苗木「ん、えっと、ん?どういうこと?」
不二咲「だから、この眼鏡を通して見た人の髪の毛から下の毛まで、毛の状態がバッチリわかるんだ」
苗木「透視ってこと?」
不二咲「透視なんて下品なものと一緒にしないでよ!」バンッ
苗木「ご、ごめん(なんで怒られたんだ?)」
不二咲「とにかく使ってみてよ。くれ悪だからね」グイ
苗木(無理矢理押し付けられた…)
苗木「…とりあえず>>5のところに行こうかな」
十神はハゲ
苗木「あ、十神君だ」
十神「なんだ、苗木か。どうした?」
苗木「ま、実験台にはちょうどいいかな?装着!」スチャ
十神「なんだその眼鏡は…似合ってないな」フッ
苗木(あれ、特に変わったところはないぞ?故障かな?)
苗木「一度不二咲サンのところに戻ろう」ダッ
十神「おい待て!なんなんだまったく…」
苗木「ちょっと不二咲サン!この眼鏡壊れてるよ!」
不二咲「ええっ?そんなはずは…」スチャ
苗木「ね?」
不二咲「//////」カチャ
苗木「どうしたの?顔真っ赤だよ?」
不二咲「いや…その…な、苗木君って、意外と、こ、濃いんだねぇ」
苗木「」
苗木「そんな!ともあれば超高校級の童顔と呼ばれてもおかしくない僕が実は体毛が濃いとわかるなんて!」
苗木「やっぱり壊れてない…?」スチャ
不二咲「あ、ちょ」
苗木「あれ?やっぱ壊れてるよ。強いて言うなら不二咲サンの髪の毛がちょっと明るく見えるくらいだ」
不二咲「そ、それは…ぼ…………………から…」
苗木「ん?何か言った?」
不二咲「だから、僕は……………いから」
苗木「声が小さくて聞こえないよ。もっと大きな声で!」
不二咲「僕はまだ生えてないんだよ!もう高校生なのに!実は男なのに!」
―数分後―
苗木「つまり不二咲サ…君は男らしくないことがコンプレックスで、女の子の格好をしていた」
不二咲「…」コクン
苗木「しかもいつまでたっても生えないこともコンプレックスに拍車をかけていた」
不二咲「…」コクン
苗木「不二咲君の気持ちはわかるよ。でも自分を騙すようなことはやめたほうがいいと思う」
不二咲「…だよねぇ。もうやめた方がいいって、自分でもわかってるんだ」
苗木「大丈夫!そんな事で笑う人なんかいないさ!僕たちは仲間なんだよ?」
不二咲「えへへ、ありがとぉ」
不二咲「でもこのことは秘密にしてくれないかな。その時が来たら、自分で言うから…」
苗木「うん、もちろんだよ」
苗木「でも十神君は本当に何も変わってなかったんだ。不二咲君みたいに髪の毛も明るくならなかった」
不二咲「うーん、じゃあ考えられる可能性は1つだねぇ」
苗木「それって…?」
不二咲「十神君はヅラ、ってことになるね」
苗木「…」
不二咲「…」
苗木「もう十神君を直視する自信がないよ…」
不二咲「僕も…」
苗木「気を取り直して>>24のところに行こう…」
さくらちゃん
苗木「やあ大神さん」
大神「苗木か…」
苗木「えーっとね、眼鏡でもかけてイメチェンしようかなと思ってさ。見てくれないかな」
大神「ううむ…我はそういうことはまるでわからんぞ?」
苗木「いいからいいから。装着っと」スチャ
苗木(…またしてもこれといった変化はないな)
苗木(不二咲君によると服の上から毛だけが透ける感じで見えるらしいけど)
大神「やはり我にはよくわからんが…似合っていないと思うぞ」
苗木(よし!思い切ってツルツルな理由を聞いてみよう!)
苗木(でも相手はあの大神さんだ、下手をすると怪我じゃすまない…)
苗木(どうしよう)
>>32
ストレートに聞く
苗木「よし!大神さん!」
大神「何だ?」
苗木「格闘家の人ってあそこの毛を剃るって聞いたけど大神さんもそうなの?」
大神「…」
苗木(マズったか…?)
大神「…そうだ」
苗木「!」
大神「やはり動くと蒸れるのでな。我に限らず多くのスポーツ選手はそうだろう」
苗木「へ、へー、そうなんだ」
大神「しかし苗木よ。我だから良かったものの、些か質問がデリケートすぎるのではないか?」
苗木「そ、そう、だよね」ガクブル
大神「ほかの女子にも同じ質問をするようであればその時は…わかっているな?」ザッ
苗木「…」
苗木「よし、中々良い感触だ。次は>>38のところへ行ってみよう」
石丸
石丸「はっはっはっ、苗木君。そのメガネまるで似合っていないな!」
苗木「ああ、普通だ!普通に生えてる!なるほどこういうふうに見えるのか!」
石丸「ん?」
苗木「いやこっちの話だよ。忘れろビーム!」
石丸「ぬおお!持ちネタをパクられた!」
苗木「(しかし普通すぎて何も聞くことがない…)じゃ、またね石丸君」
石丸「ああ!また会おう!」
苗木「次は誰に会いに行こうか」
>>43
セレス
苗木(セレスさんは正直予想がつくんだよなぁ)
セレス「あら苗木君」
苗木「やあセレスさん」
セレス「その眼鏡…私のナイトにふさわしくありませんわ」ジロリ
苗木「そ、そうかな?」
苗木(うん、当然ツルツルだね。西洋趣味のセレスさんが生やしてるわけないよ)
苗木(さて、どうしよう。ツルツルな理由を聞こうか?)
↓5まで多い方
苗木「セレスさんって肌キレイだよね」
セレス「あら褒めてくれるのですか?」
苗木「うん、まるで陶器のお人形みたいに毛が一本もない。さぞかし手入れが大変なんだろうなぁ」
セレス「…これはCランクのあなただけに言うのですが」
苗木「うん?」
セレス「私、ギャンブルで得たお金で全身の永久脱毛をしていますの」モジモジ
苗木(これは予想外!頬を赤らめるセレスさんかわいい!)
苗木「へぇ~、じゃーあ…」チラッ
セレス「あっ、もちろん、その………もですわ」カアア
苗木「んん~?聞こえなかったよぉ、もういっかい言ってごらん?」
セレス「も、もちろん、し、下の、毛も、です」プシュー
苗木(かわいいなあ)
セレス「あ、あの」
苗木「ん~?」
セレス「苗木君にだったら、見せて、あげても…」
苗木「えっ」
苗木「み、見せるって、あそこを?」
セレス「」コクリ
苗木「え、マジで言ってる?本当に?」
セレス「嘘ですわ」
苗木「や、やっ…ええ!?」
セレス「私の秘部を見ようだなんて…Aランクであることが最低条件ですわ」
苗木「…はは、セレスさんの方が1枚上手だったてことかな」
セレス「ふふ、苗木君になんて負けられませんもの(でも、苗木君ならAランクだって…)」
苗木「ん?何か言った?」
セレス「な、何でもありませんわ!」タタタッ
苗木「行っちゃった…じゃ、次の人のところへ行こう」
>>62
うえ
一応コロシアイ学園生活中ということで残姉=江ノ島になります
あといまさらですが、エロ無しキャラ崩壊注意
苗木「あ、いたいた江ノ島さーん」
江ノ島「お、苗木ー、どったの?」
苗木「イメチェンのために眼鏡をかけようと思うんだけどさ、プロの目線でアドバイスしてよ」
江ノ島「う、うん!まかせてよ!(どうしよう…オシャレなんてわかんないよ…)」
苗木「じゃあ眼鏡かけるよ」スチャ
苗木(ん、あれ?『超高校級のギャル』ってわりには…)
苗木(下の毛はまったく処理してないみたいだし、腋のポツポツは…剃り残し?)
苗木(そしてなにより)
苗木(江ノ島さんカツラだったんだ…)
江ノ島「え、えーと、苗木にはなんでも似合うんじゃなーい?」アハハ
苗木「あのさ、江ノ島さんの髪って…カツラだったんだね」
江ノ島「ふゅえっ?あ、あのこれは、そう!撮影の度に髪型を変えるために…」
苗木「おかしいな?僕の記憶では江ノ島さんが髪型を変えたことはないはずだよ?」
江ノ島「あうあうあう…。その、えっと」チラッ
苗木「江ノ島さんがカツラでも構わないけどね。でも自分を偽らない方がかわいいと思うよ?」
江ノ島「そ、そう?(い、今かわいいって…)」
苗木「きっとそうだよ」ニコッ
江ノ島「え、えへへ(苗木くんに、かわいいって言われた)」ポカポカ
苗木「あ、でも江ノ島さん腋の処理甘いよね」
ノ島「え?」ババッ
苗木「だからさぁ、腋に剃り残しがあるんだよ」
江ノ島「だ、だって戦場では毛の処理なんてしてなかったから…」
苗木「え、戦場?」
江ノ島「あ、あーあー!そんなことより、な、なんでわかるの?」
苗木「なんでもなにも…服の隙間からチラチラ見えるよ(嘘だけどね)」
江ノ島「そんな、隙間から…苗木くんに見られた…恥ずかしい…」ブツブツ
苗木「おーい江ノ島さーん。ダメだ自室に入っちゃった。」
苗木「ていうかあの服に隙間なんてないじゃん、簡単に信じすぎだよ。あんな残念な子だっけ」
苗木「さて、と>>72のところへでも行こうか」
さくらちゃん
苗木「大神さんは一度会ってるからなあ。それにこんなことしてるってバレたら即学級裁判だよ」
苗木「というわけで>>77さんのところに行くよ」
舞園、霧切、腐川、朝日奈から選択
キリギリさん
苗木「きーりーぎーりーさーん」ピンポンピンポンピンポンピンポン
霧切「うるさいわね、何?」
苗木「ああよかった、やっと出て…き………た……」
霧切「?どうしたの?」
苗木(そんな馬鹿な…。嘘…だろ?)
だけどそんなものはただの願望でしかなく
僕は目の前の現実を嫌でも突き付けられる
部屋から出てきた霧切さんの下腹部には
未だかつて僕が目にしたことのないような
密林が生い茂っていた
苗木(なんだよこれ!なんなんだよこれ!)
苗木(太ももからへそにかけて綺麗な二等辺三角形を描いてるよ!)
苗木(濃すぎだろ!限度ってものがあるよ!確実にパンツからはみ出てるよ上も下も!)
苗木(腋も伸ばしたいほうだいだな!大和田君よりはるかに豊かだよ!)
苗木(ていうか乳毛って女子にも生えるんですね!2~3本長いのがちょろっとこんにちわしちゃってるよ!)
苗木(そのくせなんで足は綺麗なんだよ!そういやパンツよりも靴下の方がどうのこうの言ってたな!)
霧切「何?用がないなら戻るわよ?」クルッ
苗木(ワーオ!ケツ毛までビッシリでやがりますぜぃ)
こうして、絶句する僕をよそに霧切さんは自室へと戻っていってしまった
その後僕は全員の毛を見て回ったが霧切さんのインパクトに敵う人は当然いなかった
よってここからは全員分を簡単に説明させてもらう
大和田君の体毛はかなり濃い方だった
まさに漢って感じかな
あとあの頭はトウモロコシじゃなくて地毛だったよ
山田くんとは二次元の毛の有無について3時間は議論した
最終的には「毛も悪くないですな…」とか言ってた
真実は一つじゃないってことだね
葉隠くんはあの見た目に反して完璧に処理してた
占いによると剃った方が運気が上がるらしい
舞園さんは良くも悪くも普通で、平均的日本人女性のそれだった
聞くところによると水着撮影のオファー全て断っているらしい
水着姿は一番好きな人のためにとってあるんだとか
なんだか視線が痛かった
腐川さんは予想通り下も腋も処理はしてなかった
ただ体毛はかなり薄いほうじゃないかな
去り際に「最近はアイツが出てこないから…」と言ってた
朝日奈さんは水泳選手だからちゃんと処理してたよ
でも上の方にちょっとだけ残してた
本人曰く恥ずかしいから…乙女心はよくわかんないや
女の子にも普通に聞きまくってるが大丈夫か?
さくらちゃんにバレたら……
苗木「なんか一人忘れてる気がするけどまあいいや」
苗木「それより…」
苗木「きーりーぎーりーさーん」ピンポンピンポンピンポンピンポン
霧切「だから何ようるさいわね」イライラ
苗木「ああ、うん、さっき言いそびれたことを言おうと思って」
苗木「…霧切さん、少しくらいは処理したほうがいいよ?」
終里
>>89
一応全員分の話は用意してたけど
霧切さんが安価になった時点で終了です
あと眠い
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