男「……誰だ?」エイリアン「嫁です」男「なんだ、嫁か」 (52)

男「ただいまー」

嫁「お帰りなさい」ルンルン

男「……」

このエイリアンもとい、嫁。俺の家に居着いてから早三日。
顔が可愛いので嫁と言われて納得したが腹を見るとやっぱりエイリアンなんだなと改めさせられる。

なんか映画で見たことある口が腹を突き破ってパクバクしてるので。
しかも、下のエイリアンも

エイリアン「なに見てるですかー」

喋る。

男「あぁ、なんでもないよ。嫁は可愛いなと思って」

嫁とエイリアン「「ヤダーそんなこと言っても今日のオカズが豪勢になるだけなんですからね///」」

ドブケラドプスだかなんだか

男「しかし嫁の作るご飯はうまいなー」

嫁「ほんとですか!」パァァァ

男「うん……」モグモグ

本当に美味い。食材が蜘蛛っぽいのばかりで気には掛かるが美味い。

エイリアン「……ちっちぇーこと気にすんなよーモテネゾーモテる必要はないけど」

男「うるさい」

男「そう言えばさ」モグモグ

嫁「はい?」

男「聞きたかったんだけどなんで―― ガッシャワワンン!!!!

嫁「!!!」ビクッ

エイリアン「なんだー」

男「……ちょっと見てくる」ガシッ

嫁「……」ガクブル

男「……大丈夫だから、俺が守るから。様子だけ見さしてくれ、な?」ポンポン

嫁「グスッ……」コクン

男「さて……」

今のは玄関の窓ガラスが割れた音だ。俺の予想が正しければ……


女「大丈夫!!?男!!!」

男「やっぱりお前か」

女「え、なにその態度……まさか!寄生された!!」

男「いや、寄生されてねーし」

女「いや、されてる。だから、私の家に来なさい」

この女は俺の幼馴染みだ。家も隣ということもあり昔から仲がいい。腹からエイリアンを出してる女が俺の家にいると知ると凄く心配をしてくれているのだが

男「……」

女「なにその嫌そうな顔」

男「……別に」

顔が好みじゃない、可愛い方なんだろうけど

嫁「……」ジィー

エイリアン「うわきか」

男「ちがっ!違うぞ!!」

女「出たな」ガチャン

嫁「!?」ビクッ

エイリアン「なんだそのえげつねー武器は……」

女「ロケットランチャー、死ね」

嫁「お、男さぁーん!!!」ギュウゥ

男「女辞めろ(おっぱい柔いエイリアン痛い)」

どこで使い方を習った?

女「くっ……男から3mは離れろよ。撃てないだろ」

男「そんくらい俺から離れたとしてもそんなもんを撃つなよ、怖い」

嫁「……」ガクブル

男「大丈夫だから」

凄い震えてるおっぱい。柔い。抱き締めたい

エイリアン「……流石にTPOを考えろよー嫌いじゃねーけどー」

男「……うるさい」

エイリアン「ってかさーなんでアンタそんなに必死なのー」

女「は?」カチン

エイリアン「彼女だったわけじゃないんだろー?だったらどんな女と男が居ようが関係ないじゃん」

エイリアンなんでそんなに突っ掛かるの?女はなんでロケットランチャーをおもむろに構えるの?怖い

男「おい、二人とも……」

女「男、黙ってて」ピピッ

男「はい」

男「ん?ピピッ、ってなに?ちょっと待てよ」

ヨ_|ヲェl二二彑二二人_____人__l三l__人二二三二二人___
―ュ―{                       ,,==、、,,-‐‐- 、,,==''^=ェ、

二二ニ}                  ('_)ェ=ニ=''  ,-'"_二==、  `))   `==
                          _,r'´ ,r匁-'   `==''ヽ
                         ,-' .(匁ソ_,-''  )    .}
                           | 互 ) )_,,--'' ` 、   ノ     デレレデレレデレレデレレデレレデレレデレレデレレレレー♪
                        レ'''´`ヽフヘニ示弐ァ`¨´  ,,

                             >〉  匕二示弍ゝ= )) ,,=
         @                 Y/    .匕二ニ示弍ゝ=''
        _   =,==、                ('_)=ニ匕ニ ,ii'而ト、トゝ
        ェ荘トニゝモ==}                   辷ニ作州l||トゝ
             =゙=='                 气兌   ヾ竺リ トゝ
                                 `弌/ _,,-‐-、 `ゝ
            ,.-.、                       i'  ,,===、 `ミ|)))),,
            X) )                   ('_)ゝミ| ,ii州州l|| |(,,=''
            以         _ _ _          { .||州州l,/.|===''"
          以       ._r''{_.}{_.}{_.}ハr┐      ヽヾ竺ェノ'v'

           以  ._ _ _r{_.ト    `-'しハr┐__,,、  >‐-、 ./
二二ニ}        久{_.}{_.}{_.ト    ('_)ェ、___  `-'、_j,,=}'゙゙ヽ`ヽ、_ノ二ニ=、,,=''
 ll ̄`! _______________二``==='' `‐'、___j廴_,r'

荅荅 ̄     BEAM (ニニニニニニニニニ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   1P-  34800    H I- 174500

女「……」
ピピッ

男「……」
ピピッ

エイリアン「……」
ピピッ

嫁「お、お話し終わりました?」ガクブル
ピピッ

女「いや、ね?通販で買ったじゃん?正直、男を助ける一心でさ。使い方わからないのに、買ったじゃん。スイッチ押して7カウントで発射するってのだけ知ってるんだよね、私。だから」
ピピッ


ピピッ

男「ふ、伏せろぉぉぉぉぉぉ!!!!」バッ

嫁「きゃっ///」


バシュ!


ドゴォォォォォォォォン!!!!


それから意識がなくなり、目が覚めたときに映ったのは知らない天井と俺のベットにうつむせで疲れて寝てる嫁だった。

嫁「くぅーくぅー」スヤスヤ

男「……」

エイリアン「よく守ってくれたなーお陰で私は無傷だぁ」

男「そっか……」ナデナデ

女「ごめんなさい……」

男「ごめんなさいで済むか馬鹿」

女「本物だとは……20万ぐらいだったし」

男「そういうこと言ってんじゃないから」

20万ぐらいでロケットランチャーを買えると言う事実に驚いた。

女「うっ……ぐぅん」

男「泣いてすむと……」

嫁「男さん!駄目です!女の人は泣かしたら」プンスカ

男「え」

嫁「ダァ、メッ!」

エイリアン「寛大すぎて宿主には時々ついていけないわー」

男「そんなこんなで再び家に戻ってきました」

嫁「……」ムスッ

男「ねぇ」

嫁「素直に謝れない男さんなんて知りません」

男「えぇー」

エイリアン「正直男が謝る必要ないよね」

嫁「え、エイリアンちゃんまで!!!」

男、エイリアン「「!!!!????」」

男(エイリアンに気付いてたのか!!)

エイリアン(私に気付いてたのか!!)

男「見事に家の形が残ってませんな」

エイリアン「見渡す限り残骸ですな」

男「なー……」

嫁「どうしました男さん」

男「」目ゴシゴシ


残骸残骸残骸残骸二足歩行エイリアン残骸残骸残骸残骸


男「なんかいるぅぅぅぅぅ!!!!!!」

エイリアン「え、嘘」

男「やっぱりお前の知り合いなの」

エイリアン「お母さん……」

ママリアン「ЯЮХЦаЮЛФФХ」

男「ごめんなんて」

ママリアン「ЯЮХЦаЮЛФФХ」

男「ごめんエイリアンなんて言ってんの」

エイリアン「え、あぁ……娘をよろしくって///」

男「へぇー」


男「親公認かー」

嫁「認めて貰うのって嬉しいですね!」ルンルン

ママリアン「ЦХФФХфкЦжГДσΦθΨΩκ!!」

嫁「なんとおっしゃったのですか?」

エイリアン「……アンタは認めないって」

嫁「え」

嫁「」ブツブツ

女「おいすーって暗いな!どうしたの!!」

エイリアン「私のママに宿主として認めないって言われて落ち込んでるみたい」

女「宿主……?やっぱりお前は」ガチャ

男「ロケットランチャー構えんのヤメイ」

女「大丈夫、今度はナパームだから」

男「今度は本当に死ぬから辞めろ」

女「ちぇ」

女「んでアンタのママは?」

エイリアン「前に乗っ取った星に帰った」

女「男ー」

男「なに」

女「やっぱりここで撃った方が人類の為になると思うんだ」

男「気持ちはわからなくないが辞めろ」

女「そう言えばさ、嫁ちゃんってどこの人?見た目外人さんっぽいけど」

嫁「……クドゥル星の出身です」

男「地球人じゃなかった……だと……」

嫁「やっぱり嫌ですか……地球の女の子じゃないのは」ビクビク

男「そんなことは!ビックリしたけどね」

嫁「……よかった」ホッ

エイリアン「やっぱり嫌ですか……人間じゃない人外っ娘は」

男「うん」

エイリアン「いや、乗れよ」

男「は?」

エイリアン「今のは乗れる波来てんだろ、乗れよ」

男「は?」

男「あ、聞きたかったんだけどさ」

嫁「はい?」

男「なんで俺の嫁に――パパリアン「οπБζεΤΥΛΦΜΝΝ!!!!!!!!」

男「……また今度聞くわ」

嫁「はい」






嫁「今度があるといいですけど」フフッ

エイリアン「怖いわーこの娘」

終わり

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