苗木「恋人といる時の雪って」 (13)
苗木と霧切
苗木「特別な気分に浸れるのでボクは好きです」
霧切「……」
………
苗木「あはは、びっくりしちゃったね。街頭インタビューなんて初めてだよ」
霧切「……そう」
苗木「あれ? 霧切さんどうしたの?」
霧切「なんでもない」
苗木「え、でも歩く早さが明らかに速く……」
霧切「なん・でも・ない」
そ れ は 違 う よ
|ii| / { ///
|ii| }\ /`ー―一 \ ///
|ii| | \ { ---- 、 /,///
|ii| __ --=ミ __ノ } |\ { / ///
|ii| ´⌒ヽ`´ Y /__ノ { 〃. / /__/\. ///
|ii|  ̄`ヽ { / ゝ--'(_ノリ / ___ イ / ///
|ii|. {\ ノ 、彡' }〉 / ∧\∨ / ///
|ii|. ∧ `ー―‐ / ⌒ヽ _ノ(__,ノ. / / 〉 / ///
|ii|. \ _ / / / ∠_∧\. ///
|ii|. /´ ̄ ̄ ̄ 〃 \ \{ / /―┐ ∨.\///
|ii| / ノ / / ∨∧ `ー―‐ァ_/ l { \///
|ii| / // ̄ ̄ / / { { \ ∨ {`ー―. / ∧‘, ,///
|ii|. / / -==ミー―' / 人 } ∨\___.イ / / ∨゚. ///
|ii|. /´ ̄ ̄〉 / 厂 ̄/ ,斧=≪、\ \__ 乂l \__彡' / /-‐┐∨ ///
|iil. -‐=≦ / __{_{彡' / 乂:::ツヽ〈 /斧:::ァァ人 `ー=ミ 〈ノ..イ. \ ///
|ii|. /: /.:.:.:.:// /⌒ ーく_| \廴‐ ' '/ { \__ -- ー彡'. } ///
|ii| ,/: : : \∠∠ 彡' / / 八 _}⌒ 〉 \__ } . _,/∨~~ ///
|ii|/: : : : : : : : ̄ ̄\ /} / / }\ 、` =ァ / | {__ \乂__,ノ.゙~7 ///
|iil|: : : ::_:_:_:_/\: : : : \j /} / 、  ̄. イ /⌒l 厂厂 ̄.. ,///_ノ ///
|ii|\:_/‐【__】: : :.\: :○:\l∧ 7 \人{: :.人{乂\ \_///
|ii| /--、:\}┛: : :\}}: : : \\_ /__ ノ}⌒ヽ: : : : : : : }\ ///
|iil /┓  ̄} ̄}: : : /\: ---\\`ヽ /_,ノ/: : : :/): : : :./: :/ ///
|ii|,/: └┓ | l: : /l: : :∨: : : /: : :〉 ,/: : //:/ : /: :∧. ///
|iil: : .: : └ ┴┐:_.{├┓:∨: /: : :/ _彡'"; /:∠:_:/:/ :/ : {〉 ///
|ii| : : : : : : : : : :.| 】√ : : !: /: : ∧___/´、__∠∠、__ノ /: :/:/ 〉 ///
|ii|: : : : : : : \: :|/: :|━┐:.|/: : :∧__./ / 、____ \:/: :/: : ∧ ///
|iil: :: : : :\: : :}/: : ╂ ┗┸ : ∧ ∨ 〃 __, \ 〉:/: : : :/:.:∧ ///
|ii| : : : : : : }/: : : : :/: : /: : : :/´ ′ /て\_〉: /: : : : : : : : : :///
桑田と舞園
桑田「恋人といる時の雪って、特別な気分に浸れるので俺は好きっすねー!」
舞園「……」
………
桑田「くぅー!! 舞園ちゃんさっきの聞いてた!? 俺チョーカッコ良かったっしょ!?」
舞園「あ、はい」
桑田「やっぱ俺の溢れるスター性っての? そういうのが言葉の端にもでちゃうっつーかー……」
舞園「なるほど、いつも桑田くんはナンパの時あんな事を言ってるってことですね?」
桑田「そーそー! ………って! ち、違う違う!!」
舞園「はぁ……」
舞園(ドキっとして損しました……)
山田とセレス
山田「恋人といる時の雪というのは、特別な気分に浸れるので僕は好きですな」キリ
セレス「……」
………
山田「フッフッフッ……ちょっとカッコ良すぎましたかな? さっきの僕は……」
セレス「山田くん」
山田「フッ、僕に惚れなおしましたか? セレスティア・ルーデンベルク殿」
セレス「いつわたくしがテメェみたいなキモデブの恋人になったんだよオォォ!!」
山田「ひぃぃぃぃ!!?」
セレス「山田くんは一生わたくしの奴隷というだけで、それ以上の関係では無いことをお忘れなく」
山田「はひ……」
セレス「……もっとも、さっきの台詞は悪くなかったですけれど」
山田「ツンデレktkr!!」
セレス「あ?」
山田「すみません」
十神と腐川
腐川「こ、ここ、恋人といる時の雪って、特別な気分に浸れるので私はす、す好きです……」
十神「……」
………
十神「おい貴様」
腐川「は、はいぃ……!?」
十神「さっきのあれはなんだ。まるで俺達が恋人のようじゃないか」
腐川「す、すみません白夜様!! けど……」
十神「なんだ?」
腐川「……こ、こうして雪の中を二人で歩いてると、恋人にしか見え」
十神「その口を閉じろ」
腐川「………」シュン…
十神「……まぁ、お前がそう思うならそうなんだろう。お前の中ではな」
腐川「!」パァァ
十神「何故嬉しそうな顔をする」
大神と朝日奈
大神「友といる時の雪は、特別な気分に浸れるからな……我は好きだ」
朝日奈「うんうん! そうだよねさくらちゃん!」
大神「うむ」
朝日奈「プールほどじゃないけど、こう、どわーっと気分が昂るっていうか!」
大神「そうだな、我も雪山で篭っていた頃を思い出す」
朝日奈「なにそれ楽しそう! 今度私も誘ってよ!」
大神「それは構わぬが、お主には想像以上にキツイぞ?」
朝日奈「さくらちゃんと一緒なら大丈夫!」
大神「フッ……」
大和田サンド
大和田「ダチといる時の雪ってぇーのは、特別な気分に浸れてオレァ好きだぜ」
石丸「うむ! 兄弟に賛成だ!」
不二咲「ぼ、僕もだよぉ」
大和田「おお、やっぱり気が合うじゃねーか!」
不二咲「雪って、眺めてるだけでも十分楽しめるか好きだなぁ」
大和田「オレは断然雪遊びする方がいいけどな」
石丸「遊びもいいが、今はこの雪かきを終わらせることを優先させたまえ!」
大和田「どうせ積もるのにそんなに張り切ってどうすんだよ」
石丸「他の生徒が歩きやすくするためだ! うおおおおおおおおおお!!」
不二咲「あはは……なんだかあの熱さで雪が溶けちゃいそうだね」
大和田「だな」
松田と江ノ島
江ノ島「恋人といる時の雪ってー、特別な気分に浸れるんで私様的には好きかなー!」
松田「……」
………
松田「おいブス」
江ノ島「んー? なになにー?」
松田「何じゃねーよ。何らしくないこと言ってんだ」
江ノ島「ひっど! 私だってぇ、乙女らしい一面もあるんだぞぉ☆」
松田「うぜぇ」
江ノ島「ま、特別な気分に浸れるのは、雪が降ってる時限定じゃないけどね!」ぎゅ!
松田「無駄にくっつくなブス。ブスが伝染るんだよブス」
江ノ島「うぷぷぷぷ! 今日はもう4回もブスって言われちゃった!」
葉隠と戦刃
葉隠「いやー、すげー雪だべ」
戦刃「……」
葉隠「お? 戦刃っち、なにしてんだべ?」
戦刃「……テレビ」
葉隠「ほえー、戦刃っちもテレビなんて見んだな? こりゃ世紀の大発見だべ」
葉隠「どれどれ? なにやってんだ?」
戦刃「……」
葉隠「あれ? これ苗木っち? って、他のみんなも映ってるべ」
戦刃「……」
………
江ノ島『恋人といる時の雪ってー、特別な気分に浸れるんで私様的には好きかなー!』
松田『……』
………
戦刃「……」
戦刃(盾子ちゃんがああして、松田君の隣で雪が見られるのも、もうあと何回あるんだろう……)
戦刃(私も……みんなとあと何回一緒に雪を見られるんだろう……)
戦刃(……苗木君と……)
戦刃「……ねえ」
葉隠「あん?」
戦刃「……好きな人といる時の雪でも、特別な気分に浸れる?」
葉隠「はい?」
終里
明日のファン祭りが楽しみで書いた。遅筆ですまぬ。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません