弟「今日もまた兄ちゃんに掘られるのか……」(1000)
弟「……嫌だなぁ」トボトボ
弟「家に帰りたくないけど、帰らなかったら兄ちゃん怒るしなぁ」
弟「はぁ……ただいま」ガチャ
兄「おう、お帰り」
弟「……ただいま」
兄「今日は父さん帰ってこないってさ」
弟「……そう」
兄「てことで今日はたっぷり可愛がってやるからな。早めにシャワー浴びてこいよ」
弟「うん……わかった」
弟「……」ヌギヌギ
兄「はぁ……はぁ……」
弟「はぁ……また兄ちゃん着替え覗いてるよ……」
弟「……嫌だなぁ」ガチャ
弟「……」ザァアアア
弟「……はぁ。毛、剃らなきゃ」
兄(45)
弟(39)
弟「……」ショリショリ
弟「兄ちゃんつるつるのが好きだもんな」ショリショリ
弟「……こんなもんでいいかな」サァァアア
弟「うん。いい感じ。つるつるだ」
弟「……兄ちゃん喜んでくれるかな」
弟「はぁ……褒めてくれたりしないだろうな。絶対」
弟「……もうちょっと念入りに剃っとこう」ショリショリ
弟「……シャワーお尻に当てて……」シャワワワ
弟「ん……」
弟「もう、いいかな」ザァアアア
弟「はぁ……浣腸するのも手馴れてきたな」
弟「喜んでいいのかな」
弟「普通はしないよね。やっぱり僕変なんだろうな」
弟「はぁ……トイレ行こう」
弟「兄ちゃん出たよ」
兄「おお、そうか。きちんと綺麗にしたか?」
弟「うん」
兄「良し良し。んじゃ今日はどこでするかなぁ」
弟「……」
兄「お前はどこでしたい?」
弟「どこでもいいよ……」
兄「そうだなぁ……今日は公園でするか!」
弟「……」
兄「よし、今から行くぞ」
弟「えっ……い、今から……?」
兄「そうだよ。まだ子供たちが遊んでるであろうこの時間帯にだよ」
弟「い、嫌だよ。友達に会ったりしたらどうするのさ」
兄「手振れば?」
弟「……やめようよ兄ちゃん。お願いだよ……」
兄「うるせえな……口答えするんじゃねえよ!」
弟「っ」ビクッ
兄「お前さっきどこでも良いって言っただろうが! ああん!?」
弟「ご、ごめんなさい……ぶたないで……」ビクビク
兄「チッ……」
弟「……」ソッー
兄「あー苛々する。すげえ苛々する」ドサッ
弟「……ごめんなさい…………」
兄「誰が喋って良いって言ったんだよ!」
弟「ひっ」
兄「誰が! いつ! どこで! 喋って良いと許可したんだよ!? ああ!?」
弟「ご、ごめんなさい……」
兄「ごめんじゃねえだろ! 答えろつってんだよ!!」
弟「い、言ってません……誰も言ってません……」ガタガタ
兄「じゃあ喋るんじゃねえよ!」ドンッ
弟「ひぃっ」バッ
兄「あームカツク顔しやがって……」
弟「……」
兄「苛々すんだよ。一々俺の言う事に楯突きやがって……てめえはただのオナホだろうが」
弟「……」
兄「何黙ってんだよ」ゲシッ
弟「だ、だって兄ちゃんが……」
兄「なに? 今度は俺の所為にすんの?」
弟「ち、ちがっ」
兄「調子こいてんじゃねえよ!」ドガッ
弟「ひゅっ……」ドサッ
兄「ははは。なんか空気みたいなのが出た音したな。面白いわ」
弟「げほっ! ごほっごほっ!!」
兄「あーうるせえな。黙ってろよ、また蹴られたいのか」
弟「ご、ごほっ……う、うううう……」ポロポロ
兄「うるせーつってんだけど。蹴られないとわかんねえのかよ」
弟「う、ううっ……」グッ
兄「そうそう。そうやって口に手当てて抑えてろ。あと俺今からアニメ見るから」
弟「ふぐっ……ひぐっ」ヨタヨタ
兄「早く行けよ!」
弟「ひぐっ……ご、ごめんなさい……」タタッ
弟「……」ガチャ バタンッ
弟「ぅうう……お腹痛いよぉ……」ヘニャ
弟「……ひぐっ……えぐっ……うえええええん……」グスグス
弟「お腹痛いよおおお……」ズルズル
弟「ひぐっひぐっ……」
弟「ぐすん……ふぐっ」
弟「……」
弟「うう……」
弟「……兄ちゃん……なんでこんな事するんだよ……」グシグシ
弟「お腹痛い……」ガチャ
弟「……」ソーッ
兄「うひょ! 今パンツ見えた!」
弟「……」
兄「はぁあ~……やっぱ可愛いなぁ。俺もあんな弟じゃなくて妹が欲しかったつーの」
弟「……」
兄「あーあ。終わっちまった。また来週か待ち遠しいな」
弟「……に、兄ちゃん」
兄「あ?」
弟「あ……そ、その……お腹、減ってない……?」
兄「お前が帰ってくるの遅いからもうカップラーメン食った」
弟「あ……ご、ごめんなさい」
兄「それだけかよ」
弟「う、うん……」
兄「はぁ……あ! そうだお前このアニメのカード入ってるチョコ買って来い」
弟「あ、うん……わかった」
兄「いいか! 俺のお気に入りの超激レア妹カードが手に入るまで帰ってくるなよ!」
弟「……うん……」トタトタ
弟「お金足りるかな……」ガチャ
弟「えっと」ジャラジャラ
弟「……うん。今月分持ってけば足りるかな」
弟「……いってきます」
兄「あー早くしろよー」
弟「うん」バタン
弟「……近くのスーパー行こう」
弟「これください」ドサッ
「ありがとうございましたー」
弟「……」ビリビリ
弟「出ない……」
弟「次のとこ行かなきゃ」
「ありがとうございやしたー」
弟「……」ビリビリ
弟「はぁ……出ないなぁ……」
弟「次行かなきゃ。急がないと怒られちゃう」
弟「やった! 出た!」
弟「ただいま!」ガチャ
兄「チッ……おせーよ! いつまで時間かかってんだ!」
弟「あ、ご、ごめんなさい……」
兄「で? まさかないとか言うなよ」
弟「あ、うん……はい。これ」
兄「うおおお! マジじゃん! うっひゃあ! よっしゃあ!!」
兄「よくやったな!」クシャクシャ
弟「え、えへへ……」
兄「んじゃ俺は自分の部屋でこれを愛でるから!」バタンッ
弟「あ……」
弟「僕頑張ったのに……」
弟「……」
弟「……」サワサワ
弟「髪の毛くしゃくしゃして貰ったのいつぶりだろ……」
弟「えへへ……嬉しいな」サワサワ
弟「……へへ」クシャクシャ サワサワ
弟「頑張ってよかった。お金無くなっちゃったけど……」グゥウ
弟「あ……走り回ったからかお腹減ったな……」
弟「でも兄ちゃんとまだやってないからご飯は食べられないし……」キュルルル
弟「……お腹減った」
弟「なんか作ったらバレるだろうなぁ……」
弟「そうだ、兄ちゃんのカップラーメンの食い残し食べよう」トタトタ
弟「やっぱりスープ残ってる」ゴクゴク
弟「美味しいー……麺も延びてるけどちょっとまだある」チュルン
弟「……ごちそうさまでした」
弟「……」
弟「暇だなぁ」
弟「でも勝手に部屋戻ったら兄ちゃん怒るだろうな」
弟「兄ちゃんの部屋までいって聞いたりしたら不機嫌になるだろうなぁ……」
弟「……折角機嫌いいし、我慢しよ」
弟「……」ゴロゴロ
弟「はぁ。疲れた……ちょっと横になろう」
弟「……」スヤスヤ
兄「起きろよ」ユサユサ
弟「んん……兄ちゃん……?」
弟「あ!」バッ
兄「やっと起きたか」
弟「あ、に、兄ちゃん……ご、ごめんなさい……勝手に寝てて……」
兄「ああ、俺のために頑張って疲れちゃったんだろ?」
弟「え? あ……う、うん」
兄「いいよいいよ。でもこんな所で寝てたら風邪ひくぞ」
弟「兄ちゃん」
兄「ん? どうした?」
弟「その……怒って……ないの?」
兄「なんで?」
弟「あ、ううん! なんでもない!」
兄「そうか」
弟「うん。兄ちゃんお腹減ってない?」
兄「お前が減ってるだけだろ!」
弟「そ、そんな事ないよっ」キュゥゥ
兄「身体は正直だぞ」
弟「あ、あう……」
兄「まぁいいや。俺もちょうど腹減ってきてたし……なんか作って」
弟「うん! 分かった」パタパタ
弟「兄ちゃんなんか機嫌良いみたいでよかった……」
弟「よーし! 今日は兄ちゃんの大好きなもの一杯作るぞー!」カチャカチャ
兄「飯いつできる?」
弟「もうちょっとだよ! 待っててね!」ジュー
兄「んじゃ俺コンビニ行って来る」
弟「あ、行ってらっしゃーい!」バタンッ
弟「よいしょよいしょ」カチャカチャ
弟「ふぅ。こんなもんかな」
弟「……兄ちゃん遅いなぁ……ご飯冷めちゃうよ」
兄「……」ガチャ
弟「兄ちゃん! お帰りなさ」
兄「……」バタンッ!!
弟「」ビクッ
兄「くそっ! 苛々する!」
弟「に、兄ちゃん……?」ビクビク
兄「なんでお前俺の自転車のタイヤ確認してねえんだよ!」
弟「え?」
兄「俺が出かけたときパンクしたまんまだったじゃねえか! 毎日確認くらいしとけや!」
弟「ご、ごめんなさい……」
兄「くそっ! しかも転んだし!! マジありえねえ!」ドカドカ
弟「……に、兄ちゃんご飯は……?」ビクビク
兄「ああ!? 飯いらねえよそんなもん!?」
弟「で、でも兄ちゃんの好きなコロッケ……」
兄「うるせえな! 何がコロッケだよ!」ドタドタドタ!
弟「あっ!」
兄「うぜえんだよ!」ガシャン!!
弟「あ……」
兄「はあ……はあ……くそが! あの女子高生俺を見て笑いやがって!」グチャッ
兄「ああああ!! むかつく!」ガシャガシャ
弟「……」
兄「はぁ……はぁ……チッ」ドカドカ バタンッ
弟「…………コロッケ潰れちゃった……」
弟「……片付けなきゃ」カチャカチャ
弟「……」ジャアア
弟「ひぐっ……えぐっ……」ポロポロ
弟「頑張ったのにぃ……ぐすっぐすっ……」
兄「……」バタンッ
弟「!! に、兄ちゃん……」グシグシ
兄「おい、俺の飯は?」
弟「え……」
兄「えじゃねえだろ。俺の飯はどこにあるって聞いてんだよ!」ドンッ
弟「ひっ!」
兄「お前だけ飯食って、俺の分は用意してねえってどういうことだよ!!」
弟「ち、違うよ……僕食べてないよっ」
兄「しらねえよ! んな事どうでもいいんだよ!」
兄「お前が食ってようが食ってまいがどうでもいいわ! 俺は腹が減ってんだよ!」
弟「ご、ごめんなさい……!」
兄「糞が! ふざけてんじゃねえぞ! てめえも俺の事馬鹿にしてんのかよ!? さっさと作れや!」
弟「う、うん……今作るよっ」
兄「さっさとしろよな!」
弟「はい、ご飯……」カチャン
兄「おせえんだよ」ドガッ
弟「あぐっ……」ドサッ
兄「おい、飲み物ねえんだけど。なんも飲まずに食えってか? あ?」
弟「あ、い、今持ってくるから……」
兄「さっさとしろよ! こののろまが!」ゲシッ
弟「う、うん」
弟「えと……コーラ……コーラ……あ……コーラ、ない……」
弟「ど、どうしよ……どうしようどうしよう!」
弟「どうしよう! どうしよう!」ガチャガチャ
弟「ないっないっ! コーラがないよぉ……」ガサガサッ
兄「飲み物とりに行くだけでいつまで時間かかってんだよ!」ドンッ ガシャンッ
弟「どうしよう……今から買いに行かないと……」
弟「うう……また兄ちゃん怒っちゃう……また蹴られる……」トボトボ
兄「おい飲み物どうしたんだよ」
弟「ごめんなさい……コーラなかった……」
兄「はあああああああああ!?」
弟「ひっ……お、お茶ならある……けど……」オドオド
兄「は? 何? 馬鹿にしてんの? 喧嘩売ってんの?」
弟「ち、ちがっ」
兄「大体さぁ! なんでコロッケねえんだよ! おい!」
弟「そ、それは……」
兄「お前さっきコロッケって言ってただろうが! 普通作り直すだろ!? あああ!?」ガシッ
弟「ごめんなさいごめんなさいっ」
兄「お前あんま舐めてっとぶっ殺すぞ!」ドンッ
弟「げふっ……く、苦しいよ……兄ちゃん……」
兄「ああ!?」
弟「ご、ごめ……なさい……」
兄「糞が! さっさと買って来い!」ガッ ドサッ
弟「あうっ……ゲホッ……ごほっ……」
兄「さっさと行って来いつってんだろ!」バキッ
弟「うぐっ……うう……」ヨタヨタ
兄「早くしろやあああああああ!!」
弟「はぁ……はぁ……」ガチャ バタン....
弟「あ……うう……」ガクッ
弟「はぁ……はぁ……頭痛い……ガンガンする……」フラフラ
弟「い、急がないと」フラフラ
ヒソヒソ ガヤガヤ
「やだ……あの子……頬赤くない?」
「誰かに殴られたあとみたいよ……」
弟「コーラと……コロッケの材料買わなきゃ……」
「大体こんな時間に……こんな子供がいるだなんて」
「ありあしたー」
弟「急がなきゃ。急がなきゃ」トタトタ フラフラ
警官「……君!」キキッー
弟「怒られちゃう……」ヨタヨタ
警官「おい、君だよ」ガシッ
弟「ひっ」ビクッ
警官「そ、そんなに驚く事無いじゃないか。ただのお巡りさんだよ」
弟「おまわりさん……」
警官「こんな時間にどうしたの? パパとママは?」
弟「あ……えと、僕、急がないといけないんです……!」
警官「うん? 買い物袋……お遣いにしちゃ遅い時間帯だな」
弟「ほんとに! ほんとに急がないといけないんです!」
警官「うーん。でもね、子供がこんな夜遅い時間に歩いてちゃ駄目なんだよ?」
弟「ううっ……時間……時間……」
警官「だからね、一緒に交番まで行ってパパとママにきてもらおうか」
弟「やだやだやだ! 怒られちゃうよ!」
警官「はい、怖くないからね」
弟「やだやだ! 離して!急がないと僕駄目なの!」
警官「大丈夫だからねー」
弟「う、うああ……もう間に合わないよう……」グスグス
警官「じゃあ、お名前とお電話言えるかな?」
弟「ううっ……ひぐっえぐっ」
警官「うーん。困ったなぁ」
弟「えぐっ……ぐすっ……」
警官「泣き止んだ?」
弟「……」
警官「はい。お茶とお菓子」
弟「……」
警官「じゃあ電話番号は?」
弟「……です」
警官「……はい。はい、おたくの息子さんを……」
弟「……」
警官「きてくれるって。それじゃあ待ってる間お菓子食べてなよ」
弟「……」
警官「食べないの?」
弟「……」
警官「……君さ」
弟「……」
警官「ほっぺ、どうしたのかな」
弟「あ……!」バッ
警官「最初は暗くてよくわかんなかったけど、赤く腫れてるね」
弟「……」
警官「もし何かあるんだったらお兄さんに話してごらん」
弟「……」
警官「大丈夫。正義の味方だから」
弟「なんでもないです……」
警官「なんでもなくないでしょ。こんな時間に出歩いてて」
弟「平気です……」
警官「お兄さん君の事助けてあげられるよ」
弟「大丈夫です!」
警官「……」
弟「……大丈夫……大丈夫……」
弟「僕は大丈夫……」
兄「すいません!」
警官「あ、どうも」
兄「いや本当にどうもすいませんね」
警官「いえいえ」
弟「……」
兄「たくっ。警官さんに迷惑かけてるんじゃないぞ。ほら、謝りなさい」
弟「ごめんなさい」
兄「どーもすいません。本当にご迷惑をおかけして……」
警官「いえいえそれより……お兄さん、ですか?」
兄「え? ええ……」
警官「どうりで。お若いものですから」
兄「それがなにか?」
警官「いえ……親御さんはどうしたのかな、と」
兄「あー……父は仕事で」
警官「お母さんは?」
兄「いやぁ。父子家庭なんですよ、うち」
警官「あ、これは。失礼しました」
兄「いえ。それじゃあ」
警官「あ、もうひとつ」
兄「……」
兄「はい。なんでしょぅか」
警官「彼、この子頬が赤く腫れてるんですが……どうしたんでしょうかね」
兄「さぁ……喧嘩でもしたんじゃないんですか。どうなんだ?」
弟「……うん。喧嘩したんだ」
兄「だそうです」
警官「ふむ。こんな時間にこんな小さい子に買い物に行かせたのは?」
兄「いやぁ……どうしても夜中に一人でしてみたいと言うもんですから。危ないとは思ったんですがね」
兄「まぁ人通りも多いしいいかなぁなんて。それでちょっとしたお使いを頼んじゃいました。いや軽率でしたね」
警官「……そうですね」
警官「今後はそんな事させないように気をつけてください」
兄「はい。そうします、すみませんでした」
弟「ごめんなさい」
警官「はい。ではもういいですよ」
兄「それじゃお疲れ様です」
弟「ありがとうございました」
警官「お気をつけて」
警官「……」
警官「一応チェックしとくか」
兄「……」
弟「……」
兄「……」
弟「に、兄ちゃん……ごめんなさい……」
兄「帰ったら、覚えてろよ」
弟「う、うう……」
兄「明日学校休め」
弟「!! に、兄ちゃん……ごめんなさいっ! ごめんなさい!」
兄「騒ぐなよ。まだ外だぞ」
弟「あ……うう……」ポロポロ
兄「……」ガチャ
弟「……」
兄「とりあえず飯作り直せよ」
弟「はい」カチャカチャ
兄「……早くしろ」
弟「は、はいっ」
兄「……」
兄「まず、俺が飯食い終わったら腹を思いっきり蹴る。いいな」
弟「う、うん……」ジワァ
兄「ごちそうさま」
弟「……」トコトコ
兄「お前さ、どんだけ今日俺に迷惑掛けたかわかってるのか? あ?」
弟「……」
兄「死ねよ」ドガッ!
弟「げふぁっ! ぐっぁあああ! ううう……あああ、ぐあぐぁあああ……」バタバタ
兄「死ね死ね死ね! お前は本当に無駄だよ! 無駄! 生きてたって無駄! 邪魔!」ゲシッゲシッ
弟「う、ぐぅうう……」ガッガッ
兄「あああああ!! 本当にお前死ねよ!!」ドガッ!
弟「……」
兄「はぁ……はぁ……」
兄「顔殴らせろ」
弟「……」
兄「何蹲ってんだよ、早くしろよ」ゲシッ
弟「……かはっ」ゴロンッ
兄「あ? 何死んだふりなんかしてんだよ」
弟「……」
兄「うわ……きたねえ。吐いてんじゃねえよ」ボコッ
弟「がっ……う、うぁ……」ポロポロ
兄「あーお前今顔鼻血で真赤。スッキリしたわ」
兄「床片付けて顔綺麗にしたら俺の部屋来い」
弟「……」
兄「今日は滅茶苦茶に犯すから。優しくなんてしねえからな」バタンッ
弟「………」
弟「ひぐっ……えぐっ……」
弟「痛いよぉ……死んじゃうよぉ……苦しいよお……」グスッグスッ
弟「息が苦しいよ……体中が痛い……動けない……」
弟「なんで僕がこんな目に合わなきゃいけないんだよ……ぐすっえぐっ」
弟「神様なんていないんだ……うわあああああんん!」
兄「……」
弟「に、兄ちゃ……ん……」
兄「喚くなうるせえ」ドガッ
弟「ぶっ!」
兄「……あーうぜえ。マジうぜえ」グリグリ
弟「が、ふがっ……ひぃ……ぃいっ……」ガンッガンッ
兄「はぁー。お前虐めると本当に気持ちいいわ」
兄「やっぱお前生きていいよ。うん。お前俺の為に生きてろ」
弟「……」
兄「じゃあさっさとしろよ。遅かったらまた殴るからな」
弟「……動かなきゃ」グッ
弟「あっ」ヘナッ
弟「……」ドテッ
弟「……」
弟「力がはいんないや」
弟「疲れちゃった」
弟「眠ろう……」スッ
弟「僕死ぬのかな……」
弟「……それでも、いいかな」
弟「……」
弟「……」
弟「ん……ここは?」
弟「天国……じゃない……みたい」
弟「ふかふかのベット……」
弟「気持ちいい……」
弟「……」スゥスゥ
弟「……」
弟「……」パシッ
弟「!」ビクッ
兄「起きろよ」
弟「あ…………あああああ!!!」
弟「あああああ!!!」
兄「静かにしろ……」
弟「うわああああああああ!!」
兄「うるせえ」
弟「あああああ!!!」
兄「うるせええええ!!!」ドゴッ
弟「ぐふっ……あぐっ……うぎぃ……」
兄「何度も言わせんなよ屑」
弟「ぐひぃ……ぐぅぅ……」
兄「あー……んじゃ突っ込むから。用意はお前が寝てる間にしといたし」
兄「まぁ、ギリギリでお前が痛がりそうなラインは護ったけどな」ズプッ
弟「ひぎぃ!」
兄「お、おおお~……」ヌプヌプ
弟「ぐ……ひぐっ……あ、あががが」
兄「はぁ……全部入ったぞ」パチュン
弟「ぐ……ぐぁ……」ブルブル
兄「はぁ~気持ちいい。お前やっぱ最高級のオナホだわ」グニュグニュ
弟「ひぐっ」
兄「ああー気持ちいいっ」パンッ!
弟「ぐぁぅっ!」
兄「おっおっおっ」パンパンパンッ
弟「ひっぐあっ」
兄「おおおお~」パチュンッ
弟「ふぐぅぅ」
兄「お、おふぅ……」ドクッドクッドクッ
弟「ぐ……ぅう……」プルプル
兄「はぁ……飯井、最高だよ」ズルッ
弟「……」
兄「しかしさぁ、もっと喘げよ。つまんねえだろ、おい?」ガッ
弟「ひぃっ……」
兄「勃起もさせねーし……ま、お前はただのオナホだからしてても関係ないけどな。はははは!」パッ
弟「……」ボフッ
兄「はぁ。おら、ケツ上げろ」
弟「……」
兄「いーい眺めだ」
兄「んじゃ一気に置く深くまで貫通させる……ぞ!」ズプッ!
弟「ひぎぃいいい!」
兄「くぁあ……先に一発出しといたから円滑剤代わりになって気持ち良い……」ズッパンッハン゚ッ
弟「ふぐっ……ひぐっ……あぐっ」
兄「くあっ! 良い! 最高だ!」パンパンパンパン
弟「うううぅぅぅ……」
兄「はぁ! た、体位変えるぞ」ヌポンッ ドンッ
弟「……」
兄「足、畳め」ズプッ
弟「んぐっ」
兄「はぁ……はぁ……」パンパンパン
弟「ぐぅぅ……んぐっ……んぎぃっ……」
兄「い、いきそっ」パンパンパン
弟「……ふぅっ……ふぅっ」
兄「……」ピタ
弟「……ぐ」
兄「はぁ……はぁ……いきそうだから少し止める。お前、自分でその間扱いてろ」
弟「……え……」
兄「扱け」
弟「ぐ……」フニャフニャプニプニ
兄「勃たせろよ」
弟「はぁっ……ぐぅ……た、たたないよ……」フニャン
兄「なんでだよ」
弟「……」
兄「答えろ」
弟「気持ち悪い……お腹の中……」
兄「そうか。まぁじゃあ俺がしてやるよ」スッ
弟「えっ」ムニ
兄「お前はドMだからな……殴られて蹴られて嬉しいんだろ? こういう事されて嬉しくて仕方ないんだろ」フニフニ
弟「っ……そんな……」
兄「わかった分かった。ごめんな」
弟「……」
兄「これが終わったらどっかに飯でも食いに行こう」
弟「あ……」
兄「頭も撫でてやる。キスもしてやる」
弟「……」モジモジ
兄「だからちょっとだけ俺を愉しませてよ」ムニムニ
弟「う、ん……」
兄「次は頭撫でながらしてやるよ。優しく優しく。お前が好きなようにさせてあげる」グニグニ
弟「……ん」
兄「いっぱい甘えさせてやるよ。ずっと一緒の布団で寝てお話したりしようぜ」シコシコ
弟「うん」
兄「後は自分で扱けよ」
弟「う、うん……」シコシコシコシコ
兄「くっ……いいぞ、微妙に腰揺らすのが気持ち良いっ……!」ギュウウウウ
弟「あっ……ふぅっふぅっ……兄ちゃんっ兄ちゃんっ」シコシコシコシコ
兄「くぅぅぅ! 最高だいいぞ!」
弟「に、兄ちゃん……もっと強く抱きしめて……」シコシコシコシコ
兄「はぁはぁ……!」ギュウウゥゥウ!!
弟「ふぁああ……に、兄ちゃんっ……俺もうっ」シコシコシコシコシコシコシコ
兄「いけ! 俺に抱きしめられて俺の目の前でいけ!」
兄「俺に見られてチンポケツに突っ込まれながら自分で扱いていけ!」
弟「あぁぅうっ……ふぁあああぁぁ……」ドピュッドピュッ
兄「くぅう……締め付けてきやがる……」ミチミチ
なに?
まぁいいんじゃね
好きにしてくんろ
でもWEB漫画にするほどの厚みなんて無いぞこの話に
あと描いたらスレ立てよろしく
弟「ふぁぁあ……」
兄「くっ……じゃあ次は俺の番だな」ズッ
弟「ふぁ? ああぐぅ!」パンッ
兄「本気で犯す!」パンパンパン
弟「ひ、ひぎっ!」
兄「くああああ!! 気持ちいい!」パンパンパンッ
弟「ひぃっひぃっ」ポロポロ
兄「ああああ! 出すぞ! 出る出る出る出る出る!!」パンパンパンパンパン
弟「ひぐぅう」
兄「あああああ………」ドピュルルルル
弟「う、お……おえっ」
兄「はぁぁあ……」ドクドクドクドク
弟「うぅう……」
兄「はぁっ」ズポンッ
兄「はぁ……はぁ……」
弟「う、ひぐっ……」
兄「ケツに力入れろ」
弟「うう……?」
兄「うんこひねり出すみたいにしろ」
弟「う、うん……」ブピュッ
兄「ああ……いいぞ。お前のケツから俺の精子がちょこっとだけ出てきた」
弟「き、気持ち悪い……」
兄「ほら、これがお前のケツの中に入ってたんだ。俺のザーメンだぞ」ニュル
弟「……」
兄「舐めろ」
弟「……ぺろっ」チュパチュパ
兄「……」ゾクゾクゾク
弟「おえっ……」
兄「美味いだろ」
弟「……」
兄「良し。俺のこれを綺麗にしろ」ペチペチ
弟「……わかった」パク
弟「……んっ……じゅぽ……んぁ」チュポチュポ ペロペロ
兄「あああ……いいぞぉ……お掃除上手になったなぁ……」ナデナデ
弟「んぁ……」
兄「このままお前の口の中に一発出すぞ」ガシッ
弟「んぐっ!?」
兄「はっ! ふんっ!」パンッパンッ
弟「ん、んぶっ! うぇっ!」ズルッ
兄「抜けたぞ。自分から咥えろ」
弟「あ、あむっ」パクッ
兄「良い子だ……」パンッパンッ
弟「んぶっえぶっ……」
兄「くぁぁあ……! そうだ! 舌を使え! 俺を悦ばせろ!」
弟「んんんっ……」
兄「あああ……お前のほっぺの内側気持ちいいぞ」グリグリ
弟「うぶっ」
兄「良し、ラストスパートだ」
兄「くぅっ! イク!」パンパンパン
弟「んぶっんぐっ」
兄「はぁああ……」ドピュッドピュッ
弟「ん……んぁ……んぐっ」ゴクンッ
兄「よし全部飲んだか?」ニュルンッ
弟「んぁ……」フルフル ネバァー
兄「仕方ないな。残った奴はちゃんと味わって飲め」
弟「んんー!」ブンブン
兄「飲め」
弟「ん……んぐ」クチュクチュ
弟「んぐっ」ゴク、ン
兄「良し。良い子だ。さぁ、もう一度尿道に残ったのも吸い取れ」
弟「……」チュウウ ポンッ
兄「ふぁ~……疲れた。俺は寝る」
弟「うん……」
兄「気持ちよかったよ……」ナデナデ
弟「ん……」
兄「おやすみ」
弟「……おやすみ」
弟「……」
弟「……口洗いにいこう」ガチャ
弟「がらがらがらがら……」ペッ
弟「……終わった後は兄ちゃんいつも優しいんだよな……」
弟「いてて……」
弟「体中がいたい……」
弟「……部屋に戻ろう」
弟「兄ちゃん……」ガチャ
兄「んぁ……?」
弟「一緒に寝ていい?」
兄「……」ポンポン
弟「あ、ありがと……」モゾモゾ
弟「おやすみ兄ちゃん……」ギュッ
兄「……」
弟「んん……あ……朝か……」
弟「あれ……? 兄ちゃん?」
弟「どこ行ったんだろう……」
弟「兄ちゃーん……」ヨタヨタ
弟「……いない。学校かな」グゥウ
弟「……そう言えば昨日から何も食べてないや」
弟「はぁ……でも作るのは疲れるな……カップラーメンにしよ」
弟「……」
弟「……」
弟「なにもしてないと三分間って長いな」
弟「……」
弟「……」
弟「……」
弟「いただきまーす」チュルチュル
弟「ふはぁ。あつあつ……」ズズ
弟「美味しいー」
弟「……今日兄ちゃんご飯食べに連れてってくれるかな……」チュルンッ
弟「くれないだろうなぁ……けど楽しみだなぁ」
ガチャ
弟「? 父さんかな」
兄さん「……」
弟「に、兄ちゃん」
父「……」
弟「と父さん? なんであの二人が……」
兄「……」
父「部屋に戻ってろ」
兄「……」
父「ああ、そうだ。足りないだろうから渡しといてやる」
兄「こんな金……いらない。俺は娼婦じゃない……」
父「父としての気持ちだ取っておけ」グイッ
兄「……」
父「それと、これは弟の分だ。渡しとけ」
兄「……」パシッ
父「それじゃあな、仕事に戻る」
兄「……」
父「いってらっしゃい位言ったらどうだ」
兄「言われたいのかよ」
父「ああ」
兄「……」スタスタ
父「全く。困った子だ」バタンッ ブロロロロ....
弟「……」
兄「あっ、お、弟……」
弟「に、兄ちゃん?」
兄「み、見てたのか……?」
弟「えっ……う、ううん」
兄「そ、そうか。これ、父さんから」
弟「えっ、あ。うん」
兄「俺は寝る」
弟「うん……」
弟「ん……僕もいつのまにか寝てたのか……」
弟「外暗くなってる……やっぱり昨日の疲れが溜まってるんだな……」
弟「お風呂しよう。僕も体痛いし、兄ちゃんもきっと入るだろうな」フキフキ
弟「うん」ジャアアアア
弟「……」
弟「あ、兄ちゃんの好きなアニメだ」
弟「……怒られるだろうな。けど起さなかったらもっと怒るだろうなぁ……」
弟「はぁ……起こしに行こう……」トタトタ
弟「兄ちゃん、アニメやってるよ」ガチャ
兄「……ひぐっ……ひぐっ」
弟「……兄ちゃん?」
兄「あ、な、なんだよ! 勝手に入るなつっただろ!」バッ
弟「あ、ご、ごめんなさいっ」
兄「いいから出てけや!」ガシッポイッ!
弟「ぶわっ! ご、ごめんなさい!」バタンッ
弟「いつもはもっと硬いもの投げてくるのに……今日は枕だった」
弟「……そんなに動転してたのかな。でも、初めて見たな兄ちゃんの泣き顔」
弟「………兄ちゃんも泣いたりするんだ」
弟「……一応録画しとこう」
兄「……」ガチャ
弟「あ、兄ちゃん」
兄「……アニメ」
弟「あっ……ご、ごめんなさい! でも、録画してるよ……」
兄「……そうか。ならいい」
弟「え……?」
兄「飯、くいに行こうぜ」
弟「えっ?」
兄「なんだ。いやなのか?」
弟「う、ううん! 全然!」
兄「そうか、じゃあ行こうぜ」
弟「うん! どこ行くの?」
兄「決めてない。お前の好きなところでいいよ」
弟「えーと。えーとじゃあラーメン!」
兄「そんなもんでいいのか?」
弟「うん! 前に兄ちゃんと一緒に食べたラーメンすっごく美味しかったから!」
兄「そうか……わかった。じゃあラーメン喰いに行こう」バタンッ
兄「近くにそう言えば行列のできるラーメン店があったよな」
弟「うん。確かテレビにも出てたよ」
兄「そこ行くか」
弟「う、うん……」
兄「どうした? 歯切れが悪いな」
弟「ううん。なんでもないよ」
兄「そうか」
弟「うん。今の兄ちゃんならきっと大丈夫だよね」
兄「並んでるな」
弟「そうだね」
兄「金ならあるから、好きな奴頼めよ」
弟「うん!」
兄「……こんな金。こんな事くらいしか使えないからな」
弟「?」
兄「いや、なんでもない。気にするな」
弟「うん……兄ちゃん何食べる? 僕は醤油ラーメンがいい!」
兄「俺は塩。塩こそが至上」
弟「えええー塩?」
兄「素材の味。通は塩。最終的に辿り着くのは塩。素材の味。普通は塩。素材の味。素材の味」
弟「に、兄ちゃんなんか怖いよ……」
兄「わ、悪い」
弟「でも楽しみだね。兄ちゃんとこうしてご飯食べるのいつぶりだろ」
兄「………随分前からこんなのってなかったな」
弟「えへへ。だから僕超楽しいよ!」
兄「可愛いな」ナデナデ
弟「えへへへ……」ニコニコ
兄「……今までごめんな」
弟「えっ?」
兄「……なんでもない。ほら、俺たちまで順番が回ってきたぜ」
弟「あ、うん」
兄「腹いっぱい食えよ」
弟「うん!」
弟「ごちそうまでした」
兄「ふぅ。くったくった」
弟「じゃあ帰ろうよ兄ちゃん」
兄「ああ、そうだな」
弟「美味しかったねー」
「ありあしたー」
兄「ああ、また来るか」
弟「また来ていいの!?」
兄「ああ」
弟「やった! やった! 兄ちゃん大好き!」ダキッ
兄「お、おい。腹いっぱいなんだから抱きつくなよ」
兄「んじゃあ今日はもう寝るか」
弟「うん、おやすみ兄ちゃん」
兄「ああ、おやすみ」
弟「また明日ね!」
兄「ああ、また明日な」バタン...
兄「……」prrrr
兄「……」prrrrrr
兄「はい」ガチャ
兄「……」
兄「……うん……」
兄「……なんだよ」
父「遅かったな。おめかしでもしてたのか?」
兄「……」
父「まぁ乗れ」ガチャ
兄「……」バタンッ
父「さぁて。今日はどこ行くか」ブロロロロ...
兄「……どこでもいいよ……」
父「何か欲しいものがあるなら何でも言えよ。なんでもやるからな」
兄「……」
父「なにもないのか?」
兄「……」
父「ふぅ。全く、困った子だな」
兄「……」
父「とりあえず腹が減ったしラーメンでも食うか」
兄「……」
父「近くに行列ができるラーメン店があっただろ? あそこに予約いれといたんだ」
兄「……」
父「中々あそこは美味くてな。行列ができる理由もわかる、父さんはな常連なんだぞ」
兄「……」
父「腹いっぱい食えよ」
兄「いらない」
父「なんでだ」
兄「食ったから」
父「そうか……いつものくれ」
「はいよ」
父「金のほうは足りてるか? 今朝の分だけで足りるのか?」
兄「……」
父「金ならいくらでもやれるぞ。もちろん金以外もな」
兄「いらない……」
父「そうか」
「へい豚骨一丁」
父「ごちそうさま」
「ありあしたー」
父「さぁ食うものはくったし、次はどこ行くか」
兄「……」
父「今回はこんなところだったが、別に前みたいに高級レストランでもいいんだぞ」
兄「いらない」
父「お前も美味いと言ってたじゃないか。夜景も最高だと」
兄「……あんなの、一回で十分だ」
父「そうか。じゃあまた違うところでも探しておく」
兄「そんなのいらない……」
父「じゃあこのままラブホテルにでも行くか」
兄「……」
父「今日も愉しませてくれ」
兄「……」
父「楽しみにしてるよ」
兄「……」
父「さぁ、降りろ。ついたぞ」
兄「……」
父「傍から見れば援助か。売りか。まさか誰も親子とは思うまい」
兄「……そうだな」
父「綺麗だ。お前の身体は何度見ても」
兄「……」
父「ああ、本当に妻にそっくりだ……顔も声も仕草も」
父「まさに生き写しだ。可愛いよ」チュッ
兄「……」
父「さぁ、名前で愛していると囁いてくれ」
兄「―――さん、愛してるわ」
父「もう一度!」
兄「―――さん愛してる」
父「ああ! 私もだよ!」ダキッ
父「好きだ、キスしてくれ」
父「今日も良かったよ」
兄「……」ガチャ
父「また頼むぞ」
兄「……」
父「弟も中々似てきたな」
兄「……」ギロッ
父「ははは。妬くな妬くな」
兄「妬いてなんか無い」
父「そうか。ほら、今日もとっとけ、お前が食わなかったラーメン代だ」
兄「いらない」
父「いいから。じゃあな」
兄「……」
兄「弟は、アレは俺だけのものだ。俺のための……」
兄「くそっ」バタンッ
兄「気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!」ジャー
兄「はぁはぁはぁ……」バシャハジャ
兄「俺は……俺なんだ。他の誰でもない……」
兄「くそっ」キュッ
兄「……母さんでもない。人形でも……」
兄「くそっ……風呂、入るか」
兄「もう一回全部洗い落としてからじゃないと……」ガチャ
兄「あいつの部屋には入れないな」ザァアアアアア
兄「おい!」バンッ
弟「ふあ……に、兄ちゃん?」
兄「やらせろよ」
弟「えっえっ」
兄「いいからやらせろつってんだよ!!」ドンッ
弟「ひぃっ!!」ガタガタ
兄「はぁ……はぁ……脱げよ」
弟「ぬ、脱ぐから……ぶたないで……」スルスル
兄「……そうだ、良い子だ。良い子だな……きちんと俺の言う事を聞くんだぞ」
弟「なんで……今日は兄ちゃん……」
兄「つべこべ言うなよはやく咥えろ」
兄「……」スゥスゥ
弟「……」
弟「今日は兄ちゃん優しいと思ってたのに……」
弟「いてて。また頬っぺた叩かれた」
弟「……」
弟「やっぱり、僕はずっとこのままなのかな」
弟「ずっと兄ちゃんに殴られて蹴られて犯されて……」
弟「毎日をずっとビクビク震えながら過ごさなきゃいけないのかな……」
弟「はぁ……神様なんて……どこにもいやしないんだ……」ゴロンッ
兄「……」
弟「……」スヤスヤ
兄「……ごめんな」
兄「……」
兄「……けどやめられないよコレ」
兄「……久しぶりにお前と色々話して、やっぱり……駄目だなって思ったよ」ナデナデ
弟「……むにゃむにゃ」スヤスヤ
兄「……悪いお兄ちゃんでごめんな」
兄「神様なんて、どこにもいないさ」
弟「ただいま」
兄「おかえり」
弟「……」
兄「どうした?」
弟「ううん。なんでもない」
兄「そうか」
弟「先に部屋に戻ってるね」
兄「ああ。今日も父さん帰らないってさ」
弟「わかった」バタン
弟「……」
弟「……どうしたんだろう」
弟「最近全然僕の事を襲ってこない……」
弟「殴ったり蹴ったりする回数もぐんと減ったし……」
弟「どうしたんだろう」
弟「なんだろう。なんか、もやもやする……」
弟「……」ムニムニ
弟「ん……はぁ」シコシコ
弟「あっ……あっ……いくよ、兄ちゃんっ……」ドピュッ
弟「はぁ……はぁ……」
弟「……」ネバァ ペロッ
弟「まずいな。やっぱり」フキフキ
兄「風呂出たぞ」
弟「うん。僕入るよ」
兄「ああ」
弟「……」ヌギヌギ
弟「やっぱり覗いてこない」
弟「……」ガチャ ザアアアア
弟「はぁ……毛は剃っとこう」ショリショリ
弟「兄ちゃんつるつるなの大好きだもんな」
弟「もしかしたらつるつるじゃないのかな。だからなのかな」
弟「もっともと丹念にしないと」ショリショリ
弟「……」
兄「ただいま」
弟「おかえりなさい」
兄「俺の部屋、こっち」
彼女「あ、弟君? 可愛いーちっちゃいねー」ナデナデ
弟「」ビクッ ササッ
彼女「ありゃりゃ。逃げられちった、小動物みたいだねー」
兄「先に部屋で待ってて。お茶でも用意するよ」
彼女「はーい」
弟「……」
兄「お茶ってどこにあるんだっけ」ガサガサ
弟「……」ダダダダッ
兄「あ、おい」
弟「……」バタンッ!! ボフンッ
弟「……彼女とか……」グスッ
弟「バーカ、死ね」
弟「……」グスグス
弟「あっ、……頭触られた……兄ちゃん以外の奴に……」
弟「洗おう髪の毛」
弟「……」バシャバシャ
弟「……」ワシャワシ
弟「……」フキフキ
弟「……」ブォォォ
弟「……」
弟「僕だけじゃなかったんだ」
弟「……」
弟「なんでだろ。解放されたはずなのに」
弟「胸が苦しいよ」ポロポロ
兄「はい、どうぞ」
彼女「わーいありがとー!」
兄「……」
彼女「いやぁ……にしたって偏屈で有名な君が告白してきたのには驚いたなぁ」
兄「そうかな」
彼女「そうそう。いつも一人で気難しい顔しててさ。折角綺麗な顔なのに勿体無いなぁと思ってたんだよ」
兄「へえ」
彼女「だから告白された時嬉しかった」
兄「そうか」
彼女「うんうん!」
彼女「でさぁ」
兄「うん」
彼女「なんだよねえ。マジ最悪って感じ!」
兄「そうか」
彼女「……私の話ってつまんないかぁ? そんなに適当な返事ばっかしてて!」プンスカ
兄「えっ? いや、つまらなくないよ」
彼女「面白くないのは認めるんかい!」ビシッ
兄「ははは……」
彼女「ったくぅ~」
兄「それよりさ、俺が部屋に呼んだ意味分かるでしょ」
彼女「えっ……あ、う、うん」
兄「やろうよ」
彼女「……うん」ドキドキ
兄「大丈夫、優しくするから」
彼女「あっ」
兄「ふふ。可愛いよ」
弟「いやだ聞きたくない……聞きたくない……」
兄「それじゃあ、気をつけてね」
彼女「うん……///」
兄「……」ヒラヒラ
兄「……」
兄「なんも気持ち良くもなかったな」
兄「……駄目だ、こんなのじゃ……」
兄「身体じゃなくて、心で繋がればいいんだ」
兄「そうだ。心で……心で……」
兄「違うよな。あいつ、俺に気があるの分かってたから告白しただけだ……」
兄「まず順序が違うんだ……」
兄「……」
兄「こうなったら、やっぱり身体でしかない」
兄「もっと、もっと色々な女を抱いて」
兄「……そうしないと」
兄「そうじゃないと駄目なんだきっと俺は……駄目なんだ」フラフラ バタンッ
弟「……」
弟「……兄ちゃん……」
弟「僕寂しいよ……」
弟「兄ちゃんがいなかったら僕一人ぼっちになっちゃうよ……」
追い付いた
飯井ってだれだよ
父「最近遊んでるそうじゃないか」
兄「……」
父「金がたりんだろう? いくらでもやるぞ」
兄「……」
父「しかしお前も年頃か。女遊びを覚えるとはなぁ……」
兄「……」
父「弟から聞いたぞ。毎日のように夜遊びに出かけてるそうじゃないか。まぁ中には私との遊びも入ってるだろうが」ハハハハ
兄「弟だと?」ギロッ
父「そう睨むな。ただ単に一緒に食事をして話しただけだ。少し寂しげだったぞ」
兄「……」
父「さぁ、この服を着てくれ」
兄「……」ヌギヌギ
父「ああ、凄く似合うぞ。やっぱり似合う……見立てどおりだ」
兄「……」
父「後ろを向いてくれ」
兄「……」クルッ
父「ああ! 正に妻そのものだ!!」ダキッ
兄「……」
父「素晴らしい。素晴らしいよ……この状態から振り返って私に微笑んでおくれ」
兄「……」ニコッ
父「ああ……美しい……髪も伸ばしなさい。いいね?」
兄「はい。―――さん」
兄「ただいま」
弟「あ! 兄ちゃん! 夕飯は……?」
兄「ああ、今日は食べるよ」
弟「やった! 今日は兄ちゃんの大好きなコロッケだよ」
兄「おお。楽しみだな」
弟「はい、どうぞ」
兄「いただきます。うん、美味い」サクッ
弟「良かった」ニコッ
兄「いつもありがとうな」
弟「兄ちゃんとこうして夕飯一緒に食べるの久しぶりだから楽しいな」モグモグ
兄「そっか……」
弟「そういや兄ちゃん髪伸びたね」
兄「……そうかな」
弟「伸びたよー! 全然切らないんだもん」
兄「うーん。そうかなぁ」
弟「そうだよ。顔も綺麗だから女の子みたいだね」
兄「……うるさい」
弟「えっ?」
兄「うるせえ!」ドンッ
弟「ひっ」
兄「あ……ち、違う……ごめんな。ごめんな」
弟「に、兄ちゃん……?」
弟×兄くるか?
てか警官どこ消えた
兄「いや、なんでもない。ああ、食事を続けよう」
弟「……兄ちゃん……」
兄「ごめんな。それにしてもコロッケ美味いな」
弟「兄ちゃん、僕……」
兄「ん?」
弟「さっきの、凄く久しぶりだったから……」
兄「……」
弟「自分でもおかしいと思う。怖かったけど、同時にちょっとなんだか嬉しかったし……」
弟「それに、また殴られたいって思ってるよ今。僕」
兄「……な、何を馬鹿なことを」
弟「兄ちゃん」
兄「ば、馬鹿なことを言うんじゃねえよ……飯、食おうぜ」
弟「兄ちゃん」
兄「飯……」
弟「兄ちゃん」
兄「……」
弟「兄ちゃん、俺をまた抱いてよ」
兄「や、やめろ! 駄目だ!」ガタッ
弟「兄ちゃん!!」
兄「お、俺が何のために……終りだ! 飯も! 会話も!」ダダダッ バタンッ
弟「……兄ちゃん……」
兄「はぁ……はぁ……」
兄「はぁ……」ゴクン
兄「危なかった……」
兄「駄目だ。俺は、もう……しないって、決めたんだ。俺だけでいいんだ」
兄「こんな思いするのは俺だけでいいんだ。おかしいんだこんな事」
兄「……」
弟「兄ちゃん」
兄「!? 駄目だ! 来るな! 入るな!」
弟「……入ったら怒るよね? じゃあ、入るよ」ガチャ
弟「兄ちゃん」
兄「頼む、やめてくれ……」
弟「いいよ。兄ちゃん。僕寂しいんだ。淋しいんだ」
兄「駄目だ……また戻っちまう……」
弟「また殴られて蹴られて痛い思いしてもいいよ」
弟「毎日毎日兄ちゃんがいなくて、ずっとこれからも家で一人ぼっちになるなら、そっちの方が」
兄「……」
弟「兄ちゃん」
兄「違う、お前は俺に依存してるだけだ……友達、友達作れよ! そんで彼女作って!」
弟「僕兄ちゃんさえいればそんなのいらないよ」
そういや兄JKに笑われてたけど
ブサイクじゃないのん?
>>278
イケメンが自転車でこけたら面白くね?
兄「駄目だよ……こんなのはおかしいんだよ! 分かれよ!」
弟「分かるよ」
兄「っ」
弟「最初は兄ちゃんとするの嫌で仕方なかったよ」
弟「けど兄ちゃんの所為なんだ。兄ちゃんの所為で僕もう……」
弟「兄ちゃんしか見えないよ」
兄「……」
弟「兄ちゃんまた僕にフェラさせてよ。気持ち良くさせてあげられるよ。頑張るよ僕」
兄「う、うわあああああああああああ!!」ダッ
弟「兄ちゃん!」
兄「違う!! 俺は違う! 違うんだ!」バタンッ
兄「代わるんだ! 変わるんだ!! 替わるんだ!!!」
兄「俺は、俺は俺は俺は俺は!」
兄「うわああああああああ」ダダダタッ
弟「兄ちゃん……」
弟「どこ行っちゃっうんだよ……」
弟「そんなに……そんなに僕は駄目なのかよ。嫌なのかよ」
弟「もう嫌だよ一人は嫌だよ……」
父「ただいま」
弟「……父さん?」
父「さっき兄が大声で何か叫びながら飛び出していったがどうかしたのか?」
弟「なんでもないよ……」
父「……」ジッ
弟「……? どうしたの父さん」
父「いや、お前も母さんの若い頃にそっくりだな、ってな」
弟「母さんの……僕が物心ついた頃にはもういなかったから。わかんないや……そうなのかな」
父「ああ。あの子ほどじゃないが……若い頃にそっくりだ。弟」
弟「……?」
父「弟、こっちへ来なさい」
弟「……うん」
父「可愛いぞ」クイッ
弟「と、父さん……?」
父「……」チュッ
弟「!! んん!」グイッ
父「んっ……んちゅっ」ガシッ
弟「っ……ぷはぁ! な、何するんだよ!」
父「ふふ、糸引いてるぞ……エロいな」
弟「……おかしいよ! 父さんおかしいよ!!」
父「ああ、私を満足させてくれ」
弟「嫌だ! 嫌だ嫌だ!」
父「妻よ! 私の名を叫んでくれ!」
弟「助けて! 兄ちゃん! 兄ちゃぁあああん!!」
父「はぁ……はぁ……」
弟「嫌だ……嫌だ……こんなのっておかしいよ……おかしいよっ……」グスエグッ
父「ああああ! その泣き顔! なんて妻とそっくりなんだ!!」
父「もっとだ! もっと泣いてる顔を見せておくれ!」
弟「ひぃっ……! こ、怖いよう……兄ちゃん……ぐすッ・……た、助けてっ」エグッエグッ
父「はぁはぁ……最高だ。可愛いぞ……」
父「気持ち良くさしてあげるからな」ヌチュッ
弟「うひぃ!」
父「柔らかいな……とっても気持ち良そうだぞ……」グリグリ
弟「や、やめてっ……! ゆ、指を抜いてよ!」
父「ほぅら、二本目が入るぞ」ズニュ
弟「あっ……うぁあ……」グニュグニュ
父「ここ、気持ちいいだろ?」グニグニ
弟「あうあああっ……ぁああぁぁぁ……」ビクビク
父「もっと気持ち良くさしてやるからな……」ニュルンッ
弟「あっ……」
父「どうした? 切なそうな声を上げて……」
弟「ち、ちがっ」
父「もっとして欲しかったんだろ? 大丈夫……すぐに気持ち良くさしてあげるからな」ピタッ
弟「ひッ……ま、まさか……」
父「挿入るぞ」
弟「じ、冗談だよね? 嘘だよね? 父さん! やめて! お願い父さん――」ヌプ
弟「うああああ!!!」
父「ぐぅっ……良い締め付けだ。はぁ……」ヌプヌプ
弟「ひ、ひぃぃいい!」
父「もうちょっとで全部入るからな……」ズプズプ
弟「ひっ……ま、まだ……!」
父「あとちょっとだ」グププ
弟「ぁっ……ぐぁああ……」
父「よし入った……はぁぁ……凄いな。全部飲み込んじゃったぞ」
弟「で、でかすぎ……く、苦しい……」
父「あああ……柔らかい肉が包み込んで良い加減で締め付けてくる……」
弟「ぐぅぅう………は、早くっ……」
父「そう急かすな。時間はたっぷりあるんだ……もっと愉しもうじゃないか」ズッパンッパンッ
弟「ひぎぃ! は、はやっ……お、終わらせてっ……!」
父「はぁっ……はぁ……」パンッパンッ
弟「ひぐぅうう……!」
父「はぁっ!」パンッ
弟「あう!」
父「ん……ここか」パンッパンッ
弟「あ、あぐっ……あっ……あっあっ!」
父「はぁ……はぁ……気持ちいいだろう? はぁ……」パンパンパンッ
弟「あっあっあっ」ビクンビクン
父「もっともっと気持ちよくさせてやるぞ」ガシッ パンパンッ
弟「あ、あああ~……あっあっ!」
父「ぐっ……そろそろ限界だ……」パンパンパンッ
弟「ああっ! あっあっ! ああっ」
父「出すぞ!」パンッ ドピュュュルル
弟「あああああ!!」ドピュッ
父「はぁあ……」ドクッドクッ
弟「う、あああああ……」ピュルピュルッ
父「ふぅ……良かったよ」ズルッ
弟「うぁっ」ビクン
父「まさかトコロテンするとはな……そんなに良かったのかい?」
弟「ふあああ……」
父「こんな快感は初めてか? 頭が真っ白になって何も答えられないのか」
弟「あうあああ……」
父「それにしても気持ちよかったよ……最高だった。私好みの尻だ」ペシンッ
弟「あうっ」
父「もっと使い込んで私専用にしてやろう……楽しみにしていろよ。またこの快感を味あわせてやるからな」
弟「あぁぁ…・…」
父「勃起させるほど楽しみか。でも次は涙に濡れた泣き顔を見せながらさせてくれよ」チュッ
父「おっともう時間だ。次はもっと良いところで仕様」
父「それと服喪あつらえておく。ほら、これをとっときなさい」
弟「あ……」
父「お小遣いだ。足りないと思うからな、それじゃ」バタンッ ブロロロロ...
弟「……僕、父さんとセックスしたんだ……」
弟「気持ちよかった……すごく……」
弟「兄さんとは違う……大きくて硬くて太くて。何回もできる訳じゃないけど、勢いも凄かった……」
弟「最後にお金を貰う……まるでお金で買われたみたいだ……」ゾクゾクゾク
弟「……はぁ……またしたい……まだ足りないよぉ……」
父「……いたいた」
兄「……」ギーコギーコ
父「兄」
兄「! と、父さん……」
父「やっぱりここにいたか」
兄「……」
父「昔から何かあるといつもお前はこの公園に来てブランコを漕いでるんだ」
兄「……」
父「お前は小さい頃母さんとよくこの公園で遊んだからな。体が覚えてるんだろう」
兄「……」
父「髪、きちんと伸ばしてるんだな。偉いぞ」
兄「……」
父「うなじ、エロいぞ。妻にそっくりだ」
兄「……」
父「吸い付いて良いかい?」
兄「……俺は」
父「俺は?」
兄「俺は……母さんの代用品なんだろ……」
父「……」
兄「俺は、あんたの、玩具なんだろ。拒否権なんて……ないんだろ」
父「……」カプッ
父「……」グイッ
兄「……」ドサッ ジャリッ
父「ああ、そうだ。その通りだよ」スッ
兄「……」
父「綺麗だ。とても綺麗な顔をしている」サワサワ
兄「……」
父「ん。まるでお人形だな……お前は本当になんの反応もしない」チュッ
兄「……」
父「弟とは正反対だ」
兄「!!」カッ
父「どうした。そんなに目を見開いて」ナデナデ
兄「ま、まさか……そんな……」
父「どうした?」チュッチュッ
兄「お、弟を……」
父「弟を?」
兄「お、犯した……のか……?」
父「抱いたと言いなさい」サワサワ
兄「あ……あ、あ……」
父「どうした?」ナデナデ
兄「あああああああ!!」
父「こら、暴れるな」ガシッ
兄「ううわあああああああ!!」
父「暴れるなと」
兄「離せえええ! うわああああ!!」
父「まったく。仕方ない子だな……」
兄「ああああああ! 畜生! 畜生!! 殺してやる!」
父「少し静かにしなさい。近所迷惑だろう」
兄「殺してやる! 殺してやる! うああああ!」
父「うるさいぞ、黙れ」
兄「」ビクッ
父「そうだ。良い子だ」
兄「畜生……畜生……」
父「ずっと昔から教育してきたからな。お前が幼い頃から、その美しさは群を抜いていた」
兄「俺が……なんの為に……ひぐっ」
父「私の言う事は絶対だと言う教えをして来てよかった。少しお前は我が強すぎるところがある」
兄「ひぐっ……うぐっ…・・えぐっ」
父「泣き顔も美しいな」ペロペロ
兄「ひぐっひぐっ」
父「んー……しょっぱい」
兄「な、なにがっ……ひぐっ……教、育だっ……」
父「?」
兄「ただ、俺をっ……お、犯してただけじゃないかぁっ……」グスグス
父「教育だよ。可愛いなぁもう」
兄「ひぐっ……えぐっ」
父「さぁ、そんな事はどうでもいいんだ。服を脱ごう」
兄「ひぐっひぐっ」
父「言う通りにしなさい。ね?」
兄「ふぐっ……えぐっ」スルスル
父「良い子だ」
父「はぁっはぁっ」パンッパンッ
兄「……」
父「いいぞ! 最高だ!」パンパン
兄「……」
父「喘げ……喘ぐんだ」
兄「ふっ……うっ……ぁっ」
父「いいぞ。押し殺すな。息を吐け声を漏らせ」パンパンパン
兄「ふっ……ぁっ……あっ」
父「お前のソレが大きく跳ねてるのが証拠なんだ。我慢するなっ快感に身を任せろっ」パンパンパン
父「くっ……出るっ……」ビュルル
兄「あっ……ふぁっ」
父「はぁ……ぁぁぁ……」ビュク
兄「……」
父「はぁ。気持ちよかったぞ」ズルッ
兄「……」
父「すまんな、弟とやってきたから勢いが無くて」
兄「……ひぐっ………えぐっ」ポロポロ
父「おいおい……妬くなよ。お前も気持ちよかったぞ」
兄「死ね……死ね……死んでしまえっ……」グスグス
父「乳首も……」クリクリ
兄「あうっ」ピクッ
父「良い感じに開発してきたな。もうすっかり感じるんじゃないか?」コリコリ
兄「あっ……んぁあ……」
父「ふふ。甘い声だな……可愛いぞ」ギュッ
兄「あああっ!」
父「乳首でイカせてやる」クリクリクリクリ
兄「あうっ! あっ……ああっ」
父「いけ! 命令だ! 乳首を弄られてイケ!」ギュゥッッ
兄「ああああ!」ドピュッドピュッドピユュッ
父「流石に若いな。勢いが良い」ギュー
兄「ああああ……」ドクドクッ
父「ふふ。精液で汚れたお前の身体はとても綺麗だぞ……芸術的だ」クリクリ
兄「ああ……ぁあぁぁ……」ピクンピクン
父「とすればまるで美しいものが汚されたかのようなエロスも感じる。お前は本当に素晴らしい完璧だ」チュッ
兄「うっ……」
父「妻に似ていて、美しくて。最高だ……最高だよ」チュッチュッ
兄「……」
父「そうだ、今日はそのままの姿で服を着なさい。精液の匂いをさせて歩いて帰るんだ。いいね」
兄「……」
~次回予告~
ついに対峙する兄と警官と父
弟をめぐる四角関係の先に待っているものとは・・・
兄「あっ・・い、嫌だぁんっ」ビクンビクン
父「ち、畜生っ!くっ!ぁ、あああああ」
警官「浅ましい奴だなぁ」
―――殺してやる
弟「俺、兄ちゃんに殺させるなら・・・」
そうご期待!
>>1
__O)二)))(・ω・`)
0二━━ )____)┐ノヽ
A ||ミ|\ くく
__O)二)))(´・ω・`)
0二━━ )____)┐ノヽ
A ||ミ|\ くく
.○ω・`)ぬるぽ
(●)┐ノ)
A くく
寝落ちしてた。まさか残ってると思わなかったぜ
今日用事あるけどこんな変態どもの為に頑張るべ
父「それじゃあ、ほら。お小遣いだ」
兄「いらない……」
父「弟は貰ってたぞ。まぁ朦朧としてただけかもしれんが」
兄「っ…………絶対に……絶対に、殺してやるっっ……」ポロポロ
父「泣き顔は弟と違ってあまり妻に似ていないな。けどお前としての美しさが見れるよ」ナデナデ
兄「くっ」ギリリ
父「さぁ、いけ。途中レイプされないように気をつけるんだぞ」ブロロロロ....
兄「……」
兄「帰ろう……」トボトボ
兄「……」フラフラ
兄「……」トボトボ
兄「……」ドンッ
DQN「ってぇなぁ……肩外れちまったぞオイ」
兄「……」トボトボ
DQN「無視かこら! ああ!?」ガッ
兄「……離せよ」
DQN「ああ!? ちょっとお話しようぜ」ドンッ
兄「……」
DQN「おらこっちこいよ」
兄「……」トボトボ
DQN「そうそう。そうやって最初から大人しくしときゃ良いんだよ」
兄「……」トボトボ
DQN「にしてもお前なんかくせえな」
兄「……」
ギャル男「おいおい煙草買いに行くのにどんだけ時間かかってんのよー、って誰それ」
DQN「拾った」
ヤンキー「おっ、中々良いじゃん」
男「……」
>ヤンキー「おっ、中々良いじゃん」
おい、やめろ
DQN「俺が拾い主なんだから一発目は俺な」
ヤンキー「まぁ別にいいけどよ。俺らだけでやんの?」
DQN「あ? 他の奴も呼ぶのか?」
ヤンキー「そうじゃなくって。足ねえじゃん俺たち。車できてねーぞ」
DQN「あー……まぁ普段なら山の中連れてくとこなんだけど、今日は特別だよ、感謝しろやなぁおい」
兄「……」
DQN「ちっ。こいつさっきから全然喋らねえの。つまんねえ」
ヤンキー「まぁそっちの方が好都合でしょ。やってりゃ喘ぐんじゃね」
DQN「別にマグロでもいいけどよ。中々の上玉だし」
コマンドー
ギャル男「こいつサツに駆け込んだらどうすんのよ」
DQn「あ? あーどうすっか。別にいいんじゃね?」
ヤンキー「今までバレタことねーもんなぁ!」ギャハハハハハ
DQN「そーそー」
男「よお。お前らこんな所で集ってどうしたの」
DQN「あ、男さんちーっす」
男「……」チラッ
兄「……」
ギャル男「今からこいつ輪姦すとこっすよ。男さん一発目どうっすか?」
男「あ? あー」
男「こいつ綺麗じゃん」
DQN「げっ……」
ヤンキー「どうした?」
男「よし、決めた。こいつ俺が貰う」
DQN「やっぱり……」
ヤンキー「はああ!? ち、ちょっと待てよあんたおい!」
ギャル男「あ、馬鹿やめとけって!」ガシッ
ヤンキー「はあ? 離せよっ! んだこいつああ!?」
男「んじゃ貰ってく」
DQN「……ういっす」
男「ほら、こっち来い」
兄「……」トボトボ
男「……」
兄「……」
男「バイク、後ろに乗れよ。捕まってろ」
兄「……」ドサッ
男「お前の家どこ? あ、別に言わなくていいわ。大通り出せばいいか」
兄「……」
男「と、思ったけど……お前なんかくせえな。もしかしてもう一発やられてんのか?」
兄「……」
男「なるほど、ね。静かな訳だ……で? 家じゃなくてもいいぜ。近くは?」
兄「……」
男「あー……しゃあねーなぁ」ブゥンブゥン
男「とりあえず俺の家でシャワーでも浴びとけ」ブゥゥーン
兄「……」
男「大丈夫、手出したりしねえよ。俺は初物が好きなんだ」
兄「……」
男「んじゃとりあえず俺の家行くぞ」
男「到着。散らかってっけど風呂場くらいわかんだろ」
兄「……」
男「んじゃ俺は買い物に行って来るから適当に浴びとけ。タオルこれな」バタンッ
兄「……」ガチャ
兄「……」ザァアアア
兄「あったけーな……」
兄「くそっ……気持ち悪い。おとさねーと……綺麗にしねーと」
兄「……匂いが落ちねえよ……」ザァアアア
兄「ひぐっ……ひぐっ……」ザァアアア
兄「……」バタンッ
兄「タオル……はこれか」フキフキ
兄「はぁ。疲れた……服は……臭いしカピカピになってやがる」
兄「どうすっかな……」
男「ただいまぁ~」ガチャ
兄「……」
男「おお、出てたか。ナイスタイミングだな」
兄「……」
男「ほい、服。適当だけど」
兄「あ……」
男「聞いたのはこの袋に入れとけ。においが気になんなら先にゴミ袋にでも入れとくか?」
聞いたのではなく
着てたの間違い。訂正脳内変換補完
兄「……ありがとう」
男「ああ、気にすんな。いやしかし……」
兄「……?」
男「いや……俺はあんた女だと思ってたが……」
兄「……」
男「男だったんだな」
兄「……」
男「いや、悪い。髪伸びてて綺麗な顔してるもんだからな」
兄「……うるさい」
男「気にしてたか。すまないな。んじゃなんか飯でも作ってやるよ」
男かっこよすぎる惚れてまうやろぉおお
男「まぁ男だったんなら助けなくても解放されてたかもなぁ。ほいよ」ドンッ
兄「……」
男「炒飯だ。俺の飯は美味いんだぜ」
兄「……」カチャカチャ パクッ
兄「美味しいな」モグモグ
男「ふ。だろ?」
兄「ああ」モグモグ
男「あーでもやっぱ助けといて正解か。あいつらブタ呼びそうだしな」
兄「……ブタ?」
男「ああ、キチガイのホモ野郎だよ。まぁ気にすんな。飯食え飯」
l
/ ̄ヽ l お
, o ', 食朝 l _ .は
レ、ヮ __/ べご l / \ よ
/ ヽ よは.l {@ @ i う
_/ l ヽ うん l } し_ /
しl i i を l > ⊃ < 今
l ート l / l ヽ 日
 ̄ ̄¨¨~~ ‐‐‐---─| / /l 丶 .l も
___ | / / l } l い
/ニュ トーイ l /ユ¨‐‐- 、_ l ! い
ヽ廿' .`廿' l _ / ` ヽ__ `-{し| 天
n .____ l / `ヽ }/気
三三ニ--‐‐' l / // だ
,, _ |  ̄¨¨` ー──---
モパ / `、 | _
グク / ヽ .| モパ / ヽ モパ
モパ./ ● ●l | グク l @ @ l グク
グク l U し U l | モパ l U l モパ
l u ___ u l | グク __/=テヽつ く グク
>u、 _` --' _Uィ l /キ' ~ __,,-、 ヽ
/ 0  ̄ uヽ | l ヘ ゝ__ノ-' ヽ
. / u 0 ヽ| ~ l ヽ-┬ '
テ==tニト | / て'-、─----‐‐─ヽ
/ ̄) ̄ ト' ト= -' <ニ>
兄「……ごちそうさま」
男「いやぁ良い喰いっぷりだっだぜ。見てて気持ちよかった」カチャ
兄「……」
男「あんなに美味そうに食ってくれると作った甲斐があるってもんよ」ジャアア
兄「……部屋は散らかってるのに台所は綺麗なんだな」
男「ん? ああ。まぁな」キュキュッ
兄「……」
男「まぁ俺の夢は料理人なんだ。日々精進中よ」ジャアア キュッ カチャン
兄「へえ。コックさんか」
男「ああ。美味いもん食えば皆幸せ笑顔だからな。夢があるだろ?」ニヤッ
>兄「へえ。コックさんか」
なんだ可愛いな
兄「……」
男「まぁ、俺も昔は色々やってたからな。今は改心し悔い改めてるのさ」
兄「本当かよ」
男「まぁ前半本当後半嘘。お陰で顔が利くようになってああいう奴らからは一目置かれてるんだ」
兄「……」
男「役に立つぜ。何かあるとな。まぁ、でももうそう言うことはやってないよ」
兄「……信じられないな」
男「だろうな。まぁ、何かあったら電話でもしてくれや、俺の名前出せば大抵はビビるからよ」カキカキ ピッ
兄「……」
男「俺の連絡先だ。さぁてと、そろそろ出るか?」
兄「なんで……」
男「あん?」
兄「なんで、俺なんかに優しくするんだ……? 初対面のしかも男だぞ……」
男「別に困ってる人が居たら助けるのが正義ってもんだろ」
兄「正義……」
男「悔い改めちゃいねえよ別に。あれは本当だ」
男「俺が今まで迷惑掛けた人たちにそれで許してもらおうなんざ思ってねえが……」
兄「……」
男「その分これからは人様の役にでも立とうかなってな。喜んでもらうと俺も気持ちいいしな」ニッ
兄「……そうか」
男「どうする? 人通りの多いところに出すか?」
兄「いや……いい」
兄「……」
男「そうか」
兄「……」
男「んじゃあどうすっか。ここに泊まるか? それともどっかのホテルに泊まるのか?」
兄「決めてない……」
男「ホテルだったら、まぁ少しは出せるぞ。俺も貧乏だからあんま出せねえけど」
兄「……」
男「俺としちゃここに泊まってもらった方がいいな。寝床が消えるだけですむし」
兄「……」
男「んじゃ決まりだな。俺はそこのソファーで寝るから。寝室ここな」
男「どうする? もう寝るか?」
兄「いや……」
男「そうか。暇つぶしには大した事できねえぞ。すまないな、テレビもなくて」
兄「……」
男「酒くらいならあるけど、どうよ?」
兄「……」
男「ところで成年?」
兄「いや……」
男「へえ。じゃあ駄目か」
兄「……いや、飲ませてくれ」
これは酒飲ましちゃダメなパターンだぞ
ガタッ
男「そう言う気分ってか」
兄「ああ」ゴクゴク
男「おっ、良い飲みっぷり」
兄「ぷはっ……」トンッ
男「んじゃ俺もちびちびやるかな。未成年の割りには飲み慣れてんじゃねーの」チビチビ
兄「……酒はもう覚えた」
男「ふぅん。まぁ、あんまり若いうちからやんなくても良いとおもうけどな。青春しろ青春」
兄「青春なんて……俺には一度もないよ……」ゴクッ
男「そうか? お前の顔だったらモテモテのウハウハそうだけどなぁ」
兄「女なんて……」
男「どうした?」
兄「女なんて、どいつこいつも同じだ」ゴクゴク
男「そうかぁ? 色々いるぞ女」
兄「違う……母さん以外は……皆同じに見えるんだ……」
男「母さん以外?」
兄「なんで……なんで死んじゃったんだよ母さん……」ヒックヒック
男「お、おい! 泣き上戸かよ!」
兄「ぐすっ……もういやだ……もう嫌だよぉ……」グスグス
男「こ、困ったなぁ……」
男「大丈夫だよ。お前にも良い人が見つかるさ」ポンポン
兄「……駄目だ。俺は一生逃げられないんだ……」
男「平気平気」
兄「俺は一生あいつの奴隷なんだ……そう言う風に育てられてきたんだ……」
男「奴隷……?」
兄「助けてくれよ!! 正義の味方なんだろ!?」ガバッ
男「うおっ!」
兄「助けて……助けてよぉ……神様ぁ……」
男「……どうしたんだよ。詳しく話してみろよ」
兄「ううう……ぐすっ……ひぐっ……」
兄「……」グスッグスッ
男「落ち着いてきたか?」
兄「……ああ」
男「言ってみろよ。力になってやるぜ」
兄「いや、いいよ……」
男「なんだよ。さっきあんなに助けを求めてたじゃないか」
兄「いいんだ……いいんだよ。もうどうでもいいんだ」
男「俺に任せてみろって。な?」
兄「……」
男「助けてやるよ」
兄「助けて……くれる、のか……?」
男「ああ」
兄「っ……」
男「信じられないか?」
兄「……いや、信じる」
男「よし、任せろ」
兄「俺は……俺は……お、犯されっ……」
男「……急がなくていいぞ。ゆっくり、ゆっくりだ」
兄「あ、ああ……」
男「深呼吸してー吐いてー」
兄「すーはぁー」スーハースハー
兄「お、俺は……父親に犯されてるんだ」
男「……」
兄「小さい頃から、物心ついたときから……そう言う教育をされてきた」
兄「俺にとってあいつは恐怖そのものなんだ……今も……て、手が震えて……」カタカタ ガシャンッ
男「大丈夫だ。大丈夫だからな」ダキッ
兄「あ……ああ……」
男「ゆっくりで良い。落ち着いたらまた話せ。少しずつでいいからな」
兄「…………お、俺を……あいつから助けてくれ……」
男「……」
兄「怖いんだ……命令されたら逆らえないんだ……」ギュゥッ
男「なるほどな。つまり証言としてのお前は親父から離さないといけない」
兄「あ、ああ……」
男「んで、しかもバレないように事を進めないと、釘をさされてしまうと」
兄「……」コクン
男「まぁ、任せろ。こう見えて顔は広いんだ」
兄「助けて、助けてくれるのか」
男「袖触れ合うも何かの縁ってな」
兄「あ、あああ……」ドサッ
男「お、おいどうした!?」
兄「つ、疲れた……」
男「立てるか?」
兄「腰が、砕けてる」
男「仕方ねーなぁ」ヒョイ
兄「あっ、あ……!」
男「見た目に反して筋肉あるだろ?」ニヤッ
兄「あ、ああ……いや、見た目通りだ」
男「マジか。まぁ弟子入りしようとしたら強盗と間違われたからなぁ……」ソッ
兄「あはは」ポフンッ
男「疑いが晴れたら今度はガードマンなんかいらねえ、だぜ? 泣いちまうよ」
兄「笑っちゃうな」
男「それじゃあ、今日はもう寝ろよ。疲れたんだろ? おやすみ」パチン
兄「ま、待って」
男「ああ?」
兄「……その、一緒に寝てくれ」
男「……」
兄「一人は寂しいんだ……」
男「わかった。たくっ……ウサギさんかお前は」
兄「……ありがとう」
男「別にお前が寝るまでの間くらい添い寝してやってもなーんも問題ねえからな」
兄「……安心して眠れるよ」
男「おう」
兄「……」
男「……」
兄「今日は色々とありがとう」
男「ん? ああ」
兄「それにこれからも、迷惑かけるし……」
男「気にすんな」
兄「……助けてくれるんだよな」
男「ああ」
兄「信じていいんだよな」
男「勿論」
兄「……俺には、これ位しかできないけど……」ガサガサ
男「あ? 何してんの?」
兄「……」ヌギヌギ
男「お、おい! 何俺のズボン脱がしてんだよ!」
兄「……俺には、これ位しか……」パクッ
男「ぁ……じゃ、なくって!」ドンッ
兄「うあっ」
男「何やってんだお前は!」
兄「だ、だって…・・・何かしないと・・・・・・」
男「はあ!?」
兄「お、お前が……俺を助けて、く、くれない……だろ?」
男「ああ! たくっよお! ふさけんな!」ドンッ
兄「……」ビクッ
男「ああ、ムカツクなおい! お前の親父はよおおお!!」
兄「……?」
男「いいか!? お前はこんな事しなくていいんだ! 分かるか?」
兄「わ、わからない」
男「もうこういう事は誰にもしなくていい! お前を俺が助けてやる!」
兄「……」
男「だからもう自分の身体を使うとかそう言うことはやめろ! いいな!?」
男「そんな事しなくたって俺はお前を助ける! 信じられないか? 信じろ!」
兄「あ、あう……」
男「糞っ……! 苛々するぜ……」
兄「ほ、本当に? 本当に何もしなくてもいいのか……?」
男「ああ、信じろ」
兄「……」
男「チッ……お前をこんな風にしちまった親父ってのが本当に俺は許せねえよ」
兄「あ……」
男「今日はもう寝ろ。添い寝してやる、ただしもう二度とあんなことするなよ」
兄「ご、ごめん……」
男「怒った訳じゃねえ。キレてるだけだ」
兄「……」
男「寝ろ。お前は俺が助ける」
兄「……んぁ……ここは?」ファーア
男「ぐかー……」
兄「あ、そうか。俺は、こいつの部屋で……」
兄「……」
兄「本当に助けてくれるのか? 俺の体目当てじゃないのか」
兄「俺の身体で代償を支払わなくていいのか? 信じて……いいのか?」
男「……信じろよ」
兄「! おきて、たのか」
男「ん……さっきな。信じろよ」
兄「うん……信じるよ」ギュッ
男「そうだ……助けてやる……ナデナデ スピーズピーzzz
兄「……寝ちまった」
兄「……」サワサワ
兄「父さんに触られても気持ち悪いだけなのに……」
兄「なんでこいつに撫でられると気持ちいいんだろうな」
兄「……」
兄「……」ダキッ
兄「安心する」
兄「お前と一緒にいると。安心するよ」
男「ぐぅ…むにやむにゃ」グカーグカー
兄「……二度寝するか」
兄「……ん……昼か……」
男「ぐぁ……」
兄「こいつ仕事いいのかな」
兄「ってしまったぁ!!」バッ
男「うぁ……なんだよ……うるせえなぁ」
兄「アニメ、見逃した」
男「はぁ……?」
兄「くそっ……やっちまった。畜生」
男「どうでもいい事で起すんじゃねえよ」ゴロンッ
兄「どうでもよくない!!」
男「あのなぁ」
兄「どうでもよくない!!!」
男「うるせえよ」
兄「う……」
男「……」チョイチョイ
兄「な、なんだよ」
男「いいから」
兄「……」ポスッ
男「うむ。抱き心地良し」ダキッ
兄「……」
男「泊まったら俺の抱き枕になる事は義務付けられている」
兄「誰にでもこういう事するのか」
男「んぁ?」
兄「……」
男「そりゃ別にな。なんで?」
兄「いやだ」
男「なに? 抱き枕嫌か? まぁ、やめないけど」
兄「別にそれは良いけど……」ギュウッ
男「じゃあいいじゃん。俺が誰と寝ようと俺の勝手だろ」
兄「……そうだな」
男「腹減ったなぁ。飯食うか」
兄「ああ」
男「どうする? 帰るか家に」
兄「……帰りたく、ない」
男「そうか。別にいくらでもここに泊まってていいぜ。そっちのが楽だし」
兄「……けど、父さんと会う日は戻らないと」
男「……大体分かるのか?」
兄「ああ。いつも同じだから。週に1回」
男「……そうか」
兄「……嫌だなぁ……」グッ
男「ちょっとの間我慢しろ」
兄「ああ」
男「絶対助けてやるからな」
兄「信じてる」
男「任せろ」
兄「……」ギュッ
男「おいおい。離れろよ、飯作れねえだろ」
兄「信じてるから」
男「ん? ああ」
兄「見捨てないでくれ……」
男「見捨てねえよ。仲間のピンチには絶対に駆けつける男として通ってんだ。勝てるかどうか別としてな」ポンポン
男「ま、負けた事はねえけどよ」
やだもうなにこの男カッコイイ
兄「ただいま」
弟「兄ちゃん! 今までずっとどこ行ってたの!?」
兄「別に。どこでもいいだろ」
弟「そう……」
兄「飯食ってきたから。いらないよ」
弟「うん……わかった」
兄「部屋に戻ってる」バタンッ
弟「あ……」
弟「……僕はずっと一人ぼっちか」
弟「……兄ちゃん」
兄「……なんだよ」
弟「アニメ、一応全部録画してあるよ」
兄「そうか」
弟「うん」
兄「アニメは……もう、どうでもいいよ」
弟「えっ……?」
兄「……それだけかよ」
弟「あ、うん……それだけ、だよ……」
兄「……」
弟「邪魔してごめんね」トントントン
弟「……」
弟「兄ちゃん。どうしちゃったんだろ……」
弟「……もう、僕の事忘れちゃったのかな」
弟「……」
弟「また一緒にご飯食べたいよ……」
弟「……毛だって毎日剃ってるんだよ……」
弟「コロッケも毎日作って待ってたのに」
弟「……」
弟「今日もコロッケ……捨てないと駄目なのかな」グスッ
弟「……兄ちゃん……」
父「ただいま~」
弟「と、父さん!?」
父「お、飯あるのか。食べていいか?」
弟「あ……うん」
父「ん! 美味いな! 特にこのコロッケ最高じゃないか!」
弟「そ、そうかな……」
父「もしかして弟が作ったのか?」
弟「う、うん」
父「そうかぁ! 凄いな偉いぞ!」ナデナデ
弟「……う、うん」
父「妻にそっくりだな。こうして食事を作って帰りを待っているだなんて」
弟「そうなの?」
父「ああ。お前は性格が妻に似てるな」
弟「そうなんだ……」
父「あーん」
弟「?」
父「食べさせてくれよ」
弟「えっえっ!? は、恥ずかしいよ」
父「あーん」
弟「う、うう……あーん」
父「ん。もぐもぐ……美味い」ゴクン
父「そうやって恥らいながらもしてくれる所もそっくりだな」
父「弟、こっちに来なさい」
弟「うん」トコトコ
父「隣に座りなさい」パクッ モグモグ
弟「うん……?」チョコン
父「……んっ」チュッ
弟「んぐっ!」
父「ん……ふふ。口移しだ」
弟「うぐ……」
父「さぁ、全部食べなさい。きちんとよく味わうんだよ」
弟「う……」モグモグ ゴクン
父「良い子だ」ナデナデ
父「弟」グイッ
弟「うぁっ」ドサッ
父「可愛いよ」チュッ
弟「うう……」
父「ディープキスするか。とても気持ちいいぞ」
弟「でぃーぷきす?」
父「ああ、前にやったキスだ」ンチュッ
弟「んぷっ……んっ……ふぁ」
父「ぷはっ……どうした? そんな瞳をとろんとさせて」
弟「と、父さん……」
この親父は許さない絶対にだ
父「父さんじゃないだろ」
弟「え……?」
父「名前で呼んでくれ」
弟「え、でも……」
父「そうじゃないとしてあげないよ」
弟「う……―――」
父「ああ! 呼び捨て! まるで若い頃に戻ったかのようだ!」ダキッ
弟「あうっ……父さ、じゃない―――」
父「いいぞ。また気持ち良くさしてやる」
弟「あっ……」モジモジ
父「前よりももっともっとだ」
弟「はぁ……はぁ……」
父「泣き喚いたって許さないぞ。犯しつづけてやる」
父「お前の弱いところを何度も何度もずっと攻めつづけてやる。いったってやめないからな」
弟「は、早くしてっ」
父「そう急かすな。お前の柔らかい肉を力強く掘ってやるからな」
父「肉と肉がぶつかり合う音を愉しもうじゃないか」
弟「と、父さんっ」
父「違うだろ?」
弟「―――! はやく僕を犯してよ!」
父「良い子だな……」スルスル
弟「はぁ……はぁ……」
父「可愛い。指、入れるぞ」
弟「ぅぁああ………」
父「ん? すんなり入るな。これはもうやっても平気か」
弟「は、早くっ」
父「肉棒が欲しいと言いなさい。ズポズポ突っ込んで欲しいと」
弟「う……―――の肉棒が欲しい! 早く! ズポズポ突っ込んでよぉ!」
父「良し。犯してやるぞ!」パンッ!!
弟「あああ!! き、きたよおおお!」
父「ううう……良い締め付けだぞ。もっと締め付けろっ」パシッ
弟「あうう」
父「ぐ、いいぞ。良くなったぞ」
父「はぁっ……はぁっ……ここだろ、ここがいいんだろ!」パンパンパンッ
弟「あっあっあっ! ああ!」
父「言え! 言うんだ!」
弟「ぁあぅぅああ……き、気持ち良いよおお! もっとっ……もっとしてよおおっ!」
父「うおおお! いいぞ!!」パンパンパン!
弟「ああああっ! ああっ!」
父「はぁはぁ! 最高だ! 最高だ!」パンパンパン
兄「な、何してるんだよ!!」
弟「うぇっ……に、兄ちゃ…・・ぁんぁっ!」
父「よそ見するんじゃあない! お前は喘ぎ続けなさい!」パンパンパンッ
弟「あっあっあっ!」
QB「わわわわわ、けけけけがわからないYO…」
ハグリットォオオオ
盛り上がってまいりました( ゜∀゜)!
兄「何やってんだよ……やめろ! やめろ!!」
父「はぁ……はぁっ……兄もっやりたいっのかっ?」パンパンパン
兄「ふ、ふざけんな!!」
父「全く、困った子だっ……ちょっと、緩めるか」パンッパンッ
弟「あっあっ……や、やだぁ! もっと、してよおっ」
兄「な、な……何、い、言って……」
父「おや。これは困ったな……どうするか」ピタ
弟「やだやだ! やめないで! はやくっ動いてよっ!」
兄「や、やめろ……やめてくれ……」ヘナヘナッ
父「どうした? 座り込んで」
みんな死ぬしかないじゃない!
兄「もういやだ……なんで……なんで……」
父「お前の目の前で大好きなものを犯してるんだ」パンッパンッ
弟「あっあっ! き、きたぁあっ!」
父「普通なら激怒して掴みかかるところじゃないのか?」
兄「う、う……」
父「もちろん、そんな事してはいけないがね」
兄「うああ……」
父「壊してやったぞ。お前は私しかいないんだ」
父「縋れ。縋りつくんだ。皆で気持ち良くなろう」
兄「違うっ!! 俺は一人じゃない! 俺はっ俺はっ」
父「ああ、私がいる。さぁこっちへ来なさい」
QB「兄!いますぐ僕と契約を!」
兄「……」トボトボ
父「そこに座りなさい」パンッパンッ
兄「……」スッ
父「もっと顔を近づけて」
兄「……」
父「んちゅっ……んぁ……」パンパンパンッ
弟「あっあっあっ!」
父「ふっ……綺麗だぞ」
兄「……」
父「さぁ、そこに隣で四つん這いになりさない」
兄「……」ペタンッ
父「いい眺めだ……まるで妻が二人いるかのようだ……」パンパンッ
弟「ぁうぁあ」ビクンッビクンッ
父「指で気持ち良くさしてやる」ヌチヌチ
兄「っ……」グチグチュ
父「一本でもキツイなぁ……もっと緩めなさい力を」パンパンパンッ
兄「……」スッ
父「良し。いい感じだ。二本目も入れるぞ」ヌプ
兄「…………」
父「お前はここが弱いんだ。昔からずーっとここが」グリグリグリ パンパンパンッ
弟「ぁっあっあっ……ぁああ!」ビクッ ビュルッルルルルッッ
兄「……っ……」ピクンッ
父「ん? いったのか」
弟「ああぁぁぁぁぁ……」ビクンビクン
父「もっと犯してやりたいところだが、仕方ない。我慢しなさい」ズルッ
弟「ぅぁっ」
父「さぁ、お尻を高く上げて」
兄「……」
父「そうだ。いいぞ」ペチペチ
兄「……―――さん、私の中に入れてください」
父「ああ! ああ! 入れてやるとも!」ガシッ ズプッ!
兄「っ……」
父「う、おおお……飲み込まれるぞ……」ズヌププ
兄「……」
父「くっ……いいぞ!」パンパンッ
兄「……」
父「はぁっはぁっ!」
兄「……」
弟「はぁはぁ……」ジッ
父「出すぞ! 中に! うおおお!」ドピュルルッ!
兄「……」
父「くっ……はぁ。良かったぞ」ナデナデ
弟「…………いいなぁ……」ポツン
兄「……」
父「さぁ、二人ともお小遣いだ。とっておきなさい」
弟「はぁ……はぁ……」ゾクゾクゾクゥッ
兄「……いらない」
父「ふふ。いいんだぞ、今日は二人とも良かった。いつもより多めにやろう」
弟「……」ドキドキ
兄「いらない」
父「そういうな。ほら」
兄「……」
父「それじゃあな。また来週が楽しみだぞ」
父「また三人で愉しもうな」バタンッ ブロロロロ....
兄「……」フラフラ
弟「兄ちゃんどこ行くの?」
兄「……風呂だよ……」
弟「どうして?」
兄「どうして……? お前は!」ドンッ
弟「あぐっ!」
兄「ぐっ………くそが!」グイッ
弟「あ、あ。兄ちゃん僕を犯すんだね」
兄「うるさいうるさい違う違う俺は違う違う」
弟「……兄ちゃんに殴られるのって気持ち良いよ」
兄「はぁはぁ」ズプッ
弟「あうっ」
兄「くそっくそっくそっ」パンパンパンッ
弟「んっ……ぐっ……」
兄「くそっくそっ!!」パンパンッ!!
弟「ぐっ……うぐっ……に、兄ちゃん、い、痛いよ……」
兄「くっ……ちくしょう……」ドピュッ
弟「……」
兄「……もう駄目だ……」フラフラ バタンッ
弟「やっぱり、兄ちゃんじゃ駄目だ。全然足りない……」
弟「ぁぁ……父さんのチンポが欲しいよぉぉ……兄ちゃんみたいに中に出して……」クチュクチュッ
兄「……ひぐっえぐっ」ザァアア
兄「男……男……」
兄「ぅぅ……」
兄「男の家に行こう……」バタンッ
兄「……」フラフラ
弟「んぁっ……に、兄ちゃんっ……ど、どこイクの?」
兄「………」バタンッ
弟「あ、いっちゃった……」
弟「……」
弟「みんな、僕を置いてどっかいっちゃうんだ……」
兄「男!」ガチャ
兄「……いない」
兄「仕事、か……」
兄「……」パチンッ
兄「そうだ……洗濯しよう。男が帰ってくるまでの間に」
兄「掃除もして……」
兄「……」
兄「男の役に立ってるかな……」
兄「もう俺はなんの為に生きてるんだろう。わからないよ」ペタン
どうして父親似じゃないんだ?
男「ただいまー」
女「お邪魔しまぁあす!!」
兄「あ、おかえ……り」
男「……帰ってきてたのか」
女「えっなになにぃ? 3P? マジで! 超楽しみなんですけどおお!」
兄「俺、コンビニ行って来るよ」バタンッ
男「あ……」
女「ぇえー今のなにぃ? てか今の男? 女? どっちかわかんなーい!」ゲラゲラゲラ
男「いや、なんでもねえよ。ああ、ほら、寝室行こうぜ」
兄「……」パラパラ
兄「……」
兄「……」パタン
兄「……家に、戻ろうかな」
兄「……」トボトボ
兄「ははは……」
兄「そりゃそうだよな……俺は、ただの居候だもんな……」
兄「あははは。笑っちゃうよ。あははは……はは……」ポロポロ
兄「くそっ……可笑しいだろ。おかしいのに……なんで涙が……」
兄「……畜生……畜生……」グスッグスッ
兄「ううっ……ひぐっ……うぐっ……ふぐっ」
男「兄」
兄「……お、男?」
男「捜したぞ」
兄「な、なんだよ……さっきの女と寝てたんじゃないのかよ」グシグシ
男「ちげえよ。あいつが酔っ払って宝俺の家まで介抱してただけだ」
兄「で、でも3Pとか……」
男「酔っ払ってたんだろ。まぁ手は出してねえよ。その気になれば出せるけど」
兄「……」
男「まぁ、もし最初からあいつを抱くつもりだったとしてもだ」
男「辛い思いして、俺の部屋にわざわざ戻ってきたお前を放っておいたりしねえよ。俺は正義の味方だからな」ニッ
兄「馬鹿野郎死ね」ドスッ
男「ははは。お前のひょろっちい正拳突きなんざ痛くも痒くもねえ」
兄「……でも、今日は俺邪魔だろ。家に戻るよ」
男「ん? いや、別に平気だぞ。嫌なら良いけどな」
兄「……」
男「ほら戻るぞ」
兄「ああ」
男「はぁー。疲れた疲れた。疲れた身体で探し回らせんじゃねえよ」
兄「悪かったな。マッサージするよ」
男「頼むわ」モニモニ
男「頼むぜー」ゴロンッ
兄「ああ」モミモミ
男「もちっと強く」
兄「わかった」モミモミ
男「あ、良い感じ。おー気持ち良い」
兄「……」モミモミ
男「はぁ。極楽極楽」
兄「なぁ、男」グリグリ
男「んあ?」
兄「俺が、助けてもらった後の話なんだけどさ……」
男「……ああ」
兄「俺は、未成年だし……行く当ても無い」モミモミ
男「……」
兄「ここに置かせてもらえないか?」
男「駄目だ駄目。俺にそんな経済的余裕はねえ」
兄「そ、そっか。そうだよな……」
男「そうだぜ。今でさえちょっと危ないってのにこれ以上は無理だっつーの」
兄「ごめん。変なこといって……」モミモミ
男「俺はお前を助けてやるけど、その後はしらねえ。かってにどうとでもなれ、だ」
兄「うん。わかってる……」モミモミ
男「……マッサージはもういい。サンキューな」
兄「あ、ああ……もう、いいのか」
どうしよう。この後男とのイチャイチャも描こうかと思うと
確実にスレが足りないんだよね
そこまでの量じゃないんだよな
ていうかそもそも俺はここで終わらせたい。まぁやるだけやってみるか」
兄「明日、また父さんと……」
男「……大丈夫だ。安心しろ、もう少しで助けられるから」
兄「ほ、本当か?」
男「本当だ。だからもう少しだけ我慢してくれ」
兄「……わかった」
男「悪いな。大丈夫だからな」
兄「……」
男「どうした?」
兄「全部が終わったら……なんでもない」
男「なんだよ? 言えよ、気になんだろ」
兄「……全部が終わったら、もうお終いなんだな」
男「?」
兄「もう、こうしてお前と離すことも、できなくなるんだ」
男「別に会いにくればいいじゃねえか。電話だってあるんだし」
兄「……」
男「どうしたんだよ」
兄「……そうじゃ、ないんだ」
男「……」
兄「そうじゃないんだ……」
兄「ごめん。こんな事言って」
男「いや、いい」
兄「……迷惑だったな。今までありがとう」
男「おいおい」
兄「……」
男「どうしたんだよ。今生の別れって訳でももねえだろ?」
兄「俺、心のどこかでまだ父さんに抱かれていたいって思ってるんだ」
男「は、はあ!?」
兄「だって、このまま我慢してれば、お前とずっと一緒に居られるじゃないか」
男「……」
兄「俺は、お前の事が」
男「駄目だ。それ以上はストップだ」
兄「っ……」
男「それ以上はどっちにも良くない。俺もお前も」
兄「……」
男「お前は魅力的な男だよ。俺から見てもそうなんだ、きっと良い女が見つかる」
兄「……」
男「な? だから、駄目だよこれ以上は」
兄「意地悪だ……お前は……」
兄「一緒に添い寝してくれ」
男「いつもしてるじゃねえか」
兄「抱き枕代わりにして、頭を撫でてくれ」
男「……」
兄「頼む」
男「わかった」ナデナデ
兄「ありがとう」ギュッ
男「お前は良い奴だよ。大丈夫だ。俺が絶対に助けるからな」ナデナデ
兄「うん……」
男「今は寝ろ。明日も早いんだろ……」
兄「……ごめんな男」
男「ん?」
兄「好きだよ……おやすみ」
男「……」
男「……寝たか」
兄「すぅ……すぅ……」
男「……」
男「俺も、お前と一緒に暮らして。楽しかったよ」
男「……」
男「男が男を好きなるだなんておかしいんだぜ? だから、駄目なんだよそう言うのは」
男「……おやすみ」チュッ
男「俺も好きになってたよ」
兄「ただいま」
弟「兄ちゃんおかえり」
兄「飯……あるか?」
弟「あ、うん! あるよ!」パタパタ
兄「そうか……サンキュー」
弟「はい! コロッケ! それとコーラもあるからね!」カチャカチャ
兄「いただきます」
弟「いただきまーす!」
兄「……ん。懐かしいな、このコロッケ……美味いな」
弟「えへへ。ありがと兄ちゃん」
兄「……ごちそうさま」
弟「お粗末さまでした。兄ちゃんお話しようよ」
兄「ああ、いいよ」
弟「ねえ、兄ちゃん。兄ちゃんの足の間に座って良い?」
兄「うん。こいよ」ポンポン
弟「やった! えへへー兄ちゃん」
兄「なんだよ。見上げて」
弟「兄ちゃんと一緒にいるの久しぶりだから僕嬉しいんだ!」
兄「うん……」ナデナデ
弟「あっ……ん……くすぐったいよ兄ちゃん」
弟「父さんが帰ってくる日は、兄ちゃんが帰ってくる日だから」
兄「……」
弟「皆が揃う日なんだよね。僕この日がとっても楽しみなんだ」
兄「そうか……」
弟「うん! 僕、また兄ちゃんにずっと一緒に家に居て欲しいよ」
兄「……」ナデナデ
弟「殴ってもいいんだよ。蹴っても。なんで? 兄ちゃん、僕の事嫌いになったの……?」
兄「違うよ。ちょっと、俺がわがままやってただけだ」
弟「じゃあこれからは一緒に居てくれるの?」
兄「わからない。わからないけど……」
弟「?」
兄「これからは、きちんと家に帰ってくるよ。今まで一人ぼっちにさせてごめんな」ギュッ
弟「うん。僕寂しかったよ」
兄「これからは一緒だからな」
弟「楽しみだなぁ……ねえ兄ちゃん足触って」
兄「?」サワサワ
弟「どう?」
兄「ん? 別にどうって……」
弟「なんも感じない?」
兄「いや……すべすべで気持ちいいなってくらいしか」
弟「えへへ。つるつるだよね?」
兄「ああ」
弟「兄ちゃんつるつるの足好きだよね?」
兄「あ、ああ……」
弟「……」ニコニコ
兄「ああ、よくやったな。ありがとう、嬉しいよ」ナデナデ
弟「えへへ! 褒められた!」スリスリ
兄「ん……」
弟「兄ちゃんに褒められたり優しくされると僕とっても気持ちいいんだ」
兄「……」
弟「心がぽかぽかってして。兄ちゃん大好き」ギュッ
兄「うん……ごめんな」ナデナデ
おい寝言は寝てから言えよ
弟幸せにするのは俺に決まってんだろwww
父「ただいま」ガチャ
兄「……」ビクッ
弟「あ! ―――! おかえりなさい!」
父「お、良し良し。言いつけどおりにちゃんと名前で呼べたな」ナデナデ
弟「えへへ」
父「沢山可愛がってやるぞ、今日も」チュッ
弟「ん……―――、僕我慢できないよ」
父「まぁまぁ。そう焦るな」
父「ほら、兄。ただいま」
兄「……おかえり」
父「そうじゃないだろ?」
兄「……」
父「弟だってしたんだ。やりなさい」
兄「―――さん、お帰りなさい」
父「ああ、ただいま」チュッ
兄「……」
父「さぁ、私にもおかえりのキスをしてくれ」
兄「……」チュ
父「良し。良い子だ」ナデナデ
兄「……」
父「さぁ、今日も皆で愉しもう。な?」ヌプッ
弟「あうっ」ピクンッ
おい豚、お前の出番だぞ
親父の公開処刑よろしく
父「いいぞいいぞ! もっと締め付けろ!」パンパンパンッ
弟「んぁぁっ! あっあっ……あぁぁああ~」
父「はぁはぁ! 今日は何発でもやれるぞ!」ドクッドクッ
弟「んはぁぁ……」ビュルビュ。ッ
父「ふぅ。さぁ、こっちに来なさい」ズルッ クイクイッ
兄「……」ペタン クイッ
父「そうだね、そうやって腰を私の方へ向けて……」
兄「……」フリフリ
父「あはは。いい眺めだ。ほら、もっとケツを振れ」ペチペチ
兄「……」ギリッ フリフリ
私ね、中年でもオッケーなんですよね
父「いれるぞ」パンッ!
兄「っ……」
父「はぁ……ぁあ……お前の中は最高だ」パンパンパン
兄「……」
父「ああっいいぞ、いいぞ! 締め付けろ! 腰を振れ!」パシンッ
兄「ぐっ……」
父「はぁはぁ! いいぞ、いいぞ!」パンパンパンッ
兄「……」
父「ああー出る! 出すぞ! 全部中に出すぞ!」パンパンパン
父「孕め孕め! 種付けしてやる! 孕めぇ!」ドピュルルル!
警官「警察だ!」バンッ
このSS見てたら彼女が居る自分がダメな気がして来たwww
バイでもホモでもないのに
>>1の文章力に感化されてる(>_<)
父「あ……?」ドピユッドピュッ
兄「……あ……」
警官「くっ……逮捕する!」
父「ま、待ってくれ。な、なんだ! これは! どういうことだ!」ズルッ
警官「うるさい黙れ! 確保!」ガシャン
父「……ふ、不法侵入だぞ!」
警官「礼状は出てる、観念しろ」
父「そ、そんな……馬鹿な。ありえない、どういうことだ!」
父「近所にはばれてないはずだぞ! そのための一軒家だぞ!」
って警察の人気に嫉妬
父「弟は手篭めにした筈だ!」
弟「えっえっ」
父「兄は、私の命令に絶対逆らえない筈!」
兄「……」
父「何故だ……どこから……」
警官「現行犯で逮捕するぞ」
男「よう、兄。大丈夫か?」
兄「お、男……?」
男「俺の兄貴は警察官でな。しかも聞けばお前、兄貴が色々と調べてたらしいじゃねえか」
兄「あ……そう言えば、あのときの……」
警官「君の弟を補導した時に、怪しく思ってね。勝手だが調べさせて貰ってたよ」
男「そう言うことだ。ほら、コート」バサッ
兄「あ、ありがとう」
父「……兄、お前……」
兄「……父さん、俺は、母さんじゃないんだ……」
父「……」
兄「俺は、俺なんだよ……」
父「兄……」
警官「ほら、こい!」
父「兄! お前は、私のものだ! 私の玩具なんだよ! あはははは!!」ハハハハ!!
警官「黙って来い!」グイッ
男「怖かっただろう。もう大丈夫だからな」
兄「男……」
男「俺は正義の味方だ。きちんと助けてやったぞ」
兄「……信じてたよ」
男「ん」グシャグシャ
兄「や、やめろよ……」
男「ははは」グシャグシャ
兄「……ん」
弟「……」
男「ところで、こっちは……」
兄「あ、お、弟だよ」
男「弟……あの野郎、弟にまで手出してやがったのか」
兄「……」
男「おい、大丈夫か?」
弟「……」
男「おいってば」ユサユサ
弟「……」ユラユラ
兄「……」
男「ショックが大きすぎたんだな。まぁ、無理も無いか……」
兄「弟……」
弟「……」
兄「弟、俺達は開放されたんだ」
弟「……」
兄「自由なんだよ」
弟「……」
兄「弟……弟!」
弟「……」
兄「弟……」
弟「……」
弟「……あ、兄ちゃん」
兄「……」
弟「帰ってきてたんだね。待ってて、今コロッケ作るから」フラフラ
兄も弟暴行してた過去が…
壊れた
兄「……」
弟「あ、そうだ。アニメの録画もしないと……」
弟「あれっコーラがない。兄ちゃん、コーラ、コーラないよ」
兄「弟!」ダキッ
弟「……」
兄「大丈夫……大丈夫だから……な?」
弟「……」
兄「もう一度二人で、頑張ろう」
弟「……」
弟「ひ」
兄「?」
弟「うわああああああ!!」
兄「お、弟!?」
弟「いやだああああ!! ぶたないで! 蹴らないで!」
兄「あっ……」
弟「いたいのいやだよおおおおおお!!」
兄「……」
弟「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんさないごめんさない……」
男「……ど、どういうことなんだ」
兄「……」
男「……」
兄「俺……俺も、弟に。暴力ふるってたんだ」
男「えっ?」
兄「犯したし、殴ったし……」
男「……」
兄「今日、弟は……三人でいられるのが幸せだって……」
兄「きっと、心の拠所が、なくなっちゃったんだと思う。俺には、男がいてくれたけど」
弟「……」ブツブツ
兄「……お、おれっ……ど、ひぐっ……どうすればっ……いいのかなぁ?」グスッグスッ
男「……そんなの、俺にもわかんねえよ」
男「一通りの手続きは終わったな」
兄「うん。今までありがとう」
男「いや」
兄「それじゃあ……」
男「どこ行くんだよ」
兄「えっ……だって。俺……」
男「お前は俺のところで暮らすんだよ」
兄「……」
男「そう言う風に手続きしてあっから。弟は、兄貴が引き取るってよ」
兄「あ……」
幸せになれよ(;_;)
男「色々切り詰めなきゃいけねえから。大変なんだぞ」
兄「男……男!」ダキッ
男「おいおい。たくっ感謝しろよな」
兄「うんっうんっ! ありがとう……ありがとう……」グスッグスッ
男「泣くなよ。男の子だろ」
兄「……うん」
男「勿論、成年になったら出てけよな」
兄「……うん。分かってるよ」
男「ん。兄貴寮じゃなくて、家あんだよ。妻帯者だから。だから、遊びに行ってやれよ」
兄「うん」
兄「……男」
男「おおっと! ストップゥ!」
兄「……」
男「何度言わせるんだ。駄目だつってんだろ」
兄「……」
男「いいか。俺はお前が一人立ちできるまでの間ちょっと手を貸すだけだ」
男「わかったか?」
兄「……ああ」
男「OK。それじゃ、行こうぜ」
兄「あ、その前に一つだけやりたい事があるんだ」
兄「……父さん」
父「やあ。来てくれるとはな」
兄「……俺がどれだけあんたの所為で苦しめられたか……」
兄「ははは。いい気味だよ。いくら吼えたってその冷たい鉄格子からは出られないんだ」
父「……」
兄「糞親父め。死んでしまえ」ガタッ
男「もういいのか?」
兄「うん」
父「兄! 出所したら、迎えに行くぞ」
兄「……」ビクッ
男「させねえよ。ほら、行くぞ。安心しろ、お前は俺が護る」
父「ふははは……あはははははは!」ハハハハハハ......
「面会終了です」
警官「よう」
男「お、兄貴」
弟「……」
兄「弟……」
警官「妻は子供ができなくてな。実子のように育てるつもりだから、安心してくれ」
兄「あ、はい……お願いします」
弟「……」
警官「今はまだ……心を開いてくれないけど。いつか信じてるから」
警官「それじゃあ」
弟「……」
父「んおほぉおぉぉっっ!!14番しゃんのこくまろみりゅくうぅううぅぅぅぅううぅう!!!」
弟「……」トボトボ
兄「……弟!」
弟「……」トボトボ
兄「また、一緒にラーメン喰いに行こうな!」
弟「……」ピタッ
兄「弟……」
弟「……」...トボトボ
兄「……俺の所為だ……」
男「お前も被害者なんだ。全ての現況はあの糞野郎の所為だよ」
兄「……」
男「背負い込むなよ。きっと、大丈夫だよ。帰ろう」
兄「………ああ」
>>898
くそっ 涙返せよwww
豚に掘られろwww
兄「これで良かったのかな」
男「当たり前だろ」
兄「結局、色んなものを滅茶苦茶にしただけで……」
男「馬鹿」
兄「俺だけじゃないか。良かったのは。俺が我慢してれば……」
男「お前は永い間我慢してきただろ」
兄「弟も同じだよ。俺の暴力にいつも怯えてた」
男「……」
兄「……本当にこれが正解なのかな……自信が無いよ」
男「しらねえよ。もう時計の針は戻らねえんだ」
兄「……」
男「あとは、砂の落ちるままにってね」
父はちんこ専門の通り魔にパイプスラッシュされるべき
兄「……」
男「今だろ。次だよ」
兄「……」
男「そんな事言ったら俺だって過去に戻りたいよ」
兄「……」
男「人間って野は前に進むしかできねえんだからさ。逆に言えば進めんだから」
男「胸張って上見上げて背筋伸ばして歩こうぜ」
兄「そうだね」
男「それに、今は俺が居る。俺には……お前が居てくれるからな」
兄「うん。二人なら、頑張れるよ」
兄「ありがとう、男。前に、進んでみるよ……」
兄「這いつくばってでもさ」
~fin~
感動したっ!
乙っ(^o^)
終り。色々ギリギリだったぜ。特に時間がな
初めてのエロ挑戦だったが上手く行ってたみたいで良かった
次は弟が狂ったあとを書くよー
ちなみにブタだけど
誰かが言ってたみたいに豚喰いを連想してますた
なんか質問ありゃ受け付けるよ。矛盾点にもビシビシきてね
全部思いつきだからありまくりだと思うよ
>>924
次ってどこで書くの?(´・ω・` )
>>924
みんな幸せですか?
乙!
>>924
弟は元に戻りますか?
>>934
次で明かされるかもしれない
>>937
次はいつですの?
男と兄のラブラブエッチはありますか?
楽しみにしてるから
乙でした(´・ω・` )
兄と弟が結ばれると信じてた俺はどうすればいいんですか?
スレタイもその時々
弟「」にるかもだし兄「」になるかもわかんね
>>951
次スレに期待すればいいと思うよ
売名売名っ
男「僕が女装して男子高に!?」
もお読みください
このSSまとめへのコメント
やっぱこの話は最高だな。