エレン「なんで………なんでお前が………生きてるんだよ……」(11)

ジャン「………ミーナも、マルコも、みんな死んじまった」

ジャン「みんな、死んじまったんだ……」

ジャン「見てみろよ、コニー…この灰が一体誰なのかも分かんないんだぜ……」

コニー「なんでんなもん持ってんだよ……」

ジャン「……なんで、だろうな」

ジャン「これ持ってると、みんなが見守ってくれてる気がするんだ」

コニー「………気持ち悪いぞ、ジャン」

ジャン「余計なお世話だよ、バカ」

コニー「馬鹿で、悪かったな……」

コニー「そう言えばさ、俺、実は心臓右にあるんだよ」

ジャン「……それがどうした」

コニー「俺さ、初めの頃敬礼の仕方でキース教官に怒られたけど、俺なりに頑張ったんだぜ」

ジャン「……だからどうした」

コニー「いや、この前エレンとかアルミンとか、みんなで一緒にこの話してたらさ、マルコも心臓右にあるって言ててかさ」

ジャン「俺は知らねえぞ」

コニー「お前が教官の呼び出しくらった時だよ」

ジャン「そうか」

コニー「それでさ、なんでマルコは心臓右にあんのに左側で敬礼したのか聞いたらさ」

コニー「それが決まりでルールだからって言ってたんだよ」

ジャン「……あいつ、らしいな」

コニー「だろ。なんか、やっぱり俺は馬鹿だなって思ったよ」

ジャン「やっぱり馬鹿じゃねえか」

コニー「うるせえよ」

アルミン「やあ、コニー、ジャン。何してるの?」

ジャン「アルミンか……」

アルミン「…」?

ジャン「アルミンは、どこに行くか決めたか?」

アルミン「僕?調査兵団にするけど……」

ジャン「ああ、そうか……お前はエレンが居るからか……」

ジャン「迷わなくて、いいな」

アルミン「そ、そうかな…」

コニー「な、なあ、アルミン。お前はみんなとの思い出ってなにがある?」

アルミン「みんなとの……?」

コニー「ほら!あれだよ!その………この前死んじまった皆との……」

アルミン「……もちろんあるよ」

コニー「あいつらのこと忘れない為にもさ、そういう話してくれよ」

アルミン「みんなのこと、僕たちが忘れるわけないじゃないか……」

コニー「いや、でもさ、たのむよ!」

アルミン「分かったよ……」

アルミン「みんなとの思い出って言われても、僕も話すようなことはそんなにないよ……」

コニー「何でもいいから!な!?」

アルミン「うーん………」

みんなとの思い出かぁ……

みんなで訓練したり、どうでもいいことで馬鹿騒ぎしたり……

そんな思い出ばっかりだからなぁ……

……マルコは、いつもジャンとエレンの喧嘩を止めてたよね

ジャンがミカサにひどい目に合わされた時も、マルコが医務室まで連れて行ってたし

ジャンとマルコは仲が良かったよね

    お前とエレンも大概だろ

あはは、そうかな

だけど、仲が良いことは良いことじゃないかな

       まあ、そうだけどよ

      そういや、アニとミーナも意外に仲が良かったよな

ミーナか………

     あの氷の女が笑ってんの、あいつと居るときだけだろ

…………エレンと居るときも、笑ってるよ

        ………………

…………………

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom