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度重なる激戦とこれまでの戦いが終わり、少し落ち着いた頃
天皇(21)「もう、行ってしまわれるのですね…」ハァハッ
俺「まぁこれで一応戦いも終結だしな、嫌われ者はサクッと退散しとくぜ」
天皇(21)「あなたのこの戦での功績、それを知れば皆だって…」ハァハァ
俺「あー、もういいじゃん。全部終わったんだ。これでもうこの国も大丈夫さ。で、それだけを言いに来たの?」
天皇(21)「少し、あなたにお伝えしたい事が…」ゼェゼェ
俺「なんだよ天ちゃん、改まって気持ち悪い…俺と君との仲じゃん」
天皇(21)「いつかきっと、また訪ねてきてください。私はかつて己の血筋を憎み呪ってきた…しかしあなたと共に戦えて…それは過ちだと気づきました。人は産まれいでた時ではなく、今この瞬間(とき)の自分自身こそが真に価値あるものだと…」
天皇(21)「我々もまだ若い身、いずれまた大きな壁にぶつかることもあるやもしれません、その時は…必ず力になりましょう。」
俺「お言葉はありがたいけどさ、」
俺「ここの戦いは終わってもまだ俺自身の決着は付いてないんだよね、もともと俺の問題に他人を巻き込む趣味はない…それに」
俺「君は天皇になる」
俺「まあでもこの数ヶ月、一緒に戦えてその…楽しかったぜ…」
天皇(21)「!!!」
俺「じゃあなウスラトンカチ、せいぜい長生きするんだな」
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天皇「あれから何十年…」チラッ
天皇「彼とは二度と会うことはありませんでした…」ゴホッゴホッ
天皇「もうすでに亡くなっているのかもしれません…その時は…」
天皇「」ゴハッ
天皇「私もあまり長くはないようです…」
天皇「せめてあちらの方ででも…また私とお話ししてくれますか…」
天皇「俺さん…」
~fin
チラッて何見てんだよ
>>32
写真しかねえだろ
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