向日葵「き、気持ち悪いですわね…柄にもない…」カァッ
櫻子「冗談だって思ってる…?」
向日葵「えっ…」
櫻子「あたし…本気だからね…?」ドキドキ
向日葵「っ!」ドキッ
ゆっりゆっらっら( ゜Д゜)
まだか
向日葵「と、とりあえず返事は待って!絶対に返すから…」カアァ
櫻子「うん…絶対だよ?」
~30分後~
向日葵「とはいったものの…どうすれば良いんでしょうか…」
向日葵「こういうことは>>29に相談するしかありませんわね」
京子
向日葵「よし、歳納先輩ー!」
京子「…ん、呼んだ?」
向日葵「ちょっと相談事があるんですが」
京子「どーしたの?」
向日葵「実は櫻子に突然…告白…されまして…」カアッ
京子「えっ、もう結婚してるんじゃなかったっけ?」
向日葵「えっ」
京子「えっ」
向日葵「と、とにかくどうすれば良いのか分からなくて…」
京子「ふむ…そこはやっぱり>>40だな」
私が結衣にやったみたいに自宅押しかけ
京子「櫻子の家に突然押しかけてみる、ってのはどうだろ」
向日葵「なるほど…そういえばいつも櫻子が押しかけて来るばっかりで、私から行くことはごく稀ですわね」
京子「あいつのことをもっと知った上で返答すれば良いんじゃないかな、焦ったところで良いことは何もないよ」
向日葵「分かりました、ありがとうございます」ペコリ
~ごらく部~
京子「みんなー!面白いものがあるぞー!」
結衣「ん?何だ?」
ちなつ「どうせろくなものじゃない気がしますけどね」
あかり「あかりは気になるなあ」
京子「これで御座います!!」ドンッ
結衣「…何これ?」
京子「盗聴器」
ちなつ「えぇっ!?」
あかり「ど、どういうことなの?」
京子「いや、さっきそこでおっぱいちゃん…向日葵ちゃんに出くわしてさ、なんやかんやで櫻子ちゃんの家に突撃することになったんだよ。その時こっそりおっぱいちゃんに仕掛けた」
結衣「ふぅん…」
ちなつ「っていうことは、これを聞いてればあの二人の痴話喧嘩が聞けるってことですか?」
京子「うんにゃ、もっと面白いものが聞ける気がするぞー」ニヤニヤ
あかり「…でも、盗聴なんてだめなんj」
ちなつ「すっっっごく聞きたいです!!」
京子「よし、それじゃ電源入れるぞー!」ポチッ
~大室家~
向日葵「遊びにキマシタワー!」バタムッ
櫻子「なっ、えっ!?」ビクッ
向日葵「とりあえず告白の返事はまた明日、今日はちょっと泊めてもらいますわ」
櫻子「えええええっ!?」カアアアッ
向日葵「あなたのこと…ちゃんと知っておきたいしね」
櫻子「う、うん…」ドキドキ
~ごらく部~
京子「うんうん、予想通りだな」
あかり「え、何、これどういう状況なの!?」
結衣「私もイマイチ状況が…」
京子「おっと、説明してなかったね。今日おっぱいちゃん櫻子ちゃんに告白されたみたいでさー、今櫻子ちゃん返事待ちなんだよね」
ちなつ「そ、そういう大事なことは先に言って下さいよ!」
結衣「それ聞いたらちょっと口の中甘くなってきた」
あかり「お茶淹れてくるねー」トタトタ
~大室家~
向日葵「とりあえず宿題やりましょうか」
櫻子「えぇー、遊びに来たんじゃ無かったのー!?」
向日葵「終わったらいくらでも遊んであげますわ」
櫻子「うぅ…」
向日葵(なんだか今日の櫻子は少し素直ですわね…)
~ごらく部~
結衣「あかり、お茶ありがとうね」
あかり「でもあかりも口の中甘くなってきた…」
京子「よし、誰か暴君ハバネロ買ってこよう」
結衣「…誰が?」
京子「じゃあここまでで一番口数の少ない人」
あかり 6セリフ
結衣 7セリフ
京子 17セリフ
ちなつ 5セリフ
京子「そんなわけで、ちなつちゃんよろしくねー!」
ちなつ「えっ、わ、私!?」
あかり「ドンマイ、ちなつちゃん!」
結衣「いってらっしゃーい」
ちなつ「うぅ、結衣先輩が言うなら…行って来ます…」ガラガラ
~大室家~
向日葵(でも、こうして見ると…)サラサラ
櫻子「んあーわかんないー」カリカリ
向日葵(かわいいかもしれませんね、櫻子は)ピタッ
櫻子「…どうしたのさ、手を止めて私の方見て」ドキドキ
向日葵「べっ、別に…」サラサラ
~ごらく部~
京子「んああああああ!!ニヤニヤが止まらないいいいいい!!」
結衣「もう結婚してるんじゃなかったのかよこいつらあああああ!!」
あかり「甘い!言葉に出来ないほど口の中が甘いよ!!」
京子「早く帰ってこいちなつちゃあああああん!!!」
~大室家~
櫻子「ふへぇ…終わった…」グッタリ
向日葵「お疲れ様、そろそろご飯の時間みたいですわよ」
櫻子「うぅ…遊ぶと言っておきながら宿題しかしてない…」
向日葵「さ、夕食に行きますわよ」
~ごらく部~
ちなつ「ただいま帰りました…これでいいんですよね?」ドッサリ
京子「うん、お疲れ様。そして重要なお知らせだ」
あかり「?」
京子「下校時間になってしまいました」
結衣「うわ、もうこんな時間!?」
京子「そんな訳で、結衣の家で続きをしようと思います」
結衣「えー…仕方ないな…」
京子「そのまま四人とも泊まっちゃおうと思いますが、意義のある方は…いないね」
結衣「決め付けるな!」
京子「そうと決まれば、結衣の家に出発ー!」
結衣「人の話聞けよ…」
ちなつ「わたしの苦労は…」
~大室家~
櫻子「ふー、食った食ったー」
向日葵「あんまり食べ過ぎると身体に障りますわよ」
櫻子「いつもと同じくらい食べてるからいーの、で、何して遊ぶ?」
向日葵「そうですね…」
櫻子「ぷよぷよとボンバーマンのどっちか選んでー」
>>87
あ、この安価あまり本筋に関係無いから
安価下
ぷよぷよ
向日葵「それじゃ、ぷよぷよで勝負ですわ!」
櫻子「ふふっ、わたしの実力、見せてやるぜ?」
~30分後~
向日葵「嘘…一勝も出来ないなんて…」
櫻子「ふはは、これが私の本気なのだよ、古谷君!」
向日葵(そんな…太陽ぷよを巻き込んで連鎖してもすぐに相殺されてしまう…圧倒的に反応速度が速い…!)
櫻子「ちょっといい?向日葵」
向日葵「え、ええ…(私の手の上に…櫻子の手が…)」ドキドキ
櫻子「向日葵の積み方だと絶対に8連鎖以上出来ないんだよ、ほら、ここにこのぷよを持って来て…」
向日葵(…櫻子にも凄い所があるんですわね…ちょっと、かっこいいかも)ドキッ
~船見家~
ごちそうさまー!
京子「ふー、食った食った…麻婆豆腐うめー」
結衣「櫻子と同じ事言ってるな」
あかり「それにしても櫻子ちゃんぷよぷよ強かったんだね」
ちなつ「ちょっと意外かも」
京子「さて、そろそろお風呂に入る頃合いかな」
一同「「「!!!」」」
~大室家~
櫻子「さて、お風呂入ろうかな」
向日葵(ど、どうしましょう…後からにすべきか…一緒に入るべきか…)アセアセ
>>105
先にどうぞ言っときつつ少ししたら乱入
>>105
了解
ちょっと時間空くかもしれない
向日葵「さ、先に入っていいですわよ」
櫻子「うん、分かったー」トテトテ
向日葵「…とは言ったものの…」
向日葵「…やっぱり一緒に入りたい!!」
~風呂~
櫻子「いくよげっちゅー愛のステッキで~♪」
向日葵「お、お邪魔しますっ!」ガラッ
櫻子「のわっ!?あ、後から入るんじゃなかったの!!?」
向日葵「気が変わりましたわ」
櫻子「ま、まあいいけど…ちゃんとタオルも巻いてるし…」チラッ
向日葵「…どうしたんですの?」
櫻子「お、おっぱい禁止ー!」プルン
向日葵「ひあっ!!」タユン
ここは盗聴されてんのか...?
~船見家~
京子「文字通り乳繰り合う女子中学生の図…」ボタボタ
ちなつ「そ、想像に難くないですね…」ボトボト
あかり「え〝っふ!んえ〝っふ!!」ドバドバ
結衣「あー、あかりには刺激が強過ぎたかー」ポトポト
ちなつ「…ティッシュ何箱か用意しときますね」ボトボト
~風呂~
櫻子「そ、それじゃ洗いっこでもする?」
向日葵「え、ええ…そうですわね」
>>115
盗聴器は靴下とカバン(今は櫻子の部屋)の二つにつけてあって、現在洗濯機の中に入ってる靴下の方の盗聴器で聞いてるっていう無茶な後付け設定
櫻子「よいしょっ…と」ゴシゴシ
向日葵(凄く優しく洗ってくれてる…)
櫻子「痒い所はありませんかー?」
向日葵「美容院じゃないんだから…」
櫻子「それじゃ、前の方洗っていい?」
向日葵「…!い、いいですわよ(わ、私の胸が…櫻子に…)」バクバク
~船見家~
京子「あかりー、生きてるー?」
結衣「返事がない ただの屍のようだ」
ちなつ「まあここで気絶しといてよかったですね、この先聞いたら多分三途の川を見に行く羽目になると思います」
京子「ま、そうだな…やべえ当事者じゃないのに緊張してきた」
ごめん30分以上時間空く
風呂はいってきた
もうちょっと待っておくんなまし
向日葵「ん…ふぁ、ん…(何だか…気持ちいい…)」ドキドキ
櫻子(おっきくて…やあらかい…)ゴシゴシ
向日葵(あれ…)
櫻子(私…)
((変な気持ちになってる…?))
櫻子(だ、ダメだよ…平常心…平常心…)
向日葵(んあ…すごい…ドキドキする…)
櫻子「…あ、流すよ?」
向日葵「…んぇ?あ、ええ…」
ザバー
ちょっと説明
今まで→外からiPhoneで書き込み
今→自宅の回線からWi-Fiで書き込み
~船見家~
京子「ふあぁ…流石にちょっと眠くなってきたな」
ちなつ「ダメですよ、ここからが一番面白いんですから」ドボドボ
結衣「今夜は眠れそうにないな…明日は遅刻かな」ダバア
あかり「…ぅ、う~ん…」
京子「お、あかり起きた」
ちなつ「大丈夫?あかりちゃん、9時には寝ないとダメなんじゃないの?」ドボドボ
あかり「うぅん、さっきまでずっと寝てたから…多分いいと思うよ」
京子「このあとの刺激にあかりが耐えられるといいけど…」
~大室家~
櫻子「布団しいたし、そろそろ寝よっかー」モゾッ
向日葵「そうですわね」モゾッ
櫻子「…ねぇ、向日葵」
向日葵「何ですの?」
櫻子「返事、決まった?」
向日葵「決まってるけど言いませんわ、明日っていう約束でしょう?」
櫻子「…そっか」
向日葵「…櫻子」
櫻子「何?」
向日葵「私、今日はあなたの家に来て良かったですわ」
櫻子「…そっか、ありがと」
向日葵「…それともう一つ」
櫻子「ん?」
ギュッッ
櫻子「!!!!」
向日葵「ふふっ、櫻子の背中、凄くあったかい」
向日葵「今夜はこのまま寝かせてもらいますわ」
~船見家~
チュンチュン
京子「…んあー、おあよー」
ちなつ「んー…ハッ!結衣先輩!あかりちゃん!起きて下さい!!」
結衣「うーん…京子、だめぇ…裂けちゃう…」
あかり「ふあーぁ、おはよー」
京子「結衣はどんな夢を見てるんだよ…」
ちなつ「結衣先輩!起きて下さい!」ユッサユッサ
結衣「…んー、朝か…」
あかり「櫻子ちゃんたちは起きたかな?」
京子「おっと、そうだった…盗聴器スイッチ、オン!」
~大室家~
向日葵「ほら、櫻子ー起きてー」ユサユサ
櫻子「んおぅ…おはよ…」トローン
向日葵「…何だか寝付きが悪いみたいですわよ?」
櫻子(後ろから抱きつかれておっぱい当てられて眠れるわけがないじゃん…)
向日葵「早く顔洗って来なさいな」
櫻子「うーい…」
~大室家~
向日葵「コホン」
櫻子「……」ドキドキ
向日葵「告白の返事、ですわね」
櫻子「……」コクリ
向日葵「あれからいろんな事を一生懸命考えましたわ」
向日葵「自分の気持ち、櫻子の気持ち、今まで過ごして来た時間」
向日葵「…あんまり色々並べても今更仕方ありませんわね、単刀直入に言いますわ」
櫻子「……」ゴクリ
向日葵「私と、恋人になりましょう。何があってもずっと一緒ですわ」
櫻子「……と…」グスッ
向日葵「?」
櫻子「ありが…と…オッケー…してくれて…」グシュッ
櫻子「ずっと…心配だったんだ…フられたら…えぐっ、どうしようかって…」グスッ
櫻子「でも…よかった…」
櫻子「愛してる、向日葵」
向日葵「私もですわ、櫻子」
チュッ
~船見家~
京子「エンダアアアアアアアアアア!!」
ちなつ「いよっしゃあああああああ!!」
結衣「うん、いいものが聞けたよ」
あかり「何だかあかり、胸が一杯だよ…」
京子「…ハッピーエンドも見れたし、学校行こうか」
結衣「そうだな、この時間だと遅刻寸前だよ」
あかり「急がないとね」
~学校~
あかり「おはよう、櫻子ちゃん、向日葵ちゃん」
櫻子「おはよー」
向日葵「おはようございますわ、赤座さん」
ちなつ「あれ、どうしたの?二人とも手なんかつないで」ニヤニヤ
櫻子「いや…ちょっと、ね」ギュッ
向日葵「ええ、ちょっと…ですわ」ギュッ
あかり「…そっか、詳しくは聞かないでおくね」
ちなつ(いいなあ、私も結衣先輩と…)
向日葵「さあ、早くしないと遅れますわよ、急がないと」
櫻子「あぁん、待ってー!」
おしまい
おまけ
綾乃「向日葵、何書いてるの?」
向日葵「婚姻届ですわ」
千歳「ん〝はっ!!」ブシアアアアア
綾乃「ああ…なるほどね…」
綾乃「…二人とも、ご幸せに」
向日葵と櫻子の婚姻届のついてくる百合姫の11月号は明日発売!
ちゃんと届くか心配です
ほのぼのしたのも好きだけど、ドロドロしたのもシュールなのも書きたいなあ
まあ話がまとまったらそのうち自分でスレ立てる
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