美琴「アンタ・・・名乗り出ればヒーローよ?」(979)

上条「はぁ?何言ってんだお前?」

上条「誰が助けたかなんてどうでもいいだろ?」

美琴「そうすればもっと世間がアンタを認めてくれるのに・・・」

上条「何?世間がオレを認めたからってどうなんの?」

美琴「もういいわよ!!」

上条「何言ってるんですかねぇ・・・このお嬢様は?」

初春(あ~!!御坂さんと・・・えっとぉ上条さん?二人仲よさそうですねぇ~・・・)

美琴「あっ・・・あの時は助けてくれて・・・ありがとう」ボソッ

上条「えっ?何?・・・お前病院いったほうがよくね?」

美琴「うっさいわねぇ!!!!!」

初春(えっ?助けたって何?・・・・・・)

初春(あっ・・・まさかあの時・・・)

上条「お前道あっちだろ?いつまでついてくんだよ・・・」

美琴「もういいわよ・・・またね♪」

上条(・・・あいつ・・・やっぱり病院行ったほうがよくね?)

初春(よしっ今なら・・・)タッタッタタ

初春「えっとぉ・・・上条さんでしたっけ?」

上条「あっ!あぁ・・・初春さんでしたっけ?」

初春「はい!覚えててくれてうれしいです!」

初春「あのぉ~さっき御坂さんと話してるところ聞いちゃったんですけどぉ・・・」

初春「デパートのときの一件って・・・上条さんが?」

上条「いやぁ~たまたま居合わせただけだから~」

初春「やっぱりそうだったんですね!!」

初春「あの時は助けていただいて・・・ありがとうございました!」

上条「べっ・・別に気にすることじゃないから~」

上条(ふ~ビリビリもこのくらい素直ならな~)

上条(あれっ?でもこの子結構・・・)

初春「じゃあ私はこれで」

上条「あのっもしよかったらこのまま学校サボって二人でどっか行かない?」

初春「でっ・・・でも私・・・学校行かなきゃ・・・」

上条「いつもジャッジメントで忙しいんだろ?」

上条「たまにはいいじゃん」

初春「でも・・・御坂さんに怒られちゃいます・・・」

上条「へ?何で?」

初春「お二人って付き合ってるんじゃないんですか?」

上条「おいおい勘弁してもらえますかね~!オレがあいつと付き合ってるわけないじゃないですか」

初春「そうなんですか!!!!・・・よかったぁ」

上条「あいつとオレってそういう風に見られてんの?」

初春「そうですね・・・お二人は仲がよさそうなので・・・それに・・・」

上条「それに?」

初春「白井さんも怪しいって言ってました・・・」

上条「なるほどねぇ~」

上条(あれ?今よかったって言ってなかった?)

初春「じゃあ・・・今日だけ遊びに連れてってください」

上条「マジっ?じゃあ公園でも行こうか?」

初春「はい!」

~公園~

上条「ほいっ!ソフトクリーム!あそこの店すっげぇ美味いんですよ」

初春「あっ・・・ホントだ・・・おいしいです♪」

上条「初春さん?・・・鼻にクリームついっちゃってますよ?」

初春「ふぇ?どっどこですかぁ~????」

上条「あぁ・・・オレが取ってあげますよ」サッ

上条「う~ん♪やっぱりここの店はうまいな」ぺロッ

初春「なっ・・・何するんですかぁ~・・・いきなり・・・」カァァ

上条「あっ・・ゴメン・・・イヤだったかな?」

初春「・・・・・イヤじゃないです・・・」

上条「・・・・」

初春「・・・・」

上条「とっ・・・ところでさぁ~最近のジャッジメントはどう?」

初春「はい・・・レベルアッパーのことについてはほとんどよくわかっていません」

上条「レベルアッパーねぇ~」

初春「上条さんは・・・レベルアッパーって言われるものがあれば欲しいですか?」

上条「オレ?オレは必要ないかなぁ~?別に今のままでいいし・・・」

初春「そうですか・・・」

初春「・・・わっ私は欲しいです」ボソッ

上条「へ?何で?」

初春「レベル1の私じゃジャッジメントで大して役に立ってないですし・・・」

初春「それに・・・御坂さんや白井さんのようになれたらなって・・・いつも思います・・・」

上条「別になる必要なんてないんじゃないかな?」

初春「へっ???」

上条「ビリビリや白井黒子も初春さんのようにはできないと思いますよ?」

上条「人にはそれぞれ役割ってものがあると思うんです」

上条「初春さんができないから他の人がやる・・・」

上条「他の人ができないから初春さんがやる・・・」

上条「それでいいじゃないですか・・・」

初春「上条さん・・・」

上条「もし初春さんが危ない目にあったときにはまた助けに行きますから」ニコッ

初春「へへっ。ありがとうございます」ニコッ

上条「じゃあ遅刻ですけど学校でも行きますか~」

初春「はいっ」

~学校~

佐天「う~~い~~は~~る~~♪」バサァ

初春「キャアァ」

初春「またですか佐天さん」

佐天「うっそ!今日ノーパン?」

初春「そんなことあるわけないじゃないですかぁ~」

佐天「初春が遅刻なんて珍しいね。ジャッジメントの仕事?」

初春「いえ・・・そういうわけではないんですが・・・」

佐天「じゃあなにしてたの?」

初春「えっと・・・寝坊です。寝坊・・・」

佐天「ふ~ん。なんだそうだったんだ~」

佐天「ホントのこと言わないといくら初春でも怒るよ!」

初春「へっ?」

佐天「隣のクラスの子が初春が男の人と歩いてるの見たって」

初春「べっ別に上条さんとはそういう関係ではないですから!!」

佐天「ほほう~上条さんとな~?」ニヤッ

初春「あっ・・・・!!!」

佐天「上条さんってあれでしょ~?御坂さんと仲いいじゃん?」

佐天「付き合ってんのかなぁあの二人?」

初春「付き合ってなんかないですぅ!!!」ガタッ

佐天「どうしたの?いきなり?」キョトン

初春「あっいえっ・・・私はただ・・・」

佐天「あれっ?初春まさか・・・」

初春「ちっ・・違います~!!!」カアァ

初春「私はかくかくしかじかで助けてもらったのでお礼を・・・」

佐天「あぁ~あのときの爆発ね~御坂さんじゃなかったんだ~」

初春「そうなんです・・・ですからお礼を言いたくて・・・」

佐天「そっかぁ~それで上条さんを好きになっちゃったんだ~」

初春「・・・はい」

初春「へぁっ?」

佐天「やっぱり~♪」ニヤッ

初春「わぁぁ~!!!何言わせるんですか佐天さん!!!」

佐天「初春ってばかわいいんだから~」

初春「佐天さんは・・・誰かを好きになったことはありますか?」

佐天「何気にヒドイこと言うね君は・・・」

佐天「私だって誰かを好きになったことぐらい・・・ないかな?」

初春「そうですか・・・」

佐天「まぁでも上条さんのどんなところが好きなの?」

初春「優しいし・・・一緒にいるとほっとするっていうか・・・」

佐天「ふむふむそれで?」

初春「また危ない目にあいそうだったら助けに来てくれるって・・・言ってくれました」

佐天「なるほど」

佐天「でも相手はあの御坂さんだしな~?」

初春「でもあの二人付き合ってないって」

佐天「上条さんが言ってた?」

初春「はい」

佐天「う~ん・・・上条さんにはその気はなくても御坂さんは好きだろうね~・・・多分」

初春「やっぱりそうでしたか・・・」

佐天「まぁ話を聞く限りでは初春に好意があるって可能性もあるね~」

初春「ホントですかぁ~」

佐天「まぁ上条さんが女ったらしじゃなければの話ね」

初春「うぅぅぅぅ・・・」

保守
ゆっくりでいいんで完走してください

>>24さんありがとうございます

初春「そうですよねぇ~上条さんって優しいし・・・」

佐天「じゃあ学校終わったら会いに行ってみなよ!」

初春「えぇぇ~!!!でも私・・・」

佐天「いいからいいから。白井さんには学校で居残りって言っとくから」

初春「私から会いに行ったら変に思われないですかね・・・?」

佐天「大丈夫!初春はもともと変な子だから~♪」

初春「佐天さんもヒドイです・・・」

佐天「これでおあいこだね~」

~放課後~

佐天「じゃあ初春がんばってきな!!」

初春「ホントにいくんですか~?」

佐天「早くしないと御坂さんに取られちゃうよ?それでもいいの?」

初春「それはイヤですけど・・・」

佐天「今朝みたいなチャンスはあんまりないから自分から行動しなくっちゃ!」

初春「う~ん・・・」

佐天「じゃあ私が上条さんもらっていくね?」

初春「佐天さん!!!」
 
佐天「うっそ~♪冗談冗談♪」

佐天「初春も自分の気持ちに素直にならないと御坂さんみたいにツンデレになっちゃうよ~」

初春「そうですね・・・私・・・がんばってみます・・・」

~ジャッジメント本部~

佐天「こんにちは~」

美琴「あれ?佐天さん今日一人?珍しいわね?」

黒子「初春はどうしたんですの?」

佐天「あぁ~初春は上じょ・・・じゃなかった!!」

佐天「学校の補習みたいで・・・アハ・・アハハハハハ・・・」

佐天「あっ後から来ると思いますよ」アセアセ

黒子「あらっ?初春にしては珍しいことですわね?」

佐天「そっそうなんですよ・・・授業中居眠りしてて~」

佐天「そっそれよりレベルアッパーについて何かわかりました?」

黒子「まだ詳しいことははっきりわかっていませんのよ」

黒子「実際得体の知れないものですからね」

佐天「そうですか~レベルアッパーか~・・・そんなものホントにあるのかなぁ~」

黒子「どうでしょうね~実際こういう事件がおきてる以上あるのかもしれませんわね」

佐天「あったら夢みたいなものなんだけどな~」

黒子「ちょっと佐天さん!!!」

佐天「いやっ私無能力者だけど別に使おうとかそういうつもりじゃないんで・・・」

黒子「ならいいんですけどね・・・お姉さま?」

美琴「・・・・・」

黒子「お姉さまってば!!」

美琴「なっ何よ!!聞こえてるわよ!!!」

黒子「さっきから黙りこくってらっしゃいますけど、どうかされましたの?」

美琴「さっきからひとつ気になることがあるんだけど・・・」

黒子「何ですの?」

美琴「佐天さん?さっきの上じょって何!!!!!?」ムクッ

佐天「!!!!!!!」

佐天「いやぁあのそれはですねぇ~・・・」

美琴「それは?」ジロッ

佐天「今日の授業で上条城ってお城のことを習いましてですね~・・・」

佐天「なっなんか愛知の春日井市ってところに昔あったっていうお城なんですけど・・・」

佐天「そのことについての補習だと思うんですけどね~」

美琴「ふ~ん・・・そうなんだ~・・・」

佐天「はっはい!!・・・そうなんですよ~・・・」

美琴「ちょっと黒子パソコン!!」ガシッ

黒子「あぁ!ちょっとお姉さま~!」

美琴「へぇ~ホントにあるんだ~でもなんかすごいマイナーね」

佐天(暇つぶしに社会の資料集見ててよかったぁ~)ホッ

黒子「ちょっとお姉さま用が済みましたら、さっさと・・・うぐっ」ドカッ

美琴「でも佐天さん・・・・」

佐天「はっはい!!!」

美琴「これ読み方『かみじょうじょう』じゃなくて『じょうじょうじょう』なんだけど!!!!?」ギロッ

美琴「どういうことか詳しく説明してもらえるかぁ!!!?」

佐天「!!!!!!!!!!!!!」

佐天(初春ゴメン!あたしもう無理そうだわ・・・・)

まさかほんとにあるとは・・・

                        ヘ    -―─-
                      /:/\\( ( `⌒\_>

                       | |   ー‐′       \
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     -匕____    /  { /:/ : : : : 〉: :\ : : : : : :ヽ (ヽ〃⌒ヽ
       /^7 /    ∨ : : : : /: : : : : : : : : : :ヽ : : : ∨    `丶、
        /l l   ,ィ  / /: : :/ : : : | : : : : i-=ミヘ : : : '  / \   丶、      ,、
            ノ/ `ー∧ :|: : : |: : : /:|.: :│: ト、:ミヽi : : i: V     \    \    {ヽ'::::ヘ
      /    /    :ト、>|: : /| : :/ |.: :∧: | \ミ:i: : :|: :i      >    〉   Z::::::::::Z
.   /  -‐く      |: :i:|: / T: :ト |: / ∨-─ ㍉.: :|: i|   /{/   /   ァ==くxヘ
    \      丶、rヘ  V八iY⌒N、 ∨  ,.ィi⌒ヽ ^ヽ|:八_/   \  /    j「 [::::襾:::]
     \.     /  \_ 从:ハヾ_{:}_ヽ   "_{:}__ノ/_,ノj: ン′     ゙く\   /j  L二二」
       丶、 /      {`ー人  ̄        ̄ 厶i: /           ∨    「{{    リ
.           ∨       ∨ レ介 ,  r‐、    ィく¨丁  /  /     /    `厂  〈
         /   丶.    \ | { >` -</ ノi│  /    /       {__  ,〉
            \    \.     | i、  `>r<  / :i│ /´     /         |:::::: ̄|
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>>43
はいっホントにあったお城です!!

今から帰宅しますんで残ってたら続き書きますね

思わずぐぐってしまったw
ほんとにあった事に感激w

すいません・・・ただいま帰って参りました。

まさか本当に残ってたとは・・・

仕事の合間合間で書いてたんで進行遅くてすいませんでした・・・orz

保守や支援していただいたみなさんに感謝いたします

ここからIDは変わります。では再開します。

佐天「イヤ実はですね~・・・」(初春マジでゴメン!!)

佐天「かくかくしかじかで上条さんに会いに行ったんですよ~」

黒子「初春が殿方にうつつを抜かすとは・・・あの子も成長しましたわね」

黒子「でも仕事をさぼってまで会いに行くことは感心しませんわね」

佐天「いや~私が行っちゃえっていったんですよ・・・だから怒らないでやって下さい」

黒子「まったく・・・一般人のお姉様が協力してるというのにあの子は・・・ねっお姉様?」

美琴「・・・・・」

黒子「お姉様?」

美琴「へっ?まぁそうね・・・たまにはいいんじゃない?」パリッ ビリリッ

黒子「いいと思うのであればその体にまとわりついている電気をおしまいになって下さいまし?」

黒子「お姉様があの殿方に好意を持っていることは気づいてましたけれど・・・」

美琴(私と別れたあとか~・・・先超されちゃったな・・・)

佐天「御坂さんすいません・・・出し抜く形になってしまって・・・」

美琴「べっ別にあいつは誰のものでもないんだから、私の許可とか必要ないでしょ!!?」

美琴「それから黒子?誰がいつあいつに好意を持ったって~?」ギロッ

黒子「そんなの誰だって見ていればわかりますことよ?」

黒子「お姉様も自分の気持ちに素直になった方がよろしくて?」

美琴「うっさいわねぇ~!!!」

美琴「ってアンタいつもとちょっと違うわね・・・」

黒子「私だって好きな殿方ぐらいいらっしゃいますわよ?」

美琴「へっ?そうなの?」

黒子「もちろんお姉様の準備がよろしければいつでもそちらの世界へお戻りいたしますわ!」キラーン

美琴「いやっアンタは戻ってこなくていいから・・・」

美琴(それにしてもアイツ・・・私のことどう思ってるのかな・・・)

佐天「まぁ私的には初春が幸せになってくれればいいんですけどね?」

黒子「ジャッジメントの仕事に支障がでないようでしたら、いくらでも構いませんことよ?」

美琴「うぅ~~~~~よくない!よくない!!よくな~~い!!!」プッツン

美琴「そんなこと絶対させないんだからぁぁぁ!!!!」

そのころ
~とある高校 校門前~

初春(上条さん私が待ってたらどう思うかなぁ~・・・)キュン

男A「あれっ彼女~♪誰待ってんの~?」

男B「結構かわいいじゃんよ~」

初春「ちょっ・・・ちょっとやめてもらえますか・・・」

初春「私・・人待ってるんですから・・・」

男A「ひょっとして彼氏~?」

男B「そんな奴ほっといてオレ達と遊ぼうよ~」

男A「この花は何~?」クシャクシャ

初春「やっやめて下さい・・・花が散っちゃう・・・」

??「ちょっとお前等何やってんだぁぁ!!!」ドカッバキッ

男A「何だテメェは!!!?」

上条「オレですか~?オレは上条当麻さんですよ!」

男B「律儀に名乗ってんじゃねぇよ!!!」

男A「もういい・・・行くぞB!」

初春「上条さん・・・」

上条「よかった・・・間に合って」ニコッ

上条「どうしたんです?こんな所で?」

初春「あの・・・上条さん待ってたんです・・・」

上条「へっマジ?」

初春「・・・はい」

上条「そっかぁ・・・じゃあまたどっか行きます?」

初春「今度はどこに連れてってくれるんですか~?」

上条「そうですねぇ~ゲーセンで一緒にプリクラなんてどう?」

初春「はい・・・いいですね」

上条「じゃあ行こうか?」

小萌「ちょっとちょっと上条ちゃ~ん!!」

小萌「女の子といちゃいちゃしてる場合ではないですよ~」

小萌「今日は補習があるので残ってるようにちゃんと言いましたよ!!!」

上条「うっそぉ・・・別に今日じゃなくても・・・」

小萌「テスト赤点で今日やらないと進級できませんよ~」

小萌「さっ行きますよ~」ズズー

上条「ちょっと先生引きずらないで~!!初春さんホントすいません!!!」

初春(はぁ~行っちゃいました・・・)

初春(しょうがない・・・ジャッジメントにいきましょう・・・)

~ジャッジメント~

初春「こんにちは~」

初春「すみません学校の補習で遅れてしまいました・・・」

黒子「初春?嘘はいけませんわよ・・・」

初春「へっ?佐天さん!!?」バッ

佐天「ゴメーン初春~御坂さんに追求されちゃってさ~」

初春「え~御坂さんにも知られてるんですかぁ~!!?」

美琴「ちょ・・ちょっと初春さん・・・」ピキッ


初春「ひゃっ!はいぃ!!」

美琴「そっそれでアイツには会えたの?」

初春「一応会えたんですが・・・補習があるとかで・・・」

美琴「そっそうなんだ~それは残念だったねぇ~?」ニヤッ

美琴「アイツバカだもんね~?」クククッ

初春「そんな・・・あの人のこと悪く言うのはやめて下さい!!!」

美琴「えっ?」

初春「御坂さんは上条さんの何を知ってるんですか!!!?」

美琴「そりゃつきあいは短いけど・・・」

初春「上条さんは優しい人です・・・あの時も・・・さっきだって私を助けてくれました!!!」

美琴「アイツは誰だって助けんのよ・・・私だって助けられたことあるんだから・・・」

美琴「アイツはね~何か事件がある度に首をつっこんでくるお節介なのよ!!」

美琴「それにまわりに女の子いっぱいいるし、女ったらしなのよ!!!」

初春「もういいです!!知りません!!!」バタン

佐天「あぁ!ちょっと初春~!!すいません今日はこれで・・・」

黒子「お姉様・・・ちょっと言いすぎではなくて?」

美琴「わかってるわよ・・・そのくらい・・・」グッ

黒子「では何故?」

美琴「・・・あの子に・・・アイツを取られるかと思ったら」グスッ

美琴「うえ~ん!!!!黒子~!!!!」

黒子「やれやれですわね・・・」

~次の日~

美琴(はぁ~昨日は初春さんにひどいこと言っちゃったな~)

美琴(なんとかしないと・・・)

美琴(・・・・・)

美琴(ハッ!?いいところにアイツがいる・・・)

美琴「ちょっとアンタ・・・」

上条「でさ~そこでとっつぁんがよ~」カツカツカツ

土御門「それホントかよ上やん」カツカツカツ

美琴「ちょっと無視すんなやゴルァァァァ」ドゴッ

上条「うぐっ・・・・」

土御門「かっ上やん・・・」

上条「なんだよビリビリですか?あなたは普通に声かけたりとかできないんですかね~?」

美琴「ちゃんと声かけたわよぉ!!!!!」パリッ

上条「わっ!わかったから・・・電撃をしまえ」

美琴「ちょっと話があるんだけど!!!」

上条「悪い土御門・・・先行っててくれ・・・」

土御門「あぁ・・・・」

上条「んで?何話って?」

美琴「えっと・・・あの・・・初春さんのことなんだけど・・・」

上条「何?初春さんがどうかした?」

美琴「アンタ・・・初春さんのこと・・・どう思ってんのよ・・・」

上条「あぁ・・・いい子だなって思う」

美琴「他には?」

上条「他?・・・・・・好き・・・かな?」カァァ

美琴(何?・・・何でこいつ赤くなってんのよ・・・)

美琴「そっそうなんだ・・・」

美琴「ゴメン・・・何か変な質問しちゃって・・・私もう行くから・・・」

上条(何かやっぱりアイツ変だな・・・)

上条「オイッ」

美琴「なっ何よ!」

上条「やっぱり病院行った方が良くないですか?と上条さんは思いますよ?」

美琴「私はいつも通りって言ってんでしょうがぁ!!!」ピキッ

美琴「もういいわよ・・・」カツカツ

上条(何かいつもと様子が違うな・・・)

上条(初春さんか・・・昨日は悪いことしちゃったな・・・)

上条(今日はオレの方から行ってみようかな・・・?)

~放課後~

佐天「あぁ~今日も終わったぁ~」

佐天「初春今日はどうするの?」

初春「・・・・・」

佐天「もしも~し」バサッ

佐天「スカートのぞいちゃってますよ~」

初春「やっぱり御坂さんも上条さんのこと好きなんですね・・・」

佐天「まぁ誰が見てもそうだと思うよ」

初春「とりあえず今日はジャッジメントの方に行きます」

初春「御坂さんもいると思いますけど仕事はしっかりしないといけないので・・・」

佐天「そっかぁ・・・心配だから私もついて行くよ♪」

初春「ありがとうございます」ニコッ

佐天「とりあえず御坂さんとはちゃんと仲直りしといた方がいいね」

初春「そうですね・・・でもなんて謝ったらいいか・・・」

初春「私は何も悪いことは言ってないと思うんです・・・」

佐天「そうだね~昨日は御坂さんが私が悪いとは思うけど」

佐天「やっぱりこのままじゃ初春だってイヤでしょ?」

初春「はい・・・」

佐天「じゃあ向こうもきっとそう思ってるよ♪」ニコッ

初春「そうですね!私はいつも通りにいってみます~」ニコッ

~ジャッジメント~

黒子「お姉様・・・今日はどうするつもりですの?」

美琴「わかってるわよ・・・ちゃんと謝るわよ・・・それに・・・」

美琴「アイツも初春さんが好きって言ってた・・・」

黒子「お姉様はそれでよろしいんですの?」

美琴「私・・・アイツに好かれるようになるんだ・・・」

黒子「おっ!お姉様!!!そんなことせずとも黒子の方に愛情を注いでくださいまし!!!」キラーン

美琴「アンタ男が好きだったんじゃないの?」

黒子「やっぱりお姉様に勝てる殿方はいらっしゃいませんでしたわ♪」

美琴「変わるのはやっ!!」

佐天「こんにちは~」

初春「こっ・・こんにちは~」

美琴「あっ・・・」

初春「あっ・・・」

初・美「昨日はごめんなさい!!!」

初・美「へっ?・・・・あははははははは」

美琴「昨日は私の方が悪かったわ。ごめんなさい初春さん・・・」

初春「いえ・・・私の方こそ・・・」

美琴「だけど私だってアイツのこと好きなんだから・・・負けないわよ」スッ

初春「私だって負けませんから・・・」ギュ

黒子「それではお二人とも昨日のことはなかったことにして下さいまし?」

~次の日~

美琴(とりあえず初春さんとは仲直りできたけど・・・)

美琴(これからどうしようかな・・・?どうすればアイツに振り向いてもらえるかな~?)

美琴(とりあえずアイツのいそうなところに・・・あっやっぱりいた・・・よしっ)グッ

美琴「おっはよ~♪」

上条「おっ?捨て猫だ・・・かわいいなぁ・・」ニヤニヤ

美琴「ってまた無視すんなやゴルァっじゃなかった・・・」

美琴(これじゃいつもとおんなじだよね・・・)

美琴「おっはよ~♪なにやってんの~?」ニコッ

上条「なんだ?またビリビリかよ~?」

美琴「何だとは何よ~?私には御坂美琴っていうちゃんとした名前があるんだから」プー

上条「何ふくれてんだよ・・・それでまたオレに何か用ですか?御坂美琴さん?」

美琴「用がなきゃ話しかけちゃいけない?」ニコッ

上条「まぁ別にそういうわけじゃないんだけどな」

美琴「あぁ~猫だ~かわいい~♪」

上条「あれっ御坂さんは動物に興味ありましたっけ?」

美琴「失礼ね~私だって動物は大好きだよ~」ニコッ

上条「じゃあこの猫飼ってあげたらどう?」

美琴「イヤうち寮だし・・・絶対無理だと思う・・・」

美琴「アンtじゃなかった上条さんが飼ってあげればいいじゃないですか?」

上条「うちはもう1人と1匹・・・って?えっ?今なんておっしゃいましたか?」

美琴「上条さん・・・」ボソッ

上条「・・・・?」

美琴「ってうっそ~!ちょっと言ってみただけだから気にしないでね?」テヘッ

美琴「やっやばい!遅刻しちゃう・・・じゃあ私はこれで」タッタッタ クルッ

美琴「またね上条さん♪」ニコッ

上条(ホントに最近アイツはどうしちまったんだ・・・)

上条(やべっ!オレも遅刻する・・・いそご)タッタッタ

~柵川中学校~

佐天「昨日は良かったね~初春~」

初春「はいっ!」

佐天「でもこれで御坂さんも同じリングに上がってきたわけだから大変だよ~?」

初春「そっそうですね・・・がんばりますよ~エヘヘッ」

女A「あの初春さん?」

初春「なんでしょう?」

女A「昨日校門で男の人が初春さん待ってたよ?もう帰りましたって言っといたけど・・・」

佐天「それってどんな人だった?」ガバッ

女A「えっと・・・髪の毛をツンツンさせた人だけど?」

佐天「初春ぅ~それきっと上条さんだよ!!」

初春「えっ?そっ・・そうですかね~エヘヘッ」

佐天「絶対そうだって!初春に近づく男の人なんて上条さんしかいないよ~」

初春「佐天さんってば~」ニコッ

キーンコーンカーンコーン

佐天「よーし今日も一日終わった~!初春今日は~?」

初春「今日はジャッジメントのパトロールがあるので・・・」

佐天「え~そうなの?今日も上条さんくるかもよ?」

初春「でっでも仕事はきちんとこなさないと・・・」

佐天「じゃあさぁ30分だけ遅く帰ってみようよ!それならいいでしょ?」

初春「それぐらいだったら大丈夫です♪」

カァーカァー

佐天「今日は上条さんこなかったか~・・・」

初春「そ・・そうですね・・・」

佐天「ちょっと残念?」

初春「・・・・パトロール行ってきます・・・」コツコツコツ

佐天「・・・・・」

佐天(あぁ~初春に彼氏ができそうだな~・・・私も欲しいな・・・)ボソッ

佐天(ねぇ?誰かいい人いない?ねぇ?)チラッ

上条(うわぁ~また今日も補習だったかぁ~・・・)

上条(・・・・・・もう7時じゃん・・・帰ろう・・・インデックスの飯もあるし・・・)

上条(の前にあそこのソフトクリーム食べて帰ろう・・・)カツカツカツ

  ;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_,   や 公 帰 そ
 ,、,、,ミッン、,._        _,、-'゙_,、-'゙.   っ 園. り ん
 、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙  __,  て の 道 な

 }; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_|  来  ト に わ
 ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_   た イ  あ け
 ,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴  ''"_|_|  の. レ る で
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    |エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
    |エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
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  -,-=''┷━━|┬ニエ ┬--  .|__|__| _|_|_
   ''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__

  二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
  二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_       |⊥ |__

店員「へいっらっしゃい~もう今日はもうしめるから半額でいいよ~♪」

上条「おぉ!今日はついてる!じゃあバニラ1つもらえますか?」

店員「あいよ!!」

上条「今日もおやっさんテンション高いですね・・・」

店員「おうよ!客商売は気合いよ!気合い!!」

上条「たこ焼きとかやればいいのに・・・」ボソッ

店員「んあ?何か言ったか?」

上条「いえ何も言ってないですよ・・・」

店員「はいよ!お待ちっ!!」

上条「おぉ~今日はいつもより大きい・・・って?えっ?2つ?」

店員「ベンチのお嬢ちゃんに一個もってってやりな?」

上条「あっ・・あれは・・おやっさんありがとう!!」

これは・・佐天さんか!?

>>107

     \、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ  〉`ヽ. O 〉 人,人  O  `ヽ}`ヽ  Yヽ       |
  =、..,,,ニ;ヲ_     ヾ彡r''" _f⌒ o  ⌒Y   .イ__ノ て    ヽf⌒ o⌒ヽィ..,,_辷弋ー''゛''゙r(,,、/
   ``ミミ,   i'⌒!  ミミ=-人_ノゝ、‐'`‐ァ´ 人  ヽ_ノ弋___ノィr    人゛ミ_ッ     _ヲ;ニ,,,.
  = -三t   f゙'ー'l   ,三 7,、r‐´`ァ'´レ':ゝし':::::::::ー'::::::::::::::::::レハゝ‐く`イノ ミミ  !⌒'i   ,ミミ
    ,シ彡、 lト  l!  ,:ミ... f'⌒Yノし':::::::::::::::/::::,:::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::レ'⌒ヽj `三,  l'ー'゙f   t三-
    / ^'''7  ├''ヾ!  (   う:::::::::/:i!::::/|::::::::::::::::ハ::::トi:::ト:::::::::::|::::(  ¦  ''ミ:, !l  イl 、ミ_シ
   /    l   ト、 \. (  ぅ:::::::::〃::i!ィ:|‐_、:i|::i!::::| !:::ィ:ニ=ト:、!::::|::::::::ゝイ   ッ''┤  7'''^ \
    〃ミ ,r''f!  l! ヽ.  'Y|:::|::::::::||::ィL::j L:_jLiL:/ L::j Lj L:::ヽ:|:::::::i!::::|  / 、ト   l   
  ノ ,   ,イ,: l! , ,j! , ト、 i:| |:::|::::::::|レ ,ォ ≠ミ      ィ ≠ミ、`|::::::,:::::.′  ,r' !l  !f'ヽ 
   / ィ,/ :'     ':. l ヽ. i:| |:::|::::::::| 〃 yr=ミ:、     !/行ミt  ハ :::/:::/  ,.イ ,. !j, , !l :,ト,
  / :: ,ll         ゙': ゙i V从::::从iイ {_ヒri}゙     ゙ ヒrリ.》 从:/::: .,r' l .:'     ': ゙i,ィ ゙i
 /  /ll         '゙ !  イ::人:::::iゝ   ̄´           j:人::::ヽr',i゙ :'゙         ll,
   /' ヽ.          リ 弋_彡f⌒        '       r_'_ノ`⌒ ! ゙'         ll゙i
  /  ヽ        /     `ーハ     {ニニニィ      /:/   リ          .,r' '゙
  /  r'゙i!     .,_, /        ヾ:ゝ.    ∨    }   ィ::/      ゙i        ,r'
 /.     l!       イ          )::::>  ゙こ三/ , イ:从      ゙i ,_,.     !i゙'
/   ,:ィ!        ト、       'イ:::::_::_| ` r   <ト、:/         ト       !l

上条「こんな時間に何やってるんですか?初春さん?」ニコッ

初春「かっかかか上条さん!!!!」アセアセ

初春「どうしてこんな所へ・・・?」

上条「いやっソフトクリームがどうしても食べたくなって・・・」

上条「はいっこれ!」

初春「ありがとうございます・・・」

上条「・・・どうしたんです?何かありました?・・・」

初春「いえ・・・何でもないです・・・」

上条「・・・・・」

初春「・・・・・」

上・初「あのっ!・・・・」

上条「あっ・・・」

初春「あっ・・・」

上条「初春さんからどうぞ・・・?」

初春「・・・昨日私に会いに来たのって・・・もしかして・・・上条さんですか・・?」

上条「あっはいそうですよ・・・迷惑でした?」

初春「いえ・・・迷惑だなんて・・・」カァァ

上条「初春さんが来てくれたのに補習だったんで・・・そのお詫びに・・・」

初春「結局またすれ違っちゃいましたね・・・」

上条「そうですね・・・」

初春「上条さんの話はなんでしょう・・・?」

上条「いやぁ別にたいしたことじゃないんですけど・・・」

上条「最近ビリビrじゃなかった御坂美琴さんの様子がおかしくないですか?」

初春「えっ!!!!!!!!!!?」

上条「何て言うか前とは違うんですよ~明るいし・・・電撃も飛んでこないし・・・」

初春「・・・・・・・・」グッ

上条「アイツ何かあったんですかね~?初春さん知りません?」

初春「・・・・・・・・」ビクッ

上条「あれっ?初春さん?」

初春「あっ・・・ごっ・・ごめんなさい・・・」

上条「どこか具合でも悪いですか?」

初春「そういうわけではないです・・・けど・・・」

上条「けど?」

初春「・・・・・・」

上条「・・・・・・」

上条「最近毎日のように朝会うしな~?」

初春「あのっ・・・上条さんは御坂さんのこと・・・どう思ってるんですか・・・?」

上条「へっ?御坂美琴さんですか?う~ん・・・」

上条「一言で言えば妹みたいな存在ですかね~?ほっとけないっていうか・・・」

初春「・・・そうですか・・・」

上条「そっそうですね・・・」

上条(あぁ~何であいつの話しちゃったんだろ~!!オレが言いたいのはそういうことじゃないのに!!)

初春「私を守ってくれるって言ったのも妹みたいだからですか??」

上条「へっ?」

初春「私じゃなく佐天さんや、白井さんや、御坂さんでも同じことを言うんですか!!!!?」

初春「もしっそうだとしたら・・・私は・・・すごく・・・残念です・・・」グッ

上条「あのっ?初春さん・・・?」

初春「上条さんが優しい人なのはわかってます・・・」

初春「だけど・・・ああいうことを平気で言う人だとは思いませんでした」ツー

初春「私・・うぐっ・・ひぐっ・・うぅぅ・・・」グシュ

上条「初春さん!!泣かないで下さい!!」ガタッ

初春「上条さんは・・・御坂さんのことが・・・好きなんじゃないですか・・・?」

上条「!!!!!?」

初春「私は・・うぅ・・上条さんが・・ひぐっ・・大好きです・・・」

初春「御坂さんだって私が上条さんのことを好きだと言うことを知ってます!!」

初春「だから最近の御坂さんの雰囲気が変わったんだと思います!!」ウゥッ

初春「だから・・・ひぐっ・・・だから・・・私・・・」

上条「初春さん・・・・」ギュゥゥッ

初春「へっ?・・・上条さん・・・?」カァァ

上条「もういいです・・・何も言わなくて・・・」ギュゥゥッ

初春「・・・・♪」ギュゥゥッ

上条「オレも・・・初春さんのこと・・・大好きです・・・」

初春「・・・うれしいです・・・」

上条「・・・初春さんちょっと立ってもらえますか?」

初春「はっ・・はい・・・」スタッ

上条「私・・上条当麻は初春飾利を愛しています・・・世界中の誰よりも・・・」

初春「・・・・・」カァァ

初春「エヘヘッ・・漫画みたいなセリフですね♪」

上条「一度言ってみたかったんです・・・」

上条「あっこれはまだ誰にも言ったことはないですよ・・・?」

上条「これからも他の人に言うつもりはありません!」

上条「もうこれからは敬語はやめようよ・・・あと・・・名前で呼び合おう・・・」

初春「はいっ!当麻さん♪」

上条「あぁ・・・飾利・・・」

初春「ふふふっ・・・当麻さんだ~い好き♪」チュッ

上条「オレも・・・大好きだよ!」

~数日後~
7月28日 ジャッジメント

黒子「お姉様はこれで良かったんですの?」

美琴「いいも何も・・・私にはどうすることもできなかったわ・・・」

黒子「そうですか・・・」

美琴「私のつけいる隙なんて最初からなかったんだもん・・・」

美琴「それに好きな人が幸せでいるってことが・・・やっぱり一番だから・・・」

黒子「そうでしたらお姉様!!是非私のもとへ戻ってきて下さいまし!!!」

美琴「だから何でいつもそうなんのよぉぉ!!!」バチッバチッ

黒子「あぁぁぁぁうぅぅぅ・・・お姉様もっとお願いしますわ~♪」

美琴「いっぺんMAXでやった方がいいかしら・・・」

バタバタバタ

初春「こんにちは~」

黒子「う~い~は~るぅ~!!!遅いですわよ!!!」

初春「えへへっすみません」

黒子「またデートですの?」

初春「えっ・・いや・・あの・・・」チラッ

美琴「もう私に気を遣うことなんていいのよ・・・もう吹っ切れたんだから♪」ニコッ

初春「はいっ!!デートでした♪」

黒子「まったく毎日毎日あなた達はぁ~!!ホントに不潔ですの!!!」

美琴「まぁいいじゃない黒子。事件の方も片づいたんだしさ・・・初春さんがんばったよ」ニコッ

黒子「お姉様はまったく甘いんですから・・・佐天さんはまだ病院ですか?」

初春「はい・・・でももうすぐ退院できるみたいですよ?」

黒子「まったくあの子は世話が焼けるんだから・・・」

初春「佐天さんも私のことすごく心配してくれましたし・・・」

美琴「まったくいろいろなことがあったわねぇ~」

黒子「お姉様はこの際ジャッジメントに所属してはいかがですの?」

美琴「え~いやよ堅苦しいのは・・・」

黒子「なら一般人は一般人らしくしていただきたいものですわ?」

美琴「まぁたまになんだからいいじゃない」

黒子「お姉様に万が一のことがあったら黒子は・・黒子は!!!」

美琴「アンタはさっきからいい加減にしなさい!!!」

当麻の記憶喪失までは書きたいです・・・眠いです・・・お休みなさい・・・zzz

ここでやめとけば無難に終われるが…
御坂妹もしくは一方と初春の絡みがあるのかな?

すいません・・・ちょっと寝るつもりががっつり寝てしまいました!

保守していただいたみなさんありがとうございました!!

では再開します

>>137さん御坂妹、一方通行は出すつもりはありませんよ

あと出すとしたらインデックスぐらいですね・・・

上条「ど~も~上条さんですよ!」

黒子「なんですの?」

美琴「何でアンタここに来てるのよ!」

上条「いや~うちの飾利がいつもお世話になってるんで・・・ご挨拶を♪」ニコッ

初春「あぁ~当麻さんだぁ~!!」

上条「おぉ~飾利!相変わらず今日もかわいいね!」

美琴「ってアンタ達さっきデートしてたばっかでしょ!!」

黒子「もうお互いを名前で呼び合っているとは・・・まだ会ってからそんなに日にちがたってないというのに・・・」

上条「んで?今日は何やってるんだい?」

初春「え~と今日はですねぇ・・・事件の方も片づいたので待機ですね」ニコッ

上条「なら遊びに行こうよ!!」

黒子「何言ってらっしゃいますの?初春もまだ来たばっかりですのよ!」

黒子「いくら暇でも待機なので一応これもお仕事のうちですわ!」

上条「そっかぁ・・・じゃあまた明日だな?」

初春「はい!」

上条「じゃあ白井さん、御坂さん?うちの飾利をあんまり危険な目にあわせないように・・・」

上条「この前も傷だらけだったんで・・・」

美琴「そういうときはアンタが守ってあげればいいでしょ?」

美琴「だいたいアンタ事件の方に首つっこんでこなかったわね?」

上条「あぁこっちはこっちで家の方がちょっとごちゃごちゃしてましてね~」

美琴「何よ!ごちゃごちゃって?」

上条「・・・・まぁこっちの話だ・・・気にすんな・・・」

上条「じゃあお二人とも飾利のことよろしくお願いしますね・・・」

初春「じゃあ当麻さんまた明日~」ニコッ

上条「あぁ・・・またな・・・」ニコッ  バタン

上条「・・・・・・」

上条「・・・・インデックス・・・」

美琴「ねっねぇ・・・初春さん?」

初春「はい?」

美琴「何かアイツの様子ちょっとおかしくない?」

初春「ふぇ~?いつも通りだと思いますよ~?優しいし、かっこいいし」

黒子「お姉様はまだあの殿方のことを諦めてないんですの?」

初春「え~そうなんですか~?」

美琴「違う違う!そんなんじゃないって・・・」

美琴(ただ・・・アイツあんなこと言うような奴だったっけ?)

初春「ならいいんですけど~・・・あっそうだ!御坂さん彼氏欲しいですか?」

美琴「へっ?私?」

初春「はい!当麻さんのお友達で土御門さんって人がいるんですけど・・・」

美琴「あっいや・・・私はいいわ・・・アハッ・・アハハハハ」

黒子「そうですわよ!初春!!お姉様には私というものがあるんですもの」

黒子「昨日もあんなことやこんなことを・・・グフフッ」

美琴「何にもしてねぇだろうが!ゴルァァ!!」ドカッ

黒子「うぎゃぁぁぁぁっ!!!!」

初春「ホントにお二人は仲が良いですね~♪」ニコッ

美琴「ところでデートってどこいってんの?」

初春「そうですね~いろいろです♪」ニコッ

美琴「いろいろって?」

初春「ゲームセンターとか町をぶらぶらしたり・・・でもやっぱりあの公園が一番なんです・・・」

美琴「公園?」

初春「はい・・・おいしいソフトクリームの屋台がある公園です・・・」

美琴「へぇ~ちょっと食べてみたいわね」

黒子「なら佐天さんが退院しましたら食べにいきますわよ!」

美琴「あぁ~それいい!!いつ退院するの?」

初春「もうすぐだと言ってましたけど~」

美琴「あぁ~楽しみだなぁ~佐天さん早く退院しないかなぁ?」

すいません金魚の水槽洗ってました・・・再開します

~次の日~

初春「今日は当麻さんから連絡来なかったな・・・」ボソッ

初春「・・・・・・」

初春(今日はいそがしいのかな~・・・?今日はまた補習なのかな~・・・?)

初春(たまにはこういう日だってあるよね・・・)

初春(当麻さんも他の友達と遊ぶことだってありますよね~・・・)

初春(私にばっかり構っていられないですから・・・)

初春(当麻さんに今日も会えるといいな・・・)

初春(とりあえず今日もジャッジメントのお仕事がんばろう♪)

~ジャッジメント~

美琴「・・・・・ねぇ黒子・・・」

黒子「なんですの?お姉様?」クルッ

美琴「やっぱり昨日アイツなんかおかしくなかった?」

黒子「まだそんなことおっしゃってらっしゃいますの?」

美琴「う~ん・・・何か変な感じしたんだ・・・」

黒子「はぁ~もうお姉様ってば・・・あの方はもう初春のこと大切に思ってますわよ?」

美琴「だからそういうんじゃないんだってば!!」

黒子「初春だっていつも通りと言ってましたし~」

美琴「初春さんのこと私たちによろしくって・・・何か変じゃないかぁ~?」

美琴「まるで・・・どっか遠くに行っちゃうみたい・・・」

美琴「・・・・・・・」

ブブーブブー

美琴「黒子?アンタ携帯鳴ってるわよ」

黒子「もしもし?あぁ~佐天さんでskjfaltj????」

佐天「ちょっと大変です!!!大変です!!」

黒子「どっどうしたんですの佐天さん?」

佐天「実はですね・・・上条さんが!!上条さんが!!」

黒子「ちょっと落ち着いて下さいまし?佐天さん・・・上条さんがどうかされましたの?」

美琴(!!!!!!!!?)ドキッ

佐天「そっそれがですね・・・私の入院してる病院に昨日の夜運ばれたみたいなんですよ!!!」

黒子「それホントですの!!!?容態は!!?」ガタッ

佐天「あの・・・どういうわけか・・・きっ記憶喪失みたいで・・・」

黒子「記憶喪失・・・?」

美琴「えっ?」ドキッ

黒子「記憶喪失ってどういうことですの?」

美琴「ちょっと黒子かして!!」パシッ

黒子「あぁちょっとお姉様~」

美琴「もしもし?佐天さん?」

佐天「あっ・・御坂さん?」

美琴「記憶喪失ってどういうこと?」

佐天「それが・・・チラッとしか聞いてないですけど、何でも原因不明とか・・・」

美琴「原因が不明って・・・」

佐天「病院の方でもお医者さんが困ってて・・・」

美琴「初春さんには?」

佐天「まだ連絡してません・・・」

美琴「ちょっと待ってて・・・」

美琴「黒子どうしよう・・・初春さんの方にはまだ伝えてないみたいだけど・・・」

黒子「そうですわね・・・とりあえず佐天さんは上条さんのところへ行ってみてはどうでしょう・・・」

美琴「うん!!」

美琴「佐天さん?」

佐天「はいっ!」

美琴「とりあえずアイツの所へ行って様子を見てきてもらえる?」

佐天「わかりました!!・・・初春には?」

美琴「まだ言わないでおいてあげて・・・」

佐天「じゃあまた連絡します・・・」

美琴「お願いね・・・」

佐天「はい・・・では失礼します・・・」ガチャッ

美琴「そんな・・・嘘でしょ・・・」グッ

黒子「お姉様の予感が当たってしまいましたね・・・」

美琴「・・・やっぱり・・・変な感じしたんだ・・・」

美琴「アイツまた変な事件に首をつっこんでたんだ・・・」

黒子「まだそうと決まったわけでは・・・ただ単に頭を打っただけとか・・・」

美琴「そんなわけないじゃない!!」ガタッ

黒子「お姉様?」

美琴「何かごちゃごちゃ忙しいって・・・何でもないから気にすんなって・・・」

美琴「人の危ないことには首つっこんで・・・」

美琴「自分の危ないことには人に気を遣って・・・」

美琴「そんな優しい上条当麻が・・・私は・・・大好きなのよ・・」ブワッ

黒子「お姉様・・・」

美琴「だからアイツには幸せになって欲しかったのに・・・」

すいませんちょっと出かけます・・・

進行遅くてホントすいません!!

すいません帰って参りました・・・

またゆっくりとですが続き書きます

~病院~

佐天「あっここかな・・・」コンコン

上条「どうぞ・・・」

佐天「はい・・・失礼します」ガラッ

上条「・・・・」

佐天「えっと・・・上条当麻さんですか?」

上条「そう・・・みたいですね」

佐天(やっぱり記憶ないのかな・・・?)

佐天「私は佐天涙子っていいます・・・覚えてますか?」

上条「すいませんが・・・何も覚えてないみたいです・・・」

佐天「じゃあ初春飾利は?御坂美琴は?白井黒子は?あとはえっと土御門さんとか?」

上条「・・・・・・」

佐天「やっぱり何も覚えてないんですか・・・」

上条「えぇ・・・どうしてこうなったのかも・・・」

佐天「そうですか・・・」

上条「僕はどういう人だったのですか?」

佐天「強くて・・・優しくて・・・正義感あふれる・・・初春の恋人です・・・」

上条「初春?さっきもでましたけど?」

佐天「初春・・・初春飾利です!!!よく思い出して下さいよぉ!!!」ブワァッ 

上条「えっ!?ちょっと!」

佐天「私たちのことはいいですから・・・うぐっ・・・ひぐっ・・・」

佐天「うぅ・・・ぐしゅ・・・初春のことは思い出してあげて下さい・・・」

佐天「私が貸した100万円の事も忘れたんですか?」

上条「えっ?」

~ジャッジメント~

初春「こんにちは~」

美琴「・・・・」

黒子「・・・・」

初春「あれ~お二人ともどうしたんですか~?」

黒子「何でもありませんわ・・・」

美琴「そっ!そうよ~!べっ・・別になんでもないんだから~!!」

初春「ふぇ?」

黒子(ちょっとお姉様・・・もっと普通に接して下さいまし!!)ボソッ

美琴(そんなことわかってるわよ!!!)ボソッ

初春「ちょっと聞いて下さいよ~当麻さん今日連絡くれなかったんですよ~」

二人「!!!」ドキッ

美琴「そうなんだ・・・」

初春「昨日のおやすみメールも帰ってこなかったし・・・」

美琴「まぁアイツも忙しいんじゃない・・・補習とか?」

初春「・・・・・」

美琴「ほっ・・・ほら~アイツバカじゃん?」

初春「御坂さん!!」ムッ

美琴「うっ・・・ごめんなさい・・・」

黒子「初春、今日はパトロールはいいから待機ですのよ!」

初春「えっそうなんですか~?今日あたし当番ですけど・・・」

黒子「他の人に変わってもらいましたの」

初春「わかりました~」ニコッ

女A「初春さんちょっと手伝ってもらえる?」ガチャ

初春「は~い!今いきま~す!」トトトト バタン

二人「・・・・」

黒子「お姉様!!」ムキィー

美琴「ごめ~ん!」

黒子「もっと普通にできませんの!!!」

美琴「わかってるわよ・・・私だって・・・」

ブブーブブー

美琴「黒子!!」

黒子「はい!お姉様」

黒子「もしもし!?佐天さん!?」

佐天「・・・・」

黒子「もしもし!!!?」

佐天「あっ・・・ごめんなさい・・・」

黒子「あの方はどうでした!!?」

佐天「やっぱり・・・記憶喪失みたいです・・・」

黒子「そうでしたか・・・」

佐天「何も覚えていないそうです・・・もちろん・・・初春のことも・・・」

黒子「初春のことも忘れてしまってましたか・・・・・」

美琴「黒子・・・そっか・・・やっぱり・・・」

佐天「初春はそっちにいるですか?」

黒子「ええ・・・」

佐天「初春・・・どうします?」

黒子「初春には伝えるしかないでしょうね・・・」

美琴「ちょっ!ちょっと待って!!」パシッ

黒子「お姉様?」

美琴「もしもし佐天さん!?」

佐天「はいっ!」

美琴「佐天さんが初春さんから聞いたこと今から全部あのバカに覚えさせなさい!!!」

佐天「えっ!?」

美琴「初春さんと行ったとこ、見たこと、聞いたこと、話したこと全部!!!」

黒子「ちょっ!ちょっとお姉様!!それは無謀ではなくて!?」

美琴「うっさいわね~!!!!」

佐天「御坂さんそれはいくら何でも・・・」

美琴「お願い!佐天さん・・・」ブワッ

佐天「御坂さん・・・」

佐天「でっ!でも私の知ってることっていってもたかがしれてますよ?」

黒子「ぼろが出たときには初春がよけい傷ついてしまうのではなくて?」

美琴「そうかもしれないけど・・・でも・・・」

美琴「あのバカが好きだった初春さんを悲しませたくないのぉ!!!」

黒子「お姉様・・・」

佐天「・・・わかりました御坂さん!・・・あたし・・・やってみます!」

美琴「うん・・・ありがとう・・・あっ!ちょっ黒子!」

黒子「佐天さん大丈夫なんですの?」

佐天「わかりません・・・」

佐天「でも・・・私も初春を悲しませたくないのは・・・一緒です」

黒子「わかりましたわ・・・好きになさい・・・」

佐天「はいっ!」

美琴「黒子・・・」

黒子「こうなったらやけくそですわね!」

初春「ふぇ~おわりました~」ガチャッ

美琴「初春さん!!」

初春「へっ?どうしました?」

黒子「じゃあ頼みましたわよ・・・佐天さん」

佐天「わかりました。」

黒子「さてっと・・・」パタッ チラッ

初春「電話?佐天さんですか?」

黒子「ええ・・・」

初春「わぁ~退院が決まったんですね~」

初春「そしたら4人でソフトクリーム食べにいけますねぇ~」

初春「あっやっぱり5人で行きましょうか?」

黒子「初春・・・」

美琴「あのね初春さん・・・」

初春「はい・・・?」

黒子「実は上条さんなんですけど・・・」

初春「へっ?当麻さんがどうかしました?」

美琴「昨日の夜・・・病院に運ばれたって・・・」

初春「!!!!!!!」

初春「・・・それで・・・当麻さんは・・・?」

美琴「とりあえず・・・大丈夫・・・みたい・・・」

黒子(お姉様!!!)ボソッ

初春「大丈夫・・・なんですか?」

黒子「佐天さんから電話で同じ病院みたいなのでいってらっしゃい」

黒子「佐天さんとも話したみたいですし」

初春「でも・・・私・・・待機ですよ・・・?」

黒子「会いに行きなさい!」

初春「いいんですか?」

黒子「もし事件が起こってもその精神状態のあなたでは役に立ちませんわよ?」

初春「わかりました!白井さんありがとうございます!」ペコッ

初春「いってきます!!」ドタドタッ ガチャ バタン

美琴「ふ~・・・佐天さん・・・うまくやってくれるかな・・・?」

黒子「やるにしても限界がありますわね・・・」

~病院~

佐天「かくかくしかじかでその子が直にくると思うんで話を合わせて欲しいんですよ・・・」

上条「えっ!でもそんなことをしてもどうするんです?」

佐天「いいから!!」

ピーポーピーポー

佐天「ってことが今までにあったんですよ」

上条「そうでしたか・・・」

佐天「私にわかるのはここまでです・・・」

上条「そのほかのことはわからないんですか?」

佐天「あとは上条さんがうまく話を合わせれば大丈夫だと思います・・・」

上条「・・・・・」

佐天「上条さん?」

上条「いつかばれるとは思いませんか・・・」

佐天「・・・・」ドキッ

上条「その情報だけでは少なすぎます・・・」

上条「もっと二人だけのエピソードとか聞かれたらピンチになりますね?」

佐天「そこは上条さんの腕の見せ所ですね」

上条「簡単に言わないで下さいよ・・・」

佐天「じゃあちょっと練習しましょう」ニコッ

佐天「上条モードに入って下さい」

上条「あっ!はい・・・」

佐天「あぁ~!上条さんじゃないですか~」

上条「いや~佐天さんじゃないですか」

佐天「・・・・・・」

上条「あれっ?佐天さん?・・・どうしました?」

佐天「そういやあたし・・・上条さんとしゃべったことあんまないかも・・・」

上条「えっ?」

~初春 全力疾走中~

初春(・・・だから昨日から連絡なかったんですね・・・)タッタッタ 

初春(また危ないことに深入りしたんですか?)ハァハァ

初春(私じゃない誰かを守るために・・・)グッ

初春(もうそんなことやめて下さい・・・)

初春(私の・・・私だけの当麻さんでいて下さい・・・)タッタッタ

初春(・・・でも・・・あの・・・御坂さんの言い方が気になります・・・)

初春(なんだかイヤな胸騒ぎがします・・・)ハァハァ

初春(お願い・・・当麻さん・・・無事でいて下さい・・・)ギュッ

初春(当麻さん・・・当麻さん・・・当麻さん・・・)タッタッタ

上条「ちょっと佐天さん?それじゃ練習になりませんよ・・・」

佐天「すいません・・・」

上条「やっぱり無理ですよ」

佐天「私だけじゃなく御坂さんも・・・白井さんも・・・初春を悲しませたくないんです・・・」

佐天「初春にはいつも笑っていてほしいんです・・・」

上条「・・・わかりました・・・何とかがんばってみますよ・・・」

佐天「上条さん・・・!」

上条「最後に一つだけ聞かせて下さい・・・」

上条「僕は彼女のこと何て呼んでたんですか?」

佐天「えっ?そういえば・・・」

佐天(初春は当麻さんって呼んでるから・・・飾利?飾利さん?飾利ちゃん?)ウーン

佐天(どれだろう・・・うぅぅぅぅ・・・あっ!)

佐天「上条さんだったら彼女のことなんて呼びたいですか?飾利っていうんですけど・・・」

上条「僕だったら飾利って呼びますね」

佐天「じゃあそれでいきましょう♪」

上条「いいんですか?そんなんで・・・?」

佐天「そこはわからないので、上条さんの直感を信じます・・・」

上条「そこは賭ですね・・・」フー

佐天「がんばりましょう♪」

初春(・・・当麻さん・・・)

初春(はぁ~やっと着いた)ハァハァ

初春(まず受付で病室を・・・)キョロキョロ ドンッ

初春「あぁ~ごっ!ごめんなさい」ペコッ

初春(あっ!看護師さん・・・)

初春「すいません・・・当麻さん・・・上条当麻さんの病室はどこですか?」

看護師「えっと・・・○○○号室ですね」

初春「ありがとうございます」

看護師「あの人もお知り合いでしたら一緒に連れて行ってもらえますか?」

初春「えっ?」

??「とうまは~!とうまは~!とうまどこにいるか教えてほいんだよ!」

初春(あの子は・・・誰でしょう・・・?)

受付「ですから・・・さっきから○○○号室だと説明してますが・・・」

禁書「だからそこがわからないんだよ」

禁書「それに当麻が記憶喪失ってどういうことなんだよ?」ムキィー

初春(えっ!!?えっ!!?記憶喪失・・・?)ピクッ

禁書「早く当麻の記憶を元に戻して欲しいんだよ!」ガシガシ

受付「こちらでも原因がわかりませんので・・・」

禁書「科学の力はたいしたことないんだね」フン

禁書「だからいつも魔術の方が上だっていってるんだよ」

初春(嘘・・・当麻さんが・・・記憶喪失・・・)

禁書「私だったら何とかできるかもしれないんだよ」

初春(トウマサンガ・・・キオクソウシツ・・・)

初春(嘘!絶対嘘です!・・・・当麻さん)クルッ タッタッタ

禁書「うぅ~~当麻当麻当麻~!」バクッ ガリガリ

受付「ちょっとそんなとこかじらないでください!!」

佐天「じゃあ上条さん、そんな感じでお願いしますね?」

上条「わかりました!僕もあなた達のお力になれるようにがんばってみます」ニコッ

佐天「私もいつも通り接しますから・・・」

初春「ハァハァ・・・」ガラッ

佐天「あっ!う~い~は~る~」バサァッ

初春「・・・・・」

佐天「おぉ~今日はしましまだ~!」

初春「・・・・・・・・当麻さん・・・」

上条「おう!どうした飾利?」

初春「お体は・・・大丈夫ですか?」

上条「あぁなんともない!結構元気だよ!」ニコッ

佐天「あれ~初春こっちは無視ですか~?」

初春「・・・・・・」

佐天「まぁあとはお二人でごゆっくり♪」ガラッ

佐天(・・・・・・心配だなぁ)

佐天(少しぐらいのぞいてもいいよね・・・)コソコソ


上条「どっ!どうしたんだ?そんな怖い顔して?」

初春「いえっ・・・何でもないです・・・」ギュッ

上条「そっか」ニコッ

初春(何か・・・いつも通りなのかな・・・?よしっ・・・)グッ

初春「まったく何をしたらそういう怪我するんですか!!?」プンプン

上条「いやぁ~階段であし踏み外しちゃって・・・あはははっ」クシャクシャ

上条(呼び方はスルーだったからあってたのかな?)

初春「まったく気を付けてくださいよ~どれだけ心配したと思ってるんですか・・・」

上条「ゴメンよ・・・心配かけて・・・」

初春「いつも上条さんから連絡来るから今日はとっても心配しました!」フンッ

上条「だからゴメンって・・・」

佐天(おぉ~何かこのままいけそうな感じじゃん♪)

初春「当麻さんの好きな食べ物って何ですか?」

上条(えっ?好きな食べ物?そんなの聞いてないぞ~!!)

上条「う~ん・・・カレーかな?」

初春「カレーですかぁ~私得意ですよ!退院したら作ってあげますね♪」ニコッ

上条「うん!楽しみだな!」

上条(ふ~あせったぁ~聞いてないこと聞かれたらホント感ですね・・・いやホント・・・)

初春「また二人でソフトクリーム食べに行きたいです・・・」

上条「あぁ~あの公園のね~おやっさん夏バテしてなきゃいいな?」

初春「ふふっ!大丈夫ですよいつも元気ですから♪」

上条「そりゃそうだな」

佐天(よしっこれなら・・・とりあえず御坂さん達に連絡しとこ・・・)

すいません昨日夜からアク禁ではないんですが

パソコンからの書き込みができなくなってしまいました・・・

原因わかる人います?(ちなみにほかのスレには書けます)

保守していただいた皆さんにはホントに感謝しています

今日はネカフェからですがまたゆっくりと書いていきます

サルさんか?
1) 一つのスレに
2) ある時間(H)内に
3) 最近の投稿(N)のうち沢山投稿(M回)したら
4) 「バイバイさるさん」になる
だと思う。SSスレで支援とかいう書き込みがあるのは
これを回避するため

>>228さんありがとうございます

ブブーブブー

黒子「白井です・・・もしもし?佐天さん?」

佐天「あっ!白井さん!さっき初春がこっちに来まして・・・」

黒子「それで?上条さんはどうですの?」

佐天「とりあえず頑張ってみるって・・・」

佐天「今のところは大丈夫みたいです」

黒子「そうですか・・・お姉様?今のところは大丈夫みたいですわよ?」

美琴「ふ~よかった・・・ってまだ安心してる場合じゃないわね」

黒子「初春の様子は?」

佐天「う~ん・・・いつものスカートめくりが無視されたぐらいで・・・」

佐天「あとは普通に上条さんと話してます・・・」

黒子「わかりました・・・また何かありましたら連絡して下さいまし?」

佐天「了解です!」ビシッ

プーップーッ 

黒子「さてと・・・とりあえず最初は乗り切りましたわね・・・」パタン

美琴「まぁまだこれからね・・・」

黒子「それにしても・・・お姉様がこんなこと考えるなんて・・・」

美琴「・・・・・私の気持ちに・・・」

美琴「・・・嘘はないから。」

黒子「そうですか・・・」

黒子「黒子は記憶喪失をしたからまだチャンスがあると思ってらっしゃるのかと・・・」

美琴「・・・・・・・」

美琴「そんな気なんてさらさらないわよ・・・・」

黒子「ならいいんですけどね」

初春「ってことがあってこっちは大変だったんですよ~」

上条「そっか!飾利もがんばったな」ニコッ

初春「ホントにこの街が平和になってくれれば・・・」

初春「ジャッジメントもアンチスキルも必要ないのに・・・」

初春「そうすればもっと当麻さんと一緒にいられる・・・」

上条「飾利・・・」

初春「なんて・・・♪」ウフフッ

上条「オレも同じ気持ちだよ」ギュッ

初春「当麻さん・・・」ギュッ

初春(やっぱりいつもの当麻さんだ・・・記憶喪失なんてあるわけない・・・)

初春「エヘヘッ♪なにか果物でも食べますか?」

初春「何がいいですか?」

上条「えっと・・・じゃあリンゴで・・・」

初春「わかりました!」

上条「・・・・・・・」

初春「ルールルーラララー♪」

上条「・・・・・・・」

上条(なんていうか・・・すごいいい子だな・・・)

上条(佐天さんに聞いてたとおり・・・)

上条「・・・・・・・・」

初春「う~・・・ウサギさんにするのって結構難しい・・・」

支援

初春「あとちょっとですからね~待っててください♪」ニコッ

上条「・・・・・」

上条「・・・君は・・・優しいんだな・・・」ボソッ

初春「えっ?」ゾクッ

初春(今のは・・・当麻さん・・・じゃない・・・?)

上条「いやっ!なんでもない!こっちの話・・・」アセアセ

上条(ヤバい・・・つい本音が・・・)

??「・・・うま~・・・うま~どこんなんだよ!」

初春「・・・・・・・」

上条「あれっ?今なんか聞こえた?」

初春「いっ・・・いえ・・・別に・・・」

初春(あの声・・・さっきの・・・)グッ

初春(「当麻が記憶喪失ってどういうことなんだよ」って言ってた・・・)

上条「あれっ?手が止まっちゃったけど・・・?」

初春「・・・・・・」

上条「どうした・・・飾利・・・?」

初春「・・・・・当麻さん・・・」

初春「私のこと・・・ホントに覚えてますか・・・?」グッ

上条「なに言っちゃってるんですか?そんなことあるわけないじゃん!?」

上条「ただ階段で足を滑らしただけなんだから!」

初春「私の大切なお友達の名前は・・・?」ボソッ

上条「あぁ!佐天さん、御坂さん、白井さんだろ?」

初春「私を助けてくれた場所は・・・?」ボソッ

上条「デパートとうちの学校の校門の2回だな」

初春「じゃあ昨日までの私と今日の私で違うところは・・・?」

上条(へっ?なんだそれ~!?そんなのわかんないぞ~!!)

上条「いつもどおりかわいい飾利じゃないか~」ボリボリ

初春「もっとよく見てください!」

上条(嘘だろ~・・・これは大ピンチだ・・・)

佐天(あれ~私にもわかんないや・・・いつもどおりの初春なんだけどな~・・・)

佐天(う~ん・・・パンツ・・・かな?)

初春「この・・・花の髪飾り・・・昨日まで青だったんです・・・」

佐天(あれそうだっけ・・・?)

佐天(初春の頭はいつもピンクとかオレンジとかだったはず・・・)

佐天(・・・・・・・・・・・)

佐天(あっ!?まっ・・・まずい・・・)

佐天(ちょっと上条さんこっち気づいて~)ブンブン

>>238の六行目の上条さんのセリフは

上条「なに言っちゃってるんですか?覚えてないわけないじゃん!」です

ちょっと間違えました・・・すいません・・・orz

佐天(上条さんそれ引っ掛け問題だから~!!!上条さ~ん!!!!)ブンブン

??「ちょっとお姉ちゃん?当麻の部屋の前で何コソコソやってるんだよ?」チョンチョン

佐天「・・・・・えっ!?」ギクッ

佐天「えっと~・・・あなたは?」

禁書「私の名前はね!インデックスっていうんだよ!」エッヘン

禁書「見てのとおりシスターなんだよ!」

佐天「はぁ~・・・」キョトン

禁書「お姉ちゃん当麻の知り合い?」

佐天「まぁそうだね・・・あなたは上条さんとどういう関係?」

禁書「私は当麻のご主人様なんだよ」

佐天「えっ?上条さんのご主人・・・様?」

禁書「そうだよ!記憶喪失みたいだからお見舞いに来たんだよ!」

佐天(何でこの子そのこと知ってんの・・・?)

禁書目録さんが一番かわいくて一番正ヒロインにふさわしいんだよ
さらっさら~のサラサ~ティ♪ SoLaLa

佐天「ちょっと・・・あなたそれどこで・・・」

禁書「ステイルが教えてくれたんだよ」

佐天「ステイル?」

禁書「私のことを追ってた魔術師だよ」

佐天「魔術師?超能力者じゃなくて・・・?」

禁書「魔術はあるもん」

佐天「そうなんだ・・・やっぱり上条さんまたなんか変なことに・・・」

禁書「私を助ける為に逆に当麻の記憶がなくなっちゃったんだよ」

佐天(じゃあ上条さん・・・この子を助けたから・・・)

上条「あぁ~そうだったな!道理で今日は雰囲気が明るいと思った!!」

初春「・・・・・・・」

佐天(嘘っ!!!ヤバい・・・・)

禁書「だからお姉ちゃん!そこどいてほしいんだよ」フン

佐天「いやっ・・・ちょっと今は・・・」

禁書「ねぇ~どいて!どいて!どいて!」ガプッ ガシガシ

佐天「ちょっと痛いって・・・」

佐天(よ~し!こうなったら・・・)ダダダッ

禁書「うわぁ~お姉ちゃん私をどこへ連れてくの~!!!」

禁書「私は当麻に会いに来たのに~!!!!」

佐天「ごめんね・・・シスターちゃん・・・」

佐天(上条さん・・・後は頼みますよ・・・)ダダダッ

初春「・・・・・・・」グッ

上条「ん?どうかした?」

初春「・・・やっぱり・・・私のこと覚えてないんですね・・・」

上条「へっ?どっ・・どうしたんだよ急に・・・」

初春「・・・・・・」

上条「・・・・・・」

初春「この髪飾りは・・・いつもと同じ・・・ものです・・・」ブワッ

上条「!!!!!!!」ドキッ

上条「わっ!わかってるって~ちょっとからかってみただけだから~!」アセアセ

初春「・・・・・・・・」

初春「嘘です・・・」

上条「どうしたんだよ飾利?今日はなんか変じゃないか・・・?」

初春「変なのは・・・当麻さんです・・・」

上条「今のはかわいいからからかっただけだって!!!」

初春「私のことなんて・・・やっぱり・・・忘れちゃったんです・・・」

上条「ちゃんと覚えてるって!!」

上条「お互い会いに行ってもすれ違ったことも!!」

上条「ゲーセンでプリクラ撮ったことも!!!」

上条「昨日ジャッジメントに会いに行ったことも!!」

上条「二人でソフトクリームを食べたことも!!!」

上条「全部!!!何もかも!!!!!!!」

初春「・・・・・・・」

ジャッジメントに会いに行ったのは昨日じゃありませんでした・・・orz

読み返したら昨日であってました・・・

ホントすいません・・・・orz

初春「うぅ・・・ほんとに・・・覚えてますか・・・グスッ」

上条「あぁ!覚えてるよ!!!」

初春「ひぐっ・・・私のこと・・・うぅ・・・忘れてないんですか・・・?」グスッ

上条「忘れるわけないだろ!!オレの一番大切な人だ!!!」

初春「・・・・じゃあ」グスッ

上条「じゃあ?」

初春「あの夜の公園で私に言った漫画みたいなセリフ・・・」

初春「今・・・・・」

初春「もう一度・・・私にいってもらえますか・・・!!!!」ブワッ

上条(えっ?えっ?漫画みたいなセリフ?)

上条(なんだそりゃ~!!そんなの聞いてないぞ~!!!)

上条(オレそんなこと言ったんかぁ~!!!)

上条(漫画みたいなセリフ・・・漫画みたいなセリフ・・・)

上条(うぅ~!!!何なんだ~!!誰か助けてくれ~!!!)

初春「・・・やっぱり・・・うぅ・・・覚えてませんか・・・?」グスッ

上条「なに言ってんだ!!覚えてるよ!!」

上条「ただ・・・ちょっと恥ずかしくて・・・」

上条(ヤバい!ヤバい!ヤバい!ヤバい!!!!)

上条(佐天さんも知らなかったぐらいだからこれはヤバい!!)

上条(・・・オレはこんないい子を悲しませたくない・・・)

上条(思い出せ~!!今まで読んだ漫画のセリフを・・・)

上条(そして・・・告白っぽいセリフだよなぁ~!!!)

初春「・・・・・・当麻さん・・・」

上条(う~ん・・・よしっ!これだ!!!よいしょっと・・・)

初春「当麻さん立って大丈夫ですか・・・?」

上条「あぁ・・・飾利もちょっと立ってもらえるかな・・・」

初春「・・・・・はい」ガタッ

上条(もう・・・どうにでもなれ!!)

上条「大好きです・・・今度は嘘じゃないっす・・・」ガシッ

初春「!!!!!」ガーン

初春「・・・・・」

上条「・・・・・」

上条(あれっ?)

初春「うぅ・・・うぅ・・・グスッ・・・うわ~~~~~ん!!!!」

上条「・・・・・・・・」

初春「うわぁぁぁぁん!!当麻さん!当麻さん!当麻さ~ん!!!!!」ギュゥゥゥゥ

上条「・・・・・」

初春「うわぁぁぁん!!!ヤダ!ヤダ!ヤダ~!!!!当麻さ~ん!!!」ギュゥゥゥ

上条(・・・やっぱり違ったか・・・・)

上条「・・・・・・ゴメン・・・」ギュゥゥゥ

初春「うぅ・・お願い・・・当麻さん・・・グスッ・・・戻ってきてよぉぉ~!!!」

上条「・・・・・」

上条(もうこの辺で終わりにしよう・・・)

初春「ヤダよ!ヤダよ!ヤダよ!!当麻さぁぁぁん!!!!」ギュゥゥゥ

初春「私たちの・・・私たちの思い出はぁぁぁ!!!!」

上条「何にも・・覚えて・・・ないんだ」

上条「ホント・・・・・ゴメン・・」ギュゥゥゥ

佐天(上条さん大丈夫かなぁ~・・・)

佐天(初春は何であんな質問・・・)

佐天(記憶喪失のこと・・・知ってた・・・)

佐天(でも何で初春が知ってるの・・・?)

佐天(私たちは誰も言ってないのに・・・)

佐天(そんな・・・やっぱり初春が知ってるわけないよね・・・)

佐天(とりあえずシスターちゃんはおっぱらったし・・・)

佐天(結構やばめの感じだったから戻ろう・・・)

佐天(神様お願い・・・初春だけには気づかれないで・・・)グッ

初春「うぅ・・どうして・・・どうして・・・」

上条「君のお友達がね・・・全部教えてくれたんだ・・・」

初春「えっ?」

上条「佐天さん、御坂さん、白井さん・・・」

初春「・・・・・・」

上条「君を悲しませたくないからオレに演技しろって・・・」

初春「そう・・・でしたか・・・」

上条「・・・・・・・」

初春「・・・・・・・」

上条「あの~・・・初春さん?」

初春「・・・・・・!!!」ドキッ

初春「いやぁぁぁぁ!!!!」ガタッ ガラッ ダダダダッ

上条「・・・・・・」

上条「はぁ~・・・・・・」

上条「ゴメン・・・飾利・・」

佐天(今どうなってるかな・・・)タッタッタ

佐天(って?えっ?初春が病室から出てきた?)

佐天「あぁ~ちょっと・・・初春~!!」

初春「・・・・・・グスッ」ダッダッダ

佐天「初春~!!!」

佐天「・・・・・」

佐天「・・・・バレちゃったか・・・」

佐天「上条さん・・・」ガラッ

上条「すいません・・・バレてしまったみたいです・・・」

佐天「そう・・・でしたか・・」ブワッ

上条「・・・・・・」

佐天「上条さんが謝らないでください・・・悪いのは・・・私たちです・・・」

上条「そんなことないです・・・・」

上条「彼女はいい友達を持ってる・・・」

上条(もう・・・オレがいなくても・・・)

佐天「これからはどうするんですか・・・?」

上条「少し考えて・・・自分なりの結論を出します・・・」

佐天「わかりました・・・今日のところはこれで失礼します・・・」ペコッ

上条「はい・・・」

佐天「・・・・・」ガラッ

上条「・・・・・」

上条「・・・・・」バタッ

上条(正直言えばオレはあのまま嘘を突き通せたのかもしれない・・・)

上条(あの質問には答えられなかったが・・・)

上条(うまくごまかすこともできたんじゃないか・・・?)

上条(・・・・・・・・・)

上条(やっぱりそれじゃあの子に悪いかな・・・)

上条(ダメだ疲れた・・・寝よう・・・)

上条(・・・・・・・・)

佐天(とりあえず二人には連絡しとこう・・・)

ブブーブブー

黒子「!?」

美琴「きたっ!」

黒子「もしもし?佐天さん?」

佐天「・・・・・・ってなわけで・・・初春にはバレちゃったみたいです・・・」

黒子「そうでしたか・・・」

佐天「はい・・・」

黒子「佐天さんは?」

佐天「明日退院です・・・ごめんなさい・・・私がもっと協力できれば・・・」

黒子「いえ・・・よくがんばってくれましたわ」

佐天「ありがとうございます・・・」

黒子「では・・・」ブチッ

黒子「・・・・・・・・」ツーッツーッ

美琴「そっかぁ・・・結局初春さんにはバレちゃったか・・・」

黒子「ええ・・・佐天さんもよくやってくれましたわ・・・」

美琴「・・・・・・」

黒子「・・・・・・」

黒子「あの方はこれからどうするんでしょう・・・?」

美琴「そんなのわからないわよ・・・」

黒子「まったくなんでこんなことに・・・」ハァー

美琴「・・・・・」

黒子「お姉様?」

美琴「・・・・・」

美琴「・・・・あのバカ・・・グスッ」ギュッ

~数日後~
ジャッジメント

美琴「あれから初春さんは毎日アイツのとこ通ってんだね~」

黒子「しょうがないですわ」

黒子「恋人が記憶喪失なら誰でもそうなりますわよ・・・」

美琴「そう・・・だね・・・」

二人「・・・・・」

美琴「私も一回お見舞い行ってみたんだけど・・・」

美琴「もういつもどおりの二人って感じなんだよね・・・」

黒子「あの方も前と変わらないまんまですしね・・・」

美琴「何もなかったかのように・・・」

美琴「このままずっとこの生活が続けばいいね・・・」

美琴「アイツも初春さんもすごく幸せそう・・・」

黒子「大丈夫ですわお姉様・・・」

美琴「あの二人を見てると私も幸せ!」ニコッ

美琴「私も誰かいい人見つけなきゃ♪」

黒子「お姉さまは必要なくってよ?」

美琴「何でよ・・・」

黒子「だから何度もおっしゃっているではありませんか!!!」キラーン

黒子「お姉様には黒子が一生添い遂げますから!!!!」ガバッ

美琴「アンタは一生眠ってろぉ!!!」バチバチッ 

黒子「うぎゃぁぁぁぁ!!!!・・・・」パタッ

バタバタバタ

佐天「ハァハァ・・・」バタン

美琴「どうしたの?佐天さん?」

佐天「・・・じょうさんが・・・」

美琴「えっ?何?」

佐天「上条さんが・・・病院を抜け出したみたいです・・・」

美琴「!!!!!!?」

黒子「ちょっとそれはどういうことですの!!!?」ムクッ

佐天「さっき初春がお見舞いに行ったみたいなんですけど・・・」

佐天「その時にはもう・・・」

美琴「なんで・・・?なんでよ・・・」

美琴「昨日までそんな素振りなかったじゃない・・・」

裃さん…

美琴「佐天さん・・・嘘・・・嘘よね・・?」

佐天「・・・・・・」ブルブルッ

美琴「あんなに二人で楽しそうだったのに・・・」ブワッ

佐天「あと・・・病室に初春あての手紙があって・・・」

佐天「一言・・・ゴメンって・・・」

美琴「アイツ・・・なに考えてんのよ・・・グスッ」

黒子「初春は?」

佐天「今探しに行ってます・・・」

黒子「どうします?お姉様?」

美琴「・・・あのバカッ!!」ガタッ ダダダッ バタン

黒子「お姉様!!?」

~美琴 全力疾走中~

美琴(私・・・アイツがなに考えてるかわかんない・・・)グスッ

美琴(なんで?・・・どうして?)

美琴(あんなに二人で楽しそうにしてたじゃない・・・)タッタッタ

美琴(こんなんじゃ初春さんがかわいそうだよ・・・)

美琴(まだそんなに遠くへ行ってないはず・・・)

美琴(どこ?どこにいるの・・・?)タッタッタ

美琴(まだ間に合う!・・・)

美琴(・・・・・・・)タッタッタ

上条「・・・・・・」トコトコトコ

上条「・・・・・・」

上条(これでいい・・・)

上条(これでいいはずなんだ・・・)

上条(あの子だってきっとそう思ってる・・・)

上条(何でオレ・・・こんなことになっちまったんだ・・・)

上条(わからない・・・)

上条(オレはどこで記憶をなくした・・・?)トコトコトコ

上条(まぁ考えても始まらないか・・・何にも覚えてないもんな・・・)

??「ちょっと待ちなさいよアンタァァァ~!!!!!」ザザーッ

上条「!?」ピタッ

上条「・・・・・・」

上条「御坂さん・・・」

美琴「何勝手に・・・いなくなろうとしてんのよぉ!!!」グスッ

上条「・・・・・・」

美琴「みんなが・・・初春さんがどれだけ心配したと思ってんのよ!!!」

上条「・・・・・・」

美琴「何とか言いなさいよ!!!」バリッ

上条「すみません・・・」

美琴「ちょっと・・・そういうことじゃないわよ!!!・・・」グッ

美琴「何でそんなよそよそしいのよ・・・」

上条「・・・・・・」

美琴「アンタ初春さんのことどう思ってんのよ!!」

上条「いい子だと思う・・・」

美琴「・・・他には?」

上条「・・・・やさしい子だと思う」

美琴「うぅっ・・・他には?」グスッ

上条「いったいどうしたんだ・・・」

美琴「ちゃんと答えなさいよぉ!!!」

上条「御坂・・・」

美琴「ちゃんと答えろって言ってんでしょうがぁぁぁ!!!!!!」バリバリッ ドギャーン

上条「・・・・・っ!!」シュゥーッ

美琴「なっ!・・・右手っ・・・」

上条「・・・・・」

上条「・・・きだよ」ボソッ

美琴「えっ!?」

上条「・・・好きだよ!!オレはあの子が好きだよ!!!」

美琴「じゃあ・・・なんで・・・」

上条「お前は見たか・・・?」

美琴「何を?・・・」

上条「あの子の遠くを見るような悲しげな顔を・・・」

美琴「っ!!!!!?」

上条「あの子が求めてるのはオレであってオレじゃないんだよ・・・」グッ

美琴「でもっ・・・!」

上条「そんな顔を見ちまったらオレはもうそばにはいられない・・・」

上条「だからこうなる前のオレに戻りたくても・・・」

上条「・・・戻りたくてもっ!覚えてないから戻れないんだよ!!!!」

美琴「・・・・・・そんな」

上条「今まで二人がどんな会話をしてたのか・・・」

上条「どんな風に思ってたのか・・・」

上条「今のオレと同じだって思うことができないんだよ・・・」グッ

美琴「そんなのまた二人で新しく作ればいいじゃない!!!」ブワッ

上条「・・・・・」

上条「それをあの子は望んでない・・・」

美琴「アンタ・・・やっぱりバカよ・・・」グスッ

とりあえず家に帰ってからまた書きます

帰ってきたんでまた書きます

ここからID変わります

上条「そうだな・・・オレはバカだな・・・」

美琴「アンタこの先どうするつもり・・・」

上条「とりあえずオレはこの街を出るつもりだ・・・」

美琴「ちょっと!」

上条「インデックスの方はステイルって人が引き取りに来たし・・・」

上条「ちょうどよかったのかもな・・・」

上条「ここにいればまたあの子の事を思い出しちまうし・・・」

美琴「・・・・・」

美琴「あなたと出会っていろいろあったわ・・・」

上条「そうか・・・」

美琴「唯一の心残りはアンタに勝てなかった事ね・・・」

上条「フッ・・・何なら今ここでやるか?」

美琴「ううん・・・止めとく・・」ブルブル

上条「・・・・・」

上条「でも・・・やっぱりあの子にはすまないって言っといてくれ・・・」

美琴「わかった・・・」コクッ

上条「じゃあ・・・またな・・・」クルッ カツカツ

美琴「寂しくなったらいつでも帰ってきなさい・・・」グスッ

美琴「私・・・待ってるんだから・・・」グッ

上条「・・・・・」カツカツ

美琴「うぅ・・うぅ・・グスッ・・・」

上条「・・・」カツカツ

美琴「うぅ・・・グスッ・・・うぅぅ・・」

上条「」カツカツ

美琴「・・・うぅ・・ひぐっ・・・うわぁぁぁぁん!」

美琴「・・・・・」ウゥッ

美琴「ホントに・・・うぅ・・バカ・・・グスッ」

美琴(でも・・・そんなアンタが・・・私は・・・大好きだったよ・・・)

美琴「・・・・」ガチャッ

黒子「あぁ~お姉様!!あの方とお会いになれました?」

美琴「うん・・・」

初春「それで・・・あの人は・・」

美琴「初春さん・・・」

美琴「一言・・・すまないって・・・」

初春「そうですか・・・」

初春「・・・でも・・もういいんです・・」

佐天「初春?」

初春「私は2人の当麻さんに違いを感じていたのは事実ですし・・・」

初春「いなくなったのも当麻さんなりの優しさなんだと思いますから・・・」

初春「私は甘えていました・・・」

三人「・・・・・」

初春「ジャッジメントとしてもっと強くなるんです・・・」

初春「御坂さんや白井さんの様に・・・」

初春「そして・・・この手で多くの方を救えるように・・・」グッ

美琴「初春さん・・・・」

黒子「初春・・・言う様になりましたわね?」

佐天「あぁ~!あたしも~!!」

黒子「佐天さんはまずレベル1からですね?」

佐天「うぅ~」シュン

美琴「じゃあ今からソフトクリームでも食べに行こうよ~」

佐天「あぁ~!いいそれ!私も食べたかったんだ~!」

黒子「そうですわね・・・今日ぐらいはいいでしょう」

佐天「やったぁ!」

佐天「さぁ初春~行くよ~!」グイッ タタタ

初春「ふぇ~!?引っ張らないで下さい佐天さん!!」タッタッタ

美琴「・・・・・」

美琴「成長したわね・・・初春さん・・・」

黒子「えぇ・・・お姉様の方はどうですかね・・・?」

美琴「えっ?」

黒子「そんなに目を腫らして・・・」ハァーッ

美琴「うっ!・・・これは・・・」バッ

黒子「告白してフラれでもしましたの?」チラッ

美琴「違うわよ!!・・・これは・・・」

黒子「フフッ」クスッ

美琴「あぁ~!!!笑ったな黒子~!!!」

黒子「わぁ~!お姉様が怒った~♪」ピシュン

美琴「ちっ!逃げられた・・・・」

美琴「待て~黒子~!!!!!」バタバタバタッ


その後この街に上条当麻が戻ってくることはなかった・・・

               - E N D -

今回初めてSSのようなものを書かせていただきました。

ゴミカスな文章ですが読んで下さった方、支援・保守して頂いた方には大変感謝しています!

みなさんのおかげで完走することができました。

エロを期待していた方、違う結末を望んでいた方、つまらないと思われた方には

大変ご迷惑をおかけしました・・・orz

最初はかっこいい上条さんを書きたかったのですが、何故か初春よりに話が進み、

最後も、ハッピーエンドを考えていたのに、どうしてか?こうなってしまいました。

進行も遅く、不快な思いをした方も多いと思いますが、そこはご理解いただきたいと思っています!

今後の参考にしたいので感想などありましたら書き込んでみて下さい!

みなさん本当にありがとうございました!

DQN「あの子かわいくね~フヒヒ」

初春「や、やめてください(・・・上条さん・・・助けて!!)」

??? 「やめろ!」

初春「上条さん!?」

ガッシ ボカ!DQNは死んだ

俺「大丈夫かい?」

何かハッピーエンドの要望が多いんですけど・・・

どんな風に終わるのが理想ですか?

上条「さて・・・バスに乗って適当に来てみたのはいいが・・・」

上条「一体ここはどこなんだ・・・昼間で太陽が燦々と輝いてるからか暑いし・・・不幸だ・・・」

上条「・・・海が見える。行ってみるか・・・」


上条「ふー。風が中々気持ちいいなー」

上条「(飾利や皆は今頃どうしてるだろうか・・・)」

??「あ、あのぉ」

上条「」ビクッ

??「昼間からこんなところで何をなさってるんですか?」

上条「あの~、えっと、旅。ですかね・・・」

??「もしよかったら私と遊びませんか?」

上条「あ、はい。」

上条「ところであなたはどちらさんで?」

??「私は神尾観鈴と言います。あなたのお名前は?」

上条「上条。上条当麻です。」

こんな感じでAIRみたく誰か頼んだ

上条当麻~After Story~

上条(っと・・・ここが今日から生活する場所か・・・)

上条(何か普通の街って感じだな・・・)

上条(転校の手続きも済んで学校は明日からだし・・・)

上条(ここでは事件も何もなく過ごせるといいな・・・)

上条(今までがおかしすぎたんだよな・・・)

上条(まっここじゃ科学や魔術なんてそんなわけわからんもんないだろう・・・)

上条(みんなはどうしてるかな・・・)

上条(・・・・・ってなに考えてんだオレは・・・)

上条(室江高校か・・・普通の学校だといいな)

上条(普通の高校生に戻りますってか?)

上条(普通の高校生ってどんなんだ?)

上条(普通の高校生ねぇ~)

上条(今までだって普通の高校生だったよな・・・)

上条(・・・部活でも入ってみるか・・・)

上条(何部がいいかな?野球?サッカー?バスケ?う~ん・・・)

上条(行って見てみないとわかんねぇよな?)

上条(スポーツなんて今までやってたことないけどオレ何でもできそうだな・・・)

上条(野球ならイマジンブレイカーボールってか?)ハハッ

上条(とりあえず明日だな・・・)

~次の日~

上条「今日からこの1年1組の一員になることになりました!」

上条「上条当麻です!」

上条「趣味はこれといってありませんがこちらでは何か部活でも入ろうと思ってます!」

上条「みなさんよろしくお願いします!」

パチパチパチ

先生「上条君はお父さんのお仕事の関係で2学期から転校してきました」

先生「みんな仲良くしてあげてね」

先生「じゃあ上条君の席は中田君の後ね!」

上条「はい!」カツカツ

上条(よいしょっと・・・我ながら無難にまとめたな・・・)ストン

??「ねぇ?君向こうの学校で何かスポーツやってたの?」

上条「いやっ!オレは何も!」

勇次「オレっ中田勇次!一応剣道部なんだけど、今部員足りなくてさ!」

上条「へっ?剣道?」

勇次「まだ入る部活決めてないんだったらうちにおいでよ!見学だけでもいいからさ~?」

上条「剣道ねぇ~・・・」

勇次「今僕とあそこにいる栄花君しか部員がいなくてさ!」

勇次「上条君が入ってくれれば団体戦に出れるんだよ!!」

上条(こっちまで来て人助けかぁ~?そんなんもういいよな~・・・)

上条「いやっ!オレは剣道はちょっと・・・」

勇次「そりゃ・・汗くさいとか・・防具がくさいとかはあるけど・・楽しいよ!」ニコッ

上条「オレ剣道何てやったことないぞ?」

勇次「大丈夫だよ!栄花君も高校から初めたんだけど強いよ!」

勇次「うちの部活は初心者大歓迎だよ!」

上条「う~ん・・・でも他の部活も見てみたいしさ・・・」

勇次「そっか!じゃあクラスメイトとしてよろしく!上条君!」

上条「オレのことは当麻って呼んでくれ!」

勇次「わかったよ当麻君!オレは勇次って呼んで!」

上条「あぁこれからよろしく!」

上条(っても剣道はないよなぁ~?すげ~地味だよな~・・・)

上条(やっぱりやるなら野球とかサッカーだよな・・・)

~放課後~

上条(はぁ~・・・何かろくな部活がねぇなぁ~この学校は・・・)

上条(あんまり部活が盛んな学校じゃないみたいだな・・・)

上条(やっぱり部活はいるのやめようかな・・・)

上条(・・・・・・・)

上条(でもこっちじゃ友達まだいないしな・・・・)

上条(部活で友達作った方が早いよな~)

上条(勇次のとこでも行って見るか・・・)

上条(剣道場ってどこだ・・・?)

上条(えっと生徒手帳に・・・あっちだな?)タッタッタ

上条(っとここだここだ・・・)

上条「こんにちhlktヶlklkd!!!!!」ガラッ

??「突きィィィィィィィィィィィ!!!!!!!」ドゴーン

??「うごっ!!!!」 

??「たま・・・オレには・・・てかげんしない・・の・・な・・・」パタッ

上条「・・・・・・」

上条「失礼・・・しました・・・」クルッ

上条(何だ今の・・・?今の人すげ~吹っ飛んだぞ?)

上条(魔術?超能力?だとしたらレベル2か3ぐらいか?)

上条(何?またそういう学校なの?まわりの奴結構普通っぽかったのに・・・)

上条(オレは何つ~学校を選んでしまったんだ・・・)

すいません 寝ます

今日は仕事場からですが、ゆっくり書きます

千葉「あれ~?今誰か人来てなかった~?」

鞘子「えっ?誰かいた?」

勇次「ちょっと当麻君!来てくれたんだね!」

上条「あぁ・・・でももう帰ろうかと・・・」

勇次「何で?もうちょっとゆっくり見ていけばいいのに」

上条「何かすごいものを見ちまった気がしたから・・・」

勇次「あぁ~あれはいつものことだよ!」

上条(あれがいつも?ってことは超能力で剣道するのか?)

勇次「ねぇねぇみんなに紹介するからさ~おいでよ!」グィッ

上条「あっ!ちょっちょっと」

千葉「その子勇次君の友達?」

勇次「はい、今日転校してきた上条当麻君です」

上条「どうも・・・」

千葉「おぉ~転校生」ガタッ

千葉「粗茶だけどゆっくりしてってよ!」

千葉「あたしは千葉紀梨乃!一応剣道部の部長だよ~」

上条「はぁ~・・・いいんですか?こんな所でお茶して・・・」

千葉「いいのいいの!あたし等もいつもしてるから!」

千葉「それで!!入る気になった!?」キラーン

上条「へっ?」

千葉「待ってね、今入部届もってくるから」スタスタ

上条「ちょっと!オレまだ入るなんて一言も!」

千葉「まぁ見学だけでもいいからゆっくりしてってよ!」

上条「あの~さっき人大丈夫ですか?」

千葉「へっ?あぁ先生ね!いつものことだから気にしなくていいよ!」

上条「先生?あのちっちゃい子にやられるんですか?」

千葉「たまちゃんは一番強いからうちの大将だよ!」

上条(あんなちっちゃい子が一番強いのか・・・)

千葉「剣道は初めて?」

上条「はい」

千葉「初心者の子も何人かいるから初めてでも安心だよ!」ニコッ

千葉「あたしたちも丁寧に教えるからさ~」

上条「う~ん・・・でも剣道はちょっと・・・」

千葉「男子は2人だからもう1人で団体戦も出られるんだよぉ~」

上条「あいつ等には悪いけど団体戦は来年の新入生がはい・・・!!!?」バッ

千葉「ん?どうしたの?」

上条「いや・・・今どっかから殺気が・・・????」キョロキョロ

千葉「殺気?・・・・・う~ん・・・」

上条「すいません多分気のせいです・・・!!!!?」

上条(またっ!!!!?)キョロキョロ

千葉「あぁ・・いや・・ちょっと心当たりが・・・ミヤミヤ~こっちおいで~」

 都「はい、なんですか?部長?」ニコッ

千葉「う~ん・・何か当麻君が殺気がどうのって・・・」

上条「ちょっと今の絶対この人じゃないですよ!」

千葉「ちょっと先生起こしてくるからミヤミヤ当麻君の相手お願い!」タッタッタ

 都「はい、わかりました」ニコッ

上条「すいません練習中に・・・・」ペコッ

 都「アンタ・・・剣道部入んないの!!!?」ギロッ

上条「へっ!?」

上条「今・・・なんとおっしゃいました?」

 都「もう一回言えって!?」ギロッ

上条「いや~でも剣道は・・・」

 都「それは剣道やってるあたし達をバカにしてんの!!?」ジィーッ

上条「決してそういうわけでは・・・」

 都「じゃあ入るんだ・・・!!!」

上条「ちょっと待て!・・何でそうなる!」

 都「アンタあたしのダン君を今年団体戦に出させないつもり!!!?」ジロッ

上条「ダン君ってアイツのことだよな・・・」

 都「だったらどうだっていうの・・・」パシッパシッ

上条「ちょっと・・・竹刀で叩かないで下さいよ・・・」

 都「わたしとダン君だって初心者から3ヶ月で何とかなってんだから、アンタだって2年ぐらいでましになるわよ?」ニヤッ

上条「勝手に2年とか決めつけんな!!」

 都「じゃあ3ヶ月でダン君より強くなってみな!?」ギロッ

上条「あぁ・・・やってやるよ!!!」グッ

上条「・・・・・・・・・あっ!」

 都「ダ~ンく~ん!あの人はいるって~♪」キラキラ

栄花「よ~く~やったぞ!ミ~ヤ~ミ~ヤ~!!」ギュッ

栄花「さすがオレの~女だ~」

上条(えっ・・・?いろんなとこにえっ?)

上条(・・・・・こっちでも結局人助けか~?)

上条「はぁ~・・・不幸だ・・・」

千葉「じゃあみんなちょっと集合して~!」

千葉「え~と今日から入部する転校生の上条当麻君です!」バッ

上条「よっ・・よろしくお願いします」ペコッ

勇次「やった!やったよ栄花君!これで団体戦でれるよ!!」

栄花「おぉ~お前もオ~レ~の足を引っ張らない様にがんばるんだぞ~!」

上条「あぁ・・・」

千葉「じゃあ集合したところでみんなも自己紹介しようか~」

千葉「さっきも言ったけどわたしは2年の千葉紀梨乃!紀梨乃でいいよ!」

千葉「女子部の部長で家はお惣菜屋さんだから食べに来て!」

千葉「うちのコロッケはおいしいよ~!」

千葉「そんで~イメージカラーはイエロー!」

上条「へっ!?イメージカラー?」

千葉「うん!女子には一人一人イメージカラーがついてるんだよ!」

上条「そうでしたか・・・」

鞘子「じゃあ次わたしは2年の桑原鞘子!鞘って呼んで!」

鞘子「紀梨乃とは小学校からの幼なじみで趣味は小説を書くこと!!」ビシッ

鞘子「わたしも高校から剣道はじめた口だから」

鞘子「性格は熱しやすく冷めやすいイメージカラーはブルー!よろしくぅ~!!」

上条「よろしくお願いします」

宮崎「わたしは宮崎都です」ニコッ

宮崎「そこにいるダン君を誰よりも愛しています!」キラキラ

栄花「か~わいいぞ~ミ~ヤミヤ~!オ~レ~も同じ気持ちだぜ~!」

宮崎「あぁ~ダン君!!」

上条「・・・・・あの・・・勇次?あの子さっきと違うんだけど・・・」

勇次「ミヤミヤは一応ピンクって事になってるけどたまにブラックが出てくるから」ボソッ

上条「そうだったのか・・・え~と一応よろしくミヤミヤ・・・」

珠姫「川添珠姫です。色はレッドです。」

珠姫「ブレイバーが好きです。」

上条「ブレイバー?」


珠姫「知らないんですか?超剣戦隊ブレードブレイバーです。」

上条「ゴメン聞いたことないや・・・」

珠姫「そうですか・・・巨大な剣を手に戦う5人の戦士ブレードブレイバーが、」

珠姫「世界征服の野望を抱くデスアーマーと死闘を繰り広げるというお話です。」

上条「ひっ・・暇があったらみっ・・見てみるよ・・・」

珠姫「是非!」

勇次「たまちゃんは小さいときからブレイバーが好きなんだよ!」

勇次「ねっ!たまちゃん?」ニコッ

珠姫「勇次君・・・たまちゃんって呼ばないで下さい・・・」

勇次「たまちゃんはたまちゃんだよ!」

上条「よろしく!たまちゃん!」ニコッ

珠姫「・・・たまちゃんって呼ばないで下さい・・・」カァ

上条(しかしこんな小さい体であの破壊力・・・一体何の能力者なんだ?)

上条「勇次・・何でこの子はあんなに強いんだ?」

勇次「たまちゃんは家が道場で小さいときから剣道やってるんだよ!」

上条「そうか・・・家が道場・・・」

上条(小さいときから能力開発でもしてきたのか?) 

聡莉「東・・・聡莉です・・・」

上条「へっ?もう一回!」

聡莉「東・・・聡莉です・・・」

上条「うわぁぁぁぁ」バタバタバタッ

千葉「あれ~どうしたの?当麻君?」

勇次「何でそんなとこまで逃げるの?」

聡莉「あの・・・私・・・何かしました・・・?」

上条「電撃が・・じゃなかった・・・ちょっと知り合いに声が似てたもので・・・」アセアセ

聡莉「そうでしたか・・・」

上条「いや・・・ホントすいません」

聡莉「イメージカラーはグリーンです・・・」

上条(あぁ~何か茶色じゃなくて良かった・・・)

上条「よろしく・・・東さん」

聡莉「はい・・・よろしくお願いします」

上条「あの・・東さんは目悪いの?」

聡莉「私は頭が悪いので見た目だけでも頭良さそうにしたかったので・・・」

上条「・・・・・・」

上条「そっかぁ・・・じゃあオレと一緒だな・・・?」

千葉「うちの剣道部は優秀な子が多いから勉強でもまっかせてよ~」イェーイ

勇次「オレも栄花君には負けるけど勉強は得意だよ!」

上条「えっ?こいつ頭いいの?」

栄花「そうだぞ~オレは何でもできるんだぞ~良かったら教えてやってもいいぞ~」

上条「そいつは助かるな・・・」

勇次「ところで当麻君はどっから来たの?」

上条「あぁ・・・学園都市ってとこから」

千葉「学園都市~?聞いたことないよ~?」

上条「ここからは結構離れてる場所なんでわかんないかもしんないですね」

鞘子「それってどんなとこなの?」

上条(やっぱりホントのことを話した方がいいのか?・・・う~ん)

上条「学生が多いだけでここと変わらないどこにでもありそうな街ですよ~」

千葉「そうなんだ~何か名前だけ聞いたらすごそうだったのに~」チェッ

鞘子「学園都市って名前だもんね~?」

宮崎「聡莉あんた何考えてんの?」

聡莉「学園都市・・・」

勇次「東さん知ってるの?」

聡莉「少しだけですけど・・・」

千葉「それってどんなとこ~!?」キラーン

聡莉「超能力が科学によって解明された世界。」

聡莉「能力開発を時間割りに組み込む巨大な都市・・・その名も学園都市・・・」

上条(なんだと~!!!?)ギクッ

上条(やっぱりこの学校も超能力に精通していたか?)

千葉「当麻君ホントぉ~!!!?」キラキラ

上条「いやまぁそういうトコでした」

千葉「え~っ!当麻君超能力使えるの~!!!!?」

上条「いやっ!オレはレベル0なんで無能力者です!」

勇次「レベル0?」

上条「能力の強さによってレベル0から5までなんたらかんたら・・・ってことです」

千葉「へぇ~じゃあどんな能力の人がいたの?」

上条「え~と体から電気を発する奴とかテレポートできる奴とか・・・」

一同「すご~~~い!!!!!」

千葉「いや~そんなとこがあるなら一度は行ってみたいねぇ~?ね~鞘?」

鞘子「・・・・・・」ゴゴゴゴゴ

千葉「鞘?」

鞘子「超能力・・・超能力・・・超能力~!!!私も超能力者になる!!!」ガタッ

千葉「へっ?鞘?」

鞘子「私ちょっと学園都市行ってくる!!!!!」ドドド ピューン

千葉「あちゃ~また火がついちゃった~・・・」

上条「・・・・・・」ポカーン

千葉「気にしないで、いつものことだから!」ポリポリ

上条(あれもいつものことなのか・・・)

千葉「う~ん・・・今度はいつ帰ってくるか・・・」ハァー

虎侍「いてて・・・おっ!新入部員か?」ムクッ

上条「はい!今日転校してきました!上条当麻です!」

虎侍「そうか!よしっ!これで男子も団体戦に出れるな!」

虎侍「紀梨乃!」

千葉「はい!」

虎侍「オレ会議だからあと頼むわ!」

千葉「なんだ~気合いを入れて練習とか言えないんですか~?」フゥー

虎侍「じゃあな!しっかり頼むぞ!」トコトコ

上条「あの~紀梨乃部長?」

千葉「な~に?」

上条「オレはどうすれば・・・?」

千葉「う~ん初めてだからね~とりあえず剣道がどんなものか見てみよう!」

千葉「勇次君とダン君で試合してみて!」

勇次「いくよ栄花君!」

栄花「おぉ~かかってこい勇次~!」

珠姫「初め・・・」

勇次「たぁぁぁぁぁぁ!!!」

栄花「おぉぉぉぉぉぉ!!!」

ガシッガシッ

上条(ここでは能力を持ってても言っちゃいけないんだな・・・)

上条(たまちゃんのあの能力はいったい何だったんだ・・・)

上条(他にも能力を隠してる奴がいるかもしれないな・・・)

上条(それに・・・東さん・・・何であの子だけ学園都市を知ってた・・・?)

勇次「どうだった?当麻君!」

上条「あぁ・・・やっぱり生で見ると迫力あるな」

栄花「くそ~また勇次に負けちまったぜ~」

宮崎「でもとってもかっこよかったよ!ダンく~ん」キラキラ

栄花「だろ~いつか勇次に勝ってみせるぜ~」

上条(3ヶ月であの動きか・・・よしっ!)グッ

上条「ダン!ちょっとオレとも試合してみてくれ!」

勇次「え~!当麻君それはちょっと無茶だよ~」

栄花「おぉ~いいぜ~当麻!」

千葉「当麻君やったことないんでしょ~?」

当麻「はい」

千葉「じゃあ・・・」

上条「でもオレ自信があるんです」

栄花「初心者でオ~レ~に勝とうなんて~10年早いぜ~?」

宮崎「そ~よ!ダン君あの人やっつけちゃえ~」

千葉「当麻君そんなにあせらなくていいからさぁ~」

千葉「私やたまちゃんが一からみっちり教えるよ~?」

上条「オレがあんなハンプティーダンプティーみたいのに負けるとでも?」ハァー

宮崎「ハンプティー・・・・!!!!!?」ブチッ

宮崎「ダン君!!!アイツ・・・やっちゃってよ・・・・」フフッ

千葉「う~ん・・・ねぇ~?たまちゃんはどう思う?」クルッ

珠姫「・・・・・・・・」

珠姫「・・・大丈夫だと思います」

上条(さすが能力者・・・オレの右手に気づいてたか・・・)

勇次「はい!これで防具もオッケー!きついとことかない?」

上条「あぁ大丈夫だ!」

千葉「ねぇ~?ホントにやるの~?先生がいるときの方がいいんじゃない?」

上条「心配ないですよ!」ニコッ

栄花「よしじゃあやるぞ~?当麻!」

上条「あぁ・・・」

珠姫「では・・・・初め」バッ

栄花「当麻~打ち込んで来いよ~」

上条(いや・・・こいつもなにかの能力者かもしれん・・・むやみに攻撃するのは危険だ・・・)

上条(まず相手に打たせる・・・どんな能力か見極める・・・)

上条(どんな能力であろうとオレの右手で消せる・・・まず・・相手のことを知れ!!!)

上条「ダン!初心者だからって遠慮はいらないぜ!」

栄花「そうか~じゃあこっちからいくぞ~」バッ

宮崎「ダン君いけ~!」

栄花「メェェェーン!」バッ

上条(来たっ!とりあえず竹刀に見た目の変化はない・・・)

上条(かといって侮れない・・・奴の能力を見極めるんだ・・・いけ~!!!!)バッ

上条「うぉぉぉぉぉ!!!!」ガバッ

一同「へっ!?」ポカーン

   バシッ

上条(どうだ!!!)

千葉「ちょっとタイムタイム!!!!」バタバタッ

上条「えっ?」

千葉「んもう~当麻く~ん・・・ダン君の竹刀掴んじゃダメだよ~・・・」ハァー

上条「へっ!?」

一同「あっはっはっはっはっはっはっは!!!!!!!!!!!!!!」ドカーン

宮崎「あはっ!ちょっとアンタ・・・剣道のルール知らないの?」

上条「えっ!?ダメなの?」カァァ

こうしてオレははれて室江高校剣道部の一員となった。

この後たまちゃんが能力者なんじゃないかなど思っていたことを全て洗いざらい話した。

もちろんオレの右手のことは伏せて・・・

まぁ全てオレの勘違いだったわけで、東さんが学園都市のことを知っていたのも、本かなんかで読んだだけだという・・・

また、オレの知らないところで新たな物語が始まろうとしていた・・・

千葉「じゃあ今日はこれで解散!」

一同「ありがとうございました!」

~帰宅途中~

上条(今日は恥かいたな・・・)フー

勇次「当麻君は家どっち?」

上条「オレはこっちだ」

勇次「じゃあここでオレ達こっちだから!」

勇次「ふふっ!」

上条「どうした?勇次?」

勇次「いやっ!当麻君があんな事考えてたなんて・・・」

上条「あぁ~あれな」

勇次「まぁしょうがないよね?魔可不思議のとこから来たんだから!」ニコッ

勇次「これから部活がんばろうね!」ニコッ

上条「あぁよろしく頼むよ!たまちゃんも!」

珠姫「はい!」

上条「じゃあまた明日」クルッ

勇次「うん!バイバイ!」

珠姫「当麻君また明日」

勇次「当麻君センスいいね・・・」

珠姫「うん・・・初心者でダン君の竹刀掴むなんて・・・」

勇次「栄花君もいるし二人に負けない様にがんばんなきゃ!」グッ

珠姫「がんばって下さい勇次君!」

勇次「がんばるのはたまちゃんも一緒だよ!」ニコッ

珠姫「はい!」

勇次「さ~てまた部活が楽しくなりそうだな~!」

上条(うぅ~・・・一日練習しただけなのに足の裏が痛い・・・)

上条(明日は筋肉痛になりそうだな・・・)ブンブン

上条(まっ・・・しかし剣道も悪くないな・・・)

上条(いい気晴らしになりそうだ・・・)カツカツ

上条(今回はまともな学校みたいだったし・・・)

上条(またいい仲間に巡り会えた・・・)グッ

上条(・・・・・・・)ピタッ

上条(あいつら・・・今どうしてるかな・・・・)バッ

そんなことを考えながらオレは空を見上げた・・・・

~学園都市~

ジャッジメント

美琴「はぁ~アイツがいなくなってからもう一ヶ月ね・・・」

黒子「お姉様はまだあの方のことを思ってらっしゃいますの?」チラッ

黒子「少しは初春のことを見習っていただきたいですわね・・・」

美琴「初春さんは強いね・・・」

黒子「・・・・・・」

美琴「携帯は解約されてて連絡はできないし・・・」

美琴「あっちから連絡は来ないし・・・」

美琴「ホント・・・どこで何やってるんだろうね・・・」グッ

黒子「お姉様・・・」

佐天「こんにちは~!」ガチャ

美琴「・・・・・」

佐天「あれ~どうしちゃったんですか~?二人とも・・・」

黒子「なんでもありませんわ・・・」

美琴「あれっ?今日初春さんは?」

佐天「あぁ~なんか部活入るっていって入部届出してから来るそうです!」

美琴「へっ!?部活?」

佐天「あれ?聞いてませんでした?」

黒子「初耳ですわ・・・」

美琴「それで?どんな部活入るって?」

佐天「えっと~・・・あぁ剣道部です!」ニコッ

二人「剣道部~!!!!!!!!!」

佐天「へぇ~あの子二人にいってなかったんだ~」

美琴「初春さんが剣道部・・・」

美琴「何があったのかしら・・・?」

黒子「はぁ~まったくあの子が何を考えているのかわかりませんわ・・・」

佐天「最近体育の授業で剣道やりまして~」

佐天「なんか先生にほめられてたみたいですから・・・」

美琴「そうなんだ・・・」

黒子「とりあえず初春に聞いてみないことにはわかりませんわね・・・」

女(なにこの女とろそうね、面ががら空きね)イアァァサァァァア
女(くらえ)イアァァメェェェェン
女(入った!………?無音?)

審判Aバッ
審判BCシーン

女(ちぃ…!入りが浅かったか!)アァァァサァァァア
女(もういちど!)イアァァサァァァアメェェェェンサァァァァア
女(またならない!?)
女(!?届いてすらない!?)
女(植物……?が面の隙間からでてガードしている!?)
ういはる「ニヤァァア」
女(!?でも頭から出てる!?なら小手なら!)ァァァアダンッコテェェェエ
女(また植物なの!?し…竹刀を掴まれ……)グググ女(くっ無理矢理鍔ぜり合いに持ち込まれた!)
ういはる「手からでないと思った?」クスッ
ういはる「それと……鍔ぜり合いは腰の位置でするものですよ?」クスッ

バン
その瞬間―女はすごい力で押された
女(くっこんな力が!)
審判A「やめっ  反則一回」
女(このっこのやろぉぉぉぉぉぉ)

支援

初春「こんにちは~」ガチャ

黒子「初春?ちょっとこちらへ・・・」

初春「ふぇっ!?なんでしょう・・・」

黒子「なんでしょうではありませんよ・・・まったく・・・」

黒子「私たちは部活のことなんて聞いてませんのよ・・・それに・・・」

初春「それに?」

黒子「なんですの!!!!!!背中にしょってるこの竹刀は!!!!!」ガシガシ

初春「ちょっ!ちょっと~止めて下さい!」

美琴「初春さんどういうことだか聞かせてもらえる?」

初春「はい・・・」

初春「私・・・強くなりたいんです・・・」

初春「もっと多くの方を救える様に・・・」

美琴「うん・・・」

初春「レベル1の能力の方もそうなんですけど、まずは体力からつけようと思うんです・・・」

黒子「・・・・・・・」

初春「ちょうど剣道の授業で先生に筋がいいと言われて・・・」

初春「体力も剣術も一緒に学べるって素晴らしいことだと思いませんか?」

黒子「ジャッジメントの方はどうするつもりですの?」

初春「練習のある日でも終わったら必ず仕事に戻りますから!」グッ

初春「私に剣道を・・・学ばせて下さい・・・」グスッ

佐天「初春・・・」

美琴「・・・・・黒子?」チラッ

黒子「ふぅ~しょうがありませんわね・・・許可します」

初春「えっ?いいんですか~!!?」バッ

黒子「その代わり・・・中途半端は許しませんのよ?」

初春「はいっ!」ニコッ

黒子「必ず仕事に生かせるように修行しなさい!」

美琴「黒子・・・・アンタなんでそんな熱血なの?」

黒子「うっ!?たっ・・・たまにはいいではありませんか・・・」

佐天「でもさ~初春?頭の花どうすんの?」

初春「ふぇっ!?」

美琴「あっ!?」

佐天「授業だとまだ面つけてないじゃん・・・」ポカーン

初春「どどっ・・どうしましょう・・・?」

美琴「取るしかないでしょ・・・」

初春「え~っ!絶対いやですぅ~!」

美琴「いやっ・・・無理だから・・・」

佐天「頭に手ぬぐい巻くからつけてられないし・・・」

初春「面の上からつけるとかは・・・?」

黒子「アホか~!!!!」ムキィー

初春「うぅ~っ・・・わかりました・・・取ることにします・・・」

美琴「初春さんが剣道か~・・・あたしはやったことないな・・・」

佐天「常盤台ではないんですか?」

美琴「ないわね・・・」

佐天「お嬢様学校ですもんね・・・」

初春「エヘヘ~!こうやってやるんですよ!」ブンブン

黒子「ちょっと初春~!!危ないですわよ!!」

初春「大丈夫ですよ~」ブンブン ガシャン

佐天「あっ!?蛍光灯・・・」

黒子「う~い~は~る~!!!!!!!!」ムキィー

初春「わぁぁぁ!!ごめんなさ~い!!!」バタバタ

佐天「ちょっと初春、白井さん、どこ行くんですか!!!?」

美琴「・・・・・」

佐天「あぁ~・・・行っちゃった~」

美琴「初春さん完全に立ち直ったわね・・・」

佐天「はい・・・前の初春に戻りました・・・」

美琴「・・・・・・」

佐天「御坂さん・・・」

美琴「・・・・・・・私は弱いね」ボソッ

佐天「・・・・」

美琴「どうしてもアイツのこと忘れられないんだ・・・」ブワッ

佐天「ホント・・・どこで何してるんでしょうね・・・?」ハァー

美琴「アイツが元気でいるならそれでいい・・・」

美琴「アイツが笑って過ごせる世界にいるならそれでいい・・・」グスッ

美琴「ただ・・・」

美琴「たった一つだけ願いが叶うなら・・・」グスッ

美琴「うぅっ・・・もう一度アイツに・・・ひぐっ・・・」グスッ

美琴「・・・・・会いたい」

佐天「御坂さん・・・」

すいませんちょっとウトウトしてました・・・

キリが良さそうなので今日はこの辺で終わりにして明日またかきます。

いったん終わりにしたんですが、不満の声が多かったので急きょ続編を考えました。

頭の中で意見のあったAIR、kanonn、CLANNADの他、

ハルヒ、Fate、けいおんなどの有名作品に上条さんを転校させた結果、

なぜか?バンブーブレードになってしまいました。

知らない人もいるかと思いますが、自然な形?でつなげたかったのでご理解いただきたいと思います。


それではおやすみなさい・・・zzz

じゃあ今日もゆっくりではありますが、書いていきたいと思います。

ここからID変わります

~次の日~

室江高校

上条(ヤバい・・・体中が痛い・・・)

勇次「おはよ~当麻君!」バシッ

上条「うっ!!!!!!!?」

勇次「あれ~どうしたの?」

上条「き・・・筋肉痛・・・」

勇次「そっかぁゴメンゴメン!」

上条「足の裏も痛いし・・・」

上条「剣道って結構きついんだな?」

勇次「まぁ慣れればそんなことないよ!」

上条「そうか・・・じゃあ早く慣れな・・はぅ!!!!!」ドカッ

上条(な・・・なぜ後ろから蹴りが・・・・)クルッ

勇次「あっ!おはよ~ミヤミヤ!」

上条(って・・お前かぁ~・・・!!!!!)

宮崎「おはよう~」ニコッ

勇次「今日は栄花君と一緒じゃないんだ?」

宮崎「なんか朝特訓するからって・・・」

宮崎(あたしのダン君をハンプティー呼ばわりしたことを一生後悔させてやるよ!)ゴゴゴ

勇次「へぇ~栄花君が特訓かぁ~・・・どうんなことやってるんだろう・・・?」

上条「なんかアイツ間違ってそうだよな?根本的になんかおかしいし・・・うごっ!!!」ドカッ

勇次「どうしたの当麻君?」

上条「なっ・・・なんでもない」

宮崎「ふふふっ」ニヤッ

上条(こいつ・・・やりやがったよ・・・)

勇次「そういえば当麻君昼はどうするの?」

上条「あぁ学校のパンとかで済まそうと思ってる」

勇次「昼は部活のみんなで中庭に集まって食べるんだよ」

上条「そうなのか・・・」

勇次「みんなのおかずを交換しあってさ!」

上条「みんな仲いいんだな?」

勇次「そうだね」

勇次「勝つことも大事だけど剣道を楽しむってのが一番だからね!」ニコッ

上条「そうだな・・・楽しんだ上で勝てれば最高だな?」

勇次「うん!だから当麻君も一緒にがんばろうよ!」

上条「あぁ!」

~昼休み~

千葉「じゃあみんな揃ったところで・・・」

一同「いっただっきま~す!」

聡莉「今日サヤ先輩はいないんですか~?」

千葉「う~ん・・・昨日行ったきり連絡も取れないんだよ~・・・」ムシャムシャ

上条「すいません・・・オレが変なとこから来たばっかりに・・・」

千葉「当麻君のせいじゃないよ~」

聡莉(あぁっ~!!?私が昨日変な事言ったからだ・・・)

聡莉「ごごごっ、ごめんなさい!!私のせいです!!!」

千葉「さとリンも気にしないで~?そのうち戻ってくるから!」ニコッ

上条「あの~一つ聞いていいですか?」

千葉「何?」

上条「サヤ先輩は学園都市の場所知ってるんですか?」

千葉「へっ!!?」

千葉「そういえば・・・」

上条「大丈夫ですか?」

千葉「う~ん何とかなるんじゃない?多分わからなくてすぐ戻ってくるよ~」

上条「だといいんですけど・・・」

千葉「それよりうちのコロッケ食べな~?おいしいよ!」

上条「すいません・・・いただきます」

上条「あっ・・うまい!!!」

千葉「でしょ~?ほらたまちゃんも?」

珠姫「はい・・・ありがとうございます」ムシャムシャ

珠姫「当麻君はお昼パンなんですか?」

上条「あぁ~今一応一人で暮らしてて・・・」

勇次「あれっ?お父さんの仕事の都合できたんじゃないの?」

上条「あっ!!?おっ・・親父はほとんど会社に泊まりっぱなしで」

上条「たまにしか家に帰ってこないんだ・・・」

千葉「へぇ~大変だねぇ~?」

千葉「じゃあうちのおかずもっと食べな~?」

栄花「当麻~ミ~ヤミヤが作った卵焼きもうまいぞ~」

宮崎(なっ!?だっ・・・ダン君・・・)ピキッ

栄花「ほら~食ってみろよ~」サッ

宮崎(ダン君・・・それだけはやめて~!!!・・・お願い~!!!)ピクッピクッ

上条「いいのか?じゃあ遠慮なく・・・あ~ん」モグモグ

宮崎(いやぁぁぁぁぁぁ!!!!!!)

上条「うん♪うまい!」

宮崎「あっ・・・あ・・ああ・・・あ・・・あ」パタッ

栄花「どう~したんだ~?ミヤミヤ~?」

宮崎「なっ・・・なんでもないよ・・・ダン君」ムクッ

宮崎(アイツ・・・またしても・・・覚えてろよ!!!)メラメラ

千葉「あっ!?そだそだ!」

千葉「来週の日曜、大会だから明日から朝練やるからね~」

上条「へっ!?大会?オレも出るんですか?」

千葉「出るのはタマちゃんだけ!」

千葉「少しは名の知られてる鳳凰杯っていうのに招待されたんだよ~」

勇次「すごいなタマちゃん!」

珠姫「知りませんでした」

千葉「先生からは聞いてない?」

珠姫「何も・・・」

勇次「まぁタマちゃんなら優勝間違いないね?」

珠姫「どうだろう・・・」

上条「まぁでもほかにも強いやつが招待されてるんだろ?」

聡莉「強い人とできるなんて楽しみですね?」

珠姫「別に・・・かな」

一同「えっ!?」

勇次「えぇ~何で~?」

宮崎「タマちゃんあんまり興味ないの?」

聡莉「強い人と戦えて燃える~!!!!とか・・・」

千葉「オラ、強えぇやつと戦いてぇ~!!!とか・・・」

珠姫「やっぱり・・・別に・・・かな?」

千葉「えぇ~タマちゃんつまんな~い!」ブーブー

珠姫「!!!!!!?」ガーン

珠姫(つまんない・・・・・)

~放課後~

上条「じゃあ今日もよろしく!タマちゃん!」

珠姫「はい!」

珠姫「では昨日の復習から。まず足捌きはなんたらかんたら・・・・」

上条(自分の大会が迫ってるのにオレに丁寧に教えてくれるなんて・・・)

上条(なんていい子なんだ・・・)

珠姫「わかりましたか?」

上条「あぁ・・・」

ガタンッ

鞘子「ハァハァ・・・・」

千葉「サヤ・・・・」

鞘子「うわぁぁぁん!キリノ~!学園都市なんてわかんなかったよ~!」ガバッ

千葉「おぉ~よしよし」ナデナデ

上条「・・・・・・」

鞘子「適当に行ってたら富士の樹海についちゃってさ~!!!」ギュッ

上条「・・・・・・」

千葉「よく戻ってきたね~」ウゥッ

上条(そりゃそうだろうな・・・)ハァー

上条(でもサヤ先輩はいつもあぁなのか・・・?)

上条「・・・・・・・・練習しよ」クルッ

~次の日の朝~

登校中

上条(ふぁぁあ~・・・今日から朝練か・・・)カツカツ

上条(昨日よりましだがまだ体中が痛いな・・・)

上条(それにしても・・・)

上条(前のオレが学園都市から出て、剣道やってることを知ったらどう思うだろう・・・)ハァー

上条(あいつらはどう思うだろう・・・・)

上条(考えてもわかんないよな・・・)

上条(とりあえず一歩一歩前に進んでいくしかない・・・)カツカツ

上条(・・・・・・)

上条(あっ!・・・あそこにいるのは・・・)

上条「お~い!東さ~ん!」

聡莉「・・・・・・」

上条「????」

上条「東さ~ん!」

聡莉「・・・・・・」

上条(なんだ?呼び方がまずいのか・・・?)

上条「さとリ~ン!」

聡莉「・・・・・!!!?」ビクッ

聡莉「はっ!はいっ!!!」

上条(なんだ?さとリンで反応したぞ・・・?)

上条「なに読んでるの?」

聡莉「参考書です・・・」

上条「参考書?」

聡莉「登校中でも無駄な時間はすごしたくないので・・・」

上条「そっか・・・オレもさとリンを見習わなくちゃな~!」

聡莉「そんな!!大したことじゃないです!!!」アセアセ

上条「でもさとリン・・・」

聡莉「はい?」

上条「参考書持ってる向き・・・上下逆だよ?」

聡莉「へっ!?」

聡莉「あぁ~!!!ホントだ~!!!!」アセアセ

上条「なんか考え事でもしてたんじゃねーの?」

聡莉「いえ・・・別に・・・」

上条「何回呼んでも気づかねーし・・・」

上条「おまけにさとリンで反応するし・・・」ポリポリ

上条「オレにさとリンって呼んでほしかったのか?」ニコッ

聡莉「そそそっ!そんなわけないじゃないですか!!!」

聡莉「気づかなかっただけです!!!」

上条「まぁそれならいいんだけどな・・・」

聡莉「実は・・・」ボソッ

上条「ん?なんだ?」

聡莉「やっ!やっぱり!!いいです!!!」

上条「はっ!?」

聡莉「ほらっ!つっ・・着きましたよ!!!」

聡莉「今日もタマちゃんのために練習!!!がっ、がんばらなくっちゃ!!!」タッタッタ

上条「・・・・」キョトン

上条「いや・・・自分のためにがんばれよ・・・」

上条「・・・・・」

上条「・・・・ふ~やれやれだ」

上条「へっ!?オレがタマちゃんの練習相手?冗談ですよねぇ~?」

千葉「ん~ん!ホントだよ!」ニコッ

上条「何でオレが・・・」

上条「それじゃタマちゃんの練習の邪魔になるんじゃないっスか?」

千葉「大丈夫!防具つけてただ立ってればいいだけだから!!」ニコッ

上条「なぁ勇次・・・」

勇次「何?当麻君!」

上条「それじゃ練習相手じゃなくてただの生贄ってことじゃねーの?」

勇次「心配いらないよ」

千葉「そうだよ~タマちゃんにきれいに打たれるのも勉強になるよ~」

上条「そうなのか・・・?」

勇次「タマちゃんなら変に違うところ打たれないから大丈夫だよ!」

宮崎「イヤだっつうんだったら・・・あたしとやる!!!?」ギロッ

上条「いやタマちゃんがいいな~・・・」

千葉「じゃあ後はよろしくね~」スタスタ

上条「嘘だろ・・・・」

上条「はぁ~不幸だ・・・」

珠姫「では・・・当麻君・・・お願いします!」ペコッ

珠姫「打つ場所は前もって言うので!」

上条「わかった」

珠姫「面から・・・」フー

珠姫「いきます!!」ギンッ

上条(目つきが変わった!!!くる!!!)

珠姫「メェェェェェェン」ガバッ 

上条「・・・・・・っ!!!」スパァァーン

上条(はっ!速いっ!!!)

珠姫「もう一度・・・面」

珠姫「メェェェェン!!」スパァァーン

上条(これがタマちゃん・・・・普段とは別人だ・・・)

珠姫「コテェェ!メェェン!ドオォォォォォッ!」パンッ パンッ スパァァァーン

上条(剣先が・・・見えない・・・?)

上条(こいつホントに能力者じゃねーんだろうな~!!!?)

上条(この速さは異常だぞ!!!!)

この後もオレはタマちゃんに何回も何回も打たれ続けた・・・

上条「・・・・・」

上条「・・・・・変な意味でじゃねーぞ?」

勇次「どうだった当麻君!」

上条「あぁ・・・最初は何されたかわからんかった・・・」

千葉「でしょ~タマちゃんに打たれると勉強になるよね~」ヘラヘラ

上条「いやっ!無理!はっきりいってレベルが違いすぎるんじゃ・・・」

千葉「う~ん・・・そんなことないよ~」

勇次「でも少しずつ見えてきてたでしょ?」

上条「そりゃそうかもしんないけど・・・」

上条「タマちゃんの相手はもう勘弁してもらえますかねぇ~」

千葉「え~そんな~!!」

~休み時間~

上条「・・・・・zzz」スピー

珠姫「当麻君!」チョンチョン

上条「んあっ?・・・なんだタマちゃん?あれっ?あいつらは?」

珠姫「わかんない」

上条「どうしたんだ?」

珠姫「朝のお礼を・・・」

上条「あぁ~いいって!いいって!逆にこっちが謝りたいぐらいだよ・・・」

上条「ゴメンな!練習相手にもなれなくて・・・」

珠姫「そんなことは・・・最後のほうはしっかり剣先に反応してました・・・」

珠姫「当麻君の動体視力はすごいです!」

上条「ありがとな!タマちゃん?」ニコッ

珠姫「・・・・・っ!!?」カァァ

珠姫「今度また・・・」

上条「あぁ!タマちゃんがいいって言うならいつでもいいぜ?」

そうこうしているうちに大会の日を迎え、タマちゃんは見事鳳凰杯の栄冠を手にした・・・

虎侍「じゃあ明日は部活休みにすっから!!解散!!!」

一同「ありがとうござました~!」

上条(明日は休みかぁ~・・・なにすっかな?)

上条(部活がなかったらすることねーな・・・)

上条(う~ん・・・あれっ!?東さん帰んねーのか?)

上条「おーい!東さ~ん!」

聡莉「・・・・・・」

上条(あれ・・・・????やっぱさとリンじゃなきゃダメか?)

上条「おーい!さとリ~ン!」

聡莉「はっ!はいっ!!!」ビクッ

上条「帰んねーの?」

聡莉「かっ!帰ります!!」

上条「また考え事か?」

聡莉「違います!!」

聡莉「じゃあまた部活で・・・」タッタッタ

上条「・・・・・」

上条「なんだ・・・・????」

上条「まっ、いっか!オレももっと強くなりて~な~」

一週間後

~学園都市~

ジャッジメント

美琴「へぇ~じゃあ初春さん結構本格的にやってるんだ~」

佐天「そうみたいです」

黒子「初春も最近若干顔つきがよくなってきましたわね?若干ですけど・・・」

ガチャッ

佐天「あぁ~初春おかえり~」

初春「これを見てください!」バンッ

佐天「へっ!?週刊剣道マガジン?」

美琴「へぇ~ちゃんと勉強してるんだ~」

初春「そうじゃないですよ~!この写真見てください!」

美琴「写真?」

初春「この人こんなに小さいのに鳳凰杯ってすごい大会で優勝したんですよ~」

佐天「へぇ~すごいね~」

初春「私も体小さいし、力もないからこの人を目標にがんばろうと思うんです!!」

美琴「室江高校・・・川添珠姫さんかぁ~?ホントちっちゃいのにすごいね~!」

美琴「いい目標が見つかってよかったじゃん♪」ニコッ

初春「はいっ!」ニコッ

佐天「どうせだったら会いに行ってみれば~?一緒に練習させてくれるかもよ?」

初春「でも私まだ初心者だから・・・」

黒子「うまい人と練習したほうが上達が早いのではなくて・・・?」チラッ

初春「それもそうだと思うんですけど~・・・」

美琴「ねぇねぇ行ってみなよ?私も少し興味あるなぁ~この子!!」

初春「う~ん・・・少し考えて見ます・・・」

初春「やっぱりいきなりは迷惑だろうし・・・」

すいませんただいま帰って参りました

ID変わりますが再開します

初春「一人で行ったら道場破りみたいになりませんかね~?」

黒子「そんな弱そうな道場破りいませんわよ?」

佐天「じゃあさ~顧問の先生に向こうの学校と合同練習って形で頼んでみれば?」

美琴「あぁ~それいい!」

初春「でも向こうは高校生だし・・・」

黒子「初春?ダメもとで頼んでみては?」

佐天「初春~?がんばってみなよ~」

初春「わかりました!私・・・がんばってみます!」グッ

佐天「その意気だ!初春~!」

~室江高校~放課後

勇次「すごいよ!たまちゃん!剣マガの表紙飾るなんて!!」

千葉「ほんとすごいねぇ~!」

珠姫「エヘヘ・・・」ポリポリ

鞘子「キリノ!あたし達も負けてらんないね!」ガバッ

千葉「うん!」ガシッ

栄花「勇次~当麻~オレ達もがんばろうぜ~!」オーッ

勇次「うん!」

上条「あぁ!」

宮崎「ダンく~ん!あたしもがんばるわ~!」キラキラ

栄花「おぉ~が~ん~ば~れ~ミ~ヤミヤ~!」

虎侍「よし!みんな~タマに続け~!!」

上・勇・千・鞘・栄・宮「オォォーッ!!!」

聡莉「・・・・・・・」ハァー

上条(あれっ?さとリン・・・?)

虎侍「じゃあ今日はここまでな!」

一同「ありがとうございました!」

千葉「はぁ~終わった~!ねぇねぇ?これからみんなでハンバーガー食べに行こうよ!」

千葉「タマちゃんの剣マガ表紙記念って事で!!!」

鞘子「いいねキリノ~!タマちゃんも行くでしょ?」

珠姫「はい!」

栄花「オレも~行くぞ~!」

宮崎「ダン君が行くなら私もついてくわ~!」キラキラ

千葉「さとリンは?」

聡莉「わっ!私は参考書買いすぎてお金がないので、きょっ、今日は遠慮しときます!」

千葉「えぇ~?みんなの少しずつ分け合うからさ~?」

聡莉「すいませんけど・・・今日は・・・」

勇次「オレは行くけど当麻君はどうする?」

上条「・・・・・」

勇次「当麻君?」

上条「オレはパス!」

勇次「どうして?」

上条「今日久々に親父が帰ってくるんだ!」

勇次「そっか・・・たまにだからしょうがないね!」

上条「あぁ・・・わりーな!」

千葉「よ~し!じゃあみんな行くよ~!続け~!」

上条「・・・・・・」チラッ

~聡莉帰宅中~

聡莉「・・・・・・」トコトコ

聡莉「・・・・・・」トコトコ

上条「な~にしょぼくれた顔してんだよ!」スッ

聡莉「・・・・当麻君」

聡莉「家・・・こっちだっけ・・・?」

上条「たまには遠回りしてみたくなったんだよ!」

聡莉「・・・・・・」

上条「なんでみんなと一緒に行かなかったんだ?」

聡莉「参考書買いすぎて・・・それで・・・」

上条「そんな嘘・・・この上条さんが見抜けねーとでも?」

聡莉「ホントです!!!」

上条「・・・・・」

聡莉「・・・・・」

上条「はぁ~・・・じゃあ言ってやるよ!お前がいつも読んでんのって同じ参考書じゃん!!!」

聡莉「そんな一気に読めるわけないでしょ!!!」ブワッ

上条「・・・・・」

上条「最近元気ないぞ?何があった?話してみろよ!」ニカッ

聡莉「何でも・・・ないから・・・」グスッ

上条「オイオイ・・・何でもって事はないだろ・・・」ポリポリ

聡莉「・・・・・」

上条「そんなんじゃいつ爆発しちまうか心配なんだ・・・」

聡莉(当麻君・・・)

上条「な?さとりん!」ニコッ

聡莉「うぅ・・・うぅっ・・・うわぁぁぁん!!!」ガシッ

上条「ふ~・・・」ギュッ

上条「何があったんだ・・・?」

聡莉「私・・・タマちゃんが優勝したときも・・・剣マガの表紙飾ったときも・・・」

聡莉「みんなみたいに素直に喜べなかった・・・」グスッ

上条「・・・・・」

聡莉「試合中だって何度も負ければいいのにって思った!!!」ブワッ

聡莉「でも・・・そんな自分が・・・情けなくて・・・悔しくて・・・」グスッ

上条(へぇ~・・・あのさとリンがね~)

聡莉「校内試合だってみんなはタマちゃんならしょうがないって諦めてるけど・・・」グスッ

聡莉「私は・・・私は諦めたくないのぉ!!!!」ブワッ

上条「さとリン・・・」

上条「人を心から応援できない奴は、人からも応援されないって言われるけど・・・」

上条「さとリンの時はみんな心から応援してるぞ・・・もちろんオレも・・・」

聡莉「!!!!!?」ドキッ

上条「そりゃ悔しいって気持ちは大事だと思うけど・・・」

上条「やっぱり自分がしてもらったら・・・相手にも返さなきゃいけねーんじゃねーの・・・?」

聡莉「うん・・・・」

上条「誰かががんばってたら心から応援してあげられるのが仲間ってやつじゃん・・・」

聡莉「私・・・間違ってた・・・」

聡莉「ありがとう・・・」

上条「お礼なんていらねーからオレに剣道教えてくれよ?」ニコッ

聡莉「うん・・・」

上条「じゃあ大会終わったから朝練ないけど、明日、朝練付き合ってくれるか?」

聡莉「えっ?朝?・・・・・・いいよ・・・」

上条「よしっ!今日はもう帰るか!」

聡莉「うん♪」

上条「じゃあオレこっちだから・・・」

聡莉「あっ・・・当麻君・・・」

上条「ん?」クルッ

聡莉「私・・・タマちゃんに勝てる様に強くなるから!!」

上条「あぁ・・・明日いつもの時間で・・・遅れんなよ?」カツカツ

聡莉「うん!・・・また明日!」

聡莉「当麻君・・・・」ボソッ

聡莉(ありがとう・・・)ギュッ

~上条家~

上条「あっ!もしもし勇次!」

勇次「どうしたの当麻君?」

上条「明日朝練するからタマちゃん連れて道場来てくんね~!」

勇次「いいけど・・・なんで?」

上条「まぁ・・・ちょっとな・・・」

勇次「わかった!タマちゃんにも言っとく!じゃあまた明日!」

上条「あぁ・・・」ピッ

上条(さとリンがあんな事考えてたなんてね~)

上条(なんか・・・ほっとけなかったんだよな~・・・)

上条(どっかのお嬢様に声が似てたからかな~・・・?)フフッ

上条「・・・・・・・」

上条(寝よ・・・・明日朝早いし・・・)zzz

~道場~

上条「ふぁ~あ」

勇次「おはよ~当麻君!」

上条「わりーな~勇次!タマちゃんも!」

勇次「大丈夫だよ当麻君!」

珠姫「大丈夫!」

勇次「じゃあ練習はじめようか~!」

上条「あっ!ちょっと待って!」

聡莉「・・・・・」カツカツ

勇次「さとリンおはよ~!」

珠姫「おはようございます!」

聡莉「中田君・・・タマちゃんも・・・どうして・・・?」

上条「敵に勝つには敵を知らねーとな?」ニコッ

聡莉「・・・・当麻君」

珠姫「へっ?・・・・・・敵?」キョトン

      \、,,)r゙''"''ー弋辷_,,..ィ  〉`ヽ. O 〉 人,人  O  `ヽ}`ヽ  Yヽ
   =、..,,,ニ;ヲ_     ヾ彡r''" _f⌒ o  ⌒Y   .イ__ノ て    ヽf⌒ o⌒ヽ
    ``ミミ,   i'⌒!  ミミ=-人_ノゝ、‐'`‐ァ´ 人  ヽ_ノ弋___ノィr    人
   = -三t   f゙'ー'l   ,三 7,、r‐´`ァ'´レ':ゝし':::::::::ー'::::::::::::::::::レハゝ‐く`イノ
     ,シ彡、 lト  l!  ,:ミ... f'⌒Yノし':::::::::::::::/::::,:::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::レ'⌒ヽj
     / ^'''7  ├''ヾ!  (   う:::::::::/:i!::::/|::::::::::::::::ハ::::トi:::ト:::::::::::|::::(  ¦
    /    l   ト、 \. (  ぅ:::::::::〃::i!ィ:|‐_、:i|::i!::::| !:::ィ:ニ=ト:、!::::|::::::::ゝイ
     〃ミ ,r''f!  l! ヽ.  'Y|:::|::::::::||::ィL::j L:_jLiL:/ L::j Lj L:::ヽ:|:::::::i!::::|
   ノ ,   ,イ,: l! , ,j! , ト、 i:| |:::|::::::::|レ ,ォ ≠ミ      ィ ≠ミ、`|::::::,:::::.′
    / ィ,/ :'     ':. l ヽ. i:| |:::|::::::::| 〃 yr=ミ:、     !/行ミt  ハ :::/:::/
   / :: ,ll         ゙': ゙i V从::::从iイ {_ヒri}゙     ゙ ヒrリ.》 从:/:::∧  チッ、うっせーな
  /  /ll         '゙ !  イ::人:::::iゝ   ̄´           j:人::::ヽ:ゝ    反省してま~す 
    /' ヽ.          リ 弋_彡f⌒        '       r_'_ノ`⌒  
   /  ヽ        /     `ーハ     {ニニニィ      /:/
   /  r'゙i!     .,_, /        ヾ:ゝ.    ∨    }   ィ::/ 
  /.     l!       イ          )::::>  ゙こ三/ , イ:从
  /   ,:ィ!        ト、       'イ:::::_::_| ` r   <ト、:/

上条「この際だから全力でぶつかってみろ!」

聡莉「うん!いくよ!タマちゃん!」

珠姫「はい!」

聡莉「ヤァァァァァァァァァーッ!」バッ

珠姫「ヤァァァァァァァァァーッ!」バッ

勇次「当麻君もいろいろ気をつかってるんだね?」

上条「そんなんじゃねーよ・・・」

勇次「こっちもはじめようか!」

上条「あぁ!」

キーンコーンカーンコーン

上条「勇次・・・ハァハァ・・・もう・・無理・・・」パタッ

勇次「当麻君!大丈夫~!」

~休み時間~

上条「・・・・zzz」スピー

聡莉「・・・・・・」コソコソ

聡莉(当麻君・・・寝ちゃってる・・・)

聡莉「・・・・・・」モジモジ

聡莉(私のために・・・朝練なんていってくれたんだもんね・・・)

上条「・・・・・zzz」スピー

聡莉(・・・・ありがと)チュッ

聡莉「・・・・・はっ!?」ダダダッ ピューン

上条「・・・・・・zzz」スピー

上条「ん?何か今おでこに・・・」ムクッ

上条「気のせいか・・・寝よ・・・」パタッ

今日はもうネタ切れです

すいません寝ます

すいませんただいま帰ってきました。まさか残ってるとは・・・

保守してくれた方には感謝しています

それとタイトルまで付けていただいてありがとうございます

では再開します

上条「・・・・・zzz」スピー

勇次「あれ当麻君まだ寝てる・・・」トントン

上条「う~ん・・・なんだ勇次か~・・・タマちゃんも・・・」ゴシゴシ

珠姫「うん」

上条「さっき誰か来たか?」

勇次「ちょっと出てたからわかんないや」

上条「んで?オレになんか用?」

珠姫「今日の練習相手をお願いします!」

上条「あぁ~いいぜ!」

上条「あのさ~タマちゃん?何か手っ取り早く強くなる方法ねーの?」

珠姫「毎日の練習の積み重ねです!」

上条「だよな~・・・」ハァー

勇次「当麻君もさとリンみたいに目標になる人見つけるといいよ!」

上条「目標ね~・・・オレあんま詳しくねーかんな~・・・」

上条「タマちゃんは目指してる人といんのか?」

珠姫「ロロノア・・・」ボソッ

上条「ん?なに?」

珠姫「いえ・・・・私の目標はお母さんです!」

勇次「お母さんか~タマちゃんはブレイバーって言うのかと思った~」

珠姫「・・・・・」カァァ

上条「へぇ~タマちゃんのお母さんも強いんだな」

上条「タマちゃんの強さでも、まだお母さんには勝てないのか?」

勇次「当麻君・・」ボソッ ブルブル

上条(何か聞いちゃいけないこと聞いちゃったみたいだな・・・)

珠姫「いいんです。勇次君」

珠姫「では当麻君、勇次君、道場で。」ペコッ

上条「あぁ・・・また後でな・・・」

珠姫「・・・・・」トコトコ

上条「タマちゃんどうしたんだ?」

勇次「実はタマちゃんのお母さん・・・」

勇次「タマちゃんが小さいときに・・・」

上条「そうだったのか・・・」

上条(なんか・・・悪いことしちまったみてーだな・・・)ポリポリ

~放課後~

上条「ふぁ~あ・・・よく寝た・・・勇次!部活行こーぜ!」ガタッ

勇次「ゴメン当麻君!今日掃除当番だから!」

上条「そうか・・・ダン!・・・ってもういねぇ・・・」

勇次「栄花君はミヤミヤのところだと思うよ!」

上条「あぁ・・・そうだったな・・・」

上条「何でアイツ等って付き合ってんの?」

勇次「昔ミヤミヤが飼ってたアルマジロに似てるからって・・・」

上条「へっ!?アルマジロ?????」

上条「・・・・・」

上条「じゃあ先行ってっから!」クルッ

勇次「うん!」

~道場~

珠姫「こんにちは」ガラッ

珠姫(まだ誰も来てないや・・・・)

珠姫(・・・・・・よしっ!)グッ

珠姫(竹刀~♪竹刀~♪)ガチャガチャ

珠姫「エヘヘッ・・・・・」カァァ

珠姫「・・・・・・」キョロキョロ

珠姫「三刀流奥義・・・・」フゥーッ

珠姫「・・・・・・」ピタッ

珠姫「三・千・世・界!!!!!!」バッ 上条「ちーっす!」

珠姫「・・・・・・・」カァァァ

上条「・・・・へっ?」ポカーン

すいませんアルマジロじゃなくてセンザンコウでした

上条「・・・・・・」

珠姫「あっ・・いや・・・これは・・・」アセアセ

上条「なにそれ?新しい必殺技?」ハハッ

珠姫「・・・・・」カァァ

上条「あははははっ」

千葉「おぉ~当麻君!やけに楽しそうだね~?」ガラッ

上条「あぁ~部長!実はタマちゃんが・・・」

千葉「えぇ~そうなの~?タマちゃんもっかいやって~?」

珠姫「やりません!」

千葉「んも~じゃあ練習はじめるよ~!」スタスタ

上条「うぃ~っす」スタスタ

珠姫「当麻君・・・・いじわる・・・」ボソッ

虎侍「よしっ!じゃあ今日の練習はここまでだ!」

虎侍「あと来週の日曜に中学生と合同稽古やるからな!」

鞘子「へっ!?中学生?」

虎侍「あぁ!何でもタマと一緒に稽古したいそうだ!」

千葉「おぉ~!」

聡莉「すごいねタマちゃん!もうすっかり有名人ですね!」

上条(さとリンはもう大丈夫みたいだな・・・)フゥー

千葉「ねぇ~先生?」

虎侍「どうしたキリノ~?」

千葉「どこの中学校?強いとこ?有名なとこ」キラキラ

虎侍「・・・・・・・・忘れた!」ビシッ

一同「へっ!?」

栄花「先生~しっかりしろよ~」

虎侍「いや~スマン!スマン!」

上条「日にちも来週の日曜であってるんスか~?」

虎侍「あぁ!それは間違いない!・・・・多分・・・」

千葉「ホントにしっかりして下さいよ!先生~・・・」ハァー

虎侍「男子は基本手伝いだからな!ヒマなとき隅っこで練習してろ!」

上条「すげぇ適当だな・・・」

勇次「しょうがないよ!いつものことだから・・・」ハァー

上条「そうなのか・・・」

虎侍「それからミヤミヤ!」

宮崎「何ですか~先生!」ニコニコ

虎侍「相手は中学生なんだから手加減しろよ!」

宮崎「はぁ~っ!!!」ムカッ

宮崎「あたしだってそれぐらい考えるっつーの!」ギロッ

虎侍「そっ、そうか・・・ならいいんだ・・・」

虎侍「まぁミヤミヤも初心者みたいなモンだから逆にやられたりしてな!」ハハッ

宮崎「なっ!!!?」ピクッ

宮崎「じゃあ先生~・・・あたしを一週間で強くしてよ・・・」ジロッ

虎侍「無理だ!」

宮崎「ちょっと!そこは何とかしてやるって言うのが教師でしょ!!!」

栄花「ミヤミヤ~明日からオレと一緒に特訓だ~!」

宮崎「ダンく~ん!あたしがんばる~!」キラキラ

虎侍「人数は10人ぐらいってのは確かだ!」

虎侍「じゃあそういうことだから!キリノ!」

千葉「はい!」ビシッ

虎侍「準備は頼んだぞ~」スタスタ

千葉「え~またですか~?」

鞘子「いや~中学生がうちに練習にくるなんて~!」ウルウル

勇次「楽しみだね!タマちゃん!」ニコッ

珠姫「うん」

上条「ちょっと勇次・・・」ボソッ

勇次「なに?当麻君!」

上条「何か今日タマちゃんいつもと迫力が違ったんだけど・・・」

勇次「迫力?」

上条「あぁ・・・何か殺気みたいなのが感じられたぞ・・・」

勇次「当麻君タマちゃんに何かしたんじゃないの?」

上条「はぁ?オレが?・・・・あっ!」

上条(やべ~・・・練習前のあれか~!)

勇次「タマちゃん以外と頑固だから早く何とかしといた方がいいよ」

上条「そうだな・・・何とかしてみるわ・・・」

勇次「そうほうがいいよ」

上条「あぁ」

上条「あの~タマちゃん?」

珠姫「何ですか?当麻君」

上条「いやっ、あの練習前のことなんだけど・・・」

珠姫「それが何ですか?」メラメラ

上条「うっ!」

上条(何かオーラが・・・)

上条「すっ、すごいカッコイイ技だったから今度教えてくんねーかな~と思って・・・」アセアセ

珠姫「・・・・・」

珠姫「エヘヘッ・・・」ポリポリ

上条(何か知らんがやったみて~だな・・・)

珠姫「ではしっかり予習しておいて下さい・・・」スタスタ

上条「・・・・・マジ?」

~帰宅中~

勇次「じゃあ当麻君また明日ね!」

上条「じゃあな勇次、タマちゃん」

珠姫「当麻君予習・・・」

勇次「予習?」

上条「気にすんな・・・こっちの話だ・・・」

勇次「???」

珠姫「では・・・」クルッ

上条(タマちゃんあれマジにしてんのか?)カツカツ

上条(あのタマちゃんの姿を思い出しただけで笑える)ププッ

上条(タマちゃんの目指す人ってあの人?)

聡莉「・・・・・・」スッ

上条「・・・・・・さとリン・・・」

上条「どーしたんだ~?家こっちじゃないだろ?」

聡莉「たっ、たまには遠回りしたくなるんです!」

上条「・・・・・」フー

聡莉「一つ・・・聞きたいことがあって・・・」

上条「なに?」

聡莉「当麻君が言ってた声が似てる人ってどんな人なのかなぁって・・・」

上条「はぁ?」

上条「そんなん聞いてどうするんだ?」

聡莉「へっ?べっ、別に・・・少し気になっただけだから!」

上条「・・・・・」

上条「なんか知んねーけどいつも突っかかってくるし・・・」

上条「年下のくせにオレに説経はたれるし・・・」

上条「なんていうか・・・」

上条「すげぇ手のかかる生意気な妹って感じかなぁ~?」

聡莉「!!!!?」ドキッ

聡莉(そっか・・・だからか・・・)

上条「どうした?さとリン?」

聡莉「ううん!なんでもないの!」ブルブル

上条「????」

聡莉「じゃっ、じゃあまた明日部活でね?」クルッ タッタッタ

上条「あぁ・・・」

上条「・・・・・」

上条「変なさとリン・・・」

~学園都市~

ジャッジメント

美琴「え~そうなの?やったじゃない初春さん!」

初春「そうなんです~」ニコッ

黒子「頼んでみる価値はありましたわね」

美琴「それで?いつ行くの?」

初春「来週の日曜日です!」

佐天「へぇ~結構すぐなんだね~」

美琴「初春さんはその人と試合できるの?」

初春「しっ、試合だなんてそんな・・・」

黒子「試合したって10秒で終わってしまいますわよ?」

黒子「でも・・・やってみる価値はあるのではなくて?」

佐天「そうだよ初春~」

初春「はい!私としても是非やってみたいんです!」

初春「そして川添さんと私の今の差を肌で感じてみたいんです!」

佐天(ほほ~・・・)

初春「たとえ10秒で終わってしまったとしても!」

初春「私だって何かできることがあるはずです!」グッ

佐天「いいぞ~初春~」

美琴「室江高校ってその人以外にも強い人いるの?」

初春「有名なのはその人ぐらいで」

初春「女子が5人、男子が3人って聞きました」

美琴「結構少ないんだね~」

黒子「初春の勇姿・・・見てみたいですわね?」チラッ

美琴「うん♪見てみたい!」

佐天「だったら私たちも応援に行ってみます?」ニヤッ

初春「え~っ!!!!!!」

黒子「初春?その高校はどこにあるんですの?」

初春「ちょ、ちょっと!本気でくるつもりですかぁぁぁ~!!?」

黒子「ええ・・・本気ですわよ?」

美琴「ねぇねぇどこにあるの?」

初春「うぅぅぅぅぅ・・・・」

初春「・・・・ってとこにあるみたいです・・・」

黒子「結構遠いんですわね?」

初春「そっ、そうなんですよ~遠いですよね~?」

美琴「どのくらい時間がかかるのかしら?」

佐天「白井さんのテレポートで行けば良くないですか?」

黒子「いくらなんでもそれは無理というものですわ」

佐天「そうですか~・・・」

美琴「何かいい方法ないかな~?」

初春「ここはまたの機会ということで・・・」

初春「あっ!そういえば・・・」

美琴「どうしたの初春さん?」

初春「白井さんは来週の日曜はパトロールでしたよね?」

黒子「あっ!?」

初春「佐天さんは能力開発の補習が・・・」

佐天「あっ!?」

初春「御坂さんは・・・・」

美琴「私はヒマよ?」ニコッ

初春「えっ?」

佐天「あぁ~結局ヒマなのは御坂さんだけか~・・・」

黒子「おっ、お姉様!是非ビデオカメラをもってってくださいまし!」キラーン

美琴「・・・・・」

美琴「でもやめとくわ」

黒子「へっ?」

美琴「ほら~私一人で行ったって場違いになるだけだし~」

佐天「そうですか~まっ!それもそうですね!」

美琴「みんなで行くのは初春さんが大会に出るときにしましょ!」

初春「御坂さん・・・」

黒子「それは残念ですわ」

美琴「いいじゃない黒子~まだ初春さんだって初めたばっかりなんだから~」

美琴「これからいっぱい見るチャンスはあるわよ!」

佐天「じゃあ私たちはこっちで応援してるからがんばんなよ?初春!」

初春「はいっ!」ニコッ

黒子「でも初春少しは強くなったんでしょうか・・・」

初春「見て下さい!えいっ!えいっ!」ブン ブン

佐天「ちょっ、ちょっと初春~」

初春「だいじょうぶでsykdtalgkla!!!」ガシャン パラパラ

美琴「あっ!」

黒子「う~い~は~る~!!!!!!!」ムキー

初春「うわぁぁぁぁ!ごごっ、ごめんなさ~い!!!」ガチャ ドタドタ

美・佐「あれっ?これどっかで・・・・」

佐天「・・・・・」

美琴「・・・・・」

佐天(あっ!いいこと考えた!)

佐天「ホント・・・どこで何してるんでしょうね・・・?」ハァー

美琴「・・・・・私は言わないわよ」ボソッ

佐天「えっ?」

美琴「あんな恥ずかしいセリフ二度といわないわよ!!!!」

佐天「えへっ!」ニコッ

美琴「佐天さん!!!!」バチバチッ

佐天「うわぁぁぁぁ!!!ゴメンなさ~い!!!」ドタドタ バタン

美琴「ちょっと佐天さん!待ちなさ~い!!!」バタバタバタ

シ~ン

進行が遅く大変申し訳ありません・・・orz

またまたキリが良さそうなので今日もこの辺で終わりにして

明日また書きます

それではみなさんお休みなさい・・・zzz

           。o%爻花%o。
          ※゚'^::::::::::::::^`゚㍉*。

.    , -‐ヘ||    /,_//_/::::::::::::::::::::ハ:::::爻
  (三{ゝ-と)三 /:::i::i::::::ハハ:::::::::::::::}i:::::::|.  |⌒|
.    Y イ||  从从:|/  \ハ从从:, ┴―'⌒ヽ
   | |   厶}c==   ==っ  」/  ,---、 、丿
   | |, ┬ヘ从 //////  /〉  ¨|゚|゚|¨
   | └ー}川}ト ヽ( ̄ ̄`ヽ.{∨_//    | | |
     ー一v'///  }:::`Tニニイ}   /〉   | | |
        ` < 八\:::::::/八.  /.    | | |
            \  ー匸f‐′  /    弋ナ
               {  /.:::ハ     〈

すいません続き書きます

自分の力量のなさは痛感してますし、自己満だというのもわかってます

進行も遅く、二つの話を同時進行させるのは難しく、話もまだまだ続きそうです

それでも保守・支援して頂いている間はがんばりたいと思います

自分勝手ではありますが、ご理解いただきたいです

では再開します

~室江高校~ 

昼休み

千葉「じゃあみんなで・・・」

一同「いっただっきま~す!」パンッ

鞘子「当麻君もすっかり剣道部員だね~」ムシャムシャ

千葉「うん!当麻君の上達振りはすごいよ~」

鞘子「ホントだね~タマちゃんの目から見てどう?」

珠姫「はい!当麻君はセンスがいいです!」モグモグ

珠姫「動体視力と反射神経がとてもすごいです・・・」

聡莉(朝練の成果が出てきたのかな・・・・)ギュッ

上条「ははっ!タマちゃんに言われるとうれしいな~」

千葉「え~私達からじゃうれしくないの~?」

上条「いやっ・・・そういうわけじゃないっス・・・」

鞘子「このままだと勇次君もダン君も危ないんじゃない?」

上条「ちょっとサヤ先輩~オレなんかまだまだっスよ~」ポリポリ

宮崎「当たりめーだろ・・・」ボソッ

上条「ん?ミヤミヤなんか言った?」

宮崎「ううん?なんでもないよ!」ニコッ

宮崎(あたしのダン君に張り合おうなんざ10年はえ~よ・・・)

宮崎(でも・・・・タマちゃんの言うこともわかる気がする・・・アイツ一体何者?)

聡莉「あれっ?先生だ・・・」

虎侍「・・・・・」カツカツ

勇次「どうしたの先生?」

鞘子「先生も今日一緒にお昼?」

虎侍「お前ら!オレの弁当も持ってきただろうな!」

上条「はぁぁっ!?」

千葉「んも~先生また~?」

虎侍「給料日は明日だからな?今日はここだけでしのぐ!」

鞘子「ちゃんとお金の管理しなきゃダメじゃん先生!」

栄花「先生~だらしないぞ~」

虎侍「お前らはまだガキだからわからないんだ!」

虎侍「この・・・給料日を心待ちにする気持ちがぁぁ!!!」ゴゴゴ

千葉「はぁ~わかりましたよ~・・・うちのコロッケとからあげ食べてください!」サッ

虎侍「おぉ!スマンな!」

鞘子「私のハンバーグもいいよ!」

聡莉「私のソーセージも・・・」

栄花「ミ~ヤミヤが作ったしょうが焼きも食えよ~」

勇次「先生お茶どうぞ」パッ

珠姫「先生・・・私は・・・・ご飯しか・・・」

虎侍「いいんだタマ・・・うれしいぞ~」ウルウル

虎侍「オレはいい生徒をもって幸せだ~!」グッ

上条(先生っていつもこんなことしてんの?)

虎侍「当麻!」

上条「なんスか?」

虎侍「お前は何もくれないのか?」

上条「えっ?」

虎侍「お前は冷たいな・・・・」

上条「いやっ、オレもう食い終わっちゃって・・・・それにパンだし・・・」

虎侍「そうか・・・・」シュン

上条「そんなことがあるなんて知らなかったんですよ~!今度はちゃんと残しときますから~・・・あはは・・・」

虎侍「覚えとけよ・・・」ボソッ

上条「はいっ?」

虎侍「今日の練習お前だけ特別地獄特訓メニューな・・・」

上条「うっそ・・・・・マジ?」

虎侍「あぁ~大マジだ!」

上条「はぁ~・・・不幸だ・・・」

一同「ごちそうさまでした~!」パンッ

千葉「じゃあみんなまた練習でね~」タッタッタ

虎侍「・・・・・」カツカツ

千葉「先生~♪」ニコッ

虎侍「ん?どうした~?キリノ~?」

千葉「エヘヘ~」ニヤニヤ

虎侍「変だぞお前?」

千葉「先生も当麻君に期待してるんですね~」

虎侍「・・・・・そうだな」

千葉「やっぱり~♪」

虎侍「あいつは普通じゃない何かを持ってる・・・・」

虎侍「タマとは違う別の何かを・・・・」

千葉「当麻君ってなんか場数踏んでるって言うか~」

千葉「勘のよさとか体捌きがすごいんですよね~」

虎侍「あぁ・・・」

千葉「やっぱり学園都市っていう影響がすごいのかな~?」ウーン

虎侍「どうだろうな?」

虎侍「オレは超能力とかアイツがそこでどんな生活をしてたかなんてのは興味がない・・・」

虎侍「ただ・・・アイツがここでどれだけ成長するのかを・・・オレは見てみたい・・・」

虎侍「勇次だってダンだって強くなってる・・・」

虎侍「団体戦だってきっといけると思うんだ!」グッ

千葉「・・・・先生・・」

虎侍「・・・・・」

虎侍「じゃあ今日もしっかり頼むぞ!キリノ部長!」スタスタ

千葉「はい!」ビシッ

放課後~

キーンコーンカーンコーン

上条「ふぁ~あ」

勇次「当麻君今日も先行ってて~」

上条「あれっ?今日も掃除当番か~?」

勇次「ううん!ちょっとさとりんに呼ばれてて・・・」

上条「なに?部活のこと?だったらオレも・・・」

勇次「いやっ、いいんだよ勉強のことみたいだから!」アセアセ

上条「???」

上条(特別メニューって言われたからあんまり一人で行きたくないんだよな~・・・)

上条「そうか・・・じゃあ先行ってるわ!」ガラッ

勇次「うん!」ニコッ

~道場~

珠姫「こんにちは」ペコッ

珠姫(誰もいない・・・)ペタペタ

珠姫(今日は当麻君まだこないよね・・・・)キョロキョロ

珠姫(・・・・・・よし!)グッ

珠姫(竹刀~♪竹刀~♪)ガチャガチャ

珠姫「エヘヘッ・・・・」モジモジ

珠姫「・・・・・・」キョロキョロ

珠姫「一刀流居合い・・・・」フー

珠姫「・・・・・・」ピタッ

珠姫「はっ!・・・・・」キョロキョロ

珠姫(だっ、大丈夫かな~?)チラッ

珠姫(・・・・・・いっか・・)ホッ

珠姫「一刀流居合い・・・・」フー

珠姫「・・・・・・」ピタッ

珠姫「獅・子・歌・歌!!!!」バッ   上条「ちーっす」ガラッ

珠姫「・・・・・・・っ!!!?」カァァァァァ

上条「タマちゃん・・・・また?」ハァー

勇次「急にどうしたのさとりん?」

聡莉「きょっ、今日の数学でわからない所があったから~」アハハッ

勇次「・・・・・」

聡莉「こっ、この2次関数の問題なんだけど!」

勇次「・・・・・」

勇次「ホントは違うことが聞きたいんじゃないの・・・?」ハァー

聡莉「・・・・・」

勇次「当麻君のことでしょ?」

聡莉「!!!?」ドキッ

聡莉「・・・・・」

聡莉「うん・・・」

勇次「そっか・・・やっぱり・・」

聡莉「ゴメンね・・・」

勇次「いいんだよ!」ニコッ

聡莉「そのいいんだよは私のイメージカラーに関係が・・・」

勇次「へっ?さとりん?」

聡莉「いっ、いいんです!気にしないで下さい!」アタフタ

聡莉「・・・・・」

聡莉「当麻君って付き合ってる人いるのかなぁ・・・?」

聡莉「学園都市に恋人を残してきたとか・・・」

勇次「どうだろう・・・当麻君とそういう話したことないからね・・・」

勇次「明日休み時間にさりげなく聞いてみるよ!」

聡莉「ありがとう・・・」

上条「・・・・・」

珠姫「・・・・・」

上条「それ・・・新しい必殺技か?」

珠姫「はいっ!」

珠姫「この技はアラバスタ編でのMr.1との死闘でなんたらかんたら・・・」

上条(タマちゃんって意外とマニアっぽいんだな・・・)

上条「そっ、そうか・・・」

珠姫「当麻君。ちゃんと予習してきましたか?」

上条「へっ?あぁ!ちゃんとしてきたぜ!」アタフタ

珠姫「そうですか・・・では一緒に・・・」

上条「はぁ?一緒に?」

珠姫「三千世界の後のセリフは、振り返って『背中の傷は剣士の恥だ!』です・・・」

上条「・・・・それも言わなきゃダメなの・・?」

珠姫「はい!・・・いきますよ・・・」

上条(オイオイ・・・冗談だろ・・・)

上条「・・・・・」

上条(・・・・しゃーねー・・・付き合ってやるか・・)

珠姫「いきます・・・」

珠・上「三刀流奥義・・・」フー

珠・上「・・・・・」ピタッ

珠・上「三・千・世・界!!!!!」バッ 千・鞘「よ~し今日も部活がんばるよ~!」ガラッ

千・鞘「ありっ?・・・・」

上条(しっ、しまった~・・・・)カァァァ

千・鞘「あはははははっ!!」バタバタ

上条「あっ!ちっ、違うんです!・・・これは・・」アセアセ

千葉「二人でなにやってんの~!!?」アハハッ

鞘子「三千世界だって~おかし~!!!」ギャハハ

上条(この可能性があるのを忘れてた・・・)

珠姫「当麻君にこの技を習得したいと言われたので・・・」

上条「あの~・・・タマちゃん?」

珠姫「指導を!」ビシッ

鞘子「この技ができると強くなるの~?タマちゃん?」

珠姫「はい・・・ミホークには勝てませんが・・・」

鞘子「へっ?ミホーク?」キョトン

千葉「誰・・・?」

鞘子「まぁでも強くなれるんだったらキリノ~あたし等も教えてもらおうよ~」

千葉「いいね~サヤ!」

千葉「タマちゃん私たちにも教えて~?」キラキラ

珠姫「はい!ではまず竹刀を両手と口に・・・」

上条(この人達・・・ホント大丈夫か・・・)ハァー

千葉「どう?タマちゃん♪」

珠姫「だいたいそんな感じです・・・」

鞘子「おぉ~キリノ~あたし等強くなったよ~」

千葉「そうだね~じゃあ4人でやってみようよ~?」

上条「いやオレはもういいっス!」スタスタ

珠姫「当麻君・・・やりますよ・・」ムスッ

上条「・・・・・はい・・」ガクッ

珠姫「ではいきます・・・」

四人「三刀流奥義・・・・」フー

四人「三・千・世・界!!!!」バッ  クルッ

四人「背中の傷は・・・剣士の恥だ!!」ドーン

虎侍「あいつら・・・・何やってんだ・・・?」ハァー

虎侍「じゃあ今日はここまでな!」

一同「ありがとうございました!」

鞘子「ねぇねぇ~キリノ~」ボソッ

千葉「どうしたの?サヤ~?」

鞘子「最近あの二人仲良くない?」

千葉「あぁ~タマちゃんと当麻君?」

鞘子「タマちゃんも練習相手頼んでるみたいだしさ~!」ニヤニヤ

千葉「そうですな~いや~若いですな~」ホッホッホ

鞘子「勇次君も危ないんじゃないの?」

勇次「いやっ、オっ、オレはただの幼なじみなんで」

千葉「そんなこと言ってられるのも今のうちですぞ・・・」ホッホッホ

勇次「タっ、タマちゃんがいいって言うなら・・・いいんじゃないですか!」ムスッ

鞘子「あれっ?怒っちゃった?」ニヤッ

勇次「知りません!!」ムスッ

千・鞘「にししししっ」ニヤニヤ

~次の日~

休み時間

上条「あれっ?中学生が来るのって明日だっけ?」

勇次「・・・・・」

上条「勇次?」

勇次「うっ、うん!そうだよ!」

上条「???」

勇次「あのさ当麻君・・・一つ聞いていい・・・?」

上条「なんだ?」

勇次「当麻君・・今・・・付き合ってる人とかいるの・・・?」

勇次「向こうに恋人おいてきたとか・・・」

上条「そんなこと聞いてどうすんだ~?」

勇次「いやっ・・・ちょっと・・」

上条「???・・・まぁ別にいねーけど・・」

勇次「そうなんだ・・・好きな人とかは?」

上条「・・・・・」

勇次「当麻・・・君?」

上条「片思いなんだけどな・・・」

上条「その子には好きな人がいたんだ・・・」

上条「オレはそいつと自分を比べることはできないんだけどな・・・」

勇次「当麻君・・・」

上条「でも・・・オレがそいつより強い男になれたと思ったら・・・迎えに行く・・・きっと・・」グッ

上条「それより勇次はタマちゃんとどうなんだ?」

勇次「へっ?オレ?オレは別に・・・」

上条「わかりやすいぞ?勇次は?」

勇次「そうかな・・・」

上条「お前もがんばってみろ!タマちゃんより強くなれる様に・・・」

勇次「うん!がんばってみるよ!」

栄花「なんだ~恋の相談なら~オレに~まかせとけ~」ビシッ

勇次「栄花君!」

上条(なんでこいつが入ってくんだよ・・・)ハァー

栄花「女って言うのはな~愛の告白に弱いんだよ~」

勇次「栄花くんはミヤミヤに告白ってしたの~?」

栄花「もちろんしたぜ~!」

勇次「なんて告白したの~」

上条(こいつののろけ話なんて・・・聞きたくねぇ~・・・)

勇次「ねぇ~何て言ったの?」

栄花「そうあわてるなよ~勇次~!」

栄花「オレ・・栄花段十朗はミヤミヤを愛してるぜ~!・・世界中の誰よりも・・・って言ったんだぞ~」

上・勇「へっ!!?」キョトン

上条「お前よくそんなセリフ言えんな~!!!」

勇次「栄花くんすごいね~!」

栄花「だろ~?それだけ気持ちがあるってことだろ~・・・?」

栄花「これさえ言えばいちころだぜ~?」

上条(それはミヤミヤだから通じたんじゃねーか・・・)ハァー

勇次「漫画みたいなセリフだね?」ニコッ

上条「ははっ!そうだな!」ニコッ

上条(あれっ?漫画みたいなセリフ・・・どっかで・・・)

上条(はて・・・?)

上条「・・・・・」ウーン

勇次「当麻君?どうしたの?」

上条「・・・・っ!!!!!!!!!!!!?」ハッ

上条(あの時だ・・・)

上条「・・・・・」

栄花「当麻~どうしたんだ~?」

上条「なっ、なんでもない!こっちの話だ!」アセアセ

勇次「???」

上条「勇次!ダン!今日も部活がんばろうな!」

勇次「うん!」

栄花「おぉ~!」

~道場~

虎侍「じゃあ今日はここまで!」

虎侍「明日は中学生が来るからな!キリノ!」

千葉「はいっ!」ビシッ

虎侍「準備はできてるか?」

千葉「はい!バッチリです!お茶とか~お菓子とか~」エヘヘッ

上条(休憩のことしか頭にねーじゃん・・・)ハァー

虎侍「よしっ!」

上条(いや・・・アンタもよしっ!じゃねーよ・・・)

聡莉「中田君・・・」コソコソ

勇次「あっ!さとりん・・・」

聡莉「今日・・・どうだった・・・?」

勇次「うん・・・実は・・・」

聡莉「そっか・・・やっぱりそうだったんだ・・・」

勇次「ゴメン・・・さとりん・・・」

聡莉「なっ、中田君が謝らないで下さい!」アセアセ

聡莉「ホントのこと言ってもらった方がいいですから・・・」

勇次「さとりん・・・」

聡莉「中田君もタマちゃんとがんばってね?」ニコッ

勇次「へっ!?」ドキッ

聡莉「勇次君わかりやすいから」

勇次(やっぱり周りからはそう見えるんだな~・・・)ハァー

聡莉「タマちゃんもずっと待ってるかもよ?」ニコッ

勇次「っ!!!!!?」ドキッ

聡莉「うふふっ!じゃあがんばってね?」スタスタ

勇次(タマちゃんが待ってるって~!!!嘘だろ~!!!)

~上条家~

上条(なんで勇次はあんなこと聞いてきたんだ?)ウーン

上条「・・・・・」

上条(また・・・思い出しちまったな・・・)

上条(できれば早く忘れたかったんだが・・・)

上条(こっちで早一ヶ月・・・毎日楽しく過ごしていても・・・)

上条(やっぱり学園都市での短い間の記憶は忘れられないんだよな~・・・)

上条(勇次には迎えに行きたいって言ったけど・・・)ハァー

上条(昔のオレより強くなったってわかる時はこないだろうし・・・)

上条(もう二度と会うことはないだろうな・・・)フッ

上条(そんな奇跡が起きるなら・・・オレは・・・オレは・・・)グッ

上条「・・・・・」

上条(ってな~に考えてんだ~オレは~!)

上条(明日も早いし・・・寝るか・・・)zzz

今日もキリがいいのでこの辺で終わりにしたいと思います

また明日書きます

みなさんの支援・保守本当に感謝しています!

それではひだまりを見て寝ます!おやすみなさい・・・zzz

日数で落ちるの忘れてました・・・

次スレにいった場合、ここまでの話はどうすればいいんでしょうか?

(次スレから読む人がいるかもしれない為・・・)

青ピ「カミやんは転校しても男で三人組を作ってるんやね」
土御門「そうみたいだにゃ~、だが本家デルタフォースには敵わないと思うぜよ」

追いついたか
細かいことだが>>663の御坂に対するかみやんの印象って、記憶喪失後だから憶えてないんじゃね?

すいません帰りました

このスレってあとどれくらいで落ちるんですか?

もう次スレ行った方がいいですか?

明日の10時位に落ちると思うぞ

>>830
わかりました。じゃあ今日はここで書きます

>>828
この美琴の印象は記憶喪失から出てくまでの数日間ということにしておいて下さい

再開します

~次の日~

上条(ふぁ~あ・・・昨日はなんかあんま寝れなかったな・・・)

千葉「当麻君あくびなんかしてないでよ~」

上条「あっ!すいません・・・」

千葉「もうすぐ中学生来るんだから恥ずかしいよ~?」

上条「わかってますって!」

鞘子「いや~早く来ないかな~」

聡莉「楽しみだね、タマちゃん!」

珠姫「はい!」

??「おはようございまーす」ガラッ

鞘子「キタ~♪」

千葉「おぉ~結構いるね~」キラキラ

鞘子「1・2・3・・・12人もいるよ~キリノ~」キラキラ

千葉「じゃあ中学生のみんなはこっちで準備して~」

顧問「石田先生でいらっしゃいますか?」

虎侍「はい!」

顧問「今日はお忙しい中無理を言ってしまい、申し訳ありませんでした・・・」ペコッ

虎侍「いいんです!こいつらも楽しみにしてましたから!」

虎侍「今日は一緒に実りある稽古をしましょう!」

顧問「はい!」

初春(わぁ~あの人が川添珠姫さんかぁ~・・・)

初春(写真で見るより小さいんですね~)

初春(・・・!!!!?・・・えっ?・・・ウソ・・)ドキッ

上条「何だタマちゃん!緊張してんのか?」

珠姫「違います・・・」

上条「違くないだろう・・・・ぜんぜん動かないじゃん・・・」

珠姫「少し・・・」

上条「やっぱり~せっかく来てくれたんだから、いつも通りのタマちゃんを見せないとな?」

珠姫「はい!」グッ

初春(何で・・・あの人が・・・ここに・・・?)

初春「・・・・・」

初春(・・・似てる・・・人ですよね・・?)

勇次「当麻君ちょっとこっち手伝って~?」

上条「あぁ!今行く!」スタスタ

初春(やっぱり!・・・・当麻さんだ!)ドキッ

初春(こんなところにいたんですね・・・当麻さん・・)グスッ

女A「初春さんどうしたの?」

初春「なっ、なんでもないです!」

虎侍「よしっ!キリノ!体操からな!」

千葉「はい!じゃあみんな準備体操やるよ~」

一同「1,2,3,4・・・・・」

初春(全然こっち気づいてないみたい・・・・)

初春(当麻さん・・・当麻さん・・・当麻さん!!)

初春(会いたかった・・・・・会いたかったよ~!!!)グスッ

千葉「じゃあ今いった人のところに並んで~打ち込みやるよ~!」

一同「はい!」

宮崎「じゃあよろしくね~初春さん?」ニコッ

初春「何で私の名前を・・・」

宮崎「垂れに書いてあるからね!」ニコッ

初春「はっ、はい!よろしくお願いします・・・・」

宮崎「最初は面から・・・」

初春「・・・・・」チラッ

宮崎「???」

初春「・・・・・」チラッ

上条「なぁ勇次・・・」

勇次「なに?当麻君?」

上条「すげぇヒマじゃねーか?手伝いっていってもすることねーじゃん?」

勇次「まぁ座って見てるだけでも勉強になるよ?」

勇次「あとは気づいたことを中学生に教えてあげたりするんだ!」

上条「そうか・・・」

宮崎「アンタさ~・・・やる気あんの?」ピキッ

初春「へっ?」ギクッ

宮崎「さっきからよそ見ばっかしちゃってさ~・・・」ハァー

初春「すいません・・・」ペコッ

上条「ちょっとちょっと!ミヤミヤ~!」バタバタッ

宮崎「あ~?なに?」ジロッ

初春(当麻さん・・・)ギュッ

上条「中学生だって緊張してんだから優しくしてやれよ~」

初春(こんなに近くに・・・当麻さんが・・・)ドキドキ

初春(夢?・・・・夢じゃないよね・・・)

宮崎「うっさいわね~!私だってわかってるわよ!」ムカッ

上条「わかってるんだったら丁寧に教えてやってやれ・・・なっ?」

宮崎「わっ、わかったわよ・・・」

上条「よしっ!もう大丈夫だぞ?」ニコッ

初春(当麻さん・・・また助けてくれた・・・)

初春(面してるから気づかないんでしょうか・・・?)

虎侍「当麻~!ちょっと来い!」

上条「は~い!じゃあミヤミヤ~しっかりな~」タッタッタ

宮崎「はいはい・・・」

初春(当麻さん・・・行っちゃった・・)シュン

上条「なんスか?先生?」

虎侍「お前は午前中は学校周り走ってろ!」

上条「へっ?なんで?」

虎侍「お前はまだ初心者だし、それにヒマなんだろ?」

上条(やべ~・・・さっきの聞かれてたか・・・)ギクッ

虎侍「そんなやつにこれから花が咲くかもしれない有望な芽を摘まれてたまるか!」グッ

上条「先生~・・・オレがそんな芽を摘むようなやつに見えますか~?」ハァー

虎侍「あぁ!見える!」ビシッ

上条「・・・・・」

上条「走ってきます・・・」トボトボ

虎侍「行って来い!」

宮崎「じゃっ、じゃあもう一回面からね?」ニコッ

初春「・・・・・」

宮崎「あの~初春さん?」ピキッ

初春「あっ!?ごごごっごめんなさい・・・・いきます!」

初春「メェェェェン!!」バシィーン

宮崎「っ!!!!?」

初春「・・・・・」

宮崎「アンタそこ・・・肩なんだけど・・・」ブチッ

初春「うわぁぁ!ごめんなさい!!!」ペコペコ

侍「じゃあキリノ!午前中はここまで!弁当は食堂でみんなで食べろ!」

千葉「はいっ!じゃあみんな~お弁当持ってこっちだよ~」タッタッタ

一同「はーい!」

勇次「先生当麻君は?」

虎侍「アイツはオレが待ってるからいい!お前らもメシ行って来い!」

勇次「わかりました」タッタッタ

虎侍「・・・・・」

上条「ハァハァ・・・あれ?・・・みんなは?」ガラッ

虎侍「食堂でメシだ!」

上条「じゃっ、じゃあオレも・・・」ソー

虎侍「お前はここでオレと稽古だ!」

上条「マジ?・・・・・不幸だ~!!」クシャクシャ

千葉「はい!じゃあみんなで!」

一同「ごちそうさまでした~!」パンッ

千葉「私たちは先に行って準備してるけど、みんなはもう少しここで休憩してて~」ガタッ

女A「はーい!」

初春「・・・・・」

女B「初春さん今日どうしたの?元気ないね~」

初春「ううん・・・なんでもないんです!」

千葉「はい!じゃあみんなで!」

一同「ごちそうさまでした~!」パンッ

千葉「私たちは先に行って準備してるけど、みんなはもう少しここで休憩してて~」ガタッ

女A「はーい!」

初春「・・・・・」

女B「初春さん今日どうしたの?元気ないね~」

初春「ううん・・・なんでもないんです!」

千葉「いや~中学生は若くていいですな~」ガラッ

上条「ハァハァ・・・キリノ部長・・・」

虎侍「もういいぞ!当麻!メシ行って来い!」

上条「やった~・・・・部長、どうっスか中学生は?」

千葉「うん!初心者の子も何人かいるけどみんなかわいいよ!」ニコッ

鞘子「そうそう!特に花の子なんか!」

宮崎「先輩あの子ダメっすよ~なんかボーっとしちゃって・・・」

上条「花の子?」

鞘子「うん!練習中はつけてないんだけど、来たときとお昼は頭に花の髪飾りつけててさ~!」

上条「花の髪飾り・・・?」

上条(・・・・・まさかな・・・そんなわけねーじゃん・・・メシ行こ・・・・)ハァー

上条(まだ中学生は休憩か~)ガチャ

女A 「お疲れ様で~す!」

上条「あぁお疲れ!」ニコッ

上条(え~っと・・・花の子・・・花の子・・・花・・・!!!!?)ドキッ

上条「・・・・・」ドクンドクン

上条「・・・もしかして・・・・・・飾利?」

初春「・・・・・当麻さん・・」カァァァ

女C 「あれっ?初春さんの知り合いの方なんですか?」

上条「あぁ・・・」

女D 「じゃあ私たち先に道場戻ってるから・・・」ガタッ

上条「・・・・・」

初春「・・・・・」

上条「何で・・・?」

初春「うぅ・・・うぅ・・・グスッ・・・うわぁぁぁぁん!!」ガシッ

初春「当麻さん・・・うぅ・・・ひぐっ・・・当麻さん・・・」ギュゥゥ

初春「会いたかった!・・・会いたかった!!・・・ずっと会いたかったよぉぉ~!!!」グスッ

上条「・・・・・」ナデナデ

初春「どうして・・うぅ・・勝手に・・・」グスッ

初春「心配したんだから・・・うぅ・・・ホントに心配したんだからぁぁ!!!」ブワーッ

上条「飾利・・・・」

上条「ゴメンな・・・」ギュゥゥ

上条「ずいぶん久しぶりだな・・・」

初春「はい・・・でもまだ一ヶ月です・・・」

上条「もうあそこにいたのはもう何年も前に感じるよ・・・」

初春「・・・・・」

上条「どうして剣道なんか・・・」

初春「当麻さんがいなくなった後・・・私・・少しでも強くなりたくて・・・」

上条「そうか・・・」

上条「みんなは元気か?」

初春「はい・・・」

上条「ゴメンな・・・心配かけて・・・」

上条「いつもオレってそうなんだよな・・・」

初春「そうですね・・・」

上条「ずいぶん久しぶりだな・・・」

初春「はい・・・でもまだ一ヶ月です・・・」

上条「もうあそこにいたのはもう何年も前に感じるよ・・・」

初春「・・・・・」

上条「どうして剣道なんか・・・」

初春「当麻さんがいなくなった後・・・私・・少しでも強くなりたくて・・・」

上条「そうか・・・」

上条「みんなは元気か?」

初春「はい・・・」

上条「ゴメンな・・・心配かけて・・・」

上条「いつもオレってそうなんだよな・・・」

初春「そうですね・・・」

すいません誤爆です・・・

初春「もう・・・会えないと思ってました・・・」グスッ

上条「・・・・・」

初春「私・・・やっぱり・・・まだ・・・」ポロポロ

初春「当麻さんのこと・・・」

栄花「当麻~!先生が早く来いって言ってるぞ~」ガチャ

上条「えっ?もう?」

上条「悪い!ちょっとオレいかなきゃ・・・」ガタッ

上条「話はまた後でな!」タッタッタ

初春「うぅ・・・うぅ・・グスッ・・・」

初春(当麻さんともっと話したい・・・)

初春(当麻さんと一緒にいたい・・・)

初春(当麻さん・・・)

この後二人は言葉を交わすことなく時間だけが過ぎていった・・・

虎侍「じゃあ今日の仕上げに一試合やるか?」

虎侍「タマ!やってくれ!」

珠姫「はい!」スッ

虎侍「そっちは誰が出る?」

初春「はい!私がやりたいです!」バッ

上条(飾利・・・)

虎侍「君はまだ初心者だけど大丈夫か?」

初春「はい!大丈夫です!」

虎侍「じゃあ勇次とキリノとダンで審判やってくれ!」

三人「はい」

虎侍「タマ!」

珠姫「はい!」

虎侍「相手は初心者だからちゃんと手を抜いてやるんだぞ?」コソコソ

珠姫「わかってます・・・」

上条「い~や!思いっきりやってみろよタマちゃん!」

虎侍「当麻・・・」

珠姫「いいの?当麻君・・・」

上条「あぁ・・・全力でやってやってくれ・・・」

珠姫「わかりました・・・」スタスタ

虎侍「いいのか?当麻・・・」

上条「はい・・・」

勇次「互いに礼!」

初春(川添さんが目の前にいる・・・)

初春(どこまでできるか試してみたい・・・)

勇次「始め!」

珠姫「メェェェェェン!!!!!」ガバッ

初春「っ!!!!?」スパーン

初春(はっ、速い・・・)

勇次「面あり!」バッ

珠姫「・・・・・」スタスタ

虎侍「オイ当麻!」

上条「いいんですよ・・・これで・・」

初春(これが・・・川添さんの剣道・・)

勇次「二本目始め!」

初春(まだ・・私何もやってない・・・)

初春(まだ・・あの人に何も伝えてない・・・)

初春(私の強くなったところを見せてない!!)

珠姫「メェェェェェン!!」バッ

初春(まだ・・・)ガチャガチャ

珠姫(止められた!)ガチッ

初春(まだ・・・)ガチャガチャ

珠姫「・・・・・」ガシャ

初春(まだ!!!)

初春「メェェェェェン!!」ガバッ

珠姫「・・・・・」スパパッ

初春(きっ、消えた・・・)

珠姫「メェェェェェン!!」スパァァーン

勇次「面あり!勝負あり!」

初春「・・・・・」トボトボ

珠姫「大丈夫ですか?」

初春「はい・・・大丈夫です・・」

初春「ありがとうございます・・・全力でやっていただいて・・・」

初春「なにもできませんでした・・・」

珠姫「楽しかったです・・・」ボソッ

珠姫「またやりましょう・・・」スタスタ

初春「ありがとうございました!」

虎侍「今日の合同稽古はこれで終わり!」

一同「ありがとうございました!」

上条(終わったか・・・)

千葉「遠いと思うけど~また一緒に練習しようね~?」

鞘子「うん!いつでも遊びに来てね~」

千・鞘「ね~タマちゃん!」ニコッ

珠姫「はい!」

初春「当麻さん・・・あの~・・・」

上条「・・・・・」

勇次「当麻君知り合い?」

上条「あぁ・・・ちょっとな」

虎侍「明日は祝日だし休みにするぞ~」

千葉「やった~!」

鞘子「ねぇ~キリノ~?明日どうする~?」

千葉「う~ん・・・何しようかねぇ~?」

上条「どうだった?うちのタマちゃんは?」

初春「強かったです・・・」

上条「飾利も強くなったぞ・・・」

初春「私なんて何もできませんでした・・・」

上条「剣道とかじゃなくてさ・・・」

初春「・・・・・」

初春「当麻さん・・・戻ってきてもらえませんか・・・」グスッ

上条「・・・・・」

初春「私は・・・当麻さんと一緒にいたいんです・・・」

上条「・・・・・」

初春「どうして何も言ってくれないんですか!!?」ブワッ

上条「強くなったよ・・・」

上条「もうオレが必要ないくらい・・・」

初春「!!!!?」ドキッ

上条「みんなには会ったこと内緒にしといてくれ・・・」

上条「また心配かけるからな・・・」スタスタ

初春「・・・・・当麻さん」グスッ

ピピピッピピピッ

当麻「はっ!!?」ガバッ

当麻「なんだ朝か・・・」フー

当麻(いつの間に寝ちまったんだ・・・)

当麻(昨日あんなことがあったんだもんな・・・)

当麻(そりゃ疲れて寝ちまうよ・・・)ハァー

当麻(まさかこんなとこで会うとはな・・・)

当麻(オレは・・・なんであんなこと・・・)

当麻(やっぱりオレはバカだ・・・)

上条「飾利・・・・・」グッ

上条「・・・・・」

上条(オレは・・・オレは・・・)ググッ

上条(もう自分の気持ちに素直になっていいはずだ・・・)ポロポロ

上条(昔のオレに気なんて使わなくていいはずだ・・・)ドンッ ドンッ

上条(あの子の悲しんでる姿は見たくないんだよ!!!)ブワッ

上条(前のオレはどうだったなんて・・・)

上条(気にする必要ないじゃないか!!!)ドンッ ドンッ

上条(オレはあの子が好きだ・・・)

上条(それだけは昔のオレには負けねぇ!!)グッ

上条「行こう・・・あの子を迎えに・・」ゴシゴシ

~学園都市~

ジャッジメント

美琴「初春さん今日元気ないねぇ~?」

黒子「そうみたいですわね」

佐天「川添さんって人がいい人じゃなかったんですかね~」

初春「違います!」

佐天「初春・・・」

初春「川添さんはものすごく強くて・・・いい人でした・・・」

美琴「・・・・・」

美琴「私・・・ちょっと出てくるね・・・」ボソッ

黒子「お姉様?」

美琴「初春さんのあんな姿見てられないもの・・・」

佐天「御坂さん・・・」

美琴(初春さんまた元に戻っちゃったみたい・・・)トボトボ

美琴(なんでかな~・・・?)ウーン

美琴(剣道始めてからは毎日楽しそうだったのに・・・)

美琴(今の私にはどんな言葉をかければいいかわからないの・・・)

美琴(こんな時・・・アイツだったら・・)ピタッ

美琴「・・・・・」

美琴(いない奴のこと考えてもしょうがないか・・・)ハァー

美琴(なにやってんのよ・・・アイツ・・・)

??「ハァハァ・・・・」

美琴「っ!!!!?」ドキッ

美琴「えっ?・・・・」ポロポロ

美琴(こんな時に・・・)

美琴(嘘よ・・・)

美琴(どうして・・・なんで・・・)

美琴(頭の中の考えがまとまらない・・・)グスッ

美琴(こんなこと・・・)

美琴(もう二度かなわない願いだと思ってた・・・)ブワッ

美琴(お願い!夢なら覚めないで!!!!)グッ

上条「元気だったか?・・・ビリビリ?」ニコッ

美琴「アンタ今までどこ行ってたのよぉぉ!!!」ブワッ

上条「ちょっとな・・・」

美琴「私たちが・・・初春さんがどれだけ心配したと思ってんの!!!」

美琴「バカ・・・バカ!バカ!!バカ!!!」ガシッ ドンッ ドンッ ドンッ

上条「・・・・・」フー

美琴「なんでアンタがここに・・・」グスッ

上条「実はな・・・ってことなんだ・・・」

美琴「じゃあ初春さんはそれで・・・」グッ

美琴「初春さんはねぇ・・・初春さんはねぇ・・・」グスッ

美琴「もう昔のアンタのことなんて思っちゃいないわよ!!!」ブワッ

美琴「今のアンタが好きなのよぉぉ!!!!」グッ

上条「もう迷わない・・・決めたんだ・・・」

ブブー ブブー

美琴「黒子・・・?」ゴシゴシ

黒子「初春が思い詰めた顔で出て行ってしまいましたわ?」

美琴「わかった」ピッ

美琴「だってさ?これからどうすんの?」

上条「飾りに会う・・・会って言うんだ!!」グッ タッタッタ

美琴「ちょっとアンタ場所は?」

上条「わかってるって・・・あそこしかねーよ!!」タッタッタ

美琴「・・・・・」

美琴「これで・・いいんだよね・・・」グスッ

~公園~

初春「・・・・・」

上条「・・・・・」カツカツ

初春「っ!!!!?」ドキッ

初春「当麻・・・さん・・」

初春「どうしたんですか・・・」

上条「・・・・・」

上条「ゴメンな・・・飾利・・」

初春「当麻さん・・・」グスッ

初春「・・・当麻さん!当麻さん!!当麻さん!!!」ギュッ

上条「ゴメン・・・ホントにゴメン・・オレ・・バカだから」ギュッ

初春「いいんです!」グスッ

上条「やっぱりオレ・・・飾利のこと・・・大好きだよ・・」ギュゥゥ

初春「当麻さ~ん!!!!」ブワッ

上条「ちょっといいかな・・・?」バッ

初春「当麻さん・・・?」スタッ

上条「・・・・・」

上条「上条当麻は・・・初春飾利を愛しています・・・世界中の誰よりも・・・」

初春「当麻さん・・・」カァァァ ギュゥゥ

上条「あっ、ちょっと飾利?」

初春「もう何も言わなくていいんです・・・当麻さんはバカですから♪」ギュッ

上条「それはちょっとひどくない?」

二人「・・・・・」

二人「あははははははっ」

初春「そうですか・・・こっちには戻ってこないんですね・・・」

上条「あぁ・・・部活が休みの時はみんなを連れて遊びに来るよ!」

初春「じゃあ一日一回はメールして下さい!」

上条「あぁ!約束する!」

初春「絶対ですよ!」

上条「・・・・・」

上条「タマちゃんより強くなってやれ・・・」

初春「はい・・・」

上条「オレもがんばるから・・・」

初春「当麻さん・・・」

上条「じゃあな!」チュッ

~5年後~

聡莉「キリノ先輩おなか大きい~!」

千葉「いや~もう8ヶ月だからね~」エヘヘッ

勇次「コジロー先生は?」

千葉「当麻君の晴れ舞台だって言うのにパパは剣道部の大会だって~」ハァー

千葉「それより勇次君!タマちゃんとはどうなの?」ニヤッ

勇次「いや~それが全然進歩なくて・・・」アハハッ

千葉「タマちゃん久しぶり~」

珠姫「どうもです!」ペコッ

宮崎「サヤ先輩は?」

千葉「あぁ~サヤは南アフリカにダイヤモンド堀に行くって一ヶ月前から・・・」

栄花「サヤ先輩は変わらないな~」

千葉「みんなも全然変わってないよ?」ニコッ

佐天「いや~初春が結婚かぁ~!何かすごいですね?」

黒子「初春に先を越されるとは思いませんでしたわ?」

美琴「そうかなぁ~?」

美琴「あの時点では初春さんが一歩リードだったと思うけど~」

佐天「いいじゃないですか?みんなで後に続きましょう♪」

美琴「いいなぁ~ウエディングドレスきれいだな~」

美琴「私も早く着てみたいなぁ~」

美琴「ねっ!あっ君♪」ニコッ

一方「あっ君はやめろっつってんだろ!!!」ムカッ

佐天「御坂さんがこの人とくっつくとは思いませんでしたね・・・」

黒子「まったくですわ・・・」ハァー

あっ君・・・? ちょっと何言ってんの分かんないです

神父「では二人の永遠の愛を誓いますか?」

上・初「誓います・・・」

一同「ヒュ~ヒュ~」ピーピーッ

初春「じゃあブーケトスいきますよ~♪」

初春「せ~の!!!」バッ

千葉「私はもういいからさとりんがんばってね?」

聡莉「取れたらいいなぁ・・・」アハハー

宮崎「ダン君あたし絶対取るから~」キラキラ

栄花「がんばれ~ミ~ヤ~ミ~ヤ~」

勇次「タマちゃんはいいの?」

珠姫「興味ない・・・」

美琴「あっ君!私取るよ♪」

一方「絶対取るな!!いいか!!絶対だぞ!!」

佐天「初春私の方に投げてくれないかな~」

禁書「このブーケはね?インデックスが取るんだよ!」

黒子(フフッ!)ピシュン

黒子「いただきですわ~」パシッ

佐天「ちょっと白井さんずる~い!!」

美琴「卑怯よ!黒子!」

宮崎「それはあたしのだからよこせっつうんだよ!」バタバタッ

禁書「それはインデックスのだよって言ったのに~」

ドタバタ ガシガシ

上条「なにやってんだ?あいつら・・・」ハァー

初春「いいじゃないですか!楽しそうで♪」ニコッ

上条「あのさ・・・一つ聞いていい?」

初春「なんですか?」

上条「病室の時の漫画みたいなセリフってなんだったの?」

初春「うふふっ・・・・禁則事項です♪」ニコッ

上条「・・・そっか・・まっ!いいや!」

上条「これからはずっと一緒だな?」ニコッ

初春「はい!もうどこにも行っちゃダメですよ?」

上条「わかってる!もうどこにも行かないよ・・・ずっと一緒だ・・・」

チュッ

オレ・・・上条当麻は・・・初春飾利を愛しています・・・世界中の誰よりも・・・

           - E N D -

みなさん本当にどうもありがとうございました。

一週間という長い間みなさんの支援・保守のおかげで完走することができました!

進行が遅くご迷惑をおかけし大変申し訳ありません・・・orz

自分としては結構楽しく書かせていただきました。

また書きたいと思います!

何か案とか感想とかあれば書き込んで下さい!

みなさんお疲れ様でした!

【レス抽出】
対象スレ:美琴「アンタ・・・名乗り出ればヒーローよ?」
キーワード:その幻想

抽出レス数:2


【レス抽出】
対象スレ:美琴「アンタ・・・名乗り出ればヒーローよ?」
キーワード:ぶち殺す

抽出レス数:3

外野しかそげぶしてないという珍しいSSだったな

      _ハ,_yv-∧/}        -――- _     /: / : : / : : : ヽ:\ヾ、:\: : : : : : >
   {\∠ >┘ o└r'^V⌒)/.:.::.::.::.::.::.::..:.::.::.::.`丶/: / : : : |: : :| : :│i小、\: ヽ: : :\\
   く(⌒V⌒)<人_>v< >::.::./.:.::.::.::.::.::.::.:⌒∨|: : :i: :|: : :| : : j∧i:_|  `V^\ : ∨:\ーァァ=-、

  乙(_  O 人__〈_人__x< `⌒>V.:./.::.::.::.::.::.::}.:.::ヽ:ヘ|: : :i:八 : :i: : //j斗-、    }: : \__∨/   >―yヘ、
  ∧ (V厂:∨::::/:::::/:::::∨勹  )゚ ∨.::./::.::.::.::.:| :.::.::';ハ: : l:⌒\|∨  弋沁 ′_>v'´ ̄: : : : :`丶/⌒}_/   >
  ///::V/:::/::::/|::::/|:::::i::|∨:\人∧>メ::.::/.:: /|::.::.i::.}:: | : ⅣYr芯    ¨´/: : :〃: : : : : :く⌒\{ /: : :`ヽ/
<::::::::i:::::厶::L 土|-」 |:::::i::|:::::::::〈__ レ仏イ.::.:;'.::.:/=ト/::|.::|:: |\小ゝ)沙 ,    /: : : : :⌒\ : : : : 〉  入 :`ヽ: : : \
/ :: /|::::::|fア示ミ   \|人:::/::/:::::V'::}ヾV/厶‐くⅣ ;'::.:|\ヽハ   /⌒7 : : : : : : : : : \: :{__/ ∧: : :\: : :
厶イ.八::从弋)ソ     =ミ\/::/:::::::ノ-''     r'::リ ル /::.i::|  V| : ゝ {   /´ /: : : ムヘ: : : : : ヽ: : :ん-{_入: : : : \
. 八{. `       r尓ハ ∨:::://     ,  ヽン厶イ ::.:i::|   | : {:.: :{>イ: : ' : {: :{ `\: : : ∧ : 从: :ノ : \: : : : :\
_厶::::ハ       ' ヾ)ンノ/:::::乂 、      ∧::.::.::i::|   |: ∧: :∨:.|: : i: 八: : 、  ∨/匕∨ ∨⌒ヽノ\_: : : :
_∠...∧  f^  、    厶イ::(丶   ー'   .::.::.!\/:/   ∨ 〉∨: :|: 八: : ヽ:ィ\    弋芯^   }∧: : :ヽ>‐
:::::::::::「     ー     イ::.ヽ∧:ゝ > _. <|::.::.i::.|: ∨      {__{: : :Ⅵ: :ヽ: : Yf示    `¨´   rヘ ゙̄ヽ: : : :
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  \:::::::ヽ/:::::::::/厶-―ヘ|      / ゚+、 ゚+、  *゚ ・゚   \      。.*゚  | /  ゙̄「  ノ \ jj  i
\__>、厶___ノ      |     ∩    *。  *。   +゚   ∩    *     |/⌒\ しヘ、 く ||  i
     亡〕   /'⌒   | (´・ω・`)      +。   +。  ゚*    (´・ω・`)      |    `\}  i\   || 〔
     //∧  人    __| と   ノ      *゚  *゚   ・    .。ヽ、  .つ    |-―…―ヘ  i  \iリ
   /{ /ハイ⌒ }  ∧  |  と、ノ     ・゚  ・゚    +゚   *  ヽ、 ⊃    ト、  ‐-=-ム i
_ /  ∨  }\ ヽ/  >、|   ~∪    *゚  *゚     *   .+゚     ∪~    ☆ ト、\   /ハ i     \
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