憂「お姉ちゃんと?別に仲良くないよ」(211)
憂「おはようお姉ちゃん」
唯「おはよう」
憂「……」
唯「……」
憂「……」
唯「……」
憂「……」
唯「……」
純「あんなに仲良かったのに、どうしたのかな?」
梓「実は……」
やっぱ唯憂は無理だわ
唯「憂~ただいま」
憂「あ、唯さんおかえりなさい」
唯「う、うん……」
憂ちゃんを妊娠させるだけの簡単なお仕事です!
勤務時間 10時00~20時00分
休憩時間 60分
休日 土日祝他
日給月給制 180,000円
社会保険完備
期間 妊娠するまで
>>15
それ、りっちゃんでの募集はしてませんか?
憂「あ、おはよ……早いね」
唯「うん」
憂「朝ご飯作るけど……食べる?」
唯「うん、あ、やっぱりいいや」
憂「あ、そう」
唯「うん」
唯「あ、もう学校行くね」
憂「え、うん」
唯「えっ、と……じゃあね」
憂「あ、いってらっしゃい」
ひい
憂「行っちゃった…」
憂「はぁ、お姉ちゃんに私の作った朝ご飯食べて欲しかったのに」
憂「そもそもお姉ちゃんの前で『お姉ちゃん』って呼んだ事すらないや」
憂「いつも、あぁ、とか、ねぇ、だし」
憂「はぁ…もっと仲良くしたいんだけどなぁ…」
憂「たった二人の姉妹なのに…」
唯「別に用事も無いのに早く出て来ちゃったよ」
唯「家族、しかも姉妹なのに何か気まずいし…」
唯「なんでこうなんだろうなぁ」
唯「折角同じ高校なんだから二人で仲良く登校したいのに…」
唯「憂が作ってくれた朝ご飯、食べてみたかったな…」
俺受験勉強しなきゃいけないんで、誰かこんな感じで
最終的にはイチャイチャネチャネチャらぶらぶの唯憂書いてください
>>29
物理と数学だったらいくらでも教えるから書いてください
>>31
文系です(^p^)
色々いっぱいいっぱいです
唯「あなかなし。」
憂「お昼ご飯どうするんだろ……」
憂「お弁当作った方がいいのかな」
憂「……私もそろそろ出よう」
―――
梓「おはよー」
憂「あ、梓ちゃん」
梓「ん?なに?」
憂「ちょっと付き合ってくれないかな?」
梓「うん、いいけど……どこに?」
憂「こっちこっち」
Yui「Hi」
Ui「Hi」
Yui「・・・」
Ui「・・・」
――――
「平沢さんの妹?」
憂「はい」
「ふーん、そこにいるよ」
憂「え」
「……教室、入っていいよ?」
憂「あ、じゃあ、えと」チラッチラッ
梓「私も付き添えと」
憂「あはは、ごめんね」
憂「……」
梓「?」
憂「お、お姉ちゃん」
唯「!?、え、え!?」
憂「あ、あの、お弁当、お昼ご飯にって、これ、だから」
唯「あっ……ごめん、来る途中コンビニで買っちゃって……」
憂「えっ」
唯「ごめん……」
憂「……」
唯「……」
憂「……あ、えと、じゃあ」
唯「や、やっぱり貰う、うん」
憂「え、む、無理しなくても」
唯「いや、いいから、大丈夫だから」
憂「え、いやいや、ほんと無理しなくてもいいよ?」
唯「いやいやいや、うん、ほんと大丈夫だから」
梓「……」
憂「はぁっ、疲れた~」
梓「お姉さんと仲悪いの?」
憂「そんなんじゃないけど……」
梓「何かあったの?」
憂「……」
梓「まあ、無理に聞くつもりはないから」
憂「ごめんね梓ちゃん」
梓「いいって」
純「あーどこ行ってたの二人共ー!」
梓「ちょっとねー」
憂「ね」
純「ずーるーいーよっ!」
梓「純うるさい」
憂「純死ね!」
>>47
純「殉死しますた」
憂「二階級特進な」
梓「……お姉さん、綺麗な人じゃん」
憂「うん」
梓「あ、そこはあっさり同意するんだ」
憂「まあ、実際綺麗だからね」
純「あっ、もしかしてさっき憂のお姉さんの所行ってたの?」
梓「そうだよ」
純「綺麗だよねぇ~あの人、私好き、憂のお姉さん」
梓「この前は澪先輩の事も好きとか言ってたね」
純「いやぁ澪さんとは違って、お姉さんはなんかまた別次元の美しさがあるじゃん? あの常にけだるげな、えーっと……あ、アンチョビ?な雰囲気とか表情とかさ」
憂「……アンニュイ?」
純「そうそれっ!」
梓「まったく純は馬鹿だなぁ」
純「言うねぇ」
ラストはハッピーエンドでオナシャス
唯「……」もぐもぐ
和「まだ二限が終わったばかりよ」
唯「あ、おはよ」
和「突然だけどそういえばあなたギター弾けたわよね?」
唯「……?」
和「軽音部がギタリストをもう1人探してるって話聞いたから、唯の事紹介しておいたわ」
唯「へ」
和「そういう事だから、放課後音楽室に行ってね」
唯「ちょ、ちょっと」
和「いい加減友達の一人や二人作りなさい」
唯「ね、ねぇ」
和「じゃ」スタスタ
唯「……」
唯「……」もぐもぐ
どうしてすぐとまってしまうん
―放課後・教室
唯(……コンビニ寄って帰ろ)
「お邪魔しまー!!」ガラッ
「おい律、一体なにご」
「へいそこぉ!帰る気マンマンなそこの美少女ぉ!」
唯「……」スタスタ
律「ちょっ……立花! そこのイヤホンガールを止めてくれ!」
姫子「えっ!? あ、あの、ひひひひ平沢さん!!!!」ガシィッ
唯「ん、何?」
姫子「えや、その、律が呼んでる、よ……?」
唯「律? 田井中さん?」
律「そだよっ」
唯「もしかして軽音部の?」
律「そだよっ!」
唯「あぁ……」
澪「ま、まさか」
律「ん?」
澪「即戦力の超絶技巧派ギタリストの新入部員って平沢さんの事なのか……?」
律「そうだけど」
澪「や、やめようよ律……」
律「なんでだよ」
澪「だって平沢さんは昔売春してたとかすごい大きいレディースの親分と知り合いだとか人を殺しかけたとかそんな噂が」
唯「……」
律「ていっ」べしっ
澪「いてっ」
律「そんな噂を真に受けるなんてまったく澪ちゃんったら、ププゥー」
澪「だ、だって」
律「まあまあ、ここじゃなんだし部室いこうぜ!」
律「連れてきたぞー」
紬「あらあらあらあらっ」
唯「?」
紬「平沢さん! 新しい部員さんって平沢さんなの!?」
唯「え、いや」
紬「私琴吹紬!」
唯「うん、知ってる、 同じクラスだし」
紬「そうよね!そうよね!私ずっと唯ちゃんとお話したかったの!」
唯「ゆ、ゆいちゃ」
梓「こんにちはー」
唯「あ、憂の友達の」
梓「……え?なんでお姉さんがここに」
律「新入部員だなっ」
梓「はぁ……え?」
おせえんだよ低脳
エンコ詰めてんのか?
梓「え、ギター弾けるんですか!?」
律「それがさー和が言うには『ジミヘンが生きてれば悔し涙流すくらい超プロ級の腕前』らしいんだよ!」
梓「どんだけですか」
紬「唯ちゃんのギター聴いてみたーい!」
唯「あのさ」
律「ささ、平沢先生ここは一発じゃーんと弾いてやってくだせぇ!」
梓「あ、ギターどうぞです」
唯「え」
唯「……私」
律「ん?」
唯「もう帰りたい」
律「……駄々っ子かっ!?」
唯「なんかみんな勘違いしてるみたいだけど和に騙されてるだけだよ」
唯「私生まれてこの方ギターなんか触った事無いし、地味変とかなんの事かわからないし」
唯「だからもう帰りたい、今すぐ」
律「……マジで?」
唯「うん」
紬「あら……」
梓「えーっと」
唯「じゃあね」
律「まあまあ待てよって」
唯「何?」
律「ギターが弾けないなら弾けるようになればいいじゃない」
澪「お、おい……わざわざ引き止めなくても」
唯「だから……」
律「って事で今日の部活は練習中止! 平沢、じゃなくて唯のギターを買いに行く事に決定だ!」
紬「わ~い!」
梓「ちょっ」
唯「お金無いんだけど、ねぇ」
唯「……田井中さん」
律「律でいいぞ」
唯「田井中さんはなんでそんなにウザ、私に構うの?」
律「余計なお世話ってか?」
唯「うん」
律「さあな、余計なお世話をしてあげるのが好きなんじゃねえのー?」
唯「ふぅん」
律「……まあ大体の話は和から聞いたよ」
唯「あ、そう」
律「ずいぶんな無関心さだな」
唯「安い同情はいらないっ!」
律「そういう台詞が返ってくるものかと思ってた」
唯「分かってるなら放っておいてくれないかな」
律「だから言ったろ、余計なお世話をするのが好きなんだよ、あたしは」
――――――
唯「ただいま」
憂「あ、おかえり……遅かったね」
唯「うん、えーと……ごめんね」
憂「う、ううん! それ、ギター?」
唯「うん」
憂「そっか……えと、ご飯、食べるよね?」
唯「自分で適当に食べるから、大丈夫」
憂「あっ、れ、冷蔵庫にハンバーグあるから!」
唯「ありがとう」
憂「うん……片付け、私するから、洗い物は水に浸しておいてくれればいいから」
唯「分かった」
憂「じゃあ……えと、私お風呂先入るね」
唯「うん」
>>93
唯「このままこんな関係じゃダメだよね・・なんとかしなきゃ私は憂のおねーちゃんだもん」
ちゃぷ
憂「はぁ・・」(お姉ちゃん私のことなんかどうでもいいのかな、、、)
10年前・・
唯「憂~一緒に絵本読もうよ~」
憂「うんっ!」 唯憂「えへへ///・・・
=======
憂「もうあのころに戻れないのかな・・・」
ガチャ
憂「っ!!」(えっ!!お姉ちゃん!?)
唯「憂、一緒にお風呂入ってもいいかな?ってもう入っちゃたけどw」
憂「うん・・・」(急にどうしたんだろう)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ザバァーー
唯「・・・ねえ憂覚えてる?昔はよく一緒にお風呂入ったよね」
憂「覚えてるよ。お姉ちゃんアヒルのおもちゃ好きでいつものぼせてて、」(懐かしいな、お姉ちゃん覚えててくれたんだ)
唯「そうだねwあのころはいつも一緒で遊んだり、泣いたり、笑ったりして・・・・」唯「―――・・・」
憂「・・・お姉ちゃん?」
唯「憂・・・ごめんっ!」
憂「!?どうしたの?なんで謝るの、、、」
唯「私憂に今まで酷いことしてきた!憂はいつも私のこと考えてくれてるのに、私いつも不愛想で自分のことばっかりしか考えてなくて!」
憂「そ、そんなことないよ!」
唯「ううん、私が小学校の時、勉強も運動も苦手でクラスでもちょっと浮いて友達も和ちゃんしかいなくて、、、でも憂はなんでもできてたくさんの友達にも恵まれてて、
憂は何も悪くないのに!そのときそんな憂のことすごく羨ましくて私とは違うんだなって思って、なんか接するのが辛くなって・・・・それから親にも憂にも迷惑掛ける
ようになっ
憂「迷惑じゃない!!!」 唯「っ!?」
憂「私のほうこそお姉ちゃんが苦しんでるときに気づくこともできなくて、、ほんと馬鹿だ私・・はは、、こんなんじゃ妹失格だね」
唯「憂・・・こんな私でもまた昔みたいに仲の良い姉妹に戻れるかな?」
憂「うん!うんっ!なれるよ絶対!だって私とお姉ちゃんだもんっっ!」
唯「ありがとう!。。。うい///あとハンバーグおいしかったよ。やっぱり憂の料理は世界一だね!!」
憂「//うん!」(はじめて褒められた///えへへへ)
――――――
憂「じゃあ、おやすみお姉ちゃん」
唯「おやすみ~うい」
――――――――――
憂(今日はお姉ちゃんと仲直りできて良かった。ふふ、明日が楽しみだな。。それにしてもお姉ちゃんってあんなに可愛かったんだ//)
コンコン
憂「は~い、どうぞ」
唯「憂!あ、あっあああのね//」
唯「い、一緒に寝てもいいですかな?」(うう、恥ずかしいよ~何言ってんだろ私、のぼせちゃったのかな、、、)
憂「・・・うんいいよ。お姉ちゃん顔赤いよ大丈夫?」(か、可愛すぎるよ~///なんかドキドキしてきた)
唯「それじゃ、お言葉に甘えて失礼します」(ううっ緊張してきた)
唯「お、おやすみ憂」
憂「うん」
――――――――
―――――
―――
唯「・・・・・・・」(ね、ねむれない)
憂「・・・・・」(眠れないよ~無理だよこんなの!)
唯「・・憂、起きてる?」
スースー 憂「・・・・・・」(緊張して声出せない。。。)
唯(さすがにもう寝たよね。憂の寝顔可愛いな、、、なんか緊張しなくなったかも)
ゴソゴソ
憂「!!!?」(えええっ!!くっついてるよ!お姉ちゃんがこんなに近くに、、、いいにおいがする)
唯「夜は冷えるからね。あったか。あったか。」むぎゅうぅ
憂(!?!?!?///)
唯「今日はありがとね。これからもよろしくね憂。」 ちゅっ
憂「っ!?」(もう今日は寝れないよ~~///)
翌朝
唯憂「いってきま~す」
憂「久しぶりの一緒の登校だねっ」
唯「これからは毎日一緒だよ。」ぎゅ
憂「うん///帰りも一緒に帰ろ」
唯「ごめん帰りは一緒に帰れないんだ」
憂「えっ!どうして?」(あっ、もしかして昨日のギター・・・)
唯「私、軽音部に入部するから!だから憂・・・」
憂「そっか。頑張ってねお姉ちゃん!」(もう大丈夫だね!良かった。。)
唯「うん!」
昼休み 2年教室
純「おなかすいたー。憂、梓ご飯にしよっ」
梓「純は今日珍しく弁当なんだ。」
純「うん。お母さんに作ってもらたんだ。梓は今日はコンビニ?」
梓「まあね。憂はいつも通りおいしそうな弁当だね」
憂「うん。」ニコニコ
梓「そういえば憂。今朝、平沢先輩と一緒だったよね。なんかあったの?」
純「あ~そういえば一緒に登校してた。どうなのさ憂お姉さんと?」
憂「お姉ちゃんと?別になんでもないよっ//」
梓純「ふ~~ん」 ニヤニヤ
放課後 音楽室
律「はあ。唯来てくれるかな」
澪「どうかな」
紬「きっと来てくれるわよ。澪ちゃん、りっちゃん。」
ぎぃぃ
律澪紬「きた!!!」
梓「おつかれさまです。先輩」
律「なんだ梓か」
梓「なんだとはなんですか!律先輩!」
澪「梓・・・空気嫁」
梓「澪先輩まで!!」
紬「まあまあ。お茶にしましょう」
梓「ムギ先輩・・・」
―――――――
――――
―――
律「唯遅いな」
梓「律先輩が余計なことするから来ないんじゃないですかぁ」
律「・・・・ごめん」
澪「おい梓」
梓「じ、じょ冗談ですよっ律先輩!きっと平沢先輩は来てくれますよ絶対!!」
紬「そうよりっちゃん!大丈夫。みんなりっちゃんが軽音部に誘ってくれたから出会うことができたんだし」
澪「そうだな」梓「そうですよ」
律「みんな、、。おーーし!じゃあ待つ!!来るまで待つ!!!」
ダダダダッ ガチャ!!
「はぁはあぁ、遅れてごめん!!」
律澪紬梓「遅い!(ですよ!)」
寝るあとまかせた
「はあ、はあぁあ、ごほっごほ」
澪「おい、大丈夫か唯?」
唯「はぁ~・・・・・あ、うんっ!ごめん」
唯「今日はみんなに伝えたいことがあって・・・・」
唯「昨日は本当にごめんなさい!!」
唯「私、今までいろいろあって人と関わるのが怖くてずっと長い間避けてた。でも昨日大切なことに気が付くことができて、すぐそばにこんなに自分のことを思ってくれる、、
応援してくれる人がいるって思えたからっ!私もう逃げない!!」
「だから!・・・・」
唯「お願いします!私を軽音部に入れて下さい!!!!」
律「――――よし!入部を許可する!!ようこそ、軽音部へ!」
澪「よろしくな。唯」
紬「唯ちゃん。ここ唯ちゃんの席よ。ケーキいっぱいあるから食べてね」
梓「これからビシビシ練習しますからね!『唯せんぱいっ』」
唯「みんな・・・うん!よーしじゃケーキ食べよー!!いただきま~す。」もぐもぐ 「おいし~ねムギちゃん」
梓「ちょっと唯先輩!練習しますよ!!」
律「そんなカリカリすんなって、あ・ず・さ」すっ 「じゃ~ん!ネコミミ~」
唯「!?」
梓「やめてください!律先輩!!」
唯「梓ちゃん!!」
びくっ 梓「な、なんですか?」
唯「か、か可愛い!!!!!!」 むぎゅううううう 紬「!?///」(キターーーーー!!)
梓「離れて下さい!!唯先輩!」(な、なんか唯先輩やわらかくて、いい匂いで、、、や、やば)
唯「あずにゃんだよ!これから梓ちゃんはあずにゃんだよ!!」 ふんすっ
律「これから楽しくなりそうだな」
澪「私はちょっと心配だがな。。。」
律「ほら唯!おまえはギター弾けないんだから練習するぞ。目標は学園祭ライブ成功!いくぞみんな!」
「「おおーーーーー!!!」」 おしまい
>>93
――――――
澪「絶対おかしいって!」
律「何がだよ」
澪「あのギター25万だぞ!? こ、高校生がそんなほいほい出せる金額じゃないだろう……」
律「きっと小学生からのお年玉をずっと貯めてたんだな、うん。 見かけによらずしっかりした娘だっ」
澪「そんな、例えそうだとしても明らかに嫌々『あーハイハイ』って感じで買ってただろ! そんな大切なお金を出すような態度には全く見えなかった!」
澪「や、やっぱりきっとあの娘、売春とかカツアゲとか……」
律「やめろよ、そういうの」
澪「……なんで律はそんなに平沢さんを庇うんだよ」
律「は?」
澪「かばってるだろ!」
律「……そんなんじゃねえよ」
おまけ
11月11日の放課後
唯「ハッピバースデートゥーユー」
梓「!!」(もしかして)
律「ハッピバースデートゥーユー」 梓(わくわく)
澪「ハッピバースデーディアポッキー」 梓「!?」(えっ?)
紬「ハッピバースデートゥーユー」 ぱちぱち
梓「・・・・・・」
ごめんなさい。 あずにゃん誕生日おめでとう!!
――――
憂「……ん」
憂「朝かぁ」
憂「……っぁふ」とんとん
憂「朝ご飯作らなきゃ」カチャ
唯「ぁ、はよ」
憂「お、お姉ちゃん………さ、最近なんだか朝早いね」
唯「ん、それよりさ」
憂「え? あ、朝ご飯……」
唯「うん、あの……ちょっと下手くそだけど、作った、頑張って」
唯「朝飯、一緒に食べない?」
憂「あ、え……」
唯「あ、もう弁当も詰めた」
憂「……」
唯「そこ、座って。 料理冷めるし」
憂「う、うん」スッ
唯「……よし」
憂「………………」
唯「いま何か飲み物を」
憂「……あ、ああの、ごめん私朝ご飯やっぱり」がたっ
カシャン
憂「あっ」
唯「え?」
憂「そんな、そんなつもりはっ!」
唯「あーぁ……あ、そこ気をつけて」
憂「……あ、わ、わわわ、わ私がっこうに、学、校」
唯「……ん、いってらっしゃい」
ガチャッ、バタン!!
唯「……はぁ」ぽりぽり
――――
憂「ハァ、ハァ、っ、ハァ」
憂「どうしよう、どう、どうしよう、どうしよう」
ガラッ
憂「!?」びくっ
純「ぉわっ!?」
憂「あ、純ちゃんか……おはよ」
純「あ、うんおはよ、憂今日は早いねー……って、大丈夫?」
憂「なにが?」
純「顔色すごい悪いよ? 風邪?」
憂「……すぅっ……はぁぁぁ……」
純「憂?」
憂「ううん、ちょっと走って来たんだ。」
純「ふーん」
憂「純ちゃんも早いね、部活?」
純「うん、朝練たるーい」
憂「あははっ、頑張って!」
純「うーい」
唯「……」
和「おはよ、唯」
唯「和……」
和「ギター似合うわね、さすが伝説のギタリスト」
唯「……はぁ」
和「結局軽音部に入部することにしたのね、いいと思うわ。 みんないい子たちだし」
唯「人の事をペラペラペラペラとこの眼鏡」
和「はいはい」
唯「別に余計な事しなくても放っておいてくれれば」
和「ほっといたって憂ちゃんと元には戻らないわよ」
唯「ぐぬぬ」
和「憂ちゃんと元通りになりたいならまずは色んな刺激を受けるべきよ」
唯「そんな事しなくっても……」
和「私もあなたが憂ちゃんとの関係を改善するためなら努力は惜しまないつもり」
唯「……」
和「そうじゃないと他の事に目が向きそうじゃないからね、唯は」
唯「憂と仲直りしても和のおかげでもなんでもないし和と友達以上の関係になるつもりはないけどね」
和「ふふ」
唯「……変態レズ眼鏡」
和「あら、傷付くわね」
唯「大体私、ノーマルだから……じゃあ、ギター部室に置いてこなきゃだから先行くね」
和「……ぐぬぬ」
ぐぬぬ 保守
梓「おはよー」
憂「おはよ、梓ちゃん」
梓「あ、憂、そういえば昨日突然憂のお姉さんが入部したんだよ!」
憂「ん、ああ、だから昨日ギター……」
梓「……ねえ」
憂「なに?」
梓「お姉さんってバイトとかしてる訳じゃないよね?」
憂「してないけど、なんで?」
梓「昨日ギター買いに行った時さ、結構高いギター買ったんだけど……簡単に20万円くらい出しちゃうくらいだから」
憂「……そう、なんだ」
梓「あのさ、変な噂聞いてさ、その、お姉さんが売春してるとかなんとか……あ、勿論信じてるわけじゃないけ」
憂「おおお、お、お姉ちゃんはそんな事してない!!」
梓「わぅっ!?」
憂「……ぁ、ご、ごめん、ごめんね、いきなり大きな声出して、多分お年玉とお小遣だよ。 お姉ちゃんお金ほとんど使わないし」
梓「う、ううん、私こそ変な事言ってごめん、そうだよね、常識的に考えてお年玉あたりだよね」
純「ふー、疲れた疲れたっと、あ、梓が来てる」
梓「……」
純「無視かっ!」
憂「あははははっ」
保守!!
↓きた!
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