女「私も、好きです」(468)

落ちてしまった…不甲斐ない…

~とあるラーメン屋~

女「あの人…ラーメン食べ終わってからずっと…」

女「何してんだろ…」

男「…」 ピコピコ

男「……4Vこねぇ…」

女「?」 ズルズルー

女「(あ、ポケモン…)」

女「(へー、ミ二リュウ孵化してるんだ…)」

男「(孵化歩数多すぎだろこいつ…)」

男「…ん?」

女「…あ…」

男「(何この人…めっちゃ見てるんだけど!?)」

男「(んん…可愛いな、結構、いやだいぶ可愛い…)」

女「…」

おっさん「おぉい!男!またピコピコかぁ?好きだなぁーいい歳して」

男「おっさんにゃあわかんねぇよ、俺にとってポケモンは生活の一部なのさ!」

おっさん「…おっさんにゃあわかりませんよーだ」

おっさん「おい、そこのねぇちゃん!どう思うよ?こいつまだこんなんやってんだぜ?」

女「……」

男「おいおい、じじぃ」

女「私も、好きです……ポケモン…」

おっさん「あ、まじで?」

男「あ、まじで!?」

女「ミ二リュウて歩数多くてたいへんですよね」

男「そうなんだよ!おぉ判るねぇ、ついでに丸助なんだよ」

女「竜舞型にするんですか?カイリューだし」

男「いや、電磁波羽やすめ型」

女「ほぁ…」

おっさん「…知らねぇ、俺にはラーメンしかわかんねぇ…」

男「あ、ラーメン伸びちゃうよ?」

女「!(私ったら話に熱中しすぎて…)」ズルル

男「そんじゃあね」フリフリ

女「ふぁ、は、はい」フリフリ

おっさん「おい金」

男「…おっといけね」




女「あの人、何だったんだろ…」

女「でも、すっごく喋りやすかったなぁ…」

女「まぁ、もともと男の人とは全然喋んないからなぁー私…」

女「……」

女「お風呂はいろ…」

男「……」

男「あ!!4Vミ二リュウいじっぱり!?」

男「やったああああぁぁぁ!!マジで!?」

?「おいおい、歩きながらゲームすんなよ…」

男「は? あ、お前」

?「…?」

男「ストーカー?俺の」

男友「ちげぇ!!」

男友「飯くったら行くっていったろぉ~」

男「さっきまでマナーモードだったわ、すまん」

男友「……昨日連絡したんですけど…」

男「おぉ、マジかよごめん!まぁ入って入って」

男友「アッーーーー!」

男「……」

男友「……」

男「………死ねよ…」ボソ

男友「わりっ!!べジータ!!」

男「じゃね!」ガチャ

男友「じょ、冗談だってば!!」

男「でさ、いつものラーメン屋行ったらすげぇ可愛い子がいてさぁ」

男友「…俺より?」

男「……で、俺がポケモンやってるのずっと見てんの」

男友「嫉妬しちゃうわよ?」

男「なんとその子ポケモン好きらしくてさぁ!」

男「ずっといろんなポケモンの努力値の振り方とか型とかの話してさ」

男友「ぐぬぬ…その女…許さないっ!」

男「…可愛いかったなぁ…またどっかで会わないかな…」

男友「くそぉ…」

男「ねぇ、お前ってホモなの?」

男友「あ、違います」

女母「あら女、お風呂?」

女「うん」

女母「…あんた、私に似て可愛いのにさぁ…」

女「あ、あはは…」

女母「可愛そうに…あのおっさんがあんなうるさくなきゃ彼氏バンバン出来てただろーに」

女「…お父さんがそういうのにうるさいのは私のこと大事に思ってくれてるからだよ…」

女「それに、お父さんの事そんな悪く言っちゃダメだよ?」

女母「そぉね…あの人は真面目すぎるから…」

女母「ま、好きな人でもできたらあたしに言いなさいな」

女「す、好きな人なんて///」

女母「サポートしてやっから!」

女「そ、そのうち…ね」

女「はぁー、すっきりー」

女父「おっ女!帰ってきたのか」

女「あ、お父さんただいまー」

女父「こんな時間まで…夜は危ないぞ?特にお前みたいなベッピンさんはなぁ」

女「ごめんなさい…」

女父「ま、気をつけてくれりゃいいんだよ俺らの大切な大切な娘だからな」

女父「もしなんかしてくる奴らがいたら母さんとそいつ張り倒してやるからな!安心しろ」グッ

女父「女をたぶらかす馬鹿どもなんか俺がこの手でだなぁ……」ブツブツ

女父「こうして!ここもこぉしてやってだな…」ブツブツ

女「は、はは、お父さんお休みー」




女「ふぅ…」パカ

女「久しぶりにポケモンやろっと」

女「…あ、夢ミ二リュウ…」

女「私もカイリュー作っちゃおっと♪」

女「……」

女「明日も…夜ごはん、ラーメンになっちゃうかも…」

男「あぁぁ!朝か!!」

男友「結局泊っちゃったぜ!!」

男「だから誰に説明してんだ」

男友「んーー10時か…」

男友「さわ○かで飯食ってからガッコいかね?」

男「服にニオイついちゃうだろ」

男友「行かないの?じゃあ」

男「あ、行きます」

男友「へへー男君エーローいーー」

男「死ね!」

男友「やっぱげんこつだよなああああ!!」

男「…」モグモグ

男友「はふっはふっ!!うんめぇぇぇぇ!!」

男友「よぉ兄弟!どした?」

男「夕飯…ラーメンにしよっかな…」

男友「? どうした、バグったか!?」

男「…そしたら…また会えるかな…」

男友「だめだコイツ」

男「は!?」

男友「き、気づいてたーー!」

男「さぁーて行きますかー?」

男友「ちょっ!まだ食ってんじゃん!俺が!」

男「俺は終わったぞ」

男友「ひっでぇ!こいつ!」

男「じょーだんだって、早く食っちまいな」

男友「あいあい」

男友「あ、あれ!」

男「?」

男友「女友ちゃんじゃん!」

男「だれそれ」

男友「あれあれ!なかなか可愛いべ?」

男「なんか大人っぽいな、かっこいいって感じ」

男友「てかお前ほんとこーゆーの知らんのな浮世離れッ子が!」

男「わけわかんねーよ…」

~~~~~~

女友「まだかなぁ」

男友「あーゆー子もさわ○かなんかに来るんだなー」

男「お前さ○やかディスってんのか!?」

男友「ひぃ!怖い怖い!」

男「でもよく一人で来るよな」

男友「一人はねーだろぉ ま、俺らにゃカンケーねぇよいこーぜー」

男「おお」

~~~~~

女「ごめんねー女友ちゃん!」

女友「あんたねー!トイレ長すぎ!」

女「だってぇーー(こんなとこでDSやれないよぉ…)」

男友「あぁー午前にいきゃ女友ちゃんに会えたのかぁ~」

男「さっきからそればっかじゃんお前」

男友「だってよぉ…」

男「じゃ、さわ○か戻るか?」

男友「学校でチラッと見かけるのがいいんじゃん!わかんねぇかなー」

男「さっぱりわからん」

男友「だぁーめだなぁーおめーさんは… ん?どした?」

男「…ラーメン食いに生きてぇ…」

男友「だ、だいじょぶ?」

女友「げんこつうまぁぁ!!はふっはふっ!!」

女「女友ちゃん…落ち着いて…」

女友「おふぃついふぇるよーー!!」

女「(女友ちゃんがこんな食べ方してるなんて皆知ったら驚くだろうな…)」

女友「女こそ、さ」

女「なに?」

女友「今日ずーっとボーっとしてない?」

女「え?そ、そうかな」

女友「そーだよ、何かあった?もしや男?恋してますのかな?」

女「そんなんじゃないって…」

女「そんなんじゃ…」

女友「?」




男友「はぁ、女友ちゃん…」

男「いつまで言ってんだよホントに…」

男友「でも今日は女ちゃんが一緒じゃなかったな」

男「女ちゃん?」

男友「そう、女友ちゃんと一緒にいる女の子 この子もまたすっごく可愛いんだぜ!?」

男友「そりゃもう綺麗で美しくてだな…」

男「へぇーー」

男友「でも男性とは全く関わんないらしいぜ?」

男「へぇ、なんで?」

男友「親が厳しいらしいよ そーゆーの  てかマジ無知だな男、一緒の大学だぞ?女ちゃん」

男「いるよなぁ…親が厳しくて異性と交流するの嫌う家族って…」

男「さぞかし…大事に思われてんだろうな…」

男友「お、男さーん?」

夕方・・・・

男「お前いつまでいんの?」

男友「だってここ俺んちだし…」

男「ちげーよ!!あほか!」

男友「ん」

男「は?(何指さして…)」

男友「俺の本!ブラックラグーン!」

男友「だから俺んち」

男「ねぇ」

男友「はぁい?」

男「馬鹿じゃねぇの」

男友「ひんっ!!」




男「じゃーね」

男友「あばよ、相棒…」

男「…」スタコラ

男友「いい夢みろよ!!」

男「…」 中指立てる

男友「ひでぇ!!」

男「(6時半か…昨日は7時半ころ行ったんだっけ)」

男「支度しよ…」

さっき落ちたスレの分全部終わりましたー
ちょっと休憩します

女「いってきまーす」

女父「ん?」

女母「はーいよ」

女父「どこいくんだ?女の奴」

女母「友達とメシだって」

女父「!?こんな時間にかぁ!?」

女母「まだ7時前よ」

女父「ここは俺らが居たような田舎じゃないんだぞ!?危ないじゃないか!」

女母「…女はもう大学生よ? そこまで縛る必要ある?ねぇ?」

女父「っ… そ、そうだなっ!」

女母「…」

女父「…」

男「よし、昨日と同じ時間か…」カチカチ

男「!?」

男「CDS…めざ氷ロゼリア…」

男「きたぁぁぁぁぁっぁぁぁ!!!」

男「よしよしっ…」カチカチカチカチ



女「…(いるかな)」

ガラガラ

おっさん「いらっさーい!!」

おっさん「おっ!昨日のねぇちゃん!!」

女「は、はは どうも…」

女「(あの人…居ないなぁ…)」

女「あ、塩チャーシューで」

男「やっと努力値振り終わったぁ~」

男「かわいいなぁ!ロゼリアは!!」

男「よし!進化させてっと…」

男「……」

男「うお」

男「きたあああああああぁぁぁぁぁ!!!ロズレイド!!!」

男「いええええええええい!!」

男「…ふぅ…」

男「おなか…すいた…」

男「はらマジでへったぁ…」

男「7時50分か…」

男「……あ!!あの子!」

男「行かなきゃ!」

~~~~~~~~~

女「(もう、来ないのかなぁ…)」

おっさん「(どんだけくってんだ?このねぇちゃん…」

女「あ、あの」

おっさん「へ、へい?」

女「昨日の人は… よくここに来るんですか?」

おっさん「? ああ、男ね 来るよぉ!週5くらいかな多分」

女「! そ、そんなに!?」

おっさん「気に入ってくれてるらしいな 相当」

おっさん「あいつが小学校のころからずーーっとさ」

女「そんな昔から…」

おっさん「常連中の常連よあいつは  一人暮らしになってからさらに来る頻度も増えてな」

女「へぇ…」

おっさん「なんだい?ねぇちゃん、やけに男が気になるみてェだが」

女「そんなこと!」

おっさん「んーー?そうかい?」

女「そんな…こと…」

おっさん「へぇ」

女「今日も…」

おっさん「ん?」

女「今日も来ますかね…? あの人…」

おっさん「どーだろ(気になってんじゃねぇか…やっぱ)」

ガラガラ!!

おっさん「お」

女「?」

男「いやぁ~~腹へったなぁ!」

男「(あ、いる!)」

女「あっ!」パァァ

おっさん「よう、おそかったなぁ!待ってるぜ?」

女「まっ、待ってなんかいません!!」

おっさん「…いや、あんたに言ったわけじゃ…」

女「う…///」

男「?」

男「昨日の人(居たんだやっぱ… ラッキー!)」

女「き、昨日の人ですけど!?」

男「何怒ってるの…」

女「だって!もう8時ですよ!?昨日は6時過ぎには居たのに…」

男「…は」

おっさん「なぁんだ!やっぱ男が来るのまってたのね!?」

女「…///]

男「あ、マジで…(おっさんキメぇ…)」

おっさん「結婚式には呼べよなーー」

女「しませんっ!勝手に話を盛らないでください!!」

おっさん「おおっ! 男が来ると元気だねぇー!」

女「禿親父…」ボソ

おっさん「!?(イマ…なんて!?)」

男「あんた、名前は?」

女「女です…あなたは?」

男「男です 以後おみしりおきお?」

女「ッぷ… なにそれ…」

男「なっ、なんだよ!」

おっさん「(禿って聞こえたような…)」

男「7時くらいから…ずっといたんだって?」

女「はい… そしたらあなたがいるかなーって」

男「や、マジで!? 嬉しいなぁそりゃ」ニコ

女「(なんか…男の子ってかんじがするな///)」

女「あなたと、またお話したかったんで…」

男「(やばい可愛い… こんな油臭い店の中で…)]

男「(ここだけがお花畑のよう…!!)」

おっさん「ニカッ!」ピース

男「(あんたはいいよ!)」

男「(こりゃ男友も興奮してるわけだ… てか一緒の学校か!この子も)」

男「(異性とは全く話さない… ってわりにはよく喋るじゃないか…)」

女「男さん」

男「はっ!  な、何!?」

女「ポケモン、やりましょ?」

男「!  やるやる!!」

女「はは、子供みたい」

男「っ、なにをぉ…」

男「(ポケモンやってきて、よかったああああ!!!)」

おっさん「うふ、子供みたいにはしゃいじゃって!」

男「死ねよ」





男 ヤドラン ガブリアス ハッサム  女  サンダース フローゼル ドンカラス


男「(先鋒…ダースか、、まぁめざ氷だろう…)」

男「(だが俺のガブは耐久調整!確定で耐える!)」

男「(ダースのめざはあまりにも有名!ここはカラス読み逆鱗!)」

女「…」カチカチ

男「あ!」

女「…」ニヤ

男「氷のジュエル、、めざパだと!?」

男「く…(ここはハッサムで…)」

男「よしっ(とんぼ返り急所!うめぇ!)」

男「ヤドラン!!(来たのはカラス…!ここは不意打ち読み瞑想…)」

女「…」カチカチ

男「!!?(ジュエル波動!!両刀か!?  そしてこの火力!確1!?)」

男「(ハッサムで…熱風よみジュエルバレパン! !!交代!?)」

男「(半減とはいえ何だこのきもい硬さ!  めざ炎!!?フローゼルに?マジ!?)」

おっさん「ねぇ、ベーゴマしよーぜー」

男「ウソだろ…」

おっさん「うわダサッ」

男「うるせぇ!!はげ!!」

おっさん「いやーん!ムキニなっちゃって!(は、はげ…?)」

女「そうですよー男さん、みっともない」

男「女さんまで…」

男「こんな禿と同じ意見だなんて…」

おっさん「みじめだなぁ!男よ!ははっは(酷くないかさっきから)」

男「こらまて!禿!!」

おっさん「はっはははは!!」

女「あははは!!」

男「はげぇ!!!」

おっさん「はげじゃねぇ!!」

男「(いや、どう見ても…)」

男「はぁはぁ」

おっさん「まだ、はぁはぁまだだね…」

女「男さんたらムキになって…」クス

男「だってくやしい…」

女「いつでも待ってますよ?今度は私に勝てるように!」

男「は、はぁ~い…」

おっさん「てかお前まだラーメン食ってないだろ?」

男「あ、忘れてた… 何してんだろ俺…」

おっさん「俺と追いかけっこ」

男「最悪…」

女「ほら、男さんのせいでおっさんさんも疲れてますよ?」

おっさん「おっさん3!!?」

男「うるせぇ…」

女「やっぱ来てよかったです」

男「ほんと? 嬉しいなそりゃぁ」

女「すっごく楽しいです おっさんさんや男さんとおしゃべりするの」

男「(おっさんさんは変えないスタイルか…)」

男「俺もさ、女さんが気になって 今日もいるかなぁってかんじでここ来たんだ」

女「! ほ、ほんとですか!?」

男「うん、ポケモン好きの女子なんてめずらしいし 女さん面白いしね」

女「…私も…ほんと楽しくて…面白くて…」

男「(かわいいな…やっぱ…)」ジー

女「?」

男「!」

女「くすっ」ニカ

女「私、男の人と喋るのがこんなに楽しいなんて知りませんでした…」

男「っていうと?(やっぱ男友の言うとおり、異性との関わりは全然ないみたいだな)」

女「私の親…お父さん、すっごく男の人との付き合いに厳しくて…」

女「どこの馬の骨かも判らん奴に女と話させるか! みたいなかんじで…」

男「…」

女「だから私、男の人と喋った事が全然なくて…もちろん付き合った事も…」

男「…(つまりsy  おっといけね)」

女「私の事、大事に思ってるのは分かるんです でもちょっといきすぎかなーみたいな…」

男「なるほど」


おっさん「うわ、足つった」

すんません…
お風呂休憩くれませんか?


この後の展開とか最後の締め方とかだいたい決まってるんで…
どうか…

ありがとございます!!

すぐ入ってくるんで保守おなふあいします

ただいま戻りました!
書きます!!

男「じゃ、これがお父さんにばれたらまずいね」

女「こんなとこまできませんよ 普通」

おっさん「こんなとこっていうな!!」

女「ひ!」

男「おいおっさん!」

おっさん「あ、ごめんね女ちゃん!! 男は死ね!!」

女「あはは…」

男「こらはげ」

おっさん「もう! あんまりあたしを虐めないで!!」

おっさん「男ーできたぞー」

男「おお、さんきゅ」

男「て、 俺こんなにんにく入れてって言った覚えないんだけど」

おっさん「にんにく臭くなって女ちゃんに嫌われて死ね!!」

男「おいこらぁ、禿!!金払ってんだぞ!?」

おっさん「うるさーい!!」

女「私はそんなんで男さんを嫌いになったりしません!!」

男「は…」

おっさん「あらー…」

女「私の…初めての男性のお友達ですから…」

男「女さん…?///」

おっさん「あららー」

男「あはは…///」

おっさん「照れんなって!若造!」

男「う、うryさいっ!!」

おっさん「あせってるーてれてるぅー」

女「男さん」

男「は、はい!」

女「10時までは大丈夫なんで…それまでお話し…したいです たくさん」

男「はい!よろこんでぇ!!」

女「もちろん、おっさんさんも…」

おっさん「はい!よろこんでぇ!!」

男「てめぇ…」

女「えと、その」

男「どしたの」

おっさん「どったの」

男「ばっ、馬鹿!にじりよんな!」

おっさん「うふ」

女「今度の土曜日… 一緒にどこか出かけませんか?」

男「まじで!?」

おっさん「まじか…」

男「お前じゃねぇよ死ね!」

おっさん「なんかだんだんひどくなってない?」

女「だめですか?」

男「う、受けて立ちます!」

女「あははっ、何それっ!」クス

おっさん「なにそれぇ~」

おっさん「なら、性欲盛んなお二人にいいもんがある」

女「せっ、性欲!?」

男「ラブホ?」

女「お、男さんまで…」

おっさん「ほらこれ、二人分!」

男「なにこれ?」

女「あ!これ…」

男「なんなの?女さん」

女「最近はやりの遊園地!富士灸灰らんどですよ!」

男「けむそう…」

おっさん「の、チケットでーす!二人で行ってきな!」

女「わぁ!嬉しいっ! 行った事ないんです私!」

男「でかした! てかなんでもってるの?」

おっさん「ひまだから買った」

男「すげぇなあんた…」

男「ありがとな…おっさん」

おっさん「うわーツンデレきめぇ!」

男「お前…」

おっさん「…へへっ、冗談さ  行ってきな!小僧!」

男「おっさん…」

女「ありがとうございますっ!おっさんさん!」

おっさん「いいってことよ!(さっきからおっさんさんが気になる…)」

女「二人で遊園地なんて…素敵ですね男さん!」

男「うん!」

男「(二人!? 今考えたら女さんとデートなんて!俺すげぇ!)」

男「ありがとおっさん!そしてポケモン!!」

おっさん「は?」

男「もうじき10時かッ…」

おっさん「せやな」

女「そろそろ帰ります?」

男「ん、そうしよっか」

女「おっさんさんお勘定を」

おっさん「あー、いいよ二人ともタダで」

男・女「!!?」

おっさん「俺も楽しかったしな…お前らのおかげで」

男「おっさん…」

おっさん「やすいもんよ!このくらいよぉ」

男「確かに」

おっさん「チケット返してもらうわよ!?」

男「わり」

女「なにからなにまで…ありがとうございます!ほら男さんも!」

男「あ、ありがと…」

おっさん「じゃ、たのしんでこいよー!バカップル!」

男「はいはい」

女「…///」

男「どうしたの?」

女「私たち…カップルに見えますかね…」

男「…(oh…)」

男「少なくとも仲良しには…」

女「仲良し…」

女「…」パァ

男「女さん?」

女「そうですね、私たち!仲良しです!」

男「ははっ、だね!」


女「じゃぁ!土曜日! また連絡してくださいね!」

男「はいはい」

女「…楽しみにしてます…!」




男「ほぁ…」

男「あんな美女とっ!女さんとっ!」

男「やった!やった!」

男「今日はもう寝よう!!」

ガバ


女「男さんと…」

女「これって…デートだよね…」

女「…楽しみっ!!」

女「もうねよ!  おやすみ…男さん…」

~朝~

男「ふわぁあ…」

ドンドンドンドン!

男「なんだぁ!?まだ6時だぞ…」

男「はーい…」ガチャ

男友「よう!」

男「……」キィ

男友「しめんなって!!」

男「聞いてねーぞ」

男友「言ったよ!昨日の10時くらいにメールしたじゃん!」

男「すまん、マナーモードで気づかんかった」

男友「デジャブ!?」

男「てかメール返してないのに来るってあんた…」

男友「電気の線なんかよりも通じ合ってるぜ!俺ら!」

男「じゃあメールしなくていいだろ…」キィ

男友「わわ馬鹿!閉めんな!」

男「ったく… 入れ」

男友「アッーーーー!!」

男「デジャブ…」

男友「どーもー男友でーす!」

男「だから誰に説明してんだ…」

男友「金曜の朝だってのにテンションひくいねぇ!」

男「(曜日関係ねぇ…)そんな朝からテンション高かったら気持ち悪いだろ」

男友「俺の事…?」

男「…」

男友「…」

男「すまん…」

男友「マリカやろーぜ!!」

ピンポーン


女「はーい」

女友「よいすー」

女「あ、女友ちゃん!」

女友「さぁてスマブラやろーか!」

女「朝ごはん食べてない…」

女友「さわ○か行く?」

女「…空いてないし朝からヘビーすぎるでしょ…」

女友「じゃ、ファミマでなんか買おう!」

女「おー!」

男「はぁ」

男友「やったーー!」

男「お前つえーよな、マリカ」

男友「だろぉ?」

男「よしもーいっかい!」

男友「あいあいさぁ!」



男「つ、つかれたぁ…」

男友「12時までずっとマリカとか…マジ基地」

男「お前が言ったんだろ…」

男友「昼はさわ○かいこーぜ…」

男「さんせー…」

男「すずし…」

男友「まったくだなぁ  あ、げんこつランチ二つとピリ辛ポテト二つ」

男「あとビビンバとチーズドリア」

店員「かっしこづびぃjgxdjn」

男友「くうねーお前!どうしたの!」

男「だってお前のおごりだら?」

男友「なんでそんなこんになってるだ!?わけわからんだけん!」

男「今はやりのハッピーグルメ弁当といったら!?」

男友「……」パン

男友「どんどん…?」

男・男友「ぱふぱふぱふwwww」

店員「ピリ辛ポテトんなんmxdsgtfす」

男・男友「…」

男友「ふう…」

男「やれやれ」

男友「…今日も女友ちゃんくるかな…」

男「ほんっと好きなんだなお前」

男友「だってかわいいは正義!!」

男「(女友…なんか聞き覚えがある名前なんだよなぁ…)…」

男友「無視しちゃいやん!」

男「(知り合いにそんなやついたような…)」

男友「泣くぞ…」

カランカラン

男「おや?」

女「あっ!!」パァ

男「おおお!!」

女「男さん!」

男「奇遇だなぁ!!」

女友「あんたが言ってた男ってもしかしてk  あ!」

男「?」

女友「男ぉ!!」ビシ

男「そうですけど…」

女「?」

男「あ」

女友「きづいた!?」

男「女友じゃん、やっぱ」

男友「俺だけ蚊帳の外…」

男友「あこがれの女友ちゃん、しかも女ちゃんまでいるのに…」

男「そーだよ!女友!名前聞いたときピクんてきたんだけどなぁ!」

女友「まっさか同じ学校だったなんてね!よく今まで会わなかったもんだ」

女「男さん、女友ちゃん どゆこと?」

男「えっとね、こいつ中学までずっと近所にいたんだ」

女友「でも高校入学するとき引っ越してぇ私が」

男「で、現在いたる…と」

女「へぇ~」

男友「しくしく…」





ワイワイガヤガヤ

男友「(暇だし寂しい…  トイレ行こうかな)」

男友「男」

男「?」

男友「お便所」

男「おうよ」

女友「友達でしょ?悪いね邪魔しちゃって」

男「いえいえ」

女「そろそろ行こっか、女友ちゃん」

女友「うっしかえろー!」

女「じゃあ、男さんさようなら」

男「じゃあね女さん」

女「…また明日っ!…」ボソ

男「……///」カァ

女友「聞いたよ、あんた女とよろしくやってんだって?」ボソ

男「あ? う、うん」

女友「女は、さ」ボソ

男「分かってるよ、異性と云々父さんが云々だろ?」

女友「わかってるならいいの…あんたなら…だいじょぶねきっと」ボソ

男「? だいじょぶですよ」

女友「じゃ、優しくしてあげてね!よろしく」

男「なんかエローイ」

女友「バーカ! じゃね!」

男「…」フリフリ

男「俺も帰るか」

男「あ、男友」

男「ったくなげぇなぁ…」

男「…」




男「…え?」

男「長すぎだろ…」

男「あいつが帰ってこないからもうさわや○のジャンプとマガジン全部読んじまった」

男「2時半…」

男「1時間もトイレに籠りっぱなしかあいつ!?」

男「……」

男「トイレいこ…」

男「おい!おいってば!男友!!」

ドンドンドンドン

男「おいっ!おいっ!」

男友「ビクッ」

男「おーい」

男友「るっせーーーーー!!!」

男「!?」

男友「全く…誰だよこんな気持ちよく寝てんのに水差しやがって」

男友「!?は?2時半!?男は!」

ガチャ

男「!」

男友「あ!!男!!」

男「おはよう」

男友「よっ!」

男「死ね!」

男友「迷惑かけたな…相棒!」

男「いいってことよ兄弟、さ帰ろう」

男友「男よ」

男「ん?」

男友「お前…女さんとわっしょいよろしくやってるそうじゃん」

男「? まぁ、うん」

男友「前言ってたポケモンの子は女ちゃんだったんだな…」

男「うん」

男友「俺にはわかるぜ…お前が女ちゃんにホの字ってことは」

男「……」

男友「楽しそーに話してたもんな…お前…」

男「……」

男友「がんばれ! 女ちゃん、ゲットだぜ!!」

男「最後が…無けりゃな…」

男友「俺もそう思う」




男「じゃな、男友」

男友「おう!」

男友「そだ」

男「なに?」

男友「結婚式!呼べよ!」

男「気がはえーよ…」

男友「へへ」

男「…がんばってみる!!」

男友「それでこそ兄弟!あばよ!」

男「……」



男「俺は、女さんが好き…」

男「女さん」

男「おやすみ…」



女「明日は早く起きないと…」

女「ご飯…喜んでくれるかな…」

女「男さん…」

女「お休み…」

男「あーーーさだぁあああああ!!!」

男「よっしゃ!いくぜ!!」

男「駅前集合だよな…」

男「楽しみすぎて二時間も早くおきちまった!」

男「…少しポケモンやってよ」




女「ふぅー!できた!!」

女母「へー、おいしそー」

女「あ、お母さん」

女母「今日はお出かけ?誰と?」

女「え、えと女友ちゃんちと…ちょっとね」

女母「あのさ」

女「ん?」

女母「私は言わないから安心して?」

女「は?」

女母「男の子、でしょお」

女「あ、あ///」

女母「今日はデート?」

女「う、うん///」

女母「あんたが好きなんだからそりゃいい子なんでしょうねきっと」

女「うん!!すっごくいいひと!面白い人!!男さんは…」

女母「!  あんたが男の人でそんな表情するとはね」

女「おかしい…かな?」

女母「ううん、フツーよフツーさぁ女」

女母「デート一発目が勝負よ…   行ってきな!!」

女「うん!」



男「まだかなぁ」

男「て、まだ30分前か」

男「早く来すぎた…」

女「男さん」

男「わぁ!び、びっくりした…」

女「楽しみで早く来ちゃいました!」

男「俺もだよ!そりゃもう楽しみで楽しみで!」

女「///」

男「あ、///」

女「早いけど、乗っちゃいましょうか?」

男「そーしよ!」

男「その重箱?さぁ」

女「あ、はい」

男「もしかして…」

女「はい、お昼ごはん作ってきました!」

男「女さんの手作り!!よっしゃぁ!!」

ほかのしゅうら「ざわ…  ざわ…」

男「…すんません…」

女「男さんてば、可愛い」

男「か、かわいい!!?」

ほかのしゅうら「ざわ…ざわ…」

男「あ、」

女「クスッ」

女「ついたぁぁぁぁ!!」

男「やたーー!」

男「てかもう着くとか便利だな」

女「なにがですか?」

男「なんでもない」

~~~~~~~

男「さて、どこから行く?」

女「お化け屋敷で!」

男「マジで!!? い、いや最初はコーヒーカップとか…」

女「ここの目玉ですよ!?世界最恐ですよ!?」

男「い、いやぁでもさ(こわいいいいいいい!!)」

女「行きましょ!!!」グイ

男「はい…」

お化け屋敷前

女「うわ、こわそ…」

男「じゃあ、やめよう!」

女「いや、入ります!なんのためにここに来たんですか!」

男「俺は女さんと出かけられればそれでいいって!!」

女「もう、男さんたら…」

男「…・?」

女「入りますよ!さっ!」

男「いやぁぁぁぁぁぁ!!」

男「ひ、ひ」

女「まだなにもでてませんよ」

男「し、知ってるわい!」

ギャー!

男「!!!」

男「っふぎjfじfgりおヴぉおお!!!!!」

女「男さん落ち着いてって!」

男「無理無理無理!!!」ギュウ

女「あ、ちょっと男さん///」

男「ふっざけんなよぉ!!偽物のくせによぉ!もぉばか!!」

女「…(くるし…)」

男「はぁっ、はあっ」

女「怖いですねーここ」

男「よく、平気でいられるね、、はぁはぁっ女さん」

女「だってぇ、楽しいじゃないですかお化け屋敷」

男「怖いだけだよ!!こんなの!!」

グワーーー!!

男「ほらきた!!なんなのよもう!!」

ギャー!!

男「てめぇ!!ここにいたのかようわああああああ!!!」

女「男さん!どこさわって…」

モニュ

男「こりゃ胸だ!!」

女「男さん」

男「と、とりあえずにげよ?な?」

男「ひぃーー!ひぃーーー!」

女「すっごい! あはははっ!!」

男「笑ってるよこの子!!恐ろしい!!」

女「くすっ、男さんと居ると楽しさ倍増ですよ!」

男「はぁ///」

ドテ

男「いってぇ…」

ギャー!!!!!

男「ぎゃあああああああ!!!!」

女「男さん!まってーー!」

お化け屋敷外

男「うううぇ…気分わりい…」

女「はははっ、楽しかったー!」

男「楽しいねぇ…俺にゃ理解できないよ…」

女「楽しく…無かったですか?」

男「…」

男「女さんと一緒だったから、まぁ楽しかったけど」

女「…そうですか!」

女「あ」

男「何?じっと見て」

女「男さん、泣いてるーー!」

男「はっ、ちげーし!目にコガネムシ入っただけだし!!」

女「真っ暗で分かんなかったけど男さん泣いてたんですねー!」

男「あんまり責めちゃやーよ…」



男「次どっか行ったらメシくおーか」

女「はい!」

男「おお…」

女「あれは…」

男「あれが噂のふじや○か…」

男「のろ!!あれ!!」

女「や、やです!こわいもん…」

男「俺だってさっき頑張ったもん 今度は女さん!」

女「お化け屋敷とはまた違うベクトルの怖さですよ…あれ…」

男「いいからさっさといく!」

~ふじや○~

男「いやぁ楽しみだな!!こりゃ!」

女「……」

男「ガチガチじゃん…」

女「……ていいですか…」

男「ん?何よ?」

女「怖くなったら…つかまっていいですか…?」

男「! ど、どうぞご自由に」

女「…ふふっ」ニコ

男「あ、動いた」

グオオオオオン!!

女「ひ!」

男「怯えちゃって、かわいーんだからぁ!」パシ

女「…さっきおお泣きしてたくせに…」

男「ま、大口たたいてなさい女さん」

ブオオオオン!!!

男「急降下すげぇべこれぇ!!!」

女「きゃああああああああ!!」ギューーー!

男「あ、(女さん…)」

グオオン!!!!!

男「すっげええええ!!ひゃっほーーーー!!!」

女「いやぁああああああああああ!!!!男さん!男さん!!!」ギューーーーーー!

男「女さん…」

ギューーーーーー!!!!!
男「い、いてぇ!!」

男「いてえええええええええええええ!!!!!」

女「きゃあああああああああああああ!!!」







男「痛かった…」

女「グスッ…」

男「?」

女「おほこさんっ!!グス…ほわひゃったああ!!」

男「怖かった?」

女「うぇえええん!ひぐっ、ぐすっ」ギュッ

男「女さん」

女「グスッ…グスッ…」ギューーー

男「自分だっておお泣きじゃあん!」

女「…おとこさんの…ばかぁ…」

男「はいはい、よしよし」

女「……」ギュ

男「よっしゃぁ!!女さんのごはんだぁ!」

女「はしゃぎすぎですよ?男さん」

男「そりゃ女の子の手作りご飯だもん!コーフンするさぁ!」

女「(男さんて二人で居て気づいたけど…子供っぽい、すっごく)」

女「(可愛いなぁ、もう)」

女「はい、どうぞ」

男「うっひょ、やっべぇ!!」

男「超おいしそう!!いただきます!」

女「どうぞ、召し上がれ!」


男「おいひぃなぁ~しあーせだなぁ~」

女「そんな、喜んでいただけて…作った甲斐がありました」

男「あ、女さんそのエビフライとって」

女「あ、はい」

女「!」

女母『デートは一発目が勝負よ』

女「男さん」

男「はいはい?」

女「あ、あ~ん」

男「!!?(やべ、鼻血でそう)」

男「あ、あ~ん」

パク

女「おいしいですか?」

男「そりゃもう、余計にね!!」

女「よかった…」




男「次、どこいこ」

女「うーーん…」

女「男さんにお任せしますっ!」

男「じゃあ…」

男「コーヒーカップのろ、二人で!」

女「…」

女「クスッ…」

男「なに?」

女「男さんてほんと、子供っぽいんだから」

男「なっ、いいじゃない!童心にかえることだって大切だぞ!?」

女「そーですねっ!」

男「ぜってぇ思ってねぇ!」


男「うっほぉおお!!まわるーーー!」

女「あはははっ、男さん!変な顔しないでください!!」

男「な、し、してねぇよ!」

~~~~~~

男「この揺れる船たのしぃいいい!!」

男「これってなんて言うんだっけ!」

女「バイキング?」

男「いや聞くなよ」

女「バイキング!」

男「あ、はい」

男「うっほぉぉぉぉおお!!空中ブランコたのしぃい!!」

女「男さーん! 子供たち引いちゃってますよーー!」

男「うっほーーーーーい!!」

女「(子供ばっかのってるのに男さんも紛れて乗ってる…)」

女「(シュール…)」

~~~~~~~~

女「あれです!!あのピカチュウ!」

男「はいはい、UFOキャッチャーマスターの俺に」

男「とれないもんはないっ!!」

ガコン

女「男さんすごい!」

男「はいっ、プレゼント!」

女「ありがとう…」

男「ははっ…」

男「もう六時か…」

女「早いですね…」

男「最後にさ」

女「私も同じ事考えてます 多分」

男・女「観覧車にのろう!」





女「あ、もうすぐ一番上…」

男「だなぁ…」

男「…」

女「うわぁ、すごい!いい眺めですよ男さん!」

男「…」

女「男さん?」

男「え、えと」

男「(おっさん!そして男友!!)」

男「(俺、やるよ…!)」

女「おとこ…さん?」

男「女さん」

女「?」

男「好きです」

女「!!」

男「好きです、大好きです」

男「あの日、おっさんのラーメン屋で会った…あの日から」

男「ずーーっと女さんのことばっかり考えてて…」

男「女さんに会えるかなって、またラーメン屋にいったり…」

女「…」

男「とにかく、大好きです!」

男「どうにか、なっちまうぐらいに…!」

女「…グス…」ポロポロ

男「女さん?」

女「急に真面目に… なるから…」

男「へ?」

女「ビックリ…するじゃないですか…」

男「(泣き顔…ヤバい…)泣いてないで…答えを…」

女「…やっぱ、いつもの男さんだ…」

男「(早くっ!早く!!)」

女「…嬉しいです…」

女「私も、男さんといっしょ…」

男「……」

女「大好きです…」

女「私も、好きです…大好きです…!」

男「!!!!」

女「男さぁん…」ギュ

男「まぁじで!!?」

男「やった!やったぁ!!」

女「ふふ…男さん…」

男「女さん」

女「はい…」

男「えっと、そのー」

女「なんですか?」

男「…したくないっすか?」

女「?」

男「…しましょ…」

女「は、はい?」

男「き、き、」

男「キス!しましょう!!」

女「ふふっ、あははっ!!」

男「な、なんだよ…」

女「男さんってほんっと面白いですね」

男「おいおい」

女「んっ…」チュ

男「んぐっ…!!」

女「…ん…」ギューー

男「……」

女「…はぁ…」

男「……」

男「てっぺんでキスとは、映えるねこりゃ」

女「はい!」





男「じゃ、かえろっか」

女「…はいっ」ギュ

男「女さん…」

女「手ぐらいいいでしょう?それと…」

男「はぁ」

女「私の事…女って…呼んでください」

男「おおっ!!」

男「お、お、」

女「男さん」

男「お、女」

女「はいっ!」

~電車~

ガタンゴトン ガタンゴトン

男「女ぁ」

女「はい」

男「俺の事はまだ男さんなの?」

女「えと…、それはぁ///」

女「恥ずかしいから…まだちょっと先で…」

男「はは 可愛い奴め!このこの!」

女「男さん、ひゃあ!やめてってばぁ!」






おっさん「…」

おっさん「いやぁ~」

おっさん「微妙な時間に起きちゃった…」

おっさん「散歩でもすっかえ…」

~~~~~

男友「へくし!!」

男友「男、おせーなぁ」




女父「もう9時かぁ… そーいや女は?」

女母「女友ちゃんとでかけたわよ 朝から」

女父「朝からぁ!!?そりゃすげぇや」

女父「今日ずっと女にあってないからなぁ」

女父「はやく会いたいなぁ…」

女母「じきくるわよ」

男「女さん、俺送ってくよ」

女「……」

男「あ、 女、俺送ってくよ」

女「…ありがとう、男さん!」

男「あ、でもお父さん…」

女「外まではでてませんよぉ流石に」

男「はは、そ、そっか(もしあったらてぇえへんだよ)」

女「じゃ、しっかりお願いしますね!」

男「はいよ!」





女父「ええい!まってられん!」

女父「外でまってるわい!!」

女母「…過保護すぎんのよ、ほんと」

女父「母さん!なんか言ったか!?」

女母「なーにも」

女父「ったく…」

女父「親が娘の事が好きで何が悪い!」

女母「……だからあんたは過保護だって」

ガヤガヤガヤガヤ

女父「おっ、女ぁ!帰ってきた!!」

女父「隣にいるのは… 女友ちゃんか!?やけにごつくないか!?」


女「男さんやりすぎですよーそりゃ」

男「でもさぁ!」

女「あ、」

男「どったの?」

女「……!!」

女父「だれだありゃ、ん!? おろろ!?」


女父「誰だおめえはあああああああ!!!!!!」

女母「ん!!?」

女母「なに騒いでんのかしらあの人」

ガチャ

女母「あららーあれが女の言ってたぁ…」

女母「タイミングが悪かったわね…最悪…」



女父「何人の娘をこんな時間までたぶらかしてんだよてめぇは!!」

女父「俺らが大事に大事にいままで育ててきた…」

女父「女をよぉ!! くっそガキてめぇ!!」

男「す、すいません…」

女「お父さん!!ちがうの!男さんは私が!!」

女父「黙ってろ!女! てめぇなんざに俺の大切な娘を汚されたらたまったもんじゃねぇ!」

男「……」

女父「帰れ!!二度と俺たちの前に現れるな!!」

女「男さぁ~ん!男…さぁん!!」グス

女父「ッちぃ!!クソガキが…」

女母「おい! あんた!!」

女父「うっせぇ!!ボケが!!」


~~~~~~~~~

男「……」

男「くそぉ!!…くそぉ!!」

男「俺は…俺は…」

男「なんも…言い返せなかった…」

男「くそっ!…ちっくしょお!!」

男「俺は…ダメ男だ…」ボロボロ

男「女…、女ぁ!…」

男「俺は…俺は…っ!!」

男「……」


男「………」

プルルルルル

男「は、い…」

男「…」

女『男さん!おとこさぁん!!』グス

男「女ぁ…俺はダメだ…」

男「かなわねぇや…おまえの父さんには」

男「女のことは大好きだ、すっごく  でも」

男「好きなだけなんだ… お前の父さんとは…」

男「何かが…俺には足りない…」

男「……」ブチ

男友「よぉ、遅かったな」

男「お前…」

男友「またマナーモードだったか?」

男「……は…」

男友「なぁ、何が足りないんだ?お前は」

男「……」

男友「言えねぇのかよ、つーかさ」

男友「お前が女ちゃんに対して足りない思いなんかあるか!?」

男友「超楽しそうに話してたじゃねぇか!」

男友「それ見ただけでさ 俺はお前がどんなに女ちゃんが好きなのかわかったよ」

男「……」

男友「女ちゃんの事、好きで好きでたまらないんだろ?」

男「……」コク

男友「だいだいだいだいだーーいすきなんだろ!?」

男「……う、ん…」

男友「ならいいじゃん足りないもクソもねぇよ」

男「お前…」

男友「らしくないですよ?兄弟!」

男「男友」

男友「はいね?」

男「ありがと」

男友「お、おお!!」

男「…カッコつけすぎ…」ダッ

男友「きびしぃいいい!!」

女母「あんたさぁ…そうやってんのガキっぽいって思わないわけ?」

女父「……」

女母「女、泣いてるよ すっごく」

女父「……うるせぇ」

女母「あんたのせいだよ」

女母「あの子、さっきの子のために朝からお弁当作ってさ…」

女父「……」

女母「すっごく嬉しそうだった… 今日はデートだーって」

女母「あの子初めて好きな男の子ができたのよ」

女父「……」

女母「またそーやってだんまり!?ひきょう者!!」

女母「だいたいねぇ!あんたは自分から娘を守ってるからいいかもしれないけど…」

女母「あんただけは幸せかもしんないけど あの子も幸せだと思う!?」

女父「……」

女父「……あいつは逃げた…俺から… 女から…」

女母「わっけわかんね… あんたがにがしたんでしょうが」

女母「でもね、あの子は来るよ もう一回」

女父「…!?」

女母「だってあの子も女があの子を好きなように」

女母「あの子もきっと女の事が大好きだから」

女父「……」ムク

女父「女…」

女「……」

女父「お、女…?」

女「…何…?」

女父「お前、さっきの…その…男…ってやつが好きか?」

女「……あたり…まえじゃない…」グス

女「おとこさん…おとこ…さぁぁん…」

女父「…すまないことをした…

女「……え…?」

男「…」

男「女!女ぁっ!!…」タッタッ

おっさん「よお、男!散歩か?」

男「ちげぇよ」

おっさん「じゃプロポーズか?」

男「……」

おっさん「あたっちゃったよ…」

おっさん「ま、がんばれや  小僧」

男「…おう! 頑張る!!」

おっさん「でっかくかましてこいや!!」

男「でっかくかましてやんよ!!」

おっさん「……頑張れ 男…」

バン!!

男「女ぁ!!」

女母「ほらきた(早すぎだけど…)」

女「!!」

女父「…」

男「お父さん」

女母「(なぜ半裸…)」

女父「俺か?」

男「俺は、女が大好きです」

女「男さん…」

男「毎日毎秒、女の事ばかり頭に浮かびます…」

女父「……」

男「大好きです、この気持ちはお父さんよりもっともっと大きい自信があります!!」

女父「…ガキくせぇ言い分だな…」

男「だから!!どうか認めてください!!俺と女の仲!そしてこれからを!!」

女母「あららーいいわねぇ…」

女父「…悪かった…女」

女「え…?」

女父「そして…男…くん」

男「はい」

女父「…女を頼む…」

男・女「…!」

男「はいっ!」

女父「…ふん…」




女「男さん…」

男「女…」

女「これで、また一緒にいれますね」

男「うん、ずっといっしょだ」

女「ありがとう…男さん…」ギュ

男「女ぁ」

女「んっ…」チュ

男「……」ギュ

女母「決心したんだね」

女父「……」

女母「やるじゃん」

女父「うるせぇ…」

女母「てかさ、あんたの娘が決めた男の子だよ?」

女父「何が言いたい」

女母「いい男にきまってるじゃん ってこと」

女父「……あたりめぇだ」

女「男さん、大好きです」

男「もちろん、おれだって大好きだぞ?」

女「男さん…男さん…」

男「女…最高だお前は…」

女「これからもずぅーっと一緒にいてください」

男「さっきも言ったろ、ずっと一緒だ」

女「そうでしたっけ?」

男「そーだよ」

女「…」

男「…」

女「好きです、おとこさん…」

男「さっきからずっと同じことを…まぁうれしいけどさ」

女「じゃあ…」ギュ

男「?」

女「愛してますっ、おとこさんっ」ギュー
                                   ~おしまい~

おしまいでーーーす!!

初めてのss… 一度は落ちたものの完結で来てよかったです!
みんなの保守のおかげですわ!!


後日談とか書きたかったけど眠いんでもう寝ます!
最後まで見てくれた人たち!ありがとう!!

なんと…残ってる…だと?

後日談は書きたいですが7時から12時くらいまで出かけに行くんで
午前はかけません…


残ってたら書きます!落ちてたらあきらめます  では!

お待たせしました帰ってきました

たくさんの保守、支援のお言葉…
面白かったよ と言ってくれる方々…

ほんとにありがとうございます!感激です


はよかけ! と言われそうですがお昼とってきます
すみません、 終わったら後日談はじめます

あれから数か月後…


トントン

女「…」

女「やっぱりまだ寝てる…」

ガチャ

男「すー… すー…」

女「……」

女「…」チュッ

男「んん…」スースー

女「男くん、起きて」

女「おとーこくーん」ユサユサ

男「?…女ぁ?」

女「やっと起きた」

男「またおこしに来てくれたのか…ふぁ」

女「男くん、ねぼすけですから」

男「…ありがとよ、女」ナデナデ

女「はい…!///」

男「ぐぅ~」

女「あ」

男「ごめん、腹へっちゃった」

女「朝ごはん、作ります!」

男「ありがと女」

女「はいっ」

男「あ、いいにおい」

女「鮭ですよ鮭」

男「俺の好きなのじゃん! さっすがぁ!」

女「男くんの、彼女さんですから!」

男「女……///」

女「どうしたんですか? 顔、真っ赤ですよ?」

男「ち、ちげーし! 赤くねェし!!」

女「赤いですよ」

男「か、風邪だよ!風邪!」

女「へぇ…」 スタスタ

男「ん?」

女「…んしょ」ピタ

男「お、おい…」

女「うそつき~」

男「……まいったまいった」




男「はぁ、くったくったぁ~」

男「この時間帯ってテレビつまんねぇよなー」

女「男くん、片づけ終わりました」

男「おお、ありがと女」

女「いえいえ、私は男くんの彼女さんですから、これくらい」

男「……」

男「今日はそれを押してくスタイルか…」

女「はい」ニコ

男「ははっ…  さて、今からどーしようか?」

女「男くんと、添い寝したいです」

男「俺30分前に起きたばっかなんだけど…」

女「いいじゃないですか、添い寝 私男くんとまだ一緒に寝たことないし…」

女「だめ…ですか?」

男「……寝ましょう、じゃあ」

女「…おとこくん…」ギュ

男「ほぁ…ー」ギュ

女「おとこくん、いいにおい…」クンクン

男「いやいや…女こそ、すっげーいいにおい」クンクン

女「あははっ、男くんたら変態さんなんだから」

男「あなたが最初でしょぉ!?」

女「はぁ…」

男「……(あ、なんかあたった)」モニュ

女「あっ、おとこ…くんっ! はぁ…く、んん…」

男「…(oh…)」

女「はぁ、はぁ…」

女「……男くん」

男「わりわり」

女「やっぱり変態さんだ」

男「そりゃ相手が女だからな」

女「おとこくん…」

男「なんすか?」

女「好き、大好きっ」ギュウ

男「俺も、大好きだ 女」

女「嬉しい…」

女「男くんに会えて…よかった」

男「女…」

女「頭…撫でてくれませんか…」

男「おやすいごよーだ」ナデナデ

女「……んっ…」キュ

男「可愛いなぁ、女は…」




男友「おっとこおっとこおっとっこーー!」

男友「きてやったぜ!俺が!なぁ!男!!」

ばばぁ「うるさいよ!!あんた!!」

男友「すんません」

~~~~~~~~~

ピンポーン

男友「男のやつ、相変わらずねぼすけカビゴンだなぁ」

男友「私が居ないとだめなんだからっ!」

ガチャ

男友「あら?空いてる」

男友「珍し…  しつれーしまーす」

男友「女ものの靴…」

男友「女ちゃんいるのかな?」

男友「おじゃましちゃいまーす!」

男友「……」

男友「いねぇ…」

男友「寝室か…?」

男友「…うぃーす」

ガチャ…

男友「んんん!!!???」

男友「……」

男友「お、お、おまえら」

男友「おまえらぁっぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!」

男友「何抱き合って寝てんだよあんたらあぁぁぁ!!」

男「……ん…?」

女「…どうしたんですか…男くん」

男「う、う、うわ!!」

女「ひ!! 男友さん!!?」

男友「なんだよぉおお!!事後か!!?事後なのか!?」

男「してねぇよ!! まだしねぇよ!!」

男友「まだ  ってなんだよおおおおてめえええ!!!」

女「おとこくん…///]

男「あ、すまん///」

男友「んんん!!!!」

男「てかさ、お前超怒ってるけどさ」

男友「ああん!?たりめーよ!!」

男「女と俺のプライベートに勝手に割り込んできたわけじゃん」

男友「おう(男と女ちゃんのプライベート…なんかエロい)」

男「しかも不法侵入」

男「怒りたいのはこっちだっつーの」

男友「……スワセン(めずらしく男がキレてる…)」

女「おとこくん、言いすぎなんじゃ…」

男友「女ちゃん、俺をかばって…」

女「いや、男友さんがしたことはサイテーです」

男友「がびぃぃぃぃぃん!!!」

男「…古っ」

男「まぁ、相棒 今日のところは許してやる」

男友「…ちょろいな(ありがとう!)」

男「おい」

男友「うわすまんついうっかり」

男「で、お前 何しに来たのさ」

男友「フツーにマリカやろうと思ったんだけどさ…」

男「ん?」

男友「なんつーか、悪かった 気分ぶち壊して」

女「男友さん…」

男「めずらしいな 潔い」

男友「今日は帰るわ! また三人でマリカやろーぜ!!」

男「うん、じゃあね」フリフリ

女「さようならー」

女「どうします?」

男「うーん」

男「寝よか、またいっしょに」

女「は、はいっ 喜んで!」





女「スースー」

男「女ー」

男「おきろって 女」

女「スースー」

男「……」

男「(ほんっとに可愛いな…女)」

男「女…」チュ

女「へへー」

男「うわ! 起きてたのか!」

女「朝男くんを起こしたときの私と同じことしてるー!」

男「…お、お前も?///」

女「おとこくんっ」ガバ

男「うおっと!!」

男「さて、もう夜の8時だ」

女「すっごくぐっすりだったんですね私たち」

男「おなかもぺこぺこだよ」

女「私、ラーメンだべたい!」

男「んーー…」

男「おっさんのとこ、行くか」

女「はいっ!」




おっさん「くかーーー」

ガラガラ

男「おっさーん」

女「おっさんさん」

おっさん「ぐかああああ」

男「寝てやがる…

女「というか、お客さん 全然いませんね…」

男「この店、人が来る時と来ないときの差が激しすぎるからなぁ…」

女「激しすぎでしょ…」

おっさん「ぐがぁああああああ!!!」

男「一応開店中だろ!?起きろおっさん!!」

おっさん「ぐごがぁあああああ!!!」

すいません、さっきジャンプ買ってきたんですが…


読みたくてしょうがないんです… 特にハンタが…
ジャンプ休憩とっちゃだめですかね…?

だいたい読み終わりました
再開します

男「」

バシ!!

おっさん「きゃあああああ!!!」

女「お、おとこくん!!?」

男「こうでもしなきゃおきねぇよ」

おっさん「いい攻撃だ… 太刀筋が見えぬ…」

男「…」

女「は?」

おっさん「だが悟れ」

おっさん「其の方が余とかわせるのは言葉のみ…!」

男「ラーメン食いに来たんだけど…」

おっさん「じょーだんじょーだん!」

男「いや超バグってた…」

おっさん「まじで? 女ちゃん?」

女「クス おかしかったです、おっさんさん」

おっさん「まぁじかよおおおお!!!」

男「俺、塩チャーシュー!」

女「あ、私もおとこくんと同じで!」

おっさん「構ってください」

男「女、ポケモンやろーぜ」

女「負けませんよー!」

おっさん「構ってください」

おっさん「男ぉ、女ちゃん」

男「お」

女「はーい」

おっさん「できたぞぉ」

ドンドン

男「お、なんか量多くね?」

女「あ、ホントですね」

おっさん「サービスサービスぅ!」

男「…うめぇ」ズル

女「ほんほでふね」スズルル

男「おいおい、ゆっくり食えって」

おっさん「仲良しこよしのお前らを見れるだけで俺は幸せよぉ」

男「女、チャーシュー一枚ちょーだい」

女「はい、どうぞ」

おっさん「案外真面目に言ったんですけど」

おっさん「なぁおまえら」

男「?」ズズ

女「?」ズズ

おっさん「二人で旅行とか、まだ行った事ないのか?」

男「ないなぁ…そーいや」

女「ですね…」

おっさん「これ」

ペラ

女「あ、温泉旅館のチケット!!?」

男「すげ、結構高いとこじゃん!!」

おっさん「やるよ」

男・女「!!!???」

男「お前、いったい何でこんなもんを…」

おっさん「今度は暇だから買ったわけじゃないぜ…」

男「…」

おっさん「二人が幸せになってほしくて」

おっさん「二人の楽しそうな顔が見たくてな」

男「おっさん…」

女「おっさんさん…」グス

おっさん「結婚式にはちゃんと呼べよな」

男「お、おっさぁあん…」ツー

女「おとこくんまで…」グス

おっさん「男泣いてるwwwきめぇwww」

男「う、うるせぇ…」グス

おっさん「きめぇwwwwきめぇwwwww」

男「しね!」

おっさん「ごめん」




男「温泉かぁ…」

女「いいですね、二人で温泉!」

男「全くだなぁ」

女「おっさんさんのおかげです」

男「ほんとだな(あいつ…俺らの事、すっごく考えてくれてたのか)」

女「楽しみですっ」キュ

男「俺も、お前と温泉に行けるなんて 今から楽しみでしょうがねぇよ」

男「…もう11時か」

男「女」

女「はい」

男「もう遅いし、泊ってけ今日」

女「お、おとこくんの家にですか!!?」

男「うん」





男「ふんふんふーん」シャーー


女「お泊りだなんて…」

女「男くんの家には何回も来てるけど…」

女「…妙に緊張しちゃうな…」

女「あ、男くんのパンツ…」

女「お風呂場に持ってくの忘れたのかな」

女「持ってたほうが…いいかなぁ」

女「でも今日はくのじゃないかもしれないし」

女「いっか」

男「ふんふんふんふーーーーん」

ガラ

男「はぁあああ!ちょーすっきり」

男「あ、パンツ忘れた」



女「男くん、まだかなぁ」

女「おとこ…くん」

ガラッ

男「パンツ忘れましたー」

女「!!!」

男「?」

女「前っ!!前! 隠してくださいっ!男さんっ!」

男「あ、 おっといけね」

女「なんでそんな平気でいられるんですかぁあ!!」

男「だってそーゆー関係じゃん 見られても、ねぇ」

女「て、てか早く前隠してくださいっ!!」

男「うるさいなーパンツ取りに来ただけで…」

女「男さんのばかっ!!」


女「……///」

女「(男の人の… 初めて見ちゃった…)」

女「(男くんて、痩せてるように見えて筋肉ついてたんだ…)」

女「(腹筋割れてたし…  そういえば筋トレ好きって言ってたっけ)」

女「もう…///]




男「女ー風呂空いたぞ」

女「は、はい…///」

女「…(何か恥ずかしい)」



チャポン

女「男くんちのお風呂かぁ」

女「さっきまでここに男くんが居たんだよね…」

女「!  何考えてるの…私…」

女「……///]

女「男くん///」

男「…」

男「テレビつまんね」

男「もう深夜だしなぁ…」

男「あち…」

男「アイス…冷蔵庫にあったな、確か」

~~~~~~

女「はぁ~すっきりしたぁ」

女「…よいしょ よいしょ」

女「あ!!!」バターン!

男「アイス~♪」

女「あ」

男「お、おおい!!」

女「っ……///」

男「丸見えやんけ!!」

女「ばかぁ…(見られた!男くんに!!)」

男「俺好みだ、やっぱり その大きすぎず小さすぎない胸」

男「スレンダーなボディ」

男「その乳首のピンクさ! そして毛がうす…」

女「男くんのばかぁ!!」

男「ご、ごめん! でも」

男「綺麗だ!美しいっ!!」

女「ううぅ……///」

女「初めて、見られました…男の人に」

男「恋人同士なんだから気にしない気にしない」

女「だって、なれてないですもんっ!」

女「もお…」

女「お嫁に行けない…」

男「…」

男「俺がお嫁にもらうからいいじゃん」

女「おとこ…くん…」

男「な?」

女「もう、…男くんてば…」




男「女はホンっといいにおいだよなぁ…」

女「男くんと同じにおいじゃないですか?ボディーソープ的に」

男「ちげぇよ、こりゃ女のにおいだ」スンスン

女「ひ、く、くすぐったいですよぉ」

男「あ、まじで!?」コチョコチョ

女「ひゃああ!」ビクッ

男「はははっ、悶えてるぅ!」

女「…」コチョコチョ

男「ばっ、ばかぁ!やめ、あははっ!!」

女「…ふふっ」

男「ははっ…」

男「お休み、女」ギュ

女「お休みなさい、男くん」

温泉旅行当日


男「よっし、温泉じゃーい!!」

女「いえーい!」

女「男くん」

男「ういっす」

女「いっぱい、楽しみましょうね!」

男「……///」

男「あったりめぇよ!!」

女「じゃ、いきましょ!」

男「おー!」

~旅館~

男「でっけぇ…」

女「ほんとに… すごい…」

男「ほぁ」

女「ほら、荷物片付けて!」

男「海、きれいだな」

女「はい…」

男「今の時期は寒いからさ、泳げねェけど」

女「?」

男「来年の夏は、二人で海も行こうぜ」

女「いいですね… いきましょう!」

~旅館近くの有名水族館~

男「……」

女「男くんっ!何サメとにらめっこしてるんですか!」

男「こいつ目つきわりぃー」

女「あ、ほんとだ」

~~~~~~~~

男「ドクターフィッシュとか…まだ流行ってるんだな」

女「あっ…すごい、ひゃあ!いっぱい来た…」

男「えろ…」

女「? 男くん?」

~~~~~~~~

男「すっげぇ!!イルカ!!やっべぇ!」

女「ほんとだ!すごい!」

男「ほら、あれ!あれもすごいぞ!」

女「(男くん、子供っぽくてかわいいなぁ…)」

~旅館近くの大滝~

女「すご…、おおきい」

男「すっげぇなぁ、迫力が」

女「なんか涼しくて気持ちいいですねー」

男「マイナスソープだな」

女「? マイナスイオンじゃなくてですか?」

男「ボケたの!」

男「(あ、イアンじゃなくてイオンか)」

~~~~~~

女「水が気持ちいいですねー」ピチャピチャ

男「おらっ」バシャ

女「きゃ!」

男「はははっ、びしょ濡れーー」

女「このこの!」バシャシャ!

男・女「おららららぁぁぁああ!!」バシャバシャバシャ!!!

~旅館~

男「はぁ、はやく温泉入りてぇ…」

女「びしょ濡れですしね…」

男「飯まであと一時間ある」

女「はぁ」

男「先に風呂はいっちまおうぜ!」

女「そうですね、 そうしましょう!」

男「じゃ、また部屋で」

女「はいっ」





すいません、夕飯食ってきます!
もう温泉旅行編で終わりなんでできたら保守お願いしたいです…

神速で帰ってきませり

あとはラストまでガーーっっとかくだけです!!

男湯


男「ひろーーーい!!すげぇ!!」

男「しかも人いねぇ!!貸切だぜひゃっほーーい!!」

男「ふぅーーー!!」バシャーーン

男「きっもちいなぁ、ホント…」

男「……」

男「泳いじゃお…」

男「クローるぅうう!!!ひゃっほーーい!!」

女「男くーーん!!」

男「女? 女湯からか」

女「温泉でおよいじゃだめですよーー!」

男「すんません…///」

部屋

男「はぁ~、さいっこうに気持ちよかったぁ」

スー

女「男くん」

男「お、女! おかえり」

女「ただいまっ」

男「気持ちよかったか?風呂は」

女「はい! 最高でした!!」

男「だよなぁ  温泉ってさそのお湯の効果とかよくわかんないにしてもさ」

男「すっごい体に効くって感じするよなぁ」

女「ですねー、 温泉って環境がそうさせるのかも」

男「だなぁ」

スー

女将「失礼します」

女「はーい」

男「お、飯か」

~~~~~~~

女「おいひぃ~!!」

男「伊勢海老まじやべぇ…」

女「このアワビっ、すっごく美味しいですよ!?」

男「エロス…」ボソっ

女「ほら、男くん」

男「あ?」

女「あーん」

男「あ、あーん///」パクッ

男「あ、うめぇ!これ!」

女「でしょう?」

男「ほら、伊勢海老もうまいぞ?」

女「おぉ」

男「ほらっ、あ~ん」

女「あ~ん」パク

女「モグモグ…」

男「どうだ?」

女「お、おいひいっ…」ツー

男「おいおい、泣くほどか?」

女「だってぇ、だってぇ…」グス

男「可愛い奴だな、女は」ナデナデ

男「うんまかったー」

女「ほんとですね…」

女「こんなおいしい料理はじめて…」

男「全くだなぁー」

女「しかも、男くんもいて… もう最高です!」

男「俺もっ! 今日はサイコーだぁ!!」ガバ

女「きゃ! お、男くん!///」

男「さて、俺部屋の温泉も入ってくるから 待っててな」ナデナデ

女「またお風呂ですか?」

男「そりゃ温泉旅館に来たんだからな!当り前よ!」

女「ほぁ…」

部屋の温泉

ガララ

男「でっけぇー! 部屋にあるのにすげぇ!!」

男「……」ゴシゴシ

男「ふぅ…」ザパーン

男「(ここ…部屋だから…女湯とか男湯とかじゃないんだよなぁ…)」

男「女ぁ…」





女「男くん…」

女「……」

スタスタ…

ガラガラ

女「お、男くんっ」

男「は!? 女ぁ!?」

女「いっしょに、入りましょう?」

男「お、お前 すっぽんぽんじゃん…」

女「男くんもですよ?」

男「いや、俺はいいけど… お前あんとき超照れてたじゃん」

女「一回見られたからいいんです」

男「い、いやぁ…そんなもんか?」

女「だって私たち…」

男「う、うん」

女「恋人同士ですもん」

男「そ、そうだなっ!なんもおかしくねぇ!」

男「(目のやり場にだな…)」

女「おとこくん…」チャポ

女「はぁ……」ギュ

男「女…(裸で抱きつかれたっ! こ、これなんてえr)」

女「男くんに会えて、よかった…」

男「……」

女「男くんに会ってから… 毎日がすごく楽しいです」

女「私自信も、沢山、変われました」

男「俺…女にそんなになんかしてやったっけ…」

女「男くんにとっては普通のおしゃべりかもしれないですけど…」

女「私にとっては、男くんと話すだけでとっても嬉しかった、幸せだった」

男「それは俺だっていっしょだよ」

男「女がそばにいてくれるだけでとっても幸せだったぞ?」

女「男くんっ、嬉しい、嬉しいっ…」

男「…女」ギュウ

女「大好きです、男くん  だぁいすきっ」

男「俺だって!すきすきすきすき!だいすきだ!」チュ

女「んんっ……」

女「男くんっ、男くん男くん…!」

男「あっ…(そんな抱きついたら… ああぁ!アソコとアソコが!!)」

女「ずっと、いっしょにいたいっ、いっしょにいてくださいっ…!」

女「これからも…ずっと…」

男「前だって言ったろ?」

男「いっしょだ…」キュ

男「俺たちは、ずーっと一緒だ!」

女「男くん…!」

男「女、結婚しよう」

女「き、急すぎますよぉ…」

男「いつかってことだよ 一緒にいたいんだろ?俺らお互い」

女「当り前じゃないですか  …しましょうじゃあ、結婚」

男「女…」

女「お、おとこくん…」

男「女、愛してる ずっと、一生!」

女「おとこ…くぅん…」ギューーー!

女「私も…ずっと、ずぅーっと…」

女「愛してます、男くんっ」

   ~後日談 おわり~

終わりましたーー!お疲れ様でした

正直書き溜めなしで勢いで書いてたから正直いくらでも書けそうですww

まぁ、キリがいいんで終わっときました!

後日談まで見てくださりありがとうございました!

次回作もしやるんだったらまた男と女の話にして
やんわりとエロ成分もいれたいですね

こんな沢山の方が見ていてくれたなんてとっても嬉しいです!
おかげで華々しいデビュー作(笑)となりました!!

次回作は明日の夕方か明後日くらいにまた立てるかもです
タイトルはちょこっと変えるつもりです

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