悟空「目が三つあるなんておめぇ天津飯みてぇだな」さとり「…」(1000)


第一第二試合ともにあっさりと終わってしまい気の抜ける一同
しかしこの後に残るのは幻想郷屈指の強者ばかり、暢気にメシ食ってる場合じゃないぞ!











【妖夢の意地!決して折れない剣と心!!】


魔理沙「なんだか拍子抜けだぜ…」

霊夢「早苗の相手はともかくね~」

萃香「アイツはアイツで強いんだよ?ただの人間の中ではね」


悟空「おーい」


魔理沙「お、戻ってきた、聖も一緒か」

悟空「オラの出番まで結構時間あっから戻ってきたぞ」

萃香「おっかえりぃ~飲むかい?」

魔理沙「こらこら」

悟空「んでそっちの二人は誰だ?」

霊夢「あんたの対戦相手のお仲間よ」


悟空「ってーと聖の仲間か」

聖「寅丸星とナズーリンです…二人ともごめんなさい」

ナズーリン「仕方ないさ」

星「身内と…特に聖の場合は…戦えませんよ」

魔理沙「実の姉弟ってわけじゃないけど戦えないよな」

魔理沙「な、悟空」

悟空「………」

魔理沙「悟空?」

悟空「あぁ…そうだな」

萃香「……悟空!このまま試合見て行くのかい?」

悟空「休憩って十分だろ?メシ食うには足りねぇよな」

霊夢「あんたもうお腹減ったの?」


悟空「そういうわけじゃねぇけど気合入れる為さ」

霊夢「この後の試合…さっきまでとはレベルが違う」

霊夢「あんた的に見逃したら後悔するわよ?」

魔理沙「どの道第四試合が終わったら昼休憩だ」

魔理沙「それまで我慢するんだぜ」

悟空「オラそんな子供じゃねぇんだから我慢くらいできらぁ」

霊夢「あ、あそこに特大肉まん屋が」

悟空「何処だ!?何処だ何処だ!?」

魔理沙「誰が子供じゃないって?」

星「いじめちゃ可哀相ですよ?」

魔理沙「はいはい買って来てやるから待ってな」


ナスーリン「それじゃ私達は戻るよ」

星「さ、行きましょう聖」

聖「えーっと……」

ナズーリン「ご主人、どうやらここを離れたくないようだ」

星「ナズーリンどうします?」

ナズーリン「同じ会場内に居るんだから問題ないさ」

星「なら問題無しですね、聖また後で」

聖「はい、二人ともありがとうございます」

霊夢「物凄い気に入りようね」

萃香「里の袋が見たら泣きそうだね」

霊夢「里の袋?」

萃香「あれ」


霊夢「あー…」

悟空「あいつらって何者なんだ?」

萃香「何処にでもいるし何処にもいないそれが奴らさ」

悟空「…よくわかんねぇけどすげぇ…んかな?」

魔理沙「おーい買ってきたぞー」

悟空「さんきゅー!魔理沙!」

萃香「袋より肉まんだねぇ…」

霊夢「それ花より団子のつもり?っていうか当然でしょ」




審判「お待たせしましたー!」

審判「これより第三試合を始めたいと思いまーす!」


審判「席を離れている方はすぐにお戻り下さい!」



魔理沙「いいタイミングで戻ってこれたな」

悟空「ほうわな、ひれなほっはらほっらいへぇはらな」

魔理沙「買い物に行くだけでんなに時間はかからないぜ」

霊夢「あんた今の分かったの?」

魔理沙「慣れた、因みに今のは」

魔理沙「そうだな、見れなかったら勿体ねぇからな」

魔理沙「だぜ」

霊夢「いっつもくっ付いてるだけあるわねぇ…」


審判「それでは始めます!!選手入場!!」




審判「八坂神奈子選手!!」


早苗「神奈子様!頑張って下さい!」

神奈子「うむ……はっ!!」


審判「おーっとオンバシラに乗っての登場だ!!」

神奈子「ふふふ…感じるぞ、信仰の高まりが…っ!」

審判「今大会の主催者であり、戦いを一番近くで見たい」

審判「その理由で選手として参加!」

審判「闘い好きの神と皆さんもご存知の事でしょう!」

審判「その実力はもはや説明不要!迫力ある試合を期待しましょう!」

審判「続きまして魂魄妖夢選手の入場です!!」


妖夢「ふぅ…落ち着け…」

妖夢「実戦じゃなく試合なら私にも分はある…」

妖夢「魂魄妖夢…行きますっ!」


審判「魂魄妖夢選手の登場です!」

審判「白玉楼にて主人である西行寺幽々子さんに仕え」

審判「炊事洗濯庭の手入れに剣の修行までこなす頑張り屋さん」

審判「今回はどうしても賞金がほしくて参加…おりょ?」

妖夢「……人に言われると…苦労人にしか聞こえない…」

審判「妖夢選手ー?大丈夫ですかー?」

妖夢「ええ!大丈夫ですとも!!」

審判「気合バッチリ頑張ってもらいましょう!!」



審判「この試合のルールですが」

審判「妖夢選手の戦闘スタイルを考慮し、武器有りの肉弾戦で試合を行います!」

神奈子「緊張は…してないみたいだな」

妖夢「ええ…おかげさまで」

神奈子「結構…」

審判「両者いいですね…?それでは…」

審判「試合開始!」




妖夢「はぁぁぁぁ!!!」

審判「妖夢選手開始と同時に突っ込んだー!!」

妖夢「(長引けばこちらが不利…!)」

妖夢「先手必勝!!」


神奈子「おっと」

妖夢「くっ…避けられた…」

神奈子「実力差を考えての速攻…悪くない」

神奈子「だが飛び上がるのは頂けないな、避ける時間を与えるだけだ」

審判「余裕!余裕の神奈子選手!やはり神は格が違うのか!?」

妖夢「一度避けた位で!!」

神奈子「ならばいくらでも切り込んでくるといい」

神奈子「全て躱してやろう」





霊夢「いつまでやってるのかしら」

魔理沙「もう十分位経つぜ」

萃香「凄いのは凄いけど…流石に飽きてくるよ…なぁ悟空」

悟空「そうか?オラ退屈しねぇぞ」

聖「激しい攻防戦……ですが」

悟空「やっぱ神奈子はつぇーなぁ」


妖夢「はぁ…はぁ…」

審判「激しい攻防戦!妖夢選手の繰り出す攻撃の凄まじさ!」

審判「しかし神奈子選手!全て交わしています!」

神奈子「中々良い太刀筋…悪くない腕だ」

神奈子「だがお前の剣は素直で綺麗過ぎる…至極読みやすい」

神奈子「その腕では私に一太刀浴びせるのに千年かかるぞ」



妖夢「はぁ…はぁ………」









妖夢「千年…必要ありませんよ?」

神奈子「何…?」

審判「おーっとこれは!」

神奈子「ほう…まさか一太刀頂戴していたとは…」

神奈子「しかしこんな小さい傷で喜んでいるようでは……」

神奈子「………そうだったな」

妖夢「これより二刀にてお相手致します」


神奈子「いい目だ…そんな目をして挑んできた奴を乗り越えて私は勝ってきた」

神奈子「そんな時は相手がどんなに弱くても全力を出したよ」

神奈子「さぁ来い!庭師!さぁ来い魂魄妖夢!!」

妖夢「だぁぁぁぁあ!!」



魔理沙「ん?今のは必殺技を繰り出すところじゃないのか?」

萃香「流れ的にはね~」

魔理沙「じゃあなんでだ?」

悟空「確実に当てるためさ、避けられちゃ意味ねぇからな」

聖「お二人ともあれだけ動きながらも力を溜めている…」

魔理沙「なんだよ…皆分かってたのか」

萃香「伊達に長生きしてないさ」



妖夢「(流石だ…二刀に持ち直しスピードを上げたのに…っ)」

妖夢「たぁぁぁ!!」

神奈子「(随分慎重だな……ふむ)」

審判「長い…とてつもなく長い時間に感じます!」

妖夢「まだまだぁぁぁぁ!!」

神奈子「………」

審判「おーっと神奈子選手バランスを崩したー!!」

妖夢「もらったぁ!!」

神奈子「かかったな…所詮は小娘、戦いの年季が違うわ!!」

妖夢「くっ!!」





妖夢「予想通りです!!」

このスレは
「オラおめぇより随分年上だと思うぞ」紫「あらまぁ♪」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1373584822/l50)
の続きとなっています、まだお読みでない方は是非そちらからどうぞ


お久しぶりです、スレ立てが中々出来ませんで…カンストだったらしいのですが
ようやく立てられたので今日よりまた再開です、よろしくお願いします

それではまた自戒更新時に




神奈子「これにも掛かんか…」

神奈子「小娘と思っていたがやるではないか」

妖夢「まだまだ半端者ですが…この程度…っ!」

神奈子「言うじゃないか」

妖夢「(とはいえこのままじゃ……)」

妖夢「ならば…っ!」

審判「これまで接近戦を繰り返していましたがここで距離をとったぁ!!」

審判「何か狙いがあるのかー!!」

妖夢「(力を溜め…次で決める!)」

神奈子「ほう…次の一撃に全てをかけるか」

神奈子「阻止するのは容易い……がそれも無粋!!」


神奈子「ならばその間私は己を高めるだけだ!」

神奈子「はぁぁぁぁぁああ!!」


早苗「す、諏訪子様!神奈子様が!」

諏訪子「あー…完全に火が付いてる」

早苗「…それってとても危なくないですか?」

諏訪子「うん」

早苗「神奈子様!それ以上気を高めてはダ…もが!?」

諏訪子「はいはい邪魔しないのー」

早苗「ふわほはまー!!」


魔理沙「………逃げたほうがよくないか?」

萃香「見たいけど…確実に一帯が吹き飛びそうな力だねぇ…」



悟空「二人ともそれ位分かってるだろ」

悟空「うまくやるさ」

魔理沙「で…でももし間違ったら…」

悟空「うーん…」

魔理沙「…」

悟空「そんときゃその時で何とかなるさ」

魔理沙「不安だ…」

悟空「魔理沙は心配性だなー」

魔理沙「お前は軽過ぎるんだっ!」


神奈子「さぁ…こちらの準備は整ったぞ…」


妖夢「お待たせしました…」

神奈子「では参ろうか」

妖夢「いきます!!」



妖夢「魂魄流剣術奥義…未来永劫斬!!」

審判「な、なーんと!妖夢選手が消えたぁー!!」

審判「神奈子選手これをどう受けるのかーっ!?」

神奈子「どうもこうもない…私はこれを使う」

審判「再び出ました!神奈子選手の代名詞オンバシラ!!」

神奈子「………上!!」

神奈子「右!!後!!左!!上!!前!!右!!下!!左!!下ァ!!」

神奈子「…全方位からの斬り込み中々大したものだ」


神奈子「しかし私には通用しな…」

審判「あ!!」

諏訪子「神奈子!」

神奈子「……このオンバシラにひびを入れるか…」

妖夢「はぁ…はぁ…」

神奈子「大したものだ…一箇所に攻撃を集中させていたのか」

神奈子「まさかここまでとは思わなかったぞ…本当にな」

神奈子「しかしこれだけの芸当が出来る相手」

神奈子「もはや手加減は必要あるまい!!」






審判「こ…これは…一方的!一方的な試合です!!」


妖夢「ぐっ…うぅ…」

神奈子「よくぞここまで持ち堪えた」

神奈子「だがここまでだ」

神奈子「降参しろ、これ以上は無駄な怪我を増やすだけだ」

妖夢「……な……」

妖夢「そんな…ことが…できるものですか…っ」

妖夢「私は…白玉楼の主、西行寺幽々子に仕える者」

妖夢「眼前の敵から逃げる剣は持ち合わせてはいませんっ!」

神奈子「そうか…」

神奈子「ならば…もう何も言うまい」

神奈子「審判、舞台から離れていろ」

審判「は、はい!!ひぇ~!!」

神奈子「受けよ!メテオリックオンバシラ!!」





審判「……?何も起こらな…」

悟空「審判のおっちゃん!上だ!もっと離れるんだ!!」

審判「へ……?」



妖夢「やぁぁぁぁああああ!!!」







魔理沙「ど、どうなった?」


悟空「最初の何本かは剣でなんとかしてたみてぇだけど…」


妖夢「……」

神奈子「……」

神奈子「見事だ」

審判「か、神奈子選手!試合はまだ…」

神奈子「早く医務室に連れていってやれ」

神奈子「気を失っても倒れないとは…全く、本当に大したものだよお前は」

審判「これは……妖夢選手試合続行不可とみなし神奈子選手の勝利です!!」

審判「早くタンカを!」

悟空「オラが運んでやるよ」

審判「あ、ちょっと孫選手!!」


悟空「えーっと医務室ってのはここだな」

悟空「おーい怪我人連れてきたから診てくれ」

永琳「はいはーい…って悟空君じゃない」

悟空「オッス永琳じゃねぇか何してんだ?」

永琳「見てのとおりよ…の前にその子そこに寝かせて頂戴」

悟空「そうだった……よっと」

永琳「ふむ…」

悟空「大丈夫そうか?」

永琳「そうね…少し休めば気が付くでしょう」

永琳「そういえば一回戦突破だったわねおめでとう」

悟空「オラなんにもしてねぇけどな」

永琳「ふふ…そうだったわね」

悟空「椛や鈴仙達はどうしてるんだ?」

永琳「皆貴方の応援するんだってここに来ているわよ」

永琳「大っぴらに顔は出せないから隠れての応援だけどね」

悟空「そっかぁ…んじゃオラ頑張らねぇとな」

永琳「あんまり気合入れすぎて怪我人増やさないでよ?」




霊夢「あ、帰ってきた」

魔理沙「妖夢はどうだった?」

悟空「永琳が少し休んだら気が付くだろうってさ」

萃香「あの医者がいるなら大丈夫っしょ~」

魔理沙「だな」

霊夢「さてお次は、と」


審判「壮絶な試合!期待を裏切らない試合でした!!」

審判「続きまして第四試合に移りたいと思います!!」

審判「風見幽香選手の入場です!!」

幽香「やっと出番ね…待ちくたびれたわ」

審判「人里で、いや幻想郷で知らないものはいないでしょう!」

審判「幻想郷最強クラスの一人と謳われる風見選手!」

審判「第三試合と同じく熱い戦いが期待されます!!」

審判「しかし風見選手が大会に参加は意外だという声が多くあります」

審判「この場で聞いてみましょう!!」

審判「風見選手大会に出場した理由をお聞きして宜しいでしょうか?」

幽香「理由?そうねぇ……」

幽香「気になる男がいるからよ」


審判「なななな…」

審判「なんと!!これは驚きな回答です!!」

審判「因みにそのお相手とは…」

幽香「あら、野暮な事は聞くものじゃないわよ」

審判「それもそうですね、会場からは何処からか嗚咽が聞こえますが」

審判「気にせずどんどんいきましょう!!」


悟空「へぇ~幽香の奴そんな奴いたのか」

魔理沙「まぁ…その相手ってのは大体予想は付くよな」

霊夢「やっぱり……よねぇ?」

悟空「なんだなんだ?おめぇら誰か知ってんのか?」


審判「続きましてフレア選手の入場です!!」


審判「名前以外は全てが不明!」

審判「大会ルールでは防御力が上がるようなもの以外ならば服装は自由!」

審判「ローブにてその姿を隠している為か何とも言えない威圧感が…」

フレア「…」

審判「フレア選手ー!舞台はこっちですよ!」

フレア「…」

審判「意外とおっちょこちょいさん…なのかもしれませんね」



魔理沙「なんだありゃ…随分ふらふらしてるな大丈夫か?」

霊夢「どっかの誰かさんみたいに昼間から酔っ払ってるんじゃない?」

萃香「ほーんと誰だろうねぇ~」


審判「それではお二人とも準備は宜しいですか?」

第三試合をどうするか…ずっと決まらず結果こうなりました
しかし出来上がってからよく考えるとのちのちのフラグが…おっと誰か来たようだ


ところで皆さん桜の花言葉って知ってますか?
それでは次回更新時に…ここからは書きやすいので二、三日中にまた更新します


審判「それでは試合開始ぃぃ!!!」


幽香「ついてないわね貴方、よりによって一回戦が私とだなんて」

幽香「私最近欲求不満なの…だからね」

幽香「惨たらしく無残に散りなさい、ルールだから殺しはしないけど」

審判「う…噂に違わぬ恐ろしさっぷり…これが妖怪の本質というものでしょうか…」

審判「対するフレア選手は……」

フレア「………」

審判「微動だにせず…全く動じてはおりません!!」

幽香「(見たことの無い奴だから脅してみたけど…)」

幽香「(その辺の雑魚って訳じゃなさそうね)」

幽香「嬉しいわ、貴方は私を楽しませてくれそう!」



悟空「げ…幽香の奴また怖ぇ顔してら」

萃香「強い奴と戦えるとなるとああなるんだよね」

魔理沙「へぇ~んじゃ相手のフレアって奴は強いんだ」

魔理沙「でもあんな奴知らないぜ?」

霊夢「私も、ここでそれなりに強ければ知ってるはずなんだけどね」

霊夢「あんたは分かる?」

聖「いえ…私も知りません」

悟空「でも変なんだよな」

萃香「変?まぁ確かに見た目は変だよね」

悟空「そういう事じゃねぇよ…気が…」

魔理沙「気?あー悟空の使う不思議パワーだっけ?」


悟空「…感じられないんだ」

霊夢「気って生きてる奴は皆持ってるんでしょ?死人って事?」

悟空「後は人造人間…か」

魔理沙「アリスの人形…とは違うかな、なんと言うか見た目が趣味じゃなさそうだ」

聖「元から無いというより私は隠している様に思えます」

霊夢「隠してる…ねぇ、幽香相手にそのままって事は無いでしょ」

悟空「戦いが始まればわかるかもな」


幽香「貴方は弾幕戦と肉弾戦どっちがお好み?」

フレア「…」

幽香「構えたって事は肉弾戦ね、私も好きよ」

幽香「…簡単に倒れないでねっ!」



幽香「ずあっ!!」

フレア「っ!」

幽香「ちっ!…っだぁ!」

審判「風見選手先制!!しかしフレア選手も危なげなく回避!!」

幽香「妙な避け方するわね…背骨無いんじゃないの?」

フレア「……!……!!」

フレア「……」

幽香「何をぶつぶつ…私相手に余裕ってわけ?」

幽香「舐めるなよ…ッ!!」

審判「あわわわ…風見選手口調と表情が…」

審判「え~…私はお邪魔なようなので舞台を降りてお仕事をさせて頂きます…」


幽香「づぇりゃッ!!!」

幽香「だだだだだっ!」

フレア「…っ!っ!!」

幽香「避けてばかりでっ!」

フレア「…っ!」

幽香「この私にっ!!」

幽香「勝てると思っているのかぁ!!!」

フレア「がふっ…!!」

審判「クリーンヒットォ!!フレア選手叩きつけられたぁ!!」

審判「フレア選手ダウン!!カウントを取ります!」

審判「ワン!ツー!スリー!」



魔理沙「随分あっさり終わっちまったな」

霊夢「相手が悪いのよ」

悟空「…いやまだだ」


幽香「カウントは必要ないわ……ねぇまだ私を舐めているのかしら?」

幽香「さっさと起きなさい」

幽香「(あの攻防で蹴りが出せるなんて…しかもかなりのパワー)」

幽香「(これで終わりのはずが無い)」

フレア「……!」

フレア「………」

審判「フレア選手立ち上がったぁ!」

幽香「そうこなくちゃ…面白くないわ!」



幽香「ぜぁ!!」

フレア「ッ!」

幽香「な、何っ!」

審判「フレア選手風見選手の攻撃を受け止めたーっ!!」

審判「ここから逆転劇を見せてくれるのかー!!」

幽香「やればできるじゃない…安心したわ」

フレア「……今までの私と思わないことね」

幽香「へぇ…口が無いと思ったら喋れたの」

フレア「一身上の都合ってやつよ」

幽香「開いたら開いたで憎たらしい口ね」

フレア「直ぐ病み付きになるわよ」

幽香「ぬかせっ!!」


霊夢「あいつらなんか喋ってなかった?」

魔理沙「みたいだけどここじゃ聞こえないぜ」

悟空「今までの自分とは思うなだってよ」

魔理沙「悟空お前聞こえたのか!?」

悟空「まぁな…しかしそういう事か…」

悟空「あいつら面白れぇ事やってんなぁ」

魔理沙「なんだあいつの正体が分かったのか?」

霊夢「教えなさいよ」

悟空「ま、お楽しみって奴さそのうち分かるよ」


「あちゃー…やっぱり彼にはバレちゃいましたか」

「むぅ…せっかく作ったのに喋ったりするから」

「周りにはばれていませんし大丈夫ですよ」


幽香「せぇいやぁ!」

フレア「おっと…怖い怖い…当たったらアウトね」

幽香「いつまで避けていられるかしらっ!!」

フレア「さほど難しくは無いわ…貴女にはスピードが無い」

フレア「遅いとは言わないけど私を捉えるほどではないわ」

幽香「…ちっ」

審判「ここで距離を取ります!凄まじい攻防!」

審判「攻める風見選手も凄いが避けるフレア選手も凄い!」

審判「これはどちらが優勢なのかーっ!!」

フレア「降参かしら?まぁ当たらないのなら仕方がな…」

幽香「貴女、孫悟空を知っているかしら?」

フレア「………参加者なのだから当然でしょう」



幽香「私が聞いてるのは彼の強さの事よ」

フレア「さて…どうかしらね」

幽香「あれの強さは正真正銘の化け物よ」

フレア「化け物…妖怪の貴女がそれを言うの?」

幽香「本当、沽券に関わるわ…でね私は考えたの」

幽香「どうすればあいつと同じ…いえそれ以上の力が出せるか」

幽香「答えは竹林の医者が持っていたわ」

フレア「それで?手に入れた割には……」

幽香「あれは手に入れようとして手に入るものじゃないみたいなの」

幽香「本当残念よ」

フレア「ならこの話に何の意味があるの?」

フレア「降参して私が彼と戦うときのためのアドバイスかしら?」



幽香「あの変身はできなくても…」









フレア「っがぁ……!?」

幽香「力の使い方を真似る事はできたわ」





悟空「今のはっ!?」

魔理沙「はっはえぇ…全然見えなかった…」


霊夢「ねぇ悟空今のは…」

悟空「オラと同じ気を使った戦い方だ…」

魔理沙「おいおいお前みたいな化け物がまた増えるのかよ」

悟空「確かに同じだけど…ありゃ長くもたねぇぞ」



幽香「見えなかったでしょ?私自身も見えてないもの」

フレア「がっ…あぁ…げほっげほっ」

幽香「(とはいえ…左手は潰れたか)」

フレア「はぁ…はぁ…」

幽香「どう?私の力わかってもらえたかしら?」

審判「電光石火の一撃!!!フレア選手再びダーウン!!」


審判「目にも止まらぬ速さとはまさにこの事!!」

審判「フレア選手立ち上がれるかぁー!?」

フレア「………ええ、わかったわ…」

フレア「………」

幽香「へぇ…」

審判「フレア選手立ち上がったーっ!!」

審判「表情は分かりませんがまだまだ余力はあるようです!!」

フレア「………」

幽香「結構強めに打ち込んだのに…やるじゃない」

フレア「………」

幽香「まただんまり?それとも効いているから喋る事ができないのかしら?」



フレア「……許さないっ」

幽香「なんですって?」

フレア「お前は絶対許さないっ!!」

幽香「ッつ!!」

フレア「うりゃりゃりゃりゃぁぁぁああ!!!」

審判「フレア選手の反撃!!これは拳の弾幕だぁ!!」

幽香「なんてパワーとスピード…単純な攻撃だから避けられたけど…」

幽香「一発でも貰ったら…危ないわね」

フレア「はぁぁぁぁあああ!!!」

審判「フレア選手力を溜めています!!何かをするつもりでしょうか!!」

フレア「これでもくらえぇ!!」



霊夢「あれは!!」

魔理沙「んじゃあいつの正体は!!」

悟空「フランとレミリアだよな、美鈴」

魔理沙「え?」

美鈴「気配を隠してたつもりだったんですが…」

悟空「フランがあの技を出した瞬間おめぇ焦っただろ?」

美鈴「成程…まだまだ未熟ですね」



幽香「レーヴァテイン…成程そういう事」

幽香「ならさっきまでの生意気なのは姉の方か…」

幽香「悪いけどあいつと戦うまで負けるわけにはいかないからね」

幽香「さっさと終わりにさせてもらうわよ!おちびちゃん達!!」


レミリア「【お、おちび!?】」

フラン「【どうしようお姉様ばれちゃった!!】」

レミリア「【フランのそれのせいでしょ!】」

フラン「【だってお姉様が攻撃されたのを見たらつい…】」

レミリア「【フラン…】」

フラン「【お姉様…】」

幽香「(気のせいかしら…空気が甘ったるくて吐きそう)」

幽香「まぁいいわ…フラワカッター!!」

レミリア「【フラン…私を思ってくれるのは嬉しいけど…目的を見失ってはダメよ】」

フラン「【はい…ごめんなさいお姉様】」

審判「風見選手の攻撃!しかしフレア選手動かない!!」



悟空「あの技…当たったら痛てぇじゃすまねぇぞ…」

魔理沙「あいつ等なにやってんだっ!」

魔理沙「避けろっ!フラン!レミリア!」


フラン「【お姉様!!前!前!】」

レミリア「【っ!!フラン避けるわよってそっちじゃないこっち!】」

フラン「【えっえっ!?】」


審判「あぁー!?フレア選手が真っ二つに!!」

審判「風見選手相手を殺してしまったので失…ん?」


レミリア「あーあ…パチェに怒られる…」

フラン「お姉様が別の方向に避けるから…」


レミリア「なっ!?全部私のせいにするつもり!?」

フラン「そこまでは言わないけど…ってそれ所じゃないよ!お姉様!」

フラン「これからどうするの…?」

レミリア「やられっぱなしじゃ気がすまないわ…」

レミリア「しっかりお返しさせて頂くわよ!」

幽香「往生際の悪いっ!!」

レミリア「はぁ!」

フラン「せいやぁっ!」



審判「失格ー!!二人で試合をしてはいけません!!」



レミリア「あら…やっぱり?」

名前から察した方、原作的に分かってた方…黙っていてくれてありがとう
読んでいて分かった人…黙っていてくれてありがとう
読み終わってから分かった人…きっと貴方は筋斗雲に乗れるでしょう


桜の花ネタは上の方が正解です…最近ちょいえろなアニメ多いですね生徒会は別次元な気がしますが
それでは次の更新時に


審判「フレア選手もといお二方はルール違反により失格!」

審判「風見選手の勝利です!」

フラン「二人で戦っちゃダメなんて言ってなかったのに…」

レミリア「往生際が悪いわよフラン」

レミリア「ごめんなさいね試合を台無しにしちゃって」

幽香「いいわ、それなりに楽しめたし」

レミリア「そう言ってもらえると助かるわ」

幽香「そうそう、貴女…経験を積めば強くなるわ」

フラン「わ、わたし?」

幽香「またいつか戦いましょう」

フラン「う、うん!!」



審判「これにて一回戦は終了です!」

審判「二回戦はお昼休憩後になりますので暫くお待ち下さい!」





フラン「悟空~!!」

悟空「おっと、よぉフラン元気そうだな」

フラン「うん!お姉様が毎日遊んでくれるの!」

霊夢「へぇ~」

魔理沙「それはそれは」

レミリア「な…何よ」

霊夢「随分お優しいじゃないのお ね え さ ま」

レミリア「ふ、ふんっ」

悟空「仲良くやってるみたいだな」

フラン「うん!」

聖「素晴らしい姉妹愛…感動です」



咲夜「お疲れ様ですお嬢様、妹様」

レミリア「中々楽しめたわ…次は普通に参加したいわね」

美鈴「私も参加してみようかな…」

パチュリー「またアレを作らせるつもり?」

フラン「あ…パチュリー」

レミリア「あー…ごめんなさいアレ破れちゃった」

パチュリー「見てたから知ってるわよ」

魔理沙「喘息が治ったのって本当なんだな…それでアレっつーのは…」

パチュリー「悟空のお陰でね、アレっていうのはローブの事よ」

パチュリー「二人が日中日傘無しで外に出るためのものよ」

魔理沙「ただのローブじゃないんだろう?」


パチュリー「ええ、内側に魔法で夜を封印してあるの」

パチュリー「服の中は夜と同じ状態だから二人は力が発揮できるの」

悟空「気を感じられなかったのもそのせいなのか?」

パチュリー「私の作り出したものは闇よりもなお暗く夜よりもなお深きもの」

パチュリー「通常の夜よりも強力だから気も隠れたのよ」

悟空「へぇ~よくわっかんねぇけどすげぇんだなぁ」

パチュリー「それほどでもないわ」

魔理沙「と言いつつ随分ご機嫌だな…」

霊夢「そりゃアレに褒められたら嬉しいでしょうに…」

悟空「それでおめぇらこれからどうするんだ?」

レミリア「試合も終わったし帰るわ」

悟空「最後まで見ていかねえんか?」


レミリア「そうしたいのは山々だけどもう眠いわ」

悟空「眠いっておめぇまだ昼だぞ?」

フラン「私達は吸血鬼だから夜行性なの」

悟空「ふ~んそっか、気をつけて帰るんだぞ?」

フラン「はぁ~い」

パチュリー「それじゃレミィローブを頂戴」

パチュリー「修復してまた使えるようにしとくわ」

レミリア「え?アレ必要だったの?」

パチュリー「当然よ、使った素材は高価なものばかりなの…ってまさか」

レミリア「あ…はは…ごめんなさい…捨てちゃった」

パチュリー「むきゅーっ!!」


パチュリー「もういいわ…埋め合わせはしてもらうわよ」

レミリア「分かったわ…それじゃ悟空またね」

フラン「ばいばーい」



魔理沙「んじゃ私らは昼飯食いに行こうぜ」

悟空「ひゃっほーいメシだメシだーっ!!」

聖「私は…流石に戻らなければならないのでこれにて…」

聖「……その前に」

悟空「むぐっ!」

魔理沙「補給か」

霊夢「補給ね」

聖「それでは~」



聖「あ、そうそう出場選手は無料でお食事できるそうですよ」

霊夢「………店が一軒亡くなるわね」

魔理沙「ある意味間違ってないな……そういや萃香は?いやに静かだな」

萃香「ふへへ~…」

悟空「おーい萃香ーメシいくぞー」

萃香「まだまだのめるぞー…もっともってこー…にゅふふ」

魔理沙「放っておこうぜ、その内起きてくるだろ」

霊夢「そうね、行きましょう」






萃香「あれ?皆…何処?」

萃香「霊夢ぅ~魔理沙ぁ~悟空ぅ~…」





新たな力に目覚めた幽香…まだ使いこなせていないようだが…

そして紅魔館の者達と再び会い仲良くやってる姿に安堵する悟空…

しかし今一番心配なのは




店主「ひぃ~っ!お客さん食べ過ぎアルね!材料なくなっちゃうヨ!!」

悟空「まだまだ食えっぞ!」

店主「オーマイガッアル!」





何処へ行っても賑やかな悟空達、武道会はまだまだ続く…



悟空「オッス!オラ悟空!」


悟空「幽香の奴…短期間で気の遣い方を覚えるなんて」

悟空「やっぱここの奴等はすげぇ奴ばっかりだ!」


早苗「あんな力があれば私も自信が持てたのかな…」

悟空「おめぇだって修行すれば強くなれるさ」

早苗「そう…なの、かな」



悟空「次回!【奇跡を起こせ!!天を貫くとびきり全開パワー!!】」

悟空「次も絶対見てくれよな!!」

最近レベルが上がりました
ポストにちくわときゅうりとマヨネーズが入ってました
ではまた次回更新時に

一回戦も終わりいよいよ二回戦、悟空の次の相手は東風谷早苗
あまり戦いが好きではないようだが…


神奈子「【悟空、昼食が終わったら私の所に…】」

悟空「【おう!もうちょっとで食い終わるから待っててくれ】」

神奈子はまた何か企んでいるようだが…?






【奇跡を起こせ!!天を貫くとびきり全開パワー!!】


霊夢「……」

魔理沙「良かったな霊夢…こいつが選手で」

霊夢「本当」

店主「全然良くないアル!これじゃワタシ破産ネ!」

霊夢「文句なら山の神に言って頂戴」

悟空「ガツガツガツガツ」


神奈子「【悟空、聞こえるか?】」

悟空「【ん?神奈子か?】」

神奈子「【今…は食事中か?すまん後にしよう】」

悟空「【気にするこたぁねぇさ、何か用か?】」

神奈子「【試合前に私のところに来てくれという話は覚えているか?】」

悟空「【覚えてっぞ!メシ食ったら行くつもりだったんだ】」


神奈子「【そうか、いらん世話だったな】」

神奈子「【では昼食が終わったら私の所へ来てくれ】」

悟空「【おう!もうちょっとで食い終わるから待っててくれ】」


魔理沙「悟空?どうしたんだ、ぼーっとして」

悟空「ちょっと話をしてたんだ」

魔理沙「話って……誰と?」

悟空「にっしっし、秘密さ」

魔理沙「いいじゃないか教えてくれよ」

悟空「その内わかっからさ」

魔理沙「ぶーぶー…」



悟空「ちぃーと早いけどオラ控え室行ってるよ」


霊夢「私達も観戦席に戻るわ」

魔理沙「頑張れ…は必要ないか、程々にな」

悟空「あ、そうだこれ萃香に渡してやってくれ」

霊夢「何これ?お弁当?」

悟空「結局萃香の奴来なかったし腹減らしているかもしれないからな」

魔理沙「あの状況でよく作ってくれたな」

悟空「大会で賞金貰えたら持ってくるって言ったら作ってくれたんだ」

霊夢「成程ね、確かに預かったわ」

悟空「んじゃなー」



萃香「霊夢ぅー酷いじゃないかー」

霊夢「起したのに起きないあんたが悪い」

萃香「お腹減ったよー出店でなんか買ってきてよ」


霊夢「だろうと思って悟空からよ」

萃香「これは…お弁当?」

霊夢「あんたの為に悟空が頼んでくれたのよ」

萃香「へぇ~…強いし優しいし、私悟空に嫁ごうかね」

霊夢「あんたが?……うっわ似合わないわね」

萃香「何を想像したのさ」

霊夢「ドレス姿とエプロン姿」

魔理沙「うっわー…ただよう犯罪臭」

萃香「失礼なっ!!」



悟空「よっ!」

神奈子「来たか…こっちに来てくれ」

悟空「ここじゃダメなんか?」


神奈子「なるべく人目に付きたくないのでな」

悟空「それもそうだな」


早苗「あれ…?神奈子様…と悟空君?」

諏訪子「どしたの早苗」

早苗「いえ…神奈子様と悟空君が…ほら」

諏訪子「………」

早苗「こっそり付いて行ってみますか?」

諏訪子「うーわー早苗ってそんな趣味が?」

早苗「違いますよ!もう!」

諏訪子「ほら早めに控え室行くんでしょ?」

早苗「わかりましたよぅ」


神奈子「(すまんな諏訪子…)」


神奈子「さて悟空…こいつを受け取ってくれ」

悟空「石…?」

神奈子「神の力を封印できる力を持った石だ」

悟空「へぇ~…すげぇもんもあるんだな」

神奈子「名は忘れてしまったがかなり強力な封印石だ」

悟空「これで…」

神奈子「ああ…あの件を頼みたい」

悟空「……大丈夫なんか?」

神奈子「もしもの場合は命をかけても何とかするさ」

神奈子「そうならないことを祈るがな…」

悟空「ま、大丈夫だろ…どう使えばいいんだ?」

神奈子「手にとって力を込めればいい」


悟空「力を…」

神奈子「勢いよく込めると壊れるかもしれないからゆっくりとな」

悟空「こんな感じかな………」

神奈子「(…私がやったときは一瞬で終わったが)」

悟空「むむむむむ…」

神奈子「(まだ終わらないか…)」

悟空「なぁ神奈子こんな感じでいいんか?」

神奈子「やはり悟空の力の質は神と同等かそれにかなり近いようだ」

神奈子「これに付けて首から下げているといい」

神奈子「封印した力は破壊するか力を吸い出さない限り戻らない」

悟空「でもよ戦ってる最中に壊れたりしねぇんか?」

神奈子「お前ならともかく我々側では破壊は容易ではない」

神奈子「気にせず戦ってくれ」


悟空「へぇ~こんな小せぇ石っころなのに随分頑丈なんだな」

神奈子「神の力というのは単純な力だけではないのさ」

悟空「オラも神様になったらすげぇ事ができるようになるんかな」

神奈子「恐らくな、さてそろそろ会場に向かった方がいいだろう」

神奈子「早苗の事頼んだぞ」

悟空「…ああ、いってくる」



早苗「……はぁ…次は悟空君とかぁ」

早苗「一回戦は一般の方だったからいいけど…」

早苗「悟空君…霊夢さんやフランちゃんと戦って勝ったんだよね」

早苗「私なんかじゃ…」

悟空「オラがなんだって?」

早苗「あ…悟空君…ううんなんでもないよ」


悟空「なぁ早苗」

早苗「ん?」

悟空「戦うのは嫌いか?」

早苗「……あんまり好きじゃないかな」

早苗「ここには強い人が沢山いるんだもん…私が戦わなくたって…」

悟空「そっか…」


「お待たせしました!それでは第二回戦第一試合を始めます!」


悟空「お、始まるみたいだな」

悟空「よろしくな!早苗!」

早苗「うん、よろしくね」


審判「第二試合はラッキーボーイとガールの試合です!」

審判「二回戦からは同時に入場して頂きます!」

審判「それでは孫悟空選手!東風谷早苗選手!どうぞ!」



諏訪子「んで?」

神奈子「ん?」

諏訪子「謀は上手くいきそう?」

神奈子「謀とは人聞きの悪い…私は早苗に成長してもらいたいだけだ」

諏訪子「成長…ね」


悟空「オッス!審判のおっちゃん」

審判「はいどうも、頑張って下さいね」


審判「それでは準備はいいですか…?」


審判「それでは始めて下さい!!」



悟空「さぁ…来い!」

早苗「(確か悟空君は弾幕戦は苦手って…なら!)」

早苗「開海!」

悟空「(ん?…界王神様と同じ…いや違う!!)」

早苗「動きは封じました!!これが避けられますか!?」

悟空「なるほど…へへっでもその戦法はオラにはきかねぇぞ!!」

悟空「はっ!」

早苗「そんなっ!?全部かわして…っ」

悟空「ほいっ!」


早苗「はうっ!」


魔理沙「デ…デコピン…」

霊夢「といってもあいつのよ?とんでもなく痛いはずよ」


早苗「いたたた…」

悟空「なぁおめぇなんであんな攻撃するんだ?」

早苗「えーっと……?」

悟空「ここの奴らがオラに弾幕で攻撃する時はいつも抜け道があるんだ」

悟空「あれじゃ避けてくれって言ってるようなもんだぞ」

早苗「スペルカードルールっていうのが…」

悟空「そういやそんなもんあったな…」

悟空「オラは気にしねぇからさ、全力でこいよ!」

早苗「で…でも…」


霊夢「構わないわよ!早苗!」

早苗「霊夢さん!?」

霊夢「そいつは例外よ、ルールなんて忘れてやればいいわ」

霊夢「っていうか遠慮してるのあんただけよ?」

悟空「神奈子や幽香達も遠慮無しに戦ってたぞ」

早苗「そうだったんですか…」



神奈子「やれやれ…気付いていなかったのか」

諏訪子「早苗は本当の戦いを経験した事ないんだもん、仕方ないよ」


悟空「霊夢もいいって言ってるんだおめぇの力、見せてみろよ!」

早苗「で…でもどうすれば…」


審判「おんやぁ…?何やら話しているようですが…」

審判「凄まじい攻防から一転!何か問題でも起こったのでしょうか!!」


悟空「どうって…普通に力を出せばいいじゃねぇか」

早苗「そ…そんな事急に言われても…」

悟空「そうだなぁ…そうだ!オラを敵だと思って戦ってみろよ!」

早苗「悟空君が敵……思えませんよ…」

悟空「オラが神奈子や諏訪子を殺してその敵討ちをしてると思うんだ」

早苗「神奈子様と諏訪子様を……」


「神様っちゅーのはこの程度なんか?オラがっかりだ」

「さ…早苗ぇ…」「に…逃げて…」

「動けない神に用はねぇ…死んじまえっ!!」


早苗「っ!!」


神奈子「ん?」

諏訪子「感じた?」

神奈子「ああ」


悟空「…(一瞬だけど…霊夢より強い力を…)」

早苗「……ダメです、今できそうな気がしたけど」

早苗「もし悟空君が死んじゃったら…」

悟空「そうか…オラの心配してくれてるんか」

悟空「でもよその必要はねぇぞ…見てろよ」



悟空「はぁぁぁぁぁあああ!!!」



魔理沙「ななななななんだ!地震か!?」

霊夢「あいつ…」



悟空「だぁぁあああ!!!」



フラン「ねぇ…お姉様」

レミリア「ええ…悟空が力を解放したようね」

フラン「あーあ、やっぱり残って見てた方が良かったんじゃない?」

レミリア「これでいいのよ、貴女がいたら運命が変わってしまうかもしれない」

フラン「どういう事?」

レミリア「帰ったら教えてあげるわ」


永琳「全く…気合入れすぎるなって言ったのに」

鈴仙「怪我人…出そうですね」

椛「……」

てゐ「あれぇ~?ぼーっとしてどうしたのかなー?」


椛「いえ、その…」

てゐ「自分を助けてくれた時の王子様の姿だもんね~」

てゐ「そりゃ惚れもしちゃうウサよねぇ~?」

椛「ななななな何を!?」

てゐ「いやぁからかいがいのあるヴザァ!?」

永琳「その辺にしなさい」

鈴仙「師匠のゲンコツ…てゐ安らかに」



超悟空「…これが今のオラの本気だ」

早苗「金色の…」

超悟空「オラはそう簡単にやられはしねぇ…さぁ来い!」


魔理沙「ちょ…えっ!?」

萃香「…あの時は全然本気じゃなかったんだねぇ」

魔理沙「ご…悟空が…不良に!?」

萃香「よりによって出てくるセリフがそれかい…」


早苗「で…でも」

神奈子「【早苗!】」

早苗「【神奈子様…私…】」

神奈子「【相手が本気を出したんだ…お前も全力でやるんだ】」

早苗「【わ…わかりました…やってみます!】」

超悟空「(目付きが変わった…へへっやる気になったかな?)」


諏訪子「早苗なんだって?」

神奈子「やってみる…だとさ」



諏訪子「ふーん…それでさ神奈子の狙いって」

諏訪子「悟空と早苗の実力差を縮めて戦わせて早苗に学ばせるつもり?」

諏訪子「実力が拮抗した戦いほど学べるものは無いけど…」

諏訪子「悟空はどれくらいの力を封印したの?」

神奈子「おおよそ半分だ」

諏訪子「半分!?そんなの意味ないよ!」

諏訪子「悟空の実力知らないわけじゃないでしょう!?」

神奈子「もちろん…」

諏訪子「ならなんで!」

神奈子「確かに悟空と戦わせて学んで欲しい部分はある…が」

神奈子「目的は別にある」


早苗「(彼を…敵だと思って…力を…)」


審判「これは驚き桃の木山椒の木!!」

審判「孫悟空選手が変身!素人の私でも分かる力を感じます!!」

審判「さぁ東風谷選手これに対抗できるのかぁ!!?」


早苗「(放つ!!)だぁぁぁ!!!」

審判「東風谷選手巨大な弾幕を放った!!」

審判「どうする孫選手!!」

超悟空「どうするも…こうするさっ!」

超悟空「はぁ!!!」



早苗「けほっけほっ…まさか気合だけで…」

早苗「やっぱり私なんかじゃ…」


超悟空「そうでもねぇぞ、さっきよりずっと強い力だ」

超悟空「やっぱすげぇよ…おめぇは」

早苗「でも…私はこれが限界です」

超悟空「いや…出せてないだけで力は持ってるさ」

超悟空「使えるようになりてぇか?」

早苗「必要…なら、でも今は…」

超悟空「いつ必要になるかなんてわかんねぇぞ?」

早苗「………」

超悟空「やるだけやってみるか?」

早苗「そう…ですね…やってみます」

超悟空「なら…これを何とかしてみるんだ!」

審判「孫選手空高く飛んだぁ!何をするつもりだ!!」



超悟空「かぁ…めぇ…」


霊夢「ばっ!!あの状態で地上に向かってアレを放つ気!?」

魔理沙「幻想郷を吹き飛ばす気か!?」


超悟空「はぁ…めぇ…」



諏訪子「神奈子!いくらなんでもやり過ぎだって!」

神奈子「……」

諏訪子「早苗は戦いが好きじゃないんだ!それを!」

諏訪子「神奈子が止めないなら私がっ!!」

神奈子「ダメだ」

諏訪子「放して!このままじゃ早苗が!!」











「その力…貰ったぁ!!!!!!」











早苗「あれは!?」



「フフフフフ…ハハハハハハ…手に入れたぞ!貴様の力!!」


萃香「あれは…レミリア達が着ていたローブ…?」

魔理沙「何が起こってるんだ!?」

霊夢「レミリアが捨てたってローブを使って悟空から何かを奪ったみたいだけど…」


「貴様が力を発揮する瞬間を待っていたんだ…」

「運良くこのローブも手に入った」

「やはり我等は栄光の未来を掴む運命にあるのだ!!」


早苗「誰ですか!!貴方は!!」


「ふっ…山の巫女よ…何度か会った事があるではないか」

大天狗「私さ…」

早苗「大天狗…さん!?」


萃香「あいつは…」

魔理沙「知ってるのか?」

萃香「所謂過激派のリーダーさ…天魔のやり方が気に食わないって言っててね」

大天狗「その通りだ!我等高等種族である天狗が!」

大天狗「幻想郷勢力の一角で終わっていいはずが無いのだ!」

大天狗「この世界を支配する…その為には力が必要だった」

大天狗「そこへ…孫悟空…貴様が現れた」

大天狗「嬉しかったぞ…長年追い求めた究極のパワーが転がり込んできてくれて」

超悟空「それじゃあ…オラの力を奪う為に椛を…」

大天狗「ああ…利用させてもらった」

大天狗「あいつはお前と仲が良かったみたいなのでな…」

大天狗「まぁ所詮は白狼天狗…使えないゴミだったがな!!」



超悟空「こっのヤロー!!!」



大天狗「ぐっ………!!」

超悟空「思い知ったか…っ!」

大天狗「……強烈な一撃をありがとう孫悟空」



大天狗「私が…幻想郷最強だ!!」

大天狗「お返しだ……受け取れぇ!!」

超悟空「ぐぁぁぁぁぁああ!!!」




霊夢「悟空!」

魔理沙「おい大丈夫か悟空!!」

悟空「ああ…大丈夫だ」

魔理沙「悟空…お前変化が…」


大天狗「ハーッハハハ…素晴らしいぞ…この力!!」

大天狗「聞け!幻想郷の全ての者よ!」

大天狗「今日この時より幻想郷は我等天狗の一族が支配する!!」

大天狗「従う者には奴隷としての生を…逆らう者には」

大天狗「死をくれてやる!!」



魔理沙「まさか悟空がやられるなんて…でもなんであいつにそんな力が!?」

霊夢「…あの時奪った何かがアイツに力を与えた」

霊夢「恐らく、いえ間違いなくその筈……いくわよ」

魔理沙「行くって…まさかアレと戦うのか!?」

霊夢「私たちじゃどうしようもないわよ!原因のところに行くの」

魔理沙「原因って…わかるのか!?」


霊夢「こんな時は大体決まってこういうのよ」









霊夢「また守矢か」









魔理沙「ありそうなこった」


神奈子「………」

諏訪子「それで?この事態をどうする気?」

神奈子「………」

諏訪子「何とか言いなよ!!」

神奈子「…信じよう」

諏訪子「はぁ!?この期に及んで何を言ってるの!?」

霊夢「本当にね」

神奈子「…霊夢か」

霊夢「大天狗の異常なパワーアップはあんたのせいみたいね」

霊夢「何をしたの?」

神奈子「詳しくは話せない…がこれを使った」



霊夢「これは…封印石?」

神奈子「そうだ…そして持った者に封じた力を与える効力を持つ」

霊夢「何故アレに悟空の力が?」

諏訪子「悟空と早苗の力の差を無くして戦いを勉強させる為でしょ」

諏訪子「神奈子はそれと別に目的があるって言ってるけどね」

霊夢「それでその別の目的っていうのは?」

神奈子「………」

霊夢「こんな事態を起しておいてだんまり?」

霊夢「いいわ、解決法が分かればそれでいい話は後よ」

諏訪子「私も手伝うよ」

霊夢「助かるわ…行くわよ!」

投稿前になって矛盾発生…手直しにやたらと時間が…お待たせしました
そのせいでこの話…若干長くなります…プロットくらい作るんだったorz

明日もまた同じくらいの時間に同じくらいの量の更新をしますのでお待ち下さい
それではっ!


魔理沙「従えば奴隷歯向かえば死…ふざけた事言いやがって」

霊夢「全くだわ…悟空は?」

魔理沙「霊夢!悟空は今永琳が診てる」

魔理沙「…なぁ諏訪子がここに来たって事は」

霊夢「ええ…神奈子の持っていた封印石に悟空の力が入っていたみたい」

魔理沙「さすが霊夢の勘は当たるな」

霊夢「どうも…その石をパチュリーが作ったローブを使って悟空から掠め取った」

霊夢「それが奴の急激なパワーアップの理由よ」

魔理沙「なんでまた悟空の力を…」

諏訪子「そこら辺の事情は完全に聞き出せていないんだ…どっちにせよ」

諏訪子「あいつを何とかしないと…それもできない」

魔理沙「それもそうだな」

霊夢「さてどうする?相手はあの悟空の力を手に入れた化け物よ」


魔理沙「私らの力でどうにかできるのか…?」

霊夢「………」

魔理沙「なぁ霊夢…悟空の本気がどれくらいなのか紫から聞いてないのか?」

魔理沙「いや、とんでもなく強いってのは知ってるけど…」

諏訪子「ん?あんた知らないの?」

魔理沙「諏訪子は知ってるのか?」

諏訪子「紫が作ったっていうスペカで知ったんだけど…」

魔理沙「なんだよ…私だけ仲間はずれか?」

霊夢「大方紅魔館辺りで受け取ったんでしょ」

霊夢「自己紹介みたいなものだから魔理沙には使わなかったのね」

魔理沙「それで…悟空の実力は?」

霊夢「聞かないほうがいいわよ」


魔理沙「知らないと作戦だって立てられないじゃないか!」

霊夢「あんた作戦とか無視してパワーで何とかするタイプでしょうが」

魔理沙「い、いつもと今回では話が違いすぎるぜ」

霊夢「はぁ…悟空の強さ…ね」

諏訪子「私が話そうか?」

霊夢「お任せ」

諏訪子「簡単に言うと子供が考えた最強の人物」

魔理沙「ただの化け物じゃないか!」

霊夢「そうよ化け物よ…聞かないほうが良かったんじゃない?」

魔理沙「…でもさあいつは悟空そのままの力を手に入れたって訳じゃないんだろ?」

霊夢「何でそうなるのよ」


魔理沙「諏訪子の言うとおりの強さならさ」

魔理沙「そんな力全てを封じ込めるわけ無いと思うんだ」

霊夢「強制的にならともかく悟空も了承しての封印なら分からないわよ?」

魔理沙「了承したってそんな馬鹿でかい力を封印できるような物があるとは思えない」

魔理沙「それに早苗との試合があるんだ、全てを封印するのはないだろ」

魔理沙「なら…悟空そのままが敵に廻ったわけじゃなければ…なんとか…」

幽香「なるかもしれないわね」

霊夢「いつの間に…」

幽香「大方あの甘ちゃんの為の修行だとかで封印して戦わせようとしたんでしょ」

諏訪子「ま…そんな所だと私は思っているけどね」

霊夢「それで…どうすればなんとかなるのよ」

幽香「真っ直ぐ行ってぶっ飛ばすのよ…右ストレートでね」


霊夢「それができたら苦労は………そうか」

幽香「そういう事」

魔理沙「え?え?どういう事だ?」

霊夢「あんたの十八番の通りにするのよ」

魔理沙「いや…そうしたいのは山々だけどさ、誰がやるんだよ」

幽香「私がやるのよ」

魔理沙「幽香のパワーは凄いけど…悟空程じゃないだろ」

幽香「確かに彼と同じ強さの力は出せない…でも貴女言ったじゃない」

幽香「全てを封じ込める訳がない…なら同等である必要はないわ」

幽香「ダメージを与えられて…その隙に石を奪い返す事ができれば十分よ」

魔理沙「成程…できるのか?」

幽香「できなきゃ終わりよ」


聖「その話…私にも協力させて下さい?」

聖「あの子を傷つけた…あの人を許せはしません!」

霊夢「それは助かるけど…」

聖「風見さんが使った力を使えれば問題ないのですよね?」

聖「私に教えて下さい!」

諏訪子「どうせなら私にも教えてよ、強いのは多いほういいだろう?」

幽香「多いほうが助かるのは間違いない…けど」

幽香「貴方達には無理よ…いえ」

幽香「私以外が使っても生き残れないってのが正解ね」

霊夢「でも貴女が悟空に出会ってすぐに使えるようになったんでしょ?」

霊夢「そんなに難しいとは思えないんだけど…」

幽香「使えるようになったのは最近…でもそれは私の生き方が幸いしただけ」

魔理沙「生き方?」



幽香「相手を殺さず生かさず…恐怖を糧としてきた私だからできた」

幽香「私のアレは命を燃やして力にする技…命の扱いに長けていないとできないものよ」

幽香「本来彼の力はそうして生まれるものじゃないみたいだけど」

幽香「何分時間が無かったからこれしか思い付かなかった」

聖「…」

諏訪子「そういう事なら私はでき」

幽香「貴女…隠居生活が長いと聞いたけど?」

諏訪子「うっ…」

幽香「どの道のんびり教えている時間なんて無いわ」




大天狗「さぁ…山の巫女よ…まずは貴様から聞こうか」

大天狗「服従か…死か…好きな方を選べ!!」



早苗「だ、誰が貴方なんかに!!」

大天狗「死を選ぶか…それもいいだろう」

大天狗「望み通り…」

大天狗「地獄に落ちろ!!!」

早苗「っ!!」







幽香「じぇりゃぁぁあ!!!!」

幽香「ふぅ…私だって女なのよ?あんな声出さないと弾けない攻撃は遠慮して欲しいわ」

魔理沙「の割りに結構似合ってたぜ…あいたぁ!!」

霊夢「しまらないわねぇ…」



聖「これ以上の横暴は許しません!」

諏訪子「身内の不始末は身内がつけないとね」

大天狗「どいつもこいつも………ほう」

大天狗「山の神と巫女…里の尼僧…花の妖怪に人間の魔法使い」

大天狗「そして博麗の巫女…豪勢な面々じゃないか」

霊夢「そういえば萃香は?」

魔理沙「他のやつらと手分けして里の人たちを避難させてる」

霊夢「成程…あいつの能力は便利だけど…この場に居ないのは痛いわね」

大天狗「フフフ…いい事を思いついた…一瞬で貴様らを葬るのは容易い」

大天狗「だが…」




大天狗「じわじわとなぶり殺して私の力と恐怖を刻み込んでやるのも一興!!」


幽香「ちっ…いい趣味してるわ」

霊夢「(一気に来られたら困るのはこっち…勝機はあるわ)」

魔理沙「(そんなに睨まなくたって分かってるっての)」

諏訪子「(私たち全員で攻撃して…隙を作り)」

聖「(そして風見さんの一撃に…)」



霊夢「                      魔理沙



       全 て を か け る ! ! 



諏訪子                      」聖



幽香「凄いプレッシャーね…でも悪くないわ」

同じくらいの量といったな…あれは嘘だ




すみませんorzこの先どうするか悩んでます
正確には3つほど思い浮かんでいるんですがどれにするか決まらないのです
木曜日までに…決まればいいなぁ…なんとか頑張りますのでまた今しばらくお待ち下さい


霊夢「魔理沙!諏訪子!あんた達は後方から援護!」

霊夢「聖は私と一緒にあいつをぶん殴るわよ!」

聖「はい!」

霊夢「幽香…後は頼んだわよ」

幽香「貴方達も…精々死なないようにね」

霊夢「私もそう願うわ…いくわよっ!!」

大天狗「作戦は決まったか?どう足掻いても貴様らは死ぬ運命だが…」

魔理沙「けっ言ってくれるぜ」

大天狗「さぁ、足掻いて見せろ!!運命を変えてやるとな!!」

霊夢「言われなくても行ってあげるわよ!!」

魔理沙「いくぜっ!メテオニックシャワー!!」

諏訪子「貫け!蛙は口ゆえ蛇に呑まるる!!」


大天狗「ふん、随分とろくさい弾幕だな」

魔理沙「あっさりとまぁ…」

大天狗「そしてこいつも…脆い脆い…」

諏訪子「うへぇ…まさか折るなんて」

大天狗「出し惜しみしていていいのか?」

大天狗「それとも…今のが全力…」

霊夢「天覇風神脚!!」

大天狗「チッ!」

霊夢「聖!上に行ったわよ!!」

聖「超人…行きますっ!!」

聖「はぁぁあああ!!!」

大天狗「中々悪くないスピードだが…私にとっては蝿みたいなもんだ」


大天狗「…………右かぁ!!」

聖「はっ!」

大天狗「動きも中々…流石という所か」

霊夢「喋るのもいいけど油断し過ぎよ!!」

霊夢「空から落ちろ!!陰陽鬼神玉ぁ!!」

大天狗「油断?違うな」

霊夢「消えた…!?奴は何処に!!」



魔理沙「霊夢!後ろだ!!」

霊夢「しまっ」

大天狗「これは余裕というんだ…貴様が落ちろぉ!!」

霊夢「がはっ!」

聖「霊夢さん!!」



魔理沙「まずい!あの高さとスピードで落ちたら!」

魔理沙「うおおおおお!!!間に合え!!!」

大天狗「貴様のスピードでは間に合わん!潰れろ!!巫女よ!!」

魔理沙「ちくしょう!!霊夢!!」

聖「…超人っ!!」



霊夢「くっ…やられたわね…助かったわ聖」

魔理沙「聖!お前足が!」

聖「これくらい…平気です!」

霊夢「私を受け止めた時に怪我したのね…ごめんなさい」

大天狗「無謀な…いや無益と言うべきか」

大天狗「放っておけば足手纏いは一人で済んだものを」

魔理沙「黙れ!!」

魔理沙「聖…私と諏訪子で時間を稼ぐ!その間に回復を!!」


霊夢「何を無茶言ってるのよ!四人で掛からなきゃ即お陀仏よ!」

大天狗「ふざけるな、四人も二人も変わらん」

大天狗「4匹の蟻が恐竜相手に敵うわけ無いだろう」

大天狗「貴様らは私に生かされているのがまだ分からんか」




早苗「よ、四人じゃありません!私だって!!」



大天狗「そういえばもう一匹いたな…」

大天狗「それで…貴様が加わったところで一体どうす…クハハハハハ!!」

早苗「何がおかしいんですか!」

大天狗「勇ましく声を上げた割には膝が震えているじゃないか」

大天狗「そんな状態で私と一戦やろうとは…これが笑わずにいられるか!」


早苗「こっこれは!服のせいです!布地が少ないから寒いんですよ!」

諏訪子「せめてそこは武者震いって言ってよ…」

聖「ふふ…心強い味方が増えましたね」

霊夢「ぺっ…血の味なんて久しぶりだわ…さぁ二回戦行くわよ!」

諏訪子「早苗は私の攻撃の後に………できるね?」

早苗「はい!」

大天狗「クズがいくら集まろうと…」

諏訪子「さっきから蟻だのクズだの…神様への挨拶くらいしとくもんだよ!」

諏訪子「二拝二拍一拝!!」

大天狗「ぬおぅ!?この程度の力で…私を潰せると思ったか!!」

諏訪子「残念♪目的は攻撃じゃないのさ」

諏訪子「早苗!」

早苗「モーゼの奇跡ぃ!!」


早苗「はぁぁぁああああ!!!」

大天狗「上かっ…はぁ!!」

諏訪子「うわっ!破られた!早苗気をつけて!!」

早苗「そんな事言われても止まれませんー!!」

大天狗「撃ち落してくれる!」





魔理沙「私に背を向けていいのかい?」

魔理沙「全力全開のファイナルマスタースパァァァァアクッ!!!」

大天狗「ちぃ!次から次へと…鬱陶しい!!」

大天狗「……人間の小娘にしてはパワーがあるじゃないか!」

魔理沙「あっさりと受け止めやがって…このまま押し飛ばしてやる!!」

諏訪子「早苗!魔理沙が抑えているうちに戻っておいで!」


早苗「ひぇえ~ん!」

大天狗「逃がすかっ!かぁ!!!」

魔理沙「んな!?こいつも吹き飛ばしやがった!!」

大天狗「死ねぇ!!山の巫女!!」














霊夢「さっきから背中ががら空きだって」

聖「言われているのをお忘れですか!?」


大天狗「ぐっ!!」

魔理沙「ナイスダブルキック!!」

大天狗「この程度で…私にダメージを与えられると思っているのか!!」

霊夢「勿論無理よ…だから」





霊夢「行ったわよ幽香!!」

大天狗「なんだと!?」





幽香「私達を散々コケにしてくれた礼よ!!」

幽香「受け取れぇぇぇぇぇええ!!!!」














悟空「ダメだ幽香!!離れろ!!」








悟空「離れるんだぁ!!!」

本日はここまで…次は…早くて月曜日の朝から昼遅くて水木どちらかです

それではまたの更新時に


霊夢「悟空!?」

悟空「幽香ぁ!!くそっ間に合わねぇ!!」

魔理沙「悟空!無事だったか…でも心配無用だぜ」

魔理沙「私らの連携勝ちだ…幽香が決めてくれ」




幽香「そん…」



大天狗「愚か者め…力の差が本当にわかっていなかったのか」

大天狗「貴様程度の安い命をいくら使っても…」

大天狗「この私には傷一つ付ける事はできんのだ!!!」

幽香「がっ…は…」


悟空「やべぇ!地面に叩きつけられちまう…幽香ぁ!!」

悟空「ぐっ…」

悟空「幽香!おい幽香大丈夫か!」

幽香「げほっ…あら悟空…おかえり」

幽香「貴方が受け止めてくれたお陰で何とか無事よ…」

悟空「よかった…魔理沙!聖!幽香を永琳の所へ運んでくれるか?」

魔理沙「ああ任せろ」

聖「どうかお気をつけて…」




大天狗「戻ってきたか孫悟空、嬉しいぞ」

大天狗「この力を手に入れた今となっては…私と戦えるは貴様のみ」

大天狗「あの程度で貴様がやられるとは思えんが逃げ出さないとも限らんからな」


悟空「オラは逃げたりしねぇよ!」

大天狗「そうだな…しかしどうする」

大天狗「私の力はお前の力を合わせたことによりお前を超えたぞ」

大天狗「それに先程の一撃でのダメージもある…状況は不利だな」

悟空「関係ねぇ!」

悟空「力の差があろうと無かろうと…おめぇをぶっ倒すだけだ!」

大天狗「では相手をしよう…対等に戦える者が居なくなるのは少々退屈になるが…」

大天狗「邪魔者が居なくなる方が私にとっては都合がいい」

悟空「そう簡単にやれるかな…?」

超悟空「はぁぁぁ!!!」

大天狗「いくぞ!!殺してやる!!孫悟空!!」


大天狗「ふんっ!!」

超悟空「だぁ!!」



霊夢「っ痛…耳が…何よこれ」

諏訪子「凄まじい力がぶつかったせいで起こった衝撃波だよ」

諏訪子「こんな馬鹿でかいのは私も初めてだけど…」

早苗「これが悟空君の…本当の力」



超悟空「おいお前!」

大天狗「なんだ、命乞いなら聞かんぞ」

超悟空「違ぇよ…椛を…椛を痛めつけるように命令したのはおめぇか」

大天狗「そんな事か…山伏以外の者は反対していたのだがな」


大天狗「先程も言ったとおり使えぬゴミに用は無い」

大天狗「むしろこの私に使われた事を光栄に思って欲しいところだ」

超悟空「そうか…悪ぃのはおめぇだけなんだな」

超悟空「それだけ分かれば十分だ!!」

大天狗「分かってどうする?」

超悟空「こうするんだ!!」

超悟空「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」




諏訪子「あれは…っ!?」

霊夢「悟空が…」

早苗「電気のようなものがバチバチと…」



超2悟空「…さぁ続きと行こうぜ!」


霊夢「なんて力…気なんて全然分からないはずなのに」

諏訪子「本能で感じてるのさ…あの力の凄さを」

諏訪子「あの力があれば…勝てる!!」



超2悟空「うおりゃぁ!!」

大天狗「はぁ!!」

大天狗「何!?残像っ!奴は……」

超2悟空「こっちだぁぁぁぁ!!」

超2悟空「だりゃぁ!!」

大天狗「ぐぉおぉぉお!!!」


早苗「きゃあ!」

霊夢「叩きつけただけで地震を起こすなんて…相当なダメージを与えたわね」



諏訪子「あんなの喰らって無事でいられる筈がない」

霊夢「畳掛けるなら今よ!悟空!!」


超2悟空「………」

超2悟空「かぁ…めぇ…はぁ…めぇ…」




超2悟空「…出て来い!!おめぇがそんなもんでやられるわけがねぇ!!」

大天狗「…バレていたか…しかし中々に効いたぞ」

超2悟空「そんなに効いてるわけねぇだろ」

超2悟空「自分でオラより力があるって言ってたじゃねぇか」

大天狗「そうだったな…ではウォーミングアップはここまでだ」

大天狗「ここからは…私も本気で行くぞ!!」

大天狗「どぅぁぁああああああ!!!!」


諏訪子「ウォーミングアップってなんだっけ…」

霊夢「悪夢よ本当」

神奈子「………」

諏訪子「神奈子…」

霊夢「あんた何しに来たの」

神奈子「行く末を見守る為に」

霊夢「いいご身分ね…誰のせいで」

諏訪子「霊夢…その話は後だ、集中しないと巻き添え食うよ」

霊夢「後があればいいけどね」



大天狗「待たせたな…これがフルパワーだ」

大天狗「今度はさっきのようにはいかんぞ!!」


大天狗「そらそらそらそら!!」

超2悟空「くっ!当たるかっ!」

大天狗「フフフ…いい動きだ…流石に戦いなれているという事か」

大天狗「だが…逃げるだけでは私には勝てはせんぞ!!」

大天狗「どぉりゃぁ!!」

超2悟空「ぐあっ!」

大天狗「では…面白いものを見せてやろう…」





大天狗「かぁ…めぇ…」

超2悟空「なんだと!?」



霊夢「まさかあいつ悟空の技を!?」



大天狗「はぁ…めぇ…」

超2悟空「くっ…!!」



霊夢「あいつ受け止めるつもり!?」

諏訪子「馬鹿な!そんなことしたらタダでは…っ!」





大天狗「波ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」




超2悟空「はぁぁぁぁぁあ!!!」



超2悟空「ぐっ…ににに…っ!」

大天狗「フハハハ…どうした!孫悟空!まだ全力ではないぞ!」

大天狗「ずぁぁああああ!!!」

超2悟空「うがぁ!」

大天狗「さぁどうする…孫悟空!!!」




超2悟空「ぁぁぁぁああああ!!!」

超2悟空「うおりゃあ!!」




超2悟空「はぁ…はぁ…はぁ」

大天狗「ようやく力を出したか…」


大天狗「ここから楽しくなる…」

超2悟空「はぁ…はぁ…」

大天狗「と…言いたいところだが」




子供「うわぁぁぁぁんおかあさぁぁぁん!!」

早苗「あんな所に子供が!!」

諏訪子「早苗!!」



大天狗「私には分かっているぞ…貴様が力を出さない理由が!!」

超2悟空「なんだと!?」

大天狗「あそこにいる奴らが気になって力が出せないのだろう?」


大天狗「我々の力がぶつかり合えば…ただではすまない」

大天狗「それを先程察したのだろう?」

超2悟空「やっぱバレちまうか…」

大天狗「素晴らしいこの戦いを阻害するものは…排除するのみ!」

超2悟空「なっ!?止めろ!!」

大天狗「まずは貴様からだ…吹き飛べぇい!!!」

超悟空「に…逃げろー!!逃げるんだ!!」




超2悟空「早苗ー!!」

諏訪子「早苗ー!!」


早苗「あ…あ…」

超Ⅱ 超2 超二 …どれがいいか悩んだ結果超2に…
こらそこ中二っぽいとか言わない

少年漫画でよくある展開…これみて思わずガッツポーズ
DBらしさが少しでも再現できていれば幸いです
途中は読めてもラストは読めない…はず、どうかお楽しみに!
それではまた次回



超2悟空「間に合え…っ!!波ァー!!」

諏訪子「たぁぁぁぁ!!!」






大天狗「チッ…余計な事を…」



早苗「す、諏訪子様ーっ!!」

諏訪子「………」


大天狗「殺す順番が変わってしまったが…まぁいい」

大天狗「どうせ全員死ぬんだからな」



早苗「諏訪子様!諏訪子様!」

諏訪子「ふ…たりとも…無事?」

早苗「はい…気を失っていますがこの子も私も…」

諏訪子「悟空がギリギリで爆発させてくれたからだね…感謝しなきゃ」

諏訪子「とはいえ……」

早苗「諏訪子様…!身体が透けて…」

諏訪子「最後まで付き合えそうに無さそう…ごめんね」

早苗「嫌…そんな…嫌です諏訪子様!!」

諏訪子「ねぇ…聞いて早苗…」

早苗「喋っちゃダメです!直ぐに永琳さんの所へ!」

諏訪子「私は大丈夫だから…聞いて」



諏訪子「早苗…早苗はとても純粋で…明るくて…」

諏訪子「そして…何より優しくて…そんな早苗が皆大好きだよ」

諏訪子「だから…お願い……逃げ…いき…て…」

早苗「諏訪子様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
















大天狗「ようやくくたばったか…虫けらのくせにしぶとい奴だ」

超2悟空「ちくしょう!!」



超2悟空「早苗!」

早苗「……」

超2悟空「早苗!聞こえてっか!?早苗!」

早苗「……」

超2悟空「このままじゃおめぇも危ねぇ!」

超2悟空「その子供を連れて霊夢達の所へ逃げるんだ!」

早苗「……」

超2悟空「焦点が合ってねぇ…っ!!」





霊夢「神奈子…これがあんたの望んだ結果なの?」

霊夢「はっきり言ってあんた間違ってるわよ」


霊夢「早苗はあんたのように闘いが好きじゃない!」

霊夢「それにその修行の事、ちゃんと話し合ったの?作戦は知ってるの?」

霊夢「今早苗が何を考えているか分かる!?」

霊夢「強くなろうという意思なんてない!」

霊夢「何故諏訪子様が…何故神奈子様は助けに来てくれないのか…」

霊夢「自分の命より強くなることのほうが大切なのか…」

霊夢「仮に秘めた力が凄まじくても…あの子は闘いを好きにはならない!!」

神奈子「くっ…」

霊夢「私は行くわ…勝てないと分かっていてもこのままでいるよりマシよ!」

神奈子「すまない…早苗…諏訪子…っ!」



超2悟空「目を覚ませ早苗!このままだと死んじまうぞ!!」



超2悟空「諏訪子に救ってもらった命を無駄にする気か!!」



早苗「すわ…こ…さま…」

早苗「…っ!」



大天狗「ほう…心地良い殺気だ」

大天狗「怒りで力を増したか…面白い」

大天狗「あんな虫けらでも役に立つのだな」



早苗「おのれぇぇ!!」

超2悟空「ま、待て早苗!おめぇの敵う相手じゃねぇ!!」


大天狗「さぁ見せてみろ…お前の力を」

大天狗「この私を楽しませてみろ!!」

早苗「あああああああ!!!」




霊夢「悟空!」

超2悟空「霊夢…」

霊夢「何で早苗を止めないの!」

超2悟空「今の早苗は…オラの声なんて聞こえちゃいねぇんだ」

霊夢「…それで…どうするつもり?」

霊夢「この馬鹿騒ぎ…あんたも一枚噛んでいるんでしょ?」

超2悟空「…まぁな」

霊夢「一発殴りたいけど…私の知らない何か事情があるんでしょ?」


霊夢「私はあんたを信じるわ」

霊夢「だから…どうしたらいい?」

超2悟空「早苗を…何とか早苗と話をさせてくれ」

霊夢「話…ね、わかったわ」

霊夢「あの化物とタイマンなんて長くはもちそうに無いけど」

霊夢「なんとかやってみるわ」

超2悟空「すまねぇ…頼む」



超2悟空「神奈子」

神奈子「すまない…まさかここまで大事になるとは」

超2悟空「話にあった奴らは?」

神奈子「もう間もなくの筈だ」



超2悟空「そいつらが来ても…あいつらには勝てねぇ」

神奈子「悟空…」

超2悟空「早苗にやらせれば勝てるとは思う」

超2悟空「けど、その前に早苗と話をしてみる」

神奈子「もし早苗が拒否したら…どうするんだ」

超2悟空「そんときゃオラがなんとかするさ!」

神奈子「何もかも…任せてすまない」

超2悟空「悪ぃのは悪ぃ事企んでる奴等さ、気にすんな」



早苗「このっ!よくも…諏訪子様を!!!」

大天狗「ははは!いいぞ、臆病者の貴様にこんな力があるとはな!」

大天狗「だが…」


大天狗「まだだ…私には分かるぞ…貴様はまだ力を隠し持っている」

大天狗「貴様の全てを見せてみろ!!」

早苗「てやぁぁあああ!!」

大天狗「………ちっ」

大天狗「やはり憤怒か…貴様の力を目覚めさせるには憤怒が必要と見える」

大天狗「ならば…」

大天狗「もう一人…いやもう一柱…貴様の力を目覚めさせるために」

大天狗「ひいてはこの私を楽しませるために…犠牲になってもらおうか」

早苗「この…っ!!」






霊夢「その前に…私が相手よ」

GT嫌いな人って多いんですねぇ…

さて更新は明日、今日と同じ位の時間に行います
そして今後ですが…ぶっちゃけ天界の存在忘れてました…最初に竜神の所で突っ込んでくれてたのに
ポジション的には重要ポジなはずなのに…すまねぇイクサーンなんとかやってみます

では明日

オマージュは良いけどなぞってるだけなのは正直微妙
つか個人的に武道会編自体(試験含め)グダってる印象
悟空無双しねぇしサブの試合長いし成長どうでも良いし


でもファンなんで頑張って下さい



大天狗「博麗の巫女…もう戦えぬと思ったが…」

霊夢「あの程度でやられるわけが無いでしょ」

霊夢「経験が違うのよ経験が」

早苗「霊夢さん邪魔しないでください!」

早苗「この人は…私が…私が!!」

霊夢「やかましい!あんたじゃあいつには勝てない!」

霊夢「悟空の所へ行って頭を冷やしてきなさい」

早苗「必要ありません!この力があれば…勝てます!」

霊夢「ふんっ!」

早苗「ぐ…あ…なにを…」

霊夢「私の攻撃さえも見切ることの出来ない奴が吼えるんじゃないわよ」



霊夢「仮に力があっても頭に血が上った状態じゃ勝てはしないわよ!」

霊夢「だからさっさと…」

霊夢「下がらんかいぃ!!」

早苗「きゃぁぁぁあああ!?」



超2悟空「霊夢の奴…足掴んで投げるなんて無茶すんなぁ…」

神奈子「悟空、私は霊夢の援護に向かう」

神奈子「あいつは確かに経験も強さもあるがそれでも一人では辛いはずだ」

超2悟空「おめぇも無茶すんなよ」

神奈子「ああ…早苗を……頼む」



早苗「ぶ、ぶつかるー!!」

超2悟空「ほいっと」



早苗「え?あ…ありがとうございます」

超2悟空「霊夢もそうだけどおめぇも無茶し過ぎだぞ」

超2悟空「諏訪子がやられて怒るのはわかっけどよ」

早苗「…黙って…いられるわけないじゃないですか!!」

超2悟空「………」



「あっいけねぇ!!じいちゃんのドラゴンボールと如意棒!!」

「おまえくたくただろ」

「いいやオレがとってきてやるよ」

「すまねぇサンキュー」



「なんじゃ!!」

「クリリンの声だ!!」



「どうしたんだクリリン!!」

「あっ!!!」

「クックリリン!!!」

「クリリン、どっどうしたんだっ!?」

「おい!!」




「し…死んでる………」

「ななっなにっ!?」

「ク…クリリンが………殺された………!!」




「ち…ちっきしょう!!!ちきしょう……!!!!」



「ブルマ!!ドラゴンレーダーもってるか!?」

「え!?ええ…」

「まっまて悟空っ!!」

「筋斗雲ーーっ!!」

「まてっ!!!!まてというにっ!!!命令じゃぞっ!!!!」



「近くにふたつある…!!どっちだ!?」

「うごいてる!!こっちだっ!!」



超2悟空「………」

超2悟空「そうだよな…」




早苗「悟空…君?」

超2悟空「…おめぇの気持ちはよく分かる」

超2悟空「けど今は堪えてくれ…オラの話を聞いてくれ!!」

超2悟空「頼む!」

早苗「………わかりました」



霊夢「ふぅ…待たせて悪かったわね」

大天狗「何、構わんさ…どうせ皆死ぬ」

大天狗「気が変わったのだ、順番くらい自分で決めたいだろう」

神奈子「そう簡単に…我等をやれると思うなよ」



霊夢「だんまり決め込んでいたあんたが…どういうつもり?」

神奈子「戦うべき時がきたのだ」

霊夢「そう…やっとで重い腰をあげたのね」

霊夢「自分で蒔いた種、少しは自分で刈り取る事ね」

神奈子「勿論だ」

大天狗「さて…ではじめようか」

大天狗「山の神…貴様にはあいつの力を引き出すための糧になってもらう」

霊夢「嫌なご指名ね」

神奈子「いくぞ!」

神奈子「霊夢!隠しているつもりなんだろうが先程のダメージが残っている筈だ!」

神奈子「暫く援護にまわっていろ!!」

霊夢「お気遣いどうも!」


霊夢「あんたも無茶するんじゃないわよ」

霊夢「封魔陣!!」

大天狗「ふん!今更この程度の技が!!」

霊夢「…技って言うのは必ずしもダメージを与えるためだけとは限らないわよ」

大天狗「ちぃ!また後ろか!」

霊夢「……残念、嘘よ」

大天狗「ぐぁ!?」

霊夢「あんた力は凄いけど頭は残念なのね」

大天狗「貴様ぁぁ!!」

神奈子「今度こそ…後ろだぞ」

大天狗「何!?」

神奈子「二人を相手にしている事を忘れるな!!」



早苗「さすが神奈子様と霊夢さん…」

超2悟空「でも…あのままじゃ勝てねぇ」

早苗「そんな…あんなに優勢なのに!」

早苗「それじゃ神奈子様も…諏訪子様のように…そんなの…そんなの」

超2悟空「…勝てる方法はある」

早苗「ほ、本当ですか!?」

超2悟空「早苗…おめぇが奴を倒すんだ!」

早苗「……倒したいのは山々です…諏訪子様の敵…取れるなら取りたいっ!」

早苗「でも…冷静になって考えたら…私の力じゃ」

超2悟空「………」

悟空「こいつを使うんだ」

早苗「これは…あの時奪われた」


悟空「今コイツにオラの力を込めた…これを使っておめぇが戦えば…」

早苗「私が…悟空君の力を使って…」

悟空「だけど…あぶねぇ賭けでもあるんだ」

悟空「急に強い力を手に入れると…おかしくなっちまう事もある」

悟空「あいつみてぇにな」

早苗「大天狗……さん」

悟空「他にも何があるかわからねぇ…だから早苗に聞きたいんだ」

早苗「私…じゃないとダメなんですか?」

悟空「オラと同じ人の力も神の力も持ってる早苗しか…完璧には使いこなせねぇ」

悟空「使うだけなら霊夢でも神奈子でも出来るけどそれじゃ奴には勝てない」

早苗「もし…」

悟空「もし早苗が断るならそん時は仕方ねぇ、オラが何とか頑張ってみる」



早苗「危ない賭けとはいえ今の状況…どうして話してくれたのですか?」

悟空「オラ…昔よ、何も話さないで戦わせちまったことがあったんだ」

悟空「強くなって欲しい…オラの代わりにこれからみんなを引っ張っていって欲しい」

悟空「そう思って…戦わせたんだ」

悟空「そしたらさ仲間の一人にすげー怒られたんだ」

悟空「いくら強い力を持っていても…持てるとしても戦いたくねぇ奴を戦わせちゃなんねぇ」

悟空「同じ事はもうしたくねぇ…だから話した」

早苗「悟空君…」

悟空「早苗が戦いが好きじゃねぇのは知ってる…だから早苗が決めてくれ!」

早苗「私は…」

早苗「戦いは嫌いです…」

早苗「でも…あの人が滅茶苦茶にするであろう幻想郷はもっと嫌いです」



早苗「私の好きな場所…皆の笑顔が見られるこの場所を…守りたい」

早苗「勝つためじゃなく…絶対負けない為の、守る為の力」

早苗「お借りします!」

悟空「サンキュー早苗!!」

早苗「えっと…これを身に付けて戦えばいいんですか?」

悟空「それじゃあいつと一緒だ…石に込めてある力を引き出して自分のものにするんだ」

早苗「自分のものに…………きゃっ!」

悟空「慌てたらダメだ…ゆっくり…自分の中に馴染ませるんだ」




霊夢「はぁ…はぁ」

神奈子「くっ…やはりきついか」

大天狗「もう終わりか?ならば次の為に役立ってもらおうか」


大天狗「貴様を徹底的に痛めつけ…あの巫女の力を…」

大天狗「…!!あれは!?」

霊夢「早苗の力が…?神奈子!まさかあれは!」

神奈子「そう…大天狗、貴様の持つ石と同じものだ」

大天狗「くっ!させるかぁ!!」

神奈子「霊夢!全力で阻止するぞ!!」

霊夢「合点よ!」

神奈子「御神渡りクロス!!」

霊夢「夢想封印!!」

大天狗「ぐぉ…う」



大天狗「……舐めるなぁ!!!」


霊夢「くはぁっ!」

神奈子「ぐっ…しまった!!」

大天狗「それだけは…させるわけにはいかんのでな…」

大天狗「幻想郷の塵になれーっ!!!!」

神奈子「早苗ーっ!!悟空!!逃げろーっ!!」




悟空「…………」







「突風 猿田彦の先導!!」」

GT好きな人多くてよかった…ドラゴンボールと付けば、悟空が動いて喋れば
それで楽しい…けど何でも良いと言うのはそれはそれでダメなんでしょうけどね

>>218
貴重なご意見ありがとうございます!

喋らせたいセリフややりたいシーンを優先しちゃうとグダグダになりがちですね…
次の話を作るうえで参考にさせて頂きます
他にもご意見ご要望ありましたらどんどんお願いします!



大天狗「ぬぅ!?」

大天狗「…あの技は…………射命丸か!!」






文「呼ばれて飛び出た清く正しい射命丸!!只今参上!」





悟空「ふぅ…助かったぞ…サンキュー」

文「いえいえ遅くなってすみません」

文「大天狗殿の部下に意外と手間取ってしまいまして」


悟空「(結構離れた所に居た筈なのに一瞬で…)」

悟空「おめぇ…すげぇ速さだな」

文「それはもうスピードなら幻想郷一を自負していますから」

文「さてさて色々お話を伺いたいところですがまず…」

文「あの人を倒すことに専念しましょうか」

悟空「ああ」

大天狗「悪いが手加減はしてやれんぞ」

大天狗「そのまま山の巫女を放って置く訳にはいかんのでな!」

文「お名前は悟空さん…でしたっけ?今は只の人間と変わらない状態ですよね?」

悟空「飛ぶくらいはできっぞ」

文「ならば今の貴方にここは危険すぎます、どうか避難を!」


悟空「そういうわけにはいかねぇよ」

文「あややや、ここはどうか大人しく…」

大天狗「いつまで暢気に喋っているつもりだ!」

大天狗「吹き飛べぇ!!!」

文「あややや!?」




大天狗「………避けた…だろうな、煙が晴れた時が貴様等の最後だ!!」




悟空「ふぅ~…危なかったー」

文「想像以上の力ですね…全くこんなお子様の何処にこんな力が…」

悟空「ったく…どいつもこいつもオラの事を子ども扱いして」

文「正直アレを相手しながら貴方を守るのは不可能です」



文「お願いします…どうか避難を」

悟空「ん~でもよぉ…」

椛「私が悟空さんを守ります!!」

文「椛!?」

椛「文さん…会えてよかった」

文「貴女大怪我して永遠亭に運ばれたと…」

椛「永琳さんのお陰ですっかり元気です!」

椛「文さん…悟空さんはこの場に必要な人です」

文「しかし…また椛に何かあったら…」

椛「大丈夫です!文さんが…守ってくれますから」

文「自分が守ると言っておきながら他力本願とは…」

椛「文さんが守ってくれると信じているから…悟空さんを全力で守れるんです」



文「やれやれ…でもそこまで信じてもらえるのも悪い気はしませんね」

悟空「射命丸だっけ?」

文「文でいいですよ、文ちゃんや文様も可です」

悟空「んじゃ文…正直おめぇが強くてもあいつには勝てねぇ」

文「……でしょうね」

悟空「今…早苗がオラの力をモノにしようとしている」

文「時間を稼げばいいんですね?」

悟空「できるか?」

文「かつての偉人がこんなことを言っています」




文「戦艦クラスの火力を持っていても当たらなければどうという事は無いんです!」


大天狗「そこか!」

文「何処を狙っているんですか?」

大天狗「ちょこまかと五月蝿い蝿め!!」

文「蝿ではなく烏です」

文「しかしその烏一匹捕らえられないとは…力はあっても技量は無いようですね」

大天狗「貴様…私を侮辱するか!!」

文「…私の…私の大切なものを傷つけて…ただで済むと思わないで下さい」

大天狗「貴様もか…たかが白狼天狗一匹なんだというのだ!」

文「貴方にとってはたかが白狼天狗でしょうが私にとっては…」

文「唯一無二の友人です!」


霊夢「ちょっと、そのままの勢いで一人で戦おうとしないでよ?」

文「できれば憎たらしいあんちくしょうとは一人で戦いたいのですが…」

神奈子「敵の強さがわからぬお前ではあるまい?」

文「もちろん」

霊夢「それじゃ時間稼ぎに付き合ってもらうわよ」

文「別に倒してしまっても構わないんですよね?」

霊夢「変なフラグ立てるのは止めなさい」

神奈子「無茶だけはしてくれるなよ?待っている人が居るなら尚更な」

文「………わかりました」



悟空「椛、本当に身体は大丈夫なんか?」

椛「ふふ…例え辛くても…貴方を守りたいんです」



椛「こんな状況でもないと…恩返しなんてできませんから」

悟空「んじゃまさかおめぇ…」

椛「はいっ!永琳さんの所から脱走してきました!」

悟空「たはは…医者ってのは患者が無茶すると怒るからなぁ」

椛「だ…大丈夫…だと思います」

悟空「死んじまったら怒られる事も出来ねぇからな」

椛「………」

悟空「後で一緒に怒られに行こうな」

椛「はい!」




文「風よ!!」

大天狗「この私にその程度の風が効くとでも思っているのか!」


文「あややや…割と全力でやったんですが…」

霊夢「ダメージを与えようと思わないの!」

文「本当に私達の力が及ばないんですねぇ」

神奈子「歯痒いが足止めすら危ういのだ…それだけの力の差がある」

文「本当に倒せるんでしょうか…心配になってきました」

霊夢「倒せなきゃ終わりよ」

文「ですよねぇ」

神奈子「早苗を信じてやってくれ」

霊夢「神様仏様早苗様、どうか私たちをお助け下さいってね」

大天狗「私を信じれば生きることが出来るぞ?」

文「そんな事するくらいなら死んだほうがマシです!」

大天狗「……同属のよしみで情けをかけた私が愚かだったようだ」



大天狗「…もう時間も無さそうだな」

霊夢「あれは…!?」

文「あやぁ~早苗さんが金色に光ってますねぇ」

大天狗「お前達と遊ぶのもここまでだ」

神奈子「…行かせはせんぞ」

大天狗「ほう…」









大天狗「一人脱落だ」

神奈子「かっ…はっ…!!」



霊夢「神奈子!!」

文「そんな!?さっきまで…」

大天狗「互角に戦っていた……とでも?」

大天狗「フルパワーで戦ったのは奴との戦いでだけだ」

大天狗「貴様らと遊ぶのに一割の力も必要ない」

霊夢「くっ…」

大天狗「次はお前だ…」

霊夢「そう簡単にやられ…」

大天狗「てしまったな」

霊夢「…………ぁ……」

文「霊夢さん!」

集中力が切れかけたので少しだけ瞼を閉じた…気が付いたら夜が明けていた
何を言ってるか(ry

遅くなりましたすみません


旧作の知識は皆無なので…お勉強します リリー了解です
現状ではDBキャラは設定などの理由で出せません…が!この先はまだ秘密です
筋斗雲と如意棒には最大の見せ場があるんです…多分この調子だと半年後くらいに

それではまた明日に!



大天狗「神も巫女もこの力の前には無力だ」

大天狗「それでも貴様は私に付いてこないのか?」

文「行きません!」

大天狗「そうか…残念だっ!」

文「くっ!そんな正面の攻撃そう易々と」

大天狗「………」

文「…………もみ…逃げ…」



椛「そ…そんな…一瞬で…」

悟空「構えろ!椛!」

椛「は、はい!」



大天狗「……そこをどけ」

大天狗「と言って聞くような目はしておらんな」

悟空「よくわかってんじゃねぇか」

大天狗「今の貴様はただの人間と変わらないのだろう?」

大天狗「その状態で何をする」

悟空「決まってんだろ…早苗を守るんだ!」

椛「そして私は悟空さんを守ります!」

大天狗「あいつら三人に比べたら…」

大天狗「貴様ら二人の首を取るのは花を掴むのと同じ位容易い事だ」

悟空「…椛…おめぇだけでも逃げろ!」

椛「嫌です!もう足手纏いは…嫌です!」

椛「私だって…私だってぇぇえええ!!」



大天狗「見苦しい特攻だ……」

大天狗「失せろっ!」

椛「きゃぁぁぁぁあ!!」

悟空「椛!!」

大天狗「…感謝しているぞ孫悟空」

大天狗「貴様のお陰で我が悲願が達成できる」

大天狗「その礼だ…苦しまないように…一瞬で消してやる」

悟空「オラは…オラはまだ死ぬわけにはいかねぇんだ!!」

大天狗「言いたい事は言ったか?では…」

大天狗「さらばだ!!」




悟空「………言っただろ?オラはまだ死ぬわけにはいかねぇって」












早苗「貴方の言うとおり簡単に倒せそうです…そう」

早苗「花を掴む位簡単に」

大天狗「まさか…もう…!?」

悟空「それだけ早苗が優秀って事さ」

大天狗「………クックック」

早苗「…何がおかしいんですか?」

大天狗「確かに予想より早い…だが!」

大天狗「私が手に入れた力より劣る力で…簡単に?言ってくれる」


大天狗「少々厄介だが…どうという事は無い」

大天狗「滅ぼしてくれる!!」

早苗「何をそんなに怯えているんですか?」

早苗「自信があるなら…どうぞどこからでも」

大天狗「ぐっ……おのれ小娘が!!」

大天狗「喰らえぇぇぇ!!!」

早苗「…声だけなら聞こえていました…文さんが言っていませんでしたか?」

大天狗「まさか…そんな事が…」

早苗「貴方はこの力を完全には使えていない!」

大天狗「は、離せ!!」

早苗「………」

大天狗「はぁ…はぁ…」



悟空「あんな高く…何をする気だ…」

大天狗「ずぁぁぁああああああ!!!!」

大天狗「私は…私は最強の力を手に入れたのだ!!」

大天狗「その私が…負けるはずはないんだぁぁぁあああ!!!」

悟空「不味い!早苗!!」

早苗「大丈夫…」

大天狗「吹き飛べぇぇぇえ!!!」

悟空「来たぞ!!」

早苗「巨大なエネルギーの塊…」

大天狗「当初の予定は狂うがこのまま幻想郷ごと結界を破壊し!!」

大天狗「外の世界で天狗の理想郷を作ってやる!!」

早苗「諏訪子様、神奈子様…三人で楽しく暮らしていたこの幻想郷」

早苗「貴方の身勝手な欲望のために滅ぼさせたりはしません!!」




大天狗「威勢はいいがそいつをどうするつもりだ!?」

大天狗「戯言はまずそれをなんとかしてから言うんだな!」

大天狗「大人しく…塵となれぇぇ!!!」

早苗「言ったはずです!貴方はこの力を使いこなせていないと!!」

早苗「はぁぁぁぁぁ!!!」

早苗「飛んっでっけぇぇぇえええ!!!!」

大天狗「ぐぉぉおおおおおお!!!!」






早苗「ぇぇぇええい!!!!」

大天狗「くっ!!」

大天狗「まさか…そんな…ただの蹴りだけで…」



大天狗「そんな…そんな事が…」

大天狗「……居ない!?あいつ何処へ!?」




早苗「これは返してもらいます!」

大天狗「いつの間に!?」

早苗「悟空さん!!」



悟空「おっととと…こりゃあいつに取られた石じゃねぇか」

天狗「何ぃ!?……かっ…力が…抜ける!?」

早苗「勝負ありです!」

えーっと何から話したものか…とりあえず

・あまりにも無双し過ぎるのも東方ファンに申し訳なく思い当初の武道会ではなく現在の武道会に
・武道会編はなるべく早く、というよりあと3更新以内位で終わる予定しばしお待ちを
・悟空は超3になりたくても半分以上力を取られているので超2が限界
・三泊四日のナースのお尻をお触りする仕事をすることに
様々なご意見飛び交ってますがどれもこれもDB、東方が好き、あとついでにこの作品を楽しみだと思って
言ってもらえてると受け取ってますのでとてもありがたく思っています

どうか次の更新まで全裸にネクタイと靴下着用でお待ち下さい
それでは!




あとツイッターは…只の変態紳士なので危険物ですご注意を


大天狗「終わらせて…終わらせてたまるか!!」

大天狗「貴様の石をよこせぇ!!」

早苗「もう…諦めて下さい!」

大天狗「くそっくそっくそぉぉおお!!」

早苗「………」

大天狗「貴様!何故攻撃してこない!」

早苗「…もう決着はつきました…貴方に勝機はありません!」

大天狗「その石さえ…その石さえ奪えればっ!」

早苗「………」

大天狗「…!?貴様何を!」

早苗「石に力を戻しただけです…悟空さん!」



悟空「よっと」

神奈子「【悟空…石を取り戻せたよう…だな】」

悟空「ああ!早苗が取り戻してくれたぞ」

神奈子「【再び奪われる前に石の封印を解く】」

神奈子「【すまないが今は動けない…私の所へ来てくれ】」

悟空「わかった!神奈子の気は…何処だ…」

悟空「………見つけた!」

悟空「あっちだ!!」




大天狗「くそっ!いかせるか!!」

早苗「………」


大天狗「何故追って来ない………まぁいい」

大天狗「今の内にあの力を再び我が手に!!」

大天狗「…捉えたぞ……孫悟ぐぁ!?」




天魔「もう…いいじゃろう大天狗」



大天狗「天魔……何をしに来た…」

天魔「天狗の長としてお主の暴走を止めなくてはいかんのでのぅ」

大天狗「暴走?これは暴走ではない!」

大天狗「天狗の輝かしい未来のためのいわば聖戦だ!」

大天狗「貴様の甘い考えでは…天狗一族はいずれ滅びる!何故それが分からん!!」



天魔「大天狗よ…力だけでは誰も付いてはきやせんぞ」

天魔「力だけが支配する時代…もうそんなものはない」

大天狗「奴の…孫悟空の力さえあれば時代すらも作れる!」

天魔「…最早何を言っても無駄か」

大天狗「元より貴様の弁など聞くつもりは無い!」

大天狗「さぁ…そこを……!?」

天魔「お主に引導を渡し…わしも閻魔の元に行こう」

天魔「…わしが貴様にしてやれるのはこれくらいじゃ」

大天狗「この…っ老いぼれがぁ!!」

天魔「真っ直ぐじゃのぅ……故に避けやすく」

天魔「反撃しやすい」

大天狗「くぼぁ…っ!」


大天狗「ぐっ…がぁ!!」

天魔「本当に真っ直ぐ…故にこうなったのが残念じゃ」

大天狗「はぁ…はぁ…」

天魔「先に冥界で待っておれ…直ぐにわしも行く」

天魔「さらばじゃ!」






天魔「まさかお主が止めに入るとはのう…」



早苗「………」

天魔「山の巫女よ」



早苗「もうたくさんです!誰かが傷付けたり傷付けられたりするのを見るのは!!」

天魔「お主の大切なものを傷付けたこやつを庇うのか?」

早苗「例えどんな人であろうと…命は一つです…だからっ!」

天魔「わしも甘いと言われとるが…そなたも甘い…いや優しいのか」

天魔「しかし、このままこやつを放っておくわけにはいかんのじゃ」

天魔「これは…そなたの考えの外の事と思ってくれいっ!!」

早苗「だっダメ!!」





天魔「やれやれ…わしの負けじゃ」

超悟空「…すまねぇなじっちゃん」

天魔「元より無茶を頼んだのはわしじゃ…主の頼み、断るわけにはいかんよ」


天魔「しかしの、こやつを放っておけば再び同じような事が」

悟空「ふぅ…元々オラの力が手に入らなきゃできない計画だったんだろ?」

悟空「ならオラがもうあの石を使わなきゃいいだけじゃねぇか」

天魔「それはそうじゃが…」

悟空「だろ?」

悟空「それにじっちゃんだって本当はそいつを殺したくないはずだ」

天魔「………」

悟空「後は…と…早苗」

早苗「あ、はい…なんですか?」

悟空「オラがおめぇの大切なもん、なんとかしてやっからな」

早苗「それはどういう…」


悟空「確か信仰っちゅーのはそいつの事をすげぇと思ったらいいんだろ?」

早苗「だ、大体そんな感じですが…それが一体」

悟空「諏訪子はすげぇ奴だ…自分が危ねぇってのに守りたいもんの為に体張ってさ」

悟空「オラ…諏訪子をすげぇ奴だと思う」

早苗「あの…ご…くう……」



諏訪子「いやぁ照れるねぇ…そんな事言われると」

早苗「諏訪子様!」

天魔「こりゃあたまげたわい」

早苗「諏訪子様!諏訪子様!」

諏訪子「お~よしよし心配かけたねぇ」

早苗「…っぐす…でも何故…?」



諏訪子「あ~私が死んだと思ったんでしょ?」

早苗「私はそうだとばかり…」

諏訪子「神が死ぬのはね、忘れられてしまった時なんだよ」

諏訪子「誰の記憶にもなくなり誰の信仰も無くなりただ消える…それが神の死さ」

早苗「それじゃ今まで消えていたのは」

諏訪子「あれはあの攻撃で実体化する力まで根こそぎ失ったからだよ」

諏訪子「信仰を集め続けたらその内復活できるんだけど…」

諏訪子「悟空の信仰のお陰で見事に復活したのさ」

早苗「たった一人の信仰だけでですか…?」

諏訪子「一人だけど悟空の信仰は1万人分以上あるんじゃないかな」

諏訪子「以前急に神奈子が元気になった事があったから消える瞬間に悟空に頼んだんだよ」

諏訪子「全部終わったら私を信仰してみてくれないかって」



悟空「しかし本当にアレだけで生き返るんだなぁ」

諏訪子「別に死んだわけじゃないんだけど…まぁ似たようなものかな」

悟空「はは、便利な身体してんだな」

諏訪子「なんならじっくり見てみる?」

早苗「諏訪子様!」

諏訪子「誰も脱ぐなんて言ってないじゃないのさ」

早苗「もうっ!…でも本当に良かった」

諏訪子「さてさて大天狗の処分も決まったことだし…後は」

諏訪子「こんだけの大騒ぎを起したんだ、何となく理由は察したけど」

諏訪子「当事者の口から聞かせてもらおうかな?」

天魔「うむ…」

一応ですが本来…というか初期の武道会編は

神奈子の話を聞いたときに悟空が強いんだろうなと言ったときに神奈子が「力が沸いてくるような…」
と言っていますがアレを利用しました
慧音に会った後まっすぐ神社に到着、にとりか雛か椛か秋姉妹か文の内二人と出会い神社へ
登録に来た悟空をみて神奈子がその強さに気付く、気付けたのはあの時の信仰のおかげ
聖の絡みは無し
大会当日抽選時に神奈子から全員対悟空を提案、舐めてかかった幽香がやられ全員が本気になる
この時に超化、圧倒的戦力差に一斉攻撃に、ここで超2になる
もう一度全員の全力を合わせ気功波的なものを放つが空か地に弾かれる、弾いた場所が次の移動先

で殆ど書きあがってたのに消えちゃったものだから「どうせだし東方キャラにも活躍してもらおう」で現在に


いいか貴様らよーく聞け…この先東方キャラが悟空を差し置いて活躍する事なんて絶対にありえん!
覚悟して見やがれっ!!
(初期の書き方に面白みを感じ現在つまらないと思いつつも読んで下さってる方々本当にありがとうございます
次からはご期待に沿えるよう頑張らせて頂きます)


悟空「その前によ、神奈子達を手当てしてやった方がいいんじゃねぇか?」

諏訪子「おっと、そういやそうだね」

悟空「オラ永琳連れてくっからあいつらは頼んだぞ」

諏訪子「はいよー、早苗も手伝ってー」

早苗「はい」







永琳「しかし貴方達よく無事だったわね」

永琳「彼の力を取り込んだ者と戦って生きてるなんて」

霊夢「あーいたたた…そりゃあれよ…力の差が滅茶苦茶あったからよ」

霊夢「中途半端に長引いていたら確実に死んでたわね…って幽香何処行くのよ」

幽香「騒動が治まったならここにいる必要はないわ」

幽香「私には…やるべき事がある」



永琳「ちょっと待ちなさ……っ」

霊夢「あんだけ動けりゃ大丈夫よ」

永琳「まぁ…比較的軽い怪我だからまだいいけど」

霊夢「一番ダメージが大きいのは?」

永琳「神奈子ね、怪我してる上に力を使ったから目を覚ますのに暫く」

諏訪子「ねぇ悟空」

悟空「ん?ああそういう事か任せとけっ」






神奈子「うっ…」

悟空「オッス神奈子、大丈夫か?」

神奈子「問題無い、少し傷が痛む程度だ」

永琳「…ほんっとう、貴方って医者泣かせよね」


永琳「うどんげ、他の二人は?」

鈴仙「文さんと椛さんの処置終わりました、すぐに目を覚ますと思います」

悟空「なぁ永琳、魔理沙と萃香と聖は何処だ?」

永琳「あの三人なら軽傷者の手当てをしてくれてるわ」

悟空「そっか、無事ならいいんだ」

神奈子「………皆には随分迷惑をかけてしまったな」

諏訪子「もう大丈夫そうだし、話してもらえるよね?」

神奈子「………」



―――
―――――――
――――――――――――



―――――――
―――


諏訪子「まぁ大体予測どおりかな」


永琳「なるほど…天狗たちのクーデターねぇ」

霊夢「そんなもんこんな大掛かりな事しないで全部ぶん殴ればいいじゃない」

永琳「(ぶん殴るって…)そうもいかないわ」

永琳「天狗達は厳しい縦社会で成り立ってると聞いたわ」

永琳「そこに頭領が…しかもクーデダーの犯人だと根拠も無く決めて何かしてみなさい」

永琳「無関係の相手なら頭は信用をなくし組織は崩壊」

永琳「そしてクーデターのリーダーが天狗を纏め上げて一大組織の出来上がり」

鈴仙「そうだとしても…幻想郷を敵に回すには戦力的に…」

永琳「天狗だけならそうかもしれないわ…でも」

霊夢「成程…椛を人質にすれば文やにとりが」

霊夢「にとりを人質にすれば河童達の技術力…人里にも手を出すとすれば…」

永琳「やっかいでしょ?」

霊夢「考えただけでも頭が痛くなるわ」


霊夢「で、それで合ってるの?」

神奈子「ああ、流石の慧眼感服する」

永琳「いいえ」

霊夢「そういやもう一人の首謀者は何処行ったのよ」

諏訪子「投獄するからって一旦山に戻ったよ」

諏訪子「直ぐに目を覚ます気配が無いからってさ」

霊夢「普通はそう思うわよねぇ……って噂をしたら戻ってきた」

天魔「む?八坂殿もう気が付いておられたか」

神奈子「ああ」

霊夢「大体の話は聞いたわ、クーデターが起ころうとしていた事」

霊夢「んであんたがそれを神奈子に相談した事」

天魔「ではそこから話すかのぅ」


天魔「凄まじい力が幻想郷を覆う三日程前じゃったか…」

天魔「部下の一人が不穏な噂を聞いたと報告があってな」

天魔「天狗の一部に謀反を起そうとしている奴等がいるらしい…と」

天魔「誰かは…すぐに分かった」

天魔「あやつは普段から今の天狗のあり方に疑問を抱いておった」

天魔「とはいえ証拠も無く奴に手出しは出来ぬ」

天魔「困っていた調度その時に八坂殿が酒を持ってきての…つい漏らしてしまったんじゃ」

天魔「とはいえその場で具体策も浮かばなんだが…」

早苗「悟空さんが来た事で状況が変わった…?」

天魔「うむ、最初は敵かと思ったのだが暫く経っても何も起こらない」

天魔「文に偵察に行かせた所敵ではない様子…これは大天狗が利用するかもしれない」

天魔「そうなっては誰も手出しが出来なくなってしまう」

天魔「急ぎ神奈子殿の下へ話をしに行った」


神奈子「文からの報告を聞くとそいつは霊夢と萃香を圧倒する力を持っていた」

神奈子「しかも傍に八雲紫がいたことから私も危険人物ではないと判断した」

神奈子「それにどうも闘う事が好きなように見えたとも聞いた」

神奈子「どうにか接触を計りたかったので急遽河童達に声をかけ人里に武道会会場を作ったのだ」

神奈子「そいつが参加してくれることを願って」

霊夢「文に偵察させたのなら見た目がどんなのか聞いて接触すればよかったじゃない」

神奈子「その時文はかなりの高さから偵察をしていた為詳しい姿形までは分からなかったそうだ」

神奈子「我々もそう命じたしな」

神奈子「それに念の為にもう少し様子を見たかったというのもある」

神奈子「大天狗たちも同じ事を考えていたようなので助かったがな」

諏訪子「成程…事前に情報を持っていたのに初めて会った時にわからなかったのは」

諏訪子「予想外の見た目で分からなかったんだね」


神奈子「テストを言い出したものの大した力を感じられなかったのでな」

神奈子「救急箱を取りにいったら…まぁそこからは知っての通りだ」

諏訪子「んじゃ私が言わなければ神奈子が泊まっていけって言ってたのかな?」

神奈子「その通りだ」

神奈子「そこからだが…悟空には大会で囮になってもらう予定だったんだ」

神奈子「それが予想外にも同属を使って下山中の悟空を捉えに来る凶行に走った」

神奈子「それで急遽…悟空の力の質も分かっていたのでこの石を使うことにした」

神奈子「奪われてしまうのもこれまた予想外だったがな」

悟空「あいつ等レミリア達が使ってた布っきれ使ってたからなぁ」

悟空「あれがなきゃここまで大事にはならなかった筈なんだよな」

神奈子「だがそのおかげで…と言っては不謹慎だが早苗はいい目になった」

天魔「我等の事は気にせんでくれ、この場の誰も死なずに解決できた…それが一番じゃ」

神奈子「…心遣い痛み入る」

長かった武道会編も次回完結!
次に向かうのは…天界か命蓮寺か白玉楼か………それとも…全部か

初期武道会ですが自分が書きたいので自己満足程度にですが書いてるんです
蛇足のようなものになると思いますがキリのいいところで投稿しようと考えています…いかがでしょうか


ツイッターにて某絵師さんに「一気読みしました」とのお言葉を…あちらで感想頂けたのは初めてなので感動です
…というか其の二【やっぱり注射は苦手!?幻想郷の名医八意永琳】は説明会なのに書いてる本人でさえ一気読みできないのに
集中力がある人はすげーなすごいです
どうしても度々説明回を挟む時がありますがこうしたら読みやすいとか何かアドバイスを頂けると助かります
実は現時点で微妙に設定とずれている所が…orz

次回はいつも通り日曜日の深夜から翌日昼までの間に書き溜め投稿します
それではまたの更新時に!


諏訪子「さーてさて…怪我人の手当ても終わった」

諏訪子「滅茶苦茶になったこの辺も…まぁ皆で片付ければいいでしょ」

諏訪子「後は…」

神奈子「ここまで大事になったのは私の責任だ」

天魔「神奈子殿だけの責任ではない、このワシにも」

神奈子「悟空の力を使うのを決め、頼んだのは私だ」

悟空「ならオラにも責任がねーっちゅーわけじゃねぇしオラも…」

神奈子「最大の責任は私にある…全て私が負うべきだ」

諏訪子「そこまで覚悟してるなら…もう何も言わないよ」





霊夢「神奈子ーこっちの皿もう空よー」

神奈子「い、今もって行く!」


諏訪子「神奈子ーこっちもおかわり持ってきて」

神奈子「まだできてないんだもう少し待ってくれ!」

諏訪子「お手伝い呼んであげたんだから早くしてよー」

神奈子「ミスティア!料理はまだか!?」

ミスティア「はい、ヤツメウナギとその他諸々盛り合わせです!」

神奈子「よし!」





霊夢「で…、これでいいわけ?」

魔理沙「一番被害被った奴がいいって言うんだからいいんじゃないか?」

霊夢「しまらないわねぇ…」

魔理沙「だからって煮たり焼いたりするわけにもいかないだろ」

萃香「飲んで忘れるのが一番さ」



霊夢「あんたは飲めたらなんでもいいんでしょうが」

聖「でも…平和的でいいと思います」



神奈子「ミスティア!どんどん追加を作ってくれ!」

ミスティア「ひぇえ~一人じゃ無理ですよーっ!」



魔理沙「平和的…ねぇ」

聖「あらあら…」

霊夢「何処行くの?」

聖「私もお手伝いしてきますね」

霊夢「お優しい事で………そういえば」

萃香「どしたの?」


霊夢「早苗と悟空の姿が見えないけど」

魔理沙「そういえば…食い物があるのに悟空がいないのは妙だな」

萃香「二人で逢引でもしてんじゃないの?」

霊夢「それだけは絶対に無いわね」









早苗「こちらにおられましたか」

悟空「よっ」

早苗「隣いいですか?」



早苗「ミスティアさんが沢山お料理作ってくれてます…行かないんですか?」

悟空「オラもう食った」

早苗「………」

悟空「辛い思いさせちまって…悪かったな」

早苗「……諏訪子様が死んでしまったと思ったときは悲しかった」

早苗「幻想郷がこのまま滅茶苦茶にされると思うと悔しかった」

早苗「でも何より…あのまま何も出来ずに終わってしまう事が一番怖かった」

早苗「だから…そんなに思いつめないでください」

悟空「早苗……さんきゅーな」

早苗「次が無いのが一番ですけど…その時の為に」

早苗「私は強くなりたい…だから悟空さんの事教えて下さい!」











諏訪子「うんうん、さすが私の早苗だ」

神奈子「諏訪子…本当にすまなかった」

諏訪子「隠し事はもう無しだよ?」

神奈子「ああ…分かった」





多くの者を巻き込んだ大騒動も遂に決着、未来の幻想郷を担う新たな力も芽生え
良くも悪くも多くの出来事が起こった…だが悟空、自分の修行を忘れちゃおらんか?
お前には地球を救う使命があるんだぞー!

ちょっと横になるだけ…ちょっと瞼を閉じるだけ…ちょっと…【12時間経過】

すみませんorz

締めましたが次回予告はまだです…とここでアンケを
命蓮寺 白玉楼 天界 が候補にあります
1 1つだけ行って地底へ 2 2つ行って地底へ 3 全部やれ

月の姉妹との戦い
1 今作で戦おうぜ 2 後編で戦おうぜ 3 今作と後編両方戦う

東方で一番可愛いのは?
1 小悪魔 2 こあ 3 こぁ


それではまた明日に



悟空「オッス!オラ悟空!」

悟空「色々あったけど皆無事で本当に良かったぞ」

悟空「でもオラやっぱ他の奴と戦ってみたかったなぁ……よしっ」

悟空「あいつ等の住んでるトコ行って頼んでみっか!」


「私の家を吹き飛ばしたのは誰!?」

「落ち着いてください!!」


悟空「ん?なんか声が聞こえたけど気のせいか?」

悟空「ま、いいや!次回!【悟空を超えし者!?恐るべき妖夢の主!】」

悟空「次も絶対見てくれよな!」


武道会は終わったものの不完全燃焼気味の悟空
少しでも多くの戦いを経験をする為に強力な力を持つ者に会いに行く
はてさて悟空を待つ強者とは一体誰なのか…?














【悟空を超えし者!?恐るべき妖夢の主!】



悟空「よーっし、これでオラの勝ちだな!」

萃香「くっそー!負けたぁ!!」



諏訪子「あの二人が殆ど片付けちゃったね」

霊夢「岩を運んだ数で勝負だっけ?」

魔理沙「私等は楽だからいいけどな」


早苗「ん~、しょっと…」

萃香「早苗、力仕事は向いてないんだから私らに任せなよ」

早苗「いえ、悟空さんは幼い頃から修行をしてたんです!」

早苗「私も同じように修行するんです!」



神奈子「早苗…立派だぞ…っ!」

魔理沙「でもこのままでいいのか?」

神奈子「ん?」

魔理沙「このままだとさ…」



早苗「見てください神奈子様!この上腕二頭筋!!」


魔理沙「とか」


早苗「今日の夕食はプロテインスペシャルです!」



魔理沙「ってな具合に…」

霊夢「あるわけないでしょ」

神奈子「早苗ー!程々に…程々にするんだぞー!!」

アンケ結果ですが…3箇所回るが最多でしたが姉妹は同数…なので天界が終わり次第またお聞きしたいと思います
東方で一番可愛いのは小悪魔で満場一致、流石です

3箇所回ることになるので各所あまり長くはかけませんが悟空らしさ全開でやっていきます
もうタイトルで察した方はいると思いますが…期待に答えられるよう練ってきます


イラストのお話 動画で活躍しておられる方々は多忙でしょうし…まずは描きたくなる様な物を書き上げたいなと思います
魅力のある絵は魅力のある作品にこそ相応しいってやつですね

動画化のお話 シェンロンが動画技術を授けてくれるのなら…

紫何してたん? いざとなればスキマで石を奪えます、あの石は首飾りにしていたので紫なら奪取は容易です

それではまた!


悟空「おーい片付いたぞー」

諏訪子「お疲れさん」

早苗「いい汗かきました…水浴びしてきます」

萃香「さぁて仕事も終わったし飲むぞー」

霊夢「昨日あんだけ飲んでまだ飲むか」

萃香「昨日は昨日、今日は今日さ」

萃香「んっ…ぷはぁ~動いた後は格別美味いねぇ……あ、そうだ神奈子」

神奈子「ん?」

萃香「気になってたんだけど結局大会の優勝者は誰になるんだい?」

神奈子「ああそれなんだけどな」

神奈子「悟空、こいつを受け取ってくれ」

悟空「なんだ食いもんか?」


神奈子「大会の賞金だ」

悟空「賞金?オラ優勝してねぇのに受け取れねぇぞ」

悟空「それにあいつを一番追い詰めたんは早苗だ、早苗にやってくれよ」

神奈子「それが早苗の奴がな…」


早苗「私お金を頂いても…欲しい物とかありませんし…」

早苗「あ、どうせなら今日やる宴会をもっと豪華にしませんか?」

早苗「里の皆さんや参加者の皆さんにもご迷惑をおかけしましたし」


神奈子「と言ってな」

魔理沙「どこぞの誰かさんとは雲泥の差だ」

霊夢「そこ、うるさいわよ」

神奈子「それでも余るようなら悟空に渡して欲しい…とさ」


神奈子「そういう事だから受け取ってくれると私としては助かる」

悟空「なら遠慮なく貰っておくぞ」

悟空「飯屋のおっちゃんにも賞金持っていくって言っちまったしな」

神奈子「礼なら早苗に言ってやってくれ…それでお前これからどうするんだ?」

悟空「ちょっと会いたい奴がいるからそこに行こうと思うんだ」

神奈子「会いたい奴?」

悟空「聖とえーっと妖夢って名前…だったかな」

神奈子「寺の住職なら今は多忙の筈だ、暫くしてからの方がいいだろう」

悟空「へぇ~何かあったんか?」

諏訪子「悟空との試合の時に棄権した侘びに寺に来たらカレーを振舞うって言ったの覚えてる?」

悟空「そういやんな事言ってたな」

諏訪子「それで今行列が出来てるみたいでてんやわんやなんだって」


悟空「それじゃ妖夢ん家にするか」

魔理沙「妖夢の家っつーか幽々子の家なんだけどな」

悟空「幽々子?」

魔理沙「西行寺幽々子、妖夢の主人だ」

悟空「んじゃ妖夢よりつえーんか!?」

魔理沙「ああ、幻想郷でも五指に入る強さだぜ」

悟空「本当か!?よーっし、オラ今すぐそいつに会ってくる!」

霊夢「でもあそこに行くのはちょっと面倒なのよねぇ」

紫「私が連れて行ってあげるわよ」

悟空「オッス紫」

紫「はぁい悟空、今回は大変だったみたいね」

悟空「ちょっとヤバかったかもな」

諏訪子「ちょ…ちょっと…?」



悟空「今すぐ行けるんか?」

紫「ええ」

悟空「わりぃけど少しだけ待ってくれ、早苗とおっちゃんにお礼言ってくる!」

紫「律儀ねぇ…いってらっしゃい」




霊夢「紫…見てたならさっさと手助けしなさいよ」

霊夢「あんたの力を使えば石を取り戻すくらいわけないでしょうに」

紫「あらそれはダメよ、私が手助けしたら修行にならないじゃないの」

霊夢「悟空の修行が大切なのは分かるけどさ…幻想郷崩壊の危機だったのよ?」

紫「あら、悟空君だけじゃないわ…それにあの子だって」

紫「こうして無事乗り切れる運命が見えていたからこそ…」


霊夢「何が見えていたって?」

紫「いいえ、強き者を求めるのは多く居るってことね」

霊夢「よくわかんないけど程々にしなさいよ」

紫「はいはい」



悟空「早苗ーっ!賞金サンキューな、オラ妖夢と幽々子ってのに会ってくる」

悟空「また会うことがあったらメシ作ってくれよな」

悟空「んじゃなー」

早苗「…………あの私……水浴び中なんですが」

早苗「み…見られた…けどここまで無反応だと何故か哀しくなります」



悟空「おっちゃーんいるかー?」


店長「アイヤ無事だったか大食い小僧」

悟空「ほら、約束してた賞金持って来たぞ」

店長「お前本当に持ってきたアルか」

悟空「約束したんだから当たり前じゃねーか」

店長「………カネはいいからまた顔見せに来るアル」

店長「その時はまたいっぱい食わせてやるネ」

悟空「ひゃっほーいおっちゃんのメシうめぇから絶対食いに来るぞ」

悟空「なら尚更受け取ってもらわねぇとな、ここ置いとくぞ」

悟空「んじゃ!」

店長「あ、待つアル!」




悟空「待たせたな紫!オラもう大丈夫だ」


紫「それじゃ行くわよ」

悟空「相変わらず目玉がいっぱいだな…」

神奈子「悟空…本当に感謝している、また何時でも寄ってくれ」

諏訪子「次は私と遊んでねー」

悟空「ああ、またなー」





諏訪子「…まさに台風だったね」

神奈子「ああ………早苗戻ったのか、どうした暗い顔して」

早苗「いえ…なんでも…」

萃香「ぷっくくく…」


悟空「なぁ紫、幽々子ってどんな奴だ?」

悟空「紫や幽香みたいな妖怪なんか?」

紫「幽々子は妖怪ではなく亡霊…つまりおばけよ」

悟空「へぇ~そんな奴までいんのか…幻想郷もおもしれぇトコだな」

紫「ここは楽園ですもの幽霊の一人や二人はいるわ」

悟空「強い奴も沢山居るんだろ?楽しみだなぁ…オラわくわくすっぞ」

紫「時が経てばもっと楽しくなるわよ?…さぁ着いたわ」

悟空「よっと……ここが冥界って所なんか?」

紫「ええ…そしてこの階段を上った先に白玉楼が」

紫「そして幽々子と妖夢がいるわ」

悟空「随分となげぇ階段だなぁ…んじゃオラ行ってくる!」

紫「後で私も行くから幽々子によろしく言っておいてね」

悟空「わかった!…よぉーし…よーいっドンっ!」



紫「さてと…私も準備しなくちゃ」



悟空「りゃりゃりゃりゃ!」

悟空「あっ入り口が見えてきた!あそこだな」

悟空「っ!」

妖夢「はぁぁぁ!!」

妖夢「躱すとは…やりますね…何の目的があるか知りませんが」

妖夢「これ以上先に……って悟空さん?」

悟空「オッス!いきなり切りかかってくるからビックリしたぞ」

妖夢「すみませんっ!てっきり侵入者かと…」

悟空「ちゃんと避けたから気にすんな」

妖夢「それで…何が御用が?」

悟空「ああ、幽々子ってのに会いに来たんだ」

妖夢「幽々子様に?それはまた何用で」

てーいと言って甘える幼馴染やとーうと言って揺れる幼馴染の友達やまたたび吸って酔うとナイスバデーになる
猫耳娘が欲しい…どうも私です

動画での東方龍球伝は全て補正が掛かっているのであえて一切かけずにやっていますが…
あっちを立てればこっちが立たず状態…しかしこのSSは悟空tueeeeをメインにやりたいので
どうかご容赦を…前編後編はこのままですが番外編では力関係が変わりますのでそこまでお待ち下さい

それでは次の更新時に!


悟空「すげぇつえぇ力を持ってるっていうからよ、ちょっとな」

妖夢「幽々子様の能力ですか…危ないと思いますよ?」

悟空「大丈夫だって」

妖夢「ダメですって言っても付いて来てしまいそうな顔してますね…」

妖夢「分かりました、ではご案内します…こちらへ」

悟空「へへっさんきゅー」






妖夢「幽々子様戻りました」

妖夢「それと…幽々子様にお客様です」

幽々子「おかえりなさぁい~妖夢ぅ~お腹減ったぁ~」

幽々子「……お客様?」


妖夢「はい、悟空さんどうぞ」

妖夢「こちらにおられますのが白玉楼が主、西行寺幽々子様です」

悟空「オッス!オラ悟空だ」

幽々子「おっす、西行寺幽々子よぉ……っ!?」

妖夢「幽々子様…もっとこう…」

幽々子「妖夢」

妖夢「な、なんでしょう?急にシリアス顔になって…」

幽々子「今日の夕食…どれ位作るの?」

妖夢「えっと…悟空さん次第ですが…」

悟空「オラ?」

妖夢「悟空さんがどれだけ食べるかによります」


悟空「あ、そういや後で紫も来るって言ってたぞ」

妖夢「紫様が?藍さんや橙ちゃんもですか?」

悟空「オラ聞かされてねぇからわかんねぇぞ」

妖夢「皆さん来られると想定して…そうですね…」

妖夢「1.5幽々子程でしょうか」

悟空「なんだその1.5幽々子って」

妖夢「幽々子様が食べる量…大体20人前を1としてるんです」

妖夢「なので30人前ですね」

悟空「おめぇ一人で作れんのか?」

妖夢「悲しいかな慣れてしまいました」

幽々子「いいえ妖夢…作る量は1.5幽々子ではないわ」

妖夢「そんなにお腹減っているんですか?では2幽々…」










幽々子「4…いえ、5幽々子用意して頂戴」

妖夢「ごっ…!?」













妖夢「幽々子様!?そんなに作っても食べる人が…」

幽々子「大丈夫よ…悟空君がいるわぁ」

妖夢「それに白玉楼の財政は火の車でっ!」

悟空「あ、そうそうおめぇ金に困ってるって言ってたろ?」

悟空「これやっから使ってくれ」

妖夢「ひゃくま…っっ!?」

幽々子「妖夢よかったわねぇ~ありがたく頂くわね悟空君」

妖夢「退路が塞がれた…っ」

幽々子「初めて好敵手に会えた…いい食事をしましょう」

妖夢「私一人で5幽々子は……くっ」

妖夢「救援を呼ばなくては…失礼します!」



妖夢「………」

妖夢「集え!幻想郷苦労人連盟!!」






咲夜「!!」

大妖精「!!」

鈴仙「!!」

ミスティア「!!」

ナズーリン「!!」




妖夢「タスケテケスタ!!」

暖かくなったからと言ってパン1で寝たらダメですよ、トイレと仲良しになります
お陰で動けません…短くてすみません


それではまた


妖夢「………」

妖夢「流石に早いですね」

咲夜「当然よ、あと小悪魔は来られないわ」

妖夢「そうですか…」

咲夜「それで?一体何があったの?」

妖夢「これから食事を作ります」

咲夜「食事?大宴会でも開くの?」

妖夢「宴会…そうですね、似たようなものです」

妖夢「たった二人の大宴会と言ったところでしょうか」

咲夜「あぁ…彼は今ここに来ているのね」

妖夢「悟空さんの事をご存知で?」

咲夜「恩人よ、お嬢様の…いえ、私達紅魔館の者全てのね」


咲夜「元々手を抜くつもりは無いけど彼の為と聞いたらやる気が出てくるわ」

妖夢「頼もしい限りです」

咲夜「他のメンバーもその内来るでしょうから先に下準備を済ませましょう」

妖夢「はいっ!」





悟空「っちゅーわけでオラ今ここに来てるんだ」

幽々子「あらあら大変なのねぇ~」

悟空「でも中々上手い事いかねぇんだよなぁ…」

幽々子「新しい能力の開発なんてそんなものよぉ?」

悟空「瞬間移動を覚えたときも一年位掛かったもんな…」

幽々子「(一年で出来ちゃうのもそれはそれで凄いわよねぇ…?)」

幽々子「それで今の所は色んな人と戦って勉強中なのね」



悟空「とりあえず幻想郷にいる奴ら皆と戦ってよ」

悟空「一番技を覚えるのに良さそうな奴見つけて修行するつもりなんだ」

幽々子「候補はいるの?」

悟空「やっぱ紫かな、次に咲夜…一緒にパチュリーが居ると助かるな」

幽々子「成程ねぇ…」

悟空「でも紫はオラの修行に付き合う余裕はねぇし」

悟空「咲夜はともかくパチュリーの説明はオラには難しすぎるんだよなぁ…」

幽々子「あらあら前途多難ねぇ…」

悟空「何かいい方法ねぇかなぁ…ん?」

幽々子「どうしたの?」

悟空「沢山の気が集まってきてる…一つは咲夜か?」


妖夢「皆さんお集まりいただき感謝します」

ナズーリン「持ちつ持たれつだ気にする事はない」

大妖精「です!」

妖夢「本日作る量は5幽々子…100人前です…が」

妖夢「咲夜さんの話を聞く分にはその程度で済むとは思えません」

鈴仙「…咲夜さん…まさか…」

咲夜「ええそうよ…彼が来ているの」

鈴仙「たはー…やっぱり」

妖夢「材料は20幽々子分用意しています」

妖夢「目標が沈黙するまでが闘いです…皆さん…健闘を!」



悟空「随分気合の入った声が聞こえたな」

幽々子「ふふふ…楽しみねぇ」



紫「はぁい幽々子、悟空君」

幽々子「あらいらっしゃい」

藍「お久しぶりです幽々子様」

橙「おひさしぶりです!」

幽々子「ええ、ゆっくりしていってねぇ」

藍「有り難い申し出なのですが…友の招集がありましたので手伝いに行ってきます」

幽々子「結構集まってるみたいだけどぉ?」

藍「少しでも皆の負担を減らしたく思いますので」

藍「橙はここで待ってなさい」

橙「私も藍しゃまのお手伝いをします!」

藍「でも結構大変なんだぞ?」

橙「立派な式になる為に…藍しゃまのお傍でお手伝いがしたいのです!」

藍「橙…ちぇぇぇええん!なんていい子なんだ橙!」



藍「橙は本当いい子だなぁ…流石は私の式だ!」

橙「藍しゃまぁぁ!」

藍「橙ぇぇぇん!」

紫「行くならとっとと行く」

藍「ちえええぇぇぇぇ…………」

橙「藍しゃまぁ!直ぐに追いつきます!!」



悟空「何かあいつ最初に会ったときと随分感じが違うな」

紫「橙が絡むとああなるのが玉にキズなのよねぇ…他は完璧なのに」

幽々子「いいじゃない楽しくて」

紫「そういう事にしておきましょ」



妖夢「お待たせしました…準備が整いましたので広間へ」


紫「あらまぁ…すごいわね」

悟空「おっす!おめぇ達が来てたんか」

大妖精「あ、あの時はチルノちゃんがご迷惑を…」

悟空「そういやあいつ大丈夫なんか?」

大妖精「いつもなら1回休みなのに何故か7回休みで…」

大妖精「あの時の事は覚えていないみたいなんです」

悟空「それってヤバくねーのか…?」

大妖精「チルノちゃんは元々忘れっぽいんで大丈夫ですよ」

悟空「そ、そうか?ならいいんだけど…」

ナズーリン「可愛い顔して結構な毒を吐くじゃないか」

悟空「おめぇはたしか聖の仲間だっけ?」

ナズーリン「ナズーリンだ、しかしこの人数で本当にこの量が必要なのかい?」


鈴仙「それは…もう」

咲夜「実際見ないと…ねぇ?」

ミスティア「でも先日の宴会の時に一番食べていたのは霊夢さんだったような…」

悟空「昨日飯作ってたのおめぇだったよな、うまかったぞ!」

ミスティア「えへへ…ありがとうございます」

幽々子「作らせても美味しい食べても美味しいで便利よぉこの娘は」

ミスティア「ひ、ひえぇ~…」

ナズーリン「結局どっちなんだ?」

藍「食べてもらったら分かる事だ…それに」

幽々子「やっぱりおいしそうよねぇ~一口位いいわよねぇ?」

悟空「幽々子がんな事言うからオラも食えそうな気が…」

藍「早く始めないと命に関わる」

先日友人からの連絡でSSを自動でまとめているまとめのPV数が
前作と今作共に10000PV越えた事を知りました
皆様の応援のお陰でここまで続けることが出来ました、続けるだけではなく面白いものを書けるよう
精進して参りますので今後とも宜しくお願いします



それではまた!


幽々子「それじゃ食べるわよ~」

悟空「いっただきまーす!」




鈴仙「私この光景見たことあるんですよね…」

咲夜「私も…なんだったかしら」

紫「外の世界のアレでしょ?」

藍「掃除機ですね」

ミスティア「」

大妖精「」

ナズーリン「」

鈴仙「三人とも…放心しちゃってますね」

咲夜「すぐに慣れるわよ」



悟空「ほほのふぁふらほふくふへひほどへもふぅめぇふぁ!」

幽々子「ほ~へひょ~?」

悟空「ほらはらはらふへるほ!」

大妖精「な…何を言っているんでしょうか…」

ミスティア「さぁ…?」

ナズーリン「というかもう料理の7割が無くなっているのだが…」

妖夢「そんな!?」

紫「強力なライバル出現で勢いが増しちゃったのかしら」

妖夢「この勢いだと悟空さんに頂いたお金が今回の食事だけで消えてしまう…っ」

ナズーリン「武道会に出たのも食費を得る為だったな…不味いんじゃないか?」

悟空「ふなほほへーほ!へひゃへひゃふぅめぇほ!」

藍「いや…味のことではなくてな」


妖夢「かくなるうえは…お二人とも!」

悟空「んぐっ…なんだ?」

幽々子「…っもぉ~邪魔しないでよ妖夢ぅ」

妖夢「私と早食い勝負をして下さい!」

妖夢「私が勝ったら…ここにある分で我慢して下さい!」

幽々子「私か悟空君が勝ったら~?」

妖夢「…無制限です、いくらでも食べてもらって構いません!!」

咲夜「無茶よ妖夢!」

鈴仙「自ら死を選ぶというの!?」

幽々子「乗ったわぁ~」

悟空「へっへ~泣いたってしらねぇかんな?」

妖夢「では準備を…」




ミスティア「準備はこんなものでいいですか?」

大妖精「でも…無茶じゃないですか?」

妖夢「ありがとうございます」

妖夢「私だって勝算なく怪物二人に挑むわけではありません」




妖夢「ここに十人前ずつの料理があります」

妖夢「いち早く皿を空にした者が勝者です…それでいいですか?」

幽々子「妖夢~?しないとは思うけど料理を捨てて空にしたとかはないわよね?」

妖夢「そのような粗末な事は致しません」

幽々子「ならいいわぁ」

紫「それじゃ始めるわよ?」

紫「よーい…スタート!」




ミスティア「も…もう半分近く…」

ナズーリン「ちゃんと味は分かっているのだろうか」

ナズーリン「これでは妖夢の勝ちは薄……い……?」




橙「藍しゃま…お二人とも凄いです…」

藍「橙はお腹壊しちゃうから真似しちゃダメだぞ?」

藍「(しかし妖夢…この二人相手に一体どう闘うと……なにっ!)」


悟空「……?……!(成程…考えたな)」





妖夢「ご馳走様でした」

幽々子「ほんは!?」

妖夢「私の勝ちです…幽々子様!」


紫「幽々子と悟空君ばかり見ていたから気付かなかったけど…まさか」

妖夢「それでは私は無くなってしまった他の皆様の分を作ってまいりますので」

幽々子「まさか私が…妖夢に負けるなんて…っ!」

咲夜「でも不思議ね…どうやって」

藍「うーむ…」

悟空「ふぅ食った食った…」

ナズーリン「なぁ悟空、妖夢がどうやって早く食べたのかわかるか?」

悟空「ん?妖夢は一口もくっちゃいねぇぞ?」

大妖精「あの…言っている意味が、現にお皿の料理は…」

悟空「妖夢は自分で食わずにオラ達に食わせたんだ」

藍「成程…あの時の目にも止まらぬ動きは…」

橙「どういう事ですか藍しゃま」



藍「妖夢は幽々子様と彼が口を空けた瞬間に自分の皿の料理を放り込み…」

藍「完食したように見せた…という事だ」







ΩΩΩ「なっなんだってー!?」






紫「確かにルール違反ではないわね」

紫「勝利条件は皿を空にしたら、自分で食べてとは一言も言ってないわね」

幽々子「そんなぁ~まだ食べ足りないのにぃ…仕方ないわねぇ」

ミスティア「っ!!」

ミスティア「急用を思い出したので私はこれにて!!」

幽々子「チッ」










鈴仙「妖夢も腕を上げたわねぇ」

咲夜「このソースはどのように?」

大妖精「あ、私も聞きたかったんです」

妖夢「これはですね…」



幽々子「……」

悟空「おめぇまだ納得してねぇんか?」

幽々子「そんなんじゃないわよぉ~」

幽々子「妖夢もいい顔するようになったなぁと思ってね」



悟空「いい顔?」

幽々子「昔の妖夢はいつも仏頂面してたのに今はあんなに笑って…」

幽々子「私にあんな形でいじわるしてくれたのも少し嬉しかったりするのよぉ」

悟空「ふぅ~ん…あいつがねぇ」

幽々子「そうだ悟空君、これに触ってみて?」

悟空「なんだこれ紅い蝶?触ればいいんか?」



悟空「あり?消えちまったぞ?」

幽々子「あらあらぁ…」

悟空「なんだったんだ今の」

幽々子「今のはねぇ~…」

妖夢「ゆ、幽々子様!!なにやってんですか!!」

幽々子「やぁ~ん妖夢怖~い」

お待たせしました!ちょっとプライベートライアンな事があったので書くにかけなかったので遅れましたが
今日よりまた安定して週2,3の更新が出来ます

そして次回は悟空VS紫(橙変更の可能性アリ)&藍&妖夢のバトルになります
楽しく書けるよう頑張らせて頂きます


今回妖夢がやったこと…ピンとこない方はグルメ・デ・フォアグラで検索を



妖夢「ふざけとる場合かぁ!!」

妖夢「幽々子様…あんた何故能力を使った…?」

妖夢「自分の能力を忘れたわけじゃあるまい…」

幽々子「勿論」

妖夢「ならばっ!何故っ!この少年に対して能力を使った!」

妖夢「不発で無ければ死んでいた!純粋無垢な少年がだっ!」

妖夢「……何故使ったのか!答えろ幽々子様!!」

幽々子「…」ゴゴゴゴゴ

幽々子「使った理由…?貴女は今まで能力を使った数と理由を覚えているのかしら…?」

見なかったことにして下さい


妖夢「ふざけている場合ではないでしょう!!」

妖夢「自身の能力をお忘れですか!?」

悟空「なぁ、今のそんなにあぶねぇやつだったのか?」

紫「普通なら超が付くほど危険な能力よ」

悟空「へぇ~どんな力なんだ?」

妖夢「死を操る程度の能力…」

妖夢「相手の種族、強さ、その他全てを無視し相手を死に至らしめる力」

悟空「うげっ…幽々子おめぇなんつーもんを…」

妖夢「何故か不発だったからいいものを…!」

幽々子「不発じゃないわよぉ?」

妖夢「え…?」

幽々子「割とヤル気満々だったわぁ」


妖夢「なんだってそんな…こ…と………!?」

妖夢「不発…じゃないなら…何故悟空君は生きて…?」

幽々子「そんなの簡単じゃないの~」

紫「効かなかったのよ、幽々子の能力が」

幽々子「能力名に(ただし孫悟空は除く)って入れとこうかしら~」

紫「蓬莱人にも効かないんだっけ?」

幽々子「そうなの、意外と穴のある能力なのよねぇ」

妖夢「蓬莱人でもないのに効かないなんてそんな事が!?」

咲夜「まぁ…悟空さんですし」

鈴仙「そうですね~」

妖夢「納得するんですか!?」



紫「あら?貴方は悟空君の事知ってるんじゃないの?」

妖夢「えっと…博麗神社に居候をしている人ですよね?」

妖夢「あと普通の人よりいくらか強いって認識ですけど…」

紫「知っていてるけど知らないって事みたいね」

咲夜「貴女武道会場に居たと思ったけど…見てないの?」

鈴仙「そういえば妖夢さんは一回戦終わって運ばれた後すぐに帰ってましたよね」

ナズーリン「聖の試合しか見てないとなると…アレも知らないか」

妖夢「ナズーリンさんもご存知なんですか?」

ナズーリン「遠目からではあったけど全てを見た者の一人さ」

紫「このメンバーじゃ最初から全部見ていたのは私だけか…いいわ、話してあげる」

紫「藍、お茶淹れてきて」

藍「はい」
















紫「…………で最後に力を封印してめでたしめでたし」

紫「わかった?」

妖夢「私が帰った後にそんな事が…しかし」

妖夢「こんな子供が…あ、その見た目だけなんですよね」

ソフトウエア更新したら不具合でまくり…書き溜めどころかフリーズのオンパレード
とりあえず友人に頼んでなんとかしてもらってきます
続きは仕事から帰ったら…明日のこのくらいの時間に残りを投下します


悟空「信じられねぇか?」

妖夢「正直…とはいえここに居る皆さんが嘘をつくとは思えません」

妖夢「全て本当の事なのでしょう」

妖夢「と、は、い、え!!」

妖夢「危ないのには変わりないんですから注意して下さいよ!」

幽々子「分かったわよぉ」

紫「大丈夫とは思っていたけど…幽々子の能力も効かない、か」

紫「貴方が敵じゃなくて本当に良かったわ」

藍「力で敵わなくても能力でなんとかなる場合もありますが…」

藍「能力が効かないとなると純粋な力勝負」

紫「萃香と紅魔館の門番と地底の鬼位しか闘えなさそうね」

悟空「全然効かねぇってわけじゃねぇぞ?」



紫「え?」

悟空「武道会前日によ、萃香と酒を飲んだんだ」

咲夜「あの鬼と…よく生きてたわね」

悟空「んで次の日起きたら頭はいてぇし気分はわりぃし…」

鈴仙「二日酔いですね」

悟空「そん時に萃香の能力で治してもらったんだ」

紫「酒気を散らしたのね…そう…私達の力が悟空君にも通用する…」

妖夢「では何故さっき幽々子様の能力が効かなかったのでしょうか」

悟空「あんときは力を抜けって言われたからできるだけ気を抑えたんだ」

紫「意識して力を抜かない限り効果無し…か」

悟空「それがどうかしたんか?」

紫「私の能力で貴方自身に干渉できれば進展があるかもと思ったのだけど…」

紫「仮に干渉できたとしても力を出した瞬間に弾かれてしまいそうね」



藍「逆はどうなんですか?」

紫「悟空君が私たちにって事?」

紫「操作系の能力を使えるのならできるとは思うけど…」

悟空「ん?なんだ?」

紫「そういうタイプには見えないわねぇ」

幽々子「ねぇ~紫ぃ~難しい話ばっかでつまんなぁい」

紫「あらごめんなさい」

幽々子「ねぇねぇ一つ思いついた事があるんだけどぉ」

紫「なぁに?」

幽々子「紫って彼と戦ったことないのよね?」

紫「ええ…まぁ」

幽々子「紫の力とそこの人間のお嬢さんの力が目的に一番近いのに戦わないのは勿体無くなぁい?」



紫「まぁ…そうなんだけど…」

紫「もし彼が技を会得できなければ私が何とかしなければならない」

紫「だから無駄に妖力を消費するわけにはいかないのよ」

幽々子「でももし大きなヒントを得ることが出来たのなら無駄にはならないんじゃなぁい?」

紫「そうだけど…」

悟空「いいじゃねぇか!オラも紫と戦いてぇ!」

咲夜「あの…私も…ですか?」

悟空「そーいや咲夜の能力は見せてもらってるけど戦ってねぇもんな」

幽々子「ついでに妖夢も混ぜてあげてくれなぁい?」

妖夢「わ、私もですか!?」

幽々子「いい経験になると思うのよぉ」

紫「そうね…幽々子のいう事も尤もだわ」



咲夜「私達の意思は聞いてもらえそうに無いわね…」

妖夢「ここではよくある事です」

紫「それじゃ悟空君…」

悟空「ああ!」

悟空「いっちょやってみっか!」










どこか抜けている風な亡霊姫幽々子の提案により
幻想郷最強とうたわれる妖怪の賢者八雲紫と遂に激突!
力を落としたとはいえその力は侮れるものではない…気を抜くんじゃないぞ悟空!!



悟空「オッス!オラ悟空!」

悟空「待ちに待った紫との勝負!オラ半分諦めていたから幽々子に感謝だな!」

妖夢「紫様一人ではありません!」

咲夜「微力ながら私達も協力させて頂きます」

悟空「三人相手だってオラ負けねぇ!」

悟空「よぉーし!気合入れていくぞぉ!!」



悟空「次回!」


悟空「【時の刃の狭間を越えろ!見せてやる!!これがスーパーサイヤ人3だ!!!】」


悟空「次も絶対見てくれよな!」

色々原因はありましたがadobe13が主な原因と言われ古いバージョンに戻して
なんやかんやで回復しました


さてタイトルですがこのSSを書いていて一番上手く言った気がしますお気に入りです
そしてこんなタイトル付けちまったら…熱い戦いをしなきゃ嘘ってもんでしょ

次回更新は月曜日の昼頃…では更新時にお会いしましょう!



白玉楼に到着した悟空は妖夢の案内で幽々子と対面する

幽々子との大食い勝負も妖夢の奇策で幕を閉じる…が

再び幽々子の提案で遂に悟空と紫が激突するっ!


妖夢「あの…私達も忘れないでください…よ?」

咲夜「仕方ありません」


は、果たして悟空と紫達との勝負の行方は…!?






【時の刃の狭間を越えろ!見せてやる!!これがスーパーサイヤ人3だ!!!】



悟空「やんのはいいけどよ、何処でやるんだ?」

幽々子「ここれやれば…」

妖夢「無茶言わないでください!!」

妖夢「ここで戦ったら怯えた幽霊達が幻想郷に逃げ出しちゃいます!」

紫「ここで異変を起したら閻魔様のお説教が待っているわ」

幽々子「それは勘弁願いたいわぁ」

悟空「閻魔様?ここにも閻魔様がいんのか」

紫「多分貴方が想像している閻魔とはかなり違うと思うわよ?」

悟空「ふーん…ここの奴らみてぇにちっこいんか?」

幽々子「二つの意味で小さいわねぇ」

紫「そんな事言って聞かれていたらどうするの幽々子」








映姫「へっくちっ」

小町「風邪ですか?」

映姫「いいえ、この感じ…誰かが禄でもない噂をしているのでしょう」

小町「はぁ…噂ですか」

映姫「見つけ次第お説教です」






悟空「これ使ってもダメなんか?」



紫「そういえばそんなものもあったわね」

妖夢「なんですか?そのカードは」

紫「簡易結界のスペルカードよ…そうだわ、藍」

藍「はい」

紫「悟空君が結界を張ったら外から補強して頂戴」

藍「わかりました」

紫「幽々子、屋敷の裏借りるわよ」

幽々子「ごゆっくり~」

幽々子「貴女達はどうする?参加しても観戦してもいいわよぉ」

大妖精「えっと…なんだか怖そうなので私は戻りますね」

橙「橙は藍しゃまのお手伝いをしますっ!」



鈴仙「私も帰ります、師匠の手伝いをしないと」

紫「苦労をかけるわね」

ナズーリン「ご主人が宝塔を失くす前に戻るよ」

幽々子「そう…残念ねぇ~またいつでもいらっしゃい」

幽々子「貴女達のお料理美味しかったわよ~」

紫「(ちゃんと味わってたのね…)」

大妖精「あ、ありがとうございます!それでは」

ナズーリン「妖夢…生きてまた会おう」

妖夢「縁起でもないっ!」

鈴仙「また何かあったら呼んでね」

妖夢「皆さん今日は本当にありがとうございました」



紫「さぁ…移動するわよ」




悟空「この辺でいいんじゃねぇか?」

紫「そうね降りましょう」



悟空「どうする?すぐにはじめっか?」

紫「いえ、少し作戦時間を貰ってもいいかしら?」

悟空「わかった…決まったら教えてくれ」



妖夢「紫様…私のような半人前が言うのもなんですが…」

紫「作戦立てたところで勝てる相手ではない…かしら?」



妖夢「はい…」

紫「いいのよ別に勝つ必要はないの」

咲夜「目的は勝つことではなくあくまでも経験…ですね」

紫「その通り…でも」

紫「必要はないとはいえどうせやるなら勝ちたいじゃない」

妖夢「そう…ですね!」

咲夜「それで何か案は?」

紫「色々確認したいことがあるの…まず…」




紫「お待たせ」

悟空「もういいんか?」

紫「ええ…では始めましょう」



悟空「んじゃ結界を発動させるぞ!」

紫「藍、頼んだわよ」




悟空「おめぇ達三人が相手なら…」

超悟空「最初からスーパーサイヤ人でいいよな?」

妖夢「ぐっ…何て圧力っ」

紫「あと二回変身を残してるのは話したわよね?」

咲夜「外の世界にあるゲームのラスボスみたいですね」

紫「さながら敢然と立ち向かう勇者と魔王ね…彼は悪人じゃないけれど」

紫「BGMでも流しましょうか?」

咲夜「勝利のファンファーレでも用意してて頂戴!」

戦闘開始は明日…質問です

チートと名高い紫の能力、さすがにこれはできないんじゃ…的なものといえばどんなことが思いつきますか?

それでは明日お会いしましょう


妖夢「まずは私が!」

妖夢「だぁぁぁ!!」

超悟空「…」

咲夜「動かない!?」

妖夢「な…何故避けないのですか!?私が止めなかったら今頃…」

超悟空「殺気が無いから止めると思った…けどよ」

超悟空「止めなかったとしてもそんな剣じゃオラには効かねぇ」

妖夢「くっ…私の剣を舐めないでください!!」

超悟空「仕方ねぇな…もう一度来いよ、今度は本気でな」

咲夜「指…?」

妖夢「斬られるため…ではないですね、受け止めるつもり…いや」

妖夢「考えるより斬ってみれば分かるっ!」


妖夢「はぁぁぁあ!!」

超悟空「ほいっ」

妖夢「くっ…まだまだぁ!!!」

超悟空「結構早いじゃねぇか、力はともかく技はトランクスより上だ」

妖夢「(まさか本当に指一本で…っ)」

超悟空「でもよ、ちょっと攻撃に集中し過ぎだぞ」

妖夢「えっ…?」




咲夜「な…何…今の…妖夢が…」


妖夢「ぐあ…っ」


咲夜「吹き飛ばされた…?」


妖夢「ぐっ…はぁはぁ…私は…何をされた…?」

咲夜「大丈夫!?」

妖夢「叩きつけられたダメージだけで他には…」

咲夜「何があったの?」

妖夢「分かりません…気が付いたら吹っ飛ばされていました」

紫「あれは…おそらく気合」

妖夢「気合…?そんな動き…」

紫「目よ…自分の気を視線に乗せてぶつけたのよ」

超悟空「正解だ、よく分かったな」

紫「何度も貴方の戦いを見てるもの」

紫「これで半信半疑だった悟空君の事…納得できたかしら」

妖夢「すみません…おかげで目が覚めました」


紫「気にしなくていいのよ」

紫「幽々子と私が言ったとはいえ疑ってしまうのは仕方ないわ」

咲夜「立てる?」

妖夢「大丈夫です…悟空さん、もう一度お願いします!」

超悟空「もちろんだ!」




妖夢「…きっとこの戦いを越えられたら私は強く…一人前になれる」

妖夢「そんな気がします……再度、行きます!」

超悟空「今度は受けられそうに無いな…」

妖夢「妖怪が鍛えたこの楼観剣、祖父に伝授して頂いた剣術」

妖夢「そして…本気を出した私にっ」

妖夢「斬れぬものなど、あんまり無い!」

プラグイン入れなおしても停止…また停止…イッライラするぅ

それではまた明日に…5~8レスなら毎日更新出来そうな…
いやハードルあげるのはよそう



妖夢「たぁぁぁあ!!」

超悟空「おっと!」

超悟空「危ねぇ危ねぇ、今度はオラが油断してたぞ」

妖夢「余裕で躱す、か…ならばこれで!」

超悟空「後ろに下がった…何をする気だ…?」

妖夢「桜花剣!!」

妖夢「………閃々…っ!!」

超悟空「消えた…いや違う高速で移動してんのか」

妖夢「散華ぇっ!!」

超悟空「へへ…っ見つけたぞ!そこだ!!」

妖夢「(見切られた!?…いやいけるっ!)」

超悟空「一歩オラの方が早かったなぁ!」



超悟空「だりゃあ!!」



超悟空「なっ!!また消えた!?」



妖夢「もらったぁぁぁああ!!」

超悟空「後ろかぁ!!」

超悟空「はぁぁ!」



超悟空「くっ…!また消えた…オラにも見えねぇどうなってんだ!」



妖夢「今の私を捉える事は例え貴方でもできませんっ!!」

妖夢「はぁぁっ!!」




超悟空「しまった!!」












妖夢「…浅いか…流石です」

超悟空「どういうわけか一瞬気を見失うんだけどよ」

超悟空「なんとか攻撃が決まる一瞬前までには探れるから避けられたんだ」

超悟空「…武道会の時とはまた別の早さだな…なんかやったのか?」

妖夢「秘密です………はっ!」

超悟空「また後ろに下がった…さっきの技か!」



妖夢「桜花剣」

妖夢「閃々……散華っ!!」

超悟空「オラに同じ技は効かねぇぞ!」

妖夢「(そう…確かに全く同じ技なら)」

妖夢「(この人には見切られてしまうだろう…しかし!)」

超悟空「そこだぁぁぁ!!」

超悟空「っ!…これはナイフか!」

妖夢「(これは私一人の技じゃない!!)」

妖夢「今度こそもらったぁ!!」





超悟空「いってぇぇぇぇええ!!!」

妖夢「……え?」



超悟空「おー痛て……頭が割れるかと思ったぞ」

妖夢「え?……え?確かに斬った…はずなのに…?」


幽々子「あらあら妖夢も結構容赦ないわねぇ」

藍「私には剣で斬ったように見えたのですが…」

幽々子「多分すごい石頭なのよぉ」

藍「……」


超悟空「このナイフが飛んでこなかったら避けられたんだけどなぁ」

咲夜「一対一に割り込んで申し訳ないけど…これは三対一の戦いなのよ」

超悟空「そうだったな…そういやおめぇの能力、聞いてなかったな」

咲夜「嫌でも知る事になりますよ…身をもってね」



超悟空「紫は戦わないんか?」

紫「戦ってるわよ?」

超悟空「でもさっきからずっとそこにいるぞ」

紫「なにも弾幕や打撃が戦いの全てではないのよ?」

超悟空「ふーん…ま、いいさ」



妖夢「(バレてはいない…ようですが)」

咲夜「(まさか斬っても痛いで済むなんて…他に攻撃手段は?)」

妖夢「(…正直ありません…が)」

咲夜「(…………成程)」



超悟空「見てるのもいいけどちゃんと戦ってくれよ?」

紫「…………わかったわ」

書き込みしたつもりになっていたでござる…ダイレクトくれたフォロワーさんに感謝
この二日間休みだったので惰眠を貪っていました

今更ですが原作も天則もやったことないのでスペカの内容が全く違う可能性があります
おかしな所があったら教えて下さい
あ、体験版なら紅魔と風神やったんだ…典型的な二次から入ったにわかです

ではまた



超悟空「それじゃ第二ラウンド開始だ!」

妖夢「きますよ…っ」

咲夜「では先程と同じように」



超悟空「さーてと…次はどう攻撃してくるんかな…?」

妖夢「桜花剣…っ」

超悟空「なんだまた同じ技か…よーし」

紫「……【気をつけてさっきと様子が違うわよ】」

妖夢「閃々…っ【問題ありません】」

咲夜「【この技を回避するのは不可能です!】」

妖夢「散華!!【続けていれば必ず勝てます!!】」

妖夢「はぁぁぁああ!!」


妖夢「(咲夜さん今です!!)」

咲夜「(いくわよ…)」





咲夜「私の世界へ」




咲夜「(時を止め彼の背後に妖夢を移動させる)」

咲夜「(反応されたらナイフで援護、地味だけど効果的よね…)」

咲夜「さてと………これは!?」

咲夜「構えていない、ただ立っているだけ…?」


【気をつけてさっきと様子が違うわよ】


咲夜「どういうつもりなのかしら」



咲夜「(相手が幻想郷の住人…霊夢達や他の妖怪ならともかく)」

咲夜「(彼は私達の常識では推し量ることは出来ない…)」

咲夜「(何かの突破口を見つけたのか…どの道考えている時間はもう無いわ)」

咲夜「(念の為に)…はっ!」

咲夜「あらかじめナイフを配置して出方を見る!」



咲夜「時よ刻め!」



咲夜「(さぁ…どうしますか!?)」

妖夢「ぁぁぁぁああ!!」





咲夜「…決まった…?」












超悟空「残念ながら…効いてねぇぞ」

咲夜「まさか…ノーダメージ…っ!?」

妖夢「本気で…本気で斬りつけたのに…そんな」

超悟空「同じ事してちゃオラには勝てねぇぞ」

紫「(攻撃してくる場所が分かればそこに気を集中すればいい)」

紫「(単純な力の差もあるけど…戦闘経験も違いすぎる)」

紫「そろそろ…か」



超悟空「そんでもって咲夜」

咲夜「は、はい」

超悟空「おめぇの能力って時間を止める事か?」

咲夜「…っ…よく分かりましたね」

超悟空「やっぱそうか、昔ピッコロと悟飯とオラの三人で修行した時に聞いたんだ」

超悟空「グルドって奴が使ってたみたいなんだけどさ」

超悟空「聞いてた状況と似てるからそうじゃねぇかと思ったんだ」

咲夜「私以外にも…(その人もメイドなのかしら)」

紫「二人で戦うのはここまで…ここからは私も混ざるわよ」

紫「と言ってもサポートメインだけどね」

超悟空「サポート?」


妖夢「紫様のサポート…」

咲夜「敵に回ると厄介だけど味方に居ると頼もしいわね」

超悟空「サポートって何をするんだ?」

紫「私の能力を使ってのパワーアップよ」

妖夢「身体を弄られるんでしょうか…」

咲夜「それは…流石に勘弁願いたいわね」

紫「大丈夫よちゃんと元に戻せると思うから」

妖夢「そこは断言して下さい!!」

紫「はいはい大丈夫だから…まずは妖夢、貴女からよ」

妖夢「わ…わかりました」

紫「たしか短時間だけ半霊と一体化できたわよね?」

紫「その時の力は普段とは比べ物にならないとか」



妖夢「誰からそれを……って幽々子様からですね」

妖夢「全く、人の秘密をすぐばらしちゃうんですから」

紫「ふふふ、それで貴女にはその状態で戦ってもらうわ」

妖夢「確かにあの状態なら今よりましですけど…」

妖夢「あの状態は一分と持ちませんよ?」

紫「そこで私の出番、長いこともたないのは早い話がシンクロ率が低いから」

紫「それを弄ってシンクロ率400…は不味いから80%位にまで上げてみるわ」

妖夢「紫様の能力ってそんなことにまで使えるんですか」

咲夜「万能というか反則というか」

紫「準備は必要だけどね…さっきまで二人の情報を解析してたの」

紫「それが終わったから初めてできるのよ」

紫「それじゃ始めるわよ…妖夢」

妖夢「はいっ!」

簡単な紫の能力

「ドラグスレイブ!!」威力中
「黄昏よりも暗き存在…ドラグスレイブ!!」威力大
「四界の闇を統べる王…ドラグスレイブ!!」威力特大

下準備をすれば難しいことも出来るけど素のままだと限定されちゃうよっ!
ってのが安定かなーと…
悟空がグルドの力を知っているのは本編で人造人間と戦うため
三人で修行しているときに聞いた…というご都合展開でお願いします

それではまた明日


妖夢「それではえーっと…あの岩陰で融合してきます」

紫「あらどうして?」

妖夢「そ、その…見られるのが恥ずかしくて」

咲夜「貴女一体どうやって融合するの?」

妖夢「えっと………………です」

超悟空「ん?なんつったんだ?」






妖夢「は、半霊とキスです!!!」





紫「あらあらまぁまぁ」




妖夢「ううぅ~」

咲夜「人前じゃ恥ずかしいわよね…しかも」

紫「自分とだものね…いいわ、あちらでしましょうか」

妖夢「いえ、いい機会です…ここでします」

妖夢「いつか強大な敵が現れたときに恥ずかしいなんて言ってられません!」

妖夢「その時の為の練習と思えば…っ!」

紫「(そんな時に恥ずかしいなんて考える余裕無いとは思うけど…)」

紫「いい覚悟だわ、それじゃ…やってちょうだい」

妖夢「はい………私の姿を映して」

「………………」

妖夢´「………」

超悟空「すげぇ…妖夢に変身したぞ」



妖夢「あの…覚悟を決めたとはいえ…恥ずかしいのは恥ずかしいので…」

紫「悟空君、回れ右」

超悟空「お、おう」

紫「これでいいでしょ?」

妖夢「ありがとうございます…では」

妖夢´「…………」

妖夢「(やっぱり慣れないなぁ…)」

紫「(ちょっといたずらしようかしら)えいっ」

妖夢´「………」

幽々子´「………」

妖夢「ぶっ!!ゆ、幽々子さんむぅっ!?」

咲夜「(悪趣味な…)」



紫「さて…」

妖夢「はぁ…はぁ…」

紫「心を開いて受け入れなさい…」

妖夢「うっ…くっ…はぁ…」

紫「心を落ち着けなさい…少しずつでいいから」

咲夜「(ならあんなことしなきゃいいのに…)」

紫「そう…そのまま」

妖夢「ふぅ……もう、大丈夫です」

紫「どんな感じ?」

妖夢「なんでしょう…いつも以上にはっきりと目が覚めているような」

妖夢「そんな感覚です」

紫「シンクロ率80%…これ以上は鍛練無しにやるには危険だからここまでよ」

紫「次は貴女よ」



咲夜「私は何を強化したら…」

紫「貴女の強化は…って妖夢なにしてるの?」

妖夢「すみません紫様、咲夜さんの強化をしている間…もう一度一対一で戦わせてください」

妖夢「勝てる…なんて自惚れは言いません」

妖夢「ただ試したいんです…私の力を」

紫「いいわよそんなに時間掛からないし」

妖夢「ありがとうございます…悟空さん手合わせお願いします」

超悟空「ああ!おめぇの潜在パワーを見せてみろ!」

妖夢「では…今一度っ!!」





妖夢「勝負!!」

前回の反省を生かし計画書というかプロットを作りました
各段階を箇条書きし、そこを辿ってゴールを目指す…これで変にぶれない筈


百合?ギャグですよ
それでは次回


妖夢「ふぅ……」

超悟空「何で剣をしまっちまうんだ?戦うんだろ?」

妖夢「居合い…というものをご存知ですか?」

超悟空「居合い?なんだそれ」

妖夢「簡単に言いますと納めた状態の刀を瞬時に抜き放つ技です」

妖夢「そして今の私が居合いを行うと…」

超悟空「………」

妖夢「はぁ!」

超悟空「っ!」




妖夢「よく…避けましたね」

超悟空「そのつもりだったんだけどな…掠っちまった」



超悟空「気円斬と同じタイプの技か…」

超悟空「でも切れ味はクリリンやフリーザ以上だ」

妖夢「悟空さんの世界の方以上とは…嬉しいお言葉です」

超悟空「その剣を使ってるからかな、それとおめぇの腕がいいからだ」

超悟空「でもよ…どんだけすげぇ技でも当たらなきゃ意味が…」

妖夢「……」

超悟空「…なんて言わなくてもわかってるって目だな」

妖夢「正解です…これが抜刀時の私の必殺剣」



妖夢「疾れ剣閃…っ!」



妖夢「結跏趺斬!!」


超悟空「(さっきの居合いってので出来た奴をいくつも飛ばしてきた!)」

超悟空「(受けられるか…いや避けねぇと!)」





妖夢「結跏趺斬!!」




超悟空「なっ!?いつの間に後ろへ!」

超悟空「……はぁぁぁああ!!!」




妖夢「……砂煙で見えませんが…手応えはありました」

妖夢「それなりに効いてはほしいですが…」



超悟空「…………ふぅ」

妖夢「…無念です」

超悟空「いちち…避ける余裕も無かったぞ」

妖夢「ダメージが無い…ってわけじゃないか…ならば!」

超悟空「くるかっ」

妖夢「大きな一撃を与えるまで続けるまで!!」

妖夢「やぁぁぁぁああ!!」





藍「妖夢の奴、本気だな…やはり」

幽々子「私の姿をした半霊とちゅ~したからかしらぁ?」

藍「え、いや…それは…どうでしょうか」

幽々子「うふふふ妖夢ったら可愛いわねぇ」



妖夢「だぁぁあ!!」

超悟空「はっ!よっと!…少しずつ慣れてきたぞっ!」

妖夢「(もう見切られ始めている…そろそろキツいか)」

妖夢「【!!】」

妖夢「まだまだぁ!!」



妖夢「結」

妖夢「跏」

妖夢「趺」

妖夢「斬!!」



超悟空「前後右左…今度は四箇所からか!」



超悟空「前後の時は同時だったけど…これはけっこうズレがあるな…」

超悟空「これなら避けっ……!?」

超悟空「(なんだ!?身体が動か…っ!)」

超悟空「解けた…なんだ今のは…」

妖夢「もらった!!」



妖夢「肆重剣閃結跏趺斬!!」



超悟空「ぐぁぁぁあ!!」



妖夢「助かりました…咲夜さん」

咲夜「横槍不意打ち…瀟洒たる紅魔館のメイドには相応しくありませんが…」

咲夜「悟空さんの為…後のお嬢様の為、あらゆる手を尽くします!」

安心と信頼の不意打ち10倍ダメージ
戦闘のセリフ等ワンパターン過ぎて…引き出し少な過ぎワロス…

また明日にお会いしましょう



超悟空「っててて…今のは本当に効いたぞ」

咲夜「本人が効いてるとは言っているけど…」

妖夢「どの程度効いているのだか…」



幽々子「箪笥に足の小指をぶつけても効いてるうちに入るわよねぇ」

藍「あの凄まじい攻撃をそんなものと一緒にしちゃ可哀想ですよ」



咲夜「余力は?」

妖夢「まだまだあります!」

妖夢「ところでさっきのは一体…」

咲夜「あれはね……」










超悟空「さーてまた二人と勝負だな」

妖夢「では咲夜さん」

咲夜「いつでも」

超悟空「今度はオラからだ…せっかくだしおめぇ達の真似してみようかな」

超悟空「にっひっひ~これなーんだ」

妖夢「あれは…弾幕?でもたったひとつ…」

超悟空「はぁ!」

妖夢「!!」



超悟空「さすがに慣れてるだけあってよく避けたな」

咲夜「な…」

妖夢「なんという速度…」

超悟空「んじゃ連続でいくぞ!!」

超悟空「うりゃりゃりゃりゃ!!」

妖夢「咲夜さん上へ!」

咲夜「ええ!」



妖夢「悟空さんが使えるのは追尾効果の無い直線的な弾幕のみ…でしょうか」

咲夜「わからないわ、そうなら楽なんだけどね」

妖夢「あれだけの数…威力は大したことないはず」

妖夢「多少のダメージは覚悟して突貫すれば…」



超悟空「へへっ今度はそっちが油断したな!」

咲夜「何処!?」

妖夢「咲夜さん上です!」

超悟空「いくぞ!はぁぁ!!」

妖夢「くっ」

咲夜「危なかった…いつの間に上へ」

妖夢「……先程言ったとおりある程度ダメージ覚悟で…」





妖夢「うぐっ…今の爆音は…?」

咲夜「よ…妖夢…下を」

妖夢「んな…っ」



超悟空「ありゃりゃ穴だらけになっちまった」

紫「ちょっと悟空君ー?ちゃんと結界に向かって打たないとこの辺りが更地になるわよー」

超悟空「わりぃわりぃ」

紫「藍~結界をもう少し上に持ってきて」





妖夢「…………」

咲夜「少々のダメージ覚悟で…突貫する?」

妖夢「するわけないでしょう!!」

妖夢「全力で避けて…避けて好機を待ちましょう!!」

咲夜「そ、そんな涙目で迫らなくてもやらせないわよ…」

妖夢「さぁさぁ頑張りましょう咲夜さん!!」



超悟空「なんか知らねぇけど妖夢の奴すげぇやる気だしてんな…」

超悟空「気功波は色々面倒だし…剣はいてぇけど接近戦で行くかっ!」



妖夢「来ました!」

咲夜「接近戦…武器持ち相手でも関係無しですか」

妖夢「あの弾幕を避けていたらそれだけで体力が奪われてしまう」

妖夢「これは好機です…頼みましたよ咲夜さん!」



妖夢「はぁぁあ!!」

超悟空「(普通の攻撃は避けられる…さっきのはなんだったんだ…?)」

超悟空「どうした妖夢!さっきのすげぇ攻撃はしてこねぇんか?」

妖夢「そう何度も必殺技を見せるわけにはいきませんよ!」



妖夢「やぁぁぁ!!」

超悟空「神奈子も言ってたけどおめぇの攻撃は読みやすい」

超悟空「そんな攻撃じゃいつまでやってもオラを倒せねぇぞ!」

妖夢「くっ…まだまだぁ!!」

超悟空「(仕方ねぇな…)」

超悟空「ちょっと強めに攻撃すっぞ!!」

妖夢「(振り下ろし…受けるわけにはいかない…!!)」




藍「拳で地面を殴りつけただけで隕石が落ちたように…」

幽々子「怖いわねぇ~」




超悟空「(さぁ…隠れ蓑は作ったぞ…いつでも打って来い!!)」














妖夢「肆重剣閃結跏趺斬!!」


超悟空「(来たっ!!)」













超悟空「(出てきた場所もさっきと一緒…っ)」

妖夢「はぁぁぁああ!!」

超悟空「まずは右のこいつから………っ!?」

超悟空「(ぐっ…まただ!!)」

超悟空「解けたっ…一体なんなんだ!」

妖夢「やぁぁ!!」

超悟空「ぐあっ!」

妖夢「このまま攻めます!!咲夜さん続けて下さい!!」

超悟空「がっ…!(咲夜…?)」

咲夜「あの馬鹿…っ」

超悟空「(そうか…強化した咲夜の能力か!!)」


超悟空「ぐっ…(また身体が!)」

妖夢「(勝機!!)」

妖夢「覚悟!!やぁぁぁあああ!!」








妖夢「!!」

妖夢「そんな…素手で受け止め…?」





超2悟空「だぁぁぁぁぁぁぁあああ!!」

妖夢「きゃぁぁぁあ!!」



超2悟空「ふぅ…やるじゃねぇか二人とも」

妖夢「あ…ああ」

咲夜「妖夢!!」

超2悟空「あのままだったらちょっとヤバかったからな」

超2悟空「さ、続きやっぞ!!」

咲夜「(なんという圧力…本気になったお嬢様でもここまでではない)」

咲夜「(この人相手に私たちでどう戦えば…)」

紫「そろそろ辛そうね…」

妖夢「ゆ、紫様!」

紫「ここからは三人で戦うわよ」

超2悟空「へへへ…やっとでお出ましか」

紫「主役は遅れて登場するものよ…さぁいくわよ!」

本来なら咲夜さんの力では一秒も止められませんがゆかりん☆マジックで強化
一秒だけかなしばりにできます

次は多分木曜日から金曜日に


咲夜「いくわよって意気込むのはいいんだけど…」

妖夢「どうやって戦うんですか?」

紫「どうって勿論私達流で」

咲夜「今の彼に弾幕か通じるとはとても思えないんだけど…」

紫「じゃあ彼相手に肉弾戦で挑む?それこそ通じないわ」

紫「どうあがこうが接近戦で勝つのは不可能、なら得意分野でやるしかないでしょう?」

妖夢「そう…ですが」

紫「もちろん何も考えていないわけじゃないわ」

紫「今は私を信じて全力で攻撃なさい」

咲夜「貴女を信じる…ねぇ」

紫「な、何よ」

咲夜「この機会に日頃の行いをもう少し改めたら?」


咲夜「この場は他に手段が無いからとりあえず信じますけど」

紫「酷い言いぐさね…ねぇ妖夢?」

妖夢「え!?あ…えっと…ノーコメントで」

紫「…泣きそうだわ」

咲夜「それじゃ妖夢、接近せず弾幕でやるわよ」

妖夢「はい!」

紫「あ、弾幕は威力も欲しいけど手数の多いものでお願いね」

咲夜「え?ええ、わかったわ」




妖夢「悟入幻想!!」

咲夜「エターナルミーク!!」

紫「(彼にぴったりの技名ね…っと準備準備)」



超2悟空「お、確かそれはおめぇ達の得意技だったな」

妖夢「これだけの数の弾幕」

咲夜「美しくは無いけど回避不可能の密度」

妖夢「これなら!」

超2悟空「確かに正面から避けんのは難しいかもしれねぇけどよ」

超2悟空「はっ!!」

咲夜「!!」

妖夢「咲夜さん!」

咲夜「分かってるっ!」

超2悟空「こんだけ広いんだ横に避けたらいいだけだぞ」

超2悟空「へっへっへ残念でした~」

妖夢「広がる弾幕をあんな避け方で…天狗でも出来ませんよ」

咲夜「彼のスピードだからできる…けど」



咲夜「今の私達には関係ないわ!」

妖夢「撃って撃ってうちまくります!!」

超2悟空「諦めねぇか…いいさ付き合ってやる!」





咲夜「はぁ…はぁ…はぁぁぁ!!」

妖夢「ぜぇ……ぜぇ……だぁぁぁ!!」

超2悟空「(妙だな…)」

超2悟空「(オラには一発も当たってねぇのに同じ攻撃ばかり…)」

超2悟空「(あいつらだって弱いわけじゃねぇ、効かないなら他の技にするはずだ)」

超2悟空「(戦うって言った紫も動きを見せてねぇ…)」

超2悟空「(避けてるだけじゃわかんねぇし、仕掛けてみるか!)」

超2悟空「か~め~…っ!」

咲夜「あの構えは!」


妖夢「なんですか!?」

咲夜「魔理沙のマスタースパークのような技よ…といっても」

妖夢「威力は桁違い…私達の弾幕で押し返せ…そうにはないですね」



超2悟空「は~め~…っ!」

超2悟空「(さぁ…何か狙ってるなら見せてみろ!)」

超2悟空「は…ぐぅっ!!」

超2悟空「弾幕!?後ろからか!」

超2悟空「でも咲夜も妖夢も正面に…紫だって」


妖夢「隙あり!!」

咲夜「はぁぁぁぁぁ!!」



超2悟空「おっと!あぶねぇあぶねぇ」



妖夢「あ、あの状態から避けますか…」

咲夜「紫の狙いはこれか…でもこれじゃ」

咲夜「いえ、どの道私達にはこれを続けるしか手段はない」

咲夜「妖夢!」

妖夢「いいですとも!」


超2悟空「(きたっ!)」

超2悟空「(多分霊夢の技みたいに弾幕を誘導してるんだな)」

超2悟空「(避けた弾幕に注意しながら攻撃すりゃさっきみたいにはならねぇはずだ)」

超2悟空「もう一度いくぞ!!か~め~」


咲夜「!!」

妖夢「!!」


超2悟空「は~め~っ!!」

超2悟空「(背後に気配は感じない…もうやってこねぇんか?)」






紫「残念♪今度は四方からよ」





超2悟空「あれは…っ!」






妖夢「けほっけほっ」

咲夜「物凄い爆発ね…」

紫「それだけあなた達の弾幕の数と威力が凄かったって事よ」


咲夜「私達の放った弾幕をスキマで回収」

咲夜「そして空間内で留めて一気に開放…三人だからこそ出来る技ね」

妖夢「これだけの威力ならきっと…」

咲夜「どうかしらね」

紫「………さ、二人とも力を溜めてちょうだい」

妖夢「何故ですか?勝負はもう…」

紫「まさか、あの程度で彼に勝てるなら苦労はしないわよ」

咲夜「防がれた?」

紫「一度彼の技を妨害するのに使ってしまったから…多分ね」

妖夢「私一人の技ならともかく…三人の技も一度で…?」

紫「それを可能にするのが…孫悟空…宇宙最強の人間よ」



紫「さぁさぁお喋りしている暇は無いわ」

紫「爆煙が晴れる前に準備を終わらせないと」

咲夜「準備…彼に勝つ技の準備?」

妖夢「紫様…そんなものが…?」

紫「どうかしらね、とにかく今は力を溜める事に集中しなさい」








超2悟空「ふぅ…そういや紫にはスキマってのがあったんだった」

超2悟空「まさか弾幕をワープさせてくるとは思わなかったな」

超2悟空「流石に一筋縄じゃいかねぇ…にしし、ワクワクすんなぁ」


超2悟空「さーて次はどんなことをしてくれんのかな……!?」

超2悟空「三人の力がどんどん高まってる…あっちだ!」

超2悟空「煙で見えねぇ…吹き飛ばすか」

超2悟空「はぁぁぁぁ!!!」







紫「今よ!送って!!」

咲夜「はっ!」

妖夢「やぁ!」




紫「紫秘奥義…集束弾幕結界!!」

投稿してから宇宙最強より全宇宙最強の方がしっくり来ることに気が付いたorz
お待たせしました、久方ぶりの世紀…更新です


皆さん心配している通り地霊の話まで届くのか怪しいので以前行ったアンケの通りに行かないかもしれません
わざわざお聞きしたのに申し訳ありません

それではまた次の更新日に!



超2悟空「かめはめ波か!?」

超2悟空「はぁぁぁぁぁ!!!!」



妖夢「(嘘!?受け止めた!?)」



藍「なんという力…流石紫様!」

幽々子「もっと近くで見たいわねぇ…中に入れてくれる?」

藍「危険ですよ何かあったら…」

幽々子「私もう死んでるのよ~?」

藍「あまり接近し過ぎないでくださいよ?」



咲夜「(妹様のよりも強い力…それでも受け止められるなんて)」




咲夜「(さぞかし悔しい顔を……)」

紫「………」

咲夜「(…そう、まだ何か企んでいるのね)」




超2悟空「もうちょっと早かったら間に合わなかったぞ!」

超2悟空「そっちがかめはめ波ならオラだって!」

超2悟空「か~め~は~め~」



紫「来るわよ!ふんばりなさい!」



超2悟空「波ぁぁあああ!!!!」



妖夢「ぐぅっ!?」

咲夜「私達の力をあっさり押し返すなんて…っ」

紫「限界ギリギリまで力を送って!このまま押し切られるわよ!!」



超2悟空「さすが紫だ…上手い事力を使ってるな」



妖夢「ひぃ~きっついです!」

紫「押し返すわよ!」

妖夢「そ、そんな力もう無いですよ~!」

幽々子「あらあらもう弱音を吐くの?妖忌が聞いたら呆れるわよぉ?」

妖夢「幽々子様!」

幽々子「見てるだけじゃつまらないから来ちゃった」

紫「藍ったら…全く」




幽々子「あの子を責めないであげてね…私も力を貸すわ」

紫「わかっ…てるわっ!!」

咲夜「(私と妖夢の力を足した時よりも強い力…!)」

紫「私と幽々子で耐えているうちに二人は力を溜めて!」

紫「全員で一気にいくわよ!」


―――――――――――――――
―――――――――――
――――――――
――――――
―――


超2悟空「結構頑張ったけどそろそろ限界だろうな…」

超2悟空「…いや、紫はこの程度で終わる奴じゃねぇ筈だ!」



紫「二人とも少しは回復した?」

妖夢「いけます!」



咲夜「私もよ」

紫【藍!】

藍「ここに!」

紫「あなたも力を貸しなさい」

藍「はっ!」

紫「悟空君!私達の《本気》見せてあげるわ!!」



超2悟空「(本気…か)」

超2悟空「(手加減したらあいつ等にわりぃかな…)」

超2悟空「だああああああああああ!!!!!」



藍「くっ…本当にこれが人間の力かっ!?」



紫「来るわよ…彼の本気が!全員――――――」




超2悟空「波ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」










超2悟空「!?」






超2悟空「だぁぁぁぁ!!!」



超2悟空「後ろからかめはめ波!?しかもこれはオラの!!」

超2悟空「…そうか!紫の…っ!!」







―――紫超秘奥義!集束弾幕結界!!!







超2悟空「!!」




超2悟空「挟み撃ちか!」

―――
――――――
――――――――



―――――――――――
―――――――――――――――

紫「来るわよ…彼の本気が!全員――――――」


紫「下がりなさい!!!」

―――――――――――――――
―――――――――――
――――――――
――――――
―――

幽々子「なんだか彼に悪い気のする作戦ねぇ」

咲夜「最強の剣と鎧を持つ者を倒す方法はその剣で攻撃する事…って事ね」

藍「素晴らしい作戦勝ちです紫様!」

紫「彼が倒れるまで油断してはダメよ!」






超2悟空「へへっ…一筋縄じゃいかねぇのは…オラもだぞ!」








―――――――――! ! ! ! ! ! !―――――――――







藍「なっ!?」


超2悟空「ぎににに…っ!い、言ったろ!一筋縄じゃいかねぇって!!」


幽々子「自分の本気の技と私達の技を片手で…凄いわねぇ」

紫「両手がふさがっている今がチャンスよ!!」

妖夢「更に追い討ちですか!?」

咲夜「ほら行くわよ!!」



咲夜「メイド秘技…殺人ドール!!」


妖夢「空観剣!六根清浄斬!!」


藍「一転集中!!狐狸妖怪レーザー!!」


幽々子「これをやるのは久しぶりね…反魂蝶―八分咲―」


紫「これで…!!」






超2悟空「…………」















魔理沙「な、なんだ!!地震か!?」

霊夢「………」

魔理沙「おい霊夢!お前もちゃぶ台に隠れろ!」



















萃香「お、噂をすれば…これがあいつの力だよ」

「いいねぇいいねぇ!!ワクワクするじゃあないか!!」

萃香「くっくっく、似た者同士同じような事を言うものなんだねぇ」























「すっごーい…お姉ちゃんに教えてあ~げよっと」





















「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」











咲夜「なにが…けほっけほっ」


「…」


妖夢「いたたたた…凄まじい爆発が起こってそれで…」


「…」


幽々子「あらあら…」


「…」


藍「紫様!ご無事ですか!!」



紫「ええ…大丈夫よ」

紫「(そう…あれが…)」




超3悟空「ふぅ…今のは結構やばかったな」




紫「スーパーサイヤ人3…」









お待たせしました今回はここまで


>>669のシーンがどのように脳内変換されたか御感想頂けると幸いです
それでは次の更新時に




紫「(かつて最強だと信じて疑わなかった界王神様)」

紫「(でもそれを上回った魔人ブウ…そしてそれを討った人間孫悟空)」

超3悟空「まさかオラのかめはめ波をそのまま利用するとは思わなかったぞ」

紫「(でも…本当にこれが…?)」

超3悟空「紫のあの能力はやっぱ厄介だな…」

紫「…」

超3悟空「おーい紫大丈夫か?」

紫「…」

藍「紫様!やはり何処かお怪我を!?」

紫「…ごめんなさい、ちょっと考え事をしていただけよ」



妖夢「ふぅ…本当死ぬかと思いましたよ」

紫「!!」


紫「(……何故私達は……死んでいない?)」

紫「(それは勿論彼が何だかんだで力を抑えているからに違いない)」

紫「(彼が本当の力を発揮すれば…私達は愚か幻想郷すら…)」

紫「悟空君…それスーパーサイヤ人3…よね?」

超3悟空「そうだぞ」

咲夜「髪の毛が伸びて…眉毛が…」

妖夢「迫力ある…というか随分怖い顔になっちゃいましたね」

超3悟空「そうなんだよな、オラはあんま気にしてねえけど」

紫「かつて魔人ブウを倒したのはその姿で間違いないわよね」

超3悟空「いきなり何言ってるんだ紫」

紫「お願い答えて」

超3悟空「前にも言ったけど魔人ブウを倒したのはオラ一人の力じゃねぇ」


紫「では戦ったのはその姿…というのは間違いないのよね」

超3悟空「それは間違いねぇぞ」

藍「あの…紫様?」

紫「ではもう一つ…」

紫「貴方…幻想郷で本気を出した事はある?」

咲夜「何を言ってるの?その姿が彼の真の…」

紫「どうなの?」

超3悟空「……オラ手を抜いた覚えはねぇぞ…ただ」











超3悟空「試合用の力で戦ってはいたけどな」

ちょっとここで止めます

この後の展開で
現在 悟空 10000 紫 1

悟空 1000000 紫 1  か 悟空 10000000000 紫 1
になるんですが後者は週刊誌あるあるもいいところになります
どっちにしようか悩んで動けず…どちらがいいでしょうか皆様のご意見お聞かせ下さい



妖夢「試合…用?なんですかそれ」

紫「相手を殺さないようにする為の枷…とでもいったところかしら」

紫「…いつからそれが必要だと感じたの?」

悟空「……最初に霊夢と戦った時だな」

悟空「結界を壊そうとした時もしかしたら…とは思ったんだけさ」

悟空「紫はいつ気が付いたんだ?」

紫「最初に疑問に思ったのは紅魔館で貴方がスーパーサイヤ人になった時」

紫「私の家で変身した貴方の力は幻想郷中を覆ったのにあの時は違った」

紫「そしてその後の戦い…今思えば武道会もおかしな所があるわね」

紫「貴方の力を奪った大天狗と戦って無事なのもおかしい」

藍「そんなに…おかしいのですか?」



紫「惑星一つを軽々と吹き飛ばせるような力」

紫「完全に引き出せてはいないとはいえそんなのと戦って無事なのは…ね」

咲夜「まぁ…言われてみればそうだけど」

紫「他にも色々聞きたいことはあるわ…でもこの際それは置いといて」

紫「貴方の戦闘用の力…見せてくれる?」

悟空「そりゃいいけどよ…またなんでだ?」

紫「あら、貴方は自分より強い人が居ても力を見たいと思わないの?」

悟空「へへへ…そういう事か、確かにそうだ」

悟空「見せるのは紫だけでいいんか?」

紫「どうする?」

幽々子「せっかくだし見させて頂くわぁ」

妖夢「私も後学の為に!」

咲夜「なら私も…」

紫「ということで皆見るそうよ」


悟空「キツくなったらすぐに離れろよ」

紫「皆気を抜かないようにね」

幽々子「(…変身はしないのかしら)」

悟空「いくぞっ!」




悟空「はぁぁぁ………」

紫「こ…これは…っ!?」

幽々子「彼の影響かしら」

紫「山も空も…色が」

妖夢「ぅあ…あ…」

咲夜「はぁ…はぁ…っく」

一度帰宅したのですが遺書が見つかってすげーややこしい事になったので再び屋久島へ
お金が絡むと人間変わりますね本当…また携帯でちょこちょこ書き溜めますが遅くなったらすみません

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紫「(これは…思った以上に辛いわ)」



紫「藍と幽々子は大丈夫そうね」

幽々子「なんとかねぇ」

藍「正直立つのがやっとですよ」

紫「…藍は二人を連れて今すぐここを離れなさい」

咲夜「うっ…足が…動かな…っ」

妖夢「はぁっ…はぁっ…」

藍「さぁ私に掴まって下さい」



紫「さて……凄いわ、なんて静かで強大で」

悟空「………これが戦闘用の力だ」

紫「純粋な力……ぶらり廃駅下車の旅!!」

悟空「!!」

幽々子「あらあら」


幽々子「いきなりなんてちょっと酷いんじゃない?」

紫「そういうのはアレを見てから言って頂戴」

幽々子「………あらあら」



悟空「いきなりだもんな、ちょっとびっくりしたぞ」



紫「避けるわけでも破壊するでもなく」

紫「立ったまま…何もしないで」

幽々子「止めちゃってるわねぇ」

悟空「んで、オラどうしたらいいんだ?もう終わりにすっか?」

紫「いいえ、今度は私が貴方の攻撃を受けるわ」

幽々子「ちょ、ちょっと紫!?」


紫「そんなに慌てなくてもいいじゃない」

幽々子「流石に…それは」

紫「いくらなんでも死にはしない………わよね?」

悟空「んーと……ここからなら大丈夫だろ」

幽々子「そんなに離れたところから…でも弾幕の類なら意味が無いんじゃなぁい?」

悟空「気功波じゃねぇさ、ま、見てりゃ分かるよ」

悟空「いくぞー紫ー!」

紫「ええ…っ」

幽々子「(正拳突の構え…何を…?)」

悟空「はっ!!」





藍「ゆ、紫…様?」



咲夜「今後方から物凄いスピードで…」

妖夢「木々を吹き飛ばしながら飛んできたのって…」

藍「紫様!!」

咲夜「痛っ!」

妖夢「降ろすなら言って下さいよー!」




藍「紫様!紫様!」

藍「森の中にもおられない…一体何処まで…!?」

藍「(紫様の妖力は……)」

藍「……………!!見つけた!!」

藍「どうかご無事で…っ!」













藍「紫様!」

紫「ごほっごほっ…あ゛ー…私生きてる?」

藍「もっと酷いお怪我を想像していましたが…比較的軽症のようです」

紫「頑丈な身体に感謝……だけじゃないみたい」

藍「結界…ですか」

紫「ええ、彼の力を吸収してくれたからこの程度で済んだようね」


紫「もし結界手前で叩きつけられていたらと考えるとぞっとするわ」

藍「…」

紫「さて戻りましょうか」

藍「そうですね、二人も休ませないといけませんし」

紫「ん?……ああ違うわ、戦いに戻るのよ」

藍「なっ何を言っているんですか!?」

紫「確かに戦いとは言えないわね、遊んでもらっているようなものだし」

藍「そうではなくて!危険だと言ってるんです!」

藍「好奇心も分かりますが学ぶべきは彼であって紫様ではないはず」

藍「無茶はおやめ下さい!」

紫「なんとかなるならそれでも良かったんだけどね」

紫「大丈夫、死ぬ事は…まぁ無いと思うわ」



藍「なりません!そういう事ならこの身に代えてもここは通しません」

紫「【命令よそこを退きなさい】」

藍「ぐっ…!ゆ、紫様」

紫「ありがとう藍…でもごめんなさいね」

紫「気付いてしまった以上やらないわけにはいかないの」

紫「あの二人を頼んだわよ」

藍「紫様!!」





幽々子「ほら戻ってきた」

悟空「大丈夫か紫!…すまねぇちょっと力が入りすぎたみてぇだ」

紫「(幽々子が引き止めていてくれたのね、有り難いわ)」

紫「問題ないわよ、吹き飛んだだけで大きなダメージは無いわ」



紫「それじゃ続けましょう」

幽々子「紫…いくらなんでも」

紫「悟空君は止めないわよね…いや止める筈ないわよね」

悟空「紫…おめえ…」

紫「貴方の攻撃を受けて…気を受けて分かったわ」

紫「不可能…とは言わないけどあまりにも期間が短過ぎる」

幽々子「紫…?何の話をしているの?」

紫「貴方も知ってのとおり彼は空間移動を会得するためにここにいる」

紫「それができれば一番平和的解決だから…でもできないのよ」

紫「彼に次元の壁を破る力はあっても閉じる事はできない」

幽々子「それをできるようにする修行じゃないの…?」

紫「次元の壁というのはとても強固…ただ一度破れるととても脆弱でね」


紫「一度完全に開いてしまうと自然に戻ることはまずない」

紫「運よく戻っても綻び易くなってしまう」

紫「それを完璧に戻すには針に糸を通すなんてレベルじゃない作業が必要なの」

紫「彼の扱う気では…恐らく最小にしても霊力妖力の100倍以上の力がある」

紫「彼の気でもできるんじゃないかと思っていたけど」

悟空「紫のアレを通ったときにオラもこりゃキツいかなとは思ってたけどよ」

悟空「やっぱそうか」

紫「察していたわりには悲壮感がないわね」

悟空「諦めたわけじゃねぇからな、何か方法があるさ」

紫「方法…私が全盛期まで力を取り戻す事」

悟空「もしかしたら別の方法もあっかも知れねぇしな」

紫「…となると次に悟空君には行って貰いたい場所があるの」

悟空「オラに行ってほしいところ?」

紫「ええ、地底に…地霊殿の主の下に」

読めてた人には読めていたと思いますが悟空に新たな力を付与することはしません
付与するとGTと違うお話になってしまうのであくまで本筋に影響が出ないように…と

瞬間移動が使うないチビ状態で上位の移動術使えるわけないじゃん!!

というやつです

トリは付けても良いんですが…バレバレですよね多分

>>1 と関係ない作品も含めたら一体何人のサイヤ人が幻想郷にいったのだろう……

>>765
私の知っている限りで幻想郷に行った事のあるサイヤ人は
大人悟空、ベジータ、未来トランクス、未来悟飯、ゴテンクス、ターレス、バーダック、ブロリー、少年悟空、少年悟飯、バラガス、悟空Jr くらいかな

>>766

もうだめだぁ お仕舞いだぁ(幻想郷が)

シャモ 「アイツら幻想郷で暴れまわって、 可愛い女の子たちにタダ飯ばっかもらってるんだぜ。 サイヤ人なんて 宇宙の悪魔さ。」


悟空「地底って事は地面の下か?」

紫「ええそうよ」

悟空「そんな所に住んでんなんて変わった奴だなぁ」

紫「色々と事情があるのよ」

悟空「んでそこにはどうやって行くんだ?」

紫「博麗神社の裏手に大穴があるからそこから地下に降りられるわよ」

悟空「神社の裏か…んじゃ早速」

紫「ちょっと、まだ私との」

悟空「何言ってるんだおめぇもうフラフラじゃねぇか」

紫「平気よ、なんともないわ」

悟空「ふぅん……」

紫「私の事は気にせず続けましょう」



紫「この位の事でどうにかなるほどやわじゃないわ」

悟空「……いや、ダメだ」

紫「なん……そうね」

悟空「この程度の残像拳も見破れねえ位ダメージがあるんだ」

悟空「今は休んだ方がいい」

悟空「一年も時間はあるんだ、急いで身体壊しちゃなんにもなんねえぞ」

悟空「休むのも修行のうちさ」

紫「そうね、焦っても仕方ないしそうするわ」

紫【藍、そっちの二人を連れて戻ってきて帰るわよ】

藍【わかりました…本当無茶しないでください】

紫【はいはい】

紫「ふぅ…悟空君はどうする?すぐに行くなら穴の所まで繋いであげるけど」

悟空「オラちょっと野暮用があるから自分で行くよ」



紫「そう?でも幻想郷への入り口はわかる?」

悟空「んー…多分大丈夫さ」

紫「前科があるからなんとも言いがたいけど…まぁ迷ったら呼んで頂戴」

悟空「大丈夫だって!んじゃまたなー!」



藍「戻りました…彼は?」

紫「地底に向かったわ」

幽々子「紫には焦らなくていいって言ってたのにねぇ」

紫「力を持つ者に会える興奮を抑えられないのよ」

咲夜「それがあったからこそあそこまで強くなれたのかしらね」

紫「そうね、そして何より守るべきものがある者の強さ」

紫「そんなところかしら」





悟空「まだ近くに居ると思うんだけどな…」

悟空「………居た!」



ナズーリン「今頃寺はどうなっているか…無理を言って出てきたからな…心配だ」

「おーい!」

ナズーリン「ん?この声は」

悟空「おーい!ちょっと待ってくれー!」

ナズーリン「悟空じゃないか、手合わせとやらはもう終わったのかい?」

悟空「まぁな」

ナズーリン「随分早く終わったんだな…それで私に無いか用かい?」

悟空「これを聖に渡してくれねえか?」

ナズーリン「ん?封筒?随分分厚いが手紙…ではないよな」


悟空「大変だって聞いたからさ、オラには必要ねえし」

悟空「んじゃ頼んだぞー!」

ナズーリン「あ、おい!……忙しない奴」

ナズーリン「中は…聖宛だ、勝手に見るのは良くないな」

ナズーリン「あいつが渡してきたものだ危険物の類ではないだろう」

ナズーリン「…っと早く戻ろう」



ナズーリン「戻っ……これは酷い」

星「お…おかえりなさいナズーリン」

ナズーリン「あれから一体どれだけの人が来たんだ…」

村紗「里の人間だけじゃなく話を聞きつけた妖怪とかも来てさ」

村紗「武道会を見に行ってない人には出さなくてもいいんじゃない?って言ったんだけど」

村紗「聖が「折角来て頂いたのに追い返す事ができましょうか!いえ、できません!」って」



ナズーリン「成程…まぁいつも通りの聖だ」

一輪「でもお陰様で命蓮寺の家計は火の車よ」

ナズーリン「入信者が一人でも居たならいいんじゃないか?」

村紗「あはは…」

星「残念ながら…」

ナズーリン「言っておいてなんだけどカレー食べただけで入信するはずも無いか」

ナズーリン「あ、そうだ頼まれ物があったんだ…ご主人」

星「なんですかナズーリン」

ナズーリン「聖は何処にいる?」

星「聖でしたら台所で後片付けをしているはずです」

ナズーリン「そうか、孫悟空から預り」

聖「彼が来てくれたんですか!?」


ナズーリン「……いやこれを渡してくれと頼まれたんだが」

村紗「(ねぇさっきの会話って台所まで聞こえる大きさだっけ?)」

一輪「(そんなわけ無いけど…まぁ姐さんだし)」

星「(彼の名前に反応したのでしょう)」

聖「そう…ですか」

ナズーリン「中身はなんなんだ?随分と分厚いが」

聖「あら…」

ナズーリン「んなっ!?」

聖「ナズーリン…彼は何と言ってこれを?」

ナズーリン「えっと…確か大変だって聞いたから、と」

村紗「なになに、何が入ってたうわなにそれ!?」

一輪「凄いお金ね…」



星「これでかなり助かりますね」

聖「お礼を言わなくては…彼は今何処に?」

ナズーリン「聞く前に走り去ってしまったんだ」

聖「困りましたね」

村紗「その内来てくれるって!」

星「とりあえず今日は聖も休みましょう、くたくたです」

聖「ふふっそうですね、そうしましょうか」


悟空「神社到着っと」

悟空「霊夢ー!オラだー!いるだろー?」

霊夢「んー?なんだ悟空じゃないどしたの」

悟空「神社の裏に地底にいける大穴があるって聞いたんだけどよ」

霊夢「あるわよ、今度は地底で修行?」

悟空「そんなところだ」

霊夢「時間的にも賑わってるだろうから丁度いいわね」

悟空「結構遅い時間だけど大丈夫なんか?」

霊夢「昼間行っても殆どが寝てるし今がいいのよ」

霊夢「よいしょっと…大穴まで案内してあげるわ」

悟空「サンキューわりいな」


霊夢「で、幽々子の所に行ったんでしょ?どうだったの?」

悟空「結構楽しかったぞ、一緒に飯も食ったしな」

霊夢「幽々子と?…それは大変だったわね…妖夢が」

悟空「ん?何か言ったか?」

霊夢「いいえ…ほら見えてきたわ、アレよ」

悟空「ほえ~…コレがそうか…底が見えねえな」

霊夢「そりゃそうよ地底まで繋がっているんだから」

悟空「それじゃいっくるうわぁぁああああああ!!!」

霊夢「いやぁ…一度やってみたかったのよね」

霊夢「……帰っておせんべ食べよ」




悟空「霊夢の奴無茶するな…まぁいいけどさ」

悟空「このまま下まで行くか」



悟空「しっかし暗いところだな…壁にぶつからねえように注意しないと」

ヤマメ「それもだけど妖怪に襲われる心配とどう着地するかもね」

悟空「オラ両方とも何とかできるぞ」

ヤマメ「落下中、しかもいきなり話しかけたんだ少しは驚きなよ…」

悟空「んでおめえ誰だ?」

ヤマメ「この状況で自己紹介?まぁいいけどさ」

ヤマメ「私は黒谷ヤマメ」

悟空「オラ悟空だ」

ヤマメ「悟空…なんだったか…何処かで聞いたような」

ヤマメ「んであんたこんな所で何してんのさ」

悟空「オラ地霊殿のさとりって奴に会いに行くんだ」

ヤマメ「はぁ?あんた人間よね?辿り着く前に死ぬわよ」


悟空「大丈夫だって、オラ鍛えてっから」

ヤマメ「地底の者達を舐めちゃいけないよ…ま、好きにしたら?」

ヤマメ「ほらそろそろ到着だ、このままじゃ死ぬよ?」

ヤマメ「どうすんの?」

悟空「どうするって飛べばいいじゃねえか…ほら」

ヤマメ「驚いた…あんた飛べるんだ」

悟空「まぁな、んでよ地霊殿って所にはどういったらいいんだ?」

ヤマメ「ここを道なりに進めば街がある旧都と呼ばれる場所だよ」

ヤマメ「そこを進めば地霊殿に着くよ」

悟空「さんきゅー」

ヤマメ「行っちゃった…ん?キスメ居たんだ、どうしたの?」

キスメ「……!」


ヤマメ「あの悟空ってのがどうしたの?」

キスメ「……!……!」

ヤマメ「え?勇儀の言ってた孫悟空……あっ!!」

ヤマメ「成程…そりゃ自信たっぷりなわけだ」

キスメ「……?」

ヤマメ「見物?しにいってもいいけど危ないし始まったら遠くから見るよ」

ヤマメ「それまでのんびりしとこう?」



悟空「うーん…やっぱ暗いな…こういう時はっと」

超悟空「はっ!」

超悟空「これで随分見やすくなったな……ん?」

超悟空「橋…と人が居る」


パルスィ「こんなところまで人間の子供が来るなんて」

パルスィ「その行動力妬ましいわ」

超悟空「おめえいきなり何言ってんだ」

パルスィ「それになによそのピカピカ光ってるの」

パルスィ「何処に居ても目立つなんてますます妬ましいわ」

超悟空「いや…これは暗くて歩き辛かったからよ」

悟空「ほらこれでいいだろ?」

パルスィ「人間の癖に変幻自在なんてとことん妬ましいわ」

悟空「オラにどうしてほしいんだよ」

パルスィ「別に何もしなくていいわよ…それで、貴方このまま進む気?」

悟空「地霊殿に用があっからな」

パルスィ「行くって言うなら止めないけど何があっても知らないわよ」

悟空「何かがあった方がオラはいいけどな」


パルスィ「…行くならさっさと行きなさい」

悟空「あ、もう一人来るかもしれねえからそいつも通してやってくれよ」

パルスィ「もう一人?ヤマメの事?あれも地底の住人よ」

悟空「とにかく頼んだぞー」







パルスィ「…さーてお望みの人間が来たわよ勇儀」

パルスィ「しかし鬼をも魅了する強さなんて…やっぱり妬ましいわ!」



悟空「変わった奴らが居るとは思ってたけど…想像通りだな」

悟空「さとりってのが一番偉いならそいつも変わってるんだろうなぁ…」

悟空「お、見えてきたぞ~!あれが地底の街か!」

悟空「もう夜遅いってのに賑やかだなぁ」

鬼A「おいおい何かくせぇと思ったら人間のガキじゃねえか」

鬼B「一人で地底に来るとは俺達に喰われに来たのか?」

悟空「オラを食ったってうまかねえぞ、あと地霊殿って所に用があってきたんだ」

鬼C「地霊殿?人間がんな所に何しに行くってんだ」

悟空「さとりって奴に会いてえんだ、おめえ達場所わかっか?」

鬼A「ああわかるとも」

悟空「本当か!なら教えてくれ、何処にあるんだ」

鬼A「ただし俺らに喰われなかったらな!」


悟空「うわっと!だからオラを食っても美味くねえって」

鬼A「俺達鬼は人間を美味く喰える様に出来てるのさ」

鬼B「特に人間の子供は肉が柔らかくて最高なんだ」

お前らC「特に幼女がたまらん」

鬼A「…それにこだわってるのはお前位だろう」

悟空「早い話がオメエ達をぶっ飛ばせばいいんだな?」

鬼B「ああそういう事だ、だがそんな簡単ふげお!!」

悟空「なんだ…全然よわっちいじゃねえか」

鬼C「なんだこの人間は!?」

鬼A「構うものか喰っちまえ!!」

鬼C「であえであえ!!」

悟空「うっひゃあ…沢山いるなぁ」



鬼A「多少は腕に自信があるのだろうがこの数ではどうしようもないだろう」

鬼C「かかれー!!」

悟空「仕方ねえな…」



     「やめときな!!!」



悟空「誰だ!」

鬼A「あ、姐さん…」

勇儀「何人束になってもそいつには勝てないよ」

鬼C「何を言ってるんですか、ただの人間の小僧ですぜ?」

勇儀「こいつがただの子供に見えるあんた達には勝てないさ」

勇儀「ほらほら散った散った!」


書き終えはしましたが投稿するのに時間が掛かるの忘れてました
サイヤ人編の界王様状態です
金曜から月曜は15時間労働とかだったりするのでもう離れないといけませんが
作品自体は出来上がりましたので火曜日昼間までに投稿完了予定です
度重なる予定変更誠に申し訳ありません


ニーッコニコドーガ


紫「ねぇ悟空君、私もつい最近知ったんだけど」

悟空「ん?なんだ?」

紫「貴方以外にも貴方の知る人物が幻想郷に来ているみたいなの」

悟空「そうなんか?…誰の気も感じねえぞ?」

紫「幻想郷は幻想郷でもこの幻想郷ではなくまた別の幻想郷」

紫「同じだけど違う…そこにあいつはいるみたい」

悟空「紫が何を言ってんのか難しすぎてオラにはわかんねえぞ」

悟空「それでいってえ誰が幻想郷に居るんだ?」

紫「それがね…なんとあの魔人ブウなの」

悟空「ブウって…確か今はサタンと…」

紫「そっちじゃなく以前貴方が倒した純粋な悪の魔人ブウの方よ」

悟空「なんだって!?それじゃ今頃幻想郷は…っ!!」


紫「大丈夫…今のブウは姿形こそ純粋の悪だった魔人だけど」

紫「どうも昔の頃とは違うみたい」

悟空「へぇ~…んじゃ幻想郷が吹っ飛ばされる事はねえんか?」

紫「恐らく大丈夫だとは思うわ」

紫「とはいえ力が完全に無くなった訳じゃないから変に刺激をしないようにしないとね」

悟空「にしし、案外その変な刺激っちゅーの紫がしそうだな」

紫「そそそそそそんな事するわけ無いじゃない!」

紫「私はいつだって幻想郷の明日を想い行動しているのよ?」

悟空「ま、そういう事にしておくさ」

紫「ちょっと悟空君!?」



紫「魔人ブウ(純粋)が幻想入り第七話製作中よ」

悟空「こっちのオラ達の世界の話もぜってー見てくれよな!」


ニーッコニコドウガ



霊夢「夏だ!」

魔理沙「川だ!」

悟空「海だ!」

魔理沙「そーr…海?」

悟空「なんだおめえ海しらねえんか?」

魔理沙「なんだったかなぁ…前にパチュリーの本か何かで読んだような…」

霊夢「外の世界にある大きな水溜りの事よ…といっても私もそれしか知らないんだけどね」

悟空「そうそうすっげー広くてさ魚も沢山居るんだ」

魔理沙「川にも魚は居るけど海の魚ってのには興味あるな」

悟空「水もしょっぺえし色々楽しいぞ!」

霊夢「しょっぱい?水なのに?」

悟空「なんでも塩が沢山入ってるんだとさ」

霊夢「塩!!??」



悟空「なんだ霊夢急に目真っ赤にして」

霊夢「そそそ…その海の水ってのは…なくならないの!?」

悟空「あんなもん無くす方が難しいと思うぞ」

霊夢「取りきれないほどの塩…塩…うへへへ」

悟空「(なぁ魔理沙、霊夢のやつどうしちまったんだ?)」

魔理沙「(幻想郷じゃ塩は貴重品なんだ…宝の山を見つけたと思ってるんだな)」




お金に目がくらんだその後は大切な巫女の目に

八意無欲ソフト

陰陽ケースに入れてね!




魔理沙「……薬の裏にドクロマークがあるけど大丈夫なのかこれ」



ハローユーチューブ


紫「ねぇねぇ悟空君」

悟空「今度はなんだ?」

紫「実はね、まだ他に幻想郷に迷い込んだ貴方の世界の住人が居るのよ」

悟空「まだいんのか!?」

紫「悟空君はブロリーってサイヤ人を知っているかしら?」

悟空「ブロリーブロリー…聞いたことねえな」

紫「そのサイヤ人はね、貴方達のように修行でスーパーサイヤ人になったのではなく」

紫「伝説にある通り千年に一人の生まれながらの最強戦士だと聞くわ」

悟空「へえ~伝説のスーパーサイヤ人か…いっちょ戦ってみてえな」

紫「…………純粋な心とは悪にも善にも染まりやすい」

悟空「どうしたんだ急に」

紫「悲しい運命よね、悪の心に染まったが故に」

悟空「そっか…別のオラが戦ったんか」

紫「でも貴方が戦ってきた様々な相手と同じように…彼も例外じゃないみたい」

悟空「ん?どういう事だ?」

紫「今は…他人を信じられる心優しき正義の戦士が誕生することを祈りましょう」

悟空「よくわかんねえけどいいやつになって欲しいって事だろ?オラもそう思うぞ」

紫「いつもは問題の発生源になりがちな場所だけど…それがいい刺激になるかもしれないわね」

悟空「そのブロリーってのはオラみてえに紫の家に居るのか?」

紫「悟空君、それってどういう意味かしら?」

悟空「前に早苗が…」

【早苗「大体問題を起すのは紫さんですよ、あの方は常識に捕らわれなさ過ぎです!」】

悟空「…って」

紫「ちょっと席を外すわね」


早苗「ううっ…伝説の26が幻想入りyoutubeにて絶賛放送中…です」

悟空「他にも来てる奴いんのかな…皆も是非探してくれよな!」

トーロクトーロ…


鬼A「そんな事言って…本当は姐さん一人で食おうって魂胆じゃ」

鬼C「そうだぜ!さっきのだってたまたまBが足を滑らせたときに当たっただけさ!」

勇儀「やれやれ…折角助けてやったってのに…いいだろう」

勇儀「そこまで言うなら好きにしたらいい」

勇儀「ただし!……死んでも私を恨むんじゃないよ?」

悟空「なぁーオラもう行っていいんかー?」

勇儀「悪いけどこいつらが諦めないんでね、相手してやってくれないかい?」

悟空「オラ弱いものいじめはしたくねえぞ…」

鬼A「なんだと!?言ったな小僧!!」

鬼C「その言葉っ!すぐに後悔させてやる!!」

悟空「しょうがねえな…」





勇儀「おやおや…50以上でかかって三分も持たないとは」



鬼A「こ、こいつなんだ!」

鬼C「まるで鬼みたいな強さだ…」

悟空「鬼はおめえらだろ」

鬼A「に、逃げろ!命がいくつあっても足らねえ!!」

勇儀「おっと、ここは通行止めだ」

鬼C「姐さん!」

勇儀「仲間を見捨てていくような下衆は見逃さんっ!」

鬼A「がっ…」

鬼C「げふ…っ」

悟空「あ、おい!何も殺すこたぁねえだろ!」

勇儀「あん?」

悟空「そのまま逃がしてやりゃいいじゃねえか!」


勇儀「そりゃできないね」

勇儀「こいつらはやってはならないことを二つもやらかした」

悟空「やっちゃいけねぇ事?」

勇儀「鬼は嘘をついてはいけない」

悟空「嘘?あいつらなんか嘘ついてたか?」

勇儀「あんたが生き残ってたら地霊殿の場所を教えると言っていた」

勇儀「それと仲間を見捨てる事」

勇儀「自分で始めた喧嘩で仲間を置いて逃げるなんて言語道断」

勇儀「何をされたって文句は言えないさ」

悟空「こいつらだっておめえの仲間なんだろ!そんな簡単に…っ」

勇儀「ああ、あと勘違いしているようだからよく見てみな」

鬼A「……ぅ」

鬼C「ぁ……」


悟空「…気を失ってるだけだったんか」

勇儀「そういうこった」

悟空「すまねえ、オラ早とちりしちまったみてえだ」

勇儀「あんたの周りにゃそんな奴がいたのかい?」

悟空「…全部見たわけじゃねえけどな」

勇儀「いけ好かない奴も居たもんだ…それで」

勇儀「地霊殿に用があるんだっけか?」

悟空「そうなんだけど場所が…まぁ適当に歩いてりゃ見つかるかな」

勇儀「私が案内しよう、同属を嘘つきにしたくは無いからね」

悟空「そりゃありがてえ!」

勇儀「それじゃあ……っ!」

悟空「っと…やっぱこうなるよな」


悟空「オラと戦うのは仲間を見捨てた奴にしたくないからか?」

勇儀「それもあるが何より私自身がお前に興味があるからさ」

勇儀「お前…孫悟空だろ?」

悟空「あれ?なんでオラの名前知ってんだ?」

勇儀「萃香を知ってるだろ?あいつから聞いたんだよ」

悟空「おめえ萃香と友達なんか!それでかぁ」

勇儀「とも…っま、まぁそんな所さ」

勇儀「そういや自己紹介してなかったね、私は星熊勇儀」

勇儀「見ての通りの鬼だ」

悟空「オラの世界の鬼もそこまで強かねーけど」

悟空「おめえと萃香だけは別次元だな」

勇儀「あんたにそう言って貰えると心底嬉しいねぇ」


悟空「おめえはオラと一緒で肉弾戦が好きそうだけど…どうだ?」

勇儀「大正解だ、鍛え上げた力と力の戦いが一番シンプルでいい」

悟空「この辺だとまだぶっ倒れてる奴等を巻き添えにしちまうな」

悟空「あっちなら人も少なそうだし移動しねえか?」

勇儀「気を使わせちまってすまないね」



パルスィ「戦わない…?わけないわよね、こう遠くちゃ声も聞こえやしないわ妬ましい」

ヤマメ「やほーパルスィ、仕事サボって何してるの?」

パルスィ「あれよあれ」

ヤマメ「あ、さっきの人間」

パルスィ「以前勇儀が萃香から聞いたって言う人間があいつよ」

ヤマメ「キスメ大当たりじゃんやるねー」


ヤマメ「それで噂どおり強いの?」

パルスィ「周りを見てみなさい」

ヤマメ「ありゃ凄い数…全部死んでるの?」

パルスィ「多分全員生きているよ、手加減してもあの強さなんて妬ましいわ」

ヤマメ「凄いじゃんあの子!鬼と人間のハーフかなんかなわけ?」

パルスィ「私がそんなこと知るわけ無いでしょ」

ヤマメ「それもそうか…って見失っちゃうから話ながら行こう」




勇儀「ふむ…広々としているし誰もいない」

勇儀「戦うにはうってつけの場所だ」

悟空「全くいねえってわけじゃない…誰かこっち見てんな」

勇儀「あん?…そこに居るのは誰だい!?」


ヤマメ「嘘!?バレた!?」

パルスィ「結構離れてるのに…鼻が良いのかしら」

ヤマメ「っていうかキスメのこれじゃない?」

キスメ「!?」

パルスィ「ああ…ぶら下がってるもんね」



勇儀「出てこないなら…っ」

ヤマメ「ちょっと待った私達よ私達!」

勇儀「なんだいヤマメ達か…こそこそせずに見たけりゃ普通に見なよ」

パルスィ「そいつ萃香が言ってた人間でしょ?」

パルスィ「そんなんとドンパチやるってのに間近で見ようとするのは自殺行為よ」

勇儀「だからこそ近くで見るから楽しいんだろ…なぁ?」

悟空「オラもそう思う」


パルスィ「あんた達と一緒にしないで欲しいわ妬ましい」

ヤマメ「まぁでもせっかくここまで来ちゃったんだし近くで見させてもらうよ」

勇儀「さてと…始める前にだパルスィこいつを預ってくれ」

パルスィ「ちょっとちょっと盃片手に戦うのがあんたのスタイルじゃないの?」

勇儀「そりゃ手加減が必要な相手の時の話だろ?」

ヤマメ「でも私勇儀が盃無しで戦ってるの見たこと無いよ」

勇儀「必要が無かったからねえ…でもこいつは別さ」

勇儀「さっきの鬼達との戦いでよく分かった…こいつは私よりも…強い!」

パルスィ「な…何を冗談言って…いくら強いって言ったってあんたより…」

勇儀「なぁ悟空、ちょっと前に大きな力を出したろ?」

勇儀「あれは何処でやったんだい?」

悟空「大きな力?幽々子んとこでの事か?」


ヤマメ「幽々子って…あの亡霊姫西行寺幽々子…よね」

勇儀「これで間違いない」

勇儀「冥界と幻想郷の壁を超え、更に幻想郷と地底の壁を超えここまで届いたその力」

勇儀「生半可な力では地底はおろか幻想郷にすら力は届かない」

勇儀「私達が力を感じることができた…それだけでこいつの強さが分かる」

勇儀「とまあ色々言ったが…闘えばあんた達も納得できるはずさ」

パルスィ「分かった分かった、預ればいいんでしょ?」

勇儀「すまないね……待たせた、悟空」

悟空「オラ準備運動してたから気にしなくていいぞ」

勇儀「そうかい…それじゃあ私の準備運動にも付き合ってくれ!」

悟空「よし来い!!」



まさかまさかの事実!悟空に空間移動は無理だった!?
しかし諦めることはできない悟空は手がかりを求めいざ地底へ!
そして現れる地底の鬼をも恐れる強者星熊勇儀、その強さとはいかに…!


悟空「オッス!オラ悟空!」

悟空「紫のスキマってのを潜って分かったけどありゃオラには難しすぎっぞ」

紫「もっと早くに貴方の力を調べたらよかったわ…ごめんなさいね」

悟空「悔やんだって仕方ねえさ!きっと他に方法があるさ!」

紫「その為にも貴方の力だけではなく記憶も必要になると思うの」

悟空「それで地霊殿ってトコの奴に会う必要があるんだな?」

紫「彼女の能力がきっと助けになるはずよ」

悟空「その前にオラ勇儀と勝負してくっぞ!」




悟空「次回!」

悟空「【変わり者のトップは更に変?さとりの難題に挑め!!】」

悟空「次も絶対見てくれよな!!」


悟空の今までの努力は無駄だったのだろうか…紫が告げる困った事実

しかしこのままではいられない悟空は新たな希望を目指しいざ地底へ

悟空はそこで何を得るのだろうか…っ!

















【変わり者のトップは更に変?さとりの難題に挑め!!】



勇儀「はぁぁぁあああ!!」

悟空「でやぁぁあああ!!」



ヤマメ「ひえぇぇぇ!!」

パルスィ「もうちょっと加減しなさいよ!!」



勇儀「久しぶりに血腋肉踊る楽しい戦いが出来るってのに加減なんてするもんか!」

勇儀「(というよりそんな余裕無い!!)」

悟空「そういう事だからおめえ達もっと離れてろ!」

勇儀「余所見してんじゃないよ!!」

悟空「うわっと!」


ヤマメ「でも勇儀の本気なんて早々見れたもんじゃないし…」

パルスィ「妬ましいけど近くで見ていたいわよね」



悟空「さてと…そろそろどうだ?」

勇儀「ああ、いい準備運動になった…ここからが本番だ!」


ヤマメ「そ。総員退避ーっ!!」

キスメ「ーっ!!」

パルスィ「異議なし!!」


勇儀「さーてこれで遠慮は何も要らないね」

悟空「なんだかんだでおめえ優しいっつーか面倒見がいいんだな」



勇儀「一応ここの鬼達の頭みたいな事してるからね」

勇儀「でも今はその私は要らない…これより一介の鬼に戻る!!」

勇儀「おおぉぉォォオぉォお!!!」

悟空「ぐっ…なんて力だっ!」



ヤマメ「何あれ!?」

パルスィ「あれは…星熊童子」

ヤマメ「星熊童子?勇儀じゃないの?」

パルスィ「簡単に言うと勇儀の真の姿…人を喰らい殺し尽くした鬼の、ね」

ヤマメ「わぁお…」


勇儀「さァ…いくゾ!!」

悟空「っ!不味い!」


超2悟空「はぁぁぁ!!!」

超2悟空「だぁ!!」

勇儀「……ワが拳に敵うモノなシ!」

超2悟空「…ってぇぇええ!!」

超2悟空「なんつー固てぇ拳してんだあいつ…」

超2悟空「今度はオラから行くぞ!!」

勇儀「…」

超2悟空「でやあああああ!!!」

勇儀「…っ!」

超2悟空「あり…?当たっちまったぞ?」

勇儀「脆弱…ワれには効かヌ!」


超2悟空「げっ!」

勇儀「滅セよ!!」

勇儀「ドラァ!!」

超2悟空「うがっ…!」


ヤマメ「…あれ…死んだでしょ」

パルシィ「普通なら…ね」

ヤマメ「人が叩きつけられて地割れが起こるなんて見たことが無いよ」

パルシィ「今見られたじゃない、良かったわね」

パルシィ「えぇ~…」


勇儀「…」

勇儀「……来ル」

















超3悟空「はぁぁぁぁあああ!!!!」

勇儀「…フフフ」

超3悟空「やるなあ…おめえ」

超3悟空「この姿で相手をしたほうが良さそうだな」


ヤマメ「ねぇねぇ何アレ何アレ!」

パルスィ「さっきから私に聞くな!私だって知らないわよ!」

ヤマメ「怖い!金ピカ!眉毛無い!!」

パルスィ「黙って見れんのか!!」



超3悟空「まさか一人相手にスーパーサイヤ人3になるとは思わなかったぞ」

超3悟空「鬼ってのはすげえ力もってんだな」

勇儀「クククク…ハハハハ」

超3悟空「さぁ再開だ!」

勇儀「…羅刹ノ宴、とクト味わエ!!」

勇儀「グォオオオオオ!!!」

超3悟空「はぁぁぁぁああ!!!」


「待ちなさい!!」


超3悟空「ん?……うわっ!!」




ヤマメ「あちゃー…出てきちゃったか」

パルスィ「そりゃこんだけ騒げばねぇ」




勇儀「サトリ…」

さとり「貴方達…こんな所で戦闘なんて何を考えているの?」

勇儀「フゥ……折角楽しんでいたのに水をささないでほしいね」

さとり「先程貴方達のぶつかった力の影響で地下施設に亀裂が生じたわ」

さとり「それを超える力でぶつかったらこの地底がどうなるか…分かるわよね?」

勇儀「へいへい…そりゃすまなかったね…って悟空は何処だい?」

さとり「貴女の戦ってた相手ならあそこ」

勇儀「ん…?」












勇儀「あーそのあれだ、本気を出しているときの記憶って結構曖昧なんだけどさ」

勇儀「あんた何で岩に刺さってるんだい?」

超3悟空「んーっ!!んーっ!!」

勇儀「よっと」



超3悟空「ぷはっ…いきなりやめろなんて言ってくるからよ」

勇儀「言ったのは私じゃないよ」

超3悟空「分かってるよ…で、誰なんだ?」

勇儀「あれよあれ」

さとり「もう少しまともな紹介の仕方はないの?」

さとり「初めまして、私は古明地さとり…地霊殿の主よ」

悟空「ふぅ…んじゃおめえが紫の言ってた奴か…しかしあれだな」

さとり「ん?」

悟空「目が三つあるなんておめぇ天津飯みてぇだな」

さとり「…」

勇儀「(天津飯に目なんかあったか…?)」

さとり「私に用件があるなら地霊殿にいらっしゃい、招待しますよ」

CMが入るんだよ…ってのを拾ってみました


残り150…あれ?結構残ってる
多分あと50もしない内に終わっちゃいそう…大分はしょって書いてるのでもう少し
地霊殿を濃くしていいですか?このままだとおりんりんとお空は…うん
水木予定無いのでじっくり書けるますからそんなには遅くならないです

フュージョン→(一人のパワー×数十倍)

ポタラ→(Aのパワー×Bのパワー)

大分差ができるな


勇儀「おいおい!私はまだ満足し」

さとり「てないのは分かるけど貴方達がこれ以上戦ったらどうなるか言ったはずよ」

勇儀「なら」

さとり「力を抑えて戦う?どうせすぐ熱くなるんだから無理」

さとり「それより破損した地下施設、今すぐ直して来て頂戴」

勇儀「なん」

さとり「説明しないと分からない?」

勇儀「へいへい分かったよ」

悟空「そういや結界張るの忘れてたな…すまねえオラのせいだ」

悟空「オラにも手伝わせてくれ」

さとり「ダメよ、二人が近くに居たらそこで始めるでしょう」

勇儀「だそうだから私が行って来るよ」

勇儀「次はその結界を頼むよ」

悟空「ああ、任せてくれ」


さとり「ではこちらへ」




さとり「…」

悟空「…」




さとり「……」

悟空「……」




さとり「………」

悟空「………」


悟空「なぁ」

さとり「なんでしょう」

悟空「その…悪かったな、なんか建物壊しちゃったんだろ?」

さとり「いえ…そんなに大きな損傷ではありませんから」

悟空「そっか」

さとり「はい」

悟空「………」

さとり「………」

悟空「ほ、本当に大丈夫だったんか?」

さとり「ええ本当に」

悟空「怒ってるなら怒ってるって言ってくれた方がオラ助かるんだけど…」

さとり「え?怒ってなんかいませんよ?むしろ楽しいくらいです」



悟空「ぶっ壊されて楽しいって…おめえ変わってんな」

さとり「いえ、そうではないんですよ」

空「さとりさまーっ」

さとり「あらお空………そう勇儀に邪魔だからって追い出されたのね」

空「そうなんです…私どうしたらいいですかー?」

さとり「お空、その前にご挨拶なさい」

空「ご挨拶…あれ?新しいペットですか?さとり様」

さとり「彼は人間よ…ほら」

空「えっと初めまして私は…私は…」

空「……誰だっけ?」

燐「フツーそういう事忘れる…?」

さとり「まぁお空らしいわ、……お燐はお空のお守り?」

燐「お空程目を放して怖い奴は居ないですからね」


さとり「ふふふ確かにそうね」

燐「それでさとり様この人間は…」

悟空「オッスオラ悟空だ」

燐「悟空?お空と似た名前ね」

空「お空?誰それ」

燐「あんたよあんた!」

さとり「………と、とりあえず二人とも自己紹介を」

燐「あたいは火焔猫燐、お燐でいいよ」

燐「んでこいつが霊烏路空」

空「はーい」

悟空「そういやさっきペットがどうのって言ってたけど…」

燐「ああ、あたい達はね、ほいっ」

空「私もーえいっ」


悟空「へえ~おめえら変化の術が使えんのかぁ」

燐「何にでも変化できるわけじゃないのよ、元の姿に戻るだけさね」

お空「え!?できないの!?」

燐「だから自分の事でしょうが!」

さとり「………じ、自己紹介も終わりましたし貴女達も一緒に戻りましょう」







悟空「へぇ~ここが」

さとり「ようこそ地霊殿へ」

さとり「私はお茶の用意をしてきます、お燐」

燐「応接間にご案内~」

空「ご案内~」



燐「それじゃお兄さん、ちょっとだけここで待っててね」

悟空「お兄さんって歳じゃねえけど…まぁいいかサンキュー」

空「じぃ~…」

悟空「ん?」

空「じぃ~…」

悟空「えっと…空…だっけ?何か用か?」

空「私の事はお空って呼んで」

悟空「んじゃお空さっきからずっとオラを見てっけど何か用か?」

空「悟空って人間なんだよね」

悟空「そうだぞ」

燐「そんなの見たら分かるじゃないか」

空「さとり様とはすぐに会ったの?」

悟空「んにゃ地底に来て暫くしてからだ」


燐「お空?」

空「人間なのに地底に来て生きていられるなんて凄いね!」

燐「そういやそうだね…誰かと一緒に居たの?」

悟空「さとりと会った時は勇儀と一緒だったぞ」

燐「成程、物凄い地震もあったしお兄さんラッキーだったね」

燐「地底に住む奴らは凶暴な奴らも多いし運が悪かったら死んでたよ」

悟空「確かに強暴だったな、オラの事喰おうとしてたし」

燐「そこを助けられたんだね」

悟空「んー…まぁ助けられたっちゃ助けられたんじゃねえか?」

悟空「(あのまま逃げてたら後で痛い目にあわされてそうだしなあいつ等)」

燐「自分の運に感謝しときなよ」

さとり「お待たせ………ふふ、お燐がそう勘違いするのも仕方ない事ね」

燐「へ?」


さとり「どうぞ」

悟空「サンキュー……うめえ!」

さとり「淹れたかいがあるわ」

悟空「オラこういうのはあんま飲まねえんだけどたまにはいいかもな」

さとり「そうなの…それで地底には何故来たの?」

悟空「ああそうだった…実はさ紫におめえの事教えてもらったんだけどよ」

悟空「っとその前に…」

さとり「スペルカード?」

悟空「攻撃じゃねえし痛くねえから受けてくれ」

さとり「ええ分かったわ」

悟空「んじゃ…ほいっ」

さとり「………………成程それで」


燐「さとり様?」

さとり「今のはカードに込められた情報を相手に伝えるものよ」

空「…あれー?」

さとり「そうよ空、貴女の考えている通り」

さとり「あの子以外に私の能力が……いえ当然ね」

燐「さ、さとり様の能力が…えっ?」

さとり「本気の勇儀と戦えるのも納得」

燐「あー…あたい頭がこんがらがって…」

さとり「貴女達のお茶もあるから…飲みながら説明するわ」






燐「」

空「」

さとり「あらら」


悟空「お、おい大丈夫なんか?」

さとり「大丈夫よ…それより悟空さん」

悟空「ん?」

さとり「八雲紫が私に会わせた理由もおおよそ分かりました」

さとり「貴方の過去をより詳細に探りそこから何かヒントを得る…そんな所でしょう」

さとり「私の能力が全く効かないのかと思ったけど貴方が警戒を解けば大丈夫のようだし」

悟空「おめえの能力?」

さとり「私は相手の心を読む能力を持っています」

悟空「へえ~便利な能力持ってんだな」

さとり「便利……なんでしょうか」

悟空「そうじゃねえのか?オラは便利だと思うけどな」

さとり「読みたくないものも読んでしまう…それは辛いものよ」

悟空「ふうん…でよ、オラの心も読めんのか?」



さとり「最初は読めなかったけど今は読めますよ」

さとり「お茶を持って来た時くらいから…だったかしら」

悟空「そういや気を抑えたら能力が効いちまうんだっけな」

さとり「勇儀との戦闘もあったし初めての場所でもあるし警戒していたのね」

悟空「んであん時楽しいって言ってたけど…」

さとり「ああ…心が読めない人との会話なんて初めてでしたから」

さとり「普段なら心が読めないなんて怖くて仕方ないはずなのに…不思議ですね」

悟空「読めてもキツいし読めなくても怖いしっておめえよくわかんねえ奴だな」

さとり「ええ、やっかいな能力です」

さとり「でも言葉を持たない者の意思が読み取る事も出来ますから良い事もあるんですよ」

悟空「やっぱ便利じゃねえか」

さとり「……ですね」

燐「うぅ~ん……はっ!」

空「うにょら~」



悟空「よっ目覚めたか」

さとり「お燐は大丈夫そうだけどお空はまだ混乱しているようね」

空「キロキローニャッポトナー!」

燐「大丈夫だよ、こう斜め45度で…とーう!」

空「おさなっ!?」

悟空「お、おい!?」

燐「いつもの事だから大丈夫」

空「うぅん…壁が……あれ?」

燐「ね?」

さとり「さて…悟空さん」

悟空「ん?」

さとり「私は貴方に協力します、それが私達の為にもなるのですから」

悟空「サンキューさとり」


さとり「それで…条件というわけではなくお願いみたいなものなんですが」

悟空「ん?なんだ?」

さとり「私はこの能力の為に笑うことが少なくなってしまったんです」

さとり「そんな私に勇儀が」


勇儀「組織のトップがそんなしけた面ばかりしてたら下が可哀想だ」


さとり「って言ってきたのをきっかけに…少々お笑いにはまりまして」

燐「さとり様…まさか」

さとり「どうか悟空さんのお力で私を笑わせてみてください」

悟空「……え?」

燐「やっ、やっぱり」

燐「以前お笑い大会で優勝したあたいとお空でさえ微妙だったのに…」

燐「お兄さんはお笑いに自信はあるのかい?」

皆様のご指摘どおりもうぐちゃぐちゃになりつつあるので仕切りなおします

現 新武道会→白玉楼→地底→後編

改 旧武道会→地底→後編 または旧武道会→後編

に変更を予定しています

このスレを終わらせた後後編スレで改を掲載、そのまま後編に移行する予定です
当初から読んで頂いている方には残念な内容になっていることを心よりお詫びします
後編では当初どおりに書けるよう精進してまいりますのでご声援ほどよろしくお願いします


嫌なら見んな。
そしてコメントすんな。

不愉快極まりないわ

…………>>967です(本当に本人です)

>>967「……………(書き込み拝見中)」
「ンンンンンン、ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙ゥーーー!!
お前達、仲良くしろっとォォオオオオオーーーーーッ!!」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年01月18日 (土) 16:51:34   ID: ELo_7UKh

ktkr 頑張って!!

2 :  SS好きの774さん   2014年01月20日 (月) 20:35:12   ID: pKWL_SAd

待ってました

3 :  SS好きの774さん   2014年01月24日 (金) 21:52:20   ID: iclfl9A3

楽しみです

4 :  SS好きの774さん   2014年01月28日 (火) 20:19:15   ID: 739Nf60M

更新来た!!

5 :  SS好きの774さん   2014年02月07日 (金) 18:32:29   ID: 2G7rb4yF

追いついた 頑張ってー

6 :  SS好きの774さん   2014年02月08日 (土) 21:40:59   ID: TkKamsx9

きゅうりとちくわとマヨネーズwww

7 :  SS好きの774さん   2014年02月18日 (火) 00:59:02   ID: cxrznuQl

わくわくがとーまんねー

8 :  SS好きの774さん   2014年02月22日 (土) 12:44:25   ID: ZBdj0ObE

グランドクルスとメドローアのくだりを思い出したww

乙です。

9 :  SS好きの774さん   2014年02月23日 (日) 19:19:30   ID: sX4Wttmz

お待ちしてますZE

10 :  SS好きの774さん   2014年03月02日 (日) 19:43:30   ID: PFS0sjUP

大天狗から若本臭がw

11 :  SS好きの774さん   2014年03月04日 (火) 02:00:25   ID: dZItKUCl

俺はGT嫌いじゃないぜ

12 :  SS好きの774さん   2014年03月05日 (水) 01:47:26   ID: tA6MM7Sa

悟空に戦ってもらいたかったですが
早苗さんも頑張ってほしいです!
更新楽しみにしてまーす!

13 :  東方大戦記より   2014年03月13日 (木) 01:10:15   ID: G3Ytu-MM

ケロッケロケロケロケロッケロケロ!
更新楽しみにしてるから頑張ってだZE☆

14 :  SS好きの774さん   2014年03月31日 (月) 02:16:56   ID: GXJ8sGx7

悟空強すぎわろた まぁあたりまえっすね

15 :  SS好きの774さん   2014年04月19日 (土) 04:03:11   ID: UZ_INqTP

最強議論とかあてにならんぐらい悟空強いし 最強議論だと評価ひくいけどね

16 :  SS好きの774さん   2014年04月22日 (火) 21:56:16   ID: VGu81uwt

らんまw

17 :  東方好きの774さん   2014年05月03日 (土) 18:51:11   ID: WvFwL4vE

スーパーイーシンロン倒し終わった後の話もてくってください
後東方、ドラゴンボール、〇〇のコラボしてください
更新楽しみです

18 :  SS好きの774さん   2014年05月14日 (水) 17:55:12   ID: GBSrALOG

早くー‼︎

19 :  SS好きの774さん   2014年05月28日 (水) 19:07:40   ID: MJp5wdW7

おらこの続きを早く見てぇぞ!

20 :  SS好きの774さん   2014年06月02日 (月) 17:09:03   ID: JO3KAWgm

幻想郷が壊れるwww

21 :  SS好きの774さん   2014年06月06日 (金) 16:48:25   ID: 0Qk1De7K

悟空10000000000でいっちゃいましょう

22 :  SS好きの774さん   2014年06月07日 (土) 01:09:52   ID: EGaIiQnb

悟空TUEEEEEEE!が見たいです

23 :  SS好きの774さん   2014年06月22日 (日) 00:00:16   ID: CwBGVv2x

楽しみにしてます!

24 :  SS好きの774さん   2014年06月22日 (日) 18:52:44   ID: FtahZWMS

すげぇ〜、面白いわww
悟空はまぢでTUEEEEEEE!
やばいww

25 :  ryuujinn   2014年06月27日 (金) 22:31:08   ID: hWDqwfBC

これはすごく面白い

26 :  SS好きの774さん   2014年06月30日 (月) 05:46:46   ID: xvTpY1Cs

続きがとても楽しみです!
頑張って下さい!

27 :  SS好きの774さん   2014年06月30日 (月) 13:40:17   ID: xvTpY1Cs

悟空が仲間のためにスーパーサイヤ人ゴットになってほしい。もしくはスーパーサイヤ人4になって皆の驚く姿を見て見たいです。何年でも僕は待ちます!頑張って下さい!

28 :  SS好きの774さん   2014年07月07日 (月) 21:06:24   ID: V9Z0o7S7

このssやバス!
続編はよ

29 :  SS好きの774さん   2014年07月11日 (金) 20:59:08   ID: yJ43HsEr

続きが楽しみすぎてやばい
地底では勇義と戦うのか?

30 :  SS好きの774さん   2014年07月13日 (日) 23:56:58   ID: kIq4rZXH

あなた様なら来てくれると信じてた!頑張って下さい!!!
応援してます!

31 :  SS好きの774さん   2014年07月17日 (木) 03:23:17   ID: 2V02xmDZ

おもしろいです!がんばってください!

32 :  SS好きの774さん   2014年07月24日 (木) 00:28:44   ID: zCR2RDFX

おお、ようやくタイトル回収きましたか

33 :  SS好きの774さん   2014年08月01日 (金) 08:32:10   ID: uc7X-m6G

てか・・・さすがに試合用だからって勇儀の本気にss3を出すか?せめて2だろ。って思った俺

34 :  SS好きの774さん   2014年08月15日 (金) 15:35:20   ID: XDrE-MUb

ふとんがふっとんだ!

35 :  SS好きの774さん   2014年08月16日 (土) 23:03:02   ID: gI2bFZ8Q

それでも僕はずっと完結するまで応援しますよ!

36 :  SS好きの774さん   2014年08月18日 (月) 11:21:53   ID: pEPJ9eCr

さとりのキャラが崩壊してる気がするんだが・・・

37 :  SS好きの774さん   2014年08月18日 (月) 18:34:56   ID: ojn2XTQq

東方にキャラ崩壊もなにもないでしょ

38 :  SS好きの774さん   2014年08月20日 (水) 21:49:02   ID: eRChp41u

細かい事はそれとして、自分はこのSSは面白いと思っています。
何と言うか話を読んでて良心的なものが感じられますし、戦いの場面は度々わくわくしました。

39 :  SS好きの774さん   2014年09月05日 (金) 06:30:22   ID: YJoQQIbA

くずたちのせいでスレ1000超えて主のこれからの事は聞けなくなりました。

40 :  SS好きの774さん   2014年09月11日 (木) 14:38:42   ID: trtU0Eth

新しいスレは立つのかな?あんなクズがいるからこんなことになるのか。呆れるね。

41 :  SS好きの774さん   2014年09月11日 (木) 17:46:10   ID: snScZ9ez

面白い、続きが見たい

42 :  SS好きの774さん   2014年09月12日 (金) 00:31:29   ID: -RtrsaSK

面白ろすぎる
早く続きが見たい

43 :  >>1   2014年09月12日 (金) 06:59:21   ID: pBcU4K8d

沢山の応援コメントありがとうございます
今回残念な形で埋まってしまったのは荒らしが来やすい書き込みをしてしまったことです
待っていただいていた方々には大変ご迷惑をおかけしました

44 :  >>1   2014年09月12日 (金) 07:00:24   ID: pBcU4K8d

さて今後ですが、今回15レスで終わらせる予定のを元の量に戻し、旧武道会からの前編終了までを次のスレでやりたいと思います
旧武道会がある程度書けましたらまた立てますので今しばらくお待ち下さいませ

45 :  SS好きの774さん   2014年09月12日 (金) 21:06:03   ID: voFhRD89

待つぞ、毎日チェックしながら待つぞ

46 :  SS好きの774さん   2014年09月12日 (金) 21:10:26   ID: 1E9mHAo7

ヨッシャー!

47 :  SS好きの774さん   2014年09月13日 (土) 11:23:25   ID: woXkdp_7

キターーーー!!

48 :  SS好きの774さん   2014年09月14日 (日) 14:54:18   ID: 1Au-iuh_

埋められて当然の糞スレ

49 :  SS好きの774さん   2014年09月14日 (日) 17:58:43   ID: wOBghL_u

48お前が可哀そうで泣いた

50 :  SS好きの774さん   2014年09月15日 (月) 17:01:44   ID: 9ket8u6x

※44
頑張ってほしい
あと新スレ立てたら教えて

51 :  SS好きの774さん   2014年09月15日 (月) 20:23:20   ID: GnA68Zzl

これからも頑張ってください
つづき楽しみに待ってます(*≧∀≦*)

52 :  SS好きの774さん   2014年09月18日 (木) 23:30:02   ID: 4ZDNYxOa

43と44は本当に1なのか?
まあ本当か偽物かどっちでもいいから早く続きが見たいです。
あと荒らしって何で生まれるん? 需要あんのあいつら?

53 :  SS好きの774さん   2014年10月04日 (土) 16:50:49   ID: Wv0WfVil

スレタイは何になるのだろうか?
まぁそんなことより次スレを立ててくれるのを待っています

54 :  SS好きの774さん   2014年10月05日 (日) 20:39:27   ID: eedIrxyJ

続きマダー?

55 :  SS好きの774さん   2014年10月06日 (月) 19:25:48   ID: J7U1Dd3D

オラワクワクすっぞ

56 :  SS好きの774さん   2014年10月12日 (日) 01:44:14   ID: AZ5UZiuA

続き遅すぎん?

57 :  SS好きの774さん   2014年10月14日 (火) 17:34:30   ID: GO_8F2Jf

↑あまりそんなこと言うな。
でもあまり遅すぎると見る人が減ると思いますので気をつけて下さい。

58 :  SS好きの774さん   2014年10月15日 (水) 01:20:15   ID: _C8pR5qa

結局同じじゃん…それ
楽しみに待ってます

59 :  SS好きの774さん   2014年10月15日 (水) 03:06:33   ID: 0Lzh7tmM

埋め荒しが増えてるから立て辛いらしいけどそれ以上にスレタイ決まらないんだと

60 :  SS好きの774さん   2014年10月15日 (水) 20:05:40   ID: TDNDwBf9

そうでしたか。ありがとうございます。また1のssを見れることがとても楽しみにしております。

61 :  SS好きの774さん   2014年10月17日 (金) 21:44:04   ID: FzPkfT0C

続きが遅いので那珂ちゃんのファンやめます

62 :  SS好きの774さん   2014年10月21日 (火) 00:27:11   ID: a2AI7ivR

このssが止まって1ヶ月半。しかし心配することはない、この俺は永遠に待っていて楽しみなのだからなぁ〜。
ふぅぁはぁはぁはぁ!
さて俺のワクワクは加速を始めた。
楽しみに待っています。!

63 :  サリエル   2014年10月26日 (日) 23:42:29   ID: teisdAZj

このSSの続きが気になりすぎて困る。

64 :  サキエル   2014年10月29日 (水) 06:53:40   ID: WsIAs1Kb

続きはまだかよい...

65 :  >>1   2014年10月31日 (金) 09:53:42   ID: P0CALAh6

超お待たせしました再びのんびりとやっていきますのでお時間があるときに是非どうぞ

悟空「おめえ本当に神様なんか?」諏訪子「小さくて悪かったね!」
スレタイ置いておきます

66 :  SS好きの774さん   2014年11月01日 (土) 01:22:59   ID: O0M3pn_L

やっときたか…こんなに皆を焦らすとは、罪深い1ですねえ。

67 :  SS好きの774さん   2014年11月08日 (土) 20:34:01   ID: d-yOlZWd

※65
キモすぎ吐いた

68 :  SS好きの774さん   2014年11月09日 (日) 23:30:47   ID: 5cXAM5O0

※65
よく立ててくれた、まあ荒らしに襲来されない程度のペースで頑張って、読ませてもらうから

69 :  SS好きの774さん   2015年05月08日 (金) 17:31:11   ID: FXykzwxG

武道会開始前くらいから面白くなくなった、話が進むにつれてつまらなくなるのは原作と同じか

70 :  SS好きの774さん   2016年02月02日 (火) 23:06:07   ID: Pu_BY3Tl

やべ〜、おもしろい続き待ってるぜ!

71 :  妖怪大好きさん   2017年04月16日 (日) 20:08:52   ID: SUbejpqx

タスケテケスタっしんちゃんのか?

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