魔王「次期勇者の赤ちゃん拾ってきたよー」(678)

おぎゃーおぎゃー

魔王「かわいいなぁこいつ」べろべろばー

側近「それ、ホントに次期勇者の赤子で?」

魔王「だってほら、背中に勇者の紋様が」

側近「・・・ホントだ、どうします今のうちに始末します?」

魔王「馬鹿っ!!」

魔王「こんなに可愛いのに何考えてんだ!?」

側近「え?え~・・・だってそれ敵ですよ?」

魔王「そんな殺生な事できるか!!」

おぎゃーおぎゃー

魔王「あら・・・泣いちゃったよべろべろばー!!」

側近「こんなんで歴代最強の魔王なんだから困っちゃいますよ・・・」

魔王「ん?ち●こついてないな」

接近「女勇者ですか、珍しいですね」

魔王「そっかそっか、じゃあこれから俺の娘だな~」

側近「はぁ!?」

側近「あなた魔王なんですよ!?それが勇者育ててどうすんですか!!」

魔王「いやいや、いいじゃん狼少女的な」

側近「魔王勇者ですか・・・本気ですか?」

魔王「割と真面目に育てようと思ってる」

側近「・・・・・・・・・・・・はぁ、分かりました」

魔王「おっし!!今日からウチの子だぞお前♪」

おぎゃーおぎゃー

魔王「ほほ、喜んでる喜んでる」

側近「親馬鹿か・・・」

側近「所で、どこで拉致してきたんです?それ」

魔王「人聞きの悪い事いうな、早朝のお散歩コースで寄り道した廃城でな」べろべろばー

側近「廃城?落としてきたんですか?」

魔王「だから俺そんな非道じゃないってばよ、人間同士のいざこざで落城したんじゃない?」

側近「しかし・・・じゃあもしかすると王族の子供かも」

魔王「勇者の血筋は脈々と続いてるもんだからおそらくなー」いないいないばー

側近「・・・とんだ拾いものですね」はぁ・・・

魔王「ん?赤ちゃんってミルクないと死んじゃんだっけ?」

側近「えぇ、まぁ餓死しちゃうでしょうね」

魔王「え!?どうしよ!!ミルクなんてあるかな・・・」きょろきょろ

側近「あるわけないでしょう・・・ここは魔城ですよ?」

魔王「ん~・・・・ん?」じーっ

側近「な、なんです?」

魔王「乳出せ」

側近「っ死ね!!」

機神黒掌
魔王に9999ダメージ!!

魔王「いったぁ」

側近「変態っ!!

魔王「いいだろ?そんだけ無駄にでかけりゃ出る」

側近「・・・魔牛のミルクで良ければ取ってきますが?」はぁ・・・

魔王「ありがとう!!話がわかるなぁ~」

側近「でも仮にも魔物の牛でも大丈夫でしょうか?」

魔王「ん~勇者だからなんとかなるんじゃね?」

側近「えぇ~適当すぎるでしょう・・・」

勇者♀「ごくごく」

魔王「ほっほっほ、どうやら魔牛でもいけるみたいだな」

側近「みたいですね・・・」じーっ

魔王「・・・側近」

側近「なんでしょう?」

魔王「情が湧いてきただろう?」

側近「っそんなわけないでしょう!!」

魔王「ん~?どうかなぁ・・・抱っこしてみるか?」

側近「いいんですか?」

魔王「ほれ」ひょい

側近「・・・・暖かい」

魔王「だろ?」

勇者♀ すやすや

側近「・・・・ふふ」

魔王「可愛いだろ?」

側近「はい・・・」

魔王「・・・よ~し、こいつのベッドとか赤ちゃん道具揃えてないとな!!」

側近「し、しかし・・・ここにはあいにくそういったモノはありませんよ?」

魔王「ないなら、揃えるまでよ!!っつーことで今からひとっ飛びして人間の町にいってくる」

びょぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!!!!

側近「魔王様があんなフルパワーで空飛ぶの初めて見た・・・」

2分後

魔王「買ってきたよー」

側近「す、すごい量買ってきましたね・・・つーか変装していきましたか?」

魔王「あぁ~すんの忘れた、だから店の主人が口から泡吹いてたのか」

側近「ま、まぁとりあえずは赤ちゃんの日用品が揃って良かったです」

魔王「勇者ちゃんは?」

側近「ちゃん・・・今は深く寝てますよ?ほら」

魔王「ほほほ、超かわいいなぁ~よしよし俺のベッドで寝かせてやろう」

側近「じ、じゃあ魔王様はどこで?」

魔王「俺は床で十分よ?」

側近「貫録も威厳も捨ててますね完全・・・」

魔王「ほほほ、いいのいいの」

側近「しかし、いつかは人間側でもこの子の探索が行われるでしょうね」

魔王「まぁ、次の勇者が誕生しないという事はまだ前代が生きてるって分かるからな」

側近「大丈夫でしょうか?」

魔王「大丈夫も何もこの魔城にこれるのは勇者しかこれないし、大丈夫よ」

側近「・・・確かに」

魔王「この子は大切に育てたいんだよな・・・」

勇者♀ すやすや

魔王「この子は未来、魔物と人間のかけ橋になる」

側近「そうですね・・・」

1年後

魔王「おぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」

勇者♀「ぱ・・・・・ぱぁぱ・・・・・」

魔王「うほおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!しゃべったぁああああああああああ」

側近「あんまり大声出さないでください・・・勇者の鼓膜が破けますよ?」

魔王「そしたら即効直す!!!すぐ直す!!」

側近「はぁ・・・いままでだって少しでもかすり傷できたらケアルガかけますもんね」

魔王「当たり前だ!!傷が残ったら大変だろ!!」

側近「過保護すぎる思うんですが・・・この魔王様の寝室だってずいぶんメルヘンチックに改装しちゃってるし・・・」

魔王「いいの!!なぁ~?」

勇者♀「ぱぁぱぁ♪」

魔王「っ!?」ぶほぉおおおおおおおおおおおおお

魔王のハートに9999のダメージ!!

側近「魔王様鼻血!!!!!?」

1年後

魔王「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!?歩いたああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

側近「ハイハイですけどね」

勇者♀「ぱぱぁ」

魔王「やべぇ・・・・・破壊力マックスだぜ・・・」だくだく

側近「鼻血すごいですよ・・・魔王様・・・・ん?」

勇者♀「・・・・・・まんまぁ」

側近「・・・・・・・・・・・・・・・っ!?」ぶほぉおおおおおおおおお

魔王「おお!?側近の鼻から鮮血の花が!!!?・・・・・おそるべし、勇者ちゃん・・・もうこの年で俺と側近に瀕死のダメージを与えるとは・・・」

1年後

魔王「歩いたぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

側近「魔王様興奮し過ぎです」

勇者♀「きゃっきゃっ♪」よちよち

魔王「ぐへへへへ~」にたぁ~

側近「魔王様、顔がニヤつき過ぎですよ・・・」

魔王「いや~勇者ちゃんのあまりの可愛さにね?ついつい」

側近「しかし・・・最近、部下たちが魔王様が何かを隠してると噂が立っていますよ?」

魔王「ん~・・・隠してるのはまずかったかな」

側近「このままでは時間の問題かと」

魔王「・・・・ん~・・・・・・・・・・・よし!!カミングアウトしよう!!!」

側近「っえ!?」

魔王「どうせバレるんだろ?このままじゃ」

側近「まぁ・・・いずれ勇者ちゃんの存在は割れてしまうでしょうね」

魔王「じゃあ公開する!!」

側近「い、今からですか!?」

魔王「善は急げだろ!!!魔城の中の奴ら全員召集させろ!!」

側近「は、はい!!」

魔王「行くぞ!!勇者ちゃん!!」ぎゅっ

勇者♀「きゃっきゃっぱぁ~ぱ♪」

魔王「~という事でこの子は俺と側近の子供なのだ!!」

「い、いつのまに・・・」
「できちゃった婚・・・・?」」
「あの独身貴族を貫いていた魔王様が・・・」
「側近ちゃん玉の輿ずる~い」

側近「(どうしてこうなった)」

魔王「みんなこの子を可愛がってくれるな?」

「水臭いですぜ?魔王様あたりまえでしょうがよ」
「かわいいじゃんあの赤ちゃん♪」
「よく見ると確かに側近ちゃんに似てるな~」
「目つきは魔王様だな、ありゃ」

側近「もう馴染んどる」

側近「どういう事です?あの説明」

魔王「まぁ・・・いきなし人間の赤ちゃんこっそり育ててましたじゃ驚くだろうと思ってなぁ」

側近「そうじゃなくて!!私と魔王様結婚してる事になっちゃってますよ!!!?」

魔王「そんなに驚く事か~?なぁ勇者ちゃん?」

勇者♀「ぱぁ~ぱまんま」

側近「わ、私としては?そりゃ~まぁ魔王様と結婚できるなんて夢のようでありまして・・・」もじもじ

魔王「よかったな~勇者ちゃんこれで晴れて魔城ファミリーの一員だよ?」

勇者♀「キャッキャッ♪」

側近「聞いてくださいよぉ・・・」ひんひん

2年後

勇者♀「あの人誰ー?」

魔王「あれはねー炎魔神のオジサンだよ~」

勇者♀「あの蛇さん何ー?」

魔王「あの蛇さんは黒竜王だよ~」

勇者♀「じゃああのお魚さん何ー?」

魔王「あれはレビヤタンっていうんだよ~」

側近「めちゃくちゃ魔界生活に順応してますね・・・」

勇者♀「パパがするあれどうやるの~?」

魔王「ん~?なにかな~」

勇者♀「手から炎だすの~」

魔王「あれはね~こうやって掌に力を込めて~・・・」

側近「魔王様・・・あまり変な知恵を入れないでください」

魔王「大丈夫大丈夫・・・だってこれ炎系最強のデスフレアだよ?できるわk」

ぼぉおおおおおおおおごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!!

魔王「」

側近「」

勇者♀「パパママ見てみて~♪」

いままでいかなる敵の攻撃を阻んできた最強要塞魔城がはじめて損傷した日

魔王「いやいや待て待て」

側近「お、落ち着いてください!!魔王様!!!」

魔王「え、え~・・・・すげぇ・・・何今の火力・・・・」

側近「そんな事より早く水!!!!!!!!!」

魔王「お、おう!!水極殺!!!!」

勇者♀「すご~い♪おててから水出てる~♪」

魔王「勇者ちゃん危ないから離れてて!!」

勇者♀「ん~こうやるのかな?」

どぼぼぼぼぼぼぼぼぼぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!

魔王「っ!?」

側近「勇者ちゃんストップストップ!!!!!!!!!!!!」

・・・なんとか無事鎮火

魔王「はぁ・・・はぁ・・・なんか驚き過ぎて疲れたよ・・・」

側近「えぇ・・・同感です・・・」

勇者♀「魔法おもしろ~い♪」

魔王「・・・この子は今までの勇者の中でもずば抜けた魔法の才があるな」

側近「えぇ・・・属性最強の魔法を二つと意図も簡単に真似できましたし・・・」

魔王「つか火力がおかし過ぎるだろ・・・あんだけの超火力でなんで魔力が枯渇しないんだ?」

側近「・・・膨大すぎる魔力ゆえでは」

魔王「ん~・・・とんでもない子を拾ってきたのかも・・・」

勇者♀「パパ~次次~♪」

魔王「き、今日はもう駄目~!!」

勇者♀「え~つまんないっ・・・」しゅん・・・

魔王「あぁ・・・泣かないで!?勇者ちゃん!!」おどおど

側近「はぁ・・・あいかわらずだ・・・」

魔王「と、いうわけでこれから勇者ちゃんが魔法をむやみに暴発しないように魔法のお勉強をしてもらいたいと思います!!」

勇者♀「は~い♪」

側近「ホントに教育するつもりですか?」

魔王「・・・・流石にこれ以上魔王城を壊されないためだ、仕方ない」

側近「まぁ、確かに・・・」

魔王「じゃあ、今からパパのする事をよ~く見ててね?」

勇者♀「うん♪」

魔王「闇魔法ギガロスパーク!!」

側近「闇魔法教えるな!!!」

勇者♀「・・・・・暗黒魔神菩薩召喚!!」

ぐろおおおおおおおおぉおおおおおおおおおおおお!!!!!

魔王「す、すごい勇者ちゃん・・・・あの闇を魔神の召喚すらいともたやすく・・・」

勇者♀「この魔法おもしろ~い♪」

魔王「俺の十八番の暗黒魔法すべてを3時間で習得するとは・・・」

側近「なにやってんですか!?こともあろうに勇者に闇魔法教えて!!」

魔王「い、いや~あんまり勇者ちゃん一生懸命だったから~」

側近「はぁ・・・分かりました、私がこの子に教育します」

魔王「ん?おまえが?」

側近「さっきから魔王様は超攻撃系魔法しか教えてないでしょう!!しかも暗黒系の!!」

魔王「い、いや~だって俺魔王だしね~」

側近「この子に必要なのは回復系や移動系の日頃の生活に便利な魔法と力のセーブの仕方です!!」

勇者♀「次はママだ~♪」

魔王「え~・・・・じゃあ、見てるよぉ」しゅん

側近「良いですか?勇者ちゃん、魔法というのは~~~~」

勇者♀「うん!!」

魔王「側近って教育ママだったのか・・・」

勇者♀「いくよ~」

ひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!

魔王「」

側近「」

勇者♀「こんな感じ~?」

魔王「魔城が元通りに・・・」

側近「まさか次空間魔法までこなすとは・・・」

魔王「って、なんでそんな魔法教えてんの!?話しちがうでしょ!?」

側近「い、いえ・・・教えるつもりでいた魔法すべて習得したので誰もが為し得なかった時空操作系は、もしやと思いまして・・・」

魔王「俺でも無理だった魔法をこの子は習得したって事?」

側近「魔力の量とその卓越した才が可能にしたとしか・・・」

魔王「・・・・・・・んんんむ」

勇者♀「パパ~ママ~次は何教えてくれるの?」

魔王「・・・・勇者ちゃん」

勇者♀「何~?」

魔王「魔法好き?」

勇者♀「うん!」

魔王「もっと学びたい?」

勇者♀「うん!」

魔王「・・・・・側近」

側近「はい?」

魔王「魔界一の大賢者アスモデウス殿をお呼びしろ」

側近「っ・・・・・・本気ですか?」

魔王「悔しいがこの子の才は俺以上だからな、ならば専門の奴に教えをつけるのが一番いい」

側近「・・・・・・分かりました、至急来てくれるよう使いを送ります」

魔王「うん、頼んだ」

勇者♀「パパどうしたの?」

魔王「ん~?なんでもないよ~ん!!(この子は一体・・・)」

1年後

魔王「どうだ?」

魔大賢者「ふぉっふぉっふぉっ、あの子の才能と賢さにはこの1年間驚かされっぱなしよのぉ」

魔王「ほっほっほっ!!さすがは俺の娘だ!!」

魔大賢者「昔、おぬしにも学問を教えたものじゃがあの子はおぬし以上だの」

魔王「げふんげふn!?」

魔大賢者「おぬしも優れた才能を持っておるがあの子はすさまじいのぉ・・・いやはや末恐ろしいもんじゃて」

魔王「うむ、御苦労!!また明日も頼むぞ!!」

側近「駄目です!!」

勇者♀「なんで?」

側近「女の子には必要ないものです!!」

勇者♀「いいじゃん!!」

魔王「どうしたんだ?二人とも」

側近「魔王様・・・この子が武術を学びたいと言って利かないんです・・・」

魔王「ぶ、武術!?」

勇者♀「うん!!」

魔王「どうしてなの?勇者ちゃん」

勇者♀「だっていつか人間っていうの?そいつらがここに攻めてくるかもしれないでしょ?」

魔王「っ!?」

勇者♀「パパやママや皆は私が守ってあげるね♪」

側近「・・・・勇者ちゃん(この子は自分の事を・・・)」

魔王「そっか・・・ありがとな、勇者ちゃん」ぎゅっ

勇者♀ 「パパ抱っこ苦しいよ~?」

側近「でもね勇者ちゃん?女の子はそういったものは別に嗜む必要はないし、守られなくてm」

魔王「分かった・・・いいぞ、勇者ちゃん」

側近「っ!?」

魔王「でも無理はしないでね?パパとの約束」

勇者♀「うん!!」

側近「正気ですか!?」

魔王「大マジだ」

側近「あなたはこの子を兵器として利用しようとでも!?」

魔王「・・・そうかもしれん」

側近「っ・・・・見損ないました」

魔王「・・・・正直、俺はこの子にもっと大きくなってもらいたい・・・それが本音だ」

側近「・・・・・」

魔王「魔物と人間とのかけ橋・・・平和を導くためには力ある者でしかこなせない」

側近「・・・・・・・結局、自分の理想の為でしかないんですね」

魔王「そうは言ってないぞ、この子には世界を見てもらいたい・・・そのためには力が必要だ」

側近「・・・はぁ、誰を教えに就かせましょうか?」

魔王「っ・・・・・・ありがとう」

側近「どうせ折れないでしょう?魔王様」

魔王「よく分かってる」

側近「世界・・・・・ですか」

魔王「よしっ!!そうと決まれば教育係りはもちろんあいつしかいないだろう!?」

勇者♀「わくわく」

側近「魔王様じゃないんですか!?」

魔王「俺でもいいがやはり魔界一最高の戦士にしてもらった方が良いに決まってるだろ!!」

側近「じゃあ・・・・あの方ですか?」

魔王「おうよ!!我が要塞魔城の魔軍大隊長にして最強の戦士、獅子王しかおらんだろう!?」

側近「あの人スパルタで有名なんですけど・・・」

魔王「もちろん、俺が随時目を光らせてるから大丈夫だ!!下手な真似したら即瞬コロだ!!」

側近「獅子王殿も不運なお方だ・・・」

獅子王って名前は強そうだったから適当に付けましたイメージが特に無いです
あるとすればグインサーガのグインかな・・・

獅子王「で、私に稽古をつけろと?」

魔王「うん」

勇者♀「よろしくお願いします!!」

獅子王「・・・・こんな童っぱに稽古をつけろといわれても・・・」

魔王「そこを頼むよ、獅子王ちゃん」

獅子王「ん~む・・・」

勇者♀「お願いします!!」

獅子王「・・・・・・・・・分かった、だが泣こうが喚こうが知らんぞ?小娘」

勇者♀「はい!!」

魔王「・・・・・・・ぐすぐす、こんなに逞しくなって・・・」うるうる

側近「何泣いてるんですか・・・」

魔王「お前もじゃねーか」ぐすぐす

そして月日は流れる

勇者♀「重破斬!!!」

獅子王「なにをぉ!?ならば超究武神破斬!!!!」

魔王「ほっほっほっ、やってるねぇ~」

側近「えぇ、魔法学に武道、野戦術から剣術まで幅広い知識と技量を吸収しましたからね」

魔王「な~んか偏った知識な気がしないでもないが・・・」

側近「た、確かに・・・まぁ一応私が日頃の作法や料理は教え込みましたが」

魔王「・・・・・」じーっ

側近「なんです?」

魔王「お前はいいお母さんになると思ってな~」

側近「///////っな、なにを!?」

魔王「おぉ!?勇者ちゃんが獅子王に勝ったぞ!?」

勇者♀「はぁ・・・はぁ・・・・見てた!?お父さん!!」

魔王「見てたよ!!!!その前にベホマべホラベホマベホマベホマ!!!!」

獅子王「カスリ傷にかけ過ぎでしょう・・・・あとできればズタボロの私にも・・・」

勇者♀「これでお父さんからどんな奴が来ようと守れるよ!!」ぎゅっ

魔王「っ勇者ちゃん当たってるよ!?」むにゅううう

側近「なに娘に鼻の下のばしてるんですか!?」

勇者♀「大丈夫?お父さん鼻血出てるよ」

魔王「はっはっはっはっ!!これは感動の涙だよ!!」

勇者♀「?」

側近「・・・(年頃の女の子にしては発育が良過ぎるわ・・・しかも純粋無垢でそちらの知識が無い・・・)」

魔城大浴場

魔王「むむむ・・・参った参った、いつのまにか勇者ちゃんも女性になってるんだなぁ」

魔王「しなやかな肢体に長い手足、整った気品ある顔立ちに強い意志を宿す澄んだ瞳、そして・・・・反則的なおっぱい」

魔王「俺の娘ながら立派に育ってくれたものだなぁ」ぶくぶくぶく

勇者♀「お父さ~ん!!」がらがらがら

魔王「ぶほほおおおおおおおおおおおおおお!????」

魔王「ちょ!?勇者ちゃんここ男風呂だよ!!!!」

勇者♀「大丈夫だって~お父さんしか入ってないの知ってたから」

魔王「いやいやいやいやいやいやいや、さすがにもうこの年で一緒はまずいんでないかな!?」

勇者♀「なんで?背中洗ってあげるね♪」ごしごし

魔王「あぁん・・気持ちいい・・・じゃないない!!!」

勇者♀「お父さんの背中傷だらけだね・・・」ごしごし

魔王「ん・・・・まぁね~」

勇者♀「もうこれからは大丈夫だからね?お父さん」

魔王「・・・・・・・ありがとね」

魔王「・・・・・勇者ちゃんさぁ」

勇者♀「ん~?」ごしごし

魔王「このお城の外に興味ない?」

勇者♀「ない」ごしごし

魔王「即答かぁ・・・なんで?」

勇者♀「だってお父さんやお母さんいるし獅子王先生とかデウス先生とか皆いるから?」

魔王「ん~・・・・でも世界は知らない事がたくさんあるんだよ~?」

勇者♀「興味無いかな~」ごしごし

勇者♀「いつまで向こう向いてるの?お父さん」

魔王「い、いや~あんまり背中流してもらうの気持ちよかったからつい」

勇者♀「もう洗い終わったよ?」

魔王「はっはっはっ、じゃあそろそろあがろうかな~?」むくっ

勇者♀「・・・」がしっ

魔王「ぐぇっ!?」つるっ・・・ズテンっ!!

勇者♀「・・・お父さん」

魔王「勇者ちゃん・・・ど、どうしたのかな~?」

魔王「あの~勇者ちゃんが跨ってるとパパ動けないんだけど・・・」

勇者♀「好きだよ・・・お父さん」ぎゅっ

魔王「っ!?(体と体が密着してるっ!!!おっぱいッ!!!!おっぱいッ!!!!)」

勇者♀「私の背中の紋様・・・・さ」

魔王「っ!!・・・・・・・・・・うん」

勇者♀「私人間なんだね・・・・・しかも勇者の・・・・」

魔王「・・・・・・・・・・・・うん」

魔王「ごめんね?言おうかどうか悩んでたんだ」

勇者♀「んん、謝らないでよ?私はここで育ってホント嬉しいとおもってるしさ!!」

魔王「そ、そっか・・・・そういってくれるとパパ嬉しいなー!!!っんむっ!?」

勇者♀「んむっ・・・・ちゅっ・・・」ぎゅうう・・・

魔王「ぷはぁっ・・・・ゆ、勇者ちゃん・・・?」

勇者♀「じゃ・・・・どう・・して・・・お城の外なんかの・・・話し・・するんだよぉ・・・」

魔王「勇者ちゃん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんな」なでなで

勇者♀「いやだよぉ・・・・・どこにも行きたくないよぉ・・・・・・ここに・・・いさせてよぉ?」

魔王「・・・・・・・・・・・・・・」なでなで

勇者♀「ぐす・・・・ぐす・・・」

魔王「落ち着いた?」

勇者♀「・・・・うん」

魔王「・・・・・・勇者ちゃんにここは狭くすぎると思うんだ」

勇者♀「っそんな事ないよ・・・」

魔王「可愛い子には旅をさせろとでもいうのかな・・・・勇者ちゃんのその目に世界がどう映るのか見てきてほしいんだ」

勇者♀「・・・・・・・」

魔王「パパの背中見ただろ?・・・・・・長い間人間と魔物はいがみ合ってできた傷だよ、今では魔物同士人間同士すらも剣を交える世の中なんだ」

勇者♀「・・・・・・・」

魔王「今の世界は混沌としていてね?パパはもうなにが正解でなにが正しいのかもう分かんなくてさ・・・・ははは・・・」

勇者♀「・・・・・・・」

魔王「・・・・・君に世界を見てきてほしい、純粋な君の眼に何が映るのかを」

勇者♀「・・・・・っ!!」ごすっ!!

魔王「っひでぶ!?」

勇者♀「そんなの勝手だよ!!!!」

魔王「勇者ちゃん・・・」

勇者♀「自分じゃもう何も分んなくなったから代わりに見てこい?そんなの知らない!!どうだっていい!!」

魔王「・・・・・・」

勇者♀「ねぇ?・・・・そんなに大好きな人の所にいるのが駄目な事なのかな・・・?それともそんなに世界が大事?」

魔王「それは・・・・・」

勇者♀「私、お父さんといれるなら世界なんてめちゃくちゃにだってできるよ?」

魔王「・・・・・」

勇者♀「ふふふ・・・・なんだったら人間なんか独り残らず殺して見せようか?」

魔王「っ!!」

勇者♀「そうすればお父さんはなにも悩む必要なんてないよ?・・・うん♪それいいなぁ・・・」

魔王「・・・・」ぱんっ!!

勇者♀「っ・・・・・・・・・・・・へ?」

魔王「そんな軽々しく命を奪うような事いうんじゃない」

勇者♀「・・・・・・・・・・」

魔王「・・・・・・」

勇者♀「・・・・・・・・・・ごめん・・・・なさい・・・・・ごめんな・・・・・さい」

魔王「・・・・・」なでなで

勇者♀「ごめんなしゃい・・・・・ごめんなさい・・・・・ごめんなさい!・・・ごめんなさ・・・い!!」ぐずぐず

魔王「いい子いい子・・・・」なでなで

勇者♀の部屋

勇者♀ すやすや

側近「・・・・・・で、なにがあったんです?」

魔王「ん・・・・・まぁ、勇者ちゃんはここにいたいって事で少しね」

側近「・・・・・・・・はぁ、いずれこうなるとは思ってましたけど・・・」

魔王「そうなの?」

側近「気付いていませんでしたか?この子が普段どれだけ魔王様を見つめていたか」

魔王「まぁ・・・視線はあったのは知ってたけど」

側近「・・・・・この子、魔王様に好きなんですよ」

魔王「そりゃ、俺も好きだぞ?」

側近「その好きじゃ違いますよ・・・・」

魔王様に→魔王様が

側近「・・・・・・はぁ・・・もう白状しちゃいましょうかね」

魔王「まだあんの?」

側近「この子、私に宣戦布告してきたんですよ」

魔王「・・・・・・え?」

側近「私もお父さんの事大好きだからって」

魔王「・・・・そっかぁ・・・え?なんでお前に?」

側近「・・・・・・・・・(マジでぶっ飛ばそうかな)」

魔王「ん~む、ここまで好かれるのも問題ありかも・・・なぁ、お前はどう思う?」

側近「・・・・私はこの子の母親であるつもりです、この子が幸せであればなにも望みません」

魔王「そっかぁ・・・・覚悟がないのは俺だけか」

側近「・・・・・・・はぁ、もう私いきますね?」

魔王「ん、ありがとな」

側近「・・・・・・・・・・・・・馬鹿」ぼそっ

魔王「?」

側近の部屋

側近「はぁ・・・・・・これでいいよね?これで・・・・うん・・・」ぐすっ

勇者♀ すぅ・・・すぅ・・・

魔王「・・・・・綺麗な寝顔だ」

魔王「・・・まさに美女と野獣・・・・・だな」

魔王「・・・・俺はどうすればいい」

勇者♀「・・・・・お父さん」

魔王「・・・・・・・・起きてたのか」

勇者♀「・・・・・・うん」

魔王「趣味が悪いぞ」

勇者♀「ごめんなさい」

魔王「・・・・・・」なでなで

勇者♀「髪の毛くしゃくしゃだよぉ」

魔王「いい気味だ」

勇者♀「私ね?・・・・お母さんに酷い事言っちゃった・・・」

魔王「・・・・・ん」

勇者♀「お母さんがお父さんの事好きなの知ってるのに言っちゃったの」

魔王「聞いた」

勇者♀「・・・・・・・・お母さんに謝らないと・・・・」

魔王「・・・・お母さんに言うんだな」

勇者♀「え?・・・・・うん、そうだね。お母さんはお母さんだよ、大切な人だから」

魔王「それなのに宣戦布告したのか?」

勇者♀「・・・嫉妬してたんだぁ・・・お母さんとお父さんの距離に・・・だからこそ嬉しかったんだよ?私と孤児と知った時は」

魔王「今日はもう寝ろ、疲れたろ?明日も忙しいんだから」

勇者♀「うんっ・・・・ねぇ?お父さん」

魔王「ん~なんだ~?」

勇者♀「一緒に寝よ?」

魔王「・・・・・・・・・ん~、さすがに年頃の娘と寝るのはまずい」

勇者♀「私を娘と思ってるんなら大丈夫でしょ?」

魔王「・・・・・・・むむむ(いつのまにか悪知恵ついてんなぁ)」

勇者♀「ふふ♪こっちどうぞ」

勇者♀「お父さんの背中暖かいなぁ」

魔王「こらこら抱きつくでないよ」

勇者♀「いつから一緒に寝てくれなくなったのかなぁ・・・」

魔王「側近が子離れしろといわれてかな」

勇者♀「そっかぁ・・・寂しかったんだよ?」

魔王「甘えん坊め」

勇者♀「そう育てたのはお父さんです~」ぎゅううう

魔王「こ、こら、しがみつくでないよ」

勇者♀「・・・・おっきいでしょ?私のおっぱい」

魔王「っ・・・・!?」

勇者♀「お母さん程ではないけどね・・・」

魔王「っ・・・・・・(3.1423452482146217845325432154)」

勇者♀「背中越しじゃ分かんないかな・・・・・」するする

魔王「・・・・・・っ何脱いでんの!?って!!!?」

勇者♀「ふふ♪お父さん、やっとこっち見てくれたぁ♪」

魔王「っ!!(いかんマジマジと娘の裸を見てしまった!?)」

勇者♀「・・・・私じゃ駄目かな・・・・?」

魔王「・・・・・・・っ!!(どうする!?俺、いや娘だぞ!?いやでもっ!?)」

勇者♀「・・・・ふふ♪可愛いよお父さん・・・でも今日はこのくらいにしたげるね?」

魔王「・・・・・っ」

勇者♀「でも、憶えててね?お父さんが困ってたから中断したんだから・・・その気になってくれたらいつでもいいんだから・・・ね?」

魔王「・・・・・おぉ・・(この子はもしかすると魔性の女なのかも)」

翌朝

魔王「はぁ~~~~~~~~」

側近「そうされました?」

魔王「疲れたよ昨夜は・・・・過ちは犯さなかっただけ我ながら偉いと思うけど・・・」

側近「・・・・・・そうですか、何もなかったんですか」

魔王「ん?・・・・・まぁ・・な?」

勇者♀「おはよ~~~~♪お父さん、お母さん♪」

魔王「おお、威勢がいいなっ勇者ちゃん」

勇者♀「ふふ♪まぁね、お母さん・・・・話があるけどいいかな?」

側近「・・・・・・えぇ、いいけど・・・」

魔王「・・・・(さてと、俺は黙って立ち去るのみ)」

勇者♀「ごめんなさい・・・お母さん」

側近「・・・・え?」

勇者♀「お母さんは私の事を実の娘のように育ててくれたのに私は・・・・感謝どころかお父さんとの仲に嫉妬してて・・・」

側近「ううん・・・そんなことない」

勇者♀「そんなことあるよ・・・ホントはお母さんこそがお父さんにふさわしいのに・・・・」

側近「・・・・・・はぁ、言っとくけど私別に諦めたわけじゃないけど?」

勇者♀「・・・・・・え?」

側近「私は魔王様が好き、大好き・・・この思いは例えどれだけ経とうとも変わらないわ、きっと勇者ちゃんもそれは同じだと思う」

勇者♀「うん・・・」

側近「恋敵が娘?上等じゃない、あの鈍感大魔王をどっちが振り向かせられるか勝負といかない?勇者ちゃん」

勇者♀「・・・・うんっ!!」

側近「ふふ・・・それでこそ我が娘♪」

勇者♀「ありがと♪お母さん」

側近「うん♪」

魔王「はぁ・・・・・話はついたようだ」

魔王「俺そんな鈍感なのかねぇ」

獅子王「魔王様・・・」

魔王「ん、どったの?」

獅子王「魔界北西部の渓谷に人間の軍勢が押し寄せてきている模様です」

魔王「ん~ここへの侵攻かな」

獅子王「おそらく」

魔王「戦か・・・・」

魔王「相当の規模の軍勢なの?(勇者も無しに無茶をするものだ)」

獅子王「はい、二万弱はいると」

魔王「魔界の瘴気でやられなかったのか?」

獅子王「えぇ、すでに魔界側に侵攻した際に大勢の数が死んでいると思われます」

魔王「捨て身か・・・・(そこまでの犠牲をはらってまでとなると狙いは間違いないな)」

獅子王「どうします?このまま放置しても壊滅しそうにも思えますが・・・」

魔王「・・・・・・よし、俺の娘を連れてく」

獅子王「・・・はぁ?」

獅子王「それはどう意味で!?」

魔王「なぁ~に、社会科研修だよ。人間とは一体どういうものかってな」

獅子王「は、はぁ・・・・」

魔王「というわけでお前はとりあえずこの魔城の守備に備えてこい!!まぁ、ここまで来れんだろうけど」

獅子王「承知!!」ざっざっざっ

魔王「さてと・・・」

魔王「というわけだ・・・来てくれるかい?勇者ちゃん」

勇者♀「お父さんとならどこでも行くよ♪」

側近「魔王様・・・どうかその子を御無事で」

魔王「あぁ、心配無いって。ただ偵察しに行くだけだから」

魔王「超高速飛行術は学んだかい?勇者ちゃん」

勇者♀「うんっ」

魔王「よしっ行くぞ!!」

魔境死の渓谷

魔王「どう?あれが人間だよ」

勇者♀「・・・・特に何も感じないや」

魔王「・・・・・そっか(魔物に染まり過ぎたか)」

勇者♀「なんだかバタバタ倒れてるね・・・」

魔王「ただの人間に瘴気は猛毒だからなぁ」

勇者♀「なにが目的でここに?」

魔王「・・・・・・・・勇者ちゃんかな・・・・」

勇者♀「私?」

魔王「うん、勇者の存在は勇者ちゃんが思っている以上にとっても大きい存在なんだよ」

勇者♀「魔王を倒す存在だから?」

魔王「そ、魔王は人間の宿敵だからね」

勇者♀「・・・・私、人間嫌い」

魔王「・・・・・・どうして?」

勇者♀「お父さんに仇なす奴は人間だろうが魔物だろうが許さないもん」

魔王「でも、彼らは君とおなじ人間だよ?」

勇者♀「お父さんとお母さんがいればそれでいい」

魔王「・・・・そっか(この子は純粋すぎる)」

勇者♀「残り一人の人間も倒れちゃったね」

魔王「・・・・・・そうだね(顔色一つ変えない・・・同族とも思っていないか)」

勇者♀「・・・・・・今日はもう帰るの?帰ったら一緒にお風呂入ろうよ!!」

魔王「ん~・・・どうしようかなぁ・・・(あまりに長く魔界に住んだせいで人としての感覚を失ったのか)

勇者♀「じゃあ競争しようよ!!勝ったらお風呂ね!!」

魔王「いいよ~(俺はこの子になにを求めてるんだろう、結局は人間の滅亡か?)」

魔王「・・・勇者ちゃんは俺と一緒にくらしたい~?」

勇者♀「うん♪」

魔王「そっかぁ・・・(ここまで魔物に染まりきった勇者を確保して人間側はどうする?決まりきった事だな、始末するか次の勇者を生ませる道具のどっちかだな・・・)」

勇者♀「どうしたの?お父さん」

魔王「ちょっとね・・・(結局俺は一人の少女の運命を狂わしただけだったのか?)」

勇者♀「お父さん?」

魔王「・・・・・・・ごめんな」なでなで

勇者♀「へへへぇ・・・・・」

アカン、ねむい、限界です、丸一日経って残ってたら書く、残ってるわけねえだろボケって人は乗っ取りでも可
この報われない少女を救う手立てがあれば書いてください、ちなみに俺は書きだめなしなもんで先が見えてません

おじさんの世代には魔王の娘達というエロゲがあってだな……

>>374
おじさん「おじさんの世代には魔王の娘達というエロゲがあってだな・・・・・・」
少女「ペロペロ(^ω^)」

勇者たんえっちなことどうやって覚えたんだろうほしゅ

>>412
賢者が性魔術教えたからじゃないかな?

もう1来ないんじゃね?

魔王の寝室

魔王「・・・勇者ちゃん」

勇者♀「ん~?」

魔王「今更俺の部屋で寝るのはもう突っ込まないけどさ」

勇者♀「うん、どうしたの?お父さん」

魔王「旅に出てみないか?」

勇者♀「お父さんも一緒ならどこへでも行くよ?」

魔王「俺は・・・一国の主としてここから動くのはまずい」

勇者♀「じゃ嫌」ぷいっ

魔王「ああぅ・・・んんむ(この子はこんな狭い所にいる器じゃないのに、それを望まないのか・・・)」

勇者♀「・・・・・・やっぱり、私が人間だから?」

魔王「ええ?」

勇者♀「人間だから近くにいてほしくないの?」

魔王「そういう意味じゃないよ」

勇者♀「・・・・だって最近お父さん私の事好きくないみたいなんだもん・・・」ぐすっ

魔王「そ、そんなことないだろ?」ぎゅっ

勇者♀「・・・・・・・私が魔物だったらいいんだよ」

魔王「ん?なに?」

勇者♀「そうだよ・・・私が魔物になればいいんだ・・・・そしたらお父さんと一緒になれる・・・」

魔王「・・・・魔族に染まるってのか?」

勇者♀「そんな怖い顔しないでよお父さん?それが最高の幸せなんだから、なんたって・・・・・・ずっと一緒にいれるんだから♪」

魔王「確かに・・・人間が魔族になるのは可能だけど・・・・・元には戻れないんだぞ?勇者ちゃん」

勇者♀「元に戻るわけないじゃん?人間なんかどうだっていいもん」

魔王「・・・・・・・ほんきなのか?」

勇者♀「もちろんっ」

魔王「パパはなってほしくないな・・・」

勇者♀「なんで・・・・?」

魔王「俺の事を思って勇者ちゃんが自分の未来を変えてしまうなら、なってほしくない」

勇者♀「なんで?なんでそんな事いうの?」

魔王「大切な娘だからだよ・・・・俺の事を思っての事は嬉しいけd」

勇者♀「そうやってすぐ娘って言うっ!!!!!」がばっ!!

魔王「ゆ、勇者ちゃん!?」

勇者♀「もう・・・・・・・・私、子供ゃないよ?」ぎゅっ

魔王「・・・・・・ごめん、おれにとって勇者ちゃんは大切な娘なんだ」ぐいっ

勇者♀「っ・・・・・・私絶対魔族になるから・・・」すくっ

ばたんっ

魔王「・・・・・・・・・・はぁ、まずいなこれじゃ」

1週間後

魔王「・・・・・・・・・・・・」

側近「魔王様と勇者ちゃんが口論なされた以来、勇者ちゃん自室に籠りきってますけど?」

魔王「うん・・・・・・・ホントになるつもりなのかな・・・・」

側近「勇者ちゃんはなると言ったんですよね?」

魔王「うん・・・・まぁ」

側近「勇者が魔族になるなんて聞いた事ありませんよ・・・」

魔王「・・・・・・今までも負い目を感じてたのかもしれんな」

側近「いいんですか?」

魔王「いいも何も俺の意見も力も既にあの子には届かないんだ、魔族になるの一点張りで」

魔王「今の俺に出来るのはどうなれあの子を受け止める事なんだと思う・・・自分の理想を押し付けるあまり勇者ちゃん本人を見つめなかった罰なんだろうな」

側近「ふふ、あなたはあの子を愛したましたよ?ここまであなたを求めてるのはひとえに今まで愛してもらえてるからなんですから」

魔王「・・・・そう言ってくれると助かる」

側近「魔族になるのもすべて魔王様の為・・・・愛する人の傍にいたい気持ちなら種の壁すら越えるんです」

魔王「・・・・うん」

側近「私はあの子の気持ちが分かります、だから私は止めるつもりはありません」

魔王「・・・そっか」

側近「暖かく迎え入れましょう?私達の最愛の娘を」

自室

勇者♀「・・・・・・・・・・・」

勇者♀「・・・・・・・体・・・・・・熱い・・・・」

勇者♀「・・・・・体中ヒリヒリする・・・・・」

勇者♀「・・・・・・この禁術が完了すれば」

勇者♀「ずっと、一緒に入れるよ・・・・・・・・・お父さん」

人間達の勇者から魔族達の勇者に……か








ふぅ……

魔王「・・・・・・」そわそわ

側近「・・・・・・・ずっと籠りっきりですね、勇者ちゃん」

魔王「ご飯は大丈夫かな・・・・病気してないかな・・・・」そわそわ

側近「部屋にかけられた結界を打ち破ることできなかったのでしょう?私達はもう見守るしかありませんよ・・・」

魔王「うん・・・だけど・・・・」そわそわ

側近「籠ってからずっと部屋の前で寝てる魔王様の体が心配ですよ、私は」

魔王「うう・・・・・・心配だぁ~・・・・」

数日後 

勇者の部屋

・・・・・・・・・・・・・・・ぼごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんっ!!!!!!!!!!!!

魔王「っ!?な、なんだぁあああああ!?」

ぷしゅぅ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

元勇者♀「・・・・おとうさん?」

魔王「・・・・・・勇者ちゃん?その羽と角は・・・・・・・まさかホントに?」

元勇者♀「・・・・・・・・・・・おとうさぁああああああああん!!!!!」がばっ!!!!!!!

魔王「っ!?げふぅ!!!!く、苦しいよ・・・・勇者ちゃん・・・」

側近「魔族になったんですね、勇者ちゃん・・・・・・・・・・・・・」

元勇者♀「お母さん!?久しぶりっ!!」ぎゅっ

側近「お帰りなさい、勇者ちゃん」なでなで

元勇者♀「ただいまっ!!」

元勇者♀「ただいまっ!!」


語気は違うが、聖剣LOM思い出した

魔王「しかし、ホントになったんだね勇者ちゃん。体どこも悪くない?」

元友勇者♀「うんっ、全然調子いいよ♪なんだかすごい気分がいいの、体から力がどんどん湧きあがってね♪」

魔王「・・・・・・・・」ごくりっ

元勇者♀「力が湧くっていうより浸ってる感じかな?」

魔王「・・・・・・・そ、そっかぁ(近くに居るだけでヒリヒリ感じる桁外れの魔力の放射量から見てもこれは・・・・もう・・・・)」

元勇者♀「あ、そうそう」ぬぎぬぎ

魔王「っ!?服脱がないの勇者ちゃん!!」

元勇者♀「紋様が消えたよ♪ほら」ひらりっ

魔王・側近「・・・・・・・ホントだ」

FKSM原発「うんっ、全然調子いいよ♪なんだかすごい気分がいいの、体から力がどんどん湧きあがってね♪」

魔王「・・・・・・・・」ごくりっ

FKSM原発「力が湧くっていうより浸ってる感じかな?」

魔王「・・・・・・・そ、そっかぁ(近くに居るだけでヒリヒリ感じる桁外れの放射量から見てもこれは・・・・もう・・・・)」

側近「ど、どういうことです?」

魔王「勇者としての存在が死んだからその証と使命が消えたって事かも・・・」

側近「だとするとこの子は完全に・・・」

魔王「しかも、今までだって桁違いだった魔力が魔族化で規格外になってる・・・」

側近「底知らずですか・・・」

魔王「・・・・多分この子がその気になればいつだってこの星は燃え尽きるぞ・・・」

元勇者♀「♪~」

魔王「最終兵器か・・・こりゃ」

神「ここまではシナリオ通り…後は……ふふふ…」

魔王「・・・・・なぁ勇者ちゃん」

元勇者♀「なに?お父さん♪」

魔王「魔王に興味がないか?」

側近「っ!?魔王様!!!!この子に王位を譲るつもりで!?」

魔王「この子が人間のままだったら考えてもなかったけどこの子はもはやこちら側の存在なんだ、驚く事ないだろ?」

側近「だとしてもです!!この子はまだ年端もいかない少女なんですよ!?」

魔王「あぁ、だから俺が全力でカバーするつもりだ。何も心配しらん」

魔王「俺はもう自分の理想を押し付けるような真似はしない、勇者ちゃんの歩む道を全力でサポートする事が俺の理想だ」

魔王「この子が世界を滅ぼすにしても俺には止める力もないし止める気もない、この子が自分の存在を投げうってまで魔族になるなら俺もそれに全てをかけて答えるまでだ」

元勇者♀「お父さん・・・」

魔王「これからはこの子の為に生きるよ」なでなで

側近「・・・・・・・・ふふ、なんだか昔を思い出しました」

魔王「昔って?」なでなで

側近「この子を魔城に迎え入れた頃ですよ」

魔王「ほっほっほっ・・・・懐かしいな」

数日後

元勇者♀は正式に王位継承の儀式のもと、新魔王となる

前魔王は新魔王に与えられる限りの知識を授け、猶予期間として側近を同伴させた上で世界を巡るよう提案する

新魔王はそれを頑なに拒否するも、前魔王と側近の必死の説得の受け不本意ながらも提案に乗る

しかし、新魔王は前魔王も同伴しないなら世界を潰して回ると脅迫

慌てた前魔王は魔城と一国の荒廃を心配するも新魔王の提案に承諾

かくして三人は王が不在となった魔城を尻目に世界を巡る旅に出た

                           続く?

少し休憩させてくれ 需要あるなら深夜に再開するから
とりあえずスレ立て逃げは絶対したくないから
一応区切りはつけたかった

魔王「人間界到着っと・・・」

元勇者♀「♪~」

魔王「期限が良いな勇者ちゃん」

側近「ふふ、うれしいんですよ?こうやって親子水入らずでお出かけできるの」

魔王「おでかけって・・・」

元勇者♀「ん?あれ何、お父さん?」

魔王「ありゃ人間の住んでる集落だ、ここはまだ魔界と人間界の丁度真ん中に位置する僻地だからな。人も少ないもんだ」

元勇者♀「ふ~ん・・・ちょっと様子でも見に行く?」

魔王「いや、やめとこう。ここら辺はかなり治安が悪いからな、人にとっても魔物にとっても」

側近「もう少し穏やかな土地まで行きましょうね?勇者ちゃん」

元勇者♀「うんっ」

魔王「魔界と人間界の県境に住み着いてる人達は人間達から島流しをうけた者が住む土地なんだよ、あまりそうゆう所には入りたくない」

元勇者♀「お父さんについてからどこでもいいよ」

魔王「・・・・こうやって3人手をつないでたんじゃ貫録もへってくれもないなぁ・・・」

側近「まだそんな事いってたんですか?」

魔王「いや、でもさ・・・まぁ嬉しいけど」

側近「言っておきますけど私今回の件に関しては慰安旅行程度にしか考えておりませんので」

魔王「え~・・・勇者ちゃんに世界を見てもらうツアーで慰安旅行扱いですかい?」

側近「・・・・・・こやって3人でのんびりしたかったもので」

元勇者♀「うん、私もお父さんとお母さんとでいたかったもん」

魔王「慰安旅行・・・ほほほ・・・まぁ楽しんでもらえるならそれもいっかぁ・・・・な?」

魔王「よいしょっと・・・・魔界との県境から結構来たかな」

側近「ここら辺の土地はかなり治安の良い村がちらほらと見えますね」

元勇者♀「はぁ~・・・ここが人間界かぁ・・・」

魔王「あんまり気を散らしちゃ駄目だぞ勇者ちゃん?飛行中は集中しないと」

元勇者♀「うんっ、でも空が変わった色してるね、水色?青色?」

魔王「魔界は年中分厚い雲に覆われてたから勇者ちゃんは空の色を知らないのか」

元勇者♀「一応本でなら知ってたよ?」

側近「これからはもっと色んな事を知って行きましょうね?勇者ちゃん」

魔王「・・・そうだな」

魔王「あれなんだぁ?」

元勇者♀「ん~・・・海?」

側近「勇者ちゃんは物知りですね」

元勇者♀「馬鹿にしてるでしょ~?あれくらい知ってますぅ~」

魔王「ほっほっほっ、まぁ俺も海は久しぶりに見たかなぁ」

側近「この所、魔王様も魔城に缶詰状態でしたものね」

魔王「そうだっけか?」

元勇者♀「♪~」ばしゃばしゃ

魔王「勇者ちゃん海に入るなら足までにするんだぞ?」

元勇者♀「は~い」ばしゃばしゃ

側近「ふふふ、あの子ここにきてから凄くうれしそう・・・」

魔王「そだなぁ」

元勇者♀「ん?」

海龍「ヴルウウウウウウウウウウウウウウ・・・・・・・」

魔王「っ!?勇者ちゃん危ないっ!!!」がばっ!!

海龍「ヅァアアアアアアアアアアッ!!!!」

元勇者♀「お、お父さん大丈夫!?」

魔王「あらららら・・・・ローブが少し破けちゃった」

元勇者♀「・・・・・・・・・・おい」

海龍「っ!?」ぞわっ・・・・

ずばばばばばばばばぁ!!!!!!!!!!!!!!

魔王「・・・・勇者ちゃん?」

元勇者♀「首はねたくらいで簡単に死んじゃったよ、この龍」

側近「・・・・(手刀の一振りで海龍もろとも海を割るとは・・・)」

魔王「だからなんともないって~ほらな?」ひらりっ

元勇者♀「ホントにホント?、怪我したならすぐいってね?」

魔王「心配し過ぎだって勇者ちゃん」

側近「回復魔法は皆心得てるから心配知らないわよ、勇者ちゃん」

元勇者♀「それでもやっぱりお父さんの世話は私がしたいよ・・・さっきだって不用意に海に近づいた私のせいだし」しゅんっ

魔王「ッ泣かないでよ、そんなの気にし過ぎだよ~」おどおど

元勇者♀「・・・・・・・・・・ほんと?」

魔王「ホントホント」

元勇者♀「・・・・分かった」

魔王「よしよし、とりあえずここまで来たんだしお昼は港ですこし足を休めようか」

側近「人への化け方は知ってますね?勇者ちゃん」

元勇者♀「うんっ!!角と羽の隠し方くらい簡単だよ~」

魔王「よしよし、じゃあ行こうか」

魔王の口癖の「ほほほ」は安西先生系

魔王「ふむ、結構大きいなこの港町は」

側近「大きな貿易船がいくつか停泊してる様子からここは貿易が発達してるようですね」

元勇者♀「はぁ~これが町かぁ」きょろきょろ

魔王「ほらほら、よそ見して迷子になっただめだぞ勇者ちゃん」ぎゅっ

元勇者♀「っ・・・・・・・・えへへへ♪お父さんから手を握ってくれたぁ」

側近「あらあら・・・また親馬鹿再発ですか?」

魔王「いいだろ別に、なぁ?勇者ちゃん」

元勇者♀「うん♪」

乞食「お恵みをぉ・・・・・」

元勇者♀「あれ何お父さん?なんであのボロボロの人皆に頭下げてるの?」

魔王「幸せな人がいればその分不幸せな人がいるんだよ、あれは道行く人のお金を貰って生きてる人なんだ」

元勇者♀「ふ~ん」

乞食「お恵みをぉ・・・」

元勇者♀「うわ・・・・こっちきた、どうすればいい?おとうさん」

側近「・・・・・・・勇者ちゃんはどうしたい?」

元勇者♀「私はどうだっていいよぉ、お父さんとお母さんがいれば他はどうだって」

魔王「・・・・・ふむ、じゃあ行くか(他のことは完全に無頓着か)」

乞食「お恵みをぉ・・・」

元勇者♀「?」

側近「せっかくこんな大きな港にきたんだし今日はこの町の宿屋で宿泊しましょうか」

元勇者♀「やったぁ♪」

魔王「そうだなぁ、久しぶりに歩いたから足が疲れた」

側近「あそことかいかがです?あまり豪華な所も人間の目につきますし」

魔王「確かにな、今日はあの宿に泊まるけどいいか?勇者ちゃん」

元勇者♀「うんっいいよ♪」

魔王「・・・・・・・側近」

側近「魔王様もお気づきになりましたか、後ろに3人尾行者がいます」

魔王「まぁ、これだけでかい町なんだからそう手薄なわけ無いとは思ったが」

側近「撒きますか?」

魔王「いや、その必要は」

シュッ

尾行者A・B・C「っ!?」ばたっ!!

魔王「ないな」

側近「腕は衰えてませんね魔王様」

魔王「まぁね~」

側近「死んでるんですか、この3人?」

魔王「いや、のびてるだけで殺ってはない。事を大きくしたくないし」

元勇者♀「どうしたのお父さん?そこで3人寝てるけどなにかあった?」

魔王「いやっなんでも~それより明日の早朝にでもこの町を出ようかね」

側近「そうですね、あまり長居はまずいでしょう」

元勇者♀「?まぁお父さんがそういうならいいけど」

魔王「さてと、では宿屋にチェックインしようか」

側近「・・・失礼ですがお金をお持ちで?」

魔王「大丈夫大丈夫、さっきの3人から拝借してきたよ」

側近「抜け目がないですね」

魔王「ほぉ~結構きれいじゃないか?」

側近「そうですね、なかなか綺麗な内装の宿屋です」

元勇者♀「もちろん3人で寝るよねっ」

魔王「ど~せ、駄目っていっても深夜こっそり入ってくるんだろ?」

元勇者♀「ふふ、ばれたぁ?」

側近「ではこの部屋になりますね3人部屋となると」

魔王「ん、じゃあそこだな」

魔王「川の字で寝るとはなぁ」

側近「ふふ、お気に召されませんか?」

元勇者♀「♪~」ぎゅぅ

魔王「嫌ではないが・・・こう両方にくっつかれては身動きがとれんよ」

側近「我慢なさってください」

魔王「旅の終わりには皆別々で寝れるようになってくれてると助かるなぁ」

側近「そんなに嫌なんですか?」

魔王「違う体がもたんだけだ」

元勇者♀ すやすや

側近「今日は初めて尽くしで疲れたんでしょうね勇者ちゃん、もう寝てますよ?」

魔王「・・・これから一緒にもっと世界を見ようね勇者ちゃん」なでなで

一応区切りとして旅の初日を終えました
今日はもうおいとまします
また落ちますが多分次はもうこのスレも600まできてるし中途半端にまた開始して途中幕切れは
嫌なんでここで終焉とさせてもらいます
なんにせよこんなSSに保守なされた方にはホント感謝してます、ありがとうございました

魔王「ふぅ・・・・ほら、見えてきたぞ?」

元勇者♀「あれが人間の王国?」

魔王「そうだよ~大きいだろ?」

元勇者♀「うんっ!沢山の人間がいるなぁ」

側近「ふふ・・・今日はあそこを見て回りますか?」

魔王「おう!もっともっと見て回るぞ!!な?勇者ちゃん」

旅は続く

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