麗子「はい、両ちゃん。焼きそばよ。」
コトッ
両津「よし!!そのままいけ!!!」
両津「お前の脚なら逃げ切れるぞ!!!」
両津「今の内にホッケーの試合中継も聴いておこう」
中川「先輩、また競馬の中継ですか」
麗子「片耳でホッケーの試合中継、もう一方で競馬中継よ。信じられないわ。」
中川「器用ですね先輩は…」
両津「うむ、焼きそばも実に美味い(ズルズルッ」
寺井「おはよう」
両津「…!て、寺井かよ!!脅かすんじゃねぇよ!」
寺井「あ、両さん。おはよう。」
中川「おはようございます、寺井さん」
両津「全く…部長が入ってきたのかと思ったぜ…」
寺井「その、部長も一緒なんだけど…」
部長「勤務中に随分と楽しそうじゃないか両津くん」
両津「げっ!部長!!!!」
両津「て、寺井!ワシをよくも羽目てくれやがったな!」
寺井「そ…そんな、僕はそんなつもりで…!」
部長「この、ぶわっかぁもーーーーーん!!!!!!!」
両津「ぶっ…部長ー!いいです!そこです!ああ!」
部長「むっ…ここで出したら始末書だぞ両津…!」レロレロレロレロ
両津「そっ…そんなぁ~!」
部長「泣き言など言っている暇はないぞ!」グチュグリグリグリグリ
両津「げげっ!穴はマズいです部長!ああ!限界です!出ます!全部飲んでください!」ビュルビュルビュルビュルビュル
部長「出し過ぎだばかもん!始末書5枚程度では済まさんぞ両津~!」
両津「もうフェラチオなんてこりごりだぁ~!」
完
キーンッ
両津「あいててて…朝っぱらから耳元で怒鳴らないでくださいよ…!」
部長「勤務中に競馬とホッケーの中継を聞いてるバカはお前ぐらいだぞ両津!」
両津「ワシだってちゃんとパトロールに行ってるじゃないですか!」
両津「部長の悪い癖ですよ!そうやって人の悪い部分しか注意しないのは!!」
部長「ぐっ…」
寺井「両さん…昨日もパトロール中にパチンコ屋に行ってたよね…」
両津「こ、コラ!!余計なことは言うんじゃない!!」
部長「やはり、お前という人間…(プルプルッ」
両津「お、怒らないでくださいよ部長…僕、もう耳が潰れそうで…」
中川「地球は平和でなによりですね」
両津「どういうことだ中川」
中川「今、火星で大変な事件が起きているんですよ」
部長「ああ、例のテラフォーミング計画が失敗しているみたいだな」
中川「ええ…各国でもその事で議論されているみたいですから」
両津「テラフォーミング?新しいゴジラの名前か?」
麗子「違うわよ、自分たちの手で惑星を地球と同じような環境にして人類が住めるようにする計画よ。」
両津「わはははは!!そんな漫画な話がある訳ないだろう!」
中川「いえ、既にその計画は大昔から行われていて。実現可能な所まできているんです。」
両津「なんだと!?」
部長「中川、このバカにでも分かるように説明してやってくれ」
中川「はい」
両津「うぐぐっ…言い返せないのが悔しい…」
中川「最初の手段として火星に苔とゴキブリという2種類の生物を火星に送りました」
両津「ご、ゴキブリだと?火星を真っ黒にする気かよ…」
中川「黒く染め上げることで太陽光を吸収して火星を暖めようと考えたんです」
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