葉隠康比呂「M.O.手術…だべ?」 (17)
葉隠「5億もする水晶玉を買ったけど占いが全く当たらなくて借金だらけだべ」
葉隠「こうなったら、もう行くしか無いべ。火星でも何処でも行ってやるべ」
葉隠「手術を受けさせるべ!」
職員「そんなぁ、無理ですよ」
葉隠「嫌だべ!俺は受けるべ」
小吉「お、どうしたんだ?」
職員「実は…」
小吉「いいじゃん」
葉隠「よっしゃぁあ」
そうして色々あって葉隠は手術を受け、無事に成功した。
葉隠「いやぁ、良かったべ」
葉隠「まさか手術の成功率が俺の占いの正答率よりも高いとは思わなかったべ」
葉隠「そういや俺は日米合同2班だったべ班長以外の他の人とはまだ顔を合わせてなかったべ」
燈「よお、俺は膝丸燈。お前もアネックス1号のクルーか?」
葉隠「そうだべ。よろしくだべ燈っち」
葉隠「ところで俺は2斑なんだけどもまだ班長以外の人と会ったことが無いんだべ」
燈「お、俺も2斑だぜ、面白いやつもいるから紹介してやるよ」
葉隠「ありがとうだべ、助かるべ」
ーーー
ーー
ー
アレックス「俺はアレックスだよろしく」
マルコス「俺はマルコスな、よろしく」
葉隠「アレっちにマルコスっちだべ、よろしくだべ」
こうして色々あって無事にアネックス1号は出発したのであった。
アレックスはトイレに行った。
そうして時間が過ぎて行った。
葉隠「もうすぐ、火星に到着するべ」
葉隠「それよりも、さっきシャワールームに入っていった中国斑の女の子がまだ出てこないべ」
燈「雄として云々かんぬん悪い事でしょーか」
葉隠「悪く無いと思うべ!」
色々あって
燈「幹部の人には言わないで下さい!」
葉隠「すまないべ!」
中国斑女「」
葉隠「いやぁぁぁああ、死んでるべぇぇ」
燈「ここは俺が食い止める、康比呂は倉庫に薬を取りに行ってくれ」
葉隠「わかったべ」
燈「ためらったりしないのか…」
じょうじ「じょう」
燈「ミッシェルさん…!」
ミッシェル「燈お前もいってこい」
燈「はい」
ーーー
ーー
ー
そうしてなんやかんやあってプランδを決行する事になった
背骨ソードさんは死んだ
八重子「すごい、私20世紀の火星の写真を見た事があるの」
葉隠「へぇ、それは凄いべ」
ゴキブリがいっぱい来た。
ミッシェル「そっちの3匹は燈に任せる、後アレックスは班員守ってて、葉隠は…薬だけ持ってて」
葉隠「ミッシェルさんの戦い方が気になるべ」
葉隠「爆発した。」
葉隠「毒じゃ無いべ」
葉隠「なんか凄いべ」
葉隠「燈っちも戦っているべ」
葉隠「何々占いの結果によると蓑虫なのかべ」
葉隠「触角もそんな感じだし多分あってるべ」
葉隠「糸凄いべ」
葉隠「2人とも終わったみたいだべ。」
葉隠「ミッシェルさんと燈っちとアレっちは湖の方に行ったべ」
葉隠「うわぁぁぁぁぁあああ!」
葉隠「ゴキブリが降ってきたべ!」
葉隠「薬だ薬」
葉隠「みんなこっちは大丈夫だべ、そっちは溺れているミッシェルさんを助けてあげて欲しいべ」
葉隠「人為変態M.O.オペレーション」
葉隠「100万種類くらいの命の炎が燃え盛る地球を嘗めてはいけないべ」
葉隠「こいつは脚が異様に発達しているべ」
葉隠「さっきのも実は落ちてきたんじゃ無くて多分跳んできたんだべ」
葉隠「俺ならコイツに勝てる部」
全身武器まさに子供が描いて来たような生き物である。
その生き物は自身の体の周りに棘の幕を覆っている。
その生き物は産まれてから死ぬまで海で暮らしている。
全身を棘で覆われているその生き物は海の中では天敵が全くいない…
と、言うわけでは無いがそれでも少ない。
葉隠「行くべ」
葉隠康比呂
国籍:日本
棘皮動物
ベース
ガンガゼ
マーズランキング22位
このガンガゼと言う生き物はお寿司屋さんなどでネタとして使われるウニとして有名だかその棘は脆くすぐに折れてしまうようなものだ。
しかし葉隠康比呂には他の乗組員同様ツノゼミ類の特性があり、その棘はすぐに折れるような強固なものへと変化する。
しかしそんな棘を持つ彼でも普通のテラフォーマーを相手にすれば折れてしまうのだ。
では、何故そんな役立たずの彼がマーズランキング22位と言う素晴らしい結果を持っているのかと言うと、理由は2つある。
まず1つ目にわざわざ棘を刺さなくてもテラフォマーが傷を負っていればそこから指す事が可能だからだ。
そしてもう一つは彼の人間としての能力にある。
どんな事も30パーセントの確率で占いを当てる事の出来る彼はテラフォーマー相手にどう戦えは勝てるのかが、彼には分かるからだ。
しかし相手はバグズ手術を受けた飛蝗型テラフォーマー。
不幸な事にも彼は通常は2人でペアを組んで戦うタイプなのだ。
しかしそんな彼が何故こいつ相手に勝てると、分かったのかと言うと一つは占い結果。
そしてもう一つがむき出しの脚の筋肉。
じょうじ「じょうっ」
その飛蝗型テラフォーマーは自分の脚を葉隠相手に蹴りに出して来たのだ。
そして葉隠の棘はそのテラフォーマーに刺さる。
通常痛覚を持たないゴキブリにウニの針が刺さろうと何事も無かったかのように動き回る。
しかし、ここからがガンガゼと言う生き物の真骨頂。
ガンガゼの棘には他のウニと違い強力な毒を持っている。
その毒が人間の体内に入れば強い痺れを伴う。
小さい生き物であるガンガゼはこの程度のダメージしか与えられないが、そんなものの10数倍もの大きさを持つ彼がテラフォーマーに毒を入れると…
じょうじ「ギギギギギ、グギガ」
無敵の脚力を誇る飛蝗型テラフォーマーの脚が完全に動かなくなる。
痛い、苦しいと言う感情が無い彼らであっても自分の体が全く動かなくなると言う事に恐怖する。
葉隠「よし、やったべ」
葉隠「バグズ型テラフォーマー捕獲完了だべ!」
変身が解けたとともに、静かに後ろからやって来たテラフォーマーに襲われる。
葉隠「いやぁ、いい仕事をしたべ」
葉隠「念の為にうらなっ…」
じょうじ「じょう」
テラフォーマーが振り下ろした棍棒によって葉隠康比呂の首は吹っ飛んだ。
終わり
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どゆこと?