鶴屋「ちょっとおろしなさい///お姉さんをからかうんじゃないよっ!」
にょろーん
続き書いて
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
/ /" `ヽ ヽ \
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ リ| l.│ i| に
レ!小lノ `ヽ 从 |、i| ょ
ヽ|l ● ● | .|ノ│ ろ
|ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j | , |. l
| /⌒l,、 __, イァト |/ | ん
. | / /::|三/::// ヽ |
| | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |
キョン「良いじゃないですか。鶴屋さん可愛いんですしだっこできて僕も嬉しいですよ」
鶴屋「お姉さんをからかうんじゃないっさ//」
キョン「抱っこって……こ、こうですか?」
鶴屋「ちょ、待っ……き、キョンくん!?」
キョン「鶴屋さんって身長の割りに軽いんですね、失礼ですけどちょっと驚きました」
鶴屋「そ、そう言ってくれるのは嬉しいけど…と、とりあえず下ろしてってば!」
キョン「いや、鶴屋さんが抱っこって言ったんですけど……」
鶴屋「うぅ…お願いだよキョンくん……だ、誰かに見られたら恥ずかしいっさ……!」
キョン(……可愛い)
みたいな感じで頼む
もっとやれ
キョン「今あらためて思ったんですけど、綺麗な髪ですね」
鶴屋「か、髪の毛は結構気を使ってるから……」
キョン「やっぱりお手入れとかしてるんですね」
鶴屋「それは…その、私だって…一応女の子だから……」
キョン「…………」
キョン(こういう鶴屋さんも……うむ、実に素晴らしい)
鶴屋「それで…も、もう下ろしてくれるかい?」
キョン「…………」
話の展開どうしたらいいんだコレ……
はよかけ
鶴屋「……あ、あれ?キョンくん、どうかしたかい?」
キョン「いや……そこまで露骨に嫌がられるとちょっとショックで」
鶴屋「あっ……ち、違うよキョンくん!キョンくんが嫌なわけじゃなくて……」
キョン「わけじゃなくて……?」
鶴屋「あの…最初にも言ったけど、誰かに見られたら恥ずかしいから……」
キョン「……そうですよね、確かにそれはちょっとマズいですよね」
鶴屋「分かってくれて良かったにょろ…じゃあ早く下ろし」
キョン「ええ、早く人がいないところへ行きましょう」スタスタ
鶴屋「結局下ろしてくれないのかいっ!?」
キョン「いやー、お姫さま抱っこって一回やってみたかったんですけど願いが叶いました」
鶴屋「ど、どこに連れてくのさっ!第一ここ学校だから人がいない場所なんて……」
キョン「そうですね…それじゃ屋上にでも行きましょうか?」
鶴屋「む、無理だって!途中で絶対誰かに見られちゃうよっ!」
キョン「ハッハッハ、大丈夫で……」
みくる「キ、キョンくん!?鶴屋さんとなにを……!」
キョン「ヤバい」
みくる「え…キョンくんが…鶴屋さんを……」
鶴屋「み、みみみみみくるっ!いやっ、あの!これは違うっさ!」
キョン(ヤバいヤバい、加藤あいの握手会と間違えて阿藤かいの握手会に行っちゃうくらいヤバい)
みくる「ま、まさかキョンくん…鶴屋さんに乱暴してるんじゃ……!」
鶴屋「そ、それは違うよみくる!これは私が……」
鶴屋「…………」
鶴屋(……『抱っこー!』ってキョンくんに飛びついたからなんて言えないにょろ)
みくる「鶴屋さんが……何ですか?」
鶴屋「あの…えっと、アレだよね!キョンくん!」
キョン(俺に振るんですかァァァ!?)
キョン「あの…アレです、鶴屋さんがちょっと…足を挫いて歩けなくなってしまったようでして」
みくる「えっ、そうなんですか!?」
鶴屋「そ、そうそう!いやー悪いねキョンくん、わざわざ抱っこして貰っちゃって!」
みくる「そういうことだったんですか……キョンくん、鶴屋さんのことをお願いしますね」
キョン「お心遣いありがとうございます、朝比奈さん」
キョン・鶴屋(た、助かった……)
キョンはおとぼけキャラの方が面白い。
みくる「鶴屋さんが……何ですか?」
鶴屋「あの…えっと、アレだよね!キョンくん!」
キョン「鶴屋さんがだっこしてほしいっていうもんで」
こんなかんじで、もっとやれ
すまない、銀魂のノリが出てしまった
---
鶴屋「いきなり見つかったよキョンくん!やっぱり屋上まで行くなんて無茶だよっ!」
キョン「さっきのはたまたまですよ…心配しないでください」
鶴屋「無理むりっ!そんなの絶対……」
キョン「じゃあいいです、ここでずっと鶴屋さんを抱っこしてますから」
鶴屋「そ、それは……もっとダメっさ」
キョン「…………」
鶴屋「……キョンくん?」
キョン「いや……鶴屋さん、口で嫌だって言ってるわりにはあんまり嫌そうじゃないなと…」
鶴屋「っ!」ギクッ
鶴屋「お、お姉さんをからかっちゃいけないっさ!」
キョン「鶴屋さん……ひょっとして抱っことか好きなんじゃ……」
鶴屋「そ、そんなわけないにょろ!今だってすっごい恥ずかしいんだから!」
キョン「じゃあ…何で全然抵抗しないんですか?」
鶴屋「そ…それは……」
キョン「それは……?」
長門「それは?」
キョン・鶴屋「」
キョン「なぜいる?」
長門「?」
キョン「……質問を変える、いつから長門はそこにいた?」
長門「あなたに抱かれている彼女が『いきなり見つかったよキョンくん!』と言った辺りから」
キョン「……頼む長門、ここは何も言わずに立ち去ってくれないか?」
鶴屋「う……うぅ……」
鶴屋(有希っこにまでこんな所を見られちゃって……もうお嫁にいけないにょろ)
長門「……理解した」
キョン「すまんな長門」
長門「構わない、ただ」
キョン「ただ?」
長門「明日は私の番」
キョン「…………」
キョン君は嫁がいっぱいでたいへんだなー(棒読み)
---
鶴屋「……さっきの有希っこは何だったのかな?」
キョン「さあ…何でしょうね」
鶴屋「……あっ!」
キョン「?」
鶴屋「ほ、ホントに下ろしてキョンくん!」
キョン「ど、どうかしました?」
鶴屋「す、スカートが捲れちゃってるから……」
キョン「!」
キョン(し、縞パンをはいている女子高生が実在するとは……!)
鶴屋「み、見ないでキョンくん!」
キョン(正直……たまりません)
鶴屋「お、下ろしてってキョンくん!これはさすがに……」
キョン「す、すぐに手を位置を変えますから……」
鶴屋「手の位置じゃなくて早く下ろし……ひゃうっ!?」
キョン「つ、鶴屋さん!?」
鶴屋「き、キョンくんが変なとこ触るから!」
キョン「…………」
キョンの弾道が上がった!
キョン(言われてみればこの手に吸い付くような柔らかい感触は……)
鶴屋「は、早く…手をどかし……」
キョン「…………」
キョン「神よ……」
鶴屋「……?」
キョン「俺に生を与えてくれたことを感謝する……」
鶴屋「そ…そんなに嬉しいんだ……」
鶴屋(なんだかんだで…ちょっぴり嬉しいっさ)
---
ハルヒ「はくしゅんっ!誰か噂してるのかしら……?」
鶴屋「ね…ねえキョンくんっ!」
キョン「ん……ああ、すみません…ちょっと感動でぼーっとしてました」
鶴屋「も、もっと触りたい……?」
キョン「は?」
鶴屋「いや…もうちょっとくらいなら触ってもいいかな…なんて思ったり……」
キョン「…………」
鶴屋「わ、わ!じ、冗談!冗談だからねっ!!」
キョン「鶴屋さん……ちょっと待っててください」ダッ
鶴屋「え……?」
---
数分後
キョン「お待たせしました鶴屋さん」
鶴屋「ど、どうかしたのかいっ?」
キョン「鶴屋さん……世界平和って何でしょうね」
鶴屋「…………??」
キョン「あ、とりあえずもう一回抱っこするんで……」
鶴屋「うん……え?」
キョン「やっぱり軽いですね、鶴屋さん」
鶴屋(め、めがっさしくじったにょろ!さっきまで下ろしてくれてたのにっ!)
鶴屋「……なんでキョンくんには素直に抱っこされちゃうんだろ」ボソッ
キョン「鶴屋さん、何か言いましたか?」
鶴屋「な、何でもないっさ!」
キョン「そうですか…じゃあ俺と一緒に世界平和について考えま……」
ハルヒ「…………」
キョン「俺の平和が崩壊した」
新・保守時間目安表 (休日用)・
00:00-02:00 10分以内・
02:00-04:00 20分以内・
04:00-09:00 40分以内・
09:00-16:00 15分以内・
16:00-19:00 10分以内・
19:00-00:00 5分以内・
新・保守時間の目安 (平日用)・
00:00-02:00 15分以内・
02:00-04:00 25分以内・
04:00-09:00 45分以内・
09:00-16:00 25分以内・
16:00-19:00 15分以内・
19:00-00:00 5分以内・
鶴屋「はっ、ハルにゃん!?」
ハルヒ「……キョン、アンタ…何やってんの?」
キョン「……あの、鶴屋さんが」
ハルヒ「足を挫いたなんてベタな言い訳したらぶっ飛ばすわよ」
キョン「…………」
鶴屋「あ、あのねハルにゃん!これは……」
ハルヒ「鶴屋さんは黙っててください」
鶴屋(ハルにゃん…めがっさ怒ってるにょろ……キョンくん、大丈夫なのかい…?)
はよかけ、なんかいレスさせるつもりだ。
キョン「…………」
キョン(間違えてはいない、ここまで俺は何も間違えていない)
キョン(結果--両腕に鶴屋さんを抱えてハルヒと対峙している)
鶴屋「…………」
キョン(フフ……なんて顔してるんですか鶴屋さん…クスッ…心配ないです……)
キョン(俺はまだ使用っちゃいない!)
キョン「俺だけのマッハを……」
ハルヒ「………?」
キョン「さらばっ!」ダッ
ハルヒ「なっ!?ま、待ちなさい!!」
鶴屋「ちょ、ちょっとキョンくん!逃げちゃっていいのかい!?」
キョン「どうせ話なんか聞いてくれません!鶴屋さんまで巻き添えになるかもしれないですし!」
鶴屋「だ、だったら早く走るために私は下ろしたほうが……」
キョン「それはダメです!」
鶴屋「何でっ!?」
キョン「男だからです!」
鶴屋「…………」
鶴屋「……意味が分からないっさ」クスッ
古泉の仕事が増えるな
---
キョン「ま、撒いたか……!」
鶴屋「あのハルにゃんから逃げ切るなんて…キョンくん、超人さんじゃないのかい?」
キョン「ハルヒの奴が色々な所を曲がったり上がったりしてるうちに見失ったんだと思いますよ」
鶴屋「……私のことも離さなかったよね」
キョン「それは……鶴屋さんを怪我させるわけにはいかないですから」
鶴屋「…………」
鶴屋「あっはは!やっぱりキョンくんは面白いなー」
キョン「お、面白い?」
鶴屋「うん、キョンくんのそういうところ……嫌いじゃないよ」
>>84
地味に効くなww
キョン「何だかそう言われると……照れますね」
鶴屋「……さてキョンくん、気付いてないだろうからここで問題を出すよ」
キョン「も、問題?」
鶴屋「第一問っ!最初キョンくんは私をどこに連れて行こうとしてたでしょうかっ?」
キョン「屋上…ですよね?」
鶴屋「うん、正解っ!それじゃあ第二問っ、ここは一体どこでしょうか?」
キョン「ど、どこって……!」
鶴屋「……屋上だよ、キョンくん」
キョン「い、いつの間に……」
鶴屋「あはは、やっぱり気付いてなかったんだ?」
キョン「恥ずかしながら……」
鶴屋「……ねえキョンくん、なんでそんなに私を抱っこしたがるんだい?」
キョン「……なんででしょうね、俺にもよく分かりません」
鶴屋「ふーん……」
キョン「鶴屋さんはなんで俺がこんなことをしても怒らないんですか?」
鶴屋「……聞きたいかい?」
キョン「…………」
見てもいいですか?
鶴屋「私さ…キョンくんのこと……」
谷口「見えないものを見ようとして~♪望遠鏡を覗き込んだ~♪」
谷口「いやー今日はペルセウス流星群を見なきゃなぁ!屋上からならよく見え……」
鶴屋「…………」
キョン「…………」
谷口「…………」
谷口「…………」
谷口「……すまん」
谷口「ごゆっくりィィィィィ!」グスッ
BUMPきめえ
キョン(奴だけはあとでぶっ飛ばさなきゃならんらしい)
鶴屋「…………」
キョン「つ、鶴屋さん……」
鶴屋「……フフ」
鶴屋「あっはっはっ!いやーまさかこうなっちゃうとは予想外だったかなっ!」
鶴屋「でも……うん、こういうのも私らしいのかな?」
キョン「…………」
鶴屋「ごめんねキョンくん、なんだか変な空気にしちゃってさ」
キョン「……星、見ませんか?」
鶴屋「……?」
キョン「ここでこのまま……二人で一緒に」
鶴屋「…………」
鶴屋「……うん、私もそうしたいかなっ」
俺「…綺麗ですね」
---
同時刻、某所
古泉「つ、強い…なんという強力な神人!!」
神人『ガアアアアアッ!』
ゴバキッ!!
森「うっ!」
古泉「森さん!」
神人『グルアアアァァァァ!』
ドゴガッ!!
古泉「ぐあああっ!?」
森「て、手強い…本当に……!」
新川「決して諦めるな!自分の感覚を信じろ!」
古泉「これならどうです…セカンドレイド!!」バシュッ!
新川「痛っ…バカもん!ワシだ!」
古泉「す、すいません」
---
翌日、SOS団部室
キョン「どうもー」
みくる「あっ、キョンくん!こんにちは」
キョン「あれ、朝比奈さんと長門だけか……」
みくる「涼宮さんはまだ来てませんよ」
長門「古泉一樹は昨晩に打撲・脱臼・骨折・筋肉断裂・呼吸困難になり、治療のため欠席している」
キョン「大丈夫なのかアイツ……」
古泉ざまああああああww
みくる「それよりキョンくん、昨日鶴屋さんと何かありました?」
キョン「な、何でそんなことを……?」
みくる「いえ、今日の鶴屋さんが何となくご機嫌に見えましたから」
キョン「……だったら良かったです」
みくる「…………?」
キョン「さて、とりあえず俺はお茶を……」
ガチャッ
ハルヒ「今日はもう逃がさないわよ……キョン!」
キョン「無限の彼方へさあ行くぞ!」ダッ
みくる「キョンくんが三階から飛んだ!?」
ハルヒ「絶対逃がさないんだから!みくるちゃん、有希!一緒に来て!」
みくる「ひ、ひゃい!」
長門「…………」
バズ・ライトイヤー「応答を求む。無事、地球に到着した。繰り返す」
ハルヒ「どうしたの有希、早く行くわよ」
長門「私は行かない、私はむしろ彼の味方」
ハルヒ「な…何で?」
長門「彼に危害を加えられたら困るから」
ハルヒ「危害って……ど、どうして困るのよ!」
長門「今日の抱っこは私の番だから」
ハルヒ「」
もういいや、終わろう
ふざけるなROM専もいるんんだ
申し訳ないがこれ以上話広げられないし、かといってエロは書けないし、鶴屋さん命だし……
とりあえず風呂行ってくる
古泉「ん、しょ……んしょ」ズリッズリッ
キョン「んっ! 古泉、そんな強く当てないでも……ウホォ」ビクッ
古泉「あ……気持ちいいですか? キョン君……フフフ」
キョン「い、いいには、いいんだがっ……もう少しゆっくりで……」ハァハァ
古泉「……凄い眺めですね」ムラムラ
キョン「……その特盛り、俺の*の中にいれろ…」
古泉「……」ゴクリ
キョン「アア・・・ だ、早くヤッてくれ、古泉っ」
古泉「……ん……どーぞ……!」ズリ
古泉「……ふんもっふっ!!」ズニュッ
キョン「ウォォ――せかんどれいどおお!腹の中がせかんどれいどおおおおおっ!!」ビクッ!!
古泉「っっ!」ウホォ
>>1だけどこんなに伸びるとは思わなかったわ
書いてくれたかた乙です
>>149
次はお前の番だな
>>153
しょうがないな
お休み
キョン「助かった。ありがとう。さすがに3階から飛び降りのは無理があったな」
長門「死ぬ確率も十分にあった。次からは自重して欲しい」
キョン「ああ、悪かった」
長門「では、約束を果たしてほしい」
キョン「約束?」
長門「お姫様抱っこ////」
キョン「」
キョン(わすれてたーーーーーーーー)
長門「さぁ、早く」ワクワク
キョン(こ、これは・・・・・・・)
1、長門は娘みたいなもんだ。問題ない
2、やっべー。これやっべー。逃げる
3、やっべー。しかし、長門を敵に回すわけにはいかない。抱っこしよう
安価>>165
にわかです。過度な期待はしないでください
ハルヒ「だ、抱っこって…昨日の鶴屋さんみたいな?」
長門「そう」
みくる「あれって鶴屋さんが足を挫いたからやってたんじゃ……」
長門「違う、彼女が彼に抱っこしてくれるように頼んで飛び付いた」
長門「足を挫いたというのは彼が彼女のためについた嘘と思われる」
みくる「そんな……」
長門「というわけで私はこれから彼に抱っこされてくる」
すまない、別の雄志の続き来てるの見逃してた
あとは安心して任せて眠れる、支援
安価踏むとか俺は死ねばいい、最後までマジですまなかった
本家来てるなら引くのが礼儀。続けろ
ROMに戻る。住民もそれを望んでる
続き書こうとしてた奴だけど、44zXDeGrOに譲る
長門「というわけで私はこれから彼に抱っこされてくる」
ハルヒ「ま、待ちなさい有希!団長としてそれは認めないわ!」
長門「なぜ?」
ハルヒ「だって……その……そ、そんなの不純異性交遊よ!!」
みくる(それは違うと思いますけど……)
長門(統合思念体からのメッセージを受信---対象に向けて発信)
長門「涼宮ハルヒ」
ハルヒ「な、何よ」
長門「『お前が言うな』---発信完了」
ハルヒ「なっ!?い、いつ私が不純異性交遊なんかやったって言うのよ!」
みくる「……危ない気がするから今はノーコメントを貫きます」
---
キョン「…………」
キョン(ヤバいなコレは、妹と一緒にトイストーリーなんて見るんじゃなかった)
キョン「痛っ…両足…というか下半身が……!」
喜緑「どうかしましたか?」
キョン「き、喜緑さん……!」
喜緑「……何があったかは分かりませんが、両足の骨が粉砕してるようですね」
キョン「夢を追い求めた人間の末路です……」
喜緑「よく分かりませんが…あまり無茶をされると私も困るんですよ?」
キョン「でしょうね…」
喜緑「今回は情報操作で何とかしますけど……これが毎回続くとは思わないでください」
キョン「な、治せるんですか?」
喜緑「あなたを治療する許可も降りましたし…私個人としてもあなたとは友達でいたいんですよ?」
キョン「それは…ありがたいですね」
喜緑「……これで損傷した体の部位は修復されました、すぐに歩けるようになりますよ」
キョン「どうも…ありがとうございます」
喜緑「フフ…これは貸しにしておきますね、それじゃあ私はこれで」
キョン「…………」
キョン(身体は完全に治ったのかもしれんが…まだ痛みは感じるな)
キョン(痛みを感じさせる脳の信号がついていってないのか……?)
キョン「どっちにしても…こりゃしばらくは歩けんな」
鶴屋「あれ、キョンくん……?」
キョン「つ、鶴屋さん!」
鶴屋「こーんな所に座り込んじゃってどうしたんだいっ?何かあったのかな?」
キョン「いえ、ちょっと足が痛くなってしまいまして……」
鶴屋「あ、歩けないのかいっ!?」
キョン「大丈夫ですよ、すぐに治りますから」
鶴屋「大丈夫じゃないよっ!すぐに保健室に行かなきゃ!」
キョン「保健室にしても足が動かないんで……」
鶴屋「じゃあ……だ、抱っこしようか?」
キョン「え?誰がですか?」
鶴屋「あ、あたしが…」
キョン「誰のことを?」
鶴屋「キ、キョンくんのことを…」
キョン「…………」
鶴屋「…………」
鶴屋「な、何か言ってよキョンくん!よく分からない変な空気になっちゃうじゃないかっ!」
キョン「いや…でもさすがに俺は持てないですよ、60は越えてますし」
鶴屋「じゃあ…肩!肩を貸すっさ!」
キョン「あ、それなら……」
鶴屋「うんっ、じゃあ決まりっ!じゃあ肩に手を回して……よいしょっと」
キョン「あ痛っ!」
鶴屋「キョンくんホントに大丈夫かい!?」
キョン「え、ええ…さっきより痛みは引いてますけど…ゆっくり歩いてもらっていいですか?」
鶴屋「う、うん!分かってるっさ」
鶴屋(あたしも……ゆっくりなほうがいいかな)
鶴屋「……うん、肩を貸すってだけでも結構大変なんだね」
キョン「すいません、鶴屋さんにこんなことをさせて……」
鶴屋「ううん、あたしが好きでやってることさっ!謝るのは間違いだよ!」
鶴屋「それに…昨日キョンくんはあたしのこと、ずっと抱っこしてくれてたしね」
キョン「はは、最初は悪ふざけでしたけどね」
鶴屋「でも……あたしはすっごい楽しかったよ!」
キョン「俺も……多分女の子をあんなに長い間抱っこするなんてもう一生ないですね」
鶴屋「…………」
キョン「……鶴屋さん?」
鶴屋「キョンくんはあたしのこと……『女の子』として見てくれてるんだね?」
キョン「な、なんでいまさらそんなことを……?」
鶴屋「ほら、自分で言うのも変だけどあたしってなんていうか…さばさばしてるからね」
鶴屋「キョンくんからは女の子とは見られてないんじゃないかなーって不安だったんだ」
鶴屋「うん、今の言葉は嬉しかったかな……すっごくね」
キョン「…………」
鶴屋「……っと、ごめんよキョンくん!自分から変な空気にしてちゃ世話ないね!」
キョン「いえ……でも鶴屋さん、一つだけいいですか?」
鶴屋「うん?なんだい?」
キョン「もっと自分に自信を持っていいですよ、鶴屋さんは綺麗ですごく可愛いんですから」
鶴屋「……ありがと、キョンくん」
---
ハルヒ「しまった…部室であーだこーだ言ってるうちに完全にキョンを見失ったわ!」
長門「…………」
長門(彼の位置情報……保健室に向かっている?)
みくる「長門さん、キョンくんがどこにいるか分かりませんか?」
長門「…………」
長門「……分からない」
みくる「えっ?そんなはずは……あっ」
みくる(長門さん…本当は分かってるのにキョンくんを守るためにあえて秘密に……)
ハルヒ「とにかく!一刻も早くキョンを見つけだすわよ!」
---
保健室
鶴屋「ベッドに座れるかいキョンくん?」
キョン「あ、大丈夫ですよ」
キョン(うーむ、保健室に着いた途端に痛みがなくなるとは……)
キョン(しかしわざわざここまで運んでもらってすぐに出て行くのは申し訳ないな)
鶴屋「んー…保健室の先生はいないみたいだね、しばらく二人で待ってよっか?」
キョン「そうですね…少し経てば来るでしょうし」
安価とか出さないの?
希望なんだが
キョンがハルヒに思いっきり腹パン入れるシーンを追加してくれ
もっかい見たい
思いっきりだぞ
倒れた所に蹴りもいれてくれ
キョン「しかしアレですね、誰もいない保健室に二人きりなんて何だか違和感がありますね」
鶴屋「ふっふっふっ、まさかキョン君はお姉さんに襲いかかろうなんて思ってるのかい?」
キョン「そんなこと思ってませんよ!」
鶴屋「冗談冗談!っと…誰か保健室に向かって来てるみたいだね、先生かな?」
キョン「あーでしょうね……」
『アイツなら絶対この辺にいるわ!』
『止めましょうよ涼宮さーん、ちゃんとキョン君のお話を聞いたほうが……』
『朝比奈みくるの言うとおり、あまり直情的に行動するのは好ましくない』
キョン・鶴屋「!」
ハルヒが涙目になりながら「ぐぬぬ・・・」
って言ってるシチュ 最高
鶴屋「お、ハルにゃん御一行じゃないかっ!キョン君を探してるよ?」
キョン「いやヤバいです!昨日に引き続き今日もハルヒの虫の居所が悪いんで……」
鶴屋「えっ、まだご機嫌ナナメのピチューでみんなハラハラなのかいっ?」
キョン「よく分かりませんけどそんな感じです…や、ヤバい!ここに入って……」
鶴屋「キョン君こっちっ!」
ガバッ
キョン「!?」
ガララッ
ハルヒ「誰かいるかしら?」
鶴屋「や、やあやあハルにゃん!」
キョン「………っ!?」
腹パンキタ━(゚∀゚)━!
キョン(オーケー、いったん冷静になろう、まだ慌てるような時間じゃない)
キョン(さて、一体何が起こっているのか落ち着いて検証しようか)
キョン(まず…俺の体が何かに覆われている、おそらくは保健室の布団だろう)
キョン(これは……つまりアレか、布団に隠れた的なアレか、TOLOVEる的なアレか)
キョン(はっはっはっ、コレはコレは…羨ましいかね男子諸君)
キョン(羨ましいと思った男子諸君、一つ言うぞ)
キョン(俺の存在がハルヒにバレたら世界が終わる)
キョン(殺るしかない)
はい
ハルヒ「あれ、鶴屋さんじゃない?どうしたの?」
鶴屋「う、うん…あの…ちょろーんと熱中症っぽい感じになってね……」
ハルヒ「最近は暑くて湿度も高いからね、鶴屋さんくらい活発なら余計に危ないわ」
鶴屋「いやーっ、SOS団の名誉顧問として情けないっさ!」
ハルヒ「そんなことないわ、この暑さじゃ誰が体調を崩してもおかしくないもの」
キョン『…………』
キョン(俺も暑いんだが…だが耐えろ、ここで見つかれば世界が……)
キョン(ん、なんか布団の中の暗さに目が慣れてきたな…これは……)
キョン「太股ではありませんか」
ハルヒ・鶴屋「!?」
特盛りっ!
<ゝしⅡフぅ(ひzメ
zヾ|て│レ|/そ
ち | !│││/'
ょ 丶丶|/.//
通っ _r)_i((
おと ノ`こ、-_ヽ
り } ,, ノ
ま ノ"゙" ―(
す /、_ 丶
./`" 、_/ ,,_}
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人 ;;/- - ハ
ヽ"/ /
V  ̄' X
i ―/
/=- r'-ヽ
{― / \ -'}
.ハ 〈 )八
ハルヒ「い、今どっかからキョンみたいな声が聞こえなかった!?」
鶴屋「え、えー?あたしは何にも聞こえなかったけど!」
ハルヒ「有希、みくるちゃん!」
長門「知覚していない」
みくる「わ、私も……」
ハルヒ「…………幻聴かしら」
鶴屋『ちょっとキョンくん!なにをいきなり変なこと言っちゃってるのさっ!?』
キョン『す、すいません…つい声に出てしまいまして……』
キョン(だが俺は思う…己の目の一センチ先に太股があったら……)
キョン(それは歓喜するだろう、むしろ歓喜しなければならないだろうと)
キョン(さわ・・・ん?・・・!?・・・これは・・・!?)
ち ん ぽ !
/⌒ヽ⌒ヽ
Y
八 ヽ
( __//. ヽ,, ,)
丶1 八. !/
ζ, 八. j
i 丿 、 j
| 八 |
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|ノ ( i i|
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愛でると甘い蜜を出すはずの宝物があるはずのそこには
ちんぽがそそり立って板
ハルヒ「まあいいわ…あ、鶴屋さん、もしもキョンを見かけたら即効で私に知らせてね!」
鶴屋「ん、キョンくん?また何かやっちゃったのかい?」
ハルヒ「やったとかそういうんじゃないんだけど……まあ事情聴取よ」
ハルヒ(ホントは鶴屋さんにも色々と聞きたいんだけど…具合が悪いんじゃダメよね)
キョン『…………』
キョン(ダメだ、太股を直視するこのポジショニングは……体の位置変更を…)ゴソゴソ
鶴屋「ひうっ!?」
ハルヒ「鶴屋さん?」
鶴屋「な、何でもないっさっ!」
鶴屋(う、動いちゃダメだよキョン君っ!!)
ハルヒ「うーん、鶴屋さんも具合悪そうだし…私たちは出ましょうか」
鶴屋「気を使わせちゃってごめんよハルにゃん、この埋め合わせはいつか必ずやっ!」
みくる「じゃあ鶴屋さん、お大事に」
長門「……あれはあれで羨ましい」ボソッ
みくる「長門さん、何か言いました?」
長門「何も」
キョン『…………』
キョン(乗り切った……)
キョン(やれやれ、何とか世界崩壊の危機は乗り切ったか……)
キョン(ん?暗がりの先に見えるあれは……あの薄い布地は……)
キョン(まさか…まさか……パ、パン……あ…ああ……)
キョン「ありがとうございます!!」
ハルヒ・鶴屋「っ!?」
みくる「なんということでしょう」
長門「匠の手によってめでたしめでたしの空気がガラリと変わり……」
キョン(……一つ言わせてくれ)
キョン『僕は悪くない』
ハルヒ「今のは絶対聞こえたわ!ね、みくるちゃん!!」
みくる「え、えっと……!」
みくる(どうしよう…聞こえてないフリしても不自然だし、正直に話しても……)
長門「今のは声真似」
ハルヒ「こ、声真似ェ?誰の?」
長門「朝倉涼子の」
朝倉「お久しぶりね、涼宮さん」
ハルヒ「なっ…なんでアンタがここに…カナダに行ったんじゃなかったの!?」
朝倉「たまに私が日本に帰ってくるくらい、おかしいことじゃないでしょう?」
ハルヒ「それはそうだけど……」
ハルヒ「さっきの声、アンタがやったの?」
朝倉「そうよ?フフ、似てたかしら?」
ハルヒ「じゃあちょっとやってみなさいよ」
朝倉(キョン声)『美しく最後を飾り付ける隙があるのなら、最後まで美しく生きようじゃねーか』
ハルヒ「!」
朝倉「納得してくれたかしら?」
ハルヒ「い、行くわよ!有希、みくるちゃん!」
みくる「は、はい」
みくる(突っ込まない、色々おかしかったけど突っ込まない)
長門(いざというときのバックアップを取っておいて正解だった……)
朝倉(はぁ…私が再構成された理由ってキョン君の声真似をするためだけなのかぁ……)
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キョン「やれやれ、何とかなりましたね」
鶴屋「なってないよ!!鶴屋さんの寿命が五万秒くらい縮まったじゃないかっ!」
キョン「……何というかすいません、俺も男なんでつい…」
鶴屋「はぁ……何だかんだでキョンくんもエッチなんだね……まっ、男の子ならしょうがないけど」
キョン(さっきの俺が世界を崩壊させかけたことは黙っておこう)
鶴屋「ね…キョンくん、気が付けばまた二人きりだよ」
キョン「……そうですね」
鶴屋「……今のキョンくんは何か良からぬことを考えてたりするのかな?」
キョン「それはありませんよ、安心してください」
鶴屋「あっはは、さっき太股がどうとかって言ってた人の台詞じゃないねっ!」
キョン「……面目ないです」
鶴屋「うん?ごめんごめん、イジメ過ぎちゃったかい?」
鶴屋「大丈夫だよ、あたしはキョンくんのことはめがっさ信用してるからねっ!」
鶴屋「……そういえばさっき、キョンくんはあたしの布団の中にいたんだよね?」
キョン「はあ…まあ、そうですね」
鶴屋「キョンくんが布団の中で動いたとき…あたし、とっさに布団を抱いちゃったんだ」
キョン「と……言いますと?」
鶴屋「いや…あはは、アレは一応キョンを抱っこしたことになるのかなー…なんて……」
キョン「……形の上ではそうなるかも…しれないですね、多分」
鶴屋「形の上では…か……」
鶴屋「それじゃあいつかはちゃんと!両手でキョンくんを抱っこしてみたいかなっ!」
キョン「…………」
キョン「な…なんていうか…ありがとうございます」
ダメだこれ、さすがに限界です
続編書く雄志がいることを願いつつ寝ます
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