音無「椎名マジキュウウウウウウウウウウウウウウウウウウト!!!」(723)

椎名「あさはかなり…///」

音無「クソっ…何なんだよこの影達は!」

日向「いくら倒してもきりがないな」

直井「音無さん!後ろです!」

音無「何っ!?」

影に背後から攻撃されそうになった

音無「くっ…あ。あれ?」

音無は顔を上げると影は消えて椎名が立っていた

音無「た、助けてくれたのか?」

椎名「100人だ」

音無「何が?」

椎名「100人、戦力が増えたと思え」

音無「…え?」

椎名「わからないのか?」

音無「…ああ、お前が来てくれて助かったよ椎名」

音無「早くこの影達を全部倒すぞ!」

日向・直井「おお!」

音無「クソ…こいつら数がどんどん増えてるんじゃないか?」

日向「おい、音無ここは逃げるぞ!」タッタッタッ

直井「そうです音無さん!これ以上こいつらの相手をしても無駄です」タッタッタッ

音無「そうだな、ここは一旦退こう」

椎名「…っ!」

音無「椎名!?」

日向「おい、音無!急に止まってどうしたんだよ」

音無「椎名が負傷したみたいだ」

日向「何?」

音無「俺は椎名を助けに行く!お前らは先に逃げててくれ」

直井「お、音無さん!待ってください!僕も行きます!」

音無「来なくていい!俺一人で大丈夫だ!俺も後でそっちに行くから先に行ってろ!」

直井「音無さん…」

音無「椎名!大丈夫か!?」

椎名「不覚…」

倒れている椎名を見るとぬいぐるみを抱きかかえていた

音無「お前…」

音無「とにかくここは危険だ、一緒に逃げるぞ!」

音無は椎名を抱きかかえて日向達の逃げた方に走った

音無「クソッ…こいつら!」

しかし、目の前に影が現れ前に進めなかった

音無「仕方ない、こっちだ!」

音無は椎名を抱きかかえたまま日向が逃げた方とは別の方に逃げた

体育館倉庫

音無「鍵を閉めてっと…ふぅ、ここまで来れば流石に大丈夫だろ」

椎名「何故私を助けた」

音無「何故って、そりゃ負傷して倒れている仲間を放っておけるかよ」

椎名「まさかお前に助けられることになるとはな…不覚」

音無「そういうお前こそ、何で負傷なんかしたんだよ。俺はお前が負傷しているのは初めて見た気がするが」

椎名「目の前にぬいぐるみが落ちていてな、影に踏みつけられそうになってたそれをかばって飛び出したところをやられてしまった」

音無「…それって、その影を倒した後ぬいぐるみを拾えばよかったんじゃないか?」

椎名「…なっ!?」

音無(考えてもなかったみたいな顔してるな…アホだ)

音無「椎名って本当に可愛いものに弱いんだな」

椎名「何故か無意識のうちに体が勝手に動いてしまうのだ」

音無「意外に可愛いところがあるんだな」

椎名「……」

音無「……」

椎名「……」

音無「……」

椎名「……」

音無(ヤバい、何か話さないと…でも何を?)

音無(どうする…>>17

視姦

じーっ

椎名「…何を見ているのだ?」

音無「あ、いや…特に…」

音無(椎名ってよく見ると結構美人だしスタイルもいいよな…)

椎名「……」

音無(そんなにマジマジと見る機会はなかったが…見てみると中々…)

音無「……」

音無(何故ヘソを出しているんだ?エロいぞ…じゃなくて寒くないのか?それにそのスカート、どうなってるんだ?くっ…中が見えそうで見えない)

椎名「気になるのか?」

音無(ああ、それはもちろん…って)

音無「何で俺の心の中が読めるんだよ!」

椎名「ずっと私の方を見ていたからそう思っただけだ」

音無「そ、そんなわけないだろ!」

椎名「今、自分で気になると認めていたではないか」

音無「それはっ…」

音無「俺だって男だから多少は…」

椎名「ほう、ならば覗いて見るか?」

音無「な、何言ってるんだよ!覗くわけないだろ?」

椎名「でも、気になるのだろ?」

音無「そ、それは…まぁ、椎名がどんなのを穿いてるんだろうと…って、何を言ってるんだ俺は!変態か!」

椎名「誰も穿いてるとは言ってないぞ」

音無「…へ?穿いてないの!?マジで!?」

椎名「中を確認してみるまでわからないな、それは」

音無「またまたそんな変なこと言って~本当は穿いてるんでしょ?」

椎名「私は穿いてるとは一言も言ってないぞ?」

音無「…穿いてないとも言ってないよな」

椎名「そうだな」

音無「……」ゴクリ

音無(クソッ…何なんだよこいつ!穿いてるとか穿いてないとか…気になって今夜眠れなくなりそうじゃないか!)

椎名「中を覗いてみるまではわからないな」

音無(気になる…凄く気になるから覗きたい…あ、でも)

音無「そんな、覗き込むなんて出来ないよ。だって椎名は俺なんかより全然強いじゃないか、だから覗き込もうとした瞬間殺される」

椎名「しかし今の私は負傷している、お前がもし本気で襲ってきたとしたら私は勝てないかもしれない」

音無「なるほど、確かに…」

音無(って、なに納得してるんだ俺は!?)

音無(というかさっきから椎名の様子がおかしいぞ、椎名ってこんな奴だったっけ?あんま会話したことがなかったからどういう奴かってのははっきり言えないが)

椎名「これはチャンスだぞ、何を迷っているのだ?気になるのだろう?」

音無(確かに椎名が負傷していて二人きりの状態なんて滅多にないチャンスだ、だがこれは罠だ…明らかに誘われている、しかし椎名のスカートの中が気になってしょうがないのもまた事実)

椎名「覗くのか、それとも覗かないのか」

音無(どうする、俺は…>>43

覗く
布があったら除く

音無「じゃあ覗かせてもらうぞ!」

椎名「フッ、来い変態小僧!」

音無「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

音無(椎名の言う通り、椎名は今怪我している…だから俺が強引に覗き込めばイケる!)

椎名「…あさはかなり」

音無「グフォッ!?」バタッ

音無は椎名にぶっ殺された

音無「…はっ!?ここは…」

椎名「目が覚めたか?」

音無「お前、よくも俺を騙しやがったな!」

椎名「騙した?何の話だ」

音無「お前負傷してても俺より全然強いじゃねーか!」

椎名「当たり前だ、負傷しているとはいえ私が負けるわけがなかろう?それに私は勝てないかもしれないとはいったが勝てないとは言ってはないぞ」

音無「うっ…」

音無「そ、それにスカートの中を覗き込んでもいいようなことを言ってたじゃないか!なのに覗かせてくれないとはどういうことだ!」

音無(あー俺何言ってるんだろう…どうしようもない変態発言してるな)

椎名「何を言っているのだ、覗いてみるか?と聞いただけで覗き込んでもいいなどとは一言も言ってないぞ」

音無「そんなの知らねーよ!どうしてくれるんだよ、俺は椎名のせいでスカートの中が気になって今夜眠れないんだぞ!?」

音無(最低だー俺マジ最低なこと言ってる…)

音無「畜生、騙しやがって…よくも俺のピュアな心を…」

椎名「だから私は騙してなどいない、試したのだ」

音無「試した?」

椎名「このような場所で女子と二人きりになったときにその女子を襲うかどうか、どうやら襲う方だったらしいな…相手は誰でもいいのか」

音無「いやいや、あれは違う!俺は絶対に誰かを襲ったりなんてしないし、あれは椎名が誘ったからだろ!」

椎名「スカートの中を覗こうとしてきた人間が言っても説得力がないな、それに誘われたら誰でもいいのか」

音無「ううっ…ひ、卑怯だぞ!」

椎名「何がだ?」

音無「……」

椎名「で、どうする?」

音無「何がだよ」

椎名「私のスカートの中が気になって眠れないのだろう?覗き込まなくていいのか?ちなみに私は傷がもう癒えたが」

音無「覗かねーよ!それに負傷してても勝てないのに回復した椎名に俺が勝てるわけないだろう…ハァッ」

椎名「…そうか、残念だ」

音無「何が残念なんだよ」

椎名「次は覗き込ませてやろうかと思ったのだが」

音無「…な、何?」

音無「またそういうこと言って俺をハメようとしてるんだろ?わかってるんだからな」

椎名「……」

音無「もうその手には乗らな…」ドテッ

椎名は足払いをして音無をこかした

音無「いてっ…ちょ、何しやがる!?また俺を殺そうとしてるのか!?」

椎名「いいからそのままじっとして上を見ろ」

音無「そのままじっとして上を見ろって……はっ」

椎名は倒れている音無の顔を跨いで立った

音無「こ、これは…」

椎名「どうだ?」

音無「キュートなのを穿いてるんだな…というかまさか、本当に中を見せてくれると思わなかったぜ」

椎名「どの道見せてやるつもりだったのだ、これでもう今夜は眠れそうか?」

音無「ああ、いい夢見るぜ…」

椎名「それはよかったな、おやすみ変態小僧」グギッ

音無「ギャ――――――――!!!」

音無は顔を椎名に足で挟まれ首を折られて死んだ

音無「…はっ!?椎名、お前!」

椎名「どうした?良い夢は見れたか?」

音無「見えるわけねーだろ!眠ったんじゃなくて死んだんだぞ俺は!」

椎名「そうなのか?」

音無「…ったく、もう…」

椎名「……」

音無「…その、椎名?」

椎名「何だ?」

音無「いや、俺もっと椎名のことが知りたいなって思ったんだ…」

椎名「今度はヘソより上が気になって眠れないと」

音無「そんなこと言ってねーよ!」

音無「そうじゃなくて…」

椎名「私のスリーサイズか?」

音無「ちげーよ!あ、いや…それは確かに気になる…というか知りたいかも」

椎名「残念ながらはかった事はない」

音無「そ、そうか…それは残念だ。じゃなくて…!」

椎名「まさか、私のスカートの中だけでなく下着の中も気になって今夜は眠れないというのか?」

音無「そうそう、お前の下着の中がどうなってるのか気になりすぎて絶対眠れねえ…じゃなくて、んなこと聞いてねーよ!変態か俺は!」

椎名「む、変態ではないのか?さっきは私のスカートの中を覗き込もうと必死だったではないか」

音無「それは…まぁ、その…はい、俺は変態ですすみませんでした」

音無「俺が知りたいのは椎名の過去だ」

椎名「私の過去?」

音無「ああ、椎名が生きていた頃の記憶。他の奴は知ってるのかもしれないが俺は知らないからな…教えて欲しい」

椎名「私の過去は…」

>>68

くノ一

椎名「私はくノ一だったのだ」

音無「知ってるよそんなこと」

椎名「何!?何故知っている?」

音無「そんなの見りゃ誰でもわかるだろ」

椎名「正体がバレてしまった…」

音無「隠してるつもりだったのか?バレバレだよ」

椎名「……」

椎名「だが甘いな、ただのくノ一ではない」

音無「どんなくノ一なんだよ」

椎名「学生兼くノ一だったのだ」

音無「…そうか」

音無「ところでさ、椎名は何かやりたいこととかあるのか?」

椎名「やりたいこと?特にないな」

音無「…は?」

椎名「何故そんなことを聞く」

音無「それは…」

音無「ほら、椎名も俺達同じで何か後悔とか心残りがあってここにきたんじゃないのかなって思って…」

椎名「私に未練や後悔はない」

音無「…は?じゃ、じゃあ何でお前はこの世界にいるんだよ!」

椎名「それは私が聞きたいことだ、目が覚めるとこの世界に来ていた」

音無「いや、おかしいだろ絶対!何かないとこの世界に来るはずは…」

椎名「だからないと言っている」

音無(こいつ、まさかイレギュラーな存在だったのか…?)

音無「…いやいや、ありえない。絶対に何かあるはずだ…そうだ、椎名は自分がどうやって死んだのか覚えているか?」

椎名「覚えてないな」

音無「いや、覚えていろよ!」

音無(というか椎名が死にそうなことってなんだ?思いつかん…)

音無「例えば交通事故とか…いや、椎名は自動車より早く動けそうだからな…というか自動車と戦って勝ちそうだな…」ブツブツ

椎名「何を一人でブツブツ言っているのだ」

音無「椎名の弱点、可愛いもの…そう、それだ!」

椎名「むぅ?」

音無「椎名は生きている時に可愛い子犬とかヌイグルミとかを庇おうとして亡くなったんじゃないか?」

椎名「そんなマヌケな死に方をするか」

音無「ヌイグルミを庇って影にやられそうになっていた人がそれを言うか」

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期待age

椎名「やられそうになってなどいない、負傷はしたがそれぐらいで私は負けない」

音無「そうか?」

椎名「さっき返り討ちにされたことを忘れたか?」

音無「うっ…」

音無「あ、そうだ…可愛い子犬を助けようとしたが助けられず目の前で亡くなって、それが心残りでここに来たとか」

椎名「助けられなかった記憶がないな」

音無「じゃあ2話のように勘違いして助けて死んでしまったことに後悔してとか」

椎名「ないな」

音無「え、何で?だって見間違えただけで死んでしまうんだぜ?嫌だろ」

椎名「自分でとった行動だ、後悔するわけがないだろ?自分で選んだことだろう」

音無「何この人、かっこいいんだけど」

音無「だーっ!わかんねーよ!」

椎名「さっきから何なのだ?」

音無「何でお前はこの世界にいるんだよ!」

椎名「それは私が聞きたいことだと言っただろう」

音無(椎名のやりたいこともわからなければどう死んだのかもさっぱりだ)

音無「もしかして椎名の死因って…」

>>97

kskst

音無「うんこもらしたから…とか?」

椎名「何を言っているのかわかっているのか?」

音無「そうだよな、違うよな…」

音無(ダメだ、椎名を消滅させる方法が全く分からん)

椎名「…しかし」

音無「どうした?」

椎名「お前と一緒にいると多く喋ってしまう」

音無「…言われてみると、今日はよく喋ってるな椎名。何か変なものでも食べたのか?」

椎名「…いや」

椎名「私は全ての力において、私はお前を遥かに凌いでいる」

音無「何だいきなり」

椎名「集中力も歴然たる差を見せ付けてやった」

音無「あの箒か…」

椎名「お前だけでなく他の男でも私以上の力を持ったものはいなかった」

音無「椎名以上の奴なんていたら化け物か何かだな」

椎名「だから生きていた頃の私は男のことなど眼中になかった」

音無「そうかよ…」

椎名「だがこの世界に来て私は初めて男に気をかけた」

音無「まさか…俺?」

椎名「そうだ」

椎名「全ての力において私より劣っているお前にだ!」

音無「酷い言われようだな」

椎名「最初は対抗意識でお前のことを考えて集中力で天と地の差を見せ付けてやった」

音無「もうわかったから」

椎名「しかし、その後も何故かお前のことばかり考えるようになっていた」

音無「…へ?」

椎名「さっき私が負傷した時に私を抱きかかえて運んでくれただろう」

音無「あ、ああ」

椎名「もし、あれが他の男だったら私に触れた時点で八つ裂きにしていたところだ」

音無「こええよ!そんなことすんなよ!」

椎名「お前だからしなかったのだぞ…その」

音無「ん?」

椎名「ありがとう」

音無「…あ、ありがとう?」

椎名「ああ、言ってなかったからな…助けてもらったお礼だ」

音無「椎名の口からそんな言葉が出るなんて…」

椎名「何だ?どこかおかしかったか?」

音無「あ、いや…どう、いたしまして」

椎名「私は誰かに抱きかかえられたことは今までなかった」

音無「そうなのか?」

椎名「ああ、誰かにスカートを覗かせたこともな」

音無「あ、あれはっ…その…」

椎名「もし他の男だったら気になって眠れなかろうがぶっ殺していたところだ」

音無「おい、俺は首の骨をおられて殺されたぞ」

音無「というかさっきから気になっていたんだが何で俺ならいいんだ?」

椎名「わからないのか?」

音無「ああ」

椎名「私はお前のことが好きだからだ」

音無「…へ?今何て…・?」

椎名「私はお前を愛している」

音無「…え、ええええええええええええええええええええええ!!!!」

音無「ま、マジで言っているのか…?」

椎名「ああ、マジだ…私の目を見ろ」

音無「うっ…」

椎名「嘘をついてる目に見えるか?」

音無「椎名はいつだって嘘をついているようには見えないぞ…」

椎名「その通りだ…改めて言おう、私はお前のことが好きだ」

音無「え、あ…いや、その…えと」

椎名「どうした?もしかして嫌だったか?」

音無「あ、いや…別に嫌ではなくて、その…むしろ嬉しいというか…」ゴニョゴニョ

椎名「私の言葉でドギマギするとは、可愛いな小僧」

椎名「私はあの日からお前を監視するようになった」

音無「そうなのか?全然見られていることに気づかなかったぞ」

椎名「くノ一だからな」

音無「そうか、くノ一だから気配を消してたんだな…」

椎名「ずっとお前を見続けてきた、だからお前のことはよく知っている」

音無「へぇ、どれくらい俺を見続けてきたんだ?」

椎名「私がお前に敗北した日から今までずっとだ」

音無「…いつどんな時も?一度も休まず?」

椎名「当たり前だ」

音無「当たり前だじゃねーよ!こええよ!ストーカーかよ!変態かお前は!」

椎名「変態だ」

音無「そ、そうか変態か…」

椎名「お前もそうだろう?変態小僧」

音無「俺はちが…」

椎名「まさか私のスカートの中を覗いておいて違うとは言わないだろうな」

音無「あれは椎名が…」

椎名「私のスカートの中が気になって眠れないといっていたのは誰だ?」

音無「そ、それは…」

椎名「このことを他の人にチクることも出来るんだぞ」

音無「チクりたければチクればいいじゃないか、俺が後で他の人に誤解だと言って回って…」

椎名「他の人はどちらを信用するかな?」

音無「…すみません、俺は変態ですだから許してください」

椎名「話していなかったが私は今身体が熱い」

音無「熱でもあるんじゃないか?ああ、熱があるから今のお前はいつもと違ってどこかおかしいのか」

椎名「身体が熱い原因はお前だ」

音無「…は?それってどういう…」

椎名「さっきお前に抱きかかえられた時に触られた場所が抱きかかえられた時からずっと熱い」

音無「いや、待てよ!変な言い方するなよ!それじゃあ俺が椎名を抱きかかえた時にその、イケナイ部分を触ったように聞こえるじゃないか…」

音無「…そういえば、俺は椎名を抱きかかえた時にどこを持ったのかあまり覚えていないな…殺されたせいか記憶が少し飛んでる」

椎名「ならばもう一度私を抱きかかえてみるか?」

椎名「そうすればどこに触れたか思い出せるかもしれんぞ」

音無「またそうやって俺を殺す気なんだろ」

椎名「私はお前に抱きかかえて、もっと触れて欲しい」

音無「ま、また殺されるのは簡便だから…断る」

椎名「お前は私を抱きかかえたくはないのか…」

音無「いや、俺は椎名を抱きかかえたくないわけじゃなくて…抱きかかえていいのなら、そりゃ抱きかかえたいけど」ゴニョゴニョ

椎名は音無の手を握った

音無「椎名…?」

椎名「実は私も気になることがあるんだ」

音無「な、何だ?」

椎名「それはお前が私のことをどう思ってるかということだ…」

音無「どうって…」

音無(そ、そんな頬を染めながら俺の方をじっと見つめてくるなよ…)

椎名「答えてくれ」

音無「えと、その…」

椎名「それが気になってしょうがないのだ、今夜眠れる自信がない」

音無「椎名…」

椎名「このままでは眠れずまたお前の監視をしてしまう」

音無「それはやめてくれ」

椎名「私はお前が気になって眠れないと言ったから覗かせてやっただろう」

音無「うっ…」

椎名「なら今度はお前が私の質問に答える番ではないのか?」

音無「……」

椎名「…それにな、私はさっきはお前にスカートの中を覗かせてやったがな…お前のためならもっと凄いことをしてもいいのだぞ」

音無「す、すす凄いことって…ナニ…!?」チラチラ

音無は椎名の顔や胸、へそや太もも等をチラチラ見回した

椎名「お前が今考えたことだ」

音無「……」ゴクリ

椎名「何故だろうな、私はお前になら何をされてもいい…」

音無「な、ナニをされても…」

音無(そりゃ、椎名はスタイル良いし…エロい身体してるからやりたいことなんていくらでも、って何考えてるんだ俺は!)

椎名「お前のしたいようにしてくれてかまわないぞ」

音無「だから俺の心の中を読むなよ!」

椎名「我慢し過ぎるのは体に毒だ」

音無「が、我慢なんて別に…」

椎名「たまってるものを全部出してくれ、私が受け止める」

音無「……」ゴクリ

http://www.uproda.net/down/uproda298415.jpg
この前買ったABのアンソロ本の最初のカラーページ

音無(お、落ち着け…これは間違いなく罠だ…)

音無「ま、また俺をそうやって誘って…騙そうとしているんだろう…!あ、いや…試してるんだな!?」

椎名「私は騙そうとしてもないし試してもいない、私の目を見ろ」

音無「うっ…」

音無(綺麗な瞳をしているな…吸い込まれそうだぜ…)

椎名「私は本気だ」

>>151
                    ./:;:;:;::;;::; :;:;:;:/
                    /´`ー─:;:;:;:;:;:/
                   /`ンー-、:;;:;:;::;:|    ト、      ,イ|
                  ,イ/  q q`ヾh    | LY´ ̄ ̄`7/ !

                      ,jイリ' rェzjゞ _,,,,jカ}    | | ``ー‐'"´; |  麻呂のスタンド『ガゾークレー』は
                 リ^j゙',  "´V'''''~jミi!    l |        ', |  スデに『ZIP』を『要求』している…
                 トレ' ,'  ‐-、,, /ソ'     V       _} !
                 ヾト、   `` ,゙/       {「::i!;ヽ ,ィ;;i!:7 |
                 /j  ヾ:;;;;;;:.:,イ´        l ゞ=''゙; ;ゞ='',' |
                , イ〈    .:;;;;;:.:/     _ _」 ',     ,' i!
               ,イ  ヽ ー-─/´ト、  ,r'´子タ ト、 ‐=- /:.!L,.-──- 、
         _,.-‐''´ \ヽー -- 、_/ `ヽ/。 。 。  _」;;:ヽ __,ィ ,r'´  ,r''"´ ̄`フ\
     ,r─''"´       `──∥∥─''´ゝノ   ,rュ_」7,イj!;:;:;:;:;::.:.:,ノ, イ7′  , '´/7rェヽ
    / i;;;;;;;|               / ̄,/q /ハ レ'ヾヾ\;;:;:.:.:: .: . ./´ー==イ、, 弋夲/i
    ! |;;;;;;|              /  ,イl   L_」l  レ'´     _ノ二ニヽ  ヾヽ  `¨7
    | ゙i;;;;;|              ハ__ノ^|」 o o oト、/  ,.-‐'"´\  _」」_」_」、  /
    ,〉、 ゙i;;;;、           ノ-、/, イ:; ̄ ̄`¨`Y;:,r'"´二ニヽ,.-‐''"´`ヽ   ヽi| /
   ,ハ \ト;;、          /ー-/  / .:.:    _,リ´   ̄`\\   ヽ  \  ,j!,イ
   / iヽ  ハ        ;r'ー=,/  /  .:.:  _/        / ゙i\   `,   !/.:;:;!
  ,/  ! \,! ト、      ,r'´  ̄i  i  / ̄         /  |  !   i /   /

椎名「だから聞かせてくれ、お前が私のことをどう思っているのかを…いや、お前ではないな。音無結弦」

音無「な、何で俺のフルネーム知ってるんだよ」

椎名「言っただろう、私はお前のことは何でも知っている」

音無「マジかよ…」

椎名「だから結弦、教えてくれ」

音無「な、名前で俺のことを呼ぶのかよ」

椎名「むっ、ダメなのか?ふむ、確かに私だけが名前を呼ぶのもあれだ…ならばこれからは私のことも名前で呼んでくれ」

音無「俺はお前の名前を知らない」

椎名「むぅっ…結弦は3話の名簿を見ていなかったのか?私の名前は枝里だ」

音無「そ、そうなんだ…へぇ」

椎名「さぁ、私のことを名前で呼んでくれ結弦」

音無「え、ええ!?」

椎名「お願いだ、結弦」

音無「…え、枝里」

音無(って、流されて本当に呼んじまった)

椎名「私のことを名前で呼んでくれたな…嬉しいぞ」

音無「じゃなくて椎名!」

椎名「何故呼び方を戻した」

音無「今のは間違えて呼んじまっただけだよ!」

椎名「まぁいい、いい加減私のことをどう思っているのか教えてくれないか?気になって眠れないではないか…」

音無「そ、それは…」

椎名「……」

椎名は音無の胸に飛び込んだ

音無「ちょ、椎名!?」

音無(急に飛び込んでくるなんて、椎名の胸が…椎名の胸が…!やっぱり結構大きいんだな…)チラチラ

椎名「気になるのか…?」

音無「べ、別に気になったりなんか…」

椎名「ガン見してるではないか」

音無「それは…」

椎名「気になるのか?なら見たいのなら服の上からではなく脱いで見せてもいいぞ?」

音無「…へ?」

椎名「もし触りたいのであれば触っても構わない…結弦になら」

音無「……」ゴクリ

音無(ハァッ…ハァッ…クソッ、また椎名に誘われてる…手を出したらどうせぶっ殺されるんだぞ!堪えろ、堪えるんだ俺)

椎名「今私は凄くドキドキしている、こんなことは今まで経験したことがなかった」

音無「…へ?」

椎名「…結弦、私は結弦のことが好きだ。結弦のことが好きで好きでたまらない」

音無「椎名…?」

椎名「…私は生きていた間も含め今までこんなに人のことを想ったことがなかった、だからその人が私のことをどう思っているのか気になってしょうがないのだ」

音無「椎名…」

わっふる

椎名「だから教えてくれ結弦、本当は私のことをどう思っているのかを…頼む」

音無(そんな頬を染めながら真剣な顔でこっちをガン見してくるなよ…)

音無「ちょ、ちょっと時間が欲しいんだが…」

椎名「私は待つのが嫌いだ」

音無「ぐっ…」

音無(やるしかないってのかよ…逃げようとしても逃げ場なんてないし、逃げたところで追いつかれるだろう)

音無(というか外に逃げて影が現れたら俺は間違いなくやられる…答えるしかない)

音無(でも実際俺は椎名のことをどう思っているんだ…?)

音無(思えば、俺ってそこまで女性のことを考えたり気になったことがなかった気がする…俺はホモだったのか…いやいや)

音無(って、もしかして俺も椎名と同じで女性のことを気にかけたのはこれが初めてってことか…?)ゴクリ

まだか

音無(さっきも純粋に椎名のことが知りたいなと思ってしまったし…もしかして俺も椎名のことが…)

音無(いや、待て…冷静になれ…)チラチラ

音無は椎名の全身を見回した

音無(くノ一、長髪、美形、ボンキュッボン、身長高め、へそ出し、スカートの中が見えそうで見えない…いや、見たがというより見せられたが)

音無(今まで経験でわかったことは基本無口、あさはかなりしか言わない、可愛いものに弱くて実はバカ、だが戦いの時はすぐに駆けつけて助けてくれる)

音無(今日分かったこと、ヌイグルミを守ろうとして負傷する間抜け、抱きかかえてみたが意外に軽かった気がする、意外にペラペラ喋る(?)…そしてストーカー兼変態だったってこと)

音無(ん…?なんかスゲー良い匂いがするな…椎名からか?ヤバい、鼻を擦り付けてクンカクンカしたくなってきた)

音無(結果、好きな要素しかないじゃねーか!そうか、俺は椎名のことが好きだったのか…気づかなかった)

音無(好きだったのならもう迷うことはないな)

音無「椎名、俺…」

椎名「ああ」

音無(言え、言ってしまえ!)

音無「俺も椎名のことがす、す…」

音無(いや、待てよ…)

音無「……」

椎名「…どうした?結弦」

音無(まさか、椎名がこの世界にきた理由って…恋なのか?)

音無(確か椎名は言ってたが、生きていた頃は男のことなど眼中になかったがこの世界に来て初めて男を気にかけたと)

音無(本人は気づいてなかったのかもしれないが、実は心のどこかで誰か男の人と恋をして告白して付き合いたいと思っていたんじゃないのか?)

音無(しかし、自分が強すぎて周りの男に興味が持てなかったんじゃ…それで死んでこの世界にきた)

音無(で、偶然俺が2話で最後まで生き残ったからそれで俺に興味を持って…)

音無(もし本当にそうだとしたら…俺が答えたら、椎名は…消えるのか?)

音無「……」

椎名「急に黙り込んでどうしたのだ?結弦」

音無(ダメだ、答えたら消えるかもしれない…俺はまだ椎名に消えて欲しくはない、戦力的な意味ではなく俺が椎名のことが好きだから…)

音無(好きだったってことに気づいたのにすぐ消えられるのは嫌だ、もっと一緒にいたい)

音無(でも俺は皆を消滅させようとしてるんじゃないのか?そうだ、椎名のことを考えるのなら答えるべきだ)

音無(でも、俺は…どうすれば…)

>>200

スカトロ羞恥プレイ

音無(そうだ、俺はまだ椎名とやりたいことがあるんだ…こんなところで消えられてたまるか)

音無「椎名、そんなことより俺とスカトロ羞恥プレイをしよう!」

椎名「先に答えろ、どれだけ私が待っていると思っているんだ」ドゴッ

音無「ズガドロ゙ッ!」

音無は椎名にぶっ殺された

音無「…はっ!?」

椎名「目が覚めたか?スカトロ小僧」

音無「お前!また俺を殺しやがったな!?何回俺をぶっ殺せば気が済むんだ!」

椎名「そんなことより、漏らしているぞ」

音無「…は?」

椎名「大きい方を」

音無「そ、そんなわけないだろ…何言って…」

椎名「まさか、自らスカトロ羞恥プレイをするとはな…とんだスカトロマニアだ」

音無「え、マジ?マジで!?どこ?どこに漏らしてるんだよ俺は!?」

椎名「何を必死になっているんだ、冗談に決まっているだろう。常識的に考えて死体が漏らすわけないだろう」

音無「……」

音無「よくも俺を騙しやがったな!」

椎名「私は騙していない、お前が勝手に勘違いしていただけだ。それに自分でもそんなわけがないと言っていたではないか」

音無「ぐっ…」

椎名「そんなことより、さっきの答えをまだ聞いてないわけだが…」

音無「あっ…」

音無「……」

椎名「答えたくないか…」

音無(いや、答えてしまったらお前が…)

椎名「…それともそれが答え、なのか」

椎名「つまり、結弦は私のことが好きではない…本当は嫌っていたのだな…」

音無「いや、そんなことは…」

椎名「無理はしなくていい、それと…気安く結弦などと下の名前で呼んで嫌な思いをさせてしまい、すまなかった」

音無「ど、どこに行くんだ…」

椎名は音無から離れ、体育倉庫の外に出ようとした

椎名「私が一緒にいるとお前にとって迷惑だろう、それにもう時間もここに来てから大分経った。影達はもういなくなっているのかもしれん」

音無「あ、ちょ…」

音無(ダメだ、行かせたら…呼び止めろ、俺が椎名と二人きりでいるなんて滅多にないことなんだぞ…もうこんなチャンスはないんだぞ)

椎名は扉の鍵を開けた、そして外に出ようと扉を開けようとした時に小さく呟いた

椎名「…まさか、初めての告白が失敗するとはな…初恋は実らないと聞いていたが…」グスッ

音無は椎名の目からかすかに涙が流れているのが見えた

音無「・・・っ、椎名!」ガシッ

音無は走って椎名のところに行き手を握った

椎名「なっ…ど、どうしたのだ?急に」

音無(消えるからなんだってんだよ、だからって大切な仲間を、好きな人を悲しませていいのか…!?)

音無(いけない、そんなことをしたら絶対に…だから)

音無「お、俺は…!」

音無(そうだ、言え…これは例えここで椎名が消えることになったとしても、今ここで言わなかったらきっと一生後悔することになる…だから言え!)

音無「俺は…俺も枝里のことが好きなんだ!」

音無(言った…ついに言ってしまった…)

音無(椎名は、消えてしまったんだろうか…怖いな、出来れば見たくないかも…だけど)

目をゆっくりと開けた

音無「…あ、あれ?」

椎名は普通に目の前に立っていた

椎名「い、今のは言い間違えではないな…?」

音無「え、あ…ああ」

椎名「私のことを、枝里って呼んだのは…」

音無「あっ…ああ、言い間違えでも呼び間違えでもないぞ」

椎名「わ、私も…もう一度お前のことを名前で呼んでもいいか?」

音無「え?あ、ああ…」

椎名「…結弦」

音無「…枝里」

椎名「…結弦!」

椎名は音無に飛びついた

椎名「私は嬉しいぞ、まさか結弦と両想いだったなんて…」

音無「ああ」

椎名「最初、反応がなかった時はもうダメだったのだと諦めていたぞ…初めて告白だったが失敗したんだと」

音無「俺も…」

椎名「俺も…何だ?」

音無「あ、いや…何でもない。俺も椎名に告白されるまで両想いだとは思ってなかったから嬉しいぞ」

椎名「…私が消える思っていたのか?」

音無「…え?」

椎名「もし自分が答えてしまったら、私が消えてしまうんじゃないかと…」

音無「な、何でそれを知っているんだよ!」

椎名「言っただろう、私はお前のことは何でも知っているのだと…他の人をこの世界から消そうとしているのだろう?」

音無「そのことも知ってたのか…」

椎名「酷いな、私を消そうとするとは…」

音無「あ、いや…俺はお前に消えて欲しくなかったんだよ、だから消えてなかったから安心したというか嬉しかったというか」

音無「つかやっぱりお前がこの世界にきたのは恋が出来なかったからなのか?」

椎名「そうなんだろうか、自分ではわからないがしてみたいなと思ったことはあった、諦めていたが」

音無「何で諦めていたんだ?」

椎名「言っただろう、私は生きている頃は男など眼中になかったと」

音無「ああ…」

椎名「今まであった男で全ての力において私を遥かに凌いでいる男はいなかった…だから興味が沸かなかったのだ」

音無「男女関係なくお前にそう勝てる奴なんていねーだろ」

椎名「だが、私は結弦のことが好きだ」

音無「枝里…」

椎名「結弦は全ての力において私より劣っているが結弦のことが大好きだ!」

音無「あ、ああ…」

椎名「結弦、私ももう一度聞かせて欲しい」

音無「何を?」

椎名「さっき言ってくれた答えを・・・」

音無「え、ああ・・・」

音無(さっきは勢いで言ってしまったが、いざ言ってくれと言われると何か恥ずかしいな・・・でも)

音無「枝里、俺はお前のことが好きだ」

椎名「・・・ああ」

音無「俺は枝里のことを誰よりも愛している」

椎名「・・・ああ、もっと頼む」

音無(こいつ、本当に幸せそうな顔をしやがって・・・可愛いなぁもう・・・)

音無「スカートの中が気になって眠れそうになかった俺に覗かせてくれた変態な枝里が大好きだ」

椎名「・・・ああ」

音無「俺は今まで女性のことを想った事がなかった・・・ヌイグルミを守って死に掛けてたマヌケな枝里を、毎日どこからか俺を監視しているストーカーな枝里が好きで好きで仕方ない」

椎名「だから私は死にかけていないといっただろう、間抜けではない。それに私はストーカーではない、お前を監視するのはお前のことをよく知るためだ。というか結弦はホモだったのか?」

音無「そこは・・・ああって言わないんだな、というか俺はホモじゃねーよ!」

音無「というか、椎名はどうしたら成仏するんだ?」

椎名「やはり私を消したいのか…」

音無「あ、いや別に消したいんじゃなくて…だって、お前は男に恋して告白して付き合えたらそれでいいんじゃなかったのか?」

椎名「そうだな」

音無「…てか、男に恋して告白して付きあうのがやりたかったことって…意外に可愛いな、椎名って乙女だったのか…」

椎名「知らなかったのか?私は乙女だぞ」

音無「ま、マジで?」

椎名「そうだ、くノ一兼学生兼乙女だ」

残ってた嬉しい保守

保守

椎名「それに告白が成功しただけ消えるわけがないだろう」

音無「どういうことだ?」

椎名「成功してもそこで消えたらそれだけで終わるではないか、まだ付き合って二人で何もしてない」

音無「…そうだな」

椎名「私は結弦としたいことが沢山ある、それが終わるまで消えられないな」

音無「沢山って…」

椎名「結弦は私としたいことは何もないのか…」

音無「いや、そんなことはない…俺も枝里としたいことは山ほどあるぞ!」

椎名「それが全部終わったら私も成仏して消えることが出来るだろう」

音無(ま、マジか…成仏するまでにどれくらいかかるんだ?)

椎名「そうだな、例えば私は結弦とデートをしたい」

音無「デート?」

(夜まで残ってますように・・・)

音無(デートか…それは確かにしてみたいな)

椎名「手を繋いだり、腕を組んだりして…」

音無「ああ」

椎名「一緒にお出かけをして街を歩いたり、ショッピングしたり、映画館や公園や動物園やゲーセンやカラオケ等に行ったりして…」

音無「そうだな」

音無(椎名のデートって普通なんだな…意外だ)

椎名「…最終的には」

音無「最終的には?」

椎名「殺し合う」

音無「何でだよ!?絶対おかしいだろ最後!」

椎名「何故おかしいのだ?私はまだ結弦と本気で戦ったことがない、だから戦ってみたいのだが」

音無「そんなもん戦わなくても結果が見えてるだろ!俺はここでお前に何回ぶっ殺されたんだと思ってるんだ」

椎名「むぅっ…では手の指に物を乗せ落ちないようにバランスをとって、どちらが先に物を落とすか勝負しないか?」

音無「それも勝てる気がしねーよ」

椎名「ちなみに敗者は切腹だ」

音無「無理だ」

椎名「では一緒に可愛いヌイグルミをしゃがんで一緒に眺めないか?」

音無「それなら、いいけど…最終的にっていうからもっと別のことを期待していたが…」ゴニョゴニョ

椎名「別のこととは何だ?」

音無「…へ?ああ、えっと…」

椎名「「結弦は私と何がしたかったのだ?」

音無「そ、それは…」

音無「そうだ、俺とデートしよう枝里!」

音無(とにかく椎名のやりたいことに付き合ってやらないと椎名は成仏できないし…)

椎名「この影がウロウロしている世界でか?」

音無「あっ…」

椎名「私と一緒にいれば影にやられることはないだろうが、危険ではないか?」

音無「そうだな…」

椎名「それに今ここで私が消えたら戦力的に困るだろう」

音無「……」

椎名「安心しろ、私は影が消えていなくなるまではこの世界にいるつもりだ」

音無「……」

椎名「…どうしても、今私を成仏させたいのだったら私もやりたいことがある」

音無「何だ?」

椎名「私は結弦と愛を求め合いたい」

音無「…へ?」

椎名「そうすれば恐らく私を一発で成仏できるだろう」

音無(つまり俺が椎名とナニすればいいのか…)

音無「椎名…」

音無(…ちょっと待て、また誘われているぞ)

音無(このまま手を出したら俺は椎名にまたぶっ殺されるんじゃないか…)

音無「いや、それは俺達にはまだ早いと思うんだ…」

椎名「私はまだ処女だ」

音無「……」ピクッ

椎名「結弦もまだ童貞なんだろう?」

音無「そ、そうだがそれがどうした」

椎名「お互い初めてということだな」

音無「……」ピクッ

音無(冷静になれ…明らかに誘われているぞ、これは死亡フラグだ…)

椎名「…結弦、私を抱きしめてくれないか?」

音無「え、何で…?」

椎名「結弦は私を抱きしめたくないのか…」

音無「あ、いや…そうではないけど」

音無(抱きしめたくないわけがないだろ、ハグハグしたくてたまらないに決まっているだろ…でも手を出したら間違いなくぶっ殺される・・・)

音無(でも抱きしめたい、しかし抱きしめようとしたらぶっ殺されるかもしれない…どうする…)

>>311

抱きしめてまさぐる

音無(抱きしめてまさぐるか…でも、怖いな…)

音無(…どうせ殺されたとしてもまた生き返るんだし、やってみるか…)

音無は椎名に近づいた

音無(でもやっぱりこええよ…ええい、覚悟を決めろ!)

音無は目を瞑りながら、ゆっくり椎名の腰に手を回した

音無(やった、やってしまった・・・!ぶっ殺されるのか、俺…?)ビクビクッ

音無(…あ、あれ?殺されていない…?)

音無は目を開けた

椎名「何を怯えているのだ」

音無「え?」

椎名「まさか私にぶっ殺されるとでも思っていたのか?」

音無「そりゃ、手を出そうとする度に死んでるからな俺は」

音無(しかし、死ぬ気でやればなんとか出来るもんなんだな…)

椎名「殺されると思いながらも抱きしめにくるとは…結弦はドMなのか?」

音無「Mじゃねーよ!」

椎名「そうか、結弦は私にぶっ殺されることを期待していたのか…ということは私は期待を裏切ってしまったことになるな」

椎名「期待を裏切るわけにはいかないから望み通りぶっ殺してやろう」

音無「ひぃっ…!?」ビクッ

椎名「何を怯えている、冗談に決まっているだろう」

音無「……」

椎名「それより、もっとしっかり抱きしめてくれ」

音無「え?ああ…」

音無は椎名を強く抱きしめた

椎名「あっ…」

音無「す、すまん!力入れすぎたか…」

椎名「いや、大丈夫だ」

音無(変な声を出すなよ…ちょ、ちょっと興奮してきたぜ…)

音無(椎名っていい匂いするよな…)クンカクンカ

椎名「結弦は匂いフェチだったのか」

音無「毎回思うが何でお前は俺の心の中が読めるんだ…」

椎名「今クンカクンカしていたではないか」

音無「俺は無意識のうちに匂いを嗅いでいたのか…」

椎名「…もっとクンカクンカしたいのならしてもいいぞ」

音無「…じゃあお言葉に甘えて」クンカクンカ

音無(ハァッ…いい、俺の鼻の中が椎名の甘い香りに支配されて…)

音無「……」

椎名「もうクンカクンカしないのか」

音無「いや、これ以上クンカクンカすると幸せすぎて成仏してしまいそうだったから」

椎名「・・・…」

音無(近くでまじまじと見るとやっぱり椎名は可愛くて綺麗だな)

音無「枝里、お前にどうしても言いたいことがあるんだ」

椎名「…なんだ?」

音無「椎名マジキュウウウウウウウウウウウウウウウウウウト!!!」

スレタイようやくキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!

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>>338
高速で保存した

椎名「……」

音無(あれ…反応がない…)

音無「枝里…?」

椎名「…結弦にそういってもらえて私は嬉しいぞ」

音無(良かった、反応してくれた…)

椎名「…だが」

音無「ん?」

椎名「人の台詞をパクるな」

音無「す、すません」

椎名「あさはかなり…///」

音無「枝里、俺はお前の全身をまさぐりたい」

椎名「ああ」

音無「いいか?」

椎名「何を今更聞いているんだ、私は結弦になら何をされても構わないと言っただろう…したいようにしてくれ」

                   __________
                   __________
                         ( Д )グシャ
                         [(っ_ノ
                        || ||U"U||
                          ||
                          ll
                         , i li

        ∧,,∧              rl |h   (⌒,,ノ^ ドドドド
        ( TωT)             rl |h  ( .(⌒
       [(っ!_o)_          l,|  | ヾ(  ,::)::. ::.)
       |\ \三∧,,∧.           |\ \三∧,,∧
       || || ̄ (`・ω・)           || || Σ(・Д・)
            ||  [(っ!_o)_         ||( [(っ!_o)_
           |\ \三∧,,∧.           |\ \三∧,,∧
           || || ̄ (`-ω-)           || || ̄ (`・ω・)
                ||  [(っ!_o)_         ||  [(っ!_o)_
               |\ \三\ \         |\ \三\ \
               || || ̄ ̄ ̄ ̄||        || || ̄ ̄ ̄ ̄||


い~つもひ~と~り~で あ~るいて~た~

魔の時間帯

保守

音無「では…」

椎名「…さっき言っていたスカトロ羞恥プレイも、結弦がどうしてもして欲しいのなら…するぞ」

音無「え、ああ…それは後で」

音無(今は先に椎名の身体をまさぐりたいからな…)

音無(まずどこからいこうか…胸か、尻か、腋か、へそか、膝裏か…ハァハァ)

音無はさわさわしようとした

椎名「…ちょっと待って欲しい」

音無「…え?」

音無(何で止めるんだ?ここに来てまさかの拒否か…?)

音無「も、もしかして嫌なのか…?」

椎名「嫌ではない…だが」

音無(まだ心の準備が出来ていないとかか…?)

椎名「その前に私は結弦にお願いがある…」

音無(優しくしてくれってことか…)

椎名「私と、キスして欲しい…」

あさはか保守

音無「キス?」

椎名「ああ、先に私とキスしてもらえないか?」

音無「あ、ああ…」

椎名「その後は結弦自由に好きなようにしてくれて構わない…」

音無「わかった」

音無(先に椎名とキスか…)

椎名「その、お前からして欲しい…」

音無「あ、ああ」

椎名「結弦は誰かとキスしたこと、あるのか?」

音無「あるわけないだろ」

椎名「したことないのか…フッ」

音無「…え?」

音無「な、何だよ…なんで今笑ったんだ?まさか、椎名は誰かとしたことがあるのか?」

椎名「したことあると思うか?」

音無「え、え…あるの?あるの?」

音無(マジで…?)

椎名「したことはない、私も初めてだ」

音無「……」

音無「じゃあ。するぞ」

音無は椎名を抱き寄せた

椎名「…ああ、来い」

椎名は頬を染めながら目を閉じた

音無(ヤベ…なんか、緊張してきた…)ドキドキ

音無(でも早くしないと、椎名は待つのが嫌いだと言ってたし…ええい、もう!さよなら、俺と椎名のファーストキス!)

音無「枝里、愛してるぞ」

椎名「私もだ、結弦」

そう言って音無は顔を近づけて、椎名の唇に自分の唇を重ねようとした…

>>385
畜生!

音無「うっ…」

椎名「んっ…」

ガラガラッ

ゆり「音無君いる!?」

日向「いたら返事してくれ!」

直井「音無さん、助けに来ましたよ!」







……………






( ´゚д゚)´゚д゚)´゚д゚)´゚д゚)´゚д゚)


( ゚д゚ )

            ___
          ./    \
          .| ^   ^ |
          | .>ノ(、_, )ヽ、.|
         __! ! -=ニ=- ノ!_

       .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   ,. -‐ '|                      |
  / :::::::::::|    あまり              |__
  / :::::::::::::|                   rニ-─`、
. / : :::::::::::::|             私を  `┬─‐ .j
〈:::::::::,-─┴-、                  |二ニ イ
. | ::/ .-─┬⊃                 |`iー"|
.レ ヘ.  .ニニ|_____________|rー''"|
〈 :::::\_ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::::: /::::::::::::|



                 /  \
           /   ノ(  \
           | ^ ⌒ ^ |   
           | .>ノ(、_, )ヽ、.|    <怒らせない方がいい

             ! ! -=ニ=- ノ!
   | ̄ ̄ ̄〉,ァ''" \`ニニ´/゙ア´ ̄`/ ̄ ̄ ̄ ̄|
   |     `r´、、__ l ! ィ彡,ャァ'" ,,..,,、\     |
 ,-┴-、 あ〈.,, ``''ヽ,,,  ''"´   ゙''ヾミ,r/.く     |__
/ .-┬⊃  <    ,;,, ;;; ,,;;       ,fr::<,   rニ-─`、
! ;;ニ|    /    ';;;;;;;;;;;'      ,!;V:.:ノ     `┬─‐ j
\_|    <    ':;;;;;:'      ,;;/;;:.:/:〈 私を   |二ニ ノ
   |    <    人__,,,;;;;;ノ/N/:/:.<     |`ー"
   |__/:ト-―テ" ⌒ `ヾj ::;;;;}/:.:.:∠____|

        l   ' -:十:‐' ゙l,  〃:.:.:/:.リ      ビ リ!

音無「お、お前ら…どうしてここに…?」

ゆり「音無君を探しに来たんだけど…お邪魔だったかしら」

日向「おい音無、何でお前椎名と抱き合ってるんだよ…それに今、キ…キスしようとしてなかったか?」

音無「な、何言ってるんだよ…俺は枝里とはまだ何も…」

直井「枝里…?」

ゆり「椎名さんの下の名前よ確か」

直井「なん、だと…」

日向「椎名っちの下の名前なんだ、知らなかったぜ…というか、お前と椎名っちって下の名前を呼び合うほど仲良かったか?」

音無「あっ、えと…」

直井「そうですよ!僕には下の名前で呼んでくれないのにどうしてですかぁ!?」

音無「いや、俺お前の下の名前知らねーし」

日向「今まで二人で、ここで何をしていたんだ…」ゴクリ

音無「そ、それは…」チラッ

音無は椎名の方をみた

椎名「…あさはかなり」

音無「枝里、じゃなくて椎名…?」

椎名「とうっ!」ドゴッ

音無「ギャフッ!?」

椎名は音無を壁の方にぶっ飛ばした

音無「なっ、椎名…!?」

椎名「気安く私の名前を呼ぶでない、変態が」

日向「ど、どういうことだ…?」

直井「おい、何をしている貴様!よくも音無さんを…」

ゆり「何があったの?」

椎名「私と二人きりになったのを良いことに、小僧が必死になって私に何度も襲い掛かってきてな。その度に私はその相手をしてぶっ飛ばしていたのだ」

音無「ちょ、何言って…」

日向「そ、そうだったのか…音無、お前がそういう奴だとは思わなかったぜ」

直井「音無さん!どういうことですか!?」

音無「ち、違う!椎名、お前…さっきまでお前は俺のことをs」

椎名「何をことだ」

音無「まさか、お前…俺を騙してたのか?あれは演技だったのか?」

椎名「私はくノ一だと言っただろ?」

音無「クソッ…ハメられたぜ、信じてたのに…しかも俺を三回も殺しやがって」

日向「お前、三回も殺されてもまだ椎名に襲い掛かってたのか?凄い執念だぜ…」

音無「あ、いや…俺は」

日向「そんなにたまってムラムラしてたのか音無…だが相手が悪いぜ、椎名っちに襲い掛かって勝てるわけがないだろう…」

日向「でも三回殺されてるのにまだ懲りずに挑むって、お前はどうしても椎名っちのボディとヤリたかったのか…」

音無「だ、だから違うと…」

直井「音無さん酷いです!なんで、僕じゃダメなんですか!?」

音無「お前は何を言っているんだ」

天使「本当なの…結弦?」ゴゴゴゴゴゴ

音無「か、奏!?」

天使「どういうこと…?」ゴゴゴゴゴゴ

音無「いや。これは誤解なんだ!だから…」

天使「ハンドソニック…」ゴゴゴゴゴゴ

音無「ちょ!?何でそんな物騒なものを出してるんだよ!やめてくれ、俺はもう死にたくはない」

天使「安心して、この世界の人間は絶対に死なないから…例え死んだとしてもまた復活するわ」

音無「いや、安心なんかできねーよ!だからやめっ…うぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!」





椎名「…フッ」

ゆり「なんか楽しそうね」

ゆり(椎名さんがここまで楽しそうな顔をしているのは初めて見たわ、本当は二人で何をしていたのかしら…)








糸冬

音無「…はっ!?」

音無「お、俺は…!?」

音無「確か奏に殺されてその後は…ん?」チラチラ

音無「あれ、皆は…?誰もいない…」

音無「皆どこにいったんだろう…」

音無は体育倉庫を出た

音無「皆、どこに行ったんだ…」

音無は外をブラブラしていた

音無「というかあれからどれくらい経ったんだ…?」

音無「俺はどれくらい眠っていた…わからない」

音無「そうだ、影は…!」

音無は周りを見たが影はどこにもいなかった

音無「今は現れてないだけなんだろうか…」

日向「おっ、音無―ーーー!!」

直井「音無すゎーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

音無「日向と直井の声が聞こえる…」

音無は声の聞こえてくる方に向くと日向と直井がこっちに向かって走ってきていた

日向「お前、目が覚めたのか?」

直井「音無さん、お目覚めになったんですね!ご無事で何よりです!」

音無「おわっ、直井!俺にくっついてくるなよ!それより、お前らどこに行っていたんだ?」

ゆり「目が覚めたみたいね、おはよう音無君」

音無「おう、ゆりもいたのか…おはよう」

天使「おはよう、結弦」

音無「うっ…奏もいたのか」

天使「私には挨拶はないの?」

音無「お、おはようございます!」

音無「お前らどこにいってたんだよ、目の前に急に消えやがって…」

音無「あ、そうだ!影はどこにいったんだ?今は消えてるだけなのか?」

日向「…は?お前何を言ってるんだ?」

音無「…え?」

ゆり「日向君、音無君は今まで眠ってたのよ」

日向「あ、そうか…そういえばそうだったな」

音無「何だ?どういうことだ?」

直井「音無さん安心してください、もう影は現れませんよ」

音無「え、何でだ?」

日向「そりゃ、ゆりっぺが終わらせてくれたからな」

音無「そう、なのか…?」

日向「でもいいよなお前は。あの一番大変だった時に眠ってたんだからな…影が大量発生してヤバかったんだぜ」

音無「そうなのか…?」

直井「フッ、貴様が無能過ぎてヤバく感じただけだろう」

日向「何ぃ!?お前も大量発生した影を見てガクブルしていたくせに」

直井「見間違いだ、どうやらついに目まで見えなくなってしまったようだな」

日向「いや、誰がどう見てもガクブルしていただろあれは」

音無「ところで、他の皆はどこにいるんだ?」

ゆり「他の皆ならもういないわよ」

音無「…え?」

直井「もうここには僕達しかいませんよ」

音無「皆、どこにいったんだ…?」

日向「成仏したのさ」

音無「そう、か…」

音無「俺の意識がなかった間に色々なことがあったんだな」

ゆり「そりゃあね、音無君は何日眠ってたと思うのよ」

音無「何日だ?」

日向「何日かは数えてないが、結構経ったと思うぜ」

音無「そうか…」

天使「……」

音無「そうだ、椎名は…!?椎名も成仏したのか?」

日向「ああ」

音無「そうか…」

日向「まぁそう落ち込むなって、あっ…そういえば椎名っちはあの時お前を守ってくれたんだぜ!」

音無「え…?」

日向「ほら、音無がくたばって動かなくなっていたじゃないか」

日向「影が大量発生したときに、お前のところにも影がきてお前は影に取り込まれそうになっていたんだぞ?」

日向「だけど椎名っちが現れてお前を守ってくれたんだ、椎名ッちは凄いんだぜ?」

日向「お前を守りながら外の影達も倒していって、あんなの椎名っちしか出来ねーよ」

音無「そうか、椎名が俺を守ってくれたのか…」

直井「僕も音無さんをお守りしようとしたんですよ!?でもあの女に邪魔されて…」

日向「逆だろ、お前が使えなくて邪魔だったから椎名っちに追い出されたんだろう。お荷物が増えるからな」

直井「貴様は黙っていろ、殺すぞ」

天使「結弦もこれから一緒に体育館に行きましょう」

音無「体育館に?何しに行くんだ」

ゆり「卒業式よ」

音無「卒業式?」

日向「ああ、死んだ世界戦線卒業式!俺達もこの世界から卒業して消えるんだぜ」

音無「準備とかもしてあるのか?」

直井「ええ、もう準備は出来てます」

音無「でも何で卒業式を…」

天使「私がやってみたかったから皆にお願いしたの」

音無「奏が?」

ゆり「ええ、奏ちゃんは卒業式をやったことがないらしくてね…で、準備だけしてあなたが目覚めるのを待っていたのよ」

音無「そうなのか…すまん皆」

日向「気にすんなよ、じゃあ皆で一緒に行こうぜ」

皆で体育館に向かった

向かっている途中で、日向が近くに来て小声で話しかけてきた

日向「音無」

音無「何だ?」

日向「お前は多分覚えてないだろうけど、お前がぶっ殺された時の天使、結構ヤバかったんだぜ…」

音無「ヤバかった?」

日向「ああ、もの凄く怒っていたというか…顔を見ても無表情だからわからんがそういうオーラを発していたな」

日向「お前がフルボッコにされてもう意識がないのに怒りが収まらないのか、死体殴りをしたりしててな…あれは天使というより悪魔だったぜ…マジで)

日向「お前が目を覚ますまで結構かかったのは天使がオーバーキルしすぎたからじゃないのか」

音無「奏は相当怒ってたんだな…」

日向「あれ、意外に反応薄いんだな…」

音無「まぁ元々は俺が悪いわけだし、俺は死んでたからその時の記憶がないからな…」

日向「そうだな」

直井「おい貴様。音無さんと何の話をしている?」

日向「何でもねーよ」

日向は音無から離れた

音無「なぁ日向、椎名は…本当に成仏したのか?」

日向「お前本当に椎名のことが大好きなんだな、成仏したよ…そういえば消える前に天使と戦っていたな」

音無「奏でと?そうなのか、奏?」

天使「うん、私と最後に戦いたいと言ってきたから」

音無「戦って、どっちが勝ったんだ?」

天使「決着はつかなかった」

音無「…え?」

天使「決着はつかなかったけど私と戦って満足したのか。私達に別れの言葉を言ってから目の前からいなくなった」

音無「そうなんだ…」

体育館に着いた

音無「あれは…」

ゆり「字は奏ちゃんが書いたのよ」

音無「へぇ…」

ゆり「あと、これ」

ゆりは音無に紙を渡した

音無「これは…?」

ゆり「卒業式で歌う戦歌の歌詞よ」

音無「戦歌?何だそれ?」

ゆり「死んだ世界戦線の歌よ、校歌の代わりみたいなもの」

音無「そんな歌があったのか?俺は今まで知らなかったぞ」

ゆり「奏ちゃんが作ったものよ」

音無「奏が…?でも奏は戦線メンバーじゃなかったんじゃないのか?」

ゆり「細かいことはいいのよ、じゃあ卒業式を始めるわよ」

卒業式


















以下略

卒業式が終わり、奏と別れた後

音無「皆成仏していなくなったし…俺もそろそろ消えるか…」

「……」

音無「…そこの草陰に隠れているんだろ?出てこいよ」

「……」ピクッ

音無の背後の草陰からカサカサと音が鳴った

音無「―――――枝里」

草陰から椎名が現れた

椎名「目が覚めていたのだな…」

音無「どうせ最初から気づいてた癖にわざとらしくそんなこと聞くなよ…俺を常に監視しているんだろ」

椎名「フッ…だが何故私がここに隠れていることがわかった?気配は完全に消していたはずだ」

音無「なんとなく、そこにいる気がしたんだ…」

椎名「全ての力において私より劣っているくせに中々やるな」

音無「まぁな」

椎名「タイミングを見計らって結弦の前に現れて驚かせるつもりだったのだが…不覚」

音無「そんなことしてもしタイミングミスって俺が消えた後だったらどうするんだ」

椎名「私は絶対タイミングを外さんから大丈夫だ」

椎名「しかし何故私がまだこの世界にいることを知ってたんだ?ゆり達から話は聞いていたのだろう」

音無「ああ、俺を助けてくれてたみたいだな…ありがとう」

椎名「私は当たり前のことをしただけだ」

音無「はは、椎名はまだ消えてないとは思ってたよ。だってまだ俺と何もしてないからな」

椎名「そうだな」

音無「じゃあ俺と…」

椎名「結弦、私は…」

音無「…キスするか、枝里」

椎名「ああ」

音無と椎名は抱き合い、キスをした

音無「んっ…」

椎名「…んっ」

トクンッ…トクンッ…

音無は唇を離した

音無「ぷはっ…いったい何分間キスするつもりだよ…」

椎名「永遠にキスするつもりだった、お前と離れたくなかったからな」

音無「ディープじゃなくて普通のキスでか?」

椎名「私は純粋なキスの方が好きだ」

椎名「結弦もわかってくれてたからディープなキスはしなかったのだろう?」

音無「まぁ…」

椎名「…もしかして結弦は私とずっとキスはしたくなかったのか?」

音無「…いや、俺も出来るのならずっとしていたいよ」

音無「でも枝里のやりたいことはキスだけじゃないだろ」

椎名「そうだな…なぁ、結弦」

音無「ん?」

椎名「私はな…今、結弦とキスをして凄くドキドキしているのだ…」

椎名は両手で音無の手をとって自分の胸に持ってきた

椎名「今までこんなにドキドキしたことはなかった…」

椎名「結弦、わかるか?」

トクンッ…トクンッ…

音無「…ああ」

椎名「結弦はどうだ…」

音無「俺は…」

椎名は片手を音無の胸に伸ばし触れた

椎名「結弦も…」

シーンッ…

椎名「あ、あれ…?何も鳴っていない…そんな、私はこんなにドキドキしているというのにお前は全くしてないということか!酷いぞ結弦!」

音無「…俺は心臓がないんだ、生きている時に奏にあげてしまったからな」

椎名「(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !!」

音無「…というかお前は、俺と奏が会話してた時にそこにいたから聞いていただろ?」

椎名「天使と結弦の会話など(∩ ゚д゚)アーアーきこえなーい」

音無「ったく…俺も枝里とキスをして凄くドキドキしているよ…心臓はないけどな」

椎名「知っているぞ」

音無「今、枝里の胸に触れて思ったんだけどさ…」

椎名「何だ?」

音無「…もしかしてノーブラなのか?」

椎名「私はブラをつけてるなんて言ってないぞ」

音無「つけてないとも言ってない、だろ?」

椎名「よくわかったな」

音無「またそれかよ」

椎名「どうした?気になって眠れないのか?」

音無「ああ、もちろん」

椎名「ならば私を脱がせて見てみるか?」

音無「いや、やめておく」

椎名「何故だ?」

音無「楽しみは後にとっておこうと思う」

椎名「そうか…」

音無「なんか残念そうな顔をしているな」

椎名「残念だ」

音無「そんなに俺に脱がさせて見て欲しかったのか?」

椎名「ああ」

音無「枝里って…変態露出狂なのか?」

椎名「私は露出狂ではない」

音無「変態は認めるのか…」

椎名「私も結弦も同じ変態だろう」

音無「でもすぐに福を脱ごうとしたり覗かせようとするよな」

椎名「それはお前が気になって眠れないと言っているからだろう」

音無「まぁ…」

椎名「それに私は結弦でだけでしかこんなことはしない」

椎名「他の人の前では絶対に見せないぞ」

音無「あ、ああ…なんというか、それは嬉しいんだが」

椎名「何か困っているのか?」

音無「お前がよく誘ってくるから、理性を保つために頑張ってるんだ」

椎名「何を無理しているのだ?我慢する必要などないではないか」

音無「え…?」

椎名「そのまま私を襲ってくれ」

音無「」

椎名「私は誘ってるのに中々音無がきてくれないから困ってるのだ、誘うのは得意なんだがな…」

音無「誘うのは得意…?」

椎名「くノ一だからな」

音無「そんな得意そうには見えないが…」

椎名「今まで見た目だけで釣られてくるチョロい男もいた」

音無「枝里は容姿端麗だからな」

椎名「皆容赦なくぶっ殺してきたが」

音無「…手を出さなくて正解だったな」

椎名「でも結弦は別だぞ」

音無「俺も三回ぶっ殺されてるわけだが…」

音無「じゃあ次はデートするか」

椎名「ちょっと待ってくれ」

音無「ん?」

椎名「もう一度私とキスして欲しい」

音無「うっ…」

椎名「どうした?」

音無「今の話をした後だから、誘われてるなと…」

椎名「言っただろう、結弦は別だと」

椎名「さっきはキスしてくれたではないか」

音無「…というかさっきキスしたじゃないか」

椎名「私はもっと、結弦とキスをしたいのだ…」

椎名は音無をハグハグしてキスをした

椎名は唇を離した

音無「…もう、満足したのか?」

椎名「今はな」

音無「今はって…また後でするってことか?」

椎名「もちろんだ」

音無「椎名ってキス魔だったんだな…」

椎名「…自分からキスするのは初めてだったんだぞ」

音無「え?」

椎名「結弦が私を疑ってキスしてくれないから、私から…」モジモジ

音無「あ、す・・・すまん」

音無(な、何もじもじしてんるんだ椎名は…こんな椎名は初めて見た気がする…か、可愛い)

音無「じゃ、じゃあ次はデートするか…」

椎名「…ああ」

椎名は音無と腕を組んだ

音無「椎名はどこに行きたいんだ?」

椎名「結弦に任せる、私は結弦の行きたいところに行きたい」

音無「俺の行きたいところ?そうだな…どこに行こうか」

>>654

大阪城

音無「大阪城に行こう」

椎名「大阪城だと…?城か、城なのか?」

音無「ああ、どうした?城がそんなに良かったのか?」

椎名「私はくノ一だからな」

音無「もしかして枝里は大阪城に行ったことがないのか?」

椎名「ああ、でも聞いたことはある」

音無「そうか、なら行ってみるか」

椎名「うむ」

音無と椎名は大阪城に向かった

数時間後

音無「ところで、大阪城はどこにあるんだ?」

椎名「知らん」

音無「……」

音無「電車やバスが見当たらないかったから歩いて探してみたが。というかここはどこなんだ?」

椎名「わからん」

音無「思えばここが日本かどうかもわからないんだよな、皆日本語ペラペラだけど死後の世界なわけだし…」

椎名「そうだな」

音無「TKも普段はよくわからん英語しゃべってるがごく稀に日本語をしゃべるしな」

音無「もうちょっと探してみるか…」

椎名「これ以上探しても無駄だと思うがな」

音無「何故そう思うんだ?」

椎名「ここから数十キロ先に城らしき建物は見当たらない」

音無「…え?」

音無「な、何でそんなことわかるんだよ!?」

椎名「私は視力がいいからな」

音無「いや、視力良すぎだろ!」

椎名「私はくノ一だからな」

音無「くノ一って言ったらなんでもありだと思うなよ、そんな遠くを見える人間なんて普通いねーよ!」

椎名「ここにいるではないか」

音無「…そうか、枝里って実はアフリカ人だったのか」

椎名「私は日本人だ」

音無「まぁいいや、じゃあ学校に戻るか」

椎名「ああ」

ぐぅ~っ

椎名「…はっ!?」

音無「お腹減ってたのか?」

椎名「実は朝から何も食べてなかったのだ、鳴って気づかれないように気をつけていたのだが…不覚」

音無「別に言ってくれればいいのに、隠す必要なんてないだろ」

音無「近くでコンビニや外食店があればいいんだが、見当たらないからすまんがもう少し我慢してくれ」

音無と椎名は学校に戻った

学食

音無「枝里は何を食うんだ?」

枝里「そうだな、私は>>666にしようと思う」

音無「俺は>>667にするか」

激辛麻婆豆腐

椎名

椎名「私は激辛麻婆豆腐で」

音無「俺は椎名で」

椎名「…何?」ピクッ

音無「あっ…」

椎名「今言ったことは本当か…?」wktk

音無「あ、ああ」

椎名「ついにこの時が来たということか…嬉しいぞ結弦、私はいつでも準備は出来ているぞ」

音無「俺も枝里と同じ激辛麻婆豆腐にするよ」

椎名「……」

音無「でもそれで良かったのか?」

椎名「ああ」

音無「それマジで激辛だぞ?美味しいけど」

椎名「フッ、辛いくらいで私が食べられないわけがないだろう…私は辛さには負けん」

音無「勝ち負けの問題なのか…」

音無「いただきます」

椎名「先手必勝!」

音無「あ、おい!」

椎名は麻婆豆腐を一口食べた

音無「…どうだ?」

椎名「余裕だな、大したことない」モグモグ

音無「マジでか、やっぱりすげーな…枝里は」

椎名「くノ一だからな…ん?」ピクッ

椎名の顔は一気に真っ赤になった

椎名「んんっんんんんんんんんっっっっっっ!!!!」ピクピクッ

椎名はのた打ち回った

音無「おい、本当は辛いんだろ?なら無理して食べなくてもいいんだぜ?」

椎名「くぁwせdrftgyふじこlp」

音無「ヤバい…枝里が壊れた…」

音無「大丈夫か、枝里?」

椎名「???? ??????? ??????? ?????? ??????? ???? ????????」

音無「日本語でおk」

椎名「&#◎??▽$※♂??」ドゴッ

音無「イ゙ェアアアアアアアアアアア」

椎名は心配で近寄ってきた音無に肘打ちをした

椎名「ハァッ…ハァッ…私の勝利だ」

椎名「全然辛くはなかったぞ、結弦」

シーンッ

椎名「…あれ?結弦はどこにいったんだ?」

音無は死んで倒れていた

音無「…はっ!?」

椎名「目が覚めたか?」

音無「お、お前また俺を殺しやがったな!?」

椎名「私は肘うちをしただけだ、それだけで死ぬ貧弱な結弦が悪い」

音無「あれ?俺の麻婆豆腐は…?」

椎名「ああ、私がもらった。結弦が中々起きなくて冷めてしまうからな」

音無「そうか…」

椎名「ここに新しい麻婆豆腐があるから大丈夫だ」

椎名は音無に麻婆豆腐を渡した

椎名「すぐ食べるんだぞ、冷めてしまうからな」パクッ

音無「うっ…」

音無は椎名から引いた

椎名「どうした?」

音無「いや、だってお前さっき一口食べた時のた打ち回って俺に肘打ちしてきたじゃないか」

椎名「私がのた打ち回るわけないだろ?」モグモグ

音無「あれ、平気なのか?」

椎名「もう鳴れた」

音無「凄いな、一口食べただけで鳴れるなんて…」

椎名「当たり前だ。何杯食べたと思ってる」

音無「俺の死んでる間にいったい何杯食べたんだよ…」

椎名「結構美味しかったのでな、ちょうどお腹も空かしてたから沢山食べたのだ」

音無「よく飽きないな…って、顔に麻婆豆腐がついているぞ」

椎名「むぅっ…?」

音無は椎名の顔に触れてついていた麻婆豆腐をとった

椎名「……」

音無「ん?どうした枝里?」

椎名「い、今のは良いな…」ドキドキ

音無「…へ?」

椎名は麻婆豆腐をスプーンで少し救って音無にぶっかけた

音無「ちょ、いきなり何するんだよ!?」

椎名「結弦、顔に麻婆豆腐がついているぞ」

音無「いや、お前がつけたんだろ!」

椎名「いいから、そのままじっとしていろ」

音無「あ?」

椎名は指で音無しの顔についてた麻婆豆腐を拭き取り、指を口の中に入れた

椎名「これは、中々良いものだな…」ペロペロ

音無「…oh」ドキドキ

音無「そうだ枝里、口をあけてくれ」

椎名「何故だ?」

音無「俺が麻婆豆腐を食べさせてやるよ」

椎名「私は食べさせてもらわなくても自分で食べれるぞ」

音無「いいから、俺がはい、あーんと言ったらあーんといって口をあけるんだ」

椎名「わかった」

音無「じゃあ行くぞ…はい、あーん」

椎名「あ、あーん…」パクッ

椎名「……」モグモグ

音無「どうだ?」

椎名「美味しいぞ、というか自分で食べるより結弦に食べさせてもらった方が美味しく感じた」

音無「それは良かった」

椎名「私にもやらせてくれ」

音無「ああ、いいぞ」

椎名「では…はい、あーん」

音無「あーん…」パクッ

音無「……」モグモグ

椎名「ど、どうだ…?」

音無「うん、めっちゃ美味しい…ん?」ピクッ

音無は顔が真っ赤になった

椎名「どうした?」

音無「んひっひーーーーーーーーーーーーっっっっっっ」

音無はのた打ち回った

椎名「だ、大丈夫か結弦!?」

音無「ハァッ…ハァッ」

椎名「私が食べさせてあげたのはそんなに不味かったのか…」

音無「いや、辛すぎてちょっと…」

椎名「辛すぎて?」

音無「ああ、でも美味しかったよ」

椎名「少し辛かった程度でのた打ち回るとは情けないな、結弦」

音無「お前に言われたくないわ、俺は死んでたからなれるまで何杯も食べてないし」

椎名「このまま全部食べ終わるまで食べさせ相子しよう」

音無「え?ああ・・・」

食事後

音無「麻婆豆腐美味しかったな」

椎名「そうだな、だが…」

音無「だが?何か不満でもあったのか」

椎名「食べさせあってた時は気づかなかったが、今になって気づいた…」

音無「何に?」

椎名「スプーンで食べさせあうより、口移しの方が良かったのではないかと…不覚」

音無「あ、ああ…そうだな、それはまた今度ということで」

音無「さて、次はどこに行こうか…」

>>719

プール

音無「プールに行くか」

椎名「プール?」

音無「ああ、少し泳ぎたい気分なんだよ」

椎名「そうか、わかった」

音無と椎名はプールに向かった

プールについた

音無「じゃあ着替えるか」

椎名「着替え?そんなものは持ってきていないぞ」

音無「…え?」

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