不二咲「このケースの中に拘束してあるよ!」
ケース「」ガサゴソ
苗木「それは凄いよ!」
不二咲「はい、ちゃんとお世話してね。でもこんなのどうするの?だいたい絶望の蜜って何のこと?」
モンスター「ウジュルウジュル…」
苗木「決まってるよ!こうするのさっ!」パカッ
モンスター「ウシャアアア!!」ビュンッ
不二咲「あっ、逃げたっ!追いかけないと!」
苗木「いいんだよ不二咲さん。絶望さえしなければ、不二咲さんがおま○こくちゅくちゅされる事はないから」
不二咲「おまっ…!? って、そういう問題じゃ…!」
モノクマ『ピンポンパンポーン! 校内放送です、至急視聴覚室へお集まりください!』
苗木「じゃ、行こうか」
不二咲「う、うん…」トテトテ
不二咲(大丈夫かなぁ…)トテトテ
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モノクマ『では、各自そのでぃーぶいでぃーを観やがりなさい!』
苗木「こ、これは…!?」
葉隠「」ガクガクブルブル
腐川「ひぃ…! なんなのよこれぇ…!」ガタガタ
苗木(はっ!? ま、舞園さんはっ…?)チラ
舞園「あ、あ、あ…! そ、そんなぁぁ…っ!」ガタガタガタガタ
苗木(か、顔がまっ青だ…)
舞園「んうぅっ!?」ビクッ
苗木「ま、舞園さんっ!?」ガタッ
舞園「な、何これぇっ…!? ひっ、やだあっ! 離れて、離れてよぉぉっ!」バタバタ
苗木(どうしたんだろう…?椅子に座りながらスカートを手でぎゅっと抑えて、太腿をもじもじしてる…!?)
舞園「やだあぁぁっ! は、入ってこないでえぇぇっ!」ジタバタ
朝比奈「さ、さやかちゃん!? どうしたの!?」
舞園「な、なえぎ、くん…」ウルウル
苗木(ふ、震えながらこっちを見てきた…)ドキッ
舞園「た… たす、けて…!」プルプル
苗木「どうしたんだよっ!」タタタ
モンスター「ウシャアァァァァ」(舞園のパンツに潜り込もうとしている)
苗木(こ…これは! 僕が不二咲さんに作ってもらったモンスターだ!)
苗木(というか、舞園さんのパンツ…バッチリ見ちゃった! 絶対領域突破しちゃった!)ガンミ
舞園「な、なんとか、してぇ…!」プルプル
苗木(ぷるぷる震えてて、舞園さん小動物みたいだ… こんなにいい体してるくせに…!)ムクッ
苗木(落ち着け… たしか、このモンスターの習性は…)ビンビン
苗木(『より強い絶望の匂い』の方に向かっていくんだ…!)
苗木「しっかりして舞園さん! 絶望しちゃ駄目だ! 希望を持つんだっ!」ワシワシ
舞園「っ…!」
舞園「…」プルプル
舞園「む…」ウルウル
舞園「むりだよぉ…」ヒックヒック
モンスター「シュアアアァッ!」ズプッ グリュグリュグリュッ
舞園「ひっ!」
舞園「ひっ… ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっ!!!!」
苗木「うわあぁぁぁ!! 舞園さああああぁぁぁん!!!」フルボッキ
山田「どうしましたか、舞園さやか殿!」ドタドタ
桑田「舞園ちゃん、お、俺に見せてみろ!」スカートペラッ
モンスター「」チュウチュウチュウ ジュルジュルッ
山田「ゴクリ…」
桑田「な、なんだこりゃあっ…!?グロテスクな生物が舞園ちゃんの下着をずらして、割れ目の中に顔を突っ込んでやがる…!」
舞園「んひいぃっ…! いや、嫌あぁぁっ…! な、舐めないでぇぇぇーーっ!!」グイグイ
山田「この生物が大きく脈打つ度に、さやか殿が太腿を震わせ、体え全体で痙攣しております…!」
舞園「だ…だれか取ってえぇ…」ヒックヒック グスッ
桑田「舞園ちゃん… 泣きながら顔を真っ赤に紅潮させて、荒い息遣いをしてる…」
霧切「何よこれ… なんでこんな怪物が…!」
十神「ありえん…!」
舞園「い、やぁ…っ」ガクッ
苗木「あ…! 舞園さんしっかりするんだ!」ユサユサ
大和田「おら[ピーーー]ぇ!」キック
モンスター「ホゴォッ!」ボゴッ
石丸「や…やったぞ、効いているッ!」
モノクマ『コラお前ら! 何勝手に自分の席を離れて、舞園さやかさんの周りに集まってやがるんですか!』
モンスター「」ゲップ
モンスター「」ササー…
セレス「怪物が逃げていきますわ!」
江ノ島「うっわ、グロ…」
十神「どういうことだ…」
桑田「ビビッて逃げたんだな!」
不二咲(きっと、食事を終えたんだ…!)
大神「逃がさぬ」ヌッ
モンスター「」シャシャシャー…
苗木(やばいっ! 大神さんに捕まったら、駆除される…!)
苗木「お、大神さん! 舞園さんが大変なんだっ!」アセアセ
大神「ぬ? …舞園!」タタタ
舞園「ん~… むにゃむにゃ…」グッタリ
葉隠「気を失ってるべ…」
腐川「ひいぃぃぃ…! な、なんなのよぉ…!」
苗木「モノクマぁ!!」
モノクマ『なんだよ不良少年A! さっさと下の席に戻れよ』
苗木「見ろっ! お前のせいで、お前が変なDVDを見せたせいでっ! 舞園さんが絶望して、あまりのショックに気絶しちゃったじゃないかっ!」ビシッ
モノクマ『へ!? そ…そこまで?』
朝比奈「こんなにぐったりして… 部屋まで連れてってあげるから、休もうね…」グイッ
舞園「プラーン」
苗木「見ろよっ! お前のせいだっ! お前のせいで、舞園さんはこんなに絶望したんだっ!! どうしてくれるんだよぉっ!!」
山田「苗木殿!? そ…そうでござるーっ!」ムキー!
モノクマ『ボクのせいで、舞園さやかさんが…! う、うぷぷぷぷ…!』
葉隠「あれ? 気絶したのは、モノクマのせいじゃなくってモンスターのせいだべ?」
苗木(葉隠くんちょっと黙ってて。あと少しなんだ…!)
葉隠(あ、あと少しって何がだべ…)
モノクマ『まさか気絶までしちゃうなんて、さぞやショックだったろうねぇ、さぞかし絶望だろうねぇ!』
苗木「ど、どんなに絶望したって、僕達は絶対に殺し合いなんかしたりしないっ!」
モノクマ『うぷ、うぷぷぷぷぷ…! その調子で、どんどん絶望するといいよ…! うぷ、うぷぷぷぷぷぷ!!』ゲラゲラ
大和田「笑ってやがる…!」
十神「あのモンスターもお前が用意したものなのか、モノクマ?」
モノクマ『はぁ? モンスター? 何のことさ?』
苗木「!!と、十神くん、今は…」
苗木(まずい… モンスターのことを、モノクマに知られてはいけない! どうにかしないと…!)
十神「とぼけるな。さっき舞園の股の間に潜り込んでいた異生物のことだ。あれもお前がバイオテクノロジーで合成したものなのか?」
石丸「と、十神君! 君はもう少しオブラートに包んだ表現をだなぁ…!」
モノクマ『異生物ぅ? はて、そんなものは用意した覚えが…』
十神「俺が見たところ、あんな骨格構造をした生物は地球上のどこにもいない。あんなオーバーテクノロジーな代物を用意できるのは、お前だけだろう!」ビシッ
苗木(もうだめだ…!)
不二咲「できたよ苗木くん!因果律を操作して±1分以内の十神君の発言を全て打ち消すお札だ!」バッ
苗木「でかした不二咲さん! でりゃっ!」ペトッ
十神「」パクパク
モノクマ『ん? さっきから何をパクパク言ってるのさ、文句があるならもっと大きい声で言ったらどうだい~?』
苗木(や… やった!)
~舞園の部屋~
舞園「う、う~ん…」パチッ
朝比奈「あ、気がついた?よかった!」
舞園「ひっく、ひっく…!わたし、どうしよう…!」ウルウル
朝比奈「大丈夫だから。大丈夫だから…ね?」ナデナデ
舞園(大丈夫じゃないよ…! みんなにいったい何があったの…? 早くここからでないと…! でもどうしたら…!)ヒックヒック
舞園「ごめんなさいっ… 朝比奈さん、少し、一人にしてもらえますか…」ウルウル
朝比奈「う、うん…。あんまり気に病まないようにね」ガチャッ バタンッ
舞園(…)
舞園(トイレ、行こう)フラッ
舞園「」スカートペラッ
舞園(…)
舞園(処女破られた)
舞園(わたしの、処女、奪われた…! あんな変なのにっ…! 今までずっと、ずっとっ! 頑張って大事に守ってきたのにぃっ…!)ヒックヒック
ゴボボッ
舞園(…? トイレの水から、音が…)
バシャアッ! キュルルルルルルルルルルルリィィッ!!
舞園「ひあっ!?」ビクンッ
モゾモゾ グイグイ…
舞園「んっ… やっ! さ、さっきのっ…! なんでえぇっ!? やだ、離れてよぉっ!」グイグイ
バシャバシャバシャ!!
舞園「いや…嫌っ! もう挿れないでええええぇぇぇぇっ!!」
バシャバシャバシャバシャバシャ!!!!!!
舞園「ひっ! …ひぎいぃぃーーーーーーっ!!!!!」ビクンッ
ニュルニュル…
舞園「んあぁっ! 止めてっ! 中ペロペロするのやめてえぇぇぇっ!」ジタバタグイグイ
チュウチュウチュウ レロレロレロ…
舞園「自分で、どうにかするしか… でもどうやって? できないよぉ…」
舞園「なんで…! なんで私ばっかり、こんな目にぃ…!」
舞園(誰も… 助けてくれないのっ…!)ビクッビクッ
舞園(…)
…
桑田『舞園ちゃん、お、俺に見せてみろ!』スカートペラッ
モンスター『』チュウチュウチュウ ジュルジュルッ
桑田『な、なんだこりゃあっ…!?グロテスクな生物が舞園ちゃんの下着をずらして、割れ目の中に顔を突っ込んでやがる…!』
『んひいぃっ…! いや、嫌あぁぁっ…! な、舐めないでぇぇぇーーっ!!』グイグイ
『だ…だれか取ってえぇ…』ヒックヒック グスッ
桑田『舞園ちゃん… 泣きながら顔を真っ赤に紅潮させて、荒い息遣いをしてる…』
…
舞園(…)
ゴゴゴゴゴ
舞園(そうだ…)
チューチュー
舞園( 殺 し ち ゃ え ば 、 い い ん だ )
チューチューチューチューチューチュー!!!
舞園「んああああああああぁぁぁっ!!?」ビクンッ!
舞園「あへえっ! 駄目、今それ駄目えぇぇっ! あっ…! す、吸わっ…! うぅ~…!」ブルブル
舞園「や… ああああああああぁぁぁっ!」ビクビクビクッ!
ジュルジュルジュル…!
舞園「ん…あっ… あぁぁ…」クテン
ドポンッ
舞園「はぁ… はぁっ…」
ゴボゴボゴボ…
舞園「…」
舞園「…殺しちゃおう♪」
~苗木の部屋~
不二咲「ごめんね苗木くん、十神くんの分のお札しか間に合わなかったから…」
不二咲「さっき葉隠くんがポロッとこぼしちゃったモンスターのこと、モノクマに聞かれちゃった…」
苗木「ううん十分だよ。よくやったさ。ありがとう不二咲さん」ナデナデ
不二咲「えへへ…ZZZ」
苗木「寝ちゃった… 疲れたのかな」
コンコンコン
苗木「はーい」ガチャ
舞園「…」
苗木「ま、舞園さん!?どうしたのこんな時間に…」
舞園「…怖いの/////」ギュッ
苗木「」
舞園「おねがい、苗木くぅん… 部屋ぁ… 代わってぇ?…//////」ポー…
苗木「あっ… うっ… うん///////」ドキドキドキ
~学級裁判~
桑田(アポ…?)
苗木「つまり、桑田LEONくんが犯人だよっ!」
桑田「ま…待てよ! 正当防衛だろ?」
モノクマ「うぷぷぷぷぷ…! 今回は桑田レオン君のために、スペシャルなオシオキを用意しました~!」バッ
桑田「はぁ!?な、なんだよお仕置きって… し、処刑っ!?いやだあぁっ!!」ヒイィィィ
桑田「ち、違うっ! 悪いのは俺じゃないっ! お前らだって、こうなってたかもしれないんだぞぉぉ!!?」アセアセ
モノクマ「うぷぷぷぷ、絶望だねぇ~♪」
テコテコ♪テコテコ♪テンテン♪テンテン♪
クワタくんが クロに きまりました
オシオキを かいしします
桑田「う、うわああああぁぁぁぁぁ!!」
苗木(!)
苗木(ぜつ…)
不二咲(ぼう… だって!?)
苗木(って事は… 『あいつ』が来る!)
桑田「ふざけるな! 俺は逃げるぞ、こんなとこ!」
苗木(でも、桑田くんには膣なんかない… どうなるんだ?)
ギリリリリリリリリリッ ガチャンッ
桑田「ひぃっ!?く、首輪がっ!」
ズルズルズルズルッ
桑田「ああggっぎゃぎゃgっぎゃyがあぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!」
石丸「く、桑田君っ!!」
ガシャンッ
* * * 千本ノック * * *
モノクマ「うぷぷ…! さあ、はりきっていきましょー!!気分はどうかな桑田くん?」ニヤリ
桑田「う、うわあぁぁ!!!ごべんなざいいぃぃぃぃ!!ゆるじでぐでえぇぇぇぇ!!!!」ジョボボボボボ
モノクマ「」
桑田「がああああぁ!!!わあああああああああああああ!!!!いやだああああ!!!!」ジタバタ
…
…
シーン…
霧切「…? 何も始まらない? どういうこと?」
モノクマ「ん、やっ!? な、何よこいつ!? やっ、どっか行ってぇっ!」
桑田「え!?」ビクッ
モノクマ「くっ、この、こいつっ! キモいキモいキモいキモいキモい!ウザいウザいウザいウザいウザいいい!!」
桑田「…?」ボーゼン
葉隠「な…何言ってんだべモノクマの奴…?」
腐川「てっ、ていうか… な、な、な、なんかキャラが違う…くない…?」ソワソワ
モノクマ「や、やだっ、パンツの中にぃっ…! 何よこれ!?何なのよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?」
苗木(モ… モノクマの方にいったっ!? よく見えないけど… モノクマって生きてるのか!? というか雌なのかっ!?)
不二咲(モンスターの姿は…見えないね。 わからないけど… でも、だとしたらさっきから直立不動で追い払おうとしないのはどうして?)ゴクリ
モノクマ「ひっ、し、舌がは、挿入ってきっ… あんっ!」
十神「どうなっている…! さっきからモノクマの言っている事が支離滅裂だぞ…」
大和田「つうか、さっきから口調が気持ち悪ィ…!」
モノクマ「あひっ! そこ気持ちいぃ、あぁっ! あんっ! あんっ!」
山田「うっ…ぷ、モノクマの声がアレすぎて、き、気持ち悪くなってきたでござる…!ウウウゲエエエエロエエエエエエエ」ビタビタビタッ
セレス「た、確かにこの声は堪えますわ… これもわたくし達へのお仕置きなのでしょうか?」
モノクマ「残姉ぇ、た、たす… は、はひぃ…♪ あっ! ヤバ、ま、マイk…」プツッ
ドサッ
石丸「も、モノクマが倒れたぞ!」
苗木(何かよく分からんが、モンスターがモノクマを気絶させたみたいだ…!)
大神「桑田!待っていろ、今助けてやる! ヌン! ヌゥゥンッ!」ドガンドガンッ
朝比奈「さ、さくらちゃん! 手が…!」
桑田「大神!? た、助けてくれぇぇーーーーっ!!!」ジタバタ
大神「桑田! 我を信じろ!!」ガンガンガンッ
十神「む、無茶だ…!」
大和田「ンな事ぁ… やってみなきゃ、分からねぇだろうが!」ドガンッ!
桑田「お、大和田!?」
朝比奈「さくらちゃん!私たちも手伝うよ!えいっ…!」ギギギギギ
桑田「あ、ああ、朝比奈…」
石丸「うおおおおおおっ!!」ガンガンガンッ
霧切「桑田君、あなたの使った工具、借りるわね」カーンカーンカーン
桑田「お前ら…!」
不二咲「ぼ、僕も!待ってて、今何か作るから…!」図面カキカキ
十神「何かとは何だ!兵器でも作る気か!?何の材料もないのに、バカバカしい!」
苗木「うおーっ!」ターックル
セレス「苗木くん!? そ…そんな事をしたら下手すれば死にますわよ!?」
苗木「僕がどうなったっていい、世界がどうなったっていい…! 桑田君は、絶対に助ける!」ガッシャアン
桑田「う、うぅぅ…!」
ドコッ
桑田「ぐえっ!?」
コロコロ…
桑田「な、なんだコレ… 野球ボール?」
ドコッ ドコドコドコッ
桑田「ぐあっ… いっ、いでええっ!!」
苗木「く、桑田くん!」
ドドドドドドドドドドドドキュドドドドドドドドドドドドドドド
桑田「あぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ」
大神「桑田ぁーーっ!」
ドドドド… シュウウゥゥゥ…
桑田だったもの「」ボタボタ ドクッドクッ…
モノクマ「ひ… ひっひっひ、惜しかったねぇ…!」
朝比奈「あ、ああ、そんな…!」
モノクマ「頑張って開けようとしたのにねぇ? そんなに進みたいなら、開けてあげるよ!あポチっとな♪」
ガコンッ…
大和田「桑田ぁーっ!」ダダッ
霧切「…駄目ね。眼孔破裂、上顎骨陥没、大腿動脈破裂… 間違いなく死んでるわ」
不二咲「だ、駄目だった…」ヘナヘナ
腐川「ち、血がぁ~~…」バタッ
大神「っ~~~… む、無念、だ…」
モノクマ「はぁー、はぁー… うぷぷぷぷ…! 希望にすがって一生懸命ガンバったのに、このザマとはねぇ~!」
モノクマ「ぜぇぜぇ… ねえ、今どんな気持ち?今どんな気持ち?」ピョコンピョコン ルンルン
苗木(…モノクマの股間を見る限り、モンスターは付いてないようだけど…)ジロジロ
モノクマ「どうしようもなく、【絶望】だよねぇ~~!!うぷぷぷぷぷぷ!!」
苗木「!!」キュピーン
モノクマ「あ、きゃあっ!? また…」プツッ
ドサッ
苗木「…また倒れた!? なんで…?」
~不二咲の部屋~
苗木「用事って?何だい?不二咲さん」
不二咲「うん、実はモンスターの話なんだけど… このランプを見てもらえるかな」
ランプ「」シーン
苗木「バイタル反応のランプが消えてる… まさか!」
不二咲「うん。どうやら、モンスターは死んじゃった… みたい」
苗木「な、なんで…!」
不二咲「わからないんだ。あれからみんなモンスターの姿は見てないっていうから、大神さんがやったんじゃないハズだけど…」
苗木「もしかすると… 千本ノックの時にモノクマの体に潜り込んで、中で死んだんじゃないかな…」
不二咲「! そ、そうかも…。もしかしたら、モノクマの中は、あのモンスターでも耐えられないくらいの猛毒だったりして…!」
苗木「そうとしか考えられないよ! モンスターは、モノクマのま○この中で溶けて死んだんだ!」
不二咲「な、苗木くん!」
苗木「あ…ご、ゴメン。女の子の前でこんな…ね」アセアセ
不二咲「(^^;」
苗木「じゃあさ、不二咲さん…」
不二咲「?」
苗木「 新 し い モ ン ス タ ー を 作 っ て ほ し い ん だ … 」ボソッ
不二咲「え!?」
苗木「今度のモンスターは、もっと狡猾な奴だ。もっと慎ましく、もっと平和的な…」コソコソ
不二咲「う、うん…。頑張ってみるよ」
不二咲「ところで苗木くん」
苗木「うん?」
不二咲「モンスターに名前はつけないの? 2体目をまったく別の特性にするんだったら、呼び分け辛いかなって」
苗木「どうだね… じゃあ2体目は、『クリーチャー』って呼ぶことにしようかな」
不二咲「クリーチャーだね… わかった!」
苗木「頑張ろうね、不二咲さん」
不二咲「うん!」
~
モノクマ『ピンポンパンポーン! 死体が発見されました!』
石丸「なにっ!?」
霧切「更衣室だそうよ、急いで苗木くん」
苗木「う、うん…」ドタドタ
不二咲「」プラーン
苗木「う、」
苗木「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
葉隠「な、苗木っち!」
苗木「あああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」ジョボボボボ
朝比奈「苗木!」
苗木「んあああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」オボロロロロロロロロロ ビタビタビタッ
大和田「苗木ィィーーーッ!!」
学級裁判
モノクマ「うぷぷぷぷ…!せっかく仲良くなったオトモダチが処刑されるなんて…」
モノクマ「【絶…」ピタッ
苗木「!?」ピクッ
モノクマ「…」キョロキョロ
モノクマ「…望】だねぇ~~っ! うぷぷぷぷぷ!」
セレス(な、何ですの… 今の間は)
霧切(怪しいわね)
ジェノ(しゃっくりでも出たんか?)
大和田「【すまねぇ】、兄弟…」
苗木「それは違うよ!」 break!
大和田「え?」
苗木「すまねぇじゃ済まないよ![ピーー]よ!」
石丸「な、苗木君!?」
苗木「とっとと[ピーー]よ!!!」スイッチピコンッ
モノクマ「え!? ち、ちょっと勝手に!何するのさ!」
テコテコ♪テコテコ♪テンテン♪テンテン♪
オオワダくんが クロに きまりました
オシオキを かいしします
大和田バター「」チーン
石丸「うわあぁぁぁ!!!」
~更衣室~
霧切「あなたは誰?」
アルターエゴ「ボクはアルターエゴですっ!ご主人タマは?」
苗木「もう…いないんだ」
アルターエゴ「」
苗木「…」ハァ…
朝比奈(苗木… こんなにしょんぼりして…)
大神(あんなに仲が良かったものな… 仕方あるまい)
セレス「…ちっ…」スタスタ
~食堂~
セレス「…」イライラ
葉隠「ど、どうしたんだべ、セレスっち…」
十神「なんで男ばかりを呼び出したんだ?女どもは呼ばないのか?」
苗木「どうしたの、セレスさん?」
山田「…」ドキドキ
セレス「白々しいですわね。いい加減に、口を割ったらどうですの」モジモジ
石丸「ど、どうしたんだね…セレス君」
セレス「チッ… これだから男は…!」モジモジ
苗木(妙に苛立っている… セレスさん、いったいどうしたんだ?)
セレス「しらばっくれないでいただけますか? 分かっているのでしょう。どなたですか?『盗んだのは』」
男一同「?」ポカーン
石丸「盗んだ、だと!? い…一体何を!」
山田「…」ドキドキ
セレス「ふっ… 言わなくても、心当たりのある方はいるはずです」ギロッ
十神「要領を得ないな。主語ぐらい言わんとコミュニケーションが成り立たないと、幼稚園で教わらなかったか?」
セレス「わたくしは、近くで『毛穴』を覗けば、嘘をついているかどうかわかるのです」ジッ
葉隠「うっ…」
セレス「…」ジロジロ
セレス「どういうことですの!? この中の誰でもない…! そんな…!」
石丸「いい加減に話したらどうだね?何を盗まれたのか。我々も捜査に協力しよう!おのれ窃盗犯め、許せん!」ゴオオオオ
セレス「いえ、結構ですわ。疑りかかって悪かったですわ」クルッ スタスタスタ…
葉隠「はぁ… 結局何だったんだべ? まるで訳がわからないべ…」
石丸「おそらく、聞かれたくないようなものを盗まれたのだろう。これ以上彼女のことを詮索するのはよそう」
苗木(聞かれたくないもの…? 盗む…? 容疑者は男性…? 盗まれたものって、何だ?)
苗木(う~ん、分からない…)
ポーピポッペポポポーピポッペポポポーピポッペポポポーピポッペポ
ダンダンダンダラーン♪ダンダンダ ダンダンダンダラーン♪ダンダンダ
キミ ノノ ゾム モノハナニ ミミナリーウソミタイナハナシ
ドウ ヤラ ボク ノセカイハ バグウテーシマーイマシタ♪
サエ ギル ボン ノッセッツー ガユーナートッカコッカンダトー
ユウ ワク シタガイ ギーレゴトニーオボーレダシター♪
オーオサマゲエムキョーセーサンカー ゴーキゲンナンカキーチャクレナーイ♪
カーセラレタークェーストニハー アーノモノヲコロセー
絶望ナスニャボーボレ 少年ニー ニゲコーンダシンジツハ ラッタッタ♪
絶望ナイトムーツーワーリ♪ 偽善者ブッテモーシカタネーヤ
コーガレタユーメダッタッケ? ヒーローニナリタイノウップップ♪
ネガイクチニスル アイニクルバーカーニツーケルー クスリナイワヨー♪
次回、後編
支援… 『感謝』いたします フゥーッ フゥーッ
続きはそのうち書きます
コツ… コツ…
セレス(くっ… 何者ですの…? わたくしの部屋に侵入してくるなんて…)
山田「せ、セレス殿ぉー!!」ドスドス
セレス「あぁ!? …あら、山田くんでしたの」
山田「ゼェゼェ、ヒィヒィ… せ、セレス殿、さきほど何かを盗まれたとおっしゃいまして…」
セレス「ああ。山田くんには関係のない話ですわ。それとも何か、自供でもしに来たのですか?」
山田「…実は、拙者も近日物を盗まれまして…」
セレス「え? …一体何を?」
山田「おそらく、セレス殿と同じモノかと…」
セレス「っ…ありえませんわ!誰が山田くんのアレなんか欲しがるのですか! 不潔です!」モジモジ
山田「しかし、盗まれたのは事実でして…。 でもってやはり、その口調から察するにセレス殿が盗まれたモノは… アレなのですね?」
セレス「う…」モジモジ
山田「実はその、拙者も今、セレス殿と同様…アレを、穿いてない状態でして」
セレス「…ひいいぃぃぃぃぃぃ!!!!?」ゾゾゾゾゾ
山田「ああっ!待つでござる! 待つでござる!」
セレス「どうして知ってるのですかああぁぁぁ! 見たのね?見たのですね!?最悪、死んでくださいませ!!」スカートギュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ
山田「ち、違…!」
セレス「だいたい、な、何、ってことはそのズボンの下は!? ひいい気持ち悪い!!!知りたくなかったですわー!!!」トタタタタタタ…
山田「ご無体でござるー!」ドスドスドス
…
苗木(モンスターの死因に関して、いまだ納得できないことがある)
苗木(さっきはモノクマの膣に潜り込み、子宮から出た毒液で死んだ、と決めつけたけど… それは違うよ)
苗木(帰無仮説その①。まずモノクマに性器はない。だからモノクマの子宮から絶望の蜜を吸ってたなんて有り得ない)
苗木(帰無仮説その②。あの時のモノクマはハイテンションだったし、絶望しているようには見えなかった)
苗木(だから『絶望の匂い』自体を発することが無いから、膣に潜り込むどころかモンスターのターゲットにはなり得ない)
苗木(帰無仮説その③。モンスターに絶望の蜜を吸い取られている最中は、対象には尋常じゃない苦痛が生じるはず…! 舞園さんは、それで気を失ってしまった程だ…!)
苗木(なのにあの時のモノクマは、まるで快感に悶えているようだった。もし吸い取られているとしたら、そんな余裕はないんだ!)
苗木(…つまり、モンスターは千本ノックの時、モノクマの体内になんて潜り込んでいなかったんだ!)
苗木「でも…」
苗木(そうすると、新たな疑問が湧き出る)
苗木(疑問①。じゃあどうしてモンスターは死んだんだ? 僕達の中の誰かが討伐したんだったら、それをみんなに伝えるはずなのに…!)
苗木(黒幕側の人間が、発見して駆除したのかもしれない)
苗木(疑問②。あの時のモノクマの悶えようは何だったんだ? 舌がどうとか、子宮がどうとか言ってたけど…)
苗木(まるで、モンスターに襲われているかのような口ぶりだった! だけど痛くなさそうだった、というかむしろ凄く気持ちよさそうによがっていたし、そもそもモンスターにモンスターはくっ付いて無かったし…!)
苗木(…あの時、モノクマに何があったんだ?)
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