まどマギ×RX
てつをが無双しまくるネタssです。
ネタssが嫌いな方は今すぐBLACK・・・じゃなくてBACK。
他のSSとは違ってストーリーはほぼ皆無。
まどマギの悲惨な結末も全てゴルゴムの仕業だ!!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380527788
シャルロッテの結界
マミ(体が軽い…!)バンバンッ
マミ(誰かが私を頼ってくれる…もう一人じゃない!)バンッ
マミ(もう何も恐くない!)
マミ「決めるわ!ティロ・フィナーレ!」ドォオン!!
シャルロッテ『!!』ドカ-ン
マミ「…よしっ!」
さやか「やった!」
まどか「ふぅっ…」
シャルロッテ『…』ギュルルル
シャルロッテの体から黒い蛇のような怪物が現れる
マミ「えっ」
まどか「…!!マミさんっ!危ない!」
さやか「ああっ!」
???「俺に任せろ!! RXキイィーーーーーーーーーーック!!」
次の瞬間、マミを補食しようとしたシャルロッテが突然超スピードで飛んで来た黒い物体に吹き飛ばされた。
マミ・さやか・まどか「!?」
ヽ /
,ヽ-;‐;-i!.、
, '⌒i!| |/!⌒`'、
/:.:.:.:。|!| |:|!:.:.:.:.:.:ヽ
i:.:.:.:.:/|!| |:|'、:.:.:.:.:.:.!
l、_;ノ┘| |└ヽ、_;;ィ
ト'´;:、 -‐- 、`‐-! 「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACK RX!」
ヽ、\. : | /`>::.!
,:=ノ、ヽ _,/-'/ト、
_,. ;-‐'::"´\:ヽ:::::.::::::::::::/;':::::::.``‐-、___
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/´;'/´::::::::::::::::/ | .::
マミ・さやか・まどか「RX!?」
シャルロッテは30mほど吹き飛び、壁にぶつかりようやく動きを止める。
てつを「大丈夫か!?」
マミ「は、はい。あの、あなたは・・・?」
てつを「話は後だ!! 今はこいつに止めを刺す!!」
キングストーン + 太陽エネルギーのハイブリッド動力によりBLACKの十数倍以上の力を手に入れた戦士がRX。
その絶大な身体能力から放たれる必殺技であるRXキックを受けたシャルロッテは、すでに瀕死の状態になっていた。
てつを「女の子を補食しようとする貴様は、この俺がゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
,X´::/::ヽ
/ヽl||l'⌒ヾ
{ ,i||i、 ノ!
ゞ:::_ll__:::::ノ|
iヽ__ノ:.:.:l
_ノ::::::::::::::i:.:.:ゝ、
, -t彡'ゝ、:::::::, -- 、::Y⌒ヽ
Y:::::::| : : : : : Y: :rc,: : : i::{:::::::::」 「リボルケイン!」
人::::::|: : : : : : | : `´:゙: : :l::k ´: : \
_/ : : `ヾ、: : : : :人: : : : :.:人l \: : : :\
/:人 : : / ヒニY;';';';'l二ニ __/ \, -'ミ、
/:::::::::>´ ヾ─|、;';';リ,==,=、 -‐ ´:ゝ:::::ィ
/::::::::/ 「 ̄rf壬‐::::::::::゙ー'::::_ -─'
/`ヽ:/ r─t‐七´ィ=t ̄
_______________r‐<_/::,::::〈 ___ /::: /::::::
てつを「とうッ!!」
RXはシャルロッテに飛びかかり、そのままに腹にリボルケインをぶっ刺した。
てつを「リボルクラアアァァァァァァァァァァァッシュ!!」
シャルロッテ「くぁwせdrftgyふじこlp」
シャルロッテに無限のエネルギーを流しこむRX。
そのあまりのエネルギーにシャルロッテは声にならない悲鳴を上げる。
てつを「ふんっ!!」
RXはリボルケインを引き抜きそのまま後ろを向いた。
/
/ . ,
./ !_.../.
/ i:::!||i:::::i
/ !:::!||ヽ .|
.,::::i @ 丶| | リ:l
/i:::::::_ .,,--.......!!::::::: !! !- _... 、
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゙ ‐‐ ~ .i-- ´=`---‐i ‐~ 丶:i
i二!≡彡'''゙ ゚゙::::: -‐~
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/ ヽ::ノ .i.
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,.´ヽ ., ' ゙ 、 ,...i.
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シャルロッテ「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!」
シャルロッテは大爆発し、結界も消滅。ほんの一瞬の出来事だった。
マミ「( ゚д゚)」
てつを「よし!!」
マミ「た、助けて頂いてありがとうございました・・・」
てつを「礼には及ばないさ。」
まどか「あなた・・・一体何者なんですか?」
てつを「ああ、自己紹介がまだだったな。俺の名は仮面ライダーBLACK RX。この見滝原の平和を守る為に、魔女と戦っている物だ。」
さやか「どうして魔女の事を知っているんですか!? それに・・・仮面ライダーって?」
てつを「いや、君達を危険に巻き込む訳にはいかない。では。」
/jニヽ、_
γ=.<ニ7
/ニニYニー,
/ニニニ! ̄ __
γ⌒ヽ. γ⌒ヽ.!!Y!
\:::::::::.ヽ,イ:::.__.::ミ|:!i:ト
ヽ;:::::;ニハi:i: :゙ヽljl!jリ 「とう!」
/ ニニニ戈!フク<
iニニニニニニ≧fハ
|ニニニニニニニニi::::;
Vニニγ´⌒ ヽ::;′
人ニ/Vニニニ Y
∧>゚.::::::::.Vニニ ヲ
!/.:::::::::::,:イー=ヘ
/.:::::::.ヽニニニニニニjニYフニγヽ
/. :::::::::::::.≧=-===l==l!ニニ人ノ メ
ノ.::::::::::::/≧=ニニニニニニニ≧=i^\\
i::::::::::::::/v/  ̄ ̄ ̄ ̄ \\
<ニヘγ⌒;
まどか「あっ、言っちゃった・・・」
さやか「マミさん、あの人の事何か知っていますか?」
マミ「いや、何も・・・そもそも魔法少女以外に魔女と戦う戦士なんて聞いた事無いし・・・」
さやか「おっかしいなぁ。キュウべえ、何か知ってる? ってあれ? 居ない。」
まどか「一体何なんだろうね・・・あの人・・・」
ほむら「あれ、見せ場取られたような・・・」
~病室~
さやか「失礼しまーす…」ガララッ
上条「…やぁ、さやかか…」
さやか「ははは…また来ちゃった!具合はどう?」
上条「…」
さやか(あ、あれ…?)
さやか「そ、そうだ!今日もCD持ってきたよ!」
上条「!!」ピクッ
さやか「それでねそれでね!今日はなんとCD以外に…」
ガシャン!
さやかのCDを手で叩き割る
さやか「き、恭介…!?」
上條「さやかは僕を虐めてるのかい!?」
上條「動かないんだ…もう、痛みさえ感じない。こんな手なんてっ」
さやか「そ、そんなこと言わないでよ!…治るよその手も!」
上條「諦めろって言われたのさ」
さやか「!」
予想外の答えにさやかの笑顔が消える
上條「もう演奏は諦めろってさ。先生から直々に言われたよ。今の医学じゃ無理だって」
上條「僕の手はもう二度と動かない。奇跡か、魔法でもない限り治らない」
さやか「そ、そんな…」
???「この俺に任せろ!!」
さやか・上條「!?」
ヽ /
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ト'´;:、 -‐- 、`‐-! 「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACK RX!」
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突然窓の外から声がしたと思ったら、次の瞬間窓ガラスを突き破り部屋にRXが入って来た。
てつを「とう!!」
上條「うわっ!? だ、誰この人!?」
さやか「こ、この前の! っていうか何で窓から入って来たんですか?」
上條「えっ? さやかこの人と知り合いなのかい?」
さやか「う、うん。まあね…」
てつを「済まない、窓は後で治そう。」
てつを「それよりも、上條恭介君だったな。先ほどの話は全て聞かせてもらった。」
てつを「どうやら君は腕が治らず悲しみに暮れているようだが、俺の力なら君の腕を治す事が出来るかもしれない!!」
さやか・上條「えっ!?」
上條「ほ、本当ですか!?」
てつを「ああ、可能性は十分にある。」
さやか「・・・お願いします。どうか、恭介の腕を治して下さい!! あたしはもう一度恭介の演奏が聞きたいんです!!」
上條「さやか…」
てつを「よし、分かった。では行くぞ!!」
てつを「キングストーンフラァーーーーーッシュ!!!」
さやか「ま、眩しい…!!」
上條「い、一体何が…」
説明しよう!! キングストーンフラッシュとは、ベルトに収められた太陽の石キングストーンの力を光として照射することにより様々な奇跡を起こす技である!!
上條「ん…?」
さやか「どうしたの、恭介?」
上條「う、動く!! 本当に…本当に腕が治ったよ!! さやか!!」
さやか「う、嘘!? おめでとう恭介!!」
上條「あ、ありがとうございます!! あなたは僕の恩人です!! あの、お名前を…」
てつを「俺の名は仮面ライダーBLACK RX。恭介君。これからもさやかちゃんの為にバイオリンを続けるんだぞ。」
上條「はい!! ありがとうございました!! RXさん!!」
さやか「あ、あたしからも恭介の腕を治してくれてありがとうございました!!」
てつを「当然の事をしたまでさ。では、さらばだ!!」
てつを「とう!!」
上條「ええ!? 飛び降りた!?」
さやか「大丈夫だよ…あの人なら、多分。」
さやか (しかもいつの間にか窓も元に戻ってるし…)
さやか (今の医学では不可能って言われた恭介の腕もあんな簡単に治しちゃうし…)
さやか (本当に何者なんだろう…あの人…)
~放課後~
マミ「鹿目さ~ん?」ガララッ
まどか「あ!マミさん!」
マミ「あら…?今日は美樹さんはお休みかしら?」
まどか「はい…なんか体調崩したみたいで…」
マミ「暁美さんは?」
まどか「ほむらちゃんはすぐ帰っちゃいました」
マミ「そう…彼女とも一度話し合いたいと思ってたのにね」
マミ「まぁいいわ…鹿目さん今日も一緒に…」
仁美「まどかさん?ちょっとよろしいですか?」
二人の会話に仁美が割り込んでくる
まどか「仁美ちゃん?どうしたの?」
仁美「この後付き合ってもらいたいところがあるんです」
まどか「うん!いいよ!マミさんも…」
仁美「そっちの方には遠慮していただきたいのですが?」
マミ「」
まどか「ま、マミさん…」
マミ「い、いいのよ?私は先に帰ってるから!」タタタ…
仁美「行きましょう?」
まどか「うん…」
まどか(なんか仁美ちゃん変だよ…顔色も悪いし…)
……………………………………
まどか「ねぇ仁美ちゃん…どうしたの?」
まどか「こんなとこに連れてくるなんて…」
仁美「…」スッ
ゾロゾロ…
合図とともに物陰から虚ろな目の人達が現れる
まどか「えっ…?な、なに?」
仁美「…ふ…ふふ…」ニヤニヤ
まどか(もしかして…魔女に…!?)
男「…」スッ
操られている男がまどかに手を伸ばす
まどか「ひっ…いやっ!」ダッ
その場から走り去ろうとするまどか
仁美「…」ブンッ
ドスッ!
まどか「かぁ…うっく…!」フラッ
しかし仁美に腹を殴られうずくまる
まどか「だ、誰か…ぁ」ジワッ
???「この俺に任せろ!!」
まどか「!?」
、 ,
ヽ /
,ヽ-;‐;-i!.、
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ト'´;:、 -‐- 、`‐-! 「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACK RX!」
ヽ、\. : | /`>::.!
,:=ノ、ヽ _,/-'/ト、
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てつを「まどかちゃん!! 大丈夫か!?」
まどか「RXさん!!」
まどかに肩を貸すRX
てつを「お前たち!! どういうつもりだ!!」
まどか「違うんです!この人たちは操られて…」
てつを「何っ!?」
てつを (何故人々が…? まさか!! ゴルゴムの仕業か!!)
てつを「おのれ、ゴルゴムめ!! ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
仁美「…」ダダダッ
二人に駆け寄る仁美
まどか「き、来た!!」
てつを「俺に任せろ!! キングストーンフラァーーーーーーッシュ!!!」
説明しよう!! キングストーンフラッシュとは、ベルトに収められた太陽の石キングストーンの力を光として照射することにより様々な奇跡を起こす技である!!
仁美「あ、あれ…? 私、一体何を?」
まどか「仁美ちゃん!! 良かった。他の人も元に戻ったみたい。」
仁美「ま、まどかさん? 私ここで一体何を...?」
てつを「君達は操られていたんだ。ゴルゴムに。」
仁美「ゴ、ゴルゴム...? すいません、何の事か...」
まどか「あっ…!」
ギューン
まどか「ど、どうしよう…」
仁美「あれ…ここはどこですか?」ポカーン
H.N.Elly『ヒヒヒ…』
使い魔『…』
仁美「なんですかあれは…パソコン?」
まどか「こ、こんなにたくさんの敵が...」
てつを「なるほど、こいつが全ての元凶か!!」
てつを「まどかちゃん!! みんなを連れて下がってくれ!! ここは俺に任せろ!!」
まどか「えっ...? で、でもあんなに大勢いるのにRXさん一人じゃ...」
てつを「大丈夫だ、俺を信じろ!! 変身ッ!!」
RXが光り輝く
まどか・仁美「!?」
/ ̄ ̄》 r イ
ト || ヘ //
《》 || ヘ //
|| .|| ヘ -―- //
| || イヘヽ;;| |/イ
| || /―-、ト レ 辷_`ヽ
| || | __ @__ } 悲しみの王子 RX ロボライダー!!
_廴__ || { -≦///ノ ハ///} . |
∧ ) || | |;;;ヽィ≠ 辷≠イ |
|__| |. ..|| | フ;;;;;;;| ̄ ̄ ̄|;;;;;{ /
| | /ヽ || ヘ };;;;;;;;;;| |;;;;;;V
| { ノ 人 ¨ ヽ;;;;/ 「 ̄l /;;イ
--―、.V } i;;;;ト廴 <;;;;;;}
_rヽi i } , '¨ヽ イ イ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ--、__
{ { |__|_/ ノ / / _-=≦三三三三三/ /三三三千f=-
| |V / /イ イ三/ /三三三三三/ /三三三三三三≧=-
| | / / /三 / /三三三三三/ /三三三三三三三三三辷
L | ̄ i /三 / /三三三三三/ /三三三三三三三三三三≧=
BGM:光の戦士
まどか・仁美「姿が変わった!?」
使い魔『…』スタッ
ゾロゾロ
大量の使い魔がロボライダーを取り囲む
まどか「…!」
ロボライダーに飛びかかる使い魔。しかし...
てつを「ふんっ!!」
使い魔「グヘッ!?」
使い魔はロボライダーのパンチ一発で爆発四散してしまう。
RX以上の強さを誇る怪魔ロボット・デスガロンをも圧倒する攻撃力を持ち合わせているロボライダーのパンチは、とても使い魔に耐えられる様な物では無かった。
てつを「とりゃああああああああああああああ!!!」
使い魔「ギャアアァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ロボライダーはそのまま肉弾戦を展開し大暴れ。
使い魔達は次々にロボライダーのパンチやキックを食らって爆発していく。
使い魔達の攻撃もロボライダーにいくつか当たっているようだが、それでもロボライダーの体には擦り傷一つついていなかった。
非常に強固な強化皮膚「ロボフォーム」に包まれており、生半可な攻撃では傷一つ付けられない程の防御力を持っているロボライダーの前に、使い魔の攻撃が効く筈が無かった。
使い魔は次々に倒されて行くが、新たに天使型の使い魔が現れた。
てつを「くっ、これでは埒があかん、こうなったら…」
まどか・仁美「?」
、、 ,イ
゙ヾ 、 ,.',.'
ヾヽ、 ,..'.,.'
\\ ,,,,,i‐i‐i-、 //,.'
\ \ /ヽ i .i .i /゙ヽ/ /
ゞ \ ィ | ヾ ///
/-ヾ ヽ、 | i.i | / //'"ヽ
ィニニニニヽ ィヽ、  ̄ヽ' o `- ̄__ /イ
{ツニニ||ニニ,j / ヽ ̄/⌒ヽ /⌒ ヽ ̄j j
ij| , -.、 |ji ヽ .', i ノ、 /、 .i, ノ / 「ボルティックシューター」
ij| 弋_丿 |ji 丶`-ヾ-ぐヾ∨/ゝ-イ''"/
___ヾ___イ ヽ ヽ ', || | / イ
,,,ニ辷_ヽ_,--ィヽィ――i゙iッ-、 ヾヽゝゝ ∧ ,,' ,'イツ_____
∠―――''''''二i i i |ニニ.ニニ|!、 ∧i___∠`ヽヾ゙∧_∧ツ´∧―――ニ=、 ,'`゙i゙゙゙=-、___
j j ̄ /フィゝニニ| | `j /',', i `ヽ 、辷――ィ'"イj\ヽ ', ',∨ `'''''-‐' 7 フ'ヽ、
i .j / 〉/ .i i i ニニニニイi 7ニヾ',`''‐-,,,,,,,,,ニニニニ _,ノ \ヽ<ゝ\ / / .ヽ
.! j //ヽ / j j-iニニi――十イ,' ̄''''''''ヽ―--二二 ヽ´\__ _,,,,-‐ ヽ ヽ / / ヽ
i i
ボルティックシューターから無数の光弾が発射され、全て使い魔達とH.N.Ellyに命中する。
H.N.Elly「ォォォォォ……」
あれほど多かった敵が一瞬にして消え去り、結界も消滅した。
てつを「よし!!」
光速で飛行するカッターを撃墜した事もあるロボライダーとボルティックシューターには、
この程度の事、造作も無いのである。
一同「( ゚д゚)」
まどか「す、凄い...」
男性A「あ、あの... あなたのお名前は?」
てつを「俺の名は仮面ライダーBLACK RX。この世に悪がいる限り何度でも立ち上がり叩き潰す!! では、さらばだ!!」
まどか「ちょ、ちょっと!! まだ聞きたい事が...」
仁美「行ってしまいましたわね...」
男性B「仮面ライダーか... 何かすげーかっこ良かった。」
男性C「決めた!! 俺はこの話を広める!! 街の平和を守るヒーローは本当に居たって事を!!」
この事件により、瞬く間にRXの名が見滝原中に都市伝説として広まる事になる。
~翌日~
女子生徒A「ねぇ、聞いた? 街を守ってるヒーローの話。」
女子生徒B「あぁ、聞いた事あるよ。でも何だか胡散臭い話じゃん。」
女子生徒C「いや、でもうちのお父さんの知り合いが実際に困っている所を助けてもらったんだって!!」
……………………………………
まどか「あの事件以来、学校中がRXさんの話で持ちきりだね...」
さやか「そうだね... 本当に何者なんだろう...」
マミ「詳しい事は分からないわ... 今分かっているのは、彼は仮面ライダーと言う魔法少女とは違う戦士だという事と、彼に悪意は無いという事だけね...」
さやか「転校生なら何か知ってるかな?」
マミ「暁美さん... そうね。彼女なら何か知っているかもしれないわ...」
まどか「じゃ、じゃあ私が聞いてきます。」
まどか「あ、あの、ほむらちゃん!!」
ほむら「...何かしら。まどか」
まどか「ほむらちゃんは、仮面ライダーって知ってる?」
ほむら (ッ!?)
ほむら「さ、さあ。何の事かしら。知らないわね。」
まどか「...そっか。ごめんね、ほむらちゃん。変な事聞いて。じゃあまた。」ダダダッ
ほむら「...」
ほむら (どういう事...? 何故まどかがライダーの事を知ってるの...!?)
ほむら (まさか、インキュベーターが...? でも最近はまどかの近くに居ないし...)
ほむら (何が、どうなってるの...?)
クライシス「ちょっとは自重しろ」
エリー「(使い魔)30対1だと!卑怯だぞRX!」
ゴルゴム「はいはい俺たちのせい俺たちのせい」
~数日前・病院外~
再び時間遡行を使用し、過去に戻って来たほむら。
ほむら「また戻って来たのね... まどか、今度こそ救ってみせる。」
準備を整え、出発しようとしたその時...
ガシャン...ガシャン...
ほむら「...? 何の音かしら。」
ガシャン...ガシャン...
暗闇の中から何かの足音らしき物が聞こえてくる。
ほむら「...」
カッ!!
ほむら「!!」
突然暗闇が光ったと思ったら、そこからほむら目掛けて一直線にビームが飛んで来た。
ほむら「ッ!?」
ほむらは間一髪の所でそれをかわす。
ほむら「な、何!?」
突然の攻撃に慌てるほむら。そして暗闇の中から聞こえてくる声。
???「ほう、私のシャドービームをかわすとは大したものだ。」
ほむらは声の聞こえた方を睨む。
その音源はだんだんと近づき...暗闇の中から姿を表した。
???「フハハハハ!! 貴様が暁美ほむらだな!!」
ほむら「あなたは...何者?」
ほむらは目の前の存在を見つめる。
メタリックシルバーの金属的な体。RXと対をなす緑色の瞳。
そう、彼の名は...
???「ゴルゴムの影の王子... 我が名は...世紀王シャドームーン!!」
ほむら「シャドームーン!?」
シャドームーン「如何にも!! 貴様の事はインキュベーターから全て聞いているぞ!!」
ほむら「!!」
シャドームーン「この街にブラックサンが居ると聞きつけ、私は奴と決着を付ける為にやって来たのだ!!」
ほむら「何故インキュベーターの事を!?」
シャドームーン「来たのだよ...奴が私の元へな!!」
~シャドームーン回想・ゴルゴム神殿跡~
シャドームーン「おのれ...憎きブラックサン!! 次期創世王はこの私だ!! 死んでもその座は渡さんぞ!!」
シャドームーン「ぐっ...だが今の私の力では奴には勝てん...」
シャドームーン「私には...必要なのだ!! 奴を越える為の、新たな力が...」
???「その力、僕が与えてあげようか?」
シャドームーン「!?」
すいません。新発売されたゲームに夢中になって遅れてしまいました。
今から投下します。
シャドームーンは声のした方を振り返る。そこには猫かウサギか分からない奇妙な生物がいた。
シャドームーン「何奴だ、貴様は。」
QB「僕の名はキュゥべえ。宇宙の熱的死を回避する為に魔法少女達を利用して感情エネルギーを集めている者さ。」
シャドームーン「魔法少女だと? 何だそれは」
QB説明中
QB「ここでお得な情報だ。君の探しているブラックサンが見滝原にいる。」
シャドームーン「何だと!! それは本当か!!」
QB「本当さ。平和を守る戦士として魔女を倒している。」
QB「しかし、魔法少女以外に魔女と戦う戦士など聞いた事が無い。彼は極めてイレギュラーな存在だ。」
QB「彼のおかげで、マミが助けられたり上條恭介の腕が治ったりと、僕の想定外の事が起こった。
QB「これ以上、彼を野放しにしておけば回収出来るエネルギーも回収出来なくなってしまう。」
QB「そこで僕達インキュベーターは、彼への対策を取るべく彼の戦闘データを徹底的に調べ上げた。」
QB「...が、それを見て思い知ったよ。彼は強すぎる。おそらくワルプルギスの夜でも彼には勝てないだろうね。」
QB「でも戦歴を見る限り、彼も決して無敗では無いという事が分かった。」
QB「そこで僕は、彼に勝利した者の中で最有力な者を探した。」
QB「そこで見つけたのさ。ゴルゴムの影の王子...もう一人の世紀王」
QB「そう、シャドームーン。君をね」
シャドームーン「それで貴様は私にどうしろと言うのだ。」
QB「簡単な事さ。君は彼に勝つ為の力が欲しいんだろう?」
QB「だから僕達が集めた感情エネルギーの一部を君にあげるよ。」
シャドームーン「何故だ、そんな事をして貴様に得は無い筈だぞ。」
QB「もちろん条件はあるさ。暁美ほむらという少女をここに連れて来て欲しい。」
シャドームーン「その女はどこに居る。何者なのだ。」
QB「彼女も見滝原の魔法少女の一人さ。でも彼女は他の魔法少女とは違うイレギュラーな存在でね。」
QB「彼女を捕まえその秘密を調べれば、莫大な感情エネルギーが得られる可能性がある。特に...」
QB「彼女の持ってる、13枚のカードはね」
シャドームーン「...と言う訳だ。暁美ほむらよ、おとなしく縄につけ!!」
ほむら (インキュベーター...!! やっぱり私の秘密は知られていたのね...)
ほむら (とにかく、まどかの為にも私はここで捕まる訳にはいかない)
ほむら (相手の力が分からない以上、ここは逃げるのが上策ね)
ほむらは魔法少女姿に変身し、時を止めた。
ほむら「よし、今のうちに...」
シャドームーン「フハハ、甘いぞ!!」
ほむら「なっ!?」
何と、シャドームーンはほむらの時間停止の中で動いているのだ。
ほむら「ど、どうして時間停止が効かないの!?」
シャドームーン「キングストーンの力でこの世の因果律の干渉を受けないようにしているのだ!!」
シャドームーン「そしてこれが...」
ほむら「?」
シャドームーン「キングストーンフラッシュだ!!」
次の瞬間、シャドームーンの腹部から眩い光が発せられ、ほむらの時間停止を解除してしまった。
ほむら (何て奴なの...私の時間停止を破るなんて)
シャドームーン「どうした、暁美ほむら!! 貴様の力はその程度ではあるまい!!」
シャドームーン「貴様の真の力を...真の姿を私に見せてみよ!!」
ほむら (...!!)
ほむら (インキュベーターは...私の正体まで知っていたっていうの...!?)
ほむら (いや、今はそっちじゃないわ...!!)
ほむら (この男には時間停止が効かない。つまり逃げる事は不可能)
ほむら (やはり、戦うしか...ないわね。出来ればこの力は使いたく無かったけど...)
シャドームーン「どうした!! 怖じ気づいたか暁美ほむら!!」
ほむら「...いいわ。あなたには特別に見せてあげる。私の力を」
BGM:カリス激情
次の瞬間、ほむらの意志に呼応したかの様にベルトが腰に出現した。
そのベルトのバックル部分の中央にはスリットがある。
ほむらは「CHANGE」と書かれた一枚のカードを取り出し、スリットに通した。
ほむら「変身!」\チェンジ!/ ジュルルルルア……シュバーン!!!
ほむらの姿が漆黒の戦士に変わる。
その姿は1万年前、伝説的な強さを誇ったマンティスアンデッドに酷似している。
その者の名を、皆は [カリス] と呼んだ。
シャドームーン「フム...それが貴様の擬態能力か。」
マイティアイでカリスを分析するシャドームーン。
カリス「あなたが誰だろうと、私のやるべき事は同じよ」
カリスアローを出現させるカリス。
シャドームーン「出でよ!! サタンサーベル!!」
シャドームーンもサタンサーベルを召換し構える。
シャドームーン「行くぞ!!」
爆発的に前に飛び出しサタンサーベルで斬りかかるシャドームーン。
カリスはカリスアローで防ぐ。
シャドームーン「ほう、我がサタンサーベルの一撃を防ぐとは...」
カリス「カテゴリーエースを甘く見ないでほしいわね」
シャドームーンとカリスは凄まじい剣戟を繰り広げるが、シャドームーンの手がカリスアローを捕まえた。
シャドームーン「ふはは、これはどうする!!」
シャドームーンはサタンサーベルを地面に突き立て、シャドーパンチを放った!!
シャドームーンが得意としている技の一つ
キングストーンの力を乗せて放つシャドーパンチは
BLACKのライダーパンチとほぼ同等の威力を誇る
まさに、必殺の攻撃なのである!!
だが...
カリス「甘いわ」\チョップ!/
カリスの放ったチョップヘッドに、ライダーパンチは相殺された...
シャドームーン「ダニィ!?」
世の中、そうそう甘くは無いのである。
カリス「続けて行かせてもらうわ」\バイオ!/
蔦の触手がシャドームーンを拘束する。
シャドームーン「この程度...!! シャドーセイバー!!」
シャドームーンはキングストーンからシャドーセイバーを生成し、蔦を切り裂いた。
カリス「なっ...!?」
シャドームーン「今度はこちらの番だ!!」
地面に突き立てたサタンサーベルを引き抜き、二刀流でカリスに襲いかかるシャドームーン。
カリスは応戦するが、シャドームーンの二刀流と攻撃の勢いに押されて行く。
シャドームーン「ブラックサンを倒すためにも、負ける訳には行かんのだ!!」
ライダーパンチを相殺された事で、逆に火がついたようだ。
シャドームーン「はあっ!!」
カリス「ぐうっ!!」
そして遂に、サタンサーベルがカリスの体を切り裂いた。
飛び散った血の色は ―― 緑色だった。
カリス「うっ...」
カリスは傷口を抑え、体制を崩す。
シャドームーン「フハハ...さぁ、私と一緒に来るのだ」
最早これまでかと思われた、その時...
???「やめろ信彦ぉ!!」
カリス「!?」
、 ,
ヽ /
,ヽ-;‐;-i!.、
, '⌒i!| |/!⌒`'、
/:.:.:.:。|!| |:|!:.:.:.:.:.:ヽ
i:.:.:.:.:/|!| |:|'、:.:.:.:.:.:.!
l、_;ノ┘| |└ヽ、_;;ィ
ト'´;:、 -‐- 、`‐-! 「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACK RX!」
ヽ、\. : | /`>::.!
,:=ノ、ヽ _,/-'/ト、
_,. ;-‐'::"´\:ヽ:::::.::::::::::::/;':::::::.``‐-、___
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/´;'/´::::::::::::::::/ | .:::
カリス「RX!?」
シャドームーン「ブラックサン!! やはりこの街にいたのだな!!」
てつを「何故だ!! 信彦、お前はもう...」
シャドームーン「私は戻って来たのだ...お前との決着を着ける為に!!」
てつを「何故だ...何故お前が蘇える!? まさか!! ゴルゴムの仕業か!!」
てつを「おのれ、ゴルゴムめ!! ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
シャドームーン「ブラックサンよ、今の私の力ではお前に勝てん」
シャドームーン「そして今はまだ、決着を着けるべき時では無い」
シャドームーン「フン、命拾いしたな。暁美ほむら」
カリス「...」
シャドームーン「では、ブラックサンよ。さらばだ!!」
シャドームーンの体から眩い光が発せられ、シャドームーンは姿を消した。
てつを「待て信彦!! くっ、行ってしまったか...」
てつを「そこのライダー!! 大丈夫か!?」
カリス「ライダー? 私は人間よ...ぐっ!!」
カリスの傷口は深く、出血が止まらない。
てつを「動いては駄目だ!! 待ってくれ、今俺が傷を...」
言いかけた所で、RXは傷口から流れ出る血が緑色と言う事に気が付いた。
てつを「緑色の血液だと!? 君は一体...」
カリス「ちょっと待って...」\リカバー!/
カリスの傷口がみるみる塞がり、元通りになった。
てつを (傷口が治った!? 何だ、あのカードは...)
カリス (血の色...見られたわよね...話すしか無い...か)
カリス (それに...この人はさっきの敵の事を知っていたし、色々聞き出せるかも...)
カリス「私の名前は暁美ほむら。この姿では...そうね、カリスとでも呼んで」
てつを「カリスか...」
カリス「これからあなたに私の事を話すわ。でも一つだけお願いがあるの」
てつを「何だ?」
カリス「これから私が言う事を決して他の人に言わないで。良い?」
てつを「...分かった、約束しよう」
カリス「ではまずあなたに一番大事な事を教えるわ」
てつを「...」
カリス「私は、人間じゃないの」
>カリス「ライダー? 私は人間よ...ぐっ!!」
>カリス「私は、人間じゃないの」
訂正はええよwwww
てつを「人間じゃない...? 君も改造人間か!?」
カリス「改造人間? 違うわ、私はアンデッドよ」
てつを「アンデッド...?」
カリス説明中
てつを「ふむ、アンデッド達が一族の繁栄を賭けて戦うバトルファイトか...」
カリス「えぇ、その戦いに勝ち残ったのは人類の祖先...ヒューマンアンデッドよ」
カリス「その戦いの後、私達は封印されていたけど...2年前、何者かによって封印が解かれたのよ」
てつを「それが誰かは分からないのか!?」
カリス「分からないわ...解放された後、私は本能の命ずるまま他のアンデッドを封印していったから...」
てつを「...」
カリス「そんな中で私はヒューマンアンデッドを偶然見つけたわ」
カリス「彼女は私に何の抵抗もせず封印され、私には彼女が何を考えているのか分からなかった」
カリス「でも彼女を封印して以来、私は自分の行動と運命に疑念を持つようになっていった」
カリス「今は...彼女が封印されたこのカードを使って私は人間の姿を借りているわ」
てつを「ハートの2か...それにヒューマンアンデッドが封印されているのか...?」
カリス「そうよ」\スピリット!/
カリスの姿がほむらに戻る。
つまり
①ほむほむ=ロリコン
②中学生=ロリ
③中学生=まどか
②と③から
ロリ=まどか
①と合わせると…
結局ほむまどは変わらないね
ほむら「さぁ、私が知ってる事は全て話したわ」
ほむら (さすがにまどかの事まで話す訳には行かない)
てつを「...」
ほむら「...どうしたの? 私はアンデッドなのよ? 封印しないの?」
てつを「いや、君からは悪意は感じられない。むしろ君からは...」
てつを「大切な人を守ろうとする、強い意志を感じる」
ほむら「...どうしてそう思うの?」
てつを「先程言っていたじゃないか。人間の姿になってから自分の行動と運命に疑念を持つようになっていった、と」
てつを「それはおそらく君に人間の心が芽生えていっている証拠だと思う」
てつを「アンデッドでは無い、一人の[暁美ほむら]という人間としての心が」
ほむら「...」
ほむら「...そうかもしれないわね。その言葉、胸に刻んでおくわ」
ほむら「じゃあ、今度はあなたが知っている事を教えて」
てつを「分かった」
てつを説明中
ほむら「じゃあ、シャドームーンはあなたの親友が改造された姿...という訳ね」
てつを「あぁ、しかし何故信彦はほむらちゃんの正体を知っていたんだ?」
ほむら「シャドームーンが言ってたわ...私の事はインキュベーターから聞いている、と」
ほむら「シャドームーンはあなたを倒す為に、インキュベーターは私を捕らえる為に、互いに手を組んで行動しているようだわ」
てつを「そうか...しかし何故信彦は蘇ったのだ? ゴルゴムか、クライシスか...」
ほむら (兄弟同然に育った親友と殺し合わなければならないなんて...彼も見て来たのね、地獄を...)
ほむら (私だったら、まどかと戦えと言われているようなもの...絶対にそんな事は出来ないわ...)
ほむら (でも彼は、そんな悲しい運命を背負いながらも人類の平和の為に戦い抜いた...)
ほむら (彼はとても強い心を持っている...私も、彼みたいな強さが欲しい...)
てつを「考えていても始まらないな、今はとにかくこの街の平和を守る事が優先だ!!」
てつを「ほむらちゃん、すまないが俺はそろそろパトロールに戻らなくてはならない」
てつを「信彦の事についてはこちらも調査を進めておこう、何か分かったら連絡する」
ほむら「えぇ、こちらも何か分かったら連絡するわ」
ほむら「もしも街を襲っているアンデッドがいたら私が封印しておくから」
てつを「ああ、お互い頑張ろう。では、さらばだ!!」
~現在・ほむら下校中~
ほむら「...まどかがRXの事を知っていたのは、やはりインキュベーターの仕業かもしれないわね」
ほむら「ここ最近アンデッドの封印に明け暮れていたから...迂闊だったわ」
まどかの事を考えながら下校していたほむらだったが、その時...
市民A「キャアァァァァァァァァ!!」
ほむら「!?」
突如鳴り響いた悲鳴。ここからそう通くは無さそうだ。
ほむら「...行ってみる価値はありそうね」
現場に急行するほむら。そこにいたのは...
ペッカーアンデッド「キシャアァァァァァァァァァ!!」
市民B「こ、来ないでぇ!!」
人々を襲っているアンデッドの姿だった。ほむらは物陰に身を隠す。
ほむら「あいつはペッカーアンデッドね...奴と戦うのは1万年ぶりだわ」
ほむらの腰にベルトが出現する。
ほむら「変身!」\チェンジ!/ ジュルルルルア……シュバーン!!!
ほむらはカリスに変身した。
カリス「封印するわ」
市民B「あぁ...もう駄目だわ...」
市民Bにじりじりと近づくペッカーアンデッド。
ペッカー「キシャアァァァァァァァァァ!!」
市民B「ひっ!!」
ペッカーアンデッドが腕を振り上げ、もう駄目かと思われたその時...
カリス「ハッ!!」\ドリル!/
ペッカー「ギャピッ!?」
物陰から飛び出したカリスのドリルシェルが、ペッカーアンデッドを吹き飛ばした。
市民B「な、何...?」
カリス「...」
突如現れたカリスに戸惑う市民B。カリスはペッカーアンデッドの方に向き直る。
ペッカー「シャア!!」
怒ったペッカーはカリスに連続攻撃をしかけるがカリスはそれを軽く受け流す。
カリス「動きはなかなかだけど...パワーが無いわ」
余裕の表情を見せ、カリスアローでペッカーを斬っていくカリス。
スピード、パワー共に全てカリスの方が上であった。
カリスにフルボッコされて行くペッカー。
ペッカー「グウゥゥゥゥゥ...」
ペッカーはもうフラフラだ。かなわないと見たペッカーは空を飛び逃げようとする。
カリス「逃がさないわよ」\ドリル!/ \トルネード!/
\スピニングアタック!/
カリスの身体が竜巻に包まれながら上昇し、ペッカーにドリルキックを打ち込んだ。
ペッカー「グワアァァァァァァァ!!」
ペッカーは地上に墜落し軽い爆発が起こる。
ダメージの影響でアンデッドバックルが開いた。
カリスはワイルドベスタを投げつける。
ヒュルルルル…トスッ
ペッカー「ヴオォォォ……」シュゥゥゥン…ヒュルルル パシッ
カリス「封印完了ね」
ペッカーを封印したカリスは、その場から立ち去った。
市民A「うっ...大丈夫?」
市民B「あ、うん...あの人が助けてくれたから」
市民A「ねぇ、あれってもしかして...」
市民B「?」
市民A「今、都市伝説で有名な平和を守る黒い戦士じゃない?」
市民B「あ、それなら私も聞いた事あるよ...人々の危機にどこからともなく現れるって」
市民A「でも、本当だったんだ...黒い戦士の話は」
市民B「あの怪物も一体何なんだろうね...」
二人はその場から立ち去った。
そして、その話を物陰から聞く小さな影があった。
QB「...」
たい焼き屋ほむほむ(別人)が出てくる可能性はありますか?
QB「...先程の戦いは全て見させてもらったよ、暁美ほむら」
QB「さすがは伝説のアンデッドだね、動きに無駄が無い」
QB「前回のシャドームーン戦の時も、密かにデータを取らせてもらったんだけど...」
QB「アンデッドの不死の秘密...そして君の擬態能力...実に興味深い」
QB「前回の物と今回の分...これだけのデータがあれば十分だろう」
QB「僕はこれから、ある物の開発に取り掛かるつもりだよ」
QB「そう、君の模態能力を元にね」
QB「その名は、ライダーシステム」
QB「完成した場合は、彼女たちに渡すつもりだ」
QB「そうすれば、なかなか面白い事になりそうだからね」
QB「...さて、そろそろ戻ろうか。シャドームーンが待ってる」
独り言をつぶやきながら、QBは姿を消した。
~休日・まどか宅~
ピンポーン
配達員「鹿目さーん、宅配便です」
まどか「はーい、今出ます」
今日は土曜日、学校は休みである。
両親は2人で出かけており、只今タツヤと2人で留守番中であった。
そんな時、差出人不明の荷物が届けられたのである。
まどかはハンコを押し荷物を受け取ると、リビングに持ち込んでそれを見回す。
まどか「アタッシュケース? 珍しいね...」
ケースの表面には[SMRT BRIN]と書かれている。
まどか「スマート...ブレインって読むのかな...? これ...」
とにかく、中身を確認しない事には始まらない。
テーブルに置いたケースを開くと、そこにはまどかの想像を超えた物が入っていた。
誰が、ケースの中に携帯電話が入っていると考えられるだろうか。
携帯電話だけではない。
ベルトらしき物や、デジカメ、懐中電灯、腕時計まで入っていた。
まどか「仕送り……じゃないよね」
当たり前の事を、再確認する。
まどか「しかもこの荷物...たっくん宛てになってる...」
このアタッシュケースは、まどかの弟であるタツヤ宛てに送られた物だった。
一方、その頃...
マミ「この辺りに異常は無いわね」
見滝原をパトロール中のマミ。
マミ (RXさんばかりに頼りきる訳には行かないわ...)
マミ (私達の街の平和は、私達で守らなくちゃ)
その時...
マミ「ソウルジェムに反応...北西の方角からだわ!!」
急ぎ現場に急行するマミ。進んで行くうちに人気の無い路地裏に入った。
マミ「暗いわね...それに何故か結界が見当たらないわ...」
辺りを見回すマミ。魔女どころか人の気配すら全くしない。
探索を続けていると...
???「キィィイイイイイイイ!」
マミ「!?」
突然、背後から叫び声がこだます。マミは慌てて振り返る。
バットアンデッド「キィイイイ...」
そこにいたのは、コウモリのような姿をした怪人だった。
マミ「魔女...じゃないわよね。明らかに」
バット「グルルル...」
マミ「まあいいわ、相手が誰であろうと私はこの街を守る為に戦う」
マミは魔法少女姿に変身し、銃を召換する。
マミ「せっかくの所悪いけど、一気に決めさせてもらうわ!!」
マミは銃をバットに向かって乱射する。
バット「...」バッサバッサ
バットは翼を展開し、空を自在に飛び舞わり回避する。
あの翼をどうにかしないと、攻撃を当てるのは難しそうだ。
ティロ・フィナーレを使用すれば広範囲を攻撃できる。
...が、ここは幅が狭い裏通りであり、結界も張られていない。
この状態でティロ・フィナーレを放てば、周囲への被害が出るのは確実だった。
マミ「くっ、ちょこまかと...」
マミ「このままじゃ埒があかないわね...どうすれば...」
QB「困っているようだね、マミ」
いつの間にか近くに、QBが座っていた。
マミ「QB!? しばらく見ないから心配してたのよ。どこに行ってたの!?」
QB「マミ、悪いけど話は後にしてほしい。今日はキミに渡す物があって来たんだ」
マミ「渡す物?」
QB「奴を倒す為に必要な物さ」
マミ「!」
QB「これだよ」
QBはマミにバックルと1枚のカードを手渡した。
バックルは中央にダイヤの紋章が入っており、
カードの方には「CHANGE」という文字とクワガタムシの絵柄が書かれている。
QB「それを使えば奴を倒せる」
マミ「これは...バックル? どうやって使うの?」
QB「バックルの中心部にリーダーがあるだろう? まずはそこにそのカードを入れるんだ」
マミ「入れたわよ。次は?」
QB「それを腹部に付けてごらん。自動でベルトが装着されるはずだ」
ベルトが装着され、変身待機音が鳴り出す。
QB「最後に変身と叫んで、そのハンドルを引けば完了だよ」
マミ「...分かったわ、変身!」ガシャコッ \ターンアップ!/ シュバアイイン!!
バックルから光のゲート・オリハルコンエレメントが放出され、バットを吹き飛ばす。
そしてオリハルコンエレメントがマミを通過する。
次の瞬間、そこにいたのは[仮面ライダーギャレン]だった。
BGM:Rebirth (歌:ダディ)
ギャレンは自分の姿を見つめる。視界に変化はなく感触もある。
ギャレン「これって...RXさんと同じ...仮面ライダー!?」
QB「その通り。僕が作ったライダーシステム第1号さ」
バット「キシャー!!」
マミに襲い掛かろうとするバット。
QB「来たよ」
ギャレン「えっと、武器は...あった!! これね!!」
ギャレンラウザーを手に取り、それをバットに向かって発砲する。
バット「グエッ!!」
効果は抜群だ!!
マミ「よしっ!! 効いているみたいね」
QB「なら次は、その中のカードを使ってみなよ」
ギャレンはオープントレイを展開。
ギャレン「えーっと...じゃあ、これ」\バレット!/
ギャレンラウザーから強化弾が発射され、バットの翼を打ち抜いた。
バット「ギャー!!」
余りの苦痛に叫ぶバット。バット涙目である。
ギャレン「これでトドメよ」\ドロップ!/ \ファイア!/
\バーニングスマッシュ!/
ギャレン「はっ!!」
ギャレンはジャンプして宙返りし、
バットの頭上から炎の力を込めた二段つま先蹴りを打ち込む。
バット「ぎょえーーっっ!!」
バットは大爆発、アンデッドバックルが開く。
冗談抜きでバット涙目である。
ギャレン「えっ!? あれだけの攻撃を受けて、生きてる!?」
QB「当たり前さ、だって奴は...」
QB説明中
QB「さぁ、そのプロパーブランクで奴を封印するんだ」
ギャレン「了解したわ」ヒュルルルル…トスッ
バット「ヴオォォォ……」シュゥゥゥン…ヒュルルル パシッ
ギャレン「これで良いのね」
QB「ふむ、初戦にしては悪くない戦果だね」
ギャレンは変身を解除する。
マミ「すごいわね...このベルト...」
QB「気に入ってもらえたかい?」
マミ「ねぇQB、さっきのアンデッドっていうのは何なの? 魔女とは違うの?」
QB「魔女とは全く違うものさ、そもそもアンデッドというのは...」
QB説明中
QB「今はその解放されたアンデッド達が、見滝原に集まっている」
QB「それに対抗する為、ライダーシステムを開発した訳さ」
QB「マミ、この街の平和を守る覚悟があるならライダーになって戦ってほしい」
QB「もちろん、無理にとは言わない」
QB「それに魔法少女とは違って、いつでもやめる事は出来る」
QB「でもライダーの力無しで、アンデッドを封印するのは不可能だから気をつけてね」
マミ「...分かったわ、私はライダーになる」
QB「本当にいいのかい? 君は魔女とアンデッド両方と戦う事になるよ」
マミ「危険は承知の上よ、それに困っている人を放ってはおけないわ」
QB「...どうやら本気みたいだね、分かった」
QB「そのベルトは今から正式に君の物だ」
QB「新たな戦士の誕生を、僕も祝福しよう」
QB「おめでとう、巴マミ!! 君は今日から仮面ライダーギャレンだ!!」
マミ「ありがとうQB、一つ聞きたい事があるんだけど...」
QB「何だい?」
マミ「このライダーシステムは、何を元に作ったの?」
QB「ジョーカーの擬態能力さ」
マミ「ジョーカー?」
QB「どの生物の始祖にも当てはまらない、53体目の伝説のアンデッドだよ」
QB「ジョーカーがバトルファイトに勝利した場合、地球上の生物が全てリセットされると言われているんだ」
マミ「そ、それじゃ早く封印するしかないじゃない!!」
QB「やめた方がいい、今の君じゃまず無理だ」
QB「ジョーカーは他のアンデッドを遥かに凌駕する戦闘能力を持っている」
QB「それだけじゃない、自力でのアンデッド封印能力や前述の擬態能力も併せ持つ特殊な個体さ」
QB「マミ、君は今ライダーになったばかりだ」
QB「だから今は、様々なアンデッドと戦って経験を積む事が大事だよ」
マミ「...そうね、力をきっちりとつけてから戦いに望む事にするわ」
QB「じゃあ、僕はもうこれで行くけど...」
マミ「?」
QB「気を付けてねマミ、ジョーカーは意外にも君の近くにいるかもしれないよ」
~夜・とある学校~
警備員A「よーし、この辺りに異常は無いな」
学校のグラウンドを見回り中の警備員。
特に異常が無いので、見回りを終えようとしたその時...
ゴゴゴゴゴゴゴ...
警備員A「...?」
目の前の水道管から何やら音がするようだ。
よく見ると、蛇口を閉めてあるはずの水道管から液体が漏れていた。
警備員A「な、何だ...?」
しばらくすると液体が漏れるのが止まったが、次の瞬間...
ジェリーフィッシュアンデッド「グガアァーッ!!」
液体が一つに集まり怪人の姿へと変わった。
警備員A「ぎゃ、ぎゃああああああああああああ!!」
警備員は腰を抜かし、その場にへたり込んでしまう。
ジェリーフィッシュアンデッドが襲いかかろうとするが、その時...
???「待て!!」
警備員・ジェリー「!?」
、 ,
ヽ /
,ヽ-;‐;-i!.、
, '⌒i!| |/!⌒`'、
/:.:.:.:。|!| |:|!:.:.:.:.:.:ヽ
i:.:.:.:.:/|!| |:|'、:.:.:.:.:.:.!
l、_;ノ┘| |└ヽ、_;;ィ
ト'´;:、 -‐- 、`‐-! 「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACK RX!」
ヽ、\. : | /`>::.!
,:=ノ、ヽ _,/-'/ト、
_,. ;-‐'::"´\:ヽ:::::.::::::::::::/;':::::::.``‐-、___
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//:::::::::::\:::::::::::::. :.::::::::::人:::::::::::::::::::::::::::::::::::/、i:::::::::.:::::::. \
/´;'/´::::::::::::::::/ | .::
警備員A「RX!?」
てつを「ここは俺が引き受ける!! 今のうちに逃げろ!!」
警備員A「は、はい!!」
警備員Aは逃げ出した!!
ジェリー「グルルルル...」
マクロアイでジェリーを分析するRX。
てつを「お前はカテゴリー7だな。人々を襲うというのならば、この俺がゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
ジェリー「キシャア!!」
ジェリーは腕の触手をRXに巻きつかせ、電流を流し込む。
一応、設定上は100万ボルトというなかなか強力な電流なのだが...
てつを「その程度の攻撃では効かんぞ!!」
RXの体にはかすり傷一つ付いていなかった。そりゃそうだ。
てつを「ふんっ!!」
RXは触手を振りほどく。
ジェリー「...」
ジェリーは敵わないと見たのか、再び体を液状化させ逃げようとする。
てつを「に゛か゛さ゛ん゛!!」
RXの体が光り輝く。
_广ニニうァ
/_/_/: :/ ̄
/´ ̄`ヽj
_/=、: : /ー─‐'う
. -──-、 //7冫\:/: :/´¨
/: イ´',:::::::',:\ , 7='ミヽ'}::',:::ト.イ´
/:/ヽ.: : ',::::::::',: :ヽ.///: : :',∨jrノ
/{:/: : :\ '.:::::::i: ://': : : : 冫'´
|: ナ、: : : :\|:::::::|: //クi: : : ,イ
|:': :\: : :ヽ/ニニ/ /: :ハ: : /
∧: : :ア─'-'、ユ八7─.、}: /
冫__.{::..::..:::::::冫¨/::..::..::リ..' 「俺は怒りの王子 RX バイオライダー!」
_r-く {こ_).、::_::_::,イ ',:_::_:イ'
. / ,ィ-ヽ._j: :トゝ ̄,... .. ...ヽ/=..l、
/ 冫:ヽ.: : : :ハ:.'::::::. : / |: :.',
l (_ゝ、_}: : {⌒ヽ\:ゝ__∧ i!: :.',
レ=K´!',: : : :ゝ-,ノ:==、 /: : !
{/i!: :ト.ヽ.: : : :/| : : \=='イ: r.:|
∧: i!: : \`二フ':::|: : : :  ̄',: :lトリ
|:::::| ヽ.__/:::::::::::/: : : : : : !: /
|\ヽ_イ:::::::::::::::::::/: : : : : : :,:/
|: :\_r=======': : : : : : :ノ,ソ
ゝ、: : :i!: : : : : : : : : :,.イク.
}`
BGM:バトルoh!RX (歌:宮内タカユキ)
てつを「液状化には液状化だ!!」
バイオライダーの体が液状になる。お馴染みゲル化能力である。
ゲル化したバイオライダーは瞬く間にジェリーに追いつく。
てつを「バイオアタック!!」
お馴染みバイオライダーの体当たり攻撃がジェリーに炸裂し、ダメージの影響でジェリーは液状化が解ける。
バイオライダーもゲル化を解いた。
ジェリー「グウゥゥゥゥ...」
ジェリーはダメージの影響で動けない。
てつを「バイオブレード!!」
バイオブレードを取り出したバイオライダーは、トドメを刺さんとジェリーに飛びかかる。
ジェリー「キシャア!!」
ジェリーは最後の悪あがきに再び電流を放出する。しかし...
てつを「そんなもので俺が倒せるか!!」
電流はバイオブレードに吸収されてしまった。
てつを「スパークカッター!!」
バイオライダーの必殺技が炸裂し大爆発が起こる。
爆発が晴れた後、ジェリーはすでに封印されカードになっていた。
バイオライダーはカードを拾う。
てつを「クラブの7か...今日でもう3体目だ」
てつを「アンデッド達の動きが活発になってきているな」
てつを「しかし相手が誰であろうと俺のやるべき事は変わらない」
てつを「この世に悪がいる限り、俺の戦いは終わらん!!」
バイオライダーはその場を立ち去る。
count the card
現在、RXが所持しているカードは...
BEAT LION (spade3)
UPPER FROG (dia3)
SCREW MOLE (club3)
METAL TRILOBITE (spade7)
ROCK TORTOISE (dia7)
GEL JELLYFISH (club7)
なるほど、そういう解釈もあるのか
ところで>>1、他のライダーは出すつもり?それともブラックとブレイド系統だけ?
>>123
出す予定。三上了子って名前で。
>>166
出す事が決定してる皆様。
1 クウガ
2 555
3 キバ
4 ブレイド
5 レンゲル
出そうかどうか検討中の皆様。
1 オルタナティブ・ゼロ
2 タイガ
3 サガ
~同時刻・まどか宅~
まどか「う、嘘...!?」
ケースに付属している説明書を読んでいくうちに、まどかはある事に気づいた。
まどか「何なの...? ファイズギア!? オルフェノク!? 訳分かんないよ...!!」
ケースの中身、もといファイズギアは電化製品の一面を持ちながら
明らかに何かと戦う為に作られている。
携帯電話は何やら駆動鎧らしき物を身につける為のアイテムらしい。
しかしオルフェノクという物がイマイチ分からない。
まどか「何かの魔女の名前...かな?」
タツヤ「姉ちゃ、どうったの?」
いつの間にか横にタツヤが居た。
まどか「た、たっくん!? いつからそこに!?」
タツヤ「姉ちゃ、いつまで経っても戻って来ないから」
タツヤはテーブルの上のファイズギアを見る。
タツヤ「それなに?」
まどか「え、えーっと...」
まどか (これが何なのかはまだ良く分かんないけど...何か危なそうだし...)
まどか (たっくんを巻き込んじゃ駄目だよね)
まどか「こ、これは...ママへの届け物だよ!!」
タツヤ「...ほんと?」
まどか「う、うん!! だからたっくんには関係無い物...」
言いかけた所で、まどかは口を閉じる。
タツヤがジロリとこちらを見つめているのだ。何か様子がおかしい。
タツヤ「姉ちゃ、どうして嘘つくの?」
まどか「う、嘘なんか...」
タツヤ「嘘だよッ!!」
まどか「ひっ!?」ビクッ!!
突然タツヤが怒鳴り声を上げ、まどかはすくみ上がる。
いつものタツヤじゃない。明らかに様子がおかしい。
まどか「た、たっくん...?」
タツヤ「...」
タツヤは黙ったまま何も言わない。その時...
バゴン!!
まどか「!?」
突如、玄関の方から大きな音がこだました。
何事かと思い玄関の方へ向き直る。次の瞬間...
バゴーン!!
まどか「きゃっ!?」
玄関のドアが吹き飛び、煙が立ち込める。
まどか「ゲホッ...ゲホッ...何なの!?」
タツヤ「...」
2人は玄関の方を睨む。煙が晴れそこにいたのは...
スティングフィッシュオルフェノク「フム、ここにファイズギアがあるらしいが...」
オコゼの様な姿をした灰色の怪人だった。怪人は2人を見つめる。
スティング「お前たち、人間だな」
まどか「貴方は...!?」
スティング「俺はオルフェノクだ」
まどか「!!」
まどか (オルフェノクって...あの説明書に書いてあった...?)
スティング「ギアを頂くついでだ、お前たちを俺達の仲間に加えてやろう」
スティングはジリジリと近づいて来る。
まどかはオルフェノクというものを未だに良く分かっていない。
しかし目の前のそれらしき物から危険な匂いがするのは明らかだ。
まどか (ど、どうすればいいの...?)
まどか(そ、そうだ!! このベルト!!)
まどかはテーブルのファイズギアを手に取った。
まどか (説明書の通りなら...これを使って戦えるはず...)
まどか (私が...たっくんを守らなきゃ...!!)
アタッシュケースからベルトを取り出し、腰に巻きつける。
スティング「ほう...」
スティングは興味深そうにまどかを見つめる。
まどかは右手でファイズフォンを開く。
まどか「5、5、5!」
確かめるように口にしながら中央の5のキーを三回押し、左手でファイズフォンを閉じる
『standing by』
ファイズフォンから電子音声が鳴り、頭上に掲げる。
まどか「へ、変身!!」
ファイズフォンをドライバーに差し込み倒す。しかし...
『error』
バチバチバチ!!
まどか「な、何...? きゃあっ!!」
ベルトが拒絶反応を起こし、まどかは弾き飛ばされてしまう。
スティング「お前ではベルトの力を引き出せないようだな」
まどか「うっ...」
まどかは痛みで起き上がれない。すると...
タツヤ「...」
それまで黙って見ていたタツヤが、突然ベルトの元へ歩いて行く。
まどか「た、たっくん...?」
タツヤはベルトを拾い腰に巻きつける。
いつの間にかウエストのサイズがタツヤぴったりになっていた。
スティング「む? このエネルギーはまさか...」
タツヤ「...」
タツヤは無言でファイズフォンを開き、555と打ち込む。
『standing by』
タツヤはファイズフォンを頭上に掲げる。
タツヤ「変身!」
ファイズフォンをドライバーに差し込み倒す。
『complete』
先程とは違う音声と同時に、タツヤの体が真紅の光線に包まれる。
刹那、閃光が発せられた。
あまりの眩しさにオルフェノクすら目を塞ぐ。
次に現れたのは、鹿目タツヤではなかった。
それは赤と銀の英雄、仮面ライダーファイズ。
BGM:Dead or Alive (歌:石原慎一)
まどか「たっくん...!?」
まどかは目の前の存在を凝視する。
あれほど小さかったタツヤが成人レベルの身長まで大きくなっていた。
まどか (しかもあの姿...RXさんと同じ...)
ファイズ「...」
ファイズは手首をスナップさせる。
スティング「フム、まさか適合者だったとはな」
スティング「だが、ここでお前を倒せば同じ事だ!!」
スティングは槍を召換しファイズに襲い掛かる。
縦横無尽に狙う槍を、ことごとくかわすファイズ。
槍を掴み、お互い至近距離のまま向かい合う。
とても3歳の幼稚園児とは思えない戦いぶりである。
スティング「くっ...やるではないか」
ファイズ「...」
ファイズは終始無言である。
スティング「だが、まだ俺を倒すには足りんな!!」
スティングは槍を引き、体勢を整えて槍を横に薙払う。
横薙ぎを喰らい、壁に体を打ち付けられるファイズ。
まどか「たっくん!! 大丈夫!?」
ファイズ「...」
やはりファイズは何も喋らない。
スティング「くくく…」
勝ち誇ったような笑みを口にし、壁に寄りかかったファイズにスティングが近づく。
そして、その槍をファイズへ振り下ろす。 だが...
ファイズの交差した両腕に阻まれた。
スティング「何...!? これほどの重さの槍を受け止めるとは...!!」
ファイズ「...」
かなりの重量があるスティングの槍を受け止めたファイズ。
やはり子供の力とは思えない。
ファイズは間髪入れずに、がら空きのスティングの腹部に蹴りを叩き込む。
後ろによろめく間に素早く立ち上がり追撃を加える。
拳と蹴りを交互に且つ効率的にスティングに決めて吹き飛ばした。
スティング「くっ...ベルトの力をここまで引き出せるとは...」
ファイズ「...」
戦いはファイズの方が優勢である。
まどか「す、凄い...」
まどかはそれを見ている事しか出来ない。その時...
???「俺も助太刀するぞ!!」
まどか・スティング「!?」
、 ,
ヽ /
,ヽ-;‐;-i!.、
, '⌒i!| |/!⌒`'、
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i:.:.:.:.:/|!| |:|'、:.:.:.:.:.:.!
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ト'´;:、 -‐- 、`‐-! 「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACK RX!」
ヽ、\. : | /`>::.!
,:=ノ、ヽ _,/-'/ト、
_,. ;-‐'::"´\:ヽ:::::.::::::::::::/;':::::::.``‐-、___
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スティング「RX!?」
まどか「RXさん!! どうしてここに?」
てつを「キングストーンがこの怪人に反応したんだ」
RXはスティングの方へ向き直る。
てつを「お前の目的は何だ!! 何故まどかちゃんを襲う!!」
スティング (何者だ!? こいつは...)
スティング「俺の目的はそこのファイズギア...そして仲間を増やす事だ」
てつを「仲間を増やすだと? それはどういう意味だ!!」
スティング説明中。
まどか「ひ、酷いよ...そんなの、あんまりだよ...」
スティング「酷い? 仕方ないだろう」
スティング「オルフェノクになれない人間など、死んだ方が良いのだからな」
てつを「ふざけるな!! 地球に生きている生命、一つ一つが掛け替えのない命なんだ!!」
てつを「それを奪うなど...この俺がゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
スティング「ほざけ!!」
スティングは槍をRXに突き出す。しかし...
てつを「そんなもので俺が倒せるか!!」
RXを貫こうとした槍は体に触れた瞬間、逆に先端が折れてしまった。
スティング「折れたぁ!?」
ちなみにRXの体にはかすり傷一つ付いていなかった。さすがである。
てつを「一気に決めるぞ!!」
ファイズ「...」コクリ
RXの言葉にファイズは黙って頷く。
ファイズはベルトの横のファイズポインターを取り外し、ミッションメモリーをセットする。
『Ready』
それを右足に取り付け、ファイズフォンを開きEnterボタンを押す。
『Exceed Charge』
ファイズポインターにエネルギーが充電されて行き、RXも力を溜めていく。
チヤージが完了したファイズはジャンプして前方一回転し、
空中で右足のポインターを敵に向けロックオンする。
RXも空中に飛び上がる。
ファイスは右足で、RXは両足で飛び蹴りに移行する。
ファイズ「...」
てつを「RXキィーーーーーーーーーック!!」
スティング「ぎょえーーっっ!!」
二人はそのままスティングを貫通し背後に降り立つ。
次の瞬間、スティングは爆発しΦのマークと共に灰になった。
てつを「よし!! まどかちゃん、怪我は無いか?」
まどか「あ、はい。ありがとうございます」
ペコリとおじぎをするまどか。
まどか「でも...部屋の中が滅茶苦茶に...」
先程から屋内戦闘を続けていたせいで、部屋がボロボロになっていた。
玄関のドアが外れ、テーブルは真っ二つ、壁と天井には大きなひびが入っていた。
まどか「パパとママに何て説明すれば...」
落ち込むまどか。しかし...
てつを「俺に任せろ!! キングストーンフラァーーーーーーッシュ!!!」
説明しよう!! キングストーンフラッシュとは、ベルトに収められた太陽の石キングストーンの力を光として照射することにより様々な奇跡を起こす技である!!
眩い光が放出され、次の瞬間部屋は完全に元通りになっていた。
まどか「( ゚д゚)」
てつを「よし、これで元通りだな」
RXはファイズの方へ向き直る。
てつを「そういえば、まだ君の名を聞いていなかったな」
ファイズ「...ファイズ」
それまで黙っていたファイズが、初めて口を開いた。
ベルトからファイズフォンを取り外し、Enterボタンを押す。
変身が解除され、ファイズの姿がタツヤに戻る。
てつを「...む? これはどういう事だ?」
まどか「え、えーっと...それは...」
まどか説明中。
まどか「それで私は出来なかったのに、何故かたっくんは変身出来て...」
タツヤ「...」
てつを「タツヤ君、君は何故ベルトの使い方を知っていたんだ?」
タツヤ「...分かんない。でもこれを使ったのは初めてじゃないような気がして...」
まどか「えっ...!?」
タツヤ「まるで今まで何回も使ってたように...使い方が自然と頭に浮かんで来た...」
まどか「で、でも...これ今日うちに届いたんだよ!?」
てつを「もしかしたら...前世か何かの記憶かもしれない」
まどか「ど、どうしてたっくんが...」
てつを「分からない、だがそのベルトを開発したスマートブレインとやらが怪しそうだな」
てつを「それに、オルフェノク達はこれからも仲間を増やす為に殺人を繰り返すだろう」
まどか「...」
てつを「だが安心してくれ。この街の平和は俺が何としても...」
RXが言いかけた、その時...
タツヤ「僕も...戦います!!」
まどか・てつを「!!」
タツヤ「丸顔のお姉さん」
マミ 「!!」
まどか「たっくん!?」
タツヤ「僕は家族とこの街が大好きだから...」
タツヤ「姉ちゃんの夢、みんなの夢、僕が守るよ。人として555として!!」
てつを「本当に覚悟はあるか? タツヤ君」
てつを「この戦いは命がけだ、それに怪人とはいっても命である事に変わりはない」
タツヤ「分かっています、僕は迷いません」
タツヤ「迷ってるうちに、人が死ぬのなら…」
タツヤ「戦うことが罪なら、僕が背負ってやる!」
タツヤは迷いの無い目で言い切った。
てつを「分かった、どうやら本気のようだな」
てつを「まどかちゃんはどうだ?」
まどか「私は...姉として弟を危険な目に合わせるのは快く思いません」
まどか「でも、さっきのたっくんの目には迷いがありませんでした」
まどか「それに...私をオルフェノクから守ってくれたし...」
まどか「たっくん自身が決めた道なら...私は姉としてたっくんを信じます!!」
タツヤ「...ありがとう、お姉ちゃん!!」
これこそが、タツヤが真のファイズになった瞬間であった。
えっと…タツヤって何歳だっけ?
>>201
パーフェクトハーモニーなんてねぇよwww
RXが「そんなものきくか」って言って攻撃を受け付けないのに違和感を感じるな
RXはダメージを受けるが即時回復する
ロボライダーは攻撃を受けてもびくともしない
バイオライダーは全部体をすり抜けてしまう
~翌日・日曜日~
ほむらはRXから聞きたい事があるという連絡を受け、待ち合わせ場所までやって来た。
ほむら「何かしら? 聞きたい事って」
てつを「ほむらちゃんは、スマートブレインという名前に聞き覚えはあるか?」
ほむら「スマートブレインなら知ってるわ」
ほむら「重工業や電子技術を中心事業としつつ、食品から医療までと幅広い業種に進出している世界的大企業よ」
ほむら「まあ、裏では人体実験などの黒い噂が絶えないんだけどね」
てつを「そうか...」
ほむら「ところで、何でそんな事を私に聞くの?」
てつを昨晩の鹿目家襲撃について説明中。
ほむら「...という事はもうすでに貴方はまどかだけじゃなく、マミやさやかとも面識があったのね...」
ほむら (てっきりインキュベーターのせいかと思ったけど...)
てつを「ああ、だがしかし...ほむらちゃんは何故まどかちゃん達を知っているんだ?」
ほむら (......)
ほむら「良いわ、貴方はもう信用してるしね」
ほむら時間遡行とワルプルギスについて説明中。
てつを「そうか...まどかちゃんを救う為に何度も...」
ほむら「...ええ、だから貴方もワルプルギスを倒すのに協力してほしいの」
てつを「もちろんだ、人類の自由と平和を守るのが仮面ライダーだからな」
ほむら「感謝するわ、RX」
てつを「それとほむらちゃんに渡す物がある」
ほむら「?」
RXは6枚のカードを取り出し、ほむらに渡す。
てつを「俺がここ数日で封印したアンデッド達のカードだ、ほむらちゃんなら使えるだろう」
ほむら「ありがとう、確かに受け取ったわ」
てつを「俺はこれからスマートブレインに乗り込むつもりだ、また会おう!!」
RXはアクロバッターに乗り去っていく。
ほむらは今ここにRXをワルプルギス戦の仲間に入れる事に成功した。
しかし、まだこの見滝原の魔法少女達を仲間に引き入れる仕事が残っている。
count the card
現在、ほむらが所持しているカードは...
BEAT LION (spade3)
UPPER FROG (dia3)
SCREW MOLE (club3)
METAL TRILOBITE (spade7)
ROCK TORTOISE (dia7)
GEL JELLYFISH (club7)
CHANGE MANTIS (heartA)
SPIRIT HUMAN (heart2)
CHOP HEAD (heart3)
FLOAT DRAGONFLY (heart4)
DRILL CIEL (heart5)
TORNADO HAWK (heart6)
BIO PLANT (heart7)
REFLECT MOS (heart8)
RECOVER CAMEL (heart9)
SHUFFLE CENTIPEDE (heart10)
FUSION WOLF (heart11)
ABSORB ORCHID (heart12)
EVOLUTION PARADOXA (heart13)
>>212
クライシス皇帝の自爆を至近距離から受けて無傷だったでしょう?
怪魔界が消滅する程の爆発を受けて無傷とかいう奴に
たかだか100万ボルトの電流や槍の突きで傷が付くとは思えません。
RX本編では怪人の攻撃を食らって傷付く事が何度もありましたが
あれはどう考えてもおかしいです。
~ゴルゴム神殿跡~
QB「後は...ここをこうしてと」
シャドームーン「インキュベーターよ、先程から何を作っているのだ」
QB「3番目のライダーシステムさ」
シャドームーン「3番目だと?」
QB「その名はレンゲル」
QB「ブレイドやギャレンのライダーシステムを発展させた新型だよ」
シャドームーン「前から思っていたのだが、何故いずれ己の前に立つかもしれん魔法少女共にそれを渡すのだ」
QB「僕は感情エネルギーが手に入ればそれでいいのさ」
QB「君に渡す分のエネルギーは、とても魔法少女システムだけでは補えないからね」
QB「装着者の融合係数が高ければ高い程、得られるエネルギーの量は多くなる」
シャドームーン「どのように貴様はエネルギーを回収しているのだ」
QB「ライダーに変身する、ラウズカードを使用する、融合係数が上昇する」
QB「これらの事が起こった時、エネルギーは自動的に出現し僕達に送られるのさ」
シャドームーン「フン、うまい商売を考えたものだな」
QB「一応褒め言葉と受け取っておくよ、それよりも君に伝える事がある」
QB「今、RXはスマートブレインに乗り込む為に見滝原を出た所だ」
シャドームーン「!!」
QB「つまり今RXは見滝原にいない、ほむらを捕まえる絶好のチャンスだと思わないかい?」
シャドームーン「言われずとも分かっている、私は行くぞ」
シャドームーンが出発しようとした、その時...
QB「待ってくれ、確実に捕らえる為の仲間を用意したんだ」
すると、向こうの物陰から一体のアンデッドが現れた。
スカラベアンデッド「...」
シャドームーン「何だこいつは」
QB「スペードのカテゴリー10、スカラベアンデッドさ」
QB「時間停止能力を持っているから役に立つだろう、今は僕の支配下にあるけどね」
シャドームーン「アンデッドを支配できるだと...まさか貴様は!!」
QB「そう、二年前アンデッドの封印を解いたのは僕達さ」
シャドームーン「...やはりそういう事か、まあ貴様が何者かなどはどうでも良い」
シャドームーン「私の望みはただ一つ、ブラックサンと戦い打ち倒す事だけだ!!」
シャドームーンはスカラベに向き直る。
シャドームーン「行くぞ!! スカラベアンデッド!!」
スカラベ「...」コクリ
こうして二人は、ゴルゴム神殿を後にした。
QB「...」
???「大丈夫なのかい? 彼らだけで」
先程スカラベが出て来た物陰から、一人の少年が現れた。
QB「問題無いだろうさ、スカラベの強さは君が一番良く知っているんだろう?」
???「まあね、ところで彼にはまだ話して無いのかい?」
QB「アレの事ならまた近いうちに話すさ」
QB「君こそどうして僕に手を貸すんだい? バトルファイトの方はいいのかい?」
???「バトルファイトなんてどうでもいいさ」
???「僕はね、ただ全てをメチャクチャにしたいんだよ」
???「君に手を貸すのも、また面白そうと思ってさ」
???「それに宇宙が消滅したら、僕が楽しむ事も出来なくなってしまうだろう?」
QB「やれやれ、お気楽なものだね」
QB「カテゴリーK、いや...」
QB「...コーカサスビートルアンデッド」
面白い!!実に面白い!!
>>223
お褒めの言葉ありがとうございます。
でもageないで下さい...
>>227
弦の鬼?
~スマートブレイン本社・社長室~
村上「ファイズギアの方はどうなりましたか?」
スマートレディ「は~い、無事に鹿目家に届いたようですね」
村上「ギアを狙っていたオルフェノクの方は?」
スマートレディ「スティングフィッシュさんなら、返り討ちにされたみたいですよぉ」
村上「と、言うと?」
スマートレディ「タツヤ君が適合者だったみたいですね~、ベルトの力を十二分に引き出していたそうですよぉ」
村上「フム、そうですか...」
二人が会話をしていると、突如警報が鳴り響き始めた。
村上「何事ですか!?」
アナウンスA『し、侵入者です!! 社長!!』
アナウンスB『こちらライオトルーパー部隊!! 謎の黒い怪人が侵入して…ギャアアアアアアアア!!!』
村上「!!!」
アナウンスC『こちらバタフライです!! もう既にワイルドボアやスラッグもやられて...ああっ!! エラスモテリウムがやられました!!!」
村上「何ですって!! 何者の仕業ですか!?」
アナウンスC『謎の黒、いや、青い怪人が、て……ギャアアアアアアアア!!!』
アナウンスD『こちらSWAT部...ヒィイイイイイイイイ!!!あなたの探しているものはこの先にあります!だから…』
???『仲間を裏切り敵に寝返る卑怯者め!!!』
アナウンスD『え…ちょ……ギャアアアアアアアア!!!』
アナウンスから響く断末魔。
村上「どうしたんです!! 敵の正体は!? 何が目的なんです!!」
アナウンスD『カ...カイザギアとデルタギアが...う、奪われ....ぐふっ!!!』
直後、スピーカーから何かが灰になったような音が聞こえた。
村上「ラッキークローバーは何をしているのです!!」
アナウンスA『駄目です...まずジェイさんがやられて...』
アナウンスA『その後、北崎さんや冴子さんまでもが...』
アナウンスA『琢磨さんは...怪人の強さに怖じ気づき、逃げ出しました...』
村上「なっ...!?」
アナウンスA『社長...ここは一端逃げ...』
???『キングストーンフラァーーーーーーッシュ!!!』
アナウンスA『ギャアアアアアアアア!!!』
直後、全てのアナウンスから連絡が途絶えた。
村上「くっ...」
怒りに身を震える村上。その時...
???「ここが社長室だな!!」
村上・スマートレディ「!?」
、 ,
ヽ /
,ヽ-;‐;-i!.、
, '⌒i!| |/!⌒`'、
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村上・スマートレディ「RX!?」
てつを「村上峡児!! オルフェノクを使い人類を滅ぼそうとする貴様は、この俺がゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
村上「何者かは知りませんが、敵である事は確かですね...はっ!!」
村上の姿がローズオルフェノクに変わる。
ローズ「はあっ!!」
身体から無数の花弁を吹き出してRXを攻撃するが...
てつを「キングストーンフラァーーーーーーッシュ!!!」
説明しよう!! キングストーンフラッシュとは、ベルトに収められた太陽の石キングストーンの力を光として照射することにより様々な奇跡を起こす技である!!
花弁は一瞬にして全て消滅した...
ローズ「( ゚д゚)」
スマートレディ「...社長、勝てるんですか?」
ローズ「わ、私の力はこんなものではありません!!」
ローズは全身から花弁を吹き出しながらRXの背後にテレポートする。
そのままRXに襲い掛かろうとするが...
てつを「RXパァーーーーーーーンチ!!」
RXはローズのテレポートに素早く反応し、カウンターパンチを打ち込む。
ローズ「ぎょえーっっ!!」
RXパンチをまともに食らったローズは、壁を突き破り別の部屋まで吹っ飛ぶ。
20メートルほど吹き飛んでようやく動きを止めるローズ。
スマートレディ「( ゚д゚)」
ローズ「わ、私の力が全く通用しない...だと...」
ローズ (勝てるのか…こんな化け物に…)
ローズはRXに怖じ気づきそのまま逃げようとするが...
てつを「待て」
ローズ「!」
ローズは立ち止まり後ろを振り向く。
そこにはゆっくりとローズの所まで歩いてくるRXの姿があった。
てつを「貴様に関することは全て聞いた…貴様のような奴は断じてゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
ローズ「ひぃ...!」
,X´::/::ヽ
/ヽl||l'⌒ヾ
{ ,i||i、 ノ!
ゞ:::_ll__:::::ノ|
iヽ__ノ:.:.:l
_ノ::::::::::::::i:.:.:ゝ、
, -t彡'ゝ、:::::::, -- 、::Y⌒ヽ
Y:::::::| : : : : : Y: :rc,: : : i::{:::::::::」 「リボルケイン!」
人::::::|: : : : : : | : `´:゙: : :l::k ´: : \
_/ : : `ヾ、: : : : :人: : : : :.:人l \: : : :\
/:人 : : / ヒニY;';';';'l二ニ __/ \, -'ミ、
/:::::::::>´ ヾ─|、;';';リ,==,=、 -‐ ´:ゝ:::::ィ
/::::::::/ 「 ̄rf壬‐::::::::::゙ー'::::_ -─'
/`ヽ:/ r─t‐七´ィ=t ̄
_______________r‐<_/::,::::〈 ___ /:::
てつを「リボルクラアアァァァァァァァァァァァッシュ!!」
ローズ「くぁwせdrftgyふじこlp」
RXはリボルケインを引き抜きそのまま後ろを向いた。
/
/ . ,
./ !_.../.
/ i:::!||i:::::i
/ !:::!||ヽ .|
.,::::i @ 丶| | リ:l
/i:::::::_ .,,--.......!!::::::: !! !- _... 、
!:::::::::..、_ ._ .i/l  ̄ `i .n ̄`i::i,,: .i
丶;::::/ .i:::::| ! ` !丶.,-丶
゙ ‐‐ ~ .i-- ´=`---‐i ‐~ 丶:i
i二!≡彡'''゙ ゚゙::::: -‐~
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/ ‐ _::|:::::|::::_ -‐.i
/ ヽ::ノ .i.
/ , '~゙ 、 .i.
./ , ' ゙ 、 i.
,.´ヽ ., ' ゙ 、 ,...i.
;:::::/ , ″ ゙ 、::::::`、
/:::::::::/ ゙、::::::i..
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/:::::::/ .i::::::i.
./::::::::i l::::::゙:、
./___::::::ンi ! ;;___ !
ローズ「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」ウンメイノー
そのままローズはスマートブレイン本社ごと大爆発。
スマートレディも当然その巻き添になった。
だがライダーズギアやバイクだけが、誰かに持ち去られたかの様に消えていたらしい。
本社が大爆発し無くなった事で、スマートブレインの株価はその後大暴落。
おまけにオルフェノクの存在や計画が、この事件の影響で明るみに出てしまう。
政府はスマートブレインに対し、業務停止命令を発し株価はさらに暴落。
スマートブレインはここに崩壊し、その歴史は幕を閉じたのである。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
最後に…
[スマートブレイン涙目]
キングストーンフラッシュは物理的に敵の攻撃を消せる訳じゃないはずだが、なんでこう違和感がないかね
今日はここまでです。皆さんお疲れ様でした。
おりマギのキャラも出してみようか検討中です。
おりマギを見てると何故かパラロスを思い出しました。
となるとあの二人には帝王のベルトを渡すべきか...?
>>256
キングストーンフラッシュは奇跡を起こす技ですから。
>>230
ヒント:バクバクBeatin' heart かっ飛ばしてKick it up
乙
次は天王寺理事長だな
乙。
>>1は555は好きでも、スマートブレイン社は嫌いと見た。
やっぱバイオリンと聞いたらキバって行きたくなるよなー
?「俺のことを登場させない>>1は邪魔なんだよ!!」
良かった…バジンたん生きてた…
~同時刻・見滝原~
ほむら「最近は魔女の反応が全く感じられないわ」
ほむら「その分アンデッドやオルフェノクが増えたような気がするけど...」
公園のベンチで考え事をしているほむら。その時...
シャドームーン「見つけたぞ!!」
突如、目の前にシャドームーンが現れた。手に白い布が巻き付けられている。
ほむら「シャドームーン!!」
シャドームーン「今回は以前のようにはいかんぞ!!」
ほむら「...あなたも懲りないわね、いいわ」
ほむらの腰にカリスラウザーが出現し、CHANGEのカードを取り出すが...
ほむら「相手をしてあげる、変...」
シャドームーン「止めろ!!」
スカラベ「グガァッ!!」
次の瞬間スカラベアンデッドが出現し、周囲の時間を止めてしまった。
シャドームーン「フハハハハ!! これは良い、今のうちに...」
シャドームーンは、ほむらの背後に回る。
シャドームーン「貴様には、少し眠っていてもらおう!!」
シャドームーンは、ほむらの首筋に手刀を打ち込もうとする。
シャドームーン「今だ、動かせ!!」
スカラベ「グガァッ!!」
スカラベは時間停止を解除し、手刀は見事にほむらに当たった。
ほむらは地面に倒れる。
ほむら「な、何が起こったの...? 意識...が...」
ほむらはそのまま気絶してしまい、シャドームーンは縄で拘束する。
シャドームーン「捕縛完了だな。よくやった、スカラベアンデッド」
スカラベ「グガッ!!」
シャドームーン「フハハ...ブラックサンよ、首を洗って待っているがいい!!」
ほむらを捕まえた二人は、その場を後にした。
~ゴルゴム神殿跡~
シャドームーン「戻ったぞ、インキュベーター」
QB「おかえり、ほむらは捕まえられたのかい?」
シャドームーン「もちろんだ」
スカラベ「...」
ほむらを肩に背負ったスカラベが入ってくる。
QB「礼を言うよ、ほむらはそこに寝かせておいてくれ」
スカラベは、ほむらを台の上に寝かせる。
シャドームーン「さあ、インキュベーターよ...私に力を!!」
QB「うん、約束は約束だからね」
QBの頭上に巨大な光が現れる。
QB「さあ、受け取るといい。それが君の新しい力だ」
シャドームーンは手をかざし、光を吸い込む。
QB「どうだい?」
シャドームーン「フハハハハ...これは凄まじい!!」
シャドームーン「全身に力が満ちて行く...己が強くなっているのが分かるぞ!!」
シャドームーンは再び手をかざす。すると...
再生ムサラビサラ「キシャーッ!!」
再生デスガロン「...」
再生トリプロン「グオーッ!!」
再生ガイナギスカン「ヌオーッ!!」
3体の再生怪人+1体の再生ロボットが現れた。
シャドームーン「フハハ...成功だ!!」
QB「...? 何をしたんだい?」
シャドームーン「貴様からもらった力の一部を使い、今は亡きクライシスの怪人共を蘇らせたのだ」
QB「RXとの戦いで共をさせるつもりかい?」
シャドームーン「私はブラックサンを倒すためなら、手段は選ばん」
QB「まあ僕は構わないけど」
シャドームーン「これで全ての準備は整った...行くぞ!!」
QB「行ってらっしゃい、無事に倒せる事を僕も祈っておこう」
シャドームーン御一行は、ゴルゴム神殿を後にした。
~見滝原・CD店~
さやか「うーん、恭介はどんな曲が好みかな?」
恭介好みの曲を探しているさやか。現在試聴中である。
さやか「これは...」ピッ
[SUPERNOVA]をクリック。
アフレダスー カンジョウガー コノカラダー ツキヤブリー トキオトカシ ハジマッタネクストステージ
さやか「うん、この曲なんか良さそう」
さやか「他は...」ピッ
[ROOTS OF THE KING]をクリック。
ソノテニウカビアガルモンショウガアカシー ヤミノイロオアツメマトウオーラノヨウニー
さやか「よし、この二つが良さそうだね」
さやか「あと一つ...」ピッ
[LORD OF THE SPEED]をクリックする。
前奏が終わり、曲に入った次の瞬間...
ウンメイノー
市民A「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
さやか「!?」
突如、店の外から悲鳴が響いた。
今日はここまでです。皆さんお疲れ様でした。
明日は用事があって投下できそうにないです......申し訳ございません。
>>264
サイドバッシャーやジェットスライガーも無事なのでご安心下さい。
>>261
すいません、カイザギアはあの人に渡すつもりなんです。
>>260
ブラッディローズ出した方が良いですかね?
>>259
かなりの悪業をしていましたし...あまり好きでは無いですね。
>>258
申し訳ございません、天王寺理事長は出ないです。
セブンが悪役だった時は驚きましたよ...
さやか「な、何事!?」
店の外に出るさやか、そこにいたのは...
ゼブラアンデッド「...」
市民B「に、逃げろおぉーっ!!」
市民C「な、何なんだよこの怪物は!!」
人々を襲っているゼブラアンデッドの姿があった。
さやか「な、何あれ...魔女?」
さやか「いや、でもここには結界は張られてないし...」
目の前の異形の存在に驚きを隠せない。
市民D「そこのキミ、何してる!! 速く逃げるんだ!!」
さやか「は、はい!!」
とりあえず逃げようと駆け出すが...
ゼブラ「キシャッ!!」
ゼブラは大ジャンプでさやかを飛び越し、正面に降り立つ。
ゼブラ「グガッ!!」
そのまま腕を振るい、さやかを吹き飛ばした。
さやか「うわあっ!!」
壁に背中から激突するさやか。これは痛い。
さやか「うぅ...」
ゼブラ「グルル...」
ゆっくり歩いてくるゼブラ。その時...
\バレット!/
何かの電子音声が聞こえた後、銃弾がゼブラを吹き飛ばした。
ゼブラ「グワッ!?」
さやか「な、何...?」
銃弾の方を見るさやか。そこにいたのは...
ギャレン「もう大丈夫よ、美樹さん」
ギャレンラウザーを構えたギャレンの姿だった。
さやか「二人目の...仮面ライダー...?」
さやか「しかも、その声...」
さやか「マミさん...!?」
ゼブラ「グウゥ...」
ギャレン「美樹さん、下がってて!!」
さやか「な、何でマミさんがライダーに...?」
ギャレン「話は後よ、今は奴を倒さないと」
さやか「わ、分かりました」
さやかは物陰に隠れ、ギャレンはゼブラに飛びかかる。
ギャレン「せーい!!」
ギャレンのストレートパンチが直撃し、体を突き破る。
ゼブラ「ぎょえーっっ!!」
緑色の血液が飛び散り、ギャレンは腕を抜く。
さやか「す、凄い...何て力してんのよ...」
ゼブラの腹には大きな穴が開き、痛みで姿勢を崩す。
おまけにその傷口からは、血液が噴水のように飛び出ており非常に痛々しい。
そこ、2代目メフィラス星人とか言わない。
ギャレン「フフッ、特訓の成果よ」キリッ
ゼブラ「グオォォ...」
ゼブラは痛みのせいで体がまともに動かない。ゼブラ涙目。
ギャレン「さて、トドメと行きましょうか」\バレット!/ \ファイア!/
\ファイアバレット!/ (勝手に命名)
ギャレン「美樹さんを襲った代償は...高くつくわよ!!」
ギャレンはファイアバレットを乱射し、炎の強化弾がゼブラに炸裂する。
ゼブラ「グワァーッッ!!」
お馴染みの爆発が起こり、アンデッドバックルが開く。
ギャレン「カテゴリー9ね、封印するわ」ヒュルルルル…トスッ
ギャレンはプロパーブランクを投げつける。
ゼブラ「ヴオォォォ……」シュゥゥゥン…ヒュルルル パシッ
ギャレン「これで良し」
ギャレンはGEMINIのカードを手に入れた。
ギャレンはバーニングディバイドが使えるようになった。
さやか「( ゚д゚)」
ギャレン「大丈夫? 美樹さん」
ギャレンはバックルをひっくり返し、変身を解除する。
さやか「あ...ありがとうございます、マミさん」
マミ「目だった怪我は無いようね、良かった」
さやか「マ、マミさん...さっきの姿って...」
マミ「ええ、RXさんと同じ仮面ライダーよ」
マミさんライダーシステムとアンデッドについて説明中。
マミ「この力で、私はアンデッドと戦っているの」
さやか「そうだったんですか...凄いですね...」
マミ「それと...QBから預かった物があるわ」
マミは懐からバックルと1枚のカードを取り出す。
バックルの中央にはスペードの紋章が入っており
カードの方はCHANGEという文字とヘラクレスオオカブトの絵柄が描かれている。
さやか「これは?」
マミ「QBからの預かり物と伝言よ、美樹さんにライダーになってほしいって」
さやか「えっ!! あたしが...ライダー...!?」
マミ「貴方には十分なライダーの素質と資格がある」
マミ「でもアンデッドとの戦いは魔法少女と同じく非常に危険な仕事なの」
マミ「まさに命がけ、だからあなたには慎重に考えて欲しい」
マミ「貴方に本当にこの街を命がけで守る覚悟があるなら、これを渡すわ」
さやか「あたしが...見滝原を...」
マミ「でも私個人の意見は反対よ」
さやか「え...?」
マミ「この街には私やRXさんがいるし、焦ってライダーを増やす必要は無いわ」
マミ「それに何より危険だわ、後輩を危険な目に合わせるのは先輩として快く思わない」
マミ「でも忘れないで、最後に決めるのは貴方自身よ」
さやか「...」
さやかはしばらく俯いて考えるが、やがて顔を上げ...
さやか「あたしは...ライダーに...なります!!」
マミ「!!」
マミ「...貴方のライダーになりたい理由と決意を聞かせてくれる?」
さやか「あたしは理不尽な暴力に苦しむ人達を助けたい、マミさんのように皆を守りたい」
さやか「それがどんなに大変で凄い事かって解ってるつもり、この前のシャルロッテの戦いの時だって何も出来ない自分が凄く嫌だった」
さやか「あたしは守る為に戦いたい、でも...やっぱり不安もあります」
さやか「あたしなんかがそんな巨大な力を正しい事だけに使えるのかって...」
マミ「...美樹さん、貴方に力の本質を教えるわ、それは心よ」
さやか「心...」
マミ「そう、心の無い力は暴力に過ぎないし力の無い心は暴力に過ぎないわ」
マミ「解るかしら、美樹さん。何事にも折れることの無い強い心を持つのよ」
マミ「それがあればRXさんのように、力を抑制し正しく使う事が出来る」
さやか「...分かりました」
さやか「もしあたしが力に魅入られたり飲まれてしまったら...」
さやか「マミさん、その時は頼みます」
マミ「そこまでの覚悟があるなら、もう何も言わないわ」
マミ「大丈夫、後輩を正しく導く事も先輩の役目ですもの」
マミ「その時は全力で死にそうにさせてでも、目を覚まさせてあげるわね」
さやか「お、お手柔らかにお願いします...」
マミ「じゃあ...これを受け取って」
マミはバックルとカードを差し出し、さやかはそれを両手で包み込むように受け止める。
マミ「これで貴方は仮面ライダーブレイドよ、私の言葉を忘れずその力を正しい事に使ってね」
さやか「はい、任せて下さい!!」
~見滝原への帰路~
スマートブレインを壊滅させたRXは見滝原に戻るためアクロバッターで走行中である。
てつを「四本のベルトと、ライダーマシンの回収は完了した」
てつを「後はこれをほむらちゃんに渡せば...」
その時...
シャドームーン「待てい、ブラックサン!!」
てつを「信彦!!」
崖の上にシャドームーンの姿があった。
シャドームーン「フハハ、私だけではないぞ!!」
シャドームーンの背後から再生怪人たちが現れる。
てつを「クライシスの怪人たちを蘇えらせたのか!!」
アクロバッターから降り身構えるRX。
シャドームーン「見せてやろうブラックサン、これが私の新たなる力だ!!」
てつを「何をする気だ!? ぐっ!!」
シャドームーンが何かを唱えると、RXを眩暈が襲う。
てつを「うわぁぁぁぁぁぁ!!」ウンメイノー
刹那、視界が歪みRXの姿が変貌する。
RXとは違い丸顔の黄色と赤のラインが入った仮面、そして黒の体。
てつをBLACK「これは……?」
RXの姿が前身であるBLACKへの姿へと戻っていた。
てつを「どうだブラックサンよ、今のは時間を戻す能力だ」
てつをBLACK「何だと? すると……」
シャドームーン「そう、お前の時間だけを戻してやったのだ」
シャドームーン「今のお前は改造されたばかりの頃の姿だ、シャドービーム!!」
てつを「なんだと!? うわっ!!」
シャドービームがBLACKを襲い、吹き飛ばされるBLACK。
てつをBLACK「ぐっ!! 何てパワーだ!!」
シャドームーン「まだまだ私の力はこんなものでは無いぞ!!」
シャドームーンは一瞬で崖上からBLACKの懐に潜り込み、サタンサーベルで切り刻む。
てつをBLACK「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」
BLACKはその場に跪き、シャドームーンはサタンサーベルを振り上げる。
シャドームーン「ついにこの時が来た...ブラックサンよ、私が世紀王だ!!」
凄まじい強さのシャドームーンに追い詰められてしまったBLACK。最早これまでかと思われた、が!!
その時、不思議な事が起こった!!
???「待て!!」
てつをBLACK・シャドームーン「!?」
、 ,
ヽ /
,ヽ-;‐;-i!.、
, '⌒i!| |/!⌒`'、
/:.:.:.:。|!| |:|!:.:.:.:.:.:ヽ
i:.:.:.:.:/|!| |:|'、:.:.:.:.:.:.!
l、_;ノ┘| |└ヽ、_;;ィ
ト'´;:、 -‐- 、`‐-! 「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACK RX!」
ヽ、\. : | /`>::.!
,:=ノ、ヽ _,/-'/ト、
_,. ;-‐'::"´\:ヽ:::::.::::::::::::/;':::::::.``‐-、___
/::::::::/|:::,::::-‐'´::ヽ\_;::::-‐´::``‐-:、::.∧:::::::.``' 、
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//:::::::::::\:::::::::::::. :.::::::::::人:::::::::::::::::::::::::::::::::::/、i:::::::::.:::::::. \
/´;'/´::::::::::::::::/ | .::
>>292
現時点でもシャドームーンは世紀王でしょ
ここでのセリフは「私が次期創世王だ!」ではないかな
横槍すまん
>>298
すいません間違えました、次期創世王が正しいです。
叛逆の物語を見て来ましたので、ちょっとしたネタを投下させてもらいます。
予 告
悪魔ほむら「私は全ての破壊者よ、私はそれを受け入れた」
立木「まどかマギカ、本当の終わり!!」
まどか「どうして魔法少女を倒すの?」
さやか「あいつはもうあたしたちの知ってるほむらじゃない!!」
QB「僕が面白くしてあげるよ」
さやか「悪魔を倒す為なら、あたしは悪魔にだってなってやる!!」
まどか「私が...ほむらちゃんを止めてみせる!!」
立木「九つの時間軸を旅した、ほむら、最後の姿!!」
魔法少女×魔法少女 まどか&ほむら MOVIE大戦2014
9月13日 ROADSHOW!!
仮面ライダーほむら
ベルトを付けると灰になり
呪いのベルトと呼ばれたが
暁美ほむらなら大丈夫
仮面ライダーほむら
変身コードは913
必殺技は時間停止
インキュベーターは粉々さ
無愛想すぎる人に見えていても
唯一守る相手の
まどかはマリアなのか
仮面ライダーほむら
心の内は見せないで
孤独を恐れずただ一人
サイドバッシャーを友として
なんとライドロンの時空間移動能力を駆使し、どこかの未来からRXがやってきたのである。
シャドームーン「そんな馬鹿な…!? お前達は一つの存在の筈!! それがどうして同じ所にいるのだ!?」
てつをBLACK「お前は!?」
てつをRX「BLACK、お前が過去の世界で消滅すると現在の俺の世界も消滅する!!」
てつをRX「だからお前を助けに来たんだ!!」
てつをBLACK「分かった、一緒に戦おう!!」
BLACKは立ち上がり、身構える二人。
シャドームーン「一人が二人になった所で同じだ!! やれ、ムサラビサラ!!」
ムサラビサラ「キシャア!!」
ムサラビサラは火炎放射を発動、炎が二人に迫るが...
その時、不思議な事が起こった!!
???「炎は俺のエネルギーだ!!」
声が響いたと思えば炎がみるみるうちに消えていき、そこにいたのは...
てつをロボ「俺は悲しみの力を得て生まれ変わった、ロボライダーだ!!」
その炎の中からRXとは更に別の時間軸からロボライダーがやってきたのである。
てつをロボ「お前達が消滅すれば、俺まで消滅するからな!! 後は俺に任せろ!!」
てつをRX「分かった!!」
一時撤退するBLACKとRX。
シャドームーン「私は奴らを追う!! ここはお前達に任せる!!」
怪人達にロボライダーの相手を任せ、シャドームーンも空間移動で姿を消す。
てつをロボ「行くぞ!!」
デスガロン「...」
じりじりと歩いてくるロボライダーに対し、バズーカを打ち込むデスガロン。
バズーカは当たったがロボライダーの体には傷一つ付いていない。
ムサラビサラ「シャッ!!」
ムサラビサラが飛び掛かるが...
てつをロボ「ふんっ!!」
ムサラビサラ「グヘッ!!」
ロボライダーに軽く放り投げられてしまう。
ガイナギスカン「ハッ!!」
ロボライダーに槍を振り下ろすが、受け止められ逆にカウンターパンチを打ち込まれる。
ガイナギスカン「グワッ!!」
トリプロン「ギャイーッ!!」
トリプロンが助太刀するが...
てつをロボ「せい!!」
ガイナギスカン・トリプロン「ぐへぇーっ!!」
二人仲良く回し蹴りをくらい、吹っ飛ばされる。
一人で四人を相手取るロボライダーだが、まるで苦戦の様子なし。
それどころか一人で四人をフルボッコである。
一方、先へと逃れたRXとBLACKは誰もいない水辺へと辿り着いていた。
しかしそこには...
シャドームーン「フハハ...逃がしはせんぞ!!」
シャドームーンが直々に待ち構えていたのだ。二人を十分に引き付け...
シャドームーン「シャドービーム!!」
てつをBLACK・RX「ぐわっ!!」
命中した。そこそこ効いているようだ。
てつをRX「大丈夫か!?」
てつをBLACK「何のこれしき!!」
二人を狙撃したシャドームーンは、二人の前に降り立つ。
シャドームーン「今度は逃がさんぞ!!」
止めを刺さんとサタンサーベルを向ける。だが二人の背後には湖があり...
その時、不思議な事が起こった!!
てつをバイオ「とう!!」
シャドームーン「何っ!?」
その湖の中からまた別の時間軸から、今度はバイオライダーが飛び出して来た。
てつをバイオ「はっ!!」
バイオライダーの一撃がシャドームーンに決まる。
シャドームーン「ぐっ!! まだだ!!」
バイオブレードとサタンサーベルが激しい火花を散らす。
てつをバイオ「とりゃあぁぁぁぁぁぁ!!」
バイオライダーは凄まじい連続突きを繰り出す。まるで北斗百裂拳のようだ。
シャドームーン「な、何だこの速さは!?」
余りの速さについていけず、モロにくらってしまうシャドームーン。
てつをバイオ「ふんっ!!」
シャドームーン「ぐわぁ!!」
締めの凄まじい一突きで、吹き飛ばされるシャドームーン。
シャドームーン「くっ...」
ムサラビサラ「キシャア!!」
トリプロン「グガァッ!!」
シャドームーンを庇うように怪人達が駆けつけるが、既に皆虫の息である。
てつをロボ「無事か!?」
てつをBLACK「ああ、問題無い!!」
こちらの方もロボライダーが合流、四人が並び立ち名乗りを上げる。
てつをBLACK「仮面ライダー、BLACK!」
てつをバイオ「バイオライダー!」
てつをロボ「ロボライダー!」
てつをRX「仮面ライダーBLACK! R・X!」
死亡フラグ。試合終了。地獄絵図。勝てる気がしない。どうあがいても絶望。完全に詰みである。
BGM:仮面ライダーBLACK RX (歌:宮内タカユキ)
四人のライダーが一斉に飛び掛かる。
てつをバイオ「バイオブレード!!」
トリプロンとガイナギスカンを切り裂くバイオライダー。
トリプロン「ギャア!!」
ガイナギスカン「グヘッ!!」
二体が大きく怯んだその隙に...
てつをバイオ「スパークカッター!!」
シャドームーン「ぐっ...!!」
スパークカッターがシャドームーンに炸裂。効果は抜群だ!!
てつをBLACK「ライダーチョップ!!」
ガイナギスカンに攻撃を仕掛けるBLACK。槍で防ごうとするが...
てつをBLACK「その程度の守りでは効かんぞ!!」
BLACKのライダーチョップは槍を容易く折ってしまった。さすがである。
ガイナギスカン「折れたぁ!? グギャッ!!」
ライダーチョップが脳天に直撃。さらに...
てつをBLACK「ライダーパンチ!!」
シャドームーン「ぐわぁ!!」
ライダーパンチがシャドームーンの腹部にクリティカルヒット。
シャドームーン「ぐおぉ...ち、力が...」
今の一撃でキングストーンに亀裂が入ったようだ。本格的にヤバイ。
てつをRX「RXキーーーーーーーーーーーーーーック!!」
ムサラビサラ「グハアッ!!」
デスガロン「ガァッ!!」
おまけにRXキックで吹き飛ばされた二体がシャドームーン達に直撃してしまう。
トリプロン「グヘッ!!」
シャドームーン「お、おのれ...」
息もつかせぬ波状攻撃はさらに続く。
てつをロボ「ボルティックシューター!!」
ガイナギスカン「ギャアァァァァァ!!」
すでにボロボロであるシャドームーン達。だが現実は甘くない。
てつを一同「とう!!」
四人のライダーが一斉に大ジャンプし、キックをぶちかまし吹き飛ばす。
そしてシャドームーンの元へRXが飛びかかっていき...
,X´::/::ヽ
/ヽl||l'⌒ヾ
{ ,i||i、 ノ!
ゞ:::_ll__:::::ノ|
iヽ__ノ:.:.:l
_ノ::::::::::::::i:.:.:ゝ、
, -t彡'ゝ、:::::::, -- 、::Y⌒ヽ
Y:::::::| : : : : : Y: :rc,: : : i::{:::::::::」 「リボルケイン!」
人::::::|: : : : : : | : `´:゙: : :l::k ´: : \
_/ : : `ヾ、: : : : :人: : : : :.:人l \: : : :\
/:人 : : / ヒニY;';';';'l二ニ __/ \, -'ミ、
/:::::::::>´ ヾ─|、;';';リ,==,=、 -‐ ´:ゝ:::::ィ
/::::::::/ 「 ̄rf壬‐::::::::::゙ー'::::_ -─'
/`ヽ:/ r─t‐七´ィ=t ̄
_______________r‐<_/::,::::〈 ___ /:::
RXはそのままシャドームーンにリボルケインを突き刺し、無限のエネルギーを流しこむ。
てつをRX「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
シャドームーン「ぐうっ...お...おのれ、ブラックサン...」
シャドームーン「わ...私は...あきらめ...ぬぞ...」
てつをRX「信彦...もう...終わりだ!!」
RXはリボルケインを引き抜きそのまま後ろを向いた。
シャドームーン「ぬわーーっっ!!」
怪人一同「ぎょえーーっっ!!」
大爆発が起こる。まさに完封勝利。
/
/ . ,
./ !_.../.
/ i:::!||i:::::i
/ !:::!||ヽ .|
.,::::i @ 丶| | リ:l
/i:::::::_ .,,--.......!!::::::: !! !- _... 、
!:::::::::..、_ ._ .i/l  ̄ `i .n ̄`i::i,,: .i
丶;::::/ .i:::::| ! ` !丶.,-丶
゙ ‐‐ ~ .i-- ´=`---‐i ‐~ 丶:i
i二!≡彡'''゙ ゚゙::::: -‐~
,i::::::|:::::|:::::::::::i.
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/ ‐ _::|:::::|::::_ -‐.i
/ ヽ::ノ .i.
/ , '~゙ 、 .i.
./ , ' ゙ 、 i.
,.´ヽ ., ' ゙ 、 ,...i.
;:::::/ , ″ ゙ 、::::::`、
/:::::::::/ ゙、::::::i..
てつをRX「信彦...何故だ...」
ライダーたちが光となり、RXと一つになった。
てつを「信彦が復活した理由は...最後まで分からなかったか...」
RXは空を見上げる。
てつを「とにかく、見滝原に戻らなくては」
てつを「俺には守るべき場所がある、そして...信彦の分まで生きなくては...」
アクロバッターに搭乗しRXは去っていき、その背中を見つめる小さな影があった。
QB「シャドームーンがやられた...か」
QB「別々の時間軸から同一人物がやって来るなんて...わけがわからないよ」
QB「となると...ようやくコレの出番かな」
レンゲルのベルトを取り出すQB。
QB「これを渡す相手はもう決まっているからね」
杏子「ふーん…このエリアの魔女退治の手伝いねぇ?」モグモグ
お菓子を頬張りながら話す少女
QB「そのとおり。君のグリーフシードの取り分も増える」
QB「悪い話じゃないだろう?」
杏子「って言ってもこのエリアにはマミがいるじゃん。それに他の魔法少女候補もいるんだろ?」
QB「…ちょっとあのエリアにはイレギュラーが多すぎてね」
杏子「ふん、なるほどね…気に入らないから消せってか?」ゴクン
杏子「ホントは魔女退治は建前なんだろ?」
QB「そう解釈してもらって構わないけど…判断は任せるよ」
しばらく考え込み、答える
杏子「まぁ取り分が増えるのは悪くねぇな…」
杏子「いいぜ。やってやるよ」
QB「君ならそう言うと思ったよ、それと渡す物がある」
QBが差し出した物はバックルと一枚のカード。
バックルの方は中央にクラブの紋章が入っており
カードの方はCHANGEという文字と蜘蛛の絵柄が描かれている。
杏子「あ? 何だこれ」
QB説明中。
杏子「へぇ...アンデッド、オルフェノクねぇ...」
QB「見つけた限りは出来れば倒してほしいんだ」
杏子「何か見返りはあんのか?」
QB「アンデッドは封印する事でラウズカードとなり君の戦力になるけど...オルフェノクは灰になるだけだね」
杏子「そうか、じゃあアンデッドだけを倒す事にするよ」
QB「それに見滝原にはジョーカーがいるからね」
杏子「ジョーカー?」
QB「どの生物の始祖にも当てはまらない、53体目の伝説のアンデッドだよ」
QB「ジョーカーがバトルファイトに勝利した場合、地球上の生物が全てリセットされると言われているんだ」
QB「おまけにジョーカーは他のアンデッドを遥かに凌駕する戦闘能力を持っている」
QB「それだけじゃない、自力でのアンデッド封印能力や擬態能力も併せ持つ特殊な個体さ」
杏子「そりゃ面白そうだ、ぜひ戦ってみたいね」
QB「どうするかは君の自由さ」
杏子「よし、それじゃ行くか!!」
出発した杏子とそれを見送るQB。
だが彼女は気付いていなかった。
カードの中の蜘蛛が怪しく動めいている事に...
~ゴルゴム神殿跡~
ほむら「うっ...ここは...?」
目を覚まし周囲を見回すほむら。
自身は何かの台の上に仰向けで縛り付けられている状態だった。
ほむら「確か...シャドームーンが現れて...」
QB「やあ、お目覚めのようだね」
ほむら「!!」
突然の声に向き直るほむら。
ほむら「インキュベーター...!! 何をするつもり!?」
QB「君に見せたい物があるだけさ」
ほむら「ふざけないで!! それにここは...」
QB「ここはゴルゴム神殿跡。シャドームーンの本拠地だった所さ」
ほむら「だった...?」
QB「シャドームーンなら2時間ぐらい前に倒されたからね、RXに」
ほむら「!!」
QB「さて、話を元に戻そう。君はこの時間軸の人間じゃないよね?」
ほむら「くっ......そんな事、お前に教えると思って...」
QB「隠さなくてもいいさ、僕は知っているからね。君の正体も目的も」
ほむら「この...淫獣がっ...!!」
QB「言いたい事はそれだけかい? 僕の見せたい物はこれさ」
QBは一枚のカードを取り出す。
ほむら「バニティカード!? それの作成には.....四枚のキングが必要の筈!!」
QB「確かにそうさ、でも代わりとなる物を取り込んである」
QB「四枚のキングと生贄を、一体で補える程の魔女をね」
ほむら「!!」
ほむら「まさか....ワルプルギスの夜を封印したとでもいうの!?」
QB「その通り、彼の協力があったからこそだけどね」
ほむら「彼...?」
物陰から一人の少年が現れる。
キング「へぇ...こいつは驚いた、まさかジョーカーを連れてくるなんてね」
ほむら「コーカサスビートルアンデッド!? 何故ここに...!?」
QB「彼が僕の協力者さ」
ほむら「どういう事!?」
キング「僕はただ自分のやりたい事をやるだけ、楽しそうだからQBに手を貸しただけさ」
QB「僕の目的はRXを倒す事と鹿目まどかを契約させる事」
QB「その為に僕は、ワルプルギスを生贄としフォーティーンを起動させる」
ほむら「そんな事...させると思う!?」
キング「今の君に何が出来るというんだ? それに僕達の切り札はこれだけじゃないんだけど?」
ほむら「何ですって...?」
仮面ライダーの最強()キャラ
デルタ
北崎変身時(敵)は絶望的なまでに強かったのに三原変身時(味方)はヘタレ化、単体で敵を倒したことはあったかどうかすら微妙
レンゲル
初登場時は強敵で主人公サイド3人を圧倒、しかし後になるにつれ噛ませ化
人質にはなるわ裏拳(チョップ?)で倒されるわ一人だけ強化フォーム無いわ
ガタック
戦いの神と呼ばれるが幹部レベルですらない普通の敵にやられ「うあああああ!」ウンメイノーと爆死
主人公強化フォームのお披露目のために噛ませ犬となる
QB「これの事さ」
QBが言うと、部屋の奥の扉が開く。
そこにあったものは...
ほむら「そ、それは!!」
キング「どうだい、懐かしいだろう?」
その姿は一言で言えば黒い石板。
そして有史以前にアンデッドを生み出した謎の存在。
ほむら「統制者...?」
QB「その通り、アンデッドを解放し現代のバトルファイトを始めたのは...」
QB「他でもない僕だ」
ほむら「全て...お前が黒幕という訳ね...!!」
キング「まあそれに気付いてるアンデッドもいるかもしれないけどね」
ほむら「私を捕まえて...何が目的なの!?」
QB「ただの見せしめさ、君達が戦うかどうかは自由だけど」
QB「こちらには十分すぎる程の戦力が揃っている、君達に勝ち目は無い」
QB「君達が危機に陥れば鹿目まどかも契約せざるを得ない状況になるだろうしね」
ほむら「させないわ...絶対に...!!」
QB「出来るのかい? マミも杏子もジョーカーを危険視しているよ」
ほむら「!?」
QBライダーシステムについて説明中。
QB「今の君は非常に危うい立場にあるという事さ」
QB「いずれは君の正体もバレるだろう」
ほむら「それでも私は...まどかだけは守り抜いてみせる...!!」
QB「まあいい、確かに警告はしたからね」
キング「後は君自身が決める事さ、じゃあね」
直後、統制者が光輝きほむらは目を閉じる。
次にほむらが目を開けるとそこは...
ほむら「私の家? どうやら統制者の力で戻されたようね...」
自宅のベッドの上だった。拘束も解けている。
ほむら「そういえば明日ね...杏子とさやかが接触するタイミングは...」
ほむら「何とかして味方に付けないといけないわね...」
ほむら「でも今日はもう疲れたわ...寝ましょう...」
ほむらはそのまま目を閉じた。
~翌日・通学路~
まどか「仁美ちゃん、おはよー!!」
仁美「まどかさん、おはようございますわ」
まどか「さやかちゃんは...まだ来てない?」
仁美「ええ、そのようですわ」
二人は話しながら歩き出す。
仁美「そういえばまどかさん、今日のニュース見ましたか?」
まどか「うん、確か長野県の九郎ヶ岳で謎の遺跡が発掘されたっていうのだよね?」
仁美「ええ、でも内部から調査団と思われる方々の遺体も見つかったそうで...」
まどか「え...どうして?」
仁美「死因は今のところ不明ですわ、ただ...」
まどか「?」
仁美「その場に落ちていたビデオカメラに、何かの怪物らしき物が移っていたそうです」
まどか「そうなんだ...何か怖いね...」
仁美「ええ、長野といえばそう遠く無いですしね...」(※見滝原は群馬県にあります)
まどか (怪物って事は、もしかしてオルフェノクかな?)
考え事をしていると、突如仁美が歩行を止めた。
まどか「どうしたの?」
仁美「いえ、あちらの方が...」
仁美が指指した方を見ると、ロングコートの男が道を塞いでいる。
コートの男「...」
男は何も言わない。ただ道に突っ立っているだけだ。
まどか「あの...そこを通していただけませんか?」
恐る恐る話しかける。すると...
コートの男「お前達が鹿目まどかと志筑仁美だな」
まどか・仁美「!!」
それまで黙っていた男が口を開いた。
仁美「どうして私達の名を...!?」
コートの男「俺はお前達を始末する為にやって来たのだ、ふんっ!!」
刹那、男の姿がオックスオルフェノクに変わる。
仁美「きゃあああああああああ!!」
まどか「オ、オルフェノク...!!」
オックスはこちらにゆっくりと近づいて来る。その時...
???「ウェーーーーイ!!」
突如、青いバイクに乗った謎のライダーが出現しオックスを弾き飛ばした。
オックス「ぐわ!!」
まどか・仁美「!?」
バイクを停止させ、謎のライダーはまどかと仁美の方に向き直り...
ブレイド「RXさんだと思った? 残念!! ブレイドでした!!」
BGM:覚醒 (歌:Ricky)
ブレイド「アンデッドじゃなさそうだけど、あたしの親友を襲う奴は許さないよ!!」
ブレイドはブルースペイダーから降りる。
仁美「さ、さやかさん...?」
まどか「さやかちゃん、その姿って...」
ブレイド「話は後!! 二人共下がってて!!」
まどか「う、うん!!」
二人は後ろに下がり、オックスは立ち上がる。
オックス「ぐっ...ファイズでは...無いのか...?」
ブレイド「ファイズ? 違うね、あたしは仮面ライダーブレイド!!」
名乗りを上げ、ブレイラウザーを引き抜く。
ブレイド「ウェイ!!」
ブレイラウザーで斜めに斬りつける。
オックス「ぐわっ!!」
ブレイラウザーの切れ味は抜群で、オックスに確実にダメージを与える。
ブレイド「ウェイ!! ウェア!! ウェッ!!」
続いて三連続で、縦、横、斜めと切り裂き...
ブレイド「ウェヤア!!」
オックス「ぐぉ!!」
強烈な突きでオックスを吹き飛ばす。
ブレイド「へへん、大した事無いね!!」
オックス「くっ、図に乗るな!!」
ブレイドの挑発に乗った、オックスは足に力を溜め...
オックス「ぬおぉぉ!!」
ブレイド「!!」
爆発的に前に出てブレイドとの距離を一瞬で詰めてしまった。突然の事態に反応が遅れるブレイド。
オックス「ふんっ!!」
ブレイド「うわぁ!!」
オックスの右ストレートがブレイドをぶっ飛ばす。
ブレイドは壁に激突し、壁に亀裂が走る。
まどか「さやかちゃん!! 大丈夫!?」
ブレイド「痛てて...大丈夫だって、これぐらい!!」
ブレイドは立ち上がり、オックスは再び突進してくる。
ブレイド「同じ手は食わないよ!!」\タックル!/
ブレイドのタックルがオックスのタックルと激突し、オックスを吹き飛ばす。
ブレイド「これでトドメだ!!」\キック!/\サンダー!/
\ライトニングブラスト!/
ブレイト「ヴェーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ!!」
オックス「ぎょえーっっ!!」
電気を纏ったキックがオックスに命中し、オックスは灰になった。
ブレイド「フゥ、一件落着っと!!」
ブレイドは変身を解除する。
さやか「二人共大丈夫?」
仁美「は、はい...」
まどか「あ、ありがとうさやかちゃん...」
二人はさやかに礼を言う。そこに...
マミ「確かこの辺りに敵の反応が...あら?」
まどか「マミさん!?」
マミが合流し、場は一瞬の沈黙に包まれる。
さやか「あー、えっと、これはですね...」
さやか説明中。
仁美「さやかさんと巴さんが...仮面ライダー?」
まどか「アンデッドを封印する...戦い?」
マミ「ええ、本当はあなた達を巻き込みたく無かったけど...」
さやか「でも...見られてしまったからには仕方無いしね」
まどか「そうなんだ...二人もライダーだったなんて...」
さやか「二人[も]?」
まどか「あっ...!!」
マミ「鹿目さん? どうしたの?」
まどか「な、何でもないです!!」
さやか「怪しいなぁ...ねぇまどか、あたし達親友でしょ? 隠し事はやめようよ」
まどか「あぅ...わ、分かったよ」
まどか説明中。
さやか「ふーむ、たっくんがファイズかぁ...」
マミ「オルフェノク...敵はアンデッドだけじゃ無いのね」
まどか「それでそのファイズギアは、スマートブレインって会社が作った物らしくて...」
さやか「となると、あたし達のベルトとは別種の物だね」
マミ「それにオルフェノクがファイズギアを狙っているとしたら鹿目さんのご家族も危ないわね...」
頭を抱え込み悩む三人。そこへ...
仁美「あ、あのっ!!」
三人「?」
それまで黙っていた仁美が口を開いた。
仁美「皆様の事情は分かりましたわ、裏で命賭けの戦いをして平和を守ってくれていた事も」
仁美「私もそんな皆様の力になりたいですわ、故に一つ提案があるのですけど」
三人「提案?」
仁美「ええ、私達で街を守る組織を作って私の別荘に一緒に住みませんか?」
三人「ええっ!?」
仁美「もちろんただの別荘じゃありませんのでご安心下さい」
仁美「最新の科学技術が詰まった、まさに組織本部に相応しい場所ですわ」
仁美「場所も学校からそんなに遠く無いですし」
さやか「仁美...いいの? この戦いはすごく危険だよ」
仁美「危険は承知の上ですわ、私は皆様のお役に立ちたいんですの」
仁美は迷いの無い目で最後まで言い切った。
マミ「...貴方の思いは伝わったわ、志筑さん」
マミ「確かに敵が分からない以上、皆でまとまって動いた方がいいわね...」
マミ「私は一人暮らしだから共同生活に抵抗は無いけど...鹿目さんと美樹さんは?」
さやか「あたしは大丈夫ですよ、親の方も許してくれると思いますし」
まどか「私の方はまだ分からないですけど...頼めるだけ頼んでみます」
仁美「では、学校が終わった後でまた会いましょう」
さやか「そ、そうだ!! 学校行く途中だった!! もうこんな時間だし!!」
まどか「ど、どうしよう!!」
さやか「あーもう!! まどか、あたしのブルースペイダーに乗って!!」
マミ「筑波さんは私のレッドランバスに!!」
二人は無理矢理、後部座席に座らされる。
まどか「ちょ、ちょっと!! 中学生がバイクに乗っちゃ...」
さやか「こまけぇこたぁいいんだよ!! しっかり掴まってな!!」
二人はバイクを発信させた。最高速度で。
ブルースペイダー:最高時速340km
レッドランバス:最高時速380km
まどか・仁美「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」ウンメイノー
~学校・昼休み屋上~
ほむら「...」
ほむらが屋上で風に当たっていると...
QB「やあ、ジョーカー」
ほむら「...よく私の前に顔が出せたものね」
QB「僕には感情が無いからね」
ほむら「御託はいいわ、私に何の用かしら」
QB「ただの情報提供さ」
QB「昨晩午後10時過ぎに僕達インキュベーターは、宇宙上に巨大隕石を確認した」
ほむら「?」
QB「そして隕石の内部から大量の生命反応を感知、僕達はこの生命体をワームと名付けた」
ほむら「...何の話をしているのかしら」
QB「そして隕石の速度を計算した結果...」
QB「地球のチベット上に日本時間で午前12時半に墜落する事が分かった」
ほむら「ッ!?」
ほむらは携帯の時計に目をやる。数字が29から30に変わった次の瞬間...
ゴオオオオオオオオオオオ!!
凄まじい揺れが起こった。ほむらはバランスを崩し倒れる。
ほむら「そんな、揺れがここまで...!!」
QB「今までにない程巨大だったからね、無理も無いさ」
ほむら「これもお前の差し金だというの!?」
QB「何を言ってるんだい? 宇宙には数え切れない量の隕石が存在する」
QB「その内の巨大な物が偶然地球に落ちただけさ」
ほむら「なら何故その話を私に!!」
QB「地球が滅べば感情エネルギーも回収出来なくなるからね、それは困るのさ」
QB「それに鹿目まどかとの契約が残っているからね」
ほむら「誰が...お前の言いなりなんかに...!!」
QB「拒むのは君の勝手だけど、このままではワームにより地球は確実に滅ぶ」
QB「それだけは覚えておく事だね、それじゃ」
QBは姿を消す。突然の事態に頭が追いつかないほむら。
ほむら「こんな時に...何故隕石なんか...!!」
歯軋りするほむら。フォーティーンに備えて仲間を集めなければならないという時に突如現れた隕石。
おまけにそれが墜落し世界の滅亡がたった今始まったという有り様である。
いきなり [今日あなたの世界が終わります] と言われたようなものだ。
ほむら「ど、どうすればいいの...?」
跪き絶望するほむら。そこに...
???「この俺に任せろ!!」
ほむら「こ、この声は!!」
、 ,
ヽ /
,ヽ-;‐;-i!.、
, '⌒i!| |/!⌒`'、
/:.:.:.:。|!| |:|!:.:.:.:.:.:ヽ
i:.:.:.:.:/|!| |:|'、:.:.:.:.:.:.!
l、_;ノ┘| |└ヽ、_;;ィ
ト'´;:、 -‐- 、`‐-! 「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACK RX!」
ヽ、\. : | /`>::.!
,:=ノ、ヽ _,/-'/ト、
_,. ;-‐'::"´\:ヽ:::::.::::::::::::/;':::::::.``‐-、___
/::::::::/|:::,::::-‐'´::ヽ\_;::::-‐´::``‐-:、::.∧:::::::.``' 、
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/´;'/´::::::::::::::::/ | .:
ほむら「RX!! 来てくれたのね...」
ホッと胸をなで下ろすほむら。
てつを「遅くなってすまなかった、チベットに隕石が落ちたらしいな...これもインキュベーターの差し金か?」
ほむら「...それは違うらしいわよ」
ほむら説明中。
ほむら「フォーティーンの襲来に備えなければならないというこの時に...まさに最悪のタイミングだわ」
てつを「うむ...チベットにはワームが溢れ見滝原にはフォーティーンが迫っている、か...」
ほむら「でも、過ぎた事を悔やんでも仕方無いでしょう」
ほむら「フォーティーンが完全に覚醒するにはまだしばらく時間がかかる筈、でもワームはこうしている間も次々と人を襲っていると思うわ」
ほむら「だから見滝原は私達に任せて、貴方はチベットに向かってほしい」
てつを「君一人で大丈夫か? フオーティーンはワルプルギスを取り込みさらに強大な力を得ている筈だ」
ほむら「心配しないで、この街のライダーは私だけじゃないわ」
ほむらライダーシステムについて説明中。
てつを「そうか、マミちゃんやさやかちゃんがライダーに...」
ほむら「それでタツヤ君がファイズだから、私を含めて五人のライダーがいる事になるわ」
てつを「...いや、おそらく九人だ。これを入れればな」
RXは四つのアタッシュケースを取り出しほむらに渡す。
ほむら「このベルトは...?」
てつを「スマートブレインの内部で見つけた物だ、ファイズギアと同種の物らしい」
てつを「使える者は限られているが、もし使えればファイズと同種のライダーになれる筈だ」
ほむら「.....さしずめ、ライダーズギアと言った所かしら」
てつを「それともう一つ、これだ」
RXは今度はバイクの模型のようなものを三つ取り出し地面に置き...
てつを「キングストーンフラァーーーーーーッシュ!!!」
説明しよう!! キングストーンフラッシュとは、ベルトに収められた太陽の石キングストーンの力を光として照射することにより様々な奇跡を起こす技である!!
模型がみるみるうちに巨大化し三台のバイクになる。
てつを「同じく内部で見つけた物でライダー達を支援するためのマシンだ」
てつを「見滝原の為にこれらをどうか役立ててほしい」
ほむら「ありがとう、見滝原は私達が必ず守り抜くわ」
てつを「では俺はチベットに向かう、また会おう!!」
こんにちは皆さん。
てつをはワーム討伐の為にチベットに行ったので、
これからしばらくてつをは出ないです。
まあ一種のバランス調整とでも言いましょうか...
それにチベットに行かせたのはもう一つの理由があります。
ヒント:そうだよ、それだよブレイド!
でも皆さんご安心下さい。てつをはいつか必ず帰って来ます。
~仁美の別荘・学校終了後~
仁美「ここが...私の別荘ですわ」
さやか「す、すっげー...」
マミ「凄い大きさね...」
放課後、三人は仁美に別荘の地図を渡されそこに集合するように言われ、
さやかとマミは一度帰宅し荷物などを纏めてやって来た所である。(バイク使用)
仁美「さやかさん、荷物を持っていると言う事はOKが出たのですか?」
さやか「うん、最初は結構渋られたけどさ。やりたい事を見付けたのなら一生懸命やってみなさいってOKもらえたよ!!」
マミ「良かったわね、美樹さん」
仁美「マミさんの方も大丈夫なのですか?」
マミ「ええ、私は一人暮らしで寂しかったから...皆と一緒に暮らせるのはとても嬉しいわ」
さやか「あたしも嬉しいです!! こういうのって何かワクワクしますよね!!」
マミ「うふふ、でも街を守る仕事も忘れちゃ駄目よ?」
仁美「後はまどかさんとタツヤ君ですわね...あ、来ましたわ!!」
仁美の声に全員が振り向くと、そこにはこちらに走ってくるまどかとタツヤの姿があった。
まどか「みんなー、遅れて御免なさい!!」
タツヤ「僕からも...御免なさい!!」
二人同時に頭を下げる。まどかは大量の荷物を抱えていた。
さやか「あれ? 荷物持ってるって事は...OK出たの!?」
まどか「うん、実はファイズギアの影響でたっくんが言葉を喋れるようになったのがバレちゃって...」
まどか「それでもう隠し通せないと思って、ライダーの事とかを全部話しちゃったの」
さやか「ええっ!! 反対されなかった!?」
まどか「凄くされたよ...でも、皆が頑張っているのに私は何もしないなんて嫌だから」
まどか「私に何か少しでも出来る事があるならしたい、そして私もこの街の平和を守る為に戦いたい」
まどか「その思いはたっくんも同じで、二人で思いを伝えたの」
まどか「そしたらママは、私達の思いを真正面から受け入れ後押しして送り出してくれたんだ」
マミ「...素敵なお母さんね」ニコッ
さやか「よーし、まどかのお母さんの為にも頑張らなきゃ!!」
仁美「まどかさん、タツヤ君、改めてこれからよろしくお願いしますわ!!」
まどか「うん、こちらこそ!!」
タツヤ「よろしくお願いします!!」
五人は手を重ね合わせる。そこからは確かな絆が感じられた。
OP:ELEMENTS (歌:RIDER CHIPS)
ところでRXはいつ変身を解除するんですか?
仁美「それではご案内しますわ」
五人は別荘に入る。左側に扉があり正面に階段があった。
仁美「ここがリビングですわ」
扉を開けリビングに入る五人。広さは25畳くらいだろうか。
生活に必要な家具は全て揃っており、テーブルの上には怪しげな機械がある。
マミ「あら、この機械は?」
仁美「この場所の周辺20km圏内に存在する全ての怪人を感知し場所を知らせるサーチャーですわ」
仁美「皆様が荷物を取りに行った時、作っておきましたの」
一同「ええっ!?」
何とこのお方はサーチャーを自力で作ってしまったという。どんだけ頭良いんだ。
さやか「すげぇ...さすがお嬢様」
仁美「私はこれを使って後方支援をしますわ、サポートはお任せ下さい」
マミ「ええ、よろしくお願いね」
タツヤ「じゃあ僕達の仕事は前線で戦う事ですね」
さやか「そうだね。よーし、気合い入って来たよ!!」
まどか「じゃあ私は仁美ちゃんと一緒にサポートをするね」
それぞれの役割を決める一同。後は組織名だ。
さやか「うーん、どういうのが良いかな?」
まどか「見滝原を守り隊、っていうのはどう?」
タツヤ「...それはさすがにいかがなものかと思うよ、姉ちゃん」
マミ「私が考えた名前があるんだけど...」
仁美「どんな名前ですか?」
マミ「BOARD・BRAINっていうのはどうかしら?」
さやか「BOARD・BRAIN....良いですね、何かかっこいいですし!!」
仁美「私も素敵だと思いますわ!!」
タツヤ「僕もそう思います!!」
まどか「私も!!」
マミ「じゃあ決まりね」
全員が賛成し、組織名は [BOARD・BRAIN] に決定した。
仁美「それでは、次の場所を案内しますわ」
その後も仁美に家を案内され二階には全部で八つの部屋があり、
それぞれ自分達の部屋である場所に荷物を運び入れた。これで生活準備は完了だ。
マミ「さてと...じゃあちょっと私達はパトロールに行って来るわね」
仁美「分かりましたわ、でもあまり遅くならないで下さいね?」
仁美「今夜は組織結成祝いのご馳走なんですから」
マミ「ええ、分かってるわ」
さやか「じゃあ初仕事、気合い入れて行くよーっ!!」
まどか「二人共、行ってらっしゃい!!」
こうして二人はパトロールに出かけた。
このパトロールが新たなライダーとの出会いになるとも知らずに。
さやか「...マミさん」
マミ「ええ...ビンゴね」
パトロールに出て十数分。久しぶりに路地裏で魔女の反応をキャッチしたのだ。
人通りは少ないがその分活気あふれることもなく、魔女が隠れるにはそこそこの場所だ。
マミ「...けど、どうやら使い魔だけのようね。魔女の気配を感じない」
さやか「でも使い魔も人を襲いますし放っておけませんよね」
さやか「あたしもまだ成り立てライダーだから楽に越した事は無いですし」
すると周りの空間が歪みだし結界が出来上がる。そして現れた使い魔。
二人はベルトを装着し変身ポーズを取り、バックルをひっくり返す。
マミ「変身!」\ターンアップ!/
さやか「ヘシン!」\ターンアップ!/
二人はブレイドとギャレンに変身した。
ブレイド「っしゃあ!! いっくぞー!!」
さやかはブレイラウザーを取り出し使い魔に向かう。
だが使い魔はブレイドにおびえるように逃げ出した。
ブレイド「あっ、こら逃げるなっ!!」
ギャレン「逃がさないわ!!」\バレット!/
ギャレンラウザーから強化弾が発射され使い魔に命中する――はずだった。
ブレイド「え...!?」
ギャレン「なっ...!?」
それをさえぎったのはまるで鞭のようにしなる赤い矛先を持つ槍。
まるで使い魔を守るように攻撃を防ぎ、鞭は蛇のようにしなりながら槍の形状に戻る。
その使い手である魔法少女が地に降り立った。
???「ちょっとちょっと!! 何やってんのさあんた達!?」
ブレイドの攻撃を阻止し使い魔を逃がしたのは赤い魔法少女だった。
その魔法少女の背で使い魔は逃げてしまい辺りの結界が消えていく。
ブレイド「逃げられちゃう!! くそっ...待てッ!!」
逃がすまいと使い魔を追おうとするブレイド。だが...
???「待つのはそっちだ、馬鹿」
赤い魔法少女は槍の矛先をブレイドの喉元に突きつける。
あと少しでも止まるのが遅れていれば明らかに喉を貫かれていただろう。
仮面の中で冷や汗をかくブレイドをよそに赤い魔法少女は余裕そうに、オロナミンCを飲んでいる。
その赤い魔法少女とは、佐倉杏子であった。
ギャレン「佐倉さん...!?」
杏子「久しぶりだなマミ、QBから話は聞いてるよ」
ブレイド「へ? 知り合い?」
もちろんマミと杏子の関係は誰も知らない。無論さやかもだ。
杏子「にしてもあんたも馬鹿だよねぇ、せっかく仮面ライダーなんて大層な力貰ったのに」
杏子「相変わらず人助けだの正義だの、その手のおチャラケた事に力使ってるし」
ブレイド「チャラ....ッ!? マミさんを馬鹿にするな!! あたし達はあんたとは違う!!」
ブレイド「あたし達のこの力は、誰かのために使うものだ!!」
ギャレンを馬鹿にする杏子に、ブレイドは眉間にしわを寄せ怒りをあらわにする。
ギャレン「...馬鹿でも構わないわ、何を言われようと私達はこの街の平和を守る為に戦うだけよ」
ギャレン「使い魔も人を襲う、だから放っては置けない」
ギャレン「佐倉さん...最後の通告よ。そこをどきなさい」
普段の彼女からは想像出来ない程の空気を発し杏子を睨み付ける。
だが杏子は余裕の表情で...
杏子「くっだらねぇ」
その時ブレイドの中で何かがぷつんと音を立てて切れた。
刹那、路地裏に響く金属のぶつかり合う音。
ブレイラウザーを構えたブレイドが杏子に突っ込んだのだ。
杏子はそれを槍で防ぐが、力はライダーであるブレイドの方が上である。
杏子はだんだんブレイドに後ろに押されて行く。
ブレイド「うおおおおおおおおおっ!!」
杏子「ちっ、大した馬鹿力だな」
力押しは不利と見た杏子は鍔迫り合いを解除し後ろに飛び下がる。
杏子「でもさ、ライダーの力を持ってんのは...」
杏子は懐に手を入れる。
ブレイド・ギャレン「?」
杏子「何もあんた達だけじゃ無いんだぜ?」
杏子が取り出した物。それはバックルとCHANGEのカード。
ブレイド「そ、それは!!」
ギャレン「佐倉さん...あなたまさか!!」
杏子はチェンジスパイダーのカードを挿入しベルトが装着される。
杏子「ああ、あたしもライダーの力を手に入れたのさ.....変身!」\オープンアップ!/
レンゲルバックルからオリハルコンエレメントが出現、杏子の体を通過し姿が変わる。
紫色の複眼とボトルグリーンに金の配色がなされた体。
それがクラブの戦士、仮面ライダーレンゲルである。
BGM:勇壮たるレンゲル
ギャレン「佐倉さん...何故貴方が...!?」
レンゲン「お喋りはあたしに倒されてからにしな!! 伸びろーっ!! レンゲルラウザーッ!!」
レンゲルが叫ぶと自動でラウザーが伸びる。如意棒か何かか?
レンゲル「行くぜ行くぜ行くぜーっ!!」
レンゲルは二人に向かって突撃する。殺る気満々である。
超スピードで接近しレンゲルラウザーをブレイドに振り下ろす。
ブレイド「しまっ...」
レンゲル「おらーっ!!」
だがその一撃は入る事は無かった。何故なら...
ほむら「...何とか間に合ったわね」
レンゲル「な...!? コイツいつの間に...」
突如現れたほむらがレンゲルの攻撃を盾で受け止めていた。
ギャレン「暁美さん...!?」
ブレイド「転校生...!?」
ほむら「杏子...やる気があるなら相手になるわ」
レンゲル「!! あんたに名乗った覚えは無いんだけどね...」
レンゲル「まあどうでもいいけどさ...来なよ!!」チャキッ
ほむらの腰にカリスラウザーが出現し、CHANGEのカードを取り出す。
ブレイド「えっ!! まさか転校生も...!?」
ほむら「...変身!」\チェンジ!/ ジュルルルルア……シュバーン!!!
カリスに変身完了したほむら。カリスアローを取り出し構える。
レンゲル「そうか...あんたがQBが言ってた最悪の存在ってやつか」
ギャレン「最悪の存在...!?」
レンゲル「まあ相手にとって不足は無いけどね!!」\スタッブ!/
STABのカードでラウザーを強化しカリスに踊り掛かる。
二人は激しい接近戦を繰り広げる。互いの武器が激突し火花を散らす。
両者の力はほぼ互角のようだ。実に熱い戦いである。
レンゲル「そらっ!!」
カリス「くっ!!」
レンゲルラウザーでカリスの足を打ち転ばせるレンゲル。
その衝撃でカリスは二枚のカードを落としてしまう。
すかさずそれをレンゲルが拾い後ろに飛び下がり距離を取る。
レンゲル「クラブの3と7か...確かに頂いたぜ!!」
カリス「しまった...!!」
レンゲル「なら早速使わせてもらおうか!!」\スクリュー!/ \ブリザード!/ \ブリザードゲイル!/
カリス「仕方無いわね...」\チョップ!/ \トルネード!/ \スピニングウェイブ!/
レンゲル「どりゃー!!」
カリス「はあっ!!」
二人はお互いに相手に接近しゼロ距離で技を打ち込む。
スピニングウェイブとブリザードゲイルが激突し大爆発が起こる。
ブレイド・ギャレン「うわぁ!!」
二人は爆風で吹き飛ばされてしまう。
ギャレン「ゲホッゴホッ...何て威力なの...」
ブレイド「て、転校生とあいつはどうなって...」
徐々に煙が晴れていき二人の姿が見えて来た。
カリス「うっ...ぐっ...」
レンゲル「があ...」
今の爆発をゼロ距離からまともに受けたせいで、二人共地面に倒れ伏していた。
ブレイド「ちょっと転校生!! あんた大丈...」
言いかけたブレイドの口が閉じる。
カリス「うっ...ああ...」ドクドク
ブレイド「緑色の...血...!?」
レンゲル「ハァ...ハァ...」
レンゲルはラウザーを杖代わりにし何とか立ち上がろうと地面に左手をつく。
その時レンゲルは左手に生暖かい感触を感じた。
レンゲル「あっ...!?」
レンゲルはゆっくりと左手を地から離し手のひらを見る。
そして手のひらを見た瞬間レンゲルの様子が豹変した。
レンゲルが見た自身の手のひらは先程の爆発のせいで真っ赤に血塗れていたのだ。
レンゲル「うっ……うわああああああああああああああああぁッッッ!!!」
ブレイド「な、何!?」
レンゲルは突然発狂しブレイドは肩をびくつかせ驚く。
ギャレンもレンゲルの豹変ぶりに言葉を失っていた。
レンゲル「血が...血が...くそっ、消えろ! 消えろぉ!」
狂ったように左手を拭うレンゲル。だがその血が落ちることはない。
カリス「何が...どうなって...いるの...?」
カリスにも杏子の身に何が起きているのか。全く分からなかった。
レンゲル「...ろ...消えろ...消えろ消えろ消えろ消えろ消えろぉぉぉぉぉぉぉぉッッ!!」
パニック状態になったレンゲル。その時...
??? (苦しいか?)
レンゲル「だ、誰だ!?」
突如レンゲルの頭に謎の声が響いて来た。
??? (ならば全てを壊せ、苦しむ物全てを無くせ)
レンゲル「な、何なんだよ...!!」
レンゲルはそれを拒絶するように耳を塞ぐ。だが塞いでも聞こえないようにしようとしても謎の声は止まない。
??? (お前の心を全て俺に預けろ、そうすればお前を苦しみから救ってやる)
レンゲル「う...うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
次の瞬間、レンゲルは叫びながら立ち上がり襲い掛かって来た。
ブレイド「こ、今度は何!?」
ブレイドは応戦するが、レンゲルの攻撃は非常に激しい。
レンゲル「うああああああああああ!!」
ブレイド「があっ!!」
レンゲルはブレイドを斬り、突き、払う。
凄まじい猛攻によりブレイドは吹き飛ぶ。ダメージのせいで起き上がれない。
ブレイド「ぐうっ...」
レンゲル「ハアァァァァァァァ!!」
止めを刺さんとレンゲルラウザーを振り上げる。
ギャレン「くっ、させないわ!!」
ギャレンラウザーをレンゲルの背中に乱射する。
レンゲルはギャレンの方に振り返り、今度はギャレンに向かって凄まじい速度で突撃する。
レンゲル「ぬおおおおおおおおお!!」\ラッシュ!/
ギャレン「ッ!? 速い...!!」
寸前の所でギャレンは反応するがもう遅い。
レンゲルラウザーをギャレンに突き立て、そのまま突進し壁に叩き付ける。
レンゲル「でいっ!!」
ギャレン「ああっ!! ぐぅ...」
レンゲルはそのままギャレンの体を貫こうと力を入れる。
ブレイド「くそっ!! マミさんを離せ!!」
ブレイドがレンゲルにしがみつき、引き離そうとするが...
レンゲル「はぁっ!!」
ブレイド「ぐふっ!!」
レンゲル「でいっ!!」
ギャレン「きゃっ!!」
レンゲルはブレイドをキックで、ギャレンをレンゲルラウザーで吹き飛ばす。
ブレイド「ぐっ...こいつ滅茶苦茶強い...それに...様子が変だし...」
ギャレン「ハァ...ハァ...何か...倒す方法は...」
カリス「これを...使いなさい...」
カリスはブレイドに二枚、ギャレンに三枚のカードを投げ渡す。
ブレイド「これは...?」
カリス「それを使えば...彼女を止められる筈よ...」
ギャレン「...分かったわ」\ロック!/
次の瞬間レンゲルの足が石化し身動きを止める。
レンゲル「!?」
ギャレン「今よ、美樹さん!!」\アッパー!/ \ファイア!/ \バーニングアッパー!/
ブレイド「はい!!」\ビート!/ \サンダー!/ \ライトニングビート!/
ブレイド・ギャレン「はああああ!!」
レンゲル「ぐわぁ!!」
炎と雷の拳がレンゲルを吹き飛ばし変身を解除させる。
杏子「あ、あれ? あたしは一体何を...」
ブレイド「...正気に戻ったみたいですね」
ギャレン「ええ...」
カリス (あの感じ...まさか...) \スピリット!/
三人は変身を解除する。
さやか「ふぅ...一体どうしちゃったのさアンタ?」
杏子「分からねぇ...思い出せないんだ...」
マミ「佐倉さん、貴方もしかして記憶が...!?」
杏子「確か...左手に血がついて...変な声が聞こえて来て...」
さやか「変な声?」
ほむら「...おそらくスパイダーアンデッドよ」
それまで黙っていたほむらが口を開く。
マミ「暁美さん...貴方は何者なの?」
さやか「それに...その血の色...あんたまさか!!」
ほむら「悪いけど私の事は後にして。話を戻すわよ」
ほむら「奴は本能的に自身に適合する人間を求める習性を持つ」
杏子「まさか...!?」
ほむら「そう、貴方はおそらく奴に選ばれた」
杏子「で、でもあたしはこのベルトをQBから貰って...」
ほむら「じゃあそもそも何で彼は貴方にベルトを渡したのかしらね」
杏子「!!」
ほむら「スパイダーが貴方を選んだからこそQBは貴方にベルトを渡したと思うわ」
さやか「じゃ、じゃあさっきおかしくなったのは?」
ほむら「奴は封印されてもしぶとく装着者の精神に働きかけ、適合者を支配する」
ほむら「おそらく杏子の心の闇に漬け込んで、杏子の意識を支配したんでしょう」
マミ「...その話が本当ならベルトをこれ以上佐倉さんに預けておくのは危険ね」
マミは杏子の方に向き直る。杏子は黙って俯いたままだ。
マミ「佐倉さん、そのベルトは私達が預かるわね」
マミはレンゲルバックルに手を伸ばすが...
杏子「さ、触るな!!」
マミ「!!」
杏子はその手を払いのける。
杏子「これはあたしのベルトだ!! あたしが貰った力だ!! 誰にも渡さねぇ!!」
さやか「はぁ!? あんた何言ってんの!! それ持ってるとまたさっきの様に意識を支配されちゃうのよ!!」
杏子「それはまだあたしの体がベルトに馴染んでないだけだ!! すぐにこいつの力をあたしのものにしてやる!!」
スパイダー (そうだ、邪魔立てする者は全て排除しろ...!!)
マミ「佐倉さん、あなたやっぱりおかしいわ!!」
さやか「こうなったら力ずくでも...」
さやかはベルトを無理矢理奪おうとするが...
杏子「どけっ!!」
さやか「わっ!!」
杏子はさやかを突き飛ばしそのまま走り去る。
マミ「佐倉さん、待ちなさい!!」
ほむら「無駄よ、ああなってしまった以上私達では手の施し様が無いわ」
追い掛けようとするマミをほむらが制止する。
さやか「さっきの血の色...もしかしてあんたもアンデッドなの!?」
ほむら「...どう思うかは貴方達の自由よ」
ほむらは盾から一台のバイクを召還する。
さやか「何さ...これ?」
ほむら「オートバジン。ファイズ専用に開発されたマシンよ」
ほむら「貴方達にあげるわ、タツヤ君によろしく」
ほむらはその場から立ち去ろうと背を見せる。
さやか「ちょっと待ちなさいよ!! まだ聞きたい事が...」
だがその瞬間ほむらの姿は消えてしまう。時間停止を使ったのだろう。
さやか「あ、あれ? 消えた?」
マミ「何故暁美さんはタツヤ君がファイズである事を...!?」
二人の頭は混乱し場はしばらく静寂に包まれる。
マミ「...とにかくまずは家に帰りましょう、考えるのはそれからでも遅くない筈よ」
さやか「そ、そうですね...仁美達も待ってますし...」
二人はオートバジンを引きながらその場を後にした。
次回予告
「人間の姿に変身できる、上級アンデッドがいるらしいですわ」
「ライダー共全員、纏めて俺が倒してやる...」
「フオォォォォォォォォォォォォォォォウ!!」
「私の名は嶋昇。RXとは、チベットで一緒だった」
「あたしの体を動かすのは義務とか使命なんかじゃない。人を愛しているからだ!!」
運命の切り札を掴み取れ!!
~翌日・別荘~
仁美「では新たに二人のライダーが現れ、その一人が暁美さんだったと...」
マミ「ええ、でも...」
さやか「...」
二人はどこか浮かない顔をしている。
仁美「どうしたんですの?」
マミ「もしかしたら暁美さんも...アンデッドかもしれないの」
まどか「えっ...? どうして!?」
マミ「戦いの途中で彼女は傷を負ってしまったんだけど...」
マミ「傷口から出た血が緑色だったのよ」
まどか「そ、そんな...ほむらちゃんが...」
仁美「これは私が調べた事なんですけど...人間の姿に変身できる上級のアンデッドがいるらしいですわ」
タツヤ「となるとやはり彼女は僕達の敵...」
さやか「ちょ、ちょっと待って!!」
一同「?」
さやか「確かにあいつはアンデッドかもしれないけどさ、あたしを助けてくれたし...」
さやか「それにあたし達を倒すつもりなら不意打ちとか色々あるのにあいつはそれをしなかった」
さやか「敵意も感じられないし、あいつもライダーなんだから協力した方が良いよ!!」
まどか「さやかちゃん...」
マミ「それもそうね...とにかく今は様子を見ましょうか」
仁美「ええ、それと...マミさん」
マミ「何?」
さやか「はい、あの魔法少女...杏子でしたっけ?」
さやか「マミさんはあいつと知り合いらしいですし...あいつの事を詳しく教えてくれませんか?」
マミ「...」
さやか「それに何であんなに血を怖がるのかも...」
マミ「...佐倉さんは、私の元弟子だったの」
さやか「元...弟子!?」
元弟子という言葉に、さやかが驚く。
まどか「うそ...!?」
仁美「お二人にそんな関係が...!?」
無論、まどかと仁美も驚いていた。
マミ「...少し長い話になるわ」
マミ「彼女の家族は両親と小さな妹の四人家族だった。彼女の父親はとある宗教の神父」
マミ「正直すぎて優しすぎる人で...毎朝新聞を読むたびに涙を浮かべては真剣に悩むような人だったらしいわ」
マミ「新しい時代を救うには新しい信仰が必要というのが父親の言い分だったらしくて、ある時から父親は教義にないことまで信者に説教するようになった」
マミ「それで信者の足はぱったり途絶てしまって...誰も父親の言うことを聞こうとはしなかった。本部もそれを聞き入れることなく父親を破門した」
マミ「それでも父親は諦めなかった。自分の足で人々に語りかけた」
マミ「だけど誰も聞き入れはしない。むしろ邪険に扱ったそうよ」
マミ「彼女の父親は何一つ間違ったことは言ってなかった。なのにどんなに正しいことを言っても当たり前のことを言っても世間は父親を鼻つまみ者として扱った」
マミ「そして金も無くなった彼女達はまともに食事を食べることも出来なくなって...両親は次第にやせこけていったらしいわ....」
マミ「小さな彼女達には飢えを耐えることなんて出来ない。だからただでさえ無いものを両親は彼女達に分け与えた...」
マミ「自分達の方がよっぽどお腹をすかせていたはずなのに...」
マミ「それからも父親は悩んだ。どうすれば自分の話を聞いてくれるのか」
マミ「父親は何ひとつ間違ったことは言っていなかった。ただ人と違うことを話しただけ」
マミ「五分でもちゃんと聞いてさえくれればそれが分かるはずだった。だから彼女は思ったの」
マミ「父が間違ってるんじゃなく世間そのものが間違っていてその間違いを正すことなく正しいものを排除しようとしているって」
マミ「ただ父が正しい。そう思ってた。それを否定されて誰も認めようとしないことが悔しかった。許せなかった」
マミ「誰も父のことを分かってくれない。彼女は何とかしたかった。何度もそう思った」
マミ「そんな時にQBが現れて[みんなが父の話を聞いてくれますように]という願いで彼女は魔法少女になった」
マミ「その翌朝から教会は人がごった返しで父親は喜んだ。彼女も魔法少女の仲間入りを果たした」
マミ「彼女の力は幻術だった。幻覚で分身を作りそれで魔女を惑わし一気にねじ伏せる。その戦い方で大抵の魔女や使い魔は倒せていた」
マミ「けどそんな時強力な魔女が現れた。彼女と同じ幻術を使う魔女。もちろん彼女は戦った」
マミ「けどその魔女は強かった。新人だった頃の彼女の幻術はまるで通用しなかった。一度逃げられてそれから別の場所で見つけて再戦した」
マミ「その場所こそがこの見滝原だった」
マミ「彼女は全力で戦った。けどそれでも魔女は倒せなかった。新人だった彼女とは相性が悪すぎた」
マミ「強い。勝てない。きっとやられる。彼女は覚悟を決めたらしいわ」
マミ「その時私は偶然彼女を見つけて、その魔女を倒し彼女を助けた」
マミ「それが私と佐倉さんの出会いだった」
マミ「それから彼女は頻繁に見滝原に足を運ぶようになった。風見野は隣町。行こうと思えば普通にいける程度の距離」
マミ「彼女は通い続けた。家族に怪しまれないように気をつけて」
マミ「私は魔女の効率的な探し方や戦い方の研究、魔法少女として必要なことを全て教えた」
マミ「彼女も自分の利益よりも他人を優先する、そんな魔法少女だったから...」
マミ「それから私は彼女の家に呼ばれた。その時の彼女の家はかなり裕福になっていた」
マミ「私は遠慮したけど、一緒に夕飯を食べたり妹さんと一緒に遊んだりしたわ」
マミ「その時私は気づいた。彼女がどんな願いで魔法少女になったのか」
マミ「でも彼女は、父はこうしてみんなに教えと説いて活き活きとしているし魔法少女にならなかったら私とは出会えなかったからためらいも後悔も無いと言ってたわ」
マミ「そして彼女はどんどん強くなっていった。幻惑の魔法も強力になり私はロッソ・ファンタズマの名前を与えた。彼女は恥ずかしかったけど嫌じゃなかったって」
マミ「ようやく私と同じ場所に立てた。もっと対等でいられる。そうすればもっと仲良くなれる。そう思ってたらしいわ...」
マミ「でもそれは突然崩れ去った。父親にバレてしまったのよ」
マミ「その時彼女は魔女と戦ってて想像以上に時間がかかってしまった。おまけにボロボロ。当然親に問い詰められた。弁解は聞かない。だから彼女は話した。魔法少女のことを。何もかも全て」
マミ「父親は驚いた。肩を震わせた。自分のために娘が戦っている。そうまでして自分の望みを叶えた彼女に申し訳なく思った」
マミ「そう彼女は思ったらしいんだけど...」
マミ「父親は後悔をしていたわけじゃなかった。むしろ怒りで体を震わせていた。何でなのかその時の彼女はまるで分からなかった」
マミ「おそらく、父親は自分の力で望みを叶えたかったんだと思うわ」
マミ「それから彼女は父親に殴られた。お前は娘じゃないと魔女と罵った。娘を返せと叫んだ。母親や妹さんが止めようとしても父親は止めなかった。今の父親には彼女は娘に見られていなかった」
マミ「その次の日も教会は人でごった返し。けど父親が教壇に立つことは無かった。そのまま時間が経ってその人達は教会から出て行った」
マミ「戻って。そう言おうと追いかけた時、彼女は真実を知った」
マミ「何故彼女の魔法が幻惑なのか。何故突然教会に人が押し寄せてきたのか。それも周囲の人間だけが」
マミ「彼女の願いが叶えられた時、風見野にいる全員が暗示にかかっていた。簡単に言えば洗脳だった。教会に来たのは父親の話を聞きに来たわけじゃない。彼女の幻惑の魔法で操られていた人間が来ただけだった...」
マミ「彼女は今すぐそれを解きたかった。するとそれはすぐに効果を表した。その次の日から誰も来ることが無くなった。幻惑の魔法がなくなったから。これで元に戻る。そんな考えをしていた」
マミ「けど現実は甘くなかった。父親は元に戻ることは無かった。慣れない酒を毎日浴びるように飲んでおかしくなっていった。頭がおかしくなって暴れるようになった。彼女や母さんに暴力を振るうようになった。その姿に以前の父親の姿は無かった」
マミ「それでも彼女は耐えた。自分のせいと思い、償っていくしかない。そう思いながら耐え続けた」
マミ「でもそれも限界だった。今度は妹さんに暴力を振るおうとした。その瞬間彼女は怒った。大切な妹を傷つけたくなかった。彼女は魔法少女に変身して父親を殴って止めた」
マミ「それを見た家族はショックを受けてた。特に父親は相当だった。顔を真っ青にして彼女を見たらしいわ」
マミ「その目で見られるのが恐ろしかった。恐かった。怯えられているようでその視線を向けられるのが嫌だった」
マミ「そして彼女は家を飛び出した。制止しようとする母親と妹さんの声。それすらも彼女は振り切った。あの家にいることが恐かった。父親にあんな目で見られるのが嫌だった」
マミ「彼女は見滝原に、私のところへ逃げた。慌てる私を他所に彼女は泣いた。理由は言わなかったけど私は大体を察していた」
マミ「それから数日が経って、流石に私も心配した」
マミ「彼女は黙った。何も言わななかった。心配じゃないわけがない。けど帰りたくないと」
マミ「家族を失った私は彼女にまで家族を失って欲しくなかった。だから彼女を説得させた」
マミ「そして彼女はすぐに家に帰った。息を切らせて彼女は戻ってきた。自分の家に。家族の下に。思い切り扉を開いた。きっと母親や妹さんが迎えてくれる。父親は変わらないか怯えているのか分からない。でも謝ればきっと許してくれる。そうすれば今度こそ戻れる。そんな淡い希望を抱いてた」
マミ「でも彼女を迎え入れたのは血なまぐさくて嗅いだだけで吐きそうになる腐敗臭だった。扉を開けた瞬間水があふれ出るように一気に噴出してきた。彼女は吐き気を抑えながら家に入った。家族の名前を叫んだ。でも返事がない。そして彼女は居間へと向かった。いつもなら皆がいてにぎわっていたあの居間。そして家族は彼女の目の前にいた。血の海に沈んで」
マミ「彼女は血の海に沈んだ妹さんの体を抱き寄せた。まるで腐っているかのような体。異常に軽く氷のように冷たかった。その血すらも冷たく感じた。彼女は妹さんの名前を何度も呼んだ。けど妹さんが返事することはない。体中をめった刺しにされて血まみれだった。その小さな体に流れていた血はそのほとんどが流れ出ていた。そしてその血が彼女の手を、服を、体を汚していた。そしてその顔は悲しみに染まった酷い顔だった」
マミ「冷たい体を抱きかかえながら彼女は周りを見た。父親の姿が見えない。その時何処からか聞こえた縄の軋むような音。その時自分でも気づかないところで彼女はそれが何を意味しているのか理解していた。恐い。見たくない。けど好奇心とは違った何かが彼女を動かした。ゆっくりとその音を頼りに歩いた。目の前には扉。そこは父親の部屋だった。開けてはいけない。本能がそう告げた。けど彼女の手はドアノブへと近づいていく。体が思い通りに動かない。ただ手が伸びていく。ドアノブへと。真実へと」
マミ「彼女は扉を開けた。そして血にまみれた黒い修道服を来た父親が首をつって死んでいるのを見つけた。彼女は思い切り吐いた。何もかもが限界だった。吐き出さなければ耐えられない。咳き込んでまた吐いて。その繰り返しをして彼女は体を震わせて父親の足元に落ちている紙切れを見つけそれを手に取った」
マミ「その紙は血で汚れ、汚い字で言葉が書かれていた。『すまない』と」
マミ「彼女は叫んだ。何かしてないと心が持たない。底なし沼にはまってしまいそうだった。彼女は両手を見た。その手は妹さんや母親の血で真っ赤に染まっていた。その手は彼女の目に焼き付けられた。頭の中に妹さんの最期の顔が浮かび上がる」
マミ「彼女は自分の全てを否定した。絶望できればどれだけよかっただろう。けど彼女は絶望すら出来なかった。ただ赤ん坊のように泣いた。そしてその声を聞きつけた近所の人間がようやくこの事態に気づき警察に連絡した」
マミ「それから彼女は施設に預けられた。小さな孤児院。けどこれでも彼女は魔法少女。戦い続けなければならない。せめて何かを守りたかった。そして彼女は戦った。そして負けた。死ぬ寸前で彼女は結界から逃げ出した。彼女の幻惑の魔法はもう使うことが出来なくなってしまっていた。願いを否定したせいなのか家族を殺した代償なのか。それは分からない」
マミ「ボロボロになって帰った彼女を孤児院の人間達は怪しんだ。そうして彼女は孤児院でも居場所を無くし孤立していた」
マミ「彼女の家族のことがニュースで取り上げられ私はそれを見て彼女を探した。そしてある時私は孤児院を訪ねた。それから彼女は私の家に世話になるようになった。私の同意があったとはいえ孤児院側は軽く手続きをしただけですぐに彼女を追い出した。彼女は風紀を乱す厄介者に見られていた。だからこうして事実上追い出された」
マミ「私の家に居候するようになってからも彼女の心が晴れることはなかった。あの時のように私と一緒に戦った。けど魔法を失った彼女にはかつてのような戦いはもう出来なかった。それから苛立ちと葛藤。いろんな感情が思いが頭の中をぐるぐると回っていた。そして彼女の心はどんどん廃れていった。もう他人がどうでもよくなっていった。そんな日々が続いて彼女と私は喧嘩が多くなった」
マミ「そしてついに彼女は見滝原を出ると言い出した。私はそれを反対した」
マミ「すると彼女は[使い魔は放っておく、人間は餌]という事を言い続けた」
マミ「それに私は怒った。そして私は彼女と戦った。私は彼女を出て行かせないために戦いを挑んだ」
マミ「けど私は本気を出せなかった。殺す気など毛頭ない。そんな攻撃は彼女に余裕でかわされ彼女は私を痛めつけた」
マミ「その戦いに私は負けた、そして佐倉さんと別れてしまったのよ...」
さやか「...」
まどか「...」
その過去は少女にはあまりにも重すぎた。
マミ「だから佐倉さんの事は私に任せてほしいの...彼女の事は誰よりも良く知ってるから...」
仁美「...分かりましたわ、ではそろそろ学校に行きましょうか...」
さやか「...あ、そうだね。もうこんな時間だ...」
まどか「じゃあたっくん、私達は学校に行くから...」
タツヤ「うん...僕も幼稚園に行かないと...」
先程の話のせいで暗い雰囲気となったまま、それぞれの場所へ出発した。
BGM:橘が眠れる場所
魔法少女の為の訓練風景
杏子「5!!」
マミさん「デタラメヲイウナ!!」
~学校終了後・パトロール中~
マミ「佐倉さん...どこにいるのかしら...」
学校が終了した後マミは単独で杏子の捜索を行っていた。
現時点ではサーチャーは自宅にある据え置き一台しかないので、
他のメンバーは全員家に帰り待機している状態である。
マミ「えーっと、この辺りには.....あっ!!」
公園を探し回っていると、かなり遠くに杏子らしき人物の背中が見えた。
マミ「きっと佐倉さんだわ!!」
マミは急いで駆け寄ろうとするが...
???「フオォォォォォォォォォォォォォォォウ!!」
マミ「!? きゃあっ!!」
突如、奇声と共に茂みから何かの衝撃波が飛んできてマミを吹き飛ばした。
マミ「な、何!?」
マミは茂みの方を睨む。そこから出てきたのは...
矢沢「ごきげんよう、仮面ライダーさん?」
お馴染み我らが矢沢である。まあマミさんは知らないんだけどね。
矢沢「悪いけど、君と今のあいつを会わせる訳にはいかないんだよねぇ!!」
矢沢の姿がカプリコーンアンデッドに変わる。
マミ「上級アンデッドね...変身!!」\ターンアップ!/
マミはギャレンに変身し弾丸を発射する。
カプリコーン「フオォォォォォォォォォォォォォォォウ!!」
カプリコーンは三日月状のブーメランを発射しそれを相殺した。さすがである。
ギャレン「やるわね...」
カプリコーン「今のは挨拶代わりさ、本番はこれからだ!!」
こうして公園に戦いの火蓋が切って落とされた。テンションを上げてかかれ!!
さあ盛り上がって行こう!! フオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォウ!!
(※勝手にハイテンションになってますが気にしないで下さい)
~別荘~
仁美「さやかさん!! 北西の公園にアンデッドが出現!! ギャレンが交戦中ですわ!!」
さやか「よーし分かった!! すぐに行くよ!!」
まどか「さやかちゃん、気を付けてね!!」
タツヤ「どうやら上級のアンデッドみたいです、油断はしないで下さい!!」
さやか「分かってるって!!」
さやかは扉を開け外のガレージに急ぎブルースペイダーに乗る。
さやか「行くよ!! ブルースペイダー!!」
ブルースペイダーを発進させて...
さやか「ヘシン!!」\ターンアップ!/
お馴染みバイクに乗りながらの変身である。
ブレイド「マミさん、すぐに行きますから!!」
スピードを速めブレイドはギャレンの元へ急いだ。
え? 中学生がバイク乗っていいのかって?
こまけぇこたぁいいんだよ!!
BGM:急げ!! 剣崎
ギャレン「きゃあっ!!」
カプリコーン「どうやら接近戦はあまり得意じゃないみたいだねぇ?」
ギャレンはカプリコーンに苦戦していた。
銃撃はブーメランに相殺されてしまうので効果が無い。
だが接近戦では向こうの方が上であった。
カプリコーン「じゃ、トドメと行こうか!!」
ギャレン「くっ...」
カプリコーンはギャレンに近づく。だがその時...
ブレイド「待てーっ!!」
ブルースペイダーに乗ったブレイドがカプリコーンを突き飛ばした。
カプリコーン「ぐわ!!」
ブレイド「マミさん!! 大丈夫ですか!?」
ギャレン「美樹さん...ありがとう、助かったわ」
ギャレンはよろめきながらも立ち上がる。カプリコーンも。
カプリコーン「...へぇ、君は楽しめそうだねぇ!!」
ブレイド「マミさん、援護お願いします!!」
ギャレン「分かったわ!!」
ブレイドがカプリコーンに突っ込む。
ブレイド「ウェイ!! ウェイ!!」
斬る。殴る。蹴る。
カプリコーン「やるねぇ...」
流石はブレイド、カプリコーンとも互角に戦えている。
カプリコーン「これはどうかな?」
ゼロ距離でブーメランをブレイドに飛ばす。だが...
ブレイド「舐めるんじゃないわよ!!」\メタル!/
ブレイドのラウズの方が早かった。体が硬化しブーメランは砕け散る。
カプリコーン「なっ!?」
ギャレン「今だわ!!」
カプリコーンは驚き一瞬動きが止まる。ギャレンはその隙を見逃さない。
ギャレンラウザーを撃って撃って撃ちまくる。全弾命中。
カプリコーン「うわあっ!!」
ブレイド「ちょろいっ!!」\スラッシュ!/
続いてブレイドの攻撃。切り裂かれるカプリコーン。
カプリコーン「ぎゃあっ!!」
大ダメージを喰らい、派手に吹き飛ぶカプリコーン。
カプリコーン「ぐ...」
ギャレン「弱ってきたわね...美樹さん!!」\ドロップ!/ \ファイア!/ \ジェミニ!/
ブレイド「はい!!」\キック!/\サンダー!/ \マッハ!/
\バーニングディバイド!/\ライトニングソニック!/
ギャレン「ザヨゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
ブレイド「ヴエェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェイ!!」
カプリコーン「ぎょえーっっ!!」
凄まじい叫びを上げながらのキックでカプリコーンに特大ダメージを与える。
アンデッドバックルが開く。
ブレイド「カテゴリーQね...えいっ!!」ヒュルルルル…トスッ
ブレイドはプロパーブランクを投げつける。
カプリコーン「こ、こんな筈では....」シュゥゥゥン…ヒュルルル パシッ
ブレイドはABSORBのカードを手に入れた。
ギャレン「なかなか手ごわかったわね...」
ブレイド「はい...でもマミさんが無事で良かった....」
ギャレン「ごめんなさいね...心配かけて」
ブレイド「良いんですよ、仲間は助け合いです!!」
ギャレン「ありがとう美樹さん....じゃあそろそろ行きましょうか」
二人がその場から立ち去ろうとすると....
???「はっはっは、実に見事な戦いぶりだ」
ブレイド・ギャレン「?」
どこからともなく麦藁帽子をかぶった屈強そうな男性が現れた。
ブレイド「....マミさん、知り合いですか?」
ギャレン「いえ...知らない人だけど....」
目の前の男を見つめる。普通の男性に見えるが....
大地「そうやってどんどんアンデッドを倒してくれ。俺は戦いが嫌いだからな」
ブレイド「!? こいつまさか!!」
ギャレン「上級アンデッド!?」
大地「まあそんなとこだ、じゃあな」
男は背を向け立ち去ろうとする。
ブレイド「待て!! 逃がすか!!」
ギャレン「封印するわ!!」
二人は男を追い掛ける。
大地「面倒臭えなぁ...だが」
男は立ち止まり振り返る。すると...
エレファントアンデッド「なまった体をほぐすには丁度良いかもな」
男の姿がエレファントアンデッドに変わった。
ブレイド「ウェッ!!」
エレファント「甘い」
ブレイラウザーで斬りかかるがエレファントは手の鉄球で弾く。
ギャレンが取り押さえようとするが...
エレファント「ふんっ!!」
ギャレン「ぐっ!!」
エレファントのパンチでギャレンは怯む。
ブレイド「ウェイ!!」
ブレイラウザーを逆手持ちにして再び斬りかかるが...
エレファント「甘いと言っているだろう」
ブレイラウザーを手で受け止め、がら空きの腹に蹴りをぶち込む。
ブレイド「がっ!!」
エレファント「まだだ」
エレファントは鉄球を∞を描くように振り回しブレイドとギャレンを吹き飛ばす。
ブレイド「ぐわぁ!!」
ギャレン「きゃっ!!」
二人は10メートルほど吹き飛び動きを止める。
エレファント「俺はお前達の戦いになど興味は無い。ライダーもアンデッドも勝手に潰し合えばいい」
エレファント「そして全てが死に絶えた後、俺がこの戦いの覇者となる」
ブレイド「そんな事...させるか!!」
エレファント「だったら俺を倒してみろ」
エレファントはハンマーを取り出し...
エレファント「はあ!!」
ブレイド「があっ!!」
ハンマーをフルスイング。ブレイドの顔面にクリーンヒット。
ブレイド「ぐうっ...」
ブレイドは右の複眼が割れてしまった。26話のアレである。
ギャレン「美樹さん!!」
エレファント「フン、お前らなど俺の敵ではない」
エレファントはトドメを刺さんとブレイドに近づく。
ギャレン「くっ、させないわ!!」
ギャレンラウザーを連射、エレファントは少し怯みギャレンの方に振り向く。
エレファント「鬱陶しいな」
エレファントの腰にある触手が伸び、先端の槍がギャレンを切り裂く。
ギャレン「ああっ!!」
ブレイド「マミさん!!」
エレファント「お前ら纏めて始末してやる...」
ブレイド「くそっ!! こうなったら...」
ギャレン「待ちなさい!! 無理よ、このままではまずいわ!!」
ブレイド「でも!!」
エレファント「話などしている場合か」
エレファントのハンマーが再び二人を襲う。
ギャレン「きゃあっ!!」
ブレイド「うぐあっ!!」
二人はまたしても吹き飛ぶ。
エレファント「トドメだ」
槍の触手が伸び二人を切り裂こうとする。
だが突如、眩い光が発せられエレファントは目を塞ぐ。
次に目を開けるとそこにはもう既にブレイドとギャレンの姿は無かった。
これも26話のアレです、はい。
エレファントは大地の姿に戻る。
大地「腰抜けめ...逃げたか」
大地はその場を後にする。
一方その頃、街中では....
カナリアの入った鳥かごとスーツケースを手に持った、
異国風の装いの男の姿があった。
OP:ROUND ZERO BLADE BRAVE (歌:相川七瀬)
~仁美の別荘~
仁美「じゃあ、そんなに強いんですのね....そのアンデッド.....」
マミ「ええ...どんな攻撃も効かなかったわ....」
まどか「さやかちゃん達が、逃げるしかなかったなんて....」
マミ「ブレイドアーマーは自己修復するけど、今度戦えば私も美樹さんもきっと....」
タツヤ「そ、そんなのは駄目ですよ!!」
タツヤ「戦っては駄目です、奴が来たら逃げて下さい!!」
さやか「くそっ...あたしが...もっと強ければ...」
仁美「さやかさん....」
その時、玄関のチャイムが鳴ったので仁美は玄関へと向かう。
仁美「はい、今開けますわ」
仁美が扉を開けると、異国風の装いの男が立っていた。
仁美「?」
???「こんにちは」
男は挨拶をしながら家の中に無断で入ってきた。
仁美「あっ...あの!!」
???「ああ、失礼。君が志筑仁美君だね。よろしく」
仁美「どうして私のことを?」
まどか「仁美ちゃん、どうしたの?」
まどかは部屋のドアを開け玄関の様子を伺う。男はまどかを見ると...
???「そうか、そのピンクの髪....君が鹿目まどか君か」
まどか「!?」
さやか「二人共、一体何なの?」
さやかも部屋のドアから顔を覗かせる。それを見た男は部屋の中に入っていき...
???「おお!! 君がブレイドの美樹さやか君か」
さやか「?」
???「で、そっちが...」
男は今度はマミとタツヤの方に向き直る。
???「ギャレンの巴マミ君と、ファイズの鹿目タツヤ君かな?」
マミ・タツヤ「...?」
仁美「あなたは一体誰なんですか? 何故私達の事を...」
???「この写真を見せたら、信用してもらえるかな?」
男は一枚の写真を仁美に渡す。そこに写っていたのは...
仁美「RXさん...?」
一度「!!」
仁美「RXさん...RXさんですわ!!」
一同は写真をよく見る。間違いない。確かにRXだ。
嶋さん「私の名は嶋昇。この子はカナリアのナチュラル。RXとはチベットで一緒だった」
さやか「チベット? どうしてRXさんがそんな所に!?」
嶋さん説明中。
嶋さん「それで彼は今もワームと戦い続け、アンデッドを倒すための研究も進めているんだ」
タツヤ「それであなたは何故ここに? もしかして研究の成果が?」
嶋さん「ああ、それとRXから預かってきた言葉がある」
さやか「...どんな言葉なんですか?」
嶋さん「たくましくあれ。そして怯むことなかれ。絶望の後には必ず希望が来る」
さやか「それだけ?」
嶋さん「それだけ。で...当分ここに世話になるがいいかな?」
仁美「ええ、まあ...」
さやか「ハァ...」
嶋さん「何だー? そのため息は。よしっ、復唱するぞ!!」
嶋さん「はい、一緒に。「たくましくあれ」はい」
一同「たくましくあれ...」
嶋さん「そして怯むことなかれ。はい」
一同「そして怯むことなかれ...」
その時、マミの携帯が鳴った。
マミ「...ちょっと失礼するわね」
マミは部屋を出て携帯を開く。
マミ「知らない番号ね...」
マミは電話に出る。
マミ「もしもし...」
杏子「あたしだ、マミ」
マミ「佐倉さん!? どうして...」
杏子「あんたに話がある、□丁目の□□□まで来な」
それだけを言うと電話は切れてしまう。
マミ「...放っておけないわね、佐倉さん...」
てつをは希望って言うより絶望だな
敵にとって
~見滝原の何処か~
マミ「何? 話って」
杏子「負けたんだってね、上級アンデッドに」
杏子「マミもあのさやかって奴も」
マミ「貴方...何でその事を!?」
杏子「聞こえたんだよ、ギャレンもブレイドもだらしない奴だって声が」
マミ「まさか貴方...またスパイダーアンデッドの力に支配されて...!!」
杏子「そうじゃない。あたしは戦いたいんだ。これはあたし自身の意志だ」
マミ「...佐倉さん、はやっては駄目よ」
マミ「あのアンデッドは今の私達が戦って勝てる相手じゃないわ」
杏子「それで逃げんのか? あたしはね...そういう戦い方は出来ないんだよ」
杏子「たとえこの身が滅びても戦う時は...」
杏子・スパイダー「最後まで戦う」
マミ「やっぱり変だわ!! 貴方、スパイダーアンデッドの力に...」
杏子「まあ見てなよ、あたしは絶対そいつを倒す」
杏子「あたしが最強のライダーだって事、見せてやる」
杏子はその場から立ち去る。
マミ「佐倉さん!! 待ちなさい!!」
嶋さん「無駄だ!!」
マミ「嶋さん!?」
嶋さん「今、あの子に何を言っても聞かない」
嶋さん「カテゴリーエース...あの蜘蛛の力は強力だ」
嶋さん「無理矢理引き剥がそうとすれば、蜘蛛の力は反発する」
嶋さん「その反発で、あの子の心そのものが壊れてしまう事が恐ろしい」
マミ「心が...壊れる...?」
嶋さん「ああ...」
~見滝原・街中~
ほむら (人間...不可思議な生き方....)
ほむら (笑って泣いて...人と心を通わせる)
ほむら (心...)
街中で人々の写真を撮りながら考えるほむら。
撮影にはカイザショットを使用している。
その時、後ろから声をかけられた。
大地「一万年振りだな」
ほむら「?」
振り向くほむら。そこには大地の姿が。
大地「以前のカテゴリー4との戦いは密かに見させてもらったぞ、カリス」
ほむら「....エレファントアンデッドね、私に何の用」
大地「俺と戦ってもらおう。まさかお前...逃げたりしないよな?」
ほむら「...どういう事かしら」
大地「ブレイドとギャレンに逃げられたんだよ、情けない奴らだ」
大地「その事で少し苛立っていてな、戦って気分を晴らそうという訳だ」
ほむら「...私は違うわ、いつでもかかって来なさい」
ほむら「ここではよしましょう、場所を変えるわよ」
大地「...アンデッドのくせに人間の心配か、いいだろう」
ほむら移動中。
大地「もういいだろう」
大地の姿がエレファントに変わる。
ほむら「...変身」\チェンジ!/ ジュルルルルア……シュバーン!!!
カリスに変身する。今回は素手でありラウザーは持っていない。
カリス「ハッ!!」
エレファント「フン!!」
カリスはチョップを放つがエレファントはそれを受け止め投げ飛ばす。
カリス「ぐあっ!!」
投げ飛ばされたカリスは何かの見えない壁のようなものにぶつかった。
エレファント「バリアを張ったのさ、他の奴らが来ると面倒だ」
カリス「望むところ...行くわよ!!」
~仁美の別荘・庭~
嶋さん「...」
さやか「嶋さん。お昼そうめんだけど、あたしとここで....」
嶋さんは目を瞑り両手を掲げている。風を感じているのだ。
嶋さん「あいつ...象のアンデッドにはその場で倒そうという意識は無い」
嶋さん「あくまで能力の高さを計る戦いだ」
嶋さん「慎重なアンデッド...だがひとたび怒らせた時その力は絶大だ」
嶋さん「その慎重さも実は奴の最大の武器...」
嶋さん「だろ? ナチュラル」
ナチュラル「ピピッ!!」
さやか「嶋さん...貴方一体...」
カリス「ハッ!!」
エレファント「フン!!」
カリスは相手の動きを読み的確にパンチやキックを打ち込む。
だがエレファントの体は硬くダメージが余り通らない。
エレファント「ちょこざいな...ぬんっ!!」
カリス「ぐっ!!」
エレファントのハンマーがカリスの足にクラッシュ。
緑色の鮮血が飛び散り、カリスは跪く。
エレファント「はあ!!」
ハンマーを振り上げるエレファント。だがその時カリスラウザーが光り輝く。
エレファント「これは...!!」
エレファントは後ずさり大地の姿に戻る。
大地「お前は...」
カリスも自動的にほむらの姿に戻る。
ほむら「...どうしたの? 何故止めた...?」
大地「そうか...貴様はカリスでは無い...貴様が奴だったのか...!!」
ほむら「...私の正体などどうでも良いわ」
ほむら「戦いなさい。苛立っているのでしょう?」
大地「お前の能力が分かるまでは戦わない、しかしお前が奴だとすれば...」
大地「戦うのは最後だ」
それだけ言い残し大地はその場から立ち去った。
ほむら「...」
さやか「どうすれば、あの象のアンデッドに勝てるんです?」
嶋さん「無いな。勝てる方法は無い」
さやか「そんな...」
嶋さん「風がそう言っている」
さやか「風?」
嶋さん「風は色々なものを運んでくる。欲望、企み、戸惑い、恐れ...」
さやか「冗談じゃないですよ!! あたしは恐れなんか」
嶋さん「そうかな?」
さやか「怯んでたらライダーなんてやってられませんよ」
さやか「あたしは皆を守る為に奴を倒したい、それしか考えてません」
嶋さん「風が言ってるよ。君は戦う事を自分に与えられた使命だとか義務だと考えている」
嶋さん「それでは人は強くはなれない。君を動かすものはもっと別の所にあるはずだ」
さやか「別の所?」
一方、その頃...
大地「...」
大地「フンッ、完璧だ」
大地「カリスが奴だと分かったからには、もはや敵はいない」
大地「全て読みきった」
大地「ライダー共全員、纏めて俺が倒してやる...」
~ほむらの家~
ほむら「はぁ...はぁ」
負傷した足を引きずりながら何とか家までたどり着いたほむら。
嶋さん「やあ」
ほむら「?」
玄関の前に見知らぬ男が立っていた。
嶋さん「君が暁美ほむら君か」
ほむら「...あなたは?」
嶋さん「私は仁美君達の家で世話になってる嶋という者だ、よろしく」
嶋さんはほむらに手を差し出す。
ほむら「...」
ほむらはとりあえず差し出された手を握る。だが...
ほむら (...!!)
嶋さん「ん? どうした?」
ほむら「あ、いえ...それで何のご用ですか?」
嶋さん「いや、ここには挨拶をしにきただけなんだ」
嶋さん「お邪魔して済まなかったね、じゃあ私はこれで」
嶋さんはその場から立ち去る。
ほむら「...」
ほむらはそのまま無言で家に入り荷物を下ろす。
ほむら「何なの、あの男...」
ほむら「あいつはおそらく...」
~仁美の別荘~
さやか「嶋さんがほむらの所へ?」
タツヤ「はい。様子を見に行くって言ってました」
タツヤ「僕もついていった方がいいんじゃないですか? って聞いたら」
タツヤ「一人の方がいいって」
さやか「ふーん...」
仁美「いやああああああああああああっ!!」
さやか・タツヤ「!?」
突如、仁美が悲鳴を上げる。
さやか「ど、どうしたの!?」
仁美「今、この嶋さんのキャリーケースの中から小さな蜘蛛が....!!」
タツヤ「何だって!! それは本当ですか!?」
仁美「ほら見て下さい!! まだいますわ...!!」
二人はキャリーケースを見る。確かに小さな赤い蜘蛛が何匹かいる。
タツヤ「さやかさん、これってひょっとしたら...」
さやか「あの男...まさか!!」
~見滝原の何処か~
嶋さん「...」
ほむら「...」
嶋さん「ほう、やはり現れたか」
ほむら「貴方は誰なの? 正体を表しなさい」
嶋さん「正体といっても、ご覧の通りチベット帰りのただの....」
ほむら「ならばこちらから行くわよ」
ほむら「変身」\チェンジ!/ ジュルルルルア……シュバーン!!!
ほむらはカリスに変身し戦闘を開始する。そこに...
タツヤ「見つけました!!」
さやか「あれ? ほむらと戦ってる...」
二人が到着したが、カリスと嶋さんはまだ気付いていない。
カリス「フッ!!」
嶋さん「...」
カリスのパンチやキックを嶋さんは全てかわしている。お見事。
嶋さん「...しょうがないな」
カリスのパンチを受け止める嶋さん。
嶋さん「だが私は戦うつもりはない」
嶋さんの姿がタランチュラアンデッドに変わる。
タツヤ「!!」
さやか「やっぱり...!!」
カリス「ハアッ!!」
カリスはジャンプし空中からタランチュラに襲い掛かる。
だがタランチュラは掌から糸を放出しカリスを絡め取った。
カリス「くっ...」
二人はそれぞれ人間態に戻る。
嶋さん「よそう。言っただろ。私は戦うつもりはないと」
ほむら「...では何なの、貴方の目的は」
さやか「そうだ、あたしたちも聞きたい」
タツヤ「騙してたんだな...僕達を。何がRXさんの知り合いだ!!」
嶋さん「本当に知り合いさ、嘘は付かない」
一方、その頃...
エレファント「ふんぬっ!!」
街中で暴れ回っているエレファント。
エレファント「出てこい、ライダー共!!」
エレファント「早く来い...!!」
嶋さん「私は確かにアンデッドだが、私は君達と同じように」
嶋さん「早くこのおぞましい戦いが終わればいいと思っている」
タツヤ「そんなの...信じられるか!!」
さやか「あたしたちに近づいて、一体何を企んでいる!?」
その時、急に強い風が吹いた。
嶋さん「奴だ」
さやか「奴?」
嶋さんは目を閉じ、意識を集中する。
嶋さん「今日は一段と凶暴な...」
嶋さん「これは近付くと痛い目に合いそうだ」
その頃、街中では...
エレファント「お前達を血祭りに上げてやる!!」
エレファントはハンマーを振り回し大暴れしていた。
仁美「...ええ、確かにアンデッドが出現していますわ」
さやか「あの象の奴?」
仁美「だと思います」
さやか「場所は!? 了解、分かった!!」
さやかは携帯を閉じる。
さやか「あんたとの話は後回しだ」
さやか「タツヤ君、こいつの正体が明らかになるまで関わっちゃ駄目よ!!」
タツヤ「でも、勝ち目は無いって...」
さやか「例えそうでもライダーである以上、戦うんだ!!」
嶋さん「使命感か? 下らない」
さやか「...」
嶋さんの言葉にさやかは一瞬立ち止まるが、
すぐにブルースペイダーに乗りその場を後にした。
一方、その頃...
杏子「...」
グリンクローバーに乗りトンネルを走行中の杏子。
そこへクラクションが鳴り響き、レッドランバスに乗ったマミが現れた。
マミ「よしなさい佐倉さん、あのアンデッドは...」
マミ「闇雲に向かっていって勝てる相手じゃないわ」
杏子「戦いたいんだよ...あたしは戦いたいんだ!!」
杏子はスピードを上げ、マミとの距離をつける。
マミ「佐倉さん、待ちなさい!!」
マミもスピードを上げる。
杏子「変身!!」\オープンアップ!/
マミ「くっ、変身!!」\ターンアップ!/
二人はバイクに乗りながら変身をし、現場に急行する。
嶋さん「レンゲルが向かった...ギャレンも一緒か」
嶋さん「風が私を呼んでいる...行かねば!!」
嶋さんは突如、その場から姿を消した。
タツヤ「消えた...!?」
タツヤ「もしかして象のアンデッドの所に? なら僕も行かないと!!」
ファイズフォンを取り出し555と打ち込む。
『standing by』
タツヤ「変身!!」
『complete』
タツヤもファイズに変身し、オートバジンに乗り現場に急行した。
さて、我らが最高のメイドにして至高のヒロインであるバジンたんはどのような活躍を見せてくれるのか....
>>410
おい待てwなんでてつをじゃなくでRX何だよwww
~スタジアム~
エレファント「うおおっ!!」
市民達「わあああああああ!! 逃げろおーっ!!」
スタジアムで大暴れ中のエレファント。そこにギャレンとレンゲルが到着。
エレファント「来たな」
レンゲル「やっと見つけた...行くぜ!!」
レンゲルはエレファントに突撃していく。
ギャレン「待ちなさい佐倉さん!!」
ギャレンが引き止めるが、レンゲルは聞かない。
レンゲル「ハァ!!」
エレファント「フン!!」
レンゲルは飛びかかるが、エレファントは軽く受け流しレンゲルを吹き飛ばす。
レンゲル「ぐあっ!!」
ギャレン「佐倉さん!!」
ギャレンがエレファントにしがみつき動きを止めようとするが...
エレファント「甘いわ!!」
エレファントはギャレンを背負い投げで投げ飛ばす。その先にはレンゲルが。
ギャレン「きゃあっ!!」
レンゲル「うぐあっ!!」
ギャレンがレンゲルに直撃。レンゲルが下敷きに。
エレファント「フフフ...」
レンゲル「くそっ!!」
ギャレン「何て奴なの...!!」
それでも二人は諦めずエレファントに立ち向かうが...
エレファント「ふん!! ぬん!! はあ!!」
ハンマーを振り回し二人を殴って殴って殴りまくり...
エレファント「フィニッシュだ」
ハンマーをバットの要領でフルスイングして二人を吹っ飛ばす。飛距離が凄まじい。
ギャレン・レンゲル「うわあああああああああああああ!!」ウンメイノー
おめでとう。逆転サヨナラ満塁ホームランだ。(嘘です)
杏子「ぐっ...」
マミ「はぁ...はぁ...」
二人は変身が解除され追い詰められてしまう。
しかしその時、別の入り口からさやかが到着した。
さやか「マミさんに...杏子!!」
さやか「待ってて、今助ける!! ヘシン!!」\ターンアップ!/
さやかはブレイドに変身、そのままエレファントの元まで大ジャンプした。
ブレイド「ウェイッ!!」
ブレイドはエレファントに体当たりし吹き飛ばす。
マミ「美樹さん!!」
杏子「お前...」
ブレイド「二人共、下がってて!!」
エレファント「来たな、これで三人目か」
ブレイド「ウェェェェェェェェイ!!」
ブレイラウザーを取り出し素早く切り込んでいく。
だがそれはやはり全て弾かれてしまう。
エレファント「フアッ!!」
ブレイド「ぐあ!!」
エレファントはハンマーを突き出しブレイドを吹き飛ばした。
ブレイド「どうしても...どうしてもこいつには勝てないのか!?」
その時、嶋さんの言葉をブレイドは思いだす。
「君は戦う事を自分に与えられた使命だとか義務だと考えている」
「それでは人は強くはなれない。君を動かすものはもっと別の所にあるはずだ」
ブレイド「くっ...」
エレファント「ハッハッハ...終わりだ」
エレファントは鉄球の刺をブレイドに向かって飛ばす。
ブレイド「うぐあっ...!! はぁ...はぁ...ん?」
その時ブレイドは自分のすぐ横に何かの靴を発見。よく見ると観客席の後ろに逃げ遅れた子供の姿が。
子供「うぅ...お母さぁん...」
エレファント「もう一つ、行くぞ」
エレファントは再び刺を発射。
ブレイド「くっ、危ない!!」
ブレイドが身を張って子供を守った。
ブレイド「ぐっ...早く...逃げて...」
子供「あ、ありがとう...」
子供は立ち去り、ブレイドはエレファントに向き直る。
ブレイド「...分かった」
エレファント「ん?」
ブレイド「あたしの体を動かすのは、義務とか使命なんかじゃない」
ブレイド「そこにいる人を守りたいという、思い...」
ブレイド「そうだ、人を愛しているからあたしは戦っているんだ!!」
嶋さん「そうだよ、それだよブレイド!!」
いつの間にか上の観客席に嶋さんの姿が。
嶋さん「ブレイド、受け取れ!!」
嶋さんがブレイドに何かを投げ渡す。
ブレイド「これは...?」
嶋さん「それはRXから預かったもんだ!!」
ブレイド「...よし」
ブレイドはラウズアブゾーバーを左手に取り付け二枚のカードを取り出す。
ブレイド「ハァァァ....」\アブゾーブクイーン!/ \フュージョンジャック!/
ブレイドの体が光に包まれ、顔と鎧が金色に変わり翼が生える。
ブレイドJ「ハアッ!!」
おめでとう!! ブレイドはジャックフォームに進化した!!
BGM:Rebirth (歌:ダディ)
エレファント「こけおどしが!!」
エレファントが突進しハンマーを振り下ろす。
だがブレイドJはそれを片手で受け止め、エレファントの腹を切り裂く。
エレファント「ぐお!!」
しかもそれだけでは終わらない。
ブレイドJは体を駒のように回転させエレファントを切り刻む。
ブレイドJ「ウェヤァ!!」
エレファント「ぐわあっ!!」
エレファントは吹っ飛ぶ。
エレファント「何だ...この力は...!?」
ブレイドJ「ハッ!!」\スラッシュ!/ \サンダー!/
\ライトニングスラッシュ!/
ブレイドJは翼を展開、上空に飛び上がる。
マミ・杏子「!!」
そのまま円を描くようにエレファントの上空まで飛行し....
ブレイドJ「これで....トドメだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
エレファント「ぎょえーっっ!!」
ライトニングスラッシュで一刀両断、大爆発が起こる。
エレファント「うっ...ぐっ...」
エレファントのアンデッドバックルが開いた。
ブレイドJ「カテゴリーJね...えいっ!!」ヒュルルルル…トスッ
ブレイドJはコモンブランクを投げつける。
エレファント「ぬおぉ...」シュゥゥゥン…ヒュルルル パシッ
ブレイドJ「...よしっ!!」
ブレイドJはカードを眺める。ついにエレファントを封印したのだ。
マミ「美樹さん...」
杏子「さやか...」
次回予告
「邪魔立てする者は全て排除しろ...!!」
「うおあああああああああああああああああ!!」
「あたしが勝つか....カテゴリーエースが勝って、あたしがいなくなるか...これがあたしの運命だから」
「人を探してるの。キョーコって言うんだけど....知らない?」
「許してくれ。俺はまだ死にたくないんだ...」
「ねぇ、そのバッグちょうだい」
「この私が....新たなラッキークローバーを作り上げる!!」
「南長野1532MKビル付近で、謎の生物が巨大な蜘蛛の巣を張っております!!」
「ボセバ デスドン クウガ」
「姿が...変わった!?」
「ヅボグ リジバブ バダダバ」
「もう少しゆっくりしていったらどうだ? ジョーカー」
「奴に封印されるつもり?」
「君にはどんな物にも負けないという自信がある。君自身の存在が最後の切り札だからね」
「やめろ杏子!!」
運命の切り札を掴み取れ!!
思ったんだけど広げすぎじゃね?収拾つくのこれ?
嶋さん「それが烏丸所長の開発した、ジャックフォームだ」
ブレイドJ「ブレイド、ジャックフォーム...」
嶋さん「君にすぐ渡すのは簡単だった」
嶋さん「だがRXが必死になって研究し完成させたものだ、何かを掴んでから渡したかった」
ブレイドJ「人を愛しているから...戦う...」
嶋さん「ああ、使命や義務ではなくな」
ブレイドJ「...はい!!」
ブレイドJは変身を解除する。
嶋さん「マミくん、もちろんRXは君の為にも作り始めている。必ず君にも届く筈だ」
杏子「チッ、どうせあたしには...」
嶋さん「君はそれよりも蜘蛛の力に打ち勝て。顔つきが少しずつ変わってきているぞ」
杏子「ふざけるな!! そんな説教なんていらない、あたしは戦いたいんだ!!」
杏子は走り去る。
さやか「杏子!!」
さやかが後を追おうとするが...
マミ「待って!!」
さやか「...マミさん」
マミ「佐倉さんの事は、私に任せてくれない?」
マミの言葉にさやかは黙って頷く。
マミ「大丈夫です、無理に心から剥がしたりはしません」
嶋さん「頼むよ、あの子を支配しようとしている者と私は非常に近い立場にあるんだ」
マミ「近い立場?」
その時...
ファイズ「遅くなってすいません!! 象のアンデッドは....ってあれ?」
ふと思ったんだが時速1500キロを誇るライドロンがあるんだから日本とチベットの掛け持ちって可能じゃないか?
~仁美の別荘~
嶋さん「本来アンデッドは種の保存の為に戦う本能を持っている」
嶋さん「でも私にはそれが無いのか、自ら戦う事は望まない」
嶋さん「そんな奴も、いるって事さ...」
さやか「...」
仁美「...さやかさん、もう一度見せてもらえますか?」
さやか「...うん、これ」
さやかは仁美にラウズアブゾーバーを手渡す。
仁美「これを...RXさんが...」
さやか「...何か感激だよ。あたし達の事忘れた訳じゃなかった」
タツヤ「今回はすいませんでした...遅れちゃって」
マミ「いいのよ、遅れる事くらい誰にだってあるわ」
マミ「それに象のアンデッドは倒せたんだし...」
一方、その頃...
杏子「...」
杏子「そうか...あいつは...」
杏子・スパイダー「カテゴリーKか...!!」
~翌日・河川敷~
杏子「くそっ!!」
杏子「イライラするぜ...何であたしじゃなくてアイツらが....」
ジャックフォームの登場に嫉妬しているんですね。分かります。
その時...
???「キョーコ!!」
後ろから自分の名前を呼ばれ杏子は振り返る。
杏子「チッ...またお前か」
緑色の髪に短いツインテールの小学校低学年程度に見える少女だった。
ゆま「やっと見つけた...お願い、ゆまも連れてって!!」
杏子「ゆま...いい加減しつこいんだよ...!!」
ゆま「キョーコは私を助けてくれたじゃない!!」
杏子「お前を助けたのは...ただの気まぐれさ...それに...」
杏子「アタシに....帰る居場所は無いんだよ....!!」
ゆま「じゃあゆまが杏子の側にずっといる!! だから...」
ゆまが言いかけたその時...
マミ「佐倉さん!!」
ゆま「!?」
杏子「...今度はマミか、何の用だよ」
マミ「私は貴方を救いたい。そんな状態の貴方を放っておける訳が無いでしょう」
杏子「余計なお世話だ、あたしは今機嫌が悪い」
マミ「...ジャックフォームの事で嫉妬しているのでしょう?」
杏子「ちっ...全てお見通しか」
マミ「...どうしてそこまで?」
杏子「だってそうだろ!? RXって奴はギャレンよりもブレイドを先にパワーアップさせた。悔しいと思わないのか!?」
マミ「...思わないわ。美樹さんは共に戦う仲間だもの」
杏子「甘いんだよ...マミは甘すぎる」
マミ「そんな事より体の方はどうなの? 蜘蛛は何か貴方に命じて...」
杏子「ああ言ってるよ。嶋とかいう奴...カテゴリーKを倒せって」
マミ「彼の事を知ったの!?」
杏子「ああ、でもそんな言葉になんか支配されない」
マミ「...本当に?」
杏子「でも時々、無性に戦いたくなる時がある。それを必死に抑えてるんだよ...!!」
マミ「佐倉さん...」
杏子「あたしが勝つか....カテゴリーエースが勝って、あたしがいなくなるか...これがあたしの運命だから」
マミ「何か私に出来る事は?」
杏子「無い。これはあたし自身の問題だ」
杏子はその場から立ち去る。
マミ「...」
ゆま「...?」
>>369
てつをは変身を解除しません。このSSでは。
>>412
僕もそう思います。
>>425
てつをは今まで一度も変身を解除していません。常にRX姿のままです。
>>435
基本的にストーリーはクウガと剣が中心。
555のストーリーは余りやりません。オルフェノクも基本かませです。
キバを出すつもりですがファンガイアは出ません。
キバのストーリーもやりません。これは断言します。
現代と過去のストーリーなんてややこしい事この上ありません。
でも1スレで終わるかどうか微妙な所です。はい。
>>437
その通りです。でも今回はアクロバッターを使用しました。
すいません。436の「烏丸所長の開発した」は誤植です。
正しくは「RXの開発した」です。
マミはゆまの方に向き直る。
マミ「...あっ、無視してごめんなさい。私は巴マミ」
マミ「佐倉さんとは長い付き合いなの。えっと、貴方は...」
ゆま「ゆまだよ、千歳ゆま」
マミ「ゆまちゃんね、よろしく。どこから来たの?」
ゆま「...月見里だよ」
マミ「月見里って...風見野の隣町!? どうしてそんな所から...ゆまちゃん親子は!?」
月見里は見滝原とは隣接しておらず少し離れた町。
そんなところからゆま一人だけがここに来ている。そんなゆまをマミは心配していた。
ゆま「パパとママ、もういないの。魔女に殺されたから」
マミ「……ッ!」
無表情でゆまはそう告げる。マミの表情は一気に苦しくなった。
ゆま「その時にね、キョーコが助けてくれたんだ」
マミ「佐倉さん...どうせなら親も助けてあげればよかったのに...」
利己主義者の杏子からすればそんなことはどうでもいいのだろうが。
ゆま「...でもねわたし。パパやママのこと好きじゃなかったんだ」
マミ「え?」
そう言うとゆまは無言で前髪をかき揚げる。そこには...
マミ (酷い...!!)
ゆまの額にはいくつものタバコの火傷の痕があった。
その火傷も酷く一生残る傷になるかもしれない程酷いものだった。
ゆま「パパとママはいっつも喧嘩してパパはいつも家にいなくて。ゆまがかわいくないせいだって、役立たずだってママが言って。それで...いつもいじめるの」
ゆまは虐待されていたのだ。これは酷い。
マミ「そう...だったんだ。ごめんね...ゆまちゃん」
嫌なことを思い出させてしまった罪悪感に駆られマミは謝った。どこかの所長とは違って。
ゆま「パパとママが死んで今の私は帰る家が無いの...だからキョーコと一緒にいたくて.....」
ゆま「でもキョーコが言ったの。自分は独りで生きていくからついてくるなって!! きっとゆまのこといらないんだ...!!」
マミ「そんなこと――」
そんなことない。そう言おうとしたマミにゆまが抱きつく。
ゆま「...やだよ...キョーコから離れたくないよ...ずっと一緒にいたいよ...」
ゆまはマミに抱きつき泣きじゃくる。マミは心が痛くなった。
マミ「ゆまちゃん...」
マミ (佐倉さんをこんなに...慕っている子がいるのね...)
ゆま「やだよぉ...ゆま、キョーコに捨てられる....役立たずだから捨てられちゃうよぉ」
泣き止まないゆまをマミは優しく抱きしめ頭を優しく撫でる。
マミ「...ゆまちゃんは、役立たずなんかじゃないわ」
ゆま「でも、でも...」
マミ「だって、誰かのために泣けるなんてそう簡単に出来ないもの。ゆまちゃん、佐倉さんのことが大好きなのね」
ゆま「...うん。大好き」
ゆまは頬を赤くしながらそう答える。それを見たマミは決意を固めた。
ゆま「でもさっきのキョーコ様子がおかしかった...何か辛そうで...」
マミ「ゆまちゃん...今佐倉さんはね...」
マミさん説明中。
ゆま「じゃ、じゃあ!! キョーコはカテゴリーエースに取り込まれて....!!」
マミ「ええ...でも約束するわ。佐倉さんは絶対に私達が助ける」
ゆま「...ほんと?」
ゆっくりと顔を上げ上目遣いでマミの顔を見るゆま。
マミ「うん、ほんと。私にとっても佐倉さんは大切な仲間ですもの」
ゆま「...ありがとう...ありがとうマミおねーちゃんっ!!」
ゆまは満面の笑みで答える。いい笑顔だ。
マミ「ゆまちゃん、立ち話もアレだから私達の家に来ない?」
ゆま「私...達?」
マミ「そう。『私達』の家」
皆さんすいません。生存報告です。
この一週間ずっと超クラヒで遊んでいました....放置して申し訳ありません....
金曜日の午後には投下出来ると思います。本当にすいません。
~仁美の別荘~
マミ「ただいま」
ゆま「お、お邪魔します...」
嶋さん「ああ、おかえり。ん? そっちの子は?」
マミさん説明中。
まどか「じゃあ杏子ちゃんはまたスパイダーアンデッドに取り込まれて....」
ゆま「...」
嶋さん「それしかないのか...」
さやか「えっ? 何の事です?」
嶋さん「あのカテゴリーエースの力を弱める方法が、無い事もない」
一同「!!」
さやか「それってどんな方法なんです!? 教えて下さい!!」
嶋さん「...私を封印するんだよ」
さやか「!!」
嶋さん「封印された瞬間、私とカテゴリーエースの力は争いを起こす」
嶋さん「私が勝てば奴は消滅する。しかし私が負ければ奴の邪悪な心はより一層力を持ち...」
仁美「駄目です!! そんな事出来ませんわ、嶋さんを封印させるなんて!!」
タツヤ「そうですよ!! それに危険すぎます、そんな一か八かの賭けみたいなのは!!」
嶋さん「...」
ゆま「嶋おじちゃん...」
マミ「...嶋さん、貴方の力は借りません。大丈夫です。佐倉さんだって本当は凄く正義を愛しています。私達の力できっと!!」
仁美「ええ、探しましょう杏子さんを!!」
タツヤ「はい!!」
一同は家を飛び出して行った。猛スピードで。
嶋さん「...いい奴らだな、皆...」
嶋さん「どうしようかね、ナチュラル...」
~ほむらの家~
杏子「...」
ほむらの家のチャイムを押す杏子。しばらくするとほむらが出て来た。
ほむら「...何の用かしら。話があるなら場所を移しましょう」
ほむら&杏子移動中。
ほむら「...私と戦いに来たの?」
杏子「...アンデッドに取り込まれるって、どんな気持ちなんだ?」
ほむら「どういう事?」
杏子「あんたはアンデッドなんだろ? でも人間の体を持ってる。それはアンデッドが人間の体を借りているのか...?」
杏子「それとも、あたしみたいにだんだんアンデッドに取り込まれて...」
ほむら「下らない質問ね、答えたくないわ」
杏子「教えてくれ!! 頼むよ...」
ほむらは杏子の方に向き直る。
ほむら「私はアンデッドでは無い。そして人間でも無い」
杏子「ど、どういう意味だよ...?」
ほむら「分かりはしないわ。貴方には。私の存在を知っているのは私だけ」
ほむら「だから言えるのよ。貴方に負けはしないと」
杏子「...分からない。あたしには分からない...ぐっ!!」
ほむら「!!」
スパイダー「そうか、貴様が奴だったのか。面白い」
スパイダー「俺はもっと強くなる。その時まで勝負はお預けだ」
杏子「...はっ!! お、おい。あたし今...」
ほむら「取り込まれていたわ。スパイダーアンデッドに。でもそれは貴方が自分で超えるしかない」
杏子「...」
ほむら「スパイダーアンデッドに言っておいてちょうだい。いつでも相手になる。戦う準備は出来ているとね」
ほむらはその場から立ち去る。
杏子「マミ...ゆま...」
スパイダー「何をためらっている? カテゴリーキングを探せ。戦え!! 戦うんだ!!」
杏子「嫌だ!! お前の命令なんか...お前のせいであたしはマミやゆまを....」
スバイダー「強くなるのだ。強くなってカリスと戦うんだ!! カテゴリーキングを探せ...探せ!!」
杏子「うあああああああああああああああああああああああ!!」
~仁美の別荘~
仁美「どうでした?」
さやか「...」
さやかは無言で首を横に振る。
タツヤ「こっちも駄目でした...家もないのに一体何処に...」
マミ「でももう遅いわ...今日はここまでにしましょう」
ゆま「...うん」
まどか「杏子ちゃん...大丈夫かな...」
杏子は残念ながら見つからず。今日はもう就寝する事に。
現在睡眠中。しばらくお待ち下さい。
~明朝・4時~
嶋さん「...」
嶋さんは音を立てないように忍び足で階段を下りていく。
まだ他の者は寝静まっている。何処にいく気だ?
嶋さん「...どうやら雌雄を決しなくてはいけない時が来たみたいだ」
嶋さん「困った話だね、ナチュラル...」
~朝・7時~
タツヤ「ふわ~ぁ...」
あくびをしながら階段を下りるタツヤ。すると玄関にナチュラルの鳥篭が。
タツヤ「何でナチュラルがここに?」
鳥篭の上に置いてあった手紙を手に取り読む。
タツヤ「ナチュラルをよろしく頼むね...?」
タツヤ「!! まずい...まずいよコレ!!」
さやか・マミ「どうしたのタツヤ君!?」
仁美「何ですか? その手紙...」
タツヤ「嶋さん...もしかして杏子さんに封印されに!!」
さやか・マミ・仁美「!!」
タツヤ「サーチャーで嶋さんの居場所をキャッチ出来るかもしれません!! 急いで下さい!!」
仁美「了解ですわ!!」
只今サーチ中。しばらくお待ち下さい。
仁美「いましたわ!!」
さやか「よし!!」
タツヤ「急ぎましょう!!」
マミ「ええ!!」
三人はバイクに乗り出発し...
さやか「ヘシン!!」\ターンアップ!/
マミ・タツヤ「変身!!」\ターンアップ!/『complete』
BGM:緊迫
~河川敷~
嶋さん「...」
河川敷に着いた嶋さん。そこには杏子の姿が。
スパイダー「久しぶりだな...カテゴリーキング...!!」
嶋さん「その子をどうするつもりだ」
嶋さん「その子の体と意志はその子のものだ。返してやれ」
スパイダー「貴様の指図は受けない...」
嶋さん「お前はもう封印されたのだ。潔く負けを認めてレンゲルとして再生しろ」
スパイダー「馬鹿な...俺は封印させてやったのさ。この方が都合が良いからな...変身!!」\オープンアップ!/
嶋さん「...」
二人は変身を完了する。
レンゲル「俺はお前の力を使って、もっと強くなる!!」
タランチュラ「杏子君と言ったね。私は君に打ち勝ってほしい」
タランチュラ「君の力が重要なんだ」
レンゲル「うるさい!! ゆくぞ!!」
レンゲルは突撃するがタランチュラはそれを弾き返す。
レンゲル「ぐっ!!」
タランチュラ「カテゴリーエースの力を抑えるんだ。そうしたら君に封印されてもいい」
タランチュラ「杏子君、頑張れ!!」
~見滝原の何処か~
ギャレン (もう少し待ってて下さい、嶋さん!!)
走行中の三人。トンネルに差し掛かった所で...
バッファロー「グオオ!!」
ブレイド「何っ!?」
バッファローアンデッドが現れた。三人はそのままバイクで突っ込むがバッファローはそれを全て受け止め投げ返す。
ギャレン「ぐっ!! こんな時に...!!」
ファイズ「ここは僕達が引き受けます!!」
ブレイド「マミさんは早く嶋さんと杏子の所へ!!」
ギャレン「分かったわ、ここは頼むわね!!」
ギャレンはその場から立ち去る。
バッファロー「グオオァ!!」
ファイズ「お前の相手は僕達だ!!」
ファイズはオートバジンのボタンを押しバトルモードに変形させる。
バジンたん「...」
ブレイド「今アンタに時間を取られてる暇は無いんだ!! さっさと終わらせるよ!!」
二人+一台はバッファローに向かって構える。さあ始まりだ。
レンゲル「ぬおおおおおおお!!」
ラウザーを勢い任せに振り回すレンゲル。
タランチュラはそれらを全て見切り右フックで吹き飛ばす。
レンゲル「ぐうぅ...」
タランチュラ「杏子君、その心の中でカテゴリーエースの力を抑えるんだ」
タランチュラ「私にチャンスをくれ!!」
レンゲル「黙れ!!」
レンゲルはキック→突き→横なぎのコンボを喰らわす。
タランチュラ「くっ!! 駄目か!! 無理なのか!?」
そこへ...
ギャレン「はっ!!」
レンゲル「ぐわ!!」
駆け付けたギャレンがレンゲルに飛びかかり、共に地面を転がる。
ギャレン「よしなさい佐倉さん!!」
レンゲル「邪魔をするな!!」
ラウザーのしなりを利用した回転蹴りでギャレンを吹っ飛ばす。
ギャレン「があっ!!」
レンゲルはタランチュラの方に向き直り猛攻を仕掛ける。
タランチュラ「く!!」
レンゲル「うおああああああああああああ!!」
ギャレン「いい加減にしなさい!!」\ドロップ!/
ギャレンはドロップキックでレンゲルを吹き飛ばす。
ベルトが外れ変身が解除されるレンゲル。タランチュラも嶋さんの姿に戻る。
杏子「...はっ!!」
ギャレン「佐倉さん、目が覚めた!?」
ギャレン「自分の心を制御できない人間に、ライダーになる資格は無いわ!!」
ギャレン「ベルトを渡しなさい。それが貴方の為よ」
嶋さん「無駄だよ。ベルトを取り上げてもまた彼女の元へ戻る」
嶋さん「カテゴリーエースが彼女を選んでしまったんだ」
ギャレン「そんな...」
杏子「...」
杏子は無言で逃げるようにその場から立ち去った。
バッファロー「グオオ!!」
ブレイド「ぐっ!!」
バッファローの突撃を受け止めるブレイド。だがそのままブレイドは放り投げられる。
ブレイド「うわあっ!!」
バジンたん「!!」
するとバジンが大ジャンプ。ブレイドを空中で受け止めそのまま着地した。
ブレイド「ありがとう、助かったよ!!」
バジンたん「...」
バジンは無言でお辞儀をする。
ファイズ「どうやらあの角が奴の力の源のようです。僕とバジンが破壊します!!」
ブレイド「オッケー!!」
ファイズはベルトの横のファイズショットを取り出し、ミッションメモリーをセットする。
『Ready』
それを右手に取り付け、ファイズフォンを開きEnterボタンを押す。
『Exceed Charge』
充電完了。バッファローとの距離を詰める二人。
ファイズ「せいっ!!」
バジンたん「...」
バッファロー「グギャアッ!!」
ファイズのグランインパクトとバジンのパンチが角を破壊した。
バジンたん「...」
バッファロー「!?」
さらにバジンは片手でバッファローの頭をつかんで前方にぶん投げる。すごい怪力だ。
ファイズ「さやかさん!! 決めましょう!!」
ブレイド「よっし!!」\アブゾーブクイーン!/ \フュージョンジャック!/
ブレイドはジャックフォームに変身し、ファイズはバジンからファイズエッジを引き抜く。
ファイズエッジにミッションメモリーをセットし、ファイズフォンを開きEnterボタンを押す。
『Ready』『Exceed Charge』
ファイズ「はあっ!!」
ファイズエッジから衝撃波を放ちバッファローを拘束する。
ブレイドJ「...」\スラッシュ!/ \サンダー!/ \ライトニングスラッシュ!/
ブレイドJは翼を展開し上空に飛び上がり...
ファイズ・ブレイドJ「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
バッファロー「ぎょえーっっ!!」
スパークルカットとライトニングスラッシュが炸裂し大爆発。
バッファロー「グウゥ...」
アンデッドバックルが開く。
ブレイドJ「カテゴリー8ね...えいっ!!」ヒュルルルル…トスッ
ブレイドJはコモンブランクを投げつける。
バッファロー「ガアァ...」シュゥゥゥン…ヒュルルル パシッ
~仁美の別荘~
仁美「何故なんです!? 何故レンゲルに封印されようだなんて馬鹿な事したんですか!?」
タツヤ「そうですよ...それに封印される時に彼女の心が分かっていればいいですけど、そうでない時は...」
嶋さん「...放っておけないじゃないか、あの子」
嶋さん「一人の少女がカテゴリーエースに操られ、人格を破壊されていく」
嶋さん「そんな姿を黙って見ていられないよ」
マミ「...さっきの佐倉さんは、あのままだと邪悪に取り込まれていました」
マミ「嶋さんの策は危険すぎる賭けです。そんな賭けで貴方を失いたくはないし、佐倉さんも...」
マミ「佐倉さんを...これ以上危険にさらしたくないんです!!」
さやか「とにかく...二度とこんな馬鹿な真似はしないで下さい。RXさんにも叱られますし...約束してくれますね?」
嶋さん「...ああ」
嶋さんは頷き、一同は胸を撫で下ろした。
まどか「ふぅ...じゃあそろそろ朝ご飯にしましょう!!」
マミ「あら、もうこんな時間ね」
さやか「ようやくご飯か。お腹減ったぁ~」
料理をテーブルに並べていくまどか。一同は席につく。
一同「いただきます」
一同がそれぞれの橋を進めていると、嶋さんが口を開いた。
嶋さん「マミくん、ゆまちゃん。杏子君の事を詳しく教えてくれないか?」
嶋さん「彼女の事をもっとよく知りたいんだ」
ゆま「...うん、良いよ」
マミさん&ゆま説明中。朝食終了。
嶋さん「ふむ、彼女にそんな過去があったのか...」
マミ「はい...」
ゆま「キョーコ...」
再び重い空気に包まれる室内だが...
嶋さん「...話してくれてありがとう。ちょっと私は夕飯の買い出しに行ってくるよ」
仁美「し、嶋さん!!」
嶋さん「大丈夫、心配しない」
嶋さん「ほら、そんな顔してるとここにシワが生えて美人が台無しだぞ?」
~見滝原の何処か~
スパイダー「悔しくないのか。負けて。おめおめと帰って来て」
スパイダー「それでもお前は最強のライダーか」
杏子「...うるさい。あたしに構うな。あたしの事はもう放っておいてくれ...」
その時、杏子の携帯が鳴った。
杏子「...? 知らない番号だ...もしもし...」
嶋さん「やあ」
杏子「あ、あんたは...!!」
杏子移動中。
嶋さん「悪いね。こんな形で呼び出して」
杏子「一人か...あたしとの決着をつけに来たんだな?」
嶋さん「それは君の意志か?」
杏子「...分からない。だけど、体の奥の方で...」
杏子「あんたと戦って強くなれって声が聞こえてくるんだ」
嶋さん「その声を封じるんだ。そしてこの声を聞いてくれ」
嶋さんの手に小さな竜巻が出来ると...
ゆま (キョーコ。好きだよ。大好きだよ。キョーコの事が、すごく心配。昔の...私の知ってるキョーコに戻って!!)
嶋さん「ゆまちゃんの心の声を風にしたものだ」
嶋さん「カテゴリーエースに支配されようとした時、この声で打ち勝ってくれ」
杏子「カテゴリーエースに打ち勝つ...そんな事が...」
嶋さん「出来るさ。君の意志次第だ」
嶋さんは杏子の肩に手を置くが...
スパイダー「黙れ!!」
嶋さん「!!」
再びスパイダーに支配され、杏子はそのまま走り去ってしまった。
嶋さん「...彼は頑張ってくれるかね、ナチュラル」
ベンチに座ると嶋さんは後ろに振り返り...
嶋さん「もう帰るのかね。もう少しゆっくりしていったらどうだ? ジョーカー」
ほむら「...その名で私を呼ばないで」
物陰からほむらが姿を見せた。
ほむら「奴に封印されるつもり?」
嶋さん「心配かね?」
ほむら「馬鹿な。私は心配など...」
嶋さん「だろうね。君にはどんなものにも負けないという自信がある」
嶋さん「何故なら、君自身の存在が最後の切り札だからね」
ほむら「...」
嶋さん「それで今、どういう気持ちかね?」
嶋さん「君はカテゴリー2を使い、徐々に人間に同化していってる」
嶋さん「案外気持ちのよいものだろ? 人間の世界って」
ほむら「私は貴方のように人間に媚びを売っては生きない。人間になど同化していない」
嶋さん「そうかな? 君はまどか君達を愛し始めている」
ほむら「!!」
嶋さん「同じように、杏子君にも大事な人がいる」
嶋さん「私はね。そういう人を大切に思う気持ちに触れると、たまらなくなるんだ」
嶋さん「何とかしてやりたい。救いたいって」
嶋さん「このお節介が私の弱点なんだよな、ナチュラル...」
否定文の「ない」を「無い」と表記してるが、間違いだという自覚はあるのか?
こまけーこはいいんだよという作者でもない奴による擁護もナンセンス
そういう物の見方しかできない奴ってどこにでもいるんだな
この指摘が嘲笑目的だと思う方がズレてる
誰のことか知らんが俺は今日が初見だ
煽って草生やして楽しむとか嫌な性格してるな
しかもこの程度で荒らし扱いって
今後>>1が「無い」を「ない」に直すかどうか俺に強制力は無いが
これから>>1が正しいと判断した方を選んで書くのは確実だし、今後その結果をとやかく言うつもりは無い
~仁美の別荘・庭~
一同は嶋さんの歓迎パーティをする為にバーベキューの準備をしているところである。
さやか「嶋さん遅いなぁ。昼飯までには帰ってくるっていってたのに」
ゆま「ねぇ!! じゃあ先に食べちゃおうよ!! 残しといてあげればいいんだから」
さやか「だーめ。正式に嶋さんの歓迎パーティしてないから、やろうって言ったのゆまちゃんでしょ?」
ゆま「う~、分かったよ...」
まどか「そういえばマミさんは?」
仁美「また杏子さんを探しに行きましたわ」
その時...
ほむら「楽しそうね」
後ろの物陰からほむらが出て来た。その手にはナチュラルを持っていた。
さやか「ほむら!!」
ほむら「これを預かったわ」
ナチュラルを差し出すほむら。
タツヤ「嶋さんから!?」
ほむら「私に育てろと置いていった。迷惑だから返しにきた」
仁美「どういう事ですの...? ナチュラルは嶋さんの家族のようなものですわ。それを何故あなたに...」
ほむら「貴方達人間がのんびり食事の支度をしている時に、私達の戦いは続いているのよ」
ほむら「勝ち残った者だけが生き続ける。それを知らずに気楽なものね」
さやか「な、なによ...」
タツヤ「まさか嶋さん...また杏子さんと!!」
仁美「そうです...きっとそうですわ!!」
一同はナチュラルを受け取り、慌てて家の中に入っていった。
~見滝原の何処か~
マミ「...」
杏子を探しているマミ。ふと近くの橋の上を見ると...
杏子「...」
マミ「!!」
杏子を見つけたマミは大急ぎで彼女に追いつく。
マミ「佐倉さん!! 貴方、何処へいく気!?」
杏子「今度こそ...今度こそ...」
スパイダー「今度こそ、カテゴリーキングを倒す!!」
マミ「!!」
杏子は再び歩き出す。
マミ「彼に会うのはよしなさい!!」
再び杏子を追いかけるようとするが...
市民A「ギャアアアアアアアアアア!!」
マミ「!?」
橋の下を見ると、スコーピオンオルフェノクに襲われている人々の姿が。
マミ「!!」
スパイダー「雑魚の相手は任せる」
杏子はそのまま立ち去る。
マミ「くっ、変身!!」\ターンアップ!/
橋を飛び降りながらギャレンに変身。
ギャレン「ハッ!!」
スコーピオン「!?」
スコーピオンに飛びかかり吹っ飛ばした。
相変わらず糞なssだな
肝心のてつをも空気だし
いつも?今日初めて書き込むんだが?
無駄に長いんだよ。RX主役ならRXに焦点絞ってやって欲しい
555とか剣とか彼方此方に手を出しすき
で、こういうとき作者が一番やりがちな一番やっちゃいけないことが
落ちるまでスレ放置か、強制的に敵か味方かを全滅させて終了させる展開
>>474
ちょっと批評しただけで難癖つけるなよ
肯定意見しか認められないんですかね?
仁美「北西にオルフェノク出現!! ギャレンが戦っていますわ!!」
さやか「マミさん、無理しないで下さい!! すぐ行きます!!」
無線で連絡を取るさやか。
ギャレン「待って!! 私は大丈夫。それよりも佐倉さんが嶋さんの所に向かったわ!!」
さやか「!!」
タツヤ「やっぱり...!!」
ギャレン「佐倉さんと嶋さんを探して!! 二人を止めて!!」
タツヤ「分かりました。仁美さん、サーチャーの反応は?」
仁美「ありました!! 南西にカテゴリーキング...嶋さんですわ!!」
さやか「よし!!」
タツヤ「すぐ行きます!!」
その頃...河川敷
杏子「...」
嶋さん「来たな、カテゴリーエース」
スパイダー「ようやく誰にも邪魔されず、決着を着ける事ができそうだな」
二人は対峙し、嶋さんは手に竜巻を作り杏子にぶつける。
スパイダー「ぬおっ!?」
ゆま (キョーコ。好きだよ。大好きだよ。キョーコの事が、すごく心配。昔の...私の知ってるキョーコに戻って!!)
嶋さん「杏子君、思い出すんだ!!」
スパイダー「うるさい!! 邪魔をするな!!」
しかし杏子は竜巻をかき消してしまう。
スパイダー「変身!!」\オープンアップ!/
嶋さん「...そうか。少しおとなしくさせてからでないと、風の声が聞こえないようだね...」
二人は変身を完了し激突する。
レンゲル「ふん!!」
タランチュラ「ぐっ!!」
しかし戦いは互角ではない。レンゲルの方が圧している。
ブレイド「嶋さん!! やめろ杏子!!」
そこへブレイドとファイズが駆けつけレンゲルを取り押さえるが...
タランチュラ「ハッ!!」
タランチュラは手から衝撃波を放出し、二人を吹き飛ばした。
ファイズ「ぐあっ!! し、嶋さん...!?」
タランチュラ「すまない。だがこのチャンスを逃す訳にはいかないんだ!!」
再び戦闘に戻るタランチュラ。しかしレンゲルの猛攻に吹き飛ばされてしまう。
タランチュラ「ぐっ!!」
レンゲル「うおおおおおおおおっ!!」\バイト!/ \ブリザード!/ \ブリザードクラッシュ!/
レンゲルの猛攻が止まらない。嶋さん絶対絶命。だが!!
その時、不思議な事が起こった!!
???「この俺に任せろ!!」
ブレイド「こ、この声はまさか!!」
、 ,
ヽ /
,ヽ-;‐;-i!.、
, '⌒i!| |/!⌒`'、
/:.:.:.:。|!| |:|!:.:.:.:.:.:ヽ
i:.:.:.:.:/|!| |:|'、:.:.:.:.:.:.!
l、_;ノ┘| |└ヽ、_;;ィ
ト'´;:、 -‐- 、`‐-! 「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACK RX!」
ヽ、\. : | /`>::.!
,:=ノ、ヽ _,/-'/ト、
_,. ;-‐'::"´\:ヽ:::::.::::::::::::/;':::::::.``‐-、___
/::::::::/|:::,::::-‐'´::ヽ\_;::::-‐´::``‐-:、::.∧:::::::.``' 、
/:::::::::::: /'´::::::::::::::::::::::::`'Y'´::::::__::::::::::::::::``ヽ:::::::::::::::.ヽ
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/::::7‐'´|::::::::::.:..:. . .:.:::::::::|:::.:.:`´::::´::::::::::::::::::::|::::/´ ̄\
//:::::::::::\:::::::::::::. :.::::::::::人:::::::::::::::::::::::::::::::::::/、i:::::::::.:::::::. \
/´;'/´::::::::::::::::/ | .:
ただ剣の内容をまどマギにキャラに当て嵌めてるだけの内容……
オチもなければやまもなし、特撮厨は本当にこんなのが面白いと思ってるんだろうか?
>>484
おおww
真っ当な批判意見も肯定じゃなければ荒らし扱いか
小学生並みの感性だな
>>489
批判すんなってのも価値観の押し付けじゃないの?
どんな感想を言おうが読んでる人の自由なんだし
それが嫌ならブログに篭って好きな様に書いた方がいいだろ
ここ「掲示板」だよ?
>>468 「相変わらず糞なssだな」は明らかにあなたの主観
>>473 「で、こういうとき作者が一番やりがちな一番やっちゃいけないことが
落ちるまでスレ放置か、強制的に敵か味方かを全滅させて終了させる展開」
これもあなたの一方的な意見
>>479 「特撮厨は」なんて必要無い煽りを入れている
>>475
>>485
>>490
これらはスレ自体と直接関係無いただの煽り
以上の点から荒らしと見られても仕方ありません
ついでに>>493
>>470以外にまともな意見を言っていないと自分で認めるんですか?
>>494
普通に病気ねえ
これを精神病だと証明できたら世紀の大発見だと思うよ
マジで病気だと思ってるなら学会とかで発表してみたら?
皆様こんにちは。>>1です。
すいません...てつをメインでいくつもりが自分でもどうしてこうなったって感じです。
剣を混ぜたせいで不快な思いをされた方、ここに深くお詫び申し上げます。
大変申し訳ありませんでした。
このSSもあと少しで完結出来ると思います。
話を変えますが皆様が好きなライダーソングは何ですか? 私はRevolutionです。
>>501
知るかよ
自分の尻くらい自分で拭うというか
そいつらに対する意見への返答はそれぞれそいつらがしろってだけ
>>505
その考え方は良くない
いつものが誰のこと指してるか知らんが、勝手に断定しちゃいかん
スレと>>1のメンタルを潰すのが目的なら他の手段を取るだろうし
俺はRX本編らしい方へ軌道修正してほしいな
好きなライダーソングはキバのThis love is never end
>>506
いつもの人チーッスwww
もうあんたの文体でいつもの人確定なんでとっととまどかスレ帰ってくださいwww
スパイダー「RX!?」
タランチュラ「帰ってきたのか!! RX!!」
てつを「嶋さん、皆、遅くなってすまない!! ワーム相手に手こずった!!」←嘘つけ
RXはレンゲルの方に向き直る。
ブレイド「RXさん!! そいつは...」
てつを「心配ない。事情は知っている」
RXは大きく息を吸い込むと...
てつを「スパイダーアンデッド!! 杏子ちゃんを支配し人格を破壊していく貴様は、この俺がゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
スパイダー「ほざけ!!」
レンゲルは先程中断したブリザードクラッシュを仕掛ける。が...
てつを「その程度の攻撃では効かんぞ!!」
なんとRXはブリザードクラッシュを受け止め投げ返した!!
スパイダー「ダニィ!?」
そしてここからの...
てつを「キングストーンフラァーーーーーッシュ!!!」
説明しよう!! キングストーンフラッシュとは、ベルトに収められた太陽の石キングストーンの力を光として照射することにより様々な奇跡を起こす技である!!
スパイダー「な、何だこの光は!! 俺の...意識が...薄れ...」
だんだん意識が薄れていき...
スパイダー「ぎょえーっつ!!」
おめでとう!! スパイダーは力を失い完全に封印された!!
レンゲル「うっ...こ、ここは...?」
ファイズ「杏子さんが...正気に戻った...!?」
ブレイド「い、一体何が...?」
嶋さん「...おそらく彼のキングストーンフラッシュがカテゴリーエースの力を封じたんだ。完全にね」
ブレイド「って事はもう!!」
嶋さん「ああ、彼女が奴に支配される事はもう二度とないだろう」
ファイズ「やった...やったんですね!!」
ブレイド「RXさん、ありがとうございました!!」
てつを「礼には及ばないさ」
てつをがいればこの物語はこんなイージーモードになるのだ。
そこへ...
ギャレン「嶋さん、佐倉さん!! って...あれ?」
>>507
そんなに言うんだったらまどかとのクロスでやる必要なんてないよね?
自分が大好きなヒーローが活躍できれば他はどうでもいいのかな
それって蹂躙クロスっていう最低系なんだが
一方の作品のキャラがもう一方の作品においての強敵を簡単に倒しその作品のキャラを助けて説教くさいことを言ったり、一方の作品のキャラたちはもう一方の作品のラスボスなどの強敵と同等もしくはそれ以上といった一方が圧倒的に強いと思わせる描写があるものなども当てはまる。
この手のクロスオーバーを作る場合、クロスオーバーの制作者や痛めつける作品のファンには優越感が得られてとても気持ちがいいものだが、痛めつけられる作品のファンにとっては不愉快極まりないものでしかないということを注意しなくてはいけない。最悪の場合非常に荒れることになる。
~仁美の別荘・パーティー会場~
さやか「嶋さんと杏子の加入を祝って...」
一同「かんぱーい!!」
嶋さんが加入し杏子も呪縛から解放された。それを祝ってパーティをしている。
そんな中、杏子は浮かない顔をしていた。
マミ「どうしたの? 佐倉さん。真の仮面ライダーになったのに」
杏子「マミ...あたしさ...思うんだよ、本当に仮面ライダーになれたのかって...」
マミ「えっ?」
杏子「今まですごい皆に迷惑かけてきたし...皆に頼りっぱなしだったし...」
さやか「なーにいってんだよ。そんなの皆同じだって。皆で助け合っていけばいいじゃん!!」
仁美「そうですわ。それにアンデッドもあと少しです。もう一息ですわ!!」
杏子「さやか...仁美...ありがとう」
そこへ...
てつを「皆、少しいいか?」
さやか「RXさん?」
てつを「マミちゃんと杏子ちゃんに渡す物があるんだ」
そう言ってRXが取り出したものは...
杏子「こ、これ...!!」
てつを「そう。君達の分のラウズアブゾーバーだ。それと...」
RXは三枚のカードを取り出す。
てつを「ここに来る途中で遭遇したアンデッドを封印したものだ。君達なら使えるだろう」
マミ「ありがとうございます」
嶋さん「ダイヤのカテゴリーQ、K...それとクラブのカテゴリーQか。さすがだね。RX」
仁美「となると残りのアンデッドは...ニ体ですわね」
マミ「じゃあ暁美さんもそのうちの一体...」
さやか「で、でも!!」
てつを「彼女なら大丈夫だ」
マミ「?」
てつを説明中。
まどか「じゃ、じゃあほむらちゃんが...ジョーカー!?」
てつを「ああ、だが彼女は人の心をちゃんと持っている」
嶋さん「それに世界の滅亡もバトルファイトで勝ち残った場合だ。私と彼女が争わなければいいだけの話さ」
タツヤ「じゃあ断る理由はないですね」
さやか「よーっし、皆で力を合わせてフォーティーンを倒そう!!」
>>510
>そんなに言うんだったらまどかとのクロスでやる必要なんてないよね?
少なくともそういうスレに価値があるのは此処みたら明らかですね、価値があるからクロス作品が生まれる訳です、お前の返しは自己中ですね
>自分が大好きなヒーローが活躍できれば他はどうでもいいのかな
お前も自分が嫌いなヒーローが活躍してるからってスレ荒らしてますよね?お前がいうなですね
>それって蹂躙クロスっていう最低系なんだが
変な造語作らないでください、日本語は綺麗に使いましょうwwwwwwあ、朝鮮人ですか死んでください
俺の文体がおかしい?そーですねーすみませーんwwwwwwwww
>>511
>一方の作品のキャラがもう一方の作品においての強敵を簡単に倒しその作品のキャラを助けて説教くさいことを言ったり、一方の作品のキャラたちはもう一方の作品のラスボスなどの強敵と同等もしくはそれ以上といった一方が圧倒的に強いと思わせる描写があるものなども当てはまる。
長くて読む気しない、伝えたい事は簡潔にいいましょう
簡潔に言えないなら社会に不必要なので死んでいいですよ
>この手のクロスオーバーを作る場合、クロスオーバーの制作者や痛めつける作品のファンには優越感が得られてとても気持ちがいいものだが、痛めつけられる作品のファンにとっては不愉快極まりないものでしかないということを注意しなくてはいけない。
あー、つまり「女の子がリョナるのが大好きな変態です><けど僕の大好きなリョナを奪わないでよ激おこぷんぷん!」ですか
社会不適合の変態に価値はないので消えましょう
> 最悪の場合非常に荒れることになる
ちゃんと「俺が荒らすから荒れる」っていいましようねぇwwwwwwwwwwwwwww
はい、論破wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>515
少なくともお前の人生よりは面白いよ
>>515
自分が嫌いなヒーローというよりは自分が好きな作品が
他作に好き勝手されるのが不愉快なんだが?
お前の言ってる事ってようするに「まどマギなんてどうでも良いライダーが活躍してりゃあいいんだよ!」っていう理屈なんだが?
自分達が面白ければそれでいいのかライダー厨って糞だな
まどマギを巻き込まないで他所でやれよ
作者も読者も想い入れがなくてまどマギを踏み台の対象にしか見ていないのが透けて見えんだよ
>>518
安価間違えて自分にしてるじゃねーかばーかwwwwwwwww
安価もまともに打てないお子様なのにスレ荒らしててるんですかー?wwwwwwwww
あ、逆でしたー安価もまともに打てないお子様だからスレ荒らしてるんでちゅねーwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>515
>自分が嫌いなヒーローというよりは自分が好きな作品が
他作に好き勝手されるのが不愉快なんだが?
あっそ、ふーん、で?
お前みたいなゴミ野郎の意見なんてシラネーヨ
お前の言ってる事ってようするに「まどマギなんてどうでも良いライダーが活躍してりゃあいいんだよ!」っていう理屈なんだが?
>始めからそういってるじゃないですかやだなぁ、もしかしてはっきり言わなきゃわからない馬鹿?
>自分達が面白ければそれでいいのかライダー厨って糞だな
まどマギを巻き込まないで他所でやれよ
お前みたいなリョナラーが救わないまどかみたいなゴミ作品をライダーが救ってやってんだ、感謝しろよ
>作者も読者も想い入れがなくてまどマギを踏み台の対象にしか見ていないのが透けて見えんだよ
少なくとも、俺ってブレイドもRXもまどかも見たこと無いのよね
何しに来てるかって?お前を煽って楽しんでるのwwwwwwwwwwwwwww
餌提供あざーすwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あらま、楽しすぎて色々まちがえてるわ
スマンスマン、人のこと言えないなwwwwwwwwwwwwwww
>>524
>まどマギの苦悩って結構他の人が介入すれば解決出来そうなのよね
この台詞を送ろうか
「でも、それを非難できるとしたら、それは同じ魔法少女としての運命を背負った子だけじゃないかな」 by キュゥべえ
「私の為に何かしようって言うんなら、まず私と同じ立場になってみなさいよ」 by 美樹さやか
だいたい魔法少女に一般論が通用すると思ってる奴等って、本編をちゃんと見たのかな?
まどかに「間違えて見たら?」と助言した詢子さんの台詞はどういう結果を生み出しでしょう?
第3者が介入したらどうにかなるという、その根拠こそ教えてくれないかね?
他の誰かが何か言って聞く耳を持つ様なキャラがいたか?
逆に忠告や助言をしても反発を持つキャラばかりだろうに
大体、第3者の介入程度でどうにかできるならほむらはループを繰り返えさなかっただろうな
まどかは神にならなくても良かっただろうよ
>>526
その台詞は上は感情持たない人だし下は自暴自棄な人だからあてにならない
詢子さんは直接関わった訳じゃないしそれで的確なアドバイスしろってのが無理
詢子さんもまともな大人か怪しいし
いろんな作品でまどマギなんかより過酷な状況で
関係無い第三者と助け合って生きてきた人を見てきた身としてはまどマギはぬるい
この程度でなぜあんなラストを迎えたのか不思議なくらいだ。ご都合主義的にみな進むのを避けてるだけだ。
忠告を聞くか否かは関係性を作っていく上での問題だろう。
>>526
アwwwニwwwメwwwのwwwセwwwリwwwフwwwwww
そんなアニメというだけで価値のない物をドヤ顔で提示しないでください、黒歴史思い出して辛すぎますwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
で?思春期特有のその場しのぎで中身のないセリフを例にだして何がしたかったの?
それにセリフ引用するなら、ちゃんと『何話で、どのタイミングで、どんな状況で』言ったのか書きましょうね?
大人なら普通にやってる事ですよ?
それにクリエイター云々言うなら、そのクリエイターの汗と涙の結晶()を普通軽々しく使わないんじゃないかな?wwwwwww
>>530
いつかは魔女になる事を避けられない上に希望を望んだら
プラマイゼロとして絶望するという条理があるシステムでどうしろといんだか
魔法少女システムみたいに有史以前から関わってるシステムとかどうすんだか
あれがなかったら、マミとか事故死しているんだが?
杏子やなぎさも同様で願いがなかったら詰んでる連中が多数だから
まどかは魔法少女を否定しなかったんだろうに
メガほむ時代のほむらの話を聞かずに仲間割れした挙句に
真実を知ったら仲間殺しに走るとか、だぞ?
物分り良くない上に精神的に弱く後ろ向きな連中ばかりだから
80年分くらいループしても何も変わらなかったわけでさ
>>530
それと、こいつ全く同じ話でライダーSS雑談スレ荒らしてたいつもの子だから、そんな正論に聞こえる事いっても無駄だぞ?
どうせやるなら俺見たいにやらなきゃ、こいつに餌与えるだけ
ほら、いつもの子も俺のレスに返信する事すらやめてるだろ?
こういう奴は粗だけ指摘してふるぼっこにしてればいいよ
>>533
>いつかは魔女になる事を避けられない上に希望を望んだら
プラマイゼロとして絶望するという条理があるシステムでどうしろといんだか
魔法少女システムみたいに有史以前から関わってるシステムとかどうすんだか
あれがなかったら、マミとか事故死しているんだが?
杏子やなぎさも同様で願いがなかったら詰んでる連中が多数だから
まどかは魔法少女を否定しなかったんだろうに
つまり魔法少女って、絶望的な状況で自分勝手な選択肢をしたせいで世界を危険に晒してる悪だな!仮面ライダーに成敗されても仕方無さすぎwwwwww
>メガほむ時代のほむらの話を聞かずに仲間割れした挙句に
真実を知ったら仲間殺しに走るとか、だぞ?
物分り良くない上に精神的に弱く後ろ向きな連中ばかりだから
80年分くらいループしても何も変わらなかったわけでさ
物わかりの悪いアスペを使って何度も世界を滅ぼしてる巨悪ですな、許さん!!wwwwwwwwwwwwwww
なんだ、まどかってキャラクター全員がショッカーなのか!仮面ライダーと混ぜるに相応しい作品だなwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>535
こっちとしても
二次創作といえどまどマギの世界観を荒らさせるのは我慢できないんで
人様の家に土足で上がり込むような行為だと思うんだけどなあ
なんだライダー単体でやらないのに
クロスに擦り寄らないと見てもらえないのー
>>535
こっちとしても
二次創作といえどまどマギの世界観を荒らさせるのは我慢できないんで
人様の家に土足で上がり込むような行為だと思うんだけどなあ
なんだライダー単体でやらなのー?
クロスに擦り寄らないと見てもらえないのー?
そーそ、磨り減ってるって理由で周りに迷惑かけるクズしかいねぇの
杏子とか人の命関節的に食ってるし
踏み台にされて当然
心に弱さがあってネガティブな事とクズである事は別
よく分からんけど議論ならまどかSSスレや特撮SSスレでやればいいんじゃないかな
>>544
そういう根底が「まどマギを救って差し上げる」みたいなのが気に入らねえつってんだよ
そもそも誰が正しいとか、正解がない世界観で絶対的にヒーローなんて出したら
誰がどう考えても踏み台になる事が必須だよね?
あら、また急に大人ぶりはじめた
こうなると何言っても「はいはいワロス」的な返ししかしてこないからつまんないんだよな
荒らしのくせに自分がまともだとか思ってるんだろうか
こうなったこいつはつまんないからお前らスルーしとけよ
まぁ、>>539と>>543を見るかぎり大人ぶるしかもう出来ないくらいには顔真っ青なんだろうけど
皆様こんにちは。>>1です。
突然ですが、皆様は剣で一番お気に入りのシーンはなんですか?
私は始がFUSIONのカードを使ってウルフアンデッドに変身するところが大好きです。かっこよすぎます。
後、好きなライダーソングを今度はベスト3で教えて下さい。
私はこれです。
1 Revolution
2 Roots of the king
3 三本のベルト
>>547
まとかSSとライダーSSを荒らして袋叩きにされて追い出されて涙目でたどり着いたのが此処なんだよ
早く袋にして追い出そうぜ
>>544
逆に聞くけどどのような物語がお望みだったの?教えてよ、ねえ。
みんなで悪戦苦闘(笑)しながらも最後はやっぱり正義が勝つ!こんなストーリーを望んでるの?
>>549
まともにこちらの解答にも答えられず
まどマギキャラをアスペwwとかほざいておいて何を抜かすんだか
いかにライダー厨がまどマギを馬鹿にしてるのうかようくわかるな
>>550
オーズでラスト三話前、オエージの欲望が判る所かな
あれがあったから、最後の二話がカッコイいんだよ
曲は
1、Full Force
2、Time judged all
3、missing piece
で、なんだかんだで俺ウィザード好きなのよ
>>553
いやまぁ、もうお前の返事がつまんないから別にいいけどさ
まともに返答してないのお前もだからな?
少なくとも、俺のした煽り以外の事にたいしてお前も一切返答してないから
お前の精神レベルに合わせるなら、なんでお前ができてないのに俺がやらなきゃいけないの?って話
それに、返答が俺みたいなただの煽りになってるぞ
もっとちゃんと考えて論破する気でこないとつまらないから
人の粗を指摘して愉悦感に浸ってると、俺みたいな大人になるぞ?wwwwwwwww
>>557
>お前らの中で刑事ドラマで逮捕される犯人とかも踏み台なのかと
その言い分だとまどマギのキャラはどうしようもない
悪役に等しい連中だから、この役柄が相応しいと言ってる様に聞こえるんだが?
踏み台と言ってるのにも相応しい発言だぞ、おい
大体、最善を尽くそうにも>>537で言った「どうしようもない連中」の集まりでどうしろと言うんだかねえ
素直に話を聞くような連中ばかりだと本当に思ってんのか?
>>559
おいー、俺にかまえよー
ほら、論破しろって
他の奴で遊ぶなのー俺を笑顔にしてくれよー
ほら、な?な?な?お前に存在意義プレゼントしてやってる駄ロー?
>>558
「お前の精神レベルに合わしてる」
うっわ、便利な回答だな
お前の>>516、>>522、>>531、>>538草生やして
まどマギを乏しまくってる文がまともな回答だと思ってんの?
まどマギじゃなく、剣やRXも見ていないとかアホなことゲロッてどうするよ?
自分の頭が悪かったとしても、お前に言われたくないなあ
精神レベルに合わせてこんな風に書いてると仰るなら
草を生やさずにまともに煽るだけじゃなくてまともに反論して頂けませんかね?頭がいいんでしょ?
>>564
あー、お前論点が違うわ
俺はお前を貶して煽って揚げ足取りにきてるの
まともな返答で論争する気もなければ、お前が大好きな作品とかについてもどうでもいい
ただ、お前が荒らしてるから、お前で楽しんでるの
お前とまともに話し合う気とかこれっぽっちもないんだわ
これで俺の言ってる事判る?判るなら、早く餌くれよ
>>569
なるほどまとめな反論もできない煽り目的のクズなんだなww
人の事をああだこうだ言ってるけど、同じ穴の狢やんww
>>571
いや、はじめっから俺は荒らしだって
荒らしじゃなきゃID真っ赤にして重箱の隅つついてまで草はやして他人煽らねーよ
まぁ、俺の場合はNG放り込めば一発あぼーんだから、他人に優しくてお前にひどい荒らし、と言えるかもな
>>507
マジで違うんだが
そもそも俺まどマギが殆ど分からんから叩きも擁護もしようにもしにくい
いつもの人とかいうのとはマジで違うのになんでそこまでお調子者っぽいノリで断定できるのかわけがわからん
ブレイド好きだけどフュージョンジャックフュージョンジャックフロートのネタレスは嫌い
>>535
常時スレを見てられる人とそうでない人かいることくらい理解しようね
まさか誰もが自分と同じタイミングでスレを見てると思ってるの?
>>550
vs天王寺ケルベロスでの4ライダー並走変身
なんだか俺がいつもの人扱いされてるが、マジで違うからな
ネタSS嫌いでもないしライダーやまどマギのアンチでもない
>>1は(悪質な荒らしを除いて)批評は欲しい派?常に全肯定されたい派?
全肯定しながら読みたい派による批評したい派に対する一方的な荒らし認定は要らない
(俺には批評したい派を叩く人たちの中の一部の人の方がよっぽど荒らしに見える)
>>1に判断を任せる
>>588
お前の書き込みを見返してみ?煽ってる用にしか見えないし
このスレで荒らしてるいつもの子と似たような事書き込んでるから勘違いされてんじゃないの?
あと、お前は少しでいいからレス読め
見当違いの書き込みが多過ぎて不安になるわ
ほむら「...話してしまったのね」
物陰からほむらが姿を表した。
さやか「ほむら!! どうしてここに!?」
ほむら「...RXの反応が見滝原市内に見つかったから来たのよ」
てつを「遅くなってすまない、だがそろそろフォーティーンも...」
ほむら「いいのよ、私もそろそろ話さなければいけなかったし...」
マミ「暁美さん、本当なの? 貴方がジョーカーだって...」
ほむら「...ええ、本当よ」
マミ「!!」
ほむら「そしてもう一つ。ここにいる少女達全員が生き残った今...」
ほむら「私の知っていること全てを...聞いてもらいたいの」
さやか「生き残った...って」
杏子「まるで死ぬ運命を知ってました...って口ぶりだな」
マミ「私達は生きてるけどね...」
ほむら「私はこの時間軸の人間じゃない。未来から来たの」
さやか「はぁ!?」
マミ「何ですって...!?」
ほむら「まどか…あなたが死ぬという運命を変えるために…契約をさせない為に...」
まどか「!?」
杏子「何?」
マミ「...」
ほむら「別の時間軸で私は約束した...あなたを救うと...」
まどかを見ながら話を続ける。
さやか「な、なんで...? なんでまどかが死んじゃうの!?」
ほむら「初めは...ちょうど明日に来る魔女...ワルプルギスの夜との戦闘で...」
杏子「!! そんな大物がこの町に来るのかい!?」
ほむら「いや、この時間軸では奴はもういない...フォーティーンの生贄にされたから...」
マミ「戦闘ってことは...その時間軸での鹿目さんは魔法少女だったの?」
ほむら「ええ...」
ほむら「彼女は私達でも及ばないほどの圧倒的な素質を持っている」
まどか「!!」
嶋さん「それで、契約をさせないというのは?」
ほむら「魔法少女は契約時に魂を抜き取られてソウルジェムに変えられてしまう。こちらが本体となり身体を操作する事になる」
>>591
お前が思う俺のレスに全部アンカーつけてみなよ
多分お前は俺以外の誰かのレスまで俺のものだと思ってそう
自分に関係無いレスを全部皆まで読む気はしないな
最低限読むのは>>1のSSと俺にアンカーつけてきたやつ
全体向けのレスは極力読むようにするわ
マミ「!!?」
まどか「えっ...!? 嘘...だよね...!?」
杏子「何言ってんだ!? 解るように説明しろ!!」
そこへ...
QB「彼女の言ってる事は本当さ」
いつの間にかQBの姿が。
ほむら「インキュベーター!!」
QB「壊れやすい人の体のままで戦ってくれ...なんて言えないだろう?」
QB「痛みにも耐えられないし、沢山血を流せばすぐに死ぬ」
QB「僕の役目は君達の魂を抜きとってソウルジェムに移し替えることさ」
QB「その方がよりコンパクトで効率よく魔力を運用できるだろう?」
杏子「ふ、ふざけんなよ...!!」
杏子「それじゃあたし達...ゾンビにされたようなモンじゃないか!!」
マミ「...!!」
まどか「酷いよ...そんなの、あんまりだよ...」
てつを「貴様...!! 自分が何をしたか分かっているのか!!」
QB「君達は決まって同じ反応をする」
QB「なぜ魂の器なんかに拘るんだい? 全く...」
QB「訳がわからないよ」
その一言でRXの怒りは頂点に達し、大声で叫ぶ。
てつを「インキュベーター!! 貴様はゆ゛る゛さ゛ん゛ッ!!」
RXはマミ達の方に向き直り...
てつを「キングストーンフラァーーーーーッシュ!!!」
説明しよう!! キングストーンフラッシュとは、ベルトに収められた太陽の石キングストーンの力を光として照射することにより様々な奇跡を起こす技である!!
光が魔法少女たちを包み込みソウルジェムが砕け散る。
ほむら「あれ...私...」
マミ「わ、私たちのソウルジェムが!!」
杏子「死なない!?どうなってんだこれ!?」
QB「どういう事だ...?」
てつを「キングストーンの力で彼女達を絶望の呪縛から解放したんだ。もう彼女達は貴様と関係ない...真の魔法少女になった!!」
QB「そんな事も出来るなんてね。とにかく一度退いて...」
QBは逃げようとするが時すでに遅し。RXは...
,X´::/::ヽ
/ヽl||l'⌒ヾ
{ ,i||i、 ノ!
ゞ:::_ll__:::::ノ|
iヽ__ノ:.:.:l
_ノ::::::::::::::i:.:.:ゝ、
, -t彡'ゝ、:::::::, -- 、::Y⌒ヽ
Y:::::::| : : : : : Y: :rc,: : : i::{:::::::::」 「リボルケイン!」
人::::::|: : : : : : | : `´:゙: : :l::k ´: : \
_/ : : `ヾ、: : : : :人: : : : :.:人l \: : : :\
/:人 : : / ヒニY;';';';'l二ニ __/ \, -'ミ、
/:::::::::>´ ヾ─|、;';';リ,==,=、 -‐ ´:ゝ:::::ィ
/::::::::/ 「 ̄rf壬‐::::::::::゙ー'::::_ -─'
/`ヽ:/ r─t‐七´ィ=t ̄
_______________r‐<_/::,::::〈 ___ /::: /::::::
>>498>>499>>503>>506>>584>>586>>587>>588>>590
>>596
これでいい?全部お前と同じIDのレスな
俺最初からお前のIDしか見てないし、いつもの子発言も一番最初にお前が書き込んだ時点での>>498に対してだし・・・
いやだから、俺とこれだけ話が噛み合わないのっておかしいと思わない?
ちょっと、しばらくスレから離れて頭冷やしてこい
偏った見方しかしてないから話噛み合ってない
てつを「とうッ!!」
RXはQBに飛びかかり、そのままリボルケインをぶっ刺した。
てつを「リボルクラアアァァァァァァァァァァァッシュ!!」
QB「ぐっ...!!」
QBに無限のエネルギーを流しこむRX。
そのあまりのエネルギーにQBは悟った。
今まで自分達が理解できなかった物、感情。
QB「そうか...これが...」
その感情の名は...
QB「絶望か...」
てつを「ふんっ!!」
RXはリボルケインを引き抜きそのまま後ろを向いた。
/ . ,
./ !_.../.
/ i:::!||i:::::i
/ !:::!||ヽ .|
.,::::i @ 丶| | リ:l
/i:::::::_ .,,--.......!!::::::: !! !- _... 、
!:::::::::..、_ ._ .i/l  ̄ `i .n ̄`i::i,,: .i
丶;::::/ .i:::::| ! ` !丶.,-丶
゙ ‐‐ ~ .i-- ´=`---‐i ‐~ 丶:i
i二!≡彡'''゙ ゚゙::::: -‐~
,i::::::|:::::|:::::::::::i.
.i::::::::| ̄|::::::::::::i.
/ ‐ _::|:::::|::::_ -‐.i
/ ヽ::ノ .i.
/ , '~゙ 、 .i.
./ , ' ゙ 、 i.
,.´ヽ ., ' ゙ 、 ,...i.
;:::::/ , ″ ゙ 、::::::`、
/:::::::::/ ゙、::::::i..
./::::::::/
QB「うわああああああ!!」ウンメイノー
QBは大爆発を起こした。めでたい事だ。
てつを「よし!!」
まどか「あ、RXさん!! 何も殺さなくっても!!」
ほむら「...いや、おそらくすぐ別のインキュベーターが...」
ほむらは周囲を見渡すが、一向に現れる気配が無い。
ほむら「...現れない? どういう事?」
てつを「奴のネットワークを通じて全てのインキュベーターに俺のエネルギーを流し込んだんだ」
ほむら「!! という事はつまり...」
てつを「ああ、インキュベーターはもう一体も残っていない。安心してくれ」
やる事が滅茶苦茶だ。だがてつをならやりかねないか。
マミ「確かに彼らは酷い事をした...けど」
さやか「ちょっとだけ...可哀そう」
QBを哀れむ二人。
ほむら「...ふん」
杏子「...やれやれ」
その後ろでほむらは全く表情を変えず、杏子は予想通りといった顔で手を頭の後ろで組んでいた。
てつを「ほむらちゃん。これからどうする? フォーティーンはもう明日に...」
ほむら「ええ、だから今すぐ作戦会議を...」
キング「その必要は無いよ」
ほむら「!!」
突然の声に一同は振り返る。そこにはキングの姿が。
ほむら「コーカサスビートルアンデッド...!! 何をしに!!」
さやか「えっ!? って事は!!」
嶋さん「ああ、彼がスペードのカテゴリーキングだ」
マミ「奴が最後のアンデッド...!!」
マミはキングを睨む。
キング「あーあ、QBやられちゃったね。じゃあここからは僕のやり方でやらせてもらおうかな」
てつを「僕のやり方だと!? お前の目的は何だ!!」
キング「目的? そうだね、全てをメチャクチャにしたい...かな」
キング「QBが死んで、今フォーティーンは僕の手の中にあるけど...」
キング「それはしばらく使わないでおいてあげるよ。その方が楽しめそうだからね。じゃあまた」
杏子「待て!! それはどういう意味だ!!」
キングは姿を消す。
マミ「暁美さん、どう思う?」
ほむら「奴の言葉は信用できないけど...明日になれば全てわかるわ」
さやか「あいつ...一体何を企んで...」
皆様こんにちは。>>1です。
ちょっとキャラ紹介入れます。
てつを:主人公。最強のバランスブレイカー。味方につけるとほぼ無敵になる。しかしそのせいで他のキャラの存在意義を無くしてしまうのが欠点。
ほむら:魔法少女でありジョーカーでもある。ヒューマンの力の影響で性格はまどマギ本編より少し丸くなっている。CHANGEのカードを使いカリスに変身する。
まどか:まどマギ本編の主人公だがこのSSでは空気気味。□ー□□を使い仮面ライダー□□□に変身する。
さやか:まどかの親友。ブレイバックルを使いブレイドに変身する。ケンジャキと違ってタックルは当たる。
マミ:先輩魔法少女。ギャレンバックルを使いギャレンに変身する。元から銃使いだった事もあり戦いでは見事な技を見せる。
杏子:風見野市からやって来た魔法少女。レンゲルバックルを使いレンゲルに変身する。てつをに助けられた後は性格が少しおとなしくなった。
仁美:まどかの親友。サーチャーでアンデッドの居場所を特定するなどライダーの戦いの後方支援を担う。呪いのベルトを使い仮面ライダー□□□に変身する。(予定)
ゆま:杏子を慕う少女。まどかと同じく空気気味。本当の持ち主を探す三本目のベルトを使い仮面ライダー□□□に変身する。(予定)
タツヤ:まどかの弟。ファイズギアを使いファイズに変身する。バジンのご主人。
嶋昇:剣本編と全く同じ人。てつをの活躍もありこのSSでは封印されずに済んだ。
恭介:さやかの幼馴染。□□□□を手に噛みつかせる事で□□に変身する。演奏に使用するバイオリンはブラッディ・ローズ。
アクロバッター:てつをのバイク。バジンのライバル。(色々な意味で)
オートバジン:タツヤのバイク。バッターのライバル。(色々な意味で)
織莉子:出そうかどうか検討中。出した場合は地のベルトを使い□ー□に変身させる予定。
キリカ:出そうかどうか検討中。出した場合は天のベルトを使い□□□に変身させる予定。
~翌日・仁美の別荘~
さやか「結局...フォーティーン現れなかったね...」
一日中、街を探し回ってみたがフォーティーンが表れる事は無かった。
マミ「でも油断は出来ないわ。いつでも戦えるように準備はしておきましょう」
さやか「はい」
てつを「ほむらちゃん、作戦の方は?」
ほむら「ええ、皆。これを見て」
ほむらは机の上に地図を広げる。
ほむら「奴の出現予測地点はここ。そして奴をこっちの方向へ押し出す」
地図に線を書き込む。
てつを「押し出した後は?」
RXがほむらに聞く。
ほむら「倒す。それだけよ」
仁美「それにこの戦い....私も参戦しますわ」
ゆま「ゆまもだよ!!」
さやか・杏子「えっ!? どういう事?」
仁美「ほむらさんからこれを授かりましたのよ」
仁美とゆまはそれぞれアタッシュケースを取り出す。
タツヤ「そ、それは!!」
ほむら「カイザギアとデルタギア。どちらもスマートブレイン製の物よ」
仁美「私...見てるだけはもう嫌なんです。この街を守る為に、人々を守る為に私も戦いたいんです!!」
ゆま「ゆまも...キョーコや皆を守る為に戦いたいの!!」
さやか「仁美...」
杏子「ゆま...」
ほむら「彼女達の意志は本物よ。だからこそ私はそれを授けた。それに...」
ほむらはまどかの方を見る。
まどか「?」
ほむら「...まどか、あなたを守ることが...」
ほむら「私に残された...たった一つの道しるべだった」
さやか「...だった?」
マミ「今は...違うの?」
ほむら「ええ...」
ほむら「私は...あなた達全員を...守りたい!!」
ほむら「もう誰も失いたくない...!!」
まどか「!!」
さやか「ほむら...」
杏子「...へへ」
マミ「...ようやく素直になったわね」ニコッ
OP:ELEMENTS (歌:RIDER CHIPS)
仁美「後...実は長野の警察の方々から手紙が届いておりますの」
まどか「長野の警察? 何でそんな所から?」
仁美「ええ、私宛てに古代の碑文を解読してほしいとかで」
まどか (碑文...? 何か引っ掛かる...)
まどか「...ねぇ、仁美ちゃん。私も行ってもいい?」
仁美「ええ、構いませんわ」
てつを「俺もアクロバッターで後から行こう。先に言っておいてくれ」
まどか&仁美移動中。(新幹線使用)
警官A「志筑仁美さんですね。捜査にご協力頂きましてありがとうございます」
仁美「いえ...」
まどか「今回の碑文って...あの遺跡の事件と関係が?」
警官A「はい、これが問題のビデオです。惨劇の中で生き残ったのはこれだけでした」
仁美「それで、そのテープには何が?」
警官A「コピーした物を見て下さい。辛ければすぐ中止しますので」
テープ視聴中。ダグバの影が映っていた。
警官A「あの謎の影の正体は不明です。しかし奴は最後まるで誇示するかのようにベルト状の装飾品を叩きつけた。それが私には漠然と気になるんです」
警官A「本来、証拠品以外の鑑定には手続きが必要なんですがそれは私の方で何とかします」
警官はアタッシュケースを取り出し開ける。そこにはアークルが。
まどか「!!」
それを見た瞬間、まどかの頭の中に何かのビジョンが浮かんだ。
まどか (い、今のは...?)
その時...
警官B「□□□さん!! 事件です!!」
警官A「分かった。すぐ行く!!」
警官は仁美達の方に向き直る。
警官A「それはお預けしますのでよろしくお願いします。申し訳ないんですがこれで失礼します」
警官は立ち去り、部屋には二人だけが残される。
まどか「仁美ちゃん。この古代文字の意味は?」
まどかがアークルの横の部分を指差して言う。
仁美「...力ですわ」
一方、その頃...
警官C「南長野1532MKビル付近で、謎の生物が巨大な蜘蛛の巣を張っております!!」
駆けつけた警官たちが見上げる中、ビルとビルの間に巨大な蜘蛛の巣が張られている。
突如、巣から舞い降りた蜘蛛状の怪人が警官達を襲い始める。
警官D「ひ、怯むな!! 撃てーっ!!」
グムン「ザボゾロザ!!」
警官たちが発砲するが銃弾はグムンの体に軽くめり込んだだけ。
警官E「くそっ、ここは一旦逃げ...」
パトカーに乗り逃げようとする警官だがグムンの吐いた糸がパトカーの窓ガラスを突き破り車内の警官に絡みつく。
場所は戻り長野県警。ケースを携えた仁美とまどかが玄関に向かう。
まどか「取り敢えず、そのベルトに書かれている文字を全部解読してみようよ」
仁美「ええ」
その時...
警官E「ぐわあああああ!!」
仁美「!?」
突然、玄関を突き破って飛び込んでくるパトカー。衝撃で仁美はアークルを落としてしまう。
事切れている車内の警官を尻目に車内からグムンが現れる。
まどか「アンデッド...?」
仁美「いえ...そんな筈は...」
ケースが床に転がって蓋が開きアークルが覗いている。それを見たグムンは...
グムン「ゴセバ デスドン クウガ!!」
グムンが仁美達の方へ近づいてくる。その時...
まどか「!!」
再び、まどかの脳裏に浮かぶビジョン。
ベルトを付けた戦士が、今目の前にいるような怪人と戦いを繰り広げる光景。
まどか「...仁美ちゃん、隠れてて!!」
仁美「まどかさん!?」
まどか「付けてみる!!」
まどかがアークルを腹に装着すると光が溢れ...
まどか「あ...あああっ...!!」
仁美「嘘...!? ベルトが、まどかさんの体に吸い込まれて...!!」
ベルトは跡形もなく姿が消え、はだけたまどかの腹が赤く腫れ上がっている。
ベルトを得たまどかに、グムンが襲い掛かる。
建物の外へ吹っ飛ぶまどか。なおも追って来るグムン。
まどか「このままじゃ...やられちゃう...!! う...うあああああっ!!」
襲い掛かろうとするグムン目掛け、まどかが拳を突き出す。
パンチが怪人に命中する瞬間、その腕が瞬時に白い生体甲冑に包まれる。
息を切らしつつ、自分の肉体の変貌に目を見張るまどか。
まどか「ハァ、ハァ...姿が...変わった!?」
BGM:戦士
まどか「え...えいっ!!」
無我夢中でまどかが、怪人目掛けてパンチやキックを繰り出す。
腕同様に、脚、胴、そして頭と全身が次々に生体甲冑に覆われる。
黒い体、白い装甲、昆虫のような複眼、頭には黄金色の角。
グムン「ヅボグ リジバブ ババダバ」
グムンが襲い掛かる。
クウガ「何か使えるものは...あった!!」
クウガが停車している車を全力で押して怪人に叩きつけ、建物の壁との間に挟みこむ。
怪人「ゾンデギゾバ クウガ」
全く応えていない様子のグムン。口から吐いた糸でクウガを絡めビルの壁面へ叩きつける。
クウガ「くっ!!」
とっさにクウガが壁面のパイプを昇り、屋上へと辿り着く。
クウガ「ハァ...ハァ...」
グムン「ガラギバ クウガ」
一跳びで屋上に飛び乗ったグムンが、尚もクウガと戦う。
クウガは必死でパンチを打つがあまり効かず、逆に吹き飛ばされてしまう。
クウガ「きゃあ!!」
グムン「ゴバシダ!!」
怪人の爪がクウガに迫り、その腕がクウガを屋上から落としにかかる。が!!
その時、不思議な事が起こった!!
???「この俺に任せろ!!」
クウガ「こ、この声はまさか!!」
ヽ /
,ヽ-;‐;-i!.、
, '⌒i!| |/!⌒`'、
/:.:.:.:。|!| |:|!:.:.:.:.:.:ヽ
i:.:.:.:.:/|!| |:|'、:.:.:.:.:.:.!
l、_;ノ┘| |└ヽ、_;;ィ
ト'´;:、 -‐- 、`‐-! 「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACK RX!」
ヽ、\. : | /`>::.!
,:=ノ、ヽ _,/-'/ト、
_,. ;-‐'::"´\:ヽ:::::.::::::::::::/;':::::::.``‐-、___
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すいません。この一週間カードショップに入り浸ってました....
遊戯王で対戦しまくり。D-HEROデッキを使用。
結果:全戦全敗。D-HERO涙目。
今から本編を投下します。
デッキ内容。
Dragoon D-END×1
D-HEROドグマガイ×2
D-HEROデビルガイ×1
D-HEROディフェンドガイ×3
D-HEROドゥームガイ×3
D-HEROダイヤモンドガイ×1
D-HEROダイハードガイ×2
D-HEROダッシュガイ×3
D-HEROダンクガイ×1
D-HEROダガーガイ×1
D-HEROドレッドガイ×1
D-HEROドレッドサーヴァント×2
D-HEROディパーテッドガイ×1
D-HEROダブルガイ×2
D-HERO BIoo-D×1
E-HEROエアーマン×1
ダンディライオン×1
キラー・トマト×2
幽獄の時計塔×1
デステニー・ドロー×2
オーバー・デステニー×2
D-フォーメーション×2
D-スピリッツ×3
増援×2
融合×1
旋風剣×1
サイクロン×1
ダーク・シティ×2
D-カウンター×1
D-チェーン×1
D-シールド×1
D-タイム×1
D-フォーチュン×1
デステニー・シグナル×2
デステニー・ミラージュ×1
停戦協定×1
エターナル・ドレッド×1
クウガ「RXさん!!」
てつを「まどかちゃん、下がっててくれ!! ここは俺が!!」
グムン「バビロボダ!?」
RXはグムンに向き直る。
てつを「蜘蛛怪人!! 警官達を虐殺し人々を襲う貴様は、この俺が断じてゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
グムン「ゾガベ!!」
グムンは手の爪をRXに突き立てるが....
てつを「そんな物で俺が倒せるか!!」
当然ながら爪は折れてしまった。さすがである。
グムン「ゴセダァ!?」
てつを「ふんっ!! せい!!」
驚愕するグムンを裏拳→アッパーのコンボで吹き飛ばす。
グムン「ブグッ...バレスバ!!」
グムンは蜘蛛の糸を吐き出す。
てつを「!!」
反応が少し遅れたRX。大きく展開した糸が絡みつき身動きが取れなくなる。
てつを「くっ...」
グムン「ドグダ!!」
クウガ「RXさん!!」
てつを「心配無用だ!! 変身ッ!!」
RXの体が光輝く。何をするかもう分かりますよね?
_广ニニうァ
/_/_/: :/ ̄
/´ ̄`ヽj
_/=、: : /ー─‐'う
. -──-、 //7冫\:/: :/´¨
/: イ´',:::::::',:\ , 7='ミヽ'}::',:::ト.イ´
/:/ヽ.: : ',::::::::',: :ヽ.///: : :',∨jrノ
/{:/: : :\ '.:::::::i: ://': : : : 冫'´
|: ナ、: : : :\|:::::::|: //クi: : : ,イ
|:': :\: : :ヽ/ニニ/ /: :ハ: : /
∧: : :ア─'-'、ユ八7─.、}: /
冫__.{::..::..:::::::冫¨/::..::..::リ..' 「俺は怒りの王子 RX バイオライダー!」
_r-く {こ_).、::_::_::,イ ',:_::_:イ'
. / ,ィ-ヽ._j: :トゝ ̄,... .. ...ヽ/=..l、
/ 冫:ヽ.: : : :ハ:.'::::::. : / |: :.',
l (_ゝ、_}: : {⌒ヽ\:ゝ__∧ i!: :.',
レ=K´!',: : : :ゝ-,ノ:==、 /: : !
{/i!: :ト.ヽ.: : : :/| : : \=='イ: r.:|
∧: i!: : \`二フ':::|: : : :  ̄',: :lトリ
|:::::| ヽ.__/:::::::::::/: : : : : : !: /
|\ヽ_イ:::::::::::::::::::/: : : : : : :,:/
|: :\_r=======': : : : : : :ノ,ソ
ゝ、: : :i!: : : : : : : : : :,.イク.
}`
BGM:battle oh RX (歌:宮内タカユキ)
てつを「とう!!」
バイオライダーのゲル化で糸をすり抜ける。
グムン「!?」
続けて糸を吐くグムン。だがゲル化の前には無力である。
てつを「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
目にも留まらぬ速さで動きまわり前方広範囲を滅多斬りにするバイオライダー。
グムン「ブバ!!」
グムンはその速すぎる動きについて行けず、ただ斬られるばかり。
てつを「トドメだ!! スパークカッター!!」
バイオブレードがグムンの体を切り裂く。
グムン「ビジョゲーッ!!」
グムン大爆笑。完封勝利。
てつを「よし!! まどかちゃん。怪我はないか?」
クウガ「ありがとうございます。助かりました」
てつを「しかしさっきの蜘蛛怪人は何だ? アンデッドでもオルフェノクでもなかったようだが...」
クウガ「はい...とにかく一度戻って...」
立ち上がろうとしたクウガだが、バランスを崩し倒れる。
クウガ (あれ...急に...眠く...)
てつを「まどかちゃん、どうした!? しっかりしろ!!」
クウガ「...」
てつを「気を失ったのか...とにかく仁美ちゃんと合流しよう」
バイオライダーはクウガをおぶり、その場を後にした。
E-HERO エアーマン×1
E-HERO プリズマー×3
D-HERO デビルガイ×2
D-HERO ダイヤモンドガイ×2
D-HERO ドグマガイ×3
D-HERO Bloo-D×3
沼地の魔神王×3
大嵐×1
増援×2
死者蘇生×1
融合×3
融合回収×2
戦士の生還×2
サイクロン×3
デステニー・ドロー×3
E-エマージェンシーコール×1
デステニー・シグナル×2
D-タイム×1
神の警告×1
神の宣告×1
Dragoon D-END×3
V-HERO アドレイション×2
E-HERO Great TORNADO×1
E-HERO エスクリダオ×1
E-HERO The シャイニング×2
E-HERO アブソルートZero×2
No10 白輝士イルミネーター×1
H-C エクスカリバー×1
ラヴァルバル・チェイン×1
超弩級砲塔列車グスタフ・マックス×1
~仁美の別荘~
まどか「あれ? ここは...」
さやか「お、やっとお目覚めかい?」
仁美「まどかさん、11時間も寝ていましたのよ」
まどか「そうだ...確かあの蜘蛛怪人をRXさんが倒して...」
仁美「ええ、気を失ったまどかさんをRXさんが運んでくれましたの」
まどか「そうだったんだ...RXさん、ありがとうございました」
てつを「いや、礼には及ばない」
仁美「大丈夫なんですか? あのベルト...」
まどか「うん...何かその気になるとあの戦う姿に変わるみたい」
まどか「その気が無くなると元に戻った」
まどか「それに求められた気がしたの。あの蜘蛛怪人と戦えって」
ほむら「まどかが新たなライダーに...なったという事ね...」
てつを「ああ、それに遺跡の事件以来、あちこちで妙な事件が続いている」
仁美「妙な事件?」
杏子「子供が神隠しにあったり、人の血が抜かれていたり、夜中に唸り声が聞こえたり...」
マミ「人の血が抜かれる?」
杏子「ああ、首元に何かに噛まれたような小さな穴が二つ。それ以外に致命傷が無かったらしい」
てつを「しかも一晩で四人だ」
まどか「もしかしてあの蜘蛛怪人が?」
てつを「いや、あの蜘蛛怪人は口の形状が人間と違った」
仁美「その怪人は朝日に弱いって事はありませんでしたか? 目撃者の一人が朝日を見て逃げ出し....」
その時、サーチャーに反応が。
仁美「反応!? これは...北西28キロで謎の怪人が警察隊と交戦中ですわ!!」
さやか「謎の怪人!? アンデッドなの!?」
仁美「いえ、違いますわ。とにかく現場に急ぎましょう!!」
BGM:戦慄
サイバー・ダーク・エッジ×3
サイバー・ダーク・ホーン×3
サイバー・ダーク・キール×3
サイバー・ドラゴン×3
サイバー・ドラゴン・ドライ×2
カオス・ソーサラー×3
カオス・ソルジャー 開闢の使者×3
混沌帝龍 終焉の使者×3
混沌球体×1
カオスエンドマスター×1
アンノウン・シンクロン×1
ジャイアントウィルス×3
深淵の暗殺者×2
ライトロード・ハンター ライコウ×2
青眼の白龍×2
真紅眼の黒竜×2
光と闇の竜×1
ライトパルサー・ドラゴン×1
ダークフレア・ドラゴン×1
エクリプス・ワイバーン×1
カオス・マジシャン×1
魔導戦士 ブレイカー×1
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン×1
伝説の白石×1
終焉の焔×3
未来融合 フューチャーフュージョン×1
サイバーダーク・インパクト×1
パワー・ボンド×1
混沌空間×1
エンジェル・リフト×3
昇天の黒角笛×2
落とし穴×3
サイバー・ツイン・ドラゴン×2
鎧黒竜 サイバー・ダーク・ドラゴン×1
カオス・ゴッデス 混沌の女神×1
ライトエンド・ドラゴン×1
ダークエンド・ドラゴン×1
No 96 ブラック・ミスト×1
No 39 希望皇ホープ×1
No 46 神影龍ドラッグルーオン
竜魔人 クィーンドラグーン×1
ガチガチガンテツ×2
カチコチドラゴン×3
サイバー・ドラゴン・ノヴァ×1
聖刻神龍 エネアード×1
デッキ診断をしてくれた皆様、アドバイス本当にありがとうございました。このデッキで最後なのでご安心下さい。
ところで皆様、ライダーの変身音で一番好きなものは何ですか?
私はネガ電王の変身音が一番好きです。低く暗い待機音がカッコイイ。
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