穂乃果「いらっしゃいませー!」俺「か、かわいい……」 (1000)
穂乃果「いらっしゃいませ!何になさいますか?」
俺はたまたまふらりと立ち寄った和菓子屋で、思いもよらない出会いを経験した。
ここ、音ノ木坂のスクールアイドル、μ'sの高坂穂乃果である。
俺「え、えーっと(こんな和菓子屋でバイトしてるとは……!ラッキーだ!)」
穂乃果「おすすめはこのお饅頭です!うちの名物なんですよ!」
俺「じゃ、じゃあそれを一つ」
穂乃果「はい!168円です!」
俺「200円で」
穂乃果「はい!32円のおかえしです!ありがとうございました!」
俺 (絶対明日も来よう)
今年この音ノ木坂に転勤してきてから、ほぼ毎日秋葉原に行っていた。
仕事も楽になったし、過ごしやすいし、何よりμ'sの本拠地だということもあり、
俺はこの音ノ木坂に転勤して来たことを非常に嬉しく思っていた。
そして好物の和菓子を買いに行ってみればこの出会い……!
やはり転勤して来て良かった。明日も行こう。
ー次の日 穂むらー
ガララッ
穂乃果「いらっしゃいませー!あ、今日も来てくれたんですね!」
俺「あ、うん。美味しかったです」
穂乃果「ふふっ、よかったぁ!」
俺 (天使か)
俺「じゃあ、昨日のお饅頭一つください」
穂乃果「はい!168円です!」
俺「170円から」
穂乃果「はい!2円のおかえしです!ありがとうございました!」
俺 (絶対明日も来よう)
明日は二個買うか?
いや、毎日一個買ったとして168×31で……5208円!
二月のライブのためにも貯金しなくては!
まあ行くんだけどね。
ー次の日 穂むらー
穂乃果ママ「いらっしゃいませ」
俺 (!……今日はいないのかな?)
穂乃果ママ「?お客様……?」
俺「あ、いえ、お饅頭一個ください」
穂乃果ママ「かしこまりました。168円です」
俺「168円で」
穂乃果ママ「はい、ちょうどお預かりします。ありがとうございました」
俺 (残念……)
ー次の日ー
あの人店長かな?ずいぶん美人だったな……いかんいかん。
いかんぞ俺。俺は穂乃果ちゃん一筋なんだ。
……穂乃果ちゃん一筋?
いや、決して恋愛感情とかではないぞこれは。ただ純粋にファンとしてだな。
じゃあなぜ毎日通ってる?会えたら嬉しいだろうが。
もしかして期待してるんじゃねえの?身の程を知れよ。
そうだよそうだよ当然そうだよ。俺ごときがそんなことあるわけないじゃん。
どうせ最終的にはどっかのイケメンだか金持ちと……
俺「はぁ……そうだよなぁ」
同僚「働け」
俺「うい」
ー穂むらー
俺「やべーすっかり残業で遅れてしまった……店は……」
閉店
俺「……だよなぁ。お饅頭美味しいのに」
ーその日の夜ー
俺「ずっこんばっこん」
穂乃果「あんあんあん」
ー次の日ー
いかん。いかんぞ。
いつの間にかあのお饅頭の中毒者になっている。うますぎるんだよあれ。
今日は二個買お。昨日の分だからこれはノーカン。二個買っても良しとしよう。
ー穂むらー
穂乃果「いらっしゃいませー!あっ、昨日は来てなかったみたいですけど……」
俺 (!?覚えてくれているだと……)
穂乃果「お、おっと。すみません……お客さんに失礼なことを……」
俺「はは。いや、気にしなくていいよ(むしろ覚えて頂けるなんて感無量ッ!)」
穂乃果「あはは……すみません」
俺「とりあえず、お饅頭二個ください」
穂乃果「はい!336円です!」
俺「340円で」
穂乃果「はい!4円のおかえしです!ありがとうございましたー!」
俺 (これで明日の会議も乗り切れる)
ー会議中ー
甘い物切れてきたな……イライラする……。完全に中毒者じゃねーかよ……。
「俺君、大丈夫かね?何やら顔が赤いようだが……風邪かい?」
俺「い、いえ!大丈夫です!」
「……そうか。無理はいかんよ?」
俺「はい!お気遣い痛み入ります!」
ちゃんと話を聞かなくては……ああでもイライラする……。
ー穂むらー
穂乃果「いらっしゃいませー!あ、今日も来てくれたんですね!」
俺「はい。とりあえずお饅頭三個ください」
穂乃果「はい!504円です!」
俺「505円から」
穂乃果「はい!一円のおかえしです!ありがとうございました!」
俺「あ、すみません。ここで食べていいですか?(アホか俺は。中毒で完全におかしく)」
穂乃果「いいですよ!こちらが軽食スペースです!ごゆっくりどうぞー!」
俺 (あるんだ)
俺 (へーえ。あんみつとか色々あるな……頼んでみるか)
俺「すいませーん」
穂乃果「はーい!」タッタッ
穂乃果「はい!ご注文は!?」
俺「このクリームあんみつと抹茶ください」
穂乃果「かしこまりました!おとうさーん!クリームあんみつ一丁!」
俺 (お父さん!?お父さんっつった今!?)
<お客さんの前でお父さんはやめなさい
穂乃果「あ、ごめんお父さん!」
<・・・抹茶入れてー
穂乃果「はーい!」
俺 (これがあほのかという奴か。天使だ)
俺 (というかお父さん!?お父さんっことはつまりこの店の娘さんなの!?)
俺 (こ、ここがあの人気スクールアイドル、μ'sのリーダーの家なのか……)
穂乃果「お待たせいたしました!クリームあんみつと抹茶ですっ!」
俺「あ、どうも」
穂乃果「ごゆっくりどうぞー!」
パクッ
ムニュムニュ……
俺 (うますぎだろ。なんだこれ)
ゴクゴク……
俺 (渋すぎだろ。なんだこれ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
俺 (うまかったー……これは太りそうだ)
俺「お会計お願いします」
穂乃果「はい!クリームあんみつセットおひとつで」
俺 (そんなセットだったんだこれ)
穂乃果「870円です!」
俺「(安くね?)1370円から」
穂乃果「はい!500円のお返しです!ありがとうございました!」
俺 (お父さんにも惚れそうだわこれ)
ー次の日ー
もうこれあれだな。恋だわ。
俺はあの店に恋をしている。
穂乃果ちゃんが居て、美人のお母さんが居て、
うますぎる和菓子を作るお父さんが居る……そんな家庭だったらなぁ……。
何考えてんだ俺気持ち悪いやつだな社会人にもなって。仕事仕事。
ー穂むらー
穂乃果ママ「いらっしゃいませ。ふふ、最近毎日来てくださってますね」
俺「あははは……いや、すみませんね」
穂乃果ママ「いえ、こちらとしては大助かりですよ。
……あんまりこういうのも失礼ですけど、やっぱり穂乃果目当てだったりします?」
俺「!」
俺 (そっか……娘さんがスクールアイドルやってて心配なんだろうな。
きっと客の中にも変な奴が多いんだろう……なんて答えようか)
俺「・・・ええ、そうなんですよ」
穂乃果ママ「・・・!」
俺「私、μ'sの大ファンでして。
たまたま入った和菓子屋に居たものですから……すみません」
穂乃果ママ「・・・いえ、いいんです」
俺「ですが、通い詰めるようになってからというもの。
一日に一回はここの和菓子を食べなければ気が済まなくなってしまいましてね。
今ではすっかりこの店のファンです。いつも美味しく頂いております」
穂乃果ママ「!……すみません、失礼なことをお聞きしました」
俺「いえ、構いませんよ。娘が心配なお気持ちはわかります」
穂乃果ママ「すみません……」
俺「では、クリームあんみつセットとお饅頭三個ください」
穂乃果ママ「……クリームあんみつセット、ですか?」
俺「はい(……?あれ、間違えたか)」
穂乃果ママ「ええとクリームあんみつの抹茶付きでよろしいですか?」
俺「あ、ああはいそれで!(ま、間違えたァ!?)」
穂乃果ママ「少々お待ちください」
俺「…………(クリームあんみつ抹茶セット、クリームあんみつ塩昆布セット。
クリームあんみつだんごセット、クリームあんみつごま蜜だんごセット……。
色々あるじゃねーかくそぅ!面倒だから略すのダメ!絶対!)」
穂乃果ママ「お待たせいたしました。
クリームあんみつ抹茶セットとお饅頭三個です。
こちらお伝票ですね。ごゆっくりどうぞ」
パクッ
モニュ…モニュ…
俺 (うますぎるんだよなぁ……閉店間際だからか誰も来ないけど。
……というか閉店間際にゆっくりしてたら迷惑じゃねーか!すぐ食お)ガツガツ
穂乃果ママ (そんなに急いで食べなくても……)
ゴクゴク
俺「!(うまい。ほどよい渋さだ……)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「お会計お願いします」
穂乃果ママ「1374円です」
俺「1374円で」
穂乃果「ちょうどお預かりします。ありがとうございました」
俺「ラブライブ事前調査に来ましたー」
というわけで毎日通い続けついにライブ前日。前日物販を諦め穂むらへ向かう俺。
……いや、まあ仕方ないよねうん。
ー穂むらー
穂乃果「いらっしゃいませー!」
俺「あれ、明日はライブじゃ……」
穂乃果「あれ?お客さん穂乃果のこと知ってるんですか?」
俺「あ、ああ……えと」
穂乃果ママ「ふふ、穂乃果の大ファンだそうよ」
俺「!?」
穂乃果「え?そ、そうなんですか?」
俺「あははは……(やべえ引かれたか)」
穂乃果「本当ですか!?あはは!嬉しいなぁ……!ありがとうございます!」
俺「!!?」
穂乃果「これからもμ'sをよろしくお願いしますね!」ギュッ
俺「あ、ああ。もちろん。応援してます(頭真っ白になってた)」
穂乃果ママ (ちゃっかりしてるわね……)
俺「ラブライブ事前調査事前調査に来ましたァ!」
>>34「はーい」
俺「オラッ!ケツだせやオラッ!」ヌッポヌッポ
穂乃果「えっと、じゃあ……お饅頭三個ですか?」
俺「いえ、九個ください。明日明後日来れないので」
穂乃果「!……ふふ、かしこまりました!お会計1512円です!」
俺「1515円からで」
穂乃果「はい!3円のお返しです!」
穂乃果ママ「こちら商品です」
穂乃果、穂乃果ママ「「ありがとうございました!」」
穂乃果「明日明後日頑張ります!よろしくお願いしますっ!」
俺「!……楽しみにしてます!頑張ってください!」
俺 (やべー俺如きがこんなに話していいのかよ天罰下るんじゃねこれ)
ーライブ一日目ー
寒い……この時期の朝は体に堪える……。だが俺にはやらねばならない事があるっ!
それは物販!!!!!
何人もの男達を寒空の下に放置する鬼畜の所業!
しかもこの試練!耐え切ったとしても報酬0の可能性が非常に高い!!!
許すまじ物販!!許すまじハゲ!!!しかし怒りに燃えても体は温まらない。
俺「……饅頭食お」
しっかしまだ物販始まるまであと五時間もあるぞ……。それなのになんだこの人数は。
ほむまんは残り二個……大事に食わねば。
ー1時間後ー
少し暖かくなってきたな……後ろに人もだいぶ増えた。……トイレは大丈夫だな。
ー2時間後ー
椅子持ってくればよかったな。足が痛い。
ー3時間後ー
足痛い……椅子持ってくる方が辛いとか思ってた俺がバカすぎる。充電はまだあるな。
ー4時間後ー
充電少なくなってきたな……。
ー5時間後ー
物販開始!この時を長年待ったぜ!
…………そうだ、前列があるんだ。あと何時間待てばいいんだろうか。
というか物販残るのかなぁ……。
俺「ふあんーなーきーもーちがーすっぱーいー」ボソッ
「「「ぶるべりとれいん!!!」」」
……おやつ達怖い。
くそっ、買えたのは扇子一個……!労力に見合わなさすぎだろ!死ねハゲ!!!!
……まあいいや、明日もあるし。ライブに向けてテンション上げて行きますか!
ーさいたまスーパーアリーナー
ひ、広い……。おお……!なんて……なんて広いんだアリーナ……!
……こんなところで穂乃果ちゃん達は歌うのか。やっぱり次元が違うな。
「いいか野郎共ー!!俺たちが先陣切って盛り上げてくぞーっ!!!」
「「「おおおおおおおお!!!!!」」」
……まあ、周りに迷惑かけない程度にしてくれよ?
そろそろライブが始まる……!トイレは済ませた!あとは盛り上がるだけ!
ザワ…ザワザワ……
穂乃果「みんなー!今日は穂乃果達μ'sのライブに来てくれてありがとー!」
ワアアアアアアアアアアアア\ホノカチャーン/アアアアアアアアア
ことり「みんなで一生懸命がんばるから!最後まで楽しんで行ってね!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア\コトリチャーン/アアアアアアアアアアアア
俺「ああ、やっぱり……」
やっぱり次元が違うんだなぁ。
俺なんかにいつも話しかけてくれるけど、やっぱり全然俺なんかとは違うなぁ。
ちょっと仲良くなれたとか思ったけど……とんだ思い上がりだ。
今日のライブ、一ファンとして見なきゃ失礼だな。
俺「うおおおおおおお穂乃果ちゃああああああああああああん!!!!!」
<ホノカチャーン!
ホノカチャーン!>
\ホノカチャーン!/
ーライブ終了後ー
あー楽しかったー!最高だわマジ最高だわμ's!
つーかピュアガの穂乃果ちゃんが可愛過ぎてマジでもう死んでもいいわこれ!
あー明日も楽しみだー!早くホテル行って寝よ!
ーホテルー
やはりホテル代をケチってはいかん。
安いホテルで疲れが取れなかったら死ぬしかない。
俺「やはり風呂は最高である。疲れを癒すのに最適すぎる」
確かロビーに売店あったな……行ってみるか。
ー売店ー
俺 (タバコとかあるかなっと……!?)
穂乃果「やだー!穂乃果ポッキーがいいー!」
絵里「こら!名前出しちゃだめでしょ!それに騒いで見つかったらどうするの!」コソコソ
穂乃果「あ、うん、ごめん……」
にこ「アイドルとしての自覚が足りないのよあんたは」コソコソ
海未「やはり穂乃果を連れてくるのは間違いでしたね」コソコソ
穂乃果「そ、そんなぁ……ひどいよー……」
俺 (あ、あれは……穂乃果ちゃんに海未ちゃん、絵里ちゃんにこちゃんだと!?)
穂乃果「はぁ……でも誰もチョコ菓子買おうとしないからさ……」
海未「わかりましたよ。買ってあげますから先帰っててください」
穂乃果「本当に!?ありがとううm……ありがと!」
海未「寄り道しないでくださいね?」
穂乃果「はいはーい!」
俺 (や、やべえこっちくる!)
ドンッ
穂乃果「きゃっ!」
俺 (なぜ避けなかったのか?
ふっ、女の子が飛び込んで来たら抱きとめるのが紳士の務めとは思わないか?)
穂乃果「いたたた……ご、ごめんなさい」
俺「(抱きとめなかったがな!畏れ多くて!そもそも疲れで動けねえよ!)
いや、大丈夫だ。こちらこそごめん。尻餅をついたみたいだけど大丈夫?」スッ
パシッ
穂乃果「はい、大丈夫です……って、あ!」
穂乃果「お客さん!お客さんじゃないですか!ここのホテルだったんですね!」
俺「あはは。こんばんは。偶然同じだったみたいだね」
穂乃果「いや~こんなことってあるんですねー!あ、ライブどうでした!?」
俺「すごく楽しかったよ。はしゃぎすぎちゃって疲れるくらいにはね」
穂乃果「そうですか!楽しんでもらえて嬉しいです!
明日のライブは見てくれますか?」
俺「もちろん。両日受かったからね。大変だと思うけど頑張ってね!それじゃ!」タッ
穂乃果「あっ…………はい!頑張ります!」
海未「……ほーのーかー?」
穂乃果「っ!」ビクッ
穂乃果「う、海未ちゃん……」
海未「寄り道しないでくださいって言いましたよね?」
穂乃果「つ、つい常連さんと会って……」
海未「穂乃果、我々は今アイドルなんです。
それなのに異性と親しげに話すなど……穂乃果はもう少し周りを気にするべきです!」
穂乃果「……はーい」
絵里「……名前普通に言っちゃってるわね」
にこ「……やれやれだわ」
一方個室では
俺「あ~いい締まり」パンパン
真姫「明日もあるのにぃ~っ!!」
???「やーれやれだぜ」
一方個室では
おっさん「あ~いい締まり」パンパン
>>65「明日もあるのにぃ~っ!!」
俺 (何やってんだよ俺!いつもと違う爽やか青年気取りやがってはっずかし!)
俺 (しかも途中で耐え切れなくなって逃げてきてるし!
フォローさせてんじゃねえかよださいな……くそっ、なんなんだ一体。早く寝よ)
ーライブ二日目 ホテルー
俺「うぅ……」
俺 (まだ五時か……いや、もう五時か、急ごう)
ー会場前物販列ー
俺 (今日という今日こそはゲットしてみせるぞ!)
俺「ファイトだよっ!」
「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」」」
俺 (このノリも慣れてきたな)
俺「ふっ、くくっ……ふはははははははははははははははははは!!!!!!」
俺「我はついに手に入れたぞ!パンフレットを!!!!!」
「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」
<ヨコセー!
<ジマンオツー!
俺 (まあこれしか買えなかったけどね。寒いし早く席行こ)
ーさいたまスーパーアリーナー
俺 (今日の席はかなり前だ!こっちが本命って言っても過言じゃあないぞ!
サイリウムを配る準備もできている!楽しみで武者震いが止まらねえぜ!)ガクガクブルブル
穂乃果「みんなー!今日は」
俺 (始まった!……落ち着け、冷静になるんだ俺。
こんな位置でブレードぶんぶん振ってたらもう二度と穂むらに行けないぞ!)
かーべーは
俺「はいはいはい!」ブンブンブン
俺 (はい無理でしたー、はい)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「かーべーは」
穂乃果 (あの人、今日も来てるって言ってたけどどこにいるんだろ……見えるかな)
俺「はいはいはい!」ブンブンブン
穂乃果「!?っこわせーるもーのさ!」
俺「はいはいはい!」ブンブンブン
穂乃果「たおせーるもーのさ!(楽しんでくてるみたいだね……)」
×楽しんでくてる
○楽しんでくれてる
ーライブ終了ー()
俺 (ふふ……疲れた何も考えられんさっさと帰ろう)
ー家ー
俺「やっと帰って来た……」
俺 (やはり電車乗った時に寝てはいかんな。おかげで三時間無駄にした)
俺「ほむまん食って寝るか……」mgmg
俺「……もう三日も抹茶飲んでないな」
俺 (明日仕事終わったら絶対抹茶飲みに行こう)
俺「Zzz……Zzz……」
∧_∧
( ´・ω・) みなさん、抹茶が入りましたよ・・・・。
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
ー高坂家ー
穂乃果「たーだいまー……」
雪穂「おつかれさまー。どーだった?」
穂乃果「最高のライブだったよー?」
雪穂「じゃあなんでそんなに元気ないの?」
穂乃果「いやもう疲れが限界で……うー……」
雪穂「ああほら!ここで寝ないで自分の布団で寝て!」
穂乃果「はーい……」
穂乃果 (まあでも、みんな楽しそうでよかった……あの人も)
いつまでパンツ脱いでればいいんだ…
>>84
ずっと履いてた方がいいと思います
ー次の日ー
眠い……頭動かない……。
「おい俺!」
俺「は、はいっ!」
「シャキッとせんか!昨日一昨日と休みだっただろう!」
俺「た、大変申し訳……」
「言葉ではなく行動で示せ!さあキビキビ働け!」
俺「はいっ!」
……甘いもの食べたい。今のこのストレスを解消できるくらい。
ー穂むらー
穂乃果ママ「いらっしゃいませ」
俺「クリームあんみつごま蜜だんごセットと抹茶で」
穂乃果ママ「かしこまりました」
俺「・・・(まあ、昨日の今日じゃまだ疲れも溜まってるだろうな)」
面白いぞ!このまま頑張れ
穂乃果ママ「お待たせ致しました、
クリームあんみつごま蜜だんごセットと抹茶です。ごゆっくりどうぞ」
俺「・・・(ごま蜜だんご……始めて食うな)」パクッ
ブジュウッ
俺「ぶっ!?」
俺 (な、中に蜜が……?ごま蜜だんごってそういう……?)
穂乃果「あ、お客さんだー!」
穂乃果ママ「穂乃果?もう休んでなくていいの?」
穂乃果「うん!さすがに疲れが吹き飛んで暇してたところ」
穂乃果ママ「そう。でもあんまりお客様の迷惑になることはしちゃだめよ?」
穂乃果「はーい」
俺「しかしこの……ごま蜜だんご?んまいなこれ。零れるのが難点だけど」
穂乃果「違うよお客さん!これは奥歯で噛んで食べるの!」
俺「なるほど奥歯で」パクッ ブジュウッ
俺「おお……!飛び出した蜜が口の中に残る!んまいなぁー!!」
穂乃果「でしょ!?穂乃果も大好きなんだ!」
??『私も穂乃果の事が好きです』
穂乃果ママ「こら穂乃果!お客様には敬語使わなきゃだめでしょ!」
穂乃果「あ……ごめんなさい、つい」
俺「いや、気にしなくていいよ。俺はタメ口でもいいし」
穂乃果「いいの?」
俺「おう。あんまりそういうの気にしないタイプ(嘘だけど)」
穂乃果「じゃあ……タメ口にするね!改めてよろしくお客さん!」
俺「はは、よろしく」
穂乃果「あ、でもお客さんじゃ変な感じだね……。
あの、よかったら名前とか教えてほしいかな……なんて」
俺「ああいいよ。俺って言うんだ。よろしく」
穂乃果「俺さんかぁ……よろしくね!なんかおしゃべりしよーよ!」
俺「ああ、いいよ」
穂乃果「えーとね、じゃあ……」
ほしゅ
穂乃果「えっとね、じゃあ好きな食べ物は?」
俺「そうだな……魚全般とキャベツ、もやし、ピーマン。それからここのお饅頭かな」
穂乃果「えっ、ピーマン好きなの?」
俺「ああ。あの歯ごたえと苦味がたまらない」
穂乃果「うえー……穂乃果は逆にそこが苦手かなぁ」
俺「好き嫌いはよくないぞ?ピーマンだって美味い」
穂乃果「でもどうしてもあの苦いのと固いのがだめなんだよね……」
俺「なら刻んでハンバーグに混ぜてみるといい。結構合うぞ?」
穂乃果ママ「あら、それはいいですね」
穂乃果「えー……穂乃果のは少なめにしてね?」
穂乃果ママ「穂乃果の苦手を克服するんだから穂乃果が多くて当たり前でしょ?」
穂乃果「そんなぁ……」
∧_∧
( ´・ω・) みなさん、百合が足りませんよ・・・・。
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
ーほののぞー
穂乃果「のーぞーみちゃんっ!」ワシッ
希「ひゃうっ!?」
穂乃果「いやー、希ちゃんのおっぱいは大きくて羨ましいですなー!」ワシワシワシワシ
希「ちょ、やめてや穂乃果ちゃんっ」
穂乃果「いつもにこちゃんにやってるんだからちょっとくらい我慢しなさい!
それっ!わしわしわしわしわしわしわしわしわしわしわし!!!!」ワシワシワシワシ
希「ひあっ!ああんっ!や、やめてって!」
穂乃果「だめでーす!まだまだ行くよー!」ワシワシワシワシ
希「ひうっ、ああっ、あああああああっ!!!!」ビクッビクッ
穂乃果「ッ!?の、希ちゃん……?」
希「うう……うち……ひぐっ、胸敏感なんよ…えぐっ……
だからやめてって……ぐすっ、言ったのに……穂乃果ちゃんのばかぁ……」ボロボロ
穂乃果「希ちゃん……」
この後めちゃくちゃ(ry休憩終わり
穂乃果「じゃあ次は……うーんと」
俺「あっ、閉店時間過ぎてた!すみませんすぐ出ますんで!」バタバタ
穂乃果ママ「あ、いいですよ別に。ゆっくりしてってください」
俺「いえ、私がいたら他のご家族の方が動き辛いでしょう。今日は帰りますよ」
穂乃果ママ「すみませんねぇ……」
俺「ではお会計を」
穂乃果ママ「はい。1360円です」
俺「1360円ちょうどで」
穂乃果ママ「はい。ちょうどお預かりいたします。ありがとうございました」
穂乃果「ありがとうございましたー!……ねえ俺さん!」
俺「ん?」
穂乃果「まあ明日も来てくれる?」
俺「……ああ、もちろん。ではまた、ごちそうさまでした」
穂乃果「うん!ばいばい!」
はよ
俺 (ああ、もちろん(キリッじゃねえだろおおおおおおおおおおおお!!!!!????)
何対等な立場で喋ってるつもりなんだ俺は!アホかアホなのか!?
気を使ってしゃべっていただいてるんだろうが!図に乗ってはいかん!
仲良くはなれただろうがここに調子乗ったら全て水の泡!
もうクリームあんみつも食えなくなってしまう!あくまで紳士的に行こう!
……落ち着いた。今度家用のほむまん買っとくか。
ー高坂家ー
穂乃果 (ハンバーグに刻んでいれる、かぁ……今日のご飯に出てきそうだなぁ)
穂乃果 (ああいうことを咄嗟に言えるってことは料理結構得意なのかな?)
穂乃果 (どんな料理作るんだろう……明日聞いてみよう!)
穂乃果「えへへへへ……」
雪穂「……お姉ちゃん上機嫌だけど何かあった?」
穂乃果「ふふふ、秘密!」
雪穂「……ま、いいけどさ。そろそろご飯できるよ」
穂乃果「はーい!」
ほしゅー
ほしゅー
ー次の日ー
最近の日課は、コンビニで32円の駄菓子を買って釣り銭を用意することです。
やはり会計はキチッと払ってこその社会人。こういった気配りを忘れてはいけない。
俺「ブラックサンダーうめえ」バリバリ
前に穂乃果ちゃんのお母さんに会計渡したつもりがいつの間にか穂乃果ちゃんに
なってた気がしたがあれはよく考えたらただの見間違いだったぜ。
俺「何だこの説明文……しかし」バリバリ
俺「もうすぐもぎゅっとの季節か……」バリバリ
http://i.imgur.com/2EzRaiQ.jpg
ー穂むらー
穂乃果「いらっしゃいま……あ!俺さん!来てくれたんだね!」
俺「ああ、来るって言ったしな」
穂乃果「えへへ。今日はどうする?食べてく?それとも持ち帰り?」
俺「食べてくよ。抹茶とぜんざいで」
穂乃果「かしこまりましたっ!」
穂乃果「お待たせしましたっ!抹茶とぜんざいです!」
俺「ありがとう」
穂乃果「じゃあお話ししようよ」
俺「俺はいいけど、店番は大丈夫なのか?」
穂乃果「へーきへーき!どうせこの時間はお客さん来ないからさ」
俺「え、じゃあ俺が来なければ店早くたたんだりするの?」
穂乃果「そーゆー日もあるよ」
俺「そうなのか……なんか悪いな。俺なんかのために」
穂乃果「ううん。大丈夫だよ。どうせ練習終わって暇だしね」
俺「練習か……やっぱりダンスや歌の練習が多いのか?」
穂乃果「うーん。まあダンスや歌の練習も結構あるけど、
基礎体力作りのために走ったりとか柔軟したりとか……」
俺「へー。じゃあ結構体力あるんだ」
穂乃果「うん!結構自信あるよ!」
俺 (まあ体力なきゃ二日間のライブとか無理だろうしな……)
穂乃果「ところで聞きたいことがあるんだけどさ」
俺「うん」
穂乃果「料理とか得意なの?」
俺「料理か……まあ苦手ではないな」
穂乃果「へーえ。どんな料理が得意なの?」
俺「・・・(言えない。丼ものばかりとは言えない)」
穂乃果「俺さん?」
俺「ああ、えっとオムライスとか得意だよ。あと生姜焼きかな」
穂乃果「へーえ。結構家庭的な料理を作るんだね」
俺「……どんなの作ると思ってたんだ?」
穂乃果「えーっと、酒のつまみ?ってやつ」
俺「……酒飲みに見える?」
穂乃果「見える」
俺「そんなに好きじゃないんだけどな……」
穂乃果「へー。お酒好きじゃない大人っているんだね」
俺「まあ嫌いってわけでもないけど進んで飲もうとも思わないな」
穂乃果「なるほどなるほど……他には何か作るの?」
俺 (……言うか)
俺「あとは餃子にハンバーグ、それから丼ものは大体いけるな」
穂乃果「あ、やっぱりハンバーグ作るんだ」
俺「やっぱり?」
穂乃果「ほら、昨日ピーマンを刻んでハンバーグに入れるといい、って言ったじゃん?」
俺「うんうん」
穂乃果「それでハンバーグとかよく作るのかなぁって思って」
俺「なるほどな」
穂乃果「あ、それでね!
ピーマンを刻んで入れたハンバーグ昨日の夜ごはんだったんだ!」
俺「どうだった?」
穂乃果「おいしかったよ!穂乃果でも全部食べれたし」
俺「野菜たっぷりのハンバーグもうまいだろう?」
穂乃果「うん!……でもやっぱりピーマンは苦手だよ……」
俺「まあ、ちょっとずつ慣れて行けばいいさ」
俺 (丼もの気にされてねえ)
穂乃果「餃子は海未ちゃんと同じだね」
俺「ああ。……しかし、餃子と炒飯ってイメージじゃないよなぁ」
穂乃果「まあね。海未ちゃんには和風ってイメージがあるし」
俺「もっとこう……肉じゃがとか得意そうだよな」
穂乃果「あ~わかる。なんていうかお袋の味?っていうのかな?」
俺「そうそう。こう……懐かしいというかなんというか」
穂乃果「うん……なんで餃子と炒飯なんだろう」
俺「ああ……」
海未「穂乃果、今日の晩御飯はハンバーグですよ。え?何のお肉かですって?ふふっ、秘密です」
穂乃果「で、丼ものだけど」
俺「!」ビクッ
穂乃果「どんなの作るの?」
俺「ああ、ぎゅうd」
穂乃果「むーそこは突っ込むとこだよー!」
俺「え?」
穂乃果「丼もの、だけど、どんなの、作るの?なんてね!」
俺「……お、おう」
穂乃果「……そんなに面白くなかった?」
俺「……うん」
穂乃果「そっか……」
俺 (こればかりは擁護できない)
俺「で、まあ牛丼とかカツ丼とか親子丼だな」
穂乃果「ふーん……」
俺 (やべえ凹んでる)
穂乃果「……丼ものすき?」
俺「ああ、美味いし、作るの楽だし、早く食えるしな」
穂乃果「そうかなぁ……なんていうか、食べ辛い気がするけど……」
俺 (ふてくされてる……これはまずい)
俺「まあ女の子にはかきこむスタイルが合ってないのかもしれないな。
だが一人暮らしの野郎にとっては簡単で美味しいしすぐ食えて片付けも楽。
まさに丼ものは俺達の味方なんだ。丼ものばかり食ってる奴はデブとか、
そんなことは決してない。丼ものは野郎の夢を支える大切なものなんだ」
穂乃果「ふーん……」
俺 (経験浅すぎた結果wwwwwwwww)
俺 (はぁ……)
??『ほのかを悲しませるなんて許しません!』
穂乃果「じゃあさ」
俺「お、おう」
穂乃果「今度その……牛丼とか、食べてみたいなぁって思うんだけど……だめかな?」
俺 (なん……だと……?)
穂乃果「牛丼屋とか入ってみたいって思ったんだけど一人だと勇気なくてさ……」
俺「まあ、女の子一人じゃ入り辛いもんな。いいよ」
穂乃果「!ホントに!?いいの!?」
俺「ああ、お安い御用だ……ん、でも待てよ」
穂乃果「?」
俺「スクールアイドルとはいえアイドルが外で男と一緒に飯食っていいのか?」
穂乃果「あ……だめかも。にこちゃんに怒られると思う」
俺「んー、じゃあ無理かなぁ。俺の家に来てもらうのも同じ理由でダメだし」
穂乃果「そっかぁ……」
やだこのスレ変態しかいない
穂乃果「あ!じゃあ迷惑じゃなきゃこういうのはどうかな?」
俺「ん?」
穂乃果「ここに来て作ってもらうとか!……やっぱりだめかな?」
俺 (おいおいおいおいおいおい。なんだこれは死ぬのかな俺)
俺「俺はいいけどほら、親御さんに許可取らなきゃダメだろう」
穂乃果「あ、そういえばそうだね。ちょっと聞いてくる!」ガタッ
俺(いや、さすがに野郎を入れるようなお父さんじゃないよな?職人ぽいし頑固そう)
穂乃果「いいって!」
俺「!?」
俺「え……本当に?」
穂乃果「うん。明後日お父さんとお母さん居ないから、
もし俺さんさえよければ作ってもらいなさいって」
俺 (マジかよお父さん。俺が変態だったらどうする。いや変態だとは思うけど)
いいゾ~
俺「じゃあ、作り来させてもらおうかな」
穂乃果「本当に?やったぁ!食材はこっちで用意するって!」
俺「いやそんな悪いよ。俺が出すから」
穂乃果「ううん。そんなの悪いよ。それに穂乃果が出すわけじゃないから」
俺「ああ、それもそうか」
穂乃果「でね、その、もう一個お願いがあって」
俺「うんうん」
穂乃果「妹の分も作って欲しいんだけど……いいかな?」
俺「妹いるの?」
穂乃果「うん。雪穂って言うんだ」
俺「へーえ。いいよ、牛丼は一人前も二人前も変わらないからな」
穂乃果「ホントに!?ありがとう!」
俺「じゃ、とりあえず明後日な……明後日は土曜だから休みか」
穂乃果「うん!楽しみにしてるね!」
俺「期待に添えられるように頑張るよ……っと、もう閉店時間過ぎてる。帰らないと」
×作り来させて
○作りに来させて
このssに可能性感じたんだ~
穂乃果「うん、じゃあお会計450円です」
俺「500円からで」
穂乃果「はい、50円のおかえしです!ありがとうございました!楽しみにしてるね!」
俺「おう!任せておけい!」
ー家ー
………………なんだ夢か。
財布の中……あれ?450円ないぞ?おっかしーな夢の中にでも落としてきたか?
俺「なぜこんなことにっ……!」
俺死ぬのかな。後ろからほのキチに刺されて死ぬのかな。
それともトラックで轢かれる?それとも磔刑?もうこれ殺されても文句言えないよね。
俺「フ……我が生涯に一片の悔いなし」
いやあるんだけどね。明後日までは死んでも死に切れねえ!
作る!牛丼を!俺の男飯を見せてやる!
……ちょっと薄めの方がいいかな。
ー次の日ー
prrrrrrr
prrrrrrrpi!
友『もしもし?』
俺「もしもし」
友『俺か……珍しいな、どうした?』
俺「ああ、聞きたいことがあってな。お前確か牛丼屋でバイト」プツッ
俺 (切りやがった……)
prrrrrr
prrrrrrpi!
友『なんだ!正社員からのおちょくりなんぞ聞きたくはない!』
俺「違うんだ!牛丼の作り方を」
友『んなもん知るか!』プツッ
俺「…………」
俺 (そっか、バイトは知らねえのか。残念)
鬱はやめろよ…
ー職場ー
俺 (しかしあのままだと濃すぎるもんなー……久々に吉牛でも行こうか)
俺 (吉牛の辛くないなんか色々入った七味がうますぎるんだよなぁ)
俺 (……いかん腹減ってきた。昼休みまで我慢だ)
ー吉野家ー
<ラッシャッセー
俺「並ひとつ」
<カシコマリマシター、ナミイチオナシャース!
俺 (紅生姜は必要だろうか。一応買っておこうかな。あと牛丼だけじゃバランス悪いし)
「お待たせいたしました牛丼並です」
俺「どうも……いただきます」
ガツガツガツガツ
俺 (・・・やはり女の子は食い辛いだろうな。サラダと味噌汁も作ろう)
4:00~10:30まで寝落ちしてましたすみません
ー穂むらー
穂乃果ママ「いらっしゃいませ」
俺「お饅頭三個とごま蜜だんご一箱ください」
穂乃果ママ「はい、1304円です」
俺「1304円ちょうどで」
穂乃果ママ「はい。ちょうどお預かりします。ありがとうございました」
穂乃果ママ「……すみませんね」
俺「はい?」
穂乃果ママ「娘がわがままを言ってしまったようで」
俺「いえ、いいんですよ。誰かにご飯を作るっていうのは嬉しいことですしね」
穂乃果ママ「すみません……」
俺「で、あの。無礼を承知で聞くんですけど」
穂乃果ママ「はい」
俺「俺も食べて行っていいですかね……?なんて」
穂乃果ママ「え?ああはいもちろん。そのつもりですよ」
俺「え?」
穂乃果ママ「ふふふ、いやですよお客さん。
作らせるだけ作らせて帰るなんて。そんな失礼なことするわけないじゃないですか」
俺「あ、そうですか……なんかすみませんね」
穂乃果ママ「こちらのセリフですよ。お仕事もお忙しいでしょうし。
せっかくの休みなのに……本当にすみません」
俺「いえ、基本的に暇してるんで大丈夫ですよ。それよりも」
穂乃果ママ「?」
俺「大丈夫なんですか?……娘さん二人だけに俺みたいな男入れて……心配でしょう」
穂乃果ママ「ああ、大丈夫ですよ。穂乃果が懐いてるみたいですし」
俺「実は騙してるだけとか……」
<そんなことになったらぶっ殺してやりますからね!
俺「!」ビクッ
穂乃果ママ「はは、もうお父さんったら……というわけで信頼してますよ」
俺「は、はい。任せてください」
穂乃果ママ「よろしくお願いしますね」
ま
こ
つっても、そんなにうまいもの作れるかな……これで口に合わなかったら困る。
というか申し訳ないな……お母さんお料理上手そうだし、どうしようか……。
俺「うーん……とりあえず薬味持ってくか」
俺「というか牛丼って早く作って置いといた方が美味いんだよな……電話するか」
俺「あなたとコンビニタウンページ♪」
俺 (あれ?こんな歌だっけ?)
prrrrrrr
prrrrrrrpi!
穂乃果パパ『もしもし。こちら和菓子屋穂むらです』
俺「あ、すみません。俺と申すものですが」
穂乃果パパ『ああ、俺さんですか。こんばんは。何かありましたか?』
俺「はい、あの明日のことなんですがね。牛丼を作りに行かせて頂くのですが」
穂乃果パパ『はは、そう畏る必要はありませんよ。それで何か?』
俺「あ、はい。牛丼って早めに作って置いとくと美味しいんですよ。
なので早めに上がらせていただいてもよろしいですかね……?」
穂乃果パパ『ええ、もちろんですよ』
ま
の
俺「!そうですか、ありがとうございます」
穂乃果パパ『すみませんねぇ……娘がわがままを言ってしまって』
俺「いえ、お安い御用ですよ。それよりその」
穂乃果パパ『娘だけの家に男を入れて大丈夫なのか?ですか?』
俺「はい、そうです。やはり心配ではないかと」
穂乃果パパ『……正直な話心配ではあります』
俺「ですよね……」
穂乃果パパ『ですが、俺さんはいつも食べに来てくれますし、
本当に美味しそうに食べてくれる。私にとってもありがたい存在なんですよ』
俺「!」
穂乃果パパ『ふふ、まあこういうことを言うのもなんなのですが、
これからもうちと、それから娘をよろしくお願いしますね。それでは』プツッ
俺 (・・・やっぱお父さん惚れるわ。うまいの作れるように頑張ろう)
パパさん///
ー次の日 穂むらー
俺 (今日は休みなのか……当然か)
ピンポーン♪
ガララッ
穂乃果「はーい」
俺「どうも、こんにちは」
穂乃果「あ、俺さん!こんにちは!」
俺「頑張って作るけど、もし口に合わなかったらごめんね?」
穂乃果「あはは。大丈夫ですよ。お肉ならだいたい好きですから!」
俺「そう?よかった。じゃあお邪魔しまーす」
俺 (もしかしてこれ厨房でやるのかな)
穂乃果「じゃあ二階にキッチンあるから案内するね」
俺「ああ、わかった(ですよねー)」
ー二階 キッチンー
穂乃果「ここがキッチンだよ」
俺「ほほう……なんというか普通だな……」
穂乃果「まあ和菓子は下で作ってるからね……」
俺「じゃあさっそく作ろうかな」
穂乃果「穂乃果も手伝うよ!」
俺「ああ、頼むよ」
雪穂「・・・大人じゃん」コソコソ
俺「まず鍋にお湯を沸かしてくれ」
穂乃果「はーい」ジョボジョボジョボジョボ
カチッ
俺「それで、包丁とまな板は?」
穂乃果「あ、うん。ちょっと待ってね……はいどうぞ」ギラッ
俺「お、おお。ありがとう(その渡し方は怖えよ)」
俺「新玉ねぎか……うん、まず玉ねぎを包丁で切っていきます」
穂乃果「新玉ねぎじゃだめなの?」
俺「いや、そんなことはないよ。
けど新玉ねぎは溶けやすいから食感がなくなっちゃうんだよね」
穂乃果「なるほどー……」
俺「まあその代わり甘いから砂糖で調整しなくていい、っていう利点もあるけど」ザクザク
ボコボコボコ
穂乃果「あ、お湯が沸いたよ!」
俺「じゃあその中に今切った玉ねぎを入れて行きます」バラバラ
穂乃果「お肉が先じゃないの?」
俺「肉より火が通り辛いからね」
穂乃果「へー」
俺「柔らかくなるまで少し煮ます」
俺「あ、いちご持ってきたからあとで食べる?」
穂乃果「食べる!」
の
俺「そろそろいいかな」
穂乃果「おお!透明になってる!」
俺「ここに酒、醤油、それから少しばかり塩を入れて味をつける」
穂乃果「あ、塩は穂乃果にやらせて!」
俺「?どうぞ」
穂乃果「それっ」パラパラパラ
俺「MOCO'sキッチン?」
穂乃果「MOCO'sキッチン」フンス
俺「でも塩結構零れたね」
穂乃果「あ……ごめん」
俺「あとで片付けないとな」
俺「ここに牛肉を入れて蓋をして中火で煮込みます」
穂乃果「ちょっとの間暇だね」
俺「そうだな」
穂乃果「うーん……しりとりしない?」
俺「伊豆」
穂乃果「もう始まってるの!?ず、ズッキーニ!」
俺「ニーズ」
穂乃果「ズ、ズーム」
俺「向こう見ず」
穂乃果「ず、ズームイン……サタデー!」
俺「デニーズ」
穂乃果「ふぬぬ……!」
穂乃果「ず、頭痛!」
俺「渦」
穂乃果「頭痛薬!」
俺「屑」
穂乃果「あーっ!そんなこと言っちゃいけないんだー!」
俺「これしりとりだから大丈夫」
穂乃果「ぐぬぬ……!」
穂乃果「ズル!」
俺「ルーズ」
穂乃果「くぅ……ず、逗子!」
俺「シリーズ」
穂乃果「むむむむむむ!」
穂乃果「ず、ズレ!」
俺「レズ」
穂乃果「そんな言葉ないでしょ!」
俺「あるよ」
穂乃果「どういう意味なの?」
俺「女性同士の恋愛のことを指すのかな」
穂乃果「へーえ。初めて知ったー」
俺「というわけで「ズ」だ」
穂乃果「うう……ず、ず、ず……」
俺「10」
穂乃果「ええっ!?聞いてないよ!」
俺「9、8、7」
穂乃果「あわわわ!えっとず、ず!ズバット!」
俺「トパーズ」
穂乃果「う~!いじわるー!」
可愛過ぎておかしくなりそうhttp://i.imgur.com/2Cxi3Ww.jpg
穂乃果「ず、図解?」
俺「イルーゾォ」
穂乃果「ゾォ!?おでいいよね!?えーっと」
俺「そろそろいいかな」カパァ
穂乃果「聞いてよ!」
俺「ここにすりおろした生姜をいれます」
穂乃果「チューブのじゃだめなの?」
俺「おろしたての方が香りが出ていいけど面倒だったらチューブでいいよ」
穂乃果「へぇ~」
俺「このままもう一分煮込みます」
ー1分後ー
俺「よし」カパァ
グツグツグツグツ
穂乃果「おお……いい香り……」
俺「ちょっと味見してみて」スッ
穂乃果「お肉は?」
俺「夜まで待てい」
穂乃果「はーい。ふーっ、ふーっ」スッ
俺「どう?薄い?」
穂乃果「ううん、ちょうどいいよ」
俺「そうか、それはよかった(薄めに作った甲斐があったな)」
俺「あとはこのまま夜まで放置すると肉によく染み込むよ」
穂乃果「なるほどー」
俺「これは煮物全般に言えます」
穂乃果「わかりました先生」
あゝ良いよ~このまま頑張れ
俺「というわけで暇だな」
穂乃果「夕飯まで三時間もあるよー」
俺「一旦家に帰ろっかな……」
穂乃果「え、帰っちゃうの?」
俺「んー、やることないしな」
穂乃果「えーと、じゃあお話ししようよ!」
俺「……ふふっ。ああいいよ」
穂乃果「えっとねー!じゃあ……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
俺「む、もう二時間も経ったのか」
穂乃果「早いね」
俺「ああ。と言っても、俺が質問に答えているだけだが」
穂乃果「あはは……ごめんごめん」
俺「そういえば妹さん?今家にいるの?」
穂乃果「うん、居るよ。読んでくる?」
俺「挨拶しておきたいけど、本人が嫌そうだったらいいよ」
穂乃果「わかったー」トテテテ
俺 (二十歳にもなって十七の子と話続けるとな……。
いや、まあそれ以前にスクールアイドルなんだけど。
っていうかこれ傍からみたら完全に変質者……?い、いや!大丈夫だよなうん!)
飯ついでに一時間休憩を
ほしゅ
ほ
穂乃香「いらっしゃ……(か、かわいい)」
俺「うん?」ニコッ
穂乃香「い、いらっしゃいませっ!」カァァ///
ー雪穂の部屋ー
コンコン
<なにー?
穂乃果「ねえねえ雪穂!一緒におしゃべりしない?」
<あたしはパスー
穂乃果「えー?おしゃべりしようよー!」
<だって知らない人だし
穂乃果「いい人だよ?」
<とにかくほっといて!
穂乃果「むぅ……今日夕飯一緒に食べるんだよ?」
<その時挨拶すればいいでしょ
穂乃果「……はぁ。わかったよ」トテテ
雪穂 (急に知らない人連れて来られたって困るし……お姉ちゃんのばか)
穂乃果「パスだってー……」
俺「まあ、そりゃあそうだろう。急に家に知らない奴が来たんだから」
穂乃果「三人でおしゃべりした方が楽しいのにー」
俺「こればっかりは当然の反応だし仕方が無い」
穂乃果「むー……暇だなぁ……そうだ!」
俺「ん?どうした?」
穂乃果「>>276しよ!」
1.キャッチボール
2.しりとり
3.ゲーム
4.トランプ
1
穂乃果「キャッチボールしよ!」
俺「ボールとグローブあるの?」
穂乃果「確かこの辺に……」ガサゴソ
穂乃果「あった!はいどうぞ」
俺「ありがとう」ギュッ
俺「ん……」ギュッ ギュッ
俺「小さくて入らないな……素手でやるよ」
穂乃果「素手で大丈夫?」
俺「まあキャッチボールくらいなら大丈夫だろう。さあ外行こうか」
穂乃果「うんっ!よろしく!」
俺 (キャッチボールなんて久々だな)
穂乃果「行くよー!」
俺「よし来い!」
穂乃果「それっ!」ビュッ
パシッ
俺「っ!(意外と痛いな……)結構いい球放るね!」
穂乃果「鍛えてますから」フンス
俺「そうかそうか。行くぞー」ポイッ
穂乃果「よっと!」パシッ
穂乃果「もうちょっと強く投げてもいいんだよー?」
俺「いや。始めたばかりでちょっと力の加減がな」
穂乃果「ふーん。まあ慣れてきたらもうちょっと強くしてね!」
俺「はいはい」
穂乃果「行くよー」
ー1時間後ー
穂乃果「ふーっ!いい汗かいたね!」
俺「いやぁ……結構疲れるな……肩痛い」
穂乃果「大丈夫?」
俺「いや、心配するほどじゃないよ。とりあえず汗かいたし風呂入ってくる」
穂乃果「えー……穂乃果先じゃだめかなぁ?」
俺「……いや、自分の家だけど」
穂乃果「あっ!そ、そーだよね!ごめんごめん!」
俺「じゃあ30分くらいで戻ると思うから」
穂乃果「うんわかった!また後でねー!」
俺「ああ」
ー風呂ー
キャッチボールだと……?
俺「キャッチボールだとおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!???」ザッパーン
いいのかこれ!ダメだろこれ!全国のほのキチに殺されるだろこれ!
というかこの考え何回目だ!?俺はあと何回脳内で自分を殺せばいいんだ!?
俺「……肩痛え」
……あさりとキャベツ、どっちがいいかな。両方は……ないか。
ー風呂ー
穂乃果「んーっ……くはぁ……」
穂乃果 (久々にやったけど楽しかったなぁ、キャッチボール。
ちっちゃい頃はよくお父さんとかにやってもらってたっけ?)
穂乃果 (最近……というか中学上がってからはそんなこともしなくなったなぁ)
穂乃果 (もうそういう年じゃないもんね……寂しいけど)
穂乃果「俺さんみたいなお兄ちゃんが居たらなぁ……」
穂乃果「って何言ってんの!?お兄ちゃんなんてそんな」バシャバシャ
穂乃果 (・・・お兄ちゃんかぁ)
ー穂むらー
ピンポーン♪
ガララッ
雪穂「はい」
俺「あ、どうもこんばんは。俺というものですが」
雪穂「あ、はい。今日はありがとうございます。穂乃果の妹の雪穂です」
俺「いえいえ、お口に合えば幸いです。……雪穂ちゃんって呼んでいいですか?」
雪穂「ご自由にどうぞ。それから敬語でなくて大丈夫ですので」
俺「ああ、ごめん」
雪穂 (思ったより低姿勢だなぁ……もっとこうガツガツ来るタイプだと思ったけど)
俺 (壁を感じる……当然か。クールでドライなタイプなのかな)
雪穂「じゃあ、どうぞ。お姉ちゃんまだお風呂入ってるんで(この言葉で反応を見る!)」
俺「ああ、そうなんだ。キッチン借りるね」
雪穂 (無反応!?こ、こいつ何者!?)
俺 (今のうちにあさりの味噌汁作っちゃお)
俺 (まずお湯を沸かそう)ジョバババ カチッ
俺 (で、今のうちにネギを……牛丼の分も切っておこう)ザクザクザク
ボコボコボコボコ
俺 (おっ、お湯が沸いたな。本だしと予め砂抜きをしたあさりを入れてっと)ガラガラ
俺 (数分待ちます。一人で料理番組ナレーション入れるのが楽しい)
ー数分後ー
俺 (あとは味噌を入れて一煮立ちさせてっと)カチッ
俺 (ネギを散らしたら完成。煮込み過ぎるとあさりが固くなるので注意)
雪穂 (微妙に手際いい……)
ガチャ
穂乃果「ふーっ!お先でしたー!……あれ、雪穂。そんなところでなn」
雪穂「しーっ!」
穂乃果「な、なに……?」
俺「ん?どうした?」
穂乃果「いや、雪穂がここで立ち止まっ」
雪穂「お姉ちゃん……?」
穂乃果「な、なにさ……」
俺「味見する?」
穂乃果「あ、もらうー!雪穂も食べなよ!」
雪穂「あ、あたしはいいよ……」
穂乃果「結構美味しんだよ?」
俺 (結構……)
雪穂「(結構……)いや、あとでもらうしいいよ。お風呂行ってくるから」
穂乃果「はいはい」
俺「じゃあ、はい。どうぞ(結構……)」
穂乃果「いただきまーす」スッ
俺「どう?(結構……)」
穂乃果「……ちょっと薄いかな」
俺「牛丼があるから薄めがいいと思ったんだが……もうちょっと濃くする?(結構……)」
穂乃果「んー。そういうことならこのままでいっかな」
俺「そうか。じゃあお皿出してもらっていいかな」
穂乃果「はーい」
俺 (次はサラダです。こちらは簡単)
俺 (まずサラダ菜を食べやすい大きさにちぎって洗います)バサ
俺 (次にトマト。洗ってから食べやすい大きさに切ります)トンットンッ
俺 (お次はきゅうり。歯ごたえを楽しむため厚めに切ります)トントントントン
俺 (盛り付けて完成。ドレッシングはお好みでどうぞ)
俺「牛丼どうする?」
穂乃果「なにが?」
俺「肉多めとかつゆだくとか。あ、ネギと紅ショウガもあるぞ」
穂乃果「肉多め!」
俺「……はいはい」スッスッ
雪穂「ふぅ……」
俺「あ、雪穂ちゃん。牛丼どうする?薬味とか」
雪穂「普通で」
俺「……はい(ネギうまいのに……)」
俺「じゃあサラダと味噌汁持ってってくれ」
穂乃果「はーい」
雪穂「……はーい」
ーリビングー
穂乃果「こうやって並べると結構豪華だね」
俺「……?そうか?」
穂乃果「うん。丼ものっていうともっと寂しいイメージあったからさ」
俺「まあチェーン店単品だとそんな感じかな」
穂乃果「へぇー」
雪穂「はやく食べよ。冷めちゃうよ」
穂乃果「おっとそうだね。はいわっせ」
俺 (わっせ?)
「いただきます!」
パクッ
モグ…モグ…
穂乃果「おお!しっかり染みてておいしい!」
雪穂「ん、結構あっさりしてますね」
穂乃果「あさりだけに?」
雪穂「うんそうだね」
俺「薄すぎたかな?牛丼あるし薄めがいいと思ったんだが(結構……)」
雪穂「いえ、ちょうどいいですよ」
俺「そうか、よかった(結構……)」
書き溜めしてやってるのか思い付き次第やってるのかが気になる
ちょっと長い
「ごちそうさまでしたー!」
穂乃果「ふーっ!お腹いっぱい!」
雪穂「美味しかったです。ごちそうさまでした」
俺「いや、気に入ってもらえたようで何よりだよ」
穂乃果「牛丼っておいしいんだね!今度食べにいこっかな」
俺「まあ早いし安いしうまいけど、女の子が入るような場所じゃあないと思うな」
穂乃果「む、別にいいじゃん。一人で食べに行ったって」
俺「まあ別にいいけどね。珍しいってだけで」
俺も暇が出来たら俺×ラブライブ書こうかな
先に他を書けってまた怒られちゃいそうだけど
穂乃果「じゃあ、今日はごちそうさまでした!」
雪穂「ごちそうさまでした……」
俺「こちらこそ夕飯をたかったみたいですまないな」
穂乃果「いえいえ!いいんですよ!牛丼美味しかったですし!また来てください!」
雪穂「っ!?」
俺「はは……そう言ってもらえるとありがたいけど……まあ機会があればね」
穂乃果「はい!それじゃあまた!」
雪穂「……さようなら」
俺「ああ、さようなら」
穂乃果「そんなにつっけんどんしなくても」
雪穂「知らない人だし」ツン
>>335
ごめん誤爆だ
>>337
ここの投下待ってる間に読みたいからできたらスレタイを
>>339
実際長いとは思ってた
>>341
スレチって怒られそうだけど……
穂乃果「安価で夜伽話!」(SS速報)
あと無人島かな……(現行ではない)
ー自宅ー
俺「しっかし……」
まさか穂乃果ちゃん(と妹さん)に牛丼作ることになるとは……。好評でよかった。
俺「次はなんだろう。テスト前にカツ丼作りに行ったり……なんて」
うわ俺気持ちわる。早く寝よ。
……甘いもの切れてきたな。
>>1支援
>>1頑張って(結構)
ー次の日ー
曜日とか考えたら既にバレンタイン終わってる気がしたが別にそんなことはなかったぜ!
明日はバレンタインか……チョコ安売りされるしなんか作るか。
……あ、昨日いちご食うの忘れてた。まあ食べたよね多分。
ー穂むらー
穂乃果「いらっしゃいませー!」
俺「ぜんざいと抹茶で」
穂乃果「かしこまりましたー!」
俺 (久々だな……結構……いや気のせいか。昨日が長く感じたから)
穂乃果「お待たせいたしましたー!ぜんざいと抹茶ですっ!」
俺「どうも」
穂乃果「……ところで俺さん」
俺「ん?」ズズッ
穂乃果「明日限定の商品、チョコ饅頭の試作品あるんだけど食べてくれるかな?」
俺「え?いいの?」
穂乃果「はい!感想が欲しいって」
俺「なるほど……じゃあもらおうかな。いくら?」
穂乃果「試作品だからタダだよ!はいどうぞ」
俺「パッと見普通のお饅頭だね。いただきます」パクッ
保守
ブジュウッ
俺「………………」
穂乃果「あ……忘れてた……」
俺「……うむ、熱々のチョコが入ってて美味しいな」
穂乃果「ご、ごめんなさい」
俺「いや、いいよ。布巾持ってきてくれ」
穂乃果「う、うん」タッタッ
俺 (……こりゃクリーニングかな)
穂乃果「はい、どうぞ」
俺「ありがとう」フキフキ
俺「しかし奥歯でちゃんと噛めばすごく美味しいだろうな。
でもこれ熱々なうちに食べないと美味しさ半減かもしれない」
穂乃果「うーん。そっかぁ……ありがとう」
俺「まあ楽しみにしてるよ」
チョコケーキ……は去年作ったな。ティラミスも一昨年。
チョコレートフォンデュでもやってみる?一人で?それはないな
いっそのこと素直にチョコでも作るか?……気持ち悪いしやめよう。
そうだ、さっきのチョコ饅頭作ってみよう。熱々なら美味しいかもしれない。
……饅頭ってどう作るんや。
く
か
ー次の日ー
「よう俺。最近業績いいらしいじゃねーか」
俺「はっはっはっ。まあ頑張ってるからな」
「お前が?はは、珍しいな。何か貢ぎ先でもあんのか?」
俺「貢ぎ先……まあそうかな」
「はっはっはっ!まあほどほどにしとけよ!」
俺「ああ!もちろんだ。さすがにもやし生活は勘弁だからな」
饅頭生活は悪くないけどな。
俺も昇進かな?なーんて。
ん
ー穂むらー
ガララッ
穂乃果「あ、いらっしゃいませー!」
俺「チョコ饅頭どうなった?」
穂乃果「変わったよ!売れ行きも順調だし!」
俺「ほほう、じゃあ三個もらおうかな」
穂乃果「お持ち帰り用と食べてく用あるけどどっちにする?」
俺「……もしかしてそれ、持ち帰り用は冷たくて食べてく用は熱々とか?」
穂乃果「そうだよ」
俺「じゃあ熱々二個と冷たいの一個で」
穂乃果「はーい!600円です!」
俺「!……1000円から」
穂乃果「はい!400円のおかえしです!ちょっと待っててー」
穂乃果「はい!熱々二個と冷たいの一個ね!熱々はここで食べてってね!」
俺「はいはーい」パクッ
ドロッ
俺 (んまいなァ~!)
穂乃果「美味しい?」
俺「ああ、すごく美味い。さすがだな……あ、そういえば」
穂乃果「ん?」
俺「俺チョコケーキ作ってみたんだけど食べてくれるか?そこそこ上手くできたからさ」
穂乃果「え?いいの?」
俺「ああ。これなんかでよければ。はい」
穂乃果「おお……ホールかな」
俺「ああ。みんなで食べてくれればうれしい」
穂乃果「えへへ、ありがと。あっそうだ!」
俺「?」
エリチカのコピペ思い出した(結構)
真姫のコピペ見たい(結構)
>>379
思い出せない どんなのだっけ
穂乃果「日頃の感謝を込めてチョコ作ったんだ!よかったら食べてね!」
俺「えっ……い、いいのか?」
穂乃果「もちろん!」
俺「おお……はは、なんか照れ臭いな」
穂乃果「えへへ。あ、でも本チョコじゃないからね」
俺「わかってるさそのくらい。とにかくありがとう。ホワイトデーにちゃんと返すから」
穂乃果「うん、楽しみにしてる!……って言っても、チョコケーキ貰っちゃったけどね」
俺「はは。まあ気にしなくていいさ。それじゃあまた」
穂乃果「うん、またね!」
ガララッ
穂乃果 (美味しくできてる!はず!)
真姫ちゃん専用のメトロノームになって一緒に愛を育みたい
オレ「カチッ、カチッ、カチッ、カチッ」
真姫「♪」
オレ「カチッ、カチッ、マキッ、マキッ」
真姫「?」
オレ「マキッ、マキッ、スキッ、スキッ」
真姫「!」
オレ「好きだっ!」
真姫「ナ、ナニソレ、イミワカンナイ」(顔を真っ赤にしながら)
オレ「せーのっ!」
真姫/オレ「愛してるばんざーい!」 完
>>381
絵里ちゃんの旦那さんの先輩になりたい
いい年して独身の俺は絵里ちゃんなんていう完璧なお嫁さんもらった後輩が羨ましくて羨ましくて
嫁さんの飯食わせろチクショー!って冗談と僻みをこめたワガママだけど、流石は絵里ちゃんの旦那さん、いい奴なんだよね、本当にお誘いしてくれるんだ
おおー本当かー!と悔しさ半分で大げさなリアクション
お邪魔してみると俺の家とは違って綺麗な明るい玄関で奥から絵里ちゃんが出てきてお待ちしておりましたなんて固い挨拶するんだ
俺知ってるんだぜ絵里ちゃんのこと
スクールアイドルしてたころファンだったんだぜ
絵里ちゃんに恋したんだぜ
そんな挨拶よしてくれよ
なんて気持ち悪いから口には出さないけどね
廊下の奥には絵里ちゃんの坊ちゃんが気遅れ気味にこちらを見てる
戦隊ものの特撮が大好きだというから変身セット買ってくのね、ちょっと高いやつ、それをプレゼント
すると旦那さんも絵里ちゃんも高いやつだって知ってるからそんなわざわざいただいたりなんて……とかいうけど
ごめんな、子供いないからなに買えばいいかわかんなくてさ、それともこういうのはまずかったかなと苦笑いするのさ
坊ちゃんは開けたくてソワソワしてるから開けて見せてくれよって言うと嬉々として包みを破る
俺にも子供がいたらな、なんてちょっとセンチな気分
絵里ちゃんがご馳走を用意してくれてるから席について軽く一杯やって旦那さん絵里ちゃん俺で楽しく会話してるとふと思うんだ
当たり前だけど絵里ちゃん大人になったんだなあ、良妻賢母って感じで昔は時折見せた儚さの面影もない
さてさてご馳走に預かったところでスンマセンご馳走になりました!ここらでおいとまします!と立ち上がる
旦那さんは先輩早すぎですよ、まだまだ時間はあるでしょう?と引き止めるけどうるせーのがいるんだよ、察しろやと苦笑い
先輩彼女いたんですか!?と咄嗟に素が出ちゃう後輩
馬鹿野郎失敬なと笑う俺
そいではお邪魔しましたと玄関で靴を履くと絵里ちゃんがまた来てくださいねって見送ってくれる
ええ、ではとかるく会釈してさようなら
家に着くと部屋は真っ暗、誰もいなくて汚くてタバコくさいこんな部屋を見ると絵里ちゃんの旦那さんが後輩で良かったなって思うんだ
パソコンをつけてμ'sと打ち込んで手を止める
もうあの頃の絵里ちゃんはいないんだからさ
だからもう少しだけお酒を飲んで泥のように眠りたいんだ
>>384
辛い
真姫ちゃん専用のメトロノームになって一緒に愛を育みたい
オレ「カチッ、カチッ、カチッ、カチッ」
オレ「♪」
オレ「カチッ、カチッ、オレッ、オレッ」
オレ「?」
オレ「オレッ、オレッ、スキッ、スキッ」
オレ「!」
オレ「好きだっ!」
オレ「ナ、ナニソレ、イミワカンナイ」(顔を真っ赤にしながら)
オレ「せーのっ!」
オレ「愛してるばんざーい!」 完
穂乃果の本命旨かったよ(結構)
真姫ちゃんのコピペとのギャップ
まさかチョコもらえるなんてな……今日はもぎゅっとループだな!
苦めなのかな甘めなのかな、多分甘めだろうなぁ……そんな気がする。
俺が作ったチョコケーキなんかじゃ微塵も釣り合わないよな。
ホワイトデーのお返しは何にしよっかな……いちご狩り……いやいやだめだろ。
そんな親しくはないだろうって何考えてんだ気色わりいなこいつ。
しかしやべえなにやにやと手の震えが止まらんぞ!これもう死んでもい
ドスッ
俺「……え?」
え?
俺「え?」
え?
死んでもいい(本気)
な、なんだ。脇腹に異物感?妙に冷たい。一体何があるんだ。何が入……って……?
>>1「はーっ、はーっ、はーっ……て、てめえか……百合の花園を穢す奴は……」
俺「な、なんっだ……おまえっはっ」
>>1「うるせえ!百合を穢す奴なんて死ねばいいんだよ!」
男はそのまま俺の脇腹の辺りに刺さっていたものを無理矢理に引き抜いた。
血が溢れ、脇腹の違和感がだんだんと痛みに変わってくる。
俺「がっあああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
>>1「死ねッ!身の程知らずがァッ!!」
ドスッ
男は再度俺の背中に刃物を突き立てた。俺は膝から崩れ落ちた。
俺「あ……う……」
>>1「こんなものッ!こんなものッ!」グシャッグシャッ
男は地に落ちた穂乃果のチョコを踏み潰すと、そのままどこかへ行った。
俺「な……んだ……よ……く……そ……」
これから……だろうがよ……俺の人生……。
俺の行方は誰も知らない。
百合豚こえぇ
お前はお前じゃねーのかよwwwwwww
ー自分語りー
ファックだね!
最初っから俺にベタ惚れしてるメンバー一同!メンバーをレイプし始める俺君!
ファックだよんなもん!
惚れる過程くらい書けと言いたくてこれを書いたよ!
でもあくまでも一個人の意見だよ!以上!
じゃあ>>382の続きから再スタートしますね
どうしてこうなった
良い意味で裏切られた(結構)
まさかチョコもらえるなんてな……今日はもぎゅっとループだな!
苦めなのかな甘めなのかな、多分甘めだろうなぁ……そんな気がする。
俺が作ったチョコケーキなんかじゃ微塵も釣り合わないよな。
ホワイトデーのお返しは何にしよっかな……いちご狩り……いやいやだめだろ。
そんな親しくはないだろうって何考えてんだ気色わりいなこいつ。
しかしやべえなにやにやと手の震えが止まらんぞ!これもう死んでもいい!
俺「仕事も軌道に乗ってきたしよ……へへへ、いっちょ頑張りますかあ!」
くぅ疲に通じる物を感じるがこの>>1はいいラノベ作家になれると思う(結構)
ラブライブのSS書いてる人って精鋭が沢山いるから嬉しい
ー家ー
<あげたい!決めたい!わたしたちー
パキッ
パキッポキッ
俺「うめえ……」
いつも甘いもの食ってるから超甘めかと思ったらそんなことはないのか。
ほどよい甘さだな……市販のより少し甘くない位か。
やはりチョコは甘過ぎない方がいい。
パキッ
俺「やはりもぎゅっとが一番かわいいな」
こんな子からチョコもらったのかよ……本チョコじゃないけど。
俺「越してきてよかった、本当に……」
か
ー次の日ー
「おい俺!」
俺「ん?」
「なんかしでかしたのか!?部長が呼んでるぞ!」
俺「え……?」
「とりあえず急ぎみたいだから早く行け!」
俺 (な、なんだ……?俺何かしたっけ……?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
部長「やあ俺君、ご苦労。かけたまえ」
俺「はっ、失礼します部長。……それで本日はどのような」
部長「俺君、君最近業績がいいじゃないか」
俺「はっ、恐縮です」
部長「以前とは見違えるようだよ……そこでね、君に本社からお呼びがかかってるんだ」
俺「………………」
俺「え?」
鬱かあ…
文書力分けてください
部長「ああ、静岡の本社だ。行ってくれるかね?俺君。
ああ、もちろんすぐにとは言わないよ。今週中に結論を出してくれればいい。
もちろん待遇も保証する。どうかね?行ってみる気はないか?」
俺「私が……本社に……」
部長「うむ。いい返事を待っているぞ。では」
俺「はっ、失礼します部長」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺 (マジかよ……俺が昇進?信じられなねえ……)
「おい!俺!どうだった!?大丈夫か!?」
俺「落ち着けよ……大丈夫だったから……」
「そ、そうか……なんて言ってた?」
俺「……本社に来ないか……って」
「っ!お前それ昇進じゃねえか!やったな!」
俺「ああ……」
やっと追いついた
④
静岡に本社がある上場企業
https://kmonos.jp/locate/503201190.html
「もちろん行くんだよな!」
俺「いや、どうだろう。俺この町好きだからな……」
「バッカお前給料跳ねあがんぞ!μ'sのグッズも送ってやるからよ!」
俺「バッカお前大声で言うんじゃねえよ!」
「お、おう……すまん」
上司「うるさいぞお前ら!働け!」
「うっ、すみません……とにかく、またとないチャンスなんだから物にしろよ!」
俺「・・・ああ」
昇進か……。
確かに貯金は大してないし給料も高くはない。でも俺は今の暮らしに満足してる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「うん、楽しみにしてる!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
行けるわけねえよ……。
ー穂むらー
ガララッ
穂乃果「あっ、いらっしゃい!あの……チョコ……どうだった?」
俺「あ、ああ。すごく美味しかった」
穂乃果「ホントに!?よかったぁ……」
俺「甘さ控えめだったな」
穂乃果「うん。いつも甘いもの食べてるし、太っちゃうかなって」
俺「む、それは……」
穂乃果「ふふふ、否定できないでしょ?」
俺「おっしゃる通りです……」
穂乃果「というわけで新商品の抹茶アイスをおすすめします!」
俺「……商売根性あるね」
穂乃果「へへへ」
俺「じゃあそれ一個もらおうかな」
穂乃果「毎度!」
結婚すればいい
穂乃果「お待たせしました!抹茶アイスですっ!」コトッ
俺「ほほう。濃いいね」
穂乃果「抹茶アイスだからね」
シャリ…パクッ
俺「ふむふむ…………苦くない?」
穂乃果「抹茶アイスだからね」
俺「抹茶アイスって普通もっと甘いような……」
穂乃果「抹茶アイスだからね」
俺「まあ美味しいけどさ」シャリシャリ
俺「抹茶アイスだからね」
>>1(キュン……)
帰ってきたら修羅場になってた
ショウシンシチャウノォ?!
俺「結構さっぱりして美味しかったな」
穂乃果「抹茶アイスだからね」
俺「……チョコケーキ美味しかった?」
穂乃果「うん!甘さ控えめだったね!」
俺「あんまり甘いとたくさん食えないからな。いちごはマッチしてたか?」
穂乃果「……普通かな」
俺「お、おう。手厳しいな……」
穂乃果「まあうまくマッチさせるのは難しいよ。お父さん言ってた」
俺「プロが言うなら間違いない」
穂乃果「プロだからね」
俺「もうええわ」
穂乃果「てへっ☆」
俺君なら俺の隣りで寝てるよ
なんだホモスレじゃないか
俺「じゃ、お会計」
穂乃果「168円です!」
俺「ん……170円で」
穂乃果「はい、170円お預かりします。2円のお返しです!ありがとうございました!」
ガララッ
穂乃果「またね!」
俺「!……ああ、またな」
ピシャッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やっぱりこの町にとどまろう。
トラブルはないし、アキバから近いし、μ'sの本拠地だし、人は優しいし……何より、
あの和菓子屋、穂むらがあるからな……行けるわけねえよ……。
まあ俺だからな
流石俺
俺なら穂乃果と結婚しても俺が許す
よく考えろ俺!いつか違う男と結婚するんだぞ!
なのになんでこんなに執着してんだよ!目の前の安定した未来を掴めよ!
……違うんだよなぁ。恋愛とかそういうのじゃない。
いつか誰かと結婚しても、あの店に行って何気ない話でもしながら
旦那さんやらお父さんやらが作った和菓子を食う。
……それだって、幸せじゃねえか。
安定した生活なんかよりずっとよ……。
穂乃果は一番可愛いよ
>>514
わた…海未もそう言ってましたよ
このスレ見てると俺も俺×ラブライブSS書いてみようかなって気にさせられる
ー自宅ー
明日部長に言おう。
俺はこの町が好きです、この町で働かせてくださいって。
怒られるかな……いや、でもそこまでじゃないよね。
prrrrrr
俺「ん?」
prrrrrr
俺「お袋から」
prrrrrr
俺「なんだろう」
prrrrrrpi!
俺「もしもし?お袋?」
母『俺?あのね、落ち着いて聞いて欲しいんだけど』
嫌な予感が頭をよぎった。
いや、というより嫌な出来事があったんだ、と、それとなく覚悟した。
母『お父さんがね……倒れたの』
┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /
_ノ _ノ _ノ ヽ/| ノ ノ 。。
/\___/ヽ
/ノヽ ヽ、
/ ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
| ン(○),ン <、(○)<::| |`ヽ、
| `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l |::::ヽl
. ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/ .|:::::i |
/ヽ !l |,r-r-| l! /ヽ |:::::l |
/ |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄
/ | .| | .| ,U(ニ 、)ヽ
/ | .| | .|人(_(ニ、ノノ
俺君の気持ちは嬉しい……けどずっと、ずっと待ってるから……行ってあげて?
俺に決まってるじゃん
今日の哲学スレ
俺「っ!……何があったんだ?」
母『……くも膜下出血よ。今手術中……助かる可能性高いそうなの……』
俺「そ、そうか」
ここで俺は一息ついた。よかった。親父は死なずに済むのか。
しかし、俺は思い出した。うちにはあまり金がない……貧乏という程ではない。
親父もまだ働いてる、俺も仕送りを一昨年までもらっていた……。
でも満足に暮らせる蓄えはなかった。
震える声で恐る恐る聞いた。
俺「その……金は……足りるのか?」
母『……ごめんなさい』
ああ、やっぱりか。
そりゃそうだ。手術して入院なんていくらかかるかわからない。
しかもその間親父は働けない……そうなったら暮らして行けるわけがない。
|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`) 俺の全財産置いとくね
|o ヾ
|―u' ④ <コトッ
| ミ ピャッ!
| ④
保険金が存在しない世界線だからその辺りのツッコミは無しな
俺「いくら……かかるんだ……?」
母『入院費含めて……120万くらい……っ!』
母が堰を切ったように泣き出したのが電話越しにわかった。
そっか……忘れてた……俺には親がいるんだもんなぁ……。
俺だけの人生だけど、俺は俺だけじゃないもんなぁ……。
意を決して、口を開く。
俺「お袋。俺、出すよ。全額」
母『!』
俺「後払いでいいんだろ?それ。俺が出すよ」
母『そ、そんな全部なんて』
俺「いいんだ。
ロクな親孝行もしてなかったからさ……俺に親孝行させてくれないか、お袋」
母『……ひぐっ、ぐすっ……ありがとう……俺……っ!』
俺「じゃあ、親父によろしく」
それだけ言って、俺は電話を切った。
うみりんはよ
俺「ふぅー……」
ゆっくりと息を吐く。
頭の中がごちゃごちゃなのに自分でも驚くくらい冷静でやるべきことがわかっていた。
やるべきことは一つ。
親孝行。
本社に行って働く。
それだけ。
俺「へへ……よく決心したな……偉いぞ俺……」
俺はやるべきこと以外のごちゃごちゃしたところを整理するため、
とりあえず布団に入った。
あぼーん機能って便利
盛り上がってきたな
そろそろ終盤か?
さすが俺だな
俺君なら結婚も諦めないよな
俺だしな
ー次の日ー
俺「ん……」
えっと……そうだ。本社、本社勤めになるんだ。
住む場所とか探さなきゃ……いや、確か社宅あるって言ってたってけ?
俺「シャワー……シャワー浴びよう」
とりあえずシャワーだ。目を覚ませ俺。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「ふぅ……」
整理しよう。
親父倒れる→金ない→本社で働く
よしこれだけだ。簡単なことじゃないか。なんて簡単なんだ。
静岡はお茶も美味しい……かな……。
俺「うっ……くぅっ!……行きたくねえ!行きたくねえよ!ちくしょうっ!」ボロボロ
婚約をして静岡に旅立つ俺
行きたくねえよ……。
穂むらに行かなきゃ一日が終わった感じがしねえし、疲れも取れねえ!
俺の業績が伸び始めたのだって穂むらに通い出してからだ!
穂むらはもう、俺の人生にとってかけがえのないものなんだよ……!
それなのに!そこから離れるなんて……俺には……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「うん、楽しみにしてるね!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
母『……ありがとう……俺……っ!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「ーーーーーーーーーーはぁ」
行こう。
俺は言ったんだ。お返しするって。親孝行するって。
俺「……部長の前だし、ワックス少なめかな」
ー職場ー
俺「部長」
部長「む……俺君か……」
俺「昨日のお返事に参りました」
部長「……場所を移そう。ついてきたまえ」
俺「はっ」
部長「……何か事情もあるのだろう?」
俺「!……はい」
ー穂むらー
俺「!……ここは」
部長「知っているのかね?」
俺「……はい、私が毎日通い詰めているところです」
部長「ふふふ、そうか。君とは趣味が合うな」
ガララッ
きっとこの部長はいい人
穂乃果ママ「いらっしゃいませ……あら」
部長「二名だ」
穂乃果ママ「珍しいですね……しかし二人ともお知り合いとは」
部長「部下だ」
穂乃果ママ「ふふ、なるほど。ではこちらへ」
俺「部長はよくいらっしゃるんですか?」
部長「ああ。昼時はいつもここに来ている。飯を食うところではないのだがな」
俺「部長は何を頼まれるんですか?」
部長「クリームあんみつ」
俺「!」
部長「俺君はどうするかね」
俺「私は……僭越ながら同じものを」
部長「……君とはつくづく趣味が合うようだな。すいません」
実は部長が穂乃果の恋人だったとかだけはやめてくれよ
ぶ、部長ー!
部長「私も昔、スクールアイドルをやっていてね…」
部長女性説
穂乃果ママ「お待たせいたしました。クリームあんみつです」コトッ コトッ
穂乃果ママ「ごゆっくりどうぞ」サッ
俺「……それでですね、部長」
部長「まあ落ち着きたまえ。まずは一口」パクッ
俺「失礼します」パクッ
部長「この控えめな甘さのふわふわとしたクリームと甘いあんこ。
実に合うとは思わんかね?」
俺「……私もそう思います」
部長「この組み合わせが好きでな……ここの旦那が修行してた頃から通ってた」
俺 (そんなに前から……)
男口調の女部長……不覚にも
部長「当時、ここの娘さんだったさっきの奥さんにあいつがプロポーズしてな。
正式にここの跡取りとなったのさ……ま、あいつは純粋に和菓子が好きだからな」
俺「お知り合いで?」
部長「もうあいつとはずいぶん長い付き合いになる」パクッ
俺「そうでしたか……」パクッ
部長「……さて、君の話を聞こうか。どうするつもりかね?行くか、行かないか」
俺「………………(言うんだ、ここで。この味に別れを告げるために)」
部長「……もう、決めたのだろう?」
俺「……はい、私は」
俺「行きます、本社に」
部長「……ほう。もし迷惑でなければその理由、聞かせてはもらえないか?」
俺「実は……」
こんな部長の元で働きたい
胸がキュッとくる
俺は部長に、親父が倒れたこと。家があまり裕福でないこと。全てを話した。
部長「・・・なるほど、親御さんのためにか」
俺「はい。ロクな親孝行もできなかった私ですから、せめてこのくらいは」
部長「……そうか」
部長が少し寂しげに俯いたように見えた。
部長「社宅はある、安心したまえ。他に私ができることがあればなんでも言ってくれ」
俺「はっ、ありがとうございます。部長」
部長「……私にできることなどそのくらいだ、すまんな」
俺「いえ、寧ろ親孝行のチャンスを与えていただき、ありがとうございました」
部長「……そろそろ出るか。ふふ、仕事もせず話し込んでしまったな」
俺「そうですね」
部長「まあ気にする必要はない。私から言っておく。先に出ていたまえ」
俺「ですが、お会計は」
部長「そのくらい私が出す」
俺「す、すみません。ありがとうございます」
俺……
俺「………………近所挨拶のために買っとこうかな」
つって、そんな金もないか。
これから頑張らなくっちゃな……!
ガララッ
部長「待たせたな」
俺「いえ」
部長「ちょっと一服いいかね?」
俺「はっ。おつけします」
部長「いや、結構。だいたい君煙草吸わないだろう」
俺「はい……すみません(結構……)」
シュボッ
部長「ふぅ……」
俺は結構になにをされたんだ
俺「ケッコウニナニカサレタヨウダ」
部長「俺君、本当にこの町に未練はないか?」
俺「・・・」
ないと言ったらもちろん嘘になる。
だが女々しいかな、口に出したら離れられそうにない。
俺「ありません」
部長「そうか……」ジュッ
部長は煙草を携帯灰皿に押し付け、何処か遠くを眺めた。
部長「・・・戻るか、会社に」
俺「はいっ」
俺は力強く返事を返し、歩き始めた。
部長「あ、μ'sのグッズは同僚君に頼んでおくよ」
俺「あっ、ありがとうございます」
本社が東京に来ればみんな幸せ
ー終業後ー
今日は穂むらに寄るのやめようかな……。
ここを発つのは明後日。明日は荷物をまとめるために休みをくれた。
元々家に荷物もないし。明日行こう。そして言おう。ここを発つと。
俺「……いや、言わなくてもいいかな?なんというか、良き隣人という感じだし」
……あなたの親愛なる隣人。なんだっけこれ。キノコ狩りの男?
ー自宅ー
とりあえず明日、ホワイトデー代わりに何か持っていこう。何がいいかな。
今回のは穂乃果ちゃんだけに渡せばいいんだから、極力本人の趣味に合うものを……。
やっぱりいちごか?
/: : -=yァ': : : : : : : : : : : : : : :丶: : :ヽ
.: :く ゜: : : : : : : : : :..:|__,,: : : : : :\: : :.
|:..:/∨: : : : : :|: : : : : :..| ⌒¨`:, : : : ,.: : :,
|: :⌒i: : : :|..:/|: :.|: : :|: |,.--- 、 ′: : ゚:,:..: :,
|: : : :|: : : :| l斗: :|: : :|リ i : : : i: : :|
|: : : :|: : : :リ \{,: : | x==ミ |: : : :|: : :ト、___,.
|: : : :|: : : :| x=ミ \:} 〃_)小 》}: :.:..:}、:.: : \
}: : : :l: : {: |〃_)小 ヽ 込ツ ノイ:.:/ }: : : : : :ヽ
/: : : : :, :..:八 込ツ , i::i::i::i /:/,ノ:ヾ}: : \: :,
//: :../ : /}:l:、: {\i::i::i ―┐ /イ、_:_:_:,:}:_:_:_:八}_
}: / : / j八\ト { | /} }ニ|ニニニニニ/ニ`ヽ
{ / {:..:{ イ: : :个:.... 丶 _,ノ / .′|二|二二ニ/ニニニ∧
リ }: :| 乂>=ニニ{≧r--- / |二|ニニニ=′二二∧
乂{ ハニニニ二|ニム \_/ ---、jニニ}ニニニ|ニニニニニハ
/ニ{=ニニニ|二ムー‐y':.:.:.:.:.:.{=<ニニニニ|ニニニニニニi
/ニ∧ニニニニ>=}:.:/ヾ:⌒ヾニニニ/ニニ=1=|ニニニニニ}
/ニニニ∧={二/二/:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.〉=/==== {ニ{二二ニム
/=ニニニニニニハニ二\ニヘ-' ∨ニ/ニニニニニニヾニニニニニニム
. /ニニニニニニニ/ ∨ニニニ\ニ\ {!=/ニニニニニニニニ',\ニニニニハ
/ニニニニニニニ/ マニニニニニ丶 ヾ}イニニニニニニニニニハニニニニニニハ
ー次の日ー
さあ今日作って行きますのはぁ!イチゴケーキです!
まずはイチゴクリームを作って行きましょう!
イチゴと砂糖、それから水を少し入れシロップを作るように煮詰めます!
シロップが赤くなってきたら、
固まらないようにちょっとずつ水を足しながらかき混ぜましょう!
そして酒……ラム酒やブランデーを入れて香りを残しましょう!
これを作りかけの生クリームに突っ込みます!
残ったイチゴはミキサーにかけて一緒に混ぜます!これでイチゴクリーム完成です!
美味しいラブライブクッキング!始まったな
:::::::::/:::::::::::::: : : : : : : :/ :..:/ /:./: : ::::::::::::::::: : :|: |:|`¨¨¨乙...,,__: : : : : : : :::::::::::::::::::::|
::::::::::::::::::::::: : : : : : : :/ :..:/ /:./ !: : :::::::::::::: : : :|: |:| ⌒ヽ: : : : : : :::::::::::::::::::|
::::::i:::::::::::::: : : : : : : : : :/ : :i |: : :::::::::::: : :..:..|: |:| ‘。: : : : : ::::::::::::::八
::::::|::::::::::::: : : : : : |:..:/|| i: :| |: : : ::::::: : : : : : :’j i: : : : : :::|::::::::::::::::
::::::|::|:::::::::.: : |: : : |: :| || |: :| |: :..| ::: : : : : :/:/ ′ |: : : : : :::|:::::::::::::::::
::::::|::|:::::::::.: : |: : : |: :| || {: :| |: :..|: : : : :| :/:/ / |: : : : : :::|:::::::::::::::::
::::::|::|:::::::::.: : |: : : |: :|斗---ヘ{ー∨ |: : : : :|/{/t/----------- 、|: : : : : :::|:::::::::::::::::
::::::|::|:::::::::.: : |: : : |∨ j!______}__,∨: : :| : | / /-- ______________ /{: :.}: : ::::|⌒i::::::::::
ー‐|:ハ::::::..: : :|: : : | 斗-=元=气k∨ゝ}:..:| 厶斗=元==气 /}: :}: : ::::| |::::::::::
,ノl| |:::::..: : :| : : :{ 《 乂辷r少 ⌒ } ∨{ 乂辷r少 》/ 1:./: : ::::: ′/
l| :::::..:.: :| ∨ :, ` ー== \ ー== ´ |/: :::::::/ //
l| \::: : | V:{ :: /: :::::::/ イ/ /
l| ,. --――-- ! ,,.. ----―‐‐…… ./
> ´ `¨¨¨¨..,,¨¨¨¨¨¨¨¨´ `
` ..,, 丶
` ..,,
あとは普通にケーキを作るだけ!スポンジは市販のものを用意しました!
クリームを塗って、イチゴを乗せて挟んで……完成です!イチゴケーキ!
俺「やっぱ料理番組風は楽しいな……さて、これを穂むらに……」チラッ
ー14:07ー
俺 (……まあいいや持っていこう。俺だけとは思うが、会ったら別れが辛くなるからな)
ー穂むらー
ガララッ
穂乃果ママ「いらっしゃいm……俺さん」
俺「どうも。あの、これを穂乃果ちゃんに渡しておいてくれますか?」
穂乃果ママ「……わかりました」
俺 (?なんだこの対応は……暗いような……)で、お饅頭3……10個ください」
穂乃果ママ「……かしこまりました。1680円です」
俺「1700円で」
穂乃果ママ「20円のおかえしです。ありがとうございました」
俺「どうも」
ガララッ ピシャッ
穂乃果ママ「……………………」
はいはいごめんなさいねあぼーん
ー自宅ー
あとは荷物まとめて、管理人さんに挨拶して、同僚やみんなにも……。
もっと饅頭買っとけばよかったな。
……ここでの生活はいいものだった。
越してきてまだ三ヶ月も経ってないが……いい町だった。
結局他のμ'sメンバーには会えなかったが、俺は穂乃果ちゃん推しだし、幸せだ。
……明日は早い。早く寝ることにしよう。
http://i.imgur.com/ca1NW2s.jpg
LPとお守り吐き出してきていいですか
スクフェスは遊びじゃないから仕方が無いな
保守しとくよ
微熱EX終盤ワロタ
の
ん
ー次の日ー
俺「ん……くぁ…………はぁ」
……いい朝だ。空気が澄み渡ってる感じがする。晴天で旅立ちに相応しい。
俺「まだ暗いけどな……」
とりあえず朝飯……頭回わんねー……朝飯食おう。
ーコンビニー
俺「・・・・・・」ボー
俺「これください」
店員「105円です」
俺「一万円から……すいません、105円で」
店員「105円ちょうどお預かりします、ありがとうございました」
俺 (メロンパン最強だな)
続きキタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!
そろそろ管理人さん起きてるだろう……行ってみるか。
コンコン ガチャ
管理人「はい。……ああどうも俺さん。静岡へ行かれるようで」
俺「はい。お世話になりました」
管理人「と言っても、まだ三ヶ月も経ってませんがねぇ」
俺「そうですね」
管理人「……どうでしたか、この町は」
俺「……皆さん優しくて非常にいい町でした。
それに夜は静かで都心がすぐそこ。またここで暮らしたいですね」
管理人「そうですか……いつでも帰ってこれるように、あの部屋空けときましょうか?」
俺「……いや大丈夫ですよ。帰ってこれるかもわかりませんから」
管理人「ふふ、そうですか……。
こちらに何か約束を残して行かれては、と思いましたが。
私のようなあまり関わりのない人間とならば別れも惜しくならないでしょう。
あ、効力が落ちますね」
俺「はは、そうですね」
俺「……では、そろそろ」
管理人「ええ、では……。
今度会う時はこんなボロアパートより大きな家に住めるようになってることを祈りますよ」
俺「……ありがとうございます。お世話になりましたっ!」バッ
管理人「ええ、お気をつけて」
俺確かにボロいが、一部屋ごとにキッチンがついてて……いい物件だった。
もうここに戻ることは……たとえ音ノ木坂に戻ってきてもないだろう。
ってダメだダメだ!音ノ木坂に帰って来るなんて!土日使って遊びに行くで十分!
結構頑張ってる>>1を応援してやれよ!
ー職場ー
「お前ともこれでお別れだな……短い間だったが楽しかったぜ」
上司「ああ、お前ならやれる。がんばってこいよ」
部長「これが乗車券だ……応援している、頑張れよ」
俺「はい!ありがとうございます!お世話になりましたっ!」
俺「ちゃんとグッズ送れよ!」
「わかってるって!」
気の合う同僚、うるさ……厳しい上司。怖いが優しい部長……良い職場に恵まれた。
新しいところでうまくやって行けるか、そんな心配もあるが……
やるしかないんだ。やると決めたんだ、俺は……
俺「やるったらやるっ!」グッ
「うわっきしょっ」
俺「屋上」
穂乃果ちゃんどこ行った
ー東京駅ー
ついに来てしまった……東京駅。よくぞここまで辿り着いた……偉いぞ俺。
荷物は昨日送ったし、今日の夜には届くはずだ。挨拶回りしてれば夜になってるだろ。
……ケーキは食べてくれただろうか。結局またホールで作ってしまったが。
雪穂ちゃんにも喜んでもらえただろうか。
結局話す機会はほとんどなかったな……まあドライだししょうがないか。
……そろそろ時間だ。ホームに行こう。
……何を未練がましく待ってたんだ俺は。来るわけないだろ……自惚れんなよ……。
ああ……俺は結構頑張ったよ俺……
激励の意味を込めて頑張って描いた!
頑張>>1http://i.imgur.com/ww6c0xP.jpg
>>739
結構どころじゃなくてすごくかわいい
http://i.imgur.com/nxe8ClZ.jpg
抗うことが許されない
>>744
この画像見るとμ'sメンバーのパンツのスレ思い出す
そろそろ新幹線が出るな……もう音ノ木坂ともしばらくはお別れか。
人付き合いも大事だからな……ふふっ、とりあえずお饅頭の消費期限は三日後。
一日一個食えばやってれるさ……同僚にも頼んだしな。
ーーーーまもなく、一番線の
さて、じゃあもうお別れの時間かな。気合い入れてくか。
ーーーーーー電車が、発車致します
へへ……待ってろよ親父、お袋!親孝行してやるからな!
ーーーーーー危ないので、枠線の内側まで
さらばだ、東京、音ノ木坂。
ーーーーーーーーーーーーお下がりください
ガタッ
グォングォングォングォングォングォン……
俺「くぅっ……!ううっ……!」
もう一目……最後にもう一目……!会いたかった……!穂乃果……!
>>739
家宝にします!本当に本当にありがとうございます!
ー同日 音ノ木坂 21:24ー
穂乃果「……俺さん来ないねー。どうしちゃったんだろ。昨日のお礼もしてないのに」
穂乃果ママ「……実はね、穂乃果」
穂乃果「なに?」
穂乃果ママ「静岡に……転勤したらしいのよ……」
穂乃果「えっ……」
穂乃果ママ「急に決まった話らしいのよ……」
穂乃果「そんな……せめて一言くらい言ってくれても……」
穂乃果ママ「別れが辛くなるから、言わなかったんでしょうね……」
穂乃果「………………」
穂乃果ママ「出会いがあるから別れもある、そういうものなのよ……穂乃果」
穂乃果「………………」
ホノカチャン!
ー同日 静岡ー
俺「本日付けでこちらに配属となりました。
俺と申します。皆様よろしくお願い致します」ペコリ
「ああ、よろしく」
「こちらこそよろしく」
「よろしくお願いしますー」
俺 (いい人達そうでよかった……)
「一通り挨拶も済んだだろう?社宅へ案内するよ。荷物も届いている」
俺「はっ」
ブロロロロロ……
俺 (何年先になるかはわからない……だが絶対にいつか音ノ木坂に戻って……)
俺 (伝える、この気持ちを。三つしか変わんねーし大丈夫だろう……多分)
俺 (なーんて、な。その頃には彼氏とかできてるんだろうなぁ)
ー社宅ー
「ここが君の部屋だ。荷物は運び込んである」
俺「ありがとうございます」
「今日は移動で疲れただろう。ゆっくり休みたまえ」
俺「お気遣い痛み入ります」
「明日一日は職場の雰囲気に慣れたり、周辺を回ってもらう。
本格的に働くのは明日からだ。期待しているぞ」
俺「はい!頑張ります!」
「ああそれから。これは君のところの部長からだ」スッ
「ではな」
俺「・・・紙?」
穂乃果「・・・・・・」
穂乃果 (なんで……なんで行っちゃったの……?俺さんのバカ……)
穂乃果 (あのケーキはそういう意味だったんだね……。
そんなんだったらあのケーキなんて欲しくなかった、もう一回会いにきて欲しかった)
穂乃果 (・・・土日とか、遊びに来てくれないよね。忙しいだろうし)
穂乃果 (……また暇な店番かぁ)
コンコン
穂乃果「……はい」
穂乃果パパ「入るぞ」ガチャ
穂乃果「お父さん……どうしたの?」
穂乃果パパ「お前にこれを」スッ
穂乃果「???」
穂乃果パパ「じゃあな。ほどほどにしろよ」バタン
穂乃果「??(何が書いてあるんだろう)」
俺さん…
今寝たら落ちるよ
俺「えっと……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「これは……」
『高坂穂乃果:番号080-○○○○-○○○、アドレスhonoka@○○○.ne.jp』
『俺:番号090-○○○○-○○○、アドレスkekkoudesu@○○○.ne.jp』
俺、穂乃果「「連絡先!!?」」
キタ━━━━━━━━m9(∀゚)━━━━━━━━!!
パンツ弾け飛んだ
遠距離恋愛!で続編期待してる
俺「な、なんでっ!?部長がこれを!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
部長「もうあいつとは結構長い付き合いになる」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「部長……」
俺 (早速かけてみるか!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果 (えっ!?これ本当に俺さんの!?な、なんでお父さんが!?)
穂乃果 (ほ、本物なのかな……?と、とりあえずまずはメール?)
ブーッ、ブーッ、ブーッ
穂乃果「うひゃあっ!」
着信:090-○○○○-○○○
穂乃果 (っ!同じ番号!)スッ
穂乃果「も、もしもしっ!?」
部長は結構いいやつだった
/;;:: ::;ヽ./;;:: ::;ヽ../;;:: ::;ヽ./;;:: ::;ヽ/;;:: ::;ヽ.
|;;:: ィ●ァ ィ●ァ::;;||;;:: ィ●ァ ィ●ァ::;;||;;:: ィ●ァ ィ●ァ::;;||;;:: ィ●ァ ィ●ァ::;;||;;:: ィ●ァ ィ●ァ::;;|
|;;:: ::;;|.|;;:: ::;;|.|;;:: ::;;||;;:: ::;;||;;:: ::;;|
|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|.|;;:: c{ っ ::;;|
|;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;|
ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/
/;;:: ::;ヽ./;;:: ::;ヽ../;;:: ::;ヽ./;;:: ::;ヽ/;;:: ::;ヽ.
|;;:: ::;;|.|;;:: ::;;|.|;;:: ::;;||;;:: ::;;||;;:: ::;;|
|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|.|;;:: c{ っ ::;;|
|;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;|
ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/
/;;:: ::;ヽ./;;:: ::;ヽ../;;:: ::;ヽ./;;:: ::;ヽ/;;:: ::;ヽ.
|;;:: ::;;|.|;;:: ::;;|.|;;:: ::;;||;;:: ::;;||;;:: ::;;|
|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|.|;;:: c{ っ ::;;|
|;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: トェェェイ ::;;;|
ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ヽニソ ::;;/
/;;:: ::;ヽ./;;:: ::;ヽ../;;:: ::;ヽ./;;:: ::;ヽ/;;:: ::;ヽ.
|;;:: ::;;|.|;;:: ::;;|.|;;:: ::;;||;;:: ::;;||;;:: ::;;|
|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|.|;;:: c{ っ ::;;|
|;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;|
ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/
/;;:: ::;ヽ./;;:: ::;ヽ../;;:: ::;ヽ./;;:: ::;ヽ/;;:: ::;ヽ.
|;;:: ::;;|.|;;:: ::;;|.|;;:: ::;;||;;:: ::;;||;;:: ::;;|
|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|..|;;:: c{ っ ::;;|.|;;:: c{ っ ::;;|.
|;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;| |;;:: __ ::;;;|
ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/ ヽ;;:: ー ::;;/
俺「も、もしもし!?ほ、穂乃果ちゃん!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「は、はい!お、俺さんですか!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「あ、ああ。俺だよ俺俺!(いかん頭真っ白だ)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「そ、その声は俺さんですね!一瞬オレオレ詐欺だと思っちゃって……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「あ、ああ!電話越しじゃ、俺って言っても伝わらないからな!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「そ、そうですよ!一回落ち着きましょう!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「って敬語になってるぞ穂乃果くん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「あ、う、えと!……深呼吸!」
穂乃果「すぅ……はぁ……すぅ……はぁ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……落ち着いた?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「はい!」
ほのかわいい
わた穂乃果ちゃんって可愛くない?
穂乃果「それでその……な、なんで何も言わないで行っちゃったんですか!?」
俺『け、敬語……』
穂乃果「ちゃんと教えてくれるまでこのままですからね!」
<お姉ちゃんうるさーい!
穂乃果「・・・・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺 (なんて説明しようか……単純に別れが辛くなるから、でいいかなぁ?)
穂乃果『その……』
俺「!」
穂乃果『本当に寂しかったんですからね……?』
俺「……ごめん、悪かった」
穂乃果『それで、どうして急に行っちゃったんですか?』
俺 (洗いざらい、包み隠さず話そう)
俺「実は……」
__,,,,、 .,、
/'゙´,_/'″ . `\
: ./ i./ ,,..、 ヽ
. / /. l, ,! `,
.| .,..‐.、│ .|
(´゛ ,/ llヽ |
/'",i" ゙;、 l'ii,''く . ヽ
/ ...│ ゙l, l゙゙t, ''ii_ .!
: /.._ / ヽ \\.`゙~''''''"./
.|-゙ノ/ : ゝ .、 ` .`''←┬゛
l.",! .リ |
l":| .~''' ,. │
l; :! .|'" ...ノ,゙./ │ ほのかちゃん大好きだよぉぉ!
.| .| ! ,i│ |
:! .l. } ,i'./ |
:! .| :| . / .|
+ へ/ \ へ +
___./\i / '''''' '''''' \ /\___
+ / \.r/ ヽ-/ \ +
/ ./~\.`l::::::::: (●), 、(●)、.: |._./~\. \
/. /,- ―-`|:::::::::: ,,ノ(、_, )ヽ、, |.-―- 、.\. \
+ / i/~, -.ニニ |::::::::::::::::: `-=ニ=- ' |ニニ-、. i. ヽ ヽ +
| l | i/ _ ヽ:::::::::::::::::::. `ニニ´ ノ. \i `l | .|
/././ / //~// /ヽ/ヽ__/⌒___i⌒.i __i⌒:i ヽ.i|ヽ~ ̄\ ヽヽ.ヾヽ
. ~ | | .| | |/ |. | ( | i | :| ヽ´ ヽ.| | ヽ / | | i ~ +
/./| | ヽ | ,|. |ヽ ヽ.i | :| | > / | .|/ | .|ヾヽ
. + ~ | |. | .|. | |\` i | | | / // | .| .| | ~
/./ ヽ. | /,.,/ ヽi l | |/ / | / `、ヽ
. ~ I_| <.,ノ i,,,<,,,,,,/ |_I
穂乃果『!……そんなことが』
俺の話をすべて聞き終えた穂乃果は、少しショックを受けていた。
話さない方がよかっただろうか……。
穂乃果『ごめん……さっきはわがまま言って』
俺「いや、いいんだ。
それに挨拶する時間くらいあったのに行かなかったのは俺だしさ」
穂乃果『じゃあどうして……?』
俺「……別れが惜しくなるからさ」
穂乃果『……でも、せめて一言くらい』
俺「……言う勇気がなかったんだ。
言いに行ったら、そこで繋がりが切れてしまうんじゃないかって思うと……」
俺「……言えなかったんだ。ごめん」
穂乃果『……俺さん』
二人は合体
俺「……はは、女々しいよな、ごめん」
穂乃果『ううん、その気持ち、穂乃果もわかるよ』
俺「!」
穂乃果『別れを告げたら……会えなくなっちゃうかもしれないもんね。
キッパリとっていうか……会う約束しても、そこで一区切りついちゃうっていうか』
俺「……穂乃果ちゃん」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「だからね、今こうして、またお話しできるのが……すごく嬉しいんだ」
俺『…………』
穂乃果 (いつの間にか俺さんは、穂乃果の中で大切な存在になってたんだね……)
穂乃果「俺さんが来なかった今日の穂むらは……なんか寂しかったよ」
俺『………………』
仕方ねぇな俺が今度から穂むらに通うか
穂乃果はやっぱり可愛いなぁ
>>831
クソコテじゃ役不足だろここは俺が一肌脱ぐとこだ
>>833
いやいやいやいやここはコテ持ち+忍法帖Level40の俺が通うべきだな
穂乃果は絶対俺が幸せにする
やく‐ぶそく 【役不足】
[名・形動]
1 俳優などが割り当てられた役に不満を抱くこと。
2 力量に比べて、役目が不相応に軽いこと。また、そのさま。「そのポストでは―な(の)感がある」
穂乃果「だ、だからね!俺さん!」
穂乃果 (繋がりが離れないように、伝えたい!この気持ちを!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「あ、ああ!」
俺 (な、なんだこの流れ。ま、まさかっ!
いや、それはだめだ!あと2,3年はこっちで働かなくては!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「ほ、穂乃果と!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「お、おう!」
俺 (やめろおおおおおおおおおおおおお!!聞きたいけど聞きたくねえ!!!!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「メル友になってくれませんか!?」
ε=\__〇_ ズコー
俺「・・・・・・え?」
穂乃果『だめ……かな?』
俺「いやいやいやいや!全然いいよ!ガンガンメールしてきてよ!」
穂乃果『やったあ!』
俺 (やべーよ絶対告白だと思ったようわ恥ずかし何自惚れてんだ俺)
穂乃果『えへへ、俺さんと話しないとなんか一日が終わった気がしなくて』
俺「そっかぁ……いる時はいつもだもんなぁ」
穂乃果『あ、でも今はLINEって言った方がいいのかな?
でもLINE友になってくれませんか!?じゃかっこつかないよね』
俺「ああ、うん。そうだな(なんなんだくそぅ)」
穂乃果『じゃあLINE追加しとくね』
俺「ああまて、インストールしてない」
穂乃果『えー。使ってなかったんだ』
俺「お、おう」
穂乃果『えへへ。じゃあ穂乃果が一番だね!』
俺「!……ああ、そうだな」
穂乃果に初めてを貰われる俺は今すぐ刺されるべき
これ俺が俺の友達になれば穂乃果ちゃんのLINEID友達の友達リスト乗るんじゃね?
>>857
これが天才か
穂乃果『……何この名前』
俺「気にするな。癖なんだ」
穂乃果『まあいいけど……』
俺「というか本名で登録してるのか?危なくない?」
穂乃果『未成年は知り合いじゃないと登録できないから大丈夫!』
俺「それならいいんだが……」
穂乃果『さっそく送ってみたよ!届いてる?』
俺「……ああ。でもなんでこれなんだ」
穂乃果『癖なんでしょ?』
俺「うむ……」
俺「っと。もうすぐ11時だぞ」
穂乃果『あっ!いっけない!明日も学校だしもう寝なきゃ!』
俺「ただでさえ色々やってて忙しいだろう?早く寝なさい」
穂乃果『はーい。それじゃあね!おやすみ!』プツッ
ツーッ、ツーッ、ツーッ…
災い転じて福となるってか?まさか連絡先を交換できるなんてな……。
ふふ、へへへへ。
俺「はははははははは!!部長!!ありがとうございます!!俺頑張ります!!!」
ガチャ
「すみません。結構うるさいのでもう少し静かに」
俺「……すみません(結構……)」
明日学校だよぉ
とりあえず荷物バラして、今日は寝るとするか……。
バタン
ー社宅 自室ー
ガサゴソ
俺 (とりあえず着るものとタオルを……)ガサッ
俺 (お、お饅頭忘れてた。食べちゃお)パクッ
モグモグ…
ブーッ、ブーッ
俺「?」
高坂穂乃果:
あ、新商品の牛煮込み饅頭できたんだ!よかったら食べに来てね!
俺「……ふふっ」
俺:
結構です
終わり
さあ本日学校、または仕事の方は全員おやすみください。
お付き合いいただきありがとうございました。
お疲れ様
/ /,. Y__ヘー 二く: : ヽ: ∠--_、__,. , ---\: : : ⌒>'⌒,ー─'二< ヽ.、
/ , '//二\> 人 ): : /:∠二、 ´_二二_'ヽ:: : :/ 人く >'二 \ \ \
, ' // // ヽ.i | __/ / ,. ― ミヽ /,. ―-、ヾ,マ、_ / // / \ ;. \ \
,' , ./ !.、.● ノ,ィュ__/,、匸:| { ● }}={{ ● } |::] ,、ヽ__ 《ミュ \_.●ノノ ー-、゙、
, --. |.//./,二 -Z'' 三 r―/: :|├/ヘヽゝ--彡'―ヾミ ---'ノノヾ┤|: :├: 、 'ー、''ミv‐二゙\\ !
_i_: : : : : 、| | / ● ,.ィ゙ /: : : : :ハ Y `三三{_ _}三三´_ Yノ : ノ: : :}:、 \k、● \\ イ
|: : : : : : : :、、ヽ_ /;ソ、 ,V: : : : : :`| ({{ : : : : : : ≧≦: : : : : : : }}) |: : : : : ノ、Nir、_ ノ,、\ ./ ノく
/,┬ ミ . ノく >- ,ィ'彡': : :Y` ヾ: :_ -ヽ  ̄マ ̄ ̄  ̄ ̄タ ̄ /‐- :_: : : :}ヾ、: : :ヾミュ -- くノ :{、
, N 冖;く ,. 〉 _人` ヾ: : :./ ,/ / \ ` ー---‐ ´ /  ̄\ ゙ヽ: : ヾ  ゙̄《,v | ヽ、
/゙ , ン,二 ミ , ,: : !: : : -、 〈ミ‐ '  ̄ ̄ ,/ ` ー .____, - '" \ ゙  ̄.\ィリ //\ヽ、\
./ .| .| | / i. 川:/: : : !: : \_ __ - ゙´ ヽ 、 __,/: : : :ノ:く .| | l 、
| '、 '、l ●.ノ,r‐-ヽ: : : : : : : :イ |  ̄ ̄ \: : : : : : :ノノ./. ∨ :,
| , `ヽ== イ Ⅵ\:_: :- '´ | ! |Ⅳ ヽ: : :Y´ '´ .| |
| | , 上 ,! . /\.! またSS書いてくれよな | ! |lA ,゙ー´=‐-、 、 .!
.、 , !、/イ ●ヾュ、_イ :|_人: : : ヽ | ゙、 !: : 川 /' ● .i .| l | !
. ヽ | 、| | .| 川: ./: : :_ : : : \ ___ ヽ ヾ |,. ':ー : :ヽ、 ノ .| ! .| /
゙ ヽ ー-二 / 川:. >' : : : _ :/_ `ヽ 、 ゙__ /: : : : : : : :L ,.ィ ,/
ー凵 < ミツヽ/, ' (イ.\ __ \ ,. ‐ ´ ̄ ̄ ̄` ‐ .、 , '´ ̄  ̄\: 、: : :r ´N ´
! 、二 彡 ̄ | /-、__ ,ィ;ュ : :\ `_ / , -─‐-- 、 \ _ , .-t ,/:ヾ} ト 、ヽノノ
|、: : : : : : :| く>二 ヾミュ、: : { : : : : ‐-/ __ム__ __〉、_ ヽ‐ : : :ヽ 、 /: : :,ィュ,- 、Y 〉 l|
| : : : : :,ヾr ./ \/ ヾミ/: : : : : | ({{ : : : : : : :><: : : : : : :}}) |、: : : : : ∧_ ≪/二 く 〉〈
 ̄ヽ-,' 、\\ ● l!.、 . {: : /: :/A ,三三{ }三三 、 人V: : : : :/ f/´ ヽ ゙、 |
! 、\.\>=≪, -ミ 〈`.┤__!├、 / /r─‐ ミュ─ 彡─ くヽ∨┤|: :/─´ /_、 ●./ ,イ ゙;
゙、\- 、 i | ● \ヾ' ‐ヽ_ [::| { ● }}={{ ● } |:コ__/: :/イ〉,'三ミぐヾ二.-.' ' ./|
\ \ | \ _ノ| , _ .r 'ム、、ー‐._ / ヽミ ─ / /:ミソ´ 彡'/ ● ∧ ///
\ \_>,_ く >.y /: : ヽ, 二二 , __ ,二フ: /: ト、 ( | 、 // r ' ./
` ー - -‐ '' ヽ -へ ,r : :\─‐ ' ´ ` ─ ラ'i : :\く_<ヽ、__/// /
ー三日後ー
仕事が始まってからというもの、
穂乃果からのLINEに返信するのが夜になってしまっている。
そのせいか会話が途中で終わったりすることがザラである。これは由々しき事態だ。
電話は会社が違うのでやめた。
お金がかかりすぎる。
そして今日も夕飯を食べながら穂乃果からのLINEを待っている時だった。
prrrrrrrr
prrrrrrrr
俺 (見ない番号だな……)
俺「もしもし?どちら様でしょうか?」
穂乃果『あ、俺さん?』
俺「え?穂乃果ちゃん?電話番号違くないか?」
穂乃果『あーうん。変えたんだ。会社違うとロクに電話できないからね』
俺「……なんかわざわざ悪いな」
穂乃果『ううん。他のμ'sのみんなもこの会社多かったし、いい機会かなって』
俺「そっか。それならまあいいんだが」
穂乃果『ところで明日土曜日だけど……』
俺「………………」
穂乃果『……だよね』
俺「すまん、こればっかりはな。会社の付き合いもあるし」
穂乃果『無茶言ってごめんね?』
俺「いや、いいんだよ別に。俺だって行きたいしさ」
穂乃果『そっか……じゃあ来るの楽しみにしてるね?』
俺「ああ、じゃあな」
穂乃果『うん。おやすみ』プツッ
本日学校、または仕事の方は全員おやすみすることを強くお勧めします。
などとカッコつけているものの……。
俺「金ねぇ……」
そう、新幹線代がないのである。
俺「ライブ……vita……sololive!……ヴァイス……汚いなさすがハゲ汚い」
親孝行すると言った手前、もちろん計画的な貯金はしている。……しているのだが。
俺「歓迎会からこっちもやししか食ってねえ……」
もやしは万能にして最強の食材である。
だから今はまだ飽きていない……だが、あと一ヶ月もすれば飽きるのは確実。
俺「なんとかしなくては……!」
思い立ったが吉日。
さっそく俺は近所……から少し遠くの業務用スーパーへ向かった。
ー業務用スーパーー
……閉まってるよね。知ってた。
ー社宅 自室ー
くそ……どうすればいいんだ。
仕事終わる時間ならまだ開いてるっぽいけどギリギリだ!
入念な下調べが必要だな。明日は徹底調査だ!
ー次の日 業務用スーパーー
うどん一玉10円!?やっす買お!
ポテトフライ2kg500円!?これも買わねば!
おお!これも安い!これも安いぞ!すごいな業務用スーパー!毎日来たい!
ー帰宅後ー
なぜ俺はあんなことを……余計な物までかいやがって……!
ケーキとか作ってる場合じゃねえだろ!くそっ!どうすんだこれぇ……
高坂穂乃果:
今なにしてる?
俺:
悩み事
高坂穂乃果:
相談乗る?
俺:
住所教えて
高坂穂乃果:
なんで?
俺:
いいから
高坂穂乃果:
東京都音ノ木坂…………
俺「もういっそのこと送ろう。うん」
お菓子とか腹たまらないからね。ならいっそのことプレゼントにした方がいいわ。
俺「こう……さか……ほ……のか……っと。これでよしっと!」
急にお菓子送られてきたらビビるかな?はっはっはっ。
ー数日後 穂むらー
ピンポーン♪ オトドケモノデース
雪穂「はーい」ガララッ
「俺様から高坂穂乃果様宛です。こちらにサインかハンコをお願いします」
雪穂「はい」ペタッ
「ありがとうございましたー」ガララッ
雪穂 (……そういや最近見ないなぁ)
穂乃果「雪穂ー?今のなんだった?」
雪穂「あの人からお姉ちゃん宛だって」
穂乃果「えっ?ホントに?」
雪穂「嘘ついてどうすんのよ……」
穂乃果「それもそうだね。どれどれ~」ビリビリ
雪穂「……おかし?」
穂乃果「だね」
雪穂「……たかし?」
穂乃果「だね」
雪穂「なんでまた急に……」
穂乃果「さあ?」
雪穂「お姉ちゃんもわからないの?」
穂乃果「うん。さっぱり」
雪穂「????」
穂乃果「でもさすがにちょっと多くないかな?」
雪穂「うーん。まあ食べ切れるとは思うけど。そうすると毎日のおやつがね」
穂乃果「そうだ!みんなに配ってくるね!」
雪穂「わかったー」
穂乃果「あ、これ雪穂と亜里沙ちゃんの分ね!じゃっ!」タッ
雪穂「…………」キョロキョロ
雪穂「やっぱこれだねー♪」
穂乃果「ん?なに?」
雪穂「な、なんでもないよ!」
>>911
おれがお届けされた!喜んでくれるかなワクワク
>>915
ようたかし
穂乃果「じゃ、行ってくるね!」ガララッ ピシャッ
雪穂「・・・・・・」
穂乃果ママ「あら、雪穂。そのお菓子は?」
雪穂「あー……えっと確か……俺さん?から送られてきたよ」
穂乃果ママ「ふーん」
穂乃果ママ (手術入院費のために行ったのに?本当かしら……心配ね)
ー園田家ー
ピンポーン♪
海未「はい」
穂乃果「お菓子いる?」
海未「なんですか唐突に」
穂乃果「お菓子もらったの。だからわけようと思ってさ」
海未「そういうことならありがたくいただきましょう」
穂乃果「はい、どうぞ」
海未「ありがとうございます」
海未「あ、絵里と真姫も来てるので二人の分もください」
穂乃果「はいどうぞー」
海未「ありがとうございます」
穂乃果「じゃーねー」
ー海未の部屋ー
絵里「なんだったの?」
海未「穂乃果がお菓子をくれました。一旦休憩にしましょう」
真姫「ん、それもしかしてトッポ?」
海未「ええ。もしかして真姫、あなたは」
真姫「トッポ派よ。だって最後までチョコたっぷりだし」パキッ
絵里「わたしもトッポ派。だって最後までチョコたっぷりなんだもの」パキッ
海未「私もトッポです。だって最後までチョコたっぷりなんですから」
真姫「やっぱこれだね~」
うみまきえり「ロッテのトッポ」
うみまきえりの3P事後
こんなのとID被ってて最悪だは
ーみなみけー
ピンポーン♪
ことり「はぁい!……穂乃果ちゃん?どうしたの?」
穂乃果「お菓子もらったからみんなに配ってるんだ!よかったらもらってね!」
ことり「いいの?ありがとう穂乃果ちゃんは。
……あ、今希ちゃんと花陽ちゃんも来てるから、二人の分ももらっていい?」
穂乃果「いいよ!はいどうぞ!」
ことり「ありがと!じゃあね」
ーことりの部屋ー
希「どしたん?」
ことり「穂乃果ちゃんがおかしくれたんだ!一回休憩にしよっか?」
花陽「なにもらったの?」
ことり「ん~とね……パイの実」
饅頭一個が168円もすんのか…
>>932
モチーフになった実物は225円する
ー矢澤家ー
ピンポーン♪
にこ「はーい……って穂乃果じゃない。どうしたのよ」
穂乃果「お菓子もらったから配ってたの!はいあげる!」
にこ「ん、いいの?ありがと。……凛もいるから凛の分ももらっていいかしら?」
穂乃果「うんいいよ!妹ちゃんの分もね!」
にこ「穂乃果……!ありがとう、じゃあね」
ーリビングー
凛「どうしたの?」
にこ「なんか穂乃果がお菓子くれた」
こころ「おかし!?」
ここあ「食べていいの!?」
凛「いいよいいよ」
こころここあ「「ありがとー!」」
凛「カントリーマアムかぁ……にこちゃんどっちが好き?凛はバニラかな」
にこ「決まってんでしょ。ココアよ。ねーここあ!」
ー職場ー
俺 (喜んでくれてるかな……)モソモソ
本日の昼食:もやし炒め(21円)
ー社宅 自室ー
俺 (送らないで自分で食えばよかったなぁ)ズルズル
本日の夕食:うどん(10円)
俺「ふぅ……足りねえ(起きてても虚しいしさっさと寝るか)」ブーッ
俺「ん」
高坂穂乃果:
お菓子ありがとー!
なんでお菓子送ってくれたの?
俺「んー……」
俺:
貰い物だよ、食べきれなくて腐らせちゃまずいしな
じゃあ明日早いからおやすみ
俺「よしっと」
ブーッ
高坂穂乃果:
おやすみー
にこがお金がなくて彷徨ってたら男に寿司食わされたあと真姫の家にタクシーで移動して真姫ちゃんに初めてを奪われたSS思い出した
もしや書いてる人は同一人物?
穂乃果「貰い物だって」
穂乃果ママ「ふーん(絶対何か失敗したんだろうなぁ……そうだ)」
ー数日後ー
俺 (今日もうどん明日もうどん。蕎麦が食べたいです安西先生)
ピンポーン♪
俺「ん、はーい」ガチャ
「お届けものです。高坂様から。こちらにサインかハンコをお願いします」
俺「はいはい」サラサラ
「ありがとうございましたー」バタン
俺 (何が入ってんだろ)カパッ
俺「ッ!?こ、これは……!」
俺「米と野菜!こ、こんな仕送りみたいなことしてもらっていいのか!?」
>>942
あのss好きです。別人です
俺 (手紙ついてる)
『あまり無理をしてはいけませんよ?
子供達にお菓子を買ってあげなくて大丈夫ですから。
早くお父さんの入院費稼げるといいですね。』
俺「お、おお……いかんな、涙腺が」
俺 (というかなんで親父のこと知ってんだろ。前言ったっけ?まあいいや)
俺「とりあえず電話を……わかんねえ」
俺 (夜穂乃果とのLINEの時に言ってもらうか。しかし食費が浮いた。これなら……)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
高坂穂乃果:いる?
俺:いる
高坂穂乃果:今日はなにを話そっか?
俺:そうだな……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺:
そうだ。お母さんに大変助かりましたありがとうございますって言っといてくれ
穂乃果:いいけどなんで?
俺:大人の事情さ
ー数日後 給料日ー
俺 (給料多っ!……穂乃果のお母さんのおかげで食費も抑えられた。行くか、明日)
高坂穂乃果:でね、牛煮込み饅頭が好評でね!
俺:一度食べてみたいな
高坂穂乃果:ふっふっふっ、ご来店お待ちしてます!
俺:くそぅ、商売根性あるな
高坂穂乃果:まあ人気だから!絶対いつか食べに来てね!
俺:ああ、もちろん。じゃあおやすみ
高坂穂乃果:おやすみー!
……行ったらびっくりするかな?なんて
次スレの準備は任せろ
ー次の日ー
おみやげはお茶でいいかな。これ結構美味しかったし。
俺「よし!行くぜ音ノ木坂!」
もう一月も行ってなかったのか……ドキドキしてきた。
ー新幹線ー
来る時は新幹線でボロ泣きしてたっけ?今思うと恥ずかしいな。隣に人いなくてよかった。
今ではこうやってゆっくりしてられるもんなぁ。
……俺も変わったのかなぁ
>>950
結構です
いや、大丈夫ですありがとうございます
ー東京駅ー
発つことを伝えてない穂乃果を待つなんて、今思えば無謀なことを。ドラマかよ。
……夢がなくなってるなぁ。あの酔ってる時間は終わったのかな。なんか寂しい。
ー音ノ木坂ー
ついに来た……懐かしいこの香り……音ノ木坂だ。帰ってきたのか……俺は。
とりあえず穂むらに行こう。今日は学校休みだろう。
ー穂むらー
ガララッ
穂乃果ママ「いらっしゃいまs……随分早かったですね」
俺「はは。待ち遠しかったものですから」
穂乃果ママ「どうします?お安くしておきますよ?」
俺「えっ。そんな悪いですよ」
穂乃果ママ「ふふ、気にすることはありませんよ」
俺「……いや、キチッと払わせてください」
俺「あんな仕送りのようなことまでしていただいて割引もなんて……
さすがに申し訳ない気持ちでいっぱいですからね」
穂乃果ママ「……そうですか。では何にしますか?」
俺「クリームあんみつとぜんざい、抹茶、持ち帰りにごま蜜だんごとお饅頭15個で」
穂乃果ママ「かしこまりました」
穂乃果ママ「お待たせしました。
クリームあんみつとぜんざい、抹茶、ごま蜜だんごとお饅頭15個です」
俺「あ、すいません。それから牛煮込み饅頭っていうの一つ」
穂乃果ママ「!……ふふ、かしこまりました」
一ヶ月ぶりのクリームあんみつとぜんざいうまそうだ。
俺「いただきます」パクッ
俺「うまい……!」
やはり甘さ控えめなクリームと甘いあんこの組み合わせは最高だな。
穂乃果ママ「お待たせしました。牛煮込み饅頭です」
俺「あ、どうも」
これが例の……どんな味がするんだ?
パクッ
モニュ…モニュ…
……肉まんと大差ないな。うまいけど。
ガララッ
穂乃果「ただいまーっ!」
穂乃果ママ「おかえり穂乃果」
穂乃果「うんただいま……って俺さん!?なんでここに!?」
俺「今日新幹線で来たんだ。まあ迷惑じゃなきゃ月に一回は来るかな」
穂乃果「全然迷惑なんかじゃないよ!むしろどんどん来て欲しいよ!」
俺「ははは……そ、それは無理かな」
穂乃果「だよねぇ……ああ、お手伝いの時間退屈だなぁ」
俺←死ね
>>965
わからなくもない
>>965自殺すんなよ
俺「・・・そんなに俺と話してる暇つぶしになるか?」
穂乃果「うーん。暇つぶしとはちょっと違うかなあ」
俺「ほう?」
穂乃果「なんていうか、喋ってると落ち着くっていうか……」
俺「……結構騒いでなかったか?」
穂乃果「うーん。そういう意味じゃなくて、こう……落ち着く?感じかな?」
俺「ふーん?」
穂乃果「うー、よくわかんないよ……」
俺 (落ち着く、ねえ。俺も最初あった頃とかよりは落ち着いて話してるのかな)
穂乃果「それはそうと、これからどうするの?食べ終わったら暇でしょ?」
俺「確かに暇だな……」
穂乃果「じゃあさじゃあさ!キャッチボールしない?」
俺「!……いいよ。お会計お願いします!」
穂乃果ママ「はーい」
穂乃果「あ!穂乃果打つよ!えっと4305円です!」
俺「4310円からで」
穂乃果「はい!5円のお返しです!ありがとうございました!」
俺「じゃ、ボール持ってきてね」
穂乃果「了解!」タッ
穂乃果ママ「……本当、すみませんね娘が」
俺「いえ、体を動かすいい機会ですから」
俺「」ビュンッ
穂乃果「」バシィッ
穂乃果「(レーザービーム…!?)」
>>1は寝落ちかな
落ちるくらいならどうせなら1000にはいかせたい
結構読みたい
>>1000なら俺が穂乃果ちゃんと幸せになる
1000ならほのかちゃんかわいい
このSSまとめへのコメント
途中で言われてるけど絵里の旦那のコピペ思い出した
続きは?
しねしね
キモい
気持ち悪い
続きお願いします
素晴らしい