まどか「ほむらちゃん、これは何」(265)
ほむら「そ、それは……」
まどか「これは何?」
ほむら「そ、その……」
まどか「これは何って聞いてるんだけど……」
ほむら「……の、ノベルゲームです」
まどか「へぇ、でもこれ18歳未満禁止って見えるけど……ほむらちゃんって何歳?」
ほむら「く、繰り返している時間を含めると……」
まどか「今何歳?」
ほむら「14歳です……」
まどか「あれ?ほむらちゃん、はどうして18歳未満なのにこんなものを持ってるのかな?」
ほむら(な、なにか言い訳を……)
ほむら「しょ、小説家になりたくて……い、いろんな話を知りたいって」
まどか「ふーん……本当に?」
ほむら「えっと……」
まどか「じゃあなんで18歳未満禁止のゲームをあえて選んだのか教えてほしいな!」
ほむら「そ、それは……」
まどか「小説家さんになりたいなら、ちゃんとした小説もいっぱいあるのにどうしてゲームにしたの?」
まどか「更にその中でもどうして18歳未満禁止のゲームにしたの?」
ほむら「そ、その……」
まどか「答えられないの?」
ほむら「えっと……」
まどか「どうしてえっちなゲームをしたの?」
ほむら「あの……」
まどか「……ほむらちゃんも思春期だもんね、しょうがないよね」
ほむら「そ、そうなのよ!」
まどか「気になるのは当然だよね」
ほむら「う、うん!」
まどか「でもだからといって18歳未満禁止のゲームを買っちゃ駄目だよね?」
ほむら「……はい……」
まどか「店員さんは何も言わなかったの?」
ほむら「通信販売で……」
まどか「ふーん……」
ほむら「あの……」
まどか「何?」
ほむら「ご、ごめんなさい……」
まどか「どうして謝るの?なにか後ろめたいことでもあるの?」
ほむら「ま、まどかが怒ってるみたいだから……」
まどか「怒ってないよ?」
ほむら「で、でも……」
まどか「怒ってないよ?」
ほむら「そう……ね……」
まどか「ゲームってことは多人数でプレイもできるのかな?」
ほむら「え?えっと、このタイプのゲームはできないと思うわ」
まどか「へぇ……」
ほむら「えぇ、物によっては対戦できるようなのもあるみたいだけど……」
まどか「詳しいね、ほむらちゃん」
ほむら「あ!」
まどか「もしかして、このゲーム以外のえっちなゲームも持ってるのかな?」
ほむら「えっと……調べただけで持ってはいないわ……」
まどか「そっか……ねぇほむらちゃん」
ほむら「な、何?」
まどか「私ね、えっちなゲームってひたすらえっちなことをするゲームだって思ってたんだ」
ほむら「そ、それは偏見よ、その……いいお話なものだってあって……」
まどか「じゃあさ、朗読してみせてよ、私の前で……そのえっちなゲームを」
ほむら「え!?」
まどか「いいお話なら私も聞いてみたいなって」
ほむら「そ、それは……」
まどか「いいお話なんでしょ?」
ほむら「その、ノベルゲームっていうのは本当に長くて」
ほむら「それこそ凝ったシステムがなければとんでもない文章量が……」
ほむら「だ、だから1時間や2時間では……」
まどか「大丈夫だよ、だって呼んでもらいたい場所は私が言うから」
ほむら「え、えっと……」
まどか「いいよね?」
ほむら「その……」
まどか「いいお話なんだもん、いいよね?」
ほむら「……はい……」
まどか「楽しみだなー」
ほむら「……」
まどか「ほむらちゃんと一緒にゲームだね!」
ほむら「そうね……」
まどか「うぇひひ」
ほむら「……」
まどか「どうしたの?」
ほむら「あの……本当にするの?」
まどか「うん!だって私も思春期だもん!興味あるよ」
ほむら「じゃ、じゃあ普通にゲームを貸すから……その……」
まどか「しかもほむらちゃんが朗読してくれるんだもんね!」
ほむら「……」
ほむら「ね、ねぇまどか……」
まどか「何?」
ほむら「あと1時間とちょっとでさやかも杏子もマミもくる予定よね……」
まどか「そうだね、遊びに行こうって話になってるもんね」
ほむら「それでも……その……するの?」
まどか「いいお話なんだから皆に教えてあげたいってこと?」
ほむら「そ、そうじゃなくて……」
まどか「皆の前で朗読したいの?」
ほむら「ち、ちが……」
まどか「でもまずは私に教えてほしいな」
ほむら「……」
まどか「はやくゲームを起動しようよほむらちゃん」
ほむら「……わかったわ……」
ほむら「じゃあNewGameを……」
まどか「え?」
ほむら「え?」
まどか「違うよほむらちゃん」
ほむら「??」
まどか「ちょっとマウス借りるね」
ほむら「えぇ……」
まどか「エクストラモードっと」
ほむら「!!」
まどか「で、えっちシーンモードっと……」
ほむら「ま、まどか?」
まどか「ほむらちゃんのオススメのシーンってどれ?」
ほむら「……」
まどか「そこを朗読してほしいなって」
ほむら「そ、そんな……」
ほむら「……」
まどか「どうしたの?」
ほむら「えっと……」
まどか「あ、急いでしなくてもいいよ!」
ほむら「え?」
まどか「心の準備は大事だもん、ゆっくり深呼吸して、朗読しようって思ったら自分で選んでね」
ほむら「え、えぇ……」
まどか「でも、皆が来てこれを見たら……」
ほむら「!!」
まどか「うぇひひ」
ほむら(こ、こんな事なら某5クリックゲームのエッチなシーンでいけばよかった……)
ほむら(というかこのまどかが選んだゲーム……百合……なのは……そ、そういうこととか///)
ほむら「ってそんな事考えてる場合じゃないし……」
まどか「どうしたの?」
ほむら「あ、う、ううんなんでもないわ」
ほむら「と、ところで……」
まどか「何かな?」
ほむら「そ、その……エッチなシーンをわ、私が朗読しても……」
ほむら「えっと……い、いい話かってわからないと思うのだけど……」
まどか「大丈夫だよ、その女の子がどんな気持ちで相手の女の子を想っているのか」
まどか「これがわかるようならきっといい話だって、私胸をはって言える!」
ほむら「ま、まどか?」
まどか「あ、あと予定の時間まで30分だね、マミさんとか早くに来ちゃうかも」
ほむら「!!」
まどか「女の子が女の子とえっちな事をしてるシーンを私に聞かせるほむらちゃんを見たらマミさんはどう思うんだろうね」
ほむら「……」
ほむら(い、いそがないと……)
ほむら(と、とにかく一番短いエッチなシーンを選択して急いで朗読を……)
まどか「あ、ちゃんと朗読にはこころをこめてね?」
ほむら「え?」
まどか「そうじゃないとやり直ししてもらうからね!」
ほむら「そ、そんな……」
まどか「でも、ほむらちゃんなら絶対大丈夫だよ!」
ほむら「……」
ほむら(それでも一番短いのを……)
まどか「迷ってるみたいだから、このシーンでいいや」カチ
ほむら「あ……」
ほむら(一番激しくて長いエッチなシーン……)
まどか「ワクワクするね!うぇひひひひ」
ほむら「……がんばるわ……」
まどか「あ、そうそうほむらちゃん」
ほむら「な、何?」
まどか「ゲームのキャラ名よりも身近に感じられるようにしよっか」
ほむら「え?」
まどか「私の名前を使って朗読してね」
ほむら「えええぇぇ!?」
まどか「うぇひひひひ」
ほむら「……わ、わかったわ……」
ほむら「か、かわいいかわいい、まどか///」
まどか「……」
ほむら「わ、私たちは全身を重ねあわせて心を……か、通わせ///」
まどか「ほむらちゃん、ふざけてるの?」
ほむら「え?」
まどか「恥ずかしがりすぎて心がこもってないよ?やり直してね?」
ほむら「……ご、ごめんなさい……」
まどか「じゃあこの女の子達が喋ってる部分だけ朗読してくれたらいいよ」
ほむら「ありがとう……」
まどか「じゃあ最初からだよ」
ほむら(恥ずかしいなんて考えたら駄目、今の私は文章を読み上げるだけの存在と思い込むのよ)
ほむら(流れに合わせて激しそうに喋ったり……そう、たったそれだけのことと思い込むのよ私)
ほむら「かわいいかわいいまどか」
ほむら「あぁ、お姉さま」
ほむら「とても綺麗な肌……そして美しい髪……」
まどか「はぁ……やり直しだね」
ほむら「え!?」
まどか「感情を込めたように朗読すれば騙せるなんて思っちゃ駄目だよほむらちゃん」
まどか「うぇひひひひ、最初からだね」
ほむら「はい……」
ほむら「かわいい、まどか」
ほむら「あぁ、お姉さま」
ほむら「とても綺麗な肌、そして美しい髪……」
ほむら「お姉さまに比べたら私なんて……」
ほむら「ふふっ」
ほむら「お姉さま?」
ほむら「まどか、私のここを触ってくれるかしら///」
まどか「うーんお姉さまなキャラがそんな照れ方するかなぁ」
ほむら「……」
まどか「やり直そうかほむらちゃん」
ほむら「……はい……」
―――――
―――
ほむら(こ、このままじゃ誰かがきちゃう……失敗するたびに最初からだなんて……)
ほむら(というかまだまともに進んですら……)
ほむら(そ、そうだわ……まどかを巻き込めば……ダメだしはしにくくなるはず!)
ほむら「ま、まどか?」
まどか「どうしたの?」
ほむら「あの、私は一人二役ってなんだか違和感があって……」
まどか「うんうん」
ほむら「だから片方のキャラを手伝って欲しいのだけど……」
まどか「えー」
ほむら「そう、あなたがキャラになりきることで話に入り込みやすくなるわ!」
まどか「しょうがないなぁ……」
ほむら(よし!これなら私の朗読は半分で済む!)
ほむら「かわいい、まどか」
まどか「あぁ、お姉さま」
ほむら「とても綺麗な肌、そして美しい髪……」
まどか「お姉さまに比べたら私なんて……」
ほむら「ふふっ」
まどか「お姉さま?」
ほむら「まどか、私のここを触ってくれるかしら?」
まどか「はい///」
ほむら(よし、この調子なら……この一回で……というかまどか、あんまり恥ずかしがらずに朗読するのね……)
まどか「こう……でしょうか?」
ほむら「ん……えぇ、とても上手よ……まどか……」
まどか「お姉さま……」
ほむら(いける!いけるわ!)
―ほむホーム外―
マミ「ちょっと早くについちゃったけど……インターホンを……」
ウフフ、モットキモチヨクシテアゲルワネマドカ
マミ「え?」
マミ「そ、そんなまさか……」
アァ、オネエサマ……
マミ「し、しばらく外に待機していようかしら」
マミ「///」ドキドキ
マミ「そ、そっかぁ、あの二人がそんな関係になっていたのね」
マミ「お姉さまなんて暁美さんを呼んじゃって……」
マミ「で、でもせねて人が来る前は我慢して欲しいところだけど///」ドキドキ
ほむら(気がつけばまどかがひっついて朗読してる……)
ほむら(い、意識したら駄目……意識したら絶対駄目だしされちゃう……)
まどか「は、はい、お姉さまの隣で……何度も自分を慰めていました///」
ほむら「そう」
まどか「お願いします、お姉さま……わ、私を嫌いにならないでください」
ほむら「ふふっ今までよりももっとあなたのことが好きになったわ」
まどか「お姉さま///」
ほむら(というかなんで私はまどかと百合エロゲーの朗読なんてしてるんだろう……)
ほむら(だ、駄目……雑念を振り払わないと……)
ほむら「ほら、快楽から逃げてはダメよ……素直になりなさい」
ほむら「私とあなたのた、大切な場所……をあ、あて///」
まどか「残念賞だね、ほむらちゃん」
ほむら「……」
まどか「うぇひひひひ」
ほむら「ね、ねぇまどか……」
まどか「何?」
ほむら「ま、まだ続けるの?」
ほむら「や、やっぱり私には恥ずかしいというか……」
まどか「でもほむらちゃんがいいって言ったんだよ?」
ほむら「そうだけど……」
まどか「それとも……もしかして私の事を意識してくれたのかな?」
ほむら「///」
まどか「もしそうなら嬉しいな、でもそれとこれとは別だよほむらちゃん」
ほむら「……」
まどか「それとも、もっと私が話しに入り込みやすくこのお話と同じように触れたりしてくれるのかな?」
まどか「うぇひひひひ、ほむらちゃんならいいよ」ボソ
ほむら「!!!」
まどか「さぁ、もう一度最初からしよっかほむらちゃん」
ほむら「え、えぇ///」
あ、すんません半額惣菜手に入れてきます
というかこっから普通にやっちゃえばいいのだろうか
ほむら「まどか、私のここを触ってくれるかしら?」ドキドキ
まどか「はい///」
ほむら(な、何をドキドキしてるの私、まどかの冗談に決まって……)
まどか「こう……でしょうか?」スッ
ほむら(ほ、本当にまどかがわ、私の秘所を!!!?!?)
ほむら「ん……えぇ、とても上手よ……まどか……」
まどか「お姉さま……」クリクリ
ほむら「んん……///」
ほむら(こ、こんなのま、まともに朗読なんてできるわけないじゃない!)
まどか「ほむらちゃん、イクタイミングもちゃんとゲームにあわせるんだよ?」
ほむら「え?」
まどか「うぇひひ、今のは失敗ってことにしないでおいてあげるからね」ハム
ほむら「!!!」
まどか「でも、イクタイミングを間違えたら……ずぅっとタイミングがあうまで朗読だよ、皆が来て家にいても……ね?」
ほむら「ま、まどかぁ///」
―ほむホーム外―
さやか「マミさん、どうしたんですか」
マミ「い、いいからこっちに来ちゃ駄目よ!」
杏子「どうしたってんだよ」
マミ「あ、あなた達にはまだ早いわ!」
さやか「よくわかりませんけど、待ち合わせそろそろですし……」
マミ「な、中に鹿目さん達はいるからあとは外で待っていればいいわ!そのうち出てくるわよ!」
さやか「でも、まず家の中でちょっとゆっくりしてからとか言ってませんでしたっけ?」
マミ「き、気のせいよ!」
杏子「何を隠してるんだよ」
マミ「き、来ちゃ駄目よ佐倉さん!そ、そこから1歩でも近寄ったらリボンで拘束するわ!」
杏子「な、なんだよ、何マジになってんだよ」
さやか「本当にどうしちゃったんですかマミさん」
マミ「と、とにかく今は駄目なのよ!」
―中―
まどか「ほら、オートモードにすれば、ほむらちゃんも両手を使えるよ……」
まどか「じゃあさっきの続きからだよ」
ほむら「うん///」
―外―
さやか「マミさん!目を覚ましてくださいよ!」
杏子「チッしょうがねぇ、中にいるほむらにテレパシーではさみうちに」
マミ『ああああああああああああああああああああああ』
さやか「うわ!マミさんが大きなテレパシーを送り続けてくるよ」
杏子「な、なんでそんなに必死なんだよこいつ」
マミ「と、とにかく!今はこれ以上近づくことは許さないから!」
さやか「そうだ、携帯電話ってあぁ!リボンで奪われた!」
マミ「させないわよ……い、今はとにかく……連絡もさせないしこれ以上進ませないわ」
杏子「わけわかんねぇ……」
―中―
ほむら「許してほしい?」ナデナデ
まどか「許してほしいですお姉さま……」
ほむら「それなら今あなたは何をすべきなのかわかるわよね?」
まどか「失礼しますねお姉さま///」
ほむら「えぇ」
まどか「ん……はぁ……」ペロ
ほむら「そう、私の足をあなたの舌で……よくわかってるわねまどか」
まどか「はぁ……はぁ……」
ほむら(あぁ、もうまどかと普通に愛し合いたい……)
―外―
マミ「ディーフェンス!ディーフェンス!」
さやか「ほ、本当にどうしちゃったんですかマミさん、理由を教えて下さい!」
マミ「話すことはないわ」
杏子「いつのほむらだよ……話してくれないとわかんねぇって」
―中―
ほむら「まどか!」
まどか「わわ!今そんなセリフじゃないよ?」
ほむら「私、もう我慢出来ないわ、まどかと普通に愛し合いたいの!」
まどか「ほむらちゃ……」
ほむら「わ、私がえっちなゲームを買い始めたのは……まどかとこういうことをしたいって思ってたからで……」
まどか「……うぇひひ、ちょっと意地悪しすぎちゃったかな?」
ほむら「えぇ、とっても意地悪だったわ」
まどか「じゃあ、ほむらちゃんは私と恋人になってくれるの?」
ほむら「あなたがいいなら」
まどか「うぇひひ、こんなことした私を恋人にしてくれるんだ、嬉しいな」
―外―
マミ「カバディカバディカバディカバディカバディカバディ」
さやか「マミさん、それは攻撃側ですよ!」
杏子「突っ込む所そこかよ……」
―中―
ほむら「ねぇ、まどかもこのゲームやったことあるんでしょう?」
まどか「うぇひひ、ばれちゃった」
ほむら「だって的確に操作していたじゃない」
まどか「うん、このゲームのお話ってとってもいいよね」
ほむら「えぇ、私にとってまどかとの理想の関係よ」
まどか「うん、私も一緒……」
ほむら「まどか、そこに横になって?」
まどか「もう皆来ちゃう時間だよ?いいの?」
ほむら「ふふっインターホンが鳴ったら見せつけてあげればいいわ」
まどか「もう///」
―外―
マミ「はい、今私の手には何もありません……しかし、1,2,3!ハイ!なんと突如マスケット銃手に!!」
さやか「マミさん……」
杏子「どうしちまったんだよ……マミ……」
マミ「ぜぇ……ぜぇ……」
杏子「もう気をそらすのは終わりでいいのか?それとも話す気になったか?」
マミ「……そろそろ……さすがにもう終わって……」
さやか「何か終わるんですか?」
スキ!スキヨマドカァ!
ワタシモダヨホムラチャン!ダイスキ!
マミ「……」
さやか「……」
杏子「……」
マミ「……では次のマジックを」
杏子「あーなんだ……うん、もういいって……」
さやか「なんかすみません……」
マミ「……」
マミ「……」
さやか「あー杏子、今日はなんだか急用ができちゃったね!」
杏子「あ、あぁ!そうだな!今日はなんかさやかとマミの3人でいろんなところに行くって急用ができたな!」
さやか「いやーまどかとほむらには悪いけど今日はそんな用事が……」
マミ「……」
さやか「ま、マミさん!マミさん!ほら、なんと何も無いのにあら不思議!突然剣が!」
杏子「ほ、ほら、私も槍が!しかもこの槍が伸縮自在で」
マミ「……」
さやか「……」
杏子「……」
マミ「しょうがないじゃない!だってここについたら声が……」
マミ「だから……だから……」
さやか「マミさん……」
杏子「えっと……ごめんな」
マミ「これだけ騒いでもあっちはあっちで集中してるから気が付かないし」
マミ「かといってこっちに理由を話すわけにもいかなかったし……」
さやか「マミさん、今からファミレスでも行きましょう」
さやか「それで一緒にお喋りと食事をして、事が終わったあたりでほむらの家に乗り込んでやりましょう」
杏子「そ、そうだそうだ」
マミ「そ、そう……そうよね!」
さやか「そうですよ!さぁ、早く行きましょう!」
マミ「えぇ!」
ほむら「はぁ……はぁ……」
まどか「はぁ……はぁ……」
まどか「うぇひひ、シャワー浴びてきたのにもう汗だらけになっちゃった」
ほむら「えぇ、私もお出かけの準備をしていたのにもう汗だくよ」
まどか「さやかちゃん達遅いね」
ほむら「そうね、携帯電話には……」
さやか【事がすんだら連絡ちょうだい、あとマミさんに謝んなよ】
ほむら(よく考えたらこんな所たいして防音なんて……)
ほむら(ま、まさか全部聞かれてた?え?え?)
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「……まどか、一緒にシャワーを浴びましょう」
まどか「うん、えっと……こういうのを第2ラウンドっていうんだっけ?」
ほむら「な、何言ってるのよ///」
まどか「うぇひひ///」
ほむら「ほら、行きましょ」
まどか「うん!」
第2ラウンドって必要なのだろうか
まどか「うぇひひ」ギュゥ
ほむら「え、ま、まどか?」
まどか「ほむらちゃんの肌すべすべ……」
ほむら「ひゃう」
まどか「さっきはいっぱいほむらちゃんに攻められちゃったから……次は私の番だよね?」
ほむら「ま、まどか?」
まどか「ほら、ほむらちゃん……目をあけちゃ駄目だよ……シャンプーが目にしみちゃうよ?」
ほむら「うぅ……」
まどか「うぇひひ、目を開けれなくても私がどこにいるのかわかるよね?」
ほむら「えぇ……私の後ろから抱きついてくれてるわ」
まどか「じゃあ今から私の右手がほむらちゃんの体のどこにあるか教えてね」
ほむら「え?」
まどか「まずは……」
まどか「ここどこだ」
ほむら「え、そ、そこは……頬でいいかしら」
まどか「うぇひひ、正解……次はここ」ピト
ほむら「肩よね」
まどか「うん!次はここ!」ニュル
ほむら「ひゃう!わ、腋……」
まどか「うぇひひもしかして、ほむらちゃんって腋弱いのかな?」
ほむら「さ、さぁ……」
まどか「次は……ここ!」
ほむら「ち……乳房」
まどか「うぇひひ」
ほむら「お、おへそ……」
まどか「ここで問題だよほむらちゃん、徐々に下に下がっていく私の手は次はどこを触るのかな?」
ほむら「え///」
まどか「大きな声でほむらちゃんのどこを誰が触るのかまで答えて?」
ほむら「わ、私の……」
ほむら「その……秘所を……」
ほむら「ま、まどかが……さ、触る///」
まどか「声が小さいし、どこを触るのか私にはよくわからなかったなぁ」
ほむら「うぅ///」
まどか「えっちなゲームを朗読するっていうのも中途半端だったし……」
まどか「今ちゃんと言えたら許してあげるよほむらちゃん」
ほむら「わ、私の!私の///あそこを……」
まどか「あそこじゃわからないよほむらちゃん」
ほむら「まどかが私の!」
まどか「私の?」
ほむら「///」
まどか「時間切れだよほむらちゃん、罰ゲームの時間だね」
ほむら「だ、だって///」
まどか「罰ゲームは……」
まどか「どうしようかな?」
ほむら「ふふっ考えてなかったのね」
まどか「うーん、罰ゲームは後でいいや」
ほむら「あら、忘れちゃ駄目よ?」
まどか「うぇひひ、ほむらちゃんが触って欲しい場所まで私の右手を導いて?」
ほむら「え///」
まどか「教えてくれなかったからほむらちゃんがどこを触って欲しいのかわからないなって」
ほむら「わ、わかったわ///」
まどか「私の右手、わかる?」
ほむら「えぇ、今私の太ももを触っているでしょう?」
まどか「うぇひひ、正解、じゃあちゃんと私の右手を導いてあげてね?」
ほむら「う、うん///」
ほむら「ここ……」
まどか「ここを触ってればいいのかな?」サワサワ
ほむら「そ、そうじゃなくて///」
まどか「そうじゃなくて?」
ほむら「まどかの意地悪///」
まどか「わからないよ、ほむらちゃんがどうして欲しいのか」ニヤニヤ
ほむら「こ、こうやって、わ、私のここをき、気持よくして欲しい///」
まどか「うぇひひ、よく言えましたほむらちゃん」
ほむら「ん……ま、まどかぁ///」
まどか「うぇひひ、ほむらちゃんもういきそうなの?早いよぉ」
ほむら「だ、だってあなたの指がぁ」
まどか「ほむらちゃんも私を気持ちよくして?」
ほむら「で、でも私目を今開けられない……」
まどか「ほむらちゃんの右手を私が導いてあげるね……ん……ここだよ?わかる?」
ほむら「う、うん///が、頑張るね」
ほむら「切ないよまどかぁ……」
まどか「ん……私も……」
ほむら「まどかの表情が見たい、さっきみたいに愛し合いたいよ」
まどか「ほむらちゃん……じゃあシャンプー流しちゃおうね」
ほむら「うん……」
ザー
まどか「うぇひひ、見える?」
ほむら「うん、まどかがよく見えるよ」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「まどか……」
―ファミレス―
さやか(遅いなー連絡……)
マミ「ほら、佐倉さん、行儀が悪いわよ」
杏子「いいじゃん、別に」
マミ「ダメよ、ほら、こっち向きなさい」フキフキ
まどか「ほむらちゃん……ほむらちゃんを感じたいよ」
ほむら「えぇ、私もあなたを感じたい」
まどか「あっ……」
ほむら「ん……」
まどか「うぇひひ、ほむらちゃんの身体……熱い」
ほむら「ん……人のこと……言えないじゃない」
まどか「ん……あぁ……んんっ」
ほむら「あん……んぁ……んっ……ふあぁ……」
まどか「ほむらちゃん、気持ちいいよ!すごく気持ちいい!」
ほむら「わたしも……よ……すごく……すごく気持ちいいわ」
まどか「す、好きなの……ほむらちゃんが大好きなの……ほむらちゃんのことばっかり考えちゃうのぉ」
ほむら「わ、わたしだって……あなたと出会う前から……ずっとあなたのことばかり考えて……んん……」
まどか「や、やだ……ほむらちゃ……まどかって……まどかってよんで!」
ほむら「まどか……まどか……好き、大好きよまどかぁ」
まどか「あぁっ……嬉しいよほむらちゃ……んん!」
ほむら「まどか……ん……まどかぁ……い、いい、いいのぉ……まどかぁ……」
まどか「すごく……い、いいよぉ……ほむらちゃん……」
ほむら「んっ……うぅ……あっ……あぁん!」
まどか「あぁ……も、もっと、もっとぉ!!」
ほむら「ら、らめ……も、もう……わ、わたし……わたしぃ……」
まどか「ほむらちゃ……あん……んん……」
ほむら「も、もう……き、きちゃうよ……ま、まどかぁ!」
まどか「あぁ……わ、わたしも……わたしもだよほむらちゃん!」
ほむら「い、いっしょ……いっしょに!」
まどか「う、うんっ!あん……んあぁ……」
ほむら「あ、ああぁぁぁ!!」
まどか「ん、ああぁぁぁぁ!!」
ほむら「はぁ……ん……はぁ……はぁ……」
まどか「はぁ……はぁ……んん……はぁ……」
ほむら「愛してるわ、まどか」
まどか「私もだよ、ほむらちゃん」
ほむら「んむ……んちゅ……」
まどか「ぷは……はぁ……」
まどか「うぇひひ、長いお風呂に……なっちゃったね」
ほむら「そう……ね、出ましょうか……」
まどか「ほむらちゃ……お出かけの……体力残ってる?」
ほむら「そうね……正直……あなたを抱きしめて眠りたいわ……でも皆を待たせちゃってるし……」
まどか「うぇひひ、皆に謝らないと……ね」
ほむら「えぇ……」
―ファミレス―
さやか(これだけ時間が立ったらさすがに……)
ピリリ ピリリ
さやか(お、メールってことは……)
さやか「そろそろほむらの家に行きますか!ファミレスにいつまでもいるのもよくないですし」
マミ「そうね」
杏子「まぁ恋人になった記念ってことで今回ぐらいは許してやるか」
さやか「あはは、あんたがそんな事言うなんてね」
杏子「んだよ悪いかよ、これでも教会の娘だってんだ」
さやか「ま、あんたの言うとおり、今回ぐらいは多めに見てあげますか」
マミ「えぇ、あの子たちには幸せになってほしいもの」
さやか「ですね」
杏子「ま、そうだな」
マミ「さぁ、行きましょう」
―ほむホーム―
さやか「じゃじゃーんさやかちゃんさんじょ……」
ほむら「え!?」
さやか「なんで連絡メール送っといてまだほむらが着替えてないのさ!」
ほむら「き、着替えたら送ろうと……」
まどか「あ、あはは……」
さやか「え?じゃあメールは……仁美からだ……」
マミ「ま、まぁ別にき、着替え中ってぐらい……」
杏子(乱れたシーツ、そしてこの臭いはまぁ予想してたけど……)
さやか(PCのディスプレイに映るエロゲー?、そして床に散らばるエロゲーのケース?)
マミ「これは……18歳未満禁止の……」ヒョイ
ほむら「え、えっと……さ、さぁ出かけましょう!」
まどか「う、うん!」
マミ「……ふたりとも、座りなさい」
ほむまど「……はい」
マミ「あなた達の年齢はたしか私よりひとつ下よね?」
ほむら「はい……」
マミ「どうしてこんなものがあるの?」
ほむら「こ、今後のための研究を……」
マミ「あなた達が恋人になってそういう行為を……その///」
マミ「と、とにかく、そのへんはまぁばれない程度にする分にはお互い合意してるなら止めないわ」
マミ「でもね、これは法律で」
ほむら「はい……」
マミ「だいたいえっちなゲームなんて」
ほむら「ちょ、ちょっと待ってマミ!」
マミ「何?」
ほむら「正直、今日は本当にあなた達に迷惑をかけてしまったわ、それに関しては本当に申し訳なく思ってる……ごめんなさい」
まどか「え、えっと……私が最初にほむらちゃんに意地悪をして……そこから……その///と、とにかくごめんなさい!」
ほむら「でもね、それをただのえっちなゲームと切り捨てるのだけはやめて欲しいわ!」
マミ(な、何よこの気迫……)
ほむら「確かにあなたの想像するようなひたすらえっちな事をするゲームも存在する」
ほむら「でも私の持ってるこれらは決してそうじゃない!」
マミ「へ、へぇ……」
さやか(好きなんだろうなって事がよくわかるけど……あんまり同級生がエロゲーについて熱く語るっていうのも……)
杏子『なぁさやか、なんか飛び火しそうだし逃げないか?』
さやか『気が合うね、私もちょっとそれ考えてたんだよね』
杏子『じゃあ様子をみるために外に出て喋ってようぜ』
さやか『まぁこれ以上大切な友達のイメージ崩したくないし……そうしようかな』
ほむら「だから一度だけ、このゲームだけでいいわ、だからプレイしてみて!」
マミ「わ、わかったわ」
ほむら「ちなみにプレイするときはヘッドホンをつけて~」
マミ(さ、逆らえない……何よこれ……)
まどか「あ、あとこっちのゲームもすごくよくて、何度も私、泣いちゃって」
マミ(か、鹿目さんまで!?み、美樹さんと佐倉さんは……ふ、ふたりとも逃げてる!!)
―マミホーム 夜―
マミ「皆とたくさん遊んだけど、あの二人ときたらずっといちゃついてるんだからもう……」
マミ「それにしても……結局渡されてしまった……プレイするといってしまったのだからしないといけないわよね……」
マミ「え?複製だと犯罪とか……だ、大丈夫なのよね?ぱ、パッケージとかあるし……」
マミ「ちゃんとこっちのデータはアンインストールしておくとかいってたし……よくわからないけど……」
マミ「小説に音楽と声がついて、選択肢でちょっと行動がかわるだけって聞いてるけど……」
マミ「……悪いけど、さっさと終わらせてあの子達に返そう……」
―――――
―――
―マミホーム 朝―
マミ「……」カチカチ
マミ「そんな秘密が!」カチカチ
マミ「……」
マミ「そんな……それじゃあこの子は……」カチカチ
マミ「ってあれ?窓の外が明るい……」
マミ「でも今いいところなのに……」
マミ「……もう少しだけ……」
―学校―
マミ「ち、遅刻しそうになっちゃったわ……」
マミ(それにしても……話の続きが気になってしょうがない!)
―2年教室―
まどか「うぇひひ、ほーむらちゃん」
ほむら「ふふっまーどか」
仁美「あらあら」
さやか「何このバカップル」
まどか「マミさん大丈夫かな」
ほむら「そうね、あのゲームは長い上にいい話だから気になってプレイ中は他のことが捗らなかったわ」
まどか「うん、エンディングでなんていうか虚無感っていうか……あぁ、おわっちゃったんだなぁってなっちゃうんだよね」
ほむら「でも、きっと気に入ってくれるわ」
さやか「はいそこの二人、堂々とその手のゲームの会話をしない」
―――――
―――
―ファミレス―
マミ「暁美さん、これ……返すわね」
ほむら「どうだった?」
マミ「……私が間違っていたわ……」
まどか「マミさん……」
ほむら「プレイしなければわからないことだもの、しょうがないわ」
マミ「ありがとう……」
ほむら「……私は……あの子の最期はきっと幸せだったと思ってるわ」
まどか「私も……そう思います……」
マミ「えぇ、私も……でも……切なくて……」
ほむら「マミ……」
さやか「あのーなんか誰かが死んだみたいな会話してるけど……ゲームの話だよね?」
ほむら「……さやか、あなたも、プレイしたいみたいね」
さやか「へ?い、いやいやさやかちゃんはどちらかと言えばアウトドア派なので」
マミ「大丈夫、美樹さんなら……」
さやか「あ、ちょ!きょ、杏子!助けて!」
杏子「何!風見野に魔女大量発生!クソっ私が行くしかないみたいだな」
杏子「……じゃあなさやか、しばらく会えそうにないけど、元気でな!」ダッ
さやか「何そのわざとらしい発言!って逃げるなよ杏子!ちょ、呪ってやる!」
まどか「うぇひひ、抵抗があるのは最初だけだよさやかちゃん」ズリズリ
ほむら「さぁ、まずは私の家でプレイするといいわ、家族のいるあなたにはその方が安心よね?」ズリズリ
マミ「ふふっ美樹さんも……さぁ……」ズリズリ
さやか「あたしってホントバカ……って今回あたし何も悪く無いって!何もしてないって!」
まどか「うぇひひ、楽しいねほむらちゃん」ズリズリ
ほむら「えぇ、だって大切な恋人ができて、趣味も一緒で……」
ほむら「それだけじゃなく、新しい同じ趣味の仲間もできてこんなに幸せなことはないわ」ズリズリ
まどか「私もほむらちゃんと恋人になれて嬉しいなって!」ズリズリ
マミ「ふふっラブラブなんだから」ズリズリ
さやか「はーなーしーてーよーひーきーずーらーなーいーでーよー」
ほむら「大丈夫よさやか、このゲームをすることで遅れた勉強は私が教えるから!」
さやか「普段ならありがたい提案のはずなのに今は全然ありがたくないって!」
まどか「うぇひひ、さやかちゃんとも語り合えるなんて楽しみ!」
さやか「はぁ……腹をくくりますか……」
終われ
ごめん、眠くて無理やり終わらせた、ちなみに3人がプレイしたエロゲはわからない
適当にそれっぽいこと書いてただけだから
あぁあとこのほむらちゃんみたいに趣味の押し付けはあまりいいとはいえないね
うん、正直まどっちがマミさんみたいになるようなの妄想してたのになんか妙な方向にすぐに傾いたからまぁいいやっていう
ちなみに百合エロゲーはカタハネしかしたことがない
俺はもう寝るけどオススメのエロゲとかあったら教えてくれると嬉しいな!
あとこんな駄スレに付き合ってくれてありがとう
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