※バレあり
※洋プロ寄りの解説
※キャラ崩壊、時系列無視
ミーナ「実況は私、魅惑のツインテールことミーナ・カロライナです!
解説は格闘技マニアのアニ・レオンハートさんです!」
アニ「どうも」
ミーナ「さてさてやってまいりました!
本日のメインイベント、エレン&アルミンvsライナー&ベルトルト!
人類軍と巨人軍の世紀の決戦です!」
アニ「予想出来ない展開になりそうですね。
アルミンの悪魔の如き頭脳に、人間核弾頭エレンの攻撃力が加わると手がつけられませんからね。
対する巨人軍の2人は並外れた体格と身体能力で、他の選手を寄せ付けない強さがあります」
ミーナ「なるほど、試合結果は終わるまで分かりませんね!」
アニ「ええ。フィジカルでは巨人軍が圧倒的に有利ですが、あえてここでアルミンを起用したのには理由がありそうですね。不気味です」
*紅蓮の弓矢*
Sie sind das essen und wie sind die J?ger!!!!
人類「わあああああ!!!!」
ミーナ「来ました!!我らが人類、最後の希望!!巨人を駆逐し最後の英雄となるのか!!
進撃の!!!
カリスマァァァ!!!
エルゥェエエエンンンン!!」
人類「イェェェェェガァァァァァアアア!!!」
わああああ!!!
エレン「しゃあっ!!」
ミーナ「その脇には不敵に微笑むアルミン・アルレルト!!両選手リングインしました!!」
アニ「いやーエレンはいつも以上に気合が入ってますね。マジで駆逐されそうです」
ミーナ「アルミンは本日も可愛い短パンです!ポケットから何が飛び出すのでしょうか!」
アニ「前回はスタンガンでモブ巨人軍を瞬殺しましたからね。
当然巨人軍タッグは警戒してるでしょう。
何より恐ろしいのは、今の今まで一度も反則負けを取られていない
アルミンの頭脳ですね」
ミーナ「先陣を切るのはやはりエレン・イェーガー!
殺る気マンマンの表情で待ち構えます!」
ミーナ「ルールの説明です。
反則は急所攻撃、凶器使用、巨人能力使用。
なお、リングアウトはテンカウント負けとなります!」
アニ「…巨人軍は遅いですね。開始時間はもう過ぎているはずです…ああっ!」
ドカッ!
エレン「ぐああ!?」
ミーナ「な、なんと!
観客席からライナー、ベルトルトが強襲!!
エレンいきなりの強襲に反応できません!」
アニ「考えましたね。アルミンのトリッキーでダーティな作戦に対抗して先手を打ちました。
試合が始まっていないので反則は取られないですね」
キース「ファ、ファイ!!」
ベルトルト「ヒャッハー!」
ドカッ ドカッ
ミーナ「審判、急いで試合を開始!エレンはすでに相手コーナーに貼り付けです!」
アニ「ロープ際での攻撃は10秒までセーフとなります。もしかしたら、このまま終わってしまうかもしれませんね」
人類「BOOOOOOOO!!!!!!」
ミーナ「2人の猛攻が続きます!
これには人類大ブーイング!
マズイ展開です!」
ベルトルト「あと10秒持ち堪えられるかな?」ぐいっ
エレン「うっ…」ギリギリ
ミーナ「ああーっと!ベルトルトがコーナーの後ろからエレンの首を絞めます!
ライナーは前からボディへ集中攻撃!」
アニ「これは地獄ですね。ダズならとっくに吐いてるでしょう」
ミーナ「おっと!アルミンが堪らず救助に向かいます!
…が!
相手は無類のタフネスを誇る、鎧の巨人ライナー・ブラウン!!
アルミンの攻撃で微動だにしません!」
ポカッ ビシッ
ライナー「マッサージのつもりか?もうちょっと上を頼む。
届くのならな」
アルミン「…じゃあ遠慮無く」ニタァ
ミーナ「で、で、出ましたぁぁぁ!!アルミンのゲス笑顔!!
何をしかける気だぁぁぁ!!!」
ユラァ…
アニ「…!あれは完全なる脱力!もしや…!!」
アルミン「…イメージは水銀の鞭ってとこかな」ユラァ
バチィィィ!!!
ライナー「アアオオォウ!!!」
ミーナ「ライナーの背中に凄まじい平手打ちぃぃぃ!!」
ゴッ!
ミーナ「そして予想内の肘ぃぃぃ!!これは痛い!!エレンから離れます!!」
バチィィィ!!!
ライナー「ぐおおお!!ちょっ、ちょ!!」
バチィィィ!!!
ライナー「ヒギィィィ!!!」
ミーナ「追い打ちぃぃ!!アルミンの辞書に慈悲という言葉ありません!」
アルミン「あーあ。ブーメランパンツ一丁で来るから…」
アニ「鞭打です。あれは痛いですよ。
いかにガチムチに鍛えていようとも、耐えられはしません。
大きなモミジが三つできました」
エレン「この…裏切りもんがぁぁぁ!!!」ゴッ
ベルトルト「ぐっ!」
ミーナ「おーっと!ここでエレンも復活!
頭突きでベルトルトを突き放しました!
エレン、そのままトップロープに登ります!」
エレン「飛べない豚はただの家畜だぁぁぁっしゃぁぁぁ!!!」バッ
ミーナ「飛んだぁぁぁ!!エレンのお家芸!死に急ぎダイブだぁぁ!!」
アニ「早速でましたね。エレンの攻撃の八割はトップロープからです。身長差のある戦いでは有効になると思います」
ボコォ!
ミーナ「美しい放物線を描き、ドロップキックがライナーに直撃ぃぃぃぃ!!」
ライナー「ぬぅ!!」
アニ「先程の平手打ちで戦意を喪失してましたね。かわせないでしょう」
ミーナ「ライナー堪らず吹っ飛んだー!!その隙にアルミンと交代しました!」
アニ「エレンのダメージは大きいですよ。ここはアルミンが時間稼ぎをして回復を図りたいところです」
ミーナ「ライナーもタッチ!
怒れる巨人?
いや、イカれた巨人!!
ベルトルト・フーバーが出ます!」
ベルトルト「すぐにミンチにしてあげるよ。あんまり逃げないで」
アルミン「怖い怖い。巨人はすぐそういう事言うからねー。
この前の巨人もそんな事言ってたよ。
最後は泣きながら命乞いしてたけど」
ベルトルト「チビが…」
ミーナ「ジリジリとにじり寄るベルトルト!アルミンはサークルを描いて距離を取ります」
ベルトルト「そうやって逃げて、エレンに回復してもらうの?
他力本願もいいところだね」
アルミン「えっ?君がそれを言っちゃう?
汗とベソをかくだけの君が?
早く挽肉作ってよ。
退屈でお腹空いちゃう」
ブチッ
ベルトルト「この…悪魔の末裔がぁぁぁ!!!」バッ
ライナー「落ち着け!アルミンの思う壺だぞ!」
アルミン「…」ニタァ
パシッ
ベルトルト「…つうっ!!」ヨロ
ミーナ「アルミンの軽いジャブでよろけた*カウンターで入ったにしてもこれは…!?」
アニ「…目ですね。完全に狙って打ってました」
ミーナ「サミング(目つぶし)は反則のはず!!レフェリーは何を!」
アニ「アルミンがうまいですね。最初の移動は距離を取るのでは無く、レフェリーの死角を探していたのでしょう。
ましてやベルトルトの巨体は、小柄なアルミンを相手に屈まなければなりません。
そこを狙いましたね」
ミーナ「体格差など不利では無い!
ジャイアントキラーアルミン!
さすがです!」
アニ「アルミンの恐ろしさはここからですよ」
ベルトルト「うぐううう…!」
アルミン「ごめんごめん!あんまりにもデカイから手元狂っちゃったよ!」
ベルトル「糞がぁぁ…!」ブンブン
ミーナ「闇雲に手を振り回してアルミンを寄せないようにします!」
アニ「恐らく見えてないでしょうから、ああするしかありません」
アルミン「…もーらい」
ガシッ
グルッ
ミーナ「後ろからアルミンが丸め込みます!このままカウントを奪うのは無茶が…」
アニ「…狙いはそこじゃなさそうです」
ベルトルト「あああああああ!!!?」
ミーナ「なんだァァァァ!?
ベルトルトが突如悲鳴をあげて…ああ!!
キ○タマです!
キ○タマを掴んでいます!
これは痛い!!
だがこれは流石に反則では…!」
アニ「カウント体制をとってるレフェリーには死角となってます。
完全にレフェリーを支配してるようですね。恐ろしい…」
ワン!ツー…ガバッ
アルミン「チッ…」 バッ
ガシッ
ベルトルト「はぁー…はぁー…捕まえたよ…クソガキがぁ…」ギリギリ
ミーナ「ああーっと!
ベルトルトがアルミンの首を掴んだー!!
絶対絶命のピンチ!!」
ベルトルト「ねぇ、このまま叩きつけてミンチにされるのと…マッチ棒みたいにへし折られるのとどっちが好みかな…?」
アルミン「…く、くくく…面白い事いうね…じゃあミンチを一つ注文しようか…」
ベルトルト「美味しい豚挽肉の出来上がりだっ!!!」グオッ
ズルッ
ベルトルト「!?」
ミーナ「ああ!?ベルトルト、いとも簡単にアルミンを離してしまったぁ!!」
アニ「おかしいですね…」
ベルトルト「滑った!?貴様何を…」
ぐしゃっ
ベルトルト「あがあああ!!」
ミーナ「これは痛い!!ベルトルトの手から落ちた勢いで思いっきり足を踏んでるぞ!!」
アルミン「最近、首回りが荒れててさ。今日は多めに軟膏を塗ってきたんだ」グリグリ
ベルトルト「うぐううう!!」
パシッ
ベルトルト「がああ!!」
ミーナ「またもサミング!しかもレフェリーの死角!全てはアルミンの掌の上なのかぁぁぁ!!」
ライナー「またやったぞ!
レフェリー何してる!!」
キース「俺の審判に文句があるのかブラウン!?退場にするぞ!」
アルミン「バーカ」
ミシッ
ベルトルト「あっ」
ミーナ「ベルトルトの息子ルトを
蹴り上げたぁぁぉぁ!!!!
いろんな意味で立つ事ができなくなるぞぉぉ!!!」
アニ「レフェリーがライナーに気を取られた一瞬でやりましたね。流石です」
ベルトルト「アッ、ヒッ、」
アルミン「どうしたの?口パクパクさせてないで喋らないと。ほら!」ぐいっ
ベルトルト「ぐああああ!!!」ミシミシ
ミーナ「虫の息のベルトルトにリング中央でキャメルクラッチ!!これはもうタップか!?」
アニ「アルミンは小柄ですからね。ロープに逃げられてしまいますよ」
キース「ギブアップ?ギブアップ?ねぇ!ギブアァァップ!?」
ベルトルト「ノォォォォ!!ノォォォォ!!」ズリズリ
アルミン「ははっ。お馬さんみたいで楽しいや」
ガシッ
キース「ロープ!ロープ!」
ベルトルト「はぁ、はぁ」
バチィィィ!!
ベルトルト「ヒギィ!?」
ミーナ「平手打ちぃぃぃ!!これは堪りません!!」
エレン「アルミン代われ!」
アルミン「やだよ」
エレン「ふざけんな!早く代われって!」
アルミン「お楽しみはこれからだよ」
エレン「この裏切りもんがぁぁぁ!!!」ガタッ
ミーナ「仲間割れか!?エレンがどっから出したのか、パイプイスを振り上げたー!!」
アニ「あの2人が仲間割れ…あり得ないですよ」
ベルトルト「隙ありぃぃぃ!!」ガバッ
エレアル「…」ニヤ
バカァン!!
ベルトルト「 」
ミーナ「これは痛い!!エレンのパイプイスがベルトルトに直撃!!これは反則だぁぁ!!」
アニ「…アルミンの策略です。レフェリーからみたら、仲間割れに突っ込んで行ったベルトルトが「たまたま」パイプイスに当たったように見えたでしょうね」
ミーナ「仲間割れも演技なのかっ!?この男どこまで黒いのかぁぁぁ!!!」
ライナー「どこ見てんだレフェリー!!明らかに狙ってだろ!!」
キース「黙れ!!俺がルールだ!!」
アニ「それにしても人類よりなジャッジですね…巨人側の者として不服です」
ミーナ「そうこうしてるうちにエレンにタッチ!!やはりトップロープに登ったぁぁぁ!!」
エレン「獲物屠れぇぇぇ!!!」ズダッ
人類「イェェェェガァァァァ!!!」
ミーナ「舞ったぁぁぁ!!
背中に見えるは自由の翼か!?
渾身のシューティングスターブレスがベルトルトを襲うぅぅ!!」
ズダァァン!!
ミーナ「決まったぁぁぁ!!グロッキーのベルトルトにかわしようがありません!!勝負あったか!?」
アニ「ここはライナーがカットに行くでしょう…ああ!!」
ズルッ ガッ
ライナー「ぐお!?」
アルミン「僕が行かせると思ったの?」
ミーナ「アルミンもすかさず妨害!!ライナーをリングにあげません!!」
ライナー「くそっ!!ベルトルトオオオオオォゥフ!?」
ぐしゃ
ミーナ「ローブロォォォォ!!
アルミンはルールという言葉では縛れないのか!?ライナー悶絶!カウントが進みます!!」
レフェリー「ツー!!スリ…!!ロープ!!ロープ!!」
エレン「んだとぉ!?」
ミーナ「ベルトルトの足がにロープかかっていました!何という執念!!まだ諦めてはいない!!!」
アニ「長い足で助かりましたね。意識がハッキリしているようには見えませんが…彼も戦士の意地があるのでしょう」
キース「貴様ら!何をしている!コーナーに戻れ!!」
ミーナ「レフェリーがアルミンをコーナーに戻そうとしますが、アルミンは聞こえていない!」
アニ「いや、あれはフリですね。恐らく、狙いはリング上での…」
ガンッガンッ!
ミーナ「これは酷い!リング中央ではパイプイスでベルトルトを滅多打ち!!」
エレン「ぐえ~へっへ…!?」
シュウウウ
ベルトルト「見てなきゃ反則じゃないんだろ?」シュウウウ
キース「早く戻れ!このグズめ!!」
アルミン「はいはい…!?しまっ…」
ミーナ「ああ!!ベルトルトがまさかの再生能力で回復!!レフェリーも気づいていません!」
アニ「目には目をってヤツですね。レフェリーの目を盗んで一瞬で回復しました。やはり巨人能力の扱いがうまいですね。
これで振り出しに戻りましたね」
エレン「うおおおお!!!」
ミーナ「果敢に突っ込んだ!!」
ヒョイッ ズダン!
ヒョイッ ズダン!
エレン「ぐっ…!」
ベルトルト「甘いね」
ミーナ「ベルトルトが上手い!突っ込んでくるエレンをちぎっちゃ投げ!ちぎっちゃ投げる!!」
アニ「実に綺麗な投げです。ベルトルトは基本がしっかりしていて隙がありません」
エレン「んなもん効かねぇよ!」ダダダ
ミーナ「またも行ったー!!!
ベルトルト目がけて一直線!!」
ボゴォ!
エレン「があっ!?」
ミーナ「ベルトルトのビックブートキックが炸裂ぅぅぅ!!エレンの顔に大きな足がめり込みました!!」
ベルトルト「あぽー」ヒュッ
ドゴォ!
ミーナ「倒れたエレンにエルボー!そのままフォール!!」
レフェリー「わぁぁん…つぅぅぅ…」
ミーナ「スローカウントだぁぁぁ!!!やはり人類タッグの味方をしているぅぅぅ!!!」
アニ「…これは許せませんね」ガタッ
ミーナ「ちょっ、ちょっと落ち着いて!!」ワタワタ
アニ「チッ…」
エレン「うおお!!」ガバッ
ミーナ「ここでエレンが返しました!一旦距離を取ります!」
ベルトルト「ライナー!」パシッ
ライナー「タマは痛いが…任せておけ」ヌッ
ミーナ「ここでライナーと交代!エレンを一気に潰す気だ!!」
アニ「先程はアルミンが相手でまともに戦ってませんが、真っ向勝負ならエレンの勝ち目は薄いでしょうね」
ライナー「うおおおお!!」ダッ
ドシィィイン!!
エレン「ぐはっ!」
ミーナ「高速タックルでエレンをコーナーに押し込みました!そのままタックル!タックル!!」
ゴスッ ゴスッ ゴスッ
エレン「ぐうぅ!!」
ライナー「おらあああ!!」ミシミシ
ミーナ「そのままベアハグ!!エレンを真っ二つにする勢いです!!」
アニ「エレンは決してタップしません。
両手が手羽先状態でも攻撃してくるぐらいですから。
降伏するなら死ぬ事を選ぶでしょうね。それはライナーもわかっているはずです」
ミーナ(手羽先…?)
エレン「ぐぅぅぅ!!」ギギギ
ライナー「フンッ!」バッ
ズダァァァン!
エレン「か…!」
ミーナ「物凄いベリートゥベリー!!エレンが子供のような扱いです!!!」
アニ「背中から落ちましたね。これは苦しいですよ」
ライナー「この程度か?
人類最後の希望恐るに足りず!!」クイッ
巨人「オオオオオオオオ!!!」
ミーナ「出ましたぁ!!
ライナーの首切りポーズ!
終わらせる気だぁぁぁ!!!」
巨人「ライナー!ライナー!!」
アニ「…さっきからアルミンの姿が見当たりませんね」
ミーナ「エレンの首を掴み、片手で持ち上げた!!
必殺のチョークスラムだぁぁぁ!!!」
ガシッ
ライナー「!?」
エレン「…この…時を…待ってたぜ…!」バッ
ミシミシ!
ライナー「ぐあああ!!?」
ミーナ「凄い!素早い身のこなしであっという間に腕ひしぎに!!!」
アニ「いい動きです。
トドメの瞬間、ライナーの油断を狙っていましたね。
教えた甲斐がありました」
ミーナ「あなた巨人側の人じゃないんですか!?」
アニ「それはそれ。エレンはエレンです」
ライナー「ぐううううう!!!」
ギシギシ
エレン「折れる前にギブアップしちまえよ!!」
ベルトルト「…」
ミーナ「ベルトルト、カットしに行こうとしません!!まさか見捨てたのか!?実はベルトルトはノンケだったのか!?」
アニ「…甘いですね」
ミーナ「はい?」
ライナー「うおおお…!」ぐぐっ
エレン「なっ!?」
ミーナ「ま、まさか!!」
ベルトルト「ライナーを甘く見たね」
ライナー「オオオオオオオオ!!!」ガバッ
ブンッ!
ズダァァァン!
エレン「がっ…!」
ミーナ「なんと!エレンを腕ひしぎのまま立ち上がり、リングの外へ放り投げた!?エレンはフェンスに直撃ぃぃぃ!!」
ミーナ「リングから高速タックルでエレンに一直線!!フェンスごと破壊する勢いです!」
アニ「これはマズイですね。フェンスに頭をぶつけて脳震盪を起こしています」
ライナー「終わりだ、エレン」ガシ
ミーナ「気絶するエレンにチョークスラムをする気か!?人類の希望が負けてしまうのかぁぁ!?」
アニ「決まりましたね。どうしようもありません」
↑ちょっと文章抜けてました
すまぬ
ライナー「オオオオオオ!!」バッ
ドゴォォォン!
エレン「…っ!」ゴッ
ミーナ「リングから高速タックルでエレンに一直線!!フェンスごと破壊する勢いです!」
アニ「これはマズイですね。フェンスに頭をぶつけて脳震盪を起こしています」
ライナー「終わりだ、エレン」ガシ
ミーナ「気絶するエレンにチョークスラムをする気か!?人類の希望が負けてしまうのかぁぁ!?」
アニ「決まりましたね。どうしようもありません」
ライナー「あばよ。エレン・イェーガー」ぐいっ
人類「エーレーン!!エーレーン!!!」
ミーナ「必死の声援にも反応せず!!人類の終末が今、訪れようとしています!!!」
ブツン
ライナー「!?」
ざわざわ…ざわざわ…
ミーナ「停電!?いきなり場内が暗闇に包まれました!」
ドゴッ!バキッ!グシャッ!!
「ぎゃあああ!!」
ライナー「ベルトルトか!?なにが…あああ!?」
ドゴッ!バキッ!!
ガッシャーン!!!
ミーナ「何が起こっている!?ライナーとベルトルトの叫び声がこだましています!!!」
パッ
ミーナ「あ、会場が明るく…ああああああ!!!!」
アニ「…!?」
ベルトルト「 」
ライナー「 」
エレン「 」
ミーナ「なにが起こったのでしょうか!?
血塗れのライナー、ベルトルトの上にエレンが座っています!!」
アニ「エレンの仕業では無いようですよ。気を失ったままです」
ミーナ「ではいったい…ああ!!」
アニ「奴の仕業のようですね…」ギリッ
ミーナ「エントランス(入場口)に立たずむ物が1人!!!
見事に割れた腹筋!!
巨人の血で染まっていると言われる真紅のマスクがトレードマーク!!
謎の女、アッカーマスクが現れました!!」
アニ「やはり来ましたね。
エレンの試合に必ず現れます」
ミーナ「アッカーマスクは今、アニさんとの抗争中なのでは?」
アニ「ええ。次こそ仕留めます」
アルミン「レフェリー、カウント!」ニタァ
ミーナ「アルミンがいつの間にか戻っています!停電はやはりアルミンの仕業だったのか!?」
アニ「でしょうね。事前に打ち合わせていたと思われます」
キース「ワ、ワン!!」
ミーナ「非情にもカウントが進みます!!」
キース「トゥー!!!」
巨人「Boooooooo!!!!」
ミーナ「これには巨人も大ブーイング!!会場が揺れます!!」
キース「スリー!!!」
カンカンカンカンカーン
巨人「Booooooooo!!!」
ミーナ「試合終了ぉぉぉ!!!!人類の勝利です!!!
いやー凄い試合でしたね!アニさん…あれ?アニさーん?」
アニ「おらぁぁぁ!!!」シュッ
ドカッ
アッカーマスク「っ!」
ミーナ「ああっと!!我慢の限界か!!アニさんがアッカーマスクを強襲!!」
アニ「巨人舐めんじゃねぇぞ!!
」
ドカッ!バキッ!
アッカーマスク「てんめぇぇぇ!!この野郎ぉぉぁ!!!」
バキッ!ボゴォ!
ミーナ「激しい打ち合いに!!
一方、リングにはアルミンが上がりました!何をする気なのか!?」
アルミン「これを忘れてたよ」ゴソゴソ
ミーナ「ああ!アルミンがポケットから何か出します!凶器で巨人にトドメを刺す気なのか!?」
スッ
キース「へへっ。毎度あり」
ミーナ「レフェリーに何か握らせたぁぁ!!やはり買収していたのか!?これはゲスい!!」
アルミン「念には念をね。またお願いしますよ」ニヤァ
キース「へへっ。すいやせんね」
ミーナ「なんという幕切れ!
人類の未来は如何に!?
それでは皆さん、また会いましょう!さようなら!
実況は私ミーナ・カロライナ、解説はアニ・レオンハートさんでした」
アニ「ありがとうごさいました」
ミーナ「!?」
眠いのでこれで終わりです。
初SSにお付き合いいただきありがとうございました。
iPhone3GSで書いていたのでコピペに恐ろしく時間かかりました。
試合後の楽屋話で少し続けるかもです。
控え室
ライナー「いてて…まだヒリヒリするぞ」
マルコ「見事なモミジだね。普通に痛そうだったよ」
ベルトルト「あれは演技じゃないよ…あー痛かった…」
エレン「お前も少しは加減しろよ!全力で突っ込んできやがって!」
ライナー「すまん、背中が痛すぎて加減が…」
マルコ「でも、あれのおかげでかなり盛り上がったんだし、いいじゃないか」
ベルトルト「マルコは食らってないからそんな事言えるんだよ…」
ライナー「大体おかしいだろ!
なんでマルコはディーバの水着コンテストの司会やってんだよ!試合しろ!羨ましいぃ!」
マルコ「そんなこと言っても決めるのは僕じゃないし、最後はうっかりハプニングでディーバ達に袋にされたんだから」
ベルトルト「ご褒美じゃないか!!」
エレン「あれ?ミカサは?」
マルコ「今日のエレンの活躍に不満があるってコミッショナーに直談判しに」
エレン「またかよ…」
ガチャッ
クリスタ「皆、お疲れ様!凄い盛り上がってたよ!」
ライナー「はっはっは。それほどでも無いさ」
ベルトルト「水着コンテストの時ほどじゃ無かったけど」
マルコ「クリスタも惜しかったよ。巨人票をの大半を取り入れたアニには少し届かなかったね」
クリスタ「巨人化してセクシーポーズはずるいよ!巨人は釘付けなんだもん!」
エレン「アニは人間の姿でも人気あるからな。クリスタもサシャもユミルもミーナも先輩方もよかったと思うぞ」
クリスタ「そ、そうかな…えへへ」
ミカサ「…」ギロッ
エレン「うおっ!?いつの間に!」
ミカサ「私の水着は…?」
エレン「ミカサの?相変わらず凄ぇ体してるよな」
ミカサ「そんな…恥ずかしい」
エレン「特に腹筋とか」
ミカサ「 」
マルコ(観客は腹筋しか見てなかったとは言えない)
アルミン「ちょっと皆!!」バーン
エレン「げっアルミン…」
アルミン「なんで台本通りにしないんだよ!あの終わり方じゃ次回の台本を書き直さなきゃだめになるだろうが!」
エレライベル「すいませんでした」
アルミン「ホントに反省してるの!?してないよね!!
毎回変なアドリブいれてさ!!
計算通りに間違えてくれるコニーの方がマシだよ!」
アルミン「特にエレン!
ホントに気絶してどうするんだよ!!最後は仕組まれた勝利に納得がいかないエレンが僕を殴って終わるはずだったのに!!」
エレン「あれはライナーが…」
アルミン「言い訳しません!!
ミカサとアニが機転きかせて、尺を埋めてくれてくれたから良かったけどさ!」
ミカサ「なんて事はない」
アルミン「はぁ…胃が痛い。
次回の台本を変えるとなると、エレンのヒール(巨人軍側)に転向がどんどん遅れるぞ…」
エレン「俺はベビーフェイスがいんだけど…」
アルミン「あ"?」
エレン「何でもないです」
アルミン「しょうがないだろ…巨人軍でパッとするのがライナー、ベルルトト、アニ。それと中立のユミルしかいないんだから」
エレン「それは分かってるけど…」
アルミン「いいかいエレン。
このまま変わらないメンツでやってもいずれ飽きられてしまう。
この前リヴァイ兵長がやった1対100の変則マッチとか、水着コンテストだって最初は盛り上がるよ」
ライナー「あれは地獄絵図だったな…」
ベルトルト「兵長かっての希望でリアルファイトだったけど、まさか瞬殺とは…」
アルミン「兵長のリアルファイトは認めない事になったから安心してくれ」
ライナー「誰も勝てないからな」
ベルトルト「巨人化すれば勝てるんじゃない?」
アルミン「やめて。次会場が壊れたら予算がなくなる。
言っとくけど、1番会場壊してるのはベルトルトだからね?
巨人化するだけでどんだけ壊してるの?このデクノボウが!!」
デクノルト「ひぃ!」
アルミン「話を元に戻そう。
珍しい事をやってても、その場だけになるんだ。
観客が続きがみたい!って思ってくれなきゃ、根強い人気、ファンを増やす事が難しい。
そのためにも観客がのめり込んでしまうようなシナリオ、演出が必要なんだよ」
エルヴィン「その事なんだが」ガチャ
アルミン「…コミッショナー」
エルヴィン「私個人の考えなのだが、人類対巨人の抗争を飽和させてはどうだろうか?」
アルミン「!?…どういうことですか?」
エルヴィン「人類対巨人の抗争は歴史も長くファンも多いだろう。
だが、それが脚本の大半を占めてしまっていることも事実」
エレン「対戦相手もお馴染みになりつつありますしね…」
エルヴィン「アルミンも言ったが、それが1番の問題だ。
いかに派手な展開でも相手がお馴染みじゃ新鮮さが無い。
例えば、ベルトルトとライナーが抗争になったとしよう」
ライナー「想像できんな…」
ベルトルト「一生ないと思う組み合わせだね」
エルヴィン「それだ。想像できないことが重要なんだ。
それを観客はどう思うだろう?
モチロン続きが気になる。
そして予想外の展開にやられた!って気持ちになるんじゃないかと思う。
腰巾着と呼ばれたベルトルトがライナーと激しい戦いをしたら燃えると思わないか?
ベルトルト存在感もファンの数もうなぎ上りだろう」
ベルトルト「やりましょう。リアルファイトで血祭りにあげてみせますよ」
ライナー「やめろ!」
エルヴィン「他にもやってみたい対戦カードがいくらでもある。
エレンとジャンなんて、いくらでもシナリオが作れる。
コニーとマルコなんてどうだい?
コニーのトリッキーなルチャに正統派レスリングのマルコ。いい試合になると思うぞ」
マルコ「コニーか…考えたこと無かったよ。うん、楽しそうだね」
エレン「あの野郎と抗争ならいつでも受けますよ!リアルファイトでお願いします!」
エルヴィン「リヴァイ対ミカサ&アニなんていいと思わないか?
リヴァイの全戦無敗の超人神話に、最恐の好敵手と言われる2人が奇跡のタッグで挑む!」
クリスタ「それ凄い見てみたいです!どっちが勝つかなぁ…やっぱりミカサ&アニに勝って欲しいなぁ」
エルヴィン「…確かに、アルミンの脚本はよくできている。根強いファンも多いだろう。それと同時に、飽き行く人も多い」
アルミン「…つまり僕の脚本は古い、と」
エルヴィン「すまないがその通りだ。
君には脚本家兼選手という大変な役割をしてもらっていることは感謝している。
君は選手としての評価も高い。
選手一筋にしてみては、という声も上がっている」
アルミン「それは…光栄ですが」
エルヴィン「そもそも巨人化を禁止しているなら、巨人軍も人類軍の区別がつかないんじゃないか?」
アルミン「…!た、確かに…(全然気にしてなかった!)」
エルヴィン「私個人の意見はここまでだ。今一度考えて欲しい。
それでは失礼する」
アルミン「待ってください!」
エルヴィン「どうした?」
アルミン「ここでこのシナリオを終わらせてしまったら…ここまで支えてくれたファンはどうするのですか!?」
エルヴィン「…変革には犠牲がついてくるものだ。より良い脚本なら彼らも満足してくれるだろう」
アルミン「…!」
エルヴィン「これから会議がある。この話もするつもりだ」ガチャ
アルミン「僕は…」
エレン「楽しみだな!さすがコミッショナーだ!」
ライナー「ああ。俺らまで楽しみになっちまうな」
アルミン(そうか…コミッショナーは選手のことも考えて…)
アルミン「くそっ!」シュッ
バチィィィ!!
ベルトルト「いぎゃ!?」
アルミン「すまない…夜風に当たってくるよ」
ライナー「アルミン…まだ昼だ」
バチィィィ!!
ライナー「あむぅ!?」
エレン「何してんだよアルミン!」
バチィィィ!!
エレン「あ"ぁ"っ!!」
クリスタ「ちょっとアルミン落ち着いて!」
バチィィィ!!
マルコ「いだぁぁぁ!!俺!?」
ミカサ「アルミン…!気持ちはわかる。だけど…」
バチィィィ!!
ミカサ「…っ!…ア、アルミン?どうして自分の顔を…」
アルミン「…いままで胃痛で病院に何度通っても…偏頭痛に襲われても…10円ハゲができようとも!」
アルミン「僕は皆とこの脚本を完成させたかったんだ!」
エレン「ーーー!」
アルミン「なのに!!こんな終わらせかたっ…!!」ポロポロ
クリスタ「私…アルミンが1番頑張っているの知ってるよ」
アルミン「…やめてくれよ」
クリスタ「アルミンが一生懸命考えてくれた脚本だから、私だって水着コンテストだって出るし、ヒールだってやってるんだよ」
アルミン「…」
ミカサ「私もアルミンの脚本だから、ここまでやれた、と思う…」
アルミン「クリスタ…ミカサ…」
クリスタ「私、アルミンの脚本でやらせてもらえないか頼んでくるよ!まだ決まったわけじゃないし!」
ミカサ「私も行こう」
アルミン「…っ!」
マルコ「僕も行くよ。アルミンの脚本のファンだからね…痛ぇ…」
ライナー「なら」
ベルトルト「ここで」
エレン「お別れだな」
アルミン「…」
ミカサ「エレン!?冗談でしょ…?」
エレン「アルミンには悪いが、俺はコミッショナーにつくぞ」
ライナー「すまんなクリスタ。俺もだ」
ベルトルト「人気が欲しいんだ。分かってくれよ」
アルミン「…そうだね。君達にはこの脚本の1番重要なところを任せてきたから…いい加減解放されたかったよね」
エレン「…悪いな。もう行くよ」
アルミン「ああ…今までありがとう。君達だからここまでやれたよ」
ライナー「よしてくれ。お前の脚本があってこそだった」
ベルトルト「まだ決定してないけど、遅かれ早かれこうなると思うよ。それじゃ」
ミカサ「エレン…待っ…」
ガチャ…バタン
おわり
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