エレン「ちょっと来いよ」
ジャン「なんだよ!めんどくせえな・・・」
エレン「いいから、来いって!」
ジャン「あぁん?なんだよ!?この死に急ぎ野郎が!!」イラッ
エレン「来いっつてんだろ!」グィ
ジャン「服ひっぱんなって!破けちゃうだろうが!」
エレン「お前が大人くし付いてこればいいんだよ!」
ジャン「なんだっていうんだよ!くそっ!!」
エレン「帰ったぞ!」
アルミン「エレン来たね!」
コニー「エレンのお題はなんだったんだろうな。ジャンだから馬面の奴とかかや?」
サシャ「多分、それですね!」
ジャン「あ?お前ら何やってんだよ」イライラ
アルミン「え?エレンから聞いてないの?」
コニー「ちょっと俺らで遊びで借り物競争的なのしてるんだよな」
ジャン「じゃあなんだ?エレンのお題は、嫌いな奴でも書かれていたんだろうな!」イライラ
アルミン「エレンのお題は?」
エレン「ん?俺のは『1番頼りにしてる人』だぞ?」
ジャン「・・・・・・は?」
アルミン「へぇ・・・意外だね」
エレン「俺はジャンのこと認めてるからな!立体機動装置上手いし、そして何より実は仲間思いだし・・・」
ジャン「お、おい・・・」
エレン「それに最近は対人格闘だって良くなってきてるしな」
ジャン「やめろ・・・・」
エレン「俺はお前を頼りにしてるんだからな」
ジャン「やめろぉぉお////」逃
アルミン「あっ逃げた」
エレン「次は『興味のある異性』か・・・」
エレン「興味のあるってなんだ?アニみたいに強い奴に俺は興味あるし・・・そういうので良いのか?」
ミカサ「なにやっt」
エレン「俺はお前には興味ないんだよな」
ミカサ「え・・・・」
エレン「ユミルのことあんま知らないから興味あるし、クリスタも馬術のことで興味あるし・・・」
ミカサ「私は?」
エレン「だから、ないって言ってんだろ。俺はお前のこと知り尽くしてるから」
ミカサ「・・・・それはそれで嬉しいからいいや///」
ミーナ「班長どうしたの?お困りのご様子かなかな?」
エレン「ミーナか・・・同じ班だし・・・・・まぁ少しはあるか・・」
ミーナ「どうしたの?」
エレン「ちょっと来い!」
ミーナ「え、えぇ!?説明してよ!」
エレン「あれ?コニー達は?」
アルミン「今、出はらってるよ?」
ミーナ「はぁはぁ・・・・」
アルミン「さて今度はミーナね」
ミーナ「はぁはぁ・・・アルミン説明してよ・・」
アルミン「ちょっとした遊びで今、借り物競争的なのやってるんだ。別に争ってる訳じゃないけどさ」
ミーナ「へぇ・・・それで私がエレンのお題だったって訳ね」
アルミン「そうだよ」
ミーナ「お題は可愛い子とかかな?なんてね♪冗談だよ」
エレン「『興味のある異性』だぞ」
ミーナ「ふーん・・・・」
ミーナ「え///」
エレン「俺はお前に興味があるからな」
ミーナ「・・・・そんな急に言われもね///」
エレン「どうしてそんな顔が赤いんだよ?」
ミーナ「エレンのせいだよ・・・///」
エレン「・・・・俺のせい?・・・・はっ!(熱か!?)今から医務室に行こう」
ミーナ「医務室って・・・(怪我してないよ?・・・もしかしてベッドインなの!?)」
エレン「急ぐぞ!」
ミーナ「そんな・・・早すぎるよ///」
エレン「何を言ってんだ。急がなきゃ(俺の責任だから、熱を計りに送りに行く)」
ミーナ「でもでも///!」
エレン「あーもう!無理やり連れてくからな」おんぶ
ミーナ「エレン大胆過ぎるって///」
エレン「・・はぁ?当然のことしてるだけだって!」
ミーナ「・・・・重い///?」モジモジ
エレン「軽いほうなんじゃないか?」
ミーナ「そうかな・・・エヘヘ」
エレン「ミーナ熱いぞ・・・」
ミーナ「ごめん・・・//」
エレン(結構重症だな・・・)
エレン「謝ることないって、俺のせいだしな・・・」
エレン(そういえば俺が何をしたんだろうな・・・)
エレン「着いたぞ?」
ミーナ「待って!まだ心の準備が・・・///」
エレン「心の準備とかないだろ」上着ガシッ
ミーナ「エレン・・・そんな服を脱がすなんて///」
エレン「脱がさなきゃ出来ないだろ!(熱を計るのが!)」
ミーナ「ひゃぁ///」
エレン「おい?ミーナ!?大丈夫か!?」
ミーナ「も、もうダメかも・・・・///」バタッ
エレン「おい!しっかりしろ!!」
エレン「かなり大変だったんだよ」
アルミン「へぇ・・・・」
エレン「その後、教官呼びに行ったりしてバタバタしてな・・・・」
アルミン「でも今回はエレンが悪いんだからね」
エレン「俺が何をしたんだろうな・・・」
アルミン「やれやれ・・・」
エレン「よし。次のお題を引くか」
アルミン「いいよ!」
エレン「『姉にしたい人』ね・・・」
エレン「正直興味ねえな・・・」
ミカサ「なにやっt」
エレン「お前はないな」
ミカサ「え・・・・」
エレン「アニとかは身長的な問題があるし、サシャは姉って感じじゃねえし」
ミカサ「私は?」
エレン「お前はもう俺の家族だからな」
ミカサ「・・・・それはそれで嬉しいからいいや///」
ミカサ「私のことは知り尽くされてる・・・///」
ミカサ「家族・・///」
ミカサ「妻かな・・・//うふふ・・・・」
ミカサ「この気持ち抑えきれないよ・・・」
ミカサ「そうだ・・・この気持ちエレンにぶつけて・・・ダメ。エレンに迷惑・・・なら」ブツブツ
エレン(何ぶつぶつ言ってんだ?)
エレン「めんどいし、やっぱ誰でもいいや・・・」
ユミル「お前のほっぺたは本当に美味しそうだな」
クリスタ「た、食べないでよー」アセアセ
エレン「おっ・・・」
ユミル「なんだ?」
クリスタ「ん?」
エレン「2人でジャンケンして?」
ユミル「なんでだよ・・・」
エレン「いいから!」
クリスタ「じゃん、けーん」
ユミル「ぽいっ!」
クリスタ「やったー!勝ったー!」
エレン「よし。クリスタ来い!」
クリスタ「え?」
エレン「ユミル!クリスタを借りるぞ」
ユミル「おい待て!どこへ・・・・って行っちまったな・・・」
アルミン「今度はクリスタなんだ!」
エレン「おう!厳選したぜ(じゃんけんでな)」
クリスタ「厳選・・・・?というか何をやってるの?」キョトン
アルミン「借り物競争みたいのやっててね、エレンのお題がクリスタだったんだ」
クリスタ「お題は何だったの?」
エレン「『姉にしたい人』だ」
アルミン「え゛」
クリスタ「姉・・・お姉さん・・私が・・・私がお姉さん!!」キラキラ
アルミン「本当にクリスタなの?(いや厳選したって言ってたけどさ)」
エレン「あぁ!そうだ!(嘘だが)」
クリスタ「私が姉に欲しかったの・・・?」
エレン「・・・ん?そうだな」
クリスタ「しょ、しょうがないなー!私がお姉ちゃんになったげるっ」キュンキュン
エレン「別にいいけど・・・」
クリスタ「エヘヘ・・・//」クネクネ
エレン(言っちゃ悪いから言わないけど、そんな喜べることか・・・?)
数日が経ち
ジャン「なんだか、まだ食った気しねえな」
エレン「ジャン!俺のパン分けてやるよ」
ジャン「いいって、エレンに悪いわ」
エレン「俺の好意だ!受けとれよ」
ジャン「お前・・・。ふっ・・ありがとな」ニコッ
エレン「借りだかんな?」
ジャン「あぁ、今度立体機動教えてやるよ」
エレン「へへっ・・・助かるぜ」
クリスタ「じゃあ、今度はお姉ちゃんが馬術教えてあげる!」
エレン「いいのか?」
クリスタ「その代わり、私のことお姉ちゃんって呼んで・・・?」
エレン「別にいいけど・・・お前は、そんなんで良いのか?」
クリスタ「うん」
エレン「お姉ちゃん」
クリスタ「キャァお姉ちゃん何でもしたげるっ!!何でもお願いしていいよ!」
エレン「本当か!?魔法の言葉みたいだな」
ミーナ「エレンたら意外にファンタジックなこと言うんだね♪」
エレン「そうか?」
ミーナ「ふふっ・・・かわいい」
エレン「は?お前のが可愛いだろ」
ミーナ「もうエレンったら///」
ジャン「おいおい、何いちゃついてんだよ!」
エレン「なんだ?寂しいのか?」
ジャン「んなわけねえだろ!・・・ばか」
エレン「ははは!意外だな」
ジャン「は、はぁ!?」
エレン「構ってほしいなんて、お前どんだけだよ」肩組
ジャン「ばっ!そんなんじゃねーし」
エレン「まぁこの後、一緒に風呂に入ろうぜ」
ジャン「あぁ!って、だから寂しいんじゃねえって」
アルミン「凄い意外なグループが出来たね」
マルコ「なんだか寂しいな・・・」
ユミル「取られた感があるな・・・」
ミーナ「エーレン♪」ギュ~
エレン「なんだよ?寒いのか・・・?」
ミーナ「そうかも」ニコニコ
エレン「まぁ冬も近いしな・・・上着貸してやるよ」
ミーナ「もう・・そんなんじゃなくて・・・こうギュってして?」
エレン(昔、アルミンにしてやったのでいいよな?)
エレン「じゃあ・・・膝の上に座れ」
ミーナ「う、うん」
エレン「こ、こうか・・・?」ギュ~
ミーナ「エヘヘ・・・///」
エレン「寒いなら厚着しろよ?風邪でもひいたら心配するからな?」
ミーナ「うんうん・・・///」
エレン「訓練にも支障が出るだろ・・・?」
ミーナ「大丈夫、エレンの言うことはちゃんと聞いてるから」
エレン「そうか?さっき聞き流してるように聞こえたんだが?どうなんだ?ん?」
ミーナ「・・・集中出来ないもん///」
エレン「俺はお前の班の班長なんだからな?班員の身体も気にしなきゃならないし・・・」
ミーナ「そんな身体まで・・・//」
エレン「ミーナ、また熱くなってきたぞ?」ギュ~
ミーナ「しあわせ・・・///」
クリスタ「恍惚って感じだね」
ジャン「というかエレンもエレンだな」
エレン「ミーナあったけ~・・・」ギュ~
ミーナ「私もあったかーい・・・」
エレン「さっ、そろそろお風呂行くか」
ジャン「おう!いいぜ」
ミーナ「もうちょっと・・・」
エレン「ミーナもお風呂入ってこい。まぁ続きはそのあとだ。それなら良いだろ?」
ミーナ「うん・・・じゃあ出終わったら、外のベンチで待ってるね」
エレン「外か!?」
ミーナ「うん」
エレン「まっいいか。厚着して来いよ?寒いから・・・」
アルミン「そういえばこんな状況でミカサは何をやってんの?」
エレン「え?顔を真っ赤にさせて鼻血出して外を走り回ってたぞ?」
アルミン「へぇ・・・何がしたいのかな・・・・」
エレン「あいつ、死ぬのか・・・?」
カポーン
エレン「背中洗ってやるよ」
ジャン「ありがとな」
エレン「なぁ・・・」ゴシゴシ
ジャン「なんだ?」
エレン「今までごめんな・・・」
ジャン「なんだよ改まって・・・」
エレン「お前には色々文句や馬鹿にしたこと言ってきたなって・・・」
ジャン「それはお互い様だ」
エレン「なんか思い返すと本当に悪いことしたなって・・・」
ジャン「もう、いいじゃねえか。お相子様ってことでな」
エレン「いいのか?」
ジャン「あぁ!」
エレン「ありがとな!」
ジャン「交代だ、今度は俺が洗ってやる」
エレン「あぁ頼む」
ジャン「いい湯だったな。それにお前とも色々語れたし・・・・」
エレン「なんだか・・・充実してるな。ジャンと仲良くなるだけで、こんな変わるなんて・・・・」
ジャン「俺は別にケンカが好きって訳じゃないからな」
エレン「昨日の敵は今日の友達ってやつだな」
ジャン「良いこと言うじゃねえか!」
エレン「ははは!じゃあ俺はちょっと外に行ってくるわ」
ジャン「あぁ。ミーナだな」
エレン「そうだ。じゃあ・・・おやすみ」
ジャン「頑張れよ、おやすみ」
エレン(頑張る?何を?)
今夜は終了(´v`)また後日
※一応トリつけます
エレン「ミーナのために毛布でも持ってくか・・・」
スタスタ・・・
エレン「まだ来てないのか・・・」
エレン「座って待ってるか・・・・ちょうど毛布もあるし・・」
ミーナ「長風呂しちゃった・・・エレン怒らせちゃったかな・・」
ミーナ「もう来てる・・・・エレーン!ごめん、遅れちゃ・・・ん?」
エレン「Zzz・・・」
ミーナ「寝ちゃってる・・・」
ミーナ「私も入れてもらおっと・・・」ゴソゴソ
エレン「んん・・・ミーナか。随分遅かったな・・・・」
ミーナ「起こしちゃった・・ごめんね・・・」
エレン「・・・今お風呂出たとこなのか・・」
ミーナ「うん・・・怒ってる?」
エレン「別に?怒る要素ないだろ」
ミーナ「エレンは優しいね・・・」
エレン「優しいって言うのか・・?」
ミーナ「言うの♪」グィ
エレン「そんなくっつくのか・・・」
ミーナ「えー。だって毛布こっちのほう少し短くて・・・」
エレン「まぁミーナのために持ってきたやつだからな・・・1人用だし」
ミーナ「うん、だからもっとくっつこうよ」
エレン「しょうがねえな・・・」
ミーナ「ね。冬の星座って知ってる?」
エレン「アルミンに聞いたことある・・・シリウスとプロキオンと・・・・あと何だっけ」
ミーナ「ベテルギウスだよ。その三つを繋ぐと冬の大三角だよ。南東に見えるから・・あっちかな?」
エレン「えっと・・・・あっ!あの正三角形みたいのか?」
ミーナ「そうそう!綺麗だね・・・」
エレン「真ん中をつっき抜けてるのが天の川だよな」
ミーナ「凄くキラキラしてるね!」
エレン「ミーナの目も星の光が反射してキラキラしてるな」
ミーナ「こ、こらっ///そんな見ちゃダメ!」プイ
エレン「なんで顔を逸らすんだよ」
ミーナ「エ、エレンが私を見つめるから・・・///」
エレン「そんなことより・・あれが冬のダイヤモン」
ミーナ「そ、そんなことよりぃ!?」
エレン「ん?」
ミーナ「いいよ・・・私の顔を存分に見るが良いわ!」
エレン「・・・」ジックリ
ミーナ「・・・・///」
エレン「見たぞ?」
ミーナ「どうかな・・・」
エレン「可愛いな」ニコニコ
ミーナ「・・・えぅ////」カァァ
エレン「ミーナ、話戻すけどあの六角形が冬のダイヤモンドだよな?」
ミーナ「えっと・・・シリウスとプロキオンを繋いで、ポルックスでカペラ、アルデバランにリゲルの順に繋ぐと冬の大六角形・・・・冬のダイヤモンドができるんだよ」
エレン「ミーナはよく覚えてるな!すげえ」
ミーナ「さっきまでエレンに教えれるように勉強してたの」
エレン「俺のために?というか、それは言っちゃダメだろ」
ミーナ「いーの!それより私はエレンとこれが見たかったから、外のベンチに呼んだんだよ」
エレン「ありがとな」
ミーナ「意外にエレンが知ってたから驚いたよ!」
エレン「アルミンからの知識だからな・・・」
ミーナ「ね。手が冷えたなぁ~・・・」チラチラ
エレン「中に戻るか?そろそろ消灯近いし・・・」
ミーナ「もう!そうじゃなくて・・・」
エレン「・・・こうしたいのか?」手ギュ~
ミーナ「わ、分かってたんじゃん!」
エレン「ミーナが素直に言わないからだぞ」
ミーナ「いじわる・・・///」
エレン(疑問点というか不思議なんだが・・・なんでミーナはこんな近付いてくるんだ?)
エレン「まあいっか・・・」
ミーナ「ん・・・何が?」
エレン「なんでもないぞ(今話すような内容でもないしな)」
ミーナ「そう・・・ふぁぁ」
エレン「眠たいのか・・・?」
ミーナ「そ、そんなわけないじゃん!エレンとの時間は楽しいから眠たくなるなんて・・・」
エレン「目がウトウトしてるぞ。眠ったら、部屋に戻るのが難しくなるし・・・」
ミーナ「うん・・・ごめんね・・・・やっぱもう戻ろ・・」
エレン「無理することないんだからな」
ミーナ「あっとっと・・・」フラフラ
エレン「ほら、背中に乗れよ」
ミーナ「うん・・・」
ググッ・・・・
エレン「よし、部屋まで送るからな」
ミーナ「ごめんね・・・・」
エレン「この部屋か・・・?」
ミーナ「Zzz・・・」
エレン「って、寝ちまってるな・・・仕方ない」
コンコン・・・
サシャ「はーい?」ガチャ
エレン「サシャか・・・ミーナの部屋ってどこか分かるか?」
サシャ「ミーナなら・・・アニと同じだから、ここから2つ隣の部屋ですよ」
エレン「おう。ありがとな」
サシャ「2人で何をしていたのでしょうね」ニヤニヤ
エレン「星を見てたんだよ」
サシャ「そうですか・・・普通ですね」
エレン「じゃ、もう行くわ。おやすみ、サシャ」
サシャ「はーい!おやすみなさいです」
コンコン・・・
エレン「アニも、もう寝ちまったかな?」
ガチャ・・
アニ「エレンか・・・なんだい?」
エレン「ミーナを送り届けに来たんだが」
アニ「ふーん・・・」
エレン「ベッドまで運ぶぞ。どこだ?」
アニ「すぐ右の下の段だよ」
エレン「ありがとな。お邪魔するぞ・・・」
エレン「よし。これでいいな・・・・」
ミーナ「Zzz・・・・」
エレン「可愛い寝顔してるな・・・」撫で
ミーナ「・・・・・んんっ・・・」
アニ「用が済んだなら早く帰って」
エレン「あぁごめんな・・・というか」
アニ「なんだい?」
エレン「アニが髪の毛おろしたら、なんか色っぽいな」
アニ「あんたの口からそんなこと聞けるなんてね・・・驚きだよ」
エレン「はは。それじゃ帰るわ・・・おやすみ、ミーナ」
ミーナ「むにゃ・・・おやしゅみ・・」
エレン「おっ?」
ミーナ「Zzz・・・」
エレン「なぁアニ今聞いたか?ミーナ寝てるのに受け答えしたぞ!?」
アニ「はいはい聞いたぞ。早く帰り」
エレン「んじゃ、アニおやすみな」
アニ「おやすみ・・・」
エレン「アルミン、おはよ」
アルミン「おはよ。あれ?眠たそうだね」
エレン「昨日はちょっとな・・・」
アルミン「ふーん・・・ね?知ってる?」
エレン「なんだ?」
アルミン「夜に寒い中、外を走り続けたせいでミカサが倒れたんだって」
エレン「あいつ・・・死ぬ気か?」
アルミン「内地の方の大きな病院で入院するって」
エレン「大丈夫か・・・」
アルミン「大丈夫だよ。風邪の悪化って聞いたし・・・それより、あのミカサだし」
エレン「そうだよな。ミカサだもんな」
今回は終了(^v^)Wi-Fiの状態が良ければ今夜もまた
ミカサの排除の仕方がひでえ...
乙
>>50
ミカサも原因はエレンのあの言葉だ
幸せな顔で倒れたと思うよ!
なら、暖かく見守ろうじゃないか・・・
退院を優しい顔で迎えようじゃないか・・・
まぁこのスレが終わるまでに退院できるといいけどね・・・(遠い目)
と、まぁ正直邪魔なんで入院させました
数日が経ち
エレン「雨か・・・」
クリスタ「憂鬱になるね・・・」
エレン「俺はそれ以上に今からすることのが憂鬱だ」
クリスタ「私は今、宣言する」
エレン「何をだ?」
クリスタ「『お姉さんのお手伝いタイム』を発動する!」
エレン「無駄にいやらしい響きだな」
クリスタ「エレン、教官に頼まれものがあるんでしょ?手伝ってあげる」
エレン「いいって。一人でやるから」
クリスタ「いーい?こういうことは、無理して頑張るんじゃなくて、誰かに頼むんだよ?」
エレン「お、おう・・・」
クリスタ「一人で頑張ろうとしちゃダメ!体壊しちゃ元も子もないでしょ?」
エレン「分かった。じゃあ姉さん頼む!手伝ってくれ」
クリスタ「お姉ちゃんに任せときなさい♪」
エレン(お姉さんぶってるクリスタが初々しさがあってなんか胸に・う・・グッとくるな・・)
スタスタ・・・・
クリスタ「場所間違えてるんじゃない・・・?」
エレン「ここだぞ?」
クリスタ「え・・・・」
エレン「ここの地下の階段の先に過去の資料があるから持ってくるんだ」
クリスタ「・・真っ暗だね・・・」
エレン「そうだな。ランプ借りてきたから大丈夫だ」
クリスタ「ランプだけ・・・・中に灯りはないの?」
エレン「無いから借りたんだろ」
クリスタ「そ・・そっかぁ・・・・」
エレン「なんだ、怖いのか?」
クリスタ「・・・・・うぅ。やっぱ辞めt」
エレン「姉さん・・・」
クリスタ「こ、怖くなんかないんだからね!」ギュ~
エレン「じゃあ、なんで手を繋いでくるんだ」
クリスタ「エ、エレンは私と手を繋いでれば安心するでしょ!」
エレン「別に大丈夫だが」
クリスタ「そんなこと言って・・・何かあってからじゃ遅いんだからね?」
エレン「?」
クリスタ「お姉ちゃんは何でも分かってるんだからね!まったくもう・・・」
エレン「はいはい・・・姉さんは怖いんだな」
クリスタ「違うってぇ・・・」
エレン(俺は知っている。俺の手を握り締めてる、そのクリスタの手がとても微細に震えていることを・・・)
エレン「それじゃ、行くか」
クリスタ「う、うん・・・」
タッ・・・タッ・・・・・・
クリスタ「怖かったら言うんだよ?引き返したっていいんだからね?私から教官には言っとくから」
エレン「大丈夫だって」
クリスタ「そ、そんな強がったって私は分かるんだからね!エエエエっエレンが怖がってることくらい」
エレン「ほんとうか?」
クリスタ「・・・エレンの手が震えてるよ?」ブルブル
エレン(『それは姉さんの手だよ』って言ってやりたいが、早く仕事したいし、言ったら言ったで色々キャーキャー言ってきそうだし・・・・)
エレン「そうだな」
クリスタ「おっおお姉ちゃんが・・・!守ってあげるから・・」ブルブル
エレン「・・・おう!」
ポタポタッ・・・
クリスタ「ここなんか湿っぽい・・・」ギュ~
エレン「地下水を溜めてるとこと繋がってるらしいからか?」
クリスタ「だから真ん中にこんな川みたいのが通ってるのね・・・」
エレン「中から幽霊とか出てくるかもな」
クリスタ「ビクっ!!・・・こらっ!お姉ちゃんを怖がらすんじゃないの」ポカポカ
エレン「いたたたっ・・・ごめん、ごめんって!」
クリスタ「早く資料がある部屋に行くよ!」
ギィ・・・
エレン「この部屋か・・・」
クリスタ「なんの資料なの?」
エレン「明日ハンジ分隊長って人が訓練所に来てな、そこでここにある巨人の資料を渡さないきゃいけないんだ」
クリスタ「なんでそんな資料がここに?」
エレン「知らない」
クリスタ「そう・・ポタッ!
クリスタ「ひうっ!!」ビクッ
エレン「どうした!?」
クリスタ「首筋に水滴がね・・・」
エレン「それだけか」
クリスタ「驚かせてごめんね」
エレン「まあ・・・なんの問題もなくて良かったわ」撫で
クリスタ「エヘヘ・・・って、違うの!お・ね・え・ちゃ・ん!」
エレン「姉さんね・・」ガサガサ
クリスタ「そう!分かった?」
エレン「はいはい・・・」ゴソゴソ
クリスタ「『はい』は1回なの」プンスカ
エレン「ほら早く探sバンッ!!
クリスタ「ふぇ!?」ビクッ
エレン「な、なんの音だ!?何かいるのか!?」
クリスタ「ハァハァ・・・大丈夫だってエレン!お姉ちゃんが・・・守るって言ったでしょ・・・・」ガクブル
エレン(おいおい・・・・倒れそうじゃねえか・・・。そんな怖がってるのか・・・)
ヒュゥ~~・・・
エレン「そうか・・・」
エレン(俺は分かった。何がどうして、なぜあんな音がなったのか)
エレン(多分外から入った風が扉にあたって、扉が勢いよく閉められたってとこか)
エレン「姉さん・・・ありがと。でも」
クリスタ「だいじょうぶだからね・・・・」ウルウル
そんな言葉だけの『姉弟』に何を必死になっているのだろうと俺は今日ずっと思ってた
クリスタ「私が守るんだ・・・」ナミダメ
でも、それだけ・・・
それだけクリスタは姉という『存在』に憧れという感情を強く思っていたのか・・
クリスタ「私の弟なんだから!!」
暗闇の方向へ精一杯叫び、クリスタは俺の前に腕をめいいっぱい広げて堂々と立った
何から守っているのか分からないが・・・
エレン「俺はなんか勘違いしてたな・・・」
アルミン「昨日、クリスタが倒れた件のこと?」
エレン「あぁ。俺は遊びでそれに付き合ってたつもりだったんだ・・・」
アルミン「つまりクリスタは本気でその姉という『存在』を目指していたということ?」
エレン「おう・・・なんか・・クリスタもノリでやってたと思ったんだ」
アルミン「僕もだよ」
エレン「なのにな・・・怯えてるのに泣きそうなのに、それを押し殺して俺を安心させようとしてな・・・・」
アルミン「・・・・そっか。うん。それならエレンのすることは分かってるでしょ?」
エレン「あぁ・・・俺も本気でクリスタの行動に答えてやる」
アルミン「エレンらしいね」ニコッ
エレン「よーく分かってんじゃねえか」
アルミン「エレン・・・」
エレン「お前は俺の親友じゃねえか」肩組
アルミン「・・・・。そっか!そうだよね」ニコッ
エレン「あぁ!」
アルミン「ふふっ・・・エレン・・」
エレン「やっぱアルミンと話すのは好きだな」
アルミン「僕もエレンと話すのは好きだよ」
ジャン「おっ!お前ら楽しそうじゃねえか!」
エレン「ジャンか」
ジャン「俺もまぜろよ」
アルミン「エヘヘ・・・」
エレン「・・・?ジャン、いいぞ!」
ジャン「なんだー?アルミン、にやけて?」
アルミン「そんな、にやけてなんか!」
エレン「?」
アルミン「・・・・」
ジャン「なんだよ、俺の顔に何か付いてるのか?そんな見て・・・何か言いたいことあるのか?」
アルミン「あのさ・・・・じゃあ正直なこと言うよ。少し最低な気もするけど・・・・・」
ジャン「おう?言ってみろよ」
アルミン「僕はさ・・・・最近、ミーナとかジャンに優越感を感じてたんだ・・・。あぁエレンの隣にもう居れないのかな?って・・」
エレン「え・・・えっと・・」
アルミン「小さなことかもしれないけど・・・僕は少し心が苦しいんだ」
エレン「俺はアルミンの親友っつたろ?その事実が変わる訳ねえじゃないか。そうだろ?」
アルミン「エレン・・・。うん!」
ジャン「あれだな・・・お前は嫉妬してたんだな」
アルミン「・・・・・。・・・うん・・そうかもね」
ジャン「・・・だいじょうぶだぞ!エレンはお前を見捨てたりしないし、俺はお前達の仲を割こうとも思わねえ」ニコッ
アルミン「ジャン!」
ジャン「ははは!エレン、お前はアルミンに愛され過ぎだな」
アルミン「そ、そんな言い方!」
エレン「アルミン安心しろって・・・・なぁ?」撫で
アルミン「うん・・・エレン。僕は君を信頼してるからね」
エレン「信頼しろ。俺もするから」
アルミン「エヘヘ・・・・あっ!そうだ、ジャンありがとね」
ジャン「お礼なんて言われる筋合いねえって!俺はお前らの仲を茶化しただけだぞ」
アルミン「あ・り・が・と」ニコッ
ジャン「あぁ・・・どういたしまして」ニコッ
今夜は終わり(・∀・)ノ最後の『ありがと』はアルミンがジャンから『どいたま』の返事を貰いたくてという感じなので
いみふかもしれない・・・
医務室にて
ミーナ「お見舞いだよ」
クリスタ「ありがと!でも・・・大丈夫だよ。昨日は気が動転しただけだし・・」
ミーナ「ふーん・・・何があったの?」
クリスタ「・・・エヘヘ・・私、空回りしちゃったんだ・・・・」
ミーナ「空回り・・・?」
クリスタ「頑張ろう頑張ろうと思うと、気持ちが高まり過ぎちゃってね・・・・自分でも何をしてるのか分からないくらい、自分をさらけ出すんだ・・」
ミーナ「一生懸命なだけだよ」
クリスタ「でも、それが意味のないことだったら・・・私ただのバカだよ。エレンも迷惑に感じたと思うよ・・。資料も私も運ばなきゃいけなくなったし・・・・・」
ミーナ「でもエレンは目を覚ましたクリスタに対して『ありがと』って言ってたじゃん」
クリスタ「エレンは優しいもん・・・」
ミーナ「エレンは優しいよ。でも・・・言うことは結構ハッキリ言うよ」
クリスタ「・・・うん」
ミーナ「私は聞いたよ?エレンを必死で守ろうとしてたんでしょ」
クリスタ「だから、それが無駄な行為だったからさ」
ミーナ「無駄だろうが何だろうが、それは凄いことだよ!」
クリスタ「そんなことないよ・・・無駄だよ」
ミーナ「はぁ・・・・。クリスタは立場が逆だったなら、どう思う?」
クリスタ「・・・・・」
ミーナ「理由はどうであり、守ったことは事実なんだよ。何かあってからじゃ遅いんだから・・・・」
ミーナ「ね。クリスタはどうなの?クリスタがエレンだったらバカにして笑うの?」
クリスタ「違う・・・嬉しいに決まってる!」
ミーナ「でしょ!そんな悩むようなことじゃないって」
クリスタ「そ、そうかなぁ・・・私は幻滅されてないかなぁ」ウルウル
ミーナ「ほらほらハンカチ・・・」
クリスタ「ありがと・・・」
ミーナ「私が保証するよ!それだけでクリスタから離れようもんなら、私はそんなエレン嫌いになるから」ニコッ
クリスタ「じゃあ・・・信じてみようかな。私はエレンを守れたことに誇りを持つよ」
ミーナ「うん。それでこそクリスタだよ」
クリスタ「お姉ちゃん頑張っちゃおうかな♪」
ミーナ「元気になって良かったよ」ニコッ
キース「資料と・・・ここの調査兵団へ入る訓練兵達の情報を貰いに来たのか?」
リヴァイ「あぁ・・・。まぁトップの奴らはどうせ憲兵団へ行くつもりなんだろ?」
キース「・・・いや、数人は憲兵団へ志望した奴らは聞いている。だが調査兵団へ志望している奴らのことも聞いている」
リヴァイ「そりゃまた変人だこと」
キース「過去に色々抱えてる奴らだ・・」
リヴァイ「悪くねえな・・・・恨みがあればあるほど力になるからな・・」
キース「お前もそうだったな・・」
リヴァイ「ふん・・・俺は巨人を恨んでた訳じゃねえよ・・」
キース「心構えの話だ・・・恨みだろうが何だろうが、それが向上心へ繋がればいいんだ。そういう奴こそ本当の逸材だ」
リヴァイ「ふっ・・・だからお前は教官に向いているんだろうな・・」
キース「巨人の倒し方以外にも、兵士としての責任感、巨人に対する恐怖心との対抗・・・それを学習させることも目的だ」
リヴァイ「お前は変わらないな」
キース「当然のことを言ったまでだ」
今回は終わり(^v^)それではまた今夜はにでも
無知なことは謝ります、
専門用語で言われても理解不能なので
通じませんよ~
このSSまとめへのコメント
エレミナ最高!!