長門「……」

キョン「あー……その、なんだ」

長門「……見た？」

キョン「いやいやいーやみてないぞぉ！」

古泉「困りましたねぇ」

長門「……」じー

キョン「……み、みました」

長門「……」

キョン「いや！いいと思うぞ！そうだよなぁ長門はもっと明るくなるべきだ！」

キョン「いや最高だ！ゆきりん！俺も今度からゆきりんって呼ぶからな！」

長門「……やめて」

キョン「す、すまん」

古泉「ゆきりんですか。んふっ」

キョン「というかなんでこんなこと……」

長門「……」

キョン「イメチェンか？友達作りか？それともハルヒか？」

長門「違う」

キョン「ならなんで」

長門「……笑わない？」

古泉「ゆっきーの方が良いと思いませんか？」

キョン「もちろん笑わないぞ」

長門「……」

キョン「……」ドキドキ

古泉「……」ドキドキ

長門「私は……」






長門「アイドルになりたい」

古泉「ブフォッｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

長門「笑った」

キョン「いや笑ってないから！」

みくる「すいません私ですｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

キョン「あ、朝比奈さん！？ 今の聞いてたんですか？」

みくる「ドアの外で聞こえて来たのでｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

古泉「エロサイトでも見ましょうかねぇ」

みくる「長門さんｗｗｗｗｗｗアイドルになりたいんですかｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

長門「……」

みくる「アｗｗｗイｗｗｗドｗｗｗルｗｗｗにｗｗｗｗｗｗ」

長門「……」

キョン「ちょっと朝比奈さん」

古泉「根暗のくせにアイドルですか」シコシコ

キョン「朝比奈さん今のは！」

みくる「ふぇ？なんですかぁ？」

キョン「とぼけないでください。今長門のことを根暗って言ったじゃないですか」

みくる「私そんなこと言ってませぇーん」

長門「確かに聞いてない」

みくる「長門さんを根暗だなんて最低ですねキョンくん」

みくる「しかも私に罪を被せるなんて……ふぇぇん」

古泉「んふっ」シコシコ

キョン「とにかく長門のことをバカにしないでください！」

みくる「バカになんかしてません！笑っただけです！」

キョン「俺たちは長門の決意を応援するべきでしょう！」

みくる「だって長門さんがアイドルとかちゃんちゃらおかしいじゃないですか！」

みくる「あの長門さんが！」

みくる「アイドル……ブフォアｗｗｗｗｗｗｗｗ」

キョン「ちょｗｗｗ目の前で笑うのやめてくださいよｗｗｗｗｗｗ必死で堪えてたのにｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

長門「……」

古泉「oh」ドピュッ

長門「もういい」

みくる「えっｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

長門「やっぱりやめる……」

キョン「そんなこと言うなよゆきりん！愛想がないアイドルも流行るかもしれんぞ！」

みくる「ゆきりんって何ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

キョン「長門が考えたあだ名ですよ」

みくる「ゆきりんｗｗｗｗｗｗｗｗボフォｗｗｗｗｗｗｗ」

古泉「ゆっきーの方が良いと思うんですがねぇ」ドピュドピュ

長門「……」ツーン

キョン「あーもう朝比奈さんのせいで長門が拗ねちゃったじゃないですか」

みくる「ご、ごめんなさい……」

みくる「ゆきりんｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

キョン「グフォｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

長門「許さない」

みくる「ふぇぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

長門「朝比奈みくるを敵性と判だ」

ハルヒ「はぁい！みんなおっまたせー！」

古泉「……」ドピュルルルルル

長門「チッ」

ハルヒ「どうしたの有希？」

長門「なんでもない」

みくる「涼宮さぁん。私がいなくなったらどう思いますかぁ？」

ハルヒ「えっ！それは困るわよ！みくるちゃん転校でもするの？」

みくる「いえ別にそういうわけじゃないんですけどぉ」

みくる「涼宮さんは私がいなくなると困るのかぁ、そっかぁ」チラッ

長門「チッ」

古泉「ふぅ……」

ハルヒ「変なみくるちゃん」

みくる「えへへぇ」

ハルヒ「さーて！本日の」

長門「……」パタン

ハルヒ「有希？もう読み終わっちゃったの？」

長門「帰る」

ハルヒ「えっ」

古泉「次は脱ぎましょうかねえ」カチャカチャボロンッ

ハルヒ「しょうがないわね。あたしたちも帰りましょうか」

キョン「もう帰るのか？」

ハルヒ「話したいことがあったの。でも1人欠けたら意味ないもの」

古泉「ふんもっふ！」ブルンブルン

ハルヒ「じゃ最後の人鍵閉めお願いねっ」

キョン「俺が閉めますから朝比奈さんは先に帰ってください」

みくる「でも」

古泉「セカンドレイド！」ブルンブルン

キョン「いいですよどうせ暇ですから」

みくる「そうですか。ありがとうキョンくん」

古泉「まっがーれ！まっがーれ！」ブルルンブルルン

キョン「お前もさっさと帰れよ」

古泉「えっ……」

終