舞園「苗木君に手を出したな雌豚」 セレス「」 (980)
舞園「苗木君に手を出したなこの雌豚」 セレス「」
舞園「苗木君に手を出したなこの雌豚」 セレス「」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1381332899/)
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舞園「この部屋について気になりますね」
不二咲「部屋……? ああ、なるほど部屋かぁ……」
不二咲「情報を整理する意味でも、確認していくとぉ……」
舞園「まず、二人が争ったにしては部屋が荒れていないんですよね」
不二咲「うんうん……そうだねぇ」
不二咲「血が沢山飛び散ったみたいだよねぇ」
舞園「見てわかるように壁や床……、部屋全体が血だらけですね」
不二咲「これは恐らく、首を切られて殺害された山田君の血だと僕は思うんだけど……」
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舞園「まぁ、セレスさんの死因はハンマーによる撲殺でしたから」
舞園「この勢いで血が噴出したとは考えられないですしね」
不二咲「そもそも、セレスさんはこの部屋で殺されたのではないんじゃないの?」
舞園「えっ……?」
不二咲「十神君がそんなことを言っていたよね。モノクマアナウンスの目撃者数についてだったかなぁ……」
不二咲「この光景の通りに二人が殺されたんなら、矛盾が生じるんだって……」
舞園「確かにこの光景で山田君の死体のみを見て、セレスさんを目撃しないということは不可能でしょうね」
不二咲「十神君が三人目の目撃者だったわけだけだから……」
不二咲「それ以前に、二人の目撃者がいることになることは決まりだよねぇ?」
不二咲「その二人のうち、一人が犯人でもう一人がセレスさんだとしたら、どうなるかなぁ……?」
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舞園「どう、とは?」
不二咲「うーん、っと」
不二咲「セレスさんが犯行を目撃されちゃったから、山田君殺しの犯人に殺されたってこと……?」
舞園「それは違いますよ」
舞園「もし仮にそうだったとして、その時点で山田君の目撃者数は二。セレスさんの目撃者数は一になります」
舞園「その後、十神君が目撃した時点で山田君の目撃者数が三となりアナウンスが流れますが……」
舞園「セレスさんの目撃者数が二に上昇しているはずなのに、次に苗木君が部屋を見た際にはアナウンスは流れていません」
舞園(そういえば、クロ以外は犯人を目撃者に含まない法則はクロ以外の目線から見たらどうともいえない問題なんですっけ)
舞園「つまり、その論法は誤りでしょう」
不二咲「な、なるほど……」
舞園「モノクマアナウンスの仕様をもう少し、深く考えてみる必要がありますね」
不二咲「何だかつまらないこと言っちゃったね……。ご、ごめんなさい……」
舞園「ふふっ。気にしないでください」
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不二咲「なんかひっかかるんだけどなぁ……」
不二咲「それじゃあさぁ。もしもだけど、目撃者数に犯人を含まないって仮定したらどうなるのかな……?」
舞園「ええっと……」
舞園「その場合は……」
舞園「目撃者数に犯人を含まない、と仮定した場合でも結果は何ともいえないという結論で似たようなものだと思いますよ?」
舞園「ただその場合、犯人を含まないとなると十神君以前に山田君を目撃して黙っていた人間が二人いる計算になりますから」
舞園「もっとややこしくなりますが……」
不二咲「……そ、そっかぁ」
不二咲「何だか難しくてよく分からないなぁ」
舞園「モノクマアナウンスについての深い議論は、学級裁判で避けては通れない道になりますから」
舞園「今、早急に結論を出す話でもないと思いますけど」
不二咲「話が横道に逸れちゃったね……。えっと、舞園さんからは何かお話ししたいこととか、ないのかなぁ?
舞園「そうですね……」
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舞園_(i)「二人の死体をもう一度よく調べてみませんか?」
_(ii)「セレスさんの殺人について、もっとよく議論しましょう」
_(iii)「トラッシュルームの鍵なんですけど、ご存知ないですか?」
_>>23
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3
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舞園「トラッシュルームの鍵なんですけど、ご存知ないですか?」
不二咲「えっ……、トラッシュルーム?」
舞園「はい。実は私、今日は掃除当番なんですけれど……」
舞園「鍵を無くしてしまって……」
不二咲「……」
不二咲「し、知らないなぁ……」
舞園「……そう、なんですか?」
不二咲「う、うん……」
舞園(不二咲さんはああ言っていますけど……)
舞園「それは、変ですねえ」
不二咲「なっ、なんで……?」
舞園「私には、それが変だという根拠がありますから」
不二咲「そそそんなっ!? ほんと……?」
舞園「はい。根拠として提示できるものはこれです」
>>35 下記リストの中から番号で選択
01_【焼却炉の存在(=スイッチ)】
02_【目撃者の法則(=加害者は目撃者に含まない)】
03_【十神の証言(=アナウンスに対する)】
04_【山田の部屋(=争った形跡は見られない)】
05_【山田の部屋2(=大量の血痕)】
06_【山田の体重(=移動させるには困難)】
07_【山田の死因(=首を切られている)】
08_【丸められた大量のティッシュ(=ハサミを隠すようにゴミ箱に入っていた)】
09_【血のついたハサミ】
10_【セレスの死因(=ハンマーで撲殺)】
11_【凶器のハンマーについて(=色のみが違うものが四種類存在する)】
12_【凶器のハンマーについて2(=実際に凶器となったものは青色のハンマー)】
13_【凶器のハンマーについて3(=山田は赤色のハンマーを握り締めている)】
14_【ハンマーの持ち主について(=元々はセレスがギャンブル用に所持していた私物)】
15_【盗まれたトラッシュルームの鍵(=現在も行方,犯人共に不明)】
16_【使用されていた焼却炉(=焼却炉は何者かに使用されていた)】
17_【掃除当番(=本日の当番は舞園さやか)】
18_【不二咲の仮説(=矛盾は判明済み)】
19_【不二咲の証言(=山田の部屋に集まった際,腐川のみがいなかった】
20_【不二咲の証言2(=解散後,山田の部屋にすぐ入ったのは十神と苗木のみだった)】
21_【セレスと山田についての証言(=セレスは3日前,山田を怒鳴っていたらしい)】
22_【山田についての証言(=山田はセレスに対してビクビクしていたらしい)】
23_【セレスについての虚言(=セレスは山田との関係で悩んでいた)】
24_【十神の証言(=十神がトラッシュルームを調べた際には,鉄格子は閉じられたままであったらしい)】
25_【十神の証言2(=セレスの死体は移動させられている,という証拠を持っているらしい)】
24_【石丸の証言(=不二咲がトラッシュルームへ向かう姿を目撃したらしい)】
25_【石丸への虚言(=セレスから山田についての相談を受けていた)】
26_【石丸の証言2(=セレスは山田について随分と大声をあげたらしい)】
27_【石丸の証言3(=桑田と会ったが,特に何も話さず解散したらしい)】
28_【石丸の目撃証言(=苗木の部屋から出る舞園を目撃したらしい)】
24
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舞園「これです」 24_【石丸の証言】
不二咲「ど、どういうこと……?」
舞園「石丸君が、トラッシュルームへ向かう不二咲さんを目撃してるんです」
不二咲「石丸君が……?」
舞園「もっとも、石丸君は掃除当番を私と代わったものだと勘違いしていたみたいですが」
不二咲「……」
舞園「不二咲さん、どうなんですか?」
不二咲「え、えっとぉ……」
不二咲「確かに、トラッシュルームへは行ったけどぉ……」
不二咲「それだけで。怪しい事は何もしてないよ……」
不二咲「本当だよっ!!」
舞園(本当に、そうなんでしょうか……?)
舞園(不二咲さんはトラッシュルームに、何か目的があったはずでは……?)
舞園(これを提示すれば、不二咲さんの主張を覆せるかも……)
>>45 下記に調整版リスト挙げるので番号で選択
01_【焼却炉の存在(=スイッチ)】
02_【目撃者の法則(=加害者は目撃者に含まない)】
03_【十神の証言(=アナウンスに対する)】
04_【山田の部屋(=争った形跡は見られない)】
05_【山田の部屋2(=大量の血痕)】
06_【山田の体重(=移動させるには困難)】
07_【山田の死因(=首を切られている)】
08_【丸められた大量のティッシュ(=ハサミを隠すようにゴミ箱に入っていた)】
09_【血のついたハサミ】
10_【セレスの死因(=ハンマーで撲殺)】
11_【凶器のハンマーについて(=色のみが違うものが四種類存在する)】
12_【凶器のハンマーについて2(=実際に凶器となったものは青色のハンマー)】
13_【凶器のハンマーについて3(=山田は赤色のハンマーを握り締めている)】
14_【ハンマーの持ち主について(=元々はセレスがギャンブル用に所持していた私物)】
15_【盗まれたトラッシュルームの鍵(=現在も行方,犯人共に不明)】
16_【使用されていた焼却炉(=焼却炉は何者かに使用されていた)】
17_【掃除当番(=本日の当番は舞園さやか)】
18_【不二咲の仮説(=矛盾は判明済み)】
19_【不二咲の証言(=山田の部屋に集まった際,腐川のみがいなかった】
20_【不二咲の証言2(=解散後,山田の部屋にすぐ入ったのは十神と苗木のみだった)】
21_【セレスと山田についての証言(=セレスは3日前,山田を怒鳴っていたらしい)】
22_【山田についての証言(=山田はセレスに対してビクビクしていたらしい)】
23_【セレスについての虚言(=セレスは山田との関係で悩んでいた)】
24_【十神の証言(=十神がトラッシュルームを調べた際には,鉄格子は閉じられたままであったらしい)】
25_【十神の証言2(=セレスの死体は移動させられている,という証拠を持っているらしい)】
26_【石丸の証言(=不二咲がトラッシュルームへ向かう姿を目撃したらしい)】
27_【石丸への虚言(=セレスから山田についての相談を受けていた)】
28_【石丸の証言2(=セレスは山田について随分と大声をあげたらしい)】
29_【石丸の証言3(=桑田と会ったが,特に何も話さず解散したらしい)】
30_【石丸の目撃証言(=苗木の部屋から出る舞園を目撃したらしい)】
16?
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舞園「焼却炉を、使用しましたよね?」
不二咲「えっ……」
舞園「実は私鍵が無いと気づいたとき、すぐにトラッシュルームへ行きました」
舞園「鍵を盗んだ犯人に会えるかもしれないと思ったからです」
不二咲「……」
舞園「でも残念ですが気づくのが遅かったようで、そこにはもう誰もいませんでした」
舞園「ただし、部屋は外よりも暖かかったので誰かが焼却炉を使用していたことはすぐ分かりました」
不二咲「僕以外の……、誰かかもしれないよ……?」
舞園(そうきましたか……)
舞園(うーん……、不二咲さんをロンパすることは現状の手がかりから可能でしょうか?)
>>55 可能or不可能
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不可能
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舞園「確かに、そういわれると不二咲さんだという決定打はこちらにはないですね……」
不二咲「そう言って貰えてよかったよぉ。ホッとしちゃったぁ……」
舞園(黒に近いグレーって感じですが……)
不二咲「……あのさぁ」
舞園「はい?」
不二咲「僕って……。疑われてるのかなぁ……」
不二咲「だとしたら、悲しいな」
舞園「……」
不二咲「……舞園さんはさぁ」
不二咲「山田君殺害について、苗木君が怪しいと思ってるんだよね?」
舞園「ええ、一応は。そうお話ししましたね」
不二咲「セレスさんについては、何か目星はついてるのかな?」
舞園「セレスさんの殺害について、です、か……」
舞園「そうですね……」
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舞園_(i)「確証には至りませんが手がかりはいくつかありますよ」
_(ii)「犯人について、ある程度の目星はついています」
_(iii)「まったく分かりません」
_>>60
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1
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舞園「確証には至りませんが手がかりはいくつかありますよ」
不二咲「手がかりがぁ……?」
舞園「ええ……。本当、確証には至っていませんが」
不二咲「そっかぁ……」
不二咲「んっと。僕も、舞園さんと最初に別れた後にね」
不二咲「この部屋に来て……。何か事件について見つからないか調べてみたんだぁ」
不二咲「犯人までは流石に特定は無理だけど。……それでも!」
不二咲「……手がかりみたいなものは見つかったんだよね」
舞園「……不二咲さんも。セレスさんについての手がかりがあるの、ですか?」
不二咲「調べてる最中にも、霧切さんと大和田君に会ったりして……情報の交換もしたからさぁ」
不二咲「結構、確実な情報もあると思うんだけど……」
舞園「ええーっと、ちょっと待ってください」
舞園_(i)「確実な情報、とは何ですか?」
_(ii)「霧切さんと、何をお話ししたんですか?」
_(iii)「大和田君と、何をお話ししたんですか?」
_>>66
2
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舞園「霧切さんと、何をお話ししたんですか?」
不二咲「え? ああ、んんっとね……」
不二咲「山田君の部屋を調べはじめて暫くしたころだったかなぁ……」
不二咲「霧切さんが現れて、声をかけられたんだぁ」
舞園「何か変わった様子とかは?」
不二咲「ん? 別に普通だったと思うけどぉ」
不二咲「それでねぇ、少しお話しすることにしたんだけどぉ」
不二咲「山田君とセレスさんの殺人自体はまったくの無関係だ、ってこととかねぇ」
不二咲「セレスさんに関して、殺害現場は恐らくセレスさんの部屋で犯人は遺体を何らかの理由で運んできたんだ、ってこととかぁ」
不二咲「あ。あと、特に霧切さんはモノクマアナウンスについて一番気にしてたみたいだったなぁ……」
不二咲「僕と霧切さんの会話の途中でいきなり割り込んできたモノクマに、アナウンスに犯人の目撃は加算されるかどうか聞いたんだけど……」
不二咲「モノクマは面白くないから、って教えてくれなかったんだよねぇ」
不二咲「その後は、ちょっとした情報交換のあと霧切さんはどっか行っちゃった、かな……?」
不二咲「大体、こんな感じだったと思うよぉ」
舞園「な、なるほど……」
.
舞園(霧切さんは流石によく動いてるみたいですね……)
舞園「ちょっと今のお話は気になることが多いので」
舞園「一つずつ、もう一度詳しく教えてください」
不二咲「あ、うん……。構わないけど……」
舞園「まず、霧切さんとは山田君の部屋……、つまりここでお話ししたんですよね?」
不二咲「そうだねぇ、僕がここを調べてたときに後から来たんだってば」
舞園「霧切さんは、山田君とセレスさんの殺人に因果関係はないって仰ってたんですか?」
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舞園「
.
不二咲「うん、僕も何でそう思うのか聞いてみたんだけどぉ……」
舞園「はい」
不二咲「理由については詳しく教えて貰えなかったなぁ……」
不二咲「詳しいことは学級裁判で明らかになるわ、っていわれちゃったぁ……」
舞園「……それで。セレスさんの殺害現場に関しては? どうしてセレスさんの部屋で犯行が行われた、と?」
不二咲「セレスさんの部屋に、証拠が残っていたって……」
不二咲「言ってたけど」
舞園(証拠……? あの部屋で確かに、私はセレスさんを殺害しましたが。証拠になるようなものは……)
不二咲「……?」
不二咲「舞園さん?」
舞園「……あっ。すみません。ちょっと考えてて……」
不二咲「ん……、それでね。その証拠についても聞いたんだけど」
舞園「はい」
不二咲「学級裁判の前に、証拠を見せて広めることはできないっていわれちゃって……」
不二咲「結局、詳しいことは分からず仕舞いなんだよねぇ」
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舞園(霧切さんのいう証拠とはなんだったんでしょうか……?)
舞園(それが分からない以上。これでは、私からなにか手を打つことは難しいですね……)
舞園「……後は、アナウンスについてですか」
不二咲「うん。モノクマのアナウンスについては、結構曖昧でよく分からないところも多いからねぇ……」
舞園「犯人の目撃はカウントされるのかどうか……」
不二咲「そうそう、それについてなんだよ」
不二咲「霧切さんも気にしてるみたいだったなぁ」
舞園「重要な問題ですからね」
不二咲「モノクマは推理してくださいって言っちゃって……教えてくれなかったんだけど」
舞園「霧切さんとのお話の途中で、モノクマが割り込んできたんでしたっけ?」
不二咲「うん。いきなり現れてねぇ……。びっくりしちゃったよ」
舞園「そうですか……」
不二咲「面白くなってきたぁ! ってはしゃいでたけど……」
舞園「うーん……」
不二咲「後は、言ったように大した話もなくって。情報交換をちょっとして、霧切さんとは別れたんだ」
.
舞園「情報交換です、か……」
舞園(それも何の情報を交換したのか、は気になりますね……)
不二咲「じゃあ、次は僕からいいかな?」
舞園「ん? あ、はい。どうぞ」
不二咲「最後に見落とした証拠がないか、一緒に調べてみない?」
舞園「ああ、それもいいですね」
不二咲「どこがいいかなぁ……」
舞園_(i)「二人の死体があるこの部屋をもう一度調べましょう」
_(ii)「トラッシュルームについて調べてみませんか?」
_(iii)「セレスさんのお部屋が気になりますね」
_>>155
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さくらちゃん
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舞園「トラッシュルームについて調べてみませんか?」
不二咲「トラッシュルーム……?」
舞園「ええ……」
不二咲「そこに証拠があるのかなぁ……?」
舞園「分かりません。ただ、気になります」
不二咲「そ、そう……?」
舞園「はい」
不二咲「……」
舞園(不二咲さんが、ソワソワし出したような……)
不二咲「気が進まないんだけどなぁ……」
舞園「駄目ですか?」
不二咲「…………いや。じゃあ行こう」
舞園「ありがとうございますっ」
不二咲「……」
.
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舞園(山田君の部屋を立ち去る前に。今回、集まった手がかりを整理しておきましょう)
舞園(えっと……)
31_【霧切の推理(=山田とセレス殺害について因果関係は無いと推理しているらしい)】
32_【霧切の推理2(=セレスの殺害現場は彼女自身の部屋であると推理しているらしい)】
33_【霧切の推理3(=セレス殺害の犯人は何らかの理由で山田の部屋へ死体を運んだらしいが……)】
34_【霧切の気になること(=モノクマアナウンスについて気にしていたらしい)】
35_【モノクマの言動(=アナウンスにことについて教える気はないようだ)】
36_【最初に別れた後の不二咲の行動(=捜査の為に積極的に動いていたようだ)】
37_【不二咲が話した人物(=霧切,大和田と話したらしい)】
38_【不二咲と霧切の情報交換(=二人の間には情報の交換があったらしいが……?)】
舞園(まぁ、このくらいでしょうか)
不二咲「……舞園さん?」
舞園「あっ、はいっ……?」
不二咲「行こうよ。ボーッと立ってて、どうしたの……?」
舞園「いえ、ちょっと。…………行きましょうか」
不二咲「うん」
舞園(こうなってくると霧切さんと、お話しする時間がないことが残念ですね……)
.
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舞園「……」
不二咲「……」
舞園「……鉄格子は、開いたままですね」
不二咲「……そうだねぇ」
舞園(開いたままの鉄格子……、なんだか違和感があるような)
舞園「不二咲さんは先ほどここに、来ることはしたんですよね?」
不二咲「んっ……?」
舞園「怪しい事は何もしてない、ですがここへ来たことは認めましたよね」
不二咲「う、うん・・・…」
舞園「その時鉄格子は、どうなってましたか?」
不二咲「えっと……、開いたまま。だったよぉ」
舞園「……そうでしたか」
不二咲「……」
舞園(向こうには焼却炉。手前にはずっと開いたままの鉄格子。そしてオロオロとする不二咲さん……)
舞園(残された時間はもう僅か。どれか一つが限界ですが……)
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舞園_(i)「向こうの焼却炉を見てみませんか?」
_(ii)「鉄格子を閉めれるのは鍵を盗んだ犯人だけなんですよね。また開くことも……」
_(iii)「怪しい事は何もしていない不二咲さんは、どういった用事でここに来たんですか?」
_>>175
舞園(これは、得られる手がかりも大きく変わってくるでしょうし)
舞園(重要な選択な気がしてなりません……)
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1
ちょっと用事で夕方まで書けない 3スレ目は気が引けるし残しててほしいです
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舞園「向こうの焼却炉を見てみませんか?」
不二咲「焼却炉を……?」
舞園「はい。やはりトラッシュルームに立ち寄る理由があるとすればあれしかないですよね?」
不二咲「そ、そうかもしれないねぇ……」
舞園「行きましょう」
不二咲「……」
舞園「焼却炉を見てみて」
舞園「……何か気になることはありませんか?」
舞園「不二咲さん」
不二咲「えっと……」
不二咲「……これ。なんだろう?」
舞園「……これは。…………江ノ島さんのネクタイ?」
不二咲「どうしてこんなものがあるんだろぅ」
不二咲「あと、この棒みたいなものは何かなぁ?」
舞園「……」
.
舞園(……いい感じですね)
舞園「えぇっと、燃えていてよく分かりませんが……」
舞園「見てみるに棒のようなものが燃やされていたようですね」
不二咲「僕が見たときには、こんなものは無かったんだけど……」
舞園「そうなんですか?」
不二咲「う、うん……」
舞園「……怪しいですね」
不二咲「このピンク色のラメが入っているネクタイはぁ……」
不二咲「僕も、江ノ島さんのものだったと思う……」
舞園「……」
舞園「他に焼却炉を見てきになることはないですか?」
不二咲「そうだねぇ……」
不二咲「んっと……」
.
.
不二咲「……」
舞園「不二咲さん……?」
不二咲「…………」
舞園「どうかしました?」
不二咲「あっ。いや……、何でもないよぉ」
舞園「……なら、いいんですけど」
不二咲「……」
舞園「あの、気になることは?」
不二咲「そ、そうだったね……気になることのお話をしてたんだった」
舞園「ええ」
不二咲「気になることかぁ」
不二咲「いや、特に無いかなぁ」
舞園「……? 本当に何も無いんですか?」
不二咲「ここには、あまり重要な手がかりも無いんじゃないかと思うけど……」
舞園(やっぱり不二咲さんの様子はおかしい……)
.
舞園(間違いなく、何かを隠していると思うんですが……)
舞園(それを聞き出すには、もう時間が――――)
――――きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
不二咲「っ!! い、今のッ……!!」
舞園「朝日奈さんのものでした!!」
不二咲「大変だよっ!! 急いで探さなくちゃ……!」
―――
―――――
―――――――
舞園「朝日奈さんッ!」
不二咲「どっ、どうしたのぉ……!?」
朝日奈「みんな……。ごめんね……。ちょっと驚いちゃって……」
大神「落ち着いて訳を話すのだ。朝日奈よ」
朝日奈「さくらちゃん……」
舞園(先ほどの叫び声を聞いて、皆さん集まってきているみたいですね……)
.
舞園(十神君は、来ていないようですが……)
朝日奈「さっき部屋に戻って……」
朝日奈「鼻をかんだティッシュを捨てようとゴミ箱を見たら……」
朝日奈「は、ハンマーが……」
大神「ハンマー、だと……?」
朝日奈「う、うん……」
葉隠「これのことだべ?」
大和田「おい。これ重要な手がかりなんじゃねーのか」
苗木「そんな風に素手で持って大丈夫なの? 葉隠君……」
葉隠「別に指紋とろうって言うんじゃないんだし。気にする必要ねーべ」
大和田「そんな問題かよ……」
.
.
朝日奈「驚いちゃって」
朝日奈「ごめん。つい叫んじゃった……」
大神「気にするな。朝日奈の無事が何よりだ」
朝日奈「さくらちゃん……」
石丸「しかし、このハンマー……どこかで見たような気がするが」
霧切「山田君が持っていたものと同じだわ」
霧切「色が、違うみたいだけれど……」
江ノ島「ああ、ってことはこれってもしかしてセレスを殺した凶器かもしれないってこと?」
葉隠「うわっ!! マジかよ気持ち悪いべっ……!!」
大和田「おいっ! そんな重いもん投げたら危ねーだろ」
腐川「朝日奈、あんたが殺ったんじゃないの……?」
朝日奈「違うよッ!! それにあたしが犯人だったら皆に凶器を見せるような真似する訳ないじゃん!!」
桑田「まぁそりゃそーだわな」
.
.
不二咲「ねぇねぇ……舞園さん……」
舞園「……なんですか?」
不二咲「あのハンマーの形なんだけどさ……」
不二咲「さっき焼却炉で見た棒に太さとかが似てないかなぁ……」
舞園「……私も同じことを考えていました……」
葉隠「お前らは何二人でヒソヒソ話してるんだべ」
葉隠「怪しいべッ!!」
舞園「なっ。冗談でもそんなこと言わないで下さいっ!」
腐川「そうよ。アンタはマシなこと言わないんだから黙ってなさいよ……」
大和田「でもよぉ。犯人は凶器を見せたがらないだろうから自分は犯人じゃないってよぉ」
大和田「裏をかいた自作自演って線もあるわな」
大和田「大体、ゴミ箱に突っ込んであったハンマー見ただけで悲鳴とかあげるか? 普通」
桑田「お前みたいなヤンキーと一緒にすんな」
大和田「んだとてめぇ!!」
霧切「……」
.
石丸「だが、もう学級裁判まで時間はほとんど残されていないのだぞ」
石丸「もし仮に。本当に、もし仮にだが。そのハンマーが凶器だった、としてもだ」
石丸「このような騒ぎは起こさずに。犯人としては裁判まで隠し通したほうが確実ではないかね?」
不二咲「ん。……あ、確かにその通りかもねぇ」
江ノ島「なになに。ちょっと難しい」
石丸「隠し通そうとしていたものが見つかったのなら怪しいが……」
十神「そうだ。お前ら馬鹿にしてはまともな事が考えられるじゃないか」
腐川「っ!!!!」
葉隠「と、十神っち……。いつから居たべ?」
十神「さっきだ。事情は大体見ればわかる」
十神「もう裁判まで時間がないから手短に言う」
十神「そのハンマーだが。さらに二本見つかった」
桑田「二本もか……?」
十神「ああ」
.
.
十神「そのうちの一本だが。驚くべき所に隠されていた」
大神「それは一体……?」
十神「フフッ。詳しい事情は霧切にでも聞いてみるか?」
朝日奈「どうしてその名前が出るの……?」
十神「こいつは山田が持っていたものと同じハンマーを隠していた」
江ノ島「ええっ! なにそれっ!!」
十神「お前ら、全員ついてこい。霧切の部屋に向かうぞ」
十神「直接見るのが一番だからな」
葉隠「こりゃ黙っていられないべ」
腐川「事の次第によればもう決まりよ……!」
朝日奈「行ってみよ。さくらちゃん」
大神「うむ……」
霧切「…………」
十神「どうした。黙り込んで。破滅の未来でも見えたか?」
霧切「…………」
.
舞園(確かに霧切さんのお部屋に、白色のハンマーは隠しましたが)
舞園(隠したとは言っても。それは朝日奈さんと同じくゴミ箱に入れただけなのに……)
舞園(十神君のあの言い様。ただゴミ箱から見つけた、という風には思えません……)
舞園(いったい、どうなっているんでしょうか……)
舞園「皆さんも行きましょう。確認してみなくちゃ」
不二咲「そうだね……」
霧切「……」
舞園「……」
葉隠「……ここが霧切っちの部屋だべか」
石丸「ハンマーなど見当たらないが」
十神「そうだ。だが、お前らベッドの下をよく見ろ」
大和田「ベッドの下ぁ?」
桑田「…………おあっ!? 何だよこれ!!」
大神「これは……」
.
大和田「ハンマー、だな」
腐川「確認するけど、セレスは撲殺されたんだったわよねぇ……」
朝日奈「うん……」
葉隠「山田っちが持ってた奴や、朝日奈っちの部屋から見つかったハンマーとまるっきり同じみたいだべ」
大神「色が、それらとは違うようだが」
十神「ああ。だがそれは大した問題ではない」
霧切「……」
十神「どうして黙っているんだ。何か喋れ霧切」
霧切「面倒、だと思っただけよ」
十神「面倒だと……?」
石丸「しかし、ベッドの下など……。これでは隠したといわれても仕方がないのではないかね」
桑田「まあ、そうだわな」
十神「罠だとのたまうならば今のうちだと俺は思うが?」
霧切「……フッ」
十神「……気に入らないな」
.
霧切「でも。……そうね」
霧切「みんなに聞いて欲しいことがあるの」
腐川「何をいっても既にアンタで決まりよ……っ」
霧切「私を犯人だと思うのは構わないのだけれど」
霧切「もしも間違っていたら、モノクマにおしおきされるのはあなた達なのよ?」
葉隠「お、脅したって効かないべ……」
霧切「時間がないわ。手短にいうけれど……」
霧切「ベッドの下にハンマーを隠したのは私。でもハンマーをこの部屋に持ってきたのは……」
霧切「私ではない」
桑田「……アポ。なんだそれ?」
桑田「どーいうことか全然わかんねーぞ!」
霧切「言葉通りよ。ハンマーは隠したわ。ただしこの部屋にあったハンマーを、ね」
石丸「うーむ。さっきからさっぱり分からないぞ。もっと分かりやすく、詳しく説明してくれないか!」
不二咲「んっと、結局……。霧切さんはハンマーを隠したんだよね?」
霧切「ええ。それは認めましょう」
.
十神「お前に後ろめたいところがないのなら、隠す必要など無いだろう。……フッ」
霧切「貴方のような面倒な人に見つかったら……、面倒でしょ?」
霧切「まぁ。残念ながら見つかってしまったのだけれど……」
大和田「この部屋にあったハンマーを、って言ったな」
霧切「ええ。ハンマーは朝日奈さんと同じくゴミ箱に入っていたわ」
霧切「とはいっても私が入れた訳ではないから。何者かから入れられていた、という表現が正しいわね」
霧切「朝日奈さんと同じではないかしら?」
朝日奈「私と同じ……」
霧切「自由に出入り可能な私室の、ゴミ箱なんて目立つ位置に、凶器と思われてもおかしくない物を置いておくなんて」
霧切「騒ぎになったら面倒でしょう?」
霧切「現に誰かが騒ぎになってしまった訳だけれど……」
十神「……」
霧切「勘違いしないでほしいのは、私は騒ぎが起きて捜査の邪魔になるのが嫌だっただけよ」
霧切「ハンマーが何者かに、部屋に入れられていたことは裁判で証言するつもりだったわ」
十神「……隠したというのは、どちらにしても感心しないがな」
.
霧切「これで、疑いは晴れたかしら」
苗木「……まぁ、いいんじゃないかな」
十神「俺は霧切が気に入らないからな、こいつが犯人なら嬉しいが」
十神「もし仮に霧切の言ったことが百歩譲って事実だったとしよう」
不二咲「んっと、そしたらぁ……」
不二咲「誰かが二人を疑わせるためにぃ、本当の犯人が仕組んだ工作ってことになるのかなぁ……?」
十神「あくまで仮定だからな。お前の疑いは晴れていないことを忘れるなよ。霧切」
苗木「裏で手を回してる真犯人がいるってことだね」
葉隠「ややこしくなってきたべ……」
石丸「真犯人、か……」
桑田「思ってみりゃ、本気でやるなら普通凶器を自分の部屋には隠さねーわ」
桑田「だって見つかったら、誰のかなんて一発で分かるからな!」
江ノ島「誰なんだろうねー」
大和田「うっし。それじゃあ聞くが特定に足りうる証拠を持ってる奴はこの中にいるのか?」
苗木「……」
.
不二咲「……」
舞園(不二咲さんがこっちを見ていますね)
舞園「…………あのですよ」
大和田「おう。なんだぁ?」
舞園「十神君が、ハンマーは二本見つかったと仰っていましたよね?」
石丸「僕もそう聞いているぞ!」
舞園「もう一本は、どちらで見つかったんですか?」
舞園「そこに重要な手がかりが隠されていると……」
舞園「皆さんは思いませんか?」
.
あれ書けない? てすと
.
大和田「……そーいやそんなこと言ってたな」
石丸「そうだった、そうだった!」
江ノ島「十神は知ってんでしょ?」
江ノ島「もう一つのハンマーの行方」
十神「ああ。知っているが?」
江ノ島「じゃあもったいぶらずに教えろっての」
十神「それは勿論そうさせてもらうさ」
十神「だがお前からそれを言ってくるとは。……やはり理解に苦しむ生き物はいるようだ」
江ノ島「はぁ? 何言ってんのこいつ」
十神「ついて来るがいい」
苗木「ちょ、待って。どこへ行くの? 十神君」
十神「それは、勿論……」
十神「トラッシュルームだ」
十神「霧切の件以上に、確定的な証拠が見つかっている」
霧切「…………」
.
十神「……」
舞園「……」
十神「これを見てみろ」
桑田「なんだなんだ」
石丸「おおっ!! これは……ッ!?」
葉隠「こんな燃えた棒がなんだってんだべ」
腐川「アンタは黙ってなさいって言ってるでしょう……」
朝日奈「これって、もしかしてあのハンマーじゃない……?」
大神「む……?」
朝日奈「見て、さくらちゃん。この柄のところに掘ってある模様。私の部屋にあったハンマーと同じだと思わない?」
大神「ふぅむ、いわれてみれば確かに……」
大神「そのようだ」
桑田「あの白いハンマーとも同じやつみてーだな」
朝日奈「うん……」
十神「なにもそれだけじゃない」
ハンマーに経血って結局付けたっけ?
>>264
さすがに殺人犯したあとだから出ないって書いてあった気が
>>264
あったよ
舞園「生理二日目とかなら殺人現場レベルなので、行けるかも、しれないですけど……」
舞園「いや流石に、無理ですね」
舞園「どちらにしても私、先週生理終わりましたしこの発想は必要なかったですね」
だって
.
十神「この燃えた布を見ろ」
石丸「なんだねそれはっ!!」
十神「この燃え残った先端部分。この形をした布はなんだと思う?」
大和田「どっかで見たような気がすんだけどな」
舞園「……ネクタイ。でしょうか?」
江ノ島「…………!!!!!!!」
苗木「なるほど。言われてみれば確かにこの先端の形はネクタイにそっくりだよ」
朝日奈「この柄……、どこかで見たような気もする」
江ノ島「ぁぅ……どうしよう……」
十神「この中でネクタイを巻いている奴は誰がいる?」
苗木「霧切さん。亡くなったセレスさん、それに……」
朝日奈「ああっ! そうだよ、このピンクでキラキラしたネクタイっ!」
.
よくよく見直したら江ノ島のネクタイと一瞬で見抜いちゃってるな舞園さん
.
江ノ島「……ちょ、ちょっ何でみんなあたしの方見るわけ?」
江ノ島「冗談キツイって……」
江ノ島「ね?」
大和田「でもよぉ。これは……」
霧切「ちょっと待って」
十神「……チッ」
霧切「おかしい点がこれまでにいくつもあっ――――」
――――調査の時間が終了しましたぁ!!!!
江ノ島「……っ」
モノクマ「みんなぁ!! 調査は楽しかったかぁぃ!?」
モノクマ「これよりぃ、お楽しみの学級裁判をはじめまぁっす!!」
モノクマ「うぷぷぷぷ……」
モノクマ「集まる場所は勿論分かってるよね?」
モノクマ「集まった証拠を整理する時間として、十五分の休憩時間ののち」
.
.
モノクマ「裁判を開始しますがぁ。お前ら私語は厳禁だからなぁ……!」
モノクマ「情報の整理を自分だけで行うことも授業の一環な訳でぇす」
モノクマ「それじゃあ、僕は一足先に待ってるからね」
モノクマ「うぷぷぷぷ……」
モノクマ「もう一度いいますが、今から私語は厳禁です!」
モノクマ「調査の時間は終了しましたぁ!!」
モノクマ「それじゃあ、ばいばーい」
舞園(き、消えちゃった……)
舞園(いきなり現れたかと思ったら……。もう居なくなるなんて……)
舞園(本当、不思議ですねぇ)
舞園(……みんな黙ってしまいました)
舞園(……)
舞園(それより、霧切さんの言いかけたおかしな点って……?)
舞園(何なんでしょうか……)
.
自由に部屋に出入りできる以上誰とは言い切れないような
むしろ舞園さんがそれを言い出すと舞園さんが疑われそうな気さえする
>>275
エスパーですからの一点張りで勝利
.
―――
―――――
―――――――
舞園(口を開く人はいませんね……)
舞園(裁判まで残り十分となりましたし……)
舞園(これまで集まった手がかりをまずは確認して)
舞園(事件全体の流れと、気になる点を整理していきましょう)
舞園(いよいよ最終確認になりそうです。言い聞かせますがこれが最後、ということですね)
舞園(さて、まずは手がかりについです)
舞園(ええっと……)
.
.
39_【不二咲の証言3(=不二咲がトラッシュルームを訪れた時,やはり鉄格子は開いたままであったらしい)】
40_【半焼した青色のハンマー(=焼却炉から見つかった)】
41_【半焼した江ノ島のネクタイ(=焼却炉から見つかった)】
42_【朝日奈の部屋から見つかったハンマー(=黄色)】
43_【霧切の部屋から見つかったハンマー(=白色)】
44_【見つかった白のハンマーについて(=ベッドの下に隠されていた)】
45_【霧切の主張(=騒ぎを起こさないために自分で隠したらしい)】
46_【霧切の主張2(=ハンマーが隠されていたことは裁判で主張するつもりであったらしい)】
舞園(さて、このくらいでしょうか……)
舞園(最初から比べて随分と増えましたねぇ……)
舞園(それでは、事件全体と裁判についての確認を行っていきましょう)
舞園(まず、私がセレスさんを青色のハンマーで撲殺したことから全てははじまりました)
舞園(凶器となったハンマーはセレスさんの私物だったものでしたね)
舞園(セレスさん殺害の現場を詳しく思い出してみると)
舞園(カッとなってぶっ殺してしまったので、計画的犯行ではありませんでした)
舞園(動機はセレスさんが苗木君との痴話言を延々と聞いてもないのに聞かせてきてイラっとしちゃいました)
舞園(なおセレスさんの部屋に、私だと思われるような証拠は隠蔽済みで残されていないはずです)
.
.
舞園(が……)
≧32_【霧切の推理2】
舞園(を考えるに、殺人が起きた痕跡は残っていたのかもしれませんね)
舞園(これについての詳細は今のところ不明です。残った血痕などを私が見落としていたのかも……?)
舞園(さて、その後。山田君の部屋にセレスさんの死体を隠そうと思い立ちました)
舞園(それで山田君も死んでいた、と……)
舞園(今回の一連の事件について、大まかな流れはこんな感じですね)
舞園(次に、裁判について私がどう立ち回ればよいか確認しておきましょうか)
舞園(ええっと……)
.
支援
とうとう裁判か。
裁判パートまで安価にするのか?絶対ノーコンティニューじゃ無理だ
俺は安価にして勝つか負けるか選択できるようにしてほしい
>>288
いやどっちかと言うと裁判パートまでの情報量と隠蔽量で結果が決まる感じだと思ってる
.
舞園(山田君殺しの犯人、では長いので以後犯人をXとしましょう)
舞園(この裁判についての皆さんの行動を図表すると、このように表されますね)
┃
┃ 【指針】
━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
. 私(マイゾノサヤカ)┃山田君殺害の犯人は見つける。
┃ただし、セレスさん殺害については誤答させなければならない。
━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
X.(ヤマダゴロシ) .┃山田君殺害を誤答させなければならない。
┃セレスさん殺害については、どう転んでも構わない。(危険大)
━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
... 皆さん(マイナスX)┃山田君殺害の犯人を見つける。
┃かつ、必ずセレスさん殺害についての犯人も見つける。
━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃
舞園(まず、Xについて考えてみましょう)
舞園(学級裁判は、山田君殺害事件の後にセレスさん殺害事件を扱うという変則的なルールになりました)
舞園(山田君殺害事件について、もし当てられてしまえばXはオシオキを受けます)
舞園(オシオキは、命の保証は出来ないとモノクマは以前入学した際に説明していましたから……)
.
舞園(山田君の事件について、Xは当てられてしまえばオシオキを受けてしまうので命が無いものと考えられます)
舞園(ただし、そうはならずにXが逃げ延びてしまえば私を含む全員がオシオキを受けますから)
舞園(セレスさん殺害事件について、裁判は行われません)
舞園(と、なると最初っからXはセレスさんの事件なんてどうでもいい訳になります)
舞園(むしろ、こうして死体が折り重なっていた点を利用して……)
舞園(自分の事件について都合が悪いところは全部セレスさん……、つまり私に横流しされる可能性が大きいです)
舞園(かなり危険ですね……)
.
>>1が数個だけコトダマ用意して安価
間違っていたらライフ減るみたいなスタイルがいいのかな?
それの方がゲームみたいだしみんなの協力も必要になってくるね
決めるのは>>1だから僕の考えた超高校級の提案共は黙っとけ
>>300
何この子痛い
.
舞園(次に、皆さんのことを考えてみると……)
舞園(証拠を持つ、持たないを大小で書き、頭の中で図示するとこうなりますね)
┏──────┓
│ 頭がキレる │
┗──────┛
(霧切/十神) .│
│
(苗木) │ (石丸)
┏─┓ │ (大神) ┏─┓
│証│ (不二咲)│ (腐川)│証│
│拠│───────┼────────│拠│
│ ・.│ │ │ ・.│
│大│ │ (大和田) │小│
┗─┛ │ ┗─┛
│ (朝日奈)
│ (江ノ島/桑田)
│ (葉隠)
┏──────┓
┗──────┛
舞園(これはあくまで、私がそう思っているだけで絶対的なものではないですが)
舞園(苗木君や大和田君など、情報が少なすぎる方も多くいますし……)
.
.
舞園(議論について、よく動いてくるのはまず十神。霧切さんは間違いありません)
舞園(この二人は強敵になりそうです……)
舞園(さて、残り時間も僅かですが……)
舞園(確認していおくことは、他にありませんか?)
舞園(これが泣いても笑っても本当の最後ですけど)
↓15まで 無かったら裁判へ進みます。ないならksk。
.
.
舞園(……あっ)
舞園(思い返してみると、まだ不明な点がいくつも残っていますね)
舞園(まず、不二咲さんの怪しい行動……)
舞園(それに加えてトラッシュルームでの言動を見るに、隠していることがあるのは間違いないんですが)
舞園(現状の手がかりでは、不二咲さんが何を隠しているか……)
舞園(分からないですね)
舞園(裁判中に流れがくれば尋ねることも出来るでしょう)
舞園(ええっと、他には)
舞園(う~ん……)
.
.
舞園(……苗木君は裁判ではどう動くでしょうか?)
舞園(苗木君が怪しいことは間違いないんですが。と、なると……)
舞園(Xであれば、セレスさん殺害については荒らしてくる可能性が考えられますね)
舞園(先ほどの行動を見てても、苗木君はセレスさん殺害の凶器であるハンマーについて)
舞園(あまり感心を持っていなかったような……)
舞園(あくまで推察ですけどね)
舞園(ええっと、他には……)
舞園(トイレも済ませてますね。オッケーです)
舞園(ってそんなことより!)
舞園(気になること、気になること……)
舞園(やはり裁判で動いてくる十神君について考える必要がありそうです)
舞園(十神君とは"おはなしあい"の時に失敗してしまったので、証拠についても聞き出せていませんし……)
舞園(直接は聞けませんでしたが、ただ……)
舞園(今ある記憶と手がかりから、十神君の持つ証拠について考えることはできないでしょうか?)
舞園(十神君の言っていたことを思い出してみましょう)
.
≧十神「セレスと山田の遺体についてだ」」
≧十神「この二つの事件ははじめまったくの無関係だったものだと思える」
≧十神「それがなぜセレスの死体は山田の部屋に運ばれたのか」
≧舞園「……ん。セレスさんの死体は運ばれた、のだと分かるのですか?」
≧十神「セレスは間違いなく、どこか別の場所で殺害されて山田の部屋に遺体を移動させられている」
≧十神「これは事実だ。証拠もあるからな」
舞園(確か、こんなことをお話ししましたね)
舞園(これはまぁ。私が犯人だから分かることですけど)
舞園(この点について、十神君の推理はまったく正しいんですよね)
舞園(霧切さんもまったく同じ事を言っていましたし……)
舞園(やっぱり敵はこの二人です、か……)
舞園(えぇっと気を取り直して。この推理について、証拠があるというのでしたら)
舞園(恐らく、十神君のもつ証拠は正しいものであると考えられますね。正しい推理に対するものなんですから)
舞園(セレスさん殺害について良い証拠を持っているとなると。十神君はかなり危険ですか……)
.
.
舞園(それに……)
≧舞園「まず。十神君にとって気になっていることは何がありますか?」
≧十神「そうだな。山田、セレス両名ともに凶器について情報が少なすぎることのみが目下の悩みだが」
舞園(とも、言われていましたけれど)
舞園(ハンマーを発見するなど、あれからもよく動いていたようですし)
舞園(やはり危険だということは言うまでもありませんね)
舞園(あとは、そうそう)
舞園(十神君の後は石丸君と"おはなしあい"したんでした……)
舞園(あの時、つい誤魔化してしまったことがありましたね)
舞園(苗木君の部屋から出る私を見たというものでしたが……))
舞園(そのことを、石丸君が証言する可能性をよく考えておく必要がありそうです)
舞園(まぁ)
舞園(苗木君が今のところ一番山田君殺害についても怪しいんですし……)
舞園(そのことを全面的に押し出していけば、捜査にということで正当化できるでしょう)
舞園(恐らくは……。後は状況に合わせて行きたいところです)
.
舞園(後は、今回の被害者ともなったセレスさんと山田君の直接の関係も勿論気になります)
舞園(不二咲君と石丸君の証言によると、セレスさんが山田君を公衆の面前で酷く罵倒したらしいですが)
舞園(私はその現場に居合わせた訳ではないので、聞いた限りのこと以上は分かりようがありません)
舞園(もし、二人が何かを画策していたとしても)
舞園(二人とも既に亡くなっているのですし。これも同じく、分かりようがありませんね)
舞園(現状では、それほど問題だとは思えません)
舞園(……そういえば)
舞園(揺るがない証拠だとも思われていた、この血のついたハサミについですが)
舞園(これは、キッチンバサミではどう見てもありませんし)
舞園(恐らくは、工具箱に入っていたものでしょう)
舞園(男の子に聞けば何に使うか分かるのでしょうが、私語厳禁である今の状況では聞くことは出来ませんね)
舞園(こんな大きなハサミ、何を切るんでしょうか? 針金?)
舞園(あっ!!)
舞園(これはどこから持ち出されたものなのか、確認しておけばよかった……ッ!!)
舞園(せめて苗木君の工具箱だけでも見ておくべきでした……)
.
舞園(失敗しました……)
舞園(と、とにかく。今更どうこういっても仕方がないです!)
舞園(霧切さんや十神君に期待、ですね……)
舞園(敵の手を借りるのは癪ですが、手がかりは誰にとっても等しく手がかりですし)
舞園(あの二人なら、何かご存知な可能性は大いにありますからね)
舞園(さて、次に思い浮かぶことは……)
舞園(裁判でも必ず挙げられるであろうモノクマアナウンスについて考えてみましょう)
.
.
舞園(これも、私が犯人であるから知りうることではありますが)
舞園(犯人は目撃者数に入れないんですよね)
舞園(と、なると何が言えるのかというと)
舞園(十神君は山田君殺害の犯人ではまず有りえないということでした)
舞園(これは何度も確認してきたことなので、もう大丈夫ですよね?)
舞園(蛇足ですが、理由を同じくしてセレスさん殺害についての犯人は霧切さんではありえませんね)
舞園(まぁ、私から見たらそりゃそうなんですけれど)
舞園(私以外にとって、霧切さんがセレスさん殺害について犯人ではないということを決定させる)
舞園(重要な手がかりになっているはずです)
舞園(……あれ?)
舞園(霧切さんの部屋に白いハンマーを隠したのは失策だったのでは……)
舞園(……それに、いまこうして考えてみると)
舞園(十神君は、霧切さんの部屋から凶器らしきハンマーが出たことを追及していましたが)
舞園(あの時点で十神君ほど賢い人が、この事実に気づいていなかったとは思えません……)
舞園(十神君の、霧切さんに対する言及は……。まさか芝居……?)
.
舞園(確かに、あの二人の様子は妙でした……)
舞園(霧切さんにそう焦って様子がなかったことや、十神君が霧切さんにあまり噛み付かなかったことも)
舞園(これで説明がつくのでは……)
舞園(と、とにかく……ッ!!)
舞園(お、落ち着きましょう……)
舞園(それに過去のことをどうこう考えても仕方ありません!!)
舞園(江ノ島さんに罪を着せちゃえばいいんですよもう!!)
舞園(江ノ島さん……)
舞園(そうでした、江ノ島さんにもし罪が着せれなかった場合のことを考えていませんでした……)
舞園(一応、黄色いハンマーを朝日奈さんの部屋に設置しておきましたが……)
舞園(今の流れで、朝日奈さんを犯人に仕向けれるものなのでしょうか?)
.
.
舞園(難しいのでは……)
舞園(その場合は、葉隠君辺りのお馬鹿さんを上手くあやしてゆくしかないですね……)
舞園(葉隠君、朝日奈さん、桑田君、大和田君辺りが狙い目でしょう)
舞園(あと、最初の時に現場にいなかった腐川さん……)
舞園(まぁ、本命は江ノ島さんということで)
舞園(……)
舞園(ああ……、なんかいきなりセレスさんの痴話言を思い出して、イライラしてきました)
舞園(手が触れたくらいでイチイチ報告しに来てんじゃねーよって感じですよ……)
舞園(苗木君は私に全然振り向いてくれなかったですし……)
舞園(本当、あんな色白メンヘラ臭漂う女のどこが良かったんだか)
舞園(はぁ……)
舞園(そろそろ、裁判も近いですね)
舞園(最後に確認しておくことといえば)
舞園(……)
舞園(…………私は、誰かに疑われているんでしょうか?)
.
舞園(結構、上手く立ち回ったと自分でも思うんですけれど)
舞園(ああっと、そうでした)
舞園(石丸君にあからさまに怪しい態度を取ってしまったのは、失敗でしたか……)
舞園(不二咲さんについては、彼女を疑うような態度をしたのは私も同じですし)
舞園(お互い様ですが怪しいと思われていても仕方ありませんね)
舞園(十神君や、霧切さんのような強敵は私のことをどう思っているのでしょうか)
舞園(……)
舞園(十神君がなぜあのような芝居に出たのか考えてみると……)
舞園(…………もしや容疑者を炙りだすためなのでは?)
舞園(十神君がセレスさんの件で霧切さんの無罪に気づいていないとは思えないですし)
舞園(やはりそういった理由があってのことだと考えられますが……)
舞園(私はあの時、怪しい言動をとってしまったでしょうか?)
舞園(もし変な事を口ずさんでしまったとしたら、二人に疑われている可能性も十分ありますよね)
舞園(正直、全て推測の域を出ませんが……)
舞園(これは簡単にわかる話ではありません……)
.
舞園(……時間ですね)
モノクマ「えぇー。ではではこれよりこれよりぃ。学級裁判を開始しまぁす!!」
モノクマ「皆さん、所定の位置に立つんですよぉぉぉぉ!!」
舞園(……さて)
モノクマ「うぷぷ、緊張してますかぁ?」
モノクマ「頑張ってねぇー」
舞園(いよいよ裁判がはじまりますね)
舞園(私がやることは、Xを見つけて自分は逃げるだけ。簡単簡単)
舞園(ふふっ)
舞園(頑張りましょう)
モノクマ「えー、皆さんよろしく。学園町兼裁判長のぉ」
モノクマ「ご存知モノクマです!!」
モノクマ「今回、山田君とセレスさんがぶっ殺されましたがぁ」
モノクマ「山田君についての学級裁判から行っていくからなぁ。夜露死苦ゥ!!」
.
ちょっとシャワー浴びてきます。10分くらい。家に帰ってきてからずっとモニターの前で…
ごめん
ID変わってました
前日ID:XG5fNF3+0
今日ID:8A30sASu0
です
.
モノクマ「そうなると、まずとてもとてもとても大切なぁ……」
モノクマ「学級裁判のルールを説明するからよーく聞いてね!」
モノクマ「今回っ! 山田君とセレスティアなんとかさんはほぼ同時に死体が発見されてるでしょ」
葉隠「もうそんなことは聞き飽きたべ」
モノクマ「黙って聞けよぉ!! エセ占い師がぁ」
葉隠「え、エセは余計だべ……」
モノクマ「なのでぇ、裁判で議論する上でも二つの事件を完全に別々に考えることは」
モノクマ「生産的ではありませんよねぇ? ぷぷっ」
モノクマ「形式的には、山田君殺害の犯人を先に挙げてもらえれば結構、結構。もう結構!」
モノクマ「そういう意味で、山田君についての学級裁判から行うとさっき言いました」
モノクマ「議論の流れはおまえらに一任するんで、もう勝手にやっちゃってよ」
大和田「お前が裁判やるって言い出したんだろうが。それじゃあ丸投げじゃねーか」
モノクマ「まぁまぁ、そう言わずにさぁ。そういう気分なんだって」
モノクマ「んじゃ、何か質問ある?」
.
.
舞園「ええっと……」
舞園「質問は……」
↓8まで。 質問が無いならksk
.
.
舞園「質問があります」
モノクマ「んん!? なになに?」
舞園「山田君を殺害した犯人が分かった、とします」
モノクマ「うんうん」
舞園「オシオキはどのタイミングで行うんでしょうか?」
モノクマ「ああ、それねぇ」
モノクマ「とっとと真っ黒いのをぶっ殺してから次の議論に移るよ?」
霧切「次の議論、とはセレスさんの裁判と考えていいのかしら」
モノクマ「そうそう」
舞園「モノクマの話し方って、なんだか江ノ島さんと似ているような……」
モノクマ「君は何を言ってるの? 頭大丈夫かい?」
舞園「あっ、ご、ごめんなさい……」
モノクマ「つまらないこと言うんじゃないよ。まったく」
舞園「あと、聞きたいことといえば……」
舞園「えーっと……」
.
舞園「その答えでしたら、山田君とセレスさんについての犯人に対する正解不正解は……」
舞園「その都度確認することになりますよね。勿論」
モノクマ「そりゃそうでしょ。本当、頭だいじょーぶ?」
モノクマ「アホの子にも分かるように改めて言うけどさぁ」
舞園「うぅっ……」
モノクマ「山田君のクロを誰か指定した時点で正解不正解は分かるよそりゃ」
モノクマ「だって不正解だったらお前らその時点でおしおき確定だから、セレスさんの事件を議論する必要なくなるじゃん」
モノクマ「他に何か質問あるひとー誰かいるかなぁ?」
大和田「俺からもいいか」
モノクマ「どうぞどうぞ」
大和田「共犯の殺人だったら、犯人はどうなるんだよ」
モノクマ「実際に殺した方が犯人だけど?」
大和田「そうか、一応確認しただけだ」
舞園(あ、それは私も質問しようと思っていたことでした……)
モノクマ「まぁ、分からないことがあったら何でも聞いてねぇー」
.
舞園「山田君とセレスさんを殺害した犯人が同一人物だという可能性は?」
舞園「もしその場合、一回目の投票後のおしおきの後……」
舞園「セレスさん殺害の犯人を議論したとしても、その犯人はもう既にいないことになりますけど」
モノクマ「ああ、そうだねぇ……」
モノクマ「例えそうだったとしても、セレスさんの犯人も形式上当ててもらいまぁす」
モノクマ「探そうとする努力が大事でしょ?」
霧切「結果的に、犯人は同じだった……。そうなのね」
モノクマ「流石に、霧切さんは話がはやいなぁ……! 感心感心ッ……ぷぷっ」
舞園「では、投票は二回行われるということですよね?」
モノクマ「君には読解力が足りないんじゃない?」
モノクマ「まぁこれは会話の中でだから、なんだろう……んっと。話の裏を読む技術……かなぁ?」
モノクマ「僕のさっきの話しを聞いてたら、普通分かるよね?」
モノクマ「分かりきったこと質問するなよなァ!!」
舞園「うぅ……っ」
舞園(また怒られてしまいました……。確認しただけなのに……)
.
モノクマ「他になんかある?」
モノクマ「あ、さっきみたいなつまらない質問はエヌジーだからね。ぷぷぷ……」
十神「おい。俺の質問に答えろ」
モノクマ「なんか偉っそうなのがきたなぁ……」
モノクマ「なんだよぉ?」
十神「議論の流れは俺たちに一任する。だったな?」
モノクマ「そだよー。本当は一人用なら学級裁判用のテンプレートも用意してたんだけどさぁ」
モノクマ「なんか事件が重なって、細かいところを合わせるのが面倒になってねぇ」
モノクマ「もうお前らの好きにやっちゃっていいんだよ?」
モノクマ「一応、最後には誰が犯人かは、指名してもらうけど」
十神「ふんっ、それだけ分かれば十分だ」
モノクマ「あいあいさー!」
モノクマ「ほかはぁ?」
.
.
モノクマ「……」
モノクマ「…………ないねぇ?」
モノクマ「んじゃ、後はいなせよ!」
苗木「……」
霧切「……」
不二咲「……んっと……」
十神「ククッ、はじまったな」
舞園(ええ、はじまりましたね……)
.
○補足○
次から学級裁判が開始されます。
流石にゲーム本編のような裁判を掲示板で行うことはシステム上不可能なので、形式はゲームと異なります。
まず、『舞園さんが持っている手がかり≠全ての手がかり』だということを忘れないで下さい。他のキャラクターも
どんどん舞園さんが持っていない手がかりを提示してきます。その手がかりは舞園さんの手がかりリストに随時追加されていきますが。
舞園さんは直感的に手がかりの中から7つを選択し頭の中に思い浮かべます。
その7つの中から、ムジュンを打ち抜きロンパしましょう!
打ち抜く、に関してはキャラクターの台詞の中に〔このように、きっこうカッコで表示されているところ〕与えられたポイントが在ります。
最初は簡単なところからはじめていくので、システムを理解してください。
まぁやってみたら簡単だよ! なぜならそんなに難しいシステムだとこっちだって書けないから!
.
※ここで今までの手がかりリストを与えておきます
01_【焼却炉の存在(=スイッチ)】
02_【目撃者の法則(=加害者は目撃者に含まない)】
03_【十神の証言(=アナウンスに対する)】
04_【山田の部屋(=争った形跡は見られない)】
05_【山田の部屋2(=大量の血痕)】
06_【山田の体重(=移動させるには困難)】
07_【山田の死因(=首を切られている)】
08_【丸められた大量のティッシュ(=ハサミを隠すようにゴミ箱に入っていた)】
09_【血のついたハサミ】
10_【セレスの死因(=ハンマーで撲殺)】
11_【凶器のハンマーについて(=色のみが違うものが四種類存在する)】
12_【凶器のハンマーについて2(=実際に凶器となったものは青色のハンマー)】
13_【凶器のハンマーについて3(=山田は赤色のハンマーを握り締めている)】
14_【ハンマーの持ち主について(=元々はセレスがギャンブル用に所持していた私物)】
15_【盗まれたトラッシュルームの鍵(=現在も行方,犯人共に不明)】
16_【使用されていた焼却炉(=焼却炉は何者かに使用されていた)】
17_【掃除当番(=本日の当番は舞園さやか)】
18_【不二咲の仮説(=矛盾は判明済み)】
19_【不二咲の証言(=山田の部屋に集まった際,腐川のみがいなかった】
20_【不二咲の証言2(=解散後,山田の部屋にすぐ入ったのは十神と苗木のみだった)】
21_【セレスと山田についての証言(=セレスは3日前,山田を怒鳴っていたらしい)】
22_【山田についての証言(=山田はセレスに対してビクビクしていたらしい)】
23_【セレスについての虚言(=セレスは山田との関係で悩んでいた)】
24_【十神の証言(=十神がトラッシュルームを調べた際には,鉄格子は閉じられたままであったらしい)】
25_【十神の証言2(=セレスの死体は移動させられている,という証拠を持っているらしい)】
26_【石丸の証言(=不二咲がトラッシュルームへ向かう姿を目撃したらしい)】
27_【石丸への虚言(=セレスから山田についての相談を受けていた)】
28_【石丸の証言2(=セレスは山田について随分と大声をあげたらしい)】
29_【石丸の証言3(=桑田と会ったが,特に何も話さず解散したらしい)】
30_【石丸の目撃証言(=苗木の部屋から出る舞園を目撃したらしい)】
31_【霧切の推理(=山田とセレス殺害について因果関係は無いと推理しているらしい)】
32_【霧切の推理2(=セレスの殺害現場は彼女自身の部屋であると推理しているらしい)】
33_【霧切の推理3(=セレス殺害の犯人は何らかの理由で山田の部屋へ死体を運んだらしいが……)】
34_【霧切の気になること(=モノクマアナウンスについて気にしていたらしい)】
35_【モノクマの言動(=アナウンスにことについて教える気はないようだ)】
36_【最初に別れた後の不二咲の行動(=捜査の為に積極的に動いていたようだ)】
37_【不二咲が話した人物(=霧切,大和田と話したらしい)】
38_【不二咲と霧切の情報交換(=二人の間には情報の交換があったらしいが……?)】
39_【不二咲の証言3(=不二咲がトラッシュルームを訪れた時,やはり鉄格子は開いたままであったらしい)】
40_【半焼した青色のハンマー(=焼却炉から見つかった)】
41_【半焼した江ノ島のネクタイ(=焼却炉から見つかった)】
42_【朝日奈の部屋から見つかったハンマー(=黄色)】
43_【霧切の部屋から見つかったハンマー(=白色)】
44_【見つかった白のハンマーについて(=ベッドの下に隠されていた)】
45_【霧切の主張(=騒ぎを起こさないために自分で隠したらしい)】
46_【霧切の主張2(=ハンマーが隠されていたことは裁判で主張するつもりであったらしい)】
※参考資料(>>295)
舞園(山田君殺しの犯人、では長いので以後犯人をXとしましょう)
舞園(この裁判についての皆さんの行動を図表すると、このように表されますね)
┃
┃ 【指針】
━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
. 私(マイゾノサヤカ)┃山田君殺害の犯人は見つける。
┃ただし、セレスさん殺害については誤答させなければならない。
━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
X.(ヤマダゴロシ) .┃山田君殺害を誤答させなければならない。
┃セレスさん殺害については、どう転んでも構わない。(危険大)
━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
... 皆さん(マイナスX)┃山田君殺害の犯人を見つける。
┃かつ、必ずセレスさん殺害についての犯人も見つける。
━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃
※参考資料2(>>305)
.
舞園(次に、皆さんのことを考えてみると……)
舞園(証拠を持つ、持たないを大小で書き、頭の中で図示するとこうなりますね)
┏──────┓
│ 頭がキレる │
┗──────┛
(霧切/十神) .│
│
(苗木) │ (石丸)
┏─┓ │ (大神) ┏─┓
│証│ (不二咲)│ (腐川)│証│
│拠│───────┼────────│拠│
│ ・.│ │ │ ・.│
│大│ │ (大和田) │小│
┗─┛ │ ┗─┛
│ (朝日奈)
│ (江ノ島/桑田)
│ (葉隠)
┏──────┓
┗──────┛
――――裁判開始――――
〔オモイウカブモノ〕
_(i)04_【山田の部屋(=争った形跡は見られない)】
_(ii)05_【山田の部屋2(=大量の血痕)】
_(iii)11_【凶器のハンマーについて(=色のみが違うものが四種類存在する)】
_(iv)17_【掃除当番(=本日の当番は舞園さやか)】
_(v)18_【不二咲の仮説(=矛盾は判明済み)】
_(vi)19_【不二咲の証言(=山田の部屋に集まった際,腐川のみがいなかった】
_(vii)23_【セレスについての虚言(=セレスは山田との関係で悩んでいた)】
朝日奈「裁判をはじめろって言われてもさ……」
桑田「そんなこといきなり言われたってわからねーわな」
不二咲「んっとぉ……。まず事件について最初っから考えてみたらどうかなぁ?」
大神「最初から、か」
大和田「えっとよ、死体が見つかった時。お前ら何してたんだ?」
葉隠「俺は自分の部屋にいたべ」
桑田「俺は食堂に居たなー。石丸と話してたんだ」
.
>>1頑張りすぎだろw
てか学級裁判の流れになったのは安価の成り行きかと思ったけど、既定路線だったのか?
.
石丸「そうだったぞ! うむ」
朝日奈「私とさくらちゃんも食堂だったね」
大神「うむ……」
苗木「そういう大和田君は……?」
大和田「ぁ? 俺を疑ってんのかよ。俺は自分の部屋にいたぞ」
舞園「私も、自分の部屋に……」
大和田「んでよぉ、アナウンスが流れたんだった」
霧切「最初になったモノクマアナウンスね」
十神「直接の原因となったのは俺だ。あれは〔山田についてのアナウンス〕だと分かっている」
葉隠「ああっと、確か用事があったんだべか?」
十神「そうだ。〔山田に用事〕があってな。部屋に立ち寄った」
霧切「そうしたら、山田君が死んでいて目撃者になってしまった……」
霧切「そういう訳ね」
朝日奈「うん。このチョーシで事件について振り返っていこうよ!」
石丸「アナウンスが流れた後の行動を振り返っていくぞ!」
>>483
途中で普通に任意安価入れるよ
.
十神「目撃者などややこしい事は後回しにするとしてだ」
十神「事実確認のみを行えば、次に苗木が来たんだったな」
苗木「うん。僕も自分の部屋に居たんだけど」
苗木「〔最初のアナウンスを聞いて〕部屋を出たんだ」
苗木「そしたら十神君から手招きされて……」
霧切「その後に、部屋を目撃したのは私だわ」
十神「ああ。その瞬間、二回目のアナウンスが行われた」
十神「これは〔セレスについてのアナウンス〕で間違いはない」
石丸「僕と桑田君もその後、みなに合流したのだったな!」
霧切「一応、大切なことなので確認しておくけれど」
霧切「最初と、二回目のアナウンスについての時間はどれくらい空いていたかしら?」
十神「三十秒程度だったな」
葉隠「っつーか、そりゃ霧切っちのほうがよく分かってるはずだべ?」
霧切「確認、だと言っているでしょ?」
苗木「とにかく、これが二回のアナウンスがなるまでの大まかな流れだね」
.
大和田「まぁ、すぐに〔全員が集まった〕んだったな」
石丸「うむ」
霧切「話をまとめておきましょう」
苗木「何か、気になることがある人はいるかな?」
舞園「……」
↓5までで多かった物を撃ちます
○補足○
〔やまカッコの中身〕+〔オモイウカブモノ〕
を添えて撃ち抜きましょう。最初は余裕ですねこれ。
今回は簡単ですが、もしかしたらこれ以降、証拠不十分で撃ち抜けない場合も考えられます。
その場合は、"撃ち抜かない"という選択も重要です。
.
舞園「それは違います!」
苗木「舞園さん……?」
朝日奈「誰か変なこと言ったっけ?」
舞園「ええ。まず全員は集まっていません」
十神「フッ……そうかそうか。証拠は?」
舞園「【不二咲さんの証言】です。不二咲さん、そうでしたよね?」
不二咲「えっ。ぼ、ぼくぅ……?」
舞園「不二咲さん、話してください」
不二咲「んっと、分かった。あのね……」
不二咲「全員はいなかったと僕も思うんだぁ……」
大和田「はぁ? 全員揃ってただろ」
不二咲「ふ、腐川さん……」
朝日奈「腐川さん……?」
腐川「ちょ、ちょっと何よ。何でこっち見るのよ……」
不二咲「腐川さんだけが、あの場所にいなかった、と思う……」
.
朝日奈「…………あっ!」
朝日奈「そうだよ! 確かに全員いたと思ったけど」
大神「言われてみれば……」
腐川「だから何で全員こっち見るのよ……」
桑田「おめー今かなり怪しいぞ」
腐川「はぁっ!? なによそれ!!」
石丸「落ち着きたまえ。腐川君に事情を聞こうではないか」
霧切「そうね」
Part1_終
.
.
Part2_始
〔オモイウカブモノ〕
_(i)03_【十神の証言(=アナウンスに対する)】
_(ii)04_【山田の部屋(=争った形跡は見られない)】
_(iii)05_【山田の部屋2(=大量の血痕)】
_(iv)11_【凶器のハンマーについて(=色のみが違うものが四種類存在する)】
_(v)17_【掃除当番(=本日の当番は舞園さやか)】
_(vi)18_【不二咲の仮説(=矛盾は判明済み)】
_(vii)20_【不二咲の証言2(=解散後,山田の部屋にすぐ入ったのは十神と苗木のみだった)】
腐川「大体。あんたたち何を寝ぼけてるのか知らないけど……」
腐川「私はあの時、〔寝てた〕だけだから……」
石丸「寝ていただとッ! 同級生が殺されたというのに眠っていたというのか!!」
腐川「そんなこと言われたって、寝てるときなんて意識がないんだから私は悪くないでしょ……」
舞園「ちなみに、それはご自分のお部屋でですか?」
腐川「そうだけど」
大和田「まぁ寝てたんなら仕方ねーわな……」
.
.
霧切「では、二人の死を知ったのはいつ頃だったのかしら?」
腐川「起きたのは放送が行われてから十五分くらい経った頃だって、そこのクマから聞いたわ……」
霧切「? ……モノクマと話したの?」
腐川「ええ、事情も一折り教えてもらって……」
不二咲「なるほどねぇ」
桑田「じゃあさぁー、まぁ腐川が居なかったことはよしとしねぇ?」
石丸「う、うーむ……」
十神「話を戻せ」
葉隠「何の話をしてたんだったけか」
大神「事件の発覚、その前後の話であったな……」
十神「とにかく、腐川以外の全員があの場に集まった」
葉隠「ふむふむ」
朝日奈「そーいえば、あの時の十神って何か難しいこと言ってたよねー」
朝日奈「あれ何だったの?」
大和田「確か、目撃者がどうこうした話しだったろ」
.
十神「まったく愚かしい……」
大和田「あぁっ!?」
十神「まぁいい。もう一度、考えていくぞ」
苗木「うん」
十神「まずモノクマアナウンスについてだが」
十神「死体が発見された、という放送が流れるには条件が一つあった」
十神「それは何だ? 苗木」
苗木「目撃者が三人現れること、だね」
十神「そうだ」
桑田「んで、その三人目が十神だったって訳だろ」
霧切「そうね」
苗木「霧切さんも一応、三人目なんだけどね」
葉隠「さっきから三人目、三人目って……」
葉隠「それは重要だべか?」
不二咲「んっと。大切だと思う、けどなぁ」
.
十神「その通り。死体に関する三人目の目撃者。これは当然だがとても重要な鍵になり」
十神「一つの線引きでもある」
霧切「そうね」
不二咲「考えてみるとぉ……」
不二咲「山田君が見つかった瞬間、アナウンスが流れたってことはさぁ」
桑田「ことは?」
不二咲「十神君の前に、二人は山田君の死体を目撃していた、ってことになるんだよねぇ」
十神「そうだ。それは何を意味すると思う? 苗木」
苗木「ええっと。みんなはあの時まで山田君の死について知らなかったんだよね?」
大和田「ああ。俺は山田が殺されたってことに少なからず仰天したぜ。〔知らなかったからな〕」
桑田「俺もビックリしちまったよ」
苗木「少なくとも、僕たちはそういう風に集まったはずなんだ」
苗木「なのに、二人は。この中に二人は山田君の死体を見て黙っていた人がいることになるんだ」
十神「その通りだ。死体になって転がっていた山田を見て知らぬ顔をした奴が二人いる」
十神「この二人とは、何を意味する……?」
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
ハサミの出どころ分かってないけどこれもしかしてもしかしたらジェノハサミなんじゃ
ジェノが殺したんじゃなくて十神の捜査撹乱だったり
…はさすがに無いか
保守
三行か五行でまとめて
>>564
舞園「うっかりセレス殺っちゃった」
舞園「と思ったら山田も死んでた」
舞園「裁判で勝たなアカン」
保守
>>1よ目覚めなさい
起きた
>>606
来たか
.
朝日奈「……犯人?」
葉隠「犯人は二人いたべか……!?」
十神「順当に考えればそうなる」
十神「しかしここで一つの疑問に突き当たる、とは考えないか?」
十神「どうだ。苗木」
苗木「うん、それは……えっと。犯人は共犯かもしれないってこと?」
霧切「それは違うわ」
苗木「えっ?」
霧切「確かに、それもあるのかもしれない。でもそれより優先して考えなければいけないことがあるの」
苗木「優先して考える、こと……?」
霧切「それは何かしら?」
舞園(共犯の可能性以前に、モノクマアナウンスについて優先して考えなければならないこと……)
舞園(それは……)
不二咲「んっとぉ。犯人は目撃者に含まれるか否か、だっけぇ?」
霧切「他には?」
.
不二咲「えっ。他……?」
霧切「まだ、何か残されているような気がしないかしら?」
舞園(セレスさんの運ばれた死体について、ですかね)
十神「セレスの死体についてだ」
霧切「そうね」
桑田「ちょっと待てよ」
大和田「なんかいろいろ出てきたな」
石丸「まとめてみようではないか!」
舞園「えっと、まず……」
霧切「〔共犯の可能性〕。〔目撃者の数に関すること〕。そして、〔セレスさんの死体〕について」
霧切「今回は、目に付くだけでも三つのことが複雑に絡み合っているの」
苗木「みんなもよく考えてみて」
十神「一つずつ潰していくのが確実だ」
舞園「最初に挙げられた共犯の可能性というのは、どうなんでしょうか?」
腐川「二人見た奴がいるんなら、その二人がまとめて犯人なんじゃないの……?」
.
十神「お前ら、モノクマの言ったことを思い出してみろ」
十神「犯人が二人いた場合、炙りだすクロはどうなるんだった?」
大和田「そいつは俺が聞いたことだな。答えてやるよ」
大和田「ぶっ殺した奴が犯人になるんだったな」
十神「そうだ」
十神「もし、犯人が二人いるのならばその時点でこの裁判は終わったも同然だな」
十神「後は消化試合だ」
大神「……どういうことだ。皆に分かるように話せ」
霧切「簡単なことね。共犯者は真犯人が逃げ延びてしまうとオシオキされてしまうのよ?」
苗木「共犯者は犯人じゃないから、ね」
霧切「自分が殺されてまで、犯人が逃げるのを助けようとする人間がいるかしら?」
舞園「順当に考えれば、共犯者は自分が生き残る為に……」
桑田「犯人を当てにくるってことか?」
苗木「そう。自分が生き残る為に、僕たちに真犯人を当てさせに動いてくるはずだ」
十神「そうだ。そうなると、俺達は裁判に間違いなく勝てる。犯人をそいつは知っているんだからな」
?
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
ほ
か
.
葉隠「本当にそんな上手い話があるべ?」
腐川「アンタは黙ってなさって……ギリッ」
桑田「でもまぁ、自分がオシオキ受けてまで助けてやる義理はねーわな」
霧切「理由はそれも、あるのだけれど」
霧切「他の二つを考え詰めていけば、さらに分かることがあるでしょうね」
十神「次に目撃者の数についてだが」
朝日奈「死体が三人に見つかったら、アナウンスが流れるんだったね」
大和田「おう、それでよぉ。犯人が目撃者になんとか、って話しだったが」
大和田「それは重要なことなのか?」
苗木「うん、とても大切なことだ」
苗木「みんな考えてみてよ」
苗木「まず、分かりきったことを確認することになるけど」
.
.
苗木「犯人は、死体を目撃するよね?」
大和田「はぁ?」
石丸「常識的に考えて、目撃しない訳にはいないだろう!」
十神「例外もあるが……」
不二咲「例外、って……?」
十神「例えば時間が経つことによって作動する、殺害に至らしめることができる装置の存在や」
十神「じわじわと殺すことが出来る。……毒殺などがあったというのであれば」
十神「話しは変わってくるだろう」
霧切「そうだけれど」
霧切「今回の殺害は、そういった間接的なものではなかったでしょう?」
朝日奈「うん、山田の死因はそんなんじゃなかったよね」
大神「うむ。直接の死因は〔首を切られた〕ことによる直接的なものだ」
十神「勿論、そんなことは分かっている」
十神「あらゆる可能性を提示しておきたかっただけだ」
苗木「うん。じゃあ話を戻すけど……」
.
苗木「みんなにこれを見て欲しいんだ」
苗木_【山田の事件に関するモノクマファイル】
朝日奈「これは?」
苗木「山田君の事件に関するモノクマファイルを、手がかりとして提示させてもらうよ」
桑田「それは構わねーけど。何か気になるところでもあるのか?」
苗木「えっと、みんなも生徒手帳は持ってるはずだよね」
苗木「"山田君殺人事件"って書かれているファイルを開いてほしい」
朝日奈「……開いたけど」
苗木「まず、死亡推定時刻を確認しよう」
桑田「死亡推定時刻……?」
桑田「そんなもん書かれてねーんだけど」
苗木「そう。このモノクマファイルには情報が少なすぎるんだ」
苗木「なぜかな?」
大和田「このアホクマがサボってるだけだろ」
.
.
モノクマ「しっつれーだなぁ!!」
苗木「確かに、モノクマは怪しいし信用できないけど」
苗木「モノクマは僕たちの裁判で楽しみたいんだ。最低限の情報は与えるはずだよ」
不二咲「どういうことぉ?」
霧切「常に、モノクマは私たちに考えさせようとしていたわ」
霧切「今回の事件は、与えられた情報は少ない」
霧切「けれど、あらゆる点で対照できる事があるはずよ」
桑田「さっぱり分かんねー」
霧切「考えてみる、ということ」
大神「考える、か……」
石丸「しかし何をだね?」
十神「こいつも見てみろ」
十神_【セレスの事件に関するモノクマファイル】
十神「俺から提示させてもらう」
朝日奈「ええっと。この二つを見比べてみれば?」
.
苗木「これが、山田君についてのモノクマファイルだ」
┃
┃ 【山田君殺害事件】
━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
被害者の死因 ┃出血死かなぁ。
━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
死亡推定時刻 ┃。
━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
目撃者 ┃。
━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃何か分かったら随時追加していくよ!
┃
┃楽しみに待っててねぇ……。ぷぷっ!
┃
.
.
大和田「しっかし適当だな」
モノクマ「あんまり教え過ぎてもつまらないからねー」
苗木「次に、セレスさんについてのモノクマファイルを見てみよう」
舞園「これですね」
┃
┃ 【セレスティアなんとかさん殺害事件】
━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
被害者の死因 ┃外傷性ショック死!!
━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
死亡推定時刻 ┃午前十時から十一時頃かなぁ。
━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
目撃者 ┃。
━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃何か分かったら随時追加していくよ!
┃
┃楽しみに待っててねぇ……。ぷぷっ!
┃
.
.
霧切「何か、気になることはないかしら」
十神「セレスについては、死亡推定時刻が明記されているだろう?」
朝日奈「あ、ホントだ……」
桑田「でもそっちだけ教えられてもなぁ……」
葉隠「山田っちについて情報が少ないことに変わらないべ」
霧切「本当にそうかしら?」
十神「セレスが殺された時間が分かれば、必然的に山田が殺された時刻も推察できる」
大和田「は? 何言ってんだ?」
石丸「いや、確かにその通りかもしれないぞ」
大和田「お前まで何言ってるんだよ」
十神「ここで話はアナウンスについて戻ることになる」
霧切「ええ。そうね」
十神「面倒だ、どういうことか説明しろ苗木」
苗木「あ、うん」
苗木「みんな、一つずつ考えていこう。まず……」
わざわざ全部苗木に説明させるあたりちゃんと十神だな
.
苗木「アナウンスの順番についてだ」
大和田「順番……?」
苗木「アナウンスは二回、行われたよね?」
不二咲「山田君とぉ、セレスさん。計二人が亡くなっているからねぇ」
苗木「アナウンスは誰について。どの順番で行われたかな?」
十神「最初に山田、次にセレスについてだ。間違いない」
葉隠「なぜそういい切れるべ?」
十神「一度目のアナウンスの後、俺は持ち歩いている生徒手帳から山田についてのファイルの更新を確認している」
苗木「僕も、それについては確認済みだ」
苗木「十神君から促されて山田君の部屋を見た後、半ば反射的に手帳を確認したからね」
霧切「私も一度目のモノクマアナウンスを耳にした後、すぐに手帳を見て確認しているわ」
桑田「お前ら冷静過ぎだろ……」
十神「霧切が山田の部屋を出た後に、今度はセレスについてのファイルが更新された」
苗木「うん」
霧切「そうね」
.
苗木「じゃあ、さ」
苗木「十神君が山田君の部屋を覗いた時点で、一度目のアナウンス……」
苗木「つまり山田君の目撃者数は三人になった」
苗木「ここまではいい?」
.
.
石丸「うむ、それはわかるぞ!」
苗木「ちゃんと分かっていない人がいるようだから、クドイくらい確認していくけど……」
苗木「……えっと」
苗木「……」
十神「どうした。早く喋れ、苗木」
苗木「ちょっと待って。……どう説明したものか、考えてて」
霧切「苗木君。いいかしら」
苗木「霧切さん?」
霧切「少し替わるわね」
霧切「これから暫らく私の話を聞いてほしいのだけれど」
桑田「おう、構わねーけど。ちゃんと俺達にも分かりやすく頼むぜ」
霧切「十神君が山田君の部屋を覗いた時点で、山田君の目撃者数が三人になった」
霧切「これはいいのよね?」
大和田「ああ。そこまでは分かる」
霧切「これはつまり、十神君が山田君の死体を目撃した三人目の人物だと言い換えられるわ」
.
霧切「わかるかしら」
不二咲「なんだか数学の置き換えみたいだねぇ……」
葉隠「それで、だからどーなるんだべ」
霧切「まず山田君についてのみ着目して考えましょう」
霧切「十神君が三人目の人物、ということは……」
霧切「それ以前にも、山田君を目撃した一人目と二人目がいたということだわ」
桑田「あっ、そういやそーだ」
大和田「確かにそーなるな」
霧切「この二人は、どうして山田君の死体を見て黙っていたのかしら?」
石丸「黙っていた。とは、どういうことかね」
霧切「逆に聞くけれど。あなた達だったら山田君の死体を目撃したとして……」
霧切「どういう行動に出ると思う?」
石丸「それは当然、救急車と警察を呼んでだなッ!! 他のみなにも知らせなければ……!!」
霧切「そう。まぁ、ここには警察も救急もいないけれど。他の誰かに知らせる……」
霧切「そうね?」
.
霧切「なのに、この二人は黙っていたのよ?」
霧切「それは何故かしら」
大神「暫時」
朝日奈「さくらちゃん?」
大神「我は考えたが。十神が死体を目撃した時間と、それ以前の二人が目撃した時間が……」
大神「僅かの間だったとすれば、この二人は誰かに知らせようと思っていたのかもしれぬぞ?」
大神「見てみぬフリをしたとは限らないのではないか?」
大和田「どういうことだ?」
大神「大和田よ。おぬしが死体を発見したとしよう」
大神「悲鳴を、自分であげると思うか?」
大和田「俺が情けねー悲鳴なんてあげるタマじゃないってことは分かるだろ」
大神「では、どうする?」
大和田「誰かを探しに行くぜ。とにかく誰かに教えることが先決だろ」
大神「このような者がいたが、偶然誰にも伝えることが出来ず、放送が流れたとすれば……」
大神「見てみぬフリをした人間がいたなどという者は、誰もいなかったのではないか」
.
桑田「何が言いたいんだよ結局」
大神「目撃者の二名が、それだけで怪しいとは断じられぬということだ」
十神「フッ。それは違うな」
大神「……ほう」
十神「死体を目撃した二人の行動が、そのように善行的だったと信じるのは勝手だ」
十神「だが、ではどうしてこの二人は名乗り出ない?」
霧切「そう。もし仮に、大神さんが言うことが真実であったとしても」
霧切「ならば最初に私たちが集まった時。二人はひと言、そういう旨を発言すればよかったの」
霧切「結果として、こうして怪しまれることになるのは想像できるはずだったのだから」
十神「そうだな……」
十神「試しに今から聞いてみるか?」
舞園「……」
十神「おい、もし俺以前に山田を見た二人の目撃者……」
十神「今大神が言ったことが事実なのだったら名乗り出た方がいいぞ」
十神「このまま黙っていても怪しまれるだけだ」
.
十神「……」
不二咲「……」
舞園「……」
霧切「……」
苗木「……」
舞園(……沈黙、ですね)
舞園(私以外の目撃者、もう一人は名乗り出るつもりはない。ということでしょうか?)
舞園(私の行動は……) >>690
.
ここで下手に喋ると怪しまれるな
無言
.
舞園(ここで名乗り出たら間違いなく怪しまれます、ね……)
舞園「……」
大和田「……」
石丸「……」
桑田「……」
腐川「……」
葉隠「……」
十神「…………フフッ」
十神「どうだ大神? これを見ても同じことを言えるか?」
大神「……残念だ」
霧切「話を戻しましょう」
石丸「……なぜ、二人とも黙っているのだ!!」
石丸「何で名乗り出てきてくれないッ!!」
十神「それは勿論、後ろめたいことがあるからに決まっているだろう」
十神「違うか? おい」
.
十神「聞いている奴」
石丸「……だがっ!!」
大和田「もう諦めろよ」
石丸「クッ……。っ!!」
大和田「俺だって残念だ」
霧切「……」
霧切「もう……いいかしら?」
不二咲「うん……。続けよぉ」
霧切「山田君を十神君以前に目撃した二人」
霧切「この二人は、黙っていたわ」
霧切「山田君が死んでいた、いえ。殺されていたことを」
霧切「それは何故か。ということだったわね」
十神「そうだ」
舞園「…………ええ。そうでした」
.
霧切「ここで、セレスさんの件が重要になってくるの」
霧切「二つの殺人事件が、ここから交錯しはじめるわ」
朝日奈「どーいうこと?」
霧切「難しくなってくるから。一つずつ紐解いていきましょう」
葉隠「難しいのは勘弁してほしいべ……」
十神「ハァ……。そうだな、お前ら愚者が抑えておくことは」
十神「俺以前に、山田を目撃した奴が二人いるということだ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
十神「これを忘れるな」
霧切「……そうね」
霧切「じゃあ」
霧切「ここから山田君の目撃者について考えるために」
霧切「着目点を山田君からセレスさんに移したいと思うの」
霧切「いいかしら?」
.
.
舞園「……わかりました」
桑田「りょーかいだ」
霧切「まず。……そうね」
霧切「山田君のアナウンスの後。セレスさんのアナウンスが行われるまでの流れを、思い出してみましょう」
十神「それはいい。だがその前に一つ」
十神「重要なことを確認する必要があるな。答えろ、苗木」
苗木「え、重要なこと? ……何かあったかな」
十神「山田とセレスは同じ部屋で見つかったんだろう?」
苗木「ああ、そうだったね。えっと、二人は向かい合うようにして死んでいたんだったから……」
苗木「あの状況では山田君の死体を目撃するということは、セレスさんの死体も目撃せざるを得ない、ということだね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
十神「そうだ。では霧切、続けて構わないぞ」
霧切「……」
霧切「あの時、十神君が山田君の部屋を目撃した瞬間。アナウンスが鳴ったのだったわね」
大和田「そうらしいな」
石丸「うむ」
.
霧切「そのアナウンスは、もう一度確認するけれど山田君のものだったわ」
舞園「はい」
霧切「ここで気にしなければいけない点は、十神君の目撃では……」
霧切「山田君のみの放送が行われたということ」
舞園「それは、どういうことですか?」
十神「セレスの目撃者数は、俺が見つけた時点でまだ三名未満だったということだ」
十神「勿論、少し考えればそうなるよな?」
苗木「うん。ここまでは、みんなも大丈夫?」
.
.
桑田「まぁ、三人見たら流れる放送が流れなかったんだったら」
桑田「そりゃ三人見てなかったってことだろ」
葉隠「簡単な話しだべ」
霧切「ではあの時、セレスさんの目撃者数はいくつだったのかしら?」
十神「これも少し考えれば簡単に分かることだ」
苗木「目撃者数はアナウンスが流れなかった事実から、三以下だったということは分かるね」
苗木「でも誰も目撃していないゼロってことは、十神君が目撃している以上ありえないでしょ」
苗木「じゃあ、一か二のどちらかだったはずだ」
霧切「もう一度念を押しておくけれど。これは十神君が山田君の部屋を見たその瞬間までの話ね」
霧切「ここまでは大丈夫?」
.
.
石丸「うむ。続けたまえ」
霧切「その後、十神君の行動はどうだったかしら?」
十神「苗木に山田の部屋を見せた」
苗木「うん。最初の放送を聞いて、驚いて部屋を出た僕は……」
苗木「山田君の部屋の前にいた十神君から、手招きされるがまま山田君の部屋を見せられたんだ」
霧切「その時、アナウンスは流れたかしら?」
苗木「ううん、流れなかった」
大和田「つーことは、十神と苗木の二人で……」
大神「目撃者数は二人となった訳であるな……」
桑田「もし苗木が三人目だったら、放送があっからな」
霧切「そう。ここまでで何か疑問点はある?」
.
山田→?、舞園、十神
セレス→十神、苗木、霧切
が目撃者でいいんだっけ
霧切が1人で見に来たらアナウンスだったであってる?
.
霧切「……」
霧切「…………ないなら続けるわ」
霧切「その後」
霧切「次に山田君の部屋の前へ訪れたのは私よ」
霧切「勿論すぐに部屋の中を見たわ」
十神「するとアナウンスが流れた、そうだったな」
霧切「ええ」
葉隠「つまりどうなってんだべ……」
霧切「これまでの事実から、セレスさんについて分かることがあると思わない?」
大神「分かること、だと?」
霧切「これに証拠は何も必要ないわ。事実から考えていきましょう」
十神「俺は既に理解しているが」
不二咲「んっとぉ」
不二咲「みんなでちょっと考えてみよっかぁ……」
.
ちょっと休憩 非常に疲れました・・・
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
じゃあ十神はどちらの事件においても完全なシロか
一応苗木と霧切はセレス事件はシロだけど山田事件はグレー
メタ視点だとシロキャラは結構いるけどそこを考えたら楽しくないよな
再開しますが前もって、表とか作っときたいんでちょっと待って
裁判の根幹に関わる部分は安価でやるよ
てすと
.
大和田「まず俺からいいか?」
不二咲「う、うん……どうぞぉ」
大和田「勿論目撃者についてだ」
舞園「……」
大和田「考えてみたんだが、山田についてとセレスについて。全然違うって事に気づいた」
石丸「違う? とは、何かね」
大和田「そのだな、あれだ。あーっと……」
大和田「山田については十神が見た。これしか分かってねぇ」
大和田「だろ?」
石丸「うむ。その通りだ」
大和田「んで、セレスについても俺は考えた」
大和田「そしたら、セレスについては三人とも分かってるんだ」
大和田「十神、苗木、霧切が見たんだろ?」
大和田「それが何かひっかかる」
大神「何か、とは……?」
.
大和田「それが何か、言えねーんだ……!」
大和田「俺は自分が賢いとは思っちゃいねぇよ」
大和田「それが今は悔しい。だが何て言えばいいか分からねーけど確かに違和感があるんだ」
大和田「誰か、それについて考えてみてくれ」
大神「……ふむ」
朝日奈「大和田が言ってること、あたし何となく分かるかも」
朝日奈「何かなぁ……、気にかかるっていうの?」
葉隠「俺はそんなことさっぱり思ってないべ」
腐川「アンタは何も考えてないだけでしょぉが……」
十神「お前らただの馬鹿だと思っていたが、少しは目の付け所が分かっているみたいじゃないか」
霧切「そう。セレスさんについて、目撃者が三人とも判明しているという点」
霧切「これが今回重要な着眼点になるの」
舞園「……お二人は、既に何かに気づいているんですか?」
十神「フンッ……さっきも言っただろう。当然だ」
霧切「今回、主導しているのは私よ? 勿論気づいているわ」
.
桑田「もったいぶらずにとっとと教えろよ!」
石丸「そうだぞ! 情報の共有化を図ろうではないか……!!」
十神「おい、苗木」
霧切「待って」
霧切「私から説明させて貰うわ」
霧切「これは、二つの殺人事件に共通する重要なポイントになるの」
霧切「いいかしら?」
桑田「誰でもいいって、そんなこと」
葉隠「早く教えるべ!!」
霧切「……フッ」
霧切「まず、ここから導き出されることはいくつかある、ということを忘れないでね」
霧切「では最初に考えてみましょう。セレスさんの目撃者について」
不二咲「セレスさんの、目撃者……」
霧切「ええ。出来る限り分かるように話していくから、逐一聞き漏らさないようにして」
大和田「お、おう」
.
霧切「最初に、全体の目撃者についてまとめておくわ」
霧切「これを、証拠として提示させて貰おうかしら」
霧切_【目撃者に関するまとめ図】
霧切「山田君を目撃していた例の二人を便宜上A、Bで呼ばせてもらうことにすると」
霧切「こうして図示できることになるの」
┏─────┳─────┳─────┓
│\ .│ │ .│
│ .\ │ 山田。 │ セレス。 .│
│ \ .│ 目撃者。 │ 目撃者。...│
│ \. │ │ .│
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ │ │
│ 一人目 │ 不確定A ..│ 十神 │
│ │ │ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 二人目 │ 不確定B ..│ 苗木 │
│ │ .│ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 三人目 │ 十神 │ 霧切 │
│ │ .│ │
┗─────┻─────┻─────┛
醜い女の喧嘩SSだと思って覗いたら安価でガチ裁判になって笑ったわ
.
霧切「大和田君が言うように、やはり目に付くところはセレスさんについてね」
霧切「彼女の目撃者については、不明瞭な点が一切ないところが特徴的よ」
霧切「……さて」
霧切「言葉で聞いていたことでも、こうして視覚に訴えれば解りやすくなることもあるわね」
霧切「この表を見て、何か気になることはない?」
朝日奈「十神の名前が二つあるねー」
葉隠「なに当然のこと言ってるべ」
霧切「それは違う。朝日奈さんが言ったことはとても大切だわ」
大和田「? どういうことだ」
霧切「表を見て貰えば、こういったことが考えられないかしら?」
霧切「十神君以前に、セレスさんを目撃した人は……」
霧切「いないの」
舞園「……」
桑田「言いたいことはなんとなく、分からなくもないけどよー」
大神「……断言は可能か?」
.
霧切「可能もなにも、この表は先ほどの議論から導き出されたものなのよ?」
霧切「あなた達が以前納得したものが、形を変えて目の前に現れただけだわ」
十神「その通りだ。馬鹿は放っておけ」
大和田「……チッ。いちいち鼻に付く野郎だ」
葉隠「十神っちだって犯人候補の一人なんだべ!!」
十神「残念だが俺はシロだ。証拠もある」
葉隠「いいや! お前は江ノ島っちと並んで二大犯人候補だべ!!!!」
江ノ島「……ッ!!」
舞園(……あ)
舞園(そ、そういえば江ノ島さんのことを忘れていました……)
舞園(全然、裁判にも参加してこないですし)
舞園(まぁあの流れのまま裁判へ移ることになり……、皆さんには間違いなく疑われているでしょうし)
舞園(下手に動いて疑いが深まらぬよう警戒しているのでしょうか……?)
霧切「ちょっと、今はその話は関係ないでしょ」
不二咲「そ、そうだよぉ! 今は霧切さんの話を聞くんでしょ……!」
.
大和田「すまねぇ! 俺が余計なこと言っちまったからだ……」
大和田「続けてくれ、霧切。十神のことは後で話す」
葉隠「……」
霧切「…………いいわ、続けましょう」
苗木「十神君の前に、セレスさんを見た人はいない。ってことだったね?」
霧切「ええ。少なくとも、それが分からない?」
石丸「確かに、この表を見ればそういった結論は導くことが出来る」
桑田「山田の三人目とセレスの一人目が同時に数えられてっからな」
朝日奈「うん。あたしも異議はなし、っと」
霧切「でも、それはおかしいわ」
桑田「おいおい。お前から言っておいてそりゃねーだろ……」
霧切「もう一度、前に裁判で話し合ったことを確認してみて」
霧切「……気がつかない?」
.
腐川が組んでた場合山田の部屋入った瞬間に死体が目に入るから気絶するんじゃね?
って思ったけどよく考えたら
(誰かが山田を殺して誰かが目撃する)(ジェノが犯人なら無し)→ジェノが(山田目撃or山田殺して)隠れる→舞園がセレス(辛うじて生存)運ぶ→(ジェノが犯人なら誰かが山田を目撃)→十神来る→山田アナウンス
十神がセレスにとどめ→ジェノが目撃(ほとぼりが冷めるまで静かにしておく)→苗木霧切目撃→セレスアナウンス
っていう舞園の運次第な舞園シロルート共犯もいけるな
みんなはジェノ使うハサミも知らないし知らぬ存ぜぬで通せる可能性
腐川とジェノも馬鹿じゃないからさすがに十神のために自分まで犠牲にして共犯するのは無さそう
正直モノクマって即死の時は即死ってモノクマファイルに書いてた気がするんだよな
山田もセレスも書いてないのは>>1の考えなのかそれとも普通にスルーしただけなのか気になる
.
舞園(霧切さんが言いたいこと……)
舞園(それは、十神君の目撃以前にセレスさんを目撃した人は誰もいないはずであるという……)
舞園(各々の証言から導き出される客観的な推論……)
舞園(これにおかしな点がある、ということですが……)
舞園(それは一体……?)
舞園(少し、考えてみましょう)
舞園(えぇっと……)
{ だ ち い の や た し せ す の れ ま と い }
{ れ ば え 考 を}
{ ち げ だ や ま み を も る の く さ し て き た }
{ 不 と 可 は 能 こ } だということ。
舞園(……) ↓15まで
.
.
舞園(あっ!)
{ セレスと山田の死体の位置 }
{ を考えれば }
{ 山田のみを目撃して立ち去る }
{ ことは不可能 } だということ。
舞園(分かりました……!!)
舞園(霧切さんは、これが言いたいに違いありません……!!)
.
.
霧切「分からない……?」
桑田「って言われてもなー」
葉隠「ちょっと待つべ
舞園「……」
舞園(……私から言い出したほうが良いでしょうか?)
舞園(遅かれ早かれ、これは霧切さんの口からでも出てしまうことですが)
舞園(私にとってあまり都合の良い話ではありません……)
舞園(どうせ議論に挙げられてしまうのなら、先に私から話したほうが……?)
舞園(どうしましょう。) >>855
.
言う
.
舞園「……」
舞園「……あのですよ」
苗木「? なにかな、舞園さん」
舞園「苗木君、言いましたよね?」
苗木「ん、僕……?」
≧「あの状況では山田君の死体を目撃するということは、セレスさんの死体も目撃せざるを得ない、ということだね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
舞園「……と」
十神「フッ、気づいたか」
舞園「皆さんも、あの時の苗木君の話をもう一度よく吟味してみてください」
大和田「……ちょっと待て」
石丸「……僕も、なんだかその表に違和を感じ始めてきたぞ!!」
桑田「は? 俺はまだよく分かってねーんだけど」
朝日奈「あ、あたしも……」
十神「なんだまだ分からないのか?」
十神「こいつ等は話にならないな。説明してやれ、霧切」
.
霧切「……」
十神「ん? どうした霧切。はやく説明してやれ」
霧切「…………そうね」
霧切「舞園さんが今言ったこと」
霧切「それはこの二つの事件が、どういう経緯から複雑に絡み合うことになったかを知るための」
霧切「とても重要過ぎる糸口よ」
霧切「考えてみて」
.
>>874
探偵の沈黙が怖い
「セレス殺しの犯人が濡れ衣目的で死体を山田の部屋に運んだけど
山田が部屋で死んでいたので好機とばかりに同士討ちに見せかける偽装工作をした」
ってとこまで霧切さん完全に気付いてるじゃん!
でもそれならそれでセレス山田の口論目撃者の石丸に罪を着せられるかも
>>889
舞園「犯人は石丸!」
石丸「苗木の部屋から出てきた舞園が怪しい」
舞園「嘘乙証拠あんの?」
ちーたん「ハサミ見せられたょぉ」
かませ眼鏡「俺も苗木の部屋のゴミ箱のティッシュ見せられたわ」
舞園「オワタ」
.
霧切「私は、十神君の前にセレスさんの死体を見た人はいない」
霧切「そう言ったわね」
舞園「はい」
霧切「それは表面上だけを辿っていくとたどり着く。これもまぁ真実なのだけれど」
霧切「真実だからこそ、糸口になるわ」
桑田「だからそれがさっぱり分かんねーって言ってるだろ」
石丸「僕は、あと少しのような感じがするのだが……」
十神「ハァ。こいつらを見ているとイライラする」
十神「おいモノクマ。紙とペンを貸せ」
モノクマ「裁判長に命令すんじゃないよぉ! ……ま、あげるけど」
十神「……」
十神「おい、愚民共。これを見ろ」
十神_【山田の部屋の見取り図】
十神「証拠として使うことを許してやるよ」
霧切「……」
.
十神「これが山田の部屋の細かな点を除いた見取り図だ」
┏ .ドア ━ ┓
└────┘ ┌. シ
┐ │. ャ
│ │. ルワ
机│ │ l l
┘ │ ム
i └
┃ i ┼ ┃
● .┌──────┐
.-┼- │ │ ●=山田
∧ .│ │ ○=セレス
│ ベッド .│
│ │
│ │
└──────┘
十神「お前らはこれを見てもまだ分からない、というんじゃないだろうな」
.
安価怖いな
.
大神「……ふむ」
大神「ドアを開いてみて、まず目に入るのはセレスの死体であるな」
朝日奈「っていっても」
朝日奈「山田は体も大きいからそのすぐ後ろで倒れてたとしても一発で分かるけどね」
十神「それについては先ほど、舞園が話した通りだということだろうが」
十神「理解しているか?」
大和田「ああ、これだと確かに山田とセレスの死体は同時に目に入っちまう」
石丸「僕はさっきからそのこと、そして……」
石丸「あの霧切君が見せてくれた表との間に、何か違和を感じているのだが」
霧切「そうね。フフッ。ようやく、気づいて貰えそうかしら……?」
霧切「セレスさんを殺した犯人の行動について」
桑田「行動? セレスを殺した奴の動きが分かるってでもいうのか?」
霧切「ええ。そしてそれこそが恐らく石丸君が持つ違和感の正体になるわ」
霧切「これも、一つずつ考えていきましょう」
石丸「よ、よろしく頼むぞ……!」
.
霧切「もう一度、これを見てほしいのだけれど」 _【目撃者に関するまとめ図】
┏─────┳─────┳─────┓
│\ .│ │ .│
│ .\ │ 山田。 │ セレス。 .│
│ \ .│ 目撃者。 │ 目撃者。...│
│ \. │ │ .│
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ │ │
│ 一人目 │ 不確定A ..│ 十神 │
│ │ │ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 二人目 │ 不確定B ..│ 苗木 │
│ │ .│ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 三人目 │ 十神 │ 霧切 │
│ │ .│ │
┗─────┻─────┻─────┛
霧切「今回は不確定となるA、そしてBに着目して考えるわ」
霧切「いいわね?」
不二咲「う、うん……」
.
.
霧切「とは言っても」
霧切「そう難しく考える必要はないの」
霧切「そうね、もし貴方がAだったとしましょう」
江ノ島「あ、あたし……?」
霧切「ええ。いいわね?」
霧切「勿論、これは例えばの話よ」
霧切「私はあなたを実際の山田君を目撃した一人目だと断じている訳ではないから」
霧切「気を悪くしないで頂戴。もう一度言うけれどこれは例え」
江ノ島「りょ、りょーかい……」
霧切「さて、江ノ島さんが山田君を目撃した第一発見者だとしましょう」
江ノ島「……」
.
.
霧切「時間を遡るの。山田君を目撃した人はまだ一人だけの瞬間に」
十神「つまり、俺が山田とセレスを見る以前の話ということだな」
霧切「ええ。すると、表はどうなると思う?」
石丸「時間を巻き戻して考える……」
不二咲「かつ、江ノ島さん代わって不確定Aさんが山田君を目撃するから……」
霧切「こう表せるわ」
.
次スレは970くらいになったときに自分が立てます
次スレのURL貼るまで埋めないで下さいね
.
┏─────┳─────┳─────┓
│\ .│ │ .│
│ .\ │ 山田。 │ セレス。 .│
│ \ .│ 目撃者。 │ 目撃者。...│
│ \. │ │ .│
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ │ │
│ 一人目 │ 江ノ島 │ │
│ │ │ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 二人目 │ .│ │
│ │ .│ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 三人目 │ │ │
│ │ .│ │
┗─────┻─────┻─────┛
霧切「いいかしら?」
江ノ島「そ、そだね……」
大神「否。これは誤りだ」
朝日奈「さくらちゃん?」
.
.
大神「先ほど、山田の死体を目撃するということは」
大神「セレスの死体を目撃することと同義であると確認したばかりではないか」
霧切「……フフッ」
大神「つまり、こうでなくてはな」
┏─────┳─────┳─────┓
│\ .│ │ .│
│ .\ │ 山田。 │ セレス。 .│
│ \ .│ 目撃者。 │ 目撃者。...│
│ \. │ │ .│
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ │ │
│ 一人目 │ 江ノ島 │ 江ノ島 │
│ │ │ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 二人目 │ .│ │
│ │ .│ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 三人目 │ │ │
│ │ .│ │
┗─────┻─────┻─────┛
.
霧切「勿論それで構わないわ」
霧切「これで問題はないの。順当に考えればね」
霧切「では、そうね……」
霧切「次は、不確定Bを決めましょう」
霧切「あなた、いいかしら?」
舞園(……っ!!!!)
舞園「わ、私ですか……?」
霧切「ええ。勿論構わないわね?」
霧切「例えばの話、だから」
舞園「は、はい。勿論……」
.
.
霧切「江ノ島さんであるAが、山田君とセレスさんの死体を目撃した後……」
霧切「次に、二人を目撃するのはBの代わりを果たす舞園さん、ということになる」
霧切「ここまで当然、構わないわよね?」
苗木「うん。すると、勿論こうなる」
┏─────┳─────┳─────┓
│\ .│ │ .│
│ .\ │ 山田。 │ セレス。 .│
│ \ .│ 目撃者。 │ 目撃者。...│
│ \. │ │ .│
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ │ │
│ 一人目 │ 江ノ島 │ 江ノ島 │
│ │ │ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 二人目 │ 舞園 │ │
│ │ .│ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 三人目 │ │ │
│ │ .│ │
┗─────┻─────┻─────┛
.
十神「苗木。お前分かっているんだよな?」
苗木「うん。十分心得ているつもりだよ十神君。大神さんが言ったように今回も……」
┏─────┳─────┳─────┓
│\ .│ │ .│
│ .\ │ 山田。 │ セレス。 .│
│ \ .│ 目撃者。 │ 目撃者。...│
│ \. │ │ .│
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ │ │
│ 一人目 │ 江ノ島 │ 江ノ島 │
│ │ │ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 二人目 │ 舞園 │ 舞園 │
│ │ .│ │
┣─────╋─────╋─────┫
│ │ .│ │
│ 三人目 │ │ │
│ │ .│ │
┗─────┻─────┻─────┛
苗木「正しくはこうだ」
十神「そうだ、そうならなければおかしいなぁ。ククッ……」
.
霧切「次に、山田君の部屋を訪れる……。つまり」
霧切「二人の死体を目撃するのは誰かしら?」
葉隠「そりゃあ十神っちだべ」
桑田「ああ。そだな」
十神「では俺が、山田の部屋を訪れて山田が死んでいると……」
十神「そうだなぁ、まぁ驚いたとしようか」
朝日奈「しよう、ってさぁ……」
十神「すると、それを表に書くとどうなるか示してみろ。苗木」
苗木「う、うん……」
.
立ててきた
舞園「苗木君に手をだしたなこの雌豚」 セレス「」
舞園「苗木君に手をだしたなこの雌豚」 セレス「」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1381599356/)
大前提、モノクマアナウンスのキーとなっているので
・『十神』は山田殺しの犯人では無い
・『霧切』がセレス殺しの犯人では無い
【第一目撃者=犯人となる場合】を考えるべきだ!
・『A』が山田殺しの犯人(第一目撃者)
でセレスを殺して山田の部屋に運び込んだ人物は山田の死体を目撃したはずなので
・『B』がセレス殺しの犯人(第二目撃者)
で、『十神』が第三目撃者で山田殺しのモノクマアナウンス
この時点でセレスは
・セレス殺しの『犯人=B』(第一目撃者)
・『十神』(第二目撃者)
に見られたことになる
しかしモノクマアナウンスは『霧切』が目撃後に流れた、つまり霧切が第三目撃者
……間に居る筈の『苗木』がカウントされていない!!
これは『苗木』が実はセレスの第一目撃者だったということ!!!
つまり、セレス殺しの犯人は『苗木 誠』以外に考えられないべ!!!!
移動します 埋めるか落としてください
このSSまとめへのコメント
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