男「俺と擬人化した恐竜たちの日常」 (17)

敢えて容姿は表記しません

ご注意ください

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????「おきて…お腹空いた」

男「もう少し寝かせてくれよ、ティラノ」

ティラノ「カニアが起きろって」


ティラノはティラノサウルスという肉食恐竜であるが…


ティラノ「なに?」

男「なんでもねぇよ」

ティラノ「ケファロも起こしてくる…」


わが家には擬人化した恐竜たちが住んでいる
ティラノサウルス
アンキロサウルス
サイカニア
パキケファロサウルス
ステゴサウルス
の五人?である

男「おはようカニア」

カニア「おはようございますご主人様」

男「」

男「ステゴとアンキは?」

カニア「アンキちゃんはバイトで、ステゴちゃんはお買い物に行きました」

ケファロ「カニア、ご主人様、おはよう」

カニア「おはようケファロちゃん」

ティラノ「ケファロもご主人様も学校行かないの?」

男「今日は祭日です」

ティラノ「おやすみ?」

ケファロ「そ、おやすみなの」

男「カニア、朝飯」

カニア「はい、ご主人様」

ケファロ「私も~」

カニア「ケファロちゃんちょっと待ってね」

ケファロ「は~い」


1年前…俺は化石発掘をしている親父について行った鉱山で俺は地下道に閉じ込められた
その時、偶然宝石に封じられ砂に埋まっていた
彼女らを見つけ触れた時に解放され
それ以降彼女らは俺をご主人様と呼び、俺は彼女らと共に歩みだした


ちなみに言うと彼女らは恐竜並の身体能力を持っていたために俺は脱出できたんだぜ

~~~~
ティラノ「今日は以上…」

カニア「明日も来ますのでお楽しみに♪」

そして日本に帰る飛行場である事件がおこった……

ケファロ「ふぁ~人間いっぱい増えたねぇ」

カニア「まぁ我々はずいぶん長い間眠っていたようですし」

アンキ「どいつもこいつも弱そう」

ステゴ「だ、だめだよぅそんな風に言っちゃ」

男「何度も確認するがお前らは人間に協力していたんだな?」

カニア「はい、当時急に寒くなったので私たちは絶滅しないように封印されたのです」

ケファロ「昔はそんなに今で言う人間っていなかったんだよ」

男「へぇ…そうなの」ドンッ

外国人A「おいっどこに目つけて…」

ティラノ「」

外国人B「なんだこのガキ邪魔だ」

ティラノ「ーーーーーーーーー」


声ではない声が響き、彼女らの瞳が獣の如く変化し、次の瞬間には喧嘩売ってきた外国人は全員返り討ちにあった…

その時わかった事だが

カニアは鉄壁の防御

ケファロは超高速

アンキはハイパワー

ステゴはハイジャンプ

ティラノはその全てに置いて最高値を発揮する

そしてその力はティラノの“声”によって覚醒するらしい

カニア「ご主人様、紅茶でございます」

男「ありがとう」

カニア「それは日記ですか?」

男「あぁ、小さい頃からほぼ毎日書いている」

カニア「まぁ!では我々の知らないご主人様が…」

男「勝手に読んだら夕食のランクを落とすぞ」

カニア「うっ…」

男「ティラノたちは?」

カニア「ティラノちゃんはもう眠っています、ケファロちゃんはまだ課題していましたね、アンキちゃんは新しいメニュー開発してました、ステゴちゃんは勉強したまま寝てました」

男「さすがリーダー」

カニア「そんな…私はまだまだです……それに我々のリーダーはティラノちゃんですよ」

恐竜としての能力は気にしないでいただけるとありがたいです…

ステゴ「ほ、本日は以上ですぅ」

ケファロ「明日も書くよ~」

「初めてのおつかい前編」

ティラノ「買い物?」

カニア「はい、ご主人様の明日のお弁当の卵を買ってくるのをうっかり忘れてしまって…」

ティラノ「わかった私が買ってくる」

カニア「井上のおじいさんお肉屋でカニアに頼まれたと言えばわかりますので」

ティラノ「了解」

~~
ティラノ「」テクテク

猫<ニャ->

ティラノ「猫にゃん?」

猫<ニャ-ゴ>

ティラノ「猫にゃあ」

~~

ティラノ「…猫見失った……ここどこ?」

ティラノ「……」

ティラノ「ーーーーーーーーー」

~~
カニア「」ソワソワソワソワ

男「落ち着けよ」

カニア「だって……!?」

男「どうした?」

カニア「今、ティラノちゃんが“声”で呼んでいます…」

男「そんな事も出来るのかアイツ」

カニア「行ってきま…」

男「待てぃ、今行ったらおつかいが台無しだろぉが!」

カニア「うっ……」

つづく!

ティラノ「本日は以上、明日は早く帰れたら投下する」

ステゴ「無理だったらごめんなさぃ……明後日投下しますから」


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