勇者「魔王は死んだ」(1000)

勇者「魔王は倒した」

勇者「けど魔王倒した俺は‥人々から蔑まれ始めた‥」

勇者「何故だ‥俺は魔王を倒しただけなのに」

魔王は死んだ!もういない!

だけど、俺の背中に!この胸に!一つになって生き続ける!

穴を掘るなら天を衝く!墓穴掘っても掘り抜けて、突き抜けたなら俺の勝ち!

俺を誰だと思っている・・・俺は勇者だ・・・魔王じゃない

俺は俺だっ!勇者だぁぁぁ!!!


代理有り難うございます。書き貯め消化しながら行きます。



勇者「‥魔王を倒して早一年」

勇者「人々から畏怖の目で見られ、辛過ぎる」

勇者「‥俺は、死ぬしかないのか」

勇者「いや‥死ぬ前に‥魔王を倒した場所にでも行ってみるか」ムクリ



魔王城

勇者「‥懐かしいな‥そして魔物すら居ない」

勇者「一年前は魔物で埋め尽くされていたのにな」スタスタ



勇者「‥そういえば‥皆はどうしているだろうか‥心配だ」スタスタ



勇者「‥ここは、玉座だったか‥もうボロボロだな」

勇者「魔王倒した直後は何かないかと玉座の裏を見てみたが‥何もなかったという事もあったな‥と?」チラッ

勇者「‥‥これは‥地下の入口‥」ゴゥン

勇者「‥こんな所があったのか‥久々に‥冒険魂が湧いて来た感じだ‥」クス



魔王城地下

勇者「暗いな‥こんな事ならランプとか松明でも持って来れば良かった‥とお!?」ドサッ

勇者「暗くて‥足元が解らんな‥‥む?‥これはなんだ」ペタペタ

??「うきゃああ!!」

勇者「!?‥な、何だ‥誰だ!?」

??「それはこちらの台詞だ!顔を見せろ!」

勇者「‥それが出来たら苦労はしない」

??「‥すまん」


書き貯めながらしているので遅くなります。
申し訳ない。


勇者「‥‥とりあえずお前はここで何をしていた」

??「‥顔も見えない貴様に言う義理はない」

勇者「‥魔物が居ない今、考えられるのは人だけだが‥財宝でも漁りに来た盗賊か?」

??「盗賊、だと‥?貴様もう一度言ってみろ、その首をはねてやる」

勇者「顔も見えないのにはねられるか」

??「!?‥だ、黙れ!」

?って魔王?
意気投合しちゃう感じ?

>>14さん
内緒です



勇者「‥仕方ない俺から言おう‥俺は勇者だ‥この世界の魔王を倒したな」

??「‥!?‥そうか‥貴様が、魔王を倒した勇者か」

勇者「そうだ。さて、お前にも名乗ってもらおうか」

??「‥私は、名乗らん」

勇者「‥ほう、それは不公平だな。せっかく名乗ってやったのに」

??「貴様みたいな生意気な奴に名乗る名前など持ち合わせていない」

勇者「‥随分と高飛車な奴だな‥まるでお偉い様だな」

??「あながち間違ってはいないな」


ニーチェてなに??



勇者「‥まあ良い‥俺は先に行く」スタスタ

??「あ、いやちょっと待て!」ガシッ

勇者「‥何だ?」

??「奥には‥行かない方が良い‥ぞ」

勇者「理由は」

??「あの、その、‥きっと魔王が仕掛けた罠があるぞ!」

勇者「何故魔王が罠を仕掛けたと決めつける」

??「うぐっ」

勇者「‥怪しいな、お前にも付いてきてもらおう」ガシッスタスタ

??「あ、いや、ちょっ‥」ズルズル


成る程。

ちょっとお風呂いてきます



ただいまれす




勇者「‥灯り?何故こんな地下に灯りが‥」スタスタ

??「た、頼むぅ!!それ以上は行くなぁ!」ズルズル

勇者「‥あ、あれは‥ッ!」

??「ひっ!?」

勇者「まだ灯りしか見えてないぞ」

??「」

今日勇者をたくさんみかけるな


>>24

私もその一人。けど主旨が全く違う感じです。



??「ほ、本当に行くのか‥貴様」

勇者「興味があるからな」スタスタ

??「あ、あっちには良いことはないぞ」ズルズル

勇者「かもしれんが興味があるからな」スタスタ

??「‥どうしてもか?」ズルズル

勇者「くどい」スタスタ

??「‥覚悟しておけよ」ボソッ

勇者「‥‥?」

そして

勇者「‥‥‥これは」

??「‥最悪だ‥よりによって勇者に見られるとは‥」

勇者の眼前に広がった光景は、勇者を驚愕させる光景だった。
世界から消えた筈の魔物達が僅かな数だが、その場所に存在していた。怯える様に身体を寄せ合って

勇者「‥何故‥魔物が‥」

??「‥知りたいか、勇者」

勇者「‥‥!?‥お前、は‥‥」




勇者「誰だ」

??「いや‥えー‥‥」

勇者「ノリだ。すまん」

??「はあ‥私も魔物‥魔王様の側近をしていた者だ」

勇者「側近‥?‥‥そんな奴、居たのか‥」

側近「目の前にいるだろう。ちなみに種族は妖精種だ‥貴様と魔王様の決戦前に、私達はここに逃されたんだ」

勇者「‥‥ほう」

妖精側近「‥‥」

勇者「‥‥」

妖精側近「殺さないのか?」

勇者「気分が乗らない」

妖精側近「」

私が勇者ですぞ

      ∧
  ┌、  | ||             /|ヽ
  ト、\ | | |   ,r───-、   | | //ト、
  \\ヽ!| | /        \ | / / //
    \__Lレ'           ∨// /
       i~~~@~~~~「 ̄ ̄

       |/⌒ヽ、, 、、_/⌒! ├、

       ∧─┰   ─┰  /ヽi
        Y  r‐、_r─-、    レ'
       |  i(lllllllllllllllllllト、  ノ
       \        ,イ´

 ┌──-、  `ー‐ァ‐─-' `十──---、

  `ニニ_  \  /\    ノ |      \
     `T  ヽ/\  ヽ/ ├──‐‐ヘ  \
      ヽ     ヽ/   |      \  \
       \_____,/     |        し、_ノ
      r─‐┤       ト、
    /// `⌒⌒⌒⌒⌒  ヽ
   ////川i        ii iミヽ

  /ヾレ巛巛川川川川川川リリリ!
  |   、/`ゞW人八从川川リリ

  |、、ヽ |       |    |
  小ヽ、 |       \   ヽ
   ト、′〈        ヾ、ヽ `ー、
    |   )         \   ノ
   |  /           _|  /
  ⊂,__」           (__ノ



妖精側近「な、何故だ‥お前は勇者だろう‥?」

勇者「そう呼ばれていたのは一年前まで‥だな」

勇者「‥魔王を倒したせいか‥人々は皆、俺を蔑む様な視線で見てくる」

勇者「‥勇者とは、人々に勇者と言われて初めて勇者となる、ようは英雄と同じさ」

勇者「‥俺は最早勇者ではない。魔王を殺した奴‥魔王の変わりみたいな者だ」

勇者「‥という訳だ、例え今ここの魔物に襲われても魔物を殺す気はない。安心しろ」

妖精側近「ふん‥‥成る程な‥勇者ともあろう奴が‥堕ちたものだな」

勇者「何とでも言え」



勇者「‥しかしまだ魔物が存在していたとはな‥」

妖精側近「‥不思議か?」

勇者「当たり前だ‥魔王が死ぬと同時にその配下は消え失せると聞いた」

妖精側近「‥ただの迷信だ。ここだけではなくこの世界には魔物は存在している‥ただ姿を見せないだけだ」

勇者「ほう」

妖精側近「‥そして、ここに来た貴様には‥消えてもらうしかないのだが」

勇者「ほう」

妖精側近「‥怖くないか?」

勇者「怖いも何も、俺は死にに来たんだがな」

妖精側近「そうか‥ならば望み通り殺してやる‥!」ビュンッ



勇者「」

妖精側近「」

勇者「殺さないのか?」

妖精側近「気分が乗らないな」

勇者「‥マネをするな」スタスタ

妖精側近「したつもりはない。‥っておい!」

勇者「何だ」

妖精側近「勝手に仲間に近づくな!」

勇者「良いだろう‥‥お前は確か‥」スタスタ

??「ひっ‥こ、来ないで‥」

勇者「安心しろ‥何もしない」

??「‥うう」




勇者「メデューサだった‥か‥お前の同族達には苦戦したぞ」

メデューサ「うう‥み、見ないでえ!」カッ!!

勇者「!?」カチーン

妖精側近「‥阿呆だな」



勇者「接近し過ぎたな」

メデューサ「す、すみません‥‥」

妖精側近「謝る事はない、コイツは勇者だ」

メデューサ「で、ですがぁ‥」ウネウネ

妖精側近「ウネウネするな!」

メデューサ「は、はぃッ!」シャキ



勇者「‥まあ、安心しろ‥お前達と争う気はない‥」

―‥アラソウキハナインダッテ

―‥ドウダロウ、アノニンゲン‥シカモアノ『ユウシャ』ダヨ

―‥デモユウシャカラテキイカンジナイ
―‥シンジテイイカナ

猫叉「‥はん」

妖精側近「‥‥解った。信じてやろう‥但し、条件がある」

勇者「‥条件?」

妖精側近「そうだな‥条件は貴様が」



―‥魔王になる事だ。



勇者「」

妖精側近「」

勇者「帰る」ダッ

妖精側近「逃がさん」ガシッ

勇者「離せ。勇者が魔王‥お前は舐めているのか?」

妖精側近「舐めてなどいない‥現に貴様はもう勇者ではないのだろう?」

勇者「自称勇者だ」キリッ

妖精側近「なら死んだら王様の目の前で復活するだろう?」スッ

勇者「頼む止めてくれ王の前には行きたくない」アタフタ



勇者「第一‥俺は魔族ではない純粋な勇者の血を引いた人間だ」

妖精側近「‥一つ教えてやろう‥魔王も勇者や英雄と同じ。人々や私達魔物から畏怖や尊敬の目で見られる事で魔王と成る」

妖精側近「‥解ったか?ここに来た以上‥貴様は魔王になるしなくなっていたのだ」

勇者「‥‥‥」

妖精側近「お前は人間から怖れられているのだろう。ならば魔王となる資格はある」

メデューサ「勇者さんが魔王様‥‥なんか良い‥」ホワ

妖精側近「お前は黙ってろ」

メデューサ「」シュン



なるしなくなって

なるしかなくなって

>>2にやられた感はあるけど覆してやる



勇者「‥‥時間をくれ」

妖精側近「良いだろう。10分だ」

勇者「鬼畜側近」

メデューサ「良く言われますよね」

妖精側近「」ベチン

メデューサ「はうん!!」ズザァッ

勇者「(‥強いな)」

妖精側近「‥良いだろう。1日与える。逃げれば貴様は人間と魔物‥両方を敵に回すだろう。肝に銘じておけ」

勇者「‥‥」



勇者「‥‥」

―‥俺が魔王?何故こうなった
―‥死にたいと思った勇者の末路なのか

―‥魔王になってどうなる
―‥人々の畏怖の対象となって生きるのか
―‥魔物の尊敬の対象となって生きるのか
―‥魔物は俺を受け入れてくれるだろうか
―‥けど、俺は人の輪には戻れない、魔王を殺したという傷がある限り


勇者「ふう‥‥」

メデューサ「‥悩んでますね」

猫叉「‥うじうじしやがって」




勇者「‥昔の仲間も‥敵に回すという事か」

―‥辛いな

勇者「‥魔王‥か‥俺は―」


そして朝

妖精側近「良く眠れたか勇者よ。さぞかし良く眠れただろう勇者よ。さあ早く応えを聞かせてもらおうか勇者よ」ニタァ

猫叉「(相変わらずの鬼畜妖精だぜ‥)」

メデューサ「(勇者さん‥‥)」

勇者「眠い。以上。もう1日くれ」

妖精側近「久々に風の大魔法でも使ってみたくなったな」ゴゴゴゴッ

勇者「冗談だ」



勇者「」フゥ

勇者「条件を飲もう。但し俺からも条件がある」

妖精側近「ほう‥?」
勇者「‥勇者の血が俺に流れている限り俺は勇者だ」

勇者「‥勇者は止めない。だが魔王にはなる」

妖精側近「‥というと‥?」

勇者「‥魔物の勇者。魔勇者と名乗らせてもらおう」

妖精側近「」

猫叉「」

メデューサ「」

全員「(ネーミングセンス悪っ‥)」




妖精側近「まあ‥構わん。好きにしろ」フゥ

魔勇者「助かる」

メデューサ「新しい魔王様の誕生‥でしょうか?」

猫叉「‥そういう事で良いんじゃね?」

妖精側近「‥そういう事だ。早速この情報を全世界の魔物に流すとしよう。そして魔王城の修理もさせる様にしよう」

魔勇者「それは側近に任せる。俺は‥戦う事しか脳がない勇者だからな」

妖精側近「ふ‥解った‥いや、解りました魔勇者様」


さあ、魔王様の復活だ―!!


第一部 完

という風な感じで書いて欲しいですお願いします><



ちょっと休憩しまうま


書き貯め切れたの

構想はほとんど練ったから問題ないのだけど


少々お待ちを


とりあえず22時までにはある程度書けてるからそれまで保守お願いしたいです


すんません
書きますから許して下さい


ドラクエ2を知ってるならわかるはず

邪神を倒した主人公
強さ
邪神<主人公

邪神より強い事になるから恐れられる。

あとはわかるよね

>>69
うん、いいたい事は分かるがいろいろ間違えてるぞ


>>71

すまぬぅ‥

勇者アドバーグ参上ですぞ

      ∧
  ┌、  | ||             /|ヽ
  ト、\ | | |   ,r───-、   | | //ト、
  \\ヽ!| | /        \ | / / //
    \__Lレ'           ∨// /
       i~~~@~~~~「 ̄ ̄

       |/⌒ヽ、, 、、_/⌒! ├、

       ∧─┰   ─┰  /ヽi
        Y  r‐、_r─-、    レ'
       |  i(lllllllllllllllllllト、  ノ
       \        ,イ´

 ┌──-、  `ー‐ァ‐─-' `十──---、

  `ニニ_  \  /\    ノ |      \
     `T  ヽ/\  ヽ/ ├──‐‐ヘ  \
      ヽ     ヽ/   |      \  \
       \_____,/     |        し、_ノ
      r─‐┤       ト、
    /// `⌒⌒⌒⌒⌒  ヽ
   ////川i        ii iミヽ

  /ヾレ巛巛川川川川川川リリリ!
  |   、/`ゞW人八从川川リリ

  |、、ヽ |       |    |
  小ヽ、 |       \   ヽ
   ト、′〈        ヾ、ヽ `ー、
    |   )         \   ノ
   |  /           _|  /
  ⊂,__」           (__ノ

勇者>魔王になったわけだから
勇者の強さは魔王以上に危険なわけだ
だから勇者のことを恐怖の対象にしてんじゃね?



強すぎるが為に蔑まれた勇者。

勇者は勇者の血が流れてる以外、人間。
ようは
「あいつ魔王倒したんだってよ‥強すぎだろ」
「だね‥勇者怖いな‥あんなに強いもん」
「‥なにかあったら殺されそう」

てな感じ。

わかりにくいかな‥

>>75
そういう話あるよね
世界を救った勇者が次に滅ぼされるみたいな



次から再開します。



勇者の魔王就任後、新たな魔王復活を聞いた人々は恐怖におののいた。
しかもそれが勇者と聞いた人々は落胆と怒りの念を沸々と沸かせていた。

そんなこんなで1ヶ月後

魔勇者「なに?」

妖精側近「ですから、魔王様の昔の仲間がここを目指しているそうです」

魔勇者「‥アイツらが」

妖精側近「どうしましょう?」

魔勇者「俺が直々に向かう。何体か付けてくれ」

妖精側近「解りました。では‥猫叉と翼竜、シールドオーガを連れて行かせます」

魔勇者「助かる。では向かうとしよう」バサッ

妖精側近「(マントが様になったな‥)」



荒れた荒野

戦士「」ザッザッザッ

剣士「まさかあの勇者様がねぇ‥まあこうなるだろうとは思ったけどね」

賢者「‥そう言わないで下さい。もしかしたら勇者さんにも何か考えが‥」

舞闘家「あるわけないよ。あの人何も考えてなさそうだし」

剣士「だよな。あの勇者だもんな」

賢者「そんな言い方‥」

舞闘家「賢者さんも思ってたんじゃないの?勇者さん無口なくせにめちゃくちゃ強かったし‥何考えてるか解らなかったし」

賢者「‥‥」

剣士「ま、俺達4人で掛かれば負けねーな」

舞闘家「余裕よ余裕よ」

戦士「(‥勇者‥お前は何を考えているんだ‥)」




荒れた荒野手前

魔勇者「ここで待てば来るだろう」

翼竜「‥‥ネムイ」

猫叉「‥なんでウチが」

シールド爺「‥じじいを駆り出さんでくれんかのぅ‥」

魔勇者「(やる気ないぞコイツら)」

魔勇者「‥敵は強い。やる気出さないと死ぬぞ」

猫叉「はッ‥テメェの仲間なんざイチコロだよ」

シールド爺「こ、腰が‥‥」

翼竜「ハラヘッタ」

魔勇者「(生きて帰ったら妖精側近を叱るか)」

生きて帰ったらって思うって事は元仲間は口だけじゃなく相当強いんだな




舞闘家「‥はっけーん」ササッ

剣士「どうするよ‥」サササッ

舞闘家「不意打ちは私の得意技よ」

剣士「ならその間に俺はあの猫をヤるわ」

舞闘家「賢者さんは後ろから援護お願いね?」

賢者「は、はい‥‥」

剣士「戦士は遅れても良いからあの翼竜を潰してくれ」

戦士「‥‥了解」

舞闘家「じゃ‥岩に隠れながら行くよッ」シュンッ


戦闘描写が入ってるので苦手な方がバックして下さい。

>>89

相手が悪かったらやられます。




猫叉「あ?来たぜ‥キタねぇ人間の匂いがする」クンクン

魔勇者「来たか‥岩に隠れてるな」

猫叉「ああ、とりあえず気付かれてないと思ってるみてーだし‥翼竜。あの岩辺りに一発かましてやんな」

翼竜「‥グルルル‥‥‥ガァッ!!」ボァアァァ!!



剣士「うおあ!?」ドカァァン!!

舞闘家「うそ‥気付かれた!?」ダッ

戦士「行くぞ」ダッ

剣士「ちッ‥素早く決めてやるぜ‥!!」ダッ

賢者「あ‥っ‥どう、しよう‥」オロオロ

剣士「ちッ‥相変わらずとろいな‥置いてくぞ!」

賢者「っ‥‥‥」



猫叉「けッ‥素早いっこい人間だな‥」

魔勇者「剣士と舞闘家は早い。猫叉、剣士の相手を頼む‥翼竜とシールド爺さんは舞闘家の相手だ」

翼竜「グルルル‥」コクリ

シールド爺「仕方ないのぅ‥やったるわい‥」ドシン

猫叉「はいはい‥んじゃ行きますかねッ」ビュンッ

魔勇者「‥俺は、戦士だな‥」ダッ




剣士「ちっ‥この猫‥ッ早え‥!!」

猫叉「ははッ、遅いな人間、痛い蹴りをお見舞いしてヤるよ!」

勢いに任せた蹴り。回避しようとした剣士の腹部に猫叉の放った鋭い蹴りがめり込む。

剣士「ぐふぇ‥!?」

衝撃で剣士の身体は背後の岩へと蹴り飛ばされ、岩にぶつかり、剣士は血を吐く。

剣士「がは‥!?」

猫叉「よえーよ。アンタら本当にあの魔王様を倒したパーティーかよ」

剣士「う、うるせぇ‥倒したんだよ‥俺達が‥」

猫叉「いや違うな‥正確には‥あの勇者が倒したんだろう‥よわっちい剣士さん?」


変な字が入ってた><

剣士「‥この‥化け猫がぁ‥っ」

猫叉「あん?なんて?」

直後、猫叉の身体が剣士の目の前に移動する。

剣士「‥!?」

剣士は反応する‥が既に遅かった。

猫叉「おらぁあああ!!」

猫叉の放つ幾多ものの蹴りが剣士の身体、至る所にめり込む。

剣士「!?‥っが!?あ!?」

猫叉「トドメだッ!!」

猫叉は身体を横に回転させ勢いを付ける、そのまま勢いに乗せて両手を剣士の腹部に突き出す。

剣士「ごはあッ!!」

剣士の口から血が溢れる。そして剣士の身体は荒野に沈む。

猫叉「‥よわっちい剣士だったな。一方的でな」

剣士vs猫叉

猫叉win



舞闘家「あら‥剣士君やられちゃった‥?」

舞闘家の目の前には翼竜の身体が横たわる。

シールド爺「‥翼竜‥嬢ちゃん強いのぅ‥」

舞闘家「あーあ戦士さんが来る前に一匹ヤっちゃった‥まあ、私は剣士君よりかは強いからね。私はあの猫叉と戦いたかったな」

シールド爺「残念じゃったの‥相手がこんな老いぼれで」

舞闘家「本当残念‥すぐに終わっちゃいそうだから!!」

舞闘家の身体がシールド爺へと近づく、かなりのスピードで

シールド爺「そう簡単に‥‥」

シールド爺は両手に持った巨大な盾を前に突き出す。そして轟音。


賢者さんは“今”は生きてますよ。



舞闘家「か、たぁ‥!?」

シールド爺「ほほ‥嬢ちゃんの蹴りでは砕けんよ」

シールド爺は盾を唐突に舞闘家から離す。そして盾に付いた尖った部分を舞闘家に突き出す。

舞闘家「!?‥痛いよ‥‥アンタ‥」

舞闘家の脇から血が垂れる。

シールド爺「惜しいのぅ‥かすっただけか‥」

舞闘家「この‥老いぼれが‥ッ」

再び舞闘家が急接近する。飛び上がって急降下、更に回転してからの踵落とし。




シールド爺「ぬぅう!?」

盾への激しい踵落とし。轟音と共にシールド爺の盾にヒビが入る。

シールド爺「っ‥まずいの‥手入れしてなかったからのぅ‥」

舞闘家「じゃあ‥あと一回叩き込めば‥壊れちゃうかな?」ニタァ

シールド爺「‥どちらが魔物かわからんのぅ‥」



舞闘家「じゃあこれで終わり!!」

舞闘家が三度シールド爺に突撃する。
そしてシールド爺手前で止まり、勢いを乗せた正拳突きを―。

グサッ

シールド爺「すまぬの‥」

舞闘家「ぎ‥‥ぁ‥‥」

放つ前にシールド爺の盾の間から開いた隙間から素早く槍が繰り出され、舞闘家の身体を貫く。

シールド爺「‥虚しいのぅ‥」


舞踏家vsシールド爺

シールド爺win


SS書いててこんな評価の良いやつは初めてだ

だから、こんなSS誰か書いて下さいお願いします><



賢者「‥二人が‥‥し‥死んだ‥‥」

賢者「わ‥私は‥どうすれば‥良いのでしょう‥‥ああ、神様‥」

賢者「悪いのは‥‥私達‥人のせいなのに‥」

賢者「‥‥」

賢者「勇者さん‥あなたの行く道に‥何があるの‥」タッ

>>118
いいから作業に戻るんだ


>>120
(´・ω・)



魔勇者「‥‥」

戦士「‥‥」

魔勇者「久しぶりだな」

戦士「‥‥どうしてだ」

魔勇者「何がだ」

戦士「‥どうして‥どうして、魔王などという悪劣な者に成り下がったあああ!!」

魔勇者「‥‥っ」ビリビリ

戦士「‥お前は強かった、いや‥強すぎた」

戦士「俺達4人で戦い‥それに打ち勝った魔王を‥糸も簡単に‥斬り伏せた‥お前が」

戦士「‥どうして‥魔王になるっ‥‥応えろ‥応えろ勇者あああ!!」

魔勇者「‥‥」


明日休みだから5時くらいまで書きますよ



魔勇者「‥お前達は、俺に対する人々の反応がどうだったか解るか?」

戦士「‥なに‥?」

魔勇者「‥確かに俺一人で魔王は倒した。しばらくその話題で持ちきり‥俺はもてはやされた」

魔勇者「だが‥しばらくしたら‥皆の視線が蔑み、恐れの様な視線に変わった‥まるで魔物を見る様な目にな」

魔勇者「‥お前達に俺の気持ちが解るか‥?」

魔勇者「解らないだろう‥‥俺の悲しみが」



戦士「‥俺達に言ってくれれば‥」

魔勇者「言って変わっていたか?俺が魔王倒した事には変わらない‥だから全ては変わらない」

戦士「‥‥」

魔勇者「‥俺を止めるな戦士。邪魔をするなら容赦はしない」

戦士「‥く‥‥」

魔勇者「ここで‥死にたくはないだろう?」ゴゴゴゴ‥

戦士「(何という‥禍々しい力‥一年前と大違いだ‥)」

戦士「‥解った‥ここは引こう‥‥だが、覚えておけ」

戦士「お前は、俺が止めてやる」


魔勇者「‥‥‥」



―‥

魔王城

妖精側近「翼竜は倒されましたか‥」

魔勇者「すまん。相手悪かった」

妖精側近「いえ、仕方ありません‥後で部下の方が弔っておきます」

魔勇者「助かる」

妖精側近「それで‥昔の仲間はどうされました?」

魔勇者「剣士と舞闘家は倒したが‥戦士は見逃した」

妖精側近「そうですか。やってくれれば助かるのですが」

魔勇者「鬼」

妖精側近「黙れ」



魔勇者「(そういえば‥賢者がいなかったな)」



―‥勇者さん、旅が終わったら、どうします?
―‥え?私ですか?‥私は‥‥ふふ、内緒です
―‥勇者さんが応えてくれたら教えてあげますよ?



魔勇者「‥‥」

妖精側近「‥どうかされました?」

魔勇者「‥いや、何でもない」

妖精側近「‥そうですか。とりあえず今日はもうお休みやがれ」

魔勇者「いやおかしいだろ」



魔王城裏庭

賢者「」

―‥ああああ!!私何してるんだろう‥っ
―‥勇者さん‥探すのに魔王城まで乗り込んじゃった
―‥どうしょう

賢者「はぁ‥勇者さん‥会いたい‥」

猫叉「逢わせてやるよねぇちゃん」ポン

賢者「」

―‥キャアアアアア




猫叉「という訳で連れて来た」

賢者「」

メデューサ「‥可愛らしい女の方です」ホワ

妖精側近「Killだ」

魔勇者「待てや」



魔勇者「とりあえず俺の部屋に運ぶか‥」パチン

??「」シュン

魔勇者「頼む」

??「はっ」ササッシュンッ

猫叉「」

猫叉「うお居ねー!!」

猫叉「今の誰だよ!」

魔勇者「忠実な側近だ」

妖精側近「ここに居るじゃないですか」ニコッ

魔勇者「お呼びじゃない」

妖精側近「」

―‥オワアアアア

そろそろ眠くなってくる頃だと思うが
頑張ってくれ、俺は見ているぞ
支援



賢者「」

賢者「ふあ!?」ガバッ

賢者「」キョロキョロ

賢者「ここは‥?」

魔勇者「起きたか‥賢者」ガチャ

賢者「勇者さん‥!」タッ

賢者「っ‥どうして‥魔王という存在に‥なったのですか‥」

魔勇者「‥‥」

賢者「あなたは、強く、賢く‥人々からは尊敬され」

魔勇者「やめろ」

賢者「」ビクッ

完結させるまで睡眠食事大便縛りな
小便オナニーはゆるそう

>>136
大丈夫。まったく眠くないので続けます



魔勇者「‥お前とだけは‥戦いたくない」

魔勇者「‥大人しくここを去るか、俺の配下になるしか道はない」

賢者「‥‥勇者さん‥勇者さんの目的は‥何なんですか‥?」

魔勇者「‥俺の目的は‥」


―‥人間への制裁だ


>>139が鬼畜な件



賢者「‥‥」

―‥人間への制裁だ

賢者「‥何故そんな事を‥勇者さん‥」

猫叉「よぉねぇちゃん」

賢者「キャアアアアア!!」ダダダッ

猫叉「いきなり悲鳴上げて逃げんじゃねーよッ」ビュンッガシッ

賢者「ひいいっ、た、食べないで下さいいいい!」ジタバタ

猫叉「食べねーよ‥ウチは魚しか食わねー」ハァ

賢者「‥‥そうなんですか?」ウル

猫叉「(やりにくいねぇちゃんだなぁ‥)」




魔王城中庭

小悪魔1「へいぱーす」

小悪魔2「へいとーす」

小悪魔3「へいアタァァァック!!」バチィィィィン!!

小悪魔1「へぶぅ!?」

―‥

猫叉「ねぇちゃん、魔王さ‥‥勇者の事が好きなんか?」

賢者「」ビクッ

猫叉「(図星かよ)」
賢者「あの、その‥」

猫叉「やめとけ。アイツ‥これからもっととんでもない奴になるぜ。実力、権力共にな」

賢者「っ‥‥」




賢者「‥私は‥何がしたいのか解りません‥」

賢者「‥勇者さんに‥あなたの目的は何なんですか‥と聞いたのに、私の目的は‥自分でも解りません」

賢者「‥どうしたら‥良いんでしょう‥猫叉さん‥」

猫叉「(な、何でウチに聞くんだよぉ‥わかんねーよぉ‥)」


猫叉「え、ええと‥‥ほら、やっぱり好きな奴には付いて行った方が良いんじゃねーか‥?」

賢者「しかし‥‥」

猫叉「好きって事も‥理由になんだろ?」ニッ

賢者「‥猫叉さん‥‥魔物にも‥良い方が居るのですね‥」ウル

猫叉「(だから泣くなよぉ!)」

‥が多くて目が痛い

>>147
減らすね


賢者「そうですよね‥私、勇者さんについて行きます!ありがとうございました!」タッタッタッ

猫叉「」

猫叉「」ポリポリ

小悪魔1「」ニヤニヤ

小悪魔2「」ニヤニヤ

小悪魔3「」ニヤニヤ

猫叉「」プチッ


―‥



妖精側近「にしても‥魔王様の実力がいまいちわからないな‥」

妖精側近「‥‥明日試してみるか」ニタァ

―‥

そして次の朝

妖精側近「と、いうわけで私と手合わせお願いします魔王様」

魔勇者「何故唐突に」

妖精側近「魔王様の正確な実力が知りたいのです」

魔勇者「‥‥どうなっても知らんぞ?」
妖精側近「大丈夫です。手加減はいりませんよ」

―‥

妖精ってちっこいのでいいの?


>>150

でっかいVer.でイレギュラーで



魔王城中庭

魔勇者「‥本当に良いのか」

妖精側近「ええ構いません」

賢者「」ソワソワ

メデューサ「」ソワソワ

猫叉「ヒューヒューやっちまえー」パチパチ

魔勇者「‥仕方ない」

魔勇者は剣を抜く。構えもせずに妖精側近を見据える。



妖精側近「と言ったもののお先に参ります」

妖精側近の両手に魔力が溜まる、素早く両手を突き出し風の魔術を炸裂させる。

ゴァアァァァ!!

魔勇者「風か‥‥ぬん!!」

魔勇者は剣を凪ぐ、それだけで妖精側近の放った魔術は掻き消される。

妖精側近「それだけで‥はっ」

妖精側近は更に片手を魔勇者に向け突き出す。途端に魔勇者の身体に黒いリングが纏わりつき拘束する。



魔勇者「ふん」

魔勇者はそれを糸も簡単に解く、気合いだけで

妖精側近「!?‥はぁああ!」

妖精側近は両手を縦横無尽に振るう、連続攻撃、魔勇者に幾多の見えない風の刃が襲い掛かる。

魔勇者「破ぁッ!!」

魔勇者は放たれた風の刃ごと断ち切る様に剣を振るう、妖精側近に向かって激しい剣閃が飛ぶ。

妖精側近「っシールド‥!」

妖精側近は前面に見えない盾を貼る、が―。

パリンッ

容易く割れる。

イレギュラーでオッサンですね毛でしかも意味のわからない踊り
やってる奴いたな


>>157

眼鏡掛けたロングの美人秘書のお姉さんと思いやがれ



妖精側近「くぅぅ!!」

凄まじい剣閃で妖精側近の身体は切り裂かれる。

妖精側近「な、何という剣閃‥」

魔勇者「まだ三割だが」

妖精側近「」

魔勇者「もう終わりか?」

妖精側近「‥そうですね。これ以上やっても無駄ですし、終わりましょう」パンパン

魔勇者「‥服は大丈夫か?」

妖精側近「見るな変態」バチィィィィン!!

魔勇者「ぶはッ」


エロはないから服着てね


二点の方が個人的に好きなんだ
三点使用するね




魔勇者「」ヒリヒリ

妖精側近「魔王様を倒しただけの実力はありますね…これでも私の魔術は強い方なのですが」

魔勇者「平手打ちのが強いぞ」

妖精側近「余計なお世話だ」

魔勇者「すんません」

賢者「(つ、強くなってる…一年前より遥かに…)」

賢者「(…勇者さん…孤独が…あなたを強くしたのですか?)」




猫叉「あれで三割かよ…化け物だな」

賢者「…化け、物」

賢者「(人々は…この力に恐れて…勇者さんを…)」

妖精側近「さて、実力も解りましたし…本題に移ります」


魔勇者「…本題?」

妖精側近「はい。実力を知るのが本題ではありません…まあ、この実力ならば問題ないでしょう…そして本題は」


―…貴方を魔族にする事です。


第二部 完


ちょっと休憩させてよママン

>>166
休憩?
なに甘えてんの


大体四部、五部設定です。

そろそろ暴れます。


>>168


(゚Д゚)


仕方ない、書き貯めないけど書くね


おまいさん方

厳しいなおい


と言ってる内に書き貯めしてる

ちょっと待ち



魔族になるという話から約半年、人間と魔物の間で戦争が勃発するという直前で、魔勇者はとうとう魔族に成ってしまった。

魔勇者「」

魔勇者「」ギュッ

魔勇者「悪くない…これなら…力を満遍なく振える」

妖精側近「喜んで頂けましたか…魔王様」

魔勇者「ああ…実に良い気分だ…これなら」


―思う存分、人間に制裁が出来る



―‥

王「忌々しい…勇者め…調子に乗りおって」

??「…王よ、私に行かせて下さい」

王「貴様は半年前‥逃げ出したではないか…貴様に何が出来る」

??「半年前とは違います。私の力で…勇者…いや、魔王を倒してみせます」

王「……部下を貴様に付ける。必ず打ち倒せ」

??「はっ」

だから使いすぎだっつーの
意味ないとこで三点リーダー使うなよ

>>185
すまん

魔勇者「」

―魔族になった今…人間がとても忌まわしく思える

―俺は、本当に勇者ではなくなってしまったんだな

賢者「勇者さん!」

―勇者と呼んでくれるのは、賢者だけか

魔勇者「どうした?」

賢者「戦争…始まるんですよね」

魔勇者「ああ」

賢者「…人々に、制裁を加えるのですか」

魔勇者「ああ」

賢者「っ…この半年ずっと説得して来たのに、どうしてもやるんですか?」

魔勇者「くどい」

賢者「くどくあり―んん!?」



魔勇者「」

賢者「く、ふ…」フラッ

魔勇者「…魔族の魔力は、さぞかし毒だろう」

賢者「はぁ…はぁ」フラフラ

魔勇者「その気になれば…お前をこちら側に堕とすことも出来るんだぞ、賢者」

賢者「はぁ…ぅ…それで…勇者さんが…止まってくれるなら、私は堕ちます」

魔勇者「……っ」

魔勇者「…興が冷めた休んでおけ」タッタッ


賢者「…勇者、さん」




妖精側近「…そろそろ、か」

―お父様そろそろですよ

―あなたが言っていた、予言が当たるのはもうすぐ先です

妖精側近「くふ―…はは、ははははははッ」

>>189
まだがんばってるか
ちょっと誉めてやるよ

ただ縛りはそのままな

>>190

暇なんだ。頑張るよ



猫叉「戦争ねぇ…」

猫叉「戦うのは良いんだけどよ、なんか辛いな」

メデューサ「わ、私も行かなきゃダメ…かな」ウネウネ

猫叉「そりゃあそうだろ、お前の石化能力は使えるし」

メデューサ「えへへ…」ウネウネウネ

猫叉「キメェ」

メデューサ「」ガーン



そして数日後―
魔王城に数百、数千、数十万の―魔物の軍隊が集結する。魔勇者を魔王とした軍隊が人間に制裁を加える為に

魔勇者「準備は良いか者共!!」

ウォオオオオ!!!

魔勇者「人間に!!制裁を!!加える!!時が来た!!」

ウォオオオオ!!!

魔勇者「人間を!!恐怖に!!畏怖に!!陥れさせろ!!」

ウォオオオオ!!!

魔勇者「さあ!!行け!!勇敢なる魔物の軍隊よ!!」

ウォオオオオオオオ!!!

猫叉「おーおー…様になってるねぇ」

メデューサ「格好いいです…」ホワ

賢者「…」

妖精側近「ふふ」



魔勇者「!?」ゾワッ

魔勇者「く、う?」ゾクゾクッ

―なんだ、この感覚は

―身体の内側から、誰かに掻き回されてる様だ

賢者「ゆ、勇者さん?どうしました…?」

魔勇者「グ…大丈夫、ダ…気に、スるな」ハァハァ

賢者「…勇者、さん」

妖精側近「(くふッ、もうすぐ、もうすぐだ)」


そして、人間側も動きだす、魔王となった勇者の首を取るために

王「魔物の軍隊など恐るるに足らぬ!!全て斬り伏せて魔王の首を取って来るが良い!!」

ウォオオオオ!!!

王「行け!!我が勇敢なる戦士達よ!!」

ウォオオオオ!!!

??「勇者…今度こそ俺は、お前を―」


魔王城廊下


魔勇者「」フラフラ

―最近、休んでいないせいか
―いや、しかしこの感覚は、何かが違う
―もう一人誰かが…俺の中に

魔勇者「!?」

妖精側近「どうされました、魔王様」

―何時の間に居た…!?

魔勇者「いや、少し休もうかとな…」

妖精側近「そうですか、それならお連れしますよ?」

―何か、おかしい
―コイツは…今までの妖精側近と違う

魔勇者「」ザッ

妖精側近「」

妖精側近「どうしました…?」




魔勇者「こた、エろ」ハァハァ

魔勇者「オれに、何を、シた!」ハァハァ

妖精側近「」

妖精側近「くふ」

妖精側近「くは、ははは、ははははははッ!!」

妖精側近「今更、気づいても最早遅い。くふッ、あなたの身体はすでにあなたの身体ではない!ふふッ」

魔勇者「何、ダと…?」ガクン

妖精側近「残念ですが、あなたは死にます。そしてその身体は…」


魔王様の物となる―!!


数日前


魔勇者「これを飲みながら数日過ごせば良いのか?」

妖精側近「はい。そうすればその液体があなたの血と混じり合い、魔族の血として新しく変わるのです」

魔勇者「成る程な…やけに赤くてドロドロしてるな、血か?」

妖精側近「血ではありません。魔族エキスです」

魔勇者「エキスね…まあ良いか」ゴクリ

妖精側近「」ニタァ



魔勇者「アれ、か…!」

妖精側近「良く疑いもせずに飲んだな!それもそうか、これだけ長い期間、お前の信頼を得る為に動いて来たからな!」

魔勇者「グ…う」ハァハァ

妖精側近「さあ、そろそろ自我もなくなって来ただろう…早く私の“お父様”を返せ」

勇者「お父…サマ」ハァハァ

妖精側近「くひッ…今まで偽るのが大変だったよ。魔王の娘という事をな!」

魔勇者「」ハァハァ

魔王娘「貴様は用済みだ。」シュン

魔勇者「!?」



唐突に魔勇者の胸を、魔王娘の手が深々と貫く。そして引き抜かれ―大量の漏血。

魔勇者「が…ア…」

魔王娘「くふッ…さあ、お父様…お帰りなさい―!」

魔勇者「『ゴァアァァァァァ!!!!」』


とりあえずこの部終わったら寝る

保守は頼んます


賢者「っは!?」

猫叉「うわ!いきなりなんだよ、ねぇちゃん!」ビクッ

賢者「‥勇者、さんっ」

猫叉「あっ、お…おい…行っちまいやがった」キョトン

メデューサ「…どうしたんでしょう?」

猫叉「さあな、とりあえず…目の前の軍隊さんに集中しようぜ」

メデューサ「は、はい!」

ウォオオオオ!!!

すまん携帯からだから立てれない

魔王城廊下

賢者「」ハァハァ

―凄く嫌な予感がする
―何もなければ良いけど

賢者「!?…勇者、さん?」ハァハァ

魔勇者「」

賢者「…良かった。何もなかっ―!?」
魔勇者の唐突の抜刀。抜き身の一撃を間一髪で交わす賢者

賢者「勇者、さん…?」

魔勇者『忌々しい…あの時の賢者の娘か』

賢者「!?」




賢者「あなた、いったい誰です!」

魔勇者『―貴様が愛した、魔勇者だ』

賢者「違う!あなたは勇者さんではありません!」

魔勇者『―愚かな娘よ。何も知らぬ只の木偶人形』

賢者「!?…何、を」

魔勇者『貴様が知る必要等、毛頭無い。死して自らの人間として生きて来た罪を償うが良い』

魔勇者は腕を振るう、それだけで賢者の身軽な身体は廊下へと投げ出され、叩き付けられる




賢者「くあっ!」

魔勇者『脆い、脆いわ。人間は脆い。しかしこの身体‥勇者の身体とは、ここまで素晴らしい物だとは思わなんだ』

賢者「あなた、は…あの時の―魔王」

魔王『御名答だ、賢者の娘。この身体はこの魔王が頂いた』

賢者「そん、な…あの時、確かに勇者さんが倒したはずなのに」ヨロ




魔王『確かに倒されはした。だがそう簡単には滅びぬ。全ては我が目的の為』

賢者「目的…?」

魔王『我が目的、それは勇者の身体を頂く事。さすればこの世界に我にかなう者が存在しなくなる』

賢者「それじゃあ、あの時は、わざと―」

魔王『―少し、喋り過ぎたな。先ず貴様からだ賢者の娘。紛いなりにも賢者の子、後々厄介に成られては困る』

魔王『ここで散るが良い―』



第三部 完


とりあえず三部終わり!!

四部で終わる感じになりそうです


非常に眠いので寝ます


残っていたら書かせて頂きますね



わあ

ただいま


ひ、ひどい

起きたばかりで書き貯めもないよ!

だからちょっと待ち


一方その頃
戦場の方は凄まじい戦いの渦になり、魔物と人間、それぞれが嫌悪と怒りの念を爆発させていた

ウォオオオオ!!!

ウァアアアア!!!

猫叉「ちッ…これじゃあキリがねぇよ!」

メデューサ「はぁ…はぁ…つ、辛いです」

猫叉とメデューサの周りには堅い鎧を身に纏った兵士達が囲む

兵士1「くそ、魔物のくせに良くやる…」
兵士2「お前、早く行けよ」

兵士3「お前が先に行けよ!」

兵士2「はぁ!?テメェが囮になれよ!」
兵士4「早くしやがれ!」

猫叉「…クサレ共か」

メデューサ「こんな時にまで争ってる‥」



猫叉「はッ…くだら、ねぇよ!」

猫叉は大きく拳を振り下ろし地面へと叩き付ける
そして爆音と共に砂塵が舞う

兵士1「!?」

兵士2「うお!?」

兵士3「な、なんだ!」

兵士4「前が見えん!」

猫叉「ウチらは見えんだよ!」




猫叉は縦横無尽に動き周り一人、また一人、更に一人兵士を打ち倒す

兵士1「くは!」

兵士2「ごえっ!」

兵士3「ぎゃ!」

猫叉「屁でもねぇな…!」

そして再度拳を振るうが―

兵士5「ひっ!」

猫叉「!?お、女…?」

兵士5「あ、あ」

猫叉「…ちィッ」



猫叉「気絶してろ!」

猫叉はその兵士のみぞおちに拳を叩き付ける、勿論気絶する程度の力で

兵士5「っ!?」バタッ

猫叉「…女まで戦場に駆り出されんのかよ」

メデューサ「猫叉ちゃん伏せて!」

猫叉「!?」

メデューサの声が響く、猫叉は素早く身体をかがめる。そして眩しい閃光



猫叉「…あぶね」

猫叉の背後には既に石になった兵士

メデューサ「あ、危なかったよ…」ハァハァ

猫叉「助かったぜ…にしても、魔王さん…遅えな」

メデューサ「賢者ちゃんや妖精側近様も居ませんし…どうしたのでしょう」

猫叉「…嫌な予感がするぜ」

メデューサ「どうします…?」

猫叉「…とりあえず、ここを抜けてからだ…!」

猫叉はそう言って、駆け出す

メデューサ「ま、待ってくださいぃ」ウネウネウネ




賢者「」

魔王『…死んだか』

賢者の身体、いたるところから溢れ出る血

魔王『…やはり脆いな、人間は。そして愚かだ』

魔王『何故立ち向かう』

魔王『何故戦う』

魔王『何故助けを乞う』

魔王『』

魔王『くだらぬ』

魔王娘「お父様」シュン

魔王「娘か、手筈は整ったか」



魔王娘「勿論です。さあ、参りましょう」

魔王『』ガシッ

魔王『?』

魔王『…渋とさも愚かなり』

賢者「…行か、せません」

魔王娘「下種が、汚い手でお父様に触れるな!」

バァン!!

激しい音と共に賢者の身体が舞い、吹き飛ばされる

賢者「くあッ!」

魔王娘「貴様の存在はイレギュラーだったが、過去の事。ここで葬ってやる」

魔王『待て』

魔王娘「…お父様?」

魔王『…気が変わった。この賢者の娘も我らと同じ魔族にするのも滑稽』

魔王『堕とし、我の奴隷として使おう』



魔王娘「しかし…」

魔王『それに、興が冷めた』

賢者「!?」

―まだ、行ける


魔王娘「…お父様がそう言うなら」

魔王『お前は前線に迎え、我はこの賢者の娘を堕とした後、向かおう』

魔王娘「はい。お父様…お待ちしています」シュン


魔王『』

賢者「」ハァハァ

魔王は弱り切った賢者へと近付き、腕を掴み、持ち上げる

賢者「あうッ」

魔王『無様だな。賢者の娘』

持ち上げたまま疲弊しきった賢者の顔へと顔を近付け―




魔王『(静かに)』

賢者「!?」

口付けすると見せかけての耳打ち

魔王『(すまん…今戻った)』

賢者「(ゆ、勇者さん…ですか?)」

魔王『(一応な)』

賢者「(い、いつ…戻ったのですか)」

魔王『(最初からだ)』

賢者「」バチィィィィン!!

賢者の平手打ちが魔王の頬に叩き付けられる

魔王『(‥すまん)』

賢者「(許しません)」



賢者「(何故言ってくれなかったんです…!)」

魔勇者「(妖精側近を欺く為だ)」

魔勇者「(あの変な液体を飲まされる時から怪しんでいたからな、しかし…予想通りに事が運んで万々歳だ)」

賢者「(…まさか、これの為に…ま、魔王は蘇ってないんですか?)」

魔勇者「(あんなもの俺の芝居だ。何か怪しかったが‥やはり妖精側近は魔王の娘だった。戦った時も手を抜いてんだろう)」

賢者「(…)」

魔勇者「(それに)」

魔勇者「(妖精種はあんなに大きくない)」

賢者「あっ」




賢者「(じ、じゃあ…猫叉さんやメデューサさんは、私達を騙して?)」

魔勇者「(違うな、アイツらも知らない筈だ…そしてあの魔王娘の狙いは)」

魔勇者「(お父様、つまりは魔王と二人だけの世界を造る事だ)」

賢者「」




魔勇者「(この人間と魔物の戦い)」

魔勇者「(魔王の復活)」

魔勇者「(全ては最初から仕組まれ、魔王娘に踊らされていた)」

魔勇者「(そしてこの戦いが終われば、魔物、人間共に戦う力を無くし疲弊する)」

魔勇者「(そこを魔王として蘇る筈の俺が生き物全てを殺し‥そして魔王娘の願いが叶う)」

魔勇者「(話すとこういう事になる)」

賢者「」

賢者「(ヤンデレ?)」

ファザコンでヤンデレ


ファザンデレ!
なんか呪文みたいカッコイイ



魔勇者「(そんな感じだな)」

賢者「」

魔勇者「(俺は魔王娘の所に行く。そして決着を付ける)」

賢者「(‥勇者さん)」

魔勇者「(何処かで休んでおけ)」

魔勇者は賢者の身体を軽く廊下へと放る。

賢者「あぅっ」


賢者「!?…勇者さん」

そして既に魔勇者の姿は廊下にはなかった

―お父様!
―綺麗なお花でしょう?
―何処で摘んで来たかって?
―ふふふ、内緒です!

魔王娘「」

魔王娘「お父様―…もうすぐです」

シュンッ

魔王『』

魔王娘「お父様!」

魔王『遅くなったな。』

魔王娘『いえ…終わったのですか?』

魔王『ああ、容易く堕ちた。勇者の身体も悪くはないな』

魔王娘「…そんな事しなくても、私達二人になるんですよ?」

魔王『そう言うな、一時だけでも賢者の娘に勇者の身体を堪能させてやれ』


魔王娘「まあ、良いです。ではお父様」

魔王『ああ、終わらせるとしよう―全てを!!』



魔王娘「!?」

魔王は力一杯、腕を振るい魔王娘を凪ぐ―

魔王娘「」

が、身体に当たる手前、シールドに防がれる

魔王『』

魔王娘「」

魔王娘「お父様…お父様を何処にやったあァァァァ!!!!」


終わりが見えてきた



魔勇者「(一撃で決めれなかった―マズい!)」

魔勇者は剣を引き抜き、勢いに任せ剣を魔王娘に叩き付ける、が―

キィィィン!!

折られる

魔勇者「――!?」

魔王娘「返セェェェ!!!」

魔王娘の魔力が爆発する。辺り一面の地面が一気に陥没する

魔勇者「ぐお―…!?」

魔勇者の隙、魔王娘は我も忘れ魔勇者に吶喊する



魔勇者「く…」

魔勇者はすかさず腕を眼前でクロスさせ防御の体制

ドガァッ!!

鈍い殴打音
魔勇者の身体は弾き飛ばされる

魔勇者「―オーバードライブか…!!」

魔王娘「ウぁアアアアア!!」

凄まじい雄叫びを上げながら魔王娘は吶喊

魔勇者「(こんな力が合ったのか!!ならば容赦は)」

魔勇者「しない!!」

身体を回転させ体制を整え着地
拳を引き、そして一気に前に突き出す―激しい衝撃波

バァアァァン!!

衝撃波は魔王娘に当たり、激しい爆音。

 さぁ もりあがって
 まいりました
  _

  ||   … /⌒彡
  /_丶  __/冫、 )
 ∥真| / |` /)

_∥露|(_つ   \\
\∥ | ̄ ̄ ̄ ̄\⌒_)
∥\ ̄  (キムチ) \
∥\∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∥~
  ∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∥
('A) … 〃∩ ∧_∧ …
/(ヘ)ヘ  ⊂⌒( ・ω・)
  ___ \_o⌒/⌒o
… /,'3 ヽーっ ⌒⌒

 |  ⊃ ⌒_つ
  `ー――′




魔王娘「―お父様」

魔勇者「!?」

しかし掠り傷

魔勇者「(魔王より強い魔王の子とは聞いた事はあるが…これの事か、しかも剣が折られた)」

魔勇者はじりじりと距離を詰め

ダァン!!

地面を蹴り、一気に接近

魔勇者「せい―!!」
接近の勢いに任せ右手を魔王娘に振るう

バチィィィィ!!

再びシールドに防がれる音―そして


終わりまで書けた後は投下する



魔王娘「―お父様…何処に…行ったの」

魔王娘の瞳から、一粒の水滴

魔勇者「!…泣いてるのか」

魔王娘「…私、は憎い…人間が、あなたが…全てが」

更に一粒

魔勇者「…」

魔王娘「…お父様は死んだ。これほど悲しい事はなかった」

魔王娘「毎晩泣き暮れた。孤独だった。寂しかった…お父様だけが私の唯一の存在だった」

水滴が零れ落ちる

魔王娘「…一人は、嫌なの」

魔勇者「…」

―俺と、同じ




魔勇者「もう止めよう」

魔王娘「…え」

魔勇者「こんな戦い…無意味だ」

魔勇者「お前は俺と同じだ。魔王娘」

魔勇者「孤独だった。寂しかった…俺と同じだ」

魔勇者「俺と同じ奴と…戦いたくない」
魔勇者「もう終わりだ、全部。こんな争い…してたまるか」

魔王娘「っう、ううゥ」

―ウワァァアァアァ!!!……

死んだ勇者一行むくわれなさすぎ(´;ω;`)


>>291

勇者と勇者一行が優遇される作品が多いから

この作品はシリアスと魔物優遇にしてみました


賢者さんは優遇してますよ


魔王城


魔王娘「」

猫叉「」

メデューサ「」オロオロ

賢者「」ボロッ

魔勇者「」


猫叉「んで?」

魔王娘「いや、だからな」

猫叉「あぁぁん?」ギロリ

魔王娘「まだ何も言っていないだろう!」

メデューサ「ま、まあ落ち着いてください…よ、要は妖精側近さんは前魔王様の娘さんで」

メデューサ「前魔王、お父さんを蘇らせたくて勇者さんに目を付けた」

メデューサ「そして蘇らせ様としたけど失敗ちゃんちゃん」

メデューサ「魔王娘さんは結局、全部を皆殺ししてお父さんと二人だけでキャッキャッウフフしたかったという事ですよね?」


うあ誤字てた

猫叉「何まとめてやがんだよ」

メデューサ「何となくです」

魔王娘「…すまん。騙してて悪かった」

猫叉「謝る相手が違うんじゃね?まずは賢者にだろーが」

魔王娘「う…す、すまない…賢者」

賢者「い、いえ私は…」

猫叉「素直に受け取っとけ」

賢者「…はい」

魔勇者「賢者」

賢者「…勇者さん」

魔勇者「…お前が居てくれて助かった。お前が居なければどうなっていた事やら」

賢者「そ、そんな…私は何も」

魔勇者「ありがとう。賢者」

賢者「……はいっ」

―やっぱりあなたは
―私だけの勇者さんです


結局、その後は
両軍共に兵力を疲弊しきっただけで戦いは終わった

??「……え」

魔勇者は人間側と調停を結ぶ事により一時休戦。魔物達を無闇に殺すなという事も認められる

これにより魔物達の安全も少しだけだが確保された

??「おい」

結局の所、勇者は未だに魔王を続けているという事になる

??「おいいいい!」

??「俺が出ていないぞー!!!」

魔勇者の制裁も、魔勇者のやる気が削がれてうやむやになった

つまりはそれなりに
良い終わり方をしたという事

??「勇者ー!!!」


End



という感じ誰か書けやコラ


後日談いるなら書きますよ

エロスありの


ふむ。

エロスなしで悶えさせるね


そんなこんなで1ヶ月
すっかり平和になっちゅったとある日


賢者「勇者さん勇者さん」

魔勇者「なんだ?」
賢者「ええとですね…す、少しお散歩しませんか?」アタフタ

魔勇者「?…構わないが」

賢者「で、では行きましょうっ」

賢者は魔勇者の手を握り、引っ張る

魔勇者「お、おい‥?」ズルズル

賢者「(裏庭裏庭裏庭裏庭)」ドキドキ

猫叉「グッジョブねぇちゃん」

メデューサ「あなたの差し金ですか」


ぐおおお!!

デレデレ書くと緊張する!!



魔王城裏庭

魔勇者「…」ポリポリ

賢者「…」ドキドキ

賢者「(あれ…何話そうとしてたんだっけ…)」

魔勇者「なあ」

賢者「うひゃあい!?」

魔勇者「何か、話があるんだろう?…だからこうやって連れて来たんだよな」

賢者「は、はい…」



賢者「…」スゥハァ

賢者「あ、あのっ勇者」

魔王娘「ゆ、勇者ァァァァ!!!!」バァン!!

賢者「」ビクゥッ

魔勇者「な、何だ…いきなり」

魔王娘「わ、わた、わたたたたたた!!」

魔勇者「落ち着けよ」

賢者「(先越される!!)」


賢者「勇者さん!!」

魔勇者「うお!?」

魔王娘「(!…ちっ、目的は同じか!!)」

魔王娘「勇者ァ!!」

魔勇者「な、何だ何だ…」オロオロ

賢者「私と…!」

魔王娘「私と!!」

賢者・魔王娘「キスしてください(くれ)!!」

魔勇者「」


賢者「あの時にされた、キス…私は忘れていませんよ!」

魔王娘「な、何ィ!?勇者、いつ賢者とキスしたんだ!!」ガーン

魔勇者「いや、あれは」

賢者「しましたよね?」

魔勇者「いや」

賢者「し ま し た よ ね」

魔勇者「…はい」


魔王娘「なら今すぐ私にもさせろ!!」ガバッ

賢者「駄目です!!」ガシッ

魔王娘「じ、邪魔をするなァ!!」ジタバタ

魔勇者「(逃げたい)」

賢者「この二人から一人だけ選んでキスをしてください」

魔勇者「順番おかしくないか。最初は付き合って下さいとかじゃないのか」

賢者「…今更何を言うんですか。私はすでにされてますが」

魔勇者「(女は怖いな)」


賢者「私達は目を瞑ってます。だから‥選んだ人にキスをして下さい」

魔王娘「なっ!?何を勝手に…」

賢者「え…嫌なのですか?魔王娘さん?」ニコッ

魔王娘「(つ、潰すッ)」

魔王娘「…解った、それなら勇者…ちゃんと選ぶんだぞ」


そう言って賢者と魔王娘は二人揃って瞳を閉じる

魔勇者「(困ったどうしよう)」

魔勇者「…」

魔勇者は二人へと近づき、そして―

二人の肩を同時に掴む

賢者「っ…」

魔王娘「あ…っ」

そして、そのまま二人を抱き寄せて
二人の顔を自分の胸元に抱き寄せる

賢者「んぷ」

魔王娘「んんっ」

魔勇者「…今はこれで勘弁してくれ。すぐには選べない」

そう言って魔勇者は抱き寄せた二人を見下ろし囁く

賢者「…仕方ないですね」

魔王娘「…長期戦と行こうか」

二人は魔勇者を上目使いで見上げ小さく囁く

そんなこんなの、とある日でした

.End


こんな感じでどうですか


誰か書けやゴラァアアア

(#゚Д゚)


補足

勇者:男
賢者:女
魔王娘:女
猫叉:女
メデューサ: 男

おい
メデューサと猫又逆だよな?
間違えたんだよな?
そうだと言ってくれ

アチャ子とか魔法使い♀は出てこないの?


>>350
事実だ
受け入れて下さい


>>351
次書くときは入れさせてもらいます
代行で立ててもらうから気づかないかも

ギリシャ神話なら女だし男のメデューサなんて殆ど見ないからな

>>353
俺が猫又が男だなんて言ったから意地悪で急に猫又女、メデュ男設定にしたんだろ?
そうなんだよな?

そもそも、男じゃないなら戦場に女を出すなとか言わないだろ
メデューサだって種族的に女しかありえないじゃないか

謝るからメデューサを女にしてくれよ・・・

もう少し書きやがれください

>>360

諦めて下さい

>>361

あなたが書いてください


??「俺の活躍…?」

??「俺の活躍は…」

??「右回り込んで挟み打ちだ!」

??「お前らは後方支援だ。回復は任せたぞ!」

??「弓兵!打ち方が足りんぞ!もって打ちぐあッ!?」バコンッ!!

猫叉「邪魔だっつーの」

??「…」



??「…」

??「何も言うな」

しかも二股


保守いらないよ!

というかもう書き終わったよ!!


二点使うの自分くらいだから

立てたらすぐに解るからさ、ね?


もう許して下さい

魔王「逃がさん……お前だけは……」


>>388

ネタが尽きたんだよ馬鹿やろー!!


じゃあまだ見てる人だけに質問


誰とエロ展開?
①賢者
②魔王娘
③猫叉

メデューサ論外


多数決

>>389
ごめん、面白くてつい


欲張りすんな馬鹿やろー!!

選択肢は一つだけ


んじゃあ①ね


賢者「え、え、ちょっ、え」

魔勇者「という訳だ賢者」

賢者「いやいやいや、え?」

魔勇者「仕方ないんだ。我慢してくれ」

賢者「いや、あのッこういうのはもうちょっと良いムードでッ!」

魔勇者は躊躇う賢者の手を掴み、ぐいっと引き寄せる

賢者「うあっ」

そして魔勇者の胸元に埋まる賢者、賢者は必死に頭を働かせて抵抗の意志を見せて離れようとするが―


力でかなう筈もなく、魔勇者は強い力、苦しくない程度で賢者を抱き締める

賢者「あ―」

魔勇者「俺がキス、忘れられないんだろう?なら、またヤってやる」

そう言って魔勇者は、自らの唇を賢者の唇へと押し付ける。倒れない様に腰に手を添えて

賢者「んん―!?」

魔勇者「ん、ふ―」

賢者「んん、ん‥?!」

魔勇者は躊躇いなく賢者の口内へと熱した舌を捻じ込む、それだけで賢者の身体から力が抜けて行く


賢者「ふ、は―‥ぁ‥ッ」

魔勇者の熱した舌が賢者の舌へと絡む。ねろっとした感覚を賢者に与えながら魔勇者は容赦なく賢者の口を唇で犯す

魔勇者「ん―、んん」

賢者「んく、ふッ‥んん!?」

賢者の身体に魔勇者の魔力が流れ込む、賢者の身体はそれに呼応するかの様にびくんッ、と身体としならせる

魔勇者「ん、はぁ―」

賢者「ふ、はぁ―」

魔勇者はそれを確認すると同時に唇を離す、銀の唾液の糸を引かせて

賢者「あ‥ぅ‥身体、がッ」

魔勇者「動けないだろう?‥俺の魔力のせいでな」


賢者「勇者、さぁ‥ん‥」

堕落した賢者の身体を魔勇者は抱き上げる。そうしてキングサイズのベッドへと賢者を運び、優しく寝かせる

賢者「ぅ‥」

魔勇者「諦めろ。そして、その身体堪能させてもらう」

賢者「はぁ‥うッ」

賢者は荒く、甘い吐息を吐き洩らし。何処か期待を秘めた悲鳴を上げる

魔勇者「‥期待、しているんだろう?」

魔勇者は賢者の滑らかな腰のラインを衣服越しからねっとりとした手つきで撫で上げる

賢者「んう!?」

賢者の身体はそれだけで敏感に反応を示す


賢者「だ、駄目‥勇者、さん」

魔勇者「もう遅い」

魔勇者は一言で賢者の言葉を切り捨てる
そして賢者の両脚を開かせ、その間に身体を割り込ませる

賢者「あッ‥」

脚の間に身体を割り込ませられては必然的に両脚は大きく開かれ、賢者の羞恥を煽る

賢者「い、嫌‥恥ずかしい‥」

魔勇者「何も聞かんぞ」

魔勇者は賢者の両方の豊かな膨らみを衣服越しから掴む、そしてその膨らみを蹂躙する

賢者「あ、んッ‥はぁッ‥」

魔勇者「大きいな‥好みの大きさだ」


賢者「うあっ、はッ‥」

膨らみの衣服越しから、既に解る程に主張した突起を摘み上げる、それも両方

賢者「ふあんッ!?」

魔勇者「弱いのか?」
くにゅ、くにゅ、とその突起を強弱を付けて触る。壊れものを扱う様に

賢者「はっ、あっ‥や、やだッ‥駄目っ」

魔勇者「うるさいぞ」

魔勇者はきゅん、とその主張した突起を強く、摘み上げる

賢者「ひゃんッ!!」

その快感を与えられびくんッ、と再度賢者は身体をしならせる。甘い声色を響かせて

魔勇者「良い声だ」

賢者「あ‥お願い、します‥止めて、下さい‥」


魔勇者「お断りだ」
そう言って片方の手を豊かな膨らみから離せば賢者を腰をベルトを緩め、下腹部から手を入れ込む

賢者「あっ!?」

そうして賢者の衣服を捲り上げては賢者の白いく透き通った身体が露わになる、魔勇者の行為によって濡れた下着すらも

魔勇者「‥気持ち良かったのか?」

賢者「‥っ」

魔勇者の問い掛けに賢者は頬を赤らめて視線を逸らす

魔勇者「まあ、良い」

一言魔勇者が呟く、そうして片手を濡れた下着へと伸ばし、くにゅ、と中指の腹を押し付ける



ちょっと休憩

( ーДー)yー~~


賢者「んあッ!?」

賢者は甘い声色を上げる、その快感に堪える様にベッドのシーツを握り締めて

魔勇者「そういえば、賢者は処女だったな」

魔勇者はくにゅ、くにゅ、と中指に捻りを加えて賢者の下着越しから羞恥の箇所を刺激する

賢者「んん!んっ‥あ、あッ」

甘く切ない喘ぎ声を上げながらも賢者はこくん、と頷く。表情を羞恥の色に染めて

魔勇者「‥好都合だ。今の魔王は処女が好きなんだぞ」

ぐに、と下着越しから羞恥の箇所へ中指を埋め込む、そうして下着を突き破り―賢者の膣内へ中指は押し入る


賢者「ひぅ‥!!」

魔勇者「おっと‥力を入れ過ぎたか」

魔勇者は悪びれも無くその突き破った下着の穴を軽く広げて、膣内から中指を引き抜く

賢者「ふあ‥は‥っ‥勇者、さん‥」

賢者の身体が熱く鼓動する。まるで快感を求めるかの様に魔勇者の名前を呼び掛け誘う

魔勇者「‥賢者、欲しいんだろう?‥言えば、その身体‥俺が堕としてやる」

賢者「っ‥!」

魔勇者の言葉だけで賢者の破れた下着は愛液で濡れ、待ちわびる

魔勇者「‥さあ、言ってみな」

魔勇者は誘う。賢者自らが求めを乞う様に


賢者「‥勇者、さんの‥太い物‥下さい‥」

賢者は熱く熱し切った視線で魔勇者を見詰め、乞う

魔勇者「良く言った‥ご褒美だ」

魔勇者は口元を引き吊らせて笑みを浮かべる。そうして自らの衣服を脱ぎ捨て―賢者へと裸体を晒す

賢者「っ‥」

その鍛え抜かれた身体に賢者は視線を逸らす

魔勇者「頂くぞ‥賢者」

そんな賢者を尻目に魔勇者は賢者の両脚を掴み開かせ、自らの太く熱した雄を破れた下着の穴から―賢者の羞恥の箇所に擦り付ける


賢者「――っ!?」

賢者から溢れ出た愛液でぬるり、と魔勇者の雄を濡らす

魔勇者「濡れたな‥これなら、痛くはないだろう」

そうして熱く熱した雄をずぶぶ、と賢者の羞恥の箇所に押し込む

賢者「んあ、ああ‥ッ」

賢者の膣内がきゅん、とキツく締まる。魔勇者の雄を締め付けながら

魔勇者「ん、良い締まりだ‥‥ッ」

ずん、と賢者の初めての膜を突き破る程の強さで腰を打ち付ける

賢者「ひ、ああんっ!!」

賢者の身体が三度しなる。そして羞恥の箇所からは赤く僅かな鮮血が流れ出る


魔勇者「ここからは、本当に容赦ないぞ‥ッ」

その赤い鮮血を尻目に魔勇者は激しく腰を打ち付ける。賢者を労る事なく

賢者「ひ、あっ!?や、やめ‥っ!!んああッ!!」

賢者は唐突なその激しい行為に痛みと快感を伴った感覚を感じ、喘ぎ叫ぶ

魔勇者「っ‥はッ!」
短く息を吐き出しながら魔勇者は賢者のその身体を容赦なく犯し、蹂躙する

賢者「あ、うッ!!ふあ、あっ!!」

賢者の身体はその感覚を与えられる度にしなり、震え、甘い声色を上げる。

賢者「ひ、あ‥ああッ!!」

次第に痛みと快感の感覚が、快感のみに変わる。


魔勇者「はッ‥は‥っどうだ‥賢者‥?」
魔勇者は賢者に問い掛ける。荒々しく獣の様に腰を打ち付けながら。

賢者「あ、ん!!ああッ!!ゆ、しゃ‥さぁん!!」

甘い声色を上げて賢者は魔勇者の首に手を伸ばして触れる。

賢者「は、ん!!良い、ですっから‥もっと、もっと‥!!」

快感を求める、盛った雌の様に魔勇者を誘いながら乞う

魔勇者「ッ‥なら、覚悟しろ‥!」

誘われた雄は魅了される。賢者の腰を両手で掴み―更に快感を得る為に犯す

賢者「あああッ!!ゆう、しゃ‥さん!!きちゃ、きちゃい、ます!!」



おい何で静かなんだよ!!


賢者は魔勇者の首に手を絡めて快感に踊り狂わされる。そうして限界の波が近づく

魔勇者「く‥う‥賢者ッ!中‥出すぞ!」
ぱんッぱんッ、と乾いた音が部屋中に響き渡る中、魔勇者は限界が来た事を賢者に知らせる

賢者「あ、あああッ!!き、きッ‥てぇええ!!!」


賢者は魔勇者の激し過ぎる行為に一足先に果てる。結合部から僅かな液体を放って

魔勇者「っ!‥賢者‥ぁ‥!」

ずん、と腰を奥深くを突く様に突き出す。
びゅるるるッ!!
酷く濁った液体を賢者の膣内に放つ音が響く


賢者「ぁ―‥あ‥」

達した余韻からか賢者は何処か遠くを見る様に視線を泳がせながらその余韻に浸る

魔勇者「‥ッ‥く」

賢者の膣内に何度となく濃く、白く濁った液体を注ぎ込む。まるで賢者を孕ませる様に

賢者「は、ぁ―‥勇者、さん‥出して‥ます‥?」

賢者は甘い声色を吐き出しながら魔勇者へと問い掛ける

魔勇者「っ‥ああ‥賢者を、孕ませるくらいに、な?」

賢者「っ‥‥」

賢者「ゆ、勇者さん‥最低です。責任‥取って下さいね」

魔勇者「」




ちゃんちゃん

次行ってみよー


こんな感じで良いかな

エロは初めてだからわかんね


>>429

タヒね!!



魔勇者「ふんふん」ギシギシ

魔王娘「あんあんっ」

魔勇者「出すぞ!」

魔王娘「イクー!!」


はい終わり


ちっ仕方ない


魔王娘「おい」

魔勇者「どうした?」
魔王娘「昨日はお楽しみでしたね」ニコッ

魔勇者「」

魔王娘「貴様も紛いなりに魔族だ。精は尽きんだろう」

魔勇者「‥知らん」

魔王娘「知らんではない!賢者にしたのなら私にも‥その、セッ〇スをさせろ!」

魔勇者「」

ノリノリじゃんか


途中で寝ると思う

魔王城魔王娘私室


魔勇者「(どうしてこうなっ)」

魔王娘「‥さて、我ら魔族の性行為は盛んだ」

魔王娘「なので私がリードを取らせてもらう」

しゅるり、と魔王娘は自らの衣服を脱ぎ捨てる。
そうして褐色の肌が魔勇者の眼前に広がる

魔勇者「‥賢者とどっこいどっこいだな」

魔王娘「な、何ィ‥?」

魔王娘は眉間に皺を寄せながら魔勇者へと近づき、そしてベッドへと押し倒す

魔勇者「うお」

魔王娘「‥賢者とは違う所を見せてやろう」

魔王娘は魔勇者の身体にゆっくりと覆い被さる、いやらしく色香を漂わせ舌舐めずりをしながら


魔勇者「(これは‥エロいな)」

魔王娘「さて‥まずは‥お前の精を頂くぞ」

そう言って魔王娘は魔勇者の下腹部へ身体を移動させ、ズボンに手を掛ける

魔王娘「‥ふむ、良い大きさだ」

魔勇者のズボンのチャックが下ろされ、魔勇者の既ににいきり立った雄が露わにさせられる

魔勇者「‥というか‥キスは恥じらうのにこういうのは恥ずかしくないのか」

魔王娘「‥我らの性行為と口付けは人間の理念と違うからな」

いきり立った雄の竿を魔王娘は舌の先で舐め上げ、雄を銀の唾液で濡らす


魔王娘「んう‥良いだろう‥ん」

ちゅ、ちゅ、と卑猥な音を響かせて魔王娘は雄の竿、先端に口付けする

魔勇者「ん‥上手いな‥」

魔王娘「んちゅ‥お父様に、していたからな‥んむ」

魔勇者「」

魔王娘は魔勇者の雄の先端をくわえる、そうして唾液を塗りたくりながら雄を口内に納めて行く

魔王娘「んふ‥おいひ‥‥ちゅる」

雄をくわえたまま魔王娘はじゅぶ、じゅぶ、と唾液混じりの水音を響かせ、頭を揺らして雄を刺激する

魔勇者「っ‥‥は」
魔王娘「んく‥ひもひ、ひいか‥?」



ちょっと休憩

( ゚Д゚)yー~~

っc■~


>>450

サンクス

>魔王娘「んちゅ‥お父様に、していたからな‥んむ」


おい、さらりと近親


魔勇者「っ‥ああ‥かなりな」

魔王娘「ほふは‥んむ‥じゅぶ、じゅる」

魔王娘は魔勇者の雄をくわえたままくすりと笑みを浮かべる
そのまま頭をゆっくりと揺らし、唇を擦り付けつつ雄を口淫する

魔王娘「んぶ‥ん、ちゅる‥じゅぶ」

強く吸い上げる、口内に溢れる雄の先走りと共に

魔勇者「く‥っ」

魔勇者はその快感に堪らず腰を引くが

魔王娘「んん‥ひへふは‥」

魔王娘は魔勇者の腰に手を回した抱き付く、そして再度腰が魔王娘の顔と近づく

魔勇者「っ‥ヤバいん、だが」

魔王娘「んふ‥ぷあ‥だらしないな‥魔王様?」


魔勇者「‥魔王娘が上手いからな」

魔王娘「ふふ、そうだろう?」

魔王娘は舌舐めずりしながら人差し指の腹で魔勇者の雄の先端を、くにゅり、といじくり回す

魔勇者「っ‥」

魔王娘「気持ち良いだろう‥?‥賢者とした時よりも、良くしてやる」

魔王娘はそう言いながら雄を握り込み、根元からゆっくりと擦り上げる

魔王娘「‥硬くて、良い‥惚れ惚れするな‥ちゅ」

魔王娘は魔勇者の雄を熱い視線で見詰めて、再度先端へと口付けを落とす

魔勇者「んっ‥焦らしているのか‥」

魔王娘「ああ‥貴様を苛めたくてな‥?」


しかし眠い‥‥これが最後の投下
明日仕事だから遅れます


魔勇者「っ‥相変わらずだな」

魔王娘「ふふ‥出したいか?貴様の濃い‥精を」

尚も雄を人差し指の腹でいじくり回し、なんとも言えない快感を魔勇者に与える

魔勇者「っ‥当たり前、だろう」

魔王娘「正直で結構‥では‥んむ」

再度、魔王娘は魔勇者の熱した雄を口内へとくわえ込む

魔王娘「んむ‥ふ、ちゅる‥じゅぶっ、じゅぶ」

雄の根元を小さく握り込み、部屋中に潤った水音を響かせ、激しく頭を揺らし、そして上目使いで魔勇者を見詰める

褐色と聞いて
http://danbooru.donmai.us/post/show/838832


素晴らしい‥



鬼畜過ぎるよお前らw

少しは休ませてくれよ

きっちり完走させるから


ちょっと補足

魔王娘
肌:褐色
髪:白ロング


>>459にあったやつとおんなじ感じ



とりあえず
お休みなさい

残っていたら続き書きますね



ちょっと投下


魔王娘「んふ‥っ‥おいひ‥」

魔王娘は魔勇者の雄をまるで好物の物の食べるかの様に貪る

魔王娘「じゅぶ、じゅぷ‥ちゅるちゅる‥んふ‥は、ぁ‥じゅぶじゅぶ」

魔勇者「は、ぁ‥ヤバい‥魔王娘‥出る‥!」

魔勇者はその快感に堪えられなくなる
魔王娘の頭を掴み、引き寄せては魔王娘の喉奥へと雄を突き込む

魔王娘「んぶっ」

びゅる、びゅるるッ!!
魔王娘の口内で酷く濁った射精音が響く

魔王娘「んっ‥んく‥んく‥っ」

魔王娘はその射精音と合わせる様に喉を鳴らして放たれた濃い精を飲み込む




魔王娘「んん‥んく」

魔勇者「はぁ‥はぁ」

びゅる、びゅる‥
しばらく射精は続き、その間魔王娘は魔勇者の放つ精を貪る様に飲み込む

魔王娘「~‥‥♪」

恍惚な笑みを浮かべて飲み込む。そして出し切る

魔王娘「ぷは‥っ‥んふふ‥貴様の精‥美味だった‥」

恍惚な表情を浮かべて魔王娘は舌舐めずりする、後味を堪能する様に

魔勇者「‥お前はサキュバスか」

魔勇者は荒く息を乱す、快感の余韻に浸りながら魔王娘を見詰める

魔王娘「ふふ‥私は貴様の精だけが欲しいのだ‥魔王の精がな」





魔勇者「‥恐れ入る」

魔王娘「まだ終わってないだろう‥ほれ‥」

そう言って魔王娘は魔勇者を押し倒し、身体に騎乗する

魔勇者「む‥」

魔王娘「それともう一つ」

魔王娘は頬を赤らめ蒸気し切った表情と恍惚な表情を入り交えた表情を見せる

魔王娘「我は貴様の子が欲しい」

魔勇者「お前もか」

魔王娘「賢者には負けん。我が最初に貴様の子を孕む」

魔王娘は魔勇者の身体に跨ったまま、魔勇者の腹へと手を添える

魔王娘「‥だから、賢者の時よりも濃い精を我の中に出してくれ‥」

色香を漂わせながら魔王娘は腰を浮かせる



魔王娘「は、ぁあ‥」

そして未だいきり立ったままの魔勇者の雄を、魔王娘の羞恥の箇所に、膣内に、奥に、埋めて行く
ずふぶ‥っ

魔王娘「あ、はッ‥良い、これはぁ‥あふッ‥」

魔王娘は再度恍惚な表情を見せる
堪らず甘い吐息を漏らす

魔勇者「く‥っ‥」

魔勇者も魔王娘の膣内の感覚に、表情を歪め快感に反応する

魔王娘「は、あ‥勇者ぁ‥沢山、出して‥くれぇ‥」

魔王娘は甘い声色を上げ、魔勇者を誘う。誘いながら魔王娘は腰を前後に揺らし、人差し指を唇にくえて甘えた言葉を吐く

魔勇者「く‥っ‥凄い‥」


まあ待て

16時過ぎまで残業なんだ


すまぬ

今帰った




魔王娘「あは‥ッ‥我の中は、どうだぁ‥?」

魔王娘は腰を前後に揺らしながら問い掛ける。
賢者とは違う、色香を漂わせた表情で

魔勇者「‥っ‥良い、な」

魔王娘「ふふ‥っ‥嬉しいぃ‥もっと、気持ち良く‥させるから、なぁ‥」

魔王娘はそう言って、魔勇者の腹に手を添えたまま身体を上下に揺らし始める

魔王娘「あ、ひっ‥これ、が‥やっぱり、良いッ」

魔王娘は賢者の膨らみと勝るとも劣らない両方の膨らみを揺らしながら喘ぎ喜ぶ



魔勇者「っ‥魔王、娘‥」

魔勇者は魔王娘のその色香に誘惑され負ける
魔王娘の腰に手を添えて掴み、一気に腰を突き上げ奥深くの箇所に先端を叩きつける。

ごりゅ

魔王娘「んああぁッ!!」

魔王娘は歓喜にも満ちた甘い喘ぎ声を部屋中に響かせる

魔王娘「ひ‥あ‥‥ゆう、しゃ‥あ‥」
魔王娘は快感から来るものか、瞳に水滴を溜めて魔勇者を見下ろす

魔勇者「っ‥魔王娘が、悪いんだから‥なっ」

ずんっずんっ、と魔勇者は魔王娘の身体を激しく揺すりながら下から容赦なく犯す


魔王娘「ひ、あ‥ッアぁッ!い、いいッ‥きもち、いいぞ‥っ!」

魔王娘は魔勇者からの激しい突き上げに躊躇いもせずに歓喜の声を上げる

魔勇者「っく‥は‥我慢、出来ん‥‥!」
唐突に魔勇者は起き上がり、魔王娘を身体から剥がす、勢い良くいきり立った雄を抜いて

魔王娘「くあッ!?」

魔王娘は驚き魔勇者を見詰める、魔勇者は止まらず魔王娘を四つん這いにさせる

魔勇者「こっちの方が、気持ち良いぞ‥っ」

魔勇者は魔王娘の後ろに回り、魔王娘の柔らかい尻の肉を掴む。そして容赦なく羞恥の箇所に雄をぶち込む


魔王娘「ふアぁッ!!」

魔王娘は四つん這いのままその豊かな膨らみを揺らす背を逸らす

魔勇者「ほら‥さっきに威勢はどうした」

魔王娘が背を逸らすと同時に魔勇者は魔王娘の両手を引き寄せて掴む

魔王娘「ひくッ‥!?」

それだけで魔勇者の雄は魔王娘の奥深くに食い込む

魔勇者「んっ‥‥これは、どうだ?」

魔勇者は両手を引き寄せ掴んだまま盛った獣の様に腰を叩きつける

魔王娘「ッくひ、はあッ!!もっと、もっとォ!!」

魔王娘は歓喜に満ちた喘ぎ声を上げて勇者を魅力する

魔勇者「淫乱魔王娘だな‥っ‥そんなに、気持ち良いか?」

ぎしッぎしッ

魔勇者が腰を荒々しく打ち付ける度にキングサイズのベッドが軋む、それ程の荒々しさ


魔王娘「きもちッいい!!アはッ、ゆう、しゃ‥ぁ!!」

魔王娘はあまりの快感に乱れ狂う、おびただしい色香を振りまきながら

魔勇者「く、ぅ‥魔王娘‥お前の、中にも‥俺の種、注いでやるからな」

魔勇者は荒く息を吐き出しながら魔王娘の歓喜を誘う言葉を囁く

魔王娘「は、あッ!!出して、濃い‥せーえき、出してェェッ!!」

魔王娘の頭が真っ白く染まる、与えられる快感のせいで、白く

魔勇者「っ‥ほら‥お望みの、種だ‥っ」

魔勇者は更に奥深く、突き込む様に腰を突き上げる

魔王娘「んはッ、アぁあああッ!!!」

びゅるッ、びゅるるるッ!!!

魔勇者の雄から白く濁った液体が、多量に放たれる
興奮で増したのか、おびただしい量の白い液体、直接流し込まれる



休憩

( ーДー)yー~~

>>546
休むな
俺の下半身をこのままにする気か



>>548
前の賢者に賢者モードにしてもらえ

魔王娘「うあ、あッ‥あ‥アぁ‥」

魔王娘も同時に果てる、直接魔王娘の子宮へと白く濁った液体を流し込まれながら

魔勇者「っ‥良かったぞ‥お陰で、たっぷり注いでやれる‥」

びゅる、びゅるッ‥
魔勇者は何度も魔王娘の子宮へと注ぎ込む、子宮内を埋め尽くす様に

魔王娘「あ‥ア‥ゆぅ‥しゃあ‥‥」

魔王娘は虚ろな瞳で天井を見上げながら魔勇者を呼ぶ、快感に浸りながら

魔勇者「‥これで、お前も‥きっと、孕んだぞ」


魔王娘「‥は、ア‥本当、かァ‥?」

魔王娘はその虚ろな瞳を魔勇者へと向ける

魔勇者「ああ、これだけ出したんだ‥ほぼ確実だろうな」

魔勇者は、いやらしく笑み浮かべて魔王娘へと告げる

魔王娘「ふ、ふ‥‥やった‥賢者には、負けんぞ‥」

魔王娘も笑みを浮かべる、そして

魔王娘「‥じゃぁ‥もう一回だ‥勇者‥?」

魔勇者「」



.End



これで満足しただろう


さあ誰か書きやがれ



お断りだ

次の作品に期待してください


完全にネタ切れです



おまいらタヒね!!

とりあえず休ませろや!!


期待してくれるのはありがたいが

書かないよ

さきっぽだけだから!


>>581

変態

じゃあちょっと時間ちょうだい

新しい話考えるよ


明日になるかも


そして新しいキャラ出すよ

べ、別に貴様らの為じゃないんだからな!

結構見てる人居るのね

びっくりだ
とりあえずいくつか投下

戦争が終わり早一年
しばらく平和だった魔王城に魔の手が伸びる‥人間だけどね
??「勇者が魔王‥ありえないわ」

??「下せぬ」

??「私達が打ち取ってやろうかしら、ね?くのいちさん」

くのいち「こら」

??「何よ」

くのいち「何故バラす」

??「良いじゃない」

くのいち「たわけ」

??「いけず」

くのいち「貧乳」

??「」

??「‥うるさい弓使い」

弓使い「こらああッ」

くのいち「ざまぁない」

弓使い「何よ!二人して寄って集って!」プンスカ

??「‥‥」プイッ

くのいち「お主が悪い」

弓使い「きぃぃぃいぃッ!!」ジタバタ

くのいち「所で、どうする」

??「‥闇討ち、奇襲」

くのいち「成る程。名案だ」

??「あちらには魔王の娘、そして堕ちた賢者。やたら強い猫が居る。油断出来ない」

くのいち「‥闇討ちは任せろ。何人かはヤれる」

??「任せる」

弓使い「ねぇ私は?」
くのいち「寝ていろ」

弓使い「」


弓使い「所で、アンタだけ名前が出てないわよ」

??「知ってる。イレギュラーにしてみたかった。だから」

??「私の名前は何??」



多数決で職業決定



王女「という事らしい」

弓使い「設定作りやすいわね」

王女「何の事?」

弓使い「何でもないわよ」

王女「‥とりあえず作戦を立てる」

くのいち「了解」

弓使い「了解よ」

王女「作戦は―」


とりあえず批判が多かったので先に容姿を

弓使い:金髪縦ロール貧乳

くのいち:黒髪ポニテきょぬー

王女:赤髪ロング
美乳


異論は受け付けません

魔王城

魔勇者「はぁ‥」

賢者「お疲れですね」

魔勇者「誰かさん二人のお陰でな」

賢者「」ポッ

魔勇者「(二人共陰性で良かった)」

猫又「腹減ったあ」

メデューサ「減ったよー」ウネウネ

魔勇者「まだ夕食には早いだろう」

賢者「そうですね‥後二時間くらいでしょうか?」

猫又「持たねーよ」

メデューサ「」グギュルルル

賢者「‥で、では何か厨房から拝借して来ますね?」タッタッ

猫又「頼んだぁ」ヘナリ

魔勇者「‥‥ふむ」


猫又「どしたよ」ヘナリ

魔勇者「‥やけに静かだ。何故だろうな―」

猫又「‥?」ヘナリ

魔勇者「‥俺の勘は良く当たる」

メデューサ「頼もしいですねー」

猫又「胡散臭せッ‥腹減ったああ」グギュルルル


厨房

賢者「小悪魔さん。何か軽めな食べ物ってないですか?」

小悪魔「そうですね‥また猫又さんでしょうか?」

賢者「そうですね‥猫又さんの食欲は異常ですよ」

小悪魔「全くです‥‥ん?」ガサガサ‥キョトン

賢者「どうしました?」

小悪魔「‥‥冷凍庫にしまっていた物に毒が盛られています」


賢者「‥毒?」

小悪魔「はい‥この匂いは確実に毒です、そして僅かに人間の匂いがします」クンクン

賢者「わ、私じゃないですよ?」

小悪魔「それは解りますよ。賢者さんは魔王様の魔力で人間の匂いが全くしませんので」

賢者「(やり過ぎでしょうか‥)」

賢者「そうですか‥でもいったい誰が」

小悪魔「‥嫌な予感がします。事件ですね」キラン

賢者「何気に楽しんでませんか小悪魔さん」

小悪魔「この一年間賢者さんと魔王娘さんの喘ぎ声しか聞いてませんし」

賢者「」



小悪魔:緑髪ツインテ、小振り


魔勇者「‥おい爺さん」

シールド爺「ぐごごごごご‥」

魔勇者「寝たふりするな」バコンッ

シールド爺「痛い!!老いぼれをどつくとはどういう了見じゃ!!」

魔勇者「寝たふりするからだ」

シールド爺「少しは老いぼれを労れ」

魔勇者「それは兎も角‥侵入者だ」

シールド爺「む‥‥何人じゃ」

魔勇者「‥二人、いや‥三人か」

シールド爺「ふむ、一人厄介そうなのが居るのぅ」

魔勇者「ああ‥隠密行動に長けた奴が居るな」

シールド爺「任せた」

魔勇者「棺桶が一つ余っていたな」

シールド爺「すまん」

とりあえず爺の見た目も教えてくれないと…


シールド爺「しかしもう夜中じゃ、老いぼれは寝る時間じゃよ」

魔勇者「誰か棺桶を持ってこい」

シールド爺「わしにどうしろと」

魔勇者「とりあえず見回りしてこい。爺さんならヤられたりしないだろう」

シールド爺「‥老いぼれを働かせるでない」

魔勇者「賢者のエロい写真と魔王娘のエロい写真、選べ」

シールド爺「両方頂こう」

魔勇者「強欲じじいが」


>>614

シールド爺:デカい 赤い

そうエスタークの盾Ver.

魔王城??


弓使い「騒がしくなって来たわ‥早いわね」

王女「父親の命とは言え、少し不安」

弓使い「大丈夫よ。きっと勇者をヤれる」

王女「‥」

弓使い「王女さん、強いじゃない。闘技場の猛者達を一人で倒して来たんでしょ」

王女「‥闘技場の奴らとは比べ物にならない覇気を感じる。恐らく勇者」

王女「‥けど、やらなきゃいけない。私達がやらなくて誰がやる」

弓使い「その息よ」

王女「って誰か言ってた」

弓使い「今お前が言っただろ」

魔王城内??


くのいち「」シュタ

くのいち「」シュンッ

キィィィン!!

くのいち「‥」

魔王娘「寝込みを襲うとはな‥不貞な輩だ」

くのいち「‥失敗」シュンッ

魔王娘「!?‥速い」

魔王娘「‥何事だ。」

魔王娘「てっきり勇者が襲いに来たかと思ったぞ」キャン

魔王娘「‥」

魔王娘「‥とりあえず勇者を探すか」



今はここまで!!

>>622
見えないぞ
どうした?

>>622
は?(威圧)


>>623>>624

威圧には屈しない

あとさ...375レスじゃねえか
がんばれよ1000まで...







パート2するんだろ?

>>626

(#ーДー)yー~~

>>627
一服してる暇あったら書け
いや、書いてください



>>629

ネタ練り中

そして眠い

後はわかってくれ

いやわかって下さいお願いします><


残念ながら7時から仕事

帰ってくるのは夕方


ではお休みなさい

寝るときの妄想のネタにして下さい

PCでちょっと投下


魔王城??

王女「そろそろ」

弓使い「くのいちが陽動してくれたお陰で警備も薄いわね」

王女「勇者は多分、玉座」

弓使い「…まるで魔王ね」

王女「勇者だろうが魔王だろうが関係ない。人を裏切った罪を償わせる」

弓使い「…以外とおっかないわね」

王女「失礼な。そんなことより…行くよ」

弓使い「はいはい。行きますかね…魔王退治に!」


魔勇者「…」

―ここで待てば来るだろう
―しかし、何故今更…?

魔勇者「っ…」ブルリ

―…俺が、震えている?
―まさか、何だ、いったい


王女「さぞかし楽しそうに過ごしていたな、勇者」

唐突の声、そして閃光

魔勇者「!?」

魔勇者は咄嗟に玉座の上から飛び退く
若干の差で、玉座に眩い雷撃が迸る

―雷呪文!?馬鹿な!!

魔勇者「くッ…何者だ」

王女「お前に代わりに魔王を倒しに来た、勇者だ」

そして王女の手の平から迸る、再び黄色い閃光

魔勇者「ッく…」

―雷系の魔法は、勇者しか使えないはず!

魔勇者は迸る雷から間一髪、逃れる

王女「お前の考えている事は手に取るように解かる」

王女「勇者を決めるのは血じゃない。そして認められる事でもない」

魔勇者の油断。王女は魔勇者の懐、そして身体にそぐわぬ程の大剣を振るう


魔勇者「!?」

王女「勇者は努力で成るもの」

―ズシャア!!


魔勇者「はッ…は…」

王女「浅い」

魔勇者の身体に浅くだが傷が残る
しかし兵(つわもの)同士の戦いではそれすら致命傷

生まれ持った勇者と、努力で力を勝ち取った勇者

少しの傷ですら勝敗を解からなくする

魔勇者「ちっ…」

魔勇者に焦りが見える、そして魔勇者は剣を引き抜き

魔勇者「つあッ!!」

床を蹴り上げ、距離を詰める

王女「遅い」

王女の一言、そして魔勇者の辺りに莫大な魔力の雷の奔流





魔勇者「!?」

魔勇者は咄嗟に床に剣を突き立てて避雷針を作る

バリバリバリバリ!!!

床に突き立てた剣が避雷針代わりとなり、剣に雷の奔流が
乱れ落ちる

魔勇者「―!!…お返し、だ!!」

魔勇者は両手に魔力を込める、そして一気に放出

バリバリバリ!!!

黒く禍々しい雷が王女目掛けて駆ける、が―

パアン!!

王女「堕ちた勇者の雷撃なんて、効かない」

王女の振り払う拳の一撃に黒い雷は掻き消される

孤独が魔勇者を強くしたから、賢者と魔王娘とのギシアン・リア充生活で弱体化したのか


>>674

お前は許さん

―馬鹿な!!
―俺の魔法が効かないだと…!
―何故だ…!


賢者「そういえば」

魔勇者「どうした」

賢者「お城の書物庫で興味深い本を見つけたんですが、それに
とても面白い事が書いてあったんです」

魔勇者「興味ないな」

賢者「まあまあ、そう言わずに聞いて下さい」

魔勇者「聞くだけ聞こう」

賢者「ええとですね…魔力が高い者が行為をやりすぎると
その者の力が一時的にですが、非常に弱くなるみたいです」


魔勇者「(う、うああああああ!!!)」

王女「どうしたの?…今更怖気づいたの?」

魔勇者「(賢者の言っていた事は本当だったのか!!)」

王女「今更怖気づいてももう遅い。弓使い、捕縛して」

弓使い「了解、と」

魔勇者「!?」

何処からともなく声がしたかと思えば、魔勇者目掛けて幾多の矢が
駆る、だが

スタタタタタ!!

矢は魔勇者には当たらず、魔勇者の背後、影へと刺さる

―外したか…!

弓使い「残念ね、外してないわよ」

魔勇者「―!?」

動こうとする魔勇者の身体が動かない、縛られたように

―影縫いか!!

気づいたが既に遅かった
魔勇者は辺りに視線を巡らせ、弓使いの姿を探すが―

―居ない…何処だ!?

隙だらけの魔勇者を王女が見逃す訳がなく、王女は魔勇者へと両手をかざす

魔勇者「―!?」

王女「食らって、私の雷を」

バリバリバリバリ!!!
魔勇者の目の前が唐突に白く、染まる


ただいま


王女「‥死んだ?」

弓使い「解らないわ。煙で」

激しい閃光と爆煙で辺り一面が見えなくなる

王女「‥目指した結果がこれ‥虚しい」

王女は小さく言葉を囁くが、誰にも聞こえない

弓使い「くのいちー帰るわよ」

くのいち「そうだな」シュタ

何処からともなくくのいちが姿を現す。
王女「‥」

弓使い「どうしたのよ」

王女「‥何でもない。援軍が来る前に去る」

くのいち「了解」

弓使い「はぁい」

そうして音も無く、三人は姿を消す

魔勇者「」

賢者「‥危ない所でしたね」

魔勇者「‥助かった。すまないな」

粉塵が消えた玉座の間に魔勇者と賢者が姿を現す

賢者「本当にですよ‥死んじゃったら‥私泣きますよ?」

魔勇者「元々はお前達のせいだぞ?」

賢者「‥すみません」シュン


魔勇者「――!?」

魔勇者の目の前が、白く、染まる

―直前

賢者「ッ‥」

魔勇者の目の前に賢者が現れる

魔勇者「賢者‥!?」

賢者「転移します!!」



魔勇者の身体を賢者が抱く、そして

バシュゥン!!

雷撃音と共に魔勇者と賢者の姿は消える、三人に気付かれる事なく



魔勇者「死ぬ所だった‥にしても」

賢者「あの、女の子‥強かったですね。まるで勇者さんみたいな強さでした」

魔勇者「ああ‥あの実力者だな‥力が落ちた俺では勝てない」

賢者「そんな‥」

魔勇者「それに‥」

賢者「それに?」

魔勇者「賢者と魔王娘が襲って来なければ、良い勝負が出来たぞ」

賢者「」


賢者「ま、まぁ‥‥すみません‥」

魔勇者「今更だがな」

魔王娘「勇者ッ!無事か!?」タッタッ

魔勇者「遅かったな、どうした?」

魔王娘「色々邪魔されて居てな‥おい賢者」

賢者「何ですか?」

魔王娘「何さりげなく勇者に抱き付いている」

賢者「‥‥てへ」ギュゥ

魔王娘「てへ、ではない!!今すぐ離れろッ」グイグイ

賢者「やあーッ」ギュゥギュゥ

魔勇者「‥俺は怪我人なんだがな‥」


猫又「あーあ‥玉座の間がボロボロじゃねーか」

メデーュサ「修理しないといけませんねー」

シールド爺「わしが苦戦しとる間に‥」

二人「お前(あなた)は何もしてねーだろう」

シールド爺「ほっほっほ」

魔王私室

魔勇者「っ‥‥」

賢者「大丈夫ですか‥?」ポアァ

魔勇者「なまじ、魔族の血が混じってるからな‥治りが遅い」

魔王娘「しかし、何だアイツらは‥城にたった三人で乗り込むとは‥相当腕に自信がある様だな」

魔勇者「特に‥勇者を名乗る女は強かった。魔王娘が戦っていたら死んでいたぞ」


魔王娘「それ程強かったのか‥?」

魔勇者「ああ‥伊達に勇者は名乗っていなかったな」

魔勇者「(しかし‥何処かで見た顔だったな‥)」


王城

王女「父上、戻りました」

王「帰ったか、成果はどうだ」

王女「勇者は伐ちました。例え生きていたとしても‥数年は動けないかと」

王「そうか‥それならば良い。とりあえずご苦労だった。ゆっくり身体を休めるが良い」

王女「‥失礼します」

王城中庭


王女「‥」

弓使い「浮かない顔ね」

王女「弓使い‥」

弓使い「勇者を倒したって言うのに‥その顔はないわよ」

王女「そう」

弓使い「(ダメね、これは)」

弓使い「‥あの勇者と、何かあったの?」
王女「‥そんな事ない」

弓使い「その顔はあるでしょ」

王女「‥気にしないで」タッタッ

弓使い「あっ、こら待ちなさいっ」

王女「‥」



――


―大丈夫か?
―女子供がこんな所うろうろしてたら危ないだろう
―‥家出?

王女「‥‥勇者様」

―早く家に帰れ
―俺に付いて来たって危ないだけだ
―わがままな女は嫌いだ

王女「‥まだ、断ち切れない」

―俺が勇者?
―‥柄じゃない
―‥じゃあな

王女「‥まだ、死んでない。私の手で、終わらせる」


―数年前―

王女「私も連れて行って」

勇者「知らん」

剣士「まあまあそう言わない」

武闘家「でも、アンタ王女様でしょ?ヤバいでしょ」

王女「‥知らない。私は私のしたい事をする」

僧侶(後の賢者)「王女様がこんな所まで‥そんなに勇者さんに付いて行きたいのですか?」

王女「そう」

勇者「女子供を連れて行く訳には行かん」

王女「武闘家と僧侶は女」

勇者「二人は役に立つから良いんだ」

王女「‥」

戦士「‥どうするんだ?」

勇者「王城に連れ戻す」


次スレは建てられんから中途半端に終わるかも


剣士「相変わらず酷いな勇者さん」ケラケラ

武闘家「まあ仕方ないよ。王女様連れて行く訳にはいかないし」

僧侶「そうですね‥」

勇者「という訳だ‥お前は連れて帰る」

王女「嫌。着いて行く。私は役に立つから‥連れて行ってよ」

勇者「駄目だ」

王女「なんで!」

勇者「危険過ぎる。お前は家に帰って俺達が魔王を倒して帰って来るのを待っていろ」

王女「っ‥勇者様の分からず屋ッ」タッタッ

僧侶「あッ王女様!」


勇者「‥」

戦士「行ってやれ、勇者」

武闘家「そうよ。ああいう子は行かないと後が怖いよ」クスクス

剣士「モテモテだな」ケラケラ

勇者「‥はぁ、仕方ない」

僧侶「‥勇者さん」

勇者「‥ちょっと行ってくる」

僧侶「‥ふふ、行ってらっしゃい」


じゃあ終わったら代行頼んで続きかくよ

とある丘

王女「‥‥」

勇者「王女」

勇者「‥すまない」

王女「それだけ?」

勇者「それだけだ」

王女「‥‥」

勇者「‥お前は一国の王女だ。だから連れて行く訳にはいかない」

王女「‥っ‥じゃあ、約束して」

王女「魔王を倒して、帰って来たら‥私と一緒に旅をして」

王女「約束してくれるなら‥待つ」

勇者「‥解ったよ。約束する」

王女「‥じゃあ、指切り」

――


――

王女「‥あの約束は、果たせなかった」

王女「‥あなたが魔王になったから」

王女「だから私はあなたを倒して、私が勇者になる」

王女「そしたら‥旅が出来るんだもの」

王女「‥」ポロッ

王女「‥私は、あなたと‥勇者様と‥旅がしたかった、のに」グスッ

王女「く‥ぅ‥‥う」



弓使い「‥‥」

くのいち「‥‥」

弓使い「いつから居たのよ」

くのいち「先刻からだ」

弓使い「相変わらず抜け目がないわね」

くのいち「褒め言葉だな」


パー速、SS速の場所がわからぬ


弓使い「しかし‥そんな昔話があったなんてね」

弓使い「そりゃあ辛い訳よ」

くのいち「お前が言うと軽い」

弓使い「きぃぃぃぃ!!」ジタバタ

くのいち「それより、情報が入った」

弓使い「何よ」

くのいち「勇者が生きていた。今は静養中」

弓使い「‥どうするのよ」

くのいち「お前に任せる」

弓使い「‥‥」

弓使い「しばらく黙っておくわ」

くのいち「‥そういう所は好きだ」

弓使い「ッば!?バカじゃないの!?」


おお ありがとうございます

お風呂入ってたから遅れました


くのいち「冗談だ」

弓使い「」

弓使い「‥まあ、しばらく黙っておくわ。勿論アンタも黙ってなさいよ、バレたらまた一年前の戦争が起こっちゃうんだから」

くのいち「解っている。私は王女の味方だ」

弓使い「右に同じくね」

くのいち「そういう事だ、しばらく間王女の足止めを頼むぞ」シュン

弓使い「はいはい、と」

弓使い「‥さて、と」

弓使い「恋の応援でもしようかしらね。‥‥私も欲しいわ彼氏」


魔王城

魔勇者「あれから進展は?」

魔王娘「ないな。すでに勇者が生きているのは知れている筈なのだが‥理由が解らん」

賢者「‥どうしてでしょうか‥」

魔勇者「‥情報を知っている奴が情報を洩らしていないという事か」

猫又「ありえねー事じゃねーな。何か理由があんだろうさ」

魔勇者「(‥やはり、あの女‥)」

魔勇者「賢者」

賢者「はい?」

魔勇者「話がある」

賢者「えっ‥」

魔王娘「賢者だけかッ?!」ガーン


魔王娘「」シュン

猫又「まあまあ」ポンポン

メデーュサ「まぁまぁ‥」ポンポン


魔王城中庭

賢者「は、話とは‥?」ドキドキ

魔勇者「‥俺と戦っていた、あの勇者」

賢者「えっ?」

魔勇者「‥俺達は、以前逢った事がある」

賢者「‥‥え?」

魔勇者「‥俺達が戦った国、覚えているだろう」

魔勇者「あの国には、一人王女が居た筈だ」

賢者「まさか、あの時の‥王女様?」

魔勇者「‥多分、な。強さは予想外だったが、多分あの娘だろう」


賢者「そんな‥あの娘が‥」

魔勇者「‥そのせいだろうな、俺達を襲った三人の内、誰かがそれを知って情報操作をしているに違いない」

魔勇者「‥やってくれるよ」

賢者「‥勇者さん。あの娘と、戦うんですか?」

魔勇者「やらなきゃならん。‥それに、王女とした約束すらも俺は忘れていた」

魔勇者「‥俺は、何を今までやっていたんだ」

魔勇者「‥人間に絶望し彷徨い。人間に制裁を加え様として、魔王になり。‥王女の事等、頭の片隅にもなかった」


魔勇者「‥だから、俺は王女と逢い、戦わなければならない」

魔勇者「魔王と勇者としてではなく、な」

賢者「‥‥」

魔勇者「‥死にはしないさ。勿論あの娘も殺さない」

魔勇者「‥俺は、約束を守らなきゃならないからな」

賢者「‥じゃあ、私とも約束して下さい」

賢者「‥あの娘との約束、絶対守って下さいね」

魔勇者「‥ああ、だから」

魔勇者「これからしばらくはシないからな」

賢者「それはダメです」

魔勇者「」


魔王娘「話は終わったか勇者」

魔勇者「ああ、終わったよ」

魔王娘「‥お前は色々巻き起こしてくれるな」

魔勇者「まがりなりに勇者だからな」

賢者「そんな事ありませんよ」クスッ

魔王娘「‥私を、救ってくれた時の様に、そいつも救ってやれ」

魔勇者「‥聞いていたのか」

魔王娘「魔族の聴覚を舐めるな。‥人間との約束を守る等‥気に食わないが‥な」

魔勇者「‥一年とは偉い違いだな。良く大人しくなったもんだ」

魔王娘「‥ふん、気のせいだろう。勘違いするなよ」アセアセ


魔王娘「それはともかくだ」

魔王娘「今から修行するぞ」

魔勇者「‥そうだな。久々に修行でもしてみるか」

魔王娘「勿論アッチのな」

賢者「アッチのなッ」

魔勇者「殺す気か」

王城地下

弓使い「‥王女ー‥うわッ」ガチャ‥キィィ

王女「‥何?」

弓使い「何?‥じゃないわよ‥何て魔力を漏らしてるのよ」

王女「‥弓使いには関係ない」

弓使い「‥」ポリポリ

弓使い「(‥期間も経ったし、頃合いかしら)」

弓使い「‥あのね、くのいちからの情報よ」

弓使い「‥勇者は生きている」


王女「‥そう」

弓使い「‥そうって」

王女「‥もったいぶって言うの、何か理由があったの?」

弓使い「(あ、ヤバいこれはヤバいわよ)」
弓使い「何の事かしら」

王女「‥私の独り言、聞いてたよね」

弓使い「(あわわわわわわわ)」

弓使い「知らないわよ。何言ってるのよ」

王女「答えて」

ゴァアァアァ‥

王女の身体から神々しくも莫大な魔力が溢れ出る

弓使い「ッ‥‥」

弓使い「‥‥聞いて、いたわよ」

王女「‥‥盗み聞き、良くない」



ちょっと休憩


じゃがりこうまうま


弓使い「する気はなかったわよ?」アタフタ

王女「‥そう」

弓使い「(ああもう‥病んでるよ‥まったく)」

弓使い「ねぇ」

弓使い「逢いに行きなさい」

王女「‥」

弓使い「逢って、決着付けた方が良いわよ」

王女「あなたに、何が解るの?」

王女は鋭く弓使いを睨み付ける

弓使い「‥解らないわよ。だから、こう言ってるのよ」

王女「うるさい」

弓使い「うるさいじゃない。そんなうじうじしてる姿、私だいっ嫌いなのよ」

弓使いは、王女を挑発する


王女「‥うるさい」
王女「うるさいうるさい」

王女「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいッ!!!!」
王女「あなたにッ、何がッ、解るのッ!!?」

王女「私の気持ちが、解るのッ?!」

王女「知った様な口を訊かないでッ!!」

王女「あなたは私じゃないッ!!」

王女「あなたは勇者じゃないッ!!」

王女「あなたは、ただの人間!!」

王女「あなたはッ」

バチィィン!!


王女「‥あ」

弓使いの平手打ちが、王女の頬を凪ぐ

弓使い「‥少し、落ち着きなさい」


弓使い「‥私には解らないわよ。でもね」

弓使い「王女は約束を破られたんでしょう?」

弓使い「そしたら、その約束を破った相手に、罰を与えるくらい、良いじゃないのかしら?」

王女「‥え‥?」

弓使い「勇者とか、魔王とか‥そんなの抜きで、喧嘩よ喧嘩」

弓使い「勇者とか魔王とかは‥その後で良いじゃない」

弓使い「だから」

弓使い「逢いに行きなさい」


王女「‥」

弓使い「ね?」

王女「‥‥うん。私、行く」

弓使い「よろしい」

王女「‥準備して来る」タッタッタッ

弓使い「ええ‥行ってらっしゃい」

弓使い「‥」

弓使い「あーあ‥本当、私って格好いいわ」

くのいち「自惚れ」シュン

弓使い「それやめろよ」


くのいち「このまま行かせるのか?」

弓使い「ええ、行かせるわ。あんなうじうじした王女なんか見たくないし」

くのいち「‥相変わらず良い性格している」

弓使い「まぁね」フフン

弓使いは胸を張る

くのいち「‥‥」フフン

くのいちも胸を張る

弓使い「何だよお前ええええ」


―あの時の約束

「魔王を倒したら、一緒に旅に行く」

―そうだ、私はあの人と旅をしたい

王女「‥だから、あの人に罰を与えに行く」

王女「‥覚悟しててね、勇者様」


王女は笑みを浮かべる、まるで閉じ込められていた部屋から、外へと飛び出した笑顔の様に眩い笑顔で

王女「―絶対、勝つ」

そうして、決意を固める


そして数日後
数年前の丘


魔勇者「‥‥」

王女「‥‥」

賢者「(‥勇者さん)」

弓使い「(王女‥)」

魔王娘「(‥‥勇者)」

くのいち「‥‥」

王女「懐かしい」

王女「私はここで、あなたと約束を交わした」

王女「あなたはそれを受け入れてくれた」

王女「私は待っていた。あなたが帰って来るのを‥でも」

王女「あなたは私の前に現れなかった」

王女「‥今日は、あなたが破った約束の制裁を与えに来た」



王女「あなたが一年前、人々に制裁を加え掛けた時の様に」

王女「今度は、私が、あなたは制裁する」

王女「覚悟して。今の私は」

王女「あなたより強い」

王女「そして勝ったあかつきには」

王女「私と、旅をしてもらう」



魔勇者「‥数年前とは、立場が逆になったな」

魔勇者「参ったよ。お前があの王女だったなんてな」

魔勇者「だが」

魔勇者「‥女子供には、旅は危険だ」

魔勇者はそう言って剣を引き抜く
今までの剣とは違う、真っ黒く染まった剣




誤字た

ムカついたからコンビニいてくる


おまいらうるせえw


賢者「‥あれは‥?」

魔王娘「この為に持たせた剣だ。勇者なら‥良い剣くらい持つべきだろう?」

賢者「折られたら、負けちゃいますからね‥」

猫又「折られて見られるのも良いんじゃねーか」ケラケラ

魔王娘「‥‥」

賢者「‥‥」

猫又「‥すまん」

王女「‥良い剣」

魔勇者「折られちゃかなわんからな」

王女「‥それなら遠慮なく戦える」

王女を身体にそぐわぬ大剣を地に突き立てる

王女「‥私のは、私専用の剣、言わば伝説の剣」

大剣は王女の魔力に反応し、神々しく光を放つ

魔王娘「‥‥マズいわね」


賢者「えっ‥?」

魔王娘「あれは、魔族に対抗する為だけに作られた光の剣。魔勇者に持たせた黒の剣と対を成す剣だ」

賢者「‥詳しいですね」

魔王娘「だてに魔王の娘をやっていた訳ではない」

魔王娘「‥黒の剣は勇者に対して絶大なダメージを負わせる剣だ」

魔王娘「‥これは、長引きそうにないな」



魔勇者「‥と、言ってるが?」

王女「‥長引かせるつもりはない。すぐに決着を‥付けるッ」

王女は地から大剣を引き抜き、振り上げ‥凪ぐ

キィィン!!!

大剣から光の剣閃が、魔勇者目掛け迸る

魔勇者「ぬん―!!」

魔勇者は黒の剣を凪ぐ、

バシィィン!!
その一振りで剣閃を払いのける

魔勇者「つあ!!」

魔勇者は地を蹴り上げ距離を詰める

王女「遅い!」

王女は更に大剣を凪ぎ、光の剣閃を飛ばす

ズシャァ!!
光の剣閃は魔勇者に辺り炸裂する、が―

王女「―!?」

魔勇者「甘いな」

キィイイイン!!

王女の背後へと大剣を振るう、同時に鍔競り合いの響き


王女「っ‥んん!!」

魔勇者「‥う‥おお‥!!」

ギ、ギギッ‥!!

互いに一歩も譲らず互いの剣を押し付ける
酷く響く金属音と共に辺りにはその魔力に反応してか、風が巻き起こり、粉塵を巻き上げる

魔勇者「ッであ!!」

魔勇者は王女を押し切り黒の剣を凪いで王女の身体を弾き飛ばす

王女「ッ‥!?‥っ―」

王女は地に大剣を突き立て衝撃を緩和しながら停止する

王女「――っ」

王女は剣を突き立てたまま魔勇者悟らない様に素早く魔法の詠唱に掛かる


魔勇者「!?‥させるかッ」

魔勇者は王女の様子を見ては悟り、一気に距離を詰める、が―

王女「―遅い。迸れ雷」

一歩及ばず、王女の両手からは凄まじい雷の奔流

魔勇者「っ―があああ!!!」

―直撃、魔勇者はその雷の奔流をまともに身体に食らう

王女「―――」

王女はすぐさま次の詠唱に掛かる、足元に浮き上がる魔法陣、狙うは大魔法―

魔王娘「マズい!!避けろ勇者ッ!!」

賢者「勇者さんッ!!」

魔勇者「っ‥く‥ぅ」

雷の奔流をまともに受けた身体は言うことを効かない


王女「―これで終わり」

王女は魔法陣を足元に浮き上がらせたまま光の剣を地から引き抜く

王女「―私の奥義、見せてあげる―!!」

王女は大剣を空へとかざす。
そして唐突の雷鳴

弓使い「っ‥凄い‥魔力‥」

くのいち「決める気だな」

魔王娘「勇者ぁッ!!」

賢者「た、立って下さいッ!!」

二人の叫びが響くが、魔勇者の身体は痺れ、感覚を麻痺させる

魔勇者「ま、ずい‥」

王女「―落ちろ、雷、私の剣に」

王女の言葉と共に迸る雷。
雷は、王女の大剣に吸い込まれる様に落ちる


くのいち「雷の大魔法を‥」

弓使い「剣に‥」

王女の大剣は落ちた雷を宿し、絶えず雷鳴を鳴らす

王女「これを受ければあなたは倒れる。死にはしない」

王女は大剣を再度空にかざす

王女「初めて試す技だから、自信はないけど。あなたなら耐えられるはず」

魔勇者「は、はッ‥‥」

魔勇者は痺れる身体を堪えながら立ち上がる

王女「―‥これで、全部終わり―!!」

そして、大剣を振り下ろす―

王女「雷(らい)鳴(めい)断(だん)!!!」

天を衝く程の雷の斬撃が、放射状に広がり、魔勇者を飲み込む


魔勇者「――!!!?」

魔勇者の姿は、雷の斬撃に消える

魔王娘「ゆ、勇者ぁ――ッ!!」

賢者「――っ!!」


パリ―‥パリッ
雷の跡、粉塵を巻き上げながら雷は地平線の彼方へと消える

王女「はぁ‥はぁ‥」

弓使い「‥勝った‥王女の勝ち‥」

くのいち「‥見事」

王女は荒く息を乱して地へと膝を付く

猫又「‥‥お‥おい」

メデーュサ「‥‥そんな」

魔王娘「‥‥」

賢者「‥‥っ」

四人はあまりの衝撃に言葉を無くし固まる



休憩

セックスはやる
でも負けないで、とか自己中にもほどがあるでしょう?


>>776

ちなみにやってない設定


王女「‥勝った‥」

王女の勝利の笑み、清々しい程の

―これで、あなたと旅が
その一瞬

ッタン

王女「―――!?」

王女の反応の遅れ、一瞬の油断は敗北に繋がる


魔勇者「女子供の、旅は危険だ」

魔勇者は身体に黒く濁った雷を纏い、王女の懐

王女「――っ」

王女の身体は動かない、否、動かせない

魔勇者は黒の剣に、黒く濁った雷を宿す、そして

魔勇者「お返しだ」

魔勇者「黒(こく)雷(らい)断(だん)」



至近距離からの同系統の技、黒い雷が王女を包み、掻き消す

王女「あ――」

王女は小さく言葉を洩らし、黒い雷の中に消える

―‥勇者様
―勝てなかった
―あんなに、頑張ったのに


ピシィャアアアン!!!
バリバリバリッ!!!

黒い雷が地平線の彼方に消える
残ったのは僅かな雷の残りと、倒れた王女

弓使い「‥‥‥」

くのいち「‥‥‥」

二人は言葉を無くし、その様子を見詰める

賢者「‥‥勇者、さん」

魔王娘「‥‥はぁ‥」

二人は言葉洩らしながら地へと疲れた様に膝を付く


魔勇者「‥俺の勝ちだ、王女」

魔勇者は王女へと近寄り、声を掛ける

王女「‥‥負けちゃった。やっぱり、勇者様は、強い」

王女は疲れきった表情で魔勇者を見上げる

魔勇者「‥お前も強かった。本当の勇者は‥お前だ」

魔勇者はそう言って王女の身体を起こす

王女「‥約束は、守れなかった」

魔勇者「約束は、守るさ。但し‥俺と旅をしたいなら条件がある」

王女「‥条件‥?」

魔勇者「ああ、条件はな‥」


―立派な勇者になって、世界を平和にしてみろ。そしたら一緒に旅をしてやるよ。



あ、忘れた


.End



ごめん忘れてた

ストーリーが終わっただけ

あとは皆さんご期待の後日談

>>1
魔王王「おお魔王よ。死んでしまうとはなにごとだ!」
魔王王「しかも祝われておるではないか!」



勇者同士の激しい戦いから早一週間
結局の所、魔王(魔勇者)は王女に倒されたという事なりましたとさ



王女「という風に父上に報告したの」

魔勇者「‥それで」

王女「一人旅の許可が下りた」

魔勇者「ふむふむ」

王女「だから、勇者様に城に来たの」

魔勇者「何故だ?」

王女「私も、勇者様の妻にならせて」

魔勇者「おい何だと」ガタッ



弓使い「あ、ついでに私もよ」

くのいち「‥‥」シュタ

魔勇者「王女は解る。お前ら二人は意味が解らん。というか弓使いには恨みがあるんだが」

弓使い「何の事かしら?」

魔勇者「しらばっくれる気か」

弓使い「あの時は仕方なかったのよ。‥でも、あの戦いの時の勇者さん格好良かったわ、もう一目惚れよ」

くのいち「一日千秋」

魔勇者「くのいち、今の表現はおかしいぞ」


賢者「‥‥」

魔王娘「‥‥」

魔勇者「ああ後ろからの視線が痛い」

賢者「不倫ですか」

魔王娘「不倫だな」

魔勇者「その前に式すらしてないだろう」

魔王娘「あんなに熱い夜を過ごしただろうが!!」

賢者「酷いです勇者さん!!」

魔勇者「ほとんどお前らから襲われてるんだが」

王女「私は構わない。妻の一人としてくれるなら」

弓使い「私もよ。というかここに居たら倒しそうだし」

くのいち「‥‥同じく」

魔勇者「‥‥笑いすらも出ないな」

猫又「よッ、色男!!」パチパチ


倒し

楽し


魔勇者「‥余計に疲れる日々になりそうだ」


賢者「ジャンケンしましょう」

魔王娘「勝った奴が今日の夜を魔勇者と共に過ごす事が出来るぞ」

王女「‥解った」

弓使い「望む所よ」

くのいち「‥御意」


魔勇者「ジャンケンとかやってるし、やってられるか」


選択肢

ジャンケンに勝ったのは?


①賢者
②魔王娘
③王女
④弓使い
⑤くのいち
⑥猫又


仕事から帰ったら書く


おまいら獣姦好きかよw


―ジャーンケーン!!
賢者「ぽいっ」チョキ

魔王娘「ポイッ」チョキ

王女「ぽい」チョキ

弓使い「おりゃっ」チョキ

くのいち「‥‥」チョキ

猫又「えい」グー


魔勇者「」

猫又「じゃあ今日はウチという事だな勇者」

魔勇者「どうしてこうなった」

おやすみなさい


ラストに猫又容姿


猫又:身体の色は茶と白
張りのある胸

ディスガ〇ア知ってる方ならあのモンスターを想像して下さい

おやすみなさい

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1685529.jpg
どう考えても熱いのはカーマイン


>>860

どうみても亜人さんです

>>400位まで読んだけど


戦士「お前を止めてみせる」
的なフラグやったん?

>>879

戦士さんは回想にしか出ませんでした

そしてただいま


魔王城魔王私室

魔勇者「なあ」

猫又「何だよ」

魔勇者「何故お前が何だ」

猫又「ムラムラしたから」

魔勇者「」

猫又「要は発情期なんだよクソったれ」

魔勇者「俺に怒るな」

猫又「‥毎日毎日、城中に喘ぎ声響かされたら聞いてるこっちが堪んねーんだよ」

魔勇者「‥それはアイツらが」

猫又「人のせいにすんな」

魔勇者「すまん」

猫又「‥まあウチも」

魔勇者「‥?」

猫又「‥勇者にヤられてみるのもありかなー、てな」

猫又はもちろん♂だよね?
人型のわけないよな?


>>884

少し前を読み返せ


猫又「だから、よ」

猫又「ウチも、気持ち良くしてくれよ」

そう言って猫又はベッドに腰掛けたまま魔勇者へと身体を寄せる

魔勇者「‥しかし、魔物とヤるのは」

猫又「‥嫌か?」

猫又をゆっくりと自分の尻尾を揺らし、魔勇者を見詰め問い掛ける

魔勇者「‥‥困ったな」

猫又「‥大丈夫だ。魔物と人間の子なんて‥この世界じゃ珍しくねーよ」

魔勇者「作る気満々か」

猫とセクロスなら激しくな。
引っ掻き、噛みつき、毛が毟れ…血だらけセクロスとか当たり前の世界だぞ

>>886
断りだ

猫又「むぐぐ‥良いからさっさと脱ぎやがれッ」

魔勇者「うおッ」

猫又は乱暴に魔勇者の衣服を脱がし、散らかす。そして裸体を晒される

魔勇者「‥お嫁に行けん」

猫又「アホか」

猫又はそう言っては魔勇者に擦り寄りながら甘い言葉を洩らす

猫又「ん‥良い雄の匂いだ」

くんくん、と鼻を鳴らし魔勇者の身体の匂いを嗅ぐ

猫又「‥ウチ、激しいの嫌いだから、優しくしろよ」

魔勇者「どういう要望だよ」

猫又「うるせー」


猫又「ん‥ふ‥」

猫又は魔勇者の胸板をゆっくりと味わう様に舐める

魔勇者「‥くすぐったいな」

猫又「ん‥ッ‥勇者の身体‥良い匂いがすんだ‥堪らねー‥よ」

魔勇者の身体に抱き付き、膝に乗り、首筋をぺろりと舐め上げる

その度に広がる淡い水音

猫又「ふ、ん‥‥んん」

魔勇者「‥猫又‥それも良いが‥」

猫又「んぅ?」

猫又は魔勇者を見上げる

魔勇者「‥俺のが、もうはちきれそうなんだが」

猫又「‥アホ」


猫又「ん‥ちゅ‥ふ‥‥」

部屋に卑猥な音が響き渡る

猫又「んぁ‥は‥すげー‥良い、匂い‥」

猫又は堪らなく嬉しそうに魔勇者の雄を味わう

魔勇者「‥っ‥凄いな‥魔王娘より‥良いぞ」

猫又「ぢゅる‥んふ‥そう、か?‥は‥ぁ‥んむ」

竿に舌を這わせ銀の唾液を唇から引かせながら雄を舐め回す

魔勇者「ああ‥口達者だけは‥あるな」

猫又「ちゅる‥んく‥うるせー‥よ‥‥んむ」

先端をくわえ、僅かにその雄に犬歯をたてる


魔勇者「くあっ」

その感覚に魔勇者は声を上げて反応する

猫又「ん‥く‥ざぁ‥みろ‥ちゅる」

猫又は笑みを零しながら雄をぬぷり、と口内奥深くに雄を入れ込む

猫又「んぐ‥ん‥‥ぢゅる、ちゅ」

そして後ろに長く編んだ髪を揺らしながら頭を揺らし、雄に刺激を与える

魔勇者「っ‥く」

魔勇者は雄に絡み付く猫又の口内に思わず腰を震わせる

猫又「っん‥ふ‥ちゅる‥‥」

猫又は興奮からか僅か鼻息を荒くしながら雄を口淫する


猫又「ん‥はッ‥そろそろ、イきそーだったかぁ?」

猫又は唐突に口を離す、唇に付着した先走りの液と唾液を舌で舐め取り問い掛ける

魔勇者「は‥ぁ‥そう、だな‥危なかった」

猫又「口に出すのは勿体ねーしな‥出すなら、ウチの中に出して欲しいし」

猫又はそう言って膝を伸ばし座る魔勇者を膝に座る、そして首に手を回す

猫又「‥ん‥もう濡れてんだよ‥さっさと、勇者の入れてくんねーかぁ‥?」

甘ったるい声で猫又は魔勇者を誘う


魔勇者「と、言われてもな‥‥人間と変わらないのか?」

問い掛けながら魔勇者は猫又の張りのある膨らみに手を添えて、掴む

猫又「んう‥っ‥ウチらの種族は、あまり人間と変わらねーよ‥だから、遠慮なく‥シてくれ」

膨らみ掴まれた猫又は僅かに甘い喘ぎ声上げながら身体を揺らし手に膨らみを押し付ける

魔勇者「ふむ‥なら‥自分で開いてくれよ」

猫又「‥ひにゃ?」

魔勇者の唐突な言葉に猫又は声を上げる

魔勇者「俺は、両手が塞がってるんだ‥猫又は自分で開いて、俺に教えてくれよ」

ふにゅり、と両手で膨らみを揉みしだきながら魔勇者は誘う


猫又「う‥だ、だけどよぉ」

魔勇者「欲しいんだろう?」

魔勇者は張りのある膨らみを揉みしだき、猫又の耳元へと唇寄せて甘く囁く

猫又「にゃうっ‥み、耳は‥やめてくれッ」

その囁きにはぴくんぴくんと耳を揺らして驚く猫又

魔勇者「じゃあ‥自分で開いてな‥?」

猫又「うう‥何で‥こんな時だけ強いんだよ‥」


SS速報vipに立てるよ
もしもしからでも立てられそうだし


細かいリアルはいらん

求めてるのはファンタジー


猫又は魔勇者の言われた通りに、自分の羞恥の箇所に手を伸ばす

猫又「っ‥‥」

そして、粘り気のある液体を溢れさせながら開く

魔勇者「‥そうだ、偉いぞ」

ふにゅり、と何度も堪能するかの様に猫又の張りのある膨らみを揉みしだく

猫又「‥は、恥ずかし‥っ」

魔勇者「自分から求めて来るのに‥それはないだろう?」

そう言って魔勇者は自分の熱く膨張しきった雄を、開かれた羞恥の箇所へと擦り付ける


そしてお風呂


ただいま


猫又「っにゃう」

ぬぷり、と魔勇者の雄が猫又の羞恥の箇所へと突き刺さる

魔勇者「っ‥入った感覚が‥ないぞ?」

猫又「は、あ‥ち、ちゃんと‥入ってる、つーの‥ッ」

猫又はその感覚に身体を震わせ、魔勇者へと身体を寄せる

魔勇者「‥これは、良いな‥猫又と‥ヤるのも」

魔勇者は猫又の膨らみから両手を離し、猫又の腰へと添えて腰を掴む

猫又「そう‥か‥っ?」

魔勇者「‥ああ‥凄く、良い」

あまりの快感に興奮しながらも猫又の掴んだ腰を掴んだまま落とし、深く雄を突き込む


猫又「ひにゃッ!?」

びくん、と猫又は背を逸らして快感に反応する

魔勇者「ッ‥二人とは何か、違うな‥っ」

猫又「は、ぁ‥ク、クセに‥なるにゃ‥ッ‥?」

魔勇者「っ?‥何だその‥にゃ‥は」

猫又「も、面倒くさく‥なったにゃ‥」

猫又は荒く息を吐き出して魔勇者を見詰め、熱い吐息を魔勇者へと吐きかける

魔勇者「‥それが素かよ」

猫又「へへ‥っ‥興奮‥するかにゃ‥ぁ‥?」

魔勇者と猫又は至近距離で見詰め合い、熱い吐息を吐き掛け合う


魔勇者「ああ‥興奮する」

猫又「良かった、にゃ‥」

猫又は赤く蒸気した顔で魔勇者を見詰めたまま額を合わせる

猫又「‥早く、動いて‥欲しいにゃ‥」

魔勇者「ん‥なら、お望み通りに‥っ」

魔勇者は猫又に誘わるがまま腰を掴んだまま、腰を突き上げる

くちゃ‥くちゅ‥

部屋中にまるで水溜まりを歩く様な卑猥な音が響く

猫又「ふにゃ‥っは‥ふ、たりは‥こんな、良いこと‥してたの‥ッ」

猫又はそのやんわりと優しい突き上げに甘く切なく喘ぐ


魔勇者「俺は、疲れるだけなんだがな‥っ」

二人の結合部は、猫又の羞恥の箇所から溢れ出る愛液で濡れ、途切れる事なく卑猥な音を鳴らし

猫又「く、ひゃん‥ッ‥おく、が‥良い‥にゃ‥っ」

魔勇者「ん‥っ?‥ここ、か?」

魔勇者は猫又の言葉を聞き、愛液を散らして更に奥深く、雄を突き込み、猫又の子宮口を先端で小突く

猫又「ふにゃんっ!?」

猫又はその激しい快感に高く甘い、喘ぎ声を部屋中に響かせる


猫又「や、やっぱり‥ダメぇ‥っ」

魔勇者「‥弱点か?」
魔勇者はくすりと笑みを零し、悪戯に猫又の子宮口に刺激を与える様にやんわりとした腰使いで子宮口を小突く

猫又「ひ、にゃ‥っあ‥ッ‥ダ、ダメ‥っ‥それ、ダメ‥にゃうっ」

突き上げる度に猫又はそのやんわりとした快感にもどかしそうに身体を揺らし、耳を、尻尾を、敏感に反応させる

魔勇者「(‥意外と可愛いな)」

心中、そう呟きながら、魔勇者は猫又を優しく、悪戯に犯す


おまいらw


猫又「あ、ふぁッ‥な、んで‥焦らす‥にゃ‥ッ」

魔勇者「ん‥っ?‥これでも‥充分‥気持ち良いぞ‥っ」

猫又の膣内は魔勇者の雄に酷く絡み付く、求める様に

猫又「は、ぅ‥ッ‥ウチ、はぁ‥良く、ない‥っ」

魔勇者「‥満更でも‥ないくせに‥なっ」

雄を奥深く、突き込んではぐりぐり、と先端を子宮口に押し付ける様に擦り付ける

猫又「はにゃうッ?!」

猫又は敏感に反応を示す、身体をびくびくと震わせて猫なで声で喘ぎ


魔勇者「ん‥っ‥そろそろ‥出して、やろうか‥?」

響く水音と共に、魔勇者は猫又の耳元へと囁き掛ける

猫又「っあ‥にゃう‥ほ、欲し‥っにゃ‥ッ」

魔勇者「なら‥おねだり‥してみろ」

追い討ちを掛ける様に更に耳元へと囁き掛け、猫又自ら求める様に仕向ける

猫又「ひ、う‥っ‥ゆ、ゆうしゃ‥の種‥欲しい、から‥激しく‥して‥っ」

魔勇者「っ‥偉いぞ‥なら‥!」

言葉と共に魔勇者は強く、激しく腰を突き上げる

ぱんッぱんッ

部屋中に水音と打ち付ける音が、いやらしく響き渡る



猫又「ひんッ!?にゃ、ああんっ!!」

猫又は目を開き、瞳孔を開き切り、魔勇者へと抱き付いたまま甲高く鳴く

猫又「は、げしッ‥ひん!!ひにゃッ!!」

魔勇者が激しく突き上げる度に猫又の身体は上下に揺れる

魔勇者「っ‥すぐに、出して‥やるぞ‥ッ猫又‥っ」

魔勇者は猫又の尻肉を掴み、突き上げると共に尻肉掴んだまま落とし、奥深く小突く

猫又「う、ひゃん!!んあッあああんッ!!も、ダメぇッ早く、出してぇッ!!」

猫又は快感からか目元に雫を溜めて、喘ぎ鳴く


魔勇者「仕方、ないな‥ッ‥ほら‥猫又に、ご褒美だ‥っ」

猫又の求めに頷いて見せてはスパートを掛ける様に激しく腰を打ち付け、猫又の身体を蹂躙する

猫又「にゃ、あああんッ!!出し、てぇッ!!」

魔勇者「っ‥‥!!」

魔勇者は激しく打ち付けていた腰を止め、子宮口へと雄の先端を当てる

びゅるッ!!びゅるる!!
そして勢い良く、猫又の子宮へと直線、自分の濃い精を流し込み始める

猫又「く、ふ‥ッ‥‥ぅぅ‥」

猫又は途切れた快感からか、身体をびくびくと痙攣させながら、自らの子宮へと濃い精を受け入れる


魔勇者「は‥っ‥凄い、良かったぞ‥猫又」

濃い精を猫又へと注ぎ込みながら魔勇者は猫又の身体を優しく抱く

猫又「っあ‥ぅ‥う、うる‥‥せぇ」

猫又は快感の余韻に浸りながらも不意に、ハッとして口調を戻す

魔勇者「‥何故戻す」

猫又「‥‥ハズいんだよ」

猫又は赤く蒸気した顔を魔勇者に見られまいと背ける

魔勇者「‥まあ、可愛かったぞ」

猫又「‥うるせぇ‥ウチがあの姿見せるのは‥この時だけだから‥な」

魔勇者「‥はいはい。じゃあその時はたっぷり見せてもらうさ」

猫又「‥アホッ」


. End


無茶言うぜ‥‥


とりあえずここは埋めてください

パートスレ立てるとアレだからSS速報に立てます


埋まる前のシンキングタイム

次は??

①賢者
②魔王娘
③王女
④弓使い
⑤くのいち


③ね


何か希望のシチュはあります?




魔勇者攻めね

ちょっとじっくりねっとりやりますわ


まさかね、こんな人気が出てくれるとは思わなかったよ


じゃああちらに行きます

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