さやか「モンスターハンター?」(125)

さやか「やっぱ太刀でしょ!」
杏子「あたしは双剣だな」
マミ「あら?ランスじゃないの?」
杏子「何かノロノロしててあわなくてなぁ・・・ってプレイ時間すごっ!しかもほぼソロかよ!」
マミ「・・・」

おしまい(・ω・)

さやか「尻尾いただき!」
杏子「わり、龍撃砲撃っちまった…」ドーン
まどか「ひどいよ…そんなのってないよ…」
ほむ「………」




マミ(笑)「(;ω;)」

ほむら「麻痺弾Level2。今よ巴マミ。」

マミ「えぇ、ティロ・フィナーレ!(拡散)」

さやか「っ!目の前で爆発なんtガフっ」

杏子「あ、すまん突進が」

まど神「ティヒヒヒ」

こんな感じかと。

おしまいっつってんだろ!!

QB「そう、君にこの見滝原村を守ってもらいたいんだ」

さや「モンスターなんて見たことないよ?」

QB「それは先代ハンターのマミが優秀だったからさ」

さや「ああ、あの街中でコスプレが目立ってた人か……」

QB「そう、大剣が格好良かった人だよ」

さや「分かった! これから見滝原の平和はモンスターハンターさやかちゃんががんがん守りまくっちゃいます!」

QB「最初の依頼はこれだ」

さや「初心者演習基礎の基礎……? えー、面倒くさい」

QB「君はモンスターハントについて何も知らないんだろう? まずはやってごらんよ」

さや「う、うん……」

QB「ここがベースキャンプだ」

さや「ひゃほーい! 何よ、ここ」

QB「群馬県は秘境だからね 雪山くらいは普通にあるさ」

さや「そっか! じゃあさやかちゃんいっくよー」

初心者が群馬に踏み込んでも大丈夫なの?

さや「何あのもさもさしてるの」

QB「あれがポポさ 今回の獲物だね」

さや「え、あんな無害そうなやつを狩るの?」

QB「仕事だからね」

さや「えー、可愛いのに可哀そうだよ」

QB「じゃあどうやって生肉を手に入れるんだい?」

さや「他の奴を探すわ! とりあえず山の方にいってみよう」

>>14
群馬もモンハンもまどマギも良く知らない
wiki見ながら書いてる 群馬ってそんな恐ろしいの?

さや「うわー、寒いわね」

QB「だからマフモフシリーズを着ろって言ったんだ」

さや「あんな動きづらそうな格好で狩りとか馬鹿でしょ」

QB「そんな寒そうな格好で狩りとか馬鹿じゃないのかい?」

さや「早めにケリつければいいんでしょ? さあ、いくわよ」

さや「おお、モンスターらしい奴発見!」

QB「それはギアノスだね」

さや「えいっ! てやっ! うぎゃっ」

QB「片手剣には盾があるんだから、攻撃に合わせてガードをするといいよ」

さや「うん、わかっ……きゃっ」

QB「ちゃんと相手を見て!」

さや「えいっ やあっ ぎゃっ 何こいつ強い…… そして寒い……」

QB「そいつは雑魚中の雑魚なんだけどね」

さや「やっと倒せたわ こいつの肉を剥げばいいのね」

さや「うにゃー! 上手く剥げない」

→剥ぎ取りに失敗しました

QB「ああ、剥ぎ取る時は専用のナイフを……」

さや「早く言ってよ!」

QB「ついでに言うとそいつから生肉は剥ぎ取れなかったと」

さや「うう、寒いー! 早く終わらせたいんだからそういうことは言ってよ!」

QB「早くこのゾーンを抜け出さないと、寒さで倒れてしまうよ?」

さや「言われてみれば、確かにスタミナ的な何かが激減している感じがするわ」

QB「戻ってポポを倒すことをお勧めするよ」

さや「あたしはあんな可愛いものをいじめるためにハンターになったわけじゃないわ」

QB「どうでもいいけど、唇が紫色だよ?」

さや「あーうー…… だめ、立ってられない……」

QB「スタミナ切れだね ギアノス一体に手間取りすぎたんだ」

さや「何、キュゥべえがいっぱいいる…… あ、担架ありがとうねー」

QB「クエスト中で倒れた時は、2回まで僕たちキュゥべえズがキャンプへ運んであげる」

さや「三回目はどうなるの?」

QB「クエスト失敗さ」

さや「何で三回目は運んでくれないのよ ケチ」

QB「そりゃあ、君の体が心配だからさ」

さや「あ、そうなんだ ごめん」

QB「さて、このクエストでポポ以外に生肉が剥ぎ取れるのは…・・ブルファンゴくらいだね」

さや「じゃあそいつのとこに案内してよ」

さや「このどうみても普通のイノシシな奴がブルファンゴ?」

QB「そうだよ 攻撃力はギアノスより高めだから気を付けてね」

さや「えやっ せいっ たあ! 何こいつ、攻撃されてるのにその場を離れない?」

QB「突進の前触れだよ」

さや「わっ」

QB「上手くガードできたね」

さや「この分なら楽勝ね!」

さや「さあ、剥ぎ取り剥ぎ取り」

QB「今度はちゃんとやってね」

さや「うん!」

→剥ぎ取りに失敗しました

さや「あたし、才能無い?」

QB「多分知識不足だろう このクエストはリタイアして、まずは座学から入ろう」

さや「座学?」

QB「簡単な解剖学を知っておけば、剥ぎ取りの成功率が大きく上がるんだ」

ちょっとご飯たべてきまー
落ちたら落ちたで別にいいや 残ってたら再開するけど

死ぬのは暑さだったかと

>>27
あれ? スタミナ0になったら死ななかったっけ?

QB「まずはこれを読んでみてよ」

さや「獣人種の書G……?」

QB「マミの遺品さ」

さや「えっ 勝手に読んでいいの?」

QB「問題ないよ 本は読むためにあるんだからね」

さや「……これ、全部読むの?」

QB「まだまだあるよ、甲虫、草食、鳥竜、飛竜 各種古龍種だって揃えてある」

さや「それ、全部読まなきゃダメ?」

QB「知っておくに越したことはないと思うけど」

>>29
スタミナゲージは走ったりガードしたりするのがキツくなるだけだ

さや「ふむふむ……」

QB「百! 百一! 百二!」

さや「何であんた筋トレしてるの?」

QB「オトモキュゥべえのたしなみさ」

さや「気が散るんだけど」

QB「それは練習を休憩に変更しろということかい?」

さや「うん 静かにしてて」

QB「きゅっぷい」

さや「ふむふむ……」

QB「きゅっぷい」

さや「何してるの?」

QB「可愛いげっぷの練習さ」

さや「凄く気が散るんだけど」

QB「じゃあ僕は何をしていればいいんだい?」

さや「ちょっと外に出ててくれないかな」

QB「それは僕を解雇するということかい? 再度雇いなおすことはできないけどいいのかい?」

さや「いや、そういうことじゃなくて」

さや「そうだ、あんたが剥ぎ取ればいいんじゃない?」

QB「それは可能だけど、受け渡しはクエスト終了後だから納品系クエストはできないままだよ?」

さや「何で?」

QB「君の荷物を増やしたくないからさ」

さや「いや、必要なものは渡してよ」

QB「そういわれても、規則は規則だからね そんなことより本は読めたのかい?」

さや「飽きた あたし体動かすのは得意だけど、勉強は苦手なの」

>>32
そーなのかー 俺のモンハンはババコンガ倒せなくて終わったから、ほとんど知識ゼロなんだ ごめん

さや「何か楽に剥ぎ取り技術が身に付くアイテムとか無いの?」

QB「あることにはあるけど、珠の類はまだ君には作れないよ?」

さや「なんでー?」

QB「ハンターランクが低すぎるんだ もっと経験を積まないと」

さや「じゃああたしはどうすればいいの?」

QB「身体を動かす方が好きだというなら……そうだね、実践しかないだろう」

さや「始めからそれで良かったのに」

さや「凍える前に雪山草ってのを取ってくればいいのね?」

QB「どうして君は頑なにマフモフを拒むんだい?」

さや「だってダサいし」

QB「せめてホットドリンクくらい飲んでいきなよ」

さや「何それ」

QB「支給品さ 飲むとしばらく体が温まる」

さや「何で前回教えてくれなかったの?」

QB「ポポを倒すだけならいらないからね 支給品に無かったんだ」

QB「きゅっぷい きゅっぷい きゅっぷい」

さや「変な効果音入れないでよ」

QB「君がドリンクを飲む音を可愛くしてあげようと思って」

さや「そういうのいらないから さあ、いくわよ」

QB「雪山草は山の外側にある 洞窟を抜けていくか、崖を昇ってブルファンゴを倒していくかだね」

さや「剥ぎ取りの練習も兼ねて、崖からいくことにするわ」

さや「やっぱり可愛いなー ポポちゃん 特にこの小さいやつが可愛いわ」

QB「ドリンクの効果には時間制限がある 早くいかないともったいないよ?」

さや「もうひと撫でしてからー!」

QB「まったく、撫でたいなら僕を撫でればいいじゃないか」

さや「あんたは可愛くないじゃない」

QB「僕は可愛くないのかい……? 驚きを隠せないよ」

さや「え、ちょっと…… そんな落ち込まなくても」

QB「落ち込んでなんていないさ」

さや「撫でてあげるから! ね! ね!」

さや「案外毛並良いわね」

QB「毎日手入れしてるからね」

ホットドリンクの効果が切れました!

さや「えっ」

QB「残るドリンクは一本だ 剥ぎ取りの練習なんて言ってられないね」

さや「あんたが撫でてくれ、とか言うから……」

QB「僕はそんなこと一言も口にして無いよ? 言いがかりはやめてもらいたいな」

さや「崖のぼりって結構怖いね」

QB「マフモフを拒んだせいで、下からはパンツが丸見えだね」

さや「あんた、案外根に持つわね」

QB「何のことだい?」

さや「で、昇り終わったら直進すればいいのよね?」

QB「ああ、そうだよ ブルファンゴの突進に気を付けてね」

雪山草を入手しました

さや「これが雪山草……」

QB「採取は手間取らないんだね」

さや「いや、草引っこ抜くだけだし」

QB「根っこからしっかり抜くあたり、雑草取りの経験があると見たよ」

さや「普通はやったことあるでしょ、雑草取りくらい」

さや「雪山草だらけじゃない 雑草と何が違うの?」

QB「雑草の定義次第では、雪山草が雑草になることもあると思うけど」

さや「つまり雑草を集めさせられてるわけ?」

QB「解釈次第ではそういえないことも無いね その調子であと2本集めたら、クエストは終了だよ」

さや「ホットドリンク一本でも余裕だったわね」

QB「じゃあもう少し狩りをやるかい?」

さや「やるー! 狩るー!」

さや「なんかギアノスに囲まれてるんですけどぎゃー」

QB「三匹くらい、どうってこと無いと思うけど」

さや「一匹に攻撃してる間に、もう二匹が攻撃してくるんですけどうぎゃー」

QB「位置取りが悪いんだよ あと連続攻撃を最後まで入れることに執着しすぎだ」

さや「それでもガンガン体力が削れうぎゃー」

QB「緊急回避ってものを知ってるかい? こう、飛び込むようにしてぐるんと」

さや「おお、大分避けやすくなったわ!」

さや「やっと一匹倒せたわ! 剥ぎ取りね!」

QB「あ、待ってさやか 残りの二匹がまだじゃないか」

さや「きゃ! 後ろから襲い掛かるとは卑怯なー!」

QB「見てられないよ…… きゅ! べぃ!」

さや「変な掛け声だけど、一撃で倒した!? あんた強かったのね」

QB「オトモキュゥべえに頼りすぎるのは良くないから、できれば手を出したくなかったんだけど」

さや「クエスト成功って言っても大した金額はもらえないのね」

QB「まあ初心者向けの簡単なクエストだからね」

さや「あれ、簡単なんだぁ……」

QB「いい加減、まともな装備をつけたらどうだい?」

さや「いや、お金無いし」

QB「マミの遺品があるじゃないか 剣士用だから問題なく使えるはずさ」

さや「あるなら言ってよ!」

QB「どうしたんだい? 抜刀会心に匠が付く立派な装備じゃないか」

さや「統一感が無くてなんかやだ!」

QB「じゃあ統一装備にしてみるかい?」

さや「うーん……」

QB「何が気に入らないんだい?」

さや「こう、胸のところに隙間があって……」

QB「ああ、君はマミに比べて胸が小さかったね」

さや「なんか気に入らないから、やっぱり普段着で戦うことにするわ」

QB「随分と縛りプレイが好きなようだね マゾなのかい?」

さや「そ、そんなわけないでしょ!!!」

QB「次のクエストはこれだ」

さや「忍び寄る気配?」

QB「採取だけの簡単なクエストだよ」

さや「うん、わかったー!」

QB「その格好のまま行くのかい?」

さや「マフモフもマミさんのお古も嫌だって言ってるでしょ?」

さや「キュゥべえの言うとおり、簡単なクエストだったね」

QB「じゃあちょっと雪山の上に行ってみよう 剥ぎ取りの訓練さ」

さや「ホットドリンクも余裕あるし……そうだね、行ってみよう」



QB「というわけで、あのオレンジ色ででっかいのがティガレックスだよ」

さや「な、何アレ あんなのと戦うの?」

QB「緊張感が足りないようだから、訓練の必要性を知ってもらおうと思って」

さや「わっ、こっち来たー! ガード!」

さや「死ぬかと思ったわ」

QB「ハンターだからね そう簡単に死にはしないよ」

さや「ガードが無効化されるとか何なの?」

QB「片手剣の盾は小さいからね ランスならもっといろいろ防げるんだけど」

さや「えっ、武器って他にもあるの?」

QB「君は片手剣以外に武器が無いとでも思っていたのかい?」

さや「だって片手剣以外持たせてくれないし」

QB「本に、各武器ごとの戦術指南が載っていたはずなんだけど」

さや「読んでないし」

QB「まったく、これだから君は……」

さや「で、他にはどんな武器があるの?」

QB「初心者には片手剣があってるよ?」

さや「いいから教えなさいよ」

QB「双剣、ランス、ガンランス、大剣、太刀、スラッシュアックス、狩猟笛、ハンマー あと弓とボウガン二種」

さや「そんな抑揚のない声で言われても頭に入らないんだけど」

QB「じゃあ片手剣でいいと思うよ」

さや「途中で聞こえたスラッシュアックスと狩猟笛ってが想像できないんだけど」

QB「じゃあ持ってみる? これが、マミが道楽で作ったフロッグクラフトだよ」

さや「…… やっぱりいい あたし、片手剣でいい」

QB「そろそろ大型モンスターにも挑戦してみようか」

さや「悔しいからティガレックスってやつにリベンジしたいわ」

QB「あれは君のレベルだと無理だと思うのだけど……」

さや「やだ、やられっぱなしなんてさやかちゃんじゃない」

QB「人のアイデンティティは外的要因によって礎を容易く無くしてしまうものなんだね」

さや「何言ってるのか分からないけど、とにかくリベンジするー!」

さや「さあ、いざ尋常に勝負!」

QB「防具無しボーンククリでティガレックスは流石に無理だと……」

さや「くっ、攻める隙が無い」

QB「案外粘るね」

さや「うるさい! 集中してるんだから黙っててよ!」

さや「い、いまだっ 後ろからなら安全なはずッ」

さや「回転!? うぎゃああ!」

QB「だから言ったじゃないか」

さや「2回までならやられても大丈夫なのよね?」

QB「まあ、そうだね」

さや「じゃあもう一回いく」

QB「後回しにして装備を整えたほうが早いよ?」

さや「それでもいくの! あたしの辞書に撤退は無いっ!」

さや「避けることに専念すれば、やれないことも無い!」

QB「動きに順応し始めてる……!?」

さや「まずは避け続けて、攻撃の種類を見極める!」

さや「回転、ひっかき、雪玉飛ばし どれも動作に入ってからこっちに届くまではラグがある」

さや「この調子でいければ、いつかは倒せるはずっ!」

QB「危ないさやか! 咆哮だ!」

さや「え……? うごけ、ない?」

さや「ヤラレチャッタ」

QB「凄いよさやか、君には才能がある!」

さや「いや、全然ダメージ与えられてなかったし」

QB「一撃でもかすったら負けるっていうのに、よくあそこまで耐えたよ」

さや「あはは、急に褒められると照れるなあ」

QB「ところで僕の仲間が疲れてきてるから、そろそろ担架から降りてくれないかな?」

さや「あ、ごめん」

QB「とりあえず今回は雪山草を納品して、一度帰ったらどうかな」

さや「えー?」

QB「もう残り時間も少ないし、ホットドリンクや携帯食糧も無いからさ」

さや「あ、そっか スタミナが無いとアレは無理だね」

さや「ねえキュゥべえ、ティガレックスにはあの本無いの?」

QB「ああ、あるよ ティガレックスの書だね」

さや「それ、読ませて」

QB「いいけど、また投げ出したりしない?」

さや「うん 約束する」

さや「ふむふむ……」

QB「ころころー!」

さや「ふむふむ……」

QB「ごろごろー!」

さや「気が散るわー!!!」

QB「痛いじゃないか 投げ出したりしないって誓ったのに、あれは嘘だったのかい?」

さや「アンタを投げ出したくなったわ」

QB「そんな君にはキュゥべえラグドールっていうボウガンがオススメだよ! 僕みたいに可愛いボウガンなんだ」

さや「集中したいから、何か別のことしててくれない?」

QB「料理人に転職してって言うのかい? 料理人は君についてこれないんだよ?」

さや「あ、じゃあそれでいい」

QB「じゃあその前に、マミが雇った料理キュゥべえ五匹のうちから一匹選んで解雇してよ」

さや「え? もう五匹いるの? もしかしてあたしの収入から雇用費引かれてる?」

QB「マミが最初に一括払いしたからお金の心配はいらないよ」

さや「その五匹、見たこと無いんだけど」

QB「何言ってるんだい? もう五匹とも君に合ってるじゃないか」

さや「いつ?」

QB「ほら、君の担架を運んでくれたときとか」

QB「で、どの料理キュゥべえを解雇するんだい?」

さや「いや、悪態付かない方のキュゥべえ達を解雇する理由は無いからいいわ」

QB「やっぱりジュゥべえの“きゅっぷい”の方が可愛いって言うんだね!?」

さや「いや、だから区別できてないから」

QB「きゅっぷい!」

さや「うるさいわー! あたしは読書で忙しいの!」

さや「読み終わった…… 長かった」

QB「おめでとう! 頑張ったね、さやか」

さや「あんたのせいで、倍くらいの時間がかかったわ」

QB「しっかり応援してあげたじゃないか 料理担当と入れ替わりで24時間体制だよ?」

さや「え、全然気づかなかった……」

QB「僕のきゅっぷいも周りに負けてないわけだね!」

さや「さあ、今度こそ勝つわよ!」

QB「その前に料理を食べていきなよ」

さや「料理? ああ、確かにお腹すいてるかも」

QB2「材料は何にする?」
QB3「マミマミート、エメラルドリアン、シャルチーズ、紅蓮鯛……」

さや「よくわかんないからお任せで」

QB「美味しかったかい?」

さや「うん、なんかこう、スタミナ的な何かと守備力的な何かが上がった気がするわ」

QB「ついでに“弱いの来い!”的なオーラも発散されてるよ」

さや「えっ、あたしそんなに弱腰?」

QB「弱腰っていうか、うん 弱いの来い!的なオーラだよ!」

さや「良くわからないけど行ってくるわ 今度こそあのでかいトカゲを倒してみせる」

さや「三度目の正直よ! オレンジトカゲ!」

QB「正確には四回会ってるけどね」

さや「攻撃パターンは把握してる! 距離を短くもてば突進は来ないはず!」

QB「頑張れきゅっぷい!」

さや「咆哮にガードを合わせれば、怖いものなんてない!」

さや「えいやぁっ!」

QB「注意して! 怒り移行だ!」

さや「この咆哮はガードできない キュゥべえ、囮になって!」

QB「きゅぅ!」

さや「え……? 倒しちゃった?」

QB「しまった、手加減し損ねたよ」

さや「え? え?」

QB「そういえばさやか、僕たちが君らにモンスター退治を依頼する理由を説明してなかったね」

QB「僕たちキュゥべえ星人は、あまりにも攻撃力が強くて、どんな相手も簡単に倒せてしまう」

QB「だから部位破壊ができないんだ!」

さや「部位破壊?」

QB「特定の場所にダメージを蓄積すると、剥ぎ取りができたり、報酬が増えたりするんだよ」

さや「それがどうしたの?」

QB「部位破壊ができないと入手できない素材があるんだ」

QB「瑠璃色の龍玉や天をつらぬく角 そういった希少なアイテムを集めるには、僕らは向いてない」

QB「だから君たちに手伝ってもらおうと思って」

さや「そんな、じゃあ町を守るのにアタシなんて必要なかったじゃない」

QB「そんなことは無いよ 僕たちは下位クエストに興味は示さない、どころかクエスト自体単純労働化してる」

QB「だからハンターは貴重な存在なんだよ?」

さや「そんな、アンタらのために必死になって、死ぬ思いまでして でもそんなの、アンタにとっては数秒で済む作業だなんて」
さや「あたしが頑張ってるのが、馬鹿みたいじゃない……」

QB「ほら、早くそのティガから剥ぎ取りなよ」

さや「あたしが負けるのを、あんたはただ見て、弱いなあって笑ってたんだ」

QB「そんなこと無いよ 僕たちが手出ししたら君のためにならないと思っただけさ」

さや「そういえば、担架に乗ってる最中、モンスターがあたしを避けてたのは……」

QB「そうだね 一匹ならともかく、僕たちクラスの存在が集まっていたら、大抵の相手は逃げ出すだろうね」

さや「……」

轟竜の爪を入手 轟竜の牙を入手 轟竜の甲殻を入手

QB「剥ぎ取りが上手くなったね」

さや「勉強、したからね」

QB「その努力を無駄にしていいのかい?」

さや「始めから無駄だったじゃない アンタから見れば、あたしなんてポポみたいなものだったわけでしょ?」

さや「アンタ、今日からクビだから」

QB「……」

さや「勘違いしないで 本に書いてあったのよ オトモが突進対象になるのが痛いので、オトモが外した方がいい場合があるって」

QB「さやか?」

さや「もうアンタなんかに頼らない あたしは一人で狩りをやる」

QB「分かったよ、さやか」

さや「そうだ 武器、変えよう……」

さや「これがマミさんの持ってた武器かぁ」

さや「キュゥべえガジェット……片手剣はこれだけか」

さや「憎たらしい無表情よね、あいつら」

さや「忍び寄る気配、お願いします」

受付QB「分かったよ」

さや(微妙に、あいつと違うなぁ サイズとか、声とか、ちょっとだけ違うのが分かってきた)

さや「こんどは、一人であのオレンジトカゲを倒す……!」

さや「キュゥべえの顔した盾に、キュゥべえの尻尾みたいな剣かぁ」

さや「この顔、たぶんあたしと一緒にいたキュゥべえのだ……」

さや「えいっ」

QBガジェット「きゅっぷい」

さや「……あはは」

QBガジェット「きゅっぷい きゅっぷい」

さや「何この武器 ふざけてるのー?」

QBガジェット「きゅっぷいきゅっぷい」

さや「あは、あははは………は……は……」

さや「キュゥべえ……!」

さや「えいっ たあ!」

さや「効いてる! オレンジの肌を確かに裂いてるのが分かる!」

さや「咆哮にはガードを合わせて、回転前には横に飛び込む!」

さや「いけるっ!」

ティガ「ぐごおおおおおおおぉぉぉぉ!」

さや「くっ、だめだ、怒り移行の特大咆哮がガードできないッ」

QB「さやか!」

さや「キュゥべえ!?」

QB「言ったよね、オトモは突進のターゲットに取られることがあるって」
QB「今、君の硬直時間の間、僕があいつを引き付ける!」

さや「何言ってるの? 怒り状態なんだよ?」

QB「キュゥべえ星人を甘く見てるようだね…… こんな攻撃、かすり傷さ」

さや「いっけえ、キュゥべえガジェット!」

QB「もうそろそろ、痺れ効果が出るはずだ そのまま攻撃を続けて!」

さや「本当だ! 麻痺してる この隙に尻尾を切り落としてやる!」

さや「やあああああ! キュゥべえアタック!」

QB「尻尾の剥ぎ取りは後だよ?」

さや「分かってるわよ」

さや「はぁ……はぁ……はぁ……」

QB「おめでとう、さやか」

さや「結局、アンタ無しじゃ勝てなかったわ」

QB「防具無しで勝ってるだけで十分だと思うけど」

さや「うん あたしは弱いから、このくらいが限界かもしれない」

QB「そんなこと無いよ 君には才能がある 努力もしてる」

QB「ねえ、さやか」

さや「なに?」

QB「僕と契約してオトモキュゥべえを雇ってよ!」

さや「ちなみにいくら?」

QB「えー、普通二つ返事になる流れだと思ったんだけど」

さや「ちゃんと質問しないと酷い目に会うからね」

QB「そうだね、このティガの素材を売り払った総額くらいでどうかな」

さや「普通、無料でいいよって答えてくれる流れだと思ったんだけど」

QB「さやか、改めてよろしくね」

さや「うん、よろしく」


切りがいいところで、一回終わりにしようかなー、なんて

実は俺、モンハンのことなんて全然知らないんだ
アカムウカムとか見たことすらないんだぜ!

ティガ相手にやけになるまでは俺の辿った道なので書けたんだが、このあとどうすればって状態なんだ

気が向いたらSS速報とかで続きやるかも 既にやってる遊戯王×まどマギSSの方優先すると思うけど
とりあえずお風呂入ってきまー

>>115
立てたらこのスレに貼ってくれよ

遊戯王のなんてあったのか

ところで剥ぎ取り限定アイテムってあるの?

>>116
前に立てておいて一日放置したら怒られたんです><

>>117
私とまどかでオーバーレイネットワークを構築!

>>118
この一言のおかげでまたやろうって気がしてくる ありがとう

>>120
あるよ

読んでくれてありがとう! このスレ自体はそろそろ落としていいよ

>>121
いくつか教えてくれると助かる
キュゥべえ星人の最終目標になるアイテムとか決めたい

普通に間違えた……すいません 部位破壊限定はどんなのある?

剥ぎ取り限定ならキュゥべえさんも取れちゃう

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