まゆり「例えば、こんな世界線」(151)

岡部「全く、誰もDメールの内容が浮かばないのか?ならばロト6をー」

紅莉栖「それは禁止。電話レンジはお金儲けの道具じゃないでしょ」

岡部「むぐっ・・・」

ダル「オカリンちっちぇーっす!狂気のマッドサイエンティストちっちぇーっす!」

岡部「だまれ黙れだまれ!送ると決めた以上俺は絶対に送る!それがシュタインズゲートの選択なのだ!」

紅莉栖「というか、あんただってロト6以外になんかないわけ?狂気のマッドサイエンティストが聞いて呆れー

岡部「ならば貴様も必死に考えろ天才HENTAI少女よ!」

紅莉栖「HENTAI禁止っていっとろーが!」

岡部「ふむ・・・」


まゆり「オカリン」

岡部「む、どうしたまゆり」

まゆり「あのね、もしよかったらまゆしぃがやってもいいかなぁ?」

紅莉栖「まゆりが?」

岡部「ふむ、どんな内容のメールを送るつもりだ?」

まゆり「それは・・・ごめんねオカリン、内緒にできる?」

岡部(・・・まあ、まゆりのメールで大幅に何かが変わるとは思えんしな)

岡部(ここはやらせてやるか)

岡部「いいだろう!まゆりよ、文面をメールで打ち込むのだ!」

まゆり「こっちは準備できてるよ~」

岡部「む、そうか。ならばっ、・・・起動!」

まゆり「・・・」

岡部「うっ・・・」



-1.908524

岡部(ぐっ・・・)

岡部「・・・この感じっ、まさか・・・」

岡部(同じだ、あの時と)

岡部(てっきりジューシーからあげを買ってくるとかそういう内容ならばこの歪みがでないと思ったのだが・・・)

岡部「まゆりはどんなメールを送ったんだ・・・?」

岡部(確認しておくべきだったな・・・)

ガチャッ

まゆり「トゥットゥルー☆おはよう~」

岡部「!・・・まゆりか」

まゆり「まだ誰も来てないんだねぇ」

岡部「ん・・・あぁ、そういえば」

岡部(世界線が変わった影響か、ラボにはまゆりと俺以外に誰もいないようだ)

まゆり「えへへ~」

岡部「?なんだ、やけに機嫌がいいな」

まゆり「オカリン」

岡部「ん、どうした?・・・って」

ボフッ

岡部「おおう!?」

まゆり「えへへ~、今ならオカリンにだきつけるねぇ」

岡部「おおう!?」

岡部「ま、まゆり!?いきなりどうしたというのだ!」

まゆり「えっ・・・ごめんねオカリン、いきなりでびっくりした?」

岡部「そりゃいきなり抱きつかれたら誰だってびっくりするだろう!」

まゆり「ごめんね、前もやったからいいのかと思ったのです」

岡部「前・・・」

ガチャッ

まゆり「!」サッ

紅莉栖「グッモーニン」

ダル「二人とも何やってたんだお?ま、まさかリア充のフィールドを既に」

紅莉栖「ちゃかすな橋田!」

まゆり「えっへへ、二人ともおはよう~」

岡部「・・・」ドキドキ

岡部(今までまゆりとはそこはかとない関係だったが・・・)

岡部(い、今みたいに積極的に来ることはなかったな・・・)

まゆり「オカリン?ぼーっとしてどうしたの?」

岡部「い、いや、なんでもない」

ダル「それにしても未だに許せないお・・・幼なじみが彼女とかリア充の極み、乙!」

岡部「・・・ん?」

紅莉栖「しかもまゆりの方から告白させるなんて、鳳凰院凶真さんはヘタレすぎだろう」

岡部「・・・ほ?」

まゆり「えへへ~、照れるなぁ」

岡部「・・・かのじょ?」

岡部(まてまてまてまてまてまて!!)

岡部「まゆりが彼女!?」

まゆり「え?」

岡部「あ、いや、その・・・」

岡部(まさか、まゆりが送ったDメールでまゆりが彼女になったというのか!?)

まゆり「オカリン・・・やっぱりまゆしぃじゃ、駄目だった?」

紅莉栖「・・・おーかーべぇー?」

岡部「い、いやいやいやいやそんなことは勿論ないぞ!!まゆりは俺の大事なかの・・・実験台だ!」

まゆり「・・・///」

ダル「・・・部屋換気するお・・・リア充オーラで臭くてたまらないお・・・」

まゆり「あ、ジューシーからあげなくなっちゃってたんだっけ」

まゆり「オカリン、一緒に買いにいこ?」

岡部「む、むう」

紅莉栖「帰ってきたら実験始めるから、下の店長さんに交渉よろしく~」

岡部「・・・あぁ・・・」

紅莉栖「って、なんだ素直だな、彼女ができて丸くなったか?」

岡部「・・・ふっ、なんだ、構って貰えなくて寂しいのか?クリスティーナよ」

紅莉栖「ティーナ言うな!ほら、さっさと行ってきんさい!」

まゆり「いこ?」

岡部「うむ・・・」

ダル「くそっ・・・また壁殴っちまった・・・」

紅莉栖「・・・」

ーーー


岡部(まゆりが・・・彼女・・・)

岡部(まゆり・・・前の世界線の時より、心なしかもっと元気に見える)

岡部(そんなに嬉しかったのか・・・)

まゆり「えへへ、オカリンとお買い物~」

まゆり「ばさーっ、ばさーっ」

岡部「・・・楽しそうだな」

まゆり「うん!まゆしぃは、今とっても幸せです」

まゆり「幸せはオカリンにもおすそ分けだよ」

ギュッ

岡部「!」

まゆり「恋人繋ぎって言うんだって、ふふ」

まゆり「ジューシーからあげ売り切れてないといいね~」

岡部「そ、そうだな・・・」

ーーー

ブラウン「お、ご両人!どした?」

まゆり「店長さん、トゥットゥルー☆」

岡部「Mr.ブラウン、い、今から実験をするので少しばかり我慢して欲しいのだが・・・」

ブラウン「まーた揺らすってのか!?おめー家賃5倍にされてーのか!?」

岡部「ごばっ・・・!!くそっ、機関の侵略がここまで来ているとは」

まゆり「店長さん、まゆしぃからもお願いします」

ブラウン「・・・まゆりちゃんが言うなら仕方ねーな」

ブラウン「おい岡部、あんま揺らすんじゃねーぞ!あんまり激しいようじゃ・・・」ポキポキ

岡部「しょ、承知した。・・・そういえばシスターブラウンとバイトの姿が見えんが」

ブラウン「バイト?うちにバイトなんざいねーぞ?綯は公園に行ってるがなぁ・・・心配だなぁ・・・」

岡部「・・・なっ!?」

岡部(バイト戦士がいない!?)

岡部(まゆりのDメールと何か関係があるというのか・・・)

岡部(それとも、これがバタフライ・エフェクトという奴か)

岡部「いや、何でもない・・・失礼した」

まゆり「店長さん、こんどまゆしぃのジューシーからあげ持って行ってあげるねぇ」

ブラウン「あぁ、楽しみにしてんよ」

ーーー

紅莉栖「こんな所か・・・よし、大体のデータは取れたわ」

ダル「僕は急いでメイクイーン行かないと!フェイリスたんの勤務が終わっちゃうお!!」

紅莉栖「わたしも今日は帰るわ。じゃ、また明日ね」

まゆり「二人ともじゃあね~」

まゆり「まゆしぃも今日は帰るのです」

岡部「そうか・・・まゆり、送っていこう」

まゆり「うん!」

ーーー

まゆり「~♪」

岡部(これがDメールの力か・・・)

岡部(もっと色々なものに影響を及ぼしているのだろうか・・・?)

岡部(こっ、今回は・・・いい結果だったが)

まゆり「ここまででいいよぉオカリン、送ってくれてありがとう」

岡部「うむ、ではまた明日な」

まゆり「オカリンオカリン」

岡部「ん?」

まゆり「んっ」

岡部「む?」

まゆり「ん~っ」

岡部(ま、まさか・・・)

まゆり「お、オカリン、お別れのちゅうが欲しいのです・・・///」

岡部「ちゅっ!?」

岡部(ちゅううううううううう!!??)

まゆり「お、オカリン・・・早くしてくれないと、まゆしぃも恥ずかしいよぉ・・・///」

岡部「わ、わわわわ、わかつた」ガチガチ

岡部(人生初をまゆりに捧げるか・・・)

チュッ

岡部「むぅ・・・///」

まゆり「えへへ・・・///ありがとオカリン、大好きだよ」ギュッ

岡部「ふぉうっ!?」

まゆり「また明日ねぇ~」

岡部(まゆりの唇、柔らかかったな・・・)


ダル「くそぅ、あんな大通りでキッスとか爆発しろ、爆発しろぉ」

フェイリス「マユシィ幸せそうだニャ~!いいニャ~」

ダル「ふ、フェイリスたん!僕ならいつでも全裸待機だお!!」

フェイリス「さて仕事に戻るのニャ!フェイリスはみんなのフェイリスなのニャン!」

ダル「至極残念!だがそこがフェイリスたん!」

ーーー

岡部「・・・まゆりは覚えてはいるが、まゆりと話したという事実は消える」

まゆり「だとしたらね、なんか・・・悲しいね」

岡部「・・・俺が?」

まゆり「ううん・・・まゆしぃが」

まゆり「タイムマシン、何もないといいんだけど・・・」

まゆり「・・・じゃあ、まゆしぃは帰るのです」

岡部「・・・あぁ」チュッ

まゆり「えへ・・・///じゃあね、オカリン」

岡部「あぁ・・・」

岡部「・・・帰るか」



萌郁「・・・タイムマシン?」

岡部「ふぅ」

紅莉栖「あ、岡部。おかえり」

岡部「助手はまだ残っていたのか」

紅莉栖「えぇ、タイムリープマシンの理論の確認をね」

紅莉栖「あんたもちゃんと理解してるの?」

岡部「当たり前だ、この俺を誰だと思っている!IQ170の灰色の脳細胞の持ち主、鳳凰院ー

紅莉栖「ちょうどいい機会だし、あんたにはもっとちゃんとした理論の説明をしてあげる」

岡部「う、ウェイウェイ!別にお前が分かっているのなら大丈夫であろう!?」


ー1時間後

紅莉栖「ーというわけ。わかった?」

岡部「は・・・はい・・・」


萌郁「・・・」カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ

岡部「お、俺はもう帰るぞ・・・ひ、膝が痛い・・・」

紅莉栖「え、・・・帰っちゃうの?」

岡部「今日は家に帰る予定があるのでな。なんだ?もしかしてもっと俺といたかったか?助ー手ーよー」

紅莉栖「うっさい馬鹿岡部!私も帰る!」

萌郁「・・・!」ダッ

紅莉栖「じゃあねっ!!」バタンッ

岡部「おーい・・・全く、冗談の通じん奴だ・・・」


紅莉栖「・・・」

紅莉栖(駄目よ、私・・・岡部にはまゆりっていう彼女がいるんだから・・・)

紅莉栖(・・・岡部・・・)



萌郁「・・・わかりました」

ーーー

まゆり「ふふー」

岡部「どうした?」

まゆり「オカリンがタイムマシンを公表するって言って、まゆしぃはとっても嬉しいのです!」

まゆり「本当はね・・・やっぱり、オカリンには危ないことはして欲しくないんだ」

まゆり「オカリンにずっとついていくって決めたのに・・・ちょっと、怖かったんだ」

岡部「まゆり・・・ごめんな、今まで気が付かなくて」

まゆり「ううん、まゆしぃはオカリンを信じてるから」

岡部「・・・まゆり」

岡部「お前は、絶対に俺が守るからな」

まゆり「うん・・・///」

岡部「帰ってパーティ、しような」

まゆり「うん///お腹、すいたねぇ」

ーーー

『テロの予告がー』

まゆり「えー、これじゃ帰れないねぇ」

ダル「今日はラボに泊まるかー」

紅莉栖「ほんと、テロ予告なんて迷惑ね」

岡部「・・・」

岡部(二通の脅迫メールに、このテロ予告)

岡部(偶然なのか?)

まゆり「・・・」

岡部(まゆり・・・)

岡部「・・・」ドクン

岡部「少し外を見てくる」

まゆり「オカリン、まゆしぃも」

岡部「まゆりはラボで待っていろ」バタン

まゆり「・・・オカリン・・・」

岡部「・・・誰もいないな・・・」

岡部(まゆりは、俺が守る)

岡部「・・・なんだ、人だかりか?」

ガチャッ

ラウンダー「動くな」

岡部「っ!?(いつの間に後ろに!?)」

ラウンダー「岡部倫太郎だな?」

岡部「な、なんだというのだ・・・!?」

萌郁「・・・」

岡部「桐生・・・萌郁!?」

ラウンダー「どうしますか?」

萌郁「・・・タイムマシンについてはもう割り出している」



萌郁「射殺して構わない」

岡部「なっ・・・

パァンッ

まゆり「!!」

紅莉栖「な、なんの音!?」

ダル「ちょっ、窓の外っ!!おか、オカリンが、オカリンがっ、!!」

ダル「銃で撃たれて・・・ち、血が・・・っ!!」

紅莉栖「えっ!?嘘っ・・・い、いやあああああああああああああ!!!!」

まゆり「オカリン!?オカリンッ!?」

ダル「ちょ、マズイって、あいつらこっちに来るよ!?」

紅莉栖「な、なんなの!?どうなってるの!?」

ダル「と、とにかく鍵閉めてっ、!!ドア開かないようにバリケード張らんと!!」

紅莉栖「もしかして、SERNにばれてる!?」

まゆり「オカリン!!オカリン!!!オカリン!!!」

ドンッ!ドンッ!ドンッ!!

ダル「ちょ、もう持たないんですけど!!」

紅莉栖「・・・私が跳ぶ!」

まゆり「クリスちゃん!?」

紅莉栖「私がタイムリープマシンで過去に戻ってこの事を伝え・・・

バァンッ!

ダル「うわぁっ!!」

ラウンダー「タイムマシンを使わせるな!!」

パァンッ!

紅莉栖「えっ・・・きゃああああっ!!!」

まゆり「クリスちゃん!!!」

ダル「モアッドスネーク、起動!!」ブォォォォ

ラウンダー「くそっ、前が!!」

まゆり「クリスちゃん!?クリスちゃんっ!?」

紅莉栖「ま・・・ゆり・・・あなたが・・・このマシンを使って・・・」

紅莉栖「使い方はさっき説明した通りよ・・・」

紅莉栖「・・・」

まゆり「クリスちゃん・・・クリスちゃん!!!」

ダル「まゆ氏、お願いだ!!僕が食い止めてる間に早くっ!!」

ダル「うわああああっ!!!」

ダル「・・・」

まゆり「ダルくんっ!?」

まゆり「・・・お願い・・・飛んでっ・・・」

まゆり「飛んでよおおおおおおおおおおおおっ!!!」

ーーー

まゆり「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

るか「ま、まゆりちゃん、いきなりどうしたの?」

まゆり「あれ、ここは・・・」

るか「大丈夫?今からおかっ・・・凶真さんとお買い物にいくんでしょ?」

まゆり「ほ、本当に・・・戻ってきたの?」

まゆり「急がないと・・・急がないと!」

るか「まゆりちゃん、帰るの?じゃあね・・・?」

まゆり(オカリン・・・)

ーーー

まゆり「・・・」

岡部「まゆり、帰ってきたか」

紅莉栖「今日のパーティーなんだけど、私やっぱりメンテナンスしてるから二人で行ってきてね」

まゆり「・・・」

ダル「・・・まゆ氏、どしたん?」

まゆり「・・・ダルくんは◯◯ピザを3つ頼むつもりなんだよね?」

ダル「うげっ、なんで分かったん?」

まゆり「・・・紅莉栖ちゃんはその間に隠してた同人誌を漁って、私はオカリンと買い物に・・・」

紅莉栖「んなっ!?」

まゆり「・・・ここで止めても轢かれたり、撃たれたり、心臓麻痺したり、ゲルになったり・・・」

まゆり「あは・・・あはははは・・・」

岡部「・・・まゆり・・・?」

>>67
×パーティー
○パーティーの買い出し

まゆり「もう・・・やめて・・・」

まゆり「みんな・・・まゆしぃを置いていかないで・・・」

まゆり「お願い・・・」

岡部「まゆり、まさか、お前」

紅莉栖「・・・タイムリープしてきたの!?」

まゆり「みんな結局死んじゃうんだよ!!!やめてよ!!まゆしぃを!まゆしぃを置いてかないで!!」

岡部「まゆり、落ち着け・・・落ち着け」ギュッ

まゆり「やだよぉ・・・もうオカリンが死ぬ所、見たくないよぉ・・・!」

まゆり「うわあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

岡部「・・・」

ーーー

紅莉栖「そんな事になるなんて・・・迂闊だったわ、そもそもSERNと直接つながってる時点でもっと慎重になるべきだった」

岡部「まゆり、辛かったな?ごめんな・・・」

まゆり「・・・んん」ズズッ

ダル「やっぱり足ついてたのかな・・・ごめんお、僕のせいかも」

岡部「いや、恐らくもっと前からバレていた可能性の方が高いな」

紅莉栖「バレてしまってるのはもう仕方ないわ、それより」

紅莉栖「これからどうするかよ」

まゆり「・・・わたし、もうみんなを死なせたくないよぉ」

紅莉栖「大丈夫よ、まゆり。私たちも死にたくないもの」

紅莉栖「打開策は必ずあるはずよ」

岡部「ふむ・・・」

一応書いとくけどタイムリープにリーディングシュタイナーは関係ないよ

紅莉栖「ふむん・・・私達全員が死ぬ因果がどれ程前に出来ているのかが分からないけど、SERN関係が怪しいわね」

紅莉栖「Dメール実験でSERNにコンタクトがあったかもしれないからそれを取り消していく、とか・・・」

岡部「Dメール実験をDメールで止めては意味がないのではないか?」

紅莉栖「Dメールでのその後の行動で変わってくるかもしれないから、無くはないわ」

紅莉栖「可能性としては・・・低いわ。私達が生まれたその時に因果として成り立っている可能性も、無いとはいえないもの・・・」

まゆり「まゆしぃは・・・少しでも可能性があるなら」

まゆり「それにかけてみたいの」

紅莉栖「まゆり・・・」

まゆり(そういえば、Dメールって言えば)

まゆり(わたしの所にきたあのメールも、
Dメールだったんだね・・・)

紅莉栖「Dメールを取り消していくのなら、岡部でなければ無理ね」

紅莉栖「私達では世界線の変化を観測できない」

岡部「記憶が再構築されてしまうからな・・・」

まゆり「記憶が・・・」

まゆり「・・・」

まゆり「オカリン、ちょっとね」

まゆり「まゆしぃとお話、しよ?」

岡部「?あぁ・・・」

ーーー

まゆり「・・・あのね、オカリン」

まゆり「オカリンは覚えてる?まゆしぃにDメールを送ったこと」

岡部「あ、あぁ、覚えてるぞ」

まゆり「その時に、私の送った内容、覚えてる?」

岡部「いや、まゆりは内緒にしてくれと言って見せてくれなかったのでな」

まゆり「・・・そっか」

まゆり「これが、まゆしぃの貰ったDメールだよ」

オカリンに
おもいを
つたえて!

岡部「・・・」

まゆり「このメールが来た時、自分からこんなメールが来るなんてロマンチックだなって、思ったんだ」

まゆり「まゆしぃはバカだから、今の今まですっかり忘れていたのです」

岡部「・・・」

まゆり「これがきっかけで、オカリンと付き合えたんだね」

まゆり「まゆしぃがだいぶ前に抱きついた時、オカリンいつもと様子がちがくてね、わたし、驚いたの」

まゆり「多分その時にDメールを送ったんだね・・・」

岡部「ああ、そうだ」

まゆり「・・・じゃあ」

まゆり「まゆしぃの告白も、覚えてないんだね・・・」

岡部「・・・ごめん、まゆり」

まゆり「だからね、もう一回」

まゆり「もう一回、告白させて」

岡部「いや、俺から

まゆり「私から言わせて!!」

岡部「まゆり・・・」

まゆり「お願い・・・」

岡部「・・・分かった」

まゆり「私は、オカリンやクリスちゃんみたいに頭はよくないけど」

まゆり「オカリンの役に立てるかわからないけど」

まゆり「それでも、オカリンの隣に立っていたいです」

まゆり「オカリンが好きです」

まゆり「倫太郎くんが、好きです」

岡部「・・・ああ」ギュッ

岡部「俺も好きだ、まゆり・・・」

まゆり「うん・・・ありがとう」

まゆり「もう、十分だよ」

まゆり「まゆしぃが忘れちゃっても、オカリンが覚えててくれるなら」

まゆり「けどやっぱり・・・悲しいね」

岡部「・・・」

岡部「次は・・・次は俺から、告白するからな」

まゆり「んー・・・やっぱり駄目なのです」

岡部「んなっ!?」

まゆり「まゆしぃはDメールでずるっこをしちゃったし、今度はちゃんと自分の力でオカリンに気持ちを伝えたいの」

まゆり「・・・駄目かな?」

岡部「分かった。お前がそういうのなら、俺はいつまでも待つ」

まゆり「ありがとう、オカリン」



紅莉栖「準備できた?」

まゆり「うん」

ダル「じゃあ、起動させるお」

岡部「まゆり・・・」

まゆり「オカリン、ありがとう。今までのまゆしぃの恋人になってくれて、とても嬉しかったです」

まゆり「ずっと、ずっとだいす

ーーー

岡部「うっ・・・」

岡部「ここは・・・ラボか」

紅莉栖「どうしたの?そんな顔しちゃって」

紅莉栖「変な夢でも見た?」

岡部「まゆり、まゆりは!?」

紅莉栖「へ?まゆりなら出かけて・・・」

岡部「あ、あと、変なことを聞くようだが・・・」

岡部「俺とまゆりは、その・・・恋人同士・・・では」

紅莉栖「えっ、ええっ!?あんたとまゆりってそういう仲だったの!?」

岡部(世界線は・・・変わっている・・・)

岡部(元の、まゆりとは幼なじみだけの世界に)

紅莉栖「ま、まさかまゆりと岡部が?いやまさかそんな、私でもまだチャンスあるかしら・・・」ブツブツ

岡部「何をブツブツ言っている?」

紅莉栖「な、なんでもないわよ!それより、早く買い出し、行くんでしょ?」

ーーー
まゆり「あ、スズさん!トゥットゥルー☆」

鈴羽「お、椎名まゆりじゃん!トゥットゥルー!」

まゆり「えへへー、今日はねー、タイムマシン完成記念パーティーがあるんだー!スズさんもきてよぉー」

鈴羽「おっ、タイムマシン完成したんだ!なになに、あたしも行っていいの?行く行く!」

まゆり「今日の夜やるからねぇー」


まゆり「・・・」

オカリンに
おもいを
つたえて!
オカリンの
役にたてた
そのときに!

まゆり「このメール、何回も見ちゃうなぁ」

まゆり「未来からの私のメッセージかなぁ、ふふ」

まゆり「これから先、頑張って」

まゆり「いつかオカリンに告白・・・したいな」

岡部「おーい、まゆりー!!」

まゆり「オカリン!トゥットゥルー☆」

岡部「まゆり、大丈夫か!?」

まゆり「んー?何がー?」

岡部「よかった・・・もしかして、SERNはもうあのDメールで撒けたのか・・・?」

まゆり「どうしたの?オカリン」

岡部「何でもない・・・とりあえず、ラボに戻るぞ」

まゆり「もうパーティ始まるのー?あのねー、スズさんも来るってー」

岡部「鈴羽?戻ったのか・・・とにかく、戻るぞ」

まゆり「うん!・・・オカリン」

岡部「なんだ?」

まゆり「手、繋いで帰ろう?」

岡部「・・・ああ」

ーーー


萌郁「ータイムマシンはSERNが回収する」



萌郁「椎名まゆりは・・・必要ない」







END

終わりです
まゆしぃ派が結構いたのでまゆしぃメインで書きましたんこぶ

まあSSはいいとして

オカリンのえっちな画像またはえっちじゃなくてもいいので画像ください!!

お願いします!!

オカリンのえっちな画像ください!!

というわけでオカリンのえっちな画像またはえっちじゃなくてもいいので画像ください!!

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