両津「インフィニット・ストラトス」 おまけエピソード(72)

これは本編に収録されていなかったIS学園の日常エピソードです。
本編はこちらをご覧ください。

パート1:両津「インフィニット・ストラトス」 - SSまとめ速報
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パート2:両津「インフィニット・ストラトス」 パート2 - SSまとめ速報
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おまけ第1話 恐怖の両津式英会話

IS学園

両津「ほう。英会話を始めるのか。」

山田「はい。生徒達に英会話を教えようと織斑先生が提案しました。」

両津「で、講師は?」

山田「中川先生と麗子さんがやってくれるそうです。」

両津「まあ、あいつ等は海外によく行ってるからな。」

山田「しかも特別手当が50万もらえるそうです。」

両津「何だと!?あいつ等お金持ちなのにまだお金が欲しいのか!」

山田「いや、そんな事はないと思いますが・・・。」

両津「だったらわしが教えてやる!」

山田「ええっ!?本当に大丈夫ですか!?」

両津「あたぼうよ。両津式英会話、IS学園で開講だ―――!!」

そうですか。ならおまけエピソードはなかったことにします。

分かりました。では、おまけエピソードを再開します。
続きをどうぞ。

翌日、中庭

ワイワイガヤガヤ

ネプテューヌ「うう・・・。なんで中庭で英会話をやらなくちゃいけないの?」

ネプギア「しょうがないよ。英会話はここでやるって決まったんだから。」

ユニ「いったい何を考えているのかしら?」

両津「全員集まったな。授業を始める前に一言だけ言っておく。」

両津「外国人と話す時、決して笑うな。日本人特有の愛想笑いをするからますます舐められるのだ。」

両津「体格では負けるが、東洋人が西洋人に勝てるのがある。」

両津「そう、東洋の格闘技!武道だ!!!」

両津「映画などで空手の迫力を刷り込まれているからな。東洋人は空手家に見えてしまう。」

シャル「つまり空手の形をして相手を脅かすんだね。」

鈴「じゃあ、女性の場合は?」

両津「チャイナドレスでヌンチャクを回すといいだろう。」

鈴「すごいやり方ね・・・。」

セシリア「あと忍者の姿も効果的ですわね。」

ラウラ「うむ。我々からすれば威圧感を感じるだろう。」

箒「でも、なんか違和感を感じる気がするが・・・。」

両津「何か言ったか?」

箒「いえ、何も。」

両津「では、授業に入る。まずはJamだ。この意味は?」

ルイズ「ジャムよ。」

千棘「絶対にジャムだって。」

両津「はずれ。」ガキッ

ウイイン

小咲「きゃっ!」

誠士郎「う、浮かび始めた!?」

ギイイイ

万里花「ね、熱湯と冷水ですわ!」

簪「間違えると椅子の角度が上がります。」

シエスタ「どういう事ですか!?」

両津「このジャムは“ぎゅうぎゅう詰めで困った状況だ。」

アリア「一般的じゃないわよ!」

白雪「そうよ!」

両津「では、説明を。」

ラウラ「うむ。自動拳銃の送弾不良を『ジャムる』という。」

両津「そうそう!日常会話でよく使うよな!『銃撃戦でジャムった。』って!」

ラウラ「エキストラクターが減るとジャムりやすいからな。」

ブーブー

セシリア「ブーイングが起こっていますわ・・・。」

千棘「全然一般的じゃないわよ!」

アリア「そうよ!」

両津「やかましい!」ガキッ

ウイイン

くるみ「また上がりました!」

サキ「あわわわわ!!」

ツルッ

カリンカ「あっ!ユニ、ナナ、スフレ、シャマルが落ちた!」

ドボーン

両津「落ちる奴は落ちろ!英会話の道は険しいのだ!」

パカラッチ「青春への道のりもそう簡単ではない!」

バク丸「パカラッチ、お前な・・・。」

両津「さらにバリエーションを広げてターンだ!」ポチッ

ウィーン

シャル「こうなると水か熱湯か分からないね。」

両津「次はfireだ。この意味は?」

キュルケ「そんなの簡単。火よ。」

両津「はい残念!」ガキッ

キュルケ「なんで!?」

両津「この場合、クビにするのです。」

ルイズ「どういう意味よ!##」

両津「ラウラ、一般的な使い方を。」

ラウラ「ファイヤー!」ドゴーン

ラウラ「銃を撃つ時はファイヤーだ。世界の常識と言えるだろう。」

シエスタ「嘘をつかないでください!」

くるみ「全然一般的ではありません!」

両津「うるさい奴は誰だー!」ガキッ

ドボーン、ドボーン

箒「次々と犠牲者が・・・。」

セシリア「悲惨ですわ・・・。」

両津「次は発音!まずは『Oh my god(おお、神よ)』だ。」

両津「両手を耳の上に当てて、頭のてっぺんから叫ぶ。オ~、マイガ~!!」

両津「さあ、皆も一緒に!」

千棘「できるわけないでしょ!」

ガッ

小咲「わ、分かりました!やります!」

千棘達「オー、マイガー!!」

両津「よろしい。次は『They got me(なんてこった)』だ。」

楯無「これも外国人が使う言葉ね。」

両津「この様に両手を広げて。ゼイゴッミー。なんてこった!」

ルイズ「そんな言葉を教えてもらっても滅多に使わないわよ!実用のある言葉を教えなさい!」

ガキッ

ルイズ・シエスタ・キュルケ・タバサ・ティファニア・エーコ「きゃっ!」ドボーン

両津「他に文句のある方は?」

ナナ「いえ、ありません!」

両津「それでは皆さんも一緒に。ゼイゴッミー。なんてこった!」

箒達「なんてこった!」

タルト「肩が凝った!」

ワハハハ

両津「誰だ!ギャグを言ったのは!?」

クリーム「私ではありません!」

千棘「私でもないわよ!」

両津「じゃあ、正直に名乗れば許してやる。言ったのは誰だ?」

タルト「はい。」

ガキッ

タルト・クリーム「きゃっ!」ドボーン

タルト「許すって言っただろ!?」

両津「そういう時はゼイゴッミーって言うんだよ!」

クリーム「助けて~!!」

千冬「いくら何でも酷すぎる・・・。」

ワスプ「同感ね・・・。」

そして翌日

ワスプ「結局、英会話の講師は中川と麗子に決まったそうね。」

千冬「ああ。両津は今頃・・・。」チラッ

部長「刑法第13条は!?」

両津「そんなの知ってるはずないでしょう!!」

部長「警官として常識だぞ!こら!」ガキッ

両津「止めてくださいよ!火はシャレになりませんよ!」ズズズ

中川「あの状態をreeps as one has sown.(自業自得)と言います。」

鈴「なるほど。実用英語ね・・・。」

両津「感心してないで助けてくれ~~~~!!」

シャル「勘吉!すぐ助けに行くからね~!!」

おまけ第2話 ジャイアンコンサートをぶち壊せ!

IS学園 寮

チチチチ

くるみ「バク丸様、お手紙が届きました。」

バク丸「おう。いったい何だ?」

バク丸「なになに?今日の午後、空き地でジャイアンコンサートが開かれます!?」

サキ「ジャイアンって、あの音痴な歌を歌う少年ですよね。」

カリンカ「あの酷い歌声は二度と聞きたくないよ・・・。」

バク丸「冗談じゃない!このコンサートは絶対に行くもんか!!」

ドラえもん「やっぱりそうだよね・・・。」

そして運命の午後がやってきた。

ジャイアン「バク丸たちはまだ来ないのか。」

スネ夫「全員がそろうまでリサイタルは延期した方が・・・。」

ジャイアン「きりがないから始める。では、ジャイアンコンサートの始まりだ!!」

パチパチパチパチ

のび太(こんな時にドラえもんは何をやっているんだ・・・?)

一方、バク丸たちは――――

両津「なるほど。ジャイアンコンサートがドラえもんのいる町で行われているのか。」

バク丸「ああ。あんなコンサートに行くのはごめんだぜ。」

ドラえもん「でもバク丸君。今頃のび太君達はこのコンサートに行っているんだよ。」

ガオウ「そうだぞ。あいつ等は苦しんでいるのに、俺達だけ楽していいのか?」

バク丸「言われてみればそうだけど、あの歌は二度と聞きたくないんだよな・・・。」

ドラえもん「だったらショージキデンパでなんとかするしかない。誰かやってくれるか?」

モンク「ここは僕に任せな!」

両津「よし!行って来い!!」

コンサート会場

ジャイアン「男の辛さを分かってくれと~♪母ちゃんにせがまれて~♪」

モンク(今がチャンス!)

ウィーン

のび太「止めろ下手くそ!」

スネ夫「いくら何でも酷すぎるぞ!」

しずか「そうよ!そうよ!」

少年A「こんな下手な歌聞くか!!」

少年B「ひっこめー!!」

ジャイアン「うぐぐ・・・。お前等!俺の歌をそう思いながら聞いていたのか!!コノヤロー!!」

ドカバキボカスカ

モンク(作戦成功!)ダッ

ワーワーギャーギャー

IS学園

モンク「コンサートはぶち壊しておいたぜ。しかも客がジャイアンに反乱を起こした。」

両津「あれだけ下手な歌を歌えばそうなるだろうな。」

楯無「で、両さんの歌もあのような声なの?」

両津「さあな。だったら今から聞くか?」

ガオウ「で、何の歌だ?」

両津「じゃ、行くぞ。」

ジャカジャカジャカジャカ

両津「ボインは~♪赤ちゃんの物になるんやで~♪お父ちゃんのと違うんやで~♪でも時々お父ちゃんの物になる~♪」

タルト「いい加減にしろ―――――!!」ドガーッ

両津「ぎゃああああああああ!!」

ドラゴ「やっぱりこうなってしまいましたね。」

おまけ第3話 ザ・注射チェイス

今日はIS学園で予防注射が行われている。全員受ける事になっているのだが・・・。
両津「何!?ポーラが脱走しただと!?」

誠士郎「はい!あいつは注射が大嫌いです!」

千棘「ポーラって殺し屋の戦士でしょ。こうなってしまうとなかなか捕える事は難しいわね。」

両津「よし!すぐにISを装着しろ!目標はポーラ・マッコイだ!」

箒達「イェッサー!!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン

両津「行ってこーい!!」

ドギューン

一方、ポーラは・・・。

タッタッタッタッ

ポーラ「冗談じゃない・・・。あんな注射を撃たれたら・・・。」

ギュイーン

ポーラ「この音はIS・・・。もしや!?」

箒「見つけたぞポーラ!大人しく捕まれ!!」

ポーラ「まずい!逃げるが勝ちだ!!」ダッ

鈴「しぶといわね。こうなったら徹底的に追うわよ!!」

セシリア「言われなくてもそのつもりですわ!」

ギュイーン

ポーラ「ちっ!いくら逃げても追いついてきやがる!これでも喰らえ!!」バッ

シエル「ナイフなら、エレメンタルガード!!」ウィーン

キンキンキンキン

ポーラ「何!?」

アリサ「今がチャンス!」ドギューン

ポーラ「させるか!」ヒュン

アリサ「くっ!」ヒョイ

カノン「迂闊に近づくと危険ですね。」

そら「だったらここは私に任せて!ゴースト召喚!!」ポウッ

ヒュードロドロドロドロ

ポーラ「ま、まさか・・・。」

ボクレー「うらめしやー・・・・。」

ポーラ「ぎゃああああああああ!!」

バターン

誠士郎「倒れてしまったか。」

千棘「今がチャンスよ。すぐに運びましょう!」

ワイワイガヤガヤ

ポーラ「ん・・・。」

アリサ「あっ、目を覚ましました。」

ポーラ「しまった!まさか私が捕まってしまうとは・・・。」

ナナ「さあ、ポーラちゃんも注射を受けるよ!」

ポーラ「絶対に嫌だ――――!」ジタバタ

ナナ「はいはい。我儘言わないの。」

ポーラ「頼むよ~~。人参でもなんでも食べるからさ~~。」エッグエッグ

ナナ「うわっ!すごい涙目だ!」

アリサ「どうします?」

そら「私も注射を受ける予定だし、一緒に行ったら大丈夫だよ。」

ポーラ「本当?」

そら「うん。一人でも無理なら2人でやればなんだってできるよ。」

ポーラ「そら・・・。じゃあ、受けるとするか。」

そら「決まりだね。」ニコッ

誠士郎「あのポーラを手なずけるとは・・・。」

小咲「まるで天使みたいね。」

チクッ

そら「ね?怖くなかったでしょ?」

ポーラ「う、うん・・・。」

両津「それにしても驚いたな。ポーラが注射を受けるとは。」

ポーラ「そらが話しかけてくれなかったら、まだ注射を怖がっていたかもな。」

なのは「少し成長したね。」

両津「はい、次!」

雲雀「うう・・・。ポーラちゃんだってできたんだ・・・。ひばりだって・・・。」

チクッ

雲雀「柳生ちゃ―――――――ん!!」

柳生「ああ・・・。ひばりが呼んでいる・・・。」オロオロ

両津「お前は雲雀を過保護過ぎだろ。」

葛城「確かに。」

おまけ第4話 海辺の休日。変態達をやっつけろ!



ザザーン

両津「と言う訳で、我々は休暇の為に海にやってきました。」

両津「もちろんカメラも持っています。」サッ

鬼塚「俺も。」サッ

千冬「まさか私達の水着写真を撮って、それを写真集に掲載しようとしているんじゃないだろうな・・・。##」バキボキ

両津・鬼塚「げげっ!!」

ドカバキボカスカ

両津・鬼塚「ぎゃあああああああああああああ!!」

箒「まったく、両津さんと鬼塚先生は何をやっているやら・・・。」

鈴「呆れて物も言えないわね。」

数分後

両津「くそ~・・・。カメラを取り上げられてしまった・・・。」

鈴「アンタ達が私達の水着写真を撮るからよ。」

セシリア「自業自得ですわ。」

鬼塚「確かにそれは俺達が悪いけど、藍越学園がまだ滅んでなかった頃は変態が多くいたからな。」

ルイズ「ああ。その中には才人や一夏、智樹、キンジ、月音も含まれていたわね。」

カービィ「ぽよ。」

両津「しかしあいつ等がいないとなんだか寂しくなるな。」

箒「ああ・・・。今頃一夏達はどうしているのだろうか・・・。」

シャル「きっと天国で楽しく暮らしているかもね。」

箒「・・・そうだな。」

一方、海辺の近くにあるアジトでは―――――

サンジ「どうやらIS学園の連中が来たそうだ。準備はいいか?」

近藤「バッチリだ。」

クマ吉「絶対的瞬間を必ず撮ってやる!」

東城「若の破廉恥姿を見逃さずにはいられない!」

長谷川「就職先が決まったんだ。やるからには本気でいくぞ!」

サンジ「よし!突撃開始!!」

バカ共「おう!!!」ダッ

両津「シャルロット!」ドン

シャル「えい!」バシーン

鬼塚「させるか!!」バシーン

はやて「鬼塚先生!」トン

鬼塚「これでも喰らえ―――!!」ズドーン

両津「しまった!」

ウリィ「鬼塚・はやてチーム。一点追加!」

両津「くそー!今度はそうはいかないぞ!!」

鬼塚「やれるものならやってみな!!」

ザッザッ

ネプギア「銀さん。これくらいでいいですか?」

銀時「おう。丁度いいぜ。」

ネプテューヌ「じゃあ、周りに木の棒を置こっと!」

フラン「ついでに旗も飾っちゃおう!」

銀時「何を考えているんだ!余計な事をするな!」

霊夢「だったらもうちょっと砂浜を高くすればいいじゃない?」

銀時「オイ霊夢!余計な事を言うな!!」

魔理沙「あーあ。せっかくの砂風呂が砂の山になってしまったようだな。」

銀時「魔理沙!下らんことを言ってないで助けてくれ!」

ソニック「・・・。」

フェイト「あれ?なんで立ち止まっているの?」

エミー「ソニックは泳げないのよ。」

なのは「なるほどね。」

フェイト「だったら私が教えてあげようか?」

ソニック「い、いや、遠慮するぜ。」

フェイト「そんなこと言ってないで、早く早く!」

ソニック「お、おい!」

エミー「フェイトの奴~~~。」ギリギリ

なのは「ソニック~~~。」ギリギリ

ジーッ

クマ吉「相変わらずモテモテだね。さてと、次の獲物に向かいますか。」

ミカサ「ハァ・・・。」

スフレ「どうしましたの?」

ミカサ「エレンがいなくて寂しい・・・。」シュン

ミーナ「気持ちは分かるわよ。エレン達は私達とは違う高校に通っているからね。」

クリスタ「けど今は思いっきり楽しみましょう!」

ミカサ「・・・うん。」

ジーッ

サンジ「よし!次はナミさんだ!」

ピクッ

ルイズ「どうしたのカービィ?」

カービィ「ぽよ。」テクテク

シエスタ「何か見つけたのですか?」

カービィ「ぽよぽよ!」ユビサシ

クマ吉「げっ!カービィにばれてしまった!!」

ルイズ「あっ!クマ吉!」

エーコ「という事は、他のバカもいるという事ね・・・。」

ティファニア「どうするの?」

エーコ「決まってるでしょ!全員に連絡をして!バカ共を一人残らずやっつけるわよ!!」

ルイズ「言われなくても分かってるわよ!攻撃開始!」

エーコ達「おう!!!」

ウーウー

中川「この警報・・・。どうやら変態達が出たそうですね!」

両津「よし!全員に告ぐ!変態どもを一人残らず捕まえろ!!」

サンジ「まずい!見つかったか!」

近藤「ええい!こうなったら逃げるしかない!」

ナミ「そうはいかないわ!サンダーボルト!!」

ドンガラガッシャーン

近藤・サンジ「ギャアアアアアアア!!」

ナミ「残るは後2人。気を引き締めていくわよ!!」

東城「まずい!残ったのは私達となってしまった!」

長谷川「早く逃げなければ!」

ブラン「そうはさせるか!やっちまえ――――!!」

ロム達「イェッサー!!」

ドカバキボカスカ

東城・長谷川「ギャアアアアアアア!!」

ロム「これで全員。」

ブラン「よし!すぐに報告するぞ!!」

そして5人は捕えられ、両津の前に出された。
両津「で、絶対的な瞬間を撮るためにこの様な事をしていたのか。」

サンジ「はい。全て事実です。」

両津「大馬鹿野郎!それはわしの専売特許だ!今度する時はわしに許可を取れ!いいな?」

サンジ達「はい!」

ガシッ

千冬「たとえお前の専売特許でも、私はもちろん許可しないぞ。」

部長「どうやら6人まとめて再教育が必要だな。」

両津「待ってください!わしは・・・。」

千冬・部長「このばっかもーーーーーーーーーん!!!」

ドカバキボカスカ

両津達「ぎええええええええええ!!」

シャル「僕の写真を撮るつもりだったら、勘吉以外はダメかな。」

鈴「アンタね・・・。」

次のお話はフリーダムウォーズ発売記念として、両津達がフリーダムウォーズについて緊急会議を開きます。
あとおまけは全部で6話ありますので、どうぞ最後までお楽しみください。

おまけ5話 フリーダムウォーズ緊急会議!

IS学園 アトラクション会場

両津「皆様、大変長らくお待たせしました。只今よりフリーダムウォーズ緊急会議を始めます!」

ワアアアアア

両津「ではゲストを紹介しましょう。まずは『大乱走ダッシュor奪取!! 』から寺園ひよりさん!」

ひより「よろしくお願いします!」

両津「『ヤッターマン』からボヤッキー!」

ボヤッキー「全国の女子高生の皆さん、ボヤッキーでーす!」

両津「そして『フリーダムウォーズ』からナタリア・“9”・ウーだ!!」

ナタリア「よろしく頼む。」

箒「すごいメンバーだな。」

セシリア「緊急会議にゲストを呼ぶのは普通ではありえませんわね。」

両津「では本題に入ります。ナタリア、説明を。」

ナタリア「今回の緊急会議はフリーダムウォーズのクロスSSについてだ。」

箒「主役の名前は決まっているのでしょうか?」

ナタリア「いや、まだ決まっていない。ただ、男性と言う設定は確かだ。」

ラウラ「なるほど。」

ナタリア「そこでお前達に告ぐ。男性キャラを思いついたら遠慮なく言ってくれ。」

ナタリア「ただし、人間以外はダメだ。その事を忘れるな。」

両津「んじゃ、シンキングタイムスタート!!」

チクタクチクタクチクタクチクタク

箒「はい。」

両津「箒か。誰を思いついた?」

箒「織斑一夏はどうでしょうか?」

両津「ああ。あいつは恋愛度が低いからな。そいつを出したら面白いかも知れないな。」

ボヤッキー「原作ではハーレムだったのに、この作品では哀れな人だったよね。」

ひより「はい。」

両津「ひよりか。誰を思いついた?」

ひより「ジョジョシリーズの第1部から第3部までの主人公はどうでしょうか?」

両津「ああ。スタンドを使えば戦闘が一気に有利になるからな。」

ナタリア「ぜひとも戦力に加えて欲しいくらいだが、第2部の主人公の性格がちょっと・・・。」

新八「しかも銀さんと性格が一緒ですし。」

銀時「全然似てねーだろ!!」

ルイズ「私も思いついたわ。才人を投入したらどうかしら?」

両津「ああ。あいつは大馬鹿だからな。少しは苦痛に耐えてもらった方が面白そうだし。」

ボヤッキー「ルイズちゃん、ナイスアイデア!」グッ

カービィ「ぽよぽよ!」

アリア「じゃあ、キンジはどうかしら?」

ひより「彼は銃や剣の扱い方が上手でしたよね。」

ナタリア「任務も多く遂行しているな。ぜひともスカウトしたいくらいだ。」

両津「他には?」

ボヤッキー「じゃあ、リヴァイさんはどうでしょうか?」

両津「ああ。あいつなら他のPTを単独で攻め落とすだろうな。」

ナタリア「その様な人が何人かいたら、我がPTは繁栄を極めるだろうな。」

ミカサ「・・・。」スッ

両津「ミカサか。どうせお前はエレンだろ。」

ミカサ「うん・・・。」コクリ

ミーナ「ああ。エレンは巨人を駆逐する事を自らの使命と思っているからね。」

ナタリア「敵のアブダクターを巨人と認識すれば、戦況も一気に有利になるな。」

鬼塚「まあ、だいたいはこんな物だろう。」

両津「よし!実際に奴等で試してみるか!」

両津達は名が挙がった8人を呼んだ後、実際に実験テストを行った。

実験終了後

両津「ジョナサン、ジョセフ、承太郎、キンジ、エレン、リヴァイは非常にいい動きをしていた。」

ボヤッキー「まあ、彼等は戦闘に向いているようだね。」

ひより「けど、一夏と才人はあまりよくなかったそうですね・・・。」

ナタリア「確かにそうかも知れない。だが、2人の心にはあきらめない心が強いそうだ。」

ナタリア「彼等を訓練で鍛えて置けば、いずれは歴戦の戦士として名を残すのも遠くないだろう。」

ボヤッキー「なるほど。」

魔理沙「まっ、後は本人次第という事だな。」

両津「と言う訳で会議はこれで終了。では、解散!」

ナタリア(こうして会議は終了し、私は元の世界に帰った。)

ナタリア(それから数日後、私達は異世界から来た少年と出会う事になる。)

ナタリア(その少年の名は詳しくは教えられない。別の小説で明らかになるだろう・・・。)

次は最後のおまけエピソードです。

おまけ最終話 両津とシャルロットのデート騒動

IS学園、両津達の部屋

両津「何?デートに付き合って欲しいだと?」

シャル「うん。亡国機業との戦いが終わってから、まだ一度もデートをした事がないんだ。」

両津「そう言えばシャルロットとは一度もデートをしたことがなかったな。じゃあ、付き合うとするか!」

シャル「本当!?ありがとう!」

箒「両津さんとシャルロットがデートするそうだぞ。」ヒソヒソ

セシリア「これがもしマリアさんにばれてしまったら・・・。」ヒソヒソ

鈴「間違いなく滅茶苦茶になるわね・・・。」ヒソヒソ

ラウラ「確かに。」ヒソヒソ

そしてデートの日がやって来た。

シャル「いよいよ初デートか・・・。なんだか緊張するな・・・。」

両津「まあ、誰だって緊張するもんだ。気楽に行こうぜ。」

シャル「うん・・・。」

コツコツ

箒「こちら箒。両津さんとシャルロットが学園寮を出ました。」

千冬『分かった。くれぐれもマリアには見せないようにしておけ。』

箒「了解。」ピッ

セシリア「私達も後に続きましょう。」

箒「ああ。」タッ

花やしき

シャル「ここって、勘吉が子供の頃によく行った場所なの?」

両津「おう。すごく楽しいところだぞ。入るとするか。」

シャル「うん!」タッ

ピピピピピ

瑞希「こちら姫路。両津校長とシャルロットが花やしきに入りました。」

箒『分かりました。すぐに合流します。』ピッ

瑞希「これが花やしき・・・。初めてです・・・。」

ナナ「見とれている場合じゃないですよ!早く後を着けないと!」

瑞希「そうですね。行きましょう!」

シャル「まずはどこに行く?」

両津「メリーゴーランドに行こう。女の子はこれが好きだからな。」

鈴「メリーゴーランドか。懐かしいな・・・。」

セシリア「鈴さんもメリーゴーランドに乗ったことがあるのですか?」

鈴「うん。小さい頃にね。」

楯無「私達も行きましょう。2人を見失わない内に!」ダッ

簪「あっ、待ってよ!」

スカイシップ

飛鳥「どうやらマリアさんはここ等辺には来ていないね。」

斑鳩「ええ。ばれてしまったら大変な事になりますからね。」

焔「あとはこのデートが成功するかどうかだな。」

ピピピピピ

焔「おっ。電話だ。」

ピッ

焔「雪泉か。何の用だ?」

雪泉「大変です!マリアさんにばれてしまいました!」

焔「なんだと!?いったい何があった!?」

雪泉「はい。私達がカフェで両津さんのデートの事を話していたら、マリアさんが偶然それを耳にしました。」

焔「大馬鹿野郎!こうなってしまうとデートはぶち壊しになるぞ!!」

雪泉「申し訳ございません!すぐに全員に連絡をします!」

焔「当たり前だ!」

ビービー

雪泉『緊急連絡!マリアさんにばれてしまいました!すぐに彼女を取り押さえてください!!』

鈴「こうなってしまうと大変な事になるわね。」

箒「すぐに取り押さえに行くぞ!!」ダッ

ドドドドドド

両津「いったい何の騒ぎだ?」

シャル「何かイベントでもあったのかな?」

タッタッタッタッ

箒「いた!マリアさんだ!」

鈴「よーし。すぐに取り押さえるわよ!」ヒュン

ガシッ

マリア「な、何ですの?」

美輝「おっしゃ!身動きを封じた!!」

バリーン

美輝「へ?」

鈴「縄が破裂した・・・。」

マリア「そう言う小細工は通用しませんわ!」

美輝「だったら実力行使だ!かかれー!!」

ワーワーギャーギャー

そしてデートは順調に行われ、とうとう夜になった。

噴水広場

シャル「勘吉、今日は誘ってくれてありがとう。とても楽しかったよ。」

両津「それは良かったな。ところで伝えたいことがあるって聞いたが。」

シャル「うん・・・。勘吉・・・、僕と・・・、けっ・・・、けっこ―――。」

ウーウー

シャル「ん!?」

両津「いきなり警報がなった!?どういう事だ!?」

ピピピピピ

両津「はい。両津だが。」

箒『両津校長~・・・。マリアさんが噴水広場に向かっています・・・。』

両津「何!?ばれてしまったのか!?」

箒『必死で止めようとしましたが、マリアさんの怪力には敵いませんでした・・・。あ、後は・・・ガクッ。」バタン

ピーピー

両津「という事は・・・。」

マリア「両様――――――!!」ドドドドド

両津「まずい!逃げるぞシャルロット!!」

シャル「あっ、待ってよ!」

マリア「両様!わたくしと言う者がありながら、なんでシャルロットさんとデートをしているのですか!?」

両津「知るか!シャルロットから声を掛けられたんだ!」

マリア「その話は本当ですの!?」

シャル「本当だよ!」

マリア「わたくしに黙ってデートするとはいい度胸ですわね・・・。覚悟!!」

シャル「うわああああん!なんでこうなるの――――!!」

両津とシャルロットのデートは滅茶苦茶になってしまったが、それがきっかけで両津とシャルロットは結婚したのだった。

以上でおまけエピソードを終わります。ありがとうございました。

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