上条「イ、イギリス!?」(1000)

立ったら

pipipi...pipipi...

神裂「・・・はい、神裂です」

土御門『いよーうねーちん、元気かにゃー?』

神裂「土御門ですか・・・何のようです?学園都市で何か問題でも・・・」

土御門『良いかねーちん・・・このままだとねーちんはカミやんに一生掛かっても借りを返せないままだにゃー』

神裂「・・・ま、またその話ですか・・・」

土御門『まあまあ、落ち着くんだにゃーねーちん』

土御門『これからカミやんをそっちに送り出すんだにゃー』

神裂「か、上条当麻をっ!?」

土御門『・・・いいかねーちん、禁書目録から五和、第三位、その妹etcetc...』

土御門『カミやん毎日振り回されているんだにゃー』

神裂「・・・」

土御門『そのせいでカミやんは毎日に疲れているんだぜい?』

神裂「あ、あの少年も中々大変ですね・・・して、それがどうしたと?」

土御門『以前イギリスに行った時でさえ休むどころかトラブルに巻き込まれたんだにゃー・・・』

神裂「・・・」

土御門『ここは一つ、そういった生活からカミやんを離して癒してやる・・・そういった手段で恩を返すんだにゃー!』

神裂「そ、そんな方法で・・・しかし彼は迷惑し「にゃー!!」!?」

土御門『そんなだからねーちんは何時までも借りを返せないんだにゃー!』

神裂「・・・しかし・・・」

土御門『いいかねーちん、これからカミやんを連れてイギリスまで飛んで・・・』

土御門『カミやんをそっちの女子寮に連れて行くんだにゃー』

神裂「上条当麻を、ですか!?しかし彼には学業も・・・」

土御門『しっかり癒して面倒を見るんだにゃー!それじゃあねーちん、俺は作戦行動に移るんだぜい』

神裂「ま、待ちなさい!土御門ォー!!」

--学生寮:上条の部屋

上条「じゃあインデックス、買い物行ってくるぞー」

インデックス「うん!」



上条「さーて、特売には間に合うな・・・」

土御門「いよーう、カミやん」

上条「あれ?土御門・・・?何して・・・」

プシュッ

上条「・・・っ!?何すんだ土御門!?」

土御門「・・・学園都市謹製、睡眠スプレー・・・流石のカミやんも無効化は出来ないんだぜい」

上条「土御門、お前・・・っ」

土御門「安心するんだにゃーカミやん、インデックスの面倒はステイルが見てくれるんだぜい」

上条「・・・くそ・・・」

土御門「・・・ふふ・・・」

--超音速旅客機:機内

上条「・・・う・・・ん・・・」

上条「ど、どこだここ・・・ていうか何で俺縛られてるんだ!?」

土御門「おはようだにゃー、カミやん」

上条「土御門!?」

土御門「もうすぐ離陸だぜい」

上条「り、離陸・・・って・・・一体何処に行くんだ?」

土御門「それは行ってのお楽しみだにゃー」

上条「・・・それに・・・これ・・・飛行機の中、か?っていうか見覚えあるぞこれ・・・」

土御門「一時間程度でつくんだにゃー、後・・・あんまり暴れない方が良いんだぜい」

上条「・・・えっ」

土御門「・・・にゃー」

--マルコポーロ国際空港

土御門「カ、カミやん・・・無事・・・かにゃー・・・」

上条「・・・」

土御門「・・・気絶してるんだにゃー・・・」

土御門「まぁ、これはこれで好都合だぜい・・・」

--

土御門「それじゃあ頼むんだにゃー」

運転手「な、なあ・・・気絶してるみたいだけど、本当に良いのかい?」

土御門「大丈夫大丈夫・・・イギリス清教女子寮まで送ってくれれば向こうが対応してくれる筈だにゃー」

運転手「・・・あ、ああ・・・(変な客拾っちまったな・・・)」

土御門「ふふふ・・・楽しんで来るんだにゃー、カミやん・・・」

--

神裂「・・・土御門?」

土御門『よ、ようねーちん・・・』

神裂「どうしたのです?何か苦しそうですが・・・」

土御門『お、俺は問題無いんだにゃー、それより上条当麻を連れてきたんだぜい』

神裂「上条当麻を!?土御門、貴方は本当に連れてきたのですか!?」

土御門『冗談と思ってたのかいねーちん・・・良いか、俺が今居る場所はマルコポーロ国際空港だにゃー』

土御門『今そっちに送り出したから、その後は任せるんだぜい』

神裂「ちょ、ちょっと待ちなさい土御門!」

土御門『ばいびー』

--女子寮

神裂「ちょ、ちょっと待ちなさい土御門!」

アンジェレネ「・・・誰と話してるんでしょう・・・」

ルチア「私に分かるわけ無いでしょう」

神裂「あ、あの野郎!!ふざけやがっ・・・て・・・」

ルチア「・・・」

アンジェレネ「・・・」

シェリー「・・・何してるのよ、お前は」

神裂「・・・そ、その・・・今からお客が・・・来ます」

--

運転手「すいませーん」

神裂「・・・?何の御用でしょうか」

運転手「・・・あ、あの・・・ここに客を連れて来いと言われたんだがねえ・・・(こ、この人も格好がマトモじゃねえ・・・)」

神裂「・・・?・・・も、もしかしてサングラスをかけた金髪頭でしょうか・・・?」

運転手「ああ、少年を一人ここまで連れて行けと言われてね」

神裂「・・・申し訳ありません・・・」

--女子寮:一室

上条「・・・うう・・・」

神裂「・・・はぁ・・・」

アニェーゼ「・・・ほ、本当に上条当麻じゃねえですか・・・」

アンジェレネ「何で気絶してるんでしょうか・・・」

ルチア「暴行を受けた感じでもありませんね」

上条「・・・うん・・・?」

オルソラ「あら、お起きになったのでございますよ」

上条「・・・何だ・・・夢か」

神裂「ゆ、夢ではありません上条当麻・・・二度寝しないでください」

アニェーゼ「・・・はぁ、早く寝起きでボケッとした顔見せてねぇで起きやがってください」

上条「・・・アニェーゼに・・・オルソラにアンジェレネ、ルチアに神裂・・・?・・・こっ、此処、どこだ!?」

神裂「此処は・・・イギリス清教、"必要悪の教会"の女子寮です」

上条「じょ、女子寮!?土御門に眠らされて拉致されたと思ったらあの地獄をもう一度味わって、気づいたらイギリス!?・・・ふ、不幸だ・・・」

神裂「・・・申し訳ありません上条当麻、土御門が強引に・・・」

上条「はぁ・・・」

ルチア「・・・相変わらず状況に流されているのですね、貴方は・・・」

上条「流されたって・・・上条さんはどう見ても被害者なのですが・・・?」

pipipi...pipipi...

上条「お・・・って土御門・・・?」

上条「・・・もしもし」

土御門『カミやん、ついたかにゃー?』

上条「状況が理解できねえよ、何で俺がイギリスに居るんだ・・・?」

土御門『そこに、他のシスターは居るかにゃー?』

上条「ああ、居るけど・・・」

土御門『・・・悪いが、聞かれちゃ不味い・・・誰にも聞かれない場所に移動してくれ』

上条「・・・分かった」

--

土御門『・・・良いかカミやん、これはねーちんには内緒の話だ』

上条「ああ」

土御門『今のところ動きは見られないが、どうやらその女子寮にローマ清教のスパイが居る可能性がある』

上条「な、何だって!?」

土御門『こちらでも探りを入れてるんだが・・・一週間程すれば見つかると思う』

上条「・・・何かあった時に、って訳か・・・でもあんな連れて行き方しなくても説明してくれれば・・・」

土御門『そ、それは・・・あれだ、急ぎの用件だったもんで・・・超音速旅客機の苦しさを味合わせたく無かったんだ』

上条「まぁ、ありゃ地獄だからな、結局味わったけど・・・良し、任せてくれ」

土御門『ああ・・・頼むぜ、カミやん・・・ねーちんが居るとはいえ居ない時に動かれたら一溜りも無い』

上条「分かった・・・まずはどう動けば良い?」

土御門『良いかカミやん・・・相手が何をしようとしてるのかは謎だが、恐らくかなりの実力者だ』

上条「・・・」

土御門『幾らカミやんが魔術師と戦い慣れてても分が悪い可能性もある』

土御門『それに、相手もカミやんが来た事を怪しむ筈だ・・・それによって動きにくくもなる』

上条「俺が、抑止力になるって事か?」

土御門『その通り・・・その間に此方でそいつを探し出す』

上条「・・・分かった、任せてくれ」

土御門『・・・まー、カミやんは女だらけの場所での生活を楽しんでくれれば良いんだにゃー』

上条「こ、此処で暮らすのか!?」

土御門『そうしなきゃ何かあった時に動けないんだにゃー』

上条「・・・不幸だ・・・」

土御門『それと、他のシスターには他言無用だぜい?』

上条「・・・神裂にもか?」

土御門『・・・ねーちんも仲間を疑いたくは無い筈だにゃー・・・』

上条「そう、だな・・・」

土御門『・・・(まあ・・・全部嘘なんだけどにゃー)』

上条「じゃあ土御門、見つけるの・・・頼むぜ」

土御門『カミやんも気をつけるんだにゃー』


--

上条「ふぅ・・・」

神裂「土御門、からですか?」

上条「あぁ、しばらくここに泊まってくれってさ」

神裂「・・・申し訳在りません・・・土御門も強引ですから」

上条「・・・いや、俺に出来る事なら何だってするさ」

神裂「・・・?(・・・恩を返させてくれる、という事でしょうか?)」

上条「あ、いや、何でも無いんだ!(・・・危ねえ・・・)」

ルチア「・・・神裂火織」

神裂「・・・どうしましたか?シスター・ルチア?」

ルチア「・・・上条当麻を止めるのは問題があると思うのですが・・・」

アニェーゼ「此処は女子寮ですんで・・・他のシスターからも反対意見が出ちまいますよ」

神裂「・・・イ、イギリス清教の関係者という事で居住、ではなく・・・滞在という形で特例を出します」

オルソラ「まぁまぁ・・・今晩は腕によりをかけなくてはいけなくてはなりません」


ルチア「・・・ですが、上条当麻は男性で!」

アンジェレネ「シスタールチア、神裂さんの言う事ですし・・・シスタールチアが見張ってれば大丈夫では無いでしょうか・・・」

ルチア「黙りなさい、シスターアンジェレネ!」

上条「・・・(つ、土御門・・・この時点で俺は失敗しそうだぞ・・・)」

--イギリス清教女子寮:空き部屋

ルチア「・・・上条当麻、ここが貴方が使用する部屋です」

上条「おー、広いな・・・上条さんの部屋より広いんじゃないか?」

ルチア「別段広い部屋ではありませんが・・・貴方の部屋が散らかっているのでは無いですか?」

上条「い、痛い所を・・・って上条さんはこれでも綺麗好きですよー?」

ルチア「・・・」

上条「・・・(気まずい・・・)」

ルチア「・・・上条当麻、一言言っておきます」

上条「はい?」

ルチア「・・・ここは女子寮で、私達修道女の住む場所です」

上条「おう」

ルチア「もし・・・貴方が他のシスターに変な事をしたら・・・分かっていますね?」

上条「・・・他の・・・って事はルチアには良いのか!?」

ルチア「良いわけ無いでしょう!?」

上条「あ、謝るから!その車輪仕舞ってくれ!」

ルチア「ま、全く・・・」

上条「・・・まあ・・・案内ありがとなルチア」

上条「・・・まあ・・・案内ありがとなルチア」

ルチア「別に礼を言われる程の事では無いでしょう?神裂火織に頼まれたのですから」

上条「ま、それでもさ」

ルチア「・・・夕食まで後一時間程ありますから・・・適当に時間を潰していて下さい」

上条「おーう、またな」

ルチア「は、はい・・・また」

--




上条「一時間・・・テレビも無いし・・・」

上条「本も宗教関連しか無し、か・・・まあ当然っちゃ当然か」

上条「・・・いかん、眠くなってきた・・・」


--イギリス清教女子寮:食堂


オルソラ「~♪」


アニェーゼ「・・・あ、あの・・・神裂さん」

神裂「・・・?どうしたのです、アニェーゼ?」

アニェーゼ「シスター・オルソラ、妙に機嫌が良くねえですか?」

神裂「そう、でしょうか?」

ルチア「それにしても・・・遅いですね」

アニェーゼ「遅い?何がです?」

ルチア「上条当麻です・・・一時間後に夕食、と教えておいたのですが」

アニェーゼ「あの男の事ですから・・・寝ちまってるんじゃねえですか?」

神裂「ふむ・・・ならば私が起こして・・・」

オルソラ「上条さんでしたら、私が起こして参りましょう」

神裂「オルソラ?」

オルソラ「折角私が作ったのでございますし・・・」

神裂「・・・そ、それを言うなら私はこの寮の管理人です」

オルソラ「・・・」

神裂「・・・」

ルチア「・・・?シェリーさん、何処へ?」

シェリー「このまま放っといても面倒じゃないの・・・叩き起こしてくる。端の空き部屋だよな」

ルチア「はい」

神裂「・・・」

オルソラ「・・・」

アニェーゼ「・・・(厨房誰もいねえんですが大丈夫でしょうかね・・・?)」


--イギリス清教女子寮:上条の部屋

シェリー「この部屋かしら?・・・あぁ、やっぱ寝てやがる・・・」

シェリー「おい」

上条「zzz...」

シェリー「・・・起きなさい」

上条「駄目だ、インデックス・・・それは・・・食べれない・・・むにゃ・・・」

シェリー「・・・起き・・・ろってんだ!」

ドゲシ!

上条「どっ、どわぁ!?何すんだ・・・ってお前・・・」

シェリー「お目覚め?」

上条「確かシェリー=クロムウェル・・・だよな?お前も此処に居たのか・・・」

シェリー「・・・まあ、"寛大な措置"のお陰でここに居るのよ」

上条「ふーん・・・で、寝てる上条さんを蹴り飛ばして床に転がして何のご用件でー?」

シェリー「蹴り飛ばしたのは寝顔がムカついたからだ」

上条「・・・あ、ああそう・・・それとー・・・もうちょっと恥じらいって物をですね・・・」


上条「・・・あ、ああそう・・・それとー・・・もうちょっと恥じらいって物をですね・・・」

シェリー「・・・?ああ、下着か?貴方も年頃なのねえ」

上条「・・・はぁ・・・」

シェリー「それと、夕食の時間だから早くいらっしゃいな」

上条「も、もうそんな時間か!?す、直ぐ行く!」

--食堂

上条「・・・な、なあ・・・シェリー」

シェリー「何よ?」

上条「何で・・・オルソラと神裂が睨み合ってんの・・・?」

シェリー「知らん、貴方が止めてきなさい」

上条「・・・はい・・・」

上条「な、何で俺が!?」

シェリー「原因は貴方・・・。さっさと行ってこい」

上条「・・・不幸だ・・・」

--

上条「あ、あのー・・・お二人とも何を睨みあって・・・?」

神裂「・・・?上条当麻!?」

オルソラ「あら・・・起きてしまわれたのですね?」

上条「ま、まあ・・・シェリーに蹴り飛ばされて起きたんだけど」

シェリー「・・・二人ともこっちを睨まないの・・・お前らと違ってこいつに興味なんて無いっての」

神裂「きょ、興味等ありません!ただこの寮の責任者として・・・!」

オルソラ「はぁ・・・今ご用意するのでございますよ」

上条「・・・?」

--

上条「相変わらず美味いなー・・・何か隠し味とかは・・・」

オルソラ「今はまだ秘密、でございますよ」

神裂「(・・・隠し味?)」

アンジェレネ「・・・ヒソヒソ(シスター・ルチア、隠し味って何でしょう?)」

ルチア「・・・ヒソヒソ(・・・貴方にはまだ早いです、シスター・アンジェレネ)」

アニェーゼ「(今は・・・ですか)」

オルソラ「所で・・・貴方様はどうしてこちらに?」

上条「・・・あー、まあ拉致されたっつーか何つーか・・・」

オルソラ「色々と大変なようでございますね・・・」

上条「まぁ・・・折角来たし少しの間こっちに居ようかなって感じだからさ、宜しく頼む」

--

上条「ふぅ、美味かった・・・」

オルソラ「お粗末様、でございます」

神裂「さて・・・上条当麻、これを読んでおいて下さい」

上条「ん、何々・・・?ああ、風呂の時間とかか」

神裂「はい・・・ちなみに破った場合」

上条「・・・破った場合?」

神裂「ゴルゴダの刑です」


上条「ゴ、ゴルゴダの刑・・・?十字架貼り付け・・・ですか・・・?」

神裂「・・・知りたいですか・・・?」

上条「・・・ご遠慮させていただきます・・・」

ルチア「車輪に括り付けて爆破でも構いませんが」

上条「ご免こうむります」

--イギリス清教女子寮:上条の部屋

ガチャリ....

上条「えっと、確かここが俺の部屋・・・だったな」

上条「そういえば・・・インデックスの奴、大丈夫かな?土御門は確か・・・ステイルがどうとか・・・」

コンコン

上条「・・・?開いてるぞー?」

オルソラ「失礼致します」

上条「あれ、オルソラ・・・どうしたんだ?」

オルソラ「食後のお茶でもいかがかと思いまして・・・お持ちしたのでございます」

上条「お、さんきゅ・・・あー、でもテーブルとか無いぞ?」

オルソラ「あら・・・それでしたら」

上条「・・・?」

オルソラ「こちらに座らせて頂ければ・・・」

上条「な、なるほど・・・」

オルソラ「今お淹れ致しますから」

上条「おう・・・」

オルソラ「・・・」

上条「・・・(何で俺はオルソラと二人でベッドに腰掛けてるんだ・・・?)」





上条「ふーん・・・まあ、上手くやってるみたいで安心したよ」

オルソラ「これも全て、貴方様のお陰なのでございますよ」

上条「・・・俺は何もしてないぜ?ここでの人間関係とか・・・作ったのはオルソラじゃないか」

上条「あのアドリア海の女王の時だって、オルソラ自身が動かなかったら何も変わらなかった」

上条「俺はその手伝いをちょっとしただけだよ」

オルソラ「・・・それでも・・・」

ススッ

上条「・・・(か、顔が近い・・・)」

オルソラ「貴方様が居てくれなかったら・・・この生活は無かったのでございますから」

上条「そ、そうか・・・とりあえず・・・あの、近いんですが・・・」

オルソラ「恩返しを、させて頂きたいのでございます」

上条「・・・お、恩返・・・し!?」

オルソラ「はい・・・」

上条「オ、オルソラ!?近い、近いって!?」

コンコン

オルソラ「・・・あらあら」

上条「は、はいっ!?」

神裂『上条当麻?ちょっと・・・宜しいですか?』

上条「え、えーっと・・・」

オルソラ「ちょっと取り込んでるのでございますよ」

上条「!?」

神裂『そ、そうですか・・・それなら後ほ・・・!?』

バガァン!

神裂「オルソラ!?此処で何を・・・」

オルソラ「二人で少々お茶を飲ませて頂いてたのですが・・・」

上条「・・・(俺の部屋のドア、大丈夫かあれ・・・)」

ちょっと吸殻溜まりすぎて焚き火になったので洗って換気してきます、少々お待ち下さい

神裂「ベ、ベッドに二人で腰掛けて、ですか・・・?」

上条「あー、それは椅子が無かったからで」

神裂「・・・そんなに、ピッタリくっついて・・・?」

上条「・・・な、何か・・・怒ってらっしゃいませんか・・・神裂さん・・・」

オルソラ「あらあら・・・」


オルソラ「あらあら・・・」

神裂「べ、別に怒ってなど・・・し、失礼します」

上条「あ、ちょっと待った・・・神裂、この後暇なら一緒にどうだ?」

神裂「・・・!し、仕事が少々残ってまして、その、すぐ終わらせてきます!」

ダダダダダ...

上条「・・・」

オルソラ「・・・ふふ」

--

神裂「お・・・お待たせ、しました」

上条「・・・お、おう・・・」

神裂「では、失礼します」

上条「・・・(何で神裂も俺の反対側座るの・・・)」

オルソラ「神裂様、どうぞ・・・紅茶です」

ギュム

上条「」

神裂「あ、ああ・・・すいませんオルソラ」

ギュム

上条「・・・(柔らかい何かが双方からっ・・・!!落ち着け上条さん・・・落ち着くんだ・・・)」

オルソラ「どうか、しましたでしょうか?」

上条「・・・ナンデモナイデス」

--

上条「じゃあ、二人ともまた明日な」

オルソラ「はい」

神裂「では、失礼します」





上条「・・・ふう・・・」

上条「明日からここで生活か・・・上条さんも毎日飽きないというか・・・うーむ」

上条「まぁ、寝るとしますか・・・ベッドなんて久しぶりだー・・・」

上条「・・・・・・zz」

--深夜:上条の部屋


上条「zzz・・・」


上条「・・・イン・・・デックス・・・それは食べれ・・・」


上条「zz・・・」



ギィ,,,

上条「・・・zz」

コンコン

ルチア『上条当麻?』

上条「・・・zz」


ガチャリ

ルチア「・・・上条当麻?」

上条「・・・平成、8年・・・むにゃ・・・」

ルチア「・・・はぁ・・・起きて下さい、上条当麻」

上条「・・・形成・・・は逆転・・・ぐう・・・」

俺のルチアきたあああああ

ところでワイドジュニアさんはトリつけんの?

ルチア「上条当麻!」

上条「・・・・・・おはよう・・・ございます・・・」

ルチア「はぁ・・・早く起きて・・・くだ・・・」

上条「・・・ん?」

アニェーゼ「・・・babbo・・・」

ギュッ

上条「・・・」

ルチア「・・・」

上条「・・・」

ルチア「・・・」

アニェーゼ「・・・ふにゃ・・・」

ルチア「・・・上条、当麻・・・?」

上条「・・・む、無実だぞ?」

ルチア「・・・ArrivederLa・・・!」

上条「・・・っ!!」

>>114
トリは別にいらないかな、と

--

アニェーゼ「・・・う、ううん・・・」

ルチア「ああ、お早う御座います、シスター・アニェーゼ」

アニェーゼ「・・・?此処は・・・って、上条当麻・・・?何やってんです、二人とも?」

上条「・・・こ、こっちの台詞・・・だ・・・アニェーゼ・・・」

ルチア「相変わらず忌々しい右手ですね・・・」

上条「だから無実だって・・・!や、やめろっ!部屋がーーっ!!」

アニェーゼ「・・・?」

usuかよ

--食堂

神裂「ああ、お早う御座いま・・・どうしたのです、その格好・・・」

上条「い、いや・・・ちょっとな・・・」

ルチア「・・・」

アニェーゼ「・・・まあ、自業自得じゃねえですかね」

>>121
証言 UMBのアレは影絵の圧勝

上条「・・・本当にそう思ってらっしゃいますか、アニェーゼさん・・・」

アンジェレネ「シ、シスタールチア・・・何か埃っぽ・・・はううう」

ルチア「何でもありません、シスター・アンジェレネ・・・」

アンジェレネ「分かりました、分かりましたから・・・アイアンクローは止めてくださいシスター・ルチア・・・」

オルソラ「朝食でございますよー」

--

上条「ふう・・・ご馳走さん」

オルソラ「やっぱり男性はお食べになるのですね」

上条「んー・・・俺からしてみればそのくらいで足りるのが不思議だけど・・・」

ルチア「節制もシスターの務めですので」

アンジェレネ「でもシスター・ルチアは体重が最近増えたからダイ・・・ぶぎゅう」

ルチア「・・・シスター・アンジェレネ・・・?」

上条「うーん・・・ルチアってスタイル良いし、そんな太ってるようには見えないんだが」

ルチア「・・・っ!?」

パリン

オルソラ「あらあら」

上条「だ、大丈夫かオルソラ!?」

パリン

神裂「・・・おや、落としてしまいました」

パリン

アニェーゼ「おや、手が滑っちまいました」

上条「み、皆さん割りすぎ・・・ア、アンジェレネ何してんの?」

アンジェレネ「わ、私も割ったほうが良いかと」

上条「・・・止めときなさい」

--

上条「ふぅ・・・さて、どうすっかな・・・」

オルソラ「申し訳ありません、宜しいでしょうか?」

上条「ん、どうしたオルソラ?」

オルソラ「はい、少々街に出たいのですが・・・」

上条「お・・・荷物持ちか?任せてくれ」

オルソラ「いえ、その・・・」

上条「ん?」

オルソラ「な、何でもありません」

上条「・・・?」

--物陰

アニェーゼ「・・・ふむ・・・」

シェリー「・・・何してんだい」

アニェーゼ「シェ、シェリーさん!?」

シェリー「あれは・・・オルソラと上条じゃないの?ふむ・・・」

アニェーゼ「・・・どうやら二人で出かけちまうみたいですね」

シェリー「・・・ふむ・・・おーい、上条当麻!」

アニェーゼ「!?」

--

上条「ん、シェリー・・・に、アニェーゼ?」

アニェーゼ「(ちょ、ちょっとシェリーさん!?)」

シェリー「二人で出かけるんでしょう?こいつも連れてってやってくれ」

アニェーゼ「な、何言っちまってんですか!?」

上条「ああ、別に良いけど・・・」

オルソラ「はい、構わないのでございますよ」

シェリー「じゃあ、後宜しく頼むわよ」

アニェーゼ「・・・はぁ・・・」

オルソラ「・・・(二人きりは、また今度でございますよ?)」

上条「へ?ちょ、ちょっとオルソラ・・・?」

アニェーゼ「仕方ねえですね・・・行きますよ、上条さん」

上条「お、おう・・・」

--マーケット

上条「はー、此処がマーケットか・・・すげえ人だ」

オルソラ「はい、日常品から食料品、調度品・・・色々な出店があるのでございますよ」

アニェーゼ「日本には無えんですか?」

上条「んー、まあ商店街・・・ってのがあるけど・・・ちょっと違うしなー」

オルソラ「それじゃあ、参りましょうか」

ギュッ

上条「オ、オルソラ!?腕組まなくても!?」

オルソラ「人が多いのではぐれたら・・・困るのではないでしょうか・・・」

上条「いや、まあそりゃそうだけど」

キュッ

アニェーゼ「た、確かにはぐれちまったら面倒ですしね」

上条「アニェーゼ!?」

アニェーゼ「嫌、でしたかね・・・」

上条「いや、年頃の青年上条さんとしましては嬉しいのですが・・・」

アニェーゼ「じゃ、じゃあ良いじゃねえですか・・・今朝のお詫びと思っといて下さい」

オルソラ「・・・ふふ」

アニェーゼ「な、笑ってんですかシスター・オルソラ・・・」

オルソラ「何でも無いのでございますよ?それじゃあ・・・はぐれないで下さいね?」

上条「・・・はーい・・・」

--

オルソラ「貴方様は、どっちが綺麗だと思いますか?」

上条「え、えっと・・・右の青い方かな・・・」

アニェーゼ「か、上条さん、あの靴が・・・」

上条「や、自棄に厚底だなあれ・・・歩きにくそうだぞ」

アニェーゼ「オシャレポイントなんです」

上条「・・・そうか・・・所でオルソラ、食料品とか日用品買いに来たんじゃ・・・」

オルソラ「あら、素敵なお皿が・・・」

上条「・・・オ、オルソラさん?」

オルソラ「・・・退屈、でございますでしょうか・・・?」

上条「い、いや・・・退屈とかじゃないんだけど・・・」

オルソラ「でしたら・・・良いじゃありませんか」

アニェーゼ「・・・ズルイっすよ、シスター・オルソラ」

オルソラ「はい?」

アニェーゼ「な、何でも無えです」

最近私の出番が極端に少ないんだよ・・・・

でも,私がヒロインになるSSがかかれる日を夢見て支援なんだよ!!!

--女子寮前

上条「結局、何も買わなかったのか?」

オルソラ「ええ、それが目的というわけじゃ無かったのですよ」

アニェーゼ「・・・やっぱりそういう事ですか、シスター・オルソラ」

オルソラ「ふふ・・・」

上条「まあ二人が良いなら良いけど・・・ん?」

オルソラ「・・・?どうしたのでございますか?」

上条「・・・ああ・・・悪い、ちょっと先行っててくれるか?」

アニェーゼ「はあ・・」

--

上条「・・・人影が見えた気がしたんだが・・・?」


上条「・・・(気のせいか)」





????「・・・行ったか」

--昼:食堂

オルソラ「お待たせしたのでございますよ」

上条「・・・に、日本食!?」

アンジェレネ「日本っ・・・食っ・・・」

ルチア「・・・梅干は入っていませんよ、シスター・アンジェレネ・・・」

オルソラ「折角貴方様がいらっしゃったのですから・・・神崎さんに教わってみたのですが・・・」

上条「まさかイギリスで日本食が食えるとは・・・上条さんは感動で前が見えませんよ・・・」

オルソラ「もし宜しければなのですが・・・貴方様が知っている料理も教えて頂きたいのでございますよ」

上条「お、俺か!?うーん・・・俺が知ってる料理なんて精々野菜炒めとか・・・そんなもんだぞ?」

ルチア「料理、出来たのですね」

上条「・・・し、失礼だな・・・」

--

上条「さて、部屋に戻・・・」

シェリー「上条当麻、ちょっと来い」

上条「ヘ?」

シェリー「良いから来なさい」

上条「・・・嗚呼・・・流されていく俺の人生・・・」

シェリー「・・・何言ってんだお前?」

上条「何でも無いです・・・」

--女子寮入り口

上条「・・・なあ、何だこのデカいの・・・」

シェリー「あー、彫刻用の資料なんだけどよ・・・私の部屋まで運んで頂戴」

上条「お、俺がか!?」

シェリー「しょうがないじゃない、此処でゴーレム出す訳にもいかねえしよ・・・」

上条「はぁ・・・よっ、と・・・重い、重いぞ!?」

シェリー「私の部屋、3階にあるのよ」

上条「・・・ふっ・・・不幸だ・・・っ・・・!!」

--シェリーの部屋

シェリー「そこら辺に置いとけ」

上条「・・・お、おう・・・はぁ、はぁ・・・」

シェリー「何ヘバってるのよ・・・鍛え方が足りないんじゃないかしら?」

上条「ゴーレムじゃありませんよ上条さんは・・・」

シェリー「・・・ふむ・・・」

上条「・・・?」

シェリー「・・・よし、お前ちょっと脱げ」

上条「はあ!?」

シェリー「良いから脱げっつってんだ、女所帯だから野郎のモデルなんていねえんだよ」

上条「いや、だからって・・・や、やめろ・・・やめてーーーーーっ!?」

シェリー「・・・あー、分かったよ」

上条「分かってくれたか・・・」

パサッ

上条「」

シェリー「私も脱げば良いんだろ、お相子ってやつだ」

上条「分かってねえこの人!?だ、誰かーーーっ!?」


--上条の部屋

上条「・・・偉い目にあった・・・って・・・」

ルチア「・・・zz・・・」

アンジェレネ「・・・zz」

上条「・・・何がどうなってるんだ・・・?」

上条「俺の、部屋・・・だよな、間違いない・・・じゃあこの二人は・・・んん?」

ルチア「・・・zz」

アンジェレネ「ふにゃ・・・ちょこらーた・・・」

上条「・・・お、おーい・・・ルチアー?」

ルチア「ん・・・」

ギュッ

上条「・・・!?ル、ルチアさん・・・!?」

ルチア「・・・」

上条「・・・胸に手を抱かれましても・・・」

ルチア「・・・ん・・・」

フニ

上条「以外と胸があ・・・じゃない!仕方ない、右手でアンジェレネを・・・お、おーい・・・」

アンジェレネ「ふにゃー・・・」

ガシッ

上条「!?」

チュパ

アンジェレネ「ちょこ・・・らーた・・・」

上条「か、上条さんの指はチョコラータじゃありませんよ!?」

ルチア「くう・・・」

ギュム

アンジェレネ「・・・ん」

チュパ

上条「・・・どうすれば・・・」

上条「とりあえず手を・・・」

フニ

ルチア「・・・んっ・・・」

上条「・・・た、耐えるんだ・・・よし・・・って・・・」

ルチア「・・・」

上条「手、離してねえし・・・おい、ルチアー?」

ルチア「・・・そのまま襲うと思いましたが」

上条「襲うかっつーの・・・てか起きてたのかよ・・・」

ルチア「い、今起きたのです」

上条「・・・とりあえず」

チュパ

アンジェレネ「・・・ん・・・」

上条「こっちをどうにかしてくれ」

ルチア「はぁ・・・」


--

上条「で・・・何で俺のベッドで寝てたんだ?」

ルチア「・・・そ、その・・・」

アンジェレネ「シスター・ルチアが今朝の事を謝ろうとして来たんですが・・・」

ルチア「シ、シスター・アンジェレネ!」

アンジェレネ「ひぅっ!?・・・その、シスター・ルチアが上条当麻の匂いがする・・・と言ってベッドに倒れこみまして」

アンジェレネ「そ、それでそのまま・・・い、痛い!?痛いですシスター・ルチア!?」

ルチア「余計な事は言わないで宜しい・・・!い、行きますよ!シスター・アンジェレネ!」

アンジェレネ「ま、待って下さい!」

上条「あ、あー・・・ルチア?」

ルチア「・・・はい?」

上条「別に、気にしてないからな?」

ルチア「・・・っ・・・どうして、貴方は何時もそう・・・」

上条「ん?」

ルチア「何でもありません!・・・それと」

上条「それ、と?」

ルチア「・・・胸、触りましたね?」

上条「い、いやいや、不可抗力だろ!」

ルチア「でも、触りましたよね?」

上条「・・・触り・・・ました・・・」

ルチア「・・・これは武器になりますね」

上条「・・・へ?」

ルチア「何でもありません、では」

上条「・・・何だったんだ・・・?」

アンジェレネ「・・・あの、上条さん」

上条「あれ、アンジェレネ?」

アンジェレネ「・・・存在感薄くてすいません・・・じゃなくて!」

アンジェレネ「シスター・ルチアは厳しくて、何時もアイアンクローするし、規律に厳しいですし、嫌いな物残すと怒るし、部屋散らかしても怒るし」

上条「・・・あ、ああ・・・」

アンジェレネ「夜早く寝ろって言うし、怒りんぼだし、チョコラータばっかり飲んでるって怒るし、甘いもの控えなさいって言うし・・・」

上条「・・・」

アンジェレネ「でも、素直になれないだけで優しい人なんです」

上条「・・・知ってるよ」

アンジェレネ「・・・し、知ってたんですか・・・」

上条「優しいなー、アンジェレネは」

グリグリ

アンジェレネ「あ、あう」

上条「よしよし・・・」

アンジェレネ「・・・そ、その・・・もう行きますね」

上条「おう、また夕食でな」

--食堂

上条「いただきまっ・・・おっと」

カラン

オルソラ「あら、フォークが・・・」

上条「あー、悪い・・・新しいの、何処にある?」

オルソラ「・・・」

上条「あ、あれ?オルソラ・・・それ俺の・・・」

オルソラ「あーん」

上条「いや、オルソラ・・・新しいフォーク・・・」

オルソラ「・・・あーん」

シェリー「・・・(目が真剣ね・・・)」

上条「・・・あ、あーん・・・むぐ・・・」

オルソラ「どうでございましょう?」

上条「・・・(照れくさくて味がわからん・・・)」

神崎「・・・」

神崎「・・・か、上条当麻・・・」

スッ

上条「か、神崎!?」

神崎「・・・」

上条「あ、あの・・・何でお前も差し出して・・・」

神崎「・・・どうぞ」

上条「・・・むぐ・・・」

SSを書くのに必要なのは煙草と音楽と猿食らった時のMHP3

シェリー「(ほら、アニェーゼったら・・・お前もやってみろ)」

アニェーゼ「(や、やるわけ無えでしょう!?)」

ルチア「・・・か、上「上条さん、これもどうぞー」!?」

上条「ア、アンジェレネ・・・はぁ・・・むぐむぐ・・・」

アンジェレネ「えへへ」

上条「ん、ルチア?どした?」

ルチア「な、何でもありません!」

シェリー「・・・っ・・・!!」

アニェーゼ「・・・笑いすぎじゃねえですか、シェリーさん・・・」

オルソラ「あーん」

上条「つ、次はこれを・・・」

アンジェレネ「上条さん、どうぞー」

上条「・・・何だこれ・・・」

--上条の部屋

上条「・・・何か・・・疲れる一日だったな・・・」

上条「っと、風呂は・・・この時間は俺が入って良いんだったな」

上条「しかし・・・いやいや・・・幾らなんでも・・・神裂も皆に言ってあるはず・・・」

上条「・・・行こう・・・!」

--浴場

上条「だ、誰も居ません・・・よねー?」

上条「はあ、良かった・・・」

シェリー「ん?ああ、上条か」

上条「ちょっとーーーーーーー!?」

シェリー「・・・んな騒ぐんじゃねえよ・・・裸ぐらいどうって事無いじゃない」

上条「だ、だからもうちょっと恥じらいって物を持ったほうが良いと上条さんはですね・・・」

アンジェレネ「お風呂、お風・・・呂・・・」

ルチア「っと・・・立ち止まってどうしたのです、シスター・アン・・・ジェ・・・」

上条「(・・・神裂、さん・・・?)」

上条「・・・(どうして上条さんは女性3人と風呂に入っているのでしょうか・・・?)」

ルチア「・・・」

アンジェレネ「・・・」

シェリー「ふう・・・」

上条「な、なあ・・・神裂・・・この時間、俺が入る時間って言ってなかったのか・・・?」

シェリー「・・・?言ってたか?」

アンジェレネ「・・・き、聞いてない・・・です」

上条「そ、そうか・・・」

アンジェレネ「・・・あうう・・・」

ルチア「・・・っ・・・」

シェリー「さて」

ザバァ

上条「!!?!?」

シェリー「私は先に上がるわ、それじゃあね」

--

上条「・・・」

ルチア「・・・」

アンジェレネ「・・・」

上条「・・・さ、さて・・・」

ルチア「っ!?」

上条「ど、どうしたルチア・・・?」

ルチア「な、何でも・・・ありません・・・」

上条「・・・おう・・・かっ、体・・・洗うかな・・・」

アンジェレネ「あ、あのっ!!」

上条「ど、どどどうした!?アンジェレネ!?」

アンジェレネ「せっ、せっ、背中!をがぼぼっ!?」

ルチア「・・・せ、背中を・・・なななな流し・・・ましょうか・・・?」

上条「・・・そ、それは良いんだけど・・・アンジェレネが・・・」

アンジェレネ「」

ルチア「・・・あっ・・・」

--

上条「・・・」

ゴシ...ゴシ...

ルチア「・・・」

ゴシ...ゴシ...

上条「・・・」

ゴシ...ゴシ...

アンジェレネ「あ、あの・・・痒いとことか、無いですか?」

ゴシ...ゴシ...

上条「アリマセン・・・デス」

ゴシ...ゴシ...

--

ルチア「・・・さて・・・」

上条「あ、あのー・・・そろそろ湯船に戻りたいんですが・・・」

ルチア「・・・わ・・・」

上条「・・・わ?」

ルチア「わわ、私のせな・・・か・・・」

バタン

アンジェレネ「シ、シスター・ルチア!?」

上条「ル、ルチア!?どうし・・・わ、わーーーっ!?」

アンジェレネ「か、上条さん!?」

上条「ア、アンジェレネ・・・とりあえずルチアのバスタオル・・・はだけてるから・・・その、巻いてやってくれ」

アンジェレネ「は、はい!」

上条「さて・・・ど、どうしよう・・・」

アンジェレネ「・・・私一人じゃ運べないです・・・」

上条「・・・はぁ・・・き、着替えさせるのは任せるからな」

アンジェレネ「流石にそれは・・・」

上条「よし・・・よいしょ・・・」

上条「(軽いな・・・)」

アンジェレネ「・・・はー・・・お姫様抱っこですか」

上条「他にどうしろと!?ていうか早く運ぶぞ」

アンジェレネ「そうでした!」

--上条の部屋

上条「はぁ・・・やけに何か運ぶ一日だったな・・・」

アニェーゼ「大変だったみてえですね」

上条「そうそう、本当に今日は大・・・変・・・」

アニェーゼ「お邪魔してますよ、上条さん」

上条「・・・何、やってんのアンジェレネ」

>>236
ミスった

上条「・・・何、やってんのアニェーゼ」

アニェーゼ「・・・まあ、今朝ご迷惑かけちまいましたからね」

上条「ああ・・・気にしないでくれよ、まあ・・・別に、嫌でも無かったというかラッキーというか」

アニェーゼ「ふむ・・・そいつぁ都合が良いですね」

上条「・・・都合?」

アニェーゼ「潜り込んじまうのは不味いと思いまして・・・」

上条「ま、まあ上条さんの身体的都合とかの面でちょっと・・・」

アニェーゼ「最初から一緒に寝ておけば良いんじゃねえかと」

上条「・・・どこをどうやったらそうなるのか上条さんは果てしなく疑問です・・・」

アニェーゼ「はぁ・・・上条さんみてえな童貞が女の子と一緒に寝れる、っつうんですからもうちょっと喜んでもいいんじゃ無えですか?」

上条「・・・そういう問題じゃ無いと思うのですが・・・」

アニェーゼ「ほら、早く来ちまってください」

上条「ひ、引っ張るな!?ちょ、うおっ!」





アニェーゼ「・・・」

上条「・・・わ、悪い・・・」

アニェーゼ「・・・押し倒すとは以外に大胆ですね?」

上条「じ、事故だっつーの!・・・はぁ・・・もう疲れたから上条さんは寝ますよ・・・」

アニェーゼ「はい、お休みなさい」

上条「ああ、おやすみ・・・って帰らねえのかよ」

アニェーゼ「zz・・・」

上条「・・・はぁ・・・」

上条「・・・」

上条「・・・zz」

とりあえずここら辺で寝させて頂きます。
また明日スレがありましたら、書かせて頂きまする。

>>154
NIPに現在進行形で進んでるのあるだろ

保守時間目安 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

雪に降られて帰ってきました、もう少々お待ちを

まだスレが残ってて嬉しい限りです。
まあ・・・軽く流し読みする感覚で読んで頂けると幸い。

--朝

アニェーゼ「・・・上条さん、朝ですよ」

上条「・・・zz」

アニェーゼ「はぁ・・・仕方無えですね・・・よっ・・・しょ」

上条「・・・ん・・・アニェっ!?」

ドタン!

アニェーゼ「ああ、起きましたか」

上条「ベ、ベッドから落とす事はねえだろ!?」

アニェーゼ「ほら、さっさと起きちまって下さいよ・・・またシスター・ルチアとかに怒られちまいますよ?」

上条「あー・・・そうだった」

コンコン

上条「!?」

ルチア『上条当麻?起きていますか?』

上条「お、起きてるぞ!すぐ行くからちょ、ちょっと待ってくれ!」

ルチア『起きていましたか・・・それと』

上条「そ、それ・・・と?」

ルチア『シスター・アニェーゼの姿が見えないのですが』

上条「・・・」

アンジェレネ「・・・」

アニェーゼとアンジェレネ間違いすぎわろた

アニェーゼ「・・・」

ルチア『・・・こちらにまた潜り込んでるのでは、と思いましたが・・・入りますよ?』

上条「(か、隠れろアニェーゼ!)」

アニェーゼ「(ど、何処に隠れろっつーんですか!?)」

上条「(と、とりあえずベッドの下に!)」

ガチャリ

上条「あっ」

ルチア「・・・」

アニェーゼ「(上条さん・・・?上半身がやっと入・・・か、上条さん?)」

上条「・・・おはようございます」

ルチア「・・・そちらの尻だけシスターは・・・」

上条「・・・」

スポッ

アンジェレネ「・・・あ・・・」

もう俺の中でアニェーゼとアンジェレネがごっちゃになってきた

アニェーゼ「・・・あ・・・」

--

ルチア「で、何か申し開きは・・・?」

上条「・・・上条さんの足が痺れて限界なのですが・・・」

アニェーゼ「・・・これが正座って奴ですか・・・」

--食堂

オルソラ「食後のお茶でございますよ」

上条「日本茶・・・!?」

神裂「ええ、日本人街には日本の物を売っている店もあるので・・・」

上条「へえ・・・日本人街なんてあるのか」

神裂「はい、天草式の面々達が管理してまして・・・」

上条「天草式か・・・建・・・クワガタさんとか五和、元気にしてるか?」

神裂「ク、クワガタ・・・」

上条「さて、ちょっと上条さんは散歩してきますよ」

神裂「散歩、ですか?」

上条「ああ、折角イギリスに来たんだしな」

神裂「そうですか・・・気をつけて下さい」

上条「・・・?まあ行ってくるよ」

神裂「・・・」

--女子寮:裏手

上条「・・・確か、この辺か・・・?」

上条「昨日見た人影は確かここら辺で・・・」

上条「ん?壁に何か書いて・・・呪文、か・・・?」

上条「・・・よし、頼むぞ幻想殺し・・・」

パキィン!

上条「・・・触れたら消えた・・・か・・・」

上条「・・・」

--

prrr...prrr...

上条「土御門か?」

土御門『いようカミやん・・・どうしたんだにゃー?』

上条「どうしたって・・・例の、侵入者の話だよ」

土御門『し、侵入者・・・あ、あー・・・どうしたんだ?』

上条「・・・昨日、女子寮の裏手の方に人影を見たんだけどさ」

土御門『・・・人影?』

上条「今さっき・・・そこに行ってみたら・・・覚えてるか、オリアナ・トムソンの仕掛けていたアレ」

土御門『あ、ああ・・・触れる事で発動するトラップ魔術だな』

上条「それと似たような文字が壁に書かれてたんだ・・・右手で触れたら文字が消えた」

土御門『ちょっと待ってくれ・・・その話、本当か?』

上条「嘘言ってどうなるんだよ・・・どういう魔術か何て俺には分からなかったし、もう消えちまったけどな」

土御門『・・・(どういう事だ・・・?)」

上条「・・・まあ、そんだけだ」

土御門『わ、分かった・・・カミやん、十分気をつけてくれ・・・こっちも急いでみる』

上条「ああ、じゃあな」

--学園都市:某所

土御門「・・・どういう事だ・・・?」

土御門「(まさか本当に進入・・・?だとしたら神裂が対処するはずだ・・・)」

舞夏「兄貴ー、どうしたんだー?また新しいコスプレ衣装でも考え付いたのかー?」

土御門「・・・おお、そういえば新しいのを買ってあったにゃー・・・確かこの辺に・・・」

舞夏「・・・本当に変態だなー、兄貴は・・・」

土御門「(・・・どう動いたものか・・・カミやん、気をつけてくれよ)」

--

吹寄「・・・あれは・・・」

姫神「小萌先生と・・・」



インデックス「次はアレが食べたいかも!」

小萌「ここは禁煙なのですよ?回りの人の迷惑に・・・」

ステイル「煙草くらい吸わなきゃやってられないんですよ・・・全く、とんだ散財だ・・・」



吹寄「何なの、あの神父服の男は・・・」

姫神「上条君の。知り合い」

吹寄「あ、あれも!?あの男、どういう人間関係なのかしら・・・」

--イギリス清教女子寮:玄関

上条「ただいまっと・・・」

神裂「ああ、戻りましたか上条当麻」

上条「・・・?何してんだ、神裂」

神裂「み、見ればわかるでしょう・・・掃除です」

上条「・・・ホウキ・・・いや、魔術的な意味があるのかと」

上条「・・・ホウキ・・・いや、魔術的な意味があるのかと」

神裂「わ、私の格好がそんな痴女に見えますか・・・!?」

上条「・・・それは被害妄想と言うのですよ・・・?掃除機とか無いのか?」

神崎「ビクッ」

上条「・・・神裂?」

神裂「あ、あるにはあるのですが・・・」

上条「じゃあ使えば良いじゃないか、ホウキより全然・・・」

神崎「・・・えないのです」

上条「・・・え?」

神裂「そ、その・・・使え、無いのです・・・」

携帯で書いてる人より行数少ないのは何か意味があるのかな

確かに30行キッチリとはいかなくても書き溜めなら20行ぐらいさっさと消化した方がいいと思う

>>349
>>350
書き溜めじゃなく書いたのをすぐ書いてる物で申し訳なく。

注文が多いな、本当に

>>352
覚悟の上です

上条「使えない・・・って、掃除機を?」

神裂「・・・はい・・・」

上条「(・・・げ、現代に掃除機が使えない人間がいたとは・・・)」

上条「お、教えてやろうか?」

神裂「本当ですか!?」

上条「お、おう・・・」

神裂「お願いします、是非に!」

--

上条「良いか、まずこのコードをコンセントに刺してだな」

神裂「・・・それは分かります」

上条「し、失礼・・・で、このスイッチを押し込むと・・・」

ズズズズズ

神裂「お、おお!?」

上条「で、このまま滑らせてけば埃が取れる・・・簡単だろ?」

神裂「は、はい・・・では・・・」

神裂「神裂火織、参ります・・・!Salvere000・・・!」

上条「・・・殺してどうすんの・・・」

--

アンジェレネ「あっ、上条さん」

上条「お、アニェ・・・アンジェレネにルチア・・・二人で何してんだ?」

ルチア「はい・・・シスター・アンジェレネがですね」

アンジェレネ「えっ!?」

ルチア「どうしても上条さんにチョコラータを飲んでみて欲しいと言って聞かないので、仕方なく」

アンジェレネ「シ、シスター・ルチアが昨日のお詫びに行き・・・」

ルチア「・・・」

アンジェレネ「・・・そ、そうなんです!甘くて美味しいので、どうかなって!」

ルチア「全く・・・言い出したら聞かないものですから」

アンジェレネ「・・・むー・・・」

上条「おお・・・喉乾いてたから有りがたく頂きますよー」

--上条の部屋

上条「ふう」

ルチア「・・・椅子とテーブルも無いのですね」

上条「・・・まあ・・・ベッドに座っといてくれ、俺は床で良い」

ルチア「そ、そういう訳には行かないでしょう・・・貴方もベッドに座れば良い」

上条「(またこのパターンかっ・・・!)」

アンジェレネ「えーと・・・上条さん、どうぞ!」

上条「・・・なあ、アンジェレネ・・・これ、チョコレートの湯煎したやつじゃ・・・」

アンジェレネ「違いますよ・・・コーヒーとチョコレートを混ぜた飲み物です」

上条「(それ、チョコレートじゃないのか・・・?)」

ルチア「はぁ・・・甘い物が好きなのですよ、シスター・アンジェレネは」

上条「甘い物か・・・和菓子とかは食べた事あるのかアンジェレネ?」

アンジェレネ「和菓子・・・ヨウカンなら、神裂さんから貰った事があります」

上条「ふーん・・・じゃああんみつとかは無いのか」

アンジェレネ「あんみつ・・・?」

上条「ああ、寒天・・・あー、ゼリーみたいなのに餡子とか杏子とか・・・フルーツとかを乗せて黒蜜をかけたやつ」

ルチア「・・・餡子?黒蜜?」

上条「・・・えーと・・・とにかく甘い食べ物だ」

アンジェレネ「へえ・・・食べてみたいですけど・・・こっちで売ってるんでしょうか?」

ルチア「イギリスで売っている菓子は大抵がケーキやチョコレート、スコーン等ですからね・・・」

上条「まあ甘味処何て無いよな・・・んー、でも日本人街とかなら・・・あるかもな」

アンジェレネ「うーん・・・神裂さんなら知ってるかもしれません」

上条「まあ、羊羹があるならあんみつくらいはありそうだしな・・・今度神裂に聞いとくよ」

アンジェレネ「はい!是非!あ、そういえばチョコラータはどうですか?」

上条「・・・あ、ああ・・・じゃあ」

アンジェレネ「・・・どきどき」

ルチア「(喉が渇いてる時にアンジェレネの淹れた"アレ"を飲む・・・という事は・・・)」

上条「ずず・・・!?ごふっ・・・あ、ああ・・・美味しいよ・・・」

アンジェレネ「ですよね!」

上条「・・・」

ルチア「・・・(こ、こちらを見ないで下さい)」

上条「(そのコーヒー、一口だけ・・・)」

ルチア「(だ、駄目です)」

アンジェレネ「・・・あれ、もう良いんですか?」

上条「いや・・・」

アンジェレネ「味、おかしかったですかね・・・ちょっと飲ましてください」

上条「お、おう」

ルチア「・・・!?・・・上条当麻」

上条「ん」

ルチア「どうぞ」

上条「・・・ありがとう(駄目って言ってたじゃん・・・)」





上条「なあ、お前等二人って姉妹・・・とかじゃないよな?」

ルチア「いえ、血縁関係ではありませんが・・・」

アンジェレネ「あっ」

ガチャン!

アンジェレネ「チョ、チョコラータ・・・」

ルチア「・・・放っとけないもので」



ルチア「さて、そろそろお暇しましょう」

アンジェレネ「そうですね」

上条「ん、もう行くのか?」

ルチア「え、ええ・・・どうかしたのですか?」

上条「いやさ・・・お前等、暇なときとか何してるんだ?」

アンジェレネ「うーん・・・本読んだりとか・・・でしょうか?」

ルチア「後は・・・他のシスターと話をしたりしていますが」

上条「はぁ・・・現代っ子の上条さんには娯楽が無いのですよ」

ルチア「・・・ふむ・・・ならば・・・これを読んでみてください」

上条「お、本か・・・助かる!」

ルチア「では」

アンジェレネ「また夕食時にー」

上条「おう!」

--

上条「さて、どんな本・・・」

上条「・・・」

上条「・・・」

上条「・・・読、読めねえ・・・」

バンッ!

神裂「か、上条当麻!」

上条「神裂!?・・・あ、そうだ!神裂、日本語で書かれた本・・・」

神裂「それ所ではありません!来てください!」

上条「うわっ!?ちょ、引っ張るなって!」

--

神裂「掃除機が動かないのです」

上条「・・・コンセント、抜けてるぞ」

神裂「・・・」

上条「・・・」

神裂「・・・わ、笑えば良いじゃないですか・・・!」

上条「・・・(にこり)」

神裂「そ、その生暖かい笑顔を止めなさい!」

--食堂

上条「うーむ・・・上条さんはこの飯に慣れると学園都市に帰った時に不安ですよ」

オルソラ「・・・でしたら、此処にずっと居るというのは・・・」

上条「いやいや、そういう訳にもいかないって」

アニェーゼ「駄目何ですか?」

上条「はぁ・・・上条さんは一般的な男子高校生なのですよ」

アニェーゼ「(嘘だ・・・)」

ルチア「(嘘、ですね)」

神裂「(嘘だ・・・)」

上条「ああ、そういえば神裂・・・日本人街に甘味処みたいなのあるか?」

神裂「甘味処ですか?・・・和菓子屋のような物はありますが甘味処となると私は・・・」

上条「うーん・・・アンジェレネが餡蜜を食べたいって言うもんでさ」

神裂「まあ、恐らくあるとは思いますので調べておきましょう」

上条「頼んだ」

--

オルソラ「はあ・・・日本茶、というのも美味しい物でございますね」

上条「んー、まあ食後って言うと俺は日本茶の方が好きだからな」

神裂「私も日本茶の方が好みになりますね。紅茶等も好きですが・・・」

アンジェレネ「苦い・・・」

上条「・・・チョコレートは入れるなよ?」

オルソラ「貴方様は、美味しい紅茶をお飲みになった事はあるのでございますか?」

上条「んー・・・午後の紅茶くらいしか飲まないかな」

アニェーゼ「午後の紅茶・・・?」

上条「・・・何でもない・・・とにかく美味しい紅茶ってのは飲んだことが無いかもな」

オルソラ「それでしたら・・・明日の食後に美味しい紅茶をお淹れするのでございますよ」

上条「そりゃ楽しみだ・・・でも、俺紅茶とか詳しく無いからあんまりわかんねえかも知れないぞ」

オルソラ「本当に美味しい物は、誰が飲んでも美味しいと思えるのでございますよ」

上条「そういうもんか・・・」

アンジェレネ「じゃ、じゃあ私が美味しいチョコラータを」

上条「ご免こうむります」

--浴場

上条「ふう・・・今日はシェリーもいないし、平和な入浴で・・・」

シェリー「入るぞー・・・あら、上条じゃないの」

上条「どわあ!今度は逆ですか!?」

シェリー「何興奮してんだよ・・・女性の裸なんて見飽きてるんじゃないかしら?」

上条「そういう問題じゃ無いだろ!?ほらほら、少し待てば出るから」

シェリー「はぁ・・・面倒臭えな・・・」

上条「はぁ・・・」

--食堂

上条「お、オルソラ」

オルソラ「あら・・・どうかなさいましたか?」

上条「いや、風呂上りに何か冷たい水でも貰おうかなと思ってさ」

オルソラ「あら、それでしたらアイスコーヒーでも如何でございましょう?」

上条「お、良いのか?悪い、オルソラ」

オルソラ「いえいえ」

--

上条「なあ、オルソラは何時も皆の料理作ってるのか?」

オルソラ「いえ、そういう訳では無いのですが・・・」

上条「当番制、とかか?」

オルソラ「はい・・・ですが、貴方様が居る間は私が作ると決めたのでございますよ」

上条「・・・ありがとな、オルソラ」

オルソラ「私の作った物を貴方様に美味しく食べて頂けるなら幸せなのでございますよ」

上条「そ、そっか・・・」

オルソラ「・・・」

上条「・・・」

オルソラ「・・・」

上条「じゃ、じゃあ・・・そろそろ上条さんは寝るとしますよ」

オルソラ「はい、お休みなさいませ」

--上条の部屋

上条「・・・アニェーゼも来ないし、今日は平和に寝れそうだな・・・」

上条「はぁ、ベッドで寝れるってのは幸せだ・・・」

ゴソ

上条「・・・ん・・・?」

ゴソ

上条「ベッドの・・・下か?」

アニェーゼ「よいしょっと・・・」

上条「ア、アニェーゼ!?」

アニェーゼ「ちょっと埃っぽくなっちまいましたね・・・」

上条「・・・あの、アニェーゼさん?」

アニェーゼ「ん?何でしょう上条さん?」

上条「・・・はぁ・・・あのなアニェーゼ、今朝みたいに見つかった時大変な事になるから・・・」

アニェーゼ「・・・駄目、ですかねやっぱ」

上条「それでなくてもお前だって女の子なんだから、こういうのは・・・」

アニェーゼ「・・・駄目、ですかね?」

上条「だ、駄目だって」

ギュッ

アニェーゼ「・・・駄目?」

上条「・・・だ・・・」

アニェーゼ「・・・」

上条「・・・良い、です・・・」

アニェーゼ「そりゃ良かったです・・・それじゃ、お休みなさい上条さん」

上条「・・・不幸・・・だよな・・・」

--

アニェーゼ「・・・zz」

上条「・・・寝れん・・・」

アニェーゼ「・・・ぐぎゃー・・・」

上条「・・・!?ぬ、脱ぐなアニェーゼ!?脱ぐな!?」

アニェーゼ「んー・・・」

上条「抱きつくのも駄目だっての!起きろ、起きろアニェーゼーッ!!」

アニェーゼ「・・・五月蝿いですよ、上条さん」

上条「・・・はい・・・」

アニェーゼ「・・・zz」

上条「・・・朝まで持ってくれ、俺の理性・・・」

上条「・・・」

上条「・・・zz」

--朝

上条「んー・・・おい、起きろアニェーゼ」

アニェーゼ「ん・・・んー・・・お早うございます、上条さん・・・」

上条「はぁ・・・ほら、早く部屋に戻ってくれ、また正座させられちまうぞ」

アニェーゼ「・・・はーい」

ガチャ...バタン

--

コンコン

ルチア『上条当麻・・・?』

上条「おーう、上条さんは起きてますよー」

ガチャ

ルチア「今日はシスター・アニェーゼもいないようですね」

上条「おう、昨日言っといたからな・・・もう心配無い筈だ」

アニェーゼ「すいません、忘れ物しちまいました」

上条「」

アニェーゼ「あっ!?・・・そ、それじゃ上条さん、食堂で」

ルチア「・・・上条当麻?」

上条「や、やっぱ不幸だ・・・」

--食堂

上条「ごちそうさん、美味かったぜ」

オルソラ「お粗末様でございますよ」

アニェーゼ「シ、シスター・オルソラ・・・ここ最近、三日ほど連続で食事当番になっちまってますね」

オルソラ「はい」

アニェーゼ「今日の夕食くらいは私が作ろうと思うんですけども」

アンジェレネ「!?」

ルチア「!?」

神裂「!!」

シェリー「止めとけ料理下手」

アニェーゼ「・・・ぐっ・・・」

上条「(なあ神裂・・・アニェーゼ、料理下手なのか・・・?)」

神裂「(・・・ノーコメントです)」

上条「・・・良し、アニェーゼ、一緒に作るぞ」

アニェーゼ「上条さんが、ですか・・・?料理できるように見えねえんですけど」

上条「これでも上条さんは自炊してる人間ですよ?家庭料理くらいなら任せてくださいってやつです」

アニェーゼ「ふむ・・・じゃあ、そういう事で」

オルソラ「・・・」

上条「ん、オルソラ?」

オルソラ「残念なのでございますよ」

上条「へ?」

オルソラ「何でもありません」

--

神裂「ああ、上条当麻」

上条「ん、どした神裂・・・掃除機か」

神裂「ち、違います!例の、甘味処なのですが・・・五和に聞いた所一軒だけあるそうで・・・」

上条「おお、そりゃ良かった!日本人街って遠いのか?」

神裂「いえ、そこまで離れているわけではありませんね・・・」

上条「よし、じゃあいっちょ行ってみるか・・・」

神裂「道が分からないと思いますので、これを・・・」

上条「地図まで用意してくれたのか?悪いな、神裂」

神裂「いえ・・・では」

--アンジェレネの部屋

上条「ここか・・・おーい、アンジェレネー?いるかー」

アンジェレネ『上条さん?』

上条「おう、餡蜜売ってる所なんだが・・・神裂が見つけてくれたんだ」

ガチャ

アンジェレネ「本当ですか!?じゃ、じゃあシスタールチアも誘って行きましょう!」

上条「おう、じゃあ先に玄関に行ってるぞ」

--女子寮:玄関

上条「・・・ん?何してんだ、あのシスター・・・」

上条「書い、てる・・・?まさか・・・あいつか!?」

ルチア「お待たせしました、上条当麻」

上条「お、おお・・・二人とも来たか」

アンジェレネ「・・・?どうしたんですか、上条さん」

上条「いや、あそこに居る・・・あれ?」

アンジェレネ「誰も居ませんよ?」

上条「・・・あー、ちょっと待っててくれ・・・見てくる」

ルチア「?」

--

上条「・・・木の陰に隠すように・・・昨日と同じ魔術、か」

パキィン!

上条「何だってんだろうな・・・」

ルチア「上条当麻?」

上条「うお!?な、何だ・・・ルチアか」

ルチア「・・・そんな顔をしてどうかしたのですか?」

上条「いや、何でもない・・・行こうぜ」

上条「(・・・土御門、何か起こる前に・・・頼むぜ)」

--

上条「えーと、こっちの方かな?」

アンジェレネ「日本人街、私達は始めてなんですよ」

上条「行った事無いのか・・・」

ルチア「ええ、これと言った用事は無いですし・・・天草式の方々が管理しているというのは聞いていますが」

上条「そっか・・・それにしても・・・」

アンジェレネ「?」

ルチア「?」

上条「シスター二人連れて歩く一人の男・・・目立つな・・・」

ルチア「私達は目立っていないと思いますが」

上条「・・・いや、状況がですね・・・やっぱ何でもない」

アンジェレネ「餡蜜、餡蜜・・・」

--日本人街

上条「な、何か日本人街って聞いてたからどんな場所かと思ってたけど・・・」

ルチア「普通の町とはあまり変わらないですね・・・」

上条「歩いてる人には日本人が多いみたいだけど・・・看板とかは日本の有名メーカーがやっぱ多いな」

ルチア「シスター・アンジェレネ、人が多いので手を」

アンジェレネ「は、はい・・・じゃあ」

寝ます

キュッ

上条「!?」

アンジェレネ「反対側は上条さんという事で」

上条「・・・何か・・・親子みたいだなこれ」

ルチア「な、何をっ・・・!」

アンジェレネ「こ、子供扱いですか・・・」

上条「い、いやその・・・は、早く行こう!」

アンジェレネ「はい!」

ルチア「ま、待ちなさい二人とも!」

--甘味処

店員「いらっしゃいませー」

上条「おお、店員も日本人とは・・・」

ルチア「やはり落ち着くものですか」

上条「まあ・・・えーと、餡蜜を三つ下さい」

店員「はーい、少々お待ち下さい」





店員「お待たせしましたー」

アンジェレネ「これが、餡蜜・・・」

上条「まあ、食ってみろって」

ルチア「・・・な、何ですかこの・・・ペタペタというか、モチモチというか・・・」

上条「ああ、白玉だ・・・餅だ餅」

アンジェレネ「餅ってあの、新年に現れるという恐ろしい・・・」

上条「・・・恐ろしくはないけど・・・お、美味いなこれ」

ルチア「意外とさっぱりしてますね・・・もっとベタベタかと思いましたが」

上条「まあ、夏のデザートだしな・・・」

アンジェレネ「あの、おかわり・・・」

上条「・・・い、いつの間に・・・」

ルチア「・・・」

--

上条「はー、やっぱり和菓子には日本茶だな」

ルチア「確かに・・・これは紅茶よりもこちらの方が合いますね」

アンジェレネ「餡蜜、寮でも作れないんでしょうか」

上条「んー、作れないことは無いと思うけど・・・白玉粉とか売ってれば」

ルチア「まあ、ここまで食べにくれば良いでしょうシスター・アンジェレネ」

アンジェレネ「そうですね」

上条「さて、この後どうするか・・・少し店でも見てくか?」

ルチア「そうしましょうか・・・時間もありますし」

--雑貨屋

上条「おー、たけのこ里なんかもある」

アンジェレネ「美味しいんですか?これ」

上条「おう・・・もう一種類あるんだが・・・あれ、無いな・・・」

ルチア「上条当麻、これは・・・」

上条「あー、そりゃ箸だ・・・こっちでいうフォークみたいなもんだ」

ルチア「日本人はこんな物で物を食べるのですか・・・どうやって持つのですか、これ」

アンジェレネ「こ、こうじゃないですか?」

ルチア「・・・ナイフとフォークではないのですよ?」

上条「ん、貸してみ・・・こう持って、こうやって物を挟むんだ」

ルチア「・・・よっ・・・しょっ・・・」

アンジェレネ「・・・難しいですね」

上条「(ギター弾き始めの奴みたいだな・・・)」

ルチア「あっ!?・・・い、痛い・・・」

上条「つったか・・・手貸してみ?」

ルチア「え、えっ!?」

上条「ゆっくり伸ばして・・・こう・・・」

ルチア「・・・」

上条「・・・どうだー?」

ルチア「・・・もう、大丈夫・・・です」

アンジェレネ「シ、シスター・ルチア?顔が真っ赤で・・・」

ルチア「・・・お、お黙りなさいシスター・アンジェレネ・・・」

上条「?」

--

アンジェレネ「上条さん、ここにも箸が・・・」

上条「そりゃ箸じゃない、カンザシだ」

ルチア「かんざし・・・?」

上条「まあ髪飾りの一種だよ、日本の伝統品ってとこか」

ルチア「髪飾り・・・どうやって・・・」

上条「んー、髪纏めて無いと駄目だからな・・・アンジェレネみたいに三つ編でも駄目だし」

アンジェレネ「そういうものなんですか・・・」

上条「神裂とかなら似合いそうだし・・・つけれるかもなこれ」

ルチア「まあ、日本人ですしね神裂火織は」

上条「そういえば和服も着てるみたいだしな・・・」

上条「・・・」

ルチア「・・・な、何ですか」

上条「・・・ルチアとアンジェレネも和服着てみたらどうだ?」

アンジェレネ「サ、サイズが・・・」

上条「うーん・・・服屋とかにいけばありそうだけど・・・行ってみるか」

ルチア「本気ですか・・・」

--服屋

上条「おお、あるな・・・アンジェレネが着れるサイズもありそうだ」

ルチア「に、似合わないと思うのですが・・・」

上条「着てみないと分からないって・・・ほら、どれが良い?」

アンジェレネ「私はこれで!」

上条「お、可愛いな・・・ほら、ルチアも」

ルチア「・・・じゃあ、これで・・・」

上条「よし・・・すいませーん、着付けとかお願いできますか」

店員「はいはい、ちょっと待ってくださいねー」

店員「お兄さん、見てあげてくださいな」

上条「お・・・」

ルチア「・・・」

アンジェレネ「はー、スースーしますねこれ」

上条「・・・」

ルチア「・・・ど、どうでしょう」

上条「いや、なんつーか・・・すげえ似合ってる」

ルチア「・・・ど、どうも・・・」

上条「・・・」

ルチア「・・・」

アンジェレネ「?」

ルチア「そ、それにしても・・・その」

上条「ん?」

ルチア「に、日本人は和服を着るとき・・・皆・・・その下着を・・・」

上条「・・・まさか・・・」

ルチア「・・・うう・・・」

店員「ふふふ」

アンジェレネ「・・・スースーします・・・」

上条「・・・母上様・・・上条さんは今イギリスに来て一番の幸せを掴んでいます・・・!」

ルチア「な、何を言ってるんですか貴方は!?」

--日本:某所

詩菜「あらあら。当麻さんも大きくなったのね・・・」

刀夜「・・・?」

詩菜「ふふふ」

--日本人街

上条「さて・・・そろそろ寮に戻るか」

ルチア「そうですね・・・ん、上条当麻?」

上条「はい?」

ルチア「・・・夕食の準備はしなくて良かったのですか・・・?」

上条「・・・」

アンジェレネ「・・・このままだと、シスター・アニェーゼ一人の料理が・・・」

上条「・・・悪い・・・先、帰るぜ・・・」

ルチア「・・・時は一刻を争います、急いでください」

上条「・・・おう・・・」

--

ドンッ

上条「す、すいませーん!」

タタタタ...

五和「ご、ごめんな・・・あれ?今の・・・」

対馬「どうしたの?」

五和「・・・何でもありません」

--女子寮:食堂内厨房

バタン!

上条「はぁ、はぁ・・・ア、アニェー・・・ゼ・・・」

アニェーゼ「・・・遅かったじゃねえですか・・・」

上条「・・・わ、悪い・・・ルチアとアンジェレネ連れて日本人街に行ってて・・・」

アニェーゼ「・・・」

上条「・・・?いや、アニェーゼさん、暴力はいけないと上条さんは!?」

チュッ

上条「」

アニェーゼ「・・・こ、今回はこれで許しちまいます」

上条「・・・お、おう・・・」

アニェーゼ「・・・さっさと作っちまいますよ」

--

上条「・・・で・・・何、作るんだ?」

アニェーゼ「そうですね・・・時間も無えですし、ペペロンチーノにでもしちまいますか」

上条「よし、じゃあまず・・・」

アニェーゼ「えっと、卵にビネガー、海老に・・・ブラックタイガーで良いでしょうかね?」

上条「・・・何らペペロンチーノに使わんぞ・・・」

--

アニェーゼ「熱っ!?」

上条「ど、どうした・・・ありゃ、赤くなってんな・・・ほら、水で冷やせ」

アニェーゼ「・・・すいません、迷惑かけちまって」

上条「・・・」

ポンポン

アニェーゼ「・・・な、何を・・・」

上条「いや、手置きやすい位置だったからつい・・・悪い」

ガッシ

アニェーゼ「・・・」

上条「・・・へ?」

アニェーゼ「・・・・も、もうちょっと」

上条「・・・はい・・・」

アニェーゼ「・・・」

ナデリナデリ

上条「・・・」

ナデリナデリ

アニェーゼ「・・・ぐぎゃー」

ナデリナデリ

上条「(髪、さらさらだな・・・)」

サワ

アニェーゼ「・・・!?」

上条「あ、悪い・・・」

アニェーゼ「いえ・・・その、構いませんけど・・・」

上条「・・・ん?・・・な、鍋がっ!?」

--

ルチア「・・・まあまあですね」

アンジェレネ「お、美味しいですよ?」

上条「・・・すいません・・・」

オルソラ「湯で加減が難しいので・・・パスタはコツがあるのですよ」

アニェーゼ「ま、全く上条さんは・・・あんな事してるから」

上条「上条さんのせいじゃないと思うのですが・・・」

シェリー「何だ、乳繰り合って火加減でもミスったのかよ」

神裂「・・・上条当麻?」

ルチア「・・・」

スッ

上条「あ、あれ・・・ルチアさん?それ俺の・・・」

ルチア「"私達"と餡蜜も食べたのですし、食べすぎは良くないと思いますが」

アニェーゼ「・・・へえ・・・餡蜜、食べてたんですか上条さん・・・」

上条「・・・すいません・・・」

--

オルソラ「今蒸らしてますので、お待ちくださいね」

上条「おう」

アニェーゼ「シスター・オルソラは紅茶、入れるの上手いんですよ」

上条「ふーん・・・料理も上手いし、良いお嫁さんになりそうだな・・・」

オルソラ「あ、あらあら・・・まあまあ」

神裂「・・・か、上条当麻・・・後ほど、部屋に伺っても良いでしょうか

上条「へ?構わないけど」

神裂「秘蔵の日本茶葉がありまして・・・」

ルチア「では、私も後ほどコーヒーを部屋に持って行きましょう」

上条「へっ?」

神裂「・・・日本茶があるので必要無いと思うのですが・・・」

ルチア「先ほど日本茶を飲んでいるのでコーヒーの方が良いかと」

アンジェレネ「・・・じゃ、じゃあ私は・・・えっと」

アニェーゼ「上条さん、カフェオレ何てどうでしょうかね」」

上条「え、えっと・・・ですね皆さん?」

シェリー「何熱くなってんだよお前等・・・ちょっと落ち着きなさい」

神裂「・・・シェリー・・・」

上条「(おお、流石講師・・・)」

シェリー「彼だって男の子なんだから・・・酒の方が良いよな?」

上条「・・・もう好きにしてください・・・」

--上条の部屋

上条「・・・で、結局全員来たのか」

神裂「はい、言った事は守らねばなりませんし・・・」

シェリー「・・・ほほーう」

神裂「な、何ですかシェリー・・・」

アニェーゼ「ていうかちっと狭くねえですか?テーブルも椅子も無いし・・・」

上条「・・・まあ皆ベッドに座っててくれ、俺は立ってれば良いし」

ルチア「で、私達は何時まで飲み物を持っていれば・・・」

上条「上条さんの腕は二本までしか無いのですよー・・・」

オルソラ「私のはレモンティーなのでございますよ?」

上条「オ、オルソラは今度はレモンティーか・・・」

神裂「で、では「どうぞ、上条当麻」!?」

ルチア「そこまで大した物では無いですが・・・」

上条「あ、ありがとう・・・ブラックか?これ」

ルチア「はい、コーヒーはブラックでなければ」

上条「・・・おお、すげえ香りだ・・・甘い」

ルチア「良いコーヒーはブラックでも甘い物ですからね」

上条「美味かったぜ、ルチア」

ルチア「・・・いえ」

アニェーゼ「(・・・な、何勝ち誇った顔しちまってんですかシスター・ルチア・・・)」

--

神裂「おほん、では「こちら、レモンティーでございます」・・・」

上条「・・・おう」

上条「ん、さっきの紅茶と味が違うな」

オルソラ「はい、紅茶は茶葉によって味が全く違う物ですから」

上条「へぇ・・・やっぱり日本で普段飲んでるのとは違うな」

オルソラ「淹れたてでございますし・・・」

上条「まあ比べるのも失礼だったな、悪い」

オルソラ「いえいえ」

--

神裂「k「上条さん、カフェオレ冷めちまいます」・・・うう・・・」

上条「・・・・・・ありがとう」

アニェーゼ「ど、どうぞ」

上条「・・・?これ、何か入ってるか?」

アニェーゼ「ええ、定番ですがキャラメルフレイバーが」

上条「この香り、キャラメルか・・・」

アニェーゼ「オシャレポイントです」

上条「・・・(オシャレ?)」

--

神裂「・・・うう・・・」

上条「はあ・・・神裂、日本茶もらうぞ」

神裂「・・・え、あ・・・もう冷めて・・・」

上条「やっぱ、日本茶だな・・・落ち着くっていうか・・・」

神裂「・・・も、もう一杯・・・どうでしょうか」

上条「お、さんきゅ・・・・・・・あの、神裂さん」

神裂「・・・」

上条「ゆ、湯飲みごと手を掴まれましても・・・」

神裂「・・・す、すいません」

上条「(俺の手、何かあんのかな・・・)」

--

シェリー「じゃあ・・・」

上条「(来てしまった・・・)」

シェリー「ほれ、グラスだ」

上条「これ・・・ワインか?香りは良いけど・・・」

シェリー「天下のティオ・ペペよ?味わって飲みなさい」

上条「・・・」

シェリー「・・・どうしたのよ?」

上条「いや、アルコール飲まないからさ・・・」

シェリー「はぁ・・毒じゃないんだから、もっと気楽に飲みなさいよ」

上条「・・・!?げほっ、げほっ!」

シェリー「お子様ねえ」

--

上条「・・・」

ルチア「・・・か、上条当麻?」

シェリー「飲ませすぎちまったかな」

神裂「はぁ・・・彼は未成年なんですよ?」

シェリー「最近の高校生は酒くらいガンガン飲むだろうさ」

上条「・・・神裂」

神裂「・・・だ、大丈夫ですか?上条当・・・ひゃっ!?」

ギュッ

上条「ごめんな・・・別にないがしろにしてるわけじゃないんだ」

神裂「あ、あ、あ・・・」

アニェーゼ「な、何て羨ま・・・じゃなくて!何抱きついちまってるんですか上条さん!」

上条「アニェーゼ・・・焼餅か?」

アニェーゼ「・・・!?」

ルチア「酔ってますね」

アンジェレネ「酔ってます」

オルソラ「酔ってらっしゃいますね」

上条「ほら、アニェーゼもおいで」

アニェーゼ「・・・」

ルチア「シ、シスター・アニェーゼ!?戻ってください!」

オルソラ「・・・惜しい人を無くしました」

シェリー「・・・本領発揮、か・・・」

神裂「ひゃっ!?か、上条当麻・・・ど、何処を触って」

上条「・・・悪い、嫌だったかな」

神裂「そ、そ・・・そんな事は・・・」

サワ

アニェーゼ「!?」

上条「・・・ほっぺた、柔らかいなアニェーゼは」

アニェーゼ「・・・そ、そうですか」

サワ

上条「・・・肩も柔らかいし・・・」

アニェーゼ「あ、あう・・・あう・・・」

ルチア「・・・シスター・アンジェレネ、見てはいけません」

アンジェレネ「・・・は、はいっ!」

アンジェレネ「・・・は、はいっ!」

シェリー「ほら、その辺にしときなさい上条」

ルチア「っ!?も、戻ってくださいシェリー=クロムウェル!」

シェリー「こんなとこで乱交されても困んだろ・・・おい、上条」

上条「・・・綺麗だ」

シェリー「・・・は?」

上条「髪、綺麗だなシェリー・・・」

シェリー「いや、別に洗いざらしだしな・・・」

上条「触っても、いいか?」

シェリー「・・・べ、別に良いけど」

なんということでしょう

上条「前、シェリーの部屋にいた時から綺麗だと思っててさ・・・」

シェリー「き、綺麗って・・・俺が綺麗な訳ねえだろうが・・・」

上条「そんな事無いよ・・・こんな綺麗だ」

シェリー「・・・馬鹿野郎」

神裂「・・・」

上条「・・・ん、お前も綺麗だぞ神裂・・・アニェーゼもな」

アニェーゼ「な、何・・・馬鹿言っちまってるんですか・・・」


ルチア「シェリーッ!!シェリーーーッ!!」

オルソラ「聞こえてないようでございますね・・・」

アンジェレネ「・・・?」

まさにビフォーアフター

>>616
神裂「うっせえんだよ! ド素人が!」

神裂「ふぅ••••••」

神裂「眠いにゃーん」

こうですかわかりません

オルソラ「・・・ルチアさん」

ルチア「シ、シスター・オルソラ・・・?」

オルソラ「恥は捨てたもの勝ち、でございます」

ルチア「・・・まさか・・・」


上条「オルソラ・・・」

オルソラ「そ、そんな所触っては・・・いけません・・・ひゃっ・・・」

ルチア「・・・シ、シスター・オルソラまで・・・」

アンジェレネ「・・・こうなったら・・・」

ルチア「・・・?シスター・アンジェレネ?」

アンジェレネ「ちゅ、注目ーーーっ!!」

バサッ

ルチア「」

アンジェレネ「・・・駄目でした・・・」

ルチア「・・・シ、シスター・アンジェレネ・・・!」

上条「ルチア・・・」

ルチア「!?」

上条「さっきからどうした?俺、何かしちゃったかな・・・」

ルチア「い、いやその・・・」

上条「なぁ・・・俺さ・・・昼の和服姿、見てて・・・思ったんだ」

ルチア「・・・」

上条「近くにこんな素敵な女の子が居たんだなって・・・」

ルチア「な、ななななな」

上条「(可愛いよ、ルチア・・・)」

ルチア「み、耳元で囁かな・・・きゃっ!?」

上条「暖かいぞ」

ルチア「あ、あう・・・」

アンジェレネ「・・・シスター・ルチアまで・・・」

ルチア「・・・」

上条「・・・ルチア?」

グイッ

アンジェレネ「シ、シスター・ルチア?」

ルチア「・・・貴方も、こうしたいのでしょう?」

アンジェレネ「・・・・・・・・・・はい」

上条「アンジェレネ・・・」

アンジェレネ「上条さん・・・」

オルソラ「忘れては、嫌なのでございますよ?」

上条「忘れてないさ・・・」

神裂「・・・上条当麻・・・」

アニェーゼ「上条さん・・・」

ルチア「・・・」

アニェーゼ「上条さん・・・うー・・・」

シェリー「クソ、今更・・・はぁ・・・仕方ねえか・・・」

ベッドに、押し倒す─というよりも、押し倒される形で倒れこむ。
意外にも、最初に飛びついてきたのはルチアだった。

「・・・か、上条当麻」
「・・・どうした?ルチア・・・」
「す、する・・・のですよね?その・・・男女の行為、というっ!?」

体が異常に熱く、感覚も朦朧としているが、とにかく。
目の前の女の子が、どうしようもなく愛しいという事だけが確かに感じ、つい抱きしめてしまった。
心の何処かで警報が鳴ってはいるが、それを気にする余裕等はとうに無く、シャム猫のような目を見つめる。

「・・・可愛いな、やっぱ」
「こ、こんな口煩い人間を可愛いとは・・・やはり、貴・・・ん・・・」
「・・・ちゅ・・・ん・・・」
「・・・っ・・・か、上条・・・当・・・んっ・・・」

「おい上条・・・こっちを放ったらかしは無いんじゃねえのか」
「シェ・・・ん、んん・・・」

呼ばれ、ルチアから口を離し、振り向いた瞬間にシェリーの唇が押し付けられた。
少女ではなく、大人の、情熱的なキス。
口の中を蹂躙するように、荒々しいまでの口付け。
そういえば、一番年上だったな、とどうでも良いことが頭に浮かぶが、
それすらも連続でのキスによる酸欠に近い感覚のせいでかき消されていった。

「・・・ちゅ・・・ん・・・」
「ん、んんっ・・・シェ、シェリー!?」
「・・・どのみちコイツを使ってヤルんだろが・・・使わないでする気かよ」

そう言いながら、ズボンの上から上条自身を撫で上げる。
すでに膨れ上がったそれは、撫でられるだけでも十分な快感を伝えてきた。

「・・・ほら、貴方も・・・触ってくれないのかしら?」

上条の左手を取り、自分の胸に持っていく。
一見ボロボロのゴスロリ服でも隠せない大きさの胸の感触が、手のひらにダイレクトに感じる。

「・・・ん?シェリー、その・・・下着・・・」
「言わないの」
「か、上条当麻っ・・・!」
「ル、ルチアっ!?」

上条の右手が取られ、ルチアの胸に押し付けられる。
シェリーとは違うが、十分な大きさの胸が上条の手の動きに合わせ、形を変えていく。

「か、上っ・・・あ、やっ・・・んんっ・・・」
「へえ・・・中々上手いじゃない上条」
「そりゃどうも」

両の手に、二人の胸の感触を感じながら手を動かす。
撫でるように触れたかと思えば、強めに揉みしだき─。
気づくと、シェリーがズボンのジッパーを下ろし、直接上条自身に触れていた。

「へぇ、中々立派じゃない・・・60点てとこか・・・」

そう呟きながら、指先で擽るかのように亀頭を触り、
カリを一周するように人差し指を動かされ、思わず腰が動いてしまった。
つい力がこもり、ルチアの胸を強く握ってしまう。

「くぁっ・・・!!」
「あ、あぁっ!!か、上じょ、あっ、んん・・・」

「さて・・・準備もできたし・・・よっと」

そう言い、ゴスロリ服をあっさりと脱ぎ捨てた。
シェリーってやっぱり綺麗だな、等と今更ながらに思う。

「な、何見てんだよ上条・・・一度見てるでしょう?」
「いや、アレとコレとは状況がですね・・・」

「シェリー=クロムウェル・・・もう少し恥じらいを持つべきと思いますが」
「恥らってたらできねえだろうが、こんなモン」

そう言うと入り口に上条自身をあてがい、一気に、腰を下ろす。
ああ、上条さんは今大人になります・・・と考える間もなく、強烈な快感が上条を襲った。

「んんっ・・・!!久々、だから・・・やっぱキツいな・・・」
「く、あっ・・・!シェ、シェリー・・・そんないきなり」

上条の答えを待たず、シェリーが腰を動かしだす。
上条自身を擦り上げる柔肉が、絶頂へと一気に引き上げていく。
その時、シェリーの手が上条自身の根元を握りこんだ。

「もうちょっと耐えろよ早漏」
「し、仕方ないだろ!?初めてなんだし・・・」
「後がつかえてんだ、早いほうが良いけどよ・・・折角、じゃないの」

そう言いながら、上条の腰の上で押し付けるように腰を揺らす。
先端が最奥に愛撫される感覚を味わいながら、上条自身の腰も動き出した。

「ひゃっ!?あ、や・・・やれば、できるじゃないっ・・・あ、やっ・・・」
「シェリー・・・くっ、あっ・・・」
「も、もうちょっとだから・・・耐え、やがれ・・・っ!」

乱交じゃなくて一人ずつ別々の日にしてほしかった
ルチアとアンジェレネだけはセットで

加速するシェリーの腰の動きに合わせるように、上条自身を叩き付ける。
肉と肉のぶつかり合う音が部屋中に響き渡り、そういえば・・・とルチアの方を見た。

「・・・だ、駄目っ・・・ん・・・っ・・・」

シスター服の女性が、自慰行為をしている。
その背徳感に、興奮度が増していくのを感じた。

「か、上条・・・そ、ろそろ・・・あ、ああぁっ、ああああああっ!!」
「くっ、で、出るっ・・・!!」

シェリーの背筋が仰け反ると共に指が離され、上条自身が爆ぜた。
最奥に熱い精液を叩きつけられる感覚が、シェリーの快感の余波を増大させる。

「くっ、ああ・・・はぁ・・・」
「はぁ、はぁ・・・お、おぉ・・・?」
「・・・?か、上条当麻?上条当麻!?」

全てを出し切った感覚と共に、視界が暗転する。
ルチアの自分を呼ぶ声に、大丈夫だと返したかったが、その前に上条の意識は途絶えた。

--朝:上条の部屋

上条「・・・はっ!?」

上条「・・・ゆ、夢・・・?夢、だよなあんなの・・・はは、上条さんが全員の前でシェリーとだなん」

シェリー「・・・ぐー・・・」

上条「・・・」

上条「・・・」

上条「・・・・・・う、うおおおおおおおおおおお!?」

シェリー「・・・うるせえ」

上条「・・・ど・・・どうしてこうなった・・・」

シェリー「覚えて無いのかしら、貴方」

上条「いや・・・覚えてるから不幸というか、何というか」

シェリー「まあ、あいつらへの言い訳でも考えとけよ女たらし・・・生殺しくらってんだから」

上条「そ、それも問題だけど、いや・・・はぁ、不幸だ・・・」

ギュッ

上条「シェ、シェリーさん!?裸で抱きつくのはどうかと・・・」

シェリー「お前が馬鹿言ってんからだよ、ヤった女の前でそれは無いんじゃないかしら?」

上条「・・・すいません・・・」

五和ああああああああああああああああああああああああああああああ

ヴェントさんなら少年ジャンプで金ピカになりながらパンチラしてたよ

--食堂

上条「・・・お、おは・・・ようございます・・・」

ガチャン!!

オルソラ「あ、あらあら・・・」

ルチア「・・・っ」

アンジェレネ「お、おはおはようござざざ」

神裂「・・・お、おはようございます・・・・」

アニェーゼ「ああ、シェリーさんとやらかしてそのまま気絶した上条さんじゃねえですか」

ルチア「シ、シスター・アニェーゼ!」

上条「はぁ・・・えーと・・・その、酔ってたとはいえ悪かった・・・」

神裂「・・・な、流されてしまった私達も悪いとは言え・・・アルコールの類は控えてください、上条当麻」

上条「おう・・・」

シェリー「流されちまったっていうわりには・・・自分から抱きついたりしてたじゃない」

神裂「あ、貴方が言いますかシェリー!?そもそも酒を上条当麻に飲ましたのは・・・」

シェリー「まぁ、最後までヤッちまうとは思わなかったけどよ・・・」

アンジェレネ「あ、あうあうあうあう」

シェリー「良いじゃねえか・・・上条当麻だって嫌じゃなかっただろうし」

ルチア「シェリー=クロムウェル!そういう問題じゃ・・・」

シェリー「大体私の事を言うならあのまま上条がオチなかったら、結局他の奴だってヤッてたんじゃないかしらね」

上条「まあ皆さん落ち着いて・・・」

アニェーゼ「上条さんは張本人になっちまってるんですけどね・・・酔ってたとはいえ」

上条「そ、そこを突かれると・・・上条さんは何も言えないし・・・それなりに責任は取るつもりだけどさ」

神裂「責!?」

アンジェレネ「任!?」

上条「・・・あんな事して、逃げるような卑怯者には俺は「お断りだっつーの」・・・え・・・」

シェリー「別に貴方に全て責任があるわけじゃないじゃないの・・・ほぼ私が誘ったようなもんだろうが」

上条「でも」

シェリー「下手に責任感じられるより飯の一つでも奢って貰った方が割りに合うっつってんだよ」

上条「・・・悪い・・・上条さんは誠心誠意奢らせて頂きますよ」

シェリー「じゃあダビデ像買い取って来い」

上条「無理です」

--

神裂「・・・とにかく、上条当麻・・・昨日の行いは反省してください、私達も無論ですが」

上条「わ、悪かった・・・」

シェリー「・・・はぁ、悪かったよ」

ルチア「・・・」

上条「・・・?どうした、ルチア?」

ルチア「!?な、なんでもありません・・・」

上条「?」

--

上条「はぁ・・・」

神裂「・・・申し訳、上条当麻」

上条「あ、あれ?部屋に戻ったんじゃないのか、神裂」

神裂「き、昨日の・・・事です」

上条「・・・悪い、最低な事しちまった・・・迷惑もかけちまったし」

神裂「そ、そのっ!!嫌では、無かった・・・です、から」

上条「へ、へっ!?」

神裂「・・・」

神裂「・・・」

上条「・・・嫌じゃなかった・・・って、そりゃ一体・・・」

神裂「・・・その・・・っ・・・や、やはり・・・忘れてください!失礼します!」

上条「ちょ、神裂!?・・・あ、足速え・・・流石聖人・・・」

--

シェリー「奥手ねえ、大和撫子ってのは」

上条「シェリー?お前、覗き見・・・」

シェリー「良いか、上条・・・大体気づいてると思うが・・・ここの奴等は初心なのよ」

上条「そりゃ、まあ・・・シスターさんだし」

シェリー「お前みたいな鈍感野郎でも・・・まぁ、気づいてんだろ」

上条「・・・ま、まあ・・・ある程度、くらいには」

シェリー「で、そこに昨日の一件だ・・・」

上条「?」

シェリー「・・・はぁ・・・強烈に自覚しちまったって事だっつの、彼女達が」

上条「じ、自覚・・・ねえ・・・」

シェリー「モテる男は大変ねえ・・・まあ頑張って頂戴」

上条「頑張る!?上条さんは流石に5人や6人同時は・・・」

シェリー「何想像してんだ馬鹿・・・ストレートに言えば、アプローチってやつが激化するって事よ」

上条「それは・・・幸せというか何というか・・・」

シェリー「精々体が壊れない程度に頑張りなさいな」

上条「・・・ありがとな、シェリー」

シェリー「まあ、寂しくなったら来たら・・・そうだな、オモチャにくらいはしてやるよ」

上条「ごめんこうむります」

--同時刻:学園都市

青ピ「クソったれがあああーーー!!」

ゴス!

土御門「ど、どうしたんだ青ピアス!?」

青ピ「・・・?何やろ、何か急にイラっとして壁殴りたくなってもうたんや・・・」

土御門「そ、そうか・・・」

吹寄「ちょっと、二人とももう先生来るわよ・・・今日も、休みなの?」

土御門「ちょっと家の用事で出かけてるらしいからにゃー・・・」

吹寄「はぁ・・・全くもう」

土御門「・・・」

--上条の部屋

上条「・・・アプローチ、っていうけども・・・」

上条「分からん・・・上条さんがそんなにモテる筈も・・・うーん」

上条「あの魔術もあれから全く見ないし・・・上条さんも大変ですねー」

--

ルチア「・・・シスター・アンジェレネ」

アンジェレネ「・・・?どうしたんですか、シスター・ルチア」

ルチア「素直、とはどういう事でしょうか・・・」

アンジェレネ「(・・・シ、シスター・ルチアが何時に無くアンニュイです!?)」

ルチア「・・・シスター失格、ですね」

アンジェレネ「そ、そんな事ありません!シスター・ルチアは立派な・・・」

ルチア「ありがとう、シス・・・アンジェレネ」

アンジェレネ「・・・はい、ル・・・ルチアさん!」

★壁殴り代行始めました★
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モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に殴りまくります!

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     ヽ:::::              リl|l|:::  ',         ゙ll: |::::::゙、人|; / , r='´ー-=',,_lゝ `ー‐',=-、{ {o ゚ ..,(⌒) 。゚ } ',ヽヽ_)ー-‐< }ー'ノ ,' /`ヽ、/,,;''/
      ゙l ゙ミ          /:l. :レ'::} ',         ノ、;;;;;;;ヽ l|/ヽ//´ ̄  / `ー-=x'´   ヽ' , o  `゙´。 o../ .}、 \}、_ノノ_ノi,/八`ヽ、 .`<
       |`-、ミ        /:::::::|   } |:::......    ,,、 '",、、゙゙''ー''´  ',Y    /      ヾ   ノゝ, ゚ _,r/.lヽ='../\\l.:.:.:.`.:´.:/_lr='´"`ヽ\ ヽ
       |゙、::::`' 、,_    _/:::::::/   :} /::::::::::::,,、-''" {○ ゙ll`' 、 ゙l|:  | `tチ"´`ヽ,,     ,ノゝ=='/ { `r/.// ノ7/_ ノハ `ー-=-‐' リ/,r/:.:.ノー='"
       | `'' 、:::::::::: ̄ ̄:::::::::::::/ :::   /:,、-''"   /  ヽ ゙ll ゙'、,,,,,、リ='´   /、 てー='<´_,,,,)、,,ノ、 >、..`ー‐'",/´" /l/`Y`ー=‐'´/l、ゝ'_//´
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--

アニェーゼ「参っちまいましたね・・・」

オルソラ「・・・?アニェーゼさん?」

アニェーゼ「あ・・・シスター・オルソラ・・・」

オルソラ「ふふ・・・どうか、したのでございましょうか?」

アニェーゼ「・・・胸、大きいですよね、シスター・オルソラ・・・」

オルソラ「アニェーゼさんもこれから大きくなるでございましょうし・・・それに」

アニェーゼ「・・・」

オルソラ「あの方は、そんな事は気にする方では無いのでございますよ」

アニェーゼ「べ、別に上条さんの事じゃ・・・」

オルソラ「上条さんが・・・どうかしたのでございましょうか?」

アニェーゼ「・・・っ!」

オルソラ「・・・アニェーゼさんも応援したいのですけれど・・・私も、負けられないのでございます」

アニェーゼ「・・・・・・私も、です」

オルソラ「ふふ」

--

神裂「・・・(ぶんぶん)・・・(ぶんぶん)」

シェリー「ちょ、ちょっと神裂?」

神裂「・・・・だ、駄目です上条当麻・・・そ、そんな・・・(ぶんぶん)」

シェリー「・・・聖人も幻想って事かしらねえ・・・」

--昼:上条の部屋

コンコン

アニェーゼ『上条さん?いますかね』

上条「アニェーゼ?どうした?」

ガチャリ

アニェーゼ「もうすぐ昼食なんで・・・一緒に行こうかなと」

上条「お、もうそんな時間か・・・考え事してたら忘れてた」

アニェーゼ「さ、行きましょう」

--

上条「・・・あ、あの・・・アニェーゼ?行くの、食堂だよな」

アニェーゼ「・・・他に何処行こうってんですか」

上条「腕・・・組まなくても・・・」

アニェーゼ「く、組みたいんで・・・嫌、でしたかね」

上条「嫌・・・じゃないけど、その・・・当たってると言いますか・・・」

アニェーゼ「・・・!あ、当たっちまってましたか・・・そうですか」

ギュブ

アニェーゼ「・・・」

上条「ア、アニェーゼ!?」

アニェーゼ「ほら、ちゃんと歩いてください・・・背、違くて歩きにくいんですから」

上条「悪い・・・あれ、俺悪いのか・・・?」

アニェーゼ「ほらほら」

--食堂

上条「だ、だから引っ張るなってアニェーゼ・・・」

アニェーゼ「もうちょっと背縮めてくれませんかね・・・こけちまいますよ」

上条「無茶言うなよ・・・」

ルチア「・・・!」

アンジェレネ「シ、シスター・ルチア・・・目、怖いです・・・」

上条「隣、座るぞ・・・ル、ルチア?そんな睨まれても・・・」

ルチア「・・・か、勝手に座れば良いでしょう」

上条「・・・?おう」

ルチア「シスター・アニェーゼ・・・上条当麻と二人で来るとは珍しいですね?」

アニェーゼ「ええ、上条さんの事だから遅れちまうかもしれないんで」

ルチア「・・・上条当麻、貴方の部屋には時計が無いのでしたね」

上条「ん、ああ・・・そういえば無いんだった」

ルチア「私の部屋に時計が一つありますので・・・後ほど私の部屋に来て下さい」

アンジェレネ「・・・?ありましたっけ」

ルチア「シ、シス・・・いえ、無いんでしたね、ですから買いに行きましょう」

上条「この後か?まあ、時間空いてるし・・・」

神裂「ルチア、心配には及ばずとも・・・寮の備品に一つくらい時計があるはずです」

ルチア「・・・味気ないものより、自分で選んだもののほうが良いかと思いますが?」

アニェーゼ「ふむ、そうですね・・・なら、私も欲しい物があるので一緒に買いに行っちまいましょう」

神裂「なっ・・・!?で、でしたら私も少々用事があるので・・・」

シェリー「・・・あんた、仕事・・・」

神裂「・・・シェリー、後を頼みます」

シェリー「上条・・・あたしにまで迷惑かけんじゃないわよ」

上条「俺!?俺が悪いのか!?」

シェリー「当たり前よ・・・行くなら、私の買い物もして来い」

上条「・・・不幸だ・・・」

--女子寮前

ルチア「・・・遅い、ですね・・・」

上条「まあ女の人は準備に時間がかかるって言うけど・・・」

アニェーゼ「はぁ・・・先、出発しちまっても良いんじゃないですかね」

上条「そういう訳にもいかないって・・・」

神裂「す、すいません・・・お待たせしました」

上条「ていうか・・・」

アニェーゼ「?」

ルチア「?」

神裂「?」

上条「・・・また目立つな・・・」

ルチア「またそれですか・・・私とシスター・アニェーゼはそこまで目立たないのですよ?」

アニェーゼ「まあ、シスターなんてそこまで珍しいもんでもねえですから・・・」

上条「・・・いや・・・」

神裂「な、何ですかその目は・・・」

ルチア「・・・別の服は?」

神裂「上条当麻がイギリスに居る間・・・その身を守るのも重要な事ですから、この服装でなければ・・・」

上条「いや、それはありがたいんだけど・・・」

アニェーゼ「(上条さん、上条さん・・・・・・・・・・・・・って、言ってみて下さい)」

上条「(そ、そんな女たらしのような台詞を上条さんが言うのですか・・・)」

アニェーゼ「(ほら、早く言っちまって下さい)」

上条「・・・・・・かっ・・・神裂・・・俺、お前の別の一面も見てみたいんだ・・・だ、駄目かな・・・」

神裂「上条当麻・・・ですから、この服装には魔術的な意味合いもありまして・・・」

上条「(ほら、やっぱ駄目じゃな・・・)」

神裂「・・・で、ですが・・・まあ・・・貴方がそう言うなら・・・すいません、少々お待ち下さい」


ルチア「・・・あの固い神裂火織を・・・」

アニェーゼ「ね?」

上条「・・・すげえ」





神裂「お待たせしました」

上条「・・・おお」

神裂「・・・?何か、変でしょうか?」

上条「いや・・・黒いパンツに白いシャツなだけなのに似合うな、と」

神裂「た、ただの普段着です・・・さあ、行きましょう」


--

アンジェレネ「あれ?シスター・オルソラ・・・一緒に行かなかったのですか?」

オルソラ「・・・はぁ・・・乗り遅れてしまったのでございます・・・」

アンジェレネ「・・・わ、私も・・・その、置いてかれてしまったというか・・・」

オルソラ「・・・はぁ・・・」

アンジェレネ「・・・はぁ・・・」

--

ルチア「上条当麻、どれにするのです・・・さあ」

上条「いや、上条さんは時計はシンプルなので良いのですが・・・」

アニェーゼ「折角ここまで来ちまったんですし・・・私とシスター・ルチアと神裂さんの・・・とっとと選んじまってください」

神裂「そんな悩むことでも無いと思いますが・・・」

上条「・・・じゃあ、ルチアので」

アニェーゼ「・・・負けちまいましたか」

上条「まあ、時計買いに行こうって言ってくれたのはルチアだしな・・・猫、俺も好きだし」

神裂「・・・犬も・・・可愛い、ですよ?」

アニェーゼ「鳥も良いと思うんですがね・・・どうでしょ?」

上条「(俺は如何すればいいんだ・・・)」





アニェーゼ「で、結局三つとも買っちまったんですね上条さんは」

上条「三人とも選んでくれたしな、いくらあっても困るモンでもないだろ」

神裂「・・・貴方は・・・全く、優しいというか・・・」

ルチア「お人よしというのではありませんか?」

上条「・・・何で上条さんは責められてるのでせうか・・・?」

アニェーゼ「後、ちょっと見たいものがあるもんで・・・ついでに買ってっちまっても良いですかね?」

上条「おう、いいぞ・・・そういえば神裂、お前も欲しい物があったんだろ?」

神裂「へっ!?・・・えっと・・・な、無かったので私のは大丈夫です」

上条「無かったのか・・・」

ルチア「(・・・賞賛出来るほどの朴念仁ですね)」

アニェーゼ「じゃあ、行きましょうか上条さん」

上条「ああ、行こう」

--

上条「・・・」

アニェーゼ「こっちの方が良いですかね・・・」

ルチア「・・・あまり派手なのはどうかと思いますが・・・」

アニェーゼ「黒ですし大丈夫でしょう・・・それにしても神裂さんはさらしだったりするんですかね」

神裂「さ、さらしでは無いですが・・・その、サイズが・・・普通の所だと・・・」

アニェーゼ「・・・はぁ・・・上条さん、どっちの方が良いですかね?」

上条「・・・」

上条「・・・」

アニェーゼ「上条さん?」

上条「な、なあ・・・確かについでに買っていくのはわかるんだが・・・」

ルチア「?」

上条「ここは男子禁制だと思うのですよ上条さんは」

アニェーゼ「下着くらいで何言っちまってるんですか・・・初心ですね」

神裂「・・・恥ずかしい物なのですか?」

ルチア「男性用の下着売り場に居ても恥ずかしいとは思いませんが・・・」

上条「・・・一般的な男子高校生は恥ずかしい物だと思うぞ」

アニェーゼ「・・・一般?」

ルチア「一般、ですか」

神裂「・・・」

上条「・・・不幸だ・・・」





上条「えっと・・・用事はもう終わったんだよな」

アニェーゼ「ええ、神裂さんの"買うもの"も無かったみたいですし」

神裂「そ、そうですね・・・残念です」

ルチア「では、そろそろ寮に戻りましょう」

キュッ

上条「・・・お、おう・・・いや、子供じゃないんだから手は・・・」

神裂「・・・上条当麻、左手の荷物を貸してください」

上条「へ?いや、一人で持てるぞ」

神裂「貸してください」

上条「・・・はい・・・」

キュッ

神裂「さあ、行きましょう」

上条「ちょ、神裂まで・・・」

アニェーゼ「(左手に神裂、右手にシスター・ルチア・・・なら・・・こうしちまいますか)」

上条「・・・いや、アニェーゼ?そんな背中から抱きつかれましても」

アニェーゼ「両手塞がっちまってるじゃないですか・・・ここしか無いんです」

上条「・・・いや、歩きにく痛え!?わき腹抓られるような事はしてませんよ!?」

アニェーゼ「・・・ここしか無いんです」

上条「はぁ・・・歩きにくい・・・」

アニェーゼ「何か言いました?」

上条「何でもございませんよー」

神裂「・・・アニェーゼ、交代しませんか?」

アニェーゼ「神裂さんがやったら圧し掛かっちまってる人にしか見えないと思いますが・・・」

神裂「・・・どうせ私は背が高いデカ女ですよ・・・」

ルチア「・・・じゃあ、私は前で」

上条「どうしろと」

ルチア「お姫様抱っこ、と言うそうですが。知らないのですか?」

上条「そんくらい知ってるっつーの・・・この状態でさえ恥ずかしいのにお姫様抱っこなんてしたら・・・」

ルチア「・・・そ、そうでしたね」

アニェーゼ「それよりも・・・」

上条「ん?」

アニェーゼ「周りから色んな意味で見られてるんで、早く帰っちまったほうが良いと思うんですけど」

上条「・・・へっ?」

神裂「あっ・・・」

上条「か、帰るぞ!」

保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内        
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用) 
00:00-02:00 60分以内    
02:00-04:00 120分以内    
04:00-09:00 210分以内    
09:00-16:00 120分以内     
16:00-19:00 60分以内    
19:00-00:00 30分以内. 

このスレ内で終わらせるなら乱交→中出し以外は校則違反→全員出産重婚エンド

しかない訳で

>>930
禁書「…」

美琴「…」

五和「…」

■■「…」

御坂妹「ミサカはミサカはミサカはミサカはミサカは」

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