霧切「安価で苗木君と付き合うわ」 (79)
霧切「……ここまで言えばわかるわね?」キリッ
霧切「私が苗木君と付き合うために何をすればいいのか」
霧切「……」
霧切「なるほど……」
霧切「>>4をすべきなのね」
まんじるをコップで苗木の顔にかける
霧切「……」
霧切「……え?」
霧切「おかしいわ、全く理解できない」
霧切「でも、私の中のもう一人の私が囁いている……」
霧切「やるしかないわ」
霧切「でも、ここはみんなが集まる食堂」
霧切「場所を変えるべきね」
霧切「>>11に行きましょう」
埼玉
霧切「……そうね。埼玉に行きましょう」
霧切「あそこはネギがおいしいわ」
霧切「帰りにお土産に買ってきましょう」
霧切「そうと決まれば……」
霧切「モノクマ!」
モノクマ「はいはい」ヒョッコリ
霧切「埼玉に行くわ。この扉を開けなさい」
モノクマ「え……」
モノクマ「それは無理だよ~」
霧切「なんで無理なの!?」
モノクマ「だっていまコロシアイ中だし……」
霧切「とんでもないクマね……」
モノクマ「そう言われてもな~」
霧切(変えるほかないわね……)
霧切(>>18にしましょう)
苗木の部屋
霧切(そうね、苗木君の部屋にしましょう)
霧切(どうせ苗木君にかけるのだから、その方が合理的ね)
――――
――――――
トントン ガチャ
苗木「はい……って、霧切さん?」
霧切「お邪魔するわよ……」ヅカヅカ
苗木「え!? こ、困るよ……」
霧切「なぜ?」
苗木「いや、別に……」
霧切「なら、構わないじゃない」
苗木「だって、そんな急に……」
苗木「それで? 何の用なの?」
霧切「え……?」
苗木「何か用があったんだよね?」
霧切(……迂闊だったわ)
霧切(苗木君がいては、私のマン汁が採取できない……ッ!)
霧切「え、ええっと……」アセアセッ
霧切「苗木君。申し訳ないんだけど……」
霧切「私、ロイヤルミルクティーを飲みたいの」
霧切「用意してくれないかしら?」
苗木「え? 僕の部屋にはないよ……」
霧切「ないなら、食堂で淹れてきてちょうだい」
苗木「そんなむちゃくちゃな……」
霧切「いいから!」
苗木「わ、わかったよ……」
苗木(今日の霧切さん、まるでセレスさんみたいだ……)トボトボ
ガチャリ
霧切「よし!」
ズルッ
霧切「採取開始よ……」
クチュクチュ
霧切「ん……」////
霧切「苗木くん、そんな……」////
霧切「大胆すぎるわ……」ポスッ
霧切「こ、これは……」
霧切(苗木君の枕……ッ!)
霧切「これを使わない手はないわ……」
ガバッ
霧切「苗木君! 苗木君の匂い!」クンカクンカ
霧切「すごい! 苗木君がこんな近くに!」スーハースーハー
霧切「……ああっ!」
霧切「苗木君! 苗木君!」
――――――
――――
ガチャリ
苗木「淹れてきたよ、霧切さん」
霧切「あ、ありがとう苗木君」////
苗木「霧切さん、なんか顔が赤いけど……」
霧切「そ、そうかしら……」
苗木「……? じゃあ、これロイヤルミル――」
霧切「どっせえええええい!」バチャ
苗木「ぶへっ!」
霧切(やった! やったわ!)
霧切(これで私と苗木君は……)
苗木「なにこれ?」
霧切「……え?」
苗木「冗談じゃないよ!」
苗木「急にやってきたかと思えば!」
苗木「お茶くみさせられて!」
霧切「ま、待って、苗木君!」
苗木「しまいにはべとついたわけのわからない液体かけられて!」
苗木「出てってよ!」
バタンッ!
霧切(追い出されてしまったわ……)
霧切(なんでこんなことに……)
霧切(気を取り直して、>>32をしましょう)
ポックルみたいに苗木をアッアッアッってする
霧切「苗木君!」
霧切「苗木君! ここを開けて!」
苗木「ダメだよ! 今日の霧切さんなんかおかしいよ!」
苗木「この扉は絶対に……」
メキャ…!
苗木「え……っ!」
霧切「困ったわね。こんな手荒い真似、したくなかったんだけど」
苗木「霧切さん……。いま何を……」
霧切「説明しても無駄よ……」
霧切「だってあなた……」
霧切「私の肩の上になにも見えないでしょう?」
苗木(か、肩の上……?)ジッ
霧切「見えるようになったら……、と言いたいところなんだけど」
霧切「そういうわけにもいかないのよね……」
苗木「だ、誰か助け――」
ザシュッ!
――――
――――――
霧切「ふむふむ……」
クチュクチュ
霧切「なんてことなの……ッ! この学園は……」
苗木「あっ……。あっ……」ビクンビクン
霧切「記憶を消去……? 外の世界はもう……」
苗木「……」ピクピクッ
霧切「じゃあ、モノクマの正体は……」
モノクマ「……」
霧切「……」
霧切「……ッ!」バッ
霧切「モノク――」
モノクマ「……」バン!
霧切「……」ドサッ
モノクマ「……ヒヒヒ」
おわり
リトライ?
1.する
2.しない
>>39
する
霧切「……ん」パチッ
霧切「少し眠りすぎてしまったようね」
霧切「>>42をしましょう」
苗木にオナニーを見せつける
霧切「そうね。苗木君にオナニーを見せつけましょう!」
――――――
――――
トントン ガチャ
苗木「はい?」
霧切「苗木君! 見て! 私のみっともない姿!」グチャグチャ
苗木「……」
霧切「感じてるの! 苗木君に見られて!」グチュグチュ
霧切「は……ッ! んは……ッ!」////
霧切「すごい! 感じてる! 感じすぎてる!」
霧切「いきそうよ! 苗木君!」
苗木「……」
霧切「私のいくとこ見――」
バタンッ!
霧切「んくぅぅぅぅぅぅぅ!」ビクンビクンッ
霧切「……効果はいまひとつだったようね」
霧切「>>46をしましょう」
セレスさんに相談
霧切「そうね、誰かに相談するというのも手だわ」
霧切「セレスさんに相談しましょう」
――――――
――――
セレス「それで、わたくしに相談というわけですか?」
霧切「ええ……」
セレス「そうですわね……」
霧切「……」ゴクリ
セレス「まずは、廊下で痴態をさらすのは避けるべきですわね」
霧切「」
セレス「おや……? なぜそれを……、という顔をしておられますのね」
霧切「」
セレス「あんな大きな声を出していれば……」
セレス「嫌でも聞こえてしまいますわ」
霧切「……死ぬわ」
セレス「……」
霧切「……」
セレス「手がないわけでもありませんのよ?」
霧切「……ッ!」
セレス「>>51をすればよろしいのですわ」
免許証を返せば
セレス「免許証を返せばよろしいのですわ」
霧切「……私、苗木君の免許証なんて持ってないわ」
セレス「……珍しいですわね」
セレス「免許証なんて」
セレス「ギャンブルで負けた人たちが勝手に置いていきますのに」
霧切「私、ギャンブルなんてしないもの」
セレス「仕方がありませんわね」
セレス「>>56なんていかがでしょう?」
霧切「私が、セレスさんに……?」
セレス「そうですわ」
セレス「そうすれば、苗木君のあなたへの気持ちも聞きだすことができますわ」
霧切「でも……、さすがにそれは無理がないかしら」
セレス「心配には及びませんわ」チャキ
霧切「メイクセット?」
セレス「わたくし、得意ですの」
霧切「じゃ、じゃあ、お任せするわ」
セレス「どうですか?」
霧切「すごいわね……」
霧切「髪はヘヤスプレーで染めたし、服もセレスさんの替えを用意してもらった」
霧切「目にもカラコンをいれて……」
霧切「完璧だわ」
セレス「ふふ、当然ですわ」
霧切「じゃあ、言ってくるわね」
セレス「健闘を祈ってますわ」
霧切(苗木君は――)
苗木「……」スタスタ
霧切(い、いたわ!)
霧切「苗木君!」
苗木「……ん?」
苗木「セレスさん?」
霧切「え?」
苗木「……?」
霧切「ええ! そうなのですわ!」
苗木「……? なんか今日は感じが違うね」
霧切「そんなことないわですわ! いつも通りなのですわ!」
苗木「???」
霧切「少し、時間よろしいかしら?」
苗木「う、うん。構わないけど」
霧切「では、食堂に行きましょう……ですわ」
苗木「わかった……」
――――――
――――
霧切「どうぞ、座ってくださいませ?」
苗木「うん……」
山田「おや! 珍しいお二人ですな!」
山田「いまこの山田めが、ミルクティーを――」
霧切「結構よ」
山田「し、失礼しました! ロイヤルミルクティーを――」
霧切「いらないと言ってるのよ、山田君」
山田「も、申し訳ないです……?」
山田「……」トボトボ
苗木「……?」
苗木「珍しいね。いつも山田君に紅茶を淹れてもらってるのに……」
霧切「え……?」
霧切(し、しまった!)
霧切「山田君! 待ちなさい!」
山田「ひっ! な、なんでしょう?」
霧切「紅茶、淹れてきてもらえる!?」
山田「え……?」
山田「さ、先ほど、いらないと――」
霧切「いいから淹れてきなさい!!」クワッ
山田「か、かしこまりましたー!!」ピューッ
苗木「……」ジッ
霧切「な、なにかしら? 苗木君」
苗木「今日のセレスさん、何か変だなと思って」
霧切「へ、変……。苗木君、女性にそのようなこと言うものではありませんわ」
苗木「……うーん」
霧切(う、疑われているわね……)
霧切(>>67をして誤魔化しましょう)
おっぱい見せて小さくないかと聞く
霧切「胸……」
苗木「……?」
霧切「小さくないかしら?」
苗木「いや、わからないけど……」
霧切「2cmも違うのに!?」
苗木「……」ビクッ
霧切「私のほうがセレスさんよりも2cmも大きいのに!?」
霧切「……」ハッ
苗木「……」ジトーッ
霧切「こ、これは! 違うのですわ!」
霧切「ちょっと間違えちゃっただけなのですわ!」
苗木「霧切さん」
霧切「……」
苗木「霧切さん」
霧切「はい……」
苗木「……なにしてるの?」
霧切「えっと……」
苗木「セレスさんの格好して……」
苗木「まさか盗んだんじゃあ……」
霧切「それは違うわ!」ロンパ!
霧切「これはちゃんとセレスさんに借りたものよ!」
霧切「盗人扱いしないで!」
苗木「ご、ごめん……」
霧切「わかればいいのよ」フンス
苗木(あっという間に立場が逆転してしまった……)
苗木「でもなんで……」
霧切「……」
霧切「私……」
苗木「……」
霧切「私、苗木君のことが好きなの……」
苗木「え……」
霧切「でも、正面からぶつかっていく勇気がなくて……」
霧切「セレスさんに相談したのよ……」
霧切「そうしたらセレスさんが……」
霧切「私の格好をして……、苗木君の気持ちを聞いてきなさいって……」
苗木「そうだったんだ……」
霧切「ごめんなさい。騙すような真似をして……」
苗木「ううん、それは構わないんだけど……」
霧切「……?」
苗木「僕のこと好きだっていうのは、本当なの?」
霧切「本当に決まってるじゃない」
霧切「そうでなかったら、わざわざこんな……」
苗木「そう、だよね……」
霧切「……返事、聞かせてもらえるかしら?」
苗木「え……」
霧切「告白をしたのよ。返事をするのは当然でしょう?」
苗木「あ、うん……」
苗木(どうしよう……)
苗木(だって、さっき……)
霧切『苗木君! 見て! 私のみっともない姿!』グチャグチャ
苗木(あんなことしてたんだよな……)
苗木(正直、あれはないと思うんだよな……)
霧切「……」ジッ
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