両津「何!?やったら100億だと!?」 (16)
続き
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両津「よっしゃあ!!」
両津達は瓦礫の山になった校舎に移動した。
中川「先輩!」
中川達も移動してきた。
両津「おう、そっちは無事か?」
中川「無茶しすぎですよ!地中にはころせんせーもいるんですよ!?」
両津「おっ、てことは運よく殺れてれば100億はワシのものだな」
中川(お金の心配が先なんてやっぱり先輩は恐ろしいなあ・・・)
業「いや、これじゃころせんせーは死なないよ」
業の言う通り、瓦礫の山から触手がにょきにょき生えて瓦礫を弾き飛ばす。
ころせんせー「にゅや!流石の私も死ぬかと思いましたねえ・・・」
業「何言ってんだよ。核爆弾でも死なないくせにさ」
ころせんせー「ヌルフフフフ。それもそうでしたね」
両津「ちぇっ、やっぱダメか」
中川「それよりも烏間さんに連絡しましょう」
やがて烏間とその部下が到着し、部下たちがテロリスト達を連行する。テロリスト達は奇跡的に軽度の怪我で済んだ。
そして、麗子、部長、残りの生徒達も学校に到着し朝のHRが行われた。
烏間「えー、見ての通り学校が木っ端みじんになった。よって今日はこのHRが終わり次第下校とする」
生徒達「よっしゃあああああ!!」
生徒達は歓声をあげた。
烏間「静かに。喜ぶのはこのHRが終わってからだ」
烏間「実はかくかくしかじかでな」
烏間は両津達がどういった目的でここに来たのかを一から丁寧に説明した。
渚「やっぱ警察官だったんだ」
両津「何?気づいてたのか?」
渚「うん」
部長「両津!お前達が校舎を破壊したんだな!?」
両津「仕方なかったんですよ部長!」
部長「バカモン!仕方ないで校舎を破壊するな」
烏間「大原先生、私も校舎の破壊については良く思ってはいませんが、両津先生達のおかげで誰も命を落とさず爆弾も安全に解除できたんですから。ここは目をつむりましょう」
部長「か、烏間さんがそうおっしゃるなら・・・」
部長は旗色が悪くなったのでこれ以上は責めなかった。
それから両津、麗子、中川、部長は簡単な別れの挨拶を述べた。
ころせんせー「では、最後に私からも。皆さんありがとうございました。また、機会があったら殺りに来て下さい」
両津「おう!」
両津達は拍手してその言葉を受けとった。
ころせんせー「ところで本田先生が見当たらないのですが・・・」
部長「お、そういえばそうだな」
皆は辺りをキョロキョロと見回す。
一方こちらは連行されてるテロリスト達の車内
ボス男「そういえばアレはどうした?」
部下1「え、ボスが持ってたんじゃないんですか?」
ボス男「馬鹿言うな。あれはお前に渡したんだぞ!」
部下2「ああ!あれですか!あれなら私が人目のつかない所に移動しておきました。どうせもう使うつもりないだろうと思いましたしね」
部下1「なんだよ!てめーかよ!」
ボス男「まあアレは強力すぎだしな。使った所で俺達もオダブツだったろう」
ハハハハハと笑い声が響く連行車。
場所は戻って崩壊したE組校舎付近。皆は本田を目で探していた。
本田「センパーイ!」
本田が変な物を持って駆け寄ってきた。
両津「おお、本田いたのか!ん?それはなんだ」
本田「なんか落ちてました」
本田が持って来たのは浴槽サイズの箱だった。
両津「どれどれ」
両津が箱を開けると30・・・29・・・28・・・とカウントダウンする爆弾が入っていた。
両津「時限爆弾だあ!!!」
一同が大パニックになる。両津はうっかり箱を投げてしまう。
中川「危ない!」
麗子「圭ちゃん、こっちになげないで!」
部長「馬鹿者!こっちに投げるな!」
烏間「殺/す気ですか!」
爆弾の入った箱はまるでバレーボールのトスの様に宙を飛び交う。
両津「あ、危ない!!」
爆弾が入った箱がころせんせーにぶつかりそうになる。
ころせんせー「にゅやああああああ!!!」
その後・・・
瓦礫の山となった本校舎の前で髪型がアフロなった浅野学峰は顔を引き攣らせ笑顔で立っていた。(例のBGMを脳内再生してお楽しみ下さい)
浅野学峰「ころせんせー、両津先生よ。私の権限でそれぞれクビ、最果て暑行きでもいいんだよ・・・?」
ころせんせー「クビ、クビだけは勘弁してくださあ~い!!」
両津「浅野ちゃ~ん。ちょっとジョークがきついんじゃなあい?」
烏間「うっ・・・!頭が・・・!」
麗子「烏間さん!しっかり!」
中川「これはひどい」
本田「ひいいい~!ごめんなさ~い!!」
部長「両~~~津!!お前というやつは!!お前はクビだあ~~~!!」
部長は両津を追いかけ回す。
両津「ワシは悪くないのに~!もう暗殺なんてこりごりだあ~~!!」
完
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