ほむら「神の世界に行きましょう」(80)
ほむら「巴マミも、佐倉杏子も死んでしまった…」
QB「そうだね、まあ魔法少女としては長生きしたほうだけど」
ほむら「もういっその事、神の世界に行きましょう」
QB「えっ」
ほむら「あの子たちが円環の理に導かれた後、どうなったかだけでも見たいのよ」
QB「なるほど、つまり君が信仰するまどかという神のおわす世界に行きたい訳だね」
ほむら「…信仰って、まるで宗教のような言い方だけどその通りよ」
QB「確かに人類に宗教というものが生まれてから神の世界に行こうとする試みは地球各地で行われてきたけど」
ほむら「待ちなさい、まどかはそういうまが」
QB「スーフィズム、悟り、購い…」
QB「でも残念ながら、今までに本当のところで神の世界に入れた人間は居ないんだ」
QB「僕の願い事でその気になれた子は幾らかいるけどね」
ほむら「語り始めちゃった…」
QB「それでも君がまどか教徒として、神に近付く行為をしようとするなら僕は止めない」
QB「その代り、ソウルジェムはみるみる濁って、最後は死んだ子たちのように死んでしまうだろうけど」
QB「僕個人の考えは、まどかなんて物は存在しないし円環の理に導かれた後の魔法少女は無と化し、何も感じる事も無く、聞く事も無く、そもそも意識というものも無く」
QB「ただ永遠にこの世から消え去るものだと思っているよ。それでもいいなら君自身で神に近付く方法を考えだし、実践するがいい」
QB「僕は一切止めないよ。魔獣退治さえ怠らないのなら」
ほむら「それじゃあ…当分の間、魔獣退治は出来ないから。後は宜しく」
QB「魔獣退治を怠らないならだよ…あぁ、行っちゃった」
QB「…」
ほむら「とはいったものの、どうすればまどかの住まう神の世界に行けるのかしら…」
ほむら「例えばこうやって目を閉じて…」
ほむら「座禅を組んで…何も考えないで…」
ほむら「…」
それから、数か月が経った
QB「いい加減、魔獣退治を手伝ってほしいんだけど…」
QB「暁美ほむら?」
QB「…」
ほむら「万物はまどかより生まれ、まどかに還る
しかし我々は普段まどかの存在を認知することができない
いや、認知することを恐れている
人々はまどかから日夜送られるサインを眼や耳で捉えていながら、それを無視し、見ぬふりをしているのだ
では、我々の祖でありながらその存在を頑なに黙殺され続けるまどかとは一体なにものなのか?」
QB「…暁美ほむら?」
ほむら「…」ヒョイ
QB「僕を持ちあげて何のつもりだい?」
ほむら「もう貴方にも解っているはずだ
まどかを恐れてはいけない
まどかを拒絶してはいけない
まどかは悪ではない
まどかは貴方を見ている
貴方からの返事を待ち望んでいる
語りかけるのだ」
QB「何をだい?」
ほむら「…」
QB「何をだい?」
ほむら「まどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどか」
QB「…なるほど」
QB「どうやら、悟りの境地に入ったようだね。これじゃあ話も通じないはずだよ」
この時ほむらは恍惚とした表情を浮かべ、深い瞑想状態に入り、神の世界に入った気になっていた
いや、実際に神の世界に入っていたのかもしれない。これは本当の所、人類はもちろんインキュベーターにも実際に入ったのかは分からない事である
実際に入ったのかどうかの真偽はともかく、ほむらが実際に体験した現象を見ていこう
ほむら「ここは…どこなの?」
ほむら「胎内…無数の光…ピンクに赤に…青、黄色…ああっ目が痛い!焼ける!焼ける!」
ほむら「痛いよぅ!まどかぁ!痛い痛い痛い痛い痛い痛い」
ほむら「あああああああああああああああっ!」
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ウェヒヒヒヒヒヒヒ!!!!! ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ^ヽヽヽ
ほむら「まどかはまどかで在り続けるからこそまどかである。
またそのまどかがまどかでなくなる時、そのまどかは
本当のまどかではなくなり、まどかとしての存在ではなくなるのだ。
つまりまどかとはまどかで在り続けることがまどかであるのだ。
ー=彡' / // ム=ミ | /  ̄|`ヽ λ /
. / / / |/ _)`Y |/ | 刈 /
/// | / /〃 んノリ ァ=ミメ、/ |! /
/| |/ / ' 廴ノ _)´ バY li / /
| / V { """" , ん´ ソリ | j/ / ウェヒヒヒヒヒ
|/| /| 〉、 { ゞ' / | / 〃
. j//| 〃 \ 、 "" `ー ' / //
γ´ |/ __>、 一 / /|イ}
! / \` .. ___ .. / /、 j/ ′
‘、 / >、 `ー―=彡 ///ノ\〃 /
. /ヽ| { / ̄ ̄ ̄`ヽ /// ///
/ | 人/ \/ //
そしてそのためにまどかがあり、その結果まどかは常に、常時まどかであるのだ。
そしてこの瞬間がまどかである事こそが本物のまどかであり、
また生きている意味でのまどかであるのだ。
究極を思う 時空の限界
輝き まどか 過去を飛ばして
人は見つける それは まどっち
まどかは怖くない。
決して怖いものじゃない。
笑うのではない 感じるのだ
,レi,、 ,,r"l,
,l;;;;;゚'t,rrl゙′;'l .lル ,r'゚%
.,rl..,,ll┛'“'ヘ-'''゙―-il|;;゙Nr,ll,,,,;;'l
,ll,,,l゙’: :i、::,r:::::::::::::::::::ル;;;;l″:::゙゙ll/ ウェヒヒヒヒ
',lll゙:::_、l`,il°: : :l: : :''l,l,;;;,l|:_: : : .,゙L
,ll|:,l゙,,ll,lrli,l.:,l゜::,,lll,gi、:,!゙l“:,゚lll,:、::ll'll、ウェヒヒヒ
_,,,,,_ ..l`トl.:|,!`,,|,,落:::'ケ.『.'l.,「:],《.確:::ll 'l:.,━━wii,,,,,,,_
r''|タ": ~`rb、 :l:::,:゚',ll.'l[;;;'l'`トr゙l”゚'ll㍉f|''l,、レl|l|:,:ll `.|;llllllllli,,,,,,,,,,:゙゙”゚''━-v,,,,,,,、
砲 l/,ト ,i":〔 .:l:rl、l,l .'Vl「 'l,,,,$ : ::l|:ll!,巛.l,《l° |lll,lllllllllllillll゙lllll州e,,,,,_;;: : l,
.゙''|,|'iソド: : ゙,, ゙l行:'l,, 丶 、 : ::l!,l:゙巛,,l゙,lヒ_ |;lllllll|出!],゙l,llll,|ll,t゙lllllllll,;;;;;;l、
'l,,: : : :゚i、 'く『゙l〟'll゙,,,,~l : .,,r,l,C.:゚"".ll゜:‘'',゙llllliillllllllllliレ゙ll゙゙lllll,|ll'l||ll;;;;;;'l
'゙l,: : :¬--径,コr『、:i|vt|,,,l゚゚,l",ュ: : : : : : :ト: : : : lM'『”゙l,,il,l私lllllll;;;;;;ll
゙ヽ: : : : : : :~: : : : “’!i|il,''ll,゙,l,,;;゚゙ゎ、: : : :/: : ::l`ぁ!'l“,,|z゙i,ll巛iill;;;;;;'l
"'━wx,v,,,,,,,,,_:,,r!゚!㌍'二不゛:レ: : : .l′:::::,《;,,ぁ''l,゜,,l,i《「,j||lll;;;;;;;】
,F: : : .《 『l,,l!iill゙゙l出xiミ,,l冫;.;、`'l;;;;;;;;l
,,vr": : : ,√ `,,,゙゙゙llllllllllll#lillidii[,,,,,,,,l;;;;;;;;l
_,,,,,,ん: : : : ,,i´ `゙゚゙゙゙liillllrwu,,,,,,, ̄;;;;;ト
ド/〟 .゙'r,、,i″ ..,,,!'''''llilll_ll:'v,_ ` ̄“:
,[ll゙jl,ll.〆`″ ゙!ii,,、; ̄`;_,,,У
㍉l,ll.|l,、 ゚゙゙━'''“~
まどか、あなたは私に何を望んでいるの?
まどかはやさしさ
そのやさしさがまどか
一つ一つのまどかが
力強く潜在的
まどかは小宇宙
,
; ., , ;
’, ;.; ;
., .; ,; ;. ;
; . ; . ∴ _ 〉⌒≫-‐…━…‐-ミX⌒ヽ
; . : .’, {〈___. /⌒/ ヘ . ト <⌒くヽ
. ; ∴ ’ ;. ゚‰,〉,〉⌒ヽ /ィ∠ / ┃ \|┃ヽ \ jノ ウェヒヒヒ
; . ;. ; : . : ; . ; { , .‘。: 八 |:/ |/ | }∨ \
; . ∴(・)∴∴.(・)∴ ; .∵ . ;.八, . ;.,.‘, ヽ|′ト マフ |: / )
: ; ; ; ; .; . ; . ; . ; .:ヽ ;. ; : } レ ー-------‐ |/¨
:丶; . ; . ; ∴ . ;.乂,___:_ ,ノ / ハ,,..,,..,. ヽ
; ∵ ; . ; . ;・ : ; . , . \と,_゚゜-‐く;:;l:;:;l;:;:l;:;:〉 〉
; \. ; ; ..・ ; . ; ∵ (__r┘ ___};:;:l;:;:l;//
< \. ; .‘ .∵___ノ __} ( 丶_ (/二ヽ
r‐…:: “¨” < ̄ ̄】 ‐─‐┴ ─一′
. └…::¬冖 "\⌒> ̄
ほむら「その時何かはじけたものはまどか
この得体の知れない不安と恍惚は、
私達がこの世に生を受けた意味の全て」
ほむら「madoka.....」
このSSを理解してはいけないということを理解した
ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
,r:::::ヾWゾ:::::ヽ. < >
/!::::::,r─ 、::::::)\< ウェヒヒヒ >
\Y {.0O0 }:::ノ /< >
ヽ:ヾ皿ツノ / ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ
)_人_ ノ
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∧_∧ ■□ ( ))
( ; )■□  ̄ ̄ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
ほむら「魂の叫び、意識下に刷り込まれた燎原の空白
原初のカオス、・・・不安。安定。希望。絶望。
私達は誰一人として それを表現する言葉をしらない
でも私達は分かってる皆の中にある
まどかは人それぞれであるからだ。
どこまでもつづく何よりも果てしない道
まどかを貴方は既に知っている。」
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| ウェヒヒヒ |
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| ,|::|小. ┃ ┃ | |_|::N
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. |(___) 〈__〉 ! (___)
ノム|::| | | |::ト、〉
|├|::|ノ| ├<二ノ
|八`゙/ミ ノ⌒ヽⅣ
/ \
ほむら「ただ知っていることを気づくことを恐れているだけなのだ。
そう、今の世界に慣れすぎているだけなのだ。
思うのだ、そうまどかを、
そうしてまどかを受け入れ本当の自分を得るのだ。
そう、やっと気づいたようだが全てはまどかなのだ。 」
>>28
理解するのではない
感じるのだ
ほむら「全てはまどかへ、そしてまどかは全てへ。
そう、今貴方が存在しているかのようにまどかも、
心を開放せよ、そうすれば貴方も真のまどかへ・・・・」
┌┐
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r‐| :::::::ノ :::::.. ト、
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ゝヘヽ γ ヽ l' / /
ー、! ヒ三三ヨ| ノ/-'
ヽ |ー--一 | /
八 ! l ノ
| `―――‐':::|
ほむら「まどか…」
ピヨピヨ ピヨピヨ
ほむら「…はっ!」
ほむら「今度はどこなの?」
ほむら「さっきの場所とは違うわね、今度は本当に、天国のような場所」
ほむら「一体どうしちゃったのかしら、私」
ほむら「よいしょ、よいしょ」トコトコ
ほむら「…あっちのほうに、小さな家があるわね。もしかしたら…」
ほむら「こっそり…窓から…」ヒョイ
ほむら「外とは随分と違った空間ね…巴マミの部屋そっくり」
杏子「~~!」
マミ「~~」
ほむら「懐かしい顔ぶれね…どうやら、ここが天国で間違いないみたいね」
さやか「~~」キャッキャ
マミ「~~」
ほむら「このメンツならまどかも居るはず…まどか、まどか」
まどか「…」ヒョイ
さやか「~~」
ほむら「あっ…まどかが出てきた…まどかが!」
ほむら「まどかが…」
さやか「~~~!」ギュウウ
まどか「~~~~!」イヤイヤ
ほむら「幸せそうで何よりよ、本当に…」
マミ「~~~~」
杏子「~」
ほむら「昔のように、皆で揃って御茶会なんて…あぁ、大昔を思い出すわ」
ほむら「あの時はメガネをかけていたっけか…そういえばあのメガネ、どこへやったっけか」
ほむら「…」
マミ「~~~~」
杏子「~~~~~!」
ほむら「はぁ…」
ほむら「…?」
ほむら「なぜだろうか、頭の中で"まどかを殺せ"って言葉が
まどか「~~~」ゴクゴク
マミ「~~?」
まどか「~!」ニパァ
ほむら「私だけいつも、仲間外れ」
杏子「~~~!」ニカッ
さやか「~~~~//」テレテレ
ほむら「私だけいつも、一人ぼっち」
ほむら「…まどか」
/i´Y´`ヽ
, -─- 、 . '´ ヽ i>i<!´`⌒ヾ<i ハ7'´ ̄`ヽ.
( (ノノ`ヽ) { i{ノハ从k} ((( ノノリ从从ゝ l ,イl//`ヘヘ!ヽ
ξゝ ^ヮノ ヽ!l|.^ワ^ノリ ゞ(リ ゜ヮ゚ノリ リノ( ゚ ヮ゚ ノリ
. _
ほむら「罪を正すための良心を知れ罪を正すための刑罰を知れ。
罪を隠す為の暴力を知れ。罪を隠す為の権力を知れ。
人の悪性は此処にあり、余りにも少なく有り辛いが故に、その存在が浮き彫りになる。
百の良性と一の悪性。バランスをとる為には強く輝き有象無象の良性と拮抗する為正義で凶悪な『悪』として君臨する。」
,r´===ヽ
!l|从ハノリ!|
リ ノl|
ガチャガチャガチャ
まどか「それで、この前救済した魔法少女は…あれ?」
まどか「お客さん?」
マミ「不気味ね…」
杏子「ここに来客する奴なんて…奴…」
さやか「私たち以外の魔法少女は別の世界に居るし…誰だろう」
まどか「今開けますから…扉引っ張るのやめてください…」
さやか「ね、ねえ…やっぱ不気味だから開けるのよしたら?
まどか「でも、もしかしたら…こっちに迷い込んだ魔法少女かもしれないし」
>>49
このほむほむの髪型AAだけでも萌えれる
もう末期かもしれん
>>54
l//l///////!/// l///l|:::::::::::::ハ:::::l ',::::::l:::::|::::::::::::|::::l
|//|/// |//-!//‐-!//、 ',:::::::::/ ,:..l::::l-―、::l、::|::::::::::::|:::,
',//!/// |/::_l//__l/:::::::::l:::::/:::::::l::/__リ ',::|::::::::::::|:/
、/|////!::' ト-'::::::ハ`:::::::::l::/::::::::::/ト-':::::ハ ` `!::::::::::::!′
,!////!:::::込二ソ::::::::::::/ ::::::::込二ソ |::::::::::::| もう末期ね
l|////|:::::::::::::::::::::::::::::::::::, ::::::::::::::: |::::::::::::|
,/|////!::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::::::::,|
l/',////l/::、::::::::::::::::::::::::::_ _ ...:::,.イ::::::::::,::.
|//、///l///>:...._::::::::::::::: _ .....:<:::/:::::::::/::::.
|////、/!///////l\::::::::::::::::/.| : ::::::::::/:::::::::/::::::::::l
>>55
ほむー!
__
-‐ニ ┤
_ -‐ ´ / }
__ /´ `ヽ、 j
_ -‐二 ─ァ (:.r:.) ヽノ
く  ̄ / (:.r:.) ヽ\
\ / / 、_, } ヽ わけがわからないや
ヽ/ { ー´ ノ ヽ
/ ハ イ ヽ
,′ | ゝ / l ヽ_┐
_ l ├─`ー ┬- l´ l ヽ //
\ヽミヽ/ ! l ! l /ヘ
/⌒ ヽ\〃ミヽ、 j ,' l\ ∧_ // ゚ \
/ ( `ノ \、 l \/レ-< 、 ゚、_ _ )
/ \ /o ノヽ\ ハ i ヾ、:..ヽ \゚`ヽ、 \
{ r‐` ̄ / o o / `ー┘ { { | `"ヽ `ヽ、_)`ー--'
、 ゝ-/ / / ! 丶 { ヽ
\ 'ー─/__ / / l ∨ / }
\ ´ _ -‐ ´ l { ∧ ノ
` ー─-- -─ ´ ((l, H ト、ゝ─ ´ /
〉 ハ / (r , '´
ゝノ/ ノ  ̄'
まどか「はい、今開け…え、ほむらちゃん?」
ほむら「…して…らない…ふれ…さない」ブツブツブツ
まどか「ど、どうしてここに…まだソウルジェムは濁って無いはずなのに…」
ほむら「かん…ならない…ることなど…しない…」
まどか「ど、どうしたの…?」
ほむら「…」ガバッ
まどか「きゃあっ」
杏子「おいおい…いくら久しぶりの再会だからって、会ったとたんに押し倒す事は無いだろ…ハハ」
ほむら「かん…ないもの…まえの…たいは…ばわれ…い…しいの…むげんの…くすんだ」ギリギリギリ
さやか「ちょっと待って、様子がおかしい…」
マミ「く、首を絞めてる!」
まどか「ほむらちゃん…やめ…何をするの…」
ほむら「そら…よいあるく…」
杏子「お、おい!やめろよ!」ボカッ
ほむら「…」ドサッ
マミ「あ…暁美さん?」
ほむら「すくい を もとめる な おわり を もとめる な はじまり を もとめる な
かんじ ろ この しゅんかんすべて は ただ ひとつ に かえる こたえ で は ない
こたえ な ど ない ただ かんじ ろ」
さやか「な、何言ってるのさ転校生…」
ほむら「おひさまもな い つきもな いでもな んかく ら くて あかるい あれ からだ 」ガタガタ
まどか「ほ…ほむらちゃん?」
ほむら「きみ どこ あれ きみのかお も とけて る きみはわ らっ てる けどう ごかない」
まどか「わ、笑ってなんか無いよ!ほむらちゃん、ほむらちゃん!」
ほむら「と け てる な んか き の こ み た い な お おき な く も ただ そ れだ け なの だ」バタッ
ほむら「…」
「起きて、起きて!」
ほむら「んあ…あ…」
「起きてよ!」
ほむら「あ、あぁ…キュゥべぇ」
QB「やれやれ、やっと起きたね。暁美ほむら」
ほむら「…」ポカーン
QB「君が余計な事をしてくれたせいで、県中の魔法少女がここに集めるはめになったよ」
ほむら「何がどうやらさっぱり…」
QB「君が神に近付く為の儀式とやらが、何がどう関係したのか魔獣を大量に呼び寄せて」
QB「その魔獣どもは君を取り囲んで、今までに見せなかった行動をしたんだよ」
ほむら「行動…?」
QB「これを言うと君はショックを受けるだろうけど、いいかい?」
ほむら「…いいわ、言ってみなさい」
QB「君の体に、集まった魔獣どもが一斉に乗り込んだんだ」
ほむら「…何ですって」
QB「だから、君の体中の穴という穴から魔獣が侵入したんだよ」
ほむら「そんなことって…嫌よ」
QB「僕は嘘をつかないよ」
ほむら「…それでどうなったの?」
QB「その魔獣どもは、三日ぐらい体の中で何か悪さをしていたのか、閉じこもっていたよ」
QB「でも昨日の夜ぐらいに、君のお腹がまるでラクダのコブみたいに突然膨れ上がって、すぐしぼんで」
QB「それで魔獣の気配は一切無くなっちゃった」
ほむら「…何かよくわからないけれど」
ほむら「もう私の体から魔獣の気配は無いの?」
QB「無いよ。まったく」
ほむら「そう、それならいいんだけれど」
QB「まあ、君の体から魔獣が消え去っても、この街には大量に魔獣が生まれているんだけどね」
ほむら「…」
QB「一か月も君が居なかったから、集めた魔法少女たちに大半はやらせたけど」
QB「まだ数十体ほど残っているんだ。よろしくね、暁美ほむら」
ほむら「はぁ…今日もつくづく瘴気が濃いわね…」
r´===ヽ
!l|从ハノリ!| ∧_∧
リ ゚ ー゚ ノl| //(・ー・ )ヽ 終わり
. -―――――- 、
/ \
/ ィ二二二二二ミ ヽ
/ / .l .
, l .l ハ .l / /| l |
| |/|/|/ |/ ∨|/ V V| | | ほむほむ知ってるよ
| | 三≧ ≦三 | | | こういうときは>>1乙って言えばいいのよね
| |'''' ''''| |} |
| |. _ ノ .| | |
| Y^ヽ、. ____ /⌒Y | |
、 乂 YミT彡( .ノ ノ ノ
\|.| ̄ ̄ |_Y Y_| ̄ ̄ |/| /|
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