代理
兄「いやだからさ 好きな先輩がいたわけだよ」
妹「前からやたら話題に出てた生徒会長の?」
兄「そうだよ!! 友にも色々相談してたのに……奴は」
妹「ちなみにフラグとかあった?」
兄「一度も話したことがありません(キリッ」
妹「駄目だこいつ」
兄「それで友と相談している間にも 友は会長と付き合いながら俺を笑っていたんだろ」
妹「だから腹が立つと」
兄「当たり前だろ!! 正直に言えば俺は身を引いたのに!!」
妹「本当に?」
兄「……本当さ」
妹「本当に?」
兄「まあそれは置いておいてだ」
兄「友をぎゃふんと言わせたいので 妹様の知恵をお借りしたいと」
妹「ぎゃふんなんていう兄がマトモに成功するとは思わないけど」
兄「成功して性交したいんです お願いします妹様」ドゲザ
妹「妹に土下座しながら寒いギャグを飛ばしてくる兄が成功するとは思えないんだけど」
兄「私めはこれより妹様の手足です なんなりとご命令ください」
妹「だったら友さん許して全うな道を生きて」
兄「それは叶わぬ願いです」
兄「そもそもさあ!! 妹はやる気あるの!?」
妹「最初からないけど」
兄「やる気をあげるためにはなにが必要なの!? お金なの!?」
妹「いやだって 兄さん失敗したら私も巻き込もうとしてるでしょ」
兄「」
妹「そもそも友人から彼女寝取るって正気なの?」
兄「……グスッ」
妹「ほら直ぐ泣く なんでこんなのが私の兄なんだか」
妹「条件次第なら話をのんでもいいけど」
兄「流石妹様!! 話がわかる うぇへっへっ」
妹「その笑い方止めて キモイ」
兄「はいはいはーい!!」
妹「その性格の時点で女の子に見向きもされないって なんで気付かないかな」
妹「条件は後で言うとして まずは外堀を埋めます」
兄「外堀?」
妹「先輩は難攻不落です 精神強いです 付き合っている以上 普通の方法では兄さんにはなびきません」
兄「うん」
妹「なので先輩の友人から攻めていきます」
兄「サイドキックの二人?」
妹「そんな人はいません」
妹「女友さんです」
兄「あのほんわりしたお嬢様系の?」
妹「そうです 彼女と友達になり 会長とのルートを繋げます」
兄「そんな簡単に友達になれるのか? あの人も学園1,2を争う美人だけど」
妹「学園1,2を争う馬鹿の兄さんがなにを言っているんですか 黙って従え」
兄「」
翌日
妹「それでは私が女友先輩を呼んでくるので兄さんは一言も喋らないでください」
兄「いや 俺の問題だから俺も喋りたいんだけど」
妹「兄さんが喋ってマトモに友達が作れると思うんですか? 兄さんみたいなクズと友達になってくれた友さんは奇跡のお人ですよ 全くこれだからクズは」
兄「はいごめんなさい黙ります」
妹「私の今日のパンツの色は?」
兄「白ですがなにか」キリッ
妹「喋んなっつっただろうが 息止めてろ」
妹「あのちょっと……」
モブ「なに?」
妹「女友先輩に妹が来たって伝えてくれますか?」
モブ「女友ちゃーん! 下級生が会いに来てるけどー!!」
女友「えっ!? 誰だろう……」
兄「」
女友「えっと……(本当に誰だろう)」
妹「女友先輩!! お久しぶりです!!」
女友「あっ! うん……久しぶりだね!!」
妹「去年私が校内で迷っているところを助けてもらってからずっと探してたんですよ」
女友「あの子! うん大丈夫覚えてるよ!!(そんな子いたっけ?)」
妹「私妹って言います それでこっちで突っ立ってるのが私の兄です」
兄「」
妹「女友さん!! お礼がしたいので今度の休みに遊びに行きませんか!?」
女友「うん! いいよ!!(まあいっか)」
妹「じゃあ今度の休みに学校の目の前の公園で」
女友「ところでそちらのお兄さん大丈夫?」
妹「良く顔面に障害を患っているのかと聞かれますが 頭が悪いだけなので大丈夫です!!」
女友「あの……そうじゃなくて 息してないんじゃない?」
妹「……死んでる」
女友「兄さん大丈夫ですか!?」
兄「もゼーゼー問題ありゼーゼーません 波紋法の特訓をしていただけなので問題ありません!!」キリッ
妹「」
女友「」
兄「」
女友「ジョジョの奇妙な冒険ですか!? あれ面白いですよね!!」
兄「女友きさま ジョジョを読み込んでいるなッ!?」
女友「Exactly」
兄女友「「きゃきゃっ!!」」
妹「なんだこの茶番」
自宅
妹「それで漫画の趣味が合いすぎて電話番号まで交換したと?」
兄「Exactly」
妹「ちょっと自分英語知ってますみたいな発音止めろ 殴りたくなる」
兄「でもさ 女友もいい人だよな」
妹「既に先輩を呼び捨てとは」
兄「趣味一つ合えば人ってこんなにも仲良くなれるんだな」
妹「兄さんは言動が気持ち悪すぎて友さん以外の友達がいないですけど」
妹「……まあいいでしょう 見ての通り女友先輩は頭が緩いのでちょっと良いことを言うと直ぐに好感度があがります」
兄「高感度? 女友ってビッチなの?」
妹「黙りなさい それで明日は出来る限り好感度を上げます」
兄「すると?」
妹「女友先輩から会長に話が伝わります それでさり気なく女友先輩から友達として会長に紹介してもらうと」
兄「なるほど 外堀を埋めるってそういうことか 流石妹は天才だなあ」
妹「それほどでもありません」
翌日
女友「」
兄「」
会長「」
妹「どうしてこうなった」
女友「えっと!! なんか今日兄くんたちと遊びに行く話しをしたら会長ちゃんが付いて来ちゃって」
会長「会長です 初めまして」ニコニコ
兄「兄です!! 初めまして!!」アクシュ
妹「(会長さん引きつった笑いをしてますね それに動じない兄さんも凄いけど)」
会長「女友に男の友達が出来るなんて初めてだろ 私は嬉しくてな」ギュー
兄「ありがとうございます 女友さんには良くしてもらっているんです」ギュー
妹「(会長さん的には思い切り握ってるんだろうけど 兄さんは会長さんとの握手が嬉しくて気付いていないと)」
女友「もう会長ちゃん!! 今度は私が兄くんと手を繋ぐの!!」
兄「!?」
会長「!?」
妹「!?」
女友「えへへ~ こうしてると思い出すよね(シーザーとジョセフ)」
兄「まあね!!(シーザーとジョセフ)」
会長「」
妹「(会長の顔が一気に真っ青になった)」
女友「それで私が好きなのは……」
兄「わかります 女友さんの気持ち」
会長「」ピクピク
妹「(漫画の話をしているだけなのに言い方によってこうも都合良く聞こえるとは)」
会長「君は兄くんの妹なんだよな?」
妹「そうですがなにか」
会長「兄くんと女友は昨日友達!! になったばかりらしいがどこまで言っているのかな?」
妹「(ここで選択を間違ったら兄が死ぬか)」
妹「見て分かりませんか?」
会長「!?」
会長「女友! そいつから離れろ!!」
女友「いきなりどうしたの会長ちゃん!?」
会長「そいつはケダモノだ! 近づいたら妊娠させられるぞ!!」
女友「違うよ!! 兄くんとは昨日出会ったばかりだけど良い人だよ!!」
兄「良い人ですがなにか?」
会長「黙れ磨り潰すぞ」
兄「」
会長「そもそもだ 女友は普段からボケッとしているからこんな男に騙される(ry」
兄「(女友 会長さんは多分ジョジョを知らなくて会話に入れないから怒ってるんじゃないかな?)」ヒソヒソ
女友「(それだ!! 確かに会長ちゃんはジョジョを知らない……)」ヒソヒソ
兄「(ここは信者を増やすため 俺たちでお金を出し合って全巻揃えてあげようじゃないか)」ヒソヒソ
女友「(駄目だよ!! 全巻揃えるとなると幾ら掛かると思ってるの!?)」ヒソヒソ
兄「(そんなことよりも こんな下らないことで会長と女友の仲が崩れる方が俺は嫌だな)」ヒソヒソ
女友「(兄くん)」キュン
妹「なぜか女友の好感度が上がった」
兄「会長さん!!」
会長「なんだ 遂に諦める気になったか?」
兄「4万3千ぐらいで俺と女友で折半するんで機嫌を直してください!!」
会長「4万3千?」
兄「確かに高いと思いますが 新品なら一生の宝物になります」
会長「」プルプル
兄「だからお願いします!! 俺と女友で少し出すので一緒に行ってください!!」
会長「お前は初夜を私に見せたいのかー!!」
妹「4万3千もするホテルなんてそうないでしょうに」
数十分後
会長「本当にすまなかった!!」
兄「いいですよ 誤解も解けたし」ボロボロ
女友「兄くんって優しいんだね」キラキラ
会長「女友 確かに私が悪かったがお前に男女交際は早いと(クドクド」
兄「大丈夫ですよ 別に女友と付き合う気ないし」
女友「えっ!?」
会長「えっ!?」
兄「えっ!?」
妹「ガリガリくん美味しい」
女友「どういうこと? 私って魅力ないの?」ジワァ
会長「おい兄!! 女友に魅力がないとはどういうことだ!!」
兄「えっ!? えっ!?」
妹「むしろ兄が一番魅力ないだろ」
女友「あるよ!! 私兄くんと一緒にいると楽しいもん!!」
会長「おいおい それは私と一緒にいても楽しいだろう だから私と一緒に帰ろうな」
女友「会長ちゃんと一緒にいるより楽しいもん!!」
会長「」
妹「会長死亡確認」
兄「女友!!」
女友「!?」ビクッ
兄「そんなこと言ったら駄目だって 確かに会長といると面白くないかもしれないけど」
会長「」
妹「そこまで言ってないだろ」
兄「でもそれって 会長と俺と三人で一緒にいるともっと楽しいってことだろ」
妹「こいつデフォで私をハブったぞ」
兄「だからごめんなさいしよう」
女友「ごめんね会長ちゃん 会長ちゃんといると楽しくないなんて言っちゃって」
会長「」
妹「追撃すんなよ白痴女」
会長「そうだ!! 不純異性交遊は校則で禁止されてるんだぞ どうだ!? あーっはっはっは!!」
妹「会長がリアルに壊れてる」
女友「でも会長ちゃん 友くんと付き合ってるんじゃないの?」
会長「」
女友「人のことを棚にあげて喋っちゃ駄目だよ」
会長「だ……だったら私別れるもん!! 友と別れるから問題なし あーっはっはっは!!」
妹「棚に上げたらぼた餅が降って来た」
兄「会長さん!! そんな簡単に付き合うとか別れるとか言っちゃ駄目だろ!!」
会長「お前になにがわかるんだ!! 女友は学校で出来た初めての友達なんだ!! その友達を守るためなら私が犠牲になったって……」
兄「それじゃあ女友が喜ばないよ!! ね!?」
女友「そうだよ! 私会長ちゃんが凄い楽しそうに友くんのこと話してたの知ってるよ!! だから私の為なんて言って別れないで!!」
会長「女友……」
兄「そういうことだから 会長さんはこれからも友と付き合う 俺は女友とは付き合わない これでいいでしょ?」
女友「えっ!?」
会長「えっ!?」
兄「えっ!?」
妹「無限ループって怖くね?」
会長「待て待て待て!! これでいいだろ!?」
女友「駄目だよ!! 兄くんは私と付き合うんだから!!」
兄「別に付き合わないけど」
女友「付き合ってくれないの?」ジワァ
会長「おい付き合うだろ蛆虫 最優良物件じゃねえか」
兄「あの 保証人がいないと未成年なので付き合えません」
妹「私保証人になります」
兄「妹!?」
女友「わーい♪」
会長「これで一件落着だな!!」
家
兄「なぜか女友と付き合うことになりました」ブーブー
妹「良かったじゃん ポテチウメー」パリパリ
兄「さっきから携帯が鳴り止みません」ブーブー
妹「彼女からでしょ 取ればいいじゃん」
兄「いやいやだからさ!! なんで会長さんじゃなくて女友さんと付き合うことになってるの!?」ブーブー
妹「大丈夫だって これも作戦だから それよりも義姉ちゃんとの好感度下げたら〆るから」
兄「はいもしもし 愛しの兄ですよ!!」ガチャリ
学校
友「おはよー! どうしたんだ兄 浮かない顔して?」
兄「ずっと電話してた 朝まで」
友「なんだ 彼女でも出来たのか?」
兄「なんかそんな感じ」
友「彼女といえば会長さん えらく機嫌が悪かったけど どうかしたのかな?」
兄「ち○こ小さいのが悩みなんだろ 寝させてくれ」
友「言っておくがな 俺はまだ会長さんの手も握ったことが……」
ガラッ
女友「兄くん!! 朝ごはん作ってきたよ!!」
兄「」
女友「何で朝ごはんって思うかもしれないけど安心して ちゃんと昼に夕ご飯まで作ってきてあるから!!」
兄「あの……朝ごはんはしっかり食べて来たんですけど」
女友「あっ! そうだよね 付き合い始めたばかりなのに図々しいよね」ジワァ
会長「はいレッドカード」ギリギリ
兄「大変だー!! 今すぐ女友の朝ごはんを摂取しないと腕が捻じ切れてしまう病が!! 捻じ切れてしまうから止めて!!」
女友「うん! 捻じ切れたら大変だもんね♪」
友「なにこの状況?」
友「それで兄は女友さんと付き合うことになったと?」
会長「レッドカード」ギリギリ
友「痛い痛い!! ごめんなさいもう喋りません!!」
兄「なんかノリで……お弁当茶色い」モグモグ
女友「朝は精力付けなくちゃって思って肉を沢山入れてきたんだ!」
兄「お茶は……味噌汁?」
女友「ちゃんと出汁からとったよ!!」
兄「肉を味噌汁で流し込む うん美味しいよ味は 気持ちが重すぎて死にそうだけど」モグモグ
女友「そんなに褒めないでよ」イヤンイヤン
キーンコーン
女友「じゃあまたお昼を楽しみにしててね!!」
兄「……」
会長「楽しみにしててね」ゲシゲシッ
兄「超楽しみだなー!! 楽しみすぎて膝の皿が割れるんで止めてください!!」
バタン
兄「トイレ行ってくる」
友「ああ かつてそこまで喋らないお前みたの初めて見たからな」
兄「先生には適当言っておいて!!」ダッ
先生「なんだー 兄はまたいないのか?」
友「兄ならうんこ行ってまーす!!」
先生「そうか あいつは欠席と 授業始めるぞー」
トイレ
兄「」
会長「」
兄「」
会長「」
兄「なんでここにいるんですか?」
会長「トイレにいて悪いのか?」
兄「ここは男子トイレですが?」
会長「えっ!?」
兄「えっ!?」
会長「お前が女友の弁当を吐かないか監視しに来た」
兄「便意と吐き気は同じです 生理現象です 仕方ないと思います」
会長「良かったな 吐いたら直ぐに水が補給できる便器があって それとも吐き気が収まるまで首を絞めててやろうか?」
兄「吐き気が収まりました 授業に戻ります」
会長「よろしい」
教室
兄「先生! 只今トイレから戻りました!!」
先生「お前今日欠席だから授業出なくていいぞー」
兄「」
友「おい 大丈夫か?」
兄「ちょっと先生に吐いてくる!!」
先生「なんだ……おい ちょっとやめ――」
オェー
友「気にすんなよ お前元から女子とかに好かれてないだろ」
男「ああ 問題ない」スッキリプーン
友「気にしてないならいいけどさ それで女友さんと付き合い始めた経緯をな」
男「」ガクガクガクガク
友「いや なんか俺が会長を盗ったみたいで一応 責任感じてるから良かったなと思ってるんだけど」
男「カイチョウコワイオンナトモコワイ」ガクガクガクガク
友「いや 俺の考えすぎか」
ガラッ
妹「なんですか このゲロ臭い教室は 犯人は一人しかいないですけど」
兄「俺じゃないよ!!」
妹「兄さんの周りに机がないんでそんな嘘はすぐにバレます」
兄「」
妹「それで彼女がいる生活はどうですか?」
兄「女友がバイオ兵器を 会長さんが直接攻撃で攻めてきます!!」
妹「死ななければどうということはない」
兄「」
妹「取り合えず昼食は高確率で女友先輩が作ってきているハズなので一緒に食べましょう」
兄「無理 もう食べれない」ガクガクガクガク
妹「大丈夫だ 不自然にならないように私お手製の弁当も兄さんの分まで作ってある」
兄「食べなかったら?」
妹「死にますけど」
兄「」
お昼
女友「兄くん! お昼持って来たよ!!」ジュウバコー
兄「あんな爆弾みたいに真っ黒な重箱食べきれないんですけど」
会長「えっ!?」ドスドスッ!!
兄「食べます!! 超食べます!! 胃液しか出ないから殴らないで!!」
友「会長ってあんなだったっけ?」
妹「どうやら女友さんが関わると性格が変わるようで その内パープルヘイズ出しますよ」
女友「沢山食べてね!!」
兄「お腹になにもないから一段目をクリア出来る自信はある」キリッ
妹「おい 私の弁当が数に入ってねーぞ」
女友「朝は肉だったから今度は野菜で固めてみたの えへへっ」ミドリー
兄「皆さん見てください!! そこには素材のままのレタスやキャベツやキュウリが!!」
女友「お母さんに聞いたら素材のままの方が美味しいって聞いたから……全部食べられなかったら残してもいいからね!!」
兄「既に全部残したい」
会長「」シュッシュッ
兄「待って! 一段目はまだいいけど 二段三段からとてつもない臭いがするんですよ会長!!」
女友「あれれ~? 臭いがキツイからファブリーズ振ってきたんだけど」
兄「しんでしまいます」
兄「せめてドレッシングはないですか?」
女友「食べるラー油なら持って来てるよ!! 今人気だってね」ラーユ
兄「ラベルにラー油としか書いてないんですが それ餃子とかの調味料として使う奴ですよね」
会長「最近大人気のラー油食えよ」ギリギリ
兄「女友の健気さで2倍!! ラー油で2倍!! そして足の関節の曲がり具合が3倍で1200万パワーぐらいで食べさせてもらいます」
妹「ウォーズマン理論ですね」モグモグ
友「結局負けるけどね」モグモグ
お昼終了
兄「」
妹「兄さんの死に具合が半端ない」
友「デザートのかぼちゃは予想外だったね 元気出せよ」
妹「兄さん 今日の私のパンツは縞パンです」
兄「元気でた」
妹「現金ですね」
放課後 家
兄「なぜか先回りされてました」
会長「先生に聞いたら教えてくれました」
女友「あの先生ゲロ臭かったよねー」
妹「なにそれ怖い」
女友「わー! ここが兄くんの部屋なんだね!!」
会長「くっさ! なんでこの部屋ゲロ臭いんだ?」
兄「ゲロの臭いは女友の弁当の臭いだろ ってかなに勝手に人の部屋にはいって――ごめんなさいゆっくりしていってね!!」
妹「私たちは下でお茶を作ってくるのでゆっくりしていてください」
兄「うん 特に本棚とかベッドの下とか絶対に構わないで」
バタン
会長「そういうわけだ 奴はエロ本を隠し持ってるような不埒な奴なんだぞ」
女友「会長ちゃん!! ここから兄くんの臭いがするよー」ゴミバコカブリ
会長「」
8時ぐらいまで寝てきます 帰って来なかったら乗っ取りでも落としても大丈夫ですy
し
正直残ってると思わなかったけど 昼までに完結目指す
会長「女友 汚いぞ それは汚いぞ」
女友「なんでー? 兄くんのいい臭いがするよー」ゴミバコ
会長「ティッシュとかイカ臭いだろ」
女友「そんなことないよー 会長ちゃんも嗅いでみて!!」オシツケ
会長「」
リビング
兄「大変です 後で会長に殺される気がする」
妹「気のせいだよ」オチャー
妹「それで作戦なんだけど 今まで通り女友さんの好感度上げね」
兄「大丈夫なの? 既に女友さんのルートに入ってるような気がするけど」
妹「問題ありません 今までの私の策に問題がありましたか?」
兄「それなら問題ないか」
妹「ないですよ」
兄の部屋
女友「ほら! 良い臭いでしょー?」
会長「そうだな 凄いいい臭いがするぞ(後で兄殺す)」
兄の部屋
妹「はい! お茶を持ってきましたー」
兄「大変だ 会長さんが射殺さんばかりにこちらを見てきてる」
会長「大丈夫だ すべては女友が帰ってからにしてやるから」
女友「このお茶美味しいねー」
妹「(さてここで兄さんのズボンにお茶をかけて女友さんに拭かせましょう)」
妹「兄さん危ない!?」
兄「えっ!?」
妹「えっ!?」
兄「ぎゃあああああああ!? 顔が!顔が!?」
女友「兄くんの顔に熱々のお茶が!?」
妹「兄さんの不細工な顔を無意識の内に狙ってしまうとは 策士策に溺れるとはこのことでしたか」
会長「妹GJ!!」
兄「会長以外に殺されるとは思いませんでした」シュッシュッ
妹「敵は己の中にいる 兄さんも一つ成長したようでなによりです」
女友「それでお母様はどこかなー?」
兄「母さんならもうすぐ帰ってくるけど なにか用事でもあるの?」シュッシュッ
女友「えっ!? だってほら!! 私と兄くんが付き合ってるって報告をしないと!!」
兄「取り合えずツッコミはなしにして さっき台所に言った時に巨大な鍋があったけどあれなに?」シュッシュッ
女友「えへへ~ それは夕飯時のお楽しみだよ!」
兄「はい もうそれでわかったから それと会長さん 家の中で素振りは止めてください さっきから何度か当たってます」ゴッゴッ
会長「」ブンッブンッ
母「あらあら~ それで兄はお嫁さんを二人も連れて帰ってきてくれたの?」
兄「結婚する予定はないからね 出来れば今すぐ縁を切って遠くに引っ越したい」
会長「お母様 産業廃棄物と結婚する予定はないのでご安心ください」ゴスッゴスッ
兄「そうですお母様 下手なことを言うとあなたがお留守な足元であなたの息子の足の骨が粉々になります」
母「あらあら~ 私お母様なんて呼ばれたの初めて」キャッ
女友「お母様 私が兄くんとお付き合いをしている女友です こちらは詰まらないものですが」スッ
母「あらあら~ これはご親切にありがとうね」
妹「札束を渡す女友さんとそれを受け取って懐に仕舞う母親 これほど清々しい賄賂の渡し方が今まであっただろうか」
母「あらあら~ 札束まで貰った上に夕飯まで作ってきてくれたの?」
女友「もちろんです 私は炊事洗濯家事親父 なんでもいけますから!!」
兄「母さんはあらあら~をつけないとキャラ確立しないの? それと女友さんは親父でなにをするの?」
妹「夕飯にてついに私もバイオハザードを体験するとは」
会長「なんなら私が君の分も食べてやろう なに女友の料理なら問題ない」
女友「今日のメニューは闇鍋でーす!!」
妹「病んでるのはあなたの頭では? 私は会長が食べてくれるので問題ありませんが」
会長「」
兄「大変だ 闇鍋は闇鍋でもスープから黒いとは思わなかった」
母「あらあら~」
会長「せめて2割でも手伝ってくれないだろうか?」
妹「ウチはクーリングオフを扱っていない裏にヤーさんがついてる会社なので」カップラーメンズズー
女友「さあ召し上がれ!!」
兄「初っ端が靴下 もう死にたい」
女友「私の靴下だー 当たりだね!!」
母「あらあら~ 眼鏡を拾ったわ 多分お父様のね」
会長「……トランクスとカツラ」
妹「カレー味はご飯に合います 正義です」モシャモシャ
兄「ホックが固い」ガチガチ
女友「私のブラジャーだ!! それも当たりだよ!!」
母「あらあら~ 最近の札束は美味しいのね~」ムシャムシャ
妹「母さん それはネクタイです 現実逃避はやめてください」
会長「……男物の靴下と腕時計」ガチガチ
妹「きっと今頃お義父様は寂しい格好をしていますね」
兄「ごちそうさまでした 美味しかったです」グッタリ
女友「それは良かった!! デザートもあるんだよ!!」
母「あらあら~」
会長「私はもう帰ろうかと思う」
兄「それは駄目だ」
会長「私の腹にはもう収まりきらん お前たちの倍食べてるしな」
兄「頼む!! 戦友を助けるつもりだと思って!!」
会長「……仕方ない 乗りかかった船だ」
女友「デザートはヨーグルトだよ!!」
兄「普通だ」
母「あらあら~」
会長「良かった普通だ」
妹「普通すぎてつまらない」プリンタベタベ
兄「味も美味しいな」
会長「私が生まれたのは今日この時のためだと悟ったよ」
母「あらあら~」
女友「良かったー! そのヨーグルトは自信作だったんだ~えへへっ」
妹「ところでこのヨーグルト なにで作ったんですか?」
女友「普通に牛乳から作って 隠し味に兄くんの部屋にあった良い臭いがするティッシュを混ぜてみましたー」パンパカパーン
兄「」ガタッ
会長「」ガタッ
母「」ガタッ
妹「ちなみにこの家 トイレは一つしかありません」
会長「兄くん 是非ともここは客人にトイレを譲ってくれるとありがたいのだが」ダッ
兄「大変残念なことに 危険信号が出ている上に場所の離れた洗面台まで間に合う自信がないです」ダッ
会長「このままだと私は産業廃棄物の子供を妊娠してしまうんだが」オェ
兄「俺は自分の子供を妊娠しそうです それと日に二度もゲロ沙汰起こしたくないので」オェ
母「あらあら~」バタン
会長「」
兄「」
会長「仕方あるまい 兄くん 膝をついて口を開けて上を向きたまえ それで吐き気は収まるハズだ」
兄「助言感謝 このご恩は一生忘れません」アー
会長「いや 本当にすまない 私は人の家を汚せないたちでな」オエー
兄「」コポォ
妹「兄さんが土気色な顔をして帰って来たんですけど」
兄「これは顔ではありません ゲロパックです」デロー
女友「みんなしてトイレ行ってたのー?」
会長「そうだ 私たちは仲がいいからな!!」スッキリ
母「あらあら~」スッキリ
兄「そろそろ門限的ななにかが危ないと思うから帰った方がいいんじゃない?」
女友「えっ!? 今日は泊まるつもりだけど」
兄「えっ!?」
会長「えっ!?」
妹「えっ!?」
母「あらあら~」
妹「それでは会長も一緒に泊まることで問題解決したので後は部屋割りです」
会長「私と女友はリビングで寝る」
女友「嫌! 私は兄くんと寝る!!」
兄「冷蔵庫の中で寝るわ 丁度冷えたいし」
妹「そうですか では私と兄さんの部屋で部屋割りをくじで決めましょう」
会長「待て!! それなら私が兄と寝る!!(私か女友が兄の部屋で寝るのなら私が犠牲に……)」
妹「では早いもの勝ちということで」
女友「会長ちゃんずるい!!」
会長「すまん あの臭いが忘れられなくてな(これもすべてお前を助けるためなんだ)」
妹「ちなみにお湯が勿体無いのでこの二人でお風呂入ってください」
会長「」
兄「」
お風呂 兄チーム
会長「おい こっちを向いたら殺す」
兄「怖いので向きません(お胸ちっぱいです)」
会長「ハッキリ言おうお 私は君が嫌いだ」
兄「何度か殺されかけたので知ってるよ」
会長「だがな 女友が好きなお前を好きになる努力はしようと思う」
兄「それは光栄だなあ」
会長「それと私の彼氏の友もお前の友達だからだ 本当なら既に殺している」
兄「一つ聞いていいですか?」
会長「いいだろう」
兄「俺の臭いと友の臭い どっちが好きなんです?」
会長「よし! コロスカ」
兄の部屋
ドンドン!!
兄「さっきから女友が壁を叩く音で眠れない 後床だし」
会長「仕方あるまい 君が床を選択したんだ」
兄「それはそうと もう一つだけ聞きたいことがあるんですけど」
会長「先程の攻撃で私が匂いフェチじゃないことは証明出来たと思うのだが?」
兄「会長さんってどうして友と付き合うことにしたんですか?」
会長「」
兄「」
会長「君は聞きづらいことを聞くな」
兄「馬鹿なんで」
会長「私は昔から引っ込み思案な性格でな」
兄「引っ込み思案は暴力なんて振るいませんが」
会長「友達が全く出来なかったんだ」
兄「」ボロボロ
会長「そんな時 女友が友達になってくれた 私のことをカッコイイと言ってくれてな」
会長「私は喜んだよ それで女友の周りに誰も近づかないようにしてきた そしたら誰も私たちに近づかなくなったよ」
兄「」
会長「きっと私はカッコイイ自分に酔っていたんだ 君みたいにここまでされて近づいてくる男子は珍しい」
兄「……」
会長「そんな時だったよ 友くんが私に告白してきたのは」
会長「私の前で好きです付き合ってくださいーってな ムードもなにもない 普通の告白だったよ」
兄「普通が取り得の友達なんで」
会長「うむ 結論を言ってしまえば正直私は友くんが好きなのかもわからない」
会長「いや きっと友達などいない私たちに近づいてくる人なら誰でも良かったんじゃないかな それがたまたま友くんだっただけで」
兄「」
会長「幻滅したかね? こんな自己中心的な女」
兄「いえ 自慢ではないですけど俺も友達があいつしかいないです」
兄「昔から俺は要領が悪かったんで 友達が出来ても長続きしないんです 現状に満足するっていうんですか」
会長「」
兄「友達は出来ないことはないんですけど 俺があまり深く相手に入れ込もうとしないからどうしても距離が出来る」
兄「友は特別ですけど なんか知らず知らずの内に人に入ってきて仲良くしてくれる そんな普通のことが当たり前に出来る奴なんです」
会長「そうだな」
兄「ぶっちゃけ 俺は今の会長を暴力糞女だと思っています」
会長「」ゴッ
兄「会長は時に悪ふざけをすることはあるけど素敵な人だと思います」ボロボロ
兄「だけど友が好きな人なんでこれから好きになれるように努力します だから友達から始めませんか?」
会長「なんだそれは? まるで私が君にフラれたみたいじゃないか」クスクス
兄「まあそんなもんです 俺は馬鹿なんで」
翌日
会長「はっはっは!! 生徒会役員は私と女友を除いて全員排除してしまってね 君たちがいてくれると本当に助かる」
兄「いやいや 馬鹿となんとかは使いようっていうじゃないでしょ 存分に使って頂戴な」
会長兄「「あっはっはっは!!」」
女友「会長ちゃん いつの間に兄くんとそんなに仲良くなったの!?」
友「一日でこんなに変わるもんなのか?」
妹「どっちも似た者同士なんでしょう 私は生徒会室のお菓子が食べられて満足ですけど」
昨日
妹「寝取り計画はなしにしろって マジで言ってるんですか?」
兄「まあね なんか友達一人いなくなるのはいいかなーって思ったけど 大切な親友が二人も消えたら嫌だから」アッハッハ
妹「(友達ではなく親友ですか 全くこの人は)」
兄「そういえば計画を手伝ってもらう代わりにやってもらいたいことってなんだったの? 俺に出来ることならやるけど」
妹「もういいですよ(会長から兄を寝取る作戦がこれでパァですか)」
兄「だったら今日の帰りにガリガリくん買ってやるよ 色々お世話になったし」
妹「兄さんの中では私にお世話になったのはガリガリくんレベルだと?」
兄「えっ!? ハーゲンダッツとか」
妹「アイスから離れられないんですかこの兄は まあハーゲンダッツでいいですけど」
会長「君たち このまま生徒会役員をやらないかね?」
兄「願ったり叶ったり!! 成績ヤバくて役員やらないと進学出来そうにないし」
女友「兄くん!! 進学は任せて!! 私の財力があれば裏口入学ぐらい……」
兄「それはリアルに勉学についていけなくなるんでやめてください」
妹「兄さんの学力では底辺も無理です」
友「そもそも成績的に留年しそうだしね」
会長「それなら今度私が君に勉強を教えてあげよう マンツーマンでな」
女友「私も勉強は兄くんより出来ます!!」
会長「いやいや 私たちはお風呂で乳繰り合った仲じゃないか なあ?」
友「えっ!?」
女友「えっ!?」
妹「えっ!?」
兄「えっ!?」
女友「兄くん どういうことか説明」
友「そうだよ 僕たち親友だろ」
妹「流石名前に友が付く同士 一瞬にして出口は封鎖しましたか」
兄「よし! 俺逃げるわ!!」
会長「では友達としてお供しよう」
妹「お帰りは窓の方でお願いします」
兄「じゃあ窓は頼んだ!!」
会長「暴力沙汰は男の仕事だろうに さあ行こうか」バリン
兄「ここ二階だよね だけどまあ問題ないか」
会長兄「「二人なら一階分の高さだから!!」」バッ
妹「ウォーズマン理論でオチ?」
終わり
これで終わりです みんな友達は大切にしてね!! 後NTRは大嫌い!! 普段はやる夫スレで書いてるけど たまにはVIPも
いいよねと 今度書くときはネトリを真面目にやりたいなと思ってます 中途半端でごめんなさいでした
消える前に2ndかⅡどっちの板に普段いるか教えてください
>>183
Ⅱにいるよ たまにはこっちで書くのも楽しいかなって エロは書けません
スレの消費を最低限にして保守しろカスども
そうして5日も持たせればきっと>>1が帰ってきて続きとか短篇集とかぼちぼち書き始めてくれるはずだ
>>194 >>1は帰って来ないが>>12は帰ってきたぜ
女友家
兄「なんか前に俺の家に招待した代わりに女友の家に招待されました 不法侵入の間違いだと思いたいです」
女友「えへへ~」
兄「後家がデカイです 豪邸です 庭が超広いです 帰っていいですか?」
女友「駄目だよ 会長ちゃんの家に遊びに行って彼女の家に遊びに来ないとか」
兄「あのね あれは勉強会だったの なんにもないの むしろ勉強のしすぎで死にそうだったの」
女友「また会長ちゃんとお風呂入ったって聞いたけど?」
兄「」
女友「じゃあしゅっぱーつ!!」
女友「ただいまー!!」
メイド「お帰りなさいませ お嬢様」
兄「メイドだ!! メイドがいるよ!!」
女友「メイドはこの家のメイド長なんだよ」えっへん
メイド「お嬢様 お褒めになってもおかずは増やしませんよ」
女友「大丈夫だよー 今日は私が作るから」
兄「もう帰りたいです」
兄「」キョロキョロ
女友「どうしたの兄くん 私ならここだよ」
兄「そんな存在感溢れるものを胸につけてるのに見失わないよ なんか女友って会長とセットな気がするから」
女友「流石に会長ちゃんも空気読むよー 今日は友くんと妹ちゃんにも手伝ってもらってるし」
生徒会室
会長「なんだ男は今日来ないのか」
妹「女友さんじゃなくて兄さんですか 愛されてますね」オチャー
会長「いや あれでも私の片腕だからな いても役に立たんがいなくても困る」
妹「愛されてますねー」オチャー
友「今日も空気が上手い」
兄「とにもかくにも 玄関広いよね 映画でしか見たことないよ」
女友「だよねー ちなみにあそこにいるのが私のお母さん」
女母「母です」
兄「あっ! どうも兄です 娘さんにはいつもお世話になって……なってます」
女母「いつも娘が話をしてるのよ なんでも良い匂いがするティッシュを作る天才だとか」
女友「もうお母さんったらー」イヤンイヤン
兄「なにこの親子怖い」
女友「それであそこに立ってるのが私のお父さん!!」
女父「父です」
兄「なんでお父さんは全裸なんですか?」
女父「」
女父「君は知らないのかね 馬鹿には見えない服の話を これは娘がプレゼントしてくれたんだよ 決して朝起きたら衣類が全部なかったとかではない」
兄「ですよねー!! いくら変態でもほーけーち○こ晒して平気なわけないですもんね はっはっは!!」
女父「はっはっは……うぅグスッ」
女母「泣いてる父は私に任せて お若い二人はこれからどうするのかしら?」
兄「勉強をします 俺の成績が真剣にヤバイので」
女友「うん! 私に任せて!!」
お風呂
兄「えっ!?」
女友「えっ!?」
兄「なんでお風呂にいるんでしょうか?」
女友「これから勉強をするから」
兄「残念ながら保健体育は超成績いいんだけど」
女友「大丈夫だよ メイドもいるから!!」
メイド「お風呂で出来る教育学習は既に習得済みです」
兄「スクール水着ですか?」
メイド「メイドの嗜みです」
兄「おっきしました」キリッ
メイド「兄様 お背中をお流しします」
兄「気持ち良いです」
女友「メイドはマッサージの資格も持ってるんだよー」
兄「それで勉強の方は?」
メイド「私のBは86 お嬢様のBは98 合計は幾つでしょう?」
兄「無限大です!!」
メイド「正解した兄様には特別に前も洗ってあげましょう」
兄「」
女友「駄目だよメイドー 兄くんは私のなんだから」
メイド「すいませんお嬢様 メイドの嗜みです」
女友「じゃあ今度は兄くんが私の髪洗って!!」
兄「髪ぐらい自分で洗いましょう」
メイド「お嬢様は自分の髪を洗ったことがありません」
兄「マジですか?」
メイド「マジです お嬢様は玉のように育てられたので」
兄「だから胸に玉があるんですねわかります」
女友「じゃあお願いー」シャンプーハット
メイド「では兄様 お願いいたします」
兄「おk」
兄「お嬢様ー痒いところはありませんかー?」
女友「乳首が痒いでーす!!」
兄「聞かなかったことにしまーす!!」
メイド「では私がかきましょう」コリコリ
女友「あんっ! そこっ!!」
兄「タオルが取れてるんだけど」
メイド「取らなければ胸はかけませんが? 変な兄様」クスクス
脱衣所
兄「メイドさんが怖いです 超怖いです」ガクガクガク
メイド「兄様 お着替えは私が手伝うので待てと言う話でしたが」
兄「俺は子供じゃないんで自分で着替えれます」
メイド「あらあら 私の前では子供に戻っていいんですよ 旦那様みたいに」クスクス
兄「なんだろう 妹がいないのがこんなにも心寂しいなんて」
生徒会室
妹「私を売女と一緒にしないでください」オセンベイ
妹の入浴写真
http://g.pic.to/25khl
>>210 お前って奴は
女友「それじゃあ兄くん 私は夕食の準備に行くからメイドと一緒に待っててね」ノシ
メイド「行ってらっしゃいませ お嬢様」
兄「」
メイド「どうしたんですか兄様 そんなところで固まっていると湯冷めしますよ」クスクス
兄「そのクスクス笑いがトラウマになりそうなんだけど」
メイド「では部屋に行きましょうか」
部屋
兄「ここが女友の部屋かー ファンシーな部屋かと思ったら案外簡素なんだね」
メイド「もちろんです ここは私の部屋ですので」
兄「」
メイド「もちろん お嬢様の部屋は兄様の言うとおりファンシーな部屋ですよ」クスクス
兄「そうだよねー 無許可で女友の部屋なんかに入れないよねー」
メイド「いえ お嬢様には自分の部屋に入れろと言われました」
兄「」
メイド「ちなみに男でこの部屋に入れるのは兄様が始めてです」クスクス
兄「」
兄「帰りたい 帰って妹のパンツを見て癒されたい」
メイド「兄様 お嬢様から聞いたんですけどあなたは学年最下位の成績だとか」
兄「そうだよ 残念ながらその程度の男なの」
メイド「あの生徒会長と友達になって?」
兄「どういう意味さ」
メイド「私はあの生徒会長とも知り合いですから」
兄「」
メイド「あの狂犬と良くも友達になったものだと驚いてたんです」クスクス
メイド「大切な物のためなら容赦なく暴力を振るう あなたもそうなんでしょう」
兄「」
メイド「図星を突かれて怒ったんですかあ?」クスクス
兄「違うよ 会長さんは狂犬じゃない」
メイド「そう 擬態が上手いの 普段は強がってる癖に大切なものが奪われそうになると暴力を振るう あなたもそうなんでしょ?」
兄「ちがうよ」
メイド「だから本当は友さんのことを無茶苦茶にしたかったりしてー」
兄「チガウヨ」
メイド「冗談ですよ そんな嘘も見抜けないなんてやっぱり馬鹿だなあ」クスクス
メイド「お嬢様と絶対に結婚してくださいよお 私あなたのことが気に入ってしまいました」クスクス
兄「俺はもう帰りたいです 今すぐ帰らせて」
メイド「あらあら 駄目ですよぉ あなたには私の処女ももらってもらわないと」
兄「お巡りさん ここに嘘つきがいますよー」
メイド「え~ 本当なんだけど」
兄「信じないよ」
メイド「正直なのもメイドの嗜みなんですけど」クスクス
夕食
兄「大変です 夕食の時間になりました」ガクガクガク
メイド「お嬢様の料理を残したら怒りますよ 残さないのも旦那様の器量です」クスクス
女父「はっはっは!! 兄くんは既にメイドちゃんを籠絡したか 彼女は私の言うことすら聞かないんだけどね」
メイド「私ほーけーち○こは苦手なので 後肉食系が好きです 無理矢理やってくれるような」クスクス
女父「」
女母「お父さんには私がいるでしょ」
女父「男泣きします」
女友「料理できたよー!!」
兄「男泣きしたいです」ガクガクガク
クスクス
女友「今回は自信作なんだー えへへっ!」
兄「見てくださいこの色を 自然界には決して存在しない色です」
メイド「私蛍光ピンク好きですよ」クスクス
女父「私は最近 高血圧なんだが」
女母「私は腰が悪いんです」
兄「俺は誰かのお陰で心に傷を負いました」
メイド「ではみなさん一緒に……」
みんな「「いただきます!!」」
>>223 やめてください トラウマが蘇ります
兄「食事に睡眠薬が盛られていたようです 起きたらベッドに縛り付けられていたんだけど」
メイド「兄様の食事には睡眠薬なんて盛られてませんよ 美味しすぎて失神したんですよね」クスクス
兄「大変です 今日俺の大切なものが変態痴女メイドに奪われます」
メイド「お嬢様が一緒に添い寝がしたいからって縛っただけで 別にそんなものは奪いませんよ」
兄「やったー!!」
メイド「いつか特製の催淫剤打ち込んで無理矢理犯してもらうので」クスクス
兄「だから怖いよこの人」ガクガクガク
女友「メイドー 兄くん起きた!?」
メイド「起きてますよ」
女友「なんで兄くんが縛られてるの!? 駄目だよ可哀想でしょ!!」
メイド「お嬢様 男というものは縛り付けないと逃げていってしまうものなんですよ」
女友「本当に!?」
兄「逃げません だから解いて そこのメイド殴るから」
メイド「殴るじゃなくて入れるならいつでもOKですよ」クスクス
女友「駄目だよメイド! 私が一番ならメイドは二番なんだからー」
メイド「神のようなお慈悲 ありがたく頂戴いたします」
兄「この二人こえーよ」
女友「兄くん暖かいよね」ギュー
兄「暖かい以前に痛いです 亀甲縛り痛いです」ギシギシ
メイド「それを快感に変えちゃ駄目ですよ」クスクスギュー
兄「なんであなたもいるんですかマジで殴りたいです」ギシギシ
女友「そんなこと言っちゃ駄目だよ」ギュー
メイド「駄目ですよ」ギュー
兄「帰りたい 帰りたい」
翌日 学校
兄「ということが昨日あった」
男「なにそれ死ぬの?」
男「いやいや 最近会長に気に入られたり女友さんと付き合ったり 仕舞いはメイドとか」
兄「全員怖いです」ガクガクガク
男「俺はお前の女運がこえーよ」
兄「妹が安定株とかないな」
女教師「なんだ性少年 性の話でもしてるのか?」
兄「いきなり来てなに言ってるんですか先生」
男「性の字が間違ってるぞ現国教師」
>>230 素敵です 結婚してください
女教師「先生いじめ格好悪いです」
男「そもそもお前には友がいるだろ そっちと話せ」
兄「男も俺の友達だからな」キリッ
男「違うよ」
兄「成績だって1,2フィニッシュじゃん!!」
男「俺より成績悪い奴がいたことに驚きだよ」
兄「えへへっ!」
男「キモイぞおまえ」
兄「人のこと女運云々言うけど 男にだって隣の家同士の幼馴染いるだろ」
男「最近 DQNと付き合い始めたんだけど」
兄「……あの超チャラチャラしてる?」
男「ヘッチャラにはならないけどな」
兄「ごめん 俺は知らない内に君を傷つけていたようだ」
男「謝るな 俺は気にして……気にしてるけどさ」
兄「だったら一言言葉を送ろう」
兄「DQNの彼女寝取ろうぜ!!」
男「なにそれ怖い」
来週に続くかも
来週時間があったら真面目な寝取り系 男編を投下します
良く考えたらやる夫スレの方でも狂ってるか変態しか書いてないなと再確認
もういい加減眠いので寝ます
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