紅莉栖「岡部♪岡部っ♪」(220)

岡部「なっ!?」

紅莉栖「きゃっきゃ♪」ニコニコ

岡部「お、おい・・・」

紅莉栖「えへへ岡部♪」スリスリ

岡部「なんということだ・・・」

岡部「助手よ!しっかりしろ!」

ユサユサ

紅莉栖「えへへ~岡部ぇ~」

岡部「と、とりあえずラボに戻ろう・・・」

岡部「いくぞ助手よ!」

紅莉栖「う~ん?」へらへら

岡部「・・・ック」

岡部「クソ・・・」

岡部「しっかりするんだ!」

紅莉栖「ん~?」へらへら

岡部「歩けるか?」

紅莉栖「だいじょうぶれすよぉ~」へらへら

岡部「いいか!?俺につかまって歩け!」

紅莉栖「は~い♪」ぎゅっ

岡部「ちょっこら!」

紅莉栖「えへへ~岡部ぇ~」

岡部「いいから来い!」

紅莉栖「ふぇ!?」びくっ

紅莉栖「うぅ・・・グスッ」

ラボ

ガチャ

岡部「ついたぞ助手よ!」

まゆり「あ、オカリン、それに紅莉栖ちゃんトゥットゥルー!」

岡部「まゆり!助手が!」

まゆり「ふえぇ!?どうしたのクリスちゃん!?」

まゆり「そんなにオカリンにくついてまゆしぃはびっくりなのです!」

紅莉栖「あ~まゆり!えへへ~」

まゆり「ついに紅莉栖ちゃんがデレちゃったのです」

まゆり「まゆしぃびっくり!」

岡部「この阿呆!何を言っている!」

まゆり「え~?」

ダル「リア充は死ねばいいお!」

岡部「ダル!」

ダル「リア充は死ねばいいお!大事なことなので(ry」

岡部「ち、違う!これはだな!」

数分前

岡部「まったく・・・」

岡部「なぜこの狂気メェェェェッドサイエンティスト鳳凰院凶真が買い出しなんぞに・・・」

紅莉栖「なにがメェェェェッドサイエンティストよ!」

紅莉栖「だいたいアンタが私のプリンを勝手に食べちゃうから!」

岡部「だから謝っただろう!」

紅莉栖「あやまったらプリンが帰ってくるのか!?」

岡部「うぐ・・・」

岡部「まったく意地汚い助手だ・・・」

紅莉栖「誰が意地汚いのよ!?それに助手でもクリスティーナでもない!」

紅莉栖「だいたいアンタはっ!」

ブーンブーン

紅莉栖「おっと・・・」

ピッ

紅莉栖「ハロー?牧瀬k・・・ひゃわっ」ズル

岡部「く、紅莉栖っ!!!」

紅莉栖「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ガンガンガン

ドグシャ

岡部「紅莉栖!紅莉栖ぅぅぅ!!!」

ラボ

ダル「ふむふむ」

ダル「つまり牧瀬氏が階段から足を滑らせて」

岡部「ああ」

岡部「それはもうひどい有様だった」

岡部「そしてこうなった」

ダル「どうしてこうなった」

岡部「おそらく強く頭を打ったせいだろう」

まゆり「クリスちゃん・・・」

紅莉栖「えへへ~岡部ぇ~」

岡部「いったいどうすれば・・・」

紅莉栖「へへ~・・・チュッ」

岡部「・・・」

ダル「死ねばいいと思うお!」

岡部「ダル!俺は真剣に!」

ダル「冗談だお!そんなに怒るなよオカリン」

紅莉栖「ふにゃぁ~」スリスリ

ダル「死ねばいいと思うお!」

岡部「クソッ・・・」

紅莉栖「へへ~」スリスリ

岡部「俺は一体どうしたら・・・」

紅莉栖「岡部ぇ~」スリスリ

岡部「助手よ・・・」

紅莉栖「へへ~」スリスリ

岡部「ははっかわいいなコイツ」

ダル「いいかげんにしろよ!?さっさとタイムリープしろ!」

岡部「そ、その手があったか!」

ダル「白々しいお!」

岡部「だがしかしタイムリープにはリスクが・・・」

ダル「最悪だお!」

岡部「な、なんだと!」

まゆり「おーかーりーん?」

岡部「くっ・・・」

岡部「仕方あるまい・・・」

紅莉栖「にゃぁっ!」

岡部「スマンまゆり、ダル」

岡部「急用を思い出した」

岡部「いくぞクリスティーナ!」

ダル「ちょっオカリン!どこ行くんだお!」

岡部「フゥゥゥゥゥッハハハハハァ!!!」

岡部「さらばだぁ!」

まゆり「オカリン!」

ガチャ

紅莉栖「岡部ぇ~♪」ぎゅっ

岡部「うわっ!はなせっ」

岡部「わわっ」ズル

岡部「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


ガンガンガンガン

岡部「うぐ・・・」

ブオーン

キキー

ドグシャ

ブラウン「・・・ッッ」

ブラウン「やっちまった・・・」

岡部「ひゅー・・・ひゅー・・・」

ダッダッダ

ダル「オカリン!」

ブラウン「は、はやく救急車!」

ダル「その必要はないお!」

ダル「来い!オカリン!」ズルズル

岡部「ヒューヒュー・・・」

ブラウン「お、おい・・・」

ダル「はやくタイムリープしないと死ぬお!」

岡部「ヒューヒュー・・・」

紅莉栖「岡部!岡部ぇ!びえーん!!!」

まゆり「オカリン!」

ダル「オカリン!」

岡部「・・・・」

岡部「と・・・飛べよぉ・・・・」

ーーー
ーー


岡部「くはっっ・・・」

紅莉栖「だいたいアンタがプリンを・・・」

岡部「・・・」

紅莉栖「ちょっと聞いてるの!?」

岡部「・・・」

紅莉栖「ねぇったら!」

岡部「あ・・・ああ・・・」

岡部「ク・・・ククク」

紅莉栖「なによ気持ちわるいな!」

岡部「ふふ・・・フゥゥゥゥハッハッハ!!!」

紅莉栖「とうとう頭がおかしくなったか・・・」

岡部「いいや!頭がおかしくなったのは貴様だじょしゅぅよぉう」

紅莉栖「はぁ!?」

岡部「いいだろう・・・」

岡部「この狂気のメェェェェェッドサイエンティスッ」

岡部「鳳凰院凶真がそんな哀れなお前を助けてやろう!」

紅莉栖「だめだコイツ早く何とかしないと・・・」

岡部「フゥゥゥゥゥッハッハッハ!!!」

紅莉栖「なんなのよ・・・」

岡部「いいかじょしゅぅよぉぉう」

紅莉栖「な、何よ?」

岡部「今からラボまでこの俺と手を繋ぐのだ」

紅莉栖「へ!?」

岡部「言う通りにするんだ」

紅莉栖「ばっバカじゃない!」

紅莉栖「誰がアンタなんかと!」

岡部「なっ!?」

岡部「いやなのか!?」

紅莉栖「へぁ!?」

紅莉栖「べ、別にい、嫌だとかそういう・・・」

岡部「ではよいどぅえはぬわいかぁ」サッ

紅莉栖「ちょっ・・・はなせっ!」

ブーンブーン

紅莉栖「!」

紅莉栖「もしもし岡部が・・・!」ズル

紅莉栖「き、きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」

岡部「ク、クリスティィィィィィィナッ!!!」

岡部「ああああ・・・」

岡部「なんということだ・・・」

岡部「お、おい助手よ・・・」ゆさゆさ

紅莉栖「・・・」

岡部「おーい・・・」

紅莉栖「・・・」

紅莉栖「・・・・」むくっ

岡部「く、クリスティーナ!」

紅莉栖「・・・にゃん?」

岡部「・・・」



とべよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!

岡部「ク・・・」

紅莉栖「ちゃんと弁償してもらうからな!2個!」

岡部「・・・」

紅莉栖「ちょっと聞いてるの岡部?」

岡部「・・・」

紅莉栖「ねぇってば!」

岡部「あ・・・ああ」

紅莉栖「ちゃんと弁償しなさいよね!三個!」

岡部「助手よ・・・」にぎっ

紅莉栖「ひゃわっ!?」

紅莉栖「な・・・なな・・・」

岡部「いいか助手よ・・・この手を離すな」

紅莉栖「は!?な、ななな何!?なんなの!?」

岡部「いいからラボに戻るまで俺の手を放すな」

紅莉栖「ちょっはなせっ!とりあえずはなせっ!」グイ

紅莉栖「わっ」ズル

岡部「紅莉栖!」ギュッ

紅莉栖「う、うわっ何を!」

岡部「ふう・・・」

岡部「気をつけるんだ」

紅莉栖「あ・・・うん・・・」

紅莉栖「じゃなくて離せ!」

紅莉栖「いつまで抱きついてる!」

岡部「あ、ああ・・・すまない」

紅莉栖「べ、別に嫌だとかそういうわけじゃ・・・」

岡部「ん?」

紅莉栖「こ、ここここんな公共の場で何してんだHENTAI!」

岡部「HENTAIでも何でもいいが俺の手を放すなよ」

紅莉栖「な、なんで私が!」

岡部「紅莉栖」

紅莉栖「な、なによ」

岡部「俺はお前が心配なんだ」

紅莉栖「ふぇ?・・・・え?」

岡部「離さないからな」

紅莉栖「ええ?え?え?」

岡部「アイスだったな」

紅莉栖「へ?あ・・・え?」

岡部「買ってやるからな」

岡部「一緒に食べような」

紅莉栖「う、うん」

岡部「だからお前は何も心配するな」

紅莉栖「うん」きゅ

岡部「いくぞ」

紅莉栖「うん」

紅莉栖「ね、ねぇ岡部」

岡部「ん?」

紅莉栖「あ、あのね」

紅莉栖「やっぱちょっと恥ずかしいっていうか・・・」

紅莉栖「べ、別に嫌だとかそういう・・・」

紅莉栖「ほ、ほら岡部の気持ちは嬉しいんだけど」

紅莉栖「やっぱ少しだけ恥ずかしいっていうか」

紅莉栖「すっごい嬉しいんだけど・・・その・・・」

紅莉栖「す、少しだけ恥ずかしいっていうか」

紅莉栖「す、少しだけよ?ちょっとだけ・・・あの・・・」

岡部「ん?」

紅莉栖「あの・・・あの・・・」

ブーンブーン

紅莉栖「あ・・・」

紅莉栖「で、電話がきたよ岡部!」

紅莉栖「だから少し手離すねっ」スッ

岡部「あ!おい!」

紅莉栖「はr」

ヒュー

グシャ

岡部「紅莉栖!」

野球少年「すんませーん!大丈夫ですかー?」

岡部「おい!紅莉栖!」

紅莉栖「・・・」

岡部「紅莉栖!紅莉栖!」

岡部「チクショォ・・・」

紅莉栖「ん・・・んん・・・」

岡部「紅莉栖!しっかりしろ!紅莉栖!」

紅莉栖「紅莉栖・・・?」

岡部「そうだ!お前は紅莉栖だ!」

紅莉栖「違うな」

岡部「え?」

紅莉栖「我は冥王ハデス・・・この世に闇をもたらす者なり」

岡部「・・・」


とべよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

ーーー
ーー


ラボ

ダル「なるほどねー」

岡部「ああ」

岡部「どうあがいても収束してしまう」

ダル「もう一度聞くけどオカリンの厨二設定じゃないんだよな?」

岡部「ああ・・・」

岡部「俺はすでにタイムリープを数十回繰り返した」

岡部「でも・・・ダメなんだ・・・」

紅莉栖「岡部~」スリスリ

岡部「クソッ・・・」

紅莉栖「にゃぁん」ゴロゴロ

岡部「何か方法は・・・」

紅莉栖「岡部♪岡部♪」スリスリ

岡部「頼む・・・ダル」

紅莉栖「う~ん?」ペロペロ

岡部「俺に力を貸してくれ・・・」

紅莉栖「ヘヘッにゃぁ」スリスリ

岡部「ハハッカワイイなコイツ」

ダル「うん!死ねばいいお!」

ダル「時間がたてば勝手に治るんじゃね?」

ダル「今まではどうだったんだお?」

岡部「い、いや」

岡部「今まではすぐにタイムリープをしていた」

ダル「だったら少し様子を見てもいいんじゃね?」

岡部「そ、その発想はなかった・・・」

岡部「しかしな・・・」

紅莉栖「ん~?」ニコニコ

岡部「・・・」

ーーー
ーー


フェイリス「おかえりなさいませにゃ!」

フェイリス「にゃにゃ!?凶真!」

岡部「フェイリス・・・」

ダル「フェイリスたんキターーー」

まゆり「フェリスちゃんトゥットゥルー」

紅莉栖「にゃにゃ!」

フェイリス「にゃ・・・え!?」

フェイリス「ちょっとこっちに来るニャッ!」

紅莉栖「にゃ゛ぁぁぁぁぁ!」

岡部「あぁ!助手が!」

数分後

フェイリス「おっまたっせニャーン!」

まゆり「わぁ!」

紅莉栖「しくしく・・・」

岡部「な、なんてことだ・・・」

ーーー
ーー


岡部「しかしなぁ」

紅莉栖「にゃん!にゃにゃ!」

岡部「なんかだんだんひどくなってないか?」

紅莉栖「うにゃぁ~」

岡部「見ろ!言葉もろくに話さなくなってしまっている・・・」

ダル「まぁこれはこれでアリだr」

バンッ

岡部「冗談を言っている場合ではないのだ」

ダル「オカリン・・・」

まゆり「ああそっか!」

岡部「どうしたまゆり」

まゆり「だからクリスちゃんは電話に出なかったんだねぇー」

岡部「え?」

まゆり「あのねぇー」

まゆり「まゆしぃねー、クリスちゃんに電話したのです」

まゆり「でも出なかったんだぁー」

まゆり「そんなことになっていれば出れないもんねぇー」

岡部「な、なに・・・?」

岡部「それは本当か!?」ガシッ

まゆり「ふぇぇー?」

岡部「本当なんだな?本当に電話したんだな!?」

まゆり「ほんとうだよー?」

岡部「・・・」

岡部「クク・・・」

岡部「ククク・・・」

岡部「フゥゥゥゥゥワッハッハッハッハ!!!!」

紅莉栖「にゃ!?」

ダル「どうしたんだよオカリン!」

岡部「ククク・・・どうしたもこうしたもあるか」

ダル「何がなんだぜ?」

岡部「見つけたんだよ・・・」

ダル「だから何を?」

岡部「紅莉栖を救う方法をだ!」

岡部「よく思い出してみるとだな」

岡部「毎回助手に何かあるたびに電話がかかってきていてそれがきっかけとなり・・・」

ダル「ふむふむ」

岡部「だからまた過去へタイムリープし、電話をかける前のまゆりに・・・」

ダル「なるほどなるほど」

まゆり「あちゃーごめんね紅莉栖ちゃん・・・」

紅莉栖「にゃ・・・がっ」

岡部「お、おい!どうした!?」

紅莉栖「ああ・・・あぐっ・・・」

岡部「く、苦しいのか紅莉栖!?」

紅莉栖「あぐっ・・・おか・・・」

岡部「お、おい!」

紅莉栖「お・・・かべ・・・」

岡部「紅莉栖!」

紅莉栖「あたま・・・が・・・」

ダル「牧瀬氏!」

まゆり「クリスちゃん!」

紅莉栖「や・・・だ・・・よぉ・・・・」

岡部「しっかりしろ!紅莉栖!」

紅莉栖「お・・・か・・・」

紅莉栖「・・・・・」

岡部「お、おい・・・」

紅莉栖「嘘だよな・・・」

まゆり「うそ・・・」

岡部「お、おい・・・」

紅莉栖「・・・」

ダル「ま、牧瀬氏?」

岡部「し・・んだ・・・・」

岡部「そんな・・・」

岡部「時間経過で・・・」

まゆり「やだよぉーオカリン!クリスちゃんが!クリスちゃんが!」

岡部「・・・」

ダル「オカリン!」

岡部「・・・ああ」

岡部「・・・」

岡部「まってろ紅莉栖・・・」

岡部「俺はお前を救ってみせる!!!」

岡部「・・・っは」

紅莉栖「もうね、あれよ!アイス10個!」

岡部「・・・」

紅莉栖「ねぇってば!」

岡部「・・・」スッ

紅莉栖「おいって!聞いてるの?」

紅莉栖「人が話してる時に電話するな!」

トゥルルルルルル

ガチャ

まゆり「トゥットゥルー!まゆしぃです!」

岡部「まゆり、今から俺がいうことをよく聞くんだ」

まゆり「ふえ?」

岡部「いいか?今日は紅莉栖に何があっても電話はするな」

まゆり「えー?なんでまゆしぃが電話しようとしてること知ってるのー?」

岡部「いいから」

まゆり「わかったよー」

まゆり「なにか理由があるんだよね?」

岡部「ああ」

ガチャ

紅莉栖「ちょっと?今のまゆり?」

岡部「ああ」

紅莉栖「電話するなってどういうこと!?」

岡部「い、いや気にするな」

紅莉栖「なによ!言いなさいよ!」

岡部「き、気にするなと言っている!」

紅莉栖「気になるじゃない!」

岡部「お、お前との時間を誰にも邪魔されたくなかったんだ!」

紅莉栖「はにゃ!?」

岡部「にゃ・・・だと!?」

紅莉栖「ち、違う!」

紅莉栖「べ、べべべべ別に動揺したとかでなくっ!」

岡部「しっかりしろ紅莉栖!」

紅莉栖「紅莉栖!?今紅莉栖って言ったか!?」

岡部「しっかりするんだ!」ガシッ

紅莉栖「あわわ・・・な、なによ!なにがよ!?」

岡部「落ち着け!」

ーーー
ーー


岡部「落ち着いたか?」

紅莉栖「うん」

岡部「歩けるか?」

紅莉栖「うん」

岡部「じゃあ行くか」にぎっ

紅莉栖「えぇ!?」

岡部「ん?」

紅莉栖「ん?じゃないだろ!」

岡部「は?」

紅莉栖「なんで手を握るのよ!」

岡部「お前と離れないようにだ」

紅莉栖「ばっバカ!私は子供じゃない!」

岡部「そうではない紅莉栖」

紅莉栖「なによ!?」

岡部「俺は・・・」

岡部「お前の手を握っていたいんだ」

紅莉栖「な、なんなのよ・・・もぅ」

岡部「頼むよ…紅莉栖」

紅莉栖「す、好きにすれば・・・」

岡部「ありがとう」

紅莉栖「・・・」

紅莉栖「ね、ねぇ岡部・・・」

岡部「なんだ?」

紅莉栖「あ、あのね」

紅莉栖「私ね・・・・っ!」


ブーンブーン

紅莉栖「あっ」

岡部「え・・・?」

紅莉栖「ちょっと離すわよ?」スッ

岡部「紅莉栖・・・ッッ!!」

紅莉栖「う・・・うぅ・・・」

紅莉栖「ゲフッ・・・」ガク

岡部「お、おい・・・」

紅莉栖「お・・・か・・・」

岡部「なんでだよ・・・なんでだよ!!!」

岡部「なんで電話が来るんだよ・・・」

岡部「もう電話はこないはずだ・・・」

岡部「なのに・・・」

岡部「それに」

岡部「今回は明らかに異常だ・・・」

岡部「紅莉栖は電話に出ただけだぞ・・・?」

岡部「どういうことなんだ!」

ーーー
ーー


ラボ


まゆり「えー?まゆしぃはちゃんと電話しなかったよー?」

岡部「な!?」

まゆり「???」

岡部「そうか・・・」

岡部「・・・ック」

紅莉栖「だーかーらー!アイス食べ放題に連れてきなさいよ!」

岡部「・・・」

紅莉栖「ねぇ!ねぇってば!」

岡部「・・・」

紅莉栖「な、何よ?無視!?」

岡部「・・・」

紅莉栖「ちょ、ちょっとぉ・・・」

紅莉栖「おい!聞いてるのか!」

岡部「・・・」

紅莉栖「おい!岡部っ!」

岡部「・・・」

紅莉栖「無視しないでよぅ・・・」

岡部「・・・」

紅莉栖「あ、アイス一つで我慢するから!」

岡部「・・・」

紅莉栖「ねぇってば・・・」

紅莉栖「そ、そうね!アイスのことは大目にみてやってもいいんだから!」

岡部「・・・」

紅莉栖「わかった!おなかすいてるんでしょ!」

岡部「・・・」

紅莉栖「からあげ食べよ?ねっ?」

岡部「・・・」

紅莉栖「買ってくるから待ってなさいよ!」ダッ

ブーンブーン

紅莉栖「あ・・・」

紅莉栖「ハロー?・・・あぐっ」

岡部「・・・」

紅莉栖「お・・か・・・」ガクッ

岡部「・・・」

岡部「・・・」ピッ

トゥルルルルルル

岡部「まゆり、俺だ」

岡部「紅莉栖に電話したな?」

まゆり「えー?すごーい!なんでわかったのー?」

岡部「いや・・・いいんだ気にするな・・・」

まゆり「えー?」

まゆり「もしかしてオカリン、クリスちゃんと一緒にいるのー?」

岡部「あ、ああ」

まゆり「そっかーだからクリスちゃん電話に出られなかったんだねー」

岡部「ああ・・・」

まゆり「えっへへー早く二人ともラボにもどっておいでー」

岡部「ああそうだな・・・」

岡部「・・・」

岡部「ちょ、ちょっと待ってくれ!」

まゆり「ふぇ?」

岡部「まゆり、お前今紅莉栖が電話に出なかったと言ったな!?」

まゆり「うんー?そうだよー?留守番電話だったー」

岡部「バカな!?紅莉栖は確かに電話に出ていた!」

岡部「少しだけだったが確かに電話に出たはずだ!」

まゆり「うーん?」

まゆり「やっぱり留守電だったよー」

岡部「な・・・に?」

岡部「ま、まさか・・・これは・・・」


岡部「タイム・・・リープ?」

岡部「まさかそんな・・・」

岡部「紅莉栖が・・・?」

岡部「いやしかし・・・」

岡部「・・・」

バシュゥゥゥゥ

ウィィィィィン

岡部「な!?こ、これは!!!!」

鈴羽「ちーす岡部倫太郎」

岡部「鈴羽!!!」

鈴羽「牧瀬紅莉栖はもう死んじゃったかな?」

岡部「な!?お前なぜ!!」

鈴羽「詳しい説明は後だよ」

鈴羽「キミはそこでじっとしているだけでいい」

岡部「何!?」

岡部「一体何がどうなって!」

鈴羽「いいからいいから」

ーーー
ーー


ドッゴーン!!!

鈴羽「ね?」

岡部「・・・」

鈴羽「言った通りキミの向かっていたコンビニにトラックが突っ込んだじゃん」

岡部「・・・」

鈴羽「本当はね、キミはあれに巻き込まれていたんだよ」

鈴羽「牧瀬紅莉栖をかばってね」

鈴羽「牧瀬紅莉栖は奇跡的に無傷ですんだけどキミは死んだ」

鈴羽「その後、牧瀬紅莉栖が何をしたと思う?」

岡部「タイム・・・リープか」

鈴羽「うん。すごかったんだよー?」

鈴羽「ありゃあまさしく執念だね」

岡部「やはり・・・だからクリスは電話に出た途端おかしくなったのか」

鈴羽「え?こっちにも来たの?」

岡部「どういうことだよ・・・」

鈴羽「あのねー牧瀬紅莉栖はね」

鈴羽「未来・・・そう」

鈴羽「私がいてタイムマシンがある時間までタイムリープしてきたんだ」

岡部「そんなバカな!不可能だ!」

鈴羽「タイムマシンを作っちゃうヤツだからね」

鈴羽「何をするかわかったもんじゃないよ」

鈴羽「まぁもっとも私の前に現れた牧瀬紅莉栖はネコ化して痛いキャラだったけれど」

鈴羽「んでね?必死に訴えかけてきたんだ」

鈴羽「にゃあにゃあ言いながらさ」

鈴羽「岡部が岡部がってさ」

鈴羽「多分法則を無理矢理曲げた代償だろうね」

鈴羽「しばらくして死んでしまったけどね」

岡部「・・・」

鈴羽「でも彼女の意思はしっかり私に届いた」

岡部「紅莉栖・・・」

鈴羽「さて!岡部倫太郎!」

岡部「ああ」

鈴羽「次はキミの番だよ」

平和な未来から来た鈴羽ならフルネームじゃなくてオカリンおじさんだと思うが

>>178
スマンマジでやらかした

とべよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ


鈴羽「多分法則を無理矢理曲げた代償だろうね」

鈴羽「しばらくして死んでしまったけどね」

岡部「・・・」

鈴羽「でも彼女の意思はしっかり私に届いた」

岡部「紅莉栖・・・」

鈴羽「さて!オカリンおじさん!」

岡部「ああ」

鈴羽「次はキミの番だよ」

後日談

紅莉栖「おーかーべー!」

岡部「ぬぅわぁんだぁぁぁ?助手よぉぉぉ?」

紅莉栖「その喋りかたやめなさい!」

岡部「何を言うかこのHENTAI天才ブルジョワアイスクリーム処女がぁぁぁぁ」

紅莉栖「な!?しょ、処女!?」

岡部「以前自分で言っていたではぬわいかぁぁぁぁ」

紅莉栖「おーのーれーはぁぁぁぁぁ!!」

岡部「ぼ、暴力はやめたまえ」

岡部「わ、わかった助手よ」

岡部「あ、アイスクリーム食べ放題に連れて行ってやるから!」

紅莉栖「え!?本当!?」

岡部「あ、ああ」

紅莉栖「べ、別にそんなんで喜んでないんだからね!」

岡部「そ、そうなのか・・・」

紅莉栖「あ、いや、でもアンタがどうしてもって言うなら!」

紅莉栖「しかたなくなんだから!」

岡部「この食いしん坊め!」

紅莉栖「ちがっ!別にアイスが食べたいわけじゃ!じゃなくてえっと」

まゆり「えへへーじゃあまゆしぃも行くー」

紅莉栖「え!?あ・・・っと・・・え?」

ダル「まゆ氏・・・無茶しやがって・・・」

まゆり「えー?なになにー?」

ダル「さすがに空気読むところでしょ常考」

まゆり「えー?あー!わかった!」

まゆり「クリスちゃんはオカリンと二人きりがいいんだね!」

紅莉栖「え!?ちがっ!」

まゆり「いーのいーの!」

ダル「まゆ氏・・・すげーよ・・・」

ダル「そこにしびれるあこがれルゥ」

岡部「そうなのか助手よ?」

ダル「オカリンェ・・・」

紅莉栖「は!?な、何言ってる!?」

岡部「この狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真と二人っきりがいいのくわぁ~」

紅莉栖「言っとらんわ!」

岡部「では行こうではないか!ついてこい」

紅莉栖「あーはいはい」

紅莉栖「仕方なくなんだからね?仕方なく!」にぎっ

岡部「な!?」

紅莉栖「ひょえっ!」バッ

ダル「リア充爆発しろ」

紅莉栖「な、なななななんで!?」

紅莉栖「手が勝手に!」

岡部「・・・」

紅莉栖「ち、違うの岡部!聞いて!」

紅莉栖「て、手がね!なんかね!」

岡部「・・・」

紅莉栖「あわわごめんなさい!じゃなくてえとなによっ!」

岡部「フ・・・紅莉栖よ」

紅莉栖「なによっ!岡部のバカ!HENTAI!!」

岡部「行こうか」スッ

紅莉栖「なっ・・・」


紅莉栖「うん・・・」にぎっ


バタン


まゆり「じゃあまゆしぃ達も行こっか!」

ダル「えっと僕は忙しいから・・・」

まゆり「いいからいいから!ね☆」ムキッ

ダル「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」ベキベキ





ダル「とべよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

おわり

結局どうやって紅莉栖助けたの?

>>193
スマン後半は完全に破綻したから何も考えてない

諸事情で寝れないのでダラダラ書かせてもらう

まゆり「ダルくんダルくん」

ダル「な、なんだお」

まゆり「二人とも行っちゃったね」

まゆり「やっぱクリスちゃんはオカリンのこと好きなのかなー」

ダル「当然でしょ常考」

まゆり「そっかー」

ダル「リア充は爆発すればいいお!」

まゆり「いいなぁ紅莉栖ちゃん・・・」

ダル「くっそー!オカリンばっかりモテやがって!」

ダル「僕のなにがダメなのさ!」

まゆり「だるくんはモテたいのかー」

ダル「あたりまえでしょ!」

まゆり「じゃ、じゃあ私みたいに体を鍛えるとか?」

ダル「限度があるだろ常考」

まゆり「えー?」ムキィッ

ダル「僕はそんな過剰な筋肉は嫌だお!キモイお!」

まゆり「ふぇぇ・・・ひどいよぉ・・・」

ダル「でも少しはダイエットしなきゃな」

まゆり「そうだよー!だからー」

まゆり「ねっ☆」グイッ

ダル「い、痛いお!まゆ氏!離して!」

まゆり「いいからいいからー」グイグイ

ダル「わ、わかったお!自分で歩くから!折れちゃうお!」

まゆり「えへへー」

まゆり「じゃあ行こうねー☆」

ーーー
ーー


フェイリス「あ!まゆしぃとダルにゃん!」

まゆり「フェリスちゃんトゥットゥルー」ムキッ

フェイリス「ようこそニャン!」ムキッ

ダル「か、帰りたいお・・・」

フェイリス「にゃにぃー!?聞こえたにゃーん?」

ダル「怖いお!」

ダル「な、何か違和感を感じるお!」

ダル「でもその違和感の招待がわからないんだお・・・」

フェイリス「なにブツブツ言っているにゃん!」

ダル「ひえっ!」

まゆり「あ、まゆしぃプロテインと生卵!」

ダル「ぼ、僕は何も・・・」

フェイリス「そんなんじゃだめニャン!」

フェイリス「ダルニャンも同じの頼むニャン!」

ダル「・・・」ゴク

ダル「ッッッあぴっ!」

ダル「これは人間の飲み物じゃないお!」

まゆり「えー?おいしいよー?」ゴキュッゴキュッ

ダル「ひぃぃ!もう嫌だお!怖いお!」

ダッ

フェイリス「どこ行くニャーン?」ムキキッ

ダル「oh・・・」

ーーー
ーー


ダル「うぅ・・・ひどいめにあったお・・・」

まゆり「あーおいしかったねー」

ダル「ねーよ!・・・ねーよ!」

まゆり「えへへーまた飲もうねー」

ダル「人の話聞けよ!」

まゆり「あ萌郁さんだ!」

まゆり「おーい!」

萌郁「・・・・」

まゆり「萌郁さんトゥットゥルー!」

萌郁「・・・」

萌郁「・・・」カチカチカチバキィ

萌郁「・・・」

萌郁「また・・・・壊れた・・・・」

ダル「ひぃぃぃぃ!」

その頃

紅莉栖「これおいしー!」

岡部「ふむ、それはよかったな紅莉栖」

紅莉栖「岡部も食べなよー?」ニコニコ

岡部「ああ」

紅莉栖「へへっ・・・」

岡部「なんだ?」

紅莉栖「別にぃー?」ニヘラニヘラ

岡部「・・・」

紅莉栖「・・・」ニコニコ

岡部「・・・」

紅莉栖「・・・」ニコニコ

岡部「・・・」

紅莉栖「あのさ岡部」

岡部「ん?」

紅莉栖「私も体鍛えようかな」

岡部「それはやめておけ!!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom