうのにはな?」

男「段階ってもんがあるんだぜ?」

男「だからまずこっちが先だ」

男「俺は頑張って雪女を幸せにする」

男「だから人間とか妖怪とか関係なく」

男「俺と付き合ってください」

雪女「………はい///」

男「そういやお前の服それしかないんだろ?」

雪女「…うん」

男「明日服見に行こう」

男「初デートってやつで」

雪女「…いいの?」

男「気にするなっ、だから今日はもう寝よーぜ」

男「えっちはまた今度な」

雪女「うんっ!」

男「おやすみ」

雪女「おやすみっ」


おわりーっ

と、いうわけで終了です
エロ書きたかったけど
どうしても雪女をビッチ化させたくなくて…
続編でエロ書く予定です

続編にはそりゃあもう
エロもり込みまくるつもりですよ、はい
いつたてるかわかんないけど5日以内にスレタイに雪女いれてたてます
よかったらまた見に来て下さいな

最後まで見てくださった人、感謝です
では、また雪女SSスレで

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