佐天「………」
佐天「…どうしよう」
佐天「……本当、どうしよう、この能力…」
初春「あ、佐天さん!能力者になれたって本当ですか?」
佐天「…うん」
初春「…なんかあんまりうれしそうじゃないですけど…どんな能力なんですか?」
佐天「…うん、あのね…ダイオウグソクムシを好きなだけ召喚出来る能力…」
初春「…ダイオウグソクムシ?なんですか?それ?」
佐天「こういうのだよ」
ぽんっ
ダイオウグソクムシ「…」ワサワサ
初春「ぎゃああああああああああああああああああああああああああっっっっっ!!!!!!?!!?」
初春「どういう経緯でそんな能力を……」
佐天「えーっと……トゲトゲショルダーガードをつけててやたらとおっぱいの大きいお姉さんに開発してもらったんだけど……」
_,. --‐'/
-=、、 / /
____ヽV/! /-‐ァ'´
___/ ,. -''´__ |/ /┐
, -'´/ / ,ィll | |/ /ィ |
ヾ==彡// /// l」| |//ハ |\
レ'´/ // /`l/\ ヽ〉○廴レ| | | 白蛇のナーガさん
//// / // /ィ7.:!\ ヽ `ー⌒レ| | ヽ 能力:くらげを操ることができる
..///// / ///l`'⌒`ヽ rイ< ///|| \ i
/ //// / // ||ヽ__,ィ _ ヾ:L.!|〃// | ヽニニノ
l/ | | | | j||ヽr‐′/ー、ヽィ | //| | ヽヽ
二彡ハ| | | ||ハ l | ソ /∠ノ | | |、ヽ
/ / .| \ l |7!| ヽ、 `ー' ,.. くr─┴'´/ / | | |
`ソ ト、 ヽ ヽ ヽ `┬ '_/ /フ/ //| | | |
( | \ ヽヽ二二>‐' // /___|´/ / |/
`ー‐'′r '´ /´ / ,二二)/ ∠___
\ 〈 __/ ヽ- ,ニニニノヽ)ー、ヽーイ /
-- 、 \/ ニニニフ`ー<ト┴L)__人|__ ヽイ
_,.ィ「| __r'´ `ヽ=レ'‐─┴ 、 !
/ | ハヽ`ー┬' ヽ `ヽ
初春「な、ななな、なんですかっ!!?さ、佐天さん!!?こ、ここれ、一体なんなんですかっ!!?」
佐天「だから、ダイオウグソクムシだよ、ほら」
ダイオウグソクムシ「…」ガチャガチャ
初春「いやあああああああああああああああっっっっっ!!!!!!?!?!?ち、ちち近づけないでくださいよぉっ!!!!!」
佐天「そんなに怖がること無いって」
初春「はぁ…はぁ…さ、佐天さんは、平気なんですかっ!?それ…」
佐天「うん、まぁ…何回も出してるうちに、可愛いかなって思ってきちゃって」
初春「か、可愛いっ!!?こ、この蟲がですかっ!?」
佐天「え?駄目?ほら、いっぱい出せるよ?」
ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ ぽんっ…
ダイオウグソクムシ「「「「「「「「「「「「「「………」」」」」」」」」」」」」」ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…
初春「ひぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっっっっっっっっ!!!!!?!!!!?!!!?!?!?!?!」
初春「………」バタンッ
佐天「…あ、気絶した」
ダイオウグソクムシ「「「「「「「「「「「「「「………」」」」」」」」」」」」」」ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…
佐天「あ、初春にダイオウグソクムシが集まってきた、ヤバイ…こらこら、初春は死骸じゃないから食べちゃ駄目だよー」
ダイオウグソクムシ「「「「「「「「「「「「「「………」」」」」」」」」」」」」」ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…
佐天「そうそう…さて、と…こんなに居てもしょうがないしなぁ…みんなー戻っていいよー」パチンッ
ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽんっ!
初春「…うーん………はっ!!?こ、ここは…!そ、そうだ、佐天さん!あの蟲たちはっ!!?」
佐天「戻したよ」
初春「…はー…よ、よかったぁ…け、けどいきなり蟲とか召喚しないでくださいよ…苦手なんですからぁ…」
佐天「あはは、ごめんごめん」
初春「…けど…よく考えてみたらすごいですよね…生物召喚系の能力って聞いたことないし…」
佐天「まぁそうだけど…ダイオウグソクムシだよ?なんでダイオウグソクムシなんだろう…猫とかでも良かったのに…」
初春「…佐天さん、システムスキャン前日、何の番組見ました?」
佐天「『海底の神秘!海に棲む生物特集スペシャル』って番組………え?まさかそれが原因…?」
初春「…断定は出来ませんが…可能性はありますね」
佐天「そんな…せめて料理番組見とくんだった…せめて食べられそうなもの…ああ、もったいないっ!!!」
初春「海鮮ものは高いですからね…うにとかいくらとか、もしかしたら食べ放題だったかもしれませんね」
佐天「…ダイオウグソクムシって食べられるかな?」
初春「…えー…あれをですか?」
佐天「だ、だってほら!エビみたいじゃん!」
初春「そうですか?…あ、じゃあちょっと待ってくださいね…」カタカタ…
初春「…うわぁ…佐天さん、ダイオウグソクムシって、ワラジムシ目の一種みたいですね…」
佐天「…えぇー…よりにもよってワラジムシ…?」
初春「…食べます?」
佐天「やめとく」
初春「ですよねー…それはまぁ置いておいて…あれだけ大量に召喚されるとけっこう手ごわいですね」
佐天「そぉ?…まぁ操れるから、蟲嫌いな人にとっては天敵かもねー」
初春「…操れるんですか?あれを?」
佐天「うん、私が召喚したのは操れるみたい…って言っても、召喚したの以外のなんて見たことないけど…」
初春「…そういえば、沢山出してましたけど…どれくらい召喚出来るんですか?」
佐天「…さぁ?試してみたけど、1000体超えた辺りからめんどくなって数えるのやめちゃった」
初春「へぇー、1000体ですか………えぇっ!!!?せ、1000体ですかっ!!!!?!?」
sssp://img.2ch.net/ico/anime_kukkuru01.gif
level5はダニとか操ってペストやら何やらを使った生物テロあたりかな
>>32
王蟲の大群じゃね?
初春「いくらなんでも召喚しすぎじゃないですかっ!!?」
佐天「そんなこと言われてもなー…限界が来なかったんだもん」
初春「…召喚のスピードはさっきくらいですか?」
佐天「うん。1秒に3匹くらいかな」
初春「…圧死させること出来ますよね、それ…」
佐天「嫌な死に方だね、それ」
初春「…でも…それくらいだと、もうレベル4以上だと思いますけど…」
佐天「え?まだレベル1だよ?」
初春「…これ以上どう強化されるんですか…?」
佐天「さぁ?…ダイオウイカでも出てきたりして、なぁーんてね」
初春「…」
佐天「…」
初春「…え?出ませんよね?」
佐天「…あはは、まさか…まさか、ねぇ…?」
佐天「…」
初春「…」
佐天「…あのさ、初春…」
初春「え、ちょっと待ってください、まさかこんなところで試そうとしてないですよね?」
佐天「え、えへへ」
初春「誤魔化さないでくださいよっ!…百歩譲ってダイオウグソクムシなら…まぁさっきはたまたま人が居ませんでしたけど…!」
初春「…ダイオウイカって…あれですよっ!?あの巨大なダイオウイカですよっ!?」
佐天「うん知ってる。最近…って言っても4年くらい前だけど、生きてる姿が始めて映像に収められたっていうあれでしょ?」
初春「詳しいですね…って、そうじゃなくてっ!そうですよ!あんなの街中で出したらとんでもないことになるじゃないですかっ!」
佐天「20m超えのやつ、見てみたいなぁ…」
初春「だ、だからっ!駄目ですってばっ!」
大量のダイオウグソクムシを召喚して必殺ダイオウグソクムシビームが使える佐天さんマジナイトメア
佐天「まぁまぁ…まだダイオウグソクムシ以外、出せるって決まったわけじゃないし…」
初春「…それはそうですけど…じゃ、じゃあ、他ので試しましょうっ!」
佐天「他の?」
初春「そうです、わざわざ大きい生物を出す必要は無いですよっ!…出せるのであれば、ですけど…」
佐天「なんか出せそうな気がするっ!」
初春「変なことではりきらないでくださいよ…とにかく、もっと小さな生物で試してください」
佐天「もっと小さな生物、ねぇ…まぁやってみますか!…むむむ…そりゃっ!」
ぽんっ
…ベチャッ…ウネウネ…
初春「ひっ…ぎゃああああああああああああああっっっっっ!!!?!?!な、なななななな、なんですかっ!!!?なんかウネウネして…いやああああああああっっっっ!!!?!?」
佐天「…あ、これもしかして…………」
佐天「そうだ、ヌタウナギだ」
>>48
黒子「お姉さま、薙ぎ払ってくださいまし!」
美琴「パウッ!」
初春「な、何こ、これっ!な、なななんですかっ!?っていうか全然小さくないじゃないですかっ!!!」
佐天「ダイオウイカより全然小さいじゃん」
初春「ダイオウイカと比べないでくださいよっ!!!」
佐天「そういえば、初春、蛇は大丈夫なのに、似たような姿のこれは駄目なの?」
初春「ヌメっとしてそうなのが駄目なんですよぉっ!!!」
ヌタウナギ「…」ウネウネ
佐天「…あ、やばい、水分ないから死にそうじゃん…」パチンッ
ぽんっ
初春「…あ、消えた…」
佐天「やっぱり海の生物をこんなところに出すのは無理があるってー」
初春「佐天さん、さっきダイオウイカ出そうとしてたじゃないですかっ!!」
佐天「やっぱりさー、乙女としては一度、ダイオウイカを出したいわけで」
初春「乙女はそんなセリフ言いませんよっ!!!」
佐天「そんな…20m超えのダイオウイカ…ロマンじゃんっ!」
初春「と、ともかくっ!こんな街中でもし、本当に出ちゃったりしたら大変ですよっ!」
佐天「えー、じゃあどこで…」
初春「どこって、せめて、水があって、広いところ…」
佐天「…よし、初春、学校へ戻ろうか」
初春「…え?学校へ?で、でも学校に水があって広いところなんて………っ!?さ、佐天さん!?まさか…」
佐天「プールって25mだったよね、確か。ぴったりじゃん」
初春「プールに入れる気ですかっ!!?いや、そもそも水道水じゃないですかっ!」
佐天「…え?駄目?」
初春「駄目ですよっ!ま、まぁダイオウイカなんて試したこと無いですけど…た、多分駄目ですよっ!」
佐天「…そんな…ダイオウイカ召喚したかった…」
初春「せめて、海水のところであれば…水族館とか……いや、そんなところにダイオウイカなんて入れるわけには…」
佐天「イカ娘とか出てこないかな?」
初春「あれはマンガじゃないですかっ!」
佐天「…待てよ…そうだ、この際、生物じゃなくてもいいんじゃあ…!」
初春「…え?佐天さん、どういうことですか?」
佐天「初春、私気づいたよっ!…あ、多分レベル2になれたかもっ!!!」
初春「…言ってる意味がよくわからないんですけど…」
佐天「ほら、手から海水っ!」ドバーーーーーー
初春「うえ゛ぇ゛っ!!?」
初春「えっ!?ちょ、ちょっと待ってくださいよっ!」
佐天「え?」ドバーーーーーーー
初春「と、止めてくださいってばっ!」
佐天「あ、ごめんごめん」ピタッ
初春「ちょ、ちょっと、どうするんですかっ!?水浸しになっちゃったじゃないですかっ!?」
佐天「初春、これは海水だよ?」
初春「そんなツッコミはいりませんよっ!…ああ、道路が……っていうか、え?海水を出したんですか?」
佐天「うん、ほら、手から海水がっ!」ドバーーーーー
初春「だ、だからっ!止めてくださいよぉっ!」
初春「海水なんて街中で出したら迷惑じゃないですかっ!」
佐天「うん、ごめん…でもさ、初春」
初春「なんですか?」
佐天「これでダイオウイカ、出しても大丈夫じゃない?」
初春「まだ拘ってたんですかっ!?…ま、まぁ、海水も出せるなら、プールに溜めて…って!それじゃあ私達が水泳の授業できなくなるじゃないですかっ!」
佐天「水道水いれればいいじゃん」
初春「…知りませんよぉ?結構水道代かかるんですから…プールって…」
佐天「ダイオウイカ見れることに比べたら些細なことだよ」
初春「どれだけダイオウイカ見たいんですか…はぁ、まぁこうなったら最後まで付き合いますよ…じゃあ学校へ戻りましょうか」
佐天「あ、ちょっと待って、初春」
初春「なんですか?」
佐天「エサどうしようか?ダイオウグソクムシとかヌタウナギで大丈夫かな?」
初春「飼うんですかっ!!?」
‐完‐
佐天「ダイオウイカ、呼べた!!」
初春「ちょーぉぉぉぉぉおあああッッ」ニュルニュル
佐天「ああっ、初春がダイオウイカに襲われているっ!」
初春「ちょっと、これッ、操ってるの佐天さんでチョあ…ッまっ…入っ…てんんん」ジュブブブ
佐天「初春、どう!?」キラーン
初春「ど…ッう…とかじゃな…やめッんんあああああああ」キュウウ
佐天「膣内と子宮、吸盤で吸い付かれちゃうのとか!どうですか!?」
初春「あっあー…ッああああんんぅんんぅんふッぅッ」ガクンガクン
佐天「あ、イってる」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません