傭兵「……どこだここは」(583)
あやつ…あらすじ3行
突然砂漠地帯のテントから見知らぬ世界に飛ばされたとある傭兵。
彼は機械帝国の保護を受け、彼らと魔法王国の戦いに参加することとなる。
敵方の強敵・勇者との戦いは痛み分けに終わり、勇者打倒を目標に据えた傭兵の元に新兵器が届いた。
傭兵「……で、あの銃はどう配備されるんだ?」
騎士団長「ああ、騎士団に優先的に配備されることになった。これまでに女騎士が有用性を身をもって示してくれたおかげで、
実戦で使う気になったものが多くてね」
傭兵「そうか。いい働きをしたようだな」
女騎士「あ、ありがとうございます」
騎士団長「他の戦線にも同じものが配備され始めているらしいし、これで戦局がこちら側に傾くといいが」
傭兵「これまでは圧倒的に射程の長い魔法に分があったからな。これで少なくとも互角に戦いを運ぶことができるだろう」
騎士団長「そうなるといいが」
傭兵「あんたは使わないのか?」
騎士団長「うーむ、どうも私の性には合わなくてな。私にはこの剣が一振りあればいい」
傭兵「そうか。あ……」
騎士団長「ん、どうした?」
傭兵「大事なことを忘れていた。女騎士、俺のナイフはどうした?」
女騎士「あ、はい。ここに」サッ
傭兵「ああ、ありがとう」
騎士団長「これは……見事に折れてしまっているな」
傭兵「勇者の剣を真っ向から受けたからな。もう何年も使い続けていたから、愛着があったんだが……」
騎士団長「それは残念だな……だが、もしかしたら直せるかもしれない」
傭兵「何?」
騎士団長「我が国には折れた刃物なんかを修理する技術があってな、そのナイフも工場に頼めば修理してくれるかもしれないぞ」
傭兵「本当か。ならぜひ頼みたい。何日でできるだろうか?」
騎士団長「修理自体なら1日かければできるはずだ。もっとも、ここからの往復で帰ってくるのは1週間以上先になるだろうが」
傭兵「それでも構わん。今のうちに渡しておくから、後で送っておいてくれ」
騎士団長「ああ、任された」
傭兵「それで、今後の進軍予定は?」
騎士団長「ああ、このまま変わらず敵の王都へ向けて北上していく予定だ」
傭兵「そうか。勇者が戻ってくるまでの間に、できるだけ有利な状況に持ち込みたいな」
騎士団長「ああ、そうだな。それでは司令部に行こう。今日の作戦会議だ」
――その後、各地に配備された新型の銃は絶大な効果を挙げ、勇者不在の影響もあり王国有利だった状況は次第に帝国の優勢へと傾いていった。
そしてまたしばらくの時間が流れ――
国境の渓谷
騎士団長「とうとうここまで挽回することができたか……」
傭兵「ああ、色々とこちらを勢い付ける要素が重なったからな。だが……」
騎士団長「ああ。とうとうこの戦場に勇者が戻ってきたらしいな……」
傭兵「以前かち合ってから今日でちょうど2週間……できればここで決着をつけたい」
騎士団長「そうだな、勇者を倒すことができれば大きく我々の側に流れが来る。そうすればこの戦争の終わりも見えてくるかもしれない……」
傭兵「仕留めてみせるさ。今日の補給で、俺のナイフが帰って来るんだったか?」
騎士団長「ああ。修理しただけじゃなくて、多少の強化も施されているらしい」
傭兵「それは微妙な話だな。あんまり見た目が変わっていたりしたら文句をつけてやる」
騎士団長「それは見てのお楽しみだ。さあ、戦場の下見はこの辺にして戻ろう」
傭兵「……これか」
騎士団長「そのようだな。流石は我が国の技術、折れた跡が全く残っていない」
傭兵「だが、代わりに刃の腹に黒いラインが1本入っているな」
騎士団長「ああ、これがこのナイフに施された強化だよ。そうだな、ちょっとこの石を斬ってみろ」
傭兵「このナイフでか?せっかく戻ってきたのにいきなり刃こぼれさせる気か」
騎士団長「いいからやってみたまえ、ほら」
傭兵「仕方ないな……ふっ!」ヒュッ
ギュイン!
傭兵「な……石のほうが真っ二つになっただと?」
騎士団長「魔石剣の技術の応用だな。刃に衝撃が伝わることでスイッチが入り、瞬間的に刃を振動させる」
傭兵「振動ナイフというわけか……これはいいものにしてもらった」
騎士団長「だがこのサイズのものは初めて見る。もしかしたら工場側も試験的にやってみたのかもしれないな」
傭兵「何?やれやれ、人の思い入れのある品を勝手に実験台にするとは……」
騎士団長「はははは、まあ上手くいったんだ、いいじゃないか」
・
・
・
傭兵「……さて、いよいよか」
騎士団長「そうだな。前回と同じ轍は踏まないようにしなくては」
傭兵「あの時は見事にカモにされたからな。十分警戒していかなければ」
騎士団長「ああ。勇者相手に慎重すぎるということはないだろうからな」
傭兵「俺もあの時とは違う。今日はやつに遅れをとることはない」
騎士団長「期待している。……進軍、開始!!」
兵士『おおーーっ!!』
騎士団長「油断せず進め!敵に詠唱の隙を与えるな!」
傭兵(勇者はまだ前に出てはいないか。後ろで広範囲の魔法を使う準備でもしているか……)
……ズドオオオオオン!
『うわあああああっ!!』
騎士団長「衝撃波!?どこから飛んできた!!」
傭兵(……来たか)
……シュタッ!
勇者「よし、着地スペース確保と」
傭兵「空から登場とは、随分派手じゃないか」
勇者「ん?ああ、アンタか。また会ったな」
傭兵「そうだな。2週間ぶりだ」
勇者「あれからあちこちで戦ってる間、色々考えてたよ。どうやってアンタを倒すか」
傭兵「奇遇だな、俺もだ」
勇者「へえ、そうか。それじゃ……お互い、リベンジマッチといくか」スラッ
傭兵「ああ」チャッ
騎士団長「銃歩兵隊、撃てーっ!」
ダァンダァンダァン!
勇者「おっと!?」
傭兵「団長!余計なことはしなくていい、こいつは俺に任せて軍を進めろ!」
騎士団長「そうはいかん、勇者は君一人だけの敵ではないのだ!」
勇者「あっちゃー、まーた忘れてた。だからこれ戦争なんだって……できれば水差すなって言いたいけど、しょうがないよな」ググ……
傭兵(なんだ?何をする気だ?)
勇者「はああ……ぜやああああああっ!!」ブウンッ!
グオッ! ズパアアアアアン!!
『わああああああーーー!!』
騎士団長「な、馬鹿な!剣圧で兵士達を蹴散らしただと!?」
勇者「ホントは広範囲魔法でまとめてふっ飛ばしたいけど、あれは詠唱しないといけないからな。手早く片付けさせてもらうぜ!」ブンッ!
ズパアアアアアアン!!
傭兵(なんてやつだ……こんな技まで持っているとは)
勇者「……こんなとこか。さて、それじゃ始めようぜ」
傭兵「ああ。団長、残っている兵を下がらせておけ」
騎士団長「あ、ああ……悔しいが、そうしたほうがよさそうだ」
傭兵「……」チャッ……
勇者「……」ス……
傭兵「……!」ダンッ
勇者「っと!」ヒョイ
傭兵(ちっ、やはり普通に撃ってもかわされるか……)ダン!ダン!
勇者「それには絶対当たらないぜ、滅茶苦茶痛いから、な!」ダッ!
傭兵(来たか……だが!)スラッ
勇者「おらっ!」ブンッ
傭兵「っ!」サッ
ギィィィン!
勇者「へえ、今回は折れずに受け止められるのか!」ギリギリ
傭兵「ああ、おかげさまで丈夫になったんでな!」ギリギリ
ブンッ! ダンッ!
ヒュッ! ギインッ!
勇者「なるほど、確かに前に会った時より色々すごくなってるな!」
傭兵「っ……!」ダンッ!
勇者「おっと!サンダーブレイク!」
ババババババ!
傭兵「ぐっ!」サッ
勇者「まだまだ、おらおらっ!」ブンッブンッ
傭兵(ちっ、以前より隙がない!なるほど、確かに俺との戦い方をよく考えてきたらしい!)
勇者「やっぱすごいぜアンタ!俺とこんなに互角に戦ったやつは魔族以外じゃアンタだけだ!」
傭兵「それは光栄、だ!」ドカッ
勇者「うわっち!」
傭兵(ここだ!)ピンッ ヒュッ
勇者「うわ、またそれか!でも……!」ヒョイ
ドオオオオオン!
傭兵(やはりただ爆弾を投げてもかわされる、だが!)ガシャッ!
すまん、水を差して悪いんだが前スレ977以降が落ちてて拾い切れなかったんだが何レスくらい進んだ?
>>59
2レス
980 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/20(金) 22:17:39.43 ID:Vu9GEBH/0 [43/45]
ドヒュッ!
ズドオオォン!
女騎士「ひゃっ!」
「な、なんだあ!?」 「敵襲か!?」
傭兵「おっと、驚かせてしまったか」
女騎士「す、すごい……今のは、爆弾を撃ったのですか?」
傭兵「端的に言えばそうなる。グレネードランチャー……爆発する弾頭を撃ち出す武器だ。
これなら弾を先に込めておけば、ピンを抜く手間もなく、しかも投げるよりはるかに早く爆発を叩き込める」
女騎士「な、なるほど……」
騎士団長「何の騒ぎだ!」
傭兵「おっと……」
騎士団長「君か。新兵器とやらが届いて気持ちが高ぶっているのは分かるが、あまり下手なことはしないでくれ」
傭兵「ああ、悪かった」
ドヒュッ!
ズドオォォン!
勇者「ぐあああっ!?」
傭兵(爆弾で隙を作ったところで、足元にグレネードを撃つ……これなら上手く爆発に巻き込めたはずだ……)
勇者「……い、いってええええっ……!な、なんだよそれ、前に会ったときは持ってなかったじゃねえか……)
傭兵「言ったろう、よりベストの状態で相手をすると」
勇者「……なるほど。これはかなり効いたぜ、たった一発で左足がズタボロだ」
傭兵「どうする、降参するか?」
勇者「……はっ、冗談言うなよ。こっちだってまだ隠し玉はあるんだぜ」
傭兵「ほう……」
(やはり一筋縄ではいかんか……)
勇者「そんじゃ……!」
995 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/20(金) 22:27:55.10 ID:Vu9GEBH/0 [44/45]
傭兵「あんたは無事だったんだな?」
騎士団長「ん?ああ、あの戦闘のことか。そうでもないさ、体のあちこちにやけどを負ってしまった。
優秀な世話役のおかげで跡を残さず治すことができたが、帰還したときは大分ぼろぼろだったよ」
傭兵「騎士団の損害はどれくらいなんだ?」
騎士団長「……ひどいものだよ。半数以上が大怪我、死者も出してしまった。ほとんどのものが未だ治療中だ」
傭兵「そうか……生き残っただけでも幸運ということか」
騎士団長「ああ。こうして戦いを続けることができるだけでもありがたい。それで、新兵器はどうだったんだ?」
傭兵「ああ、十分すぎる出来だ。できれば勇者とぶつかる前にこれが届いて欲しかったが……過ぎたことだ、今更どうこう言うまい」
騎士団長「そうか。また何か注文があったら、いくらでも聞いてくれるそうだ」
傭兵「注文か……そうだな、ちょっと思いついたものがある。後でメモにでも書いて渡すから、届けておいてくれ」
騎士団長「ああ、分かった」
……ギャオオオオオ……!!
傭兵「ん?」
勇者「なんだ?鳴き声……?」
……ギャオオオオオオ!!
ブワアアアアアアアッ!!
傭兵「うおっ!?」
勇者「ドラゴンブレス!?やべっ、逃げろ!」ダッ
傭兵(俺も逃げなければまずいか!)ダッ
ボワアアアアアアアッ!!
勇者「……おいおい、ここからって時になんて乱入者だよ……」
ドラゴン「ギャオオオオオオオオオ!!」
傭兵(あれは……龍?なんてサイズだ、以前遭遇したクモのやつなど比べ物にならん……)
勇者「おい、アンタ!こりゃ一時休戦だ!普段の俺なら本気でやれば倒せるけど、今はちょっと無理だ!
お互いここで死ぬわけにはいかないし、こいつを倒すまで共同戦線といこうぜ!」
傭兵「ああ、いいだろう!このサイズだ、恐らくお互いの軍がこいつに気付いているはずだ!
とりあえず援軍が来るまで持ちこたえるぞ!」
勇者「よし、分かった!」
ドラゴン「ギャオオオオオオ!」
ブワアアアアアッ!
勇者「あぶねっ!」サッ
傭兵「食らえっ!」ガチャッ
ドヒュッ!
ドオォォォン!
ドラゴン「ギャオオオオオオ!」
傭兵(応えていないだと……!なんて体だ!)
勇者「アンタ、ちょっと時間稼ぎしてくれ!でかい魔法撃つための20秒程度の詠唱時間の間でいい!
上手くいけば大分こいつを弱らせられるはずだ!」
傭兵「了解した!どうにかもたせる!」
ドラゴン「ギャオオオオオオ!」ブウンッ
傭兵「ちいっ!」ダッ
勇者「……大いなる雷の神よ、我が声に応え力の一篇を示したまえ……」ブツブツ
傭兵「ぐっ!」ドヒュッ!
ドオオォォン!
ドラゴン「ギャアオオオ!!」
傭兵(現在所持している弾頭は残り2発、あの奥の手を含めると3発……だがあれは対勇者用の切り札、やつに手の内を見せるわけにはいかん……
どうにか投擲弾を絡めてもたせなければ……)
ドラゴン「ギャオッ!」ブンッ!
傭兵「うおっ!?」サッ
ドラゴン「ギャオオオオオオ!!」
ブワアアアアアッ!!
傭兵(いかん、かわせない……)
勇者「ジャッジメントボルト!!」
ズババババリバリバリバリバリ!!
ドラゴン「ギャオアアアアオオオオ!!!?」
勇者「ふー、間一髪っと」
傭兵「あ、危なかったか……」
勇者「よっしゃ、これで結構弱ったろ」
ドラゴン「……ギャオオオオオオ!!」
勇者「ありゃ……まだまだ行けるぜってか?」
傭兵「やれやれ、諦めの悪いお邪魔虫だ……」
……バシュウウウウウウ!!
チュドオオオオオオオン!!
ドラゴン「ギャアアア!?」
勇者「おっ?」
傭兵「これは……魔石砲か!」
第二団長「おらおら、とっとと次弾の準備を始めろ!あんなトカゲ程度さくっと仕留めろ!」
騎士団長「傭兵殿達の援護に回れ!魔物を相手にするのに敵国といがみ合っている場合ではない!」
傭兵「援軍が来てくれたか……」
勇者「そっちが来たってことは、そろそろ……」
……バゴオオオオオン!!
傭兵「これは……」
勇者「こっちの魔道部隊の遠距離大型魔法だな。さすが、専門家は精度が高いぜ」
第二団長「おら、ぼさっとすんな!今の魔法を見たろ、手柄を取られてえのか!!」
傭兵「これで一安心か……」
勇者「あー助かった、こんなハプニング二度とごめんだ……」
・
・
・
勇者「……つーわけで、今回の影響でここでの戦闘は一時中止、3日間の休戦協定か……」
傭兵「決着は次に持ち越しのようだな」
勇者「ああ、そうだな。次に会うときこそ決着をつけてやるぜ」
傭兵「それはこっちのセリフだ。もうお前の戦い方はよく分かった、次は必ず仕留める」
勇者「おいおい、あんま俺を舐めんなって。叩きのめされるのはアンタのほうだ」
傭兵「もういい、きりがなさそうだ。どうせ次ではっきりするんだ、言葉など意味はない」
勇者「……そうだな。じゃあな、おっさん」
傭兵(……おっさんだと)
女騎士「……で、結局勇者は倒せなかったんですか」
傭兵「ああ。それにしても、なんてやつだ」
女騎士「ええ、傷ついていながらドラゴンに対してああも大きなダメージを与えられるなんて……」
傭兵「誰がおっさんだ。俺はまだ30台だ」
女騎士「えっ?」
傭兵「どうした?」
女騎士「え、いや、30台だったんですか?」
傭兵「そうだが……疑わしいとでも?」
女騎士「い、いえ、確かに言われて見れば見た目はそのくらいですが、なんというか、身にまとう雰囲気がすごい年月を重ねているみたいな……」
傭兵「なんだその雰囲気というのは。とにかく、俺はれっきとした30台だ」
女騎士(そっか、30台なんだ……雰囲気で40はいってると思ってた……」
風呂入ってくる
ただいま
あのさ、ちょっと聞いておきたいんだけどさ…
この後の話で女騎士死なせたほうがいい?
別に死なせないなら死なせないで大丈夫なんだけど、みんなはどっちがいい?
安価じゃないんだから、展開をどうするか委ねるのはよしとけと
>>99 ちょっちゅねー やっぱそうだよな…
わかった、殺さずにおこう
第二団長「うわっはっはっは!よっしゃ、今日は祝勝会だ!」
第二団員「団長、あんま飲み過ぎないでくださいよ!」
傭兵「向こうはにぎやかだな……」
女騎士「第二騎士団長は元々魔物退治で名を上げたほど魔物討伐が好きですから。今日ドラゴンを仕留められたのが嬉しかったんでしょう」
傭兵「ほう」
女騎士「団長は戦闘狂と言いますが、実際は気前がよくて団員達に慕われている方なんです。騎士達の間では、第一団長と第二団長とで
人気を二分しているくらいなんですよ」
傭兵「なるほど。で、第三騎士団の団長はどうなんだ?」
女騎士「……あの部隊に進んで配属されたいという騎士を今までに聞いたことがありません。騎士になる前から評判を聞いていましたが、
自分の手柄第一で部下の身も案じず、黒い噂も絶えないような方です」
傭兵「どこの世界にもそういう人間はいるものだな……」
女騎士「しかし随分飲んでいますね……」
傭兵「恐らく連戦でストレスでも溜まっていたんだろう。数日は戦いがないから、今のうちにできるだけ羽目を外しておきたいんだろうな」
女騎士「なるほど……そういうものですか」
傭兵「お前も飲んできたらどうだ?」
女騎士「いえ、私は酒は……」
傭兵「なんだ、飲めないのか?」
女騎士「今年二十歳になったばかりなので、まだ飲んだことがないんです。今まで誰かに誘われたこともないですし……」
傭兵「なら今日をいい機会に飲んでみるといい。俺も仕事が終わったりした時は、生き残った仲間との一杯を楽しみにしてるくらいだ。
酒の味を覚えておいて損はない」
女騎士「……そうですね。では、行きましょうか」
翌朝
傭兵「……う……」
女騎士「ぐぅーー……」
傭兵(……もうこいつとは一緒には飲まん。まさかあんなに悪酔いする性質だとは……)
女騎士「……う……あれ?傭兵殿?」
傭兵「……ああ」
女騎士「なんで……あれ、確か昨日……」
傭兵「覚えているか?」
女騎士「……あ、あの……私、皆の前で……」
傭兵「ああ、脱いだな」
女騎士「そ、それで、止めようとしてくれた傭兵殿に……」
傭兵「ああ、顔に見事な膝蹴りを入れてくれたな。そのまま俺はついさっきまでここで気絶していたらしい。
お前が隣で一応服を着たまま寝ていたところを見ると、俺に膝蹴りをかましてすぐお前も寝たらしいな」
女騎士「あ、あああああの……申し訳ございませんでしたっ!」
傭兵「別にいい。お前に酒を飲ませた俺がうかつだった」
女騎士「う、うぅ……」
騎士団長「……あー、昨日は随分派手にやったらしいな」
女騎士「も、申し訳ございません……」
騎士団長「その、なんだ、羽目を外すのは構わんが、場所や自分の立場などをよく考えたほうがいい。
ここでは男達もその、色々と溜まるものもあるわけで、目の前で女性がその……あれなことになるのは、非常によろしくない。
君も年頃の女性なのだから、その辺は自分できちんとするように」
女騎士「……はい」
騎士団長「分かったらよろしい。今後、このようなことのないように」
女騎士「了解、以後気をつけます……」
女騎士「はあ……」
傭兵「しっかりと注意されてきたようだな。まあ、当然だが」
世話役「女騎士さん、すごかったですからねー。派手に飲み散らかしたかと思えば、いきなりすっくと立ち上がって……」
女騎士「言わないでくれ、頼む……」
傭兵「さて、今日を含めて3日間は、戦いもなく自由に過ごしても大丈夫だな……」
世話役「わたしその間のんびりしてたいです。勇者のせいで、けが人が続々運ばれてきてもうへとへと……」
女騎士「私も、この3日間は大人しく休んでいようと思います。その、昨日あんなこともしてしまいましたし……」
傭兵「そうだな……俺も、武器の整備でもしながらゆっくり過ごすか。勇者との戦いで大分消耗していたからな……」
世話役「あ、じゃあボス、わたしちょっとマッサージでもしましょうか?衛生兵の仕事じゃなくって、本業をやりたい気分なんです」
傭兵「ああ、それじゃあ頼むか。どこか空いている場所はあるか……」
夕方
傭兵「ふむ……暇だな……」
女騎士「あの、傭兵殿」
傭兵「ん?」
女騎士「ちょっと散歩に付き合ってもらってもよろしいでしょうか?」
傭兵「ああ、構わないが」
女騎士「良かった。では、行きましょう」
渓谷
女騎士「……夕日がきれいですね」
傭兵「ああ、そうだな」
女騎士「この国境の渓谷から見える夕日は、王国と帝国のどちらにおいても一番と言っていいほどきれいな夕日らしいです」
傭兵「ほう……」
女騎士「傭兵殿……こんなことを言うのもなんですが、傭兵殿がこの世界に来てくれてよかったです」
傭兵「え?」
女騎士「傭兵殿がいなかったら、私はあの勇者との戦いで……いえ、もっと前の魔物との戦いの時に命を落としていたかもしれない。
でも傭兵殿がいてくれたから、私はこうして生きてこの夕日を眺めていられる……」
傭兵「……」
女騎士「それに傭兵殿の技術提供がなかったら、我が軍もこうして勢力を盛り返すことはできなかった。
傭兵殿は本当に……」
傭兵「よせ。俺はそんな大した人間じゃない」
女騎士「そんな、でも傭兵殿は……」
傭兵「別にそんな大した人間になりたくもない。俺はただここで生きている、それだけで十分だ。
英雄視されるのはむしろ迷惑だ」
女騎士「……」
傭兵「……そろそろ戻るぞ。あまり行き過ぎると日が暮れて危険だ」
女騎士「……はい」
傭兵(俺は誰かに褒められるような人間じゃない……憧れを抱かれるような人間でも……)
――3日後、戦争は再開された。
そして機械帝国の猛攻により、戦線はより一層北上し――
もう終盤に差し掛かってきたな……つーか眠……
だーめだ、頭働かない
勝手ながら今日はここまで 4時に寝るまでのんびりさせて
勇者は人ん家のタンス勝手に漁りますか?
>>119
どうだろうねえ、そんなこともしたようなしてないような
昔の仲間にそういうことに慣れてるのがいたかもしれないけど
でも女賢者さんの秘密の引き出しは漁っちゃってるんでしょう?
>>121
ああ、それは間違いなくやってるねえ
むしろやってないって思う人はその根拠を俺が納得するまで提示してほしいねえ
よし、寝る。
明日も夜8時から9時ぐらいに来るよ。ひょっとしたら明日で終わるかな?
それではお休み
イメージが完全にスネークとなったww
つか、>>1は銃器類にはそんなに詳しくないんだな
ただいま みんなありがとう
>>127
そうだね、ミリオタと話すことになったら苦笑いでウンウンうなずいてるしかできないレベルだね
多分テレンス・リー辺りには横っ面ひっぱたかれるんじゃないかな?
後今日休憩時間に携帯でまとめサイト見てたら前スレまとめられてたから貼っとく
前スレで見逃したとこがあったりこのスレから見るって人がいたらどうぞ
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/youhei_dokoda_kokoha.html
あと完結させるのは明日の昼にしようと思ってる それじゃ行きます
廃墟
騎士団長「大分敵方の奥深くに迫ったな……」
傭兵「ああ」
騎士団長「向こうに勇者が来ているとの情報が入っている。こちらも別の戦場で戦っていた第三騎士団に合流してもらい、
総力を挙げて望むつもりだ」
傭兵「ここが正念場……ある意味、戦いを止めるなら最後のチャンスか」
騎士団長「戦いを止める?」
傭兵「あの皇子がそう願っているからな。俺が勇者を仕留めれば、混乱した向こうに和平交渉を持ちかけることもできるはずだ」
騎士団長「……とんでもないことを考えていたのだな、君達は」
傭兵「現実味がない段階で言うのがはばかられた。今まで言わずにいてすまなかった」
騎士団長「構わんさ。無駄な血を流さずにすむならそれでいい。さあ、そろそろ第三騎士団が到着する時間だ」
司令部
兵士「第三騎士団長をご案内しました!」
将軍「ああ、ご苦労」
第三団長「お久しぶりですな、皆様方」
第二団長「……ちっ」
傭兵(なるほど、野心に満ち満ちた顔だ)
第三団長「戦況はとてもよろしいようですな。この入り組んだ廃墟なら、勇者もうかつに大技を使えんでしょうし、
まさに勝敗を決める大事な一戦となりましょう」
騎士団長「ああ、だからこそ全員の連携が求められる。功を焦ってうかつな独断はしないように頼む」
第三団長「さあて、それはどうでしょうな」
第二団長「てめえ、冗談でもそんなこと……!」
騎士団長「よせ。仲間割れしている場合ではない」
第二団長「……」
将軍「だが第三団長の言うとおり、ここが重要な戦闘になるのは間違いない。皆心してかかるように」
一同『はっ!』
傭兵(勇者……ここで倒さなければ、もう和平交渉に持ち込む余地はない……)
将軍「今日の戦場は、魔王によって壊滅させられた都市の廃墟だ。地形面から言って、大型の乗用兵器は使えない。
だが敵も、入り組んだ地形でうかつに大型魔法を使うことはできないはずだ。条件はほぼ対等、ならば銃のあるこちらが有利だ。
とはいえ油断は禁物だ、兵士達は地形を生かしできるだけ優位に立って攻めるよう心がけるように」
『はっ!』
将軍「それでは解散。皆の健闘を祈る」
基地外
騎士団長「なんとも戦いにくい場所だな」
傭兵「俺にはそうでもないさ。むしろ今までのどの戦場よりも戦いやすい」
騎士団長「それは頼もしいな」
女騎士「傭兵殿!工場から傭兵殿宛てに届け物が!」
傭兵「何だと?あれから何も注文はしていなかったはずだが……」
女騎士「よく分からないのですが、一緒に送られてきた手紙には『自信作』だと……」
傭兵「自信作?」
夕飯食ってくる
ただいま
女騎士「これだそうです」
傭兵「これは……まさか!」
女騎士「新型の銃ですか?」
傭兵「ああ、だが今までのとは段違いだ」
女騎士「段違いって、どう段違いなんですか?」
傭兵「そうだな……弾薬は1000発か、どうせこの戦場でほとんど使うなら10発程度試し撃ちに使っても構うまい」
女騎士「実際に撃って見せてくれるんですか?」
傭兵「ああ、よく見ていろ……」ガチャッ
……ズダダダダダダダダ!!
女騎士「きゃっ!す、すごい!弾が一気に連続で!」
傭兵「やはりアサルトライフルか……!あいつら、嬉しいプレゼントを嬉しいときに贈ってくれた!」
女騎士「これならきっと……」
傭兵「ああ、対勇者の勝算が跳ね上がった。これだけのものを持たせてくれたんだ、必ず勝ってみせるさ」
・
・
・
騎士団長「そろそろか……」
傭兵「できるだけ早めに勇者と決着をつけたいが、俺が勇者と戦う時はどうか1対1でやらせてくれ」
騎士団長「分かっている。ここまで来たら、後は君に任せるさ」
傭兵「すまないな」
騎士団長「……では、行こうか」
傭兵「ああ」ジャキッ……
騎士団長「……総員、進軍開始!!」
『おおーーーっ!!』
タッタッタッ……
傭兵(急いで勇者を見つけなければ……)
敵兵士「うおおおおっ!」ブンッ
傭兵「!」サッ
敵兵士「くそっ!」
傭兵(やれやれ、できれば無駄弾を使いたくはないが……!)ガシャッ!
ズダダダダダ!
敵兵士「ぎゃあっ!」
傭兵(中々使いやすいな。やるじゃないか、あの研究員共)
……ブワアアアアアアッ!!
傭兵「うおっ……!」
(なんだ……風!?まさか、向こうにいるのか!)
勇者「……ふう。あんまり派手な魔法を使えないと、敵を蹴散らすのも一苦労だな……」
傭兵「やはり今の風はお前だったか」
勇者「ん?ああ……そうか、とうとうこの時が来たか。……ってかアンタ、また装備増えてないか?」
傭兵「ああ。これでお前を必ず仕留める」
勇者「へえ、そんなに自信あるのか。でもこっちも、もう油断も手加減もないぜ」
傭兵「そうでなくてはな。さあ、始めるか」ジャキッ
勇者「ああ。決着をつけよう」スラッ
……ズダダダダダ!!
勇者「うお!?」ダッ ズザザッ
「な、なんだよそれ!するいだろ!」
傭兵「この程度でそんなことを言っているようじゃ、お前は俺の世界の一兵卒にも敵わないな」
勇者「……言ってくれるじゃねえか。だったらこっちもお返しだ。ラピッドファイア!」
ドヒュヒュヒュヒュヒュ!
傭兵「何!?」タッ
勇者「まだまだ!」
傭兵(向こうも連射型の魔法を持っているのか!これは今までと違い撃ち合いになるな)
ズダダダダダダダ!!
ドヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ!!
勇者「くそ……!」タッタッタッ
傭兵「……っ!」タッタッタッ
(ほとんど市街戦の感覚だな……もはや懐かしく感じる)
勇者「くっそ、まどろっこしいな……!俺は接近戦の方が得意なのに!」
傭兵(こちらがカートリッジ一つ分を撃ち尽くすのと、向こうが発動一回分を撃ちきるのはほとんど同時か……これでは隙を突けん。
今は機会を待つしかないな)
勇者「ああもう、ストレス溜まるな……!」
勇者「……!これだ!」タッ!
傭兵「何!?」
(木箱を踏み台に飛び掛ってきただと!?)
勇者「おらああああっ!」ブウンッ!
傭兵「くっ……!」サッ
勇者「やっと近づいたぜ!こっからが本領発揮だ!」
傭兵「ちいっ!」スラッ
ギインッ!
勇者「まだまだぁっ!」
傭兵(いかん!どうにかして距離を取らなければ!)
ガシャアアアアン!
傭兵「ぐうっ!」ズザアアッ
勇者「どうしたよおっさん、終わりかよ!?」
傭兵「舐めるなぁっ!」ガシャッ
ズダダダダダダダ!!
勇者「おっと、やべっ!」サッ
傭兵(今だ!)ダッ
勇者「建物の中に入られたか……逃がすかよ!」ダッ
勇者「どこに隠れた……?」
傭兵(ここだ!)サッ
勇者「そこか!フレアー!」
ズダダダダダ!!
ブワアアアアアッ!!
傭兵「ぐうっ!」ジリッ
勇者「があっ!」ビスッ
傭兵「ちっ……!」サッ
勇者「ちょこまかと……!」ダッ
・
・
・
集会所跡
傭兵「……っ、はっ……」
勇者「はあっ、はあっ……」
傭兵(お互いボロボロか……いい加減、決着が付きそうだな)
勇者「はあっ、はっ……やっぱやるな、あんた」
傭兵「そちらもな、さすが勇者と呼ばれるだけのことはある」
勇者「……これで終わりそうだな」
傭兵「ああ」
勇者「……」ジリッ
傭兵「……」ジリッ
【……今だ!】
……バシュウウウウウウウ!!
勇者「!?」
傭兵(これは……魔石砲!?馬鹿な、なぜこんなところで……!)
ドオオオオオオン!!
ガラガラガラガラ……!!
傭兵(瓦礫が……!)
勇者「っ……!ブレイジング……」
傭兵「!!」ジャキッ!
勇者「……アローッ!!」
傭兵「うおおおおおっ!」ドヒュッ!
バヂイイイイイイイッ!!
ズドオオォォン!!
『ぐあああああっ!!』
ガラガラガラガラ!!
騎士団長「馬鹿な、なぜ魔石砲が!?誰が撃った!?」
騎士団員「後衛の指揮は、確か第三騎士団長が取られていたはず……」
騎士団長「まさか……!やつめ、何を考えている!」
第二団長「……おい、てめえ!何勝手なことしてやがる!こんな場所で魔石砲なんか撃ったら……!」
第三団長「建物のほとんどは衝撃の余波で倒壊、あそこで戦っている者のほとんどを巻き込むことができたでしょうな」
第二団長「何寝ぼけたこと言ってやがる!こっちの兵どもも戦ってるんだぞ!」
第三団長「だからどうしたのだね?所詮これは戦、どれだけ被害を出しても勝てばよかろう」
第二団長「俺達は国のために戦ってるんだぞ!あそこで戦ってるのは俺達の国の人間だ!あいつらのことを考えないで何が勝てばいいだ!」
第三団長「そんなに兵どもが心配なら、助けに行けばよろしいのでは?急げば君の心配する被害も少なく済ませられるかも知れんぞ?」
第二団長「……ぐっ!おい、すぐに救援の準備だ!」
女騎士「……傭兵殿、傭兵殿!」
傭兵「……ぐ……」
女騎士「大丈夫ですか、傭兵殿!」
傭兵「女騎士か……勇者はどうなった?」
女騎士「勇者なら、向こうで気絶しています。傭兵殿、勇者を倒されたのですね」
傭兵「ああ……」
女騎士「それにしてもひどいけが……すぐに基地へ……」
傭兵「……いや、それより勇者を頼む。生け捕りにしたほうが人質としての効果もあるだろう」
女騎士「そんな、傭兵殿の身の方が大事です!」
傭兵「俺は大丈夫だ……楯があったおかげで、勇者の最後の魔法も多少ダメージを軽減できた。
安心しろ、そう簡単には死なない」
女騎士「でも……」
世話役「あ、見つけた!ボス!」
傭兵「世話役?どうしてここに……」
世話役「今の砲撃で被害を受けた人たちの救援のために、わたしたち衛生兵が向かわされたんです。
ひどい、すぐに治療しますね」
傭兵「いや、先に勇者の応急処置だ。やつを生かして、捕虜にするんだ」
世話役「それよりボスの治療の方が先です!」
傭兵「俺はまだほっといても死なないが、やつは最後に俺のグレネードランチャーの直撃を受けた。
ダメージはやつの方がでかいはずだ、勇者の治療を優先しろ」
世話役「……分かりました。すぐにボスも治しますから、待っててくださいね」タッ……
女騎士「……本当に大丈夫なのですか?」
傭兵「ああ。応急処置をしたら、勇者を連れてすぐに戻るぞ。皇子に勇者を倒したことを伝えなければ」
前線基地
皇子「おお……!本当に勇者を倒したとは……!」
傭兵「勇者がこちらの手に落ちたことは、すぐに向こう側にも伝わるはずだ。向こうが混乱から立ち直る前に、
急いで和平交渉に入れ」
皇子「分かった。今すぐ帝都に戻り、父上の説得と王国側への使いを送ろう。お前もついてきてくれ」
傭兵「ああ、分かった。勇者も連れて行ったほうがいいな。逃げ出さないように、手錠でもかけておいたほうがいい」
皇子「ああ。それではすぐに帰還の準備をしよう」
騎士団長「できれば私もついていきたいが、負傷した兵達の面倒を見なければいけない。女騎士、
私の代わりに傭兵についてやってくれ」
女騎士「了解しました」
皇子「これでやっとこの戦争が終わる……もう無駄な血を流さずに済むのだな……」
傭兵(……これで俺の役目も終わりか)
5行目修正
父上の説得と王国側への使いを~ → 父上を説得し王国側への使いを~
皇子「急いで帝都に向かってくれ。一刻も早くこの戦いを終わらせたい」
運転手「はいはい、了解いたしました。超特急で飛ばしますよ」
世話役「これでわたしも本業に戻れるんですね……はあ~、やっとあの治療に追われる日々から開放される……」
女騎士「戦争が終わる……か……」
傭兵(戦争が終わったら、元の世界に帰る方法を見つける時間もできるか……)
勇者(……手錠かゆい)
――こうして傭兵達を乗せた車は、一路帝都へ向けて出発した。
戦争を終結させるために――
……今日はここまで。いよいよクライマックスだぜ。
ここまでで出来るだけ伏線は張ったし、後は全部回収しきるだけだ。
さて、それじゃこの後は解説しきれてない部分とか、ここまでわざとぼかしてた部分の解説に入りたいと思います。
質問あったら気楽に聞いてね。答えられるものには答えるから
明日も8-9時くらい?
さて、まずは主要キャラのだいたいの年齢から
傭兵 30代中盤
騎士団長 30代前半
女騎士 20歳
皇子 19歳
世話役 17歳
勇者 24歳
第二団長 30代後半
第三団長 50代
こんなとこかな
他に年齢知りたいキャラいたら聞いてね
登場人物全員処女か童貞か教えてくれ
ただし賢者はヒゲのオッサン
世話役たんを家に連れ込みたい
第三団長うざいから童貞にして
>>279
それはない
賢者は勇者と同い年の女ですからおっさんとかありえない
幼馴染なんだからそんなことあっちゃいけないじゃないですか何いってんすかもー
第三団長の動きが鍵になりそう
ある意味潜在的なラスボスなんじゃないかと思っている
戦場では無能な指揮官が流れ弾で死ぬことがよくあるらしい
次は勇者の能力について。
劇中で言っていたように、勇者が使える魔法は基礎的な魔法と空間転移魔法、上級攻撃魔法のみ。
強力な回復魔法や補助魔法なんかは、基本的に賢者に頼ってた。
ただし中級クラスの魔法までなら詠唱なしで使えるので、近~中距離戦で無類の強さを発揮。
ネギまで定義されている魔法剣士みたいなもの。
ああ、そう考えると勇者の性質は結構ナギ・スプリングフィールドに近いのかもしれない。
続けりゃいいのになぜ質問コーナーに
>>280
分かってないねえ、こういうおっさんキャラが調教陵辱もののエロゲーなんかの主役はるんじゃないか
>>282
そのあたりはまだぼかしとく
>>283
いずれそういう運命をたどるだろうね、あのおっさんは
ネギまとかやめてくれ
蛇足って言うんだよそういうの
作者様になっちまったか
>>285
今終わらせちゃうとできないと思ったから
おい、おまえら少しは質問してやれよ、
質問無いから自分で語り始めちゃってるし……
>>1のちんこは何cmですか><
>>291
測ったことない
マジレスするとお前のSS読んでる奴はこんなコーナーより続きを期待してる
こういうのは終わってからでいい
>>296
いや、分かってるんだけどさ
なんつーか今FF10オープニングのティーダみたいな気分なのよ
>>301
ガキみたいなレスだな
>>298
―SSスレにありがちなこと―
・書き手の体調が悪くなる
・馴れ合い厨が沸く
・SS終了してもいつまでもクソみたいな馴れ合い
・「誰も見てないからやめようかな」→「見てるよ」→「>>◯◯ ありがとう」とかいうショートコント
・なぜかかなり腰低めの書き手だが他のスレじゃキチガイ
・エロを入れたがる奴がいる
・聞いてもないのに「◯◯で再生された」「○○ちゃんでイメージ」とかいうレス
・「嫌なら見るな」とかいう感情論丸出しのレス
・「SS書くの初めてorまだ◯回目だから~」とか言って進行の遅さや文章が拙い事の言い訳をする
・「これは稀に見る良SS」
・「あとは任せた」「こんな感じのを誰か頼む」 と他人任せ立て逃げ
・途中まで面白かったのに安価なんか始めて激しく萎える
・一方的に妨害活動は成功したと宣言する
・書き手が失踪して保守レスを最後にスレが落ちる、もしくは他の奴が代わりに書き始める
このコピペは何時見ても的確すぎて吹く
和平交渉中に第三団長(魔王の使い)が攻撃仕掛けて
傭兵と勇者タッグがうち破る的なことはないですよね?
>>304
そういう感じではないかな
ってかあんまり結末に迫る質問をされると、その……困る
できればもっとくだらない質問でお願いします
じゃあ良いよ
自分の中でお気に入りのキャラ教えろよ
>>300
なんという分かり易い例え
―SSスレにありがちなこと―
○書き手の体調が悪くなる
○馴れ合い厨が沸く
△SS終了してもいつまでもクソみたいな馴れ合い
×「誰も見てないからやめようかな」→「見てるよ」→「>>◯◯ ありがとう」とかいうショートコント
△なぜかかなり腰低めの書き手だが他のスレじゃキチガイ
○エロを入れたがる奴がいる
○聞いてもないのに「◯◯で再生された」「○○ちゃんでイメージ」とかいうレス
○「嫌なら見るな」とかいう感情論丸出しのレス
×「SS書くの初めてorまだ◯回目だから~」とか言って進行の遅さや文章が拙い事の言い訳をする
△「これは稀に見る良SS」
×「あとは任せた」「こんな感じのを誰か頼む」 と他人任せ立て逃げ
△途中まで面白かったのに安価なんか始めて激しく萎える
×一方的に妨害活動は成功したと宣言する
×書き手が失踪して保守レスを最後にスレが落ちる、もしくは他の奴が代わりに書き始める
>>306
一番は世話役
ああいう元気いっぱいで頑張ってる子は見ていて楽しい
さっき戦ってた魔王に壊滅させられた都市ってどっちかの国の街?
それとも序盤で言ってた近辺にある隣国には並ばない程度の小さな国?
あと魔王ってのは既存種の突然変異?
傭兵みたいに他のとこからきた異質物?
勇者のパーティーは賢者の他に誰がいたの?
勇者の強さは先天的なもの?
魔術的な改造がされてたりする?
勇者の剣は普通片手剣?
大剣使いは固有名詞持ちの中では騎士団長だけ?
賢者は貧乳寄りの美乳だろ?
あまりにも不憫だったので思いついた質問を
>>311 上から順に
あの街は魔法王国領内のそこそこ大きな街だった
魔王出現時に真っ先に壊滅させられてそのままになってた
突然変異種の方が近いかな
淀んだ魔力が集まり積み重なり固まって意識を持った存在
勇者と賢者のほかには戦士・召喚師・シーフ あ、DQじゃなくFFね
勇者はまあ、オリジナルの職業と思ってくれたらいい
ちなみに賢者は賢者になる前は白魔道師でした あと召喚師は後で出す予定
先天的。昔から賢者といろいろ修行したんじゃないかな
片手剣だね。なんちゃらの加護なんかはついてるかもしれないけど魔法王国のものだから魔石剣ではない
大剣使いは団長だけだね
イエス。ダンゼンイエス
FF派かDQ派か
>>317
FF派かな
DQは5しかやったことない
続きはいつ書く予定か
ところであれだね、伏線張りって楽しいね
後で回収できる限りの伏線をいろいろ張って『ウヒヒ、分かるまい』とか下卑た笑いを内心で浮かべる自分を自覚するたび
ああ、俺最低だなあと思う どうせ分かる人には見破られる運命なのに
書き手・作り手ならごく普通のことをドヤ顔で話す>>1なのであった
なんで手錠破壊できないのか
酔ってんの?
>>322
まあ、そうだよね
それなのにこういうこと書いちゃうあたりバカなんだろうね
>>324
酔ってはないけど変な量の脳内麻薬は出てるんじゃないかな
だってさっきから薄気味悪い笑いが止まらないもん
このままじゃまた荒らし出てきてスレ埋まるぞ
だからあれほどSS速報がどうこう
今日は早めに寝たほうがいいな 自分が駄目になってるのがよく分かるから
明日はOOOも見たいし、早めに起きて早めに書き始めるほうがいいだろうし
>>329
速報行ってもキチガイやアンチは出るんだがな
>>331
正確には今は俺がキチガイになってる気がするけどね
そだね それじゃもうちょっとしたら風呂入って寝るよ
みんなごめんね
また保守が始まる訳だが
ですよねえ
>>339
そこまで言うならもう見るなよ消えろ
これ以上レスするなうんこ
風呂入ってきたし寝る。
明日は多分プリキュア見るから9時ちょっと過ぎに来るよ。
それでも俺が来なかったらまだ寝てると思ってくれて構わない。まあ流石に12時には起きると思う。
それじゃお休み
>>346
―SSスレにありがちなこと―
・ちょっとでも批判されるとすぐ「嫌なら見るな」と即レス脊髄反射
>>350嫌なら見るなの何が悪いの?
気持ち悪い
>>351
ありがちなことってだけで俺は悪いとは一言も言ってないが
だからお前らSS糞野郎共は駄目なんだよ
>>355
え?
単芝は死ね
どっかの公園でどこぞの宗教がイベントやった後
地元の子供達が集まってきてベイブレードやってるようないい雰囲気だろ
おはよう みんなありがとう
それじゃラスト行きましょうか
数日後 帝都
運転手「おお、懐かしいですねえ」
皇子「とうとう帰ってきたか……」
運転手「どうします、このまま城の前まで送りましょうか?」
皇子「ああ、頼む」
勇者「へえ、ここが帝都か。……ん?」
傭兵「どうした?」
勇者「いや……気のせいか……?」
宮殿前
バタン
皇子「それでは父上を説得してくる!すぐに戻る故待っていてくれ!」ダッ
傭兵「ああ。これでもうすぐ戦争も終わりか……」
勇者「……やっぱり気のせいじゃないな」
傭兵「ん?」
勇者「なあアンタ、ちょっとこの手錠外してくれないか」
女騎士「何だと?そんなことできるはずがないだろう」
勇者「頼む、ちょっと事情が変わったんだ」
女騎士「何を訳のわからないことを……お前は捕虜なんだ、手錠を外すわけにはいかない」
勇者「そっか、仕方ない。ふっ!」
バキイィン!
女騎士「なあっ!?」
勇者「負けて捕まった身なんだし、潔く大人しくしてるつもりだったけど……こんな気配を感じたら、大人しくしてる場合じゃないな」
傭兵「何だと?」
謁見の間
バンッ!
皇子「父上!」
宰相「殿下!?どうされたのですか、そんなに急いで!?」
皇子「父上、すぐにこの戦争を終わらせましょう!王国に和平交渉のための使いを送るのです!」
皇帝「……なぜだ?」
皇子「こんな戦争をいつまでも続けたところで、民を疲弊させるだけです!これ以上我が国の民が苦しむのを見たくない!」
皇帝「戦況は芳しいと聞いている。それなのになぜ戦争を止める必要がある」
皇子「父上!」
皇帝「お前は前線で戦うことになっているはずだ。くだらないことを言いに来ただけなら今すぐ戦場に戻れ」
皇子「……分かりました。それが父上の考えなのですね」
ジャキッ!
宰相「殿下!?」
皇子「父上、かつては穏やかな人柄だったあなたがなぜそうまで戦争を望むようになってしまったのかは分かりません。
ですが、たとえどんな理由があっても余はもうこの戦争を続けたくはない」
皇帝「……親に銃を向けるか。それで我を脅しでもするつもりか?」
皇子「脅しではありません。もしこれでも聞き入れていただけないのなら、余にはあなたを撃つ覚悟がある」
宰相「な、なんと言うことをおっしゃるのです!それではまるで……」
皇帝「……良かろう。撃つがよい」
宰相「陛下!?」
皇帝「それがお前の望みなら撃って我を止めてみるがよい。もっとも、お前が我を撃ったところで何の意味もないがな」
皇子「……そうだとしても余は……。父上……ご覚悟を!」
ダアンッ!
……ジジジ……
皇子「なっ……」
皇帝「クックック……だから言ったであろう。撃ったところで、我に届かぬのでは何の意味もないとな」
皇子「ど、どういうことです!これは……!」
皇帝「おかしいとは思わなかったか?魔王が倒れてそれほど経たぬ頃、突然我がまるで人が変わったようになったのが」
皇子「な、何を……」
皇帝「突然軍備の増強を行い、魔法王国の宣戦布告に一切の驚きも示さず即時応戦の指令を出したことに何も疑問を抱かなかったと?」
皇子「何が言いたいのです!」
皇帝「全ては計画の上だったということ。浅はかな王国の元老院連中が無能な国王を誑かし戦争を仕掛けさせることも、
それを利用して厄介な二つの大国の力を削ぎ落とし、疲弊したこの国を我が滅ぼし乗っ取るのもな」
宰相「そ、それでは……陛下、あなたは……!」
魔王「そうだ。我は魔王……この世の魔を統べ、貴様ら虫けらどもを滅びと絶望の海に沈める絶対の支配者よ」
皇子「馬鹿な!貴様は勇者が倒したはずではなかったのか!?」
魔王「ああ、確かにあの時我は勇者によってその現身を滅ぼされた。だが我の意識は今だ保たれたままであった。
最も我自身も自分が存在を保っていられたことは驚きだったがな」
皇子「それでは、父上は……」
魔王「ああ、肉体の滅びを迎えた我は力を取り戻すまでの拠り代を必要としていた。故にやつの意識を消し去り残った肉体を乗っ取らせてもらった。
お前の父は実にいい苗床となってくれたよ」
皇子「ち、父上が……そんな……」
魔王「そして王国が戦争を仕掛けることを見越して、戦争が出来るだけ長引くようあらかじめ軍備を整え戦争へと臨んだ。
誤算は勇者が戦争に参加したことよ……やつは人殺しを望む人柄ではないと踏んでいた故な。
このままでは戦力の拮抗どころか、帝都まで攻め入られ未だ完全復活を遂げていない我が再び勇者にやられるのは目に見えていた。
それをどうにか避けるため、異世界より勇者に匹敵する力を携えた人間を呼び寄せたのよ」
皇子「では、傭兵は貴様が!?」
魔王「そうだ。もっともそれまでに何人かこちらに呼び寄せた者はいたが、我も呼び寄せる側の世界と人間を選ぶことはできなかった故、
あの男の前に呼ばれた男は皆魔物に対して力及ばず死んでいったがな」
皇子「そんなことが……」
魔王「正直あの男を呼べたことは幸運であった。あの男自身の力だけでなく、この国の兵器開発にもよい影響が及んだからな。
おかげで戦局はより拮抗したものになった。いい働きをしてくれたよ」
魔王「しかし、この展開は少々想定外だ。おかげで我の正体を知った貴様らを消さねばならなくなった」
皇子「な……」
宰相「ひ、ひいぃっ!」タッ
魔王「おっと、逃がしはしない」クイッ
宰相「あ、あ、ああああっ?」フワアッ
魔王「ふん!」ブンッ
宰相「うわあああああっ!」ヒューン
ドカッ!
皇子「うわあっ!」ズザザッ
魔王「さて、別れの時だ。すぐに貴様らの陛下とやらに会わせてやる」
皇子「ぐっ……」
魔王「さらばだ」ググ……
ズドオオォン!
魔王「ぐおっ!?」
傭兵「悪いがそうはいかん」
勇者「てめえの好きにさせると思うかよ、魔王」
魔王「勇者だと!?なぜこの帝都にいる!?」
傭兵「俺が生け捕りにしたんでな。生かしておいて正解だった」
魔王「馬鹿な……このようなことが!」
傭兵「あんたが黒幕らしいな。あんたを倒せば、全て丸く収まるというわけだ」ジャキッ
勇者「今度こそ消し去ってやるぜ、魔王。覚悟しやがれ」スラッ
女騎士「傭兵殿!この状況は……」
世話役「え、えっと、なんで皇帝陛下が、え、えっ?ど、どうなってるの?」
傭兵「下がっていろ。こいつは俺と勇者でやる」
女騎士「しかし……」
傭兵「世話役、そこの皇子と宰相を安全なところへ」
世話役「は、はい、分かりました!」
魔王「そうはいかん」グッ
バシュウッ!
第三団長「お呼びですかな、魔王様」
女騎士「第三騎士団長!?どうして!?」
魔王「その男を我が配下にするのは実に簡単だったよ。悪しき心を刺激してやっただけで我に忠実な部下となった」
第三団長「貴様らを逃がすわけにはいかん。まとめて死んでもらおう」スラッ
女騎士「……世話役、巻き込まれないよう端にでも寄っていろ」スラッ
世話役「女騎士さん!?」
女騎士「こいつは私が倒す。必ず皇子たちを逃がしてみせる」
傭兵「そっちは任せても構わんか?」
女騎士「ええ。お二人は心置きなく魔王と戦ってください」
傭兵「分かった」ガチャ
「女騎士、使え」ヒョイッ
女騎士「え?これって、傭兵殿の銃じゃ……」パシッ
傭兵「俺はこの装備で大丈夫だ。むしろこれはお前に必要だろう。使い方は分かるな?」
女騎士「……ええ。ありがとうございます」チャッ
第三団長「ふん、わしとて騎士団長、新米騎士ごときに敵うものか」
女騎士「……それでも勝つ。それが私の役目だ」
第三団長「くだらん。あの世で後悔するがいい」
傭兵「……さて、それじゃあ始めようか」
勇者「ああ。アンタとの共闘はこれが2回目だな。頼んだぜ」
魔王「こしゃくな虫けらどもめ……よかろう。ここで貴様らを滅ぼし、この世界を魔に染め上げられた混沌の地へと作り変えるのだ!」
勇者「前にてめえを倒した時も言ったはずだぜ。そんなのはてめえ一人でごっこ遊びでやってろよ」チャッ
傭兵「俺もそんな世界はごめんだな。兵士は戦う場所と勝ち取る勝利があってこそだ」
魔王「愚か者どもめ、消し去ってくれるわ!」バチバチバチ……!
勇者「……ブースト!」ギュイイン
傭兵「その魔法は?」
勇者「肉体強化魔法だ。一番グレードの低いやつだけど、元がでかいから強化率も半端ないぜ」
傭兵「なぜ俺との戦いでそれを使わなかった」
勇者「人間相手なんだ、人間のポテンシャルで戦わないとアンフェアだろ?」
傭兵「戦いにフェアもアンフェアもないとは思うが、そういう考えの持ち主で助かったようだな。後衛は任せろ」
勇者「ああ、頼むぜ」
魔王「ぬああああっ!!」
バヂヂヂヂヂ!
勇者「おっと!」タッ
傭兵「ふっ!」タッ
勇者「おらああああっ!」ギュンッ
魔王「ぬうっ!」
勇者「でやああああっ!!」ブウンッ
ガギイイン!
魔王「ふんっ……!」
勇者「まだまだぁっ!!」タッ
ギィン!ギィン!ギィン!
傭兵(なんて早さだ、残像までできるほどだ)
勇者「だあああっ!」ブウンッ
魔王「甘いわ!」バヂヂッ
傭兵「させん!」ズダダダダダッ
魔王「ぬうっ!」ギギギギギギンッ
勇者「そこっ!」ズバッ
魔王「ぐああっ!こしゃくな……!」
傭兵「食らえ!」ドヒュッ
魔王「食らってたまるか!」バッ!
ヂヂヂヂヂヂッ!
傭兵(なんだあれは、見えない壁でもあるのか!?)
魔王「はあっ!」グイッ!
ギュンッ!
勇者「うわっ!?あぶねっ!」ヒョイッ
ズドオオォン!
傭兵(なんてやつだ、グレネード弾を止めた上に自分の攻撃に利用するとは……どうやら隙を突いた攻撃でないと、
あの障壁に防がれるようだな)
勇者「やりやがったな!ライトニング!」
バシュウウッ!
魔王「ぬおおっ!おのれ、好き勝手やりおって!むうううううんっ!!」
ズゴゴゴゴゴゴ!
傭兵「何だ!?」
魔王「むああああああっ!!」
ズゴオオオオン!
勇者「わああああっ!」ブワアアッ
傭兵「うおおおおっ!」ブワアアッ
魔王「虫けらどもが……!これ以上好きにできると思うな!」
傭兵(なんて衝撃だ……どれほどの力を持っているというんだ!)
女騎士「うああっ!」ズザアッ
第三団長「小娘が。その程度でわしを倒そうなど……」
女騎士「くっ!」チャキッ
第三団長「おっと」スッ
ダン!ダン!
第三団長「いかんな、貴重な弾をそんなふうに無駄撃ちしては」
女騎士(悔しいがその通りだ……確実にやつに当てる方法を考えなければ……傭兵殿なら、どうやって……)
第三団長「さて……そろそろ終わりだ!」ブンッ
女騎士「くっ!」ギインッ
(違う、傭兵殿ならじゃない!私にできる戦い方を、私の戦い方を見つけるんだ……!)
第三団長「ふんっ!」グッ!
女騎士「うあああっ!」
第三団長「非力だな、所詮は女よ!」
女騎士(女……そうだ、私は男よりも非力だ……でも、それならそれなりの戦い方がある!)
お色気大作戦か
女騎士「たああっ!」グッ!
第三団長「おっと!?まだそんな力を残していたか」
女騎士「……こい!これで最後だ!」
第三団長「真っ向勝負か、よかろう。後悔するがいい」
女騎士「……」
第三団長「うおおおっ!」ダッ
女騎士「だあっ!」ブンッ
第三団長「ぬるい!その程度!」ガギンッ
女騎士「ここだ!」チャキッ
第三団長「何!?」
女騎士「この距離ならかわせまい……!」
第三団長「お……」
ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!
第三団長「ぐうううっ!」
女騎士「そこだああっ!」
ドスッ!
第三団長「ぐ……おお……」
女騎士「……最後にいいことを教えてやる。男だ女だと性別で差ができていると思い込んでいる時点で、お前は兵士に向いていない。
私が女だからと、みくびったのは失敗だったな」
ドオオオオオオン!
傭兵「ぐはあっ!」ズザザザ
勇者「くっそ……駄目だ、いくら向こうが本調子じゃないとはいえ、二人だけじゃ攻め手に欠ける……」
魔王「ククク……やはり仲間がいなければ、貴様とて我には敵わんようだな」
勇者「……なあおっさん、ちょっと頼みがある」
傭兵「なんだ?」
勇者「あんたのあの爆弾撃つやつ、あれどうにか当ててくれ。そうしたら俺が必殺剣を当てる隙もできるだろ」
傭兵「必殺剣?それがお前の隠し玉とやらか?」
勇者「ああ。最後の切り札ってやつだな。よほど隙がないと当てられないし、一回使うと俺も結構疲れちまうからうかつには撃てないんだが……
あれなら、やつに当たればそれなりの隙ができるはずだ」
傭兵「……分かった。どうにかやってみよう」
勇者「頼む。決まればやつに決定打を浴びせられる。外したら多分ばてたとこを狙われて終わりだ。頼んだぜ」
魔王「こそこそと……いい加減終わらせてやろう!」バヂヂヂッ!
勇者「っと!頼んだぜ、おっさん!」
傭兵「ああ。おおおっ!」ズダダダダダダ!
魔王「ふん!そんなもの!」ギギギギギギギギン!
傭兵(防がれてもいい、やつに近づくきっかけを作るんだ!)
勇者「ライトニング!」バシュウウッ!
魔王「ぬうっ!」
傭兵(ここだ!)
「うおおっ!」ズダダダダダダ!
魔王「ぐうっ!?おのれ……」
傭兵「ぬああああっ!」ダッ!
魔王「させん!」ヂヂヂヂヂヂッ
傭兵「うぉおおおおおっ!」サッ!
魔王「ええい……!」
勇者「インパクト!」ギュオオッ!
魔王「ぐっ!き、貴様ら……!」
傭兵「当たれええええええっ!」ドヒュッ!
魔王「うおおっ……!?」
ズドオオォン!
魔王「ぐ、ぐはっ……」
勇者「今だ!必殺剣!」キュイイイン!
魔王「し、しまっ……」
勇者「ラアァァイジング……」カアアアァァァァ……
魔王「う、うおおおおおっ!!」
勇者「ブレイイイイィィィィィッブ!!」
ギュウイイイイイイイッ!
バシイイイイイイイイン!!
魔王「……ぐ、ぐはっ……」
勇者「っは、はあっ……よ、よっしゃ、これで……」
魔王「ぐうううっ……ま、まだだ……例えこの肉体が滅びても、我は消えはしないだろう……」
勇者「なんだと……?」
魔王「また別の肉体を乗っ取り、力を蓄え……今度こそ必ずや貴様らを……」
傭兵「だったら、殺さずに封じればいい話だ」ジャキッ!
魔王「なんだと……何を……」
ドヒュッ!
ズドムッ!
魔王「ぐはあっ!」
勇者「なんだ?さっきと同じやつなのに爆発しない?どうなってるんだ?」
魔王「……ぬ、ヌウウゥゥゥアアアアアアァァァァァ!!!な、なんだこれはあああああっ!!」
勇者「な、なんだ!?」
魔王「ま、魔力が……我が魔力がアアアアアアアアッ!!馬鹿な、貴様、何をしたアアアアアアッ!!」
>>440
> 勇者「ラアァァイジング……」カアアアァァァァ……
何恥ずかしがってんだよ
傭兵「本来、対勇者用に作ってもらったものだが……こんな形で役に立つとはな」
勇者「何だよ、一体どういうことだよ?」
傭兵「今撃った特殊弾頭には、爆薬の代わりに魔力を吸い取る性質を持った石が入っている。
命中すると内部から石が体に食い込み、標的の魔力を吸い取り魔力の使用を完全に封じる」
魔王「ば、馬鹿な、そんなことが、我がそんなものでエエエエエエエエエエ!!」ガリガリガリガリ
傭兵「取ろうとしても無駄だ。体に深く食い込み、正しい処置をしないとそう簡単には取れないよう出来ている」
魔王「ぬ、ヌアアアアアッ!ち、力が入らんッ!どんどん力が失われてゆくウウウウウウウ……」ガリガリガリ
傭兵「……これでこいつは完全に無力化した。後は頼んだ、あんたらならこいつを永遠に閉じ込める方法でも知っているだろう」
勇者「ああ。……ってかアンタ、あんな恐ろしいモンを俺に撃つつもりだったのかよ……」
傭兵「よほど追い詰められたときの保険としてだ。当たらなければ意味はないし、一発しか持っていなかった。
あんたと相打ちで終わって本当によかった」
勇者「……ああ、同感だ」
うわ、もう3時間も書いてたのか 鐘が鳴って気付いた
女騎士「傭兵殿、やったのですか」
傭兵「ああ。これで元凶は潰えた」
皇子「父上……どうか安らかに……」
傭兵「そんなことを言っている場合じゃない。すぐに向こうへの使者の手配をしてこい」
皇子「ああ、分かっている。宰相、ついてきてくれ」
宰相「は、はい……正直、まだこの状況が信じられませんが……」
世話役「それじゃ、今度こそ本当に平和になるんですか!?」
傭兵「ああ。お前も元の仕事に戻れるな」
世話役「やったーっ!ボス最高ーー!」
勇者「ははっ、元気な子だな……俺はもうヘトヘトだよ」
傭兵「俺もだ。しばらくゆっくり休みたい気分だ……」
(そして……その後はお払い箱、だな)
――こうして戦争を利用し、両国の滅亡を狙った魔王は潰え、機械帝国と魔法王国は和平条約を結ぶに至った。
最終的な戦況から機械帝国の勝利という形で結ばれた条約だが、魔法王国への要求はほぼ形式だけの金額の賠償金支払いのみとなった。
それから、しばらくの時が流れ――
騎士団長「本当によくやってくれたな」
傭兵「そうでもないさ。勇者がいなければ、魔王を倒すことはできなかった」
騎士団長「勇者か……今はまだこちらに滞在しているのだったか」
傭兵「ああ。帝都に来たおかげで転移魔法で飛んでこれるようになったとかで、昔の旅の仲間の一人と観光を楽しんでいるらしい。
その勇者から聞いた話だが、どうやら魔王関係の話は大体がけりがついたらしい」
騎士団長「魔王を封印する方法が見つかったと?」
傭兵「ああ。国境の渓谷の奥底に、厳重に封印を施しておいたらしい。これでもう魔王が復活することがないとのことだ。
そして、その魔王の使った異世界の人間の召喚技術も解明できたらしい」
騎士団長「ということは……」
傭兵「……ああ。俺の帰る方法が見つかった、ということだ」
騎士団長「……どうするのかね?」
傭兵「帰るのかどうかということか?」
騎士団長「ああ。君が帰ってしまうのは名残惜しいが……何せ、君はこの国の英雄なのだ」
傭兵「よしてくれ。俺は英雄だと祭り上げられるのは好きじゃない」
騎士団長「やはり帰ってしまうのか?」
傭兵「……俺は……」
召喚師「えっと、それじゃあ門を開きますね」
勇者「ああ、頼むよ召喚師」
召喚師「……勇者君が久しぶりに訪ねてくれたから、ちょっと期待したのに……これだけの用事だなんて……ぐすん」
勇者「ん?どうした?」
召喚師「い、いえ、なんでもないです。それじゃ……」
女騎士「……本当に、帰ってしまわれるのですね」
傭兵「ああ。俺には帰るべき世界、戻るべき戦場がある」
世話役「ううううっ……!せっかく、念願の専属の世話役になれたのに、主人がいなくなったんじゃ……」
傭兵「お前なら、きっと俺よりいい主人に出会えるさ。お前は見かけによらず優秀だからな」
世話役「み、見かけによらずは余計です!……でも、ありがとうございます……」
女騎士「……本当に、ありがとうございました」
傭兵「お前は、これからも騎士を続けるのか」
女騎士「ええ。あなたのおかげで、私は自分の行くべき道を見つけることが出来ました。本当に感謝しています」
傭兵「……頑張れよ。お前はもう、十分にやっていけるはずだ」
女騎士「……はい!」
騎士団長「……本当にありがとう。君がどれだけ否定しても、君はこの世界の英雄だ」
傭兵「……あんたがそう思うならそれでいい。俺がこうしていられるのもあんたのおかげだ」
騎士団長「そんなことはないさ。戻っても、元気でやってくれよ」
傭兵「ああ。じゃあな」
勇者「いやー、ホントすごい人だよ、おっさんは」
傭兵「……前から言おうと思っていたが、俺はまだ30代だ。おっさんと呼ばれる年じゃない」
勇者「ま、いいじゃねえか。俺、アンタのこと忘れないぜ」
傭兵「そうか。俺もお前は強敵としてずっと覚えておこう」
勇者「おう。そんじゃ、元気でな」
……ギュオオオオオン!
召喚師「開きました!いつでもいけます!」
傭兵「……みんな……じゃあな」
女騎士「……よ、傭兵殿!私は……」
バシュウウウウウウウン!
たまに和田アキ子や勝俣、出川主人公の書いているよ
まあ面白くないからアホな信者はつかないけども
・
・
・
テント
??「……おい、いい加減起きろって」
傭兵「……う……」
傭兵仲間「お前にしちゃ随分とお寝坊だな。どうした、眠れなかったのか?」
傭兵「ここは……俺はずっと眠っていたのか?」
傭兵仲間「ああ。いつもより起きるのが遅いから心配したぜ」
傭兵「……今日は何日だ?」
傭兵仲間「おいおい、今日は○月×日だぜ。どうしたんだよいきなり」
傭兵(俺があの世界に来た次の日……夢、だったのか?)
傭兵仲間「ってかどうしたんだよお前、その傷」
傭兵「傷?」
傭兵仲間「ほら、額に跡が残ってるだろ。昨日まではそんな傷なかったろ?」
傭兵(……!)スラッ
傭兵仲間「おいおい、どうしたんだよいきなりナイフなんか抜いて」
傭兵「……夢じゃない」
傭兵仲間「え?」
傭兵(夢じゃなかった……俺は確かに、あの世界に飛ばされて、あの戦争を戦った……)
ID:UE24uQ+pOを見てたら
うーん…
物書きとしてゆるせないんだが
何この幼稚な文章
このコピペが頭をよぎった
・聞いてもないのに「○○が頭をよぎった」「○○ちゃんでイメージ」とかいうレス
――いくらかの時が流れ
傭兵仲間A「それでさ、こいつったらファンタジックな世界で魔法使い相手に戦争やってきたって言うんだぜ?」
傭兵仲間B「おいおい、どうしたんだよ?お前そんな妄想語るクチじゃなかったろ?」
傭兵「信じられないなら別にいい。俺にとって真実であればそれでいい」
傭兵仲間A「……やれやれ」ハァ
傭兵仲間B「お前も変わったなあ……」
傭兵「……それより、そろそろ行くぞ。次の戦場が待っている」スクッ
傭兵仲間A「ハイハイ。そんじゃ、行きますか……」スクッ
――あの世界で過ごした日々は、確かに俺の胸に焼き付いている。剣と魔法の飛び交う戦場、たくさんの仲間や強敵……
今日も俺は俺のいるべき世界で戦い続ける。あの世界で手に入れた、いくつもの思い出を胸に――
完
ひとまず帰還ルート終了
残留ルートは昼飯食ってきた後で
>>467みたいなレスしちゃうようなやつがレス乞食とか言ってるのが笑える
お前も似たようなもんだって気付け
>>478
それ俺に言ってるんだとしたらちょっと意味取り違えてないか
ただいま
そんじゃ残留ルート行きます
・
・
・
傭兵「……う……」
世話役「あ、ボス!おはようございます!」
傭兵「ん、ああ」
世話役「ちょっと待っててくださいね、すぐ朝ごはん作ってきますから」
傭兵「ああ、頼む」
世話役「♪~」
傭兵(この世界に残ることを決めてからしばらく経つが……随分のどかな生活を過ごしてしまっているな。
魔物討伐に出かけることもあるが、ほとんどがガセネタばかり……)
世話役「出来ましたよ~、ボス。……ボス?」
傭兵(……そろそろ、ここを離れる時なのかもしれん)
中庭
騎士団長「ここを離れたい?」
傭兵「ああ。どうも魔王を倒し戦争が終わってから、平和に慣れきってしまいそうな気がしてな」
騎士団長「何を言う、平和なのはいいことじゃないか」
傭兵「まあな。だが、俺にはやはり戦場が必要なようだ」
騎士団長「それで旅に出ると?」
傭兵「ああ。俺はまだこの世界の全てを知っているわけではないしな。どこかこことは違う国にでも行って、
新しい仕事でも見つけるさ」
騎士団長「そうか……できれば英雄である君には、この国にずっといて欲しかったが。君はここで燻っているような男ではないのだということか」
傭兵「だから、英雄扱いはよしてくれ。まあ、そういうわけだから明後日にでもここを発とうと思う」
騎士団長「そうか。皆残念がるだろうが……君の決めたことだ、仕方ない。必要なものがあったら言ってくれ、出来る限り揃えさせよう」
傭兵「ああ、頼んだ」
出発の日
騎士団長「それでは、元気でな」
傭兵「ああ。今までありがとう」
女騎士「傭兵殿……」
傭兵「お前も、元気でやれよ」
女騎士「……あの、傭兵殿!私も一緒に……」
傭兵「お前はこの国の騎士だろう。お前はここでお前の戦いをしろ」
女騎士「でも……」
傭兵「お前には守りたいものがあるんだろう。だったらお前はここにいるべきだ。
お前ならもう、立派にやっていけるさ」
女騎士「傭兵殿……」
傭兵「何、これが今生の別れってわけでもない。この世界にいる限り、いつかまた会うこともあるさ」
女騎士「……分かりました。では、またいずれ会える日を楽しみにしています」
傭兵「ああ。その時は立派なお前の姿を見れるのを期待している」
女騎士「では……お元気で」
傭兵「ああ。じゃあな……また会おう」ザッ……
・
・
・
傭兵「さて、それじゃあどちらに向かうか……」
……おーい!
傭兵「……ん?」
世話役「ボスーーーーっ!」
傭兵「お前は……!見送りに来ていないと思ったら、どうしたんだその荷物は?」
世話役「はっ、はっ……わ、わたしもついていきます。わたし、ボスの世話役ですから」
傭兵「なんだと?馬鹿を言うな。すぐに戻れ」
世話役「い、嫌です!せっかく見つけた主人なんですから!」
傭兵「お前な……そんなもの、俺以外のやつをまた新しく見つければいいだろう」
世話役「そんなの駄目です!わたしの主人は、ボス一人だけなんですから!」
傭兵「……やれやれ。勝手にしろ」
世話役「!やったーーーっ!」
傭兵(全く……妙な連れができちまったな)
世話役「それで、どっちに行くんですか?」
傭兵「そうだな……とりあえず、東にでも向かうか。なんとなく、懐かしい風景が見れるような気がする」
世話役「分かりました!それじゃ、出発しんこーーっ!!」
傭兵(どうやら、退屈はせずに済みそうだ……)
――この後、各地を渡り歩く妙な格好をした腕利きの傭兵とお付きの少女の噂があちこちでまことしやかに流れるようになるのだが、
それはまた別の話。
完
…というわけで、異世界に迷い込んだ傭兵の物語はこれにておしまいです。
ここまで付き合ってくれた皆、本当にありがとう。
余計なこともいっぱいしちゃったけど、楽しかったよ。
なんか聞きたいことあったらどうぞ
乙した
傭兵と女騎士と世話役で3pをするのを密かに期待してた
全部よんだけど戦闘シーンが擬音だらけで意味不明だな
乙
楽しかったよ!別の話も見たいな。また気が向いたら書いてくれ!
女騎士ともっとイチャイチャすんのが見たかったが脳内保管しとくわ
分岐するってネタバレしてたけどな
乙
質問コーナー頭おかしいとしか思えないようなことやり始めたときはどうなる事かと思ったが
しかしまああれだね、いくつか書かれてたけどホント余計なこと色々言っちゃったね…反省しないと
よく周りから余計なこと言うなって怒られるし、直さなきゃとは思うんだけど…
>>536
傭兵は出来るだけ女っ気ないようにしたからねえ…イチャイチャはさせる気なかったな ごめんね
また質問コーナーやるんですか
>>545
…だめ?
>>547
きめえ馴れ合いになるのは目に見えてるからやめろつってんだよ糞構ってちゃんが
折角面白いSSだったのにこれ以上萎えるような事するなよ
帰還√の女戦士が最後に何か言いかけてたのは何の意味があったのかとか聞いてもいい?
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