P「これが……アイドル?」 春香「新生765プロ!」(495)

高木「おほん」

高木「今日から君には、この事務所に居るアイドル全員のプロデュースを任せたい」

P「はい!頑張ります!」

高木「うむ、良い返事だ」

P「早速顔合わせを済ませたいのですが、彼女達は何処に?」

高木「彼女達なら別室にいる。よろしく頼んだよ」


P「(今日から俺もプロデューサーか…。よし、頑張るぞ!)」ギイィ

P「おはよう、みんな!」

P「君達をプロデュースする事になったPだ」

P「目指すはみんなでトップアイドル!これからよろ

バンッ


P「!!!?」



???「あちゃ→、外しちった☆」

???「ダメだよ亜美→、ちゃんと狙わなきゃ!」


P「(え、エアガン……!?)」

P「っ、危ないじゃないか!何するんだ!」


亜美「んっふっふ~」

真美「何って……ね→、亜美?」

亜美「うん、イラッとしたもんね→」

真美「そうそう、真美達をプロデュースするとか何とか」

亜美「なんで勝手に決めてんの→?って感じだよね→」


P「な、なんだって……!?」

P「いや、それは

亜美「あ、でもでも→」

真美「どうしてもって言うなら→」

亜美「亜美達がみんなに紹介してあげてもいいよ→?」

P「ほ、本当か?」

真美「ほんとだよ→?」


亜美「んっふっふ~」

真美「その代わり~」

亜美「後で、亜美達の遊び相手になってよね→」


P「(遊び相手……なんだか嫌な予感しかしないけど……)」

P「……わ、分かった」

P「……お前達、765プロ所属のアイドルなんだろ?」

亜美「そうだよ?」

真美「亜美と真美だよ→?」


P「じゃあ、亜美と真美」

P「……俺がプロデューサーじゃ不満なのか?」

P「お前達以外、俺の方を向いてすらいないんだが……」

真美「そりゃあ、いきなり自己紹介とか始められてもね→」

亜美「みんな興味ナッシングだもん→」

真美「んじゃ誰から紹介する→?」

亜美「いおりんからにしようよ、真美っ」

真美「だねだねっ!」


亜美「いおりん→」

???「……何よ?今アンタ達の相手してる暇ないわよ」

P「君が……いおりん?」

???「はあ?……ちょっと、誰よコイツ」

P「えっと、さっき自己紹介したんだが

???「聞いてない」

P「……今日からお前達のプロデューサーになったPだ」

???「ふうん。私は水瀬伊織よ」

P「そうか……それで伊織の

伊織「はあ?」

P「伊織の

伊織「はあ?」

P「……伊織ちゃん?」

伊織「なに?さっさと言いなさいよ」

P「……伊織ちゃんの肩を揉んでる子も、アイドル?」

伊織「本人に聞いてみたら?」

P「あ、ああ……」

P「あの、


亜美真美「「ダメだよ!」」


P「……え?」

亜美「あのね、にいちゃん」ミミウチー

真美「やよいっちはいおりんの許可なく喋っちゃダメなんだよ?」ミミウチー

P「……意味が分からないんだが……」

真美「だから→」

亜美「やよいっちと話すならいおりんに許可貰わないと!」

P「……分かったよ」


P「伊織ちゃん、後ろの子と話してもいいか?」

伊織「……」

P「……頼むよ」


伊織「……やよい、余計なこと喋っちゃ駄目よ?」

やよい「……うっうー」

P「(……よく見るとこの子、目が虚ろだ)」

P「やよい……も、アイドルなんだよな?」

やよい「……はい、そうですよ」

P「どうしてやよいはこんなことしてるんだ?」

やよい「……」

P「……伊織ちゃんに強制させられてるのか?」

やよい「違いますよぉ」

P「……じゃあ、自分の意思で?同じアイドルなのに?」

やよい「伊織ちゃんは私なんかと同じじゃありません……」

P「……」

真美「にいちゃん、もういいっしょ?」

亜美「次行こうよ、次→」

P「お、おう……」

P「(次の子はまともだといいが……)」


???「きゃーっ、真様!かっこいいぃぃぃ!」

???「フフ……そんなに大きな声を出さないでおくれ、子猫ちゃん」


P「次はなんだ……!?」

真美「あはは、ゆきぴょんと→」

亜美「マコトサマ(笑)だよ→」

P「(何がなんだかさっぱりだが、取り合えず話しかけてみよう……)」

P「ちょっと、いいかな」

真「ん?……何か用ですか?」

P「(アイドルのファッションじゃない……アクセサリーつけすぎだ……)」

P「ああ、お前達もアイドルなんだろ……?」

真「フゥ……当たり前じゃないですか」

真「何処からどう見ても、アイドルでしょう?」

P「(何処からどう見てもアイドルじゃない……)」

P「(っていうか、男の子もいるんだな)」

雪歩「真様ぁ~、こんな人放っておいて、お話の続き聞きたいですぅ~」

P「ちょ、ちょっと待ってくれ!」

雪歩「……なんですかぁ?」

P「お前もアイドルだよな……?」

雪歩「……」

雪歩「あの、一ついいですか?」

P「ん?」

雪歩「私ぃ……男の人が嫌いなので、話しかけないで欲しいんですぅ」


P「……え?」

真美「残念だったね、にいちゃん→」

亜美「これで紹介は終わりだよ→?」

P「これで全員なのか……?」

亜美「ノンノン!」

真美「今日は来てないけど、あずさお姉ちゃんもいるよ!」

P「その子はどうして来てないんだ?」

亜美「えっとね→」

真美「あずさお姉ちゃんは方向音痴だから、事務所まで滅多に辿り着けないんだ→」

P「そ、そうなんだ……」

P「(……方向音痴ってレベルじゃないだろ)」

亜美「あ、それと→」

真美「もう一人いるね→」

P「その子も来てないのか……?」

真美「多分だけど、歌のレッスンしてるんじゃないかな?」

亜美「うん、亜美もそう思う→」

P「なに?

P「レッスン……してるのか?」


P「(なんだ……まともな子も

亜美「だってあの人、歌しか興味ないもんね→」

真美「うんうん!なんか怖いよね→」

P「……」

P「あ」


P「待て、もう一人……奥にいる子を紹介してもらってない」

亜美真美「!」ビクッ

P「ん?……どうした?」

亜美真美「あっ、ぁ、え、えっとね……」ブルブル

P「(どうしたんだ一体?)」

P「(見たところ普通の子だけどな)」

P「……」



P「ちょっといいかな?」

春香「何か、用ですか?」ニコリ

P「まだ紹介が済んでないと思って」

春香「ええ、そうですね」ニコニコ

P「俺は今日からお前達のプロデューサーになったPだ」

春香「はい」ニコニコ

P「……それで、お前の名前を教えてくれないか?」

春香「はい」ニコニコ


春香「天海。天海春香です」


春香「よろしくお願いしますね、プロデューサーさん」ニコニコ

P「(なんだ……良い子じゃないか!)」

P「ああ、これからよろしくな!」


春香「はい」ニコニコ

P「はは……正直、ほっとしたよ」

春香「なんでですか?」ニコニコ

P「いや、俺が想像してたアイドルとかなり違ったからさ」

春香「そんなに違いましたか?」ニコニコ

P「うん。なんだかアイドル業界も楽じゃないんだなー」

春香「あはは」ニコニコ

P「まあ、一日目から弱音吐いてちゃ駄目なんだけどさ」

春香「ふふ、プロデューサーさんって面白い人ですね?」ニコニコ

P「え?そ、そうか?」

春香「はい」ニコニコ





春香「そんな、土下座しながら話さなくてもいいのに」

P「は……?」

P「(な、なんで俺は……!?)」

春香「あはは、本当に面白いですね、プロデューサーさん」ニコニコ

P「何が……どうなって……!?」

春香「何言ってるんですかプロデューサーさん?」ニコニコ

春香「私と話し始めた途端、自分からそんな体勢になったんじゃないですかー」ニコニコ

春香「もうー、笑いが止まりませんよー」

P「は、春香……!?」

P「(手が、足が、体が動かない!!!)」


真美「閣下!!!」

真美「待って……閣下……」ブルブル

亜美「真美……?」

春香「んー?」ニコニコ

春香「どうしたの、真美?」ニコニコ

P「ま、真美……」

真美「ほ……ホラ!にいちゃん今日来た、ばっか……なんだし、さ……」ガクブル

亜美「真美!ダメだよっっ!」

真美「だだ、だから……今日は、もう……っ!」ガクブルガクブル

亜美「真美っ!」



春香「へえ」

春香「じゃあ、真美が私の玩具になってくれるんだ?」ニコニコ

真美「えっ……?」

春香「だって、そういうことでしょ?」ニコニコ

真美「それ、は……」


春香「この人の代わりに」ニコニコ

春香「私の」ニコニコ

春香「玩具になってくれるんだよね?」ニコニコ

真美「か…………閣下」


春香「おいで?」ニコニコ

真美「っ……ぁ……」テクテク

春香「ふふふ」ニコニコ

真美「やだ、やだ……やだやだぁ!やだよぉっ!あm」テクテク

春香「真美」

真美「はいぃ……閣下」

あっ、これもう自分書かなくて良いじゃん☆
面白そうだYO

春香「ふふ、可愛い」ニコニコ

真美「光栄です、閣下ぁ……」フゴフゴ



P「(体が動くようになった……)」

亜美「真美ぃ……」グスッ

P「……どういう事なんだ?」

P「真美、さっきまでとはまるで様子が違うし……それに、俺の身に起こったこと」

P「亜美は何か知ってるのか?」

亜美「知らないよぉ!」

亜美「でも、でも……」

亜美「玩具にされたら、閣下が飽きるまで真美はきっと帰ってこない……」

P「なん、だって……!?」

P「ど、どうすれば……」

亜美「っ!」

亜美「にいちゃんのせいだよ!?」ジャキッ

P「なっ!?」

亜美「にいちゃんが!にいちゃんが不用意に閣下に近づくから!」プルプル

P「あ、亜美……」

亜美「真美は……真美は嬉しかったんだよ」

亜美「久々に亜美以外の遊び相手が出来て……」

亜美「にいちゃんを閣下に取られたくなかったんだよ……」

P「……亜美」

亜美「うぅ……、にいちゃん……」

亜美「……真美を、真美を助けてよぉ……」グスンッ

P「……」

P「……分かった」


春香「ふふ、真美が靴舐めるの好きだなんて知らなかった」ニコニコ

真美「あむ……ん……閣下ぁ……」ペロペロ

春香「ふふふ」ニコニコ

P「……春香」

春香「あれ?」ニコニコ

春香「まだ居たんですか、プロデューサーさん?」ニコニコ

P「春香……、真美を解放してやってくれ」

春香「ふふふ」ニコニコ

春香「いやです」

P「春香……」

春香「あ」

春香「それとも、今度はプロデューサーさんが代わりに玩具になりますか?」ニコニコ

P「それは……」

P「……駄目だ」

春香「そっかー」ニコニコ

春香「残念だねー、真美ー?」ニコニコ

真美「は、はひぃぃ……」ペロペロ

P「っ……!」



P「……分かった」

春香「はい?」ニコニコ

>>75
書いてくださいYO
HIP-HOPかカブトムシでお願いしますなNO

P「……春香は面白いものを見ていたい」

P「違うか?」

春香「ふふふ」ニコニコ

春香「そうですよー?」ニコニコ


春香「この子を見てくださいよ、プロデューサーさん」ニコニコ

真美「閣下、閣下……閣下っ…!」ペロペロペロペロ


春香「どうです?」ニコニコ

春香「とーっても、面白いでしょ?」ニコニコ

P「……」

P「……俺はお前達のプロデューサーだ」

P「春香の玩具にはなれない」

春香「……」

春香「じゃあ、どうするんですか?」ニコニコ

P「玩具にはなれない……けど」

P「面白いものは見せてやれる」

春香「へえ」ニコニコ

春香「それは、何です?」

P「……」



P「……この事務所のアイドルが、みんなでトップアイドルになることだ」

春香「……ここのみんなが、トップアイドルゥ?」

P「……ああ」

春香「ふふふ」ニコニコ

春香「ふふっ」




春香「あははははははははははははははははははははははははははははhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh」

春香「こんな!弱小事務所の!」

春香「変人奇人を集めたようなアイドル達を!」

春香「……トップアイドルにするんですかー?」

P「……ああ、そうだ」

P「もちろん、春香」

春香「はい?」

P「お前も含めて、だ」

すみません……

お風呂入ってきます
出来る限り早く上がるので保守して頂けると嬉しいです……

P「……どうだ、春香」

春香「……」

春香「……面白いですね」ニコニコ

P「じゃあ……」


春香「その代わり」ニコニコ

P「!」ビクッ

春香「もしも、みんなトップアイドルになれなかった時は」ニコニコ

P「……その時は?」

春香「プロデューサーさんには一生私の愚民になってもらいます」ニコニコ

P「なっ……」

春香「もちろん、構いませんよね?」ニコニコ

P「……それは」

春香「プロデューサーさん?」ニコニコ


P「……分かった、約束する」

春香「ふふふ」ニコニコ

P「……真美を解放しろ、春香」

春香「ええ、ええ」ニコニコ

春香「分かってますよ、プロデューサーさん」ニコニコ

P「……」

春香「ほら、真美?」ニコニコ

真美「あは……はいぃ、閣下ぁ……」ペロペロ

春香「目を覚まして」

真美「っ」ビクンッ

春香「ふふふ」ニコニコ

真美「……」



真美「――んにゃ……?」

P「っ、真美!」

真美「あれ……にいちゃん……?」

P「大丈夫か、真美!?」

真美「……」

P「おいっ、真美!?」

真美「……え、えへへ……」


真美「だいじょ→ぶだよ、にいちゃん……」ニカッ

P「っ!そうか……、……良かった」



亜美「真美ーっ!」ガバッ

真美「わわっ!?」

亜美「うえーんっ!真美、真美ー!」ギュウッ

真美「……うん」

真美「心配掛けてごめんね、亜美……」ギュゥ

P「……真美」

真美「……な→に、にいちゃん?」

P「俺を庇って助けてくれて、ありがとう」

真美「……にいちゃんはおバカだな→」


真美「一緒に遊ぶって、約束したじゃん?」

P「……そうだったな」

真美「えへへ……」




P「(その後、真美は暫くして元気を取り戻した)」

P「(約束通り、遊び相手となりエアガンで勝負する事になったのだが)」

P「(当然俺がエアガンを所持している筈もなく――)」


P「(――俺は本当の"エア"ガンでの勝負となったのだった)」

P「濃い一日、だったな……」ボロッ

――二日目




P「(今日はよく眠れなかったな……)」

P「(まだ時間もあるし、公園でも寄っていこう)」


???「あふぅ」

P「……ん?」

P「……ベンチで女の子が寝てる?」

P「(朝とはいえ女の子が一人で……しかも、可愛い子じゃないか)」

P「……声、掛けてみるか」


P「おーい、君」

P「おーい」

???「……」

P「……おーい」

???「……」

P「(……仕方無い)」

P「……起きなさい」ユッサユッサ

???「んっ……?」

P「あ……」

???「……?」

P「……」

???「……だ、誰なの……?」

P「……まあ、そうなるよな」

???「へ、変態さん!?」

P「断じて違う!」

???「ひっ……!?」ビク

P「ご、ごめん。大声出して悪かった……」

「な……何の用ですか、なの」

P「あ……いや、こんな所で寝るのは危ないと思って」

「……ミキの勝手です……なの」

P「それに君……学校はどうしたんだ?」

P「まだ早い時間だからって、今から寝たら遅刻するぞ?」


「……ガッコーには、行きたくないから」

「だからこうして、ぽかぽか、ふわふわ……」

「気持ちよく寝ようとしてたんだよ……?」


P「……」

P「それでも、こんな場所で寝るのは駄目だ」

「……」


P「……君、名前は?」

美希「……ミキなの」

P「……美希」

P「俺の名前はP。仕事はアイドルのプロデューサーをやってる」

美希「プロデューサー……?」

P「そうだ」

美希「……も、もしかして事務所でミキを寝かせてくれたり、とか……」

P「違う」

美希「あっ……あは。そうだよね……調子に乗ってごめんなさ

P「美希」

美希「は、はいなの」ビクッ

P「……こんな場所で時間を潰すくらいなら」

P「俺と一緒に、トップアイドル目指してみないか?」

――数時間後


P「と、いうわけで」

P「今日からお前達と一緒にトップアイドルを目指す事になった星井美希だ」

P「みんな、同じ夢を追い駆ける者同士、仲良くしてやって欲しい」

シーン……

P「……美希、挨拶」

美希「あ、えっ……と」

美希「み、ミキなの……こっ、これからよろしくお願いしますなのっ!」ペコリッ


シーン……

P「(……今日は亜美と真美は休みか)」

P「(さて、どうしたもんか……)」

P「美希、取り合えず



真「すみません……。ちょっと、いいですか?」ファサッ

雪歩「きゃーっ!真様がファサッってしたぁぁあああんん!」

P「……なんだ、真」

真「いえ、なんだじゃないでしょう……プロデューサー?」

雪歩「はうっ!はうぅぅぅ!!!真様ぁーっ!」

真「雪歩……」

雪歩「なんですかぁ?真様ぁぁ」

真「……君の唇にボクの指先が触れるまで、喋れない魔法を君に掛けちゃった」

雪歩「……」

真「フフ、いい子だね……」


P「(なんだ……この茶番)」

真「それで、プロデューサー?」

P「なんだよ……」

真「いきなり新しい子を連れてきて、今日から仲間です、はいそうですか……」

真「……アナタはそんな簡単に事が運ぶと、本気で思っているんですか?」

P「(言いたい事は分かるが……こいつの喋り方どうにかならないのかな)」

P「……何が言いたいんだ?」

真「ええ、つまり」


真「認めさせて欲しいんですよ……その子、ミキがボク達の仲間だって、ね」ファサッ

雪歩「まこ

真「雪歩……?」

雪歩「……」

真「どうですか……プロデューサー?」

真「ボク達だって表面上だけのナカマでいたくないんですよ……」

P「(こいつ、思ってもいない事を……!)」

P「真、お前……!」

真「おっと、どうしました……プロデューサー?」

真「まさか、アナタが入社二日目で、無謀にも、スカウトした子が……」


真「フフ……ボク達の足を引っ張る……そんな事、ないですよね……?」

P「っ……!」

P「み、美希は……」

P「美希はまだ

美希「み、ミキ……足引っ張たり、しないのっ」

P「美希……!?」

美希「ミキ、こんなだけど……」ガクガク

美希「歌、上手、だし」ガクガク

美希「運動神経だって……いい方、だし」ガクガク

P「(美希……ずっと足が震えてるじゃないか)」

美希「そ、それにっ!」グスッ

真「?」



美希「あ、あ……あなたより可愛いって思うなっ」

真「……へえー」

真「フフ……」



真「面白いね、キミ」

美希「っ~~!」ゾクッ

真「いいよ、今のはボクへの宣戦布告……そうだろう?」

美希「え……?」

真「ねえ、みんな?もしこれでボクが負けるような事があれば……」

伊織「はあ……。この泣き虫毛虫を認めろってことでしょ?」

真「そう……フフ、どうやらみんな賛成みたいですよ、プロデューサー?」

P「ま、待て!美希は今日アイドルになったばかりなんだぞ!?」

真「分かってますよ……流石に、ハンデくらいはあげます」

P「…………いいだろう」

美希「ぷ、プロデューサー……!?」

P「――勝負は夕方、五時からだ」


続く……?

急にすみません……
明日が早いので今日はここまでです

初SSでこんなに支援して頂けると思わなかったので……すみません、中途半端な所で切ってしまって
もし読んでくださる方がいればある程度書き溜めた後、続きを書いていきたいです

それでは……おやすみなさい

――昼



P「勝負の方法が決まったぞ」

美希「……うん」

P「歌の一発勝負」

美希「歌……」

P「そうだ、美希はダンス素人だからな」

P「真はダンスに自信があるようだから、それを抜きにするのがハンデということで決まった」

P「ビジュアルは……まあ、美希と真じゃ比べようがないし(性別の違い的な意味で)」

美希「ぷ、プロデューサーさん……今はお世辞言ってる場合じゃないの」カァァ

P「ん?いや、お世辞じゃないんだが……」

美希「……あう」モジモジ

P「とにかく歌う順番は真が先、美希が後からになる」

P「審査は他のアイドル達だ」

美希「えっ……?」

美希「ちょ、ちょっと待ってなの」

P「……言いたい事は分かる」

P「だが、あいつらはあくまで公平に判断すると約束してくれた」

美希「……ほんとかな」

P「美希……」

P「こうなってしまった以上、勝つしかないんだ」

P「美希には自分の歌がまだないから、曲をカバーしてもらう事になるんだが」

P「何か……得意な曲はないか?」

美希「得意な、曲……」

――夕方、5時


春香「……」ニコニコ

伊織「……」

やよい「……」カタモミモミ

雪歩「……」

美希「……」ビクビク

真「フフ……」

P「よし、全員揃ったな」


P「……時間だ」

真「始めましょうか」

真「雪歩……」

雪歩「はい、真様」コクリ


真「ミュージック、スタート!」

雪歩「……!」カチリ

~~♪

真「眠れない夜、この身を苛む煩悩」

真「焦燥感、耐えられないなら」

~~♪


~~♪

真「今宵だけの夢」

真「踊るわ、激しく!」


P「(……これは)」

真「フゥ……」

雪歩「きゃーっ、真様ぁぁぁああああああ!た、タオルですぅ!」

真「アリガトウ……」フキフキ

P「(いや、汗は掻いてないだろ)」

P「……」

P「けど……」

春香「ふふふ」ニコニコ

春香「上手でしたよ、真ちゃん」パチパチ

伊織「中の上ね」パチパチ

やよい「……」モミモミ



美希「か、勝てるわけ、ないの……」

P「……実力は本物だったか」

真「フフ……どうでしたか、プロデューサー?」

真「そっちの子、震えちゃってますけど……歌えるんですか?」

P「ぐっ……!」

美希「あ、あふ……」ガタガタ

P「(駄目だ……完全に呑まれてる)」


P「……5分でいい」

真「はい?」

P「時間をくれ……」

真「……」

P「頼むっ……!」ガバッ

真「フフ、別に頭下げなくて良かったのに……」


真「いいでしょう……五分、待ってあげます」

P「……」

美希「あ、あふ、あふ」ガタガタ

P「美希」

美希「あふ、あふ、あふっ……」ガタガタ

P「美希!」

美希「あっ……」ビクッ

美希「……プロデューサーさん」

P「落ち着け」

美希「は、はいなの……」


P「……歌えそうか?」

美希「わ、分かんない……」

美希「……う、歌えたって……負けちゃうと、思うの……」シュン

美希「だから、プロデューサーさ

P「あのな、美希」

美希「……な、なに?」

P「俺はお前を応援してる」

美希「……」

P「今お前を応援してるのは……正直言って、俺一人だ」

美希「……」

P「だけどな」

P「これからアイドルとしてデビューして」

P「オーディション受けてライブコンサートして」

P「そうやって……お前がみんなの前できらきら輝いてたら」

P「きっと、沢山の人がお前を応援してくれることになる」

P「お前のファンみんなが、美希を応援してくれる」


P「俺はそのファンの、一人目なんだ」

美希「……プロデューサーさんが、ミキの、ファン?」

P「そうだ」

美希「ミキを……応援して」

美希「ミキを……見て、くれるの?」

P「ああ……そうだ」

P「それがプロデューサーの仕事で」

P「それが、ファンってもんだからな」

美希「プロデューサー、さん……」


P「だから頑張れ、美希」

P「思いっっきり、歌ってくれ!」

美希「っ……」



美希「――はいなの!」

P「……待たせたな」

真「フフ、待ちくたびれましたよ」

P「この勝負、悪いが勝たせてもらう」

真「……おやおや」

真「ボクの実力を見て、まだそんな減らず口が叩けますか……」

雪歩「生意気な猿ですぅ~」


真「……ん?」


真「キミ……さっきまでと雰囲気が違うね」

美希「……ミキ、負けないよ」

真「……」


真「よく聞こえなかった、もういち

美希「ミキ、負けないよっ!」

~~♪

美希「祈るように、瞳を閉じた」

P「(頑張れ、美希……!)」

~~♪



~~♪

――深紅の炎 目覚める空

――私がここにいるシルシ

――あなたに今、刻むように

――無垢な花になって歌う

――確かなもの 何も見えなくても

――ぬくもりが あなたの言葉

――つむぐから

~~♪


P「……」

美希「……」ハァハァ


P「……」

春香「……」

伊織「……」

やよい「……」モミモミ

雪歩「……」


真「……」


真「あ、ありえない……」プルプル

美希「……?」ハァハァ

P「美希……!」

美希「プロデューサー……?」

美希「み、ミキの歌、どうだった……?」



P「最っ高だった!」

P「凄く良かったよ、美希!」

美希「プロデューサー……!」


真「ぐ、ぐ……!」

雪歩「ま、真様……!?」

真「こんな、この、ボクがっ……!」プルプル

春香「ふふふ」ニコニコ

春香「美希の勝ちだね」ニコニコ

伊織「上の上、ね」パチパチ

伊織「……やよい、勝者は拍手で称えるものよ?」

やよい「うっうー……」パチパチ


雪歩「……真様」

真「……」

雪歩「真様?」

真「み、認めない……!」

雪歩「え……?」


真「ボクはッ、認めないぞッ!」ガンッ

雪歩「ひぅっ……!」

真「ボクがッ!このボクがッッ!」

真「全てに置いて一流のこのボクがッッッ!」


真「こんな素人に負けていい筈が、

P「真ォ!」

真「!?」ビクッ

P「真……」

真「な、なんですか……?ボクはまだ

P「どうだった?」

真「え……?」

P「美希の歌、どうだった?」

真「歌……だって?」

P「そう、美希の歌だよ」

真「……」

P「……お前に勝つために」

P「お前達に、仲間だと認めてもらうために」

P「一生懸命歌った美希の歌は……」

P「お前の胸に、何も響かなかったか?」

真「……」

真「……それ、は」

P「……」

P「真の歌も凄かったよ。お前が本物のプロなんだって思った」

P「美希はまだまだこれからだ」

P「だから、これからは仲間として……」

P「お前と美希、それに此処にいるみんなで」


P「――トップアイドル、目指してみないか?」

真「……トップ、アイドル」


――トップアイドル

――それは、アイドルの頂点

――そこに辿り着けるのは、ほんの一握りのアイドルだけ

真「ふ……フフ……」

真「……アハハ、は、はは……」


――諦め、潰えたと思っていた

――けれど

――ボクもその夢を

――追い駆けていた一人だったじゃないか


真「ボクはこんな所で燻ってちゃダメだ」ボソッ

P「え?」

真「……分かりました、プロデューサー」

真「そして……これからよろしくね、美希」

美希「う、うん……」

美希「よろしくなのっ、真クン!」

P「……こらこら、美希」

美希「なに?」

P「真だけじゃないだろ?」ニッ

美希「あ……!」


美希「――星井美希!15歳!」

美希「みんなと一緒にトップアイドル目指して頑張るから、これからよろしくなの!」


春香「よろしく」ニコニコ

伊織「……よろしく」

やよい「……」モミモミ

雪歩「……」


真「よろしく!」

P「美希、ようこそ765プロへ!」

すみません……
お昼ご飯やら用事やらでちょっと抜けます……

取り合えず、二日目は以上です

お待たせしてすみません
あと十五分くらいで戻りますので……

――三日目


P「おはよう、みんな!」

春香「ふふふ」ニコニコ

春香「おはようございます、プロデューサーさん」ニコニコ

P「ああ、おはよう」

P「って、今日は春香一人か?」

春香「やだなあ、プロデューサーさん」ニコニコ



春香「プロデューサーさんの後ろにもう一人、いるじゃないですか」

「あらあらぁ」

P「ッ……!?」バッ

P「(いつの間に背後に……!?)」

「あらあらぁ」

春香「ふふふ」ニコニコ

P「(廊下からずっと背後にいたのか!?)」

P「(……まったく気づかなかった)」


P「す、すみません……気がつかなくて」

「いいんですよぉ、別に」

春香「酷いですね、プロデューサーさんったら」ニコニコ

春香「ねー、あずささん?」

あずさ「ふふ、いいのよ、春香ちゃん」

あずさ「私は別に、気にしてませんから……ね?」

P「は、はい……」

P「(あずささん……)」

P「(この人が、真美達の言ってた方向音痴のアイドル……!)

P「えっと……あずささん?」

あずさ「はい、プロデューサーさん」

P「あ、……俺がプロデューサーだってことはまだ知らな

あずさ「あらあらぁ」

P「っ」ビクッ

あずさ「さっき春香ちゃんが言ってたじゃないですか~」

あずさ「あなたのことを、プロデューサーさん、って」

あずさ「ね~、春香ちゃん?」

春香「ふふふ」ニコニコ

春香「そうですねー、あずささん」ニコニコ

春香「プロデューサーさん?どうかしたんですか?」

P「い、いや……俺は、その」

P「(なんだ……何がどうなってる!?あずささんと春香は何を……!?俺は、何を……!?俺は……)」


「すみません」

「そこ、どいてもらえますか?」

P「はっ……」

「……」

P「あ、ああ……すまん」サッ

「……」スタスタ

P「(こ、今度は誰だよ……)」

P「……あれ。君、何処かで……」


春香「あ、千早ちゃーん」ニコニコ

春香「久しぶりだねー」ニコニコ

あずさ「あらあらぁ」


千早「久しぶり、春香」

千早「あずささんも、お久しぶりです」

P「千早……?」

P「ま、まさか君が、如月ちは

千早「……あなた、誰ですか?」

P「お、俺はお前達のプロデューサ

千早「ああ、新しいプロデューサーでしたか」

P「あ、ああ……」


春香「もー、千早ちゃんも来るなら来るって事前に言ってよー」ニコニコ

千早「……言っていたら、さっきみたいなイジメは起こらなかったの?」

春香「えー?なんのこと?」ニコニコ

千早「とぼけないで」

あずさ「あらあらぁ」

春香「ふふふ」ニコニコ

春香「プロデューサーにあずささんを紹介してただけだよ?」ニコニコ

春香「ねえ、あずささん?」ニコニコ

あずさ「そうね~」

あずさ「誤解よ、千早ちゃん?」

千早「……」

千早「……まあ、なんでもいいですけど」

訂正

春香「プロデューサーにあずささんを紹介してただけだよ?」ニコニコ ×

春香「プロデューサーさんに、あずささんを紹介してただけだよ?」ニコニコ ○

P「ち、千早……」

千早「……なんですか?」

P「お前は……"歌姫"、如月千早なのか?」

千早「……」

P「そう、なんだな」

千早「……それが、何か?」

P「いや、歌姫であるお前がこの事務所に所属してるのが驚きで……」

千早「……」ハフ

P「引退したって聞いてたが……いや!これからは俺がプロデュースするから」

千早「……」ハァ

P「俺と一緒に、もう一度トップアイドルを目指してみないか?」


千早「すみません」

P「えっ」



千早「私は歌にしか興味がありません。プロデューサー、あなたはどうですか?歌、歌、歌。……歌ってなんだか分かりますか?歌について理解があるんですか?歌も知らないのに簡単にトップアイドルになるだなんて言わないでください。虫唾が走ります」

千早「それに」

千早「新米プロデューサーのあなたが私のプロデュースなんて、本気で出来ると思ってるんですか?」

P「……ち、千早」

千早「分かったのなら金輪際私には関わらないでください」

P「なっ!?それはっ

千早「春香とあずささんも、イジメなんて下種な真似は謹んでくださいね」

千早「同じ事務所のアイドルとして、恥ずかしいですから」

春香「ふふふ」ニコニコ

春香「りょーかい、千早ちゃん!」ニコニコ

あずさ「えぇ、私達はイジメなんてしませんよ~」

千早「……」スタスタ

P「待て、千早っ!」


千早「あなたも、面倒事は起こさないでください」

千早「なんて、まあ、なんでもいいですけど」バタン

P「千早……」

P「(どういう事なんだ……いったい)」

P「(あの歌への拘りは、普通じゃない……!)」


春香「あーあ」ニコニコ

春香「行っちゃいましたね、千早ちゃん」ニコニコ

あずさ「そうね~」

あずさ「ちょっぴり機嫌が悪かったのかしら~」

春香「えー、そうですか?」ニコニコ

春香「んー」ニコニコ

春香「あ!千早ちゃんとはあんまり会わないから、分からないですねー」ニコニコ

あずさ「あらあらぁ」

春香「ふふふ」ニコニコ


P「(この二人……千早のことを仲間だと思ってないのか?)」

P「……二人共」

春香「なんですか、プロデューサー?」ニコニコ

あずさ「どうかしました~?」

P「千早は本当に、いつもあんな感じなのか?」

あずさ「ええ、多分そうだと思いますよ~?」

春香「私達と会う時は、いつもあんな感じですね」ニコニコ

P「そうか……」

P「……」


P「("歌姫"、如月千早……)」

P「(引退、そしてあの異常な歌への拘り)」

P「(……)」

P「少し、外に出てくる」

春香「どうしました?プロデューサーさん」ニコニコ



P「ちょっと、調べたい事があるんだ」

――夕方



~~♪

――蒼い鳥

――もし幸せ

――近くにあっても

――あの空へ

――私は飛ぶ

――未来を信じて

――あなたを忘れない

――でもきの

P「千早……」ガチャッ


千早「……」

千早「何の用ですか?」

千早「金輪際関わるなと、私は言った筈ですけど」

P「悪いが、そういうわけにもいかないんだ」

千早「何故ですか?」

P「それは、俺がお前のプロデューサーだからだよ」

千早「……まだ言うつもりですか?」

P「ああ、ずっと言い続けるよ」

千早「……そうですか」


千早「まあ、なんでも

P「いいわけない、だろ?」

P「お前のこと、調べさせてもらったよ」

千早「……」

P「……まさか765プロに」


P「俺より前のプロデューサーがいたなんてな」

P「秋月律子」

千早「っ」

P「この業界じゃ名前を知らない奴はいない、名プロデューサーらしいな」

千早「……」

P「18歳という若さでこの事務所全員のアイドルをプロデュースした」

P「中でも千早……お前の活躍が凄まじかった」

P「春香とあずささんに聞いたよ」

P「お前は秋月律子に信頼を寄せ」

P「自分を理解してくれる、良きパートナーだと感じていた」

P「……違うか?」

千早「……」

P「……」


P「だがある日、お前が引退へと追いやる出来事が起こった」

訂正

P「だがある日、お前が引退へと追いやる出来事が起こった」 ×

P「だがある日、お前を引退へと追いやる出来事が起こった」 ○

P「ライブ終盤」

P「照明器具がステージに落下」

P「しかし」

P「ステージの側で待機していた秋月律子は落下する前に気づいていた」

P「そしてステージにいるお前を庇い、秋月律子は……」


千早「……律子は」

千早「律子は、私の命の恩人であり」

千早「親友であり、仕事のパートナーであり」

千早「かけがえのない……人でした」

P「……」

千早「けど、律子がいなくなって」

千早「私には歌しか残ってなくて」

千早「他のことは……なんでもよくなってしまったんです」

千早「私には歌しかない……」

千早「あれからずっと、そう思って生きてきました」

千早「でも、生きるって難しいんですね」

千早「歌しかない……そう思っても、歌に気持ちがこもらなくて」

千早「結局アイドルも引退して、こうして一人……惰性でレッスンをして」

千早「やっぱりあの時、私は全て失ってしまっていたんでしょうか……」




P「ああ、そうかもしれないな」

千早「くっ……」

P「"歌姫"、如月千早はな」

千早「……え?」

P「お前はあの時、歌姫としての自分を全て失ったかもしれない」

千早「……」

P「でもな、千早」

P「お前はまだ羽ばたける」

P「お前の羽は……まだ千切れてないだろ?」

P「秋月律子が……守ってくれたんじゃないか」

すみません……
脳が回転してないので一度スリープモードに移行します
代行は勘弁してくださいお願いします

またまた中途半端な所で、重ねてすみません
もし保守して頂けたら夜に続きを……

そして訂正

P「お前の羽は……まだ千切れてないだろ?」 ×

P「お前の翼は……まだ千切れてないだろ?」 ○

P「千早」

千早「……はい」

P「もう一度、俺と羽ばたいてみないか」

千早「もう、一度……」


千早「……」

P「……不安か?」

千早「少しだけ……」

P「お前なら大丈夫だよ」


P「今度は俺が、お前を導く風になる」

P「お前はその風に乗って飛べばいい」

P「……頼りない微風かもしれないけどさ」


P「絶対にお前をトップアイドルにしてみせるから」

千早「……」

千早「私は……」

――蒼い鳥

――もし幸せ

――近くにあっても

――あの空で

――歌を歌う

――未来に向かって


千早「……律子」ボソッ


――あなたを愛してた


千早「……プロデューサー」

P「……ん」

千早「――私を、導いてくださいね」ニコリ

P「……おう!」

――でも前だけを見つめてく

春香「ふふふ」ニコニコ

春香「思ってたより楽しませてくれますね、プロデューサーさん」ニコニコ

春香「でも」ニコニコ

春香「あの二人……伊織とやよいは一筋縄じゃいきませんよ?」ニコニコ


春香「ふふふ」ニコニコ


――P自宅


P「ふぅ……」

P「これでまだプロデュースが始められてないのは伊織ちゃん、やよい」

P「それとあずささん、春香か」

P「……まだまだ前途多難だが、頑張るしかないな!」

P「よし、明日も頑張るか!」


――三日目、終了

――四日目


P「おはよう、みんな」


真美亜美「「おっはよ→、にいちゃん!」」バンッ

P「あっっぶないだろ!?エアガ……ガスガンになってるじゃないか!」

亜美真美「「んっふっふ~」」


真「フフ、おはようございます……」ファサッ

雪歩「……」

真「……雪歩?プロデューサーに挨拶しなよ」

雪歩「……おはようございますぅ」

美希「あふぅ……」

美希「おはようございますなの、プロデューサー……」ゴシゴシ


千早「おはようございます、プロデューサー」


春香「ふふふ」ニコニコ

春香「おはようございます、プロデューサーさん」ニコニコ


P「……ん?今日は伊織ちゃんとやよいは休みか」

P「あずささんもいないが……まぁ仕方無いか」


亜美「ね→ね→、にいちゃ→ん」

真美「ちょっち聞きたい事があるんだよ→ぅ」

P「な、なんだ?」

真美「なんだかんだと聞かれたら!」シュバッ

亜美「答えてあげるが世の情け!」ビシィッ

P「いや、普通に答えてくれよ……」

真美「むぅぅ!にいちゃんノリ悪い→!」

亜美「ノリ悪にいちゃんだ→!」

P「お前らは悪ノリをやめてくれ……」


P「で、なんなんだ?」

亜美「んっとね→」

真美「にいちゃんがフツ→にしてるからツッコミ入れにくいんだけど→」

P「?」

亜美「あのラージャンみたいな髪型した子は、誰!?」

真美「なんで千早お姉ちゃんが当たり前のように此処にいんの→!?」

P「ああ、そのことか……」

すみません……
また四十分程離れます

戻っても今日はあまり書けそうにないです
アレだったら落としてください……

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