ライナー「……本当に?」
アニ「こんなに頭を下げてるんだ、やってくれたっていいんじゃない?」
ライナー「だってお前もう16だろ……?」
ライナー「耳掃除くらい自分でやれよ……」
アニ「無理」
アニ「大丈夫、この通り耳かきも持って来たんだ」ビシッ
ライナー「ベルトルトにやってもらえよ、俺は耳掃除なんてできんぞ?」
アニ「ベルトルトは……」
アニ「なんか耳の穴に舌を突っ込んできそうだから嫌だね」
ライナー「そうか」ハハハ…
アニ「先っぽだけでいいから、ね?」
ライナー「……そのセリフをお前から聞くとはな」
ライナー「そうだ!ミーナはどうした?最近仲のいいあの子にやってもらえばいいじゃないか」
アニ「」ビクッ
アニ「脳味噌が……出そうになったから嫌だ」
ライナー「そうか」ハハハ…
ライナー「仕方ないな」ヨッコイショ
アニ「!」
ライナー「今回だけだぞ?次からは自分でできるようにしろ」
アニ「約束する」ゴロン
ライナー「あ、こっち向きだと光の関係で見えにくいからあっち向いてくれないか?」
アニ「分かった」ズズズ…
ライナー「よし、じゃあ行くぞ?痛かったら言えよ?」
アニ「うん」
ライナー「……」ソ-ッ
アニ「……っ」
ライナー「……」ホジホジ
アニ「……」
ライナー「……思ったより奇麗だぞ?」ホジホジ
アニ「マジで?この前したの一昨日なのに」
ライナー「一昨日って……あんまり耳掃除をしすぎるのは良くないらしいぞ?」ホジホジ
アニ「だって気持ちいいんだよ、仕方ないじゃないか」
ライナー「お前な……」ホジホジ
ライナー「本当に無いぞ?まだ続けるのか?」ホジホジ
アニ「もっと奥」
ライナー「あんまり奥に行きすぎるのも良くないらしいが」ホジホジ
アニ「あんた……耳掃除下手糞すぎ、ビビってんの?」プププ
ライナー「……鼓膜突き抜けるぞ?」ピタ
アニ「」
ライナー「冗談だ」ハハハ
アニ「……覚えていな」
アニ「……そういやさ」
ライナー「ん?」ホジホジ
アニ「あんたなんで私を膝に乗せてしないの?わざわざ横からやるってやりにくくない?」
ライナー「……俺の膝でもいいのか?」
アニ「耳掃除と膝枕はセット、異論は認めない」キリッ
ライナー「そうか、じゃあ体勢を立て直そう」ヨット
アニ「うん」ズズズ
アニ「……っ」ビクッ
ライナー「! どうしたアニ?」ピタ
アニ「……大丈夫、続けて」
ライナー「……痛かったんなら言えよ?」ホジホジ
アニ「痛かった」
ライナー「おぅ、そうか、でもここに小さいのが……」ホジホジ
アニ「ちょ、痛いって」
ライナー「我慢しろ」ホジホジ
アニ「……っ」ビクビク
アニ「……取れた?」
ライナー「あ、お前動くな!今いいところだから!」ゴソゴソ
アニ「良いところってなんだよ……痛いっ」ビク
ライナー「取れたぞ!」
アニ「……痛かった」
ライナー「あ、あぁ、すまんすまん、次反対の耳な」ハハハ
アニ「ん」ゴロン
用事で抜けます、多分帰ってくるのは早くて5時頃
それまでに皆耳掃除しておいてね
ライナー「……ん」ホジホジ
アニ「……どうかした?」
ライナー「いや、汚いってわけじゃないんだが、なんかさっきより多いなと思ってよ」ホジホジ
アニ「あー……そっち利き耳じゃないからさ」
ライナー「……利き耳ってなんだよ」ホジホジ
アニ「私で言うと右耳のこと」ビシッ
ライナー「いやそういうことじゃなくてだな……お、取れた」ホジホジ
アニ「デカイやつ?」
ライナー「あぁ、すっきりしたろ」ホジホジ
アニ「……なんだか取れた気がしない、もっと奥をやってよ」
ライナー「あんまりよくないんだぞ?」ホジホジ
アニ「じゃあもっと強くやって」
ライナー「あのなー……」ホジホジ
ゴリッ
アニ「ひゃっ!!?」ビクッ
ライナー「あ、す、すまん、強くやりすぎたか!!?」アセアセ
アニ「……あんたが筋肉達磨なこと忘れてたよ、……今までの強さでいい」
ライナー「お、おぅ」アセアセ
アニ「……」
ライナー「……」ホジホジ
アニ「……」
ライナー「……」ホジホジ
アニ「……」
ライナー「……」ホジホジ
アニ「……」
ライナー「……」ホジホジ
アニ「……」
アニ「……」ス---ッ (←ライナーの内股に指をスライド)
ライナー「……うひぃwww」
アニ「……」ス---ッス--ッ スス---
ライナー「ちょ、お前変なところ触るな!wwwってばww///」ビクッ
アニ「……ww」ス---ッ
ライナー「オイ!マジでやめろってwwwwwちょ///」ムズムズ
ゴリッ
ライナー「あっ」
アニ「」チ-ン
ライナー「……今のは俺のせいじゃないよな……?」ハハハ…
アニ「……ごめん、なんか出来心でつい触りたくなった」
アニ「後悔はしていない」キリッ
ライナー「……お、おぅ、とりあえずじっとしててくれよ?」ホジホジ
アニ「分かった」
ライナー「……」ホジホジ
アニ「そういやさ」スンスン
ライナー「んー?」ホジホジ
アニ「あんたって臭くなくなったよね、ここに来てから」
ライナー「……えっ?」ピタッ
ライナー「そ、それは昔の俺は臭かったってことか?」ホジホジ
アニ「うん」
ライナー「」
アニ「開拓地にいた時の私らは汗だくでそのうえ毎日風呂入れなかったからね」
アニ「特に汗っかきのあんたの体臭は半端なかったよ」
ライナー「そ、そうだったのか……なんかすまんな」シュン
ライナー「……そういやお前は風呂どうしてたんだ?」ホジホジ
アニ「?」
ライナー「お前はその……臭ったりしなかったが風呂はどうしてたんだ?」ホジホジ
アニ「ああ、お風呂ならベルトルトが『女の子はお風呂に入らないと駄目!』って言うから2日に一回銭湯に行ってたよ」
ライナー「……その銭湯のお金はどこから?」ホジホジ
アニ「ベルトルトがくれた」
ライナー(あいつもよくやるよ……)ハハハ
ライナー「ふぅ」
アニ「?」
ライナー「終わったぞ、大分すっきりしたろ?」ニコ
アニ「……」
ライナー「どうした?」
アニ「……」グリグリグリグリ ←(ライナーの腹に頭こすりつけ)
ライナー「!!!?」
ライナー「ちょ、な、何してんだ?」アセ
アニ「……アンコール」ボソ
ライナー「あんこーる?」
アニ「両耳をもう1セットずつ希望」
ライナー「……あのなぁ、俺もそんなに暇じゃないんだぞ?」
アニ「アンコール、アンコール」グリグリグリグリ
ライナー「……」ゴクリ
ライナー「……ちょっとだけだぞ?」
アニ「流石ライナーニキ(棒)」
ライナー「……何回も言うけど、やりすぎは良くないんだからな?」ホジホジ
アニ「分かってるって」
ライナー「……」ホジホジ
アニ「……」ホジホジ
ライナー「……」ホジホジ
アニ「……」
ミスったwwwwアニが謎の何かをほじくっているwwwww
アニ「……」ホジホジ→ アニ「……」
アニ「……あのさ」
ライナー「また変なことするようだったら止めるぞ?」ホジホジ
アニ「しないってば」
ライナー「……なんだ?」ホジホジ
アニ「あんたって腹筋そんなに硬かったっけ?」
ライナー「ん?」ホジホジ
アニ「最近体も一回りくらいでかくなったよね」
ライナー「そらー……まぁ、鍛えてるからな」ホジホジ
アニ「そんなに鍛えて何が楽しいんだか」
ライナー「……俺の勝手だろ?」ホジホジ
アニ「今流行りの草食系男子って知ってる?」
ライナー「あー良くわからんが、流行ってるらしいな」ホジホジ
アニ「クリスタも草食系男子がタイプらしい」
ライナー「えっ」ピタ
アニ「どうかした?」ニヤ
ライナー「べ、別に? ところでどこで知ったんだそんな情報?」ホジホジ
アニ「私、実は結構クリスタと仲がいいんだ、だからたまにそういう話するんだよ(棒)」
ライナー「」
ライナー「マジか……マジなのか……そうなのか」ブツブツ
アニ(コイツやっぱおもしろいな)ニヤニヤ
ライナー「……ハァ……」ホジホジ
アニ「……」
ライナー「……ハァ」ホジホジ
アニ「……」
アニ「あのさ……ため息つきながら耳掃除しないでくんない?」
ライナー「あ、あぁ、すまんな」ハァ
アニ「……」
ライナー「……」
アニ「……わ、私は」
ライナー「ん?」
アニ「……私はあんたみたいなゴリラ系男子もいいと思うよ?」
ライナー「……」
ライナー「お前が良くても俺は良くないんだよ……」ホジホジ
アニ「……そうかい」イラッ
ライナー「てか、ゴリラ系って何だゴリラ系って……反対の耳」
アニ「ん」ゴロゴロ
アニ「まぁ、とにかくゴリラ系男子も一部の人に人気らしいよ?時代が来たね」
ライナー「……それって見た目がゴリラっぽいって意味なのか?」ホジホジ
アニ「思いやりがあるとか、義理堅いとか、男らしいって言う意味らしい」
ライナー「……それ本当か?」ホジホジ
アニ「本当だって」
ライナー「……///」
アニ(ゴリラ系男子には悪い点もあるのは言わないでおこう)
ライナー「終わったぞ」フゥ
アニ「えっ、早すぎないかい?ちゃんと奥までやった?」
ライナー「こっちの耳には元々なかったんだから仕方ないだろ?」
アニ「物足りない」
ライナー「これ以上やると血が出るかもしれないぞ?いいのか?」
アニ「ケチな男だ」
ライナー「俺はお前の耳を心配してだな……」
アニ「はいはい」
アニ「ふぅ」ヨイショ
ライナー「気は済んだか?俺は今日中にしないといけない課題が……」
アニ「ん」
ライナー「……まだ何か用か?」
アニ「次は私がしてあげる」
ライナー「」
アニ「さっ、私の膝の上に寝て」ポンポン
ライナー「いやいやいやいや俺はいいから!!!」アセアセ
アニ「でも耳掃除をしてもらったら、お返しにしてあげるのが礼儀」
ライナー「自分でやるから!お前も忙しいだろ?」アセアセ
アニ「さっさとしてよ、私は人の耳掃除するのも好きなんだ」
ライナー「い、いや、本当にいいんだ俺は!」アセアセ
アニ「あんたもしかしてさ」
ライナー「」ビクッ
アニ「人に耳掃除されるのが苦手とか……」
ライナー「そそそそそそんな訳ないだろ!?」ビクビク
アニ「そうだよね、ゴリラ系男子は男らしいんだからそんな訳ないよね」ニヤ
ライナー「そ、そうだな、ちょ、ちょっと突然言われたもんだから焦っただけだ!!!」ビクビク
アニ「そうかい」
アニ「じゃあどうぞ」
ライナー「うう……」
アニ「……早く寝てよ」
ライナー「分かってる!急かすな」ゴロン
アニ「……ねぇ」
ライナー「……どうした?」ビクビク
アニ「……そんな丸まらなくてもたかが耳掃除だよ?」
ライナー「え?あ、あぁ!!ちょっと寒かったからな!!!丸まっちまった」ハハハ
アニ「……じゃあいくよ?」ニヤ
ライナー「お、おぅ」プルプル
アニ「……」ソ--ッ
ライナー「入ったか?」
アニ「……」ソ--ッ
ライナー「入ったのか!!?」ビクビク
アニ「うるさい」
ライナー「す、すまん……」プルプル
アニ「てかさ、あんまり震えられるとさ」
ライナー「お、おぅ」プルプル
アニ「……鼓膜突き抜けちゃうかもよ?」ニヤ
ライナー「」
ライナー「し、慎重に頼む」
アニ「分かってるって」ソ--ッ
アニ「ほい」ホジ
ライナー「うひっ」ビク
アニ「そぉい」ホジホジ
ライナー「---っ!」ビクッ
アニ「えい」グィ
ライナー「ちょ、奥に行きすぎだ……うっ!」ピク
アニ(リアクション豊富だな、面白い)ホジホジ
ライナー「あ、そこ駄目だってば!!ちょ、待て待て待て待て!!!」ビクビク!!
アニ「あっ」
ライナー「」
ライナー「な、なんだ!?血か!?俺の耳から血が出たのか!!?」
アニ「あんたがよく動くから折角取れかけた奴が落ちちゃったじゃないか」ハァ
ライナー「な、なんだそんなことか、別にいいぞ!!」アハハ
アニ「今から拾う」ゴリゴリゴリ
ライナー「」
ライナー「ぐぐぐぐぐぐ……///」
アニ「そんなに怖がらなくても大丈夫だって」ホジホジ
ライナー「駄目なんだよ……本当に駄目なんだよ……」ビクビク
アニ「そんなに耳掃除が苦手だったのか」ホジホジ
アニ「なんか強制させちゃったみたいでごめん」ピタ
ライナー「アニぃ……」
アニ「でも途中でやめるのも気持ち悪いよね」ホジホジ
ライナー「くっ……///」ピク
アニ「でもさ、あんたの耳の穴」ホジホジ
ライナー「ん?……ん///」ピク
アニ「思ったよりも奇麗でつまんないね」ホジホジ
ライナー「え?ああ、そりゃあ一昨日自分でしたばかりだからな……っ」ビク
アニ「自分でするのは平気なんだ」ホジホジ
ライナー「むしろ人にやってもらった方が気持ちいい理由が俺には分からんっ……ん///」ビク
アニ「……」
アニ「あのさ」ホジホジ
ライナー「ん?……っ///」ビク
アニ「そのさ、なんていうか、私が耳かき突っ込んだ時に毎回ビクビクするのどうにかならないの?」ホジホジ
アニ「大男がか弱い乙女の膝でビクビクしてるなんてちょっと……アレじゃないかい?」ホジホジ
ライナー「そんなに言うなら自分でやるからもうやめてくれ……くっ///」ビクッ
アニ「……」
アニ「楽しいからやめない、ハイ、逆の耳」 グイッ!!
ライナー「首折れる首折れる!!!」バンバンバン!!!!
ライナー「モウヤメテ」モゾモゾ
アニ「おっ」
ライナー「ど、どうした!?今回こそ血か!?血なのか!!?」バタバタ
アニ「いや、まだこっちの耳は何もしてないって」
アニ「大きいのを発見した」 ゴリッ
ライナー「ひぃっ」 バッ!!! (反射的にアニに手を伸ばす)
アニ「えっ」
プニッ
ライナー「……ん?」
アニ「……」
ライナー「……あっ」
アニ「……」
ライナー「……」
アニ「……」
ライナー「ああ、あ、す、すまん///なんか反射的に手が伸びてしまったって言うかそのだな、えっと///」アセ
アニ「……とりあえず、掴んでいる手を離してくれない?」ギロ
ライナー「え?あ、あぁ!すまない///!」パッ
アニ「……」
ライナー「あの……本当にすまない」
アニ「……別に」ボソ
アニ「私だってもう16歳だし」ボソ
アニ「今まで彼氏の一人や二人いたし、触られたことくらいあったし、今更あんた相手に触られても恥ずかしくなんかないよ」ギロ
ライナー「えっ」
アニ(ヤバい、テンパってあることないこと話してしまった……)
ライナー(俺の方が年上なのにこいつはもうすでに色々卒業してるのか!!?)
ライナー「……」
アニ「……な、なんちゃってー……」
ライナー「!」
アニ「冗談に決まってるじゃないか」ホジホジ
ライナー「ど、どこまでだ?」ピク
アニ「か、彼氏が二人いたのは本当」ホジホジ ←嘘
ライナー「そ、そうか」
アニ「……」ホジホジ
ライナー(ん?てことはアニの胸に触ったのは俺が初めてか?)
ライナー(事故とは言え……そういや初めて女の胸を触ったな)
ライナー(クリスタも……こんな感じなのか?)
ライナー「……///」ニヤ
アニ「……なに笑ってんの気持ち悪い」ホジホジ
ライナー「えっ?あ、あ今俺笑ってたか!?」
アニ「どうせ碌でもないこと考えてたんだろ」ホジホジ
ライナー「そ、そんなことないぞー……ひっ///」
私の夜は早い
あ、ミスった
>>63 誤爆です
アニ「……よし」ピタ
ライナー「お、終わったのか?」
アニ「いや、まだ、ただ私はすっきりした」キリッ
ライナー「……お前なぁ」ハァ
アニ「でもミーナとやるとこの時点でミーナは気絶してるからあんたはすごいと思うよ」
ライナー「そ、そうなのか?」
アニ「あ、耳の穴がでかいだけか」
ライナー「あのよ……ひと思いにやってくれないと心臓に悪いんだが、休憩挟まないでくれるか?」ドキドキ
アニ「分かった」ゴリッ
ライナー「」
ライナー「……お前わざとだろ」
アニ「いや、また思いっきりやったらあんたが胸触ってくれると思った」ボソ
ライナー「……え?」
アニ「……冗談」ホジホジ
ライナー「……お、俺以外にそういうこと言うんじゃないぞ?絶対勘違いするからな!」アセアセ
アニ「はいはい」ホジホジ
アニ「そもそも私に近寄ってくる男なんてここにはいないしね」ホジホジ
ライナー「あ?あぁ……確かに……んっ」
アニ「氷の女とか呼ばれてるって知ってた?」ホジホジ
ライナー「あぁ、それか、すまんな、俺はやめろといったんだが……ん///」プル
アニ「いや、まぁ私には男なんてあんたさえいれば今はいいけど」ホジホジ
ライナー「あぁ……あぁ?今なんて?」
アニ「……冗談」ゴリゴリ
ライナー「痛い痛い!!もっと優しくしてくれ!!頼む!!」バンバン
アニ「……あんたの耳ってパッと見奇麗だけど、突っ込めば結構出てくるんだね」フフフ
ライナー「ちょ、それやっぱり奥に入れすぎだ……って」ピク
アニ「分かったよ、これがラストにしよう」ホジホジ
ライナー「ようやく終わるのか……ん///」
アニ「どうしたんだい?あんたも人に耳かきされる気持ち良さに目覚めた?」ホジホジ
ライナー「……死んでもそれはない」
アニ「そうかい」ホジホジ
ライナー「……」ビクビク
アニ「……」ソ---ッ
ライナー「ん///」ピク
アニ「……」ホジホジ
アニ「お、取れた」
ライナー「!」
ライナー「おお!本当か本当だよな!!?」ガバッ
アニ「ちょ、急に起き上がらな……」
チュ
アニ「……」
ライナー「……」
アニ「--------------------っ」
アニ「……」
ライナー「……」
アニ「……」
ライナー「……」
ライナー「いや、まさか上向いて起き上がろうとしたら顔があると……」
アニ「……」プルプル
ライナー「思わない……じゃない……か……」オロオロ
ライナー「……」
アニ「……」
ライナー「えっと……本当にすまん」
ライナー「耳かきが終わった喜びで周りが見えなかった……なんて納得しないよな」ハハハ…
アニ「……」
ライナー「すまん……頼むから何か話してくれないか?」
アニ「……初めてじゃないから、大丈夫だよ」
ライナー「……それも冗談か?」
アニ「……父親から」
ライナー「本当にすまない……」
アニ「あ、あんたは」
ライナー「お、おぅ」
ライナー「お、俺も初めてだった……な」
アニ「そうかい」
ライナー「とにかく……初めてがこんな形になってすまんな、しかも相手が俺とか……」シュン
アニ「……」
アニ「私は……あんたが相手なら初めてはどんな形でも良かったけどね」
ライナー「えっ?」
アニ「で、あんたはどうなの?」
アニ「初めてが私は嫌だった?」
ライナー「……」
ライナー「……い、嫌なわけないだろ」
アニ「!」パァッ
寝ます。また明日
ライナー「……///」フイ
アニ「……」ジ---ッ
ライナー「……」チラ
アニ「……」ジ---ッ
ライナー「あのよ、……もう動いていいか?」
アニ「?」
ライナー「ずっと膝枕されたまま、こういう話はちょっと……///」ハハハ
アニ「……」
アニ「……」ナデナデ
ライナー「!!!?」
アニ「頭を撫でられるのは嫌?」ナデナデ
ライナー「……」
ライナー「……///」グリグリグリグリ ←(アニの腹に頭こすりつけ)
アニ「?」
アニ「……アンコール?」
ライナー「……おぅ」
アニ「そう」ナデナデ
アニ「私のこと嫌い?」ナデナデ
ライナー「……耳掃除に付き合ってやる程度には」
アニ「でも今回一度キリなんでしょう?」ナデナデ
ライナー「……」
ライナー「……暇なときにはいつでもやってやるよ」
アニ「私は耳かきしてあげる方が今回で好きになったけどね」
ライナー「」ビクッ
アニ「……冗談」
ライナー「お、おぅ」
ライナー「ま、まぁお前がどうしてもって言うんなら耐えてやらんこともないが」プルプル
アニ「震えてるよ」
ライナー「……大丈夫大丈夫大丈夫俺はやれる俺はやれる俺はやれる……」ブツブツブツブツ
アニ「……」
それじゃあまた夜に更新します 多分
アニ「まぁ、でもニ回も連続であんたにしたら悪いから次はベルトルトにでもするよ」ナデナデ
ライナー「えっ」
アニ「……なにか不満なのかい?」
ライナー「い、いや、べ、別に構わん、俺は別に構わないが、俺じゃなきゃ駄目って言ってなかったか?」
アニ「それは耳かきをしてもらうときだけ」
ライナー「……お、おぅ、そうなのか」シュン
アニ「……冗談」ニヤ
ライナー「えっ」
ライナー「……あんまり苛めないでくれないか?」
アニ「そういえば」
ライナー「……話聞く姿勢くらい見せてくれないか?」
アニ「そういえば、あんたって髪の毛ちょっと固くなったよね」ナデナデ
ライナー「……ん?そうか?」
アニ「昔はもっとサラサラじゃなったけ?」サワサワ
ライナー「んー……また伸ばせば元に戻るかもな」
アニ「なんで髪切ったの?昔はそんな髪形じゃなかったよね」ナデナデ
ライナー「えっ……な、長かったから?」
アニ「ほぉ、失恋じゃないんだ」ナデナデ
ライナー「女子じゃないんだからそんなことする訳ないだろ?」
アニ「あんたは結構乙女っぽいところあると思うけどね」サワサワ
ライナー「……そうか?」
アニ「……あんたはクリスタが好きなんだっけ」
ライナー「はぁ!?」ガバッ
アニ「あ、マジなんだ」
ライナー「いやいやいや、話の振り方がおかしいだろ///!!?」
アニ「いや、私も髪切ろうかなって思って」
ライナー「いやいや、意味分かんないぞ?いきなりどうした!?」
アニ「……」
アニ「……別に、長いと思ったから切ろうと思っただけ」
ライナー「……俺もお前のこと言えないがなんかお前変だぞ?」
アニ「……」
アニ「耳掃除だけでよかったのに」
ライナー「は?」
アニ「膝枕だけでよかったんだって」
ライナー「お、おぅ?何の話だ?」
アニ「……あんたが突然胸触ったり」
ライナー「あぁ、……それは本当にすまなかった、今度何かおごるから機嫌直してくれ、な?」
アニ「……」
アニ「私の初めてを奪ったりするからだよ」
ライナー「……え?」
アニ「……私がもう一度あんたにキスをしてほしいと言ったら」
アニ「もう一度してくれる?」
ライナー「……えっ」
アニ「……」
ライナー「……マジで?」
アニ「……駄目かな」
ライナー「……」 スッ ギュッ (抱きしめる)
アニ「……!」
ライナー「いくべ?」
アニ「……どんと来い」
ライナー「本当にいいのか?」
アニ「……早く」
ライナー「……っ」 ス--ッ
アニ「……///」
ライナー「……」プルプル
アニ「………///」
ガチャ
ベルトルト「ただいまぁーライナー」
アニ「!!!」
ドフッ!!!!
ライナー「うっ!!!?」 ドサ
アニ「やぁ、ベルトルト、どうしたんだい?」
ベルトルト「ここ僕の部屋でもあるんだけど……アニこそライナーと休日から何してたんだい?」
アニ「……」
アニ「耳掃除をしていた」
ベルトルト「……耳掃除してたのになんでさっきは抱き合ってたの?」
アニ「……」
アニ「思いっきり耳かきを突っ込んだらライナーが発狂した」
ベルトルト「なにそのあり得ない話、納得するわけないだろ!?」ドンッ!!!
アニ「……そう、でも変態のこいつならあながちあり得ない話じゃないだろ?実際私はそういう目にあったんだ」チラ
ライナー「チ-ン」ピクピク
ベルトルト「……」
アニ「それとも、信じてくれないの?」
ベルトルト「……うっ」
ベルトルト(なんか妙に納得しちゃったじゃないか!!!アニかわいいペロペロしたいお!!!)
ベルトルト「あ、アニがそこまで言うならそうなのかもしれないね」
アニ「そう」
ベルトルト「そうそう、だから今度からは僕が耳掃除してあげるよ!!」ニコ(アニたんの耳の穴に下を突っ込みたいお)
アニ「……」チラ
ライナー「チ-ン」
アニ「……」ハァ
アニ「耳掃除はもういいや」
ベルトルト「え」
アニ「もっとしたいことができた」
ベルトルト(え、何!?僕とアレがしたいのかい!?そっち行っちゃう!?そういうのは段階を踏んでから……///)キャ
ベルトルト「そっか、僕は別にいいけど、したくなったらいつでも言ってね」
アニ「そろそろ他の奴らも帰ってくるんだろ?私はもう戻るよ」
アニ「……あ、そうだ、この耳かきもう要らないからライナーにあげるって言っておいて」
ベルトルト「えっ!?本当!?」(あとでたくさん舐めよう!!フヒヒwwwコレは僕の物だwwww)
アニ「……あと、そこの馬鹿がしたことは言わないでね、私とあんたらとの関係とか疑われたらまずいし」チラ
ベルトルト「……もちろん」ニコ
アニ「じゃ」 ガチャ バタン
ベルトルト「……ライナー?」
ライナー「……」
ベルトルト「起きてるんだろ?」
ライナー「すまない、事故だったんだ」
ベルトルト「まぁ、それにも怒っているけど、それよりもして欲しいことがあるんだ」ニコ
ライナー「……何でも聞いてやる」
ベルトルト「この耳かきを僕のケツの穴に突っ込んでくれないかな?」
ライナー「」
ライナー「……俺じゃなきゃ駄目なのか?」
ベルトルト「そうだよ!」
(終わり)
眠くなったので強引に終わらせてしまいました
後日談的な物書きたい
後日談 多分蛇足↓
次の日 朝
食堂
ライナー「……」モグモグ
ベルトルト「ねぇ、ライナー」
ジャン(うわーホモと同じテーブルになっちまった……ミカサがこのテーブルに来ると踏んだのに……クソッ)モグモグ
ライナー「……」モグモグ
ベルトルト「昨日のことは悪いと思ってるって」
ジャン(ん、昨日何かしたのかこいつら?)モグモグ
ライナー「……」モグモグ
ベルトルト「僕も変だったんだ、お尻の穴にぶち込んでほしいだなんて!!!」ドンッ
ジャン「えっ」ピタ
ライナー「……誤解を招く言い方は止めてくれないか?」
ベルトルト「ご、ごめん……」フヒヒ
ジャン(朝からホモってんな……気持ち悪っ)オェ
ベルトルト「ライナー、今日はなんだか機嫌悪いね?寝不足?」
ジャン(そらあんたが昨日何かしたせいだろうよ)モグモグ
ライナー(……アニとしたことを思い出したら眠れなかった……とか言えないな)ウトウト
ライナー(俺ってアニに甘いのか?それとも場のノリに流されやすいのか?)
ライナー(てか、昨日のは告白として受け取っていいのか?)
ライナー(そして昨日の俺の返事はOKってことで受け止められたのか?)
ライナー「……」ボ-ッ
ベルトルト「ライナー、意識とんでるよ」
ライナー「えっ?あ、あぁ、最近寝不足でな……」ハハハ
ジャン(最近お盛んなのな)モグモグ
ベルトルト「良かったー」
ライナー「ん?何がだ?」
ベルトルト「僕に突っ込んだ時のことを思い出しているのかと思ってさ」テレ(アニたんの耳かきハァハァ)
ライナー「……もう、二度としないからな」ハァ
ベルトルト「友達だろ!!?」ドンッ!!!!
ジャン(いや、ホモ達だろう)モグモグ
ライナー「だいたいよ、アレはその……その穴に突っ込むものじゃなくて耳に使う物なんだぞ?」モグモグ
ジャン(えっ、ライナーのアレは耳に突っ込むプレイが好みなのか!?)ゾッ
ベルトルト「え、じゃあライナーはそれならもう一回やってくれるのかい!?」
ライナー「いや、無理」
ベルトルト「ケチな男だよ、全く」プンスカ
ライナー「……俺はお前の将来を心配してだな」
ジャン(結婚を考えての話なのか、ホモ怖ぇ……)
ベルトルト「ちょっと、先っぽだけでいいから!!」
ライナー「あのな」
ベルトルト「こんなこと頼めるのって君しかいないんだよ!分かるだろう!!?」
ライナー「うぅ……そ、そうか?」
ベルトルト「そうだよ!!!」(もう一押し!)
ライナー「し、仕方な「ライナー」」
アニ「……とベルトルト」
アニ「邪魔だよ」
ライナー「えっ?」
アニ「……」ジッ
ライナー「……///」フイ
ベルトルト(アニ、やぁおはよう気分はどう僕はもう最高にハイって奴なんだけど今夜当たり僕と夜の立体起動はどうかな)
アニ「……食い終わったんならどいてって言ってるの」ハァ
ライナー「あ、あぁ!すまん」ガタタ
ベルトルト「今すぐ退くよ」(だからキスしていい?///キャッ)ガタタタ
ミーナ「二人共ごめんね!」
アニ「あんたも謝る必要ないよ、混んでるのにチンタラ食った後も喋っている方が悪いんだから」
ライナー「お、おぅ……」
ベルトルト「ごめん……」(アニに怒られちゃった、テヘペロ)
ライナー「……」ジ--ッ
アニ「……」
アニ「何?気持ち悪いから要がないならどこかへ行ってよ」ギロ
ライナー「えっ」
ミーナ「ちょっとアニ!」
ライナー「す、すまん、じゃあな」トボトボ
ベルトルト「じゃあね、アニ!」(ライナー嫌われてるんだね、まぁゴリラなら仕方ないフヒヒ)
ミーナ「……今日はえらく機嫌悪いけどもしかかして寝不足?」
アニ「! そんなことない」アセ
ミーナ「そっか~」フフフ
ミーナ「昨日えらく機嫌よかったのと関係してる?」フフフ
ミーナ「そして……さっきの反応を見るにライナーと何かあったとか?」キリッ
アニ「!!」ブハ----ッ
ミーナ「図星?」ニヤ
アニ「……むせただけ」
ジャン(ライナーの奴アニにも何かしたのか、……バイ?)
アニ(ああああああ、折角忘れかけていたのに!)
アニ(なんで昨日の私あんなことしちゃったの!?言っちゃったの!?)
アニ(どう考えてみてもあいつはクリスタのことが好きでしょ)
アニ(アレ?でも最終的に抱いてくれたし、そのあと……)
アニ「……」ギリギリ
ミーナ「ちょ、アニ!!?スプーン曲がってるって!!!」
アニ「ベルトルト……ぶっ殺す」バキッ!!!
ミーナ「えっ?ベルベルべがなんて!!!?」
ジャン(ベルベルトだっつーの)モグモグ
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