悟空「ケータイ買ったぞー」 (180)
チチ「悟空さ!いつからそんな流行りのモン持つような人になったべ!?」
悟飯「まぁまぁ、母さん。これで父さんともいつでも連絡取れるようになるんだから」
悟空「ところでこれどうやって使うんだ?ボタンも1つしかねぇしさっぱりわかんねぇーぞ」
悟飯「あーこれはねiPhoneってやつで…」
悟空「ふむふむ」
悟飯「こうやって…」
悟空「…うん…」
悟飯「ほら、こうすると」
悟空「…」
悟飯「父さん?聞いてる?」
悟空「なにがなんだかさっぱりわかんねぇぞ…」
~1時間後~
悟飯「だーかーらー電話するときはこう!電話出るときはこう!」
悟空「お、なんとなくわかってきたぞ!」
悟飯「…うん、じゃあ悟天に電話かけてみて。アドレス帳に入れてあるから」
悟空「よし、まずこれをタッチして…、アドレス帳開いて…っと…」
悟飯「いい感じいい感じ」
悟空「ご…ご…ごてん あった!これか!あれ、動かねぇぞ」
悟飯「発信ってとこタップしなきゃ」
悟空「え?たっぷ…」
悟飯「押すの!発信ってとこ!」
悟空「悟飯そんな怒らなくたっていいじゃねぇかよ…!おりゃ!」
メキッ
悟飯「あーあ…」
チチ「思った通りだっぺよ」
悟空「あちゃー…ちょっと強く押すと割れちまうのかぁー…真っ暗になっちまったぞ」
悟飯「やっぱり父さんは持たないほうが…」
悟空「ブルマんとこいったら直してくれっかな!ちょっくら行ってくるぞ!」
ドッピューン!
悟飯「あー行っちゃった…」
チチ「なんで悟空さケータイなんて持つようになったべ?」
悟飯「うーん…僕が軽く進めたらノリ気になっちゃって…ごめんね母さん」
ブルマ「あら、孫くんじゃない久しぶりぃー!」
悟空「おうブルマ!ちょっとこれ見て欲しいんだけどよ…」
ブルマ「iPhoneじゃない!悟飯くん壊しちゃったの?」
悟空「ん、いや…実はオラのなんだけどさ…買ってすぐに壊しちまってよ…」
ブルマ「えー!孫くんが珍しいわねー!電源は…一応入るのね。ええ、直せるわよ」
悟空「ひゅー!さっすがブルマ!」
ベジータ「騒がしいぞ!」
悟空「おっベジータ!久しぶりだな!元気してたか!」
ベジータ「…カカロットの分際でケータイなんぞ持ち歩きやがって!」
悟空「なんだ?もっちゃ悪いのか?」
ブルマ「ふふ、ベジータもついこのあいだ買ったのよ。iPhone」
ベジータ「ふん!俺様は貴様に連絡先なんぞ教えんからな!」
悟空「なんだよ冷てぇなぁ…」
悟空は宇宙船の操作できるレベルだぞ
アホと違うで
~3時間後~
ブルマ「孫くんー直ったわよー」
悟空「すげぇ!ベジータすげぇ!」
ベジータ「これをこうして…よし」
悟空「うおお!ベジータつえええ!」
ベジータ「ま、こんなもんだ」
悟空「あいほんってこんなゲームも出来るのか!オラびっくりだぞ」
ベジータ「ふん、所詮地球人が作ったマシンなんぞ俺様が使いこなせないわけがあるまい」
悟空「なぁ、これなんてゲームなんだ?おらのやつにも後で出来るようにしてくれよ!」
ベジータ「ふん、入れてやってもいいが貴様には俺のハイスコアは抜かせんぞ」
ブルマ「まったく2人して…」
悟空「おっブルマ!直ったかーー??」
ブルマ「はい、どーぞ」
悟空「うおーありがてぇ!それよりブルマ、ベジータすげぇーなぁー!めちゃくちゃ使いこなしてるぞ」
ブルマ「電話、メールの使い方、LINEの使い方、充電の仕方、ゲームアプリの入れ方ぜ~んぶわたしが教えてあげたんだから当たり前でしょッ」
ベジータ「チッ…」
悟空「ブルマッ!オラにも教えてくれッ!」
ベジータ「おい孫には教えるな!」
悟空「おいおいそりゃねぇよベジータ!」
ブルマ「ちょっとこれから出かけるのよ…ごめんね孫くん。また時間がある時にゆっくり教えてあげるわ。また遊びにいらっしゃい」
悟空「ちぇーッ 仕方ねぇなー」
ブルマ「ベジータもそんな強がらないで孫くんに教えてあげなさいよ。電話番号とかメアドとか!」
ベジータ「フン…こんな奴に教えてたまるか!」
ブルマ「だってアンタ、わたしとトランクスしか電話帳はいってないじゃない。電話鳴ってるとこ見たことないもん。」
ベジータ「くそったれ!このアマ…」
悟空「だからゲームがうめぇのか!ははは!」
悟空「オラのアドレス帳にはチチと、悟飯と…悟天と…パンと…4人もいるぞ!オラの勝ちー!」
ベジータ「くっ…!」
ブルマ「じゃあね、孫くん。ベジータ留守番宜しく頼むわね。あっトランクスに何時に帰ってくるかメールで聞いといてくれる?」
ベジータ「ふん…わかったから早く行って来い!」
悟空「メールかぁ…どうやるんだ?ベジータ」
ベジータ「チッ…黙って見てろ」
(ポチ ポチ…)
悟空「お、なんか画面が開いたぞ。これがメールってやつか?」
ベジータ「…」
悟空「な ん じ に… かえっ て き ま す か 」
ベジータ「…!いちいち読み上げるなッ!」
悟空「すげぇな~!こうやって文字を入れるのか!」
ベジータ「…いいから黙って見てろ!」
悟空「ほー!なんとなくわかってきたぞ!」
悟空「オラもいっちょメールやってみっか!誰にすっかなぁ~…」
悟空「亀仙人のじっちゃん元気してっかなぁー。よし、じっちゃんに送ってみよう!」
ベジータ「アドレスわからなきゃ送れんぞ」
悟空「あーそうかぁー。ん?てことは知り合い全員に直接聞いて回らなきゃダメってことか?」
ベジータ「当たり前だ」
悟空「めんどくせぇなぁ…」
ベジータ「ふん、貴様に番号教えるような悪趣味な奴なんていないと思うがな。」
悟空「ひでぇこというなぁー。そういやベジータは今アドレス帳に何人入ってるんだ?」
ベジータ「教える必要はない。」
悟空「あ、そういやブルマがいってような…トランクスとブルマだけだったっけか?…あれ、ブラは?」
ベジータ「黙れ…」
悟空「あれ、ブラは?」
ベジータ「黙れ!!」
極めたら入力めちゃ早いんだろうな
悟空「せっかくだしアドレス帳満杯にしてぇーなぁー」
ベジータ「…」
ベジータ「気にくわんな…貴様にアドレス帳の件数で負けてるなんて…」
悟空「おーん?勝負すっか?」
ベジータ「だが俺様が他人に番号を聞くなんぞサイヤ人の王子としてのプライドが許せん…」
悟空「よーしオラ負けねぇぞー!」
ベジータ「何を賭ける?」
悟空「え?」
ベジータ「なにか賭けなきゃ俺は乗らんぞ くだらん」
悟空「じゃあ飯にすっか!飯奢るぞ!」
ベジータ「そんなチンケな賭けで俺様が乗ると思うか?」
悟空「じゃあ何がいいんだよ…」
ベジータ「そうだな…俺様が勝ったらもう一度貴様と戦闘させろ」
悟空「オラが勝ったら?」
ベジータ「好きにしろ」
悟空「最近チチが野菜ばっかでよぉ…肉全然食ってねぇんだ」
ベジータ「ならばおまえが勝ったらたらふく食わせてやる」
悟空「よし、乗った!」
ベジータ「現時点では貴様は悟飯とチチと悟天とパンで4件、俺はブルマとトランクスで2件だが…」
悟空「ベジータ不利じゃねぇか」
ベジータ「フン、このくらいのハンデがなけりゃ余裕で勝っちまうからな」
ベジータ「明日またここに来い。絶対負けんからな!!」
悟空「オラだって負けねぇぞー!」
~こうして悟空とベジータのアドレス帳の人数競争が幕を開けた~
ドッピューン!
悟空「まずは亀仙人のじっちゃんとこ行こう!カメハウスカメハウスっと」
悟空「よっと。じっちゃーん!亀仙人のじっちゃーんいるかー!」
悟空「あれ?いねぇのかな… おじゃましまーす」
悟空「おーいじっちゃーん いないのかー?」
亀仙人「…」
悟空「なんでぇ、いるじゃねーかー 返事くらいしてくれよぉ」
亀仙人「うるさいのぉ!今いいとこなんじゃ!!」
悟空「なにやってんだー? あーっまたエッチなやつみてるぞ!相変わらずだなー」
亀仙人「久しぶりに会ったと思ったら人様のプライベートにずかずかと入ってきおって!一体なんのようじゃ」
悟空「これ買ったんだけどじっちゃんの番号入れとこうと思ってさぁー」
亀仙人「はて?なんじゃ?その装置は」
悟空「あいほーんって言うらしいんだ。電話とかメールとか色んなことが出来る機械なんだってよ」
亀仙人「ふむ、悪いがわしはそんなもんもっとらんぞ。」
亀仙人「わしはテレビとエッチなびでおがあればいいんじゃ!」
悟空「ちぇーっなんだよー…持ってると思ったのになぁー」
悟空「…って言うやつ…」←違和感
悟空「…っちゅうやつ…」←うん
亀仙人「ヤムチャやピッコロ…ほれ、クリリンなんかもいるじゃろ。その辺あたってみたらどうじゃ」
悟空「あっ!そうか!」
亀仙人「もう用は済んだかの?」
悟空「おう!ありがとなじっちゃん!」
ドッピューン
亀仙人「…ふぅ」
亀仙人「あんなやつに番号教えたらエッチな動画をゆっくり楽しむ暇もなくなるわい…あれ、ケータイどこだっけ…」
悟空「おーいヤムチャー!」
ヤムチャ「おー悟空」
悟空「おっ天津飯もいるじゃねぇか!ちょうどいいや!」
天津飯「孫、なんだその『ちょうどいいや』ってのは…」
悟空「あのさ、ケータイの番号教えてくれ!ケータイ!」
ヤムチャ「は?悟空がケータイ??www」
天津飯「(ため息)おい、ヤムチャ行くぞ」
悟空「ちょちょ!待ってくれよ!オラせっかく買ったんだ!教えてくれよー」
ヤムチャ「しょうがねぇなぁーww」
悟空「わりぃなヤムチャ!」
ヤムチャ「あ… ケータイ充電切れてる…」
悟空「…?」
ヤムチャ「わりー悟空…ケータイの充電切れちゃって…俺、自分の番号まだ覚えてねぇんだ」
悟空「おーいー!やーむーちゃー!!」
天津飯「ヤムチャそろそろいいだろ、行くぞ」
悟空「あっ天津飯は!?持ってんだろ?ケータイ」
天津飯「そんなもん俺には必要ないからな 持ってない」
悟空「はぁ~困ったなぁ…」
ヤムチャ「おいww天津飯www」
天津飯「だってあいつめんどくせぇじゃん…」
ヤムチャ「番号教えたらしょっちゅう連絡来そうだよな…」
天津飯「修行の邪魔になるからな。」
ヤムチャ「嫌いじゃないんだけどね なんかねww」
天津飯「あぁ、俺も嫌いじゃないんだけどな」
ヤムチャ「あっメタドラやってる」
天津飯「えっマジ?やんなきゃ」
~天界~
悟空「おーい!ピッコロー!」
ピッコロ「なんだ、孫か どうした」
悟空「ケータイの番号教えてくれ!」
ピッコロ「ケータイ…携帯電話か?」
悟空「そう!それ!オラ買ったんだよケータイ!」
ピッコロ「ほう…珍しいな…すまんが俺は使ってないんだ」
悟空「あー…」
ピッコロ「 神 だぞ? 神がケータイなんぞ普通使うか?」
悟空「うー…言われてみればそうだなぁ オラ何も考えねぇで来ちまったぞ」
ピッコロ「悪いが他を当たったほうがいいな 俺も色々と忙しい」
悟空「わりぃなピッコロ」
ポポ「神様…」
ピッコロ「勘違いするな。俺はただあいつが面倒くさいだけだ」
一方ベジータは
ベジータ「クソッ…誰も思いつかんぞ…」
ベジータ「ナッパ…」
ベジータ「あああああ!!くそったれ!!」
ドッピューン
ベジータ「おい、そこのおまえ!」
ブラの友達「えっ私ですか?」
ベジータ「そうだ貴様だ。ブラがいつも世話になってるそうだな」
ブラの友達「あっ…ブラちゃんのお父さん…?(やばい人に捕まったな…)」
ベジータ「ブラのケータイ番号教えろ」
ブラの友達「いや、実はブラちゃんに止められてて…」
ブラの友達「ブラちゃんが、パパがケイタイ持ってから四六時中電話がくるって」
ブラの友達「いい加減ウザいから着拒して番号もパパが寝てる間に消したって」
ブラの友達「だからパパに番号聞かれても絶対教えないでって言われてるの…」
ベジータ「…くそったれ…」
ベジータ「もういい!ならば貴様の番号を教えろ!」
ブラの友達「えっ?」
ベジータ「いいから教えやがれ!このクソアマ!」
ブラの友達「キャー!!!」
民衆「「「おいおいどうした」」」
ベジータ「くそったれが!!!」
ドッピューン!
ベジータ「クソッ!こんな馬鹿げた勝負やるんじゃなかった!!」
"Prururu Prururu"
ベジータ「メールか…」
トランクス
【友達と遊んでるから遅くなるm(__)m 飯はいらないよ(^o^)】
ベジータ「…」(ぽち ぽちぽち…)
ベジータ
【わかりました いまどこですか テルください】
「送信」ポチッ
ベジータ「…」
一方悟空は…
悟空「ちくしょ-…ヤムチャも持ってない、ピッコロも持ってない…」
悟空「あっ!クリリンがいたわ!」
ドッピューン
悟空「クリリンの家は…っと ここだったっけ?」
ピンポーン
悟空「おーい クリリーーン!」
ガチャ
クリリン「ん?悟空か! 久しぶりだなぁーおい!」
悟空「ケータイ買ったぞ!番号教えてくれ!」
クリリン「おいおい急にどうしたんだよ(笑)まぁ中に入れよ」
悟空「いや、番号だけ教えてくれりゃーいいんだ!頼む!」
クリリン「なんだよ久しぶりなのにそっけねーなぁ…」
悟空「わりぃな!ちょっと時間がなくてよ…たまたま近く通ったから顔出そうと思ってさ!」
クリリン「俺の番号教えりゃいいのか?」
悟空「おう!でも入れ方わかねぇからクリリンやってくれ!」
クリリン「使い方しらねーで持ってんのかよ…しょうがねぇなぁー」ポチポチ
悟空「あっ!メールのアドレスも入れといて!」
クリリン「はいはい(笑) ほら、入れといたぞ」
悟空「よっしゃああ!!サンキュー!!!」
悟空、一件ゲット!
悟空「よっしゃ次次ィー!」
ドッピューン!!!
クリリン「なんだあいつ…」
"PRURURURUURURU"
ベジータ「もしもし」
トランクス『もしもーし!父さん?どうしたの?』
ベジータ「あぁ…ブラの番号教えてくれるか?」
トランクス『えーっ!ブラに言うなって言われたからできないよそれは…』
ベジータ「黙れ!いいから教えろ!」
トランクス『あー無理無理!ブラに嫌われたら、かわいこちゃん紹介してもらえなくなっちゃうから!またね!』ガチャ
ベジータ「(プルプルプルプル…)くそったれが…ッ!!!」
ベジータ「どいつもこいつも…クソッ…こうなったら」
ドッぴゅーん!
ベジータ「ごめんくださーい」
悟飯「あっ!ベジータさん。珍しいですね!お父さんなら昼頃出かけたっきりまだ帰ってこないんですよ」
ベジータ「貴様はケイタイを持っているそうだな?」
悟飯「ええ、持ってますよ」
ベジータ「俺様も実は最近買ったんだが…」
悟飯「へぇ~!そうなんですか!」
ベジータ「あぁ」
悟飯・ベジータ「…」
悟飯「ん?それでどうしたんですか?あ!父さんの番号?」
ベジータ「いや、孫のは知ってるんだが…おまえらの…」
悟飯「僕らのですか?」
ベジータ「あぁ…おまえらの番号も入れとてやってもいいかな…と、思って…な…貴様や悟天とか…」
悟空「おいベジータなにやってんだ」
ベジータ『ビクッ!!!』
悟飯「あっ父さんお帰り!iPhone直った?」
悟空「おー!バッチリ直ったぞ!さっすがブルマだ。」
ベジータ「おい、今何件だ」
悟空「へへー(笑)クリリンの番号ゲット!1件増えたぞ。ベジータは?」
ベジータ「ちっきしょおおおおお!!!」
ドッピューン!
悟飯「父さん、どうしたんですか?ベジータさんちょっと様子おかしかったですよ」
悟空「へへ(笑)ちょっと賭けやってんだ。あの調子じゃーオラの勝ちだな」
悟飯「ほんと暇人だなぁ…父さんもベジータさんも…」
悟空「さっそくクリリンにメールでもしてみっかな!」
悟空
【おっす! おらごくう!さっきはありがとう】
送信 ポチッ
"PrurururuPrururuu"
クリリン
【どういたしまして(^^ゞ 元気そうでなにより】
悟空「おおおー!返ってきたぞ!すげぇー!!おもしれぇなこれ!よぉーし」
悟空
【げんきだぞ! 19ごうはげんきか?? 】
送信 ポチッ
2分後
"PrururuPrururu"
クリリン
【19号じゃねーよw 18号だよ間違えんなボケ】
悟空「あはは!すげーすげー!!」
悟空
【わりーわりー さいきん18ごうとえっちしてっか?こんどおらもまぜてくれ】
送信 ポチッ
7分後
"PrururuPrururu"
クリリン
【おいおい、そういうの冗談でもやめろよ…。今から出かけるからまたメールするよ!それじゃ】
悟空「なんだよつめてぇなぁ… もう少し付き合ってくれたっていいじゃねぇか…」
悟空【どこいくの? ひまだからオラともっとめーるしようぜ】
送信 ポチッ
10分後
悟空「…あれ、っかしーなぁ…返ってこなくなっちゃったなぁ…ポチポチ」
悟空
【おーい しかとすんなよー】
送信 ポチッ
10分後
悟空「こねぇなぁ…ポチポチ」
悟空
【おや?もしかしてよるのいとなみちゅうですか?】
送信 ポチッ
"Prururu Prururu"
悟空「おっきた!」
クリリン
【 うぜぇ 】
悟空「…」ポチポチ
悟空
【なにが?うざいってひどくない】
送信 ポチッ
悟空「…」
20分後
悟空「…」
悟空「電話すっか」
プルルル… プルルブチッツー ツー
悟空「…」
悟空
【でんわでろや】
送信 ポチッ
"Prururu Prururu"
クリリン
【さっきから何?初めての携帯で舞い上がっちゃってんの?
そういう文章馬鹿っぽいからやめたほうがいいよ^^;】
悟空「… …」
【は? べつにまいあがってませんけど はげのくせに もうめーるしてくんな はげ】
"Prururu Prururu"
クリリン
【いや今俺髪あるから(笑)それより漢字の変換の仕方教えて貰ったほうがいいよ(笑)それじゃ(^_^;)】
悟空「…悟飯」
悟飯「父さん呼んだー?」
悟空「かんじのへんかん?って…どうやるんだ…?」
悟飯「漢字の変換?あぁ、それはこれをこうして…」
悟空「…」
悟飯「ほら、父さん?聞いてる?」
悟空「あぁ、わかった。ありがとう」
悟空「ポチポチ…」
悟空【漢字の変換くらい出来ますけど何か?】
送信 ポチッ
"Prururu Prururu"
クリリン
【わかったからもうメールしてくんなよ^^; お前がメールしてくんなってさっき自分で言ったくせに忘れたのかよ^^;】
悟空「(プチッ)」
悟空「うおおおおお!!ああああああqwせdrftgyふじこlp;@:「」」
悟飯「父さん!!どうしたの!壊しちゃ駄目だよ!!」
悟空「はぁ… はぁ…」
悟空「悟飯、消しといて ハゲの あ、いやクリリンとかいうハゲの番号」
悟飯「よくわからないけど…わかったよ」
一方ベジータ
ベジータ「…ただいま」
ブルマ「どこいってたのよーもうご飯できるわよー」
ベジータ「なぁ…」
ブルマ「ん?なに?」
ベジータ「ブラはまだ怒ってるのか…」
ブルマ「ちゃんと謝りなさいよ。電話は一日1回!メールは3回!そしたら許してくれるわよ」
ベジータ「そっか…」
ブラ「ただいまー」
ブルマ「ほら帰ってきた」
ベジータ「ブラ…すまなかった… このとおりだ… 電話は一日1回、メールは3回…
ちゃんと守るから、番号とアドレスをパパに教えてくれないか…」
ブラ「…フンッ!」
ブルマ「ブラ!誇り高きサイヤ人の王子がこうやって頭下げてるのよ!ちゃんと聞いてやんなさい!」
ブラ「もぅ…わかったよ… パパ約束だよ?」
ベジータ「あぁ約束する…!」
ブラ「ほら、ケータイ貸して」ポチポチ
ブラ「はいっ!復活!」
ベジータ「ありがとう…」
ブルマ「そういえば孫君に番号教えたの?」
ベジータ「フン!教えるか!」
ブルマ「買い物してたらご飯君に会ってね、丁度良かったからついでに孫君の番号教えて貰っといたのよ」
ベジータ「貴様…あいつと連絡取ってどうするつもりだ。」
ブルマ「ちょっとー勘違いしないでよ。ほら貸して。ケータイ」ポチポチ
ベジータ「おい、なにしてる」
ブルマ「アンタのことだからこうやって登録してあげないといつまでたっても孫君の連絡先入れないでしょ?」
ベジータ「チッ…余計なことしやがって…」
~翌日~
ベジータ「来たかカカロット」
悟空「…」
ベジータ「なんだ いつもの元気がないじゃないか」
悟空「…で、ベジータの結果は?」
ベジータ「俺はブラと、カカロッいや、えーとなんだっけまぁ友人が一人増えたから新規2件の合計4件だ」
悟空「あぁ…そうか…」
ベジータ「貴様は結局どうだったんだ?」
悟空「オラはからっきしダメだ…ゼロだよ…クリリンは訳あって消した。だからゼロ 合計4件」
ベジータ「じゃあ引き分けか…」
悟空「引き分けだな…」
ベジータ「引き分けの場合はどうするんだ?何もなしか?」
悟空「いや、オラ久々にちょっと体動かして気分なぇんだ。てめぇの言ってた望み通り戦闘すっか?」
ベジータ「ほう…珍しいこと言うんだな…」
悟空「あぁ、ちょっと誰かぶん殴りてぇ気分なんだ」
ベジータ「フン、出来るもんならやってみろ。こい。俺様の特別トレーニングルームに案内してやる」
~トレーニングルーム~
ベジータ「この部屋は特殊な壁で出来ている。俺達がいくら暴れようが部屋はビクともしない
安心して暴れていいぞ」
悟空「こっちは準備出来たぜ」
シュンッ!一瞬でベジータが背後に回る!
ベジータ「もう始まってるぞ!」
ボコッボコボコッ!!ボコボコッボコ!
悟空「ぐぁッ!きたねぇぞベジータ!」
ベジータ「動きが鈍いぞ!平和ボケでなまっちまったか?カカロットォ!」
悟空「フンッ!(スーパーサイヤ人化)」
ベジータ「おいおいなるの早すぎないか? まだこっちは余裕…」
悟空「オラオラオラオラオラクリリン死ねオラァ!!!!!!」
ベジータ「ウォッ!ぐはっ!ちょクリリン?!」
ボコッボコボコッ!ボコボコボコボコッ!
~2時間後~
ベジータ「ぐはぁッ…」
ピク… ピク…
悟空「はぁ…はぁ…ベジータぁ~もう終わりかぁ~?オラまだまだいけっぞ~…?はぁ…はぁ…」
ベジータ「くそったれ… 」
悟空「はぁ…はぁ…仙豆だ…食えよ…」
はぁ… はぁ…
悟空「やっぱベジータつえぇなぁ…はぁ…はぁ」
ベジータ「貴様も思ってたより…はぁ…衰えてなかったな…はぁ…はぁ…」
並んで仰向けになる二人
悟空「ケータイなんかより、こうやって戦ってたほうがやっぱオラ楽しいや」
ベジータ「ふっ…カカロットらしい考えだ」
悟空「…」
ベジータ「クリリンとなんかあったのか…」
悟空「…別に何でもねぇ なんもねぇ」
ベジータ「どさくさに紛れてクリリン氏ねだのハゲだの言ってただろうが」
悟空「…だってよぉ… グスッ」
ベジータ「…」
悟空「やっぱオラにケータイは向いてねぇと思うんだ…」
ベジータ「…」
悟空「会ってみんなと話してる時は顔見えっからいいけどよぉ…」
ベジータ「…」
悟空「顔見えねぇと何の話すりゃいいかわかんねぇよオラ…」
ベジータ「用もないのに連絡するからだろ…」
悟空「そうだけどよぉ…便利だからついよぉ…」
ベジータ「…まぁ気持ちはわかる」
悟空「ベジータ…」
ベジータ「…」
このSSまとめへのコメント
悟空・・・( ´ ; ω ; ` )