モブリット「分隊長と二人きり!?」(58)


※モブハンです

タイトルそのままのベタなお話
超ありがちな設定&ささやかなエロあり?なので苦手な方は要注意
そんなに長くはならない予定です



ハンジ「…まったく、リヴァイってほんと横暴だよね~」

ハンジ「なんで私たちまで強制的に掃除させられなきゃいけないわけ?」

ハンジ「べっつに、自分の部屋なんだから好きにしていいじゃんね~」グチグチ

モブリット「ハハハ、ここには時々兵士長もいらっしゃいますからね」

ハンジ「ゲストに文句言われる筋合いなんてないと思うんだけどな~」

モブリット「でも、寝るスペースも無いっていうのはどうかと思いますよ?」

ハンジ「むっ」

ハンジ「だってここは単なる研究室だろう?寝室は別にあるじゃないか」

モブリット「そうですねぇ」


モブリット「ですが、その単なる研究室とやらで」

モブリット「ほとんど寝泊まりしてらっしゃる方は、何処のどなたですか?」

ハンジ「ぎくっ」

モブリット「それに、整理整頓しておいた方が物を探しやすいですよ」

ハンジ「チッチッチッ、モブリットも分かってないなぁ~」

ハンジ「他の人には一見散らかっているように見えるだろうけど…」

ハンジ「私には何処に何があるか、きちんと分かってるんだよ?」

モブリット「そうなんですか?」

ハンジ「そうさ!」フンス


モブリット「…それじゃあ、第40回壁外調査時の報告書控えは何処にありますか?」

ハンジ「…………」

ハンジ「ん~……」

ハンジ「……そういう、あまり重要じゃないものは覚えておく必要がないっていうか」

モブリット「壁外調査の報告書が重要じゃないと、研究者の貴方が言いますか?」

ハンジ「…………えへっ☆」

モブリット「分隊長、」

ハンジ「はい…」

モブリット「掃除、しましょうね」ニッコリ

ハンジ「ハーイ……」





サッサッ...

ハンジ「悪いねぇ、いつも手伝わせちゃって」

モブリット「いえ、大丈夫です!これも副官としての務めですし」

ハンジ「でも自分の部屋の掃除もあるでしょ?」

モブリット「私の部屋に関しては、毎日掃除してますので」

ハンジ「そうなの!?えらいな~」

モブリット(それに……)

モブリット(こうやって分隊長と過ごす穏やかな時間は…貴重ですから…)

モブリット「…なんて///」テレテレ

ハンジ「?」




ハンジ「しっかし、掃除って言ったって物が多いから片付けようがないんだよなぁ~」

ハンジ「この古い本とか寝室に移動させるかな…」ブツブツ


ガコッ!

ハンジ「あっ 」

モブリット(がこ……?)

ハンジ「うわぁ……やっべぇ……」


モブリット「あの………分隊長? 」

ハンジ「うん……」

モブリット「今、平常時だったら絶対に聞こえないはずの音が聞こえた気がしたんですが ……」

ハンジ「そう……だね 」


モブリット「何、やっちゃったんですか……」

ハンジ「うん………」


シ-----ン


ハンジ「ドアノブ………壊しちゃったみたい☆」テヘ

モブリット「ええええええええええええええええええええええええええ!!!????」

モブリット「っちょ…何やってるんですかあんた…;;!!!!」アワワワ

ハンジ「わざとじゃないんだよおおおおおおおおおお」ウワアアアン

ハンジ「ちょっとこの辺りにある本の位置をずらそうとしたら、弾みでノブが取れちゃったんだよおおおおおおおお」

ギャアアアアア




カチャカチャ...

ハンジ「うーん……」

モブリット「開かないですね……」

ハンジ「ハンジさん特製ハリガネでも開かないとは…このドアめ」

モブリット「機密資料がどうのとかで、鍵を複雑に作ってらっしゃいましたからね……」

モブリット「第一こちらで鍵を解除できたとしても、ノブが取れてては反対側からしか開けようがないですよ……」

ハンジ「だよねぇ……」

ハンジ「うーん、困ったなぁ…」ポリポリ

これは良い
ニヤニヤする


ハンジ「今日はケイジたち出払ってるからなぁ…」

ハンジ「明日の朝までこのまま、か……」

モブリット「ですかね……」

ハンジ「…仕方ない」

ハンジ「足の踏み場もほとんどないけど、まぁくつろいでいってよ」

モブリット「はぁ………」

モブリット「…え!? 」

ハンジ「?どしたの?」

モブリット(朝までここで…………)

モブリット(分隊長と………二人きり!?)ガ-ン



.

すっごい短いですが、今日はここまでにします
また明日続きを書かせていただきます

>>9
読んでいただきありがとうございます!
また明日よろしくお願いいたします

モブハン!!モブハン!!
全力支援

>>12
ありがとうございます!
モブハン好きな方がいて嬉しいです
また明日よろしくお願いいたします




ハンジ「いや~トイレあって良かったねこの部屋」

ハンジ「不幸中の幸いとはまさにこの事だよ!」

モブリット「団長のはからいですからね」

ハンジ「そうなの!?」

モブリット「はい」

モブリット「研究に没頭しだすと、何もかも疎かにされる方がいらっしゃいますからね…」チラ

ハンジ「………」

ハンジ「………オウ」

モブリット「実は、シャワー室も別についてるんですよこの部屋」

ハンジ「えっウソ!?マジでッ!??」


ハンジ「どこどこ!?見たことないよ!?」キョロキョロ

ハンジ「…はっはーん」

ハンジ「もしかして、隠し部屋だな?」ニヤッ

モブリット「……まぁ、ある意味そうかもしれませんね」ハァ...

ハンジ「?ある意味?」

モブリット「ほら、そこですよ」

ハンジ「んん?」

モブリット「その積み上がった本の山の後ろに、シャワー室の扉があるんです」

ハンジ「えっ………」

モブリット「今は…全く見えませんけどね……」

ハンジ「…ワ-イ………」




ハンジ「しっかし暑いねぇ~」パタパタ

モブリット「そうですねぇ」

ハンジ「今開いてるのは通気用の天窓だけだし、近くの窓は何かが引っかかってて開けられないし…」

ハンジ「あ、そうだ」

ハンジ「上着脱ごう」

モブリット「えっ!?」

ハンジ「よく考えたら、部屋の中でいつまでもジャケット着てるのも変だろ?」バサッ

モブリット「ま、まぁ……そうですね」

モブリット(あ、あまり見ないようにしよう……)



ー数分後ー


ハンジ「ん~……あんまり変わんないなぁ」

ハンジ「空気がこもってるせいでクッソ暑いわ…」フゥ-

ハンジ「もーシャツも脱いでいいかな?」

モブリット「えっ?!!」

モブリット「ちょ、ちょっとそれは…!」アセッ

ハンジ「ん?何か問題ある?」

モブリット「い、いえその……」

モブリット「あ、あると思いますが……」アセアセ

ハンジ「えー?」



ハンジ「ああ!」

ハンジ「大丈夫大丈夫、きちんとサラシ巻いてるからさ」

ハンジ「さすがにポロッと出したりはしないって~」アハハハ

モブリット(そういう問題じゃねええええええええええ)ギャアアア


ハッ

モブリット(……い、いや!そうだ)

モブリット(問題なんて無い……
分隊長と私は単なる上官と部下!)

モブリット(何も問題なんて無い何も問題なんて無い何も問題なんてな


バサッ


ハンジ「ふぅ~結構すずしい~」

モブリット「……」チラ

モブリット(分隊長……背が高いから普段はあまり感じないけど……)

モブリット(華奢…なんだな……)ドキドキ...


ムクッ...

モブリット「………。」

モブリット(えーと……………)

モブリット「…………。」ダラダラダラ

モブリット( や  ば  い )




ハンジ「あれ?モブリット、なんでそんな離れてんの?」

モブリット「あ、ああ、えっと、ち、近いと余計暑くなるかなと思いましてっ」

ハンジ「人口密度は変わんなくない?」

モブリット「き、きき気分的なもので…」

ハンジ「あはは、そんな気遣わなくて大丈夫だよ~脱いだらだいぶ涼しくなったし」

ハンジ「大体あんまり端っこ行くと、本が崩れ落ちてきた時危ないよ?」

モブリット「た、たた確かにそうですね……」

モブリット「で、では、あ、後でそちらに行きますので……」

ハンジ(後で?)




ハンジ「…………」

ハンジ「…なんか、妙に前かがみだね」

ギクッ

モブリット「そ、そうでしょうか……」ダラダラダラ

ハンジ「もしかして…………モブリット………」

モブリット「あ、い、いえ…………」

ハンジ「…………」

モブリット「そ、その…………」ダラダラダラ

ハンジ「…………」

モブリット「…………そ、そうで…す……」




アハハハハハ!!

ハンジ「珍しいね~!私なんかに欲情するなんて」ハハハ

モブリット「そっ…そんなことありません!!!」

ハンジ「えぇ~?」

モブリット「ぶ、分隊長はっ……そ、そりゃあ変なところも沢山ありますが……」

モブリット「お、同じくらい素敵なところも沢山ある…」

モブリット「魅力的な女性ですッ…!!!」

ハンジ「え…」

モブリット(うわっやばい何言ってんだ;;!!!!)

ハンジ「………」

モブリット(こ、これじゃあまるで告白……)ウウ;;


ハンジ「へぇ~……」





ハンジ「――抜いてあげよっか?」

モブリット「はっ?」

モブリット「ななな何言ってるんですかっ!!!だだだめですよっ!!!!」//// カアアア

ハンジ「なんでー?すっきりするよ」

モブリット「わ、わわ私と分隊長は、じょじょ上官とぶっ部下の間柄でっ」

ハンジ「…へぇ~?先に意識しちゃった人がそういうこと言う?」ニヤニヤ

モブリット「そ、そそそれとこれとは話が別でっ」


ハンジ「第一、朝までやることないしさ」

モブリット「そ、そういう問題じゃな…

バサバサッ

モブリット「うわっ!」

ハンジ「あ、ほらー!言わんこっちゃない」

モブリット「す、すみません;;」

ハンジ「だからあんまりそっち行くと本が落ちるっt

ガタンッ

モブリット「!?危ない…ッ!!!」

ガバッ

またも短くてすみませんが、今日はここまでにします
明日か明後日には一気に完結させたいと思いますので
よろしければ引き続きお付き合いいただけると嬉しいです

乙!

もうね、大好物ですわモブハン。全力で支援。

全裸待機

>>28
>>29
>>30
ありがとうございます!
今日は書く時間があまり無かったので、ほんの少しだけ更新させていただきます



ドサッ


ハンジ「あたたた…」

モブリット「だ、大丈夫ですかっ!?お怪我はありませんか;;!?」

ハンジ「ん、大丈夫…モブリットこそ大丈夫?」

ハンジ「かばってくれてありがとね」

モブリット(え、分隊長顔が近…)

モブリット( ! ? )

モブリット(いやいやいやいやいや、ちょっ、待っ)

モブリット(なななな何だこの体勢…!??)

モブリット(こっ、こここれじゃ端から見たら…)


モブリット(押し倒してるように見え……)/// カアアアッ

ハンジ「?どしたの?」

モブリット「あ、い、いえ、なななんでもありません!!」

プルプルプル

ハンジ「!あぁ、本が背中に乗ってるから動けないのか」

ハンジ「ちょっと待ってね、今どかしてあげるから」

モブリット「や、ちょ待っ…」

ハンジ「動いちゃダメだよ~」

モブリット(そそそそれじゃ抱きつかれてるみたいになってますますヤバイ…;;!!!)ダラダラダラ



ハンジ「よいしょ……って腕踏ん張ってると大変じゃね?」

モブリット「いっ、いえ!そ、そんなことは…」プルプルプル

ハンジ「私の上に被さっちゃっていいよ~」

モブリット「えっ!?」

ハンジ「その方が私も背中に乗っかってる本取りやすいしさ」

モブリット「い、いやそういうわけには…」

モブリット(無理無理無理無理;;!!!)

ハンジ「いーから!」 グイッ

モブリット「うわっ」

ドサッ




シーーーーン

今日はこれだけです
ものすごく短くてすみません…
明日こそ完結させます


前にもモブハン書いてた人?

>>36
>>37
ありがとうございます!

恐らく別の方かと思いますが、
モブ→ハンの片想いっぽいのは下記タイトルで書いたことがあります

モブリット「分隊長、生き急ぎすぎです!」

よろしければ是非




ハンジ「…………」

モブリット「…………」

ズキン...

ズキン...

ハンジ「………モブリット、」

モブリット「言わないでください………」

ハンジ「うん………あたってる……ね」

モブリット「い、言わないでくださいって言ったのに………」

モブリット(もう消えてしまいたい……………)



ハンジ「いっそのことさぁ」

モブリット「は、はい…」

ハンジ「ヤッちゃう?」

モブリット「はっ!?」

モブリット「ななな何言っ…」パクパク

ハンジ「え?何ってセッ
モブリット「わああああああああああ!!!!!」

モブリット「いいいい言わなくてもわかりますけど…!!!」ワアアア

ハンジ「あぁ!」


ハンジ「もしかしてモブリット、リヴァイみたいに潔癖?」

モブリット「え!?」

ハンジ「だったらこんなところで、しかも私相手じゃ嫌か…」ウウム

モブリット「そ、そそんなことはありません!!!」

ハンジ「じゃあいいじゃん!シよーよ♪」

モブリット「えええええ!???いやいやいやいや」

ハンジ「ほら、物は試しってヤツでさ」

モブリット「たっ、試し!?」


モブリット「そ、そんなのっ…」

モブリット「絶対に嫌です!!!!!!!!」

ハンジ「!?」ビクッ

モブリット「………っ試しで…」

モブリット「……貴方を抱くことなんて……できません…」

ハンジ「……」

モブリット「あ、貴方は…私の……大切な方ですから」

ハンジ「へ…」



ハンジ「…………」

ハンジ「…………」/// ボンッ

モブリット「…え?なんで赤くなって…」

ハンジ「や、だって、そ、そんな真剣な顔でそんなこと言うから……!」/// カアアアアッ

モブリット「えっ!?」

モブリット「あ、い、いえ、そ、その………」///

モブリット(わあああああこんな体勢でなんてこと言っちゃったんだ自分…!!)/// カアアアア


ハンジ「…………」



ハンジ「………モブリット、可愛いな」ボソッ

モブリット「へっ?」

チュッ

モブリット「え…」

ハンジ「ごめん、ムラムラしてきちゃった」

チュッ

チュッ

モブリット「ぶ、分隊長……」

モブリット「…っ駄目…です……」

チュッ

モブリット「そ、そんなことされたら止められな…


モブリット(だ、駄目だ;;!)フルフルッ

モブリット「ス、ストップ!!!!!!」バッ

モブリット「そっそもそも、分隊長は私なんかでいいんですか!?」

ハンジ「えええ?!」

ハンジ「貴方、それこの状況で聞く!?」

モブリット「は、はい!」

ハンジ「………」ムゥ...

ハンジ「……何とも思ってない人に、こんなことすると思う?」

モブリット「えっ…」

ハンジ「…私がそんな軽い女に見えてたのだとしたら、心外だな」プイッ

モブリット「そ、それって………あの…その…………」////



ハンジ「…………」///

モブリット「…………」///

ハンジ「……ご、ごめん、よく考えたらさっ、き、昨日からお風呂入ってないんだわ」 アハハ...

ハンジ「臭くない?汚いからやめたほうがいいかm

モブリット「無理です」

ハンジ「だ、だよね……よかっ

モブリット「やめるなんて…無理です」

ハンジ「…っ」/// カアアア

モブリット「貴方のことが…欲しいです…」

ハンジ「………」



ハンジ「……どれくらい?」

モブリット「全部です…」

ハンジ「………朝まで?」

モブリット「…………いえ、」

モブリット「これからも、ずっとです…」

ハンジ「…………」

ハンジ「…じゃあ、これからもずっと」

ハンジ「私が生き急がないように、見張ってないとね?」ニヤッ

モブリット「…!」

モブリット「は、はいっ…!」///




.




-朝-

ハンジ「しっかし、モブリットって意外とおっきいんだね~」

モブリット「えっ!??」

モブリット「な、ナニがですか……?」

ハンジ「へ?身長がだよ」

モブリット「あ、ああ!」アセッ

モブリット(変な想像をしてしまった………)ズーン

ハンジ「ふふ」

ハンジ「なんかね、包まれてる感じがして安心できたよ」

モブリット「………」


モブリット「そ、それはその……っ」

モブリット「どなたか小柄な方と比べて、でしょうか………」シュン...

ハンジ「小柄?」

ハンジ「……あ!もしかして、リヴァイのこと?」

モブリット「は、はい……」

ハンジ「あははは!私とリヴァイはそんなんじゃないよ」クスクス

モブリット「そ、そうでしたか…!」ホッ

ハンジ「なになに~?ヤキモチぃ?」ニヤニヤ



コンコンッ

<ブンタイチョーイマスカー?

カチャカチャ

<モシカシテ、トジコメラレテマスー?


ハンジ「おっ、ケイジだ!」ダッ

モブリット「ちょ、分隊長待っ…!!」

モブリット「まだ服着てな…!!!」ギャアアア

ハンジ「よかったーーーーー助かったよおおおおおお」

バッタ-ンッ!

ケイジ「」

モブリット「」

ハンジ「あっ…」



シーーーーーーーーン



ケイジ「…………あ…え、えぇと……」

ケイジ「おっ、お邪魔しましたーーッ!!!!」ダダッ

バタンッ!!



モブリット「……っ」ワナワナワナ...

ハンジ「あははは!見られちゃったね~」

モブリット「ぶ、分隊長……」プルプルプル

ハンジ「なに~?」

モブリット「ドアがまた閉まっ…」

ハンジ「」



終わり。

以上で終わりとなります
ここまで目を通してくださった方、お付き合いいただきありがとうございました!
エロを期待してくださった方、ほとんど無くてすみませんでした…!

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