唯「ポケモンかぁいいよ~」(577)

唯「ポケモン?」
憂「うん、ポケットモンスター略してポケモンだよお姉ちゃん」ニコ

唯「へー~」
唯「……なにこの機械??」

憂「GBだよ」ニコ
憂「これでゲームが出来るんだよ」ニコッ
唯「へー~」
――…
【学校】
唯「ヒットン~ヒットン~♪」
梓「あれ、どうしたんですか?唯先輩」

唯「あっあずにゃんっ!」
唯「実は昨日からポケモンってゲームをはじめてねぇ」エヘヘ
梓「はあ」

唯「ヒットンがすごく可愛いの!」
唯「後ろ姿なんてもう……はぅ~」ホワァ~
梓「……面白いなら私も始めてみようかな」

唯「!」
唯「そうしたらいいよっえへへ、ポケモン見せあいっこしようねぇあずにゃん♪」ナデナデ
梓「も、もう頭を撫でないでくださいっ」アタフタ
――…
【ゲームショップ】
梓「ポケットモンスター……あった、ダイヤモンド?これかな」
梓「すみませーんこれください」
梓「(唯先輩喜んでくれるといいな……)」ニコ

まさか立つとは……
息抜きのつもりだったけど暇な方はお付き合いください。

【学校】

唯「あ~ずにゃん♪」

梓「あっ唯先輩」

唯「買ったぁ~?ポケモン??」
梓「ま、まあ……たまたま家族が持っていたので」ツン

唯「そっかぁ~良いご家族だねえ~」パァ~
唯「はじめはどの子を選んだの??」

梓「えっと……ナエトルです」

唯「なえとる?」
梓「くさタイプの……」

唯「緑色のカエルみたいなのじゃなくて?」
梓「カエル……というより亀っぽいかもしれません」

唯「かめ?亀はゼニガメでしょ??」

梓「えっ」
梓「……あの、昨日言っていたヒット…」
唯「ヒットン!?」パァッ
梓「そのヒットンくんはどんなモンスターなんですか?」

唯「えっとね~お尻から火が出てて~目が可愛くて~ポーズもかわいくて~」

梓「(ヒコザルのこと……かな?)」

唯「それでねえ……」

梓「せ、先輩!少し待ってください」
唯「?」

梓「もしかしたら、ですが」
梓「私たち違うシリーズの物を持っているのではないでしょうか」
唯「……え?」

梓「ですから、私の持っているゲームと唯先輩の持っているゲームは違うものなんです!」
唯「……えぇ」

梓「(はっ、衝撃を受けて理解するのに時間がかかっている……)」
梓「(理解して先輩が傷付く前になんとかしないとっ!)」

梓「あっ、準が詳しかったはずなので少し聞いてきますね!」
唯「……あ、うん…いってらっしゃ~い?」フリフリ…

――…
梓「唯先輩!」

唯「なにかわかったの?」

梓「安心してくださいっ」
梓「シリーズが違っても今のポケモンは通信…つまり、一緒に遊べるみたいです」ニコッ

唯「そうなの!?」パァッ
唯「やったー!やったよヒットン~!♪」ワ~

梓「よかったですねっ」ホッ

律「おっ二人ともなに話してんだー?」

唯「りっちゃん!」

梓「ポケモンの話です」梓「律先輩は知っていますか?」

律「知ってるかだって?」
律「ナメてもらっちゃあ困るっ!このポケモンマスター(四天王3周)の私に向かって何を言っているんだ~???」

唯「りっちゃんはポケモンマスターだったのか……」ホエー
梓「そうなんですか……失礼しました」

律「なに、そうかしこまらなくていいぞ」エッヘン
律「弟と良くやってるからきっとクラスで一番強いと思うぞぉ?」

唯「りっちゃんすごいっ」パチパチ
梓「これは強敵ですね……」

梓「あっじゃあこうしませんか?」
梓「1ヶ月後に、三人でポケモンバトルをしましょう!」

律「えぇ~明日でいいじゃんかよー」ブー
梓「いえ、私と唯先輩は始めたばかりの初心者なので追いつくまでの時間としては妥当だと思います。」

唯「え~1ヶ月後ー??」
律「しかたないか……んじゃ1ヶ月!ポケモンバトルだっ!」

三人『おーっ!!!』

【平沢宅】

唯「たっだいま~!」

憂「おかえりっお姉ちゃん♪」

唯「ヒットン♪ヒットン♪」トコトコ

憂「あっ先に手洗いとうがい忘れちゃだめだよー?」

唯「ハッそうだった」
唯「うがいっうがい♪」テトテト

憂「嬉しそうだね。なにか良いことあったの?」

唯「えへへー実はねぇ……」


憂「……なるほど律さんと梓ちゃんとポケモンで勝負するんだねっ」

唯「うんっ!」ニコ
唯「それで今日から1ヶ月後に向けてヒットンたちを育てるんだ~♪」

憂「うふふ、お姉ちゃん楽しそう」

唯「うんっすごく楽しいよっ」ニコッ

憂「あっゲームの前に食事とお風呂ね?」

唯「はーいっ♪」

唯「二つ目のバッジがーとれないよぉ……」

憂「どうしたのお姉ちゃん?」ヒョイ
唯「うーい~」ダー

憂「うーん……私も詳しくないから良くはわからないけど」
憂「ヒットンは相性が悪いと思うなぁ。草か電気タイプは?」

唯「ヒットンにコラッチに、ポッポンにイモムシくん……」
憂「この中にはいないねえ」

唯「あっそういえば」
唯「パソコンにいるおっきいねずみが電気タイプだったような!」

憂「パソコン?……あっ本当だ、この子電気タイプだよお姉ちゃん」
憂「どうしてパソコンに入れてたの?」

唯「だってぇ~」クネクネ
唯「おっきいしまんまるで可愛くなかったから……」

憂「うーん」
憂「でもこの子ならカスミさんに勝てるかもしれないよ?」

唯「でもー……」
憂「勝てたらヒットンも嬉しいと思うな?」

唯「ヒットン……」
唯「ヒットン~!!わかったよっ!アタシこの子を育ててカスミに勝つからねえ!」ウルウル

憂「お姉ちゃん……えらいねっ」グス

律「うーん勝負は1ヶ月後か……」
律「久しぶりにゲームのスイッチを入れてみるか」
ポチッ

律「おっ」
律「ゴウカザルに、ムクホーク……レントラーにフローゼル、ビーダルにトリトドン。か」

律「うーむ」
律「聡、このメンバーどう思う?」

聡「……弱いと思うけど」

律「なにっ!?」
律「……例えばどれが弱いんだ??」

聡「初期メンバーのままっていうのがそもそも問題。」

律「なにぃっ!?」グハァ
律「そ、その……聡くん。実はかれこれで1ヶ月にバトルがあるんだよ……」ピクピク

聡「相手が女子ならこのままでレベル上げるだけでも良いと思うよ」

律「本当か?……不安になってきたぞ」

聡「じゃあ俺のルビサファからHGSSまで貸すから良さそうなポケモン移せば?」
律「なんかズルするみたいでいやだな……」

聡「それじゃ卵孵化から育てれば文句ないと思うよ」

律「そうか……そうか?…………そうだなっ!!」ニッ

梓「やるからには勝ちたいって思ってポケモンのカートッジをたくさん買ってきたけど……」
梓「どれから手をつければ良いんだろう?」

梓「あっ」
梓「このアドバンス用ソフトDSiじゃプレイ出来ないんだ……」

梓「……はあ」
梓「明日もう一台DS買ってこよう……」

梓「じゃあまずはダイヤモンドから進めようかな……」
ポチッ

梓「わっ……ただいま、ナエトル。」

図鑑ナエトル<ギャギャー

梓「よしっめざせポケモンマスター!」グッ

――…
チュンチュン

梓「……あ…もう朝かぁ……ふぁ」

梓「ええと、ハヤシガメがLV31で……ムクホークが…」
梓「……このペースで間に合うかなあ……ふぁ」

梓「……それじゃあ、シャワーを浴びて学校に行ってきます」
梓「またあとでね」ニコ

図鑑ハヤシガメ<ギャギャ~

【放課後・部室】

唯「でねっ!ピカ太がすんごく強くて可愛いの!」

律「ピカタって……ダサくないか?」
唯「なんでぇ~すごく可愛いのにいー」ブー

ガラッ
梓「おはようございます……ふぁ」

律「おいおいもう3時すぎだぞーおはようはないだろ~」
梓「すみません……昨日から寝てなくて…」

律「もしかして……ポケモンか??」
梓「はい。想像以上に面白くて気がついたら……ふぁ」

唯「アタシも眠たいよぅ」フワ~ァ
律「唯は授業中も寝てただろ」ハァ

ガラッ

澪「おまたせ」

律「遅いぞー澪~」ブー
澪「すまんすまん」
澪「……で、」チラ

唯『でねぇピカ太がねえ』デレデレ

澪「……唯はどうしたんだ?」タラ

唯「あっ澪ちゃーん」
タッタッタ

澪「さっきからなにを話してたんだ?」

唯「んー?ポケモンだよヒットンだよっピカ太だよっ!」グッ
澪「あー、ポケモンの話か」

律「あれ?澪ってポケモンやってたっけ??」

澪「古いやつだけどな……アドバンスの」
澪「リザードン強かったなあ…」シミジミ

澪「なんだか話してたらまたやりたくなってきたな」ハハ
律「じゃあやるかっ!」

澪「突然!?」
律「ちょうど三人でポケモンバトルしようって話になってだな……」

澪「へえ、そうなのか」

唯「アタシのヒットンが頑張ってくれるもんねっ!」

澪「ヒトカゲ……?」
澪「なんだ、唯もファイヤレッドかリーフグリーンなんだな」

唯「?ああ、赤ねっ赤!」

澪「楽しそうだな……」
澪「よしっ私も入れてくれないか?その勝負に。」

澪「良い……か?」
唯「もちろんだよっ!」 梓「これは更に気合いが入ります」メラ
律「良いに決まってるだろー?勝負は1ヶ月だかんな!挑戦受けてたつっ!」ビシッ
澪「ありがとう…」

澪「じゃあ早速家に帰って……」
唯「そうだね!」ムフー
律「燃えてきたぞー!」

梓「すとーっぷです!」
梓「ポケモンもそうですが楽器の練習もきちんとやってくださいっ」

澪「……あはは。そうだったな」
唯「そ、そうだね……ギー太も寂しいもんね」
律「かてえなぁー梓は。」

梓「すみません、でもそれはそれこれはこれです」
梓「楽器もやってポケモンも楽しくやりましょうね?」
三人『はー~い』

梓「練習を頑張るとその分ゲームも早く出来ます」ボソッ
三人『……!』
ガラッ
紬「ごめーん掃除当番で遅くなったの~」
紬「……あら」

律「唯!パッションが足りないぞっ!」
唯「うん!ハックションだねっ!」ジャカジャカ!!
紬「みんな気合い十分ね♪」ホクホク

この前電車で隣に座った小学生がGBCでポケモン金銀やっててなんか嬉しくなった

【平沢宅】

唯「たーだ~いーま~」

憂「ふふっ、おかえりなさいお姉ちゃん」

唯「手洗い~うがい~」ジャバジャバ

憂「言われなくてもするなんて偉いねお姉ちゃん」
唯「まあね!」ブイッ

――…
唯「で、澪ちゃんも参加することになったんだー♪」モグモグ

憂「へ~、紬さんは?」

唯「むぎちゃんはねえ……"興味はあるけど今回は観てる側で良い"って」パクリ

憂「そうなんだ~」
憂「じゃあお姉ちゃんも頑張ってねっふぁいと!」グッ
唯「うんっありがとう、憂♪」エヘヘー

――…
唯「イワヤマトンネルこわいよ~~」ブルブル
唯「色の濃さを調整したら少し道が見えるけどぉ……」

唯「!」

唯「またトレーナー~??ダグ三(さん)頼んだよぅ……?」グスッ

唯ちゃんかわ唯じゃん!

【中野宅】

梓「んー~っと」ノビ

梓「ふぅ、四天王前まで来れた……どれくらい強いのかな?」

梓「でも、みんな大事に育てたんだもんポケモンを信じないと」
梓「ねっドダイトス」

図鑑ドダイトス<グギャ~ガ

梓「かわいいなぁ」ウリウリ
梓「あっ勝負前にバッジ磨いておかないと」キュキュキュ…

ピカーン

梓「よしっ」ニコ
梓「回復アイテムは……うん、とりあえず始めの人の分だけはあるよね」

梓「一人目を倒したら戻ってきて購入しよう」

――…
梓「あれっ!?ドアが!ドアが開かない!?」キュッキュッキュッキュッ!!

梓にゃんかわ梓にゃん!

【田井中宅】

律「おっコイツなんか強そうだな!」
律「なになに……カイリュー……バンギラスにボーマンダ、ガブリアス……」

律「うーん、どれがいいか……悩みますなあ」


【秋山宅】

カチッ
澪「おっ」
澪「リザードンにピッピ、プクリンにサンダーファイヤーフリーザー……」
澪「久しぶりだな、みんな」

澪「チャンピオンを倒したっきり会いに来てなかったから……こんな私で良かったらもう一度、一緒に旅に出てくれないか?」

脳内リザードン<なにを言ってるんだ?澪。俺たちは最高のパートナーだろ?嫌だって言っても冒険の旅に連れていくぜ。
脳内ピッピ<澪ちゃん澪ちゃん。ボクもまた一緒に旅が出来て嬉しいよ!またゆびをふる使わせてね♪
脳内プクリン<澪、私たちは澪と長い旅を乗り越えてきたの。今さら少し寄り道したくらいのアナタを嫌いになると思って?ふふ。
脳内サンダー<……また旅に出てくれるんだな。俺の背中に乗りなっ。
脳内ファイヤー<澪、お前がこの数年間どれほど成長したか……私の背中の上で見せてもらおう。
脳内フリーザー<こうして再び冒険に出てくれるんだ。なんの不満があるというんだ?ふっ。早く背中に乗りな、マサラでもふたごじまでも好きなところに連れていってやる。

澪「みんな……」ウル
澪「ありがとう。こんな私だけど、また皆と一緒に冒険に出れて嬉しいっ」ニッ

澪「ふんふんふーん♪」

澪「でも、メンバーはこのままで……後はレベル上げだけか…」
澪「それだけでいいのか……?」

澪「でも、レギュラーを変えるなんて私には……」

脳内リザードン<澪。

澪「……リザードン?」

脳内リザードン<なにつまらない事を考えてんだ。勝ちたいなら新しいポケモンを育てろ。

澪「でも……」

脳内リザードン<俺たちは勝ちたいぜ?それはボックスにいるやつらも同じだ。
脳内リザードン<……それから、これから出会う仲間たちも、な。

澪「リザードン……」

脳内リザードン<だからな……別れの前に聞かせてくれよ、お前の…澪の歌を。

澪「リザードン……わかったよ」
澪「聞いてっ私の歌(キモチ)!」

澪『キミと出会ったのはドラマチックな運命。モンスターボールに入ったキミは宝箱の素敵な宝石。』

澪『スーパーボールな私のキモチ、サイコソーダに溶けそーだ。』

澪『キミが進化をしたときも、姿は変わっても気持ち(ココロ)は一緒。なみのり、うずしお、キミのココロにダイビング』

澪『ともだち増えて、絆も増えた。ラビニューはーと、キミにビート』

澪『そろそろ終わりが見えてきたかな?まだまだこれから旅は続くよ。おおきなキモチはハイパーボール、大切なみんなが私の宝石』

澪『ともだちみんな集めたらマスターボールになれるかな?ボールの中には素敵な宝石。素敵なみんなが私の宝石。』

澪『たくさん友だち(宝石)入るよう、私(ボール)も大きくならなきゃね。』

澪『まだまだ私はモンスターボール。目指すはマスター、素敵なワタシ(宝石箱)』


澪「……どう、かな?」

脳内リザードン<ああ、中々だぜ……

澪「どうして目を合わせてくれないんだ……?」

脳内リザードン<放っておけ……男の涙なんて見るだけ野暮ってもんだ。

澪「私の歌で泣いてくれたのか?……こうかはばつぐんだなっ」ニコ

脳内リザードン<うるせえよ。ふっ。

【琴吹邸】

紬「ねえパパいいでしょ?」

紬父「しかし……ゲームは目も悪くなるし…」

紬「それは最近の科学実験で迷信だってわかったじゃない!」
紬「明るいところで時間を守ってやれば影響なんてないわ!」

父「しかし勉強に差し支えが……」

紬「勉強もするから~おねがいっ、ね?」ウル

父「……」
父「仕方ないな…」

紬「パパっ!」パァッ
父「勉強はちゃんとしなさい。それが条件だよ」

紬「はいっ!」ビシッ

父「では……」
父「ポケモンに関するゲーム、参考書、勝利ロジック論文を世界中から取り揃えろ」

使用人『はっ!!』

紬「ありがとうパパっ!」
ダキッ

父「ハッハッハこれくらいしか出来ん私を許しておくれ」

【学校】

唯「みんな~調子はどう?」

梓「順調だと思います。今日あたりHGSSに進める算段です」ギュ
律「ふっふっふ、私はちょお強いモンスターを育成中だ!」
澪「私は……PCで少し調べて…必要なら別のソフトも買おうと。」

唯「アタシはヒットン一筋だからね~!」エッヘン
梓「そのヒットンくんがわからないんですよ…… 」
律「私もわからないんだよなあ」

澪「ヒットン……ってヒトカゲの事だろ?」

律「知ってるのか澪!?」

澪「まあ……最終進化系まで育てたからな」
澪「私の相棒だ」フッ

脳内リザードン<フッ…。

紬「おまたせ~」

律「あっ!DS!」

紬「やっぱり始めはこれからって聞いたから~」
スッ

唯「んー?」
唯「(同じようなちがうような……)」

澪「ファイヤレッドか、やっぱり初めはこれだよな」

紬「初めはヒトカゲにしたの~コーチには止められたんだけどー」

唯「(ヒットン……綺麗になってしもうて…)」

紬「えいっひのこ!」

メラッ

唯「(!赤い火が出てる!)」
唯「画面が明るい……どこで調整してるの?むぎちゃん」

紬「調整?」

澪「おいおい、唯が持ってるのと同じだろ?」

唯「同じだけど……同じだけどちがうよぉ」

律「なんだー?相変わらず唯は変だなあ」ハッハッハ

梓「なるほどこの子がヒットン……可愛いですねっ」

唯「え?う、うん……」

梓「?」

唯「んー……」

律「どうしたんだ?唯」

唯「ゲームが違っても"つうしん"って出来るんだよね?」

梓「そうですね」
梓「唯先輩のソフトから新作の方にも送れますし……現在育てているポケモンは引き続き使えますよ」

唯「そうなんだぁー」ホッ
唯「じゃあもっと育てたら綺麗な方に移そーっと♪」ウンタン

澪「そういえばコーチってなんだ?むぎ」

紬「あーポケモンに詳しい人をパパが雇ってくれて……」
紬「まったくの素人のワタシが皆に追いつくためだから仕方ないかなって」

唯「じゃあむぎちゃんも一緒に"つうしん"できるねっ♪」パァッ

紬「うんっ♪」ニパー

唯「うわ~楽しみだよぉ~!」ワクワク

【平沢宅】

唯「ちゃ、チャンピオンロード抜けたよぅ……」
唯「途中にいた鳥さんみたいなのはなんだったんだろう……」

唯「ヒットンもポッポンもコラッチもバタコさんもピカ太もコイ太郎もよく頑張ったねーえ」スリスリ

唯「ヒットンばっかり強くなっちゃったけどみんな良いところがあるから……!」ギュッ

憂「おねーえちゃんっ♪」

唯「あっ憂~」ニパー

憂「今日はお姉ちゃんにプレゼントがあるのっ」
スッ

唯「んー?」ガサゴソ
唯「!」

唯「これ、DSと綺麗な"赤"だ~!」

憂「今日買い物に行ったらあったから……」
憂「これでもっと楽しめるねお姉ちゃんっ♪」

唯「ありがとー憂~~」
ギュー

憂「お、お姉ちゃんっ??」ドキドキ

唯「これは最後の方で使わせてもらうねっ♪」ニッコ

唯「じゃあアタシは四天王に挑むからっ!」グッ

憂「うんっ♪」
憂「お姉ちゃん、こっちの説明書見てても良い?」

唯「んー」
ポチポチ
憂「(少しでも覚えてお姉ちゃんの助けになりたいなっ)」

憂「……」パラ
憂「ええと"通信について"」
憂「……」パラ
憂「……?」

唯「いっけえ!だいもんじだっヒットン!」ウォー
憂「……アドバンス同士で…」パラ
憂「たしか準ちゃんがDS同士でも出来るって言ってたよね」パラ

唯「そこだー!そこでカミナリだピカ太!!」キャー

憂「GBは……」パラ
憂「……」

憂「……あれ?」
憂「お、お姉ちゃん」

唯「やった~!勝ったー!!みんなよくやったよーお!」スリスリ
唯「?どうしたの憂??」

憂「いや……その、ええ、と……ね?」

唯「いますごくいいとこなんだっ」エヘヘ
憂「ごめんね?」
唯「良いってことですばいっ…で、なんの用?」
憂「お姉ちゃんごめん!」

唯「へえっ!?」
唯「ど……どったの憂…?」
憂「今説明書を見てわかったんだけどね?」
憂「その……お姉ちゃんがいま持ってるポケモンじゃ皆と通信出来ないの…」

唯「……なんで?」
憂「お姉ちゃんのはGBだから……」
唯「新しい方に移せばいいんだよぉ?」
憂「新しいのには移せないの……」

唯「??」
唯「なんで?」
憂「(まだ理解がついてない顔だ……どうしよう傷つけちゃう)」
憂「GBは古いから……新しいのとは通信が……出来ないの!」

唯「なんだぁ~そんなことかー」
憂「え?」

唯「それじゃあ新しい方をやればいいんだね?憂、買ってきてくれてありがとうっ」ニコッ
憂「う、うん……」
唯「ほらっアタシは四天王で忙しいから出てった出てった!」
ガチャン

唯「……」
唯「ひっ…ヒットンん……ひっく」グスッ

チュンチュン…

唯「おはよう~」

憂「あっお姉ちゃんおは…!」

唯「んー?どうしかしたぁ??」

憂「お姉ちゃん、昨日あれからクリアした、の?」

唯「うんっ♪」
唯「四天王の後になんとっ!チャンピオンがいてね!なんとそのチャンピオンというのが…」

唯「……で、ヒットンのきりさくがトドメになって白熱のバトルを制したのであった!」グッ

憂「そうなんだっ……楽しかった?」

唯「うん~っ」ニッコリ
唯「ヒットンたちともたくさん遊んだし、その後で新しいヒットンと出会いましたっ!」ビシッ
唯「ありがとうねえ憂ぃ~」エヘヘー

憂「……こちらこそ、ありがとう」ボソ

唯「ん?」

憂「いやなんでもないよっ」ニコ
憂「はいっ蒸しタオルっ」
憂「朝ごはんが出来るまで目に当てておくと良いよ」ニコッ

唯「うはーこれは効きますなぁ~」ハァ~

【部室】
ガチャ

唯「お菓子っお菓子っ♪」

律「おっ唯、来たなー」
律「むぎがさ、"伝説はアリなのか?"って聞いてくるんだよ~」

唯「でんせつ?」

梓「知らないんですか?」

唯「まあねっ」エッヘン

律「威張るところじゃないぞー」アセ

唯「で、伝説ってなに?」

澪「ようはストーリーの中で伝説やまぼろしのポケモンって呼ばれている……サンダーとかファイヤーとかのことだよ。」

唯「へぇー……だめなの?」

梓「ダメというワケではないですが……伝説のポケモンは大概強いので公平さにかけるとの意見です」

唯「みんな伝説なら公平なんじゃない?」
唯「でもそれじゃヒットンが使えないしぃ……」ウー

紬「だから、伝説ポケは無し……本当は厨ポケも嫌なんだけど」

唯ちゃん天使すなぁ

唯「ちゅうポケ?なんかかわいいねえ」ホクホク

澪「それも、コーチから教えられたことなのか?」

紬「うんっ」
紬「今はストーリーをさっとクリアしてポケモンの激選をしてるの♪」

梓「激…選ですか?」

紬「強いポケモンを孵化させるのっコーチが教えてくれたんだけど……」

律「ばかだなーむぎは」
律「わざわざ孵化させてからだとLV100が遠いだろ~」ハハ

紬「個体値・せいかくとくせい……考えて育てないとっ」グッ
紬「あっ、あとLVは50に統一するわね」ニコッ

澪「えっ」
澪「レギュラーは皆50以上なんだけど……」

紬「みんなにHGSSをあげるから対戦する時はそっちに移してね♪」
紬「澪ちゃん、きっと手持ちはみんな4V以下だと思うから全部代えた方がいいわよ?」
紬「それと、くれぐれも三鳥をはじめとする伝説は抜かすよーにっ」ビシッ

はいじん!!

唯「なにを言ってるのかさっぱりだよ~」グルグル

梓「少し、理解しかねますね」

律「もうちょっとわかりやすく説明してくれ」

澪「三鳥って……サンダーファイヤーフリーザーがダメなのか!?」

紬「唯ちゃん梓ちゃんりっちゃん、ポケモンは種族値以外にも個体別に能力を持っているの、これが個体値ね」
紬「この個体値激戦には忍耐力が必要なんだけど……次第に出ない事に快感を感じてくるってコーチが言ってたわ~」パァッ
紬「あ、澪ちゃん」
紬「まあ最近ファイヤーがマシになったようだから一応ファイヤーも規制ね♪」
紬「LVについては自動で合わせられるからなにも考えず安心して努力値を振る作業に徹していいわ」ニコ

律「唯……今のわかったか?」

唯「うん!全然っ!!」

梓「ダメじゃないですか……」

澪「ああ、サンダー達が別れを告げてくる……」ガク

梓「伝説がダメというのはまあ…納得しますが」
梓「あまり規制をかけると面白味が…」

紬「限られた中でのバトルだからこそ面白いのよー梓ちゃん」ニコ

律「よくわかんないけどとりあえず伝説系禁止なのはわかったぞ!」

紬「準伝もね♪」

澪「はあ……そういえば昨日ダイヤモンドをやってたんだけどフカマルっていう暗いとこに住んでる愛らしいポケモンが…」
澪「ゴウカザルもかっこいいし……」

紬「……むー」
紬「役割の多いポケモンなら良いけど……ゴウカザルなら他のポケモンに負担かかりやすいしというか厨ポケって…。」


ピロリ~ン

律「そういえば授業中もやってたな唯」

唯「えっへん博士にもらったところ以外でセーブしてないのです」
唯「……けど、この子もうリザードンなんだけど前のヒットンより強い気がする…」

紬「!」キリッ

やーなかーんじー

廃人(・∀・)カエレ!!

紬「唯ちゃん!少し見せてもらってもいいかしら!?」

唯「え?あーうん」スッ

紬「……」ポチポチ

律「おいおい……携帯にステータス打ち込んでるぞ……」

ピッ
梓「送信、ですかね」

ピピピピピ
律「返信はやっ」
梓「超速ですね」

紬「『む、むぎちゃんこのステータスはどうしたんだい?努力値がバラ振りされてるけどそのリザードン間違いなく高個体値だよ(;´Д`)ハァハァ』」

紬「やっぱり……」
紬「唯ちゃん、さっきこのデータは博士にもらったところでセーブしたきりと言ってたわよね?」
唯「?うんそうだよっ♪」

ポチッ……ブン…
唯「!?」
澪「むぎっ!?なんで電源を!!?」
梓「あんまりです……」
律「え?どうしたの??見てなかったんだけど」キョロ

紬「初めから正しい努力値を振ってあげる事がこの子のためになるんです!」

唯「ひ、……ヒッ…トン…?」

ポケモン板へ(・∀・)カエレ!!

たくあんむしり取りてぇ

唯「……むぎちゃんひどい」
紬「このヒットンのためを思ってです」
唯「なんでこんなことするの?」
紬「唯ちゃんのためですっ」

澪「むぎ、全てわかったよ」
紬「?」

澪「その"コーチ"ってやつが原因なんだ」
澪「もう今すぐ解雇してもらった方が良い」
梓「そ、そうです!それがむぎ先輩のためです!」

紬「また二人とも……」
紬「どうしてそれが私のためになるの?」
紬「私はそれが楽しくてやってるのに。」

律「……よくわからないけどさぁ」
律「その押し付けがましい善意っていうのをたったいま唯にしたんじゃないのか?」
紬「!」

唯「……大丈夫」
唯「アタシとヒットンは何度だって一緒に冒険するんだよっ!」ギュッ

唯「だからっ」
唯「むぎちゃんもそんな怖い顔でポケモンしないで、楽しくやろうよっ!」ニコッ

紬「唯ちゃん……許してくれるの?」
唯「あったりまえだのクラクションだよっ!」ドン

梓「(それを言うならクラッカーです)」クス

唯ーッ!結婚してくれーッ!

俺「唯ちゃんかぁいいよ~」

唯「でもヒットンはこれまでどおり育てます!」

紬「ごめんね……」

唯「いいってことですよ~」ニコ
唯「ヒットン、また冒険頑張ろうねー」スリスリ

紬「でもなにかお詫びがしたいわ」ウル

唯「うーんおわびねぇ」
唯「そうだ!」
唯「むぎ、紅茶を注いでまいれ」ムフー

紬「……!」
紬「はいっ!」ニコ


律「唯はすごいな~」
梓「それが唯先輩の良いところです」クス
澪「むぎー!」

紬「わかってるわっコーチも解任してもらって……」
紬「勝ってこそが全てのポケモンだって教えられたから…」
紬「コーチにはコーチの意思があるみたいだからわるいけど……」

律「いいんじゃないか?コーチだし」
梓「"(;´Д`)"ですしね。」
澪「そうだな」ハハ

唯「ん~このお菓子おいしぃー~♪」パク

澪「でもむぎがここまでやるなら3週間ちょい後の勝負が厳しくなってくるな……」

梓「ですよね、私も帰ったらHGSS頑張らないと」

澪「私もルビーサファイア買って帰ろうかな」

唯「みんな頑張ってるな~」ホェー
唯「アタシも頑張らないと!ねっヒットン♪」

図鑑ヒトカゲ<ギャー

律「あー伝説禁止っていうアレはどうなったんだ?」

紬「あれはやっぱりナシにしてくれると嬉しいんだけど……?」

澪「良いのか?」

紬「うん。楽しくやるのが一番だからっ」ニコ

澪「そうか……」
澪「ああ、三匹とも…」

脳内サンダー<一時はどうなることかと思ったぜ……フッ
脳内ファイヤー<俺がついてるんだから安心しろよっキリッ
脳内フリーザー<さっきは弱気な事を言ってすまなかった。また澪一緒にと戦えて嬉しいぞ。

澪「ああっ!」ニコッ

一同「?」

【平沢宅】
唯「ただいま~」

憂「おかえりお姉ちゃん♪」

唯「よーしっ明日明後日は学校も休みだから一気に進めるぞー」
憂「張り切ってるね」ニコ

唯「……?」
唯「憂ー、テーブルの上に上がってるのって…」

憂「あっ私もやってみたんだよ、ポケモン」
唯「おぉ~」

憂「まだ序盤だけどやっぱり面白いね」ニコッ
憂「バッジは8つ集めたけど……四天王はもっと強いんだし…うーんレギュラーの編成を……」

唯「まっ憂も頑張りたまえ~」ホッホッホ

――…
唯「う~ブーイをどの石で進化させるか悩むよぉ……」ウ~

憂「私はエーフィになったよ?」
憂「なつき進化っていうらしいんだけど」

唯「なつき進化!?それってすごい素敵だよぉ」ニヘー
唯「よぉしなつき進化だよブーイっ」

――…
唯「どうしてぇ……じぇんじぇん進化しないよぉ」グス

「絶対判別(ジャッジ)」の能力者かッ!

寝落ち+用事済ませてくる

っていう本文を書いたのに送信ボタンを押す前に意識が落ちてしまった。

出先から投下していきます

【中野宅】

梓「よし、大分進んだな……」
梓「オーダイル、ホウオウにサナギラス、クロバット、デンリュウ、ネイティオ」

梓「ダイヤモンドではドダイトス、ムクホーク、レントラー、トリトドン、ルカリオにディアルガ」

梓「まだ他に強いポケモンがいると思うけど……とりあえずこの中から6匹を選んでみようかな」


【秋山宅】

澪「バシャーモ、メタグロス、ボーマンダ、ボスコドラ、カイオーガ……これにリザードン」

澪「あれ?」

脳内サンダー<おいおい
脳内ファイヤー<いや、仕方ないんだけどな
脳内フリーザー<せめてサンダー代表は使ってくれ……どっかに刺さるだろ?…たぶん

澪「うわああ三匹ともごめんっ!」アタフタ

脳内リザードン<お前ら……俺がその気持ちしょってやるよ。

20:30くらいに再開にします

【琴吹邸】

紬「コーチ!」

コーチ「さあ今日はスカーフなどもちものについて……」

紬「コーチ、聞いてくださいっ」

コーチ「そういえば今日の高個体値リザはどうなった?てかどうしたんだいあれは?友だちのかい??」

紬「実は……コーチにはわるいと思うんですけど…」

コーチ「まあ自分で粘ってこその高個体値だからねっ」キリッ

紬「実は……今日友だちに大変な迷惑をかけてしまって」

コーチ「とりあえず勝ってこそのバトルだからね。そこらの女子高生なんかには負けさせないよ」キリリッ

紬「それで……私、気付いたんです」

コーチ「あ、あのリザもし努力値振り分け前のセーブがあったら無理にでも消してあげたほうが友人のためだよ(笑)」

紬「勝たないとダメっていう認識はおかしいんじゃないかって」

コーチ「それは違うよ」
コーチ「勝ってこそのポケモン」
コーチ「勝つための育成、個体厳選」

紬「ですから…」
コーチ「いいかい?勝ってこそのポケモンだよ」グッジョブ

紬「……むー」

コーチ「怒った顔もハリーセンみたいでかわいいね。ほら授業授業」

紬「ですから、コーチには今日かぎりで辞めてもらいますっ!」
コーチ「……」

紬「……ごめんなさい」

コーチ「そうか、今日で終わりか」

紬「……はい…」

コーチ「よし、それなら今日のうちに紬ちゃんに教えられることは全て教えるよっ」

紬「コーチ……」

コーチ「なに、僕はコーチだからね。生徒に三下り半を突きつけられても、コーチでいられる間は全力で教えるよ」キリッ

紬「……」

コーチ「僕の教えのせいで友だちを傷付けてしまったんだろう?」
紬「……それは」

コーチ「僕がわるかった、そうだね。少し極端なレッスンをしてしまったようだ」
コーチ「けど、さっきも言ったけどコーチでいられる間は全力で教えるからね」
コーチ「さあっ、題目変更!最速ガブから始めるぞっ!」グッジョブ

紬「コーチ……!!」

おまえらもまだまだやり直せるさ・・・紬ちゃんのように

【田井中宅】

律「さーとーし~」
ダキッ

総「なんだよくっつくなよー」ウガー

律「お前個体値とかそういうのに詳しいか?」

総「詳しいとまではいかないけど少し知ってる程度だよ……」

律「なんか大切な事らしくてさ~」
律「友だちがすげえ努力値?がどうたらこーたら喋ってきてさ~」

総「友だち……って、例の対戦する友だち?」

律「そぉ」

総「諦めろ。どうせ伝説準伝無しとか言い始めるぞソイツ」
総「廃人にはかなわないからやめとけ」

律「もう言われたぞ?」

総「本当かよ……なんだよソイツ、女か?厨房か良いおっさんじゃないのか?」

律「ピッチピチの女子高生だ」
律「まあ、伝説禁止は無しになったけどな~」

総「そうか……きっとソイツは伝説無しで縛ってくると思うから対策としては遠慮なく伝説入れてくか」

律「伝説っていうと?」

聡「適当にいれておけば?ミュウツーレックウザカイオーガ…」
聡「さすがにこれに勝てるほど廃人じゃないだろう女だしな」

律「ええ……こんなに持ってねえよ…んだよレックウザって」

聡「俺のボックスから……は嫌なんだったな」

律「まあなー…出来ればサンダースも入れたいんだけど」

聡「サンダース?」

律「だめ、かな……?」ヘヘッ

聡「いや……構わないけど」
聡「好きだったっけ?」

律「まあな!」
律「相棒なんだっサンダーは!」グッ

聡「……サンダー?」
聡「?」

律「サンダースの"サンダー"だ」フフン

聡「まぎらわしいニックネームをつけるなよ……」
聡「それじゃあ一匹はサンダースで確定として後は……」

律「ふむふむ……」

【平沢宅】

唯「あ~うー」ヘタ

憂「暑いならエアコン付けたら?」

唯「うんー……」パタパタ

ポチッ
ウィーン

ゴー

唯「はぁ~生き返るよぉ~お」
憂「空調をつけるのも忘れてポケモンなんて、すっかりのめり込んでるね」クス

唯「このルビーっていうゲームはなんか壮大だねえ」
憂「ロケット団より被害が大きそうだからね」

唯「憂と作ったポフィンをあげたら進化したけど……ヒヒンバちゃん綺麗さんになってもうて…」
唯「じこさいせいとか使おうとしたらひんしになっちゃうし戦い方が難しいよぉ」

憂「お姉ちゃんの力になってくれると思うんだけどなあ」

唯「ヒットンもこっちに移ってきて頑張ってくれてるし…」
唯「LV100になったら勝てるかな~?」

憂「LV50に合わせるんじゃなかったっけ?」

唯「そうじゃった……」ハッ

唯「ヒットン、コラッチ、ポッポン、えーふぃ、ミュミュー、ヒヒンバ」
唯「今のところはこれがベストメンバーだねっ」エッヘン

憂「うわーお姉ちゃん強いなあ」

唯「憂のポケモンも見せて~」

唯「トゲピーに、サイホーン、グレッグルにヒポポタス、フカマルにドーブル?」
唯「わかんないポケモンがいっぱいだ!」

憂「あはは気づいたら色んなところから集めちゃってて……」

唯「でもっ好きなメンバーで楽しくバトルが出来たら一番だよねっ」ニーッ

憂「うんっ」ニコッ

唯「ではコラッチのLV上げにとりかかろうぞよ」

憂「がんばれっお姉ちゃん!」パチパチ

【中野宅】

梓「ごめんね日曜に呼び出して」

準「ううんこの本読みたかったし…」パラ
梓「……」
準「……」パラ

準「……」パラ

梓「準ー?」
準「……」パラ

梓「……」
梓「ゲーム見せてもらうねー?」

準「んー…」パラ
梓「ありがとう……」

ポチッ ブンッ…
梓「ええと、サンダースにスターミー、ケンタロスにギャラドスにラプラス、スリーパー」
梓「……」チラ
梓「これ、本当にダイヤモンドのメンバー……だよね?」

梓「準ー?」

準「……」パラ


準「……」パラ

梓「ねえ純?」

純「んー?」

梓「対戦ってどんなポケモンが強いのかなあ……」
純「わかんない」パラ

梓「わかんないかぁ」

純「相手を眠らせれたらスリーパーは強いし、マヒさせて攻撃が当たらない状態のサンダースは強いし」
純「ラプラスのれいとうビームなんていかしてる」

純「どのポケモンも強いところがあるの」パラ

梓「なるほど……」

純「まあ伝説は強いよね」

梓「おい」

純「だって強いポケモンでしょー?」
純「だって強いじゃん」

梓「まあ……そうだよね」

純「私は好きなポケモンで固めるタイプだからなー、それで負けたらやっぱりくやしいけど」

梓「うん……」

純「ま、そーいうことだから……」パラ

純「悩んでるの?」パラ

梓「まあ……」

純「"やっぱり理想は好きなポケモンで勝つだけど、強ポケもいれないと勝てないしなー"って感じ?」

梓「……そう、かな」

純「んじゃ負けようか」パラ

梓「えっ?」

純「無理する必要なんてないよ」パラ
純「別に好きじゃないゴツイポケモン育てて…」
純「課程が肝心よねやっぱり」

梓「今のメンバーで……」
梓「勝てるかなあ…」

純「んじゃ間とって好きなポケモン三匹に、伝説三匹でどうだ」パラ

梓「うーん」

純「……もう、折衷案なんだけど?」

梓「……むずかしいなあ…」

もえるにじキャラ もえないにじキャラ そんなのひとのかって
けいおんちゅうなら すきなにじキャラでもえるようがんばるべき

純「じゃあ、試しに私と対戦してみる?」

梓「えっ!?」

純「予行練習よ、やっといた方がいいでしょ。人相手は勝手がちがうし」

梓「それじゃあ……お願いしますっ」ペコ

――…見せ 6→3

梓:【ドダイトス・トリトドン・デンリュウ・クロバット・サナギラス・ホウオウ】


純:【ミュウツー・ミュウツー・レックウザ・カイオーガ・ミュウツー・ミュウツー】


梓「はあぁっ!?」

純「どうしたの?」

梓「いやいや……さっき良い事たくさん言ってたよね?あれはどうしたの??」

純「勝つだけが目的ならこうなるよね」
純「苦労して育てなくても勝てる。うん、無駄がない」

梓「逆に関心したよ……」ハァ

結果

梓:【×・×・×・×・×・×】

純:【×・○・○・○・○・○】


梓「……」
純「どう?勝ちに来たメンバーは。」

梓「……うん」
梓「ちょっとイラッとしたっ」ニコ

純「梓ー顔がこわいよ?ほんのジョークのつもりだったんだからさ」

梓「……わかってる」
梓「こうなるとますます悩むなあ」

梓「純みたいな大人気ないメンバーだと相手に悪いし」
純「こらこら」パラ

梓「かといってまったく歯がたたないのも悔しいなぁ」

純「早い話、強いポケモンを好きになるといいんじゃない?」
純「というか、"強いから好き"って人も多いと思うし」

梓「強いポケモンが好きなポケモン……」
梓「好きなポケモンが強いポケモン……」

梓「あ~うー」ハァ

梓『……という事があったんですよ』

唯「へえ~」


憂「電話、梓ちゃん?」

唯「うん、今日初めて人と対戦したけど負けちゃったから強いポケモンも入れないとダメなのかなーって」

憂「それは……悩むところかもね」

唯「あずにゃん?アタシは好きなポケモンで戦いたいけど」

梓『唯先輩ならそう言うと思ってました』クスッ

唯「でもあずにゃんはどうするか悩んでるんだよね?」

梓『はい……半々が妥当なところかと思うんですが』

唯「うーん」ムム
唯「でもアタシのミュミューだってまぼろしのポケモンだよ?でも好きだから入れてるけど」

梓『ミュミューですか……』
梓『色々とありがとうございました、参考にさせてもらいますねっ』ペコ

唯「いやいやなにかあったら遠慮なく相談してね~」
梓『はい。では失礼します』

憂「お姉ちゃん頼りにされてるね~」
唯「先輩ですからっ」フフン

続き投下は明日のpm7:00辺りになると思います

乗っ取ってくださる方がいないのなら落としてもらっても構いません。
ではお休みなさい ノシ

>>431
ミュが2でミュウツーじゃない?

そうかミュミューはまぼろしじゃなかった
発想は>>435

澪「ハスボーかわいい」
唯「ゴクリンかわいい」

澪「私のぺリッパーあげるから唯のザングースくれないか?」
唯「うーん・・・」
澪「だめかな?」
唯「・・・じゃあ今度一緒にボロックつくろうね!」
澪「!・・・もちろん!」
唯「じゃあアドバンスつなごっか」
澪「ああ・・・ゃった!」
唯「?」
澪「!・・・い、いやなんでもないぞ!アハハ」

みたいな

唯「澪ちゃんにこの前貰ったかわいいくねっちLvあがったんだよー!」
澪「くねっち?」
唯「じゃじゃーん!」
澪「・・・あ、ハブネークか」
唯「ぶーぶー!澪ちゃんが名前付けたんだよー!!」
澪「あー・・・ごめん」
唯「よし!・・・といいたい所だけど謝る相手が違うよ?」
澪「・・・くねっちごめん」
唯「うむ!許してやろう!」
澪「何それ」
唯「くねっち!」
澪「・・・」
唯「えっへん!」
澪「・・・あー、分かる気もする・・・」
唯「でしょー?」

みたいな

唯「いいこな澪ちゃんにはいい事を教えてしんぜよう!!」
澪「いい事?」
唯「うむ!・・・お天気研究所については知っておるね?」
澪「あぁ・・・(早くもぶれ始めてる)・・・」
唯「あそこの近くの川でぼろの釣竿を使うと!・・・なんと!」
澪「なんと・・・?」
唯「ヒンバスっていう凄いお魚が釣れるのじゃー!」
澪「へぇ・・・」
唯「?」
澪「?」
唯「・・・ここ、驚くところだよ!もっと、こう・・・」
澪「!(もしかして・・・)コホン・・・な、なんだってー!!」
唯「!・・・そ、そうだよね!!驚いたよね!!まさかあんな所でそんな凄い魚が!!」
澪「そ、そんなに凄い魚が・・・ど、どこら辺がどう凄いんだ!?」
唯「さぁ?」
澪「・・・」

みたいな
 

ポケモン久しぶりにやりたい・・・。

・・・ルビサファ空から落ちてこねーかなー

澪「見つかんなかったな・・・」

唯「見つかんなかったね・・・」

澪「何で魚の変わりに犬がいるのか・・・」

唯「やったね澪ちゃん、アブソルだよ!」

澪「しかも、色違いとか・・・」

唯「かわいいね!」

澪「つっこまないぞ・・・」

唯「・・・つかれたね」

澪「ボールなくなったな・・・」

唯「そうだね・・・」

澪「唯はヌケニンとテッカニンはどっちが好きなんだ?」

唯「やっぱりヌケニンかなぁ。澪ちゃんは?」

澪「私は「何してんだよ~!片寄せあっちゃって~」かな」

唯「?」

澪「あ、きこえなかっ「なんだよ~!今更ルビサファとか、古いぞ!!」・・・ヌケニンだな」

唯「だよね!か「そんなに怒るなよぉ~!悪かったって!」

澪「確かにアレはかわいいな・・・憂ちゃんのおかげだな」

唯「へへーん「・・・」れほどでもあるよ!!」

澪「私は憂ちゃんを褒めたんだが・・・」

律「・・・おーい?」

唯「えっへん!」

なにこの保守の連鎖・・・そして>>1はマダー?

SS誰か書かんの?

紬「?・・・2人とも何してるの・・・?」

唯・澪「・・・」

紬「?」

澪「ポケモンをな・・・ちょっと・・・」

唯「ざんねんなできごとだったね・・・」

紬「ポケモン?」

唯・澪「?」

紬「ポケモンって何なの?」

唯・澪「!」

紬「?」

澪「えと・・・あの・・・んー、なんていえば良いのか・・・」

紬「?」

唯「えっとね~・・・ゲームの中にいるポケモンっていう生き物なのかな・・・そのポケモン達と友達になったり、一緒にバトルしたりするゲームかな?」

紬「へー・・・」

澪「ムギもやってみるか?」

紬「え?」

唯「そうだよ!ムギちゃんもやってみようよ!」

紬「でも私下手かもしれないし・・・」

唯「ポケモンに下手とかないんだよ?誰でも楽しめるゲームだもん!」

澪「ほら、私の貸してあげるから・・・」

紬「こ、これどうすればいいの?」

唯「考えちゃダメなんだよ!やりたいようにやればいいんだよ!」

澪「まぁ大体、やり方とかあってないからな・・・私とかはコンテスト重視だったりするけど・・・」

紬「コンテスト?」

澪「あぁ。ポケモン同士を戦わせるわけじゃなくて、ポケモンの技の構成とか見た目でコンテストするんだ」

紬「へー・・・」

澪「さっき落ち込んでたのはボロック作りで失敗してたんだよ・・・」

紬「ボロック?」

唯「ポケモン達のおやつなんだよ!」

唯「そうだ!ムギちゃんもボロック作ってみよ?

ポロックだったのか・・・。

唯「あ・・・ポロックだったっけ?・・・まぁまぁ細かい事は気にしない!」

紬「えっと・・・コレはどれを選べばいいの?」

澪「・・・ん、えと?」

唯「どれが良いんだろうね?」

紬「・・・じゃあこのオボンというのにしようかしら・・・?」

唯「そんじゃま、スタート!」

クルクルクル

澪「回ってる△が自分の△の前まできたらAボタンだぞ?」

紬「こうかしら・・・?」ピシュン

唯「おぉ!ムギちゃんやるね!私も負けないよ!」ピシュン

澪「○以上がでたらどんどんはやくなるからな!」

紬「・・・」ピシュンピシュン

唯「ほっ、よっ」ピシュンピシュン

澪「・・・何だコレ」   ギュインギュインシュー>


紬「・・・」 ピシュンピシュン

ID:ScWVdvVQ0
は乗っ取り?

>>516
そういうわけじゃないよ?>>1待ってただけ
ついでにSSでも・・と
稚拙な文でスマソ。

今日の夜7時まで保守

>>1から伝言を預かってます

規制になりました。

ID:ScWVdvVQ0の続きが気になるので期待しています。

保守ありがとうございました。


だそうです。

>>547
ちょっと落ち着こうか・・・?

このスレ続きどうするんよ?
>>1はこないのは本当に決定?

>>547は本当に>>1の知り合いなのか?

ho<ニャー

お待たせしました。>>1です。
ちょっと仕事が長引いてしまいました。
今から書きます。

保守

もしかして>>564も釣りだったのか・・・。

ちょっと言ってる意味が^^;

もうSS書くやついないし>>1だと言い張る奴多数だし…

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